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提督たちの憂鬱 設定スレ 艦艇編 その5

1ham ◆sneo5SWWRw:2011/05/20(金) 18:19:57
前スレが950超えしましたので、新しいスレをたてさせて頂きます。。
その4が1000に達したら、こちらに移動してください。
以下にある本スレに関する事柄は、よく読んでおくようお願いいたします。

戦艦・空母といった海軍艦艇や海保巡視船など、艦船に関する考えた設定とそれらに対する忌憚無き意見をこちらに書き込んでください。
設定が投稿された場合、採用後に問題を起こさないためにも、意見は出来る限り書き込むようお願いします。

なお、このスレは提督たちの憂鬱に関するスレであり、現実で起きている問題などについて語るスレではありませんので、そのような全く関係ないことついての書き込みはお止めください。
また、相手を挑発したり貶めたりするような文章で書き込むことは他の参加者への迷惑以外の何者でもありません。
ですので、どんなに苛立たれても、他の皆様の迷惑にならないために、抗議に関しても丁寧な文章で書き込まれるようご協力願います。

77名無しさん:2011/06/20(月) 05:31:25
曳航ソナーを使うときは速度も運動も制限されます。ダッシュする時は
しまうか、しまう暇もないときはトカゲのシッポになります。
結局、ソナーが効く速度だと探知範囲から逃げられる、追いつく速度だと
聴こえないという問題は解決できないわけです

78名無しさん:2011/06/20(月) 08:12:19
要するにこの時代に出てくる高速潜水艦は数で押しつぶすしか対処法はないんですね。
ソナーなんて高価な装備をしても追いつけず量産性を下げるだけになってしまう。
なんだか、前に議論されていた航空機で戦艦を撃沈するのが著しく困難な時代にはいった。のと同じで
高速潜水艦をソナーで捕らえて撃沈するという現在では常識とも言えることが著しく困難になった時代ということですか。
こうなってくると史実で米軍が大量生産したひたすら簡易に設計されたフリゲート大量生産のほうが良いかもしれませんね

79攻龍 ◆N7DVv.HogQ:2011/06/20(月) 09:47:50
>潜水艦と狩人
史実日本ぢゃあるまいに、潜水艦相手に1対1挑む(なんでも単艦で処理する)必要はありません。
その史実日本でも一応は複数で挑む予定になっていました…実際のところは頭数が足りずに1隻で挑むハメになりましたが。

この時代のソナー性能では何を頑張っても一定の速度以上では探知不能になるのはやむを得ません。
だったら…ハンターとキラーを分けて挑むしか無いでしょう。
ハンターはソナー有効速度で航行し、目標をロストしないようにする。
キラーはハンターが目標を補足すると全速で駆け寄り、火力を叩きつける…。

運動性に優れる潜水艦相手には水上艦は速度と数で挑むしかありません。
探知のためには速度を落とす必要はありますが、そのために初めから速度を犠牲にする必要はないかと。

>米国フリゲート
護衛駆逐艦のことでしょうか?
あれ…艦隊型よりも対潜性能は高いのですよ。
機関の都合でやむを得ず積まれたディーゼル艦はともかく、タービン艦は平甲板型よりも強力な戦力とみなされていましたし。

言葉通りのフリゲート艦…PFタコマ級でしたらゴメンなさい。
ただ、あれ…米海軍での評価は低いのです。
というより、殆ど海軍での運用は行われていません(これは、海軍はタービン機関がメインのためレシプロ機関の教育が不十分なため)。
そのためコーストガードでの運用がメインとなり、近海での船団護衛や気象観測艦がわりに使われていました。

80名無しさん:2011/06/20(月) 14:08:17
性能だけ考えれば速度は高いほうがいいですが、数がいる艦艇ですのでコスト
の問題があります。大体同じ排水量の米護衛駆逐艦の例でも、21ノット
で妥協すれば6000馬力でいいですが、24ノットだと12000馬力、27ノットだと
20000馬力の機関が必要になってます。史実アメリカでも大戦中に27ノット出せる
大馬力機関を護衛駆逐艦まではまわせず、21ノットと24ノットの護衛駆逐艦で妥協しましたから
史実アメリカよりは金がない憂鬱日本では数百隻単位で必要な船団護衛駆逐艦を松型で揃えるのは無理でしょう

81名無しさん:2011/06/20(月) 14:56:21
史実アメリカをモデルにはするのは憂鬱日本には厳しすぎますよね。
あの国ほど体力も国富も無いの無い無い尽くしでは、>>72の松型を揃えるのは困難極まりない。

82辺境人 ◆WvgPQuc/WQ:2011/06/20(月) 16:16:48
後部甲板を拡大して対潜ヘリを1機でも搭載できるようにすれば天候に左右
されるとはいえ速度が遅くても攻撃と探知を1隻で行えるようにならないかな?
中国海軍の江衛型フリゲートは2千トン程度でも対潜ヘリを搭載してるし初期の
ヘリはまだそんなに大きくないから不可能ではないと思うけど……やっぱり
航洋性能とかあちこちに問題が出るかな?

83yukikaze:2011/06/20(月) 17:57:12
だってそもそものコンセプトが

「第二次大戦型の護衛駆逐艦(フリゲート)だと時代の進歩に取り残されて
大量の在庫を抱えたままになってしまうことの回避」ですもの。

正直な話、松型を数百隻も建造する予定なんて更々ないですよ。建造しても精々が
数十隻単位でしょう。(計画段階でも100隻ちょいではないかと)
勿論これだと「幾ら何でも少なすぎる」「船団護衛舐めているのか?」となる訳ですけど
衝号作戦を計画する段階においては、合衆国の通商破壊作戦の頻度については、大分低くなると
見積もられるのと、欧州戦役での地中海での激闘で「対空能力を更に増やせ」という戦訓が出ているでしょうから
(阿賀野級前期型が軒並み戦没している)数に我慢する代わりに、個艦性能あげることに注力するんじゃないでしょうかねぇ。

ついでに言えば、大量に護衛艦作っても、海上護衛総隊にそれを捌けるだけの人材のプールがあるのかどうかという
問題もあるわけですが。

84 テツ:2011/06/20(月) 18:09:30
>>83
現役の少佐、大尉クラスで船団護衛や対潜戦に精通している人間には限度がありますわな

85名無しさん:2011/06/20(月) 18:11:10
拡大した勢力圏における船団護衛を考えると少ないというのは問題です。
確かに、アメリカと戦う当初の予定では数十隻でも十分かもしれませんが現状では西海岸から南米太平洋岸まで勢力圏になり尋常じゃないほど広大です。
恐らく予定されていない規模でしょう。
しかも戦後は決して平穏ではなく何時火を噴くか解らない熱戦状態。いつ誰が手を出してくるかわからない訳です。
そんなときに数を揃えず性能を追求した艦艇を造った挙句、広大な海上航路を守る為に数が足らないでは護衛駆逐艦として造られた意味が薄れます。

86攻龍 ◆N7DVv.HogQ:2011/06/20(月) 18:32:45
>護衛駆逐艦と数
全部を護衛駆逐艦(DE)で賄う必要はないのでは。
低速ながら必要最低限の装備を有したフリゲート(PF)やコルベット(PG)…日本式に言えば数の子海防艦を平行整備すればいいのでは。

どうせいくら建造費や人員があったところで全数を高性能護衛艦で賄うことなんて出来ないのだから…。
それにこのクラスの低性能艦なら譲渡したところで戦力としたら微々たるものですし、相手としてもあって困るものでもなし…。

87ta152h1:2011/06/20(月) 19:31:24
鵜来型海防艦
基準排水量:950t
全長:78.8m
全幅:9.1m
機関:艦本式ディーゼルエンジン2基2軸
出力:4,200hp
速力:19kt
航続距離:16kt/5,000海里
武装:50口径76mm単装速射砲2基2門
   70口径20mm連装機関銃4基8門
   178mm二四連装対潜迫撃砲(ヘッジホッグ)2基
   爆雷投射機12基
   爆雷投下軌条2基
   爆雷100個

護衛駆逐艦補助を目的に造られた海防艦
艦体性能は史実鵜来型海防艦に準じたものだが武装は新鋭76mm砲を装備しヘ
ッジホッグを装備しているので爆雷搭載数、投射機ともに減少している

88名無しさん:2011/06/20(月) 20:27:50
ふと上の方でフィンランドん海防戦艦について挙がっていたので思ったのですが
タイ王国海軍が当時の国力で持てて、且つまともに運用できる艦艇のトン数と大きさはどのぐらいの物なのでしょうか?
後、福建共和国が持ちうるものも出来ればお願いしたいです

