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☆投稿 小説 スレ ☆

85ひで:2010/01/07(木) 09:06:26
新一「でも 秀樹はオムツしないんじゃ??」
秀樹「ああ 天気が悪い日が続きそうな時とか あと旅行の時だけするの 今度野球部も合宿あるし」
新一「そうなんだ」
祐介「昇 でさ合宿なんだけど この4人が同室にするから出席するだろ?」
昇「どうしようかな」
秀樹「そうしなよ これあげる」
秀樹は自分の紙おむつの袋から2枚出して昇に渡した
祐介「部屋でこそりそれ付けて 皆が起きる前に処理すれば問題なし」
昇「うん ありがとう」
祐介「それよか 許せんのは明だ 合宿でしごいたる」

そして合宿の時 明はしごかれ
そして晩のカレーは明の皿だけ引率の大人用のカレーが配膳された
当然子供には辛く呑む水の量は半端じゃなかった
その上寝る前に祐介が明に
「今日はよくしごきに耐えたな 褒美だ」とコーラーを渡した
明は飲み干した
翌朝 おねしょチームはやらかしたオムツをかたずけた
そうすると 隣の部屋から
「明がおねしょしたぞ〜〜〜」と声
祐介「やったか」とつぶやいた
祐介達が隣の部屋に行くと世界地図の描かれた布団の横で明が泣いていた
祐介「明 この前の人の失敗笑ったから こうなるんや わかったか」
明「グッスン はい」
祐介「分かったら 早く着替えろ」
と明の頭をなぜた
祐介「お前らも この事は忘れろ いいな」
部員達「はい」
この話は部員以外にはもれなかった 唯一 秀樹と新一だけには昇と祐介が伝えた


つづく

86ロン:2011/05/15(日) 11:26:10
せっかく管理人さんがまとめて下さったので3年ぶりに「後輩おもらし大作戦」書きます。


まずい・・・。
本当にまずい・・・。
顔にたくさんの脂汗をかき、表情は青ざめて硬直している。

そして、ぶるりと身体を震わせて終焉の時を迎えるのであった。

「う・・・うぅ・・・・屈辱です・・・拓也・・・」
そう小さく呟いた雄大の発達途上の性器から暖かい液体がじわりとあふれ出し、身体に密着した白い下着を濡らしていく。
やがてそれはズボンの上にも染み出し、椅子の上にゆっくりと広がっていき、肢を伝って教室の床に水たまりを作っていくのだった。

いつ漏らしてもおかしくないという雰囲気を醸し出していたため、クラスメートたちはさほど驚きはしなかったが皆クスリと笑っている。
授業を中断された教師は面倒そうに舌打ちをし、保健室へ行くよう促した。

(クソ、クソ、クソッ!!!この僕が・・・何故・・・こんなことに・・・。)

雄大が俯いた表情で保健室の戸を開けると、養護教諭の西川が着替えを終えた大樹と話しているところだった。

「まあっ!あなたもなの?困ったわね・・・。
中学校の保健室にはそんなに何枚も替えの下着なんてないのよ。
すぐに買ってくるから悪いけど少し待っててくれる?」

暗い表情で雄大は西川の問いかけに返答し、西川は近くのスーパーへと走って行った。

「雄大・・・。お前まで・・・」
驚いた表情で大樹は声をかける。

雄大は用意されたタオルで性器を隠しながら、下着を履かないまま体操服に着替え、口を開いた。
「実際に自分で体験したら、こんなにも屈辱なんですね・・・大樹さん」
「これも、拓也のせいなんだよな・・・?」
「当然でしょう。でも、大樹さんに亮太先輩、昇先輩、そして僕、みんなクラスが違うというのにこんな大がかりなことがやれるなんて・・・」
「拓也は相当手下集めてるんだろうな」
「手下といっても脅迫まがいのやり方り違いありません。このようなやり方は絶対に崩壊する、いえ、崩壊させてみせますよ」

(しかし、僕までこのようなことになるということは、僕のクラスメートにまで手が及んでいるということですね。誰かが僕に利尿剤を飲ませたとしか・・・)


チャイムが鳴り終えて授業が終わった雄大のクラスでは、
数名の有志が雄大の粗相の後始末をしており、その様子を椅子に座って見つめながら心の底でほくそ笑む少年が一人いた。

(拓也に頼まれてやったけど、これは楽しいな!もっと、もっと、いろんな奴で試してみてぇ!)

87ds:2012/08/09(木) 21:54:05
『後輩おもらし大作戦』


ピピッ♪
メールの着信音が鳴り、拓也はズボンのポケットから携帯を取り出した。宛名には雅人とある。雄大のクラスメートだ。
「やったぜ、拓也!!雄大ションベン漏らした!ところでもっと利尿剤くれないか?」

それを見て拓也は心の底から喜んだ。(やった!!ついにやった!!!それにしても雅人こいつ、味をしめたな・・・。いいさ、くれてやるよ。雄大を徹底的に追い込んでやる!!)


放課後、気の沈んだ雄大が部室棟の更衣室に顔を出す。
体操服のズボンから、ユニフォームのズボンに履き替えるとき、屈辱的な下着を晒すことになる。「ごめんね、恥ずかしいでしょうけど返してもらわないといけないから」と西川が今日書き込んだばかりの「保健室」の文字が書いてある白いブリーフだ。トイレで着替えてから来ればいいものの、生真面目な副キャプテン雄大は、いつも通り更衣室で着替える。

更衣室で着替えている1年生たちが目を丸くしてその様子を見ている。驚きはしても、雄大の目の前で大きな反応を示すものはいない。

しかし、その静寂を遮るかのようにわざとらしく声をかけたのは他でもない拓也だった。
「ん〜?雄大お前パンツになんか書いてね?まさかお前いい年してパンツに名前書いてんの??サッカー部の2年でブリーフ穿いてるのもお前くらいなのに・・・ちょっと見せてくれよw」
拓也が雄大の上のユニフォームを捲り上げようとすると、雄大は睨みつけながら拓也の手をはねのけた。

