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レス数が900を超えています。1000を超えると投稿できなくなるよ。

【ファンキル】SSスレPart3

1ゆるりと管理人:2020/06/02(火) 19:59:19
前スレはこちら
Part1
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/15938/1563639218/
Part2
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/15938/1568155889/

ファンキルの二次創作SSを投稿するスレです。

・18禁の内容はNGです
・原作のキャラクター性を著しく損ねる内容はご遠慮下さい、
また損ねている可能性がある場合は注意書き等でご配慮下さい
・複数レスに跨る場合は投稿者名(いわゆるコテハン)を利用しましょう
・投稿に対する暴言は規制対象になります
・ダモクレスばかり登場させるのは控えましょう

255名無しさん:2020/08/24(月) 20:39:50
まとめ記事は上がるようになったけど作品の投稿は少ないしノってはいないかな

256名無しさん:2020/08/24(月) 23:59:46
まあさすがにSSを描くには時間がね、どうしてもかかるんですよ

257荒ぶる異族:2020/08/28(金) 21:26:41
マスターがリサちーに危険日ナカ出し孕ませエッチする純愛SS(R18)を下記URLに投稿しました。
興味のある方は良ければ読んでやってください。
お目汚し失礼しました。
CC3はよ

二次小説投稿サイトハーメルン リサナウトR18 SS
https://syosetu.org/novel/226862/

※もし入れなかったら、ハーメルンにて「荒ぶる異族」で検索をかけて貰うと見つかると思います。

258名無しさん:2020/08/28(金) 21:32:20
前みたいに全年齢版あげてもいいのよ

259名無しさん:2020/09/01(火) 16:12:38
純愛やいちゃラブより陵辱レイプ物が良い

260名無しさん:2020/09/01(火) 20:40:23
新作こないかな

261名無しさん:2020/09/01(火) 20:57:25
書いても感想はほぼ無い、文句ばっかり
誰が書こうと思うのか
アロンちゃんのまとめを見てはっきりしてる
「文句を言う奴なんて気にするな」で書けるほどモチベーションが保てる環境ではない
書く側にばかり求められても割に合わない
書くことばかり要求されてもそれは虫が良すぎる
受け取る側の意識が変わらないともう誰も書かないよ

