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それでは!!!!!!!!!! なんとかファイト

323名無しさん@避難中:2014/07/29(火) 23:33:04 ID:ElE1agGY0
これはひどいwwww

324名無しさん@避難中:2014/07/30(水) 00:08:49 ID:cHOToV2gO
《異化面寄生》
http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org48074.jpg

侵食寄生種 天寄生 “大天幕”の
異化面寄生(通称:イケさん)

りゅうせいではない
まず始めに言っておかねばならぬのは 彼は天寄生随一…類い稀なるイケメンである
イケメンだが イケメンを排斥する性質の寄生に生まれてしまった
まるでカメムシが自分の屁で死ぬような… そんなジレンマであった
だがイケメンの彼は そんな逆行の中でも懸命に生きよう決意し
その姿で今もどさ回りを繰り返している…

325名無しさん@避難中:2014/07/30(水) 00:12:10 ID:A7omHjo.0
また島根ww

326名無しさん@避難中:2014/07/30(水) 00:37:29 ID:cHOToV2gO
《流行寄生》
http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org48090.jpg

侵食寄生種 天寄生? “無空星墜とし”の
流行寄生(通称:りゅう、ナガレ、ミーティア、はぎわら)

オリジナル世界ではりゅうせいと呼ばれていた存在
かつて流行り 既に絶滅したグッズを携帯しそれを使って戦う“マニアックファイティング”を得意とする
普段は厚底だが 移動の時はローラースケートに履き変える
掴み所のない不思議なキャラをしているらしく 天寄生達はあまり絡みたがらない

流行のグッズに自分が目を付けるとそのあとすぐに廃れるため
本人は自分を『流行を滅ぼす寄生』と錯覚しているが それは間違いである
ただ単に 彼女が流行に乗るのが遅いだけなのだ
つまり彼女は天寄生ではない
恐らく眷属分体の類である

327名無しさん@避難中:2014/07/30(水) 00:47:32 ID:A7omHjo.0
アイテムが懐かしいw

328名無しさん@避難中:2014/07/30(水) 01:01:43 ID:cHOToV2gO
《○寄生》
http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org48095.jpg

侵食寄生種 天寄生 “ちびワル子”の
○寄生(通称:エン、けむりん、ライジー2号)

オリジナル世界ではスモッグと呼ばれていた存在
構ってちゃんの小悪党の困った子である 根は優しい
タバコを吸っているが 実はただの水蒸気を出すやつらしい

ライジーの舎弟で とても意気がっているが
天寄生ヒエラルキーで被弄られ階級であるライジーの舎弟になるので
天寄生の中での立場はそう強くはないとされる

能力は対象の過去未来を含めたすべての縁を断ち切るという 使いようによってはかなり強い因果律系能力だが
そんなことをしたらかわいそうなボッチが生まれてしまうため 本人は使いたがらない
他にも 円(金)を操作する程度の能力を持ち 本気で使おうと思えば島根の経済が簡単に破綻してしまう

329名無しさん@避難中:2014/07/30(水) 01:15:04 ID:A7omHjo.0
なかなかに高性能

330名無しさん@避難中:2014/07/30(水) 01:24:45 ID:cHOToV2gO
《並寄生》
http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org48107.jpg

侵食寄生種 天寄生 “大地洗い”の
並寄生(通称:ナミ、ベベ)

オリジナル世界ではタイダルウェイブと呼ばれていた存在
小さく見えるが 内に秘めた力は強大
あらゆる料理屋の“並”を消し去る程度の能力を持ち
その能力が猛威を振るえば この世から並盛という存在は消え去る
ちょうどいい並盛が消えれば残るのは割高の大盛りと 量の少ない小盛りである
そうなれば世界の人々の腹 もしくは財布に大打撃となり 客足が減り経済が回らなくなってしまう
天寄生内に存在する“経済脅威四天王”の一角

331名無しさん@避難中:2014/07/30(水) 01:26:37 ID:A7omHjo.0
かわいい

332名無しさん@避難中:2014/07/30(水) 01:39:18 ID:cHOToV2gO
《怪天寄生》
http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org48113.jpg

侵食寄生種 天寄生 “瞬絶大風”の
怪天寄生(通称:カイくん、テンくん、くるくる、コマ)

オリジナル世界ではたつまきと呼ばれていた存在

常に回転している寄生
回転していないと気が済まないらしく 寄生になってこのかた止まったことがない
タイフーオの弟子で とても従順だが
止まれと言われても それに関しては断る図太さを持っている
にじやシンキと仲がいいらしく 特にシンキとはコンビでマジックを披露するくらいらしい

能力は あらゆるコンビニを閉店させる能力
現在の人々の生活の支えであるコンビニが消えてしまえば
経済どころか人々の生存まで危うくなってしまう
地味だが 世界規模の能力を持つ寄生の一人
四天王の一人でもある

333名無しさん@避難中:2014/07/30(水) 02:10:10 ID:cHOToV2gO
《衛業寄生》
http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org48124.jpg

侵食寄生種 天寄生 “揺らめく刃”の
衛業寄生(通称:カゲ、えいぎょう、えい、男女)

オリジナル世界ではカゲロウと呼ばれていた存在

軍服っぽいものを着た男装の麗人である
ふざけたものが多い天寄生の中でかなりまともな部類
ただ自分は新顔だからと弁えている部分があるため あまりでしゃばらない
実は*寄生に思いを寄せているらしいが *寄生はタイフーオを好いており タイフーオは土用のウナギを好いていた
天寄生の中ではこのような複雑な三角関係が時たま形成されているのだ

能力は営業回りを禁止する営業マン泣かせの能力
更には会社の営業すら止めてしまうという完全なる怪天寄生の上位能力まで持つ
これによって営業マンやサラリーマンの退職者は爆発的に増え ワープアだらけになり 経済が停止してしまう恐れがあるのだ
○、並、怪天と並ぶ経済脅威四天王の中でもっとも力のある存在

名前から分かる通り この寄生はあの“影糾寄生”の妹の友達の弟の通う塾の講師の同僚の親戚の母親の実家の横にある学校の校長がネトゲーで知り合ったゲーマーの働くプログラム会社の会長の生き別れた母親がかつて海を渡り出会ったパスタ屋の店主がすれ違った犬のウンコを踏んだババアの入れ歯を作った歯医者の好きなアイドルのマネージャーが見たAV女優の前世のインド人の子孫である

334名無しさん@避難中:2014/07/30(水) 02:12:00 ID:cHOToV2gO
衛業寄生 補足

無類のばらん好きで
弁当に入ってたばらん等を勲章のように軍服っぽい服にひっつけている
好きなばらんは海老ばらん

335名無しさん@避難中:2014/07/30(水) 02:14:46 ID:A7omHjo.0
鰻てwww

336名無しさん@避難中:2014/07/30(水) 23:37:18 ID:cHOToV2gO
わいわいギャーギャー
わいわいギャーギャー

……

無限道場に集まった彼女達はこれまでにないほどに騒がしい夜を過ごした
それは次の日もまた次の日も続いた
日が経つにつれ… 宴の賑わいは増し 時間も遅くなっていった

別れの日が近づく…

そんなある日


―――

ウマミ「そういや 先生帰ってるんだっけ?」

彼方「あ? あ…あぁ」

ガム「だったらなんでワタス達に稽古つけてくれないんでべしょか…」

イチモシ「結局あたいここ来てから挨拶以外で会ったことないよ…」

ウマミ「だなー………最後くらい見てもらいたかったんだけどなぁー…」

プリンムシ「忙しいのでしょうか?」

彼方「いや……ただ単に飽き……」

シヌカ「あき??」

彼方「あー……いや…
………空き缶集めに忙しいんだ…」

ウマミ「空き缶集め!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? なんで!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ど〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「し…仕事さ」

ガム「わ…分かったべ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ボランティア…!!!!!!!!
ボランティア活動だべ!!!!!!!!!!!!!!!! ポイ捨て去れた空き缶を集めてるんだべ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
さすが無限師範だべ……… 今より更に徳を積むなんて!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

彼方「いやボランティアっつーか…普通に金稼ぎだな…」
空き缶回収の

プリンムシ「そんな事するほどにお金ありませんでしたっけ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ばば〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「ま…まぁ副業だよ副業」

ウマミ「そっかー…先生も大変だなぁ…」

ガム「…でも無限師範が来られなくても 無限師範がワタス達の目標で憧れなのには変わらないべ」

シヌカ「うんうんーっ!!!!!!!!」

ズキズキ…
彼方(はぁ……こんな直向きに慕ってくれてるってのに…兄貴のバカめ…)

プリンムシ「…彼方も会ってないのでは?」

彼方「え…?」

プリンムシ「彼方はここ数日 時間があれば常に我々に付いてくれてますねハイ
……もう少しで離れるワタシ達に気を使ってくれてるのでしょうが…」

ガム「そ…そんなのいけないべ!!!!!!!!
せっかく無限師範が久々に帰ってきたのに………本当は彼方さんが一番会いたいはずだべ」

彼方「そ…そそっ そんなわけないだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
あせあせ

ウマミ「いいっていいって! …うち様達はいいから 今日の夜くらい先生と過ごしてよ
またいつ居なくなるか分からないからさ…」

彼方「…」

337名無しさん@避難中:2014/07/31(木) 00:05:36 ID:YcJVNkJoO
――― 外

つかつか
彼方「…かーっ!!! なんだあいつら…変なとこに気を使いやがって…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
別にうちは兄貴と過ごしたいなんて…別に…!!!! …!」


〜〜〜 妄想

彼方「兄貴〜〜〜! 今日はコンビニの限定ラーメン買ってきたぞ!!!!!!!!」

無限刀火「うぉッッ!!!!!!!! これ欲しかったやつだ!!!!!!!!
さすが彼方!!!!!!!! 俺の妹よ!!!!!!!!!!!!!!!!
おいで! 今日は俺の膝の上に載せてやろう」

彼方「あ…兄貴ぃ……うちもう子供じゃないよぉっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

無限刀火「だが妹さ さぁおいで かわいい彼方」

彼方「やだ今日の兄貴……基本に忠実っ…<3(シスコン)」

〜〜〜


彼方「ハァ…ハァ………ハッ!!!!!!!!!!!!!!!!
な…なに言ってんだうち…!!!!!!! バカか…!!!!!!!!!」
ぶんぶんぶん!!!!!!!!


ピクッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
彼方「……むっ!?」

ザアアアアアアアアアアアアアア…

彼方(…この気配……寄生か………)
ザッ!!!!


――― 山

ギチギチギチギチギチギチギチギチ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
亜煩「グババババババババババババ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺の名は最強寄生…亜煩!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この世界…今日をもって俺の食物連鎖の一部としてくれよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャギャアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


2秒後

亜煩「―――」
ちーん…

彼方「……ふぅ 今日は楽だったな」

スウゥゥー…
ハルト「見事なり」

彼方「…!!! ハルトシュラー…」

ハルト「仕事終わりの紅茶でもいかがか?」

彼方「…………ふん… …牛乳で十分さ…」

オオオオオオオオオオ…

338名無しさん@避難中:2014/07/31(木) 00:12:44 ID:UQVzqPrU0
2秒www

339名無しさん@避難中:2014/07/31(木) 00:45:17 ID:YcJVNkJoO
――― 館 ―――

ヒュオオオオオオオオオオオ…

彼方「相変わらず殺風景なところだぜ」

ハルト「創作を行う場所に装飾などいらん
まぁ飲め ……あいにく巨乳効果はないがな」

彼方「う…うるせーな」
ズズ…

ハルト「首尾はどうだ?」

彼方「あ? 変わらねーな別に」

ハルト「変わらない? そのわりには寄生がたくさんいるようだが」

彼方「…」

ハルト「…“天寄生”
あれらは個々でもイチ世界に大きな損害を与える力を持っているのだが…
うまく懐柔したようだな」

彼方「…なりゆきだよ 別に懐柔したわけじゃねーし…」

ハルト「そうか なんにせよ 寄生を殺さずに置いたわけだな」

彼方「……問題…? とでも?」

ハルト「いいや お前の選択は尊重しよう
あの寄生達は少なくとも“この世界”では悪さはしないだろう
……本来は許されぬ譲歩だが お前と私の仲だ」

彼方「よく言うぜ……お前にとってうちなんて沢山あるコマの一つだろうが」

ハルト「そう捻くれるな」
ズズ…

彼方「…ぷはぁー …よし!!!!!!!」

ハルト「なにが“よし”だ 胸は変わってないぞ」

彼方「う…うるせー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ちげぇよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「いただいた!!!! うちは帰る」

ハルト「まぁ待て」

彼方「なんだ?」

ハルト「いつになったら無限刀火は寄生と戦うようになるのかな」

彼方「…!!!」

ハルト「お前は以前『兄は平穏に暮らしてほしい』と言っていたが
果たしてそれでいいのか」

彼方「…」

ハルト「…天寄生がお前側に付いたのは ある意味ラッキーかもしれないな」

彼方「どういう…ことだ…」

ハルト「私の予想では 近々そちらに強大な寄生が来る
それを迎え撃つには…お前一人では無理だ」

彼方「そんなに…!?」

ハルト「あぁ無理だな お前では敵わない
大魔女フーリャンもいない今 無限が寄生を防ぐ防波堤にならねばお前の世界は救われない」

彼方「…」

ハルト「だが…無限の血が2人揃えば勝てるかもしれない
……もう平穏を求める時ではないぞ 彼方」

彼方「……………」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

340名無しさん@避難中:2014/07/31(木) 01:15:08 ID:YcJVNkJoO
彼方「………で…でも…兄貴は…」

ハルト「…何故そこまで兄を守ろうとする? お前の兄は強いぞ」

彼方「………お前とうちが出会った日を覚えてるか?」

ハルト「? あぁ お前がこの館に迷い込んだ日だな
あの時居た無限桃花達と野球拳をして上の下着だけになって逃げ回ってたな
パンツを死守する女は多いがまさか 下より上を守るやつが居るとは思わなかったよ
そういう意味ではなかなか刺激的な出会いだった」

彼方「ゼ…前後はどうでもいいんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!
あの時うちは…この館の資料室に逃げたんだ」

ハルト「そうだったな」
ずずー…

彼方「そこでうちが見たのは…あらゆる世界のムゲントウカの物語だった…」

ハルト「…」

彼方「……ムゲントウカは…勇敢なムゲントウカは…寄生と戦い………そして死んでいった
…寄生と戦うムゲントウカは…死んじゃうんだ…」

ハルト「確かに統計的にはよく死んでいるな」

彼方「もし……もし兄貴を寄生との戦いに巻き込んじまったら…兄貴も死んじゃうかもしれない…!!!!!!!!
うちは嫌だ………兄貴に死んでほしくない…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ハルト「なるほど それが理由か」

彼方「呆れたか?」

ハルト「いいや 実に無限彼方らしいと思ったよ」
ゴクゴク…ぷっは〜〜〜〜

ハルト「だがな彼方 それはお前のわがままだ
無限の役目は寄生の滅殺だ そうしてバランスを保ってきたのだ
お前は今そのバランスを崩しているのだよ」

彼方「…お前はうちの兄貴が死んでもいいってのか…」

ハルト「場合によってはな
それもムゲントウカの役回りだと認識している」

彼方「てめぇ…」

ハルト「しかしな 殺したくないなら尚更事情を話すべきだろう
お前の兄が寄生を知らなくとも 寄生は無限を知っている
奴らが真っ先に狙うのはお前達だぞ
何も知らないお前の兄が 何も知らぬまま殺される姿が目に映る」

彼方「ッ…!」

ハルト「それに…まずお前が勝手に前提としているが ムゲントウカが死にやすいと言っても 絶対ではない
協力して戦う方が生存率も高いと思うがな」

彼方「……」

ハルト「どちらにせよ 来る戦いを乗り越えねばお前の兄と…世界は終わるんだ
…どの選択が正しいか 今一度考えてみろ」

彼方「………………」

341名無しさん@避難中:2014/07/31(木) 01:43:18 ID:YcJVNkJoO
ハルト「引き止めて悪かったな
送るよ」

彼方「あぁ………」


ガチャ
倉刀「ししょぉー!!!!!!!!!!!!!!!!」

裏刀「お邪魔してます ………………おや?」

彼方「どっせい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バキィィィィィッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

裏刀「ぶぶごぶぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドシャー!!!!!!!!

彼方「ファッキュー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ついでにオラアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ち〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
倉刀「ぷげらチンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ふしゅー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「失せろクズ共が〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

倉刀「な…なにもしてないのに…!」

ハルト「コミュ障だから許してやれ」


ハルト(……さて どうなるかな
まぁどっちにしろ いずれコンタクトはとらせてもらうが………な)

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…


―――

どっぷり

彼方「…ち! いつの間にか夜になっちまってたか
あそこの空間から帰ると浦島太郎になっちまうな
…さて 道場のあいつらに…………」



――― たまには先生と過ごしなよ ―――


彼方「…」

―――

ガチャ…

無限刀火「…! なんだ彼方か…
なんか用か」

彼方「いやー今日はここで飯食おうと思ってだよ
それより兄貴 これ食うか?」

無限刀火「? …!!!!!!!!!!!!!!!!
そ…それは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

じゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《微生物ラーメン ぞうりむし味》

無限刀火「超激レア期間限定ラーメン…微生物ラーメン…ぞうりむし味!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「変わったラーメンがあったから
…有名なんか?」

無限刀火「有名なんてもんじゃない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
微生物ラーメンはその柔軟な発想で追求され作り出された今までにないラーメンだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これまでにミジンコ味・アメーバ味が出たが その珍妙な味にマニアックでコアなファンがついたシリーズ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぞうりむし味は待望の第3弾!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
その人気っぷりは凄まじく 店頭に並んだ瞬間に行列が出来たほどだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それどころか 商品を配送するトラック 果ては微生物ラーメンの製造元にまで行列が出来たモンスターラーメンだぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴウウウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「そ…そうだったんだ……」

342名無しさん@避難中:2014/07/31(木) 01:52:35 ID:UQVzqPrU0
相変わらずの悪食w

343名無しさん@避難中:2014/07/31(木) 01:57:21 ID:YcJVNkJoO
無限刀火「でかした彼方!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こいつは俺が追い求めていたラーメンだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! どこにも無かった…食べたかった品だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

彼方「そ…そぉなんだ フツーにあったんだけど」

無限刀火「ふふっ…さっそく作るか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ちょっと行ってくる!!!!!」
ダッ

彼方「ど…どこに!!!!?」

無限刀火「バカヤロー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
沼に決まってんだろーが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「なして!!!!!!!!!!!!!!!!?」

無限刀火「沼の水で作るんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

彼方「なんでだよ!!!!!! きたねーだろそれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

無限刀火「バカヤロー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
綺麗な水だったら“繁殖”できねーじゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

彼方「繁殖て!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


――― そして

コオオオオオオオオオオオオ……

無限刀火「ふひひひ…………沼の水を熱して入れて3分…
そろそろ食えるな」

彼方「しょ…食欲わかない匂いがする…」

無限刀火「いただき………むぁアアアアアアアアアアアす!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
がつがつがつ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

無限刀火「お…オー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! オーいえ〜〜〜す!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
オーィエス!!!!!!!!!!!!!!!! イエスッイエェェ〜〜〜〜〜〜〜〜スッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
は…繁殖してりゅうううううううううううううううううう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
口の中で…減数分裂してりゅのおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ハァハァ

彼方「…全然おいしそうじゃないんだが…」
ぞぞー…

無限刀火「彼方………」

彼方「ん?」

無限刀火「……膝……」

彼方「えっ…?!!」
どきっ…

無限刀火「膝蹴りさせろ」

彼方「なんでだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズコー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

344名無しさん@避難中:2014/07/31(木) 23:14:36 ID:YcJVNkJoO
彼方「なんでラーメン買ってやったのに膝蹴りされにゃなんねーんだよ!!!!!!!! おかしいだろ!!!!!!!!!!!!!!!!」

無限刀火「うるさい!!!!!!!!!!!!!!!! 俺はイライラしているんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ラーメンの分を差し引いても 相当にだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「な…なににだよ!!!!!!!?」

無限刀火「連日の騒音だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! やかましくてかなわん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
誰があいつらを道場に泊めていいと言った!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

彼方「そ…それはッ……」

無限刀火「すぐ帰らせろ
………んはぁ!!!!!!!!!!!!!!!! ぞうりむし脳に入ったかみょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビクンッビクンッ

彼方「だ…だけど兄貴!!!!! 待ってくれ! あいつらは……
ウマミ達は…」

無限刀火「知っている 魔法使いだからどっかに行くんだろう?」

彼方「…ッ… そ…そうだ…
魔法使いのあいつらは…安全な場所に行かなきゃならねぇ…
……あんだけ仲の良かったあいつらがバラバラになるんだぞ…!!!!?
最後くらい一緒に居させてやりてぇよ…!!!!!!!!!!!!!!!!」

無限刀火「…お前……いつからそうなった?
コミュ障のお前があいつらを気遣うなんて……病気か?」

彼方「……うちも不思議に思ってるさ…
うちはこれまで…兄貴以外の人間を意識から排斥し生きてきた
他人は信用ならない… そう思ってた
だから兄貴がこの道場を始めた時…うちは相当に嫌だった…
あいつらのことなんて異物としか思わなかった…
………だがなー…」


―――

ウマミ「彼方ぁ ワカメ食うか?」

シヌカ「彼方ちゃんずっと帽子かぶってるとハゲるですぅ」

プリンムシ「ハゲは哲学ですよ彼方」

ガム「ハーゲンダッツ買うべ?」

―――

バカなあいつらは… 嫌々オーラを出すうちの気持ちにも気づかず…積極的に構ってきた…
最初は無視してたけど いつしかちょっとずつ話すようになり
一緒にお菓子食ってくっちゃべるようになり…
共に危機を乗り越える関係になった……
うちはいつしか あいつらと居る時間が楽しくなっていた…

彼方「…あいつらはうちに友達ってやつを教えてくれた
うちにもこんな感情があると教えてくれた!!!!!!!!!!!!!!!!
あいつらのおかげで世界が広がったんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あいつらがうちを兄貴のように師範として慕ってくれるなら……うちは
せめて師範らしいことをしてやりたいんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

無限刀火「へーすごいね」
ほじほじ

彼方(くっ…こいつ…!)

345名無しさん@避難中:2014/08/01(金) 00:25:55 ID:LDTE30GYO
無限刀火「そんなの俺には関係ないな」

彼方「あ…兄貴には情はねーのか…!!!
長いこと教えた…弟子じゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

無限刀火「弟子か………元々真面目に入門させたわけじゃないからな
正直師範をやるというのも飽きてきたしな」

彼方「あ…飽きたって…」

無限刀火「それに…弟子といっても あいつらは才能のないガキ共だ
まったく上達しない こっちも頭が痛くなる」

彼方「そりゃあ間違いだ…兄貴あいつらを全然見ちゃいない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あいつらは強くなった!!!!!!!! この道場で学んだことをちゃんと吸収してる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それはあいつらが兄貴を信頼してるからこそだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

無限刀火「……どうでもいいな」

彼方「兄…貴……
頼む…… あいつらに冷たくしてやらないでくれ…
うちにどれだけ酷いことを言ったっていい……だけど!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あいつらのことを悪くいうのはやめてくれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

無限刀火「黙れ貧乳
そんなんだからお前は地平線の彼方“乳ホライゾン”なんだよ…
俺に物申したいならシリコンでも詰めて出直してこい貧乳」

彼方「…………」


彼方「んだどゴラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブッチブチィ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ブチ切れMAX》

346名無しさん@避難中:2014/08/01(金) 01:06:27 ID:LDTE30GYO
ビキビキビキビキビキビキビキビキィィィィィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「兄貴ゃアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それだきゃああああああああああああああああああああああオラアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴオオオオオオオオオオオ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

無限刀火「おいおい 自分のことは何言われても良かったんじゃないのか?」

彼方「じゃかぁ…」
ジャキッ…

無限刀火「…! …エレキギター…!」
ザッ!!!!!!!!

彼方「ロックウェーブ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジャギャアアアアアアンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ズギャギャアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

無限刀火「…相変わらずうるさいな
騒音だけでここまでやるとはたいしたものだ」

彼方「許せねーーーーーーーーーぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
謝れ兄貴!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
キ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

無限刀火「あん? やなこった貧乳」

彼方「きぇえええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アクセルウェイブカノン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギャンギャンギャギャン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギュオオオオオオオオオオオ〜〜〜〜〜〜〜〜…

無限刀火「…まずいな」
ダダッ!!!!!!!!

―――

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッ…………

ウマミ「なんだなんだ?」

プリンムシ「家屋の方が騒がしいですハイ」


ゴゴゴゴゴゴゴッッ… チュド〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガム「い…家が爆発したべぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

イチモシ「なんで!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ど〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!

347名無しさん@避難中:2014/08/02(土) 00:26:34 ID:ALEw8PcIO
ボボウッ…ザザザッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

無限刀火「…また家を…!!!!!!!
雑音が過ぎるな…彼方!!!!!!!!!!!!
エレキも下手さを極めると爆発まで起こすのか!!!!!!!!!!!!!?」

ザッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
彼方「うるせぇクソ兄貴ィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

無限刀火「来いよ貧乳!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「ぅぶるぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジャガジャギャアァーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

オリジョーナ「んぎゃああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ミーの家ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずーん!!!!!!!!!!!!!!!!


ウマミ「な…なにしてんだぁ!!!!!!!?」

ザッ
おっさん「こりゃあ……アレかァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
アレなのかぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

プリンムシ「あれ…!!!?」

おっさん「あの怒り狂った2人の表情…間違いねぇ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
兄妹喧嘩じゃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 兄妹喧嘩の始まりじゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばばば〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガム「きょ…兄妹喧嘩!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

おっさん「久々だなぁオイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

町人「おっ! やってるねぇ!」

町人「いきなり家ブッ壊すとか!!! 今日はいきなりスゲーぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

わいのわいの

イチモシ「なんか人が集まってきた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

348名無しさん@避難中:2014/08/02(土) 00:47:19 ID:ALEw8PcIO
ウマミ「こ…これは一体…どういう…」

おっさん「とりあえずサイレン鳴らせぇ!!! 町中の連中に伝えんぞ!!!!!!!!!!!!!!!!」

町人「オッケー!」
ポチッ


ほんわかパッパー ほんわかパッパー ほんわかほんわかパンッ♪
ほんわかパッパー ほんわかパッパー ほんわかほんわかパンッ♪
プリンムシ「なんか新喜劇的な音楽が鳴って来ましたけどサイレンってこれですかハイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
なんかショーが始まったみたいですけどハイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

おっさん「あぁ嬢ちゃん達は初めてだったか
ここの兄妹の喧嘩はこの町の風物詩みたいなもんなんだ
度々こうして兄妹喧嘩して町をめちゃくちゃにするんだ
もう何回くらい廃墟から復興させたか分かりゃしねぇ
もう古都コトコトっつーか新都アラタアラタだな
………うぉ!!! ビールくれビール!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

イチモシ「兄妹喧嘩が一大イベントみたいな感じになってる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずずず〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ドゴォーーーーーーーーー…ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズズズズズズズズズズッッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

おっさん「…っと…! こりゃかなりフルスロットルだなぁ…!!!!!!!!!!!!!!!!
ここで観戦ってのは危ないかもしんねー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
とりあえず裏山に避難だー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

町人達『は〜〜〜〜〜い!!!!!!!!!!』
わ〜〜〜〜〜〜〜〜!

おっさん「はい! 順番通り一列に並んでぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
みんな“おかし”を守ってゆっくり進行〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
“お”は“おしり”
“か”は“陥没乳首”
“し”は“弛緩ボディ”だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
忘れるな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

町人達『はーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
わわーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

おっさん「さぁ嬢ちゃん達も並べ!!!!!!!! 避難するぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガム「で…でも…」

349名無しさん@避難中:2014/08/02(土) 00:52:03 ID:m6.hOZQQ0
何を守ればいいんだwww

350名無しさん@避難中:2014/08/02(土) 01:26:41 ID:ALEw8PcIO
無限刀火「とらあ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガギィィィン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「んがががぁぁぁ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギリギリギリ

彼方「脳雑音…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヴォンヴォンヴォン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

無限刀火「おぉう!!!!!!!?」
クラッ…

彼方「ギターメテオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

無限刀火「ちっ!!!!!!!!」
サッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ドギャギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ザザザンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ザグッ…《背にした建物に刀を差し込む刀火!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

無限刀火「…無限流奥義…『八戯』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズゴゴゴッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ズッギャギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《引っこ抜いた建物でたたき付ける!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


―――

グゴゴゴゴゴゴゴゴオオオオオオオオオオンッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ウマミ「や…やめなよおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

おっさん「あぶないって!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

シヌカ「止めないとですぅッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

おっさん「無駄だ! あぁなったら終わるまで止まらん!!!!!
いつもみたいにどっちかが怪我したら終わるさ」

プリンムシ「こ…こんなの怪我じゃすみませんよ…ハイ…!!!!!!!!」

ウマミ「い…いやだ…こんなの…」

おっさん「はやくはやく!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
陥没乳首だよ陥没乳首!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

イチモシ「そ…それわかんないです…!!!!!!!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

351名無しさん@避難中:2014/08/02(土) 01:44:39 ID:ALEw8PcIO
無限刀火「…潰れたか?」

パラパラパラパラパラ… ガラッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
彼方「ミュージックフィールド…」
バチバチバチバチバチ…

《音のバリアが攻撃を防いでいた…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

無限刀火「なんだそりゃ…
あまりの下手さに物体までお前を避けるのか?
筆舌しがたい才能の無さだな 胸も無けりゃ音楽の才能もなしか」

彼方「黙れ黙れ黙れェ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
G・超音波メス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
キュキュイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

無限刀火「無限流奥義『居合・無斬』」
スピィィィィィィィィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「お…音を……斬った…!!」

無限刀火「やれやれ
手も使わず音を出したり 音で攻撃したり
お前は奇術師にでもなった方がいいんじゃないか?」

彼方「…!!」


彼方(…兄貴はうちの能力のことを知らない そして能力も持っていない
これは寄生と戦うものに発現する能力だからだ…
…だけど…! 強い…!!!! 兄貴は…!!!
昔からたまに闘ってきたが…うちは能力をフル活用しても勝敗は負け越しているっ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
………………)


いつになったら無限刀火は戦うのか


彼方(兄貴は…戦わせない…平穏に暮らしてもらうんだ…!!!!!!
それならうちが兄貴より強くならなきゃ話にならねぇ
…せっかく喧嘩になったこの機会に……………超える!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今こそ兄貴を超えて 正真正銘 守ってみせる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
にぃっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

無限刀火(……………)

無限刀火(…ちょうどいい機会だ…
せっかく喧嘩に洒落込めたんだ
このまま…今日こそ 彼方を…殺す!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺のむっつりの秘密を知る彼方さえ消えれば俺は自由なのだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
死ね彼方!!!!!!!! 俺自身の人生を守るために死ね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
にまああああああああああ…




イチモシ「…笑ってる…」

おっさん「…荒れるぜ…!!!! はやく逃げろォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴウゥゥゥ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

352名無しさん@避難中:2014/08/02(土) 02:18:37 ID:ALEw8PcIO
彼方「兄貴イイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

無限刀火「貧乳が〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


無限刀火「無限流奥義『真戟のバナナ』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジャギギャギャギャギャギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

バババババババババババババババババババババババババババババババババババババババ
彼方「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
音楽ミサイルゥ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブボオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

無限刀火「超距離居合『光年超柄』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズワン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ズバギュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《斬撃の波動が広がる!!!!! 建物が次々と切れていく!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


―――

ズズズズズズズズズズパ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ウマミ「う…うわはぁ!!!!!!? なんか今背中がチクッとした!!!!!!!!!!!!!!!?」

おっさん「な…なんてこった…!!!! あいつら成長しすぎて攻撃範囲が増しに増しまくってやがる!!!!!!!!
攻撃増し増し危険大盛り命の危機も濃いめだァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

プリンムシ「ラーメンの注文みたいぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドドドドドドドドドドドドオオオオオオオオオオ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

353名無しさん@避難中:2014/08/02(土) 02:42:58 ID:ALEw8PcIO
ドオオオオオオオオオオオオンッ…!!!!!!!!!!!!!!!!
ドドオォーーーーーーーーーン…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズズズズズズズズズズゴゴオオオオオオオオオオオオンッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ヒュオオオオオオオオオオオオオオオ……

ライジー「おぉーやってるやってる」

ヒョーゲン「ふん なんて迷惑な兄妹喧嘩ですこと」

てれび「われわれのいえがこわされたのです」

ツキ「ツキノワンタースワンガー」

にじ「まぁあの家拾ってきた針金で作った骨組みにに僕らの幻重ねてるだけの簡素な家だけどねー!!!!!!!! あははははは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

シンニ「またカラスさんの巣を荒らす作業が始まるオ…」

ライジー「しかしこれ チャンスじゃないか?
お互いバトるのに必死な2人の後ろから刺しゃ2人共殺れそうだぜ」

ヒョーゲン「あら じゃあライジー 行く?」

ライジー「い…いや」

タイフーオ「くすくす…あんな災禍の中にわざわざ入ったら死ぬのが目に見えてるわ…」

カンシ「ここは 高見の見物 しておきますか(普通の会話)」

ラニ「それにしても 仲の悪い無限さんなんて珍しいですねぇ」

てれび「なかがわるいというより
おたがいタチがわるいのです」


――― そして

ガカカカァン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
カキィン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「ハァ…ハァ…」
ギリッ…

無限刀火「むんっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブゥン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「くっ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガギャギャギャアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

無限刀火「ぬううううううう…!!!!!!」
ギャリ… ギャリ… ギリリッ…

彼方(さすが兄貴だ…!!!!!
幾多の寄生をブッ倒して力をつけたと思っていたのに……全然いいようにさせてくれねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!
昔から変わらない…! 武人然としたところなんてこれっぽっちもないけど
兄貴は常に鍛練怠っていない!!!!! いつも一人で肉体を鍛え上げ 一切のぬかりもない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
兄貴はむっつりの本欲野郎だが…そういうとこだけストイック…!!!!! 嫌いじゃないぜ!!!!!!!!
やっぱり兄貴は兄貴だ…!!! すごい…! 強い…!! カッコイイ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…なんだか楽しく…嬉しくなってきた………こんな時だけど…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
きっと兄貴も同じことを思ってるはず…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
チラ

無限刀火「 <::(●)::> <::(●)::> 」
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙………

彼方「いや違ったメッチャ殺る気まんまん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
目が怖い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どどど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

354名無しさん@避難中:2014/08/04(月) 01:01:48 ID:FfvZGa2EO
彼方「お…おい兄貴………眼力がこえーよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ど…どんだけマジなんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

無限刀火「あ? 当たり前だろう
今日ここで俺はお前という存在を断ち切る…
お前などもはや妹でもなんでもない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

彼方「ッ…て…てめー…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
言っていいことと悪いことがあるだろ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
コノヤロー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジャンジャンジャアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

無限刀火「!」

彼方「サウザンドサウンドサウダージ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
爆弾ウェーブ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジャンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギュパオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

無限刀火「無限流超奥義…『空撫穏空域』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドギャギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

裏山

わいわい

町人「ここまでくりゃ安心だ!」

おっさん「ここなら存分に観戦出来るな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
酒だ酒だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

売り子「ビールに焼き鳥! フランクフルトもあるよー!!!!!!!!!!!!!!!!
さっき燃えた佐藤さん家の火で焼いた極上の肉だぞー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

おっさん「ッッしゃアァー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 3本……いや10本だぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
メシがうめぇぜ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カーッ!!!!!!!!!!!!!!!!

売り子「おっさん家を焼いた火で作った魚もどうだーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パァン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

おっさん「メシがマジィ〜〜〜〜〜〜〜〜…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! メシがマジィ〜〜〜〜〜〜〜〜…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぽろぽろぽろぽろ…

355名無しさん@避難中:2014/08/04(月) 01:23:16 ID:FfvZGa2EO
ドゴォーーーーーーーーー…ン
バギャゴガガガガガゴオオォ〜〜〜〜〜ン…
ずぬっ ベリベリベリベリ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


おっさん「がははははは!!!!!!!!!!
町が破壊される轟音を背に麻雀っつーのもオツなもんだなぁオイ!!!!!!
おうっとそらァ国士無双だぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! うほほーwwwwwwwwww」
ジャンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! さすさすさすさすさすさすさす

町人「なんの!!!!! リバースカード発動!!!!!!!!
『ファニーボーンじごく』!!!!!!!! 場の碑を全てはんぺんに変える!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

おっさん「な…なにぃぃぃぃーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


町人2「賭けしようぜ どっちが勝つか
俺は刀火に100円!!!!」

町人3「ならば俺は刀火に108円!!!!!!」

町人2「それ刀火勝ったら俺8円得しちゃうよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? Ok!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
シャーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

わいわいガヤガヤ


イチモシ「な…なんだかすごく楽しんでるねこの人達…」

ガム「こ…こんなの…ダメだべ…」

シヌカ「な…仲の良かったセンセと彼方ちゃんが喧嘩なんて…嫌ですぅ…」

《*シヌカ達は彼方兄妹は仲がいいと思っている》

ウマミ「…止めなきゃ…!!!!! 怪我をするまえに…こんな喧嘩…!!!!!!!!」

プリンムシ「もう遅いと思いますが…ハイ」

ウマミ「それでも止めなきゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それがうち様達弟子の役目だッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そしていなくなるうち様達の…最後の…! 最後の師匠孝行だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギギギンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

プリンムシ「…………まぁ確かに 見てるだけ…とはいきませんね…ハイ」

おっさん「お…おい…まさか町に戻るつもりか…」

ガム「はいなべ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

おっさん「……それはさせねー」

ウマミ「なんでッッッッ!!!!!!!!!!!!」

おっさん「前に君達と同じように喧嘩を止めるために町へ戻ったバカが居た…
そいつがどうなったか知りたいか…?」

5バカ『…?!』

おっさん「臓器のドナーだったあいつが町に飛び込んだ後 残した体の部位は………“ちん毛”のみだった………………分かるか?」

5バカ『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

おっさん「あいつは今も俺の中で生きている……………俺の髪の毛としてな…」
ぽろぽろ…

5バカ『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』

356名無しさん@避難中:2014/08/04(月) 02:02:04 ID:FfvZGa2EO
おっさん「そんな死地に嬢ちゃん達を送るわけにいかねー……
いっとくが 嬢ちゃん達は思ってる以上にこの町の皆に好かれてんだ
見殺しには出来ない」

ウマミ「死なないよ!!!!!!!!!!!!!!!!」

おっさん「何を言っても無駄だ」

ガム「そんな……どうしても!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

おっさん「子供を守ろうとしない大人がいるとでも?」
ドンッ…

ぞろぞろぞろ…《町人達がバリケードを作る》

シヌカ「あう………」

ウマミ「そこまで思ってくれて嬉しいよ………でも うち様達も退けない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おしとーる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジャキキン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

おっさん「通ってみるがいい」
ザンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ウマミ「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

プリンムシ「町の方々を力付くでどかせるのですかハイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ウマミ「……あぁ…! だけどダメージは最小限だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
出来るだけ傷つけず 痛い思いをさせずにどけていこう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だから!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギャオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

おっさん「!?」

ウマミ「ち○ちんを狙えーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブチュクッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

おっさん「もぎゃりーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

町人「おっさん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

町人「おっさんの封印されしチ○コが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガム「すごいべ!!!!!!!! ツンツン一撃だべぇー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウマミ「皆ちんち○を重点的に狙うんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
潰すか もぐか!!!!!!!! それだけで十分!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
とりあえずダメージを抑えるんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

イチモシ「よ…余計酷いんじゃ?」

ウマミ「大丈夫 ちんちん○の防御力は体で一番だってばーちゃんが言ってた …それに
潰してももいでもまた勝手に生えて来るだろ多分!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

4人『そうか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ワッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

357名無しさん@避難中:2014/08/04(月) 02:09:32 ID:dw6Sc8Io0
らめえwwwwwwwwww

358名無しさん@避難中:2014/08/04(月) 02:21:29 ID:FfvZGa2EO
わああああああああああああ…

ぎゃあああああああああああッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ウマミ「無呼吸打突!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

チンチングチャグチャチンチングチャグチャチンチングチャグチャチンチングチャグチャッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
町人達『ぶぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

プリンムシ「ピタゴラアタック!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴッチン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ぐちゃ

町人「ぐわたーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドォ!!!!!!!!!!!!!!!!

ちーん!!!!!!!!!!!!!!!!
別の町人「うぎゃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドサー!!!!!!!!!!!!!!!!

ちーん!!!!!!!! ドサッ!!!!!!!! ちーん!!!!!!!! ドサッ!!!!!!!!!!!!!!!!
《町人達が将棋倒しでチンコを潰していく》

ガム「真芯を捉える!!!!!!」
ギンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ブンブンブンブンブンブンブンブン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ポキポキポキポキポキポキポキポッキ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
町人達『いやああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

イチモシ「サラシ束縛殺し!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シュルッ!!!!!!!!!!!!!!!! ギュッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《ちんこに紐を絡めた!》

イチモシ「その紐には油が染み込んでいる! ファイヤー!!!!!!!!!!!!!!!!」

ボオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
町人「焼きバナナ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
メラアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ふわ〜〜〜〜…ピタッ!
町人「!!? パンティー!!!!!?」

シヌカ「パンツマーキングですぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ベギョムギョッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

町人「ちょっと嬉しい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
プシャアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ワ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!
ギャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜……



《古都コトコト 少子化ルート》

359名無しさん@避難中:2014/08/04(月) 02:39:31 ID:FfvZGa2EO
そして ―――…


しゅううううううううう…

おっさん「ぐっふ………………まさか女の子5人に男の町人達がやられちまうなんて…
大人としての面目もチンコも丸潰れだな………」

ウマミ「…先生と彼方がくれた力だよ」

おっさん「…!」

ウマミ「あの2人はうち様達の剣道・人生の目標で……大切な人達なんだ
だからこそ争ってほしくない うち様達はいなくなるけど…またいつか会える
でもそれは全員揃ってなくちゃダメなんだ!!!!!!!
どっちかが死んじゃうようなこんな喧嘩は絶対に止めるんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギギンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

おっさん「…………負けたぜ…
…………………行きな…」

ウマミ「……………ごめんなさい」

おっさん「…いいさ……だが ………死ぬなよ…」

5バカ『…ハイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
バンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

タタッ!!!!


おっさん「……へっ………大人になりやがって…………痛つ…!」

町人「…おっさん…これからどうしようか…」

おっさん「…へへ……女に成るのもいいかもな………」
ニッ…

ゴオオオオオオオオオオオ…


《…その日を境に古都コトコトにはオカマが増えたという
カマ歓喜》

―――

カマ「嬉しいわ<3」

カンシ「?」

―――


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
彼方「かはァァァァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドカ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ザ…
無限刀火「決まったな…」

彼方「ガハッ!!!!! ガハッ!!!!! …ガハッ…!!!!!!!!」

無限刀火「彼方……お前はよくやった
だが俺の勝ちだ」

彼方「兄………貴…」

無限刀火「お別れだ」
スッ《刀を振り上げる…》

彼方「兄貴…………?」

無限刀火「さらば……………………」
つー…

《涙…?》

無限刀火「と見せ掛けての練乳でしたァァァァうしゃアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ズバァァァァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
彼方「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《刀火の袈裟斬りがッ……
間違いなく彼方の体を両断したッ………!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

360名無しさん@避難中:2014/08/04(月) 23:48:16 ID:FfvZGa2EO
彼方「かァッ…――――――」

無限刀火「………………彼方…」

彼方「兄貴…………兄……貴… ア……ニ…………キィ……………――――」
ドッサァァァァーーーーーーーーー……



〜〜〜〜…


――― 無限刀火の性の目覚めは1歳である

ある日 父が児童用と間違えてレンタルビデオ屋で借りてきた『お母さんと一緒(熟女)』を見たのがきっかけである ―――…
むっつりボーイとエロ熟女による濃厚なエロドラマが…物心がつきはじめてすぐの無限刀火の脳に刷り込まれ
それが無限刀火の本能として定着したのである…
希代の変態ベイビーとしてデビューした無限刀火はその純真無垢を利用し あらゆるむっつりを行使してきたのた…
だが成長するにつれそれも出来なくなってしまった
抑圧された性欲とともに成長していく無限刀火…
その前に現れたのが 妹・無限彼方だった………

無限の母は彼方が生まれた直後に死んでしまったのだが それにより彼方への授乳を色々な人に頼むこととなる…
その役目を担っていたのが 兄である無限刀火だった
無限刀火は彼方の授乳を他人(若い巨乳のねーちゃんオンリー)に頼み込み まんまとパイオツを拝んだ
そう 無限刀火は妹の彼方を己のむっつりに利用したのだ…!!!!!!!
無限刀火にとって降って湧いた便利のいい道具…それが彼方だった
それ以上の認識は無いに等しい
だが 純粋な赤子は自分のために奔走してくれる兄にすべからく尊敬の念を抱いた
彼方は兄によく懐き 兄の言うことを良く聞く妹だった
率先して兄のむっつりのために働いた

今 思えばこの時が最も仲睦まじい兄妹だっただろう…

それが例え利害の下だったとしても…


オオオオオオオオオオ…………

361名無しさん@避難中:2014/08/04(月) 23:51:46 ID:dw6Sc8Io0
刀火ホントにひでえwwwww

362名無しさん@避難中:2014/08/05(火) 00:16:33 ID:6a6nyK.cO
子彼方「へびー」

へび「しゃーぼっく!!!!!!!!」

子無限刀火「かなたあぶないぞっ!!!! ぼくのうしろにかくれろー!!!!!!!」

子彼方「あにぃ!」

子無限刀火「かなたはぼくのたいせつな(むっつり生活のための)いもうとだー!!!!!!!
(ぼくのために)かなたをきずつけるやつはゆるさないぞー!!!!!!!」

子彼方「あにぃ…」


きっと彼方には兄がヒーローに見えただろう
彼方にとって兄とは何より崇拝する者であり尊重する存在であった
だが その関係も長くは続かなかった

彼方のひもおとしが過ぎたあたりから 彼方が赤子だというまわりからの認識は減っていき
彼方を利用したむっつりさえ行えなくなったのだ…

使えない… そう判断した無限刀火が彼方を見限ったのは一瞬のことだった
それ以降 無限刀火は彼方への干渉は一切やめ 心はすっかり離れた

だが 一度兄を神のように思ってしまった彼方は 愚直なまでに兄を慕いつづけた
だが 兄は彼方に対してまったくなびくことはなかった
むしろ無限刀火は恐れた
彼方は自身のむっつり性癖を知る唯一の存在であり 無限刀火の地位を揺るがす爆弾だったからだ
いつしか無限刀火にとって彼方は目の上のたんこぶとなり 憎悪の対象になった

しかしそれでも彼方は兄を追いつづける…
もちろん彼方は兄の秘密をバラすつもりはなく ただ単純に兄と一緒にいたい…ただそれだけ

兄の目を引くために彼方は色々した
時に反抗したり 甘えてみたり いなくなってみたり
ハードロックを始めたきっかけすら 無限刀火に見てもらいたいがためなのだ
だが 無限刀火が彼方を見ることはなく…
彼方は成長し… いつしか自身の甘えを隠す年頃になった
それが今の彼方である

だが本質は変わらない

己の命と 兄の命を天秤にかけ

兄の命をとった 彼方の根本的精神には

今も兄への崇拝が根付いている

いやむしろこれは

崇拝ではなく……………………………

禁じられた“恋”なのかもしれない ―――――…



―――

彼方「あにぃぃぃー…………」

無限刀火「彼方………アバYO!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ウィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



【無限彼方 死――――――…!?】

363名無しさん@避難中:2014/08/05(火) 00:54:05 ID:6a6nyK.cO
彼方「………………ん?」
けろっ…

無限刀火「!!?」

【――――んでないッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
彼方 生存!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!】


彼方「? ………?!! !!!!?」

無限刀火「なん……で…!!!?」

彼方「…え!? !? !?」

無限刀火「……確実に斬った…!!!! 肉も…臓物も…全て斬った…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なのになんで生きているんだ彼方!!!!!!!!!!!!!!!?」

彼方「――――…?!!!!」


それは―――…
彼方自身も困惑していた
さっき 自分は確実に“斬られていた”はずだ
斬られた痛み 感覚 あれは間違いなくリアルだったはずだ
なのに……今 彼方の体に傷は一つもない 服にすら傷はなかったのである………


彼方(な…なにが起きた…!!!? なんでうちは生きている…!?
うちの能力が………いや!!!! こんな超常的な使い方は出来るはずがない…!!!!!!!
だとしたら…!!!!!!?)

