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マフィア

100名無しのごんべへ:2022/01/30(日) 11:50:06 ID:RjtxYgik0
「ほら、赤ちゃんも頑張ってるからミスリーも頑張ろう。」
「あぅ、うぅうう、はぁはぁはぁ、あ ぁぁぁあ!!」
アイーダに言われてなんとか深呼吸をする。
そしてまた陣痛の波が来た。
それから数十分、陣痛の波が来る度にアイーダが子宮口マッサージをして、少しでも早く子宮口が全開になるようにしてくれてる。
「はぁーはぁー、あぁぁあぁあ!!い た い あ ぁぁあぁ!!」
「ミスリー力を抜いて。もうちょっとしたら思いっきりいきんでいいから。」
「あぁぁあぁぁ、はぁはぁはぁ、うぅぅうう、あ ぁぁああ!!」
「そうだ、上手いぞ。」
アイーダに褒められるが、陣痛の間隔が短すぎる。
本当に産まれてくるのかまた不安になったところだった。
バンという音と共に分娩室の扉が開いた。
「はぁ、はぁ、ごめん、ミスリー!遅くなった!」
「はぁはぁ....ぉれ、お!?....うぅううう!?...いやぁああああ!?」
漸くオレオがきてくれた。ただ全身泥と血まみれだ。
俺はオレオが怪我したと思い、陣痛も忘れてパニックになる。
「ミスリー!?これは返り血だし俺怪我してないから!」
オレオが近づこうとするとアイーダが止める。
「赤ちゃんもだけど出産前後のミスリーも免疫弱ってるからそんな汚い血と泥で細菌に汚染されたら困るからシャワーで綺麗にしてきて!
服も僕の適当に使っていいし、あ、消毒もしてきてね。」
「わかった。ミスリーのこと頼む。」
「任せて。ミスリー、オレオがきてよかったね。」
「あ、あぁ……ゔあぁああ!?」
オレオが行った先を呆然と見たがすぐに陣痛がくる。
「さてとミスリー、漸く全開だね。この辺りを見てんーって長く息むんだよ。
ロロ、ミスリーのいきむタイミングで背中起こしてあげて。」
「わかった。」
ロロが俺の体を持ち上げるようにして、いきみやすいようにしてくれた。
ちょうどオレオもシャワーから戻ってきた。
「オレオ、ミスリーの手を握ってやってやって!」
「わ、わかった!」
あぁ、漸くもう少し、もう少し…… オレオは俺の手を握りながら、もう片方の手で俺の頭を撫でてくれていた。


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