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竜神信教スレッド

75ダメ巫女と言理の迷子28:2007/09/05(水) 02:56:34
「最後の重要な言理について語ろう、【千呪と閃樹】だ」
「閃樹はギャグキャラだよね」
「千呪は違う。異世界より呼び出された剣妖そのもの」
「おなじ「せんじゅ」でもえらい違いね」
「しししっ、そうともいえぬ。【千呪と閃樹】は違う分岐をたどった並行時空同一存在だからだ」

――【千呪】
それは、異なる世界線より呼び出された存在
憎しみに狂った、ある魔男が現界へと召喚した悪鬼
自らを妖刀に呑まれ、自らも妖刀を呑み込んだ剣魔
猫神魔竜を尽く斬り殺し喰らい死滅させる人ならぬ非徒
彼の名は千呪、千の呪いを身に纏い閃の訓えを棄てた修羅
その死呼ぶ刃が向かう先には一人の

「こんな歌が有る」
「ほむ」
「とある平行世界を支配していた神々…
【純神族】【猫神族】【竜神族】【魔神族】【人神族】
それぞれの種族を取り込み、その種族の支配に特化した神々。
5種の神々は皆、『千呪』という存在によって滅ぼされた。
千呪は文字通り、千の呪いが形をなしたものだったと聞く。
まさか「たかが」呪いによって滅びる羽目になるとは、
神々も思ってなかった。その平行世界にはその神々しかいなかったから。
この世界と違って、実在する神はその一群しかいなかった。
自分達に匹敵する相手なんて他にいなかった。
だからこそ能天気に同じ神々の御世が続いたわけだが。
生まれるはずだった男児が一人まるごと世界から抜け落ちた。
そのあとには『男児|少年|青年|壮年|中年|老年』の形をした
時空上の空洞が残った。そこに千の呪いが流入すると、
空洞は鋳型となって呪いに形を与えた。
こうして、生まれるはずだった男児と同じ姿形をした『千呪』が産声をあげた。

「………」

76ダメ巫女と言理の迷子29:2007/09/05(水) 03:15:35
「千呪は閃樹なの?」
「そうだ。此処と良く似た違う世界の……
異なる世界では閃樹が抜け落ちた空洞に千呪が入った。
あるいは……向うの世界の閃樹は一位を殺してしまったのだ
そして妖刀【五重剋】を手にし、その妖気に中てられて、
千呪に変貌、猫神魔竜を殺しつくし人をも滅す悪鬼と化した……
「何だか理屈が通らないし………どちらにしても救いがないわ」
「千呪は世界を蝕む致命的バグという言理も存在する。
並行世界から閃樹が抜け落ちてこちらにやってきた事が全ての始まりだったのかもしれないな。
そして千呪の存在を知ったある男の手により、
我々の知る閃樹が居る世界へと召喚された……
千呪が七天八刀三位に数えられた
そして【五重剋】の真銘こそが【五重剋塵芥屑切】
(歌が聞こえる………)
「剣鬼を継ぐ者に異界の肉を授けん……剣鬼よ、剣魔となれ。
その骨は凶意を支える柱。その血は他者より流れ込む慟哭の支流。
剣と合一し、剣の意志のまま、剣を牙とし生類を喰い尽くせ」
「……千呪を呼ぶ歌ねこれ」
「こんな予言も有る。千呪は同じ名を持つ者に倒されるだろうとな」


五重剋は五つ重ねることを剋つ。
それは世界を蝕む致命的なバグが具現化した姿。
五重剋は五重剋自身でしか破壊する事が出来ず、世界に唯一の存在である為、破壊は不可能…
その為、ある別平行軸上の世界においては万物の存在が五重剋を持つ一人の剣鬼に斬り捨てられる事になった。
しかし、何の因果であろうか、今この世界には二つの五重剋とその振るい手が存在するのである。

