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魔法少女リリカルなのは総合エロ小説第99話

1名無しさん@魔法少女:2009/05/30(土) 16:59:12 ID:ypqjhtEM
魔法少女、続いてます。

 ここは、 魔法少女リリカルなのはシリーズ のエロパロスレ避難所の2スレ目です。


『ローカル ルール』
1.リリカルあぷろだ等、他所でのネタを持ち込まないようにしましょう。
2.エロは無くても大丈夫です。
3.特殊な嗜好の作品(18禁を含む)は投稿前に必ず確認又は注意書きをお願いします。
  あと可能な限り、カップリングについても投稿前に注意書きをお願いします。
【補記】
1.また、以下の事柄を含む作品の場合も、注意書きまたは事前の相談をした方が無難です。
  ・オリキャラ
  ・原作の設定の改変
2.以下の事柄を含む作品の場合は、特に注意書きを絶対忘れないようにお願いします。
  ・凌辱あるいは鬱エンド(過去に殺人予告があったそうです)

『マナー』
【書き手】
1.割込み等を予防するためにも投稿前のリロードをオススメします。
  投稿前に注意書きも兼ねて、これから投下する旨を予告すると安全です。
2.スレッドに書き込みを行いながらSSを執筆するのはやめましょう。
  SSはワードやメモ帳などできちんと書きあげてから投下してください。
3.名前欄にタイトルまたはハンドルネームを入れましょう。
4.投下終了時に「続く」「ここまでです」などの一言を入れたり、あとがきを入れるか、
   「1/10」「2/10」……「10/10」といった風に全体の投下レス数がわかるような配慮をお願いします。

【読み手 & 全員】
1.書き手側には創作する自由・書きこむ自由があるのと同様に、
  読み手側には読む自由・読まない自由があります。
  読みたくないと感じた場合は、迷わず「読まない自由」を選ぶ事が出来ます。
  書き手側・読み手側は双方の意思を尊重するよう心がけて下さい。
2.粗暴あるいは慇懃無礼な文体のレス、感情的・挑発的なレスは慎みましょう。
3.カプ・シチュ等の希望を出すのは構いませんが、度をわきまえましょう。
  頻度や書き方によっては「乞食」として嫌われます。
4.書き手が作品投下途中に、読み手が割り込んでコメントする事が多発しています。
  読み手もコメントする前に必ずリロードして確認しましょう。

『注意情報・臨時』(暫定)
 書き込みが反映されないトラブルが発生しています。
 特に、1行目改行、且つ22行以上の長文は、エラー表示無しで異次元に消えることがあるそうです。
 投下時はなるべく1レスごとにリロードし、ちゃんと書き込めているかどうか確認をしましょう。

前スレ
☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説第98話
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12448/1238819144/

888名無しさん@魔法少女:2009/07/27(月) 00:53:04 ID:yVRrmiEE
そういえばはやての中の人は咲かwwwwww
GJ

889名無しさん@魔法少女:2009/07/27(月) 02:38:42 ID:YTiVU5fc
何だろう。ズブの素人な六課メンバーが
白をハズレと言ったり東南西北1枚ずつで上がろうとしたりする光景が

890名無しさん@魔法少女:2009/07/27(月) 14:27:12 ID:7CfSXNfQ
ユーノとかロッサとかならホントにギャンブルとか強そうな気がする。。。

891名無しさん@魔法少女:2009/07/27(月) 16:34:42 ID:g4qWNJ16
実話
完全な初心者に教えてる時。
「なんでもいいから役を作るんだよ」→「ロン、ドラのみ!」

一同ポカーン(゚Д゚)

892名無しさん@魔法少女:2009/07/27(月) 17:12:24 ID:hyPVfmmI
それでポカーン、は底意地が悪いと言わざるを得ない。
初心者にはありがちじゃないか

893名無しさん@魔法少女:2009/07/27(月) 21:48:40 ID:dNHIansw
>>889
それ、もろに俺だ。
しかし、はやては咲が放映される前から賭博好きなイメージがw
中の人か、中の人なのかw

>>890
ロッサは素で強そうだな。
ユーノやクロノは確率予測しそうでティアナはハッタリかまして。クアはIS使って。
グラーフアイゼンも好きだったりして(分の悪い方にしか賭けない)w

894名無しさん@魔法少女:2009/07/27(月) 21:50:53 ID:gigzCMRg
初心者時代にツモらずに牌を捨てて少牌したのは俺だけじゃないはず。
初役満は国士無双でまさかの13面。
当たり牌を当然の如く見逃して、ツモあがりましたとも。ご祝儀おいしいし。

895名無しさん@魔法少女:2009/07/27(月) 22:02:34 ID:50/p27JQ
なのはは序盤から中盤までのツキは平凡だが、打ち回しでなんとか凌いでいき、
劣勢になるか後半になると怪物手が入りやすくなり逆転トップの目を残す感じかな。
教導官&主人公補正&集束砲撃ネタで。
集束砲ネタなら鳴いて集めるタイプでもいいかも。
他家からそれぞれ三元牌を鳴いて大三元とか出したら最後の一人が怒られそう。
そして多分それはきっとティアナあたりに違いないよ。

896名無しさん@魔法少女:2009/07/27(月) 22:51:27 ID:VU.IUBlQ
>893
ああ、中の人だ。

ナイトウィザードリプレイの時に「アカギ セイ」というキャラを作るくらいにな。

897名無しの蔓  ◆yr8fh1.8wg:2009/07/28(火) 00:06:01 ID:eLWx8fhE
・エロ、ハード、陵辱あり
・オリ主嫌いはスルー推奨
・ラグナ、ヴァイス好きに先に謝罪
・救いはありません
・いやぁーお金って良いものですね(水野春男調)
・タイトルは殺し屋”名無し”

殺し屋”名無し”
仕事の一 兄妹狩り(3)

 TS002(トランスセクシャルドゥーエ)、男に女にも瞬時に姿を変えられる潜入型
戦闘機人、スカリエッティのドゥーエの技術を転用した量産型である。

 闇市場では、70000を超す価格で取引されるほどの高級品だが、俺の所有してるの
は、的として殺したマッドサイエンティストから入手したものだ。

 奴の研究目的が、究極のセックスマシーンを作るというものだったのだが、その研究は、
俺の手によって永遠に終わらされたのだ。

 その仕事のボーナスとして、俺は究極のセックスパートナーを得たわけだが、ただ寝る
ためだけに彼/彼女の機能を使うのは、あまりに惜しかった。

 そこで、今回のような仕事の時に使うことにしたのだが、闇のネットワークを通じて入
手し、002に仕込んだ調教プログラムと最新の催淫剤が、今回の仕事に見事にマッチし
たようだ。

 睡眠薬のせいで、いまだ寝入ったままの、ラグナの服を脱がし終えた002は、つるぺ
たに胸の先端にある小突起を口に含むと舌でねぶりはじめた。

 奴の唾液には、股間の逸物とは、また違った催淫剤が仕込まれている。あれで乳首を舐
られ続けると、乳腺から吸収された薬の作用で、後戻りできない淫乱女に成りはてるのだ。

 記録デバイスが順調に、5歳の子供のモノから、死臭漂う、糞じじいの萎びたモノまで、
勃起させて精を搾り取る淫女ラグナが誕生する過程を記録し続けている。

「後は、記録デバイスに任せて、道具でも手入れするか」

 俺は、今度の仕事の道具を整備するため、隣の部屋に移った。

 一昔前までは、ひどく入手が難しかった97管理外世界の武器類が、管理局の三美神こ
と、高町なのは、フェイと・ハラオウン、八神はやてのおかげで、格段に入手しやすくな
っているのだ。

 あの世界が、希少とはいえ超高ランク魔導師を排出するという事実が、管理局だけでな
くシンジケートや協会など犯罪組織の注目の的になり、向こうの犯罪組織と業務提携がお
おいに進んだ結果、97管理外世界の武器がミッドチルダの闇社会のデファクトスタンダ
ードウェポンの地位を確立したのである。

 今回の仕事に選んだのは、奴のデバイス”ストームレーダー”と真逆の面制圧兵器であ
るショットガン”ベネリM4”だ。

898名無しの蔓  ◆yr8fh1.8wg:2009/07/28(火) 00:10:31 ID:eLWx8fhE
仕事の一 兄妹狩り(4)

 狙撃のプロに狙撃で挑むのは愚の骨頂である。奴の不意を突き、近接距離からのショッ
トガンの連射で、Aランク魔導師の奴を肉塊に変えるのが、今回の仕事の方針だ。

 ただ、入手したショットシェルでバリアジャケットを抜くのは、たかがAランクの魔導
師風情のものでもなかなかに難しい。

 スカリエッティが健在なら、協会が依頼していたナノAMFマシンが実用化されている
はずだが、残念ながらスカリエッティが獄中にいる現在、実用化の目処は立っていない。

 あれさえ実用化していれば、M4のショットシェルの弾丸に実装してAランクはおろか
オーバーSのバリアジャケットを抜くことさえ出来るのだが・・・・・・

 俺は、頭に浮かんだ下らない繰り言を振り捨てると、協会から渡されたヴァイスに関す
るデーターのチェックを始めた。

 奴のバリアジャケットは、標準型の術式を基に構成されているが、狙撃手用となってい
る。その狙撃手用バリアジャケットに関するデーターが無いことに気づいた俺は、しばし
呆然としたが、バリアジャケットをぶち抜く解除術式の基本構成に変更の必要がないと判
断した。
 狙撃手用は、狙撃ターゲットの移動に付いていくために幾分かの機動性の向上と狙撃手故の
隠密性を強化しているかもしれない。
 その分、装甲性能の強化が犠牲にされているから、M4で抜ける可能性はある。
 6発争点可能なM4の場合、初弾と二発目は、ショットシェルに神経麻痺を引き起こす毒物を
しみこませることにした。
 弾丸そのものは、バリアジャケットを抜けなくても、着弾時の衝撃でガスが気化してヴァイスの
バリアジャケットにまとわりつけば、魔法詠唱をする際の呼吸が困難になるはずだ。

 三発目と四発目は、スラグ弾にした。着弾時の衝撃でバリアジャケットごと奴を吹き飛ばし、
肉体的ダメージを与えるためだ。

 最後の仕上げに使う五発目と六発目は、通常のショットシェルにした。

 3時間ほど掛けて、予備も含めて24発の弾丸に細工を施した俺に、記録デバイスが、
ラグナの調教が終わったことを告げた。 

 扉を開けてラグナ調教の成果を確かめようとした俺は、002の毒の強い洒落っ気に当てられ、
笑いをかみ殺すのに苦労した。

 ヴァイスの姿を取った002は既に裸のままベッドの端に腰掛けていた。その傍らには、奴の腰に
手を回して少女とは思えぬ淫猥な笑みを浮かべているラグナがいる。

 どうやら、売り物にするための第一段階がすんだようだ。

「ご苦労、しばらく二人とも休んでくれ」
「了解シタ。ラグナ、少シ休モウ。アノ扉ノ向コウニ、シャワールームガアルヨ」

「うん、兄さん」

 立ち上がった002に連れられて隣の部屋に消えるラグナを見送った俺は、記録デバイスの編集
に取りかかった。

899名無しの蔓  ◆yr8fh1.8wg:2009/07/28(火) 00:14:11 ID:eLWx8fhE
仕事の一 兄妹狩り(5)

 記録映像を編集しながら、痛感したのは、002の優秀さだった。

 ラグナをトラウマなしで淫乱女にするために兄のヴァイスを装おうとは、さすがスカリエッティの
開発したISライアーズマスクを実装した高級品らしい狡猾さだ。

 少女といっても、一度、男を知れば、何れ遠からず淫乱女になるのは、世の理だ。

 デバイスの記録した映像の中で、初めて男のものを受け入れた少女の破瓜の痛みに耐える泣き声が、
腰を使って男のものをねだる雌豚の鳴き声に変わるまで、1時間とかからなかった。

「ふん、お決まりの近親相姦ものか。002め、王道パターンで来たか」

 管理局エリート武装隊員”禁断の兄妹愛”とでも銘打てば、かなりの高値で売れる。

 手元のデバイスに闇ルートを通じて、この映像を流通させた時の利益の試算を確認した
俺は、腹の底から笑った。

 これだから、この仕事をやめられないのだ。落札価格が低くても利益の出し方はいくらでもある。

 数多くの管理世界に存在する闇ルートに、それぞれの顧客のニーズに合わせたラグナ主演の映像記録
を流せば、莫大な利益が見込める。

 ヴァイスとの兄妹の近親相姦、兄のかっての同僚ティアナかスバルとのレズもの、今は亡きレジアスによる
パワハラレイプなどの作品群から見込まれる利益は、落札価格の80倍にも達することが試算された。

「まさにロリベドさまさまだな」

 思わず独りごちた俺は、記録映像の中の少女ラグナの醸し出す淫臭の凄まじさに、目を細めた。
 
 これなら人身売買のオークションに出品しても開始価格が4000から始まるレベルに達している。
 
シャワールームから、002が俺に念話してきた。

「マスター、仕事終ワッタヨ。コレデ仕上ゲネ」

 シャワールームを映すモニターに目を向けた俺に、シャワーで濡れた髪がべったりと顔に張り付いたまま、
逝った直後のアヘ顔のラグナのあごの下に手を差し入れカメラに向けさせた奴は、胸を反らして仕事の成果を
確認しろと言った。

「見事な仕事だ。では、仕上げを始めるか、こいつに化けられるか?」

 俺が見せた写真をじっくりと見た奴は、簡単ネとつぶやき、にやりと笑うとISライアーズマスクを起動させた。

900名無しの蔓  ◆yr8fh1.8wg:2009/07/28(火) 00:16:44 ID:eLWx8fhE
以上、殺し屋”名無し” 仕事の一 兄妹狩り(3)から(5)です。
次回は、3人称でヴァイス編をお送りする予定です。

901名無しさん@魔法少女:2009/07/28(火) 01:29:52 ID:sUXWxqGU
GJ!!です。
しかし、ヴァイスはBJは装着しなかったはず。
nanohawikiで調べると出た気が。
M4でスラッグか……こりゃ直撃したら死ぬわwソウドオフはしてあるのかな?

902名無しさん@魔法少女:2009/07/28(火) 02:47:37 ID:r2IBxxUU
>>901
BJ装着しないんじゃなくて、バリア張る能力が低い、ってだけじゃなかったっけ?

903 ◆6BmcNJgox2:2009/07/28(火) 12:03:16 ID:/22fuh8g
ちょいと書きます。

・フェレットユーノ・リイン・アギトの話
・非エロ

904ちっちゃな三人組 1 ◆6BmcNJgox2:2009/07/28(火) 12:04:31 ID:/22fuh8g
 とある休日、リインフォースⅡは大好きなユーノの所へ遊びに来ていた。

「ユーノさんユーノさん、またフェレットさんになってくださいよ〜。」
「またかい? 仕方ないな〜。」

 リインに頼まれ、ユーノは変身魔法で薄黄土色の毛並みに二本のアホ毛の生えたフェレットに姿を変える。

「わ〜い! フェレットさんのユーノさんですー!」

 ユーノがフェレットに姿を変えるや否やリインはユーノに抱き付き、そのモサモサの毛並みに顔を埋めた。
何を隠そうリインはフェレット形態のユーノが大好きなのだ。

「ユーノさんのフェレットさん、温かくて柔らかくてモサモサしてて大好きです〜。」
「そ…そうかい?」

 小さなフェレットの姿で横になるユーノの毛並みをリインが優しく撫でて行く。
フェレット扱いされる事は余り好きでは無いユーノだが、リインに対してのみは別だった。
クロノに「フェレットもどき」と呼ばれるのは嫌味にしか聞こえず腹が立つが、
リインに「フェレットさん」と呼ばれるのは不思議とそう言った物は感じなかった。
それに関して、やはりリインもまたフェレット形態のユーノと同じ位小さいからなのだろう…

「そうだ。お出かけしましょうよ。どうせユーノさんやる事無いんでしょ?」
「え…別に良いけど…。」

 と、リインは立ち上がりユーノとお出かけする事になった。…のは良いのだが…
ここで突然リインがユーノの首に紐の繋がった首輪を付け始めたでは無いか。

「ちょっ…リイン何をするんだい!?」
「リイン、フェレットさんの本を読んで勉強したんですよ。フェレットさんは犬と違って
帰巣本能が無いそうですから、一度はぐれたら飼い主の所に戻って来る事は無いそうです。
だからユーノさんがどこかに行っちゃわない様にリインがこうして紐付き首輪を付けるんですよ。」
「ちょっ…リイン…幾らなんでもそんな…大丈夫だよ!」
「ダメです! ユーノさんが迷子になったら大変です! そうでなくてもユーノさん首輪を
付けて無いと野良フェレットと間違われて保健所に連れて行かれてしまうです!」
「………………。」

 これには流石のユーノも前言撤回…しそうになった。リインとしてはユーノに対する善意で
やっているのだろうが、高町家でペットの振りをしていた時代ならともかく、今はあくまでも
変身魔法でフェレットに姿を変えた人間なのであるから、こういう首輪を付けられるのは心地良い物では無かった。

「えへへ〜楽ちんです〜。さあそれじゃあ出発ですよー!」
「んっ!」

 ユーノの首にはめられた首輪に繋がった紐をしっかり掴んだリインはそのままユーノの背に跨った。
何時もふよふよと浮遊する事の多いリインだが、フェレット形態のユーノといる時にはこうして
乗馬ばりに背に跨る事が大好きだった。とは言え決して重量が無いわけでは無いので、リインを
背に乗せればその分の重みがかかるわけで……でも紳士たるユーノに女の子に重いなんて言えるわけが
無かったのだが…………

905ちっちゃな三人組 2 ◆6BmcNJgox2:2009/07/28(火) 12:05:48 ID:/22fuh8g
「おい! そこどけよバッテンチビ! お前なんかが乗ったらフェレット潰れちまうぞ!」
「あっ! アギト!」

 そこへ現れたのがリイン宿命のライバル(?)アギト。しかもアギトは不敵にも堂々と
リインが重いと抜かすのである。流石にユーノの気持ちを代弁してるとは思えないが…

「何を言うですか! リインは重くないですよ!」
「黙れ! 何時もお菓子ばっか喰ってブクブク太ったお前が乗ったらフェレットなんて簡単に圧死しちまう!」
「リイン全然太って無いですよー! それにアギトだってはやてちゃんの作ったご飯沢山食べてるじゃないですか!」
「あたしは喰った分体動かしてるから良いんだよ! 何時も鞄の中に引きこもってるお前と一緒にするな!」

 ほら、リインとアギトが出会うと何時もこう。こうして喧嘩が始まってしまう。そしてアギトは
リインを無理矢理突き飛ばし、代わりにユーノの背に乗りかかるのである。

「おー楽ちん楽ちん!」
「アギト! そこはリインの特等席ですー!」
「うるせぇ! お前が乗ったらフェレット潰れるだろうが!」

 アギトにユーノの背を取られたのが悔しかったのか、リインもまたアギトに飛びかかり
そのまま取っ組み合いの喧嘩が始まってしまった。しかも双方一歩も引かない。お互い髪を引張り、
頬をつねったりと、もはやキャットファイトと言う所の騒ぎではない。リインはともかく
アギトは何故そこまで必死になれるのだろう…?

