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精霊を性的に愛でるスレ Part.6

1名無しの魔法使いさん:2016/09/16(金) 21:23:28 ID:mtxma/iE
こちらは2ちゃんねるエロパロ板黒猫のウィズスレの避難所です
ギルマスでも精霊の妄想でもエロSSでもエロイラストでもなんでもどうぞ

注意書き
・精霊のバックストーリーの文をそのまま使うことは禁止(元ネタにするのはおk。ただし本文そのままはダメ)
・荒らしが出ても無視推奨
以下必要ならば次期スレに記載

過去スレ
精霊を性的に愛でるスレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17048/1423188536/
精霊を性的に愛でるスレ Part.2
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17048/1425795357/
精霊を性的に愛でるスレ Part.3
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17048/1428677321/
精霊を性的に愛でるスレ Part.3(実質4)
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17048/1428677590/
精霊を性的に愛でるスレ Part.5
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/lite/read.cgi/otaku/17048/1449047947/

2名無しの魔法使いさん:2016/09/16(金) 21:27:49 ID:mtxma/iE
関連スレ

SS簡易保管庫
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17048/1426477486/

黒ウィズ性スレ作品への感想・要望スレ
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/17048/1430414946/

黒猫のウィズ 精霊を性的な目で愛でるスレ 避難所 Part4
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/lite/read.cgi/otaku/17048/1462433719/
※スマホアプリ板の同名スレの避難所です
似た名前ですが別スレなのでご注意下さい

3名無しの魔法使いさん:2016/09/17(土) 12:24:49 ID:6mbassuI
いちおつ
クラリアちゃんまで腰骨折れた

4名無しの魔法使いさん:2016/09/18(日) 13:53:09 ID:R9kM2ULc
クラリアちゃんを戦場レイプしたいよぉ

あと地味に保管庫にいろいろ追加されててGJ
いいものをありがとう

5名無しの魔法使いさん:2016/09/18(日) 17:39:31 ID:JOQdpB0.
クラヴィルとブラムリンガーは、見知らぬ土地で呆然と立ち尽くしていた。
「……ここ、何処なんだ?」
「知らん。魔力が前の世界より多少薄いぐらいで、これといった特徴はないな」
以前より露出が抑えられた服装のブラムリンガーは、藍色の髪に触りながらそう呟いた。
前の世界、というのはとある災害レベルの魔法少女がいたあの世界だ。ビジェック討伐後に散々振り回された彼等としては、あのような滅茶苦茶な少女がいないことを祈るばかりである。
今彼らがいるのは森の中。時刻は穏やかな昼下がりなのだが、二人の心中は全然穏やかではない。
「一体あの神様はどうなってるんだ?突然別世界に放り出すって正気の沙汰じゃないぞ………」
「言うな。アレはもうどうしようもない。慣れるしかないんだよ、クラヴィル」
「こんな事態に慣れたくないぞ………………ああもう、なんで不幸って重なるんだろうな」
「む?…………ああ、成る程」
彼らの視線の先…………というか、彼らの周囲では、いつの間にか山賊らしき男達が下衆な笑みを浮かべていた。
「ヘッヘッヘ…………覚悟しな。身ぐるみ剥いで奴隷として売っぱらってやるぜ」
「姉ちゃん良い体してんなぁ。売る前にちょっと俺たちに楽しませてくれよ」
「俺らに見つかったのが運の尽き!さあ大人しく捕まんな!」
クラヴィルとブラムリンガーは、同時に溜息をついた。目の前の連中からは一切魔力を感じないし、見るからに雑魚なのだが、それでもやっぱり不快なものは不快なのだ。異界でのファーストコンタクトがこんな荒くれになったのだから。
そもそも恋人以上に深い関係にある彼らとしては、山賊達の言動が思いっきり逆鱗に触れていた。なので。

「ブラムリンガー。俺…………こいつらぶちのめしても許されるよな?」
「当然だ。正当防衛だ。私達は悪くない。悪いとすればそれはこんなとこに送り込んだあの饅頭……いや、神獣ウサギのせいだ。何も問題ない」

こうなるのは自明の理である。



数分後。
山賊達が無残にぶちのめされていた。
傭兵上がりで幾度も死線を乗り越えた男と、神造の魔剣の精霊を相手にして無事な山賊というのはまず存在しないのだろうが。
「こんなもんか。……財布とか金目の物とか、もらっといていいよな?」
「構わんだろう。因果応報というやつだ」
もはやどちらが悪人なのか分からない。


一応、山賊達は全員無事である。骨が折れたり大量出血していたりということは無い。
…………クラヴィルの八つ当たりの拳を顔面にうけて後方錐揉み三回転ぐらいしたり、ブラムリンガーの蹴りが股間に炸裂したりしていた彼等を、『無事』と呼んで良いのかは疑問が残るが。



「…………おい、そこの二人。隠れてないで出てきたらどうだ」

突如、ブラムリンガーが背後へ言葉を投げかけた。
「3秒待つ。とっとと出てこい。それとも強引に引きずり出すか?」
殺意とまでは行かずとも、明確な「敵意」の込められた声だった。
指を鳴らすと同時に、彼女の周囲に無数の氷の剣が生まれた。刃の向き先は言わずもがな。


「……わかったわかった。出て行くからそれを収めろ」
「気付かれてたのね。色々と隠蔽してたはずなんだけど」

背後の茂みから、二人の男女が出てきた。
「俺はダンケル。ダンケル・アダムスだ」
「私はアムベル・ケイよ。よろしくね、二人とも」
「俺はクラヴィル・ステイだ。それでこっちが……」
「ブラムリンガーだ。………で、お前達は何の用だ?」


「率直に言おう。お前達………俺達に雇われる気は無いか?」
「本当に率直ね、ダンケルちゃん」


その言葉に過敏に反応したのはクラヴィルだ。
「『雇う』ってのはどういうことだ?詳細な説明も無しに引き受ける気にはならないぞ」
元傭兵とあって、この手の話はクラヴィルには慣れたものだ。
「この先の山に、1匹の竜がいる。そいつを倒す事……いや、正確には「その竜の住処にある大量の武器を奪う」のが目的だ」
「報酬は?」
「お前達の今後の不自由無い生活の保障、とでも言っておくか」
「詳しいことは後で話すけど、今私達は優秀な人材を必要としているの。……どう?受けてくれるかしら?」

「その話、乗った」
「まあ……良いか。この先から僅かだが魔力を感じるし、嘘ではないだろうからな」
そうして四人----------正確には三人と一本----------は、件の竜のところへと向かうのだった。

6名無しの魔法使いさん:2016/09/18(日) 17:41:23 ID:JOQdpB0.
クロマグゼロ編。
本当はドルキマス2が始まる前に投稿したかった……

7名無しの魔法使いさん:2016/09/18(日) 19:00:02 ID:7JDeAWR.
マトモな異世界探険物っすね

黒猫氏がダンケルと出会うこともなく山奥で放置されたりしないことを祈ろうw

8名無しの魔法使いさん:2016/09/18(日) 22:09:37 ID:62cxyYnA
クラヴィルによる黒猫氏冒険の軌跡追体験面白いな
正統派主人公気質なのがミソよな

9名無しの魔法使いさん:2016/09/19(月) 02:55:19 ID:rAatsToI
ボイス選んでるのに音消してやってたから気付かなかった
ぞばぞばはガトリンでいいのね
アルティメットぞばりおんとかもう意味不明

10名無しの魔法使いさん:2016/09/19(月) 02:55:52 ID:rAatsToI
(かわいい)

11名無しの魔法使いさん:2016/09/19(月) 23:18:39 ID:/ZH1Lx3Y
フェルムとブラムリンガーがどんな会話するのか気になる

12名無しの魔法使いさん:2016/09/27(火) 20:30:25 ID:ahuDIyBY
ああ゛〜クラリアちゃん中将をSENKAレイプしたいよぉ
ローヴィを兵士たちに輪姦させたいよぉ

13名無しの魔法使いさん:2016/09/27(火) 21:59:59 ID:RhmpmDg6
竜のいる山へと向かう道中、四人はお互いの身の上話をした。クラヴィルが異世界から来た事、ブラムリンガーの本体は魔剣である事などなど、二人の話した内容は、ダンケルとアムベルにはかなり興味深いものだったようだ。
特に二人は、クラヴィル達が以前にいた異界について興味を示していた。
「都市に封印されていた大魔導士、ねぇ………こっちの世界じゃ考えられないわね。一人の人間が辿り着ける領域じゃないわ」
「アレは確実に人間を逸脱していた。魔道の探求の果てに、望んで怪物に成り果てたのだろうさ」
「俺はアリエッタっていう魔導士の方が気になるな。個人で地図を塗り替えるレベルの魔法を使うなんて、それこそ神話の英雄みたいなものだ。一目見てみたかったもんだね」
「悪い子じゃないんだけどなぁ……こう、なんて言うか。思考回路が独創的というか、頭の配線がずれているというか……」
悪人ではない。ないのだが、引き起こす事のスケールが大き過ぎる。アリエッタとはそういう少女だ。
………ちなみに、ブラムリンガーが魔剣であるという事は、全く驚かれずスルーされた。


「それにしても、この世界は随分物騒なものだな。魔剣の私が言えた事ではないが、人の本質というのはなかなか変わらないようだ」
「耳が痛い話だよ。まあ、そんな糞みたいな世の中を変える為に、俺たちは色々と奔走してるって訳さ」
「直ぐには無理でも、学園を設立して時間をかけていけば、きっと世の中は変えられる。私たちはそう信じているわ」
「………まあ、戦争なんてそう簡単に終わるもんでもないだろうしな。一回始まったらお互いに引っ込みつかなくなるし」



村らしき集落が見えてきた。
その入り口前には、いかにも農家らしき男と、異邦人と思わしき金髪の女の姿があった。
男の方は農具ではなく使い込まれた剣を持っていて、女の方は村の人間とは考えづらい華美な服装で、これまた剣を携えていた。明らかに異様な光景だが、二人とも不思議と様になっている。


「…………ん?お前ら、この村になんか用か?」
男の方が、クラヴィル達に声をかけてきた。
「大した用じゃないんだが……ここの近くの山に、竜が住み着いてるだろ?俺たちはそいつに用があって来たんだ」
「その話、詳しく聞かせていただけませんか!?」
ダンケルの発言に、女は勢いよく反応した。


山を登る中で、一行は軽い自己紹介を済ませた。農家の男はヒビキ、女の方はサユリというらしい。
竜退治の仲間兼、未来の学園の教師候補を得て、ダンケルとアムベルは珍しく神に感謝した。


(この気配………………成る程。まさかこんなところで『同族』と出会うことになるとはな)
その中で一人、ブラムリンガーはまだ見ぬ「竜」へと思いを馳せた。

14【クロスオーバー】ミコト様のあるばいと放浪記part.1【してみた】:2016/09/28(水) 01:57:50 ID:Kh5Yrw8Y
【空戦の】手羽先八百万SS【どるきます】

「――ということで。」
「傭兵募集と聞いて」
「あのあの、傭兵なんて初めてですけど、精一杯頑張りますのでよろしく――」
 セイとスオウに続けて、「よろしくお願いします」と頭を下げようとしたミコトは、目の前の青年に気付いて顔を上げた。
「――って、あ、あれ? もしかして、『元師』さん?」
「――『元帥』だ。貴君は相変わらず、漢字が苦手なのか」
 呆れた様に、目の前の青年――〈奸計大元帥〉ディートリヒ・ベルクがほんの少し、口許を緩めた。
「ちちち違いますよぉ! 私だって、あれから誤字が減ってですね……」
「元師」
「うっ……いや、それはたまたま……」
「でも元師」
「ううぅっ……」
 やり込められるミコトとディートリヒに視線を往復させながら、おいてけぼりのスオウが首を傾げた。
「ミコト、知り合いなのか?」
「うん! あの、ぷりんを食べた時の島で一緒になったんだよー。……ぷりん、美味しかったなあ……」
 ミコトはぷりんの感触を思い出したのか、蕩ける様な笑顔を浮かべていたが、ふと何かに気付いてディートリヒに問い掛ける。
「そういえば、元帥さんの相方はどうし――もがっ」
 朗らかに問い掛けようとしたミコトの口を、ディートリヒの背後に湧いた殺気を感じ取ったスオウとセイが慌てて塞ぐ。
 露骨な殺気に、ディートリヒの傍らに佇む副官のローヴィ・フロイセが目を丸くしてディートリヒを見詰めている。
「……貴君が何を思い違いをしているのかは知らないが、私はあの島で一人だったが」
 軽く嘆息しながらディートリヒがそう言うと、
「えー! そんなことないですよぉ! あんなに一緒に『ツッコミ』の練習をしてたのに、忘れるなんてひどいですよ――ふがっ!」
 セイとスオウの手から逃れ、更に言い募ろうとしたミコトの口を、今度は元帥が押さえ込んだ。
 元帥にしては珍しく、にっこりとした満面の笑みを浮かべ、背後に元戦神のスオウとセイですら思わず後退るほどの殺気を従えている。
「……貴君が何を思い違いをしているのかは知らないが、『私はあの島でずっと一人だった』が……?」
 片手でミコトの右頬と左頬を挟み込み、ふにふにと摘まみながらゆっくりした――言い聞かせる口調でディートリヒがそう言い、
「ふぁい……わかりまひふぁ……」
 漸く意図を察したミコトが頷くと、ディートリヒは満足げにミコトの頬から手を離した。
「解ればよろしい。――では、貴君らにはファーブラ軍に加わってもらう。詳細はファーブラ軍で聞きたまえ。ローヴィ、案内を。――では、健闘を祈る」
 くるりと踵を返し、カツ、カツ、と規則正しい足音を響かせて立ち去るディートリヒを、ミコトは痛む頬をさすりながら見送ったのだった。