262名無しさん:2020/09/01(火) 21:03:59
名探偵イシューの続編書いてるからちょっと待ってて〜

263荒ぶる異族:2020/09/01(火) 21:29:06

短いですがマスターがリサちーに危険日ナカ出し孕ませエッチする純愛SSの全年齢版です。

成人された紳士な方は下記のURLから覗いてやって下さい。

二次小説投稿サイトハーメルン リサナウトR18 SS
https://syosetu.org/novel/226862/

※もし入れなかったら、ハーメルンにて「荒ぶる異族」で検索をかけて貰うと見つかると思います。

264荒ぶる異族:2020/09/01(火) 21:29:41

時とは絶対の理にして、残酷なものだ。

粛々と刻まれていくその流れを変えることは誰にもできない。

ただ一人、私という例外を除いて。

リサナウト・針伽・クロノス。

クロノスの力を持つ私は、時を自在に操ることができる。

しかし、理の干渉すらし得るこの力にも。いや、この力だからこそ弊害がある。

時間の乖離。

時間を操作する度に、私と仲間が過ごした時間は乖離していく。

私が時を戻せば、私以外の皆から一緒に過ごした事実が記憶ごと消えてしまう。

私が時を進めれば、皆の中で私だけが過去に取り残された状態になる。

クロノスの力が導く先にあるのは、いつだって孤独だった。

ーーー当主様と出会うまでは。

時を超えた先で、どんな時でも変わらずに接してくれた。

出逢った時から、当主様の傍が私の居場所になっていた。

6年前のクリスマスに私と当主様は恋人同士になり、身体を重ねて。

そして……、

265荒ぶる異族:2020/09/01(火) 21:30:18

「お母さーん、またあの話してー」

娘のお願いに、思考を打ち切られる。

私と当主様の間に出来た3歳の愛しい娘。

「もう夜中よ。まだ寝ない悪い子は……、こうだ〜っ!おりゃりゃりゃー!」

「あははっ、お母さん、くすぐったいよ〜!」

親子のじゃれ合いを堪能した後で、一緒に布団に入った。

寝かしつけようと思ってたけれど、それでも「あの話してー」と娘からまた催促される。

私と当主様の話を聞かせてあげるのは、これで5回目だ。

「その話本当に好きね。……どうしてかしら?」

「えっとね。お父さんの話をしてる時のお母さん、嬉しそうだから」

「その洞察力、流石私の子ね。10ポイントあげるわ」

「やったー」

嬉しそうにしている娘の頭を優しく撫でながら、当主様と私の馴れ初めを語り始めた。

「クリスマスに私と当主様は両想いになったの。私の魅力にメロメロだった当主様から、それはもう熱烈に求められて…」

「お父さん、お母さんは見栄っ張りだって言ってたよ…?」

「ぐぬっ」

「お母さんはお父さんよりもずっと前から惚れてたって…」

「と、当主様ったら恥ずかしがり屋なんだから!」

「……この前お母さんから聞いたよ?」

「そ、そうだったかしら……?」

娘の指摘にちょっとだけ言葉が詰まってしまう。

「それよりもお母さん、お父さんの好きになったところ教えてー」

「む、我が子ながらマセてきたわね。……いいわ、今日は当主様の素敵なところをたくさん教えてあげる」

そして、アナタが産まれてくるキッカケも。

266荒ぶる異族:2020/09/01(火) 21:31:12

ーーーーーーーーー

ーーーーーー

ーーー

12月24日はクリスマスイヴだ。

そして同時に、去年僕とリサナウトが恋人同士になり、初めて結ばれた記念日でもある。

今年は隊の皆が僕とリサの為に、二人きりでの時間を作ってくれた。

皆のおかげで昨日から今年一杯までの間、僕とリサは二人きりだ。

クリスマスイヴにすることなんて、とても限られている。僕らは二人で……、

「あぁ、ほら、押さないの!まだまだプレゼントはあるから!」

今年も近くの街の子供たちにプレゼントを配っていた。

サンタの格好をして子供達に囲まれるリサは、とても楽しそうだ。

前にプレゼントを配った時は子供達の家へと不法侵入して配り回っていたけど、昔と違って平和になった今では巡回の兵士も斬ル姫を恐れる者もいない。

こうして僕らは一時間程、堂々と街中を歩きながらプレゼントを渡して回ってから帰宅した。

「皆喜んでくれてたね」

「うん!手伝ってくれてありがとね、当主様。……何で私のことジッと見てるの?」

「あ、いや…」

「ふぅ〜〜ん?」

目を逸らすと、リサは僕の顔を覗き込むように顔を寄せてきた。

「当主様、イヤらしいこと考えてる?」

「いや、そんなことはないよ。ただ、リサのその格好。1年ぶりだなって…」

黒を基調にしたミニスカサンタな格好はリサに似合っていて、とても可愛らしかった。

「ふふっ、私の魅力に当主様も釘付けといったところかしら?去年のクリスマスに当主様の恋人になったから、今日で一周年ね♡……。……あ」

「……リサ、どうしたの?」

リサは顔を青ざめさせ、慌てて辺りをきょろきょろしだした。

267荒ぶる異族:2020/09/01(火) 21:31:51

「あ、あれ?確かここに…、……ない!?と、当主様のプレゼント…、間違えて子供達に配っちゃった……。ど、どうしよう!?こうなったら時間を戻して…!」

「リサ」

ワタワタとするリサの頭を優しく撫でて落ち着かせる。

「せっかく配ったプレゼントを子供達から取り上げるのは忍びないし、リサが傍に居てくれるだけで僕は充分だよ」

「そ、そういうわけにはいかないわ…、当主様は多分、私のプレゼントを用意してくれてるんでしょ…?」

「うん。用意してる」

「だったら…」

「じゃあ僕のプレゼントを受け取った後で、リサに欲しいものを頼んでもいい?」

「……ん、分かった。私にかかれば金、銀、財宝なんでもござれよ!当主様の望むものを用意してみせるわ!」

「ははは…、盗賊が欲しがりそうなものばかりだね」

グッと拳を握って意気込むリサをなだめ、深呼吸をする。

「えと、それじゃあ当主様のプレゼントを貰ってもいい?」

リサは前屈みになり、上目遣いで僕を見つめた。

「あ、うん…」

恋人の可愛らしい仕草に胸がドキリとする。

「……リサは子供が好きだよね」

「?」

脈絡のない話に、リサの頭に?マークが浮かんでいるのが見えた。

「子供は裏表がなくて無邪気だから好きだけど、それがどうしたの?」

「あ〜…、いや、それに最近は平和になってきたし…、そろそろ考えてもいい時期なんじゃないかなって…」

「回りくどいわね当主様。男ならビシッと言って!」

「リサ、結婚しよう」

用意してた小箱を固まっているリサに手渡した。

「…………けっこん?…え?えぇ!?」

リサは暫く狼狽えた後、顔を赤くして俯いてしまった。

「あ、あの…、当主様。これ、今開けてもいい…?」

「うん」

リサは恐る恐る小箱を開け、その中の婚約指輪を手に取った。

「当主様…、ありがとう…」

指輪を優しくキュっと握り、再び俯いてしまったリサを抱き締める。

「もう…、当主様のズル…。これに見合うプレゼントなんて、ある訳ないじゃない…」

「僕はそんなことはないと思うけどな」

指輪に見合うプレゼントが全く想像がつかないのか、リサはキョトンとした表情で僕を見上げた。

「当主様は何が欲しいの?」

「リサが良ければ、なんだけど…、えっと…」

「いいわ」

続きを言い淀んでる僕に、リサは欲しいモノを聞く前に肯定してくれる。

「私にあげられるものなら、当主様に全部あげる。だから遠慮しないで」

僕の背中に手を回し、頬を緩ませてそう答えてくれたリサに、勇気を振り絞って想いを口にした。

「……家族が欲しいな」

僕の告白に、リサは耳を真っ赤にして狼狽えた。

「……え?と、当主様…?」

「リサとの子供が欲しい」

「あ、えと…、クリスマスプレゼントに子供が欲しい、なんて当主様は本当に欲張りね」

「ダメ?」

ふるふるとリサは首を横に振って、少しだけ強めにキュっと抱き締められた。

「私も当主様との子が欲しい…。ね、当主様。私のこと、孕ませて…♡」

268荒ぶる異族:2020/09/01(火) 21:33:51

ーーーーーーーーー

ーーーーーー

ーーー

何度も当主様を求め、求められて。

朝日がカーテンの隙間から射し込むまで、私達は休むことなく愛し合った。

危険日に当主様に愛され数日後、徐々に身体に怠さを覚えるようになってきて。

教育上宜しくないことだけは伏せながら、娘に当主様との思い出を教えてあげた。

「私が当主様にプロポーズされた半月後くらいに、妊娠が判明したの。あの時の当主様は、泣いてる私を宥めるのにとてもあたふたしていたわ」

「お母さん、悲しかったの?」

「ううん、その逆。嬉し過ぎて涙が溢れちゃったの」

「そっかぁ…」

頬を緩める娘に頭を撫でてやると、気持ちよさげに目を閉じた。

「ん…、眠たくなっちゃった…」

「寝る子は育つ、という言葉があるわ。良い子だからもう寝ましょ?」

「うん…、おやすみ……」

少しすると、可愛らしい寝息が聞こえてきた。

どうやらもう眠ったみたいだ。

「当主様、もう大丈夫よ」

「ん…、分かった」

当主様は娘を起こさないように、ソッと枕元にクリスマスプレゼントを置いた。

「もう…。待ちくたびれたわ、サンタさん♡」

「お待たせ、リサ」

当主様が加わり、親子三人、川の字で仲良く布団に入った。

「当主様、ありがとね」

「急にどうしたの?」

「昔の話をしてあげてたら、今ここにある幸せを実感したの」

こうして当主様に愛されて、好きな人との子供ができたのも。

「私が「お母さん」になれたのも、当主様のお陰。だから感謝してあげる!私に感謝されるなんて凄いことなんだからね」

「僕もリサに出会えたことに感謝してるよ。これからもずっと傍に居る」

「うん♡」

当主様がくれたもの。

時の残酷さに打ちひしがれそうになっていた頃の私は、もうどこにもいない。

「当主様、大好き…♡」

キル姫としてではなく、彼に愛される女性として、お嫁さんとして。

私は今、幸せだ。



fin

269荒ぶる異族:2020/09/01(火) 21:39:48
最後まで読んで頂きありがとうございます。

次のキャラは(多分)ラグナロクを誕生日までにあげれるといいなぁ…、と思ってますので、その際は読んで頂けると嬉しいです!

>>259
陵辱レイプモノは書けませんが、需要があれば3pは書くかもしれません。申し訳無いです。

270名無しさん:2020/09/01(火) 22:06:28
全年齢版ありがとー!

271名無しさん:2020/09/02(水) 08:04:08
リサちーエロかわいい

272名無しさん:2020/09/02(水) 19:44:34
俺もリサナウトと危険日したい

273名無しさん:2020/09/02(水) 21:16:47
アロンちゃんのまとめ8で作者らしき人が今後の投稿は検討するって言ってるけど、辞めるって事なのかね?
本人かは分からないけど

274名無しさん:2020/09/02(水) 23:44:06
リサナウトの危険日ネタって元ネタあったっけ?