「どうしてアギトは何時も何時もリインの邪魔するですか!? リインの邪魔する為なら手段は
選ばないんですか!? たったそれだけの為にどうしてそこまで必死になれるんですか!?」
「うるさい! バッテンチビのくせに生意気なんだよ! フェレットとモサモサモサモサ!
あたしもフェレットの背に乗りてぇよ! フェレットとモサモサしてぇんだよ!!」

 アギトは何時もフェレット形態のユーノと仲良くしてるリインが羨ましくて仕方が無かった。
そしてリインがフェレット形態のユーノと遊んで楽しそうにしている姿を見れば見る程、
アギトは敗北感を抱く様になっており、こうしてリインからユーノを奪おうとしていたのだが………

「二人とも喧嘩は止めるんだ!!」
「!!」

 蚊帳の外と思われていたユーノに怒鳴られ、リインとアギトは思わず硬直した。
普段から大人しく、余り怒ったりしないユーノが怒鳴ると言うのは有無を言わせない迫力があったし、
何よりもフェレット形態でそれをやっている事に意味があった。フェレットはとても可愛らしいが
口を大きく開けて牙をむき出しにしている状態は意外にも怖く迫力がある。その為リインとアギトは
思わず黙り込んでしまったのであった。

906ちっちゃな三人組 3 ◆6BmcNJgox2:2009/07/28(火) 12:07:30 ID:/22fuh8g
「もういっそ二人一緒に乗って良いから喧嘩は止めなさい! 次喧嘩したら食べちゃうぞ!!」
「ご…ごめんなさいです…。」
「分かったから…お願いだから食べないでくれよ〜…。」

 ちっちゃなフェレットも、同じ位小さいリインとアギトにとっては巨大な猛獣。
…とは言え…大きく口を開けて威嚇するフェレット形態のユーノと、それに驚いて
先程まで喧嘩していたのが嘘の様に抱き合って震えるリインとアギトの姿はシュールな物があった。
だが、そういう行動が取れるのもまた仲直りの一環と見る事も出来るだろう。

 それから一時し、リインとアギトの二人を背に乗せ、トコトコモサモサと道を進むユーノの姿があった。
二人一緒に乗せるのは流石に重かったけど、二人一緒に乗せると言った手前流石にそうも言えなかった。

「アギト、間違っても火の魔法使っちゃダメですよ。フェレットさんは寒いのは大丈夫ですけど
暑いのは苦手なんです。だから火の魔法使ったらユーノさんが熱中症で倒れちゃうです!
まあ仮にそうなってもリインの氷の魔法で冷やしてあげますけど。」
「何言ってんだ。お前のヘタクソな氷の魔法なんか使ったらそれこそ氷付けにされちまうじゃないか。
まあ仮にそうなってもあたしの炎の魔法で直ぐに溶かしてやれるけどな。」
「何を言うですか! リインはヘタクソじゃないですよ!」
「何だとー!?」

 ユーノの背の上でまた喧嘩を始めようとしていたリインとアギトであったが、ユーノがそうはさせなかった。

「今夜の晩御飯はユニゾンデバイスの踊り食いと言うのはどうかな? 二人ともどう思う?」
「え……………。」

 ユーノの優しい口調にリインとアギトは思わず黙り込んだ。人間形態で言うならともかく
フェレット形態で言うのは流石に冗談に聞こえない。少なくとも二人にとっては…

「ご…ごめんです…。アギトもごめんなさい…。」
「そ…そうだな…。あたしも大人げ無かったわ…。」
「うんうん。そうだね。やっぱり仲良くするのが一番だよ。」

 と、こうしてリインとアギトの喧嘩を止めさせたユーノは二人を背に乗せ、トコトコモサモサと
前へ進んで行くのであった。

 三人は果たしてこれからどこへ行くのでしょう? でもそれはまた別のお話。

                   おしまい

907 ◆6BmcNJgox2:2009/07/28(火) 12:08:10 ID:/22fuh8g
なのは×ユーノ書こうと思ったらフェレットユーノ・リイン・アギトのお話書いてたんだから世話無いよね
でもこの三人の絡みを妄想すると和むんだもん。

なおユーノはフェレット形態とは言え、元は人間なので匹では無く人と数えます。

追記:近い内に三人が出かけた先での話もやる…予定…

908名無しさん@魔法少女:2009/07/28(火) 19:46:34 ID:VcfLDTf6
>>900
GJ
良い感じに外道ですね、次回も期待してます

>>907
可愛いwww
この三人可愛いですねwww
次回作もお待ちしてます、GJです

909名無しさん@魔法少女:2009/07/28(火) 20:39:43 ID:S4ChErIU
>>907
凄く和む〜GJ!
でも淫獣が「今夜の晩御飯はユニゾンデバイスの踊り食いと言うのはどうかな?」
と言うのを見るとエロく感じる

910ザ・シガー:2009/07/29(水) 19:14:16 ID:xApEFBSc
いよっし、投下行きます。

まさかこんなカプはないだろう。
ザフィーラ×アイナさん、エロ、短編、タイトルは『守護獣と寮母の戯れ』です。

911守護獣と寮母の戯れ:2009/07/29(水) 19:15:48 ID:xApEFBSc
守護獣と寮母の戯れ


 まるでありふれた、平和な午後の一時の話だ。
 機動六課の隊員寮、高町なのはとフェイト・T・ハラオウンの部屋でそれは起きていた。
 部屋にいるのは二人、正確に言うなら一人と一匹か。
 紫のセミロングの髪にエプロンを掛けた寮母の女性と、ベルカ式魔法により生み出された青い体毛の守護獣だ。
 彼女らはこのような時間帯、この部屋の主がいない間はヴィヴィオという女の子の面倒をみている。
 ソファに腰掛けて洗濯物を畳んでいた寮母がふと、近くの床に寝そべっていた楯の守護獣を見つめた。
 そして、


「ねえ、ザフィーラ……」


 と、アイナ・トライトンは言った。
 いつもの優しい慈母のような声ではない、まるで男を悦楽の泥沼に誘い込む遊女のような、甘く蕩けた残響だ。
 それは合図。二人の秘めた情事の開始を告げる鐘の音。
 情交を妨げるような、気兼ねするべき要因が全てクリアされている。
 機動六課隊員寮の寮母として成すべき雑務は全て滞りなく済み、六課の隊員が戻ってくるまでの時間の余裕もたっぷり。
 そして一番の懸念である、なのはから面倒を頼まれている少女、ヴィヴィオも今はすっかりお昼寝の最中だ。
 つまり、今ここでアイナとザフィーラが何をしようと咎める物は誰もいないし、止められる要因も何もない。
 ならば求めよう、淫らなる饗宴を。
 アイナは洗濯物を手早く畳み終えると、最後の一着であったシャツを積まれた洗濯物の山の上に置き、動いた。
 そして床の上で横になっている狼形態のザフィーラの隣りに、寄り添うように座る。
 白くしなやかな彼女の指が、そっと狼の毛を掻き分けた。
 蒼く太く硬質な、されど心地良い狼の毛並みをアイナは無心で撫ぜる。
 うなじから背中にかけて、優しく優しく、慈しむように愛撫。
 それは見ている方がこそばゆくなるような、ひたすらなまでに優しい手つきだった。
 彼女の愛撫が心地良いのか、ザフィーラは気持ち良さそうに目を細める。
 だがそこには喜悦の感情とは逆のものもあった。
 アイナはそれを知ってか知らずか、狼の巨躯に抱きつき、顔を彼の体毛に埋め、エプロンに隠された柔らかな乳房を押し付けながら囁く。


「ね、ザフィーラ……良いでしょ? 最近していなかったし、ね?」


 甘い、濃密な糖度を持つ声が誘う。
 彼女が求めるのはもはや言うまでもないだろう、男女の契りである。
 今から半年前、二人は燃える情欲に身を浸し、身体を重ねた。
 全ての始まりは随分と昔だ。
 アイナ・トライトンは既婚者である。
 愛する夫がいて、子供が彼女にはいる。
 今の生活に問題なんて一つもない、夫は自分を慈しんでくれて、子供は愛らしくて堪らない。
 だが、一つだけ満たされぬ事がある。
 それは、アイナの中の“女”だ。
 雌と言っても良いだろう、浅ましい、爛れた性の欲望。
 アイナは、人から比べれば性欲の強い方だった。
 容易く濡れそぼり、容易く達し、そして貪欲に雄を求める。
 だが哀しい事に、夫はそんな彼女を満足させる事は結婚生活でただの一度もなかった。
 彼は実に淡白だった。
 床の上では、一度達して精を吐き出すのがせいぜい。
 後には火照ったアイナを一人残して眠りの世界に落ちるばかり。
 人格的にはこれ以上ないという、最高の夫だった、彼女は彼を愛していた。
 されど、性的な面で言えば最悪と考えるよりない。
 女として盛りを迎えた、熟れた身体の情欲を鎮められぬ日々はある意味拷問である。
 燃え盛る肉欲の炎は止まる事を知らず、時折耐え難い程に滾った。
 例えば、逞しい肉体をした男性を見たときなど、どうしようもなく子宮が疼いてしまうなど。
 アイナが機動六課の寮母を仕事とするのもそれが理由の一つだった。
 女性の多い職場ならば自分の中の浅ましい雌の性も抑えられると思ったのだ。
 だが、それも浅はかな考え。
 いくら女性が多い機動六課とて男がまったくいないという訳ではない。
 ヴァイスやグリフィスといった男性局員を目にし、アイナの中の雌は燃えた。
 子宮が、女の悦をもたらす器官が灼熱を滾った。
 若く逞しい男の姿に、まるで発情期の雌狗のように。
 酷い時には、それこそエリオのような少年の姿にまで盛るのだ。
 抑えきれない性の衝動にアイナが己を慰めるたは当然の事だろう。
 女性用更衣室や女子トイレに駆け込み、煮え滾る女陰を掻き回したのは一度や二度ではない。
 そして、ある日それは起こった。

912守護獣と寮母の戯れ:2009/07/29(水) 19:17:57 ID:xApEFBSc
 きっかけが何だったのか定かではないが、唐突に下腹部で燃え上がった。
 熱く猛る肉欲に、いつもは人目に付かぬ場で致す自慰行為をその日のアイナはなのはとフェイトの部屋でした。
 2人がいない間に、ヴィヴィオを寝かしつけた後、誰もいない居間で彼女は自身を慰めた。
 その様をザフィーラに見られたのは、運命の悪戯としか言い様がない。
 そして、その時のザフィーラがいつもの狼の姿ではない人間の姿だったのは、もう運命的と呼んでも良いだろう。
 色欲の中に深く沈んだアイナにとって、屈強な肉体を持つ男とはもはや麻薬的な魅力を持つ存在だった。
 彼女がザフィーラを求めたのは自明の理である。
 淫蕩に雄を求める彼女に、守護獣は困惑し、最初は拒んだ。
 だが熱烈な雌の求愛に、彼は遂には応じた。

 それからはもう――泥沼だった。

 時と場所、そして滾る獣欲があれば、2人は肉欲のままに身体を交わした。
 激しく、正に発情期の獣の如くに。
 そして今日もまた、そんな肉欲の宴が幕を上げる。


「私は構わん」


 アイナの蕩けた誘いに、守護獣は小さく低い、されどよく響く声で返した。
 喜ばしい受諾の言葉に、淫蕩なる人妻の顔には喜悦が浮かぶ。
 チロリと舌が薄桃色の唇を舐め、火照り紅潮した彼女の顔にさらなる艶を孕ませる。
 ザフィーラに絡まる四肢に力が増し、より一層強く乳房の柔い肉が押し付けられた。
 艶めく熟女は、愛しい獣の耳元にそっと囁く。


「じゃあ、早速変身してちょうだい」


 2人のまぐわいは濃い。
 時にはザフィーラが狼の状態のままで濃厚な獣姦セックスをする事さえある。
 だが今日のアイナが求めているのはどうやら普通の状態での性交らしい。
 守護獣は請われるままに、その姿を変化させた。
 青い体毛に覆われた巨大な狼が、短い白髪の屈強な偉丈夫へと変わる。
 狼の名残として獣の耳と尾を持ち、褐色の肌と隆々たる筋骨が逞しい美男子の姿、ザフィーラの持つもう一つの姿だ。
 人間の姿へと変わった彼を、アイナはすかさずその場で押し倒す。
 女の細腕如き、守護獣にとっては振りほどく事など容易いだろう。
 だがザフィーラは成されるがまま、何の抵抗もせずに受け入れる。
 熱に浮かされたように、淫蕩なる欲望に狂った人妻は大人しく横たわる雄から邪魔な衣服を剥いでいく。
 魔力で編まれたザフィーラの防護服は少々変わった構造だが、既に何度も情交を重ねたアイナは慣れた手つきで淀みなく脱がす。
 現れるのは引き締まった、鋼のような肉体だ。
 浅黒い肌の肉体は、鍛え重ねられた筋繊維により芸術的なまでに力強いラインを描く。
 どこまでも男らしい、雄の肉体。
 守護獣のヘラクレスのような五体へ、アイナは愛おしそうに口付け。
 啄ばむようにチュッチュと音を立てて小さくキスをし、チロチロと舌を這わせて舐めていく。
 最初は広く厚い胸板、次いで引き締まった鋼の腹筋を伝い、徐々に下へ下へと向かう。
 巧みな指遣いはいつの間にか守護獣の下半身の衣服も脱がして、そこに備えられた獣の凶器を曝け出した。
 アイナの前戯の為か、それとも匂い立つ色香の為か、既にザフィーラの肉棒は半ば硬くそそり立っていた。
 それは凄まじい、まさしく屈強な五体のザフィーラに相応しい凶悪な男根だった。
 太く硬く、いやらしいほどに傘の張ったエラの亀頭、女を快楽により破壊する凶器。
 目の前に現れた肉の凶器に、アイナはうっとりと目を細めて魅入る。
 このおぞましい程の肉塊と何度交わり、何度絶頂の果てに追いやられたか。
 思い出すだけで下腹部の子宮がより一層熱を帯びる。
 そして、淫らな蜜が後から後から溢れてきた。
 早くこれを入れて欲しい、早くこれで掻き回して欲しい、早くこれでメチャクチャに突き上げて欲しい。
 淫蕩なる欲求が止め処なく溢れ出す。
 すぐにでも犯して欲しい、とアイナの中の雌は叫んだ。
 が、彼女はそれを制する。
 いきなり結合を求めるのも良いが、その前に色々とこの寡黙な守護獣を満足させてあげたい。
 己の欲求に応えてくれる、狂おしい快楽を与えてくれる愛しい獣に、彼女はまず軽く奉仕をする事にした。
 幾重にも血管が浮き上がる硬い肉根を、まずは優しく、触るか触らないか程度の力でそっと握る。
 幹をやんわりと撫ぜつつ、その先端の亀頭には舌先を近づけ、躊躇せず舐め上げた。
 カリ首のラインをなぞり、裏筋から亀頭の鈴口までゆるやかに。
 無論手による奉仕も忘れない。
 強すぎず、かといって弱すぎる事もない、絶妙な力加減の手淫。

913守護獣と寮母の戯れ:2009/07/29(水) 19:19:32 ID:xApEFBSc
 淡白な夫をそそり立たせる為に練り上げた性技は、下手な商売女顔負けの技巧だ。
 舐め上げながらたっぷりと唾液を絡め、その唾液がさらに染み出た先走りの液と絡まりあう。
 たちまち濡れに濡れ、アイナの施す奉仕はニチャニチャと粘着質な音を立て始めた。
 先端をチロチロと丹念に舐め上げ、幹は緩急を付けてしなやかな指で以って徹底的に扱き上げる。
 たちまちのうちに、屈強な守護獣に射精感を沸き上がらせる凄まじい快楽の技だった。
 ザフィーラの精悍な顔立ち、その眉間にシワが寄る。
 苦痛にではなく、悦楽の甘さに耐える表情だ。
 巧みな手淫と口淫奉仕の前に屈強な肉棒は破裂寸前であり、先走りは射精顔負けの量を溢れさせている。
 発射寸前の愛しい豪根に、アイナは嬉しげに笑みを浮かべて口付け。
 チュッ、と小さく音を立て、溢れる雄の分泌液の味を楽しみ、告げる。


「ふふ……すごぉい、ザフィーラの狼チンポ……早く出したい出したい、って言ってるわ。チュッ、ほら、出したいなら好きなだけ出して良いのよ? 私もあなたの精液飲みたいの」


 言いながら、猛る肉棒に絡みつく指が力を増し、激しく扱き上げた。
 亀頭にしゃぶりつく舌も、エラの張ったカリ首から尿道口まで、愛と肉欲を込めて情熱的に奉仕。
 いよいよ、守護獣の精は弾ける寸前まで上り詰める。
 迫り来る快楽の頂きに、ザフィーラは眉を苦しげに歪め、一瞬耐える。
 が、それはすぐに決壊した。


