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☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第102話☆

1名無しさん@魔法少女:2010/01/27(水) 22:25:53 ID:PTO7s./k
魔法少女、続いてます。

 ここは、 魔法少女リリカルなのはシリーズ のエロパロスレ避難所の5スレ目です。


『ローカル ルール』
1.リリカルあぷろだ等、他所でのネタを持ち込まないようにしましょう。
2.エロは無くても大丈夫です。
3.特殊な嗜好の作品(18禁を含む)は投稿前に必ず確認又は注意書きをお願いします。
  あと可能な限り、カップリングについても投稿前に注意書きをお願いします。
【補記】
1.また、以下の事柄を含む作品の場合も、注意書きまたは事前の相談をした方が無難です。
  ・オリキャラ
  ・原作の設定の改変
2.以下の事柄を含む作品の場合は、特に注意書きを絶対忘れないようにお願いします。
  ・凌辱あるいは鬱エンド(過去に殺人予告があったそうです)

『マナー』
【書き手】
1.割込み等を予防するためにも投稿前のリロードをオススメします。
  投稿前に注意書きも兼ねて、これから投下する旨を予告すると安全です。
2.スレッドに書き込みを行いながらSSを執筆するのはやめましょう。
  SSはワードやメモ帳などできちんと書きあげてから投下してください。
3.名前欄にタイトルまたはハンドルネームを入れましょう。
4.投下終了時に「続く」「ここまでです」などの一言を入れたり、あとがきを入れるか、
   「1/10」「2/10」……「10/10」といった風に全体の投下レス数がわかるような配慮をお願いします。

【読み手 & 全員】
1.書き手側には創作する自由・書きこむ自由があるのと同様に、
  読み手側には読む自由・読まない自由があります。
  読みたくないと感じた場合は、迷わず「読まない自由」を選ぶ事が出来ます。
  書き手側・読み手側は双方の意思を尊重するよう心がけて下さい。
2.粗暴あるいは慇懃無礼な文体のレス、感情的・挑発的なレスは慎みましょう。
3.カプ・シチュ等の希望を出すのは構いませんが、度をわきまえましょう。
  頻度や書き方によっては「乞食」として嫌われます。
4.書き手が作品投下途中に、読み手が割り込んでコメントする事が多発しています。
  読み手もコメントする前に必ずリロードして確認しましょう。

『注意情報・臨時』(暫定)
 書き込みが反映されないトラブルが発生しています。
 特に、1行目改行、且つ22行以上の長文は、エラー表示無しで異次元に消えることがあるそうです。
 投下時はなるべく1レスごとにリロードし、ちゃんと書き込めているかどうか確認をしましょう。

前スレ
☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_第101話☆
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12448/1259008244/

598名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 14:52:10 ID:gyEozC.c
>>597
GJと言わざる得ない

イクスバにトーマを付けた三点セットはまだか。良いねで買おう。

599名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 15:02:52 ID:9rFQfvXc
感想を言おうという流れを靴下やストッキングに潰されててワラタ。

600名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 15:02:53 ID:bQsbGzzA
>>591
自分が穿くのは何でも良いが、キャラの穿いているもの、という意味なら
はやてちゃん九歳(with車椅子)の靴下が至上、と言っておこう。

601名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 17:21:49 ID:QTOdIb1g
>>600

ヴィータ「はやてにはサイハイ一択だろ。絶対領域は譲れねぇ!(強調)」
シグナム「だがな、主の清純さには、白の靴下が最も映えるのだ(達観)」
ザフィーラ「いや・・・・おみ足は晒さずにズボンを穿かれては(困惑)」
リインⅠ 「この地では下にそのようなものを穿く習慣が?(文化の壁)」
リインⅡ 「はやてちゃん、しましまが流行りみたいですよ?(無邪気)」
シャマル「もういっそ、古代ベルカ1000年の業が生み出した、振動拘束具付の貞操帯型魔導具でいいじゃない?(熟練者)

602名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 17:30:13 ID:KOihqfZo
約1名何かが違うw

603名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 17:39:13 ID:np4MwXtE
サー、なのはのニーソックス以外は受け付けられないであります、サー

604名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 18:26:55 ID:0ob.nyHo
とりあえず、なのはさんのショーツ

605名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 20:08:13 ID:gyEozC.c
よろしい、ならばエリオのトランクスだ

606名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 20:09:11 ID:CIQVfrzw
エリオってブリーフ派じゃなかったっけ?

607名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 20:33:06 ID:KOihqfZo
トーマはボクサー派な気がする。
ヴィヴィオはプリントパンツだ。

608名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 21:26:29 ID:pQjI0toc
この世界にもソックスハンターが存在しそうな勢いだな

609名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 21:31:38 ID:bQsbGzzA
キャッチアンドリリースで、穿かせたり脱がせたりして楽しむのさ。

610名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 22:07:59 ID:rGAF.rYM
女装したユーノのショーツ…ゴクリ

611ザ・シガー:2010/02/21(日) 22:09:26 ID:hgyBG7cw
マルチマックス氏GJ!

な、なんという投下速度……驚嘆するより他にありません。
そしてはやてのエロSSが続いて投下されているというのが美味しすぎて……ぐうぇへへ、ご馳走様です。
処女なのにこんなに乱れるなんて、実に素晴らしいですね!


そして>>600
野狗氏、落ち着け。

ちなみに私は自分が履くのは薄手の靴下、暑苦しいのが嫌だから。
リリなの女性キャラならば、フェイト、シグナム、シャマルの三人の黒スト組。
プロポーションも肉感的で言うことありませぬ。


そしてついでに投下させていただこう。

映画化記念、プレシアメイン、エロ、短編、タイトルは『プレシアさんAV主演』

612プレシアさんAV主演:2010/02/21(日) 22:11:22 ID:hgyBG7cw
プレシアさんAV主演


「ん……あれ?」


 プレシア・テスタロッサは唐突に目を覚ました。
 気付けばそこは、どこか煤けたビルの一室で、プレシアはそこに鎮座する簡素なベッドの上に横たわっている。
 おかしい。
 何故自分がこんな場所にいるのか、理解できない。
 時の庭園が崩れ行く中、自分はアリシアの骸を収めたポッドと共に虚数空間に落ちた筈だ。
 それがどういうわけでこんな煤けた誇りくさいビルにいるのだろうか。
 しかも先ほどまで吐血していた自分の身体も何ともないようだ。
 まさかここがアルハザード、という事はあるまい。
 思考回路をフル回転させて現状を把握しようとプレシアが思案する中、唐突に静寂は破られた。


「はーい、それじゃあ撮影入りまーす」


 という声と共に、彼女のいるフロアにどかどかと入ってくる男たち。
 手にカメラを持つ者やら、集音機を持つ者やら。
 つまりは何かを撮影する準備を整えた連中が。
 本当に一体何事なのか。
 あまりにも理解を逸した状況に、プレシアは理解が至らずポカンと目を丸くする。
 が、そんな彼女をさておき、その撮影集団は彼女のいるベッドまで近寄るや口を開いた。


「あ、それじゃあプレシアさんすぐ撮影始めますんで」

「は?」


 疑問符を口にする彼女をほとんど無視し、男は振り返って後ろに控えていた者に告げる。


「じゃあ男優さんお願いしまーす」


 と。
 その言葉にプレシアも視線をそちらに向けた。
 瞬間、彼女は絶句した。
 そこにいた男は、全裸だった。
 一糸まとわぬ裸体の男。
 浅黒い肌のやや筋肉質な身体は逞しく健康的、短く刈り込んだ髪は清潔感をかもし出し。
 そして何より目を引く、下半身で隆々と屹立した肉棒が湯気が立ち上りそうなほど高ぶっていた。
 唐突に目に飛び込んだ勃起した男の姿に唖然とするプレシア。
 だがそんな彼女の心など気にすることもなく、全裸男は彼女のいるベッドまですたすたと歩いてきた。
 さらにさらに、男はあろう事か硬直するプレシアの肩に手を置き、言う。


「では、よろしくお願いします」

「あ、え? あの、何が……」


 どうなっているのか、そう問おうとし、だができなかった。
 次の瞬間、彼女の唇は目の前の男に奪われたのだ。


「んぅ、んぅぅ!?」


 唐突な口付けに驚愕し、プレシアは塞がれた唇の間から声を漏らす。
 だが男はそれだけに終わらず、肩に置いた手に力を込め、彼女をベッドに押し倒した。
 後ろでは集音機とカメラがしっかりとこちらに向けられ、先ほどの言葉通りきっちり撮影を果たしている。
 ここに至り、プレシアはようやく気づいた。
 これはつまり……AVの撮影現場だと。
 そう察するや否や、彼女は自分に覆いかぶさる男を必死に押しのける。
  
 
「や、やめなさい! なんで私がこんな、ひゃぁん!」


 紡ごうとした言葉は、しかし次の瞬間甘い響きに変わった。
 男の指がプレシアの身体を這い、その豊かな乳房の先端を捻る。
 甘い性の快感は、あまりにも容易く熟女の身を御し、一瞬で抵抗の力を奪う。
 それは久しく忘れていた感覚。
 前夫と別れてよりほとんど味わってこなかったそれは、彼女にとってほとんど毒に等しいものだった。

613プレシアさんAV主演:2010/02/21(日) 22:12:16 ID:hgyBG7cw
 苦痛ならば耐えることもできるが、しかし肉の悦びはそうはいかない。
 胸の先端からじんじんと痺れるように駆け巡る快感に頬を赤らめ、眉根を歪めながらプレシアは必死に身をよじり、このふざけた遊戯を止めようと喘ぐ。

 
「ほ、ほんとうにやめなさい、こんなバカな事を……ひあぁ!」


 だがそれもまた快楽に遮られ、甘い調べへと転じる。
 男の空いた手が、今度は股ぐらに滑り込み、ショーツ越しにクレバスに指を沈めてきたのだ。
 陰唇を掻き分けるように沈み、そしてすぐさま指の腹で擦りあげて陰核までも攻める。
 娘を失ってより自分で慰める事も少なかったプレシアにとっては、強すぎるほどの性感。
 熟れた女は、視界が明滅する錯覚さえ覚えた。
 だが、相手はそんな事など構う事なく愛撫を成す。
 さっさとショーツを脱がし、服の裾をめくり上げ、むっつりとした肉質の太股とその付け根をライトの下にさらけ出した。
 僅かな愛撫でそこは湿り気を帯びており、蒸れた雌の色香が漂い始めていた。
 目の前の景観に、男はいやらしい笑みを浮かべる。


「ほう、もうびしょ濡れだな」

「ちょ……見ないでッ!」


 秘所に向けられた淫猥な眼差しに、より一層と頬を羞恥で染めて叫ぶプレシア。
 だが男はそんな声など無視して彼女のむっつりとした太股を掴み、左右に割り開いてじっくりと濡れる入り口を観察。
 後ろに控えているカメラマンや音響係はもちろん熱心にその様を収録し、監督らしき男に至っては、プレシアさん良い演技ですよー、などとのたまっていた。
 故に愛撫は止まる事無く、彼女を責める。
 両脚を掴んだ全裸の男は、迷う事無く濡れそぼる淫口に顔を寄せると、自身の舌でぺろりと舐め上げた。


「ひゃぁッ や、やめぇ……はぁんッ!」


 懇願する声を上げようとする度、それは甘く蕩けた嬌声へと転じる。
 男の舌はまるでそれが一個の独立した生き物であるかの如く、自在に蠢いてプレシアを攻める。
 秘裂を割り、濡れた膣口を舐め上げ、充血した陰核を突く。
 それは実に的確な愛撫だった。
 堪らない快楽にプレシアは喘ぎ、何度も身体を震わせる。
 久しく肉の悦びに枯渇していた女体には、酷とさえ言える悦楽。
 絶頂が訪れたのは思いのほか早い頃合だった。


「んぅ……ひあああッ!」


 プレシアの身体はびくんと弓なりに反り、ベッドの上で面白いくらい跳ねる。
 一体何年ぶりだろうか。
 味わった快楽の頂は甘く、女の身に深く染み入る。
 久しぶりに感じた絶頂に、プレシアは荒く息を吐いて身を震わせた。
 だが、もちろんだがこんな事でこの情事が終わる訳もない。
 愛蜜を垂らす太股、乱れた着衣、蕩けきった表情。
 乱れた熟女は今まさに食べ頃だった。
 ならば食らうより他になし。
 男は身を乗り出すと共に、今の今まで隆起し続けていた剛直の先端を濡れる入り口へと向ける。
 ぬちょり、と水音を立て、石のように硬く屹立した肉棒が膣口と触れ合い……そして一気に挿入された。
 

「んぁッッ!!」


 瞬間、プレシアは一際甘い声を上げて身体をのけぞる。
 もう何年も男と契っていない筈の蜜壷は、先の前戯のお陰か驚くほどすんなりと剛直を受け入れた。
 久しぶりに自身を貫く肉の槍を、まるで美味しい美味しいと咀嚼するかの如く締め付ける。

614イクスピアリ:2010/02/21(日) 22:13:46 ID:bXkuXTRo
>>609

なのは「ライちゃんのニーソックスの匂いなの……」

ライ(雷刃ちゃん)「止めてよお姉さま!僕のニーソなんてかがないでよ!」

フェイト「隙あり!はぅ〜ライが履いてる生ニーソの匂いはいい匂いだね」

ライ「なんで姉さんが左足でお姉さまが右足を交互に履いたり脱がせたりするんだよぉ……」

なのは「次はライちゃんがなのはのショーツを嗅ぐ番なの」

フェイト「私の黒タイツを履いてね」

ライ「うわぁーーん!」

こんな感じかな?

