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カセットデッキ好き集まれ!-SECTIONⅢ-

1AD:2017/11/19(日) 22:04:59 HOST:210.227.19.67
9年程続いたスレッド(-SECTIONⅡ-)も1000達成。
不思議な御力をお借りいたしまして前スレ主さまのかわりに-SECTIONⅢ-を旗揚げさせていただきます。
打出の小槌ではありませんがフレば出てくるカセットデッキのお話、よろしくお願いいたします。

357RW-2:2019/04/29(月) 10:52:36 HOST:121.132.132.27.ap.yournet.ne.jp
今は家電店でもホームセンターでもラジカセはけっこう人気みたいですね。やっぱり
年配のご婦人、おばあちゃんに需要があるようです。CDラジオじゃないところがミソ。

358AD:2019/04/29(月) 18:28:11 HOST:210.227.19.67
カラオケの練習とか大正琴のお稽古などには10分テープとか使うんでしょうね。
CDラジオじゃ録音できないし、またSDメモリなんかに録音できるタイプだとしても
ご年配の方には扱いにくいかもね。
やっぱ、ボタンを押す(押し込む)タイプのメカじゃないとタッチするってのは苦手なのかも。
押し込むボタンなら何度押しても大丈夫。スマホなんかの画面タッチなんか連打したら・・・悲惨なことに。

359アラン・ドロン:2019/04/29(月) 18:33:20 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
ホームセンターでは買いたくないですね。色々なメーカーがありますね。
オーディオコムとか、コイズミ、ウインテック、エルパ(朝日電機)、
その他。
オフで、ナショナルのRS-4300が10800円で出ています。
カセットもOKです。まだ、売れていないようです。
上部に、ラジオのスケールとか、操作系統があるので、デザイン的に
いまひとつなのが、売れないのですかね。

オフの店舗により、必要以上に高かったり安かったりですから、
なかなか面白いです。
店の人がどの位の価値観で物を見ているかによりますね。
プラスチックの塊の安物オーディオ何て思っている人は安くするかもです。

360AD:2019/04/30(火) 18:31:32 HOST:210.227.19.69
>RS4300が10800円

勘当品ではなく完動品ならそのくらいかも。
ある店舗では数年前に新古品のラジカセが発売当時の半値ほでで売られていたので、そのくらいが相場なのかな。
専門店でフル・オーバーホールしたものだと当時の定価を超えるなんてこともあるようですから。

>必要以上に高かったり安かったり

必要だから高かったり安かったりするんです。
欲しがる人には高く売りつける(儲ける)、店側として在庫を抱えたくないときは安く投げ売り(損失回避)。、
プラスチックの安物オーディオとも思ってないから安くする(ラジカセを知らない)ってのもあるかもね。
カセットデッキではあるんですよ、そういう昔の古いメカの構造を知らないがために故障してると思ってバカ安ジャンクの値付けが。
ある意味よくわからんブツなので安く売り飛ばすほうが賢明かもしれません。
メカを知ってるマニアばかりが購入するとも限りませんから、クレーム回避という意味でも。

361アラン・ドロン:2019/05/01(水) 15:09:39 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
RS-4300は定価5万円台だったと思いますので、完全動作品で美品なら
安いほうになると思います。
私はデザインがちょっとと言う事で、買わなかったですが。
RQ-548=マック18がまだ売れていないですが。
12960円でオフにあります。カセット操作系以外は、ラジオのFM/AM
切り替えと、ラジオのオン/オフ(カセット)とチューニングダイヤルのみの
シンプルな物です。

362AD:2019/05/01(水) 18:29:37 HOST:210.227.19.69
↑モノラル機ってのも売れない理由のひとつかなあ?ステレオ機のほうがやっぱ目をひくしね。
コアなマニアには懐かしの名機なんでしょうけれど。1万円超えってのも一般ユースとしては高いかな。
だって新品のラジカセがホームセンターなんかで3千円〜4千円で売ってますもん。
性能や機能とかは別ですが、毎日使うとかじゃなければ耐久性なんてのも関係ないし。
音質どうとかなんてのもわかんないでしょうから、骨董品的な趣味がないと手を出さない品物でしょう。
一桁ちがう売値だと即売でしょうけどね。
NATIONALのラジカセはRXシリーズが新しいですし、デザインも好みです。
初めて買ったラジカセがRX-1820でした。日立の同クラスのものと聴き比べて決めました。
デザインもですが音量を上げたときの歪とかが少なかったのが決め手でした。
この頃の松下さんはいいもの作ってました。

363アラン・ドロン:2019/05/01(水) 19:30:09 HOST:softbank219168067040.bbtec.net

そうですね。モノラルと言うのもちょっとネックポイントでしょうね。
それと価格が高いですね。カセットも動くのでこの価格なのかもしれません。

名機でもありませんし。スピーカーが大きすぎるし。大きければいいって
物でもありませんね。マグネットのすぐ後ろは、すぐにプリント基板
ではないですかね。
ラジカセは皆そうですが。

364AD:2019/05/01(水) 21:29:33 HOST:210.227.19.67
>マグネットのすぐ後ろは、すぐにプリント基板

ではない機種もあります。
操作スィッチの類をすべて前面に配置したモデルなんかでは筐体の上半分に基板を配置し、
スピーカーのマグネット背面には何もないよう工夫しているものも。
昔のラジカセの基板レイアウトではスピーカーの部分を丸くくり抜いてるのも多いです。
そうしないと筐体裏蓋がかなり出っ張ることになるので必要に迫られての結果でしょう。

以外に部品のレイアウトには気を使ってるのがラジカセです。ただし、現在の安い海外生産品では?ですね。
組み立てのコスト優先でしょうから磁気の影響なんか考えてません。
スピーカー・ボックスの脱着できるタイプなら磁気の影響はかなり少ないでしょう。80年代に流行りました。
キャリング・コンポとかポータブル・コンポなんて呼ばれてました。
レコード・プレーヤー搭載機までありましたし。

カセットデッキにもデジタル・タイマー搭載やチューナー搭載のレシーバー(キャシーバー)タイプ、
スピーカー用アンプ内蔵なんてのもありましたがスピーカー内蔵はありませんでしたね。
(デンスケとか生録用デッキのモニター・スピーカー搭載機を除く)
ま、需要がなかったってことですね。
屋外でオーディオをガンガン鳴らすなんて時代は終わりましたから、ラジカセの大きなものはもう発売されないでしょう。

365アラン・ドロン:2019/05/02(木) 14:19:06 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
そうですか。ユニット後ろの背圧が、もろに来ないように工夫されて
いるのですね。
また、前面若しくは後面バスレフとか、何らかの空気抜きが必要でしょうね。

366AD:2019/05/02(木) 20:16:43 HOST:210.227.19.68
80年代当時のちゃんとつくってあるラジカセの背面にはスリットが入ってます。
密閉されてるものはほとんどないのですが、中華ものには?なものもあります。
CDラジカセになってからバスレフ・ポートなんかができました。この頃から密閉された筐体が登場します。
オペ・アンプとかが採用されて放熱の心配がなくなったことも要因かと。
昔のラジカセはトランジスタ構成のアンプでしたからアルミの放熱器ついてましたし、放熱のためのスリットも必要だったのです。

カセットデッキでも古いものでは電源トランス付近にスリットあります。
筐体カバーに穴のあるタイプやトランスの下(底面)に穴があけてあったりします。
昔のモーターはかなりの発熱があったの消費電力も大きいです。
そのためトランスもかなり熱をもちますのでその対策です。

367アラン・ドロン:2019/05/03(金) 08:03:39 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
ラジカセの後ろの横線は穴あきだったのですか。よく見ていません
でした。
スピーカーの後ろから出る音の背圧を逃す、発熱を逃す等ありますね。

私は、ソニーの1975年発売のカセットデッキを持っています。
押入れの奥に入っているので型番は、忘れましたが、確か、
TC-4350SD?99800円だったか98000円の、小さいレベルメーター
です。
ソニー初の正立透視型(縦置きカセット)です。ネットのブログによると、
ACモーターだそうです。冷却ファンもあるそうです。
放熱の穴が、ボンネット=天板に開いています。

レア物ですね。

368AD:2019/05/03(金) 21:28:29 HOST:210.227.19.68
>押し入れの奥に入っている

それこそレア物、床の間かサイドボード上にでも飾りましょう。
冬場に暖房器具の仲間入りさせるっちゅうのもレアな使い方ですよ。(笑)

369アラン・ドロン:2019/05/04(土) 08:45:19 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
そうですね。重さが確か11キロだったと思います。
買った時、電源を入れるとデスクトップの省電力型のパソコン位の
サーとした、風とノイズが聴こえます。

電源を入れるとキャプスタン軸が回るので、モーターの回転を利用して
いるので、操作ボタンは、軽いです。動作する音はうるさい気味ですが。

ソニーは、ソレノイド=プランジャー式の、電子ボタンになった時も、
音はうるさかったですね。初期の頃は。

370AD:2019/05/04(土) 18:07:24 HOST:210.227.19.69
初期のESシリーズ555ES-Ⅱでは3ヘッドでソレノイド使ったメカですから、アジマスずれ起こしました。
ヘッドが上昇下降する度にかなりのショックがあり、購入後一年ほでトラブル発生。
保証期間が過ぎたとたんに・・・というのがソニー・タイマーか。後期のESシリーズでは改善されたようですが。

373管理者:2019/05/04(土) 18:39:11 HOST:pl23634.ag0304.nttpc.ne.jp
アラン・ドロン様,AD様,昔のカセットデッキは確かに重かったですね。
確か,ソニー初の正立透視型はTC-5350SDでした。重量は何と12kg
あります。TC-4350SDはカーステレオみたいなスロットイン式の変わり
種でした。当サイトにも掲載していますので,もしご覧いただければ幸いです。
おもしろいものが多かったカセットデッキはこれからもいろいろと紹介して
いきたいと思っています。

374アラン・ドロン:2019/05/05(日) 06:51:22 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
管理人様、大変お久しぶりです。私のは、TC-5350SDです。
カーステレオみたいに入れるタイプでなく普通のタイプです。
黒い背景の、割と小さいレベルメーターです。
機能なんてものは、テープセレクター位ですかね。メタルはないですよ。

その他にも、何台か、1970年代後半のデッキを持っています。
数えたら7台でした。

375AD:2019/05/05(日) 19:36:45 HOST:210.227.19.69
こんばんは、管理者の登場はドキッとしますね。なんだか悪いことしたんじゃないかって・・・(笑)

