したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

【44衆】自民党の公認・処分

356片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/19(火) 20:44:17
野田、佐藤両氏が議場で握手=ひとまず休戦?−自民
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2006121900790

 自民党に復党した郵政造反組の野田聖子元郵政相(岐阜1区)と、昨年の衆院選で同氏への「刺客」を務めた佐藤ゆかり議員(比例東海ブロック)が19日、衆院本会議に先立ち議場内で握手を交わす一幕があった。
 先に議席に着いていた野田氏が、着席する佐藤氏を見つけて近寄り、「復党しましたのでよろしくお願いします」と手を差し出した。佐藤氏は驚きながらも笑顔を返して握手。さらに野田氏が佐藤氏の耳元に顔を近づけ、「年内は忙しそうなので、来年、ゆっくり話しましょう」と呼び掛けると、佐藤氏は無言でうなずいた。
 両氏は次期衆院選の候補者調整をめぐり、ともに小選挙区からの出馬を譲らない考えを表明。舌戦の過熱ぶりに、同党の石原伸晃幹事長代理が2人を個別に呼び、厳重注意する事態になっていた。

357片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/21(木) 21:54:29
野田聖子氏ら復党組に役職
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20061221-133435.html

 自民党は21日、野田聖子元郵政相に「女性に関する特別委員会」の委員長代理はじめ5つの役職を当てるなど、復党した郵政造反組11人全員の党政務調査会人事を決めた。

 堀内光雄元総務会長は中小企業調査会など計11の顧問に、保利耕輔元文相も文教制度調査会など5つの調査会の顧問にそれぞれ就任した。古屋圭司衆院議員が最も役職数が多く、拉致問題対策特命委員会副委員長など計22。郵政民営化問題を扱う総務部会に入ったのは森山裕衆院議員だけだった。

 また自民党伊吹派は21日の総会で、復党組のうち前身の亀井派に所属していた古屋、武田良太、江藤拓の3氏に派閥復帰を働き掛けることを確認した。

[2006年12月21日20時53分]

358片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/23(土) 22:37:39
落選組復党、参院選後に転換も=支持率低下を懸念−自民・中川幹事長
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2006122300242

 自民党の中川秀直幹事長は23日、郵政民営化造反組のうち昨年の衆院選で落選した前議員の復党を来夏の参院選以降に先送りする可能性について、「今検討している」と述べた。参院選前の復党方針を撤回することもあり得るとの認識を示したものだ。都内で記者団の質問に答えた。
 落選議員の復党をめぐっては、中川氏が11月28日の総務会で「時間をかけずに手続きを踏む」と表明。今月9日には安倍晋三首相も外遊先で、基本的に復党を容認する姿勢を示していた。
 しかし、先の無所属議員11人の復党後、報道各社の世論調査では内閣支持率が軒並み5割を切った。前議員の復党を認めて、一層の支持率低下につながると、政権運営に大きな支障が出かねないため、方針転換の検討に入ったとみられる。

359片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/24(日) 19:25:44
前議員 参院選前の復党認めず
http://www3.nhk.or.jp/news/2006/12/24/k20061224000008.html

自民党執行部は、郵政民営化に反対して去年の衆議院選挙で落選した前議員について、復党を認めれば世論のさらなる反発を招きかねないとして、基本的に来年夏の参議院選挙前の復党は認めない方向で対応する方針です。
自民党では、今月4日に、郵政民営化に反対した無所属議員11人の復党を認めたことを受けて、去年の衆議院選挙で落選した前議員の扱いが焦点となっています。これについて、自民党執行部ではさきに対応を協議した結果、「復党問題などで、安倍内閣の支持率が低下している中で、前議員の復党も認めれば、世論のさらなる反発を招き、支持率低下に拍車がかかることになりかねない」などとして、基本的に来年夏の参議院選挙前の復党は認めない方向で対応することになりました。一方、前議員の中には、参議院選挙の選挙区に自民党から立候補したい意向を持っている人もいるとみられていますが、党執行部の中には、参議院選挙で県連が独自に前議員を支援することは容認すべきだという意見も出ており、選挙区の事情なども見極めて対応を検討していくことにしています。

360片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2006/12/25(月) 22:34:49
怒りの胸中
http://www.bcap.co.jp/s-hochi/s061225.html

 議員宿舎玄関のガラスが割られた。割ったのは自民党の武部勤前幹事長。割ったのは一一月二七日夜。
 頭からガラスに突入。ガラスは粉々に。武部前幹事長自身は無傷。かすり傷さえおわなかった。
 ガラスは縦一九一センチ、幅七一センチもある大きなもの。
 なぜに割ってしまったのか。その夜、武部前幹事長は酒を飲んでおり、悪酔いしていたようだ。
 悪酔いの原因。これについて永田町ではこんなことが言われている。
 「造反組が復党してきたことにあるのでは」
 昨年の郵政民営化関連法案に反対した「造反組」一一人は一二月四日に正式に復党したが、武部前幹事長はこれに強く反対していた。
 造反組に刺客を差し向け、チルドレンを八三人も当選させたのが武部前幹事長。
 小泉純一郎前首相の指示によるものとはいえ、実質的には武部前幹事長がチルドレンの生みの親。それだけに、最後の最後まで「造反組」の復党には反対していた。
 「幹事長に留任していたら、まず造反組は復党させていなかったのでは」
 そんなところへもってきて小泉前首相は「造反組」の復党にまったく反対せず。
 反対どころか、すべて容認。
 チルドレンにこう言い放っている。
 「使い捨てを嫌がるな。政治は権力闘争。出たり入ったりは当たり前。君らがとやかく言うことじゃない」
 これでは武部前幹事長の立場はまったくなし。
 このままいけば次の選挙で生き残れるチルドレンは何人に。

361片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/07(日) 22:57:40
もうわけわかんないっす。

復党は原則参院選後
内閣支持率急落受け
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20070107/mng_____sei_____002.shtml

 自民党は六日、郵政民営化法案に反対して離党した「郵政造反組」のうち、前回衆院選で落選した前議員の復党を原則として今年夏の参院選後に先送りする方針を固めた。

 党執行部は落選組について、参院選へのくら替え出馬を模索している藤井孝男元運輸相らの復党を優先して検討する方針だった。

 しかし、現職の造反組十一人の復党を昨年十二月に決定して以降、安倍内閣の支持率が急落。これを受けて、執行部内では落選組の復党を認めれば、さらに支持率が低下し、参院選に不利になりかねないとの意見が強まった。党幹部も「基本は参院選後に先送りが原則だ」と強調している。

 ただ、復党を見送られた藤井氏らが選挙区に無所属で出馬した場合、保守分裂選挙となり、自民党公認候補が落選する可能性が出てくる。また、比例代表からの出馬を目指している衛藤晟一氏らは、復党できなければ出馬自体が難しくなり、衛藤氏らの後援会や支持団体の票が減ることも懸念される。

 このため、原則は「参院選後」としながらも、例外的な扱いも模索することになりそうだ。

362片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/10(水) 21:13:11
野田氏と佐藤氏がそろってもちつき
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20070110/200701100841_722.shtml

 自民党に復党した野田聖子元郵政相(衆院岐阜1区)と、党県第1選挙区支部長の佐藤ゆかり衆院議員(比例東海)は9日、岐阜市長良福光の岐阜都ホテルで開かれた岐阜アパレル合同新年互礼会に出席し、新年の門出を祝い2人そろってもちをついた。

 会場の要望に応え、両氏は法被姿できねを持ち、掛け声に合わせてテンポよくもちつき。つき終わった野田氏が「仲良くやりましょう」と声を掛けると、佐藤氏は笑みを返した。

363片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/13(土) 10:25:40
郵政落選組の復党は参院選後に 自民、世論の反発懸念
2007年01月13日09時53分
http://www.asahi.com/politics/update/0113/001.html

 自民党は、郵政民営化法案に反対して離党、05年の衆院選で落選した前衆院議員について、原則として夏の参院選前には復党させない方針を決めた。参院選への立候補をめざす人に限って認めることも検討したが、現職を復党させた後に内閣支持率が下落したことを踏まえ、追加の復党容認は参院選への悪影響が大きいと判断した。参院での国政復帰を望む前衆院議員らは、転身を断念するか、他党や選挙区から無所属で立候補するかの判断を迫られる。

 落選組17人のうち、無所属のままで国政復帰をめざしている人は9人いる。執行部はこれまで、衛藤晟一、八代英太両氏が参院比例区、藤井孝男氏は同岐阜選挙区から立候補することを念頭に、この3人を中心に復党の是非を検討。対象の前衆院議員らを支持するかどうか党の友好団体に聞き取り調査をしたり、自民党の比例票を期待する公明党に理解を求めたりするなど、準備作業を進めてきた。

 しかし、昨年12月に現職組11人を復党させた後に、世論調査で支持率が大幅に下落したことで、執行部は「さらに復党を許せば支持率が落ち込み、選挙を戦えなくなる」(幹部)と判断。公明党からの抵抗も強く、復党を強く主張していた参院幹部も最終的に同意した。

 これで衛藤、八代両氏は、今夏の参院選で自民党の比例区候補となる道を閉ざされたことになる。ただ、衛藤氏はなお、国政復帰に意欲を示している。藤井氏は岐阜選挙区、衛藤氏は地元の大分選挙区から、それぞれ無所属で立候補する可能性がある。党執行部は「無所属で出るなら仕方がない」としている。

364片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/13(土) 12:18:12
#佐藤が心を開いてきたようだ。

野田氏と佐藤氏談笑 岐阜で県下財界新春懇親会 讀賣岐阜

 県経営者協会、県経済同友会、県商工会議所連合会による県下財界新春懇親会が12日、岐阜市の岐阜グランドホテルで開かれた。

 経済界の代表や国会議員ら約350人が出席し、県経営者協会の水谷雄二会長や古田肇知事らがあいさつした。

 会場では、野田聖子元郵政相と佐藤ゆかり衆院議員が肩を並べて同席し、出席者らの話題を集めた。

 懇親会後、野田氏は「(佐藤氏とは)仲がいいと思っている」と語り、佐藤氏も「協力できればいい」と述べ、協調姿勢を示した。

(2007年1月13日 読売新聞)

365片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/13(土) 12:33:46
ゆかり氏と聖子氏談笑も…岐阜県財界の懇親会
1月13日8時1分配信 スポーツ報知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070113-00000075-sph-soci

 自民党の佐藤ゆかり衆院議員(45)と野田聖子衆院議員(46)が12日に行われた岐阜県財界の懇親会で顔を合わせた。うち解けたムードで談笑する姿を披露した2人だが、関係者によると実際には“雪解け”には程遠い状態だという。

 正午、ゆかり氏より遅れて会場に入った野田氏は脇目もふらず宿敵の元へ突進。あいさつを交わした後は、時折顔を近づけて何かをささやき、ほほえみあった。県知事のスピーチ中も報道陣が2人の周りに殺到。会場は異様な雰囲気になった。

 野田氏は「たくさん(報道陣が)来て大変だねって」と、ゆかり氏との会話内容を説明。しかし「仲良くやっていけそうか?」の質問に「仲、いいですよ〜。私は仲いいと思ってるけど」と、口調はやや自虐気味だ。

 野田氏サイドが「いつもこちらからですから」とこぼすように、新年会などで同席しても、近づいて話しかけるのは野田氏の方から。別の関係者も「顔は笑ってるが、心の中はまだ…」と話し、和解には時間がかかるとの見方が大勢だ。

 野田氏の事務所関係者によると2人の対立が党のイメージダウンにつながるとの観点から「党本部からあまり人を集めるなと言われている」。この日、野田氏は街宣車で市内を巡ったが、街頭演説や市内の講演は自粛している状態と言う。

 一方のゆかり氏は「仲良くやっていく? おっしゃるとおりだと思います。協力してやっていきたい」と話した。

366片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/18(木) 03:40:32
自民党:郵政造反組の落選者、復党は見送り
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070118k0000m010088000c.html

 自民党は17日、郵政民営化法案に反対して離党し、05年衆院選で落選した前衆院議員について、今夏参院選前の復党を認めない方針を固めた。昨年、現職の造反組が復党した直後に安倍内閣の支持率が下落したことなどから、これ以上の復党は参院選に悪影響を及ぼすと判断した。

 造反組の落選者は17人で、国民新党に移った人や事実上引退した人などを除き、8〜9人が復党の検討対象とみられていた。藤井孝男元運輸相が参院岐阜選挙区で、衛藤晟一氏が参院比例代表で、それぞれ立候補に意欲を示すなど、参院への転身を目指す動きも出ていた。

 党執行部は参院選に立候補するケースに限っての復党も検討したが、内閣支持率の低下を受け、「これ以上、支持率が下がったら参院選は戦えない」(幹部)との懸念が強く、即戦力としての期待感を上回ったようだ。

 藤井氏らは今夏参院選で、無所属のまま選挙区に立候補する可能性もある。「復党を認めない以上、無所属での出馬も仕方ないが、共倒れが心配だ」(参院幹部)と指摘する声も出ている。【中澤雄大】

毎日新聞 2007年1月17日 20時05分

367片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/18(木) 20:30:55
ゆかり氏国替えか…東京5区浮上
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070118-OHT1T00099.htm

 ゆかりたん、新天地へ? 自民党のマドンナ・佐藤ゆかり衆院議員(45)について、党執行部が次の衆院選で現在の岐阜1区から東京5区などへの“国替え”を検討していることが17日、党関係者の話などで分かった。ライバル・野田聖子衆院議員(46)と繰り広げてきた抗争が、思わぬ形で解決する可能性も。女の戦いからますます目が離せなくなってきた。

 党関係者らの話によると、自民党がゆかり氏の今後について用意しているプランは、現時点で2つ。次の衆院選でコスタリカ方式で比例にまわるか、目黒区と世田谷区の一部を含む東京5区に足場を移すか、との案が浮上しているという。

 東京5区は昨年12月、自民党現職・小杉隆衆院議員に、夫人の借金問題が発覚。立場的に追いつめられており、次の選挙では別の候補が擁立されるとの見方が強まっている。関係者は「ゆかり氏への正式な打診はまだだが、時間の問題だろう。最終的には中川(秀直)幹事長が調整していくはず」とした。

 別の政府関係者は「国替えの話は確かにある」。小選挙区で野田氏に敗れ、比例で復活当選したゆかり氏は「このまま行っても小選挙区で野田氏には勝てないし、これ以上の泥沼の戦いは党のイメージダウンになるというので、執行部が動いているようだ」と背景を説明した。また、東京5区以外にも「愛知県という話も聞いた」と言う。

 ゆかり氏の今後について「春の統一地方選の前後には、方向を固めたいたい」との声が強いという。7月の参院選で自民党が敗れれば、安倍政権は終わり、次の衆院選が早まる可能性があるからだ。党としては「名誉の撤退」という形で、ゆかり氏を新天地へと送り出したい意向という。

 障壁はある。「ゆかり氏自身が、納得していないと聞いている」と、前出の政府関係者。ゆかり氏の事務所では「そんな話は一切ありません。岐阜で頑張っていく? もちろんです」と国替えを否定。また、郵政民営化法案に反対して離党した野田氏と袂(たもと)を分かち、ゆかり氏を支援してきた地方議員らも行き場を失ってしまう。

 一方で、“刺客”として降り立った岐阜よりは、出生地(世田谷区)がある東京の方が人気を得られる、との見方も。進むか、退くか。すべてはゆかり氏の胸の内次第だ。

 ◆抗争の経緯 2005年9月の総選挙岐阜1区で、郵政造反組の野田氏と刺客・ゆかり氏が激突。小選挙区では野田氏が勝利。ゆかり氏は比例で復活当選した。その後、地方議員らが真っ二つ。市連の人事に影響を及ぼすなど、溝は深刻になった。
安倍政権発足後、野田氏らの復党問題が浮上すると、ゆかり氏は猛反発。徹底抗戦したが、造反組は復党。野田氏が和解を求める一方、ゆかり氏は選挙区の主導権を主張する“支部長節”連発。年明けから、ゆかり氏が野田氏と直接対話する方向で動き始めた。

(2007年1月18日06時04分 スポーツ報知)

368片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/28(日) 23:15:15
http://www.y-sato.org/
ご挨拶 
一月二十七日

   一部マスコミ機関による宮崎県知事選挙応援演説等の誤報報道ついて

 一部マスコミ機関(日刊スポーツ・週刊文春)の報道によると、私どもの佐藤ゆかりが、宮崎県知事選挙応援演説を土壇場になって突然キャンセルしたかのように報道されました。しかしながら、このようなことは一切ありません。
 この件につきまして、日刊スポーツの担当記者は、誤りの報道をしてしまったと謝罪を申し入れてきました。一方週刊文春につきましては、本日時点において謝罪の御連絡がありません。
 佐藤事務所といたしましては、これら情報の発信源はどこなのか、現在調査中でございます。

 また、その他マスコミによる国替え(選挙区替え)の話が報道されているようですが、これにつきましても、事実でありません。自由民主党岐阜県第一選挙区支部において、今後もしっかり組織の基盤強化に取り組んでまいります。事実でもないいい加減な報道につきましては、皆様には大変ご迷惑をお掛けしております。愛するこの岐阜の地において、どうぞこれからも温かい御支援ほど宜しくお願いいたします。   
                                  佐藤ゆかり事務所 報道担当秘書

369片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/01/30(火) 22:19:09
http://www.y-sato.org/
           ご挨拶 
一月二十九日


   一部マスコミ機関による宮崎県知事選挙応援演説の誤報報道ついて


 一部マスコミ機関(日刊スポーツ・週刊文春)の報道によると、私どもの佐藤ゆかりが、宮崎県知事選挙応援演説に行きますと約束をし、土壇場になって行くことを突然キャンセルしたかのような報道がされました。

 しかしながら事実は、応援に行くという約束もしておりませんでしたので、当然のことながらキャンセルということもありえません。この裏づけとして、自民党宮崎県連事務局担当者様に確認し、宮崎に応援に来られることなどはじめから聞いていないということを確認させていただきました。

 この件につきまして、日刊スポーツ及び週刊文春担当記者に抗議を致したところ、誤りの報道をしてしまったと謝罪をされました。  事実でもないいい加減な報道につきましては、今後もしっかりと抗議をしていきます。

 皆様には大変ご迷惑をお掛けしました。愛するこの岐阜の地において、どうぞこれからも温かい御支援の程、宜しくお願いいたします。   
                                  佐藤ゆかり事務所 報道担当秘書

370片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/12(月) 21:26:28
自民党岐阜市支部の野田派の幹事長が辞任  
http://www2.nagoyatv.com/LanDB/jsp/NewsH0200/NewsH0200.jsp?id=20300

野田聖子派の議員が占める自民党の岐阜市支部で野田派の幹事長が辞任し、佐藤ゆかり派の市議が幹事長の代理に了承されました。野田議員の復党後、佐藤議員は市支部の会議への出席を拒み続け12日の総務会でようやく顔を合わせました。佐藤議員は野田派が占める岐阜市支部の幹部に佐藤派の議員も加わることを求めていて、今回野田派の幹事長が辞任し佐藤派の浅井武司市議が5月まで幹事長の代理となることが了承されました。ただ佐藤議員は最終的には自分が支部長を務める県第1選挙区支部と市支部を融合すべきと主張をしていて、融合に反発する野田派との対立の火種は依然残ることになります。

371片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/13(火) 21:12:31
自民党、熊代昭彦氏の離党を承認
2007年02月13日18時43分
http://www.asahi.com/politics/update/0213/009.html

 自民党は13日の党紀委員会で、熊代昭彦元内閣府副大臣から提出されていた離党届を了承した。熊代氏は元自民党衆院議員。郵政民営化法案に反対し、05年の衆院選には出ず、岡山市長選に立候補したが落選した。昨年12月に離党届を提出。7月の参院選では、国民新党から比例区で公認を受け、立候補することを決めている。

372片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/13(火) 23:28:10
野田、佐藤氏が同席
自民岐阜市連総務会 中日
http://www.chunichi.co.jp/00/sei/20070213/eve_____sei_____003.shtml

 自民党に復党した野田聖子元郵政相(岐阜1区)と佐藤ゆかり衆院議員(比例東海)が12日に開かれた党岐阜市支部(市連)の総務会に初めてそろって出席した。市連は役員を野田氏派が占め、佐藤氏側は均衡な役員配分を求めている。会議では野田氏派の中心的存在だった岐阜市議、堀征二幹事長の辞任を了承。今後支部内の主導権争いが激しくなりそうだ。

 野田氏はかつて市連会長を務めたが、2005年の衆院選後に離党に伴って辞任。その後も、野田氏派の県議に対する公認に佐藤氏が支部長を務める1区支部が難色を示すなど、遺恨が見え隠れしている。

 この日は両氏とも来賓として招かれた。幹事長の後任は役員改選期の5月まで置かない。幹事長代理には佐藤氏派の同市議浅井武司氏が就いている。

 堀氏の辞任を受け、野田氏は「時間をかけていい人を探してほしい」と言葉少なに会場を後にした。佐藤氏は今後の協力態勢について「1区支部で公式に話し合いの場を設けたい」と述べた。

373片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/23(金) 20:22:24
あんまり上策とも思えないが。

造反落選組・衛藤氏の復党 首相が幹事長に指示
http://www.sankei.co.jp/seiji/shusho/070223/shs070223001.htm

 自民党は22日、7月の参院選に向け選挙対策本部(本部長・安倍晋三総裁)を設置した。これに先立ち、安倍首相は党本部で中川秀直幹事長と会談、郵政民営化をめぐって造反し、一昨年の衆院選で落選した衛藤晟一前衆院議員を復党させ、参院比例代表の公認候補とするよう指示した。月内にも正式決定する。昨年、郵政造反組を復党させたことをきっかけに内閣支持率が急落したため、中川氏は衛藤氏の復党に消極的だったが、首相は「これ以上先送りはできない」と判断した。

 郵政造反組で落選した前衆院議員の復党は衛藤氏が初めてになる。党内には造反組復党に積極的な安倍首相の政治姿勢について「小泉純一郎前首相の改革路線から離れつつある」(中堅)と懸念する勢力も少なくなく、首相の決断は、今後の政権運営に流動的な要素を加えそうだ。

 衛藤氏は、首相にとって初当選以来の「親友」で、歴史問題や社会保障問題などで首相の相談役ともいえる存在だったが、郵政民営化の是非をめぐり、首相とたもとを分かつ形になった。

 複数の関係筋によると、衛藤氏は安倍政権発足を受けて参院選への転出を模索。党執行部に復党を求めていたが、中川氏は拒否した。昨年末には石原伸晃幹事長代理、谷津義男選対総本部長らと協議し、復党させない方針を決めていた。

 これに対し、首相は1月初旬、中川氏に落選組の復党を再検討するよう要請。中川氏は今月9日、同じ造反組で参院岐阜選挙区に無所属で出馬する藤井孝男元運輸相の推薦を決めたが、衛藤氏は先送りにした。

 中川氏が衛藤氏復党に慎重だったのは、復党問題を蒸し返したくなかっただけでなく、衛藤氏の地元・大分の公明党が「選挙区は自民、比例は公明」とのバーター協力ができなくなると強い懸念を表明していたことが大きいとされる。

 このため、首相は「自ら乗り出さなければ解決しない」と判断。首相は、中川氏の「絶対的な忠誠心のない閣僚は去るべきだ」(18日、仙台市)との発言を逆手にとって、自民党総裁として幹事長に強権を発動したといえる。

 首相は周囲に「郵政民営化はすでに終わったことだ。政権にとって必要な人材を公認するのは当然で、政治家の信義の問題だ。支持率は関係ない」と語ったという。これまで首相は党運営は幹事長らに任せていたが、今後は難航する参院選候補者選考にも直接関与する可能性も出てきた。

(2007/02/23 07:58)

374片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/23(金) 21:09:13
郵政造反:落選組みの衛藤氏復党に前向き対応 安倍首相
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070224k0000m010093000c.html

 安倍晋三首相は23日、郵政民営化に反対して05年の衆院選で落選した衛藤晟一前衆院議員の自民党への復党について「衛藤さんは基本的に同じ考え方、方向性を持っている。国造りを一緒にしていきたいという人に加わってもらうのは私は当然だと思う」と述べ、衛藤氏の復党に対し前向きに対応する考えを示した。首相官邸で記者団の質問に答えた。衛藤氏は今夏参院選比例代表に同党からの出馬を希望している。

 首相は「今の段階では決めていない」と述べ、中川秀直幹事長ら党執行部に指示したわけではないことを明らかにする一方で、「手続きは党紀委員会で議論すると思うが、最終的には私が判断したい」と語った。公明党が衛藤氏の復党に強い懸念を示していることについては「基本的にわが党の候補者ですから、わが党の判断で決めたい」と強調した。【渡辺創】

毎日新聞 2007年2月23日 21時00分

衛藤氏復党問題:強いリーダーシップ示す必要 安倍首相
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070224k0000m010095000c.html

 安倍晋三首相が23日、郵政造反落選組の衛藤晟一氏(衆院大分1区で落選)を自民党に復党させ、今夏の参院比例代表の公認候補とすることに前向きな姿勢を打ち出したのは、強いリーダーシップを党内外に示す必要に迫られたためとみられる。ただ、昨年末の郵政造反組復党をきっかけに安倍内閣の支持率が急落した経緯もあることから、衛藤氏の復党・公認が認められた場合、党内の強い反発は必至で今後の政権運営に大きな影響を与えそうだ。

 「衛藤さんは長年よく知っている」。首相は同日夕、衛藤氏の復党・参院比例代表公認に積極的な姿勢を前面に出し、小泉前政権の郵政民営化の「呪縛」から解き離れたい心情をかいま見せた。首相と衛藤氏は北朝鮮の拉致問題、社会保障政策などを通して親交を深めた盟友。郵政解散時に幹事長代理だった首相は衛藤氏と不本意な離別を余儀なくされた。

 このため首相は、参院比例代表しか国政復帰の選択肢がない衛藤氏に同情的。党選対幹部は「首相は日ごろから『衛藤さん(の復党・比例代表公認)は何とかならないか』と心配していた」と証言する。もともと「造反組の復党に積極的だったのは他ならぬ首相」(参院自民党幹部)との声もあるほどだ。

 一方、自民党選挙の総元締めを自任する中川秀直幹事長は衛藤氏の復党願望を拒否し続け、衛藤氏復党を巡って首相との距離感を広げていた。しかも、中川氏が首相にリーダーシップを発揮するように進言し「忠誠心のない閣僚は去れ」などと指摘したことは、首相の神経をいたく刺激したようだ。内閣発足5カ月で「政権末期症状」などと指摘される現状での中川氏の発言は「逆にバラバラ感が浮き彫りになっただけ」(参院幹部)との見方もある。

 今回の首相の発言は、皮肉にも中川氏に忠誠心を求めたと言える。自民党総裁が幹事長に「踏み絵」を踏ませたのと同じ意味だからだ。

 しかし、中川氏は同日の記者会見で「決定はしていない」と従来の姿勢を崩さず、中川氏が翻意するかは不透明だ。さらに公明党が「選挙区は自民、比例は公明」というバーター協力ができなくなると反対しており、東順治副代表は「今後の選挙協力に重大な影響が出る」とけん制した。【中澤雄大】

毎日新聞 2007年2月23日 21時03分

375片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/24(土) 00:27:27
郵政造反の衛藤氏、首相が復党容認 参院選へ公明反発 '07/2/24
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200702240076.html

 安倍晋三首相は二十三日、郵政造反組で二〇〇五年の衆院選(大分1区)で落選した衛藤晟一元厚生労働副大臣(59)の自民党への早期復党を容認、夏の参院選比例代表候補として擁立したい考えを表明した。

 衛藤氏の出馬には公明党が強く反発、両党の選挙協力に影響を与えるのは確実だ。昨年末の十一議員の復党と同様に、世論や自民党内の批判を招き、内閣支持率の一層の低下につながる可能性もある。

 首相は官邸で記者団の質問に答え、衛藤氏について「基本的に同じ考え方、方向性を持った(元)議員だ。党紀委員会で議論するが、最終的には私が判断する。国造りを一緒にしたいと思う人を加えるのは当然だ」と表明した。

 公明党の反発には「基本的にわが党の候補だから、わが党の判断で決めたい」と強調。選挙協力への影響に関しては「両党の信頼関係において協力関係をしっかりと組むことが大切だ」と述べるにとどまった。

 これに先立ち、公明党の東順治副代表は二十三日、記者団に「影響は大分だけにとどまらず、他県に波及する。熟慮して再考してほしい」と指摘していた。公明党は参院選比例代表で木庭健太郎参院幹事長を九州地区の重点候補として擁立。大分選挙区で自民党の新人候補を支援する代わりに、比例代表で自民党が木庭氏を支援する方向だった。

 自民党は郵政造反組で落選した元議員の復党問題は参院選後に検討する方針だったが、二月になって首相が中川秀直幹事長らに衛藤氏を公認したい意向を伝えていた。ただ党内からは「対応がちぐはぐで、国民には何をしたいのか分からない」(参院議員)などの声が出ている。

376片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/24(土) 01:47:04
郵政落選の衛藤氏、首相意向で復党 参院比例で公認へ
2007年02月24日00時54分
http://www.asahi.com/politics/update/0224/001.html

 安倍首相は23日、郵政民営化法案に反対して05年衆院選(大分1区)で落選、自民党を離党した衛藤晟一・前衆院議員を復党させる意向を固めた。自民党は近く党紀委員会を開き、手続きに入る。復党を認めた上で、同党は衛藤氏を今年夏の参院選比例区の立候補予定者として公認する方針だ。党執行部は認めない方針だったが、首相の強い意向で転換した。党内では内閣や党支持率のいっそうの低下を懸念する声が出ている。

 自民党は昨年12月、堀内光雄元総務会長ら、05年衆院選で無所属で当選した郵政反対組11人の復党を認めた。だが、内閣支持率の下落を招いたことなどから、中川秀直幹事長ら執行部は、落選組の復党は原則として参院選後に先送りする方針を固めていた。

 首相は23日夕、首相官邸で記者団に「衛藤氏は基本的に私と同じ考え方を持った人だ」とした上で、「国づくりを一緒にしていきたいという人に(党に)加わってもらうのは当然だと思う」と語った。今後の手続きについて「党紀委員会で議論することになる。最終的には私が判断する」と語った。

 首相は、もともと旧三塚派の同僚で憲法観や国家観が近い衛藤氏の復党を認める方向で再検討するよう、執行部に再三求めていた。公明党との選挙協力などを理由に中川氏らは難色を示していたが、最終的に首相の意向を受け入れた。中川氏は同日、笹川尭・党紀委員長を呼び、党紀委員会開催の準備を指示した。

 公明党は、衛藤氏の参院選比例区での擁立に反発している。衛藤氏が地元大分を中心に比例区の選挙活動を展開すれば、大分選挙区での自民党支持者の比例票を奪われかねないとの懸念があるからだ。

 衛藤氏は同日夕、事務所を通じ「安倍総理の温かい気持ちに大変感謝しております。総理のもとで真剣に努力していきたい」とのコメントを発表した。

377片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/24(土) 11:09:21
衛藤氏復党は論外 首相を舛添氏が批判
2007年02月24日 10:53
http://www.kitanippon.co.jp/contents/kyodonews/20070224/71798.html

 自民党の舛添要一参院政審会長は24日朝のTBS番組で、郵政造反組の衛藤晟一元厚生労働副大臣の復党を安倍晋三首相が容認する考えを示したことについて「百害あって一利なし。論外だ。首相はぐらついちゃいけない」と強く批判した。
 舛添氏は「参院は衆院で落選した人の姥捨山でも失業対策(の場)でもない。自公協力に影響を与える」と指摘。さらに「(次は)平沼(赳夫元経済産業相)さんはどうか、となる。だから昨年、一気に(落選組も含めて復党を)やっておけばよかった」と苦言を呈した。

378片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/24(土) 11:32:58
衆院1区の佐藤をまた転出させればいいだけだと思うんだが・・・。

選挙協力拒否も 「衛藤晟氏比例出馬なら競合」 公明が自民をけん制 大分日日
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1172242800=117227904229273=1

 安倍晋三首相が、郵政民営化法案に反対して自民党を離党した衛藤晟一元衆院議員の復党を容認する考えを示したことで県内の党関係者は復党の早期実現に期待している。ただ、国政選挙で自民党と選挙協力してきた公明党県本部は「衛藤氏が復党し、参院選比例代表に出馬した場合、自民党に協力できない場合がある」と強くけん制している。

 関係者によると、衛藤氏は昨年から党幹部に接触して復党の実現を求めてきた。その一方で、衛藤氏に比例への出馬を要請している福祉団体の会合で講演するため全国を飛び回ってきた。衛藤氏は「首相の温かい意向に感謝している。首相の下で頑張りたい」と復党に強い期待感を示している。
 衛藤氏の復党に対して党県連は、公明党県本部が「参院選比例代表に出馬すれば公明党候補と競合する」と強く反発していることから、「党本部が判断すること」と慎重に対応してきた。
 衛藤征士郎県連会長は「昨年末に党執行部は参院選前には(二〇〇五年衆院選の)落選組の復党はしないと確認している。今回の動きは衛藤氏が安倍首相に心血を注いで訴えた結果ではないか」と話している。
 一方、公明党県本部の竹中万寿夫代表は「復党には反対していない」としながらも、「比例に出馬するなら、重大な決意で臨む。(参院選や県議選で)選挙協力をしないこともあり得る」と反対の姿勢を崩していない。党本部には(自民党に対して)毅然(きぜん)とした対応をするよう要請しているという。

379片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/24(土) 13:29:50
落選議員復党は新たな火種か
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/02/24/k20070224000011.html

安倍総理大臣が、郵政民営化に反対した前の衆議院議員の復党を認め、夏の参議院選挙に自民党から比例代表で立候補させたいという意向を示唆したことについて、与党内からは戸惑いや反発も出ており、政権運営の新たな火種になりかねないという見方も出ています。
安倍総理大臣は23日、記者団に対し、郵政民営化に反対し、おととしの衆議院選挙で落選した衛藤晟一前議員が、夏の参議院選挙に比例代表で自民党から立候補したいとしていることについて、「基本的にわたしと同じ考え方を持った人だ」と述べ、衛藤氏の復党を認め、立候補させたいという意向を示唆しました。安倍総理大臣としては、かつて歴史教育の問題などにともに取り組むなど、思想的に近い衛藤氏の復党を認めることで、参議院選挙に向けて、保守層の支持固めを目指すねらいもあるものとみられます。これについて、党内では「党の最高責任者である総裁が決断したことであれば従う」と理解を示す意見がある一方、郵政民営化に反対し、おととしの衆議院選挙で落選した前議員はひとりも復党を認めておらず、筋が通らないという戸惑いの声や、「復党問題に対する国民の目は厳しく、政権のイメージダウンにつながるのではないか」という懸念も出ています。加えて、公明党は、東副代表が「たいへん困惑している。立候補すれば、参議院選挙や統一地方選挙の選挙協力にも重大な影響を及ぼす」と述べるなど、慎重な対応を求めており、政権運営の新たな火種になりかねないという見方も出ています。

舛添氏 復党認める意向を批判
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/02/24/k20070224000061.html

自民党の舛添参議院政策審議会長は記者団に対し、安倍総理大臣が郵政民営化に反対した前の衆議院議員の復党を認める意向を示唆したことについて、「百害あって一利なしだ」と批判しました。
安倍総理大臣は23日、記者団に対し、郵政民営化に反対し、おととしの衆議院選挙で落選した衛藤晟一前議員について、「基本的にわたしと同じ考え方を持った人だ」と述べ、復党を認め、夏の参議院選挙に自民党から比例代表で立候補させたいという意向を示唆しました。これについて、自民党の舛添参議院政策審議会長は東京都内で記者団に対し、「安倍総理大臣の判断はまちがっており、百害あって一利なしだ。友達だからという理由で衛藤氏を復党させることは、政治の世界では通用しない。参議院の比例代表は、衆議院選挙で落選した人の失業対策ではなく、たいへん遺憾なことだ」と述べました。そのうえで、舛添氏は「このままでは来年度予算案が成立したあとに内閣改造を行わないと安倍内閣はもたない可能性がある。今回のような首尾一貫せず、国民に説明できないことをしようとするのであれば、夏の参議院選挙は、衆議院との同日選挙にする以外、与党が勝てる見込みはない」と述べました。

380片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/24(土) 17:15:52
衛藤晟氏自民復党へ/公明反発 県連も困惑
2007年02月24日 朝日大分
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000000702240001

 「郵政造反組」となって05年9月の衆院選大分1区に無所属現職で出馬、落選して自民党を離党していた衛藤晟一氏(59)は、「盟友」を自任する安倍晋三・自民党総裁の裁定によって23日、参院選前の復党が確実になった。国政復帰のチャンスとして最有力視されるのは、7月の参院選比例区への出馬だ。これに対し、同じ参院比例区で競合することになる公明党県本部は猛反発。公明との選挙協力に期待する自民党県連にも波紋が広がっている。


 晟一氏は前回衆院選で、主地盤の大分1区に送られた「刺客」が復活当選し、選挙区を追われる形になった。同選挙区と境界が重なる大分市の市長選への出馬も取りざたされたが、国政復帰にこだわり続けていた。


 自民県連は参院大分選挙区に元総務官僚の擁立を公募で決め、公認も得ている。晟一氏にとって国政復帰には事実上、参院比例区しかなく、それには復党が大前提だったが、党本部の要職者が難色を示し、参院選前には困難とみられていた。


 「それなのに……」。公明県本部の竹中万寿夫代表は絶句した。参院選で選挙区に候補を立てる自民に協力し、自民支持層の比例区票を取り込む考えだったが、晟一氏の復党で一転、競合関係になる可能性が強まったからだ。


 公明は4月の県議選で、候補を擁立しない選挙区の多くで自民候補を支援し、参院選での自民との協力関係に万全を期す算段だった。それを帳消しにしかねない情勢に、公明との選挙協力に奔走してきた自民県連幹部も「わしの面目は丸つぶれだ」と頭を抱えた。


 国民新党から比例で出馬する方針の後藤博子参院議員の陣営は「晟一氏は知名度も高く、県内でも中選挙区時代の地盤が依然、残っている」と警戒感を示した。


 後藤議員の陣営によると、晟一氏は22日夜、都内での「大分市人会」に顔を見せ、近く復党が認められ、その暁には比例区から立候補する意欲を強く語ったという。陣営幹部の一人は「自民は国政、地方の両方の選挙で大きなリスクを背負ったことになった」と感じたという。


 同陣営では「公明党との関係もあり、トントン拍子に進む話でもないはず。自民党の悪癖が示された典型的なケースを、有権者がどう判断するのか、選挙戦では訴えていきたい」と話した。

381片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/25(日) 09:24:31
衛藤晟氏復党・参院選出馬の方針 公明県本部が猛反発
自民県連に申し入れへ 讀賣大分

 「郵政造反組」の衛藤晟一・前衆院議員(59)を復党させ、参院比例選の公認候補とする自民党本部の方針に対し、公明党県本部は猛反発しており、26日、自民党県連に対し、立候補させないよう再度、申し入れる。一方、自民党大分市連は、同市長選の候補として、晟一氏に期待を寄せていただけに、市長選で同党の不戦敗も濃厚になった。

 復党の方針が伝わった23日午後、竹中万寿夫・公明党県本部代表は、大分市で開かれた自民党県連の年次大会に出席。来賓あいさつに立ち、「お互いに選挙協力が気持ちよくできる環境をつくっていただきたい」とけん制した。

 選挙協力とは、参院大分選挙区で公明が自民候補を支援し、比例選では、自民が公明現職・木庭健太郎氏を応援するという形だ。統一地方選の県議選でも一部の選挙区で協力予定。このため、晟一氏の比例選立候補を警戒する公明は昨年12月、自民党公認で立候補させないよう県連に要請した。

 退席後、竹中氏は報道陣に憤りをあらわにし、「県議選を含め、選挙協力しないこともあり得る。党本部も毅然(きぜん)とした対応をしてくれるはず」と強調した。

 また、大分市長選では、元民主党衆院議員の現職・釘宮磐氏が立候補予定。自民党市連は対立候補の擁立に難航しており、晟一氏に最後の望みを託していた。秦野恭義・市連会長は「かなり厳しくなった」とあきらめ気味だった。

 自民党本部の方針について、晟一氏は「感謝している。今後、安倍首相の下で頑張っていきたい」とコメントした。一方、阿部英仁・県連幹事長は「県連としては、公明党との協力関係を保っていきたいという考えに変わりはない。党本部から何の連絡もないが、地元の空気を十分に認識してほしい」と話していた。

(2007年2月25日 読売新聞)

382片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/25(日) 09:59:19
舛添氏激怒「参院は姥捨山じゃない」…衛藤氏復党容認で波紋
2月25日8時1分配信 スポーツ報知
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070225-00000071-sph-soci

 安倍晋三首相(52)が「郵政造反組」で一昨年の衆院選で落選した衛藤晟一前衆院議員(59)の自民党復党を容認、今夏の参院選候補に擁立したい考えを示した件が早くも波紋を呼んでいる。自民党の舛添要一参院政審会長(58)が「百害あって一利なし」と批判、さっそく党内で反発する声が浮上した。安倍内閣は復党問題をきっかけに支持率が下落しただけに、週明けの永田町で再び激しい火花が散りそうだ。

 安倍首相の衛藤氏復党容認発言が、新たな火種になりつつある。

 最近「うるさ型」の役回りが定着してきた舛添氏が、24日朝のTBS系の報道番組に出演し「百害あって一利なし。論外だ。首相はぐらついちゃいけない」と戦いの“のろし”を上げた。

 さらに衛藤氏が復党した場合、今夏の参院選で党公認候補で擁立したいという首相の考えにも、「参院は衆院で落選した姥捨山(うばすてやま)でも失業対策(の場)でもない」と独特の表現で批判を展開した。

 さらに「平沼(赳夫元経産相)さんはどうか、となる。だから昨年、一気に(落選組も含めて復党を)やっておけばよかったんだ」と苦言。番組終了後の取材にも「友達だからという理由で衛藤氏を復党させることは、政治の世界では通用しない。これでは『お友達内閣』を作った時と同じ。他の落選組との整合性も取れない」と切り捨てた。

 安倍首相にとって衛藤氏は当選回数が1つ上の先輩。歴史問題や社会保障問題などで思想信条が似ており、郵政民営化問題でこそ意見が食い違ったが、親友であることには変わりはない。

 一方で、衛藤氏の出馬には公明党が強く反発。大分が地元の同氏が自民党の比例代表候補となれば、大分の公明党が「選挙区は自民、比例は公明」というバーター協力ができなくなる可能性があるからだ。舛添氏はこの点も「自公協力に影響を与える」と憂慮している。

 最近の永田町の関心事は、東京都知事選をめぐり、民主党の難航する候補者選定問題だったが、安倍首相自らが復党問題を蒸し返し、再び世間の注目を集めることは間違いない。

 安倍内閣の支持率は、野田聖子衆院議員ら11人の造反組の復党強行で、下降線をたどり始めた。今回も、支持率低下に拍車をかける恐れは十分ある。安倍首相の意向に党内でも「なぜ、この時期に」と首をかしげる声も出ている。

