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疑問を解消したいスレッド

164千都:2012/07/02(月) 00:05:22
すみません。随分時間があいてしまいました。
いちおう、話がこんがらからないための分野わけの話を書いておきます。

 ・小中学校の理科は高校では生物、物理、化学などに続きます。
  もっと勉強したい人は理学部に進みますが、この分野を「自然科学」といいます。
 ・中学校の技術科は工業高校に続きます。
  もっと勉強したい人は工学部に進みます(職業高校から進学が大変なのって、おかしいですよね)が、
  この分野を「工学」といいます。
 ・哲学、心理学などを「人文科学」ということがあります。
  「社会科学」というのもあります。こんがらがるのでこの言葉は注意が必要です。
  このへんの分野わけはよくわからないのでwikipediaの該当ページをごらんください。
 ・「科学技術」というと、普通は「自然科学」と「工学」のことです。
 ・単に「科学」というと、まず「自然科学」は含みます。
  「科学」を「自然科学」の略だと思っている人や
  「科学技術」の略だと思っている人がいてややこしいのです。
  ですから「工学」を含むかどうかは文章を書いた人や文の内容によります。
  「科学」とはと言ったとき「人文科学」や「社会科学」は、含まない場合が多いと思います。

>>147-148の戸田先生の指導の中では、「科学」という言葉は確実に工学を含むように思います。それどころか学問全般の話をされているところも多いのではないかと思います。
自然科学は、世界のつくりがどうなっているのか知ることが目的で、工学は何かを作って社会の利便を高めることが目的なのではないかと思います。そして宗教は幸福が目的です。
「すごく不便だから不幸」「○○が便利なら死なずに済むのに」という境涯は多くの人が経験していると思います。
この境涯は不便の原因が解消されれば幸福感を感じることができます。
かといって、この原因と結果をひっくり返して「便利でさえあれば(だれでもor必ず)幸福」というわけではないことは、これまた言うまでも無いでしょう。
20世紀は、自然科学と工学の発展が互いに互いを牽引し、巨大なエネルギーをたやすく使えるようになったことで社会全体に大きな利便をもたらしてきました。




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