「くぅうッ……もう、出すぞ!」


 言うが早いか、白く濁った精が迸った。
 それを逃すまいと、アイナは咄嗟に滾る肉棒の先端に吸い付き、溢れる熱に喉を鳴らす。
 ドクドクと脈動し、壮絶な性臭を伴い吐き出されるザフィーラの精液。
 その粘度と熱たるや、まるでマグマのようだ。
 量も並大抵の男では足元にも及ばぬような、凄まじい精液の噴射。
 夫の貧弱な射精ならば瞬く間に飲み干すアイナだが、やはり屈強なる守護獣が相手ではそうもいかない。
 何度か懸命に喉を鳴らして飲み込むも、途中であまりの量と粘り気に限界を迎える。
 むせ返り、口を離した瞬間、飲みきれなかった射精のアーチがアイナの顔にかかる。
 唇から解放された肉棒がビクンと震え、淫靡に蕩けた人妻の美貌をアイボリー色に染め上げていく。
 黒味がかったアイナの濃い紫色の髪を高粘度の精液がカラーリングする様の、なんといやらしい事か。
 むせ返るような性臭と口内に溶ける精液の味に、アイナの瞳は淀み、とろんと蕩けている。
 頬を紅潮させ、蕩けきった顔で唇の端の精液をチロリと舌で掬い喉を鳴らして飲む、まるで天性の淫婦。
 その様に、思わずザフィーラは魅入る。


「んちゅ……すごい……こんなたくさん、飲みきれないわぁ……んくッ、それにすっごく濃くって……美味しいぃ」


 精に酔う人妻の淫靡な姿、それはあまりに筆舌に尽くし難い艶だった。
 蕩ける雌の痴態を前に守護獣の雄は一度の射精などあってなきが如しと言わんばかりに、隆々と天を突きそそり立つ。
 正に鋼、折れることも曲がる事もない、女を狂わせる為にある鋼鉄の軛である。
 その雄雄しい姿と、精液の味がもたらす余韻に溶けながらも、アイナの瞳が淫蕩なる光を宿した。
 目の前で反り返る屈強な肉凶器に、その肉がもたらす快楽への期待に、雌妻の子宮が灼熱と燃える。
 まだ何もされていないというのに、アイナの太股は溢れた蜜が伝い、存分に濡れていた。
 まるで発情期の獣だ。
 それを自覚し、己の浅ましさに呆れる。
 愛する夫がいるのに、家庭があるのに、獣と快楽を交えてよがり狂う。
 思い出される夫の顔が、羞恥心と自虐を煽る。
 が、その自虐の念と羞恥心が余計に淫心に火を注ぐ。
 まだザフィーラの精液の後味が残る唇を一舐めし、肉欲に燃える人妻は立ち上がった。
 横たわる彼をよそに、アイナは自分が纏っているスカートの中に手を挿し入れる。
 淫らなる人妻は、流れるような動作でスルリと下着を抜き取った。
 淫蕩な彼女を彩るに相応しい、黒いレースのショーツだ。
 溢れ出た愛液を吸い、ぐっしょりと濡れたそれを床に下ろすと、彼女はスカートをまくりあげながらソファに手を付く。
 まるで発情期の浅ましき雌犬の如く、服の下に隠されていた素晴らしい肉付きの尻を突き出す格好。
 振り向き、ザフィーラを見つめる瞳は欲望というなの甘い炎に爛々と燃え、蕩けている。
 そして、濡れた唇から発する言葉も、また糖蜜の如く甘い……


「じゃあ……今度は私を気持ち良くしてちょうだい」


 あらゆる男を狂わせてしまいそうな、淫魔の囁きだった。

914守護獣と寮母の戯れ:2009/07/29(水) 19:20:43 ID:xApEFBSc
 さらに加えて言うならば、豊満な肉付きの尻肉、そこからしなやかに伸びる極上の太股と両の脚。
 それらを彩る黒いガーターストッキング、むっちりとした白い太股に食い込むベルトとサスペンダー、白と黒のコントラストは正に淫靡の極み。
 ほとんど凶器に近い色香だった。
 こんな雌の誘いに、守護獣の股ぐらの雄は更なる滾りへと至る。
 請われるままにザフィーラは静かに彼女に歩み寄ると、尻肉を掴むと共に己が肉根の照準を濡れそぼる蜜壷へと向けた。
 蕩けきった熱い淫穴と、さらにそれを上回る程に熱く滾った肉槍が触れ合う。
 粘膜と粘膜が獣欲と快楽を孕んで触れ合い、くちゅりと粘着質な音を立てた。
 小さな音と接触は一瞬であり、その直後には――暴力的なまでの結合があった。


「はああぁぁあぁッッッ!!!」


 アイナの口から発されたのは、ほとんど絶叫といった残響。
 無理もない。
 昂ぶりきった爛れた蜜壷を、限界まで怒張した野獣の剛根が凄まじい力で貫き抉ったのだ。
 その快楽たるや、都合3度は絶頂に至る程だった。
 たった一度の姦通で3度も果て、アイナの意識は真っ白に染め上げられる。
 熟れた人妻の意識など、この圧倒的な快楽の前では風前の灯だった。
 背筋が折れんばかりに弓なりに反ったかと思えば、ガクガクと膝が笑い、瑞々しくも熟れた女体が崩れ落ちる。
 が、それを守護獣の腕が支えた。
 鍛え抜かれた筋繊維の塊、屈強極まるザフィーラの腕が、アイナのくびれた腰を掴む。
 そして同時に、彼は人妻の首筋にそっと顔を寄せ、囁いた。


「大丈夫か?」


 静かで低い、されど心地良い声、守護獣の囁き。
 これに、昇天して半ばまで蕩けたアイナの意識が現世に戻る。
 そうだ、まだ少ししか満足していないのだ、自分はもっともっと彼と肉欲を貪りたい。
 貪欲な人妻の中の欲望が熱く燃え盛り、桃色に淀んだ心を煮やす。
 はぁ、と艶めいた甘い吐息を吐くや、アイナの下腹部が締まった。


「うあッ!?」


 守護獣の口から苦悶とも取れる声が漏れた。
 雌を貫き、その肉の中に埋没する己が陰茎へ加えられた刺激に対してだ。
 うねる、と呼べば良いのか。
 濡れに濡れた人妻の蜜穴は、さながらそれ自体が別種の生命のように蠢き、愛おしい肉の凶器を締め付けていく。
 緩急を付けた締め付けと、ザワザワと蠢く肉ヒダの快楽は、寡黙なザフィーラの顔を歪ませる程のものだ。
 そんな守護獣の様に、アイナは汗で濡れた頬に髪を貼り付けたまま淫靡に笑む。


「ふふ……心配なんていいから、ね? 気にせずもっと激しく犯して……私のこと……メチャクチャにしてちょうだい」


 と、雌妻は囁く。
 もっと激しく、もっと荒々しく、もっともっと奈落のように深い肉の悦びが欲しいと。
 浅ましき雌の性、狂おしい女の情欲。
 これに、守護獣の雄は従順に応えた。
 言葉ではない、内臓まで貫通してしまいそうな強烈な突き上げで以って。



「ひゃはぁんッ!」


 甘やかな人妻の鳴き声と、濡れた肉穴を肉棒が掻き乱す粘着質な音が響く。
 そして続く。
 前後左右上下、あらゆる角度を、たっぷりと力を込めた守護獣の肉凶器が犯すのだ。
 一回一回を全力で、少しの躊躇もない姦通。
 与えられる快楽の濁流に、淫靡なる人妻は鳴き叫ぶ。
 ただただ、悦楽の甘さに。


「もっとぉ……んはぁッ!……もっと強くして! おあぁ、くっはぁああ! そうよぉ……はぁん! 遠慮なんかしないで、淫乱寮母のマンコにオシオキしてぇ!」


 屈強なる守護獣の力の、限りの睦み。
 引き締まった鋼の肉体を駆使し、貫き、抉り、突き上げ、擦り上げ、何度も何度も強烈に犯す。
 しかも、その全ての動きが淫乱な雌寮母の性感帯を捉えているのだ。
 その圧倒的な快楽の前にアイナの理性は欠片も残さず瓦解し果て、後には喜悦の中でよがり狂う浅ましさだけがある。

915守護獣と寮母の戯れ:2009/07/29(水) 19:21:46 ID:xApEFBSc
 濃い紫色をしたセミロングの髪を振り乱し、ガーターストッキングに彩られた美尻と太股を淫蕩に揺らして人妻が蠢く。
 自分からも快楽を、己が体内で暴れ狂う肉棒の感触を求めて。
 守護獣の硬く雄雄しい肉槍を、雌寮母の柔い肉壷が愛しさと狂おしさを持って食む。
 エラの張ったカリ首が肉ヒダを掻き分ければ、その分ヒダの一つ一つが蠕動して緩急を持った締め付けを行い。
 亀頭の先端が子宮口を凄まじく突き上げれば、その分一度の出産を経ていやらしくキスをねだる淫買の口付けの如く子宮口が肉棒に吸いつく。
 テクニック(技巧)などという生易しいもなどそこにはない。
 燃え盛る獣欲の中で二匹の雄と雌が、本能の赴くままに互いの肉体を貪りあっているのだ。
 それはどこまでも果てしなく美しく、そして――淫らだった。


「くッ! うおおッッ!」


 低く呻くような守護獣の声が響く。
 目の前の雌をもっとよがり狂わせる為に、もっと深く快楽に沈む為に、圧倒的な射精感を抑え込む。
 絶え間なく果汁を垂れ流す淫穴を抉りながら、ザフィーラの身体が前傾した。
 喘ぎ続けるアイナの女体を抱きしめるように、彼女の尻肉を掴んでいた手を移動させる。
 その先は、エプロンの下に隠された豊熟な胸だ。
 着やせするタイプな上に普段はエプロンで覆われているから分からないだろうが、彼女の胸は実に豊満だ。
 シグナム程ではないだろうが、少なくともフォワードやロングアーチの小娘には負けないだろう。
 一度子を成し、母乳を滴らせた乳房はまるで熟した果実のように実り、その重量と年を経た肌が故に少しだけ垂れている、釣鐘型の乳房。
 だがそれが美しく、いやらしいのだ。
 激しい獣性を帯びた情交の中、たぷたぷと雄を誘うように揺れる乳房にザフィーラの手が伸びる。
 エプロンの両脇から手を差し込み、ブラウスとブラ諸共引き千切ってしまいそうな力強さで掴む。
 少しの遠慮もなしに行われる暴力的な愛撫。
 柔い乳肉を満遍なく揉み転がし、先端の肉豆を捻り上げる。
 苦痛と半ばする快楽が被虐の悦びをそそり、淫らな雌寮母を責め立てた。


「ああぁッッ! すごぉ……むね、ひゃぁんッ! わたしのぉ……淫乱寮母のオッパイ、もっといぢめてぇ!」


 彼女の要求に従ったのか、それとも猛り狂う野生のままにしたのか、ザフィーラの無骨な指はさらなる力を込めて乳肉を嬲った。
 乳房に深く指を沈みこませ、乳首を力の限りに抓り上げる。
 もちろん、結合した下半身の動きも忘れない。
 淫靡な蜜で濡れに濡れた人妻の膣を、守護獣の硬い肉凶器は休む事無く責め立て続けていた。
 徹底的に肉の欲望を貪り合う交合は、そろそろ一つのフィナーレを迎えようとしていた。
 肉棒はもはや発射寸前であった。
 肉壷もまた絶頂寸前であった。
 深い快楽の果てに、二人は共に堕ちる寸前であった。
 ふと振り返り、悦楽の中に蕩けきった瞳でアイナが守護獣を見た。
 言葉などなくとも、顔を見れば彼が自分と同じく絶頂に近いのが分かる。
 ならば求めぬ道理はない。
 淫魔さながらの微笑を浮かべ、淫乱寮母は荒く甘い吐息と共にザフィーラへと囁いた。


「んぅッ……ザフィーラも、もうイきそうなのね? わかるわ……はぁん!……私のなかで、ザフィーラのチンポが“出したい出したい”ってビクビクしてるのが。
 ……良いわよ、わたしももう限界なの……んはぁ!……だから、ね? 一緒にイきましょ?」


 言うと同時に、強烈な締め付けが守護獣の肉棒を責めた。
 万力の如く、されど蕩けるような柔らかな肉が、硬くいきり立った男根を締め付ける。
 絡まる肉ヒダもまた同じく、徹底的に雄を食む。
 それが決定的な要素となった。

916守護獣と寮母の戯れ:2009/07/29(水) 19:23:00 ID:xApEFBSc
 次なる刹那、ザフィーラの肉根は一段と強烈な突き上げと共に、我慢していた分の精を一度に吐き出した。


「ひゃはああああぁぁんッッ!!!」


 蕩けきった絶叫が木霊し、アイナの身体が折れんばかりにのけ反り痙攣。
 ザフィーラと共に彼女も最高の、意識が根こそぎ白濁するような絶頂の頂を昇り詰めた。
 一瞬で狭い膣穴はおろか子宮まで注ぎ込み、それでも出足りない分は結合部から溢れてフローリングの床板に零れる。
 ドクドクと、精液が止め処なく注がれる音が聞こえそうな程の盛大な射精。
 吐き出される精の熱は、さながら灼熱だ。
 蜜壷に加えられた突き上げと精の熱、そして全身を痺れさせる絶頂の余韻がアイナを侵食していく。
 瞳は完全に蕩けきり、もう完全に気をやってしまっている。
 膝が笑い、身体を支える力を失った四肢が崩れかけた。
 そんなアイナを、ザフィーラがまた支える。
 今しがた乳房を入念に責めていた手を腰に回して、しっかりと抱きしめたのだ。


「はぁ……はぁ……はぁ……」


 濡れた熟女の唇から漏れる、甘い息。
 汗と、吐息と、精と、愛蜜がむせ返るような性臭を漂わせる中、二人の身体が重なる。
 しばしの間、場には二つの息だけが静かに響く、まるで壮大な交響曲の後の残響のように。
 互いの体温を享受し合う、身も心も溶けてしまいそうな時間だった。
 吐息と心臓の音の響きの、なんと心地良い事か。
 圧倒的なまでの多幸感に、アイナは酔い痴れる。
 と、そんな時だ。
 力強く抱き寄せた彼女に、ザフィーラが顔を寄せる。
 そっと耳元に、静かで低い残響が、守護獣の声が掛けられた。


「大丈夫か?」


 慈しむような、それでいて静かな獣性を帯びた眼差しを向けながら、彼はそう問うた。
 絶頂の余韻に蕩けきった思慮の中でアイナは、心底愛しい、と思う。
 愛する夫がいるのに、愛する子供がいるのに、愛する家庭があるのに。
 一時の快楽を与えてくれる、この守護獣が堪らなく愛しい。
 左手の薬指にある指輪の感覚が心を冷たく苛む。
 だが、その冷たさも子宮を焦がす微熱が塗り潰していった。
 もう後戻りなんてできない。


「ふふ……」


 爛れた寮母は、淫靡な、果てしなくいやらしい雌の笑みを浮かべる。
 自分が、先ほど感じた背徳感にすら欲情しているという事実が、あまりに滑稽だったから。
 浅ましく、いやらしく、恥知らずな淫乱寮母。それが自分だ、アイナ・トライトンだ。
 ならば沈んでしまおう、堕ちてしまおう……この快楽の深い檻の中に。
 そう思うが早いか、アイナは自分の耳元で囁いた守護獣の唇に、そっと自分の唇を重ねた。
 静かに重ね合わせ、即座に舌を絡めて濃厚な口付けへと転じる。
 ぴちゃぴちゃと、唾液を飲ませ飲まされる艶めくキス。
 口を離せば、つぅ、と唾液の糸が引く。
 そして、人妻寮母は囁いた。


「気にしないで、って言ったでしょ? ほら……早く続きをしましょ? ……もっともっと、私の事をメチャクチャにしてちょうだい」


 深い深い、奈落の底へと誘う甘えた声。
 後にはただ、雄と雌が根限りに睦み合う爛れた時が流れた。





「んぅぅ……あれ?」


 アイナが目を覚ました時、既に日は僅かな茜色に染まっていた。
 ソファに腰掛けている身体に、粘ついた倦怠感がまとわりつく感覚がある。
 先ほどまで眠りの世界に落ちていた思慮を、ゆっくりと再起動する。
 思い出されるのは、人間形態の守護獣と熱烈に肉体を交えた淫靡極まる情景。
 アイナが思い出す限り、確かザフィーラの放った6度目の精を菊座で受けて深い絶頂の中にいた、そこまでは覚えている。

917守護獣と寮母の戯れ:2009/07/29(水) 19:24:06 ID:xApEFBSc
 おそらくは、そのあまりの快感に意識を失ったのだろう。
 と、そこで彼女は自分の肉体の変化に気付く。
 先ほどまで汁気の多い濃密な性交に浸っていた筈なのだが、今の自分の身体はどうだろうか。
 汗だくだった服は新しいものに代わり、全身は丁寧に拭かれていた。
 言うまでもない、ザフィーラがやってくれたのだろう。
 その彼はどこに行ったのかと、アイナは部屋の中をクルリと見渡す。
 軽く見渡してが、青い狼の姿も、屈強な偉丈夫の姿もない。
 そこで一つの音が出でる。
 ガスを抜くような音、自動ドアの開閉した音だ。
 そしてヴィヴィオを寝かしつけた隣室から、大きな青い狼が現れた。


「起きたか?」


 人間の姿の時と同じ、低くて心地良い残響が問うた。
 これに、彼女は一度頷き無言で返す。
 ザフィーラは、そうか、とだけ言うと、アイナの座ったソファの隣に寝そべった。
 ゆったりと寝そべるザフィーラに、今度は彼女が問う。


「ヴィヴィオは?」

「よく寝ている」

「そう、良かった……」


 会話はそこで止まる。
 相手はおれど、特に語らう必要もないし、語るべき言葉もない。
 情交の後の気だるい、されど心地良い時間だった。
 そんな中、ふとアイナは口を開いた。


