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カオスロワ避難所スレ

1 ◆nkOrxPVn9c:2011/10/28(金) 01:14:02
話は本スレかこちらに投下してください

58新しい組織考えてもどうせ繋がれないだろうから一人で完結させてみる:2011/12/12(月) 17:32:09 ID:V4TxiDyk


『ロットバトルしようぜ!』
『ヤサイニンニクカラメアブラ』
『ロット神様が・・・怒っている!?』
『ロットが乱れるんだよ!』
『ドーピングコンソメスープ! さて諸君、私が二郎を完食するのを止められるかな・・・・・・』
『・・・・・・お若いの、ちと暴れすぎたようだな。
 ワシは『協会』から派遣された『潰し屋』さ。
 俺に負けたら三田界隈からは出て行ってもらうぜ』
『じゃあ私がロットバトルに勝てばいいわけね』
『おまえが我らに勝つだとぉ!?』
『人間の小娘が生意気な!!』
『東の牧場のマグニスさまだ・・・・・・』
『ロットマスターさま、だ豚が』
『ここか・・・・・・祭りの場所は!』
『全部マシマシで』
『そんな盛り合わせで大丈夫か?』
『大丈夫だ、問題ない』
『コレクッテモイイカナ』
『野菜抜く!止められるなら止めてみろ!』
『この世の全ての食材に感謝をこめて、いただきます!』
『貴様にも味わわせてやる・・・・・・二郎の恐ろしさをな!』
『多々食わなければ生き残れない!』
『ウオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!』
『ナイスデース』
『みんな!!カネシに入れ!!カネシに入ればアブラの動きは遅くなる!!』
『これが勝利の鍵だぁぁぁぁーーーーーッッ!!』
『絶技『ツバメ殺し』。おまえさんには使えねえよ。
 ロットの声が聞こえないおまえさんにはな。
 だが、お前にもロットの声が聞こえるようになれば・・・・・・あるいは、な』



「なんだここは?」
店内は異様な熱気に包まれていた。
蒸発したスープが視界を曇らせ、油と汗の臭いが鼻をつく。
店員達は機械のように只管ラーメンを作り、客に配る。
受け取った客は皆、一心不乱にそれを食べ始める。
何故か全員ハイレグレオタード姿であったが、これでは色気も何もあったものではない
地球にある程度慣れてきたマーベラスであったが、戦場のように殺気立っている食堂は始めてであった。

「なあお前・・・・・・」
「僕もここは初めてだね。 早いところ食べてオサラバした方がいいんじゃないかい?」
大樹に尋ねてみるが、彼もこの店はあまり詳しくないらしい。
彼の言う通り早く用を足してしまおうとマーベラスは財布に手を伸ばす。

「あ」
「どうしたんだい?」
食券機に札束を入れている大樹が振り向く。
基本的に食事は仲間の手料理で済ませており、彼自身街に出向いて買い物をすることもあまり無い。
中身には万札が詰め込んであっただけで、マーベラスは心の中で舌打ちをした。

59新しい組織考えてもどうせ繋がれないだろうから一人で完結させてみる:2011/12/12(月) 17:32:55 ID:V4TxiDyk

「おい」
仕方ないので千円札に換えてもらおうと、店員に声をかける。
とその時、店内の空気が張り詰めたことに少し驚いた。

「細かいのにしてくれ」
気にしていても仕方ないので言葉を続けた・・・・・・と次の瞬間だ。
ラーメンを食べていた客の何人かが一斉に立ち始めたのだ!

『ギルティ!』
『ギルティ!』
『ギルティ!』
『ギルティ!』
『ギルティ!』

鋭い目つきでマーベラスに怒声を浴びせる。
意味がわからなかったが、それが罵倒の言葉であることは理解できた。
だが叫んでいただけで何もしなかったので、マーベラスは眉間に皺を寄せるだけであった。
店員は普通に両替してくれた。





「なんだこれ?」
マーベラスは目の前に現れたラーメンに目を見開く。
巨大な器から伸びるのは刻まれた野菜の山。 箸で突付けば今にも崩れだしてしまいそうだ。

(いくらなんでも多すぎだろ)
早くオサラバしたかったので、マーベラスは普通盛りを注文したはずである。
目の前のもやしの山や丼のサイズからして、明らかに普通の域を超えている。
だが、隣の席を見てみても似たような丼が並べられているため、これがこの店の『普通』らしい。
彼らは迷うことなく野菜の山を掻き分けて麺を食べ始めている。
こんなことなら麺は大盛りにするんじゃなかったと、内心後悔した。
そして麺が大小しか選択できないことに大きな不満も感じていた。


-----------------------------------------------------------------------------


「なんだったんだあの店は・・・・・・」
二郎を出たマーベラスは狼狽していた。
野菜の山と肉を食べるだけで腹が膨れ、麺をすする頃には食欲はほとんど消えていた。
それでも口に運んでみたがまず濃い。 店内の熱気を凝縮したかのような油臭さだ。
吐き気を我慢して食い進めてみても途中で満腹になってしまい、箸のペースは遅くなってしまう。
いずれ周囲からの視線が厳しくなって
『海賊ギルティ!』『食うの遅すギルティ!』『ギルティィィィ!!!』
などと言われたが、食わなかったら負けた気分がしたので結局食を止めることはなかった。
腹は満たされているはずなのに、いや満たされすぎていたせいもあって店内に入る時よりも疲れた気分だ。
もっとも、
『ノットギルティー! 人は誰でも二郎を食べていい!それが解らない貴様らは、豚だ!』
との声も上がったため、自分を批判したハイレグ野郎どもに対する怒りは無いが。


「やあ遅かったね」
店の看板の前には腕を組んでいた海東大樹がいた。
腹を押さえるマーベラスを見てギョっとしたが、すぐに元の態度に戻る。
彼とは別席だったため、会ったのは数十分ぶりだ。

60新しい組織考えてもどうせ繋がれないだろうから一人で完結させてみる:2011/12/12(月) 17:33:25 ID:V4TxiDyk

「さっさと行くぞ・・・・・・」
こんなことならば小盛りにしてよけばよかったと思う。
この星のカレーうまかったからラーメンも大丈夫だろうという発想がそもそも安直だったのだ。
あんな油まみれの代物がこの星で人気だというのなら、流石に地球人の感性を疑う。
仲間の伊狩鎧もあの店に行けば豹変するのだろうか。
ロットバトルだかなんだかわけのわからない事を叫びながら、ギトギトの麺を死ぬ気で貪るのだろうか。

(・・・・・・ラーメンはパスだな)
もし次に外食する機会があったとしても、この店に来るのだけはやめておこうと心に刻んだ。
ともあれこの腹痛もその内治まるであろう。 気を取り直してレンジャーキーと仲間の探索を続けることにした。





「未洗脳者発見!」
「これより洗脳を開始する!」
突然マーベラスと大樹はパンストを被った全身タイツの集団に囲まれる。
手には玩具の光線銃のような物を持っており、銃口は当然二人に向いていた。
地球人であればそんなもので何をするつもりだ?と首を傾げるのが普通なのかも知れない。
案の定、大樹は苦笑いを浮かべるが、宇宙を旅してきたマーベラスにはそれが何なのかわかっていた。

「来るぞ!」
「ん?」
マーベラスが叫んだ瞬間、彼らに向けて光線が発射された。
パンストを被った集団―パンスト兵達はガッツポーズをする。
彼らはこれでハイグレ魔王に従順な部下となるはずだ。
カラフルな光に包まれて、ハイレグレオタードに衣服を変えられ、身も心もハイグレ人間となるのだ。


―ウェザァァァスリィ!―
―カメンライド ディエンド―


「「「「!?」」」」
光が破られるが、洗脳終了の合図ではない。
電子音とともに現れたのはハイレグレオタードを纏ったハイグレ人間等ではない。
一人は太陽を象った紋章を入れたマスクとスーツ戦闘服で包んだ戦士『ウェザーレッド』。
もう一人は青い鎧に黒いプレートを連ねた銃士『仮面ライダーディエンド』。

「派手に行くぜ!」
イレギュラーな事態にパンスト兵達の間に動揺が走る。
こいつらも宿敵アクション仮面の仲間なのだろうか、もしそうなら雑兵である自分達が敵うはずがない、
だが悩む間も無くウェザーレッドと対角線にいたパンスト兵が殴り飛ばされる。
意識を失ったパンスト兵の手元から、光線銃がカランと音を立てて落ちた。
仰向けに転がった仲間を見て驚く一同であったが、彼の左右にいた仲間も同様に宙を舞うこととなった。
残ったパンスト兵達はウェザーレッドに光線銃を向けるも、赤い背中の前に立ち塞がるのはディエンド。
ディエンドライバーから撃ち出される光弾に彼らは次々と貫かれて倒れていく。
しかし、倒れていったパンスト兵に反比例してヒーロー達を囲む兵士の数は増えていた。

「増援か・・・・・・とっとと終わらせて先行くぞ」
「はいはい」
事前に連絡をとっていたのか、彼らの元には多くのパンスト兵達が集まってきていたのだ。
ウェザーレッドは怯むことなくパンスト兵の集団に飛び込み、
仮面の下に苦笑いを浮かべたディエンドも彼に続いて群れの中に走っていった。


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61新しい組織考えてもどうせ繋がれないだろうから一人で完結させてみる:2011/12/12(月) 17:33:58 ID:V4TxiDyk


「ラハールさんどこ行っちゃったんだろう」
周囲に人がいないことを確認しつつ、ルカは前かがみになって両手で膝をつく。
ラハールを探して駆け回っていたルカであったが、悪魔である彼の身体能力に一介の歌手がついてこれるわけがなかった。
二人の距離はすぐに遠のき、小さな魔王はすぐにルカの前から姿を消してしまった。
まだ荒い呼吸を整えながらもぐしゃぐしゃになった髪の毛を後ろにおろし、日々の運動不足を痛感する。

(ハクちゃんならこんなヘマしないんだろうけど)
酒癖の悪い幼馴染のことを頭に浮かべる。
弱音ハク、直接の血縁者ではないが、幼少の頃から家族同然に過ごした友人だ。
引っ込み思案の彼女からすれば、なんでもこなせるハクはスーパーマンみたいだった。
料理を始めとする家事全般を教えてくれたおかげで兄や姉から褒められた。
執拗に絡んでくるいじめっこを撃退してくれたこともあった。
鬼ごっこだといつも負けていたのだが、彼女なりに気を使ってくれてわざを捕まってくれたこともある。
テストで良い点とれたのも、彼女と一緒に勉強したからだ。

(・・・・・・ハクちゃん)
あの日、弟に純潔を奪われた日だって、彼女が慰めてくれなければ立ち直れなかったであろう。
彼女がいなければレンだって今頃生きていなかったかも知れない。
いつも家の周りを巡回していた、警察官達に連れていかれていたのかも知れない。
そしてそれら全てを弱音ハクが引き受けてくれた。 自分一人が犯罪者となって、必死でレンを守ってくれた。
ルカは見ていることしかできなかった。

(すっかり差、つけられちゃったな)
芸能界に入ってもそれは変わらない。
自分は歌手で彼女は芸人と分類は違うが、彼女はやっぱりなんでもできた。
持ち前の社交術で瞬く間に先輩達と交流を持ち、クイズバラエティエンターテイメントなんでも問わず、
様々な仕事を受けることができた。 今やメジャーな番組で弱音ハクが出ないことはほとんど無い。
唯一歌では自分が勝っていたが、所詮兄や姉に劣る半端なものだ。
新人故に物珍しさでCDを買ってくれる人はいるが、
売り上げのランキングなど時間がたてばすぐに落ちていくだろう。
でもそれでも歌っていくことしかできない。 自分はそれ以外取り柄が無いのだから。
結局自分は何一つ彼女には敵わないのだ。

(今どこにいるんだろう)
考えれば考えるほど彼女に会いたくなる。
お人よしの彼女のことだ、今も家族や見知らぬ誰かのために戦っているに決まっている。
このゲームを破壊するために頑張っているに決まっている。
だから会いたい。
一人ぼっちでどうしよう無く不安な自分を守って欲しい。
握り慣れたあの手でこの怖い世界から助け出して欲しい。
弱い自分を抱きしめてあの日のように励まして欲しい。
目を瞑ると今でも彼女は優しく微笑みかけて、そっと手を差し出してくれる。
それが幻だとわかっていても、掴めば温かい感触が返ってくるような気がして虚空に手を突き出してしまうのだ。
だが彼女には、そんな自己満足ですら十分に行うことができなかった。



(―――足音?)
聞きなれた足音が耳に入ったため、ルカは思考を中断せざるを得なかった。
左右を見渡すと小さいながらもパンスト兵の集団が近づいてきていることがわかる。
このまま挟み撃ちになってはたまらんと、建物の隙間から路地裏に向けて走り出す。
しかし出口の近くまで走ったところでパンスト兵がぬっと顔を出してきた。

「ひっ!」
情けない声を出しながらも銃を持つ手は休めない。
人を撃つということには抵抗があったが、光線銃を向けられたことに気づくと反射的に指が動いていた。
『パンッ』などと玩具のような音は出るはずも無い。 鈍い衝撃音がルカの腕に返ってきたため目を閉じる。
硝煙の臭いが鼻をつき、ゆっくりと目を開けてみると、倒れて胸を抑えているパンスト兵が映った。
マスクごしだから表情はわからないが、呻き声を上げて悶えている様は苦しんでいるようにしか思えなかった。
それはすぐに動かなくなった。

(まだいるの!?)
生まれて初めて作り出してしまった死体に感慨を抱く間も無いまま新たなパンスト兵が現れる。
銃声を聴いて駆けつけてきたのであろう。 足元に倒れ付す仲間とルカの姿を交互に見つめると、
この場で起こったことを理解したのかルカに対して光線銃を向けた。 心なしか、両足は震えているように見えた。
恐ろしくなったルカは第二射を放つが、咄嗟に腕で庇われたため致命傷にならなかった。

62新しい組織考えてもどうせ繋がれないだろうから一人で完結させてみる:2011/12/12(月) 17:34:51 ID:V4TxiDyk

「こ、この!」
三発四発五発と次々と弾を撃つが、どれも同じ腕に当たるだけで怯ませる程度にしかならない。
狙いを変えるという選択もあったが、生憎今のルカにはそこまで頭は回らない。
パンスト兵は痛みに耐えているためか反撃はしてこないが、すぐに立場は逆転する。

(あれ?)
引き金にかけた指の感触が変わった。 あれほど重かった引き金から重さが無くなっていたのだ。
力を込めるはずだったのに、あっさりと引き金が押し出されて軽い金属音が鳴っただけだった。

「この!この!」
何度引いてもカチカチっと鳴り響くだけである。 そして弾は出ない。

(た、弾切れ!?)
こういう時にはどうすれば良いか、ゲームや映画の登場人物は弾の交換をしていたはずだ。
弾はどこいったのかとルカは思考を巡らせるが、残念ながらデイバッグに入ったまま。
取り出す暇も無く攻撃が止んだと判断したパンスト兵が襲い掛かってくる。
光線銃を発射しようと腕を伸ばす。 弾速は考えるまでもないだろう。
距離にして4、5メートル、素人のルカでさえ銃を当てることができた距離だ。
訓練されているであろうパンスト兵ならば容易く捉えられる。

「嫌っ!」
もう駄目だと頭でわかっていたけどそれでもルカは飛び出した。
あれを喰らっても自分は死なないということはわかっている。
だけど消される。 望んでもいない幸せを押し付けられて、ありもしない忠誠心を植えつけられる。
今まで畏怖していた暴徒達が、一家の大黒柱のような絶対的な存在になるのかと思うと身震いが止まらない。
この場で奴隷となってしまうのは嫌だった。 戦意は消えても家族への執着は消したくはなかった。
ルカはルカのままでいたかったのだ。 今までのように家族や友人を愛していたかったのだ。

だが想いで結果が変わるわけでもない。 パンスト兵から放たれた光線は無常にもルカに牙を剥く。
さながらチーターのような瞬発力で、疲労した草食動物に飛び掛る。
余計な感情を喰らい尽くして主君への貢物にするために。



「ちょっとどいてろ」
突然現れた赤色の男にルカの表情が固まる。
だがウェザーレッド・・・・・・もといマーベラスは、彼女の顔色を伺うこともなく肩を強く押した。
その反動を利用して彼女の頭上を飛び越える。 不意に加えられた力により、ルカは転んで前のめりに倒れていく。
ちょうど二人の隙間を潜るように光線は通り抜けていき、次第に収縮して消えていった。

「!?」
再び狙いを合わせようと空を見上げたパンスト兵であったが、
既に景色は拳を振りかざすウェザーレッドでほとんど埋まっている。 そこで困惑。
攻撃するには絶好のチャンス。 予備動作から考えても先手を打てるのは確実である。
しかしだからといって、ハイグレ光線銃はあくまで洗脳用であるため殺傷能力などまるでない。
そして目の前の男は憎き宿敵アクション仮面のようなヒーローと呼ばれる人種とも判断できる。
でなくては意匠を凝らした戦闘服など着ているはずはないだろう。 それともただのコスプレマニアか?
ともかくアクション仮面に洗脳が通じない以上、奴に光線銃が効く保障はない。
無闇に手を出せば返り討ちにあうことは必然だ。 よってこの場は引き下がるのが得策。
いや待てよ絶対通じないとも決まったわけではないし、もしかしたら「遅ぇよ」

パンスト兵の視界が白い拳で埋め尽くされる。
一瞬の動きが勝敗を左右する戦場において悩むことは致命的だ。
今必要とされる選択に一々迷っているようでは、いつも後手に回ってしまう。
案の定、パンスト兵はウェザーレッドに殴り飛ばされる結果となった。

63新しい組織考えてもどうせ繋がれないだろうから一人で完結させてみる:2011/12/12(月) 17:35:29 ID:V4TxiDyk



「大丈夫か?」
「は、はあ・・・・・・」
両腕で体を支え、起き上がろうとしているルカにウェザーレッドが話しかける。
埃を叩きながらも立ち上がったルカは、彼の姿をまじまじと見つめる。
特撮番組の撮影に出てきそうな全身タイツの姿は平時なら間違いなく不審者(公認である場合はまた別だが)であるが、
侵略者が徘徊する今の街ならば見事にマッチしてしまっている。
だが悪い方ではないとわかっていたため、特に嫌悪することもなかった。

「しっかしこの街は一体どうなってやがる。 ラーメンは不味いし変な格好したやつらが多いし・・・・・・
 お前、何か知らないか?」
「(ラーメンが不味い?)さあ・・・・・・私もさっき訪れたばかりですから・・・・・・」
「そうか、じゃあな」
「え、ちょっと」
聞くべきことは全て終えたウェザーレッドは、ルカを横切って自分が入ってきたところを戻っていく。
そっけなく彼女の元を去るウェザーレッドをしばらくは目で追いかけていたルカであったが、
完全に自分への興味を無くしたと気づくと咄嗟に彼の前に駆け出した。

「待ってください!」
「なんだまだあるのか?」
気だるそうだが、一応耳を貸してやろうとウェザーレッドは足を止める。

「実は私も連れていってほしいんです!」
「はあ?」
マスクの下では眉を顰めているであろうウェザーレッドにルカは懇願した。
同行者とはぐれてしまったから探すのを手伝ってほしい。
彼はパンスト兵のリーダーを倒そうとしているから、ウェザーレッドならばいずれ会うであろう。
だから一緒に協力してこの街の異変を解決してくれないか?



「そういうことか・・・・・・」
マーベラスは彼女の話に首を縦に振る。
パンスト兵達が街を仕切っていたことは判断できたが、
元々いたこの街の住人達を洗脳した上で支配していたのだ。
強制的に相手を隷属させる光線なんて、ある意味では宇宙帝国ザンギャックよりも性質が悪い。
気に入った星が得体の知れない集団に侵略されているとは気分の悪い話だ。 不味いラーメン食わされた借りもある。

「いいぜ、乗った」
「ありがとうございます!」
特別断る理由の無い。
同行を許可してやると彼女は両手を握って深く頭を下げてくれた。

「そういえば名前はなんだ?」
変身を解除し、キャプテン・マーベラスとしての姿を彼女に見せる。
そういえば名前を聞いていなかった。 元よりそれほど交流を持つつもりはなかったため、
当たり前だといえば当たり前だ。 女は目を丸くしたが、現在の姿が非戦闘用だと理解するとすぐに質問に答えた。

「―――ルカです。 一応『巡音ルカ』という名前で歌手をさせて頂いています」
「ルカ?」
「はい」
最初に答えた方は彼女の本名らしい。 そして姓を変えただけの芸名が彼女の通り名であるそうだ。
ルカ・ミルフィ。 マーベラス率いる宇宙海賊の一味であり、彼の大切な仲間の一人である。
性格は守銭奴で明朗活発、派手好きで金のことに目がない女だ。
そのくせ支配された惑星の貧民だったせいか人情に厚く、
無一文の親子に大金を渡した経験もある(自分の取り分もきっちり確保している辺り彼女らしい)

64新しい組織考えてもどうせ繋がれないだろうから一人で完結させてみる:2011/12/12(月) 17:36:04 ID:V4TxiDyk

(とんだ偶然もあったもんだ)
まさか同じ名前の女を連れて歩くことになるとは。
宇宙には同じ顔が5人いるというが、同じ名前ってだけならいくらでもいる。
知らないだけで、すれ違う地球人達も聞き覚えのある名前を持っていたのかも知れない。
もっとも同じだったのは名前だけの話であり、立ち振る舞いから言葉遣いおまけに色まで全く違うものであったが。

(どっちかってーとアイム? いやそれも違うか)
上品な物腰と色から別の仲間を連想し、それも当てはまらないと判断した。
ルカはおしとやか、というよりは気弱な女性であり、どこか頼りない印象を受ける。
そこらへんは海賊でもない一般人だから求めるのは酷である。
できれば何処かに逃げて欲しかったが、付き纏われるのがオチであろう。
内心余計な荷物を抱えてしまったのだとマーベラスは吐き捨てた。



「まあいい、とっとと行くぞ!」
「わかりました!」
「良かった、それじゃあ早く来てくれないか?」
「突然話に割り込んでくるな」
壁の裏側から集合を促してきたディエンドに、マーベラスは半ば苛立ちをぶつけつつも駆け寄った。
平時ならば言葉を返すだけであったが、今の大樹にはいつもの余裕が感じられない。
少なくとも彼は雑兵に手を焼く程度の実力ではないとは認めている。 ならば今までと違う敵が現れたに違いない。
モバイレーツを握る手に力がこもる。 まだ使っていなかったレンジャーキーを懐から取り出す。
海賊なんていつも命がけなので恐怖を感じることはない。 むしろようやく殴りがいがある相手が出てきてくれて心が躍る気分だ。
ディエンドがコンクリートの壁に叩き付けられる。 隣の路地からマーベラスが躍り出てディエンドの前に立つ。
後から出てきたルカが、ダメージで体が震えているディエンドを気遣いながらも後ろに下がる。
そして彼らはようやくこの事件の首謀者と対面した。

「オーホッホッホ! よくも今までかわいい下僕達を苛めてくれたわね。
 今度は私がお仕置きしてあげるわ!」



---------------------------------------------------------------------------------



「豪快チェンジ!」

―ダァァァイニッポンッ!!―

モバイレーツにレンジャーキーを挿入し、マーベラスはアイ・カミカゼに変身した。
そして現れたハイレグ姿の異星人にバンザイスティックの一撃を加える。

「ちょっとちょっといきなりはないんじゃない?」
おネエ言葉で返しながらも、異星人は体を反らしてスティックの一突きを回避する。
彼女こと、いや彼こそがパンスト兵達に命令して人々を洗脳したハイグレ魔王だ。
モヒカンヘアーに、青と黄色の薄気味悪い笑顔を浮かべた仮面がチャームポイント。
青い肌を包むのは、ショッキングピンクのレオタードと王であることを象徴するマントのみ。
あの異様な集団をまとめあげるには相応しい風貌であるかも知れない。

