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国政補選・超重要地方選
562
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/16(月) 15:39:15
参院補選:福島は民主候補が優位、沖縄は与党候補が先行
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20070416k0000m010105000c.html
毎日新聞は14、15両日、参院福島、沖縄両選挙区補欠選挙について世論調査(電話)を実施し、取材も加味して中盤情勢を分析した。22日投開票の両補選の結果は、夏の参院選の「勝敗ライン」に直結するが、今のところ「自・民対決」の福島は民主候補が優位に立ち、与野党対決の沖縄は与党候補が先行。ただ、福島で45%、沖縄で34%の人が投票先を「まだ決めていない」と回答しており、残り6日間で情勢が流動する可能性がある。
福島補選は、民主新人の増子輝彦氏(59)が県内全域に浸透し、安定している。増子氏は衆院議員3期の知名度を生かし、民主支持層の8割を固め、自民支持層の3割に食い込んでいる。「支持政党なし」と答えた無党派層からも5割の支持を受ける。
県議6期の実績を強調する自民新人の山口勇氏(69)は公明支持層の8割を固めているが、自民支持層は4割しか固め切れていない。無党派層の支持も伸び悩み。地元・郡山市でも増子氏にリードを許すなど、立候補表明の遅れが響いている。
共産新人の宮本しづえ氏(54)は共産支持層の9割を固め、終盤は無党派層の支持拡大が課題となる。
沖縄補選は、与党推薦の島尻安伊子氏(42)が先行し、野党推薦の狩俣吉正氏(57)が激しく追う展開。金城宏幸氏(68)は浸透できていない。
島尻氏は自民支持層の7割、公明支持層の8割を固めた。狩俣氏は共産、社民、地域政党・沖縄社会大衆の支持層の7〜9割を固めた。しかし、民主支持層は3分の2程度を固めたにとどまり、島尻氏の与党支持層との違いが出た形。
4割を占める無党派層は、島尻、狩俣両氏がそれぞれ3割超の支持を分け合った。
取り組んでほしい課題は「福祉対策」が30%でトップ。「経済振興」21%、「雇用対策」18%と続き、「米軍基地の整理縮小」は「教育・文化の振興」と並んで4番目の13%だった。
米軍再編で日米両政府が名護市のキャンプ・シュワブへの移設で合意した普天間飛行場(宜野湾市)の移設先は59%が「県外、海外移設」を求め、昨年11月の沖縄県知事選の前の世論調査の60%と変わらなかった。【菊谷隆、三森輝久】
英文を読む
毎日新聞 2007年4月16日 3時00分
563
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/16(月) 15:39:48
沖縄与野党競り合う、福島は民主リード…参院補選読売調査
http://www.yomiuri.co.jp/election/local2007/news/20070416i201.htm?from=main2
読売新聞社は15日、参院沖縄、福島両補選の情勢を、電話による世論調査と独自の取材を基に分析した。
沖縄選挙区では、島尻安伊子氏(自民、公明推薦)と狩俣吉正氏(民主、共産、社民、国民新党推薦)が激しく競り合っている。福島選挙区では、民主党の増子輝彦氏(国民新党推薦)が先行し、自民党の山口勇氏(公明推薦)が追い上げている。与野党はここへ来て党首級の応援を次々と投入し、22日の投開票に向けた戦いは一段と熱を帯びてきた。
沖縄の島尻氏は、自民支持層の8割弱、公明支持層の7割強を固めている。狩俣氏は、民主支持層の7割弱、共産、社民支持層のそれぞれ9割弱の支持を集めている。
福島の増子氏は、民主支持層の7割強をまとめている。山口氏は自民支持層の5割弱、公明支持層の4割弱の支持を受けている。
ただ、沖縄では3割強、福島では5割弱の有権者が態度を決めておらず、情勢が変化する可能性もある。
調査は4月13〜15日、無作為に作った番号に電話をかける方法で、福島、沖縄両県の有権者に対して実施した。
回答者数と、有権者がいた世帯数に対する回答率は、福島1052人(59%)、沖縄856人(50%)だった。(政治部 穴井雄治、小林弘平)
(2007年4月16日3時4分 読売新聞)
564
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/16(月) 15:41:32
島尻氏 やや先行 タイムス・朝日新聞情勢調査
8割関心 態度保留3割
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200704161300_01.html
二十二日投開票の参院沖縄選挙区補欠選で、沖縄タイムス社と朝日新聞は十四、十五の両日、県内の有権者を対象に電話による情勢調査を実施した。沖縄タイムス社が取材で得た情報を加味し、情勢を探った。諸派新人の島尻安伊子候補(42)=自民、公明推薦=がやや先行し、諸派新人の狩俣吉正候補(57)=社民、社大、共産、民主、国民新党推薦=が激しく追い上げる。無所属新人の金城宏幸氏(67)はかなり厳しい。「大いに関心がある」「少しは関心がある」と答えた人は八割に達した。一方で、調査時点で有権者の三割以上が投票態度を明らかにしておらず、投票率の動向や終盤の運動が情勢を左右しそうだ。
「大いに関心がある」と答えたのは22%で、「少しは関心がある」が59%。76%が、「投票に必ず行く」と答え、関心の高さを示した。
島尻氏が自民党支持層の八割以上、公明支持層をほぼ固め、民主支持層の一部を取り込んでいる。三十代、四十代に浸透し、女性が多い。
地域別では、最も人口が多い県都・那覇を含む南部地域で、前那覇市議の知名度や組織力を生かした運動量で先行。中部地区でも、企業関連や与党系の議員らが集票活動を展開し、支持を拡大。宮古・八重山は安倍晋三首相や仲井真弘多知事、国会議員や県議ら与党幹部がてこ入れ、やや勢いが出ている。保守地盤の北部・名護市で地元企業関連を中心に追い上げている。安倍首相や公明党の太田昭宏代表らが駆けつけ、総力戦を展開している。
狩俣氏は社民、社大、共産支持層をほぼまとめ、民主支持層の七割以上を固めている。無党派層は約五割の支持。
地域別では、米軍普天間飛行場問題を抱える北部・名護市でやや先行している。大票田の那覇市や南部では革新票をまとめているが、運動の広がりが課題。革新地盤とされる中部は宜野湾市長選とのセット戦術を軸に、労組や革新系議員らが票を掘り起こし。出身地の宮古島市を含む先島地域で労組を中心に、支持拡大を図っている。民主党の小沢一郎代表や社民党の福島瑞穂党首、国民新党の綿貫民輔代表など野党党首らが十五日、那覇市に集結。野党共闘をアピールした。
調査方法 14・15の両日、県内の有権者に対し「朝日RDD」による1000人目標の電話調査を実施した。対象者の選び方は「無作為3段抽出法。コンピューターで無作為に発生させた番号サンプルのうち、有権者のいる家庭用番号に番号がかかったのは1426件で、そのうち906人から有効回答を得た。回答率は64%。
565
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/16(月) 15:42:44
増子氏リード 山口氏猛追/参院補選本社世論調査
http://www.minyu-net.com/news/news/0416/news2.html
参院福島選挙区補選は22日投票まで残り1週間を切った。福島民友新聞社は13、14、15日の3日間、読売新聞社、福島中央テレビと共同で世論調査を行い、取材で得た情報を加味して情勢を探った。自民、民主、共産による政党激突となった今回は、民主新人の増子輝彦候補(59)=国民新推薦、社民支持=がリードし、自民新人の山口勇候補(69)=公明推薦=が猛追、共産新人の宮本しづえ候補(54)も浸透を図る展開となっている。ただ、有権者の4割強がまだ意中の候補を決めておらず、終盤の各陣営の戦い方が選挙結果に影響する見通し。
(2007年4月16日 福島民友ニュース)
566
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/16(月) 15:43:54
増子氏先行山口氏猛追 参院補選本社世論調査 福島民報
http://www.fukushima-minpo.co.jp/news/kennai/20070416/kennai-200704161104050.html
参院補選福島選挙区は22日の投票まで1週間となり、立候補したいずれも新人で民主の元衆院議員増子輝彦(59)=国民新党推薦=、自民の元福島県議会議長山口勇(69)=公明推薦=、共産の元福島市議宮本しづえ(54)の3候補は県内全域を回り、支持を訴えている。福島民報社は14、15の両日、世論調査を行い、取材による情報も加味して情勢を探った。立候補表明の早かった増子候補が民主の支持者などを基盤に先行しているのに対し、山口候補は自民層などへの浸透を図りつつ猛追している。選挙戦は終盤を迎えるが、調査対象の4割以上は投票する人を決めていない。各陣営の追い込みや無党派層など浮動票の流れが当落に大きな影響を及ぼすとみられ、1議席をめぐる激烈な戦いは最終日まで続きそうだ。宮本候補は2候補に水をあけられている。
民主、自民の2大政党の公認を受け、衆院議員の経験のある増子候補、県議会議長を歴任した山口候補は党組織や国会議員、県議、支援団体などが動き、ともに地元の郡山市から県北、県南、浜通り、会津へと支持拡大を図っている。長く市議を務めた宮本候補も組織を軸とした戦いを続けている。
衆院の選挙区別に見ると、2人の地元・郡山を含む2区では増子候補がリードし、山口候補が激しく追う展開。県北・相馬地方の1区、県南の3区、いわき・双葉地方の5区でも先行する増子候補を山口候補が猛追している。会津の4区は山口候補が増子候補に肉迫している。宮本候補は地元・福島を含む1区と5区で支持率が比較的高い。
支持政党別では、山口候補が推薦する公明支持層の8割強をまとめているものの、公認の自民は5割程度しか固めきれていない。増子候補は民主のほぼ9割を固め、推薦する国民新党、支持している社民にも浸透。自民の1部にも食い込みを見せている。宮本候補は共産支持層のほぼ8割をまとめ、社民の一部も取り込んでいる。
全体の中で「支持政党なし」は40・1%あった。支持政党なしのいわゆる無党派層でも増子候補が山口候補を上回っている。
性別、年代別では、両候補を支持する層の特徴が出ている。増子候補は男性の3、40代、女性の30―50代の強い支持を受けているのに対して、山口候補は男性の20代と70代、女性の20代と60代以上の支持が高い。
増子候補は生活しやすい国づくりや所得などの格差の是正などを訴えており、30代から50代の働き盛りの層が共感しているとみられる。山口候補は経済の活性化や福祉の充実などを力説しており、20代の若い世代や60代以上の高齢者の支持が広がりをみせているとみられる。また、子どもの医療費の無料対象の引き上げなどを掲げる宮本候補は2、30代の女性から支持を得ている。
職業別では、増子候補が事務・技術職や現業職、商工サービス業からの支持を得ているのに対して、山口候補は農林漁業や学生、専業主婦の支持が厚い。宮本候補は自由業の支持率が高くなっている。
沖縄県とともに行われている参院補選は、安倍政権の行方を左右する夏の参院通常選の前哨戦とも位置づけられている。自民、民主、共産の各党は三役クラスや国会議員を県内に投入し、激しい選挙戦を展開している。各候補はまだ名前の浸透し切れていない、いわきなどの浜通りや会津、福島などでの今後の戦いが勝敗のポイントとなると見て、演説会や遊説を集中させる。
567
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/16(月) 15:58:19
参院情勢調査 島尻先行 追う狩俣
更新日: 4月16日月曜日 沖縄RBC
http://www.rbc-ryukyu.co.jp/rnews.php?itemid=10200
琉球放送と毎日新聞が行なった参議院議員補欠選挙の情勢調査によりますと、与党側候補・島尻さんが先行し、野党側候補・狩俣さんが激しく追う形となっています。
情勢調査は、14日と15日の2日間電話による聞き取り方式で行い、1055人から回答を得ました。
調査結果と琉球放送の取材も合わせて分析したところ、自民・公明推せんの島尻安伊子さんが先行し、社民・社大・共産・民主などが推薦する狩俣吉正さんが激しく追う形となっています。金城宏幸さんは浸透できていません。
現時点で全体の3割余りが投票する候補者を決めておらず、情勢が流動する可能性があります。また、取り組んで欲しい課題は、福祉対策、経済振興、雇用対策などの順となっています。
568
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/16(月) 16:01:52
参院選にらみ…沖縄補選で与野党幹部が舌戦
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20070416/20070416-00000002-nnn-pol.html
夏の参議院選挙の前哨戦となる福島県と沖縄県の参議院補欠選挙。与野党の“激戦地”となっている沖縄県では、いずれも新人で、無所属の金城宏幸氏(68)、民主・社民・共産・国民新の各党が推薦する狩俣吉正氏(57)、自民・公明両党が推薦する島尻安伊子氏(42)の3人が立候補している。15日は、安倍首相と民主党・小沢代表がそろって沖縄に入り、舌戦を繰り広げた。
「(6年間)何にもやってこなかった野党に政権を任せていいんでしょうか!任せるわけにはいきません!」−15日の街頭演説で、安倍首相は自ら走って有権者の元へ行き、支持を訴えるなど、必死の姿が目立った。
与党は、幹部が週末に続々と沖縄入りするなど、総力戦を展開している。それは、この補選が「天下分け目の戦い」と位置付けられる7月の参院選と直接つながるからだ。過半数の確保を目指す参院選での勝敗ラインを、少しでも楽にしようという思いがある。
この補選は当初、「県民の関心が薄い」といわれただけに、与党陣営は安倍首相に対して「無党派層の票を取り込む」という期待をかけており、安倍首相の“選挙の顔”としての力があらためて問われることになる。負ければ、夏の参院選の戦いが苦しくなるだけでなく、重要法案を残した国会運営に直接影響が出ることも考えられ、安倍首相にとって、まさに負けられない戦いとなりそうだ。
一方、野党・民主党も、安倍首相に負けまいと、3人の幹部が沖縄に勢ぞろい。小沢代表と共に、菅代表代行、鳩山幹事長が街頭演説を行い、支持を訴えている。
街頭演説に先立ち、小沢代表ら3人は那覇市の商店街を練り歩いた。支持組織の労働組合に頼るだけでなく、若者や無党派層へのアピールも欠かせないとの判断からだ。その後、小沢代表は街頭演説で「皆さんの温かい、力強い支援をいただき、そのエネルギーを借りて、夏の参議院選挙につなぎ、弱者切り捨ての政治行政に終止符を打つ」と訴えた。
そもそも野党にとって、福島県と沖縄県は自らの議席だった。それだけに、もし負ければ、夏の参院選での与野党逆転という最大の目標に対し、一歩後退となってしまう。政権交代に政治生命を懸ける小沢代表にとっても、極めて重要な、負けられない戦いといえる。
569
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/16(月) 17:13:30
参院補選本社世論調査(上)
「政策・公約重視」が過半数 讀賣福島
夏の参院選の前哨戦と位置付け各党が総力戦を繰り広げている参院補選。読売新聞社が13〜15日の3日間、福島民友新聞社、福島中央テレビと共同で実施した世論調査の結果に、取材情報を加味した情勢分析では、先行する増子輝彦候補を山口勇候補が追い上げる展開。その後を宮本シツイ候補が追う。ただ、無党派層の6割、全体の5割弱が支持候補を「まだ決めていない」としており、流動的な面が残されている。分析結果を2回に分け、紹介する。
■情勢
前衆院議員として全県に一定の知名度を持つ増子候補は、民主党支持層の7割強、県連の支持を取り付けた社民党支持層の6割弱を固めた。支持政党なしの「無党派層」の3割弱の支持も得ている。民主党の参院議員だった佐藤雄平知事が当選した昨年11月の県知事選と同様、党派より増子氏の人柄や政策をアピールする選挙戦略が功を奏し、幅広い世代や職業、地域で満遍なく高い支持を集めている。
山口候補は、自民党支持層の5割弱、推薦を得た公明党支持層の4割弱を固めている。ただ、出馬表明が2月下旬と出遅れ、前県議としての知名度も限られるため、自民党本部は安倍首相をはじめ閣僚級の国会議員を応援演説に投入、「政権与党候補」を前面に打ち出す選挙戦を展開している。衆参の同党国会議員3人の地元のいわき市では善戦している。ただ、無党派層や町村部への浸透が課題になっている。
年齢別では、20歳代で増子、山口両候補の支持は均衡している。他の世代では、増子氏が軒並み他候補より高い支持を得ているが、山口候補は70歳以上で善戦している。
職業別では、増子候補は管理専門職や自由業、農林水産業、商工サービス業で強みを発揮。山口候補は事務技術職、労務サービス業、専業主婦で健闘している。
共産党公認の宮本候補は、共産党支持層の5割を固める。「暮らしと平和を守る」との主張に、唯一の女性候補としての柔らかな印象も加わり、公明党支持層や無党派層にも食い込んでいる。年齢別では50歳代、職業別では自由業で支持が多い。
■重視する点
投票決定で最も重視する点は、「政策や公約」が50・1%と過半数を占めている。ただ、国政選挙で、各党が「(補選の)選挙結果が政局の行方に直結する」とアピールしており、「支援している政党や団体」も32%で2番目に多かった。「候補者の経歴やイメージ」は11・2%で最も低い。
■夏の参院選
夏の参院選で、与野党のどちらに勝ってほしいかとの問いでは、「自民党など与党」が58・7%で、「民主党など野党」の20・7%を大きく引き離した。そのうち、「自民党など与党」と答えた約3割が、今回の補選では民主党公認の増子候補を支持している。また、「民主党など野党」としながら、山口候補を支持する層も一部おり、補選と夏の参院選を別の選挙とみている有権者が多い現状がうかがえる。
調査は、4月13日から15日、福島県の有権者を対象に、無作為に作成した番号に電話をかける方法で実施。有権者在住が判明した世帯1770件のうち、1052人から回答を得た。回答率は59%。
(2007年4月16日 読売新聞)
570
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/16(月) 17:32:34
自民、民主党首激突、舌戦熱く…参院沖縄補選 讀賣沖縄
与野党の推薦候補が一歩も譲らぬ激戦となった参院沖縄補選。最後の日曜日の15日、安倍首相と小沢民主党代表がともに那覇市の街頭に立った。大勢の聴衆が取り囲むなか舌戦を繰り広げ、選挙戦は一気に天王山を迎えた。
午後3時半すぎ、那覇市の県庁前。約3000人(主催者発表)が待ち受けるなか、白のかりゆしウエア姿で公用車から降り立った安倍首相は、真っ先に沿道の人たちと笑顔で握手した。
島尻安伊子候補(42)(自民、公明推薦)らと遊説車に上り、「沖縄はアジアの真ん中だ。那覇空港の拡張に最優先で取り組む」と沖縄振興に全力を挙げる姿勢を強調。かりゆしウエア普及のため「(衣替えの)6月1日、全閣僚がこのウエアでクールビズの初日を飾りたい」と“公約”し、盛んな拍手を浴びた。
首相は北側公明党幹事長、仲井真弘多知事らと沖縄市や浦添市も回り、夕方には宮古島へ。同島は島尻候補と接戦を繰り広げる狩俣吉正候補(57)(民主、共産、社民、国民新推薦)の出身地で、「宮古島は3回目です。宮古島、大好き」と持ち上げた。
那覇市で首相の演説を聞いた男性会社員(51)は「那覇空港拡張が必要という安倍さんの考えは心強い。国のトップが来てくれたことは島尻さんに追い風になる」と興奮気味に語った。
一方、小沢代表は昼過ぎ、菅代表代行、鳩山幹事長を伴い、那覇市中心部のアーケード街に登場。こちらもそれぞれ青、白、緑のかりゆしウエアでアピールした。
小沢代表は商店に足を踏み入れて握手したり、狩俣候補を引き合わせるように握手させたりしながら笑顔を振りまいた。売店に立ち寄り、4人でゴーヤージュースで乾杯するパフォーマンスも見せた。
その後、商店街で開いた演説会では、約800人(主催者発表)の聴衆を前に、小沢代表が「弱者切り捨ての政治に終止符を打ち、国民の皆さんのための政治を打ち立てよう」と声を張り上げた。菅代表代行は「沖縄で生まれ育った狩俣さんこそ沖縄の心がわかる候補者」と、仙台市出身の島尻候補をやんわり皮肉った。福島社民党党首、綿貫国民新党代表も駆けつけ、野党の結束を訴えた。
那覇市の男性(73)は「全国的に格差が広がっているうえ、沖縄と本土にも格差がある。格差問題を訴えた小沢さんは野党らしくてよかった」と話していた。
(2007年4月16日 読売新聞)
571
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/16(月) 17:42:10
選挙:参院補選・電話世論調査 自民退潮傾向クッキリ 支持率11ポイント減 /福島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukushima/news/20070416ddlk07010208000c.html
◇政党支持率が11ポイント減
参院補選で毎日新聞社などが実施した県内有権者への電話世論調査に、取材も加味した結果、民主党公認候補が優位に立っていることが分かった。自民党公認候補、共産党公認候補が追う展開となっている。政党支持率では04年参院選当時に比べ、民主党が微増なのに対し、自民党は11ポイント低下した。一方、支持政党なしの無党派層は16ポイント増加、自民支持層が無党派層に移行した形だ。県議選での自民退潮の傾向は、今回の世論調査でも現れた。【参院補選取材班】
◆政党支持率
◇無党派層が拡大−−談合・裏金でそっぽ
04年の参院選当時に比べ自民党の支持率は大幅に低下した。県発注工事をめぐる一連の事件や裏金疑惑による自民への逆風は続いている形だ。その一方で無党派層は拡大しており、自民にそっぽを向いた有権者が無党派層になっている現状がうかがえる。
今回、「支持政党なし」は、04年の参院選の時に比べ16ポイント、昨年の知事選に比べて1ポイント増加し4割に達した。
今回、自民の支持率は04年参院選より11ポイント、06年の知事選に比べ8ポイント下落した。低下により、微増の民主に迫られている。民主は04年参院選より1ポイント、昨年知事選より3ポイント増加した。
一方、公明党、共産党はそれぞれ変わらなかったが、社民党は04年参院選より3ポイント下落した。
◆地域別
◇地元・郡山対決、増子氏がリード
増子氏と山口氏の地元郡山市では、増子氏が着実に地盤を固めている。山口氏は県議選の選挙区だったにもかかわらず増子氏にリードを許している。さらに、増子氏は福島市や他の地域でも山口、宮本両氏をリードしている。ただ、誰に投票するか決めていない有権者が郡山で3割、福島やその他の地域も5割近くいる。
◆性別・年齢別
◇60代以上の支持、山口氏やや高く
優位な選挙戦を展開している増子氏は、男女別では男性からの支持が多い。また、どの年齢層にも浸透しており、知名度の高さがうかがえる。一方、山口氏は60代以上でやや支持率が高いものの、20代、30代の若年層では伸び悩んでおり、無党派層に浸透しきれない一因とみられる。宮本氏は目標の女性票獲得も課題となりそうだ。
==============
◇「必ず投票」61%−−不信感、投票行動に影響
「必ず行く」「たぶん行く」と答えた有権者の合計は88%で、04年参院選の調査の89%とほぼ同じだった。しかし、「必ず行く」と答えたのは今回は61%にとどまり、04年参院選より12ポイントも落ち込んだ。県発注工事をめぐる事件などで高まった有権者の県政への不信感が影響しているとみられる。男女別では、「必ず行く」「たぶん行く」を合わせると男性90%、女性は87%となり男性の方がわずかながら関心が高かった。
◇「福祉に取り組んで」37%−−次いで「経済振興」「教育・文化の振興」
最も取り組んでほしい課題は「福祉対策」が37%で最も高く、50代以上では5割近くが福祉の充実を挙げている。次いで「経済振興」と「教育・文化の振興」が19%で並んだ。県内経済は回復基調にあるものの、さらなる活性化が求められている。また、30代では、福祉対策と教育・文化の振興が同数でトップだった。
一方、県内でも深刻な問題となっている医師不足について、「医師不足解消」と回答したのは6%にとどまった。
◇プルサーマル計画白紙撤回、54%「維持すべきだ」−−政治とカネの問題、「参考に」6割超す
02年に発覚した東京電力のトラブル隠し以来、県はプルサーマル計画への地元同意を白紙撤回したままだ。これについて「維持すべきだ」と答えたのは54%、「維持すべきでない」と答えたのは20%で、依然として東電や国に対する不信感が払しょくされていない県民感情がうかがえる。
また、「政治とカネの問題」を投票の「参考にする」と答えたのは6割以上、「参考にしない」と答えたのは25%だった。
==============
◇参院福島補選立候補者(改選数1−3)
=届け出順
増子輝彦 59 民新=国
山口勇 69 自新=公
宮本しづえ 54 共新
毎日新聞 2007年4月16日
572
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/16(月) 19:45:05
参院沖縄補選で党首激突/首相、地域活性化前面に
http://www.toonippo.co.jp/tokushuu/seikyoku/20070415.html
二十二日投開票の参院福島、沖縄両選挙区補選はラストサンデーの十五日、安倍晋三首相(自民党総裁)と小沢一郎民主党代表が沖縄入りし、舌戦を繰り広げた。地域活性化策を前面に出して訴える首相、安倍内閣の格差問題への取り組みの弱さを攻撃する小沢氏。ともに補選「二勝」を懸け、激突した。
▽初の宮古島入り
「クールビズ初日の六月一日、全閣僚は『かりゆし』で閣議に臨みます」。安倍首相は十五日、沖縄県入りし公明党の北側一雄幹事長らとともに沖縄の正装「かりゆしウエア」を着て那覇市など四カ所で街頭演説。沖縄返還後では現役首相として初めてとなる宮古島入りも果たし、今回の参院補選にかける熱意をアピールした。
移動途中には、在日米軍再編関連で移設が難航する米軍普天間飛行場(宜野湾市)近くに立ち寄り、高台から視察。その後の街頭演説では「街中にあり、危険を伴っている。一日も早く移設しなければいけない」と基地問題へ取り組む熱意を強調してみせた。
ただ首相の訴えの中心は、格差問題を意識した地域活性化策。「沖縄は地図上ではアジアの中心だ。那覇空港の拡張を最優先で行うことを約束する」と明言、与党の強みを発揮する戦術だ。
この背景には、旧日本軍が沖縄戦の住民集団自決を強制したとの記述に修正を求めた教科書検定や、危険性が指摘される米海兵隊の垂直離着陸機MV?オスプレー沖縄配備問題による「逆風」を何とかはね返したいとの判断があるとみられる。
那覇市では首相が演説を始める前に土砂降りの雨が上がり、雨の影響で演説場所を変更した民主党に「ご同情申し上げる」と、皮肉まじりに対抗心をあらわにした。
▽トロイカ勢ぞろい
「夏の参院選勝利の前提として、勝たねばならない。自公の弱者切り捨て、地方切り捨ての政治に終止符を打たなければならない」。民主党の小沢代表は那覇市中心部で声を張り上げた。
民主党は小沢氏、菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長の「トロイカ」がそろい踏み、「これ以上ない戦闘態勢」(陣営幹部)を組んだ。三人も「かりゆしウエア」姿で街頭演説。小沢氏に続き、鳩山氏が「首相は『野党は格差、格差と文句を言うばかり』と言ったが、格差は現実の姿だ」と批判した。
小沢氏の沖縄てこ入れは、告示日に続き二度目。十四日に沖縄入りし、ひそかに企業関係者らと接触して支援を要請。十五日も記者団に「沖縄の結果は、自民党にとっても民主党にとっても大きな影響が出る」と力を込めた。
補選の結果は夏の参院選の勝敗ラインに直結するが、特に沖縄は小沢氏がこだわる「野党共闘」の象徴。昨年の沖縄県知事選では野党統一候補が敗北しており「二連敗」すれば、小沢路線への懐疑的な見方が強まるのは避けられず、党内の求心力も低下しかねない。
この日那覇市で開いた民主党の選対会議には参院選の比例代表候補らも出席し、自民党支持団体の切り崩しに向けた運動強化を確認。終盤に向け党幹部や国会議員秘書を大量投入する構えだ。
573
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/16(月) 20:09:12
安倍vs小沢、舌戦メラメラ…参院沖縄選
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_04/t2007041610.html
今後の政局に大きな影響を与える参院沖縄補欠選挙(22日投開票)で、民主党や共産党などが推薦する前連合沖縄会長の狩俣吉正氏(57)と、自民、公明両党推薦の前那覇市議、島尻安伊子氏(42)がデッドヒートを繰り広げている。こうした中、安倍晋三首相と民主党の小沢一郎代表が15日、沖縄の地で舌戦を展開した。 「島尻、狩俣氏が横一線」
これは地元紙『琉球新報』15日付朝刊の1面トップの見出しだ。琉球新報社と沖縄テレビ放送が11日から14日までの4日間に行った世論調査は、両陣営の対立をさらにヒートアップさせている。
15日午前、嵐のような大雨が那覇市を襲った。徐々に小降りになったものの、昼過ぎになってもやまず、当初予定していた国際通りでの小沢氏、菅直人代表代行、鳩山由紀夫幹事長らによる練り歩きは中止。アーケードのある商店街を練り歩くにとどまった。
夏の参院選では与野党の拮抗(きつこう)が予想されるため、今回の補選で1議席でも稼いでおきたいのは、与野党とも同じ。小沢氏は「今回の補選は1議席以上の大きな意味を持つ。弱者切り捨ての政治に終止符を打つスタートにしようではないか」と気勢を上げた。
そして、島尻氏批判の口火を切ったのは鳩山氏だった。
「権力にすり寄る人が対抗馬の女性だ。そういう人を信じることができますか!」
こう怒りをあらわにするのもワケがある。島尻氏はかつて民主党市議で、夫の昇氏は民主党県連代表だったためだ。党本部との軋轢(あつれき)から夫婦そろって民主党を離党した経緯があり、同党から言わせれば「裏切り者」(幹部)というわけだ。
一方、知事選に続いて連覇を狙う自民党。島尻陣営のスタッフらは街頭で赤いエプロンを身にまとい、キャッチフレーズを「台所から政治を変える!」にするなど親しみやすさをアピール。「無党派層は島尻氏に流れている」(事情通)との見方がもっぱらだ。
集まった人数も那覇市に限れば、狩俣陣営は雨だったこともあるが約500人。これに対し、島尻陣営は約3000人だ。しかも、天候まで味方につけ、安倍首相が同市内の演説場所に到着した午後3時半ごろには、太陽も顔を出した。
これに気をよくしたのか、首相は「民主党のみなさんは、トップ3が国際通りを練り歩く計画があったそうだが、雨のため中止したそうだ。ご同情申し上げます」と小沢氏らを牽制。さらに、「なんとこの演説会、太陽が出ている。太陽を呼ぶ女性、島尻さんのパワーが伝わったんです」と、ハチマキ姿でノリノリの応援ぶりを見せた。
ただ、情勢は流動的だ。全国紙調査など全般的には「島尻氏一歩リード」と言われているが、島尻陣営幹部はこう指摘する。
