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単発作品専用スレッドその2

770名無しなメルモ:2011/10/21(金) 03:17:31
書いてなかったけどとりあえず終わりです

超中途半端だったんですが、長くなりそうだったので無理矢理にしました

今後も暇があれば書いていきたいです
暇があればの話ですが よろしくです

771名無しなメルモ:2011/10/21(金) 03:17:42
書いてなかったけどとりあえず終わりです

超中途半端だったんですが、長くなりそうだったので無理矢理にしました

今後も暇があれば書いていきたいです
暇があればの話ですが よろしくです

772名無しなメルモ:2011/10/21(金) 07:43:10
>>771
作者さん本当にありがとうございました!

2歳児になっても淫乱さが増していくというのが凄いですよね〜
まさに悪魔の薬ですね!旦那も妻ではなくムカつく女とかにだったら罪悪感はなかったはずです
いつかこの設定を使った小説を書かせてもらってもよろしいでしょうか?
かなり良い妄想のネタですので是非とも宜しくお願いしますね!

773ちょっと妄想たれますた:2011/10/22(土) 23:01:27
>>772
かまいませんよー
自分はネタを最大限引き出せなかったので
おもしろいのを待ってます

774それでは使わせていただきます:2011/10/23(日) 20:50:51
自分も下手くそですがお言葉に甘えてネタを使わせていただきますね




妻が若返りの限界を通り越して消滅したあの日から、早くも3日が過ぎようとしていた。
愛していた妻を自分の欲望の為に消滅させてしまった事にかなりの罪悪感を感じてしまっていたが、
薬の効果と淫乱に感じながら幼くなっていく姿を思い出す度に
ロリコンである俺は激しく興奮してしまっていた。
特に大人の身体が幼く変化していく過程は神秘的だった。
乳房が萎んでいく過程、女性器がただの割れ目に収縮していく過程は
思い出すだけで俺のぺニスは激しく勃起してしまっている。
また女が若返っていく過程を見たい!淫乱な小娘に変えたい!
その衝動は時間が経つに連れて俺の中でどんどん大きくなっていった。
あいにく薬はまだ23錠も残っているのだ、俺は薬を見ながらニヤリと笑った。

775やはり自分で書くと難しいですね:2011/10/24(月) 09:14:14
ターゲットはやはりオッパイの大きな女がいいな、デカい乳房が萎むシーンは絶品だ。
捨てがたいのはケツのデカいねーちゃんのケツが萎むシーンも面白い。
男を魅了してやまないセクシーな美女がロリマンコのガキになるギャップも良いが、
真面目で清楚な美人がどんどん淫乱小娘になっていくギャップの方が面白い。
等々、いろんな女で薬を楽しむシチュエーションを想像して楽しんでいた俺だが、
しかし道具が薬という事もあって、まずは相手に飲ませなければならない事から、
まずはその方法や手段を考えるところで悩まされた。
何とか一服盛ったとしても若返る過程を見る事が出来ない。
ただ単にその女を消したいだけならそれが一番有効な手段だが、
俺の目的はあくまでも若返る過程と淫乱になっていく過程だ。
それを悩んでいる最中にピンポ−ンとインターホンが鳴り響いた。
「はい、どなたですか?」
「隣の恵口です、組費の集金とボランティアの署名用紙を持ってきました」
どうやらお隣りの恵口さんの奥さんが訪ねてきたようだ。
恵口夫婦は新婚で3ヶ月前にこの団地に引っ越してきたばかりだが、
北川景子のようなルックスと妻よりも大きなGカップはあろうかと思われる
爆乳の持ち主で、前から目をつけていた女の一人だ。
しかも俺は有休を取っているのでこんな平日の昼間に現れるとは願ってもないチャンスだ。
俺は玄関で組費を渡したがわざと印鑑を探すのに手間取ったふりをした。
「いやあ、妻が旅行に行ってるもんでどこに印鑑置いてるのか分かんないですね、
また探してきますので麦茶でも召し上がってて下さい、珍しいブレンド茶なので飲みやすいですよ」
そう言いながら薬入りの麦茶のグラスを奥さんに差し出して俺はまた印鑑を探すふりをした。
とは言え興奮を抑えながら奥さんが麦茶を口にするのを隠れて見ているのだが・・
そして奥さんが小さな麦茶グラスを口にして飲みほしたのを見届けてから姿を表した。
「あ、奥さんお待たせしました、やっと見つかりましたよ〜」
「ごちそうさまです、本当にこの麦茶おいしいですねぇ」
この薬を飲んだ以上はもうこの奥さんは性欲が増し、イクたびに若返る事になるのは確実だ。
こんなエロい身体した清楚な新婚妻が今からどんどん幼くなっていく事を想像すると
激しく興奮してしまい俺の下半身は最高潮に達していた。

776名無しなメルモ:2011/10/24(月) 16:24:23
どんな過程で若返っていくか見物ですね!
人妻が違う男の前で痴態を晒す描写も期待してます
頑張ってください!

777応援ありがとうございます!励みになります:2011/10/24(月) 18:11:42
ここで隣の新婚の団地妻、恵口典子について俺が知ってる範囲で話しておこう。
年齢はこの前の慰安旅行の際に26歳と言っていたのを盗み聞きした。
身長は165センチぐらいか、まあまあ背は高いほうだろう。
ルックスはこの前話した通り北川景子似の美女で、清楚な感じの女性だ。
そしてこの恵口典子の特筆すべき点はやはりオッパイだろう!
妻もFカップと大きい方だったが、その妻の上をいくサイズなのは見るからに明らかな爆乳だ。
おそらく推定ではGカップ〜Hカップはあるのではないだろうか・・・


とにかくその憧れの新婚妻の恵口典子があの悪魔の薬を飲んでしまったのだ!
その効果の程は妻の時にすでに説明済みだが、この恵口典子も同じ運命を辿ると考えると・・・
この爆乳がどのような変化を遂げていくのか?新婚だから毎晩SEX三昧であろうおまんこが
どのようにして縦すじ一本の可愛らしいロリマンコに変わり果てていくのか?
想像しただけで俺のぺニスはビンビンに勃起し、欲望を抑えきれなくなっていた。

778本当にこの薬は良い設定ですよね:2011/10/24(月) 19:45:35
恵口典子視点

たしかにおいしい麦茶だった、ハトムギか何かだと思うけど後味もすっきりとしていた。
しかし何かが変だ!
私はえっちな事に興味がない、と言えば嘘になってしまうけど、
急に、しかもこんな白昼に悶々としてくる事なんか今までになかったはず。
しかも自分で自分を慰める行為なんてした事なんかないし、しようとも思わなかった。
それが何で?今の私はそのした事がないオナニーをしたいと考えてしまうほど悶々としている・・・
愛する旦那、洋輔とのベッドでもここまで気持ちが昂る事なんかなかったはず。
やっぱり今の私変だ!早く用件を済ませて帰ろう!
そう思った瞬間、痛みではないが身体に電流が走ったような感じがし、
全身がつるような感覚にとらわれた。
「はうっ!?」
思わず声が出てしまった程の衝撃だったけど不思議とすぐにその感覚は消えていた。
その時は何が起こったのかは皆目見当もつかなったけど、
今思えばそれが悪夢の始まりだった、悪魔が私にかけた最悪で最高の呪い・・

「奥さんどうかしましたか?」
心配して声をかけてきたご主人、その時はあまり気にも止めていなかったけど
わずかな一瞬、お隣のご主人はニヤリと笑っていた気がした・・・



勢いで書いてますが、本当にこの設定は素晴らしい設定ですよね〜
せっかく使わせていただいてるのでその設定を台無しにしないように心掛けねば・・(笑)

779覚めやらぬ間にここまで・・:2011/10/24(月) 20:45:34
ちらっと横目で見ると目の前の奥さんは少し首を傾げたり
急に考え込んだりしているのが見てとれる、少しずつ薬が効いてきているのだろうか?
このあたりは妻の変化を見ていないから薬の効き始めはよく分からないでいた。
ただし効果が始まる瞬間は全身に電流が流れるような感覚とひきつるような感覚に襲われた、
と妻が言っていたのを聞いていたので、俺はその瞬間をまだか?まだか?と待ちわびていた。
その瞬間だった、奥さんの身体がビクンっと屈んだかと思うと、
「はうっ!?」
と声をあげて苦しみだしたのだ、大丈夫ですか?と声をかけた俺だが
内心は「やったぞ!ついにあの爆乳人妻の恵口典子をイカせながら若返らせれる!」
が俺の本音だった。

俺「奥さんどうしたんです!?大丈夫ですか!?」

典子「え、あ・・大丈夫です・・」

さてさて奥さん、これから性欲が高まり出してオナニーを我慢出来なくなるぞ〜
俺「奥さん、なんか顔色か悪いですよ?少し休まれて行きませんか?」
典子「・・ご心配かけてすみません・・大丈夫です、すぐ隣ですので・・また後で来ますね・・
(う・・何これ・・急に全身がムズムズして・・しかも悶々としたエッチな気分が止まらない・・
やだ!オナニーしたくなっちゃった・・早く帰らないと・・)」
明らかに顔は高揚し息遣いもおかしい、どうやら確実に薬は効いているようだ。
それなら尚更帰らせる訳にはいかない・・・
俺「奥さんは早く帰ってオナニーしたいんですよね?」
典子「・・・えっ!?」

図星というか心の中を見透かされた気分の奥さんは一瞬我に返り驚いていた。

俺「全身に電流が走ってつるような感覚になったんでしょ?(笑)
それから身体がムズムズして性欲がどんどん上がってきてる・・そうでしょ!?奥さん(笑)」
典子「な・・何を言って・・!?・・まさか・・あなた私に何飲ませたの!?」
俺「流石は才女風の奥さん、勘がいいな(笑)実はさっきの麦茶にある薬を入れさせてもらったのさ(笑)」
典子「な・・何を飲ませたの!?・・こんな児としてただで済むはずないでしょ!?警察に・・ひゃうっ!?」

言いかけてる途中に俺は奥さんの超デカパイを無造作に鷲掴みにし揉みくちゃにしたのだ。
俺「奥さん無理すんなって(笑)警察の前でオナニーするはめになるぜ?そういう薬なんだからさ・・」
そう言いながら俺は奥さんの乳を摘まみながら玄関先から無理やり家の中に引きずり込みベッドに押し倒した。
典子「あひっ!?」
イカせる前に何とか裸にしようと必死にハサミで奥さんの衣服を破る。
奥さんは乳首を摘ままれたままで身体に力が入らないみたいで簡単に全裸にすることが出来た。
これで恵口典子の若返りの過程を思い存分堪能する事が出来る。

典子「お願い・・誰にも言わないから助けて・・」

まだ理性があるのか、それとも俺の前だから我慢しているのか、
感じながらも必死に耐えようとしている姿はまさに面白い。
そしてまじまじと夢にまで見たお隣の奥さんの爆乳を舐め回すようにガン見する。
こんな清楚な顔してなんてデカい乳だ、生で見るとさらに凄い迫力だ。
乳首は普通だが顔に似合わないデカい乳輪にも驚かされた、それくらいエロい乳輪をしている。
この爆乳がこれからどんな過程を経て萎んでいくのか、ロリコンの俺は爆乳を堪能する事よりも
この恵口典子の爆乳を萎ませる事のほうに興味が行き、想像だけでも興奮を感じてしまっていた。

780名無しなメルモ:2011/10/24(月) 21:14:23
いいですねー、どんどん続きが気になります!

展開的にも好きなので楽しく読ませていただいてるのですが、
こんな感じのペースで話が続いていくのであれば専用のスレを作られた方が
いいのではないでしょうか?
一応単発専用スレですし。

781少し一息と感想のお礼です:2011/10/24(月) 22:13:39
勢いだけで書くとただでさえ下手な文章が更に荒くなってしまうので少し一息です。
それにしてもいろいろな方の感想ありがとうございます!
こんな駄作にコメントいただけるなんてなんか恐縮です。
でもこうして感想をいただけるのは本当にに嬉しいものですね。
また頑張ろう、という励みになります。

>>776
人妻さんの若返りは自分も大好きなんですよ〜
綺麗な人妻が若返らされて幼くなっていくのはたまりませんね。
若返りによる社会的地位や立場の喪失や立場逆転というのも好きなんですが、
人妻さんは更に妻として母としての立場も喪失し、夫婦としての生活も不可能になる。
そこがさらに興奮してしまったりしますが776さんはどこがツボですか?参考に聞かせて下さい(笑)
自分はすぐにネタ切れを起こすタイプなのでネタは多く入手せねば・・(笑)

>>780
感想とアドバイスありがとうございます
スレ立ての件ですが自分は長編にするつもりはないのでここで構わないかと考えてましたが、
このままダラダラ長く続くようでしたらそれも考えなければいけませんね。
その前にこの設定を発案された尊敬する原案者さんに続けて良いのかお伺いを立てなければ・・

782ちょっと妄想たれますた:2011/10/25(火) 03:00:16
自分もある程度長かったので、言いにくいのですが
単発スレなので、また違う作者がここに書きたいと思った時に
書き込みずらい状況になると思うので
なるべく長くなると予想できるならば新しくスレを立てるほうがいいと思いますよ(^_^)
自分も以前単発スレで早く終わらせるつもりが予想以上に長くなって
収拾がつかなくなった時がありましたので
短くてもスレ立てはできると思うので活用してみては?

783仮面りんご ◆pR/EQfuBq.:2011/11/07(月) 17:26:47
 いつだって大切なモノは唐突に奪われる。
 今日があるから。
 明日があるから。
 そんなことは誰も保証してくれないし、世界は今日おわりを迎えるかも知れない。でも、その頃のわたしは自分の世界が永遠に続くと信じていた。そう、さながら無邪気な子どものように。

「じゃあね、結衣華(ゆいか)」
「うん、また明日ね」
 春は新しい出会いとはじまりの季節。
 このわたし、千葉結衣華(ちばゆいか)もそれは例外ではなく、入学したばかりの高校で青春を謳歌していた。
 周りの人は皆一様にわたしを恵まれた人間だと云う。だが、それも無理からぬことだと思う。わたしの両親は地元では有名な資産家だし、わたしの容姿も恵まれている方なのだから。
 このすらりと伸びた脚はたぶん父さんの遺伝だし、二重まぶたが人目を引く大きな目元は母さんの遺伝だと思う。それに水色を基調としたブラウスの上からでも目立つ胸元や、毛先のきれいなボブカットの黒髪もいわゆる天賦の才なのだろう。でも、わたしはこれを生かして芸能人やモデルになろうとは思わないし、堅実に生きるのが一番だとひそかに思っている。
 色鮮やかな新緑が特徴的な並木通りを抜け、若葉の坂をくだると次第に閑静な住宅街がひろがり、わたしはその中で一際目立つ三階建ての家を一瞥した。
 暖かな春の陽射しに彩られた白を基調とした壁に、食卓を彩る色とりどりのハーブを栽培している屋上庭園。これが自慢のわが家だったりする。
「あれ? 母さんが庭の庭園に居ないなんて珍しいな」
 わたしは何気ない変化に戸惑いつつ、黒を基調とした玄関のドアをおもむろに開けた。そう、いつもと変わらぬ安寧が享受できると微塵も疑わずに。
「母さん、ただいま」
 ゆうに十人は座れそうな玄関で学校指定の革靴を脱ぎ、わたしは母に帰宅を知らせた。でも、何の返事も返ってこない。
 一抹の不安に襲われながら、わたしは家の中央にあるダイニングに向かってみる。

 装飾の施してあるガラス製のドアを開けると、母はイタリア製のベッドの前で泣き崩れていた。そしてその隣には見覚えのない強面の男性が二人。
「……千葉結衣華だな?」
 口髭と黒縁のメガネが特徴的な三十歳前後の男性は、わたしを睨むと同時にそう訊ねてきた。
「はい。わたしが結衣華ですけど……」
 わたしは内心動揺していたけど、平素と同じように堂々と受け答えした。
「千葉結衣華、青少年特別不純異性交遊容疑で補導する」
「えっ……?」
 この日わたしの平素の安寧は打ち砕かれた。そう、無慈悲なまでに。

 青少年特別不純異性交遊禁止法は、今から五年前の西暦20XX年に施行された法律で、年々深刻化する児童虐待やネグレクトを未然に防ぐ意図があるらしいが、それはあくまで表向きの理由だ。
 この法律の目的は別にある。
 一つ目の目的は世界中を震撼させている新型の性病の感染を防ぐため、二つ目の目的は新型の若返り薬を試すためだろう。
 無論、一言に若返り薬と云っても万能ではなく、既存の薬ではその効果は限定されてしまい、持続時間は最長でも三日間ほどらしい。そのため某国の製薬会社の重役方は持続時間を延長させるため、薬の完全な適合者を探しており、薬が罰則に使われているのはそのためだと巷では噂になっている。

784仮面りんご ◆pR/EQfuBq.:2011/11/07(月) 17:38:10
 閑話休題。
 たった三日間の辛抱だ。
 人生には往々にしてこういう出来事が起こりうるものだし、これはこれで貴重な経験になるだろう。わたしは病院のベッドで右腕を消毒されている間、自身を鼓舞する様に何度もそう繰り返した。
 アルコールでの消毒がおわると、看護師さんが薬剤の入った注射器を持ってきて、チクッとした痛みとともに半透明の薬剤が静脈から注入された。
 これから一時的に子どもに戻ることに動揺するわたしに、看護師さんは淡々と説明していく。
「若返ると云っても、三日間で少しずつ若返るし、急激に縮んだりしないので安心してください。ちなみに千葉さんに打ったのはC03タイプで、一日の終わりに約三年四ヶ月若返ります」
 看護師さんの説明を要約すると、わたしは今日の夜に中学一年生~小学六年生程度まで若返り、次の夜に小学四年生~三年生程度に若返り、三日目の夜に小学一年生以下の幼児に若返り、四日目の朝に元の体に戻るらしい。