「ねえ、ザフィーラ……」


 情事を始める時と同じ、しかしまるで色の違う言葉。
 初めの言葉は、粘ついた糖度の高い声だった。
 だが今の声は、とても清らかで澄んだ残響。
 その響きが問う。


「あなた……どうして私を抱いてくれるの?」


 と。
 彼女は不思議だった。
 確かに精力は強いが、決して性に貪欲ではないザフィーラがどうして自分のような浅ましい女の相手をしてくれるのか。
 情交の残り香の消えた中、身体の芯を溶かしている微熱に浮かされた思考がその答えを知りたがっている。
 だが、待てども待てども、守護獣の狼は何も答えてはくれない。
 視線をソファの下に向ければ、青い体毛に覆われた狼はもう眠りの世界にいた。
 目を瞑り、顔を俯かせ、ただ小さく寝息を立てている。
 そんな彼に溜息一つすると、アイナはそっと手を差し伸ばした。


「……もう、むっつりな狼さんね……」


 優しく愛おしげに青い体毛を撫ぜ梳きながら、彼女は慈母のように微笑んだ。
 いつの間にか疑問はどうでも良くなり、ただ無心に守護獣の身体を撫で続けた。
 そんな彼女を、天に照る夕焼けだけが見ていた。



終幕。

918ザ・シガー:2009/07/29(水) 19:29:26 ID:xApEFBSc
投下終了。

いやね、私は思ったのですよ、ふと。
最近何かが足りない、はてなんだろう? ああ、そうだ……

――人妻だ!――

と。


サウンドステージで、アイナさんの説明に「子育て経験アリ」と書いてあったので、なんか燃えました、色々なものが。
未亡人や人妻は大好物だぜ、子持ちならなおさらなのだぜ。


そして、人妻ついでに甘党艦長の修正版を上げますので、司書様どうか差し替えお願いします。

四話 つhttp://toppg.to/up/img/matou-4.txt
五話 つhttp://toppg.to/up/img/amatou-5.txt

919名無しさん@魔法少女:2009/07/29(水) 22:54:26 ID:qW5GrmZI
>リイン&アギト&フェレット

なんかいいな
そういえば今度出るSSM4は八神家祭りらしいね

>ザフィーラ&アイナ
エロイなw乙

920 ◆6BmcNJgox2:2009/07/30(木) 21:40:51 ID:kXT5juqc
「ちっちゃな三人組」の続きの前に一本。

・フェイトが勇者になって、大魔王にさらわれたなのはを助けに行く良くあるファンタジー?路線
・キャロ崩壊…じゃなかったキャラ崩壊注意(久々のお馬鹿フェイトとか)
・バットエンド注意(ただしギャグ的な意味でw)
・非エロ

921勇者フェイトとなのは姫 1 ◆6BmcNJgox2:2009/07/30(木) 21:43:31 ID:kXT5juqc
 昔々ある所に高町王国と言う平和な国があったそうな。しかし、その高町王国に大事件が発生したとの事で
高町王国の士郎王と桃子王妃直々の命によって、勇者と名高い魔導師フェイトが招かれたのであった。

「勇者フェイト。ただいま参上いたしました。」

 と、高町王国の城で士郎王・桃子王妃の二人の前にやって来た勇者フェイトだが、その士郎王と桃子王妃の
二人が目から涙を流し泣いているでは無いか。

「一体何があったのですか? 涙をお拭き下さい。」
「おお勇者フェイトよ。良くやって来てくれた。実は大変な事が起こったのだ。」
「その大変な事とは一体何なのでありましょう?」

 二人が涙を流す程の事であるからただ事では無い。そして士郎王は涙を吹きながらこう答えたのだ。

「実は…淫獣大魔王ユーノに…我が娘…なのは姫がさらわれてしまったのだ。」
「な…なんですって!?」
「だからお願い…なのは姫を助けて…お願い…。」

 淫獣大魔王ユーノ。それは世界中の魔物を束ねるという魔王の中の魔王と呼ばれる程の恐ろしい存在であった。
そんな大物に高町王国の姫であるなのはがさらわれてしまったのだ。助け出そうにも通常の兵力では歯が立たない。
 この状況において淫獣大魔王ユーノの魔手からなのは姫を助け出す事が出来るのは世界広しと言えども
勇者フェイトただ一人のみ。勇者と言う肩書きは伊達では無いのである!

 と言う事でなのは姫救出の為に勇者フェイトは旅立つわけだが…彼女の瞳には怒りの炎が燃え上がっていた。
流石は勇者と言う正義のなせる技か…と思われていたのだが…

「寄りにもよって私のなのはを拉致るなんて…淫獣大魔王ユーノ…許せない…。なのは姫は私の物なのに…。」

 とまあこんな具合だった。彼女は勇者ではあるが…性格的にやや危険な所が無い事も無かったのであった…

 しかし、例え性格的に危ない面があろうとも…腐っても勇者。行く手に立ち塞がる魔物達を千切っては投げ
千切っては投げ……それを繰り返しながらついに淫獣大魔王ユーノの居城にまで辿り着くのであった。
まあ何と言うスピーディーな展開!

 だが決して油断は禁物。何故ならば淫獣大魔王ユーノの居城には四天王と呼ばれる恐るべき四人の腹心が
待ち構えている。そして勇者フェイトはその四天王最初の一人へ挑むのである!

922勇者フェイトとなのは姫 2 ◆6BmcNJgox2:2009/07/30(木) 21:45:37 ID:kXT5juqc
「テスタロッサー! もうそんな勇者ごっこなんてやめて私と一緒に幸せになるんだー!!」

 四天王の一人目、シグナム。クールさが売りの剣術の達人であったのだが…勇者フェイトに
ぞっこんになって以降性格が捻じ曲がり、勇者フェイトを合法的にNTRする為に
淫獣大魔王ユーノの四天王の一人になったのであった…が…

「触れるな! 気持ち悪い!」
「そんな事言わないでおくれテスタロッサー! 私は真剣にお前を愛しているんだー!」
「うるさいうるさい! 私はレズじゃないんだ!」

 と、自分のなのは姫に対する感情を棚に上げてこんな事を言い出す勇者フェイト。
おかげでシグナムはショックでコタツの中に引きこもってしまったとさ。
何はともあれ四天王最初の一人はクリア。

「フェイトそん! フェイトそん! もうこんな事はやめて一緒に帰りましょうよー!」

 四天王の二人目、エリオ。かつて勇者フェイトに助けられた孤児の一人であったが、
勇者フェイトがなのは姫に危ない感情を抱いているのを悟り、それを阻止する為に
淫獣大魔王ユーノの四天王の二人目になったのであったが…説明している間に倒されてしまった。
彼の実力を疑うわけではないが…流石に勇者フェイトには相手が悪すぎた。

「フェイトそん! こんなのやめて昔みたいに私とエリオ君とフェイトそんとで暮らしましょうよー!」

 四天王の三人目、キャロ。幼少時に故郷を追われ、放浪していた所を勇者フェイトに助けられた
竜使いの少女であったが、勇者フェイトがなのは姫に危ない感情を抱いているのを悟り、それを阻止する為に
淫獣大魔王ユーノの四天王の三人目になったのであったが…説明している間に倒されてしまった。
彼の実力を疑うわけではないが…流石に勇者フェイトには相手が悪すぎた。最初からヴォルテールを
呼び出して対抗していれば話は違っていたのだろうが…そんな事をしたら城が壊れてしまうので出せなかった。

「フェイトママー! これ以上来ちゃダメだよー! お願いだから帰って! お願いー!」

 四天王の四人目、ヴィヴィオ。勇者フェイトをママと慕っていたのだが…勇者フェイトがなのは姫に以下略

「私となのはの恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて地獄に堕ちろぉぉぉぉぉぉ!!」
「うわーん! フェイトママがぶったー!」

 あらら…流石のフェイトもヴィヴィオが相手では手は出せないと思われたが…なのはを愛する余り、
ヴィヴィオすら眼中に無いと言う凄まじい事になってしまった。

923勇者フェイトとなのは姫 3 ◆6BmcNJgox2:2009/07/30(木) 21:46:41 ID:kXT5juqc
 四天王が全て倒されてしまった以上、最後に残るの淫獣大魔王ユーノ一人のみ。ついに最終決戦だ!

「淫獣大魔王ユーノ! なのは姫を返しなさい!」
「残念だけどそれは出来ない相談だね。」

 やはり勇者と大魔王は相成れない運命にあるのか。勇者フェイトと淫獣大魔王ユーノが対峙し睨み合う。
勇者フェイトはついにここまで来た。そしてここまで来たからには必ず淫獣大魔王ユーノを倒してなのは姫を救出する。
その事を深く胸に刻み付け、勇者フェイトは淫獣大魔王ユーノへ挑んだ!

 勝負は一瞬かつ紙一重だった。淫獣大魔王ユーノのチェーンバインドによってフェイトが亀甲縛りにされるより
ほんのわずか先に勇者フェイトのザンバーが淫獣大魔王ユーノを斬っていたのだった。

 しかしまだ安心は出来無い。大魔王の人型形態は仮の姿で、倒される事によって真の姿を現し
第二ラウンドが開始されるのは良くあるパターン。そしてその通りに淫獣大魔王ユーノは
巨大フェレットとしての本体を現したのであった。

「キュ――――――――!!」

 巨大フェレットとなった淫獣大魔王ユーノの姿は可愛らしくも恐ろしい物があった。
その凄まじい力に勇者フェイトも窮地に陥るが…勇者フェイトは負けられなかった。

「負けられない! 私はここまで来たのに…ここで負けたら今までの苦労が全て水の泡になる…
そして、士郎王と桃子王妃に涙ながらに頼まれて旅に出た事を始まりとして、今に至るまでの
様々な冒険の数々が勇者フェイトの脳裏に走馬灯の様に蘇って行き…その結果フェイトは
ある物を見る。それは天使の様な優しい微笑をフェイトに対し浮かべるなのは姫。
その姿は勇者フェイトにとってこの世の何者にも勝る物があった。しかし、そのなのは姫も
淫獣大魔王ユーノに奪われんとしている。そんな事はさせない。そんな事は勇者フェイトにとって
絶対させてはならなかったのである!

「なのはぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」
「キュッ!?」

 なのはへの愛が奇跡を起こしたのか? 勇者フェイトは立ち上がり、最後の切り札として
人工的に雷を落とす魔法、サンダーフォールを巨大フェレットと化した淫獣大魔王ユーノの
アホ毛に落とし、その全身を真っ黒コゲにしたのであった。勇者フェイトの大逆転勝利だ!

「やった! ついにやった! これでなのはは私の物だー!」

 腕を高々と上げてガッツポーズを取る勇者フェイト。そして目的であるなのは姫が現れ駆け寄って来た。

924勇者フェイトとなのは姫 4 ◆6BmcNJgox2:2009/07/30(木) 21:47:33 ID:kXT5juqc
「なのは!」

 この後なのは姫と勇者フェイトの感動の抱擁シーンが描かれる…と思われたが、なのは姫は
勇者フェイトを無視し、その場に倒れていた淫獣大魔王ユーノの所へ駆け寄っていた。

「ユーノ君死んじゃだめー!」
「え…な…のは…?」
「どうして!? どうしてこんな事するの!? ユーノ君は何も悪い事はしてないのに!!」
「え……え…? な…なのは…?」

 勇者フェイトはなのは姫の取った行動が理解出来なかった。そもそも自分は勇者として
淫獣大魔王ユーノからなのは姫を助けに来たと言うのに…どうしてなのは姫は淫獣大魔王ユーノを
心配し、勇者フェイトを責めるのか………

「あ…あのね…私はなのはを助けに来たんだよ…。」
「何で!? 誰が助けてなんて頼んだの!? そんな助けなんていらない! 私はここでユーノ君と暮らすの!」
「え…どう…して…。」

 何故なのは姫は自分を拉致した淫獣大魔王ユーノを庇うのか…。そこで勇者フェイトはある事を思い出した。
世の中には『さらわれた人が、助けに来た人そっちのけでさらった人とラブラブになっちゃう路線』も
存在すると言う事実を…。実際、それやっちゃった為に『○ヨ氏ね』『ヨ○師ね』とか
言われちゃったりするヒロインもいたりするし。
 でも勇者フェイトにはなのはがそんな事になるなんてとても信じられなかった。なのはだけは
決してそんな事をする様な娘じゃないと信じていたと言うのに…。そう考えれば考える程…
淫獣大魔王ユーノが許せなくなって行く。

「淫獣大魔王ユーノ…許せない! 一体どんな手を使ってなのはをたぶらかしたと言うの!?」

 勇者フェイトは憎悪の炎を燃やし、ザンバーを握り締めて淫獣大魔王ユーノにトドメを刺そうと迫る。
しかし、そんな勇者フェイトの前になのは姫が立ち塞がり、淫獣大魔王ユーノを庇ったのである。

「そこをどいてなのは! 私はコイツにトドメをささなければならない! そうすれば魔法が解けて
なのはも正気に戻るはず!」
「そんな事はさせないし、私は魔法で操られてるわけでも無いよ! それに私とユーノ君は
昨日今日こんな関係になったんじゃない! 元々からこういう関係だったんだよ!」
「なん…ですって…?」

925勇者フェイトとなのは姫 5 ◆6BmcNJgox2:2009/07/30(木) 21:49:04 ID:kXT5juqc
 そしてなのは姫は語り始めた。実は淫獣大魔王ユーノにさらわれるずっと以前からこっそり付き合っており、
時にはこっそり城を抜け出して二人で遊びに行った事もあった。でも姫×大魔王のカップリングなんて
両親である士郎王と桃子王妃が許してくれるとはとても思えないので、この状況を何とかする為に
あえて『ファンタジーで良くある大魔王が姫を拉致』と言うシチュエーションを作った上で淫獣大魔王ユーノと
ともに行く道を選んだとの事。その他、城でのなのは姫と淫獣大魔王ユーノの性活の数々等々、
自分と淫獣大魔王ユーノとの関係がどのような物であったのか、どれ程愛しているのか、どれだけ幸せだったのかを
なのは姫は頬を赤くし、目から涙を流しながら必死に勇者フェイトに語り続けた。と…その時だった。 

「話は全て聞かせてもらった。」
「どうやら私達の知らない内になのはも大人になった様ね…。」
「お父さん…お母さん…。」

 そこへ突然現れたのは何と士郎王と桃子王妃。二人が如何にしてここまで来たのかはともかくとして、
二人はなのは姫の話を全て聞いていた様子だった。

「どうやら我々は勘違いをしていた様だった。姫が大魔王に拉致されるシチュだから…と
勝手な先入観で勇者フェイトに救出を依頼したが…全ては間違っていたのだな。」
「そうですね。二人ともこんなに幸せだったんですから…。」
「え……ちょ……え………?」

 勇者フェイトが唖然とする中、士郎王はなのは姫に支えられて起き上がっていた淫獣大魔王ユーノへ
歩み寄って頭を下げた。

「すまない。君達に迷惑を掛けた事を私から謝罪したい。そして…これから改めて娘を頼みたい。」
「と言う事は…お父さん…私達の結婚を認めてくれるの!?」

 なのはの問いに士郎王はゆっくりを首を縦に振り、嬉しさの余りなのはは士郎王に抱き付いていた。

「やったぁぁぁ!! お父さんありがとう!!」
「士郎王…いや義父さんありがとうございます…。」

 と、士郎王と淫獣大魔王ユーノの感動の和解が描かれる……と思われてたいのだが………

「ちょっと待って! 私は……私の立場は!? 一体どうなるって言うの!?」

 そこへ割り込んだのが勇者フェイト。そうだ。こんな簡単に和解されてもらってもこっちが困る。
勇者フェイトの今までの苦難に満ちた冒険の数々は一体何だったと言うのか疑問に感じていたが…

「ごめんちゃい。」
「あ………………。」

 と、一言謝られるだけで済まされてしまった。しかしそんな事で引き下がる勇者フェイトでは無い。

926勇者フェイトとなのは姫 6 ◆6BmcNJgox2:2009/07/30(木) 21:50:51 ID:kXT5juqc
「何がごめんちゃいですか!? なのは姫は高町王国の姫なんですよ! なのは姫をこんな淫獣大魔王に
あげちゃって…誰が高町王国の王位を継ぐって言うんですか!?」

 もう勇者フェイトもなりふり構ってはいなかった。とにかくそういう政治的な問題?も引き合いに出して
士郎王と桃子王妃に考え直してもらおうと考えていたのだが……

「でもなのはは末っ子だしな。」
「そうよね。それに王位を継ぐなら恭也と美由希の方が優先度は上だし、二人とも健在だし。」
「そういう事だ。ユーノ…いや我が義息子よ、なのはを頼んだぞ。」
「え………そんな……………。」

 それから…淫獣大魔王ユーノとなのは姫の結婚が士郎王と桃子王妃に認められ、皆で結婚式だーと
どんちゃん騒ぎになっている中…一人トボトボと城から立ち去る勇者フェイトの姿があったそうな。

「そんな…酷いよ……皆私を…裏切って…。本当なら私がなのはと結婚するはずだったのに…。」

 本来なら勇者フェイトが淫獣大魔王ユーノを格好良く倒し囚われのなのは姫を救い出した後、
なのは姫とラブラブになって結ばれると言うハッピーエンドになるはずだったと言うのに…
どうしてこんな事になってしまったのだろう。

「何が勇者よ! これじゃあただの道化じゃない!!」

 勇者フェイトは悔しさの余り目から涙を飛び散らせ、空に向かって叫んでいたのだが…

「そんな事は無いぞ! テスタロッサには私がいるでは無いか! さあテスタロッサよ…この悔しさを
バネにして私と結ばれて、あの二人が泣いて悔しがる様な幸せな家庭を築くのだー!」
「シ…シグナムゥゥゥゥゥゥ!?」

 そこへ背後から勇者フェイトを追って来たのは四天王の一人だったシグナム。そう。フェイトが大好きな
シグナムにとって見ればこの状況はまさに好機。このまま勇者フェイトを自分の物にしようと言う魂胆だったのだが…

「フェイトそん! 待って下さいよー!」
「私達も行きまーす!」
「フェイトママー! 皆で一緒に暮らそうよー!」

 と、四天王の残り三人であるエリオ・キャロ・ヴィヴィオまでもが後を追って来ていたのであった。
そしてそんな三人をシグナムが快く向かい入れる。

「ああ良いとも。今日から皆は家族だ! 皆であの二人が泣いて悔しがる様な幸せな家庭を築くのだー!」
「えええええええええええええええええええええ!?」

 勇者フェイトが愕然とする中、シグナム・エリオ・キャロ・ヴィヴィオに一斉に抱き付かれ…………
やがて勇者フェイトは……考えるのを……やめた……………

                     END

927 ◆6BmcNJgox2:2009/07/30(木) 21:53:06 ID:kXT5juqc
いい加減「なのは×ユーノを書こうと思ったら〜別の書いてた」のパターンを繰り返すワケにもいかないので…
って事でこんなんなっちゃいました。

フェレットユーノ・リイン・アギトの話の続きはちょい待って

>>918
この組み合わせは新しい! GJ

928名無しさん@魔法少女:2009/07/30(木) 22:07:13 ID:3G6dhvPA
GJ
読んでる途中でワロタw
あの世で俺にわび続ける方だと思ってしまったw

929名無しさん@魔法少女:2009/07/30(木) 22:13:34 ID:6YHzxEoc
投下おつ
ふぁん…たじぃ…?斬新過ぎて笑いどころがわからんかった

930名無しさん@魔法少女:2009/07/30(木) 22:34:54 ID:R8hb5.U2
: ☆魔法少女リリカルなのは総合エロ小説_避難所☆会議室
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/otaku/12448/1237287422/

こっちでなんかそろそろ戻るかどうか議論してるみたいよ
ってかそういう話もこっちでやれよって思うがな……
いちいちスレ分けるとか面倒くさいだけだっつうのに

931名無しさん@魔法少女:2009/07/30(木) 22:36:31 ID:yIREiuHI
ワロタよGJ
だがどうせならユーノ、魔王玉ぐらい投げてもバチは当たらんぞ(色んな意味で多分?

