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【個】『御蔵神社』弐【場】
654
:
臥蛇 しづゑ『バタリオン・オブ・セインツ』@小学校高学年
:2015/03/07(土) 02:28:38
>>651
「ふん、欠伸が出るわい」
鼻歌交じりにもっと難しいのを折る。蛸とか。
>>652
(こやつ、『案件』か…………?)
微妙に嫌そうな顔をした。
いざとなったら通報も辞さない構えだ。
>>653
「…なんじゃお主、ロボットか何かかえ?」
こちらはこちらで別種の怪しさ全開ではあるが、明寺よりはマシであろうと判断し、声を掛けてみた。
655
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/03/07(土) 21:56:15
桃の節句イベントの話を聞いたのはちょうどサナトリウムから退院した直後くらいの話だった
(じ、神社ならご利益をゲットできるはず…)
そんな邪な考えのもと、彼女、朱鷺宮涙音はこの麗らかな春のイベントへと、さりげな〜く
乱入していた。
服装は秋映学園の制服。靴下と靴は真紫の出で立ちである。
さて、彼女はそんな感じで折り紙の確認をし、
本殿の巫女さんの指示のとおりに折り紙を折り始める。
(…あの人たち…誰だろ…)
いつのまにやら色んな人が集まってきていたこの神社。
折り紙をやけに詳しく調べるエルフみたいな耳の男。
凄まじい勢いでデッサンを…スタンドに行わせている人。
後はまぁ小学生がいる、それくらいだが。
「あぁ…えっと、調べとけばよかった…折り方とか…」
こういうのはやったことがないのだろうか。折り紙を半分に折るのも難しそうだ。
656
:
エリー『ラフカディオ』
:2015/03/07(土) 22:05:45
>>651
「……フッフッ!」
まともな幼女がいないと聞いたので遊びに来たよ。
『……』 スス
手先がそんなに器用ではないので、
手元だけスタンドを出して折るという反則行為に出ている。
一応バレないように気を付けているようだ。
>>655
(朱鷺宮)
隣で銀髪緑眼の幼女が折り紙をしている。
それは良いのだが……この幼女、
さっき走り回っていたせいで朱鷺宮の鳩尾に頭突きをかました幼女だ。(言い切り)
657
:
『桃の節句』
:2015/03/08(日) 08:11:44
>>652
(明寺)
折り紙は二色ある。恐らくお内裏様とお雛様をつくるためだろう。
慣れた手つきで折って行く。
「!!」
ビクッ
…前にあった時と髪型こそ違うが、確かにあの時の子供だ。
人見知りする性質も、変わっていないらしい。
そそくさと、すぐ傍にいたもう一人のもしゃもしゃ頭に眼鏡をかけた、『巫女装束の少女』の陰に隠れてしまう…。
「あかんてぇ、お兄さん。
『それ』はあんまり、人前で出すもんちゃうよ〜〜〜?」
ちらりと、『タウンズ・ヴァン・ザント』に、視線を遣る『メガネ』。どうやら見えているようだが……。
>>653
(ロイド、臥蛇、朱鷺宮)
「次は一度開いて、両側の角を、今の折り目に合わせるかたちで折って下さい。
………紙飛行機を折るときみたいな感じでいいですよっ?」
たとたどしい手つきで折るロイドと朱鷺宮とは対照的に、どんどん折る臥蛇。
見事な蛸ができたが……代わりに紙が無くなってしまった。
「上手に作ろうと、無理しなくても大丈夫ですよっ。
肝心なのは上手く作ることじゃなくて、厄を引き受けてもらうことへの感謝ですからっ」
苦戦するロイドと朱鷺宮に、鼻から上、額まで覆う『狐のお面』を被った『巫女装束の少女』が声を掛ける。
>>656
(エリー) スタンド
皆に気づかれないように『守護霊』を使い、折っていくエリー。
どうやら誰も気づいていないようだ。それとも気づいていても気にしていないのか……。
658
:
明寺悟『タウンズ・ヴァン・ザント』
:2015/03/08(日) 10:02:51
>>654
臥蛇
「折り紙上手だねェ〜 お母さんに習ったのかい?」
親しげに微笑みながらにじり寄っていく。
その笑顔には邪気などこれっぽっちも存在しない、そこに邪な意図を見出すのはあなたの心が汚れているからではありませんか?
>>657
神社
「別に構わんだろう、僕の持ち物だ。
どうしてもしまって欲しいというのなら、きみの絵を描かせて欲しいな」
『タウンズ・ヴァン・ザント』はスケッチブックを構える。
「しかしここには何人巫女がいるんだ? 君らアルバイトかなにか?」
659
:
ヌ・ロイドパ・スバルト『ザ・ラジエータ・フロム・スペース』
:2015/03/08(日) 22:33:08
>>654
(しづゑ)
ギュルンッ……男の首が急角度で曲がり、しづゑの方を向く。
「ロボット……?」 (キュイン……キカカカカッ)
普通なら痛めてしまいそうな首の角度だ。
「いえ、より正確には、この体は『宇宙せn』……」 (ピピーッ)
途中で音声が急に止まった。
「おっと、この前注意されたばかりでしたね。秘密をあまり喋ってはいけない。いけない。いけない」 (チカチカッ)
小声で。
「……見ての通り、私は『何の変哲もない地球人』ですが、何か問題点が発生しましたでしょうか?」 (チキチキチキ)
問題などあろうか。問題ない。多分ない。という無表情な顔をする。
>>657
(桃の節句)
「次は一度開いて、両側の角を、今の折り目に合わせるかたちで折って下さい。」
命令を復唱しつつ、たどたどしい手つきで紙を折っていく。
「『紙飛行機』……データベース検索……」(チキチキチキチキ)
「検索ヒット数1,420,000件……代表的な1件の詳細情報を展開」(ヒュオン……ブゥン)
「『紙で飛行機を模した形を作り、飛行させて遊戯するもの』」(チキチキ)
「……『私の本体』ぐらいならば飛ばせそうですね」(ピロリッ)
「『厄』……データベース検索……」(チキチキチキチキ)
「関連語句:『厄払い』……」(チキチキ)
「検索ヒット数890,000件……代表的な1件の詳細情報を展開」(ヒュオン……ブゥン)
「『災厄を避け、今後の人生を無事安泰に過ごすため、祈願祈祷すること』」(チキチキ)
「ふむ……私の『記憶喪失』にも効果があるとよいのですが」(ピピッ)
ブツブツ呟きながら、たどたどしいながらも機械的に紙を折っていく。
660
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/03/08(日) 22:36:52
>>656
(エリー)
「む…あの子は…」
ホンの数分前にあの幼女は自分の鳩尾に必殺のごとき威力の頭突きをぶちかましていた。
ちなみにその後うずくまっていたので謝ったかどうかについては聞いていなかった。
「まさかあの時に突進を食らうとは…注意は怠るべきではなかった…ですね。」
(スタンドを使って折るとか…反則じゃないのかな)
だんだんとスタンド使いが周辺にいる環境にも慣れはじめた涙音は
時々透けて見えるスタンドの影を見て、呆れ気味な顔をする。
別になにか悪いことをしているわけでもなさそうなので、彼女は一先ず見て見ぬふりだ。
>>657
(神社)
「む…折り目に合わせて…」
巫女さんの指示に合わせるように、彼女はピッタリと角の両端に合わせて折り始める。
「厄を引き受けてもらうんですよね…
ならば、きれいな方が感謝されます…かね?」
色々と自分の厄を気にしている様子の涙音。
なんだかんだ気になってしょうがないのだろう
>>659
(ロイドパ)
「…あ、首があぁァァあああ!」
ふと、彼の方を見た彼女は相当ビビった様子を見せている
(いや、落ち着かないと…こういうことが出来る人もおそらく居る…!)
ふう、と深呼吸しながら彼の様子を眺めていたが
「あの、大丈夫…でしょうか?」
妙に機械じみた様子が気になって、軽く声をかけてみる
661
:
臥蛇 しづゑ『バタリオン・オブ・セインツ』@小学校高学年
:2015/03/09(月) 03:54:56
>>657
「紙が無くなった。新しいのを寄越さぬか」
手を突き出して、指をクイックイッとやった。
(ブルース・リーとかが挑発でやるアレだ)
>>658
「………」
顔に蹴りでも入れてやろうかと思い…思い直す。
(…儂としたことが、なんと勿体無い。むしろ弄り甲斐抜群の手合いではないか)
ニヤァ……
妖しげに微笑みながら胡坐をかいた。
ちなみに今日の格好はゴスロリ和服にサイハイソックス。ロシア帽、エナメルのぬいぐるみリュックと言った感じだ。
その笑顔には無邪気さなど欠片も存在しない。そこに子供らしさを見出せるのは余程見境の無いものに限られるのではないだろうか?
「まあ、そんなところじゃ。正確には『ばあ様』に、かのう?」
モゾッ
傍らに置いていたぬいぐるみリュックが、身じろぎをする様に動いた。
>>659
「うおッ…」
会話のツカミのつもりだったが思った以上のロボットめいた挙動にビクッとなる。
「う、うむ、そうか、そうじゃな、少なくとも見た目は………いやまあ、げほんごほん。
邪魔をしてすまなんだの。
……あー、その、なんじゃ、お主、何故ここに?娘でもおるのか?」
気を取り直し、神社を訪れた目的を尋ねてみた。まあ、桃の節句は別段男子禁制の年中行事と言う訳ではないが…。
662
:
三ツ矢 星『フリーダム・サテライト』
:2015/03/09(月) 05:58:58
ペタ ペタ
与えられた折り紙を、巫女の言うままに折っていく。
「よいしょ」
それ自体は特別面白いことでもなさそうが、この女は微笑んでいた。
金魚の髪飾りを着けた女だ。
年は……10代の終わり、くらいに見える。
「……次、どうやるんー?」
「ひな人形って、折るの初めてやなー」
今、ちょうど手順(6)のあたりだ。
663
:
ヌ・ロイドパ・スバルト『ザ・ラジエータ・フロム・スペース』
:2015/03/09(月) 22:52:40
>>660
(朱鷺宮)
「なにも 問題 ありません。」 (キリキリキリキリ)
なにも 問題 ありません。という無表情な顔をしている。
男の首は一応、『人体でできるギリギリの範囲』でしか動いてないようだ。
それでも『普通なら痛めそうな動作』をしているが……痛みを感じている様子はない。
>>661
(しづゑ)
「今現在 私が ここにいるのは 文化調査の ため です。」 (ピピッ)
「この地の文化は 大変 興味深い です。」 (キュィィィン)
そういうと折り紙に向き直った。
「 オ・リ・ガ・ミ 」 (ピピッ)
たどたどしいが、機械的な手つきで折り紙を折っていく。
664
:
エリー『ラフカディオ』
:2015/03/09(月) 22:52:45
>>660
(朱鷺宮)
「ん?」
エリーの方はぱっぱと折ってしまってちょっと時間に余裕が出来た頃だ。
落ち着きなくあたりを見回していたが、そこで朱鷺宮と目が合った。
ちなみにエリーはごめんなさいして立ち去ったのだが、
そんなことは鳩尾にキツイのを叩き込まれた朱鷺宮には分からないだろう。
「……なに?」
あきれ顔をされたのを瞬時に察知して絡んで来たぞ!
どうやら突っ込んだことは忘れているか、朱鷺宮がそうだと気付いていない模様。
665
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/03/09(月) 23:02:04
>>662
(三ツ矢)
「…割りとうまいな…」
2つに折るのが精一杯の彼女にとっては随分とうまく見えるようだ。
「とりあえず…手順通りにやるか。」
ふと、自分の方の折り紙もしっかりとやってみようと手順を確認していく。
>>663
(ロイドパ)
「も、問題ないんですか?」
確かに首のひねり具合は、まだへし折れてるという範疇ではなさそうだが…
「其の動き方…」
そう言ってジロジロと見ていると
「まるでロボットみたいですねえ!」
なんとなく思ったままの感想を述べてみた。
別に見ぬいたわけではない。ほんとに思ったままの印象である。
>>664
(エリー)
「あ、その…
さっきぶつかってきました…よね?」
軽くお腹を抑えながら答える。
「…その…そうですよね?」
少なくとも涙音はぶつかる寸前の顔は『覚えて』いる!
相手は覚えていないようだが、人間違いだったらどうしようとか不安になる。
666
:
明寺悟『タウンズ・ヴァン・ザント』
:2015/03/09(月) 23:23:45
>>661
「うーん…個性的な服装だね」
やんわりとした表現を選んだ、明寺は実際大人である。
「こら、はしたないぞ、和…服? 着てあぐらなんてかくものじゃない。
おばあ様に怒られるだろう」
勘違いされて当然の趣味嗜好を持ってはいるが、明寺にとって少女とは崇拝の対象であり、決して性の捌け口ではない。
ただ、溢れる敬愛の念が表に溢れ迸ることが稀によくあるだけだ。
「? リュックに何入れてるんだい? 動物なら今までじっとしてた事が不思議だし、スタンドかな?」
さっきから当たり前のように『タウンズ・ヴァン・ザント』を発現させている。
スタンドとはあくまで道具に過ぎない、自分だけの特別な才能だとは思っていない。
667
:
エリー『ラフカディオ』
:2015/03/10(火) 00:44:00
>>665
(朱鷺宮)
「え?」 「あ!」 「あのときの……」
ぶつかってきた幼女も銀髪だった。
この街にそうそう銀髪がいるはず……
いやよく考えたらけっこういるな……。
「その節はどうもごめんなさい」
ペコリ
頭を下げる。
668
:
『桃の節句』
:2015/03/10(火) 02:52:10
>>(ALL)
「いいですかっ?じゃあ、次は一度裏返して、両端を…飛行機の羽の部分を、また真ん中の線にあわせて折って下さい!」
>>658
(明寺)
「…そらまあ、『それ』はお兄さんのもんやろうけど。
まあええわ、そんなことでしまってくれるんならお安い御用やで。好きにしたらええわ」
ぽりぽりと頭をかく『メガネ』。
「何人?さあ………どうなんやろ。
アルバイト?ちゃうよ。ウチらはまあ、あっこにおるボスの………手下、ちゅうとこやね」
顎でアドバイスをして回っている、『狐面』を指す。
>>659
(ロイド)
たどたどしくも機械的に、という、微妙に相反する手つきで居っていく。
周囲も既に折り終えているもの、全然違うものを折っているもの、同じく、慣れない手つきで折っているもの…様々だ。
…前に夏にここを訪れた際にも、こうして植物性の繊維をヒューマノイド型に加工したものを渡された事を思い出す(『夏越の祓』)。
もしかしたら…この星では比較的、こうした行為が頻繁に行われているのかも知れない。
>>660
(朱鷺宮)
「そうですね……ここは逆に、現れた心の乱れや迷いも折り紙に託して祓う、という考え方はどうでしょうかっ?」
朱鷺宮のシンプルながら中々に難しい問いに、『狐面』は少しだけ首をかしげて考え込む。
「全ては気の持ちようですよ。
上手くやろうと気負いすぎて、それに囚われて心の平穏を見失っては本末転倒ですからねっ」
>>661
(臥蛇)
「あっ!もう、折るのは紙のお雛様ですよっ?」
新しい折り紙を渡しつつ、手を差し出して同じ動作を返す『狐面』。
「そのタコさんは没収です。というか上手なので下さい。お部屋に飾りたいです」
>>662
(三ツ矢)
……こうして神社のイベントに参加するのは、去年の秋祭り以来だろうか。
相変らず、繁盛と言うにはまだまだ遠いものの……不思議と、不思議な雰囲気の参拝客が多い、ような気がする。
丁度説明も、手順(6)に入ったばかり……ちらほらと、折紙初体験なのか、手つきがたどたどしいものも居る。
彼らに合わせているのか、手順の説明もゆっくり目だ。
669
:
三ツ矢 星『フリーダム・サテライト』
:2015/03/10(火) 04:11:33
>>665
(朱鷺宮)
「ありがとー」 ニコニコ
>>668
(GM)
(小ちゃい子ぉもおるねんから、うちが急かすのはちゃうな。)
反省しつつ、手順に従う。
くる
ペタ ペタ…
(……変なんも、ようけおるな。憑き物つきもおる……)
まあ暴れたりするならともかく、気にはしない。
「ふー」
ス、ス…
しっかり折り目をつける。
……ともかく、彼らにどんな事情があるかなどわからないし、人がいるのはいいことだ。
……静かに折り紙を折っていよう。
670
:
ヌ・ロイドパ・スバルト『ザ・ラジエータ・フロム・スペース』
:2015/03/10(火) 22:12:42
>>665
(朱鷺宮)
「なにも 問題 ありません。」 (キリキリキリキリ)
機械的に繰り返す。
「ロボットみたい……その言葉は正確ではありません」 (チキチキチキ)
「より正確には、この体は『宇宙せn』……」 (ピピーッ)
途中で音声が急に止まった。
「……見ての通り、私は『何の変哲もない地球人』ですが、何か問題点が発生しましたでしょうか?」 (チキチキチキ)
機械的に繰り返す。
>>668
(桃の節句)
タドタド……ウィンカシャカシャ……
タドタド……ウィンカシャカシャ……
タドタド……ウィンカシャカシャ……
たどたどしくも機械的に折り紙を折っていく。
「『ヒューマノイド型植物性繊維』……記憶領域にヒット」 (ピピッ)
「『カタシロ』……身体に触れさせることで『ケガレ』を移し、それを川に流して祓い清める。『精神的清掃用品』。」 (チキチキチキ)
「ここまでは覚えています。」 (チキチッ)
「あれから私は我が兵装『ブリッツン・アット・ザ・リッツ』のことを思い出しました。」 (ピピッ)
「しかし、私はいまだ『我が惑星クレンダス』のことを断片的にしか覚えていません。」 (ピーピッ)
「この『カタシロ』は私の『記憶喪失』という、精神的汚染を取ってくれるのでしょうか?」 (キュイン)
誰に言うわけでもなく呟き、折り紙を見つめる。
671
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/03/10(火) 22:33:45
>>667
(エリー)
「…ふう…覚えててくれたんですか。
とりあえず安心しました。」
そう言って彼女の銀髪をジロジロと見る
(…ウチのクラスにも三人くらい居るな…この髪の人…)
奇異の目を向けてはいるが、そう思う涙音だって頭頂部から触覚のように2本の毛が生えているし、前髪が赤メッシュである。
「いえいえ、謝ってくれたならそれでいいですよ。
それに元気なのはいいことです。」
お腹をしつこくなでなでしながら答える。気にしてそうだ。絶対に。
>>668
(神社)
「心の乱れや迷い…ふむ…」
その言葉を聞いて、改めてよく考える。
(サナトリウムをでたばっかりでそんな大きな迷いとかはないけど…)
「気の持ちよう、ですか。
なるほど、ならば…」
そう思ってとりあえず指示通りに折り始める。
そして。
「こ っ ち の お 雛 様 の
鳩 尾 に あ た れ え え え え え え え !!!」
急に大声で気合を入れながら折り始めた。
>>669
(三ツ矢)
「あ、どういたしまして。」
頭を軽く下げて返す。
「本当に、逆に教わりたいくらい。」
はぁ、と溜息をついた。
>>670
(ロイドパ)
「あ、えっと…問題ないならいいですけど…」
(この人やっぱり変…まぁ、通報するほどじゃないか。)
心の底ではなんか失礼なことを考えながら見つめる
「うちゅ…宇宙?あ…」
彼の言葉を聞いて…急に話し声を止めて
「…其の発音の仕方で『地球人』…
あ、なるほど!」
ぽん、と手を叩いてひらめいた
「これがいわゆる『ワレワレハウチュウジンダ』というやつですか…!