「『なんで元民主党の人なんだ』という批判がある。しかも、沖縄にはこれまで差別されてきたというマグマを抱えている。いつでも反権力に変わる」
選挙選が激化しているのを物語るように、公設掲示板以外にも、候補者のポスターは張られており、公然と公職選挙法違反が行われている。沖縄の建設関係者も実態をこう明かす。
「米軍基地があるから公共事業をとるために、カネだって水面下で飛び交ってるよ」
ZAKZAK 2007/04/16
574
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/16(月) 20:31:14
>>558
参院補選情勢 福島は民主・増子氏優位
http://www.kahoku.co.jp/news/2007/04/20070416t61026.htm
共同通信社は14、15の両日、参院補欠選挙が行われている福島、沖縄両選挙区の有権者に電話世論調査を実施、取材も加味し情勢を探った。福島は民主党候補が優位に立つ一方、沖縄では与党推薦候補が一歩先行し野党推薦候補が激しく追い上げている。両選挙区とも4割以上が誰に投票するか決めておらず、「大いに関心がある」とした人も3割に満たなかった。選挙結果は夏の参院選の勝敗ラインに直結するだけに、各党は態度を決めていない割合が高い無党派層獲得を中心に据え、残る1週間を総力戦で臨む。
●福 島
福島選挙区では、民主党の元衆院議員増子輝彦氏(59)=国民新推薦=が自民党の元県議会議長山口勇氏(69)=公明推薦=らに対し選挙戦をリードしている。増子氏は民主党支持層を固めきり、無党派層にも浸透。山口氏は公明党支持層はまとめたが、自民党支持層が増子氏に流れ、無党派層の支持も弱い。共産党の元福島市議宮本しづえ氏(54)は厳しい。
福島補選をめぐる争点としては、「少子高齢化や福祉」との回答が33.4%で最も多かった。以下「景気と雇用」19.7%、「格差」14.0%の順で、有権者が生活に密接な問題に関心が高いことが分かった。「憲法改正」は7.0%、「政治とカネ」は5.6%だった。
投票で候補者について最も重視する点を聞いたところ、「政策や主張」との答えが24.8%で最も多く、「人柄」20.1%、「所属・推薦政党や団体」19.7%の順だった。
世論調査で優位に立っている民主党の増子輝彦氏は「生活しやすい国づくり」を提唱しており、引き続き年金や医療制度改革などを訴えるとともに、格差問題などで政府・与党への批判を強める考えだ。
一方、「子育て環境日本一の福島」などと訴えている自民党の山口勇氏には今後、党幹部や安倍首相の昭恵夫人らが支援のため福島入りする予定。「政権与党」の候補者として強く訴えていく方針。
共産党の宮本しづえ氏は「格差社会の是正」などを訴え、無党派層への支持拡大を狙う。
●沖 縄
沖縄選挙区では、諸派の元那覇市議島尻安伊子氏(42)=自民・公明推薦=が諸派の元連合沖縄会長狩俣吉正氏(57)=民主・共産・社民・国民新推薦=らにやや先行する。
島尻氏は自民、公明両党支持層を固め、性別を問わず支持を集める。狩俣氏は共産、社民両党支持層には浸透しているが、民主党支持層や無党派層をつかみきれていない。無所属の会社役員金城宏幸氏(68)は苦しい。
補選の争点を尋ねたところ、トップは「景気と雇用」の21.7%。続いて「少子高齢化や福祉」の20.7%、「普天間飛行場移設問題」の13.2%。有権者が、基地問題より経済分野に強い関心を抱いていることが浮き彫りとなった。
◇参院補選立候補者
【福 島】
増子 輝彦 59 党県総支部長 民新(国推)
山口 勇 69 会社役員 自新(公推)
宮本しづえ54党県常任委員 共新
【沖 縄】
金城 宏幸 68 会社役員 無新
狩俣 吉正 57 元連合県会長諸新(民・共・社・国推)
島尻安伊子 42 元那覇市議 諸新(自・公推)
[調査の方法]福島県と沖縄県の有権者を対象に14、15両日、コンピューターで無作為に発生させた番号に電話をかけるRDD(ランダム・デジット・ダイヤリング)法で実施した。福島県で実際に有権者がいる世帯にかかったのは1465件、うち1033人から回答を得た。沖縄県では1435件にかかり、1054人から回答を得た。
2007年04月15日日曜日
575
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/16(月) 22:23:38
安倍首相「地元の意見聞く」 普天間移設で協調態勢示す 琉球沖縄
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-23013-storytopic-3.html
安倍晋三首相が15日、参院沖縄選挙区・補欠選挙の応援のため首相就任後初めて来県した。仲井真弘多知事らの案内で宜野湾市の嘉数高台公園から米軍普天間飛行場も視察した。現職の首相が同飛行場を視察するのは初めて。知事は市街地にある飛行場の危険性を指摘し、早期移設を要請した。首相はこのあと宮古島市を訪れた。現役首相の宮古島入りは1965年の佐藤栄作氏以来の42年ぶりで、現職首相が県内の離島を訪れるのは本土復帰後初。
安倍首相は普天間飛行場視察後の街頭演説で「街中にあり、危険を伴う普天間飛行場を1日も早く移設しなければならない。移設では知事や地元の意見に耳を傾けていく」と述べ、地元との協調姿勢を示した。
演説で首相は「仲井真知事の公約の観光入域客数1000万人実現のためには飛行場の拡張も必要だ。拡充に最優先に取り組む」とも述べ、那覇空港拡張への積極姿勢も示した。米軍再編については「県民の負担を減らすのは私の責任だ。(返還基地の)跡地を積極的に活用しよう」と述べた。
嘉数高台では上原昭知事公室長が首相に普天間基地の概要を説明。仲井真知事は米軍ヘリが墜落した沖縄国際大の位置を説明し、事故現場の写真を見せ「飛行場は街中にあり、危険で騒音もある」と問題点を強調した。
安倍首相は宮古島市で、サトウキビの廃糖蜜(とうみつ)から造る燃料「バイオエタノール」の製造施設を視察。エタノール3%混合ガソリン「E3」燃料車で演説会場に乗り込み、「エタノールは世界最先端の環境に配慮した燃料だ。こうした技術は国も積極的に応援する」と述べた。首相はこの日午前、航空自衛隊那覇基地で開かれた救急出動ヘリ墜落で死亡した陸上自衛隊員の葬送式に参列。引き続き国立沖縄戦没者墓苑も訪れ、献花した。
(4/16 9:56)
576
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/16(月) 22:33:59
聴衆1万人 反応様々
2007年04月16日 朝日福島
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000704160003
安倍首相が14日、参院補選候補者の応援のため県内を訪れ、福島、会津若松、郡山、いわきの4市を回った。届け出順で民主党公認の増子輝彦氏(59)、自民党公認の山口勇氏(69)、共産党公認の宮本しづえ(54)の3氏が選挙戦を展開する中、各会場には2千人から3500人が集まった。
安倍首相はこの日、福島、会津若松、郡山、いわきの各市でマイクを握る強行軍をこなした。県警が警察官数百人を動員する厳戒態勢を敷く中、4会場で合わせて1万人余りが詰めかけ、選挙ムードが高まった。
午後0時45分。遊説スタートとなる福島市栄町の沿道では、約2千人が手に携帯電話やカメラを構え、首相の到着を待ちかまえた。1時ごろに到着した首相は「景気回復を福島にも波及させられるのは、福島のために汗を流してきた山口さんしかいない」と訴えた。
市内に住む主婦(49)は「花見山など地元の話題があって親しみやすかった。増子さんに興味があったが、山口さんに傾いた」。会社員男性(34)は「安倍さんの話は良かったが、山口さんに入れるかは別問題」と冷めた表情で話した。
続いて訪れた会津若松市で約2500人から歓迎を受けた後、自民、民主両陣営が「決戦場」と位置づける郡山へ向かった。午後4時、JR郡山駅前には約3500人が集まった。
地元の不動産業の女性(58)は「安倍さんに力強さを感じた」。市内の男性会社員(42)は「良いことを言うが、安倍さんが来たくらいでは選挙に影響はない」と冷静な反応だった。
午後6時40分ごろ、首相はJRいわき駅前に到着。映画「フラガール」に触れ、景気回復や経済成長などを訴えると、約2500人がわいた。
山口氏も駆けつけたが、最前列で聞いていた若い男女2人組は「あの人、だれ?」。70代の男性は腕組みして「中央といわきには格差がある。てこ入れ策をはっきりしてもらわないと判断できない」。
●自民「県議らも真剣になる」
●民主「組織引き締め粛々と」
●共産「県民意識と距離ある」
首相の来県を受けた補選候補者の各陣営、政党の反応は様々だ。
自民党の山口氏の陣営では、安倍首相来県を選挙戦終盤の「起爆剤」と位置づけている。党組織の引き締めや無党派の取り込みに加えて、山口氏の知名度不足も一気に解消したいとの狙いもある。
同党は1会場ごとの動員目標を5千人に設定。支持団体や公明党にも動員協力を呼びかけた。だが、県警発表では、各地とも目標を下回る結果になった。それでも同陣営は「手応えはあった。自分の選挙で補選に身が入っていなかった県議や市議もスイッチが入ったと思う」と語った。
山口氏を推薦する公明党の甚野源次郎県本部代表も「補選に勝ち、夏の参院選につなごうという自民党の意志の表れ。公明党としても支援を進めるきっかけになる」と評価した。
一方、民主党の増子氏の陣営の反応は冷ややかだ。
選対本部の安瀬全孝事務局長は「首相が来ることは想定内の話。国会議員の後援会など組織を引き締め、候補者の名前を個人演説会や街頭演説を通して知ってもらうという、予定通りの選挙運動を展開するだけだ」と話す。同党でも同日夕、鳩山由紀夫幹事長ら党幹部が郡山市内で応援演説にかけつけたが、渡部譲県連幹事長は「うちは特に意識していない。粛々とやっていけばいい」と話した。
共産党では同日、同党の高橋千鶴子衆院議員が福島市や会津若松市に入って、同党公認の宮本氏の応援に立った。首相の県内入りについて、最上清治県委員長は「県民の意識とかけ離れていて、冷めた目で見ているのではないか」との見方を示した。
577
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/17(火) 00:24:33
参院2補選、沖縄で与党系リード・福島は民主候補が優位
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20070416AT3S1500S15042007.html
日本経済新聞社は22日に投開票を迎える参院福島、沖縄両補欠選挙について世論調査を通じ終盤情勢を探った。福島は民主候補が優位に戦いを進め、自民候補らを引き離している。沖縄は自民、公明推薦の候補がやや先行し、野党が相乗り推薦する候補らが追う展開。両選挙区とも投票態度を決めていない回答者が約3割おり、情勢はなお流動的だ。
福島は前民主党衆院議員の増子輝彦氏が民主支持層をほぼ固めた。自民新人の山口勇氏は自民支持層をまとめ切れておらず、無党派層への浸透でもやや出遅れている。共産新人の宮本しづえ氏は支持に広がりを欠く。
沖縄は自民、公明推薦の新人、島尻安伊子氏が与党の支持層を手堅くまとめている。民主、共産、社民、国民新、沖縄社会大衆の各党が推薦する新人の狩俣吉正氏は民主、共産両支持層を固めて追い上げている。無党派層への浸透ではほぼ互角だ。無所属新人の金城宏幸氏は支持拡大を急ぐ。
調査は日経リサーチが13―15日に乱数番号(RDD)方式により電話で実施。福島県は有権者のいる999世帯に依頼し、回答率48.1%。沖縄県は1005世帯に依頼し、回答率56.1%。
578
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/17(火) 08:24:21
佐藤知事動かず
民主党支持 それより大事? 県民党維持 讀賣福島
「今回の選挙は佐藤知事の議席。何としても勝たなければならない」。11日の二本松市での個人演説会で、増子候補は知事との近さを強調した。ただ、知事は演説会や集会に姿を見せたことはない。
増子候補は1月24日、県庁近くの会館で佐藤知事に立候補のあいさつをした。佐藤知事からは「できる範囲内のことはする」との言葉をかけられたというが「公の場で2人が会うのは好ましくない」との知事側近の判断で、急きょ面会場所は知事公館から会館に変更。佐藤知事は2月の記者会見で、増子氏の応援について「精神的にはそう思っている」と答えたものの、マイクを握ることは否定した。「福島県民党ということでおりますので」
一方、自民党公認の前県議、山口勇候補(69)の陣営では、佐藤知事の影響力を警戒する。今月8日の県議選では、同党の当選者は過半数に満たない29人にとどまり、民主党の躍進を許した。自民党県連幹部は、「知事与党の威力は想像以上」と語る。
2月県議会の代表質問で同党は、佐藤知事が「選挙に露骨にかかわらないようにする布石」(県連幹部)として政治姿勢をただし「一党一派に偏ることなく、福島県民党の立場」との言葉を改めて引き出していた。
11日に福島市で開かれた山口候補の各種団体総決起大会では、建設省出身の脇雅史参院議員が、「県から仕事をもらうので、知事さんの顔も浮かぶでしょうが、もともと自民党の人なので心配することはない」と知事の影響を抑えるのに躍起だった。
共産党公認の前福島市議、宮本シツイ候補(54)の陣営では、同党を除く県議会のオール与党体制を批判し、県議選で議席を改選前の2から3に増やした。補選でも、同党では「自民と民主両党の本質には変わりがない」と訴え、「真の野党」としての存在感をアピールしている。
(2007年4月17日 読売新聞)
579
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/17(火) 08:25:04
「社会保障」「景気」高い関心
参院補選本社世論調査(下) 讀賣福島
参院補選(22日投開票)に関して読売新聞社などが実施した世論調査で、有権者の多くが、「年金や医療など社会保障制度改革」「景気や雇用対策」など暮らしに直結する課題を争点として重視したい問題に挙げた。補選そのものへの関心は、昨年の知事選や郵政解散で注目された2005年総選挙より大幅に低く、04年の前回参院選も下回った。
■■ 争点 ■ 争点として重視したい問題は、「年金や医療など社会保障制度改革」が83・9%で最多。「景気や雇用対策」が71・5%で続く。今回、与野党が激しい舌戦を繰り広げている「所得などの格差問題」は54・8%で、「北朝鮮問題」と同率で4位だった。ほかには、「教育改革」「行政改革や財政再建」が5割を超えた。国民投票法案の採決などで注目を集める「憲法改正問題」は45・5%にとどまった。
投票したい候補別に重視する問題をみても、傾向に大きな違いはなく、重視する問題が、候補者の選択を大きく左右しているわけではなさそうだ。
■■ 関心度 ■ 補選について「大いに」「多少は」を合わせ、「関心がある」と答えた人は53・6%だった。「あまり関心がない」は32・8%で、「まったく関心がない」は12・6%だった。昨年11月の知事選では、「多少は」を含め「関心がある」という回答は74%に上っている。2004年の参院選でも60・9%で、今回、有権者の関心は低いようだ。
ただ、「投票に行くか」との問いには、投票日当日と期日前を合わせると、77%が「必ず行く」と答え、「なるべく行く」という人も15・3%おり、「棄権」としたのは、3・7%だけだった。
(2007年4月17日 読売新聞)
580
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/17(火) 08:46:29
沖縄で党首激突、争点に異変?
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20070417/20070417-00000003-jnn-pol.html
参議院の補欠選挙が現在、福島と沖縄で行われています。
大雨のち晴れの、沖縄の日曜日。わずか1キロの距離を挟んだ場所に、与野党の党首が集結し、それぞれパフォーマンスを繰り広げました。
かりゆしウェアに身を包んだ3人のそろい踏みは、民主党にとってのこの選挙の意味を表しています。
「今日の弱者切り捨ての政治に終止符を打つ」(民主党 小沢一郎 代表)
「地域格差拡大の自公政治にNO!」(民主党 菅 直人 代表代行)
一方、就任後初の沖縄訪問となった安倍総理が戦没者墓苑を初めて訪れた後、普天間基地を視察しました。
「経済を、底上げをしていく。どんどん成長していく。そういう沖縄に皆さん、一緒に変えていきましょう」(安倍首相)
沖縄での民主党は地域政党より小さな新興勢力。そのため、沖縄での基盤強化も目標に掲げていて、野党共闘はいかに信頼感を得ていくか試される場でもあります。
共闘の難しさを露呈したのが、去年の沖縄県知事選挙。演説内容や活動方針でも対立し、内部では主導権争いすら起きていました。その反省から、各党の調整役として現場を指揮するのが、山岡衆議院議員です。
「政権交代という大義のもとで、それぞれの良さを発揮する。野党共闘が出来れば、このように勝つんだと、そういう事が実証できると思うんです」(民主党 山岡賢次 衆院議員)
その野党の統一候補は、前の連合沖縄の会長、狩俣吉正氏。「組織をいかに固めるかが鍵」と関係者は漏らしますが、小沢代表は前夜、沖縄に入り、地域政党や団体関係者と会合を持ち、票固めを行っていました。狩俣候補のキーワードは「格差是正」です。
「格差をなくしていくための政治。今度の選挙に問われている」(狩俣吉正 候補)
「(安倍首相は野党が)格差格差と文句ばかり言っていると。格差は現実の姿じゃないんですか、皆さん」(民主党 鳩山由紀夫 幹事長)
「格差があると文句は言いません。確実に現状認識をし、政策を持って、責任を持って推進をしていきます」(安倍首相)
参院選の争点に憲法改正を掲げる安倍総理が、先週衆議院を通過した国民投票法案に触れることはありませんでした。野党内からは、これまでなら沖縄では不利といわれていた歴史教科書や憲法の問題を乗り越えて与党が勝てば、もうやりたい放題になると、けん制する声も聞こえます。
与党側候補の新たなキーワードは「台所」。
「台所から政治を変える。そしてより良い暮らしへ」(島尻安伊子 候補)
自民党が擁立したのは、元民主党の那覇市議、島尻安伊子氏。民主党沖縄県連の代表だった夫と共に離党した、沖縄初の、自民党が推す県外出身女性候補です。
「より身近な所で、生活重視。中央の政治のぶつかり合いが、直接そのまま彼女のところに来ないという風に私は、印象を受けていますね」(自民党 西銘恒三郎 衆院議員)
従来の与党候補とは違うイメージに、陣営は「逆風になるのでは」と懸念する、沖縄戦の集団自決での日本軍の関与を削除した、教科書検定問題の批判もかわせる効果を期待します。
格差と台所。これまで基地か経済かで争われてきた沖縄の選挙が様変わりしたかに見える今回。両候補の政策でも、基地や経済振興は姿を小さくしています。
「基地の問題ばかりやってきたようなきらいがあるんですね。だけど、もっと大事なことは、ここに暮らしている人たちの問題があるんじゃないですかと」(狩俣吉正 候補)
「これまでの二者択一の中で、置き去りにされたものをもってクローズアップしようと」(島尻安伊子 候補)
全国最低の県民所得など、格差が最も見える場所で何が響くのか。与野党ともに、戦術の変化を迫られています。
沖縄選出の下地衆議院議員は、民意の変化をこう分析します。
「基地反対といっても県民は選んでくれない。基地賛成といっても経済は良くならない。もう県民は『この論理で政治を選んでも意味が無いんだ』と。台所、格差と論じ始めながら、最後は基地がどうあるべきかと」(下地幹郎 衆院議員)
安倍総理が帰った那覇市内で、こんな声に出会いました。
「格差、教育問題と両候補が争点にしているのは正解。基地があるおかげで自立ができない。格差を生んでいるのは基地だと思うので」(那覇市民)
一向に進展しない基地問題が選挙の形を変えるなか、それでも横たわり続ける、この沖縄の根源的問題を含め、どこまで有権者の心をつかめるのか。選挙戦はいよいよ終盤です。(16日20:08)
581
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/17(火) 09:04:48
福島補選 片山氏「負け方がある」
4月17日8時2分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070417-00000005-san-pol
参院福島、沖縄両選挙区統一補選(22日投開票)の選挙戦の最中だというのに、自民党の片山虎之助参院幹事長が16日の政府・自民党協議会の席上、「沖縄は完全に勝ち切る。福島は巻き返して勝てば一番いいし、負けるにしても負け方がある」と、早くも福島での敗北の可能性に言及した。
しかし、10日夜の安倍晋三首相と党役員の会合では、片山氏が属する参院自民党側から「補選は1勝1敗ではだめだ」と、沖縄だけでなく福島でも勝ちを狙うという勇ましい声が出たばかり。ここにきて、1敗やむなしの弱気発言に、党内には「情勢が思ったより思わしくなく、予防線を張ったのだろう」(閣僚経験者)との見方も広がっている。
中川秀直幹事長も同協議会で、選挙戦最終盤のてこ入れを行う今週末には福島ではなく、沖縄に入る考えを表明した。
582
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/17(火) 12:31:37
10日間で2万6640人 参院補選期日前投票 琉球沖縄
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-23043-storytopic-3.html
6日から始まった参院沖縄選挙区・補欠選挙(欠員1)の期日前投票の投票者数は、15日までの10日間で2万6640人だった。県選挙管理委員会が16日、発表した。
前回2004年の参院選の同時期の期日前投票者数(2万5302人)に比べ、1338人多い。06年の知事選の同時期の期日前投票者は4万2274人で、今回はその6割超程度となっている。
10日間の期日前投票者の地域ごとの内訳は、11市で計2万342人、国頭郡で1320人、中頭郡で2639人、島尻郡で2218人、宮古郡で67人、八重山郡で54人となっている。
(4/17 9:55)
583
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/17(火) 12:32:24
半数以上「関心ある」/本社世論調査
http://www.minyu-net.com/news/news/0417/news2.html
福島民友新聞社が実施した参院福島選挙区補選に関する世論調査で、補選に対する関心は「大いに関心がある」が26%、「多少は関心がある」は28%となった。有権者の半数以上は関心があるものの、「あまり関心がない」は33%、「全く関心がない」は13%となり、冷めた見方も目立つ。
一議席を争う全県選挙区の選挙として昨年11月の知事選と比較すると、今回は「大いに関心がある」が15・8ポイント減、「あまり関心がない」は13・6ポイント増加しており、参院補選の低調さが際立つ形になった。
年代別では、「大いに関心がある」と答えているのは60歳以上で4割近くに達しているのに対し、20代では1割強、30代では1割に満たない。「あまり関心がない」は、30代で5割近く、20代でも4割に達し、20代の3割近くが「全く関心がない」と答えている。
(2007年4月17日 福島民友ニュース)
584
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/17(火) 18:15:32
悪代官やっつける!民主“黄門さま”独占インタビュー
「安倍は地域格差に無関心」
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_04/t2007041724.html
今後の政局の試金石となる参院2補選(22日投開票)。福島選挙区の陣頭指揮を執る民主党の重鎮、渡部恒三最高顧問(74)が、夕刊フジの独占インタビューに応じた。この補選にかける意気込みから、政権交代のターゲット、安倍晋三首相(52)や昭恵夫人(44)、民主党の小沢一郎代表(64)の選挙手法に至るまで、存分に語り尽くした。
「私もねぇ、何年か前は70歳を過ぎて『終わった』と思っていた。でも、昨年の永田メール問題で国対委員長になり、党の救世主となった。今回の補選で2勝すれば、民主党は7月の参院選で勝てる。私が政治生命をかけてきた二大政党制への道しるべになる。福島で負けたら、神様に申し訳ない。何が何でも勝たないと」
渡部氏は16日、地元の福島県会津若松市でこう語った。
今回、民主党からは増子輝彦氏(59)=国民新党推薦=が出馬。元衆院議員の知名度を生かし、自民党の元県議会議長、山口勇氏(69)=公明党推薦=に先行している。報道機関の世論調査では、増子氏が40数%の支持を得て、山口氏にダブルスコア以上の差をつけているものもある。
自民党は地元選出の根本匠首相補佐官と一部県議・市議らの間で、候補者選定などでモメた経緯もあり出遅れたが、14日には安倍首相が福島入りして、巻き返しに出た。
明治維新で、会津の敵方となった長州(山口県)出身の首相は「私の先輩が随分ご迷惑をおかけしたことをおわびします」と気配りを見せ、聴衆の喝采(かっさい)を浴びた。山口氏陣営は「これで流れが変わった。ハナ差で指しきる」と士気は高い。
しかし、渡部氏は「安倍君がきて、向こうにプラスはない」と、余裕たっぷりでこう分析する。
「政治とは恵まれない弱い人々のためにある。私は『水戸黄門』と呼ばれることを誇りに思う。水戸黄門は弱い人、イジメられている人、困っている人を見捨てない。悪代官はやっつける、日本人の心はこれ」
「いま、地域格差は大きいが、小泉君(=純一郎前首相)も安倍君も関心を持たない。120年前は長州に敗れたけど、22日には勝って、日本の再建は福島県がやる」
ただ、首相夫人の昭恵さんには「おっかない。安倍君より人気がある。同性に嫌われない雰囲気を持っている。得難い才能だ」と警戒する。
小沢代表は沖縄補選と参院対策で全国行脚をしているため、福島入りはしていない。党内には「隠密行動が多い。もっとマスコミに露出して存在感をアピールしてほしい」という声もある。
渡部氏は「沖縄は小沢、福島は私が勝たせる。これは役割分担だ。また、いまの小沢君の仕事は参院1人区にすべて候補者を立てること。当選させるのは私の仕事だ」と力強く語った。
【参院福島補選立候補者】
増子 輝彦59元衆院議員 民新=国民新党推薦
山口 勇69元県会議長 自新=公明推薦
宮本しづえ54元市議共新
ZAKZAK 2007/04/17
585
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/17(火) 18:19:03
岡留安則
http://www.uwashin.com/2004/indexdiary.html
2007.04.16
■4月某日 福島と沖縄の参議院補欠選挙が注目されている。政権交代をかけた7月参議院選挙の前哨戦として大きな意味を持つ選挙だからだ。那覇市の教育福祉会館で開かれた「沖縄の選択―政権交代への役割と可能性」という、政治評論家・森田実氏の講演会を聞きに行く。主催は民主党沖縄県連。森田氏は小泉政治に対する批判の急先鋒で、むろん現在の安倍政権にも批判的な政治評論家。「小泉政治全面批判」「アメリカに食い尽くされる日本」「公共事業必要論」といった著作の題名をみれば、森田氏の政治的スタンスは自ずと明らかだろう。そのためか、森田氏のテレビへの露出が一時期に比べて極端に減っているのは、メディアが政権ににじり寄って起用じたいを自主規制しているということだろう。森田氏も開き直ったのか、今回の沖縄訪問では野党統一候補・狩俣吉正氏のために街頭選挙応援まで買って出たのだという。翌日も、東京から小沢一郎、管直人、鳩山由紀夫が揃い踏みでやってきての支援体制ということで民主党の総決起集会をのぞく。会場に到着すると、管直人氏にめざとく見つけられて挨拶を頼まれる。筆者は民主党員ではないが、旧知の間柄である管氏に頼まれたら仕方がない。「今のままでは、自公推薦の島尻あい子候補に3から4ポイントリードされているので負ける。選対本部はあらゆる手段で、例えば田中康夫を呼ぶとか選挙をもりあげるために全力で支援体制を組まないと、投票率も低いままに終わってしまう」とハッパをかける。その後、県庁前で安倍晋三が街頭演説をやるということで、沖縄大学のK教授と様子を見に行く。公明党が組織動員をかけたのだろうが、聴衆は意外と少なく300人、せいぜい400人くらいだったのではないか。沖縄に対しては何の思いも感じられない安倍の不人気の証明なのかもしれない。15分くらいの演説中、基地問題に触れたのは、わずか2,3分だけ。安倍はこのあと、狩俣候補の出身地の宮古島に飛んで切りくずし工作を図る予定だという。やることだけはあざとい。この後、K教授の知人の会社社長氏を交えて「パレットくもじ」の沖縄そば屋でビールを飲み、さらに二人とも運転代行を呼んで宜野湾の飲み屋に向かい、そこで腰を据えて飲む。その後、単身で那覇にもどり、民主党沖縄県連代表・喜納昌吉氏、選挙プロデューサーS氏、管直人氏の秘書、詩人のK氏らと政治談議。今、沖縄では参議院選挙に向けた地域限定のCMが流れている。島尻あい子の選挙イメージを演出する電通だが、その電通を持ってしても沖縄に思い入れのない安倍総理では役不足ということなのか出来はイマイチ。民主党の方は喜納氏の「花」を女性歌手が歌い、そこに、格差社会、地域格差云々のナレーションが入っており、こちらの方がはるかにイメージがいいし訴求力もある。
586
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/18(水) 11:42:23
参院沖縄補選、期日前投票の出足鈍く…全有権者の2・5% 讀賣沖縄
沖縄県選挙管理委員会は16日、22日投開票の参院沖縄補選で、期日前投票の中間集計結果(6〜15日)を発表した。投票者数は2万6640人で、全有権者(4日現在で105万614人)の2・5%。昨年11月の同県知事選の告示から10日間の中間集計(4万2274人)の6割程度にとどまり、知事選に比べて有権者の出足が鈍いことが分かった。
昨年の知事選では、期日前投票者数は最終的に11万633人に達し、全有権者の1割を超えた。期日前を含めた投票率は64・54%だった。
一方、2004年7月の参院選沖縄選挙区では、中間集計が今回より約1300人少ない2万5302人。投票率は沖縄県の国政選挙で過去最低の54・24%だった。今回も同様に低投票率となる可能性がある。
期日前投票が伸び悩んでいることについて、狩俣吉正候補(57)(民主、共産、社民、国民新推薦)の陣営は「労働組合などへの引き締めを徹底する」と強調。島尻安伊子候補(42)(自民、公明推薦)の陣営は「企業や議員の後援会、支持母体にネジを巻きたい」と話した。
(2007年4月18日 読売新聞)
587
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/18(水) 16:05:13
盛り上がらない沖縄参議院補欠選挙!その④
平成19年4月14日
投稿者 = 沖縄選挙監視委員会
http://www.n-seikei.jp/2007/04/0414b.html
長崎はかなりおもしろい選挙戦が行われたようですね。
ここ沖縄は、自民党県連が骨抜きにされ、依然として盛り上がらない沖縄参議院補欠選挙です。投票率は知事選挙から10ポイントも下がりそうなほどシラケ鳥が飛んでいる。
◎ いよいよ安部総理投入!・・・狙いは下地幹夫派潰し!
