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マフィア

1名無しのごんべへ:2021/09/28(火) 16:34:53 ID:lyuvrMtU0
「(こそっ)おい、気づかれるだろ?」
「だってミスリーに会うの1ヶ月ぶりなんだもん。」
本来ブツの受け渡しできているのに危機感のないパートナー オレオは
俺と同じ組織の幹部のため、同じ幹部の俺とはあまり仕事しないはずだが、
時折俺の仕事に着いてくる。
「だって、心配なんだもん。
俺のハニーとベイビー(予定)が危険な目に遭わないか。」
だからって動きにくいひっつくな!!

登場人物
ミスリー マフィアの幹部
強面で華奢な身体に見えて無駄のない筋肉がついている。
仕事は完璧だが、あまり口数も多くなく抗争で大怪我をしても
何も言わず終わった後に倒れオレオに激怒された過去がある
気が強く高圧的だがパートナーのオレオにだけは敵わない
オレオが仕入れてきた男性でも妊娠可能な薬を飲まされ
子宮と膣、陰嚢の裏に出口ができていた時はオレオを抹殺しかけた。
結局オレオに甘いため妊娠可能なことを闇医者に確認してもらい、
オレオに連絡を入れた

オレオ ミスリーと同じファミリーの幹部
ミスリーとは違い綺麗顔でターゲットを誘惑して笑顔で殺しができる
敵に回すと怖い存在
パートナー ミスリーのことを好きすぎるあまり裏ルートで手に入る男でも妊娠可能になる薬を
盛った張本人(そもそも立証されている薬であったが勝手に100人以上を被験者にして安全なことを確認済み)
妊娠準備ができたと闇医者に診てもらったミスリーから連絡をもらいさっさと仕事をして
ミスリーのもとにやってきた。

97名無しのごんべへ:2022/01/23(日) 01:27:09 ID:Vlk8A5Lk0
「ちょっと休もうか。呼吸を整えよう。」
「ふぅーふぅー....うぅぅ....は、はぁ、はぁ.....」
横向きにしてくれたおかげで少し呼吸は楽になった。
一先ずこれで様子を見てくれるみたいだ。
ドクドクドク
「こっちが先に出てきそうな子の心音だよ。しっかりしてるね。」
アイーダが陣痛の合間に赤ん坊の場所と心拍の確認をしてくれる。
もう陣痛が始まって2日経つくらいらしい。
陣痛が長引いてるから心配だったけど問題ないらしい。
そういえばオレオどうしたんだろう....

98名無しのごんべへ:2022/01/25(火) 15:18:13 ID:tGbCKZqM0
「ふぅ…ふぅ…あぁ、きたあぁぁぁぁ!!ゔぅーーーー!」
しばらくの間楽な姿勢で陣痛に耐えていたが、その間全く子宮口が開くことがなかったためもう一度子宮口マッサージをすることになった。
「あと2cmだからすぐに開くと思うよ。
もう少しで我が子に会えるからな、楽しみにしとけよ〜」
そんなことを言いたがらアイーダはまた色々と準備を始めた。

「次の陣痛が止んだら仰向けになるからな。」
「ふぅー、ふぅー、わかった…」
心の中で、陣痛来るなと思ってもそれは叶わぬことであり数分後また陣痛が来た。
「んぅーー、あ゛ぁぁぁぁあーー!…はぁ....はぁはぁ....」

「よーし、今のうちに体制変わるぞ。
ゆっくり動けるか?」
「ふぅ…ふぅ…あっ、う゛っ!」
今までと少し違うタイプの痛みが来たと思ったら、ついに破水したのだった。

99名無しのごんべへ:2022/01/25(火) 15:50:34 ID:yVIsn4960
「破水したな。ここまで来たら破水したほうが出産進むからほんとにもうすぐだよ。」
「はぅ、ぅう....うぐくぅ!?」
「まだいきんじゃダメだよ。リラックスして。」
破水したことで赤ん坊の頭が漸く出口に向かってくれたみたいで、痛みとは別に踏ん張りたくて仕方がない。
「ぅうぐぅうう!「あぁ!もう、イキんじゃだめだよ。」
あぅ!?ぁあ....いぎみだぃいい!」
俺が息もうとするからアイーダが俺の足首を掴んで腰を浮かせたせいでいきみたいのに上手く力が入れられずいきみたくて暴れる。

100名無しのごんべへ:2022/01/30(日) 11:50:06 ID:RjtxYgik0
「ほら、赤ちゃんも頑張ってるからミスリーも頑張ろう。」
「あぅ、うぅうう、はぁはぁはぁ、あ ぁぁぁあ!!」
アイーダに言われてなんとか深呼吸をする。
そしてまた陣痛の波が来た。
それから数十分、陣痛の波が来る度にアイーダが子宮口マッサージをして、少しでも早く子宮口が全開になるようにしてくれてる。
「はぁーはぁー、あぁぁあぁあ!!い た い あ ぁぁあぁ!!」
「ミスリー力を抜いて。もうちょっとしたら思いっきりいきんでいいから。」
「あぁぁあぁぁ、はぁはぁはぁ、うぅぅうう、あ ぁぁああ!!」
「そうだ、上手いぞ。」
アイーダに褒められるが、陣痛の間隔が短すぎる。
本当に産まれてくるのかまた不安になったところだった。
バンという音と共に分娩室の扉が開いた。
「はぁ、はぁ、ごめん、ミスリー!遅くなった!」
「はぁはぁ....ぉれ、お!?....うぅううう!?...いやぁああああ!?」
漸くオレオがきてくれた。ただ全身泥と血まみれだ。
俺はオレオが怪我したと思い、陣痛も忘れてパニックになる。
「ミスリー!?これは返り血だし俺怪我してないから!」
オレオが近づこうとするとアイーダが止める。
「赤ちゃんもだけど出産前後のミスリーも免疫弱ってるからそんな汚い血と泥で細菌に汚染されたら困るからシャワーで綺麗にしてきて!
服も僕の適当に使っていいし、あ、消毒もしてきてね。」
「わかった。ミスリーのこと頼む。」
「任せて。ミスリー、オレオがきてよかったね。」
「あ、あぁ……ゔあぁああ!?」
オレオが行った先を呆然と見たがすぐに陣痛がくる。
「さてとミスリー、漸く全開だね。この辺りを見てんーって長く息むんだよ。
ロロ、ミスリーのいきむタイミングで背中起こしてあげて。」
「わかった。」
ロロが俺の体を持ち上げるようにして、いきみやすいようにしてくれた。
ちょうどオレオもシャワーから戻ってきた。
「オレオ、ミスリーの手を握ってやってやって!」
「わ、わかった!」
あぁ、漸くもう少し、もう少し…… オレオは俺の手を握りながら、もう片方の手で俺の頭を撫でてくれていた。

101名無しのごんべへ:2022/01/31(月) 16:57:02 ID:2Fnpiw7I0

「はぁはぁ...んんー!」
「まだ赤ん坊の位置高い見たいだ。降りてくるまで暫くかかりそうだな。」
漸くオレオも帰ってき、全開にもなったためすぐに産まれるだろうと思っていたが考えが甘かった。

その後も陣痛のたびにいきんでいるが、なかなか降りてくる気配がない。
「このようだと重力を借りた方が良さそうだな。
ミスリー、ちょと膝立ちになってみようか。」
「うぅーーーんんぅ!」
絶対無理と心の中で思ったが、あまりの間隔の無さに返事を返すこともできなかった。

102名無しのごんべへ:2022/01/31(月) 18:08:21 ID:mv.AJvcY0
「分娩台じゃ不安定で狭いし床に降りようか。」
アイーダは手際良くどこからかベットマットを敷いて防水シートをそこに敷き詰めていく。
「ロロ、オレオ、ゆっくりミスリーを分娩台から降ろせる?」
アイーダの指示のもと、ロロとオレオはゆっくりと慎重に俺を下ろして、ベッドの上に寝かせてくれた。
「次の陣痛が治ったタイミングでまず横向きになろう。」
「うぅ....ゔぁぁぁ!?」
すぐに陣痛が来てそれどころじゃないし、一気に身体起こすのも1人で起き上がるのも無理だから陣痛の合間に少しづつオレオとロロに支えてもらい、何度かの陣痛に耐えて漸く膝たちになったが自分自身だけじゃ立っていられずオレオに抱きつく形で体勢を保っている。
アイーダは俺のお腹にエコーをあてて胎児の心音と位置を確認をしている。