レベル高いですねぇ〜。芸人さんですか?」
興味深そうな様子でロイドパを見ている。
(そういえばさっきから神社の人に『我が惑星』みたいなこと言っているし…。)
672
:
臥蛇 しづゑ『バタリオン・オブ・セインツ』@小学校高学年
:2015/03/10(火) 23:57:46
>>663
(なにやら妙な音が聞えるような気が……いやいや、まさかの)
長い人生経験から、余り気にしてはいけない気がしたので、気にしないことにしておく。
「そ、そうか、それは光栄じゃな、あー……。
なら、こんなのはどうじゃ?」
新しく貰った折り紙で、今度は『フェニックス』を折る。
>>666
「胡坐を掻こうが寝首を掻こう構わぬじゃろう、儂の服じゃし儂の身体じゃ」
モゾモゾ
まるで生きているように…と言うには余り滑らかでない動きで、ぬいぐるみリュックが這い寄った。
「おう、この中かや?この中にはの、『ばあ様』が入っておる」
ジ ジジ
明寺の目の前で、ぬいぐるみリュックのファスナーが、内側から開かれていくッ………!!
>>668
「硬いことを言うでないわ、ほれ、寄越せ」
蛸と引き換えに折り紙をせしめると、今度はそれでフェニックスを折り始めた。
673
:
『桃の節句』
:2015/03/11(水) 01:05:43
>>ALL
「いいですかっ?じゃあ次は…もう一度、真ん中の線に端を合わせて折ってくださいっ」
>>672
(臥蛇)
「むむむ…」
自分よりも上位の折り紙スキルの持ち主登場の予感に内心ちょっと焦り気味だった。
蛸と引き換えに、新しい折り紙を渡すが…。
「あっまた………!!」
『タコ』に続いての『フェニックス』に、声をあげる。でもそれもちょっと欲しい。
>>670
(ロイド)
「おおっ、よく覚えていましたねっ。
…………え、ええ〜〜〜っと……」
『ワクセイクレンダス』……聞いた事のない国の名前だった。
東欧の小国か、ロシアかアフリカ辺りの新興国だろうか…?
「そういうのは、ちょっと難しいかもですね…………ご、ごめんなさい」
>>671
(朱鷺宮)
「まあ何でもいいんですけど。カッコよさげな自分への言い訳程度に考えてもらえば。
ってえええええええええええ?!」
突然の絶叫である。どうしてこうなった……。
>>669
(三ツ矢)
突然絶叫しながら折るもの、近くの子供にやけに親しげに話しかけるもの、ロボットみたいな挙動のもの…。
まあ、とりあえず問題は無いだろう。たぶん。
「ふー………。
…あ、どうもお久しぶりですっ。去年以来でしょうかっ」
聞き覚えのある声の、『狐面』の『巫女装束の少女』が話し掛けてくる。
「先だってはありがとうございました。もしよかったら、次の夏のお祭りにも、ご協力いただけると嬉しいんですけどっ…」
674
:
エリー『ラフカディオ』
:2015/03/11(水) 01:06:25
>>671
「うん? そうだな!」
子供なので実はかなり気にしてるのは気付かなかったらしい。
そのままの流れで、隣で折り始めた。
「……私の髪がどうかしたのか?
髪を見られていたことには気付いていたらしい。
675
:
三ツ矢 星『フリーダム・サテライト』
:2015/03/11(水) 01:40:50
>>670
(ロイド)
(なんやあれ)
極めて不審だが……何なのだろう?
別に危険とかではないのか……?
>>671
(朱鷺宮)
(逆に? ……折り紙やっとる子ぉなんかな?)
意図は察しかねたが、とりあえず微笑みは保つ。
「……叫ぶのは、やめたほうがええんちゃうー?」
やんわりと嗜める。
>>673
(GM)
まあ個性派揃いではあるが……絶叫除き、他人に迷惑を掛けているわけではないのだろう。たぶん。
子供に話しかけてる男は怪しいが、単に優しい男とか、親戚とか知り合いなのかもしれない。
「どーもー」
微笑んだまま応対する。
「あ……お正月、行かれへんでごめんなー。」
「協力? ええよぉ、屋台のことやったら秋でも夏でも任せといてー。」
むしろ、願ったりだ。
676
:
ヌ・ロイドパ・スバルト『ザ・ラジエータ・フロム・スペース』
:2015/03/11(水) 23:04:10
>>671
(朱鷺宮)
「芸人?」 (カチン)
「私は芸人ではありません。
より正確な所属と職業は 所属:黄金町メインストリート薄墨書店 職業:秋映学園大学生 です。」 (ピピッ)
「貴女の所属と職業はなんでしょうか?」
>>672
(しづゑ)
「素晴らしい」 (ピーピーピピッ)
「折りたたみにより、平面が拡張され、複雑な立体が形成されました。微細な歪みによりガウス曲率≒0。」 (チキチキチキ)
「地球文化を感じます」 (ピピッ)
『フェニックス』を見て素直に賞賛する。
>>673
(桃の節句)
「もう一度、真ん中の線に端を合わせて折ってください」 (チキチキ)
命令を復唱しつつ、折り紙を折っていく。
「記憶喪失の 治療は 難しい ですか」 (ペーウー)
少し残念そうな顔をする。
「しかし、素晴らしい文化を見れました。当ミッションに意義を感じます」 (ピピッ)
気を取り直す。
>>674
(エリー)
ちなみに私も銀髪銀目です。
>>675
(三ツ矢)
銀髪銀目、尖った耳、2本の触角状の前髪、後ろで結んだ長髪、長身痩躯。右手甲に『M45』、左手甲に『∈M⊃』の刺青。銀のラインが入った黒服。
不審な格好の男が女の子たちと問答しながら折り紙を折っている。
……別に危険な様子は見られない。
677
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/03/11(水) 23:20:19
>>673
(神社)
「後ついでに…
色 々 と く たば れ こ ら ぁ あ あ あ あ !!」
かなり投げやりな思いを込めて折った結果。
ビリィィィッ!!!
「ふはぁ〜…破れた。」
力を入れすぎて折り紙が破けてしまった。
「すいません、気持ちを込めすぎて…
耐えられなかったみたいですね。お雛様のほうが…」
はぁ、と溜息をついて軽く落ち込んでいる。
「あの…まだありますか?折り紙」
>>674
(エリー)
「後は前方不注意をどうにかすれば…」
軽い調子で答えた。
「あ、いえ…結構其の髪って流行ってるのかなーと…」
染めてるのか天然なのかは聞いていない。むしろ染めてるとも考えていそうだ。
>>675
(三ツ矢)
「…あなたの仰るとおりでした」
彼女の手には、無残にも破れた折り紙の姿があった。
「気合とか、そういうのは調整しないとダメですねこれ…」
そういう問題では無いと思うのだが…
>>676
(ロイドパ)
「あ、大学の先輩さん何ですかー。
確かに…学校ではあんまり会わないですね。大学だと」
彼のロボットっぽい動きをよく確認してから答える。
「えーっと、私は朱鷺宮涙音。所属は白亜荘(予定)…職業は秋映学園の中等部2年であります!」
まだ芸人と考えてるのだろうか。ちょっとノリよく敬礼をしてみせた。
(あ、そういえばこの人も銀髪だ…)
678
:
明寺悟『タウンズ・ヴァン・ザント』
:2015/03/12(木) 01:59:12
>>668
神社
「ボスに…手下ぁ? なんだいそりゃあ、ここは神社だろう、なんだか一気にキナくさい感じがするぞ。まぁ描くけどね」
カリカリカリ サッサッ シャッ
「巫女服なんて描く機会が無いんでね、いい練習になる。
きみの後ろの小さな巫女さんも描きたいのだけど? できればきみのヒザの上に座ってる構図がいい」
『タウンズ・ヴァン・ザント』はしまった。
>>672
臥蛇
「なんというか…きみのその言葉遣いであったり、動作であったり、本来不自然であるはずなんだが…妙に馴染んで見えるな」
明寺は画家なので観察眼が鋭いのだ。
「『ばあ様』と来たか、いいだろう、僕に見せてごらん」
固唾を飲んで見つめるぞ。
679
:
エリー『ラフカディオ』
:2015/03/12(木) 02:07:17
>>677
(朱鷺宮)
「そうだな、ちゃんと気を付けろよー」
何故か朱鷺宮の落ち度になっていた。
この幼女、色々と強引だ……!
>>676
(ロイド)(あと朱鷺宮も)
「流行ってる?」 「わたしのこれはもともとだぞ……」
「……って、あれ?」
と、そこでロイドの存在を視認した。
エリーは銀髪緑眼だが、それをおいても銀髪金目とか
銀髪赤目とか白髪赤目とか、人工天然様々な銀髪がいる。
その為に都市伝説の『銀髪の乙女』として噂になっているほどだ。
「流行ってる、のかなぁ……?」
生まれついての髪の色に流行り廃りもあったものではない。
680
:
臥蛇 しづゑ『バタリオン・オブ・セインツ』@小学校高学年
:2015/03/14(土) 01:49:17
>>673
「ヒヒヒ……どうじゃ、欲しいじゃろ、んん〜〜〜〜〜〜?」
ピコピコ
フェニックスの翼を摘み、羽ばたかせて見せる(凄いゲス顔)。
>>676
「いかにも。『折り紙』は『二次元』を『三次元』に昇華させる芸術…という事じゃな」
ロイドの手の上に、折ったフェニックスを置いてやる。
>>678
「ふむ」
明寺の目利きに、少しだけ抱いていた評価を改める。
そうこの男、只の不審者ではないのかも知れない。
「おう、見て居れ」
ジジジジ…
ガリッ
鷹揚に頷く。しかし、そこで…………開きかけていたファスナーが、急に止まる!
半開きのリュックに、耳を傾けると…。
「………何?皮を挟んだ?」
681
:
明寺悟『タウンズ・ヴァン・ザント』
:2015/03/14(土) 02:10:12
>>680
臥蛇
明寺が今までに残してきたスケッチは膨大な量にのぼる。
優れた観察眼でスミからスミまで余すところなく満遍なく微に入り細を穿って舐め回すように見続けた経験は伊達ではない。
「なんだか無性にイヤな予感がしてきたよ僕は。本能が警鐘を鳴らしている」
ジジジジ…
ガリッ
「いっづうッ……いや、気にしないでくれ、なんでもないんだ」
682
:
『桃の節句』
:2015/03/14(土) 02:36:55
>>ALL
「ここまではいいですかっ?じゃあ次は、今折畳んだ分を広げて…。
真ん中より1本左側の線を、内側にむかって折って下さい!」
>>675
(三ツ矢)
「いいえいいえ、お気になさらずに。
むしろこっちも年末年始も色々あったので…」
↓ここから回想シーン
『降り注ぐ流星』
『倒壊する社』
『解放された霊』
『唐突なダンスシーン』
『迫る初日の出』
『500年に一度目覚めるというH湖の怪魚(能力は『水面に映ったものを飲み込む』こと。飲み込まれたものは実際に消失する)』
『細い注連縄でつくった投げ縄を振り回しながら水際を走る巫女装束の少女』
『周囲の水が真っ赤に染まった小船の上で肩に乗せたスタンドに釣り糸を垂らさせる巨漢』
『水平線上から延びる光を逆光に駆けつける何者か(なおシルエットであり誰かは不明)』
『爆発する湖面』
『ぐったり浮かび上がる怪魚(注連縄で縛られている)』
『初日の出と、降り注ぐ細かい湖水が描く虹』
『切り身の浮んだおいしそうな豆乳鍋。〆はもちろんうどん』
↑ここまで回想シーン
「…本当に色々ありましたねっ。
んふふ。ありがとうございますっ。三ツ矢さんの屋台は好評でしたから。集客率の高くてローコストな出店は大歓迎ですよ!!」
思い切り打算的だけどツッコんではいけない。
>>676
(ロイド)
「それは、あなたがあなた自身の手で取り戻す事に価値がある…そう思いませんか!?」
カッコいいこと言って誤魔化そうという魂胆だった。
>>677
(朱鷺宮)
「は、はあ」
ちょっと引きながら、『狐面』が新しい紙を手渡してくる。
「…あっあのっ。
小さなお子さまも居るので、そのもうちょっと…………お、落ち着いてもらっていいですかっ?」
>>678
(明寺)
「まああんまり気にせんとき。
ボスと手下ぁいうのがきな臭いなら、う〜〜〜ん、仲良しニコニコ巫女さんユニットちゅうのはどない?」
ジョーカー
基本的に不真面目というかおふざけ屋なようだ。
後ろに回り込もうとしている『小巫女』をひょいと捕まえると、膝の上に乗せた。
「…ぁう、あ………」
顔を真っ赤にした『小巫女』はかちかちに身体を硬くして、固唾をのんで明寺を見つめている…。
>>680
(臥蛇)
「あっ……」
ロイドに渡ったフェニックスの折り紙に、思わず惜しそうな声をあげる。
…けれどまあ、既に『タコ』を貰ったのだからこれ以上は………と自分を納得させた。
サッ
…新しい紙を、しずゑに差し出す。
683
:
三ツ矢 星『フリーダム・サテライト』
:2015/03/14(土) 02:51:31
>>676
(ロイド)
目を細めてその男を見る、が……
(個性的やけど、なんかふれんどりいやし……)
何も問題なさげだ。
あれこれ言うのも悪いし、微笑んで会釈し、そっとしておく。
(…………大学生なんや。)
>>677
(朱鷺宮)
「・・・嫌なこと、溜まってるんやねぇー」
微笑んでいるが、声色に関しては苦笑気味だ。
「落ち着いて、そーっと、ゆ〜っくり折ったらええんちゃうかなー。」
アドバイスでもなんでもないが、とりあえず叫ぶのはよくない。
>>680
(臥蛇)
(上手いわあ)
何となく、『フェニックス』視界に入った。会話などは聞こえてない。
折紙の腕に素直に感嘆するが、口に出して褒めたりはしない。
目が合ったりしたら軽く会釈し、自分の作業にもどる。
>>682
(GM)
「そーなんやー」
微笑む。
三ツ矢の想像は『人が多い行事は大変だろうなァ』くらいだ。
「評判ええんやったらうれしいわー。今度はまた、別のん出してもええねー」
屋台なら何でもできるのだ。
料理だけには留まらないのが『フリーダム・サテライト』。
「射的、かたぬき、くじびき、金魚すくい……夏も、にぎやかになりそうやねー。また今度、その辺も相談しにくるわー」
微笑み、折り紙を進めていく。
684
:
ヌ・ロイドパ・スバルト『ザ・ラジエータ・フロム・スペース』
:2015/03/14(土) 21:37:34
>>677
(朱鷺宮)
「私は知識取得を目的に大学に通っており、それ以外の活動をしておりません。あまり見ないのも当然かもしれません」 (ピピッ)
「私の名前はヌ・ロイドパ・スバルト。よろしくトキノミヤ・ルネさん」 (ビシィッ)
敬礼で返す。
>>679
(エリー)
「我が惑星クレンダスの流行調査能力の高さが伺えます」 (ピピッ)
>>680
(しづゑ)
「ありがとうございます」 (ピピッ)
賜り物を受け取るがごとく、うやうやしく『フェニックス』を受け取る。
「オオ……こんな所まで作り込んであるとは……素晴らしい」 (チカチカッ)
『フェニックス』をまじまじと観察する。
「外観的特徴から貴女はホモ・サピエンスの幼少体と見受けられます。
それでいながら、この高度な芸術技能の所持、貴女は天才芸術家かなにかでしょうか?」 (チキチキッ)
>>682
(桃の節句)
「今折畳んだ分を広げて…。真ん中より1本左側の線を、内側にむかって折って下さい」 (チキチキ)
命令を復唱しつつ、折り紙を折っていく。
「私自身の手で取り戻す事に価値がある……非論理的ではありますが、『理解』しました」 (チキチキ)
>>683
(三ツ矢)
ギュルンッ……男の首が急角度で曲がり、三ツ矢の方を向く。
ペコリ……一礼した。単なる会釈のようだ。
685
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/03/14(土) 21:50:51
>>679
(エリー)
「あ、えっと…まるで私が不注意みたいな…」
突然気をつけろよ!と言われて軽く戸惑っている。
「…ラッキーカラーなんですかね。銀色が」
なんとなく考えてみる。(単なる朱鷺宮の感覚で)銀髪が多い理由を。
「すいません…私、こう、黒い髪型ですから
こういうのって染めてるのかな?ッて思ってしまうことが…多いんですよ。」
>>682
(神社)
「はい…マジですみません…」
頭を下げながら、差し出された折り紙を受け取った。
「テンションが上がって止まらなくなることもよくあって…
今日なんてまだ多分マシな方ですよ。」
そう言って落ち着いて折り紙を最初から折り始めた
>>683
(三ツ矢)
「はい…それはもう色々と…
災難がどこからとも無く…」
励まされているが、軽く落ち込んでいる。
「そうそう、落ち着いてやらねばいけませんね…
冷静に冷静にと…」
まるで自分に言い聞かせるかのようにつぶやく。もう一度最初から折り始めたようだ。
>>684
「はいヌ・ロイド…パ・スバ…ルトさん。
す、すいません。」
少し名前を読みづらそうに答えている。
「知識習得ですか…日本の文化とか、歴史とかですか?
名前とか見た感じとか…外国人さんみたいですし。」
興味深そうに聞いている。
686
:
エリー『ラフカディオ』
:2015/03/15(日) 00:10:03
>>685
(朱鷺宮)
ちなみに、エリーは銀髪緑眼。
肌も色白く、幼いながらも鼻が高い。どう見ても日本人ではない外見だ。
本名もエルヴィラ=グリーンコーラルである。絵里って名前だからエリーとかではない。
「わたしの今日のラッキーカラーは山吹色だったぞ」
サンライトイエローである。聞いていない。
幼女だから話がころころ変わってしまうのだ。
>>684
(ロイド)
「み゜ゃっ!?」
流行調査能力はともかく、首がグリンと回ったロイドを見て、
木から飛び降りて華麗に着地をキメたと思いきや地面がぬかるんでいた時の猫みたいな声をあげた。
687
:
臥蛇 しづゑ『バタリオン・オブ・セインツ』@小学校高学年
:2015/03/15(日) 02:33:25
>>681
「……?何故お主が痛がる。
まあ良いわ。止めるなら今の内じゃぞ…………?」
止まっていたファスナーを手動で前後させながら、眉をひそめた。
>>682-684
ニヤリ
完全に調子に乗った様子で『狐面』から紙を受け取ると、今度は『竜』を折り始める。
「一番面倒なのは、どれも足か頭か尾じゃな。
そこの造形さえ押さえれば、後はどうとでもなる。
ヒヒヒ…そう持ち上げるな。この程度、九十年も生きておれば容易いわい。ヒマじゃからのォ〜〜〜〜」
688
:
明寺悟『タウンズ・ヴァン・ザント』
:2015/03/17(火) 00:00:16
>>682
神社
「CDデビューでもしたらどうだい? ヒット間違いなしだ、ただし、その子がセンターならな」
喋りながらもスケッチの手は止まらない、むしろどんどんスピードアップしている。
さながら『アスワン・ウェウェ・バエ』をスケッチする某スタンドのようだ。
「アアー…イイ…遥かにイイ…」
シュバッ シャガガガッ!
「アアー……はッ すまない、正気を失っていた、ところでまだ名乗っていなかったな、僕は『明寺悟』(あけでらさとる)きみは?」
>>687
臥蛇
「僕を焦らしているのか…? どこでそんなことを覚えた? 悪い子だな。
ほら、早く開くんだ、僕は手を貸さないぞ、きみが自分でやるんだ…フゥーッ フゥーッ」
たのしい折り紙教室に獣じみた息遣いが充満する…。
「ちなみに…フゥーッ 僕が『スタンド使い』であることは…フゥーッ さっき見て知っていると思うが…能力を教えておこう…。
『この場にいる全員を、動けなくすることが出来る』 フゥーッ…ウソだと思うかい…?
