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ぷちます!いじめ・虐待専用スレの避難所 十四匹目
1
:
名無しさん
:2019/03/15(金) 04:59:12 ID:vSNLqjok
ぷちますキャラ(ぷちます版アイドル・P含む)の精神的・身体的・性的ないじめ、虐待、陵辱、拷問、虐殺、四肢切断、スカトロなどなど、
本スレ、キャラスレ、エロパロスレに書けないような妄想を垂れ流す隔離系スレッド(通称:ぷ虐スレ)の避難所です。
虐待以外のぷちますSSは事前にスレ住人と相談の上で投下の可否を決めてください。
虐待ネタが嫌いな方は見ないで下さい。
気に入らないネタがあっても非難せずにスルーしてやって下さい。
ぷちます以外のアイマス系いじ虐の話題は別スレで。
盗作君が出現しているのでSS作者はトリップ推奨。
書き溜めは可能な限り。他人の投下中の割り込みは避けましょう。
ぷちます! 隔離スレ・SSまとめwiki
ttp://putimaskakuri.wiki.fc2.com/m/
前スレ
ぷちます!いじめ・虐待専用スレの避難所 十三匹目
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/16471/1498121564/
200
:
執行人
◆jcMzNHW8Yo
:2019/08/12(月) 10:29:27 ID:fvo.SwEc
さて長いことぷ虐スレに在住してきましたが、最近の過疎具合を見るにいよいよ終焉が近づいているのを感じています。
おそらくここから再び盛り上がるのはほぼ不可能でしょう。その予感はどうにも覆せません。
しかし自分は最後までつき合おうと思っています。それが人様の作品を断じてきた者の責任であり、務めでありますから。
201
:
名無しさん
:2019/08/13(火) 09:08:21 ID:M2.0JtFI
>>200
乙です
最近の反応の少なさ、ほんとにスレの終わりが見えてきましたね
独断で終わらせてもらっても構わないですよ
202
:
名無しさん
:2019/08/14(水) 00:26:32 ID:NKK7Eiko
このザマじゃ五十音シリーズやっても誰も参加しないかもしれませんね
ぷ虐の歴史に幕
203
:
名無しさん
:2019/08/14(水) 06:16:26 ID:5V9bCOak
>>200
乙です!
ギヨタン発明者じゃなかったんだ…
ぷちどるいじめが2010年ってことを考えると長過ぎるくらいですな
204
:
名無しさん
:2019/08/14(水) 10:19:50 ID:RnzihFx6
本当に終わるなら、ぷ虐誕生10周年の節目に有終の美を飾りたいですね
205
:
名無しさん
:2019/08/14(水) 19:07:46 ID:uEM3Bk2g
>>200
乙です。モートゥル・コマンドーGUY、覚えてます。喉が乾いた時犬歯を舐めると唾が出てくる描写は子供の頃真似しました。
自分は今年の2月に書いていたssを消してしまって書くモチベーションが無くなってしまった状態でしたが、もう少し頑張ってみようと思います。八月十九日に投下します(〆切を決めないとダラダラ過ごしてしまいそうなのでここで宣言します)
206
:
名無しさん
:2019/08/18(日) 18:24:38 ID:pSKkaSh.
今年に入ってSS投下したのって二人しかいないのか・・・
50音シリーズを抜かすと
207
:
好奇心猫を殺す
:2019/08/19(月) 23:04:42 ID:NbCJ0G4o
ss投下します。『電撃・アイマス担当Pどものつぶやき』というTwitterをざっと読んで思った事をssにしました。ぷちは登場しないアイドルヘイトものです
208
:
好奇心猫を殺す
:2019/08/19(月) 23:05:39 ID:NbCJ0G4o
亜美「…」ゴソゴソ
真美「…」ゴソゴソ
伊織「…何やってるの?アンタたち」
出社してきた伊織の目に飛び込んできたのは聴診器のイヤーピースを片耳ずつつけて社長室のドアの前にたたずむ双子の姿だった。
亜美「亜美隊員と真美隊員はただいまジョーホーチューチューチューなのだよちみぃ」
伊織「チューチュー…ああ、情報収集中って事?…盗み聞きなんて良くないわ、やめときなさい。第一そんなので中の会話なんて聞こえるの?」
真美「んっふっふ〜、まあ試しに聞いてみたまえいおりん君」スッ
亜美「医学は日々進歩しているのだよ」
伊織「医学の進歩とアンタたちの行動とは何の関係もないけどね。…まあ、ちょっとだけなら」ギュッ
真美に渡された聴診器のイヤーピースを片耳につける伊織、すると
「先週の活動についてご報告致します」
「ふむ…」
伊織「ウソ…思いの外ハッキリと聞こえるじゃない。この聴診器ってアンタたちのお父さんのでしょ?今の聴診器ってすごいのね…」
亜美「うーん、聴診器がすごいって言うより、このドアが安物なんだけどねぃ。こないだみんなで事務所でかくれんぼ大会した時にゆきぽが社長室のドアを壊しちゃって」
真美「で、新しいドアなんだけど社長さんが3000円くらいのを買って自分で取り付けたらしくて」
伊織「安っ!なるほど…言われて見ればこのドア確かにチープなつくりよね。それでここまでハッキリ聞こえるって訳ね…でも、社長とアイツが真面目なトーンで話してるのってなんか面白いわね、にひひっ」
真美「ねっ、コレで分かったでしょ?じゃあ代わってよいおりん」
伊織「もうちょっとだけいいでしょ?後で何言ってたか教えてあげるから」
真美「ダメだよー!」
伊織「しっ、大きな声出すと向こうに聞こえるわよ。もうちょっとだけだから」
「…最後になりますが、昨日はウチの新しいアイドルユニットの初ステージでした。どうでしたか?彼女たちは」
「うむ。四人全員がそれぞれ持ち味を発揮できていて、なおかつユニットとして1つにまとまっていた文句のないステージだった。彼女たちの今後の活躍を期待しているよ君ぃ」
「ありがとうございます」
伊織「…?!」バッ
亜美「…?!」バッ
社長室の中の会話を聞いて伊織と亜美が顔を見合せた。
209
:
好奇心猫を殺す
:2019/08/19(月) 23:06:21 ID:NbCJ0G4o
真美「どうしたの二人とも?」
伊織「…話の内容、聞かせてあげるわ。場所を変えましょ」
会議室
真美「えー?!そんな事言ってたの?真美、そんな話聞いてないYO!」
亜美「亜美もだよ…」
伊織「もちろん私も初耳だわ」
真美「うー、誰なんだろその四人って。気になるなぁ…」
亜美「ステージに立ったの内緒にするなんてひどいよー」
伊織「私もアンタたちと同意見よ。調べれば誰がその四人なのかは分かる事だけど…やっぱり本人たちの口から直接その事を話してもらうのが一番よね。ところで亜美、真美、今日お仕事は?」
真美「今日はオフだよ」
亜美「ヒマだったから事務所に遊びに来たんだー」
伊織「そう…じゃあちょっと協力してもらえないかしら?私はこれから無人島ロケの打ち合わせがあって一週間後に現地入りの予定なんだけど…その前にこの件は片付けておきたいの」
亜美「ほほう、何やら策がおありのようだねぃ」
伊織「簡単よ。アイドルを全員この会議室に集めて私が話を聞くわ。亜美たちはみんなの都合を聞いてそれをいつにするか決めてもらいたいの」
真美「何て言って集まってもらうの?」
伊織「そうねえ…私から大事な話があるからとでも言っておいて。あまり余計な事を言うとユニットメンバーのアイドル達から警戒されるからそこだけは気をつけてね」
亜美「いおりんの予定は?」
伊織「明日から現地入りの日までお仕事は入ってないから都合はつけられるわ」
210
:
好奇心猫を殺す
:2019/08/19(月) 23:07:36 ID:NbCJ0G4o
その日の午後、明日の午後3時から全員集められる旨のLINEが伊織に届いた。
翌日 午後3時 会議室
ザワザワ…
律子「どうしたの?大事な話ってなに?」
伊織「実は昨日、社長室での社長とアイツの会話を私と亜美と真美で盗み聞きしてたんだけど…」
あずさ「あらあら…伊織ちゃんたち、そんな事したらめっ!よ」
律子「イタズラもほどほどにしときなさいよね…いくら相手がプロデューサーでもやっていい事と悪い事があるのよ?」
伊織「それに関しては反省してるし二度とやらないわ。問題は盗み聞きした会話の内容」
春香「何て言ってたの?」
伊織「そうね、ざっくりまとめると『2日前にウチのアイドル四人のユニットが初ステージを踏んだ』って内容だったわ」
ザワザワ…
伊織「そんなおめでたい事を内緒にするだなんて水くさいじゃない。そりゃ、嫉妬する気持ちがない訳じゃないけど…仲間が初ステージを踏んだのにお祝いの言葉もかけられないのは寂しいわ。だからその四人にはこの場で名乗り出て欲しいのよ。後でそれが誰だか分かったりしたら、ちょっと他のみんなとの関係もギクシャクしちゃうしね」
ザワザワ…
律子「聞き間違いじゃないの?そんなの初耳よ」
伊織「ハッキリとそう聞こえたわ、でしょ?亜美」
亜美「絶対にそう言ってたYO!」
律子「私はプロデューサーの代理をつとめる事があるからアイドルのスケジュールは把握してるけど…2日前は全員オフだったはずよ」
伊織「オフ返上で、って可能性はないかしら?」
律子「前もって予定が立ってるのにわざわざオフ返上でやるのは考えづらいわね。それに、四人組ユニットって事はウチの約3分の1のアイドルが参加するって事でしょ?そんな状況で周りが気づかないものかしら…」
やよい「みんないつもと変わったところはなかったと思いますー」
千早「そうね。初ステージが控えているのならユニットのメンバーは告知活動やレッスンに追われる日々になると思うもの。流石にそれらを周りに悟られずにこなせるとは思えないわ」
伊織「調べれば分かる事だからその前に名乗り出て欲しかったんだけど…仕方がないわね、調べましょ」スマホ スッ
律子「そうね、一般に向けて告知はされてるだろうし検索すれば出てくるはずよ…聞き間違いじゃなければね」
伊織が検索を開始して30分が経過した。だが、ここにいるアイドル達の名前は出てこなかった。
伊織「どういう事なの…?」
律子「だからあんたたちの聞き間違いだって言ってるじゃない」
亜美「うあうあー…亜美なんか自信なくなってきちゃったよ…」
美希「もう帰っていいかな?多分でこちゃんの聞き間違いだって思うな」
伊織「そう…なのかしら?」
美希「だって、でこちゃんが聞き間違えてなくてみんなもウソついてないとしたら、765プロにいてここにはいないアイドルがいるって事になっちゃうの」
ザワザワ…
真「さすがにそれは…ねぇ」
雪歩「聞き間違いの方がまだあり得る話だよね…」
伊織「…さすが美希ね。その発想はなかったわ」
ザワザワ…
律子「…本気で言ってるのかしら?意地張ってないで間違いを認めちゃいなさい。誰も怒ったりはしないわよ」
伊織「あら、可能性はゼロじゃないわ。少なくとも逆のパターンはあった訳じゃない?別の事務所所属なのによくこの事務所に来てた…そうよね、貴音、響」
ザワザワ…
律子「それは、まあ、確かにね…二人ともいつの間にかウチの所属になってたけど」
響「それは…まあ…そこは考えたら負けって事で…ねぇ貴音」
貴音「そのへんの経緯はとっぷしーくれっと、と言う事で…」
伊織「そこに関して今さらつっこむつもりはないわ。ただ逆の可能性もあるって言いたかっただけ。これで検索して何も出なかったら私達の聞き間違いを認めるしかないわね」
211
:
好奇心猫を殺す
:2019/08/19(月) 23:08:35 ID:NbCJ0G4o
再び検索を開始する伊織、すると
伊織「…みんな、『765プロ 所属アイドル』で検索して出てくる最初の項目を確認してみて」
ザワザワ…
スマホを持っている者は伊織に言われた通りに検索をかけた。
あずさ「765PRO ALLSTARSのところに私達の名前が載ってるわね」
伊織「問題はその下」
春香「MILLIONSTARS?この人たちも765プロのアイドルって事?!」
ザワッ!