で、私はTC-4350SDの方を持ってます。5350SDもあったような・・・行方不明。
ナカミチこそ手放したのでありませんが、AIWAのF90M、F80、ビクターのKD-970SAテクニクスのM88とか重量級があります。
TEACのA-450やV-R1、R2なんかもありましたが処分したので少しは整理できました。

376アラン・ドロン:2019/05/06(月) 08:46:48 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
ハードオフでは、カセットデッキに限りませんが、完全動作品は、
ジャンク品にしないで、保証つきで高く売っていますね。
昔なら、ジャンクで売っていた物でもそうしなくなりましたね。

なので、ジャンク品は本当のジャンク(がらくた?)しかなくなりました。
オフよ。安く売っておくれ。

377AD:2019/05/06(月) 14:25:02 HOST:210.227.19.67
個々の店舗によって違いはあるでしょうが、販売価格は高くなりましたね。
市場に出回ってるブツの数が少ないのでしかたないんでしょう。
オークションや闇取引のブツはわかりませんが、一般店舗に出回る品物は非常に少ないです。
ゴミ処理場へ直行するブツや海外流出品、ネット・オークションと闇取引される前のブツをかき集めれば、
かなりの数になるとは思いますが。

あとは意外にもお金がかかるので押し入れや物置に眠ってるのがあるということです。
世の中の景気が本当によくなってくれば、それらの匿われた?ブツも放出されるんですがね。

ゴミは景気のバロム1・・・ではなくバロメーターですから。
景気が悪いとミニ・スカートが流行るしミニ(生地少ない)なのに値段高い。
ゴミの出る量も減るし処理量も値上げされる(消費税アップ前なのに新年度便乗?既に値上げされた)。

近隣のオフは完動品でもメーカーのメンテを受けていないものや古いものはジャンク品となってます。
ただし、値段は一万円超えのジャンクがざらにあります。かと思うと108円ものまであります。
もっとも108円ジャンクは普及機ですが、買取チェック時の状態による判断なので大当たりもあります。
人気のある高級機だと故障していてもジャンク扱いになっていても高値ついてますね。

378アラン・ドロン:2019/05/06(月) 16:40:34 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
私が今、常用しているカセットデッキは、ティアックのV-1050です。
オフで、保証つきで10800円でした。
安っぽい操作フィーリングですが、まあいいです。
メーターがゼロを越えても、蛍光管の色は赤にならず、青のままです。
1994年ごろ発売のティアック最後の3ヘッドデッキです。
それ以降は、普通のオーディオ用のデッキは発売されていません。

最後は、このティアックとソニーしかなかったと思いますので、それほど
選ぶ余地は少なかったですね。

379QS:2019/05/06(月) 19:17:55 HOST:dcm2-119-241-51-253.tky.mesh.ad.jp
カセットというのは何だかんだ言っても時代を超えて使えるのが良いところですね。
かれこれ38年にはなろうかという旅行中の生録音が昨日の事のように聴こえます。
据え置き型も何台か貯まりましたが、やはりデンスケに愛着を感じます。
現在TC-D5系3機、WALKMAN-Pro系を4機所有。
どちらも補修用部品は終了間際の駆け込みで程々に確保しております。

そのうち現実に活用しているのはTC-D5M改造品1台でしょうか。
他は所有欲とそれに伴う安心材料です。

380AD:2019/05/06(月) 22:03:32 HOST:210.227.19.68
保険をかけているってなもんでしょうか。
私のところにはカセットデッキでジャンク山ができておりますが、
AurexのPC-X46AD、G5ADの2機種はヘッド、ピンチローラーなどのパーツはもとより回路図まであります。
X88ADやX55ADも各2台あります。ですが、これがなかなか壊れないんですよね、ヘッドなんか摩耗するほども使ってもいない。
アドレス録音したテープがアドレス機で再生できなくなっても他のデッキでアドレス再生できるようにとAD-4Ⅱも2台あります。

保険の見直ししなきゃ・・・なんちって。(笑)
まあ、ジャンク山の構成員はカセットデッキだけですからなんとか納まってはいますけど。
チューナーも多々ありますが、こちらは筐体が薄いのでカセットデッキの半分のスペースで納まってます。
そろそろジャンクとそうでない完動品とを整理する時期にきているかもしれません。
ジャンク解体工房にしようと借りているコンテナ・ハウスは仕事道具の倉庫になってますから、博物館のようにはいきません。
オーディオ・ルームにはこれぞってお気に入りを2、3台置いて稼働させるのが目標ですが・・・なかなか捗りませんね。

381アラン・ドロン:2019/05/07(火) 18:19:54 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
カセットデッキのついでに、チューナーの話を。
アナログのスケールのチューナーもなくならなく今も売っていますね。
やはり、昔はきちんと丈夫に作ったのでしょうね。
1975年から、1980年位までの製品が多いと思いますが。

ジャンクで高いもので、3240円位。これ位ならオーケーですね。
状態確認もしやすいですしね。
トリオのKT-5500だったか、5400がありますが、FM専用ですね。
5連バリコンだそうです。
遠隔地なら、重宝するのではないでしょうか。
私の住むところは、強電界地区なので、3連バリコンでもいいです。

チューナーも、ゆっくり眺めていると、面白いですね。
各社それぞれスケールの物差しみたいな、デザインを見るのがいいですね。

382AD:2019/05/07(火) 21:52:20 HOST:210.227.19.69
おおっ、ラジカセに飽き足らずチューナーにまでどっぷり漬物「伯爵漬け」ですなぁ〜♪

アナログ・チューナーは強電界でもバリコンの数は多いほうが選択度の点で宜しかと。
FM専用では7連てのが最高みたいですが、それ以上のものはあったかなぁ?
強電界ではアンテナなしで受信できるところもあるそうで(送信所直下エリアとか)。
また、ビルの乱立する都会では強電界だとマルチパス歪も厄介なもんです。
弱電界で山に囲まれた地域なんかは最悪ですが、
10素子スタック(2段重ね)アンテナとブースター使用なんて強者もいらっしゃいます。

カセットデッキのスレでチューナーの話もなんですが、
FMが貴重な音源だった頃はデッキとチューナーはセットものでした。
10万円超えのFM専用チューナーなんてのもありましたから、憧れの品物でした。
カセットデッキ同様、L-02TとかテクニクスS8、ヤマハT-9・・・
なんかはなかなかお目にかかれないですね。

383RW-2:2019/05/07(火) 23:35:12 HOST:121.132.132.27.ap.yournet.ne.jp
>チューナーも、ゆっくり眺めていると、面白いですね

ドロンさん凄い。チューナーにも食指か。遅れてきた北海のオーディオ先生に。
ST-5000Fを手元に置けば拙者のようにエセ薀蓄一家言語れまっせ〜・・・。。。

あの時代はFM専用チューナーって結構多いんですよ。AMは今のように音が良く
なかったので。FMはマニア御用達でした。デンオンとかハムのリグ風までありました。

384アラン・ドロン:2019/05/08(水) 18:34:33 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
FM専用は食指を動かされますね。トリオKT-5400でした。
定価は、3万円台後半だったか?特に高くないですね。

近くのオフにジャンクで、オーレックスST-320がありました。
これは、fm、AMですが。デザイン良かったです。重さ6.1キロもあります。
何でこんなに重いの?

385AD:2019/05/09(木) 17:51:26 HOST:210.227.19.69
>何でこんなに重いの?

小脇に抱えて持ち逃げされないために重いのです。(嘘)

当時のシャーシは分厚い鉄製ですし、トランスからコンデンサ、抵抗に至るまで全てのパーツがデカイのです。
パネル・フェイスこそ違えどアンプやカセットデッキ、チューナー、主なコンポーネンツのシャーシは共通。

386アラン・ドロン:2019/05/10(金) 18:21:03 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
カセットデッキも、プリメインアンプもみんな重かったですね。
いつのまにか、軽くなってきました。1980年頃から軽くなり始めましたね。
一部には重いままのもありましたが。

サンスイのアンプとか。

387AD:2019/05/12(日) 20:07:04 HOST:210.227.19.68
サンスイはもとはトランス・メーカーですからそこはケチらなかったってことでしょう。
経営で失敗しちゃったので残念です。いいカセットデッキあったのになあ・・・SC-D77とか。

388アラン・ドロン:2019/05/15(水) 17:47:31 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
サンスイは、先を予見する事が出来なかったのでしょうね。
企業体質がそうなっていたのかもしれません。
ティアックは上手くやっていて、ハードディスクのドライブ等を作って
いますね。

カセットデッキのスレッドなのでここでちょっと---
オフのネットモールで、パイオニアCT-405とテク二クスRS-M22Gが
出ていますが、どちらが良いか。パイオニアは重いですが、メカも
重いと思いますが、モーターが先にやられやすいです。

今まで、1970年代後半のパイオニアのデッキを6台位買いましたが、
ある日、うんともすんとも言わなくなりました。
多分ですが、モータに負荷がかかりやすいのでしょうね。
それに較べるとテクニクスは、比較的軽量です。と言いましても、
5キロちょっとですが。
さあ、どちらにするべきか。
皆様にとっては、そんな事どうでもいいですか。

389AD:2019/05/15(水) 18:48:48 HOST:210.227.19.68
CT-405もRS-M22Gもどちらも普及機クラスですから、好みの問題ですね。
レベル・メーターが針式アナログかLEDデジタルかの違いくらいですね。
メカはどちらもピアノタッチ・キー式ですからそれほど性能に差はないかと思います。
テクニクスのこの頃の製品には上位クラスに33とか40、50、60・・・。
M45とかM65、M75なんかだとスリムタイプですが、機種展開が多々あります。
さすがにM13とかだと安っぽいモーター使ってますからお勧めはしませんが、M22Gはそんなに悪くはない印象でした。
パイオニアならCTシリーズよりはTシリーズになってからの方をお勧めします。

390アラン・ドロン:2019/05/16(木) 16:57:56 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
はい。ピアノタッチ式のキーは、テクニクスの方が静かと思います。
パイオニアはガッチャンバッタンと、うるさいです。
テク二クスは独特のフニャとした、操作感覚です。

M-22Gの方が良さそうな感じです。買うかどうかは未定です。
音時代はどちらも似たような物と、私は思います。

391酸化鉄:2019/06/20(木) 15:01:05 HOST:124-140-136-28.rev.home.ne.jp
カセット愛好家のみなさま、ご無沙汰しております。

音楽好きによるカセットリバイバルの影響か、最近の家電量販店ではラジカセをよく見かけます。それらの殆どが各種フラッシュメモリに対応、私の知るカセット全盛期からバブル期のものとは全く違う代物で、いささか諸行無常を感じます。

先週末、量販店でその音を聴いてみたいと思い、自前のテープを再生してみました。音質は決して褒められたものではありませんが、手持ちのヘッドホンを接続すると、予想外の高音質です。ともなると、ラジカセにライン出力(ヘッドホン出力も可)があれば、それをトランスポートとして活用し、本格的なアンプとスピーカーで聴いたらどうなるのかと思いました。

灯台下暗しとはよく言ったもので、我が家に子供の習い事用のラジカセがある事に気付きました。そして案の定、検証するべくヘッドホン出力から自宅のプリアンプに接続し音出し、するとどうでしょう。

こ、これは…!?