僕は…フゥーッ レディーに嘘は吐かない…フゥーッ 『どんな状況でも』ね…フゥーッ」
ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
689
:
『桃の節句』
:2015/03/20(金) 04:25:43
>>ALL
「ここまで来ればあと少し!
反対側を同じように、真ん中より1本右側の線を、内側にむかって折ってください!
これで丁度、お雛様の、襟の合わせ目が出来ます。逆にしてると左前になっちゃいますからねっ。気をつけて下さい!」
>>683
(三ツ矢)
「夏ですからね、冷たいものとかがいいかも。
…………あ。あれがいいかもですね、この前見たんですけど、冷たくてさっぱりしてて、それでいてお腹を壊すこともない…」
『狐面』はスマホを出すと、画面を見せた。
(ttp://livedoor.blogimg.jp/vivit_2012/imgs/f/d/fd696a01.jpg)
「『きゅうりの一本漬け』なんか、いいかも知れません。
屋台の食べ物は味が濃いものが多いですからね。きっと口直しに欲しがる人は多いと思いますよっ?」
>>684
(ロイド)
順番に折って行くと、僅かずつだが『紙』がデフォルメされた『人間』を象ったものに近づいていく。
…案外『記憶』と言うヤツもそうかも知れない。
少しずつ、一見すると寄り道ばかりで───でも気がつくと、そういうものが積み重なり、形を作っていくのだ。
>>685
(朱鷺宮)
「そうなんですか…それはその、なんと言うか………………まあでも、それもそれでアリかも知れないですね」
案外あっさり許された。
「個性は他者の迷惑にならない限り尊重されるべきだし──時には他者の迷惑になっても矯正すべきではないのかも知れない。
個人の都合で他人に迷惑をかけてはならないと言うなら、他人の都合で個性をどうこうしてしまうのも正しいこととは言えない気もします。
ただ……………自分でコントロールは、できるようにしておくべきだとは思いますけどね。そのためには細かい手作業は最適です。レッツ再チャレンジ!!」
>>687
(臥蛇)
「成程…………九十年!?」
まじまじと眺める。お肌の張りとかをだ。
長寿なのか不老なのか、はたまた化粧が巧いのか、どれにしてもそのコツを聞き出さなくては…そう考えたのもやむを得まい。
サッ
新しい『折り紙』を差し出した(賄賂)。
>>688
(明寺)
「無茶言うたらアカンて、この子メッチャ恥ずかしがりやねん」
隠れれないと解った『小巫女』は、装束の袖で顔を隠していた。
明寺の問いに、『メガネ』は少し考え込む。そして…。
「この子は………うん、せやな、『桃組』ちゃん呼ぶんだって」
690
:
三ツ矢 星『フリーダム・サテライト』
:2015/03/20(金) 16:53:16
>>684
(ロイド)
ビク!
「…………!?」「!?」
微笑みが一瞬だけ崩れる。
すぐに戻る。
(ロボット……なんか?)
少なくとも人間には思えない、が。
とはいえ、特に聞き出そうとは思わない……
>>685
(朱鷺宮)
「大変やねえ。まあ、ええこともあるよ〜」
何をしてやれるわけでもなし、やんわり励ましておく。
「いっこいっこ、丁寧にやっていったら、ちゃんと出来るはずやよ。」
>>687
(臥蛇)
「……?? 90……?」
(『9、10』の間違えちゃうんか……?)
疑問だが、やはり問い質したりはしない。
もっとも、声に出てしまったが……
>>689
(GM)
「あー、ええねぇ。夏らしいし、あんま競合もせえへんやろしー」
かき氷とか、アイスキャンデーとかはやはり定番だ。
それに比べたら、きゅうりはややマイナーと言えるだろう。
「お化け屋敷……は、神社でやるもんとはちゃうかー」
691
:
臥蛇 しづゑ『バタリオン・オブ・セインツ』@小学校高学年
:2015/03/20(金) 23:09:20
>>688
「お主幸せそうな人生送っとるのう、いや良いことじゃ。人生は愉しまねばな。
……おう、やっと開いたわ」
ジジジ
四苦八苦していたが、ようやく引っかかっていたものが外れたようだ。
「そうかそうか、ならば儂のも教えてやろう。
………『若返る』。それだけじゃ、そして………」
ガシィ
リュックの僅かに開いた口から、皺だらけの…『腕』が伸び、明寺の手首を掴む。
「……紹介しておこう、それが『九十歳』の時の儂じゃ」
ズ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
>>689-690
『竜』を折り終え、きょろきょろと左右を見回し……今度は三ツ矢の手に、『竜』を乗せる。
「おうさ。ま、尤も今は大分『若返って』おるがのォ〜〜〜〜〜ヒッヒッヒ!!」
692
:
ヌ・ロイドパ・スバルト『ザ・ラジエータ・フロム・スペース』
:2015/03/21(土) 23:00:07
>>685
(朱鷺宮)
「そうですね。地球の文化・文明全般について知識を取得中です」 (チキチキ)
>>686
(エリー)
「大丈夫ですか?」 (チキチキ)
エリーの顔を覗く。
>>687
>>691
(しづゑ)
「九十年?……90歳?
貴女はホモ・サピエンスの老年体ということですか?」 (チキチキチューン)
顔に疑問の色を浮かべる。
「極めて珍しい事例です」
>>688
(明寺)
「当教室に対する危険なイレギュラー要素を確認」 (チキチキ)
>>689
(桃の節句)
「反対側を同じように、真ん中より1本右側の線を、内側にむかって折ってください。これで丁度、お雛様の、襟の合わせ目が出来ます。」(チキチキ)
命令を復唱しつつ、折り紙を折っていく。
「なるほど。記憶というものは案外そういうものなのかもしれません。」(ピピッ)
「その点では地球民も惑星クレンダスの民も同じなのかもしれません。」(ピピッ)
合点がいった、という顔をする。
>>690
(三ツ矢)
男は折り紙作業に戻る。たどたどしくも機械的という奇妙な動きだ。
693
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/03/21(土) 23:10:19
>>686
(エリー)
「…私の見てるところと内容が違います…」
ちらりとスマホを確認してつぶやく…
「ん…まぁ人によりけりでしょうねえ
こう、占い師によって異なるというか…」
>>688
(明寺)
>『この場にいる全員を、動けなくすることが出来る』
ピクッ
「それマジですか?」
真に受けてる!ヤバいぞ!
「ならばやられる前に…」
いつの間にか涙音の背後から、彼女のものと思わしき軍服を纏ったスタンドが…
>>689
(神社)
「あーはい…個性的…ですか。」
これはこれで、フクザツな気分である。
「まぁ…たしかにさっきのは迷惑も迷惑でしたね…
とりあえず落ち着いてやっていきます。」
そう言ってまた静々と折り紙を折り始める。
説明の半分までしかまだできていないが、それでもゆっくりと間違えないように注意しているようだ。
>>690
(三ツ矢)
「はい、いずれはこの災難さえ吹き飛ばすくらいの
超絶な幸運が来ると、願っています!」
そう言って意気揚々と折り紙を折り始めた。
「どうも…ご親切にありがとうございます…
そうですね。丁寧に丁寧にやらないと…」
そう言って軽く頷く。先ほどよりも手際はそれなりに良くなっているようだ。
>>691
(ロイド)
「地球全般!つまり世界史とか…その辺ですか。」
興味深そうだ。
「確かに私達はまだ地球について知らないことが多すぎますからねえ。
研究の対象としては素晴らしいと思います。」
694
:
明寺悟『タウンズ・ヴァン・ザント』
:2015/03/22(日) 02:15:13
>>689
神社
明寺の様子がおかしい…。
臥蛇と話し始めたと思ったら、戦慄くようにぶるぶると震えている。
>>691
臥蛇
「……」
僕は葛藤している。
ずっと感じていた奇妙な違和感が、巨大な嫌悪感となって迫ってきている。
僕の腕に絡みつくこの醜悪な何かを振り払い、『タウンズ・ヴァン・ザント』で世界を焼付け、この生き物の鼻を折ることくらいは朝飯前だ。
だができない、これがこの姿をしている限り、僕には手出しができない。分かっている、これは嘘だ。
許されざる、唾棄すべき罪深い嘘だ。けれど、僕が僕であることを僕自身が認識し続ける為に、これを殴ることはできない。
「タ……………『タウンズ・ヴァン・ザント』」
僕が取る選択、唯一の正解はこれだ。
ズダダダダダダダダァーッ!
『逃亡』ッ! これが僕を守りうる手段! 萎びたヒョウタンみたいなのを振りほどいて一目散に逃げ出す。
「チ…チクショウッ! 顔は覚えたッ! 覚えたぞッ! この償いはかならずしてもらうッ!
美を愚弄し、僕を傷つけた罪ッ! 必ず贖わせてやるからなァーッ!!」
逃げるぞ、すごく逃げる、誰も邪魔できないぞ。
695
:
エリー『ラフカディオ』
:2015/03/22(日) 02:19:22
>>692-693
(ロイド、朱鷺宮)
「く、く、首、くび」
ロイドの首を指差す。
なんかヤバげそうなギリギリのラインを突いてるぞ。
明らかにヤバそうだぞ。
ササッ
後ろに隠れる。こういうところは幼女だ。
いや、あるいは小動物か?
696
:
『桃の節句』
:2015/03/24(火) 23:35:53
>>ALL
「できましたか?そうしたら裏返して、だいたい半分くらいに折り返して、表返したら…」
シンプルながら、立たせることも出来る紙の雛人形を、『巫女装束の少女』が手にして微笑む。
「後は皆で顔を描いて、完成です!!」
>>690
(三ツ矢)
「これだけでもお酒のつまみにもなりますしねっ。
お店によっては味噌や梅肉のトッピングをしてくれるものもあるみたいですが……」
引き続きスマホで検索しながら、相談する…。
三ツ矢の言葉に、首をかしげた。
「???
そんな事無いと思いますけど……いいんじゃないでしょうか、青春のハプニングの予感がしますよ!!」
>>692
(ロイド)
「まあ、焦らない事ですよ。
思い出は作るときも、忘れる時も、思い出す時も、時間をかけたほうが良い結果が得られるものですからっ」
ロイドにペンを渡す『狐面』…どうやら折り終えた後、これで顔を描くようだ。
>>693
(朱鷺宮)
「んふふ、じゃあ完成したら、これで顔を描いてあげて下さい」
ロイドと同様に、顔を描くためのペンを差し出した。
>>691
>>694
(臥蛇、明寺)
「ん、なんや、どないしたん…………あ」
心配そうに見守る『小巫女』、口を丸くする『眼鏡』。
その二人の前でぶるぶると震えると……やおら駆け出していく明寺。
……何があったのかよく解らないが、臥蛇が何かしたのは明白だ。
ジトー
『小巫女』『眼鏡』『狐面』の視線も、臥蛇に集中する………。
697
:
三ツ矢 星『フリーダム・サテライト』
:2015/03/25(水) 02:23:04
>>691
(臥蛇)
「ありがとー」
(物の怪みたいなやっちゃな……)
微笑んで受け取る。
膝の上にでも置いておこう。
>>692
(ロイド)
(なんなんやろ??)
>>693
(朱鷺宮)
「そうなるとええね〜」
微笑む。
これ以上何か言うことも、ない。
>>696
(GM)
「そうやねえ。食べものやったらこれに決まりでも、ええかもー」
こーいうのは深く悩む物ではない。
悩むなら中身だ。
「……あ、えーんや。やったら、アリかもやねー」
微笑む。
「あ、うちにもペンちょーだいー」
折り終えた。
698
:
臥蛇 しづゑ『バタリオン・オブ・セインツ』@小学校高学年
:2015/03/27(金) 00:23:00
>>690
>>692
「ま、今は十二歳相当、と言ったところじゃがな。ちなみにもっと若くもなれるぞ?」
>>694
「………………あやつ、思った以上じゃな。
ふむ…………これは悪い事をしたか?」
逃げ出す明寺の後ろ姿を、神妙な顔つきで見る。
「社会的には眉をひそめられる嗜好やも知れぬが、あそこまで貫けれれば立派なものよ。
叶うならば今一度、どこかで会うて問うてみたいものじゃ。
『人は須らく年を取る。であるならお主は一度愛した者であっても年を食えば捨てるのか?』…さてさて、どう答えるのじゃろうのォ、ヒヒヒ…」
>>696
「んなっ、なんじゃその目は……!!儂も悪い事をしたと言っておろうが!!」
流石に気まずくなり、言い訳する。
「だいたいアレじゃぞ…見た目が幼ければいいなら永遠に若返り続けれる儂はあやつにとって160キロ越えの豪速球でどストライク、三者凡退ゲームセットじゃろ?
詳しい話を聞かずに逃げ出したあやつがアレなだけで…………」
>>689
で差し出された折り紙を奪い取ると、そそくさと『ゴリラ』を折ってつき返した。
699
:
ヌ・ロイドパ・スバルト『ザ・ラジエータ・フロム・スペース』
:2015/03/27(金) 23:44:38
>>693
(朱鷺宮)
「そうですね。
『Sの力』(スタンドパワー)をはじめとした地球で発生する諸現象に関して、
我らの科学力でも解析できない事例が多いことに感慨を禁じえません」 (チキチキ)
>>694
(明寺)
「危険なイレギュラー要素の逃亡を確認……」(チキチキチキ)
>>695
(エリー)
「くくくびくび……
セルフチェック開始……………………終了。
ご安心ください。我が船体には何の異常もありません」(クルクルチューン)
安心の惑星クレンダス製なのです。
>>696
(桃の節句)
「裏返して、だいたい半分くらいに折り返して、表返したら…後は皆で顔を描いて、完成です」(チキチキ)
命令を復唱する。
「完成……」(ピピッ)
顔を描く。
「当オリガミミッションの達成を確認しました」(チキチキチューン)
少々不格好ながら雛人形が完成する。
「オオ……惑星:地球の科学力に栄光あれ!」(クルクルクル〜〜〜)
立ち上がり、雛人形を手にクルクルと回って歓喜を表現する。
>>697
(三ツ矢)
男は立ち上がり、雛人形を手にクルクルと回りはじめた。歓喜しているらしい。
>>698
(しづゑ)
「変態により若年性へと移行する個体と識別。興味深い事例です」(チキチキ)
「映像情報を記録」(ピピッ)
700
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/03/27(金) 23:56:47
>>694
(明寺)
「…あ、逃げたか」
ちょっと残念そうに見送る。
>>695
(エリー)
「おっと…」
自分の後ろに隠れられた。
割と怖がりなのかなと考える…
「心配ありませんって。
フクロウもあれくらい首が曲がりますし。」
そう言ってロイドを指さす。
そんな問題じゃないと思うが…
>>696
(神社)
「ええ、必ず完成させてみますよ。」
そう言って今度は慎重に慎重に折り紙を折っていく…
「ふむ、後は顔を描けばいいんでしょうね。」
だんだんと人形風になってきた。
飲み込みがそれなりに早いようだ。
>>697
(三ツ矢)
「ええ…それはもうね」
と、それくらいまで言って今度は折り紙に集中し始める。
「よし、ようやく出来ました」
折り紙人形をようやく完成させたようだ。
ちょっとぎこちない作りだが、大丈夫だろう。
>>699
(ロイドパ)
「解析できない科学力…我らというと…
まぁ、人間のことですよね
よくわからないことは確かに…いっぱいありますよ」
はぁ、と溜息をついてから答える。
「そういえば随分と首が曲がりますねあなた…」
ちょっと気になってきたのだろうか。様子を見守っている。
701
:
エリー『ラフカディオ』
:2015/03/28(土) 00:02:15
>>699-700
(ロイドパ、朱鷺宮)
「えっそうかな……」
「それなら大丈夫かな……」 「うん」
「まったく、ちょっとびっくりしたんだぞ!!」
幼女は元気を取り戻した。やったね。
「で、この後どう折ればいいんだ??」
しかし話は全く聞いてなかったのだ!!
702
:
『桃の節句』
:2015/03/31(火) 00:37:37
>>697
(三ツ矢)
「はいっ、どうぞ!」
「こんな風に顔も色々オリジナリティを発揮しちゃうといいですよ!」
サインペンを差し出しす『狐面』。
折り方を指導していた『巫女装束の少女』の見せた男雛に描き込まれた顔はどう見ても『デューク東郷』のそれだった。
>>698
(臥蛇)
『狐面』が『ゴリラ』を受け取って、おもむろに懐にしまい込む。
「まあ、何があったかは後で『月組』さんに聞くとして…。
困りますね、貴重な参拝客なんですから………悪戯はほどほどにお願いしますよっ」
臥蛇にもペンを渡す『狐面』。
「さ、ええと…おばあちゃん?も早く折っちゃってくださいな」
>>699
(ロイド)
「…………どうしましょう、これ今から流しに行くって言ったら物凄くショック受けるんじゃ…」
「いやでも、そこまでが行事ですから…………困りましたねっ」
喜ぶロイドのあまりに嬉しそうな姿に、『巫女装束』と『狐面』が顔を見合わせ、ひそひそと言葉を交わした。
>>700
(朱鷺宮)
「折れたらこれで顔を書いてあげてくださいっ」
サインペンを渡された。
皆思い思いの顔を入れているようだ。
703
:
三ツ矢 星『フリーダム・サテライト』
:2015/03/31(火) 03:17:39
>>699
(ロイド)
(子どもみたいな人やなあ……)
なんとなく、微笑ましい気分にさせられた。
>>700
(朱鷺宮)
微笑んで頷いておく。
>>702
(GM)
「……?」
(えらい凛々しいな……)
(……なんかの、漫画のキャラクターやったかな……どっかで見たことはあるけど。)
「……んー、そやねー。やってみるわー」
サインペンで、ゆっくりと顔を書き込んでいく三ツ矢。
点が二つの目に、緩やかなカーブを描く口……普通で、地味だ。
704
:
臥蛇 しづゑ『バタリオン・オブ・セインツ』@小学校高学年
:2015/04/03(金) 02:50:56
>>699
「如何せん若すぎるのが問題じゃがのォ〜〜〜〜〜。
あと十歳あれば、まさしく儂の全盛期になるのじゃが…………。
それにこの姿では活計を得ることもできんわい。まあ、贅沢を言うたらバチが当たるやも知れぬが…『それがどうした』」
ニィィ…
貪欲かつ邪悪に、笑う。
「折角生きておるのじゃ、我侭贅沢、言わずしてどうする。さらに寄り良く、もっと良く──人間そうでなくては、のう?」
>>702
「ふっ任せよ」
説明は大体聞いていたし複雑ではないようなのでサクサク折った。
「じゃが少なくとも今の儂を『おばあちゃん』等と呼ぶではない。『しずゑちゃん』と呼べ!!」
705
:
ヌ・ロイドパ・スバルト『ザ・ラジエータ・フロム・スペース』
:2015/04/03(金) 23:48:09
>>700
(朱鷺宮)
「これしきの首の曲がり、痛覚を制御できる我が身体にとっては造作もない事です」(チキチキ)
>>701
(エリー)
「びっくりさせて申し訳ありません」(チキチキ)
>>702
(桃の節句)
「……なんですって?」(ピコーン)
思わず耳を傾ける。
「…………なんですって?」(ピコーン)
大事な事なので思わず耳を傾ける。
>>703
(三ツ矢)
回転を止めて、巫女の言葉に耳を傾けている。
>>704
(しづゑ)
「なるほど歳を重ねた者にしかわからない言葉です」(チキチキチキ)
706
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/04/03(金) 23:58:18
>>701
(エリー)
「ちょっと…?
