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【44衆】自民党の公認・処分
257
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/25(土) 12:37:41
強硬派 平沼 古屋 (江藤)
中間派 (堀内) (山口) (保坂) (武田) (古川)
妥協派 (保利) 今村 (野田) (森山)
カッコ内は予想。志帥会が強硬、平成研が妥協の傾向がありそうな。
自民復党問題、平沼氏の扱いで悩む造反組
日経11/25
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20061125AT3S2400S24112006.html
郵政民営化に反対して自民党を離れた造反組の議員たちが、厳しい復党条件に難色を示す平沼赳夫氏抜きで復党願を出すのか、あくまでも一括復党を目指すのか、悩んでいる。平沼氏を含む無所属12議員は24日、協議したが、結論は出なかった。当初は復党受け入れに前向きとされた安倍晋三首相があいまいな発言をしていることも混迷に拍車を掛けている。
「とにかく助けてください」。協議の場で出席者の1人はこう叫んだ。保利耕輔氏が「一番つらい立場にあるのは平沼さんなんだ」と取りなし、堀内光雄氏は「平沼さんに任せたのだから、平沼さんと最後まで一緒にやろう」と続いた。
古屋圭司氏は「復党条件は屈辱的だ」と吐き捨てた。腕を組んだ平沼氏は目をつぶり、黙ったままだった。
平沼氏は郵政民営化に「信念で反対した」との立場を崩さない。そんな政治姿勢を評価する声もあるところが、残りの造反組を悩ませる。見捨てて自分だけ復党すれば「不人情、不義理」と批判されると恐れるからだ。
造反組の会合の途中、自民党の中川秀直幹事長から平沼氏に党役員連絡会の模様を知らせる電話が2回かかってきた。沈黙を守っていた平沼氏が会合の最後に口を開いた。「週末に地元後援会と相談するので、その結果を待ってほしい」
だが、今村雅弘氏は同日夜、地元・佐賀市で開いた後援会の会合で復党願を出すと明言した。
12人はもともとの派閥などは違い、造反組になって初めて知り合ったメンバーも多い。復党願を出すかどうかはそれぞれの選挙区事情などに左右される。最後まで足並みがそろうかは当人たちも不安いっぱいだ。
復党願提出の締め切りは27日正午。12人は同日朝に改めて集まる。
258
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/25(土) 12:40:13
自民復党問題、政府与党も分裂状態
日経11/25
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20061125AT3S2401I24112006.html
政府・与党内は復党を認めるかどうかで真っ二つだ。
「一任できない」。24日の自民党役員連絡会で「今後は反党行為をしないと誓約」などの復党条件を説明した中川秀直幹事長に青木幹雄参院議員会長がいきなりかみついた。「所信表明への支持は首相指名選挙で済んでいる。反省や総括を文書にしてまでやる必要はない」と注文。片山虎之助参院幹事長も「まとまらないと党のイメージが落ちる」と訴えた。
中川氏も譲らない。記者会見で「政治には情と筋があるが、国民と約束したことを断固実行するという非情な覚悟でやらなくてはならない。自民党は仲良しクラブではない」と言い返した。
閣僚の意見も割れる。久間章生防衛庁長官は「去る者は追わず、来る者は拒まず。入りたい人は1人でも2人でも入れたい」と復党を支持したが、菅義偉総務相は「国民がみて分かりやすいことが必要だ」と中川氏を援護射撃した。
青木氏の意向を伝えようと舛添要一参院政審会長が官邸で首相に会っていたら、途中で執務室に入ってきた塩崎恭久官房長官が言い切った。「幹事長に一任し、幹事長が条件を公にしているのだから今更撤回できない」
259
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/26(日) 01:50:31
平沼氏、復党見送りを示唆 中川幹事長は堀内氏と会談へ
http://www.sankei.co.jp/news/061125/sei006.htm
郵政「造反組」の復党問題で、無所属議員12人のリーダーである平沼赳夫元経済産業相は25日、岡山県津山市で開かれた後援会の会合で、反党行為への「総括」を迫る自民党の中川秀直幹事長の手法を改めて批判した。その上で「一方的に一人の幹事長に突きつけられた要求をのみ、変な形で戻っても何の主導権も発揮できない」と述べ、復党願提出を見送る考えを示唆した。
一方、造反組の重鎮である堀内光雄元総務会長は中川氏に会談を要請、中川氏は26日に応じる考えだ。堀内氏は12人全員の一括復党を要請するとみられるが、中川氏は復党条件を緩和する考えはなく、27日昼の復党願提出期限までギリギリの協議が続きそうだ。
「自民党を愛しているが、今の自民党はどこかおかしい」
平沼氏は後援会幹部ら約150人を前に郵政民営化や郵政解散後の自民党のあり方に不満をぶちまけた。「自民党は無所属議員12人を復党させ、参院選の議席の目減りをできる限り減らしたいと考えている」と復党問題を自分たちの「票目当て」と断じ、「私は筋を通し信念を重んじて行動してきた。これからも筋を通す」と述べた。
後援会幹部も「信念を曲げてまで復党すべきでない」との意見が大勢を占めたため、平沼氏は別の会合では「まだまだいくらでも(復党の)チャンスはある」と述べた。
一方、中川氏は25日、広島市内で講演、「安倍晋三首相は本音は、(造反組との)院内統一会派だが、それが困難ならば、国民、党員の理解が得られる形でやってほしいと考えている」と述べ、自らは首相の意向を受けていることを強調した。さらに、「政治に情は必要だが、筋を通すことも大事だ。政治は非情さを持たねばなりたたない」と述べ、青木幹雄参院議員会長らが求める復党条件の緩和には応じない考えを改めて示した。
無所属議員と院内会派を作る構想はもともと中川氏の持論。首相は自民党総裁選前までは、無所属現職議員の一括復党に前向きだったが、一時この構想に傾いたとみられる。一方で、青木氏や森喜朗元首相らは落選組も含めた一括復党を首相に要請していたという。こうした意見対立を残したまま、復党問題を先送りしてきたことが、混乱を招いたとの見方が強い。
260
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/26(日) 12:07:03
堀内元党総務会長が中川幹事長と会談へ 復党問題で
2006年11月26日11時55分
http://www.asahi.com/politics/update/1126/005.html
郵政民営化法案に反対して自民党を離れた衆院議員らの復党問題で、平沼赳夫元経済産業相らとともに復党を求めている堀内光雄・元党総務会長が、26日に中川秀直幹事長と会談することが分かった。27日昼の復党願の提出期限を前に、堀内氏は平沼氏を含めた12人全員の復党に向け、中川氏が出している条件と平沼氏の意向との間で妥協点を見つけたい考えだ。
堀内氏が中川氏に会談を申し入れた。郵政民営化に反対の姿勢を崩さない平沼氏と、民営化賛成の明確化を求める中川氏とでは、「感情的なぶつかりあい」(無所属議員の一人)から事態打開の見通しがつかないとして、複数の無所属議員が堀内氏に会談を要請したという。
一方、平沼氏は25日午後も地元で支持者との会合を重ねた。支持者からの質問に答えて「自民党に何とか戻れるよう、努力して参りたい」とする一方、「復党しても比例区に回る可能性がある。そうなるともう1回無所属で戦わざるを得ない気持ちになる」と複雑な思いをのぞかせた。
261
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/26(日) 12:08:02
「造反組」問題、平沼・中川氏なお溝…堀内氏は復党へ
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20061126it02.htm?from=top
郵政民営化に反対して自民党を離党した「造反組」無所属衆院議員12人の復党問題は、27日午前に復党願の提出期限を迎える。
「造反組」は12人そろっての復党を目指しているが、平沼赳夫・元経済産業相は25日、中川幹事長が復党条件を緩和しない限り、復党願提出は難しいとの見解を表明した。12人全員が同一行動をとれるかどうかは不透明だ。
「造反組」の堀内光雄・元自民党総務会長は25日、山梨県富士吉田市内で記者団に対し、「27日に(復党願を)提出する。(私は)基本的に復党する考えだ」と明言した。今村雅弘衆院議員も既に期限通りに復党願を提出する意向を表明している。
一方、平沼氏は25日、岡山県津山市で自身の後援会の会合に出席し、復党願を提出するかどうか対応を協議した。会合終了後、平沼氏は「変な形で戻っても、何の主導権も発揮できないことも考慮の中に入れなければいけない」と記者団に述べ、中川幹事長が「郵政民営化支持表明」などの復党条件を見直さない限り、復党願提出は難しいとの考えを示した。また「(後援会幹部が)『信念を通せ』と言ってくれたことも胸に秘めて決断したい」と語り、今後、他の支援者の意見も聞いたうえで、27日午前に最終判断する考えを表明した。
これに対し、中川幹事長は広島市で講演し、「筋道を通すことが一番大事だ。原理原則を説明できるやり方をしなければ、民意を失う」と述べ、復党条件を変更する考えがないことを強調した。こうした情勢を受け、中川氏と堀内氏が26日、会談し、復党条件について改めて協議することになった。
(2006年11月26日10時48分 読売新聞)
262
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/26(日) 12:28:22
復党問題、神経戦続く・26日に中川幹事長と堀内氏会談
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20061126AT3S2500O25112006.html
郵政民営化法案に反対して自民党を離れた無所属議員の復党問題を巡って、中川秀直幹事長と造反組12人の窓口役を務める平沼赳夫氏は25日も神経戦を繰り広げた。両氏はそれぞれの立場を訴え、接点はなお見えない。平沼氏の復党見送りが濃厚になるなか、26日には造反組の長老、堀内光雄氏が中川氏と会談することになったが、見通しは不透明だ。
平沼氏は岡山県津山市で開いた後援会の会合で「自民党に戻りたいという気持ちは人一倍ある」としながらも、「中川幹事長が示す条件をのめば彼らに主導権を握られる。次の選挙は比例代表に回される可能性も高く、無所属で戦わざるを得ないとの気持ちを持っている」と力説。中川氏が提示した郵政民営化賛成などの条件は容認できず、復党は先送りせざるを得ないとの考えを示した。
これに先立つ後援会幹部との会合では「筋を通すべきだ」など復党見送り論が噴出。平沼氏は会合後、後援会から理解が得られたとの認識を記者団に示した。
一方、中川幹事長は広島市内で講演し、造反組に厳しい条件を課す進め方に党内から批判が強まっていることについて「政治には情が必要だが、同時に筋の部分がある。国民に約束したことは断固実行していく非情な決意を持っていないと成り立たない」と譲歩しない考えを強調した。
そのうえで「安倍晋三首相の本音は『本来は院内統一会派が望ましい。それが困難なら国民や党員の理解が得られるやり方でやってほしい』という考え方だ」と述べ、首相の心境に触れながら造反組をけん制した。
中川幹事長は27日午前を復党願の提出期限としており、造反組の12人は同日朝に最終的な対応を協議する。これに先立ち26日には造反組の堀内氏が中川氏と会談。堀内氏側が申し入れたもので、平沼氏による交渉が暗礁に乗り上げたことから、別のルートで復党条件の緩和などを求める狙いとみられる。
ただ、中川氏の意志は固く、造反組の決断が焦点である構図は変わっていない。
263
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/26(日) 12:31:28
自分の発言をとっておく。
29 無党派さん sage 2006/11/25(土) 18:57:22 ID://6wylst
安倍は自らを小泉と同格以上だと思っているのかな。
俺が就任すれば、世間は自動的に、小泉改革ではなく安倍改革を応援してくれると。
「なぜ郵政造反復党がこれほど騒ぎになるのだ?争点は安倍改革じゃないか」
と本当に思っているならば、やや危険な兆候と思える。
復党ありきではなく、復党組の態度次第では断固復党を撥ね付けるという姿勢を示すことが、
改革政党自民党の確かさを示すことになると思われるのだが・・・。
40 美闘神伝説・真央ちゃん ◆MACDJ2.EXE sage 2006/11/25(土) 19:18:39 ID://6wylst
中川秀直は、統一会派という構想も「あった」と述懐しているが、未解決の段階で手の内を明かすことは、
ことが思い通り運んでいないことを示すのではないか。
>>34
のいうように、踏み絵を踏んだ者が復党後に
中川秀直の悪口をたらたら漏らすことはほぼ確定したといっていいだろう。
仮に平沼だけ復党しないということになってもである。親平沼の連中が騒ぎ続けるだろう。
場合によっては、中川昭一が折りに触れて文句を言い続けるかもしれない。
その際、中川秀直は俺に楯突くのは反党行為だと言い張ることはできないだろう。
安倍としても、断固として中川秀直が正しいという態度を示すことはないのだから。
平沼が復党すればさらに中川秀直にとって状況は厳しくなるだろう。仮に踏み絵を踏んだにしてもである。
61 無党派さん sage 2006/11/25(土) 20:02:20 ID://6wylst
>>53
安倍が心情的に「新しい自民党」「自民党をぶっ壊す」といった言葉を好むか好まないかは意見の分かれるところだろう。
安倍が内心どう思おうと思想の自由である。
ただ、世論の一部層は、安倍のことを小泉改革の正統な後継者だとまだ勘違い(?)している。
その層が支持から剥がれてしまうのを恐れるのが、中川秀直たちである。
そのために、復党に厳しい条件を出して、あくまで我らは「新しい自民党」であると主張しようとする。
そのように世論を気にして造反組に土下座をさせなければいけないという観測は以前からあった。
だが、そこで注意すべきだったのが平沼の存在だ。
私が以前から指摘しているように、平沼は、復党したあとも郵政問題や小泉たちの仕打ちについて
グチグチ言い募るのは見えていることである。そのようなことをいつまでも続けられていては、
「新しい自民党」だなんて言っても面映いだけになってしまう。
それを防ぐ担保として、平沼に踏み絵を踏ませて、足枷をつけようと試みたのだろうが、
平沼が造反組のリーダーにのし上がりふんぞり返ってしまった今では、
そのような懸命な努力も、無に帰すること請け合いである。
こうなれば、安倍にできる、傷つかない手段はただ一つ。復党断固拒絶である。
ここでそれができれば安倍は男を上げるだろう。党改革を貫き通した、と国民の多くが思うことだろう。
小泉が、ハンセン病の控訴を断念して、国民広汎からの熱狂的を受けたように。
――今となっては、ハンセン病控訴断念は本心からのものか不明である。
264
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/26(日) 12:32:32
64 美闘神伝説・真央ちゃん ◆MACDJ2.EXE sage 2006/11/25(土) 20:09:16 ID://6wylst
もう時は戻らないしタラレバの話であるが、昨秋、野田聖子主導で一時的新党構想が出たことがあった。
あれは、逆に反党行為ととられ復帰しにくくなるということで断念になったが、
あれが実現していれば、平沼がここまでふんぞり返って扱いにくくなっていることはなかったのではないか。
空気が読めないというのは、まこと罪なことである。
あるいは、平沼は、自民党の浮沈自体はどうでもいいことと思っているのかもしれないが。
70 美闘神伝説・真央ちゃん ◆MACDJ2.EXE sage 2006/11/25(土) 20:15:43 ID://6wylst
>>65
小泉改革の修正は必要だとしても、である。
党改革などさまざまな面も含めて、古さを洗い流すことはかなり有権者の心を掴んだのではないか。
古く改革を妨害する勢力を排除した。その意味で自民党に投票した人々も多いと思われる。
その票を今後もつなぎとめようとするのが中川秀直らの考えである。
そのために厳しい条件を課し、「改革政党」の内実を維持しようとしているのである。
「新しい自民党」では、筋の通らない情の理論は、限りなく隅に追いやられるはずだ。
仮に、郵政民営化や選挙のやり方に文句があっても、それをテコに執行部攻撃を裏で行ったりしない、
それが風通しの良い新しい自民党の最低条件のはずだ。
「新しい」と「古き良き」の同居は可能なのだろうか?
74 美闘神伝説・真央ちゃん ◆MACDJ2.EXE sage 2006/11/25(土) 20:22:36 ID://6wylst
>>73
規定路線というのは、私が言い出したことであります。
言い出した当時は、来年参院選後までには復党が規定路線と書いただけで、
一部から、それはありえないとのご批判を受けたものでしたが、
今では、年内復党が規定路線だから文句を言うなとの使われ方をしていて愕然であります。
265
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/26(日) 12:33:51
79 美闘神伝説・真央ちゃん ◆MACDJ2.EXE sage 2006/11/25(土) 20:31:41 ID://6wylst
>>75
どちらが正統的な「改革」かといえば安倍なのかもしれない。
然し、小泉が世間に納得させてしまった論理の後始末をつけつつ、
自らの改革路線へ漸次、舵を切っていかなければ、
安倍のやっていることは「改革」ではない!などと勘違いする者が世間に一定数出ることも亦然りである。
どうやらマスコミの扱いやすい・扱いづらいネタというのがあるようで、
なぜなのか、刺客・造反・離党・復党などという話は、マスコミが大好きなようである。
立派なニュースの顔をしつつワイドショー的な面白さがあるからだろうか。
会社勤めのサラリーマンも、派閥抗争には興味津々なのか。
ああ、罪深きや罪深きや。
いずれにしても、この問題は、取扱厳重注意の事項になってしまった。あなおそろしや。
90 無党派さん sage 2006/11/25(土) 20:43:31 ID://6wylst
>>82
それであれば、平沼や造反組がゴネて自民党の透明さを落とすようならば、
顔をそむけて歩き去ってしまっていいのではないか?
安倍の人気があれば、そのようなことは簡単なはずだ。
正論吐きだが国民人気が今ひとつの秀直を交渉役に立てているのは、ミステイクではないのだろうか。
小泉がクラシックというのは世耕の印象なのだろうが、
世間的には、どう考えても、小泉がネオ中のネオ、中川秀直がどっちつかずという感じである。
105 美闘神伝説・真央ちゃん ◆MACDJ2.EXE sage 2006/11/25(土) 20:58:14 ID:uuAx5GlR
>>101
一度ブログにレスつけてもらったので言い出しにくいけど、
かんべえさんって小泉-安倍関係について思い込み混じりのような。
少なくとも、小泉・安倍バトンタッチの時期くらいのかんべえさんって、
安倍を小泉の後継者で、さらに新しい自民党を目指す方向だとみなしていたような。
確かに、安倍世耕あたりの意識としてはそうだったのかもしれないけど、
どうも現実はそうなってないような。
公募で選んだ候補をつらい目にあわせるのは、新しい自民党としてどうなのだろう。
確かに、急に選んだから、質はバラバラだとしても。
公募して300選挙区改革者を立てますよとしたのだから、
その線は守っていかなければ、ネオ路線の貫徹ではないような。
266
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/26(日) 12:36:14
215 無党派さん sage 2006/11/25(土) 23:39:30 ID:uuAx5GlR
平沼のダメさ加減というのは、身近にいる人はわからないんだろうか。
あれだけ金が集まるということは、魅力もあるんだろうか。
造反者たちは、彼をリーダーにしたのは、致命的に見る目がないという事か?
235 無党派さん sage 2006/11/25(土) 23:50:17 ID:uuAx5GlR
>>230
最善は、造反組をとりあえず放置することのような。
241 無党派さん sage 2006/11/25(土) 23:53:50 ID:uuAx5GlR
>>238
仮にそうだとしても、公募候補が支部長の座を外されるおそれは払拭させないと、
今回のことで不透明感が増すのは否めないと思うけど。
クリアーな基準で公募やって登用されたのに、旧弊が復活して潰されるという。
247 無党派さん sage 2006/11/25(土) 23:58:36 ID:uuAx5GlR
>>246
調子に乗らせても、気の毒な目に遭わせても、どっちにしてもダメのような。
267
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/26(日) 12:37:42
261 美闘神伝説・真央ちゃん ◆MACDJ2.EXE sage 2006/11/26(日) 00:07:35 ID:Z4swRUXp
>>252
すくなくとも、秀直は、平沼が復党後に威張り散らすことの世論調査へのネガティブリスクを心得てると思うから
今回のような担保を取ろうとしているんだろうけど、その担保をめぐって党内がうるさくなったんだから、
因果なものというか、なんというか。皆の衆、シューチョクの意向を察してやれよというところだが、
空気が読めない議員が多いということなのだろうか。
268 美闘神伝説・真央ちゃん ◆MACDJ2.EXE sage 2006/11/26(日) 00:11:17 ID:Z4swRUXp
>>263
そもそも、今回の復党話を持ち出したことが誤りのような気がするのだけど(平沼がああだとわかっているのに)。
それを許した意味で、安倍は甘いような。まだ早いと抑えつけるのが正解だったのではないか。
悪いのは平沼だとは思うが。
277 美闘神伝説・真央ちゃん ◆MACDJ2.EXE sage 2006/11/26(日) 00:16:38 ID:Z4swRUXp
>>274
参院選に勝った後ならある程度なんでもできるし、
参院選をダシにひきつければいいのでは、とも思えたけどもね。
今からでも、暫定政党&統一会派に転換できるかどうか。
堀内・今村などは平沼への恩もないし単独復党しそうだが、
志帥会など保守色の強い面々が平沼に同調しそうな。
287 美闘神伝説・真央ちゃん ◆MACDJ2.EXE sage 2006/11/26(日) 00:24:46 ID:Z4swRUXp
秀直…支持率に響くような、将来に禍根の残る復党はお断りだ!弁慶になっても貫く!
安倍…支持率を犠牲にしてまでは戻ってほしくはないかなあ、統一会派あたりでなんとか
ってかんじですか?
299 無党派さん sage 2006/11/26(日) 00:30:07 ID:Z4swRUXp
>>294
平沼…同志の安倍君は我々に戻ってほしいと思っているに違いないのに、
似非保守のカバ野郎が嘘ばかりついて我々の邪魔をするのだ。
抹殺するぞ!
