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【ファンキル】SSスレPart2

1ゆるりと管理人:2019/09/11(水) 07:51:29
前スレはこちら
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/netgame/15938/1563639218/

ファンキルの二次創作SSを投稿するスレです。

・18禁の内容はNGです
・原作のキャラクター性を著しく損ねる内容はご遠慮下さい、
また損ねている可能性がある場合は注意書き等でご配慮下さい
・複数レスに跨る場合は投稿者名(いわゆるコテハン)を利用しましょう
・投稿に対する暴言は規制対象になります
・ダモクレスばかり登場させるのは控えましょう

465名無しさん:2019/11/09(土) 19:24:09
ああ炭が母だからイシューも気づいたのか
なるほど

466バースデー前夜:2019/11/11(月) 01:36:29
バースデー前夜

アロンダイト
「うーん....うーん....ダメ...ダメ...」

アロンダイトは夢にうなされていた

******

マスター
「アロン....」

アロンダイト
「トレイセーマの理想の平等な社会のために....」

アロンダイト
(ダメ...やめて...止まって私)

アロンダイト
「死ね!」

アロンダイトは剣をマスターに向かって振り下ろした

アロンダイト
(ダメーーーー!!!!)

******

アロンダイト
「はぁ!...はぁ...はぁ...はぁ...」

アロンダイト
「また...あの夢...」

アロンダイトは全身から汗が溢れ服はぐっしょりと濡れていた

アロンダイト
「はぁ...はぁ...」

アロンダイトはその日の夜もうまく眠れなかった

467バースデー前夜:2019/11/11(月) 01:49:25
>>466
アロンダイト
「........」

マスター
「アロン」

アロンダイト
「.......」

アロンダイトは無反応だった

マスター
「?アロン....アロン....アロンダイト」

アロンダイト
「!?」

アロンダイト
「マ、マスターどうかしましたか?」

マスター
「いやボーっとしてたけどなんかあったの?ここ最近そういうことばっかりだけど」

アロンダイト
「いえ少し考え事をしてて...」

マスター
「そう...大丈夫なら良いんだけど...そうだ!今日さ」

アロンダイト
「あ、すみません今日はちょっと...」

アロンダイトはその場を去った

マスター
「アロン大丈夫かな?」

カシウス
「御館様」

マスター
「カシウス最近アロンの調子が悪そうだけど大丈夫と思う?心配なんだけど」

カシウス
「さっきもトランプで遊んでくれなかった」

マスター
「トランプって....なんの遊びをしようとしたの?」

カシウス
「三姉妹で神経衰弱」

マスター
「アロン苦手そうだな」

二人がアロンダイトの方を心配そうに見てるとラグナロクが来た

ラグナロク
「どうかしたの二人とも?」

マスター
「あ、ラグナ最近アロンの調子が悪そうで心配なんだよ」

ラグナロク
「そう私の方から聞けることは聞いてみるわ」

マスター
「ありがとう頼んだ」

468バースデー前夜:2019/11/11(月) 02:09:52
>>467
アロンダイト
「はぁ...」

昼食の時アロンダイトは一人で食べていた

ラグナロク
「アロンダイトあまり食べる気が起きない?」

アロンダイト
「あ、ラグナロク」

アロンダイト
「いえ調子が悪いだけです気にしないでください」

ラグナロク
「どうして調子が悪いの?」

アロンダイト
「.........」

ラグナロク
「言いたくないなら言わなくても良いわよ」

アロンダイト
「夢...」

ラグナロク
「え?」

アロンダイト
「ここ最近夢にうなされるんです」

ラグナロク
「悪夢を見るからうまく寝れずに調子が悪いの?」

アロンダイト
「それもあるんですがその夢の内容が...」

ラグナロク
「そんなに悪い夢なの?」

アロンダイト
「はい....」

アロンダイトは夢の内容を話した自分がトレイセーマに再教育されてマスターに向かって剣を振り下ろした夢のことを

ラグナロク
「そう...そんな夢なのね」

アロンダイト
「実際に一度あったんですトレイセーマに再教育されてマスターやアルマスたちと敵対したことが」

ラグナロク
「でも今はマスターのところで一緒に戦ってるじゃない」

アロンダイト
「そうですが....あの時もしグリモワールをしのぐ力があれば再教育を受けても屈しない力があれば...あの夢を見る度にそう思ってしまうんです」

ラグナロク
「その事を言ったらたくさんのキル姫が私たちに操られてマスターの命を狙っていたからあなただけじゃないのよ」

ラグナロク
「そんなの気にすることじゃないわよ」

アロンダイト
「ラグナロクは優しいんですねいちいち過去のことをいじいじと気にしてる私なんかを気にして」

ラグナロク
「気にするわあなたは私にとって」

アロンダイト
「大丈夫ですそんなお世辞みたいなこと言わなくても」

アロンダイトはご飯を一気に食べて立ち上がった

アロンダイト
「私の問題は私が解決しますので失礼します」

ラグナロク
「アロンダイト待っ」

アロンダイトはその場をすたすたと去って行った

ラグナロク
「アロンダイト....あなたは背負い込み過ぎよ」

469バースデー前夜:2019/11/11(月) 02:28:02
>>468
アロンダイトは一人で森深くの川に来ていた

アロンダイト
「はぁダメですねラグナロクにまで迷惑をかけてるなんて」

アロンダイトは川の水で顔を洗った

アロンダイト
「気を引き締めないと」

アロンダイト
「そう...それに過去のことです今の私はあの頃よりも頑張って強く」

???
「成ってると思うの?」

アロンダイト
「だ、誰ですか!?」

謎の女性
「ふふふさあ私は誰でしょう?」

森の中からフードを被っていて全身を隠すほど長いロングマントを羽織った女性が出て来た

女性は俯いていて顔は見えなかった

アロンダイト
「なんですかあなたは?私はあの頃よりも頑張って鍛練を積んでさらに強くなりました!」

謎の女性
「ふふふおめでたい頭だこと」

謎の女性
「そんなに自信あるなら試して見る?」

女性は黒ベースに青ラインの剣を取り出しゆっくりと顔を上げた

アロンダイト
「!?」

アロンダイト
「か、仮面?」

アロンダイト
(あの仮面はラグナロクたちがしてた仮面と同じ...ってことはコマンド?でもなんで今?)

謎の女性
「どうしたの?怖じ気付いた?」

アロンダイト
「そんなわけありません!」

謎の女性
「じゃあ来なよ」

アロンダイト
「言われなくても!!」

アロンダイトは剣を取り出し走り出した

470バースデー前夜:2019/11/11(月) 03:01:42
>>469
アロンダイト
「ぐっ...」

アロンダイトは押されていた

謎の女性
「あははどうかしたの?その程度なの?あなたの今日まで積んで来た鍛練はその程度なの?そうその程度よ無駄なの」

アロンダイト
「違う!まだですまだ!」

アロンダイトは剣を振るうが全部空しく当たらないかあっさりと弾き返される

アロンダイト
「くっ..」

謎の女性
「ふぁぁ〜」

謎の女性
「あー眠い弱すぎて退屈過ぎ」

アロンダイト
「そんな余裕今だけです」

アロンダイトは再び走りだし剣を振り上げた

謎の女性
(ワンパターンだな)

謎の女性が剣で防ごうとした瞬間にアロンダイトは剣から手を離しすかさず回転し剣を回収し謎の女性が空いている方に攻撃した

謎の女性
「あー少しは考えたんだ....けど残念」

アロンダイトの攻撃は手ぶらの方から出て来た剣によって防がれた

アロンダイト
「な!」

謎の女性
「二本目を取り出すとは思わなかったな」

謎の女性
「二本目を使わせたご褒美に良いことを教えてあげる」

謎の女性は二本の剣で連続で攻撃してきた

謎の女性
「あんたがどんなに鍛練を積んだところで!“無能”!“役立たず”!“足手まとい”!なのよ!」

アロンダイト
「ぐっ...うっ...」

謎の女性
「この世は根本的な力が全てそれが弱いならどんなに頑張ったってどんなに鍛練を積んだところで無駄!無駄!無駄!」

謎の女性
「それを自覚して無駄な鍛練に無駄な時間使わずに部屋のすみで疼くまってなにもせずになににも関与せずに無能のままくたばって死ね!」

アロンダイト
「がっ....あ...ぐぅ....」

アロンダイトは怒涛の攻撃を受けて立つことすら精一杯だった

謎の女性
「冥土の土産に私の正体を見せてあげる」

謎の女性はフードを取り仮面を外した

アロンダイト
「あ、あなたは...そ、そんな....」

謎の女性は二本の剣を合わせ二本の剣は一本の大剣のようになり刀身は電撃を帯びた

謎の女性
「じゃあね」

謎の女性は強力な一撃を放ちアロンダイトは防ぐも吹っ飛ばされ地面に叩きつけられ転がり滝へと落ちた

謎の女性
「さーてとどうしようかな?命令通りバイブスでも消しとこうかな」

謎の女性はフードを被り仮面を付け歩き出した

アロンダイトは滝から落ち川の流れに流されるのであった

To be continue

471バースデー前夜:2019/11/11(月) 03:06:01
わかってるかもしれませんが念のために言っときます
これはアロンちゃんの話です
私はアロンちゃんと同じ作者です

472名無しさん:2019/11/11(月) 07:29:48
むしろアロンちゃんマスター以外はアロンちゃんのこと書かないちゃん

473名無しさん:2019/11/11(月) 09:02:34
梓弓なら事態を把握しているはず…!

474名無しさん:2019/11/11(月) 13:46:10
シュッツおねーちゃんの尻に顔を挟むSSはまだですか?

475名無しさん:2019/11/11(月) 13:55:57
ケツに顔を挟むくらいなら18禁じゃない…つまりこの板のルール上問題はないな!?

476名無しさん:2019/11/12(火) 00:32:29
アルマスのケツ?

477HAPPY BIRTHDAY アロンちゃん:2019/11/12(火) 02:06:58
HAPPY BIRTHDAY アロンちゃん
これはバースデー前夜(>>470)からの続きです

