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【安価】やる夫は誰かのために戦うようです【R-18】
1501
:
◆x0SRSoJXe.
:2019/10/18(金) 00:11:17 ID:hrq0zAy.0
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| 圦 、 -=彡 イ
.i| l ヘ ´ -=彡イ | お、お帰りなさい。
从 | /\ _,,..。s≦ / |
ノ ) ノ,ィ'  ̄ {_八__ /人 ! 変じゃ、ないかしら?
, ⌒7^7¨_´ , _` 7ー-、」,._
/ / { `ヽ /- ¨´ / / ヽ
, / ゝ、 r 、/__ ,
./ , /`¨¨¨¨¨¨¨¨>´ --、`ヽ、 :.
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{ ,: ,...:::::と,.-_ ̄´ \ .
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自室、といっても今ではアリスとの相部屋だが、
そこに疲れ切った体を引きずって戻ると、白いセーターとジーンズ姿という
素朴な装いのアリスが出迎えてくれた。
ヘッドドレスも外し、まるで普通の、戦争などとは縁遠い姿だった。
慣れない服装に戸惑いと羞恥を滲ませながらも、優しく、嬉しそうに頬を綻ばせていた。
立ち尽くしていると、アリスは言い訳するかのように服装の理由を話した。
「か、形から入ってみようと思って……服装とか」
その様子を見ていると、やる夫は穿たれた精神の洞に暖かいものが満ちるのを感じた。
いつも奥底で感じていた冷たさも消え、思わず走り寄ると、そのまま彼女を抱きすくめた。
「ど、どうしたのよ、急に」
「ごめん。なんか、我慢できなくって」
華奢な人形のような体は力を入れれば折れてしまいそうなのに、
力強く脈打つ鼓動が生命の存在を確かに主張してきていた。
彼女の体温が伝わってくる。そっと、腕が背中に回された。
なぜか、頬を涙が濡らしていた。
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