自民党関係者の話によれば、安部総理が直々に沖縄に入るようです。日程は15日。那覇市・沖縄市・浦添市・宮古島の強行スケジュール。
面白いのは、無理な日程の中で何故、宮古島を入れたのか!表向きは、島尻アイコのだんな「昇」の父の島だからという理由だが、本当の狙いは、宮古島は下地幹夫代議士の出身地。幹夫派潰しのようだ。お土産は「伊良部架橋」の予算。さらに、下地島空港の普天間基地化か?
また、おもしろいのが、市長選挙が展開されている宜野湾市が日程から除外されている。現職の伊波市長有利の分析があり、負け戦には総理を入れない配慮があると同人は解説する。
◎ 島●昇の謎?!
沖縄公務員情報学校→ピジョンインターナショナル→ITカレッジ沖縄(学校法人フジ学園)、JSL日本アカデミーが一本の線に繋がりはじめた。
さらに、アイコのだんな「島●昇」が代表だった、民主党沖縄第1区総支部に、平成15年度、450万円の昇個人名の寄付と翌年にフジワーク、学校法人フジ学園からの寄付が20万円行われていることが、関係者の証言で明らかになった。その時期は、学校法人の免許の移転と時期が重なる。その裏には巧妙な学校法人の計画倒産と権利の移転・売買があったと関係者は説明する。(詳細は次回)
588
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/18(水) 20:05:57
ほんまかいな。
民主・小沢氏、福島遊説は見送りへ=渡部氏との不仲が原因?−参院補選
4月18日19時1分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070418-00000161-jij-pol
22日投開票の参院福島、沖縄両補欠選挙で、小沢一郎民主党代表による福島遊説が18日、見送られる方向となった。優位が伝えられる福島より、与党推薦候補を追う展開の沖縄を優先した形だが、背景には、福島補選を仕切る同県選出の渡部恒三最高顧問との不仲があるとの見方が党内ではもっぱらだ。
589
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/18(水) 21:31:28
「公約違反はKOだ」元世界王者・平仲さん直撃
http://www.zakzak.co.jp/top/2007_04/t2007041821.html
夏の参院選の前哨戦でもある22日投開票の参院統一補欠選挙。熾烈なデッドヒートが繰り広げられている沖縄では、自民、民主両党ともに沖縄の著名人に接触を図るなど、最後の追い上げに懸命だ。こうした中、民主党幹部が1人の男に目を付けた。その人物とは、プロボクシングの元WBA世界スーパーライト級王者、平仲信明(リングネーム・明信)氏(43)。平仲氏は最終的にどの候補者を“KO”するつもりなのか。沖縄で直撃した。
まずは、同氏の人物像から説明しよう。沖縄といえば具志堅用高、渡嘉敷勝男などを輩出したボクシング王国として知られるが、平仲氏も沖縄が生んだスーパースターの1人。現在、沖縄県豊見城市でボクシングスクールジムを営み、後進の育成に励んでいる。
タレントのボビー・オロゴンが、格闘家でもないのにK−1白星デビューを飾ったことは世間をあっと驚かせたが、そのボビーに打撃を指導したのも平仲氏だった。口元にたくわえたひげがトレードマークで、ファンならずとも、テレビ番組を通じて見覚えのある人は多いはず。
今では自民、民主の双方から国政選挙出馬のお誘いがあるほどだが、その平仲氏に、民主党幹部が野党統一候補の支援を依頼したのは先週末のこと。平仲氏は夕刊フジの取材に対し、だれに1票を投じるかについては、「自民党にも民主党にも多くの知り合いがいる」として明言は避けたが、沖縄を愛する1人としてこう訴える。
「サンゴの白化現象や、絶滅の危機にひんしているジュゴンの問題、陸地からの赤土流出によるサンゴ礁被害などの問題があるが、とにかく沖縄の環境破壊を食い止めたい。沖縄にとって大事なのは観光と環境だ。沖縄をよくしてほしい。そういうことを考えている人に投票したい」
教育についての考え方も投票の基準にしているという。「(私は)『あいさつができない奴はボクシングをやらないでくれ』と言っている。教育環境をもっとよくしてほしい」と、スポーツを通じた教育再生を熱く説く。
なにやら、出馬表明のようだが、自ら政治家になることについては「私には(ボクシングを教えている)子供たちがいますから」とキッパリ否定する。
そして、最後にはこうぶちかました。
「どちらが当選しても、選挙前に言ったことはちゃんと守ってほしい!」
混戦模様の沖縄補選。往年の王者の視線は、選挙に対してもさすがに厳しかった。
ZAKZAK 2007/04/18
590
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/18(水) 22:41:39
参院沖縄補選:揺れる「基地」「憲法」 民意見えず苦慮
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20070419k0000m010115000c.html
芭蕉布(ばしょうふ)の原料となる糸芭蕉が海風に揺れる沖縄本島北部の大宜味(おおぎみ)村。野党が推す狩俣吉正氏(57)の個人演説会が16日行われた。
「憲法9条があるから日本は戦後62年、戦争に巻き込まれなかった。安倍政権は9条を変えようとしている。もう辺野古に基地を造らせない」。狩俣氏が語気を強めると拍手がわき起こった。
22日投開票の参院沖縄補選は、与党が推す前那覇市議の島尻安伊子氏(42)と、前連合沖縄会長の狩俣氏の事実上の一騎打ち。狩俣陣営は当初、自公政権下での格差拡大を最大争点に据えた。
米軍再編問題を抱える沖縄。従来、革新陣営は基地問題を前面に出して県民の反基地感情に訴えてきた。しかし、先の知事選で野党系候補が大差で敗北したことなどを受け、「反戦平和だけでは自公の厚い壁は破れない」(民主党幹部)との反省を迫られた。
しかも夏の参院選で民主党は「格差」「生活」の争点化をもくろむ。狩俣氏のマニフェスト「10の約束」で、基地問題は特化しすぎるとよくないとの判断から、あえて9番目に置かれた。
ところが、その戦術が再見直しを余儀なくされた。教科書検定で沖縄戦の集団自決に関し「旧日本軍の強制」をめぐる記述が削除された問題や、国民投票法案審議を通じての改憲論議の活発化に対応しきれていない−−との不満が陣営内外から噴出したのだ。
「格差だけでは相手との違いが見えない」。選対幹部は「生活」を争点化する難しさを認めた。
一方の島尻氏。16日はさとうきび畑が広がる本島南部の八重瀬町で、約350人の支持者を前に「台所から政治を変える。台所には知恵がある。例えば、やりくりという経済です」といつものように切り出した。
自民、公明両党にとって市議3年と政治経験が浅く、仙台市出身の島尻氏擁立は一種のカケだった。かつて那覇市議選に民主党公認で当選、05年8月に離党した経歴の持ち主。保革両勢力の反発を呼ぶ可能性もあった。
そこで徹底するのがイメージ重視戦術だ。演説で強調するのは具体的な課題以上に4人の子の母という視点からの「台所スローガン」。基地問題に触れることもほとんどない。安倍晋三首相も15日の沖縄入りで、政権の最重要課題と位置づける憲法改正についての言及を控えた。
もう一つの参院補選である福島は民主候補が優位とみられている。2勝を目指す民主党は「沖縄の1議席を取らずして、与野党逆転はあり得ない」(菅直人代表代行)。2敗を避けたい自民党は「この戦いに負けるわけにはいかない」(首相)。双方ともに参院選に向けた思惑が先走る。
ただ、争点がぼやけがちな選挙戦に有権者の関心は必ずしも高まっていない。那覇市の主婦(34)は「沖縄は戦後ずっと基地を押しつけられ、報われていない。だから中央の政治に関心を持てない」と話し、首相や小沢一郎民主党代表の来県も「都合のいい時に来るだけ」と突き放す。
沖縄の国政選挙で最低だった04年参院選(54.24%)の投票率を上回るかも隠れた焦点だ。【三森輝久、上野央絵】
毎日新聞 2007年4月18日 22時15分
591
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/18(水) 22:55:01
【平成19年 4月18日】
■ 福島市で党地域活性化推進会議を開催 政務調査会 自民党
http://www.jimin.jp/jimin/daily/07_04/18/190418b.shtml
政務調査会が主催する党地域活性化推進会議が18日、福島市で開かれた。わが党の主導でまとめた地域活性化策の概要やポイントを説明するとともに、聴取した意見を政策に反映していくことが目的。先月開かれた那覇市、札幌市に続いて3回目の開催となる。
この日の会議には各種団体や地域のリーダーなど、約50人が参加した。党本部からは村上誠一郎党地域再生調査会長、後藤茂之政務調査副会長、中野正志党国土交通部会長らが出席。村上会長は「財政が厳しい中、各地域が自主的に、それぞれが持つ長所や特性を生かした活性化策を考える『アイデア合戦』の時代に入った」として同会議開催の意義を強調し、地域が活性化に向けて主体的に取組む必要性を訴えた。
参加者には、地域活性化のための各施策をまとめた冊子、「魅力ある地域へのガイドマップ」が配布された。政調会としては今後も、全国の各地域で同会議を開催していく考え。
592
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/19(木) 15:28:34
影響払しょくに必死「自分の選挙並み動き」
前知事ゆかりの2衆院議員 讀賣福島
2人は、民主党公認の増子輝彦候補(59)の総合選対本部長を務める玄葉光一郎・同党県連代表(福島3区)と、自民党公認の山口勇候補(69)の選対2区本部長を務める同党の根本匠・首相補佐官(福島2区)。
玄葉氏は前知事の娘婿で、根本氏は、前知事の後援会組織に支えられ5回の当選を重ねてきた。
「会津から出た佐藤知事は、増子が当選しなかったらどうなるの」。今月12日夜、喜多方市の会館で開かれた増子候補の個人演説会で、玄葉氏は語りかけた。各地で開いている大半の集会に顔を出す。
玄葉氏の選挙では「首長や自民党支持の団体も前知事の影を感じ、玄葉氏を支援した」(自民党県議)とされ、次の選挙では前知事失脚の影響があるとみられる。昨年の出直し知事選では、県連代表ながら集会などにはあまり顔を見せず、マイクを握れば「青天の霹靂(へきれき)」とうなだれた。
結果的に、同党が推薦した現在の佐藤知事が勝利し「代表としての威信は保てた」(同党関係者)。議席を改選前の7から11に増やした県議選に続き、補選でも勝って、前知事の事件のダメージを払しょくしたいところだ。
根本氏も公務の合間を縫って地元・郡山市に戻り、「自分の選挙並みの必死さ」(同党関係者)で山口候補を支援している。選対事務所の敷地内には今月5日の告示後、専用の事務所を開設。秘書らが選対別動隊として電話作戦を展開している。
根本氏は、前知事を初当選時から支える自民党主流派に担ぎ出され、1993年に建設官僚から衆院議員に転身した。選挙は前知事後援会が主に担った。「本籍は栄佐久。(根本氏の選挙時は)看板を替えるだけ」と前知事後援会幹部は語る。
昨年の知事選では、中心になって擁立したとされる同党推薦候補が敗れており、補選は「今後の政治活動の試金石」(同党県連幹部)。今月13日に、郡山市の保養施設で開かれた集会では、「首相も力が入っている。一緒に山口さんとやっていきたい」と訴えた。
共産党公認の宮本シツイ候補(54)は民主、自民両党の政党対決に埋没しないよう、「憲法9条を守る」を強調。最低賃金引き上げや医療費無料化の拡大など暮らしに密着した公約も掲げ、無党派層の取り込みも狙う。
(2007年4月19日 読売新聞)
593
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/19(木) 16:49:29
選挙:参院補選 増子氏、郡山で総決起大会 党幹部、続々と応援 /福島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukushima/news/20070419ddlk07010429000c.html
参院補選に立候補している新人で民主党公認の元衆院議員、増子輝彦氏(59)=国民新党推薦=陣営が18日、地元・郡山市のビッグパレットふくしまで総決起大会を開いた。
選対本部長で玄葉光一郎県連代表が「生活しやすい国づくりを福島から増子さんを通じて全国に発信しよう」とあいさつ。渡部恒三前国対委員長は「自分の選挙の3倍くらい歩いている。私は増子君の子分ではない。今の間違った政治を変えるためなんだ」と応援演説し、会場をわかせた。
一方、沖縄県から駆け付けた菅直人代表代行は「新しい時代を作ったという歴史を皆さんの1票で築いてほしい」と増子氏への支援を呼び掛けた。
増子氏のほか、いずれも新人で自民党公認の元県議長、山口勇氏(69)=公明党推薦▽共産党公認の党県委員、宮本しづえ氏(54)が立候補している。
参院補選は統一地方選後半戦の市町村長選・市町村議選とともに22日に投開票される。【福沢光一】
毎日新聞 2007年4月19日
594
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/19(木) 16:50:26
選挙:参院補選 立候補者アンケート/上 /福島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukushima/news/20070419ddlk07010426000c.html
(届け出順)
22日投開票の参院補選で、毎日新聞福島支局は、候補者に地元や国政の課題についてアンケートを実施した。回答内容を2回に分けて掲載する。
==============
◆Q 今回の参院福島補選の最大の争点は何だと思いますか。
◇増子輝彦氏 民新=国
(1)格差(2)生活負担(3)政治と金。小泉政権で国民1人当たり18万円の負担増になった。中央と地方の格差が年々拡大し、地方交付税が削減され、地方分権が名ばかりで自立できずに苦しんでいる。一方、タダの水道水に500万円かかったと虚偽の事務所経費を計上している松岡農相を、任命権者の安倍首相が問題ないとかばっている。政治家のモラルが問われている。
◇山口勇氏 自新=公
地方の活性化を図るなど国民の生活に責任を持つ与党と、反対のための反対に終始する野党のいずれかに国民の生活と将来を委ねるか。
◇宮本しづえ氏 共新
国民のくらしを応援する政治にするのか、財界言いなり大企業優遇の政治を続けるのかだと思います。「格差」が広がっていることを多くの国民が感じています。自民党政府が進めてきた政治の結果です。これを正すかどうかが問われます。憲法9条を守るのか、米国言いなりに戦争する国にするのかが問われると思います。憲法9条守れの声を結集していきたい。
◆Q 大都市圏と福島県の間に地域間格差は存在すると考えますか。あると考える場合、どのように対処すべきだと思いますか。
◇増子輝彦氏
地域格差は大いにある。地方が自立できるように税金の配分を見直す。ヒモ付き補助金30兆円を廃止し、地方が自由に使えるように一括交付金にする。
◇山口勇氏
格差は存在すると思う。人がいるところに物や金、情報などが集まり、それらのあるところにさらに人が集まるという悪循環を断つことが重要。経済特区の創設や社会資本の整備により、物・金・情報が地方に分散される仕組みを作るべきだ。
◇宮本しづえ氏
地域間格差は明確にあります。地方交付税を相次いで削減し、自治体を苦しめ、医療、福祉の住民サービスを後退させています。医療、福祉の後退は、地域定住を困難にする大きな原因です。都市部中心の予算配分を改め、地域格差の調整基金の役割である地方交付税を本来の姿に戻し、各種補助金を総合的にし、自治体裁量で活用できるように改めるべきです。
595
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/19(木) 16:50:43
◆Q 地域経済振興のために何をすべきだと考えますか。
◇増子輝彦氏
圧倒的に多い中小零細企業に対する融資制度を緩和する。大企業を地方に分散させ、雇用を確保する。早急にインフラの整備を図る。
◇山口勇氏
人、産物、文化を地域資源と考え、その特色を生かした事業展開、企業誘致を展開する。また、福島産品に関する国内外へのPRや、社会資本の整備も積極的に推進する。
◇宮本しづえ氏
福島県は農業県です。農産物の価格保障をはかり、農家経営を安定させることです。公共事業を地域密着の生活関連に切り替え、循環型にすべきです。国、県主導の空港、高速道路、人工島、巨大ダムなど、汚職事件の温床になった大型事業を見直し、県市町村道、上下水道、介護・障がい者など福祉施設の充実、教育環境施設の充実など中身を切り替えるべきです。
◆Q 福島県はプルサーマル計画に関する地元同意を白紙撤回しています。白紙撤回を維持すべきですか、それとも再検討すべきだと思いますか。
◇増子輝彦氏
安全が確保・担保されないうちは、地元の白紙撤回の同意を支持する。
◇山口勇氏
安定的なエネルギー供給の見地から、絶対的な安全性と地域住民の納得を確保しつつ、どのような形で進めていくかを再検討すべきだ。
◇宮本しづえ氏
白紙撤回を維持するだけでなく、プルサーマル計画中止を求めるべきです。そもそも、原発で発生する放射性廃棄物の処理を含めて、核燃サイクルは「トイレ無きマンション」の未確立な技術です。まして猛毒のプルトニウムを既存の原発で燃やすプルサーマル計画は論外であり中止すべきです。先進国が計画を断念する中、日本だけが推進するのは異常です。
◆Q 5期20年間務めた佐藤栄佐久前知事の県政運営をどのように評価しますか。
◇増子輝彦氏
基本的には全体として評価するが、最後に残念な結果になった。官製談合問題は福島県だけの問題でなく、国全体の問題であり、早急に断絶すべきだ。
◇山口勇氏
知事辞職に至った経緯は誠に遺憾であるが、均衡ある福島の発展のために尽力されたこと自体は評価したい。
◇宮本しづえ氏
全く活用の見通しもない大型事業を進め、県の借金を増やしてきました。小中学校の30人程度学級、子供の医療費を小学校入学前まで無料など、全国的に誇れる制度も実現しましたが、これは県民運動と世論に押された結果でした。原発政策では国、電力会社に厳しい姿勢をとってきたことは、評価できると思います。
毎日新聞 2007年4月19日
596
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/19(木) 17:30:20
参院福島補選:「決戦場」は郡山市 保守地盤に動揺
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/news/20070420k0000m010005000c.html
「中通り」と呼ばれる福島県中央部の商都、郡山市(人口34万人)。参院福島補選(22日投開票)に出馬した自民新人の元県議会議長、山口勇氏(69)の街頭演説会がJR郡山駅前で行われ、安倍晋三首相が来援した。山口氏と民主新人の元衆院議員、増子輝彦氏(59)はともに郡山出身で、同市は「決戦場」と目されている。安倍首相は1000人以上の聴衆を前に「野党は文句を言うだけ。日本を任せることはできない」と声を張り上げた。
ただ、この補選で各陣営が郡山市を重視する理由はそれだけでない。昨年10月、建設業界との汚職事件で逮捕された佐藤栄佐久前知事の強固な地盤でもあったためだ。
地元業界・団体と一体だった前知事後援会の解散を受け行われた昨年11月の出直し知事選、今月の県議選ともに、郡山市は県内最低の投票率を記録した。前知事の選挙参謀だった同市の会社役員は「東京地検に事情聴取されたショックをいやすには半年、1年は必要です」と言葉少なに語る。5期18年君臨した県政トップの退場は、今回の選挙にも少なからぬ影響を与えるとみられている。
特に、危機感を強めるのが自民、山口氏の陣営だ。知事選で前民主党参院議員の佐藤雄平氏に自民、公明推薦候補が大差で敗れたうえ、8日投開票の県議選も改選前より2議席少ない29議席と初の過半数割れに追い込まれた。かつて選挙でフル稼働した建設業界が、前知事逮捕の余波で動きを手控えたことが影響したとみられ、今回も業界は表立った動きをしていない。このため、党県連は「本来の政党主導選挙にする」と、中央から中川秀直幹事長、麻生太郎外相ら党幹部、閣僚を投入。17日には安倍首相の昭恵夫人も郡山入りし「内助の功」を演出するなど「業界選挙離れ」に躍起となっている。
一方、民主新人の増子氏。安倍首相が郡山入りしたころ、郡山駅前から約1.5キロ先の花見客でにぎわう開成山公園を練り歩いた。連れ添う鳩山由紀夫幹事長は「勝てば自公政権を(夏の参院選で)過半数割れに追い込める」と強調した。
民主は今回の県議選で4議席増と躍進したが自民29人に対し11人で、組織力はなお、盤石ではない。そこで、民主党色をあえて前面に出さず「県民党」を掲げ、自民支持者を含めた幅広い層を取り込むことが陣営の基本戦術だ。
増子氏は衆院議員2期目の94年に自民党を離党、後に民主党に転じた。かつて福島は全国有数の自民党王国で伊東正義元外相ら有力政治家を輩出、佐藤知事が秘書を務めた渡部恒三民主党最高顧問(衆院福島4区)もその一人だった。90年代中ごろの政界再編の影響で分裂したものの、自民、民主支持層とも保守色が強いのは共通。自民党内にも「増子氏は昔の仲間。自民支持者に抵抗感がないのが怖い」(県議)との声は強い。
「前知事後援会が『エンジン』で、国会議員や県議はそれに乗っていただけだった」−−。山口氏陣営のつぶやきは、「保守王国」で自民が共通に抱える危うさの表れでもある。保守票争奪戦のすき間を突く形で、共産新人、宮本しづえ氏(54)は「憲法と暮らしを守る」と、浮動票獲得を狙う。【野口武則、菊谷隆、坂本昌信】
毎日新聞 2007年4月19日 17時15分
597
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/19(木) 18:37:45
参院補選 2氏総力結集/3日攻防入り 沖縄T
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200704191300_03.html
参院選沖縄選挙区補欠選は十九日から「三日攻防」に入る。事実上の一騎打ちを繰り広げる、いずれも諸派新人で前連合沖縄会長の狩俣吉正候補(57)=社民、社大、共産、民主、国民新党推薦=と、前那覇市議の島尻安伊子候補(42)=自民、公明推薦=の両陣営は全県的な集票に向けて組織の総力を挙げる。陣営の基礎票を固め、無党派層の獲得を目指し、政策をアピールする。
狩俣候補は午前七時半から、那覇市内の明治橋交差点で通勤する人々に支援をアピール。午後から那覇市や南部地区でスポット演説し、支持を訴えた。夕方から那覇市民会館で選対本部主催の総決起大会に参加。狩俣候補は「格差をなくして、安心な社会をつくろう」と必勝を誓った。
島尻候補は午前五時ごろから、那覇市議団とともに市内の農連市場でスキンシップ作戦。午後は、久米島町で開かれた総決起大会で気勢を上げた。夕方からは、西原町や中城村の支部総決起大会で決意表明。「台所に政治の原点がある。生活者の視点で政治を変えよう」と強調した。
無所属新人の会社代表、金城宏幸候補(68)も独自の運動を展開した。
【宜野湾】宜野湾市長選も投票まで残り三日。無所属新人で前市教育委員会教育部長の外間伸儀候補(59)=自民、公明推薦=と、二期目を目指す無所属で現職の伊波洋一候補(55)=社民、社大、共産、民主推薦=は地域や企業回り、スポット演説などで激しい集票合戦を繰り広げている。
◇ ◇ ◇
二十二日投開票の参院沖縄選挙区補欠選挙は、十九日から「三日攻防」に入る。事実上の一騎打ちになる、狩俣吉正さんと島尻安伊子さんは、街頭で、集会で、それぞれの政策を訴え、ラストスパートに全力を挙げる。
狩俣吉正さん/スポット演説に熱
狩俣さんは十八日午後は豊見城市を中心にスポット演説を精力的にこなした。耳を傾けていた市民の手を握りながら支持を訴えた。
夜は那覇市民会館で総決起集会。BGMの中、狩俣さんが、支持者と握手を交わしながら壇上に上がると、大きな拍子と指笛が鳴り響いた。狩俣さんが「格差をなくし安心安全の一票、自立経済への一票、憲法九条を揺るがさない一票をぜひ私に」と訴えるとさらに大きな拍手が起こった。最後はガンバロー三唱で、勝利を誓い合った。
島尻安伊子さん/総決起大会はしご
島尻さんは十八日、朝から本島の市場や企業を訪れ、夜にかけて久米島町、西原町、中城村と各支部の総決起大会をはしごした。西原町中央公民館では、緑の鉢巻きをした支持者に大きな拍手で迎えられた。
ややかすれた声ながら、「台所の知恵を政治に生かしたい。絶対に負けられない」と、疲れを見せずに訴えた島尻さん。サーターアンダーギーの差し入れをしたお年寄りと笑顔のピースサインで記念写真に納まり、支持者と握手を繰り返して、投票を呼び掛けた。
598
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/19(木) 18:44:39
市町村選優先高まらぬ関心 全国注視の参院福島補選 河北福島
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/04/20070419t61017.htm
統一地方選後半戦の市町村長・議員選挙が告示され、終盤を迎えた参院福島選挙区補欠選挙の各陣営が盛り上げに苦労している。各種選挙で運動の担い手となってきた層は地元の選挙で忙しく、参院補選は埋没気味。地縁・血縁で動く地域の選挙に政党対決を持ち込むことへの拒否反応もあり、各党の県議らは動員をかけるのにも平身低頭だ。夏の参院選の前哨戦として全国的に注目されている重要な補選も、地元有権者の関心の度合いでは、身近な選挙にかなわない。(参院福島補選取材班)
「関心は町村議選に向きがち。党の宣伝車を走らせるのにも、議員選挙がある市町村では迷惑になるのではと、ためらいがある」。浜通り地方の民主党関係者が戸惑いを漏らす。
国政選挙も地方選挙も運動の担い手は同じ顔触れが多いが、地域の代表を選ぶ市町村選では支持関係が入り組み、政党系列で色分けしにくい事情が背景にある。
中通り地方で市議選を戦う自民党系現職候補の陣営は「市議は地域の代表。民主支持者からも票をもらってきたし、参院補選で動いたら入る票も入らなくなる」と語る。民主系新人候補の陣営は「新人は自分の顔を売るのが大事」と補選には手が回らない様子だ。
県政の与野党が激突した県議選で必死に戦った支持者の選挙疲れへの配慮も大きい。自民県議は「後援会も投票には行ってくれると思うが、街頭演説や個人演説会への動員となると人数がそろわず大変だ」と明かす。
参院補選と市町村選との「セット戦術」を武器にするのは共産党。無投票を除く福島県内の市町村議選で29人を公認した同党は「国の政治があって今の地方の実情がある。政策は市町村から国までくし刺しにできる」と前向きにとらえている。
関心はいまひとつの参院補選だが、統一地方選と同時に投票が行われるため、投票率は、ただの参院補選より高くなる見通しだ。「票の出方で各地の頑張りが試される」(会津地方の県議)とあって、県選出国会議員や県議らは後援会や支援団体、労働組合などを通じた働き掛けに躍起だ。
2007年04月18日水曜日
599
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/19(木) 20:24:49
当選ラインは50万票超 参院補選福島 福島民報
http://www.fukushima-minpo.co.jp/news/kennai/20070419/kennai-200704191022480.html