「……あの」
 ファーブラ軍の戦艦に移動し、廊下を歩いていると、不意にローヴィが声を上げた。
「?」
 ミコトもそれなりに背は高いが、ローヴィの方が背が高いので、下から見上げる格好になるミコトに、ローヴィは足を止めて問い掛けた。
「先程の……元帥閣下のお話ですが……」
「お菓子の島の時のこと?」
「はい。――確かに元帥は、春先頃、何日か急に姿を消されたことがあったのですが」
 其処で言葉を切ったのは、「何と言っていいか表現に困った」ようだったが、しばし逡巡し、やがてぽつりと、
「…………『ツッコミ』?」
 とだけ聞いた。
「はい! 元帥さん、『帝王』さんと一緒に漫才コンビを組んだらしくて。帝王さんに、『何でやねん!』って言いながらツッコミを入れてて」
 その様子を思い出したのか、ミコトは「ふふっ」と笑いながら、
「私たちの国で言う『上方漫才』みたいに、帝王さんがボケで、元帥さんがツッコミ入れてたんですよ。帝王さんは『これが真のドツキ漫才!』って言いながら、元帥さんにボッコボコにされてて……」
「へ、へぇ……」
 ローヴィは、理解の限界を超えたのか、額に一筋の汗を垂らしながら、それだけ呟くのがやっとだった。
「……それ、元帥がボッコボコにしてたのって、『ツッコミ』じゃないんじゃね……?」
「だろうな……」
 小さな声で呟き、頷き合うスオウとセイ。

15手羽先八百万2:2016/09/28(水) 01:59:24 ID:Kh5Yrw8Y
 そうこうしているうちにブリッジに辿り着き、ローヴィは気持ちを切り替える様に軽く頭を振ってから、扉を開けた。
「――失礼します。異界からの傭兵の方たちをお連れしました」
「ああ、ありがとう」
 そう返事をしたルヴァル・アウルムに頭を下げ、ローヴィが退室する。
 残された三人に、ルヴァルは穏やかな笑みを浮かべた。
「セイとは『久しぶり』だが、卿らとは『初めまして』だな。私はルヴァル・アウルム。早速だが、元戦神の働き、アテにさせてもらうぞ」
「任せとけ!」
 と、スオウがガッツポーズを握ってみせ、
「ルヴァル……? 何処かで聞いたような……あ、いや、その、よろしくお願いします!」
 一瞬ミコトは訝しげな表情を浮かべたが、すぐに慌ててぺこりと頭を下げた。
「こちらこそ、よろしく。――では、うちの軍服に着替えて貰おうか」
 言ってルヴァルがセイとスオウにルヴァルが服を差し出す。
 受け取ったスオウは、軍服を広げ、
「なんつーか……動きにくそうっつーか……何だこのひらひら……」
 素直に率直な意見を述べた。
「ははっ。確かにな。我々はあまり機能性というものを重視していないからな」
「スオウ。郷に入っては郷に従え、だ。それに、和ノ国と生地が違うから、言うほど動きにくくは無いぞ」
 さっさと着込んだセイにそう促され、スオウも自身の軍服を脱ぐ。
「……あの、私は……?」
 と、ミコトが恐る恐る手を上げると、
「――お待たせ致しました。ミコト様の軍服はこちらになります」
 涼やかな声が響き、振り向いたミコトは背後に佇む天使の女性――プルミエ・シエルの姿を見て思いきり硬直した。
「ああ、ありがとう、プルミエ」
 そう声を掛けるルヴァルをよそに、
「……………」
 ミコトの脳裏に、数ヵ月前のセイとスオウとのやり取りが鮮やかに甦る。
 ルヴァルと言う名、何処か見覚えのあるプルミエの衣装…………
 プルミエは硬直するミコトの手に、ふぁさっと軍服を――プルミエと同じ、明らかに布地が少ない軍服を乗せる。
「…………あの。スウちゃん、セイちゃん…………?」
 長い長い沈黙の後。漸く硬直から我に返ったミコトが、それだけ呟く。
「お? なんだ、ミコト。まだ着替えて無いのか?」
「着替えたらすぐに出撃するらしいから、早く準備を済ませるといい」
「サイズは事前に伺っておりましたので、合うと思いますが」
 スオウとセイ、プルミエに口々にそう言われ、ミコトは羞恥に頬を染め、両瞳いっぱいに涙を浮かべ、
「セイちゃん、スウちゃん、謀ったの!?」
「何の話だ?」
「いいからミコト、早く着替えろー」
 爽やかな――爽やかすぎるいい笑顔を浮かべたセイとスオウに、ミコトは漸く嵌められたことを理解した。
 ミコトは救いを求める様にルヴァルとプルミエを見るが、ルヴァルもプルミエもニコニコと三人のやり取りを眺めている。
「む、無理、無理! 私、プルミエさんみたいにスタイル良くないし、こんな布地が少ない服着て外に出るなんて無理無理無理〜!!」
 半泣きで『いやいや』をするように首を横に振り続けるミコトにセイとスオウがにじり寄る。
 遂に壁際に追い詰められたミコトに、セイとスオウがニヤリと笑んだ。
「往生際が悪いぞ、ミコト」
「セイも言ってたろ、『郷に入っては郷に従え』って。――よっしゃセイ、そっち脱がせ!」
「応!」
「待っ……待っ……待っ……にゃあああああああああああああ!!」
 ミコトの絶叫が、青い空に響き渡った。


 ――その後、『サイズは合ってる』と言われたミコトだったが、何故かサイズが合わず、戦場で『ポロリ』を多発した結果、ファーブラ軍だけ異様に士気が高揚することになることなど、ミコトは知る由も無かったのだった。

16【クロスオーバー】ミコト様のあるばいと放浪記part.2【してみた】:2016/09/28(水) 02:01:30 ID:Kh5Yrw8Y
【聖】女学院な八百万SS【サタニック】


「あ、そうだ。スウちゃんとセイちゃんって、来週は暇?」
 ちゃぶ台の上の秋刀魚をつつきながら、ふとミコトがスオウとセイに問い掛けた。
「んー、稲刈りが終わったから来週どころか春まで暇だな」
「農具鍛冶も水車小屋も、やはり農繁期に信仰が偏りがちだしな」
 今年最初の栗ご飯を掻き込みながら、スオウとセイが頷き合う。
「暫くは年中信仰を集められる(はずの)和歌の神様の収入だけが頼りだぜ! ……あ、そうだ。十月に入ったら初亥の日に炬燵開きしようぜ。炬燵はオレとセイで作るから、ミコトはぼた餅よろしくー」
「なんか小さく『はずの』って聞こえたよ!?」
「気のせいだろう。――それより、俺とスオウの予定を聞くなんて、どうしたんだ?」
 さらりと流してセイに問われ、ミコトは当初の用件を思い出した。
「あ、うーんとね、あるばいとのお話なんだけど」
 ミコトの言葉に、スオウとセイが露骨に顔をしかめる。
「あれっ!? なんか信用無い!?」
「だってなあ……」
「ミコトが見つけたあるばいとか……」
「私が見付けたんじゃなくて、向こうから声掛けられたんだよ?」
「ますます不安だ……」
 スオウとセイ、二人の脳裏に様々な思い出が去来する。具体的には一年ほど前、某裕福な神様に連れ込まれそうになった時のこととか。
「……何かまた変な仕事を引き受けたんじゃないだろうな」
 訝しげにセイに問われ、ミコトは首を横に振った。
「変なお仕事ではないと思う。それに、まだ正式に引き受けてないよ。あれから、ちゃんとスウちゃんとセイちゃんに確認取ってからしかお仕事引き受けてないもん」
「よしよし。今後もちゃんとオレたちに確認取れよー。……で、真面目な話、どんな依頼なんだ?」
「うーんとね、依頼主は猫神様のところで逢った、『クルス』さんて人。魔界の“こうしゃく”なんだって。クルスさんは魔界の学校の理事長らしいんだけど、その学校が文化祭の間、売店の売り子さんを頼まれたの」
「俺たちにも売り子をしてほしいってことなのか?」
 セイの言葉に、ミコトはふるふると首を横に振った。
「ううん。セイちゃんとスウちゃんには、『美術の“もでる”』をしてもらいたいんだって」
「美術の……」「“もでる”……」
 スオウとセイは同時に呟いてから、互いに顔を見合わせ、深く頷き合った。
「なんだろうな。そこはかとなく嫌な予感がしたんだが」
「奇遇だな。俺もだ」
「そうなの? 私は特に気にならなかったけど……」
「つかそもそも、『美術』って何だ?」
「授業の一環で、絵を描いたり工作したりするみたい」
「ふむ……ということは『もでる』というのは要するに、『被写体』ということか」
「そうみたい。――で、どうする? 条件も良かったし、私は引き受けてみようと思うんだけど……」
 スオウとセイはかなり迷っていたようだったが、どのみち春まで暇なのは事実なので、
「……解った」
「引き受けよう」
 と頷いた。

17サタニック八百万2:2016/09/28(水) 02:03:20 ID:Kh5Yrw8Y
「――ということで」
「『美術のもでる』と」
「売り子さんのあるばいとにやって来ました!」
 魔界の一画にある〈聖サタニック女学院〉――邪神ルルベルが建てたというその学院は、中央に黄金のルルベル像がでんっと鎮座ましましていた。
 時折キラーン☆と邪神像の目が光っている気がするが、三人は揃って見て見ないフリをすることに決めたらしい。
「よく来てくれたね。僕は理事長のクルス・ドラク。一応、魔界のドラク領を治めている領主だ」
 幼さの残る顔立ちで、少年――クルスがそう挨拶する。
「……なんか『公爵』って言うからもうちょっと厳つい爺さんみたいなのを想像してたぞ」
「ははっ。こう見えても吸血鬼だからね。見た目はともかく、結構な年齢はくってるよ」
「それより、『文化祭』とかいうお祭りだと聞いていたのだが……」
 不思議そうに、セイが校舎内を見回す。其処は別段、祭りらしい雰囲気も無く、ごく普通の日常の時間が流れている様に見える。
「文化祭当日にアルバイトに来てもらった処で、即使い物にはならないだろう? ミコトくんには文化祭当日までに仕事に慣れて貰おうと思ってね」
「へー、なんつーか、至れり尽くせりだなあ。良かったじゃん、ミコト。お前焦ると頭こんがらがるからなあ」
「頭がこんがらがるというより根がおっちょこちょい……いや、何でもない」
 じろり、とミコトに睨まれたセイが慌てて言葉を引っ込める。
「それじゃあ早速、ミコトくんには売店に入って貰おうか。解らないことがあったら、先輩アルバイターのプラーミャに聞くといい。……で、男性陣だが――」
 クルスはちょいちょいと、校舎の一画を指差した。
「あそこが美術室だ。今日は1時間目から授業が入っているから、あそこでパブロ先生に詳しいことを聞いてもらっていいだろうか。……僕が案内したいところだけれど、僕は今から会議が入っていてね」
「ああ、構わないぜ。――じゃ、セイ、行こうぜ」
 そう言ってスオウとセイが連れ立って美術室に向かった10分後――
「――ミコトの」
「バカヤロォォォォォッ!!」
 セイとスオウの絶叫が響き渡った。

18サタニック八百万3:2016/09/28(水) 02:03:55 ID:Kh5Yrw8Y
 事態は膠着していた。
 美術準備室に立て籠り、ドンドンと激しく叩かれる扉を背中で押さえながら、
「あーもー、二度とミコトの持ってきた仕事なんて引き受けねー!」
 毒づくスオウの服は、何故かあちこちが――そう、まるで無理矢理脱がせようと力任せに引きちぎられた様にボロボロだった。
 スオウの隣では、同じように服がボロボロになったセイが扉に寄りかかり、何処か遠い目をして呟く。
「嫌な予感は……したんだよな……」
「オイ、セイ! 虚ろな目をして宙を見上げてる場合じゃねーぞ! そっちの画板置いた棚こっちに押せ! それで扉塞ぐぞ!」
 ――“美術のもでる”とは聞いていた。
 その“もでる”で裸になるとは聞いていなかった。
 聖サタニック女学院は文字通り魔界の底の女の園である。当然ながら、女と触れる機会は多くとも、男は数人の教師や理事長くらいしか居ない。
 ――だから男の体をじっくり見てみたい。
 言わんとすることも、思春期の気持ちも解らなくはないが、それはできれば自分たちと関わりの無いところで思う存分やってもらいたいものだ。
「開けろー!」「ブッ壊せ!」「引きずり出せー!」
 扉の外から怒号が飛んでくる。
 ――パブロ先生の説明は簡単なものだった。「生徒たちの要望を聞いてポーズを取ってほしい」。それだけだ。
 その『取ってほしいポーズ』を女生徒たちが侃々諤々、喧喧囂囂でやり取りしていたのが徐々にエスカレートし、スオウとセイを脱がせようという意見に決まった。
 隙をついてセイと共に準備室に逃げ込んだが、窓も無い部屋からは逃げられそうにない。
 ……ちなみに、パブロ先生は生徒たちを止めようとし、興奮した生徒にブン殴られて気を失って――というか、あれはどう見ても致命傷だった気もするが――いた。
 此処に猫神殿が居ればきっと、「無慈悲すぎるにゃ!」と言っていたことだろう。
「……戦神を辞めた時は、まさかこんな目に遭うとは思ってなかったな……」
「セイ、諦めるな! オレたち二人で生きて帰るって誓ったじゃないか!」
 なんだかよく解らないノリで、スオウが慰める。
「だが実際、どうする? 壁をぶち抜くくらいしか方法は――」
 と、セイが言い掛けたその瞬間。
 ――どごぉぉぉぉぉっ!!!!
 派手に爆音を響かせて、扉ではなく壁がぶち破られ、埃が舞い上がる。
 現れたのは、生徒の一人だろう、頭に黒い角の生えた快活そうな少女だった。
「Mooooo! 授業の時間が減っちゃったじゃない! 今日中に描き終わらなかったら宿題になるんだよ!?」
 のっしのっしと歩み寄った少女が、セイとスオウの首根っこをがっしと掴み上げた。
「……オイ、セイ」
「……何だ」
 ズルズルと美術室に引きずられながら、スオウが呟く。
「……次からは、ミコトが持ってきた仕事は断ろうな……」
「……そうだな……」


 ――連行される二人は、まだ知らなかった。
 全校生徒が描いた二人の裸体画が、文化祭で作品として掲示されることに。

19名無しの魔法使いさん:2016/09/28(水) 02:15:58 ID:Kh5Yrw8Y
皆様魔道杯お疲れ様でした。
書いてる本人だけはひたすら楽しいSS投下(定期)
いつもお目汚しすみません。