千早「しかも随分人数がいるのね」
真美「ひーふーみー…さ、39人?!ウチらの3倍じゃんか!」
春香「いったいいつから?」
千早「そもそも、何故?」
伊織「その辺はここで直接説明してもらいましょう。社長と、アイツに。呼んでくる」
あずさ「ちょっと待って伊織ちゃん!私達に隠してたのには何か理由があるのかも知れないじゃない。人には誰だって隠しておきたい事くらいあるわよ」
伊織「そう…確かに私達が盗み聞きしてなかったら本来誰も知らなかった事よね。じゃあ多数決をとりましょう。全部説明してもらうか、このまま何も知らなかった事にするか」
多数決の結果、説明を求める意見が過半数をしめた。
伊織「じゃあ呼んでくるわね」
あずさ「みんなが決めた事だから文句は言わないけど…盗み聞きした事は社長さんとプロデューサーさんにごめんなさいする事」
伊織「分かったわ。亜美と真美も一緒に来なさい。その事はちゃんと謝らないと」
そして数分後、社長とPが会議室に入ってきた
高木「水瀬くんたちに事情は聞いている。その件に関しての謝罪もね。さて、結論から言うとMILLIONSTARS、彼女たちもまた765プロ所属のアイドル達だ」
ザワザワ…
高木「小さな劇場『765プロライブ劇場』を拠点としたミリオンライブ!事業部のアイドルとして活動してもらっている」
伊織「ウチの子会社って事かしら?」
高木「ここの別部署だと考えてもらっていい。資金的な問題もあり向こうには必要最低限のスタッフしか置けないので事務関係などはこの事務所で一括して処理を行っているからねぇ」
律子「ウチが活動規模の割に事務の書類仕事が多いように感じてたのは気のせいじゃなかったんですね…」
響「忙しい時はピヨ子とちっちゃんとぴよぴよだけじゃ手が足りないくらいだからな…さっきもヒーヒー言ってたさー」
高木「私がこれからミリオンライブ!事業部を立ち上げた経緯の一部始終を話し、君たちの質問についてはPくんが答えるかたちですすめていこうと考えている」
伊織「分かったわ、始めて」
212
:
好奇心猫を殺す
:2019/08/19(月) 23:09:30 ID:NbCJ0G4o
高木「新事業部設立のきっかけは私とPくんの目指す方向と君たちアイドルの目指す方向が違ってきた部分が大きい。いわゆる『方向性の違い』と言ったところか」
律子「方向性の違いって具体的にどの辺が、ですか?」
P「社長も俺もトップアイドルを世に送り出す事を目標としてる。だけどみんなはぷちが来てからというもの日に日にトップアイドルに興味を示さなくなっていった」
律子「勝手に決めつけないで下さい。私たちだって今でもトップアイドルを目指してますよ」
P「そうか。じゃあ聞くが、みんなトップアイドルを目指す為に何か努力をしてるのか?日々遊んで目指せるほどトップアイドルは甘くないよ」
伊織「いっこうにアイドルらしい仕事を取ってこないアンタにも問題があると思うけど?」
P「ハッキリ言わせてもらうとみんなそういった仕事を任せるにはまだ力不足だからな」
ザワザワ…
P「たくさんのスタッフが関わっているステージに実力のないアイドルが立つ事は許されない。先日初めてステージに立ったアイドルユニットもみんなレッスンを重ねてやっとステージに立てた。彼女たちと同じステージに立ちたいって言うのなら、せめて彼女たちと同じ量のレッスンをこなしてから言うべきだ」
シーン…
P「でも、トップアイドルを目指さずのんびり楽しくスローライフなアイドル活動というのもそれはそれで間違ってないし、社長と俺の価値観をみんなに押し付けてしまうのは違うと考えた。みんなの考えを尊重しつつ社長と俺も自分たちの目標を目指す為に別部署としてミリオンライブ!事業部を立ち上げた訳だ」
高木「おや、ほとんど最後まで君が説明してしまったねぇ。Pくんの言う通り君たちは赤字にならない程度に仕事をこなしてあとは好きに過ごしてくれて構わない。その為にミリオンライブ!事業部を立ち上げた訳だからねぇ」
P「他に何か質問は?」
伊織「何で…私たちにその事を隠してたの?」
P「いつまでも隠すつもりはなかった。何事もなければ今高校生のアイドルが全員卒業したくらいのタイミングで考えてたんだが…公にしてる以上いつか明るみになるかも知れない事とは言え早すぎたな」
高木「君たちがもう少し大人になってから伝えた方がショックは少ないだろうと判断した。伝えるべき時期ではないのであえて隠していた。これが質問の答えだよ」
シーン…
高木「私からは以上だ。あと何か話していない事は…」
P「ああ、俺をたびたび連行しに来る婦人警官、あれ実はMILLIONSTARSのアイドルなんだよ。こっちと向こうで俺のスケジュールがかぶってる時連行してもらって向こうに駆けつけてた。警官の格好してるのがバレたら本当に逮捕されるからよっぽどの時しかその手は使わなかったけどな。こうやって公になった以上アレは禁じ手にしよう。…こんなとこかな。これで隠してた事は全部話したはずだ」
高木「先ほど話した事は、はっきり言って君たちには何の関係もない話だから明日からも変わらず今まで通り過ごしたまえ。…無理な話だと思うが。『好奇心猫を殺す』とは良く言ったものだ」
213
:
好奇心猫を殺す
:2019/08/19(月) 23:10:02 ID:NbCJ0G4o
バタン
社長とPが会議室をあとにした
シーン…
会議室に重苦しい沈黙が流れる。現実を突き付けられるには彼女たちはあまりに幼かった。
やよい「ね…ねえ伊織ちゃん、社長が言ってた『好奇心猫を殺す』ってどういう意味なの?」
沈黙に耐えきれなかったのだろうか、やよいが上ずった声で伊織に尋ねる。
伊織「イギリスのことわざね。ざっくり言うと好奇心が強すぎると身を滅ぼす事になりかねない、ってとこかしら…私が変に顔を突っ込んじゃって…みんな、ごめんなさい」ペコリ
律子「伊織が謝る事じゃないわ。あの言葉は私達全員に対して言ったものよ。私達は好奇心からぷちを飼い始めて、遊び呆けて社長の役に立たなくなった。それでもまだこうやって何となくここにいる事を許されてる…」
「知ってる?この状態、『飼い殺し』って言うのよ」
好奇心猫を殺す 終わり
214
:
名無しさん
:2019/08/20(火) 00:47:10 ID:K4sX.WKU
>>213
乙です
途中まではぷちどるのユニットかな?と思って読み進めてましたが…
後味悪い終わり方良いですね
215
:
名無しさん
:2019/08/20(火) 08:10:15 ID:cnpVbjv2
乙です
確かに普通なら、ちっちゃんぴよぴよにまで手伝ってもらわなきゃならないほど忙しいとは思えないですよねあの事務所
216
:
名無しさん
:2019/08/22(木) 18:22:51 ID:3eh9V0s.
乙です。元ネタのツイッターが露骨にミリオン推し&ぷちますオマケ扱いで悲しいなぁ…
217
:
名無しさん
:2019/08/23(金) 07:58:48 ID:yey/OLtw
オマケですらない昨今のぷちます
218
:
名無しさん
:2019/08/23(金) 21:52:43 ID:vc99HyfQ
>>216
ミリマス漫画の765プロオールスターズ…ステージ上でさりげなく後輩のフォローをしたり、悩める後輩の背中を優しく力強く押す言葉をかけたりしている模様。この漫画の765プロオールスターズは新人アイドルの憧れであり進むべき道を示してくれる偉大な先輩。例えるならジョジョ4部の承太郎の立ち位置に近い
ぷちますの765プロオールスターズ…謎の生き物と怠惰な日々を過ごす自分をアイドルだと思い込んでいる芸人
この差よ
219
:
名無しさん
:2019/08/24(土) 15:34:02 ID:TQkgCcpg
今月のニコニコぷちます
やよいが作るラーメンはもやしラーメンだろうか
220
:
名無しさん
:2019/08/25(日) 12:20:17 ID:JPrF4syE
野菜マシマシでもやし山盛り
221
:
名無しさん
:2019/08/25(日) 14:06:29 ID:Vx3UzKbg
やよはもやしには飛びつかないな
金には群がるコジキのくせに
222
:
名無しさん
:2019/08/25(日) 22:30:36 ID:JPrF4syE
やよ「うっうー(もっといいもの食べさせてください)!」
223
:
名無しさん
:2019/08/31(土) 16:49:39 ID:DgvT2EPw
まこちー「まきょ〜」
いつの間にか誕生日が過ぎてしまいました
224
:
名無しさん
:2019/09/04(水) 19:08:42 ID:hbjy.SK.
長期連載なのにアイマスの二次創作縛りで安易に新キャラを出せないのは作者もきついでしょうね。だから既存キャラに新属性をつけてテコ入れするしか手段がなくて、そうすると伊織のインフレみたいにどんどんアイドルがキャラ崩壊してしまう悪循環に…
225
:
名無しさん
:2019/09/05(木) 15:39:32 ID:w.L28Pkw
面白ければいいんですけど何かシラけるんですよね
226
:
名無しさん
:2019/09/08(日) 09:00:33 ID:ow5HTgPA
台風の日に出歩いてヒドイ事になる様子を動画で配信したら登録伸びるどころか炎上すると思う
227
:
名無しさん
:2019/09/09(月) 15:10:13 ID:nNH0GAHw
今回の台風で野良ぷちは何匹死んだんでしょうか
228
:
名無しさん
:2019/09/09(月) 18:44:30 ID:ZvZq3Jj6
流出した油まみれになったぷち
可愛そうだが燃やすしかないな
229
:
名無しさん
:2019/09/10(火) 03:12:39 ID:qHmvhI/g
その辺に穴掘って暮らしてた野良ゆきぽはそのまま水没
230
:
執行人
◆jcMzNHW8Yo
:2019/09/16(月) 11:54:09 ID:6M4gmSRU
投下します。『お菓子大好きやよ』には及びませんが、虫歯ネタです
事務所で虫歯治療
たかにゃ「ビェェ〜〜! 『虫歯』」
小鳥さん「あらあら。たかにゃちゃん、歯が穴だらけよ」
P「あんだけ食ってケアしなかったら、そりゃ虫歯になるわな」
ここは765プロ事務所。ある問題を抱えたぷち達が集まっています。
たかにゃ「ビャー!」
こあみ「とぎゃー!」
こまみ「ぢー!」
やよ「うぅぅ〜っ!」ζ# T0゚)ζ
揃いも揃って、虫歯になってしまったのです。
たかにゃは食べ過ぎ、やよと双子は飼い主の甘やかしが原因です。
ゆきぽ「ぽぇえ〜!」
あふぅ「ニャビャァァァ!」
事務所暮らしの怠惰な二匹も、同じ目に遭っていました。
歯磨きもしないで食っちゃ寝を繰り返していればこうなります。
P「芸能人は歯が命なんだぞ。歯の汚いアイドルなんてありえない。
やっぱりおまえらは似ているだけのただのケダモノだよ」
小鳥さん「まぁまぁ。でもこのままにしておくのはうるさいですね」
P「こいつら人間じゃないから、治療に保険利かないだろうな……。
そもそも普通の動物とも勝手が違いそうだし、どうしたもんか」
231
:
事務所で虫歯治療
:2019/09/16(月) 11:56:26 ID:6M4gmSRU
小鳥さん「この子達の歯はまだ乳歯かもしれませんから、いっそまとめて引っこ抜きます?」
たかにゃ「しじょぉお!?」
優しい世界(笑)なら通りすがりの歯科医が治してくれるのでしょうが、現実は甘くありません。
しかし処置に困っていたところへ、あるぷちが手を挙げました。
ちっちゃん「めっ!」
P「え、私が診察してみる? ちっちゃんなら確かに医療器具も作れそうだけど……」
ちっちゃん「めっ、もー!」トントンカンカン
経済的負担を減らすため、セルフで虫歯の治療を試みるつもりです。
道具も自前で用意します。実際、一時間もしないうちにちっちゃんは準備を完了させてしまいました。
ジャジャン!
ちっちゃん「めっ!」
P「おお。歯科用ルーペにドリル、電動麻酔器に清掃用エアースケーラーまで。
この分なら治療もそのままちっちゃんに任せて良さそうだな」
何せ人間でも動物でもないぷちですから、施術に必要な資格もありません。
急ごしらえですがぷち専用の歯科医院が誕生しました。
虫歯のあるぷちを一匹ずつ、診察してゆきます。
たかにゃ「しじょ〜……」アーン
ちっちゃん「め〜、めっめっ、もっ!」
P「……見事に虫歯だらけ。レントゲン写真によると、菌が神経に達している歯も何本かあるそうだ」
小鳥さん「抜くにしても削るにしても、麻酔が必要ですね。大丈夫かしら」
さすがのちっちゃんも、未経験のオペをこなすのは時間がかかりそうなのです。
まずはたかにゃの歯茎に麻酔注射しますが、加減は手探りです。
ブスッ、グリグリ……
たかにゃ「ビャ、ビャ〜〜〜っ!!」
232
:
事務所で虫歯治療
:2019/09/16(月) 11:57:31 ID:6M4gmSRU
P「すぐ痛くなくなるから我慢せい」
とはいえ虫歯が多いので、あちこちに注射を刺すことになります。
部分麻酔では収まらない量を注入され、たかにゃはぐったりとしてしまいました。
たかにゃ「『朦朧』」
P「よし、この隙にオペを実施するんだ」
ちっちゃん「めっ!」
ウィーン、ガリガリガリ、キュイーン……
蝕まれた部分を削ってゆきます。まだ抜くほどひどいレベルではないようです。
腐蝕が進行している歯は一部を割り砕き、穴から神経を取り除きます。
ちっちゃん「めめめっ!」
P「歯根治療と言うらしい。膿と神経を抜いて空洞になったところへ、消毒薬を詰め込む。
上から専用のセメントで仮止めして、様子を見る……」
小鳥さん「歯に被せ物をはめ込むのは、経過を観察してからですね」
たかにゃ「しじょ〜……」
これでたかにゃの処置は一旦完了しました。この調子で他のぷち達も診てゆきます。
ウィーン、ガリガリガリ、キュイーン!
あふぅ「ニャぁの〜……」
こあも「とがー!」
こまみ「ぢー!」
嫌がって喚く様は、歯医者嫌いの子供そのものです。
そして問題児ツートップは、後回しでした。
233
:
事務所で虫歯治療
:2019/09/16(月) 11:58:33 ID:6M4gmSRU
ゆきぽ「ぽぉ! ぽぇえええっ!」ハヤクシテヨ!