103名無しのごんべへ:2022/02/17(木) 09:12:25 ID:aBQLlG.w0
「ベビー達の心音もまだまだハッキリしてるね
でも、破水したら出来るだけ早く出てきて欲しいんだけどな…
いや〜でも…」
アイーダは何かブツブツ言っているが、膝立ちになっているのが精一杯で何を言っていたのか聞こえなかった。

「はぁぁっ…ふっうぅぅーっ…んっ、い痛っ…腰が…」
膝立ちになってたら1時間弱経った頃、重力のおかげかだいぶ赤ん坊が下にさがってきた。しかし、頭が骨盤をこじ開ける形になり、ひどく腰が砕けそうなほどの痛みが襲ってきた。
「女に比べて男は骨盤が狭いから、余計に痛むんだよ。
本当にあと少しだから、あと一息だ!」

104名無しのごんべへ:2022/02/17(木) 11:37:12 ID:NmKaWKbY0
「はぁはぁ……はぁ……あぁぁあーーーー!はぁ……はぁ……ふぅー、ふぅー……うぅうう!」
「ミスリー酸素マスクつけようか。」
アイーダが俺の浅い呼吸を見て酸素マスクをつけてくれた。
「んーーー!!うぅぅぅーーーー!!あ ぁぁぁあ ぁぁぁあ!!」
陣痛が来てからもう何度目かもわからない陣痛の波が来た。
ただ、漸く赤ん坊が出る気になってくれたおかげか、今までの陣痛の比ではないくらい痛くて、腰も砕けそうに痛いしで息むより痛みに耐える方が多くなってしまう。
抱きついているオレオの背中に爪を立てて息んでいるがオレオは気にせず背中を摩ってくれている。
「んーーーーー!!ふぅーーーーーーー!あ ぁぁあ あ ぁあーーーーーー!!」

「ミスリー、指先で赤ちゃんの頭触れるくらいまで降りてきたよ!もう少しで見えてくると思う。もうちょっと足開けそう?」
アイーダが俺の様子を見つつ足を少し開かされた。
「はぁーはぁー……んんーー!ふぅぅーーー!!」
痛みで意識が飛びそうになる中、必死で陣痛の時にいきむ。
そしてアイーダの言葉通り、陣痛の波に合わせて少しずつ降りてきてるのが痛みでわかる。
腰も骨盤も割れるんじゃないかってくらいに痛い。
「あぁぁあぁあ!んんぅぅぅうう!はぁあぁぁあ!」
「ミスリー、ベイビーの頭見えるようになってきたよ!もうちょっと!」
「あ ぁあぁぁあ!い だぃぃいぃい!い ぎぃぃいぃい!」
アイーダが声をかけてくれるが、痛みにもがくしかない。

105名無しのごんべへ:2022/02/17(木) 13:21:13 ID:aBQLlG.w0
赤ん坊の頭が露出し、漸く1人目が産まれると希望の光が刺したのもつかの間、今度は肩が引っかかってしまった。
「んぐぅーーーーあ゛ぁぁぁぁあ!」
僅かに残っている体力を絞り出すようにいきむが赤ん坊はびくともしなかった。
「ミスリー、この状態が長く続くとお前もベイビーも危ないから少し強引だけど引っ張り出すぞ。
かなり痛いと思うが、意識だけは絶対に飛ばすなよ。」
そう言うと、アイーダは手袋を付け替え俺の背後についた。

106名無しのごんべへ:2022/02/17(木) 15:38:02 ID:NmKaWKbY0
「ミスリー、いくよ。」
「はぁはぁ……あ ぁぁあ あ ぁあ あ ぁあ!!」
アイーダが思いっきり引っ張るが、それでも全く動く気配がなかった。
俺は痛さと苦しみとうめき声と涙を流すことしか出来なかった。
だが、アイーダは諦めず何度も俺を引っ張っては引っ張り出そうとする。
その度に腰が砕けるような激痛が走り、呼吸すらまともにできない。
「完全に挟まっちゃってるな。体制変えるしかないな。」
ロロとオレオの支えで仰向けになり、オレオにも垂れる。
「オレオはミスリーの膝掴んで両脚のふとももをお腹の上まで持ち上げれる?」
「わかった!」
オレオは俺の膝を掴んで限界まで持ち上げてる。
「ロロは俺のタイミングでここを抑えてくれる?」
アイーダは股に手を入れて開かせた状態で固定した。
「ミスリー、ベイビーが産まれるまで耐えてくれ!そろそろ陣痛がくるはずだから来たら、せーのいきんでみようか!」
アイーダがモニターを確認しつつ陣痛の予兆を確認してるようだ。
間隔的にはそろそろまた強い陣痛がくると思う。

107名無しのごんべへ:2022/02/17(木) 18:57:07 ID:aBQLlG.w0
「うわぁーっ!ぐぐっ…ああああっ!」
強い陣痛がくると感じた瞬間、やはり陣痛がきた。
それと同時に、アイーダが思いっきり引っ張った。
「よしよし!右肩が出たぞ!!」
仰向けになってから、何度目かの陣痛で漸く一方の肩が露出した。

108名無しのごんべへ:2022/02/17(木) 19:51:23 ID:NmKaWKbY0
「うぅーーーっ……ううううううう!」
「ミスリー、あと少しだよ!」
アイーダが俺の背中をさすりながら励ます。
「ちょっと待ってね。あー臍の緒がベイビーの肩に巻きついちゃってるから外すね。首じゃないけど絡まってると出にくいからね。」
アイーダが俺の中に手を突っ込んで赤ん坊の肩に巻きついている細いホースのような臍の緒を解いてくれた。
「はぁはぁ……うぅううう、はぁはぁ……」
「ミスリー、次陣痛来たタイミングでいきめる?」
「うぅうう……いき、め、る……うぅううう!」
「陣痛のタイミングわかりそう?」
アイーダがいきむタイミングもわかるかと聞いてきたが、陣痛の間隔がなく常に腹も腰も股も痛いせいでいきむタイミングも自分では判断できなくなってきていた。
「うぅうう……い、いき、みれ、な……い……はぁはぁ……うぅうう……」
「じゃあ息んでって言ったら息んでね。」
「はぁはぁ……は、はい……はぁはぁ……うぅうう!」
アイーダモニターをみて、タイミングを教えてくれた。
「じゃあ今陣痛きてるから、息んで!」
「うぅうううう!あ ぁあ あ ぁああ あ あ!」
「あと少しだ!あと少しだから頑張ろう!次の陣痛で左肩も出るから!」
アイーダが励ましてくれるが、呼吸が苦しいし陣痛の痛みと腹の痛みと腰の痛みでもう何を言ってるか理解できてなかった。
「ミスリー、もう少しだ!あと少し!」
「うぅうう……あぁぁあ!んんんーーーー!あぁ...はぅ...はぁ、はぁ....」
「ミスリーしっかりして!!肩も出てくるよ!」
アイーダの声に反応するようになんとか意識を繋ぎ止めていたが、意識が飛びそうになってた。
「はぁはぁ……はぁ……うぅうう……うぅうううううううう!!」
「よし!肩出たよ。もう身体だけだから。あとははっはっはっって息まないでリラックスしてて。はっはっはっだよ。」

109名無しのごんべへ:2022/02/17(木) 21:57:54 ID:aBQLlG.w0
「…わかっ…た。うぅっ…はぁっはっはっはっはぁぁっ…」
力を抜いている間にアイーダが赤ん坊をゆっくり引き抜き、残りの羊水と一緒に
赤ん坊が出てきた。

ぃぎゃぁ…ふぎゃぁ…

「うま、れた…」
漸く1人目が生まれ、安堵の気持ちに包まれた。
「産まれた〜!女の子ぉ〜、俺達の娘だよ〜。ミスリー、ありがとぉお〜」
オレオが号泣しながら抱きついてきた。