ていうかんじ?
268
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/26(日) 12:39:42
302 美闘神伝説・真央ちゃん ◆MACDJ2.EXE sage 2006/11/26(日) 00:32:32 ID:Z4swRUXp
>>295
私がこれまで書いてきたように、平沼は復党後の言動がアレになりそうだから、
秀直は弁慶になっても踏み絵にこだわってるのだと思いますが。
そういう意味で、支持率に響く将来の禍根なワケです。
平沼の牙を抜かないまま復党させることの危険性を認識してないのだろうかね、秀直の他は。
309 美闘神伝説・真央ちゃん ◆MACDJ2.EXE sage 2006/11/26(日) 00:37:58 ID:0BYNBX+n
>>304
あれで案外取り巻きがついてるから問題が多いのじゃないかと思う。
今回の件で、造反組の半分くらいは平沼を慕った感じで動くだろうし(予測だけど)。
311 美闘神伝説・真央ちゃん ◆MACDJ2.EXE sage 2006/11/26(日) 00:40:06 ID:0BYNBX+n
>>308
世論調査が怖いだけならば、今回のような条件をつけていざこざを世間にバラすのは逆効果になったような。
また、本当に無理だと思うのなら、現段階での復党は、広い納得を得られないから見送りますとすればよかったのに。
317 美闘神伝説・真央ちゃん ◆MACDJ2.EXE sage 2006/11/26(日) 00:45:14 ID:0BYNBX+n
>>312
>>313
平沼、いいと思いますか?
自分は真っ向から反対に思いますけどねぇ。
今後、教育基本法通過後も教育関係などの法案が出ると思いますが、
その際のリーダーとかになって、発言力を誇示しそうな。
あたかも後見人のような形で、保守派の長老のような顔して出てきそうな。
そのおかげで、左の加藤・右の平沼を叩いて進む安倍のイメージがつけば怪我の功名だが、
そのような芸当ができるのかどうか。
のさばることになるリスクが高いように思うのですが。
323 美闘神伝説・真央ちゃん ◆MACDJ2.EXE sage 2006/11/26(日) 00:50:18 ID:0BYNBX+n
>>321
私も、最も根幹的な方針は安倍が示すような形が良かったのではないかと思っています。
あと、弁慶になってまで「復党を阻止」ではなく「平沼の牙を抜く」が私の読みの主眼ですので・・・。
325 無党派さん sage 2006/11/26(日) 00:52:12 ID:0BYNBX+n
>>320
それをやれば、小泉並みの勝負強さに転換する可能性はあると思える。
269
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/26(日) 12:41:19
331 美闘神伝説・真央ちゃん ◆MACDJ2.EXE sage 2006/11/26(日) 00:59:46 ID:0BYNBX+n
>>329
ああいう人もいるんだ、なら投票しようって側面もあることは認めるけど、
党の中で、足引っ張ったり喧嘩したり、不透明な意思決定だったり、というところが出てくると、
本当に危ないと思うよ。それこそ、基礎票があるから参院選は安心なんだってレベルじゃなく。
342 美闘神伝説・真央ちゃん ◆MACDJ2.EXE sage 2006/11/26(日) 01:06:15 ID:0BYNBX+n
>>333
統一会派なら、「お前は別の党だ、自民党に対して威張るなら復党させないぞ」とも言えるし、
参院選においても、「彼は威張ってるけど、別の党ですから」と言うことができる。
353 美闘神伝説・真央ちゃん ◆MACDJ2.EXE sage 2006/11/26(日) 01:18:08 ID:0BYNBX+n
>>352
それは、実際に「安倍の温情で統一会派」になったときにいえることだと思うけど、
仮にそうなったら、そう言えるかもね確かに。
自分の説では、統一会派は消えたと思うけどね。
357 美闘神伝説・真央ちゃん ◆MACDJ2.EXE sage 2006/11/26(日) 01:21:40 ID:AYF0VyBl
>>355
中川に任せています、ではなく、
中川の言っている条件こそが私の方針です、と言えばいいと思う。
270
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/26(日) 14:29:30
小泉氏自民復党問題
「党の判断」静観装う 讀賣埼玉
郵政民営化「造反組」の復党問題が週明けに大詰めを迎える中、県内唯一の造反組で、昨年の衆院選埼玉11区で「刺客」の新井悦二氏に敗れた小泉龍司・前衆院議員の動向が注目されている。小泉、新井両氏ともに、表面上は「自民党本部の判断」と静観を装うが、「次」に向けて有利な態勢を築こうと活動に余念がない。
(伊藤裕)
「次の選挙に勝ってこそ、有権者に認めてもらえる。それが至上命令だ」
深谷市内にある小泉氏の自宅兼事務所で、25日夜に行われた後援会幹部の打ち合わせ。小泉氏が復党問題に触れると、幹部約10人は熱心に聞き入った。
だが、自民党執行部は造反組を当選組と落選組に分けて扱い、その上で高いハードルの復党条件■を突きつけている。
「まだ私は土俵に上げてもらっていない」
慎重に語る小泉氏に、ある幹部は「小泉さんが国会に戻ることが最優先だ。いつ選挙があっても戦える態勢作りを続けよう」と励ました。復党は難航しているが、陣営の士気は高い。
小泉氏は、郵政民営化法案に反対し、昨年の衆院選で自民党公認を得られず、5000票弱の小差で新井氏に敗れた。落選組から引退する者、他党から参院選を目指す者が出る中、次の衆院選を目指して支持者回りを続ける“臥薪嘗胆(がしんしょうたん)の日々”を送る。「与党にいてこそ活躍できる」との思いや思想信条から、「できるだけ早い復党を」と語るが、現職の新井氏がおり、事は簡単ではない。
党県連幹事長の深井明県議は、「党本部の考えに従うだけ。静観するしかない」との立場で、復党を前提に小泉、新井両陣営の話し合いが持たれる雰囲気はない。
発言に慎重な小泉氏に代わり、有力支持者は語る。
「ひざを屈して復党を急ぐ必要はない。地力で勝負し、勝って堂々と自民党に戻ればいい」
一方の新井氏も、「最終的には党の判断。地元が混乱しないのが一番」と多くを語らず、小泉氏同様に「次」を見据え、週末の地元回りに力を入れている。党県連会長の大野松茂衆院議員を頼りに、総裁派閥の町村派に入り、「守り」を固める。
自民党新人議員で作る「83会」は10月末、「落選造反組の復党は、新たな混乱を生じさせかねず、再考の余地はない」などとした署名活動を実施。新井氏を含む43人が署名した。
署名活動を積極的に展開した牧原秀樹衆院議員は、「人情も大事だが、選挙の場で確認した国民の意思を裏切るわけにはいかない」と強硬姿勢を示す。
新井氏の兄の新井家光・深谷市長は「昨年の衆院選は、『政党政治の幕開け』『新しい自民党』と訴え、無党派層の支持を得た。参院選ありきで復党を認めれば、時計の針を戻すことになる」と指摘する。
ただ、県内の自民党県議や首長が復党問題に触れることはほとんどない。ある県議は「統一地方選を控えた我々は、事を荒立てたくない」と距離を置く。
党本部と平沼赳夫氏(元経産相)の交渉を横目に、埼玉11区では「次」での決着を目指し、両陣営が地固めを続ける状況だ。
(2006年11月26日 読売新聞)
271
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/26(日) 14:44:27
自民党:郵政造反組・復党問題 揺れる衆院・北海道10区 地元に「山下氏待望論」
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/hokkaido/seikei/news/20061126ddr041010007000c.html
◇現職優先、公認を否定−−武部前幹事長
「郵政解散・総選挙」から1年2カ月。道内で唯一「刺客」を送り込まれた自民党道10区支部(空知、留萌管内)が復党問題で再び揺れている。総選挙で指揮を執った武部勤・前自民党幹事長は25日、岩見沢市内で開かれた飯島夕雁(ゆかり)衆院議員のセミナーで、郵政民営化法案に反対し落選した山下貴史前衆院議員が再度10区の公認候補となる可能性を否定。だが、飯島氏の地盤作りは進まず、地元では「山下待望論」がくすぶり続けている。
「まだまだ(地域に)認めてもらえるところまでいっていない自覚があります」
約700人が集まった同党道10区支部セミナー。壇上に立った飯島氏の表情は険しかった。
総選挙で飯島氏は山下氏と激しい保守分裂選挙を展開。飯島氏は北海道の居住経験がなく地元は猛反発したが、党本部のてこ入れもあり比例代表で復活当選した。
山下氏の支持者と飯島氏側が関係修復を模索し始めたさなかで復党問題は浮上。山下氏の扱いは不透明だが、地元は動揺を隠せない。10区支部長代行の釣部勲道議は「やっといい感じになってきたのに、復党となれば支部は崩壊する」と憤る。
10区は道内有数の米作地帯で、農業政策への発言力が支持の源。山下氏は幌加内町出身の農水官僚で、00年に担ぎ出されたのも農政通の小平忠正衆院議員(民主党)への対抗が狙い。飯島氏の後援会組織はまだなく、25日のパーティー券購入を拒否した農協もあるという。空知の農協組合長(68)は「飯島さんは農業は素人。『勉強中』では……」と渋い表情だ。
「落選した者は復党できても公認候補としてこの選挙区で出るのは難しい。飯島さんという支部長がいるんだから」。武部前幹事長は25日、地域の不協和音にくぎを刺すように語気を強めた。ただ、山下氏本人は毎日新聞の取材に「まったくその気(復党)がないわけじゃない」と発言。参院へのくら替えを探る動きも出ている。【横田愛】
毎日新聞 2006年11月26日 北海道朝刊
272
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/26(日) 14:46:39
自民党:郵政造反組・復党問題 堀内・保坂両衆院議員、あす復党願提出 /山梨
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamanashi/news/20061126ddlk19010249000c.html
◇「支持者に望む声強い」
郵政造反組の自民党復党問題で、県選出の堀内光雄(2区)、保坂武(3区)の両衆院議員は25日、取材に対し「支持者の間に復党を望む声が強い」として27日に復党願を提出する考えを明らかにした。郵政民営化への賛成を明記した誓約書については両氏とも提出する意向だが、「これからまとめる」と話し、記載する文言は未定とした。
堀内氏は25日午後、富士吉田市内の温泉施設の完成披露式に出席。報道陣に「基本的には復党する考え。出すとしたら27日しかない」と話した。式に先立ち、甲府市内で2区選出の県議12人のうち8人と会談、全員が復党すべきだという意見だったという。平沼赳夫・元経済産業相が復党できなかった場合の対応については「仮定の話には答えられない」としたが「(県議からは)12人全員で復党できない場合でも復党する方向で取り組んでくれと言われている」と述べた。
一方、保坂氏は地元の甲斐市篠原で行われた自治会連合会のグラウンドゴルフ大会に来賓として出席。あいさつで「当選した12人に復党させて頂き、落選した9人も近い将来、戻ってもらえるよう努力したい。29日ごろには復党したい」と述べた。保坂氏は取材に「これまでの話し合いで支持者のほとんどが復党を望んでいる。政党に所属して地域の代表者として活動したい」と復党を希望する理由を説明。「28日には党本部の党規委員会が開かれるので、そこで判断が出れば29日には整理が付くだろう」と見通しを語った。【藤野基文、宇都宮裕一】
毎日新聞 2006年11月26日
273
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/26(日) 15:40:21
復党 堀内氏が幹事長と会談へ
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/11/26/k20061126000011.html
無所属議員の自民党への復党問題で、堀内元自民党総務会長は、12人の一括復党の実現に向けて、26日夜、中川幹事長と会談し、郵政民営化に反対し続けた平沼元経済産業大臣の意向と復党条件との間で接点があるかどうか探りたいとしています。
復党問題をめぐり、自民党の中川幹事長は、復党を希望する場合は、27日午前中までに▽郵政民営化の確実な実施への支持や▽去年の衆議院選挙での反党行為に対する反省を明確にした誓約書を添えて、復党願いを提出するよう求めています。これに対し、無所属議員は、24日、12人の一括復党が望ましいという認識で一致したものの、復党願いをどのような形で提出するかについては、結論を持ち越しました。こうした中、ただ1人、郵政民営化法案に反対し続けた平沼元経済産業大臣は、25日、岡山県津山市で地元後援会の幹部を集めた会合を開き、「一方的に突きつけられた条件をのんで、わたしの将来が切り開かれるのか」と述べ、中川氏が示した条件を全面的に受け入れるのは難しいという認識を示しました。このため、無所属議員側では、一括復党の実現に向けては、平沼氏の対応が焦点になるとして、堀内元自民党総務会長が、26日夜、中川氏と会談し、平沼氏の意向と復党条件との間で接点があるかどうか探りたいとしています。
274
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/28(火) 00:13:00
野田、古屋氏ら造反11議員先行復党へ 岐阜新聞
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20061127/200611271210_340.shtml
平沼赳夫元経済産業相ら郵政造反組の無所属12議員は27日午前、そろって復党願を自民党の石原伸晃幹事長代理に提出した。野田聖子元郵政相、古屋圭司氏、堀内光雄元同党総務会長ら11人は執行部の復党条件を受け入れ郵政民営化支持などの誓約書を添付したが、平沼氏は添付を見送った。党執行部は11議員の復党は認める方向。平沼氏は「復党条件を満たしていない」として見送る方針で、造反組の復党問題は月内にも11人の先行復党で決着する見通しとなった。
執行部は27日午後に党改革実行本部で所属議員の意見を聞いた上で週内に党紀委員会に諮る。来年の参院選での造反組の協力に期待した自民党の対応に世論が反発するのは必至で、党内からも強い反対論が出ることが予想される。安倍晋三首相(総裁)は難しい判断を迫られそうだ。
中川秀直幹事長はこれまで復党条件として(1)郵政民営化を盛り込んだ政権公約順守(2)安倍首相の所信表明演説の支持(3)党則順守と党員義務の忠実な履行(4)衆院選で自民党候補と争った反党行為への反省−を明記した誓約書の提出などを要求。
11人は誓約書で「郵政民営化を含む政権公約の実現にまい進する」ことや、反党行為への「遺憾の意」を表明。再び党則に違反した場合には「自ら身を処す」ことなども明記したとみられる。
会合では、平沼氏にもこの文面で同一歩調を取るよう説得したが、郵政民営化への反対姿勢を貫く平沼氏は誓約書の提出に難色を示した。
平沼氏は少なくとも来夏の参院選前の復党は困難になるとみられ、当面は自民党の衆院会派に加わることが検討される見込みだ。造反組のうち落選議員の扱いは今後、個別に判断される。
会合終了後、古屋氏は「確かに(復党願を)提出した。私は一貫して復党を目指すと言ってきたし、復党を目指せという地元の声にも真摯(しんし)に対応した」と述べた。野田氏は無言で車に乗り込んだ。
275
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/28(火) 00:45:57
首相、復党手続きを指示 平沼氏除く造反11議員 '06/11/28
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200611270298.html
安倍晋三首相は二十七日の自民党役員会で、平沼赳夫元経済産業相を除く郵政造反組十一議員について郵政民営化支持などの誓約書提出で「条件を満たした」として復党手続きに入るよう指示した。中川秀直幹事長は二十八日に笹川尭党紀委員長と会い審査を急ぐよう求める方針で、近く開かれる党紀委で十一議員の先行復党が正式に決まる。
ただ役員会に先立ち、復党問題への所属議員の意見を聞くために急きょ開かれた党改革実行本部では若手議員を中心に反対意見が続出。新人の有志議員らは「安易な復党は反対」との緊急アピールをまとめるなど復党阻止の動きを強めており、異論を押し切っての首相判断は党内に大きな火種を残した格好だ。
堀内光雄元同党総務会長ら復党が認められる造反組議員は二十八日午前に国会内で共同会見し、郵政民営化への見解を説明する。
首相は役員会で「十一議員は党紀委で復党審査手続きに入ってもらいたい。(誓約書提出を見送った)平沼氏に関しては手続きできないのはやむを得ない」と説明した。
この後、記者団に参院選目当てとの批判について「選挙とはまったくかかわりはない」と強調。説明責任に関しては「条件をオープンにしてきた。その上で了解していただいたということで(自民党)総裁として責任をもって決断した」と述べた。小泉純一郎前首相には電話で説明し了承を得たことも明らかにした。
しかし党改革実行本部では計二十五人の発言のうち「時期尚早だ。国民の信頼を失い、来年の統一地方選や参院選は戦えない」との反対意見が約九割を占めた。青木幹雄参院議員会長は「快く迎えるべきだ」と指摘したが、容認論は二、三人にとどまった。
十一議員の復党に伴い自民党の来年の政党交付金は年間約二億五千万円増加する。
276
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/28(火) 00:54:23
首相“11人の復党を指示”
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/11/28/k20061127000164.html
安倍総理大臣は27日夜、総理大臣官邸で記者団に対し、「11人が提出した復党願いはすべての条件を満たしているので、自民党総裁として、復党に向けて手続きを始めるよう指示した。平沼氏からは誓約書が提出されておらず、残念ながら復党を認めることはできない」と述べました。
安倍総理大臣は、復党を認める理由について「去年の衆議院選挙の結果をしんしに受け止め、郵政民営化の方向に賛成してもらうことと、わたしが目指す『美しい国づくり』にいっしょに汗を流す決意を確認したいと考えた。こうした考えを受け入れた議員の復党を認めるのであり、国民に説明していかなければならない。復党する皆さんにしっかりと力を発揮してもらって、国民の皆さまの理解をいただきたい」と述べました。一方、安倍総理大臣は、郵政民営化法案に反対して、去年の衆議院選挙で落選した前議員の扱いについて「それぞれ事情がかなり異なるので、どう対応するか党執行部で考えていくことになる」と述べました。さらに、安倍総理大臣は「復党を認めるのであれば、衆議院を解散して国民の信を問うべきだ」という指摘があることについて、「わたしの政権はスタートしたばかりだ。来年度の予算案を編成して通常国会で議論し、実績をあげていくことが大切だ」と述べました。また、安倍総理大臣は「小泉前総理大臣には口頭で説明し、『安倍総理大臣の方針はわかった』と言っていた」と述べました。
自民改革本部 復党に慎重意見
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/11/28/k20061127000201.html
無所属議員12人から復党願いが提出されたことを受けて、自民党は、党所属の国会議員の意見を聞くため、改革実行本部の会合を開きましたが、若手議員を中心に、「今、復党を認めれば、国民の信頼を失う」として、慎重な対応を求める意見が相次ぎました。
この会合は、復党問題について、党内の意見を十分聞いて、手続きを進めるよう求める意見が出ていたことを踏まえ開かれたもので、まず、党改革実行本部の本部長を務める石原幹事長代理が、27日、郵政民営化に反対して党を離れた無所属議員12人から、復党願いが提出されたことを報告しました。これについて、若手議員を中心に、「去年の衆議院選挙で、自民党の政権公約を否定した議員を、わずか1年余りで復党させることは、国民の理解が得られない」という批判や、「復党を認めれば、自民党は来年の参議院選挙を戦えない」という懸念が、相次いで出されました。会合のあと、山本一太参議院議員や山内康一衆議院議員ら若手議員の有志が記者会見し、党執行部は、27日の会合で出された意見を重く受け止め、復党願いの取り扱いについて、慎重な対応を求める緊急アピールを発表しました。若手議員は、28日、復党反対の議員連盟を、発足させることにしています。
277
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/28(火) 01:02:31
自民、平沼氏の復党見送り 「誓約」の11人は容認
2006年11月27日23時06分
http://www.asahi.com/politics/update/1127/007.html
郵政民営化法案に反対して自民党を離れた無所属議員の復党問題で、安倍首相は27日、復党願と誓約書を提出した11人について復党手続きを進めるよう、党執行部に指示した。復党願を審査する党紀委員会は早ければ12月1日に開かれ、復党を正式に認める。誓約書を出さなかった平沼赳夫元経済産業相については、首相は「復党は認められない」と言明した。一方、中川秀直幹事長は、復党する議員と党公認議員の選挙区調整については「しかるべき時期の話だ」と語り、先送りする考えを示した。
首相は27日夕、誓約書を出さなかった平沼氏について「私どもが示した条件について書面を提出しなかった。残念ながら今回は復党を認めることができないと判断した」と説明。11人の復党を認めることについては「自民党は古い自民党に戻ることはない。国民の前で示した条件を了解したということで認めた。復党された後は一緒に美しい国づくりについて汗を流してもらいたい」と語った。首相官邸で記者団に答えた。
昨年秋の衆院選で自民党は、郵政民営化の是非に絞って選挙戦を展開。これが有権者の支持を得て、296議席を獲得した。郵政民営化に反対した堀内光雄氏ら11人の復党を認めることは、民営化に反対の意思を示した有権者の票も取り込むことになり、「票の二重取り」との指摘がある。
記者団にこの点を問われた首相は「政治の場における決断は、政治家である以上、それぞれ選挙で審判を受けるということになる」と語り、こうした点も含め、次の衆院選で判断を仰ぎたいとの考えを示した。
首相はまた、11人の復党を認めることを、小泉前首相に電話で報告したことを明らかにした。