「魔男はその為に千呪を召喚したのかもな」

五重剋を造った鍛冶師はこの刀にある呪いを課した。
「  」を五つ積み重ねる事。
それによって五十剋は完成し、真の力を発揮する。
千呪は五つ積み重ね、一刀斎は一つ積み重ねた。
この世界の五重剋は、未完成なのである。
一刀斎は竜、千呪は猫と竜と神と魔と人。
千呪はこの世界に移った後も妖刀を振るい目に映る全てを斬り続けた
ある時は街を斬り滅ぼし、またある時は国を斬り滅ぼした
そんな中で、ふらりと立ち寄った小さな村があった
そこは既にある山賊達の手によって蹂躙されていた
千呪は山賊たちをいつもの様に皆殺しにした
その後に残ったものは死に絶えた山賊と村人の骸
黒煙を上げる村と荒らされた田畑
そして、奇跡的に生き延びていた一つの命
血みどろの剣鬼の姿に、ただ震えるしかできない矮小な存在に
何故か、千呪はその凶刃を振り下ろす事はなかった
その後、ただ一人生き残った幼子を拾い上げ育てたのが一刀斎であった。
彼の刀「五重剋」を目にしたとき、幼子は奇妙な顔をしてこう言った。
「似てるけど違う」と。

77ダメ巫女と言理の迷子30(おわり):2007/09/05(水) 03:36:09
「千呪を召喚したのはアルセスだという説も有る」
「ろくなことをしないわね」
「何かゆえあってかもな」

千呪は目に映る全てを斬り続け、その内東亜大陸で優れた剣客に送られる称号七天八刀の第三位を襲名することになった。
もっとも、千呪はそんなのことを知らないし、どうでもよいくらい些事なことだった。
だって、奴は見た奴を殺す声を掛けた奴を殺す近づいた奴を殺す挑んだ奴を殺す逃げる奴を殺す追いかけてくる奴を殺す
命乞いをする奴を殺す立ち向かう奴を殺す。とにかく殺し続ける。
双満月の夜、決まって彼は山の麓の泉へと訪れる、彼はそこで何をするでもなく、月明かりの下、掲げた大太刀の刀身を眺め続ける、
その瞳はただ刃だけを見つめ続け、例え声をかけようとも反応はない、事実その耳には私の声は届いて居ないのだろう、
ただ一途に妖光へ魅入る彼の姿は何故か悲愴に見えて、いつしか双満月の夜を待ち焦がれている自分に気付き、そして私は今日も泉へ向かう。
七天八刀の頂点ともいえる無双朧月と鏖殺戦鬼、エイプリルは「リハーサル」の能力で彼等の虚像を作り出そうとした。
まず始めに生み出したのは無双朧月の虚像、だが自らが作り出した虚像と目が合った瞬間、気が付けばエイプリルは倒れていた、
圧倒的な力の差に何が起きたのかすら分からなかった。
次に生み出そうとしたのは鏖殺戦鬼、だが何故か彼の虚像は作り出すことが出来なかった。
それから数年、偶然にも鏖殺戦鬼の噂を聞いた、何でも近くの小村を襲っていた盗賊団を村人ごと皆殺しにしたらしい、珍しくたった一人の幼子だけを残して。
その話を聞いたエイプリルは鏖殺戦鬼を探す事にした、何故そのような行動に出たのかは彼女自身も分からなかった。
そして、ある双満月の晩、遂に彼女は見つける事となる、澄んだ泉の辺で月光の元に佇む彼の姿を。
千呪は何故か双満月の夜の間だけ無防備になる、その時を狙って現れる【社会】(やしろかい)の刺客をエイプリルは影ながらに葬り続けていた。
【社会】(やしろかい)とは東方地域を拠点とする秘密結社の一つである。
その活動内容は人々に災いをもたらす者の排除、その中には千呪の抹殺指令も含まれている。
六位の巫女の従者が巫女に仕える以前の頃、【社会】から脱会した際に序でにルインオブパンテオンを盗んだ。
従者が裏切り盗み出すまでの間、社会はルイン・オブ・パンテオンを使用し様々な悪魔や神々、そしてキュトスの姉妹達を滅した。

瞑は目を閉じ、開く。
「随分色んな事が分かったわ」
「そうか」
「中でも重要なのは最後の千呪の話」
「どうしてだ」
「やることわかったのよ。何としても一位と閃樹にはくっ付いてもらって、千呪を閃樹が倒すの」
「………」
「何となくだけど、五重剋をこれ以上血で染めてはいけないような気がする……」
「しししっ!なかなか面白い事を考える」
「だって、この世界の一位様と閃樹には悲劇が起こって欲しくないじゃない……
悲劇なんて一回見れば十分よ!」
そして丁度一位の巫女が最果社にやってきた。
「瞑!貴方また仕事をサボってないでしょうね?
貴方も巫女の端くれ。今から竜神様に仕える巫女としての礼法作法や教義について……」
一位の話が終らぬまに瞑は一位に近付くと、こう囁いた。
「一位様はもっと自分の好きって気持ちに素直になれば良いよ!それできっと全部上手くいくんだから!」
「なっ!」
心を見透かされた事に驚愕し、真っ赤になって固まる一位の虚を突き、すり抜けて瞑は走る。
「いろいろあったけど、つまらなかった此処も面白くなりそうね!」
瞑は晴れやかな笑顔で、嬉しくて跳ねるように石段を駆け下りていった。