滑らかで、中音域が聴きやすいアナログライクで素直な音。

まさか、これほどまでとは…‼︎

立派に音楽が聴けます。
想像以上の結果でした。

さすがに常用するナカミチデッキのような感動はありませんが、かなりの健闘ぶりです。これには脱帽で、音質に相当な拘りがなければ充分鑑賞に値します。今となっては、本格的なカセットの再生環境を用意するのは、費用も含め現実的とは言えません。しかし、テープ自体の記録品質が直に影響する事は避けられないものの、このような形でも素晴らしい音質を体験できるので、コストパフォーマンスは抜群でしょう。正しく、「無い物嘆くな、あるもの活かせ」の良い例だと思いました。

392アラン・ドロン:2019/06/20(木) 17:22:29 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
サンスイから赤いステレオラジカセが出ていますね。

それと、昔のナショナルと似た、モノラルラジカセが、どこだったか
忘れましたが、今売られています。
レトロ調ラジカセは、私は好きになれません。

本当のレトロ品じゃないと。
東芝のボムビートの赤いステレオラジカセを持っています。
1984年発売なので、セミレトロでしょうか。
本格的レトロは、1979年まで。

393QS:2019/06/20(木) 18:01:38 HOST:dcm2-49-129-187-204.tky.mesh.ad.jp
ラジカセの難点は、その入り組んだで絡み合った構造から比較的修理しにくい点でしょうね。
三洋のWラジカセは途中でリタイアしました。
これも餅は餅屋、蛇の道は蛇でしょうか?
何事も得手不得手が有るようで、自分は不得手です。

394AD:2019/06/20(木) 21:57:42 HOST:210.227.19.69
サルベージありがとうございます。(笑)

ラジカセでもWラジカセになってからは修理するのは大変でしょうね。
だって設計からして修理することなんか考えてありませんもん。
パーツ交換くらいはできるようになってますが、それとてアッセンですから個々のパーツ交換は難しいでしょうね。
昔の古いもののほうが構造が比較的簡単ですから、修理しやすいかと思います。
汎用部品なんかも使えますからね。
80年代以降の多機能高密度なラジカセは部品取り機があってニコイチ、サンコイチするなら希望はありますが。

その点ではカセットデッキならテープ専用の機械ですからラジカセほで難儀なことはありません。
それでもコンピュータ・コントロールやロジック回路ありますから、機械的故障以外は難しいでしょうね。
専用ICなんか搭載されてたら・・・どうすることもできません。

395アラン・ドロン:2019/06/21(金) 16:58:31 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
だから、カセットデッキは古い物でも、まだまだオフに売っているのですね。
1970年代後半の、物も珍しくないです。
ピアノタッチ式のガッチャンです。

396アラン・ドロン:2019/06/22(土) 14:43:33 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
ティアックのデッキが割りと多く見かけます。

397AD:2019/06/22(土) 19:42:51 HOST:210.227.19.69
新品はティアックしかつくってませんからね、販売店もティアックなら扱うとかあるのかも?
ホンダ≒オートバイ・・・みたいな構図ができあがってるのかもね。

398アラン・ドロン:2019/06/23(日) 08:47:02 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
そうですか。シルバーの色の、ダブルカセットがありますね。
ヤマハも、ソニーもとっくに生産を止めていましたか。

ティアックでデッキは、V-9000、V7000、V-1050、C-3RX等
使っていました。9000以外は、今も持っています。
最終の型のV-8030は、レトロ調のデザインなので好きじゃないです。

全般に、ティアックのデッキは使い良いです。

399AD:2019/06/28(金) 21:03:03 HOST:210.227.19.72
ティアックのカセットデッキはV、C、Z、R、Wのシリーズがありますね。Aやf、ffのシリーズもありました。
使いやすいのはテープデッキの老舗ですからね。

400アラン・ドロン:2019/06/29(土) 07:10:29 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
後半は、Vですね。Cは、1980年位のですね。C-1とか、バイアス・
イコライザーカードとか言う、分らん物を差し込むものです。

Zは、ごついやつですね。前が、ピアノみたいに平面になっていますね。
Rはリバースデッキですね。Wは、ダブルデッキですね。
ダブルでもリバースかどうか分りませんが、リバースデッキは、ヘッドの
制約が多くて音的に良くないです。
この、リバースは、最後には、ヘッド180度反転式に落ち着きましたが、
かつては、4チャンネルのヘッドなんてありました。
サンスイのデッキとか。

作るのが難しいそうです。固定なのはいいですが。
A、F,FFは、比較的安価なやつですかね。デザインがソニーぽい
ですかね。

401ビクターユーザー:2019/06/30(日) 10:13:10 HOST:4.225.156.114.ap.dti.ne.jp
現在のように、当時全盛を誇った御三家が全て滅亡し、当時はどちらかといえば、二線級のTEACがエソテリックとして残るとは予想だにしていませんでしたね。
諸行無常を感じるところです。
当時のTEACの民生品は、パーツメーカーから部品をかき集めてアッセンブルするだけのメーカーというイメージです。
製造精度も悪く、良くテープが脱線しました。ワウフラも多かったですね。
例外が、C-1とF-1だけで、「あれは、業務用計測器をデチューンしたものなので、造りは良いです。」とTEACの人から聞きました。
回路的には当たり前すぎるくらいごく普通で、何もとんがったところが無いのが逆に受けたのかもしれないですね。
デュアルキャプスタンもソニーや中道から10年くらい遅れてようやく実現できたくらいですし、トルクリップルの無いDDモーターも自社では造れなかった。
買収したレコードプレーヤーのマグネフロートのTEAC版は、トルクが全くなくて、レコードの振幅の抵抗に合わせてスピードが変わる代物でした。
イメージ先行で技術が伴っていない印象というと厳しすぎるでしょうか?
あんまりにも、デッキの修理が頻繁だったので、横浜のTEACサービスの人とはすっかり仲良くなりました。
それでも、とうとうワウフラは修理できませんでしたけどね。(どの機種がどうとは具体的には言いません。)
修理できないというか、設計が悪かったのでそれ以前、という言い方の方が正解なのでしょう。
よくこの技術力で、無謀にも業務用のデッキを発売しているものだ、と不安に思いました。
スチューダーあたりと比べると、中身はまるっきり違うのですが、それは箱を開けないと分からない。
TEACのデッキは、後期のミツミや三協製のパーツをアッセンブルしたものが商品としては安定しているように思います。

402ビクターユーザー:2019/06/30(日) 10:23:42 HOST:4.225.156.114.ap.dti.ne.jp
アラン・ドロンさん
4チャンネルのカセットデッキは、僕も使ってましたよ。TSCAM224とか234など。
当時のアマチュアバンドのデモテープ造りの定番でした。(笑
そのころ、ブルーススプリングスティーンもTEACの224で録音してレコードを出したというので凄く話題になりました。
「ネブラスカ」というレコードです。レコードクレジットにもしっかり書いてありました。
224とか234は、JRCのオペアンプの4560あたりを使ったとてもシンプルな回路構成のアンプで、線の太いゆるいサウンドでした。
ソニーみたいにチリチリしていないのが受けたと感じています。
ソニーは、マイクにしてもデッキにしても音楽系の人たちにはあんまり評判は良くなかったですね。線が細いので。
そのころのアメリカは、AMPEX様の全盛期ですから、ソニーとは対極の音作りが主流でした。

403アラン・ドロン:2019/06/30(日) 13:51:49 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
ソニーの音は線が細いですか。よく、オーディオテクニカのヘッドフォンは
線が細いと言いますが、そうですかね。
特に、ボーカルですかね。
テクニカは、外出時のヘッドフォン、イヤホンの、シェア率は、
全てのメーカー合わせての、4割位あります。

凄い率です。無論、自宅での使用用となると、もっと低い割合に
なりますが。
若い人に人気のあるメーカーですね。
どうしてかなと考えたら、安価な物でも、カラーバリエーションが豊富、
安価でもそこそこ良い、等。

話は変わり、今オフのネットモールでマランツの業務用ダブルデッキが
出ています。19000円位で。
3ヘッドです。そしてオートリバースではありません。
これは、結構良さそうです。
業務用といっても、プロ用とかでなく、飲食店のBGM用とかですが。
しかし、今時、BGMにカセットデッキは使っていませんよね。

契約して有線放送ですか。

404くろねき:2019/06/30(日) 18:01:47 HOST:fpoym3-vezC1pro18.ezweb.ne.jp
皆さんこんばんは。

>>401-402
A-20を早々と出したメーカーなのにティアックはそんなでしたか。
デュアルキャプスタンはZシリーズからでしたっけ?
C-1のメカを持ってきた別機種も各種ありましたね。

力を入れた製品とそうでない製品の落差が激しいイメージはありますね。
力の抜け方が洒落てるのがあるのがまたいいんでつけど。

うちでは昔、ff-300使ってました。
f-200VA「シンクロボーイ」のマイナーチェンジと見られるもので、
録音レベルつまみがセレクタ型になり、つまみの位置を
記憶しておくマーカーが付いてました。
廉価品なんですけど、業務用機器のデザインテイストを
うまく取り入れた遊び心?が良いな、と。

