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国政補選・超重要地方選
662
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/06(日) 19:35:18
階氏が出馬表明 衆院岩手1区補選
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20070506_3
民主党県連(工藤堅太郎代表)は5日、盛岡市内で記者会見し、参院選と同時期の7月に予定される衆院岩手1区補選に雫石町出身の大手証券会社社内弁護士階(しな)猛(たけし)氏(40)を擁立することを正式に発表した。近く党本部に公認申請する。民主党前衆院議員の達増拓也知事の転出に伴う同補選は、既に自民党公認で元団体職員玉沢正徳氏(35)、無所属の経営コンサルタント勝政康臣氏(53)=本名・馬場康臣=の2人が出馬表明している。
会見は小沢一郎同党代表、達増知事、工藤県連代表らが出席。達増氏は「金融と法律の専門性を身に付け、弱者の目線で法制度の改革にも取り組んでいる。国政の最前線で即戦力になる、ベストの人に出馬してもらうことになった」と、後継候補を紹介した。
階氏は「故郷、公共の利益のために働きたいと思っていた。岩手の人たちがもっと誇りを持ち、格差を解消できるようにしたい」と出馬の決意を述べ、▽格差の是正▽金融業界での経験を生かした、地域経済への円滑な資金供給▽弱者に配慮した法制度の確立―の3点を政策の柱に据えた。
その上で「これから選挙区の皆さんと接する機会を増やし、悩みや問題点を引き出しながら具体的な政策を打ち出したい」と話した。
階氏は、盛岡一高―東大法学部卒後、旧日本長期信用銀行入行。2003年に弁護士登録し、現在はみずほ証券の社内弁護士を務めている。
旧自由党が行った政治家養成の公募に合格した経緯もあり、高校、大学と先輩だった達増氏が統一選後に出馬を打診。4日に階氏が小沢代表に会って擁立が固まった。
小沢代表は「政治にかける情熱と気迫で出馬を決断してくれた。非常にいい人材。郷里、国のため使命感を持って頑張ってほしい」と期待を込めた。
663
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/06(日) 19:41:50
選挙:衆院補選・岩手1区 民主、階氏擁立 「格差解消に取り組む」 /岩手
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/iwate/news/20070506ddlk03010133000c.html
民主党は5日、知事選(4月8日投開票)で当選した達増拓也氏の自動失職に伴う衆院岩手1区補選の公認候補として雫石町出身、みずほ証券社内弁護士、階猛(しなたけし)氏(40)を擁立すると発表した。
階氏は5日、盛岡市内で小沢一郎代表や達増知事とともに会見し、「故郷である岩手と東京の間には格差がある。格差解消のため、微力ながら働きたい」と決意を述べた。達増氏が「(階氏は)金融と法律について全国トップクラスの能力、専門性を身につけている。岩手1区を代表し、常に国政の場で活躍できる人材」と紹介し、小沢代表は「非常にいい人材を達増君自身が見いだしてくれたことを喜んでいる」と話した。
階氏は県立盛岡一高、東大法学部を経て、91年に日本長期信用銀行(現・新生銀行)に入行。03年に社内弁護士として活動を始め、今年1月からみずほ証券勤務。98年に旧自由党(現民主党)の政治家養成のための全国コンテストで知り合った達増氏から、統一地方選後に打診を受けていた。
補選は7月の参院選と同日に投開票が行われる。同選挙区には、自民新人で元団体職員の玉沢正徳氏(35)、経営コンサルタント、勝政康臣氏(53)=本名・馬場康臣=が立候補を表明している。【念佛明奈】
毎日新聞 2007年5月6日
664
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/07(月) 09:11:32
7月の同日選へ動き 民主が補選候補擁立
2007年05月07日 朝日岩手
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000705070001
7月に予定される衆院岩手1区補選と参院選の同日選挙まで2カ月ほどとなった。衆院補選を巡っては、5日に民主党県連(代表・工藤堅太郎参院議員)が、雫石町出身の弁護士・階猛(しな・たけし)氏(40)を擁立すると発表した。同補選にはすでに、自民党県連(会長・玉沢徳一郎衆院議員)が玉沢会長の長男、正徳氏(35)を擁立することを決めており、共産党も候補者を選定中で、新顔同士の対決となりそうだ。また、参院選には、自民、民主、共産、社民の各党が候補者を擁立している。
民主党県連は、県内入りした小沢一郎・党代表と、前岩手1区選出衆院議員の達増拓也知事が同席し、盛岡市内で補選候補の階氏を発表した。
階氏は大学卒業後、日本長期信用銀行(現・新生銀行)に入り、同行在籍中に司法試験に合格。今年1月からみずほ証券に勤務している。旧自由党の政治家公募に応募し、選ばれたこともある。
階氏は会見で、立候補の理由について「大学卒業以来、公共の利益のために働きたいと考えていた。司法試験合格などで自分に自信がつき、高校の先輩の達増氏から(立候補の)話をいただいて決断した」と述べた。
そして、弁護士として犯罪被害者救済に取り組んだ経験から「格差是正や、弱者に配慮した法制度の確立に取り組みたい」と語った。現在の勤務先は近く退職し、選挙に向けた活動を本格化させる。
会見に同席した達増氏は「私の後任は、私が責任を持って調整しないといけないと自覚してきた」とし、候補者選定は「統一地方選が終わってから。4日に最終的に(小沢)代表に会って、これでいいということになった」と短期間で行ったことを明かした。
小沢氏は「(候補選定は)基本的に達増氏に任せていた。4日に階氏と会い、聞いていた通りのいい人物だと思った」と述べた。
民主県連内では昨年来、補選候補は「知事選、県議選候補とともに県内を回るのが理想的」(関係者)との声が強く、遅くても3月末の知事選告示までには決まるとみられていた。
しかし、県議選盛岡選挙区の候補者選びに手間取ったことなどから、結果的に衆院補選候補の決定も遅れた。
ある関係者は「(選挙までの)2カ月半をかければ十分に支持は固められる」としつつ、「自民の玉沢氏は農村部などで強い。侮れない相手だ」と警戒感を強めている。
玉沢氏は06年12月に立候補を表明。自民支持者へのあいさつ回りを行ってきたほか、統一選では県議選盛岡選挙区の候補者らとともに地域を回り、浸透を図ってきた。4月下旬からはほぼ毎朝、盛岡市中心部の商店街で街頭演説をし、夜も集会を開いている。
玉沢氏は、父親の玉沢徳一郎・衆院議員がかつて旧岩手1区選出で、一部に「世襲ではないか、という批判もある」(関係者)。だが、その知名度に期待する声は自民県連内に多い。
他政党では、共産党も候補者の擁立を検討している。社民党は擁立を見送る方針だ。
一方、参院選岩手選挙区(改選数1)には、民主党現職の平野達男氏(53)のほか、自民党新顔の千田勝一郎氏(36)、共産党新顔の若山明夫氏(55)、社民党新顔の本宮秀孝氏(61)の現新4氏が立候補を表明している。前県議の藤原良信氏(55)は比例区で民主党から立候補する。
665
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/11(金) 08:56:14
知名度か組織力か 衆院岩手1区補選、構図固まる
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/05/20070511t31023.htm
達増拓也氏の岩手県知事転出に伴い、7月の参院選と同日選で行われる衆院岩手1区補選の構図がほぼ固まった。自民党は玉沢徳一郎衆院議員の長男正徳氏(35)を擁立して議席奪回を狙い、民主党は岩手県雫石町出身の弁護士、階(しな)猛氏(40)を立てて議席の死守を期す。先行した玉沢氏の知名度か、民主王国の組織力か。県都盛岡市を舞台にした与野党新人対決は熱を帯びてきた。
玉沢氏は盛岡市出身。早大卒で、元日本財団職員。昨年12月に立候補を表明した。統一選が一段落した4月下旬から、盛岡市での街頭演説に力を入れている。中心市街地の活性化など地域課題にも触れ「古里や国への誇りが持てる社会にしたい」と訴える。
「民主王国のままでいいのか、という声は日増しに高まっている」と玉沢氏。県連は新人同士の戦いに手応えをつかんでおり、幹部県議は「民主王国に風穴を開けるチャンス」と力が入る。
対する民主党の階氏は、5日に立候補を表明した。雫石町出身。東大卒で、みずほ証券社内弁護士を務めた。高校、大学で先輩の達増知事が人選を進め、出馬会見には達増知事と小沢一郎党代表が同席した。
「小沢内閣実現の力になりたい」と強調し、格差是正と弱者の視点に立った法整備などを公約に掲げた。県連幹部は擁立の遅れを認めた上で「候補者は経済、法律に明るく申し分ない。短期決戦でも勝利できる」と自信を見せる。
岩手1区は達増氏が4期連続当選を果たした民主党の牙城の1つ。前回(2005年9月)は達増氏が9万5000票余りを獲得、自民候補に約3万票の大差をつけた。
自民は今回も挑戦者の立場だが、4月の県議選盛岡選挙区で3議席を獲得し、2議席の民主に一泡吹かせた。両党とも「補選は接戦になる」との見方で一致する。
自民党県連は、内部にある根強い世襲批判も踏まえ、父徳一郎氏が会長から退き、県議の菊池勲副会長が新会長に就任する執行部の刷新を決めた。菊池新会長は「民主に連敗続きの自民がはい上がれるかどうか、参院選とともに補選が勝負になる。執行部人事の一新で危機感を示したい」と話す。
民主党県連は「達増知事の支持層をまとめきれるかどうかが鍵」と見る。階氏の出馬会見では同席した達増知事が、知事選で使ったネクタイを交換し、「後継候補」を強くアピールするパフォーマンスも披露した。
階氏の出身地雫石町は衆院岩手2区。盛岡一高卒で同窓生の票も頼みとするが、玉沢氏も同じ盛岡一高卒。党県連の佐々木順一幹事長は「知名度もゼロ。短期間に多くの有権者に会って支持を訴え、候補自身が風を起こさなければいけない」と気を引き締める。
衆院岩手1区補選にはこのほか、盛岡市の経営コンサルタント勝政康臣氏(53)が立候補の意思を表明した。共産党も独自候補を擁立する方針。
666
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/12(土) 00:29:42
自民県連が執行部刷新
2007年05月10日 朝日岩手
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000705100002
自民党県連は9日、常任総務会を開き、同日付で県連会長を菊池勲県議(北上選挙区)、幹事長を千葉伝県議(八幡平選挙区)とする新執行部人事を決めた。玉沢徳一郎・衆院議員が県連会長を退くことで、玉沢議員の長男が立候補を表明している衆院補選での「世襲」批判をかわす狙いもあるとみられる。
県議会内で会見した千葉氏によると、前県連会長の玉沢徳一郎・衆院議員が「県議を中心に新執行部を作り、7月の参院選と衆院補選に全力を尽くしてほしい」との意向を示したという。新執行部の任期は09年3月の定期大会まで。
自民は4月の統一地方選の知事選で推薦候補が大敗し、県議選でも議席を減らした。今回の人事はその「引責」との見方もあったが、千葉氏は「夏の国政選挙に向けて新たなスタートを切るためだ」と否定した。
一方、玉沢氏が会長を退いたことは、「衆院岩手1区補選を見据えた動き」との見方が県連内にある。
同補選には玉沢氏の長男・正徳氏が立候補を表明しているが、世襲批判が一部にある。こういった背景から、県連内には「玉沢氏は県連会長ではなく、一議員として正徳氏を応援した方がいい」との声があったという。
ある関係者は、玉沢議員が会長を退いたことで、「世襲批判はある程度弱まるのではないか」とみている。
◇
県議会では9日までに、自民会派「自民クラブ」代表に千葉氏が就任し、民主会派「民主・県民会議」代表に佐々木順一県議(花巻選挙区)が就任した。
667
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/15(火) 00:32:20
選挙:衆院補選・岩手1区 自民公認で立候補、玉沢氏が事務所開き /岩手
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/iwate/news/20070514ddlk03010087000c.html
夏の参院選と同日投開票の衆院岩手1区補選で自民党公認の立候補を表明している元日本財団職員、玉沢正徳氏(35)の事務所開きが13日、盛岡市中ノ橋通の事務所で行われた。同党県連幹部や党所属県議、後援会関係者ら約200人が集まった。
神事に続いて県議の菊池勲県連会長があいさつに立ち、「衆院選と参院選で勝利すべく、組織を挙げて全力で戦っていきたい」と述べた。
玉沢氏は「今我々が立ち上がらなければ、岩手の子どもたちが全国から取り残されてしまう。勝利で飾るべく全身全霊で頑張っていきたい」と決意を語った。【岸本桂司】
毎日新聞 2007年5月14日
668
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/15(火) 09:47:53
玉沢正徳氏が事務所 衆院1区補選に向けて勢力結集 岩手盛岡T
http://www.morioka-times.com/news/2007/0705/14/07051402.html
7月に見込まれる衆院1区補選に自民党公認で出馬予定の玉沢正徳氏(35)=元団体職員=の後援会事務所は13日、盛岡市中ノ橋通1丁目に置かれ事務所開きが行われた。補選告示まで約2カ月と迫り、神事で必勝を祈願。玉沢氏は事務所開設を機に本格的な活動に拍車をかける。
当日は自民党県議や紫波、矢巾両町長、盛岡市などの市町村議、支援者ら約300人が参集。玉沢氏は「岩手を覆い尽くしている勢力(民主党)がある。ここで立ち上がらなければ岩手で失われた10年が、さらに20年、30年と続いてしまい、全国から取り残された岩手で県民は暮らしていかなければならない。今度は地方に改革の重点を移していくというのが安倍政権。微力ではあるが、皆様にご支援いただき頑張っていきたい」とあいさつ。
後援会長の臼井康雄同市医師会長は「正徳君が非常にフレッシュで現代感覚にあふれ、県民、市民の声を大切にする立派な候補者だと確認している。お父さん(玉沢徳一郎衆院議員)を越える大政治家になるのではないかと思っている。絶大なご支援をお願いしたい」と勝利に向けて協力を求めた。
このほか菊池勲自民党県連会長、石川育成県医師会長、前職場の日本財団の尾形武寿理事長、自民公認の参院選岩手選挙区候補予定者・千田勝一郎氏が祝辞を述べた。
玉沢氏は事務所開き後「相手は非常に大きくて勢力があり戦いがいがある。心が引き締まり、まさにこれから大きな決戦に臨むという気持ちでいっぱい。民主王国となってしまった10年間を取り戻して本当に県民に向いた、県民生活の向上に力を尽くしたい。岩手が変われば日本が変わるという思いで戦う」と決意を示した。
玉沢まさのり後援会事務所は盛岡市中ノ橋通1の5の1、電話019−624−3104。
669
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/22(火) 08:07:48
2007/5/21
<自民、民主軸の戦い濃厚〜衆院1区補選> 岩手日日
http://www.iwanichi.co.jp/iwanichi01/news/ken/5gatu/news-ken_21.htm
達増拓也知事の後継を巡る衆院岩手一区補選は、七月の参院選と同時期に行われる。これまでに自民党は玉沢徳一郎衆院議員の長男正徳氏(35)、民主党は雫石町出身の弁護士階猛氏(40)の擁立を発表。自民、民主を軸とした戦いが濃厚となっている。かつて一区でしのぎを削った達増知事と玉沢代議士の代理戦争とも言え、参院選と合わせ今後両党、陣営の前哨戦も激しさを増しそうだ。
自民 玉沢正徳氏
玉沢正徳氏は昨年の候補者選考公募で一区支部長に選出。最終的には県議、医師との三人による投票で、過半数の票を得た。自民としては玉沢氏の父徳一郎代議士から達増知事に過去四連敗の苦杯をなめているだけに、今回こそ「負けられない戦い」として民主党に機先を制した。
知事選、県議選に世間の目が集中する中、正徳氏は着々と態勢固めに奔走。階氏出馬表明から一週間後の五月十三日には盛岡市内で事務所開きも行い、臨戦態勢に入った。
世襲批判もあったが、五月に入り父徳一郎代議士が県連会長を退任。県議団を中心に、民間からも初めて副会長を登用し「在県執行部体制」で県連の結束を図る。菊池勲県連会長は「県議十三人が束になって戦う集団に切り替え、短期決戦に挑む」と意気込む。
世襲批判に、臼井康雄後援会長は「公募で見事な演説を披露し、支部長を勝ち得た」と否定。後援会は正徳氏の同級生ら若手中心で組織した。「草の根的に、無党派も意識した活動を展開したい」と戦略を練る。
正徳氏は「失われた十年を二十年、三十年にしてはいけない。若さをもって強大な敵に立ち向かいたい」と民主への対抗心をあらわにする。同じ盛岡一高出身の階氏出馬にも「先輩という意識はない。相手が誰であっても、安倍政権の掲げる再チャレンジを訴えていく」と力強く語る。
民主 階猛氏
階氏は今月五日に出馬表明し、記者会見には民主党の小沢一郎代表や党県連幹部、達増知事も同席した。達増知事は「国政の最前線で、即戦力で活躍できる人」と説明。知事選で自ら着用していた「勝負ネクタイ」を階氏に託すパフォーマンスで後継をアピールした。
達増知事が知事選出馬を表明したのは昨年八月。後継候補は知事選告示前には決まるとも目されていたが、知事選と県議選に精力を注いでいたこともあってか、実際は知事就任後にずれ込んだ。父の影響もあり一定の知名度を持つ玉沢氏に比べ、階氏の知名度不足は否めない。県連幹部は「ゼロからの戦いになる」と気を引き締める。
達増知事が知事選で使っていた事務所を引き継ぎ、選挙戦では事実上達増知事の後援会がフル回転するとみられる。出遅れと知名度不足が懸念されるが、民主党はこれまでも同様の「短期決戦」を制してきた実績がある。一区は達増知事が四回連続議席を守り、勝敗は知事の求心力への影響も指摘されるだけに、工藤堅太郎県連代表は「絶対に負けられない」と闘志をみなぎらせる。
階氏は達増知事と同じ盛岡一高、東京大出身。知事の二年後輩に当たる。「今回、達増先輩から話があり決断した。国会では専門の金融と法律を役立て、小沢内閣実現、達増県政発展のため頑張る」と決意を示す。
7月10日告示22日投開票
補選は七月十日告示、参院選と同じ二十二日投開票の見込み。玉沢、階両氏のほか、経営コンサルタントの勝政康臣氏(53)も無所属で出馬を表明。共産党も独自候補を擁立する方向だ。公明党は玉沢氏の推薦、支援について今後検討する。社民党は参院選に集中するため、今回は見送る公算。
670
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/28(月) 10:02:53
自民、民主の前哨戦激化 衆院岩手1区補選 岩手日報
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20070528_3
達増知事の転出に伴い7月の参院選と同時期に行われる予定の衆院岩手1区補選(定数一)に向け、自民、民主両党が激しく火花を散らしている。自民党の森喜朗元首相は27日、盛岡市内で講演し、党公認で玉沢徳一郎衆院議員(比例東北)の長男玉沢正徳氏(35)を激励した。一方、民主党の小沢一郎代表は同日、盛岡市内で党公認の階(しな)猛氏(40)の選対会議に出席し、達増氏の後継者であることを強調した。これまで達増氏が4連勝してきた岩手1区。7月10日の告示予定日まで2カ月を切り、両党の威信をかけた戦いが繰り広げられそうだ。
「息子を後継にしたいという思いで彼(徳一郎氏)はいない。正徳君も分かっているから、公募でチャレンジした。世襲と言うなら、小沢(一郎民主党代表)さんもそうだ」
森元首相は、玉沢氏の「世襲批判」にくぎを刺した上で、小沢氏について「自民党に残っていればとっくに首相になっていた。党首討論にも出てこず、改革の気持ちはどこへ行ってしまったのか」と約500人の参加者に呼びかけた。
自民党は1996年の衆院選岩手1区で、玉沢徳一郎氏が達増氏(当時新進党)に敗れて以来、4連敗。今度の補選を「議席奪還に向けた千載一遇の好機」ととらえる。昨年12月に公募で玉沢氏を公認候補に決めたが、一部にある世襲批判を打ち消すのに躍起だ。
一方、小沢代表は、達増氏本人や後援会関係者ら約150人が出席した選対会議で「後継者をきちんと決めて育てていくことができて、初めて知事転出の一つの区切りとなる」と指摘。
「この一戦できちっとしたけじめ、区切りをつけると思うので、階君のためと同時に、それ以上に達増君のために良い結果を出していただきたい」と支持を呼びかけた。
旧新進党時代から、岩手1区で常勝を続けてきたが、階氏の擁立は今月に入ってから。「擁立が遅れ、知名度に勝る玉沢氏に対抗するには組織力をフル回転させるしかない」(民主党県連関係者)との危機感ものぞく。
各党が「今年最大の政治決戦」と位置づける参院選、衆院岩手1区補選とも投開票予定日は7月22日。全国でもダブル選挙になるのは岩手だけとあって、参院選の動向が衆院岩手1区補選の攻防にも影響しそうだ。
衆院岩手1区補選は玉沢、階両氏のほか、無所属の経営コンサルタント勝政康臣氏(53)=本名・馬場康臣=も出馬表明。共産党も公認候補擁立を検討している。
671
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/28(月) 22:47:41
選挙:衆院補選・岩手1区 森元首相、玉沢氏への世襲批判をけん制 /岩手
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/iwate/news/20070528ddlk03010080000c.html
自民党の森喜朗元首相は27日、盛岡市内で講演し、玉沢徳一郎衆院議員の長男で、7月に予定される衆院岩手1区補選に同党公認で出馬する正徳氏について「世襲とか小さいつまらないことで選挙を戦ってはいけない」と一部の世襲批判をけん制した。
また、森元首相は現在国会で審議中の社会保険庁改革関連法案の委員会採決で民主党が委員長発言を制止しようとしたことに関し、「最近の民主党は形だけの乱闘が多い。本当は賛成だが、連合などの勢力に何としても選挙協力してもらいたいからだ」と同党の姿勢を批判した。【岸本桂司】
毎日新聞 2007年5月28日
672
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/28(月) 22:48:39
選挙:衆院補選・岩手1区 民主公認の階氏、事務所開き /岩手
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/iwate/news/20070528ddlk03010084000c.html
参院選と同日に投開票される衆院岩手1区補選に民主公認で立候補する階猛(しなたけし)氏(40)の事務所開きが27日、盛岡市菜園であり、達増拓也知事や平野達男参院議員ら約250人が集まった。
工藤堅太郎民主党県連代表は「このダブル選挙を落とすことになったら、どの選挙で勝っても我々にとっては敗北だ」と危機感を強調。階氏は「努力と責任感、忍耐力の三つだけは人より勝っていると思う。この三つを忘れず、(階の名のように)階段を一歩一歩上るよう着実に歩を進めてたい」と決意を語った。
同日、同県連は衆参両選挙に向けた選対本部を設置。事務所開きに引き続き行われた1区総支部の選対会議には小沢一郎代表も出席し、「私は(遊説のため)7月に、こちらにきてお願いするわけにはいかないと思うが、階君も達増君も良かったという結果が生まれるようお願いします」とあいさつした。【念佛明奈】
毎日新聞 2007年5月28日
673
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/29(火) 09:56:17
2007/5/28
<「夏の陣」へ臨戦態勢〜参院選 衆院1区補選> 岩手日日
http://www.iwanichi.co.jp/iwanichi01/news/ken/5gatu/news-ken_28.htm
27日は自民、民主、社民の県内各党が盛岡市内で各種幹部会や時局講演会、定期大会、事務所開きなどの諸行事を行った。いずれも7月に見込まれる参院選と衆院岩手1区補選をにらんでの動き。最大の政治決戦となる「夏の陣」を控え、県内各党もいよいよ臨戦態勢に入ってきた。
=民主2氏の推薦決定〜連合岩手=
連合岩手は二十七日、参院選岩手選挙区に出馬する民主党現職の平野達男氏(53)、衆院一区補選に立候補する同党新人の階猛氏(40)と政策協定を締結し、両氏の推薦を決めた。
両氏の推薦要請を受け、連合岩手は二十四日の執行委員会で推薦の方向を決めた。平野氏は前回十三年に続く推薦となる。連合岩手と民主党県連は同日付で合同選対を設置し、共同歩調で選挙戦に臨む。