 その説明通り、わたしの若返りは静かに進行していく。
 はじめにその変化に気づいたのは浴槽で体を洗っている時だ。
 わたしの小ぶりだけど形のよい胸は明らかに縮んでおり、膨らみはじめに戻ったみたいに周囲が微かに膨らんでいるだけだった。無論、それ以外の部分も変化しており、生え揃っていた淡い茂みは逆行するように薄くなっていたし、身長も中学一年生の妹と同程度まで縮んでいた。
 わたしの身長は158cmで、妹の身長はたしか150cmだから、わたしの身長はすでに8cm前後も縮んでいることになる。妹との裕佳梨(ゆかり)と同じ目線になるなんて、なんか変な感じだ。

 怪訝な表情をする両親や妹ににべもない相づちを打ち、わたしは二階にある自室に向かって階段を駆け上がった。
 一瞥した先にある部屋の正面窓も、部屋の中央に設置されているベッドも、向かって左側にある本棚も右側にある机も、心なしか今朝がたより大きく感じ、自身の矮小さを苦々しく思った。
 地球はいつもと変わらず自転して公転しているのに、わたしの部屋も変わらず存在しているのに、わたしの体は時間に逆らって逆行している。わたしは言い様のない焦燥感に支配された体で、静かにベッドに横たわり、緩慢な眠気に膝をついた。そう、束の間の安息を享受するかのように。

785仮面りんご ◆pR/EQfuBq.:2011/11/07(月) 17:40:43
 穏やかな朝の日差しが若草色のカーテンのすき間から射し込み、わたしはベッドからしずしずと起き上がった。
「そうだ……昨日はあのまま寝ちゃったんだ」
 緩慢な眠気に支配された頭でぼんやりと記憶を整理しながら、手の甲で目元を擦っていると、言い様のない奇妙な違和感におそわれる。
 あれ?
 目元を擦る手は水色を基調としたパジャマのそでに隠れており、まくらないとぶかぶかで完全にサイズが合っていない。そしてそれは足のすそも右に同じ。
 わたしはすそをまくり、寝癖を直そうと窓際にある姿見に向かった。
「えっ……?」
 わたしは姿見に映る自身の姿にはっとなり、ようやく昨日の出来事を思い出した。
 やっぱり三年四ヶ月の時は長い、と姿見を見て嫌でも実感する。
 青を基調とした枠の姿見に映るわたしは、昨日に比べ明らかに幼い様相を呈しており、あどけなさが色濃く目立ちはじめた目鼻立ちは、その最たるものだろう。本当にイヤになる。そう、悲しいくらいに。
 今のわたしは約十二歳で、ちょうど小学校を卒業した頃まで若返ってしまっている。クローゼットから取り出した高校のブラウスもサイズが合わずぶかぶかだし、緑と茶色を基調とした制服のチェックスカートもサイズが合わずゆるゆるだ。
 わたしはサイズの合わなくなった制服に唇を苦々しく噛みしめ、再びベッドに横になった。そう、今日も明日も明後日も高校を休もう。元に戻ったら学校に行けばいい。小学生に戻った体なんか見せたくない。わたしは自暴自棄になり、やるせない気持ちに心を支配され、水色と桜色のストライプ模様が特徴的な布団をしずしずとかぶった。

 わたしの体は数時間おきに熱くなり、そのたびに微かな煙と淡い光につつまれながら若返り続けた。
 朝起きた時は妹と同じぐらいだったわたしの背丈は、成長期の下り坂をくだるように急激に縮んでいき、妹が中学校から帰宅した時には130cm前後まで縮んでいた。
 おそらく、今の年齢は八歳~九歳と云ったところだろう。
 母はわたしの姿に苦笑しつつ、衣装部屋に保管されていた子ども服をしずしずと取り出した。水色を基調としたフリルが特徴的なフレアスカートに、昔好きだった少女漫画のイラストがプリントされたTシャツは、わたしの心に言い様のない焦燥感を去来させる。
 母や妹は口を揃えてよく似合うとか“カワイイ”とかおだてるけど、高校一年生になって子ども服を着せられるなんて屈辱でしかない。ああ、早く元に戻りたい。

786仮面りんご ◆pR/EQfuBq.:2011/11/07(月) 17:43:39
 日が完全に落ちて辺りが街灯に照らされはじめた頃、今日の若返りはおわった。
 妹の裕佳梨はツインテールの黒髪をたなびかせ、膝を曲げてわたしに目線をあわせながら口元に笑みを浮かべていく。体が縮む前はわたしの身長の方が高かったのに、今は完全に逆転している。そう、無慈悲なまでに。
 妹は日頃のうっぷんをはらす様に、わたしの頭を撫でたり、身長差をからかっていく。わたしはそのたびに反論するけど、身長差からくる威圧感で次第に言葉に詰まり、あげくのはてに目頭が熱くなってしまった。
 20cm違うだけで世界は全然違う色を見せる、とわたしは実感している。目の前の妹とわたしは頭ひとつ分身長が違うし、昨日の夜は届いたシャンデリアの紐に手が届かないのも、地味にショックだったりする。でも、わたしの羞恥心を目下刺激しているのは、やはり入浴の時間だろう。

 衣服を脱衣場のかごに投げ入れ、足早に浴槽に入ると嫌でも鏡が目に留まる。鏡に映るわたしは昨日とは完全に別人と云っても過言ではない。昨日は微かに膨らんでいた胸元は完全に平らになり、食事制限して維持していた括れもなくなってしまい、目鼻立ちも穏和な雰囲気が一層増している。
「完全に子どもだ……」
 ぼそっと呟いたその声色も、高校生とは思えないくらい不明瞭でたどたどしくなっているし、昨日は薄いながらも存在を主張していた淡い茂みも消失していた。
 なにもかも憂鬱で、幼少時代に大切にしていた宝箱が豪雨で流されたような気持ちになる。手が届きそうなのに届かない宝物、手にしたはずなのに手からこぼれ落ちた宝物。
 わたしは普通の高校生だし、あと一日の辛抱だと自身を鼓舞しても、センチメンタルで荒々しい感情は憂慮の波を呼び、思わず荒らげた声色の幼さにやりきれなくなる。
 少しディープなキスをしたいとか、エッチなことに興味を持つとか、思春期なら誰でも考えていることでしょ?
 わたしだけじゃないのに、何でわたしだけこんな目に。
 わたしの脳裏に去来するのはそんな世迷い言ばかりで、わたしは底なし沼のような幼気な感情にのまれ、そして夢の世界に誘われていった。

 その晩わたしが見たのは不思議な明晰夢だった。
 夢の世界のわたしは胸も膨らんでおり、艶やかなバストは美しい括れと相まって、みずみずしい輝きを放っている。そして目の前には中学の同級生で初恋の佐々木君が、わたしを裸で見つめていた。佐々木君のたくましい裸体を前に、脳裏に去来するのは清濁ない交ぜにした生々しい感情ばかり、自身の色欲の生々しさに憂鬱になるけど、夢の中でわたしはたしかに興奮していた。

787仮面りんご ◆pR/EQfuBq.:2011/11/07(月) 17:46:04
 わたしは生娘じゃないし、婬夢を見たら下着が微かに湿り気を帯びることだってある。でも、今のわたしは初潮前の体に戻っているし、体が子どもなのも否定しようがない現実だ。そう、例え認めたくない事実だとしても。

「あれ……?」
 昨日より一回り大きく感じるベッドで目を覚ましたわたしは、不明瞭でたどたどしい発音でぼそっと呟いた。
 昨日わたしが見た夢はまぎれもない婬夢だし、そんな夢を見たときは多少なりとも下着が湿っていたり、言い様のないむず痒さにおそわれたりするけど、今日は何の感覚もない。そう、痒くもないし別段濡れた感触もない。
 わたしは怪訝な表情で桜色を基調とした子ども用パジャマの下を脱ぎ捨て、昨晩無理やり履かされたファンシーな子ども用ショーツも脱ぎ捨てた。でも、淡い茂みを失ったそこは残酷な真実を淡々と示すのみだった。
「そんな……」
 わたしの大切な場所は見た目だけでなく機能も子どもに戻っており、激しい婬夢を見た後にもかかわらず、そこには何の変化も性的興奮のあとも残されていない。
 本当に子どもに戻ってしまった。
 わたしはそんなやりきれない事実を認めたくなくて、幼気で恥ずべき行為だと思いつつ、おもむろに矮小になった指先をそこに当てる。でも、指先でいじっても性的な感覚など別段感じず、くすぐったさと微かな痛みが入り雑じった感じがするばかりだ。

 わたしは現実から目をそむけ、白を基調とした天井を見続けた。大丈夫、大丈夫、と空虚な言葉で自分をなぐさめ、明日の朝にはこの“罰ゲーム”のような羞恥プレイはおわると、何度も何度も自分にそう言い聞かせた。そう、一抹の不安に静かにふたをして。一抹の恐怖に目をつむって。
 茜色に空が染まる頃、わたしの体は再び急激に縮みはじめた。どうやら最後の若返り現象は急性的にはじまるらしい。
「はあはあ……あっ、あがっ」
 わたしの体は急性的な若返り症状に悲鳴をあげ、鋭い痛みは四肢を駆け巡り続けた。ビキッビキッと骨のきしむような音が耳元を支配していき、わたしの体はそのたびに縮み続けた。
 やがて子ども用パジャマのそでに手が隠れていき、時を同じくして足もパジャマのすそにおおわれてしまう。わたしはその痛みに不明瞭で甲高い叫び声をあげ、一際高い声が鳴り響くと同時に若返り現象はとまった。

 部屋に設置した簡易身長計で測ると、わたしの身長は130cmから112cmまで縮んでいて、起き上がると部屋の家具が一回り大きくなったような錯覚におちいった。わたしは自分の幼い姿をできるだけ見ないようにし、しずしずと布団をかぶり夢の世界に誘われていく。
 夕食の時間の会話も適当に聞き流し、さっとシャワーを浴びてわたしは床についた。そう、夢から覚めればこの悪夢がおわると微塵も疑わずに。

 その晩もわたしは不思議な明晰夢を見た。
 夢の中でわたしは昨日と同じように女子高生に戻っていて、佐々木君とディープキスをしながら行為に溺れていく。夢の中なのに体中が沸騰しそうなくらい熱くて、特に大切な秘部が性的興奮で濡れていく感覚は、夢とは思えないくらいリアリティーがある。そう、きっと現実の世界ではもう元の体に戻っているんだ。そうに違いない。
 わたしは体中を熱くする快楽に酔いしれ、秘部が濡れていく懐かしい感覚に身をまかせ続けた。そう、無慈悲な現実が待っているなど考えもせずに。

788仮面りんご ◆pR/EQfuBq.:2011/11/07(月) 17:48:34
 春の穏やかな朝日がほほをくすぐり、わたしは夢の世界から現実の世界に引き戻された。でも、昨日と異なり下腹部がびちゃっと濡れた感覚がする。少し気恥ずかしいけど、わたしは無事に元の体に戻れたらしい。
「さぁ、高校に行く準備を……あれ?」
 わたしの口からこぼれ落ちた声は、明らかに幼い子どもの声で、心なしか舌も昨日と同じようにまわらない。
 何かがオカシイ。
 喉元にまとわりつくそんな不安を払拭するため、わたしは自分の体をおもむろに確認していく。
「ウソ……なんで?」
 就寝前に着た大人用のライムグリーンのパジャマはぶかぶかのままだし、あろうことかパジャマの下腹部には秘部を中心に染みがひろがり、その匂いは明らかに性的な興奮を示す匂いではない。
「あっ……いやぁ!」
 わたしはぶかぶかのそでを振り回し、必死に現実を否定しようとした。でも、パジャマの染みは下着もベッドもびっしょり濡らしているし、わたしの体は幼児のままだ。
「なっ、なんで元の体に戻ってないの!? それになんでこの歳になっておねしょなんか……」
 思案にふけっても疑問はとめどなく溢れ続け、秘部が濡れたひんやりした感触や臀部まで伝う濡れた感触は、わたしに無慈悲で無情な現実を突きつけてくる。まるで無視することなど許さないと云わんばかりに。

 後日精密検査を受けた結果、わたしの体は完全に若返り薬と適合しており、最後の若返りが急性的に起きたのもそれが原因らしい。
 担当医の先生は抑揚に欠けた声色でマニュアル通りの謝罪を繰り返し、製薬会社の担当者や国の担当者もそれは右に同じだった。
 この若返り薬では今まで大きな問題がなく、それらの安全神話と相まって、わたしのニュースは巷を席巻していく。わたしは来る日も来る日も様々な検査を受け、一ヶ月が経った頃にひとつの結論が出た。
 元の体に戻るためには再び十年の歳月が必要になる。
 様々な検査や若返り解除薬を試した結果、わたしの細胞が完全に幼児期まで若返っているのは決定的になり、十年間我慢して再び成長するしかないと繰り返し説明された。そう、もう一度小学一年生からやり直すしかないと。

789仮面りんご ◆pR/EQfuBq.:2011/11/07(月) 17:50:01
 人生には往々にして理不尽な試練がつきまとう、とわたしも理解している。でも、予測範囲内や許容範囲内での試練など取るに足らない些末なことだ、とわたしはしみじみと思った。
 だってそうでしょ?
 本当に将来を左右する重大な選択や局面なんて、いつだってありふれた日常で起こるもの。悪いくじを引いた時に、あるいは悪いくじを引かされた時に、いつだって人は個人ではどうにもならない因果に振り回されている、とわたしは思わずにはいられない。

 朝の陽射しも新緑の若葉も全て消えてしまえばいい、朝がこなければわたしは自分の惨めさと向き合わなくてすむのだから。
 昨晩から降り続けた雨は止み、外は日ごとに夏の匂いが強くなる。でもわたしは、初夏に向けて必然的に暖かさを増す空を見つめ、苦々しく唇を噛みしめた。そう、唾棄すべき破滅願望でものみ込むかのように。

 わたしがこの体になってから早いもので二ヶ月が経ち、今日わたしは試練と云う名の壁に直面している。
「よく似合ってるわよ、結衣華。だから、そんなにむくれないで。そんなしかめっ面してたら、新しい学校で友達できないぞ?」
「友達? 小学一年生と机を並べて勉強して、小学一年生に混じって遊べっていうの?」
 わたしは声を荒らげて、母に向かってそう言い放った。幼気で恥ずべきやつあたりなのは百も承知しているし、母は歳のわりに若く見えるブラウンのウェーブヘアをたなびかせて苦笑している。
 喉元にこみあげる世迷い言やセンチメンタルな感情をのみ込み、さながらおろかな道化になればいい。頭に描いた青写真を破り捨て、世界が望む自分に世界が求める役を演じればいい。全ては平素の安寧と云う名の日常に取り込まれていくのだから。そう、淡々と淡々と。

「母さんにわたしの気持ちがわかる? わたしは本当は高校生なのにこんな子ども服を着せられ、あげくのはてに今日からランドセルを背負って小学校に行けだなんて……」
 元はと言えばわたしの浅ましい色欲が招いたことだって解っているのに、口からこぼれ落ちるのは幼稚な不平不満ばかり。でも、わたしはこの玄関の姿見に映る姿を受け入れられなかった。
 玄関の鏡は水色のランドセルを背中に背負い、スカートのフリルが特徴的な紺を基調とした服に身をつつむわたしを、淡々と映していく。今のわたしはどっから見ても小学一年生の子どもだ。背丈だって母のお腹ぐらいしかないし、着ている服もこの白いハイソックスも六歳児用だ。本当にいやになる。こんなのわたしの体じゃない。
「元気だしなよ、結衣華。そのうち元の体に戻る方法が見つかるかもしれないしさ」
「姉を呼び捨てにしないで……」
「あはは。ごめんごめん。でも、戸籍上はあたしが姉になったわけだし、外で“姉さん”って呼ぶわけにはいかないでしょ?」
「それはそうだけど」
 紺を基調とする中学の制服に身をつつんだ妹の裕佳梨は、赤を基調とした胸元のリボンを整えながら、膝を曲げてわたしの目線に合わせてくる。
 裕佳梨の身長はたしか150cmで、今のわたしの身長は112cmだ。悔しいし認めたくないけど、38cmの身長差は大きいと言わざるを得ない。今のわたしと妹は少なくとも頭二つ分身長が違うし、あんなに華奢に見えた妹が、この体だと凄くたくましく見える。でも、それは妹だけじゃない。

790仮面りんご ◆pR/EQfuBq.:2011/11/07(月) 17:51:31
 この体になってから二ヶ月、わたしは子どもの体の不便さを嫌というほど実感している。
 家のドアや家具、そしてトイレや家電品にいたるまで、この世界の道具や建物は基本的に大人のサイズに合わせて設計されており、子どもの身長での不便さは筆舌に尽くしがたい。
 この体じゃ高いドアノブに手が届かないし、重いドアにいたっては腕力が足りずに開けることさえ叶わない。母や妹がわたしの子ども服を買っている間、ふてくされてベンチに座っていたら、あげくのはてに店員に迷子に間違われる始末だ。本当にイヤになるし、悔しくて悔しくて堪らない。
 ちなみに女性店員がわたしに掛けた言葉は、「どうしたの、お嬢ちゃん? パパやママとはぐれたの?」だったりする。完全に子ども扱い。完全に子どもに話し掛ける口調。高校一年生になって子ども扱いされた屈辱で、わたしは家に帰宅してから泣き続けたのを、今も鮮明に記憶している。
 冷蔵庫の上の扉だって背伸びしても手が届かないし、トイレのドアノブを掴むのにも少し時間が掛かるから、トイレをギリギリまで我慢するわけにはいかない。それでなくても以前より長く我慢できないのに。

 体の感覚が違うと、本当になにもかも戸惑いの連続だ。以前みたいに舌がうまくまわらないから、しゃべる時も同年代の子どもと同じようなたどたどしい発音になってしまうし、ブラを身に付けないで外に出掛けるのも、まだ慣れていない。いや、今の生活に慣れたら、今の生活に迎合されたらおしまいだろう。
 わたしの脳裏に去来するのは、そんなどうしようもない悔恨ばかり。
 別世界のように大きく見える町並みや、町行く人を見上げながら、わたしは母に手を引かれて小学校へ向かって歩き続けた。
 子どもの目線からだと、以前目印にしていた看板も首を上げて見上げなければならず、油断すると冗談抜きで迷子になりそうだ。この体だと大人のお腹しか見えないし、本当になにもかも大きくて嫌になる。
 わたしは今日から一度卒業した小学校に再び通うことになる。妹と同じ中学の制服を着るには六年間屈辱に耐えなければならない。胸が再び膨らみはじめるのも数年後だし、それまで同年代の子どもと同じようにそれは必要ないだろう。
 わたしの脳裏に去来するのは、そんなどうしようもない自嘲ばかり。
 小学校は六年間、中学校は三年間。そして高校生に戻って夏を迎えるまで約七ヶ月、元の生活を取り戻すまで約十年。考えるのはそんなことばかり、エトセトラ、etc.