メカは調子良かったんですが、ノイズが出っぱなしになり廃棄。
オーディオ全面買い替え&CDプレーヤー導入のきっかけになりました。

405ワッチ:2019/06/30(日) 19:21:04 HOST:softbank126141219206.bbtec.net
>>401

私は割とTEACの印象は良いんです。A-450で初めてカセットデッキでワウフラッター0.07%を達成
しましたし、あのデッキの操作ボタンの感触が素晴らしかった。
自分が使ったPC-10は(多分)カセットデッキ初の位相制御ダイレクトドライブで、ワウフラメーターで
実測したら、ローディーの据え置き型よりもずっと良い値をたたき出して、友人も驚いてました。

406QS:2019/06/30(日) 19:38:51 HOST:193.net211007085.libmo.jp
>4チャンネル
に反応

TASCAMの224とMTRのPORTAは外観と機構が違えど似たような中身かも知れませんね。
PORTAは定速含めて3台買いました。(1台は分解してジャンク)
カセットのPORTAは相場が600〜1500円と安いです。
セットアップ機構に弱点が有るので、まともに動けばの話ですが。
これで4ch録音しようと考えてましたが、マイクが4本要るので(当たり前田のクラッカー)
そのままになっています。
でも2chで使う倍速は良いですよ。
実測では高域は大して伸びず18kHz辺りまでで、コンター効果で低域はウネリます。
聴感では気になりません。
ただ、他に応用が効かないのが難点ですけどね。

407ビクターユーザー:2019/06/30(日) 22:36:38 HOST:4.225.156.114.ap.dti.ne.jp
アラン・ドロンさん
正確に言うと、ソニーは高域の隈取が意図的に造られているので、音楽には邪魔なのです。
チリチリした部分があります。
昔、TC-K666の調整をしていたとき、高域の再生イコライザー調整が無いのに気付きました。
マニュアルを見て驚いたのが、「ヘッドのアジマスを調整してフラットにする」旨の記載があったのです。
要するに、 高域をヘッドとコンデンサーでピークが出来るようにデフォルトで回路を構成し、出過ぎた高域は、アジマスをずらして調整するということです。
これでは高域がうるさくなるのは当然です。
逆に言うと、それくらいフェライトヘッドの高域特性が良かったということか、
みんなでフェライトヘッドの高域の癖を楽しみましょう。ということなのか、まあそういう設計思想のデッキです。
Cシリーズのフェライトヘッドも高域が持ち上がる傾向があって、再生イコライザーだけで調整するのはなかなか難しかったです。
飽和磁束密度が低くく、オーバーロードには弱いので、バイアスはオーバー気味にする必要がありました。

息子は、オーディオテクニカは大嫌いで、「高域がうるさい」とよく言います。
僕もそう思います。
ビクターはその点そういうことが無いのでよろしいと思います。

マランツの業務用が19000?
うーん、僕ならパスですね。

408ビクターユーザー:2019/06/30(日) 23:01:59 HOST:4.225.156.114.ap.dti.ne.jp
くろねきさん

デュアルキャプスタンは、確かC-2からです。「ステレオ時代」誌にも記事がありましたが、
中道から移籍した技術者の手になるものです。
当時、デュアルキャプスタンのノウハウが欠落していたといいますね。
ソニーは、TEACの10年以上前に水平置きデッキにすでに搭載していましたが。
C-2のデュアルキャプスタンは、C-1のものより出来が良いです。
実ワウフラもC-1より少なく、脱線もまた少ないです。
C-1のメカは、業務用計測器のR-81をデチューンしたものです。
これは非常に不安定で、まともに記録できた試しがない代物です。
業務用の単信号だけの記録なら問題がなくても、ワイドレンジで記録する装置としては欠点だらけでした。
自動調芯機構が組み入れられているのですが、それが「綱渡り」的に走行するので、テープの精度をもろに受けてしまうのです。
走行の不安定さでは、ラックスの5K50と同じくらいでしょうかね?
どちらも、テープテンションを高めに設定しているので、ヘッドアライメントの影響をもろに受けるのです。
テープの痛みも早いので、取り扱いには要注意です。

TEACの場合は、ローエンドの単純なシングルキャプスタンのデッキか、委託製造して自社で開発していないデッキのほうがむしろ安定性は高かったかもしれないですね。

409ビクターユーザー:2019/06/30(日) 23:16:40 HOST:4.225.156.114.ap.dti.ne.jp
ワッチさん

PC-10とはずいぶんレア・高価なデッキをお使いだったんですね。
当時のTEACは、モーターの自社開発はしていた形跡がなく、PLLモーターも含めて、みんな外注だったようです。
民生用は、松下かサンキョ-、あるいはミツミ?
TEACのC-1のリールモーターは、スイス製のコアレスのDDモーターでした。
非常に信頼性が高く耐久性も高かったです。
C-1のPLLキャプスタンモーターは、松下製だったのですが、このアッシーは、非常に耐久性が悪く1年くらいで死んでしまいました。
私は、3回くらい交換しましたよ。
自社設計の駆動回路基板に問題があったようです。モーターそのものは問題なし。
オリジナルモーターアッシーは、とうとう在庫が無くなって、TASCAM234用のモーターに代替されました。
これは耐久性は高かったです。これも松下製でしたが。
TEACは、その程度の会社です。

410ビクターユーザー:2019/06/30(日) 23:40:04 HOST:4.225.156.114.ap.dti.ne.jp
TEACのC-1は、ワウフラを計測すると、0.023くらいで、とっても良いんですが、
実際に聞いてみると、ピアノにはワウフラが出るし、オーボエにはビブラートがかかるし、数値は当てにならないと実感します。
メーカーに修理を依頼して、3回くらいメカが交換されましたが、最後はメーカーのデモ機かリファレンス機から外したものになっていました。
このころは、赤坂のTEAC修理センターとやりとりしていました。
そのメカは、今でも使ってますが、さすがに問題は少ないです。
でも、テープにシビアなのは相変わらずではありますが。
C-1のベースになったFM録音機のR-81も手に入れましたが、確かにメカの基本構造は全く同じでした。
しかし、キャプスタンモーターはさすがに全然違うもので、ソニー製のデッキのようにしっかりした造りの大きなモーターでした。
ベルトは、樹脂製のたぶんマイラーで、信頼性の高いものが使われています。
ブラシ・コアレスのリールモーターは、C-1と同じスイス製。
下手にデチューンしないでそのまま使えばよかったのに、と思いましたね。
1960年代とか1970年初期のソニー製の自社モーターは過剰なくらい造りが良く、まるでオープンデッキかのようでした。
それが3万円代の水平置きデッキに普通に搭載されていて、メーカーの技術力の差というのはを実感します。

411くろねき:2019/07/01(月) 00:31:33 HOST:fpoym3-vezC1pro01.ezweb.ne.jp
>>408
> ラックスの5K50

あのメカは、どうもビクター製ではと思えるんですがどうなんでしょうか?
カタログ写真にパンタグラフ式カセットドアのような機構が見えますし、
同時期のK-10・K-12のカタログにはなぜか「センアロイヘッド」と
書いてあったみたいですし。
(センアロイはビクターの商標。他機種カタログには
センダストヘッドと表記してあった模様)

DD-5とTD-V66がありますが、リールモーターはいずれも松下製のようで、
V66のキャプスタンモーターはサンキョー製です。

412ビクターユーザー:2019/07/01(月) 00:48:32 HOST:4.225.156.114.ap.dti.ne.jp
くろねきさん

いや、違います。
全くのラックスオリジナルです。
設計は、今でもラックスでハイエンドアンプを設計している橋本さん本人です。

モーターもラックスオリジナルのDDモーターで、制御ICもオリジナル。
ハウジングは、アルミダイキャストを専用に起こしたもので、
とても採算ベースに合う代物ではなかったのです。
テクニクスのDDドライブモーターをそのまま横に倒したような構造で、カセット用モーターとしては歴代最高のものだと思います。
リールモーターも確かDDだったような記憶があります。
私はPLLのセンサーを壊してしまって、全分解して修理したので、モーターは良く覚えています。
無事修理できましたが。
各部の組付け精度の要求レベルが非常に高く、ぴったり調整されていると素晴らしい性能を発揮しますが、外れると修理が困難なくらいたいへんでした。
やはり一流会社の設計は一味違うと実感するところです。
橋本さんは、もともとはドコーダーでデッキ設計をやっていた方だそうです。
しかし、非常に優秀な方で当時すでに社内では「神」扱いされていたようですね。
ラックスの若いアンプ設計者はみんな彼に一目も二目も置いていました。
直接聞いた話です。
いろいろな設計者がラックスに在籍していましたが、未だに彼を手放していないのは彼のポジションを現していると思います。
(まだ、在籍してましたよね?さすがに高齢なのでリタイヤした可能性は高いですが)
5K50の修理用メカは、会社の業績が悪い時に処分して無いと聞いてがっかりしたことがあります。
今から20年以上前ですが。
モーターが5台くらい残っていたそうです。
ラックスのヘッドは、ビクターのKD-65A用と同じものだという話はありますね。
非常に音の良いヘッドとして当時知られていました。

413くろねき:2019/07/01(月) 00:48:54 HOST:fpoym3-vezC1pro15.ezweb.ne.jp
ティアックといえば『オー・カセ』という謎のカセットがありましたね。
自社製カセットメカの開発もエルカセットもうまくいかなかった末に、
あのちっちゃいリールをそのまま装着できる
超小型オープンデッキを考えていたのかも、というのは考えすぎ?

414アラン・ドロン:2019/07/01(月) 17:03:55 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
ソニーTC-K666は、希少価値があるのではないですか。
あまり、見かけなかったですよね。

ティアックは、1990年からのデッキ(V-7000から)は、サンキョーの
メカですね。
自社では生産せずです。

415くろねき:2019/07/01(月) 18:03:54 HOST:fpoym3-vezC1pro04.ezweb.ne.jp
皆さんこんばんは。

>>412
> 設計は、今でもラックスでハイエンドアンプを設計している橋本さん本人
> もともとはドコーダーでデッキ設計をやっていた方

ドコーダー出身の方がいい仕事をされてましたか。
でなきゃ買収した意味が薄いってもんですもんね。

K-05のGTトランスポートも橋本さんの設計なんでしょうか?
同メカではヘッドギャップとテープの相対位置を、直角・平行性や両トラックの
方向性の一致、さらに「ヘッド・ベースの突っ込み」を含む三次元レベルで
厳密に保つ狙いでコンビネーションヘッドを採用したようですが、これは5K50の
> ヘッドアライメントの影響をもろに受ける(>>408)
という弱点の反省に立ったものでもあったんでしょうか。
肉厚の合金ダイカストシャーシも組み立て精度が出やすいようにするため?