結局バンザイスティックは魔王のマントを撫でるだけに終わり、魔王の右手ががばっと開く。
視線の先で、スティックと並ぶ魔王の左手が動きを見せたと気づいた時はもう遅い。
バンザイスティックを持つ右腕が左手に掴まれ、反対の腕で脇を挟まれた。

「お返しよ!」
言葉とともにアイ・カミカゼの体は宙を舞う。 魔王を中心に弧を描くように投げ飛ばされ、地面に叩きつけられる。
背中を強打した激痛で、持っていたバンザイスティックも落としてしまった。

「さーてこれで・・・・・・っ!」
「余所見している暇はないんじゃないか」
アイ・カミカゼに一本背負いを決めたハイグレ魔王にディエンドライバーの射撃が命中した。
仮面がひびを立てて、魔王の顔から零れ落ちる。 同時に星型の痣を浮かべた中性的な笑みが現れた。
狙撃主を見つけてニヤリと笑う。

65新しい組織考えてもどうせ繋がれないだろうから一人で完結させてみる:2011/12/12(月) 17:36:35 ID:V4TxiDyk

「する必要がないだけよ」
そう吐き捨てた魔王は、足元に転がっていたバンザイスティックをディエンドに向かって投げつけた。
銃を構えていたが撃ち落せないと判断したディエンドは、右に一回点してスティックを避ける。
彼がいた背後の壁にスティックがめり込み亀裂を立てて、ルカは短い悲鳴を上げた。



「あらあら、子猫ちゃんそんなところにいると死んじゃうわよ」
「ひっ!?」
尻餅をついたルカに、ハイグレ魔王がにじり寄る。
僅かに後退することしかできない彼女をじりじりと、背後の壁まで追い詰めていく。
そして程無くしてコンクリートの壁に当たり、逃げ場を失う。

「このままハイグレ人間にしてもいいけど、せっかくだからもっと遊ばなきゃね」
壁に刺さったバンザイスティックを引き抜いて、目を潤ませて震えているルカに突きつける。
奴隷にするつもりだから殺す気は無い。 軽く痛めつけてやるだけだ。
しかし目論見とは裏腹に魔王はルカとは明後日の方向を向いてスティックを振った。
常人の目では追いつくことも適わぬレーザーガンを、魔王は次々と弾いていく。

「中々やるみたいだね・・・・・・」
またしても直撃を外したディエンドは、両手を横に垂らして首を振って落胆の意を示す。

「特攻・ゼロ戦パンチ!」
魔王に悩む隙は与えないと、立ち上がったアイ・カミカゼは十八番の技を放つ。
太平洋戦争末期に敵軍に特攻を仕掛ける艦上戦闘機をバックに浮かべ、渾身の力を込めて叩きつける。
拳は魔王の背中に減り込んで鈍い音が響く。 確かな感触に口元を吊り上げるマーベラスであったが、
直後に後ろ回し蹴りが腰に決まり、派手な音を立ててディエンドの方へと飛んでいった。



「結構きつかったけどね!」
ディエンドに衝突して、ともに倒れるアイ・カミカゼ達の姿に魔王は高笑いをあげる。
噂の宇宙海賊と仮面ライダーも一人ならばこの様か。
やはり彼らは前座、アクション仮面との戦いのウォーミングアップにしかならない。
パンスト兵は大分倒されたが、また『彼ら』から補充してもらえばいいのだ。
いくらでも使い捨てできる。 どうせならこの際もっと強力な兵も雇っておいてもいいだろう。
今は彼らに依存するしかないが、そのおかげでバトルロワイアルに置いても軍事力を持てるのだ。
このまま洗脳者を増やせばあるいは・・・・・・と、ハイグレ魔王の思考はここで中断せざるを得なくなる。

「・・・・・・何のつもり?」
「マ、マーベラスさん達を傷つけないで・・・・・・!」
少し目を離した間に腰を抜かしていたはずのルカが立ち上がっていたのだ。
両腕で白い拳銃を握り締めて、ハイグレ魔王に照準を合わせている。
それだけだ。

「足震えているわよ」
「!?」
ほくそ笑む魔王の指摘通り、大に開いた彼女の両足は震えていた。
それこと今持っているスティックでちょっと触れれば崩れ落ちてしまいそうに。
所詮ただの人間の悪足掻きなど、虫に突付かれたようなものだ。

「怖がらせてごめんね、今なら楽にハイグレ人間にしてあげるわ」
子供の悪戯を嗜めるかのように優しく語り掛ける。
まずは落ち着かせ、冷静に物事を考えられる状態にしてあげるのだ。

「王子様達はもう駄目みたいよぉ、早く覚悟決めちゃいなさい」
両腕で体を支えているアイ・カミカゼ達を指差して笑う。
守ってくれるならず者達はもういないのだから、この後自分がどうすればいいぐらいかはわかるだろう。
何も殺しはしないのだ。 仕える喜びを教え、幸福を共有させてあげるのだ。

66新しい組織考えてもどうせ繋がれないだろうから一人で完結させてみる:2011/12/12(月) 17:37:05 ID:V4TxiDyk

「あんたなら心配いらないわ。 奴隷として働けばいいだけだから命は助けてあげる」
ハイグレ魔王に従えばこのバトルロワイアルにおける勝利を約束させる。
証拠には物足りないかも知れないが、短期間で県をほとんど支配した力を見れば
意思の弱い人間なら従ってしまう。
だから大人しく快楽に身を任せていけば良い、と囁くように尋ねかける。

だが銃口が下りることは無かった。



―――BAN!



「・・・・・・」
「え?あ・・・・・・」
放たれた銃弾はハイグレ魔王の肩を掠めるだけで終わった。
皮膚を貫くには至らなかったため、弾薬はハイレグレオタードに焼け跡をつけるだけだったのだ。
特殊強化スーツで身を包まれたアイ・カミカゼのパンチや、
オーバーテクノロジーで作られたディエンドライバーの銃撃さえ止めるのだから、
この場にいた者全員が撃つ前から結果は想像できていただろう。

「ちょっと」
ハイグレ魔王から笑みが消える。 力の差を理解できてないルカを同情しているからではない。
かと言って呆けているわけではない。 ハイレグレオタードに傷がついたのだ。
魔王のお気に入りのレオタードを傷つけたのだ。

「なにしてくれんのよ」
単に気に食わなかった。 抵抗するだけならまだかわいい。
しかし虫けらの地球人の分際で、高尚なハイグレ星人様の召し物を汚すなんて許されないことだ。

「い、嫌・・・・・・」
首根っこを掴んで持ち上げると、震えながら涙を浮かべる。
この雌は最下位の奴隷に調教して、女に生まれたことを後悔させてやろう。
まずは骨の数本でも砕こうかとバンザイスティックを振り上げようとした時、
スティックを持つ手に違和感を感じた。



『タコヤキ! マァァァントマンッ!』



「スティックが消えた?」
電子音のした方角から赤色の光が帯を描いて飛んでくる。
光の戦闘にいるのは蛸の脚が突き出しているたこ焼き頭の少年だ。

「紅ショウガクラッシュ!」
アイ・カミカゼからたこやきマントマン・レッドに変化を遂げたマーベラスは、
ベルトから細かく刻んだ紅生姜の嵐を吐き出した。
狙いはもちろんハイグレ魔王の顔面だ。

「ちょ!何これ酸っぱいじゃない!」
レッドは紅生姜まみれになっている魔王からルカを救出し、ディエンドの後ろへと着地する。

67新しい組織考えてもどうせ繋がれないだろうから一人で完結させてみる:2011/12/12(月) 17:37:36 ID:V4TxiDyk
「ありがとうマーべr・・・・・・」
「さっさと下がれ!」
「でも・・・・・・」
「下がれ!」
感謝の言葉を述べようとするルカであったが、レッドの怒声により身を竦める。
ルカの行為は賭けですらない最悪の悪手だ。
どうしてあんな無茶をしたか問い詰めてやりたいところであるが、今はこの状況をどうするかが先決だ。



(とは言ってもこれじゃどうしようもないな)
マーベラスが力を借りてきたスーパー戦隊の一員は、五人六人で戦って始めて力を発揮できる戦士だ。
日々進化を重ねる侵略者相手に、スーパー戦隊は一人ではなく力を合わせて戦うことを選んだ。
大日本やたこやきマントマンという戦隊は聞いたことがないが、彼らも性質的には似たようなものだろう。
仲間との絆を合わせた、本来の愛國戰隊大日本やたこやきマントマンならばハイグレ魔王も倒すことができるはずだ。

「よくも紅生姜まみれにしてくれたわねぇ」
紅生姜から立ち直ったハイグレ魔王がマーベラス達を睨み付けていた。
このまま戦えば敗色濃厚。 既にマーベラスは撤退を前提に次の行動を考えていた。

「逃げようたってそうはいかないわよ」
ハイグレ魔王の言葉に合わせて、パンスト兵達が周囲に集まってきた。
大分倒したはずなのだが流石は戦闘員、数だけは揃えている。



「どうするんだい? 正直今だと僕達だけで逃げることも厳しいよ」
「ちぃ・・・・・・」
何処から出てきたのか、最初に自分達を取り囲んだ数と同じぐらいパンスト兵がいる。
地上だけではなく、妙な空中からも様々な乗り物に乗った戦闘員が包囲しているのだ。
疲弊した今だと強行突破されも難しいかも知れない。

(カクレンジャーのレンジャーキーはねぇ・・・・・・こうなったら最悪覚悟しといた方がいいかもな)
忍者戦隊の力さえあれば逃げ出すことは容易いものの、主催に奪われてしまっている。
奴らに洗脳されるなんて真っ平ごめんだ。 最悪、共倒れをしなければならない。
そうなってしまった場合、残った仲間には申し訳ないが、彼らが雪辱を晴らすことを祈るしかない。



「さて、どうするかねぇ」
「諦めなさい。 今なら側近にしてあげてもいいわよ」
「誰が!」
「そう・・・・・・じゃあ遠慮はいらない『待てい!』
「な、何!?」

不意に響いた声に、ハイグレ魔王だけではなくマーベラス達も驚く。
パンスト兵に至っては首をきょろきょろさせて声の主を探している。
やがて民家から昇る人影に気づいた兵士の一人が指差して、その場にいた者全員が屋根の上を凝視した。

68新しい組織考えてもどうせ繋がれないだろうから一人で完結させてみる:2011/12/12(月) 17:38:08 ID:V4TxiDyk



「愚かな者達よ、キサマらには決して勝利は来ない!
たとえ殺されようとも、悪に屈しない心!それがやがては勝利の風を呼ぶ・・・。
人、それを・・・『凱風』という!」

「何ですって? だ、誰なのあんた!」
「貴様らに名乗る名前は無い!」
人影に太陽が重なりハイグレ魔王達は眩しさのあまり目を背ける。
そして啖呵を切った男の顔がはっきりと現れ、口元が装甲で覆われた。


「とぁぁぁーーーっ!!」
現れた全身鎧の男の跳躍に誰もが目を奪われる。
天に向けていた視線が重量で落ちる肉体に従って地面に戻る。
構える暇も与えさせず、男は複数のパンスト兵に拳の猛連打。
千手観音のように次から次へと出てくる腕は、マーベラス達の周囲を瞬く間に掃除した。

「天空宙心拳・・・・・・瞬殺拳!」
ポーズとともに宙へ舞ったパンスト兵達は一斉に地面に落ちた。



「ほう、あれが噂の天空宙心拳か」
「知っているのマーベラスさん?」
「ああ、クロノス星って星に伝わってた伝説の拳法だ」
「じゃああれはなんだい?」
ディエンドが指差すのは天空宙心拳の使い手が立っていた家屋と正反対の建物だ。
いや正確にはその上空、高く跳躍していく人影がある。

「貴様らかぁぁぁぁぁぁ!!!」
「ラハールさん!?」
ルカが探していた同行者が今ようやく合流した。
空中のパンスト兵達を次々となぎ倒し、ハイグレ魔王に斬りかかる。
魔王はそれを紙一重で回避する。



「じゃあ僕達も行こうじゃないか」
「ああ、そうだな」
思わぬ助っ人が入ってディエンド達に気力が戻る。
さてマーベラス、戦闘に参加したいところであるが、今の彼の姿は『たこやきマントマン・レッド』だ。
正直この体格での戦いなんて全く慣れていないため、別のヒーローに変身しようとしているのだ。

(やっぱり無難にウェザーレッドだな)
「あのーすいません」
変身するレンジャーキーを取り出しモバイレーツに挿入しようとするところで、
ルカが話しかけてくる。

69新しい組織考えてもどうせ繋がれないだろうから一人で完結させてみる:2011/12/12(月) 17:38:39 ID:V4TxiDyk

「なんだ? 用があるなら後にしろ」
「いえ、もしかしたらこれ・・・・・・」
話題を先送りしようとするマーベラスであったが、ルカが見せたものに目を丸くした。
それは紛れも無く海賊戦隊ゴーカイジャー、ゴーカイレッドのレンジャーキーだったのだ。
今まで用途がわからないからデイバッグの中で眠らされていたのに違いない。

「これは返してもらうぞ」
ルカの手からレンジャーキーを奪い取り、戻ってきた相棒を強く握り締めた。
笑顔の彼女を尻目に、すかさずレンジャーキーをモバイレーツに差し込む。
やはりこれが一番しっくりくる。 ゴーカイガレオンの二代目船長キャプテン・マーベラス。
レンジャーキーを通して様々なヒーローになれるマーベラスであるが、彼を代名詞とするヒーローは他にあるまい。

「豪快チェンジ!」

―ゴーカイジャー!―





「でりゃぁ!」
「天空宙心拳、旋風蹴り!」
ラハールの一閃と天空宙心拳伝承者ロム・ストールの飛び蹴りがハイグレ魔王に襲い掛かる。
バック転をしてそれらを避けるハイグレ魔王であったが、先ほどと違い焦りの表情が浮かんでいる。

「ちょっとあんた達二人がかりなんて卑怯よ!」
「悪魔がそんなこと知るか」
「貴様が言えたことではないな」
自分が戦闘員使っていることを棚に上げて批判するも、ラハール達にあえなく一蹴される。
よく戦隊ヒーローなどで怪人一人に数人がかりをどうだとか言うが、
彼らが大多数の戦闘員を使っていることはあまり気にされていない。
それとも戦力ではないと思われるのだろうか。 確かに一方的にぼこられているからそうとも見えなくない。
圧倒的な数の差を生かせないのは些か疑問が残るが。

「待たせたな」
新たに入ってきたゴーカイレッドとディエンドに、ロムは首を縦に振る。
そしてロムは支給されていた剣をゴーカイレッドに向けて投げたのだ。

「使え」
「持っていたなら早く出せって・・・・・・まあいい!」
受け取った剣は紛れも無く使い慣れた曲刀、ゴーカイサーベルだったのだ。
サーベルについていた鍵穴を見て、偽物ではないことを確認すると、何度か振るって使い方を思い出す。

「そろそろ終わりにしようじゃないか」
「ふん、勝手にしろ!」
そう言いつつも、ラハールは上空に魔王玉を浮かべ始める。
彼に合わせるようにゴーカイレッドはいつのまにか取り出したゴーカイサーベルにレンジャーキーをセットする。
ディエンドは隠し玉とばかりにとっておいたファイナルアタックライド用のカードをディエンドライバーに挿入した。



(詰んだ)
「隙あり!」
呆けた魔王の隙を突いて一足先に飛び出したのはロムだ。
蹴りの連打が魔王の顔、胸、腹、腕、脚といたるところに喰らいついて、
回避を許されない状況を作り出していた。

70新しい組織考えてもどうせ繋がれないだろうから一人で完結させてみる:2011/12/12(月) 17:39:14 ID:V4TxiDyk

―ファァァイナルウェイィィブ!―
―ファイナルアタックライド ディディディディエンド!―

「天空宙心拳・九頭竜蹴り!・・・・・・今だ!」
最後の蹴りが命中し、ロムはその場を飛び立った。
そして予備動作が完了した三人は、それぞれの必殺技を魔王に向けて放った。

「「でぃやぁぁぁぁぁぁぁ!!!」」

ゴーカイレッドのファイナルウェイブを、真剣白刃取りの要領で受け止めようとするが、
ディメンションショットが後押しし、胸に大きな傷が入る。
さらにエネルギーの渦が全身を包み込むかのように通り抜けて、傷を通って体の内側を焼き尽くす。
最後に魔王玉が無差別に降り注ぎ、ハイグレ魔王は跡形も無く消え去った。




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「すごかったですね・・・・・・」
「ああ、色んな意味でな」
ハイグレ魔王を倒し終えたマーベラスは、ルカとともに街中まで来ていた。
パンスト兵達が消えたのか、住民は全員元の姿に戻って熟睡中だ。
ロム・ストールはその後悪を倒しにと去り、ラハールは海東とともに散歩・・・・・・という名の火事場泥棒をしている。
マーベラスは別にそこまで気にしないし、ルカは助けられた手前意見することができない。
この場に起きている人間が自分達だけだということを確認すると、マーベラスは足を止め、ルカに向き合う。

「おい、一つ聞きたいことがある」
「・・・・・・なんですか?」
尋ね返しては見たが、ルカにはその答えがわかっていた。
肩を掴むマーベラスの瞳は瞬き一つすることなく、彼女の顔を映している。

「どうしてあんな無茶をした?」
ハイグレ魔王に追い詰められた時、ルカは彼と戦うことを選んでしまった。
恐らく今まで銃を握ったことがない人間が、自身の撃てるレベルの銃で超人に勝負を挑むなど、
最早、墓の中に埋まりに行くのとなんら変わりが無い。

「倒せるとでも思ったのか?」
少し頭を働かせれば、太刀打ちできないことぐらい彼女もわかっているであろう。
だが、答えようによってはここで別れてしまおうとは思う。
今回は同行者を探すという名目で助けたが、
これからもこんな無茶をされたらまたトラブルを呼び込んでしまうかも知れない。
そんな女とは一刻も早く離れたい。 勝手なヒロイズムで動かれても迷惑なのである。

71新しい組織考えてもどうせ繋がれないだろうから一人で完結させてみる:2011/12/12(月) 17:39:44 ID:V4TxiDyk



周りに流されるイエスマン。 それがルカという人間であった。
いつも周りの顔色を窺って、嫌われないようにと相手に都合の良い返事をしてしまう。
兄から良い子だと褒められたのは、兄の理想の妹の姿に答えているだけだ。
妹から尊敬されるのも、幻滅させたくないから取り繕っているだけ。
弟から愛情を感じていたいから、いつまでも堕落した関係から抜け出せない。
そして姉はそんな彼女を見限った。

「何もできないのは嫌だったからです」
ルカ自身も自分に失望していた。 目を瞑って大切な人たちが消えるのを待つのは嫌だったのだ。
だから我武者羅に飛び出して、自分なりの形でマーベラス達を救おうとした。
ただ、やっぱり間違っていたのだろうとだけ思った。

「そうか」
ルカの肩を離し、マーベラスは元々進んでいた方向へと歩き出す。
果たして絶望されたのかどうかはルカにはわからない。
でもそれでも自分のやることは変わらない。 これからも家族のためにできることを考えるだけだ。
昔のような、仲のいい家族を取り戻すためなら全力を尽くす。
そのためには彼らを本当の意味で救うにはどうすればいいのか、その答えが知りたい。

「だがあそこで出しゃばるのははっきり言って邪魔だ」
「そうですか・・・・・・」
言い捨てたマーベラスはその場にしゃがみこんだ。
わかっていたことであるが、返ってきた否定の言葉にルカは肩を落とす。
改めて力の無い人間が頑張ったところで無意味なのだと、肯定されたのだ。
結局自分は役立たず、友のようにはなれないんだと後悔している。
やっぱり私はこの人たちのために何もできないのだろうか。



「おい、起きろ」
きつく言いつけたマーベラスは今は別の人間に話しかけている。
倒れていた二人の男の頬を軽く叩くと、壮年の男と少年は目を覚ましたのだ。
先刻の出来事を思い出したのか、両者とも機嫌が悪そうだ。

「お前ら、レンジャーキーというものを知らねえか?」
「知りませんよそんなの」
「・・・・・・少し急いでいるんだ、後にしてくれ」
「おい待てまだ話は!」


【一日目・9時30分/日本・神奈川】
【ボルガ博士@チャージマン研!】
【状態】人間爆弾 ウンコの痕
【装備】頭の中に爆弾(何時爆発するかは不明)
【道具】支給品一式
【思考】基本:ジュラル星人とチャージマン研に復讐し主催者を倒す
0:早くウンコを洗い落とす
1:仲間を集める。
2:シンジと組む。
※死亡後からの参戦。

【碇シンジ@新世紀エヴァンゲリオン】
【状態】不安 ウンコの痕
【装備】なし
【道具】支給品一式、はれぶた@はれときどきぶた
【思考】基本:とにかく、生き残りたい。
0:早くウンコを洗い落とす
1:ボルガと組む。
※8期とは別人です。パーペキな別人です。

72新しい組織考えてもどうせ繋がれないだろうから一人で完結させてみる:2011/12/12(月) 17:40:15 ID:V4TxiDyk



言い終える前に二人はマーベラスの元から去ってしまった。
しかし臭っていたためか、どうにも彼らを追いかける気にはなれなかったのだ。
ふと頬を払った手を嗅いでみると微かに汚臭を感じたため、ハンカチで乱暴に拭う。
その後、また嗅いで臭いがしなくなったことを確認すると、再び別の人間の前にしゃがんだのだ。

「おいお前、レンジャーキーってやつを知らねえか?」
「さあ・・・・・・」
「じゃあ今から言う奴らに心当たりは・・・・・・」
マーベラスは倒れていた人々から手当たり次第に探し物と知り合いのことを尋ねていたのだ。
あまり地味な作業はごめんであるが、他に方法が無いのだから仕方が無い。
それに宇宙中からレンジャーキーを集める時に比べればまだ気が楽だ。

「お役に立てなくてすいません・・・・・・」
「気にするな」
話し終えた男性が会釈をし、愛想笑いをしながらマーベラスから去っていく。
他の人間を当たろうと立ったその時、何かを思い出したようにハッとしてルカに振り返る。

「な、なんですか?」
「ぼさっとしてないでお前も手伝え。 探しているんだろ、家族ってやつを」
「あ」
マーベラスが尋ねた知り合いの名前の中には、自分の仲間だけではなくルカの身内も含まれていたのだ。
情報交換を済ませた際に既に記憶している。 物はついでというやつだ。
もしかしたら、ルカの知り合いが仲間の手がかりを持っているかも知れないことだってある。
そして赤の他人のマーベラスが探しているのだから、ルカがサボっている道理はない。
マーベラスに倣って足元の人間を起こし始める。

(私にだってできること、きっとあるはずだよね)
ルカには戦う力はない。
だから守られているだけの一般市民で収まった方が幸せだ。
しかしそれはみんなと幸福になる道とは違うと思うから、彼女は懸命に足掻き続ける。
足手まといになりたくないからと、誰かのために今できることを必死にやり続けるのだ。
その努力が報われるかどうかはまだわからない。

73新しい組織考えてもどうせ繋がれないだろうから一人で完結させてみる:2011/12/12(月) 17:40:46 ID:V4TxiDyk


【一日目・9時30分/日本・神奈川の商店街】
【キャプテン・マーベラス@海賊戦隊ゴーカイジャー】
【状態】健康
【装備】モバイレーツ@海賊戦隊ゴーカイジャー
【道具】支給品一式、レンジャーキー(ゴーカイレッド、たこやきマントマン・レッド、ウェザーレッド、アイ・カミカゼ)
【思考】
基本:仲間と合流して主催を倒し、宇宙最高のお宝を手に入れる
1:倒れている人たちからお宝の情報とルカの家族を聞き出す
2:情報を集め終わったら大樹達と合流する。
3:ラハールを連れていくかどうかはまだ未定

【巡音ルカ@VOCALOID】
【状態】健康
【装備】ヴァッシュの銃@トライガン
【道具】支給品一式
【思考】
基本:家族を助けたい
  1:マーベラスを手伝い、倒れている人たちから情報を集める
  2:情報を集め終わったらラハールにキャプテン・マーベラス達についていくように提案する
※8期までのルカとは何も関係ありません。
※人間です。
※他の支給品はレンジャーキー(@海賊戦隊ゴーカイジャー)でした。
 他に支給品無いって書いて無かったからいいよね


【一日目・9時30分/日本・神奈川の街中】
【海東大樹@仮面ライダーディケイド】
【状態】健康
【装備】ディエンドライバー@仮面ライダーディケイド
【道具】支給品一式
【思考】
基本:宇宙最高のお宝を手に入れる。 殺し合いには乗らない
1:ラハールと一緒に街からお宝を物色する
2:その後マーベラス達と合流

【ラハール@魔界戦記ディスガイアシリーズ】
【状態】健康
【装備】秘剣カブラステギ@風来のシレンシリーズ
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:主催者をぶっ殺して魔界に帰る
  1:海東大樹と一緒に街からお助け料を徴収する
  2:その後マーベラス達と合流
  3:ルカが着いてくるのは構わん、だがムチムチした女は苦手だ!
  4:知り合いも一応探してやる。

74新しい組織考えてもどうせ繋がれないだろうから一人で完結させてみる:2011/12/12(月) 17:41:16 ID:V4TxiDyk


【一日目・9時30分/日本・神奈川県付近】
【ロム・ストール@マシンロボ クロノスの大逆襲】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式、不明支給品(0〜1)
【思考】
1:ロワに蔓延る悪を倒す
※支給品の一つはゴーカイサーベル(@海賊戦隊ゴーカイジャー)でした。

【モヒカンA@北斗の拳 成敗確認】
【モヒカンB@北斗の拳 成敗確認】
【エリート兵@スーパーロボット大戦F完結編 成敗確認】
死因:天空宙心拳による撲殺


「えぇ〜?もう敵のボス倒しちゃったの!?」

というわけで今回もまた話に絡めず目立てなかったあかりであった。
頑張れ!負けるな!あっかりん!!