615プレシアさんAV主演:2010/02/21(日) 22:15:09 ID:hgyBG7cw
 まるで内臓まで突き破りそうな激しく強い突き上げに、熟れたる女体はひたすらなまでの悦びに打ち震えた。
 背は反り、四肢はしなり、瑞々しい唇からは荒い息と甘い声が調べを刻む。
 それはもう、抗いようのない責め苦。
 快楽という名の圧倒的蹂躙だった。


「やめぇ……ひぁ! だめぇ、またイ……ふぁ! イっひゃぅッ」


 濡れた肉穴を荒々しく掻き乱され、先ほど身を焼いた快楽の頂が再び迫るのを感じる。
 男の腰使いは荒々しくも的確で容赦なく、プレシアの感じる性感帯の悉くを一瞬で看破して攻めるのだ。
 リズミカルに腰が沈む度、背筋から脳髄まで快楽の電流が駆け巡る。
 堪らず彼女は喘ぎ悶え、逃れるように四肢を動かす。
 だがその結果として脚は男の腰を絡め、手は男の背を掻き抱く。
 傍から見ればよがり狂って雄を求める淫らな雌そのものの様。
 カメラスタッフの横に立つ監督らしき男は、良いですよその演技良いですよー、などとさえのたまっている。
 演技などではなく実際に嫌がり、かつ無理やり喘がされているなどと、反論する余裕はプレシアにはなかった。
 激しくも繊細な腰使いで徹底的に膣肉を責められながら、さらには服を剥かれて豊かな胸までもまさぐられる。
 乳肉の柔らかさを噛み締めるように揉み、抓り、こね回され、むしゃぶられる。
 敏感な性感帯への蹂躙はあまりにも容赦なく行使されていった。
 来る。
 もうじき、また快楽の波が来るのを、プレシアは感じた。
 先ほどの前戯とは比べるべくもない大波、波濤が訪れる。
 逃れられぬ肉の悦びに、女の身はより一層と震え、悶えた。
 彼女がもう少しで達するのを察したのか、同時に男が動いた。
 胸をこね回していた手をプレシアの腰に移すと、彼女の身体と共にごろんと背後に倒れる。
 一瞬で体位は、正常位から騎乗位へと転換。
 本来なら女性が主体となって動く体位なのだが、腰をがっしりと掴んだ手と男の屈強な足腰による突き上げにより、逆に上になったプレシアが攻められる形になってしまう。
 下方からの強烈極まる肉棒の責めに、熟れた女体は乱れ狂う。
 たわわに実った乳肉の果実は、ぶるんぶるん、と音が聞こえそうなほど揺れ。
 だらしなく唾液を垂らし、瞳を潤ませ、眉尻を下げてプレシアの表情は完全に蕩けきったものへとなっていた。
 そして、その様は一切合財漏らす事なくカメラに収められているのだ。
 騎乗位に移った理由は、おそらくそれなのだろう。
 プレシアを上にする事で、彼女の乱れた様をより効率的にカメラに映す為。
 これに満足したのか、カメラマンの横に立つ監督は、良いよ良いよタカさん、などとのたまっている。
 自身の乱れる様を見られるという事実がもたらす羞恥心、そして強烈な突き上げのもたらす物理的快楽に、プレシアは遂に絶頂が訪れるのを感じた。


「だめぇッ……もう、がまんできな、ひゃぁんッ! ……だめだめ、こん、な……イクぅううう!!」


 瞬間、プレシアは背筋を折れんばかりにのけぞらせ、ウェーブを描く黒髪を振り乱し、達した。
 女の総身は圧倒的快楽の余韻にしなり、たわみ、締め付ける。
 彼女を貫く雄棒もまた、その締め付けに堪らず達して、膣内にたっぷりと精を吐き出した。
 どくどくと音が聞こえそうなくらいの大量の射精、あまりの量の多さに、粘性の高い白濁が結合部から溢れ出す。
 深く甘い快楽の波に、プレシアは何度か身を震わせ痙攣すると、そのまま力なくベッドに倒れた。
 絶頂の余韻に脱力した熟女はシーツの上に倒れると、そのまま荒い息を吐いて意識を朦朧と蕩かせる。
 熱く激しい情事の締めくくりに、カメラの傍に立つ監督が叫びに近い声を上げた。


「カーット! はい、良い画でしたよ〜!」


 声と共に今までプレシアを抱いていた男優は、お疲れ様ですー、と先ほどの苛烈な攻めが嘘のように朗らかな笑顔を彼女に向けて言った。
 これで、ようやくこの淫靡な遊戯も終わるのだろうか。
 朦朧と蕩けた意識の中で、プレシアは淡く儚い期待を抱く。

616プレシアさんAV主演:2010/02/21(日) 22:16:01 ID:hgyBG7cw
 だが次の瞬間、それらは呆気なく破られた。


「あ、それじゃあ三十分の休憩の後は予定通り10Pの濡れ場撮影入りまーす」


 と、監督の宣告。
 同時に彼の背後からぞろぞろと九人の屈強な男共が入室してきた。
 この淫らな撮影は、まだまだ始まりにすぎなかった。





「あれ?」


 と、ユーノ・スクライアは疑問符交じりの声をつぶやいた。
 場所はクラナガン市内のアダルトショップ、エロDVDコーナー、年頃の男の子ならば劣情の赴くままに脚を運ぶ場所。
 給料日の翌日はほぼ99%通うその場所で、ユーノはひとつのDVDソフトを手に取った。


「この人、なんか見覚えがあるような気が……」


 『乱れる熟女 巨乳絶頂潮吹き13P』というタイトルのDVDの表紙でいかにも好き者といった風によがる女性の姿に、ユーノはひどく見覚えがあるような気がした。
 具体的には十年くらい前、なんだかフェイト絡みの、あの懐かしきジュエルシード事件で見たような気がしないでもない。
 だがどうにも名前が思い出せない。
 なんだか思い出せなくてもどかしく、面倒なのでユーノはとりあえず思考放棄。


「ま、気のせいか。でもこの人結構良いオッパイしてるなぁ……よし、今日のオカズはこれに決めた!」


 と言いながら、青年は今晩の獲物ににっこりと爽やか極まるスマイルを浮かべて、まっすぐにレジへと向かったのであった。


 虚数空間、その先に脚を踏み入れた者は未だかつていない。
 もしかしたら……その果てしなき次元の狭間の先には、幾千万のアダルト世界があるのかもしれない。



終幕。

617ザ・シガー:2010/02/21(日) 22:20:11 ID:hgyBG7cw
投下終了。
映画化記念! という事で頭沸いてる系のプレシアままんエロでした。
ええ、ままさんです。


もう、なんつうかね、もう。
なにやってるんだ諸君?
とね。
映画化だよ? ファーストだよ? 一期だよ?
ゲーム? 四期? 新キャラ?

ふざけんじゃないよこのおたんちんがぁ!

せっかく映画で一期がやってんだからプレシアさん書こうよ! プレシアさん!


ただその一念のみに駆り立てられ、書きました。
反省はしてない。

618イクスピアリ:2010/02/21(日) 22:27:48 ID:bXkuXTRo
>>617

アルハザードはきっとシガー氏の言うとおりな場所に違いない(笑)
10Pってプレシアママンなら乱れまくるんだろうなぁ


あと投稿途中に割り込みしてしまいすいませんでした
確認怠ってしまいましたm(_ _)m

619名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 22:46:37 ID:bQsbGzzA
>>617
乙、プレシアAVか……しかし、実際年齢だと熟……女……?
いや、いい女に歳は関係ない。

あと、シガー氏、私を特定しないように。
当たってるだけにw

620名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 22:56:04 ID:CIQVfrzw
劇場版でアリシアに妹をねだられて赤くなってるプレシアママンには
不覚にも萌えてしまった俺

621名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 23:07:08 ID:L7aLfVFg
ブレシアママンもですが、ユーノの守備範囲の広さにも感動しました!

622名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 23:16:53 ID:QTOdIb1g
黒スト組にリンディ提督が入っていないことだけが悔やまれる

623名無しさん@魔法少女:2010/02/21(日) 23:40:24 ID:12gtFxd6
人妻は良い
程よく熟れた歳ならば更に良い

えーと
とりあえず、靴下の話題流行らせてごめんなさい?

624名無しさん@魔法少女:2010/02/22(月) 00:48:52 ID:quscU/Fc
シガーさん
今回も面白い作品だった
シガーさんはリリカルなのはの中で誰が一番気に入ってる?
ちなみに自分はシグナム
故に「烈火の将は狙撃手がお好き」はとても感動できた

「守護騎士と外道主」の再開予定はある?
まとめで読んだら面白かった

625名無しさん@魔法少女:2010/02/22(月) 09:42:38 ID:cfusjjSg
シガー氏GJ

最近、AV店行くと、熟女とか人妻AVの比率が多い気がする・・・。

626名無しさん@魔法少女:2010/02/22(月) 10:39:21 ID:1R8AcLh6
三次元の事はよく知らんが二次元の美熟女最高や

627名無しさん@魔法少女:2010/02/22(月) 12:00:54 ID:D9gga6Gw
最近うるさいからねぇ
児ポとかあの辺

628名無しさん@魔法少女:2010/02/22(月) 19:17:01 ID:/Hl8rXSk
フェイト「児童ポルノ?なにそれ?」
スバル「ショタ可愛いよショタ」

なの・ティア「どうしてそうなった……」

629名無しさん@魔法少女:2010/02/22(月) 19:46:08 ID:adl4SrTQ
>>628
スバル「合法ロリならセーフだよね?具体的に言うとイクス」
フェイト「女性が幼女を愛でるのもセーフだよね?具体的に言うとキャロ」
クロノ「人外なら生まれて数分しかたってなくてもセーフだよな?
    具体的に言うと雷刃の尻と、闇の欠片のフェイトの尻」

630ザ・シガー:2010/02/22(月) 19:50:57 ID:yj6jkQ4Y
>>624
問われたるならば答えもしよう。

リリカルなのはのキャラはもう大概好きで、一番は誰か、というのはかなり難しい質問……
しかしそれでも一番というと、やはりシグナム姐さんっしょ。
凛々しく強い女戦士の風情がグっとくる!!


で、「守護騎士と外道主」なんすけど。
いや、ほんとネタがあれば自分も書きたいんすよ。
シグナムとヴィータの次にシャマルだー、と意気込んだは良いけど、正直ネタがなくてねぇ。
とうぶんは凍結かと。
ほんと、ネタがあればのう……



でまあ、シグナム話ついでにラクガキング。
522氏のメイドシグナムを描いちゃったり! 

http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org678631.jpg_i0qnCRjVgDjH28TKFgR7/www.dotup.org678631.jpg

いや、もう可愛かったです姐さん。
サイヒ氏のヴァイシグSSも最強の面白かったし、ほんともう最近は嬉しいですわぁ。
( ´∀`)♪

631名無しさん@魔法少女:2010/02/22(月) 20:41:17 ID:nQXFtC2Q
>>629
待てクロノ!お前はマズイ!!
アグネスに狙われるぞ!!