791とも:2011/11/08(火) 17:24:16
>>仮面りんごさん
母や妹に子ども扱いされる姉が最高ですね。
妹との身長差も感じて屈辱だと思います。
おねしょもするようになってもう一度小学生からやり直さないといけないのがたまりませんね(笑)
充実した話をありがとうございます☆

792名無しなメルモ:2011/11/20(日) 02:38:03

「ユウちゃん、ママは買い物に行ってくるからパパとお留守番しててね」
「はぁい」

日曜の午後、幼稚園児の裕人と父親の拓也(35)は2人で留守番を頼まれた
裕人は玩具で楽しそうに遊んでおり、拓也はそれを穏やかな目で見守っていた

しかし、異変は急に起きた

「ねぇ、パパ、なんだかからだがむずむずする」
「いきなりどうしたんだい、裕人」
裕人のそんな一言に拓也が心配して声をかけた直後、自分の体にも違和感を感じるようになった

「パパも変な感じがするぞ」
次の瞬間、ありえないことが起こった
なんと裕人の体がだんだんと大きくなっていったのである
「!?」
「パパ、ぼくからだが大きくなってくよ」
裕人は小学生低学年ほどになっていた
「大丈夫か!?裕人!」
拓也は混乱した
そして、自分の体にも異変が起こっていることに気付いた
拓也は自分の体が軽くなっていく感じがした
体についている脂肪が減っていったのだ
「な、なんだ!これは」
目の前の裕人が小学生高学年〜中学生ぐらいの体になり、着ている服にしめつけられているようになっている頃には若い時のスリムな体つきになっていた
「パパ・・・苦しいよ・・・」
ビリリと裕人の幼児向けのかわいらしい服が破れていき、裕人は裸を露にするようになった
裕人には陰毛が徐々に生えていき、体に筋肉が現れ、身長も急激に伸びていった
拓也はまさに人生のピークであるように若々しくなっていったが、それを過ぎると背がだんだん縮んできてしまう
「パパ」
「裕人」
お互いが高校生ぐらいになり、名前を呼び合う姿は不思議なものであった

裕人はさらに身長が伸び、その体つきは美しいものになっていった
逆に拓也は中学生時代に突入し、身長の縮み方が激しくなり、顔つきも丸みをおびていく
「あっ・・・あっー」
その声は声変わり前の少年のようだった
やがて拓也の体が小学生のようになると、裕人の筋肉質な体にも脂肪がついていき、徐々に太っていく
ついには拓也はズボンとパンツが脱げてかろうじてTシャツを肩からかけている幼児に、裕人は裸で毛も濃い、腹に脂肪のついたおじさんになってしまった
「パパ、どうしよう」
と、野太い声で裕人が尋ねるが拓也はあどけない表情で周りを見渡している
そして、さっきまで裕人が遊んでいた玩具が目に入ると、それに飛びついた
「パパ!?」
裕人が聞いても拓也は玩具で遊び出してやめない
「ぶーぶー」
「パパ、いったいどうしたの?心も幼児になっちゃったの?しっかりして、パパ」
「ぼくはきみのパパじゃないもん!!」
幼い拓也はそうキッパリと言い張り、遊びを続けた
裕人は実の父親にそんなことを言われ、さらにおじさんになってしまった自分の体を見て落胆した

793急成長だいすき:2011/11/20(日) 12:44:03
面白いです。
このお話は、「バイス・バーサ」のオマージュですね。
あの映画もビデオでしか販売されてないので
はやくDVDやブルーレイになって欲しいです。

794名無しなメルモ:2011/11/22(火) 00:13:36
>>792さん
父と息子の年齢入れ替わりも珍しくて良い感じですね!
おもちゃで遊び出した拓也に萌えました(笑)
その後帰ってきた妻はびっくりでしょうね。

795Mathemagician:2011/12/08(木) 21:37:37
「つまり、われわれの存在は時間の関数なんだよ」
 また始まったわ。彼の数学講座が。
「ある時間tにおいて、われわれは3次元空間におけるある1点にしか存在できない。つまりtの値を決めれば他の変数x,y,zが求まるということだよ。」
 ああ、はいはい、すごいわね。
「それなら逆に、時間tが座標(x,y,z)の関数にはなりえないのだろうか」
 ―そんなことありえないわよ。
「たしかに、机上の空論かもしれない。だがね、僕の考えと計算が正しければ、それはブラックホールの特異点にあるはずだ。特異点では時間,すなわちt軸と座標,x,y,z軸が区別できなくなるはずなのだ。」
 なかなかおもしろいはなしをありがとうございました。で、もうかえっていいかしら?
「まあ待て。なぜ特異点でそのようなことが起こるのかを説明させてくr」
 かえるわね。ばいばい。
「―行ってしまった。
 だが僕の計算は間違っていなかったようだ。
 いろいろと楽しみだ。『あの姿の』彼女が明日どうなっているのか、いや、そもそも帰れるのか…?だとしたら少し悪いことをしてしまったかな。」


初投稿…というわけではありません。実は。
4〜5年ほど前に投稿していましたが諸事情で立ち去らねばならなくなり、しばらくぶりに来たところ、とても活発に活動していたので、うれしくなって衝動的に書き込んでしまいました。
読みにくい+意味わからない文章だと思いますが、ただの自己満です。

796豚削:2011/12/14(水) 13:44:33
続きがスランプで思いつかないので新たなのやります。
街角を歩いてるとたまに思いつくのをこれからは不定期で書いていきます。

第1弾-靴下を直す女学生-

皆さんは街を歩いてると、靴下が片足だけ下がって直してる女学生を見たことありますでしょうか?
あれは本当はただずり落ちたのではなく、女学生が若返り始めて徐々に小さくなってきているからなのです。
朝の登校時から若返りが始まった女学生は昼間に服がブカブカになり、最後は普段着る服が着れなくなるくらいまで若返り消滅します。
てなことを考えたりします。
このネタはパクッて大丈夫ッスよ(笑)

797名無しなメルモ:2011/12/15(木) 22:29:38
>>796
豚削さんそれわかります!
女子高生がどんどん若返り続けて服の中に埋もれて見えなくなっていく姿をいつもドキドキしながら妄想してます!
小生意気でギャルっぽい女子高生が制服の中で無力な赤ん坊になってもがく姿は興奮モノですよね〜

798豚削:2011/12/15(木) 23:42:57
そうなんですか!?
僕もいろんなシチュエーションで妄想しちゃったりしてますね〜☆

799仮面りんご ◆pR/EQfuBq.:2011/12/18(日) 19:54:05
>>791
ともさん、遅ればせながら感想ありがとうございます。
勢いで書いた駄文に感想を頂け、作者として本当に嬉しいです。

800豚削(とんさく):2011/12/20(火) 13:29:17

不定期呟き第2作め
-同じ服装の母娘-

街をうろうろしていると時より母親のような服装の娘や、やたらギャル系の服装の中学生や小学生を見ることがある。

え?小学生でそういうのは見ない?

すいません、住んでるところがわりと都会なのですm(_ _)m

最初に言ったので妄想するのは、母親が若返り出すと同時に娘が成長し、年齢が入れ替わってしまうというのと、年齢に見合った服装じゃない小中学生に関しては背伸びした服装にイライラした魔法つかいさんが背伸びした分の年齢に変えてしまうというのですね…

以上

801名無しなメルモ:2011/12/21(水) 22:01:58
>>800
豚削さんもかなり妄想慣れしてるみたいですねw

キッズモデルとかで幼児がギャルメイクしてるのとかを見たら、
思わずギャルが幼児に逆戻りしてしまうシーンを妄想してしまいます。

気の強そうなギャルほど幼児に戻った時のギャップが大きそうなので、
面白いリアクションが見れそうですよねw

802とら:2012/01/01(日) 15:59:15
『銀行強盗(上)』
 作:とら


『……速報です。今朝○○シティ、△△バンクを襲った2人組の女の強盗犯は以前逃走中です。犯人は銃を所持しており、非常に危険です。特徴は共に20代くらいの年齢で1人は茶色、もう1人は金髪です。警察は付近の住民に警戒を呼びかけ……』


 暗闇の中、自動車の前で2人組の女が話をしている。1人は赤みがかった茶髪で、もう1人は金髪だ。おそらく、この2人が件の銀行強盗なのだろう。
 茶髪の女は車のトランクの上に腰を掛けて何やら話すと、金髪の女に青いカプセル錠を渡し、自身は赤いカプセル錠を取り出すと2人一緒にそれと飲んだ。
 直後、信じられないことが起こる。
 赤いカプセルを飲んだ茶髪の女は、なんと身体が小さくなりだした! ……このことは最初から分かっていたようで女に驚いたような様子は一切ない。赤いカプセルの効果は凄まじく、彼女の身長は1分も経たないうちで金髪の胸元くらいになってしまった。しかもカプセルの効果か彼女は単に身体が小さくなるのではなく、若返ってもいるようだ……。
 ……茶髪の女はどんどん若返る。顔は幼くなっていって、手足は短くなり胸やお尻のサイズは縮んでいき……。 ……数分後。……なんと……たったの数分ほどで茶髪の女は大人から10代を通り越し、幼児と言っても差し支えのない容姿になってしまった。女の美しさは完全に幼児の可愛らしさにすり替わっている。服はすっかりぶかぶかになってしまい、もはや『着ている』というより、『包まれている』と言った方が適切だろう。
 と、それ自身の重さに引っ張られて茶髪のズボンが下着ごとトランクから地面へずり落ちてしまった。これは彼女も予想してなかったようで驚き、慌てて降りようとするがもはや車の高さは彼女にとって余りにも高いものになっていた。しかたなく女はあきらめて代わりに服の裾で下半身を隠すことにした。恥ずかしさのためか顔は少し赤くなっている。
 だがこれで終わりでは無い。彼女は幼児になってしまったが若返りはまだ止まってはいなかった。小さくなり続ける女の身体は、ついにはふらふらと揺れ始め、そのつもりも無いのにごろんとトランクの上で仰向けになってしまう。……若返りによって座り続けるための筋力も無くなってしまったのだ。……さらに彼女は若返りつづけ、……ついに自力では何も出来ない生まれたての赤ちゃんになってしまった。……20余年の女の人生は……ほんの5分ほどで全部巻き戻ってしまったのだ……。
 ……するとさっきのズボンの様に、今度は茶髪の女自身が重力に従ってずり落ちはじめた。赤ちゃんの身体で地面に叩きつけられれば、ひとたまりも無い。危機を感じた彼女はどうにかしようとするが、寝返りをすることすら出来ない今の身体では重力に逆らうことなどとてもできない。と金髪の女が間一髪の所で彼女を助けた。金髪の女の方はすでに終わっているようで、さして大きな変化は無いが……何と言うか、先程よりグッと成熟した雰囲気を漂わせており、……よく見ると胸のサイズも一回りか二回りほど大きくなっている。
 赤ちゃんになった茶髪を助けた金髪は彼女を安全な所に避難させると、ぶかぶかになった彼女の服を脱がし、自身も着替えだした……。

803とら:2012/01/01(日) 16:01:20
『銀行強盗(下)』
 作:とら


「すみません、検問に協力していただけませんか?」
「ええ、いいわ」
 若い警官は車を停止させ、窓から中をのぞくと中には金髪の女がいた。
(……金髪? 写真と証言に一致する所もあるようだが……)
 警官は犯人一味の写真と目の前の女を比較してみる。
(……うーん……、……似てはいるようだが……写真の方はこの人と比べると大分若い感じがする……)
「申し訳ありませんが、免許証を。それからドライブの目的の方をお教え頂けますが?」
 女は免許証を警官に手渡し、微笑みながらドライブの目的を教える。
「これから旅行に出かける所なの、この子と一緒にね」
 女は後部座席に目をやる。警官もそちらを見ると、可愛い赤ちゃんがチャイルドシートに座らせられていた。
「はは、惜しいですね。あと20年も経てばお誘いできたのに」
「ええ、わたしによく似てとってもかわいい子でしょ?」
 と赤ちゃんがぐずりはじめた。
「あらあら、どうしたのかしら。……ちょっとごめんなさいね」
 女は赤ちゃんを抱き上げると、彼女に母乳を与え始めた……。
「す、すみません」
「いいえ、いいんですよ」
 警官は気恥ずかしさを感じ、謝って目をそらす。その時、赤ちゃんの茶色の髪がちらりと見えたが、少々慌てていたので気に留め

ることは無かった。
「……もう終わったわ」
「では、これを」
 警官は女に免許証を返した。……免許証には確かに女の顔があった……。
「それでは良いご旅行を」
「ありがとう」
 ……女は再び車を動かしはじめ、ゆっくりと警官から遠ざかってゆく……。
 そこへ中年のベテラン警官が戻ってきた。彼は2人の乗った車とすれ違う。
「今のは?」
「母子の2人連れですよ。中には確かに金髪の女がいましたが、写真と比べると少々歳が上ですね」
「……………………」
 彼も今の2人をその目で見ていた。彼は母親をあと10年ほど若くすれば、犯人の金髪そっくりになるし、子どもの方が大人にな

れば犯人の茶髪そっくりになるだろう、とは思ったがそれ以上のことは考えなかった。……彼は『それ』を考え、行動するにはあま

りに常識の世界に浸っていたのだ……。
「……さ、検問を続けるぞ」
 彼は後輩の肩を叩き、犯人を捕らえる為の単調な作業を続けるよう促す。

 ……そして2人の女が乗った車は2人の警官から悠々と遠ざかっていくのであった……。

804oh:2012/01/13(金) 20:49:22
いっその事、警官も若返られば良かったのに。

805名無しなメルモ:2012/02/10(金) 23:44:50

私は「若返らせ屋」
生まれもって私には、対象人物の頭に手をかざし、特別な力を込めると、相手を好きなように若返らせることができる能力を持っていた
もちろん、それを世間に公表したりはしない
裏の世界での商売をしているのだ
人類にとって「若返り」というのは、本来叶えられるはずがない誰しもが夢見た魔法のようである
そこで私は依頼を受けたらどんな相手も若返らせる「若返らせ屋」として位置を置いている
もちろん無料では引き受けない
1才につき10万円を払うことが必須条件だ
人生を好きなようにやり直せるなら、1才10万なんて安いものだろう
これまでにも様々な年齢の人々を若返らせてきて、実績もある事務所にはそれなりに客がやってくるのだ



コンコン
事務所のドアを叩く音がする
「どうぞ」
と彼が言うとゆっくりとドアが空いた
「すみません、『若返らせ屋』はここでしょうか?」
と入ってきたのは30代前半とみられる女性だった
女の名前は森岡沙耶(33)、ここを訪ねた理由を聞くと、先日夫と離婚して親権も夫の方に渡り、まだ幼い娘を引き渡さないといけなくなり、人生に行きつまってしまったからだそうだ
「それはお気の毒に」
話しを聞いた「若返らせ屋」は冷静な態度でこう答えた
「それで・・・何歳ほど若返らせましょうか?」
彼が本題を切り出すと
「お金はあります。いっそ人生をやり直したいんです。うんと小さく、1歳児まで戻して下さい」
森岡は真剣に答えた
「若返らせ屋」はニヤけた
こいつは大した儲けだ
「ではこちらにサインして、310万をいただきます」
「はい…」
森岡は自分のカバンから現金を取り出した
「これでよろしいでしょうか?」
「若返らせ屋」は札束を丁寧に数える
「確かにいただきました。若返りのあとですが、1歳となると一人では生きていけません。孤児院などに引き渡すのが一番良いかと」
「はい、お手数ですがお願いします」
森岡は冷静に承諾した

「では始めますね」
「若返らせ屋」は手を森岡の頭にかざした
森岡は覚悟を決めたように目を強くつぶった
「若返らせ屋」は能力を発動させた

森岡の身体が次第に若々しく、美しいものになっていく
顔にあった微かなシワも消え、肌にはツヤが出てきた
美しい姿になったと思うと、今度は胸がしぼみ、身長が低くなっていった
彼女は高校生、中学生と幼くなっていく
顔は先ほどの三十路の厳格さは消え、丸みを帯びたかわいらしい表情になっていく
ついに胸が完全にしぼむと、女性いうよりは少女になっていた
さらに身長が縮むとぶかぶかの服の中に消えてゆくように若返っていった
「あっ、さやちいさくなってく・・・」
彼女の最後の言葉がそうだった
やがて服の外から姿が見えなくなると変化は止まり、服の内側から何かがもぞもぞと動いた
「若返らせ屋」は服からそれを---真っ裸の赤ん坊を取り出した
「ほぎゃほぎゃ」
赤ん坊は「若返らせ屋」に無邪気に微笑みかけた
これまでの人生を完全に忘れて辛いことから免れたようだ
「若返らせ屋」は赤ん坊を毛布でくるむと、孤児院に向かう為、事務所をあとにした


依頼人:森岡沙耶(32)
若返者:森岡沙耶(32→1)
報酬:310万

806名無しなメルモ:2012/02/10(金) 23:48:47
すみません、最初のところ
×森岡沙耶(33)
〇森岡沙耶(32)

でした

807名無しなメルモ:2012/02/12(日) 18:39:11


政府から依頼を受ける時もある

電話からの依頼だった
今回の依頼人は日本政府の取締代表である男だった
彼が説明するには、政府の極秘研究所で働く博士である石田和夫(54)を若返らせて欲しいということだった

彼はこれまで様々な日本の裏社会において研究成果を成し遂げ、政府にとって最重要人物として扱われていたが、年齢のせいであろうか近年はこれといった成功もなく、ただの初老として見られてしまった
そこで政府は石田にかつての栄光を取り戻してもらうために若返りの依頼をしたのだ