やよ「うぅ〜〜っ!」ζ# ゚pT)ζ
P「静かにしろ。……ゆきぽの方は、そこまでひどい虫歯じゃないぞ?」
小鳥さん「お茶には虫歯予防の効能があるみたいですよ。ゆきぽちゃん、よく飲んでますから」
しかしわがままなゆきぽは、強くない痛みも我慢できないようでした。
P「暴れられると厄介だからな。ちっちゃん、こいつには全身麻酔がいいと思うぞ」
ちっちゃん「めっ!」
スコップを取り出される前に、麻酔薬に漬け込んだガーゼをゆきぽの鼻と口に押し込みます。
ゆきぽ「ぽぉ!? ぽっ、ぽぇ……」ムゴムゴ
乱暴な方法ですが、このぐらいの扱いが適切でしょう。
ウィーン、ガリガリガリ、キュイーン!
ゆきぽ「zzzzz」
寝ている間に手術を済ませます。同じように、やよにも全身麻酔を施します。
こちらは虫歯がひどく進行していて、局所麻酔では足りないかもしれないからです。
P「きったねえ口の中。意地汚く甘いものばっか食ってるからこうなるんだよ」
やよ「うぅ〜!?……zzzzz」ζ*=p-)ζ
実際、やよの歯は見るも無惨な状態でした。あちこちが欠け、黒ずみもあります。
虫歯の段階を「C1〜C4」で表しますが、ほとんどがC3かC4でした。
ちっちゃん「め……めっ」
もうほぼ大手術です。やることの多さに、ちっちゃんが疲れを訴えました。
P「働きっぱなしだからな。治療は中断していいから、休め」
ちっちゃん「めぇ〜……」フラフラ
234
:
事務所で虫歯治療
:2019/09/16(月) 12:00:41 ID:6M4gmSRU
適当に処置した後、ちっちゃんは休憩をとるため別室に移動しました。
P「麻酔で寝てるから、こいつらも放置で大丈夫だよな?」
ゆきぽ「zzzzz」
やよ「zzzzz」
P「……でも何か実験してみたくなったぞ」
そう言うと、プロデューサーはおもむろに財布から銭を取り出し……
P「あ、10円玉を落としてしまったー(棒)」
チャリーン!
やよ「うっう〜〜〜っ!!」ζ*^ヮ゚)ζ ダッ
薬による深い眠りもどこへやら。飛び起きたやよが、床に落ちた10円にしゃぶりつきました。
やよ「うっう〜〜♪」ζ*^ω゚)ζ レロレロ
P「死なない限り、何をされても最優先で銭に反応するんだなこいつは」
呆れた習性です。が、状況をすべて無視することはできません。
しばらくすると、やよは思い出したように歯を抑えて痛がりました。
やよ「う! うぅぅぅ!!」::ζl゚'O゙)ζ::
P「麻酔の鎮痛作用も切れたのか? 間抜け過ぎるぞ」
やよ「えぅぅぅぅぅ!!」::ζ*T p゚)ζ::
P「何とかしてくれ? ちっちゃんは今、お休み中だ。それにおまえは一度全身麻酔を受けてるから、
さらに薬を打ったらショック死するかもしれないぞ」
235
:
事務所で虫歯治療
:2019/09/16(月) 12:02:11 ID:6M4gmSRU
やよ「うぅ〜〜!! うぅぅっ!?」
P「なんで治療が終わってない? おまえぐらいのひどい虫歯がすぐに治せるわけないだろ。
経過観察や負担を考えて、回数を分けるのが普通なんだよ」
それでもなお喚き立てるやよに、プロデューサーは業を煮やしました。
P「あーそうかい。虫歯を診ればいいんだな? ちっちゃんの代わりに、俺がやってやるよ」
やよ「うー!」フンス
主治医交代です。恐怖の診療の始まりでした。やよが大口を開いたまま、器具で固定されます。
P「じゃあまずは、助かりそうにない歯の分別をっと。この辺は抜歯するしかないな」
神経も死にかけ、だいぶ溶けている歯にプロデューサーが目星をつけます。
そのうちの一本をペンチで挟み込むと、やよが異変を察知しました。
やよ「うぅ!? うぅ〜〜っ!」
P「落ち着け。江戸時代からある由緒正しい治療法だぞ、安心しろ。
こうやって工具を使って、死んだ歯を根本から引き抜くんだ。せーのっと!!」ガチッ
ブチブチ、ズボンッ!!
やよ「うぅびゃぁああああああっ!?!?」ζli。p゙)ζ
乱暴に肉ごと歯をむしり取られ、やよは絶叫しました。
確かに治療しようがない歯ではありますが、プロデューサーはまったく遠慮しません。
仰向けのやよを押さえつけ、次々と虫歯を抜いてゆきます。
ブチブチ、ズルズル、ズボズボォッ!!
やよ「うぁあびゃっびゃびゃ、びゃびゃびゃびゃ!!」::ζli゙p。)ζ::
この痛みでショック死してもおかしくありません。
そして何本も力任せに抜歯され、やよの口内は血で溢れ返りました。
やよ「うぅぁぁあっぎゃあっぇあっあああっ!!」::ζli。p。)ζ:: ガボゴボ
236
:
事務所で虫歯治療
:2019/09/16(月) 12:03:52 ID:6M4gmSRU
まだまだこれからです。血を吐き出させ、適当にガーゼで止血した後、
プロデューサーは新たな器具を取り出して、やよの口に突っ込みました。
P「歯周病も進行してるみたいだからな。歯石除去して歯茎を綺麗にしてやるよ。
このエアー装置で、口の中を掃除するんだ」カチッ
プシュウウゥゥウウ、ゴォォオオオオ!!
やよ「うがぁあああっぁあっああああっ!!」::ζil。Q゙)ζ::
空気圧による振動が、やよの顎を震わせます。歯周病で弱った歯茎は、すぐに出血するのです。
すでに血まみれだった口内が、さらに赤く染まります。
P「さて、もういっちょ虫歯抜くか。奥にあるのは親知らずか? これもダメになってるな」
やよ「ぅ……う……」ζil#゙o゙)ζ
P「ん、あれ、上手くペンチが引っかからないな」
例の如く虫歯を引き抜こうとしますが、一筋縄ではいかなさそうでした。
斜めを向くなど、いびつな形で生えてきた歯はとっつき難いのです。
P「先に周りの歯肉を切除しなきゃいけないようだな。電気メスを使うぞ」シャキッ
肉を切開して、必要なら顎の骨も削ります。そうしてからようやく歯を抜き出すのです。
ウィーン、ザクザクガリガリ!!
やよ「うぁう゛ゃぁぁあぁぁあああああっ!!」ζ#。p゙)ζ
P「あ、間違えて頬まで切り裂いちゃったー(棒)」
ザクザクザク!!
やよ「う゛う゛う゛う゛っう゛う゛う゛!!」::ζ#。Q゙)ζ::
再び激痛・絶叫・大出血地獄です。大がかりな抜歯の後は顔が腫れると言いますが、
これは腫れるだけでは済まないでしょう。やよは精神の方も崩壊寸前でした。
やよ「う゛……ぁ、ぅ……」
237
:
事務所で虫歯治療
:2019/09/16(月) 12:05:19 ID:6M4gmSRU
P「難しいところは終わったぞ。後は虫歯の穴を塞ぐだけだ」
それもじゅうぶん難しい工程なのですが、プロデューサーには関係ありません。
P「昔から、虫歯の鎮痛には正露丸が役立つって言われててな。この分ならすっぽり入りそうだぞ」ギュッ
やよ「う゛う゛う゛う゛ぅぅぅ!」
穴が空いたやよの歯に、正露丸の粒を詰め込みます。
異物の臭いと味にやよはのけ反りましたが、確かに痛みは和らいでいるようでした。
P「よし、完了。穴に蓋をして固めるぞ」
しかし正露丸は鎮痛の効果をもたらすだけであって、治療にはならないのですが……。
やはりプロデューサーには関係ありません。一気にフィニッシュに持ってゆきます。
P「アロンアルファ突っ込んで固めておけば間違いないだろ」
ブチュチュチュチュ!!
やよ「う゛ぅぅぅぅぅうううっ!?!?」::ζ##。p゙)ζ::
こうして間違いだらけの歯科治療は終了しました。
プロデューサーが満足げに汗を拭う横で、やよは心神喪失して倒れ込んでいます。
P「ふぅ。なかなか歯医者の苦労がわかる体験だったな」
やよ「う゛……」ζ##゙p゙)ζ
ちっちゃん「めぇ〜、めっ?」
P「あ、おかえり。残りの仕事は、俺がやっておいたよ」
238
:
事務所で虫歯治療
:2019/09/16(月) 12:06:02 ID:6M4gmSRU
叫び声が気になったのか、ちっちゃんがそこへ休憩から戻ってきました。
代役を務めてくれたということで、プロデューサーに礼を言います。
ちっちゃん「めっ、めっ♪」
P「お安いご用さ。ちっちゃんも要領は掴んだろうから、本格的に開業してみるか?」
ちっちゃん「もー♪」
冗談で盛り上がります。765プロ事務所は、今日も平和でした。
おしまい
その後。
やよ「う゛〜〜、う゛〜〜……」::ζ#。Q゙)ζ::
高熱を出したやよが、息も絶え絶えに震えていました。
どうやら敗血症を引き起こしたようです。原因は言うまでもありません。
やよ「う゛ぅ!……」ζ#.。皿゙)ζ
それからあっけなく、やよは多臓器不全で死にました。
虫歯は完治させずに放置すると、菌が全身に回り始めるのです。
汚れた血が体中を駆け巡り、あちこちで病気が併発します。
脳に虫歯菌が入って死に至った話は有名でしょう。
やよ「」ζ#.。皿.)ζ
虫歯になったら、ちゃんとした歯科医院に行きましょうね!
いや、予防する意味でも通院を心がけましょう。歯は大切に!
おしまい
一方、ゆきぽは……
ゆきぽ「zzzzz……」
全身麻酔が効き過ぎたのか、あれからずっと昏睡状態でした。
本当におしまい
239
:
執行人
◆jcMzNHW8Yo
:2019/09/16(月) 12:11:33 ID:6M4gmSRU
いま自分も虫歯治療中です
情けないことに四本も虫食いで、軽度の歯周病もおまけ
皆さんの歯は大丈夫ですか?
240
:
名無しさん
:2019/09/16(月) 22:55:18 ID:9W9.jlzI
>>239
乙です。虫歯はきついらしいですね。自分は歯医者さんとは無縁ですが、知り合いに虫歯とか親知らずの治療とかの話を聞くと何だか背筋がゾワゾワしますね。
執行人さん、ご自愛を
241
:
名無しさん
:2019/09/22(日) 07:42:15 ID:YZp5XRiE
作者の皆さん乙です
いやー久しぶりに覗いてみたんですが過疎過疎アンド過疎ですね
アニメ化当時を知る身としては淋しい限り
242
:
名無しさん
:2019/09/25(水) 16:55:11 ID:1jcCdqBs
ぷちどるってカワイイキャラなのになんでこんなに叩きたくなるんだろ
ゆきぽを鞭でぶっ叩きたい
243
:
「け」で始まるアイテムでぷちどるを虐めよう!
:2019/09/27(金) 08:08:12 ID:o1ZDD9Aw
お久しぶりです
盛り上げにリレー式ssを始めたいと思いますが…
過疎っている今、短期間では大勢の参加が望めそうにないので、期限を設けずに開催することにします
レスが集まった頃合いを見て、区切らせてもらいます
「け」で始まるアイテムでぷちどるを虐めよう!
「げ」も含みます
何か思いつきましたら気軽にご参加ください
もちろん関与しない書き込みも自由です
244
:
「け」で始まるアイテムでぷちどるを虐めよう!
:2019/09/27(金) 08:43:09 ID:o1ZDD9Aw
「結核菌」
ゆきぽ「ぽぇ、ぽぇっ…」コホコホ
P「風邪でも引いたか?」
小鳥「近寄らない方がいいですよ、プロデューサーさん」
P「インフルエンザだったら隔離するからな?」
ぽえ〜…
その後
ゆきぽ「ぼ、ぼぽぇ!ぽぇ!」ゴホゴホ
P「ひどくなってんじゃねーか」
小鳥「大変です、ちっちゃんに精密検査してもらったんですが、肺結核だったようです!」
P「インフルよりヤバいぞ!?子供はかかりやすいっていうから、ぷちどるも同じか」
小鳥「すでに感染者が…」
あふぅ「ニャギャ、ニャノッ!」ゲホゲホ
P「事務所住みで近くにいたからな…。みうらさん、悪いがこいつらをどっかに捨ててきてくれ」
みうらさん「あら〜」ヒュン
小鳥「…体良く追い出せましたね」
P「結核患者の隔離は法律で定められてるし。後のことは知らんが、どうなるのやら」
小鳥「血を吐いて、寝たきりで死んでいきます」
ゆきぽ「ぼぇええ〜!!」ゲボゲホォッ!!
あふぅ「な、ナニョオォ…」ゼェゼェ
245
:
名無しさん
:2019/09/28(土) 01:11:13 ID:O8CQcU5w
「下剤」
たかにゃ「しじょお〜…『腹痛』」ゴロゴロ
P「お腹壊した?食べ過ぎたか変なもん食ったか。この薬を飲むといいぞ」
たかにゃ「しじょっ!」ゴクゴク
P「腹の中に悪いものが溜まってるから痛むんだ。出しちまえばスッキリするぞ」ニヤリ
一時間後
たかにゃ「しびゃああああああああ!!!!」ブリブリブリブリュリュリュリュリュリュ!!!!!
P「効いとる効いとる。余ったこの下剤は、ゆきぽのお茶にでも入れておこう」
一時間後
ゆきぽ「ぼああああああああああ!!!!」ブツチチブブブチチチチブリリイリブブブブゥゥゥゥッッ!!!!!!