> ラックスのヘッドは、ビクターのKD-65A用と同じものだという話

KD-65SAでは?
ってことはX-cutSAヘッドですね。

K-10・K-12は録再・消去ヘッド共にセンアロイ、
同時期のビクター製品と同じ構成ですね。
5K50は3ヘッド機で再生ヘッドのみセンダスト、
他はフェライトだったみたいですね。

416AD:2019/07/01(月) 21:53:10 HOST:210.227.19.69
老舗といえども小型化とコストダウンの結果が性能低下になったのは否めませんね。
開発当時のほうがオープン・リールで養ってきた技術をフル投入できたのではないでしょうか。
そこから更なる技術革新のうえ性能の向上をめざしたもののコストダウンを余儀なくされた・・・といったところでしょうか。
ヘタに自社生産するとコストがかかるので外注する・・・結果CPの高いいいものが出来上がった。
皮肉なものですねェ・・・、下請けが親会社からいじめられた挙句にその親会社が倒産とかありますからね。
起死回生とばかりに自社ブランドで製品つくって売ったら大ヒットなんて会社もあります。
今のTEACがあるのはサンキョーやミツミが部品供給メーカーとしてよく我慢してくれたおかげなんでしょね。

417RW-2:2019/07/02(火) 09:32:54 HOST:121.132.132.27.ap.yournet.ne.jp
ラックスのカセットデッキを買って使ってた方って少ないでしょね。ここにいます w
K10です。ティアック使ってましたがK10のデザインが良くて買いましたよ〜。
ところがイマイチ。動きがかったるいし音も好みじゃなかった。やはり餅は餅屋か。

数回使って、買ったオーディオ店で松下のdbx付きに交換してもらいましたのさ。

418ワッチ:2019/07/02(火) 11:56:43 HOST:p11093-ipngnfx01marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp
ビクターユーザーさん


>>PC-10とはずいぶんレア・高価なデッキをお使いだったんですね

多分高価すぎて売れなかったのでしょうね。発売後まもなくしてどこのオーディオ店でも
半額(!)で投げ売りしてました。で、飛びついたわけです。

ふたを開けてびっくり。大きなマザーボードにLR別のマイクアンプ、録音アンプ、再生アンプが
刺さっていてプロ機のようなコンストラクション。なので引き回しのケーブルはほとんど無し。
底板は軽量化のためにジュラルミン製。マイクアンプは2石の普通の回路ですが42Vもの
電圧がかけられている。とんでもなく気合の入った製品でした。

 友人が持っていたソニーのD5は逆の意味でふたを開けてびっくり。
マイクアンプは1石。しかも5Vしかかけてないラジカセのような貧弱な回路。
これ、外録のための機械なのだからマイクアンプは重要なのにどういう考えで
こんな省略設計にしたのか理解に苦しみました。
配線が入り乱れた回路基盤ははずそうとすると納豆のように配線が糸を引いて、
とても修理など考慮してない設計。軽量化、小型化のためにすべてを犠牲にしたのでしょうが、
とてもがっかりする内容でした。自分が初めて買った2TR38はソニーのTC-7760Ⅱでしたが、
こいつも年に一度かならず録音スイッチが接触不良を起こしてノイズが入るという
モノでした。回路基板は1枚でLR共用してましたがLRで回路パターンが異なっていて、初心者
が回路設計したのかと思うようなシロモノでした。

 で、個人的にソニーに対する評価は地に落ちたのですが、CDプレーヤーは
さすがに故障が少なかったですね。




>>デュアルキャプスタンは、確かC-2からです。

これ、調べたらデュアルキャプスタンはC-1からやってますね。ここのサイトで、
デュアルキャプスタンの功罪について詳細に語っていた方がおられましたが、その人は
カセットにはシングルが良いという結論をだしてました。私もその理由を読んで、
シングルに1票を投じます。オープンはテープ厚が違うので、デュアルの方が良いと思いますが。

419ワッチ:2019/07/02(火) 12:47:51 HOST:p11093-ipngnfx01marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp
ADさん

>>ヘタに自社生産するとコストがかかるので外注する・・・結果CPの高いいいものが出来上がった。
皮肉なものですねェ・・・


オーディオメーカーってパーツメーカーじゃないですから各パーツメーカーから部品を調達するのは
普通なんですよ。コンデンサー、コイル、可変抵抗、トランス、ケーブル等をすべて
自社生産しようとしたら生産設備を整えるのも大変だし膨大なコストがかかります。

 パーツメーカーはある意味その道のプロなのでオーディオメーカーよりも深いノウハウを
もっているんですよ。パーツメーカーのカタログから「これとこれ」でメーカーが選ぶ場合も
ありますが「これを基本にしてこんな仕様で」とやる場合も多いですね。
古い話ですがアキュフェーズのC280Vのボリュームは松下電工製でしたが、あれは
その良い例です。アキュフェーズと約束してあったのでしょうが、あのパーツが秋葉原に出回る
事や他社が使うようなことはありませんでした。コンデンサーもそうですね。

オーディオメーカーだけじゃありません。自動車メーカーも同様です。エンジンブロックなんて
国産のほとんどが「リョービ」に作ってもらってます。釣り具で有名だったあのリョービです。
パーツが自社製品でないといけないような規範意識を持つ人もいますが、それは違います。
パーツメーカーというのは高度なスペシャリストなんですよ。安く作る技術も持ってますし、
高度な仕様にも応えられる。

メーカーが指揮者だとしたらパーツメーカーは各楽器の演奏者みたいなものです。
全体をどうまとめ上げていくか、そこにメーカーの力量が問われるわけで。

420RW-2:2019/07/02(火) 15:45:48 HOST:121.132.132.27.ap.yournet.ne.jp
>初心者が回路設計したのかと

ありますね〜。基板の裏側に付け足しで抵抗器やセラコンがぶら下がってる。
製造ラインに乗ってからだともう基板作り直しは困難。予告無し意匠の変更ね。

>パーツメーカーのカタログから「これとこれ」で

ここに某社のアンプがあります。2台同じ機種。発売時期前期の物のケミコンは
全面的にエルナー。後期の物は全面的にニッケミ。中途でなんらかの事情が
あったんでしょね。入札でニッケミが勝ったのか、株式上の提携があったのか。

機材メーカーはだいたい使用コンデンサーメーカーを決めてたりします。三菱の
スピーカーネットワークに3社のコンデンサーが使われてて驚ろいたことがあり。
拙者使用のヤマハのCD2000W。ミューズにデュオレックスにブラックゲートまで。

松下さん。松下ケミコンが有るのに他社製を使ったものもありまして候。本社と
松下電子部品は仲が悪かったのか。他社チョイスは音のためでしょ。漢ですね〜。

421ワッチ:2019/07/02(火) 16:36:13 HOST:p11093-ipngnfx01marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp
失礼しました

×C280Vのボリュームは松下電工製でしたが
〇C280Vのボリュームは松下通信工業製でしたが

 お詫びして訂正いたします。

422ワッチ:2019/07/02(火) 17:23:00 HOST:p11093-ipngnfx01marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp
RW-2さん

>>発売時期前期の物のケミコンは全面的にエルナー。後期の物は全面的にニッケミ。
中途でなんらかの事情があったんでしょね


予告なき変更というのはありますね。パーツが変更になった理由でぱっと思いつくのは
こっちのパーツの方が値段が安い。パーツメーカーから値上げをされて使えなくなったので
調達メーカー変更。値段は同じだが使ってみたらこっちの方が音が良かった。
予想外に製品が売れて、追加生産でパーツを購入しようと思ったら調達量の関係で価格アップ
になってしまい、やむを得ず変更・・・てなとこでしょうかね。

ただどこも理由は公表してないのでわかりませんね。

423ビクターユーザー:2019/07/02(火) 20:00:50 HOST:4.225.156.114.ap.dti.ne.jp
アラン・ドロンさん

TC-K666は、案外あちこちで見ましたよ。
ある時は、ゴミ置き場に捨ててあるのを見たこともあります。
試しに拾って修理してみたら動きました。(笑
前所有者が走行系をいじくりまわして脱線させていただけでした。
非常に洗練された造りのメカが印象に残ってますね。
アンプがプアーで、オペアンプと石を組み合わせた回路でした。
音に力が無くて、普及品のデッキの方がむしろ良かったりしたくらいでした。
電源が弱かったんでしょうね。

70年代のTEACのメカは、厚肉の鉄板を折り曲げ加工してシャーシを造っていたので、ごつくて重たかったですよね。
80年代は、サンキョー製の薄肉の鉄板とICの多用でコンパクトで軽くなりました。
でも他社並みにメカが安定してだいぶ良くなったと思います。
TEACに限らず、ほとんどの会社が中道も含めて、いくつかの外注製になってとても安定したと思います。
メカは。

424くろねき:2019/07/02(火) 20:17:12 HOST:fpoym3-vezC1pro19.ezweb.ne.jp
皆さんこんばんは。

>>420
> 製造ラインに乗ってからだともう基板作り直しは困難

後修正でつね。目立つのだと見つけた瞬間「出た〜っ!」てなりまつねw。
基板がCAD設計になってからは減ってるやうな。
パターンはあってもパーツが付いてないってのもありまつね。

>>422
> ただどこも理由は公表してないのでわかりませんね

価格交渉決裂で、A社に発注する予定だった新型がB社へ発注替え。
どういう手打ちがあったのか、B社の新型と
A社製のひとつ前の型が並行導入されることに。

オデオの話じゃないんですが、どうもこんな事情が
あったらしいと言われる電車がうちの近所を走ってます。
理由はもちろん未公表ですが、用途別の作り分けではない
2系列並行導入自体が珍しいので注目され、多くのマニアが
雑誌でも触れられたリーク情報?を知っている、という結果に。

鉄道会社側の設計思想変更もあり、その後A社とは20年近く関係が冷え込み、
後にB社に編入された某工場とB社製の新車ばかりになったのですた。

425AD:2019/07/03(水) 04:31:16 HOST:210.227.19.69
>419

そうですね、それは存じております。
ただパーツ・メーカーに自社ブランド名をつけさせるってのが多かったですね。
見えないところには各々パーツ・メーカーの名前入ってましたけど。
部品を選んで組み立ててもらっても設計は自社でやったものだとまだいいほうで、
名前だけであとは全て委託生産なんてのも随分ありましたからね。

