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退魔教会『銀剣機関』

342セラフィナ ◆ZMOpGghC1k:2021/12/11(土) 19:04:51 ID:v.rQpSWA
>>341
停車している車の後部座席を目指して、尿意のような感覚を我慢しながら歩く。
「うんんっ、歩くと、糸が絡まって……っ!!」
脱出の際に身体に付着した蜘蛛糸が、私の身体を揉むように刺激した。
ネバネバとした刺激が、私の全身で生まれる。
「が、我慢しているのに、今刺激されたらっ……ううんっ!!?」
蜘蛛の糸の刺激で、尿意を我慢しているのが緩んでしまいそうになる――
崩れそうになる気持ちを奮い立たせ、どうにか耐え続ける。

「く、蜘蛛が蠢いて……んんっ!?
 流石にコイツらは、車内には連れていけませんね……!!」
使い慣れたホーリーオーラを発動し、太腿に張り付いた蜘蛛を素手で振り払う。
「こ、この、逃げないで…ううんっ!!?」
足の上を這い回る3匹の蜘蛛……逃げ回るそれを、素手で追いかけてどうにか聖なる力で浄化する。
そのころには毒の熱が異常なほどに大きくなり、脚は燃えるように火照って汗をびっちりと浮かべていた。

それでもどうにか、私は蜘蛛を倒して車の扉の前までやってきた……。
(も、もう、限界が近いです……)

扉を開けて、車の中に入ろう。
そして、早く今着ているスーツを脱ぎ捨ててしまいたい。
(予備の聖水もあるはずです……それなら、身体も浄化できるはず……)


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