政策協定は▽格差社会解消▽社会保障制度の抜本改革▽働き方のルール確立−の三点の基本目標が柱。二十七日、民主党県連幹部と両氏が連合岩手を訪れ協定書を取り交わした。連合岩手の佐々木敏男会長は「格差が広がらないよう共に頑張り、結果を出していきたい」と託し、民主党県連の工藤堅太郎代表も「全国唯一のダブル選挙。連合さんの力で当選に導いていただきたい」と支援を求めた。
連合は全国的に民主党機軸で、連合岩手も全国に沿った形で両氏を推薦する。連合岩手傘下には社民党支持の組織もあり、社民が独自候補を擁立している参院選岩手選挙区では民主、社民と支持が分かれる形になる。「連合岩手としては民主党機軸だが、各産別組織の実情や判断を尊重する」(連合岩手幹部)としている。
=地域活性化へ意見交わす〜自民政調会=
自民党政務調査会主催の地域活性化推進会議は二十七日、盛岡市のホテル東日本で開かれ、地域が自ら考え、挑戦する取り組みを支援するという党の新しい地域活性化策について説明するとともに、参加者と意見を交換した。
会議には、党側から党地域再生調査会長の村上誠一郎、党政務調査会副会長の上川陽子、党農林部会長代理の葉梨康弘の三氏をはじめ、本県の党県議、市町村長、各種団体や党県連各支部役員ら約百人が出席。
村上氏が地域活性化政策について都市再生、中心市街地活性化、構造改革特区などのポイントを挙げて説明。「地方が頑張る政策や予算措置がある。地方からいろいろなアイデアを出して活用してほしい」と訴えた。また、葉梨氏は「頑張る人や地域を応援していくのが党の基本的な考え方」と強調した。
参加者からは「農地はものすごいスピードで荒れ、地方は寂れている。やろうとしても人がいない」などの問題や、「国の農地・水・環境保全向上対策は、今後の農村コミュニティーの基本政策になる。継続していくことが地域振興につながる」「子供を育てる親、家庭に対し、基金を全国で積み立てて何らかの対策を講じる必要がある」などの要望が出された。
=参院選での躍進誓う〜社民党県連=
社民党県連合の定期大会は二十七日、盛岡市の労働福祉会館で開かれた。役員改選では小原宣良代表(63)を再任。参院選は岩手選挙区公認候補の本宮秀孝氏(61)の当選を視野に選挙区、比例とも県内で十万票獲得を最低目標に党勢躍進を誓い合った。
あいさつに立った小原代表は「安倍政権の『美しい国』は戦前回帰を意味し、教育の中央統制も色濃くなってきた。護憲の党としてしっかりと平和憲法を世界に発信し、自公政権打倒へ大きく前進したい」と参院選への意気込みを披露。
役員改選では当面の参院選対応もあることから、県議を勇退した小原代表と前県議の伊澤昌弘幹事長(59)ら主な幹部を再任した。任期は二年。
参院選では選挙区の本宮氏、比例区で又市征治氏(63)の当選に向けた選対を構築。社民党として参院選過去最高の約九万七千票(平成十年選挙区)を上回る十万票を最低目標に据えた。
参院選に集中するため、衆院一区補選への独自候補擁立見送りを正式に決めた。報道陣の取材に小原代表は「自主投票の方向になるだろう」と示唆し、近く支持労組の平和環境県労組センターと協議する意向を明らかにした。
政策秘書、競馬で達増知事に注文 小原代表は達増拓也知事に対し▽政務秘書をやめる▽競馬への取り組み強化−の二点を注文した。
民主党の木戸口英司前県議の政務秘書起用に、小原氏は「知事の日程調整に不平等が生じ、増田知事一期目にも批判があった。なぜ置いたのか疑問」とし、競馬には「廃止時は債務減免はできない。真剣な対応を求めたい」とした。達増県政には「是々非々の立場で政策を訴える」としている。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/29(火) 10:17:25
2007年 5月 28日 (月)岩手盛岡T
http://www.morioka-times.com/news/2007/0705/28/07052801.html
■ 民主党県連1区総支部選対に小沢代表 「達増君は政治家としての区切りを」
小沢一郎民主党代表は同党県連の1区総支部第1回選対会議に出席し、達増拓也氏の知事転出は「後継者をつくることで一つの区切りになる」と述べ、約130人の出席者に、補選出馬予定の階猛氏(40)に対する支援を求めるとともに、達増知事の働きに期待を込めた。
小沢代表は「達増前議員は皆さんの力で知事に就任した。しかしながら、今まで1区で衆院議員として国政に参画し、その国政からの転出となる。政治家として言えば自分の目指した国政への後継者をきちんと決めて、皆さんの力で育てていかなければならない。これが完結して初めて達増君の知事転出は一つの区切りができる」と、達増氏は知事選の延長にあるとの認識を示した。
「ここで後継者をつくり得ないとなれば政治家として皆さんに大きなおわびをしなければならない。選挙は皆さんの力でやる以外ないが、達増君は政治家としてきちんと自分の後継者をつくっていくということにぜひとも力を入れていただきたい。この一戦は、達増君の政治家としての区切りを付けることだと思う。階君のためと同時に達増君のためによろしくお願いしたい」と達増知事の選挙支援に期待を込めた。
選対会議の出席者は実質、1区の達増後援会幹部が主体。達増知事は前1区総支部長として、前議員バッジを付けてあいさつに立ち「夏の決戦に向けて、大いに自由に頑張りたいと思っている。今回、階猛さんを皆様にお薦めし、お願いしたい。わたしの代わりと思って応援していただきたい」と訴えた。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/29(火) 10:18:51
2007年 5月 28日 (月)
■ 〈衆院補選〉民主の階氏が事務所開き 岩手盛岡T
http://www.morioka-times.com/news/2007/0705/28/07052802.html
衆院1区補選に民主党公認で出馬予定の階猛氏(40)の後援会事務所が盛岡市菜園1丁目に開設され、27日、事務所開きがあった。達増知事や連合岩手の佐々木敏男会長ら約200人が参集。神事は同じ建物に事務所が置かれ、参院選で再選を目指す平野達男氏(53)と合わせて行われ、必勝を祈願した。
階氏は「まだまだ微力であり、皆さんのご支援を賜りたい」と参会者に要請。
平野氏は「ここ何カ月間、県内をまた回らせてもらった。6年前の選挙の状況を思い出している。あのときは本当に厳しい選挙だった。6年間、課題を見つけてきた。まだこの先やるべきことがいっぱいある。こんな課題があるということが体いっぱいに詰まっている感じがしている。もう1期、皆様のご支援でできるなら体に詰まっているものを出しながら地域に恩返しする思いでいっぱい。2つの選挙を必ず勝たせ
ていただくようお願いしたい」とあいさつした。
工藤堅太郎民主党県連代表は「7月22日投票が見込まれる参院選挙と全国でただ1カ所の衆参同日選挙となる。この1区の補欠選挙をもし落とすようなことになると、どの選挙で勝ってもわれわれにとって大変な敗北になる。達増先生を知事に押し上げた力強いエネルギーを結集していただかなければ大変なことになると危機感を持っている」と総力結集を呼びかけた。
階氏を後継とした達増知事も出席。「いよいよ夏の政治決戦だ。わたしも知事に当選することができ、同じご支持、ご支援を階さん、平野さん、参院比例の藤原良信さん(55)にお願いしたい。知事になって草の根の地域での行政の仕事、国での国会の仕事は不可分、相まって地域を良くして国を良くしていくことだと実感している。階猛さんは岩手1区でわたしが自信を持って皆様にお願いできる人材。平野さんは6年間、同志として戦ってきた。ご支援をお願い申し上げる」と激励の言葉を送った。
事務所開き後、階氏は「本当に戦いが始まるなという感じがある」と気を引き締めた。出馬表明から期間は短いが「自分の人となりを知ってもらおうということを念頭に、自分がどのように育ってきて、どのようにして自分を鍛えて磨いてきたかをよく分かっていただきたいと思って皆さんに会っている」という。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/29(火) 14:17:07
熊本県政界は混迷 各陣営候補擁立 “衆参同日選”に突入
5月29日10時7分配信 西日本新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070529-00000001-nnp-l43
松岡利勝農相の自殺は、出身地の熊本県政界にも大きな衝撃を与えた。ノンキャリア官僚から閣僚まで上り詰める一方、強引な政治手法に批判も多かった「大物議員」の突然の死。同県内は7月の参院選と衆院熊本3区補選の同日選が確定し、関係者は慌ただしく動きだしたが情勢は混沌(こんとん)としている。
県庁近くの自民党県連本部には28日夕、古閑三博県連会長ら幹部が駆け付け、緊急の役員会を開催。衆院補選への対応を話し合ったが、結論は出なかった。
西岡勝成幹事長は「(補選まで)日数が少ない。県連本部と地元、それぞれの立場で会合を早めに進め、対応を考えなければ」と険しい表情。疑惑報道のさなかの自殺だけに、幹部からは「(参院選に)影響が出ないよう祈るしかない」という声も漏れた。
阿蘇市郡、山鹿、菊池市などにまたがる衆院熊本3区は県内でも政争が激しい地域として知られている。松岡氏自身、5期目を目指した2003年衆院選で落選。このときは比例で復活し、05年衆院選で雪辱を果たしたものの、今春の県議選では支援した候補者が相次いで落選するなど、影響力の低下もささやかれていた。
戸惑い気味の自民に対し、他陣営は2カ月後の短期決戦に向けて早くも動きだしている。
自民を離党し、03、05年の衆院選で松岡氏と戦った元衆院議員の坂本哲志氏(56)は「まだ白紙」としながらも、近く後援会の会合を開き、立候補を表明する見通し。過去に支援を受けた自民党山崎派などの意見も聞き、同党からの立候補も視野に入れるとみられる。
一方、参院選熊本選挙区に公認候補を擁立する民主党県連と共産党県委員会も同日夜までに緊急役員会などを開き、衆院補選に候補を擁立する方針を決めた。
=2007/05/29付 西日本新聞朝刊=
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/29(火) 16:07:36
松岡農相自殺:衆院熊本3区補選は参院選と同時実施
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20070529k0000e010080000c.html
松岡利勝農相(62)の死去に伴う衆院熊本3区補選は7月の参院選と同時に実施されることになり、与野党が候補者の検討に入った。激戦が予想されている参院選熊本選挙区(改選数1)に衆院補選が加わり、注目度は急上昇だが、「大臣の自殺」という未体験の事態を受けての選挙に、地元各党は戦略を立てにくそうだ。
自民党熊本県連の古閑三博会長は28日、県連事務所で「候補者(選び)は党中央や家族の意向も聞かなければならない。だが、時間はない」と困惑気味に話した。別の幹部は「自薦他薦含め、名前は挙がり始めている」と明かす。古閑会長は松岡農相について「水俣病やBSE(牛海綿状脳症)対策、中国への米輸出再開合意などの仕事ぶりも評価してやってほしい」とマイナスイメージの払しょくにやっきだ。
民主党熊本県連の三役も28日夜、参院熊本選挙区候補者の事務所で対応を協議。「来週までには候補者のめどをつける。『政治とカネ』を争点に、女性などクリーンなイメージの人がいい」と鎌田聡県連代表は語る。参院選で、同県連は「政治とカネ」を争点にする構えだったが、松岡氏の自殺で「攻める相手がいなくなってしまった。松岡さんの個人攻撃もやりにくい」とある幹部は打ち明ける。
共産党熊本県委員会は28日の定例の常任委員会中に松岡農相自殺の報が入り、すぐに補選での候補者擁立を決めた。久保山啓介委員長は「注目の選挙だけに、党の存在感を示す必要がある。真相究明や、任命した安倍首相の責任を追及しなければならない」と話す。【山田宏太郎】
毎日新聞 2007年5月29日 15時03分
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/29(火) 17:58:55
各政党、動き本格化 いわての行方
2007年05月28日 朝日岩手
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000705280002
7月の参院選、衆院岩手1区補選まで1カ月余りとなった27日、盛岡市内では自民、民主両党の候補者が講演会や事務所開きを行い、社民党は県連合の定期大会を開いた。自民は森喜朗元首相が講演会に駆け付け、民主の小沢一郎代表は同党県連の会議に出席するなど、選挙へ向けた各政党の態勢づくりが本格化し始めた。
自民党県連が盛岡市内で開いた時局講演会には森元首相が出席し、衆院補選に立候補予定の玉沢正徳氏(35)、参院選に立候補予定の千田勝一郎氏(36)らが顔をそろえた。
森氏は、正徳氏の父、玉沢徳一郎衆院議員との縁に触れ、「(正徳氏は)国際経験の豊かな素晴らしい青年。ぜひ応援してやってほしい」と支援を訴えた。
正徳氏の立候補を巡っては、一部で根強い「世襲批判」も考慮し、玉沢議員が県連会長を退いた経緯がある。
講演会に玉沢議員は出席しなかったが、森氏は「お父さん(徳一郎氏)が来ると票が減るとか、世襲だと言われるとか、そんなつまらないことで選挙を戦ってはいけない。心を一つにすることが岩手のためになる」と述べた。
民主党県連は、参院選と衆院補選に向けた選挙対策本部を発足。衆院補選に立候補予定の階猛氏(40)は盛岡市内で事務所開きを行い、平野達男・参院議員(53)らも出席した。
階氏は「努力、責任、忍耐力を忘れず一歩一歩進んでいきたい」とあいさつ。同席した達増拓也知事は「私が自信を持って1区をお願いできる人材だ」と述べた。
また、県連の選対会議に出席した小沢代表は「(達増氏は)後継者をきちんと決めて、初めて知事転出への区切りをつけられる。達増氏のためにも階氏の支援をお願いしたい」と語った。
社民党県連合は、盛岡市内で定期大会を開き、小原宣良代表ら執行部の大半が留任して国政選挙に臨むことを決めた。参院選では本宮秀孝氏(61)の擁立を決めており、小原氏は「改憲を阻止し、平和を守ることを訴えていく」と話した。
また、衆院補選については独自候補の擁立を見送ることを決め、小原氏は「自主投票となるだろう」と述べた。
民主党県連代表の工藤堅太郎参院議員は27日の記者会見で、8月の盛岡市長選について「(党の独自候補を)擁立する方向で考えているが、現実問題として参院選などが優先で、日程的に非常に厳しい」と述べた。
同市長選を巡っては、現職の谷藤裕明市長が再選を目指して立候補する意向を表明している。
679
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/29(火) 23:36:21
情報収集や緊急三役会 自民県連、対応に苦慮
http://kumanichi.com/feature/matuoka/kiji/index.cfm?id=20070529000019
松岡利勝農相が自殺した二十八日、自民党県連は情報収集や緊急三役会を開くなど対応に追われた。松岡農相は衆院熊本3区選出で、党県連の常任顧問を務めていた。
同県連に「農相が自殺を図った」と一報が入ったのは同日昼すぎ。その直後から、熊本市水前寺の同県連会館の電話は鳴りっぱなしとなった。
古閑三博会長はじめ、西岡勝成幹事長ら県連の三役が駆け付けて情報収集を進めたが、党本部や松岡農相の事務所から連絡はなく、しばらくは「通夜や葬儀の日程、方法などまだ何も分からない」(西岡幹事長)と混乱が続いた。
午後四時半から緊急会議。その前に党本部から衆院熊本3区の補欠選挙に、候補者擁立の検討を促す電話が入った。しかし、西岡幹事長は「(補選まで)時間がなく、早く対応しなければならないのは確かだ」としながらも、会議で具体的な話はなかったという。
会議前に会見した古閑会長は「自ら命を絶つからには、よほどの葛藤(かっとう)があったのだろう。国づくりに一生懸命努力する純粋な人だった」。二十六日、熊本市内であった勇退県議の慰労会で同席したことを明かし、「その際、松岡さんは『今は四面楚歌(そか)だが、間違ったことはしておらず、心配はない』と言っていた。疲れている印象はあったが、まさかこんなことになるとは」と悔やんだ。
熊本日日新聞2007年5月29日朝刊
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/29(火) 23:38:52
自民県連 半旗掲げ死悼む
http://kumanichi.com/feature/matuoka/kiji/index.cfm?id=20070529000035
松岡利勝前農相の自殺から一夜明けた二十九日午前、熊本市水前寺六丁目の自民党県連は慌ただしさが続き、密葬日程の問い合わせや、参院選関連会議の日程変更の連絡などに追われた。県連前には半旗が掲げられ、前農相の急逝を悼んだ。
同県連には午前八時半ごろから、問い合わせの電話が断続的に入った。同九時すぎ、西岡勝成幹事長が県連に入り、党本部との連絡や県議との打ち合わせに当たった。
西岡幹事長は「一夜明けても、まだ気持ちが整理できていない」。七月の参院選と同日に実施される衆院熊本3区補選の候補者選定については、「遺族や地元後援者の心情を考えれば密葬が終わるまで話はできないし、意向も上がってきていない。全国注目の選挙となるだけに慎重に決めたい」と話した。(並松昭光)
熊本日日新聞2007年5月29日夕刊
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/29(火) 23:40:25
衝撃 農相の死 緊急連載
(上)県政界 同日選へ行方混沌
http://kumanichi.com/feature/matuoka/syogeki/syogeki01.cfm
「青天のへきれき。(選挙に向けて)それなりの動きは必要だが、まず冥福を祈りたい」
二十八日午後四時すぎ。熊本市水前寺六丁目の自民党県連会館は重苦しい空気が漂う中、古閑三博会長ら党県連役員が記者会見。七月の参院選と同日になる衆院熊本3区補選への対応を問われた古閑氏は、こわばった表情を崩さなかった。
県連幹部が会見に臨むその直前。松岡氏死亡の報が伝わると同時に、党県連に一本の電話が入った。
「補選の対応はよろしくお願いしたい」
投票日まで二カ月を切り、異例の短期決戦。故人の死を悼む間もなく、党本部から届いた連絡は、冷徹な現実を物語る。ただ自民党第3選挙区支部長の松岡氏のふ報に、地元は情報集めや葬儀日程の段取りなどに精いっぱいだった。
衆院熊本3区は過去二回、無所属前職の坂本哲志氏と松岡氏が保守分裂の戦いを演じた。「候補者選びなど全くの白紙」(西岡勝成党県連幹事長)という言葉とは裏腹に、水面下では早くも党所属国会議員や県議ら複数の名前も上がり始めた。
「まだ通夜も終わらない中で、後継者の話は早すぎる。親族の意向もあるだろうし…」。候補者について、地元後援会幹部の一人は慎重に言葉を選びながらも、「まずは流れをしっかり読むことだ」と数日内の動きを示唆する。
一方、松岡氏の最大のライバルだった坂本氏はこの日、午後の予定をすべてキャンセル。一週間程度の活動自粛を決めた。前回二〇〇五年の衆院選で落選後、つじ立ちを続け、松岡氏に挑む選挙準備を進めてきた坂本氏。陣営幹部は「こんな状況は想定外。厳しい事態になるのではないか」と危ぐする。
自民党県議だった坂本氏は復党を希望し、自民党元副総裁の山崎拓氏に近い。だが党県連は「これまで敵として戦った坂本氏を今さら認めることはできない」との見方が支配的だ。
一方、野党各党も一斉に動き出した。共産党は同日、早々と衆院補選に公認候補の擁立を決定。民主党県連も幹部会を開き、候補者擁立の検討に入った。しかし民主党にも予想外の選挙。鎌田聡党県連代表は「正直、参院選で手がいっぱい。どこまで準備できるのか」と不安を口にする。党本部のテコ入れがカギを握る。
「影響は分からない。いずれにせよ、熊本3区が全国の注目を集めることだけは間違いない。(松岡氏の自殺は)大変な衝撃だ」。混乱の続いた二十八日夜。会議を終えた民主党県連の幹部は険しい表情で漏らした。
◆ ◆
全国に衝撃が走った松岡利勝農相の自殺。衆院熊本3区補選は参院選と同日で実施される。前例のない現職閣僚の死は、どんな影響をもたらすのか―。県政界の行方は一気に混とんとしてきた。
熊本日日新聞2007年5月29日朝刊
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/29(火) 23:42:19
補選に向け各党は (2007年5月29日 20:22 現在)熊本RKK
http://www.rkk.co.jp/cgi-bin/newscgi/localnews.cgi?id=NS002200705292022453
松岡前大臣の死去に伴い、熊本3区については、夏の参議院議員選挙と同じ日に、補欠選挙が行われることになります。きのう夜、民主党をはじめ各党では、早速、選挙戦へ向けた対応を協議しました。民主党県連では、昨夜幹部が参院選候補予定者の事務所に緊急に集まり、補選に向けての候補者選定にはいりました。地元に関係する人を中心に、来月7日をめどに選考をすすめたいとしています。また、共産党でもきのう午後、常任委員会を延長し、候補者を擁立することを決定しました。一方、自民党の西岡幹事長は、「大臣の喪もあけていないが、今後のことは慎重に検討したい」とコメントしていて、補欠選挙の投票まで2か月をきる中、事実上ダブル選挙となる事態に各党対応に追われそうです。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/30(水) 10:31:09
候補探し急ピッチ/各党、水面下で調整
2007年05月30日 朝日熊本
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000000705300003
松岡利勝前農水相の死去に伴い、衆院熊本3区補選が実施される。過去2回の総選挙で、松岡氏と坂本哲志・元衆院議員が激戦を演じてきた選挙区。同日選となる参院選への影響は必至だ。各党は擁立候補の絞り込みや選挙態勢の見直しを始めた。
「選挙を戦うのは地元だから、地元の意向を一番に考える」
自民党県連の西岡勝成幹事長は29日、松岡氏の後継者選びの方向性を語った。「自民の議席は確保する」ことが大前提であり、県連は葬儀翌日の31日に会議を開く。党選対本部の谷津義男選挙対策総局長も通夜出席のため29日、熊本入り。滞在中に県連と対応を協議すると見られる。
熊本3区は政争の地で知られ、03年総選挙は坂本氏が初当選し、松岡氏は九州比例で復活当選した。05年総選挙は松岡氏が雪辱を果たすなど、選挙区を二分して争ってきた。4月の県議選でも両派の候補がぶつかり合い、根深い対立が残る。
坂本氏自身は28日夕、「喪に服してから考えたい」としたが、05年の落選直後から示す「次」への意欲は変わらない。自民党県議だったが、党関係者は「長い争いの経緯から公認は困難だろう」との見方を示している。
参院選への影響について、西岡幹事長は「選挙区が一つだけなのでやりづらい。態勢を組み直さねばならない」と話す。
民主党県連も人選を急いでいる。山下初男副幹事長は「地方組織の確立に手いっぱいだが、人材や資金に全力投球する」。参院選の擁立候補がようやく決まったばかりだが、鎌田聡代表は「新鮮な方にしたい」と6月上旬をめどに掲げている。
これまで参院選比例区に絞り、県内13万9千票の獲得を目指してきた公明県本部。城下広作幹事長は「参院選への影響は避けられない。傍観はできない」と衆院補選の他党の情勢を注視する。
共産党県委員会の久保山啓介委員長は「参院選を軸に戦う」としつつ、6月上旬には候補者を決めたい考え。「松岡氏をかばってきた安倍首相の責任を追及していく。ただ、保守的な地盤で、風がどう吹くか」
社民党県連合は、小選挙区制が導入された96年に敗れて以降、熊本3区は不戦敗。高嶋英俊幹事長は「数日中に答えを出したい」としている。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/30(水) 12:09:03
ダブル選、手探り発進 衆院熊本3区補選 後継調整に思惑
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/kyushu/20070530/20070530_001.shtml
松岡利勝前農相の衝撃的な自殺は、地元熊本や九州各地の参院選模様に複雑な波紋を広げている。参院選と衆院補選の同日選が確定した熊本県では、自民、民主、共産各党が両選挙に候補を立てる構え。「2つの選挙は連動する」との見方で一致するが、松岡氏の自殺と「政治とカネ」の問題は選挙戦にどう影響するのか。ダメージを懸念する自民党、攻勢にらみの野党は、それぞれ手探りで走りだしている。
29日夜、熊本県阿蘇市で営まれた松岡氏の通夜。「まだそういう段階ではない」。弔問を済ませた同県選出国会議員は、松岡氏の後継について言葉を濁した。
だが、関係者の焦点は既に1点に絞られている。衆院熊本3区補選立候補が確実視される元衆院議員坂本哲志氏(56)の自民復党だ。自民党県議だった坂本氏は過去に2度、無所属で3区に立候補し、松岡氏と激突。今回参院選では自民現職の三浦一水氏(53)支持を表明している。「復党を認めれば松岡氏支持者の反発は必至。逆に復党を認めず、別の候補を立てて坂本氏と戦えば、三浦氏への選挙協力は得られない」と党県連幹部は悩む。
