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変身ロワイアルその6
761
:
変身─ファイナルミッション─(9)
◆gry038wOvE
:2015/12/31(木) 22:21:04 ID:GU7jrFVA0
「──……おばあちゃん、それって、やっぱり失恋だったんですか?」
「──ええ……二度ある事は、三度あるものよ。
これが、私の三度目の失恋だったわ……。
そして、これは、それまでで一番の失恋だったかもしれないわね」
「……」
「──そう。やっぱり。あなたも、今日失恋したのね?」
「……はい」
「……大丈夫よ。私も、おじいさんと出会って、今ではこんなに素敵な孫が出来たわ。
失恋は、人を強くするものよ。……それにね、私と良牙さんとは、今もこれからも、ずっと友達なの」
「──でも、良牙さんって……」
「ううん、あの人は、きっとね、今も迷子になっているだけよ」
「……そうなんですか?」
「ええ。あなたもまた新しい恋をなさい。でも、あなたのその想いは、ずっと忘れてはだめよ。
人を愛する事は、罪ではない……とても素敵な事だからね」
◆
「──ここは」
彼らの前には、絶えず続く真っ白な光の空間があった。
まるで生まれる前にいた場所のイメージとして──あるいは死んだ後に行きつく場所として度々出るような、そんな場所だった。
しかし、彼らはウルトラマンとの同化の際も、頭の中に漠然とこんな場所が浮かんでいた。
だからか、彼らは全く違和感なく、そこがどんな場所なのかすぐに悟る事が出来たのだ。
「ウルトラマン……!」
そして、目の前には、あのウルトラマンノアがいた。
それどころか、あの殺し合いに生き残った全員がその場に林立していた。──響良牙だけは、その場にいなかった。
誰しもがきょろきょろとお互いを見合っている。
その後、誰かが言った。
「ノアがあの爆発の直前に僕たちを移動させたんだ」
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