「おいおい、そんな怒らなくてもいいじゃん。俺そんなにひどいことした??」
更衣室では数人の1年生部員たちが不安そうに二人を見つめている。
生気のない表情で雄大は口をひらき、拓也にだけ微かに聞こえるような声で小さく呟いた。
「拓也・・・。僕は絶対にお前は許サナイ・・・。もう容赦はしない・・・。二度と学校にこれないようにしてやるから、オボエテイロ・・・」
そう言い残し雄大はグラウンドへと出て行った。

「も〜そんな怒らなくてもいいじゃんねえ」
拓也はとぼけるように1年生たちに向かって言った。
だが、心の底ではさらなる対抗心が沸き上がっていた。

「クク・・・上等だよ。俺を倒せると思うなよ、雄大。こっちも徹底的に暴れてやる。なあ、、、雅人?」

88れいた:2012/08/31(金) 19:15:00
『後輩おもらし大作戦』

雄大と拓也の対立が顕著になった同時刻、職員室では翔太と広大の監禁事件への対応に追われていた。

「はい、ですから学校としても十分注意を喚起しますので、、、」
「その件につきましては警察の方にもしっかりと捜査していただいておりますので」

事件から二日たったが電話はやまなかった。

教師A「あーもう何なんだ一体!サッカー部は問題起こしすぎだろう!!」
教師B「西川先生、今日二人も生徒が粗相したんですって?それもどちらもサッカー部だっていうじゃないですか」
西川「そうですね。しかもあの様子は普通の失禁とは様子が違います」
教師B「と、いうと?」
西川「あれは、ただの尿ではありません。ほぼ完全な水に近いものです。
彼らの尿はあまりに無色無臭でした。しかも、二人とも失禁する前に授業中に一度トイレに行っている。
それであの大量の失禁は通常はあり得ません。これは、、、利尿剤が使われた可能性が極めて高いです」
教師A「利尿剤?だれがそんなもの・・・」
西川「分かりません。ですが、一昨日の監禁事件に続いての今日です。
サッカー部にはしっかりと目を見張っておいた方がいいかも」
教師B「そもそも何で普通に部活動をさせてるんだ。この学校は危機意識がなさすぎですよ」
教師A「その失禁した2年の担任もトイレに行かせなかったんでしょう?トイレが壊れているというのに。
これ以上何か問題が起きれば、保護者からの電話じゃ済まなくなりますよ!」



部活動が終わった後、拓也は雅人に沢山の利尿剤を渡した。
「あんまり遊び過ぎんなよ、怪しまれない程度にな」
「わかったよ、うまくやるよー」

この雅人、拓也の友人ではあるがサッカー部ではなかった。
ゆえにサッカー部の対立とも無縁。ただ、純粋にお漏らしに対する好奇心が強い変態であった。
(これを、給食の大食缶に投入したらどうなるかなあ・・・。クラス全員のおもらしが見れるかもね・・・。)

89ロン:2012/10/01(月) 00:29:29
雅人は家に帰ると、利尿剤を水に溶かし、自らそれを飲みほした。
「うーん、分量的にはこんなものか?強すぎたら流石に大問題になりそうだし、味でばれるかもしれないしなあ。
でも薄めすぎて効果なかったら最悪だし・・・う、来た来た!」

「あ、あ、あ、もうダメ、僕出ちゃうのー」
チョロチョロチョロチョロチョロ・・・・・・・。
変態的なあえぎ声を上げながら雅人はもう使っていない薄い生地のパジャマにわざと失禁していった。
お漏らしに対する興味の強さは、バスの事件の主犯格の3年生たちよりも上であった。

「はあ・・・気持ちいい。。。最高の快感だよ、お漏らしは」
恍惚した表情で独り言を呟く。

「でもなー、流石にまた俺のクラスでお漏らしが起きたら疑われるかもなー。
できれば可愛い子のお漏らしが見たいけど、うちのクラスで可愛いって言ったら雄大くらいだしなー。
性格的にあいつはもう用心して無理だろきっと。うーん、何とか他のクラスの給食に混ぜれないかなー?
でも他のクラスだと漏らす瞬間見れないし・・・。いや、もうすぐ体育大会の合同練習始まるからそこでなら見れるかも!
なんとか見たいものだねー・・・」

濡れたパジャマをさすりながら、雅人は誰にいつどうお漏らしさせるかをあれこれと考え続けていた。

「やっぱり可愛い子が多いのは一年生だよなー。よし、なんとか見計らって給食室に忍び込んで1年生の給食に入れてやろう!」

90kou:2012/10/09(火) 23:59:38
時刻は遡ること数時間前、亮太と大樹はともに下校していた。
大樹の左手にはまだ濡れたままの"おみやげ"が入ったスーパーのビニール袋がぶら下げられていた。

「落ち込むことないからな、大樹。からかう奴がいても俺がちゃんと守ってやるから」
「うん・・・ありがと」
「大樹、、、俺はどうすべきなんだろう?俺は・・・自分の無力さが悔しい。翔太に広大、雄大、それにお前まで・・・。元部長として、俺はどうすれば皆を守れる?」
「・・・。そんなこと、分かんないよ。でも、あのバスのことは俺達3年全員の責任だもん。亮太ひとりが責任を感じる必要はないよ」
「大樹・・・」

「亮太はさ、頭いいんだから余計なこと考えないで受験に専念しなよ。俺はこのくらい大丈夫だからさ。それに、誰が変なもの飲ませたかなんて、予測ついてるんでしょ?」
「薫たちか・・・」
「うん。恐らくね。そして多分、これだけじゃ済まないよ。きっとまだ、続く」
「ああ、あの3人は加減ってもんを知らないからな。これで味を占めてまだやってくるだろうな」
「そうだけど、俺が言いたいのはそうじゃないよ。あいつらのバックには確実に拓也がいる。拓也の最大のターゲットは、亮太だよ」
「・・・だろうな」
「でも拓也は、暴走しすぎてる。雄大との確執もきっと治らない。だとしたら、あいつはこれからもずっと・・・バカなことを続けるに決まってる」
「翔太を守りたい、か?」
亮太の問いに大樹はコクリと頷く。
「正直、何がどうなってるのかよくわかんないけどさ、翔太たちを連れ去ったやつは絶対に許せないんだ。俺は、後輩たちが大好きだからさ」
「・・・俺もだよ」