スバルとフェイトはアグネス返り討ちにできそうだから、気にしなくても大丈夫だと思うが

632名無しさん@魔法少女:2010/02/22(月) 21:53:05 ID:1R8AcLh6
俺も未就学児童時代のなのはさん性的な意味で苛めながらアグネス撃退するわ

633名無しさん@魔法少女:2010/02/23(火) 01:36:32 ID:anI0/Alw
>>631
尻をどうするかは言ってない! 愛でたいだけかもしれない! まだ大丈夫だ!

で、なんでここのクロノは尻スキーになってしもたん?

634名無しさん@魔法少女:2010/02/23(火) 01:49:36 ID:OqjiGiPc
>>633
知らざあ言って聞かせやしょう

とりあえず保管庫でサイヒ氏のSSを読むべし

あそこに全てがある
アナルファッカーハラオウンの全てが

635サイヒ:2010/02/23(火) 06:20:24 ID:386gK9Es
>>633
二年ほど前から半年前まで、俺が延々とクロノがフェイトの尻を掘る話を書きまくったせいです。
まさかスレ共通認識になるとは思わんかった。


SS書きに使ってたパソコンが壊れる
   ↓
家族共用パソコンでこっそり書く
   ↓
家族にばれる
   ↓
\(^o^)/

コンボ発動中につきしばらく投下でけません。
フェイトの尻とか雷刃の尻とかカリムの尻とかなのはの尻とか早く書きたいなぁ。

636名無しさん@魔法少女:2010/02/23(火) 07:44:08 ID:WpMiZvV2
アグネス様万歳万歳万歳!

637名無しさん@魔法少女:2010/02/23(火) 08:13:50 ID:D7xSiqOc
>>635
???「雷刃の尻・闇の欠片のフェイトの尻という未開のフロンティアの開拓者は・・・僕だ」
キャロ「あの仮面の人、誰?」
エリオ「まえに人生相談に乗ってもらったことがあるよ。あの仮面は古い友人の形見だって」

638名無しさん@魔法少女:2010/02/23(火) 09:51:13 ID:UwwqA0Cs
ユーノ→オールマイティーにS、言葉責め好き
クロノ→尻好きのS
エリオ→胸好きのショタS、最近では小さいのも大きいのも胸ならみさかい無し
トーマ→M、姉たちによく弄られる。最近、二人の女の子を連れ歩き、怒るとSになる

639名無しさん@魔法少女:2010/02/23(火) 10:51:38 ID:R46Y4alM
ユニゾンを上手く使って六身合体キングヤガミとか出来そうだよな

640名無しさん@魔法少女:2010/02/23(火) 11:44:55 ID:anI0/Alw
>>635
あなたが神か
 
なのはの尻……だと? 携帯で! 携帯で書くんだ!

641名無しさん@魔法少女:2010/02/23(火) 12:01:14 ID:NqiYZj3k
>>639
夜天合神ヴォルケンオーなら見たことある

642名無しさん@魔法少女:2010/02/23(火) 12:01:27 ID:JD7exRX6
サ、サイヒ氏そんな事があったんかww
まあ、その……がんばれ!

643名無しさん@魔法少女:2010/02/23(火) 14:04:25 ID:k3a/jMfs
>>641
シグナムがレヴァ剣でシャマルを貫きシャマルがクラールでヴィータを貫きヴィータがアイゼンでアインスを貫きアインスがザフィーラに闇の書をねじり込みザフィーラがシグナムを貫いてるんですか?

644名無しさん@魔法少女:2010/02/23(火) 14:29:20 ID:L6qivYTs
>>643
なにそのウロボロスw

645名無しさん@魔法少女:2010/02/23(火) 15:43:55 ID:YlDrbbiQ
>>636
帰れよアグネス!

646名無しさん@魔法少女:2010/02/23(火) 23:09:32 ID:tfM4nOJE
ザフィーラの身体能力にアインスの魔力。そこへシグナムの剣術とヴィータのハンマーが加わり、シャマルのうっかり属性が付与されたヴォルケンリッター最強の姿かw

647名無しさん@魔法少女:2010/02/23(火) 23:41:15 ID:404voR3c
>>646
あずまんが大王の智を思い出したのは俺だけか。

648名無しさん@魔法少女:2010/02/23(火) 23:49:18 ID:D7xSiqOc
「ヴィータの短慮!」
「シグナムの怠惰!」
「シャマルのうっかり!」
「ザフィーラの出番!」
「アインスの寿命!」

649名無しさん@魔法少女:2010/02/24(水) 00:02:39 ID:wp3FaVmk
>>639 >>641
巨大ロボットの姿になって、闇の書の闇や聖王のゆりかごと戦いそうな名前だな。
個人的には夜天合神ヴォルケンオーの方が好み。

>>646
うっかりはいらないから!?
そこはシャマルの癒しの力でしょ!?

650名無しさん@魔法少女:2010/02/24(水) 00:17:46 ID:VxAUlB0s
>>647
うちのうっかりさん能力もあげるわー
ってかw

651名無しさん@魔法少女:2010/02/24(水) 01:46:59 ID:hFDHWjuY
プレシアさんw
凄い世界へ行っちまったなぁwww

652ふぁす:2010/02/24(水) 02:32:56 ID:suMF9YAc
お邪魔でないようでしたら、流れをぶったぎって投下したいと思います。

・クロノ×エイミィ、なのは×フェイトの男女、ガチレズ混合話
・コスプレ、キャラ崩壊注意
・NGは「前世夫婦の御乱心」でお願いします。

653前世夫婦の御乱心 前編(1):2010/02/24(水) 02:36:10 ID:suMF9YAc
―――何で、都合よくエース二人とアースラの艦長と管制官がオフなのかはツッコんではいけない。


 ある日の鳴海市、ハラオウン家の居間にて、なのはとクロノはテーブルを挟んで、向き合っていた。なのははエースとしての顔を脱ぎ捨て、だらだらとテーブルに突っ伏している。
反対に、クロノは鳴海市の新聞に目を通しながら背筋をぴんと伸ばしていた。けれども、その瞳にいつもの光はない。

「あー……なのははもう駄目です……」
「……駄目だとか、アースラの中で言うんじゃないぞ」
 艦内の士気が下がって、僕の仕事が増えるからな。そう言葉が続くのだろうが、彼はあえて口にしなかった。
「クロノ君と違って、フェイトちゃんが足りてないのですよー」
「待て、それじゃあフェイトと僕が何かあるみたいじゃないか」
 心外だ。クロノは手にしていた新聞を畳みながら、なのはに抗議する。
新聞から視線をなのはに移し、げっそりとしている彼女を睨みつけた。
「そういう意味じゃないですよー……恋人というか婚約者と同じ職場で毎日イチャイチャできるクロノ君がうらやましくてしょうがないのですよー」
 なのははクロノの視線など気にせず、ゆるゆるだらだらしながら言葉を続ける。ここでいう恋人とはエイミィ・リミエッタで、彼の婚約者であり、仕事のパートナーでもある。
しかも、同居中というおまけつきである。今のなのはにとってはとてもうらやましい境遇に思えた。
何しろ、彼女は日本の中学三年生にも関わらず、二日連続徹夜の任務に追われた後だった。そのため、判断能力や思考能力が落ちていた。
「毎日イチャイチャできるほど、僕も暇じゃない」
 では、クロノは冷静かといえばそうではなかった。クロノも、なのは同様に仕事に忙殺されていた。やっと一息ついての、たった一日のオフである。明日の早朝から、また仕事である。
まだ仕事が残ってるからと、アースラに残ろうとしたエイミィを無理やり連れ帰ったのは何のためなのかは、あえて触れないでほしい。触れてくれるな。
というか、婚約したことをいつ知った。そうツッコむべきだが、その気力さえない。
「はあっ……」
 なのはとクロノが同時にため息をつく。自分で進んで選んだ道とはいえ、恋人とろくに触れ合うことができないというのは、なかなか辛いものがある。
なのはは仕事が忙しくても、学校で会えるではないかとツッコもうかと少し考えたが、あとが怖いので、クロノは黙ることにした。
「フェイトちゃんとラブラブしたいよー……可愛いフェイトちゃんとイチャイチャしたいよお……」
 ここもスルーすべきところである―――大事な義妹に手を出す不届き物はこの手で氷漬けにしてやりたいものだが、成長した彼女相手では戦略と戦術を用いても火力不足を補いきれない。正直、フェイトの義兄として悔しい。

654ふぁす:2010/02/24(水) 02:41:52 ID:Pio8IOqo
投下途中でパソコンがトラブってしまいました。
投下の続きは24日23時すぎになります。申し訳ないです。

655名無しさん@魔法少女:2010/02/24(水) 08:42:16 ID:B9Q4Eh/.
>>654
待ってるよ。紳士待機で

656名無しさん@魔法少女:2010/02/24(水) 14:11:34 ID:zjC1lNEU
>>654
職場のトイレの中から待っていますw

657イクスピアリ:2010/02/24(水) 16:10:05 ID:9ms8RG4E
二週間ぐらいかかったけど完成
雷刃シリーズ最新話です

ふぁすさんの待ってから投稿したほうがいいのだろうか……

うぅむ……

658名無しさん@魔法少女:2010/02/24(水) 17:13:52 ID:wfp7O8OU
>>657
まだかなり時間あるし投稿しちゃっていいと思うよ。

659イクスピアリ:2010/02/24(水) 17:18:34 ID:9ms8RG4E
では投稿します


・雷刃シリーズです

・ライ=雷刃たん
という風にオリジナルの名前がついてます

・18禁のエロ指定

・デバイブあり

・合い言葉はなのフェイフェ……ゲフンゲフン雷刃たん

660雷刃がいる風景 〜優愛〜 前編:2010/02/24(水) 17:19:32 ID:9ms8RG4E
ライの封印騒動事件から一週間が過ぎた

「フェイトちゃん……」

「なのはも気づいてるんだね……」

翠屋にて働いているライを見ている二人

「ライちゃん……どこかよそよそしくなったよね。」

「うん。あの事件から私達と距離を置いてる。」

以前ならお姉さま、姉さんと言いながらどこに行くにもついて来たライが来なくなれば嫌でも気づく

「フェイトちゃん今日私の家に泊まれる?」

「母さん達皆本局でアルフはユーノの手伝いで無限書庫に泊まり込みだから大丈夫。」

「じゃあ今日の夜に。」

「うん。またねなのは。」

別れ際に視線だけでライを見たフェイトだったがそのま帰って行った



その日の深夜 なのはの部屋

3人仲良く寝ているなか真ん中にいたライが起き出す

「……」

そっと起こさないように抜け出ようとして

ガシッ!ガシッ!