「今度こそは悪党倒して目立つんだから!」


【一日目・9時30分/日本・神奈川県付近】
【赤座あかり@ゆるゆり】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:主人公相応に目立ちたい

【Tバック男爵@クレしん 死亡確認】
【ジェイル・スカリエッティ@魔法少女リリカルなのはStrikerS 死亡確認】
【レオモン@デジモンクロスウォーズ 死亡確認】
死因:不明だがあっかりんの手によるものであることは確か


【ハイグレ魔王@クレしん 死亡確認】
死因:とどめがラハールの魔王玉だから直接の殺害者はラハールってことで。


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75新しい組織考えてもどうせ繋がれないだろうから一人で完結させてみる:2011/12/12(月) 17:41:47 ID:V4TxiDyk


「都知事にアグ○スにネオ・アルカディア、そしてハイグレ魔王・・・・・・結局はこの程度か」
名簿にボールペンを走らせて名前に横線を引いていく。
バトルロワイアルにて援助を行っていた組織の名前を記した物だ。
今呟いた組織以外にも多くの組織が存在していたが、それらも前述同様潰されている。

「たっく結局あいつら何もできないじゃねえか」
黒服の男が椅子に踏ん反り返りながらため息を吐いた。 偉そうにしているがこの男自身の地位はそれほどでもない。
もっともこのバトルロワイアルに置いてはある意味絶対的な立場にいるとは言えるが。

「しゃあねえだろ、参加者が化け物揃いなんんだから」
男の後ろに別の黒服の通りすがり、自分の席に着席する。
彼ら以外にも黒服を着た男達が自分のディスクに座ってモニターと睨めっこをしている。
帝愛グループ、それが彼らが所属する組織の名前だ。

「まあそりゃそうだけどよぉ・・・・・・あいつら一体何処から連れてきたんだよ?」
男が疑問に思うのも無理はない。 バトルロワイアルを盛り上げるためにといくつかの組織に援助を行っていたが、
それらは一瞬にして次々と崩壊していった。 いずれも小国以上の軍事力を持った組織であるにも関わらずだ。

「なんか異様に強かったり空飛んだり変身したりそもそも人間じゃなかったりどうやって捕まえたってんだ」
倒した勢力が同程度の集団ならまだいいし、黒服の常識からしてもそれ以外は考えられなかった。
ところが対抗戦力はレジスタンスと呼ぶのすら躊躇われるほどの少人数、むしろ単独の参加者だったのである。
銃より早く剣を振るって一騎当千を平然と行う人間など、黒服は知らない。
戦車砲を耐えて玩具で軍を壊滅させる人間など、黒服は知らない。
人間を遥かに超える巨躯を持って豪腕を振るう生物など、太古の恐竜以外には考えられない。
別にこの混沌たる世界ならばいてもおかしくはないとは思っている。
今更宇宙人を見たところで特に何の感傷も抱くことは無い。
ただ、何故彼らが首輪をつけて飼い慣らされてしまうのか、黒服にはそれが理解できなかった。

「そんなこと気にしたって仕方ないだろ。 俺達は兵藤様の命令に従って動くだけだ。
 それともお前もあの中に混ざりたいのか?」
「冗談じゃない」
参加者達が映るモニターを指差され、椅子にもたれ掛っていた黒服は強く首を振って否定する。
帝愛グループが何故こんな催しをしなければならないのか、いやできるのかを考えた人間は他にもいた。
金儲けを目的とする悪徳企業がどうしてこんな金にもならないことを始めるのか。
趣味の悪い富豪達への見世物にするのかと思えば、彼らも参加者として会場内に放り込まれている。
悩んでいるド壺に嵌ったのか、上に直接問い合わせに行く者さえいた。
好奇心は身を滅ぼすとはよく言ったもので、あの時に上役の部屋の扉を叩いた男はまだ戻ってきていない。
一瞬彼によく似た顔をモニターで見かけたのは気のせいとは思えない。

「じゃあとっとと働け」
「へいへい」
「それと先ほど聞いた話だが、もう他の組織に加担はしないそうだ」
「こんだけ潰されちゃ無理はないからな・・・・・・さて仕事仕事」
愚痴ってた黒服は姿勢を整え、他の黒服同様モニターと睨めっこを始める。
感情を押し殺すのは慣れているのだ。 役員となった以上は黙って働くだけ。
生き残りたければ余計なことを考えるな。 昔から続いていた暗黙の掟は今になっても変わらない。
バトルロワイアル一日目、今日も彼らは機械のように仕事に没頭するだけだ。


【一日目・9時30分/???・主催者本部】
【黒服達@逆境無頼カイジ破戒録】
【共通思考】
1:バトルロワイアルを運営する

※もう別の組織を援助するつもりはないようです。
 もし次に組織が出てきても主催とはなんの関係もありません。

 P.S 黒幕の機嫌によってもしかしたら変わるかも知れない。

76修正:2011/12/12(月) 18:11:01 ID:V4TxiDyk
作品名略したままだった・・・・・・
>>74
【Tバック男爵@クレしん 死亡確認】

【ハイグレ魔王@クレしん 死亡確認】


【Tバック男爵@クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王  死亡確認】

【ハイグレ魔王@クレヨンしんちゃん アクション仮面VSハイグレ魔王  死亡確認】
に修正

77暴竜の宴:2011/12/13(火) 01:21:20 ID:xHHUyseI
「た……助けてくれ……」

断末魔を聞き終わらないうちに巨大な獣竜は獲物を丸呑みして平らげた。
恐暴竜イビルジョー……何故か知らないが埼玉県に現れたのである。
近くにいた数名を喰い尽くした後、イビルジョーは次の獲物を探し始めた。
近辺にいた捕獲レベルの高い2匹のグルメモンスターも数秒も経たないうちに食い尽くされた。
哀れな犠牲者達が巨大な顎に噛み砕かれる音が聞こえる。
だが、イビルジョーの飢餓がまだ満たされない……
イビルジョーはより獲物が多くいる場所へ移動を開始した。

【佐藤 純@鬼門妖異譚 死亡確認】
【瓜生新吾@ましろ色シンフォニー ‐The color of lovers‐ 死亡確認】
【リーガルマンモス@トリコ 死亡確認】
【般若パンダ@トリコ 死亡確認】
※イビルジョーに捕食されました

-------------------------------------------------------------------------------

「やれやれですね」
別の地域に移動を開始したイビルジョーを眺めつつ衣玖は呟いた。
「あれ? 本物のイビルジョー!?」
ハルヒは本物のモンスターが見れて歓喜の声を上げていた。
だが埼玉にまさか最凶の恐暴竜が現れるなんて想定外だった。
もしかしたら世界各地にイビルジョークラスのモンスターが現れているかもしれない。
これは主催者の仕業かはたまた誰かの仕業かは分からなかった。
「とりあえずどうするのよ?」
「あの竜をこの場で殺害します」
「えっ? それって殺すってことよね……」
ハルヒとリンは驚いた。
「アレを放置すればマーダー以上の脅威……分かりますね」
「よっしゃ! じゃあイビルジョー狩猟クエストね!」
「はあ……面倒が増えた」
ハンター気分になったハルヒを横目にリンはため息をつくのだった。

【一日目・07時00分/日本・埼玉県】

【イビルジョー@モンスターハンター3】
【状態】健康 空腹状態
【装備】なし
【道具】???
【思考】基本:食べられる獲物を喰う
    1:獲物捜索中
    2:獲物を求め別の場所へ
※まだ喰い足りないようです

【涼宮ハルヒ@涼宮ハルヒの憂鬱】
【状態】健康、天上天下唯我独尊団長様
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】基本:○○○ー? そんなことより不思議探し!
    1:東京スカイツリー消失事件を解決する
    2:イビルジョーを狩る
※性欲が一時的に抑えられましたが、何かの拍子でまた溢れるかもしれません。

【鏡音リン@VOCALOID】
【状態】健康、男性不信、SOS団臨時団員
【装備】無し
【道具】支給品一式、その他不明支給品
【思考】基本:男を抹殺し、女だけの帝国を築く。
    1:衣玖さんを利用する
    2:ハルヒに付いて行く
    3:とりあえずイビルジョーを狩る
※8期までのリンとは何も関係ありません。
※極度の男嫌いです 

【永江衣玖@東方Project】
【状態】健康、SOS団臨時団員
【装備】イクサベルト&イクサナックル@仮面ライダーキバ
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】基本:殺し合いからの脱出
    1:リンの家族を探す
    2:殺し合いに乗った者は倒す
    3:イビルジョーを倒すために追跡

78とある暗黒騎士のおとしもの:2011/12/15(木) 12:03:23 ID:8MqMFgYs
ここは都内某所の地下秘密基地。
ダークナイトモンはモニターで全世界及び外宇宙の様子を伺っていた。
アメリカ消失からコミケ乱闘まで逐一である。
「ネオ・アルカディアは潰されたか……さすがはタクティモンだな」
未だに火災の収まらないネオ・アルカディア跡の映った画面を見て言う。
「神奈川ではハイグレ一味も駆逐され宇宙でもワルズ・ギルがくたばるとは……」
と言いつつ煎餅をボリボリを食い始めた。
「そろそろアメリカにいた参加者も日本へ来るだろう……それまでに」

その時、モニター室に誰か入ってきた。
「随分とながら食いだなダークナイトモンよ」
入ってきたのはムゲ・ゾルバトス帝王である。
当然、ダークナイトモン同様に参加者でありお互い利害一致で手を組んでいた。
不似合いにも煎餅を頬張るダークナイトモンを見てどこが貴族だと思うムゲでもあった。
「うるさいわ、それよりもレンジャーキーは集まったのかね?」
ムゲはダークナイトモンにいくつか見せた。
「ほほう……オノレンジャーのじゃないかこれは?」
オノレンジャーとはカジオー軍団に所属するいわば知る人ぞ知るパチモン戦隊である。
「レンジャーキーなら何でもいいといわれたのでな……後」
「もういい!」
ムゲの報告を最後まで聞かずにダークナイトモンはモニター室を出た。
ムゲも急いで追いかける。
「どこへ行くのだ?」
「実験室だよ……そろそろだろう」
ムゲの問いにそう答えてダークナイトモンは実験室と書いてある部屋へ入った。

「ゲイト君、実験はどうなっているのかね?」
ダークナイトモンは部屋にいたレプリロイドのゲイトにそう問いかける。
レプリエロイドの世界を作ろうとしたが途中でダークナイトモンと同盟を結ぶことになったのだ。
「実験は順調だ……まあ見てくれ」
ダークナイトモンは隔離室にいる2つの存在に気づいた。
いたのは森でダークナイトモンが捕獲したトトロとゲイトが英国で捕獲した少佐である。
2人とも拘束具で押さえられている。
距離的にどうやって井上ワープしたかは突っ込んではならない。
「では成果をご覧あれ」
ダークナイトモンの言葉とともにゲイトはダークネスクロスローダーをかざす。
「トトロ、少佐……強制デジクロス!!」
すると少佐とトトロの体が溶け合い融合し始めた。
隔離室越しの窓から光が放たれ隣の部屋の3人を包む。
「おお……」
ダークナイトモンの隣にいたムゲが驚く。
「見てくれ、これでいいはずだ」
ゲイトはそう述べた。
やがて変化は収まり眼鏡をかけたトトロの姿した何かが現れた。
あまりにキモ可愛いこの生き物を見てダークナイトモンとムゲはやや嫌悪感を感じた。

【トトロ@となりのトトロ デジクロス確認】
【少佐@HELLSING デジクロス確認】

「成功のようだな……人間や動物や妖怪にポケモン等をデジクロスさせることには」
嫌悪感を拭い去りダークナイトモンは満足そうに微笑む。
ゲイトの協力で支給品のダークネスクロスローダーの改良に成功したのだ。
「ああ、これで無限に戦力を増やす術は手に入ったな」
隣のムゲは言う。
「良かったなゲイト君……もし失敗したら君の肉棒を切り落としてムゲ宇宙に捨ててたよ」
ダークナイトモンは非常に低い声で労う。
ゲイトはやや嫌がり気味であったが。
「そしてこれで合体してパワーアップした生物も分離させることも出来る」
ダークネスクロスローダーをゲイトから受け取り余韻に浸るダークナイトモン。
「さてモニター室へ戻るか」
ゲイトとトトロ少佐を置いてダークナイトモンとムゲは退室した。

79とある暗黒騎士のおとしもの:2011/12/15(木) 12:08:15 ID:8MqMFgYs
「それでハッキングはどうなっているのか?」
モニター室に戻るなりにムゲがそう言ってきた。
「一応主催の帝愛グループの各施設にアクセスしているがね」
「それなりに成果はあったんだろうな?」
「残念だが奴らの本拠地の場所は分からなかった……忌々しい」
ダークナイトモンはそう答えた。
このように反主催行動を行っても首輪爆破されないのは見逃されているのか。
はたまた脅威に感じていないのか。
実際に反主催グループは他にもいるのであるが。
「やはりゲイトにクロスローダーを量産させるしかないのか?」
「そうなるな……もっと有能な材料が欲しいがね」
ダークナイトモンもムゲも主催を倒しゲームそのものを乗っ取ろうと画策中なのである。
「それなら上のフロアにわんさかいるぞ」
「何!? そういえばこの秘密基地……ホテルの地下深くだったな」
ロワが始まってすぐにダークナイトモンは主催の目から逃れるためにこの秘密基地を用意していたのだった。
「だが突貫工事だったために無理はないか?」
ムゲが心配そうに言うがダークナイトモンはチッチッと指を振った。
そして基地は任せると言って上のフロアへ向かった。
1人残されたムゲだったが妙な違和感を感じていた。
(おかしい……天井の軋む音がするな)

-------------------------------------------------------------------------------
皇帝アクドス・ギルとクライシス皇帝は風呂から出ると早速、地下から出てきたダークナイトモンと遭遇した。
「なんだお前は?」
いきなりの遭遇でやや驚く両雄。
「ただの貴族さ……」
ダークナイトモンはクライシス皇帝にそう格好よく決める。
「初対面だが早速このダークネスクロスローダーの餌食になってもらうよ」
ダークナイトモンはダークネスクロスローダーを向けて言う。
その時―――――

「アガッ!!」
ダークナイトモンの脳天にボールが直撃した。
人間より頑丈なデジモンである彼にとってドッチボール程度の威力だったが。
それでも痛かったようだ。
「何をする貴様!?」
頭をさするダークナイトモンの前に現れたのは工藤新一だった。
もちろん入浴済みで浴衣装備である。
「工藤新一……探偵さ」
「浴衣で決められても格好よくはないがね……」
こいついい年で恥ずかしくないのかと思うダークナイトモンだった。
「それよりも何が目的だ!」
アクドス・ギルが叫ぶ。
「安心したまえ」
ダークナイトモンはスピアを地面に叩きつける。
「宇宙を支配するのは君達でも帝愛グループでもない……私なのだよ」
「実に小物過ぎる発想なんだが……おっさんよ」
新一が毒づく。
その時である。
「ダークナイトモン大変だ!」
基地を任せたはずのムゲが慌てて走ってこちらへ向かってくる。
丁度、ズール皇帝とエグゾスも騒ぎを聞きつけて現れた。
「お前は64で銀河帝国の皇帝をやってた!」
「αシリーズじゃわしを差し置いて出演しおって!」
スーパーロボット大戦64をやってないと理解できない口論するズールとムゲ。
そんなことはどうでもいいとムゲに何があったか説明しろと迫るダークナイトモン。
「やはり地下基地に無理があったんだ……もうすぐホテルが地盤沈下するぞ!」
それを聞いてダークナイトモンに衝撃が走る。
手抜き工事の突貫工事のために地盤が緩みゆっくりとホテル崩壊の布石が敷かれていたのだった。
「なんだと……ゲイトは?」
「トトロ少佐とともにそのまま瓦礫の下へ消えていった……ここは放棄しよう」
「チッ、まあいい……ではまた会おう皇帝諸君に名探偵君」
ムゲとダークナイトモンはホテルの窓を叩き割ってホテルから脱出した。
幸い一階だったためにすぐに逃げることは出来たが……
その際に切り札であるダークネスクロスローダーを落としてしまったのだ。
痛恨のミスだった……本人も落としたことに気づかないのものだ。
「なんだこれは?」
その落としたクロスローダーを拾うクライシス皇帝だった。
その時だった、ホテル全体が揺れだしたのは。
一同は思う―――逃げろ!!

80とある暗黒騎士のおとしもの:2011/12/15(木) 12:10:41 ID:8MqMFgYs
【一日目・9時40分/日本・東京都のホテル(崩壊中)】

【ダークナイトモン@デジモンクロスウォーズ】
【状態】頭部に軽い打撲、デッドリーアックスモンとデジクロス済み
【装備】ツインスピア
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:この全世界に君臨する絶対の王になる
0:ひとまず戦略的撤退
1:新しいアジト探さなくては
2:バグラモンに会うべきか?
※スカルナイトモンとデッドリーアックスモンのデジクロス体です
※モニターでロワ全体の内容を一応把握しました

【ムゲ・ゾルバドス帝王@超獣機神ダンクーガ】
【状態】健康
【装備】レンジャーキー『オノレンジャー』
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:全宇宙支配
0:ダークナイトモンと同盟
1:新しいアジト探さなくては
2:ズール皇帝をそのうちボコす
※モニターでロワ全体の内容を一応把握しました

【皇帝アクドス・ギル@海賊戦隊ゴーカイジャー】
【状態】健康
【装備】ガルダフェニックス@クラッシュギア
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:地球を侵略する
1:脱出しないと!
2;暴走皇帝エグゾス、クライシス皇帝、ズール皇帝、真田と組む

【暴走皇帝エグゾス@激走戦隊カーレンジャー】
【状態】健康、怪人サイズ
【装備】芋長の芋羊羹、レイジングブリッド@クラッシュギア
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本;大宇宙ハイウェイのS・Aを地球に建設する
1:脱出しないと!
2:皇帝アクドス・ギル、クライシス皇帝、ズール皇帝、真田と組む

【クライシス皇帝@仮面ライダーBLACKRX】
【状態】健康、デスマター大佐状態
【装備】サタンサーベル、ディノファランクス@クラッシュギア、ダークネスクロスローダー
【道具】基本支給品一式、その他不明
【思考】基本:地球人類を抹殺する
1:脱出しないと!
2:南光太郎他仮面ライダーを倒すのも私だ
3:皇帝アクドス・ギル、暴走皇帝エグゾス、ズール皇帝、真田と組むのも私だ
4:ダークネスローダーを手に入れたぞ!
※今までとは別人です。
※真田のことを地球人だと思っていません。


【ズール皇帝@六神合体ゴッドマーズ】
【状態】健康
【装備】シューティングファントム@クラッシュギア
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:全宇宙の征服
1:脱出しないと!
2:皇帝アクドス・ギル、暴走皇帝エグゾス、クライシス皇帝、真田と組む
3:ムゲをボコしたい

【工藤新一@名探偵コナン】
【状態】健康
【装備】浴衣装備
【道具】支給品一式、キック力増強シューズ、ホテルの浴衣、その他不明
【思考】
基本:殺し合いを止める
0:早く逃げねえとやべえぞ!
1:ダークナイトモン一味を警戒
2:仲間達と合流する
3:こいつら助けるべきか?
4:歩美達にどう言い訳するかを考える

【ゲイト@ロックマンX6? 死亡確認】
死因:基地崩壊の際の生き埋め

-------------------------------------------------------------------------------
その頃、地下基地跡ではトトロ少佐は埋まりながらもなんとか生きていた。
「助けてくれ〜」

【トトロ少佐@となりのトトロ&HELLSING】
【状態】生き埋め、重体
【装備】なし
【道具】???
【思考】
基本:???
0:助けてくれ〜
※トトロと少佐の合体したデジクロス体です
※少佐と合体したおかげで人間にも見えます
※意志の主導権はトトロ寄りのようです

81修正:2011/12/15(木) 22:14:20 ID:8MqMFgYs
痛恨のミスだった……本人も落としたことに気づかないのものだ。
から
痛恨のミスだった……本人も落としたことに気づかないのもだ。
に修正します

82最近はポケモンもデジモンも大変だな:2011/12/17(土) 11:17:57 ID:4Hz8Scwk
「うりゃー!!」
赤い竜ことシャウトモンは強烈な拳でピラメキパンダを殴り倒した。
「こいつ!」
倒れたピラメキパンダに馬乗りし殴り続ける。
「もうやめてあげておーっ!」
「そうですよシャウトモンさん!」
シャウトモンに同行する少女ベルと途中出会った伊狩鎧が止めに入る。
「ベル、鎧止めるんじゃねぇ!!」
「このパンダはもう息してないよ……」
チッと軽く舌打ちするシャウトモンだった。
シャウトモンはマーダーに襲われて正当防衛だったとはいえやり過ぎだった。
敵を殴り殺した彼の拳は血まみれだった。
「その手拭かなきゃ……」

【ピラメキパンダ@ピラメキーノ 死亡確認】

「一体何がどうなってるんだよ……」
パートナーの工藤タイキの行方も分からず他の仲間もどこにいるのかいざ知らず……
シャウトモンの焦りがより一層強くなった。
しかも前の戦いで倒したはずのバグラ軍も復活しているのも苛立てる要因だった。
さらに鎧から齎されたザンギャックの存在……
主催も含め決着を着けねばならない問題が多いのだ。
「シャウトモン焦る気持ちは分かるよ、でも冷静になってよ」
ベルは涙目で言った。
「すまねぇベル……」
「これかどこへ行くですか?」
鎧は問いかける。
「さあな……ここから離れたほうがよさそうだ」
頷くベルと鎧を連れてこの場から離れるるシャウトモン。
明らかに息を切らしつつもリーダーらしく率先した。
それから数分が経った。

