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【TRPG】ブレイブ&モンスターズ!第六章

54カザハ ◆92JgSYOZkQ:2020/04/29(水) 19:46:41
会談会場に行くと、すでにマル様&親衛隊となゆとガザーヴァが揃っていた。

「お待たせしました! ジョン君は体調が悪いらしくて休んどくって」

あいている席につく。立ち話ではなく落ち着いて座って話すのはこれが最初だ。
顔をまじまじ見られて色々と気付かなくていいことに気付かれたら話が散らかりそうでややこしいので、目深にフードをかぶっておく。
具体的には「あれ!? 大昔に会った気がするけどどこで会ったんだろう?」とか「そっちの美少女と顔似てない!?」とか。
幸いマル様や親衛隊はジョン君がいないことを特に気に留めるでもなく、早々に本題が始まった。
マル様によるローウェル陣営への勧誘である。

>「貴君らがバロール師兄の許に身を寄せていることは存じております。
 したが、敢えて申し上げましょう。貴君らは師兄に欺かれている。ていよく利用されているだけなのです」

「やっぱりそうなの? 普通に考えて怪し過ぎるもんなぁ……」

料理を口に運びつつ、気に入った料理をジョン君に持って行く用に容器に詰め詰めする。

>「師兄もまた、世界の救済を考えてはおられるのでしょう。
 さりながら……師兄のそれは真の救済にあらず。ただ、世界を欲しいままにしたいだけなのです。
 我が賢師はそれをお許しにならなかった。ゆえ、賢師は師兄を破門にされたのです。
 このまま師兄に使嗾され続けたとて、貴君らに安寧は決してなきもの……と断言させて頂く」

>「バロールは、やっぱりわたしたちを騙しているっていうこと?」

>「遺憾ながら」

>「つか、バロールって魔王っしょ? 殺せば?
 なんならあーしが殺す? 10ターンくらいでイケるっしょ、アイツなら」

そこから、言いたい放題の親衛隊をマル様が諫めてオチに親衛隊がデレるといういつもの寸劇が繰り広げられたので華麗にスルーしておいた。
寸劇が一段落すると、マル様が話を進める。

>「ところで……月の子よ、貴君らはエーデルグーテへ行かれるとのこと。
 なにゆえ斯様な遠方へ? 聖地巡礼という訳でもありますまい」

>「あ。ええと……」
>「……ちょっと、呪いを解きに行こうかなって」

>「なるほど。委細承知致しました」
>「解呪ということであれば、確かに聖都より適切な場所はございますまい。……ならば、我らも聖都へ同道致しましょう。
 幸い聖都の頂点、プネウマ聖教の教帝オデットは十二階梯の継承者が一翼、我が賢姉にて。
 貴君らの解かんとしている呪詛がいかなる類のものかは存じませぬが、賢姉にかかれば解呪などいと容易きこと。
 私の伝手にて賢姉に渡りをつけましょう、如何?」

>「本当!?」


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