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【個】『御蔵神社』弐【場】

555牡丹『ウェイト・アンティル・ダーク』:2015/01/16(金) 23:16:44
>>551
>神社、アウレア

「はいよッ、お任せあれ! ……と、言いたいところだが」
「ドラム缶は、アウレアちゃんのパワフルなスタンドの方が向いてそうだね?」

 さりげに仕事を割り振る。
 適材適所さ。サボりじゃあないよ。ほ、ホントだよ!

 アウレアちゃんがドラム缶を運んでくれるなら、新聞紙の束を担当したい。

「ふーむ。要は、暖を取れればいいのかい?
 他に火種になるようなモンを探したりとか…」

556アウレア・グラウコーピデ『ラヴ・ランゲージ』:2015/01/16(金) 23:29:50
>>551
「なんか便利遣いされてる気がしないでもねェが……」

ぶつくさ言いつつ、別に苦労でもないので『ラヴ・ランゲージ』を使い、ドラム缶を抱える。
……ホントは転がすつもりだったのだが、『ラヴ・ランゲージ』は
不器用なので狙った方向に転がせなさそうな疑惑があるのだった。
それにいくら大きいといっても、『ラヴ・ランゲージ』の握力で持ち運べないわけでもないだろうし。

「たき火ねえ……」

枯れ枝とかでなく新聞紙とかしか使わないあたり、焼き芋でも作るのか? と一瞬思った。
流石に季節じゃないし、何より口に出すと食い気ばかりだと思われそうだったので言わなかったが……。

557『年越しの祓』:2015/01/19(月) 01:09:22
>>552(ココロ)
「持って帰ってもええし、そこの榊に結び付けてってもええよ」

直脇に植えられた、榊の木を指す『メガネ』。
観れば確かに、幾つものおみくじが結び付けられていた。

「……それはそれとして、御守り要らへん?
今なら300円でお安ゥなってますけど…………?」

『メガネ』の目がすーっと細くなり、値踏みするような視線をココロに向けてくる。

「いや別におみくじの結果がどーだこーだ言うワケやないんやけどね、まァついでに…ね?」

>>554(小角)
スササッ

小角が声を掛けるや否や、襖が開いて、デジカメを手にした総白髪の女性………『縁日』が入ってくる。
皆まで言うな、とばかりに何度も頷き、白衣を手に取り、小角に着せていく。

>>555-556(牡丹、アウレア)
「済みませんっ、今の私はその……諸事情で何にも『触れない』ものですから。
どうか力を貸してください、お願いしますっ」

アウレアの言葉に、申し訳無さそうに、頭をかきながらおねがいする『ボブカット』。
ドラム缶を『ラヴ・ランゲージ』が担ぎ上げ、牡丹が新聞紙の束を手に提げる。

後はバケツだ。水道もバケツも、すぐ傍にある。

「火種は直に雪組さんが持ってくるとして、後はさっきの騒ぎで折れた木の枝を。
片付けついでに使っちゃおうかな、と」

>>552(ココロ)
探し出し、歩き出すココロ。
……1分も経たないうちに、先ほどの三人が社務所の裏で何かしているのが見えた。
      スタンド
『人型の守護霊』がドラム缶を担ぎ、長身の女性が、新聞紙の束を提げているようだ。

558アウレア・グラウコーピデ『ラヴ・ランゲージ』:2015/01/19(月) 01:41:52
>>557
「へぇ? また面白そうな事情だな」

申し訳なさそうな様子よりも『触れない』という事情に興味を示した。
『そういうスタンド能力』というところだろうか。やはり巫女だけあって特殊な能力揃いだ。

「そういうことなら枝くらい持ってくよ。このままでもヒマだしね」

ドラム缶を所定の位置に置いたら、そう言う。
ついでに、あたりを見渡して火種を持ってくるという『雪組』を探してみよう。

559ゼンチ『イースト・ミーツ・ウェスト』:2015/01/19(月) 08:09:32
>>557(GM)

「アッ」

(あそこですね。)

小走りで駆け寄る。

「あの」
「私に……手伝えることなどは?」

(人手は足りてそうですが……)

ドラム缶、新聞に目線。

「燃料集めとか」

燃料が足りないように見えたらしい。

「火も用意出来ますが……」

近くには水がある。
『イースト・ミーツ・ウェスト』の火は水で消せないが、ゼンチの意思で解除出来る。

560小角 宝梦『イル・ソン・パティ』:2015/01/19(月) 08:24:36
>>557

「わっ」

(は、はやいぞ。待ち構えていたのかな……?)

ちょっと思ったより早かったので驚いたが……

「う、うむ……」

何度も頷く縁日。

(や、やはり、不思議なひとだなぁ……)

その勢いに元から丸い目をよけい丸くしつつ、大人しく着せられる。

561ココロ『RLP』:2015/01/19(月) 08:40:33
>>557

「じゃ、じゃあ記念に……持って帰ろうかしら。」

お守りをポケットに入れた。
何か理由があるとかではない。

(それじゃ、そろそろ帰……)

「え」
「お、お守り……」

(べ、別にいらない……けど、こ、この感じ、買った方がいいのかしら……?)
(と……というか、300円って安いの……? や、安いんだとは、思うけど……で、でも……)

財布にはまだ余裕がある。

(ど、どうしましょう。運勢、中吉だし……で、でも……)

「…………」

目が合う。
すぐにココロから逸らす。

(……さ、300円くらい、新年早々ケチって、それで後でなんか嫌なことあったら、後悔するわ……)

(……で、でもお守り買ったのに嫌なことあったらもっと後悔するんじゃあ……?)
(い、いきなりしっかりしてないじゃないの私ったら……さっきの決意へなに!? ほんと駄目ね……)

(…………か、買いましょう。)
「か、買いましょう。」

思考がそのまま声に出た形だ。
財布から小銭を出す。

(巫女さんがわざわざ……い、いいえ、これは多分商売魂だけど……)

(と、とにかく、勧めてくれてるんだし、新年早々ケチるのも、なんだか今年自体なケチがつきそうだし……)
(買わない理由がケチ以外に無いものね、ええ、ええ。そうよ。)

お守りを受け取るだろう……

562牡丹『ウェイト・アンティル・ダーク』:2015/01/19(月) 22:35:05
>>557

「アタシに関しちゃあお気づかいなく。
 ちょっとした恩帰しのつもりですから。
 それに力仕事は、若い方がやってくれてるしね」

 新聞をドラム缶に突っ込んで、バケツの水を汲みに行く。
 あとは火が点けやすくなるように、余裕があれば新聞にワックスでも染み込ませとこうかね。

「そういや、その『雪組』とかって何です? タカ○ヅカ?」

 神社のことはそんなに詳しくないので聞いてみる。

563『年越しの祓』:2015/01/20(火) 02:11:30
>>558(アウレア)
「あっちこっちにリソース裂いてるものですから。
おかげで出来ることが少なくって………」

ドラム缶を、先ほどの流星群でなぎ倒された荒地へと運んでいく。
折れた木はそこかしこにある…燃料には困らないだろう。

>>559>>562(ゼンチ、牡丹)
「そうですね、それじゃバケツをもう一つ、お願いできますかっ?」

牡丹とゼンチに、消火用の水を用意してもらうと、雑木林へと戻る一行。
………『ツーサイドアップ』の舞はますますダイナミックになっている。社交ダンスやワルツのような優美さとは真逆の、タヒチだとかバリだとか、
あるいはアフリカとかに残っている、荒削りで原始的なダンスを思わせる動きだ。
合わせて、周囲の『煌き』も強くなっている…。

   キラッ
                                  キラッ
               キラッ

ホ ェ ェ ェ ・ ・ ・

『像』もくつろぎきった様子で伏せ、仔鹿とじゃれあっているようだ。
牡丹の問いに、『ボブカット』は首を横に振る。

「名前ですよ名前。さっきそこに居た黒髪姫カットの人が『雪組』さん、金髪ギャルな人が『花組』さん。
後今社務所でおみくじや御守りを売ってる、もしゃもしゃメガネの人が、『月組』さんですっ。

……『雪組』さんと『花組』さんは、パーティで見かけませんでしたかっ?」

>>560(小角)
「人を可愛らしく着飾らせた後、写真撮るのが『縁日』さんの趣味なんですよ………。
ですから済みませんけれど、後で写真を撮らせてあげて下さい」

『姫カット』がやや呆れた、或いは何かを諦めた様子で、襖の向うから解説する。
そうこうしている間に、髪を軽く櫛で整えられ、簪を挿された。

「……………」

着付けた小角を見て、しばらく考え込む『縁日』。ややあって桐箱を開けると青い水晶の勾玉でできた首飾りを、小角の首にかけた。

「……………」

……どうやら納得がいったようだ。何度も頷くと、姿見を小角の前に押しやった。

>>561(ココロ)
「おーきにィ。ほなおみじくと同じ用に、代金はその箱に入れてんか。で……」

おみくじ置き場の隣に、着物の端切れと思しき布で作られた、消しゴムくらいの大きさの、小さな巾着袋がずらっと並んだ籠がある。

「お一つどうぞ。
うちの『座長』の手作りやで、中身は…………観たらあかんよ?」

564アウレア・グラウコーピデ『ラヴ・ランゲージ』:2015/01/20(火) 23:20:42
>>563
「大変そうだね……誰か雇えばいいのに」

神社でも巫女さんはバイトを雇うと聞いたことがある。
まあ本職の巫女さんがいるなら雇う必要もないが、
手いっぱいになるまで一人で頑張るくらいならバイトの一人でも雇った方がラクになるのでは?
……と、アウレアは思ってしまう。

折れた木は『ラヴ・ランゲージ』が拾い、大きすぎるようなら適度にへし折ってドラム缶の近くに転がす。

565ゼンチ『イースト・ミーツ・ウェスト』:2015/01/20(火) 23:30:54
>>563

「バケツですね。」
「このゼンチにお任せください。」

バケツで水を汲んできた。
そして。                           
ホ ェ ェ ェ ・ ・ ・

「おお……」

「これは」
「何か……神秘的な。」

その光景を目に収めておく。
サングラス越しにはなるが。

566ココロ『RLP』:2015/01/20(火) 23:54:57
>>563

「え、ええ……」

(そうよ、ケチケチするほどの値段でもないわ、これくらい。)
(一年間の開運を考えれば……)

      ちゃり

小銭を入れた。
そして、籠に視線を向ける……

「沢山あるのね……」

(リサイクル……? って言うのかしらこういう場合……な、なんでもいいわよね、ええ。)

(……全部同じ効能、なのかしらこれって。それとも……で、でもそれなら言うわよね、先に。そうよね、ええ……)

(……中身、なんなのかしら? まさか爪とか……? か、髪の毛、とかありえるわ……それとも、もっと巫女的な物が……!?)
(あ、開けないわ、開けないけど……き……気には、なるわ。)

「……ま、ま、迷っちゃうわね……どれにしようかしら?」

籠の中からいくつか掬っては見て、戻してを繰り返す。

(……色は緑っぽいのがいいわね……どうせ買うのなら……な、中身……いいえ、中身なんて関係ないのよ、ないの。)