246
:
執行人
◆jcMzNHW8Yo
:2019/09/28(土) 16:06:38 ID:OWvIxZ2o
>>243
「毛カビ」
ザアアアア……
P「台風が多いせいで、なんかジメジメしてるなー」
やよ「うー、うー」ζ* ´0T)ζ ボリボリ
P「頭がかゆい? 人前でボリボリ掻くなよ、汚らしい」
やよ「うぅーー!」ζ* T0゚)ζ
P「ん、よく見たらおまえ、髪の毛にカビ生えてんじゃねーか!」
律子「毛カビ、かしら? 食品に生えるとは聞くけど……」
P「こいつはタケノコ生やすから、色んなカビが湧きやすいんだろう。
ぷちどる自体が菌類みたいなもんだけどな」
やよ「うぅ〜〜!?」
※毛カビは繁殖力がひと際強く、あっという間に侵食します。
体にまとわりつけば、皮膚病にかかる恐れがあります。
やよ「うぅぅぅぅぅ!」::ζ* Tp゚)ζ::
呼吸器から体内に入れば粘膜を侵され、重篤な疾患の原因にもなり得ます。
やよ「う゛う゛う゛う゛う゛!!」::ζ* 。Q゙)ζ::
最悪、脳障害や急性腎不全などで死ぬ可能性もあるので注意しましょう。
やよ「」ζ il 。p。)ζ
247
:
名無しさん
:2019/09/29(日) 07:17:22 ID:8YBCjQqw
>>243
「検索してはいけない言葉」
ちっちゃんが業務用のパソコンを新調した為、それまで使っていたパソコンはぷち専用として使われるようになりました。
たかにゃ「しじょ、しじょ」カタカタ
たかにゃが何やら検索をしているようです。
『お肉ができるまで』カチ
たかにゃの目に飛び込んできたのは、生きたまま粉砕機に入れられる牛、苦しみながら首を切られる豚、圧死させられるひよこ…
たかにゃ「びぇ〜〜〜〜〜〜っ!!!;;」
P「どうしたたかにゃ?!」
たかにゃ「びぃ〜〜〜!びぃえぇぇぇぇっ!!;;」『凄惨』『残酷』『戦慄』
P「あちゃ〜…『食卓のお肉ができるまで』を見ちゃったか」
世の中には検索してはいけない言葉があり『食卓のお肉ができるまで』もその言葉の一つです。
P「肉である以上命を奪う工程があるのは当然なんだが…知らない方がいい事もあるんだよな」ナデナデ
たかにゃ「びぃーーーーーーっ!!;;」『興味本位』『後悔』
たかにゃはこの件がトラウマになり、お肉が食べられなくなってしまいました。
・・・
いお「もっ、もっ」カタカタ
いおが何やら検索をしているようです。
『うさちゃん 好き』カチ
大好きなうさちゃんについて検索しているようです。すると「ウサちゃんの好きな果物当て」と言うフラッシュがヒットしました。フラッシュ内に写るウサギの「ウサちゃん」の好きな果物を5種類の中から当てると言う内容です。5種類の果物はリンゴ、ブドウ、サクランボ、モモ、バナナ。
いおはサクランボ、ブドウ、モモの順に選ぶも不正解。4番目にバナナを選ぶと…
いお「もっ」カチ
……ギャアアアアアアアアアア!
溶けた顔のようなホラー画像が表示され、悲鳴が響きました。
いお「ピギャーーーーーーッ!!!;;」
伊織「どうしたのいお?!」
いお「びえぇぇぇぇ〜んっ!;;キー!!」
カッ!ドカーン!!ガラガラ…
錯乱状態のいおのビームが事務所の天井に命中しました。
P「伊織…」ポン
いつのまにかそこにいたPが伊織の肩を叩きます。
伊織「…分かってるわよ。今度はどこの島かしら?プラチナシリーズ」
いおが粗相をした際は伊織が仕事で埋め合わせをする事になっているようです。
P「話が早くて助かる。今ちょうどラグビーのW杯が日本で開催されてるんだが…『ニュージーランド代表オールブラックスの試合前の儀式『ハカ』を現地で全力で歌って踊ってみた!』なんてどうだろう?」
伊織「えっ…?待ちなさいよ!サバイバルじゃないの?!」
P「伊織は最近サバイバル慣れし過ぎてて視聴者さんも飽きてきてる頃だろうからな。マオリ族直伝の『ハカ』を現地の特設ステージでお客さんの前で歌って踊ってもらおう、無論全力で。お客さんがいるステージで歌とダンスだなんてまさに伊織が望んでたアイドルらしい仕事だと思うけど?」
伊織「…どうせ私に断る権利なんてないのよね…いいわ、お嬢様は根性!やってやろうじゃないの!!カマテカマテってやつよね?」
P「オールブラックスは最近カ・マテよりこっちの方をよくやってるみたいだな。俺もこないだテレビで見て『あれ?カマテじゃないんだ』って思ったっけ」スマホ スッ
動画『カパ・オ・パンゴ』
伊織「カマテじゃない方なんてあるの?!…最後の方の変顔スレスレの舌出しとか、ちょっと恥ずかしいけどやるからには全力でやるわ」
伊織の全力ハカは大好評。メイキングシーンは765プロの配信チャンネルにアップされ登録者数を大幅に伸ばしました。
いおはうさちゃんとバナナがトラウマになり、『ビームを撃ったらうさちゃんにバナナを食べさせる』とPに言われて以来ビームは撃たなくなりました。
・・・・
ちひゃー「くっ、くっ」カタカタ
ゆきぽ「ぽえ〜」
ちひゃーとゆきぽが何やら検索をしているようです。
248
:
名無しさん
:2019/09/29(日) 07:18:49 ID:8YBCjQqw
『ウォーリーを探s』
ちひゃー「くっ…?」
ここで予測変換が二つ出できました。
『ウォーリーを探せ』
『ウォーリーを探さないで』
絵本が大好きなちひゃーが検索していたのはもちろん『ウォーリーを探せ』の方ですが…
ちひゃー「くっ、くっ!」(探さないで!そういうのもあるのか)
『ウォーリーを探さないで』カチ
興味本位から『ウォーリーを探さないで』を選んでみたようです。
ゆきぽ「ぽー、ぽえー」(どんな絵本なんですか?)
ちひゃー「くっ、くー」(人がたくさんいる中からこのしましまの帽子と服、眼鏡をかけたウォーリーを探す絵本です。さあ、一緒にウォーリーを探しましょう)カチ
動画を再生して十秒ほどで流れていたBGMが止まります。
ちひゃー「くっ?くっ」(あれ?音量上げてみましょう)カチカチ
ちひゃーとゆきぽがモニターにかじりついてウォーリーを探していた、次の瞬間
うわああああああ!!
画面が突如恐ろしい男の顔に切り替わり、断末魔のような絶叫が響きわたりました。いおの時と同じようなものですが、ちひゃーがパソコンの音量を上げていたのでその分音声は大きくなっています。
ちひゃー「くうぅ…;;」ブルブル ペタン…
ゆきぽ「ぽぉええええええっ!!!」ザクザク
ちひゃーは腰を抜かしてしりもちをつき、驚愕のあまり混乱したゆきぽは穴を掘りはじめました。
P「どうした?!何かすごい声が聞こえてきたけど」
小鳥「今の叫び声って…もしかして『ウォーリーを探さないで』のアレかしら」
『ウォーリーを探さないで』は比較的有名な検索してはいけない言葉です。実際に見たという方も多いのでは。
ちひゃー「くうぅ…;;」シクシク…ブルブル…
小鳥「ああ、やっぱり『ウォーリーを探さないで』見ちゃったのね。ビックリしたでしょ?待ってて、千早ちゃんのところに連れてってあげるから」スッ
音無さんは腰を抜かしているちひゃーを抱っこして千早のいる別室へ
ゆきぽ「ぽえぇぇぇん、ぷいぃ…;;」シクシク
P「さて…ゆきぽ。言ったよな?次に穴掘ったら処分するって」
ゆきぽ「ぱうぅ…ぽ、ぽえ、ぽうー」ミブリテブリ
P「『びっくりしたからしかたない』?理由なんてどうでもいい。お前は穴を掘った、だから処分だ。さあ行くぞ」ガシ スポッ
ゆきぽ「ぽやぁ!ぽやぁー!」イヤイヤ ジタバタ
Pはゆきぽの髪を掴み穴から引き抜きました。宙ぶらりんのゆきぽはイヤイヤと首をふり手足をバタバタとさせています。
P「保健所に持ってって穴掘って脱走でもされたら厄介だな…面倒だか俺が直接この手で処分しよう」
ガチャ
小鳥「あら、これからゆきぽちゃん処分ですか?」
ゆきぽ「ぽ…ぽえ、ぽえーーっ!」オブオブ タスケテー
おぶおぶと音無さんに助けを求めるゆきぽでしたが…
小鳥「私もご一緒させてもらっていいですか?」
ゆきぽ「ぽええー?!」ガーン
P「俺は別に構いませんが…かなりグロテスクなものになると思いますよ?」
小鳥「命を奪うわけですから多少は仕方ないでしょうね。…ところでプロデューサーさんに質問です。動画サイトでペットのワンちゃんや猫ちゃんの動画をアップしてるチャンネルはいっぱいあるんですけど、どのチャンネルも特定の動画の再生回数が多い傾向にあるんです。その動画はいったいどんな内容だって思います?」
P「うーん…飼い主に目一杯甘えてる動画、とか?」
小鳥「正解はワンちゃんや猫ちゃんが怯えてたり寂しそうにしてる内容の動画です。例えば予防接種の時とか、家に飼い主が不在の時の様子を撮影したような動画ですね。可愛い生き物のそんな様子は普通に可愛い動画より需要があるのかもしれないですね。可愛いゆきぽちゃんの事務所では絶対見られない表情を生で見られるチャンスですし私も是非ご一緒させて下さい」
P「一応ゆきぽの事は可愛いと思ってるんですね…その可愛いゆきぽが目の前で殺されるんですが大丈夫ですか?」
小鳥「あら、可愛いのはその通りですけどまごうことなき害獣なので処分は当然でしょう?」
P「割りきってますねー…分かりました。ではご一緒に」
ゆきぽ「ぽやぁ!ぽやぁ!ぽえぇぇぇ〜んっ!;;」イヤイヤ バタバタ
ちひゃーはウォーリーがトラウマになり眼鏡をかけている人(律子含む)を見ると怯えるようになりました。
ゆきぽは山中でPにタコ殴りにされて殺されました。記念に動画を撮影していた音無さんの手違いでその動画はネットに流出、『ゆきぽちゃんの最期』で検索するとヒットするようになりました。その凄惨な様子は一部ネット界隈で話題になり、あの世にいったゆきぽと入れ違いで『ゆきぽちゃんの最期』はこの世に新たに生まれたネットで検索してはいけない言葉の一つになりました
249
:
執行人
◆jcMzNHW8Yo
:2019/09/29(日) 20:09:48 ID:E6QNJwZY
>>243
「毛ジラミ」
ザアアアア……
P「台風が多いせいで、なんかジメジメしてるなー」
やよ「うー、うー」ζli ´0T)ζ ボリボリ
P「頭がかゆい? 人前でボリボリ掻くなよ、みっともない」
やよ「うぅーー!」 ζ* Tp゚)ζ
P「ん、よく見たらおまえ、髪の毛にシラミ湧いてんじゃねーか!」
律子「毛ジラミ、かしら? 普通は陰毛に寄生するって聞くけど……」
P「ってことは、こいつの髪は陰毛だったんだな。おい、セクハラ頭」
やよ「うぅ〜〜!?」
P「今、シラミ退治してやるよ。農薬(DDT)を頭からかければ、一丁上がり」
ドバーーッ!!
やよ「ぅぁあああああっ!?」ζli 。Q゚)ζ
※人体へのDDTの乱用は、急性中毒を発症させる恐れがあります。
やよ「う゛う゛う゛う゛う゛ぅ!!」::ζ# ゚Q。)ζ::
化学物質の危険性を訴えた著書としては『沈黙の春』が有名です。
やよ「」ζ* 。q;゙)ζ
250
:
名無しさん
:2019/09/30(月) 08:12:30 ID:Hww5LZ1Y
>>243
「剣山」
あふぅ「ナノォ〜?」ツンツン
事務所の机に(なぜか)トゲトゲした道具が置いてありました。
こんな物何に使うのかとあふぅは考え・・・
あふぅ「ナノ!」ピコーン
そっと、事務所の床に直置きしました。イタズラ用の道具だと思ったのです。
そして・・・
ザクザク!
ゆきぽ「ぽぎゃああああああっ!?!?」
ゆきぽがうっかり、それを踏んでしまいました。普段は素足なので足の裏が血まみれです
様子を見ていたあふぅは大笑いです
あふぅ「ニャノノ♪」ケタケタ
ゆきぽ「ぽぽーーっ!!」
P「ん、何やってんだ。おいおいこれは剣山といって、花に刺して生けるための道具だぞ」
あふぅ「ナノ〜?」
それを聞いたあふぅは再び剣山を手に取り・・・
グサグサ!!
ゆきぽ「ぷぎゃぁあああああっ!?!?」
ゆきぽの顔面に突き刺してしまいました
P「鼻に刺すんじゃねー、花だよ!」
251
:
「け」で始まるアイテムでぷちどるを虐めよう!