マスター
「アロン帰り遅いなどこに行ったんだろう?」

梓弓
「アロンなら川にいますよ」

マスター
「川にいるのか....ってなんで知ってるの?」

梓弓
「最近のアロンは元気がなさそうだったので元気(性的な物を含む)を出そうと思ったんですが私としたことが道具を持ってくるのを忘れてしまって」

マスター
「それで今取りに来たと....梓弓だと色々心配だから俺が迎えに」

???
「行く必要はないよ」

マスター
「誰だ!?」

謎の女性
「『誰?』と聞かれても『私』としか答えられないよ」

梓弓
「それよりも迎えに行く必要がないとはどういうことですか?」

謎の女性
「だって彼女は私が殺っちゃったんだもん」

マスター・梓弓
「!?」

二人が驚いているとどこからともなく槍が飛んで来た

謎の女性
「おっと危ない」

カシウス
「私の妹になにをしたの?」

カシウスからは静かに溢れんばかりの怒りが出ていた

謎の女性
「妹...そういうことね」

謎の女性
「バカなあなたに解りやすく教えてあげる始末したの言うと殺し」

謎の女性が言い終わりと同時に矢が飛んで来た

謎の女性
「あっぶないな野蛮人多過ぎ」

アバリス
「私の妹に手をかけたこと後悔させます」

アバリスがゆっくりと来ると次々と囲むようにキル姫が来た

謎の女性
「へーこの世界だとこんなに好かれていたんだ」

謎の女性
「ふふふあーはははははは」

謎の女性
「良いわ!最初はバイブスだけのつもりだったけど全員ひねり潰してあげる!そして出血大サービス!私の正体を見せてあげる!」

謎の女性はそういうとフードを取り仮面を外した

一同
「!?」

マスター
「ア、アロン.....」

478HAPPY BIRTHDAY アロンちゃん:2019/11/12(火) 02:19:48
>>477
一方その頃アロンダイトは川岸に押し流されていた

アロンダイト
「くっ....うっ...」

アロンダイトは川から出てなんとか立ち上がった

アロンダイト
「はぁ...はぁ...」

******

謎の女性
「さーてとどうしようかな?命令通りバイブスでも消しとこうかな」

******

アロンダイトは意識が途絶える瞬間の言葉を聞いていた

アロンダイト
「マスターの....ところに戻らないと.....」

アロンダイトは謎の女性の言葉を思い出した

*******

謎の女性
「あんたがどんなに鍛練を積んだところで!“無能”!“役立たず”!“足手まとい”!なのよ!」

謎の女性
「この世は根本的な力が全てそれが弱いならどんなに頑張ったってどんなに鍛練を積んだところで無駄!無駄!無駄!」

謎の女性
「それを自覚して無駄な鍛練に無駄な時間使わずに部屋のすみで疼くまってなにもせずになににも関与せずに無能のままくたばって死ね!」

******

それが他ならぬ自分に似た....違うもう一人の自分に言われたことが心に刺さった

アロンダイト
「無力な私が行ったところでなにになるの?」

アロンダイトは木に寄りかかり座り込んだ

アロンダイト
「ははは私なんで生きてるんだろう?なんで鍛練してたんだろう?今までの努力は一体なんだったんだろう?」

アロンダイトはただボンヤリと空を見上げるのであった

479HAPPY BIRTHDAY アロンちゃん:2019/11/12(火) 02:35:52
>>478
マスター
「な、なんでアロンが?」

アロンダイト(?)
「私は簡単に言えば別世界から来たアロンダイト」

ラグナロク
「なんで私たちと同じ仮面をしているの?」

アロンダイト(?)
「そりゃあ私が神令だから」

アロンダイト(神令)
「私にその力を与えたのはあなたよラグナ」

ラグナロク
「そう...なるほど私とは別の私があなたに力を与えたのね」

ラグナロク
「それならその尻拭いは私たちコマンドキラーズがするべきね」

ラグナロクが剣を構えるとコマンドの面々もそれぞれの武器を構えた

マスター
「ラグナちょっと待って」

ラグナロク
「どうしたの?」

マスターは小声でラグナロクに話しかけた

マスター
「アロンを探してほしいんだ」

ラグナロク
「アロンダイトを?でもどこにいるのか心当たりあるの?」

マスター
「梓弓の情報で川にいるみたいなんだその辺りを探してくれ」

ラグナロク
「わかったわ」

ラグナロクは自分の竜に乗り飛んで行った

アロンダイト(神令)
「ラグナの奴逃げた?いや違うだろうなまあ良いや今は目の前の獲物どもを狩り殺そう」

アロンダイト(神令)は口周りを舌でぺろりとなめた

480HAPPY BIRTHDAY アロンちゃん:2019/11/12(火) 03:08:35
>>479
ラグナロクは空からアロンダイトを探した

ラグナロク
(川にいるって聞いたけど....いないわね)

ラグナロク
(滝がある....あそこから落ちたかも)

ラグナロクは滝から川の流れに沿って飛行した

ラグナロク
「この辺りに....いた!」

アロンダイトはただ空を見上げていた

ラグナロク
「アロンダイト!」

アロンダイト
「ラグナロク....どうかしましたか?」

ラグナロク
「どうかしたって戻るわよ今マスターの命が狙われてるの」

アロンダイト
「私が戻ったところでなにになるんですか?」

ラグナロク
「え?」

アロンダイト
「無力で無能で役立たずで足手まといな私が行ったところでなにか助けになるんですか?」

ラグナロク
「どうしたのらしくないわよ」

アロンダイト
「らしくない?これが本当の私なんですよ」

ラグナロク
「今のあなたが本当の姿とは思えないわ」

アロンダイト
「私....本当の自分に気づいたんですよ今まで演じてたんです明るくて頑張り屋でいつかは強くなれる自分を振る舞っていたんです」

アロンダイト
「でも本当は弱くてなにも出来ない無能だったんですよ」

アロンダイト
「ああ力がほしい力があれば出来ないことなんてない全てを凌ぐ力があれば.....」

ラグナロク
「アロンダイト力があればなんでも出来ると思う?」

アロンダイト
「ええ力があればああやって再教育されることもマスターに敵対することもなかった力があれば!」

ラグナロク
「それじゃあ仲間は不要なのね」

アロンダイト
「な、仲間は要りますよ」

ラグナロク
「私から見たらあなたは今一人で力を求める亡者のようだわ」

481HAPPY BIRTHDAY アロンちゃん:2019/11/12(火) 03:33:56
>>479
アロンダイト
「も、亡者のようって...」

ラグナロク
「私は一人で力を強さを手に入れたけどアルマスたちに負けた多分私はアルマスよりも遥かに強いはずだったけど私はアルマスに負けたきっと仲間がいたからそんな単純な理由だと思う」

アロンダイト
「.....」

ラグナロク
「力を求めるのを悪いとは言わないけどただ力がほしいじゃなくて何故力がほしいかを知らなきゃそれだと自分の身を滅ぼすだけになるわ」

アロンダイト
「でも弱いとなにも出来ない現に私は別の私に完封なきまでに叩きのめされました」

ラグナロク
「一度の挑戦で諦めるの?」

アロンダイト
「え?」

ラグナロク
「あなたは確かに負けたかもしれないでも生きてる生きてるなら何度でも挑戦が出来る」

ラグナロク
「あなたは諦めの悪さなら一番を誇れると思うわよ」

アロンダイト
「一度がダメなら二度、二度がダメなら三度、三度がダメなら四度、四度がダメなら五度...」

ラグナロク
「私の知ってる本当のあなたは何事にも何度も挑戦しようとするこれは演技では出来ないことよ」

アロンダイト
「諦めの悪さ...」

アロンダイト
「ああ!もう!考えるのが嫌になりました!」

アロンダイト
「何度でも挑戦してやりますよ!何度も何度も何度も何度も何度も!死ぬまで戦います!」

ラグナロク
「さすがよアロンダイトそういう単純なところがあなたらしいわ」

アロンダイト
「あのラグナロクそれ褒めてくれてるんですよね?」

ラグナロク
「ええ褒めてるわよさあ行くわよ」

アロンダイト
「はい!覚悟しなさい別の私!」

482HAPPY BIRTHDAY アロンちゃん:2019/11/12(火) 03:49:41
>>481
アバリス
「ぐぅ....」

マスター
「アバリス!?」

アロンダイト(神令)
「あはは口ほどにもない全員弱すぎ」

マスター
「アバリス大丈夫か」

アバリス
「マス..ター..逃げて..」

アロンダイト(神令)
「あはは私が獲物を逃がすようなまねするわけないでしょ」

アロンダイト(神令)はゆっくりとマスターに近づいて来た

マスター
(くっ....どうすれば..アロン)

アロンダイト(神令)
「それじゃあ殺してあげる」

アロンダイト
「そんなことさせません!」

アロンダイトが上から降ってきた

アロンダイト(神令)
「あれ?生きてたんだ」

アロンダイト
「私の諦めの悪さとしぶとさをなめないでください」

アロンダイト(神令)
「はぁー私のこういうところが嫌い」

ラグナロク
「場所を変えてやり合いましょ」

ラグナロクの乗った竜はアロンダイト(神令)を掴み空高く舞い上がった

アロンダイト
「マスター私たちは帰って来ます絶対に」

マスター
「アロン行ってこい」

アロンダイト
「はい」

アロンダイトは竜のしっぽを掴み飛び去って行った

483HAPPY BIRTHDAY アロンちゃん:2019/11/12(火) 04:02:26
>>482
アロンダイト(神令)
「そろそろ離せ!」

アロンダイト(神令)はラグナロクの竜に渾身の一撃を与え落下させた

アロンダイト
「ラグナロクその竜大丈夫ですか?」

ラグナロク
「大丈夫よこんなんでへこたれるようなやわな奴じゃないから」

アロンダイト(神令)
「あームカつく私がムカつく憎い」

ラグナロク
「なんでそんなにアロンダイトを憎むの?」

アロンダイト(神令)
「私は私が嫌いなだけそれに仲間だとかの上っ面の言葉も嫌い」

ラグナロク
「あなたに何があったの?」

アロンダイト(神令)
「良いわ教えてあげる」

アロンダイト(神令)
「私に起きた悲劇と奇跡を」

アロンダイト(神令)
「それは私がまだ獣刻ユニコーンであなたと同じようにアルマスたちと出会ってからしばらく....」

484HAPPY BIRTHDAY アロンちゃん:2019/11/12(火) 04:26:09
>>483
アロンダイト
「あ、あぐ...はぁ」

私がアルマスたちと離ればなれになって独自でカシウスについて調べようとして敵に捕まった後のこと

トレイセーマ兵
「さあトレイセーマの思想に従え!」

アロンダイト
「トレイセーマの思想確かに平等は素晴らしいことでも今は全然違う!私が...私が変える!」

私はトレイセーマの再教育に打ち勝ち再びアルマスたちと合流しようと一人行動していたらアルマスたちは地底へと向かいそしてコマンドキラーズなるものたちが現れた

私はアルマスたちのために戦っていたが

グリモワール
「はぁ!」

アロンダイト
「ぐぁ!」

グリモワール
「アロンダイトなぜ救世主の敵になろうとしているの?」

アロンダイト
「あれが救世主なはずありませんグリモワールあなたはいいように操られているんです!」

グリモワール
「でえ?私は私の意志でやっているわ!」

私はグリモワールの猛攻の前に倒れた

そして倒れた私の前に一人のキル姫が現れた

そうそれがラグナとの出会いだった

ラグナロク
「あなたがアロンダイトね」

アロンダイト
「あなたは」

ラグナロク
「私はラグナロクあなたを勧誘しに来た」

アロンダイト
「勧誘?」

ラグナロク
「私たちは戦力的には勝ってるだけど保険には保険をかけておきたいの」

ラグナロク
「あなたは前は『孤高』な存在になろうとして今は強い『信念』を抱いているあなたには素質を感じるわ」

ラグナロク
「私の手を掴むなら力をあげる私たちと同等で使いこなせればそれ以上の力が」

アロンダイト
「それであなた側に付けと?嫌です!私には信頼できる仲間が」

ラグナロク
「仲間?どこに?」

アロンダイト
「それは今は戦闘が厳しくて」

ラグナロク
「あなたが苦しんでいる間もあなたがそうやってボロボロになっている間もこうして敵が目の前にいるのに全く助けに来ないのが仲間?」

アロンダイト
「そ、それは..」

ラグナロク
「こうやって手を差し伸べてくれるのと全く助けにも来ない自分を覚えているのかもわからない奴らどっちが仲間なんでしょうね?」

私は迷った迷いに迷いにそして私はその手を掴んだ

485HAPPY BIRTHDAY アロンちゃん:2019/11/12(火) 04:57:32
>>484
アロンダイト(神令)
「これが私に起きた出来事」

アロンダイト
「そんなことが...」

アロンダイト(神令)
「あー昔の話したらむしゃくしゃしてきたラグナも相手だから本気で殺ってあげる」

アロンダイト(神令)はマントを取るとハイレグのような服にスカートを履いた姿をしていた

ラグナロク
「変態みたいな格好しているわ」

アロンダイト(神令)
「あなたに言われたくない」

アロンダイト(神令)は自分の左腕になにかのコードを打ち込んだ

するとどこからともなくユニコーンの見た目をした機械のようなものが現れた

ユニコーンの見た目をしたものはバラバラになりアロンダイト(神令)に鎧のように装着された

アロンダイト(神令)
「さあ殺してあげるよ私!」

アロンダイト(神令)はすぐにアロンダイトに攻撃した

アロンダイト
「はぁ!」

アロンダイト(神令)はアロンダイトの攻撃を軽やかによけるとラグナロクの追撃をしようとするが背中に着いているジェット噴射によって素早くよけた

アロンダイト(神令)
「あはは遅い遅い!遅い上に弱いなんて救いがないな!」

ラグナロク
(すばやいし確かに強いけど本人は気づいてない疲れが相当蓄積されてる)

ラグナロク
(それに見るからに...)