426AD:2019/07/03(水) 04:46:26 HOST:210.227.19.69
>>419

それは存じております。
ただ、パーツ・メーカーに自社ブランド名をつけさせるってのが多かったですね。
見えないところにはパーツ・メーカーの名前がありましたけど。
部品を選んで組み立ててもらっても自社設計ならまだいいほうで、名前だけであとは全て委託生産なんてのも随分ありましたからね。
A社の製品はなかなかいい音出してる・・・B社に比べてあーだこーだ・・・っていっても実は中身同じでどっちも下請けが作ってたりしますからね。
〇〇向け製造ラインとか××向け製造ラインとかありましたから。

427ワッチ:2019/07/03(水) 11:34:24 HOST:p11093-ipngnfx01marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp
ADさん


>>パーツ・メーカーに自社ブランド名をつけさせるってのが多かったですね

今でもありますよ。アキュフェーズのアンプの電源フィルターコンデンサーには
大きく「Accuphase」と書いてあります。その下に「nichicon」と書いてある時も
あります。ラックスマンは電源トランスに「LUXMAN」と書いてありますね。




>>部品を選んで組み立ててもらっても自社設計ならまだいいほうで、名前だけであとは全て委託生産なんてのも


OEMとかじゃなくてですか?メーカーにもいろいろ事情はあるでしょう。
製品ラインナップを補完する形でそういう形式をとることはあると思います。
特にローエンドの製品ではあると思います。別にどうという事はないと思います。
そんなポリシーのない製品は買わなきゃいいだけですよ。

428前期:2019/07/03(水) 13:07:37 HOST:h219-110-155-150.catv02.itscom.jp
横から失礼します。

昔昔その昔、米国にオールズモビルという名前の自動車が存在しますた。
言わずと知れたGMのブランドですね。で、一部車種のボンネットの下に
シボレーのエンジンが収まっていた。実際には同じものだそうですが
怒った購入者が純正エンジンに交換しろと騒いだことがあります。
TIME誌曰くユーザーはシボレーじゃなくてオールズモビルがホスイんだ
と解説していますた。工学じゃなくて心理学の分野でつね。

429QS:2019/07/03(水) 13:51:50 HOST:dcm2-119-241-244-198.tky.mesh.ad.jp
スイスウォッチもブランド・ケース・ムーブメントが別々てのが普通ですね。
同じデッドストックでも文字盤に名前が入るか入らないかで値段が違います。

430ワッチ:2019/07/03(水) 13:58:39 HOST:p11093-ipngnfx01marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp
前期さん

自動車業界ではOEMはごく当たり前にありますね。
今のスバルの軽自動車はすべてダイハツのOEMですし、日産の
軽自動車は三菱製。いすずのアスカはスバルレガシイだったことも、
ホンダアコードだったこともありました。

431RW-2:2019/07/03(水) 14:48:34 HOST:121.132.132.27.ap.yournet.ne.jp
>パーツ・メーカーに自社ブランド名をつけさせる

マランツの真空管もあればマーシャルやフェンダーの真空管もあるのだ。有難い? w

NHKや自衛隊は卸されてから自前でNHKプリントや桜マークをプリントしてるのだ。
そしとかないと横流しされてお小遣い稼ぎされるのだ。放出品にも色々あるんでっせ。

432RW-2:2019/07/03(水) 15:02:42 HOST:121.132.132.27.ap.yournet.ne.jp
スズキのエブリイは凄いよね。日産でクリッパーになってマツダでスクラム。
さらに三菱でミニキャブになっとる。姪っ子がマツダのクロスオーバー乗って
ます。エンブレム以外は単にスズキハスラーだ。もちょっとどっか変えて栗 w

433AD:2019/07/03(水) 18:55:33 HOST:210.227.19.67
↑ヒュンダイのガッツ(トヨタのビッツにうりふたつ)なんかよりずっといいんでは?

>スズキのエブリイ

中身が信頼のあるものだから相互利益になるんでしょう、意地はってもなにも徳にはなりません。
オデオの衰退のひとつに各社独自の技術とか規格のリーダーシップを取りたいが為の独自路線が災いしたような。

434RW-2:2019/07/03(水) 20:50:08 HOST:121.132.132.27.ap.yournet.ne.jp
>エンブレム以外は単にスズキハスラー

カリーナとセリカほどじゃないけど、兄弟車のマークⅡ、クレスタ、チェイサーって
ちゃんとイメージ変えてありましたもんね。セドリックとグロリアはそれほどでもなし。

435ビクターユーザー:2019/07/03(水) 22:39:59 HOST:4.225.156.114.ap.dti.ne.jp
くろねきさん

K-05については僕は何も知らないです。使ったこともないですね。
ただ、知人が使っていて、「C-1、5K50クラスだ」とは言ってたような記憶があります。
メカは特別なものでは無いですよ。
ごく普通です。
「三次元的に云々」は、デュアルキャプスタンなら当たり前の事で、SONYははるか前からそのあたりは製造管理していましたから。
それもあり、僕はそのカタログトークに何も反応しなかったです。
ダイキャストのメカもたいして大々的に使っている訳ではなく、5K50から比べるとだいぶコストダウンしています。
アンプ回路も画期的なブリッジバイアス回路をやめてしまい、ごく普通のものになってしまいました。
回路構成は、5k50は、セパレートプリアンプ並みのディスクリートの高級回路で音も凄く良かったですが、それと比べてどうだったのかはわかりません。
K-10や12もアンプ回路はディスクリート構成で、5K50のデチューン版でしたが、音は良かったですよ。
少なくとも僕の印象では、TC-K777以上でした。
歴代のTC-K777は、使っては見ましたが安っぽい音という印象。
所詮オペアンプの音です。後期のソニーは666も含めて確かそういう構成かと。
パイオニアも同様で、音に力が無くてどうしようもなかったです。
CT-A9とか。
いずれにしても、K-05は、
デッキファンの観点からすると、さほど見どころの無いデッキという評価を僕はしています。
むしろごく普通の構成のデッキでは?と。
それと確か、電源投入時などに自動減磁回路の電流がヘッドを流れるので、ヘッドが断線する事故が多かった機種だと思います。
アンプ回路が凄くて面白いのはターンバーグですね。
今買うと中古でも高いですけど、それだけの価値はあります。
ヘッドはソニー製ですが。
後期ターンバーグのマレーシア製は、外観は同じでも別物と海外の人たちは言っています。

436ビクターユーザー:2019/07/03(水) 23:10:37 HOST:4.225.156.114.ap.dti.ne.jp
ワッチさん

そうなんですよね。
当時のTEACのアンプ回路は、みんな単純な2石トランジスタの構成でした。
C-2に至っては、出力回路は1石だけでしたからね。
それでも、大部分のオペアンプのものよりは音に力があったと思います。
C-1だけカレントミラー差動・プッシュプルで、これは音が違いました。
下手なオープンデッキよりも音に力があって好ましかったです。
PC-10もそうですが、マザーボードに各基盤をプラグインする構成は、
アースラインとか電源ラインがループすることが無く非常にクリーンな音となる場合が多いです。
バイアスなどの高周波が飛び交う回路では特に有効だと思います。
スチューダーのデッキはすべてそういう構成で、C-1も同様なのが音が良かった原因の一つだと感じています。
ソニーのデッキは、すべて場当たり的で、「納まっていればいいんでしょ?」というくらい割り切った構成のものが多いですね。
ラジオにしても。

そうでしたね、C-2よりC-1が登場は早かった。
アジマスの事を考えると、シングルキャプスタンは圧倒的に有利で良いのですが、最大の難関は、ヘッドタッチです。
テープに対するヘッドの面圧が、高域の損失にものすごく影響するので、そこが腕の見せ所でした。
オープンデッキもそうですけどね。
オープンデッキの場合は、ヘッドの横にスクレープフィルターを入れて変調ノイズの周波数を可聴域以上に上げる手法がとれました。
デッキではそれは難しかったですが、確かソニーのTC-K88はやっていたと思います。
TEACのC-3は間違った解釈で、テンションアームをヘッドの横に入れて、変調ノイズを倍化させて濁らせていました。
設計ミスですね。
アームでテープ擦るから逆に振動を増やしますよね。
さすがにC-3Xではそれを止めて普通の送り出しリールの摩擦でテンションを確保させました。
何考えているか分からないメーカーです。
単純に中間にローラーを入れれば済んだのに。と、思ったものです。
コストをケチったのでしょうか?
いずれにしても、シングルキャプスタンのデッキでも良く設計できていたものは、高域も良く再現され音も良かったですね。
音楽スタジオで使われているマスターデッキは、すべてシングルキャプスタンだというのは必然だと僕も思いますね。
アナログ音源は位相の偏差がはっきりわかるので、デュアルキャプスタンは危険すぎるし、テープにも良くないですから。
ナカミチのドラゴンに自動アジマスを搭載したというのは、
別な意味、デュアルキャプスタンだとテープの位相再現が困難だという側面が大きいと当時の私は感じていました。
C-1にしても5K50にしてもTC-K777にしてもデッキ間・個体間で位相がかなり違いますからね。
一致させるのは不可能ですね。
同じデッキを使ってでさえ、雨の日と晴れの日はテープのテンションが変わり位相が狂います。
デュアルキャプスタンはそれほど難しい機構です。

437くろねき:2019/07/03(水) 23:32:54 HOST:fpoym3-vezC1pro03.ezweb.ne.jp
皆さんこんばんは。

>>436
> オープンデッキの場合は、ヘッドの横にスクレープフィルターを入れて変調ノイズの周波数を可聴域以上に上げる手法がとれました

そういえば、デュアルキャプスタンメカから
サプライ側のピンチローラーを取っちゃったような
機構のデッキをサンスイが出してたことがあったみたいですね。
D-970でアドバンスドSASF(アクティブ・スプレープフィルター)と
称していたもので、デンオンのデッキに使われていたものによく似た、
テープテンションに応じてバックテンションを変えるリンク機構
(検出アーム式のメカニカル・テンションサーボ)も付いてたみたいです。

438でしべる:2019/07/03(水) 23:44:57 HOST:210-170-11-218.east.fdn.vectant.ne.jp
>スクレープフィルター
>確かソニーのTC-K88はやっていたと思います。