89名無しさん:2011/06/20(月) 20:58:02
よく知らないけど「Wikipedia」で「タイ王国海軍艦艇一覧」、「トンブリ級海防戦艦」、「コーチャン島沖海戦」の項目を見ると史実のこの時点で過去最大のものはトンブリ級海防戦艦の
常備:2,015トンみたいです。
ただし過去といっても憂鬱世界でタイ・フランス領インドシナ紛争が起きているかどうかは不明。

90ham ◆sneo5SWWRw:2011/06/20(月) 21:34:25
>>89
第十八話参照

91名無しさん:2011/06/20(月) 21:57:44
言われてみればたしかにそうでした、すみませんすっかり忘れてました。

92:2011/06/20(月) 22:52:30
久々に創作意欲が沸いたけど、先を越された…

乙型海防艦
基準排水量:980t
全長:78.8m 全幅:9.5m
機関:艦本式ディーゼルエンジン 2基2軸 2,400HP (甲型はタービン2基)
最大速力:16.5kt  航続性能:14kt/6,000浬
89式40口径12.7cm両用砲   単装 2基(防循付き砲架、甲型は76mm連装速射砲2基)
20mm機銃          単装 8基(甲型は連装6基)
4連装375mm対潜ロケット砲 2基(甲型はヘッジホッグ1基)
爆雷投射機   2基(甲型は10基)
爆雷投下軌条 2基

帝国海軍は第一次世界大戦の戦訓に基づき出来る範囲で船団護衛部隊(海上護衛総隊)の整備に努めていた。
その成果は第二次世界大戦勃発後の対独Uボート戦に遺憾なく発揮され、彼らの努力の正しさを証明する事となる。
当時日本の海上護衛総隊は条約時代からの旧式艦艇の他に、高性能な松型護衛駆逐艦(>>72)、
そして前世の丙型海防艦を大型化し電子機器と防空・対潜装備を強化した甲型海防艦の戦時量産を始めていた。
甲型海防艦は生産の容易な蒸気タービン搭載、小口径速射砲を4門装備し、対潜兵装も多数装備し、
一部英にも輸出しており評価も高かった。

しかし戦況は一転し、急遽対米戦の機運がおこるにつれ日本のシーレーン護衛計画に支障が生じる。
元々欧州戦のみ行う予定であった所で対米戦が急浮上したため
大量の訓練された人員を要する護衛船舶への乗員育成が全く追い付かなかったのである。
対米戦備が間に合わない、というのは護衛船舶に限った話ではなかったが、
嶋田長官が「戦いは数である」という方針に習い、シーレーン護衛方針も割り切ったものに変化していった。

いくら銃後の無い護衛戦とは言え、高脅威海域と低脅威海域は存在する。
「低脅威海域では極力省人員でカバーしつつ、高脅威海域では松型を軸にした強力な布陣で挑むべし」
と言う事で、高性能な松型護衛駆逐艦に質の面で依存する一方、とにかく省人員で回せる大量の戦時量産艦…
として甲型海防艦が改設計され、乙型海防艦が登場する事となる。

本艦の特徴は、何より省人員化である。
まず生産の容易さと扱いやすさによって選ばれていたタービン機関を要員の少ないディーゼルに変更。
コストパフォーマンスに優れる為、商船用に開発が進んでいた為高出力かつ高安定化が図れており、
信頼性も及第点に達していると判断されている。
対空兵装は、76mm速射砲から、これまた人員削減という事で12.7cm両用砲に変更。
同様に機銃の構成も変化している。
いくら省人員化とは言え船団護衛の主役である対潜兵装は安易に減らす事ができなかったが、
前世ボフォース対潜ロケット砲を元にした新型対潜兵器の量産が始まっており、これを2基搭載すれば
十分高い対潜能力が維持できる、という見込みが立った事により投射機の大幅削減を図っている。
他にも配置人員の徹底的な最適化を行っており、甲型海防艦から比して2割近くの人員削減を達成、
居住区画の広さは変わらなかったため、余裕を持って設計された松型護衛艦並みの居住性となっている。
一方で、人員が削減されたという事はいざ負傷者等が出た際に代替人員が確保し辛い事、
ダメージコントロール能力の大幅低下などが指摘されていたが、
「人が足りないから仕方が無い」「後方ならば被害は少ない筈である」という理由により退けられた。

実戦ではやはり被害発生時の対応力の脆さは現れており、敵航空機の機銃掃射であっさり防空戦ができなくなる、
小規模な火災でも戦闘不能になる、といったような問題は発生していた。
しかし兎に角数を揃えられた事、対空・対潜性能自体は日本製だけあって良好とされた事により、
総合的には優れた護衛艦として後世において評価される事となる。
もともと松型護衛駆逐艦と違って使い捨てる予定であり、戦後はほとんどが売却か廃艦となった。

93名無しさん:2011/06/21(火) 01:05:57
人員の問題は予備士官の動員と、普通では14年ぐらいはかかる艦長を、軍歴4年ぐらいで
やる未熟な艦長に、対潜作戦を促成教育することになるんでしょうな。
士官もそうですけど、水兵も不足するでしょうからこんなものを

占守型海防艦
基準: 1,180 t
全長 94 m
全幅 10 m
機関 ディーゼルエレクトリック 電動機4機6000馬力
最大速力 21ノット 航続距離12ノット/10800浬
武装 40mm機機関砲3基
   2式305mm対潜迫撃砲3連装2基
乗組員数 100名

夢幻会の人間は前世の知識と今生の教訓により、船団護衛の重大さを理解していたが
いざ航路を防衛するために必要な数を計算したところ、その数の多さにきがとおくなるような
思いがしたと言われる。艦の数もそうだが、それを運行する人間の数もまた膨大なものになることが
判明したからである。そこで、可能なかぎりの自動化省力化を推し進めた船団護衛用の海防艦の建造が
決定された。主基は、日本艦では少ないディーゼルエレクトリック式を出力を配電盤で遠隔操作できる
という利点から採用、40mm機銃の砲架は電動で旋回し、レーダーと連動して自動照準、対潜迫撃砲も自動装填ができず
人力での装填になるヘッジホッグではなく自動装填式で、砲架が全周回転し、ソナーと連動して発射できる二式対潜迫撃砲を搭載している
そのため、通常このクラスで必要な人員は150名程度なところを100名まで削減したが
居住空間は従来と変わらなかったため、居住性能はこのクラスでは破格といっていいものとなった。
また、乗組員が艦外へ出ることなく戦闘できるため、徴兵された経験の浅い水兵達に好評であった
その反面、ダメージコントロール能力が限定されたものしかもてなかっが、雷撃されればどのみち沈む、
数をそろえるほうが重要だとされた

94名無しさん:2011/06/21(火) 01:36:14
二式対潜迫撃砲
口径:3連装305 mm
砲弾重量:180 kg
炸薬量:94 kg
射程距離:350 〜 1000 m
沈降速度:13.5 m/s
装置重量:35t (51発/17回分の砲弾込み)

スピガッド式のヘッジホッグは装填が人力なため迅速な装填ができないこと、
自動化に限界があることから、史実リンボーを参考に開発されたブランストークス式の3連装大口径対潜迫撃砲。
投弾パターンは一辺40mほどの三角形であり、発射時に自動的に設定された深度で爆発し、至近距離での爆圧で
ダメージを与える。2基搭載された艦は同時に発射され六角形のパターンを描く。
砲架は安定装置がついており、艦の揺れの影響を最小限にしている。また砲身の下には
51発/17回分の砲弾を収めた弾倉が存在し、自動で装填される。砲架は全周回転するため、搭載位置は
ヘッジホッグと違い、艦の前部以外でも爆雷の前方投射が可能になった。
仰角は固定であるが、発射時のガスを逃がすベント弁がついており、これにより距離を調整する。

95:2011/06/21(火) 20:00:35
>>93
乙です。うーん、同じコンセプトなのに上を行かれた感が。
人員削減もそうですが、未来知識を取り入れた近未来的コンセプトがナイスですね。

二式対潜迫撃砲の装填法はちと謎ですね。前装式(ストークス式)の迫撃砲を弾倉で自動装填とはどういう構造なのかが気になります。
リンボーの前身であるスキッドは傾斜して縦一列に並んだ3連砲身を横に倒し、甲板下の弾庫から架台を通じて挿入する方式だったようです。
弾倉自動装填というとボフォース対潜ロケット砲と同じですが、あれは後装式だからできる構造ですし。

9693:2011/06/21(火) 22:11:12
自動装填式の迫撃砲は後装式ですので、二式は後装式を想定しておりました。もし
後装式の迫撃砲の形式が違う名前なら不勉強ですいません。