「ふーん、、、良い先輩じゃねえかてめーら。」
その声と共に突然後ろから何者かが二人の肩を鷲掴みにした。
振り向くとともにその顔を見て、亮太と大樹は衝撃を受けた。
そこに立っていたのは、学校一の問題児・龍司であった。

「何がどうなってるか、教えてやろーか?」

91猫ひろき:2012/10/12(金) 00:37:15
「龍司・・・」
「よう、亮太。喋んのは久しぶりだな〜。えーと、このチビ名前なんだっけ?今日ションベン漏らして泣いてたやつだよな?」
「おい、龍司!!」
「いいんだ、亮太。大樹だよ、龍司くん」
大柄でヤンキー然とした龍司に、大樹は少し怯えながら答える。

「おめえ、ションベン漏らして悔しいだろ?復讐してみたくねえか?」
「復讐って・・・誰に?」
大樹が子供のような喋り方で聴き返す。

「とぼけてんじゃねーよ。お前らの部の2年の拓也だよ。あいつのせいで漏らしたんだろ?」
「待て龍司、何でお前がそれを知ってるんだ?」
「亮太、俺が薫たちとつるんでたのは知ってんだろ?」
「ああ、そうだったな。それで拓也とも知り合ったのか?」
「まあそういうことだ」

続けて龍司が喋る。
「で、お前らさっき喋ってたろ?1年が監禁されたのがどーのって」
「そういえば俺のオンナが言ってたぞ。あの日お前をあの周辺で見たって」
「ああ、あの実行犯はこの俺だからなあ!」

大樹がわなわなと身体を震わせて怒りをあらわにする。
だが、先に行動したのは亮太だった。
龍司の胸ぐらを掴み怒声を上げる。

「ふざけんじゃねえぞ!自分が何をしたかわかってんのか龍司!!」
「あぁ?んだゴルァ!?キレてんじゃねえぞ!そういう正義感ぶってんのがうぜーんだよてめぇは!!」
そう言い終えると同時に、龍司はおもいきり亮太の目尻のあたりに鋭い拳を振り落とした。

「ッッッ・・・!!!」
地面に叩きつけられアスファルトに背中をこする亮太。
「亮太!!」
すぐさま大樹は亮太に駆け寄る。

「人の話は最後まで聞けよ。たしかにあの実行犯の一人は俺だ。だが計画したのはおめーらサッカー部の薫と裕樹と俊介の3人だ」
「なっ・・・!!」
「あいつらが変態だってんのは知ってんだろ?ちっこい男のションベン漏らすところが大好きらしいじゃねーか。今日だってどうせそこのガキのこと思い出してシコシコやるんだろーぜ」

「・・・!」
自分をおかずにされることを想像して大樹は寒気を感じた。

「で、そのことを知った拓也があいつらに脅しをかけて手玉にとって、今日おめーに漏らさせたってわけだ」
「・・・・・!」
「なんでお前がそんなことを知ってんだよ龍司!」
「いちいちでけー声出してんじゃねーよウザってーな。俺が薫たちに協力したのは金がもらえるから、拓也に全て告げたのも金がもらえるからだ」

「・・・そんなことのためにあんたは翔太たちに暴行したっていうのか・・・?」
龍司に怯えてばかりだった大樹が遂に龍司に反抗的な姿勢を見せる。

「そんなこと?俺には金が全てだけどなあ?だが、拓也の野郎、もう俺の出番はなさそうだって言いやがったんだ。なら俺の方もあいつはもう用済みだ。金にならねえ奴はいらねえ。ましてや俺が2年のガキに使われるなんて屈辱でしかねーからな。だから、俺があいつを潰してやる。で、お前らは俺に金を払う。どうだ?」

龍司の提案に、亮太と大樹は顔を見合わせた。

92かいと:2012/10/29(月) 01:46:06
「おもらしサッカー部」ってあるけど、どうやって続きを書けば良いんですか?投稿出来ません(T ^ T)。誰か続きを書く投稿方法を教えて下さい。

93コレクト:2012/10/29(月) 21:52:23
しばらく沈黙が続いた。
初めに口を開いたのは亮太だった。

「金をやるから…拓也をこらしめてくれ。」
その言葉をいかにも待っていたかのように龍司は気分良く、
「オッケー!」
と、答えた。
しかし、大樹は違っていた。

(2人とも間違ってる……確かに拓也のした事は本当に最低だった。でも、それをしたからと言って、こらしめて良いっていうのは間違ってる。。。俺だって翔太にひどいことをしてしまった。でも翔太は許してくれた……もし、拓也が誤ってくれれば許すつもりだけど……でも、どうしよう?今、これで反対したら…絶対に龍司が…)

「大樹もそれでいいな?」
「え?」
考えている最中に不意に聞かれたので、声が裏返った。亮太が大樹に同意を求める。

「あ、うん。」
そして、亮太たちは龍司にお金をあげ、別れた。

そして、大樹だけが拓也のことを不安に思っていた。

94ko:2012/11/19(月) 00:03:26
後輩おもらし大作戦

〜翌日〜
(さすがにやばいかな・・・でも1年生のお漏らしが見たい・・・)
雅人は授業中トイレに行くふりをして教室を抜け出し、給食室に向かっていた。
彼らの市では給食センターから各小中学校に給食が届けられる。
もうトラックは到着している時間だ。

給食室の中をのぞき見ると、職員のおばさんと目があってしまった。
「ちょっと!何やってるの?まだチャイム鳴ってないでしょ?」
「え・・・あ、ごめんなさい・・・」

(くそー、、、まだこの時間なら誰もいないと思ったのに・・・)
とぼとぼと教室に戻っていく雅人。
彼が昨日自分に失禁させた犯人であるとは知る由もない雄大だが、難癖つけられることもなくトイレに行っていいと言われた彼を恨めしそうに睨み見る。
それに気づいた雅人だったが、素知らぬふりをした。