「それで何歳まで若返らせればいいですか?」
「若返らせ屋」が尋ねた
「彼の才能を長く発揮することができ、また彼を現代の技術について来られるように再教育を施したいのです
よろしければ3歳ほどに若返らせてもらいたい」
政府は彼の成長という時間を犠牲にしてでも、未来ある子供となってもらいたいようだ
「了解しました。では事務所の口座に510万を振り込みして下さい」
「わかりました」
取り引きは成立した


政府の男は石田を数時間後に事務所へ連れてきた
石田には何も知らされてないようだ
「私をこんな所に連れてきてどうするつもりだ」
「まあまあ先生」
苛立ちを見せる石田を政府の男がなだめた
「ではよろしくお願いします」
男は石田を「若返らせ屋」の前に出した
「なんだいったい」
「若返らせ屋」は石田の頭に手を当てると力をこめた
すると石田の体が若返り始めた
「!?」
何も知らされてない石田は驚き慌てた

髪が少なくなってしまった頭には毛がふさふさと生えていき、体全体がスリムになっていった
20代になると新鮮な若者らしさが出てきて、その顔は端正なものになった
「わ、若返っていくぞ!?」
石田がそう言い始めたのもつかの間、今度は背が低くなっていった
がたいのよかった体が、みるみるうちに縮んでいく
「わっわっ」
石田の声は声変わり前のかん高い声になっていた
驚きのあまり、大きくなった服に足を絡め、床に尻餅をついてしまった
それでも若返りは続く
石田の顔は端正というよりかわいらしい様になっていった
さらにどんどん小さくなっていき、最後にはぶかぶかの服を着た3歳児になってしまった
あどけない目で「若返らせ屋」をじっと見つめている

「若返らせ屋」の能力で完全に童心に還ってしまうと、それまでの人生の記憶もなくなるのだ

政府の男は用意していた幼児服を石田に着替えさせると「若返らせ屋」に礼を言い、事務所をあとにした
帰り際、幼い石田が「若返らせ屋」に向かって、ばいばいと手を振った
彼のこれからの人生の検討を祈ろう

依頼人:政府
若返者:石田和夫(54→3)
報酬:510万

808クロネコ ◆Eroqli1yJ6:2012/03/21(水) 21:42:47
『エリート育成法』
第1話

 ここはとある中学校。進学校として有名で、東大・京大をはじめとした有名大学へと多くの生徒を送り出している。
 しかしその教育法は門外不出、さらに通う生徒も寮生活を強制され、家族と連絡を取ることさえ許されていないという。
 そんな中学校でのお話である。

「早く帰ろうよ、愛菜」
「未来、あなた準備が早すぎるのよ」
 いつも仲良しな二人組、吉田愛菜と佐川未来。この中学校の同じクラスに通う1年生である。
「来週からテストだっけ?」
「そうらしいよね…いやだなあ、授業は難しいし」
「でも、愛菜は成績がいいからいいじゃん。私なんか数学がちんぷんかんぷんだよ…」
「そんなことないよ。私だって数学苦手だもん。というか、数学の内容は明らかに難しすぎるって。お兄ちゃんの高校の数学の参考書で見たようなのばっかりだもん…」
「『微分・積分』ってやつ?あれ、何がしたいのかわからないのよね」
「一コ上の先輩は『たいすうびぶん』ってやつが分からないって嘆いていたわ」
「じゃあ、しょうがないのかな…」

― 一週間後 ―
「これから定期試験を始めます。日程については以前配ったプリントか黒板を見て確認してください。以上です。」
 新任と思われる担任の短い話が終わり、朝のホームルームが終わった。
「一時間目は英語か…なんとかなるかな」
 心の中でつぶやく愛菜。深呼吸を一つした後、参考書で最後の確認をしていた。
 ふと黒板を見ると、気になる表示があった。

1時間目:英語(60分,30)

(60分は時間なのはわかるけど、横の『30』は何かしら…?)
ゴーン…ゴーン…
「はじめ!」
 始業のチャイム、担任の威勢の良い声と、一斉にめくられる問題用紙の音が奏でるハーモニー。
 
1.次の文章を読め。
I was a twenty-yeAR-old girl. However now, I'm a twelve-yeAR-old girl.
You can feel it strange, however it is real. And my body is still turning into my childhood. I'll tell you the reason why I regressed into young girl.

When I took the English exam, I felt something strange. I felt my body was shrinking. I once thought that I had lost my weight, but it's not fact.
I was really "shrinking." I was losing my bodies. Tall standing height(I was 5'7"), beautiful waistline and my booby.
I bE Sicks eArS NOW, BUT I'M SHRINKIng!
I WANNA GEt FrieNDS, ... ITSYOU!

(あら?誤植かしら?)
 入り乱れる大小のアルファベット。理解しがたい、非現実的な内容。
(目が疲れているのかしら…あれ?)
 ふと自分の胸元を見る。今朝はぴったりだったはずのブラジャーがなぜかゆるい。
(まさか…)
 服が全体的にゆるい。本能が警鐘を鳴らす。

―早く解かないと、ヤバイ―

ゴーン…ゴーン…
「解答やめ!」
 再び、担任の声。一気に手から机におかれる、鉛筆の音。
 クラスを見渡すと、そこには不思議な光景が広がっていた。
 同じ学年の教室のはずなのに、さながら小学校のようだ。皆、幼くなっている。
 注意深く見てみると、できのいい人ほど若返る量は少ないようだ。
 急いでトイレへ行き、自分の姿を見る愛菜。
 全体的に服が緩い。
 もともと小さ目だった胸は見る影もなく。
「どういうことなの…あっ!」
 試験時間に遅れると大変な罰があると先輩から聞かされていた愛菜は、すぐに用を済ませて教室へもどろうとした。
 急いで個室の中へ。
「どうして…生えてない…の…?」
 健全に成長していた茂みは、まさに春先の土手のよう。うっすらとした産毛に覆われているのみとなっていた。
(確か…生えてきたのが小学5年生のころ…。胸が膨らんできたのはその年の終わりごろ…。ということは、今の私の体は小学5年生というわけね)
 さまざまな考えが渦巻く中、急いで教室へと戻る。
(次は…数学…。)
 彼女の受難は、まだ始まったばかり。

809あーるゆー:2012/05/04(金) 00:12:22
「ここから見る風景も今日で見納めですね」
一人の少女がテラスから外を見つめていた。
とある時代のとある国。その国の王女マリアは明日近隣の国へ嫁ぐことになっていた。
「姫様、不安ですか?」
マリアの親衛隊の女騎士リーサが側に寄りながら話しかける。
「リーサ、私がかの国の王子と婚姻すれば、我が国とかの国の結びつきが強まり、我が国も安泰になるのです。
何も不安なことなんてありません。ただ、父上、母上、そしてこの国とお別れしなければならないのが寂しいのです」
リーサの方を振り返ってそう言うと、また外の方を見た。
「はっ、姫様危ない!」
リーサはマリアを部屋の中へ突き飛ばした。
「うっ!」
その直後、リーサの首筋に小さな針が刺さった。
「リーサ!」
「あなたが刺さっちゃったの?残念。これ作るのって結構手間がかかるのよねー」
テラスの手すりの上に黒のローブを着た女が立っていた。
「貴様、何者だ!姫様には指一本触れさせぬぞ!」
リーサはマリアを自分の体の後ろに隠した。
「あら、怖いわね。私は別に姫様を亡きものにしようとしているわけではないわ」
ローブの女は少し笑った。
「姫様ー!」
騒ぎを聞きつけて、他の親衛隊もマリアの部屋に入ってきた。
「ちっ、これじゃ分が悪いわ。じゃあね、姫様、女騎士様」
ローブの女は手すりから飛び降りた。
「はぁ、はぁ」
リーサは膝をつくと肩で息をしはじめた。
「わ、私は大丈夫です…。あなた達は早く不審者を追いなさい」
「は、はい!」
親衛隊は慌てて外へ出て行った。
「リーサ、大丈夫?」
「ひ、姫様…い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
リーサは叫び声をあげた。それと同時にリーサの体が小さくなっていった。
めりはりのついた体は平らに、女騎士に相応しい凛々しい顔つきは幼くかわいらしいものに変わっていく。
「わ、私、小さくなってる…」
5歳ぐらいにまで若返った体は服に埋もれて、そのままうつ伏せに倒れて気絶してしまった。
「な、何が起こったの!?ともかく早くお医者様に見せなくては!」
マリアはリーサを抱きかかえて医務室に運んだ。
初老の医者はベッドに寝かされたリーサをしばらく調べた。
「これは若返りの呪いですな」
「若返りの呪い?」
「はい、リーサ殿に刺さった針には若返りの呪いがかけられていたのです。
姫様を若返らせて婚姻を妨害する何者かの企みだったのでしょう。
人を殺す呪いより、体を変化させる呪いの方が容易にできますからな」
「そんな…リーサは私の身代わりになってしまったのですね」
マリアは悲しそうな顔で小さくなったリーサを見つめた。
「ひ、姫様…」
リーサは目を覚まして体を起こした。
「リーサ!私のせいでこんな姿になってしまって…」
マリアはリーサの小さな手をとった。
「いいのです。姫様をお守りするのが私の役目ですから…」
リーサは少し涙声になりながら続けた。
「ただ、この体ではもう姫様をお守りすることができないのが悔しくてなりません」
「リーサ!」
マリアはリーサを抱きしめた。
「ひ、姫様!?」
「あなたは私を命がけで守ってくれました。これからは私があなたを守りますわ。一緒に向こうの国に行きましょう」
「はい!姫様!」
リーサは満面の笑みで答えた。

その後リーサはマリアとその夫に実の子のように可愛がられて幸せに暮したのだった。

810かなち:2012/05/26(土) 06:22:20
『AGE DAYS』

私の名前は中村かな恵。今は31歳で独身の女。なぜ『今 』が付いてるかって?それはいずれ教えるわ。
…今日は5月31日。私は小さなとある化粧品会社に勤めている。社内には好きな上司もいるし、いずれ結婚したいと思っているけど、それは叶わない夢である。
『はぁ〜明日からまた暫く苦労しなきゃいけないのかぁ…』
と、かな恵は憂鬱に今日を過ごしている。仕事が終わり、勤め先の近くの実家に帰宅した。
『明日からまたお願いね、お母さん、お父さん…』
『いいのよ、気にしなくて。来月の為にも早く寝なさい。』
『うん、ありがとう…』
そして、かな恵はお風呂に入り、就寝した。

初投稿です。ここからは日記風に書いていきます。

811名無しなメルモ:2012/05/26(土) 17:52:43
単発じゃないならスレたてて書いてもいいのよ

812名無しなメルモ:2012/05/27(日) 02:50:44
すみませんここの掲示板って直接的なR18描写ってダメでしょうか
局部の名称をつかったりや直接的な性行為の描写などをしてもいいんですかね?

813名無しなメルモ:2012/05/27(日) 08:59:05
それ以前に、この掲示板ではsage進行は禁止です。質問する前にルールをきちんと読んで理解するのがマナー。
ていうか、質問するなら、あげて状況更新しないと、人の眼につきにくいですよ。

814名無しなメルモ:2012/05/27(日) 11:32:00
あ、そうなんですか
今まで使っていた掲示板と同じ感覚でsageにしていました。すみません
指摘して下さりありがとうございます

815名無しなメルモ:2012/05/27(日) 12:41:03
>>812
というか、そういう質問は管理者への質問スレッドに書き込むか、掲示板左下にある掲示板管理者への連絡を使うべきですね。
このスレッド内で質問と応答が割り込むと、それが終わるまで、SSを書こうという人が入りにくい状況になりますから。
ちなみに、こういった18禁描写の可否に関する質問は過去にも何度かあって、あくまで若返り/急成長を主体にした内容であるのなら、特に規制はなかったはずです。

816名無しなメルモ:2012/05/28(月) 15:29:56
>>815
なるほど。わかりました
ありがとうございます

817急成長大好き:2012/06/04(月) 10:58:13
プレイボーイでネット連載中のキン肉マン。
完璧超人のピークア・ブーが
試合中に顔がどんどん大人に成長してます。

818名無しなメルモ:2012/06/20(水) 23:08:03
『取り換えっこ』

「せんせ〜、せんせ〜、あかちゃんはどこからくるの?」
園児たちの素朴な疑問の中には大人として答えにくいものもある。
「えーっとね、コウノトリさんが運んできてくれるのよ」
「違うよ、せんせい」
別の子が声をあげた。
「ママがこのまえ、あかちゃんうんだからしってるんだ。マタのあいだからでてくるんだよ」
ニカッと自慢げに笑みを浮かべた。
教えた子には悪気はないんだろうけど、こういう話は何となく答えにくいので早々と話題を変えることにした。
「かなちゃん、先生は日曜日に行った水族館の話が聞きたいな」
でも、かなちゃんは私の声が全然聞こえてないようでビー玉のような黒い瞳でじっと見つめていた。
「かな、あかちゃんうめる?」
「そうね、大人になったらね」
「じゃあ、せんせいはあかちゃんうめるの?」
「産めるよ」
この話を早く終わらせたかったのでさらっと流したつもりだったのだけど、かなちゃんはその一言で目を輝かせた。
「じゃあ、せんせいのととりかえっこする」
子どもはときどきよくわからないことを言う。
今回もいつものそれと同じと思っていたんだけど、すぐに身をもって体感することになった。
突然下腹部に何かが縮んでいくような違和感がありお腹を押さえると、目の前にいたかなちゃんも同じところを押さえていることに気付いた。
「かなちゃん、これは一体何?」
すると、かなちゃんは嬉しそうにお腹を撫でた。
「せんせいのとあかちゃんをうむところをとりかえっこしたんだよ」
かなちゃんが何を言っているのかさっぱりわからなかったが、始めは強かった違和感も段々と治まってきた。
しばらくすると違和感もなくなったのでほっとしているとかなちゃんがいきなりパンツを脱ぎだし股を覗きこんだ。
「ちょっと何してるの!?」
慌てて止めようとした私の目に不自然なものが飛び込んできた。
なんと、かなちゃんのアソコにふっさりとした毛が生えていたのだ。
「わぁ、かなちゃんオトナみたい」
周りにいた子どもたちが騒ぎ始めたので急いでパンツをはかせると保健室に連れて行った。
運がいいことに保健室には誰もいなかった。
私はかなちゃんがどうしてあんなことをしたのか聞いてみることにした。
「ねぇ、どうして突然パンツを脱いだりしたのかな?」
「だって・・・、ちゃんととりかえっこできたかみたかったんだもん」
そう言えばさっきも取り換えっこがどうこう言ってたような気がする。
「“取り換えっこ”ってどういうこと?」
「あのね、かなね、あかちゃんほしいの。でも、まだあかちゃんうめないからせんせいのととりかえっこしたの」
この子の言っていることが本当なら私のあそこがかなちゃんについていることになる。
「ちょっとごめんね」
かなちゃんのパンツを下げると股の間を見ると確かに見慣れたものがそこにはあった。
私はハッとあることに気付き慌てて自分のパンツを脱いであそこを確認し愕然となった。
あそこにはまったく毛がなくぷっくりとした部分にわれめがあるだけのまさに幼い子どものあそこになっていたからだ。
今の私のあそこはたぶんかなちゃんのものだろう。
私はかなちゃんに大人の女性として大切なものを交換されてしまったのだった。

819とも:2012/06/21(木) 19:31:47
ご無沙汰しておりますm(__)m
久々に書き込みさせてもらいます。

>>818さん
取り替えっこ最高ですね!
かなり興奮しました!
かなちゃんにあそこを入れ替えられた先生は大変でしょうね。
彼氏とエッチもできないし、つるつるのあそこになって今後はお漏らしやおねしょをするかもしれないのでオムツ着用ですね(笑)
かなちゃんは幼児なのに妊娠できるようになったのだからお母さんが見てびっくりでしょうね(笑)
萌える話をありがとうございますm(__)m

820豚削:2012/07/14(土) 20:48:00
光効果やCG無しリアル描写ひみつのアッコちゃん

ある日アッコちゃんは成人紙のグラビアを見ていたら思い付いた

アッコ「テクマクマヤコンテクマクマヤコン、森下悠里になれ!(^O^)」

グググ…

アッコ「うっ…身体が膨らむ…」

ビチビチ

アッコ「服が、キツい…」

グググ…

アッコ「あはあっ!くいこむ」

プツンプツン

アッコ「胸が大きくなっ…」

ビリイッ

アッコ「シャツが破れて…」

アッコ「あ、顔が変わっていく…ああっ」

グググ…

数分後

アッコ「はあ…はあ…森下悠里になれた…これだから大人に変身はやめられないのよね…」

アッコちゃんは変身の快楽を覚えていた

続く?

821時の執行者:2012/09/15(土) 17:46:43
【変態瑠子の日常1】

私は俗にいう変態なのかもしれない。だって・・・
女性なのに。高校生なのに、小さな女の子が好きなんだもん!
俗にいう【幼女】ってやつですw

今まさに!
目の前で友達に言われてしまいショックを隠しきれないのでありました。

え?友達?
友達は今ここでフリーズしてもらってます♪
私は最近、【時間を止める】【自由に成長を操る】という力に目覚めました。

最初はびっくりして大変な事をしてしまったけど今はもう慣れてきましたw
例えば私の目の前にいる瞳ちゃん。(16歳)
スレンダーで出るところはちゃんと出てる羨ましいボディ。
うっかり幼女の隠し撮り写真を見られてしまい。
「変態!」って言われちゃったんだ。友達だったのに・・・軽くショック;;

さて、瞳ちゃんも幼女の素晴らしさを知ってもらおう!
まず!!私は瞳のスカートを大きく捲るとパンツを脱がす。

はい!この邪魔な毛はいらないよね^^
私は陰部に触れるとそこが発光する。

しゅるるる〜
瞳の整ったアンダーヘアがどんどん少なく、薄くなっていく。
割れ目も開いてビラビラした感じだったのに毛とともに閉じていく。

とうとう幼女特有の1本スジのみになってしまった!