97:2011/06/21(火) 23:09:54
>>96
ストーク・スモーターの項目をwiki辺りで見ても分かりますが、
筒(砲身)に装薬付砲弾を砲口から挿入し、基部で装薬を起爆させる方式のもの。
なので、あえてストークス式と言うとやはり前装式となる筈です。
スキッドもリンボーも、装填方式が違いますが前装です。

ホントのトコはやはり短魚雷が使えれば、人手を喰う面制圧の必要性が下がるんですけどね。
航空機からの投下式のものなら米が大戦中に使用してたのですが、
艦載型は50年代中盤以降からなんで、まだちと早いかな。

98攻龍 ◆N7DVv.HogQ:2011/06/22(水) 02:45:03
大量生産前提の護衛艦(海防艦)で盛り上がってますので、
以前"設定スレ その3"の>914にupしたやつのリニューアルで挑んでみます。
といっても皆様の下位互換級ですが(笑)

800t型(ex乙型)海防艦 (攻龍 私案②)
基準排水量:800t
全長:70m 全幅:9m
煙突:直立型1本
主機:ディーゼル電気推進 (ディーゼル機関×2基 発電機×2基 直結電動機×1基) 1軸推進
機関(電動機)出力:ディーゼル機関 1500馬力×2基 電動機 2,300馬力×1基
最大速力:17.5ノット
航続距離:12ノットで8,500浬

武装
・45口径127mm単装高角砲 2基【前後各1基】
・70口径40mm単装機関砲 4基(後期には2基追加)
・20mm単装機関砲 8基
・対潜爆雷砲(ヘッジホッグ)1基【艦橋前1基・旋回式】
・爆雷 60発(投射機 4基および投下軌条 2条)

<解説>
・概要
WW1、WW2初期での欧州派遣の経験から、とにかく船団に張り付いて直接護衛をするフネが大量に必要だったので、性能低下には目を瞑って用意された。
・船体
量産性最優先のため、直線構造や軟鋼を多用したブロック工法を用いた。
それでも船体の大多数は2重構造となるなどダメコン対策は施された上、復元性・安定性と凌波性優先の船体構造とされた。
そのため速度発揮には不利な形状となり、護衛艦としては最低限の速度しか持てなかった。
・機関
(高品質軽油でないと使えない)燃料問題と、潜水艦探知の際の静音性に不利といわれたディーゼルだったが航続距離の面では有利だった。
そのため速度低下は招くが、燃費や騒音問題で有利になる電気推進を採用する事となった。
これは各種艦艇の機関を可能なかぎり統一する方針に基づき、新型潜水艦用機関を半分流用することで大量入手のめどが立ったこと、直結モーター採用で更なる低騒音性が望めたこと、減速ギア廃止により生産上のネックが無くなったことが決定打となった。
また推進器が1軸ということでダメコン対策上不利と言われたが、これは小型船体のため大規模被害発生時にはあまり効果がないことや、2軸化することによる重量・容積面の不利や工作・操作の煩雑化を嫌ったことで決められた。
・武装
小型の船体には過大な兵装とも言えたが、これは主要艦艇と共通した装備を持つことで、乗組員の入れ替わりがあっても早期に慣れるように工夫されていた。
対潜兵器の主力は前投兵装ヘッジホッグであり、爆雷は補助装備となっている。これは多数の爆雷が小型船体には(重量・容積で)負担になるうえ戦法の変化があったことが大きい。
 
・総括
護衛駆逐艦や欧州派遣型海防艦に比べると量産性は大きく向上したものの、小型船体からくる不利はやはり大きかった。
特に速力面ではかなり不利であり、高速の優等船団には追従するのが精一杯であったといわれた。
ただ、対潜部隊が心置きなく任務に専念できる等の船団直衛艦としての価値は大きく、その存在は地味であったが必要不可欠なものであった。
戦後は簡易構造・弱装備故に早期に退役し、海外に譲渡されたり解体されるなどしてその姿は早期に消えていった。

99名無しさん:2011/06/22(水) 15:27:28
短魚雷は高いですからね。いまでも短距離対空ミサイルより短魚雷のほうが高いくらいです
後この時代だと短魚雷というか魚雷全般の信頼性が爆雷より低いですしね。
リンボーの装填方法は調べてみたら、スクィッドの装填方法を機械化したやつでした

二式対潜迫撃砲第2案
口径:3連装305 mm
砲弾重量:180 kg
炸薬量:94 kg
射程距離:350 〜 1000 m
沈降速度:13.5 m/s
装置重量:35t (51発/17回分の砲弾込み)

スピガッド式のヘッジホッグは装填が人力なため迅速な装填ができないこと、
自動化に限界があることから、史実リンボーを参考に開発されたブランストークス式の3連装大口径対潜迫撃砲。
投弾パターンは一辺40mほどの三角形であり、発射時にソナーで探知した潜水艦の深度に自動的に設定された深度で爆発し、
至近距離での爆圧でダメージを与える。2基搭載された艦は同時に発射され六角形のパターンを描く。
砲架は安定装置がついており、艦の揺れの影響を最小限にしている。再装填は砲身を水平に
倒した位置に装填機が設置してあり、前から爆雷を押しこむ自動装填式である。なお爆雷は1基あたり
51発/17回分の砲弾を収納している。砲架は全周回転するため、爆雷を艦の全方向に投射することが可能で
未熟な乗組員だらけで、低性能の海防艦での対潜水艦作戦が容易になった。
発射時の仰角は固定であるが、発射時のガスを逃がすベント弁がついており、これにより距離を調整する。

100yukikaze:2011/06/22(水) 21:44:42
松級とのハイローミックスのロー。

5号型駆潜艇 
基準排水量=5000t
全長=65.5m 全幅=8m
主機出力=艦本式ディーゼル2基2軸・4,600HP
最大速力=20kt   航続距離=14kt/2,000浬
武装
ボフォース40mm連装機関砲 1基(前部)
ヘッジホッグ 1基
爆雷 48個

(後に短魚雷を搭載する計画あり)

(解説)
日本海軍は高脅威度の海域の護衛として松級を建造する訳だが、
如何せん松級は(コスト低減を可能な限り追及したとはいえ)従来型護衛艦と比べると
高価な艦であり、とてもではないが100隻オーバーの建造など出来るものではなかった。
(これには艦隊型駆逐艦との人員の取り合いの側面から、必要数の人員を確保するのに悲観的だったのもある)

その為、海上護衛総隊としては、低脅威における海上護衛、並びに浅海における
潜水艦狩りの主役として、本級を建造することにしている。
本級は、数をそろえることを優先している為、ありとあらゆる性能を切り詰めている。
航続距離はトラックまでいける程度。砲火力も最低限の自衛用。速度も護衛として最低限。
削られなかったのは対潜能力だけと言っても良かった。

もっとも、この割りきりにより、急速に戦力化することに成功し、主に舶地防衛に
活躍する一方で、船団護衛にはかなり苦労し、後に「日本海軍は船団護衛を軽視していたのでは?」
という批判も出ることになる。

101辺境人 ◆WvgPQuc/WQ:2011/06/22(水) 21:52:51
>>100
排水量のケタが間違ってますね。一瞬「超大型駆潜艇?」と思ってしまいましたw

102yukikaze:2011/06/22(水) 22:12:39
>>101
失敬。500tが正解です。

103:2011/06/22(水) 23:08:12
機銃は40mm1,2丁のみってのがトレンドなんでしょうか。
自分でも数減らすといって徹底が甘かった…

あと、名無し様と攻龍様の艦がディーゼルエレクトリック方式になってますが、
現実、高い&重いで主流になれなかった本方式を数百隻作る護衛の主力に使うのって問題になると思うですけど…

>>100
幾らなんでも500tは小さすぎはしませんか?
740t程度の史実丙・丁型海防艦って小型化のあまり外洋航行にかなり支障があったとの事なので、
このサイズだと本当に近海でしか行動できなくなる気が。
数の上では船団護衛の主力となる艦種が外洋航行できないとなると、
ハイローミックスとは言え松型しか外洋で護衛できる駒が無いわけで、流石に不味くないですかね。

104yukikaze:2011/06/22(水) 23:26:32
>>303
流石に過激すぎますかw
確かに松とこいつのハイローは、衝号作戦が成功しなければ成り立ちませんしねぇ。
代替策として、1,200t〜1,400tクラスの護衛艦1つに纏めましょうかね。