「「どこに行くの(かな)ライ(ちゃん)?」」

両脇に寝ていたなのはとフェイトに捕まった

「え、えっと、そ、外の空気を吸いに……」

「こんな寒いのに行くのは不自然なの。」

「いくら何でもそれはないよライ。」

ズルズルと再びベッドに引きずり込み手をつなぎガッチリと捕まえる

「ライちゃん、最近私達やお父さんやお母さんにもよそよそしくなった……どうしてなの?」

「なのはは心配してるんだよライ。話してみて。」

心配そうに覗き込む潤んだ二人の瞳

「……僕は汚されたから。」

その一言
たった一言でなのはとフェイトは悟ってしまう

「そんな事ないよ。ライちゃんは汚れてなんかない。」

そっと右側から優しく愛しむように抱きしめるなのはの瞳から溢れる涙がライの頬を濡らしていく

「もしライが汚れてるなら私達が綺麗にする。だからもう私達から離れようなんてしないで。」

左側からフェイトがライの頬の涙を拭う

「お姉さま…姉さん……」

「ライちゃん、三人で一緒になろ。」

「私達もライと一緒だから。」

僅かな着擦れの音が静かに響いた

661雷刃がいる風景 〜優愛〜 中編:2010/02/24(水) 17:20:16 ID:9ms8RG4E
くちゅ、ぴちゃ、ちゅぷ……

「ふわぁ…お姉さまぁ……」

「ふふっ……ライちゃん可愛い。」

ライの耳を舐めなのはの細い指が縦筋の秘所をなぞる度にライは甘い声を堪えきれず漏らしてしまう

「可愛らしい乳首だねライ。さくらんぼみたい」

「ひゃっ!噛まないでよぉ姉さん……」

胸を舐め先端を甘く噛みながらフェイトの指はライの後ろに入っていた

「あふっ、お姉さまと姉さんだってぇ……濡れてるじゃないか。」

ぴったりと閉じられた二人の脚に手を滑り込ませクチユグチュと激しく動かしぷっくりと膨らんだ豆粒をギューッと摘みだす

「―――っ!らめぇ!」

耐えきれずぷしゃぁぁ、と撒き散らしイったなのはの体がビクンと跳ねる

「なのははクリ責めに弱いからね。」

くすくすと笑うフェイトの妖艶さにライとなのはの頬が赤く染まる

「それじゃあ準備は出来たからしようか。」

フェイトが手にしたバルディッシュ、レイジングハート、そしてライが見慣れた水色のそれを見せる

「バルニフィカス!?」

「セイがライの為に持ってきたんだ。今度お礼しないとね。」

三つのデバイスが回り展開される

「デバイブ展開」

連結した三つのバイブになりレイジングハートがフェイトの、バルニフィカスがなのはの、バルディッシュがフェイトの秘所にピッタリとくっつく

「「「…………」」」

ドキドキと胸を高鳴らせそれぞれデバイブとなった相棒に手を当てる

一瞬のアイコンタクト

それを合図に三人が同時に押し込んだ

662雷刃がいる風景 〜優愛〜 後編:2010/02/24(水) 17:20:52 ID:9ms8RG4E
「「っ!痛っ!」」

なのはとフェイトの秘所からは赤い一筋の血が流れ破瓜の痛みに涙が溢れる

「大丈夫だよお姉さま、姉さん。」

その言葉をきっかけにデバイブが起動
ゆっくりと動き出し三人の膣内を抉り深く深く突いていく

「やぁぁ!あうっ!ひゃあうぅぅん!」

抜けそうになった瞬間バルニフィカスから固定用のベルトが伸びなのはの腰に巻きつく
フェイトとライも同様にデバイブが固定され悶え乱れ狂う

「だめぇ!激しすぎる!イっちゃう!イっちゃうよぉ!」

「ふ、深い!奥まで突かれてる!」

ヴィィィィィィンと激しく振動しなのはが縋るようにライに抱きつきフェイトも同じように抱きつくとライもまた二人に抱きつく

そしてその時はくる

「あにゃぁぁぁぁぁ!」

「ふわぁぁぁぁ!」

「イくぅぅぅぅぅ!」

ブシャァァァァァ!と激しく漏らす
デバイブから魔力による疑似液が吐き出される

「あぁ…なのは…あかちゃん…出来ちゃう……」

「い…っぱい…出された……」

「お姉…さま…姉さ…ん……」

三人が意識を失うと固定ベルトが外れる
ズルリと抜け落ちデバイブとなっていたデバイスは待機形態へと戻る

ブピュ、と三人の秘所から疑似液が溢れだし月が三人を照らしていた




翌朝
起きたライは窓を開け換気する
ベッドには眠る最愛の姉二人

「……」

手にはバルニフィカス

「……僕も守るためにまた戦う時は力を貸してくれるかいバルニフィカス?」

《あなたの願うままに》

チカチカと光るバルニフィカス

「ありがと。またよろしくバルニフィカス。」

風が吹きライの水色の髪がなびいていた

663イクスピアリ:2010/02/24(水) 17:23:30 ID:9ms8RG4E
以上です

ここでエロ書くのは初めてだから評価が怖い
(--;)ビクビク



ライを管理局に入れるならどこかなぁと悩むこの頃

664ふぁす:2010/02/24(水) 23:10:22 ID:yrLywx4g
昨晩はお騒がせいたしました

再度投下させていただきます

・クロノ×エイミィ、なのは×フェイトの男女、ガチレズ混合話
・コスプレ、キャラ崩壊注意
・NGは「前世夫婦の御乱心」でお願いします
・前編にエロはありません

レスを無駄にして申し訳ありません



>>イクスピアリ氏
ライたんハアハア……




すみませんでしたorz

665前世夫婦の御乱心 前編(1):2010/02/24(水) 23:11:14 ID:yrLywx4g
―――何で、都合よくエース二人とアースラの艦長と管制官がオフなのかはツッコんではいけない。


 ある日の鳴海市、ハラオウン家の居間にて、なのはとクロノはテーブルを挟んで、向き合っていた。なのははエースとしての顔を脱ぎ捨て、だらだらとテーブルに突っ伏している。
反対に、クロノは鳴海市の新聞に目を通しながら背筋をぴんと伸ばしていた。けれども、その瞳にいつもの光はない。

「あー……なのははもう駄目です……」
「……駄目だとか、アースラの中で言うんじゃないぞ」
 艦内の士気が下がって、僕の仕事が増えるからな。そう言葉が続くのだろうが、彼はあえて口にしなかった。
「クロノ君と違って、フェイトちゃんが足りてないのですよー」
「待て、それじゃあフェイトと僕が何かあるみたいじゃないか」
 心外だ。クロノは手にしていた新聞を畳みながら、なのはに抗議する。
新聞から視線をなのはに移し、げっそりとしている彼女を睨みつけた。
「そういう意味じゃないですよー……恋人というか婚約者と同じ職場で毎日イチャイチャできるクロノ君がうらやましくてしょうがないのですよー」
 なのははクロノの視線など気にせず、ゆるゆるだらだらしながら言葉を続ける。ここでいう恋人とはエイミィ・リミエッタで、彼の婚約者であり、仕事のパートナーでもある。
しかも、同居中というおまけつきである。今のなのはにとってはとてもうらやましい境遇に思えた。
何しろ、彼女は日本の中学三年生にも関わらず、二日連続徹夜の任務に追われた後だった。そのため、判断能力や思考能力が落ちていた。
「毎日イチャイチャできるほど、僕も暇じゃない」
 では、クロノは冷静かといえばそうではなかった。クロノも、なのは同様に仕事に忙殺されていた。やっと一息ついての、たった一日のオフである。明日の早朝から、また仕事である。
まだ仕事が残ってるからと、アースラに残ろうとしたエイミィを無理やり連れ帰ったのは何のためなのかは、あえて触れないでほしい。触れてくれるな。
というか、婚約したことをいつ知った。そうツッコむべきだが、その気力さえない。
「はあっ……」
 なのはとクロノが同時にため息をつく。自分で進んで選んだ道とはいえ、恋人とろくに触れ合うことができないというのは、なかなか辛いものがある。
なのはは仕事が忙しくても、学校で会えるではないかとツッコもうかと少し考えたが、あとが怖いので、クロノは黙ることにした。
「フェイトちゃんとラブラブしたいよー……可愛いフェイトちゃんとイチャイチャしたいよお……」
 ここもスルーすべきところである―――大事な義妹に手を出す不届き物はこの手で氷漬けにしてやりたいものだが、成長した彼女相手では戦略と戦術を用いても火力不足を補いきれない。正直、フェイトの義兄として悔しい。

666前世夫婦の御乱心 前編(2):2010/02/24(水) 23:12:22 ID:yrLywx4g
「フェイトちゃんに着てほしくて、こんな可愛い服を用意したのに! 肝心なフェイトちゃんがエイミィさんと出かけてたら意味がないよ!」
 なのはの目にはうっすらと涙が浮かんでいる。きらきらと輝く瞳は美しいが、何分理由が不純すぎる。いつの間にやら彼女が手にしている服は、世にいうメイド服。
しかも、フェイトが着用していなくてもわかるほど、丈が短い。それはもう、フェイトの前に使用していたバリアジャケットが目じゃないほどに。どこの風俗嬢だ。
彼女は、他人の義妹に何を着せる気だ。男が女性に服を贈るのは脱がせるのが目的だというが、女性が女性に服を贈る場合はどうなのだろう。
「なのは……」
「でも、ここにいてくれたとしても、さすがに着てくれるかどうか……」
 丈が短すぎることに関しては自覚があるらしい。
彼女はさらに語る。無理やり着せようにも、スピードの早いフェイトを、スピードを重視しない自分が追いかけることができるのか。どうすれば、帰ってきたフェイトにこれを着てもらえるのか。切実過ぎる彼女の言葉に、クロノは呆れながらもその情熱ゆえに聞き入ってしまった。
 それがいけなかったのかもしれない。クロノの中に一つの考えが浮かんでしまった。
それも、すべては有能な人間に仕事を持ち込む管理局のせい。いつもは冷静沈着なクロノの判断力が落ちて、変な方向性にこじれてしまったのも、全部時空管理局のせいであった。そうに決まっている。
「なのは……」
「なぁに? クロノ君」
「僕の願いを一つ叶えてくれたら、君の願いを一つ叶えるよ」
―――時空管理局提督兼艦船アースラ艦長、クロノ・ハラオウンの目がうす暗く光った。







―――前世夫婦の御乱心―――





「たっだいまー」
「ただいま」

667前世夫婦の御乱心 前編(3):2010/02/24(水) 23:13:32 ID:yrLywx4g
 時刻は午後三時。なのはがフェイトに会いに来た時間は正午過ぎ。見事に入れ違ってから三時間が経過し、フェイトとエイミィは自宅のドアを開けた。両手には買い物袋。
その種類は、アパレル関係から食料品まで多岐に渡る。両手が塞がれているにも関わらず、エイミィは元気な声を玄関に響かせた。
「あれ? なのはちゃんが来てるみたいだね」
「え、なのは?」
 靴を脱ぎながら足元へ目をやると、見覚えのある靴がきちんと揃えて並べてあった。ちょこんと並んだなのはの靴に、フェイトの目がキラキラと輝く。
フェイトは本当になのはが好きなのだなと、こういう彼女の姿を見てエイミィは微笑ましく思っている。
「じゃあ、買ってきたお菓子と、新しいフレーバーの紅茶でも入れて、おやつにしようか」
「うん! わたしも手伝うよ、エイミィ」
 本当に嬉しそうにフェイトはニコニコと笑っている。
そういえば、なのはは昨日一昨日と任務のために学校を休んでいるのだった。管理局の仕事でも会えない、学校でも会えない。
たった二日のこととはいえ、彼女にとって長い二日間だったに違いない。
ならば、二人に楽しい時間を提供してあげるのが、時空管理局局員の先輩にして、年長者の務めであろう。
「よーし、お姉ちゃん頑張ってお茶の準備しちゃうぞー!」
「ありがとう、お義姉ちゃん」
「うっ……」
張り切るエイミィに、フェイトは微笑みかける。美少女に満面の笑みで、『お義姉ちゃん』なんて呼ばれたら、クロノではないが軽く動揺する。
「…って、フェイトちゃん……気が早いよ」 
「だって、わたしのお義兄ちゃんのクロノと結婚するんだから、エイミィはわたしのお義姉ちゃんでしょう?」
「いや……うーん……ああっ、もうお義姉ちゃんで良いよ」
 確かにエイミィはクロノと結婚の約束をした仲であるが、実際に結婚するのはまだ少し先で、フェイトの発言はいささか気が早い。
事実はそうであるが、口にした途端、フェイトにキョトンとした顔をされる。
自分がエイミィを姉と呼ぶのは当然という顔をしている。あまりの堂々とした発言に、エイミィは折れた―――そういえば、闇の書事件の後の花見の際に、やたらと自分を姉と呼びたがっていたなと、彼女はふと思い出した。
 あの時、冗談で言った言葉が本当になるとは、エイミィ本人も考えてはいなかった。
それどころか、クロノがあんなに男前に育つとは思ってもいなかった。
 いや、当時から男前ではあったか。