その日は雅人は行動を起こせぬまま放課後を迎えた。

「すみませーん」
雄大は保健室のドアをひらいた。
「あら、高橋君。返しに来てくれたのね」
「ええ、まあ」
雄大は洗濯済みのブリーフを手渡した。
「それじゃあ僕はこれで失礼しますね」
再び扉を開けると、偶然にもそこに大樹が立っていた。

「あ、大樹さんも今持ってきたんですか」
「雄大、ちょうどよかった。今日は部活休みだろ?相談に乗ってほしいんだけど・・・。今から俺んちこれる?」
「・・・拓也のことですか?」
「まあ、そういうこと。」
「でしたら、僕の家に来ませんか?大樹さんの家にお邪魔してばかりでは申し訳ないですから」
「本当に?雄大の家って大豪邸そうだなー」
「いえいえ、そんなことはありませんよ。まあ、軽いおもてなしくらいは致しますよ。

95ネオン:2012/11/20(火) 16:20:11
「ただいまー」
「お帰りなさいませ、おぼっちゃま。あら、お客様がお見えになっているのですか?」
「お、おじゃまします」
「これは失礼しました。どうぞ中へ。すぐに紅茶をお入れいたしますわね」

「・・・誰?」
「お手伝いの霧咲さん。この時間は両親は出ているので、お手伝いさん達しかいないんですよ」
「達って・・・すごいなお前んち」

「どうぞ、ここが僕の部屋です。中まではお手伝いさん達も入ってこないので、自由にくつろいでください」
「うん、ありがとう。・・・ってすごいなお前の部屋!何畳あるんだよ!!」
「45畳です」
「・・・呆れてものも言えないわ・・・」

「それで、拓也がどうしたのですか?」
「うん、実は・・・」

大樹は昨日亮太との下校途中に龍司に遭遇したことを伝えた。
翔太と広大の拉致事件の犯人がサッカー部の3年生3人であることも。
龍司が拓也のスパイとしてその場にいたことも。
拓也に脅迫された3人が昨日自分に利尿剤を飲ませたことも。
用済みにされた龍司が拓也に復讐しようとしていることも。
そして、亮太が意外にも龍司の提案に乗ったことも。

「ねえ、どうしよう雄大!もう俺お前くらいしか頼れるやついないよ!!亮太が龍司のいいなりになるなんて思ってなかった!!俺は確かに拓也を憎んでるよ。恥ずかしい写真撮られたり、殴られたりしたし・・・。でも、こんなのおかしいよ!」

大樹は涙ながらに声を上げて雄大に助けを求めた。

しばしの沈黙の後、雄大が口をひらく。
「僕は・・・拓也がどうなろうと知ったこっちゃないです」
「そんな・・・お前だって龍司のヤバさ知ってるだろ?お前のいとこだってあいつにボコボコにされてただろ!?」
「話は最後まで聞いてください、大樹さん。」
「え?」

「拓也は徹底的に追い詰めてやります。僕の自尊心を踏みにじったことは絶対に許せない。・・・ですが、拓也に復讐するのは僕だ。金のために何でもするような低級な輩に、そんな真似はさせない。僕が、潰すんです」
「雄大・・・?」

「それに、心配する必要があるのは亮太さんのほうですよ」
「え、亮太?」
「あの人が本当に拓也を攻撃するためにあんな輩に金を払うと思いますか?」
「思わないからお前に相談したんだよ・・・」
「じゃあ、もしその場で亮太さんがそう言わなかったらどうなってたか分かりますか?」
「亮太が龍司に嘘ついた・・・ってことか?」
「そう、恐らくはあなたを守るためのウソですよ」
「!!!・・・もし、そうだとしたら・・・」
「今頃龍司に喧嘩を仕掛けられているかもしれませんね」
「・・・!!!」
「大樹さん、すぐに学校へもどりましょう。亮太さんを見つけるんです」

96☆☆☆:2013/01/01(火) 19:12:40
後輩おもらし大作戦の続きはやくみたい!

だれかかいてー

97アヨン:2013/01/02(水) 21:03:48
大樹と雄大は学校へと戻った。
校門をくぐるが辺りは静まり返っている。

「もう誰もいないよ・・・あの拉致事件でどこの部活も今日は帰宅命令出されてるんだし。
考えすぎだよ、雄大」
「しかし、早いところ亮太さんに真相を聞き出した方がいいのは事実です。
亮太さんが本気であれ嘘をついたのであれ、このままでは亮太さんか拓也のどちらかは、龍司にボコボコにされますよ」
「亮太の携帯に電話しても出なかったしな・・・ん?」
「どうしました?」
「ほらあそこ・・・拓也・・・」

大樹が指差す先には拓也ともう一人別の人物がいた。
二人は見つからないよう、下駄箱の陰に隠れる。

「で、何の用だよ雅人?」
「いやー、あの貰った利尿剤だけどさ・・・中々うまく使いこなせなくてさ」
「で?」
「何とかして給食に混入したいんだけど隙がないんだよね」

雅人の発言に雄大と大樹は衝撃を受ける。
「!!!!!!!!あいつ今何て言った!?」
「給食に混入・・・!?」
「誰だよあれ!?雄大知ってる・・・?」
「僕のクラスの奴ですよ・・・。まさかあいつが・・・僕に利尿剤を与えたのもあいつか・・・!!」

「お前何言ってんだ!?馬鹿じゃねーの!!?そんなことしたら大問題になるだろうが!!」
拓也が吼える。
「んなこと言ったってさ、俺可愛い子が何人もおもらしするとこ見たいんだもん。」
「お前にあげたのは雄大に飲まさせるためなんだよ。他の使い方なんてしなくていいわ!あほか!」
「だってあいつに二回も同じ手通用するわけねーじゃん。俺のクラスに他に俺のタイプの奴いないし」