83最近はポケモンもデジモンも大変だな:2011/12/17(土) 11:22:22 ID:4Hz8Scwk
「あなた達は……」
そこに現れたのは弱音ハクだった。
装備しているものに驚き身構える一同だが敵でないことを悟り警戒を解いた。
「どうやら主催でもマーダーでもなさそうだな」
「すみませんシャウトモンさんは気が立ってまして……」
鎧の説明にハクも安堵した。
「名前教えて欲しいな……」
ベルに言われてゆっくりハクは語りだした。

「なるほどそんなことがあったんですか」
「でっシャウトモンさん達も?」
「ああ、こんな馬鹿げたゲームを作りやがった主催の連中をぶっ潰す!」
シャウトモンは拳を固めながら言った。
「それでハクさんは何のために戦ってるの?」
「家族を守るためです……」
ベルの問いにそうきっぱりと答えた。
「だったら俺いや俺らと来いよ、ハク」
シャウトモンはハクに近づく。
「その家族……俺がまとめて守ってやる」
ハクの肩をシャウトモンが軽く叩き、ハクは驚く。
「俺はデジモンキングだ、心配するなよ……」
「は、はい!」
拒否権はなさそうだと諦めるハクだった。
「そして弱音ハク……おめえはクロスハートの仲間だ」
それはハクがチーム・クロスハートに加入した瞬間だった。
しかしハクには気がかりが1つあった。
東京都知事と敵対する組織とあれ以降まったく連絡が取れないことだった。
一体何があったのかハクにも分からなかった。

【一日目・10時15分/日本・東京都】


【シャウトモン@デジモンクロスウォーズ】
【状態】健康 やや激情気味
【装備】シャウトモンのマイク
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:主催の帝愛グループの壊滅させてやるぜ
1:タイキたちと合流し仲間を集める
2:ハクの家族も守ってやる
3:バグラ軍やザンギャックに警戒
※時を駆ける少年ハンターたちの時期から参戦です

【ベル@ポケットモンスターBW】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:ゲームを止める為にシャウトモンに付いていく
1:シャウトモンに同行
2:チュレンたち大丈夫かな……
3:シャウトモンが心配

【伊狩鎧@海賊戦隊ゴーカイジャー】
【状態】健康
【装備】ゴーカイセルラー@海賊戦隊ゴーカイジャー
【道具】支給品一式、レンジャーキー(世紀末戦隊ゴレンジャイ64本セット)
【思考】
基本:主催者を打倒し、世界を平和にする
1:シャウトモンさんに付いていく
2:仲間たち(ゴーカイジャー)に合流したい
3:いるのであれば、スーパー戦隊の先輩たちに会いたい。
4:ルカさんかアイムさんにボインファイブに豪快チェンジしてほしい。

84最近はポケモンもデジモンも大変だな:2011/12/17(土) 11:24:45 ID:4Hz8Scwk
【弱音ハク@VOCALOID派生】
【状態】健康
【装備】オルテガのマスクマント@ドラクエ3、斬鉄剣@FFシリーズ
【道具】支給品一式 、アグ○スの支給品
【思考】
基本:レンや他の家族を救う
1:レンを狙う者は全て斬る
2:シャウトモンを信頼する
3:がくぽが言っていた妖夢と黒い服の女に少しの興味。
※8期とは別人

その頃、ビックサイドではイッシュ四天王の1人であるシキミがブースで自作同人小説を販売していた。
ちなみにちゃんと健全向きである。
「あれ? ちょっと揺れた?」
「断続的に揺れているっキュね」
シキミのアシスタントをしているキュートモンが胸騒ぎをする。
ホテル崩壊の余波がビックサイトにも遠からず届いていた。

【一日目・10時16分/日本・東京都】

【シキミ@ポケットモンスターBW】
【状態】健康
【装備】自作の小説×20部
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:コミケでブースで小説を販売する
1:地震?

【キュートモン@デジモンクロスウォーズ】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:シャウトモンたちに会いたい
1:今はシキミのお手伝い
2:地震怖いっキュ
※時を駆ける少年ハンターたちの時期から参戦です

85ドバイはエミュレイターになりうるか?:2011/12/20(火) 12:55:27 ID:pxbYbM1U
ことの始まりは突然のノックからだった。
「誰だ? 今立ち入り禁止中だ」
「兵藤会長直属の者といえばどうしますか?」
声を聞いた途端、急に青ざめた顔で黒服は黙って扉を開けた。
入ってきたのは2人の男女だった。

「やれやれですねえ、もう少し暇な時間を過ごしたかったんですがね」
ロングへアの銀髪の少女が言う。
「申し訳ございません!」
「いいんだよ、元々僕らはここに来る予定だったし」
「もっと後の予定でしたけど」
2人の男女の前に黒服達が頭を下げ始めた。
「しかし予定が早まるほど一日目で異常事態が起こるとはね」
男女は黒服から果たされた経過報告を読む。
「では問題のあの物体を見せてくれません?」
報告書を読み終えた少女は催促する。
「はい!」
「ああ、これですね」
銀髪の少女に言われて黒服がモニターを映し出す。
映されたのは外宇宙で巨大化しつつある異形の存在だった。
運営本部ではノイドヴァイと呼称されている生命体であり、今のところ外宇宙で成長中ということである。
このような事態のために帝愛グループ上層部から2人ほど派遣されたのである。
「もし地球に飛来したら地球でゲームが実行できなくなるけどアンゼロット……君はどう思う?」
「あのレベルだともう首輪でも殺せませんからね……シャイマールクラスの古代神をぶつけない限りは……」
男に聞かれてアンゼロットはそう述べた。
ここまで成長すれば首輪による抑止すら無意味というのが上層部の見解だった。
イレギュラー対策は早めにという意味でアンゼロットらの派遣が早まったのである。
「やれやれアンゼロット、君はあのイレギュラーの対策について考えてくれ」
「分かりました。七原文人……あなたはどうします?」
「僕は彼らとともにゲームの監視を行うよ、そろそろ放送準備だし」

86ドバイはエミュレイターになりうるか?:2011/12/20(火) 13:02:57 ID:pxbYbM1U
七原は黒服とともにゲームの運行状況の打ち合わせを始めた。
「今のところビックサイト周辺に参加者が集中的に集まっているね」
それもそうである……誰もが疑問に思うだろう。
何故バトロワ開催中に平然とコミケが開かれているのか。
全ては帝愛グループがコミケのスポンサーをやっているという単純な理由だった。
「けど、殺し合いより薄い本のほうが好きなんて信じられないね……」
「どうします?」
「放送までは放置しよう、それでも状況が一変しないのなら放送時に僕が決めるよ」
七原はコミケ周辺の様子を見ながら答えた。
「僕としては都合のいい釣り掘なんだけどね」
周りに聞こえない程度で七原は小さく呟いた。

アンゼロットはノイドヴァイをくまなく観察した。
「あんな物……主八界にもいませんでしたからね」
彼女はこの宇宙の住人ではない。
別の並行宇宙である主八界から帝愛グループに召集されたのである。
「参加者に始末させるべきか……こちらが手を加えるべきか」
アンゼロットはこの異形の存在への対策を考え始めた。
アンゼロット的には参加者と化け物との死闘の方が盛り上がりそうであるが、急ぐ必要もある。
何しろこのバトルロワイアルを運営指導しなければならないのであるからだ。
「地球が壊れても月でも火星や金星でもやれますけど舞台装置って大事なんですよ」
万一の場合は別の衛星や惑星やコロニーに舞台を移せばいいがそれはあくまで最後の手段である。
アンゼロットはPCを打ちながら映像のノイドヴァイを見据えた。

【一日目・10時30分/???・主催者本部】

【黒服達@逆境無頼カイジ破戒録】
【共通思考】
1:バトルロワイアルを運営する
2:七原文人とアンゼロットに従う

【七原文人@BLOOD-C】
【共通思考】
1:バトルロワイアルを運営する
2:放送準備を進める
※主催側です。

【真昼の月アンゼロット@ナイトウィザード】
【共通思考】
1:バトルロワイアルを運営する
2:ノイドヴァイに対する対策をまとめる
※主催側です。

【一日目・10時30分/外宇宙】

【ノイ・ドヴァイ(第八形態)@???】
【状態】測定不能な程の大きさ、DG細胞に感染、ゲッター線を吸収、
    自己進化超加速中、手足が増えた、球体に手足とタクアンとリザードンの首と翼が生えた、
    ニュータイプ能力覚醒、螺旋力覚醒
【装備】太陽系サイズのエターナルソード、太陽系サイズのゴルディオン・クラッシャー、太陽系サイズのレイジングハート
【道具】支給品一式、ドバイ×∞個、ドラゴンボール(七星球)
【思考】
 基本:生き残る!
  0:それにしても、この球は何なんでしょう?
  1:友の分まで生きる!
  2:奪還屋達に澪本を買ってきて貰う
  ※完全にタクアンの意識です。

87ドバイではたまにあるかないか微妙です。:2011/12/29(木) 01:27:19 ID:Yuvi.ELA
「……はっ、そろそろ冬コミの時期でしたね」

 その頃、タクアンは地味に冬コミの心配をしていた。
 しかし、タクアンは地味に気付いてしまった。 
 冬コミのカタログを地味に所持していないことに。
 しかし、このタクアンは地味に心強い味方がいた。

「タクア……紬お嬢様!!!!」
「その声は、もしや斎藤! まさか私のためにカタログを!?」
「その通りでございます。こんなこともあろうかとこの斎藤。
 タクア……紬お嬢様のために冬コミのカタログを持って参りました!!」
「サンキュー斎藤!!」

 そして、斎藤はタクアンに地味に冬コミのカタログを渡した。
 その後、斎藤は地味なタクアンから注文を聞き、代金を受け取った。
 
「それでは頼むぞ、斉藤!」
「斎藤でございます! タクア……紬お嬢様」

 そして、斎藤は宇宙戦艦ヤマトに乗り込み、じみにコミケ会場に向かった。

「この本、すげぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

 タクアンは地味に斎藤が書いた澪本を見て、興奮していた。

【一日目・10時35分/外宇宙】

【ノイ・ドヴァイ(第九形態)@???】
【状態】測定不能な程の大きさ、DG細胞に感染、ゲッター線を吸収、
    自己進化超加速中、手足が増えた、球体に手足とタクアンとリザードンの首と翼と尻尾が生えた、
    ニュータイプ能力覚醒、螺旋力覚醒、念動力覚醒、欲望の臨界突破、気力限界突破
【装備】太陽系サイズのエターナルソード、太陽系サイズのゴルディオン・クラッシャー、太陽系サイズのレイジングハート、太陽系サイズの澪本
【道具】支給品一式、ドバイ×∞個、ドラゴンボール(七星球)、冬コミのカタログ
【思考】
 基本:生き残る!
  1:友の分まで生きる!
  2:斎藤に新作の澪本を買ってきて貰う
  ※完全にタクアンの意識です。

【斎藤@けいおん!】
【状態】健康
【装備】宇宙戦艦ヤマト@宇宙戦艦ヤマト
【道具】支給品一式、2億円、その他不明
【思考】
基本;タクア……紬お嬢様をサポートする
 1:コミケ会場に向かう

88聖帝は誘う:2011/12/30(金) 01:49:41 ID:4ztslHzY
「ようやく起きたようだな」
ふとアキ子が目を覚ますとそこには男が一人椅子に座っていた。
アキ子の周りには勝俣や可符香らもいる。
「誰よあんた!?」
そう聞かれると男はゆっくり喋りだした。
「私はこのロワ運営から派遣されたイシドシュウジと言う者だ」
「なんでそんなお偉いさんが……?」
運営という言葉を聞いて身震いする銀時だった。
イシドはアキ子らを睡眠ガスで眠らせてここへ運んだのだ。
「君らに提案と救済処置を用意したのだ……入りたまえ」
すると数人の男女が入ってきた。
いずれも目隠しをされており、何事かと思う一同。
「ここは小笠原諸島付近に停泊中のクルーザーだ……彼らは君らのようにある目的のために集められた参加者だ」
イシドは同行していた黒服に指示して男女らから目隠しをはずさせた。

「ちょっとどういうことだ!! 説明してくれ!」
「突然こんなところに連れてきやがって!」
集められた一同からの罵声が響く。
「いいだろう、君らには特別ミッションを与えようと思ってね……運営の君らへのボーナスだ」
イシドは手に持ったリモコンボタンを押す。
大画面に映し出されたのはまさに太陽系を超える規模で巨大化しつつある生き物だった。
「な、何なのよコレ!」
さすがのアキ子もその初めて目にする異様な生き物に狼狽する。
「落ち着くんだ……これはノイ・ドヴァイ……云わば人類共通の敵だ」
「ノイ・ドヴァイ?」
澤井が言う。
「今急成長し続けてね、コレを君らに討伐してもらおうと思う」
イシドは冷淡に述べる。
一同は騒ぎ始めた。
「こんなものを殺すためだけに俺達を集めたのか!」
「そうだ、抽選で君らにこのミッションを与えることになった」
「ふざけるな! そんな幻想……打ち砕いて……」
イシドに殴りかかった一人の少年の首が綺麗に破裂し勝俣の前々に落ちた。
「ひっひいいいいぃぃぃぃっ!」
「君らすぐにこのごみを片付けろ……」
イシドの指示通りに少年の首と胴体を部屋から運ぶ黒服。

【上条当麻@とある魔術の禁書目録 死亡確認】
死因:見せしめの爆殺

89聖帝は誘う:2011/12/30(金) 01:55:10 ID:4ztslHzY
「お見苦しいところを見せてしまったね、だが無論諸君らには拒否権はある」
上条当麻を虫けらのように殺した男は表情崩さず述べる。
見せしめが刺激的だったのか黙り込んでしまう一同を見てイシドはすかさず言う。
「彼のようなイレギュラー要素ではない限り君らの意志は尊重しよう」
「だったらすぐに降りるわ」
そう言ってアキ子は立ち去ろうとする。
それを追いかけようとする勝俣達だったのだが……
「だがこのノイ・ドヴァイを討ち取ったらドラゴンボールを贈呈すると言ったら?」
イシドの悪魔の囁きに近い言葉にアキ子の足が止まる。
「こう見えても私を派遣した者は寛容だ……なんならドラゴンボール以外でも構わないそうだ」
「本当なら俺の借金もどうにかできるんだな!」
「私や彼女は嘘は付かない……乗ってくれるなら特別支給品は用意しよう」
黒服が黒いアタッシュケースを厳重に運んできた。
「もしこの提案に乗るならこれらを与えよう」

【一日目・11時00分/日本・東京都小笠原諸島父島・クルーザー内】

【クロウ・ブルースト@第二次スーパーロボット大戦Z】
【状態】借金塗れ(残り100万G)
【装備】ブラスタ@第二次スーパーロボット大戦Z
【道具】支給品一式
【思考】基本:借金返済
1:資金泥棒死ねぇ!
2:イシドの提案に乗るか考え中。
※何者かに絶賛借金中。
※イシドに集められた参加者です。

【零崎人識@戯言シリーズ】
【状態】健康
【装備】???
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
1:イシドの提案に乗るか考え中。
※イシドに集められた参加者です。

【秋山 澪@けいおん】
【状態】やや落ち着いている
【装備】パジャマ、サンダル
【道具】支給品一式
【思考】
1:イシドの提案に乗るか考え中。
※ノイ・ドヴァイがタクアンだと思ってません。
※イシドに集められた参加者です。


【野原ひろし@クレヨンしんちゃん】
【状態】健康、デビルトリガー発動
【装備】アラストル@デビル メイ クライ
【技能】「スタイリッシュアクション」「人修羅」
【道具】支給品一式
【思考】
基本:家族を守る
1:イシドの提案に乗るか考え中。
2:家族と合流する
3:出来る限り殺し自分と家族を強化する
※イシドに集められた参加者です。

【和田アキ子@現実】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式(-赤飯@現実)
【思考】基本:ドラゴンボールを見つけ出す
1:イシドは気に喰わんが提案についてどうするべきか

【勝俣州和@現実】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式(-赤飯@現実)
【思考】基本:アッコさんの行く先ならどこまでも
1:く、首がぁぁぁぁ!!

【風浦可符香(PN)@さよなら絶望先生】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式(-赤飯@現実)
【思考】基本:ドラゴンボール探しにつきあう
1:先生、どうかご無事で……
2:イシドの提案に乗るか考え中。

【坂田銀時@銀魂】
【状態】健康
【装備】柄に洞爺湖と掘られた木刀@銀魂
【道具】支給品一式 (-赤飯@現実)
【思考】基本:アッコについていく
1:あのイシドシュウジって奴むかつくな
2:イシドの提案に乗るか考え中。

【澤井啓夫@現実】
[状態]:健康
[装備]:マンガ家の道具一式
[道具]:支給品一式 (-赤飯@現実)
[思考]基本:ひとまず、アッコさんについていく
1:イシドの提案に乗るか考え中。

90聖帝は誘う:2011/12/30(金) 01:57:24 ID:4ztslHzY

「ご苦労様です」
携帯端末からアンセロッドの声が聞こえる。
「予定通りに和田アキ子と秋山澪を含めた面々を集めたがこれからどうする?」
「では外宇宙へ行くために東京へ向かってください……彼らが乗る乗らないにせよ」
「ああ、分かった……しかし唐突で強引な主催の介入は悪影響を及ぼさないか?」
イシドはアンゼロットに問う。
実は急な決定にイシドも些か疑問だったのだ。
「非常事態ですからね……時間稼ぎにはなりそうですけど、そっちもがんばってくださいね」
「ああ、では」
イシドは通信を切った。
今は彼女の維持にしたがうべきかと思うイシドであった。
クルーザーはそのまま進路を東京へ向かっていた。

【イシドシュウジ@イナズマイレブンGO】
【共通思考】
1:アンゼロットの指示通りに動く。
2:参加者とともに東京へ向かう 。
※主催側です。


【真昼の月アンゼロット@ナイトウィザード】
【共通思考】
1:バトルロワイアルを運営する
2:ノイ・ドヴァイに対する対策をまとめる
※主催側です。

91修正:2011/12/30(金) 02:00:37 ID:4ztslHzY
今は彼女の維持にしたがうべきかと思うイシドであった。
から
今は彼女の指示にしたがうべきかと思うイシドであった。
に修正します

92再度修正:2011/12/30(金) 02:17:32 ID:4ztslHzY
イシドに殴りかかった一人の少年の首が綺麗に破裂し勝俣の前々に落ちた。

イシドに殴りかかった一人の少年の首が綺麗に破裂し勝俣の目の前に落ちた。
に修正です

94名無しさん:2011/12/31(土) 15:41:26 ID:Bh0LyAw2
専ブラ調整書き込み

952012年 沈黙のウィンターバケーション:2012/01/09(月) 01:38:04 ID:.z/gLNWw
2011年という激動の年を終え、遂に迎えた2012年。
しかし、年明けから一週間を越えてもカオスロワは以前として沈黙を保ったままだった。
嵐の前の静けさなのか……それとも……?

「うぅ……何でもいいから構ってくださいよぉ……放置はやめて……」

そんな中で2011年の後を継いだ2012年は結構凹んでいた。

【2011年@西暦 死亡】

【2012年@西暦】
[状態]豆腐メンタル、ドラゴン形態
[装備]マヤ文明の予言
[道具]支給品一式
[思考]
1.放置はいやぁ……

96祭典の崩壊は今始まる:2012/01/09(月) 13:47:25 ID:VBg81qBc
その頃、チェレンとリュウ・ドルクと鬼道有人は早々と港区から離れていた。
「鬼道さん……急いで避難ってどういう意味なんですか?」
「驚くな、もうすぐここは崩壊する!」
「なんだと!?」
チェレンとリュウ・ドルクは驚く。
「お前達も感じていたはずだ……地響きの音を」
「それで慌てて離れたわけだな?」
「チェレン……お前は聖書に詳しかったな……ソドムとゴモラの炎上の話も知っているな?」
鬼道はチェレンに聞いてきた。
「旧約聖書のアフリカにあったという都市の滅亡の伝承ですね」
「ああ、神の怒りに触れたソドムとゴモラが滅亡したという話の再現がこれから起こるかもしれない」
「さっきから話の内容が見えんが?」
「どうやらここでは神に等しい主催の怒りがコミケ会場に落ちたらしいな」

その時、3人の前に一団が歩いてきた。
「あの? コミケ会場はどこですか?」
「何を言っている、もうすぐコミケ会場周辺に大規模な崩壊が始まるんだぞ!」
リュウ・ドルクはリーダーらしい影の薄い男と隣の巨乳の少女に怒鳴った、
「すぐに避難を呼びかけるんだ、チェレン、リュウ・ドルク、いくぞ!」
「君らも早く避難した方がいい、手遅れにならないうちにね」
鬼道達はそう言って一団を置いて立ち去っていった。

「なんだったんだ?」
その時――――
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
その日、このロワにおいて参加者を集めるきっかけになったコミケ会場は轟音とともに完全に地中に沈んでいった。
まさに旧約聖書の通りである。

【一日目・11時40分/東京】

【鬼道有人@イナズマイレブンGO】
【状態】健康
【装備】メガネ
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】基本:このロワを阻止しつつ秘密を探る
1:周辺参加者の避難を促す
※過去のロワとは別人です

【チェレン@ポケットモンスターBW】
【状態】健康
【装備】メガネ
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】基本:ロワからの脱出
1:ベルやアララギ博士の安否が不安
2:周辺参加者の避難を促す

【リュウ・ドルク@獣神ライガー】
【状態】健康
【装備】魔竜王ドルガ
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】基本:ロワからの脱出
1:鬼道やチェレンに協力
2:周辺参加者の避難を促す
※本編終了後からの参戦です

97祭典の崩壊は今始まる:2012/01/09(月) 13:52:36 ID:VBg81qBc

【鏡音レン@VOCALOID】
【状態】健康
【装備】無し
【道具】支給品一式、その他不明支給品
【思考】基本:家族を探しつつ性欲を解消する。
     1:ゼロについていく。
2:地震だ〜!!
※8期までのレンとは何も関係ありません。
※VOCALOIDとかじゃなく、れっきとした人間です。


【ゼロ@ロックマンゼロシリーズ】
【状態】健康
【装備】ゼットセイバー
【道具】支給品一式、その他不明支給品
【思考】基本:主催を倒しつつ性欲を解消する。
     1:ゲームに乗らない参加者を守る、特にショタ。
     2:サラマンダーと組んでコミケに行く。(上記1の為)
     3:シエルのことは助けられたら一応助ける。
     4:何が起こっているんだ?