78言理の妖精語りて曰く、:2007/09/05(水) 15:30:08
ダイロとクィがアルキュトの構えを会得している事からも分かるように、
竜神信教の中でも紀元神群のネタ振りはOKなのである。

というかむしろネタとして消化することを推奨している。威厳低下の為に。

79言理の妖精語りて曰く、:2007/09/05(水) 19:01:35
四位の巫女は威力竜オルゴーの加護を受けており、つまりセラティスの庇護下にあるとも言える。

つまり、四位の巫女はょぅι゙ょである。

80言理の妖精語りて曰く、:2007/09/10(月) 02:38:19
即ち、竜との交信の際には見た目が幼女になる

81言理の妖精語りて曰く、:2007/09/19(水) 09:45:14
「しししっ…黒い風が鳴いている」
歯の間から息を押し出したような嘲笑いの声と共に、ウィアドが呟いた。
「あんた性格宜しくないよね」
そう答えたのは、最果社の巫女、瞑。
正確には巫女ではなく社守(やしろもり)という役職なのだが面倒なのでウィアドは巫女と呼ぶ。
主に「ダメ」の冠詞をそえて。
風の唸りのようなウィアドの声は瞑にしか聞こえない。
ウィアドは言語魔術師が肉体と引き換えに永遠を得た情報生命体だからである。
「あんたが楽しそう、ってことはまたなんか良くないことでも起こるの?」
「ししっ……前代の第四位の巫女を襲った凶事が後を引きそうだ」
「…………」
「近いうちに信仰に狂ったゼオーティアの司祭が、前四位の巫女を喰らった
竜頭の虫を使って何か行動を起こす」
「それってかなりまずいじゃない!」
「シシッ、しかもな、その竜頭の虫は邪神の神性と四位の巫女から喰らった竜性と、二つの紀性を持つ」
「それって、どういうこと?」
「神の力と竜の力に強力な耐性を持って居るということだ…シシシッ!」
お気楽な顔をしている瞑の顔が青ざめた。
「つまり……その竜頭の虫は神の力も竜の力も効かないって事?」
「その通り!創世竜クラスやセラティスやアルセスなどの紀神クラスのパワーとスピードで押し切るならまだしも……
ツカバネ程度の神性や螺旋竜も吸血竜も輪転竜も攻撃の効果が限りなく薄くなると思っていいだろう…
それに竜と神の力を持つ怪物に対してはただの人間の兵士なんぞ便所紙の役にもたたないな
ま、ゼオーティアの司祭は竜神信仰そのものを此処から消す気で居るからな……」
「そんな!何とかなんないの!?」

(……ま、そんな怪物を本気で制御できると思うその司祭にも俺様は笑いが止まらんが!シシシシシッ!)
しばし笑いをかみ殺した後、ウィアドは答えた。
「少しは自分で頭を回せ!まだ三つ竜神信仰には戦力が残ってるだろ?」
「良い性格してるわね」
「お褒めに預かり光栄至極」
「褒めてないわよ。えっと三つの戦力…って一つは閃樹?」
「シシ、そこまでは出たな。閃樹は狂鍛治師観栄明が、紀人を人鉄の魔剣にした
妖刀イクタチを持って居る上に剣術の達人だ。そこそこはいけるだろう。
もう一つは一位の巫女だ。あやつの力は竜神とは何の関係も無い単なる異能だからな……
奴が持っている五重剋を使うのは最後の手段だ。あれは紀性を吸収させ過ぎると非常にまずい」
「……そしてもう一つは…だれ?」
「我等だよ」
「……マジで?」
「折角寄り代を手に入れたのにすぐ壊されてはたまらないからな!
竜神信仰とやらに興味も無いが……お前が俺の事を黙っているせいで一行に俺の力が強くならん!
この状態で巻き添えを食って竜神信仰総本山が壊滅しお前が死んだら今度こそ消滅の危機だ!」
「あんなやばい情報ばかり話せるかっ!流石に私が幾らやる気も信仰心もゼロでも
一応竜神信仰の関係者でエアーくらい読めるわっ!流石に洒落にならん知ったら消されるネタばかり掴ませやがってからに!」
「シシ……まあ、こっそりかげながら何とかするしか有るまい。それもまた面白い言理に繋がるかもしれんし一興よ」
「はあ……マジで呪われてるわね、私;;」