それを聞いて雄大の表情は凍りつく。
「・・・」
「変態って多いんだな・・・これは同情するわ雄大・・・」

「俺はそんなの協力しねーぞ。てかそんな使い方するなら返せよ!」
「じゃあさ、いくらか金払うからお前の部下に命令してくれよ」
「部下?」
「後輩とかで言うこと聞く奴いるだろ?そいつに頼んでさ、1年の水筒かどっかに混入するの」
「あのなあ・・・!!俺が一番潰したいのはサッカー部の3年なんだよ!
一人昨日漏らしてくれたけど、一番漏らさせたいのは前のキャプテンなんだよ。分かる!?」
「前から思ってたんだけどさ、拓也何でそんなに固執してんの?お前自身はそのバスの事件で漏らしてないんだろ?」

わずかな間だが拓也は沈黙する。
そしてその体感時間は非常に長いもののように、その場にいた全員が感じていた。
雅人の何気ない質問が、拓也の心の奥深くを突き刺したかのようであり、大樹も雄大もそれを感じ取っていた。
そして拓也が声を荒げる。
「・・・うるせーよ!!!
そんなこと、てめーには関係ないし、お前の願望も俺には関係ねーよ!!!
勝手にしろよこの変態!!!!」

そう叫んで拓也は玄関のドアを強く開け、校門の外へ出て行ってしまった。

「一体なんだったんだ・・・?」
呆気にとられた大樹が口をひらく。
「分かりません・・・ただ、あのバスの一件が拓也に心の傷を作ったようですね・・・」
「・・・ごめん」
「拓也は今でも・・・本当は亮太さんのことを尊敬しているのかもしれませんね。
だけど、心に折り合いをつけられないのでしょう・・・」
「・・・」

拓也は駆け足で帰路を歩いていた。その表情は険しい。
(クソ・・・!!あんな奴に余計なこと頼まなきゃよかったぜ・・・。気分悪い・・・!!)
「ちくしょう!!!」
苛々は頂点に達し、道中で立ち止まり、カバンをアスファルトに叩きつける。

「よう、お怒りじゃねえか・・・探したぜ、タ・ク・ヤ・く・ん?」
「あぁ!?」
拓也が振り向くと、金髪を風になびかせながら、龍司がそこに立っていた。

98☆☆☆:2013/01/03(木) 12:06:56

もっと書いてください!

99moruo:2013/01/09(水) 20:18:29
「龍司か・・・今ムカついてんだよ。何か用か?」
「拓也くんよぉ、もう一度確認するけど、もう俺に頼みたいことはないのか?」
「無いって言ったろ。あの3年の変態3人の写真が手に入った時点で、あんたの役目は終わりだ」
「ふ〜ん・・・。なるほどねえ〜。でもよ、お前が一番腹立ててんのは亮太の奴だろ?
あいつにはまだ復讐とやらできてねえんだろ?」
「亮太にはあんたは関わらなくていい。俺の手で復讐してやる」
「・・・どうやって?」
「・・・あんたには関係のない話だ。もういいだろ、どいてくれ」

そう言って拓也はその場を立ち去ろうとする。
しかし、龍司に回り込まれてしまった。

「何のつもりだ・・・」
「さっきから偉そうじゃねえかよ、ええ?立場をはっきりさせておこうか・・・。
てめーは2年、俺は3年だ。もう俺に出番がないっていうならてめーは俺の雇い主でもねえんだ。
ガキの分際で偉そうにしないでもらえるか?ああ!?」
「・・・すまなかったな。これでいいだろ。どけよ」

拓也がそういうと同時に龍司はニマッと笑った。
そして次の瞬間、龍司の強烈な右ストレートが拓也の腹部を襲った。

「ぐ・・・げほっ・・・てめええ・・・何しやがんだこの野郎!!!!」
ふらふらとよろめく拓也。
だが、続けざまに龍司の攻撃は続いた。
顔面にも強烈な一撃が入る。
「ぐああああああ!!!!!」
拓也は顔を抑えながらアスファルトの上を転げ回った。
手のひらには血が付いているようだ。

「これ以上やられたくなかったら金出せよ。
テメーは俺をこきつかったつもりみてえだが、テメーなんて俺の金ヅルにすぎないんだよ。
俺は金のあるところにしか動かないの。ま、これも、お前の大っきらいな亮太くんの指示なんだけどな!
ヒャハハハハハハハハハハハ!!!!!!」

龍司は拓也の財布から金を抜き取って、笑いながらその場を立ち去って行った。
「ちくしょう・・・!!!」
泣きながら地面に伏せる拓也。

「拓也!!!」
そこに駆け寄ったのは大樹だった。
「何だよ・・・来んなよ!!
てめーみてえな寝小便くさいガキに同情されたくねえよ!!!
なんなんだよ・・・どいつもこいつも・・・」
「いいから立てよ。大丈夫か。ほら、ハンカチ」
「・・・ガキのくせに・・・!!」

「ほんと、大樹さんには頭が下がりますね。昨日拓也にはあんな目にあわされたところなのに」
「雄大・・・何だよ・・・お漏らしコンビ二人で陰で見てやがったのかよ・・・」
「ええ、ばっちりと。ちゃーんと動画に押さえましたよ、龍司があなたをボコボコにするところ。
今からあいつを施設送りにするよう働きかけます」
「・・・てめーには関係
「関係ある!!拓也、僕はあなたと決着をつけたいのですよ。
あんなサッカー部と関係のない外野に邪魔をされるのは御免です。
彼には・・・引っこんでもらいますよ」

100kazu:2013/01/11(金) 23:23:22

だれか続きかいてくださぃ!