一方、中川幹事長は27日夕の記者会見で、落選議員の復党について「白紙だが、いろいろなケースの中で党都道府県連から話があったときに考える」と語り、参院選への出馬などで党の地方組織と調整がついた前職については、個別に検討する考えを示した。
党紀委員会については28日に中川氏が笹川尭委員長に開催を要請。12月1日か4日に開かれる見通しとなった。
278
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/28(火) 02:26:22
造反組復党:小泉路線を修正 世論にらみ妥協の側面も
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061128k0000m010132000c.html
郵政造反組の自民復党問題は27日、現職11人について認めることでひとまず決着した。郵政選挙から1年余。手のひらを返したような今回の対応は、小泉純一郎前首相の路線の修正となる。民営化反対を貫く平沼赳夫元経済産業相の復党を見送ったことでスジを通したとの主張も聞かれるが、世論にらみの妥協の側面は否定できない。復党問題は落選組の扱いも含め「長期化」するとみられ、参院選に逆効果との見方もある。【高山祐】
今回の復党劇は、参院選で「1人区」(改選数1)対策を重視する参院自民党側の強い要求が出発点にある。改選数2以上の選挙区では民主党などと議席を分け合うが、天王山は29ある1人区。造反議員12人のうち、野田聖子元郵政相(岐阜1区)ら3人を除く9人の選挙区はそうした1人区と重なる。
とりわけ山梨、佐賀、宮崎の1人区には造反組が2人ずついる。平沼氏は衆院岡山3区選出で、1人区の参院岡山選挙区では片山虎之助参院幹事長が改選を迎えるという事情も見過ごせない。多少の批判を受けても復党を進めないと、苦戦は必至との焦りにも似た思いが参院自民党に強い。
一方、党内には衆院を中心に「復党させれば、逆に参院選で国民の批判を受けて負ける。改革路線の実質転換になる」という危機感も根強い。中川秀直幹事長が復党ハードルを上げ続けたのも、こうした批判を抑えるためには、厳格な復党条件の提示が不可欠と考えたからだ。
ただ、これに平沼氏が猛反発し、復党問題は混迷の感を強めた。青木幹雄参院議員会長や中川昭一政調会長らが復党容認論を展開し、党内が二分され、大きなしこりを残した。毎日新聞の世論調査(25、26両日)で安倍内閣の支持率は前回(9月)調査より14ポイント減の53%に急落したが、一連の展開と無縁ではないとみられる。
11人の復党が認められたとはいえ、復党劇はこれで終わらない。青木氏らは今後も、平沼氏と落選組の復党を要求する構えであるばかりでなく、11人とこれに挑んだ新人議員らの小選挙区と比例代表のすみ分けが難題として残るからだ。平沼氏を除く11人のうち、堀内光雄元党総務会長(山梨2区)ら6人の選挙区で「刺客」議員が比例代表で復活当選している。
党内には、刺客議員を次期衆院選の小選挙区候補、造反組は比例代表候補とする案もあるが、前回、刺客を立てられながら小選挙区で勝ち抜いた造反組だけに、地元を中心に不満が出るのは確実。交互に選挙区候補と比例代表候補として立候補する「コスタリカ方式」も想定されるものの、選挙区内でのしこりは根強く残り、協力体制が築けるかは不透明だ。
この調整について、中川幹事長は27日の記者会見で「これはまだ申し上げる時期ではない。衆院のどの選挙区についても調整する時期でない。今は白紙だ」と詳しい言及を避けた。
279
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/28(火) 02:27:26
◇世論の批判意識? 安倍首相、説明に力入る
安倍晋三首相は27日夜、平沼赳夫元経済産業相を除く郵政造反組11人の復党を認めたことに関し、首相官邸で記者団に対し「自民党は決して古い自民党に戻ることはない。また戻してはならない」などと11分間にわたって弁じた。首相が立ったまま質問に答える「ぶら下がり」で、就任以来10分を超えたのは初めて。世論の批判などを意識して、説明に力が入ったようだ。
首相はこの中で「民営化が是か非かということをあいまいにしてはならないと考えた。条件を付けるのは厳しいハードルだったと思う」と理解を求めた。青木幹雄参院議員会長らが無条件復党を求めていたことについては「国民の前で我々の考え方を明らかにし、復党問題を進める必要があると考えた」と説明した。
ただ、参院選との関係を尋ねられると質問をさえぎるように「参院選はまだ来年7月。まったく(関係)ない」と強調した。【小林多美子】
◇世論・無党派重視から旧来の組織重視に転換
郵政民営化法案に造反した無所属議員11人の復党容認は、平沼氏を除外したとはいえ、小泉政権を貫いた世論・無党派重視の路線を安倍政権が旧来の組織重視に大きく修正したことを意味する。昨年、刺客騒動まで演じて世論の共感を呼び、衆院選で圧勝した事実と照らせば、有権者への背信行為だ。「小泉流」の劇場型政治のはらむ危うさと、政党の無節操さの双方を示した点で、政治の汚点との指摘は免れない。
自民党内にはもともと、小選挙区下でどう党勢を確保するかについて、路線対立がある。ひとつは森喜朗元首相や青木幹雄参院議員会長が主導する、従来の自民党政治に沿った職域団体や地方議員を重視したオーソドックスな組織重視志向。もうひとつは小泉前首相が追い求め、武部勤前幹事長や若手議員らが共感する世論や無党派層を強く意識した路線だ。今回、来夏の参院選をにらみ、復党をめぐる確執が際立った根はそこにある。
結局、郵政民営化賛成の誓約書を出す条件を中川秀直幹事長が譲らず、転向を一人拒んだ平沼氏の復党は見送られた。中川氏主導の形で一括復党派の森氏や青木氏が政治的には押し切られたわけだが、12人のうち11人の復党が容認された意味は重い。昨年の衆院選はまさに「民営化是非」こそが争点であり、有権者の多くはその選択に沿い投票した。その点、これまでの離合集散劇とは質的に異なっている。
「平沼氏抜き」の実態は、小泉路線の踏襲と、復党への党内圧力の両立を迫られての妥協の産物だ。安倍晋三首相は小泉路線派の中川氏に調整を委ねる一方で、その路線に反し「先祖返り」しかねないちぐはぐな結論を出した。参院選戦略をめぐる首相の「迷い」が党内の亀裂を広げた後遺症は、予想以上に重たかろう。
はなやかだった小泉劇場だが、世論形成にあずかったタウンミーティングは過剰な演出が判明。そして、1年余での造反議員の復党劇では、郵政解散すら有権者向けに演出した芝居だったと言われかねない。政権交代から間を置かず、ほころびが次々と表面化することは異常だ。
一方で、野党・民主党も自民党同様、小沢一郎代表が組織重視の戦略に傾斜しつつある。自民、民主両党の内向きさは、政治的無関心を急拡大しかねない。【人羅格】
毎日新聞 2006年11月27日 23時21分 (最終更新時間 11月28日 0時19分)
280
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/28(火) 04:36:57
ほんとに藤井が岐阜選挙区かもな。
自民、落選組一部の年内復党も…現職11人は内定
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20061128it01.htm?from=top
自民党は27日夕の役員会で、郵政民営化に反対して自民党を離党した「造反組」の無所属衆院議員12人のうち、平沼赳夫・元経済産業相を除く11人の復党を認めることを内定した。
今週中にも党紀委員会を開き、11人の復党を正式決定する。
同党は昨年の衆院選で落選した造反組の一部の年内復党も検討している。今回の復党に対しては、有権者から賛否両論が出ることが予想され、今後の安倍首相の政権運営などに影響を与える可能性もある。
11人が提出した誓約書には、中川幹事長が当初から示していた復党の条件に沿って、〈1〉離党勧告処分の対象となった行為は遺憾だ〈2〉安倍首相の所信表明演説を全面支持する〈3〉郵政民営化を含む政権公約の実現にまい進する――などの内容が書かれた。さらに、中川氏が26日に造反組に新たに求めた「誓約に違反した場合、議員辞職する」ことも盛り込まれた。
平沼氏は27日午後の記者会見で、当面、無所属で活動する意向を表明した。
自民党役員会では、首相が「平沼さんは残念だが、11人の復党は認める」と表明し、了承された。首相は27日夜、記者団に対し、11人の復党を認めたことについて、「私が目指している国づくりを正しい方向に進めていきたい。より多くの方々に力を発揮していただくことにより、成果を上げていくことになる」と述べた。
中川氏は役員会後の記者会見で、「平沼氏の任期中の復党は考えられないのではないか。信念を貫く政治家だと敬意を払っているが、自民党が信念を曲げることはあり得ない。落選組は個々に判断する」と語った。
一方、落選組では、9人程度が復党を希望している。党内では、来年の参院選に立候補する前議員も復党させるべきだとの声があり、参院選へのくら替えを模索している藤井孝男(岐阜4区で落選)、衛藤晟一(大分1区で落選)両氏の復党が優先的に検討されると見られる。
(2006年11月28日3時0分 読売新聞)
281
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/28(火) 20:47:49
麻生は他の政治家と切り口が違うから、マスコミを煙に巻きやすいんだよなあ。小泉ににてるとこ。
麻生外相、復党問題は「2カ月もかける話か」
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_11/t2006112835.html
安倍晋三首相が郵政民営化造反組11人の自民党への復党を認めたことについて、閣僚からは28日午前、理解を示す声が相次いだ。ただ、国民世論の反発を懸念する意見も一部から出された。
麻生太郎外相=写真=は「もっと早く終わっとけば良かった。(政権発足から)2カ月もかける話か」と述べ、復党内定はむしろ遅すぎたとの認識を表明。久間章生防衛庁長官は「1人平沼赳夫元経産相が殉難者になって、あとの人たちが入ってくる。自民党は多い方がいい」と語るとともに、来年夏の参院選への影響については「世論調査は東京中心だからない」と楽観論を展開した。
これに対し、高市早苗沖縄担当相は「支持率など非常に厳しい状況が予想される」と世論の「逆風」を懸念を示した。
一方、復党が認められた堀内光雄元通産相ら無所属議員4人が同日午前、記者会見。4人は「郵政民営化自体は反対ではなかった」と釈明。復党に世論の反発が強いことについて、堀内氏は「安倍政権の政策をしっかり取り組んで応援し、支持することではじめて国民が理解してくれるだろうと思う」と述べた。
会見は復党条件の一環だが、4人以外の議員は地元日程などを理由に欠席した。
ZAKZAK 2006/11/28
282
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/28(火) 20:49:01
誰も得せぬ復党劇…安倍支持率低下避けられず
http://www.zakzak.co.jp/top/2006_11/t2006112811.html
郵政民営化「造反組」の復党問題は、国民が注視する中、自民党をめぐる「混乱」や「因縁」「思惑」「妥協」などを露呈させた。土下座まがいの誓約書を書いた造反組11人をはじめ、受け入れる安倍晋三首相や自民党、誓約書を拒否した平沼赳夫元経産相にもダメージが多い、最悪の結果となりそうだ。
【造反組土下座】
中川秀直幹事長が造反組の堀内光雄元総務会長に突き付けた誓約書は屈辱的だった。自らの行動を「反党行為」として遺憾の意を表明した上で、「(誓約に違反した場合)議員辞職する」などと記されていたのだ。
27日午前に開いた会合は、この条件を受け入れるか否かで議論が紛糾したが、ここで決断しなければ悲願の自民党復党は厳しく、無所属のままでは企業・団体献金の受け皿もない。
平沼氏を除く11人は「耐えがたきを耐え」、土下座まがいの誓約書を提出した。有権者の「政治信念を曲げた」との批判は必至だ。
【安倍首相丸投げ】
「決して古い自民党に戻ることはない」。安倍首相は27日夜、10分以上にわたって記者団に復党問題を語った。就任以来、最も長い時間を費やしたことに、危機感の強さが現れている。
首相は「参院選とは関係ない」というが、造反組復党の流れは10月10日夜、首相と中川氏、森喜朗元首相、青木幹雄参院議員会長の秘密会談で、参院選を指揮する青木氏の要求により強まったのは間違いない。
それから2カ月弱、平沼氏とは犬猿の仲の中川幹事長に対応を丸投げし、復党反対の刺客議員らにも反転攻勢の余地を与え、国民注視の中で「情か筋か」のゴタゴタ劇を露呈した。内閣や党の支持率低下は避けられそうになく、参院選も楽観できない。
【平沼氏孤立】
「あんな屈辱的な誓約書は書けない」。平沼氏は27日、こう言って中川幹事長が示した誓約書を突っぱねた。しかし、他の造反組11人への配慮などもあり、拒否確実とみられる「復党願」は提出した。この分かりにくさが、平沼氏のアキレス腱(けん)といえる。
この日の記者会見でも、「自由民主党という政党が、非常に独裁的なかたちになっている」と批判しながら、「新たな政党をつくるとか、よその政党に入る気持ちはない。(来年の参院選は)よほどのことがない限り、後援会を挙げて自民党を応援する」と、復党への未練をにじませる。
平沼氏の誤算は、政治理念で一致する安倍首相が最後には「助け舟」を出してくれると期待していたこと。一時は「将来の宰相候補」と期待された平沼氏だが、11人の同志を失い、単独行動となることで影響力低下は避けられそうにない。
ZAKZAK 2006/11/28
283
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/28(火) 23:32:17
総選挙以降一貫性を失った、朝日・毎日。
産経はここへ来て何を言いたいのかわからなくなってきた。支離滅裂。
主張】自民復党 幅広い支持獲得が肝要だ
http://www.sankei.co.jp/news/061128/edi000.htm
郵政民営化に反対して自民党を離党した平沼赳夫元経済産業相ら無所属の衆院議員12人が自民党に復党願を提出した。平沼氏だけは、復党の条件とされた郵政民営化支持などの誓約書を添付しなかった。安倍晋三首相は平沼氏を除く11人の復党を認めると述べた。
自民党が昨年の総選挙で掲げた郵政民営化などの公約を守るという政策本位の姿勢は、一応貫かれた格好にはなった。
今回の復党問題では参院側を中心に「人情論」からの一括復党を求める意見が相次いだ。
だが、小選挙区制は、政党が自らの政策への支持を求めて競い合う選挙である。このため党の政策に反対する与党候補者に対し、首相が対抗馬を擁立し、有権者に選択肢を示すことは当然ということになる。国民への公約を守ることが政党の生命線ともいえる。
参院側は、来夏の参院選で勝つために造反議員の協力を求めたかったようだが、政策本位という政党の基本姿勢を無視すれば、有権者からしっぺ返しを受けることになりかねない。
この問題の背景には、自民党支持組織の集票力に期待する参院執行部と、無党派層などの支持を意識する中川秀直幹事長との路線選択も絡んでいる。小泉純一郎前首相が復党問題に対し、「参院(自民党)は間違っている。特定郵便局に頼って選挙をしようというのは逆効果。参院選に負けるぞ」と語ったことにも留意したい。
自民党の党員数は下降線をたどり続けている。昨年末の党員数は122万人で8年連続減少し、ピークだった平成3年の547万人の22%にまで落ち込んだ。とくに医師会、建設業界といった業界ごとの「職域党員」の減少は激しい。既得権益に切り込む小泉構造改革の結果ではあるが、一方で自民党はこれに代わる新たな支持基盤を確立していない。
今年1月の党大会では衆院選で自民党に投票した無党派層を「新自民党支持層」と位置づけ、「脱派閥人材」の育成や候補者公募推進を公約したが、その努力を十分果たしていない。
安倍首相は自民党を幅広く国民の支持を得る近代政党に変えていくしかないのではないか。復党問題をその契機にすべきだろう。
284
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/29(水) 00:17:41
復党願提出議員6人会見 「首相は命の恩人」
http://www.sankei.co.jp/news/061128/sei017.htm
自民党への復党が認められた郵政造反組の堀内光雄元同党総務会長ら6議員が28日、午前と午後の2組に分かれて国会内で記者会見し、「自民党議員として新しい命を吹き込んでくれた命の恩人、安倍晋三首相のために全身全霊で頑張りたい」(今村雅弘氏)などと表明した。
復党後の焦点となる、競合する自民党議員との選挙区調整については「復党前に言う話ではない」(堀内氏)といずれも言及を避けた。
会見は中川秀直幹事長が復党条件の一環として開催を求めたもので、午前は堀内、古屋圭司、山口俊一、森山裕の4氏、午後は今村、保利耕輔両氏が行った。
堀内氏は「必ずしも民営化に反対ではなかった。復党に感謝の気持ちでいっぱいだ」と表明。古屋氏は「安倍政権を全力で支える。有権者にはていねいに説明し理解を得ていく」と強調した。
山口氏は「復党条件があり複雑な心境だ。郵政ネットワークの維持に(議員として)役割を果たしたい」とし、森山氏は「選挙区の発展につなげ、いい形で自民党の力になりたい」と訴えた。
保利氏は「自民党の議員として政治生活を全うしたい。衆院選の直後、郵政民営化賛成との国民の声に従うと答えたので『踏み絵』は踏んでいる」と語った。
野田聖子元郵政相も正式な会見は開かなかったが、国会内で記者団に「自民党という場所で、全力で仕事をしたいという思いがかなえられてうれしい。(郵政民営化には)いたずらにあらがうことなく、その方向を多くの国民が望むならきちんと受け止める」と強調。衆院岐阜1区で争った佐藤ゆかり衆院議員とは「ともに汗をかいていきたい」と述べた。
(11/28 22:22)
285
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/29(水) 00:37:32
復党問題:閣僚の大勢は復党支持
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20061129k0000m010148000c.html
郵政造反組の復党に対し、28日の閣議後の記者会見で閣僚からは支持する意見が目立った。
柳沢伯夫厚生労働相は「考え方を変えて賛成した。改革を進める支障がなくなった」と指摘。長勢甚遠法相も「政治基盤を安定させることが大事。一つの政治判断としていい」と語った。
平沼赳夫元経済産業相の復党が認められなかったことには、甘利明経済産業相が「反対している以上、モノの道理」と発言、久間章生防衛庁長官も「けじめが必要というのも分からんでもない。平沼さんが『殉難者』になった」と述べた。
ただ、久間長官が参院選への影響を「ない」と断言する一方、高市早苗沖縄・北方担当相は「厳しい状況が予想される。安倍内閣が結果を出すだけだ」と語り、麻生太郎外相は「もっと早く終わっときゃ良かった。2カ月もかけるような話だったか……」と指摘した。
毎日新聞 2006年11月28日 23時45分
286
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/29(水) 02:13:31
古屋氏「党内融和を最優先」 復党問題で会見
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20061128/200611281419_351.shtml
自民党への復党が認められた郵政造反組の堀内光雄元同党総務会長ら4議員は28日、国会内で記者会見し、「安倍政権を支え、より良い郵政民営化の実現などを通じ、国民に復党への理解を求めていきたい」と強調した。ただ選挙区で競合する自民党議員との調整については「復党前に言う話ではない」(堀内氏)と言及を避けた。
会見は、中川秀直幹事長が復党条件の一環として開催を求めたが、出席は堀内氏のほか、古屋圭司(岐阜5区)、山口俊一、森山裕各衆院議員の3人だけで、野田聖子元郵政相(岐阜1区)ら7人は地元日程などのため欠席した。
堀内氏は「必ずしも民営化に反対ではなかった。復党に感謝の気持ちでいっぱいだ」と表明。
古屋氏は「安倍晋三首相の決断に感謝したい。復党できれば全力で政権を支える」と心情を述べ、首班指名での安倍首相への1票と、郵政民営化が盛られた所信表明演説の支持で、有権者の理解は得られると説明した。「岐阜県連にしこりが残るのでは」との問いには「仮に復党できたのなら、党内融和を最優先したい。反発は承知しているが、しっかり対話することで十分理解が得られると思う」と話した。
一方、野田氏は衆院本会議終了後、国会内で記者団の質問に答え、「(復党できれば)自民党で再び仕事ができる。支持者や私が望んでいた思いがかなえられる」と語った。また、佐藤ゆかり衆院議員(比例東海)との関係については、「岐阜市がまとまることが課せられた大きな仕事。共に汗をかきたい」と話した。
287
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/29(水) 02:34:17
野呂田氏提出せず、自民党復党願 小野氏は「党の判断を注視」 秋田魁
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20061128b
自民党から除名処分を受け、当初から復党対象から外れていた野呂田芳成氏(無所属、衆院秋田2区)は、27日までに復党願を提出しなかった。この日は所要で京都を訪れており、復党問題に関しては特にコメントは出さなかった。
野呂田氏は前首相の小泉内閣下で郵政民営化法案に反対し、首相指名選挙でも国民新党の綿貫民輔代表に投票したことなどから除名された。安倍晋三新首相が誕生した9月の首相指名選挙でも、採決を棄権していた。野呂田氏は前党県連会長で、前党県第2選挙区支部長。
一方、昨年9月の衆院選で秋田2区から出馬して落選し、今年3月に党県第2選挙区支部長に就任した小野貴樹氏はこの日、復党をめぐる情報収集のため上京。取材に対して「まだ決まった話ではない。党紀委員会など党本部や有権者の判断を注視したい」と話した。
288
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/29(水) 02:38:09
「刺客は何だったのか」 郵政造反組、自民復党へ
2006/11/28 神戸新聞
http://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sg/0000178378.shtml
郵政造反組の自民復党が認められる見通しとなった27日、兵庫県内からは「有権者への説明が不十分」と批判が上がる一方、「選挙のためには仕方ない」と冷めた受け止めもみられた。「人情」か「筋」かで揺れた内部対立が党勢にどう響くか。来年の統一選、参院選をにらみつつ、県連幹部は気をもんでいる。