まぁ、ちょっとだと思うのならそうなのかもしれませんけど…」
ほんとにそうなのか?なんて思いながら彼女の方を見た。
「…えーっと、こうやってこう…だったはず…」
そう言って、軽く折り紙を折って見せる。
どうやらある程度は出来るようになったらしい。
>>702-703
(神社・三ツ矢)
とりあえず三ツ矢に対しては
軽く微笑み返す程度で済ませると
「お…顔を書いてみろというわけですか…
とはいえ、誰の顔を描けばいいでしょうね」
手渡されたサインペンを見ながら考える…
「とりあえずこれで…」
そう言ってサラサラを顔を書いていく…
かなりデフォルメした自分の顔を
(あれ…自分の顔でよかったのかこれ?)
>>705
(ロイド)
「痛覚を制御できるぅ!?」
ますます驚いた顔でロイドの顔を見る。
「一体どうやってやってのけるんでしょうねそれ!
何かで痛みを和らげてるんでしょうか…
修行の賜物?」
すっごく興味が惹かれてるようだ…
707
:
『桃の節句』
:2015/04/06(月) 00:48:41
>>703
(三ツ矢)
「ちょっと厳つ過ぎるんじゃありませんか…?」
「これくらいのほうが迫力あって、邪気を祓うには丁度いいんですよっ」
『巫女装束』と『狐面』はキャッキャウフフの真っ最中だ。
ふと、『狐面』が三ツ矢の雛に目を留める。
「ほらほらやっぱりこういうカワイイのじゃないと!だってこれ女の子のお祭りですよ?」
「むう…それは見解の相違と言うヤツじゃないですかっ?三ツ矢さんはどう思いますっ?」
>>704
(臥蛇)
「「「………………………」」」
「し………しづゑちゃん」
『狐面』『巫女』『眼鏡』が微妙そうな顔をする中、『小巫女』だけがおずおずと名前を呼ぶ。
「久々宮、桃組です。『ももちゃん』と呼んで下さい……」
>>705
(ロイド)
「…聞かれちゃいましたか」
「聞かれちゃいましたね…」
申し訳無さそうに、二人揃って頭を下げる。
「ええとこれはですね、人形に、自分に憑いた『よくないもの』を引き受けてもらう儀式なんですよっ」
「折って作った身代わり人形はそのまま、川とかに流して……『よくないもの』を浄化するんですっ」
>>706
(朱鷺宮)
「おおっ、これもいいですよっ。 ふむっ、もしかしてこのお顔は……………」
「流し雛は本人に代わって悪しきものを引き受け祓ってもらうもの、模していれば効果は倍増です!」
むしろ絶賛された。そして同時に、妙に『巫女』と『狐面』がニヤニヤしながらキャッキャしだす。
「けどこの場合、相方である男雛はどうするんでしょうねっ」
「それはやっぱり気になる彼を……これが青春ですよ、青春っ」
708
:
エリー『ラフカディオ』
:2015/04/06(月) 00:56:30
>>706
「ふむふむ……」
教えてもらいつつ、折り紙を折って行く。
そして。
「できたー!」
完成だ。
・・・ グチャア
……酷い有様だが。
709
:
三ツ矢 星『フリーダム・サテライト』
:2015/04/06(月) 01:50:40
>>706
「……うちは、どっちでもええと思うけどねー」
微笑む。
「可愛いお雛様も」
「凛々しいお雛様も」
「『両方』あった方がええと、思うわー」
それが三ツ矢の本心だ。
「邪気払いと、かわええので、分担する〜みたいなねー」
そう付け加えた。
710
:
ヌ・ロイドパ・スバルト『ザ・ラジエータ・フロム・スペース』
:2015/04/10(金) 00:43:25
>>706
(朱鷺宮)
「科学力です」(チキチキ)
「科学の力がそれを可能にしているのです」(ピピッ)
>>707
(桃の節句)
「ガガーン」(ガガーン)
へたへたへたり……へたりと座り込む。
「ショック!」(ピピーン)
「この我が努力と英知の結晶を!
我が惑星クレンダスと地球とを結ぶ結晶を!
水に流さなければいけないとはなんたる悲劇!」(ピチカート)
「しかししかししかし、これも文化を学ぶための試練!
当オリガミミッションの達成のためには多少の犠牲は仕方ないのでございましょうか」(ピキーン)
「うううっ、さようならアイテム2号」(シクシクシク)
名前をつけていたらしい。
711
:
<ガオンッ>
:<ガオンッ>
<ガオンッ>
712
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/04/10(金) 01:24:35
>>707
(神社)
「え、えーっと…
なるほど、これは間違いではない…
うーん、我ながら良く出来ました。」
絶賛されて、ちょっと得意げな顔になっている涙音。
「…え、相方?」
突然話題を振られて、ぽかんとする。
「えー…気になる彼…と言っても…
私の周囲に居るのは友達くらいの…」
改めて思い悩み始める。
「まぁ、白亜荘の誰かでもいいかもしれないですけど…
あれ、それってかなり誤解呼んじゃいますよね。」
改めて困惑。
>>708
(エリー)
「…あらら、やっぱりいきなりは無理ですか。」
かくいう自分もそうだったのだが…
「まぁ慌てずにゆっくり丁寧にやるんですよ。
そしたらきっと綺麗に折れますよ。」
>>709
(三ツ矢)
「ふむ…両方お雛様があってもいいか…」
そう言って再び熟考…
突如として閃く天啓!
「…そうだ、もう一体は『私のスタンド』だ!
守護霊ならば、行けるでしょう!」
やってやる!とでも言いたげに、次の折り紙を折り始める。
>>710
(ロイド)
「か、科学力…?」
ジロジロとロイドの顔を見続ける。一体どこに科学の力があるのだろうか…
「難しいなぁ…大学ではこんな授業があるんですか?
首がグルンとまがって…何やらするような。」
科学の授業と結びつけて考えてみたが、やはりよくわからないようで、首をかる〜く傾げる。
713
:
臥蛇 しづゑ『バタリオン・オブ・セインツ』@小学校高学年
:2015/04/11(土) 03:26:49
>>705
「悩みがあるのならば精々悩め、悩みは若者の特権よ。
……悩みを克服しても、得られる成果は甘いとは限らぬがのぉ〜〜〜〜〜。
何、枯れた儂よりは、例え苦くとも収穫があるほうが良かろうて」
>>707
「そんな顔をするでないわ、ヒーッヒッヒッヒッ…!!」
魔女の如き高笑いをしていたが、桃組の言葉にぴたりと止まる。
予想外のリアクションに、むしろ虚を突かれた形だ。
「……う、うむ、臥蛇しづゑじゃ。よ、よろしくの、ももちゃんや」
714
:
『桃の節句』
:2015/04/13(月) 22:56:15
>>708
(エリー)
「ではこれをどうぞ!」
「完成したら、これで雛に顔を描いてあげてください」
サインペンを手渡された。
>>709
(三ツ矢)
「なるほど………一理ありますねっ」
「じゃあ私はカワイイ系にしましょう」
『狐面』はいそいそと、一昔前の少女マンガみたいな顔を描きこんで行く。
>>710
(ロイド)
「ま、まあまあ…元気を出してください。これはそういう厄除けなんですから」
「ええと、そう、そうじゃなくて…その結晶は旅立つんですよ!重大な使命を帯びて!!」
慰め始める二人の巫女。
「あっそれいいですね!そうです、悪いものを浄化しに行くんですよ!」
「湖を越えて海を渡って、これから長い旅に出る彼女たちを応援してあげてください!!」
>>712
(朱鷺宮)
「大丈夫大丈夫大丈夫です!今からこの雛は流しに行くんですからっ」
「それにその雛が誰がモデルかなんて、描いたあなたご自身にしか解らないことですしっ」
完全に、悪癖である人と人をくっつけたがりな面が全開になっている。
「描いちゃいましょう描いちゃいましょう」
「そうして初めて気づく想い…そんなのもあるかも知れません!!」
>>713
(臥蛇)
「フフフ……『桃組』さんは無防備な半面、相手の防御の隙間を絶妙に突き刺しますねっ」
しづゑに自分で折った、まだ顔の無い雛を差し出す『桃組』。どうやら交換して欲しいようだ。
715
:
三ツ矢 星『フリーダム・サテライト』
:2015/04/13(月) 23:04:10
>>714
(GM)
「やろー?」
微笑む。
(……これも、なんかの漫画のキャラなんかなあ。)
狐面の描く顔を見る。
……さて。
「流しに行くんやっけー、これ。」
雛人形を持って、自分の顔の前に掲げる。
716
:
エリー『ラフカディオ』
:2015/04/16(木) 00:25:48
>>714
「おう! ありがとうおねーさん」
笑顔でうなずき、サインペンを受け取って顔を書く。
キュッキュッ
キュウ〜〜〜ッ
それを反映するような、笑顔の雛だ。
「できたぞ!!」
……出来は微妙だが、本人は大満足らしい。
>朱鷺宮>ロイド
「じゃあ、おねーさん、おにーさんのと戦わせてみよっか」
そう言って雛を構えた。
なんか色々と間違っているかもしれない。
717
:
臥蛇 しづゑ『バタリオン・オブ・セインツ』@小学校高学年
:2015/04/16(木) 22:50:06
>>714
「ふぅむ…」
素早く自分も折って、桃組に渡す。
「在り難く、受け取らせて貰おう。
じゃがそうなると、これは『流す』訳にはゆかぬのォ〜〜〜〜〜〜」
サインペンでペン回しをしつつ、雛に顔を入れ、隅に『ももぐみ』と書き入れる。
「これは預かっておこう。
『ももちゃん』の厄は、この儂が肩代わりしてやるでの。
なあに儂は不老長寿には自信がある。ちと厄が多目でも何という事は無いわ、ヒーっヒッヒッヒ!!」
718
:
『桃の節句』
:2015/04/23(木) 05:13:41
>>715
(三ツ矢)
ttps://www.hakusensha.co.jp/glass/carta/img/jpg_up/31.jpg
キラァ…
一昔前どころか三昔前くらいの絵柄だが、雄雛と並べるとものすごいインパクトだ。なんだこれ。
「そうですっ!近くに湖から出て海に続く小川がありますから、そこに流しに行きます!!」
「一応水に溶けて、自然分解される素材でできた紙なので環境への配慮も万全ですからご安心!!」
二人の『巫女装束の少女』はそれぞれ顔を描いた『流し雛』を手に、特に意味もなく決めポーズ答える。
>>716
(エリー)
「ふふふ………すばらしいですねっ。素敵な笑顔です!!」
「お雛様のもさることながら、作り手の笑顔が抜群ですよっ!」
他人から見て微妙かどうかなどは些細な問題。
作り手の想いがこめれれば、込めやすければそれでいいのだ…。
>>717
(臥蛇)
「う、うあ……………あり、がとう……」
しどろもどろになりながら、『桃組』が頭を下げる。
>>ALL
「できたみたいですねっ!では行きましょうか!」
「ご案内しますので、私たちについてきてください!!」
全員が折り終わると、『巫女装束の少女たち』が先導する形で、神社の近くの小川まで案内される。
深さはふくらはぎの中ほどくらいまでだが、流れは穏やかだ。未だ少し水温は冷たいものの、春の到来を感じさせる。
「不幸や不運、悪しきものを代わりに受けてくれるように」
「それを清めてくれるように願って、流してあげてください」
719
:
三ツ矢 星『フリーダム・サテライト』
:2015/04/23(木) 13:22:08
>>718
「うわっなんやこれ」
「……」
「えらい、きらびやかやねえー」
思わず声が出た。
(まあ、いや、まあ……巫女さんがええんやったらええよね。)
顔はいつも通りニコニコしてるが、けっこう驚かされた……
「そうなんや。ちゃんと考えてるんやねえー」
ということで、川に案内された。
「つめた」
しゃがみこんで、自分のお雛様を流してやる。
「……」
願いは、心の中に秘める。
720
:
エリー『ラフカディオ』
:2015/04/23(木) 23:52:46
>>718
「行くぞー!」
そう言って、雛を流し始める。
若干水遊びになりつつあるのはご愛嬌。
721
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/04/23(木) 23:56:42
>>718
「ば、バトル!?
…いや、ほらちょうど流すときのようですし…」
そう言って涙音はとりあえず巫女さんの支持する通りに近くの小川まで歩いて行く。
「うおお、つめた、冷てえ!!」
ふくらはぎの辺りまで浸る水の冷たさに思わず身震いしてしまうが
「了解です…頼みましたよ」
そう言って自分と、自分のスタンドの顔をした雛を流し始める
(どうか…災難を運んでいってくださいお願いしますお願いします)
…他の人よりその形相は必死に見えた。
722
:
ヌ・ロイドパ・スバルト『ザ・ラジエータ・フロム・スペース』
:2015/04/25(土) 20:52:28
>>718
(桃の節句)
「ううっ、さようならアイテム2号」 (ピポパッ)
「我が悲しみを癒し、我が記憶喪失を治したまえ」 (ピピピッ)
お雛様を流す。
723
:
臥蛇 しづゑ『バタリオウオブ・セイツ』`学校高学年
:2015/04/27(月) 22:34:02
>>718
とりあえず流すモノがないのでやや手持ちぶさただった。
「………おおそうじゃ、アレがあるではないか、アレが」
ふと思い立ち、リュックからおもむろに『皮』を出して流す史した。
「こっ……こりゃッ!?
ななな何をするじゃこのバチ顛りがぁぁぁぁぁ…………」
喚き散らしていたが段々その声も小さくなって行く…………。
「ヒーッヒッヒ!シーユーグッバイじゃ!」
724
:
『桃の節句』
:2015/05/01(金) 22:33:26
>>719-723
(ALL)
「さてっ!皆さんお疲れ様でした!」
注目を集めるように、ぱんぱん、と手をたたく『狐面』。
その傍らに立つ『小巫女』の持つ竹かごには、紙をひねった包みが山盛りになっていた。
「よかったらお土産に『三色雛あられ』をどうぞ!お一人様お一つになってます!!」
参拝者たちの間を回り、一人ずつ、『小巫女』が『三色雛あられ』を配っていく…。
──各々の折った『流し雛』は(若干、そうでないのも居たが)、春の小川の水面に揺られながら、流れていく。各人の、想いを、悩みを、祈りを背負って──
725
:
三ッ矢 星『フリーダム・サテライト』
:2015/05/01(金) 22:37:29
>>724
「流れてくわー」
微笑みながら、その様子を眺めていた三ツ矢も雛あられを受け取る。
「ありがとーなー」
「うちはこのへんで。また今度なー」
そして、その場を去った。
726
:
朱鷺宮 涙音『フォートレス・アンダー・シージ』
:2015/05/01(金) 22:46:01
>>724
「ふう…これで私の不幸も流れて消えていけばいい…」
不穏なことを呟きながら、涙音は流し雛を見送っていった。
「あ、ありがとうございますー!
飛び入り参加みたいな私にもこれをいただけるなんて…」
差し出されたひなあられを確認し、歓喜の声を上げる。
「どうも、ありがとうございました!
あなたの神社贔屓にします!」
そう言って手を振り、とりあえず足を拭いてから神社から立ち去っていった。
…ちなみに帰り道でテニスボールに衝突したそうな。
727
:
ヌ・ロイドパ・スバルト『ザ・ラジエータ・フロム・スペース』
:2015/05/02(土) 00:31:06
>>724
「オオ、我が悲しみよ。流れていけー」 (チキチキチー)
ぱくんぱくんぼりぼりむしゃむしゃごっくん……『三色雛あられ』を食べた。
「ご馳走様でした。」 (ピロリー)
「これであと一か月は活動できます。」 (ピピピッ)
クルクル
クルゥ〜〜〜
回りながら帰っていく。
728
:
マフィー『モット・ザ・フープル』
:2015/08/02(日) 00:38:26
「ネ!?」『YO』
モット君とお散歩してたら、
なんか神社を発見したぞい。
「ヘイモット君!せっかくだしなんかお願いしとくネ!」
『YO!!』
多分その辺にある賽銭箱に小銭をチャリーンって入れて、
鈴紐をカランカラーンってするよ。
「えっとネ、えっとネ!
ガチャガチャ屋が開けますようにネ!
後、この間落とした1000万円が帰ってきますようにネ!
あとネ、えーっとネ、えーっとネ!
ミーは今ドクターペッパーが飲みたいネ!!」
729
:
『御蔵神社』
:2015/08/02(日) 01:01:13
>>728
夏の盛りにも関わらず、神社を囲う森の作る木陰と、湖面を撫でるようにして吹く風が、心地よい涼を運んでくる。
古めかしい神社だが掃除は行き届いていた。
カァーカァー
賽銭を投げ入れ祈願するマフィーの頭上を、カラスが鳴きながら通り過ぎていった。
「一千万たぁ豪気だねえ。姐さんが聞いたらどう思うか……」
ペタリペタリ
そして背後を、石畳を素足で歩く足音がした。
730
:
マフィー『モット・ザ・フープル』
:2015/08/02(日) 01:10:29
>>729
「落としちゃったもんは仕方ないネ!
ハハハハハ!ネーッ、モット君ー?」『YO』
モット君とビシバシグッグ!
「ミーは姐さんじゃなくてマフィー君ネ!
ユーは誰ネー?そっち言っちゃうネー!」
ペコペコペコペコ
タラちゃんみたいな足音を立てながら、
背後の方へ歩いて姿を確認するよ
731
:
『御蔵神社』
:2015/08/02(日) 01:26:29
>>730
ペタペタペタ
振り向き追いかけた先の石畳を横切っているのは、頭からタオルを被った『スイカ』だった。
……『スイカ』である。どこからどう見ても。
「坊主、姐さんてのはお前のことじゃあねえよ。ここの跡取りで、俺の…恩人さ」
ペタペタペタ
タオルをいなせにねじり鉢巻にした『スイカ』は手水場までいくと、ちょろちょろと垂れ落ちるしぶきをシャワー代わりにして涼みはじめる。
732
:
マフィー『モット・ザ・フープル』
:2015/08/02(日) 01:34:50
>>731
「ネネッ!
スイカネーッ!ウォーターメロンネッ!
なんでスイカがあるいてるネ!面白いネー!美味しそうネー!」
『YO・・・マフィー君お腹コワスYO!』
手水場までついていくよ。
「跡取り、姐さん…ミー、わかったネ!
きっと縁組の事言ってるネ!
ミー、モット君から縁組のフィギュア貰ったネ!モット君!」
『YO!』 キュポッ
モット君に縁組さんのフィギュアを出してもらって
733
:
『御蔵神社』
:2015/08/02(日) 05:28:00
>>732
「夏の奇跡、それが俺の名前さ………。
そりゃ歩くだろう?足がついてるんだからな………」
パシャパシャ
渋い声で何だか訳のわからない事を言い出す。
「なんでえ、姐さんの友達かよ。それとも信者か?
ここに来たのを見たことねえってことは、友達…………おお、遂にフィギュアまで出ちまったのか、流石は姐さんだぜ」
興味深そうに眺める。
「んで、ここには何しに来たんだ?参拝か?生憎姐さんは探し物だか買い物だかに行くっつってな…今はいねえんだ。
まあ、じきに帰ってくると思うがな………」
734
:
マフィー『モット・ザ・フープル』
:2015/08/02(日) 22:18:16
>>733
「す、すごいネェーッ!
カッチョイイネェ――ッ!
ミー、こんなカッチョイイスイカ初めて見たネーッ!
サインくださいネー!」
目キラキラさせた。
「ミーは縁組と会った事ないし、信者でもないネ!
モット君は、『ガチャガチャ』のスタンドで、
お金を食べさせてあげると黄金町やM町の
スタンド使いのフィギュアを吐き出すネ!ミーの友達ネー!」
『YO!YOッ!』
「あ!」
ガサゴソ!
「これあげるネ!」
カバンからビラを取り出し、スイカさんに渡すよ。
735
:
『御蔵神社』
:2015/08/03(月) 04:15:01
>>734
「サイン……」
しかしスイカには手が無かった…足はあるのに。
「…俺の生きた足跡そのものがサインてやつさ…」
適当に誤魔化した。
「違うんかい!!