「政治とカネに絡む松岡氏の疑惑を追及した政治家」という坂本氏のイメージも微妙だ。松岡後継として同情票を狙うか、逆に批判票を集めるか。ある国会議員秘書は「現時点では本当に分からない」と、有権者の反応を読みあぐねる。
参院選熊本選挙区に無所属で立候補する意向を表明した自民党参院議員の魚住汎英(ひろひで)氏(65)=比例代表=が、衆院熊本3区補選へ“くら替え”する可能性も。候補者調整は複雑さを増すばかりだ。
九州の他の自民党関係者も動揺を隠せない。自民党長崎県連の三好徳明幹事長は「自民党にとってイメージが良くない」と指摘。同党福岡県連の江口吉男幹事長は「どう影響が出るのかつかみかねている」と当惑する。
この日、松岡前農相の遺体が安置された東京都新宿区の斎場には、朝から次々に国会議員が弔問に訪れた。西川京子衆院議員(衆院福岡10区)は目を真っ赤に泣きはらし、会場を後にした。しかし参院選の歯車は、いや応なく回り始めている。
「自民党にとって厳しい風があるだろう」。農相臨時代理を務める若林正俊環境相は、閣議後に参院で会見し、こう漏らした。公明党幹部は安倍政権への影響について「厳しい。野党は任命責任を突いてくる」と指摘。参院選に向け「政治とカネの問題をきっちりしないといけない」と緊張感を漂わせた。
=2007/05/30付 西日本新聞朝刊
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/30(水) 15:21:33
衝撃 農相の死 緊急連載
(中)後継選び 県議らの名も浮上
http://kumanichi.com/feature/matuoka/syogeki/syogeki02.cfm
二十九日午後六時前の熊本空港。上空には報道機関のヘリが飛び交い、周辺は物々しい雰囲気に包まれていた。
「先生。どうしてこんな姿に…」
東京から無言の帰熊となった松岡利勝前農相。ひつぎを載せた車が通り出ると、集まった支持者らは変わり果てた“大臣”に一斉に手を合わせた。
ちょうど同じころ、空港ターミナルには東京・永田町からもう一人の人物が到着した。国政選挙で自民党の「公認」を仕切る選対総局長の谷津義男衆院議員だ。党本部が通夜・密葬への参列と合わせて送り込んだ谷津氏の存在は、衆院熊本3区補選の候補者選びが始まることを意味していた。
松岡氏自殺のショックが冷めやらぬ熊本市水前寺六丁目の自民党県連では、同日朝から西岡勝成幹事長が詰め、県連役員の県議らと断続的に打ち合わせを重ねた。
「(後継者に関して)今、決まっているのは地元の思いを大切にするということ。県連として党本部や県関係国会議員と意思疎通していく必要がある」。正午すぎ、約一時間にわたり幹事長室に入っていた倉重剛県連総務会長は「3区の後継者選びは参院選にも重要な意味を持つ。非常に難題だ」と続けた。
そのころ東京・永田町の自民党本部では県関係国会議員八人が顔を突き合わせていた。出席者は、衆院が県関係国会議員代表の野田毅氏のほか、園田博之、林田彪、金子恭之、木原稔の四氏。参院からは魚住汎英、松村祥史、木村仁の三氏。松岡氏の死去後、県関係国会議員による初めての動きだった。
会議は十分ほどだったが、関係者によると「葬儀も終わらぬうちに選挙の話は早い」という発言があり、「国会議員団として意見をまとめ、党県連や党本部に伝えていく」という方向性を確認。後継者の具体的な名前は出なかったという。
ただ、唯一、衆院熊本3区を地元とする魚住氏は「後援会や遺族の話をちゃんと聞く必要がある」と厳しい口調で発言。一部で浮上しつつある松岡氏のライバルで、無所属ながら山崎派に所属していた坂本哲志・元衆院議員を推す動きを強くけん制したという。
一方、地元の3区でも水面下で、党県連政調会長の前川收県議や、党第三選挙区支部幹事長の荒木義行県議を推す声が出始めた。両県議の選挙区は3区内。二人とも「まだ3区支部として考え方も定まっていない」と多くを語らない。しかし、党県連幹部の一人は両氏を軸に後継者調整が進む可能性を否定しない。
さらに三選を目指して七月の参院選への立候補を表明している三浦一水参院議員の“スライド”のうわさも広がる。新たな参院選候補も絡んで、松岡氏の後継選びは“空中戦”の様相を呈する。
同日午後八時前。松岡氏の通夜が営まれた阿蘇市内牧の浄信寺に着いた谷津氏は「まずは葬儀が終わってから」とだけ言い残し、読経が流れる境内に姿を消した。
熊本日日新聞2007年5月30日朝刊
686
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/30(水) 19:26:51
松岡農相自殺:W選挙に各党困惑 衆院熊本3区補選、参院選と同日実施 /熊本
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kumamoto/news/20070530ddlk43010676000c.html
◇戦略描きにくく
松岡利勝農相の死去に伴う衆院熊本3区補選は7月の参院選と同日実施されることになり、各党とも候補者の検討に入った。激戦が予想されている参院選熊本選挙区(改選数1)に衆院補選が加わり注目度は急上昇だが、「大臣の自殺」という未体験の事態を受けての選挙に、地元各党は戦略を立てにくそうだ。【山田宏太郎】
松岡農相の自殺から一夜明けた29日、自民党県連では午前中から幹部が対応を協議した。倉重剛総務会長は「党本部や地元の意向を聞いて前に進めたい。ただ、悠長にしていられる状態ではなく、適切に処理して選挙を戦える態勢を早く作りたい」と語った。
党本部の意向について、ある県連幹部は「坂本哲志前衆院議員の名前も挙がっている」と明かす。元自民党県議の坂本氏は、松岡農相を批判して自民党を飛び出した経緯がある。03、05年の衆院選熊本3区に無所属で立候補し、03年は松岡氏を破って当選したが、05年は敗れた。
小選挙区の1議席を巡って骨肉の争いを繰り広げてきただけに、別の県連幹部は「党本部が勝手に考えているだけ。選挙はトップダウンではない。地元はそう簡単には収まらない」と強調した。対して坂本氏の後援会関係者は「自民党には(候補を出さないで)棄権してもらい、うちは無所属のままがいい」と話す。
一方、民主党県連も28日夜、急きょ三役が対応を協議。鎌田聡代表は「来週までには候補者のめどをつける。『政治とカネ』を争点に、女性などクリーンなイメージの人がいい」と語り、早急に候補者選びを進める意向を示した。ただ、ある幹部は「自殺ということで、攻め手が難しい。松岡農相の個人攻撃もやりにくい。しばらくは世論の反応などを様子見だ」と漏らす。
また、共産党県委員会では、28日の定例の常任委員会中に松岡農相自殺の報が入り、すぐに補選での候補者擁立を決めた。久保山啓介委員長は「真相を究明し、任命した安倍晋三首相の責任を追及しなければならない」と話した。
毎日新聞 2007年5月30日
687
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/31(木) 06:42:01
松岡前農相自殺 自民衆院3区補選の候補 「1週間で決める」 県連幹事長 坂本氏の復党が焦点 熊本日日
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007shuinhoku/20070530/20070530_003.shtml
松岡利勝前農相の死去に伴う衆院熊本3区補選の対応について、自民党県連の西岡勝成幹事長は29日、報道陣に「一週間で決めたい」と語り、6月初めまでに候補者を決定する意向を明らかにした。焦点は過去の衆院選で松岡氏と争い、補選への立候補が確実視されている元衆院議員、坂本哲志氏(56)の復党を認めるかどうか。県連内には賛否両論があり、調整は難航しそうだ。
この日、西岡幹事長が待機した県連本部には、同党の県議や支持者らが次々と訪問。西岡幹事長は「それぞれの考え方を聞かせてもらった。(候補者の具体的な調整は)葬儀をきちっと終えてから」と言葉を濁した。
熊本3区では2003年衆院選、自民党県議を辞した坂本氏が無所属で松岡氏に挑んで初当選。比例で復活した松岡氏は05年衆院選で雪辱を果たしたものの、その後も今春の県議選で2人の“代理戦争”が展開されるなど因縁が続いた。
複雑なのは、次期参院選について、坂本氏が自民現職の三浦一水氏支持を打ち出していることだ。このため、県連内部には坂本氏の復党に「参院選が戦いやすくなる効果はある」(県議)とする容認論と、「松岡後援会との遺恨を解消しない限り、難しい」(国会議員秘書)という否定論が混在する。
このほか、自民の公認候補として松岡氏の遺族や熊本3区の県議などの名前も浮上。その場合は自民新人と坂本氏の激突は避けられそうにない。
坂本氏陣営は「どのような形で立候補するかは、県連がどう調整するかにかかっている」(秘書)と当面は静観の構え。
西岡幹事長は「まずは地元の意向を聞くことになる。参院選と補選の両方で勝てる態勢をつくらないといけない」と語り、31日に県連役員会を開いて調整を本格的にスタートさせる予定だ。
=2007/05/30付 西日本新聞朝刊
688
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/31(木) 20:45:43
自民党熊本3区候補者 1週間以内に決定する 熊本TKU
http://www.tku.co.jp/pc/news/view_news.php?id=11769&mod=3000
自殺した松岡利勝農水相の熊本3区で、後継者選びに向け自民党県連が動き始めました。松岡農水相の死去に伴う衆議院熊本3区の補欠選挙は、参議院選挙と同日の7月22日に行われる見通しです。これを受け自民党県連はきょう、緊急の役員会を開き熊本3区の候補者を1週間以内に決定することを申し合わせました。亡くなった松岡農水相の後を継ぐ候補者を誰にするのか、自民党は難しい問題に直面しています。現職大臣の突然の死は、県政界にも大きな衝撃を与えました。自民党県連の西岡幹事長は「地元の考え方を慎重に速やかに吸い上げた上で議論する」と話しました。ところで、亡くなった松岡農水相は熊本3区で、かつては自分の系列で自民党県議だった坂本哲志さんと、2003年と2005年の2回、激しい選挙戦を展開しました。その結果は1勝1敗。松岡農水相が敗れた前々回は九州比例区で復活当選しました。一方、前回敗れた坂本さんは次の選挙に向け、熊本3区からの出馬の準備を進めていました。
2007-05-31 20:19:56
689
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/31(木) 20:49:04
衆院熊本3区補選 自民の候補決定 来月上旬をめど
http://kumanichi.com/feature/sanin2007/kiji/index.cfm?id=20070531000006
自殺した松岡利勝前農相の密葬のため来熊した自民党の谷津義男・選対総局長(衆院議員)は三十日、菊池郡大津町のホテルで衆院熊本3区補選の候補者について党県連役員らと協議。松岡氏の親族や後援会の意向を確認しながら選考を急ぎ、六月上旬をめどに決定することで一致した。
会議は非公開であった。谷津氏のほか、党県連から古閑三博会長や西岡勝成幹事長、倉重剛総務会長らが出席。候補者選考の手順を協議し、谷津氏は党本部主導ではなく地元の意向を重視する考えを伝えたという。
松岡氏の後援会(会長・今村輝昭南阿蘇村村長)は三十一日にも親族を含めて方針を決める段取り。今のところ後援会員を擁立する動きはないため、党第三選挙区支部を軸に選考を進める。
西岡幹事長は「地元の意向をきちんと把握し、候補選考を急ぎたい」としている。(毛利聖一)
熊本日日新聞2007年5月31日朝刊
690
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/31(木) 20:51:00
衝撃 農相の死 緊急連載 熊本日日
(下)候補者調整 参院選絡み思惑交錯
http://kumanichi.com/feature/matuoka/syogeki/syogeki03.cfm
三十日午前八時。松岡利勝前農相の密葬に向かう途中、黒い喪服に身を包んだ六人の男たちが、菊池郡大津町のビジネスホテルに集まった。
顔触れは自民党選対総局長の谷津義男衆院議員をはじめ、党県連と第三選挙区支部の役員。松岡前農相の後継候補を調整するキーマンたちの密談は約二時間に及んだ。しかし席上、具体的な候補者名は出ず、「(選考は)地元重視で進める」と確認したにとどまったという。
その密談から二時間後の阿蘇市内牧の密葬会場。「こんな形で代議士を亡くし、新しい候補者を応援しろと言われても、簡単に割り切れん」と後援会幹部の一人。ある県関係国会議員も「(調整は)簡単じゃない」とつぶやいた。
こうした声を裏付けるかのように、三十日になって、党県連の主導権を握る県議団や国会議員団にもさまざまな思惑が交錯し始めた。その一つは、松岡氏と二度直接対決した坂本哲志元衆院議員への“距離感”だ。
二〇〇三年、自民党県議から無所属で衆院熊本3区に出馬し、松岡氏とたもとを分かった坂本氏。選挙区の阿蘇、菊池、山鹿地域を真っ二つに割った戦いは深いつめ跡を残している。
しかし坂本氏も“本籍”は自民党。復党を目指しており、一部の県議や国会議員は「この際、坂本氏を候補者にして3区融和のきっかけにしては」と話す。しかし一方で、「坂本支援など絶対認めん」(元ベテラン県議)との強硬論も根強い。
与野党が「天下分け目の決戦」と位置付ける参院選が同日に実施されることも、衆院補選の候補者調整を複雑にしている。坂本氏は過去二回の衆院選で約八万票を獲得。今年四月の県議選でも、系列議員が3区で上位当選。参院選は自民現職の三浦一水氏支持を表明している。
「“情”を考えず、補選と参院選のダブル選挙勝利という“理”に立てば、坂本氏と別の公認候補による保守分裂は戦力をそぎ、敵(民主)に有利に働く。『二兎(と)を追う者は一兎をも得ず』になりかねん」。参院選を重視する党本部関係者は永田町の冷徹な目で選挙戦術を説く。
ただ、与野党ともに、松岡氏の死去がもたらす選挙への影響はまだ予測できていない。
この日、密葬に参列した参院熊本選挙区候補者のうち、三浦氏は「松岡氏の思いを継ぎ、参院選で勝利したい」と語った。しかし三浦陣営幹部は「補選の影響がどう出るか。候補者調整はプラスにも、マイナスにも働く」。民主党から出馬する松野信夫氏も「しばらくは国会などの流れを見極めたい」と戸惑いを隠さない。
通夜に続き、この日の密葬にも駆け付けた潮谷義子知事は「故人の偉大さを感じる」としみじみと語った。
全方位外交だったはずの知事が、総選挙の度に唯一、応援のマイクを握った農相の死。県政への影響について「特にないのでは」と冷静だが、有力な“後ろ盾”を失い、支持勢力の微妙な変化が随所でささやかれ始めた。
参院選・3区補選よりも、“わが主”の選挙が気掛かりな県幹部の一人は、こう分析してみせた。「県民の支持に絶対の自信を持つ潮谷知事だが、国政、政権与党との最大のパイプを失ったことは事実。政治の世界は一寸先は闇。それは来春の知事選も同じでしょうねぇ」(選挙取材班)
熊本日日新聞2007年5月31日朝刊
691
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/31(木) 21:06:37
自民県連 候補者調整本格化へ 衆院3区補選 きょう対応協議 西日本熊本
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007shuinhoku/20070531/20070531_001.shtml
松岡利勝前農相の死去に伴う衆院熊本3区補選の対応について、30日の葬儀に参列した自民関係者は「現時点では白紙」としながらも、この日を区切りとして、候補者調整を本格化させる意向を示した。
自民党県連は31日に役員会を開き、補選への対応を協議する予定。候補者調整の進め方として「まず地元(衆院熊本3区)の意見を聞く」(西岡勝成・県連幹事長)方針を打ち出している。
葬儀に参列した野田毅衆院議員は「県連や国会議員でも意見交換していく。候補者の中身が大事だが、決定までそれほど時間がかからないと思う」と語り、数日中にも候補者が決定する可能性があることを示唆。松岡氏の今村輝昭・後援会長も「(後援会の会合を)早急に開きたい」と語った。
補選と同日選となる参院選を戦う三浦一水参院議員は「県民の期待がどこにあるのかを見極め、総合的に判断していくことになる」と説明。一方、熊本3区に地盤があり、参院選熊本選挙区に無所属で立候補する意向も示した魚住汎英参院議員は「地元が話し合っているときに、国会議員がどうこう言うのは僭越至極(せんえつしごく)」とけん制した。
補選への立候補が確実視されている坂本哲志・元衆院議員も訪れ、焼香した。坂本氏は「立候補するか、どの党から出るのか、まったく白紙の状態」と語り、足早に会場を後にした。
=2007/05/31付 西日本新聞朝刊=
692
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/01(金) 09:48:47
松岡農相後援会「後継県議2人に絞る」 讀賣熊本
松岡利勝農相の死去に伴う衆院熊本3区補選への対応を協議するため、松岡後援会は31日夜、大津町のホテルで緊急役員会を開いた。今村輝昭会長(南阿蘇村長)によると、焦点の後継候補について、遺族に出馬の意向はなく、3区の自民党県議2人の名前が挙がったという。前川收・県連政調会長(46)、荒木義行・党第3選挙区支部幹事長(48)とみられる。
過去2回、3区で松岡農相と激戦を演じた元衆院議員の坂本哲志氏(56)については、「応援するわけにはいかない」との意見で一致した。
1日午後、緊急役員会の結果を党県連の古閑三博会長に報告する。今後、この県議2人を軸に候補者選定が進むとみられる。
◇
一方、同党県連は31日昼、熊本市で役員会を開いた。擁立候補については、松岡農相の遺族や後援会など地元3区の意向を最大限尊重する方針を改めて確認するにとどまった。
13人が出席。冒頭、松岡農相の死を悼み、全員が起立して1分間黙とうした。
終了後、西岡勝成幹事長は「地元の考え方や意見を慎重かつ速やかに集約し、議論する」と述べた。参院選熊本選挙区への立候補を表明している同党現職・三浦一水氏(53)のくら替えの可能性は「現実的ではないと思う」と否定的な見解を示した。
坂本氏について、倉重剛総務会長は「勝てる選挙をするのが大前提。坂本氏を含めて検討していくことはあるかもしれない」と含みを持たせた。
荒木義行氏は「ご遺族、後援会の意向を最大限尊重して県連に報告する」と述べ、自身の名前が取りざたされていることに関しては「松岡先生の密葬が終わったばかりで言える状況ではない」とした。
古閑会長は「地元でしっかり話し合ってもらい、意見を集約したい」と述べ、次回の役員会で候補を絞り込みたい考えだ。
自民党県連と松岡後援会の合同葬の日程なども話し合われ、西岡幹事長は「6月中に執り行いたい。安倍首相の参列も可能になるよう考えたい」と話した。
一方、民主、共産の両党も独自候補擁立を目指す。民主党県連は「来週中には決めたい」としており、共産党県委員会も6月上旬までに候補を決める。
(2007年6月1日 読売新聞)
693
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/01(金) 12:13:45
松岡葬儀に4千人
2007年05月31日 朝日熊本
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000000705310003
故郷・阿蘇市の浄信寺で30日に営まれた松岡利勝・前農水相の密葬。国会日程で参列できなかった安倍首相代理の昭恵夫人、県選出国会議員や自民党関係者、潮谷義子知事ら県内外の4千人近くが参列し、松岡氏に永遠の別れを告げた。会場に入りきれず、外から冥福を祈る人もいた。
葬儀は正午から始まった。読経を聞きながら、松岡氏の母(86)は合掌し、正面を見据えた。喪主の妻初美さん(60)は時折、うつむく姿を見せたが、遺族あいさつでは「大臣として職務を全うしたことを誇りに思って生きていきます」とはっきりした声で述べた。
安倍首相の弔辞を、昭恵夫人が代読後、谷津義男・元農水相、羽田孜・元首相、中曽根弘文・元文相、潮谷知事、古閑三博・自民党県連会長らが次々と焼香した。
午後1時半すぎ、寺を出るひつぎに向かい、参列者が黙祷(もくとう)をささげた。
農政通として力を発揮した松岡氏は一方で、事務所費問題や緑資源機構の官製談合事件など疑惑が絶えなかった。地元の参列者の評価も複雑だ。
南阿蘇村の写真家長野良市さん(49)は「農政で良い仕事をし、大臣に上り詰めたのもすごい。しかし、お金がないと政治家になれないのか、と思わせる人だった」。阿蘇市の男性(62)は「自分のことで総理にまで弁解させなくてはならず、心労があったのだろう。大臣を辞め、洗いざらい話す機会が必要だったと思う」と話した。
通夜にも訪れた同市の男性(59)は、松岡氏が初当選した90年総選挙で支援したが、「金銭絡みのうわさが多く、距離を置くようになった」という。「亡くなると、やはり寂しい。政治からしがらみをなくすのが、死を無駄にしないことだ」
一方で、松岡氏死去に伴い、参院選と同日選になる衆院熊本3区補選の動向も注目されている。
同区で松岡氏と争ってきた坂本哲志氏(56)は03年に初当選し、05年に落選。次期総選挙に向けて準備を進めてきた。しかし、突然の補選に「今は喪に服し、まったく白紙の状態」と述べた。
参院選熊本選挙区に立候補を予定する自民現職の三浦一水氏(53)は「同じ農政畑で見識を持たれた人だった。『とむらい』の気持ちも含めて参院選に全力で取り組む」と話し、一部でうわさされている補選へのくら替えを否定した。
古閑会長は補選の候補者について「葬儀は終わったばかりで、具体的な話はこれから。まずは3区の意見をまとめたい。同日の参院選に影響がないようにしっかり対応したい」と話した。
参院選熊本選挙区に立候補を予定する民主党県連副代表の松野信夫氏(55)も葬儀に参列。自身の選挙への影響は「今のところ、何とも言えない」とし、補選の候補擁立では「なるべく早めに決めたい、としか言えない」と言葉を濁した。
694
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/01(金) 15:12:34
自民県連は「地元尊重」 緊急役員会で一致
http://kumanichi.com/feature/sanin2007/kiji/index.cfm?id=20070601000001
自民党県連は三十一日、熊本市水前寺の県連会館で緊急役員会を開き、松岡利勝前農相の死去に伴う衆院熊本3区補選の対応を協議した。候補者選考は、前農相の地元後援会や遺族の意見を聴いて党第三選挙区支部がまとめる考え方を尊重することで一致した。
会議は非公開であった。終了後、西岡勝成幹事長は「党第三選挙区支部には慎重かつ速やかに意見をまとめるよう指示してある」と述べた。参院選に党公認候補として立候補表明している三浦一水氏の衆院熊本3区補選へのスライドは「現時点では現実的でない」と話した。
党と後援会による前農相の合同告別式は、国会や参院選など政治スケジュールとの調整が必要なため開催時期、会場とも未定という。(小多崇)
熊本日日新聞2007年6月1日朝刊
695
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/01(金) 15:13:32
松岡氏後援会 「遺族から後継出さず」 候補に県議2人
http://kumanichi.com/feature/sanin2007/kiji/index.cfm?id=20070601000002
松岡利勝前農相の自殺により七月の参院選と同日に実施される衆院熊本3区補選について、松岡後援会(会長・今村輝昭南阿蘇村長)は三十一日、菊池郡大津町のホテルで緊急の会合を開き、松岡氏の遺族からは後継候補を出さないことなどを決めた。一日、自民党県連に報告する。
今村会長が三十一日、松岡氏の妻初美さん(60)と直接会い、「松岡家から後継者は出さないし、具体的に後継者の提案もしない」という意向を確認した。
会合は非公開であり、二十六支部の幹部ら約四十人が出席した。今村会長によると、初美さんと確認したことを報告し、後援会として遺族から後継候補を出さないことを決めた。
その上で、衆院熊本3区内の県議二人を後継候補とするよう党県連に求めていくことを決めた。立候補が予想される、松岡氏と二度直接対決した無所属の坂本哲志元衆院議員については「応援しない」とした。
会合後、今村会長は後継候補として名前が挙がった二人の県議について「具体的に言えない」と明言を避けた。しかし、党県連政調会長の前川收県議と、党第三選挙区支部幹事長の荒木義行県議とみられる。
さらに今村会長は「仮に、自民党が坂本氏を推す形になったとしても、後援会としてそのこと自体が認められないとの結論に至った」と述べ、選挙協力の可能性を否定した。
熊本日日新聞2007年6月1日朝刊
696
:
とは
:2007/06/01(金) 15:24:28
松岡系列県議vs坂本になって来ましたかねぇ?これに魚住と自民党と民主党がどう絡むか?