275荒ぶる異族:2020/09/03(木) 00:03:13
>>274
リサちーの危険日元ネタはこれだと思ってます↓

http://blog.livedoor.jp/yururi_phankill/archives/1075947233.html

276〜歌唱、ミトゥム(突っ込み付き)〜:2020/09/05(土) 21:41:55
マスターに呼び出されたミトゥム。
ある譜面を渡された。

ミトゥム
「これを歌えばいいのですか?いいでしょう。私の歌で迷える人々を導きましょう!」

♪ドレミの歌♪
歌唱、ミトゥム・聖鎖・サンダルフォン

ミトゥム
「さぁ、皆で歌いましょう!
ドはカラドボルグのド〜♪(初っぱなから頭文字じゃねぇのかよ!)
レはレーヴァテインのレ〜♪(長ぇよ!レヴァでいいだろ!)
ミはミストルティンのミ〜♪(だから長ぇよ!てかあたしがいるだろ!)
ファはセファーのファ〜♪(ここは捻らねぇのかよ!)
ソはクラウソラスのソラ〜♪(確かに本来の歌詞も空だけど!)
ラもクラウソラスのラ〜♪(またお前かよ!!)
シはシタ姉ちゃ〜ん♪(解ってんじゃん♡って最後に機嫌取りにくんじゃねぇよ!)
さぁ歌いましょ〜う♪」


スパーンッ!!(楽譜を叩きつける音)


ミトゥム
「おいこらマスター!絶対ふざけてんだろ!どれもびみょーに語呂悪くて早口になんだよ!つうか何気に元キルコレ限定コンプしてんじゃねぇ!あ、シタ姉ちゃんの採用だけは完璧です!」

録音してシタにプレゼントすると伝えられるミトゥム。

ミトゥム
「ばっ!早く言えっ…!お、おほん!そ、そう言うことは早く言って下さい。さぁ、はりきって歌いましょう!」

この後ミトゥムはみごとに歌いあげるのだが、マスターと一緒にシタから説教を受けることとなる。



277ファンキル黙示録カイジ:2020/09/11(金) 20:29:36
『ファンキル黙示録カイジ』

地の獄...!地の底の底...!
地上の生活からは切り取られた圧倒的閉所...!

帝愛 地下強制労働施設


カイジはそこにいた...!


カイジ「ぐっ...」


カイジ「帝愛が労働の労いとか抜かして配ったこのスマホ...!」


カイジ「ファンキルとかいうアプリしか入ってない...!」


カイジ「とりあえず暇潰しに初めて見たが...」


カイジ「まだ引いていない...ガチャは...!」


しばらく適当にプレイしていたカイジだったが、未だに一線級となる推しキャラを見つけられていなかった。


が...!


カイジ「ぐっ...なんだ...このキャラは...!」


カイジ「ロジェスティラ...!海上編バージョン...!」


カイジ「犯罪的...!エロすぎる...!」


カイジ「この色気のない地下で...!こんなキャラが現れたら...!」


カイジ「戦争だろうが...!」(意味不明)


カイジ、ぞっこん...!
ロジェスティラの胸元のホクロに抗えない...!

カイジ「が...ダメ...!ないんだ...!石が...!」


カイジ「正直よくわからないままに引いてきたからな...」


カイジ「というか...なんだこの確率は...!」


カイジ「0.5%...!あり得ぬ確率...!」


カイジ「張れねぇ...!こんな分が悪いギャンブルは...!」


カイジ「残念だが...今回は...」

278ファンキル黙示録カイジ:2020/09/11(金) 20:30:17
班長「へただなぁ...へたっぴさ」


カイジ「班長...!?」


班長「下手なんだよカイジくん...!ソシャゲのやり方が下手...!」


班長「カイジくんはロジェスティラが欲しい…!だけどそれはあまりに確率が低いから」


班長「ガチャを引くのを見送ろうっていうんだ…」


班長「カイジくん、ダメなんだよ...!そういうのが実にダメ..!せっかくゲームでスカッとしようって時に....その妥協は傷ましすぎる....!」


班長「かえってストレスがたまる....!ロジェスティラのおっぱいがチラついてさ..........全然スッキリしない....!
心の毒は残ったままだ、自分へのご褒美の出し方としちゃ最低さ....!
カイジくん.....贅沢ってやつはさ........小出しはダメなんだ........!
やる時はきっちりやった方がいい....!それでこそ次の節制の励みになるってもんさ....!違うかい......?」


カイジ「ぐっ…そうかもしれないが…俺には石が…」


班長「コイツは選別だ」


カイジ「なっ...これは…!iTunesカードじゃねぇか…!」


班長「この地下の初心者向けボーナスとでも思ってくれ…!金はとらない」


カイジ「あ、ありがてえ…!」


カイジ、さっそくiTunesカードを使って姫石を購入…!
これによりカイジ、30連が可能に…!


カイジ「こいっ、こい…!ロジェスティラ…!」


カイジ「俺を祝福しろ…!そのおっぱいで…!」


がっ…ダメ…!


カイジ「ぐっ…!バカなっ…!」ぐにゃぁ〜〜〜


カイジ「どうしてだ…!引いたんだ...!30も…!」


否…!
ロジェスティラの排出率は悪魔的確率…!
むしろ30連で出るほうが相当幸運なのである…!


カイジ「くそっ…くそっ…!ちくしょうっ…!」


モブ「グフフ...」


カイジ「ん...?」


『アノアノッ!ソウデハナクナクッ』


モブ「ロジェちゅわ〜ん」


カイジ「ぐっ…あんな風にタップできたら…さぞ…!」

279ファンキル黙示録カイジ:2020/09/11(金) 20:30:51
カイジ「ん...?」


その時…


カイジに電流走る!


カイジ「このガチャ…よく見ると...」


カイジ「ステップ6でロジェスティラが確定じゃねぇか…!」


圧倒的僥倖…!
数さえ引けば確率に関係なく入手可能になっている…!


カイジ「しかし…石が...」


沼川「はいはーい!iTunesカード入荷してるよー!」


カイジ「チュンカっ…!」


カイジ「ペリカはある…今の俺なら買えなくもない…!」



カイジ「...しかし...」


カイジは、50万ペリカを貯め、1日外出券を手に入れるという目的がある...!
故に使えない...使えるわけがない...!


カイジ「でも...今日は...」


が...!


カイジ「初めて推しキャラを見つけた特別な日...!」


カイジ「あと3ステぐらいは...!大丈夫...!」


ここで止まれぬがソシャゲの毒...!
ステップアップガチャの魔性...!


カイジ「ここまで引いたのがムダになっちまうしな...!」


沼川「はいカイジくんお買い上げ―!」


カイジ「うひょぉーーー!!!」

280ファンキル黙示録カイジ:2020/09/11(金) 20:31:32
カイジ、早速姫石を購入...!
還元ガチャがあることも忘れ、即ステップをアップする...!
駆け上がる..!ガチャという名の摩天楼...!


カイジ「ロジェ...ロジェ...!ううぅ...」


カイジ「神様...運営様...ありがとうございます...!」


カイジ...至福...!
至福のタップ...!至福の海上デート...!
至福の育成...!
至福のキャラクエ...!


カイジ「ぐっ...このキャラクエイラスト...マズイ...!」


カイジ「いいのか...!?全年齢対象のゲームにこんなキャラがいて...!」


カイジ「犯罪的...いや...犯罪...法だって犯しかねない...!」


翌日...!
カイジ、1日の労働を終え再びファンキルを起動...!