TC-K80ですね。

439ワッチ:2019/07/04(木) 10:13:14 HOST:p11093-ipngnfx01marunouchi.tokyo.ocn.ne.jp
ビクターユーザーさん


>>ソニーのデッキは、すべて場当たり的で、「納まっていればいいんでしょ?」というくらい割り切った構成・・・


そうですね。他にひどかったのはF&Fヘッド。TC-7760Ⅱを修理に出したら、「ヘッドが
摩耗しているので交換します」との連絡。「あれってパーマロイの200倍の耐摩耗性があるって
カタログに書いてありましたが」と言うと、

「摩耗はしないんですが端からポロポロ欠けていくんです」

要は硬質だけどもろいので欠けるという事でした。なんだか詐欺にあったような
気分で、二度とソニーのデッキは買うものか、と思ったものです。
後年、ソニー製品は「ソニータイマー」などと揶揄されるようになりましたが、前回話した1年に一度
録音スイッチが故障するという事からすると、このような神話(笑)が生まれたのも
あながち根拠のない話ではないと思ったものです。

カセットのヘッドタッチに関しては、スクレープフィルターを用いてもフェルトパッドで
テープをはさんでヘッドを押し付けるので、あまり意味はないと考えます。
結局フェルトパッドとの摩擦で微小振動が発生し、変調雑音になってしまうからです。
たしかナカミチでしたか、パッドを奥に押しやってパッドを使わせない機構をもった
デッキがありました。ラックスではハーフからテープを引きずり出すメカがあったかと
思いますが、もしかすると試作品だったかな。

ですからカセットの場合はスクレープフィルターはほぼ意味がないと思います。
プロ用オープンデッキ、例えばDENONの3602だって変調雑音はかなりありましたし、
神格化されているスチューダーのA-80だって変調雑音は耳ではっきりわかるくらい
ありました。

あと、調べたらC-3はC-3Xになってももテンションアームはありましたよ。
ttps://blogs.yahoo.co.jp/close10open13/11885670.html

440アラン・ドロン:2019/07/04(木) 16:35:43 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
デュアルキャプスタンは、当時は難しかった技術ですが、フライホイールの
直径も違うのですよね。
また、キャプスタン軸の左は、回転を僅かに遅くして、テンションを
かけるのです。
よって、テープ内のプレッシャーパッドは不要です。
私は、ティアックのC-3にdbxのついた、C-3RXを持っています。
今は使っていません。

あれは、シングルキャプスタンに、左側は、メカニカルテンションアームが
あります。録音、再生時に、アームが持ち上がり、バックテンションをかけます。

何だか、与太なメカだと思いますが。また、ノイズリダクションなど、
全く必要性を感じません。
定価は、126000円です。当時、1982年に、89800円で買いました。

見た目が個性的なので、よしとしますか。

441ビクターユーザー:2019/07/04(木) 22:23:53 HOST:4.225.156.114.ap.dti.ne.jp
ワッチさん
そうですか、C-3Xでもありましたか。
じゃあ別機種と勘違いしたのかもしれないですね。
スチューダーのメカはデリケートで、メンテナンスをきちんとしないと変調雑音が出ますね。
もっともそれは、スチューダーに限りませんが。
今はもう廃止された、スチューダーのデッキ部門サービスのSさんによると、
「一も二も、回転系のスムーズさ」に尽きると言います。
ベアリング、ローラー、テンションアーム、全てが音もなくスーッと回転し続けるようにするのだそうです。
スクレープフィルターももちろんですが。でも、あれけっこうガタがありますよね。ベアリングが入っているので。
僕は、オタリの5050とA810だけ残して置いてありますが、810は少しベアリングが鳴きます。高速で回すと。
幸い、ループの外なので影響はなく、今のところは変調雑音は無いです。
以前、メンテナンスの悪いA80を使ってみたところ、確かに変調雑音はありました。
A810でも出るものは出ました。
TEACのC-1は、デュアルキャプスタンでも出ました。(笑)
ヘッドタッチがスムーズで無い走行系は、どんな形式でも発生し、
スムーズなものは、どんな形式でも問題無いというのが結論になりそうですね。
変調雑音は、テストテープの信号を聞けば瞬時に分かりますが、
基本的に、どんなデッキでも大なり小なり出るのが変調雑音でしょう。
テープという弾性体を擦るので振動は避けられない。
スクレープフィルターは、振動の「腹」を分節するのが原理ですが、スムーズに回転させないと
かえって悪化するのは確かでしょうね。
TEACのアームは、「腹」の振動を増やしてしまうので、変調雑音は素晴らしく多い機種でした。

442ワッチ:2019/07/04(木) 22:37:52 HOST:softbank126141205181.bbtec.net
ビクターユーザーさん

変調雑音はアナログテープレコーダーならスチューダーだろうがアンペックスだろうが、
程度に多少の差はあってもどんなものでも出ますよ。1kHzを録音、再生してFFTで見てください。
仰っているように、テープはこすれば必ず振動しますからね。避けようがないです。

443ビクターユーザー:2019/07/05(金) 18:56:07 HOST:4.225.156.114.ap.dti.ne.jp
アラン・ドロンさん

フライホイールの直径は、ベルトの当たる部分は、基本的には同じにするのが無難ですね。
中道は、軸径とベルト径を微妙に変えるという芸当をしていましたが。
ヘッドに当たるテンションを生み出すため、サプライ側のスピードなりテンションを変えるという解釈がデュアルキャプスタンでは難しいように見えますね。
駆動力は、キャプスタン軸の摩擦力で決まるので、そこを調整するために圧縮力に差をつける手法が主流だったと思います。
フライホイール径、というかイナーシャは同じでも良いし変えても良いし、各社・各設計者いろいろな形式がありました。
ベルトの巻き付け方も各社異なる設計思想がありましたね。
モーター・フライホイール2つでおむすび型に連結したのが初期のソニー。
TEAC C-1とラックスの5K50は、テイクアップ側とサプライ側のホイールのイナーシャを極端に変えていました。
どちらも脱線しやすい傾向がありました。
TEAC C-2は、テイクアップとサプライのホイールのイナーシャは一緒でスタガー形式にしていました。
その後主流になったDDのデュアルキャプスタンはシンプルな形式になりましたが、イナーシャは変えているメーカーが多かったと思います。
中道にしてもソニーにしても、さすがにこの2社はTEACより安定していました。
ただ、アンプ系がちょっと弱い印象。音に力が無いんです。
最終的にはどのメーカーもオペアンプになりましたから、そこがボトルネックだと思います。
当時のCDプレーヤーもみんな5532の構成でした。
ちなみに、後期スチューダーのデッキは、ヘッドアンプも再生アンプも録音アンプも全て5532なんですよね。
ミキサーもだったかな?169はLM301で、961は5532。
スチューダーの場合、出力アンプは、パワーアンプ並みの強力な出力回路になっていて、ここで音が決まっている印象です。
長いコードでもへこたれない構成になっています。
ルボックスのA-77のアンプのほうがA-80より音が良いという録音エンジニアの人も多かったと聞いています。
差動回路ではなかったですが、出力アンプが3段の回路になっていて、しっかり電流を流せる構成でした。
初期中道の1000番のアンプは、これをA-77のアンプをパクッていました。

444ビクターユーザー:2019/07/05(金) 19:11:41 HOST:4.225.156.114.ap.dti.ne.jp
ワッチさん

同時モニターでオリジナルの信号と録音後の信号を聴き比べると、如何に変調雑音が加わるから良く分かります。
アナログ録音ではそこが問題というかイシューとなり、デジタルではジッターに置き換わるだけで、本質的にはあまり変わりがないかもしれないですね。(笑)

445QS:2019/07/05(金) 21:11:51 HOST:228.net211007085.libmo.jp
>444
ゾロ目ですね。
SONYのゾロ目シリーズは確か222から始まり777で終わりですよね?
4はともかく、オーメン(666)もやったんだし、銀河鉄道999まで行って欲しかったな。

446くろねき:2019/07/05(金) 23:08:53 HOST:fpoym3-vezC1pro01.ezweb.ne.jp
皆さんこんばんは。

Gigazineにこんな記事が出てますた↓。

 世界初のBluetooth 5.0対応カセットプレイヤー「IT’S OK」が登場、CD音質以下でレトロに音楽を聞くことが可能に
 gigazine.net/news/20190705-bluetooth-5-cassette-player/

一般的な市販品とは違い、キックスターター( www.kickstarter.com/ )で
お金出してくれたら一台63ドル(約6800円)で売るよ、ってことのようでつ。

447アラン・ドロン:2019/07/06(土) 08:49:19 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
ティアックV-7000は、ダイレクトドライブなのでしょうか。
そうなら、左右のキャプスタン軸、早送り巻き戻し用、操作ボタン用
の4つある事になりますが。

ソニー3桁のシリーズは、最後は1桁になりましたね。
そして、TC-KA7ESが一番最初に生産終了となり、次が5、最後が
3でした。
たまに、オフで、TC-KA3ESを見ます。定価65000円、売値は、32400円
近辺、こんなもんでしょうか。
半額程度、それ程高くはないですね。

448AD:2019/07/06(土) 10:06:50 HOST:210.227.19.67
>TC-KA3ES 売値は、32400円

新品ならそれ程高くはないんでしょうが、中古でその売値なら高いのでは?
近年、希望小売価格(定価)を設定していない商品が多いですが、定価を設定している時代の商品は
定価の7掛けってのが実売価格のボーダー・ラインでした。
SONYはも少しキツくて2割5分程度がギリギリだったように思います。

TC-Kシリーズは一桁ナンバーからはじまって二桁、三桁と新製品を開発して、
そのなかから売れ筋機種のみマイナーチェンジ版を出していたのではないでしょうか?
ちなみにTC-K5シリーズでは5→55→555→555ES→555ES-Ⅱ→555ESX・・・
555ESAで3桁シリーズ最終→TC-KA5ESだったように思います。
改良、改良っていいながら・・・この機種にしがみついてたのかなぁ?

