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【日本もアメリカも】国際的な小咄【大事な選挙が近いですよね】
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5つ星のうち1.0 何故邦訳出してしまったのか理解不能
2024年9月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本の歴史や文化に対して興味もリスペクトも全く無い人が書いたんだなあって頭抱える代物。
フィクションとして許される改変の底を割って、肥溜めに落ちた何かです。
戊辰戦争を天皇対徳川という構図にして捉えているのがもうアウト。
最初から最後まで天皇は日本の絶対的権力者であって、戊辰戦争は佐幕派対討幕派の戦いです。
根本的な所がダメで、それにさらにダメを重ねていくスタイル。
宝石で飾った、伝説の剣豪武蔵の愛刀「正宗」がキーアイテムというのがもう…失笑しか出来ません。
実在した人物の扱いが杜撰で、史実に照らし合わせると、いるべきでない場所に、いるべきでない姿でいる。
特に慶喜の設定が滅茶苦茶。
慶喜の前のショウグンが水戸の烈公徳川斉昭、将軍として江戸城にいて(慶喜は将軍として江戸城に入った事のない
例外的な将軍)、襲撃者が怖いから大奥で寝ると言う。
そして鳥羽伏見の戦い以前に大政奉還してるのに、何故かずっと将軍扱い。
松平容保も京都守護職に就いているのだから、会津で呑気に宴なんかしているはずがない。
徳川処刑しときゃ良かったなんて明治天皇言わせるし、その明治天皇が武蔵の刀、正宗を手に戦場を闊歩するのは
とんでもない脅威だとアサシン教団もテンプル騎士団も考えている。読んでるこっちは、違う意味でそりゃ
トンデモないと呆れるばかり。
主人公篤湖の兄が会津藩主の容保に気に入られれば「旗本」になれると憧れていたり、篤湖はいずれ「宮家」に嫁入り
するのが決められた道だったりと、トンデモニッポン満載で、ツッコミ所ばかりで話の筋が入ってこない。
翻訳者が苦労したという、登場人物の漢字表記の選び方も、絶望的にセンスが無い。
作中での用語や敬称の使い方も滅茶苦茶で、歴史小説や大河ドラマとか見たことないんですかね。あとがきという名の
言い訳では水戸黄門は見てたみたいですが。
いかにもなニンジャ出したり、中野竹子がアサシン教団関係者だったりという点は評価出来るが、そんなものを汚物で
覆って塗り潰すレベルのひどい作品です。
新鮮な魚(史実要素)を使ってる三日三晩煮込んだビーフシチュー作りました!みたいな、素材の扱い方を徹底的に
間違えている作品。
これが適当なライターに書かせたスピンオフならともかく、UBI監修入ってるってのがもうね…本当にマトモな人材
残ってないんだなあ
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