書きたいのが多すぎて困る。
サタニックは本来part3で、実は間にもう1個SSがあったんだが。
……まさかねー。本家にワクワク魔界フェスティバル来るなんてねー。
なんか気恥ずかしくなったので急遽part3を2に修正してみた。お蔵入り。
とまあ、そんな感じで。それではお邪魔しました。いつも書かせて貰ってありがとですー。

20名無しの魔法使いさん:2016/09/29(木) 11:14:30 ID:CQpOqRy.
魔界は平和ですね(白目)

21名無しの魔法使いさん:2016/09/29(木) 13:47:32 ID:9q8q05jQ
ああ、シーツ出張と魔界出張はミコトとセイスオウの攻守が逆転してるのねw
面白かった、乙

22名無しの魔法使いさん:2016/09/30(金) 18:00:58 ID:NYynvsKY
このレメモ、浮かれ気分過ぎて、悪い悪魔に騙されて何処かに連れ込まれそうな風情である
まあ、魔界の人ら天界よりお人好し揃いだから問題ない気もするが

23名無しの魔法使いさん:2016/10/03(月) 00:21:53 ID:CSuBB4C6
クラヴィル達は、とうとう今回の目的である竜と接触した。
竜は翼も爪も、その全てが鋭く研ぎ澄まされている。刃をそのまま生命体にしたような造形だった。

『立ち去れ、人間!此処は貴様らの来るべき場所ではないぞ!!』
「そりゃ悪かったな。安心しな、お前の溜め込んでる武器をいただいたら直ぐに帰る」
『………ッ! そうか、貴様らもか……。我が縄張りに手を出した罪……その命で償え!!』

ダンケルの言葉に激昂した竜は、一気に上空から突撃を仕掛けて来る。

しかしこの場にいる人間達は皆、その程度の事に恐れを成すような軟弱者ではない。
難なく回避し攻勢に移る。ヒビキとサユリは前衛、ダンケルとアムベルは後衛だ。

そして、クラヴィルとブラムリンガーは。
「クラヴィル。お前は今回休んでいろ」
「………え?」
「『………え?』じゃないこの大馬鹿者。以前貴様が何をやったのか、私は忘れていないぞ。というか永遠に忘れないぞ」
「いやほら、あの時は他に選択肢が………」
「とにかく。お前は今回黙って見ていろ。私はあの竜……いや、『剣』に用がある」
「………そうか、わかった」



6対1、いや5対1ならば容易く勝てると踏んでいたのだが、彼らは思いの外苦戦していた。
実際、戦いそのものは終始ダンケル達の有利に進んでいた。
剣士二人による斬撃は竜の体に届いていたし、ダンケルとアムベルの魔法も命中。ブラムリンガーに至っては竜の首や翼の付け根に的確に氷の杭を打ち込んでいた。
にも関わらず、竜は止まらない。動きは着実に鈍っているのに、決して気迫が弱まらない。

「どういうスタミナしてるんだよあの竜!?もうあいつ傷だらけじゃないか!」
「以前、戦場で小型の竜と合間見えた事がありますが……成熟した竜とは、ここまで凄まじいものなのですか」
荒れた呼吸を整えつつ、ヒビキとサユリが呟く。

『負けられない………フェルムは負けられない。もう二度と、仲間を苦しめさせない!!』

「仲間………………ああ、そうか。それがアレの戦う理由か」

勢いよく突進して来る竜に対して、ブラムリンガーは一歩前に出る。

「ブラムリンガー、危ない!!」
「心配無用だ」
アムベルの警告を聞き流しながら、ブラムリンガーは右手を掲げた。

「少し魂を喰らうぞ、クラヴィル」
「問題ない。全力でやっちまえ」


瞬間、何かが体から抜け落ちる感覚がクラヴィルを襲い……『魔剣ブラムリンガー』の力が、一時的に解放された。


『………な………!?』
突進の真っ只中であった竜は、悪手と理解していながら動きを止めた。動きを止めざるを得ない程の光景が、目の前に突如広がったからだ。


「……馬鹿げてやがる。なんだこの滅茶苦茶な魔力量は。どう考えてもあいつから抜かれた魂の量と釣り合わないぞ」
「契約者の魂を糧にした、瞬間的な魔力の増加……?でも、これは……」



竜を囲むように立体的な配置された、百を超える魔法陣。一つ一つは人間の頭程の大きさでありながら、莫大な量の魔力を秘めている。


パチン、と指を鳴らす音が響いた。
軽快な音と共に、全ての魔法陣から半透明の鎖が竜へ殺到する。
頭、首、胴、翼、足、爪、尾。
全身の至るところに鎖が巻きつけられ……ついに竜は地へと堕ちた。

24名無しの魔法使いさん:2016/10/03(月) 03:42:28 ID:lyQvAid.
クロスオーバーなのに違和感ないのがすごい

25名無しの魔法使いさん:2016/10/06(木) 21:22:17 ID:JEJF0OPo
黒ウィズ精霊で痴漢物って難しいのよね

26名無しの魔法使いさん:2016/10/06(木) 21:48:04 ID:vOvh55zc
最近昔のスレ読みなおしたけど痴漢物に近いのはレイプ団位かね
まあ結局そのまま輪姦されちゃうんだけど

27名無しの魔法使いさん:2016/10/06(木) 22:12:36 ID:.KXPcBjA
公共交通機関で通勤通学してる世界がまずないからなあ<痴漢

28名無しの魔法使いさん:2016/10/06(木) 22:18:40 ID:5pblaWok
ちょっと前に痴漢のあうキャラの妄想で何人か出てきて、
電車でコノハが痴漢を通り越してヤられる、マトイの目の前でって小話が出たぐらいか

29名無しの魔法使いさん:2016/10/07(金) 04:40:51 ID:Gqa0QWkQ
クロマグ世界には鉄道あるみたいだし出来そうな気もする
あと痴漢って別に電車だけじゃないな

30名無しの魔法使いさん:2016/10/08(土) 08:01:43 ID:7xvcDscc
ブラムリンガーの鎖によって大地に縫いとめられた竜へ、ダンケル達は近寄って行った。

「さて。そろそろ本当の姿を見せてもらうぞ」

縫い止めた張本人の呟きと共に、竜の体が淡い光に包まれる。
光が収まると、そこにいた筈の竜の姿は少女へと変わっていた。無論その全身には未だ鎖が巻きついている。



「成る程……魔法で変身してたって訳か。しかし正体がガキだったとは驚いた」
「あれだけあった傷が全部塞がってる……ブラムリンガー、貴女の仕業?」
「違う。肉体を大きく変化させるこの手の変身は、大抵生身の肉体には影響が出ないようになっているものだ。それとダンケル、正確にはコレは人間ではない」
そもそも、普通の人間が竜のような巨大な生物に化けようとは思わない。どれだけ頑張ったところで肉体と精神との間に齟齬が生まれてしまうからだ。それらの難点を克服した変身魔法は、概ね「禁呪」と呼ばれる。

「………そこまで見抜けるのか。お前、何者だ?」
縛られたまま口を閉ざしていた少女が、ブラムリンガーへ言葉を紡ぐ。

「貴様と同じ、意思を持った武具だよ。もっとも後天的に人格を獲得した貴様と違い、私は先天的なのだがな」
ブラムリンガーの体を霧が覆い、一瞬のうちに一本の刀剣に変わる。

「……………ッ」
刀身から発される魔力と圧迫感。禍々しさと神聖さを両立させた造形。
自分よりも明らかに上位に位置する剣に対して、少女は無言で俯いた。


「おーい、貯められてた剣を持ってきたぞ」
「とりあえず持てる分だけ持ってきましたが、まだまだありましたよ……」
ヒビキとサユリが、大量の剣を抱えてこちらまでやってきた。そのうち一本をブラムリンガーが手に取る。


「一つ、約束しろ。ブラムリンガーとやら、別にフェルムはどうなっても構わない。だがそいつらは……その剣たちは、何の罪もない。お前も私達と同じ武器であるのなら、これ以上そいつらを苦しめないでくれ。もうこれ以上、戦場で人の狂気を、憎悪を吸わせないでくれ。……頼む」



「………理解したよ、フェルム。これがお前をあそこまで駆り立てたのか」
ブラムリンガーの声色は冷たい。しかしその瞳には、心からの同情と僅かばかりの怒りが浮かんでいる。
ヒビキ達が抱えている剣は、一本残らず人の血で汚れていた。


「この世界の情勢を聞いた時点で理解するべきだった。闘争が起こるならば、当然武器が使われる。その度にこいつらは人を殺し、血に濡れ、『殺した側』の狂気と『殺された側』の無念に触れさせられた」
「そうだ。どんな武器にだって人格はある。滅多なことでは表には出てこれないが、確かに存在しているんだ」
フェルムが思い出しているのは、いつかの日に味わった驚愕と後悔。
「フェルムは、何とも思わなかった。武器は人を殺す物で、それだけが武器の価値なのだと信じて疑わなかった。そして……フェルムは、こうなった。理由なんて知らないけど、話せるようになって、人にも竜にもなれるようになって……他の武器の声が、聞こえるようになった」


『もう戦いたくない』
『なんで自分達がこんな目に』
『戦争は嫌だ。人が死ぬ。僕たちが殺すんだ』



「訳がわからなくなった。武器は敵を殺すための道具なのに、それ以外に使い道なんて無いはずなのに……あいつらは、戦いたくないって泣いていた。だから………見捨てるなんて、出来なかった」
そして彼女は、人のためではなく、同じ武器のために戦い続けた。
自分の信じた生き方を捨てて、同胞のために正反対の道を歩んだ。


「………フェルム」
鎖が消失し、フェルムの体が自由になる。
ブラムリンガーはそのままフェルムの体を起こし、優しく抱きしめた。
「………?」
「これまでよく頑張った。同じ剣として、お前のような存在がいた事を誇りに思う。--------そして、魔剣ブラムリンガーの名の下に保証しよう。お前の行為は『尊い』ものであったと」
同じ武器として、そして一人の女として。
ブラムリンガーは、フェルムへと惜しみない賞賛を送った。

31名無しの魔法使いさん:2016/10/08(土) 10:59:08 ID:fx2dteDs
すごく出来の良い内容に茶々いれるのは気が進まないけど…
自分の記憶が確かならフェルムもそうあるように造られた先天的なものじゃなかったっけ?

32名無しの魔法使いさん:2016/10/09(日) 01:04:37 ID:98NscKfM
>>31
……やらかしてしまった……
すいません。完全に見落としてました。
このSS内ではそういう設定、ということでお願いします。
誠に申し訳有りません。

33名無しの魔法使いさん:2016/10/09(日) 01:41:41 ID:kMgzA.t.
>>28
コノハちゃんこそいきずりレイプ団に犯られてほしい逸材だったな

34名無しの魔法使いさん:2016/10/09(日) 21:26:59 ID:navGXnzg
>>32
問題ない。続けたまえよ

35名無しの魔法使いさん:2016/10/10(月) 08:25:23 ID:qlKc7wSk
GQWの世界も街並み見る限りでは電車くらい通ってそうではある
といっても出てきたメンバー見るに痴漢とかされるようなイメージがわかないが

36名無しの魔法使いさん:2016/10/10(月) 10:30:43 ID:.6wlOxmw
スザクにもあるな
人が乗る電車があるのかは知らんがウシュガが乗ってた奴が

37名無しの魔法使いさん:2016/10/10(月) 11:10:38 ID:EHvjZPTI
キャラの方が現代日本に転移してくるのが自然にやれそうではある
シルビーが満員電車でサキュバスの本領発揮しちゃう展開とか

38名無しの魔法使いさん:2016/10/10(月) 11:34:39 ID:nMIliyIA
比良芽ちゃんなら痴漢したい

39名無しの魔法使いさん:2016/10/10(月) 14:18:59 ID:IwG9zCQg
ああ、ルルベルも最新版なら牛さんは既に過去の人でリスク激減してるのか
幼女版なら力もないからされるがままだな。大人版も中身がアレだから挑発すれば乗ってきそう

40名無しの魔法使いさん:2016/10/10(月) 15:16:53 ID:.6wlOxmw
そうだろうか…サタ女のクラスメイトにボコボコにされたあげくシルビーちゃんに連行されて、帰ってきたシルビーちゃんが何故かお肌ッャッャになってて…

ちょっとシルビーちゃんに痴漢してくる

41名無しの魔法使いさん:2016/10/10(月) 15:32:12 ID:VUN4Nts6
ルルベルは乗せられてエロいことに持ち込まれるシチュエーションが似合いそうだ

42名無しの魔法使いさん:2016/10/10(月) 16:04:53 ID:olwdGRyw
比良芽ちゃん痴漢

*******


(なんか後ろの人妙にくっついてくるな…混んでるし仕方ないか…)

(えっ…これ手?手が…太ももに…やだっ!スカート…!)

「じっとしてね比良芽ちゃん」

(!? いま名前…?)

「ずっと見てたんだよ比良芽ちゃん」

(ス、ストーカー!?…)

「この感触…下に水着を着てるんだね」

(…やっ、そこはっ!)
「すぐによくしてあげるね、こうやって真ん中を…」

コスコスコスコスコスコスコスコス…
(やだっ!やめっ!あっ…)
コスコスコスコスコスコスコスコス…
(だめ…たすけて…たすけて蓮司…)
コスコスコスコスコスコスコスコス…

「おっぱいも柔らかいんだね」
むにむにむにむにむにむにむにむに…
(やだよぉ…はやくおわってよ…)
「乳首はここかなー」
さわさわさわさわさわさわ…
こりこりこりこりこりこり…
「れ、れんじぃ…」

「れんじ…ああ、朝比奈蓮司くんね」
「嫉妬しちゃうなーこんなときに名前呼んじゃうなんて」

(この人、蓮司のことも!?)

「お仕置きだよ」

つぷっ…

(ーーー!?)

にゅるにゅる…
(ゆびっ、ゆびがなかに…!?)