カイジ「...キラチケか...」


昨日引いたロジェスティラのガチャは、ステップ9まで行くと
キャラの選択が可能なキラーズチケットが付いてくる...!
圧倒的お得...!圧倒的僥倖...!


カイジ「実はオルフェウスも...」


カイジ「...ダメだ...!というか金がねえ...!石も残ってねぇし...」


カイジ「ん...?」


部屋の隅では、班長を取り囲んで恒例のギャンブルが行われていた。
その名もマルチ対戦ギャンブル...!
班長 大槻に勝利したものは掛け金が倍になって返ってくる悪魔のゲーム...!
手持ちキャラで差が出すぎないよう、キャラは3体編成で臨むこととされている...!
電波状況やスマホの充電など...如何なる理由があろうと途中離脱は敗北...!厳しいルールが課されている..!


カイジ「マルチ対戦か...」


カイジ「聞いた話じゃ班長の手持ちはフォルカスやオルフェやミュルの最新キャラで固めたパーティ...」


カイジ「勝てっこねぇ...!」


三好「フフフ...カイジさん...」


カイジ「お前...三好...!」

281ファンキル黙示録カイジ:2020/09/11(金) 20:32:14
三好「始めたようですね...ファンキル...!」


カイジ「...まぁな...」


三好「ボクもずっとハマってましてね...地上にいた頃から...!」スッ


カイジ「フーン...って、そのスマホ、ここで支給されたものじゃないのか」


三好「地上にいた頃の端末をそのまま使用することが許可されました...無論...」


三好「ファンキル以外のアプリは削除...ファンキル以外のネットワークは使用不可ですが...」


三好「ほら、班長も自前のスマホでしょう」


カイジ「ふーん...」


カイジ、暇潰しに三好のデータを物色...!
カイジよりは長いことやっているだけあって揃っている...!
エンシェントキラーズ...コマンドキラーズも...!


カイジ「すげぇじゃねぇか...!」


カイジ「海上のフォルカスにオルフェウスにミュルグレスまで...!」


カイジ「班長に匹敵する手持ち...!」


三好「いやぁ...その3人も結局は塩漬け...未育成で...」


三好「やっぱり淘汰値も足りぬ型も微妙では...徒花っていうか...」


カイジ「...」


この時...カイジは三好とは全く別のことを考えていた...!


カイジ「....てる...」


三好「え...?」


カイジ「勝てる!これで...班長にも...!」


カイジ、閃く...!
圧倒的天啓...!
班長を殺す悪魔的奇手...!



三好「えぇぇ...僕がですか!?」


カイジ「そうじゃねぇ...あくまで戦うのは俺...」


カイジ「が...協力してもらうぞ三好...!」


カイジ「二人で手持ち全部を賭けて...倍増だ...!」


三好「???」

282ファンキル黙示録カイジ:2020/09/11(金) 20:32:46
この日はそのまま終わり...また一週間後に開かれる...!
班長の稼ぎ場...マルチ対戦ギャンブル...!


カイジ「今日も勝ってるな...班長は...!」


三好「えぇ...手持ちは先週と同じみたいですね...」


カイジ「よし...なら作戦は続行...いけるはずだ...!」


カイジ「三好、GO...!」


三好「は、はい...!」


三好、動く...カイジの手先となって...!
対峙...!
班長の目の前に立つ...!


班長「次は三好か...?初めてだな...戦うのは...!」


班長「よろしい...かかってk...」


三好「班長...!」


三好「ヒョウハのキャラクエないですか?」


班長「....あ....?」


三好「ヒョウハのキャラクエないですか?」


班長「キサマ...何を言っ...」


三好「海上ヒョウハのキャラクエの絵が見たいんです...どうしても...!」


三好「お持ちでしょう...班長は...!ヒョウハを...!」


班長「そりゃあ...持ってはいる...いるが...」


班長「なんで貴様に見せねばならん...!」


三好「お願いします...お願いします...!」


三好「今回だけお願いします...!どうしても使いたいんです...!」


班長「バカッ...!なんだその..."使う"ってのは...!」


班長「汚らわしい...!休み休み言え...冗談は...!」


三好「お願いします...!」

283ファンキル黙示録カイジ:2020/09/11(金) 20:33:20
三好、土下座...!
圧倒的懇願...!
額を床に擦り...諂う...!
周りはドン引き...!異様な空気に...!


班長「ぐっ...」


ざわ...
ざわ...


「なぁ、見せてやってもよくねーか?」
「キャラクエ見せるぐらいならなぁ」


ざわ...
ざわ...


班長(なんなんだコイツは...!)


班長(しかし...ここで揉めて今週の儲けが減ってはダメ...!)


班長(そろそろリアイベがあるからな...外出券が必要...)


班長(癪だがここは...)


班長「チッ...しょうがない...」


班長「見ろ...好きなだけ...!」


三好「ありがとうございます...!」


三好「焼き付けます...脳裏に...!」


班長、親切にもヒョウハのキャラクエを開き...渡す...!
三好の手にスマホを...!


三好「...」ジー


カイジ「オラオラ...どけ三好...」


三好「なっ..!?」


突如、カイジ乱入...!
割って入る...!班長と三好の間に...!


班長「カイジ...?」


カイジ「今日は俺が班長と勝負させてもらう...!」


カイジ「さっさと返しな...スマホ...!」


三好「は、はい...」


三好、思いのほか素直...!
班長にスマホを返し、そそくさとその場を立ち去る...!



三好(頼みましたよカイジさん...後は...!)

284ファンキル黙示録カイジ:2020/09/11(金) 20:34:04
班長「なんだなんだカイジ...」


班長「初めて1週間でもう挑むのか...このワシに...!」


班長「こりゃあ手加減が必要...」


カイジ「必要ねぇ...!」ドサッ


班長「なっ...!?」


カイジ...賭け金を提示...!
無作法に置かれたそのペリカ...およそ50万...!
これがカイジと三好が持てる全財産である...!(ほとんど三好...!)


カイジ「全力でこい...本気のギャンブルだ...これは...!」


班長「...ククク...そういうのなら仕方ない...」


班長「こい...カイジ...!その意気やよし...!」


カイジ(よし...!)


カイジvs班長...開戦...!


班長(ククク...馬鹿め...!)


班長(この一週間でどれだけやりこんだか知らんが...)


班長「ワシの最新最強パーティの前ではムダ...!」


班長の手持ち、先週と変わらず...!
海上コマンドフォルカス、海上ミュルグレス、海上オルフェウス...!


対してカイジは...!
海上コマンドフォルカス、海上ロジェスティラ、海上ラブリュス...!


班長(フン…なんだなんだ…)


班長(マジじゃないか…思ったより…!)


班長(恐らく確定枠で出たコマフォルとロジェスティラ…!)


班長(ぶっこんだんだろ…フェアリーを…!)


※カイジはステ1でコマフォルを引きました


班長(がっ…ムダっ…そんな付け焼き刃では…!)


班長(どうせ淘汰が足りぬ…圧倒的に…!)


マルチバトル、先行は班長…!
カイジの手持ちをザッと確認し…勝利を確信…!