668前世夫婦の御乱心 前編(4):2010/02/24(水) 23:14:26 ID:yrLywx4g

「ふふっ」
「幸せそうだね、フェイトちゃん」
「うん、幸せだよ」
 エイミィの左手の薬指に光るエンゲージリングを瞳に映し、フェイトの口から笑みがこぼれる。
大好きな人がそばにいて、大好きな家族がいてくれて、もう一人―――もしかしたら、もっと大切な家族が増えるのだと思うと、フェイトは幸せで仕方がない。



―――その幸せも、あと数分の間だけの話である。


「あれ? クロノ君たち、いないのかな?」
「え? でも、クロノの靴も玄関にあったよ?」
 義姉妹仲良く玄関から廊下へ進み、キッチンまで足を進めると、想定外にそこは静かだった。エイミィはてっきり、なのはとクロノが談笑しているものだと思っていた。
それはフェイトも同様で、不思議そうにあたりを見渡している。
「なのはぁ…? ……え? エイミィ! 危ない!」
「へ?」
 キョロキョロと視線を動かしていたフェイトが異変に気づく。
誰もいないにも関わらず、誰かに見られているような、そんな気配。
何かが近づいてくる気配に、戦闘で培われてきた反射神経を用いて、咄嗟にエイミィを背にかばったが―――時空管理局提督の肩書は伊達ではなかった。
「バインド……?」
「この光は………」
 二人の身体を縛る、澄んだ青の魔力光。よく見知ったその色は、二人の眼前に迫る。フェイトは反射的に解除を試みるが、もがけばもがくほど青い光は彼女の軟肌に食い込んでいく。
「くっ……」
「何……どういうこと……?」
 フェイトにも、エイミィにも状況は掴めなかった。何故彼のバインドが、二人を縛り挙げているのか。
 その答えはあっさり出てしまう。出てほしくなかったと、後悔することになるが。
「さっすがクロノ君。わっかりやすい!」
「わかりやすいとか言うな……」
 どこからともなく、なのはとクロノが姿を見せる。
クロノの手にはS2U、なのはの手にはレイジングハートが収められていた。あたりになのはの魔力が散る。
桜色に光る球体は、エリアサーチのためのものか。
 二人の目的が見えず、フェイトは彼らの様子を伺った。バリアジャケットではないということは、戦闘が目的ではないということか。
というよりも、二人が穏やかに会話を続けていることが気にかかる。
 警戒態勢を見せているフェイトに、なのはは一瞬だけうす暗い笑みを浮かべる。
彼女の表情の変化はほんのわずかな時間で、フェイトはそれに気付かない。すぐに明るい笑顔を見せ、フェイトに話しかけた。
「フェイトちゃん、エイミィさん……ごめんね?」
「な……のは? どうして……?」
「わたしとクロノ君のわがままに、少し付き合ってほしいんだ!」
 人の話など聞いていない。不思議に思うフェイトをおいてけぼりにし、なのははクロノに何かを促していた。
クロノはほんの少しだけその場を離れ、どこかへと姿を隠す。それも、ほんの少しの話だ。すぐにまた姿を見せ、その手には二着の衣服がかかっていた。
「クロノ君……?」
「クロノ?」
 女性の衣服を両手に抱えているクロノ・ハラオウンという、やや面白い光景を、二人は不審がる。そんな二人をよそに、なのはは良い笑顔を見せている。
「じゃじゃーん! 高町なのは、お給料をはたいて二人にプレゼントデース」
 異常なほどテンションが高い。これが徹夜二日明けのエースオブエースの姿である。彼女の言葉とともに、クロノの手にある衣類の形状が明らかになる。
クロノが二人に見せつけるように広げたその服は、メイド服。襟と袖にフリルがつき、ふわっふわのスカート。
色はシックだが、装飾過多である。それも超ミニスカートという二段オチ。

669前世夫婦の御乱心 前編(5):2010/02/24(水) 23:15:29 ID:yrLywx4g
なのはが給与をはたいて購入したと言っているが、実際金銭を払ったのはフェイトの分だけである。
もう一着の代金を支払ったは誰なのかは、フェイトが絶望するから言わない方が良いだろう。
「わたしはフェイトちゃんに着てほしいだけなんだけど、クロノ君たっての希望でエイミィさんの分もありまーす!」
 勃ってのではない。これでは誰が購入したか、丸わかりでる。
エイミィの呆れた顔がクロノの心に突き刺さるが、それで引くような彼ではなかった。彼もなのは同様、お疲れなのだ。
「な、なのはの分は?」
「もちろん、ないよ?」
 この悪魔め。誰かが心の中で呟いた。
 心の中で呟くだけである。誰だって、命は惜しい。
そんな誰かの心の中の呟きにも気付かず、なのはは先ほどまでのフェイトのようにニコニコと笑っていた。ほんのり頬を染めているため、ユーノあたりが見たらハートに直撃。クリーンヒット。ときめきの魔球である。
だが、その笑みの理由はあまりにも汚れている。中学三年生にしてその期待はあまりにもアレであった。
「く、クロノ君の分は?」
 エイミィが恐る恐る尋ねる。もちろん、答えはノーである。誰も、ユーノのような美少女面をしていない、クロノのような成人男子のメイド服――しかも、超ミニスカート姿など見たくはないだろう。
 話をそらそうとしても無駄である。エイミィの答えを待たずして、そっと彼女の肩に手をかける。
彼に続くように、なのはもフェイトの肩に手をけ、そして、首をかしげる。
「こ、困ったなぁ……バインドで縛りあげちゃったら、着替えさせられない……」
 話を聞いてと言いながら、砲撃魔法をぶっ放すのもどうかと思うが、話を聞かずに行動に移すのもどうかと思われる。
スピード戦に強いフェイトを拘束するためにクロノに助力を頼んだのは良いが、バインドで縛られてフェイトの服を脱がすことはできない。
エースオブエースにしては珍しく、後のことを考えてはいなかったのだ。常だったら、レイジングハートとともに後の後のことまでも考えているなのはであったが、睡眠不足が祟ったためか、考えなしである。
レイジングハートは沈黙を守り、彼女の手助けも考えられない。
 困った。

「って、ええええ?」
 思案顔であったなのはの表情が驚愕へと変わる。それもそのはず。バインドで拘束されて―――しかも、彼の性癖が出たのかフェイトより一層深く縛られているエイミィの服を、クロノがするすると脱がしていた。手慣れている。あまりにも手慣れている。

670前世夫婦の御乱心 前編(6):2010/02/24(水) 23:18:11 ID:yrLywx4g
「クロノ君、どうやって脱がしてるの!?」
 驚くなのはの表情に、クロノはキョトンとする。彼としては当たり前のことをしているつもりだったらしい。そんなことをできるのは、常日頃から縛っているからなのかもしれないが、それ以上詮索しない。そんなことよりも重要なことがある。
「クロノ君! わたしに教えて、服の上手な脱がせ方!」
「ん? ああ……まずは袖を……」
「あたしを使って説明するなー!」
 まっとうなツッコミである。クロノはなのはに説明するために、わざわざもうすでに脱がせていた上着をもとに戻し、再び脱がせる。せめて図解であればマシであるが、実演である。エイミィはなのはに見られているという羞恥から、顔を真っ赤にしながら抗議をする。縛られていることに対する抗議はどうした。恥ずかしさのあまり、何かをうっかり忘れているエイミィとは反対に、フェイトは静かに縛られていることに抗議をしていた。
「……っ……なのは…クロノ……こんなこと、止めようよ……」
 瞳を潤ませ、涙ながらに懇願する。こんなことはおかしいと、しゃくりをあげながら訴えるフェイトに気づいていながら、彼女の義兄はそれを黙殺した。



 恋人への欲望>>>>越えられない壁>>>>義妹の涙である。


 疲れているためか、いつもは決して見せない欲望があらわらになっている。それでも、表面上はいつもと変わらない。身体的に表れていない分いくらかマシではあるが、変わらないから、かえってフェイトにとっては苦痛であった。
逆に、エイミィは慣れていた。
(何で、あたし……彼と結婚しようと思ったんだろう?)
 左手の薬指に光る指輪に陰りが見えたような気がした。
今更の話であるが、いくら男前で、エリートで、仕事もできる男とはいえ、緊縛趣味のある旦那はどうなのだろう。
 恋人にして婚約者であるエイミィが自分との結婚について、思いなおそうとしているとも気付かず、クロノの手は下着へと伸びていた。
しかし、そこで止まる。クロノはエイミィを庇うように、腕の中に閉じ込めた。
「これ以上は教えられない」
「えー……まだコツが掴めてないよぉ……」
「エイミィの裸を、僕以外の人間は見なくて良い」
 キリッとした凛々しい表情。直視すれば、大概の女性が彼に惚れてしまいそうだが、言っていることは割と最低である。
それに、他の人間が見なくて良いと言っている割には、彼女の肌はだいぶ外部に露出している。
彼にとって下着は最期の理性か。ツッコミどころはたくさんあるが、なのはは納得いった様子で頷いた。
「そうだね、好きな人の前だから……だよね!」
「ああ」
 変なところで友情を育んでいる気がする。ある意味彼らも義理の兄妹あるが、彼の本当の義理の妹はハラハラと儚い涙を流している。
「うう……エイミィが可哀そうだよぉ……」
「言わないで、フェイトちゃん……」
 もうすぐ義理の姉になるエイミィの代わりに、フェイトは涙する
。義姉が身に纏っているのはブラジャーとキャミソール、パンツに靴下と、割とマニアックな組み合わせにできあがっている。その姿のまま、義兄の腕に抱かれて、辱めを受けている義姉に涙が止まらない。それ以上に、義兄のダメダメっぷりに涙が溢れる。
 だが、それどころではないということに、彼女は気づいていない。義兄が恋人であり婚約者であるエイミィを世に言うお姫様だっこでどこかへと運んで行く。
エイミィが普通の格好をしていれば、どこの少女漫画だ的な光景であるが、今の状況ではあまりにもアレである。エイミィがじたばたと抵抗しようとするが、それすらも抑え込んでしまう。
 ぱたりと、隣の部屋のドアが閉まったと思ったら―――。
「いやあああああ! ちょっ、何パンツ脱がせようとしてるのよおおおおおおお!」
 あまりにも不穏な義姉の声が聞こえてくる。下着を脱がそうとしてるのはもちろん義兄だ。
続いて、バチーンと乾いた音がフェイトたちの耳に届く。どうやらバインドは一度解除したらしい。
それもそうか。バインドを維持する魔力も、タダではない。
その性癖ゆえに、エイミィの身体を不必要なまでに縛りあげていたバインドは解かれたようだが、自分はどうだろう。
義兄であるクロノに縛られた自身の身体に視線をやる。解かれていたら良いなと思ったが、残念なことに解かれてはいなかった―――どうやら、恋人に触れるのに手いっぱいで、こちらのことなど気づいていないらしい。