567牡丹『ウェイト・アンティル・ダーク』:2015/01/21(水) 01:21:28
>>563

>ホ ェ ェ ェ ・ ・ ・

「なんだい、ああしてると愛嬌あるじゃあないか」

(しかし、……やっぱりタカラ○カなんじゃあ…?)
「っと、申し訳ない。商売柄、人の顔は覚えてる方なんだが……」

 つまり、相当消し去りたい記憶ってことだ。
 男の人に跨ったり、服が食われたり……うーんむむむ。


「……ホント、すごい踊りだね。舞ってのはどこもあーゆーのなのかい?
 見たことあるようで、どれとも違う動きだ。……そんで、キレーな……、……」

 バケツを持って、もう一往復しつつ、踊りも見物。

568小角 宝梦『イル・ソン・パティ』:2015/01/21(水) 21:53:16
>>563

「な、なるほど……うむ。」

「ちょっとびっくりしたが……べつに写真くらい、かまわないよ。」

満更でもない顔だ。

(巫女の格好をすることなんて、なかなかないことだしなぁ……)

経験として珍しいし、可愛く着飾ったのなら写真くらい撮りたい。

小角と縁日の利害が一致した形……だろうか?
大人しく着せ替えられる。

「……に、似合う……かなあ。ふふん……」

首飾りをかけられ、姿見の前へ。
自分では、わからない。

「……」

      くるっ

その場で回ってみせる。
なんとなく、納得出来る感じだ。

569『年越しの祓』:2015/01/24(土) 22:58:11
>>564(アウレア)
「自分たちで出来ることは、出来る限り自分たちでやりたいものですから。
ああ、でも。こっちじゃなく、別件で募集するって言ってましたっけ」

ぽん、と手を叩く『ボブカット』。
                           スタンド
「『座長』は探してるんですよ。腕の立つ、強い『守護霊』に護られた『使い手』を。
何でも近いうちに、何か大きな揉め事に巻き込まれそうだから…ここぞというタイミングで召集できる『攻め手』が欲しい、って」

>>565(ゼンチ)
「あっちはもう大丈夫そうですね。
後は『座長』が休憩する時、私たちが代打で入れ替わるくらいです。
あ、そのバケツは適当にその辺に置いておいて下さい」

>>566(ココロ)
巾着に触れた感じでは、中身は薄い板状のもののようだが…。

「まあネタバレすると、ご神木の欠片なんやけど。
木片の一枚一枚に、ウチの『座長』が『皆が今年も幸せに暮らせますように』ゆうて祈りをこめて何か書いたみたいやね」

迷うココロを咎めも急かしもせず、『メガネ』は他所を向きながら説明する。

>>567(牡丹)
「あはは、随分混沌としてたみたいですし、無理もないですよっ」

屈託無く笑うと、牡丹の言葉に頷く。

「そうですね、小学一年生の頃に家を継ぐと決めてから、祭礼や神楽を勉強してきてますから、努力値はそりゃあると思いますよ。
ただまあ、今のアレは、『座長』だけの力じゃないですね。

…見えます?暗いですし、木が繁ってますし、余程強く意識して無いと、『煌き』に目を奪われてそこまで目が届かないんですけど…」

『ボブカット』が『ツーサイドアップ』の背後のあたりを指し示す、そこには…。

    ムル       ムル

言葉ではその姿を説明しがたい、蠢く混沌が居た。

「あそこに居る『神様』、『座長』の纏うあの『煌き』はその『神様』の『加護』なんですよ。
………………『神様』の復権を手伝う代わりに『加護』を借り受けれるように取り計らえる。それが『座長』の能力です」

        /´〉,、     | ̄|rヘ
  l、 ̄ ̄了〈_ノ<_/(^ーヵ L__」L/   ∧      /~7 /)
   二コ ,|     r三'_」    r--、 (/   /二~|/_/∠/
  /__」           _,,,ニコ〈  〈〉 / ̄ 」    /^ヽ、 /〉
  '´               (__,,,-ー''    ~~ ̄  ャー-、フ /´く//>
                                `ー-、__,|     ''

>>568(小角)
フンス フンス

「…………」

ジーッカシャッジーッカシャッジーッカシャッ

一回転する小角の姿に、興奮気味の面持ちで、『縁日』が素早くデジカメのシャッターを何度も切る。

「……あの、もう良いでしょうか?」

襖の向うから、やや遠慮がちに『姫カット』が声を掛けてくる。

570ゼンチ『イースト・ミーツ・ウェスト』:2015/01/24(土) 23:14:09
>>569

「……の、ようですね。」
「よいしょ」

バケツを手頃な所に置く。

「しかし」

「『座長』というと。」
「まるで『劇団』ですね。」

特に意味のない……雑談だ。
視線は舞いの方に。

「巫女一般の文化なのですか? そういうのは。」

耳慣れない言葉ゆえか、多少好奇心が湧いたらしい。

571アウレア・グラウコーピデ『ラヴ・ランゲージ』:2015/01/24(土) 23:20:06
>>569
「ああ……そういえばそんな話があったっけ」

前に社交会に行った時に聞いた覚えがある。
アウレアは、自分の敵で手いっぱいだからできないが……。

ガラゴロと、木材を転がしつつ頷く。

「確か……あの時は『現状の戦力で手は打ててる』って言っていたが……
 『新たな問題』か? 何かあるなら教えてほしいモンだけどね」

アウレアは『胡蝶』の事件を知らないから、
『この街にある危険』=『ヨハネスブルグ』と思っている。
つまり、『座長』――縁組の言う『何か大きな揉め事』が
『ヨハネスブルグ』の新たなたくらみだと思っているのだ。

572ココロ『RLP』:2015/01/24(土) 23:54:32
>>369

「そ、そうなの……なんだか、神聖な感じだわ……うふふ。」

        スリスリ…

今手に取っている巾着を撫でる。
……水色のやつだ。

(……や、やだわ。商品にあんまりベタベタするの、よくないわよ。)

(でも、これ……もしかして、縁ってやつじゃないかしら? き、気のせい……?)
(け、けど、よ。)

(……けど。どうせ、選ぶ基準なんかないんだし……色、とかは、別にいいわよね、この際……)

あまり長々迷っているのも、よくない気がしたのだ。

「……」

「じゃ、じゃあ、これ。これ……いただける、かしら?」

財布を開きつつ、その巾着を差し出す。

573小角 宝梦『イル・ソン・パティ』:2015/01/25(日) 00:01:29
>>569

ジーッカシャッジーッカシャッジーッカシャッ

「……ふふん。」

      フフン!

こうなると、気分はモデルだ。
自尊心をくすぐられ、表情は笑顔が強くなる。

            びっ!

妙な不要なポージングまでし始める始末だ。

……そして。

「……む、こんなものかな?」

声に気づき、平静を取り戻す。
笑みは口元に浮かんだままだ。

574牡丹『ウェイト・アンティル・ダーク』:2015/01/25(日) 00:08:07
>>569

「小学一年生から! そりゃあ、年季入ってるねぇ。
 若いからって見くびってたつもりはないけどサ、
 アタシはそんくらいの時、家を継ぐとか考えてなかったよ」

 こういうのは、ただ好きだからって出来るもんじゃあない。血統ともまた違う。
 環境とか、才能とか、運とか……。
 人がいわゆる『選ばれた』仕事に就けるのには、色んな要素が絡んでるもんだ。

 ま、あえて言うなら、この巫女さんは『向いていた』んだろうね。
 ちょっと感心したように巫女さんを見つめる。が、



     「……な、」   「なんだい、アレ……」


              /´〉,、     | ̄|rヘ
        l、 ̄ ̄了〈_ノ<_/(^ーヵ L__」L/   ∧      /~7 /)
        二コ ,|     r三'_」    r--、 (/   /二~|/_/∠/
       /__」           _,,,ニコ〈  〈〉 / ̄ 」    /^ヽ、 /〉
       '´               (__,,,-ー''    ~~ ̄  ャー-、フ /´く//>
                                     `ー-、__,|     ''


    突如として現れた『蠢く混沌』!
    なんだろう…見ているだけで、精神や正気をゴリゴリ削られるような…
    あ、あれが『神様』だって!? どっちかっつーとさっきの『像』の方がそれっぽいだろーがコラァー!

    ……い、いや、相手を見かけで判断するのはよくない、よくないよ。
    聖書とかでも、神様の描写はすげーことになってるって聞くし。
    神様的には、あれがスタンダードなのかもしれない。
    人とか動物のような姿をしているってのは、アタシらの勝手なイメージに過ぎないんだ……


    だ、だが…… バケツも落とし、ただ複雑な気持ちで神様をボーっと見ている。


     「あー……その、『大変』だね。色々と……」

575『年越しの祓』:2015/01/25(日) 13:35:16
>>570(ゼンチ)
「あはは、なかなか、鋭い勘してますねっ。
まあ……私たちだけだと思いますよ、こんなのは」

…とは言え『歌舞伎』とて源流は、出雲大社の巫女の踊りだとされている。
そういう意味では、ある種源に立ち返っている、と言えるのかも知れない。

>>571(アウレア)
「ええ。何て言うか、『奇襲』や『闇討ち』───『イレギュラー』に対応するための『隠し玉』が欲しい、と。
…『奇襲』を仕掛けて来るということは、こちらの戦力をそこそこ把握してて、このタイミングなら戦力が分散してるだとか、邪魔が入らないだとか、
今なら怪我人が多くて戦力ダウンしてるだとかで、有利と踏んでるからするわけです。そうじゃないなら只の特攻ですからね。
               スタンド
でももしそこに、強力な『守護霊』の使い手が、計算外の一人がピンポイントで召喚できたなら、これは逆に…相手への『奇襲』になりませんか?」

ウインクしながら、指を一本立ててみせる。

「常に手伝ってくれる、居てくれる必要はありません。もしかしたら出番は無いかも知れません。
けれどもし、『ここぞと言う時』、召喚に応じて一働きしてくれたら……これだけ出す、と『座長』は言ってましたよ」

>>572(ココロ)
「せやから、もしええことあったらその御守りのご利益ゆうことして、悪いことあったらその御守りのお陰でこの程度で済んだ、ゆうことにしとき」

箱にお金を入れてもらうと、笑顔で一礼。

「おおきに。
ほなまた来年、その御守り持ってうちに来てや。お焚き上げするさかい」

>>573(小角)
ジーッカシャッジーッカシャッジーッカシャッジーッカシャッ

小角の緊張が解れ、ポーズをとり出すとさらにシャッターを切る『縁日』。
…ややあって、するすると襖が開き『姫カット』が顔を出す。

「済みません、つき合わせてしまって…ではこちらに来ていただけますか」

ため息混じりに歩き出す『姫カット』。

ジーッカシャッジーッカシャッ

…移動中も『縁日』はシャッターきりっぱなしだった。

>>574(牡丹)
「子供心に、お母様の舞う姿に憧れたんだそうです。
『実は結構ギリギリでやばかった』と言ってましたけどね。何しろ覚えることが多いものですから。
………もっとも今は色々あって学習速度が5倍くらいに加速したので、逆に余裕出てきちゃったみたいですが。