「刺客を繰り出してまで反対派を切った昨年の総選挙は一体何だったのか」。自営業の森下高明さん(56)=相生市=は首をかしげた。「なぜ今復党なのか、有権者への説明が十分ではない。刺客を差し向けられて落選を余儀なくされた(元自民の)政治家だって、釈然としないだろう」
会社員中辻慎さん(35)=神戸市東灘区=は「郵政民営化は世論も賛成したし、自民に戻る方が選挙にも有利。十一人の判断は格好悪いが普通の感覚」と淡々。「逆に平沼(赳夫元経済産業相)さんは、郵政にこだわり過ぎている印象。要は、いろんな政治課題をどう解決するか」と話した。
特定郵便局長のOBでつくる大樹兵庫県支部の工藤忠彦顧問(80)=豊岡市=は、「復党しなければ選挙に勝てないだろうし、誓約書もやむを得ない」と造反組の行動に理解を示す。その上で「本心は民営化に反対する人は党内に多くいる。地域に密着した特定郵便局は守っていけるはずだ」と、復党組ら民営化慎重派に期待を寄せた。
自民党兵庫県連の幹事長、原亮介県議は「党運営からみれば今回の判断は理解できる」としながらも、「誓約書まで出させるのは、自由な議論を否定することにつながらないか心配」と複雑な心境をのぞかせた。
さらに、復党問題が安倍政権の支持率低下につながっているとの見方に対して、「今回の復党の結果、与党がさらに巨大化することを、有権者がどう判断するか」と危ぐした。
289
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/29(水) 02:42:09
自民党復党問題で神奈川選出2閣僚は首相を支持
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxinov554/
2006/11/29
「郵政造反組」の無所属議員十一人が復党する見通しとなったことについて、菅義偉総務相(衆院2区)と甘利明経済産業相(同13区)の県内閣僚二人は二十八日の閣議後の会見で、ともに世論の逆風を意識しながらも内閣の一員として安倍首相を支える姿勢を示した。
関係者によると、菅総務相はこれまで早期復党反対の立場で、安倍晋三首相にも慎重な対応を意見具申してきたとされる。それだけに会見で記者団からコメントを求められ、「私はかねてより国民への説明が必要と言ってきた。党がその方向で決定したということだから、それはそれでやむを得ないのかなと思う」と述べるにとどめた。
一方、甘利経産相は「(造反議員が復党に際して)郵政解散で自分が間違えていたことを認め、安倍政権に協力することが明確に示されれば、それが説明責任を果たすことになる。だから中川秀直幹事長は正しかった」と説明。ただ厳しい世論を意識してか、「時期の選択について悪いかどうかの議論は残ると思うが、必要最低限の説明責任は果たしていると思う」とも語った。
290
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/29(水) 02:45:44
交渉役、信念を守り孤立
復党橋渡し失敗 同志は“土下座”
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20061128/mng_____sei_____003.shtml
「郵政造反組」から自民党との復党交渉を託された平沼赳夫元経済産業相は二十七日、造反組十二人の中でただ一人、郵政民営化支持を含む誓約書の提出を拒み、自ら復党への道を閉ざした。民営化に反対し続ける「信念の政治家」の看板は守ったが、同志は「土下座同然」(造反組の一人)の条件をのまされ、交渉役としての役割を果たせなかった。安倍晋三首相との個人的関係を過信したゆえの誤算だった。 (佐藤圭)
「あなたも、ぜひ誓約書に賛同する方向で考えてみてほしい」
堀内光雄元総務会長ら十一人は二十七日午前九時半から二時間近く、「信念」にこだわる平沼氏を説得し続けた。しかし、平沼氏は「信念を貫く。誓約書を書くことは断固反対する」と、最後まで首を縦に振らなかった。
ただ、十一人は「抜け駆け」との批判は避けたい。平沼氏が誓約書を書かなくても、復党願を出せば十二人の一体感はアピールできる−。平沼氏は「復党願も出したくないと思っていた」と会合後に語ったが、交渉役という立場上、復党願だけは心ならずも提出せざるを得なかった。
平沼氏が十一人から交渉役に推されたのは、安倍氏が自民党総裁選に選出された九月二十日夜の会合だった。安倍新総裁が平沼氏と政治的立場が近く、平沼氏らの復党を望んでいるとみられたからだ。平沼氏が民営化に反対し続けていても造反組には交渉の障害になるとは考えられなかった。
中川氏が「民営化への賛成」や「反党行為への反省」などの条件を次々と提示する中でも、平沼氏は「首相の考えは、中川氏とは違う」との“確信”を抱き続けていた。
しかし、今月二十二日に平沼氏と会談した中川氏は、厳しい条件を正式に突き付けて「首相から一任されている」と言い切った。首相との信頼関係で復党への道を切り開けると信じていた平沼氏はこれ以降、交渉役として機能不全に陥る。
中川氏への個人攻撃をエスカレートさせる平沼氏に対し、復党を急ぐ他の無所属議員からは不満の声が漏れるようになっていた。平沼氏の存在自体が、交渉の障害になってきたからだ。
最終局面では、平沼氏に代わる交渉役として堀内氏が担ぎ出され、二十六日夜に中川氏と会談。二十七日の会合でも、堀内氏が、誓約書の内容に難色を示していた一部議員を「昨年の衆院選でも党公認候補全員が同様の文書に署名している」との理屈で納得させた。
平沼氏は会合後の記者会見で「自民党は非常に独裁的になっている。党首が圧倒的な力を持って権力を行使するということは改めていくべきだ」と述べ、首相にも批判の矛先を向けた。残された落選議員らの復党問題については「堀内氏がやるのではないか」と周囲に語るのみだった。
291
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/29(水) 02:46:46
参院選目当て 批判必至
復党決着で自民逆効果
http://www.tokyo-np.co.jp/00/kakushin/20061128/mng_____kakushin000.shtml
「郵政造反組」の自民党復党問題は二十七日、平沼赳夫氏を除く無所属議員十一人が復党することで決着した。執行部は、復党組に来夏の参院選での協力を期待するが、「郵政選挙」からわずか一年余の復党に、世論が強く反発するのは必至だ。安倍内閣の支持率低下や地方選での苦戦は避けられず、当面の収支決算が赤字になるのは間違いない。 (政治部・渡辺隆治)
「郵政民営化は譲れない一線だ。誓約書が提出されたので復党を認めたい」
安倍晋三首相(党総裁)が二十七日午後、電話で小泉純一郎前首相に了承を求めると、造反組を放逐した小泉氏も「分かった」と答えた。造反者の取り扱いに「悩み続けてきた」(首相周辺)とされる安倍首相だが、最終決断して吹っ切れたのか、口ぶりにためらいはなかった。
自民党執行部が造反組の早期復党を目指したのは、参院選対策が主な目的だ。
造反組は地元に強固な支持組織を持つ議員が多い。執行部、特に青木幹雄参院議員会長や片山虎之助参院幹事長は、苦戦が予想される参院選で造反組の協力を得るため、小泉氏の退陣後、一刻も早く復党を実現させたかった。
また、政党交付金(政党助成金)は、一月一日時点の所属議員の割合などに基づいて各党に配分されるため、年内に復党させた方が都合が良い。
首相には、保守路線で足並みをそろえてきた平沼氏や古屋圭司元経産副大臣が復党すれば、政権運営に協力を得られるとの期待もあったとみられる。
ただ、こうした利点は世論の強い反発で打ち消されてしまいそうだ。
共同通信の世論調査によると、賛成は三割に満たないが、反対は六割近い。執行部は、郵政民営化支持の誓約に応じなかった平沼氏の復党を拒んで「筋を通した」と主張している。だが、有権者の「あの郵政選挙は何だったのか」という疑問が消えるわけではない。
復党が実現すれば、低落傾向にある安倍内閣の支持率が、一層低下するのは避けられない。
世論の反発は、来年二月四日の愛知県知事選、来春の岩手県知事選など民主党と対決する重要地方選で、マイナス材料になりそうだ。参院選でも、先の衆院選圧勝の原動力になった都市部の無党派層の票が離れ、当初の狙いとは逆になる可能性も出てきた。
自民党内でも、復党が逆風となるとの危機感は強い。
二十七日の党改革本部緊急総会では二十六人が意見を述べ、ほとんどが反対意見だった。復党する野田聖子氏と衆院選を戦った佐藤ゆかり氏は「次の衆院選で郵政民営化賛成を掲げて当選したら復党を認めればよい。無党派層の支持を失わないように、慎重に判断してほしい」と再考を求めた。
首相は記者団に「総裁として責任を持って決断した。私の考えを国民に説明していかなければならない」と理解を求める姿勢を見せたが、先行きは厳しい。
選挙区調整という難題も待ち受ける。復党する十一人のうち、七人の小選挙区では、比例代表で復活当選した現職が小選挙区の支部長を務めている。執行部は、次期衆院選では、復党者は比例代表単独候補として、支部長を小選挙区の公認候補としたい意向だ。
しかし、復党者の反発を懸念し、当面は明確な方針を示さない方針だ。地元では小選挙区公認の座をめぐり、復党者と支部長の陣営の対立が激化しよう。
292
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/29(水) 03:09:21
自民新人 復党容認の説明要求
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/11/29/k20061128000146.html
郵政民営化に反対して自民党を離れた無所属議員の復党に慎重な対応を求めてきた自民党の新人議員は、28日、中川幹事長と会い、執行部が復党を認めるに至った経緯やその意義などについて十分な説明を行うよう求めました。
新人議員の有志は、無所属議員の復党は認められないとして活動を続けてきましたが、安倍総理大臣が11人の復党を認めるよう指示したことを受け、28日、17人の議員が今後の対応を協議しました。その結果、党の正式な手続きが終わるまでは活動を続けるべきだとして、議員連盟を発足させ、執行部が復党を認めるに至った経緯やその意義などについて説明を求めるとともに、もう一度、党所属の国会議員から幅広く意見を聞く場を設けるよう要望することを決めました。そして、新人議員は、中川幹事長と会い、こうした内容の要望書を手渡したのに対し、中川氏は「今回の対応によって改革を逆行させるようなことは決してない。ともに改革を進めていきたい」と述べ、理解を求めました。山内康一衆議院議員は、記者団に対し「国民の理解が得られないまま復党を認めれば安倍政権にとって痛手だ。われわれは反党的な行為をしているつもりはなく、安倍政権を支えるために国民に納得してもらえる復党のあり方について意見を言っていきたい」と述べました。
復党問題 幹事長対応に批判
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/11/29/k20061128000128.html
28日に開かれた自民党の総務会で、無所属議員の復党問題をめぐって、郵政民営化の確実な実施への支持などを明確にした誓約書の提出を求めた中川幹事長の対応に、参議院側から批判が相次ぎました。
総務会で、中川幹事長は、郵政民営化の確実な実施への支持などを明確にした誓約書を添えて復党願いを提出した11人の無所属議員について、来月4日に党紀委員会を開き、復党に向けた審査を行うことを報告しました。これついて、深谷元通産大臣は「去年の衆議院選挙で、公認候補者は同じような誓約書を提出しており、今回の対応はしかたがない」と述べ、中川幹事長の対応に理解を示しました。これに対し、中川義雄参議院議員が「中川幹事長が誓約書を提出するよう求めたことで、これに応じた11人の無所属議員が信念のない政治家と思われるのはつらいことだ」と述べたほか、中島眞人参議院議員は「中川幹事長は時間をかけずに復党を認めるべきだった。今回の対応は復党に反対する世論をあおる結果になった」と述べました。さらに、桜井元環境庁長官が、誓約書の提出に応じなかった平沼元経済産業大臣について「復党させないことで騒ぎが大きくなった。いっしょに復党させるべきだった」と述べるなど、参議院側から中川幹事長の対応に批判が相次ぎました。
293
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/29(水) 03:11:02
復党条件明示 かつてなかった
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/11/29/k20061128000110.html
安倍総理大臣は、衆議院総務委員会で、郵政民営化に反対して自民党を離れた無所属議員の11人の復党を認めることについて「国民に復党を認める条件を事前に明らかにしたことはかつてはなく、オープンに手続きを進めた」と述べて理解を求めました。
この中で、安倍総理大臣は、無所属議員のうち平沼元経済産業大臣を除く11人の復党を認めることについて「わたしの国づくりに賛成したいという議員とはいっしょに仕事をしていきたい。一方で、去年の衆議院選挙で郵政民営化について国民の判断を仰いだことは事実であり、郵政民営化に反対する議員の復党は残念ながら認めるわけにはいかない」と述べました。そのうえで、安倍総理大臣は「密室での判断ではなく、国民に復党を認める条件を事前に明らかにしたことはかつてはなかった。改革を進めるうえでは物事をオープンに進めることが必要だ」と述べて理解を求めました。また、無所属議員が提出した誓約書の中に「誓約に違反した場合は政治家の良心に基づき議員を辞職する」という項目が盛り込まれたことについて、民主党の議員が「議員の身分にかかわることを誓約させるのは憲法上問題はないのか」とただしたのに対し、安倍総理大臣は「去年の衆議院選挙のとき、自民党の候補者は全員同じ文書に署名をして当時の小泉総裁に出している。政党としてきっちり方向性とけじめをつけたということであり、憲法に抵触するものではないと思っている」と述べました。
“参院選向け復党 許されず”
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/11/29/k20061128000119.html
自民党の武部前幹事長は、記者団に対し、郵政民営化に反対して党を離れた無所属議員11人の復党が認められる方向となったことについて「参議院選挙のための復党は国民が許さない」と懸念を示しました。
この中で、武部前幹事長は、無所属議員の復党問題について「党執行部は大義と筋道が立つように努力している」と述べ、郵政民営化の確実な実施への支持などを明確にした誓約書の提出を求めた中川幹事長の対応を支持する考えを示しました。そのうえで、武部氏は「党紀委員会でしっかり議論し、慎重に審査してほしいが、参議院選挙のための復党ということになると国民は許さない」と述べました。また、武部氏は、党の新人議員が復党は認められないとして活動を続けていることについて「若い人たちのそのような動きは党に自浄能力が残っているという国民の評価につながる。自民党が改革で後戻りしない姿勢をしっかり示していくことが必要であり、彼らの努力を多とするし、応援したい」と述べました。
294
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/29(水) 03:37:14
落選議員の復党、参院くら替え組を来月にも認める方向
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061129-00000401-yom-pol
自民党は28日、郵政民営化に反対して離党した「造反組」の復党問題について、来年夏の参院選にくら替え出馬を目指す前衆院議員については、12月中旬にも優先的に復党を認める方向で検討に入った。
藤井孝男・元運輸相(岐阜4区)や衛藤晟一・前衆院議員(大分1区)らが対象となる見通しだ。
片山参院幹事長は28日の記者会見で、落選組の復党について「(参院選に)出るとなれば、党の公認が必要で、復党しないといけない。そういう人は優先して復党させる」と述べた。復党時期については「年内でもおかしくない。意欲があり、ふさわしい人なら、早く復党させた方がいい」と語った。
落選組の選挙区では、与党の現職議員が次期衆院選でも公認される見通しのため、仮に落選組が復党できても、自らの小選挙区から出馬できる可能性は低い。
(読売新聞) - 11月29日3時8分更新
295
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/29(水) 03:40:40
参院選に出るから復党というのも据わりが悪いような。
復党問題:焦点は落選組の処遇に 参院転出探る動きも
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20061129k0000m010154000c.html
郵政造反組の無所属衆院議員11人の自民党復党が認められる見通しになったことで、復党問題の焦点は落選組の処遇に移った。中川秀直幹事長は28日の党総務会で、地元県連の意向なども踏まえたうえで個別の対応を急ぐ考えを示したが、復党を認めた場合、現職以上に小選挙区の候補者調整が難航するのは必至。参院への転身で生き残りを模索する動きも浮上している。
「参院選に出るとなれば優先して復党してもらわないと、なかなか難しい点がある。中川幹事長には『できるだけ早く対応してやったらどうか』と言ってある」
片山虎之助参院幹事長は28日の記者会見で、落選組が来夏参院選に立候補する場合、優先的に復党させるべきだとの考えを示した。
昨秋衆院選で落選した造反組は17人で、民主党や国民新党など他の政党に移ったり、事実上引退した人を除くと、復党希望者は10人未満とみられる。このうち、参院選出馬が取りざたされているのは藤井孝男元運輸相(岐阜4区)や衛藤晟一氏(大分1区)ら。
参院岐阜選挙区は現職の大野つや子氏が改選を迎えるが、郵政造反組のため党公認は見送られたまま。地元県連を中心に「衆院岐阜4区の自民現職の金子一義氏とすみ分けするためにも、参院議員経験のある藤井氏にお願いしたい」との声が高まっている。衛藤氏は参院大分選挙区に自民党が新人を公認しているため、「選択肢の一つ」として比例代表での出馬に意欲を示している。
小選挙区出馬にこだわる落選組も。関西地方の一人は「民営化には賛成してもいい。復党が認められなければ無所属で勝ち残るまでだ」と語る。
落選組復党について、塩崎恭久官房長官は28日の記者会見で「予定されていないと聞いている」と発言。首相周辺は「参院選に立候補する人だけが検討対象だ」と語り、次期衆院選を目指す落選組は対象外との見方を示した。
一方、復党に反対する新人議員らでつくる「復党問題を考える会」は28日、(1)党紀委員会の開催前に議論の機会を設ける(2)復党問題の理由や意義を執行部が説明する−−などを求める要請書を中川幹事長に提出した。【中澤雄大】
毎日新聞 2006年11月29日 3時00分
296
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/29(水) 03:43:16
自民党:郵政造反組・復党問題 落選組の復党検討急ぐ考え−−中川幹事長
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20061128dde007010033000c.html
自民党の中川秀直幹事長は28日午前の党総務会で、郵政造反組の復党問題に関連し、落選組の処遇について「地元県連の意向もあるし、個別に時間をかけずに手続きを踏んでいきたい」と述べ、復党に向けた検討を急ぐ考えを示した。総務会後の記者会見で丹羽雄哉総務会長が明らかにした。
毎日新聞 2006年11月28日 東京夕刊
297
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/29(水) 05:02:03
議員辞職しなかったら除名かな?
安倍首相「誓約書は憲法に抵触しない」
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20061128/20061128-00000059-nnn-pol.html
郵政造反議員が27日に、自民党執行部に提出した誓約書の中に「違反した場合は議員を辞職する」と明記されていることについて、民主党は28日の衆議院総務委員会で、憲法違反ではないかとただした。これに対して安倍首相は、憲法に抵触しないとの認識を示した。
民主党・逢坂誠二議員は「同じ方向へ向かっていく意思を表示するのは問題ないと思うが、担保として議員を辞めるという誓約をとることに問題はないのか?憲法上の問題はないのか?」と、選挙で国民に選ばれた議員を政党が辞職させるのは、憲法違反ではないかとただした。これに対し、安倍首相は「政党の一つの方向として、方向性とけじめをつけたということであり、憲法に抵触するものでないと思う」と、憲法に抵触しないとの認識を示した。
また、安倍首相は「どういう判断で復党を認めたのか、オープンにしてきた。かつての自民党はそういうことをしなかった」と強調し、党内にもある復党反対論をけん制した。
[29日2時42分更新]
298
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/29(水) 05:03:42
4日にも復党へ、「造反」議員が会見
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20061128/20061128-00000050-jnn-pol.html
自民党は来月4日に党紀委員会を開き、いわゆる「郵政造反組」11人の復党に向けた正式な手続きを行うことを決めました。こうしたなか、造反議員たちは、弁明の記者会見を行いました。
「国民にアピールするように手続きを行うということがございましたので、できるだけ早くと」(堀内光雄 元自民党総務会長)
記者会見は、復党には国民の理解を得る努力が必要、とする中川幹事長の要請に応じて行われました。各議員は、郵政民営化などについて苦しい釈明に追われました。
「郵政民営化に反対ではなかったから、選挙期間中の広報でも、新聞、記者会見でも、郵政民営化に反対とはひと言も申しておりません」(堀内光雄 元自民党総務会長)
「私も実は、当時の郵政国会の時も、民営化自体は必ずしも反対ではない。法案にいろいろ問題があるから指摘をしているんです」(山口俊一 衆院議員)
「有権者の皆さんの理解を得るよう努力してきたので、何ら矛盾を感じるものではありません」(森山 裕 衆院議員)
「復党したあかつきには、全力で安倍政権を支える」(古屋圭司 衆院議員)
しかし、午前中に会見を行ったのは、復党の対象である11人のうち4人だけでした。
「急だったので(会見出席の)日程調整できませんでした。今まさにこうやって皆様に取り囲まれているのが、私にとっては極めて公の場だと思います。(Q.党内には佐藤ゆかり議員がいるが?)ともに汗をかいていきたいと思います」(野田聖子 衆院議員)
(Q.安倍総裁は復党を指示したが?)
