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☆投稿 小説 スレ ☆

104でや@:2013/05/17(金) 00:00:44
「ど、どういう口の聞き方だ!」
と、義岡が怒鳴り付けた。
周りの一年はこのことにはずいぶんびっくりした。
「僕達は問題を起こしてない!」
雄大が言葉を返す。
「は?なんだと?お前らサッカー部はこれら全ての事件に関わっているじゃないか!」
義岡はまた怒鳴る。
「ああ、全ての事件に関与してるよ!
だけどただ、被害を受けているだけだ!」
雄大も負けてない。
「じゃあ、あの拉致事件どうなんだ?」
「えっ…」
雄大は一瞬戸惑ったようにも見えた。
けどすぐに返答は来た。
「あの事件は元サッカー部だ。現サッカー部は問題を起こしてなどない!」
「ほう…」
これらの雄大の言葉にはさすがの先生も感心していた。
義岡は内心、(こいつはできる!)と、思っていた。
その様子を教室の外から亮太と大樹がみていた。
「すごいなこの話し合い…なぁ亮太ぁ…」
「あぁ…最初に口を開いた翔太もすごいが雄大はもっとすげぇなぁ…」
その話し合いは三年か感心するほどレベルの高いものだった。
話は再び教室の中へ〜
先生の「ほう…」という言葉から数秒教室がシーーンと静かになった。
その次の瞬間義岡の口から出た言葉は教室にいる渡辺や生徒、ずっと義岡と話し合っていた雄大はおろか、外でこっそり聞いていた三年さえもを驚かせた言葉だった。
その言葉は…
       拓 也
だった。


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