:2019/10/03(木) 08:06:21 ID:LUbYMxCY
「ケシの麻薬入りビーフン」
たかにゃ「しじょ、しじょ!」『調理』『希望』
P「料理するからコンロを貸してほしい?何か食いたいものがあるのか」
たかにゃ「しじょ!」スッ
P「お。『中華一番』を読んでたのか。懐かしいな、いいぞ」
しじょ〜
…その後
たかにゃ「しじょじょお〜ん♪」『美味』『恍惚』
ゆきぽ「ぽぽぽぽぽ♪♪♪♪」
あふぅ「あっふぅ〜〜〜ん♪♪♪♪」
P「そんなにウマいのか?何作ったんだ…って、こ、この真っ黒な料理はまさか…!」
たかにゃ「しじょじょ〜〜♪♪♪♪」
P「伝説の一品、ケシの麻薬入りイカ墨ビーフン!!」
たかにゃ『極楽』
P「こんなの食いやがって、トリップ状態だな…」
ゆきぽ「ぽやぁ〜ん♪♪♪♪」
あふぅ「あふ…zzz」
P「とても他人には見せられないから処分しよう…」
極楽気分だったので無抵抗のまま、ぷち達は保健所に送られてしまいました
※殺処分中
プシュー!
ビャ〜!ポギャアー!ニャノォ〜!
終わり
252
:
「け」で始まるアイテムでぷちどるを虐めよう!
:2019/10/03(木) 08:10:34 ID:LUbYMxCY
皆さん、ご参加ありがとうございます
ここで締め切らせてもらいます
やはり盛り上げは難しいですが、機会があれば続けていきたいと思っています
253
:
ゆきぽvs人類
:2019/10/04(金) 00:20:06 ID:jQQFZ54k
ゆきぽvs人類
世界中が恐怖する害獣、ゆきぽ。それはその体からは想像がつかない怪力を有している。そして材質不明のスコップによって穴を掘り、街を荒らし、人を襲う。
この害獣は突如として現れ、一気に繁殖、当初は日本でのみ発見されていたが今や世界中で発見されている。
そんな害獣ゆきぽによる犠牲者は膨れ上がり、発見からたった1年で全世界合計5000万人に到達した。
254
:
ゆきぽvs人類
:2019/10/04(金) 00:21:20 ID:jQQFZ54k
国際連合安全保障理事会
「今回の会合の目的は言うまでもありません。害獣"Yukipo"についてです。」
安保理を取り仕切るのは国連事務総長だ。
「あの害獣により犠牲者は遂に5000万人を突破しました…私の息子もサンフランシスコで…」
事務総長の息子はサンフランシスコでゆきぽによる大虐殺事件に巻き込まれ死亡した。
ゆきぽ達は何も躊躇うことなくスコップで通行人を次々に刺し、持っていた食べ物などを奪い去って行った。同様の事件は世界中で起こっている。
255
:
ゆきぽvs人類
:2019/10/04(金) 00:21:59 ID:jQQFZ54k
「酷いもんですよ。我が国が国力を総動員して作った空港も奴らのせいで使い物にならなくなった。」
そう嘆くのは中国だ。中国は完成間近だった北京大興国際空港がゆきぽによって破壊された。これにより国家主席は大激怒、ゆきぽ掃討作戦が準備中だ。
「我が国は皇太子殿下を乗せた車が奴らの掘った穴にハマってしまい、皇太子殿下が足を骨折する重症を負ってしまいました。」
そう嘆くのはイギリスだ。この事件によりイギリス国民は大激怒、大規模デモが行われている。しかしそのデモの最中にゆきぽが現れ、虐殺事件が起こってしまい、今ではデモは行われなくなっていた。だからと言って国民の怒りが収まっていた訳では無い。
このような事案は世界中で起こっていた。そして、ゆきぽ駆除が行われることが安保理決議された。
256
:
ゆきぽvs人類
:2019/10/04(金) 00:24:22 ID:jQQFZ54k
ゆきぽは尻尾が生えている時期に最も人を襲った。つまり冬だ。冬はゆきぽの行動が3割増しで雑になる。その影響か、ゆきぽの気性が荒くなる。さらにゆきぽは冬に子育てをするため、食料を求めて人を襲いやすくなる。
今はもうゆきぽには尻尾が生えていない。そのため比較的大人しい。ニコニコ微笑みながら近づけばゆきぽもヘラヘラ笑いながら近づいてくる。次の冬までに奴らを駆除しなければ人類は滅亡するだろう。
257
:
ゆきぽvs人類
:2019/10/04(金) 00:26:03 ID:jQQFZ54k
東京
世界中の都市では外出は禁止されており、日本でもそれは同じだった。
普段なら多くの人々が行き交う世界最大級の都市も人っ子一人居らず、多くのゆきぽが溢れていた。
「ぽえー」「ぽー」「ぱうー」「ぽえー」
ゆきぽの鳴き声が響いている。そこへ、
ゴゴゴゴゴゴ…
地鳴りのような音が近づいてきた。
「ぽえ?」
ゆきぽ達が首を傾げる。現れたのは、
ガリガリガリガリガリ!
「ぽ!?」
陸上自衛隊の90式戦車だ。ゆきぽが穴を掘ってできた細かい瓦礫を踏み締める音がゆきぽの鳴き声をかき消す。
90式戦車は120mmの大きなその主砲を発射…はせず、そのままゆきぽの方へ突っ込んでいった。
258
:
ゆきぽvs人類
:2019/10/04(金) 00:28:15 ID:jQQFZ54k
ブチ!ブチ!ブチ!ブチ!
約50tの90式戦車は次々にゆきぽを踏み潰していき、ブチブチと汚い音が鳴る。そして同時に、
「ぽぎぃぃぃぃぃぃぃぃ!」
「ぽぎゃあああああああぁぁぁぁああ!」
「ぽいいいぃいぃぃいいぃぃ!」
ゆきぽの叫び声が響く。少しうるさいが実に心地良い。
「ぽ」と発音するためには一度口を閉じなければならないのだが、こんな状況でも「ぽ」と発音しているゆきぽは実は余裕なんじゃないだろうか。
道はゆきぽの掘った穴やゆきぽでガタガタだが90式戦車はそれをものともせず履帯で乗り越えて行く。
「ぷぎぇぇぇぇぇぇぇえええぇ!」
「ぽぎょぉぉぉぉおおぉ!」
「ぷがぁぁぁぁぉぁああああああぁぁ!」
「ぴぎぃぃぃぃぃぃいいい!」
ゆきぽは様々な叫び声を上げる。実に実に心地良い。
259
:
ゆきぽvs人類
:2019/10/04(金) 00:29:31 ID:jQQFZ54k
別の場所
武装した自衛官がゆきぽに近づいて行く。
「ゆきぽは可愛いなぁ、おいでー」
彼はニコニコ微笑んでいる。
「ぽえー///」
ゆきぽが恥ずかしそうに自衛官の方へ近づいて行く。可愛がられるとでも思っているのだろうか。実に気持ち悪い。
このゆきぽは知らなかった。この自衛官の家族はゆきぽによって惨殺されたことに。
ガシッ
「ぽ?」
自衛官がゆきぽの髪を掴む。そして持ち上げた。
「ぽえぇぇぇ!ぷい〜、ぷぇぇぇぇん!」
ゆきぽが泣き出す。この害獣、平気で人を襲う癖に泣き虫なのだ。しかしそんなことはこの自衛官は気にしない。
バキッ!
「ぽがぁっ!」
思い切りゆきぽを殴る。拳はゆきぽのぷにぷにの頬に直撃する。ほんのり桜色だった頬はだんだん赤くなってくる。それでも自衛官は殴る手を止めない。
「お前らの、せいで、妻が!娘が!」
バキッ!バキッ!バキッ!
「ぽぎゃっ!ぽがっ!ぽいん!」
260
:
ゆきぽvs人類
:2019/10/04(金) 00:30:11 ID:jQQFZ54k
そして自衛官はゆきぽの白いワンピースを引きちぎり始めた。
「ぽ!?ぽえぽえ!!」
ビリッ!
「ぽやぁん///!ぽえ///!ぽいいん///!」
このゆきぽ顔を赤らめて手で胸や性器を隠そうとしている。こいつ害獣の癖に一丁前に羞恥心なんか持ち合わせているのか。ますます気持ち悪く感じる。
「ぽええん///!ぽいい///!」
ゆきぽは何かお願いをしている。まさかこいつ自分がこれから犯されるとでも思っているのだろうか。お願いしなくても誰も犯す訳が無いのに。
ゆきぽは手足を後ろで縛られる。その際かなり抵抗したが、そこは自衛官。力では負けない。
全裸で手足を結ばれたゆきぽは屈辱そうな顔をしている。
「ぽえええ!ぽいいぃぃん!」
これを解け、と言っているようだが自衛官には通じない。ゆきぽは憎悪に満ちた目で自衛官を睨みつける。しかし、
キッ!
自衛官も憎悪に満ちた冷酷な目でゆきぽを睨みつける。
「ぽっ…」
元々臆病な性格のゆきぽは睨みつけられて怖気付く。体は震えている。
261
:
ゆきぽvs人類
:2019/10/04(金) 00:31:27 ID:jQQFZ54k
すると自衛官はゆきぽの性器を指で開いたのだ。
「ぽ///!?ぽやぁん///!ぽいぃぃ///!」
ゆきぽの顔が茹でダコのように真っ赤になる。誰も犯すわけないと言ったが、この自衛官はまさかゆきぽを犯すつもりなのか?
まあそんなことあるはずがない。自衛官はポケットからデスソースを取り出した。そしてそのデスソースをゆきぽの性器にかけた。
「ぽぎゃああああああああ!!」
デスソースは粘膜の薄い性器を痛めつける。突如襲った激痛にゆきぽはもう羞恥心なんて忘れていた。
その後、自衛官はコンバットナイフを取り出し、それでゆきぽの顔や身体を傷付ける。
「ぽえええ!ぽぎぃぃん!」
暫くそうしていたが、やがてゆきぽを地面に叩きつける。
「ぽぎゃっ!」
ゆきぽは身体中傷だらけだ。そして自衛官は遂に89式小銃を取り出す。
「アタレ3」と書かれたセレクター装置のレバーを「ア」の位置から「3」の位置へ動かす。
「ア」は安全装置、「3」は3連射を意味する。自衛官は少し距離を置き、地面に転がっているゆきぽに銃口を向ける。そして引き金を引く。
バババン!バババン!バババン!
街中に銃声が響く。
「ぽぎぃぃぃぃぃぃぃぃ!ぽんがぁぁぁぁぁぁあああぁ!」
ゆきぽの汚い叫び声が響く。やがて、
「」
ゆきぽが絶命する。自衛官の顔は家族の仇を取れたからか、清々しそうだ。しかし、どこか悲しそうでもある。
262
:
ゆきぽvs人類
:2019/10/04(金) 00:32:53 ID:jQQFZ54k
アメリカ
「Fuck you!!」
ババババババババババババ!
「ぽぎゃああああああああ!」
「ぽがあぁぁぁぁいぃぃぃ!!」
ゆきぽがミニガンで掃討されていく。
ロシア
「Урааааааааааааааааа!!!」
ババババババ!ズドーン!ドガーン!バーン!
「ぽぐおおおおおおおおおお!!」
「ぷぎゅうぅあああああああ!!」
圧倒的物量でゆきぽが殲滅されていく。
北朝鮮
ズドーーーーーーーーーン!!!
「」
「」
「」
ゆきぽ達が核実験に利用され、核爆発により即死する。
このようにゆきぽは世界中の軍隊により駆除されていった。
ゆきぽは陸だけでなく海にも溢れていたが各国海軍の速射砲や沿岸警備隊の機関砲により掃討されていった。
広大な平原や砂漠に大量発生していたゆきぽは各国空軍による爆撃で掃討されていった。
263
:
ゆきぽvs人類
:2019/10/04(金) 00:33:37 ID:jQQFZ54k
そして半年後、
「ぽ…………」
最後のゆきぽが死んだ。これによりゆきぽの絶滅が宣言され、1年半にも及ぶゆきぽと人類の戦いが幕を下ろした。
人類にとって初めてとなる生き残りをかけた種族同士の争いとなった。
ゆきぽは突如現れた生物だった。もしかしたら神が地球で好き勝手やっていた人類に対して与えた試練だったのかもしれない。
「かっか!」
264
:
ゆきぽvs人類
:2019/10/04(金) 00:34:52 ID:jQQFZ54k
以上です
リアル自衛官はこんな鬼畜じゃないから安心してね!