105攻龍 ◆N7DVv.HogQ:2011/06/22(水) 23:43:09
>>103
おひさしぶりです。
ディーゼル電気推進ですが…私の場合は
・機関製造の統合(潜水艦用機関を流用することで量産効果を上げるため)
・減速ギアを省くことで製造のネックを無くす&騒音問題の軽減を図るため。
・ディーゼル主機の効率がいい部分を使うことで巡航時の燃費向上を図るため。
・電気推進化による速度調整の容易さ…乗組員の技量問題を軽減するため(なんか後付っぽい…)

これらのメリットから、デメリット(ご指摘のように重量・価格面ですね)を上回る…と思い採用してみました。


>>100
駆潜艇としては大型ですが…⑨さんの指摘のように本当に近海用としてしか使えない気がします。
あと主砲が40mmということは…対空射撃優先ということですね。

106:2011/06/22(水) 23:49:02
>>104
海保が排他的経済水域をカバーする、として500t級巡視船を量産していたので、
500tだとその程度(沖合200浬)の海域しか活動できない、という事ではないでしょうか?とすると船団護衛には厳しいかと。

艦隊型駆逐艦の対潜装備を怠る事も無いでしょうし、護衛艦のハイローって難しいのかもしれませんね。

10793:2011/06/22(水) 23:58:46
>>103
史実アメリカでディーゼルエレクトリック式のキャノン級とエドサル級で150隻ぐらいつくってますし、特に問題には
ならないと思いますよ。むしろ蒸気タービンやディーゼルをそのまま使う場合、減速ギアの生産の問題があります。
減速ギアがいらないというのも電気推進式の利点の一つで減速ギアの生産が間に合わないから
、大戦中のアメリカ護衛駆逐艦の内、電気推進式でない艦は4割です。

まあ、私の案の場合コントロールのしやすさで選びましたので、
蒸気タービンやディーゼルにしてもいいんですが。
史実アメリカの護衛駆逐艦も、船体や武器システムは同じで、機関だけ替えているのがありますし
蒸気タービンだと乗組員数120名ぐらいに増やす必要があるでしょうが

108yukikaze:2011/06/23(木) 00:21:26
松型護衛駆逐艦(もっと安く。もっと多くver) 
基準排水量=1,400t
全長=105.0m 全幅=10.0m
主機出力=艦本式タービン2基2軸・20,000HP
最大速力=27.0kt   航続距離=14kt/4,500浬
武装
50口径76mm両用砲    連装 2基(前部後部各1基づつ)
エリコン20mm連装機関砲 4基(片舷2基づつ)
ヘッジホッグ 2基
爆雷 64個

※ 後日装備として、ヘッジホッグや爆雷の代わりに短魚雷を配備することが決定されている。

(解説)
第一次大戦と逆行前の戦訓から、夢幻会は対潜護衛について、かなりの研究を進めていた。
そして彼らは、第二次大戦時には、水中高速潜水艦や航空機能力の増大、
更には、長期航海における乗組員の披露が無視できないことから、
居住性の改善であるとか、航続距離の延伸、そして長期間使える事が出来るように
(大蔵省の要望としては、可能ならば20年以上は第一線で使って欲しいとあった)
との観点から、艦隊型駆逐艦に匹敵する排水量を持つ護衛艦を配備するのが(中・長期的には)
コストパフォーマンスとして適任であると言う結論に達したのである。

しかしながらこれだけの艦を大量にそろえるのは、幾ら何でも厳しいものがあった。
一部には「衝号作戦が成功すれば、合衆国海軍は壊滅状態になるから、数十隻単位でも問題はないのでは」
という意見が出されたが、衝号作戦は最重要機密である為、それを理由に隻数を決めることを説明するなど
自殺行為以外のものではなく、更には作戦が失敗したときには目もあてられないことになるのは明白なので、
最終的には、当初の案を引っ込め、1,400tクラスの中型護衛艦の大量建造を決定したのである。

本型のコンセプトは、史実松型をベースに「対空・対潜力の強化」を重視したものである。
主砲についてはようやく安定しだした76mm自動砲を2基配備し、嵐のような弾幕を張る事に成功している。
また、目立たない点として、居住性能の強化も図られており、長期航海に耐えうるよう設計されている。
欠点は、対艦能力が低いことと、航続距離があまり大きくないことである。
ある意味仕方がないとは言え、この事が大馬力ディーゼル開発を推進させることになる。

本級は、衝号作戦の成功と、合衆国潜水艦隊の不調から当初計画よりも大幅に減らされたものの
それでも100隻以上が建造され、1960年代まで海上護衛の主力を勤めている。
(ただし大半は、戦争終結後予備艦扱いにされていたが)

109:2011/06/23(木) 00:39:26
>>105
>おひさしぶりです。
実質日本のWW2が終わってしまったんで創作意欲が中々沸かないんですよねぇ。

>>107
>ディーゼルエレクトリック式のキャノン級とエドサル級で150隻ぐらいつくってますし
エドサル型はギヤードディーゼル推進。ディーゼルエレクトリック式はキャノンとエヴァーツ型です。

御二方の言われるメリットについても納得がいく所がありますし、
エレクトリック方式の是非についてはこの辺で止めておきます。

110yukikaze:2011/06/23(木) 23:38:02
>実質日本のWW2が終わってしまったんで創作意欲が中々沸かないんですよねぇ。

艦船ネタは殆どやりつくしてしまったというのもありますか。
敢えてやるとするなら、戦後の対空ミサイル巡洋艦かヤマトショックで
各国が慌てて建造する戦艦群か。

戦後の枢軸国や英国の艦艇を考えるのも1つの手ではありますが・・・

111辺境人 ◆WvgPQuc/WQ:2011/06/24(金) 00:51:03
まぁやるとしたらほとんど1から建て直さないといけない独海軍あたりが面白い
かもしれませんね。英海軍と違って史実の戦後艦艇はほとんど参考にならないから
好き勝手に妄想できますしw

カリブ海を拠点にした米南部の低強度紛争に対応するための重武装フリゲートとか
鹵獲した米大西洋艦隊の軍艦を独海軍向けにした艦とかあれこれ妄想できそうな
ネタも有りそうだし

112名無しさん:2011/06/24(金) 06:43:50
問題は大西洋方面の米海軍は殆ど陸に上がってしまっていることですか。
新規に太平洋艦隊から分派された分で有れば7兵士の逃亡で岸壁に残されているのでしょうが略奪とかの対象になって炎上したりしていそう。

113名無しさん:2011/06/24(金) 09:53:58
戦後、日本海軍の空母建造は大鳳以降どうなるでしょうか?

114名無しさん:2011/06/24(金) 13:40:55
>>113
戦後建造されるであろう大型艦は二番艦白鳳と大和型戦艦が本編でほのめかされているようです

115名無しさん:2011/06/24(金) 14:52:11
戦艦は出すら、今だけは作りたくないだろうな大型戦艦なんて
使い処なんて有りゃしねえし、仮に有ったら大事だ
予算を与えなかった辻や嶋田らが悪い、と非難の矛先を逸らして実用艦の奪い合いだろ普通

116名無しさん:2011/06/24(金) 15:05:44
戦後の大軍縮で、いくらでも予算がつく軍人の楽園が終わって、空軍や陸軍と予算分捕り合い
やるんだから、海軍に回ってくる予算も当然激減するわけだから、戦艦は2隻はつくる、小型の
実用艦艇はいるとなればその分空母が割食うだろうな。

117辺境人 ◆WvgPQuc/WQ:2011/06/24(金) 16:35:08
大和型にしろ白鳳にしろまだ内定してるだけですから建造が50年代あたりまで
ずれこむ可能性もありそうですね。とりあえず戦時中に建造した艦を整理して
スリムにならないと予算的にも大変だろうし。

でも大和型は英独などにミスリードするための艦でもあるから計画自体は結構
早いうちに発表されるかもしれませんな

118yukikaze:2011/06/24(金) 19:27:12
基本的には大戦中の戦力のリストラをかけないといけないから、大型艦建造は
速くても40年代後半。遅ければ50年代初頭にずれ込むでしょうねぇ。

現状、圧倒的な戦力を誇る日本海軍ですけど、戦艦部隊は伊吹2隻除いたら、
悉くが艦齢20年〜30年近く経っていますので、今後のこと考えると代替戦力は考慮しないといけない。
(英国やイタリアは新型戦艦多数生き残っていますから)

空母戦力は、大鳳と翔鶴型、それに翔鳳型複数がジェット対応していますので、
戦艦戦力に比べればマシなのですが、翔鳳型は防御力に問題抱えていますので、
天城型や蒼龍型の代艦として、スローペースであっても、大鳳型建造を進めるでしょうねぇ。