参院福島補選(欠員1)は22日の投票まで3日と迫り、立候補した3人の陣営は予想投票率と得票目標を設定し終盤の運動を展開している。民主の増子輝彦候補(59)=国民新党推薦=、自民の山口勇候補(69)=公明推薦=の両陣営とも、統一地方選の市町村長選などと同日選挙になることから投票率を県議選や昨年の知事選を上回る60%台に設定し、50万票台の獲得を狙う。共産の宮本しづえ候補(54)の陣営は選挙が重なる影響で投票率は読みにくいとして、票の上積みを目指す。
増子候補の陣営は投票率を62%に設定した。昨年の知事選の投票率58・77%に3ポイント程度、上乗せした。当選ラインを52万票とみているが、安全圏に入るためには58万6000票の獲得が必要になると分析している。
山口候補の陣営は投票率を65%と読んでいる。2週間前の県議選の投票率は56・99%だったが、今回は選挙が重なることで8ポイント程度は上がるだろうとみている。51万票が当選圏内との目標を立てている。
宮本候補の陣営は、市町村長選や議員選挙が重なっている影響で、投票率を推し量ることは難しいと判断している。このため、都市部を重点地域として1票でも多くの票の積み増しを狙う。
参院通常選の投票率は平成16年の前回が60・34%、13年の前々回が60・88%だった。
600
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/19(木) 20:25:15
各陣営、関心喚起に懸命/参院福島補選
http://www.minyu-net.com/news/news/0419/news2.html
参院福島選挙区補選は、運動最終盤の3日間に入る。立候補している民主新人の増子輝彦候補(59)=国民新推薦・社民支持、自民新人の山口勇候補(69)=公明推薦、共産新人の宮本しづえ候補(54)の3陣営は、終盤になっても有権者に熱気が伝わらない選挙に戸惑いながら、選挙戦への関心を引きつけようと懸命の動きをみせている。通常ならば浮動票対策で票の上積みを図る時期だが、確実性も重視、最終盤も支援組織の引き締めや期日前投票の確認などに細心の注意を払う。
増子候補は18日、地元の郡山市で総決起大会を開催。民主や連合福島が支援する同市議選候補者4人も壇上で支持を訴えるセット戦術を徹底、地元での手応えを確認した。
陣営は今週から支持者への電話作戦を開始、棄権防止と期日前投票を呼び掛けている。陣営は、報道各社の世論調査でリードが伝えられたことを受け組織の緩みを警戒。最終盤は都市部で大規模集会を相次いで開き、組織引き締めを図る。
山口候補の陣営は、投票率を65%程度と予測。しかし、統一地方選後半戦の市町村長選、市町村議選で無投票になった町村で投票率低下も避けられないとみており、まずは公認、推薦を受けた自民、公明両党の支持基盤の票固めに懸命。
浮動票獲得では、与党対野党の対決構図を明確にし、政権与党の安定感を訴え続ける。17日には安倍首相夫人が本県入りしたように、女性層や若年層の票獲得にも全力を挙げる。
(2007年4月19日 福島民友ニュース)
601
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/20(金) 07:58:30
http://officematsunaga.livedoor.biz/archives/50372534.html
福島・沖縄選挙区の参議院補欠選挙はいよいよ佳境に入ってきた。
前回、沖縄の補欠選挙は野党候補が通常通りに支持層を固めれば勝てる選挙だと書いた。 マスコミの世論調査では与党候補の島尻安伊子は自民・公明の支持をほぼ固めたのに対し、野党候補の狩俣吉正は民主党支持者を固め切れていないようだ。
共同通信 毎日新聞
島尻安伊子 36 43
狩俣吉正 26 30
一方、福島の補欠選挙は民主党の増子輝彦が有利な戦いを進めている。
自民党の山口勇候補は元県会議長をやった人物。県議会に詳しい人物評は「ただのおっさん」だそうで、委員会や議会ではいつも寝ているのだそうだ。69歳という年齢もありもう「一丁上がり」ということなのだそうだ。
民主党の増子は元衆議院議員で知名度もある。
共同通信 毎日新聞
山口 勇 22.5 20
増子輝彦 46 45
とまあ、こんな数字だそうでこの分で行けば増子のダブルスコア=圧勝となりそうだ。
602
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/20(金) 08:39:24
集票追い込み3党3様 讀賣福島
参院補選の投開票日(22日)まで、あと2日。民主党候補陣営は、幅広い支持を集めようと党より候補者個人を前面に出す戦術を展開。自民党候補陣営は、閣僚級の国会議員を続々、応援に投入し「与党候補」をアピールして追い込みをかける。そこに共産党陣営が絡む構図は、3党の推薦候補が出馬した昨年の出直し知事選と重なる。
「県民の幅広い支持をいただくことが、勝利への方程式」。11日、二本松市での個人演説会で、民主党公認の前衆院議員、増子輝彦候補(59)は、国民新党や連合福島の推薦、社民党県連の支持に加え、「いかなる党派にも属さない多くの方の支援」を受けていることを強調した。
昨年の知事選で、民主党が推薦した佐藤知事は、政党色を薄め「県民党」を掲げて圧勝した。今回も「幅広い枠組みでの支援体制」(県連幹部)を当初から目指した。さらに知事選と同様、「党対党」でなく「自民・中央対地方連合」の図式に持ち込み、都市と地方の格差に不満を持つ保守票も取り込みを図る。
知事選でもフル回転した渡部恒三党最高顧問が積極的にマイクを握り、「増子君は経験、年齢すべてにおいて働き盛り。今すぐ役に立つ」と衆院議員を3期務めた経験をアピール。こまめな街頭演説で人柄と政策を印象づけている。
「いっぱい応援が来て、その度に動員されて迷惑の極みという方も。本当に申し訳ありませんね」。17日に会津若松市で開かれた自民党公認の前県議、山口勇候補(69)の個人演説会で、麻生外相は冗談から切り出した。
安倍首相、伊吹文科相ら閣僚、中川幹事長ら党幹部が連日、県内入り。同党を支持する団体関係者との懇談会も数多く開き、従来の支持層を引き締める。
出馬表明が2月下旬と出遅れ、全県的には知名度不足の山口陣営は「『与党の』山口で売り込む」(選対幹部)戦術で挽回(ばんかい)を図ってきた。一定の支持率を保つ「安倍内閣」を表看板に、山口候補も「安倍内閣を支える1人として」「大きな仕事は与党でなければ」と訴える。ポスターのスローガンも「情熱と行動力」から「与党としての責任」に変えた。
あまり知名度がない女性弁護士を擁立した知事選でも党本部を挙げて選挙戦を展開した。しかし、「かえって反発を買い」(同党関係者)敗北した要因の一つとされたが、ある党幹部は「今回は国政選。党対党の政権選択が問われる」と自信をみせる。
共産党公認の宮本シツイ候補(54)の陣営では、「暮らしと平和を守る」など国、地方を問わず同党の主張を前面に出せる強みで、市町村議選候補とも連携を密にした運動を繰り広げる。「憲法9条を守る」をスローガンに、同党支持層を固めながら、医療費助成の拡充など暮らし関連の訴えにも力を入れ、無党派層の支持拡大も狙う。
(2007年4月20日 読売新聞)
603
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/20(金) 09:39:24
>>562
の補充
選挙:参院補選・福島選挙区/参院補選・沖縄選挙区 沖縄補選は与党先行、追う野党
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/seitou/news/20070416ddm001010165000c.html
◇福島は民主優位−−中盤情勢、毎日新聞社調査
毎日新聞は14、15両日、参院福島、沖縄両選挙区補欠選挙について世論調査(電話)を実施し、取材も加味して中盤情勢を分析した。22日投開票の両補選の結果は、夏の参院選の「勝敗ライン」に直結するが、今のところ「自・民対決」の福島は民主候補が優位に立ち、与野党対決の沖縄は与党候補が先行。ただ、福島で45%、沖縄で34%の人が投票先を「まだ決めていない」と回答しており、残り6日間で情勢が流動する可能性がある。
福島補選は、民主新人の増子輝彦氏(59)が県内全域に浸透し、安定している。増子氏は衆院議員3期の知名度を生かし、民主支持層の8割を固め、自民支持層の3割に食い込んでいる。「支持政党なし」と答えた無党派層からも5割の支持を受ける。
県議6期の実績を強調する自民新人の山口勇氏(69)は公明支持層の8割を固めているが、自民支持層は4割しか固め切れていない。無党派層の支持も伸び悩み。地元・郡山市でも増子氏にリードを許すなど、立候補表明の遅れが響いている。
共産新人の宮本しづえ氏(54)は共産支持層の9割を固め、無党派層の支持拡大が課題となる。
沖縄補選は、与党推薦の島尻安伊子氏(42)が先行し、野党推薦の狩俣吉正氏(57)が激しく追う展開。金城宏幸氏(68)は浸透できていない。
島尻氏は自民支持層の7割、公明支持層の8割を固めた。狩俣氏は共産、社民、地域政党・沖縄社会大衆の支持層の7〜9割を固めた。しかし、民主支持層は3分の2程度を固めたにとどまり、島尻氏の与党支持層との違いが出た形。4割を占める無党派層は、島尻、狩俣両氏がそれぞれ3割超の支持を分け合った。
取り組んでほしい課題は「福祉対策」が30%でトップ。「経済振興」21%、「雇用対策」18%と続き、「米軍基地の整理縮小」は「教育・文化の振興」と並んで4番目の13%だった。
米軍再編で日米両政府が名護市のキャンプ・シュワブへの移設で合意した普天間飛行場(宜野湾市)の移設先は59%が「県外、海外移設」を求め、昨年11月の沖縄県知事選前の60%と変わらなかった。【菊谷隆、三森輝久】
==============
◇調査の方法
参院福島・沖縄補選の世論調査は14、15両日、両県の市町村有権者数を考慮して無作為に選んだ電話番号にかける方法で実施。有権者1000人を目標とし、福島で940人、沖縄で1055人から回答を得た。それぞれテレビユー福島、琉球放送と協力して行った。
毎日新聞 2007年4月16日 東京朝刊
604
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/20(金) 20:23:11
参院2補選、22日投開票 沖縄の行方焦点
2007年04月20日18時49分
http://www.asahi.com/politics/update/0420/TKY200704200312.html
参院福島、沖縄両選挙区の補欠選挙が、22日投開票される。与党と民主党など野党が対決する構図で、7月の参院選の勝敗ラインを左右する戦いだ。福島で民主党候補の優位が伝えられる中、接戦とされる沖縄で勝利を収めた方が補選全体の勝者だとの見方は与野党に共通する。
自民党は20日午後、安倍首相の21日の那覇市での遊説を発表した。中川秀直幹事長も19日から3日続けての沖縄入り。福島に比べ力の入れ方は歴然としている。
福島で自民党は候補者選定に手間取ったこともあり、当初から苦戦のムードが強かった。そのため、参院通常選挙で「1人区」の沖縄で今回議席をつかむ方が、改選数2で議席確保が確実視される福島で勝つより、通常選に向けより勢いに乗れると計算する。
ただ、最終日の首相のてこ入れにかかわらず沖縄で敗れて2敗となれば、首相の求心力に疑問符が付くうえ、内閣改造論も再燃しかねない。
一方、民主党の小沢代表は20日、那覇市や豊見城市で、「沖縄補選は単なる参院の1議席ではない。日本の将来を左右する参院選の帰趨(きすう)に大変大きな影響を持つ」と訴えた。福島には一度も足を運んでいないのに、沖縄入りは告示後3度目だ。
民主党にすれば、福島とともに「野党連合対自公」の構図の沖縄で勝てば、安倍政権に打撃を与えられるうえ、野党共闘や「1人区」を中心とした地方対策を重んじる小沢氏の戦略に弾みがつくと見る。
ただ、憲法や基地問題よりも「格差是正」を強く訴えていることが無党派に届いているかどうかの不安は残したまま。敗れれば、無党派対策を中心とした選挙戦略の練り直しも迫られそうだ。
605
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/20(金) 22:41:04
教員関連3法案:参院補選もにらみ、激しい応酬
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/gyousei/news/20070421k0000m010112000c.html
教員関連3法案の実質審議が始まった20日の衆院教育再生特別委員会の基本的質疑は、22日の参院福島・沖縄補選をにらんだ激しい応酬となった。「『美しい国』の根本、基本は教育だ」と保守色を前面に出す安倍晋三首相に対し、民主党の菅直人代表代行が沖縄戦に関する教科書検定を引き合いに、首相の歴史認識を「ダブルトーク(でたらめ話)」と批判。「場外乱闘」気味の幕開けだった。【竹島一登】
「菅さんは沖縄の選挙があるからこんな議論をしているのか。法案に何の関係があるのか」
首相は再三声を荒らげ、「沖縄戦の認識」をただす菅氏へのいらだちをあらわにした。文部科学省は06年度の教科書検定で、沖縄戦の集団自決の記述から「日本軍の強制」を削除。菅氏が「(首相の言う)戦後体制の中にこの問題があるのではないか」と政治介入をにおわせたためだ。
「沖縄のみなさんが怒っている。選挙にかかわる地域の議論を封殺するのはおかしい」
菅氏は、与野党の推薦候補が競り合う沖縄補選の民主党の責任者。県民の不満を代弁する格好で首相を攻撃した。「菅さん得意のすべて混同させてイメージを作る論法」。首相に切り返されながら何度も食い下がる菅氏には、民主党内からも「(何でも聞ける)予算委員会ではないのに……」と脱線ぶりを危ぶむ声が出た。
首相は26日からの訪米を控え、歴史認識に絡んで米下院のいわゆる従軍慰安婦問題に関する謝罪決議案という火種を抱える。菅氏はこの問題で旧日本軍の関与を認めた河野洋平官房長官談話(93年)に関連して「自虐史観と言い募ることで解決済みの問題に火をつけた」と述べ、一度は「狭義の強制はなかった」と河野談話に距離を置いた首相に揺さぶりをかけた。
首相は「関係ない」と3回否定した上で「もう少し日本語力を鍛えてもらいたい」とはねつけたが、足元は穏やかではない。この問題で自民党内の急先鋒(せんぽう)、中山成彬氏は菅氏に先立つ質疑で「強制連行の事実はなかった」と持論を展開。答弁者には首相を避けて伊吹文明文科相を指名するなど、首相と与党のぎくしゃくぶりも露呈した。
菅氏は質問終了後、記者団に「首相のアキレスけんは歴史認識。過去をねつ造する首相だ」と言い残し、足早に沖縄に舞い戻った。
一方、首相は記者団に「(歴史的事実は)専門家に任せるべきだ」とかわした。
毎日新聞 2007年4月20日 21時36分
606
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/20(金) 23:09:11
かすむ「基地」地元複雑/参院補選候補者、言及少なく 沖縄T
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200704201700_04.html
「格差是正」「生活者視点」のスローガンが飛び交う参院補選。その影で、大型選挙のたびに争点となってきた基地問題は候補者の言及も少なく、かすみがちだ。北部訓練場の一部返還に伴うヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)の移設は、着工を待つばかりの段階。下地島空港では、防衛相が地元合意を前提としつつ公式に自衛隊使用の希望を明言した。選対本部が集まる那覇市から遠く離れた、東村と宮古島市の地元住民は論戦をため息交じりに見つめる。
「ここまで手続きが進んでしまえば、大きな政治が動かなければ止められない。候補者たちも人口がわずかな所には目を向けてくれないのか…」。東村高江区の仲嶺武夫区長(68)はそう言って考え込んだ。
人口百五十人余りの集落を取り巻くように計画される六カ所のヘリパッド。同区は反対を決議したが、日米両政府はすでに着工に合意。四月に入って測量や環境調査の会社も現地入りしている。
農業の金城正恒さん(65)の自宅は、集落に一番近いヘリパッド予定地からわずか約五百メートル。「操縦士と確実に視線が合ったと分かる」ほどのヘリの低空飛行、深夜に及ぶ騒音に悩まされる。それでも、「本当に止められないなら、補償を取った方がいい」との考えも浮かぶ。選挙に取り残されたような集落で、苦悩は深まっている。
告示直前の四月三日。宮古島市伊良部の下地島空港に関して、久間章生防衛相は地元の合意を条件に自衛隊機の使用を望む発言をした。従来の国と県の合意を覆す可能性をはらむが、その是非は争点になっていない。軍事利用に反対する伊良部住民委員会の福島正晴委員長(50)は「防衛大臣が(自衛隊が)使いたいと言っている状況でも、両候補ともほとんど取り上げない。県民の将来の不安を取り除くため、重要な問題なのに」と声を落とす。
二〇〇五年の市長と市議の同時選挙では最大の争点の一つとなり、ほぼすべての候補者が軍事利用に反対を表明した。一方で、福島委員長には軍事利用に向けた動きが水面下でくすぶっているとの警戒がある。「候補者や政党は『基地』より『生活』という判断があるのだろうが、もう少し関心を持つべきではないか」と求めた。(阿部岳、溝井洋輔)
◇ ◇ ◇
普天間移設に影響せず/防衛省首脳
【東京】防衛省首脳は二十日午前、参院沖縄選挙区補欠選(二十二日投開票)が米軍普天間飛行場移設計画に与える影響について「何も変わらない。(与党が支持する候補が)勝てばやりやすくなると思うが、負けたとしても粛々と進めていく」と同選挙の勝敗に影響されないとの考えを示した。
その上で首脳は、「基地問題について沖縄の人は冷めてしまっている」と述べ、同補選で普天間移設問題が大きな争点となっていないとの認識も示した。
607
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/20(金) 23:15:28
選挙:参院補選 立候補者アンケート/下 /福島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukushima/news/20070420ddlk07010040000c.html
◇投票まであと2日
(届け出順)
◆Q 医師不足問題に対し、どのように対処すべきと考えますか。
◇増子輝彦氏 民新=国
都市部からへき地へ定期的に医師を派遣するシステムを作る。定年退職した医師・看護師を再雇用して活用する。勤務医の待遇改善。
◇山口勇氏 自新=公
地方の総合病院と開業医、そして大学病院等との連携の強化が急務。また、医師の労働環境の改善や、経済的に進学が困難な医学部志望者に対する奨学金制度の充実により、中長期的な視点で人材の確保、育成を支援すべきだ。
◇宮本しづえ氏 共新
医師不足は、自民党政治の医療抑制政策の結果です。OECD加盟国の平均は、人口10万人あたり300人の医師の数が、日本では200人と3分の2程度の医師しかいません。医師の絶対数が不足しており、政府自民党が言う「地域偏在」は失政を覆い隠す詭弁(きべん)です。抜本的に医師育成を強めるとともに、医師が人間らしく働ける勤務体制をつくることが急務です。
◆Q 改憲問題に関してどのように考えますか。
◇増子輝彦氏
9条は改正の必要なし。他は徹底的に論議を重ね、改正もあり得る。
◇山口勇氏
憲法の改正には賛成。憲法はこの国のあり方を内外に示す基本法である。国民自身の手で、この時代にふさわしい憲法を作り上げるべきである。
◇宮本しづえ氏
安倍首相は憲法改正を掲げた戦後最悪の首相です。国民投票法は憲法改正と一体で、改正の最大の狙いは憲法9条です。米ソ対立の軍事力が物言う時代とは違い、対話と協調が世界に広がっている21世紀です。日本国憲法、9条は世界に誇る宝です。日本こそが、アジアと世界に胸を張って堂々と外交を展開して世界に信頼される国として積極的に貢献すべき時代です。憲法改正の必要は全くありません。
◆Q 国や地方の財政赤字に関してどのように対処すべきだと考えますか。
◇増子輝彦氏
歳出削減を図りながら無駄な税金の使い方をやめて、特殊法人・独立法人をなくす。併せて景気回復を図る必要がある。
◇山口勇氏
基礎的財政収支の11年黒字という政府方針のもと、経済回復による税の自然増分を安易な歳出に振り向けず、国民負担の軽減に努め、歳出削減を実施すべきだ。地方財政については、高齢化社会による社会保障費は国が責任を持ち、地方を圧迫しないように配慮する一方、優先度の低い公共事業から豊かな地域性を生かした社会資本の整備に切り替え、地域経済の成長を促すべきだ。
◇宮本しづえ氏
国と地方の予算が、欧米諸国と決定的に違うのは、公共事業と社会保障予算の比率です。日本は公共事業がいまだに社会保障予算の2倍を超えています。欧米諸国は社会保障予算の方が公共事業予算の2倍から数倍。この「逆立ち財政」を根本的に見直し、社会保障充実の予算に改めるべきです。空前の利益を上げている大企業と大銀行に対して社会的責任にふさわしい法人税、社会保障負担を求めます。
608
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/20(金) 23:15:51
◆Q 松岡利勝農相が、議員会館で年間500万円の光熱費を計上していた問題で、松岡農相はどのように対処すべきだと考えますか。
◇増子輝彦氏
辞任するのが当然。任命権者の安倍首相が全く責任を追及しないのが政治の信頼を損ねている。
◇山口勇氏
国民の常識に照らして考えると、不自然な点について説明責任が果たされていない。今回の事態のような余地を残さないよう、法制度の不備を改善すべきだ。また、松岡農相だけでなく、民主党の小沢代表の政治団体の土地購入問題や、中井洽衆院議員の問題など、説明責任が果たされていない問題が山積しており、それぞれが説明責任を果たすべきだ。 ◇宮本しづえ氏
現行の政治資金規正法でも公開義務はなくとも、領収書添付は義務づけられており、実態を公開できるはずです。松岡氏は全くその気がなく国会議員、閣僚としての職責が問われます。安倍首相も任命権者として全く責任を果たそうとしません。国会議員会館を政治資金の隠れみのにしていたことは明らかであり、閣僚失格であり議員を辞職すべきです。松岡氏1人の問題では済みません。
◆Q 参院が独自性を発揮するために必要なことは何だと思いますか。
◇増子輝彦氏
二院制の中で主体性をもち、参院議員として党議にしばられず、議決することが必要である。首相の指名など衆院優越の憲法を改正する。定数を削減し、権限を強化する。
◇山口勇氏
参院は衆院と異なり、6年の任期を全うすることができ、衆院よりも腰を据えた専門性の高い議論が可能である。選挙区も全県区で、浜通り、中通り、会津といった異なる地域事情を抱える県でも、小選挙区のようにその地域事情のみを優先せず、県全域のために活動することが可能だ。そのことをもっと認識し、都道府県代表という気概で活動することが独自性発揮につながると考える。
◇宮本しづえ氏
「良識の府」を回復するためにも、公聴会の充実をはじめ、国民の意見を反映させる取り組みが必要です。同時に、1票の格差4倍、5倍がまかり通るのは異常です。世界から見ても国会議員数は人口比で最下位クラスの日本です。国民の多様な意見、意思を正確に反映させるためにも、比例代表定数枠を増やし、議員報酬を引き下げ、総数を増やし、国民の選挙権の平等を早く確立すべきです。
毎日新聞 2007年4月20日
609
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/21(土) 01:41:26
参院補選あす投開票 激戦の沖縄 党首異例の応援(04/21 00:10)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/21742.html?_nva=15
夏の参院選の前哨戦となる参院福島、沖縄両選挙区の補欠選挙が22日投開票される。福島選挙区は民主党候補が優勢な展開で、焦点は与野党が伯仲する沖縄選挙区。自民党は21日に安倍晋三首相を2度目の応援演説に投入、民主党も総力戦を展開している。
首相が同一選挙区で二度も応援演説を行うのは異例。自民党は福島で劣勢が伝えられているため、「沖縄は絶対に落とせない戦い。首相が応援に入ることでその意気込みを伝える」(党選対幹部)という狙いがある。
中川秀直幹事長も二十日に石垣島に入り、「民主党は格差ばかり言っているが、格差を直す具体策を示していない。安倍内閣は成長で地方に活力を与える」と訴えた。ただ、県内には憲法改正を掲げる安倍政権へのアレルギーもあり、首相の現地入りがどこまで効果を上げるかは未知数だ。
一方、民主党の小沢一郎代表は二十日、沖縄入りし、鳩山由紀夫幹事長と手分けして街頭演説。小沢氏の沖縄入りは告示後三度目で、例のない手厚さ。「補選で二勝し、夏の参院選で与野党逆転につなげる」(小沢氏)との決意を示した格好だ。
ただ小沢氏は日帰りし、最終日の応援は、鳩山氏と菅直人代表代行に任せた。各種世論調査で、やや劣勢が伝えられる中、三幹部のそろい踏みで、首相との直接対決に敗れた形になれば、ダメージが大きいとの判断があったとみられる。
610
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/21(土) 02:52:17
岡留安則
http://okadome.cocolog-nifty.com/blog/2007/04/4_964b_5.html
2007.04.18
■4月某日 米国ウェストバージニア工科大学における韓国人学生のキャンパス内での銃による大量乱射事件にも驚いたが、長崎市長選の佐藤一長候補の銃撃事件もショックだった。米国の場合にはマイケルムーア監督の映画「ボーリングフォーザ・コロンバイン」を見れば、アメリカ社会の成立過程や本質、階級社会が内包する病理が見事に描かれており、銃じたいの規制・撤廃がない限りこんな事件は何回でも繰り返すだろうし、米政府もおそらく織り込み済みなのだろう。世界各地で戦争を仕掛けて、人殺しも軍事・政治・経済の延長内という確信犯のアメリカには何もいうことはない。せめて、そんな論理は自国内だけでやって欲しいし、銃社会の思想など世界に向けて絶対輸出などしないで欲しいものだ。長崎市長選の候補・伊藤一長氏に関しては今回が4期目の出馬だということ、透明化されない公費の不正使用もあり犯人がそこにつけこんだフシもあるようだが、山口組の組員に即死を狙うような銃撃テロが許されるはずがない(状況を見れば、多分命は助からないはずだ)。右翼テロを受けたことのある筆者としても、「またか」というくらい重い気分になる。加藤紘一氏の実家兼事務所の放火事件の時にも感じたが、どちらの事件にもまっとうな常識や思想もあるとは思えない、狂気の沙汰のレベルのやり口と断じていい。それはともかく、東京から沖縄取材にやって来た大手通信社の幹部グループと飲む機会があり、沖縄補選の予測を聞く。筆者の見立てよりもはるかに厳しく、現時点で7から10ポイントの差がついているという。票差にすれば70000票以上の差があるとみていいだろう。前回の知事選で問題になった期日前投票の方は、今のところ2万5,000票程度だというが、これもほとんどが公明党の組織票と見て対策を講じた方が無難だろう。選挙まで残り少ないのに、これだけの票差があることがはっきりしている以上、選対本部も民主党も社民党も死力を尽くした闘いをやらない限り、絶対に勝ち目はないだろう。国民投票法案とともに、沖縄の将来を決定付ける米軍再編法案も衆議院本会議で通過したというのに、沖縄の人たちはもはやどうでもいいとあきらめているのか、危機感のなさに一人苛立ちが募り、裏腹に「ま、いいか」、「なんくるないさー」精神への誘惑に駆られてしまう日々だ。
611
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/21(土) 02:53:04
さーふーふー あと2日!