82言理の妖精語りて曰く、:2007/09/19(水) 22:33:53
>>まだ三つ竜神信仰には戦力が

六位の従者と、新四位の魔獣の事も忘れないで上げてくださいw

83言理の妖精語りて曰く、:2007/09/20(木) 17:59:39
ウィアド「………ちっ、アルセスの野郎」
瞑「どったの?悪態なんかついて」
ウィアド「なんでもない、見落とし回収し切れなかった情報が言理の妖精の囁きで見つかっただけの事よ」
瞑「…ウィアドも全能って訳じゃないのね」
ウィアド「俺も元人間……生まれていない記述は分からないし隠された記述を見落とすことも有るさ」

(すんません度忘れしてました;)

瞑「今誰か喋った?」
ウィアド「いや。名も無い言理の妖精だろ」

84言理の妖精語りて曰く、:2007/09/22(土) 11:24:16
閃樹は千呪に対抗するために師である一刀斎と同じく、山神ツカバネの力によって神の足を手に入れた
また、鍛治師観栄明の子孫を探し出し、師の形見である五重剋と、千呪によって砕かれてしまったイクタチの欠片を掛け合わさせ「五重剋一絡幾断」を手に入れた

双満月の晩、閃樹と千呪は異形の魔虫達の残骸が散らばる竜神教本山で立ち会うこととなった。
勝負は一瞬でついた、二刀の五重剋が閃いた瞬間、血飛沫と共に閃樹の片腕と千呪の首が地に堕ちた。

しかし、それで終わりではなかった。
突如、五重剋塵芥屑切が妖しい光を放ち、千呪の身体を包み込みだす
そして、その光が収まった時、千呪の骸は異形の姿へと変貌していた

――世界の全てを斬り喰らうモノ――

ワールドイーター

85言理の妖精語りて曰く、:2007/09/22(土) 11:28:47
ただし、狂鍛冶師の妄執が造りだした贋物であるそれは、伝説にある【世界喰い】程の力は無く、人の骸が元となった為に脚が四本あったという。

86言理の妖精語りて曰く、:2007/10/01(月) 01:52:24
竜神信教に関係しそうな記述で時期が明記されているものを探してみた。(他にもあるかも)
以下の事から、閃樹や一位やクィの居た時代が新史暦417年〜新神代2007年であると推定できる。
因みに( )内は記述内容に対しての疑問点や考察的な蛇足。

新史前2750年:焔竜大戦、創生竜八位・焔竜メルトバーズが冬の魔女によって殺害される。(当時の界竜の巫女は傍観?その後も八位の巫女が代々存在している事から創生竜が死亡しても竜覚は可能?竜覚が創生竜の竜性のバックアップを保存するのが目的であったなら後の焔竜復活時にも関係が?)
新史暦50年頃:義国にて後の大神院の母体である宗教的集会が開かれる。(大神院=ゼオーティア教圏の総本山か?)
新史暦157年〜?:冬の魔女が松明の騎士に殺害される、後にアルセスにより映画化、祖国にて上映される。(冬の魔女が殺害された場所は【銀の森】の遺跡の奥地であり、【銀の森】が【竜王国】の時代に【死人の森】と呼ばれていた事から殺害された時期を【竜王国】建国以降と推定)
新史暦200年:ボーステンタクスが建国される。
新史暦417年:ボーステンタクスの北方で黒色の民【プリスタ】によって【祖国】が建国される。(黒色の民=黒髪=猫の国で言う黄色人種?)
新神代2007年:有背市フリッカー現象災害が勃発、地獄門開放に伴い創生竜八位・焔竜メルトバーズがメルトパーズ=リピーテッドとして復活、神剣ロウォイラス所持者の少年と社会(やしろかい)所属の異能者の少女、当代の界竜の巫女が再度滅ぼす。(紀竜を奉ずる界竜の巫女が何故、復活したメルトバーズ殺害に協力を?)
同時期、偽ワールドイーターが召喚され、【五重剋一絡幾断】を所持した一脚閃覇一刀流皆伝者の青年と紀竜グレイシスを操る青年により退治される。(召喚された偽ワールドイーターは千呪の成れの果て?一脚閃覇の青年は閃樹の子孫だろうか?そして紀竜を自在に操る謎の青年はアザミ機関が待ち望んだ竜を隷属する程の竜覚の持ち主?)