結局は、勢力範囲がどこまでになるかの問題になるんじゃないでしょうかねぇ。
戦後の海軍の戦力は。

119名無しさん:2011/06/24(金) 21:50:02
とりあえず日本と西海岸を繋ぐ北太平洋、南洋諸島やハワイからなる中部太平洋は確実でこれに南米とつなぐ太平洋東南部が加わってきます。
アラスカを確保する事を考えると北欧と直接つなぐ北極航路も入りますかね。
さらにマリアナ諸島や南沙諸島・海南島等の日本領の存在を考えると南シナ海等太平洋西南部の一部も……
実質的に太平洋過半ですね日本が管理するのは……
空母六隻+戦艦(超甲巡含む)六隻体制は必要なのかな。特に1950年代には一時的に戦艦を航空機を含めた殆どの方法で撃沈する事が出来なくなりますから旧式化が進んだ戦艦の入れ替えは必要ですし。

120yukikaze:2011/06/24(金) 23:32:34
第二次大戦後のイタリア艦はどうなったかで妄想

トラヤヌス級戦艦(第一次改装)

基準排水量 32,000トン(元は29,000)
垂線長 226m(元は216m)
最大幅 31m(元は28m)
主缶 ヤーロー缶8基
主機 オール・ギアード・タービン4基4軸 130000馬力
速力 31ノット(元は33ノット)
航続力 14ノットで6,000海里
武装 OTO 1934年型 38.1cm(50口径)砲 連装3基 6門(元はM1909 305mm46口径 3連装3基 9門)
   M1934 152mm55口径 3連装4基 12門
   M1938 90mm50口径 単装12基 12門
装甲 舷側250mm、20度傾斜
   甲板、最大120mm
   主砲塔280mm
航続距離 14ノット5500海里

(解説は後ほど)

121yukikaze:2011/06/25(土) 12:13:57
で・・・解説

第二次大戦が休戦した時、イタリア海軍は気付かぬうちに枢軸国最強の海軍国となっていた。
枢軸盟主であるドイツは、潜水艦はともかく水上艦は北欧での海戦で手痛い被害を受け、
フランスは日英にフルボッコにされて涙眼状態であった。
一方イタリアはと言えば、補助感染力こそ無視できない痛手を受けたが、大型艦に関しては
ヴェネト級2隻とトラヤヌス級2隻は健在。更に休戦条約発効直後には、トラヤヌス級が更に2隻加わり
ここに、イタリア海軍は、大型戦艦2隻に、戦艦4隻を有することになった。

この状況は統領を大いに喜ばせることになり、地中海が『我等の海』になるのも間近いと想像するほどであった。
もっとも、この統領の想像は、必ずしも妄想とは言えず、ジブラルタルとクレタはドイツによって押さえられ、
更に休戦条約が発効される前に、マルタ島攻略を成功させ(イタリアが発動した作戦の中で数少ない成功例として有名)
イギリス地中海艦隊の行動に、大幅な制約をもたらすことに成功している。

そして統領が自信を持っていたのが、トラヤヌス級4隻の存在であった。
元々本級は、虎の子であるヴェネトに代わって活動できる艦として生み出されており
実際、日英の船団に対して積極的に攻撃をかけている。
日英海軍にとって不運だったのが、本級を補足できる艦が、地中海においてはリナウン1隻しかおらず
また、この2隻を率いていたのが、イタリア海軍で尤も戦意旺盛といわれたタンクレディ提督であったことから、
トラヤヌスの快速性を生かした襲撃に翻弄され、煮え湯を飲まされることになった。

もっとも、一連の襲撃行動はトラヤヌスの限界も露呈することになる。
確かにトラヤヌスの攻撃力は、巡洋艦以下の戦力を相手にするなら充分であり、実際それだけの戦果を挙げている。
しかしながら、戦艦と相対するにはやはり不十分なものと言わざるを得ず、その為、戦艦を護衛につけた船団への
襲撃は低調なものにならざるを得なかった。(1度襲撃はしたものの、あまりダメージを与えることが出来ず、
長時間の拘束を嫌ったタンクレディが、早々に打ち切って撤退をしている)

こうした事態から、イタリア海軍はトラヤヌス級の主砲換装を決め(元々主砲換装の設計は、建造当初から出来ていた)
ヴェネトと同じく、『OTO 1934年型 38.1cm(50口径)砲』としている。
ただし主砲塔の重さが、従来の750tから1,000tに増加してしまい、旋回性能が低下したことから、
これに対する改善もあわせて行っている。
また、日本海軍の酸素魚雷によって、ヴェネトが大破した戦訓から、バルジをつけて
水中防御の強化を図っている。

一方で、対空力については、イタリア海軍にこれ以上マシな対空火力がないことから余り変化はない。
唯一、近接火力の増大として、ドイツより37mm機関砲と20mm機関銃を導入して増設しているのみである。

これらの改装により、イタリア海軍は高初速の15インチ砲戦艦6隻を有することになり、イギリス地中海艦隊をも
遥かに上回る戦艦戦力を保有することになる。しかしながら、彼女たちの改装が終わった頃には、『空母戦力こそ主役』
という流れになっており、その為抑止効果が減少してしまったことは否めなかった。

それでも、その快速性能と、いざと言う時の砲火力の強大さは、空母艦隊の護衛焼くとしてはうってつけであり、
イタリア海軍では(予備艦状態が長いとはいえ)、1970年代まで在籍し、イタリア海軍の象徴として君臨することになる。

122辺境人 ◆WvgPQuc/WQ:2011/06/25(土) 21:26:24
地中海で阿賀野型がほとんど戦没してる点からしてイタリア海軍も無事だったとは
思えないですが戦艦はともかく巡洋艦や駆逐艦はかなり沈んでそうですよね。
実はイタリア海軍もかなりバランス悪いことになってたりしてw

123yukikaze:2011/06/25(土) 21:48:47
>>122
自分が以前出した奴では、重巡・軽巡部隊は、史実の海戦時期と比べて
半分以下にすり減らされていましたねぇ。
何しろ英国海軍だけでなく、獰猛な日本海軍まで相手する訳ですから。

阿賀野型は改阿賀野型が建造されているのを見ると、大半は航空攻撃で痛撃を受けたんじゃないでしょうかねぇ。
史実クレタ撤退戦でイギリス地中海艦隊がキツイ被害受けていますから、日本もそれに巻き込まれたのかも。

124名無しさん:2011/06/25(土) 23:14:34
yukikaze様版イタリア海軍は元気が良くて何より。
そういや空母アクィラはどうなったのかなぁ。場合によっては欧州帝国唯一の空母なのですが。

フランス海軍は…解釈次第か。
まず確定している事は虎の子のダンケルク、プロヴァンス、ブルターニュの撃沈。これは痛い。
yukikaze様版だとストラスブールは建造されずジャンパール(クールベ級)以外は英に抑留、賠償艦のQE型2隻を魔改造(ルバンシュ級)。
⑨版だと史実ダンケルクの時期に戦闘巡洋艦2隻、ストラスブールは現存。
どっちにしろ、割かし速度もある戦艦が2〜3隻は居る、という事でしょうか。

二人の設定を混ぜると、
最弱―ストラスブールもQE型魔改造も無し、勿論戦闘巡も無し、残されたのはクールベ級1隻w
最強―戦闘巡2隻、ストラスブール、ルパンシュ級2隻。ヘイヘイジョンブルビビッてるw

125:2011/06/25(土) 23:44:12
>>124名前入れ忘れた。
忘れたついでに英海軍についても想像してみると、
戦艦の残存数はかなりありそうですが小艦艇大損害&国内ズタボロで新戦艦に回す予算は期待できず。
旧式艦も寿命的にキツイし維持もしてられないので処分、KGV型も全部造れそうにないから3隻前後?
コマが足りなすぎるのでネルソン型かフッド型を騙し騙し使ってるかも。

126攻龍 ◆N7DVv.HogQ:2011/06/25(土) 23:52:34
>イタリア海軍
問題は、充実した(ように見える)正面装備を後方支援部隊が支えられるのか…というところですかね。
史実で同海軍の消極策の元凶ともなった燃料問題や、下手に被害を受けると修理すらままならない貧弱な修理体制…。

『地中海でのみ最強』と言われなければいいのですが…w

127yukikaze:2011/06/26(日) 00:10:47
>>125
ビス対策としても、⑨様案のデューク・オブ・ヨークが2隻は欲しい所ですよね。
他の艦は自分案だとQE級が2隻現存(1隻沈没、2隻鹵獲)R級が4隻現存、レナウン級とネルソン級も2隻
フッドが1隻ですか。(KGV級も2隻か)

QE級とR級、そしてネルソン級は耐用年数ぎりぎりですので、戦力外。
フッドとレナウン級2隻は、速力こそ及第点ですが防御に問題あり。
KGV級は色々な所に問題を有し、DOY級もそれを引き継いでいると。

