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番外編投下用スレ

4ジョン・アデル ◆yUvKBVHXBs:2019/09/15(日) 23:00:29
【外伝 ジョン君さんの意外な一つの夢】

明神への罰という名の、友達といっしょに筋トレをする、というやりたかっただけを成し遂げたジョン。

それはそれとして自分のノルマが終わっていなかったので
日中みんなで戦っていた中庭にでて一人、夜中訓練に勤しんでいた。

「ふう・・・今日の修練終わり!」

バロールに見繕ってもらった、兵士訓練用の諸々を片付ける。
普段自分が使っているものではなかったが、中々の道具が揃っていたので、割と満足していた。

修練を終え、お風呂場に向うジョンであったが・・・

「ん・・・?あれはカザハ?・・・おーい」

カザハはまるでギャグ漫画のような形相で僕とぶつかる。
そしてこちらには目もくれずそのまま全力ダッシュで走り去ってしまった。

「おーい!・・・ん〜・・・?どうしたんだろ」

追いかけて話を聞こうと思ったが時間も時間だったので明日にすることにした。



そしてお風呂から出たジョン、そして自分の部屋への帰り道でなにかが聞こえてきた。

>「あー……ゴメンね! なんか、わたしばっかり○○し○てちゃって!
  ○○○○○○、やり方ってものがあるよね……こういうの、慣れてないもんで……あは、あはは……」

ドア越しに途切れ途切れだが、聞こえてるなゆの声、足がふと立ち止まる。
部屋を確認する・・・そこはなゆの部屋ではなくエンバースの部屋だった。

「・・・!」

声にならない声を上げる、もちろん、この手の話題に耐性がないわけではない。
元の世界では自衛隊アイドルという若干マイナーなジャンルではあるが、アイドルをやっていたし。
特に恋愛禁止とかではなかったので、女性との関係を持つことも当然あった。

恋の悩みを聞いたり、レンタル彼氏に繰り出されたり、男女で旅行して恋愛するヤラセ番組にもでた事だってある。
それはもう黄色い声援にまみれていた、いまさらこのくらいでテンション上げるなんて中学生じゃあるまいし・・・。

>「もっとかわいく○○○した方が、好みだった?」

サササッ!

急いで距離を取る、人の情事を覗くなんて紳士にあるまじき行為だ。
なゆが10代で若干早いとは思うが、ここは現代ではないし、たとえ法律があっても恋を邪魔するべきではない。
このまま応援してあげるのが筋ってもんだろう。

「美女と焼死体か・・・お似合いすぎてなんというか・・・」

友達の結婚式に呼ばれる・・・それは今までジョンが考えていた。
叶えておきたいお呼ばれしたいイベントの一つであった。

「ふふ・・・この分ならそう遠くない内に叶うかもなあ・・・」

そう呟きながら自分の部屋へと戻るのだった。


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