87言理の妖精語りて曰く、:2007/10/01(月) 01:55:37
抜け部分は意図的な省略か?

88言理の妖精語りて曰く、:2007/10/01(月) 01:59:17
抜け部分?

89言理の妖精語りて曰く、:2007/10/03(水) 20:55:12
抜けてる部分。

90言理の妖精語りて曰く、:2007/10/03(水) 21:27:06
どこ?

91言理の妖精語りて曰く、:2007/10/22(月) 02:45:37
【伏士(ふくし)】
東方の秘密結社、社会(やしろかい)の中で、主に戦闘行為を行う者達の呼称。
伏士には三つの階級があり、その階級ごとに決まった色の制服を身に纏っている。
その色の内訳は、三級伏士は茶色、二級伏士は灰色、一級伏士は黒色である。
また、それとは別に特級伏士と呼ばれる階級が存在し、その制服の色は紅色。
その為、彼等は別名【紅剣(こうけん)】と呼ばれている。
特級伏士である紅剣(こうけん)は全て異能者であり、一人一人その能力にちなんだ呼称が与えられている。
その力はたった一人で、一級伏士の一個中隊に勝るとも言われている。

現在までに確認されている紅剣

【紅】:社会(やしろかい)史上、最強の紅剣、紅の名は通称であり本名は不明。矛盾竜の討伐任務を終えた後、社会(やしろかい)の至宝であり五大紀剣の一つである【ルイン・オブ・パンテオン】を盗み出し逃亡、以降消息不明。

【此岸】:此岸の名は通称であり本名はユーゲン・ナ・コナタ。七天八刀の一人である無双朧月の夜彦とは友人の関係、彼と共にナナシ討伐へと向かう。

【氷血】:氷血の名は通称であり本名は不明、2007年次においての社会(やしろかい)に所属する紅剣の一人。限定条件内における「絶対凍結能力」を持ち、その異能力が伝承に伝わる【氷血のコルセスカ】に酷似する事から【氷血】の呼称が付けられた。

92言理の妖精語りて曰く、:2007/10/27(土) 22:32:21
ゲルシェ――――


                  ネスナッ!!!!!

93言理の妖精語りて曰く、:2007/10/27(土) 23:47:46
竜神教本部にゲルシェネスナが叩き込まれました。

94言理の妖精語りて曰く、:2007/10/27(土) 23:48:20
ただし偽の。

95言理の妖精語りて曰く、:2007/10/27(土) 23:50:26
連中は単なるミサイルにゲルシェネスナと名づけよる。

96言理の妖精語りて曰く、:2007/10/27(土) 23:51:53
ミサイルは20歳の幼女を原料にして作られます。
よく当たると評判です。

97言理の妖精語りて曰く、:2007/10/28(日) 00:06:32
幼女はその後どうなるというのだ……!

98言理の妖精語りて曰く、:2007/10/28(日) 00:07:22
二十歳の幼女ってなんだよ・・・

99言理の妖精語りて曰く、:2007/10/28(日) 00:13:23
M・サイサリス
学名「Missilenium Sceisaris」
憎粘多糖類性の放射状神秘生物。100年かけて成熟し、20歳の幼女はミサイルの原料として知られる。

100言理の妖精語りて曰く、:2007/10/28(日) 23:49:15
幸無しの巫女

第七位の巫女の別名。
幸福感を喪失した彼女は。
その言動に異常性を伴う。

101言理の妖精語りて曰く、:2007/11/04(日) 12:04:44
もっとも、異常である、と主張しているのは本人以外では一人もいない。
周辺の人物たちにとっては「ちょっとトロイ子」程度の認識であった。