アロンダイト(神令)
「逃げるな!私!仕留め切れないだろ!」

ラグナロク
(アロンダイトを狙っているうまく利用すれば...行けるいやこの手で行くしかない!)

486HAPPY BIRTHDAY アロンちゃん:2019/11/12(火) 05:17:04
>>485
アロンダイト(神令)
「待て私!次は血祭りにあげてやるよ!」

アロンダイト(神令)はジェットで素早く移動して二刀流の剣で連続で攻撃した

アロンダイト
「ああ!とりゃ!おりゃーー!」

アロンダイトは全力で打ち返した

アロンダイト(神令)
「ああ!しぶとい!しつこい!うざい!」

ラグナロク
(いらだちが募ってる....これうまく使えないかしら?)

ラグナロク
「アロンダイト!そいつ怒らせて!」

アロンダイト
「怒らすってどうしたら?」

ラグナロク
「悪口でもなんでもいいから!」

アロンダイト
「え...えっと...バカ!アホ!間抜け!」

アロンダイト(神令)
「うるさい!!」

アロンダイトの悪口はアロンダイト(神令)の癇癪に触れたようだった

アロンダイト(神令)
「うああああああああああああああああああ!!」

アロンダイト(神令)は二本の剣を合わせ一本の大剣にし刀身に電撃を纏わせた

アロンダイト(神令)
「くたばれーーーーーー!!!」

アロンダイト(神令)は強力な一撃を繰り出した

アロンダイトに当たる直前ラグナロクに腕を引っ張られ避けた

ラグナロク
「アロンダイト今よ!」

ラグナロクは数本の剣を召喚し一本にまとめアロンダイトは一本の剣を地面から取り出した

ラグナロク
「はぁぁぁ!」

アロンダイト
「せい!」

アロンダイト(神令)
「!!!」

二人の攻撃はアロンダイト(神令)に向かった

アロンダイト(神令)は避けようにも疲れの蓄積により避けきれなかった

487HAPPY BIRTHDAY アロンちゃん:2019/11/12(火) 05:28:08
>>486
アロンダイト(神令)
「かはっ...」

アロンダイト
「どうですか?」

アロンダイト(神令)
「はぁはぁ....まだ....まだ....出力を上げれば....」

アロンダイト(神令)は立ち上がろうとすると空間から大きな穴が開きそこから大きな手が現れアロンダイト(神令)を掴んだ

アロンダイト(神令)
「ああ....ここまでか....姉さんの判断なら仕方ない....ねえ私...次があったなら...次こそは殺す...」

アロンダイト(神令)は大きな手と共に穴の中へと消えた

アロンダイト
「勝った....」

ラグナロク
「ええ勝った」

アロンダイト
「マスターを守れた...良かっ」

アロンダイトは倒れそうになるところをラグナロクに支えられた

ラグナロク
「お疲れ様あなたは今日とても頑張ったわさすがは私の“親友”ね」

ラグナロクはアロンダイトをマスターのところまで運ぶのであった

488HAPPY BIRTHDAY アロンちゃん:2019/11/12(火) 05:35:24
>>487
アロンダイトは夢を見た

そこにはフードを被りマントを羽織った女性がいた

アロンダイト(神令)とはまた違った雰囲気が出ていた

アロンダイト
「誰ですか?」

フードの女性
「私が誰でも問題ないでしょ?」

アロンダイト
「そうですが気になると言いますかなんと言いますか」

フードの女性
「悪夢を越えたあなたにご褒美」

フードの女性
「あなたはとても弱い」

アロンダイト
「い、言いますね」

フードの女性
「でもとても強い」

アロンダイト
「どういうことですか?」

フードの女性
「目覚めればわかる」

フードの女性
「じゃあねもう一人の“私”」

489HAPPY BIRTHDAY アロンちゃん:2019/11/12(火) 05:59:36
>>488
アロンダイトは目を開けると朝になっていた

アロンダイト
「今のは...夢?」

アロンダイトは起き上がり服を着替え外に出ると

一同
「お誕生日おめでとう!!」

一斉にクラッカーが鳴りアロンダイトはびっくりした

アロンダイト
「え...えっと...今日でしたっけ?」

マスター
「アロン...今日はアロンの誕生日だよ」

アロンダイト
「色々あったので忘れてました」

マスター
「自分の誕生日ぐらい忘れるなよ」

アロンダイトの誕生日会はガヤガヤとした

マスター
「よしケーキでも食べるか」

アロンダイト
「あのマスターその前に一つ質問良いですか?」

マスター
「良いけどなに?」

アロンダイト
「私は強いですか?」

マスター
「強いよお世辞抜きで一番」

アロンダイト
「そうですか....ありがとうございます」

アロンダイト
「それじゃあケーキでも食べま...ってなんでこんなに種類多いんですか...」

マスター
「みんなが作ったからアロンがどれを食べるか検証もかねて」

アロンダイト
「うーん...これです!」

アロンダイトは一番形が不恰好なケーキを選んだ

マスター
「ア、アロンそれにするの?」

アロンダイト
「はいこれが良いです」

マスター
「もうちょい美味しそうなのあるけど」

アロンダイト
「これが良いですこれが一番頑張って美味しく食べてほしいって気持ちを感じます」

アロンダイトはそのケーキを一口食べた

マスター
「どんな味?」

アロンダイト
「少しパサパサしてますし砂糖も分量とかを間違えた感じでしょうでもとても美味しいです」

マスター
「そう...それは良かった」

そんなことを言うマスターの顔は少し赤くなっていたのであった

490HAPPY BIRTHDAY アロンちゃん:2019/11/12(火) 06:00:38
多くは語らない
言う言葉はただ一つ!
アロンお誕生日おめでとう!!

491名無しさん:2019/11/12(火) 08:13:41
アロン誕生日おめでとう!
姉様もコマンド化してるのか…!?

492HAPPY BIRTHDAY アロンちゃん:2019/11/12(火) 23:01:33
HAPPY BIRTHDAY アロンちゃん その後

アロンダイト
「うーん...むにゃむにゃ」

アロンダイトは寝ていてマスターとアバリスは後片付けの洗い物をしていた

マスター
「ぐっすり寝てるな」

アバリス
「ふふマスターの手作りケーキ好評でしたね」

マスター
「まさかみんなから一番選ばれないであろうと言われてたケーキを選ぶとは」

アバリス
「アロンって本当にびっくりするようなことしますよね」

マスター
「まあびっくりするようなことはするけど誰かを傷つけたり悲しませるようなことはしないから」

アバリス
「そういえばマスターにとって彼女が一番強いって言ってたらしいですけど....聞くのはあれかもしれませんがどうしてですか?」

マスター
「うーん俺的に強さって信頼の証みたいな物かな?と思って」

アバリス
「信頼?」

マスター
「うん信頼できてないとどんなに強くても疑われていたら強いとは言えないだろ?」

マスター
「まあ勝手な俺の考えだけどアロンが一番信頼できるだからアロンが一番強いんだ」

アバリス
「ふふ聞いたら大喜びでしょうね」

マスター
「秘密にしといてよ」

アバリス
「わかりました」

493名無しさん:2019/11/12(火) 23:05:02
なにこれ素敵すぎ

494リクエストあれば気が向いたら書くかも:2019/11/12(火) 23:18:40
【でぃすらぷ!】
第8話「悪戯姫の本心」

夜、隣で眠るムーを撫でながら、私はあることを考えていた。
この前のテントでの会話…あれが本当ならヘレナも……

(はぁ…考えても始まらない、か…)

ムーを起こさないようにそっとベッドを抜け出し、私はヘレナの部屋へと向かった。

「ヘレナ、起きてる…?」

遠慮がちに声をかけると、ほどなくヘレナが顔を出してきた。

「レーヴァ?どうしたんだ、こんな時間に?まさか夜這いか?それなら大歓迎だぞ、くふっ」
「少し話さない?」
「……ニールはもう寝てるんだ。起こすと悪いから広間へ行こう」
「おっけ…」

紅茶を用意してから2人並んで席につく。さて、どう切り出すべきだろう……

「珍しいな。何か悩みでもあるのか?」
「私…ソロモンとカリスに……好き……って、言われてる……」
「……知ってるぞ…」
「ヘレナは、どう思う?」

ヘレナはピクリと肩を震わせた。

「どうもこうも…レーヴァが決めることだ。どちらを選ぼうと、2人ならレーヴァを大事にしてくれるさ……」

目を逸らして、どこかさみしそうに呟くヘレナの姿を見て、私は確信した。きっとヘレナも悩んでいる…
衝動的にヘレナを抱きしめていた……

「レ、レーヴァ!?」
「正直、どうすれば良いか分からない…戸惑ってもいる…でも、みんなの想いから逃げたくはない…」
「……」
「だから…ヘレナも…正直に話して…」
「何…をだ?」
「私のこと…どう思ってるのか…」

長い沈黙が続いた。そして……

「あぁ……ダメだ……もう、ごまかせないな……」

ヘレナは表情を隠すように私の胸に顔を埋め、微かに震えた声を絞り出した。

「好きだ……ずっと…前から…大好きだった…」
「……うん…」
「ずっと後悔してた…2人から出遅れた自分に…勇気が出せなかった自分に…」
「……うん…」
「邪魔しようにも…ソロモンもカリスも…大事な仲間だ…2人のことも好きなんだ…悲しむ顔は、見たくない…だから見守る側でよかったのに…これで全て台無しだ…今まで抑えてきたのに…レーヴァのせいだぞ…」
「ヘレナ、前に不公平は駄目って言ってたでしょ?やっと3人が同じ立場になった。後は私の問題」

ゆっくりとヘレナの頭を撫でる。

「ありがとう…ちゃんと、真剣に向き合うから…いつもみたいに『めんどくさい』なんて言わない…」

言える訳がない…

「いいのか?後悔することになるかもしれないぞ?」
「きっと…みんなの気持ちを蔑ろにする方が後悔する…」
「そうか。なら、ヘレナも参戦だ。遠慮はしないぞ?くふっ!」
「おっけ…」

これでいい。ヘレナに辛い思いをさせるくらいなら多少の事なら受け止める。
胸の痞えが取れたからか、ヘレナの笑顔はとても晴れやかだった。


その後、しばらくヘレナとゆっくりと話しをした。
4人の賑やかな時間もいいけれど、こう言う時間も悪くない…
すっかり紅茶も冷めたころ、タイミングを見計らったように睡魔が襲ってくる。

「ふぁ…そろそろ休むか…ずいぶんと夜更かししたな」
「今日はありがとう…ヘレナ」
「それはこっちのセリフだ。おかげですっきりした…」
「そう…」
「ソロモンと同じ意味じゃないぞ?くふっ」
「分かってるわよ!」

