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魔法少女リリカルなのは総合エロ小説第99話

952ちっちゃな三人組、変な神社へ行くでござるの巻 1 ◆6BmcNJgox2:2009/08/03(月) 22:31:38 ID:3QgycQyg
 今日は休日と言う事で、ユーノとリインとアギトの仲良し三人組(?)はお出かけ。 
と言う事でフェレット形態のユーノがリインとアギトの二人を乗せてトコトコモサモサと歩いていた。

「えへへ〜。フェレットさんのユーノさんの背中、モサモサして柔らかくて気持ち良いです〜。」

 犬や猫に比べて胴が長めのフェレット形態の背はリインとアギトを二人一緒に乗せるのに都合が良く、
歩く度にモサモサとくすぐる毛並みは二人にとってとても心地が良かった。が…

「(ハァハァ…やっぱり二人一緒に乗せるのはきついかな…。)」

 ちっちゃなリインとアギトも、同じ位小さいフェレット形態のユーノにとっては充分重い。
それを二人一緒に乗せて歩いているのだ。疲れないはずが無い。とは言え、女の子に重いなんて
言えるはずも無く、かつ出かける前にユーノの背に乗る権利を賭けて争っていたリインとアギトの
喧嘩を止めさせる為に二人一緒に乗せてあげると言った手前、降りて貰う事も出来なかった。

 単純に二人を乗せて歩くだけならば、人間形態でやった方がずっと楽に移動出来る。
しかし、リインとアギトの二人にとっては『フェレットの背に跨ってお出かけ』と言う事に
意味があるのであって…ユーノはフェレットのまま頑張らざるを得なかった。

「ユーノさんユーノさん、もっと速く走って下さいよ〜。」
「リインの言う通りだぞ! 鼬らしい機敏さを見せてくれよ!」
「ええ!?」

 ユーノの辛さを知らないリインとアギトはユーノの背をポンポンと叩きながらそうせがむ。
そこが子供故の無邪気さを言えなくも無かったが…ユーノにとっては迷惑この上無かった。
これが人間形態なら、二人を一緒に乗せた上で走る事は造作も無いが…フェレット形態では
歩くのが精一杯だった…………が………

「ニャ〜! ニャ〜ゴ!」
「キュッ!?」

 そこへ現れたのは野良猫。人間にとっては小さな猫だが、フェレット形態のユーノにとっては巨大な猛獣。
そしてその野良猫が興味深そうにユーノに歩み寄って来る。

「ニャ〜!」
「うわ〜! 猫さんです〜!」
「でっけ〜猫だな〜。」

 野良猫の登場にリインとアギトは喜んでいる様であったが…その時だった。突然ユーノが物凄い速度で
駆け出したのである。




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