265
:
名無しさん
:2019/10/05(土) 00:22:37 ID:FSne/tnk
乙です
ゆきぽって駆除するとしたらマジで厄介ですよねー
266
:
名無しさん
:2019/10/05(土) 20:33:00 ID:7rrsIFRk
ニコニコぷちますの最新話
あふぅとちっちゃんの組み合わせは珍しいですね
267
:
名無しさん
:2019/10/06(日) 00:26:58 ID:BEn3UMPM
あふぅとちっちゃんってお互いの存在に違和感ありそう
ちっちゃん「めっ(なんであいつはお世話になってるのに何も仕事しないのかしら?)」
あふぅ「なの(なんであいつはおにぎりを貰えないのに働いてるんスか?)」
ゆきぽはアホだから何の疑問もないだろうけどあふぅはなんか首かしげてそう
268
:
名無しさん
:2019/10/06(日) 23:27:47 ID:YrITfFS2
ちびき「はいさい!」
もうすぐ誕生日だぞー
269
:
名無しさん
:2019/10/08(火) 23:38:23 ID:/WJTgCpc
pixivコミックでもぷちますが読めますね
270
:
名無しさん
:2019/10/10(木) 20:41:00 ID:9LNr4Qio
またもや台風接近
野良ぷちの死骸清掃の準備をお願いします
271
:
名無しさん
:2019/10/15(火) 06:58:21 ID:NOQRzHFk
ゆきぽ「ぽえ〜」
台風で巣穴が水浸しになってしまったようです
272
:
名無しさん
:2019/10/26(土) 12:24:50 ID:RJN05/rU
一ヶ月早いですね
ニコニコぷちます更新。久々の二本立て
273
:
名無しさん
:2019/10/27(日) 15:42:47 ID:JWxTX6ug
Pがアイドルにそれなりに評価されててちょっと嬉しい
274
:
名無しさん
:2019/10/27(日) 17:22:16 ID:8nUR0veM
ぷちにとっては怒らせたら怖い存在はやよいでしょうね
275
:
名無しさん
:2019/11/04(月) 03:46:18 ID:qatSfexE
昨日したらば自体がアクセス不能になってたみたいですね
一瞬、スレが消滅してしまったのかと思った
276
:
名無しさん
:2019/12/02(月) 07:11:14 ID:7RxdV.EI
ぷちます12巻が今月発売されるそうです
277
:
名無しさん
:2019/12/02(月) 14:07:56 ID:xNexzpQo
今回は初版限定特典無しか…そろそろ打ち切られそう
278
:
名無しさん
:2019/12/08(日) 23:55:39 ID:2FC3VoZQ
まったく寂しい状況ですね
279
:
名無しさん
:2019/12/09(月) 12:46:20 ID:dFirFiC2
明音先生は10月から新連載作品がスタートしたみたいです。チラッと表紙らしきものを見たら害獣チックなキャラが二匹…
280
:
名無しさん
:2019/12/09(月) 23:29:34 ID:2gzNhLFg
たかにゃ+やよみたいな、どこ見てんのかわからないキモカワクリーチャーでしたね
281
:
名無しさん
:2019/12/10(火) 06:03:50 ID:eorUZTgA
原作者は別なんですね
282
:
令和のテロリスト
:2019/12/13(金) 15:16:24 ID:HP6tLGmM
残念ながらぷ虐もいよいよ終わりが近づいてきました。せめてこのスレだけは完走させてから自分は筆を折る事にします。今回は完全に趣味全開で書きました。お話の中に複数の実在する人物が登場しますが人物は全ていわゆる二つ名、異名にしています
283
:
令和のテロリスト
:2019/12/13(金) 15:17:33 ID:HP6tLGmM
765プロ 事務所
P「あれ?まこちー、どうした?真は今日オフのはずだけど」
まこちー「まきょ、まきょ」(雪歩さんとお買い物に行くみたいです。お家だと退屈だから事務所で待ってて、って)
P「そういう事か。…ところでまこちー、今年ももう終わりだけどまこちーの今年一番の思い出ってなんだ?」
まこちー「まきょー、まきょー」(プロレスの『真夏の祭典』を会場に観に行ったのが一番かなぁ。大好きな『ゴールデン☆スター』さんが優勝したので)
P「あー、まこちーはプロレス好きだもんな」
まこちーはプロレスが大好きなぷち。ちなみに得意技はまこちースペシャルという関節技と水車投げ。Pはその水車投げで病院送りにされた過去がある。
まこちー「まきょ、まきょ」(レスラーさんってカッコいい人が多いですからね。『レインメーカー』さんとかも)
P「最近のレスラーはイケメンが多いからな。昔はコワモテ揃いだったのに」
まこちー「まきょ、まきょ?」(昔のレスラーって大晦日に山ちゃんにビンタする人とかですよね?)
P「いまや年の瀬の名物だよなあの人。まあ、あんな感じのいかつい人が多かったっけ。今でもそういうレスラーはいないわけじゃないけど、時代は変わったよな〜。ああ、変わったと言えば、これもだな」スッ
パチッ
Pがまこちーの胸に軽く逆水平チョップを放った。
まこちー「まきょ?まきょー」(逆水平チョップ、ですか?今でも試合でたまに見ますけど)
P「たまに、だろ?昔はチョップと言えばこの人!みたいなレスラーが必ずいたんだよなぁ。知ってるかまこちー、日本プロレスの最初の必殺技はチョップなんだよ」
まこちー「まきょ?まきょ、まきょ」(そうなんですか?チョップが必殺技ってなんかティンとこないです)
P「だろうな。今日はまこちーにプロレスにおけるチョップの歴史と撃ち方、その威力なんかを教えてあげよう」
まこちー「まきょ」コクン
284
:
令和のテロリスト
:2019/12/13(金) 15:19:03 ID:HP6tLGmM
P「まずは歴史からだな。俺の独断で選んだチョップの名手を四人紹介しよう。チョップの歴史のみならずリング史を語る上でも外せない四人だと思う。1人目はこの人、『日本プロレス界の父』だ。脈々と受け継がれてきたチョップの名手の系譜はこの人から始まった」スッ
Pはスマホで検索してヒットした画像をまこちーに見せる
画面に表示されているのはチャンピオンベルトをまいた腰に手をあてている黒いロングタイツ姿のレスラー
まこちー「まきょ?まきょー…」(この人がですか?思ったより普通のおじさんですね…)
P「見た目はな…でも終戦後の日本で外人レスラーをバッタバッタとなぎ倒すその姿は日本中に元気を与えたそうだ。ちょうどそのころテレビの放送も始まって、この人の試合放送を全国民が楽しみにしていたらしい」
まこちー「まきょー…」(へぇ〜プロレスが国民的行事だった時があったんですね…)
P「今じゃ考えられないよな。じゃあ、二人目はこの人、『世界の巨人』だ」
次に画面に表示されたのは派手なガウンに身を包み腕を組んでいるレスラー
まこちー「まきょー…まきょ」(なんていうか…全体的に『長い』人ですね…でもちょっと優しそう)
P「身長が2メートル9センチあるそうだ。俺より30センチほどデカい。ウチで言うと響や伊織あたりが俺と30センチ差くらいかな?これでこの人がどれだけデカいのか何となく伝わると思う」
まこちー「まきょー」(はぇ〜すっごいおっきい)
P「体重も全盛期は135キロとの事だ。そりゃ強さに関しては『デカァァァァァいッ説明不要!!』って感じだな。次は三人目、『ミスター・プロレス』だ」スッ
次に画面に表示されたのはファイティングポーズをとったパーマ頭のいかにも強面といった感じのレスラー
まこちー「まきょー!まきょ、まきょー?」(この人は見た事あります!確か前に『レインメーカー』さんと試合しましたよね?)
P「その通り。あれがこの人の引退試合だった」
まこちー「まきょー、まきょー」(身体もだらしなかったしそんなにすごいレスラーじゃなかったような…試合も一方的だったし。でも、一緒に観てた真さんのお父さんは何故か泣いてました)
P「あの試合だけを観るとな…あの時彼は65才で相手はバリバリのトップレスラー、勝つ可能性はゼロに近かった。それでも勝利への執念で必死に相手に食らいつく姿には俺も胸をうたれたし、それを全て受け止めた上で『介錯』をつとめた『レインメーカー』もまた、見事だったよ。…話はそれたが40年近い現役生活をずっと第一線でやってきた実績は『ミスター・プロレス』と呼ばれるのに相応しいものだよ。四人目は『絶対王者』、次で最後だ」スッ
画面に表示されたのは握りこぶしをつくって何やら叫んでいる感じの屈強な体躯のレスラー
まこちー「まきょー!まきょ」(スゴい身体してますね!この人が一番強そうです)
P「とにかくトレーニングが好きだったらしいな。特にこの上腕、全盛期は腕回りが53〜54センチあったとの事だ。たびたび比較対象に出すようだがこの数値は伊織のウエスト周りに近い数値」
まこちー「まきょー」(お太い)
P「以上が俺の選んだチョップの名手四人だ。次はそれぞれの必殺チョップの撃ち方を伝授しよう」
まこちー「まきょ」コクン
2時間後
P「さすがまこちー、スジがいいな。完璧だ」ナデナデ
285
:
令和のテロリスト
:2019/12/13(金) 15:20:08 ID:HP6tLGmM
まこちー「へへっ///」テレテレ
P「さて、あとは威力を試すだけだな」
まこちー「まきょ?」(どうやって?)
P「そりゃあ、他のぷちで試し斬りだろ」
まこちー「まきょ…?」
Pは事もなげにそう答えた。
まこちー「まきょ、まきょ!まきょー!」(無理無理無理!怒られちゃいますよ!)
P「大丈夫大丈夫、俺にそそのかされたって言えば俺がお仕置きされてまこちーはお咎めなしでまるくおさまる話さ。…なんせ身に覚えのない事ですら俺のせいになったりする始末だもんな…ハハハ」(遠い目)
まこちー「まきょ…」
『他のぷちで試し斬り』
このような提案を受諾させるのは難しい。だがまこちーは真の過剰な愛情を断りきれずに劇太りしてしまうほど『お人好し』なぷち。
P「…はぁ…俺っていったいなんなんだろうな…」フゥ…
まこちー「まきょ…」オロオロ
同情をひき
P「なあ…まこちー、誰も俺の言う事なんて聞いちゃくれないんだ。まこちーだけは俺の言う事、聞いてくれるよな?」
まこちー「まきょ…ヤーヤー、ヤー!!」(うう…聞いてあげたいけど…でもダメです。他の子達にチョップなんてしたくありません!)
P「そこをなんとか!」ペコリ
まこちー「まきょ!」(イヤです!)
とにかく押し(お人好しは基本押しに弱い)
P「そっか…俺はまこちーに水車投げ食らって病院送りだったけどな…俺にはよくてぷちにはダメか…そっか…」
まこちー「まきょ…」オタオタ
弱みにつけこみ
P「頼む!そもそもグーパンチが反則でチョップはOKって時点で安全性には問題がない技だって事だし、くらったぷちが病院送りになったりする事は絶対ないから!怪我をするぷちはいないしまこちーが怒られる事もない!なあ、いいだろ?責任は全部俺がとるから!」
まこちー本人や被害ぷちの身の安全を保障しながら、更に押す、押す、押す。すると
まこちー「まきょ…ヤー!」(分かりました…でも何かあったら責任は全部Pさんがとって下さいね!)
お人好しを籠絡するのは容易い。
P「よし!そうと決まればさっそく休憩室にGO!」
Pとまこちーはぷち達が過ごす休憩室へ。
休憩室
まこちー「まきょー?」(誰にどのチョップをすればいいんですか?)
286
:
令和のテロリスト
:2019/12/13(金) 15:21:18 ID:HP6tLGmM
P「順番通りにいこう。最初は『日本プロレス界の父』のチョップからだ。相手は…彼の対戦相手に『銀髪鬼』の異名をもつレスラーがいてな…」
まこちー「まきょ?まきょ…」(銀髪?あっ…)
たかにゃ「zzz…」
たかにゃはいつものように逆さにぶら下がってお昼寝中。
まこちー「まきょまきょ!まきょー」(無理無理!たかにゃに当てる自信ないですよ)
たかにゃはまるで忍者のように俊敏で身体能力はぷちの中でもトップクラス。
P「トランキーロ…焦んなよ…作戦はある」ヒソヒソ
まこちーに作戦を耳打ちするP。
まこちー「まきょー…」(騙し討ちですね…)
P「そうでもしないと当たらないからな。じゃあ、たかにゃ呼んでくるから」スタスタ
Pは寝ているたかにゃの元へ
P「たかにゃ」ユサユサ
たかにゃ「むにゃ…しじょ?」『何用?』
P「まこちーがまた太っちゃったから運動として相撲でも取らせようかと思って。相手になってもらえないか?」
たかにゃ「しじょ。ぽー、ぽー」『浮世絵風のゆきぽの似顔絵』
ゆきぽはまこちーと同じパワー系のぷち。確かに相撲を取らせるならゆきぽの方が適任だ。
P「話は最後まで聞いてくれ。相撲と言えば懸賞、そして俺は懸賞としてこれをかける」スッ
『美味しいカップラーメン』
P「懸賞がこれならたかにゃの方が…」
たかにゃ「しじょ!」『快諾』『ごっつぁんです』
P「交渉成立だな」ニヤリ
P(これで『銀髪鬼』を土俵にまでは引きずり出せたな…あとは立ち合いで変化させないようにしないと)
適当にチョークで書いた土俵が必殺チョップ威力検証の舞台となる。
P「せっかくだから四股名をつけよう。たかにゃは第65代横綱にあやかって『たかにゃ花』だ」
たかにゃ「しじょっ!」『不惜身命』
P「んで、まこちーは第70代横綱にあやかって『はるまこちー』な」
まこちー(あれ、そのお相撲さん達の名前ちょっと前にテレビでよく聞いたような…)
たかにゃ「しじょっ!」『因縁対決』『遺恨試合』
P「あの事件に関わった人物は結局みんな表舞台からいなくなっちゃったな…まあ、二人とも横綱の名に恥じないよう正々堂々とした相撲をとって欲しい」
たかにゃ「しじょ」コクッ『横綱相撲』
まこちー「まきょ…」コクッ
P(たかにゃはひねくれた子じゃないからこれで立ち合いの変化はしないはずだ。俺にできるのはここまで…掴まれる前に決めてくれよまこちー)
両者土俵に入り、立ち合い
P「はっけよい…のこった!」バッ
立ち合いの瞬間、まこちーの上体があがった。
たかにゃ(低く当たって一気に押し切る!)
正面だけを見ていたたかにゃには、まこちーが右腕を振り上げている姿は見えなかった。
たかにゃ「しっ…」ダッ!