そう言えば『仮組』さんがサングラス持ってましたね。貸してあげるように言わないと…」

『ボブカット』は……『蠢く混沌』については全く気にしていないようだ。既に見慣れた光景なのだろう。

「ま、まあまあ、そんなどん引きしないであげてくださいよっ。
ああ見えてちょっとドジだったり、私たちのことを孫みたいに可愛がってくれたり、何より色々助けてくれるんですからっ。
こほん、ちょっと交代してきますねっ」

逆に牡丹にフォローを入れると、手を振って駆け出していく。
舞う二人と合流して、言葉を交わすと…今度は『サイドポニー』が抜け出してきた。

「あのこれ、よかったらどうぞっ。若干軽減されますからっ」

軽く息を切らせながら、サングラスを牡丹に差し出した。

576ゼンチ『イースト・ミーツ・ウェスト』:2015/01/25(日) 23:05:06
>>575

「なるほど。」
「そんなものですか。」

「ひとくちに巫女といっても、いろいろあるものですね。」

何度か頷く。

「……」

「何か、やりましょうか?」

手伝いが必要ならする。
ないなら、舞を鑑賞しておこう。

577アウレア・グラウコーピデ『ラヴ・ランゲージ』:2015/01/25(日) 23:08:03
>>575
アウレアは無言だったが……その表情は真面目だった。
バカにした様子は一切ない。素直に感心しているのだ。
奇襲を想定した、奇襲に対する奇襲――確かに有用だ。相手へのインパクトもある。

「…………一〇万?」

一本指を立てた『ボブカット』に、胡乱げな視線を向けて問いかける。
少々安すぎる気がしないでもないが、人手不足の神社ならそれくらいが限界かもしれない。
それに『ヨハネスブルグ』相手なら報酬がなくてもやり合うのがアウレアの『普通』だ。

そして、こうして問いかけているということ自体、
アウレアの本心を語っているともいえる。

578ココロ『RLP』:2015/01/25(日) 23:10:38
>>575

「……! そ、そうね…………そう考えたら、気が楽かもしれないわ。ありがとう……」

笑みを浮かべる。

(そうだわ……そう考えたら、お得感もあるわ。やっぱり専門家は言うこと違うわね……)

今までのお守りへの見方が変わったような、そんな気分のココロ。

「ええ、きっと来年も……ええ来るわ。きっと。」

「……」

……お守りを握りしめる。

「じゃあ、そろそろ……帰ろうかしらね、私は……」

(誰に報告してんのかしら……?)

「……その、ありがとう、いろいろ……いろいろ。」

と言って、小さく頭を下げる。
そしてその場から去るだろう。

(……そういえばあの騒動、全部片付いたのかしら……?)

……一応、帰る前に……少しだけ見ておこう。確認だ。確認。

579小角 宝梦『イル・ソン・パティ』:2015/01/25(日) 23:14:46
>>575

『姫カット』に着いて歩き出す。

「いや、いいのさ。手伝ってもらったのだし……」

ジーッカシャッジーッカシャッ

「……ふふん。」

……やはり、満更でもなさそうな表情であった。
さて、歩いてる内に、疑問が湧いて来た小角。

「……これから例の準備をするのかい? その、甘いものとかの。」

「それとも別のこと?」

つまり、今から自分が何をさせられるのか……だ。

580牡丹『ウェイト・アンティル・ダーク』:2015/01/25(日) 23:50:12
>>575

「そ、そっか……ずいぶんと親しみやすい神様なんだね」
「その……見かけによらず」

 でもガン見する。
 なんてーか、こう、深淵を覗き見てるような気分だ。

「ま、お祭り好きな神様なら、人間とも仲良くやってけるんだろうけど」

 アタシの知る限り、そういう逸話って多いからね。
 グラサンを受け取る。でもガン見はする。


「ウンウン、親の背中ってやつね。
 じゃあ、あそこでああやって踊れるのはまさしく本望なワケだ。
 白鳥は優雅に泳いでいるようで、実は懸命にバタ足してるって話を思い出すねェ」

「綺麗に見える仕事ほど、実は大変って話だけど。
 やってる本人は、案外その『バタ足』が楽しかったりするもんだよね」


 巫女さんの話に、勝手に何か共感するものを見つけちまったので、深く頷いて返すよ。
 しかし、色々と目に毒な神社だ。

581『年越しの祓』:2015/01/29(木) 02:10:30
>>576(ゼンチ)
「いえいえいえいえ、お客様にこれ以上何かさせたらバチが当たっちゃいますよ。
本当なら火の準備とかも私達がするべきなんですから………」

『サイドポニー』は大慌てで手を振った。

「………やっぱりアルバイト、雇ったほうがいいですかね…」

>>577(アウレア)
「いえ、『100万』です。無料で負傷の治療つきで。
……まあ、治療はうちの『座長』の『信者』になることが条件なので、オプションになりますけど」

……一桁多かった。

「呼び出される状況が状況ですから。危険も大きいですし。
せめてそれくらいは払わないと、割りに合わないじゃないですか。
……これでも安いとは思いますけど、まあ、大目に見て欲しいところですねっ」

>>578(ココロ)
「まいど、また何時でもお参りに来てや」

ひらひらと手を振る『メガネ』。
頭を下げつつ、『御守り』を手に雑木林を覗き込む、と………。

ホ エ ェ ェ ェ ・ ・ ・

くつろいだ様子の件の『像』と、それに寄り添う仔鹿。
そして桜色の『煌き』を残像のように残しながら舞う、『ツーサイドアップ』の『巫女装束の少女』。
騒ぎは無事に収まったようだ。

ようだ、が………今度はその『巫女装束の少女』の姿から、『目が離せない』…!!

>>579(小角)
「ええ、そうです。
今の私達は限界までリソースを複数に裂いているので、触ったり持ち上げたりが一切できないものですから。
まあ、くっきり見える幽霊みたいなものだと思って下さい」

ジーッカシャッジーッカシャッ

先頭に『姫カット』、その後ろに小角、最後に『縁日』の順番で廊下を歩き…。

「ここです」

障子戸を指し示すと、『縁日』がすかさず開ける。そこにあったのは年季の入った、まさに台所と言うのが相応しい『台所』だ。
見ればコンロの上に、いくつかの鍋が並べられている…。
(ttp://ookamikodomonohananoie.jp/secret/MOMO4268.jpg)

「そこの鍋をお願いします」

…給食用、とまでは行かないが、かなり大きい。持ち上げようとすると、結構ズッシリ来る。

「それと…これを手に貼って下さい」

『姫カット』が、半分に割れた『お符』を手渡してきた。裏面がぺたぺたしており、シール状になっているようだ。

>>580(牡丹)
「そうですっ、見た目で判断しちゃダメですよっ」

どうやら『巫女装束の少女』は、『神様』に大きな信頼を置いているらしい。
牡丹の言葉に、笑顔で応える。

「ええ…。
…『座長』も言ってました。自分が培ってきたものを存分に発揮できるんですから、辛いどころか楽しくて仕方ない、と。
前は体力が足らなくて朝までが限界だったけど、今回は………と」

582ゼンチ『イースト・ミーツ・ウェスト』:2015/01/29(木) 02:19:35
>>581

「そうですか。」

人が働いてる。
自分は、何もしなくていい。

どうも落ち着かない。

(まあ、お店とかなら、そんな物でしょうが。)

客と言われれば、確かにまあ、そうなのだが……

「バイト。……巫女のですか?」

「なるほど」
「求人を出せば、食いつく方はいそうですね。」

珍しいバイトだし、そういうのが好きな人はいるだろう。

583ココロ『RLP』:2015/01/29(木) 02:25:08
>>581

ホ エ ェ ェ ェ ・ ・ ・


「……」

(な、何だかわからないけど……収まったらしいわね。)
(よかったわ。)

(よかったわ。……あ、あら、何でかしら……)
(帰らなきゃ、なのに……)

……ココロの視線は、一点に釘付けになっていた。

舞う、巫女装束。

(な、何で……? 目が、目が離せないわ……何で?)

(き、き……綺麗、だけど……でもこんな、おかしい……)
(『目が離せなさすぎる』……! わ、私、どうなって……変よ、こんなの……)

目を手で隠したり、しようとするができない。
目を、離せない……

      ふら

「う、ぐぐぐ……!」

(か、か、帰りたいのに……でも見ていたい……!)

少しずつ脚が動く……混沌の中に行こうとしてしまう……

584牡丹『ウェイト・アンティル・ダーク』:2015/01/29(木) 02:33:03
>>581

「朝まで!」

 ぶったまげた。いや、神職にも体力仕事はあるとは思ってたけどサ。

「はぁー……あんまり才能とかそーゆーことを言いたかないけど、
 そいつを楽しいって言えるんだから、やっぱり天職ってことなんじゃあないかって思うね」

 とりあえず、バケツに水は汲んで来た。
 例のドラム缶の側に置いておくよ。

「好きこそものの上手なれってゆーかね。それで、次は何すりゃあいいんだい?
 そーいや水汲んでくる途中に、なんか美味そうな祭りやってんのも見たけど。イイね、アレ」

585小角 宝梦『イル・ソン・パティ』:2015/01/29(木) 02:34:09
>>581

「なるほど。それならわたしに任せてくれたまえ。」

ジーッカシャッジーッカシャッ

いい感じにテンションが温まってきた小角は歩く。

そして、着いていく。

「あ、ありがとう……ございます。」

『縁日』が開けた戸をくぐり、台所に踏み入った。

「なんだか伝統的な感じだ。」
「よし、あの鍋だね?」

鍋に近寄って、持ち上げようとするが――

            ずし

「む、ぬぐ、ううむ、思ったより重いぞこれは。」

「よし、イルソンくんにも手伝ってもらおう。」

『イル・ソン・パティ』を発現。

「よぉし……」
「……ん、これは? シールみたいだけど……」

とりあえず言われるがまま、手のひらに貼ってみる。

586アウレア・グラウコーピデ『ラヴ・ランゲージ』:2015/01/29(木) 23:20:24
>>581
「……は?」

唖然、という表情。
一〇〇万なんて額、ぽんと出せるヤツは風俗時代でもいなかった。
一〇〇万円ポンとくれたぜ、なんて軍人時代の上司に言いたくなるレベルだ。
いや、軍人時代なんてないが。

(いや、いやいや。コイツの口ぶりからして一〇〇万は序の口って感じだぞ。
 そのくらい安全保障に本気ってことなのか……あるいは羽振りがいいのか。
 どちらにしても、)