ヘレナはクスクスと笑う。まったく…珍しく真面目に話しをしたと思ったらこれだ…

「じゃあ、お先に。おやすみ、レーヴァ」
「おやすみ、ヘレナ」

席を立ったヘレナは、ごく自然な所作で唇を重ねてきた。
あまりにも無駄のない動きに、抵抗すらできない…

「ふぅ…おやすみのキス、ゲットだ…油断し過ぎだぞ、レーヴァ」
「……やられた…」
「いつか、レーヴァの方からしてくれるのを待ってるからな?くふっ!」

ヘレナは軽やかな足取りで部屋へと戻っていった。

「はぁ…向き合うって決めたけど……精神的な面より…体の方が不安…」

胸を押さえる。今からそんなに激しく動いていたらこれから先、もたないわよ?頑張れ…そしておさまれ、私の心臓…

つづく

495HAPPY BIRTHDAY アロンちゃん:2019/11/12(火) 23:23:23
>>492
その頃アロンダイト(神令)は

アロンダイト(神令)
「はぁ...はぁ...はぁ...」

「また無断で出力上げようとした」

指でめっという感じでおでこをつつかれた

アロンダイト(神令)
「仕方ないでしょ姉さん負けるとは思わなかったから」

スイハ
「アロンダイト大丈夫ですか?」

アロンダイト(神令)
「ああ私のスイハ君から心配されると疲れも痛みも全部吹き飛んだよ」

アロンダイト(神令)はスイハに近づき熱い口づけをした

スイハ
「ん..くちゅ...待って...そんな...急に❤️」

アロンダイト(神令)
「ああスイハ今日も可愛いよ」

「タラシ場所を考えてそれとお姉ちゃんに報告する心配してたから」

アロンダイト(神令)はほっぺたを強く引っ張られた

アロンダイト(神令)
「痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!」

アロンダイト(神令)
「わかったわかりました」

アロンダイト(神令)
「ごめんねスイハ続きはまた今晩」

スイハ
「はい❤️」

アロンダイト(神令)はある部屋の扉の前に来てノックした

コンコン

「どうぞ」

アロンダイト(神令)
「失礼します報告だけです命令には失敗しました原因は敵の多さに対する油断しすぎです」

「そう...次からはどういう敵であっても油断しないように後出力をあげるのはあなたの身が危険になるのやたらめったらに出力をあげずにこっちの調整を待って」

アロンダイト(神令)
「任務を失敗し敗北した者に対する怒号の言葉はないの?」

「ない、任務の失敗も敗北も原因さえわかっているならそれで良いそれよりもあなたが無事に帰って来たことそれが一番重要」

アロンダイト(神令)
「心配してくれてたんだありがとう」

アロンダイト(神令)
「そういえば私が行った世界も私たちの関係たぶん同じだよ」

「そう...その世界も少し特殊なのね、とりあえず部屋に戻ってゆっくりと休みなさい」

アロンダイト(神令)
「そうする夜にスイハと約束あるし」

「お休みなさい」

アロンダイト(神令)
「お休み姉さん」

アロンダイト(神令)が自室に戻るとケーキが置いてありケーキには『お誕生日おめでとう二人のより』と書いてあった手紙があった

アロンダイト(神令)
「そうか今日は私の誕生日か...あの世界の私も誕生日だったか今は違えど元は同じってことか」

アロンダイト(神令)はケーキを手づかみで頬張るながら自室へと入るのであった

496HAPPY BIRTHDAY アロンちゃん:2019/11/12(火) 23:25:39
少し補足と言いますかその後の話を書きました
朝の6時までに書いていたので今日は少々疲れました
最後に一言もう一度
アロンお誕生日おめでとう!

497名無しさん:2019/11/12(火) 23:28:26
アロン誕生日おめでとう!

498名無しさん:2019/11/12(火) 23:49:01
へレヴァよき…

499名無しさん:2019/11/13(水) 07:00:43
レーヴァは本当に隙だらけだなぁ…

500名無しさん:2019/11/13(水) 07:16:37
ムーのどこを撫でてるんですかねぇ…

501リクエストあれば気が向いたら書くかも:2019/11/14(木) 23:16:18
【でぃすらぷ!】
閑話「アバター会議」

週に一度、それは行われる。パートナーに隠れて集まった4つの影が揺れた。

「みんな揃ったな?」
「ええ」
「はい」
「全員の集合を確認しました」
「よし、じゃあ今週も始めるぜ!オートアバター会議、開幕!」
「「「おー!」」」
ーーーーーーーー
「と言うわけで、まずはそれぞれの報告だ」
「アタチからはとくに…」
「カリスもとくに変わった様子はないですね」
「ソロモンにも異常は確認出来ません」

ムーはうん、うんと頷いた。

「レヴァも相変わらずカワイイぜ!まぁ、全員問題なしって事でいいな!」
「いつものことね…このやり取り、いるの?」
「ニール、無事って言う確認が大切なんだぜ?」
「はいはい、分かってるわよ」
「それで、今週の議題は何ですか?」
「それなんだが…そろそろ斬り込んで行こうと思うんだ…」

ムーの真剣な声色に他の3人も姿勢を正す。

「アイツらの関係についてだ…!」
「ついに来たわね」
「今まで避けてましたからね」
「これまでの記録を参考に、状況をデータ化しますか?」
「いや、まずは報告があるなら聞こうぜ。挙手!」

ムーのかけ声を合図に、みんなで首をかしげながら考える。
静寂が辺りを包む中、沈黙を破ったのはニールだ。

「て言うか…結局の所、レーヴァテイン次第じゃない?好意を寄せられてるのはレーヴァテインなんだし」
「すみません、すみません!カリスもアプローチでご迷惑を…!」
「う〜ん…あいつも何か考えてはいるみたいなんだけどなぁ…」
「ヘレナなんて届かぬ恋心に毎夜、毎夜枕を濡らしているわ」
「すみません、すみません!カリスは毎日楽しそうにしてます…」
「それは別に謝ることじゃねぇだろ?」
「ソロモンはレーヴァテインのことを想い、夜な夜なシーツを濡らしています」
「おーと、グラウ!そう言うディープな話題は俺達には対処できねぇから今後は禁止だ!」
「了解。ソロモンの『自○行為』を報告内容から除外します」

グラウが何やら処理を始め、他の3人はそれを複雑な表情で眺める…
プライベートがダダ漏れのソロモンにただただ同情した…

「き、気を取り直して…とにかく俺達が枷になっちゃいけねぇ。サポートは慎重にな!」
「もちろんよ!」
「はい!」
「承知しました」

とは言え、4人共通の不安が解消された訳じゃない。最大の問題は…

「出来ればみんな、幸せになって欲しいわよね…」
「ですね…」
「同意します」
「そこは俺達の出番ってもんよ!どんな結果になってもパートナーを支えるのが…」
「パートナーが選ぶ側の奴は気楽ね。落ち込んだヘレナなんて想像したくもないわ!」
「な、なんだとぉ!俺は軽くなんか考えてねぇぞ!俺だって真剣にだな…!」
「お、落ち着いて下さい!あわわ、どうしましょう…!」
「現段階で各メンバーの恋愛が成就する確率を計算します」
「うわ〜!辞めろ、グラウ!」
「本当にその通りになったらどうするのよ!」
「もしカリスが最下位だったら…キプルキプル……」

ぎゃあぎゃあと騒ぐ3人と冷静に分析を続ける1人……もはや会議の体を成していないのは明らかだ。
と、そこでグラウが何かに反応を示す。3人も問答を辞めて意識をそちらに向けた。

「この部屋の周囲に反応があります」
「アイツらが俺らを捜し始めたか…仕方ねぇ、今日はこれでお開きだ!」
「いつも最後はこんな感じよね…」
「まぁ見付かると大変ですし」
「じゃあ、また次の会議でな!解散!」

かくして会議は終わり、4人はそれぞれのパートナーの元へと散って行く。
ムーはレーヴァテインの姿を見つけ、ひらりとその肩の上に降りた。

「…!ムー、何処に行ってたの?」
「へへ、そんなに俺様の行動が気になるのか?」
「……馬鹿」
「おいおい、そりゃねぇだろ?俺はこんなにレヴァのこと…」
「黙って……」
「ムギュウウ!」
「はぁ…勝手に居なくならないで。捜すのめんどくさいから…」

そう言う彼女の表情には安堵の色が伺える。

「俺がお前の側を離れる訳無いだろ?本当にレヴァは寂しがり…」
「黙って……」
「ムギュウウ!」

(やれやれ…まだまだ俺様がついてないとダメだな!)

閑話 END

502名無しさん:2019/11/14(木) 23:18:06
レヴァムーよいぞ…よいぞ…

503名無しさん:2019/11/16(土) 00:46:31
なに?レーヴァが誰を選ぶか不安だって
逆に考えるんだ、「レーヴァをみんなで共有すればいい」と考えるんだ

504名無しさん:2019/11/20(水) 14:57:35
さっきうたた寝してたら8頭身になったムーが馬並のマグナムでレヴァを立ちバックしてる夢を見た

505名無しさん:2019/11/20(水) 15:29:08
画像化か映像化して

506名無しさん:2019/11/22(金) 23:01:24
「おはようアバリス」

アバリス「おはようございますマスター」

「アバリス俺たち結婚して夫婦になったんだからマスターっておかしいだろ?」

アバリス「そうですね...では...あなた////」

アバリスは少し顔が赤くなった

「ふふ俺の嫁さんは可愛いな」

アバリス「か、からかわないでください////」

「ほら起きたばっかりだからおはようのキスでもしよう?」

アバリス「は..はい」

二人の顔が近づいたところでアバリスは目が覚めた

アバリス「今のは......夢?」

アバリス「私とマスターが結婚して夫婦になっている夢......////////」

アバリスはとたんに自分の見ていた夢が恥ずかしくなり顔が真っ赤になった

アバリス「あああああああああああ!!!///////」

アバリスは真っ赤になった顔を手で覆い叫び声をあげた

アバリスが叫んでいるとマスターが急いで入って来た

「アバリス大丈夫!?」

アバリス「こっちに来ないでください!」

「えええええ!!」

朝のアバリスの叫び声と朝からずっと落ち込んでいるマスターは一種の謎として残るのであった

507よき夫婦な二人:2019/11/22(金) 23:03:55
タイトルつけるの忘れてた
今日はよき夫婦の日らしいのでアバリスとマスターが結婚して夫婦になる夢を見たアバリスの話を書いた
アバリスが嫁とか贅沢だなぁ

508名無しさん:2019/11/23(土) 18:12:45
いつかアバリスに綺麗なウェディングドレスを着せてやるんだ…

509名無しさん:2019/11/24(日) 11:06:34
アバリスが嫁さんとか……あぁっ、羨ましいッ!

510名無しさん:2019/11/24(日) 16:35:00
アバリスは幸せにしないと...

511解決アロンちゃん:2019/11/25(月) 02:08:50
解決アロンちゃん11

これはアロンダイトの疑問を解決したりしなかったりアロンダイトが人の悩みを解決したりしなかったりするものです

梓弓
「マスター助けてください」

マスター
「え、やだ」

梓弓
「私とアロンの仲を引き裂こうとする女がいるんです!」

マスター
(なんか勝手に話進められた)

梓弓
「その女の名はスイハ!」

マスター
「え?スイハ!?」

マスター
「なんでスイハが?」

梓弓
「思い出すだけでムカつきますが...今までの経緯を話ましょう」

*******

梓弓
「アロンダイト〜お昼一緒に.」

スイハが梓弓を押し退けてきた

スイハ
「アロンダイト一緒にランチなんてどうでしょう?」

アロンダイト
「良いですよどこに行きます?」

********

梓弓
(アロンダイトの水浴びがそろそろタオルを.)