671前世夫婦の御乱心 前編(7):2010/02/24(水) 23:19:34 ID:yrLywx4g
「ううっ……義兄さん……」
 再び、フェイトの目から涙がこぼれおちてくる。あんな男が自分の兄だなんて。
普段の彼だったら、兄妹として大好きだし、尊敬もしているが、今の彼は軽く軽蔑する。
 今にも脱水症状を起こすのではないかと心配になってくるほど涙を流し続けているフェイトをなのははじっと見つめていた。そう、エイミィの痴態が眼前からなくなろうが、フェイトの危機的状況は変わらないのだ。というよりも、もとをただせば、疲れ果てたなのはがフェイトにコスプレをさせて、正しくコスチュームプレイをしようとしたのが発端なのだ。
バインドを使用できる、なのはの欲望に影響された義兄より、オリジナルの欲望を持ち続けている彼女の方が、フェイトにとっては危険なものだった。
「フェーイトちゃーん」
「きゃああ!」
 いきなりなのはに抱きつかれ、フェイトは驚きの悲鳴をあげる。正面から抱きつかれ、なのはの腕がフェイトの首へと回される。まるでキスをするような体勢で、フェイトはドキリと心臓を高鳴らせた。
「えへへ、久しぶりのフェイトちゃんだ」
「なのは……」
 二日ぶりの大好きな人の顔のアップに、フェイトの心臓はどんどんと早まっていく。
「フェイトちゃん、お願い……わたしの望み、少しだけで良いから叶えてほしいんだ…」
 キラキラと瞳を輝かせてこちらを見つめてくるなのはに、フェイトの心臓はドキドキする。それこそ、なのはの『望み』がなんであるかが霞むくらいに。
「ねえ、フェイトちゃん?」
 そう言って、なのははフェイトにキスをする。触れるだけで、優しいキス。
啄ばむようなそれに、フェイトの心拍数は急上昇するしかない。それくらいに、フェイトはなのはのことが大好きだった。
「うん、良いよ」
 思わず、思ってもないことを言うくらいに。
「ありがとう! フェイトちゃん!」
「わたし、なのはのために何かしたいんだ…!」
 もう、すっかりなのはの『望み』がなんであるか忘れている。
 なのはの『望み』は『フェイトに超ミニスカートのメイド服を着せる』であるが、久しぶりの恋人との触れ合いで彼女の頭はいっぱいだ。チョロイ。
しかも、口には出していないが『フェイトに超ミニスカートのメイド服を着せた挙句、その姿の彼女とセックスをしたい』などとなのはが思っているなんて、今のフェイトには考えもつかないことだった。
 恋人に密着されてメロメロになっているフェイトをよそに、なのはは別の部屋に引っ込んだ『だだいま取り込み中』なクロノに話しかける。「クーローノーくーん、フェイトちゃんのバインド外してー……エイミィさんにセクハラ中のクーローノーくーん」
 さらりと毒を吐く。それでも、クロノは丁寧に義妹のバインドを解除する。これで、簡単に服を着せられる。なのははニコニコ笑いながら、そっとフェイトの服を脱がしていった。

なのはは少しチョロイが、素直で可愛いフェイトが大好きだった。




続く

672ふぁす:2010/02/24(水) 23:24:25 ID:yrLywx4g
投下終了であります

一か所改行がおかしいですが、心の目で見てください
都築……いいえ、続きこそエロありだと……

673名無しさん@魔法少女:2010/02/24(水) 23:41:15 ID:cRimB.YE
だめだ、早く何とかしないとwww

尻にしかれてるようでちゃんと首輪はかけてるクロノに少し尊敬できたww

674名無しさん@魔法少女:2010/02/25(木) 00:34:51 ID:G1IEVmkQ
どいつもこいつも酷ぇwwwww
糞ワロタ

675名無しさん@魔法少女:2010/02/25(木) 02:14:38 ID:fAq0Oa.Q
>イクスピアリ氏
まさかの3P、だと!?
つーかデバイブ吹いたwwwwお茶返せwwwwww
次回作も楽しみにしてますよ!

>ふぁす氏
GJ、いくら徹夜明けだからって二人とも壊れすぎだろ……
後編のエロも期待しております。期待しております。
大切なことなのでry

676名無しさん@魔法少女:2010/02/26(金) 06:53:41 ID:5YkJcfFA
1日放置とか……こんなんじゃあ…満足できねぇぜ…

677名無しさん@魔法少女:2010/02/26(金) 08:48:16 ID:El2N.dDY
>>676
俺たちの満足はこれからだ!!

ようやくPSP買ったがザフィーラルートいいな。
ザフィーラ×リィンフォース、ザフィーラ×ヴィータと妄想できるし何気にマテリアル's3人全員と闘ってるから絡ませ放題だしな
つか、星光さんだけど、ショートヘアのなのはさんがこんなに可愛いとは思わなかった

678名無しさん@魔法少女:2010/02/26(金) 09:41:41 ID:OOQuYFjs
>>677
初見で星光さんがカードキャプターさくらに見えたのは秘密だ!

679名無しさん@魔法少女:2010/02/26(金) 10:28:33 ID:rKVIhX0s
>>678
先祖がえりですね、わかります

680名無しさん@魔法少女:2010/02/26(金) 11:59:51 ID:ir5QAU0k
シードキャプターなのは、はじまります
リンディ「こにゃにゃちわ〜!」

681名無しさん@魔法少女:2010/02/26(金) 13:08:29 ID:Q1fb.so6
PSPないからわからんのだが、なんで星光さんだけ髪型違うの?

682名無しさん@魔法少女:2010/02/26(金) 13:48:58 ID:OOQuYFjs
特に説明は無い
ゲーム内でもスルーされている

683名無しさん@魔法少女:2010/02/26(金) 16:07:48 ID:ywaBAbzI
キャラに合わないからじゃないか?

想像してみ
なのはのツインテールで
「我が魔導の全てをかけて」

とか言われても背伸びして難しい発言してるだけの可愛らしい存在になるじゃないか?
ツインテール補正で


じゃなかったら制作側が付け忘れただけ(笑)

684名無しさん@魔法少女:2010/02/26(金) 16:08:06 ID:ywaBAbzI
キャラに合わないからじゃないか?

想像してみ
なのはのツインテールで
「我が魔導の全てをかけて」

とか言われても背伸びして難しい発言してるだけの可愛らしい存在になるじゃないか?
ツインテール補正で


じゃなかったら制作側が付け忘れただけ(笑)

685名無しさん@魔法少女:2010/02/26(金) 18:38:58 ID:afRt9yb6
まぁたぶん、
「邪魔ですね」
の一言で自分でバッサリじゃね?

686名無しさん@魔法少女:2010/02/26(金) 18:46:02 ID:afRt9yb6
逆に考えるんだ、なのはさんの髪型のほうが間違ってると!
実はかつらだったとk(

687Foolish Form ◆UEcU7qAhfM:2010/02/26(金) 21:36:40 ID:v3n0RK6I
Ω テールだけ取り外し可能なんだよ!
Ω ΩΩ な、なんだってー!?

という訳で投下したいんですがよろしいですかのう。

688名無しさん@魔法少女:2010/02/26(金) 21:37:02 ID:qgXPK6P2
待ってました!

689Foolish Form ◆UEcU7qAhfM:2010/02/26(金) 21:43:30 ID:v3n0RK6I
よっしゃ行っちゃうよー
予告してたイクスバやるよー

・SSX終了*年後(各自で妄想して下さい)
・イクス×スバル
・ガチエロ
・拙作「ロストロギアは使いよう」の続編です。でも前編の知識は特に必要ありません。

690ロストロギアは使いよう! 1/8:2010/02/26(金) 21:44:08 ID:v3n0RK6I
『近し者よ、我の最も隣におわす者よ、その姿紅玉の神通に拠りて、至上に輝かしき時を紡ぎ出せ!』
詠唱と共に、隣の人間が幼児化する。
但し、対象が女性か中性的な美青年のみ。即ち!!
「小さくて可愛い子なら性別なんてどうでもよかったんだよ、この呪文の作成者……」
呪文を発見したとある司書長の呟きである。
古代ミッドで『呪文集』を意味する言葉「イルビラキラ」が名づけられ、今も彼の家で個人的に保管されているらしい。
それ自身は魔力を持っていないから暴走する心配もなく、かなり脱法的だが一応勝手に持っていても問題はない。
今やミッドチルダでは、いくつかの呪文はアダルトグッズの一つに数えられるくらい、ポピュラーなものになっている。
流布したのはどこぞやの捜査官という話だが、怖くて誰も確かめた者はいない。
そして、今日も今日とてまた一人。また一人。

「あの、イクス?」
「はい」
「あたし、どうして小さくなってるんでしょうか?」
例によって一週間ほど無理矢理休暇を取らされたスバルは、イクスヴェリアへ連絡を入れたところ、
スバルの家に行きたいというので迎え入れた。ちなみにティアは遠い次元世界に出張中だった。
――その、僅か三十分後の話である。
スバルはじっくりとこれまでの経緯を思い出す。
彼女を家に上げて、お茶を出して、お菓子を持ってきて、近況を語り合って、その後トイレに立ったのだ。
そこまでは何も変なことはなかったが、そういえば出る時にドアノブが高かったような?
居間に戻った時、全てが大きく見えた。
何かがおかしいと思えば、その時初めて意識にフィードバックするもので、今更のように服がダブついていることに気付いた。
特に胸がぶかぶかだ。ぺったんこになり、ブラジャーなんて必要ない。
背丈は、大体イクスヴェリアと同じくらい。というか目線の高さが同じだ。
「スバルは聞いたことがありませんか? 人を小さく、いえ、若くできる魔法のこと」
「あ、ああ! それだったんですね! そっかぁ、話には聞いてたけどこうなるのか……って」
スバルは固まった。目の前ではイクスヴェリアがニコニコしている。
何か大きな意思を感じた気がした。というのも、少女の手が伸びてきて、頭を撫でたからだ。
「あぁ、可愛いです、スバル……」
「もしかしてそれだけのためにー!?」
恍惚とした表情を浮かべてなでなでしてくるイクスヴェリアに、スバルはもう色々と諦めた。
そうか戦闘機人でも小さくなれるのか、と場違いな感想が脳裏に浮かぶ。
久しぶりに会ったことだし、まあいいか。そう考えて、身体を委ねた。
思い返せば、この時もう少し怒っていた方が良かったんじゃないかと軽く落ち込むことになるのだった。

「えへへ、ちっちゃいですね、スバル」
「そ、そうですね……」
さっきからそればかりだ。よっぽど、自分くらいの背丈の人間が増えたことが嬉しいのだろう。
ヴィヴィオはいつも遊びに行っているようだが、彼女は「友達」であって「恋人」ではない。
年の差カップルだけに、普段は従妹か何かに見えてしまう。
特にティアと一緒にいると、事情を知らない局員から凄く微笑ましい目で見られることがある。
子供は男と女の間にできるものなのだが、そこはそれ、下世話な噂は沢山のヒレをつけて泳ぎ回るのだった。
「ああ、食べちゃいたいくらいです」
「あはは、ホントに食べないで下さいよ」

691ロストロギアは使いよう! 2/8:2010/02/26(金) 21:45:06 ID:v3n0RK6I
さっきから、二人はソファに座っている。膝の間にスバルを据えて、冥府の炎王はご機嫌だ。
先史、そんな二つ名を冠していたとは思えない、ふにゃふにゃに蕩けた満面の笑み。
それを見られただけでも儲け物かもしれない。だって、他の人には絶対に見せそうにない表情だから。
抱きしめてくるその温もりを感じながら、スバルは少女の腕に触れた。
すべすべで、柔らかい。それに、甘い香りも伝わってくる。イクスヴェリアを見上げると、極楽そのものの楽しそうな顔だった。
頭を撫で続けていていつまでも飽きないというのは、一種の才能ではないのだろうか。
例えばスバル自身なら、とっくに胸を揉んでいる頃だが……
「うぅ、もう我慢できなくなってきました」

──我慢していただけだった!!