つうか無許可でそういうの作っていいもんなのか…?まあいいか、姐さんはそういうのあんまり気にしないだろうしな…」
ぺたり
手が無いのでビラは濡れた身体に貼りついた。
「うおっなんだいこりゃあ…?!」
736
:
マフィー『モット・ザ・フープル』
:2015/08/03(月) 23:56:06
>>735
「カカカカカカカカカカカカカッチョイイネー!!」
まんまと誤魔化されて、
超武闘伝の隠しコマンド入れた時みたいなリアクションをしたよ!
カカカカカカカカカカカカロットォ・・・!
ピラァッ
スイカに張り付いたビラには、
==================================
_圭_____
///////.ヘ.
//////// `lへ.
 ̄||ニlニ厂|ニlニ「l~「 ∩ l ̄
|`┴ノ l`┴' || | | |
レ'l´l^'i'^l`lヽ || | | |
L.LL.L.LL.LLl -
あの『モッ君のガチャガチャ天国』が黄金町に上陸!
近日オープン予定!住所は(このへん)問い合わせは(あのへん)
出張ガチャガチャもやるよ!電話番号は(こっちらへん)
====================================
「ミーはガチャガチャ屋さんネ!
これを縁組や皆にいっぱいいっぱい配って宣伝して欲しいネ!!」
737
:
『御蔵神社』
:2015/08/04(火) 00:31:52
>>736
「ふむ…。
いやしかし、俺はここから滅多に離れないからな、他のやつに頼んだほうがよくねえか。
そりゃま、姐さんに渡すくらいはできるけどよ………」
カァーカァー
頭上でカラスの鳴き声がした。そして………。
シュタツ
「なんだか私の名前が聞こえましたけど……何か御用ですかっ?」
上から、『ツーサイドアップ』の『巫女装束の少女』が『降ってきた』。
738
:
マフィー『モット・ザ・フープル』
:2015/08/04(火) 00:47:12
>>737
シュタツ
「凄いネーッ!!
今、シュパッて降りてきたネ!
モット君、今の見たネ!?ラピュタは本当にあったネ!!」
『YO!シュタッテ降リタYO!!』
テコテコ
降ってきた巫女服の少女に駆け寄ります。
「ミーはマフィー君ネ!
実はペラペーラのホニャラーラ(
>>730-737
)で、
モット君と一緒にスイカさんにミーの『ガチャガチャ屋』の宣伝をしてたネ!」
739
:
『御蔵神社』
:2015/08/04(火) 01:09:43
>>738
「それならちゃんとキャッチしてくれないと!親方はいませんけどねっ!
ちなみに降ってきたのはラピュタからじゃなく、そこのカラスさんからです」
バサバサバサ
空を旋回するカラスを指差すと、チラシに目を通した。
「ほほう……フィギュアですか。何時の間にそんなものが…。
私もずいぶん有名になったものですねっ。
ただうちの神社ではチラシ配りは基本的にNGなんですよ……うちの神社のイベント関係のは別ですけど。
どこかの、例えばダイナーとかに張り出させてもらったらどうでしょうか?」
740
:
マフィー『モット・ザ・フープル』
:2015/08/04(火) 01:21:01
>>739
「ネ!ミーはモット君と一緒に、
ガチャガチャで何千万円も稼いだネ!
だから黄金町でもガチャガチャ屋をやって、
ミーも皆もハッピーネ!」
ピース!ピース!
「ネネッ!チラシくばりは駄目ネ!?
ションボリネー…ミー、困ったネー…」 およおよした。
「ダイナー?ネッ!
そこへ行けば良いネ!よくわかんないけどわかったネ!
ベリーベリーサンキューネ!
あ、そうネ!縁組もガチャガチャするネ!?」
741
:
『御蔵神社』
:2015/08/04(火) 01:50:14
>>740
「誰か一人を許可してしまうと、きりが無くなってしまいますから。
それにその………うちはその、参拝客とか余りい、居ませんから…居ませんから…!!」
辛そうに答える。
確かにちょっと、というか大分、都市部からは離れた場所だ。
ここでチラシを配布しても、目に付きにくいかも知れない…。
「やっぱり、街中に近いほうがいいと思います。後はそう、駅前とか………」
「ところで姐さん、そういや一体何を探しに行ってたんだい?」
申し訳なさそうに、毛先を弄る『ツーサイドアップ』に、スイカが問いかける。
「言ってませんでしたっけ?ちょっと晩御飯の食材の買出しついでに、今年用の水着を探しに行ってたんですよ。結局オーダーメイドで頼んできちゃいました。
ガチャガチャですか、いいですねっ。
でも……『私じゃ駄目』です。今ここに居る私は朧な影法師。質量のある残像みたいなものですから。だからあっちの───」
「───私がしますよ。接客ご苦労様でした」
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…』
『巫女装束』の『ツーサイドアップ』が言葉を切り、目線で指した先には、鏡に映したみたいに瓜二つな、もう一人の、こちらは裾の短い『水干』を着た『ツーサイドアップ』がいた。
742
:
マフィー『モット・ザ・フープル』
:2015/08/04(火) 01:59:18
>>741
「ネ?」 キョロ
『YO?』 キョロッ
・ ・ ・
「ネェー――――ッ!!!!!!!!!!!」
『YOOOOOOH!!!!!!!!!!!』
めっちゃ驚いた!!!
「凄いネ!モット君!!『縁組』が2人いるネー!」
『コンナノ”フィギュア”の”説明書”ニハカイテナッタYO!』
「きっと、双子か残像ネ!
スイカさんと良い縁組はカッチョイイネー!カワイイネー!」
突如とした現れた二人目の縁組に、
目をキラキラ輝かせながらモット君とキャッホーイ!ってするよキャッホーイ!
「改めましてこんにちはネ!
ミーはマフィー君ネ!こっちはミーの友達のモット君ネ!」
743
:
『御蔵神社』
:2015/08/04(火) 03:08:34
>>742
「ふふふ…残念でした、正解は『双子』でも『残像』でもなく、『分身』ですっ」
「その通り!1+1は2カワイイじゃありません、私たちは1+1で200カワイイです!10倍ですよ10倍!!」
二人で決めポーズする『ツーサイドアップ』×2。
「こんにちは。私のことは『ひさびさみやさん』でも『ぐみぐみ』でも、お好きなように呼んでください!」
「ちょっとちょっと、大事なこと忘れてません?ガチャガチャ、やるんでじゃなかったんですかっ?」
『巫女装束』のほうに促される形で、『水干』のほうがそうでしたそうでしたと、肩から提げていた小型の賽銭箱を開ける。
「……あ。そう言えばガチャガチャ一回、お幾らなんです?」
744
:
マフィー『モット・ザ・フープル』
:2015/08/04(火) 22:47:18
>>743
「ミーの1000万のそろばんパワーと、
モット君の体内に貯蔵されている1000のカプセルで、
2000万パワーズネ!!凄いネ!」
ガサゴソッ
ポケットに突っ込んでいたカンペを取り出す。
「えっとネ!えっとネ!
ガチャガチャは1回『1万円』と手数料『3千円』ネ!
でもネ!『30万円』回す場合の手数料は『5万円』の計35万円ネ!
ハズレが出てもそこはご愛嬌ネ!
あとネ!あとネ!ミーの持ってるフィギュアはバラ売りしてるネ!
値段は応相談!交渉次第ネ!」
と言っておまけファイルにはめ込んだ
フィギュア一覧を見せます。
(:ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1325408874/434)
745
:
『御蔵神社』
:2015/08/04(火) 23:30:54
>>744
「ふむふむっ……コンプリートの際には何か特典があったりするんですかっ?」
「と言うか、こんな所で立ち話もなんですし……あっちの、もう少し涼しいところに行きません?」
ファイルをしげしげと眺める、丈の短い『水干』の『ツーサイドアップ』。
河岸を変えることを提案する、『巫女装束』の『ツーサイドアップ』。
促すその先には、おみくじやお守りの販売所と一体化した、社務所があった。
746
:
『御蔵神社』
:2015/08/04(火) 23:31:57
>>745
747
:
マフィー『モット・ザ・フープル』
:2015/08/04(火) 23:40:12
>>745
「そうするネ!暑いネー!!」
テコテコ
社務所へ行くよ。ミー、社務所大好き!
「えっとネ!スタンドと本体のフィギュアを組み合わせると、
ギミックが起きるネ!例えばこの『薬師丸』と『レディ・リン』をネ」
『薬師丸 幸』と『レディ・リン』を合わせると・・・・
「私が売るのは『幸運』」
「ハッピー。ラッキー・・・私のスタンドはそれを操るからね。」
『リリン!』
スタンドの指先で、『金鈴』が鳴り響いた!
「こんな感じネ!カッチョイイネ!!
後、極稀に『レアアイテム』っていう、
スタンド物質のおもしろアイテムが出てくるネ!!」
キョロキョロと見渡すよ。
748
:
『御蔵神社』
:2015/08/04(火) 23:59:37
>>747
水浴びを続けるスイカを残し、畳の青い匂いのする社務所の中に通されるマフィー。
直射日光に当たらないと言うだけで、ずいぶん涼しく感じる。
「お茶とジュースとありますけど、何がいいですかっ?」
「喋る!光る!動く!これはなかなか高性能ですね…………。
……レアアイテム…!?また何か面白そうな話がでてきましたよ…!?」
749
:
マフィー『モット・ザ・フープル』
:2015/08/05(水) 00:16:31
>>748
「ジュースくださいネ!」『YO!』
即答した。
「ネネ!
例えばスタンド物質の銃弾の『マルチブレッド』!
1日だけ性別を入れ替えるキーホルダーの『ゆにせっくす』!
世にも不思議な『吸血城』へのペアチケット!
そのうち『フープル社』の人が増やしてくれるネ!」
「でもネ、でもネ!どーいう訳か、
モット君の出せるおまけのラインナップががらりと変わっちゃったネ!
今までモット君が溜め込んだ『栄養』もどっかいっちゃったネ!ハハハ!」
「だからネ!
また前みたいにいっぱいモット君にお金食べさせて、
ガンガンお金食べてもらって『成長』してもらって、
元気になってもらってオモチャ出してもらって、
ミーも黄金町の皆もハッピーになる!それがミーの夢ネ!
ミーは海賊王になるネ!」
『アリッタケェ ノ 夢ヲ カキアツメェ…』
750
:
『御蔵神社』
:2015/08/05(水) 00:50:19
>>749
「かしこまり、ですよっ。
ブドウとモモとメロンがありますけど、どれにしましょうか」
『水干のツーサイドアップ』が愛想よく笑い、立ち上がる。
「つまり……今までの話を総合すると…。
ガチャガチャができる、たまにアイテムも出る、けれど今までそうやって投入されてきたお金が全部リセットされちゃった…そう言うことですねっ?」
マフィーの言葉に、理解がいったとうんうん頷く『巫女装束のツーサイドアップ』。
…とここまで来て、ある単語に行き当たった。
「「『フープル社』…『フープル・マーケッツ』の…?」」
751
:
マフィー『モット・ザ・フープル』
:2015/08/05(水) 00:59:22
>>750
「そんな感じネ!!
メロンジュースくださいネ!!」
ください!
「えっとネ、えっとネ。
この間フープル社の人に質問したんだけど、
その『フープル・マーケッツ』は『フープル社』の『支店』で、
モット君は『フープル社』の『出張所』らしいネ!」
『オレモ、ソンナ事全ク知ラナカッタYOッ!』
ざっくばらんに説明した。
「ハハハ!ミーはその『フープル・マーケッツ』ができる
ずっとずっと前からモット君と一緒に遊んでるけどビックリネ!
多分、『フープル社』の工場では『モット君』がいっぱい生産されてるネ!」
『オレ、ヨクワカンナイYO!!』
「ミーもよくわかんないけど全然構わないネ!!ハハハハ!!」
752
:
『御蔵神社』
:2015/08/06(木) 01:03:58
>>751
「んふふ、少々お待ちくださいっ」
暫くして、氷の入ったグラスに緑色のジュースと、小さなガラスの器に盛られたアイスクリームが供される。
「ふむっ……『守護霊』にも色々いるんですねっ」
「あ、解った、『ネコドラくん』の『ネコドラくん』と『フューチャーデパート』みたいな感じなんですよきっと!」
良く解らないが解らないなりに理解した。
「まあ、同じお金に縁のある者同士、お手伝いはやぶさかじゃありません」
スッ
肩からかけた小型の『賽銭箱』から、『35万円』ほど出した。
「これで『30回』………お願いしてもいいですかっ?」
753
:
マフィー『モット・ザ・フープル』
:2015/08/06(木) 01:16:24
>>752
「ネネッ!?縁組もお金にまつわるスタンドを持ってるのネ!?
凄いネー!凄いネー!
ちなみにモット君は成長性:金次第らしいネ!
モット君!お仕事の時間ネ!」
『YO ムギュッ!』
5万円をがま口のお財布に入れて、
残りの30万円をモット君のお口に突っ込んだ。
≪ポン≫ ≪ポン≫ ≪ポンッ≫
暫くすると、モット君が直径5cm程のカプセルを
ポンポンと吐き出した。
「さ!開けてみるネ!」
754
:
『御蔵神社』
:2015/08/06(木) 01:44:44
>>753
「そういう意味でも、私たちには『縁』があったのかも知れませんねっ」
「ちなみに私の場合はお金で人を成長させるので、マフィーさんとは逆と言っていいかも知れません!」
カポカポカポ
カプセルを開けていく。
「ちなみにレアアイテムは確率的にどれくらいで出るんですか?」
755
:
マフィー『モット・ザ・フープル』
:2015/08/06(木) 01:54:54
>>754
カプセルを開けると、何体かフィギュアが入っていた。
詳しくはフープル・マーケッツを要チェケラッチョ!
「ネェーッ。どっちか揃ってたらトレードしようと思ったけど、
見事にダブってるネ!」
『オレニモ何ガデルカワカラナイカラYOォ〜ッ、
ボインノお姉チャン恨ムナYOォ〜ッ』
カポカポッ
「うーんとネ、モット君は今まで2000万円分くらいお金を食べたけど、
レアアイテムはざっと10個〜20個くらいしか出てないネ!
ちなみに『フープル社』がレアアイテムのアイデアの公募を始めるらしいから、
告知スレを要チェックネ!告知スレってよくわかんないけどネ!」
756
:
『御蔵神社』
:2015/08/06(木) 04:02:02
>>755
「むむむ、残念です…はっ危ない、こうして何度もガチャらせる気ですね!?」
「この中で組み合うやつもないみたいですねっ。それと結構ハズレ率も……」
悔しいけれどまあ、それはそれとしてよくできたフィギュアをじっくり手にとって眺めた。
そのうち揃う時もあるだろう…。
「だいたい100万円がレアアイテムの出現率の境界線、という事ですねっ」
「ううっ、またそうやってガチャらせようとする……ずるいですよっ」
とりあえず空になったクッキーの缶にフィギュアをしまった(基本だ)。
メロンジュースで喉を潤しながら、大きくうなづく。
「なるほど。だいたい解かりました。
とは言えうちでは集客率アップはあまり望めません。ダイナーや…後は学生荘の連絡用掲示板とかに貼らせて貰うのが一番だと思いますよ」
757
:
マフィー『モット・ザ・フープル』
:2015/08/07(金) 22:40:55
>>756
チューチュー
「ジュース美味しいネェ――ッ!」
チューチュー
「ダイナー!学校の寮!
そこに行けば宣伝できるネ!グミグミサンキューネ!」
ザムッ
空いたグラスを縁組さんに渡すよ。
「ごちそうさまでしたネ!
それじゃあミーはそろばん塾の時間だからそろそろお暇するネ!
ガチャガチャをしたくなったら、
スイカさんに渡したチラシに書いてあるミーの電話番号に連絡するネ!
ミー、いつでも駆けつけるネ!
あ!!!ちなみに土日は『当たり率』がアップするネ!!」
758
:
『御蔵神社』
:2015/08/08(土) 08:42:03
>>757
「まあ───いずれはこの神社も、メジャーな観光、参拝スポットにしていくつもりですけどねっ!!」
「いえいえ、あ、折角だから神社の宣伝でもしておいてくださいよ」
声をそろえる、二人の『ツーサイドアップ』。
「「風光明媚で霊験あらたか、綺麗な巫女さんが恋のお悩み人間関係、疲労時の栄養補給に心霊相談、困った時の金策まで、何でもお伺いしてますからっ」」
立ち上がり、神社の外のバス停までお見送り。
「ふふふ、それじゃあまた今度お電話しましょうか…」
「えっちょっ、当たり率アップとかそういう大事なことはもっと速く言ってくださいよ!?」
759
:
マフィー『モット・ザ・フープル』
:2015/08/08(土) 23:44:18
>>758
「がってん承知の助ネ!風光…覚えられないネ!
とにかく皆には縁組と分身さんが可愛いって言っておくネ!
スイカさんにもよろしくネ!バイバイネー!」
だばだばと走り去っていくよ!
バス?使わないんだな!