「少し濡れちゃってるじゃないか、いけない子だなぁ」
にゅるにゅるにゅるにゅるにゅる…

(あっ、やっ、うごかさない…で!)

にゅるにゅるにゅるにゅる…
ちゅぷちゅぷちゅぷちゅぷ…

ちゅぷっ…

「ほら、これが君のだよ、よく味わってね」
(んぐっ、口に、ゆびがっ)

「あとは…」

ぐにっ、つぷんっ…

(!!!??!)
(中に、何か…!!)

「いっ、いまなにを!?」

「お薬」

「えっ…」

「ほら、熱くなってこない?このままだと5分もしないうちにトロットロのグッチョグチョになっちゃうよ」
「や、やだ…」

がしっ

「おっと、取り出させてあげない
ほら手を掴まれちゃってどうする比良芽ちゃん?」
(あっ、あそこが熱くて、汗が、目が回って…)

「次の駅で降りようか」
「あ…あぅ…」

「は、はい…」

43名無しの魔法使いさん:2016/10/10(月) 21:08:18 ID:IwG9zCQg

比良芽は精霊性能で勘違いしやすいが、ガチで普通の女の子だからそのまま為す術もなくヤられそうだw

44名無しの魔法使いさん:2016/10/12(水) 23:38:00 ID:b31M71xc
怒涛のコスコス連打でなんかワラタ

45名無しの魔法使いさん:2016/10/13(木) 01:53:46 ID:i0cr.kFo
思えば誰かに助けを求めればよかったんだ
でも薬の熱に浮かされていて冷静な判断ができていなかったのだと思う
あの時はとにかく膣内に入れられた薬を取り出したい一心で…

「見ててあげるから、指で取り出してご覧」
気づけば多目的トイレの中に連れ込まれていた
出口をふさぐように位置どった男が何かを言っている

「入れたのは水分で溶ける錠剤だよ。ほら早くしないとどんどん気持ちよくなっちゃうよ比良芽ちゃん」
言うことが理解できなかった。いや、したくなかった
こいつ本当に頭がおかしい
こんな男の言うとおりにするのなんて恥ずかしい
でも中の薬はいまも溶けだしているようで
じわじわと中から熱さが増してきてもう耐えきれそうになかった
たまらなくなって便器の上に腰を下ろし、股間に手を伸ばすが上手く指を入れられない
どうして今日は下に水着を着てきてしまったのだろう
制服を着たままでは脱ぐこともできない
股布の部分をずらして局部を露わにすると
外気に触れただけで背筋がぞくりとする
はやく、はやく薬を取り出さないと…

ーーぐちゅり

「ひんっ!!」

指を入れるとそこは既に自分の物ではないように濡れすぼっていた
「ああっ…」
そこは濡れてはいたが、恥ずかしさで身体が強張りきつく締まる膣が指の侵入を阻もうとする
それでも必死でこじ開け、指を差し入れるとびりびりと電撃のような刺激が脳髄を揺らす

「は…う…あ…」
まるで自慰行為だ
男はニヤニヤしながら視線をぶつけてくる
イヤだ、見ないでよ

「気持ちいいでしょ?」
ふ、ふざけんな…

怒鳴りつけてやりたかったがもはや構ってられない
一刻も早く薬を取り出さないとおかしくなってしまいそうだった

どうにか奥に進めた中指がコツンと異物に触れる
これだ、これが薬だ。これをうまく取り出してしまえばこの悪夢のような快感から解放される…!

そう思ったのだけど

ーーぐずり

「あっー!?うそっ!」
指で触れたそれは、水分を吸って脆くなっていたらしく体の中で砕けてしまう
そして細かい破片となった錠剤は膣内で溶け出し吸収され一気に快感を加速させる

「あっー!!」
思わず指を引き抜くが、その瞬間にぞわぞわとした快感の嵐が背筋を駆け上がる
あまりの刺激に息ができない
びくん、びくんと全身が震え、それだけの動作で、達してしまっていた

「残念だったね」
気づけば男が目の前にしゃがみこんでいた
悪意に満ちた笑顔がこうなることが分かっていたことを物語る
そしていつの間にか取り出されたグロテスクな男根が入り口に押し当てられていた

ずぶ…

「やっ、待っ…」
ずぶずぶずぶーーー…!

待ってくれと懇願すらさせてもらえず、男のものが奥深くに侵入する

「あっー…!!あーっ!!!」

男がピストン運動を開始すると
自分の物とは思えないほどの獣じみた嬌声がトイレに響く
いやだ、いやだ、でも気持ちいい
外に聞こえてしまうかもしれない
でも声が止められない
もう、なにも考えられない
もう、すべてどうでもいい
こんなに気持ちのいいことが存在するなんて
もう、戻れそうになかった

そうやって、理性も、意識も…
全てが快楽に押し流されていったのだったーーー

46名無しの魔法使いさん:2016/10/13(木) 01:59:31 ID:i0cr.kFo
奇譚「…とまぁ、こんなことが起きてしまうかもしれないので電車通学には気をつけてくださいね!」
永理「大変だなー…(こいつの頭が)」
まいみ「ちょん切る?ねじ切る?どっちにする?」

蓮司「なあなあ、ジイコウイってなんだ?」
比良芽「疑問に思うのそこなの!?
ていうか蓮司まさかアンタそういうの知らないの…?」

47名無しの魔法使いさん:2016/10/15(土) 14:33:19 ID:QuGj7Alo
蓮司「なるほど!親父がお得意さん専用にこっそり仕入れたアレの出番だな!使い方は分からないがたぶんおすすめだ!
超サイクロン式デジタルメモリー内蔵スペシャル自慰マシーン男性用並びに女性用!」


永理「超サイクロン…ゴクリ」
まいみ「デジタルメモリー…ゴクリ」
比良芽「スペシャル…ゴクリ」
奇譚「買います、男性用女性用セットで」

48名無しの魔法使いさん:2016/10/16(日) 19:20:22 ID:ee1wQjPU
奇譚君の妄想オチで逃げればやりたい放題って事か

ところで薬って後ろに入れたほうが吸収効率が云々って聞いたことg

49名無しの魔法使いさん:2016/10/17(月) 23:48:43 ID:QZKj0NrA
アーデの前でメモリアちゃん引っ剥がしたい

50名無しの魔法使いさん:2016/10/19(水) 00:16:50 ID:vbBYX55E
「ほう……素晴らしい術式だ。これほどの浄化を行える者は中々いないぞ」
ダンケルたちの知己であるアメリーによる刀剣の浄化を見て、ブラムリンガーは感嘆の声を漏らした。



フェルムとの一件が解決した後、武器にこびりついた怨嗟を取り除くため、こうしてアメリーの元へと出向いたのだ。
ブラムリンガーはそもそも闘争の為に造られた魔剣であるので、怨嗟を『浄化する』のではなく『引き受ける』という形でしか取り除けない。彼女自身はそれでも構わなかったが、フェルムの希望により通常の浄化を行うことになった。



そんなこんなで。
学園設立の為の準備が整い、クロム・マグナ魔道学園がスタートする事となる。




「魔法って凄いんだなあ………人間の手でやるよりずっと早く学校を作れるなんて」
目の前に広がる学園の光景を見て、クラヴィルは感心したような声を漏らす。
「確かに便利な技術ではあるが………どうにも違和感があったな。アムベル、一つ聞きたいんだが………」
「御察しの通り、建築用の術式は元々軍事用に使われていた魔法の派生品よ。あんまり時間を掛けると、他所から妨害が入る可能性もあったから………ね」
「どんな世界、時代であろうとも変化を嫌う集団は存在する。あくまでここはスタートライン。ここからどう動いていくかが重要だ」
「……貴女が言うと説得力が違うわね……」
「………悪い、一つ確認したいだが………俺とブラムリンガーも教員として授業をするって話、本当なのか?」
「ええ、そうよ。それが何か?」
「………ブラムリンガーはともかく、俺に何を教えろと?」
「ブラムリンガーから聞いたけれど、貴方以前は傭兵として働いてたんでしょう?その時の経験を授業として話して貰えればそれでいいのよ。魔法に頼らない戦場をくぐり抜けてきた人の意見って、かなり貴重だから」
「衣食住全ての面倒を見てもらってるんだ。諦めろクラヴィル。何、お前なら問題ないだろうさ」
「………まあ、仕方ないな。あんまり期待するなよ」

こうして、クラヴィルとブラムリンガーの教師としての生活が始まるのだった。



………少し先の未来で起こる災厄に、今はまだ誰も気付いていない。

51名無しの魔法使いさん:2016/10/24(月) 03:14:04 ID:yl6AcdQo
皆様魔道杯お疲れ様でした(フライング)。
お蔵入りにしようかと思ってた魔界フェスSSだけど、おまけ落書きしたら投下したくなったので保管庫に投げ入れさせて貰いました。
色々本編(公式)と矛盾があったり(ミカエラ様が魔界フェス最初から知ってたりとか)するけど、目を瞑って貰えると有り難い。
メアレスSSが間に合えば一緒に投下したかったけど間に合わなかったのでまたそのうちひっそりと投下させてもらいます。
いつもお目汚しすみません&いつもありがとですー。


カルロマちゃん可愛いよ、カルロマちゃん。

52名無しの魔法使いさん:2016/10/25(火) 00:21:41 ID:/PFfnJS2
金アイ銀アイが可愛すぎてつらかった魔道杯だったな・・・

53名無しの魔法使いさん:2016/10/28(金) 12:10:37 ID:CVqa78Xw
金アイの「飽きない?」がすげえ余裕綽々な感じが出てて良かった

メモリアはメモリアで反応よすぎていつまでもツンツンしたくなる

54名無しの魔法使いさん:2016/10/28(金) 12:40:03 ID:M9N5coeU
やっちまった…ここ一週間忙しくてウィズ触ってなくて今さら魔導杯やったことに気がついた
アイちゃんたちをタッチしたかった…

55名無しの魔法使いさん:2016/10/28(金) 12:42:21 ID:o/Wog3o2
結局アイはツンツンできなかったんだよなあ
三位時のコメントにすわ女神かとは思ったが

56名無しの魔法使いさん:2016/10/28(金) 13:54:45 ID:UzX9vUQE
金アイはダメ男製造機の素質がある

57名無しの魔法使いさん:2016/10/29(土) 13:21:58 ID:4UnxfZKw
金アイは
そノままの君デいいんダよ
って甘やかしてくれそうですね

58名無しの魔法使いさん:2016/10/30(日) 12:45:23 ID:htasyD5E
金アイのボイス
1位ボイス(すごイ!…すごイ!…がンばったネ!)
3位ボイス「たま二誰かヲ下から眺めるのモ悪くないヨ」
こんな感じだったよね?誰か2位ボイス聞いた人いない?

59名無しの魔法使いさん:2016/11/11(金) 18:15:52 ID:b.d6xsZ2
キシャラちゃんに目隠しをしてポッキー食べさせるゲームをしたい
僕のポッキーでキシャラちゃんの唇をツンツン

60名無しの魔法使いさん:2016/11/22(火) 18:22:11 ID:1E/.KZz2
ω・)チラ

61名無しの魔法使いさん:2016/11/29(火) 00:00:30 ID:jqd/BUzE
皆様魔道杯お疲れ様でした。

【スザクロッド】ミコト様のあるばいと放浪記ぱーと5【ガーディアン】

「――というわけで」
 彼女は其処で一旦言葉を切り、目の前に並ぶ三人の顔を順に覗き込み、厳かに告げた。
「さすがに私も鬼ではありませんから、いちゃこらするなとは言いません」
 彼女の目の前には、三人の男女が正座で並んでいる。
 叱責を受けているからか、いつになくしゅんとして項垂れた女性と、女性を挟む様に両隣に座った、気まずそうに視線を逸らしている二人の青年。
「確かに、あなた方に『カリュプスの分身対体』の討伐を依頼したのは私です。そして、あなた方が『そーいう関係』である事も理解しています」
 そんな三人を前に、彼女――アサギ・カムラナはこめかみに血管を浮かび上がらせつつ、一息に言った。
「――だからって、来て早々いちゃこらしないでくださいよ!? 思春期なんですか!? 発情期の猿かなんかですか!?」
「発情期と言うか……欲望に正直と言って欲し」
「と・に・か・く!! あなた方のせいで、今このロッドは崩壊の危機に瀕しているんです!」
 言い掛けた青年――セイ・シラナミの言葉を遮り、強い口調でアサギは続ける。
「以前ミコトさんに読んでもらった『ももたろう』の続きを読んでもらおうと、ウッキウキで絵本を片手にミコトさんの部屋を訪れたミュールの気持ちが解りますか!?」
「なんか、『ミュールも、混ざるのす!』とか言って、ベッドに飛び込んで来たけど」
「わ・か・り・ま・す・か!?」
「あああ、はい、はい、解ります、解ります、すみません」
 ずいっと詰め寄られたもう一人の青年――スオウ・カグツチが、アサギの気迫に押されてこくこくと首を振る。
「妙なことを覚えたミュールが早速キワム・ハチスカとネジヅカ兄弟を押し倒すし、アッカ・フロンテに焚き付けられたヤチヨ・カスガが『こうなったら女子力で勝負!』とか言い出して調理室を吹き飛ばすし」
「それは……俺たちのせいじゃ無いような……」
 セイの抗議は、全く届かなかった。
「ミュールに触発されたコベニ・ロウヤマとヒミカ・ミナミデがアトヤ・ハクザンを押し倒すしトキモリ・ウガイヤとタモン・シャズもなんかいい雰囲気になるし! ……あと一人忘れてるような……とにかく、大変なんです!」
「はぅぅ、すみません〜……」
 しょんぼりした声で、それまで黙っていた女性――ミコト・ウタヨミがおずおずと手を上げ、それで漸く激昂していたアサギも落ち着いたようだ。
 コホン、と誤魔化すように咳払いを一つし、
「と、とにかく、そんなわけで今このロッドの中は大変混乱しています。さすがに調理室の修理代まで請求しようとは思いませんが、他のガーディアンの手が空かない分、あなた方に頑張ってもらう必要がありますので、そのお積もりで」
「はぁい……」
 その後、二言三言お説教をくらってから、漸くミコトたちはアサギのお叱りから解放された。
 とぼとぼと宛てがわれた部屋に戻ったミコトは、ぼふっとベッドに飛び乗った。
「うぅ〜、怒られちゃった……」
「まあ、気にするな。そーいう時もあるさ」
「そうそう。その分きっちり働いてくれればいいって、アサギも言ってたろ」
 ミコトを挟んで両隣に腰掛けたセイとスオウが慰める様にミコトの頭をぽふぽふと撫で、落ち込んでいたミコトも漸く気を取り直して笑みを浮かべ――
「……って、セイちゃん? スウちゃん? 何で私の部屋に居るの?」
 問われてスオウとセイは顔を見合わせてから、
「いやだってほら」
「まあ、そういうことだな」
「いや待って。話が見えない」
 なんとなーく事態を察したミコトだったが、ベッドの両サイドを固められては逃げるに逃げられない。
「ええと……あの……」
 じりじりとにじり寄る二人から逃れる様に、少しずつミコトが後退る――が、すぐに壁にぶつかった。
「さっきは途中までだったし。何事も中途半端は良くない。な、スオウ」
「そうそう、セイの言う通りだ。それに、ミコトもさっきイッてなかったからまだ濡れたままだろ」
「欲求はちゃんと解消しておかないと、体にも良くないぞ」
「つい今しがた、ソレで怒られたばっかなのに〜!!」
「だからこそ、だろ。ついさっき叱られたばかりですぐにヤるとは誰も思わねーだろ。『灯台もと暗し』ってやつだ」
「なんか違くない!?」
「問答無用。――スオウ、そっち押さえろ!」
「任せとけ!」
「ちょっ……待っ……にゃっ……にゃあああああああん!!」