先程も言った通り、アウレアの返事は既に決まっている。

「あ、ああ。大目に見るっつーか、連中とやり合う目的なら、
 別に金はいらねェって感じだが……良いよ、その役、引き受けてやる」

さくっと返事をしないとさらに話がこじれそうな雰囲気だったので、
多少動揺しつつも二つ返事だった。まあ、相応の危険が伴うのだろうが、それは今更だ。

587『年越しの祓』:2015/02/01(日) 13:08:33
>>586(アウレア)
「済みません、ちょっと安すぎですよね…………でも私達にも色々都合がありまして…」

アウレアの唖然とした顔を別の意味に受け取ったのか、節目がちに、チラ見しながら伺う。

「ありがとうござ………連中?
知ってるんですか、その………………『胡蝶』を」

>>584(牡丹)
「勿論『座長』だけじゃ無理ですよ。
『神様』の『加護』で、今の『座長』は体捌きの技術も格段に向上していますから、可能な限り無駄な動きをしない、力を使わないことで体力の消費と疲労を抑え込めれるんですっ。
.....................
完全にリラックスした状態での舞い──これが舞い続けられる秘訣です」

まるで自分のことのように、得意げに話す『サイドポニー』。
                                             ........................
「あえて『神様』の加護は最低限にして、ひたすら体力と精神力を消耗して、限界を迎えることで限界の先に行く舞い。
…実はそっちのほうが、『座長』の本来のスタイルなんですけど、今回はこの後も初詣で忙しいですからね。
ちょっと申し訳ないですけど、省エネモードで満足していただくってことで」

>>582(ゼンチ)
「んふふ、でもそのお気持ち、凄く嬉しいですっ。
ええ。やっぱり色々不都合がありますし…接客とかだけなら全然平気なんですけど、それだけと言うワケにも中々いきませんから。

……それに可愛い女の子がいっぱい!となれば集客効果も………」

…後半やや不埒な言動が混じっているのは気のせいだろうか。

「ただここ、ちょっと辺鄙ですからね…。
募集を躊躇ってるのはその辺もあるんですよ。交通費支給しなきゃいけないかなとか…あっ」

不意に声を上げ、駆け出していく。
その視線の先には……。

>>583(ココロ)
一歩、二歩、三歩……七歩目を歩いた所で。

サッ
                ササッ

……突然、視界が淡いブルーに染まる。
顔に手をやると、どうやらサングラスをかけさせられたらしい。
それと同時に………その視線への吸引力が落ちたのが解った。

「危ない危ない………大丈夫ですかっ?」

サングラスを掛けさせてくれたと思しき人物……同じく『巫女装束』の『サイドポニー』の少女が、じっとココロを見つめている。

>>585(小角)
「持っていくのに苦労するかと思いましたが、そうでもない感じですか?
それなら余り必要ないかも知れませんが……まあいいでしょう。
貼ると、その…………説明がやや難しいのですが、『感じる』はずです。対になる『割り符』を」

ペタリ

手のひらに貼ると、確かに感じる…『半分』が例の雑木林にあるのが。

「感じたらそれと、『手を繋いで』下さい。そうすれば一気に、『跳べ』ますから」

588ゼンチ『イースト・ミーツ・ウェスト』:2015/02/01(日) 23:33:17
>>587

(なんというか)
(意外と……俗い。)

(まあ、神社といえど仕事……お金の問題も当然ですよね。)

「確かに、家の場所によっては」
「中々」

来づらい位置ですね、と言おうとしたが――

「……?」

(おや?)

「何か……?」

向かった先に視線を向ける。

589ココロ『RLP』:2015/02/01(日) 23:33:57
>>587

(ど、どうなってるの……こんなの絶対変よ、変……)

「変……よ……」

……と。

サッ
                ササッ

「え?」

突然の青色に驚き、辺りをキョロキョロを見回すココロ。

「あっ……?」

(さ、サングラス……? あら、そ、そんなに……見たくないわ。これのおかげ?)
(……だ、誰が……?)

「あ、あら……」

……そして『サイドポニー』の姿を見つけた。

「あっ……あの、その……あ、ありがとうございます……」

「だ、だ、大丈夫です……ご、ごめんなさい、ご、ごっ、ご迷惑、おかけして、その……」

しきりに頭を下げる。

590小角 宝梦『イル・ソン・パティ』:2015/02/01(日) 23:34:39
>>587

「そうだね苦労は……するかもしれないけど。出来るぞ。」

……とはいえ、楽が出来るならしたいのが本音だ。

ペタリ

「……」

「むっ。な、なんだか不思議な感じだが……分かる。向こうの方にあるみたいだ。」
「鍋は持ったまま……かい?」

(……ん、だとすれば、どうするのだろう?
 片手で鍋で、もう片手で繋ぐのかなぁ……?)

とりあえず、鍋を持つ。

「ええと、わたしのタイミングでいいのかな、これは。」

いいようなら、『割符』を貼った出で、もう片方と『手を繋ぐ』。

(……ううむ、しかしこれは……スタンド能力なのだろうか? んん? この人の能力は、例の『壁抜け』ではないのか……?)
(あ、いや、壁抜けは違うのか? ううう、わからん……)

591アウレア・グラウコーピデ『ラヴ・ランゲージ』:2015/02/02(月) 00:59:29
>>587
「……『胡蝶』?」

聞いたことのない名だ、とアウレアは思う。
『ヨハネスブルグ』の別名……という線はなさそうだ。
となると、勘違いということになるが…………、

「そういや、どっかで聞いたことがあったような
 なかったような……うーん……『ヨハネスブルグ』とは別件か……」

とはいえ、町を脅かす敵という点は変わらないし、
一〇〇万円の報酬は魅力的だ。話を聞く姿勢になる。

「『ヨハネスブルグ』じゃなくて?」

一応確認はしてみよう。

592牡丹『ウェイト・アンティル・ダーク』:2015/02/02(月) 01:16:00
>>587

「そこまでいったら、もうアスリートだね…」
「つまり、『持久力』の勝負になってくるワケだ」

 あれだ、長距離走に感覚が似ているんじゃあないか。ランナーズハイ的な。
 今のご時勢じゃ、職場としてはかなり『ブラック』みたいな感じで捉えられちまいそうなもんだが…
 これは『そういうことじゃあない』。


「申し訳ないことないサ。ちゃあんと考えて立派じゃあないか、胸張ンなッ!」

 ぽん、と背中を軽く叩くよ。

593『年越しの祓』:2015/02/02(月) 03:25:33
>>588(ゼンチ)
物理的な距離と言うより、交通の便の問題だろう。つまり──

『バスが少ない』。

繁華街からも住宅街からも離れ、この辺りに来る人間と言えば殆どが湖の釣り客くらいのものだ。
この街に神社が一つしかないとでも言うならまだ、不便でも来るかも知れないが。

『サイドポニー』は何時の間にか来ていた、ちょっとおどおどオーラの出てる少女にサングラスをかけさせていた(ゼンチと同じだ)。

>>589(ココロ、アウレア)
「んふふ、気にしない気にしない、一休み一休み!
『煌き』を遮光して、しっかり意識すれば目を奪われなくて済みますから。

それは差し上げますから、お持ち帰りになってくださって結構ですよっ」

ココロにサングラスをかけさせた『サイドポニー』は、アウレアの言葉に首を傾げる。

「『ヨハネスブルク』…………?
………どこかで聞いたような…ついこの前、テレビで見たような…………。

ええ、はい。別件…のはずです。たぶん」

>>592(牡丹)
「えへへ、ありがとうございます。『座長』も喜びますよ。
………んっ?」

照れ笑いをしながら、髪を弄る『サイドポニー』が、その手をちらりと覗きこんだ。
その手には半分に分割された『御札』が張り付いている。

「…………」

何かを掴むような動作をする『サイドポニー』、それと共に……。

>>590(小角)
「ええ、鍋は片手で掴んでいて下さい。それからこれも。
……これはポケットにでも入れておけばいいでしょう」

『姫カット』に、マッチを手渡される。

「感じますか?そうです、それで───」

>>588-592(ALL)
ぐいっ、と手を握り合う、柔らかく温かい感触がしたかと思うと、小角はあの雑木林に居た。
目の前には『サイドポニー』の『巫女装束の少女』。
牡丹やアウレア、ココロやゼンチたちの目からは、不意に小角が現れたように見える。

「どうもありがとうございますっ。
それじゃあ、そのお鍋は……あ、その前にマッチとか預かってませんか?」

594ゼンチ『イースト・ミーツ・ウェスト』:2015/02/02(月) 03:41:10
>>593

(おや、サングラス。)
(つまり)

「私と同じ、ですか。」

小さく会釈する。
ココロは『同級生』だ。

さらに。

「……おや。」
「貴女は。」

不意に現れた『小角』は――二度ほど、『町の危機』に同席した。

もう一度会釈する。

「巫女装束。お珍しい。」
「……鍋ですか?」

一応、話しかける。

595ココロ『RLP』:2015/02/02(月) 03:46:10
>>593

「あ、あ、ありがとう、ありがとうございます……ほんとに。」

(さ、サングラス……べつに、嬉しくなくはない……け、けど、けど何よ? 何……?)
(嬉しいのよ。さ、サングラス、持ってなかったもの……)

「嬉しいわ、ええ。」
「大切に使う……」

……そういえば、知った顔が何人かいる。
社交会で見た面々と、同級生だ。

「……ど、どうも……」

一応、会釈でもしておこう。
……と。

「ひっ、ひいっ!?」

「……み、巫女っ、巫女がいきなり……な、なんで……?」

突如現れた『小角』に、目を白黒とさせる。

596小角 宝梦『イル・ソン・パティ』:2015/02/02(月) 03:54:45
>>593

「うむ、わかった。ポケット……ここかな。」
「では、いってくるぞ。」

マッチをしまい込み、鍋は片手に。

     ぐいっ

そして、手に引かれて――

「うわっ、とっとっ……」

「ここは……な、なるほど、跳ぶものだなあ。」

「きみが引いてくれたのかい? ありがとう。」
「マッチならここにしまったよ。」

空いた片手でマッチを取って、サイドポニーに手渡す。

そして。

「ふふん、今日は巫女の日なのだ。特別にね。」
「……む、驚かせたならすまない。」

疑問の声には答える。

597アウレア・グラウコーピデ『ラヴ・ランゲージ』:2015/02/03(火) 23:30:54
>>593
「べ、別件か…………」

なんかちょっと肩の力が抜けたような気がしないでもない。
そして、『胡蝶』というのもどこかで聞いたような覚えがあったが……
今すぐに思い出せないということは、聞き流していたとかなのだろう。
どのみち町の危機の一つであるのは間違いない。