「そのように聞いてます。報道で」(佐藤ゆかり 議員)
夕方になって、さらに2人が会見。
「自民党の国会議員として、また新しい命を吹き込んでいただけると、これについては本当にありがたく、まさに命の恩人ということで、全身全霊をあげて安倍総理のために頑張っていきたい」(今村雅弘 衆院議員)
「すべての方に感謝したい」(保利耕輔 元文相)
一方、復党に反対する新人議員らは、改めて説明を求めていく方針です。
「核議論さえしていい我が党で、何で復党問題を議論してはいけないのか、理解に苦しみます」(自民党【新人】 山内康一 衆院議員)
新人議員の後見役・武部前幹事長は――。
「若い人たちの動きは、自民党に自浄能力が残っていると。(新人議員を)応援しています。それが筋じゃないですか」(自民党 武部 勤 前幹事長)
いわゆる「刺客」総選挙の仕掛け人・小泉前総理は無言・・・。
「自民党は常に、いろんな懸案についてお互いに意見をぶつけあいます。そこからいろんなエネルギーが生まれてくれるんだろうと」(安倍首相)
こうしたなか、自民党内からは今回、対象から外れた衆院選の落選組の復党に向けた動きが浮上してきました。
「(落選組が参院選に)出るということになれば、復党してもらわないと。公認するんだから。そういう人は優先して復党ということ」(自民党 片山虎之助 参院幹事長)
また、中川幹事長も「個別に時間をかけずに手続きを踏んでいきたい」と明言、参議院への鞍替え組を優先して、前向きに検討する考えを示しました。
自民党は来月4日に党紀委員会を開き、11人の復党に向けた手続きを行いますが、今後、落選組の復党に向けた動きも加速しそうです。(28日20:05)
[29日0時36分更新]
299
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/29(水) 05:06:20
「郵政造反組」復党問題 小泉前首相、中山太郎氏に「一番きれいな手だ」と語る
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20061129/20061129-00000156-fnn-pol.html
自民党への復党が固まった「郵政造反組」の無所属議員が28日、次々と釈明の会見を行った。
復党騒動から一夜明け、平沼赳夫元経産相は、28日午後に開かれた衆議院本会議にも、晴れやかな笑顔で現れた。
平沼氏は「まあ、平穏な気持ちですね」と述べた。
席では、造反組のもう1人のドン・亀井静香氏と談笑する姿も見られた。
一方、すべての発端をつくった小泉前首相は、復党騒動からは一歩身を引き、素知らぬ顔を通した。
しかし、国会で隣に座る中山太郎氏には、本音を語っていた。
中山太郎氏は「(復党問題はどんなこと言っていた?)あの、あれが一番きれいな手だということでしたな。(小泉氏自身は納得いく形だった?)そうでしょうね」と述べた。
「一番きれいな手」で復党することになった造反組の面々は、弁明に追われた。
堀内光雄元総務会長は「私は選挙戦で『郵政民営化反対』とは、一言も言ってませんよ」、「離党組を復党させる『ゴーサイン』を出していただいた。本当に感謝の気持ちでいっぱいでございます」と述べた。
一方で、会見を開かなかった野田聖子元郵政相は、「今後もやはり自分の慣れた場所で、きちっと仕事をすることが、有権者のみなさんに最大限お返しすることだと信じているので」と話した。
また新人議員が「復党問題を考える会」を設立した。
「チルドレン」たちの後見人である武部前幹事長も、「参議院選挙のための復党ということは、国民が許さないでしょう」と述べた。
「組織票を重視する以前の自民党に逆戻り」との声も上がる中、安倍首相は「美しい国の仲間である」と強調した。
安倍首相は「これからは『新しく』また『仲間』として、美しい国造りに汗を流してもらいたい」と述べた。
[29日1時27分更新]
300
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/29(水) 08:17:55
復党余震 反対派が議連 11人、首相に謝意「命の恩人」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061129-00000001-san-pol
郵政「造反組」の自民党復党問題は、安倍晋三首相が無所属議員11人の復党を容認したことで事実上決着したが、党内では28日も余震が続いた。堀内光雄元総務会長ら11人が相次いで安倍政権への忠誠心を表明する一方、衆院1回生議員の一部は復党反対の議員連盟を発足させた。「踏み絵」を迫る中川秀直幹事長の手法に参院でも不満がくすぶる。復党を正式に決定する党紀委員会は12月4日に開かれる。
堀内氏「国籍を無理やり剥奪(はくだつ)された感じだったので感謝の気持ちでいっぱいだ」
古屋圭司氏「首相の決断に感謝している。全力で安倍政権を支えるのが私の責任だ」
山口俊一氏「本当にありがたいが、ちょっと複雑な心境だ」
森山裕氏「首相の美しい国づくりに微力を尽くしたい」
午前、国会内で記者会見に臨んだ堀内氏ら4議員は、口々に首相への謝意を表明し、郵政民営化への賛否については一様に「もともと民営化そのものに反対ではなかった」と釈明した。
この後、中川秀直幹事長は「公の場での説明も党紀委員会の審査対象だ」と発言。これを受け、残る7人も相次いで記者会見などを開き、「首相はまさに命の恩人だ」(今村雅弘衆院議員)との発言も飛び出した。
一方、復党反対派の若手議員は、予告通り「復党問題を考える会」を立ち上げた。ただ、11人の復党が決定的なだけに、設立総会に出席した議員はわずか17人。幹事の山内康一衆院議員は「核論議さえしていい自民党で、なぜ復党問題を議論してはいけないのか」と気勢をあげたが、党内の空気は「もはや反対運動の方が反党行為ではないか」(中堅)と冷ややかだ。しかも、反対派議員の後ろ盾だった武部勤前幹事長も、記者団に「ルールに従って厳正に審査することが大事だ」と述べ、復党を容認する考えを示した。
総務会では桜井新、中島真人、中川義雄の各参院議員が「ハチの巣をつついたようになってしまった。党内の融和に十分配慮してほしい」と中川幹事長の対応を批判。安倍首相は夕方、記者団に「自民党はお互いに意見をぶつけあい、そこからいろいろなエネルギーも生まれる。これからは仲間として一緒に美しい国づくりに汗を流していきたい」と、さばさばした表情で語った。
◇
■コスタリカ方式焦点 選挙区調整
今後の最大の焦点は、復党議員と昨年の衆院選で「刺客」として挑んだ議員との選挙区調整だ。自民党内では選挙区と比例代表に交互に立候補する「コスタリカ方式」を適用する案が有力。だが、復党反対派には現在の選挙区支部長である「刺客」議員を優遇すべきだとの空気が強く、復党議員を比例代表候補にする案も取りざたされている。
11議員の復党により選挙区が競合するのは7選挙区。昨年の衆院選に無所属で立候補し、選挙区で当選した堀内光雄元総務会長らの対抗馬として擁立された6人が、比例代表で復活当選を果たした。宮崎3区の持永哲志氏は落選したが、すでに次期衆院選の公認候補に内定している。
堀内氏は28日の記者会見で、復党後の選挙区調整について「自民党はおのずから、うまくまとまっていく党だと思っている」と述べ、円滑に決着することに期待感を示した。復党議員は前回衆院選で党の支援を仰がずに選挙区を勝ち抜いただけに「選挙区で勝てる方を公認するのが筋だ」(参院幹部)との声は強い。
その場合、次期衆院選で堀内氏ら復党組を選挙区候補とし、「刺客」議員を比例代表候補とするコスタリカ方式が当然視されている。だが、わずか1回の選挙で選挙区を失う「刺客」議員の反発は避けられない。武部勤前幹事長も国会内で記者団に「もう選挙区支部長が決まっているわけだから、現職の支部長が優先されるのがルールだ」と語り、支部長を務める議員を選挙区候補とするのが筋だとの考えを示した。
復党する野田聖子元郵政相と佐藤ゆかり氏が争った岐阜1区など、双方の票差が2万票前後で拮抗(きっこう)している選挙区も多く、執行部は調整に苦慮しそうだ。
(産経新聞) - 11月29日8時1分更新
301
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/30(木) 07:12:20
「出入りは当たり前」 小泉前首相が復党容認
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=DLT&PG=STORY&NGID=poli&NWID=2006112901000705
小泉純一郎前首相は29日夜、都内で開かれた自民党新人議員の親睦(しんぼく)団体「83会」(計84人)との懇親会で、郵政造反組の復党について「政治は権力闘争であり、出たり入ったりは当たり前だ」と容認する考えを示した。同席した安倍晋三首相も「新しい日本をつくるために、広い心を持って協力してほしい」と理解を求めた。
ただ「小泉チルドレン」の多くは復党に反発してきただけに、“親代わり”の小泉氏の容認発言に「これが政治というものなのか」(篠田陽介氏)と動揺を隠さない議員も見られた。
小泉氏は「(造反組が)郵政民営化反対の信念を降ろして賛成、反省したことは、白旗を揚げたということだ。それでも(復党は)駄目だと言うような自民党であってはならない」と強調。
同時に「君たちが生き残るには、復党した人たちをどれだけ味方に付けられるかだ。それで(支持者の)ウイングが広がるという考え方をした方がいい」と述べた。
新人の中には「本当に認めていいのか」と詰め寄る議員もいたが、小泉氏は「安倍首相が支持率低下を覚悟してトップとして決めた。『安倍親衛隊』になって改革を支えてほしい」と説得した。
この後、首相は記者団に新人議員について「(復党問題で)理解を得られたと思う」と述べた。
302
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/30(木) 07:30:42
江藤も上杉を無視して選挙区に復帰?
自民復党の7人、当面は比例区支部長に
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20061129ia23.htm
自民党は29日、郵政民営化に反対して離党した「造反組」の無所属衆院議員11人の復党後の処遇について、小選挙区に既に党支部長がいる7人は比例区支部長とする方針を固めた。
当面は前回選挙で自民党から当選した議員を小選挙区で優先することで、混乱を防ぐ目的だ。ただ、最終的な公認候補の決定は先送りするため、今後の情勢調査の結果などで選挙区支部長が入れ替わる可能性もある。
小選挙区に既に支部長がいるのは、堀内光雄・元総務会長(山梨2区)や野田聖子・元郵政相(岐阜1区)ら7人だ。同じ選挙区内に別の支部を設けて支部長とすることもできるが、地方組織の混乱などを避けるため、当面は比例区支部長とすることにした。
選挙区支部長のいない今村雅弘氏(佐賀2区)ら4人は、同支部長とする。
自民党の支部は、衆院小選挙区単位に置く選挙区支部と、比例選議員の活動の拠点として都道府県連に置く比例区支部などがある。同党は昨年の衆院選を受けた10月の総務会で、衆院選挙区支部長について、「昨年9月の衆院選で公認候補として当選した者」「党員確保状況などを勘案して党本部が選任した者」などの選任基準を決定し、選挙区支部長を改めて任命した。今回の措置は、この原則を基本的に維持することを明確にすることで、復党組と選挙区が競合する自民党議員らの反発を和らげる狙いもあると見られる。
(2006年11月29日23時24分 読売新聞)
303
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/30(木) 08:13:46
平沼氏「次も無所属で」 次期総選挙に向け表明
2006年11月29日22時48分
http://www.asahi.com/politics/update/1129/012.html
平沼赳夫元経済産業相は29日のテレビ番組で、自民党への復党が認められなかったことに関連し「もう1回、無所属で戦って決着をつけなければいけない。そこまでは腹をくくっている」と述べ、次の総選挙も再び無所属で立候補する意向を示した。
平沼氏は、将来の復党については「そういう気持ちは持っている」と述べながらも、「いまの自民党は一種の独裁的な政治。直さなくてはいけない」と批判した。
平沼氏は岡山3区選出で、昨年の総選挙では自民公認だった阿部俊子氏らを破った。ただ、阿部氏も比例区中国ブロックで復活当選したため、いまも岡山3区で競合している。
304
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/30(木) 08:32:04
自民・造反議員復党 落選組の思いは
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20061130/mng_____tokuho__000.shtml
昨年の“郵政やけっぱち解散”から、わずか1年3カ月で公認されなかった自民党の造反議員11人の復党が決まった。いずれも“刺客”に競り勝った強者(つわもの)ぞろいだが、そんな様子を僅差(きんさ)で野に下った造反組はどうみているのか。静岡7区で片山さつき氏(47)に惜敗した城内(きうち)実元衆院議員(41)に聞いた。 (竹内洋一、橋本誠)
二十九日午前、静岡県浜松市内の交差点に背広姿の男が立った。片手にメガホン、もう片方に「信念を貫く男」と書かれたのぼり。行き交う車に「次回の衆院選で何とかはい上がって活力ある地域づくりをしたい」と訴える。昨年、郵政民営化法案に反対し、片山氏と激戦の末、落選した城内氏だ。
同じ造反組でも現職の十一人は、自民党への復党が認められた。置き去りにされた格好の落選組の一人には、どう映るのか。
「党にとって議席のある者の方が利用価値が高いのだから、現職優先は当然だ。十一人の復党は個々人の判断なので、とやかく言う立場にはない。ただ、『踏み絵』というのは、あまりにも非情だ。後味が悪い。郵政民営化だけを争点にした解散・総選挙に大義がなかったのだから、この復党劇にも大義があろうはずがない。今の世論の反応は正しいと思う。あの総選挙は何だったんだということですよね」
衆院で郵政法案に反対した議員は除名や離党勧告をされたのに、参院で反対した議員は今も自民党にとどまっている。この格差に対しても憤りは収まらない。
「論理としては参院議員にも、除名なり離党勧告をすればいい。そうすると参院で与党が過半数割れしてしまうからしないというご都合主義なんです」
城内氏は在職中、首相になる以前の安倍晋三氏の側近議員の一人といわれた。落選後には安倍政権が誕生。今回の復党劇は、城内氏が尊敬する安倍首相が最終決断した結果だ。
「首相には世論の動向を気にするような政治はしてほしくない。一時的に支持率が下がろうとも、国家国民のために正義感を持って政策に取り組んでほしい。今回の復党劇は、来年の参院選のためだと国民に思われているし、年内決着というのも政党助成金目当てだとみられている。世論の反応も気にしながら、中途半端で分かりにくい手法だった印象がぬぐえない。ちょっと残念ですね」
自民党執行部は今後、落選組の復党については、個別のケースごとに検討する方針。やはり復党を熱望しているのか。
「復党したい、したくないではなく、次の衆院選に勝つことが大事です。だから、日々の活動で地盤を固めていくことを優先しています。やる以上は、大差で勝ちたいので。自分としては復党問題は次期衆院選が終わってからでもいいと思っている。当選してから支援者とじっくり相談し、党が出す条件を検討して、最後は自分で決断したい」
そしてこう続ける。
「私自身、ホームグラウンドは自民党だと思っていますが、け飛ばされて党を出されたんですから、土下座してまで戻るつもりはありません。その意味では、平沼赳夫元通産相は踏み絵は踏まないという信念を貫いた。私も平沼さんのような政治家でありたいと大変な感銘を受けました」
小泉純一郎前首相は自ら生み出したチルドレンを前に「政治家は使い捨てにされることを覚悟しなければならない」と述べたが、今回の復党劇で、昨年の郵政解散自体への疑問も渦巻いている。識者はどう見るか。
評論家の室伏哲郎氏は「あのときは小泉前首相のワンフレーズ政治にみんな踊ってしまった。こんな選挙の結果は無効にし、もう一度国民に信を問うべきだ。国民こそ使い捨てだ」と怒りをあらわにする。
■小選挙区制で『独裁色』濃く
政治評論家の有馬晴海氏は「国民の気持ちを踏みにじり、切り捨てた。みんなが選挙で(この手法を)OKした以上、次の総理も元に戻してはならないのに」と批判する。
有馬氏が強調するのは「小選挙区制の弊害」だ。自民党は人事も金も総裁と幹事長が握っており、小選挙区で政党本位の選挙を目指した結果、かえって「独裁色」が強まってしまったとみる。議員が自分の信念を通そうと思ったら政党を替わる「渡り鳥」になるしかないのだという。
「今は選挙に勝てるリーダーを求めるあまり、『おれの言うことを聞かないヤツは出て行け』という雰囲気になっている。民主党も同じですが…」
305
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/30(木) 08:33:29
■意見の幅広さ『自民の長所』
これに対し、「復党は当然」とするのは「自民党幹事長室の30年」の著書がある元同室長・奥島貞雄氏だ。「小泉前首相は勘違いしていたようだが、日本は大統領制ではない。議会制民主主義の本来の姿に持っていくのは当たり前のことだ」と理解を示す。
奥島氏は政権の中枢で、田中角栄氏から加藤紘一氏まで二十二人の幹事長を担当した。「自民党の良いところは、いろいろな人の幅広い意見を採り入れること。金権政治など悪い面は削りながら、いい面は残せばいい。白か黒かばかりではだめだ」と党内民主主義の必要性を説く。
「安倍晋三の本性」を共著した評論家の佐高信氏は「自民党は出たり入ったりする党で、理念はその時々の衣装にすぎない。『日本衣装党』と改称したほうがいい」とあきれる。さらに“張本人”の小泉前首相に対しては「追い出された人が戻るなら、小泉前首相は党を出るべきだ」と主張する。
復党組十一人の加入で、衆院の自民党は三百五議席に。自公両党を合わせると70%を占め全議席の三分の二を大きく上回る。この三分の二とは、憲法改正の発議に必要な数。このほかの法案では、参院で否決されても衆院で再可決して成立させられる数字でもあり、強行採決が増える可能性もある。室伏氏は「強硬路線が続く。憲法改正も進める気でしょう」と危ぶむ。
では、今回の復党劇によって、自民党は来年の参院選で勝てるのか。
奥島氏は「正しい方向へ戻すだけだから、厳しくなることはない。参院選までに説明すれば、有権者は分かってくれる」と楽観的だ。有馬氏は「自民議員からは年内に復党させれば、来年七月の選挙のころには国民は忘れている、という声が出ている」と明かす。
「小泉政権50の功罪」などの著書がある政治評論家の鈴木棟一氏は「問題は安倍首相が小泉路線の継承をうたっていること。それでいて復党では明らかに矛盾。まず、『あの郵政解散は間違いだった。無所属議員の方には申し訳ない』という言葉がないと。政治家に一番重要な説明責任の勇気がない。これでは支持率が急落するのは当然だし、今後も下がるだろう」と見通す。
政治評論家の小林吉弥氏は「党本部に届く有権者の声は抗議ばかりで、復党議員にもマイナスになる可能性が高い。そのうえ、刺客を立てられた選挙区の遺恨は根深く、復党組が参院選で手を抜く可能性もある」と指摘し、こう警告する。
「守りの選挙を強いられている中、復党組の力を借りようとしたが、逆効果になった。大きな賭けだったが、プラスになることは一つもない。下手をすると参院選の敗北に直結し、政権は吹っ飛びますよ」
きうち・みのる 外務省職員を経て、2003年の衆院選に静岡7区から無所属で立候補し初当選。その後、自民党入り。05年の総選挙で“刺客”の片山さつき氏に約700票差で敗れ、同年10月に自民党離党。
<デスクメモ>浪人すると「どこにも属していない自分」に初めて直面しうろたえる。東大、外務官僚を経て選良となった城内氏は、すさまじい挫折感の中にあるだろう。しかし、そこからはい上がる打たれ強さこそ、政治家に求められるものだ。武部前幹事長は酔っていて議員宿舎のドアガラスを割ったとか。お大事に…。 (蒲)
306
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/30(木) 08:37:16
党HPで復党再説明へ 首相「選挙とは無関係」
http://www.sankei.co.jp/news/061129/sei008.htm
安倍晋三首相は29日、自民党本部で中川秀直幹事長と会談し、郵政造反組11議員の復党が12月4日の党紀委員会で決定されるのを受けて、同党ホームページ上の動画サイトで復党を認めた理由をあらためて説明することを決めた。近く事前収録する。
首相は27日に官邸で記者団に、参院選目当てとの批判について「選挙とはまったくかかわりはない」などと強調したが、無党派層を中心とした支持離れが懸念されることから、再説明が必要と判断したとみられる。
307
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/30(木) 08:56:19
小泉前首相:造反組11人の復党認める考え示す
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061130k0000m010143000c.html
小泉純一郎前首相は29日夜、東京都内のホテルで安倍晋三首相、自民党の中川秀直幹事長、武部勤前幹事長とともに、昨年の郵政選挙で初当選した新人衆院議員らでつくる「83会」に出席し、郵政造反組の無所属衆院議員11人の復党を認める考えを明らかにした。
出席者によると、小泉氏は「造反組の人たちは白旗を掲げて土下座を受け入れたのだから、復党を認めてやってもいいじゃないか」と語ったという。さらに「(造反組の刺客となった新人議員の)君たちは恵まれている。自民党の国会議員になりたくても夢果たせず政界を去っていった人はたくさんいる。もう一度そのことをしっかりかみしめ、自らの役割を果たしてほしい」と述べ、造反組復党の反対運動に終止符を打つよう注文。ただ、平沼赳夫元経済産業相については「条件をのめないのであれば、復党願を出すのはおかしい」と批判したという。
一方、衆院岐阜1区で造反組の野田聖子元郵政相と競合する83会の佐藤ゆかり衆院議員は会合に先立ち、中川幹事長に1500人分の「復党反対」の署名簿を提出した。【米村耕一、中田純平】
毎日新聞 2006年11月29日 23時05分 (最終更新時間 11月30日 4時19分)
308
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/30(木) 09:34:03
>今日の会合は単なるガス抜きだ
あーあ、ぶっちゃけちゃった。
復党に理解を…小泉前首相が新人議員に
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20061130/20061130-00000001-nnn-pol.html