スイハが梓弓を転ばせた

スイハ
「アロンダイト水浴び終わったようなのでタオル持ってきましたよ」

アロンダイト
「ありがとうございますスイハ」

*********

梓弓
「今日はアロンダイトに花束のプレゼントでも..」

スイハが梓弓を倒して花束を奪った

スイハ
「アロンダイト花束をどうぞ」

アロンダイト
「わぁ〜ありがとうございますスイハ」

*******

梓弓
「おのれ〜あの女〜」

梓弓はぶちギレていた

マスター
(うわぁ〜これはガッツリキレてる)

梓弓
「私が会長している『アロンダイトすこすこの会』の会員も謎の襲撃を受けているようですし」

マスター
「え?なにその下手したら犯罪集団になりそうな名前」

梓弓
「スイハあの女は同類です」

マスター
「え!?俺の質問はスルー」

マスター
「てかスイハが同類ってスイハがアロンのこと好きってこと?」

梓弓
「ええ私の目に狂いはありません」

マスター
「マジかよ...あのスイハが」

スイハ
「よく私の本性を見破りましたね」

512解決アロンちゃん:2019/11/25(月) 02:30:46
>>511
梓弓
「出ましたね我が宿敵」

スイハ
「梓弓アロンダイトから手を退けば痛い目にあわずに済みますよ?」

梓弓
「そんなこと言われて『はいそうですかそれでは手を退きます』なんて言いませんよ」

スイハ
「そうですか悲しいことです」

梓弓
「それに私には『アロンダイトすこすこの会』会長という3000人の会員のトップが痛い目に合うからという理由で手を退くわけには行きませんし」

マスター
(結構人数いるな...)

スイハ
「ふんそんな組織私が会長の『アロンダイトを遠くから見守るの会』が軽く潰して上げますよ」

マスター
「え?なにその下手したらストーカー集団になりそうな名前」

梓弓
「会員は何名なんですか?どうせ数人ほどでしょう?」

スイハ
「ええ私の会は50人と少数ですが...その1人1人が各国に影響がある重鎮ばかりハルモニアの上流階級からケイオスリオンの大きな土地を締める貴族トレイセーマの十三議会と接触のある人まで私が一声あげればあなたの300人なんて一捻りです」

マスター
「色々疑問あるけどその人たちはなんでどうやってそんな会に入ってんだ?」

梓弓
「くっ...私のアロンを勝手に遠くから見守るなこの変態ストーカー女め!」

マスター
(あ、俺の質問は全スルーなのね)

スイハ
「それはこっちのセリフですよ!私のアロンを勝手にすこすこするなこの変態妄想女め!」

マスター
(そういえば争いは同レベルからでしか起きないって言葉カシウスから聞いたな)

梓弓
「与一!私がアロンにどれほどふさわしいか教えてあげなさい!」

スイハ
「ネス!私がどれほどアロンとお似合いか力説しなさい!」

ネスと与一が前に出た

マスター
(あの二人洗脳されたのか?)

与一・ネス()
「アロンダイトは差し上げますから梓弓(スイハ)を元に戻してください!!」

マスター
(良かったーーー正常だったーーー!)

513解決アロンちゃん:2019/11/25(月) 02:43:35
>>512
梓弓
「どうやらそんなにアロンを渡したくはないようですね」

スイハ
「その言葉そっくりそのまま返します」

梓弓
「なぜそんなにアロンダイトを渡したくないんですか」

スイハ
「それは好きだからです」

梓弓
「私も好きですよ」

マスターは二人の会話を聞かずに今日の晩御飯を考えていた

梓弓
「考えてみたら私たちには真っ先に倒すべき相手がいますね」

スイハ
「それもそうですね」

二人はマスターの方を見た

マスター
「え?」

梓弓・スイハ
「私のアロンに平気で近づきベタベタと接触する不届き者!!」

二人は武器を構えた

マスター
「いや....え?ちょっと待って....そんな急展開ある?」

梓弓・スイハ
「覚悟!」

マスター
「マジかよ!」

マスターは逃げ出し二人は逃げたマスターを追いかけ始めた

梓弓・スイハ
「待てーーー!!」

514解決アロンちゃん:2019/11/25(月) 03:03:06
>>513
マスターはひたすら逃げた

マスター
(ヤバいこのままだと変態どもにいちゃもんつけられて殺される)

マスターが逃げているとアロンダイトが鍛練から帰って来ていた

マスター
「アロン助けて!」

アロンダイト
「マスターどうかしたんですか?」

マスター
「こ、殺される助けて」

アロンダイト
「殺されるって....もしかして敵!?」

アロンダイト
「マスター私の後ろに隠れてください」

アロンダイトが武器を構えると梓弓とスイハが来た

アロンダイト
「二人とも気をつけてくださいマスターの命を狙う敵がこの付近にいるようです」

マスター
(その二人が俺の命狙ってんだよ!)

梓弓
「マスターは私が護衛しておくのでアロンダイトは敵を探してください」

マスター
(ヤバい本格的に殺される)

アロンダイト
「いえ梓弓やスイハは接近戦が苦手ですもしも敵が急に来た場合に備えて私が守っている方が安全ですし私が守ることを怠って二人に怪我を負わせたくはありませんから」

梓弓
「アロン...///」

スイハ
「アロンダイト////」

マスター
(こいつら堕ちたメスの顔をしてやがる)

アロンダイト
「それにしても敵...現れませんね」

マスター
「きっと三人いるから不利と思って逃げたんじゃないかな?」

アロンダイト
「そうですか....でも気を抜いた時に襲われる可能性もあるので今日一日私がマスターお守りします」

マスター
「ありがとう助かるよ」

マスター
(色んな意味で)

そして夜までマスターはアロンダイトから護衛されるのであった

梓弓
(スイハだけかと思ったが他にも敵がいた)

スイハ
(アロンダイトを手に入れるにはあの二人を倒さなければならない)

梓弓・スイハ
(とりあえず覚悟しておけマスター)

マスター
「へっくしょん」

アロンダイト
「マスター風邪ですか?」

マスター
「アロンもしもの時は全力で俺を守って」

アロンダイト
「?」

アロンダイト
「はいわかりました」

マスターは心配事とアロンダイトは妙に不思議な約束をマスターとするのであった

515解決アロンちゃん:2019/11/25(月) 03:07:11
『アロンダイトすこすこの会』と『アロンダイトを遠くから見守る会』の制服はどちらも仮面にロングマントにフードです
色は『アロンダイトすこすこの会』が黒に近いグレーで『アロンダイトを遠くから見守』は黒です
会員はどちらも女性9割男性1割です

516名無しさん:2019/11/25(月) 10:05:26
目的は同じはずなのに相容れぬ二人
そして巻き込まれるマスター
アロンをめぐる三国大戦(笑)の火蓋が落とされるのであった

517リクエストあれば気が向いたら書くかも:2019/11/26(火) 22:05:32
もうしばらくしたら番外編公開します
ついにあの人が登場ですよ!
えっと、まぁ、管理人さんの判断で消されたらすみません
たぶん大丈夫
たぶん…

518リクエストあれば気が向いたら書くかも:2019/11/26(火) 22:50:33
【でぃすらぷ!】
番外編「いい風呂の日」

ティルが復活した。「長いこと眠っていたので…」と言う本人の希望で……

「ありがとうございます、レーヴァ♪」
「別に、お礼なんて…」

何故か私はティルとお風呂に入ることになった。
今はティルの背中を洗ってあげてるわけだけど…

「まさか体が縮むなんて…手伝っくれて助かります」

そう…彼女の体は縮んでいる…ひと言で言うと、幼女…子供の姿だ…どうしてこうなった…

「……痛くない?」
「はい、気持ち良いですよ!」

力を入れすぎないようにゆっくりと洗う。彼女の背中は小さく、とても柔らかい…
そのくせ、邪魔にならないように前身に垂らした髪から覗く横顔は、妙に色っぽいのだから困る……
以前のティルと重ねているからそう見えるのかな……

「はい、終わり…」

私は彼女の背中の泡とともに、そんな悶々とした感情をお湯で流す。

「じゃあ、あとは大丈夫でしょ?私はこれで…」

立とうとした瞬間…

「ま、待ってください!」

急にティルが抱き着いてくる。彼女の顔はみごとに私の胸へと沈み込んだ……

「な、何してるの、ティル!」
「私も自分で驚いています…自分がこんな体に…小さくなったからか、以前より大きく見えて……なんだか、いけない気持ちに……」

ティルの小さな手がゆっくりと2つの膨らみを押し上げる。

「っ……!」
「やはり、大きいですね…」

ティルの頬が赤く染まっているのは、お風呂で体が温まったからだけでは無いのだろう…

「次は、私の番です…」

彼女はおもむろに私の両足を開いた。そして……

「綺麗に、してあげますからね…」
「ティ、ティル…!ダメ…!」

ティルは意を決するように一拍おいて、『その場所』へ優しく唇を押し当てた。




そこで目が覚めた私はただただ呆然として…一切の思考回路が停止する。

「…………は?」

夢。まぎれもない夢。そもそもティルが小さくなるなんて……
隣りのムーも目を覚まし、「くぁっ」と欠伸をした。

「どうした、レヴァ?またすげぇ顔してるぞ?」

一気に現実味を帯びた朝の風景に意識も覚醒し……唐突に自分が見た夢を理解する。
沸騰する血液と湧き上がる感情を堪えきれず、私は枕に顔を埋め、思いっきり叫ぶことしかできなかった……

このとき見た夢のティルが、後に本当に復活したティルの姿、『リル=ティルフィング』であること知るのはまだ先の話…

番外編 END

519名無しさん:2019/11/26(火) 23:00:30
ティルレヴァええぞ!

520アバリスが誕生日を祝ってくれる話:2019/11/26(火) 23:01:33
ある日の朝

アバリス「あの...マスター」

マスターは朝からバタバタしていた

マスター「あ、アバリスごめん今は忙しいから後でいいかな?」

アバリス「マスターがお暇な時で良いですよ」

マスター「ありがとうまた後でね」

今日一日マスターはバタバタの作業で夜になった

アバリス「マスター」

アバリスがマスターの部屋に入るとマスターはベッドで横になって寝ていた

アバリス「寝てる仕方ないですね今日一日忙しかったようですし」

アバリスは手に持っていたケーキを机の上に置いた

アバリス「お誕生日おめでとうございますマスター」

アバリスはマスターの頬にそっと優しくキスをした

アバリス「//////////////」

アバリスはそそくさと部屋を出た

マスター「.........」

マスターはゆっくりと起き上がって窓辺に手を置いた

マスター「そうか....今日は誕生日だったな....」

マスターの顔はみるみると赤くなった

マスター(ああああああ!//////)

マスターはその場にうずくまった

マスター「ア、アバリスって意外と大胆だな////」

マスターは赤くなった顔に手を当てた

アマスター(あー顔が熱いし心臓もドキドキしてるこれだけで良い一日だったって感じれる)

その頃アバリスも赤くなった顔に手を当てていた

アバリス(マスターの頬にキスしてしまった....でも私からあげれるプレゼントなんてこれくらいしかないしマスター満足してくれたのでしょうか?)

マスター(.....)

アバリス(......)

マスター・アバリス(それにしても体が熱い....)

あまりにもドキドキした二人はその夜あまり寝つけれなかったのであった

521アバリスが誕生日を祝ってくれる話:2019/11/26(火) 23:04:21
ああアバリスに誕生日祝ってもらいたい
淘汰値15行ったからロングハンターにしてロングアーバレストを装備させて戦闘したらロングアーバレストが想像よりもでかくてびっくりしたけどそれを持って戦ってるアバリスってすごいなと感心した

522名無しさん:2019/11/26(火) 23:25:26
>>518
こいついっつも自分が襲われる淫夢見てんな、やっぱ好きなんすねぇ〜

523名無しさん:2019/11/27(水) 07:06:06
>>518
番外編はどちらも寸止めの夢落ちだけど、レヴァの深層心理なのか
はたまた誰かが意図的に見せてる淫夢なのか…
淫夢見せそうな容疑者がいるせいで妙に信憑性あるのが困る

524名無しさん:2019/11/27(水) 08:17:32
アバリスのような彼女が欲しい人生だった…

525名無しさん:2019/11/27(水) 12:48:44
レヴァが襲われたいのか、レヴァを襲いたい人が多いのか……とにかく今回もよきかな

526名無しさん:2019/11/27(水) 19:00:23
アバリスが現実にいれば...