http://koyamay.iza.ne.jp/blog/entry/155446/
612
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/21(土) 05:38:46
参院補選あす投票
各候補必死の戦い、支持訴え各地で熱弁 讀賣福島
夏の参院選の前哨戦となる参院補選と、統一地方選の後半戦である会津若松市長選、7市議選、5町村長選、12町村議選は22日、投開票される。同時に2つの町村議補選も投開票される。参院補選では3候補が県内各地を精力的に動き回り、激しい舌戦を繰り広げている。8年ぶりに4候補の争いとなる会津若松市長選の行方も注目される。選挙運動はきょう21日までで、各候補者は「最後のお願い」に駆け巡る。
参院補選では、民主党公認の前衆院議員、増子輝彦候補(59)、自民党公認の山口勇候補(69)、共産党公認の前福島市議、宮本シツイ候補(54)の3氏が「格差是正」「憲法改正」などを巡り舌戦を繰り広げている。
増子候補は、衆院議員3期を務めた実績などから「(国政の)即戦力」とアピール。安倍政権の「美しい国づくり」に対して「生活しやすい国づくり」を掲げ、中央と地方の格差是正や議員特権の改革などを主張している。
20日は、いわきや県南地方を遊説し、夜に須賀川市で個人演説会。岡田克也副代表とともに、増子候補は「日本の格差是正を福島から始めよう」と訴えた。
山口候補は市議3期、県議6期の「経験を国政の場でふるさと再生のために役立てる」としている。公約には、福祉や教育の充実に加え、与党候補として社会資本整備の促進も盛り込んだ。
20日は、浜通りを縦断する形で遊説。中川昭一政調会長が駆け付けたいわき市での個人演説会では「与党候補として何が何でも勝たなきゃならない」とアピールした。
宮本候補は「憲法改悪の阻止」「平和と暮らしを守る」など共産党の政策を軸に支持を訴えている。市議7期28年間で取り組んだ子育て支援対策などの実績を踏まえ、医療費無料化の拡充なども公約に掲げる。
20日は、福島市などで街頭演説をこなし、夜に同党の福島市議候補の演説会に参加。「貧困と格差は深刻。自民、民主では暮らしは変わらない」と力を込めた。
(2007年4月21日 読売新聞)
613
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/21(土) 09:05:21
参院補選 福島・沖縄あす投票
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/04/20070421t71025.htm
夏の参院選の前哨戦として注目される参院福島、沖縄両選挙区統一補欠選挙は22日投票が行われ、即日開票される。過半数をめぐる攻防が焦点となる夏の通常選の勝敗ラインを決める選挙。発足後半年を経た安倍政権への審判とも位置付けられる。格差問題などを争点に、与野党とも党首や党幹部を投入して総力戦を繰り広げている。
民主党議員だった佐藤雄平氏の知事転出に伴う福島選挙区に立候補しているのは、民主党公認の元衆院議員増子輝彦氏(59)=国民新推薦=、自民党の元県議会議長山口勇氏(69)=公明推薦=、共産党の元福島市議宮本しづえ氏(54)の新人3人。
増子氏は、衆院議員を通算3期を務めた知名度で先行。社民党県連の支持や連合系労組の支援を受ける一方、個人の姿勢や経験を前面に出し、無党派層や自民支持層へも食い込みを図る。優勢が伝えられた終盤は組織の引き締めに躍起だ。
山口氏は、安倍晋三首相ら党幹部を含む多数の自民党国会議員の来援を受け、推薦を得た公明党も交えた組織力で追い上げを続けている。政権与党対野党の構図を強調し、支援団体や従来の自民支持層などに政権選択の重要性を訴えている。
宮本氏は「暮らしや平和を守る戦い」を呼び掛け、無党派層への浸透も図っている。二大政党批判を展開し、市町村議選との相乗効果を狙う戦術で運動を活発化させている。
福島選挙区の4日現在の有権者数は167万7345人。
野党系議員の知事選出馬に伴う沖縄選挙区では、先行する諸派の元那覇市議島尻安伊子氏(42)=自民・公明推薦=を、諸派の元連合沖縄会長狩俣吉正氏(57)=民主・共産・社民・国民新推薦=が激しく追いかけている。両陣営ともそれぞれの支持層を固めたとし、勝負の鍵を握る都市部の無党派層に支持を訴える。無所属の会社役員金城宏幸氏(68)も立候補している。
2007年04月21日土曜日
614
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/21(土) 14:01:52
情勢調査 増子氏安定した戦い
2007年04月17日 朝日福島
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000704170006
参院補選に向け、朝日新聞社は15日まで、電話調査を実施し、取材で得た情報も合わせて中盤の情勢を探った。調査時点では、民主の増子輝彦氏が安定した戦いぶりをしており、自民の山口勇氏は今後の支持拡大がかぎだ。共産の宮本しづえ氏は伸び悩んでいる。ただし、3割の有権者が投票態度を明らかにしておらず、情勢は流動的だ。
投票態度を明らかにした人を分析すると、増子氏は、民主支持層の9割、県連が支持する社民支持層の大半を固めたほか、自民支持層の3割にも食い込んでいる。山口氏は、自民支持層の7割、公明支持層の大半を固めた。宮本氏は、共産支持層の9割を固めている。およそ4割を占める無党派層では、増子氏が有利な情勢だ。
増子氏は、地元の郡山市周辺や県南部を中心に、県内全域で支持を広げ、特に30〜60代でほかの候補者に水をあけている。職業別では、事務・技術職層や主婦層に浸透している。
山口氏は、会津や浜通りで、増子氏を懸命に追い上げており、70歳以上では増子氏の支持を上回った。自営業者層や農林漁業者層で増子氏に肉薄している。
宮本氏は、20代で比較的支持が厚い。
◇自民支持層の14%内閣不支持
参院補選の情勢調査と同時に実施した世論調査では、安倍内閣を「支持しない」と答えた人が41%で、「支持する」と答えた38%をわずかに上回った。自民支持層でも、14%が「支持しない」と答え、「支持する」は74%だった。民主支持層では「支持しない」が67%、「支持する」が17%。無党派層では42%が「支持しない」、26%が「支持する」と答えた。
また、7月の参院選について、「自民党に勝ってほしい」と答えた人が36%、「民主党に勝ってほしい」と答えた人は35%と拮抗(きっ・こう)した。投票態度を明らかにした人のうち、7月の参院選で「自民党に勝ってほしい」とした人の6割以上が山口氏を、「民主党に勝ってほしい」とした人の8割以上が増子氏を挙げた。
一方、今回の参院補選への関心度を聞いたところ、「大いに関心がある」と「少しは関心がある」を合わせると75%だった。投票に「必ず行く」と答えた人は、71%で、投票率が60・34%だった前回04年の参院選前の調査と、ほぼ同じだった。
◇プルサーマル 約5割が反対 昨年11月と変わらず
県内の原子力発電所でプルサーマル計画を受け入れることに対して5割近くが「反対」と答えた。「賛成」と答えたのは約2割で、全体的な傾向は前回06年11月に行った調査と変わらなかった。
県内にある東電の原発を巡っては、昨年末から今年4月にかけて、不正を隠すために偽装工作を繰り返したり、臨界事故や原子炉緊急停止を隠蔽(いん・ぺい)したりするといった過去の不祥事が次々と明らかになった。このため原発に対する県民感情の悪化も予想されたが、極端な変化は見られなかった。
支持政党別では、「反対」と答えた割合は、民主支持層の方が自民支持層より多かった。
性別・年代別では、唯一20歳代で賛成が反対をわずかに上回った。
地域別にみると、原発が立地する浜通りでは「反対」の割合が低く、県中や会津地方では逆にその割合が高い傾向が見られた。
「調査法」
12〜15日、県内の有権者に対し「朝日RDD」による千人目標の電話調査を実施した。対象者の選び方は無作為3段抽出法。コンピューターで無作為に発生させた番号サンプルのうち、有権者のいる家庭用番号に電話がかかったのは1581件で、そのうち958人から有効回答を得た。回答率は61%。
615
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/21(土) 14:03:44
07福島選挙 参院補選 郡山ダービー
2007年04月17日 朝日福島
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000704170005
−前知事の事件 落とす影 県議ら鈍い動き−
22日に投開票される参院福島選挙区補選(被選挙数1)は、自民党公認の山口勇氏(69)、民主党公認の増子輝彦氏(59)がともに郡山市出身で、「郡山ダービー」と言われる。接戦必至と見られていたが、中盤の情勢はやや様相が違う。県政談合・汚職事件で辞職した佐藤栄佐久前知事のおひざ元で、事件の影が尾を引いている。
14日午後4時過ぎ。JR郡山駅前には、山口氏の応援に安倍首相が訪れた。同市を含む衆院福島2区選出で首相補佐官の根本匠衆院議員の紹介で登壇した首相は、与野党対決を前面に打ち出した。
「何もやっていない野党に負けるわけにはいかない。あと一歩です。どうかふるさとの力で、逆転してください」
前知事の支援を受けた根本氏は、05年9月の総選挙で、2区で12万5千票余りを獲得して当選。民主党公認だった増子氏を約2万5千票差で退けた。だが昨年9月、強固な地盤を誇っていた前知事が事件に絡んで辞職。同11月の出直し知事選で系列議員や支援団体は身動きが取れなかった。
8日の県議選。05年4月の市長選で前知事系の原正夫市長と戦って敗れ、返り咲きをめざした自民党公認の佐藤憲保氏が2万票余りの得票でトップ当選。2位は民主党公認の吉田公男氏だった。2人の上位当選は、「反前知事」票の勢いを示した。
このため、根本氏らと地盤が重なる山口氏の陣営は危機感を強め、党本部も並々ならぬ力を入れる。安倍首相だけでなく、「小泉チルドレン」と呼ばれた国会議員らも続々と郡山入りしている。13日の山口氏の個人演説会で、日本商工連盟郡山地区の大高善兵衛代表世話人は「こんなに党本部から送り込んできたことはない。これに応えないといけない」と呼びかけた。
同党を支援する地元の商工関係者も「出直し知事選のときより、ムードは上がっている。残りの期間で何とか追い上げたい」と話す。
だが、県議らは自らの選挙疲れが否めず、末端まで支持を徹底させるはずの市議団も補選と同日の市議選を優先せざるを得ない。ある市議は「大物は入っているけど、組織の底辺には行かない」と歯がゆそうだ。
一方、増子氏の陣営は、これまでにない「風」を感じているという。県議選で当選した吉田氏は「佐藤雄平知事で県政与党になり、戦いやすくなった」と語る。増子氏陣営も「党派を超えて『知事を応援しよう』という目標を一つにできる」と、訴えやすさを
感じている。
共産党公認の宮本しづえ氏(54)陣営は、街頭演説を重視し、「国民が主人公の暮らし重視の政治」などを訴えている。
616
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/21(土) 14:08:36
参院補選 3区の「玄葉票」囲い込み
2007年04月19日 朝日福島
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000704190005
民主 「固い地盤」引き締め
自民 「潜在党員」取り込み
民主党県連代表の玄葉光一郎衆院議員が強固な地盤を持つ、県南地方の衆院福島3区。玄葉氏を支持する有権者は民主、自民支持者が入り交じる。参院補選では、民主党公認の増子輝彦氏(59)と自民党公認の山口勇氏(69)の両陣営が、それぞれ「玄葉票」の囲い込みにしのぎを削る。玄葉人気をそのまま増子氏支持に結びつけたい民主に対し、自民は政党対決を前面に押し出して玄葉支持者の切り崩しをねらう。
同補選には、2氏のほか共産党公認の宮本しづえ氏(54)が立候補している。
「何とか恥ずかしくない票を増子さんに下さい。増子さんの選挙ですが、玄葉光一郎の選挙なんです」
13日夜、田村市で開かれた個人演説会で、玄葉氏は自らの支持者に熱っぽく呼びかけた。
玄葉氏は3区では圧倒的な人気を誇る。05年の総選挙では14万3千票を獲得し、自民候補に8万票近い大差をつけた。
民主党は3区を、渡部恒三最高顧問が地盤とする福島4区と並び、「是が非でもとらなければならない選挙区」(選対幹部)と位置づける。3区内では、増子氏個人の魅力をアピールしつつ、玄葉氏の後援会の引き締めに力を入れる。
ただ、3区の玄葉支持者は必ずしも民主支持層ではない。その複雑な支持構造が、票の流れを見えにくくしている。
玄葉氏は、渡部氏から中選挙区(旧2区)時代の地盤を継承。さらに義父である佐藤栄佐久前知事を通じて、旧2区選出の故・伊東正義衆院議員の支持層を取り込むことで地盤を固めた経緯がある。3区の玄葉氏後援会関係者も「玄葉さんイコール民主党とは考えていない。総選挙で玄葉さんと書いても地方選では自民党という人もいる」と話す。
自民党は、3区のそうした「ねじれ現象」に着目。政党色を前面に出して、玄葉氏支持者の中の自民党支持層にアピールしたい考えだ。
「国道4号が4車線化できず、河川の改修も進まない。与党議員がいないから、予算配分できない。みなさんの声を届ける人が、どうしても必要です」。自民党の中川秀直幹事長は15日、須賀川市の街頭演説で政権与党の力を強調した。
05年の総選挙で自民党は、小選挙区で玄葉氏に大敗したものの、比例区の票ではわずかに民主党票を上回った。3区の自民県議の一人は「比例票が素直に出れば、勝てる。玄葉支持者の中の『潜在自民党員』を取り込みたい」と語る。
同党では、県政汚職事件で前知事が逮捕されたことを「追い風」と見る向きもある。同党県連幹部は「前知事の呪縛が無くなり、(前知事の娘婿の)玄葉支持を離れる層もいる。3区では、事件は自民党に有利だ」とする。
選挙戦中盤の朝日新聞の情勢調査では県南地方で増子氏が優勢だ。増子陣営は「玄葉支持者が自民党だからといって山口氏には入れない。玄葉氏が支援する佐藤雄平氏が知事になり、むしろ自民党支持層がこちらに流れるのではないか」(選対幹部)としている。
617
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/21(土) 14:09:31
いわき 3候補のゆかり薄く
2007年04月20日 朝日福島
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000704200005
−参院補選 投票率低下を懸念 各陣営 票の動向読めず−
22日投開票される参院補選も終盤戦だが、県内で最も有権者が多い、いわき市は3候補とのゆかりが薄く、投票率の低下が懸念されている。陣営では低投票率対策を始めたところもある。
参院補選には、民主党公認の増子輝彦氏(59)、自民党公認の山口勇氏(69)、共産党公認の宮本しづえ氏(54)届け出順の3氏が立候補している。
「いわき出身の森雅子のお願いです」
18日午後、市内に懐かしい声が響いた。昨年11月の出直し知事選で佐藤雄平知事と戦った弁護士の森雅子氏(42)だ。
「弁護士1年生の時から、東京の県人会でお世話になり、古里を愛する心を教えていただきました」「人を育てるのがうまいんです」と山口氏の人柄を語った。
この日東京から駆けつけて、自民党の井脇ノブ子衆院議員ら3人とスーパー駐車場4カ所で演説を展開した。しかし、曇り空の肌寒い天候で、足を止める人は少なく、沿道で応える支持者も目立たなかった。
森氏の応援は、党本部側からの指示で急きょ決まったという。地元出身をアピールしながら、21日まであいさつ回りなどで山口氏を支援、22日の投開票日も同市の山口氏の事務所で開票を見守る予定だ。
同市の山口陣営は、投票率を当初予想していた49%から、40%前後に下方修正した。森氏への要請は投票率アップ戦略の一つだ。陣営は「人がいようがいまいが、選挙があることを訴えれば、自民票は伸びる」。
一方、増子陣営を担う民主党の県議、市議らは「有権者の動きが見えない」とこぼす。
地元の地方議員の数は自民党の約3分の1。有力市議の一人は「自分の後援会の中にもいろんな考えがあり、フル稼働は無理」と嘆く。
ある陣営関係者は、いわき市民の地域性を指摘する。地元出身者なら多少支持政党が違ってもまとまって支持に動く、という。地元出身がいない今回の補選は、票の行方の見極めは難しい。
今春の県議選で初めて候補2人を立てた共産党も事情は同じだ。同党いわき・双葉地区委員会の佐藤敏彦委員長は「二大政党の対決というが、中身は一緒だ。格差問題や原発トラブルなど暮らしの安全・安心などまじめに政策を訴え続けるしかない」という。
同党は、今春の県議選で公認候補が得た約2万3千票を足がかりに「得票目標3万5千票」を掲げるが、厳しい戦いを強いられている。
618
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/21(土) 14:10:40
参院補選あす投開票
2007年04月21日 朝日福島
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000704210005
参院福島選挙区補欠選挙(被選挙数1)は22日投開票される。民主党公認で前衆院議員の増子輝彦氏(59)、自民党公認で元県議会議長の山口勇氏(69)、共産党公認で前福島市議の宮本しづえ氏(54)の3氏=届け出順=が立候補している。選挙戦最終盤にさしかかり、各陣営は追い込みに入った。22日には会津若松市長選のほか、7市議選、5町村長選、12町村議選、2町村議補選も投開票される。国政選挙と複数の地方選挙が一斉に投開票されることから、投票率の行方にも注目が集まる。
増子氏は20日、いわき市のJRいわき駅近くで街頭演説。白河市などで遊説した後、夜には須賀川市内で個人演説会を開いた。民主党の岡田克也副代表らも熱弁をふるった。陣営では、街頭演説を数多くこなし、無党派層の取り込みにも力を入れてきた。その一方、県選出の国会議員の個人後援会をフル稼働させ、票を固める作戦をとった。選対本部長の玄葉光一郎衆院議員は「生活のあらゆる面での格差是正を訴え、全力で戦い、十分な手応えを感じている」としている。
山口氏が、いわき市内で20日に開いた個人演説会には、自民党本部から中川昭一政調会長が応援にかけつけた。陣営では知名度不足を補うため、選挙戦を通じ、与党対野党の「政党対決」を強調してきた。告示日以降、安倍首相や中川秀直幹事長ら大物を投入し、党組織と友好団体の引き締めを図った。終盤は福島、郡山など都市部の支持固めに力を入れている。総合選対本部長の岩城光英参院議員は「相手の背中が見えてきた。何とか追い抜いて投票日を迎えたい」とする。
宮本氏は20日、郡山市から地元の福島市に入った。各市町村議に立候補した同党議員とともに街頭演説や個人演説会を開き、各地で浸透をはかってきた。陣営では「終盤に入って、暮らしや平和の問題で共感が広がってきている」(幹部)という。最上清治県委員長は「自公政治はごめん、実体は与党と変わらない野党の民主党で政治は変わるものかと思っている皆さんの1票で、県民の願いを実現する政治にしようと呼びかけたい」と語った。
22日に投開票される会津若松市長選には、新顔で元河東町長の栗城春夫氏(56)、現職の菅家一郎氏(51)、新顔で前市議の阿部光正氏(56)、新顔で元市収入役の渡部豊一氏(65)の4氏が立候補している。
44年ぶりの選挙戦となった檜枝岐村長選は新顔同士の一騎打ち、猪苗代町、柳津町、平田村、古殿町の4町村長選は、現職に新顔が挑む構図となっている。
619
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/21(土) 15:23:27
選挙:参院補選 あす投票、駆け巡る3陣営、きょう最後のお願い /福島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukushima/news/20070421ddlk07010353000c.html
◇地域の代表選出へラストスパート
参院補選は統一選後半戦とともに22日に投開票される。いずれも新人の▽民主党公認の元衆院議員、増子輝彦氏(59)=国民新党推薦▽自民党公認の元県議長、山口勇氏(69)=公明党推薦▽共産党公認の党県委員、宮本しづえ氏(54)は、連日県内を駆け巡り、激しい舌戦を繰り広げてきた。開票は早い市町村では午後8時から行われる。4日現在の有権者数は167万7345人。
増子氏陣営は18日に郡山市で総決起集会を開催。3000人以上を動員し、手応えをつかむ一方で、有馬博・選対本部事務総長が「自民の方が組織力は上」と指摘し、引き締めに全力を挙げる。小選挙区ごとに設置した五つの選対を通じ、支援者や連合福島の組合員に対し、家族そろっての投票徹底を呼び掛けた。
山口氏陣営の選対幹部は「擁立でもたついたが、終盤のムードは上がってきた」と話す。14日に安倍晋三首相が福島入り。県内4カ所で行われた街頭演説はどこも聴衆であふれた。17日には首相夫人も応援に駆けつけ、無党派層や女性票の掘り起こしを図った。選対幹部は「電話による投票呼び掛けでは好感触を得ている」と強調している。
共産党は県議選や市町村議選公認候補と一体で選挙戦を展開。県委員会の最上清治委員長は「草の根の活動で政策を浸透させることができた」と振り返る。生活向上を求める有権者の要望が毎日寄せられ、最上委員長は「マスコミの世論調査によると、誰に投票するか決めていない有権者がかなりいる。最後まで頑張りたい」と話している。【参院補選取材班】
3陣営の選挙戦最終日の日程は次の通り。
【増子氏陣営】
福島、郡山両市を選挙戦総仕上げの場に選んだ。まず、福島市内各地を遊説後、午前11時から本町の街なか広場で街頭演説を行う。女性衆院議員2人が駆けつけ、女性の支持拡大を目指す。その後、二本松、本宮市を経由し、地元郡山へ。午後7時半から郡山事務所前で行う打ち上げ街頭演説には、鳩山由紀夫幹事長が応援に訪れる。
【山口氏陣営】
午前8時に西郷村を出発。午前中は白河市、矢吹町、須賀川市など県南地方を回った後、午後1時ごろから地元郡山市内で遊説する。3時ごろからは本宮市と二本松市、6時からは再び郡山市内に戻って遊説する。締めくくりは、7時20分から郡山市若葉町の事務所で行い、石原伸晃幹事長代理が出席する予定になっている。
【宮本氏陣営】
市議を7期28年務めた福島市内を遊説する。午前中は地元の渡利地区から泉、笹谷地区などを回り、11時45分から飯坂温泉駅前で街頭演説する。午後は南下し、3時35分から福島駅東口駅前通りで街頭演説。大門実紀史参院議員も応援に駆けつける。最後は渡利地区の市議選候補者の選挙事務所前で演説して選挙戦を打ち上げる。
毎日新聞 2007年4月21日
620
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/21(土) 16:25:06
票上積みに全力 狩俣、島尻候補 琉球沖縄
http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-23172-storytopic-3.html
22日投開票の参院沖縄選挙区・補欠選挙(欠員1)は選挙戦最終日の21日午前、事実上の一騎打ちを展開する前連合沖縄会長・狩俣吉正候補(57)=無所属、社民、社大、共産、民主、国民新党推薦=と前那覇市議・島尻安伊子候補(42)=無所属、自民、公明推薦=は朝から県内各地へ繰り出した。17日間の選挙戦の締めくくりとあって、あと一票の獲得に向け懸命に支持を訴えた。 狩俣候補は同日午前8時、那覇市のひめゆり通りからこの日の遊説を開始。その後、国道58号前島付近に移って街頭演説。糸数慶子社大党副委員長、民主党の西村智奈美衆院議員がそれぞれ応援に駆けつけた。狩俣候補は「金持ちだけを優遇する今の自公の政治から、生活者に政策の重点を置いた政治へと変えていこう。あすの投票日は、安心の社会をつくるための一票を狩俣に」と訴えた。
狩俣候補は大票田・那覇市を最重点とし団地や新興住宅地でスポット演説を行う。午後6時半から那覇市の県民広場前で打ち上げ集会を開く。
島尻候補は、同日午前7時から那覇市の泊高橋で手ぶり。午前8時の泊高橋を皮切りに、那覇市の1日橋交差点でポイント演説。南風原町兼城交差点からは中川秀直自民党幹事長、仲井真弘多知事が合流した。島尻候補は「みなさんから『やっと暮らしの問題を話せる政治家が出てきた』と言われ、訴えが絶対間違っていなかったと感じている。どうかあと一歩の力を与えてほしい」と訴えた。
島尻候補は那覇市から南部、中部、名護市まで本島中をくまなく遊説、スポット演説を行う。午後7時から那覇市のむつみ橋で打ち上げ式に臨む。
(4/21 16:00)
621
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/21(土) 19:43:34
票上積みへ総力戦/参院補選 あす投票 沖縄T
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200704211300_03.html
参院沖縄選挙区補欠選は二十二日の投開票日まで残り一日。事実上の一騎打ちとなる、いずれも諸派新人で前連合沖縄会長の狩俣吉正候補(57)=社民、社大、共産、民主、国民新党推薦=と、前那覇市議の島尻安伊子候補(42)=自民、公明推薦=は二十日、那覇市や中南部で遊説、支持拡大を訴えた。最終日は無党派層の取り込みなど票の上積みに全力を挙げる。
夏の参院選の前哨戦として全国的に注目される選挙。狩俣陣営には同日、民主党の小沢一郎代表や共産党の志位和夫委員長が同日、応援で駆けつけた。島尻陣営は、自民党の中川秀直幹事長が支援に入り、安倍晋三首相が二十一日に来県し、那覇市内で予定される打ち上げに参加する。与野党の幹部が相次いで来県、総力戦の様相だ。
狩俣候補は午前八時から県庁前を皮切りに、那覇市や中南部の繁華街、市街地で演説。夕方には那覇市内での共産党街頭演説会や沖縄市の中部支部団結必勝式などに参加。狩俣氏は「私が当選すると七月の参院選で与野党逆転が起こり、日本の政治が変わる」と強調した。二十一日午後六時四十五分から、那覇市泉崎の県民広場で打ち上げ集会を開く。
島尻候補は午前七時半から、国道58号の主要交差点で待ち受けた支持者らを前にスポット演説。那覇市の街頭で政策を訴えた。市長選とのセット戦術で宜野湾市普天間などでスキンシップ作戦。島尻候補は「台所から政治を変え、沖縄の暮らしを良くしていきたい」とアピールした。二十一日午後七時から、那覇市牧志のむつみ橋で打ち上げ式を行う。
無所属新人で会社代表の金城宏幸候補(68)も立候補している。
622
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/21(土) 19:45:00
最終日 支持拡大へ奔走/2候補 街頭で声張り上げ 沖縄T
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200704211700_02.html
参院選沖縄選挙区補欠選は、二十二日の投開票まであと一日。最終日の二十一日は、事実上の一騎打ちとなる、いずれも諸派新人で前連合沖縄会長の狩俣吉正さん(57)と前那覇市議の島尻安伊子さん(42)が街頭で有権者に支持拡大を呼び掛けた。無所属新人で会社代表の金城宏幸さん(68)も立候補している。
イメージカラーの黄色のシャツを着た狩俣さんは、那覇市内でのスポット演説を中心に支持を呼び掛けた。
那覇市前島の街頭に立ち、道行く車に手を振りながら日焼けした顔で、マイクを握り締め「これ以上の格差の拡大を止め、庶民や働く者に重点を置く政治に変えていこう」と訴えた。
信号待ちの自動車がクラクションを鳴らして応援すると、狩俣さんは走り寄ってドライバーと固い握手を交わした。
午前七時、那覇市の泊交差点。赤いエプロン姿の島尻さんは、選挙戦最終日のスタートをこの場所に選んだ。「最初に街頭演説したのがここ。気持ちを新たに、原点に戻る。そういう気持ちで立たせてもらっている」