932名無しさん@魔法少女:2009/07/30(木) 22:43:21 ID:6YHzxEoc
>>930
こちらでやると、SSや感想、別の話題もまざってしまうから関連レスが見にくくなるんじゃね?

933名無しさん@魔法少女:2009/07/30(木) 22:57:53 ID:R8hb5.U2
>>932
安価でおk
どうせエロパロにもどればそのスレのみだし
この避難所だってこっちしか見てないって人大分いるはずだからここでやった方がいい
それに投下と感想のみのスレなんて寂しすぎるでしょ

934名無しさん@魔法少女:2009/07/30(木) 23:15:02 ID:6YHzxEoc
もし、こっちしか見てない人がいたとしても、いずれにせよ>>930で分かっただろう
専ブラ使ってるからスレ分けたって別に面倒とは思わん
むしろ関連レスをたどるほうが面倒だ。安価つけない奴だっているしな
まあ、最後の行は同意

935名無しさん@魔法少女:2009/07/31(金) 03:09:14 ID:4UZ.T9OQ
>>927
イイハナシダナー

936名無しさん@魔法少女:2009/08/01(土) 02:51:31 ID:NLQ2THvA
>>927
ちょwww
ひでぇwww
ここまでフェイトさんが哀れだとハーレムでもいいから救ってあげて!って思うぞw
なにはともあれGJ

937B・A:2009/08/02(日) 11:04:35 ID:cRhAtCDg
土日なのに静かだ。
というわけでエロいの投下。
視界良好、障害物なし。
被弾したくなかったら自己責任で逃げようね。


注意事項
・エロです
・クロノ×フェイト
・凌辱あるよ
・でも愛があるよ
・軽いスカトロもあるよ
・年代はA'sの直後(フェイト10歳、クロノ15歳)
・タイトルは「エロノ・ハラオウンの華麗なる性活」

938エロノ・ハラオウンの華麗なる性活①:2009/08/02(日) 11:05:18 ID:cRhAtCDg
エアコンのファンが回転する音で目を覚ましたクロノは、重い腕で布団を押し退けながら半身を起こした。
どうやら、昨日は冷房を点けっぱなしで寝てしまったようだ。一晩中、冷気で冷やされていたせいか、体が鉛のように重い。
特に足腰は筋肉痛のような痺れがあって、立ち上がるのが酷く億劫だった。

(シャワー…………いや、もう少し寝よう。5分だけ……後、5分…………)

押し退けた布団を再び手にしたところで、クロノは違和感に気がついた。
服を着ていない。
仄明るい朝日の光を浴びている体は衣類を何一つ身につけておらず、股間の辺りに糊のようなものが付着していて何だかイカ臭かった。
更には床の上に散乱した女物のパジャマや使用済みと思われるティッシュの山が目に入り、クロノの混乱は益々深まっていった。

「な、何が…………」

何があったんだ、という言葉が喉の奥へと引っ込む。
右手に当たる柔らかな感触。
枕や布団とは違う、熱を持った弾力は明らかに人肌のものだ。しかも、ご丁寧に小さな吐息を漏らしながら寝返りを打っている。
振り向くな、と本能が訴えかける。だが、いつまでもこうしてジッとしていては何も始まらない
クロノはしばし逡巡した後、意を決して自分の隣で眠る誰かへと目をやった。

「っ………」

ウサギのようなつぶらな瞳と目が合い、思わず息を飲む。
そこにいたのは、自分と同じく生まれたままの姿の義妹であった。
いつから起きていたのか、バッチリと開いた両の目はこちらをまっすぐに見つめている。

「ク、クロノ…………お、おはよう…………」

布団の端を指先で弄りながら、フェイトは頬を赤らめる。思わず頭を撫でてあげたくなるような可愛らしい仕草ではあったが、
彼女の凄惨な姿がクロノを躊躇させた。
それはまるで、強姦の爪痕であった。
フェイトの絹のような柔肌には無数のキスマークや歯形が刻まれており、ぶちまけられたタンパク質の固まりが髪や腹にこびり付いている。
そして、何気なく目に映ったシーツの上には黄色い染みに紛れて赤い雫が転々と染みになっていた。
いったい、彼女の身に何があったのだろうか?

(そうだ、確か怖い夢を見たとか言ってフェイトが僕の部屋に来て、
そのまま成り行きで同じベッドで眠ることになって、それから…………)

ナニがあったのだ。
考えても見て欲しい。
「怖いよ」と腕の中で震える幼女。
上目遣いにこちらを見上げる義理の妹。
パジャマの隙間から垣間見える白く幼い肌。
仄かに香り漂うシャンプーの匂い。
YOUならどうする?
もちろん襲いかかるさ。
強引に唇を奪って「怖くないよ」と囁きながらパジャマを剥いでいきり立った一物を股間に擦りつけて上から下まで舐め回した挙句、
未開通の穴を指でこじ開けて捏ねくり回してついでに上の豆と下の菊も指と舌のフルコースをお見舞いして人生初の絶頂を味わわせた後に、
暴発寸前の息子で乙女の膜を突き破ったのだ。
ちなみに5分と保たなかった。
正に俺の股間がブレイズキャノン。でも弾数はエクスキューションシフト。
母さんごめんなさい、僕はケダモノです。

(死のう)

死んで詫びるしかない。
謝ったって許されることではないし、それ以外に償う術がわからない。
本当に、世界はこんなはずじゃなかったことばかりだ。
15年間、真面目一筋で通してきた自分が幼女とはいえ義理の妹をレイプしてしまうなんて。
そんな風に自分を追い詰めるクロノではあったが、不意に聞こえたフェイトの言葉が彼を現実へと引き戻した。

「クロノ……………その、嫌じゃなかったよ………………」

「えっ…………」

思わず見下ろすと、顔を真っ赤にしながらモジモジしているフェイトの姿があった。

「嫌じゃなかったから……………だから、今度は優しく…………して…………」

「フェイト、その………………」

「べ、別に、クロノがそういうのが好きって言うなら、我慢するから」

そう言って、フェイトは頭から布団を被ってしまう。
張り詰めていた緊張が一気に瓦解していく。
多分、今の自分は生涯で一番間抜けな顔をしているだろう。
レイプした幼女が、実は自分を好いていた?
こんな都合の良いことがあっていのだろうか?
とりあえず、頬を抓ってみる。

939エロノ・ハラオウンの華麗なる性活②:2009/08/02(日) 11:06:45 ID:cRhAtCDg
「うぅ、痛い」

頬の痛みが、紛れもない現実であることを教えてくれる。
禁忌を犯した痛みがこの程度で良いのかと脳裏を過ぎるが、思春期故か妄想が自責の念を押し流していく。
すぐ隣りには非常に魅力的な幼女が横になっていて、しかも彼女は自分に行為を抱いているらしい。
激しくしなければ良いよとも言っていた。
この状況で、男が取らねばならない選択肢は1つだけ。
気がつくと、クロノは布団を払い除けてフェイトの上に覆い被さっていた。







レイプした義妹から告白されるという前代未聞の出来事から2週間が過ぎ去った。
非常に特殊な形ではあったが、2人の関係は兄妹からは恋人へと変わり、精神的にも少しだけ結びつきが強くなった。
元々、他人だったということで互いに意識し合ってはいたが、一夜を共にしてからは顔を合わせるだけで頬を赤らめ、
またお互いの独占欲も強くなった。クロノが食べ残したおやつをアルフが食べようとするとフェイトは少し残念そうな顔をするようになったし、
フェイトがユーノのいる無限書庫を訪ねたり子犬フォームのザフィーラを抱き上げたりしているとクロノはわかりやすいくらい顔をしかめるようになった。
だが、世間の評判や互いの体面もあるので周囲には関係を秘密とし、恋人らしいデートも控えていた。
その代わり、2人っきりの時は必要以上に体をくっつけるようになった。
部屋でテレビを見る時は肩を寄せ合って腕を組み、暇な時は意味もなく互いの体を弄ったり撫でたりするようになり、
夜はみんなが寝静まった後、必ずどちらかの部屋を訪ねるようになった。時には、早朝や出かけた先で行為に及ぶこともあった。
もっとも、些か羽目を外し過ぎているのではと、本人は気にしているが。

(どうにかしないといけないな、これは)

少しだけやつれた頬を擦り、クロノは心の中で呟く。
元々、修業時代に師匠の猫2人から女の味をこれでもかと味わわせられていたのだが、
生来の真面目さもあってずっと禁欲的な生活を続けてきた。
その反動で、発情すると歯止めが利かなくなっているのだ。
それでなくてもフェイトは魅力的なのに、果たして今まで通り禁欲できるのだろうか。

(せめて、週に3回くらいに減らせれば…………………)

そんなことを考えながら、クロノはトイレの扉に手をかける。
次の瞬間、目に飛び込んできたのは金髪の恋人のあられもない姿であった。

「あっ………」

こちらを見上げたフェイトが、どこか間の抜けた声を漏らす。
不用心にも、フェイトは鍵をかけずに用を足そうとしていたのだ。
思わぬハプニングにクロノは混乱し、頭の中が真っ白になる。

「フェイト、これは………その……………」

何か言い訳をしようとするが、目の前の幼女の肢体が思考を麻痺させていく。
ちょこんと便座に座った小さな体。ズボンと下着を下ろした足は心なしか大きく広げられていて、
ちょっと目線を下げれば無毛のデルタ地帯が目に入る。その無防備な縦筋から、クロノは目を離すことができなかった。
そして、追い討ちをかけるようにアルフの声が廊下に木霊する。

「おーい、フェイトー!」

「っ!?」

クロノは反射的にトイレに飛び込むと、勢いよく扉を閉じて鍵を閉める。
不可抗力とはいえ、あんな場面を彼女に見られるわけにはいかない。

『なんだ、トイレか』

アルフの声が足音を共に遠ざかり、クロノは安堵のため息を漏らす。
どうやら、彼女はトイレに入ったのがフェイトだと思ってくれたようだ。
後は廊下から彼女がいなくなるのを待って、外に出れば良い。
だが、そうやって安心したのも束の間、今度は切羽詰ったフェイトの声が耳に届いた。

940エロノ・ハラオウンの華麗なる性活③:2009/08/02(日) 11:07:29 ID:cRhAtCDg
「ク、クロノ…………いやぁ……………」

「えっ………あっ、ごっ…………」

「いやぁ、だめぇ……………」

堰を切ったように水の漏れる音が響き、仄かなアンモニアの匂いが室内を満たす。
クロノは慌てて扉を開けようとしたが、勢い余って足を滑らせてしまい、そのままトイレの床の上に座り込んでしまう。
そこは、尿を漏らすフェイトの股間を見るのに丁度良い目線であった。

「やぁ………見ちゃいあやぁ…………見ないでぇ………………」

フェイトは首をフルフルと振って抗議するが、クロノは義妹が排尿する姿から目を離せなかった。
白い肌と無毛の縦筋。そして、そこから漏れ出る黄金の飛沫。
心臓が僅かに高鳴り、知らずに息も荒くなる。
先程までの悩みは、いつの間にか思考の隅に追いやられていた。
抑制なんてできるはずもない。
こんな場面を見せられて、興奮しない男はいない。

「ひぐぅ…………うぅ…………」

「フェイト」

「見られちゃった……………クロノに、しているとこ…………見られた……………」

「悪いのは僕なんだ、気にすることないよ。ほら、綺麗にしてあげるから」

そう言って跪いたクロノは、まだ僅かに尿の滴るフェイトの股間に自らの唇を押し当てた。
たちまち、しょっぱい味が舌全体に広がり、アンモニアの芳香で鼻が利かなくなる。
だが、クロノは戸惑うことなく尿道に残った尿を吸い出し、股間や太腿に飛び散った尿を丹念に舐め取っていった。

「ひゃっ!! やぁ、クロノぉ……だめぇ、汚い………汚いよぉ………」

「フェイトの体に汚いところなんてないよ」

「ふひゅ………ふゃう………ひゃやぁ、だめぇ、そこぉ、そこはちがっ…………あぁ、ああん。だめぇ、らめらよぉぉぉ」

尿の後始末が、いつの間にか愛撫へと変わっていく。
舌先に伝わる柔らかい感触を堪能するように肉唇を捏ねまわし、とめどなく流れる愛液で顔を汚す。
入口付近を撫で、膣道を掘り進み、ざらついた膣壁を押し上げ、更には露出した陰核すらも標的にして、
クロノは義妹の体に快楽の楔を打ち込んでいく。
その度にフェイトの幼い肢体は鞭を打たれたように悶え、恥部を愛でられる羞恥から逃れようとするが、
屈強なクロノの腕が太腿をがっちりと固定しているのでそれも叶わなかった。

「あぁぅ、ああん、ふひゃ、ふゅろのぉ、ひやゃ、やめてぇ、あああぁぁぁっ!!」

ジタバタと揺れるフェイトの踵が便器を叩き、鈍い音が狭い室内に木霊する。
フェイトが嫌がっている。
止めなければと頭の中で何度も思うが、押し寄せる快楽の渦がそれを押し流していく。
もっと啼かせたい。
もっと悶える姿が見たいし、もっとこの娘の味を楽しみたい。
純朴な義妹をこの手で滅茶苦茶にして、無垢な幼女を徹底的に汚したい。
こんなことを考えている自分は異常なのだろうか?
きっと異常だ。
何かが、致命的に狂っている。
けれど、どこを探してもフェイトが嫌いだという気持ちは見つからない。
きっと、自分は本当にどうしようもないくらい、フェイト・T・ハラオウンという少女に夢中なのだ。

「もう、良いよね」

「ふぇ?」

戸惑うフェイトを無視し、いきり立った肉棒をズボンから引きずり出す。
ピンクとも黒とも言えない醜悪でグロテスクな色の肉塊は、目の前で鎮座するごちそうを前にしてビクビクと上下に揺れている。
それはさながらモンスターのようで、フェイトは怪物の餌食になる生贄だ。
狭い室内に逃げ場はなく、ただ犯されるのを震えながらジッと待つことしかできない。

941エロノ・ハラオウンの華麗なる性活④:2009/08/02(日) 11:08:09 ID:cRhAtCDg
「ま、待って………こんなとこ………ふぃぃやぁぁぁっ!!!」

肉棒が秘所へと侵食し、フェイトの言葉が悲鳴でかき消される。
可憐な唇から漏れる拒絶の言葉。だが、その声には艶めかしい悦びの音が混じっている。
腰は押さえつけているが、腕は自由なままだし魔法も使える。
抵抗しようと思えば、いくらだってできる。
なのに、フェイトは逃げようとしない。
ただ従順に、男を誘うように媚び泣くだけだ。
それがとても愛おしくて、誰にも渡したくないと独占欲が掻き立てられる。
いつしか、腰を押さえていた腕はフェイトの背中へと位置を変え、フェイト自身もそれに倣うように義兄の体を抱き締める。
間近に迫る兄妹の顔。
照明に照らされた室内では、表情を隠すものは何もない。
汗と唾液で塗れ、快楽で呆けた顔はとてもみっともなくて、けれどもとても愛おしい。
理知的な彼女の顔をこんなにも歪ませているのは自分なのだと思うと、下腹部を巡る血の量は益々増えていき、
腰を振る勢いも強くなる。

「あっ………ああん、ああぁっ、ひゃぁっひゅろのぉ、いぃ、ひぃぁっ!! もっとぉ、もっと、やしゃしきゅぅぅぅぅ」

「ごめん、止まらない…………ぁ、はぁ……フェイト、フェイト………………」

「やあっ!! うくぅ、ういているりゅうぅぅぅぅっ!!!」

「キスして、フェイト、キスしよう」

「しゅりゅ、しゅりゅからおろしてぇっ!! おなか、ゴツゴツしゅるのぉ。こ、こわいよぉっ、クロノぉぉっ!!」

気持ちが昂ぶって平衡感覚が麻痺し、自分が浮いてると思ったのか、フェイトはしきりに「降ろして欲しい」と訴えかけてくる。
だが、悦に彩られた嬌声は野獣にとって興奮を呼び起こすスパイスでしかない。
クロノは背中に回していた腕を今度は臀部へと移動させると、渾身の力を込めてフェイトの体を持ち上げる。
俗に言う、櫓立ちという体位で、駅弁ファックとも呼ばれている。
男性に強靭な腕力を要求する体位ではあるが、鍛え抜かれたクロノの腕で体重の軽いフェイトを持ち上げることは造作もなかった。