285ファンキル黙示録カイジ:2020/09/11(金) 20:34:42
班長「悪いなぁ…カイジくん…」


カイジ「………」


班長「マグレはないっ…!ファンキルのマルチに…!」


班長「弱者が知恵を使って強者に勝つ…ありえないんだ…そんなことは…!」


班長「容赦なく行かせてもらう…まずはバフ…!圧倒的バフを…」


がっ…!がっ…!がっ…!


班長「……あ……?」


班長、止まる…!タップする指が…!


班長「どういうことだ…?これは…!?」


沼川「班長…?どうしたんですか…?」


班長「どうしたもこうしたもない…!」


班長「ないんだ…スキルが…!」


班長…唖然…!
どのキャラにもバフのスキルが見当たらない…!
それどころか…!


班長「なんなんだこれはっ…!よく見れば…」


班長「ステータスもゲキ弱…!CCどころか統合も強化もしとらん…!」


班長「レベルだけのデク…!カカシだ…これ…!」


そう…!
班長自慢のコマンドキラーズは圧倒的に弱体化…!
レベルのみ90…それ以外は一切なにも施されていない…!
いわばハリボテ…!ハリボテキラーズ…!


班長「ワシのではない…!こんなのは…!」


班長「ワシのデータじゃない…!」


班長「貴様っ…カイジ…!さっきの三好が…」


カイジ「なんのことだ…?わからねぇ…さっぱり…」


カイジ「そんなことより…終わるぜ…!」


カイジ「モタモタしてると…班長のターン…!」


班長「がっ…!?」

286ファンキル黙示録カイジ:2020/09/11(金) 20:35:25
                      ,.. -───‐- 、
               /    , ', -─‐- 、.._  _,.-.\
      |二l二    /       i l  ‐#- 、゙ヽ. ̄   ,r`ゝ-
-─- 、  |二|二 バ (        | L_ u v   \`ー-‐''/ ヽ
 _,ノ  ハヽヽ亅   ヽ      | r‐、} ヽ ̄`ヽヽ,, ,//´7;|   なんだよっ・・!
      ┌┴─      >   | |ト、|l u ` ー゚イ u vl.゚ー'  | これはっ・・・・・・・・!
 o    | 土土l カ  /    | ヽ_|! u'_,ノ {  u'  }じ v |
      ノ 上 匕    (    /|  /! r'',ニニ=`==='=ニヽ!  ワシのじゃない・・・!
 o     l       \__/  |. / :| | |ー'ー'ー'ー'ー'ー'ー'ー' l∥ 三好のじゃねえかっ・・・・!
       ニ|二       ,ゝ   |/  :| l lーiーiーiーiーiーiーi‐rl ||
 o      ヽ_ノ    / |    iヽ.  ヽヽニニニニニニニンノ
                /   !    | ヽ   ` ー-- ニ二二~-‐'\   通るかっ・・・・!
 o      |      ヽ  |   |  ゙i      ::::::::::::/ :|\. \  こんなもん・・!
         |       \|     !   !       //   |   \
 r:、      /       > /\  !ヽ..__,//\  |
 |/      /-、     /! /   oヽ |::::::::::::::/ __   \. |
 o     /  し'   (  "       |:::::::::::/      `

287ファンキル黙示録カイジ:2020/09/11(金) 20:36:06
班長「ノ、ノーカンだ…こんなのはノーカン…!」


カイジ「通らねえ…!如何なる理由があろうが…」


カイジ「途中離脱は敗北…!そういうルールだろうが…!」


班長「ぐっ…グゥぅぅ〜〜!」


班長…敗北…!
自分の強いたルールにより…途中離脱は認められず…
必敗…!
ハリボテキラーズでは必然の敗北…!


カイジ(ククク…うまくいったぞ…!)


カイジ(三好…!)


カイジは…三好と班長のスマホが同じこと…
そして未育成の同じキャラがいることに目をつけた…!

ユーザー名やレベル、編成を合わせれば…
ホーム画面からマルチに飛んだのでは気づけない…!
この薄っぺらなハリボテキラーズが…!


そして先刻…三好が班長と自分のスマホをすり替えたっ…!


班長「ぐにゃぁぁぁ〜〜」


カイジ「ククク…ありがとよ班長…」


カイジ「しめて100万ペリカ…!これで引けるぜ…」


カイジ「キラーズチケットを…!」


カイジ「待ってろよ...!オルフェウス...!」




288名無しさん:2020/09/11(金) 23:21:35
シコニキは三好だったのかw

289名無しさん:2020/09/12(土) 09:54:56
無駄にクオリティ高すぎてワロタ

290名無しさん:2020/09/12(土) 11:29:39
今までにない感じで面白かったゾ

291名無しさん:2020/09/12(土) 13:48:27
ガチャする側の話かよw
三好と班長のスマホ同型だったんかとか突っ込みどころがありすぎるがまあ面白かったわ
このカイジは一生地上に上がれないな(確信

292荒ぶる異族:2020/09/12(土) 19:51:07

誕生日に間に合いませんでしたが、マスターがラグナロク(海上)とエッチする純愛SS(R18)を下記URLに投稿しました。

ハーメルンの方で「手縛り目隠しエッチ」とのリクエストを受けて書いたものになります。
興味のある方は読んで頂けると嬉しいです。

イミテイトはよ。

二次小説投稿サイトハーメルン ラグナロクR18 SS
https://syosetu.org/novel/226862/

※もし入れなかったら、ハーメルンにて「荒ぶる異族」で検索をかけて貰うと見つかると思います。

293名無しさん:2020/09/13(日) 12:29:54
負けず嫌いのラグナロクに負け癖ついちゃう…

294リクエストあれば気が向いたら書くかも:2020/09/13(日) 23:18:20
盛り上がっているようで何よりだ(*´ω`*)

295名無しさん:2020/09/14(月) 00:15:27
次は沼パチンコ編のカイジ読みたいです

296名無しさん:2020/09/14(月) 19:47:29
どうファンキルを落とし込むんだw

297名無しさん:2020/09/14(月) 20:57:08
姫喰いパチンコ・ズラ

298荒ぶる異族:2020/09/20(日) 18:16:49

マスターとティルフィング(ブラックキラーズ)が結ばれる純愛SS(R18)を下記URLに投稿しました。

ハーメルンの方でリクエストを受けて書いたものになります。

興味のある方は読んで頂けると嬉しいです。

二次小説投稿サイトハーメルン ティルフィング(ブラックキラーズ)R18 SS
https://syosetu.org/novel/226862/

※もし入れなかったら、ハーメルンにて「荒ぶる異族」で検索をかけて貰うと見つかると思います。

299名無しさん:2020/09/20(日) 21:31:16
カイジVS一条かー
確かに見たいかも

300名無しさん:2020/09/20(日) 21:45:21
一条って誰だよ
カイジのキャラならカイジ買って読め

301名無しさん:2020/09/21(月) 08:11:41
コスト45組も出してほしいな

302名無しさん:2020/09/21(月) 21:47:02
帝愛はファンキルのスポンサーだったのか

303名無しさん:2020/09/22(火) 18:11:29
なんか最近はパロディネタと荒ぶる異族の作品だけでよくねと思ってきた
アロンちゃんは文句しか言われてないし手放しで褒められてるのなんて最近だとパロディネタと荒ぶる異族の人の作品ぐらいだろ管理人もお墨付きのお気に入りみたいだし