本人には大問題なのだが。

102言理の妖精語りて曰く、:2007/11/08(木) 02:19:53
クィって、ある言語だと「鬼」という意味らしいよ。

103言理の妖精語りて曰く、:2007/11/08(木) 07:22:59
それを言い出しちゃうと紀神ども自体本来は闘争の鬼しn(パンゲオストライク

104言理の妖精語りて曰く、:2008/02/09(土) 21:45:41
六位様の従者の本名はタナスというようだ
しかし、本人はこの名前を嫌っていて誰にも明かそうとしない
その理由は、どうやらタナスという名の由来に関係するらしい
そういえば、ある古代語では『清らかなる乙女』の事をタナスティアと…
おや、誰か来たみたいだ、まったく、こんな夜分時に一体誰が…

そして次の日の朝、若き竜導師長がボロ雑巾の様になって倒れているのを門衛の青年が発見したとか。

105言理の妖精語りて曰く、:2008/02/09(土) 22:05:04
青年はその竜導師長の采配ミスで家族を殺されたうえ、無実の罪を着せられて永久強制労働の身の上でした。

だというのに青年は男を助けるため、医師のいる山頂の教院へ続く険しい山道を駆け抜けました。

106言理の妖精語りて曰く、:2008/02/09(土) 23:06:22
教院にいた名医師のお陰で、竜導師長は辛くも生き延びる事が出来ました
そして門衛の青年は、その時、名医師の口から驚くべき事実を教えられる事となりました。
それは彼の両親の事、今まで竜導師長の所為で死んだと思っていた両親は
実は竜導師長のミスで死亡したのではなく、青年自らの手によって殺害されていたのだというのです。

107言理の妖精語りて曰く、:2008/02/09(土) 23:42:32
青年「いや意味がわかりませんが先生。当時僕は生後3ヶ月だったはずですよ?

108言理の妖精語りて曰く、:2008/02/09(土) 23:46:41
なんということでしょう。卑劣な悪漢は生まれて間もない赤子の手に遅効性の毒を擦り付けていたのです。
ミスどころか完全なる殺意・・・!

109言理の妖精語りて曰く、:2008/02/10(日) 06:40:21
葛と護弥って似たような年齢だろ…
生後三ヶ月前後で殺意を抱いて毒殺とか…

110言理の妖精語りて曰く、:2008/02/10(日) 07:25:00
とても早熟ですね(^^)



なわきゃない。
結論に齟齬があるときは前提を疑う。これ鉄則。
つまり殺意を持っていたのは青年ではない。
そしてこの時点で「青年が殺した」という証言は医師のものしかない。
くわえて殺害手段が毒殺。
これは扱いに専門性が必要という点もあるが、何より腕力に自信の無い者でも人を殺すことができる。

つまり真犯人は・・・この老医師!

111言理の妖精語りて曰く、:2008/02/10(日) 11:38:32
医師「私はまだ40代だ……たしかに若くは無いが、老人扱いされると凹むな……」

112言理の妖精語りて曰く、:2008/02/10(日) 13:10:19
竜神信教専属の医師・老名、『老』が名、『名』が姓である
代々、名一族は竜神信教に仕える医師の一族であり信頼も厚い
そんな老名医師の最近の悩みは自分に付けられた『老』という
名前の所為で、よく老人扱いされてしまう事。

因みに護弥の両親を最終的に毒殺したのは彼だが、それは葛の采配による安楽死である。
護弥とその両親は、どれだけ身体が破損しようとも死ぬ事ができず、
放置しておくと徐々に精神が獣と化していくという奇病【獣化病】に冒されていたのである。

113言理の妖精語りて曰く、:2008/02/10(日) 14:06:13
だが投薬された薬物では死ななかった。

114言理の妖精語りて曰く、:2008/02/10(日) 14:08:23
ところでクズってだれだ?
流れ的には若い怪我人のことでいいのか?
どこかで設定を前決めしたのならそう書いてくれよ。萎えた。

115言理の妖精語りて曰く、:2008/02/10(日) 14:10:19
老医師は患者の名前を覚えるのが苦手です。
あと口癖は「萎え萎えだ」。

116言理の妖精語りて曰く、:2008/02/10(日) 14:20:08
竜神信教では独自の言語体系を作って使用している。
これは元々は竜神との交信のために考案されたものだったが、やがて交信は巫女が引き受けるようになり不要となった。
しかし教団だけで通じる言語、というものは信教全体の神秘性を高める上にまた機密保護の観点からも有用であった。
それゆえ、以降も高官内で使用され続けている