 舛添氏は「予算成立後に内閣改造でもしないと安倍内閣がもたない可能性がある。衆参ダブル選挙をしないと与党が勝てる見込みはない」と危機感を募らせていた。永田町の“マグマ”が煮えたぎっている。

383片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/25(日) 10:34:33
損をしても衛藤優先、あるいは自分のやりたいようにやる、ということ。その損をどれくらいに考えてるかがイマイチ掴めない安倍だが。

自公選挙協力に暗雲・衛藤氏の復党問題
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20070225AT3S2400P24022007.html

 安倍晋三首相が郵政造反組の衛藤晟一前衆院議員を自民党に復党させ、参院比例代表候補として擁立する意向を固めたことで、公明党との選挙協力に暗雲が垂れこめてきた。公明は参院選挙区で自民候補を全面支援する代わりに比例代表では自民支持層から票を得る戦術を描くが、自民側の動き次第で狂いが生じかねない。公明票の動向がカギを握る1人区の勝敗への影響もささやかれており、自民内からは首相批判が公然と出ている。
 公明党の太田昭宏代表は24日のさいたま市などでの街頭演説で衛藤氏の問題に一切触れなかった。前日の東順治副代表に続き、太田氏まで衛藤氏の自民復党・公認に反対すれば、首相との関係悪化が決定的になるとの判断だ。とはいえ、あえて平静さを装わざるを得ないところに太田氏の深い怒りがにじむ。
 公明が自民との選挙協力に際し、提示した条件の一つが「衛藤氏の復党・公認は絶対に認められない」というものだった。大分県が地元の衛藤氏が比例で出馬すると、同県の自民票は衛藤氏に流れ、公明票の上積みにはつながらないためだ。
 首相が党執行部の決定を覆してまで衛藤氏の復党・公認を強行するのは「考え方が近い衛藤氏との長年の友人関係を優先させたからだ」との見方がある。だが、与党で過半数を勝敗ラインに置く参院選への波及効果を考えれば損得勘定は微妙だ。
 定数242の参院は、3年ごとに半数を改選する。与党が非改選を含めて過半数を維持するためには、今回、65議席が必要。その目標を達成できるのか左右するのは全部で29ある1人区の勝敗とみられる。前回2004年の参院選では、27あった1人区の勝敗は自民系の14勝13敗と接戦だった。
 04年参院選の公明の比例票は約862万票。47都道府県で単純に割ると一都道府県当たり約18万票という計算になる。自民14勝の中で最大の票差は鹿児島の14万票だが、公明票が動かなければ、保守王国の鹿児島ですら勝敗はわからなくなる。

384片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/25(日) 10:45:53
舛添議員、衛藤氏復党に怒り爆発
http://www.nikkansports.com/general/p-gn-tp0-20070225-161675.html

 自民党の舛添要一参院政審会長(58)は24日、安倍晋三首相(52)が、郵政造反組で落選中の衛藤晟一元厚生労働副大臣(59)の復党を容認する考えを示したことについて「百害あって一利なし。論外だ。参院は衆院で落選した人の姥捨山(うばすてやま)でも失業対策(の場)でもない」と痛烈に批判した。舛添氏は、日刊スポーツの取材に「首相は自分で自分の首を絞めている。たまったもんじゃない」と、怒りをぶちまけた。

 舛添氏はこの日早朝、TBSテレビの「みのもんたのサタデーずばッと」に出演。安倍首相が23日、「衛藤さんは基本的に同じ考え方、方向性を持っている。国造りを一緒にしていきたいという人に加わってもらうのは私は当然と思う」と衛藤氏の復党を容認する考えを示したことに、「百害あって一利なし。論外だ。首相はぐらついちゃいけない」と強く批判し「参院は衆院で落選した人の姥捨山でも失業対策でもない」と指摘した。

 自民党は昨年12月、05年の総選挙で無所属で当選した郵政造反組の復党を認めたが、内閣支持率は下落し、衛藤氏ら落選組の復党は参院選後に先送りする方針だった。衛藤氏は参院選比例代表に立候補を希望している。

 突然の“方向転換”に、柳沢伯夫厚労相(71)の「産む機械」発言での官邸の対応をめぐり「首相は裸の王様」と批判した舛添氏は黙っていなかった。番組出演後、日刊スポーツの取材に激しくまくし立てた。

 舛添氏 衛藤氏の復党は説明がつかないし、友人だから復党させるなんて通用しない。無所属で出馬することもできるのに、郵政造反組が比例区に出るなんて国民が納得できると思うのか。首相は自分で自分の首を絞めている。今は最悪のタイミング。たまったもんじゃない。参院をばかにするなと言いたい。

 自民党の中川秀直幹事長(63)は「忠誠心」を持ち出すなど党内の引き締めに躍起だが、舛添氏は意に介していない。

 舛添氏 何を言われても関係ないし、気にしない。党ではなく、国民の方を向いて言っている。自民党の良心だ。言論封鎖するというのなら(自民党は)終わり。(私は)6年前の参院選では160万票、16人分取っている。仮に追放し、160万票がなくなったら安倍内閣は負けますよ、政権交代だ。(一連の発言は)無党派が流れていくのを食い止めていると思っている。

 改選を控える舛添氏はこの日行われた都連の決起集会は「党のための仕事をしていた」と欠席した。「東京じゃなく、全国を走り回っているんだ」と話していた。

[2007年2月25日7時45分 紙面から]

385片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/25(日) 19:21:10
ここで中川が慎重な姿勢を示すと安倍にまた傷がつく。苦渋だが好判断だ。

郵政造反組:衛藤氏復党、執行部も認める 中川自民幹事長
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070226k0000m010019000c.html

 自民党の中川秀直幹事長は25日、兵庫県宝塚市内で講演し、安倍晋三首相が郵政造反組の衛藤晟一前衆院議員の復党と参院比例代表の公認を容認したことについて「首相と基本的に同じ考え方、同じ方向性を持つ人たちの力を結集していかなければならない」と述べ、党執行部としても認める考えを明らかにした。そのうえで「一定の基礎的要件を満たせば、現在、過去の立ち位置よりも、大きな改革に向けた未来への立ち位置の方が大事だ」と述べた。【大場伸也】

毎日新聞 2007年2月25日 18時04分

プラスとマイナス見極め判断を 衛藤氏復党で石原氏
2007年02月25日18時37分
http://www.asahi.com/politics/update/0225/006.html

 自民党の石原伸晃幹事長代理は25日のフジテレビの番組で、郵政民営化法案に反対して離党した衛藤晟一・前衆院議員の復党と参院選での公認を認める安倍首相の方針について、「他にも『(参院選に)出させてくれ』という元議員が何人かいる。党にプラスになるのかマイナスになるのか見極めて判断しなければならない」と語った。

386片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/25(日) 19:52:09
衛藤氏復党でも選挙協力を
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/02/25/k20070225000115.html

公明党の北側幹事長は、大分市で記者団に対し、自民党が、郵政民営化に反対して党を離れた衛藤晟一前議員の復党を認める場合は、参議院選挙での自民・公明両党の選挙協力に影響を与えないよう、慎重な対応が必要だという考えを示しました。
自民党の中川幹事長は、25日、郵政民営化に反対し、おととしの衆議院選挙で大分1区から立候補して落選した、衛藤前議員について、安倍総理大臣の意向を踏まえ、夏の参議院選挙に、自民党から比例代表で立候補させるため、復党を容認する考えを示しました。これについて、北側幹事長は、大分市で記者団に対し、「衛藤氏を復党させるかどうかは、公明党があれこれ言う筋合いの問題ではなく、自民党が決めることだ。参議院選挙の候補者も、最終的には自民党が決めることだ」と述べました。そのうえで、北側氏は、「大分県では、国政レベル、県政レベルとも自民・公明両党の協力・信頼関係を築いてきた。それを崩すようなことはあってはならないし、ぜひ、信頼関係を大切にした対応をしてもらいたいと願っている」と述べ、衛藤氏の復党を認める場合は、参議院選挙での選挙協力に影響を与えないよう、慎重な対応が必要だという考えを示しました。

387片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/26(月) 09:02:21
公明北側氏自民けん制大分、別府で街頭演説 讀賣大分

 「両党の信頼関係を大切にしてほしい」――。25日、全国遊説で来県した公明党の北側幹事長は、自民党が「郵政造反組」の衛藤晟一・前衆院議員(59)の復党・参院比例選擁立の方針を固めたことについて、自民をけん制した。

 北側幹事長は大分、別府両市で街頭演説。晟一氏の復党については触れなかったが、報道陣の取材を受けると、大分での両党の信頼、協力関係が長く続いていることを強調した。

 竹中万寿夫・県本部代表は街頭演説で、「大分での両党の円熟した関係が分断されてしまう。参院選大分選挙区で与党が勝たなければならないのに、晟一氏がこのような立場を取ることは疑問で、憤りも感じる」と明確に批判した。

 大分選挙区では、公明党が自民党公認の元総務省大臣官房参事官・礒崎陽輔氏(49)を支援し、自民党が比例選で公明党に協力予定。

 一方、野党側は、社民党が病院長・松本文六氏(64)の擁立を決定したのに対し、民主党は松本氏を推薦せず、独自候補を選考中。両党の協力関係の行方は不透明だ。共産党は党県委員・山下魁氏(30)を擁立する。

(2007年2月26日 読売新聞)

388片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/26(月) 22:25:35
嫌われてるなぁー。

中川幹事長:衛藤氏復党容認で党内に批判 公明党も不快感
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070227k0000m010108000c.html

 安倍晋三首相が郵政造反組の衛藤晟一前衆院議員(衆院大分1区で出馬し落選中)を今夏の参院選比例代表の公認候補とするため、自民復党を容認した問題で、与党内に批判と反発が広がっている。中川秀直幹事長が首相から「忠誠心」発言を逆手に取られ、「参院選前は落選組の復党はない」としていた方針を転換したことへの説明責任を問う声も多い。昨年「現職・落選組一括復党」を唱えた参院自民党からは「昨年なぜ落選組を含めて一括して認めなかったのか」という声も上がっており、党内に火種を呼び込んだ格好だ。

 「あなたは『(落選者の)復党は参院選が終わるまでない』と言っていたではないか」

 自民党の笹川尭・党紀委員長は23日、中川幹事長から衛藤氏復党に向けた党紀委員会開催の準備を指示され、中川氏に激しくかみついた。

 中川氏は25日の講演で「安倍首相と同じ考え方や方向性なら結集してもらわないといけない。一定の基礎的要件を満たす方なら、大事なのは過去よりも未来の改革への立ち位置だ」と衛藤氏復党を容認する意向を示した。昨年末、平沼赳夫元経済産業相に郵政民営化賛成への「踏み絵」を迫り、復党を拒否したのとは打って変わった対応だ。

 こうした中川氏の容認姿勢には「忠誠心なき閣僚は去れと言ったことが、首相の怒りをかって自分自身に返ってきている。面目丸つぶれ」(津島派幹部)との皮肉混じりの批判も出ている。

 安倍首相に落選組も含めた一括復党を迫ったことがある青木幹雄参院議員会長が束ねる参院自民党は、いったんは「落選組は参院選前復党はない」と主張していた中川氏に冷淡な視線を向ける。衛藤氏復党・公認に反発する公明党をおもんばかる声も強く、参院幹部の一人は「公明は、各選挙区で自民候補の支援をする見返りとして、比例での支援を求めていた。うまく話し合わないといけない」と語った。

 一方、公明党の北側一雄幹事長は26日、記者団に対し「長年積み重ねた信頼関係を崩すようなことがあってはならない。自民党に慎重な対応をお願いしたい」と述べ、衛藤氏比例擁立の本格化に不快感をあらわにした。

 公明幹部が一様に衛藤氏公認に難色を示すのは、比例代表を全国7ブロックに分割して比例候補の確実な当選を目指すとともに、前回(04年)の862万票を超える過去最高得票を狙う公明党の障害になるからだ。【中澤雄大、高山祐】

毎日新聞 2007年2月26日 22時17分

389片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/27(火) 03:09:03
衛藤晟一氏復党問題で与党内で反発も
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20070226/20070226-00000037-jnn-pol.html

 自民党は、郵政法案に反対して除名され落選中の衛藤晟一前衆院議員を復党させた上で、この夏の参議院選挙に比例区候補として立候補させる方針を固め、手続に入りました。安倍総理の強い意向によるものですが、与党内には反発も出ています。

 「国づくりを一緒にしていきたいという人に加わってもらうのは、私は当然だろうと思います」(安倍首相・2月23日)

 落選中の衛藤氏の復党へ向けた動きは、安倍総理の強い意向によるものでした。衛藤氏は元々、安倍総理と政治信条が近く、いわば同志的な存在と言われています。

 「安倍首相と同じ考え方、同じ方向性を持つ方々は現在、どのような立場の方でも結集してもらわねばならない」(自民党 中川秀直・幹事長)

 これまで復党に慎重だった中川幹事長も25日、容認する姿勢を示し復党の手続を急ぐ方針ですが、党内からは批判の声も批判の声もあがっています。
 「百害あって一利なし。論外」(自民党 舛添要一・参院政審会長)

 特に連立のパートナーである公明党は、衛藤氏と同じ九州出身の木庭・参議院幹事長が参院選で比例区に出馬するため、「票を奪い合う事になる」と衛藤氏の地元・大分県の公明党の代表が自民党に抗議するなど反発を強めています。

 「安倍総理総裁の判断に憤りを、正直なところ覚えています。ぜひ、安倍総理総裁にお伝えをしていただきたい」(公明党大分県本部 竹中万寿夫・代表)

 「たとえ(自民党)総裁であろうと、一友人だからとか親しい人だからということで、こんなことを大きな自民党の大組織の中で、やっていいのかな」(自民党大分県連 日野立明・会長代行)

 また衛藤氏と同様 落選中で、参議院選挙での返り咲きにかけて、自民党の山梨選挙区の公募に応募し選考結果を待つこの人も、戸惑いを隠しません。
 「衛藤さんが(復党という)形になった時に、あわせてみんな一緒に(復党に)なるというのが、本当は公平公正な結果になるんじゃないかと思っておりましたけれども」(八代英太・前衆院議員)

 自民党内には、さらなる支持率低下を懸念する声もありますが、安倍総理本人の意志が固いことから、執行部は容認せざるを得ない状況です。

 総理周辺は、「やりたいことをやらないで選挙で負けるより、自分の判断でやれば悔いは残らない」と安倍総理の心境を解説しますが、政権の新たな火種になるのでは、という見方も出ています。(26日18:03)

[27日0時26分更新]

390片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/27(火) 07:56:16
アホなことになっちゃったもんだ。

衛藤氏の復党問題、他の落選組の処遇にも影響
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20070227AT3S2601726022007.html

 安倍晋三首相が郵政造反組の衛藤晟一前衆院議員を自民党に復党させ、参院比例代表候補として擁立する意向を固めたことで、他の落選組の処遇にも影響が及ぶ可能性が出てきた。首相は衛藤氏を特例扱いにする方針だが、他の落選組との線引きはあいまい。公明党との選挙協力に暗雲が漂う中、自民党内には首相の独走に戸惑いと批判が渦巻いている。
 「同じ方向に国づくりを進めていきたいという信念と決意と勇気のある人には、今後とも一緒に国づくりに参加してもらいたい」。首相は26日、記者団に衛藤氏の復党・公認について改めて容認する考えを示した。
 党内には「間違った判断」(舛添要一参院政審会長)などと否定的な反応が多いが、ひっくり返せば首相の権威を傷付けかねず、執行部は対応に苦慮している。
 衛藤氏を復党・公認する際には、党紀委員会で復党を了承したうえで選対小委員会で公認決定する手続きを踏む必要があるが、具体的な日程は決まっていない。
 執行部が警戒を強めるのが、他の落選組の動向だ。首相が目指す「国づくり」に賛同するとの理由で復党・公認を求められた場合、断るのが難しくなる。参院岐阜選挙区から無所属で出馬し、党が推薦を内定している藤井孝男氏の公認への格上げや、参院山梨選挙区の公募に申し込んでいる八代英太氏らの扱いにも絡んでくる。
 中川秀直幹事長は同日の記者会見で、落選組を復党・公認する基準として「一定規模の推薦団体があり、比例代表で受け入れる党派が自民党しかない場合、その議員の受け皿になるのも一つの論点だ」と指摘した。
 とはいえ、団体の規模については「政治判断だ」。比例に限定した理由も「比例には推薦の制度がないからだ」と、後付けの印象は否めない。
 公明党の心中は穏やかではない。選挙区で自民候補を支援する代わりに比例で自民支持層から票を得る戦術への影響を懸念。北側一雄幹事長は同日、記者団に「自民党には慎重な対応を求めたい」と重ねて表明した。
 衛藤氏の地元である大分では、公明県本部の竹中万寿夫代表が自民県連を訪れて「これまで大分で築いてきた自公の関係に明らかに水を差す行為だ。首相の判断に憤りを覚える」と抗議した。
 ただ、対立先鋭化は首相の求心力低下を招きかねず、統一地方選や参院選のことを考えれば、公明党自身にも得策ではない。不満を抱えつつも、首相の翻意を期待するしかないのが実態だ。

391片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/28(水) 05:50:22
自民党:衛藤氏復党へ 参院選比例での公認も認める方針
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070228k0000m010135000c.html

 安倍晋三首相は27日夜、郵政造反落選組の衛藤晟一前衆院議員が自民党への復党願を提出したことについて「復党願を出している人は衛藤さんだけだから、対象は衛藤さんしかいない」と記者団に語り、今回は衛藤氏に限って復党を認める考えを示した。自民党は来週にも開く党紀委員会で復党を正式決定した上で選対本部会議を開き、今夏参院選の比例代表での公認も認める方針だ。

 衛藤氏の復党を巡っては、同党大分県連会長を務める衛藤征士郎元防衛庁長官が同日、党本部で中川秀直幹事長と会談。衛藤元長官は「青天のへきれきで地元に混乱状態が起きている」と経緯の説明を求めたほか「(選挙協力体制にある)公明党と十分連携をとってほしい」と要請した。

 中川氏は「衛藤晟一氏は大分県連の方針に100%従うことと、事務所や自宅など政治活動の基盤を大分県外に移転することの2条件を完全に了承した」と理解を求めた。また、中川氏は衛藤氏の比例代表公認に反発している公明党の北側一雄幹事長に衛藤氏から復党願が出ていることを伝えた。【大場伸也】

毎日新聞 2007年2月27日 23時57分

392片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/28(水) 05:59:44
復党問題 大分県連会長が抗議
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/02/28/k20070227000208.html

郵政民営化に反対しておととしの衆議院選挙で大分1区から立候補して落選した衛藤晟一前議員の復党問題で、自民党大分県連会長を務める衛藤征士郎元防衛庁長官が、中川幹事長と会い、「県連の頭越しに話が進められている」と抗議しました。
この中で、衛藤征士郎大分県連会長は「衛藤前議員の復党問題が大分県連の頭越しに進められており、たいへん困惑している。青天のへきれきであり、地元は混乱状態だ。公明党との選挙協力の態勢にひびが入ることが懸念される」と述べました。これに対して、中川幹事長は「衛藤前議員は、比例代表の選挙地盤は全国とし、大分県内での後援会活動は大分県連の方針に100%従うこと、事務所など政治活動の基盤を大分県外に移転することについて了承している。また『私を捨てて党全体の隆盛のために全力を尽くす』という内容の誓約書を提出している」と述べ、理解を求めました。

衛藤氏復党問題で波紋広がる
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/02/28/k20070228000022.html

自民党執行部は、郵政民営化に反対し、党を離れた衛藤晟一前議員の復党を近く認める方針です。これに対し公明党や衛藤前議員の地元からは、反発の声が出るなど、安倍総理大臣が主導した今回の対応をめぐって波紋が広がっています。
郵政民営化に反対し、おととしの衆議院選挙に大分1区から立候補して落選した衛藤前議員は、27日、反党的な行為は行わないなどとする誓約書を添えて、復党願いを提出しました。自民党執行部は、衛藤氏を復党させたいという安倍総理大臣の意向を踏まえ、近く、この問題を審査するための党紀委員会を開き、復党を認める方針です。こうした動きに対し、公明党は、衛藤前議員が、自民党に復党し、参議院選挙の比例代表に立候補することになれば、自民党との選挙協力に影響を与えるとして懸念を示しています。また、自民党の大分県連会長を務める衛藤征士郎元防衛庁長官も、27日、中川幹事長と会い、「話が県連の頭越しに進められている」と抗議しました。さらに、27日夜開かれた山崎前副総裁と加藤元幹事長らの会合では、「安倍総理大臣は、衛藤前議員との友人関係を、党内に持ち込むべきではない」といった意見や、「復党問題をめぐる執行部の対応はぶれているのではないか」といった批判が相次ぎました。今回の問題の対応では、安倍総理大臣が主導したことからこうした与党内の不満は、政権運営の火種になりかねず、波紋が広がっています。

393片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/28(水) 06:00:49
衛藤前議員復党 党紀委開催へ
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/02/28/k20070227000179.html

自民党の中川幹事長は、党紀委員長を務める笹川元科学技術担当大臣と会談し、郵政民営化に反対して党を離れた衛藤晟一前衆議院議員の復党について審査するため、党紀委員会の開催を正式に要請し、笹川氏も了承しました。
この中で、中川幹事長は、衛藤前議員から提出された復党願いと反党的な行為は行わないなどとする誓約書を示したうえで「できるだけ早く党紀委員会を開き、衛藤氏の復党について諮ってほしい」と述べ、党紀委員会の開催を正式に要請しました。これに対して、笹川党紀委員長も「承知した」と述べ、党紀委員会を開催することを了承しました。このあと、笹川氏は、記者団に対し「党紀委員は議員だけでなく一般の人もいるが、委員が欠席しているなかで開くことは考えておらず、週内の開催は無理だ。なるべく全員に集まってもらう」と述べ、党紀委員会の開催は来週以降になるという見通しを示しました。

394片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/28(水) 06:03:34
一転、復党打診 平沼氏は拒否
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20070227/eve_____sei_____000.shtml

 自民党執行部が、昨年末に復党を見送った「郵政造反組」の平沼赳夫元経済産業相(無所属)に対し、今度は復党を打診したものの、拒否されていたことが二十七日午前、分かった。

 同党執行部は、二〇〇五年の衆院選で落選した「造反組」の参院選前の復党を認めないとした方針を転換し、衛藤晟一元厚生労働副大臣の復党を容認する方針。こうした経緯を踏まえ、現職の造反組のうち、ただ一人、郵政民営化反対を貫き、無所属で活動している平沼氏に復党を打診した。

 「造反組」の旗頭である平沼氏を復党させることで、党内や公明党が反発する衛藤氏復党への批判を和らげる狙いがあったとみられる。しかし、同党執行部は復党に際し、民営化賛成を条件としていることから、平沼氏は拒否した。

 平沼氏は昨年十二月、脳梗塞(こうそく)で都内の病院に入院したが、今月二十二日に退院。三月中の政治活動復帰を目指し、リハビリを続けている。

395片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/28(水) 06:13:30
衛藤氏、復党願を提出 大分で活動しないとの条件を了承
2007年02月27日21時18分
http://www.asahi.com/politics/update/0227/009.html

 自民党の中川秀直幹事長は27日、郵政民営化に反対し、05年衆院選(大分1区)で落選した衛藤晟一氏の復党を協議する党紀委員会の開催を笹川尭・党紀委員長に要請した。来週にも委員会で復党を決めたうえで、衛藤氏を参院選の比例区で公認する見通し。党執行部は、地元の大分県連や公明党からの「参院選の選挙協力に悪影響を及ぼす」との批判に配慮し、衛藤氏に「大分では選挙活動をしない」などの条件をつけた。

 衛藤氏はこの日午前、中川氏に復党願と、郵政民営化に賛成する考えなどを表明した誓約書を提出。中川氏は、衛藤氏に対し(1)住所を大分県外に移す(2)大分県内では一切選挙活動をしない――ことを復党の条件に挙げ、衛藤氏も了承した。

 中川氏がこうした条件を付けたのは、公明党との選挙協力を崩さないためだ。

 参院選の大分選挙区では、公明党が自民党の候補を支援し、見返りとして比例区では公明党への投票を呼びかける選挙協力が続いてきた。大分を地盤としてきた衛藤氏が比例区に出れば、票が公明党に流れなくなり、協力関係にひびが入るとの懸念が自民党大分県連や公明党にある。

 党大分県連の衛藤征士郎会長は27日、党本部で中川氏と会い、「大分では国政で4回、地方選で1回の協力の実績がある。今回の件でひびが入る懸念がある」と指摘し、復党問題の説明を求める申入書を手渡した。

 一方、中川氏は同日、公明党の北側一雄幹事長とも会談し、一連の経緯を説明して理解を求めた。参院選比例区で公明党は、ブロックごとに候補者を割り振っている。大分で公明票が目減りしても、自民党が九州全体でその分を補うことを前提に、衛藤氏立候補を受け入れざるを得ないとの見方が公明党内でも強まっている。

396片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/28(水) 06:46:07
衛藤氏の参院くら替え問題 党本部に正式抗議へ 自民県連 選挙協力への影響懸念 西日本大分
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/ooita/ooita/20070227/20070227_002.shtml

 安倍晋三首相が郵政造反組の衛藤晟一・元衆院議員(大分1区で落選)の早期復党を容認し、次期参院選比例代表での擁立を検討しているとされる問題で、自民党県連は26日、臨時の幹部会を開き「公明党との選挙協力を壊しかねない」(日野立明会長代行)として党本部に正式に抗議することを確認した。

 党本部への抗議は、27日に常任総務会を開き、正式に決定する。衛藤氏の復党・参院比例くら替え問題は、参院選獲得票の上積みをもくろむ党本部と、目前に迫った県議選への影響を懸念する自民党県連との立場の違いを鮮明にし、不透明さを増している。

 自民党県連は26日、公明党県本部の竹中万寿夫代表らから、あらためて抗議を受けたことを踏まえて対応を決めた。竹中代表は、対応した自民党県連の日野会長代行に対し「安倍首相の判断に憤りを感じる」と不満を隠さず、次期参院選だけでなく、県議選での協力関係に影響するとの見方を強調した。

 次期県議選は、市町村合併に伴う選挙区見直しで自民党が独占している1人区が減少し、当選に向けて公明党に支援を要請する自民党公認・推薦候補も少なくない。このため、日野会長代行は「党の総裁とはいえ、統一地方選の時期に頭越しにやっていいものか。(首相の)真意を測りかねる」と述べた。


=2007/02/27付 西日本新聞朝刊=

397片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/28(水) 06:48:09
自公ぎくしゃく 衛藤晟氏の復党方針で 大分日日
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1172502000=117253824922555=1

 四月の統一地方選や七月の参院選を前に、自民、公明両党の連立与党体制の「きしみ」が拡大してきた。安倍晋三首相が表明した郵政造反組の衛藤晟一元厚生労働副大臣(衆院大分1区で落選)の復党方針に対して、大分での選挙協力を期待していた公明側は「信義に反する」(幹部)と強く反発。事務所費の領収書添付の是非や、教育委員会への国の関与強化をめぐっても見解の開きは大きく、復党、事務所費、教育問題の三点セットが「火種」になった格好だ。

首相をけん制
 首相は二十六日も衛藤氏を復党させ参院選比例代表候補として公認する考えを強調したが、公明党の支持母体、創価学会幹部からは「首相は後足で砂を掛けるようなことをしている。公明党への態度を変えたのか見極めたい」との声も漏れた。
 公明党幹部によると、大分選挙区では自民候補を支援する代わりに、比例代表で自民が公明候補を推す方向だったとされ、衛藤氏の復党、公認は「青天のへきれき」。
 太田昭宏代表らは、与党の亀裂を印象付けるのは「得策ではない」として公然とした首相批判を避けているが、党幹部は二十六日に「首相は余計なところでリーダーシップを発揮した」とけん制。北側一雄幹事長は記者団に「これまでの長い積み重ねの信頼関係や協力関係を大切にしてほしい。慎重な対応をお願いしたい」と不快感を隠さなかった。

「行かせない」
 落選組の参院選前の復党に慎重だった中川秀直幹事長は先週、公明党幹部に「(衛藤氏の復党は)首相判断の問題になってきた」と説明。首相への「絶対的忠誠」を唱えてきただけに、二十六日の記者会見では「戦後レジームからの脱却、美しい国づくりで大きな方向を支持するなら、(復党は)改革の後退にならない」と方針転換を明言した。
 中川氏は二十三日に笹川尭党紀委員長と会った際に「(復党を決める党紀委開催の)心づもりはしておいてほしい。衛藤氏本人には選挙運動で(公明に配慮し)大分には行かせない」と伝えたが、公明側が納得する見通しは立っていない。
 不協和音は政策課題でも目立ち始めている。政治資金の透明化策では、自民党の石原伸晃幹事長代理が二十二日、公明党の東順治副代表に「領収書添付はなしで乗り切りたい」と伝えたが、公明幹部は「添付が見送られたら自民がつぶしたと言うしかない」と息巻く。
 教育委員会に対する文部科学相の是正勧告権付与に関しても、公明党は教育団体として設立された創価学会が戦前に弾圧を受けた歴史的経緯を背景に「地方分権の方向性から外れる」との立場で、両党間の溝は深い。

398片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/28(水) 06:48:49
公明党県本部自民県連に申し入れ 衛藤晟氏復党などで 大分日日
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1172502000=117253843422901=1

 安倍晋三首相が衛藤晟一元衆院議員の自民党復党と参院選比例代表出馬を容認する意向を示したことについて、公明党県本部(竹中万寿夫代表)は二十六日、自民党県連(衛藤征士郎会長)に対して、県内の両党間の選挙協力に悪影響が出ることを重ねて指摘し、党本部に地元の実情を伝えるよう申し入れた。
 一方、自民党県連は四役会を開き、党本部が県連に事前の連絡なく衛藤晟氏への対応を検討していることに抗議する方針を決めた。二十七日に常任総務会を開き、了承されれば中川秀直幹事長に抗議文を送る。
 公明党県本部は昨年十二月にも同様の申し入れをしている。この日は、竹中県本部代表が大分市内で日野立明県連会長代行に申し入れを行い、「(これまでの衆院選で)公明党が全面的に支持してきた衛藤晟氏が比例で公明党候補と競合すれば、党の支持者に自民党や安倍首相への反発も出てくる。大分で築き上げた自公の信頼関係が危うくなる」と自民党の対応を批判した。
 日野氏は「衛藤征会長は党執行部から事前連絡がなかったと言っている」とした上で、「党本部がこの時期に県連の頭越しに検討している真意を測りかねている。県議選の大分、別府両市以外の選挙区における公明党の協力にも水を差すことになり、大変な影響を被る」と懸念を示した。

399片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/28(水) 07:12:26
公明、改めて抗議/衛藤氏の自民党復党問題
2007年02月27日 朝日大分
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000000702270002

 前衆院議員、衛藤晟一氏の復党問題について、公明党県本部の竹中万寿夫代表ら同党の県議3人が26日、自民党県連を訪れ、日野立明県連会長代行に「7月の参院選に衛藤氏が比例区に出ることになれば、県内の自公の信頼関係に水を差すことになる」と改めて抗議の意を伝えた。日野会長代行は「懸念には同感だ」と応じ、抗議について自民党本部に伝えると話した。


 両党の県本部と県連では、参院選の選挙区は公明党が自民党公認の元総務官僚に協力し、比例区では自民党が公明党の候補に協力する方針だった。



 だが、近く自民党本部で開かれる党紀委員会で衛藤氏の復党が決まり、参院の比例区への出馬が正式に決まれば、この協力関係が白紙となる可能性もある。さらに、4月の統一地方選の県議選でも、公明党の公認候補がいる大分市、別府市以外の選挙区で、公明党支持者の票に期待していた自民党候補の選挙戦にも影響が予想される。


 竹中代表は日野会長代行に対し「衛藤氏の比例区出馬が決まれば、党内の反発は衛藤氏だけでなく、自民党自体に向けられることになる」と指摘。党本部に大分での両党の協力関係について伝えるよう強く求めた。


 日野会長代行は竹中代表に、自公の協力関係を尊重する考えを伝えるとともに「この大切な時期に、安倍総裁は衛藤氏と友人だからということで、(衛藤氏復党の手続きを)県連には一言も話さずに決めた。党本部の真意を測りかねている」と党本部の対応に不快感を示した。今後県連役員と相談し、一両日中にも党本部に大分での現状を伝えるという。

400片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/28(水) 07:32:05
【造反から】  ガンバレ 衛藤晟一氏  【参院へ】
http://society6.2ch.net/test/read.cgi/giin/1172240670/
50 無党派さん sage New! 2007/02/27(火) 19:02:33 ID:SWjZq+Zt
ちなみに大分1区はかのマユゲ総理、村山富市が
出たことからもわかるとおり、野党王国である。
最大野党が民主となっている現在もその傾向は根強く、
キラなんとかとかいう得体の知れないヨソもんの若造が
毎回当選している。

衛藤は毎度、選挙区では絶対勝てないので
自民党の傘の下で比例から復活当選していたわけだが、
前回の選挙では自民から放り出されたので選挙区で
勝つしかなくなった。

そこでなにをやったかというと、嫁とコドモを引っ張り出してきて
「当選できないと一家揃って路頭に迷います」とかなんとか
なりふり構わず演説をやらかしたわけだ。

そのブザマな醜態は大分市内の人々の失笑を買い、大分県人の
あかねこ根性(ねたみ、陰口大好き、人の足を引っ張るのが大好き)
をいたく満足させ、衛藤は大分の恥としてバッチリ定着しましたとさ

こんなの復活させてどうする気だ。

401片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/28(水) 08:07:44
自民党:郵政造反組復党問題 衛藤晟一氏、参院比例公認の動き /大分
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/oita/news/20070227ddlk44010020000c.html

 ◇自民県連に公明党抗議「信頼関係憂慮される事態」

 自民党の安倍晋三総裁が郵政造反落選組の衛藤晟一・前衆院議員(59)の復党を容認したのを受け、公明党県本部が26日、自民党県連に抗議した。自民党本部は衛藤氏を参院選比例代表公認候補に内定する流れで、公明党県本部は「自公の信頼関係が憂慮される事態」と主張しており、今後の両党の選挙協力に影響を与えそうだ。

 公明党県本部の竹中万寿夫代表らがこの日、自民党県連を訪ね、衆院選大分1区で衛藤氏を全面支援してきたことや、衛藤氏が参院選比例代表で公明党公認候補と競合することを説明。「自公の信頼関係を結果として危うくする行為で、大分の実情を総裁に伝えてほしい」と要請した。

 統一地方選の前哨戦の最中での自民党本部の動きに、応対した党県連の日野立明会長代行は困惑の表情を見せ「統一地方選に大変な影響が出る。この時期に話が出てきた真意を測りかねる」と応じた。報道陣に対し、日野会長代行は「党本部に抗議するのかどうか三役で話し合わないといけない。中央が県連に一言もなくことを進めたのか事実確認をしたい」と話した。【藤原弘】

毎日新聞 2007年2月27日

402片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/28(水) 08:51:54
自民片山氏「当選すればありがたい」――衛藤氏の参院選擁立に

 「昔から自民党は出入り自由だ。当選してくれるならありがたい」――。自民党の片山虎之助参院幹事長は27日午後、国会内で記者会見し、郵政造反組の衛藤晟一前衆院議員の復党、参院選擁立問題に関して、復党を支持する考えを示した。与党内から異論が上がっている状況に関しては、「(衛藤氏が郵政民営化賛成などの)誓約書も書くんだろうし、公明党との選挙協力については十分話し合って、お互い支障がないような措置を採るような話だ。全体に大変な抵抗があるということじゃない」と指摘した。
 衛藤氏を巡る今後の党内手続きに関しては、「復党願が出されたようだから、党規委員会で粛々と審査して復党を認めるなら認め、選対小委員会、選対本部で公認するならするということになると思う」との見通しを示した。〔NQN〕

403片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/28(水) 18:27:49
綿貫代表 衛藤氏復党で批判
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/02/28/k20070228000130.html

国民新党の綿貫代表は28日の記者会見で、郵政民営化に反対し自民党を離れた衛藤晟一前議員の復党問題について、「前議員の復党は認めないと言ったり、安倍総理大臣から言われて方針を変えたりする、自民党のぶれた姿を見ると情けない」と批判しました。
この中で、綿貫代表は衛藤前議員の自民党への復党問題について、「去年、現職議員を復党させたときには前議員の復党は当面認めないと言っていたのに、今回、安倍総理大臣から言われてその方針を変えた。こうした自民党のぶれた姿を見ると情けない。われわれの物差しには合わない政治をやっている」と述べ、批判しました。また、亀井久興幹事長は「党として一貫性のないことばかりをやっている。前議員の復党は当面認めないと決めていたのに、衛藤前議員を特別扱いせざるをえなくなっているということだろう。外から見ていて、なんだか訳がわからないというのが正直なところだ」と述べました。

404片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/28(水) 20:01:34
自民党:郵政造反組復党問題 衛藤氏の容認、党本部に説明求める−−県連 /大分
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/oita/news/20070228ddlk44010361000c.html

 ◇大分市長選にも影響

 安倍晋三首相が郵政造反組の衛藤晟一・前衆院議員を今夏の参院選比例代表の公認候補とするため復党を容認した問題が、地元大分で波紋を広げている。自民党県連は27日、「参院選での自公選挙協力を吹き飛ばしかねない」として地元への配慮を求める文書を党本部の中川秀直幹事長あてに出した。一方、同党大分市連も衛藤氏の復党問題が微妙に絡み、大分市長選の候補擁立作業は混迷を深めている。【藤原弘、大島祥平】

 党県連はこの日、公明党県本部が26日「自公の信頼関係が憂慮される事態」と抗議したのを受け、常任総務会を開いた。関係者によると、復党には「党員や県民が納得する理由が必要」とした上で「党本部は説明責任を果たすべき」と主張。党公認の新人を擁立した参院選大分選挙区で自公の選挙協力が崩れる可能性を指摘し、自民、公明両党の中央レベルでの調整を要請する文書を出席県議14人の全会一致で決めた。

 日野立明・党県連会長代行は「中央が県連にまったく相談なく進めたことに厳重に抗議する。両党の関係がぎくしゃくして、統一地方選、参院選がうまくいかなくなる」と危機感をにじませた。

 一方、自民党大分市連はこの日、大分市内のホテルで総務会を開いた。秦野恭義・党市連会長は市長選について「県都で候補者を立てて戦いたいと努力してきたが、いい方向に至っていない。引き続き努力したい」とあいさつ。参加した党員が「県都大分市の合併後初の市長選で参戦放棄、戦線離脱が絶対にないように」などと、げきを飛ばす場面もみられた。

 党市連は、衛藤晟一氏の復党問題について昨年10月ごろ、復党を求める要望書を県連に出しているが、市長選候補としての擁立も模索。しかし衛藤氏は復党すれば参院選比例代表の候補になるのは確実な情勢で、秦野会長は「復党したら非常に喜ばしいことだが、候補者がいなくなる」と複雑な心境を吐露した。また前回市長選に出馬した元県議の名前も挙がっているが、秦野会長は「(本人の反応は)あまり積極的ではない」とし、引き続き模索するが、候補者擁立は厳しい状況という見方を示した。

毎日新聞 2007年2月28日

405片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/28(水) 20:05:31
公明党:「衛藤氏自民復党」で黙認姿勢に転じる
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070301k0000m010061000c.html

 安倍晋三首相が郵政造反組の衛藤晟一前衆院議員(衆院大分1区で出馬し落選)の復党を容認したことに対し、難色を示していた公明党は28日、黙認姿勢に転じた。公明党が反発していたのは、衛藤氏が今夏の参院選の自民党比例代表候補になるためだが、統一地方選や参院選全体をにらみ、一部地域のトラブルを全体に波及させ、自公連立に亀裂を生じさせるのは得策ではないとの判断が働いたとみられる。

 公明党の北側一雄幹事長は28日の記者会見で、前日に自民党の中川秀直幹事長が「(衛藤氏の公認問題で)自公両党の関係にひびが入らないように努力したい」と北側氏に伝えたことをあえて紹介した。さらに「衛藤氏が比例で公認となった時点で、そのことも加味した自公関係をどうするかという話が地元・大分でスタートするのではないか」と述べ、事実上黙認する考えを示した。

 別の幹部も「自民党の決断に公明党が口を出して妨害しているという批判を受けたのではたまらない」と語った。

 九州で参院選挙区候補を擁立しない公明党は、各選挙区で自民党候補の支援を行う「バーター」として、比例重点候補である木庭健太郎参院幹事長への投票を自民党に求めてきた。衛藤氏の復党に対しては、公明党大分県本部や支持母体の創価学会から「衛藤氏が比例から出馬すれば、公明票の目減りは避けられない」と強い不満が執行部に寄せられていた。

 このため、公明党は自民党の対応を公然と批判する一方、北側幹事長と井上義久党総合選対本部長が中川幹事長や谷津義男自民党選対総局長らと会談し、衛藤氏の公認見送りを強く求めていた。

 こうした中、中川幹事長が、衛藤氏に(1)事務所、政治活動の基盤、自身の住所を大分県外に移す(2)選挙活動の大分県内での禁止−−を要求するなど公明党に配慮する姿勢を示したため、軌道修正した。【高山祐】

毎日新聞 2007年2月28日 19時43分

406片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/02/28(水) 21:27:14
党本部に説明要望 /復党問題で自民県連
2007年02月28日 朝日大分
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000000702280004

 郵政民営化法案に反対して05年衆院選(大分1区)で落選、自民党を離党した衛藤晟一氏について、党本部が復党を認め、7月の参院選比例区で公認候補とする方向で手続きを進めている問題について、党県連は27日、常任総務会を開いて協議した。県連への説明を求める申し入れをすることを決め、同日、衛藤征士郎・党県連会長が中川秀直・党幹事長に申入書を渡した。



 県連はこれまで、公明党県本部との間で、今夏の参院選について、選挙区では自民党候補を公明党が支援し、比例区では公明党候補を自民党が支援する「バーター」で話を進めていた。だが、晟一氏が復党後に参院選比例区に自民党公認として出馬した場合、この協力関係が壊れる可能性があるため、26日には公明党県本部が県連に対して抗議していた。



 そこで、今回の党本部への申し入れでは、(1)晟一氏の復党について県連に説明する(2)参院選比例区で公認するなら、党本部が公明党本部と事前に協議して選挙区の調整を図る――の2点を求めた。



 衛藤・県連会長は「中川幹事長から『復党が認められた場合は、晟一氏が政治活動の基盤を県外に移すことなどについて本人から了解を得ている』と説明を受けた」と話し、公明党との協力態勢を今後も堅持するとの考えを示した。

407片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/01(木) 19:21:42
復党公認問題:谷垣氏「親しいから公認、プラスではない」
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070302k0000m010040000c.html