無限刀火「くっ……よくわからんがしぶといやつだな…!!!!!!!」

彼方「つ…つーか兄貴!!!!!!!! 何マジで斬ってんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
頭沸いてんじゃねーかオラ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
人殺しコノヤロー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
変態だけでなくここまできたら救いようがねーぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

無限刀火「う…うるさい!!!!!!!! 次こそ斬る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「く…くそ…動け体ァ…!!!!!!!!!!」
ぐぐ…

無限刀火「今度は首を斬る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

彼方「ば………爆音騒乱罪!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジャギャギャジャギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ダダダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウマミ「や…やめろぉーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


無限刀火&彼方『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』

364名無しさん@避難中:2014/08/05(火) 12:27:38 ID:6a6nyK.cO
ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ウマミ「これ以上兄妹喧嘩はやめるんだァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガム「こんなの悲しみしか生まないべよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

シヌカ「元に戻って欲しいですぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

プリンムシ「仲直りしてみんなでちゃんこ鍋食べましょうハイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ババババンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


無限刀火「お…お前ら何しに来た?!」

彼方「バカかァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! こんな危ない所になに突っ込んでんだァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ウマミ「突っ込むのは当然だぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
2人の喧嘩を…止めるためだぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!

無限刀火「お前ら他人だろう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガム「そんなの関係ないでべす!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

プリンムシ「何故ならワタシ達は」

4バカ『2人が好きなんだアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

無限刀火「…」

彼方「お…お前…ら…! ………!!!!!!!!!!!!!!!!
あ…危ない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 兄貴の斬撃とうちの音のぶつかった衝撃波が―――――…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ブオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

5人『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ズバババババババババァァァァ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
5人『きゃああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

彼方「お前らーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


バリッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バリバリバリバリベリベリバリリリ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
4バカ『いや〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ぺろ〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《なんと!!!! 衝撃波がウマミ達の服を切り裂いた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》
http://download5.getuploader.com/g/sousaku_2/840/140802_021118.jpg

テッテレー!!!!!!!!!!!!!!!!


彼方「えぇーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ブブーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

無限刀火「―――」

365名無しさん@避難中:2014/08/05(火) 17:42:31 ID:/ytz5OXI0
ガン見www

366名無しさん@避難中:2014/08/05(火) 18:45:01 ID:6a6nyK.cO
シヌカ「いや〜〜〜〜〜ん!!!!」

プリンムシ「ふ…服が物故割れたーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウマミ「うわわ…わわわわわわわわわ〜!!!!!!!!!!!!!!!!!! な…なにがおきたのぉー!!!!!!!」

ガム「やんだぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!////
こ…これは怪奇現象だべぇ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

イチモシ「あ…あば……あばばばばばばば…!!!!!!!」


無限刀火「―――」

彼方「あ…兄貴…!!!!!?」

無限刀火「――――――」
ぷるぷるぷるぷるぷるぷるぷるぷるぷる…

彼方「兄―――…」

無限刀火「んびゅほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブッッッシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《大出血!!!!》

彼方「兄貴〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どど〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

無限刀火「ふぉふぉふぉ…んぶぉッほほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブシャシャシャシャ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

シヌカ「噴水ですぅー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

プリンムシ「鼻血の噴水!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! こ…これは…!!!!!!!!」

ウマミ「これは………………宴会芸だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
先生が宴会芸を披露して……有り得な状況におびえるうち様達をなごませてくれてるんだーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガム「し…師範…!! こんな時までワタス達のために…!!」
じ〜〜ん…

イチモシ「え…えぇ〜〜………」


ブシュシュシュシュ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぶしゅ………ぶしゅ………ポタポタポタポタ……
無限刀火「―――…………!!!!!」
ハァ… ハァ…

彼方「あ…兄貴…」

無限刀火「…………」
ス…

彼方「兄貴…!!?」



キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ…………
無限刀火「…」

http://download4.getuploader.com/g/sousaku_2/841/140804_232656.jpg
ふぁ〜〜〜〜〜〜〜〜…

彼方「兄貴!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ドド〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

367名無しさん@避難中:2014/08/05(火) 18:56:19 ID:/ytz5OXI0
ホトケさまやwwwwww

368名無しさん@避難中:2014/08/05(火) 19:16:44 ID:6a6nyK.cO
オオオオオオオオオオ…………

彼方「兄貴……………」

無限刀火「彼方や」

彼方「は…はひ!!!!!!!?」

無限刀火「何をしているのです? はやく彼女達の体を覆うものを渡してあげなさい
若い体が晒されているのですよ」

彼方「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? あ…あぁ…!!!!!!!」


ガム「あ…あぁ…!!!! こんな時でも無限師範がワタス達の体を気遣ってくれるなんて…!!!!!!」

プリンムシ「優しい やっぱり優しいハイ!!!!!」

彼方「お…お前らとりあえずこの布団かぶってろ…」

ウマミ「あ…うん
…………か…彼方…」

彼方「うん?」

ウマミ「ま…また喧嘩するの? もうやめてくれよ…頼むよ…」

彼方「そ…それは…うちはなんとも……」

無限刀火「彼方」

ビクッ!!!!!
彼方「な…なんだッ…」

無限刀火「もうやめにしましょう こんな無益な争いは…
こんな争い………愚かなだけです… 諸行無常なり…」

彼方「な…なに悟ってんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そもそも仕掛けたのは兄貴…」

無限刀火「悪かった…」
ギュ…

彼方「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
兄貴ッ…!!!!!!!?」

無限刀火「確かにその通りだ… 俺がバカな兄でした…
どうか許してくれ…………彼方…
この喧嘩…………そして…これまでの全てに」

彼方「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぷるぷる…

無限刀火「…許してくれるか…?」

彼方「ぶ……ぶわああああああああああああん…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だったら……みんなで…ちゃんこ鍋だ…!!!!! そうしたら許してあげるぅ…!!!!!!!!!!」

無限刀火「…ふふ…そうか わかりました
なんだか今なら カップラーメン以外も食べれそうです
至福のオカズをいただきましょう…」
ふぁ〜〜〜〜…

うるっ
ガム「はいなっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウマミ「行こう!!!! みんなで道場へ戻ろう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブッ壊れたけど

プリンムシ「今夜は仲直り会です! ハイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

シヌカ「ですぅ〜〜〜〜♪♪」

イチモシ「ま…まず服着よ…」



ヒュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ………


こうして戦いは終わった…………


―――

オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…

天寄生『………………』

ヒョーゲン「なにこれ………」

てれび「いいはなしだな〜〜〜〜〜〜〜〜……!!!!!
いいはなしだなぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜………!!!!!!!!」
ぽろぽろ…

タイフーオ「そ…そう…?」



つづく…

369名無しさん@避難中:2014/08/05(火) 19:22:15 ID:6a6nyK.cO
【次回予告】


むっつりが生んだ素敵な出会い 至福の絆

しかし別れの時は来る…

その時 弟子達は 彼方は そして無限刀火は

どんな決断を下すのか…

そして寄生との戦いは…


次回 むっつり vs 変態

最終回

『さらば無限道場!!! むっつりは永遠に…!』


次回も むっつりまないた♪

370名無しさん@避難中:2014/08/05(火) 20:20:25 ID:6a6nyK.cO
http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org50733.jpg

371名無しさん@避難中:2014/08/05(火) 20:35:23 ID:/ytz5OXI0
うしろwww

372名無しさん@避難中:2014/08/05(火) 20:51:26 ID:6a6nyK.cO
http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org50744.jpg

373名無しさん@避難中:2014/08/05(火) 22:27:25 ID:6a6nyK.cO
【退魔戦争 〜ギル編〜 第2章】
>>292の続き


【登場人物】

ギル
主人公 愚直で一直線の理想主義者
いまひとつ団結しきれない現在のチームに悩むリーダー

ツバメオー
口が悪くて下ネタが好きなツンツン魔法使い
ギルを毛嫌いしており 彼の言うことに反発する
古都コトコトの隣の村の出身

ヤンデル
ネガティブな格闘家
幼なじみのツバメオーにパシリに使われ 彼も従っているが
心の底ではツバメオーをブッ殺したがっている
ギルに心を開いており 彼の支え

ビラコ
天狗を愛するチームの治癒係
戦闘はからっきしと思われがちだが 一撃必殺の技を持っている
最初は独自の世界を行く自由人だったが もみーのの件でギルに対して歩み寄るようになった
行方不明の小さい妹がいる

髪を解くとモフモフ毛

モリ・マッサオ
連合騎士団の騎士
だが 人に憧れて騎士団に入っただけなので そこまで騎士道は持ち合わせていない
しかし困っている人を見ると真っ先に助けに行くので 多分素質はあるだろう
ギルの命令は聞くには聞くが 自分の判断を優先させるところがある

374名無しさん@避難中:2014/08/05(火) 22:34:17 ID:6a6nyK.cO
【前回のあらすじ】

もみーの死は一行に深い影を落とした…
もみーのの死から チームの絆を深めたいと更に思うギルに
ネアメのリーダー・ディミリアがある任務をギルに頼む…

375名無しさん@避難中:2014/08/05(火) 23:10:11 ID:6a6nyK.cO
ネアメ・ルートのアジト内…………

島根で例えると“江津市”にあたる場所………


カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

み〜〜〜んみんみんみんみんみんみ〜ん……


牛「もぉ〜〜〜〜〜〜…」

馬「ヒヒーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ニワトリ「キキルコッコー!!!!!!!!!」

ペトロ「ウヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ブチ… ブチ… ブチ…
ツバメオー「あー…もーーー…」
ぶつぶつ

じーーーわ じーーーわ じーーーわ じーーーわ じーーーわ…

ブチ… ブチ…
ツバメオー「あーもーあーもーあーもーあーも〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビッキィ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

牛「んも〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

モリ「おっ? デュエットかな?」

ツバメオー「ちッッぎゃアアアアアアアアアアアう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もぉぉー!!!!!!!!!!!!!!!! なんなのなんなの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
ここなんなの!!!!!!!!? ねぇー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ギル「ここはネアメの『すくすく農場&牧場』であります!
ここで取れる野菜や動物達が我々の貴重なご飯になってくれるのでありますよ」

ツバメオー「じゃなくてさぁー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんでこんな場所でボク達は延々と草毟ってんのさァァァー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「仕事です」

ツバメオー「だったら…」


ビラコ「待ってぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

鹿「べ…べへへへへへへへへへへへェェェ〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「そのツノ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! その下さいですよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
天狗の鼻にちょうどいいです!!!!!!!!!!!!!!!! 先っぽだけ!!!!!!!! 先っぽだけ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

鹿「べ…べへ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ツバメオー「アレも仕事かヨ?」

ギル「ビラコ殿戻ってきてぇぇーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

376名無しさん@避難中:2014/08/05(火) 23:49:54 ID:6a6nyK.cO
――― ちょっと前…

ギル「任務…でありますか
今度はいったい…?」

ディミリア「そう身構えるような任務じゃありませんよ
ギルさんのチームには農場と牧場での仕事をしてもらいたいんです」

ギル「えぇ…?!!!! しかし我々は特外実働部隊ですが…」

ディミリア「実はあそこの管理者の方々が全員病気になってしまって世話をする人間が人手不足なんです」

ギル「全員!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? なんでまた?!!!!」

ディミリア「全裸で仕事してたらチ〇ポからなんらかの菌が入ったとかなんとか………」

ギル「意味が分からない………」

ディミリア「とにかくこれは一大事なわけです
ネアメの食のピンチです なんとかこの難局を乗り越えないと」

ギル「…で 我々に白羽の矢がたったと…」

ディミリア「えぇ
こんなこと頼めるのはギルさんだけですし…」

ギル「み…身にあまる光栄であります…!」
プルプル

ギル「し…しかしあの広い農場を我々5人だけでカバーするのは難しいでありますが…
他にも参加してくださるチームはないのでありますか?」

ディミリア「それが他にいないんです
他のチームは全てグラビア撮影してますから…」

ギル「すみません目的が分からないであります」

ディミリア「と…とにかくギルさんのチームだけですが!!!! どうかお願いしたいんです!!!!!!!!」
ペコォー!!!!!!

ギル「わ…わかりました! 顔を上げてください…!!!!!」

ディミリア「ありがとうございます
…この任務は大変ですが チームワークをしっかりとって行えばきっと早く終わるはずです…!!!」

ギル「…!!!!! ディミリア様…まさか! 我々のチームの結束を高めるために…!!!!!!!!!!!!!!!!」

ディミリア「…まぁ……それと…農場と牧場が無くなったら私のフォンドルガーが食べられなくなるから…という気持ちが半々ですけど」

ギル「ディミリア様…フォンドルガーが好きだったのでありますか…」
フォンドルガーってなに?

ディミリア「うふふ//// じゃあよろしくお願いしますね ギルさん」

ギル「はい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ディミリア「じゃあ私はこれからグラビア撮影ですので…」
スッ…

ギル「ディミリア様も!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

377名無しさん@避難中:2014/08/06(水) 00:09:53 ID:u.4Bdwg6O
―――…

ギル(ディミリア様がくれたチャンス……無駄には出来ないであります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
絶対に皆さんと仲良くなるであります…!!!!)
グッ…!!!!!!!!

ツバメオー「あづいヨぉ〜〜〜〜〜…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんでボクがこんなメに合わなくちゃならないんだヨ…!!!!!!!!!!!!!!!!
暑いんだヨマジ……
ヤンデル…お前はいいね…上半身ハダカだからさ…」

ヤンデル「服を薄着にすればいいだけだろ…」

ツバメオー「利いた風な口を聞くなーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボクはこの服しか種類ないヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 他のみんなもそうだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!
基本的にこの世界の人間は同じ服しか着ないんだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! そういう法律なんだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
くそーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ミスったーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
服の選択ミスったーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
だんだんだん!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「ツバちゃん あんまり動くと体力を余計に消費しちゃうですよぉ」

モリ「ただでさえ真夏のこの日差しでござるからな」

ツバメオー「夏………………
ねぇ今何月だっけ?」

ギル「12月です」

ツバメオー「おかしいだろッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ででーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「なんで12月なのに夏来ちゃってんだヨ!!!!!!!!!!!!!!!! 赤道直下か!!!!! ここは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それともキングギ〇ラでもきてんのか!!!!!!!!!!!!!!!! えぇおい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
金星からきてんのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 地球最大の決戦でもきてんのかコノヤロー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「Hahaha この世界なら普通でござろう
この世界の季節は変動制でござるからな」

【この世界の季節】

1月 冬
2月 冬
3月 春
4月 春(一瞬秋)
5月 冬
6月 冬
7月 春からの夏
8月 夏
9月 冬
10月 春
11月 冬
12月 夏

※変動あり


ツバメオー「なんだこの季節!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
冬多ッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
秋存在感無ッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばば〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!

378名無しさん@避難中:2014/08/06(水) 00:13:51 ID:2OWNlvbU0
一瞬wwww

379名無しさん@避難中:2014/08/06(水) 00:36:23 ID:u.4Bdwg6O
ツバメオー「冬の動きがイレギュラーすぎるだろ……
おかしいヨこんなの…………ちんこ…」

モリ「これに適応しなければこの世界では生きてけないでざるよ」

ツバメオー「はぁ…………じゃあそれはいいヨ
ならボク達はいつまで草毟ってりゃいいんだヨ」

ギル「せめてこの区画は終わらせたいのですがね…」

ツバメオー「どうせまた生えてくるのにこんなの必要あるの」

ギル「牧場の牛さんの飼料にもなるであります
全部毟ったら干し草にするために向こうに運んで並べて干すであります」

ツバメオー「そ…そんなことまでするのーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
うっざ!!!!!!!!!!!!!!!! マジ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どこまで人間様の手を煩わせればいいんだヨこの畜生共わ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
生で食え生で!!!!!!!! こんなもんは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ほら食え!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ドレッシング付けて食え!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐいぐい!!!!!!!!!!!!!!!!

牛「も…もぉ〜〜〜〜〜〜〜〜…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「やめろよ……」

ビラコ「そうですよぉ!!!!!!!!!!!!!!!! かわいそうですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
かわいそうな牛さん!!!!!!!! 天狗様をかぶって気持ちを落ち着かせるですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
かぽ

牛「ん…んむぉ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! んもぉっ!!!!!!!! ももぉ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
じったばった!

モリ「余計嫌がってるでござる」

ギル「ビラコ殿は動物がお好きなのでありますね」

ビラコ「はいですよ!!!!!! 私は昔からこうして会う動物会う動物に天狗様を被せて仲良くなってるですよ」

牛「も〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッタバッタバッタバッタ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「仲良くなってるようにみえねーヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばばーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「そんなことないですよ! 怖いのは最初だけ…
すぐに天狗様の慈愛に包まれて気を安らかに…」

牛「もオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バギャ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「TENGAーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドシャアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「ビラコ殿ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

380名無しさん@避難中:2014/08/06(水) 01:07:12 ID:u.4Bdwg6O
ビラコ「むきゅ〜〜〜…」

ギル「ビラコ殿!!!!!!!!」


ガサ…


みんな『!!!!!!!!?』

ザ…
ペトロ「イーッヒヒヒヒヒ…」

ツバメオー「な…なんかキモいの来たヨォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞぉー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「あれはペトロではありませんか
そういえばこの牧場にいますからね」
食用でもないのに


ペトロ「イヒ…」

ビラコ「うぅーん…」


ツバメオー「あ!!!!!!!!!!!!!!!! あの変態獣 おねーさんになんかするヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
イタズラされちゃうヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ペトロ「ヒヒヒヒヒ…www」
スッ…

そぅ…
ビラコ「ん…」


モリ「なんと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ビラビラ嬢をお姫様だっこで抱え上げたでござるッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんという優しい手つき…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴク…

ペトロ「ヒヒ…」
そっ… パンパン…

ギル「おぉ…!!!!!!!! ビラコ殿に付いた土埃まではたいてるであります…」

モリ「紳士だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
このペトロ 紳士でござる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「紳士!!? こんな変態っぽい動物が紳士なわけないヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「しかし見てみるであります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ペトロ「ヒヒヒヒヒ…………」
ふきふき

ギル「わざわざ自分の毛をむしり取ってソレを使ってビラコ殿の汗を拭いている!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
紳士だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばばーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「見ろ!!!!!!! それだけじゃない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ペトロ「ヒヒヒヒ…」
シュ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 じわじわじわじわじわ
モリ「汚れたビラコ殿のメガネを低周波の水のやつを使って綺麗にしてるでござる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんという紳士のアフターサービスでござる!!!!!!!!!!!!!!!! ぬかりない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙

ツバメオー「どこから出したんだヨ…」

ペトロ「ヒ…」

ギル「つぎは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? 次はどんな紳士テクが飛び出すーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」


ペトロ「イヒヒヒヒヒヒヒッ……ジュルッ!!!!!!!! ジュルッ!!!!!!!!」
にょきにょきにょきにょきにょきにょき…

ドッ…!!!! すりすり…


モリ「あぁーーーーーーーーーッと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
股から謎の突起を伸ばしてビラビラ嬢の体にこすりつけだした!!!!!!!! 紳士だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「いや違うだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 明らかに我慢出来なくなったんだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
やっぱり紳士の皮をかぶった変態だったヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!

381名無しさん@避難中:2014/08/06(水) 01:08:29 ID:2OWNlvbU0
またwww

382名無しさん@避難中:2014/08/06(水) 01:24:06 ID:u.4Bdwg6O
そして


ペトロ「―――」
ぴき〜〜〜〜〜〜〜〜ん…

ツバメオー「この変態が…! 凍ってろ…!!!!」

ギル「何もそこまでしなくても……
アレは変なものではなく“友情棒”というペトロ特有の親愛を表す器官でありますよ」

ツバメオー「あんな絵面のやばい親愛の証はしなくていいヨ…」

ビラコ(この棒 天狗の鼻にちょうどいいですね…)
ちょっと切ろ…

ツバメオー「あー疲れた」

ヤンデル「…あ!!」


ウンコスライム「ウンコー」

ウンコスライム「ウンコー」

ガッサガッサ ごっちゃ〜〜〜〜〜〜〜〜…


ヤンデル「野性のウンコスライムが俺達が集めた草をばらまいてる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「んきゃあ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボクらの2時間の苦労をよくも〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シャー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


――― そして

ギル「…ふー…草毟りはこの辺にしておきますか…」

ツバメオー「や…やったぁ…」

ギル「次はこの草を運ぶでありますよ
この草達を向こうの建物まで持って行きましょう」

ツバメオー「ボクパーース…
そんなメンドイのしないし」

ギル「え…え〜〜〜……全員でやった方が速いでありますよ…」

ツバメオー「うるさぁい!!!!!!!!!!!!!!!! ボクは疲れたのー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
不満ならヤンデルにボクの分も合わせて倍くらい持たせるからいいでしょ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「………」
死ね…………

ギル「しかし…」

ツバメオー「やらないったらやらないもん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
さっさと行った行った!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! しっし!!!!」
かぁ〜〜っ!!!!!!!!

ギル「は…はあ」

モリ「……………」

383名無しさん@避難中:2014/08/07(木) 00:37:18 ID:3qbLj65oO
そして

ギル「やっと終わったぁ……」
くたぁ…

ツバメオー「ごくろーさーん ふわぁ〜〜〜〜あ…」

ヤンデル「…」

モリ「ふむ まだまだやれそうでござる
して 次は如何なる作業でござる?」

ギル「む…む… さすがモリ殿……タフネス…!
え…えぇーと… 今度はとりあえず一度休憩を挟んで…それから畑に種蒔きをするであります」

ビラコ「たのしそう!! きゅうり!!!!? きゅうり!!!!!!?」

ギル「いや きゅうりじゃないのですが」

ビラコ「なぁんだ…」

ツバメオー「きゅうりなんて栄養のないものはいらないヨ」

ビラコ「むぅーっ!!!!!」

ギル「とりあえず畑に向かうでありますか 休憩はそちらで」

ヤンデル「…今度は手伝えよ…」

ツバメオー「もぉー…しょうがないな…」


―――

ギル「ここでありますねー………」

ツバメオー「ぽ…ぽか〜〜〜〜ん…」


ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
びろ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「ひ…ひッろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なにこの広さ!!!!!!!!!!! これ全部畑ー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「えぇ………200ヘクタールはありますね…」

ツバメオー「広すぎるヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ちょっとした離陸が出来ちゃうヨこんなもんは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
え? なに? ここに種蒔けってことなの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ギル「えぇ」

ツバメオー「バ…バカじゃないのー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 人数考えろヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こんなの不可能を可能にする奇跡の人達にだって不可能な広さだヨこんなもんは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ががーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「そもそも……この畑には何の種を蒔くのでござる?」

ギル「ヤングコーンです」
そいや!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「200ヘクタール使うほど需要ないだろそれーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

384名無しさん@避難中:2014/08/07(木) 01:21:55 ID:3qbLj65oO
ツバメオー「ヤングコーンってあの小さいとうもろこしみたいなやつ!!!!?
あんなの小学生の時に食った給食の中華丼でしかみたことねーヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ど…どれだけヤングコーンをここで作るの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「んー……1ヘクタールで100万本として……200000000本くらいでありますかね」

ツバメオー「どうすんだそれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
毎日中華丼か!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これから毎日中華丼か!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばばーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「なるほど
ならばきくらげとたけのこの育成にも着手せねば」

ギル「ウェイパァーの買い溜めも経済部に検討せねばなりませんね」

ツバメオー「いやマジで中華丼で行く方向で話進めんじゃねーヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボクは嫌だヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「だったら中華以外でどうヤングコーンを活用すればいいのてありますか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「なんで逆ギレするんだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だったらヤングコーンやめろヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「あと種があるのは…………チンゲンサイぐらいですが…」

ツバメオー「どう転んでも中華じゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どど〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

385名無しさん@避難中:2014/08/07(木) 01:46:23 ID:3qbLj65oO
ギル「どちらも市場ですっごい勢いで余っていたのでまとめ買いしたとの事でありますが…」

ギル「あきらかに不良在庫じゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
つかまされてんな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「この野菜達はネアメの食の事情を支える大切な宝であります…!!!!!
その種を蒔くというのは大変重大な任務であるのでありますよ!!!!!!」

ツバメオー「こんなマイナー野菜に支えられる組織って………」

ギル「とりあえず 100ヘクタールずつ使って両野菜の種を蒔いていきましょう
どちらから蒔きますか?」

ツバメオー「名前の響き的にチンゲンサイかな」

ギル「で…ではそれで」

ビラコ「よーっし!!!!!!!! みんなでチン毛祭をバラ蒔くですよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ば〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「チンゲンサイであります
そんな地方のシモ祭みたいな名前ではないであります!!!!!」


――― パッポー

ギル「ではこの畑の一番角から皆で蒔いて行きましょう!」

ビラコ「みんなで同じとこやってけば速いしお話も出来て楽しいですねぇ!」

ツバメオー「………ボクは向こうから蒔いていくヨ」

ギル「え…!!!? 一人で…!!!!!!?」

ツバメオー「そうだヨ 皆で固まるより
分かれて端から蒔いたが早いじゃん」

ビラコ「そんなぁ!!!! 一人は寂しいですー!!!!!!!!!!!!!!!!
みんなとお話しながらいいですよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「そんなの尚更ヤだね
こんなとこで群れるなんてバカみたい
それなら一人でやった方がいいし
じゃーね」

ギル「あ………………」

モリ「……一理ある ならば拙者はまた別の端からやって行くでござる」

ギル「モ…モリ殿まで…」

ヤンデル「………………」

モリ「話しながら作業など……効率が悪いでござる
それに拙者も 特に語ることもないでござるからな」
ザッザッザッ…

ギル「…………」

ビラコ「いきなり皆さん離れ離れですねぇ…」

ギル「…面目ないであります…」

ヤンデル「……………大丈夫… 俺達は一緒にやる…」

ビラコ「そうですよぉ!!!! ギル君には私とヤン君と天狗様が付いてるですよぉ!!!!!!!! 天狗様の加護があるから大丈夫ですー!!!!!!!!!!!!!!!!
むしろ天狗様の加護から外れたあの2人が即死しないか心配ですねぇー…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「は…畑の作業で即死はしないと思いますが」

ヤンデル(ツバメなら即死してもOK……)

386名無しさん@避難中:2014/08/07(木) 02:26:20 ID:3qbLj65oO
―――

ツバメオー「……は………は…………
おつんぽミルキューーーーーーーーーッしゅあらァァァッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ペショー!!!!!!!!

ツバメオー「…くしゃみか…↓
………はぁ…くだらなぁい……
……ヤンデルのバカめ… 普通ならここでボクについて来るだろJK…
すっかり肩入れしやがって…………
おねーさんも……あの任務から………
……あの任務…………から…」



――― ツバメオーちゃん…ずっとずっと友達だよ… ―――


ツバメオー「………ハァッッ…!!!! ………ちっ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴロン!!!!!!

ツバメオー「…………寝よ………」


―――

ザ…
モリ「さて…この場所で良いでござるか…
…しかしこの場所はさっきの場所に比べると耕し具合が足りないようでござるな
ここにある鍬を使って耕しながら種を蒔くでござる」
ギュッ… ズシンッ…!!!!!!

モリ「………! なるほどこれはなかなか筋肉を使いそうでござる
これは良いトレーニングにもなるでござるな
……しかし鍬など初めて持つな…」
じー…

ギララン…
《怪しく光る鍬》

モリ「…ゴク…! ………この鍬で思いっきり体を叩いたら一体どんな生傷が…………………じゅる…!!!!
ハァ……ハァ……ハァ………ゴクッッ…!!!!!!!!!!!!」
スー…ピタッ!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「…待て待て待て待て…待て待て
拙者は一体何をしようとしているでござる…
いくら拙者が生傷マニアとはいえ 自傷はご法度でござろう…!!!!!!
戦いの中で傷ついてこそ価値がンでもちょっと叩きたいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ハァハァハァハァハァハァ……じゅる!!!!!!!!!!!!!!!! じゅる!!!!!!!!!!!!!!!!
い…いいや落ち着け!!!! これではただの変態でござる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ここは一旦服を脱ぎ…」
ぬぎぬぎ…

ズボァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
モリ「土に潜ってミミズに拙者の体をついばんでもらおう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
さぁ来いミミズ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ついばむがよかろう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
乳首を中心にッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビヒンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

387名無しさん@避難中:2014/08/07(木) 08:26:39 ID:ajVjYSk60
変態だー!

388名無しさん@避難中:2014/08/08(金) 00:08:38 ID:7kSUjWpoO
―――

ギル(うーむ…自分にもっと人望があれば…)

ヤンデル「そんな暗い顔するな…ギル…」
どよ〜〜〜〜ん…

ギル「あ…あぁ……はい…」

ビラコ「みんなで種蒔きしたほうが楽しいのにね〜〜〜
あの2人はまだ恥ずかしがり屋さんかもです〜〜〜〜
でもきっと大丈夫ですよぉ〜 ギル君ならみんなと仲良くなれるですよぉ〜〜〜〜」

ギル「そ…そうでありますかね」

ビラコ「はいー 大体30年以内には仲良くなれるって天狗占いで出てるですよぉー」

ギル「こ…根気の居る年数であります…」

ビラコ「はやく仲良しこよしになってみんなで温泉で混浴するですよぉー!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「なっ…!!!! そ…そんな不埒な事は出来ません!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「大丈夫ですよぉ ちゃんと下には天狗の面を付けますですよう
お揃いですー」

ギル「何が大丈夫なのか分かりませんが!!!!!!」
ガガーン!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「………」

ビラコ「冗談ですよ とにかく皆でテーブルを囲んで中華丼投げが出来るくらい仲良くなりたいですねぇー」
ペタペタ…

ギル「食べるんじゃないのですか……………
………って…ビラコ殿?」

ビラコ「はい?」
ペタペタペタペタ

ギル「さっきから一体何を…?」

ビラコ「チンゲンサイの種を天狗様の面に埋め込んでるですよぉ!!!!!
数ヶ月したら毛むくじゃらのだんでぃーな天狗様の出来上がりですよー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
もじゃじゃ〜〜〜〜〜

ギル「き…気持ち悪ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「? だったらヤングコーンの種にするですか?
顔にトゲが生えたような戦闘超特化型の天狗様が出来そうですよ!!!!!!
カッコイイですねー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
びっしぃ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「いやそれも気持ち悪いでありますよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

389名無しさん@避難中:2014/08/08(金) 00:59:27 ID:7kSUjWpoO
ビラコ「駄目ですか?」

ギル「う…うーん…それってむしろ天狗様に対して失礼ではないですかね…」

ビラコ「そっかー…………あぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そうだ!!!!!!!! 妙案思い付いたですーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
私の鼻にヤングコーンの種を埋めればいいですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばばん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「妙すぎる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「そしたらヤングコーンが私の鼻になって私…天狗みたいになれるです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「いや鼻って!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ヤングコーンですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ずず〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「そしたら私『テングリコーン』って名前に改名するですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「お…お菓子みたい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ワイワイ キャッキャッ


―――

ツバメオー「………うるさいなぁ…↓
眠れないヨ……………………」
パチクリ…

ザァァァァァァ〜〜〜〜〜〜〜〜…
《空を眺めるツバメオー》

ツバメオー「…………」


思い出のもみーの『よろしくお願いシマウマー』


ツバメオー「…………もみーの……」
ぽろ………

ツバメオー「ッ…駄目だ! …ジッとしてたら駄目だ…
…こんなんなら畑で種蒔いてた方がいいヨ………
…寝てたらまたヤンデルに偉そうに言われそうだし」
スック

ツバメオー「頑張るぞっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐっ!

もぐら「水色」

ツバメオー「!!!!?」
バッ!!!!!!!!

もぐら「うぉッ やべっっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズボリュリュッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「」



なんかいた……


オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…

390名無しさん@避難中:2014/08/08(金) 01:09:57 ID:fHTlUMvw0
水色なのか…

391名無しさん@避難中:2014/08/08(金) 01:17:12 ID:7kSUjWpoO
ツバメオー「な…なんだヨ今の!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
もぐら!!!!!!!!? いやでもなんかしゃべって…!
つぅか今 水色って…!!!!!! ど…どこ…!!!!!!!!!?」
キョロキョロキョロキョロ


し〜〜〜ん…


ぼそ…
もぐら「ひゃっほー!!!!!!!!!!!!!!!! 下から眺めるパンティーは至上の眼福だぜぇ……ぐひぇひぇひぇっ…!!!!!!!!!!!!!!!!
しかし水色で………随分とガキくさいパンティーだぜ…!!!! だがパンティーはパンティーだ…
楽しませてもらうぜヒャウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャシャ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ボ…ボクの羽織スカートの中ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドォーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もぐら「なんだなんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ツバメオー「や…やっぱりもぐらだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! しゃべってる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ていうか何入り込んでんだヨこの変態もぐらーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

もぐら「おいおい変態とは失礼だなぁ
俺はあんたの服の中を避暑地として使わせてもらっただけだぜ!
やましい気持ちなんてあるわけねーだろ」

ツバメオー「いやありありじゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ゲスい独り言駄々漏れだっつーの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
“ぼそ…”っていう擬音が意味ないくらい駄々漏れだよバカ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ど〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

もぐら「バレちゃしょうがねぇ
そうさ俺は変態だ 三度の飯よりパンティーというオカズが大好きなギリギリアウトのアウトサイドのもぐらさ…!!!!!!!!!!!!!!!!
趣味はパンティー観察とパンティー集め
あとパンティーはむはむパーティーを嗜んでいる
お前のパンティーは…………40点!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まぁまぁなパンティー…………“まンティー”……だな…」
ドンッ…!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「なんだとこいつ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アイキャク メコル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ピキピキ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

パキィィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もぐら「ん? つめてーな」

ツバメオー「き…聞かない…!!!!!!!?」

もぐら「魔法か? 生憎俺にはきかねーぞ
なんせ俺は………」


もぐら「超真“虫”…だからな…」
ギラッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

【もぐらの超真虫 アナホ】


ツバメオー「虫!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

392名無しさん@避難中:2014/08/08(金) 01:42:45 ID:7kSUjWpoO
アナホ「ん? なんだその納得いってなさそうな顔は?」

ツバメオー「なんだよ超真虫って!!!!!!!!?
どう見ても虫じゃねーヨお前!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
セイローン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

アナホ「あん? …まさかお前……しらねーの?」

ツバメオー「?!!」

アナホ「もぐらはな こんなナリをしているが実は
カラ目ホグムシ属に分類される由緒正しい“虫”なんだぜ?
これマメな…なんていうまでもなく常識的な常識だと思うんだが…
お前まさか義務教育受けてねーの?」

あせあせ
ツバメオー「う……受けてるしーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
し…知ってるしーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! もぐらが虫ってことくらい知ってるしーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

アナホ「まぁ嘘なんだけどな」

ツバメオー「嘘かヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズテー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「な…なめやがって…!!!!!
まずお前…一体なんだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

アナホ「俺は超真虫………
ある人間の魔力の影響を受けてミラクル進化を遂げた虫達と一緒にノリで進化した………
俺達超真虫は地下に帝国を作り地上侵攻に備えていたが 俺達を進化させた人間“マザー”により帝国は壊滅…
超真虫は虫に戻った…………
だが俺はノリで戻らなかったのだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「便利だなお前のノリは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずずーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

アナホ「くく まぁ俺もただの超真虫じゃなかったからな
実は俺はな…超真虫の中で力の強い10匹……“十虫”に最も近い超真虫と噂されていたのだ!!!!!!!!!!!!!!!!
……………部屋がな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「部屋かヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

アナホ「まぁあの十虫よりは腕っ節はよえーが…一つだけ言える…
俺は超真虫の中で最も変態だァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ムゥン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「胸張って言うなヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


アナホ(いや 2番かも…!)
やっべー!!!


《※一番:おかず》

393名無しさん@避難中:2014/08/09(土) 00:34:06 ID:1gWjxVNoO
―――

ツバメオー「超真虫だがモンシロチョーだかしんないけど
邪魔だからアッチ行けヨ!!!!!!!! シッシッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

アナホ「ふふっ 残念だが俺はお前にロックオンしちまった!!!!
もう少しそのパンティーを愉しんでからにするぜ…
つまんねーパンティーだが…パンティーはパンティーだ…くけけけ」
じゅる…

ツバメオー「キモーーーーーーーーーす!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アッチいけってぇーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!↓
バールのような杖で潰すよもお〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガッガッガッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギュズォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アナホ「あたんねーよ!!!!!!!!!!!!!!!! 地面に突っ込んだもぐらのスピードをナメないでいただこう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もぐらの体は地面を進むのに適した体型なのだ!!!!
“も〜〜グラマー”!!!!! なんつってぷげらぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「うざざ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! グラマーじゃねーしぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アイゴリーク メコル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パキュウウウン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

バシッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アナホ「魔法はきかねぇって!!!!!!!!
物分かりのわるーいパンティーちゃんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そんなわるい子にはぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜おしおきだぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ダイナミックOSIRIぺんぺんだァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドシュッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ツバメオー「ぎゃっ!!!!!!!!」

《もぐらがツバメオーのケツに体当たりした!》

アナホ「アーンド スクリュー大回転!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュオルォルォルォルォルォルォルォルォルォルォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「あびゃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

アナホ「わはははは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! どうだ尻があつかろーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それが俺の熱だーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺の熱をお嬢ちゃんに直接注入だァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

394名無しさん@避難中:2014/08/09(土) 01:00:22 ID:1gWjxVNoO
ツバメオー「こいつめ!!!!!!!!!!!!!!!! ひっぷどろっぷーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

アナホ「エスケープ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シャッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドゴチィ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ツバメオー「ぁいだギャ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

アナホ「わははは!!!!!!!!!!!!!!!! 自爆してやがる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「うぬぬ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

アナホ「次はこっちのターンだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
土龍閃!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザバァァァァァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「まそっぷ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
た…ただの砂かけじゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

アナホ「く…くくく…くけけけけけけけけけけけけけ…」

ツバメオー「!?」

アナホ「俺のかけた砂が…パンティーにかかったようだぜ…!!!!!!!!!
くけけけけけけけけけけけwwwwwwwwwwwwwww俺のぶっかけた砂がパンティーにビッチャリだぜーwwwwwwwwww
う…うひょーwwwwwwwwwwwwwwwなんか興奮してきたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ツバメオー「………」

アナホ「しかもなんかパンティーが砂で茶色くなってウンコ御漏らししたみたくなってるwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
やべwwwwwwwwwwwwwwwwwwww更にド興奮DEATHwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
ハァハァハァ

イララァッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ツバメオー「こ…このゲスモグラが〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ブッッ凍ろす!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒュンヒュンヒュン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バキ!!!!!!!! ドカァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

アナホ「あたんねーーーーーーーーーよぉーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
シュシュシュシュイィィーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「ま…待てぇーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!

395名無しさん@避難中:2014/08/09(土) 01:24:43 ID:8cDgR53M0
もぐらたたきw

396名無しさん@避難中:2014/08/09(土) 23:02:17 ID:1gWjxVNoO
【緊急ルポ!! フーリャン ガパオライスへ行く】

本編の出番が終了したため暇を持て余しているフーリャンに久々の仕事が!!!!!


――― 島根・簸川郡

大魔女「うめぇー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガツガツガツ

ねこ「おいしい?」

大魔女「えぇ あんたみたいな普遍的マンネリ料理野郎が作った昼飯にしては 今日はナイスだわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しかしこの…ご飯にひき肉と玉子が乗った料理はなんついう料理なのかしら?」

ねこ「えー……なんていったっけなぁ…」

ガチャ
亀「よぉ」

大魔女「きゃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
変態よーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブァッキィ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「ひでりーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドシャアァー!!!!!!!!

大魔女「大変変態大変変態大変変態大変変態大変変態大変変態ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「こぺらびりィィーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
待て!!!!!!!! 僕だぜ!!!!!!!!!!!!!!!! 変態じゃねーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「いぃや変態よ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 女の園にノーコンコンINするような輩は変態以外の何者でもありゃしねェェーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「そ…それは僕がノンデリカシーなだけだぜ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「フーリャンちゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ご飯が冷えちゃうよぅ」

亀「僕の心配をしやがれ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!

――― そして

亀「ったく! 会っていきなりこれとはまったくのご挨拶だぜッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「自業自得だし」

ねこ「なにしに来たの? エログロリさん」

亀「エンデリルだぜーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 久々だからって名前間違えんじゃねー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カー!!!!!!!!

大魔女「で? なに?」

亀「あぁ……実は今日はお前に折り入って頼みがあってな」

大魔女「私に頼み? 高いわよ?(頭が)」

びたーーーーーーーーー
亀「あぁ 実はお前に…………
取材旅行をして欲しいんだ」

大魔女「取材旅行?!!! 私が!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「えっ すごーい!!!!!!!!!!!!!!!! どこに?」

亀「あぁ 今回お前に行ってもらいてぇのは
マンボウと深爪の国『ガパオライス』だ!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「ガパオライス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? あの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ガタッ!!

397名無しさん@避難中:2014/08/09(土) 23:36:44 ID:1gWjxVNoO
大魔女「なにそれ?」
はてな

亀「しらねぇのかーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズココ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「しらねーわよバカ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
私この世界の事なんて島根の簸川の方の庄原から直江までしかしらねっつのよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォー!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「それそーとー狭いぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「急にガパオライスとか言われても分からんわ………
そんなもん生まれてこの方聞いたことも見たことも食ったこともないし…
正直ミジンコのチンコの先ほど興味ないわ………いやある(反語)」

亀「どっちなんだ………」

ねこ「どんな国なの?」

亀「そうだな じゃあまずガパオライスの基本情報を教えてやるぜ」


【ガパオライスってどんな国?】

亀「ガパオライスはこの日本から40075.017km東にある小さな島国だ
人口は200億人 未だに王制を取ってる珍しい国だな
といっても 現在の王様は“ヒツジ”なので圧政などもなく税金も低いため暮らしやすいぞ
国の大きさはりんご3個分
……ただし ここで言う“りんご”とはガパオライスの固有種である『メガラッパハローバイバイ超巨大アッポォ』で
この林檎は出雲ドーム10個分の大きさがある
つまりガパオライスの大きさは出雲ドーム30個分だな」

ねこ「分かりやすいね」

大魔女「最初からそういいなさいよ全く………」

亀「ガパオライスの気候は熱帯で冬でも常に53度をキープしている
そのため このあたりが冬になるとガパオライスに旅行にいくっつーのが最近の金持ち共の流行りになってるぜ
ただし ガパオライスは先程も行った通り通常53度の熱帯…
しかし本気を出せば100度を越えるので 道端でうっかり寝たりすると体中の液体が沸騰して死んじまうぜ!」

大魔女「リアル『フットーしそうだよぉっっ!!』が楽しめるわけね
私得」

ねこ「得なんだ…………」

亀「他にも言い連ねることもあるが……今回はここまでだ
あとはお前の取材で見てくるがいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビシィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「いかねーけども」
はなほじー

亀「ズコ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どんがらがっちゃー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「い…今のは行く流れだったろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「めんどいし」

亀「頼むーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! お前しかいねぇんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
僕は別の取材(錦鯉の焼肉実況)で行けないんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
頼む!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぺこぉー!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「…」
つーん…

亀「くそぉーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! マンボウのおどり食いだって 出来るんだぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
だ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「!」――√ ̄ ̄


大魔女「行こう」
ザッ!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「フーリャン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《フーリャン 動く!!!!!!!!!!!!!!!!》

398名無しさん@避難中:2014/08/10(日) 00:15:41 ID:XxvLEfpc0
りんごデカすぎwww

399名無しさん@避難中:2014/08/10(日) 00:48:51 ID:YdQBEjmMO
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

亀「行ってくれるか…! フーリャン…!!!!!!!!」

大魔女「えぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 行くわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
行ってやるわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バッチ来いや!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パァン!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「移動に一週間かかるけどいいか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「あたぼーよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「ルポってのぁ案外忙しいが覚悟は出来てんなァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「モチのロリコンってなもんよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「主食が砂に含まれるミネラルだが構わねぇんだろうなァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

大魔女「蟹より上手くつまみくってやるわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「費用がねぇから寝泊まりはホームレスのダンボールハウスの相部屋になるがいいよな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

大魔女「万事了承!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「よし行こう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「えぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴウッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「なんか今とてつもなく重大な事を勢いで流した気がするけど〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばばばーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

亀「荷物は持ったか? 準備もそこそこだったようだが…」

ごそ…
大魔女「私の手持ちは……あさげ…ひるげ…ゆうげ………………5Pずつ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
完璧よ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 行ける!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「汁オンリー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ブブブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「それだけで十分っしょ サイフはあんただし」

ねこ「えぇぇー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「行くぞ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

400名無しさん@避難中:2014/08/10(日) 01:03:37 ID:YdQBEjmMO
――― そして

ガチャ
大魔女「あれ?」

うさぎ「ぴょいーん!」

大魔女「誰こいつ」

ねこ「いやうさぎだよぅ…」

大魔女「アホうさぎ…? …あぁ…髪解いてるから分からなかったわ
なんで居るの? 地縛霊かなにか?」

ねこ「死んでないよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゾゾ〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「こいつも空港まで同行するぜ!!!!!!!!!!!!!!!!
こいつの存在が大きな鍵になると予告しておこう…!」
ギラーン!!!!!!!!

