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退魔教会『銀剣機関』

356フレイア ◆ZMOpGghC1k:2021/12/22(水) 20:46:15 ID:9nnm1g6Q
>>353

顔面を拘束し、宙吊りにしていた触手が千切れたことで、私の身体は重力に引かれて落下する。
このままでは、地面に落下してしまう。私は反射的に身体を動かした。

・自然回復:▼「快楽値」-5(33)
・淫気汚染:▲「快楽値」+2(35) ▼「淫気量」-2(3)

右手に持っていたビショップスタッフの先端で床を叩きつける。
そして、その反動で、空中で身体のバランスを整えようとした。

私の身体能力は、セラフィナほど高くはない。
それは私の能力が低いというわけではなく、セラフィナが高すぎるのだ。
どちらかといえば魔術特化である私でも、常人以上の身体能力は発揮することは容易い。
スーツのサポートも活用し、私は屈むように地面に着地した。

(これくらいなら、造作もありませんね……)

床に着地した瞬間、ブーツが床を蹴る音が響く。
床を蹴った衝撃で、顔面に張り付いたままの触手が剥がれた。
(引き剥がす手間が省けましたわね……)
新鮮な空気を肺に吸い込んで、私は安堵の吐息を漏らす。
淫気の充満した窮屈とした空間に押し込められていたからか、いつの間にかたくさんの汗が滲んでいた。

「……脚に触れてきた淫魔は、消えたようですね」
不埒な淫魔を塵にしてくれようと思っていたのだが……逃げられたのならば、仕方がない。
「どこかに淫魔が潜んでいるということですわね、気をつけませんと」

……周囲を見渡すが、特に変化した様子はない。

私の両手は、魔力による炎が灯ったままだ。
自分の魔力によって作られた炎なので、私の身体を傷つけることはないが、その熱さは感じてしまう。
この蒸し暑い空間で、近くに炎を押し付けられているようなもので――正直、不快な熱さだった。
とはいえ――
(淫魔に襲われるたびに、いちいち詠唱し直すのも面倒ですわね……)

ともかく、散策を再開しなければ。
いつまでもこの場所にはいられない。

行動:両手の炎は付けたまま、散策を再開する。
   そのまま奥に進み、正面の廊下を奥に進む。
乱数:7

体勢
・体勢を整え直し、奥へ進もうとする。

肉体
・至近距離から淫気を吸わされ、全身に汗が滲んでいる。
・手のひらにいっぱいの汗を浮かべている。

精神
・どこに淫魔が潜んでいるか、わかったものじゃありませんね。

【さあ、次に行きますわ】


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