「まあそれはそれとして。
 『ヨハネスブルグ』の連中も危険だから気をつけなよー」

だがせっかくだし注意喚起はしておく。
『胡蝶』に『ヨハネスブルグ』……この街はトラブルに事欠かないな、と思った。

598牡丹『ウェイト・アンティル・ダーク』:2015/02/03(火) 23:37:35
>>593

  「うぉうッ!?」

 突如現れた女の子。なんだ、神隠しかい…!?
 おのれ、やっぱり邪神……というおふざけは、口に出さないようにして。

  「あれ、他にも巫女さんいたのかい。
   けど、他のえーと、雪組さん?とかとは違う雰囲気だね」

599『年越しの祓』:2015/02/05(木) 04:05:27
>>596(ゼンチ、小角、牡丹)
「その通りですっ!
……すみません、驚かせちゃいました」

驚く牡丹に悪戯っぽく笑うと、皆に手のひらを開いてみせる。
そこには小角が手に貼ったものと同じ、半分に分かたれた『御札』があった。

シュゥゥ…

…役目を果たしたのか、『御札』は目の前で消滅していく。

「ふむっ……?顔見知りさんでしたか。
ええ、神社のほうをお手伝いしてもらおうかなと…まあうちの『着替えさせマニア』の仕業でもあるんですけど…。
あ、どうもどうも」

小角とゼンチのやりとりに小首をかしげながら、牡丹に小角のことを説明した。
マッチを受け取ると、『サイドポニー』は火を点けて古新聞や枝の入ったドラム缶に放り込む…やがて直に、オレンジ色の炎が上がり始めた。

「じゃあそのお鍋は、そのままこう…ドラム缶に蓋をするみたいに…ちょうど嵌るはずです」

>>595(ココロ)
手のひらの、消え行く『割符』を、ココロに見せる。

「そういう『御札』なんです。
人と人とを、空間と空間を繋げる『割符』……出せる枚数も少ないですし、一度使ったら消えちゃいますけど。

…ところで今から『お騒がせしてすみませんでしたの会』をしようと思うんですが…よかったら甘いの、食べていきます?」

>>597(アウレア)
「そうみたいですねっ……それにしても相変らず、危険がいっぱいな町です。
これはやっぱり、有りがたい、奇跡の『霊水』の本格販売を始めなきゃ……」

使命感に燃える『サイドポニー』。

「その人たち…確かこの前、テレビに出てませんでしたかっ?
そのおかげで顔は割れてますから、警戒はしやすいかもですね。それだけ自信があるのかもですけど。

『切り札』の件、詳しい条件というか、お話はまた『座長』としてください。ああ、気が変わったら拒否しちゃってもいいですから」

600ゼンチ『イースト・ミーツ・ウェスト』:2015/02/05(木) 08:20:44
>>599

「ええ、度々。」
「仲間として。」

普段から会うような仲ではない。
妙に危険な場でばかり会う。

まあ、『仲間』だ。

「つまるところワープですか……かなり、便利そうですね。」

「あ、持ちます。」

『小角』が許すなら鍋を貰い、ドラム缶に嵌め込むように置く。

年長者だし、やはり何となく手持ち無沙汰だから。

601ココロ『RLP』:2015/02/05(木) 08:31:47
>>599

「そ、そんなお札もあるのね……」

(あ、ありえないわ……つまりスタンド能力だわ、これ……わ、私ったら変に慣れちゃってる……?)

(……というか、毒されてるのかしら? で、でも……てっ、適応って考えたら、そんな悪い話でも……ないわよね? そうよね……)

非日常が日常にありつつある。
逃れられない……気がする。

(だって、私自身、非日常だわ。よく考えなくても……)

「……」

「え、あっ……あ、甘いもの? そんな、お騒がせなんて……」

(でも、断る方が失礼よね……別に私のために、とかじゃないけど、それでも……)

「……せ、せっかくだし、いただこうかしら……」

どうせだし、お言葉に甘えることにしたのだ。

602小角 宝梦『イル・ソン・パティ』:2015/02/05(木) 08:52:59
>>599(GM)
>>600(ゼンチ)
>>597(アウレア)

(あ、消えてゆく……しかし便利なお札だ。すり抜けるも、ちょっと困るけど便利だ。)

感心する小角。
この能力はすごいと思ったのだ。

「やはり、巫女ともなるとスタンドもすごいものだなぁ……!」

「まあもっとも、わたしは探偵一筋だけどね。」
「能力だって……負けてないぞ。」

などと言いつつ。

「む……す、すまないな。」

『ゼンチ』に鍋を取られる。
自分でやるつもりだったが、協力を拒むほどではない。

「これでけっこう重たいから、気をつけてくれたまえ。」

完全に手渡すと、手ぶらになった。
なんとなく手持ち無沙汰。

「……どうだい、きみぃ。似合ってるかな? ふふん。」

これは知り合いである『アウレア』に対して。

さっき『縁日』に褒められたので、ちょっと調子に乗ってるのかもしれない。

603アウレア・グラウコーピデ『ラヴ・ランゲージ』:2015/02/06(金) 01:33:11
>>599
「了解了解。
 ……当座の雇い主になる人相手だし、失礼のないようにしないとね」

冗談めかして言う。
考えを翻すつもりはない、と暗に言っているわけだ。


>>602(小角)
「おー、可愛い可愛い。
 『馬子にも衣裳』ってヤツだね!」

満面の笑みで言う。
ちょっと見てると褒めてるようにしか見えない笑みだが、
言葉の意味は明らかにからかっていると言えるものだった。

小角が意味を知っていても面白いし、知らなくても面白い――という考えである。

604牡丹『ウェイト・アンティル・ダーク』:2015/02/06(金) 07:40:24
>>599

「へェー……貸し着せもできるンだ…」 ウズッ


 ……あっ、いや、変な意味じゃないよ。
 さすがにアタシも自分の年齢はわきまえてるつもりだしね。
 こういうのは、このくらいの小さな娘がやるから可愛いのさ。

「おっと、鍋料理か。炊き出しってやつかね」
「甘味か、いいねェ。あったかい汁粉なんか、この寒さじゃ体に沁み入るからね」

 こっそり火で暖を取り始める。
 アタシの『ウェイト・アンティル・ダーク』もこれぐらい融通が効きゃあいいんだけどね。

605『年越しの祓』:2015/02/08(日) 21:40:18
>>600>>602(ゼンチ、小角)
「縁は奇なものですね、んふふ……。
『座長』は常々言ってました。ここはそういう人たちが集まって、力を貸し合って、縁を結び合って…この大切な町を護る、ネットワークの中心の一つになれたら、って。
だから、よかったら、用がなくても遊びに来て下さい。
偶然の出会いが、一人では不可能だった、『縁』の力を生み出すか……それって凄く、興味ありませんか?」

…現にこうして、『スタンド使い』は集まっている。
いずれこの偶然の出会いが、どこかで何かの役に立つかも知れない…。

「いやいや……私達がじゃなくて、『神様』が凄いんですけどねっ。
ほほう、探偵さんですか…………………結構今まで、色々ご活躍を?」

問いかける。
これは小角にだけでなく、組んだこともあるらしいゼンチにも向けての質問だった。

>>601>>603-604(ココロ、アウレア、牡丹)
「ちなみにうちの神社は、参拝客の皆さん向けに、普段から茶店みたいなこともしてますから。
遊びに来てダベっていったりするのもオススメですよっ。レッツ女子会!!

……まあ、交通の便は今一なんですけど。『座長』もバスを逃がした時は自転車で片道一時間くらいかけて通ってますしね…」

ポイポイ

ドラム缶の腹に開けられた四角い穴へ、『サイドポニー』が折れた木を次々に放り込むと、鍋からは少しずつ、湯気が立ち上り始める。

>>ALL
そして社務所のほうから、『姫カット』と、四十代と思しき、総白髪の『巫女装束の女性』がやってきた。

「皆様、改めて本日はお手数をかけました。『座長』に代わり、改めて御礼を言わせていただきます」

謝辞を述べる『姫カット』。

「お口汚しですが、今すぐにご用意できるものはこれくらいです。どうかご容赦ください」
「あ、足りない分はこちらでばっちり、皆さんの一年が良いものになるようにご祈祷を捧げることで一つ、お願いします!」

頭を下げる『姫カット』の隣で、同じ様に『サイドポニー』もまた頭を垂れた。
その隣で、器を配る総白髪の『巫女装束の女性』……『縁日』が、ちらりと牡丹を見て、器を持っていたほうと反対の手に握られていた一升瓶を掲げてみせる。

606ゼンチ『イースト・ミーツ・ウェスト』:2015/02/08(日) 23:57:37
>>605

「ええ、実に。」

「興味深い、お話です。」
「『縁』とは……本当に、すばらしいもの。」

深く頷く。
……縁。ゼンチはそれを、大切だと思っている。

繋げたい。
失いたくない。

「小角さんは。」
「マア、よい力を持った……」

「ええ」
「探偵です。」

笑みを浮かべる。
……と。

「いやはや……」
「ありがとうございます。」

器を受け取る。

607小角 宝梦『イル・ソン・パティ』:2015/02/09(月) 00:00:34
>>603(アウレア)

「ふふん、わかってるねきみ……」

「……」
「お、おほんっ! 騙されないぞ。ひどいことを言ってくれるね!」

毅然たる態度で応じた後……

>>605(GM)

巫女達の方に振り向く。

「う、ううむ、神様か。やはりいるのだなあ……」

探偵としてオカルトに屈するのはやや悔しい、が。

(イルソンくんを使ってる手前、そんなことも言ってられないぞ。お化けだっている。もっととんでもないやつも……)

……『コフィン・ネイル』。

夏の頃の話だが、記憶は鮮明だ。
恐ろしいスタンド能力の悪霊。

「……ん? わたしの活躍?」
「あるにはあるぞ。話せば長くなるかもしれない。」

「……とはいえ、わたしだけの活躍ではないけどね。」

何となく誇らしげだ。

「あ、どうも。」

器を受け取る。

608ココロ『RLP』:2015/02/09(月) 00:18:43
>>605

「そ、そうなのね。」

(じょ、女子会……のためにここまで来るのも……)
(……でっでも、誘ってくれてるわけだし、一度くらい……なんて、そんな嫌々行ってもかえって迷惑なんじゃ……?)

ポイポイ

「湯気だわ……」

(……そりゃ湯気でしょう。当たり前のことだわ。)

湯気をぼーっと見ていると……

(……あら。)

姫カットと女性に気づいた。

「あっ、え、そんな、お、お口汚しだなんて、そんなこと……」

(……と、というか……これ、私いてもいいの? この人たち、皆お手伝いした人なんじゃ……わ、わっ、私だけ場違い……)

(なにしれっと混じってんだとか思われてるかもしれないわ……ど、どうしましょう……)

不安げに辺りを見渡す。

609アウレア・グラウコーピデ『ラヴ・ランゲージ』:2015/02/09(月) 00:19:04
>>607(小角)
「はっはっは、流石に分かっちゃうかー」

ノリツッコミを受けて、笑って誤魔化す。
まあこの作業的なイジリからも本心が分かるというものだろう。


>>605
「……私は神社を茶店代わりに使うほど神を畏れない人間じゃないからなぁ……」

信心深いんだかそうじゃないんだか分からない性格なのだ。
出された食べ物もそこそこに、『座長』……縁組を目線だけで探してみる――が、
これから会が催されるというのなら水を差すのも無粋だ。日を改めた方が良いかもしれないな。と思った。

610牡丹『ウェイト・アンティル・ダーク』:2015/02/09(月) 00:33:56
>>605

    ニィ イ

「分かってらっしゃるゥ」 「一献、お注ぎしましょうか」

 やっぱめでたい日は酒が無いとね!
 白髪の巫女さんにさりげなーく着いていくよ。一番偉い人かな?