大魔女「ふーん…………」

ねこ「うさぎも久々の出番良かったねぇ」

うさぎ「ぴょぴょーん!」

大魔女「空港までどうやっていくの」

亀「あぁ この…………パジ○ロだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「さぁ乗れーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガチャッ!!!!!!!!!!!!!!!! ズシッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「鍵デカッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴゴゴーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「あんたそれまさか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガタ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「へへっ………あぁ…! “ダーツ”でちょっとな…!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「うらやましいーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
うらやましいぞドチクショーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガリッ!!!!!!!! ガリッ!!!!!!!!!!!!!!!!
《歯アタック!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

亀「コ…コノヤロッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 犬歯で攻撃すんな〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「ひっさつけんしじゃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ

ねこ「はやくいこうよ………」

401名無しさん@避難中:2014/08/10(日) 01:40:03 ID:YdQBEjmMO
車内

ブロロロロロロロロロロロ

大魔女「なによこの車
45型のテレビがないじゃない
糞すぎ」

亀「どの車にもねぇよ」

ねこ「これからどこに?」

亀「そんなもん決まってんだろ
空港さ……………」

大魔女「空港………島根…………まさか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「そう!!!!! “出雲縁結び空港”だぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

【出雲縁結び空港とは…】
島根にある大きな空港
しじみのよく取れる宍道湖に作られた滑走路から飛行機が飛び立つ
なんかしらないが 数年前に今の名前に改名した


大魔女「島根で一番デカい玄関口じゃない…!!!!!
壮大な旅の予感…!!!!!!!!!!!!!!!! 島根から…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
島根から!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「へへ…きっとそうだ」

大魔女「でもこのまま空港行くのもつまんねーわね」

亀「だったら行き掛けに“出雲大社”でも行くか?」

大魔女「いいんじゃない 空港行く前に観光よーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ワッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「ッしゃあ!!!!!!!! じゃあ出雲大社に出発じゃあぁーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ(空港と反対方向なんだけど…………)


――― 431号線

ブロロローーーーーーーーー…

大魔女「へんぴな道ねー………
出雲大社に向かう道にしては交通スッカスカすぎない」

亀「なんもない平日だからな
正月とかゴールデンウイークとかお盆とか シーズンになると車も多いんだが
まーこんくらいスカスカのほうが走りやすいからいいだろ」

大魔女「よくないわよ
せっかくすれ違う車にねこのパイオツを見せ付けてやろうと思ったのに
マラツンよこんなもんは」

ねこ(スカスカで良かった………)

大魔女「仕方ないからあんたのゲロで道しるべを作ってやるわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウンコ チューニュ メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギュッポンギュッポンギュッポンギュッポン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ねこ「がべおべばァァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
げぼげぼおべるァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
びちゃびちゃびちゃびちゃびちゃびちゃ キラキラキラキラ…

大魔女「ぎゃはははははははははははははははははははは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ゲロしるべ〜〜〜〜〜〜〜〜wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
神仏の通ひ道にゲロとかーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あんたのこのゲロが世界で一番神聖よwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwヒューwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ねこ「おえ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゲロビッチャ〜〜〜〜!!!!!!!!!

※車からゲロを吐くのはやめましょう

402名無しさん@避難中:2014/08/10(日) 01:44:21 ID:XxvLEfpc0
車内がヤバいwww

403名無しさん@避難中:2014/08/10(日) 02:07:25 ID:YdQBEjmMO
出雲大社


ワイワイがやがや

大魔女「なにこれ!!!? 人多くない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

亀「観光客だな
車は少ないっつっても団体客はバスで来っからな
去年の平成の大遷宮の賞味期限はまだ切れてねーってこった
それに最近 島根を舞台にした映画が作られるってニュースでやってたからな」

大魔女「ふーん…………… にしてもそば屋が多いわね」

亀「出雲そばの店だな」

大魔女「腹減ったわね」

ねこ「じゃあなんか食べる? そばが嫌なら向こうにスタバがあるけど…」

大魔女「いや
私はひるげを食べる」
スチャ…

亀「道の真ん中でちゃぶ台とか………」

ざわざわ…


――― そして ―――

大魔女「ぷは〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 吸った吸ったーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ざわざわざわざわ

大魔女「見せもんじゃねーぞオラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガチャ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「てめーらなに私を見てんだオラァァァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
てめーらひるげでも食ってろチンコでよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぞばー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

観光客「ぎやああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《観光客のズボンの中にアツアツのひるげを注ぐフーリャン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

大魔女「ひるげーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ざぱぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

観光客達『ぎゃぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

大魔女「ひるげ無双じゃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ひるげ無双してやるわーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

404名無しさん@避難中:2014/08/10(日) 02:28:18 ID:YdQBEjmMO
―――

亀「おい!!!!!!!!!!!!!!!! 騒ぎ起こすんじゃねぇよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「分かったわよ」


男「おねえさん空いてる?」

男2「一緒に遊ばない?」

大魔女「遊ぶ? あんたらと?」

男「あぁ! そうそう!! おねえさんがやりたいことなんでもしてあげるよ!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「え!!!!!!!!!?
(じゃあ意識だけ保つ全身麻酔を耳から注射して動けなくなった所でチンコを御影石で潰し ペラペラになったチンコを地面にマチバリで止めて
それから頭と体を開いて臓器を全て雑巾に変えても)いいの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

男&男2『うん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! いいよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ニッコー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「ベネ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
来い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「やめろーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

―――

亀「こう人が多いとあぁいう輩もいるから気をつけろよ」

大魔女「今の ナンパってやつだったの
……縁結びの神社でナンパとは………あまりにも合理的すぎる…………今の奴らは天才か……………」
ゴクッ…

亀「いや違うだろ多分…」

大魔女「分かった 次ああいう手合いが来たら即殺してやるわ」

亀「やめてくれ…」

ねこ「お参りはしないの?」

亀「もちろんするぜ!!!!!!!!!!!!!!!! さぁこっちだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「ちょっと亀 車で来た道を徒歩で引きかえしてんの?
バカ? 頭にプラナリアでも湧いたの?」

亀「ち…ちげーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 入口から入るんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「入口? 社の方に続く道なら駐車場からすぐ近くにあるけど…」

亀「いいか 出雲大社の正しい参拝ルートは決まってんだよ
正しい入口は駐車場から坂を登ったとこにある大鳥居からだ
駐車場のとこの入口は…勝手口みたいなもんだ
そんなことしらない連中はそこから入るけどよ」

大魔女「別にいいじゃん どっからでも」

亀「そんなわけにはいかねーぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なぁうさぎ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

うさぎ「ピョ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「…」

ねこ「…」


2人(こいつら自分達のためにここにきたな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?)
イッラァァァァァァァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スイーツ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

405名無しさん@避難中:2014/08/10(日) 02:30:33 ID:XxvLEfpc0
なるほどwwwww

406名無しさん@避難中:2014/08/10(日) 22:09:25 ID:YdQBEjmMO


亀「ここが出雲大社の正式な入口 大鳥居だぜ!!!!!」

ばばぁ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「でかーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばばーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「ふむ」

亀「本当はこの鳥居の正面の坂を下って行った先にあるこれまたデカい大鳥居から入った方がいいんだが
今回はここから入ろうぜ」
向こうの大鳥居までの道には色んな店があって楽しいんだけどな

大魔女「ついに出雲大社に入れるのね…
レッツラ大社!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザッ…

ププーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
車「あぶねーぞ信号見ろオラァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュオオオオン

大魔女「…」

大魔女「バクサーレ メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

チュド〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
車「カ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どごぉーーーーーーーーー…んッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「なにやってんだよバカ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「だって急に私の前を横切りやがるから…」

亀「大鳥居の前は道路になってて交通量も多いから気をつけろよ!!!!! ホコ天じゃねぇんだからよ
ちゃんと信号見ろよ」

ねこ「信号…………えー!!!!!!!!!!!!!!!! 」

ババーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「信号が縦だーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「そう!!!!!! 普通 車用の信号は横になっているが
この大鳥居の前の信号は縦 しかも茶色なんだ!!!!!!!!!
元々ここは交通量が多かったんだが 景観を損なうから信号はついてなかったんだ
だが 昨今のブームで事故やらなんやらが増えたのか何なのかでついにこの場所にも信号が出来たわけだ
しかも景観に配慮し茶色くなっており そのうえこのようにシャレオツな縦式になってるんだぜ」

ねこ「へー!!!!」

亀「信号に限らず大社にある店は景観を損なわないように配慮されたものが多い
そこの正面の坂道の店店とかもな
しかもそれだけじゃねー 大社にあるロー○ンは外観が茶色っぽいんだぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バン!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「徹底してるねぇ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「なんでも茶色にすりゃいいってもんじゃないでしょ
私にはこの茶色一色の景色が ウンコの大行進に見えるわ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴウッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「お前だけだぜ…」

407名無しさん@避難中:2014/08/10(日) 22:54:46 ID:YdQBEjmMO
そして

大魔女「すぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜…………ハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「入ったーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ハロー出雲大社ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
グッバイ出雲大社〜〜〜…」
ギュポポポポポポポポポポポ………

マイクロ…

亀「や…やめろーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! いきなり破壊しようとすんじゃねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「もう十分でしょ なんであんたらのスイーツデートに付き合わなきゃなんないの…
そう思わないねこ?」

ねこ「…………………」

亀「デートじゃねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 本番の取材の前の肩慣らしだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
僕の姿を見て勉強しろよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
きびッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「フン ふと眉ふぜいが調子に乗りやがる」

亀「ほら行くぞッ まずは〜〜……」

大魔女「…ん?! なにあの露店…!!!!!」
ダッ…

店員「らっしゃーい…」
ズラーーーーーーーーー…

大魔女「矢売ってる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ド〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「ほ…ほんとだ…」

大魔女「こんな観光地のド真ん中に武器屋とかーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
さすが島根ーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
日いづる修羅の国ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カアアアアアアアアアアアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「落ち着け!!!!!!!! これは武器じゃねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!
お土産だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「土産!!!? 島根の人間は土産のノリで武器を購入するの?
スエオソロシス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! スエオソロシス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「聞けって!!!!! これは破魔矢と言ってだな…」

大魔女「破…………魔!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
てめー魔反会の回し者かゴラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

店員「ぎゃーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「ちがうっつってんだろうが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずーん!!!!!!!!!!!!!!!!

408名無しさん@避難中:2014/08/10(日) 23:16:05 ID:YdQBEjmMO
亀「これは飾り!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
縁起物で家に置いといたりするんだよ!!!!!!!!!!!!!!!! 見ろ 刃がねぇだろ!!!!!!!!!!!!!!!!?」

大魔女「確かに………」
ス…

大魔女「でも私は刃がなくてもこいつで人をブッアレせるってのよーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブッスゥーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

店員「ぎゃああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「店員ーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


――― それから

亀「まずここを参拝だ」

ちょこん

大魔女「ちッッさ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なにこれちッッさ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! え!!!!!!!!?
これが出雲大社の本体!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ちッッさ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スーパーサイズミニもいいとこのちッささだわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こんなデカい敷地で本体がこのちッささとか駄箱物の極みなんですけどーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「本体じゃねぇよ…………いいか
出雲大社にゃメインの本殿社以外にも大小様々な社があるんだ
これもその一つだな
この社は“祓社”と呼ばれる社で 出雲大社に入ったらまずここで身を清めるんだ」

大魔女「身を清める!!!!!!!!? …ねこ! 水着は持ってきた!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ねこ「うん…」

大魔女「よし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
で? ジャグジーはどこかしら!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

亀「ねぇよそんなもん…
身を清めるってのはそういう物理的な意味じゃねー
心を清めるっつーことだよ」

大魔女「心を…? …ちょっと…参るわよ
私これ以上清まっちゃったら世界を慈愛の光で包み込んじゃうわよ? いいの?」

亀「おさい銭もちゃんと入れるんだぜ
出雲大社的推奨おさい銭額は『45円』なんだ
なんでかというと“始終(四十)ご縁(五円)がありますように”…だからなんだぜ」

ねこ「へー!!」

うさぎ「たーまやー!!!!!!」
ぽーい!!!! チャリ〜〜〜ン!!!!!!!!


大魔女「……突っ込みなさいよ!!!!」

409名無しさん@避難中:2014/08/11(月) 00:09:01 ID:jM/OP3TcO
―――

ねこ「さっきの小さい社を通りすぎた先は…大きな松が並んだ参道だよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「この松は樹齢が数百イッちゃってるらしいぜ」

大魔女「どうでもいいわよ
私の気まぐれで松がジェンガになる前に進むわよ」
ザッザッ

亀「おっ 堂々と真ん中通るかい」

大魔女「あん?」

亀「これはどの神社でも言われてることだが こういう参道の真ん中は神様が通る道だから人間は普通は端を通るもんなんだぜ」

大魔女「じゃあこのまま真ん中歩いたらどうなるわけ? 捕まるの?」

亀「いや捕まんねぇけど…………そういう知識がある連中から『うわっ…こいつ…』とか思われるんじゃね」

大魔女「だったら私はそいつらに
『私が神だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』というわ」
カッ!!!!!!!!

亀「ただの変人じゃねぇか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

亀「見ろアレ」

ねこ「なにゃ?」

ババァンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「なにゃこれ!!!!!? 男の人の銅像と……その向かいに波の上に立つ玉の像があるよぅ!!!!!!!!
なんだか男の人が玉に向かって両手を広げてるよぅ…!!!!!!!?」

大魔女「ギャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「え!!!!!!!!? なにがツボッた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

大魔女「ぷふふふ…!!!!!!!! この銅像を見てシチュエーションが…情景が思い浮かばないの? 私には如実に見えるわ……」


ある日 海で遊んでいたモスオ君の金玉が海に流されてしまいました…
片金になったモスオ君は海に向かって叫びました
モスオ「金玉やーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 帰ってこーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
すると! ズズズズッという轟音とともに
金玉が海の中から競り上がってきました
しかし 金玉は海水にふやけて なんと10倍の大きさになってしまいました!!!!!!!!!!!!!!!!
これにはモスオ君もお手上げ


大魔女「…というシーンよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ぶひーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

亀「ぜんぜんちがう」

410名無しさん@避難中:2014/08/11(月) 00:31:02 ID:jM/OP3TcO
亀「これは大国主の銅像だ!
大国主はこの出雲大社の祭神だからな
このシーンは大国主がなんかすごい玉から神パゥワーを貰うシーンだかなんだかだった気がしないでもないが分からん」

大魔女「ほーん このおっさんがここの神?
じゃああの玉をウンコにすげ替えていい? そしたらこいつウンコからパゥワーを貰うみたいになって最高じゃん」

亀「罰当たりやめろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「大国主っていったら因幡の白兎とかのお話のヒトだよねぇ」

亀「そう! 向こうに行ったら大国主と白兎の2ショットの銅像があるぜ」

うさぎ「うさぎ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ぴょいぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
タンタカタンタカ

大魔女「うるせー!!!!!!!!!!!!!!!! 玉ぶつけんぞオラァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴトォ…

亀「お…おい取るなよアレ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

亀「大国主の反対側に手水舎がある
この先に向かう前にここで柄杓を使い手と口を清める
これにも清める順序があり 左手→右手→口→左手→使った柄杓の順番で清める
口は含ます程度 柄杓には口を付けないよう左手で水を受けて口に入れるんだぜ
やってみるのが早いぜ」
バシャバシャ

ねこ「ます左手…と」
バシャー

うさぎ「右手もキレイキレイー♪♪」
バシャシャー

亀「で……口…ごぷっ」
もぐぐ

大魔女「あんたらよく口に入れれるわねー」

3人『?』

大魔女「今 リアルウンコメコレを水に漬けて洗ってんのに」
バシャ バシャ

ぷ〜〜〜〜〜〜〜〜ん

3人『ブブーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ブシャー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

411名無しさん@避難中:2014/08/11(月) 00:47:12 ID:jM/OP3TcO
―――


亀「そしてこの先が!!!!!!!!!!!!!!!! 出雲大社の心臓部!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大社(おおやしろ)だぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ば〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「立派〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「目の前に見えるのは拝殿
その裏に回ると更にデカく立派な本殿があるが 多分今は入れないだろう
とりあえず拝殿で拝礼だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
行こうぜうさぎー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!!!

うさぎ「ぴょぴょ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
タッ

大魔女「あの連中…水を得た魚みたいに……………」

ねこ「………」


亀「じゃ…うさぎ 一緒に並んで拝礼しようぜ!!!!!
この拝礼にも出雲大社特有の決まりがある
普通の神社は二拝→二拍手→一拝だが
ここ出雲大社は二拝→四拝→一拝が正しいやり方だ
そして手を合わす際は両手をぴったりくっつけずズラすこと!
これは指の関節を合わせると『節合わせ(不幸せ)』で縁起が悪いからとされてる
さっ!!!!!! やろうぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

うさぎ「うんピョ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ほっこり…


大魔女「…なんなのあいつらマジ…本編よりスイーツ度が増してんじゃん…」

ねこ「…………」


亀「二拝」
ペコ ペコ


ねこ「…………………くっ」


亀「四拍手」
パン パン パン パン


ねこ「……ぷふっ…」


亀「一拝」
ぺこぉー


ねこ「…………………! ………ッ!!! ………w………wwwww
…………ぶひひょひょひょひょひょひょひょひょひょひょひょひょwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ぷぎゃっぷしょおブルァルァぽぉーおおおおwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
あひゃひゃぎょほほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ぷりぃーwwwwwぷりぃーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
ダンダンダン!!!!!!!!!!!!!!!!

ビク
大魔女「!!!!!!?」

412名無しさん@避難中:2014/08/11(月) 00:51:04 ID:.XbILJOA0
壊れたwww

413名無しさん@避難中:2014/08/11(月) 01:12:45 ID:jM/OP3TcO
ねこ「げぽらっぷぉwwwwwwwwwwwwwwwあんびらこんびらびちゅーせぶぉwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
はっしぃwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwはっしぃwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
POPOwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
バンバンバン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「ちょ…ちょっと?! どうしたのねこあんた…
気でも狂ったの…」

ねこ「ひひひひひ…wwwww
だってさ…だってさ…! フーリャンちゃん知ってる?」

大魔女「何がよ」

ねこ「実はこの出雲大社にね…カップルで来ると破局するんだよぅwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
この出雲大社は“縁を結ぶ”神社だから既に結ばれてる人には神様が嫉妬して別れさせちゃうんだよぉwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
それを知らずにあの2人……ぷひょーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
バンバンバンバンバンバン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「あんた相当タチ悪いわね…………」



《というわけで 出雲大社の祭神大国主はリア充を憎むリア充ハンターなのだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
というわけなので リア充は出雲大社に来ないようにしよう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
帰れバカヤロー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

414名無しさん@避難中:2014/08/11(月) 01:50:51 ID:jM/OP3TcO
そすて

亀「…ふぃ〜〜〜〜…すっきりしたぜ〜〜〜〜〜…
さて…行くか?」

ねこ「ププププププププププププププププ………」

亀「?」

ポン…
ねこ「おッッつかれ様DEATH〜wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ふひひひひひひ…wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ぶひーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

亀「なんなんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

うさぎ「ぴょ?」

大魔女「……」


―――

テクテク

大魔女「参拝し終わったのにまだ行くとこあんの?」

亀「一応全体回りてぇだろ」

大魔女「別に私は…………ん?」


ヅラ〜〜〜〜〜〜〜〜………


大魔女「…ねぇ この長屋みたいな建物は何? 他のと様子が違うけど」

亀「おっ! 面白いものに目を付けたな
これは十九社と呼ばれるものだ」

大魔女「十九社…?」

亀「そう
ところでフーリャン 月の呼び方には1月…2月とかの他にも呼び名があるのは知ってるか?
睦月とか如月とかそういうのだ」

大魔女「えぇ多少はね」

亀「じゃあ10月はなんて言う?」

大魔女「奥村聡司」

亀「惜しい
正解は神無月だ!!!!! 普通はな!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「普通…?」

亀「まず何故10月が神無月なのか? だが
神無月とは読んで字の如く『神がいない月』ということだ
それは何故なのかと言うと 日本中の神は10月になるとこの出雲大社にやってくるからだ!!!!!!!!!!!!!!!!
日本中から神様がいなくなるから10月は神無月と呼ばれる
だが逆に この島根では10月を神有月(かみありづき)と呼ばれてるんだ
なんせ日本中の神様が集結してるんだからな」

ねこ「す…すごいねそれ…」

亀「そしてこの長屋は その八百万の神々が10月の間お泊りになられる“宿”になるってわけだ
中は見られねぇが きっと神様がいるはずだ」

ねこ「そういえば今都合よく10月だったね」

ドンドンドンドンドンドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「居んのかオラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
出てこいや神オラアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「なにしてんだお前ーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そ…そんなんで出てくるわけねーだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「ちぃぃぃぃぃッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ……!」

コンコン
大魔女「お客様ー モーニングサービスはいかがですかー?」

ガチャ…
神「もらおう…」

亀「なんか出たーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

神「我が名は野菜の皮剥きの神 ハルトピーラーだ よろしく」
ドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

415名無しさん@避難中:2014/08/11(月) 09:30:22 ID:jM/OP3TcO
× 神有月
○ 神在月

416名無しさん@避難中:2014/08/11(月) 09:52:27 ID:jM/OP3TcO
>>411
× 二拝→四拝→一拝
○ 二拝→四拍手→一拝

417名無しさん@避難中:2014/08/11(月) 10:19:11 ID:d2QqiJnk0
ハルトピーラーwwwww

418名無しさん@避難中:2014/08/11(月) 18:25:54 ID:.XbILJOA0
くっそwwwwwwww

419名無しさん@避難中:2014/08/12(火) 02:28:58 ID:HxrYtSZIO
亀「う…うわーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
神が出た〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「でも野菜の皮剥きの神って!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どど〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「あんたが神…?」

ハルトピーラー「そうだが」

ねこ「ね…ねぇ この人ハルトシュラーじゃないの?」

ハルトピーラー「誰だそれ?」

大魔女「違うでしょ
だってよくみなさいよ こいつ頭にUNOのSKIP貼ってるわよ
それに見て………手足の指がピーラーになってる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばばん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「よく見たらこいつの服…野菜の皮だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バババンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「え…え〜〜〜〜〜〜〜〜……コスプレじゃなくて?」

ハルトピーラー「おい………それよりモーニングサービスはまだか?
だからわざわざ出てきたんだが…? まさかデタラメではあるまいな…?」

大魔女「あるわよ でしょねこ」

ねこ「あッ…えとっ……マックスコーヒーで良かったかな…」
ス…

ハルトピーラー「バカモノーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ピュ〜〜〜〜〜〜〜〜

ねこ「うぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
腕の皮剥かれたーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドド〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ハルトピーラー「そんな甘ったるいものが飲めるか!!
WONDA買ってこいWONDA!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「えぇーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! WONDA〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ハルトピーラー「早く買ってこい!!!! 私がWONDAの音楽を歌い終わるまでにだぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ワンダワンダワンダワンダワンダ ワンダワンダゥエオォォ〜〜〜〜〜〜〜イ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エホラギハッセン!!!!!!!!!!!!!!!! プゲラギボーゲン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
Ohワンダワンダワンダワンダワンダワンダワンダワンダワンダワンダワンダワンダ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「い…行きます〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

420名無しさん@避難中:2014/08/12(火) 02:48:39 ID:HxrYtSZIO
そして

ハルトピーラー「これだこれこれ
ゴクゴクゴクゴクゴクゴク…」

亀「……すげぇ光景だ………
神が……八百万の一柱がワンダ飲んでる…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
風格が漂うぜ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「そう? 大分格が低そうだけど…」

ダンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ハルトピーラー「…」

ねこ「あわわ…! フーリャンちゃんがそんなこと言うから神様怒っちゃったんじゃない…?」

ハルトピーラー「…確かに私は神の中では格の低い低級神だ………だが!!!!!!
まだだ まだ終わらんよ 私はここでは終わらん
……私は 神の世界を上り詰め…いつか世界の主神となってみせよう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

3人『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

3人(いや 野菜の皮剥きの神じゃ無理だろ…)
す〜ん…

ハルトピーラー「美味かったぞ 礼をせねばな…」

大魔女「礼?」

ハルトピーラー「出せ」

ねこ「にゃ? なにを…?」

ハルトピーラー「野菜に決まってるだろう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お礼に皮を剥いてやる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! どんな野菜も出すが良い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「お礼しょぼ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「えぇ〜〜〜…………今は特に…」

ハルトピーラー「いいから出せ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いやむさろ出してくださいお願いしますぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ハァハァハァ

大魔女「ただの変態じゃないの」

421名無しさん@避難中:2014/08/12(火) 02:58:18 ID:HxrYtSZIO
ねこ「じゃあこれ…」

ハルトピーラー「フォオォー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ニンジンきた〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヒャッホー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! YEAHー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ZUNGZUNGZUNGZUNGZUNGZUNGZUNGZUNGZUNGZUNGZUNGZUNGZUNGZUNGZUNGZUNG!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
YEAH!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「テンションがめっちゃ上がったぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ハルトピーラー「まかせろーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スッ…

大魔女「……あんたら瞬きせずに見てなさいッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
文字通り見れるわよ…!! ピーラーの指を使った皮むきの神業が…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴクッ…

ハルトピーラー「っしょと…」
むきむきむき…

ねこ「違ったーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
普通に包丁で皮むきだしたーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「使わないんかい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


――― そして

ハルトピーラー「出来た」


ピッシィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「うっわーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ニンジンが爪楊枝みたいな細さになったーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「どんだけ下手なのよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 見事に身ごと皮むいてるわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ハルトピーラー「指がこんなんだからやりにくかった………」
ぽろぽろ…つーーー…

大魔女「なんで指ピーラーにした…………」

422名無しさん@避難中:2014/08/13(水) 00:14:12 ID:LiL5DexYO
ハルトピーラー「うぅぅぅー…!!!! こんなはずじゃあー…!!!!!!!!!!!!!!!!
こんなはずじゃあぁー…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
下界の人間にこんな不様な姿を晒すために遠路遥々来たわけじゃないのにぃぃー…!!!!!!!!!!!!!!!!
口惜しや〜〜〜〜〜……!!!!!!!! 口惜しや〜〜〜〜〜〜〜〜…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぽろぽろ…

ねこ「ど…どこから来るんですか…?」

ハルトピーラー「私か? 私は普段東京の三軒茶屋にある二畳一間のはまぐりアパートに住んでいるのだが
今回は島根の10月の神在月に行われる“神オフ”なので島根に来たのだ」

ねこ「オ…オフなんだ………………」

ハルトピーラー「とはいっても私は普段コロッケ屋のじゃがいもの皮剥きのバイトをしているだけだからな
持ち合わせもないので新幹線にも乗れず 夜行バスに乗って一日揺られてやっとこさ着いたのだ…
それなのにこんなみっともない姿を見せるなんて悔しい…!!!!!!!!!!!!!!!!
相部屋の神はDQNだし…もう最悪だ…………」

大魔女「あんたは苦学生か」

亀「つーか神が相部屋してんのかよ………」

ハルトピーラー「当たり前だろう 見ろ
この世の神は八百万だというのにこの十九社は23部屋しかない
どうしても見知らぬ神と相部屋になってしまうのだ…」

亀「相部屋でも足りねぇだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「そもそもそんなに神要るわけ」

ハルトピーラー「神とはあらゆる概念に宿るものだ
お前達が新たな概念・新たな発明をするたびに神は生まれるのだ
我々を最も生み出しているお前達が神を要る要らないなどと判断するのは甚だ傲慢だな」

ねこ「にゃん達人間が神様を作って……
にゃ〜〜〜〜…なんだか壮大な話だよぅ…」

大魔女「つぅことは……つぅことはよ!!!!!!?
私が発明した“ウンコ投射拷問永久機関”にも神が宿っている…と…!!!?」
ゴウッ…

ハルトピーラー「そうだな お前がそう名前を付けた瞬間に神は産声をあげていただろう」

大魔女「……! 会いたい…! 私の子…!!!!!!」
きゅん…!!!!

亀「親心感じてんじゃねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ハルトピーラー「………はぁっ だがな 新たな神を生み出すにも限度があるぞ
最近チャラチャラした神が多く 神界も風紀が乱れて困っているところだ
先ほど私がモーニングサービスに答えたのも あのDQN達から逃れるためだ」

大魔女「…?」

423名無しさん@避難中:2014/08/13(水) 23:04:50 ID:LiL5DexYO
――― 時間を遡ること10月の初め

十九社内


わいわい ガヤガヤ

ドキドキ…
ハルトピーラー「ここが十九社の中か…正直雑居房だな…………
しかし…………はぁ…緊張するな… まわり全員神だからな……
しかし…」


わいわいわいわい
神1「ギャハハハハハハ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ちょマジアリエンティwwwwwwwwwwwwwww」

神2「普通にぱねーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

神3「おいwwwwwだれかパズ〇ラフレでゼウスにしてくれwwwwwwwwwwwwwww
神パの火力が足りんwwwwwwwwwwwwwww」

神4「神エンハンスつれてけよwwwwwwwwwwwwwww」

神5「+積んでねーアテナじゃダメか?wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

わいわいわい


ハルトピーラー(くっ!!!!!!!! うるさい!!!!!!!!!!!!!!!!
よりにもよってこんな連中とは相部屋とは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
くそッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ピーチクパーチク威厳もないしゃべりでッ…それでも神か!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
神の自覚を持てうつけが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
といいたいところだが 怖いから布団に潜ってよう……)
がっぷり…


神1「なぁwwwwwwwwwwせっかく相部屋になったんだから自己紹介しねー?wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ここであったが100メンマって言うっしょwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

神2「100年目だバカwwwwwwwwwwwwwwwウケルwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

神3「いいじゃん自己紹介しようぜーwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
で女と男が半々だったら合コンなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

神4「神と神の合コンとかぱねぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
リアル神パだしwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

神5「あwwwwwwwwwwおいwwwwwそこにいる人も誘ってやれよwwwwwwwwwwwwwww
おーいどうすかぁwwwwwwwwwwwwwwwやらないすかぁwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

神1「カミ(come) onwwwwwwwwwwwwwwwナンチテwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


ハルトピーラー「…」
しーん…


神1「ダメだwwwwwwwwww寝てるっぽwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

神2「長旅でつかれてんじゃねwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwそっとしてやれwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


ハルトピーラー(わ…私に話を振るなッッ うぅ…お腹が…!)
キュルルル…

424名無しさん@避難中:2014/08/13(水) 23:26:55 ID:JApA1gKM0
チャラいw

425名無しさん@避難中:2014/08/14(木) 00:03:54 ID:KEBaFwxMO
ザリ「俺っちはザリwwwwwwwwwwwwwww
名前でザリガニの神? とかって勘違いブチかまされるんだけど実際はちげっからwwwwwwwwwwwwwww
実際はウナコーアクールモロコシヘッドのモロコシヘッドの部分の神っスwwwwwwwwww
でもかゆいところあっても俺じゃなんにもできないんでwwwwwwwwwwwwwww
ウナコーアクールモロコシヘッドのウナコーア部分の神がいないと俺なんてただのハケなんでwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

パチパチパチパチパチパチ!!!!!!!!

パチーン「俺パチーンwwwwwwwwww パントメールの神wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
得意な寝技は酵母プレイっすヨロwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ブリーチ「ボクチンはウンコ投射拷問永久機関の神 ブリーチぶりwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ウンコ投げっからwwwwwwwwwwwwwwwマジぱねっからwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

サシコムー「あーっとwwwwwwwwwwwwwwwなんつーか俺はサシコムーだけどーwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
えーとなんつーの? 携帯の充電器の神なんでwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
趣味はサーフィンかなwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ホワイティ「俺の名前はホワイティwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
最近のマイブームは日焼けですわwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ちなみに絵の具の白の神wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ガックオ「ベルマークの神なんだけどわかるかな?wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
とりあえずベルマーク持ってきてくれたら卓球台やるからなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

チャバミー「はーーーいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww使用済のおむつの神でーすwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
俺の長所は漏れないところwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
短所は臭いところですわwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ダスティー「埃の神ですwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
汚れ役ですけど誇りをもってやってまーすwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwヒューwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


わいわい ざわざわ


ハルトピーラー(くそッッッ どいつもこいつもなんなんだまったく!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どいつもこいつも存在意義を感じんわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ゴォーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

426名無しさん@避難中:2014/08/14(木) 00:10:06 ID:rH70zlKs0
色々ひでえwww

427名無しさん@避難中:2014/08/15(金) 16:46:01 ID:So1IvdR.0
                  殺 伐 と し た ス レ に エ ン デ ル リ が !


                   ,ノ                          !
        .r--*鼹鼹鼹鼹顗勝拭              * 〇          .|
        ヽ        ヾ            <`゙''ー‐-、__         |
          \                    ~`゙'''ー‐--、__7        |
           \                     〇            |
             `゙''-、_                               ヽ,
                `r-.、                            /\
                 |: : :  ̄7-、.__                         \
                 |: : : : /: : :./ ̄7-、_                      \
                .|: : : :/: :/.r--=、._/\_`゙'rーッ-、__                 \
                |: : : 〃´|    トリ`ヾ   |/  、_,二r7**-、__            >
                !: : : : : : l    レ'         =ゥ-、!ハ: : :/: : : ̄.i゙''ー‐-‐一''"´ ̄
               ./: : : : : : :l              .|ツ  ≫ レ': : : : ::ii |
               /.,イ: : : : : :  ̄`>          ´    ./! , , /レ
              〃ノ: : : ヽ、_/                / |/,/| /
             r-、∠__,ノ! .ィ \   `ー**---    r、 /: : : :/ .|/
             ! ヽ    レ' レ'ヽ .\          | `´: : / .! <マジ許すマジ!!!!!!!!!!!!!!
.             ',. ',-*鼹顗次*-、>-| \    __,.-‐''´>- '' 、: : |
            /`、 ヽ       ヽ!、   ̄ ̄ .ト、_,.-''´ \ |`ヽ'
          ./   ',  ヽ        `゙''ー‐--''"´ ヽ~ヽ---、
        /   ,.-''"´  \    ヽ、      _,.-''"      `ヽ、_
       /   r'´_,.-''    ヽ     丶、 _      /      ヽ
     r''"´_,.-‐‐ .< ,r'      \  `゙''                 `゙''、
   ,.-''"´      ∨ イ      ヽ、         ,ノ   _,.-''"´`゙''-、 )
_,.-‐''´         ヽ、_`ヽ      ` - 、         ,イ       ヽ!
               ``ゝ         ̄`゙''     / ,|        \

  _|__
      /   ̄ ̄ ̄ ̄|   
     /           | 
   /|\         | 
  / ..|  \  .____| 
     |

428名無しさん@避難中:2014/08/15(金) 18:04:50 ID:pgjcjOC6O
http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org54949.jpg

429名無しさん@避難中:2014/08/15(金) 18:59:47 ID:pgjcjOC6O
マウスポインターの神「とりまここであったのもなんかのご縁だし?wwwwwwwwww
住所でも交換しね?wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

トイレットペーパーの神(シングル)「いいねーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


トイレットペーパーの神(ダブル)「厚い関係を気付こうぜwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ちんすこうの神「じゃあ今度神在月以外でオフ会しね?wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

わいわいきゃっきゃっ


ハルトピーラー(あぁもうやかましいッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ここをどこだと思っている!!!!!!!!!!!!!!!! 神聖な出雲大社だぞッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
弁えろバ神どもがァァァァァァァッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)


たまごボーロの神「やっぱさすが出雲大社だわwwwwwwwwwwwwwww
ご縁の聖地と言われるだけはあるはwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

不良債権の神「こんな時に出会いを逃すやつはバカだなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


ハルトピーラー「ぐ…」


ゾウリムシの神「おいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwあそこの神に聞こえっぞwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

顕微鏡の神「どうせ寝てっから大丈夫だろwwwwwwwwwwほっとけwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

マンゴープリンの神「ほんとは起きて聞き耳立ててんじゃねーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

福山雅治の神「ねーよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

うちわの神「もしそうだとしたらネクラすぎワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
絶対コミュ障だろwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

コミュ障の神「もしコミュ障ならはじめから願い下げだわwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

梅干しの神「だなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
はよ交換しよかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


わいわいわい…



しーん…

ハルトピーラー「…」

ハルトピーラー(………ふぐっ…! ひ…ひぎぃっ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ぽろぽろ…

430名無しさん@避難中:2014/08/15(金) 19:16:43 ID:Pdn9UHbQ0
豆腐メンタルかわいい

431名無しさん@避難中:2014/08/15(金) 22:36:57 ID:pgjcjOC6O
きゃいきゃい

ハルトピーラー(なにがコミュ障だッ なにが願い下げだッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そもそもお前ら敷居の低い雑魚と群れる気など元からない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
私は意識高い系の神なのだ!!!!!!!! お前らなんて…お前らなんて…)


雲母の神「よーいwwwww 誰かパズ〇ラでフレになってくれwwwwwwwwwwwwwww
ただし神パ限定なんでwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ザリ「あwwwwwwwwwwそれより誰かさwwwwwwwwwwwwwwwマジつえー神モンスをリーフレにしてくんね?wwwwwwwwwwwwwww
今度の新しいダンジョンは高火力パで潜んねーとすぐガメオベっちまうんだがwwwwwwwwwwwwwww」

スマホの神「パンドラならいっけどなーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ザリ「パンドラもつえーけどリースキが闇8の4倍っしょ?wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
それ向けのパーティーはつくってねーわwwwwwwwwwwwwwww
倍系なら常倍系体力ゲ型で頼むわwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
でも+振ってないアテナとかはちょい無理ぽwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

パチーン「なにwwwwwwwwwwwwwwwwwwww最近究極進化したアテナたんをディスんなしwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ほかにいいのねーぞしwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ザリ「マジかよーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
仕方ねーからコンテしながらいくか?wwwwwwwwwwwwwwwwwwww
上級者としちゃあまり行使したくねーんだがなーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


ハルトピーラー「……………」



ハルトピーラー(私なら…………)


ハルトピーラー(私なら持っている…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前のリクエストに応えられるモンスターを持っている…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
例えば超覚醒ゼウス…! +を297に振りスキルマもしたこのモンスターが…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんだったら最強と名高いメタトロンの297スキルマだっているぞ…!!!!!!!!!!!!!!!!
他にもアテナだってラーだって…!!!!!!!! 全部持ってる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
私が名乗り出ればお前の願望は果たされるのだ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…


ザリ「もーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwサクヤパ組むかなーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


ハルトピーラー(サクヤだっているぞ私は!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! なんだってイケる!!!!!!!!!!!!!!!!
もし…もし今立候補すれば私は一躍パ〇ドラの神か!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
人気者か…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
し…しかし…先ほど嘘寝疑惑が舞い上がったばかり…ここで起きるなんてそれを…コミュ障を肯定するようなものではないか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そんなの私の名誉に…………いや!!!!!!!! それを帳消しにするほどの圧倒的モンスターを提供して一気に輪の中心へ……
いやしかしッ…)


産毛の神「+297のオオクニヌシならいるけどwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ザリ「んー…仕方ねーwwwwwwwwwwwwwwwそれ借りるわwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

わいわいきゃっきゃっ


ハルトピーラー「…」
しん…

ハルトピーラー「…うぅ……ふぐっ…ひんっ…ひんっ…!!!!」
ぽろぽろ……

432名無しさん@避難中:2014/08/15(金) 23:05:16 ID:pgjcjOC6O
ハルトピーラー(最後のチャンスすら逃してしまった…)
ぽろぽろ…


エロの神「パズ〇ラもいいけどよーwwwwwwwwww せっかくの相部屋なんだからもっと相応しく楽しいことしよーぜwwwwwwwwwwwwwww」

変態の神「なんだ?wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

エロの神「エロ本鑑賞に決まってんだろJKwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

風俗の神「ヒューwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

18禁の神「キマシタワwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

エロの神「古今東西あらゆるエロ本ならあるだけもってきたからなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
ザザザザザー

パンティーの神「ヒューーーーーーーーーーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ちんこの神「女型の神もあんまいねーしそうしようぜwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

エロの神「おらぁwwwwwwwwwwwwwww好きな本持って行きなーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

Yラインの神「着エロ本もあるのかwwwwwwwwwwwwwwwwwwww俺得wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

腋の神「うーわっ!!!!!!!! これ俺が探してたやつーwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
たまんねwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

電子レンジの神「やべーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
やばエロすぎて全世界のレンジのワット数が上がっちまうよwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

亀の神「俺なんか興奮しすぎて世界中の亀類がおもむろに立ち上がっちまうかもwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

乳首の神「むほほwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ハァハァハァハァハァハァハァハァ



ハルトピーラー(…くっ!!!!!!!! 下劣なものどもめ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
やはり私は間違っていなかった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こんなやつらと馴れ合っていたら私の神格まで汚される!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
キッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ふんづけられの神「おいおいおwwwwwwwwwwwwwww世界つちふまず大全とか誰が見るんだよwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
高レベルすぎワロタwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」



ハルトピーラー(………読みたい……!! …読みたい…………!!!!!!!!)
ぽろぽろぽろぽろぽろぽろ…
つーーーーーーーーー………

433名無しさん@避難中:2014/08/15(金) 23:07:21 ID:Pdn9UHbQ0
どういう性癖wwwww

434名無しさん@避難中:2014/08/15(金) 23:36:16 ID:pgjcjOC6O
――― 廊下

狼ローシン「ふーむ 入った入った いい湯だったな」
【狼の神 ロギュフェンリル・ワウルガルド】

インギュギュ「ギョフォフォフォフォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こんなシケた社の楽しみと言ったら温泉くらいダナ」
【夢の神 インギュギュ】

狼ローシン「そうだな
それより貴様はみがきしろよ」

インギュギュ「ギョフォフォフォフォ!!!!!!!!!!!!!!!! 向こうのゲーセンコーナーにでも行くカ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
脱衣麻雀スルぞ脱衣麻雀!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

狼ローシン「その前にはみがきをだな…」

オヤユービ「麻雀なんてルールわかんねーし
それより拇印押しゲームするか」
【親指の神 オヤユービ】

狼ローシン「どんなゲームなんじゃ……」

インギュギュ「そんなものツマらんワ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だったらカラオケでもスルとしよう!!!!!!!!!!!!!!!!
声には自信あるゾ!!!!!!!! ギョフォフォフォフォフォフォフォフォフォフォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ふぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

狼ローシン「うるさッ………………臭ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
息くッさ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぷ〜〜〜ん

オヤユービ「仕方ねーな
aikoの“親指の使い方”……熱唱するか…!」

インギュギュ「ふん……雑魚メ
オレサマの“銀河街の悪夢”を聞いテ卒倒スルなヨ」
にぃ…

狼ローシン「臭いで卒倒しそうだからまずはみがきをしろ…」


ウロボロス「先輩!!!!!!!! 先輩方!!!!!!!!!!!!!!!!」
【生と死を司る神 ウロボロス】

インギュギュ「どうしタ ウロボ」

ウロボロス「なんか向こうの若い連中の部屋がうるせーんスよぉ〜!!!!!!!!!!!!!!!!
このままじゃ外に漏れて怪奇現象だとか言われてムーに取り上げられちゃうっスよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

インギュギュ「ムーはオレサマ達が株主ダろ
持ちつ持たれつでいいだろ」

ウロボロス「でも今出雲大社は大事な時期っスよ!!!!!!!!!!!!!!!!?
こんなんで噂になって客足減ったらオオクニっちゃんに顔立たないっスよ!!!!!!!!!!!!!!!!?」

狼ローシン「それは困るな 義は通すべきじゃ…」

オヤユービ「何をしてんだ? 若い連中は」

ウロボロス「それが……エロ本鑑賞っすよ…」

インギュギュ「」―――√ ̄ ̄


インギュギュ「行くか… ギョフォフォフォフォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウロボロス「さすが先輩っス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

狼ローシン「いいから歯をみがけ…」

435名無しさん@避難中:2014/08/15(金) 23:42:19 ID:Pdn9UHbQ0
懐かしい面々がw

436名無しさん@避難中:2014/08/15(金) 23:59:03 ID:pgjcjOC6O
―――

ガラララッ…
インギュギュ「邪魔するゾ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

松の神「あwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww先輩ちーっすwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

もわぁぁぁぁん…

狼ローシン「うっ これはひどい有様じゃ なんらかの熱気がすごい」

蟹の神「サーセンwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


ゴク…
ハルトピーラー(こ…これは………夢の神と狼の神と…生と死の神!!!!!!!!!!!!!!!!
神の中でも格の高い概念系と獣王系…!!!!!!!
あの神達が来てくれたらこの輩達に一喝を…!!!!!!!!!!!!!!!!)
ドキ…


インギュギュ「オレサマも混ぜろ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ハルトピーラー「え〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ブブーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


エロの神「さすが先輩wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww どうぞwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

インギュギュ「うっひょーおおおおおおおおおう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こいつはイイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 夢に出ルゥ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

狼ローシン「おいっ! 注意するんじゃないのか!」

オヤユービ「はうあッ!!!!!!!!!!!!!!!! これは………軍手をした手写真集!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺好みの着エロだ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

狼ローシン「着エロなのそれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ブー!!!!!!!!!!!!!!!!

ウロボロス「ハァハァハァ……グ…グロ画像萌え〜〜〜〜…」

狼ローシン「お前だけベクトルが違う!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞぞ〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エロの神「ロギュ先輩もいかがっすかwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

狼ローシン「いや儂は…」


ハルトピーラー(いいぞ!!!!! あなたが最後の砦だッ!!!!!!!!!!!!!!!!)


エロの神「…こんなのもありっせ…」
すぃ〜…

【純潔乙女 初撮り写真集】

狼ローシン「!!」――√ ̄ ̄

狼ローシン「……ッ…そ…それは証拠として抑えておくっ…! 貸せッ!!!!!!!!」
バッ

エロの神「まいどー」



ハルトピーラー(もうダメだぁ……おしまいだぁ………)
ぽろぽろ…

437名無しさん@避難中:2014/08/16(土) 00:16:00 ID:FXBKqVN.O
ハァハァハァ


ガラッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エス「ちょっと男子ー!!!!!!!! なにしてんのうるさ………うッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
【終わりを司る神 終末の影エス】

エス「な…なにをしているーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
カァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

狼ローシン「うわっ まずい エスだっ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ハルトピーラー(エス…!!!! 女型の神…!!!!!!!!
彼女なら…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)

エス「もぉー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! なにしてんのホントに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
ここをどこだと思ってるの!!!!!!!!? TPOを弁えてよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

狼ローシン「い…いやこれはだな」

インギュギュ「ギョフォフォフォフォ!!!!!!!!!!!!!!!! 全員長旅で疲れてるんだ!!!!!!!!!!!!!!!!
だからこうして元気ニなロウとしているノだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
文句を言う前ニ疲レタオレサマ達に少しは協力しろエス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エス「え…えぇ…?!!」

オヤユービ「そうだそうだ!!!!!!!! 脱げお前!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ザリ「おwwwwwwwwwwwwwwwそりゃいいっスねwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
俺らもリクエストするっスwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

インギュギュ「脱ーげ!!!!!!!! 脱ーげ!!!!!!!! 脱ーげ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エス「ちょっ…」

神達『脱ーげ!!!!!!!!!!!!!!!! 脱ーげ!!!!!!!!!!!!!!!! 脱ーげ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
わああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エス「も…もう!!!!!!!! 先生に言い付けてやる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!!!

インギュギュ「ギョフォフォフォフォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 逃げた逃げた」


ハルトピーラー(ダ…ダメだァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
男のエロパワーの前に最後の希望まで押しのけられたーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!



ワイワイぎゃーぎゃー ハァハァ ウッヒョ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!


ハルトピーラー(もうダメだ…もうヤダこの無法地帯……)
ガタガタガタガタ…


ガラッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
発子「こら〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前ら騒ぐなーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドンッ!!!!!!!!
【創発の女神 発子】

神達『発子先生!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ざわっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

438名無しさん@避難中:2014/08/16(土) 00:26:25 ID:np6wAoU.0
ここで発子wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

439名無しさん@避難中:2014/08/16(土) 00:41:59 ID:FXBKqVN.O
発子「お前達ぃー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 女の子をいじめるなァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エスが泣いてたぞぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

インギュギュ「ち…ちがうんデス先生!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

発子「違わないよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エスに代わって私が罰を下すから!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
私の夕鶴クラッシュを喰らうかマクドナ○ドのチキンナゲットを食らうか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
選びなさい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

オヤユービ「か…勘弁してくださいよ〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

発子「えーい!!!!! 悪いのはお前だー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…! こんなとこでエロ本なんか見るから…!!!
…そういうことは……私に相談なさい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

神達『頼んだらなんでもしてくれる先生!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ざわわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ハルトピーラー「もうダメだぁ…おしまいだぁ……」
ぽろぽろ…


ピヲポーン >



――― 今に至る

ハルトピーラー「…というわけで逃げてきたのだ…」

ねこ「大変ですね…」

亀「おい今見知った輩が居たぞ」

大魔女「…」

ねこ「ど…どうしたのフーリャンちゃん…?」

大魔女「…あの社の中に…この世の神が全て集まっているの…?」

ハルトピーラー「あ…あぁ…そうだが」

大魔女「……そう
…………あんたの話を聞いて…少しだけ心を動かされたわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あんたの夢……叶えましょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ハルトピーラー「?!!」

大魔女「絶球!!!!!!!! マイクロ・スーパーノヴァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュポポポポポポポポポポポポポォォォォォォォォォォォォ…ドッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


チュッドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「う…うわーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 十九社がぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ハルトピーラー「…!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「神は死んだ………」
ドンッ…!!!!!!!!