527リクエストあれば気が向いたら書くかも:2019/11/27(水) 23:07:18
感想ありがとうございます
>>518にいくつか訂正がありましたので記載します

訂正前
「まさか体が縮むなんて…手伝っくれて助かります」
訂正後
「まさか体が縮むなんて…手伝ってくれて助かります」

訂正前
このとき見た夢のティルが、後に本当に復活したティルの姿、『リル=ティルフィング』であること知るのはまだ先の話…
訂正後
このとき夢で見たティルが、後に本当に復活したティルの姿、『リル=ティルフィング』であることを知るのはまだ先の話…


注意してはいますが、誤字脱字などあったらすみません
気付いたらそのつど報告&訂正します

528Christmas.night:2019/12/02(月) 23:01:58
リサちーと過ごすクリスマスの物語です。

元のSSはガッツリR-18描写があるのでここではR-18描写無しで投稿しますが、R-18描写有りで見られたい方は下記URLからご覧ください。

https://syosetu.org/?mode=user&uid=289229

529Christmas.night:2019/12/02(月) 23:03:12

今日はクリスマスイブ。

隊の皆とクリスマスパーティーを行い、楽しい一時を過ごした。

お金に余裕がないので普段は余りこういった催し物が出来ないけど、せめてクリスマスは楽しんで欲しかった。

皆、いいクリスマスを過ごせたと思う。

ただ一人、途中でクリスマスパーティーをひっそりと抜けたリサナウト以外は。

「リサナウト、どうしたんだろう……」

一度自室に戻って着替えてから彼女を探そう、と考えながらドアノブに手を伸ばした所で、自分の部屋からゴソゴソと音が聞こえてきた。

「まさか、空き巣……?」

静かにドアノブを回し、ドアの隙間から中を覗く。

そこには。

「ま、マズい、急がないと当主様が帰ってきちゃう。リボンをもう一度まき直して……、あ、あれ?リボンがほどけない!」

ミニスカサンタな格好で自分をリボンで縛り、もぞもぞと床を這っているリサナウトの姿があった。

「……何してるの?」

「あ、と、当主様!?これは決して自分にリボンを巻いて当主様に「プレゼントは私」ってしようと思っていた訳ではなくて!」

「そ、そう!これは縛っているの!縛っている方が当主様は興奮するでしょ!最初から予定通りよ!」

捲れあがったスカートからタイツが丸見えで、胸にリボンが食い込んでいる。

それでも一ミリも動揺しないのは、彼女の残念っぷりに呆れ果てているからか。

「じゃあ僕はもう一度出掛けてくるから」

「その前にこのリボンをほどかせてあげてもいいわ。……ちょ、ちょっと待って当主様!お願いだから行かないで!」

部屋から出るとリサナウトは涙目で助けを求めた。

「最初からそう言えばいいのに……」

530Christmas.night:2019/12/02(月) 23:04:05

リボンをほどくと彼女は佇まいを直し、ベッドに座った。

「ありがとう、当主様。リボンに縛られたくらいどうってことはなかったけど、感謝してあげるわ」

その自信は一体どこから来るんだろう?

「何で僕の部屋にいたの?」

「あら分かりきったことを聞くのね。当主様に私をプレゼントするためよ。マイナス2ポイントね」

「そうじゃなくて僕の部屋にどうして入れたの?鍵は掛けてたけど」

「……鋭いわね、当主様。10ポイントあげるわ」

くっ……、と悔しそうにリサナウトは唸る。

僕を何だと思っているのだろう?

「もし合い鍵を持ってるならポイントよりそっちをくれると嬉しいな」

「残念ながら不正解よ。私に合い鍵は必要ないわ。ピッキングできるもの」

「……ちょっと失敗して鍵穴を壊しちゃったけど」

そちらの方が問題だということに気付いて欲しい。

531Christmas.night:2019/12/02(月) 23:04:53

「そんなことより!私の格好に当主様は何とも思わないの?」

「ミニスカサンタだね」

「…………それだけ?」

とても似合っているし、可愛らしいと思う。

でも、自分をリボンで縛っていたとんでもなくポンコツな印象がどうしても拭えない。

「む〜、当主様、今のは1000ポイントマイナスよ」

そう言ってリサナウトは少し膨れっ面になった。

「当主様、他の子には可愛いって言ってたのに、なんで私だけ……」

彼女がボソボソと呟いた言葉は聞こえてないフリをする。

少しするとリサナウトは、僕に向けてビッと指を指した。

「それはそうと、当主様は992ポイントの負債をどうやって返すつもりかしら」

返さなかったらどうなるのかは気にしないことにする。

元々去年の失点を取り戻すために、リサナウトを探していたのだから。

532Christmas.night:2019/12/02(月) 23:06:12

「リサナウト、メリークリスマス」

用意してた小箱を彼女に手渡す。

「え?と、当主様……。これって……」

「クリスマスプレゼントだよ。去年渡すことができなかったから今年はそのリベンジで、ね。本当はパーティーの時に渡すつもりだったんだけど」

リサナウトは小箱をギュッと胸に抱き、俯きながら僕に尋ねる。

「開けてもいい?」

「もちろん」

リサナウトが小箱の包装をとき、中身を取り出す。

「……懐中時計」

「リサナウトは時間を操る能力を持ってるから、あると便利かなって」

「……2000ポイント」

多分、照れ隠しなのだろう。

リサナウトは懐中時計を見つめて、顔が綻んでいた。

そんな彼女を見れて、僕も嬉しかったのだと思う。

「……可愛い」

「え?」

つい、そんな感想を漏らしてしまっていた。

533Christmas.night:2019/12/02(月) 23:08:42

「……そのポイントって意味あるの?」

可愛いと言ったことをあまり追求されたくなくて、話しを逸らす。

「あ、うん。1ポイントで肩叩き一回分よ」

思ったよりショボかった。

今は大体1000ポイントだから、肩叩き約1000回分。

「1000ポイント貰っても余り嬉しくないなぁ……」

「……10000ポイントで、当主様の恋人になるって言っても?」

リサナウトに後ろから抱きつかれる。

「……軽々しくそんなこと言ったらダメだよ」

「誰にでも言うわけじゃないわ。私の恋人になれる権利があるのは当主様だけ」

背中から回された彼女の手は、少し震えていた。

「リサナウト……?」

「私にはクロノスの力があるわ。時間を操る絶対的な力」

僕の隊において、戦闘で彼女の右に出る者はいない。

彼女が隊に入ってから、仲間が戦いで負傷することもなくなった。

「時間をいじることで問題を解決してきた。それでも、どうにもならないこともあるの」

彼女はその力を仲間の為に何度振るったのだろう?