スポット演説の初めは市内の上間交差点。選挙カーに登壇し「沖縄初の女性与党国会議員として頑張りたい」と声を張り上げた。「一つ一つの気持ちに応えて行きたい」と遠くから手を振る人を見つけては礼を述べた。
623
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/21(土) 19:49:58
2007年04月20日 (金曜日)
決戦2007参議院補欠選挙 終盤情勢 候補者の動きは QAB琉球沖縄
http://www.qab.co.jp/01nw/07-04-20/index7.html
参議院補欠選挙は投票日まであと2日。シリーズ決戦2007、きょうは最終の情勢を記者解説でお伝えします。参議院補欠選挙には3人の方々が立候補していますが、野党が推す狩俣吉正さんと与党が推す島尻安伊子さんの2人の事実上の一騎打ちとなっています。
与野党ががっぷり四つに組んだ今回の参議院補選。終盤のきょう、狩俣さん、島尻さんとも那覇市内を中心に選挙運動を展開しています。
狩俣さんは浦添市内でスポット演説を行い、きょうの運動をスタートさせました。出勤途中の有権者に手を振り、マイクを握って支持を訴えました。
狩俣吉正候補「今の自公政権の政策によってどんどん格差が広がって、若者の不安定雇用がものすごく増え、それが所得格差につながり、ワーキングプアというありがたくない言葉まで出来たんです」
狩俣さんは格差是正、憲法改正反対、安心して暮らせる社会を築くために、国政の場で今の政治の流れを変えたいと訴え、きょうを含めて残り二日間となった選挙戦を戦っています。
狩俣吉正候補「三日攻防に入ってから一気に爆発的の燃え上がっている私の感じ方ですね。確実にいけるというふうに、確かな手応えを感じています。格差をなんとかしないといかんというのは、皆がよく分かったというふうになってきていると思います。それが反応になっていると私は思います」
一方、島尻さんは那覇市内の国道58号沿いに運動員がずらりと並ぶ中、Vロードと名付けて、きょうの運動をスタートしました。
島尻安伊子候補「これからの時間が皆さん勝負であります。台所から政治を変える、よりよい暮らしへということは、私は政治におけるこれは不朽の命題だと。やっと生活の話、暮らしの話ができる候補者が出てきてほんとによかったと」
島尻さんは、トレードマークとなった赤いエプロン姿で選挙運動を展開。子育て世代の支援策を前面に打ち出して、台所から政治を変えたいと訴え、終盤の選挙戦を戦っています。
島尻安伊子候補「もう日に日に高ぶってきたこのムード、これが最終盤まで、最後の最後まで突き進むというイメージです。いろんな考え方ありますけども、何が県民にとっての益なのか、県民益はどこなのかという、これをきちんと踏まえてこれからの活動やっていきたいと思いますし、そのためにこの議席を取って沖縄発展のために尽くしていきたいと思っています」
また、国道58号沿いでは島尻さんの街頭演説の途中、狩俣さんの運動員の自転車隊が交差するなど、過熱する両陣営の選挙運動は一層激しさを増しています。
担当の金城記者に聞きます。ここにきて両陣営の運動が加熱しているようですが、終盤の情勢はどうなってるのでしょう。
金城記者「狩俣さんは、労働組合がフル回転で運動を展開しています。中部、そして宮古関係の票も手堅くまとめています。そして那覇、浦添、宜野湾といった地域で、そうぞうが活発に動いています。あとは従来の革新の基礎票をどこまでまとめられるかにかかっています」
金城記者「一方、島尻さんは、仲井真知事誕生の原動力となった自公と経済界の組織をそのまま引き継いだ形で選挙戦を進めています。終盤戦は那覇での動きが活発で、このままのムードで走りぬきたいところです。反面、安倍総理の応援で一気に盛り上がるかと見られましたが、いまひとつという面も見られます」
両陣営、投票日に向け、残り少なくなった期間をどのように戦うのでしょう。
金城記者「きょうとあす、まさに総力戦での戦いとなります。狩俣さんには、きょうも民主党の小沢代表や共産党の志井委員長ら、野党の党首クラスと国会議員が大勢応援に入っています。やはり那覇が決戦となると見た戦いとなります」
金城記者「また島尻さんも当然、有権者の多い那覇が勝敗の分かれ目だと思っていますので、あすも再度、安倍総理が応援に入る予定です。公明党も太田代表はじめ、多くの国会議員が那覇に入り、運動は活発化しています」
金城記者「両陣営とも投票率をかなり意識していまして、期日前投票などの対策も取りながら、那覇での無党派層の取り込みに全力を挙げることになります。」
1議席の獲得を巡って、両陣営、総理や党首クラスを何度も招いての選挙というのは異例のことですよね。
金城記者「そうですね。まさに、今回の選挙は県民の判断が注目され、問われる選挙といえます」
以上、参院補欠選挙の終盤戦の情勢をお伝えしました。
624
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/21(土) 22:03:49
首相や政党幹部、沖縄に集結 最後の訴え 参院補選
2007年04月21日20時23分
http://www.asahi.com/politics/update/0421/TKY200704210225.html
参院福島、沖縄両選挙区補選の投開票を22日に控え、自民党や民主党などは21日、接戦が伝えられる沖縄に党首級の幹部を集結させた。都市部の無党派層の動向が勝負のカギを握ると見て、安倍首相(自民党総裁)や菅直人民主党代表代行らは、那覇市で最後の訴えに熱を込めた。
安倍首相は午後7時半過ぎ、那覇市の中心街で声を張り上げた。
「沖縄はどんどん元気になっていく。(那覇の)飛行場拡充計画に、全国どの飛行場より最優先で取り組んでいくと約束する。どちらの候補が地域のためにふさわしいか、答えは明らかだ」
首相の選挙期間中の沖縄入りは、15日に続いて2度目。補選で同じ選挙区に2回入るのは異例のことだ。中川秀直幹事長も19日から21日まで同県内にとどまった。公明党は、東順治副代表が、那覇市と宜野湾市で与党推薦候補への支持を訴えた。
自民、公明両党で参院の過半数を維持するには、夏の通常選挙での改選議席121のうち65議席の獲得が必要だ。だが、補選で1勝すれば、この過半数ラインは64に下がる。首相がわざわざ最終日に沖縄入りしたのも「一つは死守したい」(首相周辺)との思いがある。逆に民主党にしてみれば、福島、沖縄ともに野党側議員の議席だっただけに、一つも落としたくはない。
その民主党は、菅氏と鳩山由紀夫幹事長がこの日、那覇市の繁華街で、かりゆし姿で踊りを披露し、野党推薦候補への支持を訴えた。
鳩山氏は福島補選の責任者だが、この日まで4日間続けて沖縄をテコ入れした。「沖縄県に住んでいるだけで月給は平均17万円。東京の平均月収は37万円。なぜこんなに違うのか。政権与党の失政以外の何ものでもない」と地域間格差の問題を強調した。
20日の小沢代表に続き、21日に菅、鳩山両氏が那覇市にそろい踏みしたのは、那覇市での無党派層の取り込みが勝敗のカギを握ると見ているからだ。選挙責任者の菅氏は夏の通常選の比例区立候補予定者を沖縄に集め、テコ入れを指示している。
625
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/22(日) 00:09:40
参院補選福島、沖縄選挙区 きょう投票 '07/4/22
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200704220133.html
参院福島、沖縄両選挙区統一補欠選挙は二十二日、投開票される。過半数をめぐる攻防が焦点となる夏の参院選の「勝敗ライン」に直結する前哨戦だけに、各党幹部が連日選挙区入りし、激しい選挙戦を展開した。
いずれも野党系議員の知事選出馬に伴う補選。福島選挙区には、自民、民主、共産各党が新人の公認候補を擁立。沖縄選挙区では、与野党それぞれが推薦した諸派の新人同士が事実上の一騎打ちを繰り広げ、無所属新人も出馬している。
二十一日も自民、民主両党幹部は、補選候補者とともに「最後の訴え」と応援遊説をした。安倍晋三首相(自民党総裁)は、十五日に続き、二回目となる沖縄入り。中川秀直幹事長は沖縄県南風原町で街頭演説し「野党は東京にばかり目を向けて、格差、格差と騒いでいる。安倍内閣は美しい国造りとして、道州制導入、公務員制度改革、中央省庁再編をやろうとしている」と訴えた。
民主党の菅直人代表代行は鳩山由紀夫幹事長とともに、那覇市で街頭演説。沖縄戦での住民集団自決への旧日本軍の関与をめぐり教科書検定で修正意見が付いたことに触れ「首相のやり方は許せない。歴史への挑戦だ。沖縄の歴史をねじ曲げようとしている」と強く批判、支持を求めた。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/22(日) 01:54:37
参院補選、与野党幹部が最後の訴え
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20070421/20070421-00000039-jnn-pol.html
7月の参議院選挙の前哨戦となる福島と沖縄の補欠選挙の投票を翌日に控え、与野党の幹部が選挙区に入り、最後の訴えに力を入れました。
「まさに日本をアジアの結節点にしよう。その中心は、どこでしょうか。沖縄なんです。そのためには、やっぱり飛行場を良くしなければいけません。私は、那覇の飛行場拡充計画を最優先で取り組んでいく」(安倍首相)
「まさにこの沖縄の歴史の歪曲をストップさせることができるかどうかの選挙が明日の選挙。1票が皆さんの1票なんです」(民主党 菅 直人 代表代行)
参議院の沖縄の補欠選挙では、与党と野党、それぞれが推薦する候補が真っ向から激突する構図となっていて、選挙戦の最終日のこの日も、各党の幹部が街頭に立ち、支持を訴えました。
また、福島は、自民、民主、共産3党の公認候補による戦いとなっていて、2つの補選の結果は7月の参院選の与野党の勝敗ラインに直接影響するため、最後まで総力戦が繰り広げられました。(21日21:45)
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/22(日) 01:58:26
参院補選 期日前投票は上回る
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/04/22/k20070421000111.html
参議院の福島選挙区と沖縄選挙区の2つの補欠選挙で、20日までに期日前投票を済ませた人は、ともに3年前の参議院選挙の同じ時期を10%余り上回っています。
NHKが各地の選挙管理委員会を通じてまとめたところ、22日に投票が行われる参議院の2つの補欠選挙で、20日までに期日前投票を済ませた人は、福島選挙区が有権者の6%にあたる10万人余り、沖縄選挙区が有権者の5.9%にあたる6万2000人余りとなっています。これを3年前の参議院選挙の同じ時期と比べると、福島が10.3%、沖縄も10.6%、ともに上回っています。また、財政破たんして先月財政再建団体になった北海道夕張市長選挙には、20日までに有権者の8.1%にあたる927人が期日前投票を済ませました。一方、高レベル放射性廃棄物の最終処分場の候補地を選ぶための調査に応募したことの是非をめぐる高知県東洋町の町長選挙には、20日までに有権者の21.8%にあたる651人が期日前投票を済ませています。
628
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/22(日) 07:01:42
期日前投票者数参院補選は10万超 讀賣福島
県選管は21日、参院補選と7市議選の期日前投票の中間結果(20日現在)を発表した。
参院補選の投票者数は10万588人で、投票率換算では6%。2004年参院選の同時期の5・43%をやや上回った。市町村選挙が告示されたため、今月15日に比べて投票者数が急激に増えており、市議選を抱える福島市で約1万3000人増、郡山市で約1万5000人増となっている。
一方、7市議選では投票率換算で平均5・92%で、喜多方市の7・17%が最高になっている。続いて白河市6・30%、郡山市6・15%、福島市5・81%、会津若松市5・63%、須賀川市5・05%、相馬市5・04%となっている。
(2007年4月22日 読売新聞)
629
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/23(月) 12:36:17
増子さん圧勝で初当選 讀賣福島
夏の参院選の前哨戦となる参院補選(欠員1)と、2007年統一地方選の後半戦の会津若松市長選、7市議選、5町村長選、12町村議選、2町村議補選(各欠員1)が22日、投開票された。参院補選は、民主党公認で前衆院議員の増子輝彦さん(国民新党推薦)が、自民党公認で前県議の山口勇さん(公明党推薦)、共産党公認の前福島市議、宮本シツイさんの2人を大差で破り、初当選した。増子さんの得票は全60市町村で2人の得票を上回った。任期は2010年7月25日まで。投票率は56・72%で、2004年の参院選(60・34%)を下回った。
参院補選は、民主党の増子さんと自民党の山口さんの事実上の一騎打ちだった。両党は夏の参院選や政局に影響するとして総力戦を展開。その結果、昨年11月の知事選、今月の県議選に続き、軍配はまたも民主党陣営に上がった。知事選と同様、党本部主導の組織戦で大敗した自民党は参院選に向け戦術の見直しを迫られるのは必至だ。
「安倍首相の『美しい国』より『生活しやすい国づくり』というメッセージが共感を呼んだ。参院選にもつながる勝利」。当選確実の知らせに沸く増子さんの福島市天神町の事務所で玄葉光一郎・民主党県連代表は力を込めた。
増子さんは出馬表明した1月下旬から、精力的に市町村を回り、民主党参院議員だった佐藤知事の知事選出馬に伴う辞職で空席になった議席を守った。
佐藤知事が「県民党」を掲げ政党色を薄めて知事選で圧勝した戦術を踏襲。「中央と地方の格差是正」「議員特権の改革」を訴える一方、衆院議員時代に培った知名度に加え、実績と国政復帰への熱意など個人をアピールして、幅広い層の票を取り込んだ。
渡部恒三党最高顧問が「雄平くん(知事)は私の秘書を28年間やった。増子くんと雄平くんの力を合わせてもらう」と演説会などで強調し、知事との近さを印象づけた。県議選の躍進で勢いづく同党県議らも運動を展開し、票の上積みにつなげた。
「こんなに早いのか……」。山口さんの郡山市若葉町の事務所では、早々に増子さん当確の報が伝わると、岩城光英・自民党県連会長ら選対幹部はぼう然とした表情を見せた。
自民党本部主導で「安倍政権の与党候補」を強調する運動を展開し、安倍首相をはじめ、閣僚級の国会議員が連日、応援に駆け付けた。政策には、福祉や教育の充実のほか、高速道整備の促進などを掲げた。
しかし、全県的には知名度不足のうえ、いったん同党が擁立を決めた立候補予定者が出馬を辞退するなど候補者選びの混乱から出馬表明が2月下旬と出遅れたことが響いた。
自民党では夏の参院選では弁護士の森雅子氏の擁立を決めており、山口さんの“敗者復活”を含め2人目擁立論も一部で模索されてきた。しかし、「大敗でそんな余裕はない」(党関係者)との見方が大勢だ。
宮本さんの陣営は「安倍政権は憲法改正を口にする危険な政治」として、「憲法9条を守ろう」をスローガンに選挙戦を展開。「民主党は選挙の時だけ格差是正」などと民主党への攻勢もしかけたが、共産党支持層以外の票をあまり得られなかった。
午後8時半すぎに福島市南矢野目の事務所に姿を見せた宮本さんは「深刻な貧困と格差の広がりを変えたいという(有権者の)思いはあるのだが、残念ながら訴えを届けきれなかった」と肩を落とした。
(2007年4月23日 読売新聞)
630
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/23(月) 14:08:35
「暮らし第一」、初当選の島尻さん…参院沖縄補選 讀賣沖縄
夏の参院選の前哨戦として与野党が激突した参院沖縄補選は、島尻安伊子さん(42)(諸派=自民、公明推薦)が初陣を飾り、沖縄初の女性保守系国会議員となった。島尻さんは「子育てしやすい環境を整えたい」と決意を新たにした。
島尻さんのキャッチフレーズは「台所から政治を変える」。4人の子育ての真っ最中で、「沖縄を日本一の子育て推進県にする」と力強く宣言。カチャーシー(沖縄の手踊り)を踊って喜びを爆発させた。
午後9時40分過ぎ、那覇市牧志の事務所に赤のかりゆしウエア姿で現れた島尻さんは、支持者の祝福にさわやかな笑顔を浮かべ、万歳を三唱。末娘の千華ちゃん(7)から花束を受け取ると、涙がほおを伝った。
記者団のインタビューに、島尻さんは「暮らしを第一に訴えたのが、みなさんの心に入ったという思いです」と選挙戦を振り返った。
基地問題についてのスタンスを問われると、「これから返還される跡地利用の問題もあり、一口では言い表せない」と口元を引き締めた。
選挙中、事務所の一角にはキッズルームを設け、選挙カーでは童謡の替え歌を流した。若さと斬新なイメージで女性票や無党派層の取り込みに成功した。
仙台市生まれ。上智大卒業後、沖縄出身の夫と結婚し、移り住んで16年。支持基盤の弱さも懸念されたが、安倍首相が2度にわたって沖縄入りするなど与党の総力を挙げた組織戦で乗り切った。
陣営は昨年11月の県知事選に続く与党推薦候補の勝利に、夏の参院選への自信ものぞかせた。再選を目指す西銘順志郎参院議員(自民党沖縄県連会長)は「7月の参院選を占う選挙で、絶対に負けられなかった。この勢いで夏の戦いに向けて頑張りたい」と笑顔で話した。
一方、野党統一候補の狩俣吉正さん(57)(諸派=民主、共産、社民、国民新推薦)は那覇市銘苅の事務所で、「県民の審判を厳粛に受け止めたい。私の力が足りなかった」と、支持者に深々と頭を下げた。
自治労出身で前連合沖縄会長の狩俣さんは、「雇用、医療、年金など様々な分野で格差が広がっている」と訴えたが、「格差問題は有権者に浸透したと思っているが、結果につながらず残念」と述べた。
民主党の小沢代表、菅代表代行、鳩山幹事長の「トロイカ」も再三、来県。劣勢が伝えられた終盤、那覇市を中心に無党派層の獲得に全力を挙げたが、及ばなかった。同党県連代表の喜納昌吉参院議員は「敗因を総括し、夏の参院選につなげたい」と言葉少なに語った。
(2007年4月23日 読売新聞)
631
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/23(月) 14:26:43
談合事件影響し“3連敗” 自民福島、参院選へ影響も '07/4/22
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200704220374.html
二十二日投開票の参院福島補選で、自民党は公認した山口勇氏が民主党公認の増子輝彦氏に敗れた。昨年十一月の福島県知事選で推薦候補が大敗し、今月八日の福島県議選で過半数割れしたのに続く敗北。自民党関係者は「佐藤栄佐久前知事が逮捕された昨年の談合、汚職の事件の後遺症が続いている」と指摘。今夏の参院選への影響を懸念する声も出ている。
前知事は五期十八年の任期中、共産党を除く「オール与党」体制にも支えられ、福島県政で圧倒的な力を発揮。自民党福島県連への影響力も大きかった。その前知事が昨年の事件で福島県政界から消え、知事に近い県議らが影響力を失った結果、県連は「国会議員を含めリーダー不在の状態」(同関係者)に陥った。
民主党県連が渡部恒三・党最高顧問らの下で比較的結束しているのに比べ、自民党県連はまとまりを欠き、知事選や補選の候補者選考が難航。自民党本部との間もぎくしゃくした。知事選に続き補選でも中川秀直幹事長らが続々と福島入りし、てこ入れを図ったが、運動は盛り上がりを欠いたままだった。「このままでは参院選で民主党は選挙区の議席独占を狙ってくる」とある幹部は話した。
632
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/23(月) 16:31:42
逆風なのだろうか。
首相 結果分析し態勢づくりを
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/04/23/k20070423000066.html
安倍総理大臣は、参議院の2つの補欠選挙が終わったのを受けて、23日、自民党の中川幹事長と会談し、「勝因や敗因をよく分析し、7月の参議院選挙にしっかり対応してほしい」と述べ、参議院選挙に向けた態勢づくりの総仕上げに取り組むよう指示しました。
会談で、中川幹事長は、参議院の2つの補欠選挙のうち沖縄で与党候補が勝利したことを念頭に「厳しい状況の中で、全体としてはいい結果だった」と述べました。これに対して、安倍総理大臣は「厳しい面もある中で、全体としてよく戦ってもらった。勝因や敗因を分析して、7月の参議院選挙にしっかりと対応できるよう取り組んでほしい」と述べ、参議院選挙に向けた態勢づくりの総仕上げに取り組むよう指示しました。これに先立って、中川幹事長は記者団に対し、今回の統一地方選挙について「与野党の直接対決となった知事選挙や市長選挙、区長選挙の多くで勝利し、逆風の中でよく戦えたのではないか。格差問題を解決できるのは与党だと評価を得たので、この結果を受けた国会運営を行い、結果を出していきたい」と述べました。また、中川氏は、記者団が「自民党の地方議員が減少し、足腰が弱くなっているのではないか」と質問したのに対し、「市町村合併により自民党の地方議員の数が減るのはしかたなく、それを前提に戦っていかなければならない。勝因、敗因をよく分析して、参議院選挙に向け勝てる態勢をしっかり作っていきたい」と述べました。
民主幹事長 安倍政権と対決を
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/04/23/k20070423000067.html
民主党の鳩山幹事長は、22日投票が行われた参議院の2つの補欠選挙で与野党が1勝1敗だったことに関連して、夏の参議院選挙で勝利するため、今後、国会で安倍政権との対決姿勢を強めていきたいという考えを示しました。
この中で、鳩山幹事長は「福島は圧勝したが、沖縄は惜敗し、悔しい。ただ、沖縄では、特殊性があり、民主党を応援してくれるはずの連合の組合のなかで、必ずしも応援が得られなかった面もあった。その人たちが応援してくれていれば十分勝てた選挙だっただけに、残念だ」と述べました。そのうえで、鳩山氏は「今回の結果で、安倍政権は信任されたわけではない。参議院選挙に向けて、今まで以上に党の結束を固めるとともに、国会では、格差や政治とカネの問題で安倍政権に対じする姿を見せていきたい」と述べました。
補選結果受け政策実行に努力
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/04/23/k20070423000082.html
塩崎官房長官は、22日投票が行われた参議院の2つの補欠選挙が与野党の1勝1敗となったことについて、「与党として1議席増えたということであり、今後も、政策を着実に実行し国民生活の向上に努力していく」と述べました。
参議院の2つの補欠選挙は22日投票が行われ、沖縄で与党が、福島で野党が勝利し、与野党の1勝1敗となりました。これについて、塩崎官房長官は記者会見で、「与党として1議席増えたということだと思う。今後も、政府としては、国民の声にしっかりと謙虚に耳を傾けながら、安倍政権としての政策を着実に実行して、国民生活の向上に努力を続けていくということしかない。それが夏の参議院選挙に最終的に結びつくと思う」と述べました。
参院選へ無党派層向け政策を
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/04/23/k20070423000083.html
自民党の片山参議院幹事長は、参議院の補欠選挙の結果を受けて、夏の参議院選挙に向けて、無党派層の支持をより得られるような政策を打ち出していくことが必要だという考えを示しました。
この中で、片山参議院幹事長は「参議院の補欠選挙が行われた選挙区は2つとも野党側の議席だっただけに、1つでも獲得できたことは大きい。特に、定員が1人の沖縄選挙区で勝利したことで、ほかの1人区の候補者はみな自信を持ったのではないか」と述べました。そのうえで、片山氏は、沖縄選挙区でも、特定の支持政党を持たない無党派層の支持は、野党候補が与党候補より多く得ていると指摘されていることについて、「自民党の友好団体や支持組織をしっかり固めたうえで、党として、無党派層にも受け入れられるような政策を示し、働きかけていく必要がある」と述べました。
633
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/23(月) 16:34:15
参院補選1勝1敗、与野党の反応は
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20070423/20070423-00000020-jnn-pol.html
夏の参議院選挙の勝敗ラインに直結する沖縄と福島の参議院補欠選挙は、沖縄では与党推薦の候補が、福島では民主党公認の候補がそれぞれ当選し、与野党が1勝1敗という結果になりました。
「全体を合わせれば、逆風の中ではよく戦ってきたのではないかと思う。野党総結集の沖縄の参院補欠選挙で、野党から議席を奪還したと、与党が奪還した。この意味は非常に大きい」(自民党 中川秀直 幹事長)
「福島は完敗ですね。非常に民主党が票を伸ばしている地域が多いというのが私の印象」(公明党 北側一雄 幹事長)
与党は、2議席とも野党の議席だっただけに今回の結果に安堵する一方、 課題も浮き彫りになったとして、夏の参議院選挙へ向けての対応を急ぐ方針です。
安倍総理の周辺も23日朝、「良かったと思う。元々はなかった議席だ。これで総理を先頭に参院選で戦うスタートが切れた」と述べました。
自民党では、これで参議院選挙の与党の勝敗ラインが1つ下がり弾みがつくとしていますが、沖縄では接戦に持ち込まれ、福島で大きく水を空けられ、課題を残しました。
「本音を言えば2勝したかった。そんな声もありますし。今回の選挙結果は相対として申し上げれば、民主党はかなり基盤を強化できたと思ってます」(民主党 鳩山由紀夫 幹事長)
一方、民主党は、これまで野党に不利と言われる補欠選挙で1勝1敗としたことで、一定の手応えはつかんだとして、今後、参議院選挙の体制作りを急ぐ方針です。(23日11:15)
634
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/23(月) 16:35:00
参院補選 与野党の1勝1敗 夏の参院選での勝敗ラインは64議席に
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20070423/20070423-00000358-fnn-pol.html
統一地方選挙の後半戦と参議院補欠選挙が行われた22日、各地で夜遅くまで開票作業が続いた。
このうち、夏の参議院選挙の前哨戦とされた補欠選挙は、沖縄で与党の推薦候補が、福島で民主党公認候補がそれぞれ初当選し、与野党の1勝1敗という結果となった。
与野党の総力戦となった沖縄を制したことで、与党は、夏の参議院選挙に向け、自信を深めている。
参議院の補欠選挙は、福島は、民主党公認で元衆議院議員の増子輝彦氏が自民党公認候補らを大差で破って初当選し、また沖縄は、自民・公明両党が推す、前那覇市議の島尻 安伊子氏が接戦を制して初当選した。
与党が、野党系の1議席を奪ったことで、夏の参議院選挙で、与党が過半数を維持するのに必要な議席は64議席と勝敗ラインが下がった。
自民・中川秀直幹事長は23日朝、「野党総結集の沖縄の参院の補欠選挙で、野党から議席を奪還したと、私ども保守政党が奪還したと、この意味は非常に大きいと思います」と述べたうえで、参議院選挙の勝敗を左右する1人区でも、「沖縄のやり方で勝ち抜いていきたい」と強調した。