304名無しさん:2020/09/22(火) 19:38:43
>>303
ここまでチー牛丸出しのくっさい書き込み初めて見た・・・w

305名無しさん:2020/09/22(火) 19:44:19
妬みがすげえ陰キャみてえwwって意味なら実際そうだろ
そういうお前もチー牛丸出しのくっさい書き込みしてるぞ

306名無しさん:2020/09/22(火) 19:51:09
だけでよくねと思ってきた(キリッ とか言われてもな
君はこの板のなんなんだって感じだな

307名無しさん:2020/09/22(火) 19:57:07
まあケンカすんな
こういう俺はこの掲示板代表だみたいな自己中心やろうは少なからず前からいたんだからほっとけ
人気キャラだけ居れば良いとか人気下位のキャラ
SS出されても反応に困るとか言ってる奴なんてその最たる者なんだから

308<削除>:<削除>
<削除>

309名無しさん:2020/09/23(水) 20:33:30
SS書いてるけどキャラの口調捉えるのむずいね

310名無しさん:2020/09/23(水) 23:29:48
わいは大体なんでも歓迎やで
でもそいつの好きなキャラを他のキャラに無理にヨイショさせるssは正直好きじゃない

311名無しさん:2020/09/24(木) 01:33:37
推しを目立たせたいから気づいたらそうなってしまったってのはあり得そうだけどな

312名無しさん:2020/09/24(木) 04:26:22
匙加減難しいよね
ちょっと聞くけど、そういう意味でなら今まででどの作品がよかったとかある?

313名無しさん:2020/09/24(木) 09:13:41
ナンバーワンはカイジだろうな
面白すぎて続きが読みたくなった

314名無しさん:2020/09/24(木) 09:18:36
悪いとは言わないけど一番面白かったのがパロってのは何とも言えない複雑な心境になるな

315名無しさん:2020/09/24(木) 09:18:46
part3冒頭のヒョウスイのやつ

316名無しさん:2020/09/24(木) 10:02:27
カイジはカイジ知らないやつには面白味がないし、プレイヤー側視点っていうのは着眼点はいいけどファンキルである必要はないのよね
別にスマホゲーの中見がマギレコだろうと、プリコネだろうと、差し替えればいいだけだし

カイジ作品としてはクオリティ高いから面白いけど、ファンキルSSとしては駄作もいいとこだし、一発ネタで十分な作品だね

317名無しさん:2020/09/24(木) 11:20:19
>>312
わいは苦労人レヴァシリーズかな
あのssは全員のキャラの性格がちゃんとしててギャグも面白かったし、誰かを無理にヨイショとかマンセーさせて褒め称えさせることも無かったからね
全員が主役のように感じた

318名無しさん:2020/09/24(木) 11:26:23
そもそも○○スゲー!!なんてあったか?
顕著なのはアロンチャレンジシリーズだったけど
物語の主軸のそのSSのメインキャラクターに焦点が当たるのは当然だと思うが?

319名無しさん:2020/09/24(木) 11:30:31
好みの問題だからあれだが、嘘憑き少女はかなり丁寧だったんじゃないか?
エピローグのムラカシもよかったし

まあ長かったから読む人いなかったかもだけど

320名無しさん:2020/09/24(木) 11:38:56
嘘吐き少女はまとめられてたから読んだやで
よかったわね

321名無しさん:2020/09/24(木) 11:47:59
>>318
ああすまん誤解があるようだな、わいが言ってた好きじゃないssってのは
ファンキルに限らないssのことだよ
そして「今までどんなのが良かったとかある?」と聞かれたから苦労人レヴァシリーズかな?って答えただけだよ

後、物語の主軸のキャラに焦点が当たるのは良いけど、ファンキルに限らず大したことないことで無理に他キャラの性格を歪めて書いてる奴の好きなキャラを褒め称えさせたりするのとかが好きじゃないだけだよ
例を上げるなら、テイルズオブゼスティリアのロゼみたいなのだね
ここにはそんなのないから安心して読めるけどね
どれが面白いかみたな好みの問題はあるけど

322名無しさん:2020/09/24(木) 11:48:39
>>319
そんなんあったんか
ちょっと探して読んでみるよ
教えてくれありがとね

323名無しさん:2020/09/24(木) 11:49:11
>>321
あ、ゼスティリアクロスのロゼは好きだよ

324名無しさん:2020/09/24(木) 12:51:55
みんな同じようなので飽きてたところにまさかのカイジ
久しぶりに読破してしまったなぁ

325名無しさん:2020/09/24(木) 15:07:51
そういや俺が把握し来てれてないだけかもしれないけどファンキルの現代パロのSSって見たことないような気がする

326名無しさん:2020/09/24(木) 15:25:36
ちょっと上にネスちゃんのがあるゾ

327名無しさん:2020/09/24(木) 15:43:35
ああそうだったネスのがあったな

328名無しさん:2020/09/24(木) 19:09:21
ここって性的描写がなかったら暴力描写は大丈夫なんでしたっけ

329名無しさん:2020/09/24(木) 19:32:41
萌えスレの過激な書き込みが消されてないから大丈夫だぞ
オラァ!ネス!オラァッ!

330名無しさん:2020/09/24(木) 19:37:34
ああそうだったネスのがあったな

331名無しさん:2020/09/24(木) 19:38:37
>>328
戦いの中で怪我をするとかならいいかもだけど、DVみたいなものはダメかも
直接的な描写は避けた方がいいかもね

332名無しさん:2020/09/24(木) 19:42:21
戦いの中でイマラされるエルキュール書きたかったけどダメかー

333名無しさん:2020/09/24(木) 19:47:17
現代転移して元の世界とのギャップで苦しみつつ歪んだ愛を育んでいくカリスとマスターのSS書きたかったけどダメそうだな