【三沢大地@遊戯王デュエルモンスターズGX】
【状態】健康、キャラ崩壊中
【装備】なし
【道具】支給品一式、サラマンダーのグリモア@よんでますよ、アザゼルさん。
【思考】
基本:空気脱却
1:主人公となって殺し合いをとめる
2:よくわかんないけどコミケに行く。
3:有効な武器を探す
4:カードとデュエルディスクを探す
5:何が起こっているんだ?
※サラマンダーと契約済み

【サラマンダー公威@よんでますよ、アザゼルさん。】
【状態】健康
【装備】愛刀銘「孫六」(最初から所持)
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:革命を行い『男尊女卑』の世の中を実現させる
1:三沢を主人公にする
2:コミケに行き、女に責められる系の同人は焼き、それを買った者は皆殺し。
3:女にはとりあえず唾を吐く
4:か、会場が〜

【朝比奈みくる@涼宮ハルヒの憂鬱】
【状態】健康、唾の後
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:ヒロインになる
1:三沢大地を尊敬、ついていく
2:何をするんですか〜
3:か、会場が〜
※三沢に対しての価値観が変化させられています。

「いやぁ、本当に崩れてしまったな」
「私のせいじゃないぞ……ありゃ!」
ホテルから逃走していたダークナイトモンとムゲがそこにいた。
まさかホテル崩壊の余波がコミケ会場に及ぶとは予想外だったのだ。
「気を取り直して次行こうか?」
元凶の2人は知らなかった顔で避難する参加者にまぎれて逃げるように離れた。

【ダークナイトモン@デジモンクロスウォーズ】
【状態】頭部に軽い打撲、デッドリーアックスモンとデジクロス済み
【装備】ツインスピア
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:この全世界に君臨する絶対の王になる
1:新しいアジト探さなくては
2:バグラモンに会うべきか?
※スカルナイトモンとデッドリーアックスモンのデジクロス体です
※モニターでロワ全体の内容を一応把握しました

【ムゲ・ゾルバドス帝王@超獣機神ダンクーガ】
【状態】健康
【装備】レンジャーキー『オノレンジャー』
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:全宇宙支配
1:新しいアジト探さなくては
2:ズール皇帝をそのうちボコす
※モニターでロワ全体の内容を一応把握しました

【野比玉子@ドラえもん 死亡確認】
【タケシ@ポケットモンスター 死亡確認】
【ディアボロ@ジョジョの奇妙な冒険 死亡確認】
【富竹ジロウ@ひぐらしのなく頃に 死亡確認】
【セワシ@ドラえもん 死亡確認】
【クマ吉@ギャグマンガ日和 死亡確認】
【巴マミ@魔法少女まどかマギカ 死亡確認】
【逃げ遅れたコミケ関係者の半数@現実 死亡確認】
※逃げ遅れて崩壊に巻き込まれました
※コミケ会場周辺にはまだ大勢の参加者が残っていると思われます

99フライングしてもいいかな?:2012/01/09(月) 18:47:16 ID:vwbUr1Kg
一方、その頃、2013年は自分の出番を待っていた。

【2013年@西暦】
【状態】ウロボロス形態
【装備】無し
【道具】不明
【思考】基本. 来るべき機会まで待機する、

100大崩壊!インパクト・パニック・クラッシュ:2012/01/10(火) 01:07:55 ID:adhzLUwE
倒壊したホテルから逃げ出した皇帝達。しかし、何か忘れている事を思いだした。

「あっ天野河リュウセイ達は?」

間抜けな声でズール皇帝が言った瞬間、皇帝達は一気にリュウセイさんの事を思い出した。

そう、あの倒壊したホテルの下にはまだリュウセイさん達と真田が居るかもしれないのだ。
自分達の様に別の出口から逃げた可能性もあるが、万が一埋まっていれば大変である。
いくら外道とはいえ人間。最悪の場合、命を落とすかもしれない。

「早く救出しなければならないと思うのも私だ」

早速、リュウセイさん達を助けようと瓦礫を撤去しようとした次の瞬間――。

「待て!クライシス皇帝!!」
「!」

皇帝達の前に、金色の仮面とマントを身に着けた上半身裸の男が現れた。

「私はビッグバン・オーガニゼーション総帥ビッグバン」
「ビッグバン?」

目の前の不審者にしか見えない男を警戒する皇帝達。それを気にも留めずビッグバンは話を続ける。

「貴様達は、あの瓦礫に埋まっている天野河リュウセイ達を助けるつもりなのだろう?」
「それがどうした!貴様には関係ない!」
「関係大有りだ!クライシス皇帝。何故なら――」
「な、何故なら……?」

「天野河リュウセイは貴様ら、いや我ら悪の敵で在り続ける存在だからだ!!!」

「「「「な、なんだって!!!」」」」

正直、皇帝達は驚きを隠せないでいた。
あれほど邪悪な、悪そのものといってもいい存在が自分達悪の敵で在り続けるというのだ。これ程の矛盾は無い。

「それともう一つ真田弦一郎は地球人だ!地球人を助ける理由があるのか?クライシス皇帝!!」
「なに!!!」

そしてもう一つの驚愕の真実、それは真田の正体が地球人であるという事だ。

「だからこそ言おう。皇帝達よ……私も仲間に入れてくれ!」
「き、貴様は地球人では……」
「違う!私はボーグ星からやってきたボーグ星人だ!!」
「いいだろう!」

こうしてビッグバンを仲間に加えた皇帝達は、リュウセイさん達をほっといてコミケ会場に向かうのだった。

101大崩壊!インパクト・パニック・クラッシュ:2012/01/10(火) 01:08:34 ID:6bbJGOOY
【一日目・9時50分/日本・東京都のホテル跡】

【皇帝アクドス・ギル@海賊戦隊ゴーカイジャー】
【状態】健康
【装備】ガルダフェニックス@クラッシュギア
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:地球を侵略する
1;暴走皇帝エグゾス、クライシス皇帝、ズール皇帝、ビッグバンと組む
2:天野河リュウセイ……まさか我らの敵だったとは……

【暴走皇帝エグゾス@激走戦隊カーレンジャー】
【状態】健康、怪人サイズ
【装備】芋長の芋羊羹、レイジングブリッド@クラッシュギア
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本;大宇宙ハイウェイのS・Aを地球に建設する
1:皇帝アクドス・ギル、クライシス皇帝、ズール皇帝、ビッグバンと組む
2:天野河リュウセイ……まさか我らの敵だったとは……

【クライシス皇帝@仮面ライダーBLACKRX】
【状態】健康、デスマター大佐状態
【装備】サタンサーベル、ディノファランクス@クラッシュギア、ダークネスクロスローダー
【道具】基本支給品一式、その他不明
【思考】基本:地球人類を抹殺する
1:南光太郎他仮面ライダーを倒すのも私だ
2:皇帝アクドス・ギル、暴走皇帝エグゾス、ズール皇帝、ビッグバンと組むのも私だ
3:ダークネスローダーを手に入れたぞ!
4:天野河リュウセイ……まさか我らの敵だったとは……
5:真田……まさか地球人だったとは……
※今までとは別人です。
※ビッグバンをボーグ星人だと思っています

【ズール皇帝@六神合体ゴッドマーズ】
【状態】健康
【装備】シューティングファントム@クラッシュギア
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:全宇宙の征服
1:皇帝アクドス・ギル、暴走皇帝エグゾス、クライシス皇帝、ビッグバンと組む
2:ムゲをボコしたい
3:天野河リュウセイ……まさか我らの敵だったとは……

102大崩壊!インパクト・パニック・クラッシュ:2012/01/10(火) 01:09:09 ID:6bbJGOOY
「天野河リュウセイ……我が息子よ貴様が悪に走るなど私は断じて許さん!」

そうこれも全ては息子の為、自らが悪になる事でリュウセイさんを正義の味方にする。
それなのにこんな悪役達とつるんでいて貰っては困るのだ。
だからこそ、瓦礫の下に埋まっているリュウセイさんを見捨てたのだ。

「リュウセイ……人はこれを獅子の児落としという……」


【ビッグバン(天野河大輝)@人造昆虫カブトボーグV×V】
【状態】健康
【装備】仮面、マスク、ダークサイド・プレジデント
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】基本:主催者を倒し世界征服をする。
1:リュウセイを最強のボーグバトラーに育て上げる
2:自分が悪になる事で息子達を正義の味方にする。これぞ究極の反面教師!!
3:皇帝達と組む






「一体何が起こったって言うんだ……?」

皇帝達が消えてから数時間後、瓦礫を押しのけケンが倒壊したホテルから脱出していた。

「いきなりホテルが崩れるなんて……」
キョロキョロと周りを見渡していると一人見知った顔を見つけた。

「西山じゃないか?でもおかしいなあいつは二郎で……まあいいか」

さらによく見ると西山の他にも女の子が居た。
これを見たケンは西山が女の子を襲っていると勝手に勘違いした。

「おいやめろよ。嫌がってるじゃないか」
「違うんだケン君。彼女は超危険人物で……」
「チャイナクック・マーベラス・チャーハン チャーハン!!!」

ケンは話も聞かず西山を叩きのめした。

「君、大丈夫?」
「ありがとうございます。私田中ぷにえと言います。何かお礼をさせて下さい」
「俺はケン。気にしなくてもいいよ。それよりどうして西山に襲われてたんだ?」
「実は――」

彼女の話した内容はこうだった。
自分は魔法の国からやってきたお姫様で、地上には修行の為にやってきたらしい。
でも悪い魔法使いが魔法の国でクーデターを起こした為に、ぷにえはマジカル倫敦塔という場所に幽閉されてしまう。
だがこのカオスロワの混乱に乗じて、ぷにえは命からがら逃げ出し西山に追われ今に至る。

「何て奴らだ絶対に許せねえ!」
「ケン君……」
「大丈夫。悪い魔法使いは俺が全員叩きのめしてやるよ!」
「ありがとう……」

こうしてケンは魔法少女田中ぷにえと行動を共にする事となった。
リュウセイさんや勝治の事などは綺麗さっぱり忘れ……あわよくばぷにえと付き合えるのではないかと考えながら。
そして道中、間接が変な方向にねじ曲がった死体があったが気にしない事にした。

103大崩壊!インパクト・パニック・クラッシュ:2012/01/10(火) 01:11:22 ID:6bbJGOOY
【一日目・10時30分/日本・東京都】

【龍昇ケン@人造昆虫カブトボーグ V×V】
【状態】健康
【装備】キー・オブ・ザ・グッド・テイスト
【道具】支給品一式
【思考】
基本:悪い魔法使いを倒す
1:ぷにえを守る
2:ぷにえと付き合いたい



だがケンは知らなかった田中ぷにえはただの魔法少女ではない。
世界征服を狙い。自分の行く手を阻む相手は誰であろうと、魔法を駆使した姦計や得意の関節技攻撃(肉体言語)で徹底的に潰す
邪道魔法少女である事。そして自分は利用されている事に……。

ついでに西山がぷにえを追っていたのは、ぷにえがインターポールに指名手配されていたからである。


【田中ぷにえ@大魔法峠】
【状態】健康
【装備】プリンセス・ロッド
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:世界征服を目指す
1:クーデターを起こした連中を皆殺しにする
2:ケンを利用する

【犬夜叉@犬夜叉】死亡確認
【本田ヒロト@遊戯王】死亡確認
死因:ぷにえの関節技

104大崩壊!インパクト・パニック・クラッシュ:2012/01/10(火) 01:12:07 ID:6bbJGOOY
そしてケンとぷにえが去って行ってから数分後
勝治が瓦礫を押しのけ勝治がホテルから脱出していた。

「フハハハハハハハハ!!!!!世界は何て脆いんだ!!!!」

だが生と死の狭間を何度も行き来した為か彼は直死の魔眼に目覚め発狂していた。
何故、首輪の解除を行わないのかはご都合主義である。
まあ首輪の死が視えないて事でいいんじゃない?俺はどっちでもいいけど

勝治は近くに居た参加者を惨殺すると何処かに行ってしまった。

【一日目・11時00分/日本・東京都】
【松岡勝治@人造昆虫カブトボーグ V×V】
【状態】発狂、直死の魔眼覚醒
【装備】エレクトリカル・スピードワゴン
【道具】支給品一式
【思考】
基本:コミケに行く


【アルクェイド・ブリュンスタッド@月姫】
【パヤたん@大魔法峠】
【タラちゃん@サザエさん】
死亡確認






「パン、タベタイ」
「確かに昼食の時間だな」

無事ホテルの下から脱出できたロイドと真田は昼食を取る事にした。

【一日目・11時30分/日本・東京都】
【ロイド安藤@人造昆虫カブトボーグ V×V】
【状態】健康、
【装備】シーザー・カエサル・エンペラー、
【道具】支給品一式 メガネ
【思考】
基本:昼食を取る
1:食事を取れるところを探す

【真田弦一郎@新テニスの王子様】
【状態】左目に眼帯
【装備】黒いジャージ&テニスボール&テニスラケット@新テニスの王子様、鎧輝@クラッシュギア
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:ただ勝つのみ
1:皇帝たちと共に勝利を狙う
2:皇帝達は何処だ?
3:ロイドと行動を共にする

105大崩壊!インパクト・パニック・クラッシュ:2012/01/10(火) 01:13:07 ID:6bbJGOOY






何て事だ……俺が瓦礫の下に埋まっている間に……それに皇帝達に親父……」

そして現在、リュウセイさんは西山から自分が埋まっている間に何があったのか聞かされていた。
何故西山が皇帝達の事を知っていたのか。それは皇帝達がインターポールに指名手配され皇帝達を捕まえる為にホテルの前を見張っていたからである。

「それだけじゃないんだ今宇宙にはノイドヴァイという……」

更に西山は主催者の事ノイドヴァイの脅威、ホテル倒壊の原因であるダークナイトモン達の事を伝えた。
何故、彼がそんな事を知っているのか?それは彼がインターポール所属の特命刑事だからである。

「あとは頼んだよ……リュウセイ君……」
「西山……」

西山はそのまま息を引き取った

【西山茂一@人造昆虫カブトボーグV×V】死亡確認:死因チャイナクック・マーベラス・チャーハン チャーハン

そして次の瞬間、コミケ崩壊の音を響く。

「何が起こっているんだ?」

取り合えず、やる事は山のようにあるが何よりも優先するのは自分の欲しい同人誌だ。
何故ならケンや勝治を止め主催者を倒し皇帝達と親父も倒しダークナイトモン達も倒しノイドヴァイを何とかすることなど何時でも出来る。
でも同人誌は今しか手に入らない。だからこそリュウセイさんはコミケに向かう事にした。

【一日目・11時40分/東京】

【天野河リュウセイ@人造昆虫カブトボーグ V×V】
【状態】健康
【装備】トムキャット・レッド・ビートル
【道具】支給品一式
【思考】
基本:邪魔するものは何であろうと叩きのめす
1:コミケに戻って同人誌を手に入れる
2:勝治とケンを止める。
3:ケンを騙してる女(ぷにえ)と主催者、皇帝達、ビッグバン、ダークナイトモン達、ノイドヴァイを叩きのめす
4:正直2と3が面倒臭い

106大崩壊!インパクト・パニック・クラッシュ:2012/01/10(火) 01:14:11 ID:6bbJGOOY
ミス
何て事だ……俺が瓦礫の下に埋まっている間に……それに皇帝達に親父……」を
「何て事だ……俺が瓦礫の下に埋まっている間に……それに皇帝達に親父……」でお願いします

107覇帝は静かに王道を歩む:2012/01/11(水) 18:14:01 ID:uWqkVGeE
無残に面影すら残っていないラーメン屋が一軒あった。
周辺は突然の大災害によって心身ともに傷を負った客らが多数いた。

「さて君は博麗霊夢だったか? この状況は芳しくはないね」
バグラモンは廃墟だらけの市街地で霊夢に対してそう述べる。
「プリッ」

「こちらも有能な配下を一人失った。そしてこの街は壊滅的な打撃を受けた」
バグラモンは横にある物言わぬ少年の遺体に指差した。

「私が言いたいのは君がラーメン二郎に拘るよりも面子を捨て、避難を優先するべきと思うがね」
「文句が言いたいのはこっちよ! なんで突然大震災レベルの異変が起こるの?」
「私に聞かれても困るよ」

バグラモンにはこの異変の理由は大体察知していた。
彼の能力の内、制限を免れた千里眼である程度は把握できた。
ホテルで弟のダークナイトモンが姑息にもアジトを作り、その崩壊でコミケ会場を初め港区全域が震災レベルの大災害に見舞われたことも。
実はこの余波は東京全域に及んでおり、もはや東京都が地獄と化しつつあった。
だが、ここで説明しても理解できまいと黙っていた。

「とにかくだ、君はさっさとその深手の銀髪の少年とともに逃げたまえ」
バグラモンは霊夢の横の頭から血を流していた仁王雅治を指差しながら言う。
「高倉晶馬は君を救うために命を落としたのだ……彼の意志のも報い……」
その時――

「見つけたぜ、バグラモン!」
シャウトモンがマイクを片手に伊狩鎧とともに突如乱入してきた。
「まさか本当に復活してやがったとはな!」
「シャウトモンさん、こいつがバグラ帝国の親玉ですか?」
「ああ、デジタルワールドを支配しようとした悪の帝国の大ボスだ!」

「まさか君もバトルロワイヤルに参加していたとはね――シャウトモン」

かつての仇敵の登場にも動揺することなく冷静に見据えるバグラモン。

「ちょっと、誰よ! あんたら!」
「てめえもバグラ軍の仲間か!? だったら容赦しねえぞ!!」
シャウトモンは霊夢に向けてマイクを向ける。
霊夢も身構える。

だが、それを制するバグラモン。
「丁度いい、シャウトモン……ここで提案をしよう」
突然のバグラモンの言葉に声を失うシャウトモン。

108覇帝は静かに王道を歩む:2012/01/11(水) 18:17:59 ID:uWqkVGeE
「休戦協定だと?!」
「我々が倒すべき敵はこのゲームを動かす帝愛グループだ。ここで下らん潰しあいをしても無意味だ」
仇敵バグラモンの予想外の発言に驚くシャウトモン。

「ふざけるんじゃねえ! てめえを見過ごすほど俺は甘ちゃんじゃねぇっ!!」
「これだから物分りの悪い者は困る……鎧だったか、君も理解できるはずだ」
「どういう意味ですか!?」
「こんなつまらん潰しあいしても君らの宿敵のザンギャックが喜ぶだけだと思うのだ……それに」

バグラモンの言葉は続く。
「ここは更なる二次災害が起こるかもしれん、ここでつまらん死に方をしたら君の友も悲しむだろう?」
鎧はとっさにマーベラス達の顔を思い浮かべた。

「無論、休戦協定は一時的だ。君らか我らが帝愛グループを打ち滅ぼすまでと言う条件だ」
「そんなこと言ってとても信じられると思うのか?」
まだ警戒を解くつもりはないシャウトモン。

「私もこんなところで雌雄を決するなどふさわしくはないと思う。君もそう思うだろう」
シャウトモンは黙っていた。
「共通の敵を打ち滅ぼした後に改めて決着を着けようという意味だ。君も王を目指すなら理解できることではあるまい」
「たしかにおめえの言う通りかもな……いいだろう」
「賢明な判断だ」
「だがよ、おめえらのやったことは許されることじゃねぇ、帝愛グループを叩き潰したら決着は絶対に着けるからな!」
「それでよい、後……そこの彼女の世話も頼むとしよう」

バグラモンはそう言うと立ち去っていった。
シャウトモンらの性格を考えて後ろから不意打ちなど無粋な真似をしないことを計算に入れ、あえて隙を見せながらである。
不本意ながらもシャウトモンと鎧はそれを見過ごすしかなかった。

ベルとハクが合流したのはそれから5分後である。
「酷い傷……」
「それで何があったんですか?」

ハクの問いにシャウトモンはバグラモンと遭遇したことを説明した。
「バグラモン……悪の帝王にしては恐ろしく資質というかそういうものが備わってましたよ」
鎧は言う。
あの時、バグラモンを倒すチャンスだったがそれは震災で疲弊したラーメン二郎の客を巻き込んでしまうリスクも大きかった。
バグラモンはそれを見越しシャウトモンらに休戦を申し込んだと言える。

「それでこれからどうしますか?」
「とりあえずさっきは悪かったな、巫女さんよ……」
シャウトモンは巫女こと霊夢に謝った。
霊夢的にはラーメン二郎を潰されてキレる寸前だったのだが。

【一日目・11時48分/日本・東京都港区】

【シャウトモン@デジモンクロスウォーズ】
【状態】健康 やや激情気味
【装備】シャウトモンのマイク
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:主催の帝愛グループの壊滅させてやるぜ
1:タイキたちと合流し仲間を集める
2:ハクの家族も守ってやる
3:バグラ軍やザンギャックに警戒
4:バグラモンとの休戦協定には従う
※時を駆ける少年ハンターたちの時期から参戦です


【ベル@ポケットモンスターBW】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:ゲームを止める為にシャウトモンに付いていく
1:シャウトモンに同行
2:チェレンたち大丈夫かな……
3:シャウトモンが心配


【伊狩鎧@海賊戦隊ゴーカイジャー】
【状態】健康
【装備】ゴーカイセルラー@海賊戦隊ゴーカイジャー
【道具】支給品一式、レンジャーキー(世紀末戦隊ゴレンジャイ64本セット)
【思考】
基本:主催者を打倒し、世界を平和にする
1:シャウトモンさんに付いていく
2:仲間たち(ゴーカイジャー)に合流したい
3:いるのであれば、スーパー戦隊の先輩たちに会いたい。
4:ルカさんかアイムさんにボインファイブに豪快チェンジしてほしい。
5:バグラモン……恐ろしい男です

【弱音ハク@VOCALOID派生】
【状態】健康
【装備】オルテガのマスクマント@ドラクエ3、斬鉄剣@FFシリーズ
【道具】支給品一式 、アグ○スの支給品
【思考】
基本:レンや他の家族を救う
1:レンを狙う者は全て斬る
2:シャウトモンを信頼する
3:がくぽが言っていた妖夢と黒い服の女に少しの興味。
4:バグラモンが気になる
※8期とは別人

109覇帝は静かに王道を歩む:2012/01/11(水) 18:19:01 ID:uWqkVGeE
【博麗霊夢@東方Project】
【状態】健康、やさぐれ、ぶちキレ寸前
【装備】メダジャリバー
【道具】支給品一式、ラーメン二郎の無料券、大量のセルメダル
【思考】
1:もういや……

【仁王雅治@新テニスの王子様】
【状態】重体
【装備】不明
【道具】参加者詳細名簿、囲碁サッカーの入門書、その他不明
【思考】
基本;???
1:プリッ

【精霊アニマ@惑星のさみだれ 死亡確認】
【アニムス@惑星のさみだれ 死亡確認】
【トゥエンティ (二十里 海)@探偵オペラ ミルキィホームズ 死亡確認】
【ラット (石流 漱石)@探偵オペラ ミルキィホームズ 死亡確認】
【トゥエンティ (根津 次郎)@探偵オペラ ミルキィホームズ 死亡確認】
【逃げ遅れたラーメン客達@現実 死亡確認】

※逃げ遅れて震災に巻き込まれました

【高倉晶馬@輪るピングドラム 死亡確認】
※霊夢を庇って逝きました

-------------------------------------------------------------------------------

「陛下お帰りなさいませ」
バグラモンがベアトリーチェがお迎えた。
ここでも大災害の傷跡が生々と残っている。
「彼は死んだよ、勇敢な最期だったが」
「安からに眠るっチャ……」
「だが、君らのそばにいる者は誰かね?」

バグラモンはチャチャ達と一緒にいる10/と魂魄妖夢とファントムを見る。
「例の震災が渋谷や池袋でも起こったんでそこから逃げてきたところで匿ったんですよ」
バグラモンは港区のみならず東京全土で災害が起こっているようだなと考えた。
つくづく弟はどこまで足を引っ張るのだと思う。
「フム、まあいい……私は新生帝国バグラ皇帝のバグラモンだ」
バグラモンは10/と魂魄妖夢とファントムを戦力に組み込むことを考えた。
そして東京から離れるべきだということも。

そして余震は続く。
「また揺れたか……」

【一日目・12時10分/日本・東京都港区】
【10/@TCBR】
【状態】健康、雑用係、空気
【装備】ドス(短刀)@現実、ティーセット一式
【道具】支給品一式、自作の同人誌、自作のコンピュータ、その他不明
【思考】基本:空気を読みつつ、空気になる。
0:ひとまずバグラ軍と一緒に行動する
1:6/とは別行動を取る
2:妖夢達と行動する
3:6/と8/が気になる。
※◆6/WWxs901sを目立たせる同盟の仲間です。


【魂魄妖夢@東方Project】
【状態】健康、強い決意
【装備】刀「月の桂」@月華の剣士
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:殺し合いからの脱出および主催者を斬り潰す
1:ハーケンさんと行動し、仲間を増やす
2:知り合いがいたら、合流したい。
3:がくぽとは決着を付ける。
4:初音ミクと8/を警戒。
5:ひとまずバグラ軍と一緒に行動する
※ファントムの中の人の名前をハーケンだと思っています。
※◆6/WWxs901sを目立たせる同盟の仲間です。(本人自覚なし)

【ファントム@無限のフロンティア】
【状態】各部異常無し
【装備】標準装備一式
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:ゲームの破壊・打倒主催
1:妖夢と行動し、仲間を増やす。
2;ハーケン達が入れば合流したい。
3:初音ミクと8/を警戒。
4:ひとまずバグラ軍と一緒に行動する
※◆6/WWxs901sを目立たせる同盟の仲間です。(本人自覚なし)

110覇帝は静かに王道を歩む:2012/01/11(水) 18:20:02 ID:uWqkVGeE
【バグラモン@デジモンクロスウォーズ】
【状態】健康
【装備】大剣装備
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:主催者を皆殺しにし全宇宙を征服する
1:東京からの離脱を優先する
2:出来るだけバグラ軍を集める
3:力は出来るだけ温存する
※次元を操る力は制限されています

【チャチャ@モンスターハンター3】
【状態】健康
【装備】石斧装備
【道具】基本支給品一式、奇面族の仮面、ニンテンドー3DS、モンスターハンター3G、不明支給品
【思考】
基本:バグラモンに従う
1:狩猟したい
2:妖夢達の保護

【ベアトリーチェ@WILD ARMS Advanced 3rd】
【状態】健康 生身
【装備】なし
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:バグラモンに従う
1:妖夢達の保護

111名無しさん:2012/01/11(水) 20:17:05 ID:qxYv9Tho
「ええ―――っ!!?」

 その頃、安中さんは一人だけこの場に残ったことに驚きを隠しきれていなかった。

【一日目・12時00分/日本・東京都港区】

【安中榛名@日常】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、ラーメン二郎の無料券、その他不明
【思考】
基本;ええ―――っ!!?