自民執行部的には坂本を公認した方が対民主の対策上良さそうだがそれこそ死者に冷たすぎると批判されるか?両方推薦当選した方を追加公認と云う最近の地方選で覚えた裏技はよもや国政選挙では使わないでしょうけど。
697
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/02(土) 01:38:37
選挙:衆院3区補選 「意向の取りまとめを」 自民県連、選挙区支部に要請 /熊本
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kumamoto/news/20070601ddlk43010694000c.html
松岡利勝農相の自殺に伴う衆院3区補選について自民党県連は31日、役員会を開き、本格的に後継者選びに入った。第3選挙区支部に、人選を含めて意向を速やかにまとめるよう求めた。支部の意向を聞いた上で、6月上旬をメドに県連としての対応を決める。【笠井光俊】
衆院3区は過去2回の選挙で、松岡氏と元自民党県議で無所属で立候補した坂本哲志・前衆院議員が激しい戦いを繰り広げた。坂本氏の出馬が取りざたされる中、支持をめぐってまっぷたつに割れていた支部の変化を見極めることにした。
役員会後に会見した西岡勝成幹事長(県議)によると、この日の役員会では、衆院3区の候補者について具体的な名前は出なかったという。
西岡幹事長は「松岡農相の遺族や後援会、そして3区全体でいろいろな考え方があるはずだが、それをまず調整してもらう。選挙を戦うのは3区支部だから、意思統一してもらうことが大事だ」と述べた。
ある幹部は「現時点では、松岡さんの後継者をどうするかということで議論している。ただ大事なのは『勝てる選挙』にするということ。松岡さんの対抗馬だった坂本氏も、選択肢の一つに入ってくる可能性はある」と話した。
毎日新聞 2007年6月1日
698
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/02(土) 09:49:34
衆院選熊本3区補選…松岡後援会が県議2人を後継候補に 讀賣熊本
衆院熊本3区補欠選挙で、松岡利勝氏の後援会は1日、自民党県連(古閑三博会長)に、5月31日に開いた緊急役員会で県議2人を後継候補に選んだことを報告した。
後援会長の今村輝昭・南阿蘇村長は1日午後1時、熊本市の県連を訪ねた。古閑会長が不在だったため、事務局に対し、松岡氏の遺族に出馬の意向を持つ人はおらず、後援会として3区の県議2人を後継候補に推すことなどを伝えたという。報道陣に対し、今村村長は「今後の調整は県連に一任したい」と話した。
(2007年6月2日 読売新聞)
699
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/02(土) 13:27:04
衆院3区補選 自民支部、候補者擁立調整つかず 熊日
http://kumanichi.com/feature/sanin2007/kiji/index.cfm?id=20070602000002
松岡利勝前農相の死去に伴う衆院熊本3区補選で、自民党県第三選挙区支部は一日、候補者擁立の作業を進めた。しかし松岡後援会が後継候補に挙げた同支部幹事長の荒木義行県議=合志市区=と党県連政調会長の前川收県議=菊池市区=との調整はつかなかった。このため党県連は、いったん党本部と協議後、再検討する。
党県連は同日、3区の県議が中心となり調整作業を本格化させた。協議では、荒木氏を軸に候補擁立を検討。しかし、「最も重要な参院選への影響も考慮すべきだ」「支援団体を含め、挙党一致で戦える体制を分析する必要がある」などの慎重論もあり、支部の結論を保留した。
党県連は二日にも、古閑三博会長ら役員が上京、党本部の選対幹部と協議する。その結果を受けて役員会を開き、党県連としての対応を決めるとしている。
前農相の後継候補選考では、松岡後援会(会長・今村輝昭南阿蘇村長)が五月三十一日、遺族の不出馬とともに、後継候補として地元県議二人を支持する方針を決定。一方で、前農相と総選挙で二度直接対決した坂本哲志元衆院議員の支援は認めないと党県連に伝えた。(同日選挙取材班)
熊本日日新聞2007年6月2日朝刊
700
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/03(日) 19:29:15
選挙:衆院3区補選 民主、候補選出早急に 「参院選との相乗効果狙う」 /熊本
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kumamoto/news/20070603ddlk43010005000c.html
松岡利勝前農相の自殺に伴う衆院3区補選について、民主党の松野頼久衆院議員は2日、「民主党として『候補者を擁立しない』という選択肢はない」と断言、候補者選びを早急に進める意向を示した。「熊本県か衆院3区の地域に何らかの関係がある複数の人物に対して具体的な交渉を進めているが、まだ固まっていない。今後も男女や年齢を問わず幅広く当たっていく。参院選との相乗効果を狙っていきたい」と述べた。
参院選に出馬を予定している松野信夫氏の総合選対本部がこの日、発足し、松野衆院議員は選対本部長に就任。発足の第1回会議後、記者団から衆院3区補選での対応を問われ、答えた。
松野衆院議員は「民主党は今回の参院選で農業問題を大きな争点に掲げている中、(補選のある)衆院3区はまさに農林業の中心地。農業や林業の問題など地域振興にかかわる問題が、主な争点になるのではないか」と見通しを語った。【笠井光俊】
毎日新聞 2007年6月3日
701
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/04(月) 01:56:52
〈参院選〉自民の玉沢氏が選対本部 「反転攻勢の機会」と鼓舞 盛岡T
http://www.morioka-times.com/news/2007/0706/03/07060303.html
自民党岩手県第1選挙区支部(玉沢正徳支部長)の07年度定期大会は2日、盛岡市中ノ橋通1丁目の玉沢まさのり後援会事務所で開かれ、執行予定日まで約50日と迫った衆院第1選挙区補選の勝利に向けた取り組みを確認、選対本部を立ち上げた。来賓として出席した鈴木俊一衆議院議員は反転攻勢の機会ととらえ、新人同士となる戦いでの勝利に会員を鼓舞した。
大会では議事の中で補選の取り組みや参院選への取り組みについても協議。1区補選の選対本部を立ち上げた。党県連では参院と補選の合同の選対本部を立ち上げているが、1区については実質、立候補予定の玉沢正徳氏(36)独自の選対が主体となって選挙戦を展開する。
選対本部長は鈴木衆院議員の就任が決まっていたが、本部長代行には樋下正信県議、幹事長には高橋雪文県議、副本部長には高橋比奈子県議、熊谷泉県議らが就き、党の盛岡市議らも役割を明確にした組織を構築した。
参院選に関しては党の選挙区候補となる千田勝一郎氏と1区内の総決起集会などで連携し相乗効果を図る。
大会のあいさつで玉沢支部長は「定期大会は7月の決戦に向けての重要な会議。自民党が岩手県の再生を図る、美しい国、美しい古里岩手を取り戻すのはわれわれという正々堂々の戦いをしていきたい」と述べ、出席した約50人に対し勝利に向けての協力を要請。
鈴木衆院議員は「第1選挙区においては今まで自民党候補は劣勢にあったことは事実。しかし、今回の選挙は新人同士の戦いだ。今、無党派層が増えていると聞くが、意味するところは従来の民主党の候補者に投票していた人が自動的に民主党公認候補に投票するかというと今はそうではない」とあいさつで指摘。
「むしろ、候補者と候補者の戦いであるという側面が大変強い。今までの経過に何らこだわることはない」と、「玉沢正徳さんという魅力ある候補者を得ることができた」と、小選挙区に移行以来、連敗してきた1区での反転攻勢に結束と支持拡大を呼びかけた。
702
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/04(月) 13:15:35
不透明 補選自民候補選び 参院選への影響懸念 熊日
http://kumanichi.com/feature/matuoka/kiji/index.cfm?id=20070603000001
松岡利勝前農相の死去に伴う衆院熊本3区補選で、自民党県連の候補者選定が難航している。地元県議を軸に「速やかな調整」(県連幹部)を思い描いていたが、日を重ねるにつれ参院選への影響などを考慮する声が広がり“主戦論”はトーンダウン。党本部や国会議員の思惑も絡み、公認候補選定はその有無を含めて先行きは不透明だ。
一日午後六時。熊本市の自民党県連会館に県連と党県第三選挙区支部の幹部が集まった。「親族の不出馬」など松岡後援会の方針決定を受け、同支部としての候補者選びが焦点となった。しかし約二時間後。会議を終えた県連幹部らは口を閉ざしたまま。一人は「何も決まっとらん」と疲れ切った表情を浮かべた。
■変化
松岡氏が自殺した五月二十八日。七月の参院選と同日実施となる3区補選について、自民党県連内は過去二回、松岡氏と激戦を演じた保守系無所属の坂本哲志元衆院議員を意識し、「当然、独自候補を立てて戦うべきだ」という声が主流を占めた。その候補として、県連幹部の間では松岡氏の選挙を支えてきた前川收=菊池市区、荒木義行=合志市区=の両県議の名前が挙がった。
衆院熊本3区の地元では「県政に重きを置く前川さんに比べ、荒木さんは国政を見据えている」として、「あとは荒木県議と県連の決断だ」との見立てが流れる。
しかし、松岡氏の密葬が営まれた同三十日を境に、県連内の空気が微妙に変わり始めた。県連の有力支持団体から「参院選に加え補選も、ではこちらがもたない。参院選の運動に支障が出る」との声が漏れ、補選で中核となる地元首長や議員の中からも「これ以上、保守同士の争いを続けて何になるのか」と和解を求める声が出始めた。
■情報戦
加えて、公認権を持つ自民党本部や国会議員の思惑が交錯する。松岡氏が自殺した同二十八日夜、党本部や首相官邸周辺に「自殺という負のイメージを引きずらないため党の独自候補を立てない。坂本氏も公認しない」との情報が流れた。同党国会議員のベテラン秘書は「松岡氏が亡くなった今、国会議員から地元県議まで勢力図の再編をにらんだ思惑から、補選を題材に情報戦が仕掛けられている」。
県関係国会議員代表の野田毅衆院議員も二日、「だれならば(補選で)勝てるのか。過去の3区の対立の構図を白紙に戻し、選挙区事情を冷静に分析すべきだ。われわれ(国会議員)の考えも当然、聞いてもらえると思う」と、国会議員抜きの候補者選びをけん制した。
これに対し、一方の当事者の坂本氏は「当分は喪に服す」と明言。相手を刺激しないよう情報収集に徹する。
さまざまな情報や憶測が飛び交う中、党県連役員は三日にも党本部と協議。その後開く役員会で県連としての地元意向をとりまとめたい考えだ。
「同日選まで残された期間はわずか五十日。最重要課題の参院選が同時にある以上、補選の戦いで相乗効果を上げられるかどうかが最大のカギ。公認候補を立てるかどうかを含め、早く最終決断しなければならない」。県連幹部は言う。「いずれにせよ難しい選択になる」。(同日選取材班)
熊本日日新聞2007年6月3日朝刊
703
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/04(月) 13:16:22
2県議に出馬要請 松岡後援会 熊日
http://kumanichi.com/feature/matuoka/kiji/index.cfm?id=20070604000003
松岡利勝前農相の死去に伴う衆院熊本3区補選で、松岡後援会(会長・今村輝昭南阿蘇村長)は三日、菊池郡大津町のホテルで会合を開き、荒木義行県議=合志市区=と前川收県議=菊池市区=に直接出馬を要請することで一致、幹部らがそれぞれの自宅を訪ねた。荒木氏への出馬要請には同氏の後援会幹部も同席した。
松岡後援会は、二県議のいずれかを後継候補とするよう党県連に求める一方、3区で過去二回、前農相と争った坂本哲志元衆院議員は支援しないとの考えを伝えている。
しかし、党県連内には同日行われる参院選への影響を考慮し、衆院補選での公認候補擁立に慎重論も出ていた。このため同後援会は同日、荒木氏の後援会幹部も交えて対応を再協議した。
熊本日日新聞2007年6月4日朝刊
704
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/04(月) 13:17:27
自民県連幹部、党本部と協議 候補者擁立結論出ず 熊日
http://kumanichi.com/feature/matuoka/kiji/index.cfm?id=20070604000004
松岡利勝前農相の死去に伴い参院選と同じ日に行われる衆院熊本3区補選をめぐり、自民党県連の古閑三博会長ら幹部三人は三日、東京都千代田区のホテルで、党本部の谷津義男選挙対策総局長と候補者選定について協議した。しかし、公認候補を擁立するかどうかを含め結論は持ち越した。
県連からは古閑氏、西岡勝成幹事長、倉重剛総務会長が上京。谷津氏と約一時間半にわたり話し合った。
協議後、西岡氏は「地元の情勢を伝え、谷津総局長から党本部の考え方などを聞いた。当然だが、参院選が重要との認識は一致した。地元に戻り、さらに関係者と話し合う。県連としては冷静に情勢を見極める」と述べた。
古閑氏は、党県第三選挙区支部や松岡氏の後援会を中心に荒木義行県議=合志市区=を推す声があることに対し、「県連としては正式に立候補の要請はしていない」と困惑した表情を見せた。
谷津氏は「熊本県連の話でもあり、一切話さない。特に、(現職大臣の自殺という)このような事件があった後。軽率には言えない」と述べるにとどまった。
一方、同日帰熊した西岡氏は、熊本市の党県連会館で荒木氏に会い、党本部との協議内容を報告した上で、「出馬については慎重に判断してほしい」と伝えた。(同日選取材班)
熊本日日新聞2007年6月4日朝刊
705
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/04(月) 13:22:03
松岡利勝後援会 県議2人から候補者を 熊本KAB
http://www.kab.co.jp/db/asp/KabNewsDetail.asp?hizuke=2007/6/4&group=4&id=1
衆院熊本3区の補選の候補者をめぐり、松岡利勝後援会は、6月4日の朝、自民党県連に対し、県議2人の中から候補者を選んで欲しいと要請しました。
松岡後援会の今村輝昭会長と、幹部10数人が熊本市のホテルに集まり、自民党県連の西岡勝成幹事長と会合を持ちました。後援会はきのう、地元選出の前川收、荒木義行両県議に対し、出馬要請を行っていて、きょうの会合で西岡幹事長に対し、3区に新しい風を吹かせるためにも、2人の県議から候補者を選んで欲しいと求めました。候補者選定をめぐっては、きのう古閑三博県連会長が党本部と協議を持ち、昨夜、西岡幹事長と荒木県議が会談するなど、動きは慌しくなっていますが、過去2回、松岡前大臣と激戦を繰り広げた坂本哲志元衆議院議員の名前も挙がっていることから、調整は難航しています。
706
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/05(火) 01:54:40
07年06月04日(月) 19:00
■松岡氏の後任選び難航 熊本KKT
松岡前大臣の後援会は“後継者”として、県議会議員の2人から候補者を選ぶようきょう自民党県連に改めて求めた。きょうは、今村輝昭会長をはじめとした松岡利勝後援会のメンバーが自民党県連の西岡幹事長と会合を持った。この中で松岡後援会は衆院熊本3区の補欠選挙で前川收県議か荒木義行県議を擁立するよう改めて求めた。また後援会では、きょうまでに2人の県議と直接会って出馬を要請したということ。難航している候補者選びだが、県連は今月7日にも役員会を開いて、候補者を擁立するかどうかも含めて結論を出すことにしている。
3区松岡派が県連に要請 (2007年6月4日 19:01 現在)熊本RKK
http://www.rkk.co.jp/cgi-bin/newscgi/localnews.cgi?id=NS001200706041901012
松岡前大臣の死去に伴う衆議院議員熊本3区の補欠選挙をめぐって松岡前大臣の支持者らがきょう自民党県連の西岡幹事長に県議の前川收氏か荒木義行氏のいずれかを候補者として擁立するよう要請しました。これを受け西岡幹事長は、今後は県議2人にしぼりこんで調整を行うことを明らかにするとともに過去に松岡氏と激しい選挙戦を展開し、今回も出馬が予想される坂本哲志氏を県連が公認申請する可能性については否定しました。
熊本3区 自民候補者擁立調整難航 熊本TKU
http://www.tku.co.jp/pc/news/view_news.php?id=11796&mod=3000
松岡利勝・前農水相の死去に伴う衆議院熊本3区の補欠選挙で、松岡前農水相の後援会をはじめ県農政連など友好団体の代表約20人がきょう、自民党県連の西岡幹事長と会い、改めて前川收党県連政調会長か荒木義行県連3区支部幹事長のどちらかを候補者として擁立するよう強く求めました。このあと松岡後援会幹部は、自民党県連で前川政調会長に直接、出馬を要請しました。候補者擁立をめぐって自民党県連では、きのう、県連3役が上京し党の幹部と協議しましたが調整は難航しています。自民党県連では今週中には役員会を開き、県連としての結論を出したいとしています。
松岡後援会 県議2人から公認候補を 熊本KAB
http://www.kab.co.jp/db/asp/KabNewsDetail.asp?hizuke=2007/6/4&group=4&id=3
衆院熊本3区補選の自民党候補選定をめぐる動きは、依然として混沌としています。松岡利勝後援会は、地元県議2人から候補者を選ぶよう、改めて自民党県連に求めました。松岡後援会の今村輝昭会長ら後援会幹部や、友好団体の代表がきょう県連の西岡勝成幹事長に会い、改めて松岡後援会としては、党政調会長の前川收県議と第3選挙区支部幹事長の荒木義行県議のどちらかを候補者にし、選挙戦を戦いたいという意向を伝えました。その上で、党として公認するよう求めました。後援会などからは、3区に新しい風を入れるためにも公認候補を擁立したいという声が挙がったということです。
過去2回、松岡前大臣と激戦を繰り広げた坂本哲志元衆議院議員は、元自民党県議でもあり、党本部や自民党議員の中からも参院選との絡みもあり、再び保守同士の戦いは避けるべきだという声も強く、県連として、公認候補を立てるのか、擁立を見送るのかなど依然、候補者問題は難しい選択を迫られています。県連は今月7日に役員会を開き、考えをまとめる方針です。
707
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/05(火) 08:15:51
自民3区補選候補者選び難航 讀賣熊本
松岡利勝前農相の死去に伴う衆院熊本3区の補欠選挙で、自民党の候補者選びが難航している。過去2回、松岡氏と激戦を演じた坂本哲志・元衆院議員(56)の出馬が確実視される中で、松岡氏の後援会は動きを活発化させ、4日は松岡氏に近い県議2人を後継候補に推すよう改めて党県連に要請した。しかし、同党には参院選への影響を懸念し、補選での候補擁立に慎重な意見もあるとされ、県連は難しい調整を迫られている。
松岡氏の後援会は3日夜、党県連政調会長の前川收(46)、党第3選挙区支部幹事長の荒木義行(48)両県議に直接、出馬を要請。間髪をいれず、4日午前は今村輝昭会長や支持団体代表ら約20人が熊本市内で西岡勝成県連幹事長と面会。「3区に新しい風を吹かせるためにも、両県議のうち1人を公認してほしい」「参院選に勝つためには公認候補を擁立すべきだ」と訴えた。
これに対し、西岡幹事長は「県連の役員会や党本部にも要望を伝える」と返答するにとどまったという。西岡幹事長は報道陣に対し、「公認候補を立てる方向で(情勢を)調査している」と述べた。
同党関係者によると、補選で公認候補を立てて元自民党県議の坂本氏と争った場合、保守票が割れ、同党現職・三浦一水氏(53)が立候補する参院選熊本選挙区に影響を及ぼす可能性を指摘する声も出ている。
同党県連の古閑三博会長、西岡幹事長ら党三役は3日、都内で党本部の谷津義男・選挙対策総局長と補選の対応を協議したが、結論が出るには至らなかったという。古閑会長は「参院選の勝利が最大の目標。補選は、3区支部で候補者をまず選ぶべき」としている。
一方、民主党県連は2日、参院選熊本選挙区に出馬を表明している松野信夫氏(56)の総合選挙対策本部(本部長・松野頼久衆院議員)を熊本市の後援会事務所に設けた。同党県連は衆院補選について「7日の常任幹事会までに候補を決め、参院選との相乗効果を狙いたい」としている。
(2007年6月5日 読売新聞)
708
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/05(火) 11:28:57
3区補選 自民県連、7日に結論 熊日
http://kumanichi.com/feature/sanin2007/kiji/index.cfm?id=20070605000002
松岡利勝前農相の死去に伴う衆院熊本3区補選の候補者選考で、自民党県連の西岡勝成幹事長は四日、「七日に開く役員会で、候補者を擁立するかどうかを含めて結論を出したい」との考えを示した。
党県連は、党本部の谷津義男選挙対策総局長と直接協議するなど候補者選考作業を進めている。西岡氏は、荒木義行県議=合志市区、前川收県議=菊池市区=を念頭に、「いずれかを立てるのか、擁立を見送るのか、十分に検討する」と述べた。
一方、党県連内には、同日行われる参院選への影響を考慮し擁立を見送りたいとする慎重論も根強い。このため、松岡後援会(会長・今村輝昭南阿蘇村長)と友好団体は四日、党県連に二県議のいずれかを党公認候補とするよう再度要請した。
また、今村会長らは前日に続き四日も荒木、前川両県議と面談、出馬を重ねて要請した。両県議とも態度を保留したという。
衆院補選をめぐっては民主党、共産党が候補者を選考中。出馬が見込まれる坂本哲志元衆院議員は同日、前農相の死去後自粛していた政治活動を再開した。(同日選取材班)
熊本日日新聞2007年6月5日朝刊
709
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/05(火) 11:30:09
逆風自民、3区で混乱 民主、「補選との相乗効果狙う」 熊日
http://kumanichi.com/feature/sanin2007/kiji/index.cfm?id=20070605000003
七月五日が有力視される参院選の公示まで一カ月となった。県内は熊本選挙区(改選数一)に公認候補を擁立する自民、民主、共産はじめ、各党とも支持固めに躍起だ。しかし、松岡利勝前農相の死去に伴い、衆院熊本3区補選が参院選と同日で実施される。各陣営や政党に与える影響は大きい。
前農相の死から一週間が過ぎた四日。熊本市水前寺の自民党県連では参院選への影響を考慮しながら3区補選の候補者調整の動きが続いた。そこに報道各社が先週末実施した世論調査の結果がさらに重くのしかかった。
「内閣支持率が過去最低に」。地元大臣の自殺という衝撃に加え、年金記録の記載漏れに端を発した安倍内閣の支持率急落。補選で公認候補擁立に慎重な姿勢をとる県連幹部の一人は「また一つ逆風が加わった」と表情を曇らせた。
自民党は今回、三選を目指す現職の三浦一水氏を擁立。三浦陣営は五月十三日に後援会事務所を設置するなど他陣営に先んじて選対組織を発足させた。陣営は三浦氏の個人後援会や党県連、農業団体などの友好団体で構成。約百五十の団体から早々と推薦を取り付け、「盤石の布陣」(党県連幹部)を組んだ。
ただ、松岡氏の死去を機に、三浦氏の主地盤でもある3区は混乱。三浦選対の本部長や事務総長という司令塔を務める古閑三博県連会長や前川收県議が補選への候補調整の当事者となり、組織だった動きができない状態が続く。陣営幹部は「一日も早く3区の状況をすっきりしてもらいたい。挙党一致で参院選に集中してもらいたいのだが…」と気をもむ。
中央で連立政権を組む公明党は前農相の死に、「大きな動揺はない」と城下広作県本部幹事長。ただ、党県本部は生活に身近な年金問題への影響を懸念。有力支持団体の創価学会幹部は「決して順風ではない」と危機感を募らせる。
同党は今回も比例中心の戦いだけに城下幹事長は「あくまでうちの票の上積みが優先」と話し、三浦氏の推薦も自民側の比例での選挙協力を見極める姿勢を崩さない。
これに対し、元衆院議員の松野信夫氏を擁立する民主党は「3区補選と参院選を連動させて相乗効果を狙う」(鎌田聡党県連代表)と意気込む。同党は熊本をはじめ全国二十九の改選「一人区」を勝負どころと位置付けてきたが、「熊本がさらに重要視されてきた」と党県連。党本部の充実したテコ入れを期待する。
松野氏は現在、熊本市以外を積極的に回り、郡部での知名度不足をばん回したい考えだ。さらに、補選とセットで3区への切り込みを図る。
共産党の橋田芳昭氏は憲法九条の堅持や格差是正、年金問題を争点に遊説を重ねる。3区補選でも「独自候補をたてて政治とカネの問題を追及する」と久保山啓介県委員長。前回に続き比例に絞った社民党県連は護憲などを訴え、自民と民主の二大政党間の埋没を警戒する。(同日選取材班)
熊本日日新聞2007年6月5日朝刊
710
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/05(火) 12:24:31
衆院熊本3区補選 自民候補擁立に慎重