101おむと:2013/02/08(金) 13:25:00
後輩おもらし大作戦

龍司と拓也が諍いを起こしている頃、亮太は塾で自習を行っていた。
あと一時間後に始まる授業の宿題をまだ終えていなかったため、
作業に追われており、大樹から着信が入っていることにも気がつかなかったのである。

そして授業も終わり、夜になって携帯を開くと、
やっと大樹からの着信が何件も入っていることに気が付き、慌てて掛け直した。


「もしもし、大樹?悪い!全然気がつかなくて!何か用?」

「亮太......。もう、遅いよ......。もう、手遅れだよ!!!」

「手遅れ?何の話?ちゃんと説明してくれるかな?」

「亮太は......何で龍司の誘いに乗ったの......?」

「それは......お前、あそこでああでも言わなきゃ、お前まで殴られてたかもしれないだろ」

「じゃあ、嘘だったの!?お金払ってないの!?拓也を襲うように頼んでないの!?」

「大樹、どうした?興奮しすぎだぞ。ちょっと一旦落ち着こう、な。」

「亮太が......龍司にあんなことを頼んだから......拓也が本当に襲われたんだよ!!」

「!!!......待てよ.....俺は......あの後、金を確かに払った。でも、払うけど、何もしなくていいって言ったんだ。
今の拓也は間違ってるけど、でも俺は、お前にも、拓也にも、怪我なんてしてほしくない。
皆が怪我しないようにするなら、金だけ払って拓也には何も手を出さないように言うのが一番だろ?」

「亮太......。じゃあ......これは、龍司の独断ってこと?」

「そうなるな......。拓也は、大丈夫なのか?」

「多分、大事には至ってないよ。
俺が近付いたら、構うなってどっか行っちゃったけど......。」

「そうか。分かった。明日、二人に会って話を聞くよ。わざわざありがとな、大樹。」

「いや、龍司は多分明日はもう警察だよ。雄大が、匿名で動画を警察に送ったから。」

「そ、そうか......。さすが雄大だな。」

「でも、問題は拓也だよ。拓也は、これを亮太の差し金だと思ってる。
きっともう、取り返しのつかないくらい、亮太のことを憎んでるよ。」

102バルス:2013/02/10(日) 00:50:27
「後輩おもらし大作戦」

〜翌日〜

「全員そろったかね?渡辺先生」
「は、はい。揃いました!」

放課後、1、2年生のサッカー部員全員が空き教室に集められた。
教壇に立っているのは顧問の渡辺と、
体育教師の一人で生活指導部長である義岡である。

緊張した面持ちのサッカー部の面々。
これから話される内容は大体予測がついているし、
何よりこの義岡という教師、校内で最も恐ろしいと評判の男である。
義岡は鋭い目つきで全体をぐるりと見渡したあと、口を開いた。

「さて、サッカー部諸君。君たちは最近色々と問題を起こしすぎじゃないかね?
サッカー部の一年生二人が拉致され、
その翌々日には二年生と三年生が粗相、単なる失敗なら構わないが、これには何か薬品が使われたのではないかと西川先生が疑っていると聞く・・・。
そして昨日は部長が三年生と喧嘩をして酷いけがをしたようじゃないか。
あまりに騒ぎを起こしすぎではないのかね?」

俯く面々。だが納得がいかない。それらは全て被害者である。
どちらかといえば、ここにいない三年生のほうに非があるのだ。
特に一年生には、後ろ二つの事件は何の関係もない。
顔を腫らした拓也は恨めしそうに義岡のほうを見るが、すぐに目を逸らし、黙ったままである。

「何か言いたいことは無いのか?お前らこのままだと一向に部活なんて再開できねえぞ?あ?」
次第に言葉使いが荒くなる義岡。

そこで手を上げて立ち上がったのは、意外にも一年生の翔太だった。
「待ってください。あの時、僕らはいきなり知らない人に捕まったんです。
僕らは何も悪いことなんてしてないし、捕まった心当たりなんてありません!」

勇気を振り絞った翔太だったが、その足元は緊張からがたがたと震えている。
翔太の意外な行動に、同じく拉致された広大はどうすべきか戸惑っていた。

義岡は翔太を睨みながら数秒押し黙り、口を開く。
「ああ、そうだな。だが、お前は何か知っていることがあるんじゃないか?
昨日、部長と喧嘩した三年が警察で吐いたそうだ。お前を拉致した犯人は自分、そして三年の部員3人であると。
お前、何で黙ってた?先輩だからかばったのか?」

犯人が三年部員であると初めて聞いた部員たちは驚きを隠せず、たがいに顔を見合わせた。
龍司が口を割ったという事実に、拓也も動揺を隠せない。

「だって・・・その・・・怖くて・・・。
それに、先輩だっていう・・・確信だってなかったし・・・」

義岡の威圧感と、捕まった時の恐怖の記憶から、
翔太は目もとを潤ませ、顔をぶるぶると震わせた。

だが、そんなことお構いなしに義岡は次の一言を発する。
「お前、先輩から恨みを買うようなことしてたんじゃないのか?
だから、そんな目にあったんじゃないのか?あ?どうだ。言ってみろ!」

義岡の言葉についに翔太はワッと泣き出してしまった。
あまりの悔しさと辛さに立っていられず、しゃがみ込む。

流石に不憫に思った渡辺が、言いすぎではないかと恐る恐る義岡に声をかけるが、
黙っていろと強い口調で吠えられてしまった。

理不尽な発言に不愉快さを覚える面々だが、態度に表すわけにはいかない。
しかし、そんな状況でも堪えないのがこの男、高橋雄大であった。

事実とかけ離れた暴言を吐き、後輩を泣かせた目の前の敵を許せなかった。
翔太を最も気にかけているのは大樹であるが、
三年のいないこの教室では、大樹の翔太に対する想いを知るのは雄大ただ一人である。
ここしばらく大樹と行動を共にした雄大は、大樹と翔太の関係性を知ることで、
翔太という後輩により一層の愛着を抱いていた。
かつて自分が大樹の夜尿をからかった際、止める様に言ったのは翔太である。
その折自分の行動を恥じた雄大は、部内の誰よりも優しいこの少年に、一目を置かざるを得なかった。

感情をあまり表に出さず、失禁した時でさえ何事もないかのように副部長としての仕事を行う雄大は、
一見冷めた印象を人に与えることが多いが、実際は義憤に燃える男である。
だからこそ、バスの事件でも三年生全員を相手取って抵抗することができたのだ。
そんな彼にとって、自分の目の前で翔太を理不尽に泣かせたこの教師を許せるはずがなかった。
強く椅子を引き、立ち上がる。