タイトルは『空気キャラって漫画やテレビでしか見たことないから今日自分が空気キャラなるとはまったく思ってもみなかった』

112修正:2012/01/11(水) 21:21:16 ID:uWqkVGeE
「安からに眠るっチャ……」を
「安らかに眠るっチャ……」に修正します

113再度修正:2012/01/11(水) 21:26:14 ID:uWqkVGeE
「高倉晶馬は君を救うために命を落としたのだ……彼の意志のも報い……」を
「高倉晶馬は君を救うために命を落としたのだ……彼の意志も報い……」に修正します

114復活!!ムー大陸:2012/01/12(木) 19:49:41 ID:7/.L/v3M
「ねえ? いつになったら陸地につくの?」
2人の少女と1人の少年がヨットで航海していた。
「俺に聞かれても困る」
少年はそう述べる。

「全く何故お前達ははアメリカにいたんだ?」
「アリアちゃんは武偵の仕事で私は観光旅行ってとこかな?」
「もういい……」

ボートを漕ぐ少年こと蒼沼キリハはシャーロック・シェリンフォードことシャロと神崎・H・アリアに言った。
3人ともアメリカにいたが爆破されることを知るとすぐに脱出したのであった。
だが、未だに太平洋上で陸地を探して突き進むしかなかった。

「しかしお前達がかの有名なシャーロック・ホームズの血を引いているとはな」
「と言うことは私達は親戚ってことに?」
「なるわね」

その時だった。
「ちょっと! 揺れてない!?」
「なにぃ!!」
海全体が大きく振動し津波が発生したのだ。
「絶対に離れるなよ!」
キリハの言葉と共にヨットは渦巻きに呑まれて沈んでいった。

-------------------------------------------------------------------------------

「起きてよ! ちょっと起きなさいよキリハ!」
キリハが目覚めるとアリアとシャロがいた。
「一体何が起こったんだ……どこだここは?!」
「どうやら私達ってこの島に流れついたみたいなんですよ」
キリハは起き上がるとそこは見たこともない島だった。
辺りは奇妙の遺跡群ばかりの殺風景な場所である。

「奇妙な場所だな、少し探ってみるか……ついてこいお前ら」
キリハ達はこの島の探索を開始した。
「ねえ、奇妙だと思わない?」
「何がどう奇妙だ」
「だってこの島って島にしては広くない?」
アリアの言葉にも一理あった。
島の定義にしては広大すぎるのである。
「まるで大陸ですよね……」
「もしかしたらここムー大陸じゃないですか?」
シャロの言うムー大陸とは古代に沈んだ幻の大陸のことである。
「さすが探偵の血筋なだけはあるな。だが今更ムー大陸と言われてもピンとこないぞ」
「そうよね……」

一行が数時間も歩き続けた。
遺跡ばかりでうんざりする中、さらに歩き続けた。

115復活!!ムー大陸:2012/01/12(木) 19:53:27 ID:7/.L/v3M
「ねえ休憩にしません?」
シャロがとうとうへばった。
「分かった、俺ももう歩きたくはない……」
キリハはそう言って腰を下ろした。

その時である。
「……おーい!」
キリハ達の前に現れたのはボロボロになった佐倉杏子と美樹さやかと千歳ゆまである。
おそらくキリハ一行と同じようにムー大陸にたどり着いたのだろう。
「あんた達どうしたのよ!」
杏子はキリハ達を見ると安心して気を失った。
「酷い怪我している!」
「とにかく手当てだ、手伝ってくれ」
とにかくこの少女らを助けねばならないと思う一行だった。

【一日目・10時50分/太平洋上・ムー大陸】


【蒼沼キリハ@デジモンクロスウォーズ】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
基本;主催者をぶっ潰す
1:工藤タイキたちに早く合流する
2:ムー大陸?を探索する
3:杏子を助ける

【シャーロック・シェリンフォード@探偵オペラ ミルキィホームズ】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
基本;ゲームから脱出
1:キリハについていく
2:ムー大陸?を探索する
3:杏子らを助ける

【神崎・H・アリア@緋弾のアリア】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
基本;ゲームから脱出
1:キリハについていく
2:ムー大陸?を探索する
3:杏子らを助ける

【佐倉杏子@魔法少女まどか☆マギカ】
【状態】疲労(大)、ダメージ(大)、気絶
【装備】ソウルジェム
【道具】基本支給品一式、不明支給品、大量の食糧
【思考】
基本:生き残る
1:さやかとゆまを守る
2:……ここは大陸?

【美樹さやか@魔法少女まどか☆マギカ】
【状態】疲労(大)、ダメージ(中・回復中)、気絶
【装備】ソウルジェム
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:カオスロワを止める
1:コンビニから脱出する
2:杏子には食べ物を返させたい
3:ここは大陸?

【千歳ゆま@魔法少女おりこ☆マギカ】
【状態】疲労(大)、ダメージ(大)、気絶
【装備】ソウルジェム
【道具】基本支給品一式、不明支給品、大量の食糧
【思考】
基本:生き残る
1:杏子について行く

116名無しさん:2012/01/12(木) 19:55:44 ID:7/.L/v3M
-------------------------------------------------------------------------------

「まさか古のムーまで復活するとは……」
「この様子だとアトランティスも復活するかもしれんなってアポロ!?」
「そんなことよりも飯だ!」
キリハ達の近くで美男子3人がいた。
彼らこそ別の宇宙でアクエリオンで地球を救ったアポロ、シリウス、頭翅である。
本編終了後、このロワに強制的に参加させられたのだった。
そして目覚めるとムー大陸だったのである。

ムー大陸の出現……まだカオスは終わらない。

【アポロ@創聖のアクエリオン】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:ゲームから脱出し主催者を倒す
1:とりあえず飯だ!
2:シリウスと頭翅と協力
※本編終了後からの参戦です

【シリウス・ド・アリシア@創聖のアクエリオン】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:ゲームから脱出し主催者を倒す
1:元の世界に返って妹のシルヴィアに会う
2:アクエリオンを探す
3:まさか頭翅と手を組むことになるとは
※本編終了後からの参戦です

【聖天翅・頭翅@創聖のアクエリオン】
【状態】健康
【装備】ソウルジェム
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:ゲームから脱出し主催者を倒す
1:アポロニアスに協力する
※本編終了後からの参戦です

117修正:2012/01/12(木) 19:58:05 ID:7/.L/v3M
【聖天翅・頭翅@創聖のアクエリオン】
【状態】健康
【装備】ソウルジェム
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:ゲームから脱出し主催者を倒す
1:アポロニアスに協力する
※本編終了後からの参戦です


【聖天翅・頭翅@創聖のアクエリオン】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:ゲームから脱出し主催者を倒す
1:アポロニアスに協力する
※本編終了後からの参戦です
に修正します

118再度修正:2012/01/12(木) 22:52:27 ID:7/.L/v3M
ボートを漕ぐ少年こと蒼沼キリハはシャーロック・シェリンフォードことシャロと神崎・H・アリアに言った。を
ヨットに乗っている少年こと蒼沼キリハはシャーロック・シェリンフォードことシャロと神崎・H・アリアに言った。

119ムーが復活したならこっちも:2012/01/13(金) 03:52:26 ID:f1yb0LxI
ムーが目覚めた頃……

海の底のアトランティスではデカい顔をした自動報復プログラムが目覚めていた。
しかもバトロワを自国への攻撃と勘違いして地上に核ミサイルを撃ち始めた。

【一日目・12時/バミューダ三角海域・アトランティス】

【ポセイドン@ドラえもん のび太の海底鬼岩城】
【状態】コンピューター
【装備】核ミサイル×たくさん
【道具】支給品一式
【思考】基本:核ミサイルを撃つ

【島田紳助@現実 死亡確認】
【ルーファウス@テラカオスバトルロワイアル 死亡確認】
【その他の核ミサイル落下地点にいた参加者×100万人@現実 死亡確認】

120アトランティスといえばあのクソゲーだろ:2012/01/13(金) 09:07:12 ID:jmJSvpB6
復活したアトランティスに囚われた師匠の為、冒険家ウィンは旅立ったのであった。

ちなみに師匠のグラフィックは伝説のあのゲームの流用なので同一人物かもしれんぜ。

【一日目・12時/バミューダ三角海域・アトランティス】
【ウィン@アトランチスの謎】
[状態]健康
[装備]小型爆弾
[道具]不明
[思考]
1.師匠を助ける

【ごんべ@いっき】
[状態]健康、捕まった
[装備]なし
[道具]???
[思考]
1.???

121ポケモンソムリエとドラゴンマスターとデスジェネラルの大冒険:2012/01/13(金) 12:59:38 ID:qk.C.T82
その頃、香港ではアイリスとデントと何故か仲間に加わったデスジェネラルのドルビックモンはある男を保護していた。
「怖いよ……怖いよ……」
「かわいそうに相当怖い目に遭ったらしいね」
「こいつの連れの女は単身ヨーロッパへ赴いたそうだな……我らも向かうか?」
「彼のケアをしないといけないよ」
「そうよね、この人を安全な場所へ連れて行きましょう」
デント達はなのはに半ば見捨てられたカイジの手当てをするのだった。

「しかしアイリスよ、ドラゴンマスターとやらは進んだのか?」
「このロワに参加してからも全然って……はあ」
「フン! お前もまだまだ甘いようだな。俺なんて実力でデスジェネラルになったものだぞ」
「ドルビックモンって大人ねえ」
カイジの治療をテンドに任せドラゴン繋がりで仲良くするアイリスとドルビックモンだった。

【一日目・12時40分/中国、香港】

【アイリス@ポケットモンスター ベストウイッシュ】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:ドラゴンマスターを目指しつつゲームから脱出
1:デントとドルビックモンと協力
2:キバゴ達どこ?
3:カイジを助けるか
※ベストウイッシュ版です

【デント@ポケットモンスター ベストウイッシュ】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:ポケモンソムリエを目指しつつゲームから脱出
1:アイリスとドルビックモンと協力
2:サトシやポケモンやコーンとポッドを見つけたら合流する
3:カイジを助けるか
※ベストウイッシュ版です

【ドルビックモン@デジモンクロスウォーズ】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:バグラモン様と合流し主催を消す
1:しばらくはアイリスとデントと手を組む
2:クロスハート(シャウトモン、工藤タイキ達)には警戒
3:人間(カイジ)はまあ助けてやらんことはないか
4:アイリスのドラゴンマスターに興味がある

【伊藤カイジ@逆境無頼カイジ破戒録】
【状態】健康、恐怖、失禁、気絶中
【装備】ウォーターボトル@めだかボックス
【道具】支給品一式
【思考】
基本:殺し合いと帝愛を潰す
1:???

122修正:2012/01/13(金) 14:43:31 ID:qk.C.T82
カイジの治療をテンドに任せドラゴン繋がりで仲良くするアイリスとドルビックモンだった。

カイジの治療をデントに任せドラゴン繋がりで仲良くするアイリスとドルビックモンだった。
にします

123一方そのころ、空の上では。:2012/01/13(金) 16:53:49 ID:1/CYSM3U
 「……」

1人の男性教師が天空の城とともに漂流していた。

【一日目・12時26分/上空】

【糸色望@さよなら絶望先生】
【状態】健康、寝不足、ラピュタの下につかまっている
【装備】S&W
【道具】支給品一式
【思考】基本:生きて帰りたい
1:……
2:私はこれからどうなるんでしょうか



え、どこの上空かって?
それは御想像にお任せします。

ギャフン。

124女神の生贄〜私は残酷な神です:2012/01/14(土) 14:34:14 ID:gYOSNy0c
アンゼロットは数十人の黒服と共に成田空港にいた。
東京に着陸したアメリカからの航空機をロビーで見ていた。
やってきたのは月島、岡部、長門、まどかである。

「ご苦労様ですよ……月島さん」
まるで自分の部下のように月島を労うアンゼロット。
「彼らを手土産とはあなたもやり手ですね」
実は月島は兵藤和尊の命令でジョーカーとして参加者としてまぎれて影でロワを動かしていたのだった。
「少しでも勝率は上げておきたいですしね。今のところ和田アキ子と秋山澪を入れても20%ぐらいしかありませんからね」
まどかと長門を見てアンゼロットは言う。

アンゼロットは確実にノイ・ドヴァイを討つために徹底的に戦略を組んだ。
まずは最強クラスであり7期、8期を生き抜いた和田アキ子を投入することで勝率を上げることから始めた。
だがそれでもノイ・ドヴァイを完全に息の根を止めるにはまだ不十分だった。
いかに和田アキ子が強くても吸収されれば元もこうもないのだ。
無論、強力な特殊支給品を配給させる予定であるが確実とはいえないのだ。

そこでさらに勝率を上げるためにノイ・ドヴァイの縁の深い秋山澪も追加投入を決めた。
他の軽音部員がことごとく死亡に対して澪が生き残っていたのはアンゼロットにとって幸運だった。
友人同士の殺し合いと言う人間性を軽視した残酷なシナリオも用意し、鉄壁な布陣といいたいがまだ不安要素があった。

だが、月島が連れてきた同行者のうち、長門とまどかの二名は実に魅力的だった。
万が一アキ子や澪が提案を蹴ってもそれを見事に代用する素晴らしい戦力が手に入ったのだから。

「では月島さん、男は必要ありませんから女子2名を引き渡してください」
「おや? 例のノイ・ドヴァイの生贄かい?」
「違いますよ……英雄ですよ」

125名無しさん:2012/01/14(土) 14:38:23 ID:gYOSNy0c
実はアンゼロットには更なる切り札があった。
それはインキュベーター製には劣るが人工的に作った擬似ソウルジェムである。
元々はジョーカー参加者を生み出すために作ったが、この際投入しようと思ったのだ。
無論、鹿目まどかに使用する。

正直アンゼロットは彼女に消えて欲しかったのもあった。
平行世界の女神である高位の鹿目まどかの存在の抹殺―――それもアンゼロットの目的の1つだった。
新参の割には自分より高位の神など彼女にとって認められないのだ。
だったら、この世界の彼女と今や冥魔に等しいノイ・ドヴァイを接触させたら?
ノイ・ドヴァイに吸収なりさせたらノイ・ドヴァイと平行宇宙にいる女神両方に何らかの悪影響を与えられるかもしれない。
もしかしたらあの女神をこっちに引っ張り出せる可能性もある。

それに情報統合思念体の端末でもある長門も十分すぎるアドバンテージである。
都合よく進めばノイ・ドヴァイを弱体化する操作ができるかもしれない。

「これでようやく勝率は50%上がりますね……では行きましょう」
「月島さんのお友達ですよね、では喜んで」
おとなしく従う2人に対してアンゼロットは表情を崩さず長門とまどかを連れイシドの待つ集合場所へ向かった。
アンゼロットはこの2人に対して何の哀れみすらなかった。
都合のいい道具だったからだ。
太陽系や宇宙を滅ぼしかねない危険分子を倒すためには手段も選んでられない。
主八界時代以上に冷酷であり残忍にもなるとこのロワに来て以来決意していたのだから。

「ノイ・ドヴァイは絶対に滅ぼしますよ……確実に」
アンゼロットは呟いた。
だが、2人には聞こえない。

126女神の生贄〜私は残酷な神です:2012/01/14(土) 14:41:43 ID:gYOSNy0c
【真昼の月アンゼロット@ナイトウィザード】
【思考】
1:バトルロワイアルを運営する
2:イシドと合流場所で落ち合う
3:まどかと長門を使ってノイ・ドヴァイを討つ計画を立てる
4:女神まどかにも消えてもらいたい
5:まどかに擬似ソウルジェムを投与する
※主催側です。

【長門有希@涼宮ハルヒの憂鬱】
[状態]健康、タイムループ15498回目、月島さんに切られた
[装備]航空券
[道具]基本支給品一式、不明支給品
【思考】
1:今度こそタイムループから抜け出す
2:月島さんの友達(アンゼロット)について行く
3:ほむらが心配
4:月島さんが居ればタイムループから抜け出せる筈
※アンゼロットを月島さんの友達と考えています

【鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ】
【状態】健康、月島さんに切られた
【装備】???、航空券
【道具】支給品一式
【思考】基本:月島さんの友達(アンゼロット)について行く
1:ほむらちゃん……
※アンゼロットを月島さんの友達と考えています

-------------------------------------------------------------------------------

「行ってしまったね……」
残った月島は1人残された岡部を見た。
「それそろ開放するか、これ以上の負担は彼を壊しかねないし」
月島はそう呟いて空港から去っていった。
願わくは仲間の銀城に会えることを期待して。
ただ1人岡部を残して。

【一日目・12時55分/日本・成田国際空港】

【月島秀九郎@BLEACH】
【状態】健康
【装備】完現術『ブック・オブ・ジ・エンド』
【道具】支給品一式、本
【思考】基本:???
1:帝愛グループのために動く
2:主催側の指示を待つ
3:銀城どこかな?
※主催側です。

【岡部倫太郎@Steins;Gate】
[状態]健康、タイムリープ十回くらい目、月島さんに切られた
[装備]なし
[道具]基本支給品一式、電話レンジ(仮)、不明支給品
[思考]
1:今度こそまゆりと共に生きて脱出する
2:???

127修正:2012/01/14(土) 16:04:53 ID:gYOSNy0c
そこでさらに勝率を上げるためにノイ・ドヴァイの縁の深い秋山澪も追加投入を決めた。

そこでさらに勝率を上げるためにノイ・ドヴァイと縁の深い秋山澪も追加投入を決めた。
に修正します

128後姿を見て知り合いと勘違いして話かけた時て凄く恥ずかしいよね:2012/01/14(土) 17:41:05 ID:NjbnMr/2
「ふふ……居るわね、アンゼロット。この成田空港に」

そう呟くのは、裏界№2の実力を誇ると言われる魔王ベール=ゼファー。
今、彼女はアンゼロットの気配を感じアンゼロットを探している。
普段なら無視したかもしれないが、彼女はこの殺し合いには乗らず主催者を殺す事にした為、ある程度の手駒が必要だと考えていた。
そして偶然、成田空港でアンゼロットの気配を感じた為、ここで一時的な同盟を組もうと考えたのだ。
もっともアンゼロットは、主催者側だという事を彼女は知る由もなかったが……。

「それにしても黒い服を着た怪しい男が多いわね……」

実は彼らはアンゼロットが引き連れた、主催者側の者達なのだが、彼女はまったく気付かなかった。

「見つけた。あの青がかった銀髪、間違いないわ」

ベルはアンゼロットを見つけると、そのまま後を着ける事にした。
理由は簡単である。普通に話しかけるよりも、驚かした方が面白いからだ。

「でも何で修道服なんて着てるのかしら?」

だが彼女は気付かなかった。自分が後を着けているのはアンゼロットではなくインデックスという別人であるということに――

(ふふ……。どうやって驚かしてあげようかしら……)
(お腹空いたんだよ……)

そして二人はそのまま成田空港を出て行った。


【一日目・12時55分/日本・成田国際空港前】

【ベール=ゼファー@ナイトウィザード】
【状態】ぽんこつ
【装備】不明
【道具】支給品一式
【思考】基本:主催者を殺す
1:手駒を集める
2:アンゼロットに同盟を提案する
3:ただ話しかけるだけじゃつまらないのでちょっと驚かす
※アンゼロットを参加者だと思っています
※インデックスをアンゼロットだと思っています

【インデックス@とある魔術の禁書目録】
【状態】空腹
【装備】歩く教会
【道具】支給品一式
【思考】
1:お腹が減ったのでご飯を食べに行く

129戦いは新たな段階へ・・・:2012/01/14(土) 18:36:03 ID:Rcna1nFw
結局、イシドに集められた参加者たちは全員ノイ・ドヴァイ討伐に参加することに同意した。
そして、あるものは宇宙の平和を守るために、あるものは討伐の報酬目当てで
主催者が冥王星に用意した対ノイ・ドヴァイ用の前線基地へとワープしてきたのだった。

一体何人の参加者が集められたのか、冥王星の基地は多くの討伐参加者でごった返していた。


「カイジ君は……ここには呼ばれてないのか……」
「イヤっすイヤっす!借金があるからってなんであんなバケモノと戦わなきゃならないんすか!」
(この眼鏡のおっさんや眼鏡デブも借金返済の為にここに来たのか……?)

成功報酬を求めてやってきた者


「その……さっきは悪かった」
「いえ、もういいです……」
「あのパンチパーマの兄ちゃんの話を聞いて目が覚めたよ。
 そっちの饅頭もすまなかったな」
「これからはゆっくり力を合わせていってね!」

先刻まで敵だった相手と仲間になった者


そんな人間ドラマが織り成されている基地の中に、我らがゴッド姉ちゃんアッコさんの姿もあった。
「なんや、随分人が集まってるの」
「アッコさんwwww早くドラゴンボール貰って帰りましょうよwwwww」
これから戦いに臨むのにあいかわらず呑気なアッコさん一行だったが……

「ダメだ!こんなんじゃ全然目立てませんよアッコさん!」

唐突な声が上がった。
その声の主は…風浦可符香(PN)だった。
しかしその顔つきは今まで見たこともないものに変貌している。
「ちょwwwカフカちゃん急にどうしたのwwwwww」
「可符香? 私は風浦可符香(PN)ではない。彼女の身体を乗っ取って話しているのです。
 今頃この体の持ち主の意識はレティクル座かポロロッカ星にでも遊んでいるでしょう」
「なんやお前は!可符香になにする気や!!」

アッコさんに鼻息荒く詰め寄られても、彼女は顔色一つ変えずに告げた。
「私はアッコさん、貴方をサポートしてこのロワの主人公として目立たせるために来たのです。
 名前は…そうですね、アッコさん書き手とでも呼んでもらいましょうか」

「アッコさんといえばTCBR7期を終わらせた英雄……
 しかし本編での活躍はレミリアや他の連中にとられてしまい
 さらにその後は適当に旅をするだけでロワに参加してないとか言われる始末……
 だから私が直々に参加したのです!アッコさんをこのロワの主役として目立たせるために!」
そう叫びながらアッコさん書き手の人は特別支給品入りアタッシュケースを振り回すと
銀時と澤井先生、ついでに近くにいた零崎人識と野比玉子の頭部をブチ砕いた。
「ちょ!なにしとるんじゃお前!?」
「いや、ぶっちゃけこの人たちって居てもいなくても関係ないし
 マンセー要員としてももう飽きたんで新しい奴を補充したかったんですよね」
「ああ、ならしゃーない」
簡単に納得するアッコさん。自分を書く書き手に対して無意識に従ってしまっているのだ。ギャフン(笑)

こうして様々な思惑が交錯するノイ・ドヴァイ討伐戦、果たして栄光を手にするのは誰なのか?