2007年06月05日 朝日熊本
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000000706050002
松岡利勝・前農林水産相の死去に伴う衆院熊本3区補選の候補擁立を巡り、自民党県連は、松岡氏の後援会が推す地元選出の同党県議を擁立するか、擁立を見送るかで調整に苦慮している。1カ月後に公示が迫った参院選への影響を考慮しているためだ。他党も候補者へ擁立を打診するなど動きを本格化させている。
「後援会として不戦敗はしない。一本化して公認してもらうようお願いした」。松岡後援会の今村輝昭会長らは4日、熊本市で自民党県連の西岡勝成幹事長と会談し、後援会の方針を伝えた。後援会は3日、松岡氏の後継候補として挙げた県議2人に対し、それぞれ立候補を求めたという。
西岡幹事長は会談後、「参院選で勝つためにも公認候補を立てるべきだという話だった。ただ、党内には相乗効果があるという見方と、ないという見方がある。どちらにしろ痛みは伴うだろう」と述べ、候補擁立の見送りも示唆した。
参院選熊本選挙区(改選数1)では、自民現職で3選を目指す三浦一水氏(53)、民主新顔の松野信夫氏(56)、共産新顔の橋田芳昭氏(51)が立候補を予定する。
同日選となる3区補選には、過去2回の総選挙で松岡氏と争った坂本哲志・元衆院議員の立候補が予想される。同党県連は「復党が必要な坂本氏の公認はありえない」とするが、三浦氏支持を明言する坂本氏と争う党公認候補を補選に立てた場合と立てない場合、どちらが参院選への影響が少ないかを分析中という。
同党県連の古閑三博会長や西岡幹事長らは3日、東京都内で党本部の谷津義男選対総局長と会談している。関係者によれば、党本部は参院選を最優先したい意向で、3区補選の候補擁立では、さらに協議するという。
民主党県連や共産党県委員会は補選での候補擁立に向け、数人に打診したという。社民党県連合も「擁立できるか努力している」としている。
711
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/06(水) 07:53:41
深層・真相:衆院3区補選 自民候補擁立難航「党とズレがあるようで」 /熊本
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kumamoto/news/20070605ddlk43010594000c.html
◇県連、中央と地元の板挟み−−党本部見送りのシナリオも
松岡利勝前農相の自殺に伴い、7月に参院選と同じ日に実施される衆院3区補選で、自民党の候補者選びが難航している。松岡氏の後援会が地元県議2人の擁立を求めているのに対し、党本部の一部などは立候補が予想される坂本哲志前衆院議員(無所属)との保守対決を避け、自民への取り込みを図るシナリオもにらむ。自民県連は、中央と地元との板挟みになった形で難しい対応を迫られている。【山田宏太郎】
「党側と我々の間にはズレがあるように思えてならない」
4日、熊本市の熊本テルサで松岡氏の後援会役員ら約20人が自民党県連の西岡勝成幹事長と面会した。後援会の役員らは改めて地元3区選出の荒木義行、前川收両県議のうち1人を後継候補に一本化するよう要請した上で、こう西岡幹事長に不満をぶつけた。
松岡氏の関係者は「当初は県連も含め地元から県議を擁立する雰囲気だったが、途中から風向きが変わった。上(党本部)の考えがあるのだろうが、どうするつもりか見えない」といらだちをあらわにする。
その伏線は松岡氏の葬儀直後からあった。今月3日、西岡幹事長と古閑三博県連会長らは東京で自民党本部の谷津義男選挙対策総局長と面談し、今後の対応を話し合った。その際、一つのシナリオがテーブルに乗った。<県議と坂本氏との戦いが厳しければ公認候補擁立を見送ることもありうる>
県選出のベテラン国会議員の関係者は「衆参共倒れを警戒してのこと」と、このシナリオの意味を解説する。「党としては参院選とセットで考えるのは当然。3区補選は(自民に)逆風だろうし、坂本氏が参院選では(熊本選挙区の自民公認候補の)三浦(一水)氏を応援すると言っている以上、慎重に考えなければならない」
これに対し、民主党県連は逆に衆参の相乗効果を狙って若手や女性候補の擁立を検討している。7日の常任幹事会までにめどをつけたい考えだ。共産党県委員会も一両日中に候補者を決め、党に公認申請する意向だ。
自民党県連の西岡幹事長は「時間がないので今週中にはなんとかしたい」と話しているが、なお曲折が予想される。
毎日新聞 2007年6月5日
712
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/06(水) 07:54:15
選挙:衆院3区補選 前川県議、出馬に消極的 「県政のために仕事」 /熊本
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kumamoto/news/20070605ddlk43010595000c.html
衆院3区補選の自民党公認候補に名前が挙がった2県議のうちの1人、前川收県議は4日、菊池市のホテルであった自民党県連政調会長就任祝賀会であいさつし「県政のために仕事をするのが自分の役割。その思いはぶれていない」と述べ、現時点では出馬の考えがないことを明らかにした。
前川氏は「挙党一致で推す声が出れば立ち止まって考える」とも話したが「地元菊池のために地に足をつけて頑張りたい」と述べた。あいさつに立った支援者からも「菊池・山鹿地域で貴重なベテラン県議」「県政を担ってほしい」との声が相次いだ。【山田宏太郎】
毎日新聞 2007年6月5日
713
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/06(水) 08:28:34
衆院選熊本3区補選、荒木県議が自民県連に公認申請 讀賣熊本
松岡利勝前農相の死去に伴い参院選と同日に実施される衆院熊本3区補選で、自民党第3選挙区支部幹事長の荒木義行県議(48)(合志市区)が5日、立候補に向けて同党県連に公認申請した。同党への公認申請は荒木氏が初めて。県連は7日に開く役員会で取り扱いを協議するが、同党の候補選定は参院選熊本選挙区への影響などから難航しており、今後の対応が注目される。
荒木氏は午後1時、熊本市の同党県連を訪れ、鈴木慎一郎事務局長に公認申請書を手渡した。報道陣に対し、荒木氏は「古里の第3選挙区、熊本県、国のことを考えた時に新しい風を吹かせたいと思い、決断した」と話した。
候補者選びが難航している点に関しては「残り時間が少ない。支部幹事長として3区に新しい流れをつくっていかなければならない。党の議論を待ちたい」とし、公認が認められなかった場合の対応などは県連の協議結果を踏まえて検討する考えを示した。
同補選を巡っては、県連は「地元3区の意向を最大限尊重する」との立場。松岡氏の後援会は、荒木氏と県連政調会長の前川收県議(46)(菊池市区)のどちらかを擁立するよう県連に要請している。
だが、3区で過去2回、松岡氏と激戦を演じた元同党県議の坂本哲志・元衆院議員(56)の出馬が確実視される中、党の公認候補を立てれば保守票が割れ、同党現職・三浦一水氏(53)が立候補する参院熊本選挙区にマイナスの影響を及ぼすとの見方があることから候補者選びは難航。県連の一部からは公認候補の擁立に慎重な意見も出ている。
この点について、荒木氏は、「(党公認で補選に出ても)一生懸命、三浦先生を応援するのでプラスになる」と述べた。松岡後援会会長の今村輝昭・南阿蘇村長は「県連は荒木氏の公認を党本部に申請してもらいたい。7日の役員会には大きな期待を寄せたい」と話している。県連の西岡勝成幹事長は「立候補の意志があることは荒木氏本人から聞いていた。荒木氏の後援会をはじめ松岡後援会などからの要望を受け、公認申請を決意したと受け止めている。7日の役員会で対応を協議したい」と話した。
(2007年6月6日 読売新聞)
714
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/06(水) 21:44:39
選挙:衆院3区補選 荒木氏「新しい風を」 自民県連、あす役員会で対応検討 /熊本
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kumamoto/news/20070606ddlk43010324000c.html
松岡利勝元農相の自殺に伴う衆院3区補選で、自民党の荒木義行県議(48)=合志市選出=が出馬の意向を固め5日、県連に公認申請した。与野党を問わず3区補選で出馬の意向を表明したのは荒木県議が初めて。申請後、記者団に対して「3区や県に新しい風を吹かせたい。私で良ければ党の代表として補選を戦いたい」と述べた。
荒木県議は、公認問題について県連の結論が出た段階で正式に意思表明をする予定。ただ、公認されなかった場合については「党人なので、党の決定を待つ。仮定の話は今はできない」と述べるにとどまった。
県連では、熊本3区で松岡氏と激しい選挙戦を繰り広げた元自民党県議、坂本哲志・前衆院議員が今回の補選にも出馬する構えを見せていることや、同時に投開票される参院選への悪影響を考え、補選の対応に苦慮している。補選の候補者選びでも、県連は坂本氏支持者も含んだ3区支部での意思統一を求めていた。
しかし今回、3区支部の幹事長でもある荒木県議は、支部としての総意になっていない段階で公認申請した。この点について荒木県議は「(3区支部で)正式議論がないまま、私や県連政調会長の前川收県議が候補者に挙がった。当事者がいる以上、3区支部としての議論はできないので判断は県連に委ねたい。今日が正式な議論のスタートだ」と述べた。
一方、荒木県議の公認申請について、県連の西岡勝成幹事長は「3区支部としての申請ではないため、その点での扱いをどうするかも含めて7日の役員会で検討する」と話している。
荒木県議は国会議員秘書などを経て95年の県議選で初当選。03年の県議選では、当時同じ選挙区(菊池郡)の自民党県議だった坂本氏を票数で上回った。現在4期目。
名前が挙がったもう1人の前川県議はこれまで、「県政のために仕事をするのが役割」と述べるなど、出馬の考えがないことをうかがわせている。【笠井光俊、山田宏太郎】
毎日新聞 2007年6月6日
715
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/07(木) 01:44:14
自民党県連 3区候補者調整続く 熊本KAB
http://www.kab.co.jp/db/asp/KabNewsDetail.asp?hizuke=2007/6/6&group=4&id=4
衆院3区補選の自民党の候補者選考は、依然として調整が続いています。6月6日も、自民党県連には幹部が出入りし、話し合いを続けましたが結論は出ていません。
自民党県連には、けさから古閑三博会長や、西岡勝成幹事長、倉重剛総務会長の党3役が相次いで訪れ、それぞれ党本部の意向も含め情報交換しました。
その後、午後4時ごろから再び3役に加え、前川收政調会長も出席して協議が行われています。最終的にはあす午前11時から開かれる役員会で判断を下す方針です。候補者選考をめぐっては、参院選への影響も考えて元自民党県議の坂本哲志元衆議院議員との、保守分裂の争いを避けるべきだと、候補者擁立に慎重な意見がある一方、荒木義行県議がきのう公認申請を出し、正式に出馬の意向を示した以上、県連が公認しなければ、逆に参院選に向けて士気が下がると見る県議もいて、依然、難しい調整が続いています。
716
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/07(木) 10:07:55
自民、公認擁立見送りへ 衆院熊本3区補選 熊本日日
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20070607200005&cid=main
自民党は六日、松岡利勝前農相の死去に伴い参院選と同日に実施される衆院熊本3区補選で、公認候補擁立を見送る公算が大きくなった。党県連には荒木義行県議(48)=合志市区=が公認を申請しているが、党本部、県連とも参院選への影響を懸念する考えが根強く、擁立を見送る方向に傾いたもようだ。党県連は七日の役員会で正式に決める。
党本部と県連は先週末、3区補選や参院選熊本選挙区(改選数一)の情勢を分析し、公認候補擁立の是非を検討してきた。3区補選に関しては地元の県議団や有力支援団体に消極論が強い。また、松岡氏と二度激しい選挙戦を演じ、立候補が見込まれる坂本哲志元衆院議員(元自民党県議)が参院選熊本選挙区で自民現職の三浦一水氏の支援を表明している。
加えて、「政治とカネ」や年金記録不備問題などで自民党に逆風が吹く中、参院選を最重視する党本部の意向もあり、「保守分裂の構図を引きずったまま、参院選とセットで戦うメリットは少ない」(党県連幹部)との見方が出ていた。
ただ、荒木氏周辺は公認が認められない場合でも、無所属での立候補の可能性も示唆。松岡後援会も公認候補擁立を強く求めており、七日の党県連の決定にかかわらず、坂本氏と保守分裂の選挙となる可能性もある。
3区補選では、民主党も候補者選定の最終調整に入っているほか、共産党も週内の決着を目指している。(同日選取材班)
717
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/07(木) 10:10:06
上の記事が後
荒木県議が公認申請 自民県連に「判断」迫る 熊本日日
http://kumanichi.com/feature/sanin2007/kiji/index.cfm?id=20070606000003
衆院熊本3区補選で自民党の荒木義行県議(48)=合志市区=が五日、党県連に公認申請した。公認候補を擁立するかどうかを含めて難航している県連の候補者選考に、黒白を付けるための行動とみられる。
荒木氏自身、「出馬は党公認が前提」との意向も示しており、正式な立候補の表明は保留したまま。党県連が七日開く役員会に判断を迫った格好だ。
松岡利勝前農相が五月二十八日に自殺した後、七月の参院選と同日に行われる衆院熊本3区補選の後継者選考は荒木氏と、前川收県議(46)=菊池市区=を軸に展開した。中でも荒木氏は党本部と県連の協議に初めから同席。荒木氏の後援会の一部には国政転身への期待が高まっていた。
ただ県連は日を経るごとに微妙に変化した。松岡氏と過去二回激しい選挙戦を演じた無所属の坂本哲志・元衆院議員が参院選熊本選挙区で自民公認の現職支持を表明していることもあり、「保守同士で争って何になるのか」と慎重論が出ている。
さらに、後継候補として名前が挙がった前川氏が四日夜、県連政調会長の就任パーティーで立候補に否定的なあいさつをした。「(荒木さんも)後援会事情も考えると何らかの意思表示をする必要があったのだろう」と党県連関係者。
荒木氏は五日、党県連に公認申請書を提出した後、「(公認が得られないという)仮定の話はできない。県連の判断を待ちたい」と話した。しかし、支持者の間では「非公認でも、ひょっとすると出馬するかもしれない」との声が漏れる。
同日選に党本部関係者は「県連にはあくまで参院選を重視した結論を出してほしい」と話す。(同日選取材班)
熊本日日新聞2007年6月6日朝刊
718
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/07(木) 12:36:53
熊本3区補選自民候補擁立せず (2007年6月7日 11:49 現在) 熊本RKK
http://www.rkk.co.jp/cgi-bin/newscgi/localnews.cgi?id=NS001200706071149065
松岡利勝前大臣の自殺に伴って実施される衆議院熊本3区の補欠選挙に自民党熊本県連は公認候補を擁立しない方針を固めました。自民党県連は、きょう、午前11時から役員会を開き衆議院熊本3区の候補者擁立について協議を続けていますが同じ日に実施される参議院議員選挙を最優先するとして公認候補を擁立しない方針です。松岡前大臣の自殺に伴う熊本3区の補欠選挙をめぐっては出馬の意向を示している保守系無所属の前衆議院議員が参院選で自民党候補への支援を表明していたことから自民党ではあえて公認候補を立て保守分裂選挙となるのは得策ではないと判断したものと見られます一方で、民主党と共産党は「政治とカネ」の問題をうやむやにはしないと候補を擁立する方針です
719
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/07(木) 14:55:05
自民、擁立見送り 松岡氏死去に伴う衆院熊本3区補選
2007年06月07日12時48分
http://www.asahi.com/politics/update/0607/SEB200706070003.html
松岡利勝・前農林水産相の死去に伴う衆院熊本3区補選で、自民党熊本県連は7日、役員会を開き、候補擁立の見送りを決めた。党本部も容認する意向。公認候補を立てれば、政治とカネの問題などで苦戦が予想されるうえ、同区の自民支持層の松岡派、反松岡派の争いが続き、同日選となる参院選熊本選挙区(改選数1)への悪影響も避けられないと判断した。
今回の補選では、松岡後援会が親族から候補を立てず、地元の同党県議2人を県連に推薦。荒木義行氏(48)=合志市区=が5日、公認申請を提出した。さらに03、05年総選挙で松岡氏と争った元自民県議の坂本哲志・元衆院議員(56)=無所属=の立候補も確実視される。坂本氏は、参院選では自民現職の三浦一水・元農水副大臣(53)の支持を明言している。
県連は「弔い合戦を望む声は当然」としながらも、松岡後援会が推す荒木氏らを立てれば、保守分裂が続き、参院選にも悪影響が出ると判断。党本部と協議するなどして「擁立」「見送り」のどちらが参院選への影響が少ないかを検討した。
荒木氏は公認を得られなかった場合の対応は留保しているが、仮に無所属候補が複数立った場合でも、党内には「勝者が入党すれば、議席を失ったことにはならない」との見方も出ている。
一方、民主、共産両党も同区補選に候補を擁立する方針。
720
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/07(木) 15:57:23
参院選公示、衆院補選告示まで1カ月
2007年06月07日 朝日岩手
http://mytown.asahi.com/iwate/news.php?k_id=03000000706070005
7月5日公示、22日投開票が見込まれる参院選の公示まで1カ月を切った。岩手選挙区(改選数1)は民主現職と自民、共産、社民の新顔3人が争う構図となりそうだ。一方、達増拓也・前衆院議員の知事転出に伴い、参院選と同日で実施される衆院1区補選(盛岡市、紫波町、矢巾町)の告示も1カ月余りに迫った。すでに立候補を表明している自民、民主の新顔に加え、共産も候補者を擁立する方向で検討している。
◇
自民新顔で元三菱商事社員の千田勝一郎氏(36)は昨年10月、県連の公募を経て参院岩手選挙区への立候補を表明。豊富な国際経験や若さをアピールし、「岩手に新しい政治の流れをつくりたい」と支持を呼びかける。
民主地盤の県南での得票が当落を左右するとみて、出身地の奥州市胆沢区など、県南を中心に7カ所で後援会を設立した。千田氏は「相手の牙城(が・じょう)であればあるほど、(支持の)伸び幅は大きい」とし、今後も県南対策に重点を置く方針だ。
民主現職の平野達男氏(53)は「1期目で見えてきた国や地方の様々な課題に取り組みたい」と再選を目指す。知事選では達増知事とともに県内を巡って浸透を図った。統一選後も国会と行き来しながら、支持者との懇談を重ね、財政再建や農山村の振興などについて持論を語る。
劣勢とみられた01年の参院選では、6千票差で初当選。今回は「現職優勢」との見方も強いだけに、平野氏は「選挙は何が起こるかわからないのは一番よく知っている」と気を引き締める。
共産新顔で県委員会副委員長の若山明夫氏(55)は04年の参院選に続き2回目の挑戦となる。新顔の中では最も早い昨年8月、立候補を表明した。「消えた年金」問題の政府の責任追及や、企業団体献金の廃止などを掲げる。
社民新顔で元盛岡市議の本宮秀孝氏(61)は昨年末の立候補表明後、あいさつ回りや街頭演説などで県内を2巡した。盛岡市以外での浸透が課題で、「今が憲法を守る正念場」「安心して暮らせる年金制度の確立」などと訴えている。
比例区には前県議の藤原良信氏(55)が民主公認で立候補する予定だ。
一方、衆院1区補選には、自民新顔で元団体職員の玉沢正徳氏(36)と、民主新顔で弁護士の階猛氏(40)らが立候補を表明している。
玉沢氏は前県連会長の玉沢徳一郎・衆院議員の長男。県連の公募で選ばれたが、当初から「世襲批判」が関係者の間でくすぶっている。このため、玉沢議員は事務所開きなど公の場には姿を見せず、選対本部長を兼ねる可能性が高い県連会長を5月に退いた。
玉沢氏はほぼ毎朝、街頭に立ち、「格差是正のために戦えるのは政権を担う自民党」などと支持を呼びかけている。ただ、後援会は同世代が中心で、陣営は「年配者への浸透をどう図るかが課題」とみる。
達増知事が後継候補として自ら擁立に動いた階氏は、「格差是正や弱者に配慮した法制度の確立」などを掲げた立候補表明から1カ月が過ぎた。達増知事は階氏の金融や法律分野での経験を挙げ、「国会議員として即戦力になる」と強く推すが、現段階での知名度不足は否めない。
陣営は「短期間でどれだけ知名度を上げられるかがカギ」とし、あいさつ回りとともに、達増知事の支持組織を中心に、後援会の整備を急いでいる。
◇
今夏の参院選を控え、日本青年会議所東北地区岩手ブロック協議会が、参院選立候補予定者たちによる公開討論会を開く。自民党の千田勝一郎氏(36)、民主党の平野達男氏(53)、共産党の若山明夫氏(55)の3人が出席する予定だ。
討論会は宮古市民文化会館(宮古市磯鶏沖)で19日、奥州市役所江刺総合支所(奥州市江刺区大通り)で21日、いずれも午後6時半から行われる。各立候補予定者の政策の違いを明確にし、有権者の政治への関心を高めるのが目的だ。年金制度や格差の問題など、出されたテーマに対して1人ずつ考えを述べたうえで、フリーディスカッションを行うという。問い合わせ先は日本青年会議所東北地区岩手ブロック協議会事務局(019・622・6864)。
721
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/07(木) 22:20:30
松岡前農相の熊本3区補選、自民県連が公認候補の擁立断念
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20070607i113.htm
松岡利勝前農相の死去に伴い参院選と同日実施される衆院熊本3区補選で、自民党熊本県連は7日、公認候補の擁立を断念することを決めた。党本部もこれを了承した。
同補選では、元自民党県議の坂本哲志・前衆院議員が無所属で出馬する意向を固めており、同党が独自候補を立てた場合は「保守分裂」となるため、参院選に悪影響を及ぼさないように配慮した。
ただ、松岡氏に近い県議の出馬を求める声もあり、分裂の火種はくすぶっている。
7日の熊本県連役員会では、独自候補擁立論も出たものの、最終的には全会一致で擁立断念を決めた。
古閑三博県連会長は記者会見で、「参院選を勝ち抜くために耐え難きを耐え、忍び難きを忍んでもらいたい。(松岡氏自殺などによる混乱を受けて)一歩引くことも大事だ」と語った。
これを受け、自民党の谷津義男選挙対策総局長は国会内で記者団に対し、「参院選を最優先に県連が考えた結果で、党本部も尊重したい」と語った。
松岡氏の後継を巡っては様々な名前が挙がった。松岡氏の二男ら遺族を推す声が出たほか、松岡後援会は系列の荒木義行県議を推すことを決め、荒木氏は県連に公認申請をした。3区内に出身地がある三浦一水参院議員のくら替え出馬も取りざたされた。
だが、熊本県連と党本部が検討した結果、世襲批判がくすぶる中で松岡氏の遺族には出馬の意思はなく、「荒木氏を擁立しても、現時点では坂本氏に勝てない可能性が高い」と判断した。
一方、三浦氏は、夏の参院選に同党公認候補として熊本選挙区から出馬することが既に決まっている。与野党攻防のカギを握る1人区の一つである熊本で、候補を差し替えることは得策でなく、「坂本氏の支持票を取り込んだ方がいい」との判断も自民党にはあったようだ。
ただ、坂本氏は、過去2回の衆院選熊本3区で松岡氏と激しく争った経緯がある。松岡後援会には県連の決定に不満も出ており、「荒木氏が無所属ででも補選に出馬しなければ、参院選熊本選挙区で民主党候補の松野信夫氏に投票する」との強硬論も出ている。
一方、坂本氏は7日、同県益城町で記者団に対し、「公認いかんにかかわらず出るつもりなので、特に考えはない。自分は粛々と出馬に向けて準備を進めていきたい」と語った。(熊本支局 掃本直行、西部社会部 村尾新一)
(2007年6月7日21時23分 読売新聞)
722
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/07(木) 22:32:29
自民党県連 荒木県議の公認見送り 熊本TKU
http://www.tku.co.jp/pc/news/view_news.php?id=11825&mod=3000