怒りに燃えながらも、眼鏡の奥の細い眼は、
この強大な敵すらも虫けらを見るかのように冷やかであった。


「いいかげんにしてもらえますか、
        先 
              生       
                        ?」

103kazuki:2013/03/24(日) 15:35:17


だれか続き書いてー

104でや@:2013/05/17(金) 00:00:44
「ど、どういう口の聞き方だ!」
と、義岡が怒鳴り付けた。
周りの一年はこのことにはずいぶんびっくりした。
「僕達は問題を起こしてない!」
雄大が言葉を返す。
「は?なんだと?お前らサッカー部はこれら全ての事件に関わっているじゃないか!」
義岡はまた怒鳴る。
「ああ、全ての事件に関与してるよ!
だけどただ、被害を受けているだけだ!」
雄大も負けてない。
「じゃあ、あの拉致事件どうなんだ?」
「えっ…」
雄大は一瞬戸惑ったようにも見えた。
けどすぐに返答は来た。
「あの事件は元サッカー部だ。現サッカー部は問題を起こしてなどない!」
「ほう…」
これらの雄大の言葉にはさすがの先生も感心していた。
義岡は内心、(こいつはできる!)と、思っていた。
その様子を教室の外から亮太と大樹がみていた。
「すごいなこの話し合い…なぁ亮太ぁ…」
「あぁ…最初に口を開いた翔太もすごいが雄大はもっとすげぇなぁ…」
その話し合いは三年か感心するほどレベルの高いものだった。
話は再び教室の中へ〜
先生の「ほう…」という言葉から数秒教室がシーーンと静かになった。
その次の瞬間義岡の口から出た言葉は教室にいる渡辺や生徒、ずっと義岡と話し合っていた雄大はおろか、外でこっそり聞いていた三年さえもを驚かせた言葉だった。
その言葉は…
       拓 也
だった。

105でや@:2013/05/17(金) 00:04:11
誰か続きお願いします。
     しやっ〜〜〜す

106でや@:2013/05/17(金) 00:05:26
誰か続きオネガイシマス!

107pppp:2013/10/13(日) 09:56:26
後輩おもらし大作戦

一瞬の沈黙が教室に谺したあと、静かに立ち上がったその男に、教室中の目が注がれた。
その男は、これまで会議を静観していたサッカー部部長、拓也であった。

「義岡せんせー、つまり結局んとこ、問題を起こすなってことっすよね?」

両手をズボンのポケットに突っこんだまま立ち上がる拓也を、鋭い眼で睨みつけながら義岡がそれに答える。

「・・・ああ、そうだが」

「あー、じゃああれっすわ。もういいや。責任とって俺部長やめますよ。てか、サッカー部辞めますわ。高橋が次期部長ってことで。これでいいっしょ?」




拓也の言葉に部員たちは驚愕し、騒ぎだしたい。
しかし、この空間の威圧感がそれを抑え込む。
目を見開く雄大と、怒りに燃える義岡、そして自暴自棄ながら不敵な笑みを浮かべる拓也。

「ちょ、まじかよあいつ!」教室の外で大樹が声を上げる。
「大樹、声大きいって。もうちょいトーン落とせ」たしなめる亮太。


舐めた態度に拳をわなわなと震わせる義岡に代わって口を開いたのは、渡辺であった。

「拓也、そういう問題じゃない。お前は昨日暴行に遭ったばかりだから、理性的な判断は難しいかもしれない。お前とあの3年の間に何があったかは、今後話を聞いて行くが、それとこれは話が別だ。辞めることは責任を取ることなんかじゃない、最も真逆に位置する行為なんだ。しっかりと向き合わないといけない。もちろん、一番責任を取るべきなのは俺だし、お前たちを傷つけてしまったことは本当に申し訳なく思っている。色んな事の真相が分からない以上、お前たちを糾弾するのはおかしいし、真相がわかったとしてもそういうことをしたいわけじゃない。学校は授業を受けるだけの場所じゃない、規律を学ぶための場、人格形成のための場でもあるんだ。このサッカー部は決して他校に比べて強いわけじゃない。でも、サッカーの技術だけのために部活動があるわけじゃない。今回の様々な問題に対して、お前たち一人ひとりがどう考えるのか、何をすべきなのか、どう変わっていくべきなのか、しっかりと考えて欲しい。もちろん、俺も、他の先生も、お前たちのことを見離さないし、全力でサポートしていく。だから、今の現状を主体的に考えて欲しいし、お前たちがどういう風に考えているのかが知りたかったんだ。翔太、雄大、拓也。お前たちの考えはよくわかった。立派に発言してくれてありがとう。そして、拓也。お前が今何をすべきなのかをもう一度よく考えてくれ」

珍しく熱く語る渡辺の話を、一同は真剣に聞いていた。そしてまた、暫しの沈黙が訪れる。


「義岡先生、ひとまずはこれでいいんじゃないですか」
「・・・わかりました。お前たち、渡辺先生の言ったことをよく考えておくこと。いいな」

そう言うと、義岡は教室を後にし、緊張の解けた教室に喧騒が広がっていった。

108テルラ:2013/10/25(金) 22:36:39

とある小学2年生の悲劇

「うおー!! 漏れるー!!」

オレは急いでいた!!
なぜなら漏れそうだからだ!!

え、なにが漏れそうかって?
いや、言わなくてもわかるだろ!!
シッコが漏れそうなんだよ!!

ああ、まずい・・・・限界だ!!
このままではパンツの中にシッコを漏らしてしまう!!
それだけは避けなければならない!!
オレはまだ小学2年生!!
残りの4年間の小学校生活をオモラシ男としてからかわれ続けて過ごすわけにはいかない!
なんとしても急いでトイレに!!
漏らす前にトイレにたどり着かなくては!!

あう・・・・。
しかし、こんな時に限って、トイレが見つからない!!
一体、どこにあるんだ!!
もう、漏れてしまう!!
ええいっ、こうなったら、チン・・・・・を押さえて・・・・。
い、いや、それだけはダメだ!!
そんないかにも「オモラシ寸前です」なんて格好できるか!!!
頼む!! トイレ!!
トイレよ見つかってくれ!!