一方、片山参院幹事長も「1人区の戦い方にみんながある種の自信を持った」と語っており、自民党は今後、参議院選挙に向け、組織固めなどに全力を挙げる方針。
また、沖縄で手痛い1敗を喫した民主党は、ほかの野党との連携のあり方などを含め、選挙戦略の見直しを迫られることになるとみられる。
民主・鳩山幹事長は「この悔しさをバネに、いかに民主党が結束をして、参議院選挙に、さらに今まで以上に結束できるかと、結束する力になると、今はそう思ってます」と述べた。
635
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/23(月) 19:25:44
民主代表“野党協力強化を”
http://www3.nhk.or.jp/news/2007/04/23/k20070423000136.html
民主党の小沢代表は、徳島市で記者会見し、22日投票が行われた参議院の2つの補欠選挙で与野党が1勝1敗だったことに関連して、夏の参議院選挙に向け、今後も社民党などほかの野党との協力関係を強化していきたいという考えを示しました。
この中で、小沢代表は「沖縄で勝つことができなかったのは、無党派層の支持が低かったわけではなく、組織としての力負けだ。ただ、福島では勝ったので、全体としてはまあまあの結果だ。参議院選挙で野党側が過半数を獲得するのがしんどくなったということではない」と述べました。そのうえで、小沢氏は、野党間の選挙協力について「沖縄で民主党が独自に候補者を立て、社民党なども独自候補を立てたら、どういう結果になったかおわかりだと思う。1人区では党派にこだわらず、みんなで選挙協力することのプラス面の方がはるかに大きい」と述べました。また、小沢氏は、夏の参議院選挙の大分での候補者擁立をめぐって民主党と社民党の調整が難航していることに関連し、「候補者が2人いる状態だ。なんとか1人にしたい」と述べました。
636
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/23(月) 19:59:57
小沢氏「力負け」、首相「浸透不足」 沖縄補選総括
2007年04月23日19時51分
http://www.asahi.com/politics/update/0423/TKY200704230235.html
民主党の小沢代表は23日、徳島市内での記者会見で、22日の参院沖縄補選敗北について「一言で言うと、力負けだ。連合に頼る以外にない状況で、もう少し足腰を強くしないと、競り合った時、力負けになってしまう可能性がある」と語った。参院選の「1人区」で勝つには、あくまで「風」に頼らない組織力強化が不可欠だ、との持論を強調したものだ。
無党派票獲得について小沢氏は「それなりの支持は得ている」と述べた。ただ、「昨年議論して決めた結論が全然伝わっていない、との指摘があった。あらゆる分野の人たちに党の主張をアピールしていく以外にない」と述べ、昨年末に策定した党の基本方針に従い、「格差是正」に加えた明確な争点設定に取り組む必要性を示した。
小沢氏は、野党共闘については「1人区では党派にこだわらず協力するプラスの方が、はるかに大きい」と引き続き重視する考えを強調。夏の参院選の勝敗ラインが上がったことについては「過半数がしんどくなったということと、全く関係ない」と大きな影響はないとの見方を示した。
一方、安倍首相は23日、日本テレビの報道番組で、沖縄補選では無党派層の票が伸びなかったとの指摘に対し「選挙活動の浸透度が足りなかったと反省している。投票率が50%を切ると、自民党は厳しいという予測があったから、厳しいのかなあと思っていたが、何とか勝利を得ることができ、ほっとしている。いろいろな要因があるだろうから、しっかり分析し7月の本番に備えたい」と語り、無党派層の支持拡大などに努めていく考えを示した。
637
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/23(月) 20:26:19
選挙:参院補選 民主に勢い、増子氏笑顔 格差是正掲げ、全域で圧倒 /福島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukushima/news/20070423ddlk07010363000c.html
22日投開票された参院補選では、民主党公認の元衆院議員、増子輝彦氏(59)=国民新党推薦=が、自民党公認の元県議長、山口勇氏(69)=公明党推薦=と、共産党公認の党県委員、宮本しづえ氏(54)を破った。知名度の高い増子氏を擁立した民主党の戦略が奏功した。自民党は知事選、県議選と続いた逆風に歯止めをかけられず、参院通常選に向け、早急な体制立て直しを迫られる。当日有権者数は167万2953人、投票率は56・72%(04年参院選は60・34%)だった。【参院補選取材班】
◇民主に勢い、増子氏笑顔−−格差是正掲げ、全域で圧倒
増子氏は福島市の選挙事務所で「この補選は今の安倍政治にノーという審判を下した。福島から日本の格差是正をスタートするお墨付きをいただいた」と喜びを語った。
民主党参院議員だった佐藤雄平氏の知事転身に伴う補選で、民主党は負けられなかった。増子氏の地元郡山市に加え福島市にも事務所を構え、県北、県南、相双で新たに後援会を立ち上げるなど、全県区の選挙に備えた体制を構築してきた。
増子氏は1月下旬の立候補表明以降、告示前までに県内60市町村をほぼ3巡。格差是正を掲げ、これまで自身の選挙区ではなかった地域でも知名度向上を図り、県内全域で圧倒した。中選挙区時代には自民党公認で当選していることから、自民支持層の一部にも抵抗なく受け入れられたのも大きいとみられる。
また、民主党が現有より4増の11議席を獲得、無所属の推薦候補も6人が当選した県議選の結果も陣営に勢いを与えた。
◇山口氏、出遅れ響く
山口氏は郡山市の事務所で「このような結果になり、大変申し訳ありません。心からおわび申し上げます」と語った。
山口氏陣営は党幹部が頻繁に福島入りし、業界団体に支持を求める組織戦を展開、終盤には安倍晋三首相が街頭演説を行いムードを盛り上げた。しかし、県内の自民逆風ムードに加え、増子氏に比べての知名度不足や、いったん公認申請した立候補予定者が辞退するドタバタ劇で出馬が決まったのは2月下旬と出遅れが痛かった。
◇唯一の女性候補、支持は広がらず−−宮本氏
唯一の女性候補だった宮本氏は格差是正や改憲阻止を訴え、女性票取り込みや無党派層への浸透を図ったが、思うように支持は広がらなかった。
◇投票率低下、56・72%−−「選挙疲れ」関心高まらず
投票率は56・72%と、04年参院通常選の60・34%を下回った。最近3回の補選は最低が85年の53・77%。一方、知事選や衆院選と同日選で行われた88年は80・75%、93年が73・90%と他の選挙と同日選になるかどうかで高低が二極分化している。
今回は統一地方選後半戦と重なり、投票率アップが期待されていた。夏の通常選を前に議席の行方も全国的な注目も集めた。しかし、県内では、昨年の知事選以来の「選挙疲れ」が指摘され、関心は高まらなかったとみられる。
■解説
◇疑問残る自民の“本気”度
増子氏大勝は、民主党の勝因よりも、自民党の敗因を分析するほうがわかりやすい。増子氏陣営の選対幹部が勝因を「敵失のお陰」と認めているのが象徴的だ。
自民党にとっては、06年秋発覚した一連の事件や疑惑による逆風の中で迎えた選挙戦となった。知事選で民主党参院議員だった佐藤雄平氏が勝利、支持基盤の各種業界団体が自民党支持を打ち出しづらい状態になり、結果は県議選での過半数割れに示されている。
自民逆風は、毎日新聞などの世論調査でも明確だ。04年参院選で37%だった自民支持率が、今回は26%と低落する一方、支持政党なしは16ポイント拡大。民主の支持率が微増だったことから、自民にそっぽを向いた有権者が無党派層に移行した形だ。
それだけに、候補者擁立を急ぎ、万全の態勢で補選に臨むべきだったが、前日本青年会議所副会頭の出馬辞退で迷走、公募で選ばれたのが山口氏だった。
しかし、山口氏は増子氏より10歳年長と新鮮味に欠け、訴えも与野党選択を迫る一般的な主張にとどまった。自民支持層を固めきれず、無党派層に浸透できなかったのもやむをえまい。
厳しい選挙戦になるのは予測された中での候補者擁立の経過や結果を見ると、今回の補選に対し、自民党県連がどこまで“本気”だったのか疑問が残る。【菊谷隆】
638
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/24(火) 08:08:12
2007/04/23
参院選に向け党組織強化と政策アピールを 小沢代表が会見で
http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=9943
小沢一郎代表は23日夕、徳島市内で記者会見し、統一地方選挙と参議院補欠選挙の結果について「道府県議が倍近くに増え、政令市議、市区町村議も大幅に増えて、大変良かった。参院補選は、沖縄は夏の本番に向けて頑張らなければならない結果になったが、福島で勝ったのでまあまあのところだ」と総括、7月の参議院選挙に向けて足場ができたとの考えを明らかにした。
これに関連し、小沢代表は参院選に向けた民主党の課題について、(1)党組織を強化する(2)党の主張・政策を一致協力してアピールしていく――の2点をあげ、党をあげて取り組んでいく方針を表明した。
このなかで小沢代表は、沖縄補選での敗北の教訓として「無党派層からそれなりの支持は得ていたが党組織がほとんどなく、連合に頼る以外になかった。ひとことで言うと、力負けだった。これは沖縄県に限らず、他の県も同じ状況であり、もう少し足腰を強くしないと、競り合ったときに力負けする可能性がある」と述べた。また、党の基本政策について「昨年末、みんなで一生懸命議論して決めたのに、その結論が国民に全然伝わっていないという指摘をいただいた。あらゆる分野、各界各層の人たちに党の主張をきっちりとアピールしていかなければならない」と政策浸透の必要性を強調した。
639
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/24(火) 14:30:42
岩城県連会長が辞意 自民
参院補選の大敗受け 讀賣福島
大敗した参院補選の総括のため、自民党県連は23日、福島市で役員会を開き、岩城光英県連会長が会長職を辞任する意向を報告した。22日夜に青木稔副会長に辞職願を提出しているが、役員会では、会長を選出している国会議員団の判断が必要とし、国会議員団に辞表の取り扱いを一任することで一致した。国会議員団は慎重に協議する方針。
吉田弘幹事長も辞意を表明した。だが、県連では突然の辞任は混乱を招くとして、5月下旬の定例の役員改選を5月初めに前倒しして、新たな役員体制が発足するのに合わせて辞任することになった。
岩城会長は、昨年11月の知事選敗北を受け引責辞任した坂本剛二前会長の後任で、就任時は、5月の定例改選までの在任期間に加え、新たな2年間も引き続き務めることを決めていた。
(2007年4月23日 読売新聞)
640
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/24(火) 19:29:18
「基地問題は地元の声聞く」、参院沖縄補選初当選の島尻さん 讀賣沖縄
参院沖縄補選(22日投開票)で、野党推薦候補との激戦を制した前那覇市議、島尻安伊子さん(42)は23日午前、那覇市内で読売新聞のインタビューに応じた。
米海兵隊普天間飛行場(宜野湾市)をキャンプ・シュワブ沿岸部(名護市)に移設する政府案について「与党の強力な支援を受けて勝利したことは県民が一定の理解を示しているとも受け止められる」との認識を示した。
しかし、「何が『県民益』になるのかを見極めたい。そのためにも地元の名護市民の声をしっかりと聞いていきたい」とも語り、慎重な姿勢を崩さなかった。
在日米軍再編に伴う基地返還跡地の活用法について、「特区的なものを活用し、障害や難病を抱えた人たちを受け入れられる医療チームを備えたエンターテインメント施設を造るのが理想。沖縄らしいホスピタリティーを生かしたい」と持論を展開した。
島尻さんはこれに先立ち同日朝から、沖縄県浦添市の自宅で記者団に初当選の喜びを語った。未明まであいさつ回りに追われ、睡眠時間は4時間という島尻さん。「さすがに朝食は作れませんでした」と苦笑いを浮かべ、夫の昇さん(48)、小学2年の長女千華さん(7)と一緒にパンとジュースを口にした。
22日深夜には、安倍首相から「おめでとう。よく頑張りましたね」と電話で祝福されたという。選挙では「台所から政治を変える」と訴えただけに、「子育てしやすい環境作りに真っ先に手をつけたい」と気を引き締めていた。
(2007年4月24日 読売新聞)
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/24(火) 20:51:22
選挙:参院補選 自民県連、会長・幹事長が辞任へ−−大敗で /福島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukushima/news/20070424ddlk07010105000c.html
◇全市町村で得票下回る
自民党県連の役員会が23日福島市内で開かれ、参院補選で大敗した責任を取り、岩城光英会長と吉田弘幹事長が辞任することが明らかにされた。岩城会長は既に副会長に辞職願を提出しており、吉田幹事長も5月の大型連休中に後任が決定次第、退くことになる。
参院補選では、山口勇氏(69)は、60市町村すべてで増子輝彦氏(59)の得票を下回り、23万票余りの大差で敗れた。吉田幹事長は「ちょっと言葉が出ない。あぜんとした」と振り返った。岩城会長は迷走した候補者選定にも触れ「すべて会長である私の責任」と述べた。
毎日新聞などの出口調査では、無党派層の大半に加え、自民支持層の一部も増子氏に流れた。岩城会長は「一般有権者にも政策を浸透させる方策を考えなくてはいけない」との認識を示した。
岩城会長と吉田幹事長は昨年11月の知事選敗退で前任者が引責辞任したのに伴い就任した。任期は5月下旬の県連定期大会までだが、岩城会長はさらに2年間の続投が内定していた。会長を除く役員選は大型連休後に予定されていたが、吉田幹事長は「若い役員で党を刷新し、県民の信頼を回復して欲しい。そのために改選を前倒しする」と述べた。
一方、増子氏は、郡山市の自宅で、「54万票は大変重い票で、感謝と責任の重さを感じている」と改めて当選の喜びを語った。【参院補選取材班】
毎日新聞 2007年4月24日
642
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/24(火) 20:52:10
選挙:参院補選 民主、支持率も逆転 無党派層から流れる−−出口調査 /福島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukushima/news/20070424ddlk07010114000c.html
毎日新聞などが22日実施した参院補選の出口調査では、民主党の支持率が自民党を上回った。支持政党なしの無党派層が民主党支持に流れたと見られ、これが増子輝彦氏の圧勝につながった。
◆政党支持率
自民党を支持すると答えた有権者34%に対し、民主党支持は36%と2ポイント上回った。1週間前の世論調査では自民党26%に対し、民主党は20%で、最も多かったのが支持政党なしの40%だった。
しかし、出口調査では支持政党なしが17%に減少した。民主党は無党派層から転じた支持層をつなぎとめられるかがかぎになりそうだ。
◆「政治とカネ」
松岡利勝農相の光熱費問題に絡み「政治とカネ」の問題を投票の参考にしたかについて、自民、公明の与党支持層は50%以上が「参考にしなかった」と答えた。これに対し民主、共産の野党支持層は「参考にした」が半数以上を占め、与野党支持層で二つに割れた。
◆前回の投票
前回04年の参院選で、佐藤雄平氏(民主)に投票した81%が増子氏に投票し、岩城光英氏(自民)に投じた有権者の30%も今回は増子氏を選択した。
また増子氏は前回、阿部裕美子氏(共産)に投じた有権者の22%も吸収しており、幅広い層から支持を集めたことが裏付けられた。【参院補選取材班】
毎日新聞 2007年4月24日
643
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/24(火) 23:42:10
参院補選 大差で増子氏 民主に勢い
2007年04月23日 朝日福島
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000704230004
参院福島選挙区補欠選挙(被選挙数1)は22日投開票され、民主党公認の前衆院議員増子輝彦氏(59)が、自民党公認の元県議会議長山口勇氏(69)、共産党公認の前福島市議本宮しづえ氏(54)に大差をつけて初当選を果たした。増子氏は全60市町村で1位の得票だった。自民党は昨年11月の出直し知事選で推薦候補が、民主党前参院議員佐藤雄平氏に敗北。8日に投開票された県議選も民主勢力の躍進を許しており、今回の大敗で退潮にさらに拍車がかかりそうだ。県内の政治勢力図は大きく塗り替わろうとしている。
−自民の退潮に拍車 県内勢力図転換期に−
福島市天神町の増子氏の事務所には大勢の支持者が詰めかけた。当選が決まった瞬間、拍手がわいた。
増子氏は、生活負担の軽減と格差是正を中心に訴えてきた。陣営は、佐藤雄平知事の議席を守る選挙と位置づけ、街頭演説などを通して無党派層への浸透を図った。出身地である郡山市周辺で票を固めたほか、支持組織の連合福島、渡部恒三党最高顧問や同党県連代表の玄葉光一郎衆院議員の個人後援会をフル稼働させ、全県に支持を広げていった。
事務所に現れた増子氏は、支持者とともに万歳三唱。勝因を「県民の生活への危機感」と分析した。「地方はいま苦しんでいる。全力で福島から日本の政治を改革していくというスタートができた」と語った。
郡山市若葉町の山口氏の事務所では、増子氏の当選が伝えられると、沈痛な雰囲気に包まれた。山口氏は人余の支持者を前に「不徳の致すところ。申し訳ありません」と述べ、頭を下げた。
7月の参院選の前哨戦と位置づけた自民党は、同党の県議や県選出国会議員の個人後援会、友好団体を総動員する「組織型選挙」を展開した。山口氏の知名度不足を補おうと、与野党の「政党対決」を強調。安倍晋三総裁や中川秀直幹事長ら党幹部を投入して、支持組織の引き締めを図った。
だが、自民支持層に十分浸透できなかった上に地元の郡山でも伸び悩んだ。出直し知事選敗北と県議選での過半数割れに続き、「3連敗」を喫したことで組織頼みの選挙手法の限界を露呈した。
一方、宮本氏は、福島市南矢野目の事務所で「手応えはあった」としつつ、「二大政党の偽りの対決では政治は変わらないと訴えたが、届かなかった」と述べた。宮本氏は暮らしと格差の問題や憲法9条を守ると訴えてきた。同党県委員会の最上清治委員長は「自民への批判が民主に一方的に流れてしまった」と分析していた。
644
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/24(火) 23:42:35
「論点見えぬ同根の争い 政策を軸に選択肢を」
≪解説≫
民主党が県議選での躍進に続いて勝利を収め、県内の政界でも自民、民主の2大勢力が拮抗しつつあるようにみえる。だが、今回の参院補選は、政策を軸にして政党を選んだ選挙とはほど遠いものだった。
17日間の選挙戦で明確な争点は最後まで見えなかった。共産党も含めて「地域間格差」をどの候補者も強調した。「会津新幹線」という遠大な構想を持ち出す候補者もいたが、格差是正の処方箋を明示できた候補者はいなかった。
福島の自民、民主の対決は、「保守」という同根の争いという色彩が特に強い。中選挙区時代の衆院議員への支持が引き継がれ、「自民党員だが民主候補に投票する」「国政は民主候補に入れ、地方選は自民候補」という有権者も少なくない。長らく二大政党が全県規模で1議席を争う選挙がなかったという事情もある。知事選では佐藤栄佐久前知事のもと、オール与党態勢が続き、参院選では2議席を自・民で仲良く分け合ってきた。
今回の補選では、こうした政治構造を抱え、争点も見えないまま、「政党対決」だけが強調された。結局、「知名度」や「親近感」が最終的な投票基準になった有権者も少なくなかったのではないだろうか。
選挙戦を通じ、自民、民主両陣営は、無党派層への積極的なアピールよりも、党や後援会など自陣営の引き締めに力を注いだ。結局、自民党がかつて誇った「組織力」にほころびが見え、自陣営を固めきった民主に軍配はあがった。だが、投票率が示すように、有権者の関心は盛り上がらなかった。
統一地方選では全国的に民主の躍進が目立った。地方でも二大政党制の流れが加速しつつあるようにも見える。今後、両党は組織固めよりも、政策を軸にした選択肢を積極的に示すことに力を注ぐべきだろう。福島で二大政党制が根付くかどうか。まさに過渡期を迎えている。(立松真文)
645
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/24(火) 23:45:33
(上) 「夏」へ模索 ふくしま参院補選
2007年04月24日 朝日福島
http://mytown.asahi.com/fukushima/news.php?k_id=07000000704240006
−組織選は限界岐路に−
「従来のような選挙手法が通用しない時代になっている」
自民党公認の山口勇氏(69)が参院補選で惨敗したことを受けて、総合選対本部長の岩城光英県連会長(参院議員)は23日、福島市中町の自民党県連で、23万票余りの大差で敗れた結果を、そう分析した。
今回、県連は最初からつまずいた。候補者選びが二転三転し、山口氏の立候補表明は民主党公認の増子輝彦氏(59)よりも1カ月遅れた。陣営では「相手候補の背中は見えている」と繰り返したが、その遅れを最後まで取り戻せなかった。
選挙戦では、県議や国会議員の後援会、友好団体を総動員した。短期決戦の中、安倍首相や中川秀直幹事長ら党幹部が駆けつけ、組織の引き締めを図った。だが、陣営の期待したほど効果は上がらず、「かえって幹部への対応に追われ、支持者への丁寧な説明ができず雑な選挙になった」(選対幹部)。
昨年11月の出直し知事選で民主党推薦の佐藤雄平知事が当選したことも逆風となった。
県連幹部は「県から助成金や補助金を受け取っている団体の動きが鈍かった。知事からの『暗黙の圧力』を感じたのではないか」と話す。
須賀川市で選挙戦中盤の12日に開いた、山口氏の個人演説会には、渡辺喜美行革担当相や舛添要一参院議員が応援に駆けつけた。だが、2千人以上収容できる会場に集まった支援者は300人ほど。選挙期間中、こんな光景が何度もあり、陣営幹部は「動員の指示が組織の末端まで行き届かない……」とため息を漏らした。
組織が弱まった要因の一つとして、県連の中には、構造改革路線による地方の疲弊を挙げる声もある。選対幹部の一人は「小泉さん以来の構造改革で建設関係や農業関係の組織がガタガタになってしまった」とこぼす。
応援に駆けつけた党幹部が公共事業のバラマキ批判や公務員批判などを訴えたが、県連には「党中央の政策と、地方の現状にギャップがある」とする見方も多い。同党県議の一人は「自民党が利益誘導しないことに有権者が気付き、組織票が組織票でなくなってしまった」。
公明党との選挙協力についても今回の敗北が影響しかねない。
同党県本部の甚野源次郎代表は「党組織内の支持固めは徹底した」とするが、支持母体の県創価学会は「自民党には夏の通常選挙に向けて、しっかり反省してもらいたい」と手厳しい。
知事選で推薦候補が敗れ、県議選で過半数割れを喫し、さらに今回の補選での敗北。23日に開かれた役員会では、7月の参院選に向けて「解党的な出直しが必要」など厳しい意見が相次いだ。
通常選挙まで残された時間は3カ月足らず。組織選挙の限界が見えたものの、「組織に頼らざるを得ない」(県連幹部)のが実情だ。格差を強調する民主党に対抗するため、「光のあたらない地方や、生活弱者に配慮した政策を訴えることが必要」という声もあがる。夏に向け、岐路に立たされた自民党の模索が始まっている。
民主党の大勝に終わった参院補選。各政党はその勝因、敗因をどう受け止め、夏の参院選にどう生かそうとするのか。模索する姿を追った。
646
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/25(水) 03:52:52
地方から「格差是正」 参院福島補選で増子さん圧勝
http://www.kahoku.co.jp/news/2007/04/20070423t61035.htm
22日に投開票された参院福島補選で、民主党の元衆院議員増子輝彦さん(59)が国政へ返り咲いた。「早く国会に戻らないと格差問題は手遅れになる」と、衆院への思いを振り払って挑んだ増子さん。与野党激突で圧勝し、陣営は「何勝分もの重みがある」と気勢を上げた。一方、敗れた自民党の元県議会議長山口勇さん(69)の陣営は沈痛なムードに。昨年の出直し知事選で県政野党に転じた自民に、再び惨敗ショックが広がった。
「心から県民に感謝したい」。増子さんは午後8時20分すぎ、福島市の事務所で支持者と喜びを爆発させた。緩んだ表情を努めて引き締め、「福島から格差是正を始めるお墨付きをもらった」とあいさつした。
1990年の衆院選で初当選した増子さんは、小選挙区制導入に熱心に取り組んだ。政治人生は皮肉にも、小選挙区に翻弄(ほんろう)された。96年の衆院選以降、選挙区で敗戦が続き、比例代表で復活当選した時期を除き、浪人生活は通算10年近くに及んだ。
「ここ数年、東京は栄えて福島は疲弊するばかり。差を早く解消したい」。出馬を決意後、広い県内を4巡し、気持ちはさらに強まったという。
筋を通す物言いで反発を招く面もあったが、昨年、民主党系知事が誕生して以降、上げ潮ムードに乗り、民主、社民両党や連合系労組との連携は最後まで良好だった。増子さんは圧勝の余韻に浸りながらも「公約を実行し、遊説先で聞いた県民の悲痛な叫び声に応えなければ」と責任の重さを口にした。
自民党の山口さんの郡山市の事務所は、早々と落選が伝えられると静まり返った。雨の中、事務所前で支持者に頭を下げた山口さんは「わたしの不徳の致すところ」と声を振り絞った。
昨年の出直し知事選で推薦候補が敗れ、県議選でも過半数割れとなった自民党のダメージは深刻だ。岩城光英県連会長は「こんなに早く結果が出るとは思わなかった。責任を痛感している」と言葉少なに語った。
647
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/25(水) 03:53:25
参院福島補選 自民完敗で衝撃 県連会長が辞表
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/04/20070424t61045.htm
参院福島選挙区補欠選挙の投票から一夜明けた23日、自民党公認の元県議会議長山口勇氏(69)=公明推薦=の大敗が、党福島県連内に大きな波紋を広げた。全60市町村で民主党の元衆院議員増子輝彦氏(59)=国民新推薦=に敗れる完敗に、県連会長の岩城光英参院議員は同日、責任を取って会長職の辞表を提出した。県連内では「岩手のような『民主王国』になりかねない」と危機感を募らせている。
23日朝、福島市で開かれた役員会は沈痛なムードに包まれた。「結果はもちろん、人選難航の責任もある」と岩城会長が提出した辞表の扱いなどを協議し、対応は県選出の国会議員団に委ねることを確認した。
岩城会長は、出直し知事選大敗に伴う前会長の引責辞任で昨年12月に就任したばかりだった。役員会では吉田弘幹事長も辞意を明らかにしたが、幹事長は前倒しする5月の役員改選までとどまることが決まった。
「数字を見て、あぜんとした。真剣に分析して新しい態勢を固めなければならない」。吉田幹事長は役員会終了後、完敗の衝撃を語った。敗因については「(汚職事件など)一連の前知事の問題が影響したほか、(民主党系知事が誕生した)現県政の体制が目に見えないところで大きく効いた」と分析した。