 郵政造反組の衛藤晟一前衆院議員の復党・公認問題について1日、自民党各派の総会では賛否が分かれた。谷垣派の谷垣禎一前財務相は「(安倍晋三首相と衛藤氏が)親しいから公認するという見方があること自体、決してプラスではない。基準が明確でないと混乱が生じる」と批判した。

 山崎派の山崎拓前副総裁は「小泉(純一郎)前首相だったらやらなかった人事だ。小泉離れというか、独立した選挙への対応だ」と指摘した。

 一方、首相の出身派閥、町村派の町村信孝前外相は「幹事長の努力、安倍総裁の判断を支えるのが私どもの務めだ」と支持を訴えた。

毎日新聞 2007年3月1日 18時45分

408片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/02(金) 03:08:43
大分県連に直接釈明へ 谷津自民選対総局長
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/20070302/20070302_004.shtml

 郵政造反組の衛藤晟一元厚生労働副大臣が自民党に復党して参院選比例代表への出馬が確実視されていることに対し、地元の党大分県連が難色を示した問題で、自民党本部は谷津義男選対総局長を2日に大分市に派遣し、党県連幹部に経緯を直接説明することにした。

 同党県連は、衛藤氏が参院比例にくら替えすれば統一地方選や参院選での公明党県本部との選挙協力関係に影響すると懸念。復党問題が表面化した直後の2月26日に「問題が県連の頭越しに進められている」と不満を表す文書を中川秀直幹事長に届けていた。

 関係者によると、中川幹事長からは既に同党県連に対して理解を求める回答書が届いているが、具体的に説明するため谷津氏を送り込むことにした。同党県連はその後、公明党県本部を訪ね一連の経過を報告する予定。
=2007/03/02付 西日本新聞朝刊=

409片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/02(金) 15:32:14
安倍の狙いは!? 独走か作戦か…衛藤復党で批判噴出
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_03/t2007030210.html

 郵政造反組で落選中の衛藤晟一前衆院議員(59)=写真=の自民党復党を容認した安倍晋三首相(52)に対し、反主流各派から批判が続出、首相周辺の若手議員からも「不可解だ」という声が出始めた。「首相が指導力を発揮し始めた」と評価する向きもあるが、狙いはどこにあるのか。

 「(首相と)親しいから公認されるという見方があること自体、自民党にとってプラスでない。復党基準をはっきりさせる必要がある」

 1日開かれた谷垣派の総会で、谷垣禎一会長は衛藤氏の復党問題について猛烈に批判。山崎派の山崎拓会長も「小泉前首相ならやらなかっただろう。安倍政権になって小泉離れというか、独自の選挙対応、人事に取り組んでいる」と皮肉った。

 衛藤氏の復党は首相の強い意向で進んでいる。9日の党紀委員会で復党が認められる見通しで、12日の選対小委員会で参院選比例代表候補に内定する予定だ。

 こうした首相の決断に、党幹部の1人は「党内に気をつかってやってきたが、なにをやってもうまくいかない。吹っ切れて好きなようにやろう、となっている」と首相の指導力を強調する。

 しかし、首相を支える若手の1人は「『好きなこと』とは『国民のためになること』と説明できなければならない。『方向性が同じだから』と言って衛藤さん1人だけを復党させる理由にはならない。どう説明責任を果たすのか、不安に思っている人は多い」と苦しい心情を吐露する。さらに、不安を煽るのが、首相と親密な関係にある米田建三元衆院議員を参院選比例代表候補として内定したこと。米田氏は前々回選挙で落選、前回の郵政選挙では出馬すらしていない。

 衛藤氏は「日本の前途と歴史教育を考える若手議員の会」で首相とともに活動し、米田氏は首相と当選同期で、拉致議連の創設メンバー。それだけに、「首相は、自分と仲良しかどうかだけで判断している」(中堅)との懸念が出ているのだ。

 首相の「独走」か、はたまた小泉流の敵味方を分ける「作戦」なのか、今後の動きが注目される。 
ZAKZAK 2007/03/02

410片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/03(土) 07:39:07
公明県本部態度を保留
衛藤前議員の自民復党・参院選擁立 讀賣大分

 自民党が郵政造反組の衛藤晟一・前衆院議員(59)の復党と参院選への擁立方針を固めた問題で、党本部は2日、統一地方選を含めた公明党県本部との選挙協力に影響が出ると反発していた自民党県連に対し、衛藤氏が活動拠点を東京に移すことなどを説明して決着を図った。県連は理解を示したが、肝心の同県本部は態度を保留しており、曲折も予想される。

 この日は、党本部の谷津義男・選挙対策総局長が、大分市内のホテルや県庁で県連幹部、党所属県議らと非公開で会談。衛藤氏が、政治活動の拠点を移すなどの条件を受け入れ、復党願提出に至った経緯を説明。県議団は全員一致で了承した。

 記者会見した谷津選対総局長は、方針決定する前に県連に相談しなかったことについて、「公認するかどうか決まる前に説明すると、県連を惑わすと考えた」と釈明。地元での公明党との選挙協力への影響については、衛藤氏が拠点を移す意義を強調した。ただ、長年、大分で活動してきたことから、県内から多少は「晟一票」が出ることはやむを得ないとの認識も示した。

 同席した日野立明・県連会長代行は「公明党本部の幹部の間でも、大方、了解を得られているとの感触を得た」として党の方針を受け入れる考えを示した。

 一方、日野会長代行らを通じて自民党本部の説明を聞いた公明党県本部の竹中万寿夫代表は「時期を見て、晟一氏の口からしかるべき説明をいただかないと前に進まない」と指摘した。

(2007年3月3日 読売新聞)

411片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/03(土) 08:07:25
http://www.y-sato.org/
平成19年3月2日


週刊新潮(3月8日号)の捏造記事について

  この一年半、マスコミ報道(新聞、テレビ、週刊誌、スポーツ紙)において、衆議院議員佐藤ゆかりに対する歪曲した報道や悪質極まりない捏造記事の発刊など、執拗な個人攻撃が続いております。衆議院議員佐藤ゆかりに対して、その人格を著しく歪めた印象を世間一般に植え付け、または個人的名誉を著しく傷つけるマスコミの編集姿勢に対しては、今後、断固たる姿勢で厳重な対処を行うことといたします。
3月1日発売の週刊新潮(3月8日号)で、『野田聖子「国会議員」に佐藤ゆかりがつけた「イチャモン」』と題された、衆議院議員佐藤ゆかりに対する全くの捏造記事が掲載されました。こうした捏造は、公序良俗を著しく乱し、マスコミの姿勢として許されざる事件であり、佐藤議員に対してマスコミとしてあるまじき行為を繰り返す新潮社の編集姿勢には、厳粛な対処が必要と考えます。

最近の週刊新潮(3月8日号)の問題記事では、衆議院予算委員会で質問に立つ予定となっていた野田聖子議員に関して、佐藤議員が二階国会対策委員長に対して、「人選ミスである」などとタテを突いたなどとして、人格的に稚拙で不謹慎な印象を植えつける描写と断言を繰り返しております。(以下、一部引用『あのゆかり議員。…二階俊博国対委員長に、こうタテ突いたのだ。「岐阜1区の選挙区支部長は私です。何故(質問者が)私でないのですか。人選ミスです」これに対して二階氏は、「支部長かどうかで(質問者を)決めていないよ」と窘めた』。)

しかし、実際には、佐藤議員は野田聖子議員が質問に立つ事実すら認識にないばかりか、佐藤議員は二階国対委員長と会っても話してもおらず、かつ、そもそも佐藤議員が記述にあるような考え方をもつ人間とはほど遠く、従って、記述にある会話の一切が、二階委員長を含め、誰とも佐藤議員との間で一切、交わされていないのが事実です。当該記事は、全く根拠のない、全く存在しない会話内容を、強引に無からでっち上げたものであり、佐藤議員を陥れる悪質極まりない捏造記事であります。今後、新潮社に対しては、徹底した責任追及を含め、厳格な対処を行う意向です。

衆議院議員佐藤ゆかりをご支援いただいているご支援者の皆さま方には、議員に対する悪質な捏造が常習化している現状にあり、日々大変なるご苦労、ご迷惑を共にされておられることと存じます。マスコミが公平中立な報道の義務を怠った時、世間一般に対して恣意的に歪めた情報を植えつける悪質な犯罪凶器のようにもなりえ、この問題には毅然とした対処を行ってまいる必要があります。ご支援者の皆さま方には、このような情勢を十分にご理解いただきながら、今後ともどうか温かいご支援、ご鞭撻を賜れますよう、改めて心より宜しくお願い申し上げます。

                                 衆議院議員 佐藤ゆかり事務所

412片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/03(土) 10:14:03
http://www.sugimurataizo.net/2007/03/post_267.html

復党問題について
2007年03月02日 16:03

はっきり申し上げて、国民の皆様からしてみれば、この復党問題、自民党の理屈なんて屁理屈にもならないどうでもいい話でね、要するに国民感情としては、
「あの郵政選挙はなんだったのか?」というのがどうしても根底にありますわね。
いまさらのように「改革に賛成です」といわれましてもね、
「あのときは(改革に)反対だと言って審判を受けたでしょ」というのが大方の国民の冷め切った感情ですわね。

だいたい今度の参議院選挙での落選組みの復党、さらにその果ての公認にしても、まことに個人的な見解で恐縮ですが、
「他に新戦力はいなかったのか?」という疑問がどうしても残るわけであります。

もっと広く国民の皆様から人材を発掘する努力を党本部はすべきだと思うし、さらに申し上げれば、民間の企業にお勤めのサラリーマンの方や必死に子育てをされたお母さん方の中にこそ、実は本当にこの国の将来を憂い、ゆえに、本当の改革の必要性を実感され、このままでは日本の将来はないと本気で危機感を抱いている方はたくさんいらっしゃると思うのですがね。
だいたい、もしそうした方が国会に当選されてきたら、そもそも閣僚のトンチンカンな発言など、はっきり言って相手にもしないほど、真剣になって予算委員会において自分たちが納めた税金の使い道などを政府に対して質すでしょうね。
またそれこそ本来あるべき姿の国会だと思います。
私としては是非ともそうした方にこそ今度の選挙では立ち上がってともに戦っていただきたいと思っています。

では。

杉村太蔵

413片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/03(土) 18:18:09
自民党:郵政造反組復党問題 衛藤氏復党、県連が一転容認 /大分
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/oita/news/20070303ddlk44010368000c.html

 ◇公明は一定の理解示す−−選挙協力に課題

 郵政造反落選組の衛藤晟一前衆院議員(59)の自民党復党問題は2日、同党の谷津義男・選対総局長の来県で、大きく展開した。「衛藤氏を参院選の比例公認候補に『県連の頭越し』で決めようとしている」と党本部に抗議していた自民党県連は、一転して容認。党県連からこの日報告を受けた公明党県本部は一定の理解を示した。しかし、両党で実際にどのような参院選の選挙協力が出来るのか課題も残されている。【藤原弘】

 谷津総局長はこの日午前、自民党県連の常任総務会に出席した後、記者会見。谷津総局長は、福祉団体を中心に20を超える団体が衛藤氏の参院選比例代表公認を求めていることを明らかにし、公認に前向きの姿勢を表明した。県連の抗議に対しては「多少の作業をして県連に内々に話をしないといけないと思っていたが、総裁の発言がボーンと出てきた。頭越しの所があったので説明に来た」と釈明した。

 参院選比例代表に衛藤氏が出た場合の公明党への影響について、谷津総局長は「自然体で衛藤(晟一)さんの票が大分から出ることはあると思う」と述べたが、「大分の公明党の理解が得られるかまだ分からない」と語った。

 一方、公明党県本部の竹中万寿夫代表は「県連のスピーディーな対応を評価する」としつつ「衛藤晟一氏からしかるべき説明をいただかないと前に進まない」と、自民党県連の日野立明・会長代行に注文を付けた。

 公明党県本部は4月の県議選で、自民党の公認、推薦候補計24人から推薦を申請されているが、「衛藤氏の問題を見極めるため、現時点では判断を先送りしている」(竹中代表)といい、衛藤氏の復党問題は県議選にも影響を及ぼしている。

毎日新聞 2007年3月3日

414片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/04(日) 15:34:43
衛藤氏復党「選挙協力できる配慮を」 公明副代表が要請 
http://www.sankei.co.jp/seiji/seikyoku/070304/skk070304000.htm

 公明党の東順治副代表は4日のNHK番組で、郵政造反組の衛藤晟一元厚生労働副大臣(衆院大分1区で落選)の復党問題で「自民党が判断することだが、大分では選挙協力の積み重ねがある。お互いが気持ち良く選挙協力できる配慮をお願いする」と述べ、参院選での自公協力の妨げにならないよう要請した。

 東氏はさらに「同じ理念を共有する人と政治を進めたいというのは自然な感情だ。(ただ)バランスを持ってやらないと偏る危険性がある」と指摘し、親しい関係にある衛藤氏の復党を強く求める安倍晋三首相の姿勢に注文を付けた。

 これに関連し、自民党の石原伸晃幹事長代理は同じ番組で「仮に復党して参院選の候補者になれば、首相から国民に話があると思う」と強調。「そうしないと内閣支持率低下に歯止めがかからない。首相はしっかり認識している」と述べ、首相が説明責任を果たすとの認識を示した。

(2007/03/04 12:54)

415片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/08(木) 11:22:25
安倍が強引に復党させた衛藤晟一前議員は何者なのか (ゲンダイネット)
http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/society/story/08gendainet02030892/

 党内の反対にあいながら、安倍首相(52)が強引に復党を決めた郵政造反組の衛藤晟一前衆院議員(59)。石原伸晃幹事長代理は4日のNHK番組で「衛藤氏が復党した時点で、首相が国民に直接説明する」「福祉団体から衛藤氏を推す声が強い」と話していた。

 全国的には、ほとんど無名だが、安倍首相がそこまでこだわる衛藤氏とは一体、どんな人物なのか。

「衛藤氏は首相にとって初当選以来の“兄貴分”です。98年まで同じ旧三塚派に所属。首相は小渕内閣の改造・党人事で党の要職『社会部会長』(現・厚生労働部会長)に抜擢されましたが、この人事を当時の亀井静香政調会長に進言したのが、政調副会長だった衛藤氏でした。それまで首相はポストに恵まれず、政務次官の経験すらなかった。目をかけてくれた“恩人”に、今も足を向けては寝られないはずです」(自民党関係者)

 歴史認識や教育観でもウマが合い、首相の金看板の拉致問題では衛藤氏が拉致議連の事務局長を務めるなど連携してきた。過去にはナント、あの井脇ノブ子議員(61)の「元婚約者」とウワサされたことも……。

 昨年11月には安倍自らが「自民党に戻れるから、とにかく選挙の準備をしておいてくれ」と電話したというから、ハナから参院選前に復党させる腹積もりだったのだ。

「安倍首相はボンボン育ちの裏返しなのか、苦労人を好む傾向がある。衛藤氏の父は傷痍(しょうい)軍人で、高1の春に病弱だった母を失いました。実家も事業で失敗し、バイトで生計を立てながら地元の大分大を卒業。大分市議、県議を経て、初出馬で落選した後に衆院議員(大分1区)となった叩き上げの人物です。ただ、その後も何度か落選するなど決して選挙は強くありません」(政界事情通)

 かつては「生長の家」の熱心な信者だったといわれ、推薦団体には「崇教真光」や「念法真教」の名前も取り沙汰されている。もし、参院選で落選したら、再び安倍批判が起きるのは間違いない。

【2007年3月5日掲載記事】
[ 2007年3月8日10時00分 ]

416片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/09(金) 21:02:22
衛藤氏復党:自民党紀委が決定 10対7の小差賛成で
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070310k0000m010086000c.html

 自民党は9日、党本部で党紀委員会(笹川尭委員長)を開き、郵政造反組の衛藤晟一前衆院議員(衆院大分1区で出馬し落選)の復党を10対7の賛成多数で決定した。郵政造反現職組の復党で内閣支持率が低下した経緯もあり、党執行部は落選組の処遇を夏の参院選後に先送りする方針だったが、衛藤氏と親しい安倍晋三首相が押し切った形となった。ただ、小差の可決は逆に党内の不満を浮き彫りにしたともいえ、今後の首相の政権運営にも影響を与えそうだ。

 党紀委の決定は委員長一任による満場一致の形をとるのが通例で、表決は異例。笹川氏は記者会見で、表決前に各委員から意見を聞いたことを明らかにした上で「事が事だけに表決した。内閣支持率の問題もある」と理由を説明した。

 笹川氏によると、反対理由の大半が「衛藤氏だけを復党させるより、復党したい人には復党してもらう方がいい」との内容だった。「首相の仲がいい人だから復党させることには反対だ」との批判もあったという。

 首相は党紀委開会中の9日夕、記者団から「特別扱いとの不満も党内にあるが」と問われ「そんな不満、くすぶっていませんよ」と色をなして反論した。

 衛藤氏は参院選の比例代表に立候補を希望しており、先月27日に郵政民営化賛成などを盛り込んだ誓約書とともに復党願を提出していた。12日の選対小委員会で公認も認められる見通し。衛藤氏は党紀委終了後党本部を訪れ、記者団に「支援者、党幹部の皆さんに感謝したい」と語った。【中澤雄大】

毎日新聞 2007年3月9日 20時44分

417片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/09(金) 21:43:59
自民 衛藤氏復党きん差で決定
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/03/09/k20070309000239.html

自民党は9日、党紀委員会を開き、郵政民営化に反対して党を離れた衛藤晟一前衆議院議員の復党について審査し、採決の結果、賛成10票、反対7票のきん差で復党を認めることを決めました。
郵政民営化に反対し、おととしの衆議院選挙で大分1区から無所属で立候補して落選した衛藤晟一前議員は、先月末、反党的な行為は行わないなどとする誓約書を添えて、自民党への復党願いを提出しました。これを受けて、9日、自民党の党紀委員会が開かれ、欠席した3人の委員を除く14人の委員が、復党問題の審査を行いました。この中では、出席者全員が意見を述べ、「選挙で落選した前議員のうち、衛藤氏だけ復党を認めるのは筋が通らないのではないか」という意見や、「復党について、国民の理解を得るためにも、基準は明確に示すべきで、その都度基準が変わるのは良くない」といった指摘が相次ぎました。そして、採決を行った結果、欠席した委員から事前に委託された投票を含め、賛成10票、反対7票のわずかの差で衛藤氏の復党を認めることを決めました。このあと笹川党紀委員長が記者会見し、「委員の皆さんには、真剣に意見を述べていただき、活発な議論ができた。今回の問題は、内閣支持率や参議院選挙にも影響が出かねないので、委員1人1人の責任のもとに採決を行うという、今までの党紀委員会とはまったく違う運営をさせてもらった」と述べました。自民党は、週明けの選挙対策小委員会で、衛藤氏を参議院選挙の比例代表の公認候補とすることを決めることにしていますが、安倍総理大臣が主導した今回の復党に、反発が根強くあることが明らかになったことで、今後の政権運営にも影響を与えかねないという見方も出ています。復党が認められた衛藤晟一前衆議院議員は自民党本部で記者団に対し、「障害者福祉、教育改革、それに、北朝鮮による拉致問題に、ともに取り組んできた人たちから、復党するよう推薦をいただき、そして、きょう、復党を認めてもらい感謝している。今後は、自民党と公明党の信頼関係を損なわないよう、党の方針に従い改革に頑張っていきたい。安倍総理大臣のことは社会保障の問題などに、いっしょに取り組んできた同志だと思っており、今後は、新しい国づくり、美しい国づくりの一翼を担っていければ本望だ」と述べました。

418片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/09(金) 21:45:19
異例の評決「10対7」で衛藤氏の復党了承 自民
2007年03月09日21時06分
http://www.asahi.com/politics/update/0309/024.html

 自民党の党紀委員会(笹川尭委員長)は9日、郵政民営化法案に反対して05年の衆院選で落選、離党した衛藤晟一・前衆院議員の復党願を審査し、異例の評決の末10対7の賛成多数で復党を承認した。「郵政選挙」で落選した元衆院議員の復党は初めて。同党は12日、7月の参院選比例区での衛藤氏の公認を決める。ただ、一連の復党問題の処理が政権の改革イメージの低下や支持率の低迷につながったとの指摘があるなか、党内の反対意見の根強さが表面化した形だ。

 復党審査では、ほかに落選議員がいる中で、衛藤氏の復党を認めることに異論が出された。評決では、笹川氏を除く14人の出席者の賛否は7対7だったが、欠席者3人がいずれも事前に賛成の意向を記した書面を提出していたため賛成多数が認められた。

 衛藤氏の復党と参院選比例区出馬について、公明党は「参院大分選挙区などでの協力関係が崩れる」として反対していた。このため復党審査に先がけ笹川党紀委員長は、衛藤氏に(1)地盤である大分県の外に住所を移す(2)大分県内で選挙活動をしない(3)落選しても、大分から衆院選に立候補しない――との確約書の提出を要求。衛藤氏もこれに応じ、評決の参考とされた。

 自民党執行部は昨年12月、堀内光雄元総務会長ら、離党した現職の衆院議員11人を復党させた。その後に内閣支持率が急落したことを受け、執行部は落選組の参院選前の復党は認めない方針をいったん決定。一方で安倍首相は、衛藤氏について「同じ考え方、方向性を持っている」として、中川秀直幹事長らに再考するよう再三求めていた。

 衛藤氏の比例区擁立で参院選に臨む同党の陣容はほぼ固まり、落選した離党組の復党問題も打ち止めとなる見通しだ。

自民党紀委が衛藤晟一氏の復党決定、異例の多数決
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070309i215.htm?from=main2

 自民党は9日、党紀委員会(笹川尭委員長)を開き、郵政民営化に反対し、2005年の衆院選に無所属で出馬して落選した衛藤晟一・前衆院議員の復党を賛成多数で了承した。

 出席者14人は賛成7、反対7の同数に割れたが、欠席者が事前に投票した3票が賛成だったため、10対7で復党が認められた。党紀委は全会一致や委員長一任が慣例で、多数決は異例だ。

 党紀委では「郵政民営化に反対して落選した前衆院議員はほかにもいる。衛藤氏のみ認めることは一貫性に欠ける」との意見が相次いだ。衛藤氏の復党に伴う参院選への悪影響を懸念する声も出た。

 衛藤氏の復党承認を受け、同党は12日の選対小委員会で、衛藤氏を参院比例選の公認候補に内定する方針だ。郵政造反組の復党は野田聖子・元郵政相らに続き12人目で、落選組からの復党は初めて。

(2007年3月9日21時22分 読売新聞)

419片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/09(金) 21:46:23
衛藤晟一氏の自民復党決定 党規委員会では異論噴出
http://www.sankei.co.jp/seiji/seikyoku/070309/skk070309006.htm

 自民党は9日、党紀委員会(笹川堯委員長)を開き、郵政民営化に反対し、一昨年の衆院選で落選した衛藤晟一前衆院議員の復党を認めた。これを受け、党執行部は12日に選挙対策小委員会を開き、7月の参院選比例候補として衛藤氏を公認する方針。

 9日の党紀委員会では、出席者から「復党基準が不明確だ」「復党と選挙は別問題。先に車を買って後から免許を取るのはおかしい」などと異論が噴出し、約1時間半にわたって議論が続いた。最終的に採決に付され、出席委員14人中、賛成7人、反対7人と同数だったが、欠席して委任状を提出した3人の委員を賛成票にカウントし、復党が決まった。

 一方、公明党の太田昭宏代表は同日、記者会見し、「復党は自民党のご判断だ。参院選の選挙協力は自民、公明両党の信頼関係が損なわれず、より強固になることを望みたい」と述べた。しかし、衛藤氏の地元・大分の公明党には今も不満がくすぶっている。

(2007/03/09 20:11)

420片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/10(土) 09:53:10
「歓迎」「故郷出てまで」衛藤晟氏自民復党に賛否 讀賣大分

 郵政民営化に反対した「造反組」で、2005年の衆院選大分1区で落選した衛藤晟一・前衆院議員(59)の自民復党が決まった9日、県内の有権者に、党の姿勢と政治活動の場を東京に移す衛藤氏の判断について聞いた。一施策だけの賛否で離党に追い込まれた経緯から復党を好意的に見る人がいる一方、「故郷を出てまで復党するのか」と批判する意見もあった。

 自民党の姿勢について、佐伯市船頭町の薬剤師・河野通甫さん(60)は「反対者を切っていくような小泉前首相のやり方は政治ではない。敗者復活があってもよく、安倍首相が救ってくれた」と評価。

 宇佐市神子山新田の飲食店経営江利角健さん(55)も「郵政民営化だけで離党を決めた小泉さんがおかしかった。政治家が自由に意見を交わすのは当然の姿で、衛藤さんの復党は民主主義の政党として良いことだ」と語った。

 これに対し、大分市王子新町の会社員加藤恭介さん(44)は「衛藤さんが特別待遇されているようで不満」。中津市萱津町、自営業近砂敦さん(53)は「復党の真意が国民に伝えられないまま行われている。以前の自民党に戻っていくような気がする」と残念がった。

 衛藤氏の判断について、自民党支持者で九重町田野、スキー場支配人高橋裕二郎さん(57)は「県出身の議員だから、拠点が県外でも県のことを考えてくれると思う」と歓迎。過疎化が進む佐伯市宇目で民宿を営む米田寿美さん(68)も「選挙のために(民営化に)賛成した議員もいたはずだが、衛藤さんは自分の信念で生きている。そういうまじめな人に政治をやってほしい」と期待を寄せた。

 しかし、無党派の大分市永興、主婦佐藤美紀さん(33)は「故郷を出ていってまで、復党する意味が分からない」、日田市天瀬町出口、主婦河津静子さん(57)も「地元の支援者にとっては裏切り行為で、あまり納得できない」と憤った。

 また、宇佐市安心院町松本の農業安倍松代さん(57)は「政治家が政党を出たり、入ったりするのはどうか。支持者に世話になった分、政治経験を生かし、地元で後継者を育成するなど道を選ぶべきではなかったか」と話した。

(2007年3月10日 読売新聞)

421片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/10(土) 10:00:48
首相求心力低下に拍車
参院選の新たな争点に
http://www.tokyo-np.co.jp/00/sei/20070310/mng_____sei_____003.shtml

 賛成十対反対七−。「郵政造反組」の衛藤晟一氏の復党願を審査した九日の自民党党紀委員会は、異例の採決に持ち込まれ、かろうじて同氏の復党を認めた。安倍晋三首相の「鶴の一声」で、落選組初の復党が事実上内定していたものの、党内の反発が想像以上に根強いことを露呈した。内閣支持率が低下する中、「安倍カラー」演出の一環で決断した衛藤氏の復党にミソが付いた格好で、さらに首相の求心力が低下するのは必至だ。 (佐藤圭)

 首相は党紀委員会の開催中、首相官邸で記者団から「衛藤氏の復党には自民党内で不満がくすぶっているが」と問われ、自信満々でこう答えた。「そんな不満、くすぶってませんよ。誰かいますか。いないでしょ」

 しかし約二時間に及んだ党紀委員会では「復党を求めている落選組はほかにもいる。衛藤氏だけ認めるのはおかしい」などと、盟友の衛藤氏を「特別扱い」する首相への批判が渦巻いた。

 ベテラン議員の一人が「復党はおかしいと思うが、ここで否決したら首相のイメージダウンにつながる」と、首相に助け舟を出したが、それでも笹川尭委員長を除く出席者十四人の採決では、賛否は半々の七対七。この日は欠席した三人が委員長に託していた賛成票を加えることで、ようやく賛成票が反対票を上回った。薄氷を踏む採決を強いられた笹川氏は記者会見で「(復党は)同一基準でやらないと」と不満をぶちまけた。

 衛藤氏は委員会終了後、党本部に駆けつけたが、党内の不満を反映するように、出迎える幹部は一人もいなかった。衛藤氏は、新幹線で福島に向かっていた中川秀直幹事長に電話をかけたが、衛藤氏の復党に慎重だった中川氏の言葉は「がんばってください」と、素っ気なかった。

 衛藤氏は、七月の参院選に比例代表から立候補する。首相は、世論の反発が強い復党問題を、参院選の争点の一つに据えてしまったのは確かだ。

 改選を迎える参院議員の一人は「衛藤氏の復党はおかしいという健全な意見があることを示せたのは良かった。尾を引いてはならない」と自らに言い聞かせるように語った。

422片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/10(土) 10:08:19
大先生と”権力の頂点”が摩擦を起こすとこんなに面白いのかいな。

自民党:郵政造反組復党問題 衛藤氏復党 「忠誠心」発言、逆手に?
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070310ddm005010069000c.html

 自民党が9日、郵政造反組の衛藤晟一前衆院議員の復党を決め、衛藤氏が参院比例代表の公認候補となることが固まった背景には、安倍晋三首相の党執行部への強い働きかけがあった。そもそも、衛藤氏ら落選組の復党は、中川秀直幹事長ら執行部が参院選後への先送りを決めていただけに、首相が中川氏の「首相への忠誠心」発言を逆手に取ったとの見方が与党内ではもっぱらだが、首相の「ごり押し」への不満が党内に残る可能性も強い。衛藤氏復党の舞台裏を検証する。

 ◇賛否両論渦巻く

 党紀委のメンバーの内訳は現職国会議員12、元職2、民間人4の計18人。冒頭、中谷元・元防衛庁長官が「他にも落選組がいるのに(衛藤氏だけ)1人復党を認めるのは、いかがなものか」と口火を切った。愛知和男元防衛庁長官は「(衛藤氏復党を)否決したら安倍首相のリーダーシップが問われることになる」と首相への配慮を示したが、民間人委員の阿部三郎元日弁連会長は「首相と親しいということで復党・公認されるというのはわかりにくい。統一基準が必要だ」と難色を示すなど賛否両論が渦巻いた。

 ◇「泥をかぶろうや」

 復党の流れが固まったのは2月15日午後のことだった。党本部で参院沖縄補選の立候補予定者への推薦証渡しが終わった後、中川氏、谷津義男選対総局長が統一地方選、参院選の情勢を首相に説明。中川氏は首相を前に衛藤氏復党問題を切り出し「谷津ちゃん、2人で泥をかぶろうや。(衛藤復党を)やろう」と問わず語りに語った。

 首相は黙って聞いていたが、中川氏が衛藤氏復党に積極的ではないことは先刻承知。中川氏の本心なのか、自分へのリップサービスなのか、冷徹に瀬踏みをする気配がにじんでいた。

 話は昨年11月末にさかのぼる。同月27日、党役員会で平沼赳夫元経済産業相を除く郵政民営化造反現職議員の復党が了承された。このころ、首相と中川氏は落選組についても協議したが、中川氏が「参院選後にしましょう」と断を下した。しかし、首相と衛藤氏との人間関係は濃く、深かった。北朝鮮の拉致問題でも連携し、衛藤氏は拉致議連の事務局長も務めた。

 内閣支持率の低迷もあって、首相は衛藤氏への「情」と執行部の判断の間で悩みに悩んだようだ。「衛藤は比例から出たがっている。公認何とかならないか」と国会内の廊下で党幹部にささやく場面も見られた。

 さすがに中川氏も首相の執念が本物と、年末から年始にかけ悟った。年明け、周辺に「落選組の復党は原理原則でいきたいが、総理の意向も生かしてあげたい」と漏らし、水面下で衛藤氏比例公認の壁となる公明党の説得に取りかかった。

 中川氏は同党の北側一雄幹事長、谷津氏は井上義久総合選対本部長と協議を始めたが、参院各選挙区での自民党支援とバーターに、自党の比例重点候補への投票を自民党に求めていた公明党は猛反発した。

 ◇「あなたこそ見本を」−−安倍首相側、中川幹事長に攻勢

 情勢が急展開するきっかけを作ったのは中川氏だった。中川氏は2月18日、仙台市内の講演で「閣僚や官僚は首相への絶対的な忠誠や自己犠牲の精神が求められる」と強調。これに対し、翌日首相は「心配してもらう必要はない」と不快感を示し、軌を一にして「あなたこそ忠誠心の見本を示したらどうか」とばかりに、首相サイドの中川氏への攻勢は強まった。

 同月23日に、一部報道が「首相、幹事長に衛藤氏復党・公認を指示」と伝えると、谷津氏らは青木幹雄参院議員会長らに「報道では首相が指示したことになっているが、そんなことはない」と釈明に追われた。公明党幹部の一人が自民選対幹部に電話し「(衛藤氏)公認はもう決まっていたんですなあ。何のために我々と話していたんですか」と突き上げた。

 首相から外堀、内堀と埋められてしまった中川氏は心中穏やかでなかったようだ。9日の党紀委員会は冒頭のあいさつだけで福島遊説に出発。衛藤氏が、東北新幹線車中の中川氏の携帯電話に連絡すると「公認はまだ決まっていないぞ」とやや辛口の反応を示した。

毎日新聞 2007年3月10日 東京朝刊

423片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/10(土) 10:15:36
あほか。

衛藤氏復党 政権運営に影も
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/03/10/k20070310000018.html

自民党は、9日の党紀委員会で、衛藤晟一前衆議院議員の復党を認めましたが、採決の結果がきん差となったことについて、党内では、安倍総理大臣が主導した今回の対応への批判が表れたものだとして、今後の政権運営などに影を落としかねないと懸念する声が出ています。
自民党は、9日、党紀委員会を開き、郵政民営化に反対して党を離れた衛藤晟一前衆議院議員の復党について採決を行った結果、賛成多数で復党を認めることを決めました。ただ、党紀委員会の中では、委員から「選挙で落選した前議員のうち、衛藤氏だけ復党を認めるのは筋が通らない」という意見や、「復党の基準は明確に示すべきで、その都度変わるのは良くない」といった指摘が出され、採決の結果も賛成10票に対し、反対が7票ときん差となりました。今回の結果について、自民党内では、「思った以上に反対票が多かった」として、驚きをもった受け止めが広がっています。そして、「安倍総理大臣が、独断で衛藤氏の復党を進めたことに対する批判が表れたものだ」という指摘や、「世論が復党をどう受け止めるか心配だ。今後の政権運営や参議院選挙などに影を落としかねない」と懸念する声が出ています。また、「必ずしも採決を行う必要はないのに、なぜ党内の意見が割れていることを露呈するような対応をとったのか」として、党紀委員会に採決を行うことを容認した党執行部の対応を批判する意見も出ています。安倍総理大臣は、党紀委員会の結論が出る前の記者団の質問に対し、「復党について、党内に不満はくすぶっていない」と述べ、強気の姿勢を示していましたが、今回の結果を受けて、政権の求心力をいかに保っていくか、指導力があらためて問われることになりそうです。

424片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/10(土) 10:21:57
自民、造反落選組の衛藤氏復党を了承
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20070310AT3S0902209032007.html

 自民党は9日の党紀委員会で多数決の結果、郵政造反組の衛藤晟一前衆院議員の復党を決めた。12日の選挙対策小委員会で7月の参院選比例代表候補として内定する。郵政造反組の復党は昨年12月以来、12人目となる。落選組では初めてだが、投票総数十七のうち賛成十に対し反対七の異例の僅差(きんさ)。安倍晋三首相主導で進んだ衛藤氏復党への不満の声も目立った。
 「前回と今回は全く違う雰囲気だった。緊張した。全会一致という軽々しい状況にはないと判断した」。笹川尭党紀委員長は9日の記者会見で、衛藤氏復党を党紀委で多数決にした理由を説明した。党紀委は全会一致が一般的。昨年の郵政造反組の無所属議員の復党では多数決は採らずに全会一致にしたが、今回は党内の空気や世論も考慮。笹川氏が多数決に踏み切った。
 首相は同日、衛藤氏の復党について記者団に「党内に不満はくすぶっていない。誰かいるのか? いないですよね。7月の選挙へぜひ、期待に応えてもらいたい」と力説した。
 だが党紀委の話し合いは約一時間半に及ぶなど紛糾。出席者からは「他の落選議員はどうするんだ」「何で1人だけ復党させるんだ」など、衛藤氏を特例扱いする首相を念頭に置いた批判が続出した。多数決の賛否は出席者では同数で、欠席者が書面で提出していた委任票三票が賛成だったため、際どく了承された。
 笹川氏は大分が地元の衛藤氏が(1)大分県連の方針に従う(2)政治活動の拠点となる事務所は大分県外にする――などを確約したことを示したが、全会一致の雰囲気にはならなかった。党紀委終了後、衛藤氏は党本部で記者団に「美しい国づくりの一翼を担うことができれば本望だ」と語った。
 自民党の中川秀直幹事長は9日夜、今後の落選組の復党に関して「現職で復党した方と同様の基準をクリアし、県連からの復党要請や支持団体からの推挙があれば検討する」と述べた。
 衛藤氏復党への公明党の反応は複雑だ。参院選の選挙区で自民候補を全面支援する代わりに比例代表で自民支持層から票を得る戦術だが、目算が狂いかねない。公明党幹部は衛藤氏に関して「(公明党の支持母体である)創価学会と距離を置く団体が応援している」と警戒を強める。
 「自民党のご判断だ。(公明党の)大分県本部の考えは感情面を含めて承知している。自民党県連もよく分かっている」。公明党の太田昭宏代表は同日の記者会見で淡々と話した。本音を押し殺し、平静を装わざるを得ないところに自公の微妙な関係が垣間見えた。

425片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/10(土) 10:52:31
藤井氏「当選後に復党」
参院岐阜 自民推薦で期待
http://www.chunichi.co.jp/00/sei/20070310/mng_____sei_____001.shtml

 7月の参院選岐阜選挙区(改選数2)に、自民党推薦で出馬する藤井孝男元運輸相(63)=無所属=は9日、「復党問題は党本部が決めることだが、無所属で当選したら復党されるのが党の通例だった。私は推薦候補だから、より一層復党はあり得るのではないか」と、復党に期待感を示した。岐阜市の党岐阜県連での会見で述べた。

 「郵政造反組」で2005年の衆院選で落選し、離党した藤井氏は「今回の党推薦は光栄で、感謝する」と参院選への決意を見せた。同じ「郵政造反組」の衛藤晟一・元厚生労働副大臣が復党し、比例代表で出馬することには「推薦では比例代表名簿に登載できない。制度の違いを十分認識しており(復党は)良かったと思う」とした。

 金子一義県連会長(衆院岐阜4区)が、藤井氏から「衆院には戻らない」と、参院と衆院の“すみ分け”の申し出があったとしたことには「参院選に出馬する以上、6年の任期をまっとうするのは当然」としたが、その後については「先のことを言うのはせんえつ」と述べるにとどめた。

426片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/10(土) 11:22:20
検証・衛藤氏復党/盟友にこだわった首相
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/danmen/danmen2007/0309.html

 郵政造反組の元厚生労働副大臣、衛藤晟一の自民党復党が九日、党紀委員会の採決で決まった。昨年末の造反組十一議員の復党騒動で内閣支持率低下を招いたにもかかわらず、首相安倍晋三は“盟友”の政界復帰にこだわった。「友達重視」批判を浴びながら首相が押し切った経緯からは幹事長中川秀直との「すき間風」や「やりたいようにやる」という首相の開き直りもかいま見える。(敬称略)

 ▽けんか

 二月十五日、自民党本部総裁室。安倍は中川、選挙対策総局長の谷津義男と向かい合っていた。

 「衛藤さんの公認を急いでほしい」。参院選比例代表で衛藤を公認するよう求める安倍。中川は「公明党と波風立てないように話をしている段階です。もう少し待ってください」と押し戻そうとしたが安倍は引き下がらなかった。安倍には、昨年末の復党の際、中川が手続きにこだわって事態が長引いて世論の批判が増大、肝心の衛藤復党に道筋をつけられなかったという苦い思いがあった。

 安倍と中川の議論は熱を帯び、党内には「大げんか」と伝わった。中川は十八日、講演で閣僚らに安倍への「絶対的忠誠」を求める発言をしたが、安倍は翌日「心配には及びません」。以来「すき間風」がささやかれている。

 安倍と衛藤の関係は深い。右派の学生運動の経験を持つ衛藤と、安倍は新人議員時代から憲法改正や歴史認識をめぐる問題で行動をともにしてきた。安倍に「首相を目指すなら社会保障に精通すべきだ」と説いたのも衛藤。「安倍の兄貴分」というのが二人を知る関係者の見方だ。安倍は、十一人の復党後も選対幹部に衛藤を比例代表で公認したいとの意向を伝えていた。

 ▽反発

 衛藤の公認には公明党との選挙協力というハードルがあった。比例代表で立候補すれば大分で自民党の支援を期待する公明候補への影響は避けられず、自民党幹部も公認は難しいとの見方を強めていた。一方、衛藤サイドは全国を対象とする比例代表出馬は「三月までが限界」とのサインを送っていた。

 二月十三日の衆院予算委員会。質問に立った国民新党代表代行の亀井静香が、衛藤の復党に公明党が横やりを入れていると指摘すると、安倍は「公明党から言われて判断することはない」と気色ばんだ。この質疑が首相の決断を促し十五日の中川とのやりとりにつながったとみられている。

 自分のやりたいようにやる―。安倍の決意を感じた中川と谷津は公明党と本格的な調整を開始。中川が公明党幹事長の北側一雄と、谷津が公明党総合選挙対策本部長の井上義久と接触、「衛藤は大分で政治活動しない」などの条件を詰めた。

 ▽見切り

 二十二日、公明党副代表の東順治が中川に「衛藤さんを公認することはありませんよね」と電話で探りを入れると中川は「首相の判断の問題になってきた」と方針変更をにじませた。

 「基本的に同じ考え方、方向性を持った(元)議員だ。最終的には私が判断する」。公明党との調整が続く二十三日、安倍は記者の質問に答える形で復党容認を表明した。「中川から時間切れを理由につぶされると考えたようだ」。ある自民党幹部は“見切り発車”した安倍の心中を解説した。「まだ決めていないと言っておきながら、決めていたのか」という公明党側の反発に中川と谷津は釈明に追われた。

 その後、反対し続けることで首相のイメージダウンにつながることを恐れた公明党は矛を収めたが、自民党内には「世論、国民感情を軽視している」(新人議員)との不満がくすぶる。

 三月九日の党紀委員会でも批判が続出。その場にいた委員の投票結果は「七対七」の同数だったが、欠席三委員の事前投票分が賛成票に加わり、何とか復党決定にこぎ着けた。

 「そんな不満くすぶってませんよ。誰かいます? 特定の人物。いないですよね。いないんですよ。そういう記事を書いているだけじゃないの」。復党決定直後の九日夜、記者団から「党内に不満があるようだが」と問われた安倍はこう突っ張ってみせた。

427片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/10(土) 17:27:44
自民党:郵政造反組復党問題 衛藤氏の復党、歓迎と懸念の声 /大分
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/oita/news/20070310ddlk44010482000c.html

 ◇自公の選挙協力焦点

 郵政造反落選組の衛藤晟一前衆院議員(59)の自民党への復党が正式に決まった9日、地元大分では歓迎する声がある一方、県議選などへの影響を懸念する声も聞かれた。衛藤氏の参院選比例代表への出馬が視野に入る中、参院選大分選挙区で自民、公明両党が協力関係を構築できるかどうかに焦点は移った。【藤原弘】