「末永くお付き合いしたいモンです。商売的な意味でもね」

 まっ、アタシゃ『女子』って年じゃあないけどサ。
 こんな日くらい、若いのに混ざっててもバチは当たらないだろ。

611『年越しの祓』:2015/02/11(水) 02:35:56
>>ALL(牡丹以外)
鍋から掬って、器に取り分けられたのは……黄色い団子の入った『汁粉』だった。

「さつま芋を潰して練りこんだ『芋団子汁粉』ですっ!
砂糖は控えめ、皮ごと練りこんでありますから食物繊維多めで、身体にもいいんですよっ!!」

>>606(ゼンチ、小角)
「います!ほら、そこに」

『サイドポニー』が指差した先、桜色の『煌き』を纏って舞う『ツーサイドアップ』の背後。

ムル
                     ムル

『名状しがたき、蠢く混沌』が。
…心なしか、その『混沌』も、楽しそうに踊っている(ように見える、触手の動きをしている)。

「ね?どうしても『座長』に目がいっちゃいますから、気をつけてないと意識しそこねがちになるんですけど。
あれが私達、というか『座長』を『加護』してる『神様』です。ちなみにうちの神社の祭神とはまた別ですから、そこのところ、誤解しないよう気をつけて下さい。

ふふふ、長話なら大好きですよ、お茶菓子を用意してまってますから。いつでも来て下さい」

…ツッコミどころ満載のセリフだが、『サイドポニー』は全く気にしていないようだ。

>>608(ココロ)
「ほらほらっ、温かいうちに食べて下さい!」

不安げなココロの手を包むように握る、『サイドポニー』。

「皆で食べたほうが美味しいですよっ。ねっ?」

>>609(アウレア)
探すまでも無く、すぐに目に飛び込んでくる。

キラッミ☆

桜色の『煌き』を纏うその姿は否応無く目に入り、そして………『出て行かない』。『目が離せない』。

「むっ、ここにも一人!!」

スチャッ

いきなり視界が、薄青に染まる………『サングラス』だ。
そう言えばちらほら、『サングラス』をかけている人間が、見える。夜なのに。

「直接の目視は危険ですよっ。とりあえずこれで凌いで下さい」

>>610(牡丹)
「………………………」

トクトクトク…

『巫女装束の女性』は頷き、まずは牡丹の器に清酒を注ぐ。
微かに立つ湯気から、瓶ごと燗してきたらしい。
そして牡丹に、一升瓶を手渡した。

「んふふ、甘いののほうがよかったら、何時でもこっちに来て下さいねっ」

杯を交わす二人に、『サイドポニー』がお玉で鍋をコンコンとたたいて見せた。

612ゼンチ『イースト・ミーツ・ウェスト』:2015/02/11(水) 04:18:44
>>611

「これはこれは」
「温まりそうな……」

「それでは」

   す…

と、口をつけそうになるが。

「ワッ……!」

   ビク!

名状し難い『神様』に驚く。

「……ははあ、なんとも。」
「神様……」

要領を得ないリアクション。
……と。

「あ」「すみません」
「もう、いただいても……?」

許されるなら、すする。

613小角 宝梦『イル・ソン・パティ』:2015/02/11(水) 04:29:55
>>609(アウレア)

「当たり前だ! わたしは探偵になるんだからね。」

機嫌が良いようだ。
小角も、べつに本気で怒ってるわけではないのだ。

>>611(GM)

「おいしそうだ!」

と、目を輝かせていたが……

「……ん?」
「わ、わっ……なんだ、あの何だかぶき……神さまっ!?」

「か、神さまかあ……」
「ううむ」

あんな神様とは思ってなかった。
しかもこんな近くにいるとは。

「……う、うむ、そうだね。また今度お邪魔しよう。」

提案に頷く。
そして。

(……これ、もう食べてもいいのかな。いや、いただきますをしてからかな。)
(うう、お腹が空いてきたぞ。)

お汁粉を食べてもよいものか、多少悩むところだった。

やはり皆で食べ始めるのを合わせるものか? という考えである。

(みんなはどうしてるのだろう。)

辺りを見回して、なんかもう食べていい感じなら……

「いただきます。」

食べ始める。

614アウレア・グラウコーピデ『ラヴ・ランゲージ』:2015/02/11(水) 04:32:39
>>611
「……神を直視したら目が潰れますよってこと?」

すぐにサングラスをかけてしまったので、自分の身に起きたことがあんまり理解できなかった。
だが、何か『見るだけで効果を齎す』タイプの能力ということは分かった。

(外部に頼るあたり、大した殺傷力はなさそうだがな……。
 しかしサングラスで防げる威光っていうのも格好がつかないか。
 アレが『座長』とやらのスタンド能力ってことかね)

これからものを食べるのに物騒なことばかり考えても仕方がない。
適当に思考を切り上げて、お汁粉を受け取って食べる。

615ココロ『RLP』:2015/02/11(水) 04:45:33
>>611

いきなり、手を包み込まれた。
ココロとしてはかなり動揺する。

「えっ、あっ、え……!?」

(み……見透かされた……? そりゃそうよね、こんなキョロキョロしてたら……さっさと食えって思われるわよね。)
(……は、早く食べちゃいましょ、せっかくのご厚意だし……)

などと、非常に卑屈なことを考えそうになるが……

「……あ……」

続く『サイドポニー』の言葉に、虚を突かれたような顔。

「……そう、よね。」
「皆で食べた方が……ええ、私もその通りだと思うわ。」

(そ、そうよね……私ったら、変に気を遣わせちゃったみたいだわ。)

「……ごめんなさい、あの……ありがとう。」

得心した顔で、多少気恥ずかしそうにしつつも、器を受け取り、

「……いただきます。」

食べ始める。

616『年越しの祓』:2015/02/15(日) 09:58:29
>>611

617牡丹『ウェイト・アンティル・ダーク』:2015/02/16(月) 00:27:17
>>611

 「おっとっとっと」

   「『雪見酒』ってやつだね。風流なモンです」


 寒気に染まる社を眺めつつ、受け取った一升瓶で、お相手の器に注いで返す。
 こいつぁいい肴だ。


 「さすがに、お酒も飲んでそっちも、となれば欲張りすぎだ。
  ありがたいけど、アタシらはこっちの方でいいさ。太っちまう」

 巫女さんにお礼しつつ、乾杯。

618『年越しの祓』:2015/02/17(火) 05:33:48
>>612-613(ゼンチ、小角)
「………?不思議なことに何故だか皆そういうリアクションなんですよね……どうしてでしょうか…」

冗談でもなんでもなく、『マジでそう思ってる』顔で首を傾げる『サイドポニー』。
問い掛けるゼンチに、笑顔で答える。

「ええ、いいですよっ。
冷めないうちにどうぞっ!!」

>>614(アウレア)
「いいえいいえ、別に『神様』自体は見ちゃっても全然平気ですけど。
『神様』の力を借りて、行使してる『座長』は直視すると……人によってはこのまま『座長』が舞うのを止めるまで、ここで棒立ちになっちゃうかもですから。
風邪引いちゃいますよ、そんなの」

>>615(ココロ)
「んふふ、どういたしましてですよっ」

>>617(牡丹)
牡丹の、その言葉に引かれたのか、ちらりちらりと、粉雪が舞い始める。
軽やかに舞う『ツーサイドアップ』の周りでは、ますます激しく桜色の光が踊る。

『雪見酒』と『花見酒』、それが同時に味わえるなど──そうそう、ある事ではないだろう。


>>ALL
──『芋団子汁粉』の団子は見た目以上にボリュームがある。
団子自体は甘みよりも塩気があり、その分汁粉を甘く感じた。

「もち米は身体を温めます、お団子には加えてない分、お汁粉本体には砂糖を大目で甘めに。
白砂糖より吸収は遅いですけど、これも身体を温める効能がある甜菜糖を入れてあります。
甜菜糖にはオリゴ糖が含まれてて、これは腸内のビフィズス菌の活性化もしてくれるんですよっ」

──熱い酒気が、牡丹の五臓六腑に染み渡る。
ドラム缶の焚き火に当たりながら、冬空の下飲む熱燗は格別だ。

「美味しいものたくさん食べて、飲んで………今年一年も元気に、幸せに乗り切りましょう!!」


ゼンチ『イースト・ミーツ・ウエスト』
小角 宝梦『イル・ソン・パティ』
アウレア・グラウコーピデ『ラヴ・ランゲージ』
ココロ『RLP』
牡丹『ウェイト・アンティル・ダーク』
                               →この後、『お年玉』に『1万円』貰った

『ワンダラー・ファンタジア』
                               →この後、仮のお社に戻った



「…………ちょぉぉぉぉまぁぁぁぁぁッ!?何で誰も戻ってこないわけ!?ぶっちゃけありえないんですけど!?!?!?」

『花組』
                               →この後、気がつくまで一人で参拝客の整理に駆け回った

619仕舞屋璃々『クリスタル・クリプト』:2015/02/20(金) 22:55:15
「神様〜か〜みさま〜」

今回は年末のリベンジ・・・ではなく、
例の喫茶店『SLAYGROUND』にて
『神社に行くと良いことがある』みたいな
情報を手に入れたので、その『良いこと』を
体験する為に神頼みにやってきたのであった。

ちなみに『良いこと』はオンナノコと
きゃっきゃうふふする方向で考えている。
懲りない女だ。

620『御蔵神社』:2015/02/21(土) 02:19:41
>>619
件の神社は、年末年始の雑踏がウソのように静まり返っている。
まあ…二月も半ばを過ぎた神社に用事がある人間は少ないだろう。

目当ての人物は………居た。桜色の千早を白衣の上に羽織って、石畳の上を掃いている。

キラ キラ

相変らず、その周囲は昔の少女マンガ張りに『煌いて』いる。『尊さ』を感じる光景だ。

621仕舞屋璃々『クリスタル・クリプト』:2015/02/21(土) 02:23:48
>>620
「なむなむ〜」

思わず手を合わせて拝む。尊い。
しかし、今回はナンパ目的ではないので
理性を失い押し倒したりとかそういうことは
しないのだ。普通に歩み寄り、

「こんにちは〜」

にっこり挨拶。

622『御蔵神社』:2015/02/21(土) 02:29:02
>>621
手を止めると小首をかしげ、数瞬物思いに耽る『巫女装束の少女』。
と……仕舞屋のことを思い出したらしい、ぽんと手を叩いた。