「あっ、あった!!」

オレは遂にトイレを見つけた!!
青い人間のマークに、青いタイル。
まごうことなき男子トイレだ!!
助かった!! オレはオモラシという人生最大の危機を乗り越えたんだ!!

・・・・・と安心するのはまだ早かった。
トイレの中には真っ白な小便器が1つだけあった。
そして、その前におじさんが1人立っていた!!(泣)

これじゃあ、シッコができない!!
ああ、ヤバイっ!!
シッコがもう・・・・・チン・・・・・の先っぽまで出かけている!!
このままじゃ、パンツの中にシッコが漏れ出してしまう!!


オレは無我夢中でチン・・・・を両手で揉みまくった!!
恥ずかしさで顔から火が出そうだ!!
しかし、シッコを漏らすわけにはいかない!!
苦渋の決断ってヤツだ!!

恐る恐るおじさんを見る。
前を向き、トイレの前に立ち続けている。
どうやらオレの恥ずかしい格好には気づいていないようだ。
だが、シッコを終えて、オレに順番を譲ってくれる様子はない。
どうするオレ!?
このままではオモラシだ!!
トイレを目の前にしてオモラシなんて人生最大の恥だ!!
なんとか・・・・なんとかいい方法を考えないと・・・・・・!

(こうなったら仕方ない!!)

オレは小便器を諦め、個室の洋式トイレに目を向けた。
このトイレには小便器1つだけでなく、個室も1つあったのだ。
だが、男にとって自分の家以外の個室のトイレなどというものはあってないようなものなのだ!
オモラシほどでないにしても、個室に入って用を足したとなるとそれもまた不名誉なあだ名をつけられる原因となる可能性があるのだ!!
しかし、俺は決断した。
仮に、オモラシする恥ずかしさを100ポイントとしよう!
そして、チン・・・・を押さえる恥ずかしさが70ポイント。
個室に入る恥ずかしさが60ポイントだとすると、
オモラシ100を避けるために130ポイントの恥ずかしさが・・・・。
あ、あれ・・・・?
とと、とにかく、今は計算などしている場合ではない!!
急いでトイレを済ませ、オモラシを回避するのだ!!

既にオレのチン・・・・からはシッコがちょろちょろとちびり始めている。
真っ白だったパンツを黄色く染めていることだろう!!
だが、まだだ!
まだズボンは濡れてない!!
つまり、オレのおチビりはバレない!!
バレなければ・・・・オモラシじゃないのだ!!(多分)

109テルラ:2013/10/25(金) 22:37:52
オレは洋式トイレの前に立ち、便座を上げた。
そして素早くズボンをズリ下ろした!!
真っ白なパンツにできた黄色いシミがどんどん大きくなっていく・・・・。
急がないと・・・・・。
そして、オレは、パンツの前にある穴からチンを・・・・・。
チンを・・・・・・。
チンを取り出し・・・・・。
あ、あれ・・・・・・。
チン・・・・・。
チンが・・・・・・。
チンがなかなか取り出せない!!(泣)

うおー!!!!
チン!!!
チーン!!!!
出てきてくれチーン!!

あ、焦ってはダメだ!!
こういう時こそ、落ち着いて冷静にゆっくりとチンを取り出せば・・・・・。
って落ち着けるかー!!
オモラシという人生最悪の事態が近づいているのに、落ち着いてられるかー!!
急げー!!
急いでチンを出すんだー!!
チン・・・・・!
頼むよチン・・・・・。
出てきてくれよチン・・・・・。
ああ・・・・。
もう・・・・ダメだ・・・・・。

オレは遂に限界を迎えてしまった・・・・。
パンツの中に立て篭り(?)続けているチンからシッコが勢いよく吹き出し始めた。
パンツだけでは吸収しきれないくなり足にもシッコが流れ落ちていった。
ああ、せっかく脱いだズボンにもオシッコが引っかかっていっちゃった!
後ろからおじさんの笑い声が聞こえてくる・・・・。
うう・・・・・。あのおじさんが早くトイレ終わらせてくれれば間に合っていたのに・・・。
ああ、ズボンもパンツもびしょびしょだ。
これじゃあ、誰がどうみてもオモラシだよ・・・・。



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はじめまして。テルラです。
男の子のオモラシを書くのは初めてだったのですが、いかがだったでしょうか?

この話は自分が小学生のときの出来事を思い出しながら書いた話です。(でも、この子みたいにオモラシしたり、前を押さえたりはしてないよ! ちゃんとおじさんが終わるまで我慢したよ!)

男の子が話し方や使っている言葉があまり小学生らしくないように感じるかもしれませんが、オモラシをなんとしても防ぎたいがために自分の限界を超えて頭をフル回転させているのだということにしておいてください。

110.:2014/01/04(土) 00:15:24
だれけ続きかいてください。

111abcde:2014/08/27(水) 17:28:46
だれか後輩おもらし大作戦の都築かいてー

112名無し:2014/09/05(金) 07:52:37
↑お前がやれ

113終わりマン:2017/01/06(金) 12:33:55
後輩お漏らし大作戦
〜エピローグ〜
龍司とサッカー部の3年3人は警察で取り調べを受け、少年院送致が決定した。

利尿剤を販売していた業者が特定され、摘発された。

その報道を受け、中学校は全国的に話題に。雅人は利尿剤を隠し持ったままだったが、終始使う機会は訪れなかった。

拓也は結局部活には来なくなり、雄大が指揮監督をしながら、次の世代交代の時がきた。

体格は小さいが勇敢で優しい翔太キャプテンだ。
満場一致で賛成され、以後学年問わず仲のいい部に変貌していった。

そしてその翌年、とある高校の入学式。
部活勧誘の波を無視し、一人帰ろうとする男。
正門の角を曲がったところで、一人の男にぶつかる。
「痛って・・・ん?あんたは・・・!」
「待ってたよ、拓也。さあ、サッカーしようぜ」
「・・・あんたには、負けないからな。」




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