 自民党県連の阿部英仁・幹事長はこの日、大分市内で記者会見し「政治活動を共にした同志の復党であり喜ばしい」とほっとした表情を浮かべた。しかし、参院選に向けては「(衛藤氏の)参院選比例代表への出馬が推測されるが、ここでコメントを差しはさまない」と慎重な言い回し。事務所を県外に移すなどとした衛藤氏の条件に触れ「衛藤先生が党県連と友党との信頼関係を損なわないようにと出した条件を信頼したい」と述べた。

 県議の1人は「大分の選挙区の顔だった衛藤氏が県外に去るのは寂しいが、本人が決めたこと。県議選に響くので、この問題には触れたくない」と話した。

 一方、公明党県本部の竹中万寿夫代表は「(参院比例出馬するかどうかは)自民党が決めることで仕方がない」と受け止めたが、「条件に配慮が見られるが、その実効性がどう担保されるか見極めたい。県議選で自民党公認、推薦の候補者から推薦申請を受け、早く決めてあげたいのだが、迷っている」と話した。

 衛藤氏を長年応援してきた支持者の1人は「東京の方が活動の舞台が広がるだろうし、彼にとって良かった。国政復帰すれば政策に詳しい能力を生かせる」と期待を込めた。

毎日新聞 2007年3月10日

428片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/10(土) 17:35:07
自公の信頼損なわぬ、復党の衛藤晟一氏
2007年03月10日 朝日大分
http://mytown.asahi.com/oita/news.php?k_id=45000000703100001

 7月の参院選比例区に自民党公認で出馬したい意向を表明していた「郵政造反落選組」の衛藤晟一・前衆院議員(59)は9日、党紀委員会で復党が決まった後、東京都内で報道陣の取材に応じ「自民と公明の信頼関係を損なわないよう、党の方針に従う」と話した。復党が正式決定し、比例区への出馬も確実なことから、衛藤氏の問題は今後、両党間の県議選や参院選での選挙協力の成否に焦点が移る。


 復党が決まった衛藤氏は、次は7月の参院選比例区に自民公認で出馬し、悲願の国政復帰を狙う。



 ただ、国政選挙で両党の県連と県本部は、自民の選挙区候補の得票に協力する公明が、自民支持層の比例区票を得る協力を続けている。大分が主地盤の衛藤氏が自民から比例区に出馬すれば、競合する公明の比例区候補にとって、得票への影響は避けられないと公明県本部は見る。



 こうした公明側の懸念を考慮して、衛藤氏は復党の申請に際し「活動の拠点を東京に移す」「後援会は県連の指示に従う」といった条件を示していた。


 これに対し、公明県本部は「衛藤氏本人の口から説明を聞かないことには」と、参院選での自民県連との協力について態度を保留している。



 県議選で公明が公認候補を擁立しない選挙区のうち、由布市区を除く自民の公認・推薦候補ら24人が公明に求めている推薦についても同様だ。



◇自民県連幹事長
 「県連と友党(の公明党)との信頼関係を損なうようなことはしない、という衛藤氏の言葉を信じたい」。自民県連の阿部英仁幹事長は同日、大分市内で同氏復党の知らせを聞いてこう語った。


 7月の参院選では、大分選挙区に全国公募で候補者を擁立。4月の県議選(定数44)でも、単独過半数の維持を目指す自民県連にとって、公明の支援は欠かせない。



 阿部幹事長は衛藤氏の復党を「歓迎する」とも話したが、公明県本部との協力関係づくりに腐心の日々が続きそうだ。


◇公明県本部代表
 衛藤氏の参院比例区出馬に猛反発していた公明党県本部。竹中万寿夫代表は、同氏が公明の比例区候補との競合を最小限に抑えるための条件を自ら申し出たことを「成果だ」と評価するものの、「実効性は担保されるのか」と懐疑的だ。


 「(支持母体の創価学会を批判した)過去もある人だけに、相当な反発がある」。自民との関係に配慮して穏便な姿勢に終始する公明党本部とは対照的に、「現場で選挙をするのは我々だ」と、党員や地元の支持者らの思いを代弁した。

429片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/10(土) 17:39:32
衛藤氏復党 安倍首相、多数決での決定を強調
http://www.sankei.co.jp/seiji/shusho/070310/shs070310002.htm

 安倍晋三首相は10日、郵政民営化に反対し、一昨年の衆院選で落選した衛藤晟一前衆院議員の自民党復党が正式決定したことについて、「(党紀委員会の)多数決で決めたことは、はっきりしてよかった。民主的な手法で決めて、決めたらみんなに従ってもらい、一緒に努力をしていく。自民党はそうでなければならない」と述べ、党一丸となって7月の参院選に臨む姿勢を強調した。

 多数決の結果、賛成10に対し、反対7と票が割れたことに関しては、「自民党は活力のある、いろんな意見があってダイナミックな議論をする党。だからこそ50年間続き、長い間政権を担ってきた」と、問題視しない考えを示した。視察先の広島県東広島市内で記者団の質問に答えた。

(2007/03/10 16:52)

衛藤氏復党は「安倍総裁に最終責任」・自民党紀委員長
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20070310STXKG012910032007.html

 自民党の笹川尭党紀委員長は10日朝のTBS番組で、郵政造反組の衛藤晟一元厚生労働副大臣の復党が参院選に与える影響に関連して「最終的には安倍晋三総裁(首相)が責任を取るべき問題だ」と強調した。

 笹川氏は、衛藤氏が参院選比例代表に出馬するに当たり、地盤の大分県内で選挙活動をせず、落選しても大分から衆院選に出馬しないとの確約書を党紀委員会に提出したことを紹介。その上で公明党との選挙協力に関して「大分県内(の公明党の懸念)はこれで解消できたと思うが、九州や全国でプラスと出るかマイナスと出るかは分からない」と指摘した。

 同時に「人によって復党の基準を変えるのは良くない。これからまた落選した人たちの復党問題が起きる」と苦言を呈した。〔共同〕(13:12)

430片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/10(土) 21:47:48
3番目の条件が大きいなあ。

「地盤の大分以外に住所を移す」衛藤前議員が確約書
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070310ia22.htm

 自民党への復党が了承された衛藤晟一・前衆院議員が9日の党紀委員会の審査前に、次期参院比例選への出馬を前提とする確約書を笹川尭委員長あてに提出していたことが10日、明らかになった。

 確約書は、<1>地盤の大分県以外に住所を移す<2>大分県内で選挙活動をしない<3>落選しても、衆院選で大分県内の選挙区から出馬しない――との内容。

 笹川氏が中川幹事長の指示に従い、衛藤氏に確約書の提出を求めたという。

(2007年3月10日20時58分 読売新聞)

431片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/10(土) 23:28:58
安倍首相:「民主的な手法で決めて良かった」衛藤氏復党で
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20070311k0000m010093000c.html

 安倍晋三首相は10日、郵政造反組の衛藤晟一前衆院議員の自民党復党について「多数決ではっきり決めて良かった。民主的な手法で決めて、決めたらみんなに従ってもらい、一緒に努力をしていく。自民党はそうでなければならない」と述べ、参院選に向けた挙党態勢を求めた。党内の不満については「もうないと思う」と語った。視察先の広島県内で記者団の質問に答えた。

 この日首相は、サラリーマン時代に勤務した兵庫県加古川市の神戸製鋼加古川製鉄所と、発達段階に着目した指導で成果を上げている東広島市の広島少年院を視察。製鉄所では「工程課厚板係の安倍晋三です」と当時の肩書であいさつし、少年院では少年たちと話をしたりした。少年院には教育再生会議担当の下村博文官房副長官や山谷えり子首相補佐官らが同行した。【渡辺創】

毎日新聞 2007年3月10日 23時17分

432片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/10(土) 23:30:26
衛藤氏の復党条件で自民批判=国民新・亀井氏
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2007031000401

 国民新党の亀井静香代表代行は10日、高松市内で街頭演説し、郵政造反組の衛藤晟一前衆院議員の自民党への復党について「がたがた言わずに帰してあげればいいのに、所払い(居住地から追放する江戸時代の刑罰)を条件にした。こんなことを白昼堂々やっていいのか」と述べた。党執行部が夏の参院選で比例代表から出馬する衛藤氏の復党を認めるに当たり、公明党への配慮から地元・大分での運動を控えるよう求めたことを批判した発言だ。

433片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/11(日) 22:49:58
衛藤氏復党「ルール、根拠なし」 国民新党・綿貫氏批判
2007年03月11日17時18分
http://www.asahi.com/politics/update/0311/005.html

 国民新党の綿貫民輔代表は11日、秋田市内で記者会見し、郵政造反組の衛藤晟一前衆院議員が自民党に復党し、夏の参院選比例代表に出馬することについて「ルール、根拠もなく、トップが思いつきで言えば無理に通っていく形だ」と述べ、安倍晋三首相や自民党執行部の対応を批判した。(時事)

434片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/12(月) 20:39:40
中川自民幹事長:藤井元運輸相、当選すれば復党
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070313k0000m010058000c.html

 自民党の中川秀直幹事長は12日、東京都内で講演し、郵政造反組で05年衆院選で落選、今夏参院選に無所属で岐阜選挙区から立候補する藤井孝男元運輸相について「郵政法案に反対していた藤井氏が100%賛成に回った。ある種の転向なのだから、当選すれば自民党は入党を認めてくれるだろう」と述べ、当選すれば復党させる考えを示した。

毎日新聞 2007年3月12日 19時04分 (最終更新時間 3月12日 19時14分)

435片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/13(火) 18:26:21
がめ煮っ記:認定基準 /福岡
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/news/20070313ddlk40070530000c.html

 久しぶりに自民党本部に行き、エレベーターの中で車椅子の男性と一緒になった。八代英太さん。郵政民営化に反対し、05年の衆院選に無所属で出馬、落選した。今夏の参院選山梨選挙区の党公認候補の公募に応募し、9日の党選考委員会で面接を受けていた。

 99年秋、都内のJR新宿駅前で八代さんを見かけたことがある。小渕恵三氏が再選した党総裁選での街頭演説だった。街宣車から目立つところに、秘書らと陣取り、大声で「おぶちー」と何度も叫ぶ。声が届いたのか、総裁選後の内閣改造では、郵政相で入閣した。

 組閣であれ、復党であれ、自民党の認定基準とは、時の総裁との人間関係らしい。同じ造反落選組で、安倍晋三首相と近い衛藤晟一氏の復党が認められる一方で、八代さんは公認も、復党もかなわなかった。自らのHPで、八代さんは「(面接前から)結果は出ていたようで、私は公募演出の一駒であったような気がする」と記した。【中村篤志】

〔福岡都市圏版〕

毎日新聞 2007年3月13日

436片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/13(火) 18:49:53
片山氏「造反落選組の復党に基準を」
http://www.sankei.co.jp/seiji/seikyoku/070313/skk070313003.htm

 自民党の片山虎之助参院幹事長は13日の党役員連絡会で、郵政造反組の衛藤晟一前衆院議員の復党が決まったことに関連し、「衛藤氏以外に復党を希望している人もいる。きちっとした基準を作って帰す者は帰した方がいい」と述べ、中川秀直幹事長に造反落選組の明確な復党基準を設けるよう要請した。中川氏は「選挙に出る場合は県連や推薦団体からの正式な推薦要請が基準だ」と述べた。
(2007/03/13 17:49)

437片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/13(火) 20:01:30
再スタート、幹部へのおわびから=自民復党の衛藤氏
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2007031300677

 自民党の衛藤晟一前衆院議員は13日、青木幹雄参院議員会長ら党幹部を個別に訪ね「どうもすみませんでした」と自身の復党で党内を混乱させたことを陳謝した。これに対し、青木氏は「気にしないで頑張ってほしい」と激励。片山虎之助参院幹事長は「(選挙に)通ってくれるのが一番だ」と奮起を促した。
 衛藤氏は、参院選比例代表での公認が決まった12日の選挙対策小委員会後、党本部で中川秀直幹事長、谷津義男選挙対策総局長にそれぞれ面会。丹羽雄哉総務会長と中川昭一政調会長には、日程の都合で会えなかったが、衛藤氏は「これで区切りが付いた。必勝を期して頑張る」と、抱負を述べた。

438片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/16(金) 22:14:46
公明代表との面会、空振り=自民復党の衛藤氏
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2007031601098

 自民党に復党した衛藤晟一前衆院議員は16日午後、公明党の太田昭宏代表を衆院議員会館の事務所に訪ねた。しかし、太田氏は衆院本会議出席のため不在で、空振りに終わった。
 衛藤氏の復党をめぐり、公明党は参院選での比例代表票の目減りを懸念して反発した経緯がある。衛藤氏はしこりの解消に自ら動いた格好だが、「太田氏に何を言われるか分からないから、本会議でいないのを見計らって訪問したのでは」(同党関係者)との見方も出ている。

439片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/20(火) 07:30:58
自民復党の衛藤晟一・前衆院議員が地元であいさつ回り 讀賣大分

 自民党に復党した衛藤晟一・前衆院議員(59)は19日、参院比例選の同党立候補予定者として、地元であいさつ回りをした。県内では政治活動や選挙運動を行わないことを条件に復党したが、後援会総会では「自主的な支援」を求め、党大分市連も支援を表明した。

 総会には約450人が出席。役員が晟一氏の復党の条件を説明した後、晟一氏は「一人ひとりが小さなグループを作っていただき、応援していただく以外に道はない。個人票を投じていただかないと選挙にならない」と支援を訴えた。

 晟一氏は支援を求めたことについて、報道陣に「個人個人が自主的に支援することは後援会活動ではない」と弁明。田中康生・後援会副会長も、「復党の条件は、地元での勝手連的な動きまで拘束するものではない。条件に反しない」と述べた。

 晟一氏は総会に先立って党大分市連を訪れ、復党、参院比例選の公認が決まった経緯を報告。議員一人ひとりと握手を交わし、「ガンバロー三唱」で気勢を上げた。

 党県連も訪れ、対応した日野立明・会長代行は、会談終了後、報道陣に対し、党市連が支援方針を示したことについて「口を挟むことではない」と容認する考えを示し、参院選での公明党との協力関係については「選挙で結果を出せば分かっていただける」とした。

 晟一氏は公明党県本部も訪問予定だったが、日程が合わず、延期した。竹中万寿夫・同党県本部代表は「選挙協力は党対党の話であり、自民党側の動きを注視していきたい」と述べた。

(2007年3月20日 読売新聞)

440片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/20(火) 20:21:51
自民党:郵政造反組復党問題 衛藤晟氏復党、後援会は活動休止 /大分
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/oita/news/20070320ddlk44010541000c.html

 ◇自民市連「応援」/公明県本部「動き注視」

 前衆院議員、衛藤晟一氏(59)が19日、自民に復党後初めて地元・大分市で公式の場に姿を見せ、感謝の気持ちなどを語った。大分で政治活動をしないことなどが復党の条件で、衛藤氏の連合後援会はこの日、活動の休止を決定。衛藤氏のあいさつを受けた党大分市連は衛藤氏の支援に前向きな姿勢を示し、党県連も衛藤氏を歓迎した。参院選へ向けて衛藤氏を巡る党関係者や支持者らの動きが注目される。

 衛藤氏は同日午後、大分市内のホテルで開かれた連合後援会の緊急総会に出席。衛藤氏は復党に向けた支援に感謝した後、「新しい政権がスタートし、国政に復帰して一翼を担えれば本望。地元の皆さんに迷惑を掛けますが、後援会の旗のもとではなく、一人一人が旗を立てていただくほかになくなりました」と呼びかけた。

 連合後援会幹部によると、後援会活動を休止したが、具体的な活動方針は今後考えるという。田中康生・副会長は「後援会は会員に指示はしない。勝手連的にやる方法があるかもしれないが、具体的な方法が分からない」と話した。

 これに先立ち、衛藤氏は、党大分市連の市議にあいさつ。報道陣に対し、市連の秦野恭義会長は「市連を挙げて衛藤晟一さんを応援する。公明党との選挙協力は選挙区支部が絡むので、慎重に協議したい」と話した。その後、衛藤氏のあいさつを受けた党県連の日野立明会長代行は報道陣に「市連に対して『自重すべき』とか『やるべき』とか県連は言うべきではない。後援者に対しても言うべきではない」との考えを示した。

 衛藤氏の復党を巡っては、公明党県本部が「自公の信頼関係が憂慮される」と懸念を表明してきた。自民党や後援者の動きが公明側を刺激する可能性があるが、衛藤氏は報道陣に「何もしなくても大分で出る票や後援会員個人個人が活動して下さることまで私がゼロにはできない。公明党にあいさつに行きたい」と話した。

 これに対し、公明党県本部の竹中万寿夫代表は報道陣の取材に「自民党県連やその支部組織、衛藤氏の後援会の動きを注視しながら、自民県連から選挙協力の要請があれば、それらを見定めて対応を決めることになる」と話した。【藤原弘】

毎日新聞 2007年3月20日

441片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/20(火) 21:37:41
県外転居 “断腸の思い” 25万票へ全国走り回る 衛藤晟一氏インタビュー 大分合同
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1174316400=11743505632000=1

 二〇〇五年に郵政民営化法案に反対して自民党を離党後、一年五カ月ぶりに復党し今夏の参院選比例代表の公認が決まった衛藤晟一元衆院議員が十九日、大分合同新聞のインタビューに応じた。衛藤氏は比例出馬に反発する公明党に配慮して県外に住所を移すことについて、「断腸の思い」と胸の内を明かすと同時に、「比例当選には二十五万票が必要。全国を走り回る」と決意を語った。 
 衛藤氏は比例出馬を考えた経緯を「昨年の春ごろから障害者問題などに取り組む団体から話があり、一刻も早く国政に復帰したい思いがあったので、真剣に考えるようになった」と説明。
 昨年十月に郵政造反組の現職議員の復党話が浮上した際に、落選者も一緒に復党する方向が示されたことから、内々に復党願を出していたことを明らかにした。落選組の復党が先送りされた後は、「各団体が党に働き掛け、党がそれを聞き入れようと動いてくれた」と述べた。
 衛藤氏の復党には、国政選挙で選挙協力をしてきた公明党が「比例票に影響が出る」として強く反発。同党に配慮して、転居のほか県内での政治活動の自粛と県内で今後他の選挙に出ないことが条件になった。これらは、両党の中央での調整の中で出た公明党側からの懸念に対して、「そうでないことを明確にするために出てきた条件」と説明。
 市議、県議、衆院議員時代を通して地盤にしてきた大分市を離れることについて「大分の皆さんに育ててもらった。応援してくれた方々も残念だろうが、私もつらい。選挙期間中は大分に帰らないかもしれないが、今後も支援していただければありがたい」と個人的な支援に期待を示した。

442片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/20(火) 21:38:35
自民復党衛藤晟氏との一問一答 大分日日
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1174316400=11743507242490=1

 ―参院選比例代表の公認が得られ、国政復帰への展望が開けたが。
 二〇〇五年の衆院選で落選してから一年半。復党を認めていただき、心から感謝している。
 ―復党が決まるまでの経緯は。 
 昨年の春ごろから、ライフワークとする障害者問題や環境衛生、拉致問題に取り組んでいる団体から、比例出馬の話がきた。私自身、一刻も早く国政に復帰したいとの思いがあり、真剣に考えるようになった。
 昨年十月に現職組が復党する際、藤井孝男さん(元運輸相)と私も一緒にという報道があった。党役員の間で「その方向が決まったから早く出せ」ということで、内々に復党願を出していたが、(落選組は)当分待とうということになった。しかし、その後も各団体が働き掛けてくれ、党も動いたと聞いている。
 ―安倍首相の意向が強かったと聞くが。
 首相とは以前から教育問題や拉致問題、社会福祉を一緒にやってきた。同志と思っている。安倍自民党は戦後体制からの脱却を目指しており、その勉強会もしてきた。個人的に動いたということではなく、そういう関係者から強い推薦があり、私と安倍首相の考えが近いからではないか。首相は「信義は守りたい」と言っていたが、昨秋のこと(現職と一緒に復党)を指してのことだと思う。
 ―復党の条件として(1)大分から住所を移す(2)県内の政治活動を自粛する(3)他の選挙に出ない―などが挙げられたが。
 党と公明党との話し合いの中で出たことが私に伝えられたので、それに対する条件を示した。「大分だけの集票で比例に臨むのか」「比例をステップに衆院議員に転身するのではないのか」「大分で大半の票を取ろうというのか」などの懸念が示されたので、「そうではない」ということを明確するために出てきた条件だ。
 ―県外に出ることをどう考えているのか。
 断腸の思いだ。大分での政治活動が制限されるのはつらい。大分の皆さんに育ててもらった。参院選が終わるまで大分には帰らないかもしれないが、支援していただければありがたい。
 ―自民党県議の間には公明党との関係悪化を懸念する声もあるが。
 (復党条件は)私にとって厳しい内容だが、自公連立を崩す気はないと申し上げて復党を認めてもらった。いろんな影響が出ることを懸念しているようだが、順調にいくのではないかと思う。
 ―公明党県本部は衛藤氏自身から説明を求めているが。
 十九日に公明党県本部の竹中万寿夫代表と会う約束だったが、時間が取れないということで会えなくなった。また連絡をとって会いたい。
 ―初めて比例代表へ挑戦するが。
 全国を走り回って「衛藤晟一」と書いてもらわないといけない。党本部からは個人票が「二十五万票が必要」とされている。大変な戦いだ。

443片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/20(火) 21:40:07
自民市連が支援前向き 衛藤晟氏、公明はけん制 大分日日
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1174316400=11743508122720=1

 自民党大分市連の秦野恭義会長は十九日、参院選比例代表に出馬する衛藤晟一氏への支援に前向きな姿勢を示した。これに対して比例出馬に反発してきた公明党県本部の竹中万寿夫代表は「参院選での選挙協力は政党間で気持ちよく協力できる態勢ができるかが重要」とけん制している。
 秦野会長は同日午前に衛藤氏から復党のあいさつを受けた後、「(参院選での)自公協力のため党衆院1区支部と慎重に協議しながら対応していく」としながらも、「市連が勝手に応援する分には復党の条件に触れない。市議それぞれは応援する気持ちの人が多いのでは」と述べた。
 また同日、衛藤氏から復党後初めて報告を受けた日野立明県連会長代行は「公明党県本部に出向き、安心させてほしい」と直接説明をするよう求めた。日野会長代行は「県連で組織を挙げて衛藤氏を支援することはない」としたが、党大分市連と衛藤氏の後援会の活動については「とやかくいうことはない」と関与しない考えを示した。
 一方、公明党県本部の竹中代表は「いまの状況では選挙協力はできない」と、今後の自民党県連の対応を踏まえて判断する考えを示した。

個人が勝手連的に活動を 後援会が緊急総会 大分日日
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1174316400=11743509653093=1

 衛藤晟一氏の連合後援会(江藤源哉会長)は十九日、大分市内で緊急総会を開いた。県内での政治活動の自粛が復党と参院選比例代表出馬の条件となっているため、後援会としての組織的な活動は休止し、各個人の判断で支援をすることを確認した。
 支援者約六百人が出席。議事は非公開で行われた。終了後、田中康生副会長は記者団に「後援会としては休眠する」とした上で、「組織的に支援活動を指示することはない。一人一人が勝手連的に支援することが望ましい」と説明した。
 衛藤氏は復党が決まるまでの経過を報告。「(組織的な活動ができないため)皆さんの真心にすがるしかない状況。比例代表は個人名の票がないと当選に結び付かない。何とか国政に復帰させてほしい」と支援者の自発的な活動に期待を寄せた。

444片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/21(水) 17:18:47
衛藤氏支援問題 「大分市連は慎重対応を」 自民・中川幹事長
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/20070321/20070321_004.shtml

 自民党の中川秀直幹事長は20日の記者会見で、党大分市連幹部が、復党して参院選比例代表に立候補する衛藤晟一元厚生労働副大臣の支援方針を表明したことに関し「大分県連の申し入れを踏まえ、衛藤氏自ら『県内で政治活動をしない』と表明している。それが理解されるべきで、そうなると信じている」と述べ、慎重な対応を求めた。

 同党市連の秦野恭義会長は19日、「市連が勝手に支援するのは条件で禁止されていない」と述べているが、中川氏は「衛藤氏の『地元大分を離れる』という重い決断を受けて復党を認めた」と強調した。比例票の目減りを懸念する公明党に配慮した発言とみられる。

=2007/03/21付 西日本新聞朝刊=

445片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/03/27(火) 09:47:48
県議選 公明が自民系23人支援「参院選での協力を確認」 讀賣大分

 公明党県本部は26日、自民党による衛藤晟一・前衆院議員(59)の復党、参院比例選への擁立を巡って推薦願への対応を保留していた同党公認・推薦の県議選立候補予定者23人について、全員を推薦・支持したと発表した。

 22日の中央幹事会で承認された。自民党公認・推薦の数が、選挙区で1人の場合を推薦(計6人)とし、2人以上の場合は支持(計17人)とした。ただ、杵築市区に限っては公認の1人と、公認・推薦ではない保守系の新人1人も支持した。

 ほかに、由布市区の公認の現職についても、近く推薦する見通し。

 竹中万寿夫・公明党県本部代表は「各立候補予定者や後援会との間で、参院比例選で公明党現職を支援してもらえることを確認できた」と決定の理由を説明。しかし、参院選での自民党との協力については「自民党市連から晟一氏を支援するとの発言も出ており、現時点では難しい」と話した。

(2007年3月27日 読売新聞)

446片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/14(土) 10:02:57
GDGD

東京が活動拠点のはずが… 衛藤晟氏福岡に住民票 現職と競合、公明困惑 西日本
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/20070414/20070414_007.shtml

 次期参院選比例代表に自民党公認で立候補を予定している衛藤晟1.元厚生労働副大臣が住民票を大分市から福岡市博多区に移したことが13日、分かった。「郵政造反組」の1人だった衛藤氏は、前回衆院選大分1区で落選後に離党。その後、復党した経緯があり、復党する際の条件は「転居先は大分県外」だった。ただ、協力関係にある公明党の公認で、同じ参院比例代表に出馬する木庭健太郎参院幹事長の地元への転居だけに、新たな波紋を呼びそうだ。

 衛藤氏の事務所は、転居を認めた上で「全国での選挙活動拠点の1つとして福岡市内にも事務所を設けたい」と説明。報告を受けた自民党本部は「大分県外」という復党条件に反していないことから「特に注文はしない」(党紀委員会)考え。

 しかし、衛藤氏が参院比例へのくら替えを決める際「木庭氏と競合する」として、当初強く反発した公明党大分県本部の竹中万寿夫代表は「新たな政治活動の拠点となる東京に住所も移すと思っていた」と驚いた様子。「九州での公明党支持団体の拠点は福岡市。党員や支持者がどう思うか…」と戸惑っている。

 衛藤氏の事務所は、西日本新聞の取材に対し「東京で住居を新たに借りるのは資金的にも負担が大きいため、利便性もいい福岡市を選んだ。衛藤が断腸の思いで大分市から住民票を移したことを理解してもらいたい」と話している。

 衛藤氏は今年3月、安倍晋三首相の強い意向を受け「落選組」では初めて復党した。復党の際、公明との協議で(1)住所を大分県外に移す(2)大分県内で一切の選挙活動をしない‐条件を了承した。

=2007/04/14付 西日本新聞朝刊=

447片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/18(水) 20:08:50
公認を取り消すってw

大分・福岡・東京、事務所転々…衛藤版「復党はつらいよ」
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070418i211.htm

 参院比例選の自民党公認候補の衛藤晟一・前衆院議員が、住所を地盤の大分市から福岡市に移したところ、党執行部が公明党との選挙協力への悪影響を懸念し、東京都への再転居を指示したことが18日、分かった。衛藤氏は執行部の指示に従う方針だ。

 郵政造反組の衛藤氏は3月に自民党に復党する際、<1>地盤の大分県以外に住所を移す<2>大分県内で選挙活動をしない――などの確約書を党に提出した。大分県内で活動すると、公明党の比例選候補の得票を減らし、自公選挙協力に支障が生じるとして、中川幹事長らが衛藤氏に命じたものだ。

 だが、衛藤氏が隣県の福岡市に転居したため、中川氏や谷津義男選挙対策総局長が慌てて「福岡は大分に近すぎる。東京に移さないと公認を取り消す」と衛藤氏に迫った。公明党の強い要請もあったという。

 衛藤氏は既に福岡市内のマンションの賃貸契約を結んでいたが、急きょ転出届を出した。事務所は「大分のスタッフを物価の高い東京に全員移すわけにもいかない。今後、どうしたらいいのか」と嘆いている。

(2007年4月18日19時12分 読売新聞)

448片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/19(木) 22:30:21
藤井元運輸相:参院選出馬で政治資金パーティー
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070420k0000m010098000c.html

 郵政造反落選組で7月の参院選(岐阜選挙区)に自民党推薦で出馬する藤井孝男元運輸相の政治資金パーティーが19日夜、東京都内のホテルで開かれた。旧橋本派に所属していた藤井氏が03年の自民党総裁選に立候補した際、小泉純一郎首相(当時)を支持して藤井氏とたもとを分かった青木幹雄参院議員会長が「公認候補と何ら変わらず全力で支える」と復縁を表明。藤井氏が衆院議員の前に参院議員だったことを踏まえ「一日も早く古巣の参院に帰ってきてほしい」とエールを送った。

毎日新聞 2007年4月19日 20時15分

449片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/04/20(金) 14:38:00
復党の衛藤氏にまた転居命令 大分→福岡…今度は東京
2007年04月20日13時48分
http://www.asahi.com/politics/update/0420/TKY200704200200.html

 郵政民営化反対組で自民党へ復党し、参院選比例区で公認された衛藤晟一氏が、党執行部から東京への転居を命じられた。選挙協力する公明党とのあつれきを避けるため、衆院時代に地盤としていた大分県外に転居する条件で復党。これを受け、福岡市博多区に住民票を移していたが、17日に同市に転出届を出した。

 公明党は、衛藤氏の比例区出馬が同党の九州での比例区集票に影響すると反発していた。このため自民党執行部は、福岡への転居では問題解決にならないと判断したようだ。衛藤氏の事務所は「党本部の決定に従う。すでに全国を飛び回っており、選挙活動への影響はない」としている。

450片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/08(火) 23:16:56
平沼衆院復帰で政界に嵐…参院岡山対策で復党手ぐすね
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_05/t2007050824.html

 病気療養していた郵政造反組で無所属の平沼赳夫元経済産業相(67)が10日の衆院本会議に出席し、政治活動を再開することが分かった。保守派の代表格でもある平沼氏。思想信条を共にする安倍晋三首相にとって心強い味方の復帰は、歓迎するところだが、同時に平沼氏の復党問題が再燃するのは必至。自民党内に与える影響を加味しながら、首相はどう判断を下すのか−。

【誓約書問題残る】

 平沼氏は昨年12月、自民党に復党した郵政造反組と会食中に体調不良を訴え入院。軽い脳梗塞と診断され、今年2月の退院後も都内で自宅療養をしていた。関係者によると、まひの後遺症はなく、3月には支持者を集めた会合にも出席し、健在ぶりをアピール。声も多少かすれる程度という。ただ、参院選の応援は避ける見通しだ。

 こうした中、注目されるのは、安倍首相が平沼氏をどう処遇するのかという点。自民党有力筋はこう語る。

 「安倍首相と平沼氏は距離が近い。平沼氏の地元・岡山では、参院選で片山虎之助参院幹事長が改選を迎える。選挙対策の意味からも復党させたほうがよい。ただ、中川秀直幹事長と平沼氏との間で昨年行われた造反組の復党交渉で、誓約書を出さなかった平沼氏だけ復党しなかった。当時との整合性をどう図るかという問題が残る」

【新党立ち上げも】

 もっとも、党内には「郵政民営化で造反した後、衆院選で落選した衛藤晟一前衆院議員の復党を認めたのだから、首相は悪くいえば“何でもあり”。よく言えば安倍改革に必要と判断すれば復党させている」(関係者)と解説する向きもあり、穏便に復党が実現する可能性もある。

 一方、民主党内にも平沼氏復帰を歓迎する声は強い。というのも、同党はかねてから平沼氏の動向を注視。国民新党とともに、郵政造反組との連携を模索した経緯があるためだ。「参院選で支援が必要」という思いは民主党も同じ。

 ただ、党内にはもともと平沼氏と距離が近い若手保守系議員もいる。参院選後、これらの議員と平沼氏による新党立ち上げも取りざたされている。
ZAKZAK 2007/05/08

451片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/09(水) 00:19:19
平沼赳夫氏:10日の衆院本会議に出席、政治活動再開へ
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20070509k0000m010160000c.html

 脳梗塞(こうそく)で療養を続けている平沼赳夫元経済産業相の事務所は8日、平沼氏が10日の衆院本会議に出席し政治活動を再開すると発表した。

 平沼氏は昨年12月、議員懇談会の席上で体調を崩して入院。脳梗塞と診断され、今年2月に退院後も通院治療とリハビリを続けていた。

 地元の岡山県津山市で会見した後援会の土居通明幹事長は「発声訓練は続けるが、本人はしっかりしており、安心している」と話した。平沼氏は6月3日、同市内で後援会代表者らを集め、参院選への対応などを協議する予定。【檜山佑二】

毎日新聞 2007年5月8日 23時54分

452片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/10(木) 09:16:03
平沼元経産相:活動再開 後援会、順調な回復ぶりに安堵 /岡山
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/okayama/news/20070509ddlk33010701000c.html

 衆院議員の平沼赳夫・元経産相(岡山3区)の政治活動再開が明らかになった。8日、津山市役所で会見した平沼氏後援会の土居通明幹事長は、「(復帰については)心配していなかったが、とりあえずひと安心だ」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

 平沼事務所の発表によると、平沼氏は10日の衆院本会議に出席。さらに、6月3日に津山市内のホテルで開かれる後援会代表者合同会議にも加わり、参院選への対応や今後の政治活動などについて協議する方針という。

 土居幹事長は、「声はかすれているが発声訓練を続けている。3月下旬にはゴルフをハーフラウンド楽しんだり、4月に入ってからは、事務所や都内の会合にも顔を出したりしている」と、順調な回復ぶりを強調した。

 6月の後援会代表者合同会議について、「地元の方に元気な姿を見てもらうのが一番。参院選については、片山(虎之助・参院自民党幹事長)選対から正式な要請はまだないが、そういうこともあろうと思っているので、それを踏まえて後援会におはかりしたい」と話した。【檜山佑二】

毎日新聞 2007年5月9日

453片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/10(木) 13:04:14
保守政治家として活動 平沼氏が復帰会見
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2007051001000294_Politics.html

 軽い脳梗塞で昨年12月に入院し、その後自宅で療養していた郵政造反組の平沼赳夫元経済産業相(無所属)が10日、政治活動を再開するにあたり、都内で記者会見し「保守政治家として是は是、非は非との座標軸を持って政治活動したい」と抱負を述べた。この後、午後の衆院本会議に出席。

 平沼氏は「5カ月、ゆっくり物事をみることで意欲がわいてきた」と強調。自民党復党に関しては「戻りたい気持ちは強いが、(中川秀直幹事長が求めた)誓約書は屈辱的で、許せない。誓約書を書くぐらいなら無所属を貫いたほうがいい」と述べた。参院選対応では「岡山選挙区では自民党の片山虎之助参院幹事長の応援を既に表明している。既定路線通りに行動したい」との考えを示した。

 記者会見した平沼氏は声がかすれた状態だが、徐々に元に戻るという。

454片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/10(木) 19:43:47
復帰の平沼氏 首相の靖国対応に不満示す
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20070510/20070510-00000063-nnn-pol.html

 去年、脳こうそくで倒れ、リハビリを続けていた平沼赳夫元経産相が、10日から政治活動を再開することになった。平沼氏は会見で、安倍首相が靖国参拝について明確にしないことに不満を示した。

 脳こうそくで倒れてから約5か月。平沼氏は「自民党に復党したい」と強調する一方で、郵政民営化に賛成する誓約書を書くことは、あらためて拒否した。平沼氏は「自民党に戻りたいという気持ちは、十分強い。自民党の復党というのは、再びああいう誓約書を書くということであれば無所属を貫いたほうがいいのかなと考える」と述べた。

 また、安倍政権に対しては「保守系政治家として、是々非々で行動したい」と述べ、安倍首相が靖国参拝について明確にしないことに不満を示した。一方で、政権が国民投票法案や教育改革関連法案の成立を目指していることについては「安倍色が出てきた」と評価した。

 平沼氏は、去年12月、郵政造反組の自民党復党を祝う会に出席した際、脳こうそくを発症して倒れ、リハビリを続けてきたが、体調が回復したとして、10日から国会復帰を決めた。10日の本会議場では、多くの与野党の議員から握手を求められていた。今後は、拉致議連の会長として、北朝鮮の拉致問題解決などにも再び力を入れていくという。

455片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/10(木) 23:09:02
平沼元経産相、政治活動を再開…復党検討は参院選後に
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070510ia21.htm

 軽い脳梗塞(こうそく)に見舞われ、療養していた平沼赳夫・元経済産業相(無所属)が10日、約5か月ぶりに政治活動を再開し、衆院本会議に出席した。

 都内で記者会見した平沼氏はかすれ声ながら、「保守政治家として残された政治生活を全うしたい。自民党に戻りたいとの思いは強いが、(復党の検討は)参院選が終わった後だ」と述べ、参院選結果も踏まえて復党を申請するかどうかを判断する考えを示した。

 ただ、郵政民営化賛成の誓約書を自民党執行部に提出することについては、「屈辱的で政治家として許せない。誓約書を書かなければならないなら、無所属を貫いた方がいいのかなと思っている」とも述べた。

 安倍首相の政権運営に関しては、「就任当初は小泉(前首相)色が相当強く出たが、最近は国民投票法案、教育基本法改正で安倍色が出てきた」と評価した。

 これに関連し、首相は同日夜、首相官邸で記者団に「本当に良かった。私も尊敬する大先輩だから、これからも元気で国のために活躍してもらいたい」と語った。復党の基準変更については、「今の段階で平沼先生がそういう希望を持っているとは聞いていない」と述べた。

(2007年5月10日20時29分 読売新聞)

456片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/12(土) 11:23:57
「雪解け」は遠く・平沼氏の復党認めず
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20070512AT3S1101R11052007.html

 11日の衆院本会議で、自民党の中川秀直幹事長が病気療養から国会復帰した平沼赳夫衆院議員の議席に歩み寄り、声をかける場面があった。両氏は昨年末の郵政造反組の自民復党交渉で激しくやり合った関係。「雪解けか」とも思わせるシーンだが、中川氏はこれに先立つ記者会見で、平沼氏の自民党復党には郵政民営化賛成の誓約書が必要との見解を改めて強調。「誓約書を書くぐらいなら無所属を貫く」とする平沼氏との溝の深さもまた、浮き彫りになった。(07:01)

457片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/19(土) 21:30:20
【平沼元経産相インタビュー】リハビリも辛くなかった
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_05/t2007051824.html

 脳梗塞(こうそく)による緊急入院から約5カ月ぶりに政治活動を再開させた平沼赳夫元経済産業相(無所属)。夕刊フジのインタビューに応じ、政界復帰への意欲を燃やしたリハビリの苦労をはじめ、政治信条が一致する安倍晋三首相への思い、夏の参院選や政界再編の見通しなどを、ややかすれ声ながらも熱く語った。

 −−活動再開から1週間過ぎた

 「本会議には必ず出席しているが疲れもない。体重も9キロほど落ちて、3年前のスーツが着られるようになった。『よし、これからだ』という気分だ」

 −−リハビリは大変だったか

 「運動機能を調整する小脳の梗塞だったので意識や記憶力には問題はなく、体の右側に軽いマヒが出た。病院の廊下を歩く練習から始め、階段の上り下り、発声練習などを繰り返した。『必ず回復できる』『政界復帰する』という意欲があったから辛くはなかった」

 −−入院中は憶測が飛び交った

 「永田町は恐ろしい世界だ。『平沼の政治生命は終わった』とか『霊柩(れいきゆう)車に乗って地元に帰った』という話を吹聴する人もいた。そういう人に限って、美辞麗句が並んだ手紙をくれた」

 −−それはひどい。絶交ものでは?

 「自然体で付き合います。綿貫民輔先生(=前衆院議長)をはじめ、本当に心配してくれた方々も多かった。安倍首相は退院した日に『良かったですね』と電話をいただいた。ありがたかった。いい勉強になった」

 −−その安倍首相ですが、低下していた内閣支持率がやや反転してきた

 「私も最初はガッカリした。靖国参拝を明言しないなど、小泉流のポピュリズム政治を感じた。郵政造反組の復党問題も支持率低下には影響したと思う。しかし、国民投票法成立や教育基本法改正など本来の安倍カラーが出てきて反転した。周囲に迎合することなく、信念を持って自らの主義主張を貫くべきだ」

 −−一部メディアが、ヒステリックな反安倍報道を続けている

 「護憲派には自家撞着(どうちやく)(=自己矛盾)がある。米国が押し付けた憲法を後生大事に一字一句変えるなという人々が、日米安保体制の中で米国の庇護の下にいることを肯定し、米国の核の傘の下に安住しているのはおかしい。護憲派は堂々と『日米安保からの脱却』を主張してはどうか」

 −−民主党は「対案路線」を掲げ、政府自民党に反対ばかりしている

 「参院選に向けたタクティクス(=戦術)だろう。姑息で支持を失うと思う。私は無所属になって民主党若手とも交流した。中には自民党以上に優秀な議員もいた。同意できる法案や政策には賛成してもいいはずだ」

 −−小沢戦略は限界か

 「一つの手法ではあるが、過去何度も失敗している」

 −−参院選をどう見る?

 「29ある1人区が勝負の分かれ目だ。自民党幹部が最近、『20は取る』と語ったそうだが、そう簡単ではない。参院で与野党逆転となれば、議席数によって激動が予想される。自民党や民主党の枠を超えた保守勢力が新党を立ち上げるかもしれない。綿貫先生の国民新党がキャスチングボートを握ることもある。自民、民主の不満分子が結束することもあり得る」

 −−自民党支援か

 「私は26年間、自民党代議士としてやってきた。下野したときも党再生に汗を流した。地元岡山では自民党の片山虎之助氏を支援するし、全国でもそうだ」

 −−今後、取り組みたい政治活動は

 「ライフワークは憲法改正だ。そのほか、食糧やエネルギーの安全保障に取り組みたい。地球規模の人口爆発が起きている中、お金を出しても食糧やエネルギーが買えなくなったらどうするのか。コストだけでなく、安全保障という観点でも判断したい」

 −−議連会長として拉致問題はどうか?