《この日……この世の神が全て死んだ………野菜の皮剥きの神を除いて……………
そうして 野菜の皮剥きの神がこの世界の唯一神となったのだった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》
ババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ハルトピーラー「やったぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぽろぽろ…

440名無しさん@避難中:2014/08/16(土) 00:44:33 ID:np6wAoU.0
罰当りwww

441名無しさん@避難中:2014/08/16(土) 00:57:37 ID:FXBKqVN.O
――― そして

ハルトピーラー「お前達には感謝してしきれん…ありがとう!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「いいのよ 私はただあんたに共感しただけなんだから!
それより…この世界の舵取は今日からあんたがするのよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
頑張りなさいよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ハルトピーラー「あぁ…!!!!!!
とりあえずまず この世の人間の主食を“ヤングコーン”にする………それを目標に頑張るよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「えぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ついでに主水はブルーギルの生き血にして!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ハルトピーラー「あぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! まかせろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「まかせらんねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

大魔女「さて どうするの?」

亀「う…うぅーん…神がいない出雲大社を参ってもな………」

大魔女「じゃあ現地解散ね現地解散
かえりましょねこ」

ねこ「いやあの……………
ガパオライスはいつ行くの…?」

大魔女「」―――√ ̄ ̄

亀「」―――√ ̄ ̄ ̄


大魔女「そうだったーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドゴオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「ほんブ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブシャー!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「わ〜〜〜〜〜〜〜〜す〜〜〜〜〜〜〜〜れ〜〜〜〜〜〜〜〜て〜〜〜〜〜〜〜〜たアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
耳元でボエ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「鼓膜がギャ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「そうよ!!! 私達の目的はガパオライスの取材じゃなかった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

亀「その通りオジサンだぜー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こんなとこで道草食ってる場合じゃねぇバカ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「あなたが言い出したよねぇー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

大魔女「はやく空港へ行きましょ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「あぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「ちょっと待って!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

みんな『!!!!?』

大魔女「その前に 出雲大社本殿に入殿する作法を創作してかない?」

亀「いいねー」
ウィー

ねこ「急ぐんじゃないの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

442名無しさん@避難中:2014/08/16(土) 01:11:02 ID:FXBKqVN.O
《入殿作法創作対決!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

大魔女「たまには創発キャラらしく創作しなきゃよ!!!!!!!!!!!!!!!!
そこで今回は 今は入れない本殿に入れる時が来た場合に どうやって入殿するかを創作し それを見せ合い競う対決をしましょ」

ねこ「なにその対決…」

大魔女「おっと この対決 ねこは不参加よ!!
入殿と掛けた“乳殿作法”なんて出されたら勝ち目がない…!!!!!!!!!!!!!!!!」
ググッ…!!!!!!!!

ねこ「やらないし…やらないよぅにゃん…………」

亀「僕とおめーのタイマンか……本気で行くぜ…」

大魔女「来なさい 先手はくれてやるわ…」

亀「後悔するなよ…」
ザ…


ヒュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…

ザリ…
亀「ここに都合よく4つが四角形に並んだ岩があるな
これを使い………」
ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ぐるんぐるんぐるん
亀「岩に沿って回るように走るッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これを4回繰り返しッッ 本殿に駆ける!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どうだァァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「バカヤロー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッキィィーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「ひでりんが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぶしゃがぁぁぁぁぁー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「てめーそれ“ドンキーコ○グ3”で『ロストワールド』に入るための方法じゃねーかバカヤロー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
パクッてんじゃねーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ど〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「何言ってんの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズズ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「バレたか………………」
ガ…ク…

ねこ「え〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ずず〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

443名無しさん@避難中:2014/08/16(土) 01:20:29 ID:OvczwXjA0
なついwww

444名無しさん@避難中:2014/08/16(土) 01:29:37 ID:FXBKqVN.O
大魔女「このクソ眉毛がァァァ…!!!!!!!
あの国民的レトロゲーをパクるとは太いヤローだ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「べ…べつに完全にパクッたわけじゃねぇ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
一応アレンジはしたしよ…!!!!!!!!!!!!!!!!?」

大魔女「それでもまんまはまんまよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ただボートに乗ってるか乗ってないかの違いしかない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いい!!!!!? あんたが行ったのはとんでもない暴挙は言うなれば物語の核心をついた重大なネタバレなのよ…!!!?
もしそれを…今まさにドンキーコ○グ3をやってる子供が聞いたら…どれだけガッカリするでしょうね?」

ズキ…
亀「い…今更いないだろ…ドンキーコ○グ3なんかするやつ…」


ガシャアアンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


亀「!!」


プル…プル…
BOY「嘘…………だ…」

大魔女「BOY…!!?」

BOY「そん…な………あんなところにロストワールドがあるなんて……………嘘だ………嘘…だ…
………知りたくなかった……知りたくなかった………
自力で行きたかった…………
まるで…………………ケーキのイチゴを取られたような……そんな気分だ…
嘘だ………嘘だ……………嘘だァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「BOーーーーーーーーーY!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「ち…ちくしょおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんでこうなるッ…なんでだアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガッ…ガッ…

ねこ(フーリャンちゃんが言わなかったら分からなかったんじゃないかなぁ……)


―――

BOYことトムは走った…
出雲大社から津和野まで走った…
そして海岸線にたどり着いたトムは……泣いた…
涙が枯れるまでないた… 流した涙は海の水よりしょっぱかった……
そしてトムはそれ以来ゲームから離れた…
重大なネタバレが彼のトラウマとなり ネタバレ恐怖症を発症したトムはゲームが出来なくなったのだ…
悲劇の少年の未来は一つのネタバレに閉ざされたのだ…

――― が しかし

その数年後 トムは星の如く現れた『エロゲプレイヤー』として名を馳せることとなるのだが…
それはまた別のお話………

445名無しさん@避難中:2014/08/16(土) 01:42:47 ID:FXBKqVN.O
大魔女「次は私よ」

亀「ふ…ふん…! お前は僕の入殿をパクリと批判するが…!
この入殿作法創作はお前が思う以上に難しいぞ…!!!!!!!!!!!!!!!!
オリジナリティを出しつつ 威厳と格式高い入殿を考えなきゃなんねぇんだからな…!!!!!!!!!!!
お前の作法に少しでも類似製 非威厳と低格式さがあったら僕はすごい勢いで批判するするぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「負け犬の遠吠えは惨めよ…」

亀「なに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

大魔女「あんたは黙って…
私の入殿に刮目していなさい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これが私の!!!!!!!!!!!!!!!! フーリャン式の入殿作法よーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



http://download2.getuploader.com/g/sousaku_2/847/140815_180359.jpg




亀「ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ざわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「どう…?
ライジ製はあっても類似製はなかったとおもうけど…?」

亀「…………ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ガク…
亀(なんて………………
なんて新しくッッッ……………
なんて上品ッ…!!!! なんという格式ッッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こんな威厳のある入殿………かないっこねぇよ…!!!!!!!!!!! )
プル…プル…

ねこ「………………………」

ハルトピーラー「勝負は決まったな」

ビク!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ねこ「いつの間に!!!!!!!!!!?」

ハルトピーラー「勝者は………………フーリャン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「FOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO〜〜〜〜…LIANGッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ウィー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

446名無しさん@避難中:2014/08/16(土) 02:09:30 ID:FXBKqVN.O
大魔女「私の勝ちよ………」

亀「負けた………」

大魔女「ペナルティーは…………モンゴスベローチの刑よ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「やっべぇ!!!!!!!!!!!!!!!! わかんねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴクッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

大魔女「いい? 帰ったらモンゴスベローチよ?」

亀「なんなんだモンゴスベローチって…! 教えてくれよ…!!」

大魔女「? ねぇ亀 あれはなに?
なんかパンピーがでっかいしめ繩になんかを投げてる」

亀「あ…あー…ありゃ金だな…」

ねこ「お金をしめ繩に投げるの…? それにしても大きなしめ繩だね…」

亀「あぁやって金を投げて うまいこと刺さるとご利益があるんだ
出雲大社に来たらアレをやるのがお決まりだが
最近は客入りの多い時分にしかやらないようだぜ?」
それ以外の時は網で覆ってる

大魔女「面白そう やってみる」
スッ

大魔女「ぬぇい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ブバシッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
チュドド〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《コインがしめ繩を突き抜け 拝殿と本殿を吹き飛ばした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

大魔女「やべっ……てへぺろ」

亀「てへぺろじゃねぇぇーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! あわわわわわー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


――― こうして出雲大社観光は終わったてへぺろ


大魔女「楽しかったわね」

亀「そう思ってくれたならありがたいぜ…」

大魔女「さすが島根観光の稼ぎどころね これからも頑張ってもらわなきゃ」

亀「金くせぇこと言うな」

大魔女「ははっ じゃあ本来の目的に戻りましょ」

亀「あぁ 空港だな!! 行くぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女(ありがとう……出雲大社!!!)


フーリャン達はまだまだ賑わう出雲大社を後にした
きっと 明日も 明後日も出雲大社は賑わっているだろう…
だが観光客達は知らない……
出雲大社にいる神が野菜の皮剥きの神だと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


カップル『幸せになれますように…』

ハルトピーラー「ヤングコーン食え〜〜〜…」
ポアアアアアア〜〜…

447名無しさん@避難中:2014/08/16(土) 23:39:30 ID:FXBKqVN.O
―――

ブロロロロロロ〜〜〜〜〜………

大魔女「あーおもしろかった
で? 次はどこ行く?」

ねこ「いや空港でしょ……」

大魔女「もう行くの? 私 “日御碕”行きたかったんだけど」

亀「“ひのみさき”か? あそこはでっかい灯台がある観光地だぜ 大社からも程近い
あの灯台は石造りの灯台としては日本一なんだぜ 中に入って登ることも出来る」

大魔女「その灯台を引っこ抜いてチロリーンの土産にするのよ!!!!!」

ねこ「な…なんでチロリーンちゃん!!?」

大魔女「そんなの決まってんでしょ!!!!!!!! サンドバッグにするのよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばばーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「灯台を!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ずーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「そんなのダメに決まってるだろうが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「と…当然だよぅ」

亀「あんな古い灯台 チロリーンの小指一突きで粉砕だろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
サンドバッグにするなら三瓶山にしとけ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「灯台も山もダメーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゾーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


――― そして

出雲縁結び空港

大魔女「ここが出雲縁結び空港なの
普通ね………」

亀「まぁ変わってるのは名前だけだからな」

ねこ「人多いねー………あれ?
あそこになにか居るよぅ? 着ぐるみ!!!!!!!!?」


ばばんッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ネコの着ぐるみ「にゃーん!」


亀「あれは……しまねっこじゃねぇか!!!!!!!!
島根の観光ブームのために作られたマスコットキャラクター!!!!!!!
頭には出雲大社の社をイメージした兜をかぶっているぜ!!!!」

ねこ「かわい〜〜」

大魔女「………し〜〜…ま〜〜〜ね〜〜〜っこ〜〜〜だ〜〜〜〜〜〜〜〜〜…?」
ビキビキビキ

ねこ「フーリャンちゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

大魔女「ここで会ったが100年目じゃあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「死にさらせ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バキィィィィぃぃぃぃーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

しまねっこ「にゃぶらり!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブシュー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「いきなり奇襲とかーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

448名無しさん@避難中:2014/08/17(日) 01:10:12 ID:ilNP5L3c0
なぜにwww

449名無しさん@避難中:2014/08/17(日) 02:02:37 ID:Dk3TS3NYO
大魔女「しまねっこテメーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
くたばりやがれ〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドガゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

しまねっこ「にゃにゃあああああああああああん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「どうしたんだフーリャン!!!!!!!?」

ねこ「そうだよぅフーリャンちゃん急にどうしたの!!!!?
ねこをいぢめたいならにゃんをいぢめてよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「いーーや!!!!!!!! この畜生は私がボコらねーと気が済まねーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
このひこにゃんのパクリ野郎をよおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ひこにゃんに謝れやーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バコォ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

しまねっこ「にゃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!」

《ひこにゃん…………どっかのマスコットキャラクター
頭に何かを被ったネコ ということでキャラがダダ被りしている
もちろんひこにゃんの方が先である》

亀「た…確かに似ているが ネコのゆるキャラなんて今時溢れてるだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「それだけじゃねーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あんたにはまだ言いたいことがある!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いい!!!? これは…………」

大魔女「“まめなくん”の分!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブァッキィ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

しまねっこ「ふばらッッち!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「ま…まめなくんだとオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


【まめなくんとは…】
本来島根の公式ゆるキャラと言えばまめなくんである
まめなくんとは 健康食品の“豆”と方言である“まめ(元気)”をかけて作られた人型モンスター…
数年前までは 島根の顔はこのまめなくんであった…
しかし後発のしまねっこが人気になったことで 彼は閑職へと追い込まれることとなる(多分)
あまりにも悲劇的なキャラクターだが
見た目においてはしまねっこが圧倒的にかわいいし
隣国のゆるキャラのカリスマ・トリピーに比べるといまいちインパクトに欠けるただの帽子を被ったクソ坊主姿なので
こうなってしまったのも仕方ないといえる…

しかし義に厚いフーリャンは そんなハンパを許せるはずがなかった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


大魔女「あんたのせいでまめなくんはッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まめなくんはッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
死んだんだーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バァッキィィィィィィィィィィィィィ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

しまねっこ「ぶるぐ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブシュー!!!!!!!!

亀「勝手に殺すなよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!

450隣国=鳥取:2014/08/17(日) 02:18:24 ID:Dk3TS3NYO
そして

シュ〜〜〜〜〜〜〜〜………
しまねっこ「―――」
ち〜〜〜ん………

《巨大な釜に突っ込まれるしまねっこ!!!》

大魔女「ネコはネコらしく鍋に入ってろ…」
ドンッ…

ねこ「はいっ! わっかりましたぁ〜〜〜〜〜〜っっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
テッテレー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

亀「お前は入らなくてもいいだろ」

大魔女「ふぅ〜〜〜 というわけで…今回も暴力を行使出来てスッキリしたわ〜〜〜」

亀「まめなくんのためっつーよりただ殴りたかっただけじゃねぇか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「まぁいいでしょ
それより早く案内しなさいよ」

亀「あぁ………だが 僕の案内はここまでだ!!」

ねこ「え!?」

亀「僕は錦鯉踊り食いの実況の仕事があっからな
ガパオライスまでは行けねー ここでお別れだ」

うさぎ「ぴょーん…」

大魔女「そういやアホうさぎ居たわね…
結局大社参っただけじゃねーの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「えっ… エンデリルさんが居なくなるのは至極どうでもいいんだけどさ
この先の案内や解説はどうするの? 何も知らないにゃん達じゃ不安だよぅ…」

亀「それについては…」


??「儂が後を引き継ごう」


大魔女「この声は!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ざわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ババンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「全身チン毛野郎!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どんッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ローシン「違う」
バァーーーz___ンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「ローシンちゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

うさぎ「ローぴょんぴょ〜〜〜〜!!」
おひさ〜

大魔女「あんた……………さっき死んでなかった?」

ローシン「細かい事はよかろう」

亀「こっからはモフの指示に従ってくれ」

ねこ「…いやでも…なんでローシンちゃん…? ガパオライスに詳しいの?」

ローシン「うむッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ガパオライスについてはこの…“るるぶ”を半分くらいまで読んだからな………!
詳しいと言えば詳しいし 詳しくないと言えば全く詳しくない…!!!!!」
ギンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「それ詳しくない方だよ多分!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずぞ〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

451名無しさん@避難中:2014/08/17(日) 23:39:20 ID:Dk3TS3NYO
亀「あとは頼んだぜ モフ」

ローシン「まかせろゴミ」

亀「じゃーな!!!!!!」
ふぁっらふぁ〜〜ふぁ〜〜〜〜〜

ねこ「えーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
物凄い勢いでブン投げて去っていったんだけどーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
うさぎも

大魔女「ふん まぁいいじゃない
見知らぬ地でアテのない旅………ゾクゾクしない?」

ローシン「貴様もか…………儂もじゃ…」
ブルッ!!!!

ねこ「トイレが近いんじゃない…?」

ローシン「…! 本当じゃ!!!!!!
便所便所ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!!!

大魔女「私もだったわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ねこ「………先が思いやられる…」


――― そして

ローシン「飛行機の手続きはすんだ
あの金属探知のゲートを潜れば飛行機に乗れるぞ」

ねこ「あんなの初めて潜るね…」
スッ…


ピーーーーーーーーー!!!!!!!! ピーーーーーーーーー!!!!!!!! ピーーーーーーーーー!!!!!!!!

ねこ「う…うわ!!!!!!? 鳴っちゃったよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

係員「チェックします ……………!!!!!!!?
こ…これは…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ねこ「な…なにがあったんですか? にゃん別に金属は持ってないですけど…」
手裏剣も無いよ

ゴゴゴゴゴゴゴ…

係員「こ…この反応は…!!!!!!!!!
か…体の…中から…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ねこ「え…?!」

係員「まさか…爆…」

大魔女「あ! あれじゃない? ほら…昨日私が食わせた……釘丼」

ねこ「あー!! マヨネーズ付けたやつね」

係員「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ローシン「何を食わされておるのじゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「あ それ大丈夫なやつです」

係員「どこが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

452名無しさん@避難中:2014/08/18(月) 00:06:50 ID:aM7e5wDIO
ねこ「マヨネーズ付けて丸呑みしたら結構わからないもんだよぅ」

ローシン「いや分かるだろ………」

係員「…! わ…わかりました… まぁ良いです…」

ローシン「良いのか…?」

係員「では…次は…君で…」

ローシン「儂は金属など持たんぞ」
スッ

係員「………………確かに反応はないですね…
しかし…体の至る所に何かの影が見えますがコレは…」

ローシン「あぁ 儂はこの毛の中に色々なものを収納しているからな
だが金属はないぞ?」

係員「い…一応確認を…」
ゴソゴソ…ガサッ

ねこ「あ…頭の中からポテチが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ローシン「儂の非常食じゃー!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガサ…
係員「……これは ミルク…ですね 残念ですが飲み物は持ち込めませんよ」

ローシン「なにーっ!」

大魔女「ぷぷっ つかミルクって やっぱ犬ねあんたも」

ローシン「犬じゃないー!!!!!!!!!!!!!!!!」

係員「えーっと…他には…」
がさごそ…

ゴソ…
【純潔乙女の初撮り写真集】

ドキーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ローシン「もふぅあああああッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
か…帰せ帰せっ!!!!!!!! た…ただの暇つぶしじゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「なにそれ あんたキモいわね」

ローシン「ち…ちがうっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 出雲大社の記念品じゃっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
あせあせ

ねこ「いやそんなのないから…出雲大社には…」

ゴソゴソ
係員「他には〜〜〜〜〜……ん?!!! こ…これは…!!?」
ゴソゴソゴソゴソッ もぞもぞっ!!!!!!!!

ローシン「もきゅきゅっ!!!!! くすぐったいもふきゅっ!!!!!!!!」

係員「いっ いや…もうちょっと…!」
もぞもぞ

大魔女「あんた…幼女の体をまさぐりまくるとかとんだロリコン野郎ね…」

係員「い…いや違いますよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! って……………こ…これだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

カタ…
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…
《人骨》

係員「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ローシン「あ 儂の非常食その2」

453名無しさん@避難中:2014/08/18(月) 21:32:38 ID:aM7e5wDIO
ガラッ!!!!!!!! ガラガラガシャシャ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「うーわ!!!!!!!! 人骨が丸々出てきたよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「これエロ骨?」

ローシン「いや 別人じゃ」

係員「ひぃぃぎゃああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ひ…人殺し〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞぞぉぉ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ローシン「失礼なことをいうな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これは墓の近くで掘り出した自生していた骨じゃ」

ねこ「それ墓荒らし〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゾ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「スタイリッシュ外食ね」

ローシン「これダメか?」

係員「いや…ダメというか犯罪…」

ローシン「ただ髄液を吸い出してるだけじゃ〜〜
これがないと禁断症状が出てしまうんだがなぁ〜〜〜」
カロロロ…

係員「き…禁断症状…?」

ローシン「骨を取り上げられたら儂は口が寂しくて何でもしゃぶろうと誰彼構わず飛び込んでしまうかもしれん」
くぱ………ギャリィィィィィィン…
《立派な歯》

係員「……」


    <(I)>  <(I)>

    別に貴様でも…………


オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙


係員「オ…オトオリクダシャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜イ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
テッテレー!

454名無しさん@避難中:2014/08/18(月) 23:55:02 ID:aM7e5wDIO
ローシン「もきゅきゅきゅっ! どうやら儂も合格のようじゃの!!!!!」

ねこ「脅迫だったけど…」

大魔女「ふん くだらないわね
こんなんさっと私も終わらせよ」
ザッ

係員(くっ…!!!!! 舐められている…!!!!!!!!
俺とした事が…! 島根の金属探知検査の鬼と呼ばれた俺がこんなガキ共にいいように舐められて良いのかッッ!!!!!!!!
否ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺が負った責務とはなあなあで済まされるものにあらず!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
空の安全 ひいては世界の安全 守るため!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
一つの妥協も許さぬ鬼のガーディアンに今こそ覚醒するのだ俺よーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ギィンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

係員「通れ………」
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…

大魔女「ん」
ス…

金属探知機「ピピッ…」

係員「ムッッッ」

金属探知機「ピピィーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ピピィーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

係員「鳴り出したッ 止まれィ貴様ァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォ!!!!!!!!!!!!!!!!

金属探知機「ピイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ピイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

係員「…いや もう十分……………あれ? どうした? あれ??」
ポチ ポチ

金属探知機「ピィィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ピ………ピギャ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ピギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガショオンガショオンガショオンガショオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


しーーん…




係員(金属探知機が走って逃げた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ドドドーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

455名無しさん@避難中:2014/08/19(火) 00:28:36 ID:aT5dm/ZgO
ゴク…
係員「き……金属探知機が走って逃げる…だと…!!!!!? こ…こんなことは初めてだ…
一体何がどうなっていやがる……!」

大魔女「ねぇ ゲートがどっか行っちゃったんだけどもう行って良いわけ?」

係員「い…いや待て…! 金属探知機は走って逃げたが それはつまりは反応があったということ…!
調べさせてもらおう…! 荷物を出すんだ…!!!!」

大魔女「荷物っつっても私 あさげとひるげとゆうげしか持ってきてないし……あっ!
ここにあるやつかしら?」
スッ… バサバサバサッ
《フーリャンがスカートの端を持ってバサバサ振ると…》

ガコンッ!!!
ズオ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…
《バズーカ》

係員「いきなりキタコレ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

係員「ていうかどこから出した今ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「女のスカートの中は無限大だから」

係員「い…いやていうかこれはなんのためのものなんだ!!!!!!!!!?」

大魔女「勘違いしないでもらいたいのは 私はこれをただ単に平和的に利用しようとしていただけ 決して危ない下心があるわけじゃないから」

係員「へ…平和的利用ってなんだ…?」

大魔女「機内で寝たねこに撃つのよ! 決まってるでしょ」

ねこ「にゃんーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ブブ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

係員「どこが平和的だ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!

大魔女「バズーカがダメならこれはどう?」
バサッ

ポロッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

係員「……短い棒?」

大魔女「レーザー鞭よ
先端からしなる可視光線が飛び出すわ 素晴らしい切れ味で人の体なんて簡単に両断よ
もちろんこれもねこを100烈叩きするための平和的道具だけど」

係員「平和ってなんなの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ずずーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ねこ「なにあの道具………新しい………」
ドキ…

ローシン「ときめくな」

456名無しさん@避難中:2014/08/19(火) 22:18:36 ID:aT5dm/ZgO
ガタガタガタガタガタ
係員(パ…ぱんわぁぁ〜〜〜〜…!!!!!!!!!!!!!!!!
こ…こいつかなりの大物やでぇ〜〜〜〜〜〜〜〜…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ゴクッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

係員(だが怯むなッ!!!!!!!! 怯んだら敗北だッッ!!!!!!!!!!!!!!!!
敢然と立ち向かうんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 象谷充(名前)!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

係員「ほ…他には…!!!?」

大魔女「んー………」
バサッ

カタッ

係員「こ…これは? 十徳ナイフ…?」

大魔女「いえ
これは十拷問ナイフよ」

係員「十拷問ナイフ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズズ〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「知らないんですか? 十拷問ナイフは
ナイフ・ロープ・羽・針・ハンマー・拘束具・鞭・ろうそく・注射器・いわしが一つになったとってもお得な拷問具なんだよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

係員「いや知らないしいわしの必要性!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「あとは三角木馬と〜〜 徳用電マと〜〜〜 アイアンメイデンと〜〜〜 飛行機のシステムをハッキング用のたわし…」

係員「………!!!!」

大魔女「あと…………1000t爆弾…」
ゴトォ…!!!!!!!!!!!!!!!!

係員「〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ローシン「それは何に使うのじゃ?」

大魔女「持ってたらとりあえず困らないかなって」

ねこ「分かる〜」

係員(ダ…ダメだッッ ぜ…絶対に通すわけにはいかねぇぇ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
止める!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 命を懸けても!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ギンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


バチバチバチバチ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


【フーリャン vs 係員(象谷充)……負けられない戦い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!】

ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

457名無しさん@避難中:2014/08/19(火) 23:23:29 ID:aT5dm/ZgO
大魔女「もういい?」

係員「ま…待て…!!!!!」

大魔女「あん?」

係員「お…お前は……アウツっ…!!!!!!!!
と…通すわけにはいかん…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お…お引き取り願おう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「あ?」

ローシン「フーの魔女がまさかのゲートアウトじゃと!!!!!!!」

ねこ「いやまぁ当然だよね…」

大魔女「ねぇ…ツマンない事言わないでよ…
私ここの飛行機乗らなきゃなんねーんだけど…」

係員「と…通せない…!!! 飛行機には乗せられない…!!!!!!!!
な…なにがあってもだッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「ふーん… あんたがそこまで私を止めようとするメリットが見えて来ないんだけど…?」

係員「笑止…!!!! 理由は単純明快…!!!!!!!!
俺が…空の番人であり…! 飛行機の安全を守る最後の砦だからだ…!!!!!
単刀直入に言う!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
貴様は危険だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 去れ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「……私とやり合おうっての…」

ねこ「フ…フーリャンちゃん…!」

大魔女「…仕掛けたのは向こうよ… 勝負を受けないわけにはいかないわ…
…ま…でもあんたみたいなパンピー………暴力を使うまでもないわ…」
ギンッッ…!

係員「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「大魔女………超威圧眼力!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙


     <  (●)  >  <  (●)  >

           さあ……

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…




     <  (●) >  < (●)  >

          教えて…?

ズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズ…


     <   (●) >  < (●)   >

           あなたは…

オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙ンッッ…!!!


     <   (●)>  <(●)   >

        私をどうしたいわけ

      ギギンッ!!!!!!!!



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

係員「〜〜〜〜〜〜ッ…!」
ガタガタガタガタ…ぷるぷるぷる

係員「お…おぱあああああああ〜〜〜〜…!!!! お…お通りくだしぇあぁぁ〜〜〜〜…おじょおおおおぉぉ…!!!!!」
じょばあああああああ…

大魔女「オーケー 平和に生きなさい…!」
ザッ…!!!!!


ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

458名無しさん@避難中:2014/08/20(水) 00:18:19 ID:LjDzpoAkO
大魔女「平和的に場をおさめたわね」

ねこ「うん フーリャンちゃんがまた暴れないかと心配したよぅ…」

大魔女「しかし 金属探知の検査もチョロイもんね これならなんでも持ってけるわ」

《※実際の島根の縁結び空港ではナイフもバズーカもアイアンメイデンも持ち込めません
SMがしたい方は現地調達しましょう》

ローシン「あとは搭乗するだけだが……出発までまだ時間があるな」

大魔女「私暇つぶしになるようなもん買いてーわ
さすがに荷物があさげひるげゆうげだけって酷いと思わない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ねこ「うん思う
すごく今更だけど…」

大魔女「あ! あそこに本屋あるじゃない
なんか暇つぶしになる本でも買いましょ」

ねこ「いいねぇ! にゃんも欲しいのあったんだよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


――― TATUYA

ねこ「あった!!!!!!!!!!
『ボイン忍者 NURUPO』の最新刊ー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! これ見たかったんだよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!
あと他にも『パイピース』とぉ…『BOINCH』…『CHIKUBI-CHIKUBI』も買っておこー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
いそいそ

大魔女「ないないない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「何を探しているの? フーリャンちゃんは」

大魔女「無いのよ!!!!!!!!!!!!!!!!
ハルトシュラー著の『倉刀吊るし上げ紀行2014』が!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おかしいわこの書店!!!!!!!! モグリよこんなもんは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どどん!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「なにそれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? そもそも無いんじゃないそんなの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「せっかくあいつに印税寄付してやろうと思ったのに…
糞書店ねここは………えぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
じゃあ発子の『駄女神さんの日常』も『裏刀ビッグバン肛門』も『無限桃花ファイナルバナナ』も『SSPマン』も『晴れ時々ライジー』も『マキナの2秒クッキング』もないわけ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
創発出版の名だたる名著を置かないこんな店潰れてしかるべきよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
店長呼べやオラァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「あわわ…また騒ぎに…!」

ローシン「落ち着け フー…
本なんか必要ないだろう」

大魔女「あ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ローシン「貴様の望むものは全て… 創作発表板wikiにある…!!」
きゅぴ〜〜〜ん…!

大魔女「…!!!!!!!! そうか!!!!!!!!!!!!!!!!」


暇なときは
創作発表板wikiへGO!!!!

テッテレー

459名無しさん@避難中:2014/08/20(水) 00:22:43 ID:7x6.8c720
晴れ時々ライジーwww

460名無しさん@避難中:2014/08/20(水) 02:05:07 ID:LjDzpoAkO
そして

ローシン「そろそろ飛行機に乗れるぞ」

大魔女「ふん…あれが飛行機…あんなんで飛べんの…?」

ローシン「ふん…なんじゃ貴様…? もしかビビり入ってるのか…? …くく……かわいいところがあるな…」

大魔女「バカな事言うんじゃないわよ…
あんなもん怖くねーわよ……あんなもん…
あんなもん乗った瞬間に熟睡かっ食らって惰眠を貪れるってなもんよ…」

ローシン「くく…どうだかな……さぁ行くぞ…」
ザッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


――― そして

ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…

ローシン「ぶわ゙あああああああああああん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ごわいよ゙オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ごんなの飛べないよううううううううううううううううう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
やだぁ!!!!!!!!!!!!!!!! やだぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 乗りだぐない゙〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジタバタジタバタ

大魔女「もういい!!!!!!!! 私はフワラルで行く!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いや怖くなんかないから!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 怖くねーしバーカ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「いや2人ともメッチャビビり入ってるしーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ど〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

機内

ローシン「やだぁー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 降りるぅウうぶぶぶぶふぅぅぅぅッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジタバタジタバタ

ねこ「はいはい…シートベルトちゃんとしてねー…」

大魔女「ねこ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ちょっちょっと私の隣座りなさいよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
は…はやくしてっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! う…腕貸して腕っ!!!!!!!!
に…握ってて私の手!!!!!!!! いや怖くなんかないから!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ガタガタガタ

ねこ(…にゃひひひ…なんだかかわいいにゃあ)

461名無しさん@避難中:2014/08/20(水) 02:19:50 ID:LjDzpoAkO
ゴオオオオオオオオオオオ…

アナウンス『まもなく離陸しまーす…』

ぶるぶるぶるぶるぶるぶる
大魔女「あ〜〜〜〜〜〜〜〜…もおおおおおおおおおおおおおお…まじなんなのおお……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もうやだあもうぅぅいやべつに怖いとかじゃなっヒャアアァ!!!!!!!! 揺れたー!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「…怖がりすぎだよぅ
つーかフーリャンちゃんいつも飛んでるし…隕石とか乗ったりしてるから今更飛行機なんて…」

大魔女「なに行ってんの!!!!!!!!!!!!!!!! フワラルなんて絶対信頼の私の操作だし
隕石だってあの時操縦してたのは私よ!!!!!!!!!!!!!!!!
でもこんなもん……操作してるのはどこの馬の面ともしれぬおっさんだし…!!!
そもそもこんな重いもんが飛ぶと思う!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ねこ「まー…飛行機が飛ぶ原理ってまだちゃんとよく分かってないみたいだしねぇ」

大魔女「…!!? も…もぉー無理!!!!!!!! 私出るし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザッ…

ねこ「あっ…立ったら危ない…」

ゴゴゴォン…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
グラグラッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「う…うぉぎゃああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
時既にお寿司イイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイイッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
死出の旅よ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞぞ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「大丈夫だから…」

キィィィ〜〜〜〜〜〜〜〜ン…

大魔女「はぎゃあああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ちょこれ湖に向かって走っ……早まるな〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
早まるな運転手よオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あんたの旅はまだまだこれからびょオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
私死にたくないです〜〜〜!!!!!!!! なんでもするがらぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギャーギャー

ねこ「だ…大丈夫だから!!!!!!!! 湖の前で離陸するから!!!!!!!!!!!!!!!! ね!!!!?」

大魔女「もおおお無理!!!!!!!! 見てらんないしィィィィィィィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
もぼゆぅ〜〜〜ん

ねこ「はう〜〜〜!!!!!!!! そんな胸に顔埋めなくたって!!!!!!!!!!!!!!!!
は…はぁぁぁうっ!!!!!!!! し…振動が…!!!!!!!!!!」
ぞくぞく


ギュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぶわあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ねこ「はああああああああああああん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
離陸ーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばばーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

462名無しさん@避難中:2014/08/20(水) 02:40:31 ID:LjDzpoAkO
そして

ローシン「―――」
しーん……《気絶》

大魔女「―――」
ち〜〜ん…《失神》

ねこ「―――」
ピクピク…《卒倒》

客「い…医者はいませんかァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!


――― そして

大魔女「…………う゛ぇ……ハァ…………」

ローシン「‥」

ねこ「ちょっとは慣れた…?」

大魔女「…慣れるも何も…私は元から順応してるってのよ……ナメないでちょうだい…」
ゼー…ゼー…

ねこ「強情だねぇ…」

大魔女「ふ…ふん!! マジだし!!!!!!!!
もう乗ったらこっちのもんでしょ!? あとは飛行機が真っすぐガパオライスに着くのを待つのみ…」

ローシン「そうはいかんぞ…」

大魔女「あ…あ!? ど…どういうことよ…クソ犬…」

ローシン「実はこの飛行機はガパオライスへ直通ではないのじゃ
ガパオライスへ行くには色んな空港の色んな飛行機に乗り換えねば辿り着けん」

大魔女「なによ……それ………」

ねこ「乗り継ぎって…どれくらい?」

ローシン「まずここからマンニョー共和国に行きそこで飛行機を変え それからムンズベ国へ
そこから隣のファッベス合衆国に電車で行き そこの飛行機でモッコミーチ諸島に飛ぶ
そこで一度小型ヘリをチャーターし チンカル島へ行き小さな空港から出る飛行機に乗る
そこからエクボ民主国に着いたら走って次の飛行機に飛び乗りNAZAのあるパメリカへ…
そしてNAZAから特別で発進する亜音速飛行機に乗り込み 一度意味なく大気圏外まで直角に飛んだら急降下し
デンチュラ教主国にピットイン
しばらくのインターバルの後 ようやくガパオライス行きの便が出る
それに乗ればようやくガパオライスに到着…と見せかけて通り過ぎ…ワサビ国に到着…
ワサビ国の海岸からカヌーをこいで行けば ガパオライスじゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「道のり遠ーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
最後飛行機じゃないしーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
デデデ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「それいつ着くのよ…」

ローシン「んー……2週間くらい…かな?」

大魔女「――――――」
ぷつ〜〜ん……


ふら… ふら…

ねこ「ちょっと…フ…フーリャンちゃんどこへ…?」

大魔女「ちょっと……
コックピット行ってくる……」
ゴゴオオオオオオンッ…!!!《爆弾持ちながら》

ねこ「フーリャンちゃんやめてぇぇぇぇえええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞ〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

463名無しさん@避難中:2014/08/20(水) 03:02:52 ID:LjDzpoAkO
――― そすて

大魔女「…ふぃー…」
ボフッ

ねこ「よ…良かった 普通に戻ってきてくれて」

大魔女「交渉成立したわ」

ローシン「なに?」

大魔女「予定を変更してこのままガパオライス行くって」

ねこ「えーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「私の誠意の篭った嘆願のおかげよ 全てが平和的におさまった…
持ってて良かった1000t爆弾」
テーレー

ねこ「ぜ…絶対平和的じゃない件についてーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ローシン「さすがフーの魔女じゃ! それなら到着まで安心して寝れるぞ」

大魔女「そゆこと?創発wikiみよ」

ねこ(…この飛行機に乗った全ての人がかわいそう…)
ズーン…


――― そして

アナウンス『次は〜 ガパオライス〜 ガパオライス〜〜』

ねこ「! フーリャンちゃんローシンちゃん! ガパオライス近いみたいだよぅ!!!!!!!!
そろそろ見えてくるかも!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「本当? どれどれ…」
ヒョイ…


ゴオオオオオオオオオオオオオオオ…


大魔女「雲が邪魔して見えない」

ねこ「いやでも晴れてきたよぅ!! ………ふぁあぁ!!!!!!!!」

大魔女「ま…まさか…アレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」


ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バアアアアアァァ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ねこ「うーーーーーーーーーわ!!!!!!!! デッカイ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「あれホントに出雲ドーム30個分? ……とてもそうには…」

ローシン「あれはガパオライス本島ではないぞ」

ねこ「え!!? じゃああれは…?」

ローシン「あれは『メガラッパハローバイバイ超巨大アッポォ』の農場だな」

ねこ「えーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ハッ!!!!!!!! ホントだ!!!!!!!!
よく見たらリンゴだ!!!!!!!!!!!!!!!! リンゴの塊だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ものすごい大きなリンゴの塊だァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ローシン「ガパオライス本島はその隣…よくみろ」


ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ちま〜〜〜〜ん…


ねこ「本島ちッさーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
農場の方がデカいとかーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

464名無しさん@避難中:2014/08/20(水) 21:35:28 ID:LjDzpoAkO
アナウンス『下方に見えますはーガパオライスーガパオライスー
なおガパオライスへご用のお客様は飛行機からダイビングして降りてください〜〜お願いします〜〜』

大魔女「あぁ!!!? 飛び降りろっての!!!!? それを客にさすわけ!!!!!!!?
とんでもねーサービスの悪さね それでプロなわけ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
バンッ!!!!!!!!

ねこ「まぁ元々ガパオライスに空港ないし…
このまま飛行機をガパオライスに突っ込ませるわけにはいかないよぅ」

大魔女「仕方ねーわね」

ねこ「じゃあハッチの方まで行こっか…」

大魔女「いいや」
ガシッ

ねこ「にゃ?」

大魔女「窓で十分!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バギャリィィ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「アポォーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《ねこの頭で窓をブチ破るフーリャン》

ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「行くわよ犬!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ローシン「あ…あぁ」


バサバサバサバサバサバサバサバサ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「ではその他の客パンピー共!!!!!!!!!!!!!!!! 良い空の旅を!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アデュー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブワサァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヒュ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン………


ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン…

客達『………………』
ぽかーん…

客「…………パンツみえた……」

オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙………

465名無しさん@避難中:2014/08/20(水) 22:03:16 ID:LjDzpoAkO
ギュ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「このまま重力にまかせて行くわよ!!!!! さぁーどこにメテオしちゃおうかしら!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ねこ「優しく降りて〜〜〜〜!!!!!」


バサバサバサバサ…


大魔女「なんか来る」

ねこ「ふわあああああああああああっ 雀の群れだよぅ!!!!
雀がにゃん達をお出迎えだよぅ〜〜〜〜〜!!!!! かわい〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!」

ローシン「ぬ…ぬぐぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 気をつけろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ガパオライス空軍じゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「はあ!!!!?」
ど〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!

ローシン「ガパオライスは小国だが強固な軍備を敷いている事で有名じゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
陸は最新式波動砲搭載の高速多角的戦闘戦車1000両!!!!!!!!!!!!!!!! 一騎当千の歩兵100万人!!!!!!!!!!!!!!!! 高性能看破レーダーを有し!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
海はスパコンの5億倍の計算性能を誇る大型戦艦を500!!!! 小型戦艦を10000!!!!!! ステルス潜水艦を50000持ち!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
空は雀が守る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「空だけザルすぎんでしょ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ガッバガバじゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

466名無しさん@避難中:2014/08/20(水) 22:42:18 ID:LjDzpoAkO
ボオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「どけどけ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
焼鳥どもが〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴオオオオオオオオオオ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

雀「ちゅ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「雀いじめないで〜〜〜ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずーん!!!!!!!!!!!!!!!!


――― そすて

ヒュ〜〜〜〜〜〜〜〜…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ふぁっ… ストン…
大魔女「ふぅ……ついた…」

ヒュー…ズドオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ねこ「めがらばッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヒュー…ドガ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ローシン「モーファー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「あっごめっ 緩和魔法忘れてた」

ローシン「ぐ…ぐぬほーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
さ…さすがに高度5000mから落ちたら痛い…!!!!!!!」

ねこ「つつー…! こ…ここがガパオライス…?!
ガパオライスの…どこ?」

大魔女「砂浜のようだけと」

がさ…ペラペラ
ローシン「砂浜か……するとここは白米ビーチか
…とすると! おぉ! 見よ! ガパオライスのシンボルが見えよる!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビシィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「…アッー!!!!!!!!!!!!!!!! アレは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
じゃじゃあぁ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ソイヤッサ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ねこ「て…天を衝くほど大きな巨像だぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しかもあの巨像……加賀鳶梯子登りしてるーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
えーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「な…なんなんあれ…」
わなわな…

ねこ「う…うん…おかしいよね…」

大魔女「す…すごいバランス感覚…!」
あんな大きいのに

ねこ「驚くのそこーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ずず〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

467名無しさん@避難中:2014/08/20(水) 23:28:38 ID:LjDzpoAkO
ねこ「いや驚くのそこじゃなくないーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
なんでガパオライスのシンボルの像が加賀鳶梯子登りなのかってとこでしょここはーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「おかしいわけ?」

ねこ「いやだって加賀鳶梯子登りっていったらの無形文化財の伝統芸能だよぅ…」

ローシン「もふふ 違うな」

ねこ「え…?!!」

ローシン「加賀鳶梯子登りの起源はガパオライスじゃ」

ねこ「な…なぁにゃーーーーーーーーーてェーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブボボーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ローシン「知らなかったのか? あっちの加賀鳶梯子登りはガパオライスから渡ってきたものじゃ
だから向こうでやる加賀鳶梯子登りには“C○”のマークが付いておる」

ねこ「マジで!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ずる〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ローシン「音楽もJAS〇ACに申請してるしな」

ねこ「な…なんてこった…………固定概念が崩されたよぅ…」

ローシン「まぁ覚えておくがいい」



《※実際の加賀鳶梯子登りは生まれも育ちも石川県のものです
家族やお友達にデタラメを言わないようにしよう!》


――― ひき肉ロード

ローシン「さぁ街へ向かおう 見所はるるぶに書いてある限りは説明出来るぞ!」

大魔女「私らもそれぞれるるぶ持ったが早いんじゃない」


ざわざわわいわいざわざわざわざわざわざわ
ごっちゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…

ねこ「人多いねぇ…」

大魔女「もぉ なんでこんなとこまで来て人に揉まれなきゃなんないの
…んあ!!!!!!!! 今誰かケツ触った!!!!!!!!!!!!!!!!
ブッアレすわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
キッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ローシン「あー落ち着け!!!!! こんなとこで臭い魔法なんか使ったらドミノ倒しだぞ!!!!!!!!!!!!!!!!
人口が多いんだから仕方ない! 出雲ドーム30個分の中に200億人じゃ!!!!!!!!!!!!!!!!
この国は人が人の上に住む国なのじゃ!」

大魔女「隣のリンゴ農場に移住しなさいよもう!!!!!」

468名無しさん@避難中:2014/08/21(木) 00:19:25 ID:IUc3snQcO
ローシン「しかしこれほど人が多いなら一組や二組…アレが居てもいいはずだがな…」

大魔女「アレ?」

ぬっ
女「あらごめんなさい あらごめんなさい」
すぃ〜〜〜〜

ねこ「あ…あやぁー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! なにこの人!!!!!!!!?
逆立ちしながら人混みの間をすり抜けていってる!!!!!!!!!」

大魔女「パンツまる見えじゃん」

ローシン「いたか!!!!!!!!!!!!!!!!
よく見よ ただの逆立ちではない!!!!! そのおなごの足の上!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「え…!!!?
あ……アッッッーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


じゃあじゃああああああああああああああああああああああああああああああああああん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
男「ふひひひひひひひ…」
ハァハァ

ねこ「逆立ちした女の人の足の上に半裸の男の人が立ってる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「なんなのこれ…」

ローシン「これは“オン ザ ラヴァー”…
ガパオライス特有の愛を量る伝統的な方法じゃ」

ねこ「あ…あれで量るの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ローシン「うむ …えー…るるぶの35ページ“文化編”によれば…
あぁやってお互いがバランスを取って互いが互いを倒さないようにすることで絆を深め 支え合う愛の強さを量る…とか
時たま片方が急に足を開いてわざとバランスを崩しにかかる場合もある」


男「ぐひひひひひひひ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐいぃーーん

女「いや〜〜ん!!!!! 急に開くなんていじわる〜〜〜〜!!!!!!!」

男「ひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっwwwwwwwwwwwwwww」
じー


ローシン「ほぅら あぁして試練を与え 愛を確認する」

大魔女「違うもんを確認してるように見えるけど」

ローシン「なかなか面白いじゃろう
フーもやってみたいんじゃないか? めぼしい男が居ればだが」

大魔女「居ない事もないけど あんな下劣なことしたくねーわよ…」

469名無しさん@避難中:2014/08/21(木) 01:27:05 ID:IUc3snQcO
ローシン「他に見所は………おぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あそこにガパオライスの代名詞と呼べる光景があるぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

2人『!!!!!?』
ざわっ


ドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おばさん「さぁよってらっしゃい見てらっしゃい!!!!!!!! さぁさぁお立会い!!!!!!!!
ここでこれを逃したら後悔しちゃうよ〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!! 今なら安くしてあげるよ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パンパパンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ローシン「ガパオライス名物!!!!!! マンボウの叩き売りじゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガタッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「マンボウて!!!!!!!! どこに需要が!!!!!!!!」

ローシン「ガパオライスの国鳥は雀だが 国魚はマンボウじゃ!!!!!!!!!!!!!!!!
マンボウはガパオライスの島を作り出した神聖な存在とされているからな!!!!!
あらゆる場所にマンボウグッズがあるし あぁして叩き売りまで行われるわけじゃ」

ねこ「神聖とされてるものを叩き売ろうという倫理観がにゃんにはわかんないけど…」

大魔女「……………」
じっ…

ローシン「あれは叩き売りと言われているが 仕組み的にはオークションに近いな
目を付けた客が金を提示していき 最も高い金額を付けた者に買う権利が与えられる
いわばマンボウオークションじゃ」

ねこ「マンボウオークション… …………ん?」

大魔女「…」
しーん………じっ

ねこ(な…なんだか珍しいねぇ いつもなら真っ先に参加して大金ブッ込みそうだけど…)
いいけど…

大魔女「…」

ローシン「フーの魔女……オークションは興味ないか?」

大魔女「緊張している」
ギッ…

ねこ「え…?!!」

大魔女「あの叩き売りの奴…緊張している
声が上ずり 震える体を新聞をたたき付ける動作で誤魔化しているわ
顔も紅潮し 言葉の割には眉間にシワをよせて心ここにあらず…と
…なぜか? ……私には分かる……
今のマンボウの後に“大物”が来る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「お…大物!!!!!!!!!!!!!!!!?
マンボウの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
どん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ローシン「な…! それを察知したというのか…!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「ここで金を注ぎ込むのは愚……
私の参戦は…次よ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギギンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ローシン「こいつ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! オークショニア(オークショる者)か!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゾクッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「買う気まんまん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゾゾ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

470名無しさん@避難中:2014/08/21(木) 23:44:46 ID:IUc3snQcO
ねこ「ねぇフーリャンちゃんもしかしてマンボウ買う気まんまんぼう的な感じ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
ねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「買うわよ…………あんたの金でね…」
ギンッ…

ねこ「いらないよぉぉぉぉっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずーん!!!!!!!!!!!!!!!!