334荒ぶる異族(黒ティル×マスター SS):2020/09/24(木) 20:05:52

奏官。

自身が内包しているバイブスでキル姫のキラーズを制御する者。

私にとってマスターはそのような認識だ。

別段、何か思うところがある訳でもなかった。

「ティルフィング、少しいい?」

「手短にお願いします」

隊で孤立している私に、マスターはたわいない話を持ち掛ける。

「これは…、必要のある会話でしょうか?」

「ううん。僕が君に話を聞いて欲しいだけ」

「……そうですか」

何度話し掛けてきても相槌を打つだけの私に、彼はイヤな顔を全くしなかった。

私は彼という人間が苦手だ。

人の心にズケズケと土足で入り込んできては、胸の中をかき乱してくる彼のことが。

「あまり…、私に近付かないでください」

「……僕のことは嫌い?」

「そういうことを言っているのではありません。私の背負った業は、いつかアナタの全てを奪い去ります。傷付きたくないのであれば…」

「それでも構わないよ。僕は君の傍に居る」

「……」

即答だった。

何の迷いもない力強い返答。

私には彼という人間が分からない。

「……物好きですね」

私を困惑させる当の本人は、この後も暫く世間話を振ってきた。

結局、長い時間話して分かったことは、彼がお節介で意外と押しが強いことだけだった。

335荒ぶる異族(黒ティル×マスター SS):2020/09/24(木) 20:07:59

比較的平和になった今でも、人々を脅かす異族はこの世界にまだ存在している。

異族の残党を処理するのが、私達の隊の役目だ。

私達の隊は近隣に現れた異族の大群を見つけ出し、戦闘態勢に入った。

先行して異族の群れに突っ込み、剣を踊らせ、肉を裂き、骨を砕いて、次々と血の雨を振らせる。

他の人が見れば無謀にしか見えない突貫を始めてから、半刻もしない内に全ての異族を斬り伏せていた。

「……何か用ですか?」

戦闘が終わった直後に隊の姫達に呼び止められた。

私は彼女達に心配されていたみたいだ。

ーーー心配だからあまり無茶をしないでほしい。

ーーー独りじゃない。私達がついている。

的外れな発言の数々に呆れて溜息が出る。

「私独りで充分です。足を引っ張られても困りますから」

そのたった一言で彼女達はたじろぎ、私と距離を置くようになった。

これでいい。私に仲間は必要ないし、理解してほしいとも思わない。

私を気遣うなんて以ての他だ。

大切なものを奪われる辛さを彼女達は知らない。この先知る必要もない。

これで私に近づく者はいなくなった。

……彼を除いては。

「ティルフィング」

「……何でしょうか?」

「皆と揉めたみたいだね」

「何か問題でも?」

彼が私への非難を口にするかと思ったが、検討外れだった。

「正直に言えば良かったんじゃないかな。皆が怪我をしないように庇いながら闘ってくれたことを」

「……言う必要を感じませんでしたから」

彼が戦況を良く見ていることに少し驚いた。

彼女達にあの数の異族は荷が重いと判断しての行動だった。

それがたとえ、彼女達の反感を買う結果になってしまっても。

「皆とは仲良くできない?」

「私と彼女達が馴れ合えば先程の戦闘のような無茶が出来なくなります。……仲間が傷付けば隊の指揮が下がり、冷静な判断を下せなくなりますから」

自身に並ぶ戦力がいない以上、私にしか隊の皆を守れない。

傷付くのは私一人でいい。

だから私は彼女達の仲間になってはいけない。

「それでも僕は君に傷付いて欲しくない」

やはり彼は苦手だ。

私を前に物怖じしないし、何より私のことを放っておいてくれない。

何度も何度も。何度も何度も。

その声色はいつだって優しくて、気づけば居心地の良さすら感じていた。

「これからはティルって呼んでもいい?」

「…………勝手にしてください」

その後に話したことはもう覚えていない。

いつもの世間話だったように思う。ただ…。

心臓の音がやけに煩かったことが、少しだけ気になった。

336荒ぶる異族(黒ティル×マスター SS):2020/09/24(木) 20:09:57

私が入隊して半年が経った。

再び異族との戦闘を終えた夜、原っぱに座って星を眺めているとマスターに声を掛けられた。

「ティル。隣、いいかな?」

「……アナタは本当に懲りないのですね」

最近は毎日のように声を掛けられ、彼といる時間が出会った頃よりも随分と増えた。

私の日常は、彼と過ごすのが当たり前になりつつある。

彼は私の隣に腰を下ろし、空を見上げた。

「星、綺麗だね。ほら、あの明るい星だったら手を伸ばせば届きそうな気がしない?」

「……届きませんよ?」

冗談を茶化すと、マスターは「そっか」と言って頬を緩ませた。

「……大抵の一等星でも何十…、いえ何百光年もの距離が空いてます。光でさえ何百年もかかる場所に、あの輝きはあるんです」

「それじゃあ、今僕達が目にしているのは何百年も前の光なんだ?」

「そうなりますね」

マスターは目を輝かせながら星に魅入っていた。

「あの星達の中には、いつか流れ星として見れる星があるのかな?」

「一応言っておきますが、流れ星は星が流れている訳ではありませんよ」

「……そうなの?」

取り留めのないことを色々と話した。

生産性や必要性を全く感じさせないただの雑談。

いつの間にか彼との会話に夢中になっている自分がいた。

「流れ星に願い事をすると叶うっていう話は僕も知ってるよ。それがどうしてかは分かってないんだけど…」

「流れ星が見える間は神の耳に願いが届く、と私は聞かされました。あまり好きな説ではありませんが…、……マスター?」

「流れ星だ」

マスターの視線の先で流れ星が瞬いたが、すぐに見えなくなった。

ーーーもし叶うのなら、……。

それは、強欲に相応しいとは思えない、とても細やかな願い。

337荒ぶる異族(黒ティル×マスター SS):2020/09/24(木) 20:10:30

「願い事は叶いましたか?」

「……分からない。叶ってるか確かめないとね」

マスターがこちらに向き直り、彼の視線が真っ直ぐにぶつかった。

「ティル、好きだよ」

「………っ」

今までに見たことのない彼の真剣な眼差しに心臓が早鐘を打っていた。

唐突な告白に身体の奥から熱さが込み上げる。

……本当は彼への恋心なんて、とっくの昔に自覚していた。

ひだまりの様な彼の暖かさに、この半年で私の心はゆっくりと溶かされていたのだ。

気付かないように、意識しないようにしていただけ。

「……私は、強欲の業を抱えています。それでも、ですか?」

「それでも、だよ」

彼のことが苦手だ。

いつだって放っておいてくれないし、私の心をこんなにもかき乱してくる。

「アナタの願い事を、聞いてもいいですか…?」

「ティルと両想いになりたい」

ティルフィングは願い事を叶える魔剣だ。

断る道理なんて何一つ無い。

「……私も、アナタをお慕いしています」

顎を上げて、静かに両目を閉じた。

「ンっ…」

彼に抱き寄せられ、唇が触れ合う。

とても優しくて、暖かな口付け。

「……ぁ」

顔が熱い。心臓が煩い。

「ぁ…、マスター…、んっ!ちゅ…」

続く言葉を唇で遮られた。

唇を擦り付け合い、その柔らかさを堪能して。

どれだけ奪いつくしても満足することができなかったのに、今は彼への好意で胸一杯に満たされている。

「ちゅ、ちぅ…、ちゅ…、…はぁ♡」

「ティルの全部を貰うよ…」

「……はい♡」

原っぱに敷いた彼の上着の上に押し倒され、互いに互いを求めあった。

338荒ぶる異族(黒ティル×マスター SS):2020/09/24(木) 20:11:09

以前案内を出させて頂いた黒ティル×マスターの純愛SSの冒頭部分です。