本気でイタリア海軍の戦艦戦力と戦って勝てるのか不安になってきた・・・

ついでに空母戦力ですけど、イラストリアスは史実どおりなのか、それとも
建造が遅れたことを幸いにインドミダブルになっているのか?
まあイラストリアスでも、露天搭載考えるなら50機前後は搭載可能ですが。
(史実でも45年にはコルセアを36機とアベンジャーを16機搭載はしている)

>>126
何分航続力低いので、でても紅海までじゃないですかね。(エジプトが親独であるのが絶対条件だが)
燃料問題はリビアの油田で何とかするとして、修理体制は・・・

空母については、一応秘策はありますが、それでも1950年代にならないと無理でしょうねぇ。

128:2011/06/26(日) 00:23:24
>>126
『地中海でのみ最強』と言われなければいいのですが…w
英地中海艦隊を打破して文字通りの地中海覇者にでもならない限り、そこから先は求められないような。
修理体制がショボいのは…国力の乏しい海軍強国では如何ともし難いです。他人事に聞こえないけどw
ただ、燃料問題はyukikaze様設定だとリビア油田が使えるようになって不足どころかドイツに輸出してる設定でした。


おまけ、トラヤヌス級改装の項でも書かれてた伊のヘボな対空砲について。
敗戦がなければなんか別のものをこさえてたりしてませんかね?なにせかのOTO社が居る訳ですし。

129名無しさん:2011/06/26(日) 00:31:26
>>127
>イラストリアス級
インコンパラブルになっていれば使い物になりそうですよね。
できれば設計変更を繰り返してジブラルタル級に成っていてくれればより良いのですが高望みなのかな。

130攻龍 ◆N7DVv.HogQ:2011/06/26(日) 00:45:36
>燃料問題
リビア油田…ありましたね、そんなの(^^ゞ
問題は、枢軸国側の輸送能力でまかないきれるか…ですがw

>伊対空砲火
最大の問題は、あの国…電子兵装が全く追いついていないことなんですよね。
同盟国の独も決して優れているわけではないし…。

>英国空母
イラストリアス級…あれも複雑怪奇な仕様変更してましたね。
恐らくは史実とあまり変わらない(建造遅延はやむを得ないでしょうが…)と思いますね。
ただ、インコンパラブル級…あれ、空母としてはかなり無理矢理感漂うフネでしょう。
搭載機数増やすために格納庫の容量拡大したはいいが格納庫高さが犠牲になり、せっかく配備された米艦載機が使えなかったり、搭載機数増加に対して補給物資の搭載量が追いつかなくて出撃制限食らったり…

131:2011/06/26(日) 01:07:50
>あの国…電子兵装が全く追いついていないことなんですよね。同盟国の独も決して優れているわけではないし…。
そこは痛いですね…でも電子兵装の遅れは枢軸全体でも危機を感じてるだろうから、
ドイツ主導でなんとか共同…いや、ドイツ単独で作って分けてもらった方が早いか?

>U.K.イラストリアスは史実なのか?
インドミダブル以降の搭載数増大は、少なくとも対策が史実より遅れると思いますね。
肝心の1番艦からして建造がKGV予算確保の為遅れてたようなので必然的に改造に思い至るのも遅くなるでしょうし。
敗戦も早かったから後半艦は建造継続自体に危険性があったり。

>インコンパラブル級
これって…インプラカブル級の間違いでは?
内緒内緒の超砲巡洋艦がいきなり話題に登ったのかと思いましたよ。

132yukikaze:2011/06/26(日) 01:08:20
>>128
あの9cm砲って確かOTOが絡んでいたはずです。
12センチクラスの新型砲を開発しろといわれればするでしょうけど、
問題は予算ですよねぇ・・・

>>130
インコンパラブルというより、あれはあの時代のイギリス空母共通の問題かと<出撃制限
実際、沖縄戦でのイギリス太平洋艦隊は頻繁に補給行わなければならず、
アメリカ海軍の頭痛の種となっていましたから。

133攻龍 ◆N7DVv.HogQ:2011/06/26(日) 01:16:39
>インコンパラブル
いつも使ってるグーグル日本語入力アテにして変換かけたら…おもいっきりミスってくれやがりました。

>出撃制限
ま、『最新鋭のWW1型空母』にWW2型艦載機充てがえば…そりゃあ補給で泣きますわねw

134辺境人 ◆WvgPQuc/WQ:2011/06/26(日) 01:31:54
こうして欧州海軍の様相を考えると……米大陸への侵攻って大丈夫なんでしょうかw
上空支援が英空母だけでの上陸作戦って奇襲を前提にしてても現地に戦闘機を陸揚げ
して組み立てるまで薄氷を踏むような状況になりそうですね

135名無しさん:2011/06/26(日) 08:15:13
アメリカ侵攻作戦は軍事的には無謀ですね。ドイツ、イギリス両国とも津波で
港湾船舶ともに大ダメージ負ってますし、アメリカ海軍の抵抗がまったくなかったと
しても、アメリカへの輸送船をどれくらい確保できるか考えると、陸軍は少数しか
送れませんからね。政治主導の無謀な作戦に翻弄される軍人たちって話になりそうですね

136名無しさん:2011/06/26(日) 09:11:13
>>131
ジブラルタル級に当たる空母は造れるのでしょうか?
むしろイーグル(二代目)・アークロイヤル(二代目)が出てくるのかすら心配です。
上記のが出てこないと現実のヴィクトリアスと同程度の改修を行われたイラストリアス級が現役を張ることになりそうで怖いです。

137yukikaze:2011/06/26(日) 12:28:05
>>134
アメリカ大西洋艦隊の戦力がほぼ壊滅していますからねぇ。
確かニューメキシコ級3隻がまだ無傷だったとは思いますけど、燃料問題がありますし。
虎の子の航空戦力は、ハワイ沖で磨り潰され、残りも西海岸行きでしたから。
何とかなるんじゃないでしょうかね。

>>136
イラストリアスはアメリカ侵攻での地上支援で問題が取りざたされるでしょうから、
イラストリアス級後期艦が、イーグルに変わる可能性はありますね。
まあ欧州各国に大型艦建造できるだけの余裕が出るのは、50年代まで待たないと厳しいと思いますけど。

138名無しさん:2011/06/26(日) 13:53:05
ひょっとすると1960年代に漸くイラストリアス後期型か後継空母の建造になるかもしれませんね。
それですら日本が戦後に建造する大和型のせいで1950年代にまた戦艦を建造する必要が発生してその結果罪責的な面で困窮しそうですし。

139:2011/06/26(日) 14:43:50
勝手に予想−40年代後半欧州海軍事情(幾つか他者様の設定をお借りしています。御了承下さい)

・ドイツ
ビスマルク型戦艦1隻、装甲艦2隻基幹。
北米利権の発生により通商破壊海軍から外洋展開型海軍への変化を要求されている。
が、予算問題以前に戦備の方向性自体が目下検討中。
現状はヒトラーの水上艦不信により、潜水艦隊への戦略的能力付加という計画も?
当座はフランスとイタリアに(陸軍増強を妨害するためにも)海軍戦備を担ってもらうつもり。

・イタリア
リットリオ型戦艦2隻、トラヤヌス型戦艦4隻基幹。
イギリスの凋落と欧州海軍で唯一戦備計画を達成させた事により、一躍欧州最強クラスの海軍に浮上した。
日本海軍の活躍を横目に、中断していた空母整備を計画中。
ドイツから北米利権や技術供与をエサに外洋展開を求められているが、
目下の目標は英地中海艦隊であり、そもそも保有艦が最初から外洋展開を考慮されていない為、
ちょっと乗り気になってる統帥は兎も角、海軍としては否定的。

・フランス
戦闘巡2隻、ダンケルク型戦艦1隻基幹。
先の大戦により旧式戦艦の大半と虎の子のダンケルク級1隻を失うも、高速打撃戦力は健在。
英海軍への復讐、及び植民地権益防衛、そしてドイツの後押しもあり、経済が落ち着き次第海軍増強をする算段。
上層部はドイツが陸軍整備の妨害を含めて海軍増強を後押ししている事に気付いてはいるのだが、
国内感情でも先の大戦における自国陸軍の不甲斐無さ(マジノ要塞に莫大な国費を費やしたにも関わらず!)により、
役立たずの陸軍より海軍を優先して仏植民地帝国の復興と英への復讐を、という風潮が強い。

・イギリス
改KGV型2隻、KGV型2隻、イラストリアス型空母3隻基幹。
他にも旧式戦艦を計10隻以上保有していたが、老朽化と維持費がネックとなり次々と除籍、解体されている。
更にバローインファーネス造船所の津波被害により完成間近のイラストリアス型4番艦が半壊するという手痛い打撃を受けた。
また津波被害により軽艦艇及び港湾施設にも甚大な打撃を受け、深刻な戦力不足に陥っている。
北米利権の発生により枢軸海軍が本土を囲うような形で北海、ケルト海を大手を振って行きかうようになっており、
現行戦力では極めて危険である事は認識されているが、
戦費償還、火と水によって蹂躙された本土復興、崩壊したシーレーン再建、反発が高まっている植民地対策、気候変動による対処等、
現状は軍備どころの場合ではなく、戦備計画の目処は全く立っていない。
現在は建造が中断していた改KGV型1隻とユニコーン型空母1隻の処遇について延々と検討中である。

・ソビエト
先生助けて!ソ連海軍ちゃんが息してないの!