110名無しのごんべへ:2022/02/17(木) 23:11:40 ID:NmKaWKbY0
「はぁはぁ……はぁ……よかった……。」
「ほら、お前たちのベイビーだよ。ミスリーがよく食べてたからベイビーぷっくりしてて健康そうだね。」
アイーダが赤ちゃんを抱かせてくれたけど思ったより重たいし疲労で気を抜くと落としそうで怖い。
それに気づいてくれたのかオレオが後ろからそっと下から支えてくれている。
「かわいぃ・・・。」
疲れ切っていて身体はダルいし、あちこち筋肉痛みたいに痛いわで最悪だけど、赤ん坊の顔を見て思わず笑みがこぼれた。
「おめでとう。ミスリー。よく頑張ったな。」
ロロも赤ん坊の頬をツンツンしている。
「ロロ、アイーダ、2人とも本当にありがとう。」
「礼を言うのはまだ早いよ。まだもう1人いるからね。このベイビーと繋いでた胎盤もまだだしね。とりあえず先にベイビーを綺麗にして体重も計らないとね。」
そうだった。生まれたばかりで羊水とか俺の血とかで汚れているのを忘れていた。
まだ臍の緒もついたままだ。

111名無しのごんべへ:2022/02/18(金) 13:23:41 ID:AZtKzwgs0
「よし、これで完了っと」
アイーダが臍の緒の処理や産湯などをやってくれえいる間、あまりの疲労にいつの間にか寝ていた。
「ミスリー寝ちゃったか…、」
「あぁ、」
「もう、陣痛が始まって30時間くらい経つからな。
次の陣痛が始まるまで休ませとけ、次のお産も同じくらい大変になりそうだから…」
「どういうことだ?」
「いや…今生まれた子が3300gくらいなんだが、エコーで見る限り次の子はさらに大きそうなんだよ。しかも次の子は逆子なのは確実だから、今度こそミスリーの体力がもつかどうか…」
「まじかよ…」
「何とかならないのか?」
「最前は尽くすよ…」
他の三人がそんな話をしていた事など知るよしもなく俺は気絶するように眠りについていた。

112名無しのごんべへ:2022/02/18(金) 15:09:57 ID:J4kCRVN60
ただゆっくり眠れていたのも30分程度だった。
「•••っ•••」
俺はまだ眠たいし怠くて瞼を開けたくないがお腹の張りで目は覚めてしまった。
「ミスリー起きちゃった?」
アイーダの声が聞こえたが、返事をする気力もない。
「ミスリー、陣痛が強くなってきてるからそろそろ2人目が降りてくる準備を始めたかも。」
アイーダの言葉通り陣痛の間隔が短くなり、お腹を締め付けるような感覚がした。
「はぁはぁ……うぅうう……」
「ミスリー、まだ位置は高いけど、子宮口はレディが開けてくれてるから弟ベイビーも出てきやすくはなってるはずだよ。」
アイーダも次の出産に向けて準備をしている。
先に生まれた子はずっと後ろ向いてたから性別わからなかったけど、もう1人は既に男だとわかっている。
早い段階からエコーで股間を曝け出していて丸見えだった。
逆子だと聞いてたけど蹴りが強くて何度も膀胱刺激する赤ん坊で寝てる間何回か間に合わずにシーツ汚したことやら...。

113名無しのごんべへ:2022/03/09(水) 11:44:45 ID:1PJDmPEY0
「はぁ、はぁ、はぁ…あー!!ゔぅーーーー!」
2人目の陣痛が来てから1時間くらい経過した。
俺は、唸りながら何とか陣痛に耐えている。
「まだまだ位置が高いな…まだ息むなよ!?」
「ふぅ、ふぅーー、あぁ、うぅ、あぐっーーーーー!ぐっ!」

114名無しのごんべへ:2022/03/09(水) 17:02:21 ID:LwN1d9AY0
「ミスリー、レディが起きたんだけど母乳あげれそうか?まだ最初の母乳飲ませてないから飲ませたくて。」
「ふぅーふぅー、うぅ....もらぅ。」
俺はオレオに支えてもらいながら身体を起こした。
ただ俺が持つと陣痛のときに落としそうで怖いからオレオが後ろから支えてくれる。
Tシャツを捲って胸をだした。
「近づけてみれば吸うと思うよ。」
アイーダが言うとおり俺の乳首の近くに来ると口を開けて女性より小さい乳首を吸い始めた。

115名無しのごんべへ:2022/03/10(木) 11:08:15 ID:ogx9eQ0Q0
「…はぅうっ!……ぐっ、ぐっ、…ぐぅう…っ!」
人の身体とは不思議なもので、乳房と子宮は繋がっており、乳房への刺激は子宮の収縮を助けるのだ。
さらに激しくなった陣痛に大声を上げたいが、この子がビックリしないようにと下唇を噛んで必死に耐えた。

「よし、もう満足したみたいだね。
また向こうで寝かしておくよ。」
必死に陣痛に耐えていると、いつの間にか乳首から口を離しておりスヤスヤと眠っていた。

116名無しのごんべへ:2022/03/10(木) 11:41:57 ID:E.P3rre20
「陣痛も強くなってきたしもうそろそろ出してあげないとね。
弟ベイビーもいつまでもママのお腹にいないで出てこようねー。」
アイーダは俺のお腹を触りながらお腹の張りを確認しつつ声をかけている。
「ちょっとお腹を押して出てくるのを促そうか。
で、足が出てこれば引っ張れるから。ミスリーもう少し頑張ろうね。
オレオ、ミスリーをそのまま支えててね。」
アイーダはそういうと俺のお腹の上のあたりをぎゅっと押し始めた。

117名無しのごんべへ:2022/04/03(日) 00:55:46 ID:gm5urPkY0
「いっいってえぇええーっ!!」
どこにそんな体力があったのかと不思議なくらいではあるが、ミスリーはあまりの痛さに喉が潰れるほど叫んでいた。
「痛いだろうけど、もうこれしか出す方法はないんだよ
あとちょっとで足が出てくるからもう少しの辛抱だ!」
痛みのあまり暴れそうになるミスリーをオレオとロロで必死に押さえている。
しかし、赤ん坊の足はなかなか姿を現さなかった。

118名無しのごんべへ:2022/04/03(日) 02:24:39 ID:N7mJ/TlI0
「んー。足には触れられるけど押すだけじゃ出てこなさそうだな。
しょうがない。オレオは後ろからミスリーを抑えててね。
オレオは足を暴れないように抑えててくれる?」
「「わかった。」」
俺が動けないようにオレオとロロで押さえつけて股を開かされた。
「ミスリー痛いだろうけど足を引っ張って出すしかないから我慢してね。」
ミスリーはそういうと俺の中にするっと手を入れる。
一人産んでるせいか違和感はあるもののすんなりミスリーの手を飲み込むように入った。

119名無しのごんべへ:2022/04/30(土) 22:41:35 ID:NUtVShR.0
「はぁ、はぁぁっ……っあ゙あ゙ぁぁっ!!!」
「ミスリーいきむな!臍の緒が絡まってる!ゆっくり呼吸しろ!」
「う゛ぅーー。む゛り゛ーーー」
赤ん坊がなかなか出てこない原因は臍の緒が絡まっていたからであった。
アイーダは必死に絡まりを取ろうとするが、ミスリーがいきむためになかなか上手くいかなかったのだ。

120名無しのごんべへ:2022/04/30(土) 23:51:35 ID:v6/wpWDs0
「ミスリー、力抜いてくれ。息むと産道も締められるから上手く解けないんだ。」
そうは言っても無意識に力が入って息むんだから仕方がないだろ。
「あー!もうしょうがないな。ほら、力抜け。」
「ひあぁぁん!?」
「アイーダ??」
オレオも驚いてるんだけど、陣痛ですっかり萎えていた俺のペニスをゆっくり擦り出したのだ。
アイーダに摩られてるんだけど気持ちよさで腰が抜けてくるし、萎えていたペニスが勃っている。

121名無しのごんべへ:2022/05/01(日) 00:45:41 ID:U13t768w0
「あぁん!やぁやめぇぇぇ…」

どびゅーびゅびゅー

あっという間に射精してしまったのだ。
「はぁ…はぁ…うぅぅ…」
快感と羞恥心が一気に押し寄せてきた。
「よしよし、これで臍の緒は解けたぞ!
一気に出していくから、もう少しで弟ベイビーにも会えるぞ!」
そう言うと、アイーダは再度俺の中に手を入れた。