「時間を戻す度に、私と仲間が過ごした時間は乖離していく。どれだけ仲良くなっても、時間を戻せば築き上げた関係がリセットされてしまう」

それはどれだけ辛いことなのだろう?きっと僕にはわからない。

「当主様だけなの。どんな時でも私と変わらずに接してくれたのは」

彼女の手に自分の手を重ねる。

「……ごめん、今まで気付いてあげられなくて」

「いいの。誰にも気付けるようなことじゃないし、ただ当主様には知っておいて欲しかっただけ」

「そう、か……」

534Christmas.night:2019/12/02(月) 23:09:38

いつも気丈に振る舞う彼女が、こんな悩みを抱えてたなんて思いもしなかった。

気付けなかった自分が情けない。

「……この先も、君が人知れず抱えた辛さに僕は気付いてあげられないかもしれない」

「うん」

「僕じゃ頼りないかもしれないけど、それでも君の支えになりたい」

「……うん」

「もっと君のことを教えてほしい」

「……当主様は、ずっと私の傍に居てくれる?」

「勿論、リサナウトさえ良ければ」

彼女の手をほどき、向き直る。

「あ、と、当主様!こっち向いたら……」

リサナウトの瞳から涙が零れていた。

彼女の焦った表情が泣き顔を見られたくないのだと物語っていたから、リサナウトを正面から強く抱き締めた。

「と、当主様……?」

「今まで僕達を守ってくれて、ありがとう」

「強がらなくていいんだ。今度は僕が君を支える番だから、できれば甘えて欲しいな」

「……10000ポイント」

リサナウトは泣き顔を見られないように僕の肩に顔を押し付け、ぽそりと呟いた。

「当主様は本当にズルね。……もう少しだけ、このままでいていい?」

「うん」

強がりだけど本当は弱い彼女を守っていこうと、心に誓った。

535Christmas.night:2019/12/02(月) 23:11:28



ーーーーーー

ーーー

「リサナウト、落ち着いた?」

「……リサ」

「え?」

「私のことリサって呼んでくれるなら0ポイントで恋人になってあげる」

リサナウトはちらちらと僕の方を見ながら髪をいじり、返事を待った。

「……リ」

「ちょ、ちょっと待って当主様!考え直して!本当は10000ポイント必要なところをリサって呼ぶだけで恋人をゲットできるの!今ならお買い得というか!だから!」

「リサ」

パタパタと手を振りながら、顔を真っ赤にしていた彼女がピタッと止まった。

「も、もう一回呼んで……」

「リサ、好きだよ」

「あ、えと……、と、当主様にしては上出来ね!その……わ、私の恋人にしてあげる!」

「うん。これから宜しく」

リサは伺うような視線をこちらに向け、僕の袖をクイッと引っ張た。

「当主様、私のファーストキス、奪ってくれる?」

「リサ……」

「ん……」

彼女の柔らかな唇に自分の唇を押し付ける。

「……当主様のファーストキス、マイナス5ポイント」

「厳しくない?」

「そんなことないわ、当主様じゃなかったらマイナス10000000ポイント……っていうかさせない」

「キスって唇を重ねるだけじゃないでしょ?100ポイントになるまで特訓する必要があるわね。ん……」

「それってリサが沢山キスしたいだけじゃ……」

「ん!」

唇を突き出して、キスをねだる彼女がとても可愛らしくて、僕は再び彼女の唇を奪った。

「ん、ちゅ、ちゅぅ……」

彼女の唇を啄み、舌を這わせて濡らしていく。

リサはギュッと目を瞑り、時折ピクっと身体を跳ねさせた。

536Christmas.night:2019/12/02(月) 23:12:18

「リサ、舌を出して」

「と、当主様……、ん!ちゅ、ちゅる……」

彼女と舌を絡ませ、摺り合わせていく。

少しザラついた感触が堪らなくて、夢中で彼女の舌に吸い付いた。

「ちゅ、ちゅぴ、ぷぁ……。もぅ、当主様、がっつき過ぎ。それだけ私の魅力にメロメロってことかしら?」

「うん、凄く可愛いよ」

「あぅ……」

リサは顔を真っ赤にして俯いた。

ポニーテールに髪を纏めているので、襟から覗くうなじにどうしても目がいってしまう。

「さっきのキスは何ポイントかな?」

「ひゃく……、いや3ポイント。まだまだね!」

「100ポイントって言いかけたよね?本当は?」

「さ、さすが当主様、鋭いわね。……ひゃ、」

「1000000(百万)ポイント……」

喜んで貰えてたようで良かった。

537Christmas.night:2019/12/02(月) 23:13:30

「当主様は今、1011008ポイントあるわけだけど……、どうするの?」

「分かり辛いからもう1000000(百万)ポイントでいいよ。これで何ができるんだろう?」

1ポイントで肩叩き1回。

10000ポイントで恋人になってくれる。

1000000ポイントなんて想像もつかない。

「えっと、1000000ポイントで、その……、一日中、私を当主様の好きにしていいわ」

「…………」

思考が真っ白になりかける。

「えっと、それって……」

コクリとリサナウトは頷く。

「私の中に、当主様と繋がったっていう確かな証が欲しいの。だから、お願い」

「当主様、私をめちゃくちゃにして……」

538Christmas.night:2019/12/02(月) 23:14:20



ーーーーーー

ーーー

それから数時間後、僕とリサはベッドに寝転んでいた。

「くっ……、悔しいけど、認めてあげる。ベッドの上だと当主様に勝てる気が全くしないわ」

勝ち負けってあるの……?とは突っ込まなかった。

「言っておくけど当主様が私にマウントをとれるのは今日だけよ!次は私が当主様をひいひい言わせることになるわ!」

「僕はリサが次を考えてくれていることが嬉しいよ」

「ぁぅ……」

リサは真っ赤になった顔を枕にうずめ、足をパタつかせた。

素直じゃなくて意地っ張りな所も好きだなんて、まだ恥ずかしくて言えそうにないけど。

「リサ、君をもう一人にはさせない。どの時間にいても、僕は君の味方であり続ける」

「……当主様はそんなことを恥ずかしげもなく言うのね」

「……恥ずかしいかな?」

僕の本心なのだから仕方ない。

リサがこちらに向き直り、僕の手を握った。

「一日逢わねば千秋、という言葉があるわ」

「たった一時でも、当主様と一緒にいられない時間にはもう堪えられないの。だから、当主様。私の手を離さないで」

僕はそれに応えるようにリサの手を握り返した。

「うん。ずっと傍にいる」

嬉しそうにはにかむ彼女と、この先もずっと。

きっと彼女となら、新鮮で退屈のない毎日が送れると思った。

ーーー君にとっても、そんな日々が送れるといいな。

そんな未来に思いを馳せて、お互いに笑いあった。




Fin

539Christmas.night:2019/12/02(月) 23:17:28
リサちーのあまりの可愛さに衝動的に書いてしまったSSですが、彼女の魅力が少しでも伝わったら嬉しいです。

ゴッドガチャは(財布が)キツいですがもしリサちーを迎えられた方は愛でてあげてください

540名無しさん:2019/12/03(火) 10:51:49
りさちー引けた人は大切にしてあげて…(玉砕)

541名無しさん:2019/12/03(火) 12:41:21
>>539
これ読んでリサちー可愛いなぁと思って衝動的に引いたら出た。ありがとう作者様。良いもの読ませてもらったのとガチャ運を暮れて本当にありがとう

542Christmas.night:2019/12/04(水) 05:54:53
>>541
コメントありがとうございます!
リサちーを可愛いがってあげてください。

543リクエストあれば気が向いたら書くかも:2019/12/08(日) 15:45:23
【でぃすらぷ!】
スピンオフ「そろもん!」

私には好きな人が居る。
最初は仲間として。
そして、いつからかその想いは友情から愛情へと変わっていった。
不思議と戸惑いは無かった。
だって、どんな感情を持とうと、私の進む道は常に君と共にあるのだから。

ーーーーーー
朝の体操を終えて広間に戻った私は、想定外の状況に困惑した。
誰も居ないと思っていたテーブルにはレーヴァの姿が見える。
さらに付け加えると…

「またうたた寝してるのね」

レーヴァは無防備にも、椅子に腰掛けたまま眠っていた。
私はすぐさま状況の分析に入る。

(外で体操をしている時にカリスとヘレナは買い出しに行くと出掛けて行ったわ…普段カリスは朝食の準備が整ってからレーヴァを呼ぶから、てっきりまだ眠っていると思い込んでいたけれど…)

おそらく、レーヴァが二度寝する事も想定し、声を掛けてから朝食の買い出しに向かった…そんなところね。
レーヴァはレーヴァで、珍しくすぐに起きてきたら誰も居ないので待ちくたびれてそのままうたた寝をしてしまった…
うん、完璧ね!

「ふふっ、この程度の分析は朝飯前よ!」
「周囲を観測します。……朝食の準備は確認出来ません」
「そうねグラウ!正真正銘朝飯前ね!」

私はそのままカリス達の帰りを待つことにし、レーヴァの向かいの席へと腰を下ろす。
レーヴァは起こす理由も無いので、しばらく寝かせてあげることにした。

「本来なら起こすところだけど…たまには甘やかしてあげるわ…ゆっくり休んでね…」

すやすやと寝息を立てる彼女を見つめる。警戒心の欠片も無い。
うん、前言撤回ね。私の理性が持ちそうにない。

(ああぁ、どうして?どうしてこんなに可愛い生き物が存在するの?しかも二人きり!レーヴァは無防備!)

これはある種の拷問よ…
私は深呼吸をして、自分が取るべき行動を整理した。

1、普通に起こす
2、レーヴァに布団を掛けてやり過ごす
3、キスで起こす
4、いっそのこと襲う

選択肢に多少の疑問は抱きつつ、分析を開始する。

「まず2は無い。姿は布団で隠せてもレーヴァが眠っていると言う事実は変わらないもの…それにレーヴァが息苦しくなって結局起きてしまう。3も無いわね。私が我慢できずにそのまま4に繋がってしまう…」

私はレーヴァの隣りに立ちその表情を見つめながら、そっと頬を撫でる。

(まったく…君はどうしてこんなに無防備なの?)

“そう言う事“になっても良いと言うサイン?それとも……

「信頼の証……?」

なら…私の選択肢は決まっている……
私はレーヴァの肩に手をかけて、思いっきり力を込めた。

「ほら、レーヴァ!起きなさい!こんなところで二度寝しないの!」

選択肢は1。最初からこれしかない。レーヴァの信頼を裏切ることは出来ないもの。これが私の最適か……

「う〜ん…ソロモン…?おはよ…」
「…………」

不覚だわ……寝起きの破壊力を計算に入れていなかった……
危うく理性の壁が崩壊しかけて、私は咄嗟にレーヴァを抱きしめた。

「ソロモン…苦しい…」
「ダメ…今は顔を見せないで…こっちの顔も、見ないで……」

今、目が合ったら……想いが溢れてしまう…
何度も自分に「自制心、自制心」と言い聞かせ、気持ちを落ち着かせる。
丁度良いタイミングで入り口付近で音が聞こえた。
ここしかない。

「買い出しに行っていた2人が帰ってきたみたいね!出迎えてくるわ!」

レーヴァから離れ、そそくさとその場を後にする。自分でもぎこちない動作だと呆れる。もっと自然に振る舞わないと…

と、私はある事を思い出し…その場に崩れ落ちた。
帰ってきたカリスとヘレナ、そしてレーヴァも何事かと心配そうに駆け寄ってくれる。

(さっきの寝顔……記録し忘れた……)

落ちついて、私。大丈夫…これからもずっと一緒なんだもの。チャンスはいくらでもあるわ。
でも、こんなことですぐに落ち込んでしまうなんて…
レーヴァの一瞬一瞬を自分の物にしたいと言う欲求の表れ…

(あぁ…やっぱり好きだなぁ……)

本当に出会えて良かった…
いつか、この想いが君に受け入れられますように…

END

544名無しさん:2019/12/08(日) 16:10:02
よき…よき…

545リクエストあれば気が向いたら書くかも:2019/12/08(日) 20:42:02
【でぃすらぷ!】
スピンオフ「かりす!」

私はみんなを救いたい。
だから人間でも、敵でも、誰だって助けを必要とする人がいれば手を差し伸べる。
でも、ときどき思うんだ…
じゃあ、私を救ってくれるのは誰だろう……?
みんなを救っていれば、いつか私も救われるのかな……?

ーーーーーー
目を覚ますとソロモンが心配そうに顔を覗き込んでいた。
まず最初に浮かんだのは……

(ああ、やっちゃったなぁ……)

私はさっきまで倒れた敵兵さんの治療をしていた。
最後に覚えているのは、その隙を突いて私を攻撃してきた敵兵さんの仲間と、颯爽と飛び込んできたレーヴァの姿。

「ごめんね、ちょっと失敗しちゃった!」

ソロモンの膝枕から起きて、つとめて明るく振る舞う。
でも……レーヴァの表情を見て一瞬で笑顔が凍り付く…本気で怒ってる……

「……カリス、いつも言ってるでしょ?敵の治療は辞めて…どうして分からないの?」
「だ、大丈夫だよ!もう油断しないもん!」
「カリス!ここはちゃんとレーヴァテインさん達に謝りましょう?すみません、すみません、カリスがいつも…」
「キプルは黙ってて!」

私もつい、ムキになって言い返す。だって、人を救うことは私の全てなんだもん…!

「もういい……勝手にして……」

レーヴァはそう言うと、ムーに乗って拠点の方へ飛び去ってしまった。

「やれやれ、レーヴァも本当に不器用だな…」
「カリス、レーヴァの気持ちも少しは考えなさい?」
「……分かってるもん」

私達が遅れて拠点に戻ると、先に帰ったはずのレーヴァは入れ違いにどこかに出掛けていき、その日は終ぞ帰って来ることは無かった…


翌朝、いつもより早く目を覚ました私は重い足取りでレーヴァの部屋へ向かった。

(レーヴァ、ちゃんと帰って来たかな?ソロモンとヘレナは心配いらないって言ってたけど……)

ノックしようと、一度は持ち上げた手をゆっくりと下ろす。
ひとまず、朝食の準備から始めよう……
昨夜、レーヴァが何も食べていないとしたらお腹を空かせているはずだし…

「ん…あれ…?」

ふと、微かにいい香りが漂っていることに気付く。
私が急いで調理場に向かい、覗き込むと…

「レーヴァ?何してるの?」

レーヴァはびくりと肩を震わせ、驚いた様子でこちらを向く。

「え、ウソ…カリス?もうそんな時間…?」

レーヴァの腕には小さなバスケットが抱えられている。その中には、焼き立てであろうおいしそうなパンが積まれていた。

(この香りはパンだったんだ…しかもこれって…)

「レーヴァ、この匂いって…ブドウパン…?」

レーヴァは顔を赤く染めて、小さく頷く。

「カリス、ブドウパン好きでしょ…」
「レヴァの奴、昨日はあれから材料集めに駆けずり回ってたんだぜ?お前と仲直りしたいんだと……」
「黙って…」
「ムギュウウッ!」

レーヴァが私のために焼いてくれた…?

「まぁ、そんな訳だから…昨日はごめん……キツくあたり過ぎた…本当なら真っ先にカリスの心配をすべきなのに…」
「……違うよ、レーヴァ。レーヴァはちゃんと心配してくれたからこそ、本気で怒ったんでしょ?分かってる…ちゃんと分かってるから…ありがとう、レーヴァ…」

レーヴァを抱きしめる。昨日会えなかった時間を取り戻すように…ぎゅっと力を込めた。

(こっちこそ、ごめんね?いつも心配かけて…)

「カリス、これからもよろしく。でも…無茶は辞めて…」
「うん!任せて!カリスちゃんが起こす、すっごいミラクル、期待しててね!」
「レヴァ、いいのか?こいつ、分かってるようで分かってないと思うぜ?」
「はぁ…おっけ…その都度フォローする…」
「えへへ♪」


きっと、私はレーヴァに救われている。
レーヴァがワガママを許してくれるから…支えてくれるから…安心して"救う"と言う道を突き進める。
だから私も支えるよ、ずっと側で…レーヴァのこと!