郵政造反組の復党問題で、29日夜、珍しい会合があった。安倍首相が復党に反対する新人議員らに対し、理解を求めた。その場には小泉前首相が呼ばれており、いわば小泉前首相の力を借りた形となった。
29日に開かれたのは安倍首相や小泉前首相ら自民党新旧執行部と新人議員の会合。この中で小泉前首相は「造反組の人たちは自分の信念を曲げて土下座をしたようなものだ。それをダメという自民党であってはならない」と、安倍首相が復党を決断したことに理解を求めた。その上で「あとは国民から使い捨てにされないように、復党した人をどれだけ味方につけられるかだ」と新人議員にげきを飛ばした。
また、安倍首相は「美しい国をつくるため、1回終止符を打って、広い心を持って協力してほしい」と呼びかけた。
一方、新人議員からは「今回の復党は国民の理解は得られない」「プロセスがオープンではなかった」など、安倍首相の手法に対する批判の声が上がった。また「今日の会合は単なるガス抜きだ」との不満が上がるなど、安倍執行部に対する不信感はそう簡単にはぬぐえないようだ。
309
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/30(木) 09:35:58
自民復党問題、反対議員らの抵抗やまず
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20061129/20061129-00000050-jnn-pol.html
自民党では、安倍総理がいわゆる郵政造反組の復党に理解を求めましたが、反対する議員らの抵抗はやみません。
「11名の仲間に新たに加わってもらいました。古い自民党に戻ったのかどうかという議論がありますが、それこそ、まさに古い議論ではないか」(安倍晋三 首相)
安倍総理は自民党の会議で、自ら決断した造反組11人の復党に理解を求めました。
一方、同じ党本部では、去年の郵政総選挙で「刺客」となった佐藤ゆかり議員が、支持者らとともに復党反対の署名を中川幹事長に提出しました。
選挙区で競合する野田聖子議員は28日、佐藤議員についてこのように発言していました。
「ともに汗をかいていきたいなと思います」(野田聖子議員)
一方、佐藤ゆかり議員は・・・。
「にわかにそういうことは信じがたいという声が(支援者から)一様に出てました。(Q.佐藤議員の気持ちは?) 私も支援者の方と同じ気持ちです」(佐藤ゆかり議員)
早くも次の総選挙に向けたつばぜり合いが始まった格好で、復党問題の余波はまだまだ収まりそうもありません。(29日17:24)
[29日23時52分更新]
310
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/30(木) 09:38:36
土下座をして泣きの一回の許可を得たあと威張りだす石橋貴明。
小泉前首相、新人議員に復党容認求める
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20061129/20061129-00000067-jnn-pol.html
安倍総理大臣と小泉前総理、新旧の自民党のトップが29日夜、自民党の新人議員と会合を行い、小泉前総理は「郵政造反組」の復党について、「認めてやってもいいのではないか」と述べ、復党を容認するよう求めました。
「(小泉前首相が)郵政に反対して信念を貫いた人が、それをおろして郵政に賛成する、そして反省するということは、もう白旗を上げたんだと。その人たちに対して、それをもダメだというような自民党であってはならないんじゃないかと。そういうような言い方でしたね」(新人 清水鴻一郎 議員)
「まだ理解できないというのが正直なところです。手続きが本当にオープンだったのかと」(新人 篠田陽介 議員)
安倍総理や小泉前総理、そして中川、武部の新旧の幹事長らが新人議員=いわゆる小泉チルドレンらと行った会合では、「造反組」に「刺客」を放った小泉総理が復党問題についてどう発言するかに注目が集まりました。
出席者によりますと、復党に反対する新人議員らが見守る中、小泉前総理は「造反組」について、「自分の政治の信条を曲げるような、土下座するような事を受け入れたんだから、認めてやってもいいんじゃないか」と述べ、復党に理解を求めたということです。(29日22:41)
[30日6時55分更新]
311
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/30(木) 09:39:16
小泉前首相、自民党新人議員らと会談 安倍首相の「郵政造反組」復党決断に理解求める
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20061130/20061130-00000235-fnn-pol.html
小泉前首相は29日夜、いわゆる「郵政造反組」の復党問題で揺れる自民党の新人議員らと会談し、安倍首相が復党を決断したことに理解を求めた。
清水 鴻一郎議員は「(小泉前首相は)郵政に反対して信念を貫いた人が、それ(信念)を降ろして、そして賛成する、反省するということは、白旗を上げたんだと。その人たちに対して、それをもだめだというような自民党であってはならないんではないかと」と話した。
また、篠田陽介議員は「わたしが青くさいのか、まだやっぱり理解できないところはあります。正直言ってあります。ただ、それが政治なのかなあと」と話した。
さらに、小泉前首相は「皆さんは恵まれている。安倍総理が決めたことだから、君たちがどうこう言うことじゃない」と、厳しい言葉を投げかけた。
また、同じ会合で安倍首相は「1回終止符を打って、新しい枠組みで取り組んでいきたい」と理解を求めた。
チルドレンに対し、小泉前首相があらためてくぎを刺したことで、自民党内の復党反対論は、次第に沈静化することになるとみられる。
[30日7時25分更新]
312
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/30(木) 09:54:57
「郵政対応、間違っていない」 復党問題・野呂田氏に聞く 秋田魁
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20061129j
自民党を離党した郵政造反組11議員の復党が濃厚となる中、同様に郵政民営化に反対し、党から除名処分を受けた野呂田芳成氏(無所属、衆院秋田2区)は、当初から復党対象には含まれず、復党願も提出しなかった。野呂田氏は28日、秋田魁新報社の取材に対し、「(郵政問題で)間違ったとは思わない」などと胸中を語った。
—11議員が復党する見通しになった。どう思うか。
野呂田 国民新党にもどこの党にも入らず、一人一党、「野呂田党」でいく。その方が自由な発想で、いろいろな仕事ができる。絶対に郵政問題で間違ったとは思っていない。地方の政治家として、住民の幸せを考えれば、郵政民営化に反対するのが正しいと、今も確信している。平沼(赳夫元経済産業相)さんはご苦労さんだったけど、結局は私と同じ歩み方になった。
—復党グループに加わらなかった理由は。
野呂田 中川秀直幹事長の性格はよく分かっている。踏み絵をしろとか言ってくるに決まっているから、最初から(平沼氏を含む)12人の行動には加わらなかった。正しいことをやっていながら、踏み絵しろとか、(郵政民営化に)賛成しろとか、総括しろとかいう話では、私の人生観に全く合わない。
—来春の統一地方選と、来夏の参院選への対応は。
野呂田 実態をよく見て決めればいいこと。今から決めようと思っていない。自民党と一線を画したことも事実なので、参院選は、その時の情勢に応じて適切に判断したい。
—野呂田氏を支持する自民党県議や、今の自民党に対して思うことは。
野呂田 私を応援してくれる県議の皆さんが困るようなことはしないので、自由闊達(かったつ)にやってもらいたい。自民党は、大政翼賛会みたいな政党になるべきじゃない。権力者が言えば、みんなが異論を唱えずに追随するような政党は、絶対に末路がおかしくなる。30年以上付き合ってきた政党。今の行き方を見ると心配でもある。
—郵政民営化の先にある姿は。
野呂田 だんだんと郵便貯金は銀行に、簡易保険は保険会社に吸収される。そうでなければ、米国の外資に持っていかれるとか、(米国に)運営を任せることになるという人もいる。郵政事業は、郵便を貯金と簡易保険でカバーして独立採算でやってきた。この三位一体をばらせば、郵便事業は赤字だらけになって、地方の郵便局はますますつぶれる。地方の政治家が、都会の政治家と同じような問題認識で民営化に賛成したのは、全く不可解だ。
(2006/11/29 14:25 更新)
313
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/30(木) 19:42:37
自民復党問題:反対新人議員らの「考える会」が解散
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20061201k0000m010069000c.html
郵政造反組の復党に反対する新人議員らで作る「復党問題を考える会」は30日、国会内で会合を開き同会の解散を決めた。造反組11人の復党が内定したためで、今後は新たに党改革を進める「国民本位の政治のあり方を考える会(仮称)」を設立する。会合には昨年の衆院選で「刺客」として戦った小野次郎氏ら17人が出席。会合後、牧原秀樹氏は記者団に「復党問題の先にあるものを絶対改革してやろうということで一致した」と述べた。【米村耕一】
毎日新聞 2006年11月30日 19時37分
314
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/30(木) 20:09:05
伊吹派総会「平沼氏の復党も認めるべき」
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20061130/20061130-00000045-nnn-pol.html
12人の郵政造反組の中で唯一復党が認められなかった平沼元経産相の出身派閥、伊吹派の総会が30日に行われた。総会では、平沼氏の復党も認めるべきだとの意見が出た。
伊吹派の総会で、名誉会長・島村元農水相は「現職はほとんど復党したが、平沼さんだけが取り残された。一日も早く旧に復して、しっかり歩みができる環境にしたい」と述べ、平沼氏の復党に加えて、落選組の早期復党を強く求めた。
このほか、復党への理解を求める意見が相次いだ。安倍首相の出身派閥、町村派でも30日に総会を行い、会長・町村元外相が、「総裁、幹事長の判断を粛々と受け止め、国民の理解を得られるよう地元にきちんと説明してほしい」と述べた。
津島派の総会でも、会長・津島元厚相が「ある時には不人気なことでも国家・国民のために必要なことは堂々と静かにやる、そういう自由民主党を取り戻さなければならない」と述べて、安倍首相が復党を決断したことを評価した。
[30日19時48分更新]
315
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/11/30(木) 20:30:37
自民の「復党問題を考える会」、当面の活動休止
2006年11月30日20時25分
http://www.asahi.com/politics/update/1130/014.html
郵政民営化法案に反対して自民党を離党した衆院議員らの復党問題をめぐり、同党の新人議員らでつくる「復党問題を考える会」は30日の幹事会で、復党に反対してきた当面の活動を休止し、今後は党運営や国会のあり方を幅広く議論する会に改めることを決めた。小泉前首相が離党議員11人の復党を容認する考えを示したことを受け、いったん矛を収めることにした。
同会の山内康一事務局長は「復党問題では改革後退の印象を国民に与えた。党内の意思決定過程をオープンにするなどの改革を求めたい」としており、5日にも新しい会の発足準備を始める。
316
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/01(金) 03:34:47
安倍ちゃんが示してきたんじゃなくて秀直先生でしょ、という印象だが。。。
安倍首相、落選組の自民復党容認も示唆
2006年12月01日01時13分
http://www.asahi.com/politics/update/1201/001.html
安倍首相は30日夜、郵政民営化法案に反対して自民党を離党し、衆院選で落選した元議員の復党について「党の執行部で個々の具体的な例について検討をしているということだ」と述べ、追加で復党を容認する可能性を示唆した。来夏の参院選に立候補を検討している落選組への対応について、首相官邸で記者団に問われて答えた。
落選した郵政反対組の復党をめぐり、首相は現職11人の復党を指示した27日には「落選した議員についてまだ私どもは検討していない」と否定していたが、検討に着手していることを明らかにした。首相は「国民の前で、復党を願っている方々にどういう条件を出しているかを示してきた。オープンな形で復党を進めてきたつもりだ。これからも説明していきたい」とも語った。
317
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/01(金) 19:13:43
自民党:郵政造反組・復党問題 衛藤晟氏、国政復帰を強調 /大分
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/oita/news/20061201ddlk44010545000c.html
◇復党や時期など明言せず
「郵政民営化造反組」の復党問題で、昨年9月の衆院選で落選した無所属前職、衛藤晟一氏(59)が30日、大分市内で開かれた後援会の政経文化セミナーであいさつし、国政復帰を目指す考えを強調した。しかし、復党のめどや衆参どちらの選挙に立候補するかについては明言を避けた。
会見で衛藤氏は、復党の前提となる復党願と誓約書を党本部に出す時期について「年内に出せればいいが、党から何も話がないので、いつになるか分からない」と答えた。復党した場合は参院比例での立候補もとりざたされているが、衛藤氏は「まだ決まっていない。参院比例の可能性はあるが、あらゆる可能性を考えている」と述べるにとどまった。【藤原弘】
毎日新聞 2006年12月1日
318
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/02(土) 01:15:57
衛藤晟氏 早期の復党に意欲 大分合同
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1164898800=11649332104155=1
昨年、郵政民営化法案に反対して自民党を離党した衛藤晟一元衆院議員は三十日、大分市内で開かれた後援会主催の政経セミナーで、「国政に戻って仕事をするのが私の使命。一刻も早く復党して頑張りたい」と述べ、早期の復党と国政復帰に強い意欲を示した。
終了後の会見で、衛藤氏は復党の時期について「年内に復党願を出す形になればいいが、まだ党から何も連絡がないので分からない」と述べた。
郵政造反組の無所属議員が復党願と同時に提出した郵政民営化支持などの誓約書について、「来年の参院選の出馬予定者が党に提出するものと変わりないと聞いている」として、求められれば提出する考えを示した。
来年の参院選に比例代表での出馬が取りざたされていることについて「障害者団体などからそういう要望があるが、まだ分からない」と述べるにとどまった。
319
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/02(土) 20:45:35
検証・11議員復党/首相、顔見えず亀裂生む
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/danmen/danmen2006/1127.html
郵政造反組十二議員の自民党復党問題は二十七日、元経済産業相平沼赳夫を除く十一人が復党することで一応の決着を見た。前首相小泉純一郎が残した「置き土産」の扱いは首相安倍晋三にとって試練だったが、終始、その顔は見えず、早期復党派と復党慎重派による亀裂を生むなど安倍の「弱さ」もうかがわせた。(敬称略)
▽青木の口火
造反組復党の口火を切ったのは来夏の参院選乗り切りを目指す参院議員会長青木幹雄だった。
「無条件で早期一括復党。ここから一歩も引かない。参院と対決するつもりなら腹を決めてくれ」。十月十日、都内の中華料理店で安倍と極秘会談した青木は参院選の候補者一覧を安倍に示しながら「当選確実の丸印を付けられるのはこことここだけ」などと説き「だから復党組の応援が必要だ」と安倍の決断を促した。
世論の反発が懸念されるが平沼ら造反組の中には安倍の「盟友」も多く、「できれば復党させたい」が本音。安倍は「分かりました。幹事長、うまくやってください」と同席した幹事長中川秀直に指示した。早期復党方針が大筋固まった瞬間だったが、具体的な手続きや復党対象者の範囲を確認しておかなかったことが後に混乱の芽を生むことになる。
▽いら立ち
「無原則な復党は内閣支持率を20ポイント下げかねません」。極秘会談の後、その内容を聞き及んだ安倍周辺は方針転換を進言したが、安倍は「青木さんがすごいんだ」と退けた。
げたを預けられた中川は十一月十九日の沖縄県知事選など当面の選挙への悪影響を理由に表向きの復党交渉を先延ばしした。中川には「参院選向けの数合わせ」という批判を何とかかわしたいという思いに加え、同じ派閥からたもとを分かった平沼に対する複雑な思いがある。水面下で造反組の窓口役となった平沼と再三接触する中で、復党条件に郵政民営化支持という「踏み絵」を掲げ、揺さぶりをかけた。
条件をのみたくない平沼は「踏み絵、踏み絵と言うなら、復党対象から私を除いてもらって結構だ」といらだちを見せ、周辺には「最後はかっこよく終わりたい」と漏らすようになる。
一方、交渉決裂も辞さないような高いハードルを設ける中川の手法は青木だけでなく政調会長中川昭一らからも批判を浴び政権内の主導権争いの様相も。
▽疑心暗鬼
復党願提出期限間際の十一月二十四日、国会近くの平沼の事務所で開かれた造反組会合は熱を帯びた。
「皆さんはそれでどうぞ。私は違う文面でやります」。中川の復党条件に沿った誓約書案に平沼が言い放ったのだ。結束を保つためメンバーがとりなしたが、今度は中川から平沼に電話で「『猛省』という言葉はきついから『反省』でも構わない」という若干の譲歩案が伝えられ誓約書文案は練り直しに。
しかし平沼と同一歩調をとっていては、早期復党がおぼつかなくなるのでは、との疑心暗鬼が他の議員に芽生えていた。こうした声を受け元総務会長堀内光雄が、最終期限前日の二十六日夜、中川と会談し、誓約書の内容の確認を求めた。
しかしこの時点で中川には平沼が他の自民党幹部に「信念を通せという声が強いので、しばらくそうする」と打ち明けていたという情報が入っていた。こうして「平沼抜き」が決まった。
「自分で決断しました。古い自民党に戻さないよう復党条件を整えました」。二十七日午後、電話での安倍の報告に小泉は「分かった」と答えたという。
320
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/03(日) 12:05:51
民営化反対支持者に謝罪
会見で保坂氏 復党に理解求める 讀賣山梨
自民党への復党が内定している保坂武衆院議員は2日、甲斐市内の事務所で開いた会見で、自民党への復党願提出に関し、「(郵政)民営化反対の立場で私を支持した皆様には大変申し訳なく思っている」と謝罪した。
郵政民営化に反対して無所属となった保坂氏は、昨年9月衆院選でも民営化反対を訴えて当選したが、翌10月の衆院本会議の採決で郵政民営化法案に賛成票を投じた。
保坂氏は復党を決めた理由として〈1〉郵政解散後の衆院選で自民党が大勝し、国民が郵政民営化に賛成した〈2〉30年以上の自民党員歴があり、衆院選でも党員の支援を受けた―ことを挙げるとともに、「政党人として国民の代弁者になるべきと考えた」と述べ、復党への理解を求めた。
一方、来年1月の知事選について「衆院議員として意思表示をしなければならない」と述べ、臨時国会最終日の15日以降に、山本知事と横内正明元衆院議員のどちらを支持するかを表明する考えを示した。
(2006年12月3日 読売新聞)
321
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/03(日) 12:20:48
’07山梨選挙:自民・保坂武氏、復党願提出で地元に理解求める /山梨
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/yamanashi/news/20061203ddlk19010244000c.html
◇知事選対応示さず
郵政造反組の復党問題で、保坂武衆院議員は2日、甲斐市篠原の事務所で会見し、先月27日に自民党本部に提出した復党願について説明した。保坂氏は復党願とともに提出した誓約書の表現について、「有権者の支持を受け当選している。党から議員辞職をしろと言われる筋合いのものではない」とし、違反した際に「議員辞職する」と明記せず、「自ら身を処する」との表現にとどめたことを明らかにした。
中川秀直幹事長が、復党が内定した郵政造反組に、経緯を説明するよう求めたことを受けた。保坂氏は復党を決めた理由を「支持者の大半が復党を望んだ」と説明。郵政民営化反対で保坂氏を支持した有権者に対しては「05年9月の総選挙で(民営化すべきだとの)民意が出ている。今後は党内で、日本の郵政事業がより地方のためとなるよう最大限の努力をしたい」と理解を求めた。
保坂氏の後ろには党県連第3区支部の旗が掲げられていた。離党後もはずさなかったといい、保坂氏は「解散総選挙で私の城(3区支部長の座)を小野次郎衆院議員に渡しても、地元の“城下町”(支持基盤)は渡さないという意思表示。(党から)頂いたものをタンスにしまうわけにはいかない」と説明。昨年の衆院選で3区への“刺客”として送られ、比例代表で初当選した小野氏への対抗心をむき出しにした。
党本部は4日に党紀委員会を開き造反組の復党を正式に了承するとみられる。一方、07年1月の知事選への対応については「臨時国会が行われる15日以降に態度を表明する」と述べるにとどめた。保坂氏は前回知事選で、元衆院議員の横内正明氏(落選)を支持した。【宇都宮裕一】
毎日新聞 2006年12月3日
322
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/03(日) 12:57:51
前回衆院選造反組と“共闘”も
復党問題 沈黙の公明
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20061202/mng_____sei_____003.shtml
「郵政造反組」の無所属衆院議員十一人の自民党復党が四日にも決まることに対し、公明党は沈黙を守っている。自民党への風当たりが強まる中、公明党まで口を出せば連立関係が悪化しかねない。加えて、造反組批判は選挙で不利に働くともみているためだ。
■批判なら選挙不利に?