122lyuvrMtU0:2022/05/01(日) 01:08:50 ID:bIIhN4M.0
「ミスリー、息めるか?
いきみに合わせて引っ張ってくな。」
アイーダは声をかけてくれるが射精しただけでも疲労を感じている。
「うぅーーん、ぐぅ、うぅぅ。」
俺は長くは息めないがなんとか力をこめていきんでいく。
「足が出てくるからもう少しだ。頑張れミスリー。」
アイーダは俺の心が折れないように声をかけてくれる。

123名無しのごんべへ:2022/05/03(火) 07:33:46 ID:PL9luNCc0
「はぁはぁ...んんー...」
もう体力は底をついていたが、何とか意地だけでいきんでいる。
「そうそう、そんな感じ上手だよ。」
アイーダはとにかく褒めてくれているが、実際は引っ張り出しているような形になっている。
「あーっっっ!」
今まで以上に激しい痛みに襲われ、どこから出ていたか分からないような声で叫んでしまった。
「ミスリー、両足出てきたよ!
あと少しで会えるからな、もうひと頑張りできるか?」
ようやく足が出てきたらしく、声を出す気力はなかったためこくりと頷いた。

124lyuvrMtU0:2022/05/03(火) 11:20:52 ID:afcQQeLA0
「じゃあもう一踏ん張りしようね。次はお尻が出るから」
アイーダは声をかけてくれる。
「んんーー」
俺はいきみたいタイミングで息んだ。
するとアイーダが引っ張ってくれてるのもあり、俺の穴が一気に広がるのを感じる。
「ミスリー大きいおちんちん出てきたよ。
お尻が出たら一気に頭の近くまで引っ張るから頑張って。」
アイーダが言う通り、足が出てた時とは比べれないほど圧迫感が出てきた。

125名無しのごんべへ:2022/05/04(水) 17:49:21 ID:2Irv7bfg0

「うぅーーん、んんー...」
俺は間髪入れずに息んでいる。そこに、アイーダがどんどん引っ張っていくが赤ん坊が大きいせいかなかなか出てこない。
「大丈夫!大丈夫!直ぐに出てくるから。もう少しだよ!」
俺はあまりの痛みに言葉を返す余裕すらなかった。

126名無しのごんべへ:2022/05/04(水) 19:47:10 ID:H7vNG1fw0
「ふぅーぅーぅぅううーーーん!でがぃいい!!ざげるぅううう!?」
赤ん坊がでかいせいか俺の股が引っ張られて中から押されてる感覚に思わず声が出る。
「弟ベイビー大きいからね。辛いけどもう少しだから耐えてね。」
俺の声にアイーダが声をかけてくれる。

127名無しのごんべへ:2022/05/05(木) 13:50:31 ID:p7lLOEfE0
「うっ、あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!!」
枯れた声であるがそれでも叫ばずにはいられなかった。
それでも、どんどんアイーダが引っ張っていき漸く胴体まで出てきた。
「弟ベイビーの身体出てきたよ!あとは肩と頭だけだ!次で肩出すよ!」
漸く身体出てきたと言われ、もう少しで終わると少し安堵した気持ちになった。

128lyuvrMtU0:2022/05/05(木) 13:59:20 ID:xwYBkGcQ0
「ふぐぅ…….ぐゔぁぁああ!?」
「ミスリー大丈夫か?」
身体が出てきたことで生まれたと勘違いしているのか赤ん坊が動いている。
まだ俺の胎内にいる手を動かしているせいで俺の産道を刺激する。
俺の悲鳴にも聞こえる呻き声にオレオが心配そうに声をかけてくる。
「お腹の時からだけどほんと、元気のいい弟ベイビーだね。
こらこら出てくる最中に動いたらマミーが辛いでしょ。」
元気で片付けていいのか、と思うほど強い動きに俺は思わず足を閉じそうになっている。

129名無しのごんべへ:2022/05/14(土) 08:15:09 ID:cvXc/39Y0
「ぐうぅぅ、ぐぅぅぅ!! いだぃ、いだだだだ!」
思わず少し足を閉じたところ少しだけ胎児が戻ってしまい、今までとは別の激痛に襲われた。
「オレオ、ロロ、しっかりアイーダの足を持っててくれ。このままでは弟ベイビーの手があたって産道が傷ついてしまう可能性がある。そうなったら大量出血になりかねない」
「「おぉ、分かった…」」
そういうと二人は今まで以上に強く足を持った。
「ミスリー、弟ベイビーが暴れてる間は何もせずに耐えて欲しい。今の状態で無理やり進めると産道が傷ついて大量出血になる可能性がある。いいか、ゆっくり深呼吸していくぞ。」
そう言われて何とか深呼吸をしようとするがあまりの痛さに息を吸うのがやっとという感じであった。

130名無しのごんべへ:2022/05/14(土) 08:52:22 ID:LqKYqcxo0
「はっはっ....うぅ...はっはっはっ...」
「ミスリー、吸ってー吐いてーだよ。吸ってばっかじゃ過呼吸になっちゃうからね。」
アイーダが吸って吸ってを繰り替えすため、
お腹を触りつつ声をかけてくれる。
「よし大人しくなったね?片腕先ずはだすね。」
アイーダは赤ん坊が大人しくなったのを見てゆっくり会陰に手を滑り込ませる。

131名無しのごんべへ:2022/05/22(日) 08:06:29 ID:HCdqoXdY0
「よーし、次の陣痛がきたらいきんでごらん。」
「はぁはぁ…んんーーーー!」
生きみにあわしてアイーダな赤ん坊を引っ張ってる。
もう何回生きんたが分からないほど生きんたところ、漸く肩まで出てきた。

132名無しのごんべへ:2022/05/22(日) 10:06:26 ID:XHuKMRHU0
「ぅう...あぁ...はぁはぁ...」
肩が抜けたおかげで少し楽になった。
「よし。
ミスリー、ようやく肩まで抜けたよ。
あとは頭だけだ。」
アイーダは俺の手を赤ん坊に持っていく。
相変わらず大人しくしていないみたいで手足を動かしている。
ほんとに元気いいな。

133名無しのごんべへ:2022/05/28(土) 08:08:09 ID:SamWq/a20
「次の陣痛で全部出すからな!やっと弟ベイビーに会えるぞ!」
俺は少しでも息を整えながら、うんうんと頷いた。
「はぁはぁ、き、きたぁぁあ!」
陣痛とともにアイーダが最後まで出してくれて漸く赤ん坊が出てきた。

んぎゃあっおぎゃあっ…

俺はとてつもない疲労感で、産んだ直後に気を失ってしまった。
「まだ胎盤が残ってるのに…まあ、胎盤くらい腹を押せば出てくるだろう。」
そう言ってアイーダは俺が気づかないまま胎盤の排出や臍の緒の処理、産湯などをやってくれた。

134名無しのごんべへ:2022/05/28(土) 08:41:35 ID:PahE.NGM0
「ん...」
瞼が重いし身体がダルいけど赤ん坊が泣いてる声がする。
俺は億劫になりつつも瞼を開ける。
「あ、ミスリー、起きた?」
心配そうにオレオが俺の顔を覗き込んできた。
その手には泣いている赤ん坊が抱かれている。
「弟くんがお腹すいたみたいで、あやしてたんだ。ミスリー、丸一日寝てたんだよ!まだ顔色悪いけど大丈夫??」

135名無しのごんべへ:2022/05/28(土) 11:31:24 ID:SamWq/a20
「あぁ、何とか…」
全身筋肉痛で、特に陰部と腰と腹が痛い。自分では起き上がることも出来なかったのでアイーダに支えてもらいながら何とか身体を起こした。
「弟くんに母乳あげようか?」
オレオから赤ん坊をもらいTシャツを捲って胸をだした。
俺の乳首の近くに来ると口を開けて乳首を吸い始めた。
「…はぅうっ!……くっ、くっ、…くぅう…っ!」
腹の中にいる時から元気であったため当然と言うべきか吸う力もかなり強かった。