 なお――
「ミコトー! 今度は『うらしまたろう』読んで欲しいのす!」

 後程アサギにみっちり絞られたという――

62名無しの魔法使いさん:2016/11/29(火) 00:14:52 ID:jqd/BUzE
誤字ってたのが残ったままだったorz
いつもお目汚しすみません。

まさかタイミングよくメアレスと被るとは思ってなかったんで、ぱーと4とメアレスSSはまた今度ひっそりと投下させてもらいます。
それはさておき。なんか最近エロらしいエロを書いてないんで、なんか希望を聞いてみようかなと。
このキャラの話が読みたいとか、キャラ不問でこんなシチュが読みたいとか、このキャラの組み合わせが読みたいとかあれば。もしくは、何らかのお題とかでも。
3、4人くらい?それ以上は、書ければ書くってことで。
遅筆&書き手がこのレベルなんで、期待に沿えるものが出来るかは解らないけど、良ければリクエストお願いします。
それでは、お邪魔しましたm(_ _)m

63名無しの魔法使いさん:2016/11/30(水) 01:41:36 ID:BY8k7RIA
乙です!いつも感想書きたいんだけどうまくまとまらなくて申し訳ない
リクエストするならまたクリスマスに復活するらしいチェルシーちゃんなんていかがですか

64名無しの魔法使いさん:2016/11/30(水) 23:55:41 ID:bEWqqE/.
乙です
リクエストはミュールとキワムの話を
詳しく読みたいです

65名無しの魔法使いさん:2016/12/05(月) 00:04:35 ID:MwYIgPqo
人減ったねえ

66名無しの魔法使いさん:2016/12/09(金) 23:14:50 ID:MuFMibQw
リルムちゃんに無理やり性の喜びを教えてあげたい
初めてを奪われた夜はイヤイヤ言って泣いてたのにイカされまくったのが忘れられなくなって
自分でいじってみたけど物足りなくて夜な夜な男を求めるようになっちゃったリルムちゃんかわいいね

67名無しの魔法使いさん:2016/12/10(土) 01:50:14 ID:j0Ss7HuI
UG勢はみんな(己の欲求に)素直だからえっちも気持ち良ければすぐ積極的になりそうなイメージ

68名無しの魔法使いさん:2016/12/11(日) 08:26:19 ID:dJzrSxW6
そう考えるとだれか一人くらいは後ろの穴でしか気持ちよくなれないキャラが出てくるかもしれない
UG勢の誰がそうなるかは言えないしそういうのはアナスタシアに任せとけって言われたらそれまでだけど

69名無しの魔法使いさん:2016/12/11(日) 12:26:17 ID:WMqjYIE6
エリスちゃんは絶対ムッツリだからお尻でもいけそう
貧乏な頃なら色々やれそうで股間が固くなる

70名無しの魔法使いさん:2016/12/12(月) 18:49:07 ID:YVCVbH0A
マジで過疎ってない?

71名無しの魔法使いさん:2016/12/17(土) 16:45:25 ID:d6s9nX4Y
性的な意味で愛でる方と書き込む内容が被っってるせいもあるかもな
そもそもここ避難所だから、普段は過疎ってても別に構わないわけで

72名無しの魔法使いさん:2016/12/19(月) 13:30:06 ID:zPPjcxRk
こういうエロ二次創作系はほとんどpixivあたりに流れちゃったからなあ

73名無しの魔法使いさん:2016/12/19(月) 20:50:03 ID:dt3T1a4k
自分も色々とSS書かせていただいてた口だけど、ここのSSは本気のエロよりノリで書いたり読んだりが楽しかったんだよね
pixivとかで探して読むようなもんではないと勝手に思ってる

74名無しの魔法使いさん:2016/12/20(火) 02:10:07 ID:6WDXk7Sc
やりとりの中で妄想が育っていく感じが好きだったな

75名無しの魔法使いさん:2016/12/24(土) 23:38:17 ID:Wnpe8GVw
待たせたニャ!
これがクリスマスプレゼントだニャ!



「さぁ皆さん、今日のオークションの目玉にご登場願いましょう!」

 ステージの上で、スーツを着た男が高らかに声を上げる。
 そのステージを食い入るように見ている者たちは誰も彼も豪奢な服を身に纏い、己の権力をあからさまに誇示していた。
 ここはオークション会場。売り物は宝から古代の兵器、へては「人」ですら商品となる。
 先ほど花の妖精である赤フラウが買い取られたところだった。進化素材とするためでないのは言うまでもないだろう。こんな場所ではそれが普通のことなのだ。そして幕が再び開かれ次の品が登場した時、会場全体が歓声でとどろいた。
 中央に連れてこられたのはその身に纏う汚いぼろ布とは真逆の純白の翼を持つ少女だった。

「先日落札された双子の人魚に続いて、此度はこの翼を持つ亜人を捕獲してまいりました!」

76名無しの魔法使いさん:2016/12/24(土) 23:38:55 ID:Wnpe8GVw
 ヒサメは未だに自分の現状を把握できなかった。いや、理解することを拒んでいた。理解してしまえば、もう自分には絶望しか残っていないのだと嫌でも気付いてしまうからだ。
 故郷を飛び出して数ヶ月、様々な体験をしてきた。弟ももっと見たかったであろうこの世界はどこまでも美しく、ヒサメの視野を大きく広げてくれた。
 そんな広い世界で旅を続けていたヒサメを襲ったのは人間の汚い欲望。それを初めて目の当たりにしたヒサメは、もはや現実を見ることを拒むことしかできないのだ。

(違う……あの子が見たかった世界はこんなはずじゃない……こんなのじゃない……)

 こんな腐った光景が、自分の目の前に映されるなんて思いもしなかったのだ。

(これは、きっと何かの悪い夢のはず……目を覚ませばきっと……)

 言い聞かせるように嘘だ幻だと心の中で唱え続け、優しい幻想が現実なのだと逃避しようとする。けれど聞こえてくる音は汚い欲望の声だけだった。
 両手の自由を奪う手錠と首つけられた物々しい首輪の冷たさがその絶望を嫌でも理解させる。

「ご覧ください! この白く美しい翼は数多く存在する亜人の中でも類いを見ない一品です」
「――ぃっ……!」
「今は風切り羽を切ってありますので少し小さく見えますが、数日で生え揃うので観賞用としても問題はありません」

 司会者に無理やり翼を広げられ、背中に痛みが走る。痛みを隠さずに顔をしかめたが、それに構う者はいない。まるで道具のような扱いで、どこまでも無造作だった。
 ようやく解放されて床に膝をつけるとたまらず嗚咽が漏れてくる。しかし、セールストークはまだこれからだ。首輪につながる鎖を引っ張っても動かない少女にイラついたように舌打ちした司会者はステージの端に目配せをした。やがてステージの端から出てきた屈強な覆面の男がヒサメに近づき、片腕だけで手錠ごとヒサメの手をつかんで無理やり引き立たせる。

「もちろん翼の美しさだけではございません」

 ヒサメへと覆面の男の手が伸びる。
 掴んだのはヒサメが唯一身に纏っていたぼろ布だ。

「――その容姿もまた最高級品です」

 バサッとぼろ布がヒサメの身体から引き剥がされ、少女の白い肢体が照明に照らされた。
 鳥型の亜人らしく華奢な体つき。細い腰。形のよい胸の頂にある桜色。少女らしい柔らかそうな太もも。そして足の付け根の最も大事な場所に至るまで。
 その全てがここにいる客たちの眼に晒されていた。

77名無しの魔法使いさん:2016/12/24(土) 23:39:28 ID:Wnpe8GVw
「やっ……」
「純白の翼に遅れを取らぬこの肢体、皆様もぜひ欲しい商品でしょう」

 まじまじと多くの客に裸を見られ、ゆでダコのように顔を真っ赤に染めて俯くヒサメ。だがその反応こそが彼らの欲望をさらに刺激することを少女は知らない。とっさに翼で身体を隠そうとしたが、突然のど元に突き付けられた冷たい感触に少女の体はこわばった。腕をつかんだ男が小声で「動くな」と囁くと、もう何もできなくなってしまう。
 そうして追い討ちをかけるように声が上がった。声の主は肥え太った大柄の男。いうまでもなくその服装は豪奢なものだ。彼は興奮しきった表情で語る。

「おい、司会者!」
「はい、お客様。いかがなさいましたか?」
「それは初物なのかな?」

 なんて汚ならしい言葉なのだろうか。しかし、司会者はあっけらかんに答える。

「――では確認いたしましょうか」

 手を掴んでいた覆面男が今度はヒサメを抱え上げる。足を閉じないように膝裏を抱えられ、割れ目の見やすい体勢にされた。

「やっ! やだっ! こんな格好いやぁ!」

 その悲鳴を、聞き届けられることはもちろんなく、司会者の指がヒサメの無毛の割れ目に手を這わせていく。そのまま割り開かれ、内部までがはっきりと晒される。遠くの客にも見れるように映像化クリスタルを通して処女膜の存在を明らかにされてしまう。

「んんっ――――!」

 途中で煩わしく思われたのか、口の中に手拭いが押し込まれた。
 苦しいのやら恥ずかしいのやら怖いのやらあらゆる感情が入り雑じり、ヒサメの思考は混沌に飲み込まれていく。
 だがまだ折れることは許されない。ヒサメの悪夢はまだ始まったばかりなのだ。

78名無しの魔法使いさん:2016/12/24(土) 23:40:27 ID:Wnpe8GVw
 競売の時間が訪れ、凄まじい勢いでヒサメの『値段』はつり上がっていった。すでに元の値段の百倍を軽く超えており、最終的に勝ち取ったのはさっき質問を投げかけてきた男だった。最後の最後で彼は競争相手の十倍の金額をたたき出したのである。
 そして、それはヒサメにとって新たなる悪夢の幕開けでしかない。ヒサメを買い取ったはそのまま壇上に上がり、司会者に何かを囁いた。その時見た男たちの顔をヒサメは一生忘れることはできないだろう。
 ニタァ…と微笑んだ司会者は会場全体に届くようにこう言いだした。

「皆さま、お帰りになるのはまだ早いですよ! なんとなんと! 今ここで買い取った商品の処女喪失ショーを開催してくださるそうです! ぜひご覧になってほしいと氏は語っております」

 意味が分からなかった。なんでそんなことをするのか、理解がしたくもなかった。
 ただ流されるままに自分を買い取り所有者となった男が司会者から鎖を受け取り近づいてくる。同時に競売客たちが観客へとなり替わり、その様子を凝視していた。
 ニタニタと笑う男はその盛り上がったヒサメに股間を見せつけながらズボンをおろし、その膨れ上がった怒張を空気にさらす。子供のころは弟と一緒に風呂に入っていたが、当時見たものとは全く似ても似つかないモノだった。血管が浮かび上がり、ヒクヒクと蠢くそれはまるでこの世のものとは思えない。

「ひっ……」

 それで何をされるのか、言うまでもなく想像できてしまっていやいやと首を振る。その様子を見て男は何かを思いついたようで、ヒサメを拘束する覆面の男に指示し奥に下がらせた。
 そうしておもむろにヒサメの口に押し込まれていた布を引き抜くと、そのままヒサメの頭に自分の股間に無理やり近づける。口が自由になってもヒサメは悲鳴を上げることすらかなわなかった。悲鳴を上げようと口を開けた瞬間、怒張しきった男根が一気に押し込まれたからだ。
 思い切り噛むことができればどんなに楽だったろうか。だが、だが男のソレはあまりにも大きく口内いっぱいを占めていた。その長さはヒサメの口内どころか喉にまで届き、呼吸さえまともさせてもらえない。

「おら、絶対に噛むんじゃないよ。なんたって僕は君を買った飼い主なんだからな」
(い……きが、できない……)

 肺が酸素を求め足をジタバタをふるうが女の力で、しかも商品としてここに連れてこられて今に至るまで、まともに休ませてもらえなかった身体では押しのけることもかなわない。やがて男――飼い主がヒサメの頭を両手で掴んで無理やりに前後に動かし始めた。そのたびに男の深い陰毛がヒサメの顔に当たり、その臭気をこびれつかせていく。

「はーサイコー……いい喉マンコだ。買ったかいがあるな」
「ぐっ……んんぅっ……ふぁぐ……ぅえぇっ……」

 引き抜いては突き入れられる。そのたびに頭が揺れて思考さえままならなくなる。呼吸がうまくできず、汗やら涙やら鼻水やら涎やら先走りで顔中がぐちゃぐちゃに濡れていた。
 まるで『物』だった。いやすでに物同然だった。飼い主とは言ったものの男にはペットという認識すらなく、もはやヒサメの扱いは淫具そのものなのだろう。