その後、みんなで食べたレーヴァが焼いてくれたブドウパンは、今まで食べたどのパンよりもおいしいかった。

END

546名無しさん:2019/12/08(日) 21:11:23
よいぞよいぞ

547リクエストあれば気が向いたら書くかも:2019/12/08(日) 23:01:09
【でぃすらぷ!】
スピンオフ「へれな!」

ヘレナが内包するのは狡知神・ロキ。
悪戯好きの困った神様だ。
自覚はあるぞ?罪悪感もある。
それなのに…アナタは……

ーーーーーー
(そろそろだな……)

カリスと一緒に広間でくつろいでいると、レーヴァが頭を抱えてやってきた。読み通りだ。

「カリス、ソロモンが風呂場で倒れてるから看てきて…」
「えっ?うん、分かった!」

カリスが走り去ると、レーヴァはこちらに視線を向ける。その瞳には怒りと言うよりは呆れた感情が浮かんでいた。

「今は誰も入ってないって言ったわよね…?」
「それで、入りに行ったら先にソロモンが居た…と?おかしいなぁ、ヘレナが確認したときには誰もいなかったんだが…ヘレナが確認した後にソロモンが入ったんじゃないか?それをヘレナのせいにされても困るなぁ…くふっ」
「まるで言い訳を準備していたように饒舌ね……おっけ…誰もいないか確認せずに入った私も悪いし…」

素直だなぁ……少しは怒ってくれてもいいんだぞ…?

「ソロモンが倒れているって言うのは…?」
「…………風呂場がどう言うところか考えて……」
「レーヴァの裸でも見て卒倒したのかい?」
「驚いて石鹸で転んだだけよ…その時に頭を打ったみたい…」

巻き込まれただけのソロモンには少し申し訳ない気もするが、レーヴァの裸を見れたはずだし…まぁ良いだろう。

「はぁ…ヘレナ、あんまり面倒は増やさないで…」
「嘘をつくなとは言わないんだな……」
「言ってどうなる訳でもないでしょ?」

それはそうだが……

「レーヴァ……レーヴァはどうしてヘレナの言うことを信じるんだ?何度も何度も痛い目を見ているだろ?それなのに……」

レーヴァは少し考えて口を開いた。

「仲間を信じるのに、理由がいる?」
「…!」
「それに、ヘレナが100のうち99の嘘をついたとしても、残りの1つが真実だってこともある。でしょ?」
「…………レーヴァは本当にお人好しなうえに、警戒心が薄いな……」

だから、ヘレナは甘えてしまうんだぞ……?

「……実は、ヘレナの気持ちも分からなくもないし…」
「?」
「以前の私は怠け者で…色々と人に押し付けて…みんながバタバタするのを見ていい気になってた。そう言うの嫌いじゃない…」

レーヴァは珍しく、悪戯好きな子供のように悪い笑みを浮かべる。

「じゃあ、たまにはレーヴァも仕掛ける側になってみるかい?」
「え…?」
「やがてカリスとソロモンが戻って来るだろうから、一緒に2人を驚かせようじゃないか。くふっ」
「……本気?」
「本気も本気さ。レーヴァの意思も尊重して今回は悪戯の内容も軽めにしよう。どうだい?」

レーヴァは先ほどよりも長い時間考え……

「おっけ……こ、今回だけよ…?」

口ではそう言いながら、明らかにわくわくし出すレーヴァを見て思う。

(やっぱり、レーヴァは警戒心が薄い…こちらが心配になるくらいに…)

「で、何するの?」
「そうだなぁ……シンプルにいこう。どこかに隠れて、2人がやってきたら飛び出して驚かす」
「おっけ」

2人で隠れるさい、レーヴァは小さく呟く。おそらくこっちに聞こえているとは気づいていないだろう…

「ふふっ…一度、やってみたかったのよね……」

そうこうしていると、奥から2人が戻って来た。
カリスとソロモンがヘレナ達を捜し始めたのを見てレーヴァに3、2、1の合図を送る。

(3、2……)

もちろん最後の1を待たずに、レーヴァを後ろから押し出す。

「きゃっ!?」

可愛い悲鳴と共にレーヴァがべしゃりと、情けない姿で転倒した。

「レーヴァ?」
「レ、レーヴァ……今日の君は……ちょっとサービスが過剰じゃないかしら……嬉しいけども……」

驚くカリスに顔を染めるソロモン。そして……
顔を真っ赤にし、涙目で抗議を示すレーヴァ。

「油断大敵、だぞ?優しいヘレナからの忠告だ。くふっ」

ありがとう、レーヴァ……信じてくれて……そんなレーヴァだからこそヘレナも信じる事が出来る…安心して嘘がつける…ヘレナなりの信頼の証……
ヘレナが安心出来る居場所…これからも守っていこう。アナタと共に。

END

548名無しさん:2019/12/09(月) 10:18:13
あのレヴァが仕掛け人側にまわる時のウキウキ感すこぉ!
そして1番の被害者(勝者)は多分ソロモン

549名無しさん:2019/12/09(月) 23:57:51
ヘレナもカリスも尊い好意を寄せてるのに
ソロモンが直球すぎる好意で笑う、風呂場でソロモンが転倒してなかったらヤバかった

5504.6が越えられない(1番):2019/12/13(金) 06:52:13
雑談の方にしようか悩みましたがこちらに投稿
某○アーマンが倒せないの替え歌で星5育成のストレスから書きました


気がついたらメタガばかりプレイ♪
そしていつも似たような成長値♪
諦めずに転生して挑戦するけど♪
すぐに在庫無くなる♪
リアルラックがあれば楽に星6進化出来るけど♪
何回やっても何回やっても4.6が越えられないよ♪
あの数値何回やっても越えれない♪
速技を狙ってやり続けてもどっちか成長が足りない♪
足りたと思って数値見たけど他が届かなきゃ意味がない♪
だから次は絶対越える為に僕は超虹彩だけは最後までとっておく♪

「…ふぅ。スッキリした、それじゃあメタガ行くか。」

匠型の速技の最大引き継ぎ値狙いは底無し沼…

551名無しさん:2019/12/13(金) 08:17:45
>>550
ワロタ
でも真理だ…

552かるま★けいおす!:2019/12/15(日) 18:56:42

・暴食!べるぜぶぶ!

フェイルノート
「ケイオスリオンは深刻な食糧危機にあるわ。理由は分かってるわね、パラシュ?」

パラシュ
「……シユウか、僕が躾てくるよ」

フェイルノート
「えぇ、任せたわ」

ーーーーーー

ーーー

パラシュ
「そういう訳で、今日からおやつもつまみ食いも禁止だ」

シユウ
「えぇ〜〜!!パラシュだって黒い時は暴食だったぞ!なんでシユウだけガマンしないといけないんだ?!」

パラシュ
「僕が平らげてたのは戦場だ。食糧を食い荒らしてはない」

シユウ
「パラシュはバカだな、戦場は食べれないぞ!」

パラシュ
「…………」

パラシュ
「…………そうだね」

正論過ぎて何も言えないパラシュだった。

553かるま★けいおす!:2019/12/15(日) 18:57:25

・働け!さるがたなす!

フェイルノート
「実力主義のケイオスリオンで勤労待遇の改善を求める声があがってるわ。パラシュ、黙らせてきなさい」

パラシュ
「……了解だ」

ーーーーーー

ーーー

ガンバンテイン
「あい うぉんと とぅ ほりでぃ!」

パラシュ
「やはり君か。処罰されたいみたいだね」

パラシュ
「……とはいえ、24時間国中の監視をさせるのは流石に僕も心苦しい」

パラシュ
「週休2日、1日8時間勤務の三交代制に変える事にしよう」

ガンバンテイン
「ほ、ほんとに!?ゴネておいて良かった……」

パラシュ
「勘違いするな。働いているのは君の精霊であって君自身じゃない。今話したのは君の精霊についての待遇だ」

ガンバンテイン 
「あ、あれ……?」

パラシュ
「今までサボってた分、君には働いて貰うからそのつもりでいるんだね」

ガンバンテイン
「そ、そんなぁ……」

パラシュ
「意見するのは結構だけど、それなりに働いてからにしてもらおうか」

ガンバンテインは社会の厳しさに絶望した。

554かるま★けいおす!:2019/12/15(日) 18:58:20

・緊急事態

フェイルノート
「緊急事態よ、ケイオスリオン国内で謎の疫病が散発しているわ。パラシュ、原因を突き止めなさい」

パラシュ
「……この国は問題ばかりだな」

ーーーーーー

ーーー

疫病の発生現場についたパラシュ。

パラシュ
「酷い瘴気だ。堪えられない程ではないけど……」

パラシュ
「瘴気が濃い方へ向かえば、いずれはその発生原に辿り着くハズだ」

数分後。

パラシュ
「……ここか。何もないじゃないか」

「あの……」

パラシュ
「くそ、強烈な瘴気をすぐ傍に感じるのに……!原因が全く分からない!」

「多分、それ私……」

パラシュ
「一体どこに隠されてるっていうんだ……?」

「目の前です。アナタの目の前にいますよ」

疫病の原因が分からず、歯噛みするパラシュ。

その謎は迷宮入りした。

555かるま★けいおす!:2019/12/15(日) 18:58:52

・逃げて!はるふぁす!

フェイルノート
「雑賀を……」

パラシュ
「任せてくれ。首を跳ねてこよう」

パラシュは雑賀のもとへと駆け出した。

フェイルノート
「……小説でいいように利用されてたこと、まだ根に持ってるようね」

556かるま★けいおす!:2019/12/15(日) 18:59:43

・エイプリルフールでの出来事

フェイルノート
「オティヌスのイタズラが目に余るわ。パラシュ、後始末をしておきさない」

パラシュ
「オティヌスが何をしたんだい?」

フェイルノート
「ファンキルのロード画面を全てゲバルトにされたわ」

パラシュ
「皇帝、済まないが僕が行く必要は感じられ……」

フェイルノート
「パラシュ……、今回の件で増長するバカが出ることくらいお前なら分かるハズよ」

フェイルノート
「ゲバルトを躾てきなさい」

パラシュ
「なんで僕がオティヌスの尻拭いを……。というかオティヌスはお咎めなしかい?」

フェイルノート
「オティヌスは駒として優秀よ。勿論お前もね、パラシュ」

フェイルノート
「実力主義のケイオスリオンでオティヌスを優遇するのは当然のことよ」

パラシュ
「……もう彼女が面倒を起こさないことを祈るよ」

そうしてパラシュはゲバルトの断罪に向かった。

フェイルノート
「……」

フェイルノート
「ぷ、くく……、いやー、さすが私!賢いなぁ!」

フェイルノート
「これからもイタズラの後始末は全部パラシュにやって貰おうかな!」

オティヌスがフェイルノートに化けていたことを、パラシュは知る由もない。

※この後オティヌスはフェイルノート本人に絞られました。

557かるま★けいおす!:2019/12/15(日) 19:06:53
・緊急事態
で登場してるのは、人より少し影が薄い彼女です。分からない方(いないかもしれませんが)は下のヒントを参考にしてください。

ヒント
・「あ○○す」という名前です。

お目汚し失礼しました。

558名無しさん:2019/12/15(日) 19:19:13
彼女かな?ここだとほぼレギュラーばりにいる彼女かな?

559名無しさん:2019/12/15(日) 19:34:29
容疑者がアルマスかアバリスしかいないじゃないか

560名無しさん:2019/12/15(日) 19:51:43
一体何アバリスなんだ…

561名無しさん:2019/12/15(日) 20:05:19
アバリスにも種類が?!

562名無しさん:2019/12/15(日) 20:26:18
優しいアバリス
ドSアバリス
ヤンデレアバリス
怪盗アバリス
暗殺者アバリスetc.

563名無しさん:2019/12/15(日) 20:35:50
キューティハニーみたいなアバリス

564名無しさん:2019/12/15(日) 21:24:27
アダマス「…………」




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