760
:
『御蔵神社』
:2015/08/08(土) 23:48:11
>>759
「あっ一応そこの辺は企業秘密なので」
「歩き!?町まで遠いですよ!?」
止め損ねた。まあいいか…。
とりあえずデンスケからチラシを剥がし取り、綺麗に乾かして保存した。
「…そう言えばそろそろ夏祭りのシーズンですねっ」
「ちょっと準備遅れちゃいましたけど、急いでなんとかしますか…」
761
:
ようこそ、名無しの世界へ…
:2015/08/09(日) 01:06:34
――――――8月某日、
御蔵神社に小包が配送された。
差出人の氏名は『我堂 蘭』。
中には、先日公園で注文したデザインの『水着』と、手紙が一枚封入されていた。
“お買い上げありがとう”
“こちらが『ナパーム・ビーチ・ビキニ』の完成品よ”
“注文通りに仕上がったと思うわ”
“何か不具合とかあったら”
“付属の電話番号まで連絡してちょうだい”
762
:
『御蔵神社』
:2015/08/11(火) 01:06:29
>>761
「それにしても…こういうのって普通仮縫いとかあるんじゃ………あ」
ぴったりだった。
「むむむ…侮りがたいですね、『フープル社』…!!」
《おおい巫女やい、まさかその格好は…》
「当然、そのまさかです!!」
《うごご………》
763
:
ようこそ、名無しの世界へ…
:2015/12/24(木) 11:03:38
――――――12月24日午前11時頃、
御蔵神社にバイク便で小包が配送された。
差出人の氏名は『我堂 蘭』。
中には、カラフルな模様の『片靴下』が一つ封入されていた。
“お買い上げありがとう”
“こちらが『ラスト・クリスマス』よ”
“これを12月24日の夜に『自宅』の枕元につるして”
“ほしいものをお願いすればオッケーよ”
“12月24日”
“つまり今日しか使えないから”
“忘れないよう気をつけてね”
“料金は今週の土日くらいにでも回収にいくから”
“よろしくね”
764
:
『御蔵神社』
:2015/12/24(木) 21:00:57
>>763
「ほほう、なるほど…あのおみくじの意味はこういうことですか…………」
頷きながら腕組みをする。
「さて、どうしましょう。
色々欲しいものはありますけど…」
765
:
我堂 蘭『マーチャンダイス』
:2015/12/27(日) 17:50:49
――――――12月26日、夕刻。
「もしもし」
「久々宮縁組さん」
「いらっしゃるかしら?」
そう言いながら御蔵神社の門をたたく。
766
:
『御蔵神社』
:2015/12/28(月) 00:38:34
>>765
鬱蒼と茂るも、不思議と暗さは感じさせない鎮守の森。
それに半ば埋もれるように、神社の脇にある道の奥、『久々宮家』の古びた平屋建ての邸があった。
「はいはいっ!お待たせしました!!」
我堂が玄関を叩いて十数秒。
白衣に緋袴、狐面を阿弥陀に被った少女が、がらがらと玄関を開ける。
「その節はどうも!済みません、バイク便まで使って手配してくれるなんて…本当に有難う御座いました!!」
深々と一礼する。
767
:
我堂 蘭『マーチャンダイス』
:2015/12/28(月) 00:47:43
>>766
「いえいえ」
「とんでもないわ」
「こちらこそお買い上げに感謝よ」
出てきた久々宮にそう応える。
「じゃあ」
「やくそくの代金の方を」
「いただけるかしら」
768
:
『御蔵神社』
:2015/12/28(月) 00:56:08
>>767
「ずっと行きたかったんですけど、予約でいっぱいで諦めてたレストランの予約が手に入るなんて…。
…なんでもイタリア人のオーナーシェフが一人で全部切り盛りしていて、おもてなし出来るのは日に数人が限界なんですよ。
スペシャリテ
噂ではそこの特製料理を食べた、脳腫瘍で死に瀕していた方が余りの美味しさに快癒したとか」
袖に手を入れ、和封筒を我堂に差し出す。
「私もいつかそれ位の料理人になりたいですね…。
はい、どうぞ。バイク便の分、少し包んでおきましたので、受け取ってください」
769
:
我堂 蘭『マーチャンダイス』
:2015/12/28(月) 01:08:49
>>768
「あらあら」
「これはこれは」
「わるいわね」
「ありがたく受け取らせてもらうわ」
久々宮から受け取った封筒の中身を確認し、我堂はそう言った。
「『ラスト・クリスマス』」
「意外と使いどころのムズカシイ商品だったとおもうけど」
「うまく役立ててもらえたようで」
「なによりだわ」
「じゃあわたしはこれで」
「またいい新商品が入荷できたら連絡させてもらうわ」
「では」
「よいお年を」
そう告げて、我堂はキャリーバッグを引きながら去っていった。
770
:
『御蔵神社』
:2015/12/28(月) 01:13:24
>>769
「こちらこそ。
あっよかったら初詣はうちにきてくださいねっ」
すかさず逆に売り込むのも忘れない。
「はい、よいお年を!!」
771
:
『御蔵神社』
:2015/12/29(火) 01:54:47
「今年ももうこんな季節なんですねぇ………」
狐面の『巫女装束の少女』が、参拝客にふるまうためのお餅をぺたんこぺたんこ搗いている。
772
:
『御蔵神社』
:2015/12/29(火) 01:55:07
>>771
773
:
『年越しの祓』
:2015/12/31(木) 23:50:11
境内に、除夜の鐘の音が奥ゆかしく鳴り響く。
今年は例年に比べやや暖かいものの、それでも思わず身を縮めるほど冷え込んだ。
「ふむっ………今年も色々ありましたねえ……。
来年も、いい年にしたい、ですねっ」
白い息を吐きながら、『巫女装束の少女』が空を見上げた。
774
:
イザベル『アーキペラゴ』
:2016/01/01(金) 23:02:24
→『【場】砂浜』より
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/9003/1420040517/624-658
「おー、ここだここ」
「しっかしさみィな!」
『友達』を連れ立って、寒い寒いと笑いながら神社にたどり着いた。
参拝客もちらほら見える、御蔵神社だ。
「なんつったか。ジューヨーブンカザイなんだっけな、ここ」
「確かに出来は立派な場所だけどなァ」
775
:
葉鳥 穂風『ヴァンパイア・エヴリウェア』
:2016/01/01(金) 23:11:16
>>774
「……さ、さむい。」
ブルッ
「ここ、ですか……
ここが、神社。なんかすごいですね……」
神聖な空気――
寒さに身を震わせつつ、イザベルに続く。
ザリ
ザリ
「重要、文化財。
よくわからない、ですけど――」
「なんだか……あの、不思議な、場所。」
キョロ
キョロ
・・・・境内を見回しつつ。
776
:
イザベル『アーキペラゴ』
:2016/01/01(金) 23:23:13
>>775
「まっ、カミサマの家だからなァ」
「ちょっとぐれェ不思議なオーラ出してくれねェとこっちもその気にならねェわな」
歩きながら境内を見渡せば、さして長蛇というわけでもない参拝客の列が見える。
並べばすぐに賽銭箱までたどり着けるだろう。
「おみくじだのなんだのもあるが……とりあえず、並んどくか?」
もちろん、出店だの、お守りの販売所だの、おみくじだのなんだのもあるはずだが。
まぁ元旦に神社に来てやることと言えば、まずはそれだろう。
「えーっと、なんだっけな」
「一回あそこで手ェ洗うんだっけか……?」
それはそれとして、イザベルも外国人なので作法に詳しい訳では無い。
いわゆる手水舎(ちょうずや)と呼ばれる場所で手を洗う、というのは聞いたことはあるのだが……
777
:
葉鳥 穂風『ヴァンパイア・エヴリウェア』
:2016/01/01(金) 23:28:45
>>776
「かみさまの、おうち。」
「大きい、なあ……」
そして穂風は長蛇の列を見る。
あれが……お参りだ。穂風にも、それが分かる。
「そう、ですね。
イザベルさん、並びましょう。」
トト
・・・・やり方もよくわからないが。
「えっ、手を洗うん、ですか?
あっ、そ、そうか、かみさまのおうちですもん、ね。」
「手を洗ってから入らなきゃ、なのかも……」
コク コク
穂風はイザベルに向けて何度も頷く。
手水舎など、穂風が知っているだろうか――いや、知らない。
778
:
イザベル『アーキペラゴ』
:2016/01/01(金) 23:46:28
>>777
さて、並んでいれば、列が進む。
列が進むと、自然と手水舎が近づいてくる。
こうなれば―――――
「…………よしッ!」
「わかんねェから前の奴のマネするぞ!」
――――この手に限る。
じっ……
というわけで、前の参拝客の所作を観察する。
まだ手水舎までに列の余裕はある。観察を怠らなければどうにかなる……はず。
そして手水舎に近寄るのは若い男女……恐らくカップルだろう。
カップルが仲睦まじく手を繋ぎながら、手水舎に近寄って行く。
「……あっ、『ひしゃく』取った」
「……ふむふむ。あれで水を汲むんだな」
なおこの際左、右と順番通りに手に水をそそぐ必要があるのだが……
「で、手に水をかける、と」
あーっと若いカップル普通に順番も気にせず行ったァーッ!
779
:
葉鳥 穂風『ヴァンパイア・エヴリウェア』
:2016/01/01(金) 23:52:49
>>778
「そ……そうですね。
他の人は、知ってるかも……!」
(あ……恋人同士、なのかな。)
そういうわけで、前の人の様子を観察する穂風。
・・・・
・・・・
「あんな感じなんですね……
思ったより、簡単そう……かな。」
間違った知識を身に着ける穂風。
さて、まだ順番は来ていないが――
「……あっ。あの人も、あの、手を洗う、みたいですよ。」
ジィーーッ
次に手水舎に近付くのは……『老人』だ。
何やら手馴れた様子で、柄杓を手に取り。
「あっ……!?
い、イザベルさんっ!」
バシャ
ァッ
!
それをなんと、自分の顔に浴びせたのだ・・・・
「あ、あれは……
あれは工程の一部でしょうか……」
・・・・こっちが正しいのか?
宗教文化は奇奇怪怪。
780
:
イザベル『アーキペラゴ』
:2016/01/02(土) 00:09:49
>>779
バシャ
ァッ
!
「な、なにィィィ――――ッ!?」
「い、『意外』ッ! 顔までか……顔までやるのかッ!」
年齢差か?
それともローカルルール的に複数種類の所作があるのか?
まったくわからない……とか思っていると。
「お、おいッ!」
グイィィィ―――ッ
「あの爺さん……『飲んだ』ぞッ!」
ご老人、なんとひしゃくの水を手に移し替えてグイッと口に含んだではないか。
「ど、どういうことだ……」
ペッ
「あッ吐いたッ!」
「飲んだんじゃねェ、口をゆすいだんだッ!」
「歳の甲って言うからな……あれが正しいのか……?」
※口をゆすぐのは正しい所作です。
……ともあれ、次は三人組の男子中学生。
ワイワイと喋りながら手水舎に近寄り……
「あっ、もうひしゃく使ってねェあいつらッ!」
普通に水道水感覚で手を洗ったッ!
――――――――さて、いよいよイザベルと穂風の番なわけだが。
781
:
葉鳥 穂風『ヴァンパイア・エヴリウェア』
:2016/01/02(土) 00:24:44
>>780
「えっ、えっ……
の、飲むのは、なんで……!?
あっ……う、うがい、したのかな……」
「ど、どうなん、でしょう?
誰があってるんでしょう……!?」
ゴクリ
つばを飲み込む穂風。
次にやって来た男子中学生たちは――
「ひ、ひしゃくは……
ひしゃくは、あの、使いますよね、流石に……」
オロ
オロ
穂風は困惑した様子で、イザベルに視線を向ける。
だが、こうなると、どうしよう。
「と、とりあえず、手を洗ってみましょう、イザベルさん。」
スイッ
ぱしゃっ
手に水を掛けてみよう。
こんな感じでいいのだろうか……?
「……顔もです、かね?」
782
:
イザベル『アーキペラゴ』
:2016/01/02(土) 00:32:37
>>781
「……よし」
「腹ァくくるぞホフリ」
グッ
袖まくりして、手水舎に近寄る。
無駄に深刻な顔だ。覚悟を決めた戦士の表情である。
「ひしゃくは……まァ流石に使うんだろ。さっきの連中が間違ってたとしか思えねー……」
じゃなきゃなんで用意されてんだひしゃく、ってなもんである。
というわけでひしゃくを手に取って、水を入れて。
ぱしゃっ
手にかける。
恐らくここまでは間違っていないはず……
「顔、は……」
チラと横を見る。
あからさまに困惑する友の顔。
ええい、ここで怖気づいては女が廃るッ!
「ままよッ!」
バシャァッ!
勢いよくひしゃくから水を自分の顔にかけたッ!
「冷てェッ!」
当然である。
「んで、後は……あー、うがいか」
「……よし、これもやるぞッ!」
その選択は正しかった……しかしッ!
グイッ
イザベル、ここで『ひしゃくから直接』水を口に入れてしまうッ!
これはタブーだッ! 衛生的にもね!
クチュクチュ
ペッ
「よし、これでいい……はずッ!」
783
:
葉鳥 穂風『ヴァンパイア・エヴリウェア』
:2016/01/02(土) 00:41:26
>>782
「は、はい……!
イザベルさん、やりましょう。」
唇を固く結ぶ。
覚悟だ。覚悟をしなくては。
・・・・そして。
「……! よ、よし、私も……っ!」
バッシャッ!!
「つめたっ……!」
これでいいのか?
穂風はイザベルを信じる。
間違ってても、二人で間違ったのだ。
「はいっ、うがい、ですね……!」
グイ
イザベルと同じように、柄杓から口に水を!
同じタイプ……同じタイプの『ミス』だ。
クチュ クチュ
ぺっ
「……ふ、ふう……
これで、かみさまのいえに、入れますね。」
ニコ
・・・・やリ遂げた顔で、穂風はそう告げる。
さあ、列に戻って、初もうでを続けよう。
784
:
イザベル『アーキペラゴ』
:2016/01/02(土) 00:49:51
>>783
「ああ……やり遂げたな……」
なんか色々間違ってたかもしれない……
しかし、いいのだ。『礼を尽くそうとした』という心意気こそが最も重要なのだから……多分……
「……しかしマジで冷てェなこれ」「ホフリ、タオル貸すぜ」
濡らした手も、顔も冷たい。
列に戻りながら、カバンからハンドタオルを取り出す。
もしもの時のために持ってきていた物だ。
まぁ、まずは自分から使うのだが。
ゴシ
ゴシ
「ほらよ」
手と顔、あと顔から垂れた水を軽く拭き取ってから、タオルを手渡す。
滴る水が体の方に来ると、風邪を引いてしまうかもしれない。大事なことだ。
「あー、今ので完全に目ェ覚めたなァ」
「あ、もしかしてそのためにか……?」
※違います。
「まァなんにせよもうちょいだ」
「あ、ホフリお前小銭持ってるか?」
785
:
葉鳥 穂風『ヴァンパイア・エヴリウェア』
:2016/01/02(土) 01:02:19
>>784
「……あっ、ありがとうございます。」
グシ
グシ
「……ふう。」
顔や手を拭いて、冷たい水で、眠気も飛んで。
(……皆、顔拭いてない?
あれ、そもそも濡れても……)
何かに気づきそうだ。
だが、そんなことより。
「小銭は……はいっ、大丈夫です。
ちゃんと、お札以外も、あの、持ってます。」
「……小銭を、ええと。」
チャリーン
ガランガラン
前の方の様子を、しばし見て。
「投げて、あの上の……
ええと、大きな鈴を振るみたい……です、ね。」
コク
イザベルに頷く。
そして、列は進んでいくだろう・・・・
786
:
イザベル『アーキペラゴ』
:2016/01/02(土) 01:18:56
>>785
「で、なんか手ェ叩いてから願い事を言う……言うっつーか願うっつーか」
「まァそんな感じみてェだな」
流石に、それぐらいは間違いそうにない。
……手水はどうやら粗相があったようだがこの際何も言うまい。
とはいえ厳密には二礼二拍一礼だの色々とあるのだが……
…………まぁ、その辺を外国人と参拝初体験に要求するのも酷なものだろう。
「やっぱたくさん入れたほうがいいのかねェ、これ」
「お、あいつ札入れてるぜ」
前の方を見れば、学生らしき眼鏡の少年が『1000円札』を投入していた。
恐らくは受験生とかなのだろう。願う姿からも鬼気迫る気配が感じられた。
「でもみんな小銭で入れてるし、どっちでもいいのかもな」
「ヒヒヒ、めんどくせェなァ、初詣!」
明らかに神社のど真ん中で言うようなセリフではないことを言いながら、穂風に笑いかける。
よくわからないし、色々間違ってる気もするが、友達と一緒だから悪くない。
787
:
葉鳥 穂風『ヴァンパイア・エヴリウェア』
:2016/01/02(土) 01:25:36
>>786
「わ、分かりました。
心の中で、考えるだけ……みたい、ですね。」
「声、出してない、みたいですし。
……わぁ、あんなにお金、たくさん。」
たくさん入れた方が良いのか?
べつにそういうわけでもないのか?
・・・・まあ穂風にそんな金もなし。
「……え、へへ。
難しいですね、初もうで!」
「あ、イザベルさん、そろそろ私達……」
ト
トト
賽銭箱は、もう目の前。
お願いごとも、決まっているし、小銭もある。
「……じゃあ、その。行きましょう。」
コク
・・・・イザベルに頷いて、空いた鈴の前へ、歩いていく。
788
:
イザベル『アーキペラゴ』
:2016/01/02(土) 01:36:59
>>787
「おう、行くか!」
コツ
コツ
笑って返し、共に鈴の前、賽銭箱へ。
財布から小銭―――― 一応そこそこ奮発して500円――――を取り出して、投げ込む。
チャリーン
パンッ
……ほんとは二回手を叩くのだが、イザベルはそれを知らないので、一回だけ、大きく。
心の中で、願うのは――――
(……『ホフリが今年一年、去年よりももっともっと楽しく過ごせますように』)
――――先ほど宣言した通りの、お願い事。
スッ
「……頼むぜ、カミサマ」
最後にそれだけ呟いて、足早に列から抜ける。
長居は後ろの客に迷惑だ。
簡単な所作で、願い事も簡単だから、あるいは穂風より先に列を抜けることになるかもしれない。
789
:
葉鳥 穂風『ヴァンパイア・エヴリウェア』
:2016/01/02(土) 01:49:29
>>788
「はいっ!」
ト
ト
ト
賽銭箱の前に立つ。
そして、財布から出す小銭は、『500円』硬貨。
チャリン
パン
手を叩いて、目を閉じて。
心の中で、決めていた願い事を、反復する――
(……『今年は去年よりもっと、一年間、楽しいことがたくさんありますように』)
(……迷惑じゃないなら、『イザベルさんにも』。
お願いします、かみさま。私と、私の友達に。)
ス
顔を、上げる。
そして――賽銭箱から離れて。
ト ト
「……イザベルさん、お願い、終わりました。」
「これで、初もうで、終わりです……かね?」
・・・・先に列を抜けていたイザベルの元に、駆け寄る。
790
:
イザベル『アーキペラゴ』
:2016/01/02(土) 02:07:36
>>789
「おう、アタシのほうもバッチリだ」
「ま、多分『初詣』自体はこれでおしまいだが……」
……境内をぐるりと見回す。
「おみくじ」
「お守り」
「ついでに甘酒」
「……アタシもよく知らねェけど、そーいうのはまだまだあるんじゃねェかな」
(メタ的に言ってスレ主不在でどこまで言い切っていいのかは謎だが、去年の元旦の流れを見るに)その辺りのものはありそうだ。
というかまぁ、この規模の神社で元旦におみくじもお守りもやってない方が珍しいだろう。
「つってもそこそこ混んでるみてェだけど」
「どうする?」
アタシはどっちでもいいぜ、なんて顔をして、穂風に問いかける。
791
:
葉鳥 穂風『ヴァンパイア・エヴリウェア』
:2016/01/02(土) 02:16:52
>>790
「えへへ、お願い、かみさまに届きましたかね……」
きっと届いているだろう。
穂風の声は決して、小さくなどない。
「いろいろ」
キョロ
「あるん、ですね。」
キョロ
境内を見回すと、いろいろありそうだ。
「えへ……楽しそう、だから。
私は……混んでても、行ってみたい、です。」
「……行きましょう、イザベルさんっ。」
穂風はそういうと、おみくじの方へ歩いていく。
二人の初もうでは、まだもう少し続くようだった。
・・・・きっと今年も、良い年になるに違いない!
792
:
『年越しの祓』
:2016/01/02(土) 16:49:35
「ふふふ…少しずつ参拝客も増えてきた気がしますね、この調子でお賽銭が増え…もとい、知名度が上がってくれると嬉しいんですけどっ」
参拝客(結構外国人も多い)を眺めながら、満足げに頷く。
「…今年は去年みたいに、妙な騒ぎが起きないようにしないと…………」
793
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2016/01/03(日) 23:52:33
>>792
「よいしょ、よいしょ」
境内の中に見覚えのある小さな影が現れた。
「ここがおまつりのところかなーなの…
ひとがいっぱいいるからまちがいない!」
と、嬉しそうな顔で人混みの中に入り込んでいく
「むぎゅううううう」
息苦しそうに人混みにまみれながら神社の方面へ向かっていく。
794
:
『年越しの祓』
:2016/01/04(月) 00:25:33
>>793
境内の脇には露店が並び、焚き火の近くでは『巫女装束の少女』が大なべを柄杓でかき混ぜている。
気温は低いが森に囲まれていせいか、あるいは人ごみのせいか、風は弱く体感温度はむしろ街中よりは上に感じるほどだ。
本殿の周囲は、さすがに参拝客が多い。
その隙間に潜り込むように、リルカは近づいていく。
795
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2016/01/04(月) 00:31:22
>>794
「むぎゅうー…
おみせがいっぱいある…の…」
白亜荘に事前に置かれていた子供用の厚いジャケットのおかげで
凍えるような寒さは感じなかったが…
露店に進もうとした頃には暑いと感じるほどになっている。
果たしてこれはこの人混みの熱気なのか…
露店の近くは割りと空いており
ひとまずは落ち着いてそのあたりで立ち止まる。
本殿まではもう少しというところだ。
「むー…
みたことあるひとなの」
と、巫女装束の少女をジーっと見ながら応える。
「…あれは何なのかななの?」
かき混ぜてるものに視線が集中する。
ちなみにどこかの露店の前なのでちょっとおじゃまになるかもしれない。
796
:
『年越しの祓』
:2016/01/04(月) 01:08:25
>>795
目を凝らす…確かに、あれは海で知り合い、その後『白亜荘』へとリルカを導いた、おせっかい焼きだ。
巫女装束で居るということは、奇しくもここが、彼女の家だったのだろうか。
「はいどうぞっ、熱いので気をつけてくださいねっ」
巨大な鍋の中身は、離れた場所からではよく解らないが…道行く人に、器によそったそれを振舞っているようだ。
フワ…
甘い匂いがする………砂糖で炊いた、『小豆』の甘い匂いが。
797
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2016/01/04(月) 01:18:25
>>796
「…あそっか!