「出るっ!」

 突拍子もなく喉の奥まで突き入れられて、粘つく液体が放たれていく。だがすぐに男根が引き抜かれることはなかった。そのまま突っ込んだまま飼い主はヒサメに命令を下す。

「飲めよ、飲み干すまで抜かないからな! もちろん尿道に残ってる分もきっちり吸うんだ。吐いたら『お仕置き』だよ」

 本来なら絶対にそんなことはしない。けれど、すでに呼吸も思考も限界だった。必死になって飼い主の命令に従い、それを飲み干していく。生臭く今にも吐きそうになるそんな液体を必死になって飲み干すヒサメの姿は、ひどく淫猥で淫女染みていた。
 やがて全て飲み干すことができると男根も口内から引き抜かれていく。全く萎えていないその状態を見て、ヒサメは言われずとも察してしまった。
 同時に止めようのない吐き気が腹の底から生じる。先の言葉を思い出し堪えようとしたが、もはやそれは止められなかった。

79名無しの魔法使いさん:2016/12/24(土) 23:41:35 ID:Wnpe8GVw
「ぇっ……がふっ……げほっ……おぇえええっ……!」

 拘束されたままでは手で口を押えることもできず、そのまま吐き出された白濁液がステージの床を汚していく。
 しまった。と怯えるように顔を上げたとき飼い主はニンマリと微笑んでいた。

「ひっ……」
「あーあ、吐いちゃって汚いな。じゃあ罰ゲーム決定だ」

 そう言ってポケットから何かが取り出される。細長い木の棒のように見えたが、嫌な予感しかなかった。
 抵抗もできずされるがままに体勢を変えられ、うつぶせの状態で尻を上げて男のほうに向けさせられると、嫌な予感は現実のものとなっていく。

「これはな、ドライアドの枝を魔法で加工したものでね、今からこれを君のお尻の中に入れるんだ。そうするととっても面白いものが見られるのさ。ああ、君は体験する方か」
「ぇ、待っ――」

 ヒサメの返答を待たずして、ドライアドの枝がヒサメの肛門に突き入れられていく。指より細いものだが、それでも潤滑油すらない状態での挿入はヒサメに確かに痛みをもたらした。入れていく途中でグリグリと左右に動かされるたびに言いようのない感覚がヒサメに与えられる。
 やがて完全に入りきったときにその時は訪れた。

「……――――ぃぎっっっっ!」
(なに、これ……急に、なにが……!?)

 異物感に圧迫感が加わり、激痛が走る。さっき入れられた木の棒が大きくなっているのだと気づいたのはすぐのことだった。大きくなるだけでなく、グネグネと蠢いては激痛とは違う感覚をヒサメに与えていく。

「あっやっ……あぐぅっなに、これぇっ」
「ドライアドは獲物から魔力を奪って生きる魔法生物。それの枝を加工して、こうやって体内の微細な魔力に反応するようにしたのさ」

 嬉しそうに解説する飼い主だったが、ヒサメにはもうそれどころではない。腸内にまで達した枝の蹂躙に悶絶し立つことさえままならない状態だ。

「ああっ……いあっやだぁ! これっ抜いてぇっ……」
「罰ゲームだからそれはできないな。それよりも観客に君の恥ずかしいところ全部見られてるけどいいのかなー?」

 言われてからこんな状態が観客からも丸見えなのだと気づいて、せめて痴態を隠そうと翼を動かすがそれも上手く行かず、徒労に終わる。それが余計に欲望を高ぶらせるのだと哀れな少女は気づかない。

80名無しの魔法使いさん:2016/12/24(土) 23:42:59 ID:Wnpe8GVw
「いやぁっ見ないでっ……こんなっ――ひっあ……だめだめだめぇええええええ!」

 それは突如訪れた。
 プシャア!と勢いよく膀胱から噴き出す黄色い液体。いつの間にか差し迫っていたソレにヒサメは抗うこともできず、そして止めることすらできない。女性としてそれは絶対に避けたかったものが思い切り晒されていた。

「あ……あぁ……」
「まさかこんなところで粗相をするとは、これはあとで躾をしなくちゃいけないな――さあてそろそろメインディッシュに取り掛かろうかぁ」

 小便をまき散らしてヒクつかせる肉芽を見て、男が近づいてくる。ヒサメは後ずさろうと体に力を入れたが、肛門を蹂躙する枝がそれさえも許さない。

「……ぃで……やだ、こないで……」

 翼をばたつかせて必死に逃れようとしたが身体の自由は効かなかった。がしりと太ももをつかまれ、怒張した男根がヒサメの肉芽をつつく。小便に濡れた肉芽は男根が当たるたびにニチャアと水音を発し、それがヒサメの羞恥心を煽る。
 そこで思い出したように声がかけられた。

「ああ、そういえばすっかり忘れてたよ。君の名前はなんていうのかな?」

 くちゅくちゅと男根を擦りつけながら耳元で囁いてくる。涙やら汗やらで濡れた頭を振るうと平手打ちがヒサメの頬に放たれた。明確な痛みに思わず放心した少女の耳に、先ほどまでとは違う冷淡にして無邪気な声が届く。

「飼い主が聞いているんだよ? 答えなければもっと痛い目に合わせようかなあ?」

 間近に迫る男の目は笑っていなかった。それを証明するように翼が掴まれ思い切り引っ張られる。乱雑に扱われミシミシと根元から嫌な音がしてそのたびに激痛がヒサメを苛んだ。
 千切られる――思わずそう確信してしまって、ヒサメは激痛に耐えながら口を動かした。

「っあ……めで、すっ……ひさめっ……ヒサメですっ……」
「ヒサメちゃんかぁ! じゃあヒサメちゃんにご褒美をあげようか」

 ご褒美がヒサメにとっていいものになるわけはない。焦らすようにヒサメの幼い肉芽を弄んでいた男根が一気に突き入れられた。先ほどの粗相により濡れているとはいえ、性経験が非常に乏しいヒサメには裂けるような痛みしか感じられない。その痛みが純潔を失った証なのだということを察し、途方もない喪失感が襲い掛かってくる。

81名無しの魔法使いさん:2016/12/24(土) 23:43:39 ID:Wnpe8GVw
「あ……ああ……あ、あぁ……」
「これで大人の女になれたんだ、よかったねヒサメちゃん」

 処女を喪失したと同時に会場の熱気は最高潮に達した。いつの間にかステージのすぐ近くにまで近づいてきており、ヒサメの情事を食い入るように見つめている。とてつもない羞恥心に襲われ、今にも気絶してしまいそうになったがそれは許されなかった。
 肛門で蠢くドライアドの枝と膣内に突き入れられた男根が肉壁を隔て、ゴリゴリと削るように蠢いてはヒサメに想像を絶する感覚を与えてきて、気絶という逃走を阻んでいるのだ。

「ひぎっ! うあっ……ぁあっ!」
「やっぱり処女はいいなぁー、反応が初々しくてこの瞬間が一番好きなんだよ」

 ヒサメが痛みに耐えきれず悲鳴を上げるたび、突きはさらに強さを増していく。処女を喪失したばかりの少女をいたわってやるという感情は一切感じられない。
 明滅する視界には食い入るように情事を眺める男たちが埋め尽くしていた。

(みられ、てる……いやっ見ないで! 見ないでぇ!)

 性奴隷として買われ、処女も奪われ、失禁もして、その様子を多くの人間に視姦されるという状況にヒサメは泣き叫ぶ。そんなことをすれば余計に男を煽るだけだと変わっていても、初恋もまだだった少女にこの惨状が耐えれるわけがなかった。

「もうっやだぁああっ! こんなのいやぁっ! たすけっ……誰か、誰かぁっ!」
「おやおやヒサメちゃんってばいけない子だなぁ、君は僕に買われたんだから助けてもなにもないじゃないか。それなのにやだやだなんて――――もっとイジメたくなるじゃないか」

 パァン!とヒサメの尻を思いきり叩かれたのはそのときだった。一発だけで終わらず、ニコニコと笑いながら男はヒサメの白い尻に何度も手を振り下ろす。さらなる痛みにヒサメは視界を明滅させた。何度も何度も、赤くなってきてもそれは続けられる。

「ひぐっ……ひあっやめっ、いたぃっ!」

 苦痛による悲鳴は男の嗜虐欲を煽るばかりで、そのたびに男はいびつな笑みを浮かべる。
 もはや、この哀れな少女に救いなどはなかった。

「さてさて悪い子のヒサメちゃんにそろそろ良いものをあげるね」

 いったそばから男の腰の動きがさらに早くなる。肛門でのたうつ枝と、子宮を突き上げる肉棒が壁を隔ててさらに激しく暴れ回っていた。
 それが『ラストスパート』にさしかかった合図なのだとヒサメは気づいてしまい、駄々をこねるように首を振ったがすでに後の祭り。

「たっぷり出すからしっかり孕んでね」

 子宮を突き上げたと同時に、男のソレから熱いものがヒサメの中へと放たれた。口淫をさせられた時以上の膨大な精がヒサメの中を満たし、絶望の底へと落としていく。

「あっ……あぁ……ぁ」
「ふぅ、最高だったよヒサメちゃん。今日はこれくらいにしておくけど家ではもっとかわいがってあげるからね。――ああ、そうだせっかく見守ってくれていた皆にも少しくらいはサービスしようか」

 絶望のどん底にはまだたどり着いていない。これ以上のことがこれからも続いていくのだと知って、ヒサメは逃避するかのように意識を闇の中に沈めていった。
 最後に見えたのは今は亡き弟の幻影だった。

82名無しの魔法使いさん:2016/12/24(土) 23:46:58 ID:Wnpe8GVw
こんなの書いてからいうのもなんだけどヒサメちゃんは大好きですニャ
でもイジメぬくも大好きだからヒサメちゃんラブの人たちにはごめんなさいだニャ

おまけだニャ。某スレで上げた奴を弄ったやつだニャ
http://i.imgur.com/VyR7DLx.png

83名無しの魔法使いさん:2016/12/25(日) 08:50:21 ID:4U.Y0zgM
クリスマスになんてものを…ふぅ…

84名無しの魔法使いさん:2016/12/25(日) 10:14:21 ID:PtZYEVYk
女の子を絶望させる品の無さが最高だね!

85名無しの魔法使いさん:2016/12/25(日) 13:49:21 ID:yAHFefXs
乙です!背徳感ですごく興奮した
以前に予告していた方かな?
俺も書く書く詐欺になってるやつを書かなきゃなあ

86名無しの魔法使いさん:2016/12/28(水) 07:49:57 ID:98KooM5w
何気にメルマナが商品にされてて草

ふぅ…

87【鬱】チェルシーちゃんが神樹にあれやこれやされるSS【注意】:2017/01/04(水) 22:07:34 ID:J/ZhlO.6
>>63
リクエストありがとー!
でも鬱展開になってしまった。すまない。

【鬱】チェルシーちゃんが神樹にあれやこれやされるSS【注意】

 ふ、とチェルシーは読んでいた本から顔を上げ、窓の外に視線を向けた。
 ひらひらと。舞う様に降る雪が、雲の切れ間から差し込む淡い月光を映してキラキラと輝いている。
 冬の澄んだ空気の中、それはとても幻想的な光景だった。
「……」
 チェルシーが窓を開けると、窓枠がキイ……と、まるで寒さに抗議するかの様に軋んだ音を立てる。
 白く染まる吐く息の向こうに、下界の明かりが見える。
 きらびやかなそれは、何だったか……明日が何とか言う偉人だか聖人だかの生誕を祝うものだということくらいは知っている。
 というか、勉強にあまり熱心ではないチェルシーは、それくらいしか知らない。
 それでも、その日が『大切な人に贈り物を贈る日』ということは知っている。
(そっか……明日であれからもう一年経つんだ……)
 くすっ――と、知らず知らずのうちにチェルシーの唇を笑みが彩る。
 大切な人。チェルシーにとって大切な人は、父親だった。
 まさしく箱入りで育てられたチェルシーは、世間をよく知らない。だから、父親の存在というのが他の同年代の少女と比べて大きいという自覚はあった。
 厳格でよく衝突もするけれど、それでもチェルシーにとって父親というのは、敬愛すべき存在で――
 その父親の贈り物を用意したくて、こっそり街へ降りた。
(魔法使いさん、元気にしてるかなあ)
 街へ降りたチェルシーを、助けてくれた魔法使いの顔を思い浮かべながら、チェルシーは窓を閉めた。
 読み掛けの本をサイドボードに置き、ランプの明かりを消す。
 それで真っ暗になることは無い。下界で見るより遥かに大きな満月が、室内を照らしている。
(――あれから一年ということは――)
 羽毛の布団にくるまるチェルシーの腕に、微かな痛みが疾った気がした。
(――この“夢”を見始めて一年ということね)
 そんなことを考えながら、チェルシーは目を閉じた。

 さく……と雪を踏む感触に、チェルシーはぼんやりと歩きながら、心の中で苦笑した。
(初雪が降った日に、“夢”の中も雪だなんて……)
 吐く息は白いが、足の裏が冷たいという感触は無い。というより、そもそも“寒い”という感覚が無い。
 チェルシーの格好は、暖かい屋敷の暖かい布団にくるまった時と同じパジャマ姿だ。普通に考えれば、寒くない筈がない。
(だって、“夢”だしね)
 ――この夢を最初に見たのは去年の聖夜だった。
 父親に贈り物を渡して、喜んでくれた父親といつも以上に豪勢な料理を食べて部屋に戻った後。
(あの日――)
 一年前。街へ降りたチェルシーを偶然見掛けた黒猫の魔法使いに声をかけられ、気恥ずかしさと、それ以上に父親に黙って街へ降りたことを咎められはしないかという気持ちもあって、チェルシーは魔法使いの元から逃げた。
 後から、それは完全にチェルシーの杞憂だったと知るのだが――その時に、チェルシーは神樹に襲われた。
 そして魔法使いに助けられた刹那。腕に絡みついた神樹の枝が引き剥がされる瞬間。何か――まるで棘でも刺さった様な、ちくりとした痛みを感じた。
 痛みはすぐに消えたし、帰ってから腕を見ても何かが刺さっている様子は無い。服にもおかしなところは無かった。