 「米国の一歩後退で膠着(こうちやく)状態に入っているのは確かだ。ただ、日本としては北朝鮮の悪辣非道な拉致を世界に訴え、北に経済制裁をかけていくしかない。国内的な法整備はさらに進めるべきだが、基本的には安倍首相のやり方しかない」
ZAKZAK 2007/05/18

458片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/27(日) 13:42:17
岐阜・自民総務会に野田聖子議員と佐藤ゆかり議員
http://www2.nagoyatv.com/LanDB/jsp/NewsH0200/NewsH0200.jsp?id=21498

自民党岐阜県連の大会に野田聖子、佐藤ゆかり議員らが出席し、7月の参院選で、藤井孝男元運輸大臣を支援する体制作りが本格的に始まりました。

大会には、野田、佐藤議員や金子一義岐阜県連会長ら7月の参院選に出馬する藤井孝男元運輸大臣ら党関係者およそ750人が出席しました。野田議員は「2年ぶり。愛する自民に帰ってきた。参院選は藤井氏を全力で支援します」と話し、佐藤議員は「私も全力で支援したい」と話しました。大会では、元郵政造反組の猫田孝県議らが1年半ぶりに県連幹部に返り咲く人事なども了承されました。

459片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/30(水) 17:00:07
平沼赳夫・元経済産業相インタビュー(1) 参院選「1人区20なんて自民は甘い」
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20070529-01-0202.html

平沼赳夫・元経済産業相が5月10日、国会に復帰した。突然の脳梗塞に倒れたのは、昨年12月、郵政造反組の自民党復党に尽力した直後だった。闘病生活、参院選に向けた政治活動などを聞いた。

 ――脳梗塞は、郵政造反組の復党をめぐる心労のためだと言われているが。
 「確かに中川秀直・自民党幹事長との交渉役を務めていましたが、あまり負担に感じていませんでした。11人の復党は、ほぼ決まっていて、中川幹事長との交渉では、誓約書の問題で、『ああ、おれは復党できないな』と分かってましたから。だから、原因は、典型的なメタボリックシンドロームだと思ってます」
 
 昨年の郵政造反組の自民党復党劇。平沼氏は無所属議員12人を代表して交渉に当たった。自民党の中川幹事長は復党の条件として、「郵政民営化を含む政権公約の実現に邁進する」「違反した場合は議員を辞職する」などとした誓約書への署名を求めた。ほかの11人は署名に応じ、12月4日に復党が認められた。平沼氏は「政治家が辞職するのは、自分で判断した時と、有権者が判断した時だけだ」として、署名を拒否し無所属にとどまった。
 
 「倒れたのは、12月6日の夜。私の主催で、赤坂の料亭で11人の復党祝いをやっていた時です。『乾杯』とやったとたん、部屋中がぐるぐる回りはじめました。手を畳に突っ張って40分ほど頑張ったんですが、周りにいた連中が『おかしい』と気付き、次の間に移ったんです。たまたま、私の運転手は携帯の電源を切っており、マスコミが料亭の周りに集まっていたので、救急車を呼ぶわけにもいかず、そこで30分ぐらいかかりました。病院でMRIを撮ったら脳梗塞だと診断されました」
 ――政治生命が絶たれるという不安はあったか。
 「右側の声帯が麻痺して声がうまく出せなくなり、右手の指先にしびれがあり、右足も力が入らなくなりました。でも、意識はあったし、記憶力もあった。主治医によると、小渕恵三・元首相のように命を落とす恐れがあったそうですが、私は必ず治ると思っていた。だから、引退など全く考えませんでした」
 ――早い段階での病名公表は自身の判断だったのか。
 「そうです。健康問題は政治家にとって命取りになりかねません。だから、事務所のスタッフは風邪にしたかったんでしょうね。病名が漏れないように健康保険も使わなかった。でも、私は必ず治ると思っていたし、一方で、『平沼は再起不能だ』といったうわさも立ちはじめた。それで、公表したんです」
 
 倒れる前の平沼氏の体重は78.5キロ。本人が「三重あご」というほど、首の周りにも肉がついていた。現在は69.5キロまで体重が落ち、血色も驚くほどいい。声のかすれは残っているが、見る限りは、元気なころの平沼氏そのままだ。現在も、毎日リハビリに通い、発声練習などを行っているという。

460片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/05/30(水) 17:00:57
平沼赳夫・元経済産業相インタビュー(2)
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20070529-02-0202.html

 ――7月の参院選の対応は。
 「私は、去年の4月に『片山虎之助自民党参院幹事長を支持する』と発表しました。片山さんを支援する気持ちに変わりはありません。片山さんは、私が県連会長の時に、最初の参院選に出た。僕が全部やりましたから、その愛着もあるんです。ただ、私の後援会には私と考えの違う人が多いのも事実です。だから、6月3日に後援会幹部400人ぐらいに集まってもらって、その場でお願いしようと思ってます」
 ――後援会の方々は何に反発しているのか。
 「いろんなファクターがあるんでしょうね。『片山さんは、どなったり、威張ったりする』という人もいる。また、片山さんは今、地元で僕の刺客(阿部俊子衆院議員)と一緒に写ったポスターを張っている。後援会から見ると『おかしいじゃないか』と思うんでしょうね」
 
 平沼氏の選挙区は衆院岡山3区。2005年の衆院選では、自民党からの刺客・阿部俊子氏を約4万票差で下し、底力を見せつけた。だが、阿部氏は、比例で復活し、自民党の支部長に納まっている。7月の参院選岡山選挙区は、自民党の片山虎之助参院幹事長に民主党公認の姫井由美子氏が挑む構図になる。自民党にとって絶対負けられない選挙区だが、勝つには平沼氏の協力が不可欠と見られている。
 
 ――復帰してから片山氏とは会ったか。
 「国会に復帰した5月10日の本会議の前に個人事務所にお祝いに来てくれました。今、民主党の候補者が伸びてきているので、気をつかってるんでしょうね。そこでも『僕はあなたをやるよ』と言いました。今の情勢を見ると、大都市の岡山市、倉敷市では民主党が有利かな。我々が郡部で頑張らなきゃいけないと思ってます」
 ――ポスターの話などは。
 「しませんよ。向こう(阿部議員)は自民党支部長ですから」


心情的には安倍支援
 ――安倍首相を支えていく気持ちはあるのか。
 「安倍さんが一年生代議士のころから評価していました。でも、彼が首相になった当初はちょっと失望した。小泉流のポピュリズムになってるなと。靖国神社に参拝したともしないとも言わないとかね。ただ、最近は、憲法とか教育基本法とか安倍カラーが出てきた。僕は無所属だが、心情的には支援したいと思っている。安倍さんからは、退院した日に宿舎に電話をいただきました。受話器をとったら『安倍です』と。思いがけなかったですね。『おめでとうございます。心から喜んでます』と。生臭い話はないですよ」
 ――参院選は自民党を支援するのか。
 「先ほど言ったように、岡山は片山さんを支援するつもりです。ただ、親友の亀井静香さんもいますから、比例区は国民新党の熊代昭彦氏ら、昔の仲間を応援できる範囲で応援したい。今度の参院選は、与野党が伯仲した厳しい戦いになるでしょう。鍵を握るのは29ある1人区の動向です。そこで、自民党が20議席を獲るというのは甘い見通しではないでしょうか」
 ――選挙後はどう動くのか。
 「与野党が逆転して政界再編、政局になれば、いろいろな選択肢はあるかもしれない。自民党への愛着がないといえば嘘になる。ずっと自民党でやってきて、下野した時も、自民党に見切りをつけて出ていく人がいるなかで、全国組織委員長として汗をかいたわけですから。でも、政局になったら、何が日本の政治に一番いいかを考えて行動したいですね」
 ――民主党の小沢一郎代表と行動を共にする可能性は。
 「民主党の若手には自民党より優秀な国会議員も多い。彼らは小沢民主党に100%満足しているわけではありません。自民党の中にもそういう連中がいますね。だから、新しい保守というものができる可能性があるならば、自民党への愛着は捨てられるかな、と思っています」

461片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/04(月) 23:33:46
06/04-13:10--地元で「復活」アピール 平沼赳夫氏「参院選は片山氏支持」
http://www.okanichi.co.jp/20070604131005.html

 衆院岡山3区選出の平沼赳夫元経済産業相(67)=無所属=が3日、津山市内のホテルで開かれた後援会代表者合同会議に出席し、脳梗塞(こうそく)からの復帰以来初めて、地元関係者約400人を前に元気な姿を見せた。まだ声がかすれているものの、確かな足取りで演壇に立ち〝復活〟を強くアピールした。 平沼氏は、昨年12月に脳梗塞と診断され東京都内の病院に入院。今年2月に退院し自宅療養などを続け、先ごろ国会にも出席するなど順調な回復ぶりを見せ、岡山入りは昨年11月以来。 まず平沼氏は自民党復党問題に触れ「党議拘束のかかった法案に反対した場合、議員を辞める」という内容の誓約書署名を拒否し、復党しなかったことについて「9万9931票をいただき無所属で当選させていただいた。その有権者の意思を無視することはできなかった」と当時の心境を振り返った。 参院選については「私は小泉さん(小泉純一郎前首相)のポピュリズムに反旗を翻し無所属の憂き目に遭ったが、根っからの自民党支持者」と前置きした上で「虎さん(片山虎之助参院議員)とやることは長い政治歴の中で当然のこと」と、片山氏を全面支援する考えを改めて示した。 さらに「参院幹事長が落ちるようなことがあれば大変。そういう意味でも、来るべき参院選で(片山氏へ)絶大な支援を賜るよう心からお願いしたい」と力を込めた。 また、脳梗塞での入院については「大変なご心配とご迷惑をお掛けし、長年支えていただいた皆さんには大変申し訳ない」と陳謝した。声はあと1〜2カ月程度で回復するという。 合同会議は41後援会の関係者が出席して非公開で開催され、参院選での片山氏支援を改めて確認するなどした。

462片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/06(水) 08:50:16
【参院選】 比例は自主投票に 公明に配慮の姿勢 大分合同
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1180969200=11810052644869=1

 自民党大分市連の秦野恭義会長は四日、参院選比例代表の対応について「どの候補を応援するかは市議や党員の判断に委ねる」と述べ、自主投票で臨む考えを明らかにした。市内で記者団に答えた。比例代表には大分市出身で、自民党に復党した衛藤晟一元衆院議員が出馬を予定している。
 今回の判断は衛藤氏の比例出馬に反発する公明党に配慮し、「組織的な支援はしない」という姿勢を示す意図があるものとみられる。
 自民党県連と公明党県本部は参院選での選挙協力に向けて協議中。大分選挙区に自民党公認で出馬する礒崎陽輔氏を公明党が支援する代わりに、自民党は比例で公明党に一定の票を提供することが協力実現の前提となる。
 党市連は衛藤氏の復党を求め、党県連などに働き掛けてきた。市議や党員は衛藤氏と連携して各級選挙を戦ってきたため、市連内には「心情的に衛藤氏を応援したい、という人が多い」(市連幹部)という。
 秦野会長は衛藤氏への支援について「勝手連的に動いている人たちを止めることはできないが、市連で(組織的に衛藤氏を)支援することは考えていない」と述べた。
 一方、公明党県本部の竹中万寿夫代表は「(市連が判断した)背景や経過が分からないので、コメントできない」としている。

463片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/16(土) 17:48:43
小泉政治の負の遺産克服を 再始動の平沼氏が著書
2007年6月16日 17時41分
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007061601000457.html

 脳梗塞から復帰した無所属の平沼赳夫元経済産業相が、自民党離党につながった郵政民営化問題や復党交渉、闘病生活を振り返った著書「政治武士道」を21日に出版する。

 小泉純一郎前首相の政治手法を批判し、「小泉政治の負の遺産を乗り越える真の『改革』に努力しなければならない」と、今後の政治活動に強い意欲を表明。憲法改正、一部男系の養子制度を認める皇室典範改正、改正教育基本法の再見直しなどに取り組み「保守を再生したい」としている。

 小泉政治については「米国に命令されたままの政治」と指摘し、「日本の長期ビジョンは一切提示できていない」と強調。小泉氏を念頭にポピュリズムの「政治屋」と、信念を貫く気概を持った武士道精神の「政治家」は違うとし、自身は「政治屋に堕することなく真の政治家を目指す」と宣言している。安倍政権の評価には言及していない。

(共同)

464片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/17(日) 14:42:29
衛藤晟氏支持者らの団体「県内の活動認めて」
県連は要望書受け取り拒否 讀賣大分

 郵政造反組で自民復党を果たし、7月の参院選比例選に党公認として立候補する前衆院議員・衛藤晟一氏(59)(大分1区で落選)の支持者でつくる大分市の市民団体が16日、復党条件だった活動拠点の東京移転を撤回し、県内で活動できるよう求める運動を始めた。同日は、要望書を持って党県連を訪ねたが、受け取りを拒否された。17日は、同市の街頭で訴え、市民に理解を求める。

 党本部は安倍首相の強い意向で衛藤氏の復党を認め、比例選への擁立を決定。しかし、「比例選は公明候補、選挙区では自民候補を支援し合う」という県内の自公協力に配慮し、活動の東京移転を条件とした。

 市民団体は「大分の明日を考える会」(樋口幸士代表)。要望活動は衛藤氏の比例選の戦いをバックアップする狙いがあり、「大分市で生まれ育ち、25歳から市議、県議、衆院議員として大分に尽くしてきた議員。自由な政治活動を認めてほしい」としている。

 同会はこの日、大分市の党県連事務所を訪れたが、誰も対応しなかった。党県連は「(衛藤氏が党本部に対し県内で活動しないと受諾している中、後援会のような)組織からの要望を受ける立場にはない」と説明している。

(2007年6月17日 読売新聞)

465片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/17(日) 15:55:42
衛藤晟氏 支持者ら「県内活動を認めて」自民県連不在、受理せず 大分合同
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1182006000=118204290732043=1

 参院選比例代表に自民党から出馬する衛藤晟一元衆院議員(59)の支持者らが十六日、党県連に衛藤氏の県内での政治活動の容認を求めて要望書を提出しようとしたが、党県連事務局は不在で、受理されなかった。
 要望したのは女性グループや推薦団体の会員らが集まった「大分の明日を考える市民の会」(樋口幸士会長)。
 衛藤氏は今年三月、比例出馬に反発する公明党に配慮して県内での政治活動自粛を条件に党本部から復党を認められた。要望書は「(復党の条件は)個人の権利を侵害しており、自民党の主体性を疑問視する声もある」と批判。自由な政治活動を認めるよう求めている。
 樋口会長ら二十人が大分市大手町の県連事務局を訪れたが、不在だったため、要望書をポストに入れた。樋口会長は「提出することは十五日に連絡していた。なぜ受け取らないか真意が分からない」と話した。
 志村学党県連幹事長は「内容は詳しく分からないが、そのような要望を受け取れる状況ではない」としている。
 「―市民の会」は十七日、大分市中心部で街頭活動をする。

466片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/19(火) 18:45:50
主役:07夏・参院選おおいた/7 衛藤晟一氏 /大分
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/oita/news/20070619ddlk44010626000c.html

 ◇「故郷で肉声響かせたい」−−県連は静観/勝手連苦闘

 「各地を懸命に回っていますが、知る人はほとんどおらず、私を育ててくれた大分にすがるしかありません。一人一人にお願いに上がりたいのですが、どうしようもありません。助けて下さい」

 17日夜、佐伯市保健福祉総合センターに自民比例代表で立つ元衆院議員、衛藤晟一氏(59)の悲痛な声が響いた。しかし、録音テープの再生だった。「激励の会」ながら本人の姿はなく、集った県南の有権者約300人は複雑な表情。続いてのガンバロー三唱でも、壇上に立ったのは一人だけだった。

 郵政造反組の衛藤氏は05年衆院選で公認を外され落選。安倍晋三首相の強い意向による異例の復党は「特別扱いだ」と党内で物議を醸した。比例代表での必勝を期す公明との関係から(1)大分で政治活動しない(2)住居を県外に移す−−などが条件となった。県連は「党本部と衛藤氏の取り決め。県連としてはどうこうできない」と距離を置く。が、衛藤氏の支援者は「本来なら、地元での政治活動ができるよう党本部に掛け合うものではないか」と県連の態度に不信感を持つ。

 大分文化会館で先月29日にあった県連主催の参院選必勝総決起大会。全国の比例代表候補予定者のポスター看板が並び、各陣営の代表者があいさつしたが、衛藤氏サイドに声はかからなかった。大分選挙区で公明の推薦を得ていない自民県連。「県内での政治活動が認められていない以上、衛藤氏側を呼ばなかったのは当然」と言うが、「公明に誠意が伝われば」(県連幹部)との配慮ものぞく。

 衛藤氏支援の勝手連(推薦団体連絡協議会)は県内に約百できた。順調に見えるが、協議会幹部は「本人がいない選挙がこれほど苦しいとは思わなかった」。安倍首相を支える即戦力であることと、福祉、拉致問題での実績を強調するが、支持者は理解してくれても、「新規開拓」にはなかなか決め手がない。比例代表とはいえ、大分で大量集票しないと、目標の25万票はおぼつかない。

 そうした中、比例区立候補の意向だった国民新党現職が、大分選挙区から立つことに。元自民党だった現職と比例で保守票を奪い合うことも懸念されたが、すみ分けられたことで「手かせ足かせの選挙戦」に、一筋の光明が差した。

 それでも支援者は言う。「一日、一回きりでもいいから、故郷で肉声を響かせたい。それがどれほどの弾みになることか」。「あるじ」なき戦いを強いられる支援者の切実な願いだ。【梅山崇】

毎日新聞 2007年6月19日

467片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/20(水) 11:35:27
森岡氏が松井氏支援-衆院選出馬に意欲も  (2007.6.19 奈良新聞)
http://www.nara-np.co.jp/n_all/070619/all070619d.shtml

   前衆院議員の森岡正宏氏(64)の後援会主催の「囲む会」が18日、奈良市法華寺町の奈良ロイヤルホテルで開かれた。森岡氏は、今夏に予定される参院選で自民党公認で立候補予定の松井正剛氏(54)を支援することを明らかにしたほか、次期衆院選に出馬への意欲を示唆した。同氏は「衆院選出馬に向け、現在街頭宣伝活動などを行っている」と話した。

 囲む会には、森岡氏と同期の竹下亘衆院議員(竹下登元首相=故人=の弟)のほか、出口武男自民党県連会長、松井氏らが出席。竹下氏は森岡氏の復党問題に触れ「森岡さんは、ほかの新党などからの誘いをはねのけて自民党一筋に来た人。今回も松井氏を支援いただけることを感謝申し上げる。参院選が終われば復党について対応しようというのが幹事長室の思い」と、復党の可能性を言外ににじませた…

 〜この続きは本紙をご覧下さい〜

468片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/25(月) 10:20:22
「野田、佐藤氏の競合解消」自民党本部に要請へ
 2007年06月25日08:50 岐阜
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20070625/200706250850_2164.shtml

 衆院岐阜1区で自民党の野田聖子元郵政相(岐阜1区)と佐藤ゆかり衆院議員(比例東海)が競合している状態をめぐり、自民党岐阜市支部(市連)の平野恭弘新会長は24日、「次期衆院選の公認候補を早く決めるよう、参院選後にも党本部に働き掛けたい」と述べ、競合状態の早期解消を党本部に要請する考えを示した。

 平野氏は同日開かれた市連の総務会で会長に就任。総務会の後、幹事長に就いた松岡文夫市議と取材に応じた。

 平野氏は「長引くほど遺恨となる。市民のためにも早く候補を決めてもらうことが必要だ」と述べた。

 金子一義党県連会長に相談した上で、松岡幹事長とともに党本部に要請する意向という。

469片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/25(月) 11:24:31
【参院選2007 岐阜ニュース】
岐阜の野田氏、佐藤氏 藤井氏応援別行動 ツーショットポスター“張り合い”
2007年6月24日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen07/gifu/CK2007062402026788.html

 “保守王国”岐阜県の県都・岐阜市で続く自民党の野田聖子元郵政相(岐阜1区)と佐藤ゆかり衆院議員(比例東海)の戦いが、参院選にも持ち込まれている。二十三日は、野田氏が市内で開いたパーティーで、党が推薦し公認候補並みに支援する藤井孝男元運輸相に後援会の推薦状を手渡せば、佐藤氏は同じ時間帯に市内の別の場所で参院選に向けたパフォーマンスを展開。公示が近づいてもなかなか実現しない二人の共闘に、関係者は気をもんでいる。

 「再起動」。昨年十二月に復党した野田氏と参院選で再起を図る藤井氏のツーショットのポスターには、二人の意気込みを物語る言葉が中央に躍る。この日の野田氏の後援会のパーティーでも壁にずらりと張られた。

 会場に藤井氏が入場すると、千人を超える野田氏の支持者が大きな拍手で迎え、総決起集会さながらのムード。野田氏は「復党して半年。ようやく『自民党の野田聖子です』と言えるようになった」と話し「藤井先生をくれぐれもお願いします」と呼び掛けた。

 一方、佐藤氏はこの日、野田氏のパーティー開催時間にぶつけるかのように、岐阜北社会保険事務所を視察。相談窓口で自らの年金記録を照会してみせ、社会保険庁の不祥事への取り組みを報道陣にアピールした。

 しかし、参院選での野田氏との協力については「案件が違う。別の場所でお答えします」と記者の質問をピシャリ。支部長を務める岐阜1区支部は今月二十五、二十六、二十八日に藤井氏を招いて集会を開く予定で、野田氏とは別行動を取る。

 これまでも、野田氏が藤井氏と並んだポスターを市内に張り出すと、佐藤氏側は急きょ同様のツーショットのポスターを用意して対抗。市内には二種類のポスターが並べて張ってある党掲示板もお目見えしている。

 今月二十七日には岐阜市内の自民関係者による藤井氏の応援集会があり、野田、佐藤の両氏が顔を合わせる見通しだ。そこで“雪解け”があるのかどうか。

 ある党関係者は「ごたごた続きに嫌気が差し、活動を休止した党員がいる。二人の対立が解消されないと、岐阜市で自民党がまとまるのは難しい」とうんざりした表情を見せた。

470片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/27(水) 23:55:49
自民の衛藤晟一氏決起大会、公明に遠慮し本人不在
http://www.yomiuri.co.jp/election/sangiin2007/news/20070627ia22.htm

 参院比例選に自民党から立候補する衛藤晟一・前衆院議員の決起大会が27日、福岡市内のホテルで本人不在のまま開かれた。

 党執行部が公明党との選挙協力への悪影響を懸念し、衛藤氏に出席しないよう求めたためだ。自民党内からは「そこまで公明党にへりくだるのか」と執行部批判も出ている。

 この日の大会は5月から予定されていたが、前日の26日になって、自民党幹部から衛藤氏に対し、「公明党が『衛藤氏が福岡の決起大会に出るなら、九州の全選挙区で自民党候補への推薦を見合わせる』と言ってきている」と伝えてきたという。

 大会では、支援団体幹部がこうした経緯を紹介し、「公明党は(大会)中止を求めてきたが、九州すべてを動かす熱意を持っていこう」と衛藤氏の支持拡大を訴えた。

 自民、公明両党は「選挙区で公明党が自民党候補を支援する見返りに、比例選では自民党が公明党候補への投票を支援者の一部に呼びかける」という選挙協力を進めている。公明党の北側幹事長は27日の記者会見で関与を否定したが、公明党内には「九州ブロックの司令塔である福岡でパーティーをやるなんて考えられない」(幹部)と反発する声が相次いでいた。

 衛藤氏は郵政民営化に反対して離党したが、安倍首相の強い意向で今年3月に復党し、参院比例選に公認された。その際、党執行部から、大分県外に住所を移し、県内で選挙活動しないよう要求された。福岡市に住民票を移したが、「大分に近すぎる」と東京へ再転居させられた。

(2007年6月27日22時53分 読売新聞)

471片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/28(木) 02:29:22
公明党に配慮・衛藤氏集会、あるじ不在
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20070627AT3S2700Z27062007.html

 自民党比例代表候補の衛藤晟一元厚生労働副大臣の参院選に向けた決起集会が27日、福岡市で本人不在のまま開かれた。本人の欠席は、公明党の反発に配慮した自民党幹部の指示によるもので、衛藤氏陣営から公明党への不満が相次いだ。衛藤氏は前日に福岡入りしたものの、会場には寄らずに福岡から出たという。代わりにあいさつした後援会幹部は「先ほど本人から『おわびと御礼を申し上げてください』と涙声で電話があった」と説明した。〔共同〕(23:43)

472片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/28(木) 13:24:12
【参院選】衛藤晟氏不在のまま 福岡で「応援する会」 大分合同
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1182956400=118299364715071=1

 自民党から参院選比例代表に出馬する衛藤晟一元衆院議員(59)を「応援する会」が二十七日、福岡市内のホテルであった。衛藤氏の比例出馬に反発する公明党に配慮した党幹部の指示で、衛藤氏本人は急きょ出席を取りやめた。発起人や来賓は「不在の本人に代わってわれわれが支持を広げていこう」と呼び掛けた。
 大分県出身で福岡県在住の企業経営者らがつくる実行委員会が開いた政経セミナー。四百人が出席。うち県内から約二百人が駆けつけたという。
 党本部の中川昭一政調会長が講演。「掛け替えのない政治家を国政に送ってほしい」と支持を呼び掛けた。
 会の中で、県内の推薦団体連絡協議会の堀田庫士幹事長が出席者に対し「公明党が自民党本部に会をやめてくれと申し入れたようだ。公明党は九州各選挙区の自民党出馬予定者への推薦を留保しており、衛藤氏は迷惑を掛けられないと判断した」と経過を説明。「試練だが、一人一人が代理人になって頑張るしかない」と奮起を促した。
 衛藤氏は前日に福岡入りしたものの、会場には寄らずに福岡から出たという。堀田幹事長は「先ほど本人から『おわびと御礼を申し上げてください』と涙声で電話があった」と説明した。その上で「衛藤氏一人が運動したからといって公明党にはほとんど影響がないと分かっているはずだ。なぜ出て行けと言うのか」と公明党を批判した。
 × × × 
 公明党の北側一雄幹事長は二十七日の記者会見で、(自民党への)働き掛けに関し「まったく関知していない。あくまで自民党内の問題だ」と強調しながらも「大切なのは自民党と公明党の信頼関係の構築だ」と述べた。

473片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/28(木) 13:25:33
自民・衛藤氏福岡で集会 主役不在、公明へ反発 選対幹部「ぐたぐた言い過ぎ」
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/fukuoka/20070627/20070627_030.shtml

 あるじ不在の総決起大会は異様な雰囲気に包まれた。27日、比例代表に自民党公認で立候補する大分県出身の衛藤晟一・元厚生労働副大臣のパーティーが、福岡市で開かれた。同市は同じく比例代表に公明党公認で立候補予定の木庭健太郎・参院幹事長のおひざ元。パーティーは、九州を震源地に全国で公明との選挙協力に決定的亀裂を生みかねない。衛藤氏に「欠席」を言い渡したのは、ほかならぬ安倍晋三首相だった。

 支援者約400人で埋まったパーティー会場では冒頭、衛藤氏のビデオレターが放映された。

 「公明党さんが党本部に(出席を)中止しろと申し込んだ。本人から、くれぐれもおわびとお礼を申し上げてくださいと、何回も繰り返し電話がありました」。元自民党大分県連幹事長の堀田庫士氏が、壇上から悔しさをあらわに呼び掛けると会場は静まり返った。

 「主人は無念だと思います。助けてください」。深く頭を下げる衛藤氏の妻ヒロ子さんの姿にすすり泣く声も漏れた。

 欠席は、前日の26日に急きょ決まった。同日午後3時ごろ、衛藤氏に1本の電話が入った。声の主は安倍首相。周囲の反対を押し切ってまで復党を実現した、衛藤氏の「盟友」だ。「ほかの先生に迷惑をかけるわけにはいかない」。衛藤氏は涙を流して「欠席」を承諾したという。

 その復党の条件は、大分県内での本人の選挙運動禁止。「これ以上制限されると、支持者も何らかの行動を起こさざるを得ない」。堀田氏の怒りは収まらない。

 公明への反発は、自民党本部にも広がっている。「公明はぐたぐた言い過ぎだ。過剰反応するほど衛藤の票が出る」と同党選対幹部。別の幹部も「言い過ぎると、反発も大きくなる」と逆バネを予想してみせた。対立を収めるための「欠席」も自民党内では逆効果の感さえあるが、公明党も一歩も引かない構えだ。

 「今こそ与党が踏ん張らないといけない」‐。同党が23日に大分市で開いた木庭氏の集会で東順治・党副代表は与党共闘を強調したが、自民党が大分選挙区(改選数1)で擁立する礒崎陽輔氏の名前は最後まで口にしなかった。集会後、東氏は「名前を出すのは推薦してからだ」。

 九州7選挙区の自民公認候補に対する公明の推薦は、いまだ宙に浮いたままだ。「(衛藤氏の)欠席にわが党は全く関知していない。あくまで自民党内の問題だ」。27日、同党の北側一雄幹事長はこう述べ、無関係を強調してみせた。

=2007/06/28付 西日本新聞朝刊=
2007年06月28日11時19分

474片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/06/29(金) 09:58:56
【参院選2007 岐阜ニュース】
野田氏と佐藤氏が同席 藤井氏の激励会
2007年6月28日
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/saninsen07/gifu/CK2007062802027939.html

 自民党の野田聖子元郵政相(岐阜1区)と佐藤ゆかり衆院議員(比例東海)が二十七日、参院選岐阜選挙区から立候補予定の藤井孝男元運輸相=自民、公明推薦=の岐阜市内での激励会に同席。藤井氏と手を取り合い、結束をアピールした。

 集会には自民の支持者約五百人が出席。両氏が初めてそろって応援に駆けつけたことに、藤井氏は「私にとってはありがたい」と話した。

 野田氏は「政治のいろはを教えてもらった大切な恩師」と、藤井氏とのつながりを強調。佐藤氏は「(集会は)私が合同の開催を提案し一致団結できた」と選挙に向けた指導力をアピールした。両氏の対立が続く大票田の岐阜市で自民の結束を見せた形だが、党関係者からは「これで(次期衆院選)岐阜1区の選挙区調整が解決するわけではない」と冷静に分析する声も出ていた。

475片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/04(水) 22:02:33
国民新党:参院選後、連立はしない…綿貫代表
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070705k0000m010082000c.html

 国民新党の綿貫民輔代表は4日、党本部で毎日新聞のインタビューに応じ、参院選後の対応について「自民党が郵政民営化反対などの政策を理解すればパーシャル(部分的)な協力はあり得るが、連立はない。大臣が欲しいから閣内に入るというようなことはしない」と述べ、参院選後に与党と協力する場合も閣外協力にとどめる考えを明らかにした。

 さらに、綿貫氏は「今の腐った自民党とは一緒にならないが、(自民党が変われば)政界再編だ。再編なら(我々が)軸になるし、(他政党と)一緒になることもある」と述べ、自民党や民主党を巻き込んだ政界再編に期待を示した。

 国民新党は参院選後、与野党が拮抗(きっこう)した場合にキャスチングボートを握る戦略を描いている。与党と協力する可能性を残しながらも、参院選を前に年金問題や久間章生前防衛相の辞任などで風当たりが強まっている政府・与党との距離を強調する狙いと見られる。

 また、これに先立つ記者会見で綿貫氏は、6月29日に衆院での内閣不信任決議案の採決前に退席したことについて「自民党に帰ろうなどという卑しい気持ちでやったのではない」と述べ、参院選後の自民党との連携をにらんだ布石との見方を否定した。綿貫氏は前衆院議長。「参院審議にタイミングを合わせて(衆院で)抵抗した姿を見せるのは猿芝居だ。国会を冒とくするピエロの一人になるので欠席した」と説明した。【須藤孝】

毎日新聞 2007年7月4日 20時23分

476片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/05(木) 14:27:55
新党日本が事実上の分裂 荒井、滝氏が「解党」要求 '07/7/5
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200707050226.html

 新党日本の幹事長荒井広幸参院議員と総務会長の滝実衆院議員は、参院選の公約をめぐり田中康夫代表と対立、五日の役員会で「解党」を要求した。田中代表は「有権者の信頼を裏切ることになる」などとして拒否した。

 荒井、滝両氏は同日午後、今後の対応を協議する予定。要求の背景には、与党との連携など参院選後の対応に関する思惑の違いがあるとみられ、同党は事実上の分裂状態となった。同党関係者が明らかにした。

 田中代表は共同通信の取材に「新党日本として百万票を超える有権者の負託を受けており、解党を認めることはできない」と話した。

 同党は六月四日に、田中代表ら二人を参院選の比例代表に擁立すると記者会見で発表。二十七日に参院選公約の詳細を公表した。荒井、滝両氏は、一切連絡がなかった上、「憲法九条の第一項、第二項目を堅持」など容認できない内容が含まれていると主張、修正をめぐって田中代表らと断続的に協議したが物別れとなったという。

 新党日本は二○○五年九月の衆院選直前に、田中氏と「郵政造反組」で自民党から離党した議員らで結成。現在の所属議員は荒井、滝の両氏だけとなっている。

477片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/05(木) 15:14:44
新党日本:所属2議員が解党要求 参院選後にらみ
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070705k0000e010063000c.html

 新党日本(田中康夫代表)の役員会が5日午前、東京都内で開かれ、荒井広幸幹事長(参院議員)と滝実総務会長(衆院議員)が解党を要求した。田中氏が拒否したため結論は出なかったが、双方が午後、別々に記者会見する予定で、党は分裂状態に陥った。参院選で与野党の獲得議席が拮抗(きっこう)した場合、与野党の多数派工作が激化するのは必至とみられ、解党要求は選挙後の政局をにらんだ動きとして注目される。

 荒井氏らは解党理由として、田中氏が6月27日に発表した選挙公約の憲法部分を取り上げ、「事前に全く党としての協議がないまま発表した。受け入れられない」と主張した。小沢一郎民主党代表と関係が近い田中氏と、元自民党の郵政造反組で復党も視野に入れている荒井氏らとの間で、亀裂が表面化した形だ。

 ただ、同党は参院選に田中氏とジャーナリストの有田芳生氏を擁立する方針を決めており、田中氏は解党拒否を貫く構え。一方、荒井氏らは自らが離党する形での決着は想定しておらず、結論が長引く可能性もある。

 新党日本は小泉政権での郵政政局で、自民党を離党した荒井氏ら国会議員4人が中心となり05年8月に結成した。都市部での浸透を目指し、長野県知事として知名度が高かった田中氏を党首に担いだが、直後の衆院選で2人が落選するなど党勢が伸びず、現在国会議員2人にとどまっている。

毎日新聞 2007年7月5日 15時00分

478片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/05(木) 23:16:20
新党日本:荒井、滝両氏が事実上離党 田中代表解党認めず
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070706k0000m010141000c.html

 新党日本(田中康夫代表)の荒井広幸幹事長と滝実総務会長は5日、国会内で記者会見し「新党日本は幕を閉じ、両議員は無所属となる」と発表した。ただ、田中代表は同日の記者会見で「解党は認めない」と述べており、法律上、解党はできない。滝、荒井両氏は「離党しない」と主張しているが、事実上の離党となる。

 荒井氏らの行動は参院選後を見据えた動きで、与野党の水面下の駆け引きが表面化した形。荒井氏は会見で、自民党への復党に含みを残し、滝氏も「共同で動けるならば連携はありうる」と述べた。

 総務省によると、政党の解散届には代表者印などが必要。このため田中氏が解党を認めない現状では、新党日本は事実上分裂しながらも政党としては存続。滝、荒井両氏も離党届が受理されていないため、制度上は同党にとどまっている。

【須藤孝】

毎日新聞 2007年7月5日 22時57分 (最終更新時間 7月5日 23時08分)

479片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/06(金) 10:57:30
安倍首相、荒井氏らの復党受け入れに前向き
2007年07月06日06時29分
http://www.asahi.com/politics/update/0706/TKY200707060007.html

 安倍首相は5日夜の日本テレビの報道番組で、新党日本を離党した荒井広幸参院議員らの自民党復党の可能性について、「憲法改正には国会議員全体の3分の2の発議が必要だ。なるべく多くの人たちに支援していただく努力をするのは当然だ」と語り、受け入れに前向きな姿勢を示した。

 一方、消費税引き上げについて首相は「この秋に抜本的な税制改正をしなければいけない。そのときに足りない分を消費税にするのか。無駄遣いをなくすことができないか。今の段階で何%上げるということになれば、(財政規律が)緩んでしまう。しっかりと手綱を握り、規律を優先したい。税制改革は近いうちに信を問うことになってくる」と語った。

480片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/06(金) 15:39:08
自民・衛藤氏の処分検討へ 文書配布で公明に配慮 '07/7/6
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200707060177.html

 自民党は六日、郵政造反組で復党し参院選比例代表に立候補する衛藤晟一元厚生労働副大臣の処分を検討する党紀委員会(笹川尭委員長)を九日に開くことを決めた。衛藤氏陣営側が大分で「(公明党への配慮から)県内で活動を禁じられた」とする文書を配布し、公明党との信頼関係を損ねたとの理由で、公示直前に候補者処分を検討するのは異例だ。複数の党関係者が明らかにした。

 公明党は、大分を地元とする衛藤氏の比例出馬が自公選挙協力に支障を来すとして、沖縄を除く九州の自民党選挙区候補に推薦を出していない。自民党としては公明側への配慮もあり処分検討に踏み込むことにした。衛藤氏は安倍晋三首相の肝いりで復党、擁立を決めた経緯があり、自民党内には首相の「監督責任」を問う声もある。

 衛藤氏は三月に復党を申請した際、住所地を大分県外に移し、同県内で選挙活動をしないなどとする誓約書を提出していた。自民党は文書配布がこれに抵触する可能性があるとしている。

 党紀委は衛藤氏に配布文書の訂正を求める警告書を五日付で送付。場合によっては「復党取り消しを含む厳しい措置をとらざるを得ない」としている。

481片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/11(水) 10:50:17
衛藤氏の処分 参院選後検討 大分活動問題で自民
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/local/oita/20070710/20070710_004.shtml

 自民党は9日、党紀委員会(笹川尭委員長)を党本部で開き、参院選比例代表に立候補する衛藤晟一元厚生労働副大臣が公明党との信頼関係を損ねたとする問題に関し、参院選後に処分を検討する方針を決めた。

 郵政造反組の衛藤氏は復党の際に大分県内で活動しないと確約したが、衛藤氏の署名入りで「公明党への配慮で大分県内に足を踏み入れることを禁じられた」との内容の文書が大分県内で配布された。これに関し党紀委は復党取り消しも検討するとの警告書を衛藤氏に出していた。

 笹川氏によると、衛藤氏は6日付で党紀委に弁明書を提出し、文書について「勝手連が勝手に自分のサインを転写して配布した」と関与を否定したという。

=2007/07/10付 西日本新聞朝刊

482片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/11(水) 19:27:59
〈修復の行方:番外〉佐藤ゆかり衆議院議員インタビュー
2007年07月04日 朝日岐阜
http://www2.asahi.com/senkyo2007/localnews/gifu/NGY200707040011.html

 エコノミストから転身し、05年衆院選の比例東海ブロックで復活当選した佐藤ゆかり氏(45)=自民=は、「小泉チルドレン」の1人として公私に注目を浴びてきた。しかし、衆院選岐阜1区で争った野田聖子氏(46)が復党し、「次の1区」の公認問題は不透明なままだ。参院選を経て党の事情は変わるのか。現在の心境とともに聞いた。
インタビューに答える佐藤ゆかり氏=岐阜市の事務所で


 ――参院選は自民党にとって、厳しい選挙になりそうだ。

 「年金問題は避けて通れない。建設的議論をすべきだ。国会で社会保険庁改革法が通った。安倍総理のリーダーシップの下で迅速な問題解決に向けた決意を、この選挙戦でしっかりと示したい」

 ――安倍内閣の支持率が低下している。与党は過半数割れの可能性もある。

 「今は言う時期ではない。全力を尽くすだけ。党本部からは衆参同時選挙の思いで戦えと言われている」

 ――自民党が推薦を出した藤井孝男氏は郵政造反組。政策面で相いれないのでは。

 「(郵政選挙の)政局による意見の違いはあったが、藤井氏が非改革派だとは思っていない。参院の向こう6年間の任期中には、憲法改正、道州制、教育再生など50年、100年に一度の大改革がある。国政に戻って活躍していただきたい」

 ――小泉前首相の「刺客」として岐阜にきた。当初は四面楚歌(しめんそか)だったのでは。

 「最初、議員はしがらみもあって、応援してくれたのは県議1人、市議2人だけだった。ただ、一般の有権者には非常に優しくしてもらった」

 「鳴かない鳥を殺すのではなく、鳴くまで待とうと言った家康に共感する。せっかちになっても人の心は変わらない」

 ――「改革」を期待する有権者は多いか。

 「支援者回りをしていると、玄関先に小泉前首相のポスターをはっている家庭はいまだに多い。静かだが着実に、改革を期待する小泉フィーバーは残っている。後援会の組織は拡大している。最近は、よりきめこまやかな校区単位で組織ができつつある」

 ――岐阜1区の公認問題について。

 「自民党の支持基盤は高齢化しているが、私は無党派層や若者の票を担っている。衆院選の時、『佐藤さんが自民党から出るとは、自民党は変わった』というメールが全国から来た。そういう人を離さないためにも、岐阜1区の処遇を間違えると、大変なことになる」

 「会社でも取引関係や雇用の決めごとがある。政治の世界だからルールなしで何でもありでは、民意はついてこない」

 ――佐藤氏は東京や愛知に国替えするという憶測も一時期あった。

 「政治家の声がかかった時、エコノミストとしての評価も広がり、早稲田大学の専任教授としての招きもあった。しかし、私が国に、岐阜に、仕える気持ちはこれらをすべて上回った。背水の陣だ」

 ――1区問題を早く決着して欲しいという声は多い。

 「早期決着に越したことはない」

 ――衆院議員になって2年近くがたち、岐阜への思いは強まったか。

 「岐阜は投資銀行時代、出張で数度来ただけだった。今は毎週末、岐阜に戻ってきている。長良川の河原など、好きな場所もできた。岐阜の暑い夏に宣伝カーで市内を回らないと、一皮むけた気分にならなくなった。街頭演説には100人くらい来てくれる。毎週末の定例にしては多い方ではないか」

483片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/11(水) 19:30:01
〈修復の行方:番外〉野田聖子衆院議員インタビュー
2007年07月09日 朝日岐阜
http://www2.asahi.com/senkyo2007/localnews/gifu/NGY200707090006.html

 05年衆院選で郵政造反組として無所属で戦い、岐阜1区で勝ち残った野田聖子氏(46)は、昨年12月に自民に復党を果たした。しかし「次の1区」に向け、佐藤ゆかり氏(45)との公認問題を抱える。佐藤氏に続き、参院選を前にした心境などを聞いた。
インタビューに答える野田聖子氏=岐阜市の事務所で