おばさん「はいこのマンボウ17600ガパマン(ガパオライスの通貨名)で売り決定ーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
さぁさぁさぁさぁさぁお客のがたがたッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ここまで雑魚を売り付けて来たけど次は違う!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
本物のマンボウをお見せします!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パパンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ローシン「本物のマンボウじゃと…!!!!!?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

おばさん「次に皆様の前におわしますは正にマンボウの中のマンボウにして王!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
満員御礼必至の満遍無く驚嘆確実の満両役者!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
満天の青空の下に満満とした満足をあなたにもあなたにもォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これを買ったらばきっと満悦大満喫!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
さぁご覧あれ!!!!!!!! さくじつ水揚げされた奇跡の一匹!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
その大きさッ なんと3m50cmッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
その重さ!!!! 1t!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マンボスマンボウだァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ズッオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン…ッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズウウウウウウンッッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「でッッッか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ローシン「な…なんという規格外じゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
フーの魔女の言う通り…これは大物じゃっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴクッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「…………ニィィィィィ」
ギギギギッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ローシン「な…なんと不敵なッ…まるで獲物を狙い澄ましたかのような笑みッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
やる気じゃ!!!!!!!!!!!!!!!! フーは本気じゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「い…いやさぁ……あんなマンボウ買ってどうするの…」

大魔女「あんたに踊り食いさせるに決まってるでしょうが」

ねこ「あんなの食べようとしたらむしろ踊り狂いながら死にそうだけどーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

471名無しさん@避難中:2014/08/22(金) 00:43:54 ID:DEbiJoF6O
ざわざわざわ

ローシン「会場が騒然としている…当然か
このような大物…! まさに1000年に一つの至物…!!!!!!!!!!!!!!!!
これを買い落とすことが出来ればオークショニアとしては一流じゃ…!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「こんなの欲しがるひといるのかなぁ………」


おばさん「それでは!!!!!!!! オークショニアスタートだよ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
始まりは1000ガパマンからッ!!!!!!!!!!!!!!!! そいやっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


しぃん………



ローシン(…沈黙……
……だがこれは“牽制”…!!!! 出方を伺っている…!!!!!
おそらくこれを狙うのは全員一流オークショニアだろう…!
オークションの勝負は駆け引きと…ブッこむタイミングが大きく明暗を分ける
果たしてここは少しずつ金額を引き上げていく『バベル戦法』を取るか それとも…)


大魔女「190万ガパマン」
ドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

客ら『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ざわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ローシン「!!!!!!!!!!!!!!!!??ッ!!!!!!!!ッ?!!!!!!ッ!!?!!!!!!!!????!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ねこ「ちょっっっっっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

大魔女「…………フ」
ニィ

ローシン「なっ…あ…!!!! い…!」

ローシン「『石垣山戦法』だとオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドオオーーーーーーーーーz_________ンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「はあ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ローシン「フーめ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! まさか『石垣山戦法』を使うとはッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しかもこれはただブッ込むわけではない 考えられた金額ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
190万………! これはこのマンボウを買った後 採算が取れる金額を微妙に上回った数字ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
フーは採算額を上回った金額を初っ端からブッ込むことで 本気の覚悟を他のオークショニアに提示した!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
完璧過ぎる…!!!!! レベルが違う!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
フーは本気じゃ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「……お金……………払うのにゃんなんでぃすけど………」

472名無しさん@避難中:2014/08/22(金) 01:30:55 ID:DEbiJoF6O
しぃん…

オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ


おばさん「ど…どしたどした〜〜〜!!? 第一声が締めの言葉となるのか〜〜〜〜!!!!!!!!?」
パンパン!!!!


ねこ「あ…あわわ…これ落ちちゃうんじゃない?」

ローシン「…まぁ…今の『石垣山戦法』で商業系のオークショニアはほぼ脱落じゃ…
採算が取れんものを落としても意味ないからな…」

大魔女「…売り子! もう勝負はついたわよ」

おばさん「あ…あっはい…!」

スーツ「待った………」

大魔女「!?」

スーツ「250万だ」

大魔女「ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ざわわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ローシン「なにーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
更に上をッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ゴクゥ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「なんなのあの人…! 250万なんて一気に…!!!」

スーツ「私は『ニゴリ』という家具会社で働く家具職人です
あのマンボウは我社が落とし………その皮でカーペットを作る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴウッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「いやそれ絶対気持ち悪いよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 考え直した方がいいよそれ!!!!!!!!」
ズズーン!!!!!!!!!!!!!!!!

スーツ「このマンボウの話題性を考えれば お値段以上の付加価値は無限大ッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
会社からはいくらかかってもかまわぬと…絶対に落とせと仰せつかった!!!!
悪いが君には取らせんぞ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギンッ…

ねこ「どれだけマンボウに賭けてるの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞーん

ローシン「これは…強敵が現れたな…」

ねこ「そ…そうだね フーリャンちゃんもう諦めたら?」

大魔女「…」


大魔女「750万」
ギンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

スーツ「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「んブ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブシシ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ローシン「なんと…3倍掛けッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

スーツ「800万」


ローシン「す…すかさず返したァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!

……ニィ…
大魔女「…名乗りなさい」

クイッ
泡王丸「私は『ニゴリ』の統括調達部長…泡王丸!!!!!
まだやるというのなら…私は君にオークションデュエルを挑む!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

473名無しさん@避難中:2014/08/22(金) 02:24:28 ID:DEbiJoF6O
ざわわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙


ねこ「な…なに? オークションデュエルって…?」

ローシン「まぁ早い話が1対1の意地張り金出し対決じゃ
どちらか片方が音を上げるまで金を吊り上げ続ける…!!!!!!!!!」

ねこ「あのー…にゃんそんなに持ち合わ…」


大魔女「100000000ガパマン」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「いきなり大台突破キタ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブブブーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ローシン「妥協を許さんなッ!!!!!!!!!!!!!!!!」

泡王丸「200000000ガパマン」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ローシン「な…なにッ…尚も食いつくかッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「3億」

泡王丸「3億5000!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「……くッ………4億!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

泡王丸「やるね………ならば10億ならば!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「〜〜〜〜〜〜〜ッッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐぐぐ…

ローシン「フーが止まった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「フ…フーリャンちゃんもういいよ!!!!!!!! もうマジよく頑張った!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ダンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「ちくしょーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
力を…! 私に力をーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガクゥ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「フ…フーリャンちゃん…! しっかり…!」

大魔女「ね……こ… …通帳…見せて…! あんたの…!」

ねこ「え!!? う…うん…」


ペラ… じー…
大魔女「……………………
………………28(にゃー)28(にゃー)5656(ゴロゴロ)28282805(にゃにゃにゃんこ)3(おっぱい)……………よし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
30億!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「にゃんの通帳の番号確認した上で更にブッ込んだーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブブバ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

474名無しさん@避難中:2014/08/22(金) 02:43:32 ID:DEbiJoF6O
《奇跡のパワーを受け取ったフーリャン!
デュエルは白熱さを増した!!!!》


大魔女「ハァ…ハァ……175億ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

泡王丸「んぐうううーッ…!!!!!!!!!!!!!!!! 180億でどうだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「ガァァァァァッッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガクッガクッガクッ

ねこ「フーリャンちゃん!!! もう試合終了だよっ…!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「ねぇ………こ…!!!! …!
…なんか…身分証明書と…印鑑…を…!!!!!!!!」
ガクガクガクガク

ねこ「はいにゃ」


大魔女「…! オーケー……!!!!!!
……1000億ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

泡王丸「ンなアアアアアアアアアアアにィィィ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゾクリ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ねこ「ねぇにゃんどうなっちゃうの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? どうなっちゃうのにゃんねえええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ガクガクブルブルッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ローシン「何故渡す………」


―――

《限界突破の奇跡を受け取ったフーリャンは 更に攻め立てる…!!!!!!!!》

大魔女「一京ッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

泡王丸「ぐうウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウぬゥ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ねこ「ねぇなんか天文学的な域に達してるんですけどーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ローシン「………たかが大きいだけのマンボウが…
もはや金額の大きさにマンボウの初登場のインパクトさえ薄れた…
まるで金が釣り上がるに連れマンボウの価値が下がるかのよう……まるで哲学じゃ…
これが………これが次元を超越したオークショニア同士の戦いなのか…」

ねこ「もう一周回って小学生の喧嘩レベルになってますけどーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ローシン「…しかし…はやく戦いを終わらせねば……もはや青天井を超えた大宇宙天井…! そして泥沼じゃ…!!!
フー…! はやく奴を黙らせるブッ込みで戦いを終わらせるのじゃ…!!!!」

ねこ「負けるという選択もあるんだよ…!!!!!!!!」
ぽろぽろ…

475名無しさん@避難中:2014/08/22(金) 02:45:54 ID:jJFmL7.o0
他人の金で無茶しすぎwww

476名無しさん@避難中:2014/08/22(金) 02:57:21 ID:DEbiJoF6O
泡王丸「う…ぎぎぎぎぎぎぎィィィィィ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…! 1京……………1億ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ローシン「まだ…まだ来るか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「もう降りて…!」



大魔女「…!!!! ……………2…京ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

泡王丸「!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「―――」

ローシン「ブッ込みじゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!


大魔女(くっ…! 折れて…!!!!! これ以上は…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)

泡王丸「………! ………フフ…」

大魔女「!!!?」
ゾク!!!

泡王丸「…君はもう限界のようだね…!!!? フヒヒヒヒ…!
だ…だが俺は…まだ行ける…!!!! まだ乗せれるぞ…!!!!!!!
断言しよう…!!! この勝負は…俺の勝ちだああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カアアアアアアアアアアアアアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「うおああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴォォォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


大魔女「ブッ込みィィィィーーーーーーーーーーーーーーーーーー(物理)!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッキィィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女即死パンチ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ドゴボギャアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
泡王丸「はぶるァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ねこ「ブッ込んだーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブブブ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


泡王丸「―――」
ちーん…

大魔女「ハア……ハア………」


ヒュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…

おばさん「…! き…
決まったァァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
落札者はァッ あなただああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


超巨大マンボウ
落札者:フーリャン
最終落札価格:2京
決まり手:大魔女即死パンチ


ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

477名無しさん@避難中:2014/08/22(金) 16:48:08 ID:jJFmL7.o0
物理攻撃wwwwww

478名無しさん@避難中:2014/08/22(金) 22:47:49 ID:DEbiJoF6O
わああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

客『2京!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 2京!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
2京!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 2京!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
わーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ローシン「ぬぉっ!!!!!!!! すごい大歓声じゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

おばさん「さあ!!!!!!!!!!!!!!!! あんたにゃこのマンボウを2京で買う権利が与えられたよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「け…権利? なら断ることも…」

ローシン「それは無理じゃ
この叩き売りで落としたら落とした者が絶対に買う というのは暗黙のルールじゃ
権利どうこうはもう形骸化してるようなものだからな
2京払って買わねば」

大魔女「ねこ出して」

ねこ「2京なんて持ってるわけないしィィィィーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それもう何百回もビル・ゲ○ツに生まれ変わればいいの〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

おばさん「はやく 2京ガパマン」

ローシン「…………2京…ガパマン…?
…はっ! そうか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ペラペラペラ

ねこ「!?」

ローシン「よろこべビッチ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
2京ガパマンを円で換算した場合の金額は……5000円!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「やす〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「どんな隔たりよそれ」

ねこ「な…なんか今までの白熱が一気にしょぼくなったんですけどォーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女(くそッッ こんなことなら無量大数までブッ込めばよかったわ)

479名無しさん@避難中:2014/08/22(金) 23:04:38 ID:jJFmL7.o0
ジンバブエかよwww

480名無しさん@避難中:2014/08/22(金) 23:54:13 ID:DEbiJoF6O
―――

大魔女「…というわけでこのマンボウをめでたく買ったわけだが」

ローシン「どうするのじゃ」

大魔女「もちろん…………ねこに食わす!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「嫌にゃーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ローシン「確かにさすがの儂もコレを食うのは躊躇われるな…」

ねこ「そうだよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! マンボウってのは体が寄生虫で出来てるとか言われるくらい寄生虫だらけなんだよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こんなの食べたらにゃん 変な病気になっちゃうよぅ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

大魔女「尚良し」

ねこ「良くな〜〜〜〜〜〜〜〜い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずぞ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「…ま…やらないけどね…
なんだかさっきのオークションデュエルで燃え尽きたわ…
金額はショボかったけど 私はあれに全精力を使い果たしたわ
もうあんたにマンボウ食わす気にもならないわ」

ねこ「そ…それはよかったけど……
このマンボウはどうするの?」

大魔女「海へ流しましょう」


―――

ザザー…

ちゃぽ…
巨大マンボウ「マンボッ!!!!!!!! マンボッ!!!!!!!!」
じたばたじたばた!!!!!!!!

大魔女「暴れんじゃないわよ
今放してやるから」

ローシン「後悔しないんだな?」

大魔女「えぇ…………
……燃え尽き症候群 …賢者モードというのかしらね
戦いの後色々考えたわ
自由に海で…ここまで大きくなるまで育ったこいつの人生を…踊り食いなどという下らぬ余興で終わらせるのは勿体ないと思った
こいつは大きな体で海を飛び 大海原で死んでもらいたいわ
誰よりも自由を…波間で唄いながら…」
そっ…

大魔女「ムッシクダースィ メコレ」
ポワワワワワワワワワ

大魔女「あんたの体の寄生虫は消した …行きなさい」
チャポ…

巨大マンボウ「…」

大魔女「…行きましょう
まったく ねこあんたもう二度と踊り食いなんて下らないこと言わないでちょうだい」

ねこ「いやそれにゃん言ってないィィーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「さぁ町へ戻るわよ」
ザ…





ありがとう





大魔女「!!!?」
バッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



しん…
《マンボウは消えていた…》



ねこ「どうしたの?」

大魔女「…いいや なんでも…」
ニ…

481名無しさん@避難中:2014/08/23(土) 00:42:42 ID:4kEEERcYO
そして

大魔女「あー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ねこにマンボウ踊り食わして〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「えぇぇぇ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
前言撤回はやーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぶー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「そうは言ったけどマンボウねこに食わせたいじゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
そう思い至ったわけよ あのマンボウを放して10秒後に思い至った」

ねこ「思い至るのが早いよおっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ローシン「あそこでまた別の叩き売りが行われているぞ」

大魔女「ッしゃあーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「ちょおおおおおおおおおおおおおおおおおおッまたやるのぉ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



おっさん「安いよ安いよーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パチンパチン!!!!!!!!!!!!!!!!


ねこ「もうまたさっきみたいのやるのぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

大魔女「もうさっきみたいに本気にはやらないわよ 適当にあんたに飲ます分だけ落とすわ」

ねこ「いらないから〜〜〜〜〜ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


おっさん「本日お出ししますはこのつややかなご立派マンボウだーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
味も他のマンボウとは大違い!!!!!!!! 甘美なる美味をどうぞご堪能下さ〜〜〜〜〜〜〜〜い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
さぁ今回は100ガパマンからそいやァァーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パチィーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「60万ガパマン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

おっさん「おー!!!!!? いきなり大金ーー!!!!!!!! これは決まるかー!!!!!!!!!!!!!!!!?」

大魔女「フフ…この程度ならこれで十分………ん!!?」


バンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドドォーーーーーーーーーーーーーーーーーーzンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ピチピチ…

大魔女「ふぐじゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バキィィィィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

おっさん「べーぷッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

482名無しさん@避難中:2014/08/23(土) 01:04:21 ID:4kEEERcYO
―――

大魔女「ちぃぃぃ!!!!!!!!!!!!!!!!
つかまされたわッ まさかマンボウじゃなくてふぐだなんて!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まんまと!!!!!!!!!!!!!!!! まんまとよコレは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ローシン「まぁパッと見分からぬな」

ねこ「いや分かるでしょー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「くそっ…どうしましょこれ」

ねこ「ていうかさぁ…マンボウよりふぐの方が高級なきがするけど」

大魔女「だったら踊り食いしなさいよオラァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガポァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「へぽァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 毒抜きしで〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! うぶゥッッッ」
ねこ「も…もげげェェ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドグガ……お…う゛ぇろろろろろろろろろろろろろろろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおっっっっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゲロビッチャ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「ギャハハハハハハハハハハハハハハヒ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 踊り食い〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ローシン「踊り食いというか…………踊り狂ってる」


―――

大魔女「ん? ここは…」


ドォーーーーーーーーーン…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

【マンボウ vs ふぐ屋】


ねこ「マンボウvsふぐ屋…?」

大魔女「なにこれ 沖縄のハブ対マングースみたいなノリね
面白そう 入りましょ!!!!!!!」

ねこ「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

483名無しさん@避難中:2014/08/23(土) 02:00:48 ID:4kEEERcYO



受付「いらっしゃい
3名様ですね どうぞ…」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

ねこ「え〜〜〜〜〜… 入るんだ…」

大魔女「だって面白そうじゃない
マンボウがふぐをボッコボコにするところを見たいわ!!!!」

ねこ「そうかな……
沖縄のハブとマングースもそうみたいだけど 最近は愛護的なアレで動物同士を直接戦わせるのはダメみたいだよぅ
だから泳ぎ対決とかそういうお遊び対決で茶を濁してるとか…」

大魔女「マジ? なにそれつまんなそうね」

ねこ「つまんないよ多分………戻る?」

大魔女「ふむ……でももう通された階段を下ってるし
とりあえず下まで降りて会場の糞さを確かめてから帰りましょ」
コツコツコツコツ…


《階段を下りていくフーリャン達…》


ローシン「ながい階段じゃ」

大魔女「余興程度の店にしちゃ…随分とものものしいわね」
カツカツカツカツ…

ローシン「むっ 光が見えてきたぞ!!!!!!!!!!!!!!!!」


カツカツカツカツ…

わあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ピカァァァ〜〜〜〜〜〜〜〜…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


大魔女「!!!!!!!?」

ローシン「こ…これは!!!!!!!!!!!!!」


ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ワーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「うーわなにここ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
広くて丸い観客席……そしてその中心に水が張られた……舞台!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
ま…まるで闘技上城だよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どどどんッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ゾクッ ゾクッ
大魔女「へえぇ…いーい感じの好戦的なオーラを感じるわ…」


わああああああああああああああああーーーーーーーーー…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


アナウンス『静粛にッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

みんな『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』

アナウンス『皆様 今宵の狂乱のお魚地獄へようこそ…
それではさっそく リングの中央をご覧下さい…』

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

484名無しさん@避難中:2014/08/23(土) 22:00:47 ID:4kEEERcYO
大魔女「は…はじまるわ…! マンボウの一方的な殺戮ゲームが…!!!!!!」

ねこ「なんですでにマンボウが勝つみたいな感じになってるの…」

大魔女「そんなもんマンボウが勝つからに決まってるでしょうが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ふぐなんてハンパなもんにマンボウが負けるわけないでしょ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! このダボ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「え…えぇ〜〜〜………」

ローシン「まぁここはマンボウの聖地ガパオライス……
マンボウが有利なのは仕方あるまい」

ねこ「そもそもどんな戦いをするんだろう…」


司会「それでは全選手の入場です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

485名無しさん@避難中:2014/08/24(日) 00:13:07 ID:E7sxnh0UO
寄生虫殺しは生きていた!! 更なる研鑚を積みお魚凶器が甦った!!!!!
武マンボウ マンボウだァーーーーーーーーー!!!!!!!!

総合三枚おろしはすでに我々が完成している!!!!!
ビッタンビッタン拳法マンボウだァ――――!!!!!!!!!

組み付きしだい寄生虫移しまくってやる!!!!!!
五輪変な顔代表 マンボウだァッ!!!!!!!!!!!!!!!!

多種の死に方なら我々の歴史がものを言う!!
すでに死んでる デスなう マンボウ!!!!!!!!!!!!!!!!

真の尻ビレ泳ぎを知らしめたい!!!!!!!! 尻ビレ拳法 マンボウだァ!!!!!!!!!!!!!!!!

鳥に突かれ死は3階級制覇だが激突死なら全階級オレのものだ!!
ガパオライスのすぐ死ぬ魚 マンボウだ!!!!!!!!!!!!!!!!

打撃対策は完璧無理!!!!!! 全マンボウ柔道 マンボウ!!!!!!!!!!!!!!!!

全マンボウのワースト・ディフェンスは私の中にある!!!!!!!!!
虚弱の神様が来たッ マンボウ!!!!!!!!!!!!!!!!

タイマンなら絶対に負ける!!!!!
暴走魚の死にやすさ見せたる 特攻隊長 マンボウ!!!!!!!!!!!!!!!!

バーリ・トゥード(なんでもあり)ならこいつがマンボウ!!!!!!!!!!!!!!!!
ガパオライスの ピュア・マンボウ マンボウ!!!!!!!!!!!!!!!!

マンボウ海兵隊から炎の魚が上陸だ!! 焼き魚 マンボウ!!!!!!!!!!!!!!!!

ルールの無い自殺がしたいからマンボウ(用心マン棒)になったのだ!!!!!!!
プロの自爆を見せてやる!!!!! マンボウ!!!!!!!!!!!!!!!!

めい土の土産におちょぼ口とはよく言ったもの!!!!!!!!
達人の奥義が今 実戦でバクハツする!! おちょぼ術 マンボウ先生だーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

世界ヘヴィ級チャンプこそが地上最強の代名詞ではない!!!!!!!!!!
まさかこの男がきてくれるとはッッ マンボウ!!!!!!!!!!!!!!!!

プランクトンを食いたいからここまできたッ キャリア一切不明!!!!!!!
北海道のシャケ(鮭)ファイター マンボウだ!!!!!!!!!!!!!!!!

オレたちはフグ科最弱ではない魚界で最弱なのだ!!!!!!!
御存知マンボウ マンボウ!!!!!!!!!!!!!!!!

海面プカプカの本場は今やガパオライスにある!!!!!!! オレを驚かせる奴がいっぱい居すぎて困る!!!!!!!!
マンボウだ!!!!!!!!!!!!!!!!

486名無しさん@避難中:2014/08/24(日) 00:15:06 ID:E7sxnh0UO
デカァァァァァいッ説明不要!! 3m50!!!! 1t!!!!!
マンボウだ!!!!!!!!!!!!!!!!

キモい見た目は実戦で使えてナンボのモン!!!!! 超実戦キモ姿!!!!!!
本家ガパオライスからマンボウの登場だ!!!!!!!!!!!!!!!!

ベルトはオレのもの 邪魔するやつは思いきり殴り思いきり自爆するだけ!!!!!!
マンボウだ!!!!!!!!!!!!!!!!

自分を試しにガパオライスへ来たッ!!!!
サンバ全ベーリング海チャンプ マンボウ!!!!!!!!!!!!!!!!

ちんちん流に更なる磨きをかけ ”ちんちん切り”マンボウが帰ってきたァ!!!!!!!!!!!!!!!!

今の自分に死角はめっちゃあるッッ!!!! シュートされる マンボウ!!!!!!!!!!!!!!!!

中国3年のマン技が今ベールを脱ぐ!!!! 深海から マンボウだ!!!!!!!!

客の前でならオレはいつでもメインディッシュだ!!!!!!
マンボウの活け作り マンボウ 本名で登場だ!!!!!!!!!!!!!!!!

マンボウの仕事はどーしたッ マンボウの炎 未だ消えずッ!!
壊すも死ぬも思いのまま!!!! マンボウだ!!!!!!!!!!!!!!!!

特に理由はないッ マンボウが強いのは当たりまえ!!!!
カンパチにはないしょだ!!!!! マンボウ!
マンボウ山がきてくれたーーー!!!!!!!!!!!!!!!!

暗黒海で磨いた実戦キョロ目
マンボウ会のデンジャラス・マンボウ マンボウだ!!!!!!!!!!!!!!!!

実戦だったらこのマンボウを外せない!!!! 超A級死に師 マンボウだ!!!!!!!!!!!!!!!!

超一流マンボウーの超一流の寄生虫 生で拝んでゲロ吐きやがれッ
海の病原菌!!!!! マンボウ!!!!!!!!!!!!!!!!

武術マンボウはこのマンボウがマンボウさせた!!
マンボウのマンボウ!!! マンボウだ!!!!!!!!!!!!!!!!

若き王者が帰ってきたッ
どこへ行っていたンだッ チャンピオンッッ
俺達は君を待っていたッッッ
ふぐの登場だ――――――――ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



わーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「ふぐがチャンピオンじゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガタッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

487名無しさん@避難中:2014/08/24(日) 00:20:00 ID:EociNfPU0
マンボウばっかwww

488名無しさん@避難中:2014/08/24(日) 01:04:06 ID:E7sxnh0UO
ねこ「なんなのこの異様な光景…」

大魔女「こんだけマンボウが居てチャンピオンはふぐなの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
ふざけんじゃねー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! たるんでいやがる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
たるんだマンボウ………たるマンよッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
しゃー!!!!!!!!

ローシン「だがフー……あのふぐただのふぐではないぞ……………はりせんぼんじゃ…」
ドンッ…

大魔女「なッッッ
なによそれ!!!!!!!! 凶器持ちじゃないの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
不正よこんなもんはッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マンボウは武器一つ持たない純粋なファイターなのよ!!!?」
キッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「寄生虫も立派な武器なんじゃないかな…」


司会『全選手揃ったところでさっそく試合スタートだァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!
尚今回の試合形式はバトルロワイヤルッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
全員が入り乱れた大混戦だァ!!!!!!!!!!!!!!!! 最後に残った一匹こそがチャンピオン!!!!!!!!!!!!!!!!
その戦いの中では駆け引きもまた勝負ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
一人で戦うもよし 誰かと結託して戦うもよし なんでもありだァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
重要なのは 誰を先に潰すか!!!!? 選手達の動向にさっそく注目だァーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ゴォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


大魔女「誰を……潰すか…………」


ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…


マンボウ達『……………』
ギンッ…

ふぐ「…」


ドドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


司会「おぉぉ〜〜〜〜〜〜〜〜ッとォ!!!!!!!!!!!!!!!! マンボウ達がさっそく狙いを定めたァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
全員の狙いはチャンピオンふぐーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「そりゃそーだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

489名無しさん@避難中:2014/08/24(日) 01:26:58 ID:E7sxnh0UO
カ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

司会「マンボウ達の殺意の目線が向けられたままッ 非情にも開始のゴングがなるーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
このゴングがふぐの葬送の曲となってしまうのかァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


マンボウ「マンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボッ!!!!!!!!

司会「さっそくマンボウ…尻ビレ拳法のマンボウが飛び出したァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
猛然とふぐに突っ込むーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


――― その時の事を 観客席の田中氏は語る…

田中「あの時…ですか? はぁ…なんつーか…磯臭かったかな…
…そういうことじゃない? …ハハ
…戦いのこと? ……んーーーー……なんっていうのかなぁ…
凄かったよ ……え? なにがって……?」

いやぁ… 音がね…

―――

パチパチパチパチパチパチパチドドドドドドドドドドドドドドドドッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マンボウ「マンボマンボマンボマンボマンボマンボマンボマンボマンボマンボマンボマンボォォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

―――

田中「こう………手の下のとこでふぐの体を……………あぁ 掌底打ちって言うんですか?
それです……………はぁ えぇ 凄くうるさかったですよ
耳をつんざくっていう………………え?
肉を打ち付ける鈍い音がうるさかったのか? って?
いやぁ ちがうちがう」

“音”ってのはね… こう…
なんていうんですかね?

パチンッ! って…………

そう 手を叩く…みたいな?
パチパチパチパチパチパチ って… まるで拍手をするようにね
すごいスピードで…………でもさ…

―――

マンボウ「マンボマンボマンボマンボんマンボォォォォォォォォォォォォォォォウッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ふぐ「…」

―――

まるで効いてないような音…って感じだったんですよ
子供がね… 父親に駄々をこねてペチペチ叩いてるみたいにさ…
いやいや 決してマンボウが弱かったからじゃないですよ! 決して

ですが………強すぎたんですなぁ……… えぇ…相手ですよ
ふぐ………

自分らみたいな素人にもわかりますよ 一目で彼の余裕を…

田中「だって…」


―――

ふぐ「………」

マンボウ「〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


体を打たれるその最中にも… してたんですよ ふぐが…
えぇ…口ぱくぱくです…


ふぐ「………」
ぱくぱくぱく


司会「マンボウの攻撃 ノーダメージだァァァァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

490名無しさん@避難中:2014/08/24(日) 01:57:46 ID:E7sxnh0UO
マンボウ「マ…マンボマンボマンボマンボマンボマンボーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ふぐ「……」
ぱくぱくぱくぱくぱくぱく

マンボウ「マンボマンボマンボマンボマンボマンボマンボマンボマンボーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ふぐ「………」
ぱくぱくぱくぱく


司会「効かなァァァァァァァい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ふぐ不動!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! マンボウの渾身の掌底打ちにもみじろぎ一つせずゥゥゥーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マンボウの掌底打ちは木を倒す程の威力があるというのにふぐには一切ダメージなく!!!!!!!!!!!!!!!!
一体どんな体をしてるんだチャンピオンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

パチパチパチパチパチ…
マンボウ「〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ…!」
ゼェ…ゼェ…


司会「あーッとォ連撃を加えるマンボウについに体力の限界来るーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…そ し てェ!!!!!? ふ…ふぐが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ふぐ「…………」
ズズ…

マンボウ「…!!」


バチィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

マンボウ「―――――〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
メシャアアッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


司会「な…な…な…なんとォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
一体何をした!!!!!? 我々にはふぐが優しくマンボウの頭に手を置いたように見えましたがーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

チロリーン「正柱線を上手く穿ったな…」

司会「正柱線とは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? 解説のチロリーンさん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

チロリーン「頭のてっぺんから足までを線で繋げたもの……それを私様の業界では“正柱線”と呼ぶのさ
正柱線の入口の中心……つまり頭……つむじ…そのある一点をピンポイントで正確に突くと
その衝撃は何倍にも増幅し一気に体を突き抜ける
これを上手く突けば 弱い力でも相手を制することが出来るが…簡単に出来る芸当じゃあない
ふぐ………なかなかやるじゃあないか」
ドンッ…

司会「な……何と言う繊細で…それでいてパワフルなパフォーマンス!!!!!!!!!!!!!!!!
これがチャンピオンの力かーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

491名無しさん@避難中:2014/08/24(日) 02:18:34 ID:E7sxnh0UO
ふぐ「……」
ぱくぱくぱくぱく


司会「一匹のマンボウを屠ったふぐ 再び余裕のぱくぱく再開ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
圧倒的すぎる力をマンボウに見せ付けたーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


マンボウ達『マンボーーーーーーーーーォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ぱくぱくぱくぱくぱくぱくぱくぱくぱくぱくぱくぱく!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
キョロキョロキョロキョロキョロキョロキョロキョロ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


司会「ここでマンボウ達 五輪変な顔代表マンボウに合わせ ぱくぱくで対抗ォォォォォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しかもキョロキョロ付きィィィィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あからさまな対抗心を燃やしているーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

マンボウ達『マンボウ!!!!!!!! マンボウッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ズワザァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


司会「ッとォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ここで数名のマンボウが飛び出すーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
血気の盛んな若マンボウ達がふぐに襲い掛かるーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ふぐ ピンチだああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

チロリーン「い…いや!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! あの構え!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ズオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…
ふぐ「……」
ぱくぱくぱく


司会「ふぐ…なんだあの構えは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
片方の手をあげ もう片方の手は下に下げ構えているーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

チロリーン「あの構え…間違いない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギュン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マンボウ「マンボーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ふぐ「…」
スィッ…ガシッ

ドグリュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マンボウ「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ドゴォォォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

司会「な…なんとーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ふぐ…突撃してきたマンボウ達をあっさり投げ飛ばしたーーーーーーーーー!!!!!!!!
あの小さなからだで一体どうやったんだ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?!!!!!!!」

チロリーン「……合気だ…
あのふぐ……合気道まで使いやがりやがる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴクゥ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

492名無しさん@避難中:2014/08/24(日) 02:46:24 ID:EociNfPU0
いつの間に解説者にwww

493名無しさん@避難中:2014/08/24(日) 23:10:32 ID:E7sxnh0UO
司会「チャンピオンふぐのまさかの合気ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
立ち向かうマンボウ達がまるで時代劇の殺陣役者のように大袈裟に飛ばされていくゥゥーーーーーーーーーッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マンボウ成す術なしかーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


マンボウ「マンボオオォ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぬうぅぅぅ


司会「そこへ向かう影は…北海道のシャケファイター マンボウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しかしその動きは非常にスローペースだァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
一体なにを考えているんだマンボウーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

チロリーン「あいつ!!!!!!!!!! アレをやる気か!!!!!!!!!!!!!!!!」


マンボウ「マあああああああああああンンンンンンンンンンンンンぼオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ……」
スウウウウウウウウ……… ガシッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

司会「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? マンボウ…誰も触れさえ出来なかったふぐを難無く掴んだァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ふぐ 全くの無抵抗ォ!!!!!!!!!!!!!!!! 一体何が起きたんだーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

チロリーン「合気封じか………
合気道は敵の攻撃の勢いを利用する… つまり 勢いのない攻撃には何も出来ないのさ
“ゆっくりと掴む”……それが合気道封じにしえ完全なる破り方」

司会「マンボウ 見事にふぐ合気道を封じるーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ふぐの運命が悲惨なものに決定したかーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ふぐ「……」

マンボウ「マアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐぉッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ふぐ「……」
くるるん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドゴッシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マンボウ「マボオオオォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グバッチャアアアアアアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

司会「なァ!!!!!!!!? これは!!!!!!?」

チロリーン「なんだと………これは…流術!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
合気道から更に発展したとされる…組する拳法!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
自分の体を回転させ つかみ掛かっていたマンボウを地面にたたき付けた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あのふぐ…底が見えねー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴクリ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

チロリーン(…拳を合わせてー…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! …くそッッッ
冷静になれ…私様ッッッ…! …魚だぞッッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ぎゅっ…

494名無しさん@避難中:2014/08/24(日) 23:16:10 ID:EociNfPU0
ファイターの血が騒ぐw

495名無しさん@避難中:2014/08/24(日) 23:51:10 ID:E7sxnh0UO
司会「試合は進みに進みぃ!!!!!!!! ふぐが圧倒的実力を見せ付け並み居るマンボウをビッタンビッタンまたビッタンと倒したァ!!!!!!!!!!!!!!!!
そして残るは伝説の寄生虫殺しッッッ 武マンボウの代名詞ィィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! マンボウーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
真の最強決定戦が始まるーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


マンボウ「しゅうぅーーーーーーーーー…」

ふぐ「……」
タタンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


司会「なっ ここで仕掛けたのはなんとふぐーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
武マンボウ マンボウの実力を感じたかーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ふぐ「……」
タタタァァァンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

司会「まるで華麗な舞のようにマンボウの懐に入り込むーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そして胸に一閃の突きを穿っ………」


マンボウ「ぽぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
スィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜

パパァン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ふぐ「……!」


司会「ぬわァァァァァァんとォ!!!!!!!! マンボウ 謎の手の動きでふぐの攻撃を捌いたァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

チロリーン「アレは…伝説の廻し受け!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
体の前に出した両手を円を描くよう動かし あらゆる角度…そしてあらゆる威力の攻撃を捌ききる技術!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あのマンボウがマンボウの中の本命か!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

司会「マンボウの逆襲が始まるのかーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ふぐ「……」
ダダンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

シュビビビビビビビビビビビビビビビビビィィィィィーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

マンボウ「ぽぉーーーーーーーーー」
スィスィ〜〜〜〜〜

パパパパパパパパァァァァァァァァァァァァン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


司会「だが捌く!!!!!!!! 捌く!!!!!!!! サバク〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まさに無敵!!!!!!!! 鉄壁!!!!!!!!!!!!!!!!
あの数々の勝利で存在を鬼神たらしめたふぐを赤子のように扱う〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これが武マンボウの力なのか〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ふぐ「…」
ズ…


チロリーン「!!!!! だが待て!!!!!!!! ふぐの攻撃はこれからだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
地球の核を体の芯でしっかりと感じながら…大きく振りかぶりッッッ………あの構えはッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…


体をちんこのイメージで………!!


超・マッハパンチ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ドオオウッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

496名無しさん@避難中:2014/08/24(日) 23:51:27 ID:E7sxnh0UO
t

497名無しさん@避難中:2014/08/24(日) 23:55:40 ID:EociNfPU0
ちんこのイメージってなんだよwww

498名無しさん@避難中:2014/08/25(月) 17:24:06 ID:kEv4AqvMO
ちんこのイメージから繰り出される“ただの突き”は…
音速の壁を突破する!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
目にも留まらぬ速さで対象へと激突した拳は……
遅れてやってきた音と共に ソニックブームを引き連れ 更なる連撃を加えるッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


スパパパァァァァァァァァァァァァァァァァンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ドギオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ゴゴゴゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ


司会「何と言う衝撃波と音ォォォォォッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! まるでリング上に隕石が落ちたかのようだァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
思わぬ隠し技ッ 武マンボウ万事休すーーーーーーーーーッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


しゅうううううううう…

ふぐ「……」

ボッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ふぐ「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

メゴシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ふぐ「ぐふ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
トゴオオオオーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


司会「な…なにーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
我々同様勝ちを核心し安堵の表情を浮かべていたふぐの顔に土煙の中から飛び出した拳がクリティカルヒィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッットォォーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あの拳はーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

チロリーン「菩薩の拳…!!!! 殺気を纏わぬ不可避の拳か…!!!!!
いやしかしそれよりもあのマンボウはどうやってマッハパンチを耐え……………アッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


もわあああああああああああああん…………
ドドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


マンボウ「マンボマンボオオォォォ…」
パパパパパパパパパパパパククククククククククククッッッ


チロリーン「分かった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! あのマッハパンチを受けてノーダメージだった秘密はあのぱくぱくダァァァァァーーーーーーーーーッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
恐らく音速を超えたぱくぱく!!!!!!!!!!!!!!!! 音速の拳を音速のぱくぱくが相殺したァァァァァァァッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

499名無しさん@避難中:2014/08/25(月) 18:22:56 ID:kEv4AqvMO
ゴゴゴゴ


ふぐ「……」

マンボウ「……」


司会「し…史上類を見ない拮抗した試合〜〜〜〜…がァ!!!!?
どういうわけか両選手睨み合ったまま動かなくなったぁぁ〜〜〜〜!!!!!!!!!
一体ぜんたい何故なのか〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!?」

チロリーン「違う…! よく目を凝らせ…!!!
戦いは始まっている…! イメージという段階に上がって…!!」
ギンッ…!

司会「イメージ……!!?」


ふぐ「……」
ズズズズズ…


観客「なんだ…?」

観客「お…おいまさかお前も見えるのか!!!?」

ざわざわざわ


司会「なんでしょう!!!!? 会場がにわかに騒がしいですが…!!!!!?
一体立ち尽くす2人に何が見えるのか……………ハッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
ア…アレ…は…!」

チロリーン「…強さの段階がある程度行った人間は…その覇気でまわりの人間にも目視出来るようなオーラ…それもくっきりとした“イメージ”を見せることが出来るという…
2人(匹)の戦いは高次元に突入した…」


オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…


ふぐ「…」
ズズ…
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

司会「あ…あのイメージはッッ 海の蛇………ウミヘビだァァァァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まるでそこに居るかのような存在感ンンンンンンンンンンンンンンンンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ふぐはイメージでウミヘビを作り出したアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウミヘビ「シャー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

司会「猛毒を持つウミヘビが襲い掛かるーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
噛まれたら終わりだーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーマンボウッッッッーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

マンボウ「…」
ズ…


しゅるるる…… ドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
タコ「ヌヌヌヌヌ…」


司会「タコ!!!!!!!!!!!!!!!!? タコがウミヘビをわしづかみィィーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アレはいったい!!!!!!!!!!!!!!!!」

チロリーン「マンボウのイメージだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

500名無しさん@避難中:2014/08/25(月) 18:38:13 ID:kEv4AqvMO
チロリーン「あのタコはマンボウの作り出したイメージだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ウミヘビ「シャー!!!!!!!!!!!!!!!!」
グォ!!!!!!!!!!!!!!!!

パク!!!!!

タコ「ヌヌヌヌヌ」
ずぷりッ…!
シュシュンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


司会「ウミヘビ タコに噛み付き毒を注入するが タコは冷静に足を切り離し そしてウミヘビを足で捕まえるー!!!!!!!!!!!!!!!!
この2匹 完全に食物連鎖の関係にある〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ふぐ イメージすら破られたァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

チロリーン「気をつけろ!!!!!!!! 次のイメージが来る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
魚軍だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ぼわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


司会「う…うわ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
恐るべき数の魚群が現れタコを飲み込んでいったァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こ…これは…イワシだァァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ


母「いわしよー!!!!!!!! いわしよー!!!!!!!! 捕まえて今日の晩御飯よ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

父「たも持ってきた!!!!!!!!」

子「捕まえたよ〜〜!!! ピッチピチだー!!!!!!!!!!!!!!!!」

ローシン「生うめぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ワーワー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


司会「あーっとどうやら現れたイワシを捕まえる観客達が居る模様ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
みなさんここは神聖な戦いの場であり タイムサービスを行うバザールではありませ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

チロリーン「くっ…イワシの魚群で見えねー…! どうなった!!?」


ゴゴゴゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…

ち〜〜〜〜ん…
タコ「―――」


司会「タコ 四肢をもがれ死亡ォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
恐らく大量のイワシにつつき食われたのでしょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
見事!!!!! 食物連鎖に食物連鎖で返すううううううううううううううううううううッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

501名無しさん@避難中:2014/08/25(月) 20:51:09 ID:kEv4AqvMO
マンボウ「マ…ン…ボオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

司会「イワシの魚群に対抗すべくマンボウが出したものはーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぷりっぷりっ

おいしそ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ


司会「カンパチだアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いわしも餌とするカンパチが出現〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しかもアブラがのっててうまそうだ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

母「ヨコセヨ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!! ヨコセヨ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ハ〜〜〜〜〜〜〜〜ッハ〜〜〜〜〜〜〜〜ッ


カンパチ「も〜」
ぱくぱく


司会「欲望に塗れた観客をよそにイワシを貪るカンパチィ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!
イワシが絶滅するのも時間の問だ…」

ぐんッ!!!!!!!!
カンパチ「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ぐいぃぃッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ザッパァ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
釣り吉「カンパチGETだぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ば〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


司会「カ…カンパチが観客に釣られた〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こら〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!! イメージを釣り上げるなァァァァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

チロリーン「ちがう!!!!!!!!!!!!!!!! アレはイメージだ!!!!!!!!!!!!!!!!
マンボウが作り上げたイメージだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

司会「ぬ…ぬわわァァァァァんとォォーッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ついにヒトまで作り出したァァァーーーー!!!!! カンパチに対する釣り吉ィィィーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
食物連鎖を超えた見事な答えを導き出したァァァァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ハァハァ


釣り吉「今夜はカンパチのムニエ」

ザパァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
鮫「シャアアアアーーーク!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パックンチョオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

釣り吉「うぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ふぐ「……」
ニヤリ

502名無しさん@避難中:2014/08/25(月) 20:54:12 ID:kEv4AqvMO
訂正

マンボウ「マ…ン…ボオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

司会「イワシの魚群に対抗すべくマンボウが出したものはーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぷりっぷりっ

おいしそ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ


司会「カンパチだアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いわしも餌とするカンパチが出現〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しかもアブラがのっててうまそうだ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

母「ヨコセヨ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!! ヨコセヨ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ハ〜〜〜〜〜〜〜〜ッハ〜〜〜〜〜〜〜〜ッ


カンパチ「も〜」
ぱくぱく


司会「欲望に塗れた観客をよそにイワシを貪るカンパチィ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!
イワシが絶滅するのも時間の問だ…」

ぐんッ!!!!!!!!
カンパチ「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ぐいぃぃッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ザッパァ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
釣り吉「カンパチGETだぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ば〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


司会「カ…カンパチが観客に釣られた〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こら〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!! イメージを釣り上げるなァァァァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

チロリーン「ちがう!!!!!!!!!!!!!!!! アレはイメージだ!!!!!!!!!!!!!!!!
ふぐが作り上げたイメージだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

司会「ぬ…ぬわわァァァァァんとォォーッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ついにヒトまで作り出したァァァーーーー!!!!! カンパチに対する釣り吉ィィィーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
食物連鎖を超えた見事な答えを導き出したァァァァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ハァハァ


釣り吉「今夜はカンパチのムニエ」

ザパァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
鮫「シャアアアアーーーク!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パックンチョオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

釣り吉「うぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

マンボウ「マンボボォ……!」
ニヤリ

503名無しさん@避難中:2014/08/25(月) 21:17:27 ID:kEv4AqvMO
ふぐ「……!」


司会「鮫に引きずり込まれる釣り吉〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!! マンボウのイメージです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これは上手い! 再びイメージの戦いを海に戻したァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
二転三転する戦いッッッ 正直高レベルすぎて付いて行けませ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

チロリーン「ふぐ……どうでる!!?」


鮫「ウマウマ」
クチャクチャクチャ…


ヌゥゥゥゥゥゥ…


鮫「さめ?」
くるっ

ドォドォォォォ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
メガロドン「ボアアアアー…」


司会「か…怪物だァァァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
怪物級の大きさの鮫が現れましたァァァ!!!!!!!!!!!!!!!! チャンピオンふぐのイメージィィィーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴクゥ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


メガロドン「アー!!!!!!!!!!!!!!!!」
パクリ!!!!!!!!!!!!!!!!