松岡利勝前農水相の死去に伴う衆議院熊本3区の補欠選挙で、自民党は公認候補の擁立を見送ることを決めました。自民党県連はきょう役員会を開き、公認申請が出ていた合志市出身の県議会議員・荒木義行さんを公認せず、候補者の擁立を見送ることを決めました。役員会終了後、会見した古閑県連会長は「同じ日に行われる参議院選挙で必ず勝つことが最優先」と参議院選挙への影響を理由に挙げ、今回は擁立を見送るしか道はなかったと話しました。役員会では、古閑会長らがこれまで党本部と協議してきた情勢分析などを報告し、衆議院熊本3区での公認候補を擁立しない方針を提案し、全会一致で了承しました。役員会には公認申請を出していた荒木さんも出席。荒木さんは席上、松岡さんと過去2度激しく議席を争ってきた坂本哲志さんについて今後、自民党が公認することはあるのか、仮に自分が無所属で出馬した場合、自民党県議の応援に規制はあるのかを確認しました。西岡幹事長は「坂本さんを党として公認することはない」、また古閑会長は「国会議員は坂本さんへの応援は遠慮して欲しい」と話しました。役員会終了後、荒木さんはさっそく後援会幹部と会い結果を報告、きょう、明日中にも無所属で出馬するかどうか最終判断をすることにしています。
2007-06-07 20:07:45
723
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/07(木) 23:56:23
松岡農相自殺:衆院熊本3区補選の公認候補断念 自民
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20070608k0000m010145000c.html
松岡利勝前農相の自殺に伴う衆院熊本3区補選で、自民党は7日、公認候補擁立を断念した。同党熊本県連が同日の役員会で、後継候補に名乗り出ていた荒木義行県議(48)を本部に公認申請しないことを決めた。荒木県議も無所属でも出馬する意向だ。一方、元自民党県議の坂本哲志・前衆院議員(56)は8日、無所属での立候補を表明する見通しで、保守分裂選挙になる公算だ。
党本部は6日、同日選となる衆院3区補選と参院熊本選挙区が厳しい戦いになるとして、補選は公認見送りが得策との考えを県連に伝達。県連は党本部の方針を受け、7日の役員会で荒木氏を公認申請しないことを全会一致で決めた。今後、公認候補擁立を求めていた松岡氏の後援会などの反発も予想される。
会見した古閑三博県連会長は「断腸の思いだが、3区の支援の主力となる農業団体からも衆参両方ではもたないという声もある」と述べ、参院選を優先する考えを示した。補選には民主党と共産党も候補者擁立に向け最終調整を続けている。【山田宏太郎】
毎日新聞 2007年6月7日 22時54分
724
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/08(金) 09:36:18
3区補選候補自民擁立断念!!松岡氏後援会に落胆 讀賣熊本
松岡利勝前農相の死去に伴う衆院熊本3区補選で、自民党県連が独自候補の擁立断念を発表した7日、公認を認められなかった同党県議の荒木義行氏(48)の支持者や、後継候補擁立を県連に繰り返し要請していた松岡氏の後援会には、落胆と不満が広がった。他党からも「有権者に選択肢を示すという政権与党の役割を放棄した」などと批判の声が上がった。
熊本市の同党県連で午前11時から開かれた役員会には、古閑三博会長や西岡勝成幹事長、立候補に向けて5日に公認申請書を出した荒木氏ら計10人が出席。会議は1時間足らずで終わり、正午すぎから古閑会長と西岡幹事長が記者会見し、独自候補の擁立を断念した理由を説明した。
松岡氏の後援会会長・今村輝昭・南阿蘇村長(75)は、「期待していただけに残念。ただ、県連が出した結論については、とやかく申し上げるつもりはない」と話した。荒木氏の後援会関係者は「自民党のために一生懸命尽くしてきたのに。今日の結果は到底納得できない」と不満そうに語った。
一方、熊本3区で過去2回、松岡氏と激戦を演じ、補選に無所属で出馬する予定の元自民党県議の坂本哲志・前衆院議員(56)の秘書は、「参院選への影響を懸念した結果ではないか。こちらとしては動じることなく、自分たちのペースでやっていきたい」と淡々と話した。
また、各党県幹部も自民党県連の決定をさまざまな思いで受け止めた。
民主党県連はこの日午後6時から熊本市内で常任幹事会を開催。参院選と補選への対応を話し合い、来週には候補予定者を発表するとの方針を確認した。自民党県連の決定について鎌田聡代表は、「有権者に選択肢を示すという政権与党の役割を果たしていない」と批判した。共産党県委員会は11日の常任委員会をめどに候補者を決める予定で、久保山啓介委員長は「補選は全国注目の選挙区であり、候補を立てて戦いたい」と述べた。
公明党県本部の城下広作幹事長は「ダブル選が参院選の比例区にどう影響するかを見極めていきたい」、社民党県連合の高嶋英俊幹事長は「党内の混乱を避けるためと参院選への影響を考えて断念したのだろう」と話した。
(2007年6月8日 読売新聞)
725
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/08(金) 09:44:26
松岡農相自殺:衆院熊本3区補選の公認候補断念 自民
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20070608k0000m010145000c.html
松岡利勝前農相の自殺に伴う衆院熊本3区補選で、自民党は7日、公認候補擁立を断念した。同党熊本県連が同日の役員会で、後継候補に名乗り出ていた荒木義行県議(48)を本部に公認申請しないことを決めた。荒木県議も無所属でも出馬する意向だ。一方、元自民党県議の坂本哲志・前衆院議員(56)は8日、無所属での立候補を表明する見通しで、保守分裂選挙になる公算だ。
党本部は6日、同日選となる衆院3区補選と参院熊本選挙区が厳しい戦いになるとして、補選は公認見送りが得策との考えを県連に伝達。県連は党本部の方針を受け、7日の役員会で荒木氏を公認申請しないことを全会一致で決めた。今後、公認候補擁立を求めていた松岡氏の後援会などの反発も予想される。
会見した古閑三博県連会長は「断腸の思いだが、3区の支援の主力となる農業団体からも衆参両方ではもたないという声もある」と述べ、参院選を優先する考えを示した。補選には民主党と共産党も候補者擁立に向け最終調整を続けている。【山田宏太郎】
毎日新聞 2007年6月7日 22時54分
726
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/08(金) 10:44:53
衆院補選 熊本3区 自民が擁立断念 西日本
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/kyushu/20070607/20070607_007.shtml
松岡利勝前農相の死去に伴う衆院熊本3区補選で、自民党熊本県連は7日、役員会を開き、公認候補の擁立見送りを決めた。同日選の可能性が高い参院熊本選挙区への影響や、熊本3区の情勢などを分析した結果、補選に候補を擁立するメリットは少ないと判断。県連の方針は党選対本部にも伝えられ、了承されたという。
一方、自民県連に公認を申請していた同党県議の荒木義行氏(48)は「後援会などと相談して近日中に決断したい」と語り、無所属での立候補の可能性を示唆。過去2回の衆院選で松岡氏と争った元自民県議の坂本哲志元衆院議員(56)は同日、かつて所属した派閥の領袖、山崎拓衆院議員や県選出の国会議員らと会い、立候補の意思を伝えた。
役員会終了後に記者会見した古閑三博・同県連会長らは今回の方針について「党本部とも協議しながら、参院選への影響や時間的な問題など、さまざまな角度から検討した結果」と説明。荒木氏が無所属で立候補した場合は「心情的に応援したい」とした上で、坂本氏については「当選後も次の選挙までは公認しないよう、党本部に要請した」と語った。
同補選では松岡氏の後援会が荒木氏を含む地元県議2人のうち、どちらかを公認候補として擁立するよう県連に要請。一方、自民党の支援団体や地元の県議などには「公認候補を擁立すれば保守層の分裂を招き、参院選と『共倒れ』になりかねない」など、消極的な意見も広がっていた。
同補選には荒木、坂本両氏のほか、民主、共産党がそれぞれ公認候補を擁立する方針を固め、候補者を選考している。
=2007/06/08付 西日本新聞朝刊=
727
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/08(金) 10:48:23
衆院熊本3区 自民、擁立見送り決定 荒木氏 無所属の立候補示唆 熊日
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007shuinhoku/20070607/20070607_001.shtml
松岡利勝前農相の死去に伴う衆院熊本3区補選で、自民党熊本県連は7日、役員会を開き、公認候補の擁立を見送る方針を決めた。同日選の可能性が高い参院熊本選挙区への影響や、熊本3区の情勢などを分析した結果、補選に候補を擁立するメリットは少ないと判断したとみられる。自民議員の辞職や死去に伴う国政選挙の補選で、党が公認候補の擁立を見送るのは極めて異例。
一方、同補選への立候補を表明し、自民県連に公認を申請していた自民県議の荒木義行氏(48)は「後援会などと相談して近日中に決断したい」と、無所属での立候補の可能性も示唆した。
役員会終了後に記者会見した古閑三博・同県連会長は「公認候補の擁立見送りは、党本部とも協議し、さまざな角度から検討した。荒木県議が無所属で立候補した場合は心情的に応援したい」などと説明。また、過去2回の衆院選で松岡氏と争い、補選への立候補が確実視されている元自民県議の坂本哲志元衆院議員(56)については「公認は絶対にないし、応援もしない」と明言した。
=2007/06/07付 西日本新聞朝刊
728
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/08(金) 10:49:14
自民、公認候補見送りへ 補選参院選への影響懸念 熊日 ↑は西日
http://kumanichi.com/feature/sanin2007/kiji/index.cfm?id=20070607000001
自民党は六日、松岡利勝前農相の死去に伴い参院選と同日に実施される衆院熊本3区補選で、公認候補擁立を見送る公算が大きくなった。党県連には荒木義行県議(48)=合志市区=が公認を申請しているが、党本部、県連とも参院選への影響を懸念する考えが根強く、擁立を見送る方向に傾いたもようだ。党県連は七日の役員会で正式に決める。
党本部と県連は先週末から、3区補選や参院選熊本選挙区(改選数一)の情勢を分析し、公認候補擁立の是非を検討してきた。3区補選に関しては地元の県議団や有力支援団体に消極論が強い。また、松岡氏と二度激しい選挙戦を演じ、立候補が見込まれる坂本哲志元衆院議員(元自民党県議)が参院選熊本選挙区で自民現職の三浦一水氏の支援を表明している。
加えて、「政治とカネ」や年金記録不備問題などで自民党に逆風が吹く中、参院選を最重視する党本部の意向もあり、「保守分裂の構図を引きずったまま、参院選とセットで戦うメリットは少ない」(党県連幹部)との見方が出ていた。
ただ、荒木氏周辺は公認が認められない場合でも、無所属での立候補の可能性も示唆。松岡後援会も公認候補擁立を強く求めており、七日の党県連の決定にかかわらず、坂本氏と保守分裂の選挙となる可能性もある。
3区補選では、民主党も候補者選定の最終調整に入っているほか、共産党も週内の決着を目指している。(同日選取材班)
熊本日日新聞2007年6月7日朝刊
729
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/08(金) 10:49:41
衆院3区補選 坂本元衆院議員は出馬へ 熊日
http://kumanichi.com/feature/sanin2007/kiji/index.cfm?id=20070607000007
坂本哲志元衆院議員(56)が七日午前、東京・平河町の自民党山崎派事務所で山崎拓・前副総裁と会い、松岡利勝前農相の死去に伴い参院選と同日に実施される衆院熊本3区補選に無所属で出馬する考えを伝えた。八日、菊池郡大津町で開く後援会の会合で正式に表明する。
坂本氏は二〇〇五年秋の総選挙で落選する前は、無所属ながら自民党山崎派に属していた。
坂本氏の報告に対し、山崎前副総裁は「衆院補選で自民党の公認候補がいないなら、(派閥として坂本氏を)応援できる」と述べたという。
坂本氏は菊池郡大津町出身。自民党県議を経て〇三年の衆院選熊本3区に初出馬、自民現職の松岡氏を破り初当選した。しかし前回〇五年は松岡氏に敗れた。(清田秀孝)
熊本日日新聞2007年6月7日夕刊
730
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/08(金) 10:50:18
衆院3区補選 自民、公認擁立せず 熊日
http://kumanichi.com/feature/sanin2007/kiji/index.cfm?id=20070607000008
自民党県連は七日役員会を開き、松岡利勝前農相の死去に伴い七月の参院選と同日に実施される衆院熊本3区補選では党公認候補を擁立しない方針を決定、荒木義行県議(48)=合志市区=が提出していた公認申請を県連預かりとした。この方針に荒木氏は反発、役員会の席上、無所属で出馬する可能性を示唆した。
3区補選には、松岡氏と過去二度争った坂本哲志元衆院議員(元自民党県議)が無所属での立候補を考えている。党公認候補を擁立した場合、自民党系同士の対立になるのは避けられない。
坂本氏は参院選熊本選挙区(改選数一)で自民現職の三浦一水参院議員の支援を既に表明。党県連は自民系列の分裂選挙が参院選に影響することを回避した。
役員会は熊本市の県連会館に、十人が出席して非公開であった。松岡氏自殺後から党本部と県連が進めてきた3区補選と参院選熊本選挙区の情勢分析の結果などを踏まえ、県連三役が衆院3区補選での公認候補擁立は厳しい状況と報告、了承を求めた。
役員からは「候補者を立てて戦った方が、参院選にもプラスになるのではないか」との声も出たが、「(投票日まで)わずかな日数しかなく、十分な態勢もつくれない」などの意見が大勢を占め、公認候補擁立を断念した。
県連の候補者選考は松岡氏が自殺した五月二十八日の直後から、荒木氏ら地元県議を軸に進んだ。松岡氏の後援会も荒木氏の擁立を県連に強く求めた。
3区補選には民主党、共産党も候補者選考の最終調整に入っている。(同日選取材班)
熊本日日新聞2007年6月7日夕刊
731
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/08(金) 10:51:06
参院選懸念苦渋の決断 “自主投票”どう響く 熊日
http://kumanichi.com/feature/sanin2007/kiji/index.cfm?id=20070608000002
衆院熊本3区補選で難航していた自民党の候補者選考は七日、公認候補の擁立見送りで決着した。熊本県の国政選挙で自民党が公認候補を擁立しないのは「前例のない事態」(党県連事務局)。保守同士が対立してきた3区の争いに距離を置き、同日選挙になる参院選への影響を最小限に食い止めようとの判断だが、思惑通りにことは運ぶか。行方は不透明だ。
候補者選考が最終局面を迎えた六日夕。熊本市の自民党県連会館に、党本部の選対幹部から電話が入った。
「(3区の)公認は難しい」。世論調査などから選挙区情勢を分析した党本部の答えは“補選参戦”の回避だった。
「(擁立見送りは)参院選との同日選という特殊事情が最も大きく影響した。県連も友好団体も参院選で手いっぱい。まして地元が混乱する保守分裂を引きずり、力を分散して戦ってもプラスには働かない」。党本部の考えに従い、県連が出した方針も公認見送りだった。
3区補選は、自民党の荒木義行県議が公認申請する一方、松岡氏と選挙区を二分してきた自民党系無所属の坂本哲志元衆院議員が出馬方針を固めている。「公認候補を擁立しても、しなくても、われわれが悪者になるしかない」。公認候補擁立に苦悩してきた党県連役員の表情は疲れ切っていた。
一方、決断に時間を要した県連とは対照的に、「党本部の目は冷ややかだった」(県連幹部)という。自民党にとって圧倒的多数を占める衆院に比べ、過半数割れの可能性もある参院一人区の議席死守は至上命令。しかも党本部の世論調査では、熊本選挙区(改選数一)で自民、民主はきっ抗し、「衆院補選どころではない状態」(党本部関係者)だ。
県関係の野田毅衆院議員と園田博之衆院議員も党県連の落としどころを、「参院選を優先する賢明な判断」と評価する。ただ事実上の自主投票とした姿勢が参院選の得票にどう働くか。党県連が読み切れているわけではない。
「今日で一つの区切りがついた。これ以上、参院選の対応を鈍らせることはできない」。自民党の三浦一水参院議員の有力支持母体の県農政連幹部は胸をなで下ろす。三浦氏も「影響はプラスともマイナスとも言えない。限られた時間の中で一心不乱に動くしかない」と慎重な言い回しだ。
松岡後援会は公認候補を見送った党県連に反発。「三浦氏の支援は絶対できない」との強硬論も出始めた。
七日午後、県連役員会後の記者会見で、古閑三博会長は「(公認を立てない選択は)そしりを受けるかもしれないが、自分の責任として受け止めるだけだ」。自らに言い聞かせるようそう話した。(同日選取材班)
熊本日日新聞2007年6月8日朝刊
732
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/08(金) 10:54:13
自民公認候補の擁立断念 “不在”に野党戸惑い 熊日
http://kumanichi.com/feature/sanin2007/kiji/index.cfm?id=20070608000003
自民党県連が衆院熊本3区補選に公認候補擁立を見送ったことに対し、県内の野党は七日、「党の都合を優先して有権者に分かりにくい構図をつくった」と批判しながらも“自民不在”となる選挙に戸惑いを見せた。
民主党県連の鎌田聡代表は「同日選の争点の一つは政治とカネの問題。相手が無所属なら政党間のマニフェスト論争にならない」と困惑。同県連は同日の常任幹事会で候補者を決定する予定だったが、調整が付かず、十六日まで持ち越した。
同じく、3区補選に候補者擁立を決めている共産党県委員会の安達安人選対部長は「補選の原因をつくったのは自民党。本来なら政治とカネに対する党の考えを打ち出し、有権者の信を問うのが筋だ」と自民党の対応を批判する。十一日にも候補者を絞り込む。
社民党県連合の森川生朗代表は「参院選対策という党の都合で候補者を擁立しないのは政党としての責任を果たしていない」とあきれた。
一方、国政で連立を組む公明党は冷静に受け止めながらも、「亡くなった松岡氏は自公の選挙協力に積極的だった」と、参院選の比例代表への影響を案じた。
●きょう最終結論 荒木県議
自民党県連が衆院熊本3区補選への党公認候補の擁立見送りを決めた七日、公認申請していた同党の荒木義行県議(48)=合志市区=は「後援会と相談し、最終的な結論を出したい」と語った。その上で、八日に会見して立候補するかどうか態度表明する考えを示した。
熊本市の県連会館であった役員会に出席した荒木氏は七日昼前、役員会が終わると「何も言えない」と厳しい表情で足早に立ち去った。
合志市にある荒木氏の後援会事務所には、県連の公認候補の擁立見送りを知った支持者から「ぜひ立候補して頑張ってほしい」との電話が相次いだ。中には「(立候補して)勝てるのか」というのもあったという。
事務所の男性秘書は「(県議は)帰って来るかどうか分からない。支援者を回っているのではないか」と話した。
●幹部に落胆の声 松岡後援会
自民党県連が七日、衆院熊本3区補選で荒木義行県議の公認を見送ったことに対し、松岡利勝前農相の後援会からは落胆の声が聞かれた。
今村輝昭会長(南阿蘇村長)は「公認が決まれば今日、松岡氏の霊前に報告する予定だった。結果の報告は明日に延ばしたい」と残念そう。近く幹部で集まり、対応を協議するという。
荒木氏の無所属での出馬も予想されることについては、後援会内で温度差がみられた。前農相の出身地である旧阿蘇町の幹部は「松岡氏と過去二回も戦った坂本氏を通すわけにはいかない。無所属ででも出てほしい」。一方、別の幹部は「困った。公認がなければ応援しづらい」と戸惑いを見せた。
事務所閉鎖の作業中だった前農相の秘書は「松岡の遺志を継ぎ、ぜひ(荒木氏に)立ってほしい」と期待を込めた。
●正式表明へ準備 坂本元衆院議員
坂本哲志元衆院議員は七日、東京・平河町で、自民党山崎派会長の山崎拓・前副総裁と会った後、衆院第二議員会館に入居する同党の県関係五議員の事務所を訪れ、本人や秘書らに衆院熊本3区補選に出馬する考えを伝えた。
党県連の公認協議の行方を気にしていた秘書らが、突然の坂本氏の来訪に慌てる場面も。坂本氏は「野田毅さんらからは『頑張って』との言葉をいただいた。当初から無所属での出馬を予定。相手がだれであっても関係ない」。
夕方、熊本空港に着いた坂本氏は大勢の報道陣に囲まれた。「後援会の了解を得た上で、正式に表明したい」と述べる一方、自民党への復党については「今はまだ決めていない」と含みを持たせた。
熊本日日新聞2007年6月8日朝刊
733
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/08(金) 10:54:59
自民、公認擁立せず 荒木氏無所属での出馬示唆 熊日
http://kumanichi.com/feature/sanin2007/kiji/index.cfm?id=20070608000001
松岡利勝前農相の自殺に伴う衆院熊本3区補選で、公認申請した荒木義行県議(48)の擁立を見送った自民党県連の古閑三博会長らは七日、熊本市の党県連会館で記者会見し、「党本部とさまざまな角度から調査、検討し、結果として参院選熊本選挙区で勝つことを重視した」と強調、事実上の自主投票を選択した経緯を説明した。
擁立断念の背景として、古閑会長は(1)参院選熊本選挙区の情勢などを調査した結果、党本部が擁立すべきでないと判断した(2)地元県議団や友好団体に消極論が強い(3)選挙態勢を整える時間がないなどを挙げた。
さらに衆院3区は、松岡利勝前農相と自民党の山崎拓前副総裁に出馬する考えを既に伝えている坂本哲志元衆院議員が争ってきており、参院選熊本選挙区への影響を考えると坂本氏との対立構図に自民党が入るのは好ましくないとした。
一方、無所属で立候補の可能性を示唆した荒木県議に対し、西岡勝成幹事長は「党所属議員の応援を妨げる党議拘束はしない」と明言した。半面、坂本氏に関しては、党本部が公認しないと伝えてきていることを明らかにし、「党所属国会議員には坂本氏の応援は遠慮願う」とした。
公認候補擁立を強く求めていた松岡後援会については、古閑会長が「反発があったとしても仕方がない」と述べた。(同日選取材班)
熊本日日新聞2007年6月8日朝刊
734
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/08(金) 12:42:56
衆院補選、自民擁立見送りの波紋
2007年06月08日 朝日熊本
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000000706080003
松岡前農水相の死去に伴う衆院熊本3区補選に、自民が候補擁立の見送りを決めた波紋が広がっている。補選には、反松岡派の坂本哲志・元衆院議員(56)が立候補の意思を関係者に伝えており、荒木義行県議(48)=合志市区=の公認を求めてきた松岡派の一部は県連の決定に反発している。補選での自民支持層の分裂が、参院選にどんな影響を及ぼすのか。
参院選熊本選挙区(改選数1)には自民現職の三浦一水氏(53)が立候補を予定しており、坂本氏は三浦氏支援を明言。県連は補選で坂本氏の対立候補を立てた場合の、参院選への悪影響を考慮したとみられる。
「こんなやり方はない。党への信頼がなくなった」。荒木氏の後援会関係者からは批判が上がった。ある支援者は「参院選への悪影響というが、荒木県議も三浦先生を応援してきた。坂本さんが出て、荒木氏が出ても、三浦先生の力になるはず。参院選への影響というのは言い訳だ」。
松岡氏の後援会長を務める今村輝昭・南阿蘇村長は「荒木氏本人が無所属でも出るというのなら、支援する方向になるのではないか」と話した。「荒木氏が公認されないなら、参院選で三浦氏を支援したくない」と不満を漏らしていた会員もいるという。三浦氏の陣営幹部は「今後の推移を見守るしかない。参院選への影響はまだ推し量れない」。
県農業者政治連盟(農政連)の木村幸孝・事務局長は、参院選で三浦氏の3選に向けて全力を注ぐ姿勢に変わりはないという。補選については「松岡氏をこれまで担いできた。坂本氏を農政連が公認するのはあり得ない」。また荒木氏が無所属で立候補する場合には「本人から公認や推薦願があれば、土俵に上げて考える」と話した。
自民党県連の決定に対し、補選で候補擁立を目指す各党の見方は冷ややかだ。
民主党県連の山下初男・副幹事長は「松岡派が持つ坂本氏への感情的なしこりをおさめるため、荒木氏が『いけにえ』にされた」とみる。
共産党県委員会選挙対策部の安達安人部長(51)は「現職大臣がいた選挙区に候補を立てないのは、政権政党としていかがなものか」と批判する。
社民党県連の高嶋英俊幹事長は「自民相手なら、政治とカネの問題を追及できたのに、その相手が出てこないとは」と話した。
735
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/09(土) 01:32:47
選挙:衆院3区補選 自民県連、公認候補見送り 同日選で苦しい決断 /熊本
