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中・長編SS投稿スレ その2

573earth:2011/06/12(日) 11:48:48
「あとは長門艦隊だな。時空管理局がある以上、他の組織が潜んでいる可能性は否定できない。
 取りあえずは亜空間潜行が可能な次元潜航艇10隻を送る。あと打撃力不足を補うために艦隊の梃入れも必要だな」

 耕平は取りあえず送ることができる艦艇のリストを眺める。そして暫くして決断する。

「アンドロメダ級3番艦『アルテミス』、主力戦艦4隻、巡洋艦6隻、駆逐艦18隻、それに新型戦闘空母の
 『天城』、『葛城』。パトロール艦8隻。それに地上制圧用の地上部隊も連れて行けば十分だろう。
 あとは……第二の前線基地を建設するための工作艦も送ろう。大規模な整備補修ができる拠点も要るだろうし」

 十分というか、「お前はどこの星間国家と戦争するつもりだ?」と聞かれそうな増援であった。
 この梃入れによって長門艦隊は戦略指揮戦艦(アンドロメダ級)1隻、主力戦艦7隻、戦闘空母3隻、巡洋艦10隻を
中核とする大艦隊になる。この大艦隊に加え、今後建設する前線基地の指揮権も長門は委ねられる。  

「これなら問題はないだろう」

 耕平はすぐに増援を送ることを長門達に伝えた。 
 勿論、伝えられた側は、この大盤振る舞いに驚愕した。

「戦略指揮戦艦まで回すとは……総司令も随分気前がいいわね」

 戦艦長門の環境で朝倉は驚いた。

「それだけNPCの文明に驚いたのかも知れない」
「それにしても過剰反応のような気もするけど」
「何か考えがあるのかも知れない」
「何も考えていないんじゃない? まぁ手持ちの戦力が増えるのは良い事だから反対はしないけど」

 随分と酷い言われようであったが、これまでの経緯を考えると仕方が無いと言えた。

「まぁ取りあえず、時空管理局の調査のために次元潜航艇を潜入させつつ、周辺宙域のBETA探索も進めないとね」




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