うん。可愛らしいスジ♪最高!鼻血でそう!
私はあふれ出す性欲を抑えると次にいく。

この大きなGカップの胸!さぁ覚悟しなさい魔乳よw
瞳の胸に触ると再び発光する。
大きかった胸が一瞬でペタンコになったのだ!
このブレザーの下にはもうガバガバなブラがあり
可愛らしい乳首がチョコンと付いてあるだけなのだろう。

う・・・鼻血w

服を上にあげ、肩にかかっただけのブラを取る。
うわぁ〜可愛らしいよ〜♪
やっぱり幼女は貧乳だよねw

あとは・・・
瞳の額に人差し指でちょんと突付いて完了っと♪
では時間戻すね〜^^

どうなる事やらさてさて☆

822時の執行者:2012/09/15(土) 17:47:51
【変態瑠子の日常2】

私は偶然にも見てしまった。
仲の良い友達ってほどでもないけど忠告してあげないと!

友達に瑠子って子がいるんだけど、ポケットから何か落ちたんだよね。
それを拾って渡そうとした時・・・見てしまったんだ。

小学生低学年くらいの女の子が着替えている写真。
普通これくらいならと思うかもしれないけど場所が場所><
銭湯で着替えてるところ。写真を見るかぎり隠し撮りっぽい。

私は放課後、瑠子を校舎裏に呼び出して写真の真意を聞いてみた。

・・・・・
ショックだった。まさか友達だと思った子の口から
「幼女が好き」なんて言葉を聞くなんて。
このままでは犯罪になりかねない。私はこう言った!

「変態な事やめなよ!今ならまだ間に合うんだからこういう事やめるべきだよ!」

それから瑠子は目を大きく開けたあと
「瞳もわかればいいんだよ」そう呟いたのだった。





「え?」私は目をぱちくりさせる。
なんか変??
目の前にいる瑠子はニヤニヤと私を見ている。
なんか胸がくすぐったい。

ええええぇぇぇ!!

ブ、ブラしてない///

間隔でわかる。
でもなんかそれだけじゃないような・・・
私は胸を見ようと目線を下に向けるとあるべきハズの谷間がない事に気づいた!

「ど、どういう事?!」
私は胸を制服の上から触るとあるべき感触がない事に気づいた。
うそうそうそうそうそ!

頭がパニックになってきた。

「瞳は貧乳だもん!幼女パーツ最高の高校生だよ^^」
瑠子が突然意味のわからない事を言ってきた。
私が貧乳?そんなバカな話はない!私は自慢のGカップなのだ!

「そんなに慌てなくてもいいのに瞳大好きだよ♪」
瑠子が近づいてくると私のスカートの中に手を入れてきてパンツ越しに私のアソコをなぞった。

「近づくな!変態!!」私は瑠子を押し倒すと2,3歩後ろに下がった。
まさかここまで変態だったなんて!救いようがない。

「もう!痛いなぁ瞳。邪魔なアソコの毛もないからなぞったら気持ちよかったんでしょ?」
は?そんな理由で!気持ちいいわけないじゃ・・・え?
毛が無い?

無い?

まさか・・・
私はパンツの中に手を入れて確認する。

・・・

無い。
毛がなくなってる・・・よ。

823時の執行者:2012/09/15(土) 17:55:52
【変態瑠子の日常3】

「だって元々瞳ってば毛ないじゃん」瑠子が突然な発言をしてきた。
え?私って毛なかったっけ?あったハズだよね・・・

あった?無かった?

なんだか頭がボーとしてくる。
そして。こうされるのが好きだったよね^^
瑠子が突然私の頭を撫でてきた!
また手で払いのけようと思ったけど。
思ったけどなんだか「ぽわわん」って気持ちになって気持ちよくなる。

なんか撫でてもらうのが好きみたい私。

「ふふっ。瞳可愛い♪」瑠子は今度はほっぺを撫でてくる。
私は気持ちがよくて目を開けていられなくなる。

「瞳はここが弱いもんね♪」
耳の裏をこちょこちょっと触ってきた!
その時私は気持ちよさの頂点に達して思わず【失禁】してしまった。

とめどなくでてくるオシッコ。
パンツ越しで飛び散りはしないものの下半身を大きく濡らして水溜りを作っていく。

「あらら〜。瞳気持ちよかったですかぁ」瑠子がまた頬を撫でる。
気持ちイイ。気持ちイイが止まらない。

瑠子が頬から手を放すと私は我に返り急に悲しくなってきて涙が溢れてきた。
「うぅぅ。ぅうぅ:;」
「あらあらお漏らしして泣きそうになっちゃって。いいのよ瞳にはまだパンツは早いんだから」

え?私ってパンツ早いの?じゃあ何はいてたんだろう?

瑠子がまた頬を撫でながら今度は濡れた下着を脱がしにかかった。
気持ちよすぎて残ってた尿がチョロチョロロと流れだす。

パンツを脱がされると私は腰が抜けたみたにペタンを地面に尻餅をついてしまった。
目線は下に・・・ホントだ。私、陰毛生えてないんだ。

濡れて重くなった下着をつまんで私に見せてくる瑠子。
「こんなパンツ履くの瞳にはまだ早いの!だから失敗しちゃうんだよ!」

「ごめんなさい」私の口から謝罪の言葉が発せられる。
でも、パンツじゃなかったら何履いてたんだろう?

「じゃじゃーん!」瑠子が手にしたのは履かせるタイプのオネショパンツだった。
え?オネショパンツ?高校生の私が?

「もう!早く着けるよ!」瑠子が立たせると可愛いお尻を軽くぺチンと叩いた。
「うっ、ごめんなさいごめんなさっ、うっ」私ははもう訳がわからなくなり半泣きのまま瑠子にオムツを履かせてもらった。

「大丈夫だよ瞳」瑠子は撫でてくれて私のオシッコで濡れた部分を優しく拭いてくれた・・・

824時の執行者:2012/09/15(土) 17:56:48
【変態瑠子の日常4】

エピローグ・瞳編

「ひっとみ♪今日も可愛いね」私は校門前を歩く瞳の姿を見つけると小走りで急ぎ瞳の頭を撫でながら挨拶をする。
「あっ///瑠子」瞳は撫でられるのが嬉しいのかぽわわんとした表情のまま顔を赤くして気持ち良さそうな表情でこちらを見る。

た!!!

食べちゃいたい!!ヽ(´∇`)ノ♪

食べちゃいたいくらい可愛いんですけどw

頭だけじゃなくネコの様に咽をゴロゴロと撫でてあげる。
もう油断したら鼻血でそうです!

「あ////」瞳は目を瞑りプルプルと体が小刻みに震えた。
「ん?もしかして出ちゃった?」瞳の小刻みの様子を見て私は悟った。
「う・・・うん」瞳は潤んだ瞳で私を見つめる。

「じゃあ、すぐ換えないとね♪いこ」私達二人はそのまま教室に向かわずトイレの個室へと向かうのであった。
大好きだよ♪瞳★




【完】




瞳はあの事件以来、瑠子の能力で変わってしまった。
自慢のナイスバディから幼児体型に。というか大事な部分は幼児そのものになってしまった。
そして精神も幼児化してしまい一部の記憶の欠落からブラやパンツの履き方すら忘れてしまい生理用品の知識すらなくなってしまった

我慢ができなくなった瞳にはオムツは必需品で今では瑠子がオムツを毎日換えてあげている。
そして瑠子が撫でる、誉めるなどをすると瞳は快感を感じてしまう様になってしまいその都度オムツを濡らす様になってしまったのだ。
もう瑠子なしでは生きれなくなってしまった瞳。


「大好きだよ♪瑠子☆」

825時の執行者:2012/09/15(土) 17:58:59
皆様が忘れた頃にお久しぶりです。
一度短編で書いて投稿してましたが完結したので
とりあえずこちらにも載せておきました。
瑠子ワールドをお楽しみ下さいませませw

826名無しなメルモ:2012/09/15(土) 18:53:35
>>825
時の執行者さんお久しぶりです、しばらく見ないうちにまた一段とパワーアップしてますね

ところで時力使いは続きはまだ執筆なさらないんでしょうか?

あの作品がすごく大好きなもんで…

827名無しなメルモ:2012/09/16(日) 23:09:41
『嫉妬』 (1/2)

とあるショッピングモールの下着屋でのこと・・・

「すみませ〜ん、試着したいんですけどぉ」
レジにいる私、明日香に一人の女子高生が声を掛けてきた。

「あ、はい試着ですね。それじゃあこちらにどうぞ〜」
(なんか感じ悪いこの子・・・。てか胸でかっ!)

声を掛けてきた女子高生は明らかにギャルで生意気な感じだが、
長身で細身、それなのに出るところはちゃんと出ていて抜群にスタイルがいい。
特に驚いたのが胸。めちゃくちゃでかい。FとかGとかそれくらいはある。

試着室に向かって歩くたびに大きな胸はタプンタプンと揺れ、見せつけるかのように
第二ボタンまで開けたブラウスからは常に谷間が見えてしまってる。

ちなみに私はAカップすらブカブカな超がつくほどの貧乳だ。谷間なんて夢のまた夢。
ちょっとゆったリしたっ服を着ると、胸の膨らみが完全にわからなくなってしまう。

学生の頃からド貧乳がコンプレックスだった私は、胸がでかくてさらにそのでかい胸を
見せつけるような格好をしている女を見ると、いつしか無性に腹が立つようになっていた。

(そんなに胸が自慢なわけ?どうせ私は貧乳よ・・・)

試着室に到着すると、女子高生はサイズを測って欲しいと言ってきた。

「あの〜、なんか最近ブラがきつくなっちゃって、サイズ測ってもらえますかぁ?」
「はい、いいですよ。それじゃあブラウスを脱いでもらっていいですか?」
「は〜い」

女子高生がブラウスを脱ぐと、まるでメロンのような巨大な胸が姿を現した。
しかもその巨乳はブラのカップから肉がはみ出しており、完全にブラのサイズが
あってないようだ。ブラもかなりも大きさだが・・・

「た、たしかに…サイズがあってないみたいですね…。」
「これGなんですけどぉ、なんかまた最近急に大きくなっちゃってぇ」
「このままじゃ正確に測れないんで、ブラも外してもらえますか」
「え〜ブラも?恥ずかしい〜」
(なんなのこの子!いいから早く外せよ!)

ぐちぐち言いながらも女子高生はブラを外した。
窮屈なFカップブラから開放された胸はさらに一回り大きさを増した。
トップ、アンダーを測ってみるとその大きさに驚いた。
(えっ!Iカップ!?高校生でウソでしょ・・・)

「え、え〜と、Iの70がいいと思います。」
「Iカップ!?え〜デカ過ぎ!もうホントこの胸邪魔〜」
「でも、大きくて羨ましいですよ」
「え〜大きくてもいいことないですよぉ。邪魔だしブラは高いし。
 (チラッ)私もお姉さんくらいが良かったなぁ。ペッタンコだとブラいらないし超楽そうw」

な・ん・だ・と!

私がどんだけこの胸で悩んでると思ってんだよ!つかブラしてるし!
ペッタンコだと楽?それじゃお望み通りにしてやるよ!

その時、私の中である能力が覚醒した・・・

828名無しなメルモ:2012/09/16(日) 23:11:19
『嫉妬』 (2/2)

私は女子高生の巨大な胸を睨みつけあることを念じた。

「んっ!なんか胸がムズムズする・・・。えっ!?ちょっとなんで!?胸が縮んでてる!!」
女子高生の胸が縮みはじめ、風船の空気が抜けるかのように、
Iカップもあった胸はどんどんどんどん縮んでいく。

まるでメロンのようだったBカップくらいの大きさにまで小さくなっても縮むのは止まらない。

「お願い止まってよ!」
「無駄よ。私を怒らせた罰よ。」
「あんたがやったの!?早く止めなさいよ!」
「ペッタンコがいいんでしょ?まだ大きいじゃない。」
「えっ!?まさか・・・?」

Aカップほどになってもさらに胸は縮む。乳首と乳輪も縮み始めた。
最後には胸は完全にペッタンコ、乳首も小さくなり、かろうじて乳輪だけが
プクッと盛り上がった、ちょうど膨らみ始めの胸になった。

「わ、私の胸がペッタンコ・・・。痛っ!なにこれしこり?どうなってるの?」
「あなたの胸だけ9歳にしてあげたの。9歳ならブラいらないでしょ。
 あっ、でもあなたの場合ちょっと膨らみかけてるから必要かな?」
「9歳ってそんな・・・。早く元に戻しなさいよ!」
「元に戻す?あなた元からその胸だったじゃない?」
「えっ、何言ってるの?あれっ?そういえば・・・」

ただ胸を若返らせただけじゃなく、さらに「元々そうだった」という記憶にすり替えた。

「そういえば私ずっと胸が成長しなくて・・・。最近やっと膨らみ始めて
 今日は初めてブラを買いに来たんだ・・・」
「思い出しました?今お客様にピッタリのブラ持ってきますね」

そう言って、小学生が初めてつけるようなハーフトップのおかぶりタイプの
ブラを女子高生に付けさせた。

「もう高校生なのに、全然胸が無いのがもの凄いコンプレックスなんです・・・。
 私の胸大きくなりますか?」
「えぇ大丈夫。ちゃんと大きくなりますよ」

胸が無くなって自信まで無くなっちゃたのか、さっきまで生意気だった女子高生は
しおらしくいい子に変わっていた。

胸はもうほとんど大きくならない。一応本人のこれからの成長で大きくはなるのだが、
もう高校生だし、大きくなってもツンと尖った膨らみかけのおっぱいになったところで
成長は止まるだろう。

ちなみに女子高生が失った胸はというと・・・。
  
「私もお姉さんみたいな胸になりたいなぁ」
「私の胸?大きくて邪魔なだけですよ」

829名無しなメルモ:2012/09/17(月) 06:00:46
>>828
すごくツボです!
乳房だけの年齢の若返り能力は私の夢でしたので、
もし機会があればぜひ続編をご検討くださいね

830828:2012/09/17(月) 22:19:01
>>829
ありがとうございます。需要があってよかったです。
私も胸だけの変化がツボなんですが、そういう作品は探してもなかなか無くて、
ついに自分で書いてしまいました。

いいネタが思いつけば続編も考えてみますが、もし「こんな変化が読みたい!」って
希望があれば提供いただけませんか?

831名無しなメルモ:2012/09/18(火) 07:47:20
>>830
私なんかにわざわざコメントしていただき誠に恐縮です。
乳房の発育のみを操る能力は昔からよく想像していたので、
特に嫉妬による乳房の巻き戻しであるこの作品は本当にツボにハマりました。
主人公が女性で下着売り場担当というだけにまだまだネタは広がりそうですよね。
普通に通行人にイタズラしてブラのサイズを合わなくしてみたり、
イタズラで乳房の年齢を赤ん坊にして記憶は操作しないとも見てみたいです。
あとプールとか海水浴や、銭湯やスパリゾートといった場所での嫉妬による悪戯を期待してます。

832【実験】byサルド:2012/09/19(水) 13:01:20
30代位の大男は顔の綻びが止められなかった。
もうすぐで1000万という大金が手に入るのだ。
募集を見つけたのが約一月前。
【体力・精神面の自信がある方はふるって実験にご参加を】
内容は知らされずとにかく5日程耐え切れば賞金1000万が獲得できるという。
さすがに大金の為、広告に書いてある通り危険が伴い参加者は次々と落とされた。
体力面では大雨・大風。精神面ではグロを交えた恐怖映像等。
しかし、がたいが良く精神面もいかなる逆境も屈せず生きてきただけあって、大男は耐え切ってきた。
そしていよいよ最終日。
残っているのは大男のみで今日耐えれば1000万が手に入る。
気を引き締めていた所に、案内人が釘を指してきた。
「今日が最終日ですが、今回の実験は更なる危険が伴い途中棄権は出来ません。
 やめられるのであれば今だけですが、どうなさいますか?」
「俺が棄権などあり得ん。やるに決まっている」
ここまで来て棄権などという選択肢はあり得ない。
大男は躊躇なく答えたが、この時質問をした意味を知らなかった。
これから人生を揺るがす事態になることになるとは。
大男が連れて来られたのは今までの仕掛け満載の部屋ではなく、簡単に言うと広い檻の中だった。
何が起こるか身構えながら部屋に入ると、扉は閉められた。
(さ〜、何が来るのやら)
辺りを見回す…と、突然天井から筒のような機械が出てきた。
良く見ると先端が丸く、映画とかでそこからビームが出るようなそんな代物。
まさか本当にビームが…?
大男がそう考えてた時、本当にそこからビームが大男目掛けて放たれた。
すぐさま駆け出し、避ける。
ところがビームは床・壁を反射して高速で檻の中を飛び回り、とても目で追っていけるものではなかった。
直感だけで数分避けられたのは部屋の広さも相まっての事だが、機械からさらに1、2、3とビームが放たれる。
「う、うわっ!」
それらも同じく反射して、ついに大男に当たってしまう。
「がぁ!」
痛みはない。
が、すぐに体から熱を帯び、熱さに身悶える。
「ぐわっ!が、があぁぁぁぁ!!!」
何とか踏ん張って立っていたが、すると大男に変化が起こった。
身長180以上あったはずが、違和感があるほど床が近かった。
着ていた服も体を包むように巨大化していく。
違う、自分の体が縮んでいるという事に気づくまで暫く時間が掛かった。
大男の着ていた服は当然大きく、ズボン・パンツがストンと地面に落ち体が上着に包まれる。
急激な縮みに痛みはないも体の違和感だけが常にあった。
「ふわ、ああ……」
搾り出すように声を出すと、か細い甲高い声が出てさらに違和感。
体はさらに縮んで上着さえも床に着き、首元から柔らかな肌が露出する。
暫くして体が縮んでいくのが止まる。
「なんあこえ……」
ぶかぶかの袖から何とか手を出すと、そこからぷにぷにの小さな手が見えた。
「ふぇ、やっやっ……」
今の現実を認めなくて目を閉じ首を振る。
と、体に違和感を感じ袖から手を引っ込め服の中からそっと股間を触る。
……なかった。