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kumamoto/news/20070608ddlk43010631000c.html
◇参院選への影響懸念、先行きは依然不明瞭
保守地盤の熊本の象徴ともいえる衆院3区の補選で、自民が異例の公認候補見送りを決めた。同日選となる参院熊本選挙区は1人区で激戦が予想され、同党県連の判断は「二兎を追う者、一兎をも得ず」とならないための選択といえる。しかし、松岡氏と骨肉の争いを続け、今回も出馬を予定している坂本哲志・前衆院議員(無所属)の自民入りを警戒する松岡後援会はあくまで主戦論を掲げ、県連への反発で参院選に向けた結束にほころびを生む恐れもある。
7日の自民党県連役員会。松岡後援会の要請もあり、県連に公認申請した地元3区選出の荒木義行県議も同席した。西岡勝成幹事長は、選挙までの時間がわずかで、参院選も厳しい戦いであることなどから党本部の「公認見送り」の意向が示されたことなどを説明。荒木氏を党本部に公認申請しないことを全会一致で決定した。
荒木氏は承諾したものの(1)坂本氏は公認しないか(2)自分が無所属で出馬した場合、自民県議の支援を制限しないか−−の2点を質問。県連幹部は「県議の応援は制限しない」とし、坂本氏の公認も明確に否定。仮に坂本氏が当選した場合も次回総選挙まで追加公認しないことを党に求め、県選出国会議員にも「坂本氏支援の自粛を申し入れる」と答えた。
役員会後、会見した古閑三博会長は「坂本氏への支援は党人の良識として自粛してもらう。党議拘束までは難しい」との考えを述べた。とはいえ、坂本氏は元自民県議で衆院議員時代は山崎拓派。県選出国会議員の一部とも近い関係にある。参院選では自民公認の三浦一水氏の支援を表明しており、県連も距離感の取り方が難しい。
県連には松岡後援会のメンバーも姿を見せ「たとえ自分一人でも荒木さんを応援する。後援会も三浦さんを支援しなくなるのではないか」と不満をあらわにした。
元県連役員の前県議も「公認候補を立て正々堂々と戦った方が、参院選にはプラスだ」と異議を唱えた。【山田宏太郎】
毎日新聞 2007年6月8日
736
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/09(土) 01:33:25
選挙:衆院3区補選 民主県連、来週にも結論 候補擁立で幹事会 /熊本
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kumamoto/news/20070608ddlk43010635000c.html
民主党県連は7日、常任幹事会を開いた。参院選に加え、松岡利勝前農相の自殺に伴う衆院3区補選の候補擁立に向けた経過も説明、最終的な結論は来週に持ち越すこととした。現在は自薦、他薦を含めて候補を絞り込んでいる段階で、来週にも小沢一郎代表が熊本入りして、正式発表する見通しだという。
立候補予定者絞り込みについて、鎌田聡代表は会合後、報道陣に「鋭意、努力している」と説明。「熊本3区にゆかりのある(複数の)人に打診している」と話した。現在は本人の意志を確認する最終段階だという。選出に当たっては党本部とも連携しており、関係者によると検討の対象に挙がっているのは自薦、他薦など5人とみられる。
また、自民党県連が3区で公認候補を擁立しない方針を決めたことについて「政権与党として公認候補を出さないのは異例。地域の有権者に選択肢を示すべきではないか」と話した。影響については「分からないが、プラスに持っていくためにも、候補擁立に向けて動いている」とした。【谷本仁美】
毎日新聞 2007年6月8日
737
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/09(土) 09:59:34
坂本氏が出馬表明 衆院熊本3区補選 熊日
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20070608200023&cid=main
坂本哲志元衆院議員(56)は八日、菊池郡大津町の町生涯学習センターで開いた後援会幹部会で、松岡利勝前農相の死去に伴い参院選と同日に実施される衆院熊本3区補選に、無所属で立候補することを正式に表明した。同補選への立候補表明は坂本氏が初めて。
幹部会では岩倉雄一郎後援会長が「坂本さんを国会に押し上げよう」とあいさつ。演壇に立った坂本氏は「今、拍手で了承を得た。3区補選に立候補したい」と表明。「前回敗れてから次の選挙に向けて準備してきた。過去の選挙で訴えてきた政治とカネの問題は決着していない。有権者の政治への信頼回復と、地方の再生を訴えていきたい」と述べた。
幹部会後、坂本氏は無所属で立候補することを明らかにした。自民党が同補選に公認候補を見送ったことに「自民党議員の協力が得られる可能性が出てきた。ありがたい」と話した。
坂本氏は大津町出身。自民党県議を経て二〇〇三年、衆院選熊本3区に無所属で立候補し、自民現職の松岡氏を破って初当選。しかし、前回〇五年は松岡氏に敗れた。(同日選取材班)
738
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/09(土) 10:15:26
衆院熊本3区補選自民「公認なし」 勝算薄く参院選優先 西日本
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007shuinhoku/20070608/20070608_003.shtml
松岡利勝前農相の死去から11日目。参院選と同日実施されることになった衆院熊本3区補選は7日、自民党が公認候補を擁立しないという異例の事態になった。背景には地域の保守層を巻き込んだ松岡氏と元衆院議員の政争や、参院選の勝利を優先した党本部の意向など、さまざまな要因が複雑に絡む。
6日夕、熊本市の自民党熊本県連本部。県連幹部は党本部から届いた「データ」を手に最終決断した。「これでは、勝てない」。関係者によると「データ」は党本部が4日以降に熊本3区で実施した、支持政党などの世論調査。6項目の数字は「大変厳しい現実を示すものだった」という。
「負けを覚悟」で補選を戦うより参院選の勝利に全力を挙げる−。不戦敗は「名」より「実」を選んだ判断だった。
戦うか。退くか。自民県連の判断は揺れた。松岡氏の葬儀が阿蘇市で営まれた5月31日朝。県連幹部は党代表として参列するため熊本入りした谷津義男・選対本部総局長に迫った。「坂本ありきでは困る」。補選への立候補が確実視されていた坂本哲志元衆院議員(56)の公認をけん制する発言だった。
衆院熊本3区は過去2回、松岡前農相と元自民党県議の坂本氏が激突。坂本氏の選挙には、松岡氏と勢力を争った県選出国会議員の支援もうわさされていた。
空気が変わったのは6月に入ってからだ。県連幹部は、松岡後援会が名前を挙げた地元県議の荒木義行氏(48)らの意思を確認する一方、ひそかに農政連など友好団体から意見を聴いた。
「(補選と参院選の)二兎(にと)を追えば一兎(いっと)も得ずという結果になりかねない」。県連幹部から、そうした声も漏れ始めた。
党本部には参院選の勝利を優先し、当初から衆院補選の公認候補擁立に消極的な意見もあった。
「衆院の1議席は勝っても負けても300分の1だ」。松岡氏の葬儀当日には、そんな党幹部の発言が県連にも伝わった。坂本氏は以前から、参院選熊本選挙区に立候補する自民の三浦一水氏(53)支援に動いていた。
7日の県連役員会。公認を申請し、役員の1人として出席していた荒木氏は「無所属でも、ほかの県議が私を応援することは問題ないですね」と確認を求めた。新たな保守分裂の火種を抱える自民県連。役員会後、古閑三博会長は絞り出すようにつぶやいた。「これ以外に進むべき道がない。断腸の思いだ」
=2007/06/08付 西日本新聞朝刊=
739
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/09(土) 10:17:38
衆院補選 熊本3区 自民が擁立断念 西日本
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007shuinhoku/20070608/20070608_002.shtml
松岡利勝前農相の死去に伴う衆院熊本3区補選で、自民党熊本県連は7日、役員会を開き、公認候補の擁立見送りを決めた。同日選の可能性が高い参院熊本選挙区への影響や、熊本3区の情勢などを分析した結果、補選に候補を擁立するメリットは少ないと判断。県連の方針は党選対本部にも伝えられ、了承されたという。
一方、自民県連に公認を申請していた同党県議の荒木義行氏(48)は「後援会などと相談して近日中に決断したい」と語り、無所属での立候補の可能性を示唆。過去2回の衆院選で松岡氏と争った元自民県議の坂本哲志元衆院議員(56)は同日、かつて所属した派閥の領袖、山崎拓衆院議員や県選出の国会議員らと会い、立候補の意思を伝えた。
役員会終了後に記者会見した古閑三博・同県連会長らは今回の方針について「党本部とも協議しながら、参院選への影響や時間的な問題など、さまざまな角度から検討した結果」と説明。荒木氏が無所属で立候補した場合は「心情的に応援したい」とした上で、坂本氏については「当選後も次の選挙までは公認しないよう、党本部に要請した」と語った。
同補選では松岡氏の後援会が荒木氏を含む地元県議2人のうち、どちらかを公認候補として擁立するよう県連に要請。一方、自民党の支援団体や地元の県議などには「公認候補を擁立すれば保守層の分裂を招き、参院選と『共倒れ』になりかねない」など、消極的な意見も広がっていた。
同補選には荒木、坂本両氏のほか、民主、共産党がそれぞれ公認候補を擁立する方針を固め、候補者を選考している。
=2007/06/08付 西日本新聞朝刊=
740
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/09(土) 10:18:10
自民 衆院3区補選候補擁立見送り 選挙戦一層不透明に 西日本
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007shuinhoku/20070608/20070608_001.shtml
松岡利勝前農相の死去に伴う衆院熊本3区補選に7日、自民党が公認候補の擁立を見送ったことで、選挙戦の行方は一層、不透明になった。今後の焦点は、公認を申請していた自民党県議の荒木義行氏(48)が無所属で立候補するかどうか。同補選には保守系の坂本哲志元衆院議員(56)が事実上の立候補表明をしており、荒木氏が加われば保守支持層の分裂は必至。野党各党は、自民の「擁立見送り」について「有権者に与党か野党かの選択肢を示すべきだ」と批判した。
●荒木義行氏 荒木氏「後援会と相談する」
荒木氏はこの日の県連役員会に政調会長代理として出席。終了後、他の役員が昼食を取る中で1人だけ県連本部を後にし「今後のことは後援会と相談し、近日中に決断したい」と険しい表情で語った。荒木氏に立候補を要請していた松岡後援会の幹部が後を追い掛け、激励する場面もあった。
合志市の事務所には支援者から問い合わせの電話が殺到。事務員の男性は「(立候補は)後援会と打ち合わせして決める。8日には会見する」と言葉を濁した。
支持者には、県連の決定に不満も広がっている。大津町の女性(65)は「県連が出馬を打診した話なのに」。松岡後援会の今村輝昭会長は「後援会の意向を尊重するというので期待していたが…」と述べた。
●坂本哲志氏 坂本氏「決意にぶれはない」
坂本氏は7日早朝、福岡空港から上京。かつて所属していた派閥の領袖、自民党の山崎拓衆院議員に立候補の決意を伝えた。山崎氏は「がんばれよ」と激励したという。
この後、県関係の自民党衆院議員5人を相次いで訪ねたほか、武田良太衆院議員=福岡11区=らと会食。夕方、熊本空港に到着した坂本氏は報道陣に対し「落選後、次の選挙に出ると心に決めてやってきた。その気持ちにぶれはない。後援会の話も聞き、政治への信頼回復のためにも、自分しかいないと決意を固めた」と語った。
荒木氏との保守対決の可能性について問われると「自分は自分の決めたことをする。そういう意味で荒木氏の動向は視野にはない」と強調。8日には大津町で正式に立候補を表明するという。
●野党 野党批判「選択肢示すべきだ」
自民党の「候補擁立見送り」について、民主党県連の鎌田聡代表は「坂本哲志氏との争いを避けた結果だろうが、有権者には選択肢を示すべきだ」と批判した。
民主党は補選に候補を擁立し、参院選とセットで「与野党対決」に臨む戦術を描いていた。自民党の“不戦敗”が参院選に及ぼす影響について、鎌田代表は「自民への批判が高まるかもしれないが、民主にとってプラスになるのかマイナスになるのか判断し難い」と腕を組む。
補選に候補を擁立する共産党県委員会の安達安人選挙対策部長も「松岡前農相の地元で与党が候補を擁立しないのは、有権者から見てどうか」と自民の対応を批判。
社民党県連合の高嶋英俊幹事長は「与党の公認候補がいないのは異例の事態」と語った。
民主県連 候補決定ずれ込む 3区ゆかりの数人に打診
民主党県連は7日、常任幹事会を開き、同日までに決定する予定だった衆院熊本3区補選の候補者擁立について、鎌田聡代表が「今は、ふさわしい人物に声を掛けている段階。まだ返事をもらっていない」と話した。
鎌田代表は報道陣に対し、「性別を問わず、3区にゆかりのある数人に打診している。今週中にめどを付け、来週には決めたい。最終的には小沢一郎代表が熊本入りして、候補者に最終的な決断を促すことになるだろう」と話した。
また、元衆院議員の松野信夫氏(56)の擁立を決めている参院選について、田尻将博幹事長は同幹事会で「世論調査を見る限り、世論が民主党に向いてきている。松野氏の知名度をもっと高めていきたい」と話した。
=2007/06/08付 西日本新聞朝刊=
741
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/09(土) 11:23:47
衆院補選 荒木県議は11日に意思表示 熊本KKT
松岡利勝前農林水産大臣の自殺を受けて行われる衆議院熊本3区の補欠選挙で、荒木義行県議がきょう、無所属での立候補を前提に今月11日に最終決定する考えを明らかにしました。荒木県議は松岡前大臣の後援会から補選への立候補要請を受けて、自民党県連に公認するよう申請しましたが、県連はきのう、「公認候補を出さない」ことを決めました。荒木県議は、「松岡後援会に立候補を断ったものの、再度、無所属での立候補を要請された」と話しました。今月11日の松岡後援会の会合で各団体の意見を聞き、最終決定するということです。
742
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/09(土) 11:25:13
荒木県議 11日に最終判断 熊本TKU
http://www.tku.co.jp/pc/news/view_news.php?id=11833&mod=3000
松岡利勝前農水大臣の死去に伴う衆議院熊本3区の補欠選挙で、自民党県連の公認候補者擁立見送りを受けて、合志市選出の県議会議員・荒木義行さんは、きょう会見を開き、今月11日に出馬するかどうか最終判断をすることを明らかにしました。会見の中で「出馬への意欲は十分ある。あとは事実上、坂本哲志さんとの戦いを見据え、どこまで勝てる環境が整うか見極めた上で決断したい」と述べました。荒木さんは今月5日、自民党県連に対し衆議院熊本3区の補欠選挙に党代表として出馬したいとして公認を申請していましたが、自民党県連はきのう役員会を開き公認候補の擁立を見送ることを決めました。これを受け荒木さんは、無所属で出馬するかどうかについて、きょう後援会幹部と話し合いました。その結果、松岡さんの後援会や支援団体、それに自民党の友好団体がどこまで推薦や支持をすることができるか協議し、その結果を踏まえて荒木さんが無所属で出馬するかどうか最終決断をすることになりました。一方、これまで松岡利勝さんと過去2度熊本3区で激しく議席を争ってきた坂本哲志さんは今夜、正式に出馬表明することにしています。
2007-06-08 20:43:26
743
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/09(土) 14:34:37
衆院補選出馬、坂本氏は表明、荒木氏は保留
2007年06月09日 朝日熊本
http://mytown.asahi.com/kumamoto/news.php?k_id=44000000706090003
自民党が候補擁立を見送った衆院熊本3区補選で8日、元衆院議員の坂本哲志氏(56)が立候補を正式表明した。党公認を得られなかった県議の荒木義行氏(48)も同日、記者会見を開いたが、補選に向けた態度表明を先延ばしした。一方、県連は友好団体を集めた会合で参院選に立候補を予定する三浦一水氏(53)への支援を呼びかけ、党勢を傾け始めた。
地元・大津町の後援会会合で立候補表明した坂本氏は、政治の信頼回復や地方の活性化を抱負に掲げた。参院選では「三浦氏支持は変わらない。合同で集会を開くなどしたい」と踏み込んだ。
一方、この日午後、合志市で記者会見を開いた荒木氏は、補選について「無所属でも、友好団体などから公認に準じる支援が得られれば立候補する」と述べた。万全の態勢が取れるのか、友好団体や後援会に確認し、11日に最終決断する。
荒木氏は、公認候補を立てない県連の決定には納得せず、「衆参同時の方が相乗効果がある。『本当に参院選にマイナスとなるのか』と自問自答している」と話した。
一方、「不戦敗」を決めた県連は同日、熊本市のホテルで友好団体からの要望に応える会合を開いた。県連側は冒頭、補選への擁立見送りの経緯を説明。西岡勝成幹事長は「厳しい世論の中、三浦3選を勝ち取るため」と理解を求めた。
三浦氏は会合後、熊本3区での党の方針について「前線で戦っているので、影響を分析する余裕がない」と語った。
県連は、死去した松岡利勝・前農水相派と反松岡派の対立から距離を置き、参院選に集中するため、公認候補の擁立見送りを決めた。ただ、三浦氏も熊本3区内での選挙運動は必要で、関係者の中には「三浦氏自身が補選に対し、どのような態度を取るか迫られている」との声もある。
744
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/09(土) 21:52:49
選挙:衆院3区補選 「11日に決断」 消極論と主戦論、荒木氏結論持ち越す /熊本
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kumamoto/news/20070609ddlk43010222000c.html
松岡利勝前農相の自殺に伴う衆院熊本3区補選で、立候補に踏み切るかどうかの結論を保留した荒木義行県議(48)=合志市選出=は、会見で消極論と主戦論が出された後援会の緊急会合の様子などを説明した。時に笑顔を交えながらも淡々とした表情で「11日に決断することを決めた」と話した。
会合では「県政で頑張るべきだ」「衆院3区は広い。合志市以外の地域での知名度などが分からない」といった出馬消極論の一方で「期待を受けて出馬要請された以上、出馬するべきだ」という主戦論があったという。会見で荒木氏は「松岡氏と坂本(哲志・前衆院議員)氏の支持者の中で、自分が『政争の具』にされている印象がある。ただ、対立を超えた『新しい風』と期待されているならばそれに応えたい」と出馬に前向きな意向を示しつつも「勝てる環境になければ、出馬はできない。(落選して)多くの人を傷つけることはできない」と述べた。
荒木氏に出馬を要請した松岡氏の後援会などに対して「無所属で立候補しても全面的に支援する覚悟があるのか」を強く問うた形だ。松岡後援会が11日に会合を開いて意向をまとめることから、荒木氏もそれまで結論を持ち越した。
荒木氏は、公認候補擁立を見送った7日の県連の決定には「公党が勝ち負けだけを優先して独自候補を立てないということはいかがなものか。挙党一致の形を作ることが普通。ただ、党人として結果は了解した」と述べた。【笠井光俊】
毎日新聞 2007年6月9日
745
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/10(日) 08:47:22
衆院1区 3新人名乗り
補選告示予定まで1か月 讀賣岩手
参院選と同時に実施される衆院岩手1区補選(7月10日告示、22日投開票予定)は、告示まで1か月となった。これまでに、自民党新人で元財団法人職員の玉沢正徳(36)、民主党新人で弁護士の階猛(40)、無所属新人で経営コンサルタントの勝政康臣(53)の3氏が立候補を表明している。
玉沢氏は、公募選考を経て、1月に自民党の選挙区支部長に就任。後援会は小中高校時代の同級生を中心に組織する。5月13日の事務所開きでは、「岩手を改革し、子どもたちが笑って過ごせる日本を取り戻す」と決意を示した。
5月初めから平日は毎朝街頭に立ち、知名度アップに力を入れる。陣営は「親しみやすさを前面に出し、女性層の支持を取り込みたい」と話す。父・徳一郎氏は現職の衆院議員で、かつては1区が地盤。一部に「世襲」との批判も根強く、どう克服するかが鍵となる。
階氏は、衆院議員から転身した達増知事の後継として擁立された。事務所開きに合わせて小沢一郎代表が来県したほか、知事も折に触れて会合に出席するなど、党を挙げて議席維持に力を入れる。先月5日に立候補表明し、立ち遅れも目立つが、参院選の党公認候補とともに精力的にあいさつ回りを展開している。
階氏は「銀行員や弁護士としての経歴を生かし、地域経済の活性化や犯罪被害者の救済問題に取り組みたい」と意欲を語る。今後、地域ごとに後援会を発足させる。国民新党や連合岩手も推薦する。
勝政氏は、「盛岡遷都」などを公約に掲げる。
(2007年6月10日 読売新聞)
746
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/10(日) 13:49:16
自民、民主対決が軸 衆院補選岩手1区 岩手日報
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20070610_2
達増知事の転出に伴い、7月10日告示、同22日投開票が予想される衆院岩手1区補選(定数1)は告示まで1カ月と迫った。自民党公認の元団体職員玉沢正徳氏(36)、民主党公認の弁護士階猛氏(40)、無所属で盛岡市の経営コンサルタント勝政康臣氏(53)=本名・馬場康臣=の3新人が立候補を予定。共産党も公認候補擁立を目指す。投開票日が同じ見通しの参院選岩手選挙区(改選定数1)とも連動、自民、民主の対決を軸に激しい前哨戦を繰り広げている。
自民公認の玉沢氏は昨年末、党岩手1区支部の選考を経て出馬表明。支持者回りを重ね、ほぼ毎朝街頭演説を行い浸透を図る。9日は党県連の参院選との合同選対会議を開き、取り組みの強化を図った。
党県連前会長の玉沢徳一郎衆院議員(比例東北)の長男で世襲批判があるが、玉沢氏は「公平な選考で決まった」と否定。中学、高校の同級生らを中心に活動し、玉沢衆院議員の支持者の支援も受ける。
岩手1区は自民が4連敗中だが、党県連の千葉伝幹事長は「新人同士の戦いで、これまでとは違う」と自信を示す。
年金問題など逆風が強いが、玉沢氏は「教育や子育て支援に取り組み、地方を再生するには政権与党が流れをつくらなければならない」と「議席奪回」へ攻勢をかける。
民主公認の階氏は5月5日に出馬表明。知事に転出した達増氏の後継者として、同党県議とともに達増氏の後援会関係者や同党支持者を回り、各地で後援会の設立を進めている。
告示想定日の約2カ月前に出馬表明したことから出遅れ感は否めず「多くの人に名前と顔を覚えてもらうのが先決」(同党関係者)と街頭演説の回数を増やし、知名度の浸透に懸命だ。
「盛岡は住みよい街なのに、人口があまり増えない。働く場と教育環境を整えれば住む人も増える」と、雇用と教育に力を注ぐ考えだ。
岩手1区は、達増氏が旧新進党時代から4期議席を維持。階氏は「民主党の牙城をさらに強化するか、自民党の議席にするかの戦い」と位置づけ、年金問題などを追い風にしたい考えだ。
無所属の勝政氏は著書で政策を訴える独自の活動。勝政氏は「広く共感を得たい」と語る。
共産党県委員会(菅原則勝委員長)は、候補者の擁立を目指して調整を急ぐ。菅原委員長は「候補者決定のしかるべき時期に来ている。参院選候補者と連動した形で戦いたい」とする。
一方、公明党県本部(小野寺好代表)は、参院選比例代表が戦いの中心。衆院岩手1区補選は玉沢氏の推薦を要請されたが、小野寺代表は「政策、人物本位で検討する」と述べるにとどめる。
(2007/06/10)
747
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/10(日) 13:54:42
坂本氏出馬を表明 衆院補選熊本3区 熊日
http://kumanichi.com/feature/sanin2007/kiji/index.cfm?id=20070609000008
坂本哲志元衆院議員(56)は八日、菊池郡大津町の町生涯学習センターで開いた後援会幹部会で、松岡利勝前農相の死去に伴い参院選と同日に実施される衆院熊本3区補選に、無所属で立候補することを正式に表明した。同補選への立候補表明は坂本氏が初めて。
幹部会では岩倉雄一郎後援会長が「坂本さんを国会に押し上げよう」とあいさつ。演壇に立った坂本氏は「今、拍手で了承を得た。3区補選に立候補したい」と表明。「前回敗れてから次の選挙に向けて準備してきた。過去の選挙で訴えてきた政治とカネの問題は決着していない。有権者の政治への信頼回復と、地方の再生を訴えていきたい」と述べた。