公明党の太田昭宏代表は先月二十九日の記者会見で、復党問題について「自民党には国民に説明し、理解を得る努力をさらにお願いしたい」と述べただけで、批判は避けた。太田氏をはじめ公明党幹部らは、記者会見や講演でこの問題に言及することはほとんどない。
口を閉ざす理由についてベテラン議員は「世論が厳しい中、説明を求めすぎるとやぶ蛇になる」と説明。自民党の神経を逆なでするのは避けた方が賢明だとの考えを示した。
昨年の衆院選で公明党は、造反組と対決した「刺客」を応援したことに表向きはなっている。しかし、ある幹部は「現実には造反組も支援した。その分、比例票が公明党に来た」と明かす。
公明党は衆院選、参院選とも、比例代表を重視している。その点、当時の刺客候補は、選挙区に無縁の“落下傘”が多く、党が支援しても比例代表の票はあてにならなかった。地元に強固な地盤を持つ造反組を推した方が得なケースが目立ったというのだ。
公明党が復党を批判すれば、造反組との間でしこりが残り、来年の統一地方選、参院選をはじめ次期衆院選でマイナスになりかねないとの懸念がある。ある党幹部は「(造反組の復党が党にとって)得か損か、簡単には判断できない」としている。
(関口克己)
323
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/03(日) 16:59:46
自民・佐藤議員、小選挙区公認候補の調整問題で「前回の公認候補が優先されるべき」 フジテレビ「報道2001」で
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20061203/20061203-00000399-fnn-pol.html
自民党の佐藤 ゆかり議員は、3日朝のフジテレビ「報道2001」で、「郵政造反組」の復党にともなう小選挙区公認候補の調整問題について、前回の党公認候補が優先されるべきとの考えを示した。
佐藤議員は「中川幹事長は、『(小選挙区の)現支部長であることは変わりないと。党則にも、支部長が次の衆院選挙の公認である』と(言っていた)」と述べた。
造反組の野田聖子議員と選挙区が重なる佐藤議員は、中川秀直幹事長が11月29日に後援会の支持者らと面会した際に「前回の党公認候補が、次回も小選挙区で公認される」との考え方を示したことを明かした。
さらに佐藤議員は、「早く選挙区調整を終えてはっきりさせないと、有権者が戸惑うと思う」と強調した。
前回の選挙で新人議員を破り、小選挙区で当選した造反組には、比例候補に回ることへの抵抗感が強く、選挙区調整が復党後の火種となる中で、佐藤議員が野田議員側をけん制した形となっている。
[3日13時9分更新]
324
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/03(日) 17:20:44
11人の復党、4日に決定 自民党紀委が造反組審査
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=IBR&PG=STORY&NGID=poli&NWID=2006120301000219
自民党は4日夕、党本部で党紀委員会(笹川尭委員長)を開き、復党願と郵政民営化支持などを明記した誓約書を提出した野田聖子元郵政相ら郵政造反組11議員の復党を決定する。11人とともに復党願を出した平沼赳夫元経済産業相については誓約書が添えられていないのを理由に審査の対象から外す。
また郵政民営化関連法案採決で反対した参院議員の処分も見直す。昨年10月の処分では中曽根弘文元文相ら17人を「党の役職停止1年、執行猶予2年」としたが、4日付で“執行猶予”終了として処分を終える方向だ。
11人は27日に提出した誓約書で「郵政民営化を含む政権公約の実現にまい進する」ことや、反党行為への「遺憾」の意を表明。7人は、この誓約に違反した場合は「議員辞職する」と明記した。
その後、それぞれ記者会見を開き「復党に感謝の気持ちでいっぱいだ」(堀内光雄元総務会長)、「安倍晋三首相は命の恩人」(今村雅弘氏)などと「恭順の意」を表明した。
325
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/03(日) 18:21:57
自民・片山参院幹事長、落選組、年内にも一部復党=森元首相、早期決着を
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2006120300081
自民党の片山虎之助参院幹事長は3日午前、NHKの番組で、昨年の衆院選で落選した郵政造反組について「何人か戻って来ると思う」と述べ、年内にも一部復党する可能性を示した。また、片山氏は「自民党が復党させて良かったという評価を国民からいただけるよう努めなければならない」と強調した。
自民党の森喜朗元首相は同日のテレビ朝日の番組で、落選組の復党問題について「その後援者イコール党員なので、やはり(落選組の)力を借りないと(参院選)1人区で勝利するのは非常に難しい」と述べ、参院選の勝敗のカギを握る全国29の「1人区」対策としても早期決着が望ましいとの考えを示した。
326
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/03(日) 18:57:38
森岡・前衆院議員:再起を願う集い、後援会が開催 200人参加−−奈良 /奈良
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/nara/news/20061203ddlk29010334000c.html
前衆院議員の森岡正宏氏の後援会が2日、奈良市内で「再起を願う集い」を開いた。郵政関連の政治団体・大樹県本部などが、森岡氏の政治活動資金集めのため企画。藤原昭・奈良市長ら約200人が参加した。
柿本善也知事の5選不出馬表明で、動向が注目される森岡氏は「まずは自民党復党。与党や支援者に応援していただけるなら、どんな選挙にも出ていきます」と、政界復帰への意欲をアピールした。【松本博子】
毎日新聞 2006年12月3日
327
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/03(日) 19:40:27
>>323
自民・佐藤議員、小選挙区公認候補の調整問題「前回の党公認候補が優先されるべき」 フジテレビ「報道2001」で
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20061203/20061203-00000411-fnn-pol.html
自民党の佐藤 ゆかり議員は、3日朝のフジテレビ「報道2001」で、同じ選挙区の野田聖子議員ら「郵政造反組」の復党にともなう公認候補の調整問題について、自分が党公認候補として優先されるべきとの考えを示した。
「小泉チルドレン」の佐藤議員と、復党が認められることになった造反組・野田聖子議員の2人が、激しい火花を散らしている。
3日朝のフジテレビの番組で、佐藤議員は「中川秀直幹事長はですね、『(小選挙区の)現支部長であることは変わりないと。党則にも支部長が次の衆院選挙の公認である』と(話した)」と、小選挙区での公認に幹事長からのお墨付きがあったとアピールした。
一方、復党願提出直後、野田議員は「同じ自由民主党になりますので、ともに汗をかいていきたいなと思います」とエールを送っていた。
2005年の「郵政総選挙」で、野田議員への刺客として送り込まれた佐藤議員だが、返り討ちに遭い、選挙区は野田議員が当選、佐藤議員は比例区で復活当選していた。
佐藤議員は「早く、やはり選挙区調整というものを終えて、はっきりさせてあげないと、有権者が一番戸惑うと思います」と話した。
4日の自民党党紀委員会で、造反組の復党が正式に決まるとみられるが、次の総選挙でどちらが小選挙区支部長、すなわち選挙区公認候補になるのか、「復党後」の火種が早くもくすぶり始めた。
また先週、委員会の法案採決を無断欠席した佐藤議員は、「(委員の)差し替え手続きをさせていただいておりましたが、そこに不備がございまして、党内でのご迷惑おかけいたしましたことを誠に申し訳なく思っております」と謝罪した。
欠席中に、公認問題で中川幹事長を訪ねていたことも、その後明らかになり、週明け、党側の対応が焦点となるとみられる。
[3日19時9分更新]
328
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/04(月) 22:31:48
自民党:郵政造反11人の復党正式決定 党紀委で満場一致
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061205k0000m010080000c.html
自民党は4日、党本部で党紀委員会(笹川尭委員長)を開き、郵政民営化法案に反対し同党を離党した堀内光雄元総務会長、野田聖子元郵政相ら無所属議員11人の復党を正式決定した。11人については、郵政民営化に賛成する誓約書など執行部が提示した復党条件を満たしているとして、審査の結果満場一致で認められた。誓約書の提出を拒んだ平沼赳夫元経済産業相は審査の対象外となった。
安倍晋三首相(総裁)は党紀委後の同日夜、党本部総裁室に11人を呼び、郵政民営化を含む政権公約などの実現に向けて改めて協力を要請、同意を得た。この際、11人のうち4人が誓約書に違反した場合の対応を「議員辞職する」から「自ら身を処す」と修正していたことについて、中川秀直幹事長が「同じ趣旨か」と質問。4人は「その通り」と答え、違反した場合の議員辞職を確認した。
堀内氏は「首相から『しっかりこれからも一緒にやっていこう』という話をいただいて、非常に力強く感じている」と記者団に語った。11人の復党で同党所属衆院議員は305人に増え、衆院議員480人のうち3分の2に迫る勢力となる。また、来年の同党への政党交付金は約2億5500万円増額される。
また党紀委では、郵政法案に反対し党員資格や党役職の停止(いずれも1年、執行猶予が2年)となった参院の造反議員18人についても、執行猶予期間を1年間短縮し、10月27日付で処分を解除した。
党紀委に先立ち、安倍首相は首相官邸で「最終的には総裁として、私が責任を持って判断した。批判は甘んじて受けるが、新しい仲間を受け入れ政策を推進させていくことによって国民の理解を得たい」と記者団に語った。
復党を求める落選議員については、来夏の参院選への対応をにらみながら調整を進める。中川氏は党紀委後の会見で「参院選の作業を考えれば、年内から来春の早い時期に調整をしていく」と述べた。このうち藤井孝男元運輸相が参院岐阜選挙区、衛藤晟一前衆院議員が比例代表での出馬を検討している。【中澤雄大】
◆復党した11人(かっこ数字は衆院の当選回数、敬称略)
保利耕輔(10)(佐賀3区)今村雅弘(4)(佐賀2区)保坂武(3)(山梨3区)古川禎久(2)(宮崎3区)森山裕(2)(鹿児島5区)=以上津島派▽堀内光雄(10)(山梨2区)=古賀派▽古屋圭司(6)(岐阜5区)武田良太(2)(福岡11区)江藤拓(2)(宮崎2区)=以上伊吹派▽山口俊一(6)(徳島2区)野田聖子(5)(岐阜1区)=以上無派閥
毎日新聞 2006年12月4日 20時08分 (最終更新時間 12月4日 22時02分)
329
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/04(月) 22:33:00
自民復党:造反組に配慮 政党交付金、企業献金などで
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20061205k0000m010106000c.html
自民党は4日、郵政造反組の無所属衆院議員11人の自民党復党を決定したが、党執行部が党内の異論を押し切ってまで決着を急いだ背景には、年内に復党すれば政党交付金の配分が増えることに加え、無所属では企業・団体献金が受け取れないという造反組の苦しい懐事情への配慮もあったとみられる。来夏参院選で造反組の協力が必要と考える党執行部と、資金面で危機感を強めていた造反組の思惑が一致した。ただ「けじめなき」復党への国民の反発は大きく、肝心の選挙対策でプラスに働くかは不透明だ。
政治資金規正法によると、企業・団体献金は政党や政党支部、政党の政治資金団体だけが受け取ることができる。造反組は離党に伴い、企業・団体献金の受け皿を失った。
05年の政治資金収支報告書をみると、復党する11人のうち少なくとも5人が、衆院解散(05年8月8日)後に自らが支部長を務める同党支部の資金を自らの資金管理団体などに移した。判明分の移転額をみると、野田聖子元郵政相の4794万円を筆頭に、江藤拓氏1200万円▽森山裕氏1004万円▽保利耕輔元文相763万円▽山口俊一氏451万円−−だったが、06年以降はこうした「一時金」がなくなり資金繰りが厳しくなることは必至だった。造反議員の一人は「このままではやっていけない。復党を希望する理由には資金面の不安もある」と内情を明かした。
造反議員12人中、ただ一人復党しない平沼赳夫元経済産業相の資金管理団体の05年収入は4億円余り。平沼氏が郵政民営化賛成などの「踏み絵」を拒否し続けることができたのは、豊富な資金力の支えがあったともいえそうだ。
復党後の造反組は選挙区調整が難航するのは確実で、当面は比例代表の選挙区支部長などで処遇するとみられる。ただ、11人のうち4人は小選挙区支部長が不在のため、同支部長に就く可能性もある。
一方、11人の復党で、自民党が来年受け取る政党交付金は約2億5500万円増える見通し。交付金の一部は支部交付金などとして議員らに配分される。【鬼木浩文】
毎日新聞 2006年12月4日 21時04分
330
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/04(月) 23:04:37
野田氏ら11議員復党決定 首相「批判は甘受」
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=DLT&PG=STORY&NGID=poli&NWID=2006120401000444
自民党の党紀委員会(笹川尭委員長)が4日夕、党本部で開かれ、野田聖子元郵政相ら郵政造反組の衆院議員11人の復党を全会一致で正式に決めた。これにより同党衆院議員は計305人となる。これに先立ち、安倍晋三首相(党総裁)は官邸で記者団に「(復党の)批判は甘んじて受けたいが、結果として新しい仲間を受け入れて、政策を推進し、国民に理解を得たい」と述べた。
ただ復党への世論の視線は厳しく、自民党は内閣支持率の低下を強く懸念。首相が「改革後退」との批判を回避するため、道路特定財源改革などで指導力発揮を迫られるのは間違いない。
復党問題では昨年の衆院選で争った“刺客議員”との選挙区調整は棚上げされたままで、造反組のうち落選した元議員の扱いを含め、引き続き党内の「火種」になりそうだ。首相は選挙区調整については「全員が次の衆院選後にも議員として活動できるよう調整したい」と強調した。
11議員はほかに堀内光雄元党総務会長、保利耕輔元文相、山口俊一元総務副大臣ら。党紀委では昨年の郵政民営化関連法案の採決に反対した参院議員の処分見直しも協議。党役職停止1年(執行猶予2年)、党員資格停止1年(同)とされた計18議員(離党済みの後藤博子参院議員を除く)について執行猶予期間を1年に短縮し、10月27日付で処分終了とすることを決めた。
党執行部は落選組について、来夏の参院選への出馬を模索する藤井孝男元運輸相、衛藤晟一元厚生労働副大臣らの検討を優先させる方針だ。
自民党が衆院で300議席を超えるのは、1986年の衆参同日選挙での圧勝以来(衆院定数512)。公明党を含めた与党議席は定数480議席の70%、336人となる。
331
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/05(火) 09:58:59
復党 党内融和図れるか懸念も
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/12/05/k20061205000023.html
自民党は、4日、郵政民営化に反対して党を離れた無所属議員11人の復党を決めたことを受けて、来年の参議院選挙に向けた態勢作りを急ぐことにしていますが、党内には、復党に反発する意見もくすぶっており、融和が図れるかどうか懸念する声が出ています。
自民党は、4日、党紀委員会を開き、無所属議員11人の復党を満場一致で決めました。安倍総理大臣は、11人の議員と直ちに会談し、「皆さんに『お帰りなさい』と言いたい。新しい国づくりに向かって、是非、協力してほしい」と述べ、今後の政権運営に協力を求めました。これに対し、野田聖子元郵政大臣が記者団に対し、「離党して学んだことを生かし、国民のため、地元のため、より良い仕事をし、復党についても、有権者に理解してもらえるよう努力したい」と述べるなど、11人の議員は、全面的に協力する考えを示しました。ただ、復党の決定については、自民党内で、去年の衆議院選挙で、党の公認候補として、無所属議員と戦った現職議員らを中心に、「党が1年前に言ったことと、いま言うことがあまりにも違うと信頼を失うことになる」などと、反発する意見がくすぶっています。特に、次の衆議院選挙で、どちらが小選挙区の公認候補となるかをめぐっては、2人の議員が一歩も譲らないことも予想され、執行部は、「去年の選挙で党の公認候補として戦い、いま小選挙区の支部長をつとめている議員を優先させるのが原則だ」としながらも、当面、この問題の調整には着手しない方針です。自民党執行部は、4日の決定を受けて、党内を2分する議論となった、この問題に一つの区切りをつけ、来年の参議院選挙に向けた態勢作りを急ぎたいとしていますが、党内のしこりは消えておらず、融和が図れるかどうか懸念する声が出ています。
332
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/05(火) 19:35:24
復党で内閣支持率低下懸念も
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/12/05/k20061205000094.html
自民党が、郵政民営化に反対して党を離れた無所属議員11人の復党を決めたことについて、閣議のあとの記者会見で、閣僚から、復党を歓迎するとしながらも、この問題への対応をめぐって「安倍内閣の支持率が下がったことは残念だ」といった意見が出されました。
このうち、久間防衛庁長官は「党を離れた議員が復党していなくても、次の衆議院選挙のときに党の公認候補者の調整をしなければならない。自民党内にいるほうが調整しやすいと思う。復党した議員の地元で世論調査をすれば、圧倒的に支持するほうが多いのではないか」と述べました。菅総務大臣は「復党が決定したのだから、安倍総理大臣が目指す『美しいくにづくり』にぜひ協力してもらいたい」と述べました。山本金融担当大臣は「11人の議員は、自民党の外に出たあと、郵政民営化に賛成の態度を表明しているので、帰ってきてよかったと思う。ただ、復党問題で安倍内閣の支持率が下がったことは非常に残念で、政治にわかりやすさを求める国民の声をしっかり受け止めなければならない」と述べました。一方、塩崎官房長官は「今回の復党が国民にとってわかりやすいかどうかは、これからの自民党や復党する議員の行動しだいなので、努力しなければならない」と述べました。
333
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/05(火) 19:36:25
自民新人議員 復党受け勉強会
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/12/05/k20061205000202.html
自民党が、郵政民営化に反対した11人の議員の復党を認めたことを受けて、党の新人議員が会合を開き、復党を認めるに至った手続きには不透明な点が多かったとして、国民にわかりやすい党運営のあり方について勉強会を開いていく方針を決めました。
会合には、復党に慎重な対応を求める活動を続けてきた新人議員が出席し、4日に11人の議員の復党が決まったことについて「党が出した結論には従うべきであり、これ以上反対する声はあげるべきではない」という意見で一致しました。ただ、出席者からは「党のホームページには復党に反対する意見が多数寄せられていたのに、耳を傾ける姿勢がなかったのではないか」という批判や「党改革実行本部で国会議員の意見を幅広く聞くと言っておきながら、その席で出された反対意見が結論に反映された形跡がない」という不満が出されました。そして、党運営のあり方をより透明性を持った国民にわかりやすい形に変えていく必要があるとして、今後、勉強会を開いていく方針を決めました。
334
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/05(火) 19:37:24
“衆院選 支部長が公認候補”
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/12/05/k20061205000215.html
自民党の中川幹事長は、4日に復党が認められた議員を相手に去年の衆議院選挙で同じ小選挙区で党公認候補として戦った6人の議員と会談し、6人が務めている小選挙区の支部長を変えることはないとしたうえで「次の衆議院選挙では支部長が小選挙区の公認候補となるのが原則だ」と説明しました。
自民党が4日に復党を認めた11人の議員のうち6人の小選挙区には、去年の衆議院選挙で自民党公認として立候補した議員がおり、次の衆議院選挙に向けた公認候補者の調整が課題となっています。こうしたなか、中川幹事長は、復党した議員と戦った佐藤ゆかり氏や小野次郎氏ら6人と会談し、「小選挙区の支部長の任期は次の衆議院選挙までとなっており、復党した議員がいても6人が現在務めている小選挙区の支部長を変えることはない」と述べました。そのうえで、中川幹事長は「高齢であったり選挙で負け続けていたりする場合を除けば、小選挙区の支部長は、原則、次の衆議院選挙の公認候補となる」と説明しました。会談のあと、佐藤ゆかり氏は、記者団に対し「党が規則に従って公認を決めていただけるということだと思うので、しっかりと自分の岐阜1区で頑張りたい」と述べました。
335
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/05(火) 19:47:53
予想以上の批判に…11人復党で閣僚からいろいろ意見
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann/20061205/20061205-00000016-ann-pol.html
自民党が4日に決めた郵政造反組11人の復党ですが、予想以上の国民の批判に、安倍内閣の閣僚からも、さまざまな意見が出ています。
塩崎官房長官:「分かりやすさというのは、これからの自民党として、それから、戻ってこられる方々の行動次第だろう。努力をしないといけない」
塩崎官房長官はこのように述べ、今回の復党が国民に分かりやすい結果にはなっていないという苦しい胸の内を明かしました。一方で、久間防衛庁長官は次のように述べています。
久間防衛庁長官:「私はあれで良いと思うよ。よく支持率とか世論調査のことを言うけど、いつも言うように、世論調査というのは、東京とか大阪とか横浜とか、人口の多いところに割とウエートがかかるわけよ。復党した地元で世論調査をやったら、圧倒的に支持率が高いんじゃないかな。『復党して良かった』というのが」
自民党は、すでに参議院で造反した18人についても役職停止処分を事実上終えていて、世論をよそに、落選組の復党に取りかかる方針です。
[5日12時42分更新]
336
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/05(火) 23:43:18
中川幹事長:「刺客」と会談 激励したが公認調整では含み
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/feature/news/20061206k0000m010107000c.html
自民党の中川秀直幹事長は5日、郵政造反組11人の復党を受け、昨年の衆院選の「刺客」として戦い、復党組と小選挙区が重なる衆院議員6人と党本部で会談した。中川氏は刺客組が務める小選挙区支部長を次期衆院選まで原則として代えない考えを示しながら激励する一方、「いろいろな調整はあるかもしれない」と述べ、公認調整には含みを持たせた。
6人は小野次郎、佐藤ゆかり、七条明、長崎幸太郎、広津素子、山本幸三の各衆院議員で、いずれも小選挙区では敗れ比例代表で復活当選した。
会談後、佐藤氏は記者団に「公認をいただけるものと思って、しっかり支部長として活動を続けていく」と語った。ただ、復党組には「小選挙区で勝ったのは我々だ」との声もあり、公認調整は難航必至とみられる。【米村耕一】
毎日新聞 2006年12月5日 21時28分 (最終更新時間 12月5日 22時52分)
337
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/05(火) 23:50:28
事実上の先送り。
刺客議員が選挙区支部長 自民、公認問題は先送り
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=GIF&PG=STORY&NGID=poli&NWID=2006120501000707
自民党は5日、郵政造反議員の復党に伴う選挙区調整に関連し、原則的に次期衆院選の小選挙区公認候補予定者が就く「選挙区支部長」については当面、昨年の衆院選を復党組と争った“刺客議員”に続投させる方針を決めた。
選挙区支部長になれない復党組も、企業・団体献金の受け皿となる政党支部が必要になるため、比例区支部長などに就ける方向で検討する。
ただ党内ではベテランを中心に「強固な地盤を持つ復党組を小選挙区候補にすべきだ」との意見もあり、最終的にどちらを選挙区で公認するかは集票力を見極めながらの判断になりそうだ。
中川秀直幹事長は5日午後、復党組と選挙区で争った長崎幸太郎(比例南関東)、小野次郎(同)、佐藤ゆかり(比例東海)、七条明(比例四国)、山本幸三(比例九州)、広津素子(同)の6議員を党本部に呼び「原則として、次の衆院選までは選挙区支部長をそのまま務めてもらう」と説明。「改革を旗印に戦い当選した議員はしっかり守っていく」とも伝えた。
佐藤氏はこの後、記者団に「党が普通の手続きにのっとると理解したので、(選挙区で)公認をもらえると思う」と強調した。ただ党幹部は「(中川氏は)昨年に決まった支部長選任基準の話をしただけで、公認の話はしていない」と指摘した。