「ひゃぁっ、ああぁぁっ!! いやぁ、クロノぉ、クロノぉ」

持ち上げられたことで浮遊感が増したのか、フェイトは落っこちまいと義兄に抱きつく腕に力を込める。
そして、何とか床に降ろしてもらおうと、クロノの求めるママにキスをし始めた。
技術も何もない、ただ乱暴に舌を絡めるだけのキス。
唇の隙間から漏れ出た唾液が互いの頬を汚し、むせ返る雄と雌の匂いで窒息してしまいそうになる。
だが、2人は執拗に唇を重ね、互いの口内をむしゃぶりあった。
限界が近い。
肉棒を咥えている膣壁はキュウキュウと収縮を繰り返していて、呼吸の感覚もどんどん短くなっている。
ぶちまけたいという欲求と、もっと辱めたいという欲求がクロノの中で鬩ぎ合う。
しかし、最後は欲望に忠実だった。
雑念を捨てて本能の赴くままに腰を振り、腕の中の恋人を責め立てる。
膨れ上がる肉棒。それはまるでマグマのようで、事実、灼熱の迸りが尿道を駆け上がっていく。
心臓が一瞬で跳ね上がり、過呼吸に陥ったかのようにクロノは目を白黒させる。
次の瞬間、子宮口にぶち当たった肉棒の先端が白濁の塊を噴出し、同時に膣壁が痛いくらい肉棒を締め上げた。

「ううぅ、ぐうぅっ…………」

「はぁ、ひゃ、は………はぁ、あぁ……………」

息も絶え絶えに、クロノはフェイトを抱きかかえたまま床の上に座り込む。
我に返ると、股間が何だかとても熱かった。見ると、トイレの床一面が黄金の地図で染められている。
余りにも激しい責めに、フェイトは交わったままお漏らしをしてしまったようだ。

「お漏らし、しちゃったね」

「ぐすぅっ……………見ないでぇ、クロノぉ」

恥ずかしさの余り、フェイトは義兄の腕の中で泣きじゃくる。
そんな義妹の髪をクロノはそっと撫でると、耳元で優しく囁いた。

942エロノ・ハラオウンの華麗なる性活⑤:2009/08/02(日) 11:08:56 ID:cRhAtCDg
「お仕置き、しなくちゃいけないね」

「おしおき?」

不道徳な響きを持った言葉に、フェイトは不安と戸惑いの声を漏らす。
本能的に、義兄がとても酷いことをすると感じ取ったのだろう。
事実、クロノの指はフェイトのきつく窄まったアナルへと伸びている。
更に追い討ちをかけるように、扉の向こうでアルフとリンディが出かける旨を告げている。
クロノの欲望が満たされるまで、フェイトがこの狭い牢獄から解放されることは決してなかった。







「猿か、僕は」

まるで盛りがついた動物のように義妹の体を求めることに対して、クロノは自己嫌悪を覚えていた。
付き合いだして2ヶ月は経つが、歪んだ欲望は止まることを知らない。
既に基本的なプレイは経験済みで、48手も全てマスターしている。
教育の甲斐あってフェイトも男を悦ばせる術を覚えてきていて、ちょっと過激な露出やSMプレイに目覚めつつあった。
ちなみに最近のお気に入りは鼻フックと観音縛りだったりする。

「どうにかしないといけないな。このままだと、おかしくなってしまう」

とりあえず、週に5回くらいにまで回数を減らせないだろうか。
千里の道も一歩から、禁欲の道は一日にして成らずだ。

「そうだな、フェイトとも話し合おう。彼女にも執務官試験の勉強があるんだし」

意を決して、クロノはフェイトの部屋の扉に手をかける。
次の瞬間、彼の目に飛び込んできたのは、来週から始まるプールの授業のために買った
スクール水着を着たフェイトの肢体であった。






                                                          おわり

943名無しさん@魔法少女:2009/08/02(日) 11:10:33 ID:YX6oigoE
ここでおわるなんてもったいない!

944B・A:2009/08/02(日) 11:11:15 ID:cRhAtCDg
以上です。
幼女フェイトはジャスティス(異論は認める)。
クロフェの場合、この年代が一番好きだったりします(逆にユーなのはsts版)。

945名無しさん@魔法少女:2009/08/02(日) 11:48:19 ID:JtsGchD6
フェイトさんはとっても虐めてオーラが出てると思うよ。うん。
だがプレイがエスカレートしすぎだこのエロノがw 理性の壁が脆すぎるwww GJ

946名無しさん@魔法少女:2009/08/02(日) 12:25:01 ID:nJl.qDz2
このクロノは犯罪的だし、最近のお気に入りプレイがひどすぎるww
いや、良かったですけど。

947名無しさん@魔法少女:2009/08/02(日) 12:39:44 ID:iBKPylco
>>幼女とはいえ義理の妹をレイプしてしまう

待て、落ち着け。この文章に何か危うさを感じたのは俺だけかwww
しかしGJ

948名無しの蔓  ◆yr8fh1.8wg:2009/08/02(日) 18:00:23 ID:M3xbmcuQ
・エロ、ハード、陵辱あり
・オリ主嫌いはスルー推奨
・ラグナ、ヴァイス好きに先に謝罪
・救いはありません
・いやぁーお金って良いものですね(水野春男調)
・タイトルは殺し屋”名無し”

仕事の一 兄妹狩り(6)
 
 妹のラグナの為に、借りた武装隊員専用のアパート”スプリングフィールドA11”の
4階にある部屋に戻ってきたヴァイスは、ドアの脇にある郵便受けに入っていたクラナガ
ンパック500の小包を見て首を傾げた。

「ヴァイス・グランセニック様か、誰が贈ってくれたのかな? 」

 自分がつきあっている女性たちの顔を思い浮かべながら、にやついた顔でドアに鍵を差
し込む顔を妹のラグナが見たらなどという心配は、今日に限っては無用だった。
 昨日、友達の誕生日なんで、学校の帰りに、ホームパーティに行くと聞いていたからだ。
 ドアを閉めたヴァイスがいつもと違う違和感に気づいたのは、冷蔵庫から出したミッド
チルダビールの瓶を1本空にしてからだった。

「留守番電話か? 」

 武装隊員の自分宛なら直接、連絡用デバイスに贈られてくるはずだ。妹宛の連絡なら、
専用の携帯電話にあるはずだ。
 ということは・・・・・・

「田舎の婆さんからかな? 」

 留守番電話を再生したヴァイスの顔色が変わったのは、将来のためにも賃貸マンション
を経営しませんかというバレバレの詐欺電話の次に再生された声を聞いたときだった。

「ヴァイスくん、これが再生される時には、君の手元にクラナガンパック500の小包が
 届いているはずだ。そこに真実がある、君の目で確かめたまえ」

「レジ・・・・・・馬鹿な、あの髭親父は死んだはずだ」

 地上本部の英雄にしてJS事件の共犯者、武装隊員の給与や危険手当、果ては共済年金
にまで手を付けて、狂気の巨大魔導砲アンリヘリアル建造を強行したミッドチルダ至上主
義者レジアス・ゲイズの忘れようもない声だった。
 あわてて、クラナガンパック500の口を開けたヴァイスは、灰色のシガレットケース
とA4用紙の束をホチキス止めした”極秘”と書かれたレポートを取り出し、テーブルの上
に置いた。

「こいつは、再生デバイスらしいな」

 シガレットケースを手に取ろうとした瞬間、ケースが開き、3D映像が再生され始めた。

「な・・・・・・クアットロだと!? 」
「は〜い♪ クライアントの皆様、いつも偉大なるドクタースカリエッティの研究への多
 大なるご寄付をいただき感謝しておりますわ〜♪ そこで、今回、皆様にドクターから
 特別プレゼントをお贈りしたいと思います。まずは、これをご覧ください」

 灰色の壁を背にして、人を小馬鹿にした笑みを浮かべながら喋っていたクアットロの姿
に代わって、安っぽいラブホテルのベッドの上に横たわる、黒いアイマスクと白い被せ布
で顔を覆われた12,3歳くらいの全裸の少女がヴァイスの眼前に現れた。

 その少女を見た途端、ヴァイスの顔が真っ青になった。

(まさか・・・・・・)

 よく見ると裸の少女は秘所を巧みに隠すかのように、黒い皮状の貞操帯が装着されてい
るが、何故か貞操帯の股間の部分が異様に盛り上がっている。

「それでは、この製品について説明を始めますわ♪ あなただけの性奴隷を簡単に作り上
 げる夢の製品”ドリームインキュバス”、お仕事中でも、宴会中でも、勉強中でも、奥
 様や愛人の方々とセックス中でも、あなたが瞬間的に思い浮かべたイメージを増幅し、
 対象者を調教する優れもので〜す♪ 」

 姿無きクアットロの陽気な声が画面から流れるや、ベッド上の少女の姿がズームされた。

「嘘だろ・・・・・・嘘だよな? 」

 画面の外から、管理局の制服を着た腕が伸びてきて少女の目隠しと被せ布を剥ぎ取った
瞬間、ヴァイスは絶叫した。

「嘘だぁぁぁぁ」

 その絶叫を予想したように、亡者の声が絶叫に被さってきた。

949名無しの蔓  ◆yr8fh1.8wg:2009/08/02(日) 18:02:27 ID:M3xbmcuQ
仕事の一 兄妹狩り(7)

「静かにしたまえ。他の住人に、このことが知られたら君の妹は永遠に返ってこないぞ」

 反射的に口を押さえたヴァイスの目がベランダ側のフランス窓に向けられ、ほっと安堵
のため息が左手で覆われた口から漏れた。
 ラグナがいないことを良いことに、早引けして一杯やろうとしたヴァイスが、他人に見
られないようにカーテンを閉めきりにしたのが、結果的に良かったようだ。

「落ち着いたかね。君はこれを再生デバイスと思っているようだが、実は通信デバイスな
 のだ。この映像は、リアルタイムだということを覚えておいて貰いたい」

 落ち着いたレジアスの声と対照的にベッドの上で画面の外から伸びた管理局の制服を着
た腕が、つるんとした胸の先端にあるピンク色のつぼみを弄るたびに、ラグナが、未だ男
を知らぬ少女とは思えない嬌声をあげ身もだえる3D画像が眼前に映し出されていく。

「や、やめろ、妹に手を出すな。やめてくれ」
「やめたまえ」

 その声とともにラグナを嬲っていた腕が、画面の外に退いた。
 ほっと一息ついたヴァイスの隙を見透かしたかのように、レジアスの声がヴァイスが抱
いた疑問への答えを語り出した。

「プロジェクトFを知っているだろう。生きた実例が君の上司や同僚だったはずだ。フェ
 イト・ テスタロッサ・ハラオウンやエリオ・モンディアルのことだが・・・・・・知らなか
 ったのかね? 」

 人造魔導師の製造に不可欠な記憶転写技術とクローン技術のおかげで、オリジナルが死
んでも、オリジナルαの自分こそが、レジアス・ゲイズだと声の主は言い切った。

「わかったよ。あんたがレジアスだってことは認めてやるよ。だがな、俺の妹に指一本で
 も触れてみろ。地獄の底まで追いかけて殺してやる! 」
「ふむ、見事な覚悟だ。だが心配することはない。君に陸士としての誇りがあるのなら、
 妹さんには指一本触れんよ。手元にある資料を見たまえ」

 ヴァイスが極秘とスタンプが押されているレポートを取り上げると、次のページを見た
まえとレジアスの声が室内に流れた。

「闇の書の主に関する身上調査・・・・・八神はやておよびヴォルケンリッターに関する考察
 現、特別捜査官、前機動六課隊長、八神はやて二等空佐が、第二次闇の書事件の主犯と
 思われる根拠は以下の通り・・・・・・」

 資料に目を通すヴァイスの顔色が蒼白を通り越して、紙のように白くなったのは、第二次
闇の書事件の被害者リストの中に、見覚えのある名前を見たときだった。

「ジョン・グランセニック・・・・・お、親父! 」

 武装隊を首になった後、酒浸りの日々を送り、最後は、安酒場での喧嘩に巻き込まれて
死んだ憎むべき父親の名前をつぶやいたヴァイスは、声を押し殺しながら泣き出した。

 かっては武装隊きってのエースとしてガンナー”ジョン”とまで言われた父親が、12年前の冬、
ヴァイスが士官学校の冬休暇で帰宅した時には、単なる酒浸りの糞親父に成りはてていたのは、
ヴォルケンリッターの襲撃を受けリンカーコアに損傷を受けた為の後遺症だったのだ。

「何時まで泣いているのだ。こちらを見たまえ」

 泣きはらした目を上げると白い寝間着を着たラグナがベッドに横たわり、安らかに寝息を立てて
いる姿が映っていた。

「ラグナは無事なんだろうな? 」
「安心したまえ」

 その声とともに画面にラグナに装着されていた”ドリーム・インキュバス”が。管理局の制服を着た
手に握られているのが映った。

「見てわかるように、スカリエッティのくだらないプレゼントは、はずしてある。彼女は
 今、安らかな世界にいる」

 それでは、本題に入ろうかとラグナの映像に代わって現れたレジアスは、腰掛けていた
椅子から立ち上がった。

以上、仕事の一(6)(7)です。

相変わらず遅筆ですが、ご勘弁ください。
次回は、ヴァイスに死んでもらう予定です。

950名無しさん@魔法少女:2009/08/02(日) 23:22:48 ID:57bcS.ZE
>>944
もう駄目だ、このエロノwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

951 ◆6BmcNJgox2:2009/08/03(月) 22:30:23 ID:3QgycQyg
次スレをどっちにするかでもめている様ですし、もう少し様子を見てみようかと思ってましたけど
まあ良いや〜って事で書きます。

・フェレットユーノ・リイン・アギトの三人組が出かけた先で見た物とは…? なお話
・オリキャラ登場
・微エロ(直接行為は無いけど淫語等は出るから)
・キャラ崩壊注意(リインが病的にまでユーノLOVEだったり)
・メガミ付属ドラマCDに基いたアギトのリインへの呼び方変更

952ちっちゃな三人組、変な神社へ行くでござるの巻 1 ◆6BmcNJgox2:2009/08/03(月) 22:31:38 ID:3QgycQyg
 今日は休日と言う事で、ユーノとリインとアギトの仲良し三人組(?)はお出かけ。 
と言う事でフェレット形態のユーノがリインとアギトの二人を乗せてトコトコモサモサと歩いていた。

「えへへ〜。フェレットさんのユーノさんの背中、モサモサして柔らかくて気持ち良いです〜。」

 犬や猫に比べて胴が長めのフェレット形態の背はリインとアギトを二人一緒に乗せるのに都合が良く、
歩く度にモサモサとくすぐる毛並みは二人にとってとても心地が良かった。が…

「(ハァハァ…やっぱり二人一緒に乗せるのはきついかな…。)」

 ちっちゃなリインとアギトも、同じ位小さいフェレット形態のユーノにとっては充分重い。
それを二人一緒に乗せて歩いているのだ。疲れないはずが無い。とは言え、女の子に重いなんて
言えるはずも無く、かつ出かける前にユーノの背に乗る権利を賭けて争っていたリインとアギトの
喧嘩を止めさせる為に二人一緒に乗せてあげると言った手前、降りて貰う事も出来なかった。

 単純に二人を乗せて歩くだけならば、人間形態でやった方がずっと楽に移動出来る。
しかし、リインとアギトの二人にとっては『フェレットの背に跨ってお出かけ』と言う事に
意味があるのであって…ユーノはフェレットのまま頑張らざるを得なかった。

「ユーノさんユーノさん、もっと速く走って下さいよ〜。」
「リインの言う通りだぞ! 鼬らしい機敏さを見せてくれよ!」
「ええ!?」

 ユーノの辛さを知らないリインとアギトはユーノの背をポンポンと叩きながらそうせがむ。
そこが子供故の無邪気さを言えなくも無かったが…ユーノにとっては迷惑この上無かった。
これが人間形態なら、二人を一緒に乗せた上で走る事は造作も無いが…フェレット形態では
歩くのが精一杯だった…………が………

「ニャ〜! ニャ〜ゴ!」
「キュッ!?」

 そこへ現れたのは野良猫。人間にとっては小さな猫だが、フェレット形態のユーノにとっては巨大な猛獣。
そしてその野良猫が興味深そうにユーノに歩み寄って来る。

「ニャ〜!」
「うわ〜! 猫さんです〜!」
「でっけ〜猫だな〜。」

 野良猫の登場にリインとアギトは喜んでいる様であったが…その時だった。突然ユーノが物凄い速度で
駆け出したのである。

953ちっちゃな三人組、変な神社へ行くでござるの巻 2 ◆6BmcNJgox2:2009/08/03(月) 22:33:07 ID:3QgycQyg
「キュッ! キュ――――――――――――――!!」
「わー! ユーノさん速い速いですー!」
「速えー! お前やれば出来るじゃねーか!」

 その昔、ユーノがフェレット形態で高町家にお世話になっていた頃、猫に追い駆けまわされた事があった。
野良猫との遭遇にその時のトラウマが蘇ったのだろう。恐怖の余り、脳内麻薬エンドルフィンが分泌され
リインとアギトを乗せて疲れている事も忘れ、物凄い速度で逃げ出していたのであった。

「キュ―――!! キュー――――――!!」
「ユーノさん速い速いですー!」
「凄ぇー! 凄ぇーぞー!」
「ニャーニャー!」

 リインとアギトの二人はそのスピードに喜んでいたが、ユーノにとってはたまった物では無い。
その上突然走り出したユーノに興味を持ったのか、野良猫もまた追い駆けて来ていたし、
ここは室内では無く立派な外の道路のど真ん中。ユーノは野良猫から必死に逃げ回りつつも
交通事故等にも気を付けなければならないと言う極限状態の中走る他は無かったのである。

