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リレーSSスレッド
142
:
名無しさん
:2010/12/29(水) 22:15:24 ID:xyyvm3n.0
「め、めちゃくちゃ美味しいですね。この食事…」
とりあえず当たり障りのない事を言って状況を探る。
「当り前よ、だってお母さんの腕前は一流だし…お父さんの働いてる企業はそういうところだからレシピが簡単に手に入るし…」
すっかり元の美声とハリが戻ったヒロが説明をしてくれた。
纏めるとこうだ。
ヒロの父親はアメリカで食事関連の大企業の重鎮で、日々絶品料理等の研究をしているらしい。
ミコトさんはその料理のモニターを請け負っており、当然摂取カロリーは膨大で見事な肥満体となった。
そしてミコトさんのモニターの後、完成されたレシピで作られた料理をヒロはご馳走になっているとの事。
これにより徹底的に管理された料理とヒロの規則正しい生活と運動によってヒロは太ってしまったもののデブモデルのような綺麗なデブに
なったようだ。
「私はモニターだからこんなだらしなく太っちゃったけど、ヒロは大丈夫よ。私が責任を持ってあげる」
「そんな責任いらないってば、それだったら痩せる料理にしてよ」
和やかな家庭風景だな…あ、そうか、ヒロはデブが嫌いだっけ?
でもちゃんとした理由があれば大丈夫、ミコトさんはモニターだからって理由でOKなんだな。
しかし上手く纏まったもんだ、これでヒロがいくら、どれだけ太ったとしても違和感はない…ドタバタだったがヒロの家に来たのは大正解
だったぜ。
そうして休日も終わり学校だ、俺とヒロはミコトさんに見送られて学校へ行く。
能力のせいでヒロは歩く時も背中を反らせて歩いて行く、決して不自然ではない態勢ではある。
…が、胸がグッと前に押し出されてこれでもかと強調されている、こりゃ学校の奴等…果て過ぎて悶絶するぞ。
「楽しかった? 私の家…」
「うん? あぁ、驚きの連続だったが悪くなかったな」
「そっか…私も楽しかったし、嬉しかった…こんなでも愛してくれて…私も初めてをあげた甲斐があったってものよ」
僅かに赤くなりながら小さな声で話すヒロ、なんだか照れくさくなって来る。
「そ、そうだな…俺も初めてをあげれたって訳だ」
「くすっ…」
「ははっ…」
実に良い気分だな、心がどこまでも穏やかになって行くようだ…そしてヒロはふと前に出て、
「私、さきいってるね!」
「あぁ」
恥ずかしさが出て来たのか行ってしまった、相変わらず機敏なデブヒロだ…あっという間に姿が見えなくなった。
「さて、んじゃ俺はのんびりいくか…」
ゆっくり行こうと思った次の瞬間、
「お〜い!」
いきなり後ろから大声が、何事かと思って振り向けばそこには「起たないんだ」とか言ってた俺のクラスメイトがいた。
何か俺に伝えたそうだが…?
A.ただの挨拶だった。
B.ミスコンが始まるらしく、男子による推薦でエントリー者は決まるらしい…冗談めかしながら遠まわしにヒロを参加させるように頼ん
で来た。
デブ専と化してる男共は密かにどうしてもヒロに出てきてほしいらしい。
優勝させてヒロを自慢したいし、お恵みという事で男達に美デブモデル並のヒロの肢体を見せつけてやるか。
【ヒロ】
身長:170センチ
体重:250キロ
3サイズ:前と比率は変わらず、そのまま…デブモデル体型
以上です!!
何だかリレーSSの論議が白熱中? よくわからないけど良い方向へ進むように!
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