復党組11人のうち古屋圭司氏ら4人については、空席となっている選挙区支部長に、そのまま就くとの見方が強い。
これに関連して片山虎之助参院幹事長は記者会見で「現職の支部長がいつまでも支部長かどうかは分からない。衆院選はだいぶ先だからばたばたと(公認調整を)やらなくていい」と述べ、都道府県連の意向などを踏まえながら時間をかけて結論を出すべきだとの認識を示した。
338
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/05(火) 23:55:58
中川幹事長、佐藤ゆかり氏らに「支部長は代えず」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20061205ia23.htm
自民党の中川幹事長は5日、同党に復党した郵政民営化「造反組」と昨年の衆院選で戦い、比例で復活当選した佐藤ゆかり、小野次郎両氏ら6人の衆院議員と自民党本部で会い、6議員が務める小選挙区支部長を当面代えない方針を伝えた。
また、中川氏は「原則として小選挙区支部長が小選挙区候補となる」と説明し、競合する現職同士の調整は次期衆院選直前になるとの見通しも示したという。
この後、佐藤氏は記者団に「公認されると思って、支部長として活動を続ける」と語る一方、「選挙直前に候補者調整があり、強い者が公認されると中川氏は伝えたかったのだろう」とする議員もいた。
(2006年12月5日23時27分 読売新聞)
339
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/08(金) 10:09:17
自民党:復党の野田氏、カジノ検討小委員長に内定
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20061208k0000m010055000c.html
自民党に復党したばかりの野田聖子元郵政相が、党政務調査会「カジノ・エンターテインメント検討小委員会」の小委員長に内定したことが、7日分かった。「みそぎが済んだ」として、復党組の役職復帰が進みそうだ。野田氏は離党前、カジノ合法化で地域振興を目指す同党の「国際観光産業としてのカジノを考える議員連盟」会長を務めていた。【中澤雄大】
340
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/09(土) 18:29:57
「造反組」 結束は崩さず
平沼氏含めた勉強会を存続
http://www.chunichi.co.jp/00/sei/20061209/mng_____sei_____002.shtml
自民党に復党した「郵政造反組」の衆院議員11人と、復党が見送られた平沼赳夫元経済産業相(無所属)は8日、全員が無所属当時に発足させた「勉強会」を存続させることを決めた。造反組のうち、昨年の衆院選で落選した元議員の復党問題などで発言力を得るため、結束を維持するのが狙いとみられる。
平沼氏と復党組11人は今年3月から、毎週木曜日に「無所属勉強会」を開催。情報交換をしたり、関係省庁から重要法案の説明を受けたりしていた。
復党組は当面、近く古賀派に復帰する堀内光雄元総務会長を除き、無派閥で活動する意向。このため党内情勢などに関する情報交換の場として「勉強会」を存続するのが適切と判断した。無所属にとどまった平沼氏との連携を保つ「受け皿」としても「勉強会」を利用することにした。
今月15日の今国会会期末までに「勉強会」を再開。その後は国会会期中を中心に、月2回のペースで会合を開催する方針だ。
復党組の1人は「12人でまとまって行動した方が影響力がある。派閥に入らない人のためにも、情報交換の場が必要だ」と話している。
341
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/10(日) 12:05:18
自民各派 復党議員獲得へ動き
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/12/10/k20061210000018.html
郵政民営化に反対して、自民党を離れ、先週、復党した11人の議員について、自民党内では、かつて議員が所属していた派閥が復帰を呼びかけたり、別の派閥が入会を勧誘するなど、議員の獲得を目指した各派閥の動きが活発になっています。
先週4日に自民党への復党が決まった11人の議員のうち、堀内元総務会長は、今の国会が閉会するのに合わせて、かつてみずからが率いた堀内派を継承した古賀派に戻ることにしています。また、津島派には5人、伊吹派には3人、かつて所属していた議員がおり、両派はそれぞれ「派閥とけんか別れをして、自民党を離れたわけではない」として、つながりの深いみずからの派閥に復帰するよう呼びかけています。一方、山崎派は、そうした議員はいないものの、党を離れ、無所属でいる間、山崎前副総裁が一部の議員を外国出張に同行させるなど、関係を深めてきた経緯があり、入会を勧誘しているほか、麻生外務大臣も、所属する河野グループを基盤として、新しい派閥を立ち上げようと調整を進めているのに合わせて、協力を求める動きを見せています。ただ、復党した議員の間では「復党をめぐって党内外から批判を受けた直後であり、当面、静かに政治活動を続けていきたい」として、今の段階で派閥に入ることには否定的な意見も多く聞かれ、各派閥の取り込みがどこまで進むかは不透明だという見方が出ています。
342
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/10(日) 14:46:22
自民党:党員獲得数が候補者選びに影響…復党の野田氏見解
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20061210k0000e010018000c.html
自民党に復党した野田聖子元郵政相が10日、地元の岐阜市内で開かれた後援会の会合で、岐阜1区で佐藤ゆかり衆院議員(比例東海)と競合している現状について、「選挙区調整は不透明だが、より民主的に候補者を選ぶ指標となるのが党員数だと思う」と述べ、復党後にどれだけ党員数を増やせるかが次期衆院選の候補者選びに影響を与えるとの考えを示した。
野田氏の地元事務所によると、会合には後援会支部の代表ら約250人が出席した。
冒頭で野田氏は「安倍(晋三)総裁から政策の実行と党勢拡大を全力でやってほしいと言われた」とあいさつ。さらに「党勢拡大といって、一番分かりやすいのが党員数。後援会には党員獲得をやってほしい」と訴えた。
野田氏は会合後、報道陣に対して、「私が(候補者を)選ぶ側ではない。ただ党務をしっかり果たすという証として、原理原則に戻って(党員獲得を)しっかりやるべきだと思う」と話した。また佐藤氏との直接対話については、「落ち着いた段階で、なるべく早くアクセスをとりたい」と話した。【秋山信一】
毎日新聞 2006年12月10日 13時46分
343
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/10(日) 20:24:02
野田氏が地元で復党報告 佐藤氏は「公認予定は私」
http://flash24.kyodo.co.jp/?MID=RANDOM&PG=STORY&NGID=poli&NWID=2006121001000289
野田聖子元郵政相(岐阜1区)は10日、自民党復党後初めて、岐阜市で開かれた地元後援会の会合で「後援会が救ってくれたおかげで復党できた。安倍晋三首相に『何も気にせず戻ってこい』と言っていただいた」などと報告した。
さらに「党員獲得をお願いしたい」と要請。党小選挙区支部長の佐藤ゆかり衆院議員との公認争いの激化を意識した発言とみられる。
一方、佐藤氏はこの日、岐阜市内の街頭演説で「岐阜1区においては私が引き続き(選挙区)支部長で、次期衆院選の公認予定者だ」と強調した。
344
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/11(月) 22:37:20
佐藤ゆかり氏が会見 「支部長の私の下で一枚岩に」
2006年12月11日22時18分
http://www.asahi.com/politics/update/1211/013.html
自民党の佐藤ゆかり衆院議員(45)=比例東海ブロック=は11日、野田聖子衆院議員(46)=岐阜1区=の復党を受け、岐阜市の同党県連で記者会見した。次期衆院選の公認予定者は「党岐阜県第1選挙区支部長」の自分であることを強調、野田氏を含む岐阜市の党関係者に「支部長の下で一枚岩となるよう、協力をお願いする」と呼びかけた。
会見で佐藤氏は、野田氏の復党後の今月5日、中川秀直幹事長から、選挙区支部長が衆院選挙区での公認予定者であり、岐阜1区の党支部では今後も佐藤氏が支部長を務める、との説明を受けたと強調。「党本部は私を支部長とすることで一本化を決めた。国への陳情や相談の窓口は私が分け隔てなく受け止め、しっかり国に通していく」と述べた。
今後、選挙区が競合する野田氏と直接対話をすることに前向きな姿勢を示す一方、「有権者が望めば握手をする機会もあるかと思うが、100%選挙区支部の活動にご協力いただけることがあってのことだ」と野田氏に注文をつけた。
野田氏が10日に開いた後援会の会合で、次期衆院選の岐阜1区の公認調整で「予備選もありうる」と発言したことについては、「国会議員が個人的見解を述べるのは自粛すべきだ。混乱をさらに広げるような発言は、野田さんも私もしてはいけない」とくぎを刺した。
345
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/12(火) 10:34:32
ゆかりタンが聖子議員に通告「100%私に協力を!」
http://www.sanspo.com/shakai/top/sha200612/sha2006121210.html
岐阜の「女の戦い」が激しさを増してきた。郵政造反組の自民復党に端を発した「聖子vsゆかり」の大戦争。佐藤ゆかり衆院議員(45)は11日、岐阜市内で会見し「岐阜1区の支部長は私。野田さんは支部長の私に100%協力を」と、野田聖子衆院議員(46)に“絶対服従”を迫った。ライバル復党の焦りか、完全にケンカ腰のゆかり氏。亀裂は深まるばかりだ。
◇
ゆかりタンがブチ切れだ!! 野田氏の復党で大揺れの衆院岐阜1区公認調整問題。この日も佐藤氏は「支部長はワタシ」と強調し続けた。
「現職の岐阜1区支部長は私佐藤ですが、党執行部の決定として正式に、小選挙区は現職支部長が続投することで一本化を決定した」
会見で佐藤氏はこう断言。次期衆院選の岐阜1区で自民公認候補は自身であり、これは党の決定事項だ−との弁だ。
そして野田氏に関しては「対話の機会を設けることは大事」としながらも、「皆で一枚岩となって私、支部長の下でしっかりご協力いただけるよう、私から野田聖子さんにも呼びかけたい」。
「野田さんとの握手はありますか?」との報道陣からの問いには、「もちろん野田聖子さんが1区支部の活動、支部長の私の下での活動に100%協力あってのこと」と強調してみせた。
実は前日、野田氏が岐阜市内で「同じ職場なので早く(佐藤氏と)握手をして仕事を分かち合っていきたい。なるべく早くアクセスしたい」と言及していた。これに佐藤氏が、野田氏の100%服従が「握手」の絶対条件と言い張った形だ。
歩み寄りとも思える言動をみせる野田氏だが、一方で“揺さぶり”もかけている。野田陣営は公認調整の手続きとして、「党員による予備選挙をすれば分かりやすい」などとも主張している。
昨年の衆院選で、離党して無所属となった野田氏が刺客の佐藤氏を小選挙区で破った通り、野田氏の地盤は固い。予備選挙になれば自分が勝つ−との自信を背景に佐藤氏を挑発しているのだ。
佐藤氏は「党が決めたことへの個人的な見解は自粛するべき」と、予備選実施案に不快感をあらわにしたが、地盤が弱いことへの自信のなさも見え隠れする。
支部長としての正当性を主張する佐藤氏。硬軟とり混ぜた揺さぶりをかける野田氏。女の意地とプライドをかけた戦いはヒートアップしてきた。もっとも、有権者はそっちのけの戦いだが…。
★聖子議員余裕?「仲良くやっていきたい」
一方の野田氏は11日、岐阜市議会に復党のあいさつ回り。佐藤氏の会見については「特にありません」としつつ、「(佐藤氏と)仲良くやっていくことが市民の望んでいることと思う。いろいろ努力しますし、是非とも仲良くやっていきたい」。報道陣の前では余裕?の笑みを浮かべつつ、あらためて歩み寄りの姿勢を示した。
前日10日には後援会の非公開の会合で「党員獲得をお願いしたい」と呼びかけ、佐藤氏との対決姿勢を打ち出している。
★頭痛い安倍首相
岐阜の公認争いについて安倍晋三首相(52)は11日、「候補者、地元有権者に納得してもらえる方向で党で調整してもらわないと」と、党執行部に判断を委ねる意向を表明した。中川秀直幹事長(62)は「感情的なしこりが残らないことを望む」と困惑の表情。党執行部に波紋が広がってきた。
346
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/12(火) 10:41:27
ゆかり氏が聖子氏に従え!「私こそ選挙区支部長」21回
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20061212-OHT1T00054.htm
自民党のマドンナ・佐藤ゆかり衆院議員(45)が11日、岐阜市内で会見し、復党した同じ岐阜1区の宿敵・野田聖子衆院議員(46)に反撃した。
「野田氏との握手はあるか?」の質問に「有権者が望むのであれば」と、10日に会見した野田氏の意向を受け入れる姿勢を見せたゆかり氏。しかし、直後に「私、支部長に100%協力していただけるということがあってのこと」と、ぴしゃりと条件提示した。
野田氏だけでなくその支援者にも、自身に従うよう要求。また、次回選挙の公認候補などについて「党本部の方針がある。個人的な見解を言うのは自粛するべき」と、野田氏やその周辺を批判した。
10日に同市内で街頭に立った際「私こそが選挙区支部長」との主張をひたすら繰り返したゆかり氏だったが、この日も不自然に打ち切られた24分間の会見で「支部長」と21回、「野田聖子」と9回発言。立場の死守に、とにかく必死だった。
(2006年12月12日06時03分 スポーツ報知)
347
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/13(水) 00:59:43
復党組7人は別の支部長に 自民調整へ
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20061212/200612121355_478.shtml
自民党は12日午前の役員連絡会で、復党した郵政造反議員11人の支部長選任を急ぐ方針を決めた。復党議員も企業・団体献金の受け皿となる政党支部が必要になるためだ。
11人の選挙区のうち、7選挙区では昨年の衆院選で争った「刺客議員」らが既に小選挙区支部長となっており、復党組を別の何らかの支部長に就ける方向で調整する。古屋圭司衆院議員(岐阜5区)ら4人に関しては、空席となっている小選挙区支部長に就く見通しだ。
中川秀直幹事長は記者会見で、7人の扱いをめぐり、同一選挙区に複数の選挙区支部を設置することは「あり得ない」と否定。谷津義男選挙対策総局長は総務会で「衆院比例区支部長では問題が出てくるかもしれないので工夫が必要だ」と述べた。
348
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/13(水) 01:04:07
自民 支部長に復党議員選任へ
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/12/13/k20061212000215.html
自民党は12日、執行部が協議し、先に復党した衆議院議員を企業・団体献金の受け皿となる党の支部長に選任する作業を急ぐ方針で一致しました。自民党が復党を認めた11人の議員うち、7人の選挙区では、去年の衆議院選挙に党公認で立候補した議員らが企業・団体献金の受け皿となる選挙区支部長を務めており、11人をどのような支部長に選任するかが焦点の1つとなっています。
これについて、12日の役員連絡会のあと中川幹事長ら党執行部が協議し、谷津選挙対策総局長は「原則として選挙区の支部長の任期は次の衆議院選挙が終わるまでとなっている。一方で、復党した堀内元総務会長は、党の比例代表の73歳定年制のために比例代表には立候補できず、復党した議員を機械的に比例代表支部長にすることには問題もあり、何らかの工夫が必要だ」と述べました。また、中川幹事長は「自民党に復党した議員にも政党支部が必要だ。早急に結論を出す必要がある」と述べ、復党した議員を党の支部長に選任する作業を急ぐ方針で一致し、対応を中川幹事長に一任しました。
349
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/13(水) 20:13:24
今後このスレの半分は、野田vs佐藤になりそうだ。
野田氏と佐藤氏 復党後初の顔合わせ予定は
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20061213/20061213-00000063-nnn-pol.html
都内で13日、岐阜県知事と岐阜県選出の国会議員の会合が行われた。この会合では、選挙区調整をめぐり対立が続いている自民党・野田聖子議員と佐藤ゆかり議員が、野田議員の復党後初めて顔合わせをする予定だった。
会合で、会場にはまず佐藤議員が顔を見せた。野田議員も出席の予定だったが、先週末からひいていた風邪をこじらせたということで欠席となった。野田議員は周辺に「ほかの人にうつしたら悪いから」と、欠席の理由を話しているという。
また、会合に出席した自民党岐阜県連会長・金子議員は、佐藤議員の「野田議員が100%協力してくれれば握手をする」との発言に、「それは僭越(せんえつ)。『100%私の言うことを聞け』なんて、政治家の発言ではない」と批判した。金子議員はさらに、「今後、県連として2人の顔合わせの機会をできるだけ早くセットしたい」と述べた。
[13日18時58分更新]
350
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/14(木) 19:27:27
県連会長両氏発言にクギさす 野田、佐藤氏の公認問題 讀賣岐阜
自民党県連の金子一義会長は13日、復党した岐阜1区の野田聖子・元郵政相と佐藤ゆかり衆院議員(比例東海)との公認問題に絡み、野田氏が予備選を主張し、佐藤氏が「支部長の私に100%従うべきだ」と発言したことに触れ、「お互いがよく話し合って、答えを見つけ出す努力をしてほしい」と、双方の応酬にクギをさした。
金子会長は、県選出の同党国会議員に対して、古田肇知事が県政の課題を説明する趣旨で、東京・千代田区平河町で開いた懇談会に出席後、発言した。
金子会長は、今後の岐阜1区の混乱収拾に向けて、「復党した国会議員を交えた席を設けていきたい」と話し、野田氏と佐藤氏がきちんと対面する機会をつくる考えを示した。
懇談会には、復党組の古屋圭司衆院議員(岐阜5区)が出席したが、野田氏は風邪を理由に欠席し、復党問題解決後の佐藤氏との初対面は見送られた。
佐藤氏は、記者らから、野田氏が欠席した感想を尋ねられたが、無言のままで会場に入り、退席する時もノーコメントだった。
(2006年12月14日 読売新聞)
351
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/14(木) 20:56:25
自民、復党7人を「県衆院支部長」に…選挙区事情配慮
12月14日3時8分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061213-00000116-yom-pol
自民党は13日、復党した郵政民営化「造反組」の衆院議員11人のうち、地元の小選挙区にすでに党選挙区支部長がいる野田聖子・元郵政相(岐阜1区)ら7人を「県衆院支部長」とする方針を決め、7人に伝えた。
当初は比例選支部長とする方針だったが、7人が「次期衆院選で比例選に回ることが決まったかのような印象を与える」と難色を示したため、支部の名称を変更することにした。
自民党の党則は、衆院議員の党支部として、〈1〉小選挙区選出議員の選挙区単位に置く選挙区支部〈2〉比例選議員の活動の拠点として都道府県連に置く比例選支部――と規定している。しかし、復党組については、複雑な選挙区事情に配慮し、特例的な措置として、どちらにも当てはまらない支部を設けることにした。
352
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/14(木) 21:00:18
自民党:造反議員7人を「県衆院支部長」に
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061215k0000m010045000c.html
自民党は14日、復党した郵政造反議員11人のうち、「刺客」候補と選挙区が重なる野田聖子元郵政相、堀内光雄元総務会長ら7人を「県衆院支部長」とすることを決めた。当初は「衆院比例区支部長」とする方針だったが、7人は「次期衆院選で比例に回ることは確定していない」などと反発。「選挙区」とも「比例区」とも明記しない新たな支部を設けることにした。
中川秀直幹事長が同日、党本部で野田氏らに打診し、野田氏らは了承した。
小選挙区が三つあり、復党議員が2人いる山梨県は、堀内氏が「県衆院第4支部長」、保坂武氏が「県衆院第5支部長」に就任する。競合する選挙区支部長のいない岐阜5区の古屋圭司氏ら4人は、そのまま支部長に就任する。
党は昨年10月の総務会で、原則として選挙区支部長が小選挙区の公認候補になることを決めている。しかし、76歳の堀内氏の場合、比例代表候補は公認時に満73歳未満という党の基準に抵触するため、次期衆院選で調整が必要となる。【大場伸也】
毎日新聞 2006年12月14日 19時19分
353
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/15(金) 09:24:17
自民、郵政造反落選組の年内復党見送り
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20061215/200612150826_502.shtml
自民党の中川秀直幹事長は14日、笹川尭党紀委員長と党本部で会談し、郵政造反組のうち昨年の衆院選で落選した元議員の復党について、年内の対応は困難との認識で一致した。笹川氏は復党審査のための党紀委を「年内には開けない」と伝えた。
自民党執行部は来夏の参院選に党公認候補としての出馬を模索する藤井孝男元運輸相、衛藤晟一元厚生労働副大臣らの検討を優先させ、早ければ今月中旬の復党願の受け付けも想定していた。
比例代表での出馬を目指す衛藤氏については、地元の公明党大分県本部が選挙協力の支障になると難色を示している。
このため自民党執行部は、落選組の復党調整にはなお時間がかかると判断したとみられる。
354
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/16(土) 11:56:39
上杉、追い落とされ。
持永、梯子外され?
江藤、古川氏が支部長 復党で自民本部選任
2006年12月16日 宮崎日日
http://www.the-miyanichi.co.jp/domestic/index.php?typekbn=1&top_press_no=200612160104
自民党本部は15日、郵政造反組から復党を果たした本県選出衆院議員の江藤拓氏=宮崎2区=を県第2選挙区支部長、古川禎久氏=同3区=を県衆議院支部長にそれぞれ選任した。
江藤氏は空席となっていた同選挙区支部長となり、自動的に次期衆院選の党公認候補予定者となる。一方、古川氏は地元選挙区の県第3選挙区支部長に持永哲志氏(46)が就任していることから、選挙区を明示しない支部長となった。
県議会自民党が出直し知事選(1月4日告示)の候補として県連に推薦している持永氏が知事選に出馬し、選挙区支部長が不在となった場合、党県連事務局は「古川氏が新たに選挙区支部長に選任されることになる」としている。
355
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/16(土) 12:03:52
自民鹿児島5区支部長 森山氏就任決まる
(12/16 07:31)
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=1805
自民党は15日、復党した森山裕衆院議員(鹿児島5区)を県第5選挙区支部の支部長に就任させることを決めた。県連の宮路和明会長、上野新作幹事長あてに通知があった。
森山氏は近く県選挙管理委員会に支部結成届を提出するとみられる。
森山氏は昨年の通常国会で郵政民営化関連法案に反対し、解散後の衆院選に無所属で立候補、当選した。その後、自民党を離党、同時に第5選挙区支部も解散した。1年以上にわたり無所属だったが、4日に復党を果たした。
356
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2006/12/19(火) 20:44:17
野田、佐藤両氏が議場で握手=ひとまず休戦?−自民
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2006121900790
自民党に復党した郵政造反組の野田聖子元郵政相(岐阜1区)と、昨年の衆院選で同氏への「刺客」を務めた佐藤ゆかり議員(比例東海ブロック)が19日、衆院本会議に先立ち議場内で握手を交わす一幕があった。
先に議席に着いていた野田氏が、着席する佐藤氏を見つけて近寄り、「復党しましたのでよろしくお願いします」と手を差し出した。佐藤氏は驚きながらも笑顔を返して握手。さらに野田氏が佐藤氏の耳元に顔を近づけ、「年内は忙しそうなので、来年、ゆっくり話しましょう」と呼び掛けると、佐藤氏は無言でうなずいた。
両氏は次期衆院選の候補者調整をめぐり、ともに小選挙区からの出馬を譲らない考えを表明。舌戦の過熱ぶりに、同党の石原伸晃幹事長代理が2人を個別に呼び、厳重注意する事態になっていた。
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