むしゃむしゃ…


司会「あの鮫をたったの一口で丸呑みィィ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
海洋生物のイメージの中で恐らくこれが最強でしょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もはやマンボウにこれを超えるイメージを作り出すことは不可能か〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」


メガロドン「ウマー」
むしゃむしゃくちゃくちゃ…

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

メガロドン「ん?」

オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙
シロナガスクジラ「しゅー…」

メガロドン「( ゚) ( ゚)

(  ) (  )   三゚ 三゚」スポーン


司会「どぅえかァァァァァァァーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マンボウ渾身のイメージッッ!!!!!!!!!!!!!!!! それは哺乳類最大のシロナガスクジラァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
巨大なメガロドンの更に倍ぃーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

チロリーン(…もう格闘関係なくなったな………帰ろう…)

504名無しさん@避難中:2014/08/25(月) 22:13:23 ID:QZQWDpJA0
帰るんかいwww

505名無しさん@避難中:2014/08/25(月) 22:50:34 ID:kEv4AqvMO
ドシャアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


司会「シロナガスクジラがメガロドンを叩き潰すーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
残ったのはシロナガスクジラ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ふぐ……イメージを出さない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ふぐ「…」

マンボウ「マンぼ〜〜〜〜〜〜〜〜〜…」
ニヤアアアアアアアアア…

ズズゴゴゴ…


司会「勝利を確信し笑うマンボウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 動き出すシロナガスクジラ…!!!!!
解説者が帰ってしまい 断言は出来ませんが おそらくこのシロナガスクジラのイメージがふぐを押し潰せば…
それは現実となるでしょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
危うしふぐ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 一巻の終わりーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ふぐ「……」



ザプ…………



シロナガスクジラ「!!!!!!?」

マンボウ「ッ!!!!!!!!」


ザプ…… ザプ……… ザプ………



司会「な…!!? なんだ…!!!!!? 波音を立て…波を揺らめかせながら…
何かが近づくッッッ!!!!!!!! ふ…ふぐのイメージか………しかしッッッ
これ以上のイメージをどうやって作れようか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
姿を現すソレは―――…! 果たして最後のあがきかッッッ…それともッッッッッッ」



ザプ… ザプ… ザプ…
ドッドッドッドッドッドッドッドッドッ…
ドルルルンドルルルンドルルルルルルルルルルル〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《漁船》


司会「ぎょ…漁船だったァァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
現れたイメージは…漁船だったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
シロナガスクジラを釣り上げるために駆け付けた漁船なのかーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴクッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ザザーン…

ガチャ……… ズンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
漁師「……」

漁師「マグロ! ご期待下さい」


司会「違ったーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マグロを釣りに来た漁船だったァァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

506名無しさん@避難中:2014/08/25(月) 23:25:27 ID:kEv4AqvMO
マンボウ「マアアアァァァーーーーーーーーーハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ズオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
シロナガスクジラ「ブオオオーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


漁師「45口径46cm3連装砲塔 全弾発射」


ドバギュゴゴゴギャゴガガガガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

シロナガスクジラ「――――」
ドシュアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

マンボウ「!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!」
ブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


司会「シ…シロナガスクジラ…漁船の砲撃を受け撃沈ンンンン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんとこの漁船……超武装漁船でしたァァァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

マンボウ「……!」
ぱく… ぱく…

ふぐ「……」
ニッ…


ズオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン…

マンボウ「…………!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズ…


司会「マ…マ…マンボウ…! 絶望…!!!
これ以上何を出せというのか…!!! イメージの範疇を越えている…!!!!!
し…しかしマンボウはまだ戦いを放棄していない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何かを出す!!!!!!!! また何かを!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ズ…


      ,-  、ヽ
    lヽ ヽ ◎::::::::丶
   l \│ 、: ::::::: `ヽ、.
   ヽ:   ´ ):::::::::::::::: `ヽ/lヽ
    ヽ::   (   |:: ::::`:::::: ヽ_/lヽ、
     \:ヽ_/  Y `ヽ、:::::::::: `‐_/l`、.
      \_   | 、___ヽ、::::: :::ヽl_/ヽ、
       'ヽ `‐ ´ 三/ `ヽ、:::::: :`ヽ|、|
       /\  ' ̄:     `ヽ::::: :`ヽ|.、   ./|
       ヾlll|ヽ  :  :  :  : `ヽ、::::::`ヽ___/.==/
        `  `ヽ  んがんぐ  ' `ヽ、:;;;;;;;;ヽ=<
             `ー、-_ _          ~ソ=ヽ
               丶'-〜~ ̄ ̄ ̄~~~ ̄´\=ヽ
                              \/

ち〜ん…



司会「死んだ魚!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

507名無しさん@避難中:2014/08/25(月) 23:28:31 ID:kEv4AqvMO
マンボウの歌

作詞作曲:イカ

Yo Yo
マンボウ絶望 YO
望郷の思いを棒に降るマンBOU YO
マンボウのちんぽは棒きれ伯爵坊

中止

508名無しさん@避難中:2014/08/25(月) 23:44:37 ID:kEv4AqvMO
漁師「…」

しーん…

死んだ魚「―――」

漁師「死んだ魚に興味ねぇ 帰るか」

ザパーーーー…

死んだ魚「―――」


し〜〜〜〜ん…


司会「な………なんという発想転換…!!!
超武装漁船を超えるため 更に強いイメージを作り出すのではなく
弱いイメージを作り出すとは…! 確かに 漁師が欲しいのは新鮮な魚…!
死んだ魚に興味はありません…!!!!!!!!
マンボウ…! 素晴らしい奇策でこの局面を乗り越えました…!!!!!!
これをクリアしたのならば…もはやマンボウに怖いものなどないはず!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
勝利まであと僅かかッッ マンボ――――――……え!?」


ふぐ「……」


祈り…?


司会「ふぐが…祈り…? 一体これは……………
もしや自身の未来を予感し神に命乞いを……………
………あ…! …あ……あぁ……た…
ち…ちがう… ふぐが…祈りを捧げているのは………」


オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォォォォォォォォォ……

マンボウ「―――」


――― 強者が作り出すイメージはあまりにも完璧である
たとえイメージであろうと それは確かにその場に存在する“モノ”なのであった…

イメージが現実となるこの勝負………

その結果は………

“死んだ魚”をイメージしたマンボウ自身が死ぬという…
あまりにも皮肉な結末で幕を閉じた…………



マンボウ vs ふぐ


結果……………………………


勝者 ふぐ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

19分24秒

マンボウ 死因:イメー死゙


ドンッッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

509名無しさん@避難中:2014/08/25(月) 23:44:59 ID:QZQWDpJA0
ちゅうしwwwwwww

510名無しさん@避難中:2014/08/26(火) 00:09:09 ID:9vnfOQKQO
司会「というわけで勝者はふぐ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
チャンピオン死守〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

わーわーわ〜〜〜〜〜…



ローシン「…負けたか…」

大魔女「なんなのよ…なんなのよこれはオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
なんでマンボウ負けんぼう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マンボウ負けんぼうオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
不正だわ…不正よこんなもんわッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
やおだやお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 金返せバカヤロー!!!!!!!!!!!!!!!!
グルーミングオフだオラァァァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ローシン「何をいうフーの魔女よ…
あの戦いは本物だった…2人(匹)の兵の…すべてを賭けたガチ勝負じゃった…
そして完敗じゃ……分かるか? あのふぐはハリセンボン……しかし あのふぐは一度も針など使っていない…
あのふぐは……本当に強いふぐだ………」
じーん…

大魔女「うっせ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
私の方がつえー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドボム バクサーレ メコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バシュ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ドゴォ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ふぐ「ぐふーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


司会「チャ…チャンピオン死亡ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


大魔女「フィーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ウィー!!!!!!!!

ねこ「魚類に本気出すとかーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

511名無しさん@避難中:2014/08/26(火) 00:47:59 ID:9vnfOQKQO
―――

大魔女「あー…マジくそだったわ……マンボウ負けるとかマジクソよ!!!!!!!!!!!!!!!!
あそこの運営委員会は需要ってものが分かってないわ…マジありえん…」
ぶつぶつ…

ねこ「いや別にどっちでもいいと思うよぅ」

大魔女「良くないわよ!!!! まったく分かってないわあんたは……いい加減にしなさいよ…」

ねこ「う…うーん…いやさぁ フーリャンちゃんなんでそこまでマンボウに肩入れするの?
もしかしてにゃん達も知らない深い理由でも…」

大魔女「………………
………それは……………………」





大魔女「しらん」




ヒュウウウウウ…



ねこ「…知らないんだ…………」

オオオオオォ…


―――

ローシン「次の観光場所かー………
あと…あるといえば……ここか」


バンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
【マンボウ水族館】


ねこ「またマンボウッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブー!!!!!!!!

ねこ「も…もぉいいよぉぉ…マンボウは………
ここに来てからにゃん…マンボウしか見てないけど…」

大魔女「行きましょう」
ザッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「えぇ〜〜〜〜〜〜〜〜…」

512名無しさん@避難中:2014/08/26(火) 01:43:43 ID:9vnfOQKQO
マンボウ水族館


大魔女「へー ここがマンボウ水族館か」

ねこ「中は普通だね…
問題は展示されてるマンボウだけど…
色んな種類のマンボウがいるのかな?」

ローシン「見ろ」

ねこ「え…?」


どーz_んッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぷか〜


ねこ「うわっ…このマンボウ 死んでる…!」

大魔女「素晴らしい…」

ねこ「いやいや素晴らしくないよぅ!!!!!!!
問題だよぅこれは……死んでるマンボウなんて置いたまんまにしちゃ…
にゃん 店員さん呼んでくるね」

大魔女「バカかおめーは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「えぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
びっく〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「よく見なさい」

ねこ「え………」


【マンボウ(激突死)】


ねこ「なにこれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「えぇ!!!!!!? ちょっ……じゃあこっちも………うわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ドン!!!!!
【マンボウ(食われ死)】


ねこ「なにここ怖い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ローシン「ここは“マンボウ 死にまくり水族館”
館長こだわりの ありとあらゆる死に方をしたマンボウが集められている」

ねこ「なにその変なこだわり!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「あ! ストレス死とかあるわよ
…ん?」


ざわざわ

ローシン「向こうに人だかりが」

大魔女「レア死の匂いがするわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ざわざわざわざわ

ぐいぐい
大魔女「どいてどいて!!!!! 見せなさい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐわ!!!!!

大魔女「!!!!!!!! うーわッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
【マンボウ(水死)】


大魔女「水死て!!!!!!!!!!!!!!!! 魚が水死て!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
レアすぎる…!!!!!!!! なんて綺麗な死に方なの…」

客「YEAH
It's a nice DEATH」
ぐっ!!!!

大魔女「Yes
I was Gay」

513名無しさん@避難中:2014/08/26(火) 02:35:34 ID:JXnjgrtE0
なんで英語www

514名無しさん@避難中:2014/08/26(火) 02:46:35 ID:9vnfOQKQO
大魔女「これはショック死!!!!!!!!!!!!!!!!?
すご!!!!!!!!!!!!!!!! 顔おもすれーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

客「間違えて乾燥機に入れられ死もあるぞwwwwwwwwww
なんでもあるなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


わいのわいの

ローシン「人気者だな やはりマンボウは」

ねこ「こんな人気ならにゃんやだ…」


―――

大魔女「さー堪能した
次はこれいきましょう」

ねこ「…SHOW?」


【生マンボウエキサイティングショー!!(略して生マン)】


ねこ「嫌な予感しかしない…」


――― 大プール

わいわい

ローシン「ここも盛況している」

大魔女「楽しみだわ〜〜〜〜」



パッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
シバャンガジャンガジャンガジャンガジャンガ♪
ズンチャチャ ズンチャズンチャチャ ズンチャ♪

お姉さん「みんなーーーー! こんにちはーーーーーー!」


客『こんにちはー!!!!』


大魔女「ごるるるォオオオオオオオオオオんぬうぃちィィィわァァァァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「うーわビックリした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


お姉さん「わ〜〜〜すごい! 今日はとっても元気だね!!!
こんな元気な返事を聞いたら私もマン君もやる気が出ちゃうぞ〜!!!!
ねー! マン君〜〜〜」

マン君「ぱくぱく」
スィ〜〜〜


ねこ「あっ… あのマンボウは生きてる…! とりあえず良かったけど…!」
ほっ…

515名無しさん@避難中:2014/08/26(火) 11:33:39 ID:9vnfOQKQO
―――

わいわい

お姉さん「これからショーの準備をしまーす!
ちょっとの間待っててねー!」


大魔女「ふぁああああああああああああああああああああああい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どどーん!!!!!!!!

ねこ「元気いいね…」

大魔女「そらそうよ 糞犬のるるぶ見て内容見てからこれには絶対行こうと思っていたのよ
多分あんたも度肝ぬくわよ!」

ねこ「へ…へー ちょっと楽しみだね」

大魔女「じゃあ私は始まるまでの間 副業に励むとするわ」

ねこ「副業?」

大魔女「売り子よ」
じゃじゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「えー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! なにこれー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ばーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「スーパーメコレエキス配合『めこれ茶』よ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これを飲めばどんな奴も私のような超絶美人になるってなもんだわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「えーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずずーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ローシン「いつの間にそんなものを作っていたのじゃ」

大魔女「ふっ!
“カラーミリタリーナイスおちんぽカンパニー”と提携し 私が最大限協力して作った美容健康食品よ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これで私も億万長者よ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 別に金なんていらねーけど!!!!!!!!」

ねこ「フ…フーリャンちゃんがそんなマルチなことしてるなんて思わなかったよぅ…」

大魔女「でもなかなか売れねーのよ」

ねこ「いくらなの?」

大魔女「そんなもん……100'080円に決まってんでしょ」

ねこ「たッッッッッッッッッか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズーン…!!!!!!!!!!!!!!!!

516名無しさん@避難中:2014/08/26(火) 15:31:12 ID:JXnjgrtE0
カラーミリタリーwwwwwwwwwwwwww

517名無しさん@避難中:2014/08/26(火) 16:55:29 ID:9vnfOQKQO
端数がいらないんじゃないか?

そう?

いや…そういう問題じゃ………あ!



ビ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


お姉さん「おっ待たせ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
準備かんりょーっ! たのしいすごいショーがはじまるよーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばば〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ねこ「わっ…はじまるよ…! …?
なにあのプール… 真ん中に大きな岩塊が…」


お姉さん「行くよ〜マン君!!!!!!!!!!!!!!!!
それーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ザバァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギュンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マンボウ「マンボ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

お姉さん「いったーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マン君 ものすごいロケットスタートで〜〜〜〜〜〜〜〜す!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そ〜〜〜〜〜〜〜〜し〜〜〜〜〜〜〜〜て〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ドゴオオオオオ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マンボウ「マぼぇぇーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

お姉さん「激突ォォーーーーーーーーーつ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マン君即死ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「えーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

みんな『キタアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ワッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

518名無しさん@避難中:2014/08/26(火) 18:18:32 ID:9vnfOQKQO
お姉さん「あちらをご覧下さい!!!!!!!! あちらではマン君の相方マンちゃんが既に…」


バサバサバサ

カッカッカッカッカッカッカッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドスドスドスドスドスドスドスドス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マンボウ「―――」
ちーん…

お姉さん「鳥に啄まれてまーす!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

おおおおおおおおおおおおおおおおおおーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ねこ「これなんなのーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「このショーは“マンボウ死に方100選ショー”よ
ありとあらゆるマンボウの死に方が拝めるわけ」

ねこ「もうあれだね ここの人達マンボウをめっちゃディスってるよね 神聖に扱ってないよね」

―――

お姉さん「マン助くん!!! 大技行くよ!!!!!!!!
それ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ザバンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
びった〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


観客『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ゴオオオオオオオオオオオ

ローシン「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
生びったん死じゃーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「やっぱり生びったんは格別ね
さーて メインも見たし…」
ス…

ねこ「どこ行くの?」

大魔女「しっこ行ってくる」
スタスタ

ねこ「あ…あぁ…………」

ローシン「乙女がしっことか言うな」


――― そして

お姉さん「さぁ〜〜 ここまであらゆる死に様を見たねーっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そろそろマンボウも絶滅寸前だよっっ」


ねこ「終わらないかな…もう…」


お姉さん「…おや!!!!? ここで新しいお友達が遊びに来てくれたぞっ!!!!!!!!
みんなで呼んでみよう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


オオオオオオオオオオォ………………

ザッ… ザッ… ザッ…
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

http://download2.getuploader.com/g/sousaku_2/258/130219_141051.jpg



ねこ「ぶゥゥゥ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブシュー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

519名無しさん@避難中:2014/08/26(火) 20:53:25 ID:JXnjgrtE0
出てきたwww

520名無しさん@避難中:2014/08/26(火) 23:26:15 ID:9vnfOQKQO
ローシン「なんじゃあれは……」

ねこ「いつかのゆるキャラショーに出たフカ姫だぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あれフーリャンちゃんだよぉぉ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なにやってるのもぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!



お姉さん「こんにちは〜(こんなやつ居たかな…)」

フカ姫「しゃーく!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

お姉さん「えーと お名前は…」
フカ姫「しゃーく!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ス…

お姉さん「め…名刺!!!!!? え…えーと…
フ…フカ姫……? えー フカ姫ちゃんだそうです!
みなさん拍手〜!!!!!!!!!!!!!!!!」

パチパチパチパチパチパチパチ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

お姉さん「それでフカ姫ちゃんは何をしに来てくれたのかな?」

フカ姫「しゃーく…」
ス…

《マンボウを指差し…》

フカ姫「しゃーく!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《地獄へ落ちろのサイン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

ゴオオオオオオオオオオオオオオオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

フカ姫「しゃーく!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シュバ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

マンボウ「マンボ?」

ドズアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

マンボウ「マンボアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《マンボウの上に着地するフカ姫!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

フカ姫「ケ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぎゅんぎゅんぎゅんぎゅんぎゅんぎゅん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

お姉さん「わぁすごい!!!! フカ姫ちゃんがマン太君の上でブレイクダンスしてるー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
摩擦で身が削られるマン太君!!!!!!!!!!!!!!!!
これは新しい死に方だねー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

おおおおおおおおお〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

521名無しさん@避難中:2014/08/26(火) 23:34:48 ID:9vnfOQKQO
フカ姫「しゃーく!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バリバリバリ!!!!!!!!!!!!!!!!

マンボウ「マ゙ァァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《引き裂き死》

―――

フカ姫「しゃーく!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

マンボウ「ぽまアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《筋肉バスター死!!!!!!!!》

―――

フカ姫「しゃーく!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザックザックザックザックザックザック!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

マンボウ「マ…マンボオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《埋め死》

―――

お姉さん「わ〜〜〜〜! フカ姫ちゃんが色んな死に方を見せてくれたね!!!!!」


ねこ「フーリャンちゃんやりすぎィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


お姉さん「でも怖がって残ったマンボウ達がプールの隅っこまで逃げちゃった! どうしようフカ姫ちゃ〜ん!!!!!?」

フカ姫「しゃーく!!!!!!!!」
ブチィ!!!!!!!!!!!!!!!!

《フカ姫は頭に付けたミニウンコを取り…》

ぽーい!!!!!!!!!!!!!!!! ぽちゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《プールの中へ! すると!!!!!》


ぼやあああああああああああああああ……………


ドクンッッッ!
マンボウ「マ…マンボ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
マ…! マ…!! マンボオオオオオオオオオオ……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
びくんっ びくんっ びくんっ

ぶしゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

お姉さん「わああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!! マンボウ達が体から血を吹き出して死んじゃった!
今のは毒だったんだぁーっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マンボウ全滅〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!」
テッテレー!!!!!

フカ姫「しゃーく!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

わああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ねこ「ひ…ひどすぎる…」
ずーん…

522名無しさん@避難中:2014/08/26(火) 23:36:27 ID:JXnjgrtE0
絶滅しちゃうぞwww

523名無しさん@避難中:2014/08/26(火) 23:47:33 ID:9vnfOQKQO
お姉さん「マンボウ全部死んじゃったー!!!!!!!!!!!!!!!!
残ったのはフカ姫ちゃん!!!!!!!!?
さぁ次は何を見せてくれるのかな!?」

フカ姫「…」

フカ姫「しゃーく!!!!!!!!」
バッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ざっぱ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
すぃ〜〜〜〜


お姉さん「プールの中に飛び込んだ…!?」


フカ姫「しゃーく!!!!!!!!」
ザプッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ザッパァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《足》

ザパァ!!!!!!!! ザパパァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!


お姉さん「すごーい!!!!!!!! フカ姫のシンクロナイズドスイミング〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
華麗な泳ぎを披露〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こうしちゃいられません! 私も加わっちゃうぞ〜!!!!!」
バッ!!!!!!!!

ザパ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビクン!!!!!!!!!!!!!!!!
お姉さん「も…もげ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
毒〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゲロビッチャ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


わーーーわーーーーわ〜〜〜〜〜〜…

―――

ローシン「ハッスルしているな」

ねこ「しすぎだよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
で…でもフーリャンちゃんあんなに泳ぎ上手かったっけ」

スッ
大魔女「ふぃ〜〜〜〜すっきりしたわ
トイレ行く途中でマンボウの寄生虫潰しゲームがあったから参加したら遅くなったわ」

ねこ「え」



ザパザパザパザパザパザパ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
フカ姫「しゃーく!!!!!!!! しゃーく!!!!!!!!!!!!!!!!」


ねこ「え?! えぇ!!!!!? ええええ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!?」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオ

大魔女「なに首が回転して見えるような勢いで私とプールを見返してんの」

524名無しさん@避難中:2014/08/27(水) 00:42:11 ID:RgO05UVEO
――― そして…

大魔女「水族館も終わったー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なかなか楽しいところねガパオライス」

ローシン「ふむ それで次はどうする?」

大魔女「あー もうそろそろいいんじゃない? 帰りましょ」

ねこ「結局マンボウしか見てないけど…! ていうかエンデリルさんの話じゃ 何泊かするんじゃ?」

大魔女「いやもういいでしょ
そろそろ本編戻らないと
まさかここまで掛かるとは思わなかったわよ」

ローシン「脱線の中で更に脱線していたからな
…他にも回りたいところがあったが…まぁ仕方ない
十分楽しんだし…帰…」


ズズンッッッッ…

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


ねこ「…地震?!」

大魔女「…………いや…違うわ…!!!!
…うごめいている…何かが 地の底で!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…来るわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズズズズ…ズゴオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

怪獣「マンヴォオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マンヴォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

【ガパオライスの大怪獣 超魚怪獣 マンボロギー】
http://download5.getuploader.com/g/sousaku_2/850/140827_002910.jpg


ねこ「なにあれー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

住民「マ…マンボロギー様じゃあああ! マンボロギー様が復活なされたあああああああああああ〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「なにそれ?」

ローシン「るるぶによると…
マンボロギーとはガパオライスにいるとされる伝説の怪獣…
かつて島を引き この海にガパオライスを生み出したとされる
何千年も眠っていたらしいが…」

住民「な…なぜじゃ〜〜!!! マンボロギー様が蘇る時…それは則ちガパオライスの…世界の破滅の時!!!!!!
一体何故………わしらがなんの無礼を働いたというのじゃ〜〜〜〜〜!!!!!!!!」

ねこ「いや働きまくりだったよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マンボウに対してーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

525名無しさん@避難中:2014/08/27(水) 00:55:12 ID:RgO05UVEO
ねこ「ていうか何このタイミングで怪獣とかーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「そういうことか…!」

ねこ「え!!!!!!?」

大魔女「つまりこの脱線話の中で ついでに創発6周年のお題である“怪獣”も消化してしまおうってわけね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ローシン「あなる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
な…なんという冷静で合理的な判断力なんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「このガパオライス話が今日この日まで続いたのはこれのためだったのねーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《※違います》

ねこ「なにそれ!!!!!!!!!!!!!!!!
なんかすごい取ってつけた感ありまくりだけどーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それでいいの〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ずーん!!!!!!!!

大魔女「いいのよ!!!!!!!!!!!!!!!! 怪獣は怪獣なんだから!!!!!!!!
さぁ じゃあさっそくやってやるわ!!!! 久々のアクションよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
覚悟しなさいよ怪獣ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
フワラル レーロー メコレ!!!!!!!!」
ドギュンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ゴオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

マンボロギー「アアアアアアアアアアアゴ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

バクン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《フーリャン 食われる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

マンボロギー「マグォオォ……」
もぐ…

マンボロギー「…オ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ビキ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

バリリ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大魔女「そいや〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

http://download5.getuploader.com/g/sousaku_2/851/140827_003032.jpg

マンボロギー「ゴギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どしゃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《マンボロギーに食われたフーリャン…腹を突き破り生還!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マンボロギー死亡!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ガパオライスに平和が戻った!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


わ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ねこ「1レスで終わったーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブブ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

526名無しさん@避難中:2014/08/27(水) 01:01:31 ID:1VgV1BU60
ノルマ達成!

527名無しさん@避難中:2014/08/27(水) 01:32:44 ID:RgO05UVEO
大魔女「よッしゃ消化ァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いい夏休みが過ごせそうだわマジーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「いいのこんな流すような感じで…」

ローシン「しかし見てみろ」


わ〜〜〜〜〜〜〜〜 わ〜〜〜〜〜〜〜〜
わあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


住民「英雄様〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

住民「ありがとオーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

わーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ねこ「わ…わあああ!!!!
めっちゃ讃えられてるよぅ…!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「まぁ当然ね」

ローシン「むむ? 怪しい黒服が近づいて来るぞ」


ザッ
黒服「あなた方がマンボロギーを…?」

大魔女「んまーほぼ私だけど」

黒服「…! 今回はこれほどの災害を被害が出るまえに食い止めてもらい…なんとお礼を言ったら良いか…!
つきましてはこの国の王が直々にお礼をしたいと…
どうぞ 王宮へ…!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばん!!!!!!!!!!!!!!!!

ローシン「なんと…! ガパオライスの王宮に…!!!!!!?
それは素晴らしい 行かぬ手はないぞ フー」

大魔女「ふーん 面白そうじゃない
ま 暇つぶしに行って見てもいいかもね」

黒服「ではこの…牛車にお乗り下さい」

どんッ…!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「牛車て!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

528名無しさん@避難中:2014/08/27(水) 02:07:11 ID:RgO05UVEO


どん!!!!!

ねこ「え…えーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! なにここ!!!!!!!!!!!!!!!!
藁で出来てる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

黒服「国王の好物です故」

ねこ「好物…?」

黒服「王はあちらです」

3人『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


ばばん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
羊「ンメ〜〜〜〜〜〜〜〜」

ねこ「羊だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ででーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「そういや国王は羊だって亀がいってたわね」

ねこ「どういうアレでそうなるの…」

黒服「国王のジンギスカンスーパーハッソ様でいらっしゃいます」

ジンギスカン「メェ〜〜〜〜〜〜〜〜」

ローシン「…………」

黒服「国王はとてもお喜びで歓迎すると申しております」

ローシン「……………………」

ローシン「嘘だな……」

黒服「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ローシン「この羊はそんなことは言っておらぬ…
この羊は苦しんでいる…
着飾っている服にも…この箱庭にも…人にも…玉座にも…
この羊は…野を求めているのだ…
この羊を…解放してやれ…」

黒服「し…しかし!!!!!!!! ジンギスカン様はこの国の…」

ジンギスカン「めぇ…」
トコ…

黒服「ジンギスカン様…!!!!!!!!?」

ローシン「こやつの悲しい瞳を見て分からんか…?
そうだろう…? ジンギスカンよ…」
もふふ… もふん…

《ジンギスカンと自分の毛を合わせるローシン…
思いが繋がる… ローシンとジンギスカンの心が一つになった…》

ジンギスカン「…めぇ……」
ぽろ…

黒服「なみだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ゴオオ…

529名無しさん@避難中:2014/08/27(水) 02:32:35 ID:RgO05UVEO
ジンギスカン「めぇええええ…」
ぽろ…ぽろ

ローシン「あぁ…貴様の気持ちはよく分かってる……よく頑張った 頑張ったな
だがもう頑張らなくて良い……良いのじゃ
自由になれ…」
ギュッ…


ねこ「いいハナシだな〜〜〜〜〜〜〜〜…! いいハナシだな〜〜〜〜〜〜〜〜…!!!!!!!!」

黒服「国王様がそんなお気持ちを隠していたなんて…! 知らなかった…! 知らなかった…!
何言ってるか分からなかったから…!!!!!!!」
ぽろぽろ…

ローシン「この羊は…野生に返してやれ…」

黒服「分かりました…明日から自分が国王しますんで…」

ジンギスカン「め〜〜〜〜」
スッ…

ローシン「…!!? これは…!」

ねこ「それは…! デラべっぴんの花…!!!!!!」


キラキラキラキラキラキラキラキラ…

デラべっぴん……… 花言葉は――――

『さばの味噌煮食いたい』………―――



黒服「こ…これは…ジンギスカン様からの…愛の告白だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ローシン「き…貴様っっっ////」

ジンギスカン「めぇ〜〜〜〜〜」

ねこ「にゃひひひ! お似合いかも!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ローシン「バっっ…バカっっっ 変なこというなーっっ//////」
かーっ

大魔女「ちょっと なんか変な感動やってるけど
ンなことより怪獣やっつけた私にはなんもないの?」

黒服「あ…あぁ すみません
で…でしたら この城にあるものをなんでも差し上げる…というのはどうでしょうか?」

大魔女「いいわねそれ
じゃあ――――」

530名無しさん@避難中:2014/08/27(水) 02:49:59 ID:RgO05UVEO
――― そして

とぼとぼ…
ローシン「ひぎぃ…! ひっく…! ひっく…!
諸行無常〜〜〜〜〜…!!!!!! 諸行無常〜〜〜〜〜〜〜〜…!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「いつまで泣いてんのようるさいわね」

ねこ「だってフーリャンちゃんが…」

大魔女「うっさいわね
私はあの城にあるものを貰ったまでよ
さぁー腹減ったわ! どっかの食堂行きましょ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「な…なに食べるの?」

大魔女「そうね
“ここに丁度いいマトンがあるから”
これ持ってって適当になんか作ってもらいましょ」

ローシン「諸行無常〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜……
諸行無常〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぽろぽろ…


―――

料理屋『糞』


料理人「はい出来たねー!!!! 持ってきたマトンも使ってるヨー!!!!!!!!
本当は鶏肉だけどマトンで代用したヨー!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「あ これ」

ねこ「あーっ!!!!!!!!!!
これにゃんがこの前フーリャンちゃんに作ってあげたやつだね!!!!!!」

大魔女「そうそう
結局これ なんて料理だっけ?」

料理人「これはねー! “ガパオライス”言うだヨー!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「ガパオライス………………あ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」

大魔女「なるほどね…
…ふふん ガパオライスでガパオライスを食う…風情があって悪くないわね」
パク…

ローシン「諸行無常〜〜〜〜〜〜〜〜…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
諸行無常〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! うまい」
がつがつがつがつ…

大魔女「旅行も終わりねー
帰ったら寝るわ」

ねこ「フーリャンちゃん…ルポ取材の感想書かなきゃ
エンデリルさんとの約束だよぅ」

大魔女「はーー
残念だけど私学校言ってないから書き物は修めてないのよ
だから物事を纏める才能はないから
代わりにあんたが書いといて よろ」

ねこ「え〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

大魔女「さ! それ食ったら出発よ!
ジャンボ飛行機呼んであるからそれに乗るの」

ねこ「飛行機をタクシー扱いしちゃダメだよ…」

大魔女「ふふ…」

ザアアアアアアアアアアアアアアアアア


大魔女(色んな刺激がたくさんで…悪くなかったわよ
さよなら ガパオライス…!)

ザアアアアアアアアアアアアアアアアアン…………

531名無しさん@避難中:2014/08/27(水) 02:57:27 ID:RgO05UVEO
フーリャンの取材旅行は終わった…

フーリャンは再び日常へと戻るのだ…

それはすなわち…


どよぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん…………
大魔女「あ…あう…あうあ…あ…あう…!!!」
ガタガタガタガタ…

ねこ「フーリャンちゃん…! しっかりして…!!!!」

大魔女「うるせーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バキィィィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「ほんブバリ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

大魔女「もう…もう終わりじゃない!!!!!!!! 終わりじゃないのこれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
つ…つまり……つまりよ…!!!!!!!!?
また私の出番が無くなるってことじゃないのよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
つ…次はいつ出るの!!!!!!!!!!!!!!!!? 何ヶ月後!!!!!!!!!!!!!!!!? 何年後!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!????
ていうか出るの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? ねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ねこ「う…うぅーん……」

大魔女「いやだあああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
出番ほしいぃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 出番ほしいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガァンガァンガァンガァンガァンガァン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ねこ「お…落ち着いて〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



盆終わり

兵たちが

出番(ゆめ)のあと……


寄生俳句協会名誉ハイカー カンシ




――― おわり ―――

532名無しさん@避難中:2014/08/27(水) 02:59:44 ID:1VgV1BU60
まとんwww

533名無しさん@避難中:2014/08/27(水) 19:51:47 ID:RgO05UVEO
>>394の続き

【中断までのあらすじ】


仲間との絆に悩むギル…
そんなギルを見兼ねてディミリアが与えた新たな任務は アジト内の畑の世話だった
これを機に 仲間との距離を縮めようと奮起するが
ツバメオー・モリの2人はギルから距離を置き 離れた場所で作業をするのだった

だが 一人になったツバメオーの前に 超真虫の生き残りである もぐらのアナホが現れる!!
パンティーマニアのアナホはツバメオーを手玉に取った後 再び悪事を働くため 畑に居る他のメンバーらの元へ向かう…!

534名無しさん@避難中:2014/08/27(水) 23:37:43 ID:RgO05UVEO
―――

ピーヒョロロロー

モリ「…」
うめ〜〜〜〜〜ん
《土に埋まり顔だけ出してるモリ》

ズブワサァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
モリ「ダメでござる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ミミズ一匹来やしない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
一体…一体拙者のなにが悪いでござる…!? 乳首に練乳でも塗ってみようか………」

モリ「いやそれよりも…………この鍬でござる…
どうしても拙者…この鍬の生傷がほしい……ハァ…ハァ…
くっ…! 自傷以外でなにか方法はござらぬか……」

ずぶ…ぬずず…

モリ「む!!!!!?」

ズズズズズズズズズズ…ズブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブ…!!!!!!!!

モリ「お…おう!? 足が土に埋まるでござる…!!!?
これは一体…!!!!!!!!!!?」


チクッ


モリ「むぅ!!!!!!? なんでござる…!!? 今微かにチクッとしたでござる…」


チクチク!


モリ「むむー!!!!!!!! またでござる…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ムムムム…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


チクチクッ チクンッッ!


モリ「〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ…えぇぇい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いじくらしいでござる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
拙者はこういうチクッ! と微妙な痛みが一番きらいでござる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
やるなら一思いにやれーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズボァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《土の中に顔を突っ込むモリ》


ズボボ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アナホ「くひーっ! なんだこいつ!!!
野郎の体なんて足先を噛むのが限界だぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビクビクビク!!!!!!!!!!!!!!!!
モリ(く…苦しいッッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
抜けない

535名無しさん@避難中:2014/08/28(木) 00:08:34 ID:1v0DjihIO
ズボァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
モリ「ぶはぁー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! く…苦しかったでござる…!!!
危うく死にかけた…!」

アナホ「なんだこいつ 変態かよ」

モリ「!!? なんという奇っ怪な生物でござる…!!!!?
一体何者…!!!!!!!?」

アナホ「俺はアナホ 超真虫だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

モリ「超新宿…? よく分からぬが なんと奇っ怪でござるか……
それで…その超新宿とやらがなんのようでござる…?」

アナホ「なぁに 人間が俺のシマで好き勝手してるから邪魔してるだけさ!
そのついでにパンティー散策もなー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ニィィィィッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「ほう すなわち…ネアメの敵でござるか」
ザッ

アナホ「おっ やるか!?
お前さっきの水色パンティーちゃんより強そうだな」

モリ「…」
ヒュッ

カランカラァァァァーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

アナホ「!!!!!!!?」

《モリはアナホの前に何かを投げ込んだ…! それは…》

アナホ「……鍬?」
ど〜〜ん…!

モリ「拾うでござる」

アナホ「!!?」

モリ「そして拙者の体を鍬で思いっきり叩くでござる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
さぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

アナホ「何言ってんのこの人!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ゾーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「今ならパンツ一丁!!!!!!!! どこでも叩き放題でござるぞーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
尻に叩き込みたいなら好きに使うでござる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぷりりん!!!! そいやっさ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

アナホ「変態だーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ど〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

536名無しさん@避難中:2014/08/28(木) 00:41:12 ID:ims8K8kI0
ダメだこのドMwww

537名無しさん@避難中:2014/08/28(木) 02:23:08 ID:1v0DjihIO
アナホ「こいつはさすがの俺もドン引きだぜ!
こういう輩には関わらないようにしようっと!!」
タタ!

モリ「ま…待て!!!!! ならばボーナスステージ……ボーナスステージならどうでござるかッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
尻100叩きでサラミをやろう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

アナホ「うっせ!!!! いらね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…ん!?」


ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ツバメオー「まてゴルァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


モリ「ツバ嬢!!!!!」

アナホ「来やがったか!」


ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ツバメオー「おっさん!!!!!!!!」 そいつ捕まえてヨ!!!!!!!!
そんな変態はボクの名伏し難いバールのような杖で殺人鼻フックをお見舞いだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ボコォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ガッ!!!!!!!!
ツバメオー「みんぎゃあっ!!!!!!!!?」

《と!!!! 畑にあいた小さな窪みに足が引っ掛かりつんのめるツバメオー!!!
そして!》

ツバメオー「まぎゃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドッシャ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズッボォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ツバメオー 倒れた先にあった穴に頭から突っ込んだ!!!!!!!!!》


アナホ「やっは〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
逆さまパン2○見えウィーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
俺の仕掛けた罠にまんまと引っ掛かったな〜〜〜ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ツバメオー「ももも〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずぼ〜〜〜〜〜ん!!!!


モリ「ツバ嬢ーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

538名無しさん@避難中:2014/08/28(木) 02:41:40 ID:1v0DjihIO
アナホ「ひゃっはっはっはっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 畑にパンティーが菜っていやがる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
パンティー畑だパンティー畑!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
パンティー畑でつかまえてwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwぷ。wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
バンバンバン!!!!!!!!


ツバメオー「は…はぎぎー!!!!!!!!」
じたばた

モリ「ツバ嬢…なんと情けない姿に…」

ツバメオー「うっさいヨ!!!!! 見るなよバカー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

モリ「まぁ落ち着くでござる …ぬん!!!!!!」
ぐいっ ズボ!!!!!!

ツバメオー「ぶ…ぶはー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
《モリに引っこ抜かれた》

モリ「大丈夫でござるか!」

ツバメオー「大丈………ってなんで裸なんだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「これには深い理由があり…」

ツバメオー「大した理由じゃないヨ絶対!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まぁおっさんはいいヨ それより……あいつぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アナホ「ひひひひひ…次はどんな方法でパンティーをおっぴろげてやるかなぁぁ〜〜〜!!!!!!!」
ケケケケ

ツバメオー「絶対ブッッッ凍ろすッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いや…魔法は効かなかったね じゃあこれで叩き殺す!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガシッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ツバメオーは置いてあった鍬を手に取った!》

ツバメオー「そぉいやァァァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒュン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ザク!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヒュン!!!! ザク!!!!! ヒュン!!!!! ザク!!!!!!!!
《鍬をアナホ目掛けて振り下ろすが当たらず!!!!!!!》

アナホ「わはははははは!!! まるでもぐら叩きだなー!!!!!
だが当たらないぞ〜〜〜!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「うるせ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そ〜〜〜〜〜〜〜〜れ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜………」
ブオッ…ヒュンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ズザザザザァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
モリ「インターセプトォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズッザァァーー!!!!!!

ツバメオー「えっ」

ザックウウウウウウウウウウウウウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
モリ「ぐぉあッッハァァァァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブシュー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「おっさん何してんだーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブー!!!!!!!!!!!!!!!!

539名無しさん@避難中:2014/08/28(木) 21:42:29 ID:1v0DjihIO
モリ「お…おおぉ…! なんと…これが鍬の鈍撃心地…!!!!!!
新しい…! 新しい…!!!!」
プッシュ〜〜〜〜!!!!!!!!!!

ツバメオー「もうそのまま死ねボケ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!

アナホ「こいつらキメー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! あっちにいる人間を狙うぜ!」
ズババ!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「待てヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダ…

モリ「フ…フヒヒヒヒヒヒ……
筋肉の川流れが見えるでござる〜〜〜〜〜〜…
フ…フヒッ…フヒッ……拙者もスグイク〜〜〜…」
オオオオオオオオオオ…

ツバメオー「ナニが見えてんだーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
戻って来いヨーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

ギル「…フ〜〜〜〜〜〜…」

ヤンデル「やった…!」


キラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラキラ………
《畑の一角が綺麗に耕されていた!!!!!!!!!》


ビラコ「わ〜〜〜〜〜〜〜 とっても綺麗ですよ〜〜〜〜!!!!」

ギル「えぇ! 広い広い畑のほんの一角ですが…ものすごくやり遂げた気持ちでいっぱいであります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「…俺達が…力を合わせたからだ…
キルの指示も良かったしな………」

ギル「ほ…本当でありますか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! も…もうヤンデル殿ぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お…お…お世辞が過ぎるでありますよーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カーッ!!!!

ビラコ「みんなでバンザイ三唱するですよぉ!!!!!!
いっせーの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

3人『バンザーーーーーーーーーイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バンザ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜イ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バン…』

ザッブォゴゴゴガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
チュド〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

3人『』


《突如地面が爆発!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
耕した畑は消え去った!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

540名無しさん@避難中:2014/08/28(木) 23:08:22 ID:1v0DjihIO
ち〜〜〜〜〜ん…

ヤンデル「…………俺達が時間をかけて整えた畑が…」

ビラコ「大きな穴になっちゃった…」

ギル「―――」


ギル「お…おひょ…おっひょひょひょひょひょwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
畑がパアでんねんwwwwwパパァでんねんねんぽwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
まっつらこめけーしょんwwwwwwwwwwまっつらこめけーしょんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
ズボズボズボズボズボズボ

ヤンデル「う…埋まっていくなギル…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン

ビラコ「いったい何故こんなことに…」


ズボ…
アナホ「ほぉ……こりゃいいミニスカがいるじゃないか」

ビラコ「!!!!!!? なんですか!?」

ヤンデル「なんだこの生き物…!!」

アナホ「俺の名はアナホ…もぐらの超真虫…!!!!!
お前らの畑をこんなんにした犯人さー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ヤンデル「ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

アナホ「わはははは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! いいリアクションで嬉しいなー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これだから悪戯はやめられないぜー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どん…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「…! …お前の仕業か…!!!!!!!」

アナホ「その通り!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この広い土地を含めた大地は全て俺のもの!!!!!! その上で許可なく畑なんて作らせねーよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
荒らして荒らして荒らしまくるぜー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「…!!!!!」

ギル「――――」
ぶくぶくぶくぶくぶくぶく…… ち〜〜ん…

ヤンデル「よくも…! 許さない…!!!!!!」
ギンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

541名無しさん@避難中:2014/08/28(木) 23:21:37 ID:1v0DjihIO
ヤンデル「捕まえる!!!!!!!!!!」
ズアッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ヒュッ!!!!!!!!!!!!!!!!
アナホ「無駄無駄!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「くっ…地面に…!」

アナホの声「地面に潜りゃ俺の独壇場ー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
手はだせねーだろ!!!! バーカバーカ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「……………! ………スー…! …………ハァァッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドゴゴウッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《地面を殴るヤンデル! 衝撃が地中に伝わる!》

アナホ「ぐほは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! や…やりやがったな…!!!!!!
もう許さん! めちゃくちゃにしてやる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズボボボボボァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドパァー!!!!!!!!
ドパパァァー!!!!!!!!

ビラコ「あっ…! じ…地面がどんどん掘り返されてくですよぉ!!!!!!!!
どんどんめちゃくちゃになるですよーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「やめろ…! この…!!!」
キョロキョロ

ヤンデル(次地面がうごめいたらそこに大きい一撃を入れてやる…!!!!
はらわたを口から吐き出させて目玉が脳みそ減り込むくらいになぐってペラペラにして…)
ぶつふつ… オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙


もこもこ!!!!!


ヤンデル「―――√ ̄
そこだッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドゴオオオオオーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「手応えあり…! 血ダルマで出てこい…!!!!!!」


もこもこもこもこ…ズブブブ… ドンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「――――」
ブッシュ〜〜〜……… ちーん…

ヤンデル「え…!? ギル!!!!!!!?」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「あー!!!!! ここに倒れてたギル君がいなくなってるですー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ば〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

542名無しさん@避難中:2014/08/28(木) 23:40:51 ID:1v0DjihIO
ヤンデル「く……いつの間にかギルを引き込んで…盾に…
ギル…大丈夫か…!!!!!!!!!」

ギル「――――」
ぽろ〜〜ん…

ヤンデル「く…口からなんか出てる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ハラワタ出てる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! どうしよう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「どれですか!!!!!!!!?」
ズイ

ビラコ「…あ! これ腸ですね
…あぁ! 盲腸があるですよ! せっかくだからここで取っちゃうですよ
鍬貸してくださいです」

ヤンデル「鍬でやるの!!!!!!!?」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「ヤンデル君も手伝って下さいです!
ヤンデル君 ヤングコーン」
クイ

ヤンデル「“メス” みたいな感じで言われたけど!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


アナホ「やろー!!!!!!!! 俺を無視してオペを始めるとは太いやろーどもめ!!!!!
まぁいい そっちがその気なら………その人間のパンティーを拝む!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「ふぁ?」

ズブォアアッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アナホ「至近距離パン見ゲットォォォォォォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

アナホ「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


            , ;,勹
           ノノ   `'ミ
          / y ,,,,,  ,,, ミ
         / 彡 `゚   ゚' l
         〃 彡  "二二つ
         |  彡   ~~~~ミ   
     ,-‐― |ll  川| ll || ll|ミ―-、
   /     |ll        |   ヽ
  /       z W`丶ノW     ヽ
イヨォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



アナホ「う…うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

543名無しさん@避難中:2014/08/29(金) 00:03:48 ID:Ho7GwUvYO
アナホ「う…うぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
天狗……天狗と目があったぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「きゃ…きゃあ!!!!!!!!!!」

ヤンデル「お…お前ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! なにを…」

ガタガタガタガタガタガタ
アナホ「て…天狗……天狗さまや〜〜〜〜〜〜〜天狗さまと目があってもぉたぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ワナワナ

ヤンデル「天狗?」

アナホ「お…お前ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
し…下になに身につけてんだ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どぉん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「なにって………天狗ですけど?」

アナホ「いや『天狗ですけど?』じゃねーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんでパンティーの代わりに天狗身につけてるんだよおオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「だ…だってパンツは恥ずかしいですよ…?」

アナホ「その理屈はおかしいだろオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
すーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

544名無しさん@避難中:2014/08/29(金) 00:41:55 ID:Ho7GwUvYO
アナホ「くッそが〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
パンティー見るつもりが天狗見せられるなんてとんだ屈辱だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
許さねー……この畑を荒らして荒らして荒らしまくって今後一切なにもそだてられないようにしてやるぜ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
オラオラオラァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズボボ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ゴチャチャチャチャチャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《アナホが暴れ 畑が見るも無惨な状態になっていく!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

ヤンデル「やめろォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「やめるですーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
みんなのヤングコーンが…みんなのチンゲンサイが…みんなのご飯がなくなっちゃうですよぉーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!」


ズバババババババババババババババババババ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アナホ「知ったことか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
飢え死にしろ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「や…やめてぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! なんでもするですからぁッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ぴくっ…
アナホ「なんでもする…? といったか…?」
ゴゴゴゴゴゴ……………

ビラコ「す…するですよぉっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ニヤリ…
アナホ「だったら…………」
ぽい…

パサッ…

ビラコ「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…
《紐パン…》

アナホ「その紐パンティーを履きな…」

ズオ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…!