833【実験】byサルド:2012/09/19(水) 13:02:15
30数年付いていたそれはなく、かわりに一つのすじがある。
そっとなぞると今まで感じたことのない感覚に襲われる。
そんな事をしていたその時だった。
ガコンという音がして突如大きなボールが幼女目掛けて落ちてきた。
「きゃっ」
突然の事で対応出来ず、ぶつかって床に尻餅を着く。
「いたいよお…」
それほど勢い良くぶつけられた訳ではないが、今までの実験で耐えてきた何よりも痛み、そして恐怖を感じた。
しかしそんな状態を見てか、次々と同じようにボールが数個出てきて体にぶつけていく。
「いたい、いたい…!」
痛さに逃げるため何とか立ち上がり、上着を引きずって逃げる。
しかしボールは的確にぶつけていき、少し駆け足になる。
「ふぇふぇ…、あっ…!」
それが仇になったのか、上着に足を取られ派手に転んでしまう。
上着が下になって軽減したとはいえ、強烈な痛みについに泣き出してしまった。
「ふぇぇぇぇぇ!!!」
四つんばいになって方向も分からずひたすら逃げた。
暫くボールをぶつけられたが、次第に止まった。
四つんばいを止め、その場に座り込む。
「えぐ、えぐ……。
 おうち、かえちてぇ!」
その声に応え、部屋の中に声が響く。
「最初に説明したはずです。途中棄権は出来ないと」
「とちゅー、きけん……?」
初め聞いた時は当然のように分かったのだが、今は言っている意味が分からなかった。
「簡単に言うと、終わらないという意味です。
 お金が欲しくてここにきたのでしょう?」
アナウンスの声は嫌味を込めて言ったが、その意図を組めずそのままの意味で受け取った。
「おかね、いらない。
 かえちて、かえりたいお…」
舌足らずの甲高い声が部屋を響かせるも、声はもう聞こえてこなかった。
と、出口が開き、そこから誰か入って来た。
「ひっ!」
幼女は短い悲鳴を上げる。
そこから現れたのは特殊メイクで加工してお化けに仮装した男だった。
確かに怖くしてあるが、今までのグロ画像に比べたら子供だましの代物。
しかし幼女は体を震わせ、座りながら体を後ろに後退させる。
「あああああああぁぁぁぁ……」
仮装した人は低く唸り声を上げながら向かってくる。
「やぁ……ふぇぇぇぇ!」
あまりの恐怖にそれ以上体が動かず、再び泣き出す。
と、体が一瞬震え、ちょろちょろと失禁する。
着ていた上着を暖かく濡らし、とても気持ち悪かった。
「ふぇぇぇぇ、かえちてぇ!かえちてぇぇぇぇ……」
仮装した男は決して幼女に触れず、近づいた後はじっとしているだけだったが、
それでも幼女はその事に気づかず泣き叫んだ。
「かえ、かえち、ふぇ……え…………」
次第に泣きつかれたのか、そのまま上着に包まれ眠ってしまった。
「…実験終了です」
「ご苦労。
 その子を回収し、こちらに連れて来なさい」
「了解」
男は濡れた上着の首元から幼女を持ち上げ、真っ裸にした。
「…元男とは、さすがに背徳感があるな…」
男は実験とはいえ、子供の泣き叫ぶ声は好きではなかった。
いや、気にしないのは上層部くらいだろう。
…この実験は兵器の実用化の為のものだ。
如何なる逆境の兵士でも、子供化してしまえば無力化する。
しかし不具合も多く、変わる年齢も精神退行するかもバラバラ。
今の段階では実用化は難しかった。
そこで一般公募で兵士に近い者を実験対象とし、実用化を急いでいた。
この幼女は中身も幼女化して、元の生活には戻れないだろう。
何処か孤児院に預けられるか、さらなる観察対象としてここで育てられるか。
全ては上層部の意向次第だった。
哀れみの目で、幼女に目をやる。
男の胸元ですやすやと眠る幼女はとても愛らしかった。

834【実験】byサルド:2012/09/19(水) 13:08:19
久しぶりの投稿です。
長編を書こうとしたのですが、やはり途中で投げてしまい未だ出来ず…。
なので突発的に思いついたネタを短時間で仕上げました。
「男って誰よ。名前は?」「描写少なすぎ!」というのはあるかもしれませんが
自分はこれが限界なのです…。
でも、また次が出来ればいいなとは思いました。
読んでくださった方は有難う御座いました!

835名無しなメルモ:2012/09/19(水) 18:47:07
サルドさんお久しぶりです。
無力化というフレーズは大好きですのですごく楽しめました。
幼児や赤ん坊への変化は完全な無力化ですから、
兵器としてARは本当に合理的な無力化ですよね。
次回作楽しみにお待ちしてますよ

836時の執行者:2012/09/23(日) 21:52:40
アズランテの書【上】

「オヤジのパンツと一緒に洗うなよな!」
下品な言い草をしたのは私の姉【若菜】高校1年生
そういう私は小学5年生で大のお父さん好き^^

若菜お姉ちゃんはお父さんにいつも酷いことを言います。
今日もオヤジと同じ空気吸うだけで息がつまるわ!ホント最悪〜
とか言ってお父さんを悲しませてます。

そんなお姉ちゃんに今日は天罰を与えます!

昨日図書館でたまたま見つけた本で私、悪魔と契約しちゃいました。
アズランテっていう淫魔とかいう類の悪魔らしいですが詳しくは知りません。

最近保健の授業で知りましたが、皆お父さんの精子から生まれてきたのに
お姉ちゃんたらそのお父さんに酷いことばかり言うなんて許せない!

私はお姉ちゃんの部屋を開けるとお父さんに謝るよう声をかけた。
「はっ!なんで私がアノおっさんに謝んないといけない訳?ホント意味わかんない。
アンタ早く出ていきなさいよ!」ホントにお姉ちゃんは救いようがないな・・・

アズランテ!出てきて!

グゴゴゴゴォォォ!!!
私が念じると床が眩く光その中から悪魔アズランテが現れた!

お姉ちゃん最初驚いたけどアズランテの姿を見るや「何コレ不細工〜」と笑い出した。
そうアズランテはハッキリいうなら豚のぬいぐるみといっていい。
まん丸で怖いというよりも可愛らしいといった方がいい悪魔なのだ。

私はちょっとブサ可愛くて好きなんだけどな♪

だけどアズランテはそんなお姉ちゃんの態度を見て機嫌を悪くしたのかすぐさま行動にでた。
アズランテの大きな鼻(豚の鼻)から鼻水が噴出されると姉の体にまとわりついたのだ!

「な、なんなのよコレ!気持ち悪!!」お姉ちゃんは体に纏わり付いた鼻水を拭おうとする。

「バイバイお姉ちゃん」私がそういうとお姉ちゃんに異変が起きる!
「ナニコレ?!」姉が驚くのも無理はない。体が若返っているのだ。

膨らんだ胸も静かに萎んでいく・・・
「お姉ちゃんがいけないんだよ。お父さんに毎日毎日酷いこというから。だからお姉ちゃんがお父さんの精子の頃だった時まで若返ってもらうね」

「う、うそだ!嫌だ!凛子(私の名前)!お願いだから許して!!」
どんどん若返る姿にお姉ちゃんも本気だと思い私に助けを求めてくる。

とうとう胸もぺたんこの小学生まで若返りが進んだ。
もう私より小さいかもしれない。

「もうオヤジ・・・じゃないお父さんのパンツ一緒に洗ってもいいから!」
必死だなぁお姉ちゃん。
でももう遅い。大好きなお父さんの一部に戻ってもらいます。

「やだ・・・やだよぉぉ」姉はとうとう泣き出してしまった。
姉の背丈はもう私の腰程度までしかなかった。

・・・・・・・

パチン!私が指を鳴らすと若菜の若返りが急に止まった。

837時の執行者:2012/09/23(日) 21:53:20
アズランテの書【下】

「なんでお姉ちゃんの若返り止めたと思う?」
私の質問に姉は泣きながら「?」な顔をする。
しかし助かったと思ったのだろう「ありがとう」と言い出した。

はぁ〜許す訳ないのにね
私は深いため息をついた。

さて、アズランテ!
私がそう叫ぶとアズランテの手から鎌が現れた。
そしてそのまま姉に向かってズサリと鎌がおろされた!

姉もその行動に驚いたのか目を瞑る。
「・・・い、痛くない?」姉はゆっくりと目を開けていく・・・

Σ

そこには驚いたことにもう一人幼児になった若菜がいた。

「お姉ちゃん驚いた?とりあえずこっちの若菜に若返ってもらうね」
姉が理解する間もなくもう一人の若菜は再び若返っていく。

もう一人の若菜にも同じように意識はあり分裂したといった方がわかりやすいかな。
若菜は「いやぁぁぁ」といいながら赤子まで若返ってしまった。

おぎゃぁおぎゃぁ

「見ててお姉ちゃんここからだよ」私が幼児のお姉ちゃんにそう言うとお姉ちゃんはただただその光景を見るしかなかった。

赤子にまで若返った若菜は新生児になりそして胎児まで戻っていく。
そして受精卵まで戻り・・・
静かに小さく分裂した。

精子と卵子に・・・


「どう?これがお父さんの精子だよ」
普通は見えないくらいの精子1つなのにそれは悪魔の力でパチンコ玉サイズまで拡大されていた。

私は精子を指で摘むとネチャッと粘っこい白い液体が私の指に纏わりつく。
「あ、ごめんお姉ちゃん潰しちゃった^^」

幼児の姉はその行動に恐怖してその場から逃げようとするけど足がすくんで動けなかった。

「なんで・・・どういうつもりなの?」
姉の声は震えている。どうしてこんな事をしたのか不思議なのだろう。

「だってお姉ちゃんがあのまま若返ってたら意識なくお父さんの精子になった自分も見れなかったでしょ?だから見せてあげたんだよ」

チョロチョロチョロロ
姉は妹の行動に恐怖し失禁して大きな水溜りをつくってしまった。
「あは。お姉ちゃん怖いの?お父さんの一部になれるのに」

妹は狂っている。若菜は恐怖で一杯だった。
「じゃあね。今度こそバイバイ」私は姉に小さく手を振る。

若菜の止まっていた若返り再び動きだす。
「やだ!精子なんてなりたくないよ!やだよ!やだよぉ」
姉の最後の言葉だった。
すぐに赤子になりおぎゃぁとしか喋れなくなると姉の意識は闇の中へと消えていった。

「こっちはいらないや」私は卵子を指で摘むとゴミ箱へ投げ入れた。
「こっちは大事♪」精子を水の入った小瓶にいれると蓋をして大事にポケットへ入れたのだった。

どちらも目に見えるくらい大きくなっているのは悪魔の力である事は言うまでもない。

私が小瓶を自分の机に置くと「じゃあね若菜ちゃん」
そういうと私は大好きなお父さんのもとへと向かうのであった。
「お父さ〜ん♪」

838時の執行者:2012/09/23(日) 21:54:23
とりあえずこちらにも記載しました。

839名無しなメルモ:2012/11/27(火) 13:32:16
時の執行者様

妹さんのSっ気に満ちた台詞がたまりません。素晴しいです。

840beebeetomxxx:2013/04/16(火) 00:33:23
『副作用』


新薬『メタノンZ』は悪玉コレステロールの増殖によって不本意に蓄積された皮下脂肪を
薬効の基本である融合と収縮によって健全な肉体に戻すことを目的に作られた
究極のやせ薬であった。
しかし用量を間違うと、副作用としてコレステロールだけでなく健康な細胞のホルモンバランス
にまで影響を与えることが、少例ながら報告されていた。
しかしそれが何を意味するのか小学生に理解できる訳でなかった。
彼の目的は産休後に学校に復帰した憧れの教師の小さな嘆きに対する救済のことしか
頭になかった。
「子供を産んだらちょっと太っちゃったの。元に戻るようこれから頑張るから
あんまり幻滅しないでね。」
しかしその言葉がとんでもない悲劇につながるとは彼女自身も想像もしていなかった。


「浩太くん、あたちに何を飲まちぇたの?」
放課後の教室で5年3組の担任だった久保田美奈世(31)は
教え子の小出浩太(10)が
家から持ち出した『メタノンZ』の用量3倍分の入ったペットボトルの水を
何の疑いも持たずに飲んだ。
美奈世の全身に『メタノンZ』の薬効が行き届いた時、
健全なホルモンバランスを失った彼女の細胞は分裂の代わりに
融合と収縮を引き起こし、31年間に分裂を繰り返した肉体は
みるみるその細胞を減らしていってしまい
グラマーな大人の女性だった身体はあっという間に
3歳くらいの幼児にまで若返ってしまった。
ぶかぶかの衣服姿になった美奈世はその場にうずくまり
浩太を見上げながら泣き出した。
「あたち、子供になったった。」
ただ『メタノンZ』の効能が切れてそれ以上幼くはならなかったが
その恐怖のあまり股間に力がこもり、結果失禁までしてしまった。
「うぇーん、おしっこ漏れちゃった。」
それはもう大人だった面影すらまるでない普通の惨めな幼児だった。
浩太は憧れの先生が目の前でお漏らしをしたことに
ただ驚きのあまり立ち尽くすしかなかった。

841beebeetomxxx:2013/04/17(水) 06:07:29
『副作用』その2


「先生、ごめんね。
ぼくはただ太っちゃったって困っていた先生を
助けたかっただけなんだ。」
小出浩太は泣いている幼い美奈世に謝りながら
しゃがんで手を差し伸べた。
まずおしっこで濡れたスカートやパンティを
脱がせて気持ち悪さから解放するのが先決だと思った。
美奈世のびっちょり濡れたパンティを降ろすと
そこには一人っ子の浩太が初めて見る異性の下半身が露わになった。
ただ美奈世にはもう大人の羞恥心はなくなっていて
浩太にお尻や割れ目を見られても恥ずかしい気持ちは湧かなかった。
それどころか浩太が差し出したティッシュで
股間を拭いてもらうことに快感すら感じる始末だった。
「あーん、くちゅぐったい。」
泣いていた美奈世にいつの間にか笑顔が戻っていた。
浩太も憧れの先生の股間を触って、しかも観察しながら、
奇妙な気分に陥っていた。
浩太の好奇心に満ちた指が美奈世の割れ目に滑る込んだ。
「浩太くん、そこはダメ。」
そう言いながら拒絶する意識とは裏腹に
股間はもっと奥を撫で回されたいという欲求を抱いて
アドレナリンが大量に分泌された。
美奈世の表情はとても3歳とは思えない恍惚さを醸し出していた。
浩太の指先が美奈世の精液で濡れた。
その直後に異変は起きた。
美奈世が再び急成長を始めたのだ。
閉じた割れ目は浩太の目の前で花開き、
身長の伸びと共に胸やお尻も大きく膨らんだ。
浩太は急に生えてきた陰毛にも驚いたが
それよりも幼児顔から美しい大人の顔に戻っていく美奈世を見上げて
思わずその場で尻もちをついた。
ほんの1分足らずで3歳の幼児は31歳の大人になった。
美奈世は皮下脂肪も含めて元の姿に戻ったのだ。
そして驚いている浩太を見下ろして、回復した羞恥心に思わず股間を抑えた。
「浩太くん、お願いだから見ないで!」


新薬『メタノンZ』の薬効は性欲等に伴う多量のアドレナリンによって中和されて
その効力を失ってしまうらしい。

842りんごじゅうす ◆DkFptW8F1s:2013/09/05(木) 12:45:52
魔女の騎士 ―1―


深き森の奥深く、魔女の住む小屋の一室。
白く輝くプレートアーマーを身に付けた若き騎士が、黒衣に身を包んだ黒髪の魔女へと頭を垂れていた。

「お約束の通り、私はあなたの物となりましょう」

片膝を付き、自身の腰に帯びる長剣を両手で差し出すそれは、騎士叙勲の際、王へと己の剣を差し出すそれと全く同じであった。

この若き騎士は、この辺りに災いを振りまき、邪悪なゴブリンに人々を襲わせ、作物を枯らす呪いを振りまいた悪魔を、黒髪の魔女と共に先日、打ち倒したばかりだった。――魔女に一生仕える事を条件に。
幸いにも、仕える主を求めて旅をする、放浪騎士の身分だったのと、悪魔の存在を知らぬ村人が、森の魔女の仕業だというのに何も疑いもせず、一度は魔女に斬りかかった事への罪滅ぼしも兼ねて、その要求に答えたのだ。

黒髪の魔女は、剣を受け取り――騎士叙勲の際は、主が剣の腹でひざまずく新たな騎士の肩を叩くものだが、その前に、騎士の顔に顔を近づけて、指で騎士の顔を上げさせた。

騎士は、まだ若い20前半。綺麗な金髪と整った顔。視界を保つためか兜は被らずに、額のみを守る防具のみを着用しているためか、鼻を通り過ぎる様に肩頬に真っすぐと剣の傷が走っていた。

「綺麗な顔……。それをこんなに傷付けて、その上私の物となってまで、戦い続けて良かったの?」
「……正義のため、戦えぬ者のために戦うのが、騎士としての務めです」

その言葉に偽りは無く、力強く答えた騎士だったが、魔女は、答える前の一拍の間に、騎士の中の僅かな迷いを感じ取っていた。

「……そう。でも、これからは私の物。騎士である事を忘れ、ゆっくりとした一時を過ごしなさい」

魔女は立ち上がり、剣で、鎧の肩当てを叩いた。
その刹那、騎士を中心にして魔法陣が広がり、そこらかの光が騎士を包んだ。
それにはギョッとして、姿勢を崩さなかった騎士は、首を左右に動かして辺りを見渡しながら、姿勢を崩した。

「な、何をっ!」

だがうろたえている間にも、魔力が己を侵食していく。己が精神力で魔力に抵抗しようとしたが、力が入らない。――騎士叙勲によって、主と認めた者の魔力だからだ。

魔力によって、騎士の体が徐々に縮んでいく。更に、鍛え抜かれたはずの手足が短くなるだけでなく、どんどん細くなっていく。

それなのに、不思議な事に、鎧が重たくなった様には感じない。――否、騎士は見た。鋼の鎧が、薄くなり、柔らかくなり、色が付き、布へと変化し、体に合わせて小さくなっていくのを。