88チェルシーちゃん2:2017/01/04(水) 22:09:18 ID:J/ZhlO.6
 だがその日から、チェルシーはこの夢を見始めた。
 最初は、部屋の中をうろつく夢だった。そしてそれは部屋を出て、屋敷の中をうろつく様になり――やがて、屋敷の外へ出て下界に降りる様になった。
 最初は夢遊病ではないかと不安だったチェルシーだが、屋敷の外へ出た辺りから、「これは夢なのだ」と思うようになった。
 チェルシーは生粋の『お嬢様』であり、普通の人間たちが生活する『下界』より少し上に住んでいる。
 当然、チェルシーが一人で下に降りる事を父親は許してくれないし、いくら夜とはいえ誰にも見咎められずに下界に降りられるはずが無いと思ったからだ。
 ――いつの間にかチェルシーは、街外れの森の入り口に立っていた。相変わらず茫っとしたまま、チェルシーは森の中に足を踏み入れる。頭はふわふわとした、まさしく夢見心地のまま、足だけは変わらず動き続ける。
 しんしんと雪の降り積もる深夜。だが、チェルシーの心に恐怖は無い。むしろこの先に“在る”事――この先に待っている事に、気持ちを高揚させていた。
 神樹というのは魔法生物の一種だ。見目麗しい少女の姿をした生き物が、樹から生えている。あるいは、少女から樹が生えているのか。
 詳しい研究などは進んでいない。解っているのは『何故か少女の姿ばかりで、雄が居ない』ことくらい。
(雄が居なくて、どうやって繁殖するのか――ということを研究しようとした魔道士も居たらしいけど、結局何も解らなかったって話だし……)
 そもそも魔法生物である神樹に人間的な繁殖の定義を当てはめようとすること自体が無意味なのかもしれない。
 ――と。
 チェルシーは、ぼんやりしたまま足を止めた。
 目の前には――神樹。
 初めて“夢”で神樹に遇った時は、恐怖でいっぱいだった。
 でも、今は。
 祈る様に手を組み、目を閉じた神樹の少女の前に立ち、チェルシーは足を止めた。此処に来るまでは、まるで夢遊病の様に、思うように体を動かせなかった。
 だが、今は違う。自分の意志で足を止め、望んで神樹の前に立っている。逃げる気も無い。
 すぐにわさわさと蠢きながら、神樹から枝が伸びてくる。
 それは瞬く間にチェルシーの全身に絡み付き、チェルシーの幼い体を持ち上げる。
(初めて神樹の前に立った時は、体も動かせないし、怖くて仕方なかったっけ……)
 服を破かれたりはしない。神樹はチェルシーの体を傷付けないよう、優しく服の隙間から枝を潜り込ませる。
 乳房に。乳首に。うなじに。耳たぶに。脇に。臍に。腿に。足の裏に。
 およそ女性の性感帯全てを枝が這う。そして――
 伸びてきた枝が、チェルシーの尻穴と膣に向かう。
 『穴』を念入りに解すだけで、挿入は無い。といっても箱入りで育ったチェルシーには、それがどういう意味なのかは解らなかったが。
「あっ、んっ、んむぅ……」
 枝の尖端からは透明な雫が滴っている。チェルシーはその液体が『自分をキモチヨクしてくれる』ことを知っている。蜜の様に甘くムズ痒い痺れが、チェルシーの全身を襲う。
 剥かれたクリトリスに巻き付いた枝が、透明な液体を剥き出しの陰核に丁寧に塗り付ける。だけでなく、ぷくりと膨れた乳首の先にも、白い肌が艶かしい乳房にも透明な液体を満遍なく塗り付ける。
「い――ひっ……」
 瞬く間に秘処を濡らしたチェルシーは、宙に浮かされたまま足を突っ張り、大きく体を仰け反らせて四肢を痙攣させる。
「ひっ、あっ――あああああっ!!」
 チェルシーの見開いた両目から、とめどなく涙が零れ落ちる。
 だがその顔に映るのは、紛れも無い歓喜――絶頂の悦びを識った雌のソレだ。
 がく、とチェルシーの全身から力が抜ける。
 それでも神樹の手――枝は一向に緩まずに、チェルシーの幼い体を容赦なく責め立てる。
 すぐにチェルシーは神樹によって、再び絶頂に達した。
「いぃ――――っ!!」
 食い縛った歯の間から涎が滴る。宙に浮かされたままでは踏ん張ることもできないからか、足の先がぴくっ、ぴくっ、と痙攣している。
 神樹の動きは止まることがない。たちまちチェルシーは三度目の絶頂に導かれ、
「んぐひぃぃぃぃぃっ!!」
 獣の様に叫ぶチェルシーの股間から、ぷしゃあ、と音が響き、雪原に落ちた水滴から湯気が立ち上った。
(あ、は……おしっこ、漏れちゃった……えへへ、子供みたい……)
 それはまさに、チェルシーの理性の箍が外れた瞬間だった。

89チェルシーちゃん3:2017/01/04(水) 22:10:39 ID:J/ZhlO.6
 二度、三度。立て続けにイクたびに透明な液体が擦り込まれ、ますますチェルシーの感度を上げていく。
 イク間隔がどんどん短くなるチェルシーの顔の前に、一本の枝が伸びてくる。
 顔の前に突き出されたソレを、チェルシーは拒むことなく、自ら望んで舌を伸ばした。
 今はもう、自分の意志で体を動かせる。にも関わらず、チェルシーは自分からその枝を求めた。
 チェルシーの感情に応える様に、ゆっくりと舌に絡んだ枝が、まるで愛おしむかの様に透明な液体を塗り付ける。
 その間にも、全身の責めは続いている。
「ぅ、ぶ、また、来ちゃ……来ちゃうぅぅぅぅっ!!」
 びくん、と一際大きく痙攣するチェルシーに、精を放つかの様に枝から蜜が放たれ、全身を彩る。
 その光景を最後に、チェルシーは意識を失った。

 ――目を覚ましたチェルシーは、まず真っ先に布団をはぐってから、
「はあ……またか」
 大きくため息を吐いた。
 最近、神樹の愛撫を受けるようになってから、朝起きた時に布団がびしょ濡れになっていることが多い。
 特に昨夜は、絶頂のあまり失禁までしてしまった。布団は見るも無惨な様相を呈していた。
(アタシがこんな年になってまでおねしょをしているなんてお父さんにバレたら、何を言われるか……)
 チェルシーは急いでパジャマを着替え、こそこそとメイドの部屋へ向かう。
 父親に内緒で布団を交換して欲しいと頼むと、メイドは快く頷いた。――内心ではもしかしたら、おねしょのことを呆れていたりするのかもしれないが、それに構っている暇はない。
 父親と向かい合って朝食を済ませる。去年勝手に街へ降りたからか、今年は監視が厳しくなっていたが、それすらもチェルシーにとってはどうでも良かった。
(早く――)
 一日がこんなに永いと思ったことは無かった。
 体が疼いて仕方がない。熱に浮かされた様に体の芯が熱い。
 吐息でさえも熱を帯び、それを冷まそうとチェルシーは何度も隠れてトイレに籠っては、その度に自身の手で慰めた。
(早く……)
 父親にバレてはいけないと必死に冷静さを装うが、上手く出来ているかは自信が無い。
 それでも何食わぬ顔で父親と夕食を済ませ、チェルシーは待ちきれないという様に自室に戻り、ベッドに横になった。
 愛おしい相手を求めるかの様に、チェルシーは胸の上で手を組み、目を閉じる。
 そしてすぐに、夢の中へ堕ちていった。

90チェルシーちゃん4:2017/01/04(水) 22:12:23 ID:J/ZhlO.6
 ――いつも通りの夢。
 ふわふわと、地に足がついて居ない様な足取りで、チェルシーは神樹の前に立つ。
 満月の光が、昨日降り積もった雪を反射して青く幻想的な光景を作り出している。
 神樹から伸びた枝が、ゆっくりとチェルシーの体を持ち上げる。
 ――が、いつもと違い、性感帯を這うこともなく、ましてや服の中に潜り込むこともしない。あの甘く痺れる蜜をチェルシーに与えることも無い。
(……?)
 どうして、シテくれないの……?
 チェルシーの心は、それだけでいっぱいだった。
(早く。早く頂戴……)
 いつもみたいに甘い蜜をたっぷり塗り付けて、キモチヨクしてほしい。
 そんなチェルシーの前に、神樹の股間から一際太くゴツゴツした枝が突き出される。
(……?)
 チェルシーの手首くらいはありそうな太い枝は、尖端が一際太くなっていた。
 まさしくソレは男性器の形をしているのだが、チェルシーには解らない。
 幼い頃は父親と一緒に入浴していたが、ソレと同じモノだとは思い至らない。
 チェルシーの体を掴んでいる枝が、まるで迎え入れる様にチェルシーの足を開く。――M字開脚の姿勢だ。
 股間に太い枝が宛てがわれた時、やっと待ち望んだ快感が得られるのだと、チェルシーはぶるっと身を震わせ――
 ――ずん。
「……か、……はっ……」
 一瞬チェルシーは、何が起こったか解らなかった。
 一拍遅れて、凄まじいまでの激痛が脳髄まで駆け巡る。
「あ……? え……?」
 呆然と。
 チェルシーは痛みを堪えて自身の股間に目を遣った。
 太い枝が、体の中に潜り込んでいる。
 枝には、赤い血が滴っている。
「あ……あ……あああああ――っ!!」
 苦痛に顔を歪め、チェルシーは絶叫した。
 今まで神樹が、チェルシーに挿入したことは無かった。
 それが今。男を受け入れたことの無い道を。前戯も無く。極太の枝が貫いている。
「ああっ、あ、あ……」
 状況が掴めず、チェルシーは呆然と声を上げるばかりだ。
 せめていつもの様に愛撫が施された後であれば、濡れていただろうし、膣も解されていただろう。
 だが、神樹はそんなチェルシーの様子などお構い無しに枝を引き抜き、
 ――ゴツッ
 一息に、チェルシーの一番奥まで突き挿れた。
「――――っ!!」
 子宮口を突き上げられ、チェルシーは声にならない叫びを上げる。
 チェルシーの見開いた両目から、涙が零れ落ちる――いつもと同じ様に。
 ただその涙は、快感からのものではなく、苦痛によるものだった。
 今になって漸く両腕を振り回して抵抗するが、神樹の拘束は揺るがない。
 太い枝が激しいピストン運動を開始すると、チェルシーの全身を掴んでいた枝が、チェルシーの体に潜り込んだ。
 口、尻穴、尿道から侵入した枝が、いつもの蜜をたっぷりチェルシーの体内に放出する。
 それは激痛に耐える体を、無理矢理快感に導いていく。
「うぅ、ぅぐっ、ぶぇっ……」
 流し込まれる蜜を飲み込み、遂にチェルシーは屈服した。
 泣きながら絶頂に達するチェルシーを、神樹は容赦無く責め立てた。
 ――ほどなくして、チェルシーの全身から力が抜けた。
 強すぎる快感に、チェルシーの心が限界に達したのだ。
 神樹は、なすがままの人形の様になったチェルシーを愛おしげに抱き寄せ――
 子宮の奥に、たっぷりと種を注入した。

91チェルシーちゃん5:2017/01/04(水) 22:13:04 ID:J/ZhlO.6
(――……)
 もう何度絶頂に達したのか解らない。
 もう、何日が経過したのかも解らない。
 あれから何年も経った様な気がするし、あれからほんの数日しか経っていない様な気もする。
(これが……夢だったら良かったのに……)
 夢では無かったのだと理解した時には手遅れだった。
 もう既にチェルシーは、『ヒト』では無くなっていた。
(……『何で神樹には女性しか居ないのか』……それが、今なら解る……)
 チェルシーはぼんやりと夢現の中で思う。
(……あれは、『私と同じ』だったんだ……)
 神樹に囚われ――そして。
 チェルシーは、自身の胎内で蠢く命を知覚していた。
(……神樹に囚われて……『苗床』になった女の人達の……成れの果て……)
 そうして新たな苗床を求め、女性を捕らえる。
 既にチェルシーの体は神樹によって『作り替え』られている。体を流れる血は、あの神樹が与えてくれた透明な蜜になっている。
(……この『種』が成長して、私の体から『生まれて』しまえば……)
 きっとチェルシーの自我は、失われてしまうだろう。
(……『ヒトを襲わない』ことは無理だとしても……)
 それでもチェルシーは、願わずには居られなかった。
(……どうか、あの魔法使いさんが、私を殺してくれます様に……)
 せめてもの願い。
 二度もチェルシーの危機を救ってくれた黒猫の魔法使いなら、きっと。
(……お願い……)
 チェルシーの頬を、涙が伝う。
 チェルシーが祈る様に目を閉じ、胸の前で手を組むと同時――
 まるで産声を上げる様に、チェルシーの膣から根が伸びてきた。

 その後、トルリッカの魔道士たちの間で『涙を流す神樹の少女』の話が噂になったが――
 その噂も、すぐに消えた。

92八百万SS1:2017/01/04(水) 22:16:21 ID:J/ZhlO.6
【ガトリンチャンバー】アルティメットぞばリオンな八百万SS【ヘルファイヤー!】