恍惚は自分自身を焦らしつつ、美味しいものを最後まで取っておこうという思考回路の現れに過ぎなかったのだ。
しかも、『美味しいもの』は目の前にある、計り間違っても食いっぱぐれることはない。
「食べちゃってもいいですよね?」
「あ、でも、あたし、こんなちっちゃいし……んっ」
「んむっ、んちゅ……ちゅぱっ、んんっ……」
少女に唇を奪われる。
クリスマスの一件から何度か身体を重ねていたが、その度にイニシアティブはイクスヴェリアが持ち続けていた。
ティアとなら、絶対主導権を取れる自信があるし、実際そうだったのに──但しイクスがいない時に限る。何だこの※印。
一頃、ティアの休暇で毎日の如く淫蕩に耽っていたが、結局イクスヴェリア一人がいるとスバルは総受けになるのだった。
今回に到っては幼児化して思うように力を発揮できず、戸惑うスバルの口に、イクスヴェリアの舌が割り込んでくる。
瞬く間に甘く溶かされた身体に、心がついていかない。
キスだけでスバルは上気し、息遣いが荒くなる。一体どこで覚えてきたのか、舌を絡めて唾液を吸い上げてくる。
呼吸をするのも忘れて、ディープな口付けに耽る二人。
濁りのない澄み切った瞳がまっすぐスバルを見つめて、恥ずかしささえ覚える。
口を離して軽く息を継ぐと、また長いキスに突入した。
愛情だけではない、恋慕だけではない、淫靡な水音が耳から脳髄を侵食していく。
身体全体が熱く火照って、言うことを利かなくなる。
やがてキスが終り、銀色の架け橋が口と口との間に垂れると、スバルは脱力してクタリと横になった。
軽くなった身体とはいえ、イクスヴェリアに苦労しつつも抱き上げられて、ベッドまで運ばれてた。
お姫様抱っこなんて、一度やったきりだったような気がするが、当の本人は甚くお気に入りのようだ。
スバルはベッドに寝かしつけられると、少女は何やらポケットから手袋を取り出していた。
サラサラの触感であることが光に反射することですぐ分かる、サテンの白手袋。
一体何が始まるのかと思いきや、手袋を頬に当てられた。
滑らかな肌触りとは裏腹に、何か不穏な予感。イクスヴェリアは軽く微笑むと、頬の上で手袋を滑らせた。
「ひゃぁっ!?」
予想していたのとは全く違う感覚。今、スバルは振動を感じた。バイブしている端末で撫でられたような、細かい振動。
一方、イクスヴェリアの方は予想通りの表情をスバルがしてくれたことに満足したようだった。
「これは、ナノレベルで微細化された発振回路を埋め込んでいるんです。要するに、手袋型のローターです」
何故浮世離れした生活を教会で送っているイクスヴェリアが、ローターだの幼女化の呪文だのを知っているのか、
そしてそんな知識をどこから仕入れてきているのか……スバルは一瞬分かりかねた。
「ま、まさか……」
「ご明察ですね、スバルさん。全部、ティアナさんに教わりました」
『初めて』の時も数え難き回数の握手を交わした二人である。知識と技術を共有するのは言うまでもないのか。
時々、ティアの部屋から妖しい本やグッズが出土していたが、この手袋もそんな宝箱の一つだった可能性は否めない。
ちなみに、元々の出所ははやてだという。元部隊長を恨んでいいのかそれとも称えればいいのか、スバルは分からなくなった。

692ロストロギアは使いよう! 3/8:2010/02/26(金) 21:45:45 ID:v3n0RK6I
「ちなみにこれ、蛍光灯の光でも動作する優れものなんですよ」
「へー、凄いですね……ってそうじゃないでしょうイクス!?」
有無を言わせず、口に手袋の指先が突っ込まれた。そのまま内部でスイッチが入り、振動が口蓋を襲う。
舌と歯が同時にぶるぶると甘い衝撃を与えられ、今までにない独特の感覚がスバルに芽生えた。
等身大になったスバルとイクスヴェリア。二人の少女が織り成している姿は、端から見れば背徳的にも見えるだろう。
舌を摘まれて、バイブレーションを与えられる。新たな性感が開発されていく愉悦に、スバルは鳴いた。
「ふふっ、今日は堕ちるのが早いですね、スバル」
「しょ、しょんなこと、いったってぇ……」
もう、呂律が回らなくなってきた。イクスヴェリアは相変わらずニコニコクスクス微笑んでいる。
こうなると、もう冥府の炎王は止まるところを知らないのだ。
「スバルの胸、私と同じくらいぺったんこになっちゃいましたね」
「い、いや……見ないでぇ」
サラサラの手が、僅かな膨らみを撫で始める。
いつまた手袋が震え出すのか、スバルは軽い恐怖に怯える一方で、それを求めている心もどこかにあった。
抱き上げられて、イクスヴェリアは後ろに回る。
腋の下から伸びてきた指先が、だぶだぶになったシャツのボタンを一つ一つ外していった。
明らかに慣れた手つきでブラジャーを脱がせられる。一体どこで覚えてきた。
はだけられた胸を直に触っていると、イクスヴェリアはおもむろにスバルの蕾を摘んだ。
「あひゃぁ……ふぅっ……」
「可愛い鳴き声ですよ、スバル。もう、それだけでイっちゃいそうです」
胸の突起が硬くなるまで、執拗にくにくにと揉み込まれる。初めての感覚に、スバルは喘ぎ、悶えた。
尖りがはっきり目立ち、赤く膨らんだのをイクスヴェリアは感じ取ったのか、振動が加えられた。
ローターのような無機質な動きではなく、温かみさえ感じられる、自由自在な指の動き。
「あらあら。もうこんなに乳首が硬くなってますよ? スバルは本当にえっちですね」
「あ、あたし、えっちなんかじゃな……にゃい……ちがう、ちがいます、イクスぅ……」
説得力がないと一蹴される。手首を超え、肘を越えて二の腕まで覆う白手袋は、スバルの脇腹にも振動を与え続けていた。
全身が性感帯になったみたいだ。いつもの倍、いや三倍も五倍もの快感が脳を揺さぶる。
「ふふふ、あの呪文はですね、掛けられた相手を強制的に発情させる効果もあるんですよ。
だから、スバルが今『求めている』のは、凄く自然なことなんです。何も間違っていないんです」
手のひら全体で、胸を包み込まれる。
マッサージのような気持ち良さと、愛撫を受ける気持ち良さとが入り混じって、スバルの声は何度も上ずった。
次第に、熱い感覚が昇りつめてきた。乳房があった辺りと、その先端の突起と、二つの波が同時に押し寄せてくる。
今はまだバラバラに来ているだけだけど、もしも重なったら……
熱を帯びた身体が、何かを避けようと捩られる。
でも、イクスヴェリアは許してくれなくて、乳首を何度もバイブする手袋に引っ張られた。
摘み上げられ、捏ね回されて、とどめとばかりに指先を押し付けられた時、スバルの中でうねっていた波が重なった。
「いやぁっ、イクス、イクス、あたし、イっちゃう……胸でイっちゃうぅ……!」
びくん! 跳ねた身体は小刻みに震え、こみ上げてくる絶頂のパルスが、胸から突き抜けていく。
呆けた顔で舌を垂らしていると、下顎をを持ち上げられてくいと回された。
その先にあったのは、イクスヴェリアの唇。同じ大きさになった顔が触れ合って、幾度目かのキスが始まる。
力は抜けきっていて、されるがまま。舌を絡まれて、少女から送られたねっとり濃い唾液を飲み下す。
手を挙げて、スバルはイクスヴェリアの髪に触れた。
小さくなってしまった指先が、決して多くない量の毛を梳いていく。本当なら、もっといっぱい掬えたのに。
とろとろに蕩かされてしまう、長い長いキスが終っても、イクスヴェリアの愛撫は続いた。
首筋から背中へと、噴き出した汗を拭き取るように、指が、手のひらがなぞる。
時折、小刻みに与えられる振動が、神経を溶かし尽くす。
もはや立つこともできない愉悦の中で、イクスヴェリアはその手をスバルの太ももへと持っていった。

693ロストロギアは使いよう! 4/8:2010/02/26(金) 21:46:36 ID:v3n0RK6I
「小さくて、ぷにぷにです。やっぱりスバルは可愛いですね」
以前はイクスヴェリアの腕二本分はあったはずの太ももも、今は頼りない細さ。
その代り、筋肉のついていない柔らかさがある。塩でも揉み込むように、力の入った指先が肌の中に沈んでいった。
イクスヴェリアの手が足先に向かうに連れて、するりと彼女はスバルの横をすり抜けた。
行きがけの駄賃とばかり、脱げかけていたショーツをするりと剥がされ、足首に引っ掛けられる。
真正面からスバルと向き合い──半開きになった足から、無毛の秘裂を覗かれている──、少女はニコリと微笑んだ。
「苛め甲斐のあるところですね……でも、そこにはまだ触ってあげません」
「え、それってどういう……ひぃっ!」
突然、足裏を振動が襲った。いやらしい手つきのイクスヴェリアは、足指に絡めて強烈なバイブレーションを次々と送ってくる。
未知の感覚は、重ねられた愛撫によって性感へと変わり、痺れる悦楽が内股に溜まる。
足首、ふくらはぎへとサテンの白手袋は段々スバルの一番敏感なところに迫ってきた。
内股に振動が当てられると、ずっと溜められていた性感が刺激されて、スバルは嬌声を上げた。
「スバル、これくらいで叫んでいては、これからが大変ですよ」
「こ、これから?」
期待と不安を半分ずつ混ぜた顔で、イクスヴェリアを見上げる。絶対に鬼畜な顔が、そこにあった。
少女の意思が全てで、スバルはその奴隷なのだ。
有無を言わせず、少女の指がショーツへと伸びる。軽く触れられただけなのに、焦らされ続けたスバルは歓喜の声を漏らす。
ぐっと真ん中に指を押し付けられ、程なくして離された。イクスヴェリアの顔がにんまりと歪み、「やっぱり」と呟く。
「な、何がやっぱりなんですか、イクス?」
「……いえ、スバルは思った通りに淫乱だったのだと、失望していたところです」

スバルは、こめかみに思い切り金槌をぶつけられた気がした。
淫乱? そんな、えっちなんかじゃ……
「ここからこんなに糸を引くなんて、えっちな娘じゃなきゃ無理ですよ? それに、私と同じくらいの歳なのに」
恐る恐る、視線を足の付け根に移す。そこには、粘つく銀糸が秘唇と指の間で繋がっていた。
小さくなり、少女に戻ったスバルの乱れた姿は、認めたくないほど背徳的で、認めなければならないほど淫靡だった。
いくら否定したくても、目の前に現実がある。スバルは頭を振って、目の前の光景を拒否した。
「嘘、嘘です! あたしは、えっちな娘なんかじゃないです!!」
「そうは言っても、おまんこをトロトロにしている人に言われたって説得力、ありませんよ」
卑猥な単語を口に出され、スバルの頭にはまた一つ、愉悦のヴェールがかかった。
まだ初潮も来ていないだろう子宮が疼いて、少女に見つめられている場所が熱を持ち始める。
イクスヴェリアは、おもむろにスバルの秘裂に指全体を押し付けると──振動を加えた。
「いやっ、あぁっ、あああああああああああああぁっ……」
スバルは目を見開いた。待ち望んでいた刺激に狂喜し、口の端から涎が垂れる。
幼い秘唇に突きつけられた、脳を揺さぶる快感に、スバルの腰は浮く。
「にゃぁっ、あぁっ、ひぁ、ふああぁっ……」
敏感な粘膜を白手袋が上下に動き、その度に甘い痺れがゾクゾクと沸きあがってくる。
それは、常識では考えられない快感だった。
「でも、これくらいでは済みませんよ」
「え、イクス、まさか……そこはやめ……やめへえぇ……」
つぷり、とイクスヴェリアの指が膣内に入った。バイブレーションが粘膜を蹂躙し、ピンクのノイズが視界に混じる。
そんな中で、少女は冷静に感想を述べた。
「流石にきついですね、指が二本しか入りませんよ」
「あっ、当たり前、です……うあぁっ!!」
狭い膣中で、振動する指が捻られる。同時にピストンも始まって、下から突き上げられる性感が身体を支配した。
津波のような愉悦の中で、しかしスバルは物足りなさも感じていた。
その正体を明かしてしまうのは、イクスヴェリアに屈服してしまうこと──でも、多分もう彼女は知っているはずだ。
スバルの身体を淫らしく開発してきたのは、他ならぬ冥府の炎王なのだから。
「スバルは、本当はこっちを弄って欲しいんですよね?」