ここがくぐみんのおうちなの!
…へー、ここがそーなんだー」
興味深そうな顔でジーっと社の様子を見る。
「ん…んうー。
いっぱいひとがいて、ちかづけないのー」
とりあえず人混みをかき分け進もうとするが、
よく見れば順番待ちの列になっているところがあるようだ。
このままではマナー違反の割り込みをしてしまう…
「これって、おかしのにおいかなーなの。
たべてみたいのー。」
その芳しい小豆の香りは
子供にはたまらないものだろう。
甘いモノは誰もが好きなのだ。
798
:
『年越しの祓』
:2016/01/04(月) 12:44:43
>>797
社は古そうだが、ぼろぼろと言った印象はない。
ずっとずっと、昔々からあったのだろうと思わせる風格、風景との一体感があった。
「はいはい、ちょっと通してあげてね〜」
むぎゅむぎゅともみくちゃにされながら、人波を泳ぐように進もうとするリルカの手が握られる。
顔を上げると、巫女装束を着た、派手な金髪に焼いた肌の、グラマーな少女が周囲の人ごみを整理して…。
「って狭い狭い、通してっていってるっしょこら尻触るな!」
むしろ一緒にもみくちゃにされながら、やっと手を引かれて抜け出すころには、二人とも汗まみれになっていた。
「…だいじょぶ?怪我とかしてない?」
額を拭うと、乱れた装束を直しながら、『金髪ギャル』がリルカに問いかける。
799
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2016/01/04(月) 19:39:04
>>798
「うーむ…ふぎゅー」
握られた誰かの手に導かれるままゆっくり歩いて行く。
「む、くぐみん…?」
金髪だったかなーと首を傾げながらその顔をじっと見る。
「あ、だいじょぶだいじょぶなのー。
けがはしてないから、へーきへーき。」
と言ってもう片方の手を見せてみる。
汗を掻いてしまってはいるものの、たしかにどこかに躓いたというわけでもなさそうだ。
「そ、そいえば、このおうち
きれー…なところだよねなのー。」
そう言って近くから社の様子を見る。
割と気に行っているのか、或いは友達相手なのでなのだろうか
800
:
『年越しの祓』
:2016/01/05(火) 03:42:18
>>799
「アタシは『花組』。よろしくリルカっち。
『くぐみん』………の、まあ姉妹みたいなモン、かな。だからアンタのことも知ってるってワケ。ほら、こっちこっち」
手を引いてリルカを連れて行く、『黒ギャル』。
「綺麗?まあ神社だからね…っつうかさすがにここには住んでないよ、『くぐみん』は。
ここに住んでるのは『神様』。それもあのぐにゃぐにゃしてない方。
…………ほい、じゃ後よろしく」
リルカと共に、鍋をかき混ぜる『巫女装束の少女』の前までたどり着くと、『黒ギャル』は手をひらひらさせて人ごみに戻っていく…。
『巫女装束の少女』はにっこり微笑むと、紙のお椀に柄杓でよそうと、リルカに差し出した。
「……あけましておめでとうございます、リルカさん。お元気そうで何よりですねっ」
お椀の中は……『お汁粉』?
やや白みがかって、『米』のようなものも混じっているが……。
801
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2016/01/05(火) 16:07:10
>>800
「はなぐみ?
なるほどー、じゃーおとしはどっちがうえなの?」
と、『花組』に対してフレンドリーに接する。
花組のちょっと黒い肌とは対照的に、リルカの肌は白っぽい。
「あー、あのたこさんがすんでるところなのー?
…くぐみんのおうちもみてみたいなーなの…」
白亜荘だったかな?とかつぶやきながら社にたどり着く。
そしてお礼を述べてから手を振り彼女を見送っていく。
「あ、えっと、あけましておめでとうございます、なのー。」
よくわかってないふうな顔でひとまず頭を下げる。
ちょっと慌てた様子であるが、ちょっと可愛く見える、かも知れない。
「ん、ありがとうなのー。…おいしそう…」
差し出されたおわんの中には米のようなものも混じった
お汁粉のようなものが入っている。
「ここって、このときにはいーっぱいひとがくるの?
これを、たべるためなのかなーなの。」
と、興味津々で差し出されたおわんを覗き込む。
一応お汁粉は見たことがあるのだが、ちょっと違うように見える。
「…なんなのかなーなの。」
ひとまずリルカはゆっくりとすすり始める。
熱いので気をつけながらすするのである。
802
:
『年越しの祓』
:2016/01/05(火) 20:59:05
>>801
「ん〜〜〜〜、同じくらい?確かそーゆー『設定』のはずだから。
いやいや、あんな胡散臭いのじゃなくて、ちゃんとしたの。あのタコはいっつも『くぐみん』にくっついてるよ。
おうちが見てみたい?頼んでみたら?まあフツーの家だけど。リルカっちが見て面白がるようなもんはないんじゃね?」
ばいばい、と手を振り合いながら別れる。
………久しぶりの対面だ。前にも言っていた気がするが、どうやら『巫女装束の少女』は寮に部屋はあるものの、基本的にわざわざ遠い自宅から通っているらしい。
「ふふふ、今年もよろしくお願いしますねっ。
今日はですねえ、皆一年の終わりと始まりの日のお祝いに、ここにきてるんですよ。
今年もありがとうございました、来年もいいことがありますように……って。
よくぞ聞いてくれました。それは『お汁粉』は『お汁粉』でも…『甘酒入り汁粉』なんです!」
大鍋を混ぜ混ぜ、説明する『巫女装束の少女』。
「米糀でアルコール分を抑えた甘酒に、お汁粉を合わせたものです。栄養豊富で、体にいいんですよ。
浮いてるものは甘酒の材料のお米と、後からもち米を加えました。普通のお餅だと喉を詰まらせてしまうかもですので。
もち米は満腹感と、身体を温める作用があります。『お汁粉』の小豆にも同じ作用があるので、食べれば相乗作用でぽっかぽかです!
去年はアルコールに弱いお客さんがいましたが…今回こそはばっちりですよ!!」
803
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2016/01/05(火) 21:23:29
>>802
「おんなじくらいかーなのー
…あ、それも『すたんど』ってことなのかなの…」
タコみたいな神様はそういうこともできるんだろうか…
割とリルカはタコ神様への興味が尽きない
「はくあ…とおんなじなのかな〜なの…
…あ、じゃーねなのー」
リルカも金髪の彼女へ手を振って見送っていく。
「んー、ことしもよろしくなの!」
と、縁組を見習ってひとまず挨拶を返す。
「…んー?あまざけはよくわからないけど…」
そう言いながらクピクピと飲んで見る。
「むー…むずかしいけど…
あまくておいしいからいっかなーなの!」
そう言って少しずつ甘酒入りしるこを飲んでいく。
若干顔が赤い。
「ぽかぽかするのー!」
癒やされたというふうな顔をしている…
804
:
『年越しの祓』
:2016/01/05(火) 23:00:19
>>803
「小豆には邪を祓う力もありますから、これを食べて、新年の始まりをすっきり迎えて下さい!
…………むむむ…大丈夫ですか?
あれから研究を重ねて、アルコール分は限界まで落としたはずですが…」
心配そうな顔になり、リルカの額に手を当てたりしている。
「気分が悪くなったり、目が回ったりはしてませんか?お水飲みます?」
805
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2016/01/05(火) 23:16:14
>>804
「むぐむぐ…
でもこのあじすきなのー。」
と嬉しそうな顔でどんどん飲んでいる。
「うーん…
きぶんはわるくなったりしてないけどなのー」
と、ちょっと嬉しそうな顔で応える。
「あったかいなーってかんじは…
するかなーなの…」
でもやっぱり顔は若干赤いようだ。
806
:
『年越しの祓』
:2016/01/06(水) 00:42:27
>>805
「と、とりあえずそれくらいにしましょうか。
リルカさんが大丈夫と思ってても、大丈夫じゃない可能性もありますから…」
紙コップに注いだぬるい白湯を差し出す。
「ううーん、まだまだ研究が足りませんね……………。
本当に大丈夫ですか?足元がふらふらしたりとかは?」
807
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2016/01/06(水) 00:50:34
>>806
「むー?おいしーんだけどなーなの…」
ちょっと名残惜しそうな顔でしるこを元の場所に戻そうとする。
「…あったかいねーこっちも…なの」
お湯を軽く飲んでから嬉しそうに顔を上げる。
なんだか赤い気がする。
「んー?あしもとはへーきだけどなのー。
なんだかちょっときもちがいーなーっておもってなの…」
楽しげな顔で応える。
お酒が弱いとかそういうふうに見えそうだが、
周囲の人は大丈夫なのだろうか。
808
:
『年越しの祓』
:2016/01/07(木) 23:43:52
>>807
「甘酒抜きの普通のにしましょう。
というか最初からこれにすればよかったですね…。
ちなみにリルカさん、これ、指は何本立ってますか?」
傍らの小さな鍋から、普通のお汁粉をよそって差し出すと、Vサインをしてみせる。
「むむ………どうもいけませんねっ。まさか去年と同じミスをしでかしてしまうとは…」
809
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2016/01/08(金) 00:05:19
>>808
「むむむ…ゆび…
えーっと」
と、ジーっと縁組の指の形を見ていると…
「おー、5ほん!」
なんか変なのがすぐに分かる返答の返し方であった。
「むむむー…
とってもおいしかったけどなの…」
810
:
『年越しの祓』
:2016/01/10(日) 11:23:34
>>809
大失敗だよ!!
「はい!大丈夫じゃないですね!!
…………はっ!?」
『ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ』
……何時の間にか、『巫女装束の少女』の後ろに、雪のような白髪をした、長身の女性が立っている。
同じ巫女装束に身を包み、顔立ちもどこかよく似ていた。
「お…おおおおおおお母様…………!
はっはいっ!直ぐに家で休んでもらいますから……!!」
ヒョイ
思い切り動揺しながらリルカを抱えあげると、滑るような歩法で境内を後にする…。
「うう、大変なことになってしまいました………」
811
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2016/01/10(日) 12:14:36
>>810
「ぬぃー…
あそこの、いかみそって…
なにかなーなのー。」
酔ったふうなしゃべり方でイカ焼きやさんの屋台を指差す。
様子は思わしくない!
「あ、からだがふわってういてきたのー。
へーんなのー。」
抱え上げられたのも酔いどれで気づかないものなのだろうか。
なにはともあれ、特に抵抗もなくリルカは運ばれていく…
『…何かあったのか?』
ちなみにとある屋台では
『焼き肉』の屋台を掲げている肉屋の娘さんが居たようである。
812
:
『年越しの祓』
:2016/01/10(日) 21:42:50
>>811
「何かあったみたいだね」
『カルビ串』をもぐもぐしながら、『黒ギャル巫女』が応える。
「ウチらの『座長』かな……誰か脇に抱えてるけど。
…ありゃ拙いかもね。前にも同じヘマやったみたいだし………これは事と次第によると今年は…」
ごくん
「……『座長』、誰かに料理を振舞うの、禁止されちゃうかも」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
鎮守の森に半ば埋もれるように立つ、古びた平屋建ての一軒家。
抱き上げていたリルカを、座椅子に座らせる。
「そのまま、座椅子は倒さないでいてください。
甘いものを食べた直後に寝ると、胃酸過多から胃を逆流する流動性食道炎が…。
…ええと、とにかく、吐くかも知れませんから、そのままで」
そのまま慌しく、ぱたぱたと部屋を駆け出してく…。
813
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2016/01/10(日) 21:59:33
>>812
【ツグミさん。】
「んー、ヘマ?
…そいやぁ去年もなんかいろいろとあったって
おふくろからきいてるなぁ…」
代々薙精肉店の娘さんは、そう言いつつもどんどん肉を焼いていく。
「んまぁー、屋台を畳まなきゃいけないみたいなもんじゃなきゃ
ウチは気にならないけどねー。熱中症とかだったら早めに休ませといたほうがいいよ」
と言っておかわりを差し出した。
「その『座長』サンってのは料理が下手なの?」
と言いつつ軽く顔を見ている
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
【リルカちゃん。】
「うむー…ん…んん?」
目を白黒させながら周囲の様子を見る。
「むーむー…
ん?なに…かななのー…」
あたりをチラチラと見回している。
まだ頭がくらくらしている。
自分が座椅子に座ってるということは認識できているぞ!
814
:
『年越しの祓』
:2016/01/10(日) 22:17:31
>>813
「ううん、その気になればちょっとしたいいとこの料亭でも即戦力になるくらいの腕はあるよ」
食べ終わった串を捨てつつ、追加を受け取る。
「そんな重症じゃあないとはおもうケド。
曲がりなりにも料理人が出した料理で人が倒れたなんてなったらアウトっしょ、ってこと。
『座長』の場合、単なる料理人じゃなくて、神様の料理人だからさ…ま、色々キビシーんだって、能天気に見えて」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「はい、これをどうぞ」
しばらくして持ってきたのは、緑茶と梅干だった。
「多少はすっきりするはずですよ。
……ごめんなさいリルカさん、まだ小さなあなたには、極わずかとは言え、甘酒入りのを勧めるべきではありませんでした…」
お盆の上の湯のみと小皿をリルカに差し出すと、『巫女装束の少女』は深々と頭を下げた。
815
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2016/01/10(日) 22:47:58
>>814
【ツグミさん。】
「…あーそっかぁ。
でも料理で人が倒れるって言ったらなぁ。
食い過ぎでぶっ倒れるか、お酒の飲み過ぎくらいじゃァないかな。」
と言ってまたおかわりを差し出す。
「…とりあえずその倒れた人はいたわってやったほうがいいと思うな。
ウチも他人事じゃないからねぇ。
もしうちの肉屋ので食中毒でも起こったら…とか感じてね。」
どうやら先程から気が気でないようである…
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
【リルカちゃん。】
「む、ありがとうなの…」
そう言って緑茶を軽くすすってから、
梅干しも軽く食べてみた。
「むむむ…すっぱい…」
ちょっと顔をしかめつつも、虚ろだった意識ははっきりとし始める。
「んーう…あれ、けっこうおいしかったんだけどなのー…
あま、ざけ?っていうの?
へんなかんじになったけどなのー…」
ぼんやりした顔で応える。
彼女は相当な下戸なのかもしれない。
816
:
『年越しの祓』
:2016/01/12(火) 23:17:51
>>815
「にしたって、さ。
過ぎるほど出しちゃうんじゃ未熟者、ってコトじゃね?
……過去の例からすると、たぶんどっかに修行に出されるか……お使いか…」
こりゃ冬休みは全滅かな、と呟きつつ、新しい串を受け取る。
「ま、アタシらは何があっても『座長』についてくだけだケドね……その身に、『神のご加護』ってヤツが宿る限りは。
とりあえず『座長』ん家に運んだみたいだし、大丈夫っしょ。
…………さーて、と……そろそろ仕事に戻んないとね、ごっそさん。あ、代金は『座長』に請求しといて」
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
「……はいリルカさん、立ってる指は何本ですか?」
顔を上げると、『巫女装束の少女』は指を三本立て、もう一度リルカに質問する。
「ええまあ。甘酒…お米を発酵させたものが入っていまして…。
………アルコール分は限界まで抑えたのですが、どうやらリルカさんにはそれでも効いてしまったみたいで…」
うな垂れ、しゅんとしながら説明した。
817
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2016/01/12(火) 23:34:35
>>816
【ツグミさん。】
「修行…ねぇー。
それってあれ?滝に打たれるとか…
座禅組んで、木の棒でぶっ叩かれるとかそういう奴?」
そう言ってからふぅ、とため息を付いた。
「まぁ、ウチだってせっかくの大学の冬休みを
屋台の仕事に使えとか言われて…
アルバイトってやつだね…」
そう言いながらひとまず次の客をさばく
「そういうのいいと思うよ。
ウチもねぇ、自分のためにやることだからね、
こういうのは…
まいどありー。座長さんによろしく〜」
と言って手を振り見送っていった
(終?)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
【リルカちゃん。】
「あーえっと…
さんぼんー」
と、割とすぐにちゃんとした数を言い当てた。
「うー…あるこーる?
うーん…のんだらあぶない…ってことわかったの…
なんだか…へんなきぶんだったのー…」
軽くお茶をすすっている。
しょんぼり顔だ。
「でも、あまいのはだいすきだから
その、あるこーる?ないのだったらいいかななのー」
すぐに嬉しそうな顔に戻って微笑みかける。
818
:
『年越しの祓』
:2016/01/15(金) 00:25:18
>>817
「ふう…だいぶ良くなったみたいで安心ですよっ」
安堵のため息をつく。
装束の袖で、目元を拭った。
「そうですね、今度からは…今度があればですが…子供用と大人用に完全に分けて作りましょう。
…お茶のお代わりは如何ですか?」
819
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2016/01/15(金) 00:33:10
>>818
「あー、だいじょうぶなのー!