 このチェイスは…野良猫の追撃を振り切るまで続いたのだが…野良猫から逃げ切って安心した事によって
エンドルフィンの分泌が止まり、どっと疲れが出ていたのであった。

「ハァ…ハァ…ハァ…。」
「ユーノさんどうしたですか? 疲れたですか?」
「あんなに走ったんだもんな…疲れるのもしょうがないよな。」

 流石にリインとアギトもユーノの披露を認識したのか、背から降りてモサモサの毛並みを撫で労う。
そして二人はどこか休める様な場所が無いか探していたのだが…手近な所に神社らしき物を発見していた。

「あ! あの神社で休憩しましょう!」
「そうだな。今度はあたし等が運んでやるからな。」

 と、リインとアギトの二人が疲れてグッタリしているユーノを力を合わせて持ち上げ、ふよふよと
ゆっくりと浮遊しつつ神社の境内へ移動し始めた。そして二人は神社の入口の鳥居にかかっていた
看板を目にする。

「巨根神社? 変な名前の神社だな〜。」
「そんな事よりもユーノさんを休ませられる様な場所を探すですよ。」

 鳥居にデカデカとかかっていた『巨根神社』と言う名称にアギトは眉を細めるが、とりあえず
巨根神社の境内に立っていた大きな木の根元にユーノをゆっくりと寝かせた。

「ここならゆっくり休めますよ。」
「ありがとう…日陰で涼しいよ…。」
「おいリイン、ついでに氷の塊も出してやれよ。けど間違ってもコイツを氷付けとかするんじゃねーぞ。」

 アギトの提案によりリインが魔法で作った氷の塊を抱き、ユーノが野良猫に追われて披露した身体を
冷やし癒している間、リインとアギトの二人はこの巨根神社とやらを見て回る事にしていた。すると…

954ちっちゃな三人組、変な神社へ行くでござるの巻 3 ◆6BmcNJgox2:2009/08/03(月) 22:34:35 ID:3QgycQyg
「あ! 見て下さいよアギト! おっきなフェレットさん! おっきなフェレットさんの銅像ですよー!」

 普通の神社なら狛犬なんかが置かれている部分に、フェレットらしき銅像が置かれており、
フェレット大好きなリインは思わずそれに飛び乗り跨ったりしていたのだが…………

「まっ待てリイン! これフェレットじゃねーぞ! こ…これって…男の人の…………。」

 リインはフェレットだと思い込んでいるそれは…正確にはフェレットでは無かった。
それは男性器。男の股間にぶら下がる…チンポ。天高く聳え勃起するチンポの銅像だったのである!
これにはアギトも思わず顔が赤くなる。

「な…何なんだよこの神社! 男の人のアレを祭ってるなんて…こんな卑猥な事して
どうして猥褻物陳列で訴えられないんだよ!?」

 小悪魔然とした風貌故、悪っぽく不良っぽいイメージを抱かせるも、こういう所においては
意外にも純情な所のあったアギトは顔を真っ赤にして叫んでいたのであったが…
そんな時にこの巨根神社の神主と思われる一人の男が現れたのである。

「失敬な! これは決して卑猥でも猥褻物でも無い。立派な子宝・子孫繁栄の象徴であるぞ。」
「子孫繁栄!?」

 巨大なチンポの銅像を祭る等、アギトには正気の沙汰とは思えない巨根神社であったが、
その神主いわく子宝・子孫繁栄の象徴であると言う。そして神主はさらにある方向を指差した。

「これを見よ! あれが我が巨根神社の御神体! 子宝の神・巨根神様の像であるぞ!」
「うわデッカ!!」

 神主が指差した方向立っていた一体の銅像。それはいかにも神様と言わんばかりの威厳と
風格に溢れた像であったのだが…………その股間には凄まじいまでの一物が高々と勃起していた。
その凄まじさにアギトの顔は真っ赤になり、思わず股間を手で押さえさせる程だった。

「ハッハッハッ! やはり女子には刺激が強すぎたか? しかし…これが無ければ人は子孫を残せぬ。
それ故に子宝・子孫繁栄の神として巨根神社に巨根神様が祭られておるのじゃ!」
「だからってこんな男の人のアレを堂々と………。」

 巨根神社の神主は一切恥ずかしがる事無く、むしろ巨根神の像の巨根を誇ってさえいたが
やっぱりアギトにとっては見てるだけで恥ずかしい物だった。

「やだ……もしかして…亡くなったゼストの旦那もあんなの持ってたのかな…?」

 なんて思っていたら、突然リインが巨根神の像の巨根部分に跨って来たでは無いか。

955ちっちゃな三人組、変な神社へ行くでござるの巻 4 ◆6BmcNJgox2:2009/08/03(月) 22:35:42 ID:3QgycQyg
「うわー! これもおっきなフェレットさんですー!」
「わぁぁぁぁ! リイン! それフェレットじゃねー!!」

 巨根神の銅像の巨根部分もリインにとっては可愛いフェレットなのか、それに跨り抱き付いて
喜ぶリインの姿はアギトにとっては凄い異様に見えた。

「とっとにかく降りろよリイン! お前が今抱き付いてるのは一応この神社の御神体なんだし…。
神主さんに怒られちまうぞ!」

 アギトはリインがフェレットと思って抱き付いている巨根神の像の一物に顔を赤くしながらも
神主の顔を窺ったりしていたが、神主は別に怒りはしなかった。

「いや、別に構わんよ。子宝祈願の為に参拝者が巨根神様の像の男根部分を握ったり撫でたり
して行く事は今までにも何度もあったもはや我が巨根神社の風物詩。あの娘にもきっとご利益があろう。」
「あ…でも…何時までもそうさせてるわけにも行かないしさ…ほら…。」

 アギトはすっかり気まずくなっていたが、そこへ体力を回復させたと思われるユーノがやって来た。

「巨根神…どこかで聞いた事のある名前かと思ったら…あの巨根神か〜。こんな所にそれを祭ってる
神社があったなんてね〜。」
「え? 知ってるの? 教えてくれよ。」

 何だかんだでアギトも興味があったのか、ユーノのモサモサの毛並みを優しく撫でながら質問し、
ユーノもまた語り始めた。

「無限書庫に巨根神に付いての書物があったのを以前読んだ事があるんだ。巨根神のモデルになった人は
大昔に実在した人物で、彼はその精力絶倫さに物を言わせて世界中のあっちこっちで女の子をひっ捕まえて
子供を産ませまくっていたそうな。その勢いは古代ベルカの歴代王の中でも最もエロいと恐れられた
『性王』さえも恐怖した程の物だったみたいだよ。」
「ちょっ! 神どころかソイツ…女の敵じゃねーか! って言うか性王って何だよ性王って!」

 ユーノの語る話にアギトは顔を真っ赤にさせて怒っていた。まあ確かに、彼方此方で数々の女の子を
食い物にして子供を産ませまくった男と言うのは男にとっては羨ましい反面、女性にとっては
女の敵に見えても仕方が無いだろう。

「ま…まあ確かに…君にとっては女の敵って言われても可笑しい話では無いね。でも彼が世界中の
彼方此方で様々な女の子に産ませた子供達が後に様々な分野で活躍したと言う事もあって、
彼は死後、子宝と子孫繁栄の神様として巨根神社に祭られる事になったんだ。」
「そ…そうなの…か…?」

 確かに巨根神のモデルになった存在が行った事は女の敵だったのかもしれないが……
逆に子宝・子孫繁栄と言う観点から見れば神がかった行為と思えなくも無いし、
今となっては別に何か言える様な物でも無く、とりあえずアギトは納得するしか無かった。

956ちっちゃな三人組、変な神社へ行くでござるの巻 5 ◆6BmcNJgox2:2009/08/03(月) 22:37:50 ID:3QgycQyg
「じゃあ僕はもう少し向こうで休んでるね。」
「ああ…あとリイン…そろそろ降りて来いよ…。」

 ユーノは再び休憩の為に木の根元へ戻り、アギトもリインを巨根神の一物から下ろした。
その後で、リインは自分のサイフの中から小銭を取り出していた。

「せっかく神社に来て何もしないってのもアレですから、お参りしましょうよ。」
「え? ああ…そうだな…。」

 リインが小銭を片手に嬉しそうな顔でお賽銭箱のある方へ歩いていた故、
アギトもまた自分のサイフから小銭を取り出して共にお賽銭箱へ歩み寄り、
共にお賽銭箱へ小銭を投げ入れ、吊るされた縄を二人で一緒に引いて鐘を鳴らし、
パンパンと手を叩きながら手を合わせた。

「(旦那…あたしの方はしっかりやってるから天国で安心してくれ…。)」

 と…特に願い事も何も無いアギトは心の中で亡きゼストの冥福を祈っていたのだが…

「リインがユーノさんを結ばれて赤ちゃんも生まれて幸せに暮らせますよーに〜!」
「ええ!?」

 リインが堂々と言い放った願い事にアギトは思わず引いてしまった。

「ちょっちょっと待てリイン! お前…それギャグで言ってるのか!?」
「何ですか!? リインは本気ですよ! それともアギトはリインがユーノさんの事
好きになっちゃいけないって言うですか!?」
「いや…別にお前が誰を好きになろうが知ったこっちゃ無いがな…でも……お前無理だろ…
あたし達はユニゾンデバイスだぞ! 子供なんて産めるわけないだろ!?」

 リインとアギトはあくまでも人型のユニゾンデバイスであり、生身の人間とは違う。
だからこそアギトはリインの願い事は無理な話であると否定していたのだが…

「そんなの愛の力で何とかしてみせるです!」
「何とか出来ねーよ!!」
「じゃあ子供を産める様に改造してもらうです!」
「改造って口で言う程簡単に出来るなら苦労はねーよ!」
「巨根神社でお参りしたんですから、巨根の神様のご利益で何とかなるに違いないです!」
「だから何にもならねーって!」

 ああ言えばこう言う態度のリインにアギトは困り果てていたが、ここで引き下がるリインでも無かった。

「あ! わかったです! リインがまだ子供だからユーノさんと結婚出来ないって言ってるですね?
ならこれを見て下さい!!」

 するとどうだろう。リインが何かを解放させ、光を放ちながら大きくなって行く。それは通常の
フルサイズ化では無い。その体型、骨格自体が変化して行くのである。言うなれば……大人の体型へ……

957ちっちゃな三人組、変な神社へ行くでござるの巻 6 ◆6BmcNJgox2:2009/08/03(月) 22:40:10 ID:3QgycQyg
「これがリインのアダルトフォームです! これでもう子供とは言わせませんよ!
今の私は名実共にユーノさんの嫁です!!」
「いや…大人とか子供とかそういう問題でも無くてな…。」

 アダルトフォームのリインフォースⅡ。それはまさに初代リインフォースを髣髴とさせる
ボンッ! キュッ! ボーンッ! なセクシーな肢体を持ちながらも、その顔付きと瞳の色は間違い無く
リインフォースⅡの物。これにはアギトもやや嫉妬する程であったが…今と言う状況においては
嫉妬するより先にやる事があった故…とりあえず冷静さを維持しつつ反論していた…。

「とにかくお前がその気になればそういう大人な体型になれる事は分かったよ…。
でもな、だからってお前がユニゾンデバイスである事は変わり無いんだよ!
そりゃあたしだってお前みたいに考えた事はあったよ! お前がユーノ好きな様に
あたしだって死んぢまったゼストの旦那と…色々考えた事あったよ!
でもそういうのは無理な相談なんだ! 分かってくれ…分かってくれよリイン!」

 アギトは目から涙を飛び散らせ必死に説得をした。アギトとしてもリインの
気持ちが分からないでも無い、ユニゾンデバイスにも子供を産む機能が付いているなら
今頃ゼストの子供産んでいてもおかしくない位にゼストの事が好きだったアギトにとって
今のリインの姿は他人事では無い。しかし、実際はユニゾンデバイスに子供を産む機能など
あるはずが無いわけで…その事をリインにも良く分かって欲しかったのだが…

「ほら見て下さいよこのオッパイ! シグナムにも負けないですよ! ユーノさんの
フェレットさんだって立派に挟んでみせますよー!」
「おいこら話を聞けよー!!」

 アダルトフォームのまま浮かれるリインはアギトの真剣な説得を全て無意味にしてしまった。
しかも飛び跳ねる度にボインボインと揺れるアダルトリインの乳房がアギトにとっては何か腹立たしい。
だがこの状況は何とかしなければならない。今のリインならば人間形態のみならずフェレット形態の
ユーノとさえ獣姦ユニゾンしてしまいかねないからだ。そこでアギトは話を変えて見る事にした…

「で…でもなリイン…お前がアイツの事好きでもさ…ほら…なのはさんが黙って無いんじゃないか?」

 そう。ユーノにとって一番近くにいる女性、高町なのはの威に賭けてみる事にした。
これならばリインも怖気付いて冷静さを取り戻すと思われていたが…

「なのはさんなんて問題では無いです! ユーノさんとリインの恋路を邪魔する輩は
例えなのはさんや北○鮮軍が相手であろうとも断固戦う決意ですよ!!」
「えええええええ!?」

 堂々とその様な事を豪語するリインにアギトは唖然とするが、その時のリインは普通では無く…
その瞳からはアクセントが消えていた………

958ちっちゃな三人組、変な神社へ行くでござるの巻 7 ◆6BmcNJgox2:2009/08/03(月) 22:41:50 ID:3QgycQyg
「で…でもリイン…お前なんかの実力でどうやってなのはさんに勝つってんだよ…。
シグナムでさえ何とか五分に持ち込むのがやっとな程の人だぞ…。」
「愛の力に不可能は無いんです!!」
「いや…あるから…。」

 アギトが何を言っても止まらない今のリインにはほとほと呆れるばかりであったが、
リインの想像力はアギトの予想を遥かに超越していた。

「まったく…JS事件で六課が襲撃された時にギンガじゃなくなのはさんが拉致されてれば良かったですのに!」
「おっおい! 不謹慎な発言はやめろ!!」

 いきなり不謹慎な話題に変えて来たリインにアギトは困惑するが、リインは止まらない。

「そして拉致された先でなのはさんがスカリエッティに手篭めにされて女にされてさえいれば…戦わずして
リインの勝利。ユーノさんはリインの物になっていたと言うのに…こんなはずじゃない事ばかりですね!」
「おい! リイン落ち着け! お前はユーノを自分の物にする為なら手段は選ばないのか!?」
「何を言うですか!? ブ○マとベジ○タが結婚しちゃうご時世ですよ! なのはさんとスカリエッティが
くっ付いたって別に変な話じゃないです!! そのまま赤ちゃん出来ていればなお可です!」
「やめろ! なのはさん×変態医師とか考えられる限り最凶最悪のカップリングだろ!
その二人の子供とかどんなバケモンが産まれて来るか想像も出来ん!」
「何が最悪な物ですか、ああいうタイプの男はなのはさんみたいなタイプに尻に敷かれて丁度良いんです!
そうすればおちおち悪さも出来なくなって世の中が平和になると言うメリットがあるじゃありませんか!」

 またまた変な理論を展開するリインにアギトも呆れる他は無いが…何とか冷静さを取り戻しつつ言い返した。

「それにな…仮になのはさんがあの変態医師と結婚なんて超展開が仮に本当に起こったとしても…
ユーノとお前が結ばれるかどうかとはまた別の話なんだぞ…。それにお前はユニゾンデバイスであってな…。」
「あ! そうだ! 管理局の倉庫からジュエルシードをちょろまかしてなのはさんとスカリエッティが結ばれつつ
私とユーノさんが結ばれます様に〜なんて願い事をかければ良いんじゃないですか! な〜んだ!
凄い簡単な事じゃないですか! それじゃあ今からジュエルシードをちょろまかしに行くですよ!
どうせ一つ位無くなった所で分かりはしませんって!」
「うわぁぁぁぁ!! やめろやめろ! それはやめろぉぉぉぉ!!」

 真剣にジュエルシードをちょろまかそうと動き出したリインをアギトは必死に食い止めようとした。
ジュエルシードなんて使ったら何が起こるか分からないし、こんな下らない事の為にリインを
犯罪者にさせるわけには行かない。何より…はやてやその他大勢の人にも迷惑がかかってしまう。

「アギト! 何をするですか!? 離して! 離してくださいです!」
「うあああ!! ユゥゥゥノォォォ! こっちに来てくれぇぇぇぇ! お前から何とか説得してくれぇぇぇ!!」

 今のリインを説得出来るのはユーノしかいない。アギトは必死にリインを押さえながらユーノに
助けを呼んでいたのであったが………

959ちっちゃな三人組、変な神社へ行くでござるの巻 8 ◆6BmcNJgox2:2009/08/03(月) 22:43:31 ID:3QgycQyg
「わ〜可愛いイタチさんだ〜! ねぇパパー! これ飼っても良いかな〜?」
「ちゃんと面倒を見る事が出来るかい?」
「キュッ! キュ〜!」
「うあああああああ!! ユゥゥゥゥゥゥノォォォォォォォ!!」

 何と言う事だろう。ちょっと目を離した隙に何処かの親子連れにユーノがお持ち帰りされそうに
なっているでは無いか。暴走リインにお持ち帰りされるユーノ。もはやカオスとしか言い様の無い状況。

 しかし…その時だった。突如としてユーノをお持ち帰りしようとしていた親子の足元の地面に
まるで刃物の様に鋭く研ぎ澄まされた氷の塊が突き刺さっていたのである。それには思わず驚く親子だが、さらに…

「スケ番張ったリインが何の因果か管理局の手先…命が惜しければそのフェレットさんを置いてとっとと消えろです!」
「お前何時スケ番になったんだよ!!」
「うわーん! 何だか良く分からないけど怖いよー!」

 伊達にユーノを手に入れる為ならば手段を選ばないと豪語してはいなかった。リインは何故かスケ番っぽい姿になり
物凄い表情でユーノをお持ち帰りしようとしていた親子を追い払っていたのである。そして取り戻したユーノを
ゆっくりと抱き上げていた。

「何かもう今日は色んな事がありすぎて疲れちゃったです。もう帰りましょう? そしてユーノさんと一緒に寝たいです。」
「寝たい!?」

 リインの言った『寝たい』と言う言葉にアギトは思わず反応した。そして彼女の脳裏にはリインが
ユーノとギシギシアンアンな嫌らしい行為をする姿が浮かんでいた…

「ちょっちょっと待てリイン! 寝たいってどういう事だよ!」
「何を言うですか? 疲れちゃったから寝るだけです。と言う事でさっさと帰りますよ?」
「おい! ちょっと待て! 待てったら〜!」
「フッフッフ…若いの〜。」