幹部会後、坂本氏は無所属で立候補することを明らかにした。自民党が同補選に公認候補を見送ったことに「自民党議員の協力が得られる可能性が出てきた。ありがたい」と話した。
坂本氏は大津町出身。自民党県議を経て二〇〇三年、衆院選熊本3区に無所属で立候補し、自民現職の松岡氏を破って初当選。しかし、前回〇五年は松岡氏に敗れた。(同日選取材班)
熊本日日新聞2007年6月9日朝刊
748
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/10(日) 23:40:15
選挙:衆院補選・岩手1区 自・民の新人対決濃厚−−告示まで1カ月 /岩手
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/iwate/news/20070610ddlk03010329000c.html
◇玉沢、階両氏、知名度向上へ躍起
県知事選で初当選した達増拓也前衆院議員の自動失職に伴い、参院選と同日に投開票される衆院岩手1区補選の告示まで1カ月となった。自民は玉沢徳一郎衆院議員の長男、正徳氏(36)を擁立。これに対し、達増氏の後継者に雫石町出身の弁護士、階猛氏(40)を立てた民主。盤石な民主の牙城と目された岩手1区から現職が退き、新人対新人の構図が濃厚となっている。
岩手1区は達増氏が4期連続当選してきた民主の牙城だ。前回(05年9月)は達増氏が自民候補に3万票の大差をつけて9万5000票余りの支持を集めた。
その1区での議席確保は、自民にとって、民主に水をあけられ続けた最近の政治的流れを断ち切るだけのインパクトを持つ。選対本部長に就任した鈴木俊一衆院議員は「相手が現職なら知名度の問題があるが、今回は新人同士の戦い」と反転攻勢の好機ととらえる。
一方、候補者擁立が玉沢氏の約5カ月後と出遅れた感のある民主。先月の選対会議で小沢一郎代表は、この選挙で階氏が当選しなければ知事となった達増氏自身の政治的けじめがつかないと強調した。階氏が落選した場合の達増氏の政治的責任にも言及しており、議席死守が必須だ。
昨年12月に出馬を表明して以降、企業訪問を重ねてきた玉沢氏。現職国会議員を父に持ち、知名度で先行する。5月初旬からはつじ立ち演説をスタート。日によって場所を変え、地道な浸透を図る。内部にくすぶる世襲批判も念頭に、父の玉沢衆院議員は県連会長を退き、県連人事も刷新した。
階氏の地元雫石町は衆院岩手2区。盛岡での知名度不足を挽回(ばんかい)するカギとなるのが達増票をいかに引き継ぐかだ。達増氏は「岩手1区を代表し国政で活躍できる存在」と、知事選で使ったネクタイを階氏に贈るパフォーマンスも披露。その後も、達増氏本人が自分の後援会で階氏の支援を依頼するなど足元固めを進める。
衆院岩手1区補選にはこのほか、経営コンサルタントの勝政康臣氏(53)が出馬の意欲を示しているほか、共産党が独自候補の擁立を予定している。来月10日告示、22日投開票が予想される。【念佛明奈】
毎日新聞 2007年6月10日
749
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/11(月) 13:17:45
野田代議士、県連の意向に不快感 (2007年6月11日 12:16 現在)熊本RKK
http://www.rkk.co.jp/cgi-bin/newscgi/localnews.cgi?id=NS003200706111216332
自民党の野田毅代議士は、衆院熊本3区の補欠選挙の公認問題で県連が県選出の国会議員に無所属で出馬を表明した坂本哲志前衆議院議員への応援を自粛するよう求めていることに対し不快感をあらわにしました。県連から県選出国会議員の坂本氏支援を自粛してほしいとしているがという質問に対し、野田代議士は「直接、話を聞いてない自粛するもしないもない。そういうことを議題にすることが、意味があると思えない」野田代議士は、けさ、熊本市で「とにかく、参院選が最優先」としながらも熊本3区の補欠選挙の公認問題でいまだに県連から何の連絡もないことを明らかにしました。さらに、無所属で出馬を決めた坂本哲志前議員への応援を自粛するよう求めている県連に対し、不快感をあらわにしました。
750
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/11(月) 13:21:28
野田毅衆議院議員 坂本氏応援に慎重姿勢 熊本KAB
http://www.kab.co.jp/db/asp/KabNewsDetail.asp?hizuke=2007/6/11&group=4&id=2
松岡前大臣の死去に伴う、衆議院熊本3区の補選に出場を表明している、坂本哲志元衆議院議員への対応について、坂本さんが以前所属していた山崎派の野田毅衆議院議員は、個人的な応援は難しいと慎重な姿勢を示しました。
けさの自民党の参議院選挙、選挙対策会議の後に話したものです。3区補選を巡っては自民党が参院選を重視するため、党として公認候補を出さないことを決めていて、県連では、党所属の議員に坂本さんの応援を自粛するよう求めています。また動向が注目される荒木義行県議は、きょう夕方に出馬するかどうか、最終判断をするとしています。
751
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/12(火) 11:26:17
荒木県議、出馬へ最終調整 衆院補選 熊日
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20070611200002&cid=main
松岡利勝前農相の死去に伴い七月の参院選と同日に実施される衆院熊本3区補選で、自民党県議の荒木義行氏(48)=合志市区=が無所属で立候補する方向で最終調整に入ったことが十一日、分かった。同日夜、菊池郡大津町で開く後援会や各種団体との合同会議で最終決断する。党県連は3区補選に公認候補を擁立しないことを決めている。
3区補選には、かつて自民党県議でもあり、松岡氏と激しい選挙戦を演じてきた坂本哲志元衆院議員(56)が無所属での出馬を表明している。自民系分裂の選挙となる公算が大きくなった。
荒木氏は五日、党県連に公認申請したが、党本部と県連は七日、参院選への影響などを理由に公認候補擁立を見送った。荒木氏は当初、「党公認が前提条件」と立候補に慎重な姿勢を示していたが、その後、支持者や松岡後援会、各種団体と意見交換。党公認の有無にかかわらず、新たな保守系候補を求める声や支持の動きが広がっている、と情勢を分析、立候補する方向に傾いている。
同補選では民主、共産党も十六日までをめどに候補者を選定中。坂本氏と同じ旧菊池郡市を地盤とする荒木氏の出馬は、参院選も絡み、選挙戦に大きな影響を与えそうだ。(同日選取材班)
荒木氏が正式出馬表明 衆院補選熊本3区
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20070611200016&cid=main
自民党の荒木義行県議(48)=合志市区=は十一日、菊池郡大津町のホテルで開いた後援会と各種団体の合同会議で、松岡利勝前農相の死去に伴う衆院熊本3区補選に無所属で立候補することを正式表明した。
同補選では、元自民党県議で松岡前農相と過去二回争った坂本哲志元衆院議員(56)がすでに出馬表明しており、自民系の分裂選挙となる見通し。荒木氏は松岡前農相の後援会の要請を受け、自民党県連に公認申請したが認められなかった。
荒木氏は合同会議で、「気持ちは揺れたが3区に新しい風を起こしてほしい、という熱い思いに応え、出馬を決意した」と述べた。
会議後の会見で荒木氏は、坂本氏に対して「保守同士の戦いと言われるが、(自民への)復党さえ認められていない人と同じではない」と強調。選挙戦で訴える政策は「出馬を決意したばかりで今後考えていく」と話した。また、立候補の届け出まで県議を辞職しない考えを示した。
荒木氏は旧菊池郡泗水町出身。今年四月の県議選で四期連続で当選。自民党県第三選挙区支部幹事長や県商工会連合会副会長を務めている。(同日選取材班)
752
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/12(火) 12:06:12
トリプル選の可能性 合志市区の県議補選 熊日
http://kumanichi.com/feature/sanin2007/kiji/index.cfm?id=20070612000001
衆院熊本3区補選に荒木義行県議=合志市区=が立候補を表明したことで、合志市区(定数一)は欠員が生じることになり、県議補選が実施される。合志市は、七月に同日実施される参院選と衆院熊本3区補選と合わせ“トリプル選”となる可能性がある。
同市区は四月の県議選が無投票だったため、繰り上げ当選はない。
県選管によると、荒木氏から議員の辞職願が提出された場合、県議会が開会中なら本会議で、閉会中ならば議長が承認する。公選法では、国政選挙と地方選挙の同時選挙の規定はないが、議会が選管に議員辞職(欠員)を通知した翌日から五十日以内に補欠選挙を実施することになっている。
県選管は合志市選管と協議して県議補選の日程を決めるが、県議補選の告示まで期間が短く、有権者への周知や選挙事務の準備などが間に合わないと判断すれば、参院選などと別の日程となる。
熊本日日新聞2007年6月12日朝刊
753
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/12(火) 12:06:52
荒木県議の衆院補選出馬 困惑広がる自民県連 熊日
http://kumanichi.com/feature/sanin2007/kiji/index.cfm?id=20070612000002
自民党県議の荒木義行氏が衆院熊本3区補選に無所属での立候補を正式表明した十一日、自民党県連には戸惑いが広がった。同県連は参院選熊本選挙区で三選を目指す自民現職の三浦一水氏への影響を重視し、荒木氏の公認申請を認めず、3区補選への公認候補擁立を見送っただけに、思惑が外れた格好だ。
「正直いって(荒木氏が)出るとは思わなかった」。西岡勝成県連幹事長はため息交じりに話した。荒木氏は当初、党公認を立候補の前提としていただけに「七日の役員会で公認擁立なしとしたのは、(荒木氏が)立候補を見送ると見越した決定だった」という。
西岡幹事長は「三浦氏の地盤は3区。母体の農業団体は松岡利勝前農相の後援会と重なる。党3区支部の幹事長は荒木県議。(荒木氏の出馬で)参院選がぼやけてしまう」と懸念する。三浦氏の選挙長を務める木村仁参院議員は「参院選に全力投球するのみだ」と強調した。
一方、3区補選で公認候補の選考を進める民主党県連の鎌田聡代表は「保守分裂はプラス材料」と意気込む。共産党県委員会の久保山啓介県委員長は「政治とカネを争点に戦いたい」と、十四日にも党公認候補を正式発表する考えを示した。(同日選取材班)
熊本日日新聞2007年6月12日朝刊
754
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/12(火) 12:07:53
衆院熊本3区補選 自民系、三たび分裂選挙へ 熊日
http://kumanichi.com/feature/sanin2007/kiji/index.cfm?id=20070612000003
七月の参院選と同日選挙となる衆院熊本3区補選は十一日、自民党県議の荒木義行氏(48)が立候補を表明。元衆院議員の坂本哲志氏(56)もすでに立候補を表明しており、二〇〇三年、〇五年に続き三たび自民系の分裂選挙となる。参院選を重視する自民党は同補選への公認擁立見送りを決めており、荒木氏は坂本氏と同様、無所属で臨む。短期決戦の行方は参院選も絡み混とんとしてきた。
十一日夜。菊池郡大津町のホテルに荒木氏の支持者や松岡前農相の後援会、農業団体など約五百人が集まった。「新しい風を3区に巻き起こそう」。開会から約一時間後、意を決したように荒木氏が叫ぶと、会場は拍手と歓声に包まれた。
■進むも、引くも
政界に衝撃を与えた松岡利勝前農相の自殺から二週間。荒木氏の名前は当初から後継候補として浮上していたが、地元3区や県政界では「出馬の可能性は低い」との見方が強かった。
自民党本部と県連は参院選への影響を考慮し、荒木氏が「出馬の前提」としていた公認申請を“却下”した。加えて、旧菊池郡を主地盤とする荒木氏の支持者は国政選挙レベルで坂本氏とも重なり、慎重な声があったためだ。
ところが、荒木氏は党県連が公認を見送った後も十一日まで態度を保留し、水面下で動いた。決断の先送りは立候補への消極姿勢とも受け止められたが、同氏周辺は「松岡後援会だけでなく、党公認並みの“援軍”が選挙で見込めるかどうか。冷静に見極めた」と明かす。
荒木氏は九日から3区内を回り、自身の後援会や地元の農業、商工団体の幹部らと懇談。県酪農者政治連盟が推薦の意向を示すなど農業団体を中心に期待の高まりを感じた荒木氏は十日夜、「腹は決まった」と周辺に漏らした。
「ここまで来れば、進むも地獄、引くも地獄。出馬を断念しても荒木氏の求心力は落ちる。進むしか道はなかった」と同氏の支持者の一人。後援会関係者は「もともと国政への出馬を見据えていた。今補選で支持者のウイングが広がれば、組織固めにもつながる」という。
“反坂本氏”の思いから候補を立てたい松岡後援会の意向。国政進出の布石を打ちたい荒木氏周辺。それぞれの思惑が同方向にある中、前農相の地盤を引き継ぎながら、政治とカネが選挙争点となることを意識して、後継色を薄め、勝機を分析するために時間をかけた計算ものぞく。
■どちらも味方に
一方、すでに選挙準備を本格化させた坂本陣営は「なぜ今ごろ」と驚くと同時に、「選挙で白黒をつけるしかない」(選対幹部)と強気の声が飛ぶ。つじ立ちやあいさつ回りを続ける坂本氏は「だれが立候補しようと、これまでのスタンスで後援会と頑張っていくだけだ」と淡々と語り、十一日夜も複数の会合に顔を出した。
ただ、旧菊池郡市を地盤とする荒木、坂本両氏の激突は地元に波紋を広げる。商工会関係者は一様に「どちらも縁があり、本当に悩ましい」。一方、参院選の対応に追われる県農政連幹部は「組織が割れるのだけは困る」と頭を痛める。
公示まで一カ月を切った参院選。3区補選にほんろうされる自民現職の三浦一水陣営の幹部はため息交じりに漏らす。「どちらも敵にせず、味方にしたいのが本音。3区は手の出しようがない」(同日選取材班)
熊本日日新聞2007年6月12日朝刊
755
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/13(水) 10:26:47
衆院3区補選「民主党関係者から」…民主党県連 讀賣熊本
松岡利勝前農相の死去に伴い参院選と同日実施される衆院熊本3区補欠選挙で、民主党県連(鎌田聡代表)は11日夜、緊急三役会議を開き、擁立候補は同党関係者から選ぶ方針を決めた。早ければ、13日に開く県連常任幹事会で候補者を決定したい考え。
県連は、3区の阿蘇市・郡を中心に、公募候補も視野に候補者選びを進めてきた。しかし、党外で出馬要請を受諾する人が現れる見通しが立たず、選挙戦まで十分な時間がないことから、候補者を党関係者に絞ることにした。
(2007年6月13日 読売新聞)
熊本3区補選、民主は後藤氏擁立へ
2007年06月13日07時38分
http://www.asahi.com/politics/update/0613/TKY200706120420.html
民主党熊本県連は12日、松岡利勝・前農林水産相の死去に伴って参院選と同日に実施される衆院熊本3区補選で、同党熊本第5区総支部長の後藤英友氏(40)を擁立する方針を固めた。
後藤氏は熊本市出身。03、05年の衆院選熊本5区に同党公認で立候補、落選した。
衆院熊本3区補選では、これまでに坂本哲志・元衆院議員(56)、熊本県議の荒木義行氏(48)=いずれも無所属=が立候補を表明。共産党も今週中に候補者を発表する見通しという。
756
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/13(水) 17:26:25
民主が後藤氏擁立へ 衆院熊本3区補選 熊日
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20070613200001&cid=main
民主党県連は松岡利勝前農相の死去に伴う衆院熊本3区補選で、県連副代表の後藤英友氏(40)を公認候補として擁立する方針を固めたことが十二日、分かった。県連は十三日に開く常任幹事会で正式決定後、党本部に公認申請する。
同県連は松岡前農相の自殺後、3区補選が七月の参院選と同日選挙となることを踏まえ「参院選と連動し、相乗効果を出したい」と公認候補の擁立を決定。党外や女性など複数に立候補を打診してきたが難航していた。かつて3区内の菊池郡菊陽町に居住した経験がある後藤氏を推す声が強まっていた。
後藤氏は熊本市出身で現在は八代市在住。東京大大学院修了後、会社員などを経て、二〇〇三年と〇五年の衆院選熊本5区に党公認で立候補したが、いずれも自民党候補に敗れた。
同補選では、元自民党県議で元衆院議員の坂本哲志氏(56)と、自民党県議の荒木義行氏(48)の二人が、いずれも無所属での立候補を表明。共産党も十四日、党公認候補を決める予定。(同日選取材班)
757
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/13(水) 18:04:35
3区補選 荒木氏が立候補を表明 自民支持層分裂へ 支援団体の推薦に自信 熊本
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007shuinhoku/20070612/20070612_001.shtml
自民党の異例の「不戦敗」決定から5日目。松岡利勝前農相の死去に伴う衆院熊本3区補選は11日、元衆院議員の坂本哲志氏(56)に続き、自民党県議の荒木義行氏(48)=合志市=が無所属での立候補を表明したことで、自民支持層の分裂が確実になった。荒木氏は会見で、「私には自民党籍がある」と語り、既に離党している坂本氏との違いを強調。農政連など自民党の支援団体について「推薦や支援をいただけると思う」と自信を見せた。
この日、荒木、松岡両後援会と各支援団体は補選の対応を話し合う合同会議を大津町のホテルで開催。約1000人の出席者から「3区に新しい風を起こしてほしい」などと荒木氏に立候補を促す声が次々と上がった。これを受けて荒木氏が会場に現れ「皆さんの思いに応えるため、無所属で立候補する」と決意を表明すると、会場から拍手が起こった。
会議終了後、荒木氏は記者会見に臨み「ここ数日、自民党の支援団体から意見を聞いた。きょう、この会場に来るまでも立候補すべきかどうか悩んだ」と心情を吐露。補選で訴える政策については「松岡前農相がやり残した課題を引き継ぎつつ、これから考えたい」などと語った。
一方、同日選で行われる参院選では、自民の三浦一水氏支持を明言。自民党が補選の公認候補擁立を見送った点については「党の批判につながりかねないので、回答を控えさせていただきたい」と言葉を濁した。
荒木、松岡両後援会などは「新しい風の会」という新団体を結成し、荒木氏の選挙を支える方針。荒木氏は県議の辞職時期について「県議補選の候補者に準備期間を与えたい」としており、衆院補選告示(7月10日見通し)と同時に辞職するとみられる。
同補選をめぐっては、荒木氏が自民党県連に公認を申請していたが、同県連は7日、参院選への影響などを考慮して公認候補の擁立見送りを決定。補選に立候補するかどうかについて、荒木氏は当初、8日に結論を出すとみられていたが「支援団体の意見を聞きたい」として、11日に先送りしていた。
=2007/06/12付 西日本新聞朝刊
758
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/14(木) 02:32:26
衆院3区補選 民主後藤氏を擁立へ 熊本KAB
http://www.kab.co.jp/db/asp/KabNewsDetail.asp?hizuke=2007/6/13&group=4&id=3
民主党県連は、衆院熊本3区補選に後藤英友県連副代表を擁立することを決めました。
民主党県連が今夜開いた常任幹事会で決まりました。県連では衆参同日選挙となったことで、参院選との相乗効果も狙い公認候補の擁立を模索、後藤さんも含めて自薦や推薦などで7人の候補の中から、党本部の要請もあり、擁立を決めました。後藤さんは熊本市出身で、2003年と2005年の衆院選で5区から立候補し、落選しています。民主党県連の規定で連敗した場合、同じ選挙区からは立候補できないことも今回の選考の背景にありました。あす、民主党の小沢一郎代表が熊本入りし正式に公認を決めることになっています。
3区補選には、これまでにいずれも無所属で坂本哲志元衆議院議員と、荒木義行県議会議員が立候補を表明していて、共産党もあす公認候補を発表する予定です。
759
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/14(木) 12:19:09
共産、瀬川氏擁立へ 衆院岩手1区補選 岩手日報
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20070614_2
共産党県委員会(菅原則勝委員長)は13日、7月10日告示、同22日投開票が想定される衆院岩手1区補選(定数1)の公認候補に、同委員会書記長の瀬川貞清氏(57)を擁立する方針を固めた。14日に正式発表する。達増知事の転出に伴う衆院岩手1区補選は、自民、民主、共産の各党と無所属候補の新人4人による争いが濃厚となった。
瀬川氏は奥州市水沢区出身。岩手大卒業後、民間企業を経て共産党岩手中部地区委員会副委員長、同委員長などを歴任。1993年に衆院選旧岩手2区、2000年には旧水沢市長選に党公認で立候補したが、いずれも落選。国政選挙は今回が二度目の挑戦となる。
瀬川氏は13日、岩手日報社の取材に対し「(立候補の意向については)現段階で何とも言えないが、住民が苦しい生活をしている中、国にその声を届ける役割を果たしたいとの思いはある」と述べた。
同党県委員会は、衆院岩手1区補選を「年金問題や政治とカネの問題に国民の目が向けられている中で自民、民主の2大政党の流れを打ち破る選挙」と位置付ける。同時期に行われる参院選と連動させる狙いもあるとみられる。
衆院岩手1区補選には、自民党公認の元団体職員玉沢正徳氏(36)、民主党公認の弁護士階猛氏(40)、無所属の経営コンサルタント勝政康臣氏(53)=本名・馬場康臣=の3新人が立候補を表明している。
瀬川 貞清氏(せがわ・さだきよ)岩手大卒。民間企業を経て69年共産党入党。岩手中部地区委員会副委員長、同委員長を歴任。06年から県委員会書記長。57歳。奥州市水沢区出身。
(2007/06/14)
760
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/14(木) 13:00:10
3区補選 公認候補に後藤氏 民主党 熊日
http://kumanichi.com/feature/sanin2007/kiji/index.cfm?id=20070614000004
民主党県連(鎌田聡代表)は十三日、常任幹事会を開き、松岡利勝前農相の死去に伴う衆院熊本3区補選に、党県連副代表で会社役員の後藤英友氏(40)を公認候補として擁立することを決めた。
後藤氏は「もう一度国政選挙に挑戦したい気持ちがあった。前向きに考えている」と話しており受諾する意向。十四日に来熊する小沢一郎代表と会談し正式に決める。
常任幹事会は、熊本市世安町の参院選熊本選挙区立候補予定者の後援会事務所で非公開であった。鎌田代表らが後藤氏擁立の方針を説明し、全会一致で承認された。後藤氏も同席した。終了後、田尻将博幹事長は選考理由について「選挙戦まで時間が限られる中、衆院熊本5区で二度、国政選挙を戦った経験を重視した」と述べた。
同補選では、元自民党県議で元衆院議員の坂本哲志氏(56)と、自民党県議の荒木義行氏(48)の二人が、いずれも無所属での立候補を表明済み。共産党は十四日、公認候補を発表する。(同日選取材班)
熊本日日新聞2007年6月14日朝刊
761
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/06/15(金) 11:38:01
共産は松岡氏 衆院熊本3区補選 熊日
http://kumanichi.com/news/local/index.cfm?id=20070614200011&cid=main
共産党は十四日、松岡利勝前農相の死去に伴う衆院熊本3区補選に、元県議で党県副委員長の松岡徹氏(62)を公認候補として擁立すると発表した。県庁で記者会見した松岡氏は「大臣の死去で政治とカネの問題をうやむやにしてはならず、根本解決を訴えたい」と語った。
松岡氏は出馬の動機を「県議時代に取り組んだ課題の根っこは国政にある。参院選と連動した選挙運動を展開し、国政での党の発言力を増していきたい」と説明。同補選で自民党が公認候補の擁立を見送ったことについては「政治とカネの問題で、政権党として公認候補を立て有権者の審判を仰ぐべきだった。(参院選への悪影響を回避した)党利党略にすぎない」と批判した。
松岡氏は上益城郡御船町出身で熊本市在住。熊本大卒業後、党の県南、北部地区委員長や県書記長を歴任。二〇〇三年四月の県議選(熊本市区)で初当選したが、二期目を目指した今春の選挙で落選した。
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