まこちー(たかにゃ…ごめん!)
まこちー「ヤー!!」ブンッ
ビシイッ!!
たかにゃ「じょああああああああああっ?!!」
ドサッ…
たかにゃ「あ…ぁ…」ピクピク…ブクブク…
まこちーのチョップがたかにゃの首筋に直撃、ウルト◯マンのような絶叫をあげ、たかにゃKO
P「はるまこちー!はるまこちー!」(勝ち名乗り)
たかにゃ花●ー◯はるまこちー 決まり手:突き倒し
287
:
令和のテロリスト
:2019/12/13(金) 15:22:25 ID:HP6tLGmM
P「見事な『空手チョップ』だった。さすがまこちー」パチパチ
まこちー「まきょー!まきょー?」(そんな事言ってる場合じゃないでしょう!たかにゃ泡吹いて気絶してるんですよ?)
P「一時的なものだ。首には頸動脈洞っていうのがあってそこを強く刺激すると血圧が下がり一時的な貧血状態になる。その結果がこの失神KOってわけだ。絞め技で落とすのと原理は一緒だな」
まこちー「まきょ、まきょー?!」(どうやったら目を覚ますんですか?!)
P(本当なら足を上部に持ち上げて血液を頭に流れやすくするんだが…あまり早く目を覚まされると厄介だな)
スタスタ
Pは給湯室に入り
ペタ
たかにゃの額にちっちゃん愛用の貼るタイプの冷却材を貼った。
P「これで安静にしてれば大丈夫」
もちろんこれは嘘、効果はない。
まこちー「まきょ?」(これでホントに大丈夫なんですね?)
P「大丈夫大丈夫、それより…もう後戻りできなくなったな、俺たち」
まこちー「まきょ…」ゴクッ
P「今さら後にはひけない。次は『世界の巨人』だ。いいな?」
まこちー「まきょ…」コクッ
P(どうにか『越えてもらいたい一線』は越えさせたな。まこちー本人もさっさと残りを仕留めて終わらせたい心境だろう。嫌がったらたかにゃの件を全部まこちーに押しつけると言って脅せばいい)
流れるように騒動の片棒をそっとまこちーの肩に担がせるP。繰り返すが、お人好しを籠絡するのは容易い。
P「さて、次は『世界の巨人』だが…まこちーは『優しそう』と言ってたが基本的にはおおらかな人だったらしい。だが自分が敵だと見なした人間には冷酷な一面もあったようだ。原因は定かじゃないがある試合で彼は対戦相手の左腕を執拗に痛めつけ、折った」
まこちー「まきょ…」ブルッ
P「その時の対戦相手は『金狼』と呼ばれていた悪役レスラー、金髪に染めた髪がトレードマークだった」
まこちー「まきょ」(あふぅですね)
P「その通り。俺がおにぎりでおびき寄せるからまこちーは俺の陰に隠れて待機、いけるタイミングでドカンと…いいな?」
まこちー「…」コクッ
あふぅ「zzz…」
P「あふぅ、起きろ」ユサユサ
あふぅ「ナー…ナノー?」コシコシ
P「…」タタッ
まこちー「…」ササッ
お昼寝中のあふぅをゆすって起こし、起きた事を確認して距離を取るP。まこちーはその足元に隠れた。
あふぅ「ナノー?」(どうしたんスか?)コシコシ
P「ああ、朝コンビニでおにぎり買って来たんだけと取り間違えちゃったみたいで欲しい味じゃなくてさ。良かったら食べないか?」
あふぅ「ナー?ナーノー」(いいんスか?じゃあもらうっス)タタッ
あふぅが小走りでPに近づく。
P「はは、慌てるな慌てるな、おにぎりは逃げないぞー」
あふぅがおにぎりまであと1あふぅほどの距離まで近づいた瞬間
まこちー「…」スッ
P「おにぎりは逃げない。むしろ待ち構えてる」
あふぅ「ナ?」
まこちー「…」ガシッ
左手であふぅの頭を掴み固定、振り上げた右手はあふぅの脳天に吸い込まれるように垂直にふりおろされた。
まこちー「ヤー!!」ブンッ
ドガンッッ!!!
あふぅ「ニャア゛ーーーーーーーーーッ!!!」
あふぅ「…」バタッ
あふぅは頭に特大のたんこぶを作ってその場に倒れ伏した。
288
:
令和のテロリスト
:2019/12/13(金) 15:23:19 ID:HP6tLGmM
P「よし!『脳天唐竹割り』も完璧だ」
まこちー「まきょ」(どこかで見た事のあるKOシーンですね)
P「ちっちゃんにハリセンでしばかれた時と一緒だな」
まこちー「まきょ」(ならほっといても大丈夫ですね)
P(あふぅに対しては冷たい…辻斬りになれてきたからなのか、相手があふぅだからなのか判断に困るな…)
「薬飲むの苦いからイヤ」と逃げた時、いおから木をなぎ倒すほどのビームを撃たれ、ちびきからはヤマタノオロチをけしかけられ最終的にはワニに噛まれて捕まる、あふぅとはそんなぷちだ。
P「次にいく前に打ち合わせをしておく。『ミスター・プロレス』は色々なレスラーと試合をしたが『革命戦士』との試合はラリアットとチョップが飛び交うバチバチのぶつかり合いだったそうだ。その選手の特徴は長髪」
まこちー「まきょ…まきょー」(と言う事は…ちひゃーですね)
P「その通り。そして次、最後の『絶対王者』の相手は誰でもいい。ちひゃーを仕留めた時一番近くにいるヤツに仕掛けてくれ」
まこちー「まきょ?まきょ、まきょー」(どうしたんですか?三人目まではレスラーの因縁にちなんだぷちを選んでたのに)
P「簡単だ。『絶対王者』にライバルなどいない、以上」
まこちー「まきょ、まきょー」(1人くらいはいるでしょ、いくらなんでも)
P「いるにはいる。特に『エルボーの貴公子』との試合は毎回壮絶な闘い…でも彼の最大の敵はいつでも自分自身だった。相手の技を全て受けた上でねじふせて勝つそのファイトスタイルはまさにプロレスラーの理想像だったが、それが原因で怪我が多くてな。ひざの負傷に始まり両ひじ、首…更には腎臓がんで腎臓を1つ摘出した。それでも彼は何度も復帰し、信じられない事に復帰後もそのファイトスタイルは変えなかった。そんな彼が引退を考えたきっかけは骨盤が真っ二つに割れた事が原因だそうだ。骨盤の骨を右ひざに移植、骨盤には移植した骨の代わりにセラミックを入れて補強していたそうだが、そのセラミックの部分から割れたらしい」
まこちー「まきょー…」(壮絶ですね…)
P「自分に対して一切妥協をしない男のチョップは撃つ方の肉体的負担も相当なものだろう。まこちーも最後のチョップは自分との闘いになるが、相手が誰であれ最後の最後まで力を振り絞ってほしい、いいな?」
まこちー「まきょ」コクン
P(もっともらしい理屈で何とか丸め込めたな…)
ちなみに『エルボーの貴公子』のイメージカラーは緑。Pの理屈ならぴよぴよがターゲットになる。ぴよぴよがその気になればまこちーでは指一本触れる事はできない。
P「ちひゃーは…探すまでもないか」
ちひゃー「くう〜〜〜〜♪」
ぷぁ〜〜 トントン
汚歌と駄楽器の共演が聞こえてきた。
P「好都合だ。『絶対王者』の相手はゆきぽで決まりだな」
289
:
令和のテロリスト
:2019/12/13(金) 15:24:19 ID:HP6tLGmM
まこちー「まきょー…」(あんなに楽しそうにしてるとこに乱入するのは罪悪感が…)
P(さっきの勢いはやはり相手があふぅだったからか。手にかけておいてアレだか不憫なやつだ)
P「プロレスには昭和にも平成にも『テロリスト』と呼ばれた悪役レスラーがいた。ちょうどいい。『令和のテロリスト』の称号は俺たちがいただいておこう」
まこちー「まきょー…」(悪役レスラー…イヤだなぁ…)
P「まあそう言うな。悪役レスラー、ヒールだってプロレスでは重要な役割だ。今年の『真夏の祭典』がまこちーの今年一番の思い出になったのは決勝の対戦カードも1つの要因じゃないか?」
まこちー「まきょ、まきょー」(それはあるかも。ボクの嫌いな『スイッチブレード』に『ゴールデン☆スター』さんが勝って優勝しましたから)
P「まこちーがそう感じたのなら『スイッチブレード』は良いヒールって事だ。ヒールは善玉レスラー、ベビーフェイスの魅力を際立たせる為に存在してるからな。しっかり役割を果たせてるって事」
まこちー「まきょ…まきょー」(それはそうかも…でも、ボクはヒールなんてやりたくないなぁ)
P「実はヒールはちゃんとした人にしかつとまらないらしい。悪役レスラーは実はいい人、って話は聞いた事あるんじゃないか?」
まこちー「まきょ?まきょー」(それホントなんですか?怖そうな顔して割と普通の人だからそのギャップで余計にいい人っぽく見えるだけじゃ)
P「鋭い意見だな。確かにそれは否定できないが…ヒールはプロレス団体が主導でどの選手をヒールにするか決めてるらしい。例えば、ウチがプロレス団体でアイドルがレスラーだったとしよう。まこちーなら誰をヒールにする?」
まこちー「まきょー」(難しい質問ですね)
P「消去法でいこう。たとえば真はどうだ?」
まこちー「まきょ、まきょー」(手加減できないタイプだから不安ですね)
P「その調子で適性のないアイドルを外していこうか」
まこちー「まきょ、まきょー、まきょー、…まきょ」(貴音さんはわけわかんない事しそうだから無理、おんなじ理由で千早さんも無理、春香さんはレフェリーより存在感がないからダメ、…ホントだ、選ぶとしたらちゃんとした人しか残らないや)
P「だろ?俺も選ぶとしたら、そういうのが分かってる律子、しっかり者で責任感の強い響、プロ意識が高い伊織を選ぶもんな。今回まこちーにヒールをやってもらうのも同じ理由だ。まこちーはぷちの中ではちゃんとしてる子だからヒールもしっかりこなせると思って」
まこちー「へへっ///」(そう言われると悪い気はしないですね///)
P「それに日常的に演じてるところはあるもんな。ホントは少食なのに真が嬉しそうに食べ物を持ってくるから頑張って食べたり…」
まこちー「まきょー」(確かに)
P「後の事は約束通り俺が全部やるから、あとちょっとだけヒールに徹してくれ。もう一度言うが、これはまこちーがちゃんとした子だから頼める事だ。俺の大好きなチョップの威力がぷちでも通用するところをみせて欲しい」
まこちー「まきょ」コクン
P(ちょろい)
再三になるが、お人好しを籠絡するのは容易い。
Pは壁際を進んで二匹の背後からまわりこむようまこちーに指示を出した。まこちーは慎重に歩を進め、まずはちひゃーの背後をとる。
290
:
令和のテロリスト
:2019/12/13(金) 15:25:14 ID:HP6tLGmM
ちひゃー「くう〜〜〜〜♪」
まこちー「…」スッ…
まこちーは意を決してちひゃーの正面にまわりこむ。
ちひゃー「くう〜〜♪…くっ?」
まこちー「…」グッ
『ミスター・プロレス』のチョップは見た目は普通の逆水平チョップ。 だがただの逆水平とは違いが二つある。
一つはフォーム。現在プロ野球の某チームの監督を務める人物が野球解説者時代、彼のチョップを『まるで超一流の左バッターのスイングのようだ』と評した。当てて、押し込む。自身の力が当てる対象に正しく伝わる理想的なフォームでチョップは放たれる。
二つ目はチョップを当てる箇所。普通の逆水平チョップは主に相手の胸めがけて放たれるが
まこちー「ヤー!!」
カンッ!
ちひゃー「ぐえうふっ?!!」
彼のチョップはプロレスラーでも鍛える事のできないのど笛に放たれる。理想的なフォームで鍛える事ができない急所をピンポイントで叩く。これが「もっともえげつないチョップ」と恐れられた『ミスター・プロレス』のチョップである。
ちひゃー「ぐうぅぅぅ!ぐうぅぅぅぅぅぅ…!」ゴロゴロ
かすれた声でうめき声をあげ床を転がるちひゃー。
P「…ぷっ!」
それを見て吹き出すP。余談だが『ミスター・プロレス』もかすれたハスキーボイスが特徴である。
P(これで汚歌もしばらく歌えないな)フフッ
まこちー「…」ユラリ
ゆきぽ「ぽ?!ぽ?!」パチクリ
いよいよ最後の標的ゆきぽに狙いを定めるまこちー。
P「まこちー!まずは壁際にゆきぽを追い込め!」
まこちー「まきょー!」ガシッ ダダダッ!
ゆきぽ「ぽ?ぽえぇ〜?!」
まこちーはゆきぽを吊り上げ壁際にダッシュ。パワーはまこちーと互角のゆきぽだがこうなっては死に体、されるがままに壁際まで一気に押し込まれた。
P「よし!最後だ!いけ!」
まこちー「まきょ!」グッ
左手を握りこむまこちー、そして
まこちー「ヤー!!ヤー!!ヤー!!ヤー!!」
バチィィン!バチィィン!バチィィン!バチィィン!…
ゆきぽ「ぽぎゃ!ぽぎぃ!ぷぎゃあ!ぱぅうああっ!」
P「無呼吸!無呼吸!!気合いだ!気合いだ!気合いだ!気合いだー!」ブンブン
ゆきぽの胸元にマシンガンのように叩き込まれる逆水平チョップの嵐。握りこんだ左手は身体の中心がぶれないようにバランスを取る役目がある。
たびたび余談だがこの握りこぶしは『絶対王者』のトレードマーク。若手時代は『青春の握りこぶし』と呼ばれていた。
バチィィン!バチィィン!