……魔法陣からの光が収まって、やっと落ち着けるようになった時、騎士は、己の変化をまじまじと観察した。
剣を振り過ぎて、皮が堅くなり、沢山の豆が出来ていた荒れ果てた手は、何の苦労もしらない、それでいて小さなもみじの様な子供の物に。
鍛え抜かれた体は小さく、筋肉もついていない。
ペタペタと小さな手で頬を触れば、丸っこい、柔らかなぷにぷにほっぺた。…す、と傷口を撫ぜたつもりだったが、そこには古傷の感触はまるで無かった。

843りんごじゅうす ◆DkFptW8F1s:2013/09/05(木) 12:46:28
魔女の騎士 ―2―

魔女はそこまで騎士が確認している隙に、両手を伸ばして、ひょいと抱きかかえた。

「うわっ!?」

騎士らしくない、甲高い、それでいて舌っ足らずな声が出た。そして、驚きはそれだけじゃなかった。――自分の頭一つ小さかった魔女が、まるで巨人の様に見える程に大きい。それに、自分をひょいと抱きかかえている。

「わたちは……こどものちゅがたになったのか?」
「えぇ。そうよ。だって私には騎士は必要ないもの」

二コリと、柔らかく微笑む魔女には、邪悪な意思など感じ取れなかった、が――これは困る。
戻せ、と思わず言おうとして、騎士は口を噤んだ。もう、彼女に仕える事を決めた身だったからだ。

「……だ、だが、これではあなたにやくにたちゅことが……」

戸惑いながら言った言葉は、しかし魔女が人さし指を、シーッと口を閉じる様に唇に当てて来た事で、口を閉ざされた。

「十分よ、買い物の時にほんのちょっと荷物を持ってくれたり、疲れた時に抱っこさせてくれたりするだけで十分だから。」
「ち、ちかちっ!」
「ねぇあなた。最近笑った?」

唐突な問いかけに、騎士―否、騎士だった3歳程の幼児は、きょとんと、目をまん丸くした。魔女は続ける。

「あなた、綺麗な顔して、いい男なのに、ちっとも笑わないんだもの。街中でも外でも、気を張り詰めっぱなしで、戦いの時も辛そうな顔してた」
「……ちょれが、これとどういうかんけいにある」
「もう、ブスッとしないで。今のあなたって笑うと最高に可愛いんだから! 笑わない、楽しみの無い人生なんて詰まんないわよ」

幼児は睨んだ。けれども魔女は楽しそうに笑って、ふくれた頬につんと人さし指でつついて感触を楽しんだ後、ご機嫌で抱っこしたまま別室へと移動した。

「それに今のあなた、最高に可愛いし、筋肉ゴツゴツの騎士なんて置いておく余裕うちには無いんだから。最初の命令よ。私の抱き枕になりなさいな」
「…………。」

騎士だった幼児は、釈然としないながらも、抱っこされたままベッドへと連れていかれ、無言でされるがままになっていた。

844名無しなメルモ:2013/09/07(土) 08:47:46
りんごじゅうすさんお久しぶり!

845りんごじゅうす ◆DkFptW8F1s:2013/09/07(土) 21:50:06
>844さん
どうも、ただいまです。
といいつつ、また長らく筆を置く事になりそうです。
この後、騎士と魔女の日常を書きたい気持ちもありますが、己の体調や近状から長く続けて書ける状態にはないので。
オープニングだけ、という感じですが、幼児化のシュチとして楽しんでくれたら幸いです。

846名無しなメルモ:2013/09/08(日) 19:10:31
乙です、どうかご自愛ください
時間と体調に早く余裕ができるといいですね

847りんごじゅうす ◆DkFptW8F1s:2013/09/10(火) 10:34:22
>>846 さん
ありがとうございます。
本当は淡々とその後の日常も書きたかったり。
書きたい欲望が抑えきれなくなったらまた何か書きます。が、あまり期待しないで下さいね;

848名無しなメルモ:2013/09/21(土) 20:46:43
-MUSU-

俺は高校2年生の誠太だ。
俺には、誰にも言えない秘密がある。そう、俺は若返りたいという願望があるのだ。俺は、暇なときいつもこんな妄想をしてしまう。5歳くらいの幼児に若返ってあそこを弄ったり、すっぽんぽんになって他の幼児に混じって水遊びをしたりしたいなーと。
そんな妄想をしながら過ごしていた日常はある日を堺に崩れていった

849名無しなメルモ:2013/09/21(土) 21:12:03
-MUSU-2

明日の小テストに備えて、勉強したあと、俺は、ベッドに潜り込んで、長い眠りについた。

*夢の中*
夢の中で目が覚めた。
夢でも何かがおかしい。
いつもの夢とは違う。
そう。ベッドが大きい。服もダフダフだ。そして解った。
ああ、若返ったんだなと。でも、所詮それは、夢。自分の叶わぬ欲望を満たすためのものにしか過ぎないのだと。そう考えた為か、異常な程落ち着いていた。
そして、夢でも、あそこを弄ろうと考え、タボダボな服から抜け出し、自分のあそこを無毛のちんちんを弄ろうとした。がそこで目覚ましに起こされてしまった。

850名無しなメルモ:2013/09/21(土) 21:29:13
-MUSU-3

*リアル*
その晩、勉強したあと、誠太はベッドに入り、眠りについた。

うーん。小さく唸り声をあげる誠太。その時、彼に変化が訪れた。まず、硬い髪の毛が体に吸い込まれてゆき、頭に柔らかいふわふわの髪の毛が生える。そして、彼のコンプレックスで、あった、濃いスネ毛や、腋毛も体に吸い込まれツルツルの若い肌が顔をだす。そして、ちんちんの周り…陰毛も、体に吸い込まれつるつるのちんちんになった。
毛の次に、体が変化した。
160cm程の高校2年生にしては、小柄な身長だったが、どんどん若返ってゆく。足が細くなり、お腹が緩やかなカーブを描いた。
ちんちんも、細く、小さくなってゆく。さらに、剥けかけていたが、皮に覆われ、ぴったりとその顔を隠すように閉じた。そして、無毛に相応しい可愛らしいちんちんになった。
今の彼は、どこから見ても、4,5歳の幼児でしかない。はずだった…

851名無しなメルモ:2013/09/22(日) 23:54:24
-MUSU-4

目覚ましがなっている。止めないと。…手が届かない。
誠太は仕方なく、ベッドから、抜け出し、目覚ましを止めた。その時、ジャージがダボダボになっているのに気がついた。
自身が若返っているのにそう時間はかからなかった。時刻は6:15分まだ時間に余裕がある。取り敢えず、あそこに手を出すために、ジャージから抜け出す。そして、生まれたままの姿になって鏡の前に立つ。そこには4,5歳くらいの幼児が立っていた。柔らかそうな髪の毛にプニプニのほっぺ。緩やかなカーブのついたお腹とおしり。そして、可愛らしいちんちん。
全てが幼児そのものだった。

852名無しなメルモ:2013/09/23(月) 00:05:49
-MUSU-5

誠太は、じっと鏡の前に立つ幼児を見つめた。----若返りそんた事が実際に起こりうるなんて。まさか、正夢になるとは思ってもいなかった。
そんな事を考えながら、自然にちんちんへ手が伸びる。皮に包まれたそれをもみじのような手で触ってみる。そして、もみくちゃにしてみる。小さいが、確かな自己主張をはじめる。そして、段々と気持ちよくなってくる。そして、絶頂へ達した!!がビクッと、震えただけで白いのは、出てこなかった。
誠太の頭の中は真っ白になった。
全身の力が抜け、そして、
チョロチョロと蕾の先から黄色い液体がでて、フローリングの床に水溜まりを作っていった…。

853青年A:2014/02/27(木) 12:26:28
初心者ですが書いてみました。駄文ですがご覧下さい。よければアドバイスをお願いします。
姉妹逆転
1話「お姉ちゃんになりたい」
 「おかえり。お姉ちゃん、一緒にやってほしいことがあるの〜。」
高校から帰ってくると今年幼稚園に入りたての3才の妹、梨花が私に近寄ってきた。
ちなみに私は有紗、高校1年生である。
「いいよ。お部屋に行こう。何をするの?」
私が梨花を連れて部屋に行くと、梨花はこれーといって変な人形と小さな紙を持ってきた。
「なにこれ。なんか怖いね。なになに、これに願いを書いて人形に持たせると願いが叶います。ただし、結果がどうなるかはお楽しみ〜。
おもしろそう。さっそくやってみようか。じゃあ私が先に書くね。」
私は、宿題をやらなくていいようになりますように、と書いた。
「じゃあ次はあたし。」
といって梨花が願い事をかいた。
そして、梨花はその紙を折って人形に持たせた。その後は普段通り過ごした。
まさかこれがあんなことになるなんてこの時は考えもしなかったわ。

854青年A:2014/02/27(木) 12:27:04
2話「不思議な夢」
その夜は不思議な夢を見た。私は部屋にいて、いつものように学校に行く準備をして、鏡の前で身だしなみを整えていたの。
その時突然心臓がドクン、と脈打ってそのあとも鼓動が早くて目眩がしたからその場に座ってたわ。
そのあと体が熱くなって全身から痛みが出て、骨が軋みだした。少しづつ部屋が広くなっているように見えてすごくあせったよ。
「なにぃ。どうなってるのぉ?えっ、なんか話ちにくいちちたが回らない。」
違和感を感じて下を見るとブカブカになった制服が私にかぶさるようにして落ちてる。
痛みも鼓動も収まったので鏡を見に行く。体が思うように動かない。力が入らない。いや力自体がなくなってる?なんなのこの感覚は。悪戦苦闘しながらよちよち歩きで鏡に近づいた。
「えっ?これがあたちぃ?」
鏡をみて私は絶望した。そこにいたのはよちよち歩きをしていそうな幼児。アルバムでしか知らない幼い頃の私が写っていた。
「しょんなぁ。これじゃがっこおにいけないよぉ。」
私は絶望してすすり泣いていると、部屋のドアが空いて、高校生くらいの女の子が入ってきた。
「どうしたの有紗?怖い夢でも見たの?」
といって私の脇に手を入れて抱っこしてきた。
「あっ。」
といって私は抱っこされて自分の全身を鏡でみることになった。いつの間にか私は幼児が着るようなワンピースを着ていて、いかにも甘えん坊な幼児に見えた。
ますます私はショックを受けて声を上げて泣き出してしまった。
「大丈夫よ。お姉ちゃんが守ってあげるからね。」
といってその女の子が私をあやしてきた。女の子といっても今の私には巨大に見え、とてもたくましくみえる。おかげで抱っこされているとすごく安心感がある。
泣きつかれたのと安心したので私は眠ってしまった。
「かわいい。これからは私がお姉ちゃんだし、かわいがってあげるからね。」
といって高校生の女子が微笑んでいた。
「梨花お姉ちゃんも悪い人ね。姉をこんなにかわいい赤ちゃんにしちゃうんだもの。」
といって小学4、5年生くらいの少女が部屋にはいってきていった。
「芽理衣(メリー)のおかげよ。本当にありがとう。そしてこれからもよろしくね。」
といって2人の妹を見て梨花は微笑んでいた。

855青年A:2014/02/27(木) 21:31:08
3話(前編)「私が妹?」
「う、う〜ん。にゃんかしゅごくいやなゆめだっちゃなぁ」
どのくらい経ったのかは分からないけど目が覚めた。あまりにリアルな夢だったけど、人の体が縮むなんてありえないし、気にしない気にしない。
とりあえず学校に行く準備をしなきゃ。そう思って制服を探して部屋を見渡してみた。
「あれぇ。にゃんだかへやがおおきくにゃったみちゃい。しょれににゃに?このしゃくは。えっ?」
ベッドの周りの柵とやけに大きく見える部屋、舌が思うように回らない感覚。それに制服がかかってあるはずの場所には制服がない。もしかしてあの夢は本当だったの?
「とりあえじゅきゃぎゃみをみちぇみまちょ。」
そう言ってベッドから出ようとしていると、部屋のドアが開いてお母さんが入ってきた。
「あら有紗、おっきしたのね。どこかに行きたそうね。どこにいきたいんでちゅか?」
そう言って巨大なお母さんが私を軽々と抱っこする。やはり夢は現実だったらしい。下を見ると三階建てくらいのビルくらいの高さに見える。
それに視界に入ってきた服装も赤ちゃんが着るようなデザインのもので、手足もとても小さなもみじのようなかわいらしいものに変わっている。
早く鏡を見たい。そう思って鏡を見ていると、「鏡ね」といってお母さんが鏡に近づく。そこで見た私の姿はいつもの私じゃなかった。
まだまだ母親に甘えたそうなかわいらしい乳児を卒業したばかりの赤ちゃん。それが今の私の姿である。
どうしよう。まさかあの人形の力なの?そう思って人形を置いたはずの場所をみても人形の姿はなかった。これじゃもとに戻れないじゃない。
そう思うと泣きたくなってきて泣き出してしまった。
「どうしたの?もしかしておむちゅが気持ち悪いんでちゅね〜。」
そう言ってお母さんは私を抱っこしたままリビングに向かっていく。そしてリビングに入った時、
「おはよう。有紗。朝からご機嫌ななめでちゅね。どうしたんでちゅか?まだおねむなの?」
そう言って夢に出てきたあの少女が近づいてきた。この人は一体誰なの?
「お姉ちゃん。有紗にそんなに近づきすぎたら怖がっちゃうでしょ。ね〜有紗」
そう言って小学生くらいの女の子が私を見て微笑んでいる。この子は誰?
「そうね。ごめんね有紗。梨花お姉ちゃんが悪かったね〜。」
そう言って少女はテーブルでご飯を食べている。え、この人が梨花?だって梨花は.....それにあの子は?
それからはお母さんにおむつを変えてもらったけど、その時も自分の変わり果てた割れ目の姿に絶句し、泣きそうになっていると...
「まだご機嫌斜めね。お腹がすいているのね。ちょっとまってて、ご飯持ってくるからね。」
といってお母さんは台所へいった。
「お母さん。私が有紗にご飯あげてもいいよね?」

856青年A:2014/02/27(木) 21:31:45
3話(後編)
といって梨花がやってきた。そして私の口に哺乳瓶を当てて、
「ご飯でちゅよ。たっくさんのんで早く大きくなりまちょうね〜。」
といい、ゴム製の哺乳瓶を絞ってきた。口の中にドロッとしたあま〜いミルクが流れ込んでくる。哺乳瓶で口を塞がれた私は大量のミルクを飲み込むしかなかった。
「ん、ん、ん、....」
といってやっと飲み終えたが空気を飲み込んだせいかすごく気持ち悪い。
「空気を飲んじゃって気持ちわるいのね。背中をトントンしようね〜。」
といって梨花は私を抱っこして背中を軽く叩いた。私は、けぷ、という小さなゲップをして恥ずかしさのあまり赤くなって俯いていた。
「お姉ちゃん。有紗を連れて部屋に行こう。お母さん、有紗と少し遊ぶからお母さんはゆっくりご飯をたべてて。」
といって女の子は私と梨花を連れて私たちの部屋に入ってドアを閉めた。すると梨花が、
「本当にかわいくなっちゃって。お姉ちゃんは見事に赤ちゃんだね。これも芽理衣のおかげね。」
そう言って梨花は女の子の頭を撫でた。
「女子高生から赤ちゃんになっちゃった気分はどう?私があなたたちの願いを叶えてあげたの。私はあのお人形よ。芽理衣っていうの。これからは私もお姉ちゃんだからよろしくね。」
そう言って私の頭を撫でる。そんな、そんなことって。
「いやぁ。もちょにもどちてぇ。あたち赤ちゃんから人しぇいをやり直しゅなんていやよぉ。」
そういって泣き出したが、
「これは私たちの願い通りじゃない。私はお姉ちゃんになりたかったし、お姉ちゃんは宿題をやらなくて良くなったでしょ?」
「ひっく、しょうだけど。」
私は黙るしかなかった。事実だけど、こんなことになるとは思わなかったから...
「じゃああきらめて赤ちゃんからやり直しましょ。すぐに大きくなれるわ。だからいっぱい食べて、いっぱいねんねしましょうね。」
「ばかにちないでよ。わたちだって」
そういう私に、
「じゃあこれを止めてみて。高いたかーい。」
といって高い高いをする梨花。悔しいけどこの体ではどうすることもできずされるがままでいるしかなかった。そして急激な高さの変化による恐怖から私は泣き出してしまった。
「ふえ〜ん。ふえ〜ん。」
と泣き出した私に、
「これで分かったでしょ。しばらくは赤ちゃんの体で我慢することね。」
と言われ、さらに泣き出したが、2人の姉にあやされ、泣きつかれてしまった私はそのまま眠ってしまった。

857名無しなメルモ:2014/03/02(日) 23:31:10
〉少年Aさん
楽しく読ませてもらいました。
もし続くのであればもう少し長い話も読んでみたいかなと思っています。
最近は書く人もあまりいないので頑張ってもらいたいです!