 ――年金問題など与党への逆風が続いている。

 「選挙前に与党が守りに入るのは普通。6年前の参院選は、小泉さんという独特のキャラクターがいたが、今回はノーマルと言える」

 ――小泉前首相と安倍首相の違いは何か。

 「キャリアだ。小泉さんは権力闘争を生き抜いた『長老』だったから、大じゅうと、小じゅうとがいなかった。閣僚も全員自分で選んだ。安倍さんにはそれがないから、閣僚もすぐに替えられない。ライオンヘアなどメディア受けすることが長期政権の秘密じゃないと、小泉さん自身が、私に語ったことがある」

 ――自民党は藤井孝男氏に推薦を出した。

 「ぜいたく言えば、党籍を戻して戦わせてもらえればよかった。県都・岐阜市は産廃問題や道路整備、駅前再開発など課題がある。私も窓口になるが、藤井さんには、かつてのような剛腕を発揮してもらいたい」

 ――野田氏は自民党を離れ、1年余り、無所属の立場を味わった。

 「望む委員会に入れなかったし、不当な差別も受けた。選挙で応援してあげたことがある議員に無視されたり、1年生議員から集団でにらみつけられたり。だが、これまで仲良しクラブだったから、自分を鍛える場所がなかった。今後、自分にも党にも、もっと大きな荒波が来ることがあるだろう。トラブルに対処することを体が覚えた」

 「政党政治の枠の中で自民党にいる。記者が記事を書くために新聞社にいるようなもの。『自民の野田』より『岐阜の野田』の部分が大きくなった。いい意味で『おばちゃん化』した」

 ――古巣・自民党に戻って感じた変化は。

 「新旧の人々の間で息づかい、文化の違いを感じた。私が新人の頃は、1年生議員は徹底して1年生で、上下関係があった。今は1期も10期も変わらないような感じだ」

 ――無所属の時、支援者は変わらなかったか。

 「後援会のコアの部分は微動だにしなかった。全校区だけでなく中選挙区時代の後援会もある。私以上に『野田聖子』になってくれた人が多い」

 ――1区の公認問題について、どう考えるか。

 「党本部が決めることだが、指をくわえて待つわけではない。党から言われたことはきっちりやる。参院選では激戦区の応援に行き、文句を言われないように、ノルマはきっちりこなす」

 「佐藤さんも私も不正常な状態にあり、党本部が戦わせている。自民党は離合集散を繰り返し増殖してきた。柔軟性があるとも節操がないとも言える。2人が生き残る手だてが見つかればいい」

 ――衆院選で問われた郵政に変化はあるか。

 「特に田舎では、遅配が起きたり、ATM(現金自動出入機)がなくなったりしている。ゆうちょ銀行も夢のある話ではなくなってきた。ただ私は悲観論者ではない。改善していけばいい」

 ――地方は疲弊しているか。

 「都心でインフラ整備がほぼ終わり、ようやく地方の番という時に、予算が削られている。都市偏重からのより戻しはきっとくる」

484片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/11(水) 20:13:23
〈争点を問う:6〉国民新党・亀井久興県支部長
2007年07月08日 朝日島根
http://www2.asahi.com/senkyo2007/localnews/shimane/OSK200707080036.html

 ――党の公約の目玉に「年金改革」を据えた
亀井久興氏


 年金は国民と政府との信頼関係があって初めて成り立つ制度。政府を信用できなければ、保険料を払いたくなくなるのは当然だ。政府は問題の全容を明らかにして、国民の納得する解決策を示し、解決までにどのくらいの期間や費用がかかるのかを明確にするべきだ。参院選が終わったら『年金国会』を開き、新しい仕組みをつくりあげたらどうか。

 ――憲法改正も争点になっている

 憲法改正そのものに反対はしないが、憲法のどこをどのように直すかについて、様々な意見がある。国民の意見をくみ取り、国会で十分に話し合わなければならない。私は憲法9条を変えてはいけないと強く思っている。9条を変えるかどうかの議論は、国民の意見を慎重に聞いて進めるべきだ。

 ――格差是正についてはどう訴えていくか

 都市と地方との格差では、今は東京の一人勝ち。東京にヒト、モノ、カネが集まって、景気回復の恩恵を東京だけが受けている。一方で島根はひどい状況だ。どういう国をつくるのかという国土政策が欠けていたからだ。国から受け取る地方交付税の算定基準に、高齢化率も盛り込んだらどうか。本当に必要な公共事業をもっと大胆かつ戦略的に進めるべきだ。

 ――島根選挙区で長女の亜紀子氏が公認候補として出る。戦略は

 島根の現状に県民は満足していないと思う。「何とか現状を変えてほしい」「安心して暮らせる島根を取り戻したい」といった思いを多くの人が持っており、政策を率直に有権者へ訴えるだけだ。

 ――一方で参院選後に国民新党が与党になるという声もある

 それはない。今の自公政権が日本をひどい状況にした。自公政権の延命だけには絶対に力を貸さない。

=おわり

485片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/22(日) 08:51:06
選挙後は自民復党? だんまり決め込む荒井氏 参院選 河北福島
http://www.kahoku.co.jp/news/2007/07/20070721t61020.htm

 参院選で与野党の過半数をかけた攻防が激しさを増す中、選挙後の動向が注目されている新党日本を離れた荒井広幸参院議員(非改選)がだんまりを決め込んでいる。選挙戦以前は、毎週のように足を運んでいた地元福島県にも、選挙期間中は帰る予定がないという。参院選の結果次第では荒井氏の1議席が重みを持つ可能性もあり、地元では「選挙後に自民党に復党するのでは」との見方も広まっている。

 荒井氏が新党日本の「解党」を田中康夫代表に突き付けた5日、地元後援会幹部には本人から理解を求める電話があった。支持者には離党の経緯をA4判3ページにして郵送。自身のホームページからは、自民党を離党する際に執行部を批判した「離党届」も削除した。

 約1カ月前、須賀川市内であった後援会の会合で、荒井氏は参院選対応について「比例は新党日本、選挙区は差し支えなければ自民党で」と要請している。環境は変わったが、それ以降参院選に関する説明はない。支持者は「下手に動けば自民関係者を刺激するので静観しているのだろう」と推測する。

 荒井氏は1993年、自民党から衆院選に立候補し初当選。4選を目指した2003年の衆院選(福島3区)で落選し、04年の参院選比例代表にくら替え、当選した。05年に郵政民営化に反対して離党し、田中代表らと新党日本を結成。06年9月の首相指名選挙では、初当選が同期で仲の良かった安倍晋三自民党総裁に投票した。

 地元後援会幹部の本多一安・三春町議会議長は、「そもそも(政策的に民主党と近い)田中氏と組んでいること自体おかしい」と強調。「一日も早く自民党に戻るべきだ。信念は分かるが、郵政民営化は別の次元の話」と復党に理解を示す。

 一方の自民党。荒井氏が地盤の衆院福島3区では、05年の郵政選挙で「刺客候補」が民主党の玄葉光一郎氏に惨敗し比例復活もならず、県内唯一の空白区となっている。自民党県議は「荒井氏とは郵政でたもとを分かったはずだが…」と複雑な表情を見せた。

2007年07月20日金曜日

486片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/07/26(木) 13:23:20
新党日本、荒井氏ら2人の離党を届け出…政党助成要件失う
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070726ia02.htm

 新党日本の田中康夫代表は26日午前、党本部で記者会見し、同日の役員会で荒井広幸参院議員と滝実衆院議員の離党を許可したと発表した。

 同党は、所属国会議員がいなくなったため、政党交付金を受給するための政党要件を失ったことを総務省に届け出た。

 政党助成法は、政党交付金の支給対象の要件として、<1>国会議員が5人以上<2>国会議員が1人以上でかつ直近の衆院選または最近2回の参院選のいずれかで得票率2%以上――のどちらかが必要と定めている。

(2007年7月26日13時14分 読売新聞)

487片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/02(木) 00:46:37
藤井元運輸相:自民党に「仮復党」 党紀委員長が職権で
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20070802k0000m010017000c.html

 参院選岐阜選挙区から無所属で立候補し、当選した藤井孝男元運輸相が自民党に「仮復党」した。笹川尭党紀委員長が1日、職権で認めたことを明らかにした。

 藤井氏は05年、郵政法案に反対し、解散・総選挙で党公認を得られず、無所属で出馬したが落選。党執行部から離党勧告を受けて離党した。安倍政権誕生後に関係修復が進み、今回の参院選に同党の推薦を受けくら替え出馬していた。同氏の復党には党紀委員会の決定が必要だが、参院選で落選した委員を補充するための人事に時間がかかるため、仮復党となった。

 一方、参院選と同時に実施された衆院熊本3区補選で当選した無所属元職の坂本哲志氏についても、党執行部が臨時国会開会までに復党を認める。坂本氏は05年衆院選で党公認を得られず無所属で立候補・落選し、松岡利勝元農相の死去に伴い実施された補選に再出馬していた。同氏については離党時に処分を受けていないため、党紀委の判断は必要ない。【渡辺創】

毎日新聞 2007年8月1日 18時11分

488片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/07(火) 23:38:29
衛藤晟一氏:「活動拠点は大分に」 当選あいさつ /大分
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/oita/news/20070807ddlk44010635000c.html

 参院選比例代表で自民党から初当選した元衆院議員、衛藤晟一氏(59)が6日、当選あいさつのため3カ月ぶりに地元・大分市入り。市内のホテルで「国政報告会」を開き本人不在の選挙を支えた「勝手連」の約600人をねぎらった。また今後は活動拠点を大分に戻し、自民県連復帰は県連の意向に沿う形で進める考えを明らかにした。

 報告会では秦野恭義・党市連会長が「昨年10月に県連に復党要望を出して以降、選挙区での勝利や他党との選挙協力と両立させる難しい活動だったが、選挙区と合わせ大分で自民が2議席を取れた」と自賛。選挙中、安倍晋三首相から「晟一さんを頼む」と2度の電話を受けたことを披露し「首相の側近中の側近。日本を誤った方向に行かさぬ歯止め役に」とエールを送った。

 衛藤氏は「苦労の中で戦って頂き何と感謝してよいか」と涙交じりにあいさつ。党への逆風を半年以上かけて逆にしたいとし「素晴らしい大分、日本にするため頑張る」と話した。【梅山崇】

毎日新聞 2007年8月7日

489片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/08/10(金) 07:11:18
衛藤晟氏大分にも拠点 「住所を戻す」 大分合同
http://kiji.i-bunbun.com/read/read.cgi?1186412400=118644679214160=1

衛藤氏の会合に集まった支持者
 参院選比例代表で当選して国政復帰した自民党の衛藤晟一氏が六日、大分市内で当選後初の国政報告会を開いた。衛藤氏は反発する公明党に配慮して「県内での政治活動自粛」などを条件に出馬したため、選挙を終えて久しぶりに県内で支持者の前に姿を現した。
 約六百人が出席。衛藤氏は「何とお礼を述べていいか分からない。衛藤を国政に出して良かったと思えるよう必ず成果を挙げ、期待に応える」と感謝と抱負を述べた。
 自民党が大敗した今回の選挙結果について「民主党の年金と農業に関する政策はむちゃくちゃだったが、自民党がその問題点と政策をきちんと提示できなかった。それだけ両分野の国民の不安が強かった」と説明した。
 終了後、衛藤氏は記者団の質問に対して「大分と東京の両方を拠点にする」として、選挙まで閉鎖していた大分市の事務所を再開し、住所も東京都内から大分市に戻すことを明らかにした。
 比例出馬の際に党東京都連に所属する参院比例支部長に就いたが、大分県連への復帰については「大分を拠点にして頑張るので、県連にその意志があれば考えたい」と述べた。

490片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/01(土) 08:40:18
麻生幹事長、平沼氏らの復党に前向き姿勢
2007年09月01日01時06分
http://www.asahi.com/politics/update/0901/TKY200708310410.html

 自民党の麻生幹事長は31日、テレビ朝日などのインタビューに答え、郵政民営化法案に反対し、離党した平沼赳夫氏らの復党問題について「復党を望んでおられる方であれば、復党は基本的には全然間違えていないと思う」と述べ、受け入れに前向きな姿勢を示した。平沼氏は「郵政民営化を含む政権公約に反した場合は議員辞職する」という内容の誓約書の提出を拒んで自民党に復党せず、いまだに無所属を通している。

 麻生氏は、誓約書について「私の場合は人物本位。紙に書いてどうのこうのは興味ない」と同様の手続きは行わない考えを示した。すでに復党した議員らの公認問題については「基本的には次の選挙は勝てる候補者を選ぶ。それをどうやって選ぶか、いろいろ考える」と語った。

 これに関して、安倍首相は31日、首相官邸で記者団に「今後、よく党側とも話し合っていきたい。私はその話はまだ聞いていない」と述べた。

491片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/01(土) 09:02:17
自民 復党問題で論議が活発に
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/09/01/k20070901000028.html

郵政民営化に反対して自民党を離党した平沼元経済産業大臣らの復党問題について、麻生幹事長が前向きに検討する考えを示したのに対し、郵政民営化反対派の対立候補だった現職議員らの反発は必至の情勢で、今後、党内論議が活発になることが予想されます。
自民党の麻生幹事長は、31日、NHKなどのインタビューで、郵政民営化に反対して離党した平沼元経済産業大臣や前衆議院議員の復党について「望んでいる方に復党してもらうことは基本的には全然まちがっていない」と述べ、前の執行部が復党の条件としていた郵政民営化を支持する誓約書の提出も求めない考えを示しました。これに対し、自民党内には「改革が後戻りするイメージを国民に与えかねない」と懸念する声もありますが、「いつまでも郵政民営化の問題にこだわる必要はない」として復党を容認する空気が広がっています。ただ、無条件で復党を認めれば、おととしの衆議院選挙で郵政民営化を掲げ反対派の対立候補として戦った現職議員が強く反発するのは必至の情勢です。また、次の衆議院選挙でどちらが小選挙区から立候補するのかなど、候補者調整が難航するのも確実で、今後、党内論議が活発になることが予想されます。

492片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/04(火) 21:36:40
郵政造反・平沼氏の自民復党 麻生幹事長「異存はない」
2007年09月04日19時24分
http://www.asahi.com/politics/update/0904/TKY200709040359.html

 自民党の麻生太郎幹事長は4日の記者会見で、郵政反対組の平沼赳夫氏の復党問題について「私自身、異存はない」と述べ、改めて復党に前向きな姿勢を示した。平沼氏の復党の意思を確認するかどうかについて、麻生氏は「特に改めて(確認する)、ということはないような気がするぐらい気心は知れている」と語った。

 前幹事長の中川秀直氏が復党条件として求めた郵政民営化賛成の誓約書の提出についても、麻生氏は「誓約書を取ってどうこうするつもりはない」と述べた。一方で、平沼氏の地元である同党岡山県連の意向は見極める必要があるとの考えを示し、「そこを詰めた上で考えねばならない」との考えを示した。

493片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/05(水) 10:08:34
自民党:平沼氏復党に条件つけない…麻生幹事長
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070905k0000m010133000c.html

 自民党の麻生太郎幹事長は4日の記者会見で、郵政民営化反対議員のうち復党が実現していない平沼赳夫元経済産業相(無所属)の処遇について、「基本的に私自身は(復党に)異存はない」と述べた。さらに「誓約書を取ってうんぬんするつもりはない」と明言、復党に条件を付ける考えがないことを強調した。平沼氏は民営化に賛成する誓約書の提出を拒み、復党の障害になっている。

 これに関連し、平沼氏周辺は「安倍晋三首相から三顧の礼で迎えられたら戻るかもしれないが、平沼氏は次の衆院選を保守系無所属で戦うと決めている」と語り、早期復党に否定的な見方を示した。【竹島一登】

毎日新聞 2007年9月4日 23時25分

494片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/06(木) 09:12:18
平沼赳夫氏:自民復党へ 麻生幹事長らが環境整備
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20070906k0000m010158000c.html

 一昨年の郵政民営化に反対して自民党を離党した平沼赳夫元経済産業相が5日、復党する見通しになったのは、郵政民営化に賛成する誓約書の提出を同氏に求めて復党を拒んだ中川秀直前幹事長が辞任したのに加え、平沼氏と個人的にも親しい麻生太郎幹事長と与謝野馨官房長官が、復党に向けて共同歩調を取ったからだ。安倍改造内閣の「脱小泉(純一郎首相)」路線が象徴的に表れた。ただ突然、手をさしのべるようなやり方は世論の反発も招きかねず、安倍晋三首相は慎重にタイミングをうかがっている。

 麻生幹事長は4日、平沼氏に電話で復党を了承する意向を伝えた。同氏は「地元後援会の気持ちを最優先にして考えたい」と応じたという。

 こうした麻生氏の動きを側面支援しているのが、東京・麻布高校時代に平沼氏と同級生だった与謝野長官。拉致問題担当でもある与謝野氏は5日、拉致議連会長の平沼氏の事務所を訪ね、復党機運を盛り上げた。

 安倍首相も昨年、個人的に親しい間柄である平沼氏を復党させようと模索しながら、中川前幹事長に押し切られた経緯があり、中川氏の辞任により復党への環境整備が整ったという事情もある。

 平沼氏としても参院選大敗や相次ぐ閣僚辞任で、苦境にある首相を支えたい思いがある。昨年12月、脳梗塞(こうそく)で入院したが、体調も回復。1日に開いた地元・岡山県津山市での後援会会合でも「誓約書を書かなくてもいいという話になりつつある。皆さんに相談して身の振り方を決めたい」と意欲をにじませた。

 ただ、平沼氏は復党の手順にこだわっており、城内実前衆院議員ら落選した郵政造反組の復党も強く求める意向だ。周辺に「自分としては(誓約書を拒否し)すでにスジは通した。今は(落選組に対する)自民党の対応を待つ立場だ」と語っている。【坂口裕彦】

毎日新聞 2007年9月6日 3時00分

495片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/06(木) 09:14:49
平沼赳夫氏:近く自民復党へ 安倍首相が容認
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20070906k0000m010157000c.html

 郵政民営化に反対し自民党を離党した平沼赳夫元経産相(衆院岡山3区)が5日、近く復党する見通しになった。安倍晋三首相が同日夜、首相官邸で記者団に対し「参院選でもずいぶん自民党に貢献してくれた。そういった観点から(自民党岡山)県連とも相談しながら検討したい」と語り、復党を容認した。早ければ7日の党紀委員会で決定する。

 麻生太郎幹事長は既に平沼氏の復党を無条件に認める考えを示している。与謝野馨官房長官も5日、「(平沼氏は)高校の同級生。自民党に帰ってきてもらいたい友人の一人。麻生幹事長が手はずを整えてくれるのではないか」と語り、党執行部が復党に向けた手続きを取ることに期待感を示した。

 平沼氏は周辺に「(近く)麻生幹事長と会う日が来るかもしれない」と語り、復党に前向きな姿勢を示している。【坂口裕彦】

毎日新聞 2007年9月6日 3時00分

496片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/06(木) 12:56:46
平沼氏、自民復党へ地元と調整
9月6日12時42分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070906-00000921-san-pol

 郵政民営化法案に反対し自民党を離党した平沼赳夫元経済産業相(無所属、衆院岡山3区)は6日午前、自らの復党問題について「地元の後援会の皆さんの意見をまとめなければならない。無所属になり落選した人たちの処遇も明らかにしないといけない」と述べ、復党に向けて調整していることを明らかにした。都内で記者団に語った。週末に自民党岡山県連や後援会の幹部らと協議する。
 自民党執行部は「復党に異存はない」(麻生太郎幹事長)として、郵政民営化支持などを明記した誓約書の提出を求めずに、無条件で復党させる方針。平沼氏は昨年12月に郵政造反組の無所属議員11人が復党した際、誓約書提出に反発し、無所属を続けている。
 麻生氏は6日朝、都内のホテルで開かれた平沼氏、与謝野馨官房長官や政財界関係者らとの会合で、「平沼氏は復党で地元と調整しているが、ほぼ復党する方向だ」と述べた。

497片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/06(木) 23:16:08
平沼氏「復党は落選議員らの処遇判明後に」
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20070906/20070906-00000065-nnn-pol.html

 郵政造反組で無所属の平沼元経産相は6日朝、日本テレビの取材に対し、無所属の落選議員らの処遇が明らかになった後に自民党に復党したいとの考えを示した。

 6日朝に都内で開かれた会合には、平沼氏のほか、与謝野官房長官と自民党・麻生幹事長らが同席した。自民党執行部は平沼氏を復党させる方向で調整を進めているが、平沼氏は「私の公約だった無所属で落選した人たち、非常に苦労された人たち、そういう人たちの処遇も明らかにしないといけない」と述べ、郵政造反組で落選した無所属議員らの処遇が明らかになった後に復党したいとの考えを示した。また、地元後援会の意見を聞く必要があるとして、自らの復党は来週以降になるとの見通しを示した。

 しかし、党内からは「完全に先祖返りだ。郵政選挙はまやかしだったと言っているようなものだ」と批判の声も上がっている。

498片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/07(金) 08:53:43
落選組の同時復党を要請 平沼氏、自民側は難色 '07/9/7
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200709070122.html

 平沼赳夫元経済産業相は六日、自らの自民党復党問題に関し、郵政民営化に反対し落選中の城内実前衆院議員らも同時に復党させるよう麻生太郎幹事長に強く求めていることを明らかにした。都内で記者団に話した。

 平沼氏は、郵政民営化支持の誓約書を取らずに復党を認めるという麻生幹事長の姿勢を前向きに受け止める意向をみせたが、同時に「後援会の意見集約をする必要がある」と述べ、落選組の復党問題と合わせて慎重に判断したいとの考えを示した。

 これに対し安倍晋三首相は同日夜、首相官邸で記者団に「平沼さんと落選議員は別の問題だと思う」と述べ、同時復党は難しいとの認識を表明、自民党の二階俊博総務会長も同日午後、党本部で記者団に「選挙区には(自民党の)国会議員として活躍している人がいる。(落選組を)復党させた場合の解決策を判断した上でなければ難しいのではないか」と述べた。

 これに先立ち首相は同日午後、記者団に対し平沼氏の復党問題に関し「既に郵政民営化は決まった方針だ。(平沼氏は)当然そのことを理解した上で復党願を出されると思う」と指摘、民営化問題をあいまいにした形での復党ではないと強調した。

499片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/07(金) 09:17:42
平沼、自民復党へ…安倍、誓約書求めず
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_09/t2007090615.html

 自民党は郵政民営化に反対して離党した平沼赳夫元経済産業相=写真=の復党を認める方針を固めた。復党の障害となっていた郵政民営化への賛同を求める誓約書の提出は求めない考え。誓約書の提出を求めて復党を拒んだ中川秀直前幹事長の辞任に加え、平沼氏と親しい麻生太郎幹事長、与謝野馨官房長官が復党への機運を盛り上げ、環境が整った。

 安倍首相は6日昼、平沼氏の復党に当たり民営化への賛同を求めるかどうかについて、「既に郵政民営化は決まった方針だ。当然そのことを理解した上で復党願を出すと思う」と述べ、誓約書提出を条件とはしない考えを示した。

 与謝野官房長官も同日午前の記者会見で、「すべての恩讐(おんしゅう)を乗り越え、復党する。小泉内閣では閣僚を長く務めたし、時が物事を解決するいい例だ」と述べ、早期の復党実現に期待感を示した。

一方、平沼氏は同日朝、「41の後援会が地元にあり、みんなの意見を聞かないといけない」と述べ、復党に向け支持者との調整に入る考えを表明。その上で、「無所属で(衆院選に出馬して)落選した人は苦悩している。その人の処遇を考えないといけない」と述べ、落選組の復党容認を求めた。

 平沼氏の復党について、今のところ党内から異論は出ていない。しかし昨年12月、無所属で当選していた野田聖子元郵政相ら11人が復党した際、「刺客」を務めた議員らが強く反発した経緯がある。

仮に落選組の復党容認まで認めた場合、首相の“お友達”である城内実前衆院議員(静岡県7区)も復党できることになる。しかし、そうなれば「刺客」として当選した片山さつき衆院議員らが黙っているはずはなく、今後の波乱要因となりそうだ。

ZAKZAK 2007/09/06

500片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/10(月) 13:13:06
自民党、平沼氏復党問題に批判相次ぐ――代議士会で1年生議員
日経9/10
 自民党が10日午前に開いた代議士会で、平沼赳夫衆院議員の自民党復党問題を巡って批判が相次いだ。中川泰宏氏や小野次郎氏ら小泉純一郎政権のもとで当選した「小泉チルドレン」らが復党に反対する姿勢を強調。麻生太郎幹事長は「基本的には県連等々の意見を参考にして対応する」と答えた。
 中川氏は「平沼氏が条件を出して(復党するのは)小泉改革を否定することだ」と執行部の対応を批判。小野氏は「8月23日に自民党が受け入れた(参院選結果の)総括の中に、大敗の1つの要因が昨年の(郵政造反議員の)復党のプロセスにあったと明確にしている」と強調し、総括に基づいた対応を求めた。
 代議士会に先立って開いた両院議員総会では、安倍晋三首相が「対テロ活動を継続していくために全力を挙げて取り組むことを誓う」と臨時国会への意気込みを示した。一方、麻生幹事長は、首相が9日、テロ対策特別措置法の延長を巡り「職を賭して取り組む」と発言したことについて、「(首相が)覚悟を表明していることはご存じの通りで、この覚悟をバックアップするためにも、与党は一丸となって決意に応えていかねばならない」と述べ、結束を求めた。

501片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/10(月) 13:24:09
平沼氏復党に批判相次ぐ=自民
9月10日13時1分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070910-00000076-jij-pol

 10日午前の自民党代議士会で、郵政造反組の平沼赳夫元経済産業相の復党を容認する方針の執行部に対し、批判が相次いだ。
 発言したのは一昨年の衆院選で初当選した中川泰宏、川条志嘉、小野次郎の各氏。中川氏が「国民はあほじゃない。安倍政権を守るためにきちっとした回答を示してほしい」と復党反対の声を上げると、川条氏も「平沼氏は(先の参院選岡山選挙区での)片山虎之助前参院幹事長の落選の責任を感じることなく復党を画策している。決して許されない」と非難した。

502片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/10(月) 18:44:20
平沼氏の復党 “小泉チルドレン”が批判
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20070910/20070910-00000042-nnn-pol.html

 自民党執行部が調整を進める郵政造反組の平沼赳夫元経産相の復党について、いわゆる「小泉チルドレン」たちが安倍首相の面前で批判の声を上げた。

 10日午後に開かれた代議士会で、自民党内では先の総選挙で郵政造反組と選挙を戦った当選1回の若手議員、いわゆる「小泉チルドレン」を中心に、郵政造反組の復党への批判が強まっている。

 自民党・中川泰宏議員「平沼赳夫先生が、執行部がお願いして無条件で復党する。こんなことでいいのかな、と。国民はアホじゃないよ」

 自民党・川条志嘉議員「参院(選)大敗の原因が造反議員の復党にあった」

 自民党・佐藤ゆかり議員「執行部が変わったからといって、党の重要な方針について、右から左に変われるというのは、なかなか理解できない」

 安倍首相を目の前にして当選わずか1回の議員から異論が吹き出したことは、安倍首相の求心力の低下を一層、裏付ける形となった。

503片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/10(月) 18:44:55
平沼氏の復党問題、新人議員が反発
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20070910/20070910-00000028-jnn-pol.html

 郵政造反組で自民党を離党したままの平沼赳夫・衆議院議員の復党問題をめぐり、自民党の1年生議員が反発の声を上げました。

 「執行部からお願いをして無条件で復党する、こんなことでいいのかなあと。国民はアホじゃないよ、必ず気がつき動き始めるよ」(自民党 中川泰宏 衆院議員)

 代議士会で発言した3人の新人議員は、「参議院選挙の総括の中で、大敗の原因に復党問題があったとしているのに、平沼氏を無条件に復党させるのはおかしい」などと異議を唱えました。

 執行部は、すでに平沼氏の復党を無条件で認める方針を固めていますが、おととしの総選挙でいわゆる刺客議員として当選した議員を中心に、1年生議員の多くは造反議員の復党に一貫して反対しており、また、先月の内閣改造で党や内閣の要職から遠ざけられたこともあって、今回、その不満が爆発した格好です。(10日14:23)

504片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/10(月) 18:45:34
自民党代議士会 平沼衆議院議員の復党をめぐり新人議員が執行部批判
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20070910/20070910-00000953-fnn-pol.html

衆議院本会議を前に行われた自民党の代議士会で、平沼赳夫衆議院議員の復党を容認する方針を示している執行部への批判が新人議員から相次いで飛び出した。
自民党の中川泰宏議員は「平沼赳夫先生が、執行部からお願いをして無条件で復党する。こんなことがいいのかなと。国民はアホじゃないよ。必ず気がつき、動き始めるよ」と述べた。
自民党の川条志嘉議員は「落選議員まで一緒に復党を画策しておられる。こういうことは国民としては決して許されないと」と述べた。
また中川氏は、記者団に「このままでは自民党が国民の信頼を失う。改革方針を変えるときは国民に問うべき」と述べ、衆議院を解散すべきとの考えを示した。
執行部批判の背景には、平沼氏や郵政民営化に反対した落選議員の復党が実現すれば、次の衆議院総選挙に向けて、新人議員が苦しい立場に追い込まれるとの見方がある。
平沼氏の自民党への復党をめぐっては、与謝野官房長官が復党するとの見通しを明言したほか、麻生幹事長も復党に際して、郵政民営化を支持する誓約書なども求めない方針を示している。
新人議員の一部は、10日午後には、復党反対も検討項目とした議員連盟を発足させる予定で、安倍首相は党内からも厳しい批判にさらされることになる。

505片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/10(月) 20:04:42
自民党:平沼氏復党に若手議員から反対論 代議士会
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20070911k0000m010071000c.html

 郵政民営化に反対し無所属となっている平沼赳夫元経済産業相(無所属)の自民党復党について、国会内で10日開かれた同党代議士会で若手議員から反対論が相次いだ。

 当選1回の中川泰宏氏は「平沼さんの復党は小泉改革の否定だ」と強く反発。同じく当選1回の小野次郎氏も「党の参院選総括では、大敗北の一因は昨年の復党問題にあったと指摘された。執行部はそれを踏まえてやるべきだ」と、慎重対応を求めた。

 平沼氏の復党について、麻生太郎幹事長ら党執行部は積極姿勢を示しているが、この日の代議士会で麻生氏は「岡山県連の意見を参考に対応する」と述べるにとどめた。

 自民党内の反対論について平沼氏は10日、国会内で記者団に「(私が)落選した人たちを応援しているから、(その人たちと選挙区で)ぶつかる人は冗談じゃないと思っているだろう。そういう人から反対が出るのは分かる」と語った。【竹島一登】

毎日新聞 2007年9月10日 19時37分

506片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/10(月) 22:45:20
平沼氏の復党に異論相次ぐ
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/09/10/k20070910000119.html

10日に開かれた自民党の代議士会で、党執行部が郵政民営化に反対して離党した平沼元経済産業大臣の復党を認める方針を固めたことに対し、郵政民営化が最大の争点となったおととしの衆議院選挙で初当選した議員から異論が相次ぎました。
自民党執行部は、郵政民営化に反対して離党した平沼元経済産業大臣の復党を認める方針を固め、平沼氏と地元後援会関係者らとの調整を待って復党に向けた手続きに入りたいとしています。これについて、10日の自民党代議士会で、おととしの衆議院選挙で初当選した議員のうち、中川泰宏氏が「さきの衆議院選挙で仲間が増えたのは国民が小泉改革を認めたからであり、平沼氏の復党は小泉改革の否定だ」と述べたほか、川条志嘉氏も「おととしの衆議院選挙に人生をかけて臨んで当選した議員を否定するものだ」と批判しました。さらに、小野次郎氏は「参議院選挙の総括でも、自民党大敗の原因の1つは郵政民営化に反対して離党した議員の復党問題にあることが明確にされている。執行部は総括を踏まえて判断すべきだ」と主張しました。これに対し、麻生幹事長は「平沼氏の復党については、地元の自民党岡山県連の意見を参考にして対応していきたい」と述べました。これについて、平沼氏は、国会内で記者団に対し「復党するべきかどうか、わたしの41ある後援会も意見は半々だ。わたし自身、次の衆議院選挙も保守系無所属で戦おうと思っていたので、気持ちは半々だ」と述べました。そのうえで、平沼氏は「わたしは無所属で立候補して落選した前議員を応援しているので、選挙区でぶつかる人が『冗談じゃない』と思うのはよくわかる。ただ、落選した前議員は、今、塗炭の苦しみを味わっており、自民党にはこの人たちの復党を最優先に考えてほしい。結論は来週から再来週に出るだろう」と述べました。

507片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/11(火) 06:49:03
平沼議員復党どうなる
阿部議員との調整課題 讀賣岡山

 郵政民営化関連法案に反対し、自民党を離党、2005年の衆院選で無所属で立候補し当選した、平沼赳夫衆院議員(岡山3区)について、「条件を付けずに」復党を認める発言が、安倍首相や麻生党幹事長らから相次ぎ、地元支持者の期待が高まっている。ただ、党県連には10日までに正式な復党の要請はなく、手続きも始まっていない。選挙区が重なる同党の阿部俊子衆院議員との調整など、実現には課題が残されている。

 麻生幹事長が最初に復党を認める発言をしたのは今月4日。しかし、県連にはまだ正式要請がないため、県議会で10日、岡山3区内の同党県議約10人が集まり、平沼議員の復党について話し合ったが、具体的な議論にはならなかった。ある県議は「県連への打診なしに本部が復党を決めてしまう可能性もある」と、党本部の真意を測りかねている。

 それでも、地元では支持者たちの期待は膨らみ続けている。今月1、2日に津山、岡山両市で相次いで開かれた平沼議員の懇談会には、それぞれ例年の1・5倍以上の1800人と1500人が出席。党本部から復党の打診があった場合について、平沼議員が「皆さんにしっかり相談して身の振り方を決めていきたい」と述べると、両会場とも静まり返り、出席者の熱い視線が注がれた。

 津山市の後援会員の女性は「自民党は参院選で負けたから戻ってほしいと言っている。今後はもっと平沼議員の意見を聞くように、こちらから条件をつけては」と、復党と、さらには発言力アップも望む。

 一方、この復党問題で最大の課題は、前回衆院選で“刺客”として立候補した阿部議員との調整。県連内には、「看護連盟を支持母体に持つ阿部議員は、比例候補にしてはどうか」との意見もある。あるベテラン県議は「党本部が仕掛けたことだから、どちらにも傷がつかないよう、選挙区調整をきちんとしてもらわないと」と頭を痛める。

 阿部事務所の小倉博俊所長は、復党問題に関連しての選挙区調整の可能性について、「阿部議員は誠実に政治活動をしてきた。引き続き岡山3区で活躍の場を与えてもらいたい」と強調。「参院で惨敗した安倍内閣が、小泉路線を変更するのかどうか、注目されているが、阿部議員のような全国の小泉チルドレンがその道具にされては困る」とクギを刺した。

(2007年9月11日 読売新聞)

508片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/11(火) 07:08:54
平沼氏復党はゆかり氏「理解できない」
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20070911-OHT1T00010.htm

 小泉チルドレンらの復党反対の声に平沼氏は「言っている人たちの立場を考えれば、当然のこと」と受け止めた。復党については「後援会も私の気持ちも(無所属か復党か)半分です」と説明。郵政民営化に反対した城内実前衆院議員ら、落選組の同時復党を求めてきたが「今回もぶつけなきゃいけない」と、これからも党執行部に強く申し入れていく構えだ。

 同じく造反組ながら、すでに復党した岐阜1区の野田聖子衆院議員(47)は、平沼氏の復党を「もちろん、そうあるべき」と主張。「あのように見識のあるベテランが早く戻ってもらわないと、次の衆議院は大変だなと思います」とした。

 選挙区をめぐる野田氏のライバル・佐藤ゆかり衆院議員(46)は「私はかつての執行部に言われているように支部長、次期公認候補予定者」と強調。チルドレン仲間である川条氏の発言を「まさにポイントを突いた正しい発言」と称賛し、平沼氏復党を進める現在の執行部の路線を「理解できません」とした。

(2007年9月11日06時00分 スポーツ報知)

509片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/11(火) 08:39:38
平沼氏復党に異論 落選組「一括」 小泉チルドレン反発
9月11日8時0分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070911-00000069-san-pol

 平沼赳夫元経済産業相の自民党復党を内定している執行部に対して10日、党内から異論が噴出した。平沼氏が郵政造反組の落選者との一括復党を希望していることに、一昨年の郵政選挙で「刺客」で初当選した「小泉チルドレン」らが反発し、安倍政権の足元が再び揺れ動いている。

 「平沼氏が無条件で復党することは、小泉改革を否定することだ。国民はアホじゃない」

 安倍晋三首相も出席した10日の代議士会で、1年生議員の中川泰宏氏(京都4区)が口火を切ると、川条志嘉氏(大阪2区)も「落選議員まで一緒に復党を画策していることは決して許されない」とかみついた。

 麻生太郎幹事長は「(平沼氏の地元の)岡山県連などの意見を十分に参考にして対応する」と引き取っても1年生の興奮は収まらず、小野次郎氏(比例南関東=山梨3区)が「復党過程が問題だと明確にした参院選総括委員会を踏まえているのか」とたたみかけた。

 麻生氏は4日、平沼氏の復党について、「異存はない」と表明しており、平沼氏復党は首相の持論でもある。無条件の復党が既定路線となっている中、平沼氏は10日、記者団に「落選している人のことを最優先に考えたい。再来週ぐらいには結論が出るのではないか。私はどっちでもいいけど」と語った。

 ただ首相が6日に「落選議員は別の問題だ」との姿勢を示しても、1年生の焦りは募る。中川、川条両氏は、郵政造反組の田中英夫、左藤章両氏とそれぞれ対決して勝った刺客組。平沼氏が10月に田中、左藤両氏の地元で講演することも警戒心を増幅させている。

 1年生の有志12人は10日、さっそく「国民本位の政治を実現する会」(平将明代表)を設立。同会メンバーは昨年、造反組11人の復党時にも反対運動を展開して挫折した経緯があるが、今回も「無原則に復党というのはおかしな話だ」(平氏)と意気込む。

 ただ、復党反対の議員が「落選者の復党で自分の選挙が心配なだけだ」(若手)と冷ややかな視線を浴びているのも事実。麻生氏は代議士会後、川条氏を呼び止め「まず府連を立て直すことが先だろう」とクギを刺してみせた。

510片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/11(火) 13:40:08
平沼氏ら復党は原則通りに 武部、笹川両氏が慎重意見
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2007091101000383_Politics.html

 自民党の11日午前の役員連絡会で、平沼赳夫元経済産業相や郵政民営化に反対して落選した元議員の復党問題について「原理原則に沿って取り扱うべきだ」(武部勤党改革実行本部長)など慎重な対応を求める意見が相次いだ。

 武部氏は、10日の代議士会で衆院当選1回の議員から復党反対の声が上がったことに触れ「単に当該選挙区の事情で言っているわけでなく、民意を踏まえた発言と受け止めるべきだ」と指摘。「無原則な復党を進めては党改革もできない」と述べた。

 前党紀委員長の笹川尭衆院議運委員長も「党紀委が復党、除名問題を議論して決めていく独立機関であることを尊重すべきだ」と述べ、正式な手続きを踏まえ対応していくべきだと強調した。

 これに関し細田博之幹事長代理はその後の記者会見で「まだ復党問題自体は提起されているわけではない。これからの問題だ」と述べたのにとどめた。

511片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/14(金) 22:36:23
福田氏、郵政造反議員復党に慎重姿勢示す
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20070914/20070914-00000069-nnn-pol.html

 自民党の総裁選挙に出馬を表明した福田元官房長官は14日夕方、小泉前首相の再登板を求めていた1回生議員らと会談し、平沼元経産相ら郵政造反議員の復党について「唐突な感じがする」と述べ、慎重な姿勢を示した。

 小泉前首相が福田氏の支持を表明したことに加え、福田氏が郵政造反議員の復党に慎重な姿勢を示したことなどから、いわゆる「小泉チルドレン」の多くが福田氏支持に回るとみられる。

 各派閥の情勢だが、福田氏の所属する町村派は、ほぼまとまって福田氏を支援する。第2派閥の津島派も、額賀財務相が出馬を辞退したことで福田氏支持になった。ほかに古賀派、山崎派など党内の9つある派閥のうち、麻生派と正式には態度を決めていない高村派以外の7つの派閥が福田氏支持に回り、まさに「雪崩現象」となっている。

 津島派の鳩山法相や伊吹派の中川前政調会長ら各派の中に麻生氏を支援する議員もいるが、それぞれ数人程度にとどまる見通し。

 町村派の議員からでさえ、「派閥単位で支持を決めるなんておかしい」「自民党の先祖返りだ」という批判も出ている。

512片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/20(木) 08:31:41
自民都道府県連、復党慎重派が上回る 本社調査
2007年09月19日23時55分
http://www.asahi.com/politics/update/0919/TKY200709190376.html

 「郵政反対組」の自民党復党問題への対応は、23日に選ばれる新総裁にとっても難題となりそうだ。国会議員の間だけでなく、都道府県連も賛否が割れている。朝日新聞社が47都道府県連の幹事長らに考えを尋ねたところ、慎重派が積極派を上回った。一方で復党を強く求める意見も目立ち、党を二分している状況が浮き彫りになった。

 復党問題では、麻生太郎幹事長が平沼赳夫衆院議員の無条件復党に向け調整を進めてきた。これに対し、平沼氏は落選した前職5人の復党もあわせて認めるよう要請。一方、競合する新人衆院議員らからは、強い反発が出ている。

 麻生氏とともに総裁選に立候補している福田康夫氏は「現職を大事にする気持ちは重要だ」と述べ、落選組の復党には否定的な立場だ。一方、麻生氏は「選挙に勝てる候補をいかに選任していくか」と語り、場合によっては落選組も認める可能性があることをにじませている。

 都道府県連幹部には、復党について「平沼氏をはじめ、積極的に認めるべきだ」「慎重に検討」のどちらに近いかを聞いた。その結果、積極派は18、慎重派は26、その他の回答が3だった。

 積極派では「いくら何でも自民党をぶっ壊しすぎた」(沖縄)、「郵政問題だけで離党にしてしまうのは、もともと反対だった」(秋田)など、郵政政局をめぐる小泉政権時代の対応への反感がみられた。「許してもいい時期だ」(和歌山)との同情のほか、「民主党に行かれても困る」(埼玉)などとする声もあった。落選組と現職が同じ小選挙区の公認をめぐって競合する問題に対しては「予備選で民意を問う」(鳥取)との提案もあった。

 慎重派は「国民の理解を得られない」(宮城)など、世論への配慮を優先すべきだという立場が目立つ。「一度決めた方針は簡単には変えない方がいい」(京都)、「平沼氏はいいが、落選組とは区別すべきだ」(岐阜)などの声もあった。

 島根県連は「地元の意向を尊重すべきだ。党本部が決めることではない」として、「どちらともいえない」と答えた。

    ◇

 【復党を積極的に認めるべきだと回答した府県連と主な関係者】18

 青森、秋田、埼玉(●小泉龍司)、千葉、新潟、富山、福井、山梨(○堀内光雄、○保坂武)、長野、滋賀、大阪(●左藤章)、兵庫、和歌山、鳥取、岡山(●平沼赳夫)、広島、鹿児島(○森山裕)、沖縄