まこちー「はぁ…はあっ…」グッ
ゆきぽ「ぷぅあぁ…」ガクガク
まこちー「ヤー!!!」クルッ
ベチイッ!!
ゆきぽ「ぽんぎゃああああああああああああああっ!!!」
ドサッ
ゆきぽ「…」ピク…ピク…
無呼吸でチョップを連発し、最後は再び左手を握りこんだあとターンして相手の左の首筋に最後の一発を打ち込むのが『絶対王者』の
ムーブだ。
291
:
令和のテロリスト
:2019/12/13(金) 15:30:12 ID:HP6tLGmM
P「完璧だ!さすがまこちー」タタッ
Pはまこちーに駆け寄り
P「よくやってくれた」スッ
まこちーの手に届く位置に手のひらを差し出した。
まこちー「まきょ?まきょー…」(ハイタッチですか?さすがにそんな気分にはなれないです…)
P「まこちー、プロレスでタッチってどんな時にするんだっけ?」
まこちー「まきょ?まきょ…」(え?そりゃタッグマッチで選手交代の時じゃ…)
P「そう。そろそろだな…」
ガチャ
律子「プロデューサー…たかにゃからコレ、渡されたんですけど…」ゴゴゴゴ…
たかにゃ「ぐすっ…;;」
休憩室のドアが開き、左手に『被害届』と書かれたスケッチブック、右手にたかにゃを抱いた鬼の形相の律子が登場。
P「なっ?必要だろ?タッチ」
まこちー「ま、まきょ!」パチン
律子の形相を見るやすぐにPにタッチするまこちー。
P「ま、当然の事が当然のように起きてるだけの事。そう、まさにディスティーノってヤツだ」
まこちー(さっきトランキーロも使ってたっけ。Pさんの推しは『制御不能のカリスマ』さんか…でも、どうするんだろ、この状況)
・・・・
律子「…じゃあ、一連の出来事は全部プロデューサーがまこちーをそそのかしてやらせた事だ、と」
P「その通りです…プロレスの話からチョップの流れになって…悪ノリするいつもの悪いクセが出まして…スイマセン…」
律子「…で、どう落とし前をつける気ですか?」
たかにゃ「しじょ…」シャキン
律子「やめなさい。やられたからやり返すってのはキリがないし、仲間内でそういうのはよくないわ。ここは私に任せなさい」
紙手裏剣を構えるたかにゃを制止する律子。
たかにゃ「しじょ…」『不承不承』ブスッ
あふぅ「ナノー!」プンスカ
ゆきぽ「ぽぽー!」プンスカ
ちひゃー「ぐう゛う゛」プンスカ
P「もちろんお詫びに関しては飼い主、被害ぷちの望み通りに全てやらせてもらう。本当にすまなかった」ペコリ
律子「…まあそれは当然として…仕返しは認めないにせよ、さすがにプロデューサーが痛い目をみないのはみんな納得いかないわよね。だからプロデューサーにはあんたたちがやられた事を私がかわりにやり返すって事でみんな納得してもらえないかしら?」
被害ぷち「「「「…」」」」コクン
律子「たかにゃが何をされたのかはこれに描いてますね」ペラッ
律子が『被害届』と書かれたスケッチブックの表紙をめくると、立っている豚とひっくり返っている兎が古めかしい絵柄で描かれていた。
P「これ中学の社会の教科書で見た事あるな…確か『鳥獣戯画』だっけ?俺の記憶だとそこの豚のところに蛙がいたような…」
律子「豚がまこちー、兎がたかにゃみたいですね」
まこちー(ひどいよたかにゃ)
次に律子はスケッチブックの最後のページをひらいた。そして
パラパラパラパラ…
P(あ、パラパラ漫画になってるんだ)
立ち合いの瞬間豚が兎を袈裟斬りに叩いて兎がひっくり返るまでの一部始終が描かれていた。
律子「…間違いないですか?」
P「…ハイ…」
律子「じゃあ、いきますよ。これはたかにゃの分」スッ
律子「ふんっ!」ブンッ
ビシイッ!
P「うっ!…あ〜〜〜っ!痛ってぇ…」
律子のチョップがPの首筋に命中、痛みに悶絶するP。
292
:
令和のテロリスト
:2019/12/13(金) 15:31:58 ID:HP6tLGmM
律子「次はあふぅね。まあそのたんこぶ見たら脳天チョップだってすぐ分かるわ」
あふぅ「ナー!ナノー!」(お返しにキツいの一発お願いするっス!)プンスカ!
律子「プロデューサー、いつまでも悶絶してないで、かがんで下さい」
身長差がある為Pが立ったままだと律子のチョップは脳天に当たらない。
P「ふぅ…このくらいでいいか?」
Pは膝立ちになり後ろに手を組み、頭を下げた。
律子「大丈夫です。じゃあこれはあふぅの分」スッ
律子「ふんっ!」ブンッ
カシイッ!
律子「っ!痛ったあ〜〜〜っ!」
次の瞬間、軽く乾いた音が響き、律子が右手をおさえてうずくまった。
痛みに悶絶していたのはPではなく、チョップを放った律子の方だった。
ザワザワ…
P「大丈夫か律子?!当たりどころが悪かったのか?待ってろ、今冷やすものを…」
律子「…っ!大丈夫です。自分でできます!…もう、プロデューサーとまこちーは事務所の外で私がいいって言うまで正座!」
・・・・・
P「寒さが身にしみるなぁ…『まこちーはお咎めなし』だなんて大見得切っといてこのザマだ。まこちー、すまん」
まこちー「まきょ、まきょー」(いえ、あれで全くお咎めなしっていうのも居心地が悪いしこれはこれで良かったと思います)
P「そう言ってもらえると救われるよ」
まこちー「まきょー、まきょー?」(それより律子さんは大丈夫ですか?かなり痛がってましたけど)
P「大丈夫だろ。指は末端の神経だから敏感でぶつけると激痛が走るけど骨に異常とかまではないはずだ」
足の小指をタンスや柱の角にぶつけて悶絶した経験は誰しもある事ではないだろうか。
まこちー「まきょ?」(あの瞬間一体何が?)
P「チョップが当たる瞬間下げてた顔を少し上げた。脳天を手刀で撃つはずが指で額を叩いたかたちになったって訳だ。まこちー、『脳天唐竹割り』のムーブは覚えてるか?」
まこちー「まきょー、まきょ?」(確か左手で頭を掴んで固定…あれ?律子さんこのムーブが抜けてましたね)
P「その通り。さっきみたいな誤爆防止の為にそのムーブは必要なんだ。『絶対王者』の左腕の使い方もそうだけどプロレス技のムーブは一つでも抜けると不完全な技になるって事だ。律子が『脳天唐竹割り』を脳天チョップと言った時点でいけると思って。報復は覚悟の上だったがさすがに1日で全部はキツいからな。ちひゃーとゆきぽの分は後日キッチリ受けるとして今日は2発にしておきたかった」
まこちー「まきょー…まきょー?」(無茶しますね…律子さんが怪我してたらどうするつもりですか?)
P「大丈夫だよ。実は律子はあれで力の加減はちゃんとしてるんだ」
まこちー「まきょ?!」(え?手加減してるんですか律子さん)
P「俺が怪我しない最低限の範囲で、な。律子は俺の頑丈さを信頼してギリギリの力や角度で技をかけて、俺は律子の力加減を信頼して技に身を委ねてるんだ。プロレス技で一番大事なのはかける側と受ける側の信頼関係だって言われてる。一見無茶なお仕置きに見えても実はお互いの信頼関係でギリギリ成り立ってるんだよ。まあ痛いのは痛いけど」ハハハ
まこちー「まきょ、まきょー…」(だから律子さんのお仕置きはプロレス技が多かったんですね。ボクはてっきりガチだと思ってました。だからボクがガチで水車投げをかけた時Pさんは怪我しちゃったんですね…ごめんなさい)ショボン
293
:
令和のテロリスト
:2019/12/13(金) 15:33:01 ID:HP6tLGmM
P「そういう事だな。まあその件があったからさっき律子はぷちに報復をさせなかったんだろうけど。力の加減できないからな。あれがなかったら俺は今頃たかにゃとゆきぽに切り刻まれてたかも知れないし、さっきのまこちーの言葉じゃないけどあれはあれで良かったんだよ。…今日はプロレスにおけるチョップの歴史と撃ち方、その威力って事でやってきたけど、少しはチョップの魅力みたいなものは分かってもらえたか?」
まこちー「まきょー、まきょ、まきょ?」(単純だけど奥の深い技だと思いました。でも何でチョップは今あんまり使われなくなったんですか?)
P「うーん、プロレスラーに求められてるものが昔と変わってきたからかな。プロレスラーに頑丈さと力強さが求められてた時代、撃つ方も撃たれる方もそれぞれ力強さ、肉体の頑健さを誇示できるチョップの張り合いは時代に合ってたんだろう。今のプロレスラーは華麗な技とそれを可能にする身体能力あたりを求められてる感じだから見栄えのしないチョップはあまり使われなくなってきたってところじゃないかな?」
まこちー「まきょ、まきょー。…まきょ?」(なるほど。確かに見た感じ地味な技ですからね…最後にあと一つ、質問してもいいですか?)
P「ん?まだ何かあるのか?」
まこちー「まきょ、まきょ、まきょー?」(さっきまでの出来事に関わった人もぷちも全員何も得してないし、むしろみんな嫌な思いしてるんです。何でこんな事しようと思ったんですか?)
P「いい質問だ。その質問の答えとして一曲歌を歌う。そしてこれがまこちーに教える最後のチョップになるだろう」コホン
まこちー「まきょ?まきょ?まきょ?」(え?歌?チョップ?)
P「…」スーッ
����今じゃ誰も心配なんかしてないだろうな どうぞ攻撃してもいいよ
別に無鉄砲なんかじゃないんだよ アタマもそこそこ使ってる
たまに苦しくて痛いのが 気持ちよかったりなんかして
ギリギリの感じなんだよ好きなのは
生ぬるい温泉はまだちょっとでいい
きわどい快感に冒されて
楽しめなきゃまずいんじゃないの
まこちー「…」ボーゼン
294
:
令和のテロリスト
:2019/12/13(金) 15:33:46 ID:HP6tLGmM
原曲はかなり音域が高いようで、Pはたまに声をかすれさせたり声が裏返ったりしつつも熱唱していた。
ガンガン!
律子「ちょっと!近所迷惑でしょうが!今すぐ歌うのやめて下さい!」
事務所の中から律子の声がドア越しに聞こえてきた。
P「正座してるのにも飽きてきたんだよ。それに歌っちゃダメだなんて聞いてないぞ?」
律子「反省して下さい反省を!」
P「反省が伝わってくる曲なら歌ってもいいのか?」
律子「もう…分かりましたよ、もう入ってきていいですよ。仕事もまだ残ってるし…次からは外で歌うのは禁止です!」
P「手の方は大丈夫なのか?」
律子「冷やしたら痛みはおさまったみたいだし、午後から念のため病院には行きますけど大丈夫だと思いますよ。それより早く戻って仕事して下さい」
P「足が冷たいわしびれてるわでしばらく立てない。もう少ししたら戻るよ」
律子「あーもう好きにして下さい」
P「…よし、お許しが出た」
まこちー(律子さん…実は結構Pさんに遊ばれてるんじゃ…)
P「久しぶりに歌うと声が出ないな。歌詞は聞き取れたか?」
まこちー「まきょ、まきょ、まきょー」(つまり、Pさんは危ない事がすごく好きで、それで痛かったり苦しかったりしてもそれも面白いと思えるって事ですか?ちょっとボクには理解できないな)
P「まあ、だいたいそんなところだ。理解できない方が平和に過ごせるだろうけど。さあ、戻るか。仕事もあるし巻き込んじゃったぷちにも謝らないと。あ、まこちーも巻き込んじゃったぷちの一人か。悪かったな、俺の遊びにつきあってもらって。楽しかったよ」
まこちー(ボクも実はちょっと楽しかったかも)
P「よし、足の感覚も戻ってきた。さあ、入ろう」ガチャ
まこちー「まきょ、まきょー?」(あの、最後に教えてくれるチョップって?)
P「さっきの歌だよ。邦楽史上最強のタッグチームの曲で、曲名は『ギリギリCh◯p』」
令和のテロリスト 終わり
295
:
名無しさん
:2019/12/13(金) 20:06:07 ID:sQXv18iY
>>294
超絶に乙です
来年でぷ虐も終わりですかね
296
:
名無しさん
:2019/12/14(土) 22:03:25 ID:RXUP5XpU
>>294
乙です。たかにゃ花とはるまこちーは草
297
:
名無しさん
:2019/12/23(月) 17:45:12 ID:Byj4fnSg
>>294
乙です。
たかにゃ花とはるまこちーはツボに入りました。
とても面白かったです。
298
:
名無しさん
:2019/12/28(土) 13:53:04 ID:bKErSjAc
今月のニコニコぷちますは
ゆきぽ、やよ、あふぅと害獣そろい踏み
299
:
名無しさん
:2019/12/28(土) 21:42:06 ID:LcFLivLc
やよが害獣オブ害獣な気がしてきた
散々他人と他ぷち巻き込んで「良い仕事しました!」はマジサイコ
照れ真かわいい
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