ただし、信教内部での生活が長いものは一般の文字の読み書きにうとくなるという弊害が報告されているため、近年では専門の通訳職に限定して使用させてはどうか、という声もある。

117言理の妖精語りて曰く、:2008/02/10(日) 16:09:12
>>114を見て、竜神信教関係が改めてマイナーな記述だと実感。

118言理の妖精語りて曰く、:2008/02/10(日) 16:15:42
>>113
何故なら、老医師が投薬した薬とは身体を殺すのではなく魂を殺す薬だったからだ。
未だ生き続けている護弥の両親の身体は厳重に教院の奥に封印されているという。

119言理の妖精語りて曰く、:2008/02/10(日) 16:33:57
>>117
なあに、検索もかけずに愚痴をこぼす>>114が悪いのです。
不信心者はほうっておいて続ければよろしいのです。

くっくっく。

120言理の妖精語りて曰く、:2008/02/10(日) 16:42:45
教院の通路を夜中に歩いていると、どこからかうめき声が聞こえてきます。
それは決まって月が三つ昇る晩だけで、院士たちの間では「竜神様に封じられた悪しき地霊がわずかなあがきを講じているのだ」と言い聞かせられています。



【獣化病】は昔からありました。教院がこの地に立てられるよりも昔から。
【薬】のもとになる鉱石は付近の鉱脈で採れましたが、誰もそれが病気の対策になるとは知りませんでした。
教院ができて、お医者さまがやってきて、病気の人は見かけなくなりました。

121言理の妖精語りて曰く、:2008/02/10(日) 16:59:54
しかし、【薬】では獣化病患者の撲滅は可能でも、治療は不可能でした。
なぜなら、その薬は【治療薬】ではなく【毒薬】だったからです。

葛と老名は、護弥もまた【獣化病】に侵されている事に気付き
無実の罪を着せて、永久強制労働を名目に【獣化病】の完全治療の研究を進めていました。
他の門衛とは違い、護弥にだけしょっちゅう健康診断が行われるのはその為です。
つまり、その都度に三位の巫女が護弥に会えなくて悲しい思いをするのも、まあ仕方が無い事なのです。

122言理の妖精語りて曰く、:2008/02/10(日) 17:59:58
巫女ごときたいした問題ではない。
それよりも何故、患者本人に病気を隠すのかが問題。

だがその答えはもう出ているようなものだな。
【獣化病】を地上にもたらしたのは竜神信教だ。

123言理の妖精語りて曰く、:2008/02/10(日) 18:38:41
【獣化病】の発生と【涎】には密接なる関係が…

124言理の妖精語りて曰く、:2008/02/10(日) 18:57:08
>>122
竜神信教において信仰の偶像となる九頭竜の巫女に対して『ごとき』とは何たる暴言か!

125言理の妖精語りて曰く、:2008/02/10(日) 19:19:57
ごときだよ。
巫女は竜神様の御力を天地へ広めるためにだけ在る。
そして教団もその神事を永続させ給うためにだけ在る。
巫女や教院が信仰の対象であるなどと・・・勘違いも甚だしい。

今一度言おう。
巫女も教団も、いや人民も国家さえも、竜神様の御力で天地を照らす神業にくらぶれば何の価値も無い。
我ら教団は、ただ竜神様を御助けするためだけに存在し、生き、そして死ぬのだ!

126言理の妖精語りて曰く、:2008/02/10(日) 19:27:00
狂信者め。
いや、原理主義者か。

だが、神事の存続が目的であれば、たしかに巫女の個性や人格を重視して余計な障害要素を持ち込むのは理念に反する。
「人間的な感情を廃する宗教に価値があるのか」といいたい所だが、……目的が信仰ではなくあくまで竜神の介助行為であるならば反論にはならない。
逆に「任務が果たせないならば巫女を廃めよ」といわれるのがオチか。

127言理の妖精語りて曰く、:2008/02/10(日) 21:24:47
【獣化病】とは、嘗て竜神信教が発足して間もない頃、創生竜と交信する為に使用していた不完全な【涎】の副作用である。

本来の【涎】の効能である【精神の変容】が不完全な【涎】を使用したために歪み【獣性への変容】という別の結果を孕んでしまったのである。
また、この薬害の発症者の子供は80%以上の確率で紀伝子変異を受け継ぎ、結果【薬】が発見されるまでの長い間、被害者はその数を増やしていったのである。

128言理の妖精語りて曰く、:2008/02/10(日) 21:32:14
>>127
しかし博士、「獣化病は教団の誕生以前より存在していた」という発表も出ているようですが・・・この点についてはどのような見解を?