130名無しさん:2012/01/14(土) 18:36:33 ID:Rcna1nFw
【一日目・13時00分/冥王星・対ノイ・ドヴァイ前線基地】

【クロウ・ブルースト@第二次スーパーロボット大戦Z】
【状態】借金塗れ(残り100万G)
【装備】ブラスタ@第二次スーパーロボット大戦Z
【道具】支給品一式、特別支給品入りアタッシュケース
【思考】基本:借金返済
1:ノイ・ドヴァイを倒して借金を返済する
※何者かに絶賛借金中。
※イシドに集められた参加者です。

【石田光司@賭博黙示録カイジ】
【状態】借金塗れ
【装備】限定ジャンケンカード12枚
【道具】支給品一式、特別支給品入りアタッシュケース
【思考】基本:借金返済
1:ノイ・ドヴァイを倒して借金を返済する

【安藤守@賭博黙示録カイジ】
【状態】借金塗れ
【装備】限定ジャンケンカード12枚
【道具】支給品一式、特別支給品入りアタッシュケース
【思考】基本:借金返済
1:死にたくない

【秋山澪@けいおん】
【状態】健康
【装備】パジャマ、サンダル
【道具】支給品一式、特別支給品入りアタッシュケース
【思考】
1:ノイ・ドヴァイを倒して殺し合いを終わらせる
※ノイ・ドヴァイがタクアンだと思ってません。
※イシドに集められた参加者です。

【野原ひろし@クレヨンしんちゃん】
【状態】健康、デビルトリガー発動
【装備】アラストル@デビル メイ クライ
【技能】「スタイリッシュアクション」「人修羅」
【道具】支給品一式、特別支給品入りアタッシュケース
【思考】
基本:家族を守る
1:ノイ・ドヴァイを倒して家族を守る
※イシドに集められた参加者です。

【ゆっくり霊夢@ゆっくりしていってね!!】
【状態】切り傷、若干焦げてる
【装備】なし
【道具】支給品一式、特別支給品入りアタッシュケース
【思考】
基本:みんなゆっくりしていってね!!
1:ノイ・ドヴァイを倒してゆっくりしようね!
※イシドに集められた参加者です。

131名無しさん:2012/01/14(土) 18:37:03 ID:Rcna1nFw
【和田アキ子@現実】
【状態】健康、アッコさん書き手に従う
【装備】なし
【道具】支給品一式(-赤飯@現実)、特別支給品入りアタッシュケース
【思考】基本:ドラゴンボールを見つけ出す
1:ノイ・ドヴァイを倒してドラゴンボールを集める
※イシドに集められた参加者です。

【勝俣州和@現実】
【状態】健康、アッコさん書き手に従う
【装備】なし
【道具】支給品一式(-赤飯@現実)、特別支給品入りアタッシュケース
【思考】基本:アッコさんの行く先ならどこまでも
1:アッコさんと一緒にノイ・ドヴァイを倒す
※イシドに集められた参加者です。

【アッコさん書き手@カオスロワ書き手】
【状態】風浦可符香(PN)の肉体をジャック中
【装備】なし
【道具】支給品一式(-赤飯@現実)、特別支給品入りアタッシュケース
【思考】基本:アッコさんを主役として目立たせる
1:アッコさんにノイ・ドヴァイを倒させてロワを終わらせる
2:ついでに新しいマンセー要員を見繕う
3:アッコさんの活躍を阻むものは、潰す

【零崎人識@戯言シリーズ 死亡確認】
【坂田銀時@銀魂 死亡確認】
【澤井啓夫@現実 死亡確認】
【野比玉子@ドラえもん 死亡確認】

132再度修正:2012/01/14(土) 19:43:28 ID:gYOSNy0c
「それそろ開放するか、これ以上の負担は彼を壊しかねないし」を

「そろそろ開放するか、これ以上の負担は彼を壊しかねないし」
に修正します

133とある書き手の乗っ取り大作戦(スレッドレイプ):2012/01/14(土) 20:57:04 ID:uqO8hO4w
「いつまでも避難所にいるわけにもいかんしね。
そろそろ、乗っ取り準備をしますか」

とある裏日本の地方都市。
1人の書き手はそう呟いた。

【一日目・/日本・富山県富山市】

【とある書き手@現実】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】マウス、ペンタブ
【思考】
1:どこを乗っ取ろうか

134ラアス・アル=ハイマではたまによくあることかもしれません。:2012/01/15(日) 15:35:34 ID:bZd7OiSw
「……詰んだ」
「データ通りだな……俺はどっちでもいいけど」

 その頃、ラアス・アル=ハイマではデータマン二人がノイ・ドヴァイの分身体×約120万体に取り囲まれていた。
 ちなみにサイズは普通の地味な女子高生サイズであるから全く問題ない。

『乾×柳ですか……』
『BLは対象外だ!』
『跡部様を出せ!!!』
『メガネキャラは手塚部長と忍足で十分なんだよ!!』
『この国から出ていけ!!』

 そして、ちっちゃいノイ・ドヴァイ達はデータマン二人を激しく罵倒する。
 精神攻撃は基本である。

「まあ待て……俺達は日本に帰りたいだけなんだが?」
「蓮二……俺はどっちでもいいけど」
『そうか……』
『どうする?』
『決まっているッ!!』
『答えはNOだッ!!!』
『滅びよ』

「……詰んだ」
「俺達が生き残れる確率0.2%と言ったところか……俺はどっちでもいいけど」

 物理攻撃も基本である。
 そして、一斉にノイ・ドヴァイ(分身体)達が二人に襲い掛かってきた。
 果たして、どうなるのか!?

【一日目・11時00分/ラアス・アル=ハイマ】
【柳蓮二@新テニスの王子様】
【状態】詰んだ
【装備】テニスラケット&テニスボール
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本:貞治と行動を共にする
0;ノイ・ドヴァイ(分身体)をどうにかしたいが…詰んだ
1:二郎のラーメンを食べたいが…詰んだ
2;樺地(仁王)は許さない
3;日本に戻る

【乾貞治@新テニスの王子様】
【状態】ミイラ状態
【装備】テニスラケット&テニスボール、自分のノート
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】基本:蓮二と行動を共にする
0:ノイ・ドヴァイ(分身体)のデータを集める
1:データを捨てろ、蓮二……俺はどっちでもいいけど
2:樺地(仁王)は許さない……俺はどっちでもいいけど
3;日本に戻る……俺はどっちでもいいけど


【ノイ・ドヴァイ(分身体)×119万9999@???】
【状態】女子高生サイズ
【装備】不明
【道具】支給品一式×119万9999
【思考】基本:個体ごとに違う
1:柳と乾を倒す
※別に分身体を倒してもノイ・ドヴァイ(本体)には関係ありません。

【デビルドバイ@???】
【状態】健康、DG細胞に感染
【装備】コアメダル(クワガタ、カマキリ、バッタ、トラ×2)
【道具】支給品一式
【思考】
基本:全てを喰らう(性的な意味で)
 1:柳と乾を喰らうのみ(性的な意味で)
※もしかしたらタクアンの意識が残ってるかもしれません(性的な意味で)

135ラアス・アル=ハイマではたまによくあることかもしれません。:2012/01/15(日) 15:36:23 ID:bZd7OiSw
「……ふぅ」

 一方、その頃、タクアンは地味に澪本を読み終えていた。
 その顔は地味にいい笑顔であったらしい。

【一日目・11時00分/外宇宙】

【ノイ・ドヴァイ(第十形態)@???】
【状態】測定不能な程の大きさ、DG細胞に感染、ゲッター線を吸収、
    自己進化超加速中、手足が増えた、球体に手足とタクアンとリザードン♂と♀が生えた、
    ニュータイプ能力覚醒、螺旋力覚醒、念動力覚醒、欲望の臨界突破、気力限界突破
    体内にブラックホールが発生した、大満足
【装備】太陽系サイズのエターナルソード、太陽系サイズのゴルディオン・クラッシャー、太陽系サイズのレイジングハート、太陽系サイズの澪本
【道具】支給品一式、ドバイ×∞個、ドラゴンボール(七星球)、冬コミのカタログ
【思考】
 基本:生き残る!
  1:友の分まで生きる!
  2:斎藤に新作の澪本を買ってきて貰う
  ※完全にタクアンの意識です。
  ※分身体の存在に気付いていません。

136ムーとルーて何か似てるよね:2012/01/15(日) 17:35:42 ID:rtg.GRzQ
ムー大陸にてカレーを作っている男が居た。
彼の名は櫂トシキ「孤高のヴァンガードファイター」という二つ名を持っている少年である。
そんな彼が、何故カレーを作っているのか。それは彼の支給品がカレーを作る為の道具一式だったからである。
そして丁度昼食の時間になったのでカレーを作る事にしたのだ。

「あっ櫂さんじゃないですか!」

そんな彼に話しかけるのはシャロだった。
他にも、アリアやキリハについさっき助けた杏子たちもいた。
彼女は謎ミルキィとしてヴァンガードに何回も出演している為、櫂を知っていた。

「知り合い?」
「ええ」
「俺はお前なんて知らないが」
「そんな酷いですよ。何度も背景に出てたじゃないですか……」
「背景なぞ知らん」

そんなシャロ達のことなど気にも止めず、カレーを作る櫂を見た杏子は朝から碌な物を食べていない事を思い出した。
一応大量の食料はあるが、さやかが食べるのを許してくれそうにないし、保存食として残しておきたい。

「なあ、そのカレー分けてくれないか?」

そこでカレーを分けてもらうことにした。

「……いいだろう」
「じゃあ私達にも分けてください!」
「好きにしろ」

シャロ達と杏子達にカレーを分けるのを承諾した次の瞬間、櫂は顔色を変えた。

「玉ねぎが……無い……だと?」
「はい?」

なんと櫂の支給品の中には玉ねぎが入っていなかったのだ。

「玉ねぎが無いとこのカレーは完成しない」
「別にいいじゃないですか。もう食べましょうよ」
「駄目だ。玉ねぎを探して来い」
「ええ!ムー大陸に来て、やる事が玉ねぎ探しですか?」
「丁度いい。ムー大陸を調べる予定だったんだし、ついでに玉ねぎも探そう」
「キリハさんがそう言うなら……」
「しゃーない。私達も着いて行くぜ。別にいいだろ?さやか」
「まあ盗んだ物を食べるよりは……」

こうして彼らはムー大陸で玉ねぎを探す事となった。

「ところで貴方はどうしてそんなに玉ねぎに拘るの?」
「飴色に炒めた玉葱はルーにコクを与える」

アリアの問いに櫂はクールに自信満々に答えた。

137ムーとルーて何か似てるよね:2012/01/15(日) 17:36:33 ID:rtg.GRzQ
【一日目・12時00分/太平洋上・ムー大陸】

【櫂トシキ@カードファイト!! ヴァンガード】
【状態】空腹
【装備】自分のデッキ
【道具】カレーを作る為の道具、作りかけのカレー
【思考】
基本:殺し合いからの脱出
1:カレーを作る
2:玉ねぎを探す
3:知り合いを探す
4:飴色に炒めた玉葱はルーにコクを与える

【蒼沼キリハ@デジモンクロスウォーズ】
【状態】空腹
【装備】なし
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
基本;主催者をぶっ潰す
1:工藤タイキたちに早く合流する
2:ムー大陸?を探索するついでに玉ねぎを探す

【シャーロック・シェリンフォード@探偵オペラ ミルキィホームズ】
【状態】空腹
【装備】なし
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
基本;ゲームから脱出
1:キリハについていく
2:ムー大陸?を探索するついでに玉ねぎを探す

【神崎・H・アリア@緋弾のアリア】
【状態】空腹
【装備】なし
【道具】支給品一式、その他不明
【思考】
基本;ゲームから脱出
1:キリハについていく
2:ムー大陸?を探索するついでに玉ねぎを探す

【佐倉杏子@魔法少女まどか☆マギカ】
【状態】疲労(大)、ダメージ(大)、空腹
【装備】ソウルジェム
【道具】基本支給品一式、不明支給品、大量の食糧
【思考】
基本:生き残る
1:さやかとゆまを守る
2:玉ねぎを探してカレーを分けてもらう

【美樹さやか@魔法少女まどか☆マギカ】
【状態】疲労(大)、ダメージ(中・回復中)、空腹
【装備】ソウルジェム
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:カオスロワを止める
1:コンビニから脱出する
2:杏子には食べ物を返させたい
3:玉ねぎを探してカレーを分けてもらう


【千歳ゆま@魔法少女おりこ☆マギカ】
【状態】疲労(大)、ダメージ(大)、空腹
【装備】ソウルジェム
【道具】基本支給品一式、不明支給品、大量の食糧
【思考】
基本:生き残る
1:杏子について行く

138クロスクライシス!! 悪夢の合体!!:2012/01/15(日) 19:46:30 ID:LM1Rh18M
「ゲホッ! ゴホッ!」

廃墟からシキミとキュートモンが出てきた。
すぐにキュートモンの治癒能力でシキミの怪我を治療する。

「ひどい目に合いましたね……ってなんてことでしょう!!」
「お台場が廃墟っキュ!!」

あたり一面瓦礫だらけとなった東京ビッグサイトを見て2人は愕然とした。
とりあえず生存者を探す2人。
その時……。

「危ないですわシキミ!!」

突然現れた影にシキミとキュートモンは弾き飛ばされた。
シキミは起き上がってそれを確認した。そこに現れたのは同じ四天王のカトレアだった。

「カトレアじゃないですか!」
「早く逃げた方がいいと思いますわ、殺人鬼に殺される前に……」
「どういうことっキュ?」

シキミたちの前に突如、松岡勝治が現れた。明らかにシキミたちを殺す気である。

「それは直死の魔眼……厄介なモノですわね」
「邪魔するのか、女?」

カトレアの周りの瓦礫が宙に浮かびだした。
サイコキネシスである。

「あなたなら本気を出しても構いませんわね、早くかわいいお連れと逃げなさい」
「カトレア、あなた本気を出すってまさか!?」

シキミは超能力を開放したカトレアの恐ろしさを知っていた。
おそらくこの辺一帯が消し去るかもしれないと感じるのだった。

「なんかあの娘……怖いっキュ!!」
「とにかく巻き込まれないうちにキュートモンちゃん逃げますよ!」

シキミはキュートモンを抱えさっさと走り出して逃げた。

「本当はもう少し眠りたかったんでございますが……致し方ありませんわね」
「超能力か、それも殺してやる!!」

カトレアによって開放された自身の超能力が周辺一帯に大規模な爆風を吹き上がらせた。

【一日目・12時15分/日本・東京都・ビッグサイト跡】

【松岡勝治@人造昆虫カブトボーグ V×V】
【状態】発狂、直死の魔眼覚醒
【装備】エレクトリカル・スピードワゴン
【道具】支給品一式
【思考】
基本:カトレアを殺す

【カトレア@ポケットモンスターBW】
【状態】健康、超能力開放
【装備】不明
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:ゲームから脱出
1:目の前の松岡勝治を殺す
2:殺害後、危険参加者を始末する

139クロスクライシス!! 悪夢の合体!!:2012/01/15(日) 19:50:05 ID:LM1Rh18M
「はあ……はあ……」

シキミはキュートモンを抱え、かなりの距離を走った。向こうではカトレアとあの少年が戦ってるだろう。
おそらく力量は互角……どっちも無事ではすまないかもしれない。
シキミは親友の無事を祈った。
その時、2人の前に重い足取りでボロボロの少女がやってくる。フェイリスだった。

「た、助けてニャン……」
「生存者の方ですよね、ご無事ですか〜?」
「今治療するっキュ!」

キュートモンはボロボロのフェイリスを治療した。

「ありがとうニャン、突然会場が崩れ去って瓦礫に巻き込まれたんだニャン」
「とにかく無事でよかったですね、早く他の生存者も見つけましょう」

その時だった。

「本当にやるのか?」
「丁度いいダークネスローダーのテストもしたいしな」
「たまには悪役らしいことやらんとサラマンダー以下になるからな」

やってきたのはクライシス皇帝とズール皇帝に皇帝アクドス・ギルに暴走皇帝エグゾスにビッグバンだった。
とっさに瓦礫の陰に隠れる3人。

「見るからにラスボスぽい奴らだキュ〜!」
「あいつら何する気だニャン?」

「あ……いてて……酷い目に遭った」

タイミングよく藤原妹紅が瓦礫の下から出てきたのだった。

「やはり生きていたわね、ゲホホッ!!」

蓬莱山輝夜も続いて顔を出す。

「丁度いい、こいつらを強制デジクロスさせてみるか?」

クライシス皇帝は妹紅と輝夜に近づいた。

「藤原妹紅、蓬莱山輝夜……強制デジクロス!!」

すると妖しげなオーラに包まれて妹紅と輝夜の体が共に浮かび上がった。

「な、何が起こったっ?!」
「ええええっ!!!」

それが2人の最後の言葉だった。

【藤原妹紅@東方Project 強制デジクロス】
【蓬莱山輝夜@東方Project 強制デジクロス】

140クロスクライシス!! 悪夢の合体!!:2012/01/15(日) 19:52:01 ID:LM1Rh18M
黒いオーラは二人を飲み込んだまま安定しなかった。
どうやら拒絶反応があるようだ。

「まだ材料が足りんな……そうだ」

クライシス皇帝は気絶している島本和彦にもクロスローダーを向けた。
同様に島本も浮かび上がり妹紅らと合体し始めた。

【島本和彦@現実 強制デジクロス】

「何々!? キモいんだけど!?」
「あれはデジクロスキュ!」

キュートモンが言う。

「何ですかそれって?」
「デジモンを合体させる技術っキュ! でも他の生き物が合体するなんてありえないっキュ!」

狼狽するキュートモンを抑えてじっと隠れるシキミとフェイリスだった。

やがて現れたのは妹紅と輝夜と島本の特徴を兼ね備えた中性的な人間のような生物だった。

「やはり男を混ぜたせいか、名前は島原輝紅だな」

島原輝紅と名づけられた生き物は意識が混濁しているようで訳も分からずどこかへ行ってしまった。

【島原輝紅@現実&東方Project】
【状態】健康、熱血、意識が混濁中
【装備】ドラゴン殺し@ベルセルク
【道具】支給品一式、コミケ用の原稿(完成)、漫画用品一式、大量の手榴弾
【思考】
 基本:???
1:???
※島本和彦と藤原妹紅と蓬莱山輝夜のデジクロス体です。
※強制的なデジクロスのせいでまだ意識が混濁して安定してません

「すごいぞ! 格好いいぞ! クライシス皇帝!!」

エグゾスが褒める。

「だが、アレは失敗作じゃないか……もう少し相性を考えてデジクロスさせねば」

ズールはそう指摘する。

「もっと多くの参加者が生き残っているはずだ。使えそうな奴はデジクロスさせて手先にしてやる」

そういって皇帝たちは立ち去っていった。

141クロスクライシス!! 悪夢の合体!!:2012/01/15(日) 19:53:39 ID:LM1Rh18M
【皇帝アクドス・ギル@海賊戦隊ゴーカイジャー】
【状態】健康
【装備】ガルダフェニックス@クラッシュギア
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:地球を侵略する
1;暴走皇帝エグゾス、クライシス皇帝、ズール皇帝、ビッグバンと組む
2:天野河リュウセイ……まさか我らの敵だったとは……

【暴走皇帝エグゾス@激走戦隊カーレンジャー】
【状態】健康、怪人サイズ
【装備】芋長の芋羊羹、レイジングブリッド@クラッシュギア
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本;大宇宙ハイウェイのS・Aを地球に建設する
1:皇帝アクドス・ギル、クライシス皇帝、ズール皇帝、ビッグバンと組む
2:生き残ったコミケ参加者を強制デジクロスさせる

【クライシス皇帝@仮面ライダーBLACKRX】
【状態】健康、デスマター大佐状態
【装備】サタンサーベル、ディノファランクス@クラッシュギア、ダークネスクロスローダー
【道具】基本支給品一式、その他不明
【思考】基本:地球人類を抹殺する
1:南光太郎他仮面ライダーを倒すのも私だ
2:皇帝アクドス・ギル、暴走皇帝エグゾス、ズール皇帝、ビッグバンと組むのも私だ
3:ダークネスローダーを手に入れたぞ!
4:生き残ったコミケ参加者を強制デジクロスさせる
※今までとは別人です。
※ビッグバンをボーグ星人だと思っています

【ズール皇帝@六神合体ゴッドマーズ】
【状態】健康
【装備】シューティングファントム@クラッシュギア
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:全宇宙の征服
1:皇帝アクドス・ギル、暴走皇帝エグゾス、クライシス皇帝、ビッグバンと組む
2:ムゲをボコしたい
3:生き残ったコミケ参加者を強制デジクロスさせる

【ビッグバン(天野河大輝)@人造昆虫カブトボーグV×V】
【状態】健康
【装備】仮面、マスク、ダークサイド・プレジデント
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】基本:主催者を倒し世界征服をする。
1:リュウセイを最強のボーグバトラーに育て上げる
2:自分が悪になる事で息子達を正義の味方にする。これぞ究極の反面教師!!
3:皇帝達と組む
4:生き残ったコミケ参加者を強制デジクロスさせる

「あ〜なんてことでしょう、蓬莱人の方々と島本先生が!」

島本のファンだったシキミは落胆する。

「とにかく逃げるニャン! 誰か忘れている気もするニャン……」

3人は恐ろしくなってこの場から逃げ出した。
シキミは今の出来事を小説のネタにする気満々だったが。
小説家の性というものは恐ろしいものである。

「観察結果……デジクロスは興味深い」

アストラルは皇帝の跡を追っていた。

142クロスクライシス!! 悪夢の合体!!:2012/01/15(日) 19:55:12 ID:LM1Rh18M
【一日目・12時30分/日本・東京都・ビッグサイト跡】

【シキミ@ポケットモンスターBW】
【状態】健康
【装備】自作の小説×20部
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:コミケどころじゃないんで逃げる
1:キュートモンやフェイリスと逃げる

【フェイリス・ニャンニャン@Steins;Gate】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】基本支給品一式、C80のカタログ、コスプレグッズ、不明支給品
【思考】
基本:コミケどころじゃないんで逃げる
1:シキミやキュートモンと逃げる
2:誰か忘れているような

【キュートモン@デジモンクロスウォーズ】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:シャウトモンたちに会いたい
1:今はシキミのお手伝い
2:とにかくシキミとフェイリスと一緒に避難っキュ
※時を駆ける少年ハンターたちの時期から参戦です

【アストラル@遊戯王ZEXAL】
【状態】健康
【装備】現金(残り9500円)
【道具】基本支給品一式、ブラック・マジシャン・ガールの同人誌(18禁)、不明支給品
【思考】
基本:遊馬を捜す
1:遊馬はここにいるのだろうか?
2:皇帝たちに興味

143名無しさん:2012/01/15(日) 20:41:36 ID:rtg.GRzQ
既にリレーされちゃったけどビッグバンの状態表をミスってたんで修正させてください

【ビッグバン(天野河大輝)@人造昆虫カブトボーグV×V】
【状態】健康
【装備】仮面、マント、ダークサイド・プレジデント
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】基本:主催者を倒し世界征服をする。
1:リュウセイを最強のボーグバトラーに育て上げる
2:自分が悪になる事で息子達を正義の味方にする。これぞ究極の反面教師!!
3:皇帝達と組む
4:生き残ったコミケ参加者を強制デジクロスさせる

144名無しさん:2012/01/16(月) 00:01:46 ID:5uNuz5yY
なーに。後から誤字脱字を見つけても、wikiに収録された際に修正すればいいさ。
確認しても、細かいほころびは見つけられんし

145PHANTOM UTOPIA:2012/01/16(月) 20:49:53 ID:nMtWwJEg
シオニー・レジスは決意した。
ここに新生リモネシア共和国の復活である。
バトロワ開始前に祖国リモネシアは崩壊し、途方にくれていた矢先にムー大陸が偶然に浮上したのである。
シオニーはここを第二のリモネシアの国土にすると決めたのだった。

「と言うわけでシオニーさん、再建するにしても私とあなた2人というのは無理ゲー過ぎません?」

偶然出会ったブンビーカンパニーの社長のブンビーはうろたえながらも言う。

「えっ? 良く聞こえませんけど……何と言いました?」
「だから私とシオニーさんの男女2人じゃ国家建設なんて無理ゲー過ぎますって!」
「ええい!! 中小企業の出の新参者がエリートの私に口答えするのかっ!!」
「そ、そういう意味じゃございませんよ……」

元々小物の性分が強いブンビーはハイになったシオニーに言い返せなかった。
しかし、実質2人しかいないために筆頭政務官を任せられるのはブンビーしかいないのは事実である。

「だがあなたの言うことにも一理あります。そこで国民になりそうな者をスカウトしましょう」
「ってこの広大な大陸に人っているんですか!?」
「携帯見たらアメリカやビッグサイトが崩壊しこっちに大規模に難民がなだれ込んでくるはずです」
「あーなるほど。それでどうやって持て成しましょうか?」

それを聞いてシオニーの目の前は真っ白になった。

「仕方ありません……この野菜の種や球根で田畑を育てましょう」

シオニーが取り出したのは支給品の野菜の種や球根だった。

「それ育てるにしても数ヶ月掛かりませんか?」
「大丈夫でしょう、これ早く急成長するようです」

こうしてシオニーとブンビーのネオ・リモネシアの第一歩が始まった。
がんばれ!