140New ◆QTlJyklQpI:2011/06/26(日) 15:22:01
ドイツは装甲艦の後部撤去して航空巡洋艦化させそうだ。
ソ連軍は海軍の変わりに河川軍と呼ばれるでしょうね。

141名無しさん:2011/06/26(日) 15:54:00
ソ連は息をしていないではなく既に水死体になっていそうな(汗
河川も寒冷化に伴い凍結するでしょうから最悪、陸軍河川部隊とかにされる可能性も。
というか、ソ連が残っているかが怪しいのが何とも。

142名無しさん:2011/06/26(日) 15:56:11
>>139
もしもイタリア海軍でアクィラを建造するとしても50年代にずれ込みますかね。
フランス海軍も同様に早くて50年代。遅ければ60年代にでしょうか。

143名無しさん:2011/06/26(日) 17:36:52
ソ連海軍はカスピ海最強(キリッ

144名無しさん:2011/06/26(日) 17:54:50
そうでしたカスピ小艦隊の存在を忘れ去っていましたっ

145攻龍 ◆N7DVv.HogQ:2011/06/26(日) 17:57:49
>アクィラ
史実のような商船魔改造空母ではなく、要求に即応できる程度の(常識的な)改造空母…護衛空母的なものでデビューするのでは。
そしてイタリアの空母は代々アクィラを名乗っていく…と。

>エゲレス海軍
戦艦は軒並み艦齢満了&性能不足。
空母は非効率な超旧式&不用意に大きな図体を持つものばかりで、マトモな戦力として計上できたのがアークロイヤル(生死不明)だけ…。
護衛艦隊にいたっては必要な数量にははるかに手が届かない。
究極の止めは復興費用が膨大なため現状維持すら怪しい軍事予算…

…ソビエト海軍に続いてイギリス海軍も息をしなくなりつつありますっ!

146名無しさん:2011/06/26(日) 18:01:25
>>145
一応近代的な航空機は運用できる中型空母として就役するんじゃないでしょうか。
一応、空母の設計を行えない訳では無いですし、欧州全体の国威発揚も兼ねるのであればそれなりじゃないと。

>イギリス海軍
王立海軍の死亡が70年近く早まったぁ!?

147名無しさん:2011/06/26(日) 18:08:22
日本に泣き付いて第二次遣欧艦隊を派遣してもらうしかないかも。
米の第7艦隊みたいに日本海軍の有力な艦隊が英国本土に展開すれば何とか・・・。
しかしそれをやったら辻(財務担当)や嶋田(海軍首脳部)が憤死しかねないな。
予算と兵力のやり繰り的意味で。

148yukikaze:2011/06/26(日) 18:14:22
ドイツ海軍はどうだろうなぁ。
海軍自体の政治的発言力は相当低いのは確か何だけど、一応、欧州の覇者
である以上、仏伊より劣る戦力では政治的に許されるかどうか。

イタリア海軍空母については、一応の案として「鹵獲艦」と「墓荒し」
を構想しております。

149名無しさん:2011/06/26(日) 18:21:13
ドイツ海軍は増強できるのだろうか? ただでさえ財政は火の車。対ソ戦は泥沼で人的資源の消耗も激しいだろうし。
レーダー元帥は日本海軍の充実振りを見て涎をたらすだろうな。
戦後、日本海軍が軍縮するのに旧式艦とか戦時急造艦とか手放すのを見てなんて勿体無いと思うことは確実だろうけど。

150名無しさん:2011/06/26(日) 18:31:36
>>147
枢軸艦隊を牽制するには最低でも正規空母二と長門以降の戦艦二とそれのオトモが必要だろうからな。
太平洋には敵がいなくなるから兵力自体はどうにかなるかもだけど、どれだけお金が掛かるのやら。


>>149
捨てるんだったらむしろ売ってくれが本音だろうね。
もちろん夢に過ぎないけど。

151名無しさん:2011/06/26(日) 18:47:10
ドイツは陸軍国で、ソ連がどうなるにせよ仮想敵国と地続きなんだから
まず第一に陸軍、空軍がきて、その後のあまりが海軍だからただでさえ金がない
ドイツに大型艦まで揃えるのは無理じゃないかな。

イギリスのために日本が破産する義理はないと辻は言うでしょうし、一度裏切った
イギリスのためなんて国民が許さんでしょ。

152攻龍 ◆N7DVv.HogQ:2011/06/26(日) 18:54:34
>>151
ま、今さら何が悲しくてエゲレスの支援なぞしてやらねばならん…が本音でしょうが。
ただ、欧州での独の独走状態を防ぐには"極めて腹だたしいけれど"ある程度はエゲレスに粘ってもらわなければならないのもマタ事実。
退役した旧式艦とかを船体だけ迂回譲渡するとかして英のドイツ化を防ぐようにしておかないと…。

153名無しさん:2011/06/26(日) 18:58:51
米英海軍の没落によって日本海軍が文字通り世界最大・最強になりそうですね。
さらにこれから大和型や白鳳が建造されると。レーダー提督に黙祷を捧げておかないとwww。
それにジェット機であり、当面は世界最強の疾風、超重爆富嶽、四式戦車がデビューするし。
詳しい性能を知った各国の軍高官と財務担当者が卒倒しかねないな。予算が幾らあっても足りない。

154名無しさん:2011/06/26(日) 19:03:10
>>152
蒼龍型2隻が譲渡されて、紳士風に魔改造されるのか。胸熱。
でも搭載されるのは型落ちの九六式や九七式と思うと物悲しいかも。

155名無しさん:2011/06/26(日) 19:32:39
>>154
戦後処理をしないといけない改装空母の売却で済まされるかも。
当然有料で。絶対にむしり取る。
例え傾いていようが一度でも裏切ったのですから其処まで情けをかけてやる必要なし。
空母を融通するだけでも優しいです。

156名無しさん:2011/06/26(日) 19:36:32
もういっそのこと戦時急造艦の在庫処分の売却先リスト入りで良いんじゃないですか。
供与したり譲渡するのは国民感情的にも許されませんし、一度でも裏切った国に優しい顔をするのも今後つけあがるかも知れない問題が有りますから。
金を払って買うのであれば何とか国民感情にも理由づけになりますし、英国には以前との関係とは違う事を示す事になると思います。

157yukikaze:2011/06/26(日) 19:37:09
>>154
むしろ連中が欲しがるのは後期阿賀野型かと。
速度こそ遅いですけど、万能艦でありますし。
これに私案松型もあれば一息つけるのでは。

158:2011/06/26(日) 19:47:13
「スイスに海軍省ができるんだってな」
「何だって!?スイスには海がないじゃないか」
→史実「ソ連に文化省があるんだぜ」
→憂鬱「ソ連の海軍も名前だけだろw」
みたいな?