「あっ、あなたはいつぞやの!
あの時は失礼しました。でもいけませんよっ、お付き合いには順番と言うものがありますからっ」

どうやら、締め落としてタクシーで送らせたことを言っているようだ。

「それはそれとして…今日は参拝ですかっ?」

623仕舞屋璃々『クリスタル・クリプト』:2015/02/21(土) 02:33:24
>>622
「いえいえ〜私もあの時はどうかしてたし〜」

仕舞屋も本来はあんな感じに
我を失うタイプではないのだが、ちょっと
『煌き』に気を惹かれ過ぎてついつい
やっちゃったのだ。色々とかみ合わせが
悪かったと言えよう。ところで順序って
言った時点で仕舞屋は脈ありだと判断する。
頑張ろ。

  「参拝といえば参拝かもね〜」

  「『喫茶店』で、『神様』にお願いすると
   なんか良いことあるって聞いたから〜」

  「・・・『神頼み』〜?」

おそらく通常の意味での参拝ではないだろう。

624『御蔵神社』:2015/02/21(土) 02:59:59
>>623
「………………。
ああ……!そう言えば最近、全然していませんでしたねっ」

ややあって(仕舞屋のことを思い出すよりも時間をかけて)から、何度も頷く。思い当たる節があるのだろう。

ムル ムル

そして───その背後で、蠢く『混沌とした、名状しがたき何か』。

《…そなたその「りあくしょん」……………これが儂の本来の仕事であるはずじゃが………》
「あはは……いやあ、最近はイベントとかに傾注していましたし…………とにかく、お願いしてもいいですかっ?」

『巫女装束の少女』のリアクションに、どことなく複雑そうな『何か』。
誤魔化すように仕舞屋に向き直り、手を合わせる。

「すみませんっ。
ええと、それは多分ですけど、『託宣』のことだと思います。
                                                  スタンド
私の『神様』の御力は、『金銭』を『対価』として支払うことで『加護』を授ける『力』…『守護霊』に新たな力や、さらなる強力を施す『力』!」

目を閉じ、祈りを捧げる『巫女装束の少女』。

「ただし、それには貴女が、己自身の『守護霊』と深く強く絆を深め合って、力の『受け皿』を己が内に作り上げていることが条件です!」

625仕舞屋璃々『クリスタル・クリプト』:2015/02/22(日) 21:04:32
>>624
「なるほど〜」 「『託宣』」

  「便利なものね〜・・・」
  「でも、そういうことなら
   心配は要らないわね〜」

 ・・・ズ

発現する、『クリスタル・クリプト』。
スノードームがその掌の上に収まる。

  「私はこのスタンドを、文字通り
   『掌握』しているからね〜・・・」

根拠のない自信に満ち溢れている。

626『御蔵神社』:2015/02/24(火) 23:42:23
>>625
「…………ふむっ」

『巫女装束の少女』はかっと目を見開き、腰に提げていた大福帳に筆ペンで何かを書き付けていく…。

┌─────────────────────┐
│《仕舞屋、および『くりすたる・くりぷと』の『奉納金』》│
│                               │
│《──『0円』》                       │
│                               │
│《今少しの精進なり》                   │
└─────────────────────┘

「……っ、とのことですねっ。
『神様』のニュアンスからすると、後もうちょっと、と言ったところみたいですよっ。

ところで…よかったらお茶でもいかがですかっ?」

書き付けたページを破り取り、仕舞屋に手渡した。

627仕舞屋璃々『クリスタル・クリプト』:2015/02/24(火) 23:52:37
>>626
「あら〜・・・」 「残念」

やっぱり根拠のない自信だったようだ。

「ところで、この『0円』っていうのは
 一体何のことなのかしら〜・・・」

受け取ったページをまじまじと見つつ問いかける。

628『御蔵神社』:2015/02/25(水) 00:13:21
>>627
「でも当分見込みが無い人は、『神様』もわりとはっきり言いますから、本当にあと少しなんだと思いますっ」

竹箒を片付けながら、仕舞屋の問いに答える。

「さっきもちょっと言いましたけど、私の『神様』が『加護』を授けるには、『対価』としてまず最初に『金銭』が必要なんですよ。
『お金』が一番手っ取り早いですけど、『金銭的価値』があれば『宝石』でも『金塊』でも『絵画』でも『彫刻』でも何でも構いません。
その後、『加護』を定着させるのに、『武功』も必要なんですけど、まあ、これは『加護』を授かってから、のお話ですねっ」

629仕舞屋璃々『クリスタル・クリプト』:2015/02/25(水) 00:23:04
>>628
「ふ〜〜ん・・・・・・」

能力の『成長』に、お金が要るというのも
妙な話だが・・・『そういうもの』だと考えよう。

    「『金銭的価値』があれば」

  「つまり、犯罪者とかを引っ張ってきて、
   『懸賞金』・・・みたいな感じで
   お金扱いすることもできるのかしら〜」

悪党にスタンドを使って経験値を稼ぎ、
『託宣』の為のお金も手に入る。一石二鳥だ。
・・・そんな発想に至るこの女の思考回路の
方が、よっぽど悪党寄りかもしれないが。

630『御蔵神社』:2015/02/25(水) 00:32:48
>>629
「現代社会において、最も人の『欲望』や『情念』が染み付きやすいのが『お金』ですからね。
そういうパワーを『神様』は力として吸い上げて、自らの力を増すと同時に、『加護』と言う形でおすそ分けしてくれる訳です。

えっと、仕舞屋さんは『お抹茶』と『柚子茶』と、『はちみつ生姜湯』と、どれが一番好きですかっ?」

仕舞屋の問いに、『巫女装束の少女』は首を傾げる。

「その人に『懸賞金』がかかっていれば、あるいはその捕縛に誰かが金銭的価値を見出しているなら、いいかも知れませんね。
でも、うちに直接連れて来られても難しいかも………。
一端換金して、そのお金を持ってくるのが確実でかさばらなくて、持ち運びにも楽だと思いますよ」

631仕舞屋璃々『クリスタル・クリプト』:2015/02/25(水) 00:37:31
>>630
「ま、そうよね〜」

人間を金に換えることができたら、
それはそれで凄い能力だ。
『神の所業』とはそういうものかもしれないが。

「あ、そうそう質問の答えね。私は・・・」
「あなたみたいに可愛い女の子が
 淹れてくれたなら、何でも好きかな〜」

悪戯っぽい笑みを浮かべて答える。

「・・・なんて」
「カワイイ女の子の淹れてくれたものが
 好きなのはホントだけど、
 好みで言うなら抹茶かしらね〜」

・・・そういう答えが一番めんどくさいと
知っているので、数拍間を置いて真面目に答えた。

632『御蔵神社』:2015/02/25(水) 01:29:28
>>631
「んふふ、本当のこと言っても、お茶菓子のオマケはありませんよ?」

謙遜どころか堂々と言い切る『巫女装束の少女』(実際可愛いけれど)。

「解りました、お抹茶ですねっ。
普通のも、ラテにしたのもお出しできますけど……」

ビシッ

巫女装束の上からエプロンをはおり、ぎゅっと紐を締める。

「とりあえず、あちらの長椅子にでもかけて待ってて下さい。すぐにお持ちしますからっ」

社務所の近く、境内からやや外れた所に儲けられた、茶店風の一角を指した。
(ttp://image.space.rakuten.co.jp/lg01/01/0000980901/04/imgb7dffe15zik0zj.jpeg)

633仕舞屋璃々『クリスタル・クリプト』:2015/02/25(水) 01:38:05
>>632
「オマケは要らないわよ〜。
 その代わり愛情たっぷりでお願〜い」
「抹茶はラテの方が好きかも〜」

そう言って、長椅子に腰掛ける。

・・・待っている間。

         「『もう少し』、か〜」

『まだ至っていない』という『神様』の言葉に、
不満や落胆といった感情はない。
むしろ『予想外だった』と言えばウソになる。

   「『クリスタル・クリプト』」

手に持った『半球』を意識し、『能力』を使う。
空間の『鈍化』。『雪景色』の形成。『雪景球化』。
軽く回した手の中の『半球』の動きに応じて、
現れた『雪蟲』はぐるぐると円を描くように動く。
さながら――循環する吹雪のように。

『クリスタル・クリプト』の扱いは、もうだいぶ慣れた。
こんな曲芸めいたことも、十分にできる。

  「でも・・・『こういう経験値』じゃないんだろうね〜」

『神様』が求めるのは『闘争』なのだ。
誰かを打ち倒し、勝利する・・・そういう泥臭い『経験』。
だが。

   「私そういうのあんまり好きじゃないし〜」
   「あとちゃんみたいに武者修行っていうのはね〜」

そういう『挑みかかる』のは仕舞屋の趣味ではない。
だが、何もしないというのも・・・そう、『面白くない』。
せっかく『何か』あるのだから、そこまでは手を伸ばしてみたい。

      「・・・どこかに適当にやっつけても問題ない、
       適当な悪者とかいないかしらね〜・・・・・・」

・・・それでそんな思考に至ってしまうあたりが、
仕舞屋璃々という人間の本質的な邪悪さを物語っているのだろうが。

634『御蔵神社』:2015/02/26(木) 23:57:54
>>633
「かしこまりました、愛情たっぷりめで。
少々お待ち下さい!」

一礼し、『巫女装束の少女』は社務所のほうへと駆けて行く。
……(実際には画像ほど大きくは無いが)茶席にかけて待つ仕舞屋は、その手に発現させた『スノードーム』……『クリスタル・クリプト』を見る。
思えば、これの扱いにも、随分慣れたものだ。

だが同時に──自覚もしていた。それだけでは『足りない』のだという事も。
求められているであろうものは、『練習』ではなく『実戦』だという事も。

「………どうかしましたかっ?」

と、声を掛けられる。
顔を上げると、『巫女装束の少女』が仕舞屋を覗きこんでいた。
存外……長く、物思いに耽っていたらしい。

「抹茶ラテです、それから今日のお茶請けは、熊本名物『いきなり団子』ですよ」

こげ茶色の茶碗に満たされた丁寧に泡立てられた抹茶と、饅頭状のものが乗せられた小皿が供される。

「何かお悩みですか?もしよかったら話してみて下さい。
恋のお悩み人間関係、疲労時の栄養補給に心霊相談、困った時の金策まで、何でもお伺いしてますよっ」

635仕舞屋璃々『クリスタル・クリプト』:2015/02/27(金) 23:28:00
>>634
「ちょっと考え事〜」

スタンドをすぐに解除し、
縁組の方に視線を向ける・・・。

   「強いて言うなら『経験値』のアテね〜」
   「ま、それは自分で探すから良いとして・・・」

  モグ

いきなり団子を一口食べる。

  「・・・ところで何で『いきなり』なのかしらね〜」

前にテレビで見たような気もするが、
あいにく前の話なので覚えていなかった。

636『御蔵神社』:2015/02/28(土) 02:27:44
>>635
『いきなり団子』にかぶりつく仕舞屋。
小麦粉を練って作った生地が包むのは、餡子と………蒸した『さつま芋』だ。
特徴的なのはその比率。餡子20〜10%に対して『さつま芋』が80〜90%。殆ど『皮とさつま芋の間に餡子が挟まってる』状態である。
甘みは控えめだが、食べ応えはかなりある代物だ。