136名無しのごんべへ:2022/05/28(土) 14:06:42 ID:PahE.NGM0
「ほんとに元気のいいベイビーだね。
お姉ちゃんベイビーも弟ベイビーもミスリーが起きなかったから何度か粉ミルクも飲んだんだけどねー。」
オレオはホント元気な子だよねーって笑ってるけど元気すぎだろ。
絶対オレオ似だっ。
顔はオレオの髪色と瞳の色っぽいけど顔立ちは俺ぽいな。
改めて見るとほんとに俺たちの子が出てきたんだな。

137名無しのごんべへ:2022/05/28(土) 15:52:48 ID:SamWq/a20
ぐうぅぅ
ミスリーは4日近く何も食べていなかったため、大きくお腹が鳴った。
「ハッハッハッ、そりゃー3日間も何も食わずに出産に耐え丸1日寝てりゃあお腹も空くよな。
今からお粥作ってくるから待ってろ。」
そう言って、アイーダは席を外しお粥を作りに行ったり

138名無しのごんべへ:2022/05/28(土) 16:00:08 ID:PahE.NGM0
ゼリーを持ってきてくれた。
「あれ?ロロとオレオは?」
「あぁ。写真存分撮ってボスに産まれたのを報告しに行ったみたい。
ロロは仕事の報告も一緒にしに行ったみたい。」
出産の間そばに居てくれたロロにお礼言いそびれた。
後でメッセージ送っとこ。

俺がお粥を食べて横になってるとオレオが帰ってきたようだ。

139名無しのごんべへ:2022/05/29(日) 02:20:45 ID:nHTnsWAU0
そして1年後
本来1ヶ月くらいで仕事復帰したかったけど、身体が本調子になるまで半年もかかってしまった。
産まれた子供達、姉のオリビアと弟のミリオはすくすく成長した。
オリビアの方は生まれたときおとなしかったが大きくなるにつれてお転婆になってきた。
ミリオは逆に生まれた時から暴れん坊だったが、最近ではおっとりしておりオリビアに毎日のように泣かされていて、
オレオやロロから誰に似たんだと笑われている。
「ミスリー、最近生傷が増えてきたんだけど。」
半年前に復帰してからずっとできてなかった抗争にも積極的に参加するようになっていた。
そのせいか生傷が増えてよくアイーダにお世話になっている。
オレオが心配してまた俺を妊娠させて大人しくさせようと言い出していた。

140名無しのごんべへ:2022/06/04(土) 13:10:34 ID:9d.HassE0
「ただいまー。」
「おかえり、ってまたミスリー傷増えてるじゃん!!」
家に帰ると先に着いていたオレオが心配してきいてくる。
「かすり傷だよ。それよりミリオとオリビア、ただいま。」
「みぃぃ!」
「おぁ!」
2人が小さい足で歩いて寄ってきた。
オリビアは最近だいぶおしゃべりができるようになったが、ミリオはまだ難語に近い。

141名無しのごんべへ:2022/06/16(木) 07:30:01 ID:CYL9Cvto0
「なぁ、ミスリーそろそろ次を考えてもいいんじゃないか?」
「あ?またその話か。俺は絶対もう妊娠しないからな。悪阻も出産も二度と経験したくない。そんなに次が欲しいならオレオの方が妊娠すれば?」
どうやらミスリーは早く次が欲しいと思ってると勘違いしてるみたいだ。

142名無しのごんべへ:2022/06/16(木) 09:14:34 ID:S.qWSqJo0
「ミスリー最近毎日傷作ってきてるって自覚ある?」
2人が寝静まったあお、オレオが寝室のベッドで俺を押し倒してきた。
「そ、そんなことないだろ?」
アイーダ行ったのだって一昨日だし。
「ここは1週間前….ここは6日前….」
「お、おい!?」
オレオは最近できた傷を一つずつ言い当ててキスをしてくる。
てかなんで覚えてるんだよ!!

143名無しのごんべへ:2022/07/19(火) 02:48:51 ID:6wmF5jEA0
「しょうがない、だろ?
一年以上もブランクがあったわけだし。
これくらいどうってことも」
ないと言おうとするとオレオは遮るように
唇にキスをし舌を入れてくる。
なんかカプセル入れてくるけど、必死で耐えてきたけどオレオのディープキスにウットリとしてきて無意識にごくりと薬ごと飲み込んでしまった。
「これくらいじゃないよ。怪我するってことは大怪我にもつながる可能性だってあるでしょ!
俺だけじゃなくてまだ幼いミリオとオリビアからママンを奪うことになるんだからね!」
オレオは心配そうに言う。
オレオの真剣な眼差しにドキッとする自分がいる。
「アイーダに聞いたら二人目はゴム無しでやれば出来るらしいんだ。さっきの薬は媚薬だよ。」
オレオはそう言うと再度俺にキスをして舌を絡めていく。

144名無しのごんべへ:2023/08/13(日) 02:37:04 ID:xytLsNJA0
「んぅー、はぁ、おれぉ。」
暫くすると俺の身体が熱く、中が渇いてきてオレオのものが欲しくなってきた。
「今度は男の子かな?女の子かな?また双子になっちゃりして」
「はぅ!?」
オレオはニヤニヤしながら俺のTシャツの中に手を入れて触ってくる。
それだけで俺は感じてしまう。
「ふふっ。もう感じちゃっていやらしいママンだね」

145名無しのごんべへ:2023/09/02(土) 17:23:37 ID:9kcs93Bo0
「んぁっ……はぁっ、もう、やめろよ、」
言葉では抵抗をみせるが、媚薬のせいか気持ちよくて仕方がない。
「ここは正直だよね。グショグショに濡れてるよ。」
そう言いながらオレオはアソコを優しくなで回した。

「入れるよ、。」
スブブブ…
オレオのいちもつがミスリーのソコに入っていく。
「んぁあん、…はぁ、あぁん。」
オレオは男らしい強引さで力強くピストン運動を始めた。

「そろそろ、いくぞっ。」
「ひぃん!あうっ!や、やめろぉ!妊娠、したらどうすんだよぉ!」
「俺は本気だよ!?」

オレオは逃げようと身体を反らしたミスリーの腰をしっかりと掴んだ。
どぴゅ、びゅっ、ぴゅっ。
ミスリーの中でオレオは白濁した精液を射精した。

146名無しのごんべへ:2023/09/03(日) 00:20:00 ID:KYgtmtoE0
「ほら、ミスリーのここも俺のミルクを欲しがってるよ。
ほら、ここ気持ちいいでしょ?」
「ふぁ!?あぁ、しょこぉ!?」
オレオはミスリーの太ももを掴みぐいっと自身に近づけ、
さらに奥をついていく。
ミスリーはその感覚に我慢できず腰を揺らしている。
そして結局オレオの策略にハマり、朝というより双子が起きてくる時間まで
愛し合っていた。
そしてオレオの願い通り一つの受精卵がミスリーの腹の中で作られていた。

----
2ヶ月後
「なぁーミスリー、体調とか悪くない?」
「あぁ。残念だったな。全く体調は悪くないぞ!」
あの後正気に戻ったミスリーにオレオは怒られ、あれ以来セックスすらさせてもらえてなかった。

147名無しのごんべへ:2023/09/03(日) 08:07:59 ID:OmogpvMg0
ミスリーに変わった様子は無いため、あの日だけではやっぱり妊娠していないんだと思っていた。

しかし本当はしっかりと妊娠しており、体にも変化が起きていた。
寝不足な訳じゃないのに 頭がボーッとする。
あくびばかりでとにかく眠い。
朝は双子たちやオレオに起こされる事が多くなった。
言わいる眠りづらりが今回の主な症状であったが、これはただの子育てと仕事の両立によるただと疲れと勘違いしていた。

148名無しのごんべへ:2023/09/03(日) 12:46:25 ID:zRXmZJ8M0
問題なのは双子の時とは違い、安定期に入っても戻した腹筋胸筋のせいでお腹が出ることはなかった。
「今日はオレオも俺も出かけるしナズナに預けて行くぞ」
「はいはい」
ナズナはミスリーの下で働いていたが、
兄弟孤児が多いところで育ったらしく、子供の面倒を見るのが上手い。
そのため、2人とも仕事の時はナズナに見ててもらうことが多かった。
特に人見知りもあるミリオは側近でも全員に懐いているわけではないため、
選ぶのに苦労した。