 【復党は慎重に検討すべきだと回答した都道府県連と主な関係者】26

 北海道、岩手、宮城、山形、福島、茨城、栃木、群馬、東京、神奈川、石川、岐阜(○野田聖子、○古屋圭司)、静岡(●城内実)、愛知、三重、京都(●田中英夫)、奈良(●森岡正宏)、山口、香川、高知、福岡(○武田良太)、佐賀(○今村雅弘、○保利耕輔)、長崎、熊本、大分、宮崎(○江藤拓、○古川禎久)

 【その他の回答をした県連】3

 島根、徳島(○山口俊一)、愛媛

 《注》自民党の都道府県連幹事長(茨城は幹事長代行、岐阜と愛知は会長代理)に取材した。○は復党した衆院議員、●は復党希望の衆院議員と前議員。

513片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/22(土) 14:37:54
郵政造反の余波/結果が公認選びに影響?
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/seikyoku/20070919.html

 安倍晋三首相の退陣表明と自民党総裁選実施で、「郵政造反組」が出馬を目指す小選挙区の公認をめぐるつばぜり合いが激しくなっている。

 二〇〇五年の衆院選で、造反組の野田聖子(のだ・せいこ)氏と佐藤(さとう)ゆかり氏が戦った岐阜1区。野田氏が勝利し、佐藤氏は比例東海で復活したが、新総裁の下でどちらが公認候補になるのか本人たちだけでなく関係者も気をもんでいる。

 野田氏は十五日、岐阜市中心部の柳ケ瀬で街頭演説し、安倍首相の退陣表明について「自民党の連帯責任でもある」と陳謝した。総裁選の投票先に関しては「具体的な政策が出てきた段階で選ぶ」と踏み込まなかった。事務所関係者によると、野田氏は「今度は勝てる方かな」と福田康夫元官房長官支持、と受け取れる発言をしているものの態度は未定だという。

 一方、佐藤氏も週末、岐阜市入り。報道陣に「小泉改革の路線に近く、福田先生の支援に回りたい」と明言。公認については「福田先生は現職支部長優先とおっしゃった。原則を重視することで自民党も国民の信頼を得られる」と同区支部長を務める自身の優位を強調した。

 衆院解散・総選挙が現実味を帯びてきただけに、県連幹部の一人は「原則でいうなら選挙区で勝った野田さんが次の公認。民主党が勢いづくほど選挙に強い野田さんが必要になる」と指摘する。

 一方、〇五年衆院選で、片山(かたやま)さつき氏と、造反組の城内実(きうち・みのる)氏が激しく争った静岡7区(浜松市北部など)。惜敗した城内氏が再び無所属での出馬を目指しており、次の戦いを見据えた両者の動きが熱を帯びている。

 片山氏は総裁選で当初、小泉純一郎前首相擁立に動いたが、現在は「福田支持」を後援者にも報告。「寄らば大樹の陰なのかな」と、ある自民党県連関係者はつぶやく。国会審議が止まっている機を生かし、支援者回りに精を出す片山氏は、選挙区内に自宅を新築する計画で、地元密着の姿勢をアピールし始めた。

 「誰よりも地元を愛する城内実です」。十八日の夕暮れ、浜松市内の幹線道路沿いで城内氏は声をからしていた。かつて安倍首相の側近と呼ばれた城内氏は、近く出馬表明して存在感を示すつもりだったが、退陣表明で様子見に。城内氏は「みんなが福田さんに乗る流れを見ていると、人情的には麻生さんに頑張ってほしい」と心情的には麻生氏支持。

 前回選で、県連は党本部の方針に反して城内氏を独自に推薦。県連幹部は「次回は片山氏を推すことになるが、県議、市議がすべてまとまれるかどうか」と頭を抱えている。

514片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/27(木) 00:32:03
野呂田氏は投票棄権、首相指名選挙 鈴木、松浦氏は小沢氏に 秋田
http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20070926a

 衆参両院本会議で25日行われた首相指名選挙で、動向が注目されていた無所属の野呂田芳成氏(衆院秋田2区)は投票を棄権した。

 野呂田氏は院内会派「国民新党・そうぞう・無所属の会」に所属しており、この日は国民新党の綿貫民輔代表とも相談した上で対応を決定した。

 秋田魁新報社の取材に対し、「(自民党総裁の)福田さんとは昔から大の仲良しで、総裁選に出るように強く勧めた経緯もある。心情的には福田さんだが、会派では国民新党と一緒だから綿貫さんということになる。どちらへの投票も難しくなり、棄権することにした」と話し、「これで会派を離れることにはならない」と付け加えた。

 一方、参院の院内会派「民主党・新緑風会・日本」に所属する鈴木陽悦氏(本県選挙区)は、決選投票を含めて民主党の小沢一郎代表に投票。7月の参院選で初当選した無所属の松浦大悟氏(本県選挙区)も決選投票を含め小沢氏に投票した。
(2007/09/26 08:32 更新)

515片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/27(木) 10:03:17
平沼氏の早期復党 困難の見方
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/09/27/k20070927000020.html

郵政民営化に反対して自民党を離党した平沼元経済産業大臣の復党問題をめぐって、自民党の伊吹幹事長が「郵政民営化を支持する文書の提出が必要だ」としているのに対し、平沼氏は応じられないという姿勢を崩しておらず、党内では早期の復党は難しくなったという見方が出ています。
平沼元経済産業大臣の復党を認めるかどうかについて、自民党の麻生前幹事長は、復党を認める方針を固め、平沼氏が拒否していた郵政民営化を支持する文書の提出も求めない姿勢を示しました。これについて、伊吹幹事長は、25日の記者会見で「郵政民営化への支持を表明した書類は自民党のすべての議員がサインしており、平沼氏もサインするべきではないか」と述べました。また、伊吹氏は26日に小泉元総理大臣と会談し、小泉氏は、伊吹氏と平沼氏がかつて同じ派閥に所属していたことを念頭に「党のためになるかどうかを第一に考えるべきで、時には友情を切る非情さも必要だ」と述べました。一方、平沼氏は、郵政民営化を支持する文書の提出には応じられず、今の党執行部に復党を認めるよう働きかけることもしないとしています。このため、党内では、いったんは平沼氏の復党に向けた機運が高まったものの、早期の復党は難しくなったという見方が出ています。

516片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/27(木) 23:03:21
伊吹氏「平沼氏復党には誓約書提出が必要」
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20070927/20070927-00000083-nnn-pol.html

 自民党・伊吹幹事長は、日本テレビなどのインタビューで、郵政造反組の平沼元経産相の復党にあたっては誓約書の提出が必要との認識を示した。

 伊吹幹事長は「(Q郵政造反組の復党に誓約書は?)平沼元経産相が戻るという時は、僕はどういうものにサインしたか記憶にないが、2年前の選挙で全員が公認を得る時に取った手続きは(平沼元経産相も)踏むということなんじゃないの」と述べ、平沼元経産相が復党する場合には誓約書の提出が必要との認識を示した。また、平沼元経産相が落選した議員らと一緒の復党を求めていることについては「微妙な問題があるから、簡単にはいかない」と述べた。

 これについて、福田首相は27日夜、「(Q伊吹幹事長が平沼元経産相復党には誓約書が必要と?)それは党の方で扱っているので、伊吹幹事長がしかるべくやってくれる」と述べ、造反組の早期の復党には消極的な姿勢を示しており、党側にも慎重な対応を求めるものとみられる。

517片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/09/29(土) 12:05:15
平沼氏、造反組18人に資金援助…落選者に月100万円
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070929it01.htm

 郵政民営化に反対し自民党を離党した平沼赳夫・元経済産業相が06年に、少なくとも18人の造反組議員に資金援助をしていたことがわかった。

 平沼氏の復党をめぐっては、05年衆院選の落選者の復党に道を開きかねないとして、自民党内に慎重な対応を求める声がある。平沼氏が派閥の領袖(りょうしゅう)並みかそれ以上に造反組議員を資金援助していたことは、今後の平沼氏の復党論議に影響を与える可能性もある。

 平沼氏の資金管理団体の06年収入は3億1180万円で、全国会議員(政党支部の収入分も含む)中3位。資金力を生かして、特に「落選組」を手厚く支援した。

 静岡7区で落選した城内実氏の資金管理団体には、毎月100万円ずつ、計1200万円を寄付した。今年7月の参院選で国会に返り咲いた衛藤晟一氏については、毎月30万円の寄付に加え、パーティー券計130万円分を購入している。同様にカムバックした川上義博氏の資金管理団体にも1010万円を寄付した。

 このほか、柏村武昭氏に110万円、小泉龍司、左藤章両氏に100万円ずつ、小林興起氏に80万円、田中英夫、桜井新、自見庄三郎各氏に10万円ずつ、寄付やパーティー券購入などで支援している。

 衆院選当選者でも、今村雅弘、江藤拓両氏のパーティー券を100万円分ずつ購入したのをはじめ、武田良太氏に80万円、古川禎久、保坂武両氏に50万円ずつ、野田聖子氏に10万円を支援している。さらに、野呂田芳成氏に5万円、国民新党の亀井久興幹事長に10万円を支援した。

 平沼氏の事務所は「気の毒な事情を考慮して、与野党問わず、できる範囲で支援した」としている。

(2007年9月29日3時3分 読売新聞)

518片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/01(月) 21:07:02
復党望み捨ててない-森岡氏・次期衆院選に意欲  (2007.10.1 奈良新聞)
http://www.nara-np.co.jp/n_all/071001/all071001b.shtml

   前回の衆院選で、郵政民営化反対組で落選した森岡正宏前自民党衆院議員(64)が30日、奈良新聞社の取材に答え、復党の可能性について語った。森岡氏は「自民党は新体制になったが、復党については望みを捨てているわけではない。次期衆院選はいつになるか分からないが、党は(森岡氏の復党を)考えてくれていると思う」と述べた。

 森岡氏は今夏の参院選で、党幹部の要請で党公認で出馬し落選した松井正剛氏(54)を支援した。その際、復党の話も出ていたといい、次期衆院選へ出馬の意欲を示している。森岡氏は「いつ復党についての呼びかけがあっても対応できるように、準備している」と述べ、復党後の衆院選出馬に向けて街頭宣伝活動などを行っていることを明らかにした。衆院選での選挙区については「党の方で、どのようにすれば一番良いかを考えてくださると思う」と即答を避けた…

 〜この続きは本紙をご覧下さい〜

519片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/02(火) 00:36:54
郵政民営化:自民党は05年の選挙後遺症 公認調整に難題
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071002k0000m010077000c.html

 民間企業「日本郵政グループ」が1日発足し、郵政民営化が本格スタートする中、自民党は05年の郵政選挙(衆院選)の後遺症になお悩まされている。衆院解散・総選挙含みの政局運営を強いられる福田康夫首相にとって次期衆院選に向けた公認調整は急務だが、郵政造反復党組と、いわゆる「刺客」との調整という難題に直面しているためだ。政策的には決着済みの郵政民営化は、政局的には火種としてくすぶっている状態だ。

 「一番悩ましいのは、あの郵政民営化での選挙を受け、今回の総選挙を戦うことだ」。古賀誠選対委員長はこう繰り返している。昨年12月に復党した郵政造反組の現職衆院議員11人のうち6人は、郵政選挙で刺客として敵対した自民党公認候補が比例復活当選した。現職の小選挙区支部長は刺客が務めており、うち4人がいわゆる「小泉チルドレン」。総裁選で福田首相は小泉純一郎元首相の支持も受け、小泉チルドレンの多くも支持に回ったことから、挙党態勢維持には無視できない。

 一方、参院選の惨敗で地方組織の弱体化が浮き彫りになった同党にとって、郵政選挙の逆風に耐えて小選挙区を勝ち上がった復党組の実力も捨てがたい。

 これに加え、平沼赳夫元経済産業相や落選組の復党という問題も抱える。伊吹文明幹事長は平沼氏の復党について「お帰りになる場合は、我々が公認を得た手順を踏むのは当然」と、郵政民営化に賛同する誓約書の提出が不可欠との考え。無条件復党を模索した麻生太郎前幹事長ら前執行部とは一線を画しており、当面は復党を先送りする構えだ。

 ただ安易な先送りも危険だ。参院選で落選組の川上義博氏が民主党から立候補し、鳥取選挙区で自民現職を破ったためだ。対応を誤れば、落選組は他党や無所属候補として自民党の敵対候補になる可能性があるためだ。「党員の予備選挙で雌雄を決すればいい。選挙区でチルドレンを上回る支持を得る落選組がいれば優先するのは当然」(復党組の中堅議員)との声もあるが、いずれ問題が先鋭化することは避けられそうもない。

 8月の内閣改造・党役員人事で造反組は森山裕氏ら2人が副大臣に就任、山口俊一氏が党政調の筆頭副会長に就くなど、復権が続いた。福田政権でも再任され、表面上は郵政造反問題の風化を印象付けたが、選挙をめぐる調整は決着の道筋が付いていない。【竹島一登】

毎日新聞 2007年10月1日 19時51分

520片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/03(水) 23:02:30
片山 さつき議員に代わり、野田聖子衆院議員が自民党広報局長に就任
http://fnn.fujitv.co.jp/headlines/CONN00119351.html

自民党の広報局長に、「小泉チルドレン」の片山 さつき議員に代わり、郵政復活組の野田聖子衆院議員が就任した。
野田議員は「(就任おめでとうございます)ありがとうございます。(意気込みは?)まじめに務めるだけです」と話した。
広報局長の前任者は、1年生にもかかわらず、大抜てきされた片山 さつき議員だった。
片山議員は、自民党の広告用ポスター発表会で、「躍動感のある、戦うという姿勢のポスターになっています」と話していた。
片山議員は「総裁が代わったら、代わるのが通常だと思いますよ、広報チームは」と話した。
野田議員は、自民党に復党してから、わずか10カ月で重要ポストに返り咲いた。
その裏には、今回、選挙を取り仕切るポストに就任した古賀 誠選挙対策委員長の存在がささやかれている。
古賀委員長は、8年前に野田議員が女性初の議員進行係に内定した際、手取り足取り教えていた。
古賀委員長は、2005年の野田議員のパーティーでも、「私も野田聖子先生を政界の頂点に、ぜひ立っていただきたいという期待を持っている1人であります」と述べていた。
そんな古賀委員長が選挙の責任者に就任したことで、佐藤 ゆかり議員と話し合っている岐阜1区の公認問題が気になってくる。
2006年、この問題について、佐藤議員は「この総選挙区の岐阜1区におきましては、私が引き続き支部長で、次期院選挙の公認予定者であるということでございます」と話していた。
当時の中川幹事長から、公認のお墨付きをもらったと訴えていたが、その中川幹事長が辞めたことで、約束がほごにされる可能性も出てきた。
そして、その当時から、野田議員は「自民党の場合、その場所の約束が継続することは、あまりあり得なくて、執行部が代われば、どんどん中身も変わる」と、まるで今回の執行部人事を見越したような発言をしていた。
野田議員の広報局長就任に2日夜、佐藤議員は「選挙が間近かもしれませんから、ぜひがんばっていただきたいと思います」とライバルにエールを送った。
2008年春ともささやかれる解散総選挙を前に、その行方が注目される。

521片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/06(土) 10:19:43
古賀、平沼、野中氏ら京に集結
衆院選見据え復党思惑も交錯 京都
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2007100600005&genre=A2&area=K10

顔をそろえた平沼、古賀、野中氏(左から)=京都市下京区
 2年前の郵政解散で自民党を離党し衆院選京都4区で落選した田中英夫前衆院議員が5日夜、京都市下京区で開いたパーティーに、党の古賀誠選挙対策委員長、復党問題の渦中にいる無所属の平沼赳夫元経産相、野中広務元幹事長が顔をそろえた。次期衆院選を見据えた発言が相次ぎ、復党への思惑が交錯した。

 選対委員長就任後、次期衆院選をにらんで全国行脚を始めている古賀氏が、「郵政落選組」の会合に異例の出席をしたのは、田中氏が旧堀内派(現古賀派)に所属していた経過もあるが、古賀氏が「薫陶を受けた」と師弟関係を自認し、今も情報を交わす野中氏の依頼もあった。

 次の衆院選で京都4区は、現職の中川泰宏衆院議員と野中氏が推す田中氏との激しい争いが予想され、「公認を含め難しい問題が出てくる」との声が関係者から出始めている。選挙を仕切る古賀氏が、京都を訪れ「異例の出席」をしたことで、出席者も発言に注目した。

 パーティーで講演した平沼氏が「選対委員長はよほどの決意で来てくださった」と古賀氏の行動をたたえると、続いてあいさつした古賀氏は「300小選挙区をどうするか、そのキーマンは平沼氏だ。今日はこれから指導をいただくスタートとなった」と今後話し合う考えを示し、田中氏についても「平沼氏に助言をいただく道しるべの中で活躍の場が出てくる」と平沼氏との協議で対応を検討する可能性に言及した。

 「古賀さんは、つらい立場だが来てくれた」。記者団に囲まれた野中氏はねぎらいの言葉を発した。京都4区の調整の見通しについて、「田中さんは古賀さんに教えを請うた間柄」と古賀氏が協力してくれるとの期待を暗に示唆した。

522片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/08(月) 03:30:00
佐藤ゆかり議員:自民の公認争い見据え選挙準備を本格化
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20071008k0000m010129000c.html

 自民党の佐藤ゆかり衆院議員(比例東海ブロック)の岐阜1区内の校区別後援会をまとめる後援会連合会「キラリ岐阜ゆかり会」の設立総会が7日、岐阜市内のホテルで開かれた。会員は約3000人。次期衆院選に向け、05年衆院選で郵政民営化法案反対派の選挙区へ送り込まれた“刺客”議員と、復党議員との公認争いが全国的に問題となる中、「小泉チルドレン」筆頭格の佐藤氏が、野田聖子元郵政相(岐阜1区)との公認争いを見据えて選挙準備を本格化させた。

 総会は、報道陣に非公開で開かれた。佐藤氏の事務所によると、約850人が出席。1区内の同党県議4人のうち佐藤氏派の玉田和浩、笠原多見子両氏のほか、唯一の中立派とされる平野恭弘氏も出席した。出席者らは「来るべき選挙に向けて頑張ろう」と三唱した。

 野田氏は今月、党広報局長に就任し、復党組では初めて党の要職に就いた。これが公認問題に影響するとの見方も出ており、笠原氏は総会後、「党は1区支部長の佐藤氏を公認して筋を通すべきだ」と主張した。

 佐藤氏は報道陣の前には姿を現さなかった。秘書によると、佐藤氏は「党本部を刺激したくない。マスコミへの露出も控えたい」と話していたという。【中村かさね】

毎日新聞 2007年10月8日 1時58分

523片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/08(月) 03:33:50
自民・伊吹幹事長、次期衆院選での候補者公認について現職議員を必ずしも優先しない考え フジテレビの「報道2001」で
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20071007/20071007-00000594-fnn-pol.html

自民党の伊吹文明幹事長は7日朝、フジテレビの報道2001に出演し、次の衆議院選挙における候補者の公認調整について、「勝てる候補を選ぶ」と述べ、選挙区選出の現職議員を必ずしも優先しない考えを示した。
伊吹幹事長は「郵政造反組うんぬんというとらえ方をせずに、すべての300の小選挙区について、勝てる候補を選ぶという原則だけは、古賀さんは、しっかり取ると思う」と述べた。
伊吹幹事長は、公認候補の調整方法について、選挙区での党員投票も「1つの考え方」であると述べた。
また、古賀選挙対策委員長が5日、落選中の「郵政造反組」の元議員の会合に出席したことについては、「選挙や支援の話はしていない」と、事実上容認する意向を明らかにした。
さらに伊吹幹事長は、公明党との間で溝が深まっている政治資金規正法の改正案について、公明党が主張している「1円以上のすべての領収書の公開」に対して、あらためて慎重な姿勢を強調し、今後は、民主党も交えた国会の場での議論にゆだねる考えを示した。

524片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/09(火) 21:46:53
選挙:衆院選 激戦1区の準備着々 野田氏事務所再開、佐藤氏も後援連合会 /岐阜
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20071009ddlk21010106000c.html

 ◇野田元郵政相の事務所再開、佐藤氏も後援会連合会設立

 放火に遭った自民党衆院議員の野田聖子元郵政相(岐阜1区選出)の岐阜市加納新本町の事務所が8日、再開した。同じ1区で次期衆院選の党公認を争う佐藤ゆかり氏(比例東海ブロック選出)も7日に校区別後援会連合会を設立、05年衆院選で落選した民主党の柴橋正直氏は、選挙区内で精力的な活動を続ける。郵政民営化が争点となった前回衆院選で自民議員が2人誕生するという特殊事情を抱えた1区では、「来春」ともうわさされる次期衆院選に向けた準備が本格化している。【中村かさね】

 野田氏は改装された事務所で、「この事務所を最初に構えたのは落選中で、当時は今以上に先が見えない日々だった。まだまだ政局は波乱含みだが、党の信頼回復に向け、一人の政治家として心を新たに頑張りたい」とあいさつ。公認問題について「自民党はボトムアップの政党。時間がかかってもベストなかたちで決着がつけばいい」と述べた。古賀誠党選対本部長との良好な関係を指摘されると、「大変怖い大先輩です」と笑顔で答える余裕も見せた。

 一方、佐藤氏は同日午前、JR岐阜駅前に完成した「岐阜シティ・タワー43」の完成祝賀式典に出席した。祝辞で「初当選後の初仕事が、当時立ち消えになっていたこのシティ・タワーへの国費(補助金)を復活させたことだった」と自身の功績をアピール。隣に座っていた野田氏と笑顔で言葉を交わす場面もあったが、「公認問題をめぐって党本部を刺激したくない」と、報道陣を振り切るように会場から去った。

 一方、前回衆院選で野田、佐藤両氏の争いに埋没したかっこうの柴橋氏は、平日は毎日のように早朝から街頭演説を行い、チラシ「正直通信」を配布するなど、選挙区内での活動を続けている。「やれることをやるだけ。時期が来るまで(衆院選の日程が決まるまで)は、今まで通りの草の根活動を続けます」と落ち着いた様子で、野田、佐藤両氏の公認争いについて「自民が混乱していれば、割って入るすきは十分にある」と話した。

毎日新聞 2007年10月9日

525片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/12(金) 11:47:58
岐阜1区公認党員投票も!?…ゆかりVS聖子
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20071011-OHT1T00069.htm

 自民党の菅義偉選挙対策副委員長(58)が10日、名古屋市内で講演し、野田聖子(47)、佐藤ゆかり(46)両衆院議員が火花を散らす岐阜1区の公認問題の解決法として、党員投票も選択肢の1つになるとの見方を示した。

 菅氏は「野田聖子さん、佐藤ゆかりさん、どっちを公認するかなかなか頭が痛い。党員の投票、あるいはサポーターの皆さんの投票などいろんなことを考えながら決めたい」と述べた。

 ゆかり氏の事務所では「その場にいて(菅氏の発言を)聞いたのでもなく、ニュアンスも分からないので、何とも言えない」とした。ゆかり氏はこの日夕、自民党本部の幹事長室を訪問したため「公認問題について何か申し入れをしたのでは?」との憶測を呼んだが、事務所では「以前副幹事長だったので、近くに行ったので寄っただけだと思います」。野田氏の事務所では「(菅氏の発言を)伺ってないのでコメントできない」とした。

(2007年10月11日06時02分 スポーツ報知)

526片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/17(水) 12:19:46
自民岐阜市連「野田、佐藤の2人生きる道を」 古賀氏に要請
10月17日11時49分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071017-00000926-san-pol

 自民党岐阜市連幹部は17日、党本部で古賀誠選対委員長と会談し、次期衆院選で「郵政造反組」の野田聖子広報局長(岐阜1区)と、「刺客組」の佐藤ゆかり衆院議員(比例東海)がともに当選できるよう配慮を求めた。

 岐阜市連の玉田和浩会長によると、市連側の「2人が生きる道を早くきちっとつくってもらいたい」との要請に対し、古賀氏は「十分に分かっています。一生懸命努力します」と応じたという。

 野田氏は郵政民営化に反対して一昨年の衆院選に無所属で出馬。党本部が「刺客」として擁立した佐藤氏と岐阜市で激しい選挙戦を繰り広げた。野田氏は昨年復党しているため、次期衆院選でどちらを選挙区の党公認候補とするか注目されている。

527片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/17(水) 12:46:34
ゆかり氏が猛批判「週刊誌は有害
http://hochi.yomiuri.co.jp/topics/news/20071017-OHT1T00008.htm

 自民党の佐藤ゆかり衆院議員(46)=比例東海ブロック=が16日、ニッポン放送の「高嶋ひでたけの特ダネラジオ」に生出演し、野田聖子氏との「女の戦い」が注目され続けることに「マスコミさんは政治家を商売道具にしてしまっている」と語った。

 「これだけは許せないって言うのは、やっぱり一種の正直なところ、週刊誌」とし「全くお会いしてもいなく、話してもいない方に対して、佐藤ゆかりはこの人に対してこう言ったってカギかっこで断言して書く」と指摘。「有害だ」とまで言い切った。

 ゆかり氏は「(落下傘で立候補した岐阜で)ゼロから活動して築き上げるという意味では(支持者は)減ることはなく、増える一方」と岐阜1区での公認争いに自信をのぞかせていた。

( 0)
( 0)

ソーシャルブックマークに登録
(2007年10月17日06時00分 スポーツ報知)

528片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/18(木) 00:49:38
「小泉チルドレン」が伊吹幹事長にすがりつく
2007.10.17 19:18
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/071017/stt0710171918002-n1.htm

 早期解散説が飛び交う中、一昨年の郵政解散で大量当選した衆院1回生議員「小泉チルドレン」が伊吹文明幹事長にすがりついている。

 総裁選で多くのチルドレンは福田康夫首相支持に走ったが、古賀誠選対委員長はチルドレンより郵政造反組に同情的だ。伊吹氏は「頼みの綱」だが、チルドレンへの党内の視線は冷ややかになりつつある。

 16日夜、東京・赤坂の中華料理店で、伊吹氏と谷垣禎一政調会長を囲んだのは、1回生の佐藤ゆかり、猪口邦子、片山さつきら女性議員12人に囲まれた。12人はそれぞれ政治への熱い思いを打ち明けたが、伊吹氏は浮かない表情で「とにかく選挙で勝つしかない」と突き放し、今後の公認候補選定については口をつぐんだ。谷垣氏は、新テロ対策特別措置法案や財政問題などの政策論で煙に巻いた。

 当選直後は注目を浴びた1回生議員も多くは派閥入りした。先の総裁選で多くは、公認候補差し替えをほのめかした麻生太郎前幹事長に反発し、福田首相を支持した。

 ところが、首相が選挙実務を任せた古賀氏は、一昨年の郵政国会で造反組をあおった立場だけに、チルドレンを特別扱いする考えはなさそうだ。

 頼れるのは伊吹氏だけだが、会合を終えた伊吹氏は「実に無意味な会合だった。まあ植物園で水をやったようなものだ」と周囲に漏らした。

529片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/18(木) 10:34:15
岐阜1区公認問題
市支部会長ら自民本部訪問早期決着求める 讀賣岐阜

 自民党の野田聖子元郵政相(岐阜1区)と佐藤ゆかり衆院議員(比例東海)が争う岐阜1区の公認問題について、党岐阜市支部の玉田和浩会長と松岡文夫幹事長が17日、自民党本部を訪れ、古賀誠選挙対策委員長に一日も早い決着を求めた。

 要請後、玉田氏は「2人が生きる道を作ってほしいとお願いした。(古賀委員長からは)分かりました。ご苦労をかけていますと言われた」と語った。

 一方、古賀氏は、「聞いただけ」と、面談の内容や調整に向けた方針は語らなかった。

 松岡氏は「時間が経過すればするほど、2人の溝が深まる。次の衆院選は厳しい選挙が予想されるだけに早く挙党態勢をつくってほしい」と語った。

(2007年10月17日 読売新聞)

530片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/22(月) 12:35:07
郵政見直し法案 平沼氏「賛成」
10月22日8時2分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071022-00000051-san-pol

 自民党の伊吹文明幹事長と国民新党の綿貫民輔代表、無所属の平沼赳夫元経済産業相が21日夜、都内で会談した。出席者によると、郵政民営化に反対して自民党を離党している平沼氏は、民主党と国民新党が週明けにも共同提出する予定の郵政民営化見直し法案について「賛成する」と明言した。さらに「私は自民党に戻る気はない」と語ったという。

 また、綿貫、平沼両氏は、臨時国会の焦点である新テロ対策特別措置法案などその他の法案の対応については「是々非々で対応する。われわれの行動は政策がすべてだ」と応じた。

531片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/22(月) 23:07:57
政局“キーマン”平沼氏「小泉マジックかかったまま」
亀田一家は永久追放でも…日本を悪くする
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_10/t2007102213.html

 今後の政局の“キーマン”といわれる平沼赳夫元経済産業相(無所属)。夕刊フジの独占インタビューに応じ、福田康夫首相や民主党の小沢一郎代表の評価から、注目される次期総選挙の見通し、ボクシングの亀田一家への苦言など、熱く語った。

 −−福田内閣が発足して3週間が過ぎた

 「首相は麻布高校の3年先輩。私も首相指名選挙で『福田康夫』と書いた。現在、海上自衛隊の給油問題に取り組んでおり安定感もある。ただ、落ち着いたら『国立追悼施設の建設』や『人権擁護法案』などに乗り出す可能性がある。これは私と立場が違う。冷静に見つめたい」

 −−拉致問題への方向修正が予想される。議連会長としてどうか?

 「先日、拉致議連と被害者家族会、救う会の会合を開いたが、『対話に比重を移すのでは?』という懸念が出された。北には毅然と圧力をかけていくしかない」

 −−拉致被害者の再調査と引き換えに人道支援を検討、との報道がある

 「北が調査をし、結果を見て判断するなら分かるが、『圧力を解くから調査してくれ』というのはおかしい」

 −−米国の対北政策が変わってきている

 「米国務省に思惑があるようだが、拉致問題の解決には米国と共同歩調を取らなければならない。年内に訪米し、上院下院の議員らに訴えてくる予定だ」

 −−民主党の小沢代表をどう見るか

 「自自連立の際、小沢氏率いる旧自由党が『副大臣、政務官の設置』を求め、折衝にあたったが、教条的な人物だと感じた。今回も、国連至上主義でアフガニスタンの国際治安支援部隊(ISAF)への参加を主張している」

 −−ISAF参加は反対か

 「国連決議があっても、自衛隊がアフガニスタンで戦闘行為を行うことは憲法上問題がある。民主党内でも批判が多く、小沢氏は『反対なら離党しろ』と言い放ったようだが、そんな態度では人望はなくなる。そもそも、小沢氏が心酔している国連の憲章には、日本を対象にした敵国条項が残っている」

 −−自民党の古賀誠選対委員長が「(次期総選挙の)キーマンは平沼氏だ」と語った。復党の打診では?

 「違うだろう。私は郵政民営化に賛同する誓約書は書かないし、それでは自民党の伊吹文明幹事長は復党を認めない。『党議拘束に反すれば議員辞職』という誓約書は民主政治に反する。みんな小泉マジックにかかったままだ。『力になってほしい』という意味で語ったのでは」

 −−小泉純一郎元首相の影響力は大きい?

 「再登板もあり得る。首相が政権を投げ出さざるを得なくなり、自身の改革路線を否定されそうになったら、小泉氏は動く可能性がある。総裁選で福田首相を支持したのも、麻生太郎前幹事長が路線転換を示唆する発言をしたためだろう」

 −−解散総選挙は

 「常識的には来年度予算が通った後だが、年内もあり得る。参院多数を握る野党が問責決議案を出すこともあるし、内閣支持率が高いうちに解散する可能性はある。ただ、3%ぐらいか」

 −−ボクシングの亀田一家について一言

 「彼らのパフォーマンスを苦々しく思っていた。世界タイトルマッチで反則を繰り返したのだから、厳しい制裁を受けるのは当然。永久追放でも良かった。彼らを持ち上げたテレビ局にも責任がある。ホリエモンをヒーロー扱いした反省がまったくない。こういう風潮は日本を悪くしている」

ZAKZAK 2007/10/22

532片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/10/24(水) 23:46:01
平沼氏 新党結成を示唆
2007.10.24 22:40
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/071024/stt0710242240003-n1.htm

 郵政民営化に反対し、無所属を続けている平沼赳夫元経済産業相は24日、都内のホテルで講演し、「保守系無所属で次の衆院選も戦いたい」と述べ、当面は自民党に復党しない考えを強調。「民主党で健全な保守を目指す人が乗りやすい船を作ることが先輩の使命だ」と述べ、次期衆院選を機に“平沼新党”を結成する考えを示唆した。

 平沼氏は「無所属になり、民主党の若手に優秀な人がたくさんいることが分かった。衆参のねじれ国会を解消するには民主党に手を突っ込まないとダメだ」と明言。「先の参院選で民主党が割れると踏んでいたが、勝ちすぎたので足が止まった」と残念がった。

 また、安倍晋三前首相について「国民投票法や教育基本法改正など、よくやったと思うが、辞め方が最悪だった」と論評。福田康夫首相については「手堅くやると思うが、余裕が出てきたら靖国神社に代わる国立追悼施設建設や、皇室典範改正、人権擁護法案などに手を染めないか心配だ」と危惧(きぐ)し、このような政策や法案には与野党を巻き込んで反対していく考えを示した。

 平沼氏は平成17年に郵政民営化で造反し、自民党に離党を迫られた。18年9月に安倍政権が発足し、復党を打診されたが、誓約書の提出を拒否し、無所属で活動を続けている。昨年末に脳梗塞(こうそく)で倒れたが、今年5月に政界復帰した。

 その後、平沼氏は7月の参院選を機に新党構想を温めてきたが、自民党が大敗したのに加え、安倍氏の退陣により、構想の大幅に後退した。

 平沼氏は、今後も「日本の伝統、文化に立脚した保守の再生」に向けて勉強会などを呼びかけていく考えだ。与野党を問わず、平沼氏の政治姿勢や政治信条に同調する若手・中堅議員がおり、新テロ対策特措法案などの重要法案に対し、平沼氏がどう判断するかが焦点となりそうだ。

533片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/17(月) 01:22:21
「郵政造反」福井の松宮氏が民主入党
2007.12.16 19:24
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/071216/stt0712161924007-n1.htm

 郵政造反組の松宮勲元衆院議員(63)=前回衆院選福井1区で落選=が出した入党届について、民主党福井県連は16日、幹事会を開き、受理することを決めた。松宮氏は同日付で入党した。

 松宮氏は次の衆院選で選挙区からの出馬に意欲を示しており、県連が党本部と調整している。

 平成17年の郵政民営化関連法案に反対して自民党を離党。ことし11月中旬、入党届を提出していた。県連での役職は特に決まっていない。

534片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2007/12/30(日) 16:41:10
「保守」旗印に新党結成も 平沼氏、政界再編にらみ '07/12/30
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200712300220.html

 郵政民営化に反対して自民党を離党した平沼赳夫元経済産業相が、衆院選後の政界再編をにらみ、「保守」を旗印に自民、民主、国民新各党議員らと新党を結成することも視野に入れながら、精力的に活動している。

 郵政造反組の復党後も無所属で通してきた平沼氏は、ねじれ国会解消のためには政界再編が必要と繰り返し強調、「国の大事な法案が通るよう第三極づくりをしていくのが私の使命だ」と意欲を示してきた。

 「健全な保守」を掲げ、自民党内で考え方の近い麻生太郎前幹事長や安倍晋三前首相ら保守派との連携を強化。中川昭一元政調会長が中心となって十二月に発足、約八十人が参加する「真・保守政策研究会」では最高顧問にも就いた。

 一方で、「民主党の一部に手を突っ込んで政局にしないと駄目」と公言、交流のある民主党議員の「決起」を促そうと水面下での接触を続けている。郵政民営化反対で同じ立場の国民新党幹部らとの意見交換も活発だ。

 保守系無所属で返り咲きを目指す城内実氏(静岡7区)、小泉龍司氏(埼玉11区)ら落選組も支援している。

 関係者からは、年内の新党結成を望む声も出ていたが、平沼氏は「新党はあくまでも選択肢の一つ。拙速を避け、だんだんと固めていきたい」として見送った。ただ、政界再編の際には主導権を握りたいとの思惑があり、情勢を見極めながら「仕掛けていく」(周辺)考えだ。

535片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/07(月) 22:35:01
平沼元経産相:新党構想で「30人以上は欲しい」
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080108k0000m010108000c.html

 郵政民営化に反対し自民党を離党した無所属の平沼赳夫元経済産業相は7日、衛星放送「BS11デジタル」の番組で、次期衆院選後の選択肢として検討している新党構想について「参院(議員)もそこそこ入ってないといけない。30人以上は欲しい」と述べた。

 また国民新党との連携について「綿貫さん(民輔代表)も将来政界再編が必要という考えがあるようだ。新しい局面では、話し合わないといけない」と期待感を示した。【堀井恵里子】

毎日新聞 2008年1月7日 21時03分

536片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/19(土) 02:14:58
衆院岐阜1区は野田氏公認へ 自民、佐藤氏は「国替え」 '08/1/19

--------------------------------------------------------------------------------

 自民党選挙対策委員会は十八日、現職同士の公認争いが注目されていた衆院岐阜1区について、郵政造反組で復党した野田聖子元郵政相を公認候補とする方針を固めた。選対委幹部が明らかにした。

 二〇〇五年の前回衆院選の同選挙区で野田氏に敗れた佐藤ゆかり衆院議員は「国替え」し、引退表明した小杉隆元文相の東京5区など都市部の小選挙区公認候補とする方向で調整する。佐藤氏が岐阜市で後援会の会合を開く予定の二月中旬までには決定したい考えだ。

 自民党は、現職同士が次期衆院選の公認を争う「調整区」を全国で六区抱えているが、このうちで公認候補が固まったのは初めて。

 前回衆院選では、郵政民営化に反対して離党し無所属で出馬した野田氏が小選挙区で当選した。“刺客”として党公認で出馬した佐藤氏は比例代表で復活当選。その後は野田氏が〇六年末に復党し、地元では二人が小選挙区と比例代表から交互に出馬するコスタリカ方式も検討された。

 しかし選対委は、党勢拡大のため原則的に新たなコスタリカ方式導入はしない方針を打ち出したことや、両氏の陣営に前回選挙のしこりが残っていることなどから導入困難と判断し、前回野田氏に敗れた佐藤氏を国替えさせることにしたもようだ。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200801190089.html
このスレでの野田佐藤ネタは終了します

537片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/24(木) 22:18:07
延長戦

佐藤派の後援会 署名活動NHK岐阜

衆院岐阜1区の自民党の公認調整をめぐって、自民党の古賀選挙対策委員長は、野田聖子元郵政相を候補者としたいという意向を示していますが、同じ岐阜1区で立候補を目指している佐藤ゆかり衆議院議員の後援会の有志が24日、岐阜市内の街頭で署名活動を始めました。佐藤氏の後援会の有志1は、「岐阜の発展のためには佐藤議員の力が必要です」と呼びかけ、サラリーマンや買い物客などに署名を求めていました。有志では、5万人の署名を集めることを目標としています。これについて、野田氏を支持する安田謙三県議会議員は「前回選挙から続くしこりが消えるよう、今は騒ぐときではないと思う。党本部には早く決断をしてほしい」と話しています。
また、自民党岐阜県連の猫田孝会長代理は「佐藤さんを支持する人たちの熱心な行為であり、我々がとやかく言うような立場でもなく、意見を言う立場ではない」と話しています。

佐藤ゆかり議員の支持者らが岐阜市の街頭で署名活動
http://www2.nagoyatv.com/LanDB/jsp/NewsH0200/NewsH0200.jsp?id=24178
岐阜1区をめぐる問題で、先日自民党の古賀選挙対策委員長が、野田聖子議員を公認候補にすると明言しました。これに対し、佐藤ゆかり議員を公認候補として認めてもらうよう、支持者らが署名活動を始めました。
24日午後、寒風吹きすさぶ岐阜市内で佐藤議員の支持者らが集まり、街頭で署名活動を始めた。集まった署名は、自民党本部に届けるという。先週、自民党の古賀選対委員長が、野田議員を公認候補とすると明言。佐藤議員は東京5区などに国替えする方向で調整しているというが、地元の支持者らの心中は穏やかではない。佐藤議員の事務所もある岐阜市中心部の柳ヶ瀬商店街。野田議員、佐藤議員のいずれかを応援していたかどうかに関わらず、市民の間からは自民党のやり方に困惑する声が上がっている。決着のときが刻一刻と近づいている岐阜1区問題だが、自民党内部のゴタゴタに対し、有権者の視線は、この日の気温のように冷ややかなようだ。

岐阜1区・佐藤氏支持者が署名運動
http://www.ctv.co.jp/news/local/news_loc.html?id=11256

岐阜1区の自民党公認候補が野田聖子議員に内定し、佐藤ゆかり議員は東京5区からの立候補で最終調整が進む中、佐藤氏の後援会メンバーが、白紙撤回を求める署名活動をはじめた。
支持者は「佐藤先生は岐阜にいなきゃいけない存在なんです」「佐藤先生を岐阜から離さない。野田氏が勝てる候補なら、岐阜から出て行ってほしい」と訴え、5万人の署名を集めて今月30日に自民党本部に提出するという。

538片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/27(日) 14:22:42
「保守新党も選択肢に入れる」平沼氏が再興強調
 無所属の平沼元経済産業大臣は、新党結成も視野に、自民・民主両党の保守系政治家を集めた政界再編を目指す考えを強調しました。

 無所属・平沼元経済産業大臣:「保守新党も将来の選択肢に入れて、毅然(きぜん)とこの国の政治を立て直す」
 さらに、「真の健全な保守政治家を10人でも15人でも打ち立てるのが使命だ」と述べ、次の衆議院選挙で、郵政造反落選組や保守系無所属の候補ら10人以上を支援する考えを示しました。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann/20080127/20080127-00000000-ann-pol.html

539片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/29(火) 01:32:02
01/28-12:33--次期衆院選へ「無所属」強調 平沼赳夫氏
 平沼赳夫衆院議員(無所属、岡山3区)の「新春懇談会」が27日、岡山市内であり、平沼氏は「次の選挙は決着を付ける意味でも、保守系無所属で戦う」と、次期衆院選へ向け改めて強い決意を示した=写真。 平沼氏は新党結成を期待する声について「先行きの選択肢として、無いことはない」と述べた上で「拙速を避け、じっくり考えてやらなければならない」と強調。「筋のしっかりした健全な保守を育てることが、私の役目の一つ」と力を込めた。 支援者ら1200人が出席(主催者発表)。石井正弘知事や天野学県議会議長、井手紘一郎県市町会長(真庭市長)らが「地方活性化へ向け国政の場で主張をしっかり展開してほしい」「平沼先生が力を発揮する場所がくる日を期待している」などと激励した。
http://www.okanichi.co.jp/20080128123358.html