「由来ですか?
私が聞いたお話だと、作るのがすごく簡単で、不意の来客にも……『いきなり』お客様が来てもすぐに出せるから、と聞きましたけどっ。」

仕舞屋の隣に座り、自分用の茶碗を両手で包むようにして持ち、一口飲む『巫女装束の少女』。
(実際、社務所に行ってから20分も経っていない)

「………『経験値』、ですか……」

……何か思うところがあるのか、仕舞屋の言葉を繰り返した。

637仕舞屋璃々『クリスタル・クリプト』:2015/02/28(土) 02:37:29
>>636
「なるほどね〜」

言われてみれば確かに、だ。
しかしこの前のと言い、此処の神社は
食事を提供することが多い気がする。
一種のグルメ空間みたいになっているんじゃなかろうか。

    「・・・何かアテがあるのかしら〜?」

『経験値』、という言葉を復唱した縁組に、
興味を持ったのか問い返してみる。

638『御蔵神社』:2015/02/28(土) 03:10:29
>>637
「この『さつま芋』、学校の先生からの頂き物なんですけど、そろそろ品切れ。
次は苺でも仕入れて、『苺大福』でも作りましょうか」

作ること、食べる事自体が好きで楽しいのだろう。茶を飲みながら、にこにこと次の甘味の計画を話す『巫女装束の少女』。

「アテと言うか…。
私もそろそろ、経験値を積まないといけないな、と」

…仕舞屋の言う『経験値』が何かは解らないが、『いくさ神』であるらしい『神様』は『戦い』を求めている。
今までそういう方面の『奉納』は余りしてこなかったが………避けて通ることはできまい。

639仕舞屋璃々『クリスタル・クリプト』:2015/02/28(土) 03:15:31
>>638
「そうね〜」
「この前、同じような経緯で
 『武者修行』してる子と
 戦ったんだけど〜・・・」

       「やっぱり、悪い人とかじゃないと
        『戦いづらい』のよね〜」

    「しかも可愛い女の子だったし〜・・・」

仕舞屋は女の子が好きなので、
女の子と喧嘩するのはあまり好きではない。

「巫女さんが賞金稼ぎの斡旋とかしてくれたら
 私も巫女さんも幸せになれるかもね〜」

         「・・・ま、神社にそれを求めるのは
          ちょっと筋違いよね〜。
          またココさんに聞いてみようかしら〜」

と言って、ぺろりと食べきる。
抹茶ラテも飲む。おいしい。
言い食べっぷりだ。

640『御蔵神社』:2015/02/28(土) 03:40:26
>>639
「ふむっ………あ」

と、ある事を思い出す。

「賞金はどうだか解りませんけど、うちの学園の学生寮で、ちょっとした問題が持ち上がってまして…ご存知ですか?」

能力次第だが、『ダンジョン攻略』はいい『修行』になるかも知れない。
ちなみに団子はまだまだある。

パクパク

こちらもいい食べっぷりだ。

641仕舞屋璃々『クリスタル・クリプト』:2015/02/28(土) 03:52:11
>>640
「『学生寮』? それって宗吉君の・・・
 ・・・あ〜、『白亜荘』かしら〜?」

  「あそこがどうかしたの〜?」
  「メイドさんはなかなか
   いい趣味してたと思うけど〜・・・」

あの寮のメイドとはソウルメイトなのである。

642『御蔵神社』:2015/03/01(日) 22:07:40
>>641
「ええ、そこです。
実は今ですね、あそこの地下には『迷宮』がありまして……」

いきさつを話す。

「…と言う訳で、あそこで一人メイドさんが行方不明というか、囚われてまして。
『迷宮』の建造には私に憑いてる『神様』も関わっているので、他人事じゃなくて……。
                                    スタンド
ただ、あそこは『制限』が課せられるみたいなんですよね、『守護霊』の能力に。だからどちらかと言うと『素で強い』タイプが求められるみたいです」

643仕舞屋璃々『クリスタル・クリプト』:2015/03/01(日) 23:47:09
>>642
「へえ・・・・・・」

仕舞屋は縁組の言葉に面白そうにうなずき、

「興味あるわね〜・・・」
「・・・あそこのメイドさんには借りもあるし、
 ちょっと行ってみるかしらね〜・・・」

そう言って、抹茶ラテをすべて飲み干す。

「・・・ごちそうさま〜」

644『御蔵神社』:2015/03/02(月) 02:05:17
>>643
「希望してる方向性とは違うかも知れませんが、一度お話を聞いてみるか体験してみるかはしてみてもいいと思いますよっ。
………お粗末様でしたっ」

茶器を片付け、残った『いきなり団子』は小さな紙袋に入れると、仕舞屋に渡す。

「よかったらお土産に。このまま冷えたのを食べても、表面をちょっと濡らして電子レンジとかで15秒くらい温めて食べても美味しいですよっ」

645仕舞屋璃々『クリスタル・クリプト』:2015/03/02(月) 02:09:26
>>644
「そうさせてもらうわ〜」

そう言って、『いきなり団子』を受け取る。
受け渡しの際に指先がふれてしまうのは
ご愛嬌というものである。

    「わざわざありがとね〜」
    「『是非』試させてもらうわ〜」

『迷宮』と『お土産』の調理法、
両方に対する答えだ。

       「それじゃ」

      「『また』」

そう言って、手を振りながら立ち去る。

646『御蔵神社』:2015/03/02(月) 04:11:44
>>645
「頑張って下さい、いつでも『託宣』は受け付けてますからねっ」

仕舞屋を見送る。

「………さて、私もそろそろ、いくさ神の巫女として、戦わなくちゃいけませんかね。
個人的にはそういうのは、他の人にお任せして、後ろでのんびりしてたいんですけど…」

647『桃の節句』:2015/03/06(金) 00:58:28
まだ少し、風に冬の寒さが残る、三月の初め。
今年も神社では、『桃の節句』を祝うささやかなイベントが行われていた。

「はいっ、では皆さん、折り紙の準備はいいですかっ?」

座布団のしかれた本殿では、『巫女装束の少女』が折り紙を手に、雛人形の折り方をレクチャーしていた。

648ヌ・ロイドパ・スバルト『ザ・ラジエータ・フロム・スペース』:2015/03/06(金) 01:07:52
「はい」
正座して折り紙を持っている。

649明寺悟『タウンズ・ヴァン・ザント』:2015/03/06(金) 01:16:17
>>648
「はい」
正座して折り紙を持っている。

「フゥ…フゥ…フゥ…」
心なしか息も荒い、気合十分だ、折り紙に対する並々ならぬ情熱が見て取れる。

スバッ シャガガッ ズシャァーッ!

背後ではスタンドがスケッチブックと鉛筆を握り、熱心にデッサンをしている。
隙の生ぜぬ二段構え、確かなワザマエを感じる。

650臥蛇 しづゑ『バタリオン・オブ・セインツ』@小学校高学年:2015/03/06(金) 02:16:23
>>647
「笑止じゃな」

年寄りなので折り紙スキルは高い。

>>648-649
(なんじゃこやつら…)

桃の節句とは明らかに無縁そうな二人を不審げにチラ見した。

651『桃の節句』:2015/03/07(土) 00:48:41
>>648-649(ALL)
「………え、ええと、じゃあまず──」

子連れでもない男性二人の姿に一瞬首を傾げる、が…。
色々事情があるのだろう。子供は今ここに居ないとか、見た目は男性でも心は女性だとか。
参拝客を区別もしないし差別もしない。それがこの神社のモットーだ。

「まずは半分に折って……」
(ttp://happylilac.net/hinaningyo2.html)

ちなみに折り方は非常に簡単なものだ。それこそ幼稚園児でも可能なレベルである。

>>649(明寺)
デッサンをスタンドに任せ、折り紙の講義を受ける明寺だが、時折…周囲の少女たちから、明寺のほうに視線を感じる。
そして、その中の一人……黒髪ショートカットの、まだ十に届くか届かないかという様子の『巫女装束の少女』が、そっと…その手を伸ばした。

明寺ではなく、その背後のスタンドが動かしていた、鉛筆に。

652明寺悟『タウンズ・ヴァン・ザント』:2015/03/07(土) 00:56:55
>>648ロイド
(何だこいつは…場違いだなぁ)
訝しい顔つきで睨んだ。

>>650臥蛇

ニコォ…

視線に気づき、やさしい微笑みを返した。慈愛そのものだ。

>>651神社
「ほうほう、なるほど」
簡単なのでササッと作ってしまう、カワイイ顔を描いたりしている。

(お、この子は前見たな)

「きみも描くかい? 僕は魔法使いなのさ、一度にふたつのことができる」

明寺はニッコリ微笑み、『タウンズ・ヴァン・ザント』は幼い巫女に鉛筆を差し出す。もちろん持ち手の方だ。

653ヌ・ロイドパ・スバルト『ザ・ラジエータ・フロム・スペース』:2015/03/07(土) 01:04:34
>>649-652
銀髪銀目、尖った耳、2本の触角状の前髪、後ろで結んだ長髪、長身痩躯。右手甲に『M45』、左手甲に『∈M⊃』の刺青。銀のラインが入った黒服。

……奇妙な外見の男だ。
外国人なのだろうか? 折り紙を初めて見るかのように、不思議そうな目で見つめている。

「解析開始……。」(チキチキチキチキ)

「……解析完了。 厚み:約0.1mm  形状:およそ正方形。」(チキチキ……チュゥン)

「主成分:C6H10O5、セルロース。 カロリー:ほぼゼロ。
 『塗料のついた紙』であると予想されます。栄養学上の観点から経口摂取することに意義を見い出せません。」(ピピーン)


「『折り紙』……データベース検索……」(チキチキチキチキ)

「検索ヒット数2,460,000件……代表的な1件の詳細情報を展開」(ヒュオン……ブゥン)

「『紙を折ることで動植物や生活道具などの形状を再現する、日本に古来より伝わる文化的遊戯』。
 『ガウス曲率0の平面を折りたたむことにより様々な形状を再現するその技術は、芸術のみならず、数学、幾何学的観点からも注目されている』。」(チキチキ)

「フォッフォッフォッフォ……なるほど、興味深い。
 地球文化の情報取得は、我が『惑星クレンダス』に大いなる利益をもたらすことでしょう。」(ピピーン)

>>651(桃の節句)
「まずは半分に折って……」
命令を復唱しつつ、たどたどしい手つきで紙を折っていく。

654臥蛇 しづゑ『バタリオン・オブ・セインツ』@小学校高学年:2015/03/07(土) 02:28:38
>>651
「ふん、欠伸が出るわい」

鼻歌交じりにもっと難しいのを折る。蛸とか。

>>652
(こやつ、『案件』か…………?)

微妙に嫌そうな顔をした。
いざとなったら通報も辞さない構えだ。

>>653
「…なんじゃお主、ロボットか何かかえ?」

こちらはこちらで別種の怪しさ全開ではあるが、明寺よりはマシであろうと判断し、声を掛けてみた。


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