・ドイツ海軍増強?
ソ連が一応生きてる以上は陸軍重視でしょうけど、遅かれ早かれソ連陸軍が急速にしぼむ筈なので、
(国家存続最優先のため対独融和および陸軍削減orソ連崩壊)
それに対応して陸軍の整理が出来たならある程度の増強計画も持ち上がるかも?
或いは、対英休戦の際に戦利艦として未完成のKGV型等を頂くのも有りか。
もしくは、東海岸にある米新戦艦の中でも状態の良い奴を再生するとか。

・日本遣欧艦隊
無いと思いますけどね。まずもって日本もそんなに駒が足りている訳でもないし、
正直今イギリスに肩入れしたってドイツと無意味に関係悪化するだけでメリットも少ないでしょう。
植民地あげる、とか言ってくれるかもしれませんけど現状の領域ですら広すぎる位だし…
まして、国内感情から考えると政権が不安定になりそうです。
同盟国としてそれなりに死者も出したろうに、もらったのが直後に沈んじゃった小島だけってのは国民も憤慨するでしょう。
当然海軍も反英思考の人間がかなり出るでしょうから、嶋田首相としても派遣は難しい事に。
処分予定の戦時量産艦艇を一般価格で売り付ける以上の事はやりたがらない気が。
問題は、英に購入代金を積むだけの余裕が無いという事ですが…
どうせドイツもソ連がくたばる&北米利権を整理し終えるまでは対英戦どころでも無いはず。
ドイツ妨害の為にロハで英支援ってのも、元気になった途端手の平返しかねないと思われてるでしょうしね。

159名無しさん:2011/06/26(日) 20:16:20
賠償艦とかはないと思いますよ。別に降伏では無いですので請求権は発生しませんし。

160名無しさん:2011/06/26(日) 20:20:32
>>158
本編に
>イギリスを盟主とした連合国とドイツを盟主とした枢軸国の停戦交渉が合意に至った。
>イギリスの驚異的な粘り強さによって、この停戦は実質的に現状の承認を行うものとなった
と書かれており、条件付き降伏等では有りませんし、一方が不利な停戦でも有りません。
あくまで現状維持の「停戦」です。
よって賠償艦及び戦利艦を請求する事自体が突拍子もない要求と成ります。あくまでも現状維持の停戦なのですから。

161名無しさん:2011/06/26(日) 20:23:33
>>158
東海岸に確か戦艦が派遣されていますからね。
その戦艦が恐らく人員の離散で岸壁に放置されているかしていそうなのでそれを接収する可能性は有りますな。
何だかブラッククロスみたいになりそうですwww

162名無しさん:2011/06/26(日) 20:51:53
>>158
ボリビアに海軍があるのと同じ扱いになりそうですねwww
幸いカスピ海という広い内海があるおかげで其処までは酷くないでしょうが。

163:2011/06/26(日) 21:44:04
>停戦だから賠償艦は無い
いや、あくまで「実質的な」賠償艦って事で名目は違うかもしれません(yukikaze様がやったみたいに譲渡艦とか)。
英国だってどう見ても講和の所を外交で停戦に持ってくというアクロバットを行った訳ですが、
かと言って本当に何の土産も出さないってのは難しいんじゃないか?と思うので。
何しろ状況的に停戦したいのはドイツ以上にイギリスであるわけですし、
イギリスはチャーチルを吹き飛ばされた以上指導体制が不安定、強行路線も限度があるでしょう。
対するドイツは腹背にも敵を抱えているとは言え強行外交の手腕は相当な代物です。
イギリス優位な休戦条約をきちんとまとめ切る為にも、なんらかの対価を出すんじゃないか思います。
意地張りすぎて休戦が失敗したり休戦が即終了したりしたら日本切った以上支援無しで独仏伊と戦う訳ですからね。

164名無しさん:2011/06/26(日) 22:07:04
流石に戦艦、それも最新鋭は無いでしょう。
戦略兵器でも有り、且つ国威を発揚する存在である最新鋭戦艦を引き渡すのは幾ら厭戦気分で有っても困難でしょう。
引き渡されるとしても良くてQE級、悪くてR級辺りでは?

165名無しさん:2011/06/26(日) 22:21:17
引き渡されるとしても建造中でしかも国民感情も考慮するとQE級かR級かな。
yukikaze様のやられた様にQE級が性能も国民感情もマッチしていますし。
それにまともな洋上艦艇のないドイツ海軍にはロイヤルソヴリンを貸与された現実のソ連海軍同様にQE級は泣いて喜ぶ性能でしょう。

166yukikaze:2011/06/26(日) 22:24:47
>>163
新戦艦譲渡は無理じゃないでしょうかねぇ。
自分案の場合は「両艦ともアレキサンドリアで大破状態で早期戦線復帰は無理」
「両艦とも老齢艦」「フランスに対していくばくかの負い目もある」という
条件があってこそであり、ドイツの場合はそれがないですから。

第一、ドイツは既に、ポーランド、ベルギー、オランダ、ルクセンブルク、デンマーク
ノルウェーを制圧していますんで、停戦によって占領が既成事実化されているという
時点で、休戦条約を結びたいヒトラー的には充分でしょう。

レーダーとしても、新型戦艦は望み薄だし、ネルソンやフッドは英国の国民感情からして許されない。
レナウンは防御の問題もあるし、英国も貴重な高速戦艦は手放さない。QE級とR級は貰っても嬉しくない。
彼にとっては、ノルウェー戦で壊滅したであろう駆逐艦の代替艦(S型以降の駆逐艦)譲渡があれば満足ではと。
無論、レナウン2隻もらえれば更にハッピーでしょうけど。

167名無しさん:2011/06/26(日) 22:29:48
駆逐艦譲渡辺りが適当なラインかもしれませんね。
巡洋艦は相当擦り減らされているでしょうからむりでしょうし建造中の新戦艦はどう考えても引き渡されない。

168攻龍 ◆N7DVv.HogQ:2011/06/26(日) 22:32:32
>QE級
これ…貸与が決まったら独以上に大泣きするのが英海軍ではないかと。
曲がりなりにも"高速戦艦"。
必要とする場面はいくらでもあるのに、そのシーンで向こうからやってくるのが嘗ての自国海軍の誇り…

英海軍はありとあらゆる手を使ってQE級を死守することでしょう。
艦齢満了?…そんなモノは魔改造で何とか誤魔化すさ!
改造予算?…認めないなら新造戦艦よこせ!!
本音?…新造戦艦やリニューアル再生戦艦が無理ならあるモノ使ってやりくりするしか無いだろう…ウワァァ-----。゚(゚´Д`゚)゚。-----ン!!!!

169名無しさん:2011/06/26(日) 22:42:40
結局のところ戦艦譲渡は戦略的にも国民感情的にも有り得ない。と言う事でしょうかね。
若しくは引き渡すとしても王立海軍すら扱いに困っているR級戦艦を譲渡する形で。
鈍速のR級戦艦でもバルト海で運用する分には十分でしょうからね。

170:2011/06/26(日) 22:43:20
ここ最近、艦艇スレに人がいっぱい居る事にちと驚いとります。
>新戦艦は無理くね?
はい、自分も最新鋭艦は無理だと思います。
自分が可能性として挙げてるのは>>158の通り、「未完成の」KGV(改KGV?)型です。
これでも難しいですけどね。可能性としてはやはりQE、R型が一番高いでしょうか。
けど、幾ら戦力不足とは言えこれ貰っても困りそうですね。遅い以前に古いです。
イギリスの事だから極力状態の悪い艦を出してくるだろうし、手に余りそう。
ドイツが貰っても仏を宥める為あっさり譲渡しちゃったりして。

これとは別に、いっそ建造中だったソユーズ型戦艦をガメて戦力化と言うのも考えましたが、
史実以上に弱ってるソ連がソユーズをガメるほど作ってる可能性が無いので残念。
あとは大分前に建造中のリシュリュー型をガメて再整備ってのを考えましたが、
フランスがすこぶる怒り狂いそうだからこれも厳しいです。やはり本命は新大陸の宝探しか。

171名無しさん:2011/06/26(日) 22:48:32
太平洋艦隊から以前に回された戦艦がニューオリンズ港に停泊している可能性が有りますからね。
乗員の離散で稼働できない状態に有るでしょうから接収も意外と楽にできますし。

172攻龍 ◆N7DVv.HogQ:2011/06/26(日) 22:56:51
R級どころか…
船体はあるし装備品も倉庫に陸揚げしてあり、最低限行動可能な状態で保管してあるあのフネを譲渡したりしてwww
え、どのフネかって…センチュリオンで・す・よwwww

コレやられたら独激怒するだろうな(笑)

173名無しさん:2011/06/26(日) 23:00:39
日本敗戦の時に三笠がやられたみたいに誰も管理しなくなった艦は、使える物は
なんでも略奪して持って行ってしまってるような気がする。

174名無しさん:2011/06/26(日) 23:07:08
こうなると日本軍の軍艦は外交カードとして重要になりそうですね。
友好国(笑)のイギリスも次裏切ったらドイツと空母についての進歩的な話し合いをするといえばおとなしくなりそうです。

175New ◆QTlJyklQpI:2011/06/26(日) 23:47:48
空母ではなく潜水艦の技術交換といったらもっと落ち着いてくれると思う。

176名無しさん:2011/06/27(月) 01:08:46
>空母ではなく潜水艦の技術交換といったらもっと落ち着いてくれると思う。
イギリスも日本の96式をアメリカにプレゼントしていたので友好国としては問題ない素晴らしいことだと納得してくれるでしょう。




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