129言理の妖精語りて曰く、:2008/02/10(日) 21:39:43
博士「私が知るわけ無いだろう! こちらは渡された資料を解析しただけだ!」

130言理の妖精語りて曰く、:2008/02/10(日) 22:49:53
竜神信教やその前身である宗教団体が発足以前にも涎巫女は少数ながら居たからな。

竜神信教が出来て、竜覚の儀式を頻繁に行使することで爆発的にその数を増やしていったが
それ以前にも、少なからず発症者は存在しただろう。

131言理の妖精語りて曰く、:2008/02/12(火) 16:31:29
竜神信教には九頭竜の巫女達や竜導師長でさえ、その存在を知らされていない【龍籠会】という謎の上部組織が存在する。

132言理の妖精語りて曰く、:2008/02/12(火) 16:40:15
訂正> 龍籠会→龍牢会

133言理の妖精語りて曰く、:2008/02/13(水) 02:29:02
この小さな記載ミスが竜牢会の崩壊に繋がったのだとわかるのは、因果遡求法が発明されて後のこと、である。

134言理の妖精語りて曰く、:2008/02/13(水) 09:48:50
秘密の組織だったので、名前の誤記が世間で行われても
「それはちがうよ、龍牢会だよ!」と指摘するわけにもいかなかった……のか?

135言理の妖精語りて曰く、:2008/02/21(木) 19:47:07
そうそう、そういうことにしよう。
いやいや、それはだめだ。

136言理の妖精語りて曰く、:2008/02/22(金) 22:22:42
竜神信教では今日も紛糾している。
何が紛糾しているかって?

当事者にだってわかっちゃあいないさ。

137言理の妖精語りて曰く、:2008/02/23(土) 07:03:37
ああ、例の特殊言語で言い争っているんですね。
で、通訳さんが今ちょっとトイレに行ってる、と。
よくあります。

138言理の妖精語りて曰く、:2011/09/04(日) 10:30:34
竜殺しランディバイス

その名は竜神信教にとって最恐にして最悪の神敵である

139言理の妖精語りて曰く、:2011/09/14(水) 23:19:31
殺される程度のやつを神にするほうが悪い、と
【猫】には珍しく正論を吐くのもポイントだ。
そこがまた憎らしい。

140言理の妖精語りて曰く、:2011/09/17(土) 15:41:09
かつて竜神信教史上最強と謳われた9代目界竜の巫女を殺害したのもランディバイスである
最悪の異能として恐れられていた、彼女の「崩界之武」ですら彼にはかすり傷一つ与えることが精一杯であったという。

141言理の妖精語りて曰く、:2011/09/24(土) 15:44:59
しかし低位の【竜】がランディバイスを傷けた例は存在する。とはいえ、
その低位の【竜】と9代目界竜の巫女がぶつかり合えば、9代目のほうが勝っていたはずだ。
ここにランディバイス撃破の鍵が秘められているような気がしないでもない。

142言理の妖精語りて曰く、:2011/10/05(水) 12:37:16
【歌】とランディバイスには何か関係があるのかもしれない。
吟遊詩人のランディバイスを讃える歌は、後の世に多くの竜殺しを名乗る剣士を生み出した。
もっともその多くは、竜をその目で見たこともない紛いものではあったのだが。

143言理の妖精語りて曰く、:2011/10/05(水) 12:44:13
魔剣オデドラクは、持ち主に「竜を殺せ」と囁き続ける。
いかにして殺すのか?なぜ殺すのか?そもそもどこに竜がいるのか?
そんな小さな疑問さえも剣士が抱かなくなるまで。

144言理の妖精語りて曰く、:2011/11/12(土) 11:04:34
「思弁なき哲学者」は竜を殺す、という格言はこの挿話に由来がある。

145言理の妖精語りて曰く、:2018/02/23(金) 08:26:26
竜の頭頂眼の中心に輝く瞳は常に天を指し示す。


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