【シオニー・レジス@バンプレストオリジナル】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品、野菜の種、野菜の球根、携帯端末
【思考】
基本;リモネシアを再興させて主催者を倒す
1:ネオ・リモネシアの国民を募集する
2:とりあえず畑仕事
3:ブンビー働け!

【ブンビー@Yes!プリキュア5】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
基本;ゲームから脱出したいんですけど
1:シオニーさんと行動する
2:プリキュアの皆さん助けて!

146PHANTOM UTOPIA:2012/01/16(月) 20:53:40 ID:nMtWwJEg
【一日目・13時00分/太平洋上・ムー大陸】

忘れてました。

147勘違いの果てに……:2012/01/17(火) 13:07:29 ID:3T39.SjA
「僕を置いて行くなんて君は最低だよ……」

 動かなくなった全裸の少年を前にしてメガネ全裸の少年は涙する。
 自分を庇って、瓦礫の下敷きになったのだ。

「ジャイアン!! 死んじゃいやん!!」
「おい……のび太……」
「…なんだい、スネ夫?」
「よく見たら、こいつジャイアンじゃない……ッ!」
「なんだってー! ならいっか!」

 のび太は勘違いに気付くとブタゴリラの体を蹴り飛ばした。
 何故だか、彼は自分が泣いていたのが急に馬鹿らしくなったのだ。
 なお、ブタゴリラは今の一撃で完全に逝った。
 
【熊田薫@キテレツ大百科 死亡確認】

「それでどうするんだい、スネ夫?」
「そうだな……ジャイアンを探そうよ!」
「流石、スネ……あっ……」
「どうしたんだい、のび……あっ……」

 彼らがコミケ会場跡地で見つけたのは……
 彼らがよく知っているフォルムのアレだった。

「「ドラえもん!」」
「ドラえもん? ああ、僕の一部のことだね?」
「一部?」
「どういうことだい?」

 それは彼らが知っているドラえもんではなかった。
 しかし、ドラえもんでもあった。
 そう! 彼の名は―――。
 

「我が名は『忍者ドラQマン大百科』だ、分かるかい、のび太君&トンガリもどき君?」
「「わけがわからないよ」」


 藤子不二雄的ドラえもんポジションキャラが五体合体していた。
 それはまさにデジモンならぬパチモンだった。

【一日目・12時35分/日本・東京都・ビッグサイト跡】

【野比のび太@ドラえもん】
【状態】全裸
【装備】無し
【道具】無し
【思考】基本:ジャイアンを探す
0:忍者ドラQマン大百科……一体、何者なんだ?
1:コミケに参加する
2:僕の服はどこに行ったんだろう?

【骨川スネ夫@ドラえもん】
【状態】全裸
【装備】無し
【道具】無し
【思考】基本:ジャイアンを探す
0;ジャイ子×静香の同人誌は完売しました!
1:コミケに参加する
2:トンガリもどきじゃねーから!!

【忍者ドラQマン大百科@ドラえもん&キテレツ大百科&パーマン&忍者ハットリ君&オバケのQ太郎】
【状態】健康
【装備】不明
【道具】支給品一式×20、
【思考】基本:主催者をぶち殺すでござる。
1:友情、友達ィィィィは大切にする。
2:努力、秘密道具には頼らない。
3:勝利、――――――ただ勝つのみ。

148名無しさん:2012/01/17(火) 13:08:16 ID:3T39.SjA

 なお、この五体合体は奴らの仕業だ。
 そう、奴らの名は――――『皇帝』とビッグバン総帥。

【皇帝アクドス・ギル@海賊戦隊ゴーカイジャー】
【状態】健康
【装備】ガルダフェニックス@クラッシュギア
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:地球を侵略する
1;暴走皇帝エグゾス、クライシス皇帝、ズール皇帝、ビッグバンと組む
2:天野河リュウセイ……まさか我らの敵だったとは……

【暴走皇帝エグゾス@激走戦隊カーレンジャー】
【状態】健康、怪人サイズ
【装備】芋長の芋羊羹、レイジングブリッド@クラッシュギア
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本;大宇宙ハイウェイのS・Aを地球に建設する
1:皇帝アクドス・ギル、クライシス皇帝、ズール皇帝、ビッグバンと組む
2:生き残ったコミケ参加者を強制デジクロスさせる

【クライシス皇帝@仮面ライダーBLACKRX】
【状態】健康、デスマター大佐状態
【装備】サタンサーベル、ディノファランクス@クラッシュギア、ダークネスクロスローダー
【道具】基本支給品一式、その他不明
【思考】基本:地球人類を抹殺する
1:南光太郎他仮面ライダーを倒すのも私だ
2:皇帝アクドス・ギル、暴走皇帝エグゾス、ズール皇帝、ビッグバンと組むのも私だ
3:ダークネスローダーを手に入れたぞ!
4:生き残ったコミケ参加者を強制デジクロスさせる
※今までとは別人です。
※ビッグバンをボーグ星人だと思っています

【ズール皇帝@六神合体ゴッドマーズ】
【状態】健康
【装備】シューティングファントム@クラッシュギア
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
基本:全宇宙の征服
1:皇帝アクドス・ギル、暴走皇帝エグゾス、クライシス皇帝、ビッグバンと組む
2:ムゲをボコしたい
3:生き残ったコミケ参加者を強制デジクロスさせる

【ビッグバン(天野河大輝)@人造昆虫カブトボーグV×V】
【状態】健康
【装備】仮面、マント、ダークサイド・プレジデント
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】基本:主催者を倒し世界征服をする。
1:リュウセイを最強のボーグバトラーに育て上げる
2:自分が悪になる事で息子達を正義の味方にする。これぞ究極の反面教師!!
3:皇帝達と組む
4:生き残ったコミケ参加者を強制デジクロスさせる


「任務、完了ですな……
 待っていてくださいね、タクア……紬お嬢様」

 その頃、斎藤はコミケ会場跡地で大量の同人を地味に購入していた。
 その内2%はジャイ子×静香の同人誌であった。

【斎藤@けいおん!】
【状態】健康
【装備】宇宙戦艦ヤマト@宇宙戦艦ヤマト
【道具】支給品一式、5000万円、大量の同人誌、その他不明
【思考】
基本;タクア……紬お嬢様をサポートする
 1:タクア……紬お嬢様の元に向かう

149諸君、ワタクシは『絶望』が大好きです:2012/01/17(火) 17:20:21 ID:mVsrkoso
その時である。
ドスッ!!
鈍器のようなもので斎藤は強打された。

「なっ……何……?」

さらにもう一発強打が斉藤の後頭部を襲う。
そのまま斉藤は崩れ落ちた。

「いやいや死んでませんよね?」

斉藤を後ろから殴った男は急いで脈があるかどうか確認した。

「 ……まだ生きはありますか、では彼女もお連れしなさい」

鈍器を持った長身の男は側近にそう指示した。

-------------------------------------------------------------------------------

アンゼロットとイシドは日本武道館にいた。
幸いにもここはまだ震災の被害は受けてなかった。

「首尾はどうなってますかね?」
「今全員、ホールに集結させている……最終確認させて特別支給品を渡すだけだ」

2人がそんな会話を交わしている時に電話が掛かってきた。

「おや、ゲーチスですね。そちらの方も抜かりないですか?」

アンゼロットは電話の相手にそう言った。
彼は主催側の人間の1人であるゲーチスである。
プラズマ団壊滅後、潜伏していた帝愛にスカウトされたのであった。

「もちろん、そちらの要望で兵庫県に赴いて例の連中をかき集めてまいりましたよ」
「ご苦労様です。文人も月島さんや他のジョーカーも多忙であなたが快く引き受けてくれたのは助かります」
「もうすぐ武道館へ到着いたしますが、それより面白い土産話も二つほどついでに……」
「なんですかそれは?」

-------------------------------------------------------------------------------

長身の男ことゲーチスは国技館へある一団を連れて足を踏み入れた。
ゲーチスが連れて来たのは姓名判断士の被害者の皆さんだった。
アンゼロットは彼らも戦力として組み込もうとゲーチスに頼んだのだ。

150諸君、ワタクシは『絶望』が大好きです:2012/01/17(火) 17:22:57 ID:mVsrkoso
「あたし達の名前を変える方法があるって本当ギョラ?」
「とにかく早く案内しやがれっ!」
「まあそう慌てずとも……さあ付きましたよ」

そこにはイシドが集めた参加者がいた。

「あんたらもドラゴンボール目当ての口?」
「えっ!? ここにいるのみんなそう!?」
「俺は借金返済のためだが……」

後は黒服らに任せゲーチスは彼らを残すとアンゼロットらのいる特別室へ向かった。

-------------------------------------------------------------------------------

アンゼロットはまどかに擬似ソウルジェムを投与している最中だった。
イシドには支給品の最終調整を任せていた。

「お楽しみのところでしたかな?」

ゲーチスがニヤニヤと入ってきた。

「冗談はそこまでですよ」
「これはこれは……失礼しました」
「とにかく大役ご苦労様でした。さて土産話とやらを説明してください」

アンゼロットが問う。
そしてゲーチスがゆっくり話し始めた。

「実は面白いモノを捕獲しまして……ノイ・ドヴァイの従者と言えば話は早いですかね?」
「それは興味深いですね」

ノイ・ドヴァイに協力者がいたとは初耳だったと思うアンゼロットだったが。
たしかに『琴吹紬』にならいるのであるが。

「実はこちらへ向かう途中崩壊したビッグサイトを見ようと思いましてそこでこんなモノを見つけたんですよ」

ゲーチスが指をパチンと鳴らすと猿ぐつわをされて縄で縛られた意識を失った斎藤が連れてこられた。
まだあんな化け物に忠義を誓う物好きがいたとはアンゼロットも驚きである。
普通ならすぐに見限って逃げ出すのが人間の心理だったからだ。
ゲーチス的にノイ・ドヴァイが苦しむ様が見たいのもあったようだが。

「また面白い余興ができそうですね、ワタクシとしてはあなたへご協力が出来て嬉しい限りですよ」
「ならば洗脳はイシドに任せて彼女もノイ・ドヴァイ討伐に加えちゃいましょう……」

秋山澪ほどではないが精神的な打撃は多少は与えられると思いそう指示した。
そしてゲーチスもずいぶんと悪趣味ですねと思うアンゼロットであった。

151諸君、ワタクシは『絶望』が大好きです:2012/01/17(火) 17:25:24 ID:mVsrkoso
「……それでもう一つの方も説明しましょうか?」
「話してください」
「ホールにいるでしょう、目立たないのですがね……」

アンゼロットは窓越しのホールの様子を見た。
そこには明らかに和田アキ子らや姓名判断士の被害者の会ではない者がいた。

「ちょっと誰ですか彼女?」

アンゼロットがその少女に指差す。

「実に興味深い戦闘力でしたので部下に命じて連れてこさせました」
「どれくらいの実力なんですか?」

これからノイ・ドヴァイと戦わせるのである。
並みの戦闘力がなければ無意味なのは分かっていた。

「モニターを観察した黒服の話によるとTバック男爵とジェイル・スカリエッティらを殺害したそうです」
「これほどの実力者がどうして今まで目立ったなかったんですかね……それで彼女の名前は?」
「赤座あかりです」
「……いましたね、そんな名前の子。では彼女もうまく言いくるめてノイ・ドヴァイと戦わせましょう」

いくら強豪を殺害したとは言えアンゼロットはあかりについての成果はあまり期待してなかった。
戦力になったとしても時間稼ぎが限度だろう。
現時点での赤座あかりをその程度しか評価できなかった。
丁度その時、調整を終えたイシドが入ってきた。

「特別支給品は準備できましたか?」
「なんとかな、だがアレの使用は本当に大丈夫なのか?」
「主戦場が外宇宙ですし、主会場の地球圏には影響はないでしょう」
「ああ、そうか……付近の惑星は崩壊するかもしれんが」
「それはやむを得ませんね、おそらくは住む星を破壊されて生き残った原住民が難民化するくらいですね」
「宇宙とアレを天秤にかければどっちが重いか言わなくても分かる」
「それでもダメなら『アレ』の投入も……」
「『アレ』……?」
「いえ何でもありませんよ」

万が一の場合は地球から別の舞台に移す方法も検討しているのだ。
まだ『最後の切り札』は残しておくべきだと彼女はそっと胸にしまった。

-------------------------------------------------------------------------------

152諸君、ワタクシは『絶望』が大好きです:2012/01/17(火) 17:28:38 ID:mVsrkoso
「……後の細かい仕上げはイシドに任せましたよ」
「それらについてワタクシに一任させていただけません?」
ゲーチスが名乗り出る。

「イシドも参加者集めでお疲れの様子、それにワタクシも愉しみたいんですよ」
「まあ私たちの負担が減るならそれで構いませんけどね」

アンゼロットもここは扇動力に評価のあるゲーチスに一任してもいいと判断したのであった。

「では私はイシドと共に本部へ戻りますので……何かあったらまた連絡ください」
「ワタクシも有意義な暇つぶしが出来そうで楽しみです」

アンゼロットとイシドは後の処理をゲーチスに任せて数人の黒服と共に国技館を去っていった。
残されたゲーチスは最後の調整に掛かろうとしていた。
まずは斉藤の洗脳と参加者への最後の確認、そしてアンゼロットに託されたまどかと長門の処置である。
ついでにあかりは説得程度で済みそうだが。
水面下にノイ・ドヴァイと宇宙を賭けた決戦の準備が整いつつあった。

【一日目・13時45分/日本・東京都千代田区北の丸公園・日本武道館】
※アッコさんたちも突撃ガールたちも一旦ここに集められました

【真昼の月アンゼロット@ナイトウィザード】
【思考】
1:バトルロワイアルを運営する
2:ノイ・ドヴァイ対策をさらに進める
3:イシドと本部へ戻る
※主催側です。

【イシドシュウジ@イナズマイレブンGO】
【共通思考】
1:バトルロワイアルを運営する
2:本部へ戻る
3:疲れた……
※主催側です

【ゲーチス@ポケットモンスターBW】
【共通思考】
1:バトルロワイアルを運営する
2:主催側の立場で参加者が絶望する様を見てみたい
3:武道館に残って最後の仕上げに掛かる
4:斉藤を洗脳する
※主催側です

【鹿目まどか@魔法少女まどか☆マギカ】
【状態】健康、月島さんに切られた、魔法少女化中
【装備】擬似ソウルジェム
【道具】支給品一式
【思考】基本:???
1:???
※アンゼロットを月島さんの友達と考えています

【斎藤@けいおん!】
【状態】後頭部打撲、気絶
【装備】宇宙戦艦ヤマト@宇宙戦艦ヤマト
【道具】支給品一式、5000万円、大量の同人誌、その他不明
【思考】
基本;タクア……紬お嬢様をサポートする
 1:気絶中

【赤座あかり@ゆるゆり】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式、不明支給品
【思考】
1:主人公相応に目立ちたい
2:なんでこんなところにいるんだろう?

153名無しさん:2012/01/17(火) 17:33:29 ID:mVsrkoso
【クロウ・ブルースト@第二次スーパーロボット大戦Z】
【状態】借金塗れ(残り100万G)
【装備】ブラスタ@第二次スーパーロボット大戦Z
【道具】支給品一式
【思考】基本:借金返済
1:まだ待たされているのか?
2:イシドの提案に乗るか考え中。
※何者かに絶賛借金中。
※イシドに集められた参加者です。

【零崎人識@戯言シリーズ】
【状態】健康
【装備】???
【道具】基本支給品一式、不明支給品
【思考】
1:イシドの提案に乗るか考え中。
※イシドに集められた参加者です。

【秋山 澪@けいおん】
【状態】正常
【装備】パジャマ、サンダル
【道具】支給品一式
【思考】
1:イシドの提案に乗るか考え中。
2:こんな形で武道館に来るなんて……
※ノイ・ドヴァイがタクアンだと思ってません。
※イシドに集められた参加者です。


【野原ひろし@クレヨンしんちゃん】
【状態】健康、デビルトリガー発動
【装備】アラストル@デビル メイ クライ
【技能】「スタイリッシュアクション」「人修羅」
【道具】支給品一式
【思考】
基本:家族を守る
1:イシドの提案に乗るか考え中。
2:家族と合流する
3:出来る限り殺し自分と家族を強化する
※イシドに集められた参加者です。

79 名前:創る名無しに見る名無し[sage] 投稿日:2012/01/16(月) 23:01:43.26 ID:z4H5a5jf [2/2]
【和田アキ子@現実】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式(-赤飯@現実)
【思考】基本:ドラゴンボールを見つけ出す
1:イシドは気に喰わんが提案についてどうするべきか

【勝俣州和@現実】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式(-赤飯@現実)
【思考】基本:アッコさんの行く先ならどこまでも
1:イシドの提案に乗るか考え中。

【風浦可符香(PN)@さよなら絶望先生】
【状態】健康
【装備】なし
【道具】支給品一式(-赤飯@現実)
【思考】基本:ドラゴンボール探しにつきあう
1:先生、どうかご無事で……
2:イシドの提案に乗るか考え中。

【坂田銀時@銀魂】
【状態】健康
【装備】柄に洞爺湖と掘られた木刀@銀魂
【道具】支給品一式 (-赤飯@現実)
【思考】基本:アッコについていく
1:あのイシドシュウジって奴むかつくな
2:イシドの提案に乗るか考え中。

154諸君、ワタクシは『絶望』が大好きです:2012/01/17(火) 17:36:02 ID:mVsrkoso
【澤井啓夫@現実】
[状態]:健康
[装備]:マンガ家の道具一式
[道具]:支給品一式 (-赤飯@現実)
[思考]基本:ひとまず、アッコさんについていく
1:イシドの提案に乗るか考え中。

【突撃ガール(魚雷ガール)@ボボボーボ・ボーボボ】
【状態】姓名判断士への猛烈な怒り
【装備】この体が装備そのものよ!by魚雷ガール
【道具】支給品一式
【思考】基本:おふざけは許さない
1:ドラゴンボールを集め姓名判断士を生き返らせ名前を元に戻した後もう一度殺す
2:主催側の提案に乗るか考え中
※ゲーチスに集められた参加者です。

【ダイスキ=ミヤザワ(宮川大輔)@現実】
【状態】姓名判断士への強い怒り
【装備】法被、鉢巻き
【道具】支給品一式
【思考】基本:ドラゴンボールを集め姓名判断士を生き返らせ名前を元に戻した後しばく
1:今に見とけ……
2:主催側の提案に乗るか考え中
※ゲーチスに集められた参加者です。

【瀬川おかぷ(瀬川おんぷ)@おジャ魔女どれみシリーズ】
【状態】姓名判断士への強い怒り
【装備】コロンタップ、普段着
【道具】支給品一式
【思考】基本:ドラゴンボールを集め姓名判断士を生き返らせ名前を元に戻した後しばく
1:アイドルを怒らせると大変なのよ
2:主催側の提案に乗るか考え中
※ゲーチスに集められた参加者です。

【カズヤ(カズマ)@スクライド】
【状態】気絶、姓名判断士に怒り
【装備】シェルブリット
【道具】支給品一式
【思考】基本:りゅうちょう(劉鳳)と決着を着ける
0:……
1:姓名判断士を見つけぶん殴る
2:妖怪首おいてけ(島津豊久)をボコる
3:主催側の提案に乗るか考え中
※ゲーチスに集められた参加者です。

【りゅうちょう(劉鳳)@スクライド】
【状態】姓名判断士に怒り
【装備】絶影
【道具】支給品一式
【思考】基本:カズヤ(カズマ)と決着を着ける
1:ドラゴンボールを集め姓名判断士を生き返らせ名前を元に戻した後、断罪する
2:主催側の提案に乗るか考え中
※ゲーチスに集められた参加者です。

【剛田ジャイ子@ドラえもん】
【状態】健康
【装備】バナナ@魁!!クロマティ高校、つれたか丸@鉄腕!DASH!!
【道具】支給品一式、漫画家に必要なもの全て
【思考】基本:ドラゴンボールを集め姓名判断士を生き返らせ改名する
1:集合場所(コミケ会場)に向かいたいが、どうしよう?
2:主催側の提案に乗るか考え中
※ゲーチスに集められた参加者です。

【妖怪首おいてけ(島津豊久)@ドリフターズ】
【状態】気絶
【装備】首斬り包丁@NARUTO
【道具】支給品一式、ユニコーンガンダムの頭
【思考】
基本:強者と戦って戦利品として首をもらう
0:……
1:カズヤ(カズマ)の首を取る
2:主催側の提案に乗るか考え中
※ゲーチスに集められた参加者です。

155修正:2012/01/17(火) 17:42:45 ID:mVsrkoso
プラズマ団壊滅後、潜伏していた帝愛にスカウトされたのであった。

プラズマ団壊滅後、潜伏していたところを帝愛にスカウトされたのであった。
にします

156再度修正:2012/01/17(火) 17:50:46 ID:mVsrkoso
「ならば洗脳はイシドに任せて彼女もノイ・ドヴァイ討伐に加えちゃいましょう……」

「ならば洗脳はイシドに任せてコレもノイ・ドヴァイ討伐に加えちゃいましょう……」
にします

157再々度修正:2012/01/17(火) 18:28:17 ID:mVsrkoso
アンゼロットとイシドは後の処理をゲーチスに任せて数人の黒服と共に国技館を去っていった。

アンゼロットとイシドは後の処理をゲーチスに任せて数人の黒服と共に武道館を去っていった。
に修正します




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