149名無しのごんべへ:2023/09/03(日) 17:45:49 ID:OmogpvMg0
ナズナに双子を預けて、俺らはそれぞらの現場に向かった。
ミスリーはいつものように取り立てに行き、仕事がひと段落したところで昼食休憩を取っていた。
残りの仕事もさっさと片付けて出来るだけ早く家に帰ろうと立ち上がった瞬間、
「うぅ…」
突如、腹部に違和感を感じた。
強烈な痛みではないが、何事も無いかのように動くのは厳しいといった痛みであった。
その時最悪だが、約2年前に感じたあの感じと同じであるとミスリーはすぐさま気づいてしまったのだ。

150名無しのごんべへ:2023/09/03(日) 21:52:50 ID:facduUwQ0
「ん!?(嘘だろ。嫌でも気持ち悪さとかもなかったし、腹立って出てないし!)」
ミスリーは冷や汗をかきながら冷静を保とうとする。
「ミスリーさん大丈夫ですか!?」
「あぁ。ちょっと腹痛くて(でもでもまだオレオとヤッて7ヶ月くらいだぞ!)」
ジワーと下着が濡れた感じがする。
「げ!?」
ミスリーは慌ててズボンの中に手を入れると血がベッタリついてることに驚いた。
「ちょっと!ミスリーさん、怪我ですか!?(怪我なんてさせたら俺等オレオさんに殺される!!)」
一緒に来てたミスリー配下の部下たちは血相を変えている。

151名無しのごんべへ:2023/12/19(火) 13:52:10 ID:kpO6MfbU0
「…スリー、ミスリー、大丈夫か!?」
あれ?オレオ声がする、俺飯を食ってたはずだよね?
「あ、ああ…ここはどこなんだ?」
「ここは、アイーダの研究室だ。ミスリー倒れたんだよ?」
ん?倒れた?今まで何も無かったのに急になんで?

「切迫早産。あと一歩遅かったらかなり危ない状態だったぞ!
なんでここまで放置するかな?」
アイーダの声も聞こえたと思ったら、訳の分からないことを言っている。
切迫早産? 俺、妊娠してたの!?

152名無しのごんべへ:2023/12/19(火) 15:24:03 ID:MWpxPLI.0
「え、俺妊娠してたのか?」
だって別につわりもなかったし、腹だって出てないし。
「検査してエコーも見たけど間違いなく、ベイビーいるよ。
信じられないならみる??」
アイーダは動けない俺の代わりにエコーを運んできた。
「ひやっとするぞ」
アイーダは俺の服を捲り腹にジェルを塗ってエコーをつけた。

154名無しのごんべへ:2024/02/19(月) 22:28:42 ID:g9kyZnr20
「うわっ、マジか。ホントだ」
今まで全く自覚がなかったので、かなり驚いた。
「とりあえず、ボスとオレオにはこっちから連絡しとくから。
今日からここで暮らすように!仕事も暫く行けないからな!」
全然、自覚がなく上の空でアイーダの話を聞いていた。
「ん!は?、仕事もダメなの??」
少し気持ちが現実に戻ってきたと思ったら、突然の仕事禁止宣言をされ驚いてしまった。

155名無しのごんべへ:2024/02/21(水) 09:45:36 ID:iZE4Dw3Q0
「だーめ!
今大体8ヶ月くらいだけど、今無理すると早産で産むことになるよ!
ベイビーは今産まれると健康面とかも不安になるよ!
とにかく絶対安静で、基本トイレ以外歩行禁止で当面お風呂もダメだからな!」
珍しくアイーダがミスリーに強く注意する。
「わかったよ」
ミスリーも今発覚したばかりの子供が危ないと聞いて納得するしかなかった。

156名無しのごんべへ:2024/02/22(木) 22:56:01 ID:8wH/D5fU0
その後8週間もの間、絶対安静+24時間点滴を要しミスリーの中で地獄のような日々を過ごすこととなった。
しかし、そのおかげでお腹の子供は順調に成長し生まれても大丈夫とのお墨付きをもらった。

その日の夜、久しぶりに自宅へと戻りミリオとオリビアと思う存分過ごすことができた。

157名無しのごんべへ:2024/02/23(金) 02:17:02 ID:iz5YOYgs0
「ほら、ミリオ、オリビア、寝る時間だからパパと寝ようよー」
「「やぁの!」」
オレオが2人を寝かしつけようと呼ぶが久しぶりにずっといるミスリーに
ベッタリで離れない。
「お前たち、明日もいるから、な?」
ミスリーも声をかけるが嫌々と離れようとしない。
成長したお腹は1人とはいえ臨月になり、座っても膝に子供達を乗せることはできず、
隣にそれぞれソファーの上に座らせている。

158名無しのごんべへ:2024/03/01(金) 22:25:04 ID:ouGGk2Ko0
結局その日はミスリーの両隣にミリオ、オリビアが寝る形で決着が着いた。
最初は腹筋に隠れ全然目立っていなかったお腹も、安静にしているうちにあれよあれよと成長し、今では青向きで寝るのはキツくなっている。しかし、子供達の手前どちらか横向きに寝るのは出来なかっ為、子供達が完全に眠るまでの時間仰向けで何とか過ごした。

しかしその影響か、まだ誰も起きていない夜明け前
鈍く締め付ける様な痛みを感じた。

159名無しのごんべへ:2024/03/02(土) 04:24:07 ID:oxJMcGjI0
「ん。」
子供達を起こさないように身を捩って痛みに耐える。
「(まだ出てくるなよ)」
ミスリーはお腹の子に言い渡すようにお腹をさする。
暫くするとお腹の張りも消え、明け方前に再度眠りにつくことができた。

160名無しのごんべへ:2024/03/12(火) 15:52:35 ID:O9/tFqR60
朝になり、子供達から叩き起された。
ミリオ、オリビアは久しぶりのミスリーが嬉しくて早く起きたらしい。
今日は4人で公園に行くようになっている。本当は遊園地とかに行きたかったらしいが、ミスリーの出産は何時始まってもおかしくない状態な為、遠出はアイーダから止められた。

重い腰を上げ、オレオが作ってくれた朝食を食べて公園へ行く支度を始める。
お腹に張りは感じているが、これが日常茶飯事な為特にはオレオにも伝えず出掛けることとした。

161名無しのごんべへ:2024/03/12(火) 20:01:14 ID:MD0waGNA0
「ミスリー、なんかあればすぐに言えよ。
すぐに隠すから」
オレオは俺の性格を熟知しているから少しの変化でもバレる。
「わかってるって。」
2人をベビーカーに乗せて公園に出かけていく。
平日のあかるいうちだが、意外と公園には人がいるんだな。

162名無しのごんべへ:2024/03/17(日) 22:15:19 ID:V7BVnG8U0
「はーはーはー、ちょっと休憩しようぜっ、」
2回目の妊娠前までは体力には自信があったが、ここ数ヶ月の安静で一気に体力が落ちたらしい。
たった歩いて20分程の距離であったが息が切れてしまった。
ベンチに座りひと呼吸置くことにした。

163名無しのごんべへ:2024/03/17(日) 23:41:22 ID:xw7a6AJ60
「疲れたなら帰るか?」
オレオは心配そうに言ったが、子どもたちはまだまだ絶対遊びたりてないだろ。
「いいよ。俺は休憩してるから2人を目一杯遊ばせてやってくれ」
「わかった。何かあったらすぐ呼べよ。
さあ、ふたりとも遊ぶか?」
「きゃっきゃ、ぱっぱ」
「いこぉ〜」
二人ともオレオの手を引き嬉しそうだ。

164名無しのごんべへ:2024/03/19(火) 14:43:04 ID:yItr25ts0
久しぶりの家族団らん。2人が産まれるまでは、幸せなんて考えたこと無かった。
家族とやらもいいもんだなって思いながら、2人が遊んでいる姿を眺めていた。

