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☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第102話☆

698ロストロギアは使いよう! 8/8:2010/02/26(金) 21:50:47 ID:v3n0RK6I
胸を触ってみる。やっぱり小さい。腹に手を触れてみる。訓練などしていなかったかのようにぷにぷにだ。
「……あれ? あたし、まだちっちゃいまま?」

あれから数時間、イクスヴェリアも起き出してきて対処法を聞いたが、
もごもごと口を濁されて芳しい回答が得られなかった。絶対知っているはずなのに。
夜が明けて、太陽が真ん中に来て、夕方になってもイクスヴェリアが帰らないのを心配して、セインがやってきた。
誰から感染ったのか、しばらく前に比べて小言が激増していた。
袖の短くした修道服にショートカットをいからせて、少し舌っ足らずな声が耳に響く。
「シスターシャッハに怒られんのはスバルじゃなくてあたしなんだからね? そこら辺分かってる?
大体、いっつもいっつもイクスを連れ回して、朝帰りどころか夕帰りって、一体何やってるの?
……まさか、不純異性、いや、不純同性交友?
ねぇ、分かる? 『あたし』がツインブレイズ喰らうんだからね?
妹からボコボコにされる気持ち、ちょっとは理解して欲しいなぁ……ってあれ、スバル、小さい?」
小言に夢中になっていて、全然身体の変化に気付いていなかったようだった。
スバルは適当にごまかして、そそくさと部屋の中に戻ろうとしたが、イクスヴェリアは何故かそれが気に入らないようだった。
きゅっ、とシャツの袖を掴んできて、スバルは止められる。
明らかに身長が並んだ二人。セインは短い髪を振り乱して現実と戦っていたが、イクスヴェリアの一言であっさり敗北した。
「セイン『も』、小さい女の子が好きなんですか?」
玄関で鼻血を吹かれたのは困ったが、これで何とか黙っていて貰う口実は作れそうだ。
明らかに同意を示したセインに手を差し伸べると、スバルは白い歯を見せて言った。
「お互い大変だね」
喧々囂々と意味のない盛り上がりを見せた後の去り際、イクスヴェリアは小さくスバルに耳打ちした。
セインには絶対に聞かれたくない類の話だった。
「スバルが元に戻る方法なんですが、少々困ったことがありまして」
「はい?」
「私では──つまり、女の子ではできないんです。解除の条件は、『中に出すこと』、要するに膣内射精です」
……頭が真っ白になった。では、二度と戻れないではないか。
焦点が定まらなくなって固まったスバルに、イクスヴェリアは続けた。
全身をゾクゾクさせるあの甘い声で、空気の振動が耳を撫でていく。
「だから、明日のうちに両性具有の呪文を使って、スバルにいっぱい中出ししてあげますね……
お胎が膨れるくらいどぴゅどぴゅ出して、妊娠するまで注ぎ込んであげますよ。
あ、それとも性転換の方がいいですか? どっちも面白そうです」
開いた口が閉じない。背筋に熱い電流が走って、ふつふつと子宮が疼きだす。
秘芯も反応して肥大し、ショーツに擦れて立っていられなくなりそうだ。
「ぜ、前者でお願いします……」
セインに手を引かれ、子供らしく帰っていくイクスヴェリア。
だが、その眼も心も、既に冥府の炎王としての尊厳と実力を取り戻していた。
立ち尽くす夕闇の中、まだ小さいままな身体のスバルは、
下腹部の熱が呼ぶ愛欲と、胸に沸いた恋慕のせめぎ合いに翻弄された。
「ごきげんよう、スバル」
「ご、ごきげんよう、イクス……」
振り返って妖しい視線をスバルに送った少女は、軽く手を振りながら微笑んだ。
今までにない胸の高鳴りを感じながら、スバルもイクスヴェリアへ手を振り返す。

中途半端に焦らされたような愉悦を残されたまま、冥王は角を曲がって消えた。




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