県連内には、県選出国会議員団、党本部との意思疎通の不足などへの不満も高まる。ある県議は「このままでは自民が総崩れになる」と危機感をあらわにした。
県議や国会議員の数などで野党に勝る自民が、本格的な組織戦を仕掛けながら喫した大敗に戸惑いも大きい。
岩城会長は「従来の選挙手法が通用しない時代になっている。党員による党活動をベースに、党の政策をいかに一般の有権者に理解してもらうか、良い意味のパフォーマンスが必要になる」と無党派対策の必要性も口にした。
648
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/25(水) 03:54:19
参院福島補選 増子氏の得票率58.1%
http://jyoho.kahoku.co.jp/member/news/2007/04/20070424t61019.htm
22日投票が行われた参院福島選挙区補欠選挙は、民主党の元衆院議員増子輝彦氏(59)が圧勝で初当選を果たした。増子氏は県内60の全市町村で自民党の元県議会議長山口勇氏(69)、共産党の元福島市議宮本しづえ氏(54)を上回り、得票率は58.1%に達した。
増子氏の支持が特に高かったのが、増子、山口両氏の地元郡山市とその周辺市町村。郡山市での得票率は全県平均を6.1ポイント上回る64.2%、本宮市では70.5%に上った。郡山市を含む衆院福島2区の市町村では64.6%を占め、自身が出馬した2005年の衆院選での得票率を22.2ポイント上回った。
郡山市以外の大票田も手堅くまとめ、圧勝の要因となった。得票率は福島市56.5%、いわき市50.1%、会津若松市58.7%となり、無党派層や自民支持層への浸透ぶりを示した。
山口氏の得票率は32.6%にとどまった。新地町42.4%、飯舘村42.5%など相双地区の一部で善戦したが、両町村以外では大差をつけられた。地元郡山市では29.7%と伸びなかった。
衆院福島2区の市町村合計では29.4ポイント。05年の衆院選で、増子氏と争った自民党の根本匠衆院議員の得票率52.7%から23.3ポイント減った。自民支持層をまとめられなかったことが表れている。宮本氏は福島市で14.0%を獲得したが、全県では9.2%にとどまり、支持の広がりに欠けた。
649
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/25(水) 05:07:01
地盤の2区 増子氏圧倒/参院補選 福島
http://www.minyu-net.com/news/news/0424/news3.html
22日投開票が行われた参院福島選挙区補選は、民主新人の増子輝彦氏(59)が県内60市町村すべてで得票率が他候補を上回り、完勝した。自民・公明、民主・社民、共産の3勢力にとっては、今後の与野党攻防へ地域票の分布状況が気になるところ。衆院小選挙区ごとに3候補を比較してみると、増子氏の2、3区での強さが際立つ。
増子氏、自民新人の山口勇氏(69)ともに地盤とした2区は、得票率で64・6%対29・5%。民主が衆院小選挙区も押さえる3区は60・4%対32・2%、4区は57・8%対33・6%と増子氏が圧倒した。
一方、比較的差が小さかったのは5区で、51・3%対37・1%。それでも民主系候補が5区で勝利するのは衆院選、知事選でもなかったことで、自民の痛手は大きい。1区は55・5%対32・2%だった。
共産は宮本しづえ氏(54)の地盤1区で12・4%、県議選で票を伸ばしたいわき市を含む5区で11・6%となったが、他選挙区は伸び悩んだ。(投票率は小数点第2位で四捨五入のため、合計が100%にならない場合があります)
(2007年4月24日 福島民友ニュース)
650
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/25(水) 08:19:34
内容がないよう
【特報 追う】参院福島補選 自民若手2人、候補者選考で落選
http://www.sankei.co.jp/chiho/tohoku/070423/thk070423000.htm
22日に投票が行われた参院福島選挙区補選(欠員1)。選挙に笑い、そして涙するのは、必ずしも候補者ばかりではない。候補者になろうとして、そのチャンスをつかめなかった2人の男。夢敗れた若手の“葛藤(かっとう)”を追った。(内藤慎二)
「助走期間が短かったからね。厳しい選挙だったよ」
福島県会津若松市。白虎隊終焉(しゅうえん)の地、飯盛山麓(さんろく)の事務所で、自民党県議の小熊慎司氏(38)は、2週間前、今月8日に投票が行われた福島県議選を振り返って、思い出したような安堵(あんど)の表情を浮かべた。
会津若松市選挙区は定数4に7人が挑む激戦。結果的に3位に食い込んだが、現職県議だったにもかかわらず、準備不足のまま選挙戦に突入。初挑戦した4年前に比べ想像以上の困難に直面した。
理由は参院補選にあった。小熊氏は自民党が実施した参院選の候補者公募に応募した。だが「候補者からの落選」を知らされたのが2月末。
今後をどうするか後援会と話し合った結果、再び、県議会に戻る決意を固めた。
「県議選に戻るとはいっても、選挙事務所の場所が決まったのは3月10日。4年前の県議選より、立候補表明が2カ月も遅くなってしまった。本当に時間が足りなかった」と振り返る。
小熊氏は、アイルランドのロックバンド「U2」をこよなく愛す。ボーカル、ボノが貧困問題解消に奔走する姿に共感するからだ。
「会津の発展を福島県の発展に、福島県の発展を日本の発展に、日本の発展を世界の発展につなげたい」
だが、小熊氏の国政への進出の希望は叶わなかった。
◇
参院補選の候補者選考を経て、政治舞台から一時、降りなければならなくなった男もいた。
福島市選挙区(定員8)から出馬し、現職ながら落選した西山尚利氏(42)だ。
「肩書もすべて失いました。でもこの現実を受け止め、反省するしかありません」
参院補選の有力候補の1人として、メディアをにぎわしてきたが、参院補選候補者も、県議の肩書きも失った。そのギャップに、まだ戸惑ったままだ。
公募に手を挙げることはなかったが、2月上旬まで参院補選出馬の可能性を探っていたため、小熊氏同様、県議選への準備時間は足りなかった。
「選挙は足、なんですよ。4年前に比べても支援者を回る物理的な時間がなかった」。西山氏はまた反省を口にした。
実力者12人が立候補した県内屈指の激戦区だった福島市選挙区に準備不足。開票当日、最下位当選者にわずか260票差で涙をのんだ。
国政に進出できたら教育問題に取り組みたかったと話す西山氏。
「自立した日本人を作るための教育が大切。歴史観もしっかり持たなければならない」と持論は揺るぎがないが、今後の政界復帰に向けた「浪人生活」を余儀なくされる。
◇
2人の若手県議が欲しかったのは、国政へ挑戦するチャンス。それを阻んだのは、自民党福島県連にある「世代交代への抵抗感」なのかもしれない。
自民党は候補者を公募した結果、参院補選の候補者に、元県議会議長の山口勇氏(69)という重鎮を選んだ。県政界の実力者とはいえ「若さ」とはほど遠い。
「若さ」だけが政治家に求められる絶対条件ではない。少子高齢社会を念頭に「私が頑張ることでお年寄りを元気づけたい」と、“高齢者の代表”を強調した山口氏の主張も決して、間違ってはいない。
だが…。
自民党選出の県内の国会議員8人のうち、最も若いのは、福島1区選出の衆院議員、亀岡偉民氏(51)。しかも、2年前の初当選までに5度の挑戦を要しており、西山氏は「1人しか当選できない小選挙区では、新しい人材が育ちにくい。他県はもう少し若い芽をのばしている気がする」と、遠慮気味に分析する。
「民主党の渡部恒三氏は、30代後半で初当選して国政の実力者に育った。自民党は多少の失敗に目をつぶり、若い政治家を育てる必要がある」(県内の自民党員)との声もある。
今回、参院補選の候補者選考に翻弄(ほんろう)された2人の試みは、福島の「壁」を崩す小さなきっかけになるのだろうか。
「1人でも多くの人のために働きたい」
そう話す小熊氏が愛用するマグカップには、46年前、43歳で米大統領に就任したJ・F・ケネディの笑顔が刻まれている。
(2007/04/23 02:00)
651
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/25(水) 18:11:12
与党、沖縄傾斜が奏功 参院補選1勝1敗 民主の格差論戦不発 与野党 夏の決戦へ動き急
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/politics/election/2007sanin/kyushu/20070423/20070423_001.shtml
22日投開票された参院沖縄、福島両選挙区統一補選は、結果が夏の参院選の勝敗ラインに直結することもあり与野党が総力戦を展開、1勝一敗で星を分けた。ただ、野党系議席の1つが与党に移った形で、野党により厳しい結果といえる。安倍晋三首相は、就任後初の大型選挙となった参院補選と統一地方選を手堅く乗り切った格好。「選挙が荒れる」とされる亥(い)年の政治決戦は、後半国会の攻防を経て7月の参院選に向かう。当面は与党優位が続く見通しで、野党側は態勢立て直しが急務だ。
▼与党
「野党議席だった沖縄で勝利した意味は非常に大きい。この勝利を7月の参院選につなげたい」。自民党の中川秀直幹事長は22日夜、記者会見で胸を張ってみせた。
与党は1勝一敗の補選結果を「実質勝利」(自民選対幹部)と受け止めている。厳しい戦いが予想される参院選の防衛ラインを1議席分とはいえ引き上げることに成功し、前哨戦で「貴重な貯金を稼いだ」との判断だ。
与党は当初、表向きは「2議席奪取」(中川氏)を目標に掲げたが、昨秋の知事選で敗れた福島では、官製談合事件の後遺症もあって事前の予想通り苦戦。終盤は「確実に1つ取る」として2敗回避への現実路線を鮮明化。優勢が伝えられた沖縄へ戦力を傾注し、選挙戦最終日には、首相が二度目の応援に入るなどして勝利に結び付けた。
太田昭宏公明党代表は「非常に力強い政権運営ができる」と評価。選挙の顔として「信任された」(谷津義男選対総局長)首相は今後、国民投票法案などの早期成立を図り、参院選本番に向け実績づくりを急ぐ構えだ。
ただ、首相は今回、沖縄での論戦で地元感情に配慮し、タカ派色がにじむ「憲法問題」への言及を封印。野党の格差批判には「飛行場拡充が最優先」などの訴えで対抗、旧来型の利益誘導策もかいま見えた。「安倍カラー」への審判は、夏に先送りされた格好だ。
▼民主
「福島は圧勝、沖縄も大差の負けではなく、これで安倍内閣が信任されたわけではない」。22日夜、記者会見した民主党の鳩山由紀夫幹事長は強調した。だが、沖縄は小沢一郎代表らが連日応援に入り、福島以上に総力戦を挑んだ末の力負け。「格差是正」の訴えも無党派のうねりは起こせず、痛手は深い。
投票率が低迷傾向にある補選は組織力に勝る与党が有利とされ、選挙戦中盤、沖縄での苦戦が伝えられてもいた。ただ、福島、沖縄は本来、野党系の議席で、特に沖縄は昨秋の知事選に続き、小沢氏が主導する「野党共闘」での連敗。鳩山幹事長は「(共闘は)出遅れでまとまりに欠けた」と総括、共産党との連携見直しにも言及した。
深刻なのは、参院選の争点と位置付ける「格差是正」の訴えが大幅な支持拡大につながらなかったことだ。沖縄の県民所得は全国最低。失業率も全国平均の約2倍に上る。小沢氏は「格差を実感しやすい地域」と位置付け「弱者切り捨ての自公政権に終止符を打ちたい」と訴えたが、結果を残せなかった。
鳩山氏は「格差があったが故に政府に依存する1票が投じられた」と分析。党幹部は「漠然と格差を訴えても票にならない。年金や医療などもっと争点を絞り込まないと」と話し、戦術の練り直しを急ぐ考えを示した。
(東京報道部・竹森太一、川原田健雄)
=2007/04/23付 西日本新聞朝刊=
652
:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/27(金) 22:02:41
島尻氏が初登院/公約実現向け意気込み 沖縄T
http://www.okinawatimes.co.jp/day/200704271700_03.html
【東京】参院沖縄補選で当選した島尻安伊子氏(無所属)が二十七日午前、初登院し、国会議員としての活動をスタートさせた。与党幹部へのあいさつ回りやマスコミの取材対応を慌ただしくこなし、「日本国の中枢に挑むんだと実感した」と強調。少子化対策を担当する高市早苗沖縄担当相とも面談し、子育て支援で連携する方針を確認した。
島尻氏は夫の昇さんら家族とともに、午前八時半に国会議事堂の正門をくぐった。仲井真弘多知事らと記念撮影し、議員バッジを着けた後、議事堂入り口で自分の名前のボタンを笑顔で押すと、報道陣が一斉にカメラのフラッシュをたいた。自民党役員連絡会や公明党執行部にあいさつし、十時の参院本会議に出席。扇千景議長に紹介され大きな拍手を浴びた。
初登院の印象として、「修学旅行で来た時のイメージと違い、責任の重大さをひしひしと感じる」と表情を引き締め、国会活動に向けて「世代の代弁者として選挙で子育てしやすい環境づくりを約束した。そこから取り組みたい」と意気込みを述べた。
午後は自民党の中川秀直幹事長らと面談する。
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:
片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/27(金) 23:12:55
補選終了待ち着手、普天間移設事前調査
2007年04月25日 朝日沖縄
http://mytown.asahi.com/okinawa/news.php?k_id=48000000704260003
米軍普天間飛行場の沖縄県名護市辺野古崎への移設に向け、那覇防衛施設局は24日、現場海域で環境影響評価(環境アセスメント)に先立つ事前調査に乗り出した。参院沖縄補選が終わり、アセスの対象となるサンゴの産卵時期が5月末に迫ったことを踏まえ、この時期を選んだ。反対派の抵抗などで政府が従来計画を断念し、辺野古崎を新たな移設先に選んで1年半。現場では厳重な警戒態勢が取られ、反対派とのにらみ合いが続いた。
現場は辺野古漁港から南東約1キロの海域。朝から海上保安庁のゴムボートや「警戒船」と表示した船が行き交い、物々しい雰囲気に包まれた。
反対派住民ら約20人は朝8時すぎ、調査を阻止しようと辺野古の浜からカヌーやゴムボートで海に出た。その一人、大阪から駆けつけたフリーターの高橋和行さん(29)は仲間とともに調査船に向かって、「基地建設のための調査はやめて下さい」と呼びかけた。
ヘリ基地反対協議会の安次富浩・代表委員は事前調査の実施について「調査前に県民が意見を言える環境アセス法の存在をないがしろにし、県民を愚弄するものだ」と批判した。
普天間は元々、辺野古沖に移す計画だった。だが、同施設局が04年から05年にかけて海底のボーリング調査を行おうとしたところ、反対派による海上での激しい阻止行動に遭遇。事業は滞り、日米は計画を断念し、05年10月に新たな移設先として辺野古崎を選んだ。
この日、海に出た平和市民連絡会の平良夏芽・共同代表は辺野古沖計画の時とは国の姿勢が違うと感じた。当時、海保の船は遠巻きに見ていることが多かったが、今回はカヌーが作業船に近づけないように進路をふさぎ、「100メートル以内に近づくと実力行使します」と警告した。「今度こそ建設を進めなくてはという国の姿勢の表れだ」
国がこの時期に調査を始めた理由は二つある。一つは、参院沖縄補選が終わったこと。防衛省幹部は「選挙を考慮して着手を延ばしてきたが、与党候補の勝利で環境が整った」と話す。
もう一つは、現場海域のミドリイシサンゴが5月末ごろに産卵期を迎えること。1年間成長を観察するには、この時期に着手しないとまた1年遅れる、というのが防衛省の考えだ。3月には業者を選定するなど、着々と準備を進めてきた。
一方、政府が正式な環境アセスを始めるには、県に方法書を出す必要がある。だが、その手続きには入れていない。名護市が移設案を沖合にずらすよう求め、県もそれを支持するなど、政府と地元の間にまだ大きな隔たりがあるためだ。
政府は今回、正式なアセスではなく、事前調査という形を取り、得られたデータのうち可能なものをアセスに取り込む道を選んだ。防衛省幹部は「仲井真弘多知事は『普天間飛行場を3年以内に閉鎖状態に』と主張しており、早い調査は県の利益にもなる。近いうちに正式なアセスを容認してもらえると信じている」と期待している。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/30(月) 08:14:24
自民党:参院補選大敗で引責辞職願の岩城県連会長は続投 /福島
http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/fukushima/news/20070429ddlk07010373000c.html
自民党の県選出国会議員団は、岩城光英県連会長から提出されていた辞職願を破棄することを決めた。岩城会長は任期の県連定期大会(6月1日)まで続投する。
定期大会以降の後任については、引き続き県連と国会議員団で協議していく。
岩城会長は昨年11月の知事選敗退で前任者が引責辞任したのに伴い就任した。任期は県連定期大会までだが、さらに2年間の続投が内定していた。
国会議員団は27日に党本部で会議を開き、県連トップの短期間での交代は党内の混乱を招くと判断したとみられる。
参院補選では、同党公認候補が、民主党公認の増子輝彦氏(59)に23万票余りの大差で敗れた。岩城会長は、迷走した候補者選定や大敗について「すべて会長である私の責任」と述べ、23日に県連の青木稔副会長に辞職願を提出していた。
同じく辞職の意向を表明している吉田弘県連幹事長の後任については、5月1日に開かれる役員会などで内定する。【松本惇】
毎日新聞 2007年4月29日
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/04/30(月) 12:24:32
福島県知事選
佐藤 森 小川
全 体 51.5 41.0 04.0
市 部 49.7 42.3 04.4
町村部 56.6 37.3 02.9
----------------------
★衆院1区
福島市 55.2 36.0 05.9
伊達市 55.0 38.6 04.4
伊達郡 52.2 39.8 04.8
相馬市 45.2 48.2 03.9
相馬郡 43.8 50.9 03.5
南相馬市45.7 47.7 04.2
----------------------
★衆院2区
郡山市 51.9 39.4 03.9
二本松市49.2 44.8 03.6
本宮市 52.5 41.1 03.2
安達郡 47.6 45.3 04.3
----------------------
★衆院3区
須賀川市50.0 31.1 03.1
岩瀬郡 50.1 27.9 01.6
石川郡 58.3 36.3 02.2
白河市 54.8 37.1 04.1
西白河郡59.2 33.4 03.2
東白川郡56.6 37.9 02.7
田村市 60.8 35.4 01.7
田村郡 52.9 40.9 02.9
----------------------
★衆院4区
会若松市64.4 29.9 03.7
河沼郡 63.3 31.5 03.3
大沼郡 62.0 34.0 02.6
南会津郡80.4 17.0 01.6
喜多方市59.1 35.1 04.1
耶麻郡 59.9 35.0 03.3
----------------------
★衆院5区
いわき.市33.1 59.6 05.1
双葉郡 43.9 51.5 02.4
(本宮市=本宮町+白沢村 は市部に算入)
参院福島補選
増子 山口 宮本
全 体 58.1 32.6 09.2
市 部 58.0 32.3 09.7
町村部 58.5 33.6 07.9
----------------------
★衆院1区
福島市 56.6 29.3 14.1
伊達市 58.6 29.6 11.8
伊達郡 58.8 29.4 11.7
相馬市 49.2 40.0 10.7
相馬郡 46.8 42.4 10.7
南相馬市51.7 40.8 07.5
----------------------
★衆院2区
郡山市 64.2 29.8 06.0
二本松市63.7 30.4 05.9
本宮市 70.5 24.5 05.0
安達郡 66.7 26.5 06.8
----------------------
★衆院3区
須賀川市63.0 29.8 07.2
岩瀬郡 65.0 30.1 04.9
石川郡 60.6 33.5 05.9
白河市 55.1 35.1 09.8
西白河郡59.4 31.9 08.7
東白川郡56.1 37.0 06.9
田村市 65.0 27.7 07.3
田村郡 62.5 31.5 05.9
----------------------
★衆院4区
会若松市58.7 32.3 08.9
河沼郡 57.3 35.3 07.4
大沼郡 56.9 35.9 07.2
南会津郡64.4 27.7 07.9
喜多方市53.4 36.8 09.8
耶麻郡 55.9 36.2 08.0
----------------------
★衆院5区
いわき.市50.1 37.1 12.8
双葉郡 54.9 37.3 07.8
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/03(木) 00:46:34
勝政氏が出馬表明 衆院岩手1区補選
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20070502_7
盛岡市の経営コンサルタント勝政康臣氏(53)=本名・馬場康臣=は1日、県庁で記者会見し、7月に予定される衆院岩手1区補選に無所属で出馬することを表明した。
勝政氏は「目に見えない心の豊かさが大切な時代に変わった。今の政治家は目に見える部分だけを訴える旧来の政治を行っている」などと立候補する理由を述べた。
マニフェスト(公約集)も発表。▽2022年までに首都機能を盛岡に移転▽環境省を国家基盤省とする−などを掲げた。街頭演説や選車を使った運動は行わず、ポスターや出版予定の自身の著書などで政策を訴えるという。
衆院岩手1区補選は民主党の前衆院議員だった達増知事の転出に伴うもので、7月22日投開票予定の参院選と同日選となる見通し。
自民党県連は昨年12月、玉沢徳一郎県連会長(衆院議員)の長男正徳氏(35)の擁立を決定。社民党は擁立を見送る方向。民主、共産両党は公認候補を擁立する方向で検討を進めている。
勝政 康臣氏(かつまさ・やすおみ) 本名・馬場康臣。八戸工高卒。東日本ハウス勤務などを経て01年から経営コンサルタント業。53歳。洋野町種市出身。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/06(日) 04:16:39
民主、階氏擁立へ 衆院岩手1区補選
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20070505_3
民主党は、参院選と同時期の7月に予定される衆院岩手1区補選に、本県出身の大手証券会社社内弁護士階(しな)猛(たけし)氏(40)を擁立する方針を固めた。同党の小沢一郎代表が5日、急きょ盛岡市入りし、階氏らとともに記者会見、正式発表する見通しだ。民主党前衆院議員の達増拓也知事の転出に伴う同補選は、既に自民党公認で元団体職員玉沢正徳氏(35)、無所属の経営コンサルタント勝政康臣氏(53)=本名・馬場康臣=の2人が出馬表明している。告示まで約2カ月と迫った同補選は民主党が階氏の擁立を固めたことで、自民、民主両党を軸にした激戦が展開されそうだ。
階氏は雫石町出身。盛岡一高―東大法学部卒後、旧日本長期信用銀行入行。長銀の破たんに伴い設立された新生銀行時代に司法試験に合格し、2003年弁護士登録。今年1月にみずほ証券に入社。現在、同社社内弁護士を務めている。神奈川県川崎市在住。
長銀時代の1998年に旧自由党(現民主党)が行った政治家養成のための全国公募に応募した経緯があり、高校、大学の先輩に当たる達増氏が4月8日投開票の知事選で初当選後、水面下で出馬を打診していた。
階氏は4日、岩手日報社の取材に対し「岩手を離れ東京で活動してきたが中央と地方の格差、特に心の格差を感じていた。岩手は実力を持っており、もっと自信を持っていい。金融、法律という自分の専門分野を生かし、生活、暮らしに誇りを持てる地域づくりを目指したい」と出馬の決意を語った。
5日の出馬会見には民主党の小沢代表、工藤堅太郎県連代表(参院議員)のほか、達増知事も同席する予定だ。
衆院岩手1区補選は7月10日告示、同22日投開票の見通し。自民・玉沢氏、無所属・勝政氏、民主・階氏のほか、共産党も公認候補擁立を検討中。社民党は候補擁立を見送る方向だ。
7月5日公示、同22日投開票が見込まれる参院選と併せ、連休明けには各党とも「夏の陣」に向け一気に走りだす。
階 猛氏の話 中央と地方の格差が拡大していると言われるが、岩手は中央に劣らない実力が十分にある。額に汗して頑張っている岩手の誇りを大切にしたい。地域の方々に足を運び、自分が培ってきた経験を生かしながら、さまざまな課題解決に力を尽くしたい。
階 猛氏(しな・たけし)盛岡一高―東京大法学部卒。旧日本長期信用銀行(現新生銀行)入行。03年弁護士登録(東京弁護士会所属)し、新生銀行法務部次長。07年1月みずほ証券総合企画部経営調査室主任研究員。社内弁護士。40歳。雫石町出身。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/06(日) 05:38:37
岡留安則 5/1
http://okadome.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/5_1f89.html
「子つくり頑張ってね」といって夫婦と別れた後に桜坂のKで飲んでいると、疲れきった喜納昌吉氏が一人でやってきた。もともと音楽家だが政治家に転身したことで、沖縄参議院補欠選挙や国会活動での疲れがかなりたまっているのかもしれない。そういえば、自民・公明の推薦で出馬して補選で勝利した島尻あい子氏は、自民党に入らずに無所属で活動すると発表したばかりだが、やはり当初の予想通り公明党の会派で活動するという確かな情報が入ってきた。これも、何だかなーである。
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片言丸
◆MACDJ2.EXE
:2007/05/06(日) 11:26:35
衆院1区補選 民主が階氏を擁立
雫石出身弁護士 知事が出馬要請 讀賣岩手
民主党県連は5日、盛岡市で記者会見を開き、夏の参院選と同時に行われる予定の衆院岩手1区補選に、雫石町出身の弁護士、階猛(しなたけし)氏(40)を擁立すると発表した。近く党本部に公認申請する。
階氏は盛岡一高、東大を経て旧日本長期信用銀行(現・新生銀行)に入行。在職中に司法試験に合格し、2003年に弁護士登録した。今年からみずほ証券(東京都)の社内弁護士として勤務している。高校、大学の先輩で、知事選出馬に伴い失職するまで1区選出の衆院議員だった達増知事が、統一地方選後に出馬を打診したという。
階氏は「生まれ育った盛岡広域圏で働けることは願ってもないこと。都市と地方との格差を解消し、小沢政権の実現と達増県政の発展に力を尽くしたい」と意欲を語った。
記者会見には、民主党の小沢代表、達増知事も出席した。小沢代表は「みんなの期待に応えることができるよう、大いなる使命感を持って活躍してほしい」と述べ、達増知事は「金融と法律でトップクラスの専門性を持ち、すぐに国政で活躍できる。自信を持って紹介できる」と、人選の理由を説明した。
補選にはこれまで、自民党公認の玉沢正徳氏(35)、無所属の勝政康臣氏(53)の2人が立候補を表明している。
(2007年5月6日 読売新聞)
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