545名無しさん@避難中:2014/08/29(金) 01:24:15 ID:Ho7GwUvYO
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ビラコ「こ…こんな細いのを…?」

アナホ「そうだ履くんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そしたらもう一回覗き直す!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「…!!」

アナホ「どうした……やらなきゃ畑はみるみるうちに荒れ地になるだけだぞ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ニィィィィィ…

ビラコ「……!」

ヤンデル「ビ…ラコさん……」

ビラコ「これを履けば…畑は荒らさないですね…?」

アナホ「約束しよう」
ニィィィ

ビラコ「……………分かりました」
スッ

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

ビラコ「……」
スッ…

ヤンデル「………!!!!」

アナホ「…! ハ…ハア……ハア………!!!!!」
ズズ…ズイ………


ズボァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ガシィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

アナホ「あみゃーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ザバアアアアアッッ!!!!!!!!
ギル「ビラコ殿!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! そんなものを履く必要はないであります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ギルが地面の中から腕を伸ばしアナホを捕まえた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

ヤンデル「ギル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! いつのまに奴の下に!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ギル「ご心配をおかけして申し訳ないであります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何故かお腹の調子もよくなったので頑張ってみたであります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《↑盲腸治った》

546名無しさん@避難中:2014/08/29(金) 02:43:45 ID:Ho7GwUvYO
アナホ「ち…ちくしょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 離せやァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジタバタ

ギル「離さないでありますよッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この畑の落し前はしっかり付けてもらうであります!」

アナホ「く…」


ダ…
ツバメオー「あっ! 捕まえてんじゃん↑」

ギル「ツバメオー殿!!!! モリ殿!!!!」

モリ「ほう あのもぐらを捕まえるとはやるでござるな」

ギル「いやぁたまたま……………って!!!!!!!!
なんでありますかモリ殿!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
血まみれではありませんか〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「なぁに心配ない……… これはもぐらとやり合った戦士の傷………!!!!!!!!」
どんッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「うそつけコラァーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どど〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「お2人のところにもいらっしゃっていましたか このもぐら…」

ツバメオー「そうだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! このクソもぐらに恥かかされたヨ!!!!!!!!!!!!!!!!
そいつに引導はボクが渡すヨ!!!!!!!! 名伏し難いバールのよう杖で首と体をパックンチョするヨ!!!!!!!!!!!!!!!!」

アナホ「や…やめろ〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「こ…殺すのはさすがにかわいそうでありますよ…」

ツバメオー「なに言ってんだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そいつは害獣だヨ害獣!!!!!!!! 現に畑めちゃくちゃじゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「うぅ…ま…まぁそうですが…」

アナホ「くっ…………ここで終わってたまるかァァァーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バシバシィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「うわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

アナホ「けーーーーーーーーーっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ここは一旦バイビー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ギルの手から逃れたアナホは地面の中へ逃げて行った!!!!!!》

ヤンデル「くそッッ…あのもぐらッ…」

547名無しさん@避難中:2014/08/29(金) 02:57:21 ID:Ho7GwUvYO
ビラコ「逃げられちゃったですよぉっ!!!!!!!」

ギル「くっ…自分としたことが…」

モリ「アレを放っておくのはマズイ 本当にネアメの食が脅かされるでござる」

ヤンデル「……追いかけようにも……………土の中…」


アナホの声「わーッははははははははははははははははははははははははははは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お手上げだなバカ人間ども!!!!!!!! お前達は地面の上に立つことしか出来ない愚かな生物よ!!!!!!!!
地中をもテリトリーとする俺に敵うわけねー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前らは俺を怒らせた!!!!! よってお前らにこの俺が天罰…ならぬ地罰をくれてやろー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今から俺はこのあたりの地層を掘りに掘りまくってゆるっゆるの地盤に変えてやるー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ここの地面の上に住むお前らは崩落する大地に飲み込まれて死ぬのだー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それが嫌なら生娘の生パンティーを5555枚献上しろ〜〜〜〜ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「相当マズイ事を言っているでござる」

ギル「うぐぐ…!!!! まずい…そんなことされたらここに住むことすら出来なくなってしまう…!
ここは魔法使い最後の安息の地…!!! ここばかりは失うわけにはいかないのに…
守らなければいけないのにッッ!!!!!!! しかし…地面の下では…!!! 何も…!!!!!!!!!!」

ツバメオー「…!」――√ ̄V ̄

ツバメオー「よぉーし!!!! いいこと思いついたヨ!!!!!!!!?」

ヤンデル「なんだ…!?」

ツバメオー「あいつを地面の奥に行けなくすればいいんでしょ?
だったらボクが止められるヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「ほ…本当でありますか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

スゥ…
ツバメオー「あいつには魔法は効かない… だからボクの氷魔法でも凍らなかった…
ボクの氷魔法であいつを凍らせられないならどうするか…!
…それならあいつ以外を…! 今ならこの地面の下を凍らせればいいんだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
掘り進めないくらいに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アイシギーゴ メコラ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パキパキパキパキパキ…

ピキィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

548名無しさん@避難中:2014/08/29(金) 03:16:12 ID:Ho7GwUvYO
ピキピキピキピキピキピキピキピキピキピキッ…

ビラコ「あうー…! ちょっと足元が寒くなってきたですよ…」

ギル「地面の下を…………なるほど考えましたね!!!!!!!!」


――― 地面の中

ザクザクザクザクザクザクザクザクザク
アナホ「ふへへへへ……ざまーみろだぜ
怒った俺はもう止められねー…! 絶対に大地を落とす…!!
例えマジで生パンティーを持ってきても…落とす…!!!!!
生パンティーは……もらう…!!!!!!!」
ドンッ…!!!!!!!!!!!!!!!!

アナホ「ふ…ふひひひひひひひひ…」
ザク ザク ザク… ザク…… ザ…キィィィッ!!!!!!!!!!!!!!!!

アナホ「?? なんだ? 岩に当たったか?
…!? なんだか周りが寒くなって………………!!!! ま…まさか…あいつら!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…


ピキ… ピキ… ピキ…

ドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!バメオーの魔法により 地面の土が凍りはじめていた!!!!!!!!!!!!!
氷の壁がアナホの行く手を阻む!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

アナホ「こ…このやろー!!!!! 考えやがったな!!!!!!!!!!!!!!!! このこの!!!!!!!! 邪魔な氷〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガギィ!!!!!!!! ガギャギャン!!!!!!!!


―――

ツバメオー「とりあえず取り囲んだヨ
…でもすごい勢いで壊そうとしてるヨ このままじゃいつか壊されるヨ」

モリ「今のうちにここから掘って行って捕まえるでござる!!!!!!!」

ツバメオー「無理だヨバカ!!!!!!!! そうでもかなり深いとこまで行ってるヨ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「むぅ…! なんとか捕まえる方法は…」

のそ…
ペトロ「イヒヒヒヒ………」

ヤンデル「う…うわ…こいつさっきの…」

ツバメオー「ボクが凍らせたやつ!!!!! まだ生きてたんだ」

ビラコ「何しにきたですか?」

ペトロ「イーッッヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒィ…」
ズボォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「!!!!!!? 股間(友情棒)を地面に突っ込んだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ツバメオー「なにが始まるんだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ペトロ「…ヒヒ……ヒーヒッヒヒヒヒヒヒヒヒヒ…!!!!! ヒヒヒ…グヒーィ…ヒヒッ…ハァッ…ハァッ……ジュルリッ…」
しゅるしゅるしゅるしゅる…………


もこぉ……


みんな『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』


ズァアブァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アナホ「あひゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どどん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「もぐらが出てきた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「え!!? なんで!!!!!?」

モリ「!!!!!!!! よく見るでござる!!!!!!!! もぐらの足に………ペトロのち〇こ(友情棒)が!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「ペトロが伸ばした友情棒でもぐらを捕まえたでありますか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まるで一本釣りだァーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どどーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「ズコ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どんがらがっちゃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

549名無しさん@避難中:2014/08/29(金) 23:48:52 ID:Ho7GwUvYO
ツバメオー「よくやったヨ!!!!!!!! ナイスちんこキャッチ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「どうしてくれようか…」

アナホ「く…くそーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
じたばた

ペトロ「ヒヒヒヒヒ………」

アナホ「せ…先輩〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何故邪魔をするんスか!!!!!!!! 離して下さいよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「せ…先輩!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「このもぐらとペトロは知り合いでござるか?」

アナホ「うっせーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!! お前らには関係ねーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴオオオオオオオオオオオ

ペトロ「ヒヒ…」

アナホ「こんな人間共に肩入れするんスか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? 先輩ともあろう方が…!」

ペトロ「ヒヒヒ…」

アナホ「!!!!!!!!? 何を言ってるんスか先輩!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」


ギル「何か会話をしてらっしゃる……」

ビラコ「気になるですね
ここにペトロちゃんの言葉を翻訳するペトリンガルがあるからこれで通訳するです」

ツバメオー「あるんだ…」

ビラコ「どれどれ〜〜」
カチ


アナホ「先輩!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! なんとか言ってくださいよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ペトロ「ヒヒ…
(私から言うことはありません ただこれ以上人間を困らせないで欲しい…それだけです)」

アナホ「なんでスか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 先輩は人間に肩入れするんスかッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
意味わかんねっス!!!!! 世界獣貴族の一角とされるペトロ族がそんな日和るなんてよォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ペトロ「ヒヒヒヒヒ
(アナホくん…君は人間はいらない…そう考えているのですか?)」

アナホ「当たり前っスよ!!!!!!!!!!!!!!!! 人間は害獣だ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ペトロ「ヒーッヒヒヒヒヒ…
(…確かに人間には悪い人間もいる……環境を破壊する者もいる…
だが彼らは“秩序”という概念を生み出した……
混沌しか存在せぬ世界に生まれた“秩序”は何よりも尊い…
私が人間を買っている理由はこれです)」

アナホ「…!」

ペトロ「イヒヒ…ジュル…
(そして彼らは 秩序を守るため… 再び混沌を齎そうとする闇と戦う秩序の使者…
世界の命運を握る誇り高く尊く勇敢な戦士達…
彼らが秩序を勝ち取るまで 私は彼らと共にあろうと決めたのです
私はいつだって 正しいと思うところについてきた 今だってそうです
アナホは私が信じられませんか…?)」

アナホ「くっ……そういうわけじゃ…」

ペトロ「オヒョwwwwwwwwwwwwwww
(ならば彼らを赦しましょう… 共に歩める道を探すのです…
彼らはきっと共にその道を見つけてくれる…
彼らと我々は 同じ大地の上に立つ同胞なのだから…)」
ドンッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

アナホ「…先輩…」


みんな(し……紳士………いや!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
IKEMENだ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ゴクウウウウウウウウウウウウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

550名無しさん@避難中:2014/08/29(金) 23:54:25 ID:pUdmTYHE0
ケモノ語との落差www

551名無しさん@避難中:2014/08/30(土) 00:25:29 ID:aPgqETpoO
ペトロ「グッピィィwwwwwwwwwwwwwwwモイモイ
(平素は格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます
このたびは我が知友が大変なご迷惑をかけてしまい 誠に申し訳ございませんでした
日頃から過激な知友には口を酸っぱくしてを激しい感情を抑えておりました…本来であれば起き得なかった自体でございますが 私の慢心がこのような悲劇を招いてしまいました
今後は二度とこのようなミスの無いよう 知友の暴走を徹底して阻止するとともに 少しずつでも人間と交流を図り 人間に対する認識を直していく所存でございます
何卒ご容赦のほどお願い申し上げます
早速今回の不祥事の筋を通させてもらうつもりです
それに関して出来る限りのことをさせてもらうつもりですが なにぶん畜生なため出来る範囲にも限界があるかもしれませんが出来る限りやらせてもらう心づもりでございます
お手数をおかけしますことを重ねてお詫び申し上げます
なお こちらは私の友情棒でひっくり返したタコ焼きでございます 詫びのしるしにもなりませんが どうかお納めくださいませ
本来であればファイナルサンシャイン土下座でお詫びに参上すべきところ 甚だ略儀ではございますが、取り急ぎ立ち姿にてお詫び申し上げます
どうか今後とも変わらぬお引き立てのほどよろしくお願い申し上げます)」

ギル「あ…あぁいえ…ご丁寧にどうも…」

ツバメオー「タコ焼きいらねー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズーン

552名無しさん@避難中:2014/08/30(土) 22:12:03 ID:aPgqETpoO
アナホ「…くそッッ …てめーら…仕方ねーが許してやる!!!!!!!!
いいか! 先輩の顔に免じてだぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 先輩のッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴウ!!!!

ツバメオー「そうかそうか それは良かったヨ」


ツバメオー「ボクは許してねーけどヨ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グギウ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

アナホ「鼻もげ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブシュー!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「しかし…動物が筋を通すとは……一体何をしてくれるのでござる」

ペトロ「イヒーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(野に暮らす我々が出来ることはただ外仕事………
そこでこの知友が荒らした畑を 我々が責任を持ってき整理し
あなた方に代わり立派な農場にしようかと思いますが…いかがでしょうか?)」

ギル「おぉ!!!!!!!!!!!!!!!! このヤングコーン&チンゲンサイ農場を完成させてくれると!!!!!!!!!!!!!!?」

モリ「それは助かるでござるな
もぐらならば我々がやるより早かろう」

アナホ「そ…そんなことやるんスかぁ!!!!!!!! 先輩〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ペトロ「ホッヒッホ〜ンwwwwwwwwwwwwwwwヴィヒィィィwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(何か文句がありますか?)」

アナホ「な…ないっス…」

ペトロ「ヒッヒ
(よろしい)」

ギル「い…いいのでありますか?」

ペトロ「ギヒヒヒヒ…
(えぇ あとはおまかせ下さい)」

ツバメオー「やったー!!!!! お仕事おわりー!!!!!!!!!!!」

アナホ「く…くっそー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ペトロ「ンーパンーパポンェーラwwwwwwwwwwwwwww
(さぁ口の前に手を動かす!!!!!!!」


ギル「……しっかりしたペトロでありますなぁ………」

ヤンデル「獣は見た目によらない………」

553名無しさん@避難中:2014/08/31(日) 12:03:00 ID:hQvorjogO
ツバメオー「ひゃっほー!!!! 今日はおわりおわりーー!」

ギル(ムムム 畑が上手く行ったのは良かったでありますが 肝心の交流がからっきしではありませんか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
このまま別れるわけにはいかないであります!)
グッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「みなさん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

みんな『?』

ギル「せっかくですからみんなでお茶でもしませんか?」


―――

ネアメ・ルート内コーヒーカフェ『スーパーちんぽ』

ツバメオー「なにー!!!!!? 全員で茶ァしばくとかめんどいヨ
ボクは帰って寝たいんだヨ」

ギル「まぁせっかく任務が早く終わったのでありますから…たまにはこういうのも…」

ツバメオー「ボクは部屋に帰って寝たいヨー!!!!!!!!!!!!!!!!↓」

ヤンデル「また寝るのか………
お前は一日寝過ぎだろ………」
そのまま死ね…

ツバメオー「う…うるさいヨっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「まーまーですよ はやく飲み物頼むですよ」

母「いらっしゃいませ♪」

ギル「……あ!!! あなたは……90レスあたりで助けた母子の…母親の方では!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
えーっと…」

ミーコ「ミーコです! あの時はありがとうございました…!!!」
【90レスあたりで助けた母子の母の方 ミーコ】

モリ「今はこちらにござったか」

ミーコ「はい!! こちらで使ってもらってます! ホント…まわりの目を気にしなくていいから…幸せです!!!!」

ギル「それは良かった」

ミーコ「えっとそれで…すみません! 注文でしたね!?
何にいたしましょう!!?」

ギル「えーっと 自分は………グレープジュースで」

ヤンデル「炭酸抜きコーラ…………」

モリ「水を
拙者はプロテインを飲む故」

ビラコ「『天狗がごとく』下さいです」

ツバメオー「ボクはこの『めこれ茶』を飲むからいらないヨ」

ミーコ「皆さんコーヒーは飲まないんですね……」
ずーん…

554名無しさん@避難中:2014/08/31(日) 20:09:15 ID:hQvorjogO
ツバメオー「うまー」
ゴクゴク

ギル「ツバメオー殿 変わったものを飲んでるでありますね」

ツバメオー「あ これ? これはボクの憧れる魔女の魔力が混じった美容茶だヨ
ボクはこれしか飲まないの」

ギル「へぇ…そんなものが…
少し飲ませてもらってもよろしいでしょうか」

ツバメオー「いいけど………効果すごいヨ?」

ギル「いやまぁ味だけ…
魔力が混じったお茶とはなかなかに興味深いでありますし…」

ツバメオー「仕方ないね…ほい」

ギル「ありがとうございます! では…」
コク…

ゴクン…
ギル「フムフム…これは変わった味でありますな……………は…はうあ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビク!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「ど…どうした…!!!?」

ギル「ぼ…ぼげええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お…お腹ぎゃがあああああああああああブォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずて〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「ギル!!!!!!!! だ…大丈夫か!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ツバメオー「あーあ やっぱりあわなかった」

ビラコ「なんなんですかこれ?」

ツバメオー「このお茶は…腸から綺麗にするお茶だヨ
まぁ言い換えれば下剤だね 慣れてないやつが飲めば確実にこうなる」
ゴクゴク

ギル「ひぎいいいいいいいいいいいいいいいいいいまああああああああああああああああああああああウゥゥーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
も…もれりゅううううううううううううう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! お…オベゲェアああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「うっせうっせ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
このお茶は慣れるまでが大事なんだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
一回二回のお漏らしごときで甘えんな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
みんなそーなんだよ!!!!!!!!

ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

555名無しさん@避難中:2014/08/31(日) 20:38:28 ID:hQvorjogO
《ギルはトイレに駆け込んだ…》


うぎょえあああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ひっ…ひいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



おえ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



あんぎゃああぁぁぁーーー!!!!!!!! 溶けりゅううううううー!!!!!!!!!!!!!!!!



おえ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ごっぽぇぽるぐぇげええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ひいいいいいいいいいまああああああああああああうぃいああおえぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



おえ〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!




モリ「トイレの方から阿鼻叫喚が漏れ無く聞こえるでござる」

ツバメオー「ウンコは漏れ漏れだけどね」
ゴクゴクゴク

ビラコ「そんなにすごいですか…」

ツバメオー「そりゃね
世界最高のウンコ魔法のエキスが入ってるんだもの
あ〜〜〜ボクもこんなウンコ魔法使いたいヨ〜
A級魔法だからボクにはまだ早いヨ〜」



ABABAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ツバメオー「んー そろそろコーモンが溶けだす頃かな?」

ヤンデル「溶ける!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ツバメオー「そ
このお茶に含まれてるエキスはウンコと合体することで特殊な液体に変わるんだヨ
液体は強酸並の威力で凄い勢いで皮膚を溶かすんだヨ」
ゴクゴク

モリ「目的が分からんでござる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドド〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「お前よくそんなの平気で飲めるな……」

556名無しさん@避難中:2014/08/31(日) 20:40:43 ID:WpfOcktw0
もう一種の兵器じゃねーかwww

557名無しさん@避難中:2014/08/31(日) 22:21:22 ID:hQvorjogO
そして

ギィ…


ヤンデル「ギル……おかえ…」

も゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…
ギル「―――」
げそぉー…

ヤンデル「リーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「わー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! すごいムンクの叫びみたいなってるですーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
現代芸術ですねー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どーん!!!!!!!!

モリ「顔を見ただけで壮絶な体験が分かるようでござる」

ツバメオー「ご愁傷様ー」

ギル「はぁっ……はぁっ……!!!!!
い…生き地獄でありました………
ハァ……………とりあえず水を…………」

ビラコ「どうぞ」
ス…

ギル「どうも……」
ゴク…ゴク…

ビクッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ふ…ふぐおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビッキィ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「すっごい前のめりになった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「今度はなんだヨ」

ギル「…!!! ……!!!!!!!!」

モリ「ビラ嬢 そのジュースは如何なるものかな?」

ビラコ「これはー えーっとじゃあ私も飲んでみるですね ごくごく」

ビキビキビキ
ビラコ「ほらー! 私が腰に付けた天狗のお面のお鼻がとっても固くなったですよー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
天狗様が喜んでるです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そういうジュースです」

ツバメオー「なんで飲んでんだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

モリ「ビラ嬢 拙者にも一本」

558名無しさん@避難中:2014/08/31(日) 22:22:22 ID:hQvorjogO
× 前のめり
○ 前かがみ

559名無しさん@避難中:2014/08/31(日) 22:25:54 ID:WpfOcktw0
お面とどういう風につながってるんだwww

560名無しさん@避難中:2014/08/31(日) 22:51:30 ID:hQvorjogO
げそ〜〜〜
ギル「うぐぐ…」

ヤンデル「大丈夫かギル…………」

ツバメオー「体調は最悪なのに下は元気とか究極の矛盾だね」

ギル「じ…自分は大丈夫です…自分のことは気にせずどうか和やかトークを続けてください…」

ツバメオー「別にこの面子で仕事以外に話すことなんてないヨ」

モリ「拙者も特に…」

ギル(ムム…! 予想はしておりましたが…!
ここは自分がなんとかトークを回さねばならないであります…!!!!!!)

ツバメオー「つかこのめこれ茶もそろそろ無くなりそうだヨ
また通販で買わなきゃ………最近は在庫が尽きかけてるらしいから買いだめしヨ…」

ギル「通販なのでありますか 確かに普通のお店では見ませんね
しかし通販ですか 自分はあまり使ったことはないのですが 色々あるのでありますよね
興味深いであります」

ツバメオー「この前ボクにならってヤンデルもなんか買ってたな
お前みたいなもんが何を買うんだヨ?↑」

ヤンデル「人形……………」

ツバメオー「人形〜〜〜〜!!!!!!? きッも! お前おたくかヨ」

ビラコ「どんな人形ですか?」

ヤンデル「…」
ス…

モリ「ほぉー ワラで作った人形!!!? なかなか凝ってるでござるな」

ビラコ「かわいいですねー!!!!!!!!!!!!!!!! なんてキャラクターですか?」

ヤンデル「…丑の刻……」

ギル「…い…いやそれ……」

ツバメオー「そんなアニメあったっけ?」

ヤンデル「そうだツバメ…………髪の毛一本くれ………」

ツバメオー「なんで?? 別にいいけど」

ギル「…………………」

561名無しさん@避難中:2014/08/31(日) 23:17:56 ID:hQvorjogO
ギル「ほ…他の話をしましょう
ビラコ殿 なにかありませんか?」

ビラコ「じゃあ天狗の始まりについての雑学を…」

ギル「あーいや…じゃ…じゃあモリ殿!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

モリ「簡単なプロテインの作り方などどうでござるかな?」

ギル「―――」
ズーーン…


ギル(ダ…ダメだ…まったく話が回る気がしないであります…
こ…この方達… 趣味も嗜好も考えも独特すぎるであります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なにこの濃いメンバー!!!!!!!!!!!!!!!!(今更)
全員が全員別の方向を向いていて話が成立しないであります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こ…このままではマズいであります… 全員が同じ方向を向くような話にしなければ…
だったらば…………そ…そうだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!)

ギル「え…えーっと…そうだ!
ただのお話よりもっと 趣向を凝らし お互いがお互いを知れる話をするであります」

ツバメオー「?? よくわかんないけど」

ギル「つまり……『相互印象座談会』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! であります!」

ビラコ「天狗印象座談会…? 素敵!!!!!!!!!!!!!!!!」
きらー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「いや天狗は言ってないヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どんな耳してんだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!

ヤンデル「どんなの…?」

ギル「一人に対する印象などを皆で言い合っていくであります!
そうやってお互いの事を少しでも理解出来たら…と」

ツバメオー「なにそれ…………つまんなそ…
ボクパース」

ギル「そ…そんなこと言わないで下さいでありますよ…」

ツバメオー「そんなもん…」

ヤンデル「少しくらいいいだろ…」

ビラコ「そうですよぉ! 私もみんなともっとお話したい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「……ケ……分かったヨ」
ぼふ

ギル「あ…ありがとうございます
では誰についてから始めましょうか…」

562名無しさん@避難中:2014/09/01(月) 00:20:22 ID:GSNpoVxIO
ギル「じゃあまずヤンデル殿から!
とりあえずまず自己紹介からどうぞ」

ヤンデル「え…………俺はヤンデル・シン…
趣味はグロ画像収集… シャドーリンチ……丑の刻参り…
好きな食べ物はツバメ(鳥)の丸焼きです…
将来の夢は殺し屋のライセンスを取得してムカつく奴を真っ先に殺すことです…」

ツバメ「かーッ!!!!! 暗いッ!!!!!!!!
趣味から夢まで暗いヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんだよ殺し屋って!!? ムカつくやつって誰!!!? いっちょツバちゃんに言ってみな!!!!!!?」

ヤンデル(おまえだヨォ…)
オ゙ォン…!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「なにその目?」

ギル「え…えーでは 皆さんヤンデル殿の印象をどうぞ!
まずは幼なじみのツバメオー殿から」

ツバメオー「あーん? ヤンデルはヤンデルだヨ
今みたいにクソみたいな根暗趣味でチンカスみたいな根暗顔
ボクはこいつと16年幼なじみで付き合ってやってるけどずっとこうなんだヨ
男らしいところなんか見たことないし ホント気ぃきかないし?
強いて良いところをあげるならボクには従順なとこかな? こいつは序列ってやつをよく分かってるヨ」

ヤンデル「…」
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙

ツバメオー「だからなんだヨその目?」

ギル「つ…続いてビラコ殿ー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「かわいい子ですよぉ
あんまりしゃべらないけど素直だし ツバちゃんが言うよりずっと気も効きますよ
でも医療に従事する私から見るとちょっと不健康的なものが気になるですね
目の下に隈がいつもあるですし 顔色も悪いですよ」

ギル「それは大変でありますね ヤンデル殿は大切な戦力
なにか良い治療法はありますか?」

ビラコ「んー 多分ストレスから来るなんかだと思うですよ」

ツバメオー「ス ス ストレスーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
うそー!!!!!!!! ヤンデルストレスあるの!!!!!!!!? 初認識〜!!!!!!!!!!!!!!!!
なんでなんで?!!!! ツバちゃんに言ってみな!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル(だからおまえだよ……)
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…

ビラコ「今後も治りそうになりならこれを…」
ごそごそ…

ギル「お? 薬かな?」

ビラコ「天狗面!!!!!! これを被れば血色のいい顔に大変身!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「なんの解決にもなってませんよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞぞーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

563名無しさん@避難中:2014/09/01(月) 02:50:48 ID:GSNpoVxIO
モリ「次は拙者でござるか あ〜〜〜〜〜
…肉体的には…まだ足りぬか しかし伸び代はまだまだありそうでござる
拳闘に関しても基礎は完璧でござるし 戦法もなかなかに面白いでござる
あとはやはり体…そして精神を鍛えていくことが大事でござろうな」

ヤンデル「なるほど……」

ギル「戦いの先輩であるモリ殿からこんな的確なアドバイスが貰えるとはとてもありがたいでありますね!
モリ殿が一番お強くありますし 我々も鍛えてもらいたいでありますね」

モリ「手合わせぐらいなら構わぬが
あぁそれなら成長を促すプロテインを見繕っても良いでござるよ」

ヤンデル「じゃあ今度…」

ツバメオー「ダメーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ダメダメ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
かー!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「なんだよ…」

ツバメオー「こんなおっさんにプロテイン漬けにされたらお前どうなんのさ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
肉ダルマのヤンデルなんてヤだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 今のままでいいヨ!!!!!!!!!!!!!!!!
それにこんな変態といたらヤンデルに生傷マニアがうつっちゃうヨ!!!!!
絶対ダメ!!!!!!!!!!!!!!!!」

モリ「確かにそれはいかぬでござるな
拙者のような生傷作りは特殊な訓練を積んだものにしか出来ぬ禁断の愉悦事でござる
良い子は決して真似してはダメでござるよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぴきーん!!!!!!!!

ヤンデル「言われなくてもしない………」

ギル「…はい では自分でありますね
ヤンデル殿は………このメンバーの中で1番早く仲良くなって下さった方で…本当に…自分にとって心の支えであります
今の自分にとってヤンデル殿は本当に…なくてはならない大切な存在であると断言して言えるであります…」

ヤンデル「ギル……………」

ぽわわ〜〜〜〜〜〜……

ツバメオー「アッ………アッーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どおおおおおおおおおおおん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

564名無しさん@避難中:2014/09/01(月) 03:04:44 ID:GSNpoVxIO
ツバメオー「アアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「な…なんですか!!!!!!!!?」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「いや
なんだか今のリーダーの言い方は怪しい雰囲気がしたでござる」

ツバメオー「んもおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こいつら絶対デキてるヨーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
めっちゃデキてるよーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ケツの穴掘りまくってるヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! こんなもんは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「え!!!!? そうなんですか!!!!!!!!?」
ガタッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(天狗面持って)

ギル「いやなんでそうなるんですか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
掘っても掘られてもないですよ!!!!!!!!!!!!!!!! というかなんでその天狗も混ぜて欲しい的な感じで持ってるんですか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「……………」

ツバメオー「じゃ…じゃあ…なんなの…? お前らの関係……」

ギル「う…ぐ? じ…自分らの関係…?
え…えー…なんていうのでありましょう…
なんていうか…自分的には……えっと 失礼かもしれませんが
“親友”かな…? と思ったり……というか…」
もじ…

ツバメオー「親友…………?
BLだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「なんで!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

565名無しさん@避難中:2014/09/01(月) 09:23:20 ID:ZEhiILcU0
ツバメちゃん腐ってるwww

566名無しさん@避難中:2014/09/01(月) 13:33:30 ID:GSNpoVxIO
ギル「いやなんでそうなるのでありますか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ツバメオー「そういうもんなんだヨ!!!!!!!! 親友親友言ってるヤツほど裏では掘りまくってるんだヨ!!!!!!!!
やー不潔!!!!!!!!!!!!!!!! まいっちんぐー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
きゃーっ!!!!!!!

ゴォ!!!!!!!!

ギル「視野が狭いッッ!!!!!!!!!!!!!!!! 狭すぎるでありますよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いいですか?! これはいわゆる“漢の友情”というやつでありますよ
お互いが熱い気持ちで繋がってるのであります…!!!!!!!!」
ギンッ…

ツバメオー「…そうなの? おっさん…」

モリ「確かに この2人は所謂漢の友情というものでござる
……しかし 友情を突き詰めると最後はホモに至るのでござる
拙者は何人もそんな輩を見てきたでござる………」
オオオオオオオオオオ…

ツバメオー「オ…オッッッッーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「誤解を更に助長しないでもらえますか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズズ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「いやすまぬ」

ギル「ヤ…ヤンデル殿も一緒に否定して下さいよっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
あせあせ

ヤンデル「……………////」
ぽ…

ギル「いやなんで赤面してらっしゃるんですか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞぞ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「マッッーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴオオオオオオオオオオオオ

567名無しさん@避難中:2014/09/01(月) 16:20:07 ID:GSNpoVxIO
ギル「な…なんで赤面してらっしゃるのでありますかっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! マジ勘弁してくださいよ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「だって………俺…………
こんな…ホモに間違えられるような友達………出来たの初めて…だったから…」
ドキ…

ギル「初めてでもホモ達と思われたら嫌でしょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「んもおおおおおおおおおっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヤンデルこっちおいで! こんな人と居たら後戻り出来ない領域まで行っちゃうヨ!!!!!!!!!!!!!!!!
このツバちゃんが守ったる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「いやだから違いますしなんで自分だけ悪いみたいな感じになってるであります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ぞ〜〜〜ん!!


――― それから…

ギル「ふー…なんとか誤解を解くのに2時間も掛かったであります」

ツバメオー「ボクはまだ信用してないよっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「ま…まぁその誤解はいずる完璧に晴らすとして…
続いてはモリ殿 行きますか」

モリ「拙者か
拙者はモリ・マッサオ ウンコ地方出身の連合騎士団赤壁隊隊長でござる
趣味はトレーニングと生傷作り
暇な日の日課は朝ランニング42.195km×2セット その道中で生傷ノルマ3
それが終わったら腕立て腹筋背筋スクワットを5000回7セット そして生傷ノルマ5
朝食は毎日決まってプロテイン5合とウニを殻ごと そこで舌をいじめるでござる
それから昼まで 天気が良いときは5000mの山をロッククライミング ノルマは10
天気が悪い場合は滝行にて ノルマを15
昼からは日が沈むまでひたすら尻の筋肉を上げ下げするトレーニングでござる ノルマ5
これが拙者の平均的な日常でござるが?」

ツバメオー「ござるが? じゃねぇよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんだその非日常は!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
楽しいのかその一日!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
てゆーか間々で生傷作りすぎだろ!!!!!!!!!!!!!!!! いずれ鰹節みたいに身がなくなっちゃうよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

モリ「ご明察
拙者が究極目指すのはまさにそれでござる」

ツバメオー「目指してたんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
勝手にしろよもう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どどーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

568名無しさん@避難中:2014/09/01(月) 17:24:02 ID:GSNpoVxIO
【緊急速報!! なんとかファイト世界の人間区別】

なんとかファイトの世界の人間には大きくわけて3つ存在する…
http://download4.getuploader.com/g/sousaku_2/853/140901_162151.jpg

【真人間】
魔力の因子を全く持たない純然たる“普通の人間”
先祖を最初の最初まで遡っても 魔法使いの血が混ざっていないことになる
今のところ 割合的には世界の30%がこの真人間
昔は魔法使いとそうでない人間とはっきり区別され きちんと管理されていたが
3000年前の退魔戦争後 魔法使いも真人間も世界中に散らばり 爆発的に混じりはじめたため
現在 真人間の数は減りつつある
《メイン登場人物の真人間たち》
ギル モリ ジュリー チロリーン 発泡スチロール
シヌカ ガム 無限兄妹
フーリャン(例外) … フーリャンは元々魔力のない正真正銘の真人間 退魔戦争で敗れた怨念が赤子のフーリャンに宿った事で魔力を得た


【純血魔法使い】
両親がどちらも純血の魔法使いの場合 その間に生まれる子供も純血の魔法使いとなる
魔法使いの始まりは数万年前に存在した魔法の祖にして魔女の神“フーリアヌ”で
世界で初めて そして唯一魔法を使っていた彼女が死に際に降らせた雨を浴び 生き残った人間が魔力を得て魔法使いになったという
純血魔法使いの人数は世界で大体20%くらいの割合で
これもまた時代が進むに連れ 減りつつある
このまま進めば 近い将来純血魔法使いはいずれ自然に消えるかもしれない
(それ以前に魔反会のせいでヤバい)

《メイン登場人物の純血魔法使いたち》
ねこ サナバー エンデリル ツバメオー ラルウ エーロレイン


【魔混人間】
親の片方が魔法使いでもう片方が真人間の場合 その子供は魔混人間になる
少しでも血筋に魔法使いが混ざっていると それ以後の子孫はもれなく魔混人間になるため 世界で最も数が多い
魔混人間の中にもピンからキリまで種類があり 魔法を使える者と使えない者がいる

両親のどちらかが魔法使いの場合 その子供も魔法を使える者が多いが 純血魔法使いより多少劣る事が多い
両親がどちらも魔混人間の場合は その子が魔法が使える確率は半々である
片方が魔混で片方が真人間の場合 もし魔法が使えてもその力は非常に弱い
そうやって魔混人間に真人間が混じり合っていくと 魔法の因子は徐々に薄れていき 最終的には真人間になる …といわれていたが
人間の神アークが魔反会内で行った粛正を見るに 何百世代真人間が交配され続けても 一度魔法使いの血が混ざれば その血筋は一生魔混だと証明された

逆に 魔混人間に純血魔法使いを交配しつづけた場合 早ければ2世代後くらいには純血魔法使いに(限りなく近く)なる

《メイン登場人物の魔混人間たち》
うさぎ ワラース ヤンデル ビラコ ローシン(体)
ウマミ プリンムシ イチモシ ナイスエンピー オリジョーナ

569名無しさん@避難中:2014/09/01(月) 18:29:00 ID:GSNpoVxIO
魔混人間詳細

うさぎ
交配系統:両親魔混人間(極薄)
魔法使用:不可能(魔力ほぼなし)

ワラース
交配系統:両親魔混人間
魔法使用:使えるかもしれないが 才能なし

ヤンデル
交配系統:片方真人間 片方魔混人間
魔法使用:不可能

ビラコ
交配系統:両親魔混人間
魔法使用:不可能

ローシン(体)
詳細不明 かなり因子は薄い模様

ウマミ
交配系統:片方真人間 片方純血魔法使い
魔法使用:魔力はそこそこだが習ってないので使えない

プリンムシ
交配系統:片方真人間 片方魔混人間
魔法使用:純血魔法使いが混じったのは十数世代も前のため不可能

イチモシ
交配系統:片方純血魔法使い 片方魔混人間
魔法使用:メコ級〜メコル初級レベルまで

ナイスエンピー
交配系統:両親魔混人間
魔法使用:才能はあるが覚えてない

オリジョーナ
交配系統:片方真人間 片方純血魔法使い
魔法使用:メコラ中級までなら使える(逃げ専用のみ)

570名無しさん@避難中:2014/09/01(月) 20:15:21 ID:GSNpoVxIO
ギル「ではヤンデル殿」

ヤンデル「………すごい人………だと思う……
だって…………………眉毛が点だから……………」

ギル「そこ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ばーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「俺眉毛ないから…………あんな個性的な眉毛…憧れる………」

ツバメオー「あーそーそ
ヤンデルの眉毛はボクが若い頃ガムテープで脱毛してやったんだヨ!!!!!!
まさか生えなくなるなんて思わなかったけどねー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
キャハハハハハハ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「……………………」
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…………

ギル「つ…つづいてツバメオー殿!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「変態
以上」

ギル「以上ですか…………」

モリ「フハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 変態か
ここまで直球に簡潔に言ってもらえるとむしろ清々しい心持ちになるでござるな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんかもう胸を張って言えるくらいでござる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そうです 拙者が変態です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ムン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「ものすごく誇らしげに宣言した!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「メンタル強すぎんヨ………」

ビラコ「次私ですか?
えーっと モリさんはリアル天狗さんだと思います
何故ならチン」

ツバメオー「ストオオオオオオーーーーーーーーーップ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それ以上は言わなくて良いヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゾーン!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「フハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! これはなんとも! ビラ嬢にそんな下ネタを言われるとにわかに興奮してしまいそうでござる!!!!!!!!!!!!!!!!
伸びるぞ!!!!!!!!!!!!!!!! 天狗の鼻が!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「水を得た魚だヨォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
変態属性を得たこのオッサン 水を得た魚だよぉぉぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダ〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

571名無しさん@避難中:2014/09/01(月) 21:35:44 ID:GSNpoVxIO
ギル「モ…モリ殿は…
とても誉れ高い騎士で………」

モリ「ひょっふぉおおwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
比べて見るでござるか!? 比べて見るでござるか!?
ひょっふぉふぉおおwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
天狗と拙者wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
テッテレー

ギル「憧れを抱かずにはいられないほど強くて…」

ツバメオー「うるせーこの下ネタ侍がァァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドッブォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「ボボルォぐォオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「皆を守ってくれるとても頼りがいのある……」

モリ「ビラビラ嬢助けてでござるー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ササッ

ビラコ「あらあら」

ツバメオー「女の後ろに隠れるとかー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「…………………」



     <(。o+)>   <(。o+)>

         ジワワワ…


モリ「正直すまんかった 調子に乗りすぎた」

ツバメオー「なにもなくこたねーじゃん……」

572名無しさん@避難中:2014/09/01(月) 23:05:59 ID:GSNpoVxIO
ビラコ「次私ですか? 恥ずかしいですねー
私ぃビラコですよ 意外かもしれませんけど…実は……
天狗が好きでいつもしゃぶってます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! きゃっ!」
どん!!!!!!!!!!!!!!!!

みんな『知ってる』

―――

ヤンデル「………天狗……ちょっと俺には分からない…」

―――

ツバメオー「天狗キ○ガイだね」

―――

モリ「奨められた天狗アニメは面白かった」

―――

ギル「えっと…………………天狗…?」

ツバメオー「満場一致で天狗じゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「やたー!!!!!!!! 天狗様褒められて嬉しいですーっ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「いや喜んでいいの? お姉さん自体全然褒められてないけど!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずーん!!!

ギル「え…えぇっと…! て…天狗以外でもありますよ!!!!!
あ…あーっと……そう!! 何と言ってもやはり…パン筋でありますね!!!!!!!!!!!!!!!!
ビラコ殿のパン筋は素晴らしい 自分はよく目にするのでありますが
そのナース服から浮き出るパン筋を見るとなんとも言えぬ悦楽を感じずにはいれませんね!
まずお尻のラインが素晴らしい! そのお尻に食い込むような角度のきついパッツンパンツは何物にも変えがたい至宝の眼福でありましょう
実はいつもビラコ殿のパン筋に感謝の拝礼をしてしまってるのでありますよ!!!!!!!!
これほどの価値がある ビラコ殿のパン筋は!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
100点でありますよ!!!!!!!!」
ムン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「わ〜〜〜〜! なんかわかんないけど嬉しいですよー!!!!」

ギル「いやぁ…ハハ…………ハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

じと〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…
みんな『………………』
引き〜〜〜………

ギル「な………なんつって〜〜〜〜…テ…てへぺろ〜」

モリ「リーダー殿も十分変態でござるな…」

ツバメオー「…………」

573名無しさん@避難中:2014/09/01(月) 23:56:37 ID:GSNpoVxIO
ギル「ごほん!!! つ…次はツバメオー殿でありますね!!!!!」

ツバメオー「ボク? ボクはボクだヨ
なんか言いたきゃ勝手に言えば」

ギル「あぁはい…………ビラコ殿」

ビラコ「ツバメオーちゃんはー 小さくてかわいくてー
見てると私の妹を思い出すですよ
だからもっと仲良くしたいですけど…」

ツバメオー「………」

ビラコ「…えへへ そんな日がいつか来るといいです」

ツバメオー「…………………………」

ギル「続いてヤンデル殿どうぞ」

ヤンデル「………………………」
オオオオオオオォォォ…

ギル「ヤ…ヤンデル殿?」

ヤンデル「………………………」
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙ォ………

ツバメオー「なんだヨ!! 言いたい事があるならさっさと言えヨ馬鹿野郎!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…………
ヤンデル「…………………

ついおか…ゆいたみしちよひの
ばつれいぜるつまそてゅ…ひし
めもをやっさかかをくしうひみ
しいこがたんそらとちてひひだ
ねつきっいぞののりゅやひ…な
…もつてに…あうだくるひた…」

ツバメオー「は? 何語それ?」

ギル(い…意味が分かると恐ろしい話…………)
ぞ〜ん…

574名無しさん@避難中:2014/09/02(火) 00:36:56 ID:vTL4zS0UO
モリ「ツバ嬢か………………とりたてて言うこともないが…あえて言うなら…パンツか
さすがにあの水色のパンツはなかろう? 小学生かと思ったでござる
仮にも16… 背は仕方なくともまずパンツから大人の階段を登ってはいかがかな」

ツバメオー「ん…んにゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
うるせ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ブッ凍ろすゥゥ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パキィィィ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「なんの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パキキィィィーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「お二方落ち着いてぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「まったく……レディに対して失礼だヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こんなのさっさと終わらせてヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「あ…あぁ!! は…はい! えーっとですね…! ツバメオー殿はですね…!
えっと あの その う…うーんと……
パ…パン筋!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「」

ギル「いやはや不肖ながら自分は女性と会うといつもまずパン筋を確認してしまうのでありますよね
いやこれは変態だから とかではなく自分の本能的なアレでありまして決して変なアレとかじゃないのであります
ホントにもうこれは不可抗力的なアレでしてハイ
それでまぁ ツバメオー殿のパン筋もしっかりちゃっかり確認させてもらったわけでありますが
非常に勿体ないと言えるでありますね
まず一番に先ほどモリ殿言ったように 履いているパンツ少々対象年齢が低めすぎるであります
それはそれである意味いいのかもしれせんが 自分的には筋を見ただけで興奮出来そうなものがいいのでありまして…
そもそもまず ツバメオー殿はパン筋があまり浮かばないのが問題でありますね
これはパンツ自体がちょっとブカブカなのもありますし そのスカートの生地が厚めなのも原因の一つであります
せめてスカートの厚さをもう半分……いや! 30%でもいいので薄めにしてもらいたい…!
そして早急にパンツをピッチリ大人パンツに履き変えることを推奨します
僭越ながらパン筋マニアからのアドバイスでした」
ぺこ

ツバメオー「………………」

みんな『………………』

ヒュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ………

ギル(は…!!!!!!!!!!!!!!!! し…しまったぁぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ガガ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

575名無しさん@避難中:2014/09/02(火) 00:48:18 ID:bcH5Z9fg0
墓穴掘りまくってるじゃねーかwww

576名無しさん@避難中:2014/09/02(火) 00:54:32 ID:vTL4zS0UO
ギル(じ…自分としたことがまたしても!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! またしても謎のパン筋批評をしてしまったーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
うぐぅぅぅ!!!!!!!!!!!!!!!! パン筋マニアの悪い癖がまた出たッ…し…しかもツバメオー殿に対して…!!!!!!)
そ〜〜〜〜… ちら〜


ダンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ギル「ほひ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
びく〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ………
ツバメオー「………やっぱり…あんた嫌いだヨ…」

ギル「あ…あうぅ〜〜〜〜〜!!!!!!! す…すみませんツバメオー殿…!!!!!
つい…つい失礼なことを言ってしまったであります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ホントに申し訳ないであります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
じ…自分は好きなものを話すと饒舌になってしまって…!」

ツバメオー「パン筋が好き…………ね
それはあんたが “元魔反会”だからだろ」

ギル「…?!」

ツバメオー「ボク知ってるヨ
魔反会の人間は… 退魔を扱う人間は みんなパン筋が好きなんだヨ
………あんたがいくら“ボクらの仲間”だって風体を繕っても
本質は“魔反会”と同じなんだ…………
ボクの嫌いな……大ッ嫌いな魔反会とね…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガタッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「ツ…ツバメオー殿待って下さい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「ついて来んなァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボクに関わるな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 話し掛けるなッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!↑↑↓↓←→←→+BA」
ゴオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

つかつかつかつか………


ギル「ツ……ツバメオー殿…………」

577名無しさん@避難中:2014/09/02(火) 01:28:23 ID:vTL4zS0UO
すぃ〜〜〜〜〜〜〜〜ん…

ギル「…」


ビラコ「あらぁ…」

モリ「相当ご立腹でござったな…」
コ○ミコマンドまで出して…

ギル「自分…………ツバメオー殿から見たら…やはり…魔反会の人間…なのでありますね…」

ヤンデル「……………悪い
ツバメは……魔反会に対して…深いトラウマがあるんだ…
だから少し敏感なんだ…」

ギル「…確かに…ツバメオー殿の魔反会に対する怨みは…深く感じるであります…
何かあったので…?」

ヤンデル「………………………
…ふぅ… ……………言うか…」

ギル「…?」

ヤンデル「ツバメの家族は……魔反会に殺された…
家族だけじゃない………友達も…近所の知り合いも…全員だ…」

ギル「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! なッ…
こ…このネアメに来る前に…ですか…!!!!?」

ヤンデル「…そうだ………
あれは………俺達の村から脱出してネアメに向かう…ちょうどその日だった…
あの日…ツバメは…村を出る前に 古都コトコトという隣町の友達の所に言ってお別れをしに行ってたんだ…
その時は俺も付き添いで居たんだが………その帰り
村に着くと 村に火が放たれ…村の人間が全員殺されていたんだ…
おそらく あの当時出来たばかりの公認傭兵団の仕業だろう…
ひどい有様だった………魔法使いは全員惨殺… そうじゃない人達も殺されていた…
生き残ったのは俺達だけだったんだ…あの時 村にいなかった俺達だけが生き残った…」

ギル「…………」

ヤンデル「ツバメの家族は…崩壊した家の下敷きになっていた…
あの時 ツバメがどんな気持ちになったか…俺にも分かる
親と早くに死別した俺を引き取ってくれたのはツバメの家族だ… だからツバメの家族は俺の家族でもある…
あの時の思いは…絶望と…形容しがたい憎悪………
だからこそ…このネアメに拾われて…ツバメは自分から戦う道を選んだんだ…
魔反会に復讐するためにな…」

モリ「そうでござったか……確かにそれは…………魔反会を嫌うのも当然でござるな…」

ギル「…」

ヤンデル「確かに俺も魔反会は嫌いだが……かといって元魔反会のギルにどうこう言うつもりはないよ…俺はな
ツバメだってホントは分かってるはずだ……こんなのただの八つ当たりだって…
でもきっと………どうしようもないんだと…思う…」

ギル「……………!」
ギリッッ…

578名無しさん@避難中:2014/09/02(火) 01:50:03 ID:vTL4zS0UO
ビラコ「そうだったですか…
じゃあ前に家族団欒を見て不意に泣いてたのは…」

ヤンデル「自分の家族を思い出したんだと思う…………」

ギル「…………そんな……闇を抱えて…!」
ギリリッ…

ギル(自分に何が出来る…?
本来なら支えるところ… しかし…今の自分がそれをしようとしたところで ツバメオー殿は間違いなく拒絶するでしょう…
何も出来ないのか…自分は………)

モリ「……………ふぅ………
………こんなんでは…もうこのメンバーでは任務など儘ならぬでござる
リーダー殿 ここはこのメンバーを解散したらどうでござる?」

ギル「え…?」

モリ「統括殿に頼んで新しいチームを編成してもらっては………ということでござる
もうこのメンバーは限界でござろう」

ギル「し…しかし…! 自分はこのチームで……このチームのままで…戦いたい…」

モリ「このチームで………戦えるでござるか…!!!!!!!?
こんな…団結のだの字もないチームで!! 戦士の先輩として言わせてもらうが …無理だ」

ギル「…!!!!」

モリ「ヤン坊 ビラビラ嬢がリーダー殿に付いて行ったとしても 拙者とツバ嬢は違う!!!!」

ヤンデル「モリさん…………あんた…」

モリ「……拙者はやはり ………リーダー殿……いや…ギル殿に仕える気にはならん
ギル殿にはリーダーとして大切なものが欠けているからな
………拙者は今後は一人で活動することを希望する………失礼」
スタスタスタ

ビラコ「あ………あ………う…あ…」
あせあせ…


ガク…
ギル「…じ…自分が謎のパン筋批評をしたばっかりに…
せっかくディミリア様が計らってくれた懇親が…」
ガク…

ギル(いや…それはきっかけにすぎないであります…
遅かれ早かれ…いずれこうなっていた…………
………………………)
ガクゥゥ…

ヤンデル「…………ギル…」

579名無しさん@避難中:2014/09/02(火) 02:07:25 ID:vTL4zS0UO
―――

ギル「………というあらましであります…」

ディミリア「そうですか………
私 余計なことをしてしまいましたね…申し訳ないです」

ギル「い…いえ!!!!! ディミリア様に否は何一つないでありますよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
悪いのは…全面的に自分でありますから…」

ディミリア「……」

ギル「…モリ殿は…チームを解散した方がいいとおっしゃっていました
それは確かに間違えではありません だから
…………ディミリア様 このギルチームの解体の許可を…」

ディミリア「ギルさんはそれでいいんですか…?」

ギル「自分的にはこのまま…このままのチームでやっていきたかったであります
しかし こんなバラバラなチームではいつか重大な間違いをおかしてしまうであります
そうなるまえに……皆が皆 上手く収まるチームに編成をし直して貰えば…」

ディミリア「今のチーム以上に上手く行くチームは…ないと思ったのですが…」

ギル「…?!」

ディミリア「…戦闘員名簿を見た“あの人”は
真っ先にギルさんのチームの編成を提案しました
…ツバメオーさんもヤンデルさんもビラコさんもモリさんも ネアメにおいて非常に独特でアクの強い人達…
それを纏められるのは ギルさんを置いて他にいないと…
そう言っていました そして私もそう思いました」

ギル「…買い被りすぎであります」

ディミリア「買い被りじゃ…ありませんよ
ギルさんには素質がある ……ただ 自信がないだけ…」

ギル「自信…………」

ディミリア「…………しかし 確かに メンバーの安全が何より第一ですから
どうしてもチーム替えを希望するならば 考えておきましょう
しかしすぐに とはいきませんので…
とりあえずそれまで今のまま……お願いしてもいいですか?」

ギル「……はい… やってみるであります」
ぺこ

ディミリア「はい お願いします」

ギル「はい………」
スタスタスタ… ギィィィ………

ディミリア(…………“あの人”は…こうなることも予測していたのかしら……
だとしたら…きっと必ず…)


オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォ…………


―――

その夜…

ホーー… ホーー…


ジリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ネアメに…サイレンが鳴り響く!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴォォォォ…………

580名無しさん@避難中:2014/09/02(火) 20:42:55 ID:vTL4zS0UO
ジリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリリ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ウーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ウーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ざわっっ!!!!!!!! ざわっっ!!!!!!!! ざわわわ!!!!!!!!!!!!!!!!