「セイちゃん、スウちゃん、ただいまー! 今日はいい鮭があったから、石狩鍋にしよー!」
 明るいミコトの声が響き、何かを覗き込んでいたスオウとセイが顔を上げた。
「おー、おかえり。ミコト」
「お疲れ様」
「……? 二人して何見てるの?」
 買い物籠を傍らに置き、スオウとセイの隣にミコトが座る。
 ミコトの問いに、スオウとセイは軽く首を傾げ、
「いや、ぞば子がなんか、香水をくれたんだが……」
「蕎麦粉?」
「いや、“ぞば子”。……そーいや、ぞば子の名前ってなんだっけ?」
「確か、術に自分の名前使ってたな……えーと、“いまじねいてぃぶ・ろっくおん”」
「“がとりんちゃんばーごーとぅーへる”……あ、そうだそうだ。ガトリンだ」
「がとりん?」
 話が見えずに首を傾げるミコトに、スオウとセイが笑う。
「最近猫神様の処で顔を合わせる女の子なんだが……名前が覚えにくいっつったら、『ぞば子でいーぞば!』って言われてな。語尾に“ぞば”ってつけるから、ぞば子」
「和ノ国で言う薬師の様な力を持ってて、薬を調合するらしいんだが……」
「そのぞば子が、『香水を作ったから、試して感想を聞かせてほしい』って言うんだ」
 言ってスオウは、手にした小瓶をくるくると手の中で弄ぶ。
 セイは取り扱い説明書らしい手のひらサイズの紙を見下ろし、
「なんでも、『ちょーこうし』に監修してもらった、って話だ」
「調香師……というと、フェルチちゃんかな? ファムちゃんかな、シーラちゃんかな」
「姉妹の、妹の方って話だったが」
「じゃ、ファムちゃんだ。香水を作るお仕事だけあって、いつもすっごくいい匂いがするんだよね」
「そうなのか。……つっても、オレたちは香水なんて使わないしなー。……そうだ、ミコト。良かったら使ってみないか?」
「え、いいの!?」
 ぱあ、と表情を輝かせるミコトに、思わずセイとスオウの表情も緩む。
「お試し用だから、一回分しか無いらしいけど」
「それでも嬉しいっ。わあ、お香ならいつも焚いてるけど、香水って初めて」
 そう言うミコトの手に、スオウが一滴だけ香水を落とす。
「うわ……すごくいい匂い。匂いも強くなくて、ふんわりして、桜の花みたいな……今から晩ご飯作るからどうしようかと思ったけど、これならつけてても大丈夫かも」
「ん、そうか。なら良かった」
 スオウから小瓶を受け取り、髪、首筋、胸元に香水を掛けるミコトの無防備な姿に、
『……』
 うなじに色気を漂わせるミコトに、セイとスオウは訳もなく視線を逸らす。
(……ヤバい、なんか可愛い……)
(……つーか、男の前で胸元はだけないでくれ。理性が……)
 セイとスオウは顔を見合わせ、声無き声で会話をしながら深く頷き合った。
 香水を掛け終えたミコトが、買い物籠を手に立ち上がる。
「じゃ、晩ご飯作るねっ。今日は腕によりをかけますよー」
「あ、魚だったら俺が捌こう」
「じ、じゃあオレは野菜の皮剥き手伝おっかなー」
「うーん……スウちゃんが皮剥きすると、どんなに凸凹のあるお芋でも、綺麗なサイコロ状になっちゃうからなー」
「……材料が勿体無いと家主が言ってるぞ」
「ちぇー。じゃ、食後の皿洗いはオレがやるよ。あ、井戸で水汲んでくるわ」
「よろしくね」
 和気あいあいで食事の準備をする三人。
 ――その〈異変〉に気付いたのは、夕餉の片付けを済ませたスオウだった。

93八百万SS2:2017/01/04(水) 22:17:43 ID:J/ZhlO.6
「……あれ? ミコト、お前、熱でもあんのか? なんか顔赤いぞ?」
 言いながら、皿洗いを終えたスオウがミコトの隣に座り、ミコトの額に額を宛てる。
「え? 特には感じないけど……あ、でも、いっぱい食べたからちょっと暑いかなあ」
 と、言うなりミコトが着物をはだけた。
「!? ちょ、ミコト!?」
 ぎょっとするスオウとセイに、ミコトは妖しい――蠱惑的な笑みを浮かべる。
「……ふふ。いつもは積極的に脱がしに来るのに、私から脱ぐとそんなに戸惑っちゃうんだ?」
「べ、別にいつも脱がしてるわけじゃ……いややっぱ脱がしてるけどそうじゃなくて!」
 狼狽えるスオウの腕に、ミコトがしがみつく。それは図らずも、スオウの腕に胸を押し付ける結果になった。
 理性は混乱しつつも、柔らかな双丘の感触に下半身の方が素直に反応してしまう。
「――って待て待てオレ。心頭滅却、心頭滅却……」
「えへへー。なんか、したくなっちゃった♪」
 言うなりミコトはさらさらと流れる絹糸の髪を掻き上げ、スオウの股間に屈み込む。
 袴の帯を解いて取り出した半勃ちのソレに、ミコトは愛おしげに舌を這わす。
「ん、もう、こんなに元気……いつもは、セイちゃんとスウちゃんが気持ちよくしてくれるから、今日は私がスウちゃんとセイちゃんを気持ちよくするねっ」
「い、いや、普段から気持ちいいなら良かったけど、別にそんなのは気にしなくていいから……セイ、ちょ、セイ! 考え込んでないでミコトを止めてくれ!」
「あ、ああ……」
 スオウの声に我に返ったセイが、慌ててスオウに奉仕するミコトを後ろから抱きすくめ、引き剥がす。
「う〜、セイちゃんにもちゃんとご奉仕するから、はーなーしーてっ」
 言いながら、ミコトを抱いたセイの指先を口に含み、舌を這わす。
「ちゅぷ……んっ、むっ……」
 淫靡な音を響かせるミコトに、スオウとセイが顔を見合わせる。
「……何か変なものでも食べたか……?」
「……っ! こら、ミコト、大人しくして。……いや、夕飯は鍋だったのだから、影響が出るとしたら俺たちにも出るだろう」
 抱きすくめられたままセイの袴の帯を緩めようと手を伸ばすミコトを、セイが押し止める。
「じゃあ、ミコトだけ影響が出る様なもの……って……ああああ!?」
 スオウとセイは同時に或ることに思い至り、互いに指を突きつけた。
『香水!!』
 同時に叫んで、スオウは空になった香水の小瓶を、セイは取り扱い説明書を手にし――
「……ん? なんか、字が二重になって……あ! 紙が二枚重なって……!」
 慌ててセイは、二重になった紙を引き剥がし、もう一枚の紙を取り出した。
「『ぞば印〈愛の妙薬〉』、『女体専用、遅効性、副作用なし、後遺症なし、効果は一晩』――だと!?」
「『追伸。満足させたら効果が早く切れるかも』……って、ぞば子のやつぅぅぅぅ!!」
 頭を抱えて絶叫するスオウに、セイの拘束から解かれたミコトが抱き着く。
「もう、スウちゃんじっとしてて」
「いや待て待てミコト。いーから落ち着けおもむろに口に含もうとするなっ」
「ん、ふっ……」
 ちゅぷちゅぷと濡れた音を響かせながらうっとりと口に含む、いつもより激しいミコトの舌遣いに、
「ヤバッ……ミコト、ごめん!」
 我慢するつもりだったが、さすがに無理だった。
 スオウはミコトの頭を押さえ、喉の奥に精を放つ。
「ん、く……けほっ……」
 全部飲み干してから顔を上げ、ミコトは潤んだ瞳でスオウを見る。

94八百万SS3:2017/01/04(水) 22:18:58 ID:J/ZhlO.6
「スウちゃん、もっと……もっと欲しい……」
「はいはい。後で好きなだけイカせてやるから、まずはセイにおねだりな」
「ん……」
 こくんと頷き、大人しくミコトはセイの前に屈み込んだ。
「おい、スオウ。……ミコト、落ち着け」
「とりあえず、『満足させたら』効果が切れるんだろ? なら、ミコトをイカせまくった方が早いだろ」
「それはそうだが……」
 困った顔で見下ろすセイのモノを、とろんとした蕩ける様な瞳で見詰め、愛おしげに舌を這わせるミコト。
「セイちゃん……気持ち良くない……?」
 ミコトに問われ、セイは気持ちを振り切る様に嘆息してから首を横に振った。
「いや、気持ちいいよ、ミコト」
「セイちゃんも気持ちいいなら、良かった……えへへ……二人とも、今日は私で気持ち良くなってね……」
 幼い童女の様な笑みを浮かべるミコトに、
「――それは、ダメだな」
 不敵に笑んで、セイはミコトの体を抱え上げた。
「ミコトも気持ち良くなってもらわないとな」
「……?」
「イケるか……いや、さすがに無理か……?」
「濡れまくってるから余裕余裕」
 小首を傾げるミコトを膝に乗せたセイに、スオウが応じる。
「そうか。――なら、大丈夫だな」
 ずぶり、と奥深くまで挿入され、ミコトは大きく体を仰け反らせた。
「セ……ちゃ……いきなりは、だめぇ……」
 ミコトは身をよじってセイの手から逃れようとするが、
「――ほら、じっとしてろって」
 後ろからスオウに抱き竦められる。
「ふ、んぅ……」
 荒い呼吸を繰り返すミコトの口元に、スオウの手が伸びる。
「やっ……今日は、私が、スウちゃんとセイちゃんを……気持ちよく……する、のにぃ……ひんっ……」
 嘆くミコトの舌に、スオウの指が絡む。
「ミコト、体の力抜いて。――よし、いい子だ」
 スオウに言われるがまま、ミコトが体の力を抜く。
「――――っ!!」
 次の瞬間、ミコトは声にならない叫びを上げて、大きく目を見開いた。
「くっ……やっぱ前戯無しだとさすがに後ろはキッツイな……」
「ふぇぇ……スウちゃんの、いぢわる……」
「香水の影響か、いつもより濡れ方は激しいんだがな。……ミコト、口開けて」
「あぅぅ……」
 涙目でスオウに抗議しようとするミコトの口を、セイが塞ぐ。
 求められるままに舌を絡めるミコトの腰を、スオウが抱えて持ち上げる。
 ――ずん、と突き上げられるたび、ミコトの四肢が痙攣する。
 苦しそうな表情を浮かべているが――その体を支配するのは紛れもない歓喜だ。
「ミコト……」
「そろそろ……」
「――うん、来て! スウちゃん、セイちゃん!」
 叫ぶと同時、奥突きに固定された二人のモノから精が迸る。
「ふ、あ、ああああ――――!!」


「……」
 ミコトはむくりと身を起こし、
「ふわぁ、良く寝た〜。なんかすっごいスッキリし……て……」
 大きく伸びをした弾みに、自身が全身に精液を浴びた全裸である事に気付く。
「……え。」
 慌てて傍らを見ると、スオウとセイが死んだ魚の様に――魚河岸のマグロの様に青い顔をして横になっている。
「え、ちょっと、どうしたのこれ!? スウちゃん、セイちゃん、何があったの!?」
 ミコトがゆさゆさ二人を揺さぶると、
「……もー無理……もう出ない……」
「疲れた……」
「あの香水、効果強すぎだろ……」
「私にも解るように説明して〜〜!!」
 二人は目を開けないまま、ミコトに告げる。
「ミコトー、オレ今朝は朝御飯いらない……」
「……俺は朝昼抜きで構わないから休ませてくれ……」
「……あ、やっぱオレも朝昼抜きで……今日は夕飯だけでいい……」
「ええええ!?」
 それ以降は、ミコトがどれだけ揺さぶろうと目を覚ます気配さえない。
「ちょっと、スウちゃん、セイちゃん、起きて〜!」
 ――朝の光の中、何処かで烏が『アホー』と鳴いていた。

*****
「なあ……ぞば子」
「ぞば?」
「あの香水の事なんだが……」
「2回目からは有料ぞば!」
「……有料か……」

95名無しの魔法使いさん:2017/01/04(水) 23:18:17 ID:J/ZhlO.6
新年明けましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いします。

>>82
ヒサメちゃんSSめっちゃ抜ける。背徳感がたまりません、ありがとうございます

ということで、新年早々投下しまくってすみません。
ちょうどメアレス書き終わったタイミングでメアレス来て、本編が面白すぎるからお蔵入りにしよーかと思ったんだが
なんだかんだでメアレスSSが増えていったのでまとめて保管庫に投げ入れさせて貰いました。
メアレス以外も混じってるけど。あと、レッジの一人称確認しておくの忘れてた。違ってたらごめん。
最近レッジとリピュアの組合せが好き。カップリングとかでは無いんだが、なんか好き。新春メアレスでもちょっと絡んでて嬉しい。

そして新春八百万。
てっきり「修理を手伝ってくれたお礼にミコト様たちがツクヨちゃんの御社を修理に行く」のかと思ったら、全然違ったよ!
いやまあ、ミコト様たちが修理しちゃったらストーリーが成り立たないけども。
『ツクヨちゃんを御社から引き離し、引き留める』『且つ、ミコト様たちが修理するわけにもいかない』『ツキ、を強調する』っていうのは解るけど、せめて何かフォローをぉぉぉ
元からミコト様をこういう性格にする予定だったなら仕方ないけれど、そうでないならちょっとミコト様とおトミ様が新年早々割をくっちゃったかなーって気がしないでもない。
と、2017年のカレンダーが5月固定でカレンダーの役を果たしてないやつがひっそりとほざいてみる。
基本、ストーリーにどうこうってのは無い方なんだが、Zの時といい、さすがに扱いがちょっと切なかったんだぞ・゜・(つД`)・゜・

でもストーリーのリンクとか公式クロスオーバー増えてきたのはめっちゃ嬉しい。
今年も一年、楽しみで仕方ない。

というわけで、お目汚しの駄文ばかりですみませんが、出来れば今年も宜しくお願い致しますm(_ _)m

96名無しの魔法使いさん:2017/01/07(土) 01:25:17 ID:l9OkBhJg
ああ゛〜チェルシーちゃんがひどい目あうの見てるとこころがぴょんぴょんするんじゃあ^^

97名無しの魔法使いさん:2017/01/07(土) 13:46:40 ID:OLqliRnM
最近はミコトちゃんのアホの子度合いが良くない方向に振り切れちゃってて悲しいですよね

98名無しの魔法使いさん:2017/01/15(日) 00:58:37 ID:zIkzRtz6
ラギト×ミリィが好きなんだが全然無くて悲しい
誰か他に好きな人いない?

99名無しの魔法使いさん:2017/01/19(木) 12:37:48 ID:RiNtAVMc
魔道杯報酬のネイハちゃん可愛すぎる

100名無しの魔法使いさん:2017/01/23(月) 07:58:37 ID:WvCG6yfk
ぞば子でエロいの書いてみたいけどシチュが思い浮かばねぇ…
アリエッタ以上に難易度高い


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