858青年A:2014/03/04(火) 10:52:23
ありがとうございます。
そういってもらえると本当に助かります。
今はスケジュール的にも厳しいので、あまり作品を作る時間がとれませんがなんとか頑張ってみます。

859蛍光灯:2014/03/06(木) 00:26:47
初めてのお使い的なもの

西暦202X年、突発性若返り症候群(略してAR症)が蔓延していた。いまや若返った患者は人口の5%を越え、とある田舎町の大学生

である理奈がバイトをしているドラッグストアにも、いろいろ面倒くさい客が来るようになったのだ。
===========
「ちゃんと17さいって書いてあるでしょ! 買いものくらいひとりでできるわよ!」
まだ満1歳そこそこでヨチヨチ歩きの赤ちゃんは、小さな手でIDカードを突き出した。IDカードというのはAR症患者に支給される身

分証で、若返る前と現在の顔写真と年齢が記載されている。
赤ちゃんが幼い口調で懸命に大人ぶっているのは微笑ましいが、店員の理奈としてはほっとくわけにもいかない。
「すみません、とても可愛らしいお客様なのでつい言葉をかけてしまいました。それで当店には1人で?」
「パパの車できたの。外で待ってもらってるわ」
赤ちゃんが歩いてきた方を見ると、彼女のすぐ後ろの棚の陰で父親らしき男性が会釈をした。ほとんどストーカーだが、ヨチヨチ歩

きの赤ちゃんの娘を1人にはできないのだろう。理奈は父親を無視して赤ちゃんに話しかける。
「でも、なんでお父様と一緒にお買い物しないんです?」
「だってわたしは高校せいなのよ。それに…」
赤ちゃんは頬を赤らめて、可愛らしい唇を噛んだ。
「…それに今日はオムツを買わなきゃいけないの!」
「ああ、なるほど。父親には下着を見られたくないですよね。それじゃサービスで包装紙に包みましょう」
「よかった! そうしてもらえると助かるわ」
ほっとしたのか、彼女はストンと尻餅をついた。
「ごめんなさい、ちょっと疲れちゃった。できればオムツ売り場まで抱っこしてくれるとありがたいんだけど…」

860名無しなメルモ:2014/03/06(木) 00:32:31
>>859
続きが楽しみです

861蛍光灯:2014/03/07(金) 20:20:39
ありゃりゃ、改行に失敗していましたね。
>>860
ありがとうございます。でも続きませんw

一人旅

西暦201X年、突発性若返り症候群(略してAR症)の蔓延が始まった。患者数が増加するにつれてさまざまな社会問題が生じ、行政機関も重い腰を上げて一定のルール作りに着手したのであった。その頃の話である。
===========
「あのねえ、こう見えても私は大人なのよ」
高速バス待合所のベンチに腰掛けたエリカは、目の前で腰をかがめている係員を見上げて睨んだ。
「見た目が3歳未満だと、大人でもベビーシートに座れって言うの? ふざけないでよね!」
精一杯大人っぽい口調で抗議しながら、エリカはお尻をずらして懸命につま先を地面に着けようとしている。身長87cmの2歳児の体を少しでも大きく見せたいのだ。
係員は渋めの中年男性で、こういう抗議には慣れているらしい。しゃがんでエリカと視線を合わせ、丁寧な口調で説明を続ける。
「もちろん小さなお客様でも、保護者の方に抱っこされていれば通常のお席でかまいません。しかしお1人で乗車される場合は、当社としても安全にお預かりする責任がありまして…」
AR症は体が若返るだけだから、もちろん法律上は成人である。しかし身体が幼稚園の年少児よりも若い場合は、公共交通機関などでは保護者の世話が必要な赤ちゃんと見なされるのだ。
「いちいち赤ちゃん扱いしないでよ! 23歳の女性を抱っこするとか預かるとか、失礼でしょ!」
「すみません、決してお客様を赤ちゃん扱いするつもりはないのですが…」
「何よ? 目をそらさないで言いなさいよ!」
係員は少し迷ってから続けた。
「実はさっきから可愛らしいオムツが見えてまして、お教えするのも失礼かと気になって…」
「え…?」
エリカが慌てて下を向くとオムツが見えていた。せっかくベビー服にしては大人っぽいワンピースを着ているのに、必死に足を伸ばすのでずり上がってしまったのだ。
「な…なに見てるのよエッチ! これは外出する時に念のために着けてるだけなの! 普段はほとんど必要ないんだから!」
小さな手でオムツを押さえたエリカは、可愛らしい赤ちゃんの声で叫んだ。

862名無しなメルモ:2014/03/30(日) 15:20:49
人形の妖怪(1)

これは幼稚園から人生をやりなおしになったある女の子の話である。
中学に通う私、今野楓(こんのかえで)は友達との噂話のなかで気になることを聞いた。
「家庭科室に夜になると若返り人形っていうかわいい人形がでるんだって」
「知ってる〜。年齢を吸い取られて始めからその年齢だったように世界を変えられちゃうんでしょ」
「うさんくさいよね〜。楓は信じる?」
「まさか信じるわけないでしょ。」
「楓すごい顔青いよ。かなりビビってるでしょ。楓は怖がりだからな〜。」

その一週間後、私は家庭科の裁縫の課題が残っていたために家庭科室で居残りをしていた。
やっと課題が終わった時にはすでに夜になっていて、外は暗くなっていた。
「早く帰らなきゃ。もう夜じゃん。」
そういって帰る準備をしていたところ、家庭科準備室から奇妙な声が聞こえてきた。
「うふふ、ふふ」
始めは気のせいだと思っていたが、また聞こえてきて気になったため家庭科準備室に行くことにした。
「誰かいるの?」
そういって電気をつけるがだれもいない。
「気のせいか。」
そういって出ようとしたところ。
「かわいい女の子ね。もっとかわいくしたいなぁ。」
という声がして、振り返ると誰もいない。
「誰、でできなさいよ」
というと、ここよと声がしてその方向を見ると、そこにいたのはなんと腕でかかえるくらいの大きさのかわいい女の子の人形だった。
人形がしゃべるなんて信じられず、ふと先週聞いた話を思い出してしまい、恐怖で腰を抜かしてしまった。
「私はメリー。妖怪よ。あなたは確かわたしの噂をしてた楓ちゃんよね。よろしくね。」
そういって私に近づいてきて、ふわふわ浮かびながら私に自己紹介をする。
「何をする気?あなたを怒らせてしまったなら私が悪かったわ。ごめんなさい。だからお願い、許して。」
私は恐怖で泣きながら、声を何とか絞り出してメリーにいった。
「あなたは私を見てしまったから、本来ならば命をもらうところだけど、あなたのエネルギーをもらうだけでゆるすわ。」
そういってメリーは私の首に髪の毛を巻き付けて、私の腕に注射器のようなものを刺して、吸い上げた。
「あ、あ、あ」
何かが抜かれて容器にオレンジ色のオーラのようなものが入れられていくうちに、すこしずつ力が抜けていく。
それと同時に体中に激痛が走り、私は何が起こっているのかわからず下を見ると、体が少しずつ縮んでいた。
そして、私が縮んでいるせいか、部屋や目の前のメリーが大きくなっていく。
「いや、やめて、もうやめてぇ。」
恐怖と絶望からほとんど声が出ていなかったが、必死に絞り出した。
そして、メリーが針を抜いたころには部屋が入る前の2、3倍くらいに広くなっていた。
「よし、終わったわ。ずいぶんかわいらしくなったわね。自分の姿を確認した方がいいわよ。」

863青年A:2014/03/30(日) 15:21:33
人形の妖怪(2)

そういってメリーは鏡を出した。
「うそ、これがわたち。」
そこに写っていたのはよちよち歩きを卒業したばかりの幼児、あまりにも幼くなってしまった自分の姿だった。
「よ〜し。このエネルギーを早速吸収してっと。」
そういってメリーは自分に針を刺して、エネルギーを自分に流し込み始めた。
すると、メリーの姿が幼い女の子の人形の姿から、きれいな女の人の姿に変わっていく。
「あ、あ、あ」
といってどんどん大きくなるメリーを見て私は絶望で声をあげてしまう。
そして、メリーの変化が終わると、私は恐怖をこらえながら言った。
「ぐすっ、えぐっ、かえちてぇ。わたちの年齢をかえちてぇ」
そしてメリーに近づいてメリーをつかもうとするが、今の私はメリーのおなかくらいの身長しかなく、また力がうまく入らないせいで抱き着く形になっている。
「だめよ。もう私のものだもの。でもその代り、あなたが中学生だと思わなくなるようにしてあげる。」
そういってメリーは私を抱き上げ、私の目を見つめてきた、私はみまいとしていたが体が動かず、メリーの目を見てしまう。
すると、私の頭の中が少しずつ霧がかかったようにぼんやりしてきた。
先週やった数学や英語などの授業の知識が消えていき、記憶がどんどん消えていっている。
私は、あたちは中学生?ううん、あたちはようちえんだよね。みんなとあそぶんだ〜。
記憶も精神年齢も3歳にもどされた私は、今自分がいる空間も認識できないようになっていた。
「これでおしまいっと。じゃあ楓ちゃん。ねんねしましょうね〜。」
そういわれて私は眠くなってしまい、
「う〜ん、ね〜ん〜ね〜」
といって意識を手放した。
次の日、自分の部屋で目を覚ました時には私はもう自分が幼稚園児としか思えなくなっていた。また世界も私が幼稚園児であるような世界に変わってしまっていた。

「年齢を吸い取って世界を改変しちゃう人形がいるんだって〜。」
「そんなのあるわけないじゃん。うさんくさいし。」
「家庭科準備室に夜になるとあらわれるらしいよ〜。」
「じゃあ行ってみようか。」
こうしてまた犠牲者が増えるのである。次に子供にされるのはあなたかもしれない。

864青年A:2014/03/30(日) 15:23:13
前回の作品の続きではないですが、また作品を書いてみました。
よかったら読んでください。
前回と同様駄文なので、出来の悪さは勘弁してくださると助かります。

865名無しなメルモ:2014/03/30(日) 19:50:13
青年Aさん小説楽しませて頂きました!前回の姉を赤ちゃんに戻す話なんか最高でしたよ!これからも執筆頑張って下さいね!応援してますよ

866青年A:2014/03/30(日) 19:55:28
ありがとうございます。
少しずつ経験を積んで、表現ももっとうまくなっていきたいです。
また書ける時に書いてUPしますね。

867名無しなメルモ:2014/04/01(火) 08:30:44
記憶まで完全に戻ってしまうのは
好みど真ん中ではないのですが、これは
なんだか楽しめて、良い意味で意外でした。
素敵な、お話をありがとうございます!

868青年A:2017/10/04(水) 20:27:52
「恋敵」

はぁ。あの人には彼女がいるのかあ。
なんとかあの人とお付き合いできないかなあ。

私は小池さや。
25歳OL、今好きな人がいるのだけどその人には彼女がいてなんとかお付き合いしたいと思ってるの。
でも、最近少しずつその人と会社の課が同じなのもあって交流を深めつつあるわ。
そんなある日...

「ねぇ。私の彼氏に近づくのやめてくれないかな。」
先輩である佐藤めぐみさんが私を呼び出してそういった。
彼女は会社の中でも怒らせると厄介な人として有名なの。
私も譲れないものがあったから反論してしまったわ。
ただ、このやり取りがあとからあんなことになるなんて思いもしなかったけど...
今となってはもう遅いけれども...

私「いやです。だって私もあのひとのことが好きなんです。」
めぐみ「付き合ってるのは私よ。最近なんとなく彼との間に壁があるのはきっとあなたのせいね。だから彼と離れて頂戴。」
私「そうなんですねぇ。それは私にとっては好都合じゃないですか。これからも彼と仲良くさせていただきますよ。」
めぐみ「そう。なら仕方ないわね。あなたには彼の前から無理やりにでも消えてもらうしかないわ。」
私「いったいどうやって消えさせるんですかねぇ。やれるもんならやってくださいよ。」
めぐみ「言ったわね。じゃあ今すぐやってやるわよ。」

相手の剣幕に負けじと私は啖呵を切ったけど、先輩は本気で何かをしようとしていた。
ここで逃げておけばあんなことにはならなかったのに...
私は啖呵を切ってしまっただけに逃げなかった。
めぐみ「私に喧嘩を売ったこと、後悔させてあげる。今頃謝っても遅いわよ。」
先輩は1冊の本を取り出し、何か不思議な呪文を唱え始めた。そして、
めぐみ「小池さやさん。あなたはどんなかわいい姿になってくれるのかしら。」
そういってまた呪文を唱えると私は寒気とともに体にけだるさを感じ始めたの。
私「何、この感じ。なんか体が変。」
そういうと呪文を唱えている先輩がほほ笑んだ。
力が抜ける感じがして立てなくなってその場に座り込んでしまった。
同時に胸に違和感を感じて、胸の方に目を向けると、胸が少しづつしぼんできていた。
自慢ではないがEカップある私の胸が、今ではCカップくらいになっている。
それだけではない。なんとなく会社の制服が緩くなってきているし、先輩が少し大きくなったように見えた。

私「先輩、なんか大きくなっていませんか。」
そう聞くと、呪文を唱え終わった先輩が、
めぐみ「私が大きくなってるわけじゃないわ。あなたが小さくなってるのよ。ここからもっとかわいらしくなるわよ。」
ととても満足げな顔でそういい、また呪文を唱えると私の目の前に鏡が現れた。
私「なにこれ。私若返ってるの?」
そう。この時の私はすでに中学生くらいまで若返ってしまっていたの。
制服はだいぶゆるゆるになり、手はブラウスの袖の中に隠れ始めていたし、
スカートの長さはミニサイズであったはずなのに今ではひざ下まで来てしまっている。
そして、鏡を見つめる私の顔には大人の頃の面影を残しつつ、丸顔になりはじめ幼さがにじみ出てしまってきていた。
私「そんな、これじゃあ会社にも通えなくなっちゃう。」
めぐみ「それでいいじゃない。あなたが会社に来なくなればあの人は誰かにたぶらかされることもなくなるわ。」
私「そんな。お願いします。元に戻してください。」
めぐみ「呪文は唱えてしまったし無理よ。戻し方は分からないの。若返ったらまた成長するしかないわ。
それに、あなたまだ若返ってるわよ。すごくかわいいわよ咲ちゃん。」
そう、すでに私の体は小学3、4年ほどに若返り胸はなくなり、手足は細く短くなり、お腹はくびれがなく、お尻はこぶりになってしまっていた。
すでに背は先輩のおなかが目の前に見えるほどになってしまっていた。先輩がとてもたくましく見え、
それでもまだ若返っているのがわかる。
私「いやあ、これ以上若返るのはいやあ。」
声までも甲高くなり、自分の若返りがいやでも分かってしまう。
めぐみ「ふふ、もう少しで終わるわよ。咲ちゃんが幼稚園、いえプレ幼稚園から人生やり直しになるくらいでね。」
そして、さらにぐぐぐっと音を立てながら痛みを伴って私の体は縮んでいき、とうとうブラウスに埋もれてしまった。

869青年A:2017/10/04(水) 20:28:28
ブラウスの埋もれて前が見えなくなり、なんとかブラウスから出ようとする私は両脇に大きな手が添えられ、軽々と持ち上げられてしまった。
私「ほぇ。」
めぐみ「ふふ。ずいぶんとかわいくなっちゃったわねぇ咲ちゃん。でもそんな姿じゃ彼は振り向かないわ。」
目の前には先輩の大きく見えるようになった顔と大きな体があり、下は何メートルもありそうな高さに見える。
鏡を見ると赤ちゃんと幼児の間くらいの小さな女の子が泣き目で先輩に抱かれて見つめていた。
それが私だなんて信じられない...
私「ちょんなぁ。元に戻ちて。」
めぐみ「だから言ったでしょ。元に戻せないって。」
私「いくらあたちがちいちゃくなったとちても、きっと気づいてくれる人もいるわ。」
めぐみ「そうねぇ。やっぱり念には念を入れとくか。」
また先輩は何か呪文を唱え始めた。
すると私は頭から何かが絞り出されるような感覚を味わった。
私「なに?なにをちたの?」
めぐみ「咲ちゃん、これは読めるかな?」
そういって先輩はスマホで「あ」と大きく打ち私に見せた。
私「あえ。なんて読むんだっけ?」
私にはひらがなですら呪文のようにしか見えなくなってしまっていた。
その後も足し算や引き算、ものを見せられてこれはなにかといわれたが分からなくなっていたり、手や足のことも
「おてて、あんよ」としか言えなくなってしまっていた。頭の中でもそうとしか考えられず、言葉も思うように話せなくなってしまった。
めぐみ「これであなたのことをわかる人はかなりすくなくなったわねぇ。これで心置きなく人生をやりなおせるわね。」
そう言って先輩は更に呪文を唱えた。
めぐみ「今のはあなたの環境を整えたの。これで本当にお別れね。ゆっくりねんねして早く大きくなりまちょうねぇ。」
そういいながら先輩が呪文を唱えると、私は急激に眠くなってしまい、
私「う、ねんね...」
といいながら眠ってしまった。

私「う〜ん。」
といって私は起きると、そこは小さな子供の部屋のようだった。
おもちゃや絵本がおいてあり、アンパンマンやディズニーのキャラクターのものもあり、いかにも小さな子が遊ぶ部屋のようだった。
しかし、今の私には部屋がとても大きく見え、立ち上がっても目線は少ししか高くならず、床の方がはるかに天上よりも近かった。
そして、鏡で自分の姿を確認してみると、ロンパースタイプの服に身を包んだ小さな幼児が自分を見つめていた。
私「夢じゃなかったんだぁ。」
といって絶望した。
それだけではない。なんとなくモコモコとした感覚がして、下を見るとおむつが履かされているようで、しかもおもらししてしまったようだ。
ショックを受けた私はその場にへたり込んで大声で泣きだしてしまった。
すると、
「どうしたの?咲ちゃん」
といって誰かが部屋に入ってきた。
なんとそれは妹のあきであった。
あきは私と3歳離れた妹で、2年前に結婚していた。
巨大に見えるあきが近づいてきて、
あき「よしよし。おしっこでちゃったかなぁ。」
といって私を寝かせておむつを替え始めた。
私「あきぃ。はじゅかちい。」
というと、
あき「え?ママでちゅよ咲ちゃん。名前で呼ばれたの初めてだわ。」
といってびっくりされてしまった。
そうか。私はあきの娘なんだと幼い頭でもなんとなく悟ってしまった。
記憶があるだけにつらい。先輩は辻褄を合わせるために年のいった両親よりも22歳のあきの娘ということにしたのだろう。
巨大に見える部屋も、あきも、周りにあるおもちゃも、この小さな体も、すべてこれからの私の世界なんだ。
そう思って先輩にたてついたことを後悔し、絶望した絶望した私は、泣くしかなかった。
私「えぐ、えぐ、ふえーーーーーーーーーん。」
と泣き出し、泣き疲れて眠るまであきの腕の中で泣き続けた。



これが私の恋敵にまつわる物語よ。
女の執念は怖いもの。
皆も気を付けてね。
こうなってしまってからでは遅いから....


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