続きはガッツリ(性的に)R18なので、成人された紳士で興味のある方は下記のURLから覗いてやって下さい。

二次小説投稿サイトハーメルン 黒ティルR18 SS
https://syosetu.org/novel/226862/

※もし入れなかったら、ハーメルンにて「荒ぶる異族」で検索をかけて貰うと見つかると思います。

339荒ぶる異族(黒ティル×マスター SS):2020/09/24(木) 20:12:13

黒ティルは自分がファンキルを始めるキッカケになったキャラで、彼女がガチャ限定キャラだと知らずに期間外にリセマラをしたのはいい思い出です。

意味もなく画面を777回(を10セット以上)タップしていました。

露出が少ないのに色欲全開のカッコカワイイキャラなので、皆さんもホームで愛でて貰えると嬉しいです。

また、下記のURLにて、ファンキルキャラのR18 SSのリクエスト第二弾を受け付けてます。

今まで投稿したキャラも純愛、陵辱問わずで受け付けているので、良ければ覗いてやってください。

※もし入れなかったら、ハーメルンにて「荒ぶる異族」で検索をかけて貰うと見つかると思います。

お目汚し失礼しました。

340荒ぶる異族(黒ティル×マスター SS):2020/09/24(木) 20:20:30
肝心のURLが抜けてました。すみません。

ファンキルSS R18 リクエスト受付 URL
https://syosetu.org/?mode=kappo_view_list&uid=289229

341名無しさん:2020/09/25(金) 11:00:43
黒ティルの白タイツ!!

342名無しさん:2020/09/25(金) 15:01:39
今回も良かったゾ

343荒ぶる異族(黒ティル×マスター SS):2020/09/25(金) 16:59:18
341さん、342さん、ありがとうございます!
感想を頂けてとても嬉しいです!

度々申し訳ありませんが、リクエストの方が先にあげたURLから上手く飛べないみたいです。

下記URLのページ上部にある「作;荒ぶる異族」から「活動報告」のところに入って頂けるとファンキルキャラR18 SSリクエスト受付のページがありますので、興味を持たれた方は覗いてやってください。

二次小説投稿サイトハーメルン ファンキルキャラR18 SS
https://syosetu.org/novel/226862/

344名無しさん:2020/09/26(土) 21:55:30
リルティルが脱ぎたておぱんちゅ自分で広げて見せてる同人誌すこなんだ

345名無しさん:2020/09/26(土) 22:15:22
「」使わない地の分多めのSS書こうと思ってるんだけどそういうのってみんな読んでくれる?
まだ全然書いてないから書き貯めしてから湧く予定だけど

346名無しさん:2020/09/26(土) 22:21:35
読むよ!

347名無しさん:2020/09/26(土) 22:46:00
まだ3レス分しか書いてないから3日くらいまっちくり

348名無しさん:2020/09/26(土) 23:31:25
天上編の設定忘れ過ぎててかけねぇ、天上編周回してくる

349荒ぶる異族:2020/10/03(土) 21:30:47

マスターがロジェと恋人、そして少し特殊な関係になりエッチする純愛SS(R18)を下記URLに投稿しました。

ハーメルンの方で「手縛り目隠しエッチ」とのリクエストを受けて書いたものになります。
興味のある方は読んで頂けると嬉しいです。

二次小説投稿サイトハーメルン ロジェスティラR18 SS
https://syosetu.org/novel/226862/

※もし入れなかったら、ハーメルンにて「荒ぶる異族」で検索をかけて貰うと見つかると思います。

350名無しさん:2020/10/03(土) 22:46:06
リクエストきてたのか

351ロンギヌス「巨乳滅ぶべし」:2020/10/04(日) 08:27:21
ロンギヌス・聖鎖・ガブリエルの朝は早い。

彼女は決まった時間に起き身支度を整えると朝の祈祷を捧げ他の姫と共に修練を行う。

その日もそうなる……はずだった。

・ネタ話なので真面目に読まないようにお願いします。

・キャラ崩壊注意。

・ロンギ好きな人は不愉快に感じるかもしれないので注意。

・ハルモニアってちょっと大きい人が多いよねというネタ。

352ロンギヌス「巨乳滅ぶべし」:2020/10/04(日) 08:28:05
ロンギ「?」(75)

ロンギ(顔を洗うために洗面台の鏡を見たら頭の上に変な数字が浮かんでいる。この数字は何でしょうか?昨日まではこんなもの見えていなかったのに……)(75)

ロンギ「75……?一体何の数字でしょうか?」(75)

ロンギ(……1人で悩んでも仕方ありませんね。他の姫にも聞いてみましょう。この時間ならフォルカスかヴァナルガンドあたりはもう起きているはず)(75)

ロンギ「それにしても75……なにやら不吉な数字な気がしますね。そういった伝承がないか確認しておきましょう」(75)

353ロンギヌス「巨乳滅ぶべし」:2020/10/04(日) 08:28:55
ロンギ(75。何かどこかで聞いたことがあるような……?どこで聞いた?……思い出せない)(75)

エロース「あっ、ロンギヌス!おはようございま〜す!」(94)

ロンギ「エロース……おはようございます」(75)

ロンギ(エロースは94ですか……本当にこの数字は何なんでしょう?)(75)

エロース「?どうしましたか?エロースの顔に何かついてます?」(94)

ロンギ「……つかぬことを聞きますが、エロースは頭の上の数字について何かご存知ですか?」(75)

エロース「頭の上の数字?何の話ですか?」(94)

ロンギ(エロースには見えていない……?もしかしてこの数字は私だけが見えるということ……?)(75)

エロース「あっ、もしかしてエロースをからかっているんですか?」(94)

ロンギ「(……話を合わせておこう)さすがエロースですね。引っ掛かりませんでしたか」(75)

エロース「ロンギヌスがそんな事を言うなんて以外ですけどそんな手には乗りませんよ〜。それより今の引っかけ問題?どんな意味なんですか?エロースにも教えてください」(94)

ロンギ(素直に『変な数字が見えるんですがしりませんか?』と聞いても頭がおかしくなったのかと思われかねない。どうしましょう……)(75)

??「おや、そこにいるのは……」(100)

354ロンギヌス「巨乳滅ぶべし」:2020/10/04(日) 08:29:29
シェキナー「ロンギヌスにエロース?珍しい組み合わせですね」(100)

エロース「おはようございますシェキナー」(94)

ロンギ(シェキナーは100。私とエロースが2桁でシェキナーは3桁…………どうしてでしょうかシェキナーの数字を見たら何故か理由もなくだんだん腹が立ってきました。本当に今日の私はどうしたんでしょう……)(75)

シェキナー「エロース、ロンギヌスは体調でも悪いのですか?なにやら表情が優れないようですが……」(100)

エロース「それが今日のロンギヌス何だか変なんですよ。さっきもエロースに頭の上の数字が何かなんてよく分からない問題だしてきましたし」(94)

シェキナー「頭の上の数字?ロンギヌスそれは何ですか?」(100)

ロンギ「えっとそれはですね…………ん?何だかお酒臭くありませんか?」(75)

エロース「そういえば……言われてみれば確かに臭いますね」(94)

シェキナー「誰ですか?こんな朝からお酒を呑んでいる方は。裁きを与えますよ!」(100)

??「んー別にそんな固いこと言わなくてもいいじゃない」(95)


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