449ワッチ:2019/07/06(土) 11:16:29 HOST:softbank126141198138.bbtec.net
ビクターユーザーさん


>>同時モニターでオリジナルの信号と録音後の信号を聴き比べると、如何に変調雑音が加わるから良く分かります

そうですね。どんな素人でもわかるレベルです。



>>アナログ録音ではそこが問題というかイシューとなり、デジタルではジッターに置き換わるだけ


 現象としては同じようなものですね。基本周波数のサイドバンドに余計な音が付く。
ただですね。デジタルの場合は以下のサイトの図4をみるとわかりますが-100dB以下です。
ttp://www.mcaudi.co.jp/product/mjr5/JITTER.html

しかし、例えばDENONの3602RGだと以下のように、-25dBあたりから現れます。2000倍以上も量が違いますから、
これを「あまり変わらない」と断じるのはあまりに無理があるでしょう。
ttps://d.kuku.lu/ab67b2a09d

簡単に言えばアナログレコーダーの変調雑音は誰にでも聞こえますが、デジタルのジッターによる変調雑音を
ヒトの聴感でとらえることはまず不可能です。


録音機はいかにあるべきか、と問うた時に、一つの回答は
「入力された信号を忠実に記録すること」であると思いますが、この点に
おいて例えばデジタルの24bit、192kHzというフォーマットはアナログレコーダーを
圧倒します。
ただ一方で、「別に入力信号に忠実でなくてもいい。聴いた感じが良ければそれで良いじゃないか」
という見識。価値観もあります。アナログレコーダーの大量の変調雑音は高忠実ではありませんが、
それがあるゆえに音に厚みが出たように聞こえたり、心地よく聞こえたりすることもあるわけです。

アマチュアの場合どのような目的でどちらを選択するかは、個人個人の自由でしょうね。

450ビクターユーザー:2019/07/06(土) 13:57:48 HOST:4.225.156.114.ap.dti.ne.jp
アラン・ドロンさん
僕はV7000に関しては、全く知らないのですが、おそらく末期のデッキはみんな似たような構成だったと思います。
テイクアップリールがクラッチ付きのモーター、
メインキャプスタンが基板直付けのDDモーター、
サプライキャプスタンは、フリーホイール付きでゴムで連結、
サプライリールは、フリクション付きか何もしない。
そうじゃないかもしれませんが、だいたいそんな感じなのではないでしょうか?
ここに落ち着く前に、各社いろいろトライがありました。
巻き取りモーターは、ダイレクトにしないクラッチ式が主流になりました。
理由は、おそらくトルクリップルから来る共振を嫌ったのだと思います。
クラッチにはフィルター機能があるので。
リールモーターのDDは、ブラシレス・コアレスの高級なモーターを使えば少なくできるのですが、
そうしたのは、スチューダーとTEAC C-1くらいだったと思います。
あのナカミチ様でさえ、クラッチ式だと思いました。
巻き取りも巻き上げもクラッチ切り替えでワンモーターで。
完全4モーターにしたのは、スチューダーで、巻き取りベルトは一切無かったですね。
ただ、スチューダーもやはりアンプが弱く「カセット臭さ」から逃れることは出来ていないです。
ソニーの方がまだ良かったという印象が残っています。ヘッドはソニー製なんですが。
タンバーグのヘッドもソニー製だったと思います。
初期のLo-Dのデュアルキャプスタンには、巻き取り巻き上げに独立モーターでベルト駆動していたのがあるらしいですが、
どの機種かは分からなかったです。
ドラゴンはやはり最もクリーンで変調雑音の少ないメカであったことは確かだと思います。

451ビクターユーザー:2019/07/06(土) 14:14:49 HOST:4.225.156.114.ap.dti.ne.jp
そういえば、5K50のリールも確かコアレスのダイレクトドライブだったような気がします。
TC-K666のリールも独立DDドライブでした。
しかし、ちょっとしたバランスの狂いでワウフラッターが生じる場合がありました。
C-1も同様ですね。
それで、777のリール駆動は独立DDしなかったのでは?と僕は考えました。

ワッチさん

デジタルのジッターって、実は簡単に確認できるんですよ。
ビット数の少ない、つまり信号レベルの低い領域で高周波成分の多い音源を再生すると一発です。
昔、雑誌の付録品でチベットの鈴のCDが録音されたものがありましたが、
それを再生すると実に簡単にノイズが聞こえたものです。
デジタルの音、特にワンビット系は、聞いていて疲れる場合が多いですが、
それらのジッターやノイズシェイプしたはずのノイズがアースラインに流れていて音を濁らせています。
そんな経験から、
僕はCDプレーヤーはマルチビット系しか使わなくなりました。
今でもそのまま。
フィリップスのA730?も同様に、D730より圧倒的に評価が高かったですし。
僕は、EMTのビットストリームを使ったCDプレーヤーを数回聞いて、即売却したくらいです。
デジタルの24bit、192kHzは音が良いです。
扱う周波数が高いので、ノイズが可聴域からずっと離れたのがその理由かな?と感じています。
僕は、ライブなどを録音するときは、2TR76cmで録音して、デジタル化するときには、一旦そのフォーマットでサンプリングしています。
演奏が長いときは38cmにしますが、情報量の違いはかなり大きいですね。

452くろねき:2019/07/06(土) 19:41:12 HOST:fpoym3-vezC1pro15.ezweb.ne.jp
皆さんこんばんは。

>>451
> ジッターやノイズシェイプしたはずのノイズがアースラインに流れていて音を濁らせています

そういえば、デジタルオーディオ機器の電源を
絶縁トランスから取っていたせいでノイズが
ループしてたっぽい、という事例が他スレでありましたね。
デジタルオーディオはアーシングも一考?

453アラン・ドロン:2019/07/07(日) 08:15:07 HOST:softbank219168067040.bbtec.net
今やカセットデッキの使い道は、CDから録音する意外に、使い道は
ありませんね。
曲を並べ替えて録音、自分だけのベスト盤を作るとか。
普段は、CDを聴いています。

高校生時代に多く聞いていた、レーモンルフェーブル等を、また、
聴き始めました。

イージーリスニングは、彼らの時代で完成されていて、もう後継者は
出てこないですね。
彼らの息子とか出てきても父親を越えられないでしょうね。

454QS:2019/07/07(日) 08:29:38 HOST:dcm2-122-130-224-231.tky.mesh.ad.jp
測定器・テストテープを揃え真剣に取り組んだカセットも今は放置、いや、保管中です。
主にジャズ番組のエアチェックに使ってました。
一時はHi-MDを使ってましたけど、イージーさに於いてカセットに敵いませんでした。
MDも終わってみれば機器の代えが利かないので、またカセットに逆戻りです。
ちなみにSONYのポータブルHi-MDは音が良かったです。
充電池がディスコンでポータブルとしての役目は終りましたけどね。

455ワッチ:2019/07/07(日) 10:32:31 HOST:softbank126141208091.bbtec.net
ビクターユーザーさん

>>雑誌の付録品でチベットの鈴のCDが録音されたものがありましたが、
それを再生すると実に簡単にノイズが聞こえたものです。


 失礼ながら、それは別の要因のノイズをジッターと誤解されたのでしょうね。
先にも書きましたが、おおむね-100dB以下のノイズです。
これは、0dB F/Sを音圧レベル100dBで再生した場合、等ラウドネス曲線の0dBを下回ります。
ということは聴取不能ということです。
ジッターが聞き取れるかについては科学的な実験がいくつか行われてます。
それによると、純音で10nsec程度、楽曲再生時で、30nsec〜300nsec程度だそうです。これは
iPod classicなどの安価なDACでも十分にクリアしているレベルだそうです。
簡単に言うと今あるCDPにおいてジッターを聞き取ることは不可能という事です。
詳しくはこちらを。
ttp://sonove.angry.jp/jitter_sim01.html



>>デジタルの音、特にワンビット系は、聞いていて疲れる場合が多いですが、
それらのジッターやノイズシェイプしたはずのノイズがアースラインに流れていて音を濁らせています。


 それもなにかの思い込みがそう感じさせたのでしょうね。第一、アナログレコーダーノほうが低域から高域まで
万遍なく、しかも大量にノイズが存在します。それがアースラインに流れ込むとお考えにならないのはなぜでしょうか?
ノイズがアースラインに流れて・・と考えるならば上記の理由でアナログレコーダーのほうがはるかにひどい結果になります。

それから、現在のDACのほとんどはマルチビットと1ビットを組み合わせたDACになりました。
純粋な1ビットのDACってないんですよ。

456ビクターユーザー:2019/07/07(日) 11:27:11 HOST:4.225.156.114.ap.dti.ne.jp
ワッチさん がそんな事を言っては困ります。(笑)

「ジッターつぶし」は、デジタル系の設計者の筆頭のお仕事ですよ。
僕の大学時代のバンド仲間は、実は某メーカーのデジタル系の設計者です。
最初はアナログ関係でしたが、時代と共に途中からデジタルに置き換わっています。
彼が言うには、
「画像なり音響りで「ノイズが入る」と検品関係から報告があると、すぐ仕事場に戻りジッター計とにらめっこがはじまる。」
と嘆いていたのが20年以上前でしたかね。
当時、
「マルチレイヤー系でディスクでは、フォーカスしていないはずのレイヤーのノイズが混入して凄く困る」と自社の規格に頭をかかえていたものです。
ジッターは、回路を巡り巡ってノイズという邪魔者発生の筆頭の原因になるんですよ。
「可聴域以下」云々はアマチュアの戯言です。
TEACの人もCDプレイヤーのジッターはやはり一番問題としていましたけどね。
リンク先の記事は憶測ばかりの読むに値しないサイトなので何も見てません。

デジタル回路からのノイズがアースライン流れるのは常識です。
信頼のおける、オーディオデザインの方の記事があるので、紹介します。

ジッターに関しては、

「残留波形のFFFTスペクトル。
高周波がたくさん乗っています。数十MHz帯ではっきりとしたスペクトルがあります。
え?聴こえないからいいだろうって。それが影響あるんです。」

マルチビット(ラダー型DAC)に関しては、

「このラダー型DACチップのいいところは(私が勝手に思っているだけだが)、
サンプリング周期毎にアナログ電圧が一義的に決まる事で、
したがってジッターの影響も受けにくいのではないかと思っている。」

ttps://audiodesign.co.jp/blog/?cat=35

このコメントは、僕の経験に照らしてもとても同意できます。
そうでないと考えている素人の方々は多いかもしれませんが。
少なくともプロは、みんなこう考えています。
マランツの1ビットDACのCDプレーヤーでの最大の難関は、デジタル系からアナログ系へのノイズの混入で、
それを潰すために「LHH500では、基板の設計を4回やり直した。」と当時の設計部長の田中さんがコメントしていたものです。
設計そのものはアメリカ人のジョンさんがやっていましたが。


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