もうこんなにげんき!」
と、その場から立ち上がろうとして
「ううー…」
軽くよろけてまたイスに座り込んだ。
急に立とうとすればこうもなってしまうだろう。
「…んー、もうちょっとおとなしくしてるの…
あまいのはよかったから、そういうのにしたらいいの。
あと、おみそもはいってると、わたしはすきなの!」
どうやら彼女はあのお汁粉を割と気に行っているらしい。
酔っ払う以外には特に問題はなかったらしい。
…最後の提案は避けるべきものだろう。
「…おちゃおかわりなの…
おみそしるも、ないかなーなの」
そう言ってからまた軽く頭を抱える。
まだ少しくらくらしているらしい。
820
:
『年越しの祓』
:2016/01/15(金) 00:53:14
>>819
「いけませんよリルカさん、まだ休んでないと……。
ほらほら………」
足に毛布をかけ、部屋の暖房も入れる。
「本当にすみません私のせいで…。
解りました。少し待っててくださいねっ。お味噌汁、好きな具はなんですか、リルカさん?」
821
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2016/01/15(金) 00:57:31
>>820
「…うー、ごめんなさいなのー…
げんき、だとおもったんだけどー…なの」
そう言ってふぅ、とため息を付いて頭を押さえる。
もうちょっとゆっくりしてたほうがいいんだろう。
「あー、きにしないでねなのー。
おいしかったから、へーきへーき」
そう言って片方の手を軽く振ってみせる。
ニコニコとちょっとぎこちない笑みを浮かべる。
「…おみそしるは…
えーっと、なんだっけなーなの…
こんなふうな…」
そう言って二枚貝を両手で表現する。
「パカってなるのが、すきかなーなの。」
822
:
『年越しの祓』
:2016/01/17(日) 16:53:25
>>821
「ふむっ…………なら、丁度いいのがありますよっ。
リルカさんは、お味噌は白派ですか?赤派ですか?それとも合わせですかっ?」
巫女装束の袖を捲くり上げ襷がけして留めながら問いかける。
「少し時間がかかりますから、そのままそこでゆっくりしていてくださいねっ」
823
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2016/01/17(日) 17:19:20
>>822
「ん…んー…
あか、しろよくわからないけど…
じゃあしろいのでいいかなーなの」
そう言って軽く微笑んで頷く
「わかったのー、
ゆっくりしてるー。
…おかしもあるかなーなの…」
ゆっくりする、とは言いつつもリルカは辺りを確認してみる
824
:
『年越しの祓』
:2016/01/18(月) 00:53:42
>>823
「解りました、楽しみにしていてくださいねっ!」
『巫女装束の少女』は、いそいそと駆け出していく。
…パタン
襖が閉まると、リルカは周りを改めて見回した。
六畳ほどの和室。障子窓が一つ。来客用の寝室だろうか。目に付くのは座椅子がしまわれていた押入れくらいだ。
825
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2016/01/18(月) 01:32:23
>>824
「わかったー、たのしみにしてるからねーなの!」
ニコニコ笑いながら手を振る。
…さて、ひとまず周囲を確認してみると
真新しい物はさほど有るわけではない。
普通の家…みたいな光景だ
「…ふぁー…
これって…たたみ、っていうのかななの…」
改めて地面を確認する…
「…わたしのしってたおうちと、
ちがうなのー…」
周囲の小奇麗さを見て、
改めて白亜荘より更に前の自分の居た場所について考えた
826
:
『年越しの祓』
:2016/01/18(月) 02:06:04
>>825
古びた雰囲気はあるが、汚れたりはしていない。丁寧に掃除されているようだ。
普段使っていない部屋なのか、そういう意味では独特の匂いがするが、不快な程ではない。
障子窓の向こうからは、微かに神社のざわめきが聞こえてくる…。
床は今時珍しい、きちんとした畳のそれだった。
…スーッ
襖が開く。
「ちっス、お、大丈夫そうじゃん」
入ってきたのは、さっきの『黒ギャル』だった。
「いやさ、何か退屈してるんじゃないかって。『くぐみん』に言われたもんで。邪魔だったらどっか行くケド」
827
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2016/01/18(月) 02:10:22
>>826
「…なんのにおい…
かなー」
そういってくんくんするが、
まぁリルカには理解できないだろう。
「きのゆか、みたいなのじゃないんだなーなの」
珍しいのかまじまじと見つめている…
そんな中
「…あ、さっきのひと!」
黒ギャルをビシっと指差して嬉しそうに応える。
「そーだねなのー。
じっとしてたらなんだかたーいくつなの。
なにか、おもしろいこととか、ないかななの!」
軽く身を乗り出しながら目線をじっと向ける…
828
:
『年越しの祓』
:2016/01/19(火) 00:51:26
>>827
「『花組』おねえちゃんと呼びなさいっての。
木の床?フローリングのこと?」
『黒ギャル』はリルカの傍らに、どかりと胡座をかいて座る。
「そう言うだろうと思ってアタシが来ました。
つってもリルカっちは安静にしてなきゃなんだから、面白いこととか言われてもね…漫画でも読む?」
829
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2016/01/19(火) 00:58:49
>>828
「んー、ふろー、りんぐっていうのかななのー
はなぐみ…おねーちゃんなのー」
近くに座ってきたその少女に対して、リルカは首を傾げた
「うーん、わたしがすきなのは…
じめんほったり、ぐるぐるまわるのをみたりとかだけど…
まんが?」
不思議そうな顔でじっと見つめてきている…
「どんなまんが、あるの?
よんでみたーいのー」
どうやら漫画を読みたいらしい
830
:
『年越しの祓』
:2016/01/21(木) 00:05:40
>>829
「地面?ぐるぐる回る?」
あからさまに変わった子だと顔に出た。
首をかしげ、数秒考え込み………理解を放棄した。
「まあいいや、ちょっと待ってて」
立ち上がり、そして数分後───
ドサドサ
『波よ聞いてくれ』『目玉焼きの黄身いつつぶす?』『クリスティ・ロンドンマッシブ』『北斗の拳イチゴ味』
『ゴールデンカムイ』『恋は雨上がりのように』『聖☆おにいさん』『翔んで埼玉』……
「色々もってきました。けどよく考えたらリルカっちくらいの子が好きそうなの無くね…?」
831
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2016/01/21(木) 00:12:14
>>830
「えーっと、じめんをほってたのはー…
おとーさんおかーさんにあいたかったからだし…
ぐるぐるまわるのをみるのは、みててたのしかったから、なのー」
そう言って自分の趣味を説明する。
…説明したところで理解は難しいに違いない。
さて…そんな折、漫画を読もうか、と思ったところで
「…んー?」
それぞれの漫画をジロジロと見る。どうやらどれも知らない漫画のようである。
「じゃー、じゅんばんに、みようかなーなの。」
というわけでまずは『波よ聞いてくれ』から順々に漫画を取っていくことにしたようだ。
内容次第であるが、読んで楽しいかが問題である。
832
:
『年越しの祓』
:2016/01/24(日) 02:24:51
>>831
訳がわからないよ……。
そんなような漫画あったかなあ、という顔になる『黒ギャル』。
「うーん、どれも知らないっぽいし…」
実際のところ──『黒ギャル』が持ってきた漫画はどれも、リルカには早すぎたかも知れない。
『波よ聞いてくれ』はラジオ局が舞台の物語。
酔った勢いでもらした恋愛話をラジオで流された主人公は、放送本番中にスタジオに殴りこみ、そのままぶっちゃけトークをかます。
男もない、金もない、ないない尽くしの主人公に残されていた才能、それは「萎縮せず、台本なしでもトークを成立させれること」だった──
「『座長』、ジャンプとかマガジンとかサンデーとか読むけどあんまり買わないんだよねえ…」
833
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2016/01/24(日) 02:29:55
>>832
「ふんふんふん…」
ぱらぱらと本をめくっては見たものの…
書かれている内容の理解が出来ずのようである。
「しらないことばがいっぱいあるみたい。
わたしにはむずかしいみたいなの」
そう言って不思議そうな顔をしながら読み続ける。
一応ルビは振られているのだろうが、
それでも彼女では理解が難しい言葉が多いようだ。
「うーん、あれ、ないかなーなの。
ほら、『あん…』ぱん、だったかなーなの。
あのえほんなの」
彼女は少し楽しげな表情で応える。
要するにアンパ○マンの事を言いたいんだろう。
834
:
『年越しの祓』
:2016/01/24(日) 02:54:20
>>833
「だよねー」
そりゃそうだ。
「ああ、あれかー…あったかなぁ…。
昔読んだ記憶はあるけど、その後蔵にしまっちゃった気がするんだよネ…」
困り顔になる『黒ギャル』。
「電子書籍にも…あーなってない。てかこーゆーのむしろ電子化しろよな……。
…なんか他にはない?」
835
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2016/01/24(日) 03:08:11
>>834
「むー、そうなの?
あれがいちばんすきーなの」
そういいながらもどうにか理解しようと読み続けている…
「さがしてみようかなーとかおもっちゃうけど…
やっぱりだめーかななの」
ちょっと残念そうな顔だが、駄々をこねるほどではなさそう…
836
:
『年越しの祓』
:2016/01/26(火) 00:20:53
>>835
やはりリルカには難しいかも知れない。
(ただ主人公がバイトをしていたスープカレー屋はおいしそうだった)
「う〜〜〜〜ん、それは『くぐみん』に聞いたほうがいいんじゃね…?
基本、安静にしてるように言われてるっしょ?」
『黒ギャル』は『黒ギャル』で、リルカの退屈を上手く紛らわせることができず、済まなそうでもある。
837
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2016/01/26(火) 00:29:53
>>836
「あーうー…
ごめんなさいねーなのー
じっとしてたらなんだか、おちつかなくてーなの…」
ちょっと残念そうな顔でリルカは応える。
「…おてだまとかどーかなーなの。
わたし、そういうのもだいすきだけどなのー」
どうやらこちらから提案をしてみるつもりのようだ。
838
:
『年越しの祓』
:2016/01/26(火) 01:13:26
>>837
「うん、その気持ちはめっちゃ解る。アタシも、じっとしてるのチョー苦手」
微苦笑する『黒ギャル』。
「お手玉とは渋いねェ〜〜〜〜〜〜リルカっちぃ〜〜〜?
それならアタシも得意だヨ?」
ちょっと待ってて、と立ち上がると、『黒ギャル』は六畳間を出て行った。
839
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2016/01/26(火) 01:21:02
>>838
「だからねー、はしったりとんだりがいいけど
…やっぱりちょっときぶんわるいかななの」
ちょっと残念そうな顔である。
やっぱりすぐにとは行かなそうだ。
「あ、おねーちゃんもとくいなんだなの!
じゃあじゃあもしかして」
そう言って出て行った背中を見てから
「…うふふー、
おてだま、くるかなーなの」
その顔はとても楽しみそうな顔になった
840
:
『年越しの祓』
:2016/01/29(金) 01:05:11
>>839
「ほい、お待たせ〜」
2分もしないうちに、襖を開けて『黒ギャル』が戻ってくる。
手には色とりどりのお手玉があった。
…手縫いなのか、少し大きさが不ぞろいだ。
「後こんなのもあります」
ジャラジャラ
指先に摘んだ、巾着袋を揺らして見せた。
841
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2016/01/29(金) 16:12:03
>>840
「わーい!きれーなおてだまがいっぱいある!
どれもきれーきれーなの!」
どうやらお手玉のことはそれなりに気に入っているようだ
「うーん、でもちょっとおもさちがうのかなーなの。」
少し不思議そうな顔でそれぞれのお手玉の姿を確認してみる。
「…あ、それっておっきなおとがするやつなのかなー、なの。」
興味深そうに巾着袋を確認する。
「ちっちゃいやつなのかなーなの。
…それもやってみたいかなーなの…」
お暇な感じは伝わってくる。
どうやらやりたいなと思ってしょうがないようだ。
842
:
『年越しの祓』
:2016/02/03(水) 01:05:29
>>841
端切れを縫い合わせてつくったお手玉は、市販のものと違って形もあまりよくない。
途中で中身が足りなくなったのか、明らかに大きさが違うものもあった。
「『くぐみん』がちっさい頃に自分で作ったやつだからね、仕方ないっしょ。
後これはねえ…」
巾着の口をあけて逆さにする。
ザラザラ
中身は色とりどりの………『おはじき』だった。
「これもちっさい頃遊んでたやつ。
まあ、これは最近も使うみたいだけど」
843
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2016/02/03(水) 17:55:08
>>842
「へー、これぜんぶてづくりなんだーなの。
でも、どれもきれーだよなの。」
大きさが異なっていたりしても、色々な端切れをつなぎあわせたお手玉のデザインは
リルカには綺麗なものに見えているようだ。
そしてもう一つ、巾着の中身から出てきたのは
「うわー、おいしそうなの!」
何と勘違いしたのか、おはじきを見て妙な感想を漏らすのであった。
「これ、どーやってあそぶのかなーなの。
いろいろあってたのしいなーなの。」
そう言ってお手玉を幾つかもって、軽く手の上で弄くってみる。
それから少し片手でポーンと放ってみたりしている。
「あ、ちょっとやってなかったから、
ちょっとむずかしの」
どうやらタイミングがつかめないらしい。
844
:
『年越しの祓』
:2016/02/09(火) 00:08:07
>>848
「昔から『何か作る』事に関しては熱中するタイプなんだよネ。
って違う違う、これはお菓子とかじゃないから。食べるものじゃないから」
慌てて、リルカが口に入れないように遠ざける。
「よし、じゃアタシとやってみよっか。いくよー」
まずは三つ、順々に投げ上げては受け止める───早い。
「まだまだイケるかな、リルカっち、一個こっちに投げてきて」
845
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2016/02/09(火) 00:13:20
>>844
「…あめじゃないの?」
昔のなんかの映画みたいなシチュエーションである。
彼女の目はキョトンとしている。そもそも匂いしないのだが
「よーし…」
リルカは段々と勢いが上がってきたようだ。
お手玉をどうにかうまくやっている。
「いーち、にー、さん…ん?
わ、かったの…」
こっちに投げて、と言われてリルカは一つを軽く持って。
「えーい、うけとめてなの!」
ちょっと元気そうにポーンと放り投げる。
お手玉は放物線を描いて、縁組の手のひらに飛んで行く。
勢い良く投げたりしないようである。ひとまず安心だろう。
846
:
『年越しの祓』
:2016/02/09(火) 00:41:39
>>845
「飴じゃなーい、ガラスだよガラス、っと。おはじき、知ンないの?
お、リルカっちも結構うまいじゃん」
スチャッ
リルカの投げたお手玉を加え、三つが四つに増える。
が、『黒ギャル』の手さばきにはいささかの乱れもない。
「まだあと一個くらいはイケるかな、っと、よろしくリルカっち!」
847
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2016/02/09(火) 00:44:08
>>846
「むー…みたこと…あるきがするし、ないかもなの…
ぴーんって、とんできたのあったかなーなの…」
悩み顔でおはじきを見る。
「こっちはどやってあそぶのかなー…」
お手玉しながらおはじきを見ている。
少し慣れてきたんだろうか。
「…あといっこ。
じゃあ、もっかい」
そう言って今度は反対側の手の方へ
「…よっとなの!」
今度はちょっと低い軌道で投げ込んで見る。
さっきよりもキャッチまでの時間が短い!
848
:
『年越しの祓』
:2016/02/10(水) 21:44:44
>>847
「ぴーんと?ああ、まあ、そうかもね、指で弾いて遊ぶものだから。
指で弾いて、ほかのおはじきに当てて、おはじきの取り合いしたりすんの……っと!」
スパッ
低い軌道で飛んできた五つ目を、後ろに飛び退りながら……足の甲で掬うようにして蹴上げる!
(いわゆるサッカーのリフティングというやつだ)
四つ玉でお手玉をしながらである。スゴイ(精密動作性:B)。
「リルカっち今さァ〜〜〜〜わざと低く投げたっしょ!」
と言いつつ、蹴上げた分を加えて五つ玉でお手玉をしてみせる。
849
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2016/02/10(水) 21:51:13
>>848
「ゆびで……
『あんぐら』ちゃんをつかうのはだめなのかなーなの…」
軽くおはじきに目をやる…
と…彼女は中々の精密さを持って低い軌道のおてだまをキャッチしたのを見て…
「わー!すごいすごいなの!!」
楽しそうに手を叩きながらその様子を見る。
「うーん、だって…
あんまりうまくやってるから…
ちょっとびっくりさせたくなっちゃってなの…」
どうやら、ちょっとしたいたずらごころのようである。
「…ほんとにうまくやってるのー…
それくらいのことは…『あんぐら』ちゃんにはできないからなの…」
ちょっと羨ましそうだ。彼女は手の上でお手玉をキャッチする。
850
:
『年越しの祓』
:2016/02/10(水) 22:20:31
>>849
「ああ…リルカっちのやつはかなりパワーあるからね。
あれでおはじき勝負に来られたら勝てないかも………………ってかあのパワーだとおはじき砕いちゃわない?」
しかし自分も『使って』いるわけだし…と悩む。
「ふふふ伊達に常人越えてないし!
まあねえ、でもそれはさ、なんつうか、持ち味が別みたいな?
足が速い人もいれば絵がうまい人もいるし、力持ちな人もいれば勉強できる人もいるじゃん。
アタシの場合は器用ですばしっこいけど、力は並以下だし。
もしアタシとリルカっちの『あんぐらちゃん』が腕相撲したら、絶対勝てない自信あるよ」
五つ玉を両手でキャッチして、畳の上に座り込む。
と、そのタイミングで襖が開いた。お盆を手にした『巫女装束の少女』が二人を見遣る。
「…………何してるんですか、花組さん。あっそれ私が小さいころに作ったやつじゃないですか恥ずかしい…」
「いいじゃん別に減るもんじゃなし。ほんじゃ後はよろしく、必要になったら呼んでね。ほいリルカっち」
ヒュッ
突然、『黒ギャル』は手にしていた五つのお手玉をひょいひょいと軽くリルカに向かって放ってきた。
851
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2016/02/10(水) 22:39:05
>>850
「…うん、そうなんだよなの…
『あんぐら』ちゃんは『ぶきよう』だから」
精密性の悪さのせいで、お手玉どころか、形を崩さずに持てるかも怪しいようだ。
「うらやましーかなーなの…
ちからつよくても、ぶきようだから
こう、どんってやるしかできないかんじなの…」
いろいろと思うところがあるのだろうか。
彼女のスタンドは、力が強いが…不器用なのだ。
「おねーちゃんは、かっこいいなーなの…
おてだまとってもうまい…」
そういったところで、巫女さんが現れたのを見て
「あ、あっと…」
リルカは放り込まれたお手玉を急いでキャッチする。
…二個くらい取りこぼしてしまった。
「……あそんでくれてありがとうねなのー。
またねー!」
と、立ち去る彼女を見送る。
「…たのしかったよーなの!
あのひととのおてだま!なの!」
お手玉を交互に見ながら答える。どうやらお手玉を満足してやっていたようである。
852
:
『年越しの祓』
:2016/02/13(土) 21:38:33
>>851
慌ててキャッチするリルカが顔を上げると、もう『黒ギャル』は居なくなっていた。
何時の間に出て行ったのだろうか…。
「その『どんってやる』のが役立つときがきっと来ますよ。
そうですね…じゃあこうしましょうか」
正座をすると、お盆に載ったお椀をリルカに渡しながら、その手を包むようにして握った。
「もし私が『どんってやる』ことが出来なくて困ってる時、リルカさんが助けてください。
逆にリルカさんが『どんってやる』事しか出来なくて困ってる時に、私が助けてあげますから。
さて、お待たせしましたリルカさん」
ほわっ…
お椀の中身は『味噌汁』だ。
白味噌の汁に、白い豆腐に、エメラルド色の海苔がたっぷり浮いている。
「『しじみと新海苔と豆腐のお味噌汁』です。
しじみのお味噌汁は酔い覚ましによく効くんですよ。アルコールは対外にミネラルを出してしまうので、新海苔を合わせました。
しじみは一度殻ごと身をあげて、身だけはずした後ミキサーですり潰して加えたので、殻をはずす手間なく全部食べれますよっ」
853
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2016/02/13(土) 22:02:51
>>852
「あー、もういなくなっちゃった…」
あっという間にいなくなった『黒ギャル』を見て、
不思議そうな表情で首を傾げる
「うーん、そう?
こわすことばっかりに…なりそなの…」
ちょっと困った顔である。
「わかったの!くぐみん、いっしょにがんばろーなの!」
どうやら納得したようで、嬉しそうにうなずいた。
さて、いよいよメインといえるお味噌汁がやってきた。
『しじみと新のりと豆腐の味噌汁』…
「うわー!おいしそー!!」
その味噌汁から浮き上がってくるいい匂いに鼻をくすぐられる。
「しじみー…これってどんなあじがするのかなーなの!
まずは、これはたべてみよーなの!」
そう言って軽く味噌汁をすすり始める。
子供にも飲みやすい程よい味わい…
彼女の顔は即座に綻んでいった。
「ふはぁー…すごくおいしいのー」
彼女の顔はまるでSDキャラみたいにのほほんとした表情になっている。
854
:
『年越しの祓』
:2016/02/15(月) 00:47:23
>>853
「『守護霊(スタンド)使い』は助け合いですよっ!」
親指を立てると、小指も立てて指きりした。
味噌汁は新のりの香りが芳醇に漂い、しじみのコクのある味わいが汁に溶け出し、啜ると熱々の豆腐が喉を降りていく。
「喜んでもらえて幸いです!
多少覚ましてはありますけど、やけどしないように、気をつけて飲んでくださいねっ。
…今日はここで休んでいってもいいですよ?」
855
:
高井戸リルカ『アングラガルド』
:2016/02/15(月) 01:06:38
>>854
「んー、たすけあい、たすけあい!
『すたんどつかい』どーしだから…ねなの!」
ゆびきりげんまんしながら、ゆっくりと味噌汁を飲み干していく。
「ふー…まだあついところあるの…」
そう言ってゆっくり飲み干していき…
「…ん、いいよーなの!
ここも、なんだかあんしんなところだから…
いっしょにおふとんでねよなの!」
ニッコリ微笑んで、リルカは答えた。
小動物っぽい可愛さである。
彼女は無邪気に、言いながら、味噌汁を堪能し続けるのであった。
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