694ロストロギアは使いよう! 5/8:2010/02/26(金) 21:47:11 ID:v3n0RK6I
指先で軽く、身体中で一番敏感な突起をつつかれる。
本当に軽く触れられただけに過ぎないのに、スバルはビクリと小さな肢体を反応させた。
秘芯はその包皮から顔を出して、真っ赤な真珠の先端を曝け出していた。
「スバルは、根元の方が好きですか? それとも、先っぽ?」
白々しい質問だった。ニコニコと余裕の微笑みを崩さないイクスヴェリアは、ビクビクと震える秘芯の輪郭をなぞる。
スバルの呼吸が拍を置く度に、その軌跡はどんどん小さくなっていき、遂にはクリ皮に指をかけられた。
「らめぇ……らめれす、しょんなとこ、剥かれたらぁァ!?」
頭がおかしくなってしまいそうな快感を止めてくれと哀願するも、その願いは聞き入れられなかった。
少女の頃に戻った身体。幼い淫核は感度も爆発的に上がっているのに、その本体をぴょこんと剥かれる。
「ふふふ、スバルのお豆、まるでおちんちんみたいですよ。いっぱいに腫れてて、えっちなバイブを欲してる……」
「言わないれ、言わないれぇ……」
回らない舌で懇願し、頭を振る。汗ばんだ肌から飛び散った雫が、一つ二つシーツに染み込む。
茹蛸のように真っ赤になった顔は、ただ小さな少女を見つめることしか出来なかった。
そのイクスヴェリアは、またしても焦らすように、内股に舌を這わせた。
「ひぅっ」
密やかに、けれど愉悦を求める小さな蕾には一切触れてくれない。
自分で摘んで、心行くまで撫で回し、扱き、捻っていたいのに、今はもう腕さえ持ち上げられない。
唾液をたっぷりと含んだイクスヴェリアの舌が、足の付け根を舐め回している。
少女からなすがままに身体を弄ばれることの背徳的な快楽は、スバルをより燃え上がらせた。
ただ、同時に軽い恐怖も感じる。既に桃色の霞で思考が覆われてしまっていたが、訪れる悦楽に気が狂ってしまいそうだ。
腰、というか、秘部の一点を押さえつけられて、スバルは呻く。
度重なる懇願は、まるで届いていない。いつの間に耳栓を填めたのか不思議に思うほど、スバルの願いはスルーされた。
やがて、白手袋はクレバスへと戻ってきた。ぴたぴたと恥ずかしい汁をすくい上げられては、指で伸ばして笑っている。
羞恥でまた顔に朱が差し、血が上ってまた一つ理性が失われていく。
「おねがい、イクスぅ……触って、触ってよぉ……」
涙が流れる。イクスヴェリアはまだ許してくれない。どんなに願っても、発情した身体を慰めてくれない。
少女はそれすらも楽しんでいる様子で、僅かな振動を途切れ途切れに与えてくるだけで、肝心の場所へは何も刺激をくれない。
「認めたらどうですか? スバルは誰よりもえっちで淫乱な女の子なんですよ」
「いやら、いやらぁ……」
最後に残った、米粒のような理性が、最後の留め金になっていた。
しかしイクスヴェリアは、それさえも容易く外してしまい、スバルの心を裸にしてしまった。
「では、仕方ありませんね。スバルが言いたくなるまでバインドで固めて、私はお散歩にでも出かけることにしましょう」
「えっ……?」
イクスヴェリアの手が軽くスバルの手首に触れる。一瞬で浮かび上がった光の輪はスバルを拘束して、離さなくなった。
同じように、足首にも。四肢を動かせなくなったスバルへ、少女はにっこりと微笑む。
「おしおき、です。スバルがいつまで経っても素直にならないから」
それだけを言い残して、イクスヴェリアは立ち去った。後には何も残らない。
静寂が部屋を包んでしばらく経った頃、スバルの顔が蒼褪めた。
「え、う、嘘でしょう、イクス……?」
答えは返ってこない。空しく響いた声が、壁に跳ねただけだった。
何度も呼びかけても、イクスヴェリアは帰ってこなかった。
「イ、イクスー! あたしが、悪かった、から、お願い、戻ってきて下さいー!!」
弄られない身体が耐え切れないほどの熱を帯びて、スバルは半狂乱になって叫んだ。
全身の感覚が一点に集中して、疼きが疼きを呼ぶ。
淫核は今にもはちきれんばかりに勃起して、開発され発情した果実は、早く誰かに食して貰いたそうにひくひく震えていた。

695ロストロギアは使いよう! 6/8:2010/02/26(金) 21:48:44 ID:v3n0RK6I
それからたっぷり半時もかかったか、ようやく帰ってきた時、イクスヴェリアはさも何事もなかったかのような顔をしていた。
「あ、スバル。そろそろ自分に素直になれましたか?」
白手袋はつけたままだ。限界をとっくに超えて焦らされた身体のどこにサテンの生地を触れられても、スバルはびくりと震える。
しなやかな指が秘唇に伸びてクリトリスを摘み、軽い振動を加えられると、悦びに鳴く。
「もしかして、スバルは男の子に生まれてくるべきだったのかもしれませんね?」
否定の言葉を言いかけた唇を、またキスで塞がれる。
口内を蹂躙する舌の動きに翻弄されていたと思えば、イクスヴェリアの指はまた秘豆を押さえつけ、バイブをオンにする。
叫び声を上げることもできず、ただひたすら少女に戻った身体を弄ばれた。
銀糸を口でも秘部でも引いて、イクスヴェリアは妖しい笑みを作った。
「スバルは変態ですよ。私と大して変わらない身長で、胸もこんなに無くて……
それなのに、クリトリスだけはこんなに勃起させて、凄く淫らしい」
クスクスと笑いながら、真っ赤に充血した淫豆を捏ね回される。
耳元で「ヘンタイ」と囁かれ、耳たぶを甘噛みされた瞬間、スバルに残っていた最後の理性が決壊した。
「変態でいいです……変態で、いいですからぁ……あたしのこと、もっと苛めてぇ……」
枯れかけた声で懇願し、情けを求める。
イクスヴェリアはようやく納得してくれたのか、バインドを解いてくれた。
そして、思い切り抱きしめられる。少女の暖かさが身に染みるようだった。
まだまだ子供らしい、高めの体温。長い髪から漂ってくる、どこか懐かしい匂い。
力の砕けた腕で、スバルもイクスヴェリアを抱き返した。いつか、母親に抱かれたことを思い出す。
でも、今ここにあるのは、親子の愛ではなく、恋人との情愛。
暖かさはいつしか熱さに変わり、全身を覆う疼きとなった。
「あ、あの、イクス……?」
涙を浮かべた瞳で上目遣いに見上げると、イクスヴェリアはにっこりと微笑んだ。
今度こそ、許してくれた顔だった。
「ええ。イヤになるほど愛しますよ、スバル」
「イクス……イクス、大好きー!!」

それからのイクスヴェリアは、過酷な責めをスバルに課した。
泣こうが喚こうが、何度イっても絶対にその手を止めることはなかった。
「……ひゃぁぁぁぁっ!!」
「スバル、まだ三回目ですよ? あと最低でも七回はイって頂かないと」
ベッドの上で、スバルはイクスヴェリアに翻弄されていた。
こんなに小さいはずの少女に、いいように淫核を嫐られて、ふつふつと沸く性感は止まることなく爆発する。
本当なら自分より幼いはずの存在なのに、スバル自身が小さくなったせいで、頭の中が混乱する。
背徳を遥かに上回る愉悦の波にさらわれて、ただただイクスヴェリアの責めに全てを任せていた。
「動物みたいに腰を振って、後ろからおまんこいじくられて、気持ちいいですか?
スバルは、ズル剥けになった変態クリトリスをシコシコ扱かれて、恥ずかしくないんですか?」
どこで覚えてきた言葉なのか、スバルは知る術もない。
ただ、フル稼働で振動を与える白いサテンの手袋にだけ、意識が集中していた。
外に出て行ったのも、充電のためではないかと勘ぐるほど、その細かさと激しさは今までの比ではなかった。
肌に接着剤で張り付けたような密着感。それでいて、バイブレーションが与える悦楽は、想像を絶していた。
イクスヴェリアは、スバルを四つん這いにさせて、後ろから一番敏感な粘膜をこれでもかと弄っている。
利き手はずっと刺激を待ち望んでいた淫核を徹底的に扱かれ続け、
もう片方の手はしとどに愛液を垂らす蜜壷に指を三本も挿れて、膣中を掻き回している。
Gスポットと秘芯を同時にバイブされた瞬間など、明らかに何秒か意識が飛んでいた。
虹色に煌くスパークはいつまで経っても消えてくれず、痙攣した身体はもうバインドなんて要らなくなっていた。

696名無しさん@魔法少女:2010/02/26(金) 21:49:07 ID:HnLZ766c
大事なことなので(ry

697ロストロギアは使いよう! 7/8:2010/02/26(金) 21:49:20 ID:v3n0RK6I
肘から上の感覚も抜け、音を立ててベッドに倒れこむスバル。
イクスヴェリアは冷ややかに「まったく、堪え性がないですね」とクスクス笑いながら、また淫核を扱き始めた。
「いやあああああぁぁぁっ、もうっ、やめてえええええええええええぇっ……クリトリス、敏感すぎる、からあぁぁぁぁぁ……」
「嫌です」
一瞬で拒絶された。今にも発狂しそうなのに、快楽地獄は終らない。
ぐちゃぐちゃと淫らな水音を立てる秘所からは、
もうティーカップを二つも三つも満たせるくらいの愛液が垂れて、シーツを汚していた。
イクスヴェリアはそれを手のひらに集めると、文字通り蜜を吸う蝶のように啜った。
粘性があるからこそ立つちゅるちゅると響く音が、スバルの顔をまた赤くした。
「んっ……スバルのえっちな汁、凄く美味しいですよ。甘酸っぱくて、スバルらしい味」
スバルは仰向けに寝かせられ、そのまま秘芯にしゃぶりつかれた。
何度も何度も白手袋のバイブでイかせられ続けた勃起豆は、腫れ上がって収まる気配もなく、
コリコリに尖った突起を口の中で転がされて、スバルはただ喘ぐしかなかった。
唇の柔らかさも、口腔の熱さも、舌のザラザラとした感覚も、今のスバルには区別がつかない。
ただ、淫核に与えられる刺激が強烈すぎて、ひたすら絶頂の津波に飲み込まれるばかりだった。
「あはぁぁっ、ひああぁぁぁぁっ、んんんっ、んにゃあああぁぁぁぁ……」
「いっぱいおかしくなって、いっぱい鳴いて下さいね、スバル」
イきっぱなしになった身体は、頂点に上り詰めたまま決して下ろしてくれない。
愉悦の拷問にどっぷりと漬けられて、スバルは発狂するほどの喘ぎ声を引き絞った。
意識が混濁する。膣壁を擦られるのが気持ちいいのか、クリトリスを扱かれるのが気持ちいいのか、
それとも、その全部に送られてくるバイブが気持ちいいのか、全然区別がつかない。
「イくっ、イっちゃうぅぅっ……おまんこも、クリトリスも……おかしくなっちゃうぅぅ……
ああっ、ああぁぁぁっ、ああああああああああああああああああああああぁぁぁぁっ!!」
「ふふふ、素敵な顔ですよ。男の子みたいに大きなお豆弄くられて、こんなにいっぱいえっちなお汁を垂れ流すだなんて、
ホントにスバルは淫乱の変態ですね……」
最大まで振動が膨れ上がった白手袋を秘芯と蜜壷へ同時に当てられた瞬間、スバルは意識から手を離した。
暗転する世界を眼の奥で見ながら、スバルは麻酔を打たれたような睡魔に身を委ねた。

***

「ん……ここは……」
スバルが起きた時、辺りは真っ暗だった。手探りで端末を探し、時計機能を表示する。
明らかに数時間以上眠っていたと見え、日付はとっくに越えていた。
更に手を動かすと、小さな腕に触れた。誰のものなのか、記憶が飛んでいて思い出せない。
ようやく見つけたスタンドの紐を引くと、ぼんやりと部屋の中が明るくなった。
どうやらスバル自身の部屋にいるようで、傍らで可愛く寝息を立てているのはイクスヴェリアだった。
段々と記憶が取り戻されていき、寝る寸前まで、隣にいる少女から凄絶な責めを受けていたことを思い出した。
記憶が吹っ飛ぶほど淫らな言葉で苛めてきたイクスヴェリア。
怒濤のような快楽を脳裏に浮かべるだけで、スバルは顔を真っ赤にした。
下腹部に違和感を覚えてシーツをよく見ると、どっちのものか分からない愛液でぐちゃぐちゃだった。
でも、イクスヴェリアを無理に起こすのも酷な話だ。深夜なんてとっくに終って未明になっている。
取り敢えず後処理だけ簡単に済ませて、シャワーを浴びると、改めてイクスヴェリアの顔を見た。
思わず抱きしめて守ってあげたくなってしまう、あどけない笑み。
それがスバルを相手にすると突然豹変してしまうのだから油断できない。ただ、今は単なる少女、愛すべき眠り姫だ。
唇に軽くキスをして、その可愛い笑顔を眺めていると、突然気づいてはいけないことに気づいてしまった。
手の大きさが、まだイクスヴェリアと同じ。と、いうことは?




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