540片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/01/29(火) 18:24:09
山拓が押し込んだ佐藤ゆかり 東京5区転出
2008年01月22日10時00分コメント(0) トラックバック(11) ブックマーク
 野田聖子(47)VS.佐藤ゆかり(46)が争っていた衆院岐阜1区の公認は、野田聖子の勝利で決着した。敗れた佐藤ゆかりは、東京5区から出馬する予定だ。“国替え”の裏には、あの山拓がいるという。

「野田聖子が公認候補になるのは既定路線でした。この時期に決まったのは、東京5区選出の現職、小杉隆(72)が引退宣言したことと、佐藤ゆかりが2月11日に地元・岐阜でパーティーを開くからです。パーティーの席で選挙区替えを表明する予定です」(自民党事情通)

 佐藤ゆかりが、東京5区への転身を狙っていたのは公然の秘密だった。東京5区は、目黒区と世田谷区の一部が選挙区で、もともと佐藤ゆかりの実家は世田谷にある。岐阜県議選の決起集会をドタキャンして、世田谷区の都議補選の応援に駆けつけたこともあった。

「東京5区には、佐藤ゆかり、猪口邦子(55)、大塚拓(34)の3人の小泉チルドレンが色気を見せていました。自民党は、今度の衆院選では単独比例を認めないので、選挙区のないチルドレンは、どこでもいいから選挙区を見つけるしかない。大塚拓はいまでも5区から出馬するつもりです。しかし、小杉隆が引退表明する前から選挙活動したことに小杉が激怒。アイツにだけは地盤を渡さないとカンカンだそうです。選挙で勝つには、小杉後援会の支援が不可欠だけに、大塚の出馬は難しいでしょう」(政界事情通)

 佐藤ゆかりと猪口邦子の2人のうち、佐藤ゆかりが選ばれたのは、山拓の影響力だという。

「小杉隆は山崎派です。小杉の後任になるには、山崎派入りが条件でした。小杉は昨年末に引退表明したかったが、山拓が『山崎派から後任を出すまでは待て』とやらせなかった。結局、猪口は最後まで派閥に入ることを断り、佐藤ゆかりが迷った末に山崎派入りを承諾したようです」(山崎派関係者)

 女性の面倒見がよいことで有名な山拓センセイ。しかし、佐藤ゆかりの判断は吉と出るのか。

【2008年1月19日掲載】
http://news.livedoor.com/article/detail/3474516/

541片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/07(木) 05:42:57
【岐阜】
「かわいそう」か「丸く収まった」か 佐藤ゆかり氏、東京5区内定
2008年2月7日

 佐藤ゆかり衆院議員(比例東海)の東京5区転出が六日に内定し、同時に野田聖子元郵政相が岐阜1区の公認候補に固まった。長引いた問題がようやく決着したことで県内の自民関係者からは安堵(あんど)の声が漏れる一方で、対立候補を擁立する民主と共産の県関係者からは厳しい意見が相次いだ。 (岐阜1区問題取材班)

 自民の金子一義県連会長は「これで落ち着いてくれたら。両方が生きられる選択肢の一つで、当選すればベストということになる」と強調した。

 これに対し、民主の伊藤正博県連幹事長は「改革を期待して佐藤氏に入れた有権者からすれば非常に分かりづらい。古い自民党に戻った印象がぬぐえない」と批判する。次期衆院選について「1区で、有権者は野田氏か民主党か棄権するか。民主党を選んでもらえるようしっかり政策を訴えていく」と力を込めた。

 共産の松岡清県委員長は「どう説明するつもりなのか。佐藤氏は『岐阜に嫁いできた』と言った舌の根も乾かないうちに出て行くわけで『うそをつきました』と謝るのが当然。けじめをつけずに東京に行くなんて無責任だ」と厳しく批判した。

 また、佐藤氏転出が決まったことを知った岐阜市民の反応は、賛否が分かれた。

 佐藤氏のしがらみのなさに期待していたという岐阜市花沢町の会社員近藤貴宣さん(29)は「有権者の意思を離れたところで決まった印象」と批判的。「選挙は国民の代表を選ぶもの。岐阜で勝ちやすい方を選んだだけでは」と話した。同市三橋町の無職古谷康雄さん(69)は「選挙は野田氏の方が強いだろうが(佐藤氏が)かわいそう」と同情を見せた。同市宇佐のパート女性(66)は「(佐藤氏に)岐阜に残ってほしかった。後で郵政民営化に賛成票を投じた野田氏は信用できない」とも。

 一方、同市六条の岐阜大の女子学生(20)は「野田氏の方が地域で長く活躍している。これから不妊症の治療など従来取り組んできた問題に、より尽力してほしい」と野田氏に期待を寄せた。同市鏡島の四十代のパート女性は「丸く収まって良かった」と評価し「(佐藤氏は)岐阜の人ではないし、固執することもないのでは」と冷ややかだった。
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20080207/CK2008020702085610.html

542片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/11(月) 20:56:31
東京への転出が決まった自民・佐藤 ゆかり議員、岐阜で支援者に旅立ちのあいさつ
岐阜から東京への転出が決まった自民党の佐藤 ゆかり議員だが、党執行部の裁定には異論も吹き出していて、新たな火種がくすぶり始めている。その佐藤議員は11日、岐阜の支援者を前に「東京で努力します」と旅立ちを宣言した。
11日、佐藤 ゆかり後援会総会が岐阜市で行われた。
岐阜県の平野恭弘県議は「この先生が岐阜から去られるというのは、岐阜市にとって、本当に損失のそのものだと思っています」と述べた。
来賓から寄せられる選挙区転出を惜しむ声に、佐藤議員は目をうるませた。
8日、およそ150人の記者らを前に、佐藤議員と野田聖子議員は握手で円満決着をアピールした。
佐藤議員は、会見の場で「わたしの後援会、多くの方々に、挙党態勢で、次の選挙を野田先生のために戦ってもらうことをこれからお願いする次第です」と述べ、自らの支援者に、今後は野田議員を応援するよう働きかける考えを明らかにしていた。
翌日9日、佐藤議員は岐阜に入り、後援会幹部との会合で野田議員支援をお願いしたという。
しかし、会合に出席した後援会役員・堀 敏夫さんは「現状では、われわれは皆さんの言うとおり、今すぐ『はい、そうですか』というふうにはならないと思います」と述べ、野田議員の支援にそろって回るのは難しいとの見方を示した。
さらに、総選挙で佐藤議員を応援し、転出反対の署名活動を行った笠原 多見子岐阜県議は「悔しさと怒りと、あきらめですよね」と述べた。
笠原県議が、佐藤議員の東京5区への転出を知ったのは、8日のテレビのニュースだったという。
笠原県議は、岐阜の政界関係者との電話で、「事前に一声あれば、まだ納得できるんですけど、まったくなしでしょ。本当にテレビ画面を見てあぜんとするという」、「最後の最後まで踊らされたんです」、「みんな民主党に入れるって言ってますよ。もう絶対許せないって」と語っていた。
佐藤議員は、あいさつで「1日でも2日でも早く、その事実(転出)がわかり次第、伝えたかった。その気持ちだけは、ご理解たまわりたかった」、「私、佐藤を末永く応援していただきたい」と述べ、支援者に今後も応援してくれるようお願いした。
さらに、佐藤議員は「私も東京で、地方の活性化にお手伝いすることがあれば、いつでも議員会館にお越しいただければと思う」と述べた。
総会終了後、佐藤議員は、ロビーで支援者から、「東京で頑張って」、「岐阜のこと忘れないでください」などと、次々と温かい声をかけられていた。
支援者の中には「わたしは、自民党を嫌いになりました。なんで佐藤さんみたいな立派な人を、岐阜から出すということが気に入りません」と語る人もいた。
一方、後援会を引き継ぐことになる野田議員は、今回の総会に出席しなかった。
野田議員は「わたしと佐藤さんが直接対話することで溝を埋めているように、佐藤さんを支援した方には直接お目にかかって、話をさせていただけるよう努力したい」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20080211/20080211-00000027-fnn-pol.html

543片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/11(月) 20:58:40
「国替え」の佐藤ゆかり氏、岐阜の後援会総会で説明
 自民党の次期衆院選に向けた公認調整で、岐阜1区から東京5区への国替えが決まった佐藤ゆかり衆院議員(比例東海)は11日、岐阜市内で開かれた後援会の総会で、党の方針を説明した後、「東京に行っても地方を活性化するために努力していきたい」と、約2000人の支持者に深々と頭を下げた。

 岐阜1区の同党公認は、野田聖子元郵政相に決まった。これに対して1月末、佐藤氏の残留を求めて支援者が2万人以上の署名を集めた。佐藤氏は「全国の人たちに岐阜のパワーを示せた」と感謝の言葉を述べ、「東京5区で岐阜の会を発足してもらい、改革を目指して第2フェイズ(第2幕)のおつきあいをしてほしい」と結んだ。

 佐藤氏を「刺客」として送り込んだ小泉政権で幹事長を務めた武部勤氏も招かれ、「佐藤さんが選挙区を替わるのは、みなさんと同じように私もショック。岐阜1区の調整が次の衆院選の始まり。小泉チルドレンはみんな守っていく」と語気を強めた。

(2008年2月11日18時24分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20080211-OYT1T00346.htm

544片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/12(火) 16:54:04
【岐阜】
佐藤ゆかり議員の2年半<上> 支持基盤広がらず
2008年2月9日

小泉純一郎首相(当時)(左)の応援を受ける佐藤ゆかり氏。中央は松田岩夫氏=2005年9月、岐阜市内で


 自民党の野田聖子元郵政相と佐藤ゆかり衆院議員(比例東海)が保守を二分して公認を争った“岐阜の乱”は、佐藤氏が東京5区に転出することで決着した。「岐阜県に嫁ぐような思いで」。2005年8月、佐藤氏は縁もゆかりもない岐阜の地で政治家人生を全うする決意をにじませた。それからわずか2年半。佐藤氏の足跡を追った。

 「党人として党の決めたことは筋をもって受け止めます」。自民党本部で8日、野田氏と並んで会見に臨んだ佐藤氏。党本部の裁定に不満はのぞかせず、調整に骨を折った関係者への感謝の言葉をしきりに口にした。

 党本部は野田氏を「勝てる候補」として岐阜1区の公認に選んだ。県議時代から約20年間、岐阜市で活動を続け、後援会員は1万人に達した。市内の49校区ごとに後援会支部を持ち、秘書がこまめに支持者を回って地盤を固めてきた。

 2005年の総選挙で佐藤氏は8万1189票を獲得。野田氏に1万5000票差まで迫った。本社の出口調査では自民支持者の6割近くが佐藤氏を支持。複数の自民関係者は、県議や市議の支援に加え「松田さん(松田岩夫参院議員)の力が大きかった」と口をそろえる。

 1996年の総選挙で当時新進党だった松田氏は野田氏に約4000票差で敗れた。松田氏の有力な支持者の男性は「佐藤さんが来て、松田対野田の戦いが再燃した」と当時の様子を振り返る。岐阜市のある議員は「松田さんから直接、佐藤さんを支持するよう頼まれた」と打ち明けた。

 佐藤氏は岐阜入りから1カ月足らずで野田氏の強固な地盤に風穴を開けたかに見えた。しかし、自前の組織づくりは進まなかった。松田氏のつてで佐藤氏の後援会長を引き受けた市内の経営者男性は選挙後しばらくして辞任。「(佐藤氏は比例区名簿1位で)当選が決まっていたし、頼まれてやっただけ。(東京5区転出について)コメントはない」と口を閉ざす。

 後任には市内の会社社長らの名前が挙がったが、いずれも固辞した。野田氏の後援会長は地元を代表するコンクリート会社社長。佐藤氏の関係者は「後援会長は議員の代わりに矢面に立つこともある。誰も火中のクリを拾おうとしなかった」とため息をついた。06年の佐藤ゆかり後援会の収支報告書では、代表者の欄に東京の秘書の名前が記されている。

 野田氏のように佐藤氏も市内の49校区ごとに後援会組織を立ち上げようとしたが、できたのは7校区ほど。10校区程度は準備中だ。後援会員は5000人を超えているが、野田氏の半分。最近まで、秘書もなかなか定着しなかった。

 小泉純一郎元首相が送り込み、“刺客”と呼ばれた佐藤氏は「私が支部長で、次期衆院選の公認予定者」と訴え、地元をまとめようとした。佐藤、野田の両氏を間近で見てきた党岐阜市支部幹部は「党本部の威光を振りかざしている印象を与え、反発を招いた」と指摘。「肝心の本人が何を考えているのか伝わらなかった。『私も仲間に入れてほしい』と言えればよかったのに。都会的な魅力はあるが、地方ではなじまない」と漏らした。

 06年12月に野田氏が復党してからは岐阜市議も距離を置き、今や佐藤氏だけを支持する自民市議は24人のうち3人になった。その1人は東京5区への国替えが決まり、失意を込めてつぶやいた。「党本部の応援がなければ、もうどうしようもない」

 (岐阜1区問題取材班)
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20080209/CK2008020902086177.html

545片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/12(火) 16:55:19
【岐阜】
佐藤ゆかり議員の2年半<中> 自民の亀裂、野党の躍進招く
2008年2月10日

野田聖子氏(右)が自民に復党後、野田氏支持の地方議員が多い党岐阜市支部の会合で同席した佐藤ゆかり氏=2007年2月、岐阜市内で


 「恩返ししたい。ガス欠でも走り続ける」。2007年4月の岐阜県議選。当時、自民党副幹事長だった佐藤ゆかり氏(比例東海)は、盟友の笠原多見子県議の決起集会で声を張り上げた。選挙中は付きっきりで街宣に回り、「天下分け目の選挙。精いっぱい応援します」と支援を呼び掛けた。

 佐藤氏はその直前の告示日に、予定していた笠原県議の出陣式を欠席、物議を醸していた。実は佐藤氏はその日、今回転出が決まった東京5区と選挙区が一部重なる都議補選などの応援に向かっていた。佐藤氏派の陣営からは「東京の選挙区に移る気ではないか」と不満が漏れた。

 報道陣に囲まれ、佐藤氏は「(党から)応援の割り振りを受けた。前日まで戻るつもりだったが、ご迷惑をかけた」と説明した。しかし、佐藤氏の関係者は「党本部からは『地元優先で』を条件にしての応援要請だった」といぶかる。

 05年の総選挙により、岐阜市の地方議員は野田氏派と佐藤氏派に割れた。この県議選では5人の自民候補が出馬し、両氏にとって自分に近い候補を当選させるのは重要な課題だった。告示日に各陣営を回っていた野田氏は、親しい市議から佐藤氏が岐阜にいないと知らされ、驚いた表情を見せた。その後、こんな会話を交わした。

 市議「佐藤さんも党でいろいろとあるんだな」

 野田氏「でも地元候補の応援も党務です」

 市議「これからしっかり応援するんだろ」

 野田氏「今日は大事だよ」

 当時、野田氏は「副幹事長の党務って? みんな地元に帰る。私は大臣の時だって戻ってきたんじゃないかな」と佐藤氏の行動に首をかしげた。佐藤氏が「私が(岐阜1区)支部長」と自分に従うよう主張していたことから、「肝心な初日にいない。そんな支部長いるのかな」とまで語った。

 この県議選では5人の自民候補のうち、野田氏が後援会を挙げて支援した現職が落選した。内部の亀裂が深まる自民をよそに、共産新人は1万6400票を集めて2位、民主新人は1万5900票で3位で当選した。佐藤氏は「自民があぐらをかいていてはいけない。無党派層の対策が必要」と問題を提起した。

 3カ月後の参院選岐阜選挙区では、藤井孝男元運輸相が自公推薦で当選したが、岐阜市内の得票数は6万9934票。民主公認で当選した平田健二氏の8万3259票を下回った。自公が3分の2以上の議席を獲得し、岐阜1区で実質的に2人の自民候補を当選させた郵政選挙から2年弱。1区の公認争いを早急に決着させ、挙党態勢を整えなければ、とても次の選挙を戦えないことは、もはや誰の目にも明らかだった。

 今年1月3日、野田氏は岐阜市の伊奈波神社前での演説で「自民の批判票が多すぎる」と危機感を訴えた。翌日の本紙取材には「(公認問題の解決は)早い方が修復しやすい。切り捨てではなく、それぞれが活動できる場はあると信じている。佐藤議員を失ってはならない」と主張した。

 「勝てる候補」を公認候補の選定基準に党本部が野田氏を岐阜1区、佐藤氏を東京5区に振り分ける方針を決めたのはそのすぐ後だった。
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20080210/CK2008021002086454.html

546片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/12(火) 16:56:44
【岐阜】
佐藤ゆかり議員の2年半<下> 自民に「難題」、残された不信感
2008年2月11日

佐藤ゆかり氏が東京5区への転出を表明した会見の様子を見守る後援会役員の堀敏夫さん=岐阜市内で


 「相手の方は“離婚”して帰っていただける」。1月27日に開かれた自民党、野田聖子元郵政相(岐阜1区)の後援会の新年会。村瀬恒治会長は勝ち誇った表情であいさつし、2年半前に「嫁ぐ思いで」と岐阜入りしながら、東京5区転出が濃厚になっていた佐藤ゆかり氏(比例東海)を皮肉った。

 同じころ、佐藤氏の支援者は「岐阜に残ってほしい」との思いから署名活動を行っていた。主導した岐阜市の堀敏夫さん(72)はこの発言に「自民の票をなくすだけ」と不快感を示した。

 署名は高校生や市外在住者も含めて1週間で2万1704人分が集まり、30日に党本部に届けた。しかし今月8日、佐藤氏は野田氏と並んで党本部で会見、東京5区転出を公表して笑顔を見せた。

 会見の中継をテレビで見ていた堀さんは「本人もすっきりしたのではないか。岐阜の後援会は残す。野田さんは岐阜1区以外に行き場所がないから」とあきらめ顔。夜中には佐藤氏と電話で1時間以上も話し込み、佐藤氏の判断を受け入れることにした。

 会見では野田氏も「ここ数年、世界平和などについて誰よりも話をしたいと願ってきたのが佐藤さん」と強調。野田氏は後援会の新年会でも「(佐藤さんが岐阜に来て)私が頑張ってこなかった部分が分かった」と謙虚な姿勢を貫いている。

 しかし党本部や一部の後援会役員の主導で、歩み寄りが“つくり出されていく”流れに、地元では拒否感が根強い。2005年の郵政選挙で佐藤氏が獲得した8万1189票がどう動くかが注目されるが、佐藤氏派の地方議員からは「2人にまんまといっぱい食わされた。支持者に説明できない」「(野田氏陣営から)自分の選挙で受けた仕打ちは忘れない」との不満が漏れる。

 佐藤氏が支部長の岐阜1区支部役員は「(JR岐阜駅前の)岐阜シティ・タワー43や幹線道路の事業を進めてくれた」と佐藤氏の実績を評価。「本音では東京に戻りたかったんだろう」として党本部の裁定に表立って反対はしないが、「次は野田さんに投票するか? そう簡単じゃない」とほのめかす。

 前回の郵政選挙で、岐阜1区の投票率は小選挙区制になって最高の70・45%を記録し、佐藤、野田両氏で投票者の8割近くとなる約18万票を獲得。本社の出口調査によると、無党派層は42%が野田氏、27%が佐藤氏に投票した。次回はこれが計算できない上、党本部の事情による公認候補の差し替えでしこりや不信が残っており、対処を誤ると自民には深手になりかねない。党県連の猫田孝会長代理は「佐藤氏派の議員や後援会幹部らをいろんな角度から説得してまとめていかないと。県連として誤りのないようにきちんと対応する」と手綱を締める。

 佐藤氏は11日午後1時から岐阜市文化センターで新年会を開き、地元支持者らに東京5区への転出を説明する予定。

 佐藤氏にほれ込んで街頭演説に通い、50人以上の知人を陣営に紹介してきた岐阜市の主婦(70)は、こんな気持ちで出席するという。「今はもう自民党には一切かかわりたくない。まず佐藤さんの岐阜への正直な思いを聞きたい」

  (この連載は丸田稔之、武藤宗広が担当しました)
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20080211/CK2008021102086684.html?ref=related

547片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/13(水) 13:14:22
岐阜1区「しこり」どう解消 支援者冷めた目
 2008年02月13日11:11 
 自民党の衆院岐阜1区をめぐる公認調整で、東京5区への転出が決まった佐藤ゆかり衆院議員(比例東海)が11日、岐阜市内で開かれた後援会総会で、支持者に“国替え”を報告した。しかし、支持者の間には党本部に対する批判や、岐阜1区の公認となった野田聖子元郵政相(岐阜1区)への反発が依然として根強く、今後のしこり解消の難しさをうかがわせた。

 総会は、岐阜から出ていく佐藤氏のお別れ会の様相を見せた。佐藤氏は「今日までの2年半、皆さんに育てていただいた。本当にお世話になりました」と感謝し、岐阜から東京5区への支援を呼び掛けた。

 ただ、佐藤氏をはじめ、金子一義党県連会長ら県連、党岐阜市支部の関係者からは、佐藤氏の支持者の心情を気遣い、野田氏への支援要請や岐阜1区の協力態勢構築に向けた発言はなかった。武部勤元党幹事長が党への不満がくすぶる佐藤支持者に対し「佐藤さんが東京で勝っても、岐阜1区が民主に取られてはだめだ」と結束を求めたが、会場の反応は冷ややか。佐藤氏を応援してきた県議や市議の一部は「和やかな幕引きを演出するような会合には出席できない」などとして、姿を見せなかった。

 総会に出席した自営業男性(62)は「佐藤さんには東京で頑張ってもらいたいが、転出する理由が分からない。もう自民を応援できない」、無職女性(70)は「改革派の佐藤さんだから支持した。次は投票に行かない」と厳しい口調で話した。

 佐藤氏は総会後、こうした支持者の思いに対し「私は岐阜の分裂を修復するため、岐阜を出ることに合意した。時間は掛かると思うが、理解してもらえるよう説明したい」と述べた。一方、野田氏もこの日、会見を開き「佐藤さんの支持者と直接お話させてもらえるよう、努力したい」と関係修復に力を注ぐ考えを示した。

http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20080213/200802131111_4048.shtml

548片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/02/13(水) 16:27:56
終幕〜自民岐阜1区劇場 上
2008年02月13日


後援会総会終了後、支持者らと握手する佐藤ゆかり氏(中央左)=11日午後、岐阜市金町5丁目の岐阜市文化センターで

 金子一義自民党県連会長「風呂敷包み一つで来て、党本部も認める政治家に育った」
 武部勤元幹事長「嫁として東京に送り出そう」
 東京5区への転出が決まった佐藤ゆかり衆院議員(46)=比例東海ブロック=が11日に岐阜市で開いた後援会総会。ねぎらいや励ましの言葉が続いた後、佐藤氏が「東京5区に知り合い、親族がいたら紹介いただきたい」と早々に地盤固めへの協力を呼びかけ、「お別れ会」の幕は閉じた。
 「支持者はみんな怒り心頭です。もう岐阜は忘れて、心ここにあらずなんですかね」。会場を出た後援会員の女性(50)は声を荒らげた。
 総会後、1人残った佐藤氏は「2度も嫁には行かない。今回は里帰り」と報道陣に返し、会場を後にした。
   ■   ■
 衆院選公示が10日後に迫った05年8月20日、佐藤氏は党本部に呼ばれ、その場で郵政民営化に反対していた野田聖子衆院議員(47)=岐阜1区=に差し向ける「刺客」に指名された。2日後、岐阜羽島駅に降りた佐藤氏は「岐阜県に嫁ぐような思い」と述べ、当時の小泉首相が掲げた構造改革の推進を訴えた。
 2人は同年代でともに上智大学出身。「女の戦い」として全国の注目を集める党の戦術は奏功し、佐藤氏は選挙区で野田氏に敗れたものの、1万5千票差に迫り比例で復活当選した。
 衆院選後、党の勧告に従う形で野田氏が離党。党県第1選挙区支部長になった佐藤氏は、次期衆院選の公認予定者は自分と強調。06年12月に復党した野田氏にも「支部長の下で一枚岩となるよう協力をお願いする」と強気を演じ続けた。
   ■   ■
 「建設予算がカットされた時に、佐藤氏が予算を戻してくれた。だから地元では『ゆかりタワー』と呼ばれている」
 1月30日、佐藤氏の岐阜残留を求める支持者らが、2万人を超える署名を党本部に届けた。同行した早田純岐阜市議は、JR岐阜駅前再開発の象徴になった高層ビル「岐阜シティ・タワー43」を引き合いに、佐藤氏の実績を強調した。
 衆院選後間もなく、佐藤氏は、百貨店閉店が相次ぐ岐阜市の繁華街、柳ケ瀬に事務所を構えた。業界団体の支持固めのため、岐阜市で進む事業のための政府予算の獲得にも力を入れた。
 「飯島勲元首相秘書官との太いパイプを使って国土交通省に働きかけた。シティ・タワーも成果の一つ」と佐藤氏の元秘書は明かす。佐藤氏は、獲得した政府予算を一覧表にして示し、街頭演説やミニ集会で地元への貢献を誇示した。
 構造改革に逆行するような利益誘導の手法も、地方経済の地盤沈下に苦しむ市民には歓迎された。主婦(76)は「野田氏が取り組んでくれなかった中心市街地対策や道路整備でがんばってくれた」と話す。
 野田氏は、岐阜1区での公認内定後、朝日新聞の取材にこう漏らした。「私は、利益誘導みたいな話は有権者にあまりしたことがなかったが、佐藤さんの政治活動を見ていて、やっぱり必要なんだとわかった」
    ◇
 自民党の岐阜1区問題が決着した。選挙戦や公認争いで、2年半にわたった野田氏と佐藤氏の対立劇が残したものを追った。(姫野直行、上田真由美、岡本洋太郎が担当します)

http://mytown.asahi.com/gifu/news.php?k_id=22000000802130003
岐阜

549片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/13(木) 11:47:14
「郵政造反組」が勉強会立ち上げ
 自民党のいわゆる郵政造反組を中心とする有志議員が、郵政民営化後の郵政事業のありかたを再検討する勉強会を立ち上げました。

 勉強会には、郵政造反組を中心に35人が出席しました。

 会合では冒頭、代表世話人に選ばれた山口 元総務副大臣が、「あるべき民営化の姿を示す事ができるかどうか、正念場が来ている」と述べたのに続いて、出席者からは、民営化によってサービスの低下や経営の悪化が起こっているのではないか、などの懸念が示されました。

 今後、関係者からヒアリングなどを行ったうえで、来年4月の郵政事業の見直しに向けて問題点を洗い出し、提言をまとめる方針です。

 発足に当たって、勉強会の幹部は「執行部のお墨付きを得ている」と述べるなど、一時は離党に追い込まれた郵政造反組が自民党内で復権した事を改めて示した格好です。(13日02:18)
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20080313/20080313-00000004-jnn-pol.html

550片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/03/13(木) 11:47:49
郵政民営化に反対した自民党議員を中心に民営化後の郵政事業を検証する勉強会発足
2005年の衆議院選挙で郵政民営化に反対した自民党の議員が中心となり、民営化後の郵政事業を検証するための勉強会が、12日に発足した。
山口俊一衆院議員は「国民にお約束をしてきたこと、これがきちっと守られているかどうか、今後も守っていくことができるのかどうか。これをしっかり検証していく必要があるだろうと」と述べた。
この「郵政事業研究会」は、代表を務める山口俊一衆院議員や野田聖子元郵政相ら、2005年の衆議院選挙で民営化に反対した議員が中心となり発足したもの。
勉強会は、2007年10月に実施された郵政民営化を検証することなどを目的としており、今後、業務運営の改善などに向け、具体的な提言を打ち出していく方針。
野田氏と山口氏は、相次いで次期衆院選の選挙区公認を得るなど、「復党組」の復権に注目が集まる中、郵政民営化の手法をめぐる議論が、再び活発化するとみられる。
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20080312/20080312-00000907-fnn-pol.html

551片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/05/24(土) 20:59:58
堀内氏、小泉元首相と和解?
富士吉田市内で会食、カラオケも


県内入りした小泉純一郎元首相を出迎える堀内光雄衆院議員(右)=富士吉田市内のホテル


 郵政民営化で袂(たもと)を分かった2人が和解?−。郵政民営化関連法案に反対し自民離党に追い込まれた堀内光雄衆院議員(山梨2区)と、2005年の郵政総選挙で堀内氏に“刺客”を送り込んだ小泉純一郎元首相が23日、富士吉田市内のホテルで会食した。
 堀内氏は小泉政権発足当初、党総務会長を務めたが、小泉氏が掲げた郵政民営化法案に反対、離党を余儀なくされた。その後は著書で小泉氏の政治手法を厳しく批判するなど距離を置いていた。
 この日の会食は24日の山中湖村内でのゴルフ大会参加のため、小泉氏が県内入りしたのに併せて開かれ、中曽根弘文元文相、衛藤征士郎元防衛庁長官も同席した。
 堀内氏は小泉氏がホテルに到着すると、玄関まで出迎え、笑顔で握手。会食は2時間以上にわたり、二次会では堀内、小泉両氏ともカラオケを披露。堀内氏は「昔の三役時代に戻った感じ。和気あいあいと過ごした」と話した。
https://www.sannichi.co.jp/local/news/2008/05/24/4.html

552片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/09/22(月) 08:52:29
河合参院議員自民離党の意向
綿貫氏と一心同体鮮明 自民県連に衝撃
 自民党の河合常則参院議員(富山選挙区)が21日、離党届を提出する意向を示したことは、次期衆院選の態勢固めを急ぐ同党県連に衝撃を与えた。衆院富山3区の自民党関係者の間では、河合氏と「一心同体」とされる国民新党代表の綿貫民輔衆院議員に対する旗幟(きし)を鮮明にする動きが強まるとみられる。

 河合氏は本紙の取材に、「綿貫氏が国民新党か無所属で衆院選に出馬するなら、私は応援せざるを得ない」と述べ、綿貫氏支援の姿勢を強調。離党の意向は、国民新、民主両党合併構想の断念を綿貫氏に働きかけていた自民党の青木幹雄前参院議員会長に伝えた。県連幹部や綿貫氏本人には連絡しなかったという。

 河合氏は「最終的に(離党となるか)は分からないが、青木氏に預かってもらわざるを得ない」と述べ、青木氏に離党届を出す考えを示した。国民新党入りについては明確に否定した。

 河合氏の意向について、自民党県連幹部は「党のおかげで当選し、議員になったのに他党を応援するのは許し難い」と批判した。

 一方、前回衆院選で綿貫氏を支援した県西部の自民県議は「河合氏は綿貫氏と一心同体だからやむを得ない」と理解を示した上で、「県連や3区には衝撃」と話した。ただ、県連内の「綿貫党」に自民離党の動きが広がる可能性については「ないと思う」とした。

 河合氏の後援会長を務める石沢義文・元福岡町長は「(河合氏が支援するのは)自民か綿貫氏か、結論を出さなければならない。(河合氏の)行動は理解したい」と、河合氏が離党した場合は支持する考えを示した。石沢氏によると、河合氏は今夏、後援会の役員会で、綿貫氏が出馬すれば離党する覚悟をすでに伝えていたという。富山3区では、綿貫氏が出馬するとみられるほか、自民党からは現職の萩山教厳衆院議員、柴田巧県議、橘康太郎前衆院議員の3人が公認を申請。社民党も候補者擁立の意向だ。

(2008年9月22日 読売新聞)富山
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/toyama/news/20080921-OYT8T00748.htm

553片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/09/22(月) 10:01:41
河合氏、地元対応に追われる
2008年09月22日 06:47


自民党の参院津島派の会合を終え、会場のビルから出る河合氏=東京都千代田区
 河合参院議員は、都内の議員宿舎などで、早朝から地元支援者からの問い合わせ電話の応対などに追われた。河合氏は「地元からはびっくりしたという電話だったが、非公式の話として、綿貫氏が出馬されれば、離党届を提出するという内容を話した」と語った。

 河合氏はこの日、個人的な日程の間も一日中、電話がなり続いたという。「『この通り』『さすがだ』という声や、『何をしている』『どうなっているのか』との(疑問の)声もあった」と振り返る。県連会長の長勢甚遠元法相には電話で、「(離党届の決意は)公の話でないし、水面下の話だ」と伝えたという。離党届を提出する場合について「本来は城端支部や第三選挙区支部、県連などに出さなければならない」とし、現段階では「青木幹雄自民党前参院議員会長に意向を伝えただけだ」と述べた。

 夜には都内で開かれた自民党総裁選に立候補している与謝野馨経済財政担当相を支援する参院津島派の所属議員の会合に出席した。
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20080922/15331.html

554片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/09/22(月) 10:03:27
河合氏離党、衝撃走る 自民県連に驚き・怒り
2008年09月22日 06:46

 自民党の河合常則参院議員(71)=一期、南砺市城端=が離党する決意を固めたことが明らかとなり、二十一日、県政界に衝撃が走った。驚きとともに県政界への影響を計りかね、国会議員、地元関係者らは情報収集に動き回った。平成十七年の郵政解散で、自民党県連会長を十八年間務めた重鎮の綿貫民輔衆院議員(81)=富山3区、十三期、南砺市井波=が離党したのに続き、約二十年間県連役員を務めた河合氏の離党の動き。自民党内には、前回参院選での候補擁立をめぐる経緯もあって反発の声が上がる一方、複雑な選挙事情を反映しているとの見方もある。野党には自民の混乱を次期衆院選に向けた共闘や攻勢に結びつけたいとの思惑が見え隠れしている。河合氏は問い合わせの対応に追われ、綿貫氏は民主党の臨時大会に出席した。

 自民党県連会長の長勢甚遠衆院議員(64)=富山1区、六期、富山市太田向陽台=は朝、新聞を見て「えっ」と驚いた。まったく聞かされていない話だったからだ。長勢氏は河合氏との電話で「公の話はしていない。水面下の話だ」と聞いたという。長勢氏は「綿貫氏と河合氏は長年の同志。師弟関係にあり、河合氏本人もいろいろ悩んでいるのだろう」と離党届の行方を見守る構えだ。富山1区のあいさつ回りの時間を縫って鹿熊正一県連幹事長と事務所で協議した。

 富山3区では出馬の意向を示す萩山教厳衆院議員(76)=比例代表北陸信越ブロック、六期、氷見市鞍川=、柴田巧県議(47)=三期、小矢部市清水=、橘康太郎前衆院議員(74)=高岡市守山=の公認調整が難航している上、新たにウイングを広げて候補を選ぶ意見も浮上、混迷の度合いが増す。萩山、柴田、橘の三氏いずれもが、3区情勢にどう影響するか計りかねている。

 萩山氏は「朝、新聞を見て頭をガーンと殴られた気持ちになった。二十日の党県連の会合で河合氏は衆院選の話に一切触れなかった。心に決めたものがあったからか」と驚きを隠さない。

 平成十六年の参院選での河合氏の擁立劇を振り返り「綿貫さんから頼まれ、私が河合氏擁立の口火を切った。恩もへったくれもない」と語気を強めた。

 柴田氏は「政党人としてけじめを付けようとしているのだと思う。県連のリーダーとして指導を受けており大変残念だ」と話す。綿貫氏について「支持基盤が一層強固になる。河合氏は綿貫氏の支援を明確に打ち出したことで、世代交代を争点にして戦える」と話す。橘氏は「有権者が判断すべきことで、コメントすべきことはない」と述べた。

 あいさつ回りに走っていた富山2区の宮腰光寛衆院議員(58)=四期、黒部市岡=は、平成十年の初当選の際、総括責任者を綿貫氏、選対本部長を河合氏が務めた。

 「党籍を置いたまま綿貫氏を支援するのは通用しにくい。けじめをつける必要があったのだろう」との見方を示した。

 国民新党との合併が白紙となったばかりの民主党県連代表の村井宗明衆院議員(35)=二期、富山市東田地方町=は「自らを投げ打つ勇気ある決断で、尊敬できる。離党ならば県選出で自民党参院議員がいなくなり、古い体制が打ち壊される動きになる」と指摘。富山3区について「共闘路線を強め、民主党も綿貫氏を支える」と意気込んだ。

 社民党県連代表の又市征治参院議員は「河合氏は前回の郵政選挙の時の自民党県連に不満を持っていた。自民党には動揺が走るだろうが、河合氏の離党そのものが選挙戦に及ぼす影響はそう大きくない」とみる。

 国民新党グループの森田高参院議員は「大英断だ。退路を断った決意は勇気がある。前回の郵政選挙で綿貫代表を応援したため処分され、今回も規律的には難しい思いがあったのだろう。河合氏は地方重視の素晴らしい考えを持っている。ともに綿貫代表の必勝を期したい」と語った。
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20080922/15342.html

555片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/09/24(水) 14:53:10
「まだひと山、ふた山」県連に迷惑かけず 離党問題の河合氏
2008年09月24日 07:00


工場の完成式に出席する河合氏(中央)=立山町沢端

 自民党津島派の河合常則参院議員(71)=一期、南砺市城端=は二十三日、北日本新聞社の取材に対し、同党を離党して次期衆院選で国民新党代表の綿貫民輔衆院議員(81)=富山3区、十三期、南砺市井波=を支援する決意をしたことについて「まだひと山、ふた山ある。今の段階で話はできない」としながらも「県政界、自民党県連にも迷惑をかけないようにしたい」と述べ、自らの立場や各方面への影響を考慮し、同じ派閥の青木幹雄前党参院議員会長に離党届を出す考えを示した。

 平成十六年の参院選富山選挙区で自民党公認で当選した河合氏は、綿貫氏がまだ正式な出馬を表明していない中で、国民新党か無所属で出馬した際に支援する決意を固めていた。

 郵政民営化を争点に分裂した前回十七年の総選挙で綿貫氏を支援した時とは異なる状況の中で、これまで長らく自民党県連の役員を務め、自民党参院議員になっている現在の立ち場でどう筋を通すか、を模索した結果、党役員ではなく、参院津島派を率いていた青木氏に離党届を出す意思を伝えた。まだ正式な書類は出しておらず、河合氏は「青木氏は役員ではないため、非公式の形で預かってもらえる。正式に出すなら自民党城端支部か県連に提出する。ここに出さないことの意味を分かってほしい」と述べた。青木氏が「預かる。任せてほしい」と返答したとし、自民党との関係を保ちつつ綿貫氏の支援に回る苦肉の策であるとした。

 離党して綿貫氏支援に回る決意が北日本新聞の二十一日朝刊の報道で明らかとなり、富山3区など県内の有権者に衝撃を与えたことを認め、十月ともいわれる解散時期や三人が名乗りを挙げている自民党富山3区の公認調整の行方、綿貫氏の出馬表明時期などの局面が控えていることを踏まえ、「まだひと山、ふた山ある」との見方を示した。

 先週、民主党と国民新党との合併構想が浮上した際、自らが離党して支援する決意を示すことで、綿貫氏に合併しないようメッセージを送ったと評価する声も自民党内にある。河合氏は「きちっと県政界が安定するためにどうすればいいか考えている」とし、自民党県連に迷惑をかけないための動きであるとした。国民新党と民主党との合併が見送りになったことなども踏まえ、3区情勢について「シンプルになる」との見方も示した。

 河合氏は二十三日、地元南砺市に本社がある製菓会社の立山工場の完成式に出席し、富山2区から出馬する宮腰光寛衆院議員(57)=四期、黒部市岡=とともに祝辞を述べた。
http://www.kitanippon.co.jp/contents/knpnews/20080924/15396.html

556片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/09/29(月) 19:48:48
田中英夫氏が自民復党願
衆院選京都4区
 「郵政解散」となった2005年の衆院選で自民党を離党し、京都4区から無所属で立候補して落選した田中英夫前衆院議員が29日午前、復党と次期衆院選での党公認での立候補を求める文書を党に提出したことが分かった。

 同日、府連関係者が明らかにした。自民府連は「復党は府連で決定できる内容ではないので、党本部での対応になる」としている。

 次期衆院選の京都4区では自民党現職の中川泰宏衆院議員、民主党現職の北神圭朗衆院議員(比例近畿)、共産党新人の吉田幸一氏も立候補を予定している。
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2008092900103&genre=A1&area=K00

557片言丸 ◆MACDJ2.EXE:2008/09/30(火) 00:37:22
うごめく郵政「造反」組 復党願 衆院選
2008.9.29 23:49
 平成17年の衆議院選挙で吹き荒れた“風”の揺り戻しが、選挙区で始まっている。前回、京都4区の「郵政造反組」で無所属で出馬し、“刺客候補”に敗れた元自民党衆院議員、田中英夫氏(64)が29日、党本部に復党願いと公認申請を出した。小泉純一郎元首相の引退表明直後の復党願いだ。大阪2区から立候補する予定の郵政造反組、左藤章氏(57)=無所属=も「(復党は)慎重に考慮したい」と含みを残す。それぞれ、同じ選挙区から出馬予定の「小泉チルドレン」は「認められない」と警戒感をあらわにしている。

 復党願いを出した京都4区から立候補予定の田中氏は、前回衆院選で小泉元首相と対立した野中広務元幹事長から支援を受けて再選を目指したが、衆院選初挑戦の“刺客候補”、中川泰宏氏(57)に156票差のわずかな差で敗れた。

 田中氏は復党願いなどを出した理由について「事実上の除名から3年がたち、ペナルティーは十分受けた。自民党でやりたいという思いは変わらない」と強調。陣営幹部は「小泉元首相の引退表明直後になったのは偶然だが、都市と地方の格差が広がるなかで地元亀岡市長を経験している田中こそが、自民党の候補者としてふさわしい」と話す。

 これに対し、2期目を目指す前回の自民党公認候補だった中川氏の陣営幹部は「野中元幹事長は麻生首相を批判しており、その野中氏の支援を受けている田中氏の復党が許されるはずがない。いずれ決着させなければいけない問題なので、党本部の判断を待っている」と話した。

 同じく同選挙区で立候補予定の民主党現職の北神圭朗氏(41)は前回、比例で復活して初当選した。同党府連幹部は「今回の影響がどうなるかわからないが、自民党本部の判断を注目したい。仮にコスタリカ方式で選挙区の候補者が一本化されることになれば厳しい戦いになる」と警戒感をあらわにする。

 一方、前回、郵政造反組として敗れた大阪2区の前職、左藤氏は自民党への復党について、「後援会からも復党を望む声が強まっている」と話す。

 左藤氏が敗れた“刺客候補”の川条志嘉氏(38)への党公認をめぐり、地元の大阪府議、市議が、次期総選挙で川条氏の公認申請をしないよう党府連に求める異例の上申書を提出している。川条陣営は「大阪2区の自民党現職は川条だけ。党公認は得られる」との姿勢で、これも党本部の“裁定待ち”。左藤陣営は「動向を見守っていきたい」と、党のアクションを見てからでも遅くはないとの意向だ。

http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/080929/stt0809292351015-n2.htm


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板