「ん!?つぅ!?お前らも腹ん中で遊んでんのか?」
ぼんやりと子供達を眺めていると、強めの痛みを感じた。
頭の中で陣痛かもしれないという可能性も考えたが、2人があまりに楽しそうにしているかめ水を指したくないと思い、まだ我慢することにした。

165名無しのごんべへ:2024/03/20(水) 01:25:08 ID:bLdiehTk0
この島はオレオが子供達が安心して生活できるようにと
かなり治安を良く保ってくれてる。
だから俺たちは安心してこの島一体に2人を連れて来れるのだ。
「ふぅーちょっと用足しに行くか」
俺は重い腰を上げてオレオにトイレに行くと言って離れたトイレに向かう。

166名無しのごんべへ:2024/03/25(月) 14:39:46 ID:dw.HGJdU0
改めて直接腹を触ってみると、カチカチになっているのが分かった。
約2年前に感じたのと同じだ。
もうすぐ陣痛が始まると俺は確信した。

167名無しのごんべへ:2024/03/25(月) 15:27:06 ID:gVYV25GQ0
さてどうしたものかと、お腹を擦りながら考える。
今言うとせっかく双子たちが楽しんでるのを水差しちゃうしな。
とりあえずまだ大丈夫と判断して少し張りがおさまったタイミングで3人のもとに戻った。
「ミスリー、体調大丈夫か?もう帰る?」
オレオは心配そうに聞いてくる。

168名無しのごんべへ:2024/04/06(土) 11:02:28 ID:nTVVbbZk0
「全然大丈夫だ。ほら2人が待ってるぞ!」
オレオには平然を装い、あまり腹を撫でてると気にするだろうと思った俺は手に力を入れて拳を作り張りに耐えることにした。

いつの間にか時間が経ち、腹を空かせた子供たちが俺のいる方へ戻ってきた。
「そろそろ昼時だし、ご飯食べに行くか?」
「ああ、そうだな。」
昼ごはんを食べに行くため、ベンチから立ち上がった瞬間
ズキッ
腹部に痛みが生じ、膝折れをおこしてしまった。
オレオが支えてくれたおかげで、倒れずに済んだが身体を立て直そうとするもなんだか力がはいらなかった。

169名無しのごんべへ:2024/04/06(土) 13:55:55 ID:rVxAqzJI0
「ん?ミスリーどうした?腹が痛いのか?」
オレオは心配そうに俺を支えつつ腰に手を回して摩ってくれる。
「っ、ちょっとさっきから、張ってて」
さすがに立ってられなくてオレオにしがみついて苦笑いをする。
「ちょっ!昼食べてる暇ないじゃん!
アイーダんとこ行くよ!」
「いや、子供たち腹すかせてるだろ、先そっちだ」

170名無しのごんべへ:2024/04/06(土) 21:56:51 ID:nTVVbbZk0
「「まんま、だぁー!」」
やはり2人はお腹が空いたらしく、拙い言葉でご飯を要求してきた。
「まだ本格的な陣痛じゃねぇから大丈夫だよ!」
「いや、でも…」
結局、念の為にアイーダには連絡をし昼ご飯をみんなで食べに行くで決着が着いた。

171名無しのごんべへ:2024/04/06(土) 22:19:17 ID:rVxAqzJI0
赤ちゃんメニューもあるファミレスにやってきた。
「まぁま、ちょー!」
「ねーまーまー!」
子どもたちは、俺に食べさせろって訴えてくる。
「ミスリーは今はだめなのー!俺で我慢してー」
「やーの!」「まーま!」
二人とも机をペチペチ叩いて嫌がっている。
いつもなら素直に聞いてくれるが今日はぐずって嫌がる。

172名無しのごんべへ:2024/04/09(火) 12:29:47 ID:7LcM6X920
「いい、俺がやる!」
これでは埒が明かないと思い、少し波が収まったタイミングで食べさせるとを変わった。
左手でお腹を撫で、右手にスプーンを持ちながら2人へご飯をあげることとなった。

173名無しのごんべへ:2024/04/09(火) 14:52:07 ID:kwNvT5/g0
「二人ともお兄ちゃん、お姉ちゃんになるのに甘えん坊なんだから」
オレオは拗ねたようにしつつも2人の様子を見ている。
「お前似なだけだろ。あーほらこぼしてる」
ミリオの口から垂れてるご飯を拭きながらご飯もあげていく。
二人とも充分食べ終わると今度は眠たくなったのか、ぐずりタイムのようだ。

174名無しのごんべへ:2024/04/12(金) 11:07:29 ID:nsxaam4I0
「だーこ!」
「だっこ!!えーーん」
2人とも眠くなって抱っこを求めてくるが、俺はそれどころでは無くなっていた。
「…っん!…ふう、ふう…。そろそろ限界かも?」
いつの間にか陣痛の間隔は10分程になっており、腰の方に強烈な痛みを感じていた。
子供達がいなければ今にも叫ぶ所であったがそれだと余計に起こしてしまうだろうと思い何とか食いしばって耐えていた。

175名無しのごんべへ:2024/04/13(土) 02:30:03 ID:/h/2gblo0
「ママは今、無理なの。ほら2人ともおいで」
オレオが2人を抱っこしてあやそうとしているが全然逆効果だった。
「そのままアイーダのとこ直行したいけど車ないしな」
オレオは泣き喚く2人をあやしながらスマホでアイーダに連絡を入れつつ、
足に困っていた。
「うぅ、ロロ、に、たのめ」
俺は陣痛の合間にオレオに言う。
ロロなら多分すぐ駆けつけてくれるだろうし、最悪オヤジのとこで子供達を預かるって言ってくれてたしな。

179名無しのごんべへ:2024/04/26(金) 23:04:56 ID:PqC8WKvs0
「ロロ、15分くらいで来てくれるって!」
ロロに電話をしたところ、出先ではあるがすぐに駆けつけてくれるとの事であった。

「…ぅ、う゛っ、また…!…う…、くぅう……っ!」
再び強い陣痛がきた。
感覚的にだいぶ下まで降りてきていることが分かった。
そして、降りてくるにつれかなり腰に痛みが来ており、その部分を押して欲しい気持ちがあるが、オレオは2人の対応に付きっきりでそれどころではなかった。

180名無しのごんべへ:2024/04/27(土) 10:25:44 ID:y8JmsFlI0
暫くすると慌ててロロがやってきた。
「お待たせ。ミスリー大丈夫か?」
「あぁ。ただ今はちょうどおさまってるが、もう大分ヤバい」
「すぐに行くか。双子達は俺が連れてくから、
オレオ、ミスリー連れてこいよ。ほら、2人ともこい」
「ろろぉー、っく」
「ろー」
双子達はぐずっていたのも忘れて久しぶりに会ったロロに嬉しそうに手を伸ばしている。
2人ともロロ好きだからな。
ロロが双子を抱っこし、オレオが俺を抱き抱えた。

181名無しのごんべへ:2024/04/30(火) 00:13:31 ID:QKLL2zKs0
「う゛、来た、やばいやばい、来た!…いっでぇえ〜〜〜っ」
移動し始めた瞬間、再び強い陣痛が来た。
「まだ息むなよ!?アイーダの所にいくまで何とかもたせてくれ!」
素人に出産の介助なんてできないし、まじでは双子がいるこの空間なんてもってのほかだ。
俺はオレオにしがみつきながら何とか陣痛に耐えた。

182名無しのごんべへ:2024/04/30(火) 00:41:20 ID:G9o9ZVjc0
「今回の子はミスリー似か?
のんびりかと思ったら出てくる時は、急いでってせっかちそうだな」
ロロは笑いながら車のロックを解除して子供達を乗せてくれている。
「ふぅーー、うぅ、笑い事じゃないよぉ」
俺はようやく陣痛の合間になってお腹をさすりながらロロに反論する。
オレオに助手席に乗るのを手伝ってもらい、リクライニングを調整してもらった。

183名無しのごんべへ:2024/05/03(金) 08:54:53 ID:exc8lPss0
アイーダの所までは約20分、子供達は出発するやいなやそれまでのグズりがが嘘だったかのようにスヤスヤと眠り始めた。
「う゛ぅ〜〜、ふぅーーーつっっ!!はぁ、はぁ、
なんか、咥えるもん、、くれっ!!」
かなり強めの陣痛が来ており、気を抜いたら叫びそうであるが
大きな声を出して子供達を起こしてしまう訳にもいかない為、
何か噛ませるものを要求したのだ。