 ユーノを優しく抱いたまま巨根神社から立ち去るリインと慌てて追い駆けるアギトの姿を神主は静かに見送っていた…。

 それから三人が帰宅した後、リインがいそいそと布団を床に敷いて寝る準備をしていた。

「さあ準備は出来たです。これから三人でお休みですよ。」
「三人!?」
「当然です。アギトも一緒に寝るんですよ。」
「え…そ…そんな…三人で…寝るって…。」

 アギトも一緒に寝なければならないこの状況…アギトの脳裏にはユーノ・リイン・アギトによる3Pの光景が
幻視され、思わず顔が赤くなってさえいたのだが…ユーノとリインは構わず布団の中に入っていた。

「さ〜お休みですよ〜。」
「お休みなさい…。」
「え…あれ…?」

 アギトは寝ると言う行為に卑猥な物を感じていたが、現に彼女の視界に広がる物は、ただ単に
フェレット形態のユーノを抱き枕代わりにしてモサモサの毛並みに抱き付いて寝ているリインの姿…。
そう。リインは読んで字のごとく、単純に寝たいだけだったのである。

「アギト、何してるですか? 早く一緒に寝るです…。」
「あ…ああ……。」

 物事を卑猥な方向に考えていた自分が恥ずかしくなり赤くなっていたアギトだが、それでも何とか
布団の中に潜り込んで行った。

 それから、フェレット形態のユーノ・リイン・アギトの三人が川の字になって仲良く寝ている姿があったそうな。

                      おやすみなさい

960 ◆6BmcNJgox2:2009/08/03(月) 22:44:31 ID:3QgycQyg
真面目な話、昔家族で旅行に行った際に真剣に子宝祈願とかそういう意味で男根型の銅像(?)
っぽいのを祭ってる所があったのを見た事があります。今回登場の巨根神社は自分の記憶の中にあるソレを
モデルにさせていただきました。

あと、メガミのドラマCD聴いたけど、アギトがリインの事をちゃんと名前で呼んでたのが逆に衝撃。
今でも普通にバッテンって呼んでるのかと思ってましたごめんちゃいorz

961名無しさん@魔法少女:2009/08/04(火) 00:16:26 ID:begF5N02
なんか普通に仲良くなってたな、リインとアギト
ケンカもするみたいだけどじゃれあいの延長みたいな感じだし
八神家にも馴染んでたし天国のゼストも安心だな

962名無しさん@魔法少女:2009/08/04(火) 13:08:58 ID:8oaSptck
>>960
GJ!
ほのぼのとギャグと壊れがほどよく(?)ブレンドされてるなw
是非ともリインVSなのはで一本!!
いや、そもそもなのは→ユーノで決まったわけじゃない?
なのはさんにはフェイトさんという立派な嫁がいるはず。
なんだ、リインに障害なんてないじゃないか!!

963名無しさん@魔法少女:2009/08/04(火) 21:21:49 ID:sWxNiCpA
まさか誰もいないのか!?
ならあと30分で残業していた司書長はゲンヤさんによってナカジマ家に引き込まれる!
そのあとは姉妹丼だ。

964名無しさん@魔法少女:2009/08/04(火) 21:30:18 ID:APHG.Sb2
待ってるぜ

965名無しさん@魔法少女:2009/08/04(火) 21:48:17 ID:coAZuk5A
>>963
お前、絶対に誤爆だろ

966名無しさん@魔法少女:2009/08/04(火) 21:51:39 ID:9SqxTlHU
>>963
よし。姉妹丼だ。期待するぞ。

967名無しさん@魔法少女:2009/08/04(火) 22:04:39 ID:V0OufRPI
いや、ナカジマ姉妹丼なら司書長眼鏡じゃなくて鬼畜眼鏡だ

968名無しさん:2009/08/05(水) 00:13:30 ID:8yQGmixk
鬼畜艦長で

969名無しさん@魔法少女:2009/08/05(水) 00:36:18 ID:eS4.WKf2
>>968
それは息子の方か?
母親だったらショタハーレムだ。

970ゲンヤさんが司書長をお土産にしました0/6@fuki:2009/08/05(水) 04:19:26 ID:waJxJLlc
投下します!

・ユーノ×ギンガ

・寝取り(寝ている間に襲う)注意
・だれこれ?状態
・ナカジマ家にナンバーズがいない
・たぶん読みづらい


NG『ゲンヤさんが司書長をお土産にしました』

971ゲンヤさんが司書長をお土産にしました1/6@fuki:2009/08/05(水) 04:20:33 ID:waJxJLlc
夜も遅い時空管理局地上本部。その憩いの場である食堂。
今日、ユーノはそこにいた。
本局無限書庫任務である彼が何故地上本部にいるのか?
それは大した問題ではない。
今この場で重要なのは…

「zzz………」

彼が眠ってしまったことだ。

特に彼が徹夜だったとか、休みがないとかそんな事情ではない。
地上本部での所用(残業)を終えたユーノが、時間的に夕食をたった後、満腹感による眠気に負けただけだ。

食事をとったのが21時。現在22時。日勤と夜勤が入れ替わり、その時間は都合よく誰もいなかった。


「………まだいたのか小僧」

そう言ったのは帰り支度をすましたゲンヤだ。
あれから10分。残業を終えたゲンヤは帰り際に爆睡しているユーノを見つけた。

「おい、起きろ」

言って、ユーノを揺さぶる。肩を持ち、ある程度の勢いをつけて前後に振る。

「キュー………」

しかし起きない。それどころか、その勢いをゆりかごにでもしているような表情だ。

勢いをかえても、それに変化はない。
ゲンヤはそのユーノを見て、少し考えた。
そしておもむろに彼を担ぎあげると、彼の荷物とともに自らの家へ帰宅した。

972ゲンヤさんが司書長をお土産にしました2/6@fuki:2009/08/05(水) 04:21:46 ID:waJxJLlc
「プレゼントだ」

そう言ったのはユーノを担いだまま帰宅したゲンヤだ。
そして生身の人間をプレゼントされたゲンヤの娘、ギンガは驚きで言葉が出なかった。父が帰ってきたと思ったら挨拶もなしに人間をプレゼントされた。
ユーノ自身は肩に担がれたまま、その途中で起きることなく持っていかれた。

「プレゼントって………スクライア司書長ですよね?この方」
「ああ、スクライアの秘蔵っ子だ。食堂で寝てたんでな。持ってきた」
「そんな犬猫みたいに…」
「スクライアの連中はそんな感じだ」
「………それでも、何で連れてきたの?食堂で寝てたって」
「いや、だからプレゼントだ。好きにしろ」
「え?」
父が人間を担いで来たと思ったら、プレゼントされて、そのうえ好きにしろとまで言われた。
突発的な事情にギンガは慌てている。そのうえ、ゲンヤが変なこと言い出した。
「お前もそろそろ、将来を考えなきゃいかんだろう。見合いだ見合い。こいつならとりあえず許す」
「…はい?」
「別に結婚しろと言っているわけじゃねえ。ただお前の周りに今まで男を寄りつかせなかったのは俺の責任だ。とりあえずこいつで男に慣れておけ」
「ちょっとお父さん!」
「お前が要らなきゃスバルにやる。明日帰ってくんだろう?」
「いや、要らないとかそんなんじゃなくて……」
「とりあえずリビングにでも寝かせておいてくれ。こいつも明日休みだそうだ。さっき聞いといた。さっき書庫の連中に聞いといた」
「だから父さん…!」
「とりあえず飯だ。なんか食わせてくれ」
言いたいだけ言って、ゲンヤは自室に着替えに行った。


時間が経って未明。
とりあえずユーノはリビングのまま(何しても起きなかった)全部は明日にしようとギンガはベッドに入った。
食事中、ゲンヤは暖簾だった。ギンガが何を言ってものらりくらりとはぐらかし、しきりにユーノを褒めていた。
『ガキの頃から根性ある』『高町の師匠』『秘蔵っ子といわれることはある』
管理局でこそ影が薄いが、考古学では有名で、遺跡探索やロストロギア解析でも指折りの学者だ。
無限書庫の知識を司り、情報であれば管理局員の女性関係まで把握されているという。
一時期フェイトさんとの仲を噂された(ヴィヴィオの身体的特徴)実績を持つ若き民間人。
ユーノ・スクライア。
しかしギンガ自身は交流が少ない。機動六課の時にほんの数回話に上がっただけで正直顔しか知らなかった。
そんな人とお見合いしろと、父は言う。
普通、見合いというなら、相手側の情報はあってしかるべきだろう、とギンガは思う。名前年齢出身肩書き年収もろもろ。
ギンガは気づいてないが、実は食事中のゲンヤの会話の中に全部そろっていたりする。落ち着きを取り戻せなかったギンガは会話の3割も覚えていなかった。
(唐突すぎる…)
ギンガはベッドに入ってすら落ち着けなかった。

973ゲンヤさんが司書長をお土産にしました3/6@fuki:2009/08/05(水) 04:22:54 ID:waJxJLlc

ガサ、ゴソ。
カチャ…
ペタペタ
ス…
「zzz…」



ギンガは寒さを覚えた。体に空調が当たる寒さ。
頭で何かを考える前に反射で体動いていた。シーツと手繰り寄せ、温かいものに抱きつく。
寝ている間、人間の思考能力は低下する。ギンガはその時、なぜ寒いのか、何に抱きついたか、全く意識になかった。
当然、自分が全裸でいること、寝ている間にパジャマどころか、ブラやパンティーが脱がされていることに気づいていなかった。
「んん…」
無意識に、股間に手が伸びる。自らの陰毛を触り、秘所へ指を這わせる。
寝ながらオナニーをする、ということではない。体が受ける、甘い刺激の結果。本能が手を秘所へ持っていったのだ。
首を撫でる感じがする。耳を触られ、胸を揉まれる。秘所は自ら触れている。
「ゃ……ん………」
首をなめられる。耳を嬲られる。乳首をつままれ、おなかに熱いものが触れる。
「……ん…あ……」

欲しい。この暑いのが、空調が寒く温かいものが欲しい。
ギンガの秘所に触れていた手がそのまま熱いものをつかむ。それは持っているだけで体が熱く、ため息が出る。
熱いものはとんでもない存在感だった。両手でそれを掴むと、体の奥が熱くうずく。

それを愛しくめでるたびに体は熱を持ち、奥がうずく。
太ももを滴る濡れた感じが、自分を更に持ち上げる。
ギンガは何が何だかわからなかったそれと同時に、違う自分が全部理解している。

自分の体を、何を求めているかを、どうしたらいいのかを。

ギンガは目を開いてそれを見る。
血液と獣欲が充填され、今まさに自らを食らおうとしているもの。
熱く、硬く、剛直なもの。

それに気を取られていたのだろう、唐突に、乱暴に、顎を持ち上げられ、唇を奪われた。

974ゲンヤさんが司書長をお土産にしました4/6@fuki:2009/08/05(水) 04:24:06 ID:waJxJLlc
過去十数年少女らしく守ってきた唇を、乱暴な獣に一瞬で奪われた。
獣は翠色の瞳をしていた。獣はくすんだ金髪のような、明るい栗髪のような体毛をしていた。
その髪がほほを撫でる。耳を撫でる。首を撫でる。
今まで感じたことのない攻めだった。筆で責められるというのはこういう感じなのかと思った。
そして気をと足られている隙に、一度も責められたことのない唇は相手の乱暴な舌によって嬲られていた。
気づいて時には遅かった。舌をもって押し返し、歯によって城壁を敷こうとした。しかし押し出した舌は絡めとられ、一進一退を繰り返すように見える。
すべて相手の思惑だ、こっちが攻め入っても相手は受け入れ逆に凌辱する。だんだんと相手に染められる。

すでに残った力はなかった。唇を奪われている間、舌を絡めとられている間、他の場所はすべて攻略されていた。
仄かに自信を持っていた乳房は揉みしだされ、秘所は湧水がごとく留まることを知らない。
尻肉も嬲られている。アナルも責められた。

なのに前のほうには一切触れられていない。

唇を犯されながら、声も出せずに責められる。

もう口もされるがままだ。唇は弛緩し、よだれがほほを伝い、それでも舌は絡めとられる。
体は刺激にされるがまま、声は出せずただただ、刺激の濁流にのまれていく。
剛直なペニスを愛していた手も弛緩し、もう自分から何かすることはできない。

さんざん嬲られたあと、唇のレイプが終わった。変な予感があった。
虫の知らせがこんなことに作用するのかわからなかった。

頭を持ち上げられ、目の前には白い肌とあまりにも不釣り合いなペニスが映る。
その何物をも貫くようなものにとっては緩みきった唇など快楽を増す部品の一つでしかなかった。

ぬるり、と口の中に入ってきた。抵抗がないのを確認したのか、刺激が足りなかったのか。ペニスは奥へ奥へ侵入してくる。
唇を犯されていたのがはるか昔のように感じられる。喉の奥、一番脳に近い場所が犯されている。
勢いがだんだん増してくる。はじめはゆっくりなストロークが5回を数えたくらいで獣に代わる。

唇が犯されたあとでよかったとギンガは思った。こんな力の有るもの、受け止めようとしたらただでは済まない。
首の後ろに貫通するのではないかという勢いでガスガス突かれる。
ペニスは口いっぱいに膨張していて、突かれている間は口での呼吸ができない。奥を突かれる瞬間は呼吸すらできない。
酸欠で頭がさらに動かなくなる。体だけではなく脳の奥まで弛緩しているようだ。

しかしペニスはそんなこと意も解さない。ギンガの奥を犯しつくしてもまだあまるペニスは奥へ奥へひたすら攻め入る。
そして、ペニスガ食道を犯したとき、反射的にギンガの顎が閉じた。その時のギンガの歯がペニスを刺激する最後の要因となった。
膨張しきっていたはずのペニスがさらに肥大化し射精の脈動を開始した。


飲み込む、という行為を挟まずに直接押し出される精液は、ギンガの意識を奪うには十分だった。

975ゲンヤさんが司書長をお土産にしました5/6@fuki:2009/08/05(水) 04:24:52 ID:waJxJLlc

翌朝、ギンガが目を覚ましたのはいつも通りだった。
「おはようございます。ギンガさん」
「おはよう、ギンガ」
リビングへ出るとゲンヤとユーノが何やら資料を広げて討論していた。
「ちょうどよかった。見合いの件で話がある」
「だからゲンヤさん、それは向こうの意志も確認を…」
「だから今確認するんだよ。それでどうだ?こいつとの見合い」
ゲンヤがにこやかに話しかけてくる。何がそんなに楽しいのだろうか?ギンガは不思議に思う。
とりあえず、ゲンヤの問いには答えなければならない。
ギンガはユーノを強く睨んだあと、ゲンヤに告げる。
「そんな破廉恥な人とお見合いなんてできません。お断りします!」
口調強く告げた後、ギンガはキッチンへ行く。朝食はギンガの仕事だ。
荒々しく告げたギンガに驚きつつ、ゲンヤはユーノに問う。


「…なんか変だ、お前何かしたか?」
「…あー。黙秘します」

976ゲンヤさんが司書長をお土産にしました6/6@fuki:2009/08/05(水) 04:27:42 ID:waJxJLlc
六時間睡眠ありがとうございます!途中でバッチし睡眠をとった俺を好きなだけ罵れ!

てか誰これ?別にユーノである必要なくね?ってなっちゃった、精進せねば。

ちなみにナンバーズはまだいないことにしてください。

姉妹丼は次って意味で今回じゃないんだぜ。

でもしばらく精進します。レス汚し失礼。

977名無しさん@魔法少女:2009/08/05(水) 09:55:04 ID:q6R1ek3.
つか大半がユーノかエリオばかりで飽きたんすけど
つかここはユーノスレか?

978名無しさん@魔法少女:2009/08/05(水) 10:08:09 ID:f42Wu0kk
無ければ書けばいいじゃない

979名無しさん@魔法少女:2009/08/05(水) 10:47:32 ID:RVYMAWRo
避難所にも夏の風物詩

980名無しさん@魔法少女:2009/08/05(水) 12:36:01 ID:QSQXybtE
飽きたなら見なければいいじゃない。
飽きたなら新しい趣向のを書けばいいじゃない。

>>976
睡眠姦か。なんと鬼畜で俺好みな……乙!

981名無しさん@魔法少女:2009/08/05(水) 12:42:02 ID:kynlCxCc
来る層が被っているだけだ。
それにユーノスレもここも隔離スレ。
隔離スレに文句を言われてもな。

982名無しさん@魔法少女:2009/08/05(水) 15:04:36 ID:s4BLl39Y
そういうこと言われると、意地でもエリオかユーノで書きたくなる俺がいるw

983名無しさん@魔法少女:2009/08/05(水) 15:31:26 ID:n9e2zGpM
棒要員が少ないんだから
かぶりやすいのは必然

984名無しさん@魔法少女:2009/08/05(水) 15:40:32 ID:q5xj0h3w
商業百合には飽きたのさ…。


シグナムの場合、ヴァイスが多かったりするがね…。
まぁ実際、気に食わんのなら気に入った人のだけ読むか自家発電て事で御開き、規制はヤダしな

>>976
姉妹丼待ってます

985名無しさん@魔法少女:2009/08/05(水) 16:29:58 ID:Ly.Co0xE
だいたいエリオの出番は最近あんまり無いだろう。
前々からこの二人にやたら文句つけてる人がいるな。

棒担当が少ないってのもあるが、作者が固定化されつつあるのも原因だろ。
人によって使うことの多いキャラとかカプってだいたい決まってるから。

986名無しさん@魔法少女:2009/08/05(水) 18:20:05 ID:juJQe7J6
私にいい考えがある!

女性陣にあれを生やすんだ!!

987名無しさん@魔法少女:2009/08/05(水) 18:59:15 ID:8l7CRUO.
必ずしもユーノ・エリオばっかじゃないしな。
なのレジとかなのスカとかあるし。




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