184名無しのごんべへ:2024/05/03(金) 11:39:33 ID:1EQFbqrQ0
「買ったばかりの猿轡ならああるが」
「そんなもん、ミスリーにつけれるわけないじゃん」
ロロはスタッシュの中から拷問用の猿轡を見せる。
「咥えるもんっていったって。
あ、子供達のタオル!」
オレオが子供達のために常備している綺麗めのタオルを鞄から出した。
「さすが親だな。そもそも財布やスマホ以外持たなかったお前らがちゃんと色々用意してるんだな」
ロロは関心そうだ。

185名無しのごんべへ:2024/05/04(土) 12:38:28 ID:sSYzi1oA0
「ゔっっ、それ、くれっっ!」
ほほ陣痛間隔もない状態で、ロロの言葉に反応する余裕すら無くなっていた。
「うっ、ゔぐーーっ、ゔぐーーっ!!」
何とかタオルを咥えると、ミスリーは思う存分声を出した。
ミスリーの身体からは、尋常ではないほどの脂汗が出ていた。

実はこの時、既に全開になっておりいつでも息んでいい状態となっていたが
アイーダの所に着くまでは息まないようにしようと考えていた為、強烈な息みたい感を必死に耐える羽目になっていた。

186名無しのごんべへ:2024/05/04(土) 16:51:43 ID:8D6ZGIx60
「ミスリーホントに大丈夫か?」
オレオはミスリーの様子に心配そうに声をかける。
「もう少しでつくからな。こういうときに渋滞かよ」
ロロもミスリーの様子に急ぎつつも渋滞にハマりたどり着けないイライラさを感じていた。
(抗戦のときに銃弾あびて応急処置してたときみたいだな)
ミスリーの様子に2人とも心配になっていた。

187名無しのごんべへ:2024/05/05(日) 12:33:10 ID:H1sddYTw0
「ぜぇぜぇーーゔぅ…」
陣痛が来ていない僅かな間も、休まらない感じになってきた。
「そこの信号過ぎたらすぐだから!
あと少し、我慢しろよ!!」
「俺、アイーダに連絡いてるわ!」
渋滞により予定よりだいぶ遅れてしまったが、漸くアイーダの所へたどり着きそうだ。

喋る余裕なくて言えていないが、実は先程から尿ではない水気のものがチョロチョロと流れている感じがしているのだ。
どっちにしろアイーダの所に着くまでは我慢な為、歯を食いしばり陣痛に耐えた。

188名無しのごんべへ:2024/05/05(日) 14:21:23 ID:MHRhomqk0
「ゔぅ、ぜぇぜぇ…!?」
なんとか耐えていたが、骨盤あたりに圧迫感が出てきてどうにも
いきむのが我慢できない。
ミスリーは咄嗟に股間を抑えてなんとか耐えようとしていた。
(ヤバい、息まなくても出てくるのか!?)
この時1人でぬくぬくとお腹の中で育った大きい胎児の頭が
股関節あたりまで降りてきてるのだ。

189名無しのごんべへ:2024/05/05(日) 22:29:00 ID:XAxJRMpQ0
「ミスリー、着いたぞ!!」
漸くアイーダの所へ到着したようだ。
「ミスリー、陣痛始まったんだっ!!
どういう状態???」
タオルを咥え、ダラダラと脂汗を流す俺の姿を見てアイーダはビックリしているようだ。
「大きい声出したら、チビ達起きちまうだろ?
かなり陣痛も進んでるようでとにかくキツそうなんだよ、早く診てくれ!」
話の出来ない俺の代わりにオレオがアイーダに説明してくれた。
「あぁ、とりあえず建物の中入ろうか。
ミスリー歩けそう?」
俺は勿論それ所では無い為、全力で首を振り何とかジェスチャーでデカかっている事を伝えた。

190名無しのごんべへ:2024/05/05(日) 23:00:15 ID:MHRhomqk0
「ちょっとここでみちゃうね」
アイーダは俺の様子を見て先に状態を診てくれることになった。
そして履いていたジャージの下と下着を脱がされた。
「あ、破水もしてるね。指入れるねー・・・・もう全開だし、頭、子宮口付近まで降りてきてるねー。
よく耐えてたね。もういきみたいでしょ?」
アイーダは内診して驚いたように言うと俺に声をかける。
俺はウンウンと首を縦に振ってもう限界だとアピールする。
「自力じゃ無理そうだし、抱き上げた方がいいね。こっちに向き変えれる?」
アイーダに言われて抱かれやすいように向きを変えようとした時だった。
「っ!?ゔぁああ!?」
思わず我慢できずに大きめの声をあげてしまった。
体制を動かしたことで胎児の頭先が子宮口にはまったのだ。
「あーあ。子宮口に頭ハマったねー。産道に入る前に移動しちゃおうか」
アイーダが俺の様子にまた指を入れて確認したようだ。
そして俺の声で「まぁ・・・」ミリオが目を覚ましたようだ。
オリビアはまだぐっすり眠っているが、ミリオは俺の声で起こされ、機嫌が悪そうだ。

191名無しのごんべへ:2024/05/07(火) 01:06:00 ID:Wir.qaLs0
ミリオの事はオレオに任せ、俺はアイーダとロロに担がれて何とか建物の中に入った。
分娩台に乗るとミスリーは素早く検査器具などを持ってきた。
「ちょっとベイビーの心音聞くから息まないでねー
ゆーくり深呼吸して…」
「すぅーはぁーすぅーはぁー、あぁぁあぁあ!!」
言われた通り深呼吸をしようとするが陣痛間隔の短さとミスリーの所まで辿り着いたことによる集中力の切れでなかなか上手くできなかった。

192名無しのごんべへ:2024/05/07(火) 01:33:35 ID:9oC.0wyo0
「まだ我慢しててー。ほら、すーはーすーはー」
アイーダはそういうけど俺だってもう限界なんだって!
「うぅう、まだ、か?」
「もう限界そうだね。いいよ、ただ一気にいきむと裂けるからゆっくりだよ」
アイーダにオッケーをもらえたからようやくいきめる。

193名無しのごんべへ:2024/05/07(火) 10:33:57 ID:O4HjOfRM0
「はぁ、はぁ、うううううっ!!はぁ、はぁ…」
2回目の出産という事もあって、最初から息むコツを掴んでるようだ。
そして、数回息むと頭が見え隠れするようになってきた。
「よしよし、いいぞ!もう頭出てるならな。次の息みで完全に頭出しちゃおうか!」
その言葉に俺は大きく頷き、再び陣痛の波に合わせて息んだ。
「うぅーーんっ…あ゙あ゙ぁ!!」

グポッ……ピシャ…
大量の羊水と共に赤ん坊の頭が完全に現れたのだ。

194名無しのごんべへ:2024/05/07(火) 10:42:07 ID:V64uo9oY0
「お、頭完全に出たよー!
さすが2回目のママだねー」
アイーダは赤ん坊の頭を支えて声をかけてくる。
「ふぅーふぅー、うぅ、また、きそぉ!?」
そう言うと早く出したい一心で息んだ。

195名無しのごんべへ:2024/05/07(火) 12:03:34 ID:NQ02o9WQ0
「次で体を出すからな!」
「はぁっはぁっ…ふっぐーーー!!あ゙あ゙ぁ出るぅっ!」
ズルリ…バシャアア……

んぎゃ………んぎゃあっおぎゃあっ…
「はぁぁぁっあぁ……生まれた……」

「生まれた〜!ミスリー、ありがと!!」
オレオもロロも大号泣だった。

生まれた子供は2600g程と少し小さめではあったが、とっても可愛らしい女の子であった。
長女のオリビア、長男のミリオ、そして今回生まれたエイバを含めた3人もの子育てが始まった。

そして、俺は次こそはオレオに妊娠して欲しいと考えていた。

子育てが少し落ち着いた後、アイーダに相談し秘密裏にオレオの妊娠計画を進め
多胎児を妊娠させるのはまだ別の話である。

Fin.


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