ネアメ「な…なんだ!!!!!?」

ネアメ「緊急サイレン…!!!? な…なんかあったのか…!!!!!!!!?」

ざわざわざわ


―――

ガバッ!!!!!!
ギル「な…何事であります!!!!? こんな深夜に!!!!!?」
キョロキョロ

ウーーーーーーーーー… ウーーーーーーーーー…

ゴク…
ギル「こ…こんなことは初めてでありますッ…! これは間違いなく非常事態…! もしや敵に侵入でも…!!!?
そうならば命を懸けても守ってみせるッッ…!」
チャキ…


ピンポンパンポ〜〜〜〜〜ン…


アナウンス「緊急警報で連絡します
山田さんが御漏らししましたー 山田さんが御漏らししましたー
担当者は444号室まで来て下さい 担当者は444号室まで来て下さいー」
ピンポンパンポ〜〜ン


みんな『ずこ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
どんがらがっちゃ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ネアメ「山田かよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ネアメ「山田いい加減にしろよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ネアメ「ていうかわざわざサイレン鳴らしてまで伝えんなよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ざわざわ



ギル「な…なんだ…山田か………
ふぅ…寝直そう…」
ゴソ…


アナウンス「あとついでに 特外部隊のギルチーム〜〜 ギルチーム〜〜
大至全員急統括の部屋に集合してください 大至急集合してください〜〜」
パンポンピンポ〜〜〜ン


ガバァァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「って…ええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
山田のおもらしのついでに召集!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
でで〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

581名無しさん@避難中:2014/09/02(火) 22:06:02 ID:vTL4zS0UO
礼拝堂前

ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ………


ギィ…
ギル「ん………あ! ビラコ殿」

ビラコ「おはよーございますですよぉ〜」

ギル「はは…おはようございますと言ってもまだ2時ですけど」

ビラコ「びっくりしたですね〜 さっきの放送〜〜!!!!!!!」

ギル「えぇ……」

ビラコ「まさかあの山田さんがおもらしなんでびっくらですよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「そっち!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
一体誰なんですかその山田さんとは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「え…? あのぬるぬる洗剤アスリートの山田さんですけど…?」

ギル「誰なんですかそれは一体!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞ〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「でも急な集合ってなんなんですかね〜? ふぁ…ねみゅたいですよ」

ギル「ビラコ殿 寝ていらっしゃらないのですか」

ビラコ「ふぁい……一人天狗祭が佳境に突入してて眠れなかったですよ…」

ギル「なんだか聞いてもわかりそうにないので突っ込まないようにしておきます…」

ビラコ「えっとー それで…みんな待つですか?」

ギル「…えぇまぁ…
自分のチームで集合…といったニュアンスの放送でしたし…」

ビラコ「来るですかねー」

ギル「…」


ガチャ…
モリ「うむむ! ギル殿 ビラビラ嬢 早かったでござるな」

ギル「あ……モ…モリ殿」

モリ「ははは そう身構えるな
“一応”今はまだギルチームでござる 任務とあらば来るでござるよ」

ギル「は……ありがとうございます…」

モリ「問題はツバ嬢だが…?」


ギィ…
ヤンデル「………
……あ… ギル 悪いな 遅くなって…」

ギル「いえ
自分も今来たところで………
…………え…えーっと…あの ツバメオーさんは…」

ヤンデル「…あぁ…あいつなら…………」


ふらふらふら
ツバメオー「ヨヨヨヨ〜〜〜〜〜……ひゅるるる〜」

ギル「ツ…ツバメオー殿!!!!!!!!!?」
ばばーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「わぁーっ! 鼻提灯ー! 寝ながら歩いてるですよ!!!!」

モリ「起用でござるな」

582名無しさん@避難中:2014/09/02(火) 23:26:54 ID:vTL4zS0UO
ヤンデル「おい…ツバメ」

ビクン!
ツバメオー「んが…ふがほっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! むにゃむにゃ…
眠いヨ…………もぉー…! なんなの…こんな時間に…!!! ふざけんなヨまじ…」

ヤンデル「上の命令だ……仕方ないだろ…」

ツバメオー「ぶー」

ギル「…! ツ……ツバメオーさん…
………あ…あの…」

ツバメオー「…」

ツバメオー「……
ねぇ結局なんなの? この召集はさ」

ギル「え…あ…あぁ 自分も聞いてないであります
全員で集まって としか…」

ツバメオー「そうなんだ
つーかここがこのアジトで一番偉い人の部屋?
これから会えんの? ボク初めて会うヨ」

ギル「そ…そうでありましたか」

ツバメオー「はやく行こーヨ」

ギル「え…えぇ…」


ギル(な…なんだか想像と違うでありますな…
自分はてっきりシカトされると思っていたのでありますが……)

ヤンデル「…」

ツバメオー「はやくはやく」

ギル「(…しかしやはり…壁を感じるでありますが…)
そうですね…」


―――

ギィィィィィィ

ババッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「ディミリア様!!!!!!!! ギルチーム ただいま参りました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これは一体どのような用件でありますか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」


ディミリア「…………」
しん…

《ギル達に背を向け椅子に座ったまま反応がない…》

ギル「ディミリア様…?」


ディミリア「………」
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙


モリ「まるで反応がないでござる」

ギル「…?! ディミリア様………ディミリア様!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

くるっ!!!

どど〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ディミリア「ゼットゼットゼットゼット…」
ぐーすかー…

ギル「寝てる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

583名無しさん@避難中:2014/09/03(水) 00:32:16 ID:62bDj8hY0
寝てんのかいw

584名無しさん@避難中:2014/09/03(水) 00:35:31 ID:exrm6NckO
新旧 旧

http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org63717.jpg

585名無しさん@避難中:2014/09/03(水) 01:10:26 ID:exrm6NckO
新旧 新

http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org63761.jpg

586名無しさん@避難中:2014/09/03(水) 01:50:45 ID:exrm6NckO
ディミリア「ゼットゼットゼットゼット…」

ギル「ぐっすり就寝中ーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「この人が一番偉い人? ボクらを夜中に呼んで置いて眠るとか職権乱用も甚だしいヨまじ」

ギル「ディミリア様ー!!!!!!!! ディミリア様しっかり〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゆさゆさ

ディミリア「…ふがっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
………ひ… アスパラガス………
アスパラガスで鼻を揉まないで………」

ギル「どんな夢!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ずーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ディミリア「ちゅる…むにゃむにゃ……よく寝………みゃ!!!!!!!!!!!!!!!!? あ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

みんな『………』
じと〜〜〜〜〜〜〜〜…

ディミリア「ッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ごしごし!!!!!!!! あせあせあせあせ
フキフキフキ サッサ!!!!!!!!!!!!!!!!

ぴっし〜〜〜〜〜〜〜〜!
ディミリア「よくいらっしゃいました」
ドンッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「いや手遅れだから!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! いまさら平静を装っても手遅れだから!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ど〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ディミリア「〜〜〜〜〜〜〜〜//////」
ササ ガポ

ディミリア「恥ずかしーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
マ゙〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ごみ箱に顔を突っ込み叫ぶディミリア》

ギル「ディミリア様落ち着いてーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ど〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

587名無しさん@避難中:2014/09/03(水) 02:07:13 ID:exrm6NckO
ディミリア「ギ…ギ…ギルさんーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
わ…私やってしまいました〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ま…ま…待ってるつもりだったんです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そしたらフと頭の中で地面から生えてくるアスパラガスの映像が始まりっ…アスパラガスを数えていたら寝落ちしてしまいました!!!!!!!!!!!!!!!!
ご…ごめんなさい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「大丈夫です!!!!!!!! 誰にでもありますそんなこと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

モリ「確かにある いやない(反語)」

ツバメオー「…この人がボスかヨ……随分と抜けてるヨ…」

ディミリア「はっ………そのくるくるヘアは…
あなたがツバメオーさんですね? 始めまして
ディミリアです」

ツバメオー「どーも」

ヒソヒソ
ディミリア「ギ…ギルさん! ツバメオーさんアレ完全に私を『なんだこいつ 頭おかしんじゃねーの』みたいな顔をしてますよね!!!!!? 怖い!!!!
想像以上ですね!!!!!!!! 想像以上ですね!!!!!!!!?」
あせあせ

ギル「え…えぇ」

ツバメオー「なにこそこそ話してんだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン

ディミリア「いえいえ ツバメオーさん いい歯ですね」
キラ…

ツバメオー「初めて褒められたよそれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
話逸らすの下手だなこの人!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ど〜〜〜〜〜ん

ビラコ「ディミリアセンセ! 落ち着くですよ!
さぁこの天狗の鼻を見て!」
サッ

ディミリア「!」

ビラコ「ぐーるぐーるぐーるぐーるぐーるぐーるぐーるぐーるぐーる」
ぐるぐるぐるぐるぐるぐる

ディミリア「……………」
じぃ…

ビラコ「ぐーるぐーるぐーるぐーるぐーるぐーるぐーるぐーるぐーるぐーるぐーるぐーるぐーるぐーるぐーるぐーるぐーるぐーるぐーるぐーる…!」

じぃぃぃ
ディミリア「………………………〜〜〜
め…目が〜〜〜」
ふらー

ビラコ「つかまえたー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガシー!!!!!!!!!!!!!!!!

ディミリア「捕まったーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばばーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「トンボか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なにがやりてーんだヨ!!!!!!!!」
ズェーーン!!!!!!!!

588名無しさん@避難中:2014/09/03(水) 02:38:23 ID:exrm6NckO
ディミリア「…………ふうぅ〜〜〜
ごめんなさい 深夜のテンションに罹ってました お見苦しいところを見せましたね」

ツバメオー「ひどい深夜のテンションだな」

モリ「して
我々を呼んだ理由とは如何なもので…?」

ディミリア「はい 緊急任務です」

ギル「き…緊急…?」

ディミリア「皆さんには早急にこの町へ向かってもらいたいのです」
ス…


オオオオオオオオオオォォォォ…

モリ「マホ地方……メッコウ村…
マホ地方と言えば ネオ魔反会が主力とする5地方の目と鼻の先の地方でござりますな」

ギル「メッコウ村………聞いたことがありますね」

ディミリア「メッコウ村…通称“要塞村”
かつての退魔戦争で人間側の主力砦があったという場所です
この村の大きな特徴は 退魔戦争時代から残る巨大な外壁…
メッコウ村はこの壁と…高い裏山に囲まれた要塞のごとき村ですね」

モリ「おぉ あの文化遺産に登録された村でござるか」

ギル「その村に何が…?」

ディミリア「その村に駐在していたネアメの協力者“渡り鳥”から救難の伝言を受けました
現在 メッコウ村は魔反会の兵に包囲されているとのこと」

みんな『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ざわわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「…!」

ディミリア「その村には未だに魔法使いがおり 渡り鳥と共に脱出しこのネアメに来る予定でした
しかしその準備の最中 突如として現れた魔反会に村を囲まれた… と」

ギル「な…なんと…!
じゃあ魔法使いの方々は今現在 村に篭城していると…?」

ディミリア「はい
幸い要塞の外壁のおかげで魔反会の侵入を許すことはありませんが
魔法使いの方も そしてメッコウ村に住む方も全員が実質軟禁状態です」

モリ「それはまずい……食料が切れたらおしまいでござるぞ…」

ディミリア「そうです
…この救難自体も もう5日前に書かれたもののようです
まだ篭城をしているならそろそろ厳しいところかと…」

モリ「飢え死に……か
うっかり扉を開けて魔法使いを皆殺し…でござるか」

ツバメオー「…」

モリ「ム…………すまぬでござる」


ギル「な…なんとしても全員を救出しないと…!!!!
我々の任務とはつまり…そういうことなのでありますね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ディミリア「そうです
メッコウ村に居る魔法使いはかなりの人数…
それを村から逃がすとなると………かなり無茶が要求される案件です
そんなことを頼めるのは あなた方のチームだけです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どうか…メッコウ村の魔法使いの方達を助けてください!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

589名無しさん@避難中:2014/09/03(水) 19:57:17 ID:exrm6NckO
ツバメオー「…ねぇボスお姉さん」

ディミリア「ボスお姉さん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ドキッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ヒソヒソ
ディミリア「ギ…ギルさん! なんだか私 ゴツいあだ名付けられちゃいました!!!!
こ…こわい!! あぁいうハッキリした最近の若い子こわい!!!!!!!!」
ドキドキ

ギル「え…えぇ…!」

ツバメオー「だから何をヒソヒソしてんだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ディミリア「なんでもありませんよ
あら ツバメオーさん 素敵なベルトですね
どういう物理法則ですか?」

ツバメオー「だから話を逸らすすなー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ディミリア「えっと…なんでしょう?」

ツバメオー「この任務が重要なのは分かったヨ
はやく助けに行った方がいいのは同意だね
でもこの任務に携わるのはボクらだけなの?
かなり大きな任務だヨ…」

ディミリア「はい 確かにそうです
しかしこの任務のキモは “救出”の前に“潜入”であることです
先も申した通りメッコウ村は高い外壁に囲まれた要塞村…
大人数で行けば潜入の段階で敵に見つかる恐れがあります
少数精鋭で潜入し 敵に悟られず村から脱出………それが理想ですね」

モリ「なかなかハードルが高い事を申すでござるな
潜入が難しい時点で脱出がそれ以上に難しいのは自明の理…」

ディミリア「はい 分かってます
だからこそ私はあなた達を選びました
あなた達は現時点のこのネアメで最も精鋭揃いのチーム…!!!!!
これが我々がメッコウの村の同志達に示せる 最大の救いの手なのです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「むぅ…!」

ギル「…皆さん やりましょう
いやこれは やらなければならない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これがこのチーム最後の任務になるにせよ
自分達は最後の最後まで力を合わせてやり遂げましょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「…ギル!!!!! …そうだな!!!!!!!!」

モリ「…ほう」

ツバメオー「そんなに熱くならなくてもボクはやるし」

ビラコ「絶対助けるですーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ディミリア「…! お願いします!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

590名無しさん@避難中:2014/09/03(水) 19:59:21 ID:exrm6NckO
○ これがこのチーム最後の任務になるにせよ 最後の最後まで力を合わせてやり遂げましょう

591名無しさん@避難中:2014/09/03(水) 23:35:55 ID:exrm6NckO
ディミリア「…とはいえ 脱出が成功した後のフォロー要員は回しますので
ギルさんチームが出発したあとそういったサポート部隊を派遣し 警戒網にかからないあたりで待機をさせておきます」

ギル「分かりました
では…行ってまいります!!!!」

ディミリア「ご武運を……」

ギィ…………ガチャン!!!!!!!!!!!!!!!!

ディミリア「……」

ディミリア(見送るだけで何も出来ない私をお許し下さい…
どうか無事で…)


ギ……………

ディミリア「? 何か忘れ物でもありま…」

??「答えは NO!!!!!」
ズン…

ディミリア「!! あなたは………スパルティーさん!!!!!!」

ババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スパルティー「統括っ娘殿…どういうことかね?」

【ネアメ・ルート 戦力管理顧問 スパルティー・E・ブッブー
(元ギギギ自由兵団総長・非魔法使いで外部の協力者)】
ゴオオオオオオオオオオオォォォォ…

ディミリア「…なにがでしょうか?」

スパルティー「多くの人命に関わる大任務に…あの問題チームを宛がったことよ」
ズン

ディミリア「確かに個性的な方々ですが 私が思う最高のチームですので」

スパルティー「私見など………NO!!!!!!!!
まず人格を見るべきじゃないのかね
特に……あの“元魔反会”……それを中心に据えるとはなんとも考えられぬ人選と言わざるを得んな」

ディミリア「…まるでギルさんが裏切るような言い方……それはいけませんよ…
ギルさんはそんな方じゃありません 彼とは一度壊滅する前のネアメからの知り合いですし
正直一番信頼を寄せてる人です」

スパルティー「ヌハハハハハハ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ただ長く一緒にいただけで信頼とは…NO! 正気の沙汰とは思えぬな
信頼とは! 相手の全てを掌握して初めて芽生えるものだ
私は士官として“愛情を持って”多くの兵を育ててきた…
私が育てた部下達は私に忠誠を従い そして私はそんな連中を上手く使う…
そこにあるのは間違いなく信頼だ!!!!!!!!!!!!!!!!
合理的とは思わんかね 統括っ娘殿がこの任務に選ぶべきだったのはあのチームではなく 私が育てた兵のチームにすべきだった」

ディミリア「愛情ですか…………
しかしスパルティーさん指揮の兵育成にはあまりにも怪我人が多いと思います
無理な訓練で大切な戦力の母数を減らすのはあまり……」

スパルティー「何を言う 我々が戦っているのは精鋭が集まる悪の枢軸 ネオ魔反会…
あの程度の訓練で音をあげるようなやつらは鼻から戦力にはならん
ふるいだよ ふるい…」

ディミリア「…」


オオオオオオオオオオォォォォ……

592名無しさん@避難中:2014/09/04(木) 00:01:37 ID:fjObdPYsO
スパルティー「統括っ娘殿は甘いのだよ!!!!!!!!!!!!!!!!
あなたのその危機感を感じない立ち振る舞い! まさに…NO!!!!! 重ねて能!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
イヨォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ポポン!

ディミリア「危機感ですか…」

スパルティー「あなたの楽観的な姿に 今の状況はまだ安心だと錯覚してるものが多いこと!!!!!
現実は……NO!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
我々は…魔法使いは今 角に追い詰められたネズミとあると知るべきだ!
だからこそあなたはもう少し危機感を煽るべきだ!!!!!!!!!
そうすれば日和見のバカ共も死にたくない一心で死に物狂いになるというもの!!!!!!
いかがかね?」

ディミリア「確かに…それは分かりますが…
…私には出来ません 私は元もとしがない医療魔法使いですから…
人を苦しませるようなことは…」

スパルティー「そうかそうか いや分かっていたがね?
まぁ…それも一つの生きる道と…推して知るべきだ…
…はてさて して 私がここに来たのはこの書類に目を通してもらいたくあってのこと
新しい育成方針についての計画案だが」

ディミリア「……また目を通しておきます
…判はその後で」

スパルティー「了解した
いやはや夜分にすまんな 山田のおもらしを処理したついでに立ち寄ったのだが
……ではこれにて失礼する」
ズン… ズン… ガチャ…
バターーーーン…!


オオオオオオオオオオ…

ディミリア「…………
……………ふぅ…」



―――

ズンズンズン…
スパルティー「……………ぬるい!!!!!!!! …ぬるすぎるわあの小娘…!!!!!!
どれほどの人命が関わる役職か分かってない…!! やはりあんな若輩の女では荷が重い…
やはり組織のリーダーには 強い人間が立つべきだッッッ
…強い人間………私のようにな…!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…………

593名無しさん@避難中:2014/09/04(木) 00:50:55 ID:fjObdPYsO
〜〜〜 ちょっと前

ザザザザザザザザザ

モリ「ムム?」

ギル「どうなさいましたか…?」

モリ「今すれ違ったのは…………スパルティー氏でござったか」

ツバメオー「え?! 別に今誰ともすれ違ってないヨ!!!!!?」

ギル「先ほどは気づきませんでしたが…確かに我々が来た道から強い気配を今頃感じるであります」

モリ「さすが元ギギギ自由兵団の長…前線を退いても変わらぬ実力
しかし あの男が統括殿の所に何用でござるか」

ギル「だ…大丈夫でしょうか…」

ヤンデル「誰……」

モリ「このネアメの戦闘育成部門を取り仕切るスパルティーという男でござる
本格的な対魔反会に備え 魔法使い・非魔法使い…素人・玄人関係なく戦闘術を教えているでござる
元はギギギ自由兵団という名の知れた傭兵団の長で…名実共に折り紙付きの実力者でござる
しかし…少々性格に難があってな……」

ギル「自分が聞いた話では 一日に100人の教え子を潰したり
山の頂上から教え子を落としたり 一日のスケジュールを訓練23時間59分30秒 睡眠30秒にしたり
食事を馬のちんこだけにしたり トイレの隣に来るとチンコを覗き込んで吹き出したり
ニートを容赦なくハローワークに送ったり 自慢のロンゲが無駄にふぁさぁ…っとしてる…など
並べ切れないほどの悪評を耳にするでありますね」

ツバメオー「よくわかんないけどクソ野郎ってことは分かったヨ」

モリ「…あの男がこのネアメに入ったのはまだ最近の方でござるが…
さっそくデカい顔をしてるようでござるな
どうやらたまに統括殿にも意見しているようだが…」

ギル「ディミリア様は元々戦闘系ではないのでそのあたりはあの方にまかせてらっしゃるのですが…
いかんせん押しと主義主張の強い方なので 最近は何かと手に余ってるようでありますね」

ビラコ「ディミリアセンセ困らせたら私怒るですよー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
天狗のいかりー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぷー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「何もなければいいが」

オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン…………

594名無しさん@避難中:2014/09/04(木) 01:36:12 ID:fjObdPYsO
―――

ギル「皆さん 事態は急を要するでありますが
満足に準備もせずに飛び出しては後々支障が出かねませんので
出発の前に各々しっかりと準備をしてきてください!!!!!!!!
集合は10分後 出口前で!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「は〜い」

ビラコ「ギル君!!!!!!!!!!!!!!!!
天狗は何円までですか?
バナナは天狗に入りますか?!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どどん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「天狗の値段に制限はありません!!!!!!!! そしてバナナは天狗に入りません!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
以上!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「はぁーい!」

モリ「準備はないがウンコしてくるでござる」

ツバメオー「ヤンデル行くヨ! ボクの荷物持てヨ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「…………ツバメ…今日も髪くれ……」

わいわい…… しーん…


ギル「…さて自分も………気合いのパン筋写真を取りに行くであります」
ザッ…


――― そすて10分後

ギル「!」

モリ「…ふぅ〜〜〜…! ギリギリ…!!!! 固くてなかなか出なかったでござる…!
おかげで切れ痔…… シークレット生傷の出来上がりでござるよ…!!!!!!」
ニィィ…

ギル「よ…良かったですね…」

ツバメオー「おまたー」

ヤンデル「…」

ギル「あ…あれ… 思ったより荷物ない」

ツバメオー「…思ったよりなかったんだ
ボクよりヤンデルの方が多いくらい」

ギル「へぇ…ヤンデル殿は何を…」

ヤンデル「あぁいや………」


ズオオオオ…
ヤンデル「替えのワラ人形を100ほど…」
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…

ツバメオー「んもー! ヤンデルは子供だヨ!!!!!!!! お人形がないと寝られない女の子じゃあるまーしさ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「ひ…ひ……ヒヒ…ヒ…」
ニィィィィィ…

ギル「……………」

595名無しさん@避難中:2014/09/04(木) 01:57:31 ID:fjObdPYsO
ギル「あとはビラコ殿でありますか」

ツバメオー「大体なに持ってくるか想像つくけど」


ビラコ「おまたせですよぉー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズズ…


ギル「!!!!!!!!?」


ズオオオオオオオオオオオオオン…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ビラコ「重いですよー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばばーん!!!!!!!!
《10mくらいの袋を引きずってきたビラコ!!!!!!!!》

ギル「荷物多ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「出発前のサンタかっつーくらいの荷物だヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「その荷物の中はやはり…?」

ビラコ「はいー!
テンキーですよ♪」

ギル「テンキーだったーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「天狗じゃねーのかヨ!!!!!!!!!!!!!!!! なんでこんなにテンキー持って来てんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!

ビラコ「天狗面はあまり持つとかさ張るから……仕方なく字が近いテンキー持ってきたです?小さいから大丈夫かな? って思って奮発したですけど」

ツバメオー「奮発しすぎだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 塵が積もりまくってるヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「ビラコ殿! テンキーでもそれほどの荷物は持っていけませんよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
せめて天狗面5つくらいにしてもらわないと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「あむー…分かりましたです…」
しぶ〜〜〜ん…

ツバメオー「つーかさ お姉さんは別についてくる必要なくない
邪魔になるから今日は待ってれば?」

ビラコ「そんなこと言わないでですよ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!

596名無しさん@避難中:2014/09/04(木) 22:02:32 ID:fjObdPYsO
モリ「確かに…今回の任務の重要性を考えたら少しの足手まといも連れていくわけにはいかぬでござるな」

ビラコ「そ…そんなー!!!!!!!! 足手まといなんてハッキリぃ!!!!!!!!!!!!!!!! モリさんひどいですよー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぽかぽかぽかぽか

モリ「いやいやまぁ…もちろんこれまでビラ嬢には助けられてきたでござるが
今回の任務は潜入から脱出まで間違いなく極A級…
身体能力が一般人程度のビラ嬢には荷が重いでござる
拙者としてもビラ嬢のためを思ってのことでござる」

ビラコ「あう…」

ギル「うーん…実際そうでありますね
今回は戦闘が主では無いですし」

ビラコ「はう!!!!!!!! ギル君まで!!!!!!!!ギル?」

ヤンデル「俺も……やめたほうがいいと思う…」

ツバメオー「大人しく留守番しててヨ」

ビラコ「わ…私だけ仲間外れ嫌ですよーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「ディミリア様の言う後発組として行く手もありますが…」

ビラコ「嫌です嫌です嫌です嫌です嫌です嫌ですーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブンンンン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「え…えぇぇ…」

モリ「最終的な決定はギル殿でござるが」

ギル「う…うーん…」

ビラコ「ギル君…私も行きたいですよ!!!!!!!!!!!!!!!! お願いです…!
目を見て……目を見て答えて下さいです…!!」

ギル「目…………」
ジ…

597名無しさん@避難中:2014/09/04(木) 22:04:18 ID:fjObdPYsO
きらきらきらきらきら…

_..                ,,.-'ヽ
ヽ "゙ー-、、         / : :!
  i 、 :. ヽヽ_,,.....、,,,....._;/ ,;' ;,.!
  i.,  ..;;;ヽ       ヾ ,,;_ , /
   ヾ_:::,:'           -,ノ
   ヾ;.   ,         , 、;,
    ;;   (:::) , ... 、, (:::);:
    `;.       C)   ,; '
     ,;'     '.、 -‐-ノ ,;'、
    ;'            ;:
    ;:            ';;



グオオオオオオオ《ズームアップ》

   ヾ;.   ,         , 、;,
    ;;   (:::) , ... 、, (:::);:
    `;.       C)   ,; '
     ,;'     '.、 -‐-ノ ,;'、


グオオオオオオオオオオオオオオオオオ

   ヾ;.   ,     ,
    ;;   (:::) , 
    `;.       C)
     ,;'     '.、


《瞳の中》

            , ;,勹
           ノノ   `'ミ
          / y ,,,,,  ,,, ミ
         / 彡 `゚   ゚' l
         〃 彡  "二二つ
         |  彡   ~~~~ミ     
     ,-‐― |ll  川| ll || ll|ミ―-、
   /     |ll        |   ヽ
  /       z W`丶ノW     ヽ
 /        \\   / /      |
/    天      \`i / /  狗   |

ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ

            , ;,勹
           ノノ   `'ミ
          / y ,,,,,  ,,, ミ
         / 彡 `゚   ゚' l
         〃 彡  "二二つ
         |  彡   ~~~~ミ      


ズズオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ


          / y ,,,,,  ,,, ミ
         / 彡 `゚   ゚' l


《更に瞳の中》


ポポンッ!!!!!

 /i               iヽ
 ! !、      ___        / ノ
 ヽ ヽ、 ,彡フ ̄  ̄ヽミミ、/ /
  ヽ フ''         く /
   _ 〉'           ヽ/,_
  (ヽi,      /;ヽ       i/ )
   i ! ,,_____ノ、i;;iヽ、_____、 i i
    ! 'ヽ__●ノ' 'ヽ_●,ノ ,ノ i
   !、jヽ、 ,-   ;; -、 / _ノ
    〉 /,、''`ヽ__/` ' ,、'  )
    '!, ヽ`t-,、__, -'イ/  /
    ヽ ヽt,=,='='=イi  /
     \ `'"~⌒~"' ノ
       `-- ^-- '

イヨォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



ギル「う…うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガタアアアアアアアアン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「ギル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ギル「い…行きましょう…! え…えぇもちろん連れていきますとも…!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガタガタガタガタ

モリ「何を見た!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

598名無しさん@避難中:2014/09/04(木) 23:34:49 ID:XVQSWiYc0
おにwww

599名無しさん@避難中:2014/09/04(木) 23:52:20 ID:fjObdPYsO
ビラコ「やったですよー!!!!!!!!!!!!!!!! 私の真摯な思いが伝わったですー!!!!!!!!!!!!!!!!
やったね天狗様!!!! ちゅぱちゅぱぴー!!!!!!!!!!!!!!!!」
じゅぷじゅぷ

ツバメオー「ちょっと…………いいの?」

ギル「まぁ大丈夫なんじゃないですかねきっと上手くいきますよハハハそもそも仲間外れなんてよくないですよ我々はチームなんですからねえぇ」
ブルブルブルブルブルブルブルブル
プッシャー

ヤンデル「体からすごい勢いでギル汁プシャーしてる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「だから何をみた」

ビラコ「でも…………やっぱり私足手まといになりたくないですよ
だから少しでもマシになるようになりたいです」

ツバメオー「どうやって?」

ビラコ「シャキーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 婆盆ビラコ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビッシィーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《天狗面を被るビラコ!!!!!!!!》

みんな『…』
しーん…

ビラコ「しばらくこのまま集中するです
ごめんなさいですけど道中は私の事は無視して下さいですよ
じゃあ 入ります」
ス…

ギル「入る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ずーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「お姉さんが電波の向こう側に行っちゃったよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞ〜〜〜ん…!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「……まぁ リーダーであるギル殿が決めた事なら何も言わぬが」

ギル「…えーと…では 出発しましょうか」


――― 外 西出入口結界ポイント

ポアアァァー… ガコォーン…

ツバメオー「さて………ん!!!!!!!?」

ペトロ「いひひひひひひwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
ばばーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ペトロ2「ほほーいwwwwwwwwwwほほーいwwwwwwwwwwwwwww」
ドドドドドドドドドドドドドドド

ペトロ3「いっひいっひいっひいっひいっひひんほんむぅぅーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

わらわらわらわらわらわらわらわら


ツバメオー「………………」

しゅいーん… ガチャーン!!!!!!!!

ツバメオー「ごめ 間違えて地獄の入口の方を開けちゃったみたい」

ギル「いや今のとこで合ってます」

600名無しさん@避難中:2014/09/05(金) 01:39:28 ID:E1LUayX.O
ギル「自分のところにディミリア様からメッセージが届きまして
どうやらあのペトロは我々の乗り馬として計らって下さったもののようであります」

ツバメオー「なんて余計な計らいだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「しかしペトロを舐めてはいけませんよ!
乗り心地 スピード 持久力も含めて動物最高峰であります!!!!!!!!!!!!!!!!
ただたまに友情棒で突かれるという些少の難もありますが…」

ツバメオー「些少じゃねーヨそんなもんわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「背に腹は変えられんでござる
素直にペトロに体を預けるとしよう

ツバメオー「うむ〜…こういう事態じゃなきゃ受け入れないんだからな…
おいお前ら! 変なことしたら凍らすヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ペトロ「ひひひひひひひひひ…」

ギル「それではよろしくお願いするであります ペトロ!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ペトロ「ひひひひひひひひひ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スッ…

スンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《お姫様だっこ》

ツバメオー「え!!!!!!!!? こう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

パカラ! パカラ! パカラ!

モリ「ふむ 体勢の違和感を除けばなかなかどうして 良い乗り心地でござる」

ヤンデル「ちょっと恥ずかしいけと…………」

ツバメオー「ぐがぉ〜〜〜〜 むにゃむにゃ〜〜 ぐがぉ〜」
ツツンッ ツンツンッ ツツツツツツツツツツツツツツツツンッッ!!!!!!!!

ギル「なんだかんだいってツバメオー殿…結局寝ているであります
友情棒でめっちゃツンツンされても気づかないであります…
……………」

ヤンデル「どうした…?」

ギル「あ…あの…ヤンデル殿…ツバメオー殿は“あの後”…
何か言ってらっしゃいましたか…?
なんだか随分と…あっけらかんとしていて…」

ヤンデル「………別に何も…
…………あいつがあんな態度なのは多分………
………いや…やめておこう…」

ギル「…………?」

601名無しさん@避難中:2014/09/05(金) 01:56:43 ID:E1LUayX.O
パカラ パカラ パカラ パカラ

ギル「この調子なら昼には着きそうでありますね
ペトロ殿! スピードはまだまだ上がるでありますか!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ペトロ「ひひ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!wwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「ぬ…ぬぐぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! まだ上がるでありますかッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんと速い…!!!! みなさんちゃんと掴まらねば振り落とされるであります…!!!!!!
ビラコ殿も!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ぶつぶつぶつぶつぶつぶつ
ビラコ「〜〜〜〜」
し〜〜〜〜〜〜〜〜ん…

ヤンデル「聞こえてない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ものすごく…“入ってる”!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドオォ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「今は入ってる場合じゃないでありますよ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ビラコ殿〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!! !!!!!!!! ビラコ殿〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「〜〜〜〜」
ぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつぶつ………
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…………

ギル「ビラコ殿!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ビラッ………」


オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙



   ヾ;.   ,         , 、;,
    ;;   (:::) , ... 、, (:::);:
    `;.       C)   ,; '
     ,;'     '.、 -‐-ノ ,;'、


オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙

          / y ,,,,,  ,,, ミ
         / 彡 `゚   ゚' l

オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙ン…!


 /i               iヽ
 ! !、      ___        / ノ
 ヽ ヽ、 ,彡フ ̄  ̄ヽミミ、/ /
  ヽ フ''         く /
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  (ヽi,      /;ヽ       i/ )
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    ! 'ヽ__●ノ' 'ヽ_●,ノ ,ノ i
   !、jヽ、 ,-   ;; -、 / _ノ
    〉 /,、''`ヽ__/` ' ,、'  )
    '!, ヽ`t-,、__, -'イ/  /
    ヽ ヽt,=,='='=イi  /
     \ `'"~⌒~"' ノ
       `-- ^-- '

イヨォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


ギル「ひ…ひィアァァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ぎやあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガタン!!!!!!!! ガタタン!!!!!!!!!!!!!!!!


モリ「トラウマになっている」

602名無しさん@避難中:2014/09/05(金) 22:14:17 ID:E1LUayX.O
http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org65004.jpg

603名無しさん@避難中:2014/09/05(金) 23:21:54 ID:6VWNHpdY0
いい面構え

604名無しさん@避難中:2014/09/06(土) 00:22:18 ID:2Wt8ykDMO






<3


―――

ギル「到着…かなり早いでありますね」


オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…
《山》

ヤンデル「…? 村は…?」

ギル「この山は『グラップラーおはぎ』という山で 問題のメッコウ村の裏山に繋がっているであります
我々の行路はこの山を突っ切り メッコウ村の裏山に出てそこから村に潜入するであります」

ツバメオー「マジかヨ!!!! かなり険しそうだけどさ!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ギル「だからこそでありますよ
当たり前の道を通っては どこに魔反会の罠や監視があるか分かったものではありませんから
しかしこの道ならその心配はありません」

ツバメオー「えー…」

モリ「フフ…そうがっかりしなくても良いでござろう
山登りは生傷作りのきっかけの宝庫…!!!! 拙者はすでにたぎっているぞ…」
ゴウ…!!!!!!

ツバメオー「おっさんだけな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…仕方ないな…まぁ助けにいくためだし…我慢するヨ…」

ギル「この山に魔力感知タワーがあるとは確認されてはいませんが 一応魔消石で魔力を隠していてください」

ツバメオー「はいはい」

ギル「それと一応…道中で潜入の際の相談をしたいのですが…よろしいですかね…」

ツバメオー「………」

ツバメオー「ボクめんどいのパス
ヤンデルを代わりに置いとくからそいつと話してヨ 内容はあとできいとくからさ」
スタスタ

ギル「あ……」

ヤンデル「ギル………聞くよ…」

ギル「あ…す…すみません ならそうします…」

ヤンデル「あぁ…なんでも言え…!!
ツバメの悪口…罵詈雑言…妄想虐待などなど…なんでも聞くぞ…!!!!!!!!」
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「い…いやそういうのはナシの方向で!!!!!」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!

605名無しさん@避難中:2014/09/06(土) 01:17:15 ID:2Wt8ykDMO
――― 道中

ギル「…というわけで…………つまり…そうしてもらいたく…」

ヤンデル「ふむふむ」

ギル「…そういうわけなので ツバメオー殿には協力いただけないかなと…」

ヤンデル「聞いてくる…」
スタタタタタタ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ぺちゃくちゃぺちゃくちゃ
《先を行くツバメオーの元に駆け ギルの説明をそのまま伝えるヤンデル…》



タタタタタタタ
ヤンデル「はぁ…はぁ……
それした場合の魔力のアレはどういうアレなのか………って」

ギル「あ…あぁ…それは アレをアレしてアレするのでどーたらこーたらしたいと思うのですが可能でしょうか?」

ヤンデル「…!!!!!」
タタ…



ぺちゃくちゃぺちゃくちゃ わいのわいの



タタタタタタタ……
ヤンデル「ヒー…ヒュー…ヒー…ヒュー……っ!
それは構わないがやり方が分からない…って…ゼー…ゼー…」

ギル「あ…あぁそれは自分は聞いてますので
簡単にいえばコレにアレのソレをあれやこれやしてうんたらかんたらすればアレになるので一気にアレしてそうこうしてしまえば良いとのことであります」

ヤンデル「ハー…ハー……」
タタタタッ…



ぺちゃくちゃぺちゃくちゃ ワーワーギャーギャー



タタタタタタタ………
ヤンデル「ヒュハアアアアアー!!!!!!!! ヒっ…ヒッヒっぎ…!!!! ズォオオオ〜〜〜〜〜…ヒュオォ〜〜〜〜〜…!!!!!!!
わ…分かった…!!! 協力するって…!!!!!!!!」

ギル「な…なるほど! それは良かったですハイ」

ヤンデル「…!!!!!!!!!!!!」
ダッ…

ギル「いやもう伝えなくとも!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ぺちゃくちゃぺちゃくちゃ ギャーギャー ワギャー



フラ… フラ…ドサァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヤンデル「バ…バヒイイイイイイイイイイイン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ホッ…ホッオアアアア…!!!!!!!!!!!!!!!!
ヒュゴ〜〜〜〜〜…!!!!!!!!!!!!!!!! ゼェェ〜〜〜〜〜…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
んっ…ぐっ…!!!! ハァー…ハァー…!! ヒィィィィィ……!!!!!!!!!!!!!!!!
あ…あっそ… そんなことより…喉かわいた……と…」
ドサァァァ…

ギル「も…もういいです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
伝言役はもういいですから!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

606名無しさん@避難中:2014/09/06(土) 01:31:04 ID:2Wt8ykDMO
そして


ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ


モリ「Fuwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ナチュラル岩なだれきたこれでござるwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
どっせいwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
どがごおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《落ちてきた岩を受け止めたモリ!!!!!!!!!!!!!!!!》

ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
モリ「生傷フィーバータイムヒャッホォォwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
《そのまま岩とともに転げて行った!!!!!!!!!!!!!!!!》

ギル「モリ殿オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「おっさん それが死か」



バッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ペトロ「ひひひwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


ギル「ペトロ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ヤンデル「モリさんを受け止める気だ…!!!!」



ペトロ「ひっひwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
にょきぃぃぃ〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ヤンデル「…友情棒で!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「無茶ですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ず〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ
モリ「にょ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜」

ペトロ「ひっひひwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
ニョキィィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ズオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ズブリ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
モリ「アッッーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ギル「うほっーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ペトロの友情棒がモリ殿のお尻にィィィィィィィィィィィィィィィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
かぁーっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「見たかズブリのモリだーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ワッショイワッショッショオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

607名無しさん@避難中:2014/09/06(土) 01:53:59 ID:hYvm7rDY0
アッー!

608名無しさん@避難中:2014/09/06(土) 02:28:48 ID:2Wt8ykDMO
モリ「ぐ…お…お…!!!! ケツに生傷は初めてでござる…!!!!!」

ペトロ「ひっひ…」

ツバメオー「つか なんでペトロが一匹居るんだヨ
こいつらは山の下で待機させとくんじゃなかった?」

ギル「このペトロは…紳士ペトロ殿ですね…
一体何故ここに?」

ペトロ「ヒヒ…
(畑はアナホにまかせついて来ました
皆さんの熱い思い…どうか私もお手伝いしたく…!!!!!!)」

ギル「な…なんと…! どこまでも紳士なペトロ殿でありますか…!」

ツバメオー「こんな足場が悪いとこじゃお前にも乗れねーし
居て何が出来るの?」

ペトロ「ンヒヒwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(この山は勾配がきついので登るのもツラいと思います
そこで私が先に登り…)」


ニョキ〜〜〜


ペトロ「ほぉーwwwwwwwwwwほぉーwwwwwwwwwwwwwww
(この友情棒を伸ばすので伝って来てもらっても構いません!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)」
バン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「帰れ」

ペトロ「まっまっまっまっまっまっまっwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(そ…そんな!!!!!!!! 何か!!!! 何かさせてください!!!!!!!!!!!!!!!!
荷物運びでもなんでもします!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)」

ツバメオー「荷物運び…?」


―――

ザシャンザシャンザシャン
ペトロ「ひっひwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
《背中にたくさんの荷物を乗せるペトロ!!!!》

ギル「ホントに良いのでありますか? そんなにたくさん…」

ペトロ「まひまひほんほwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(問題ありません この程度ならペースを落とさず…
いやそれどころかピストン運動を交えながらでも運べます)」
クククククイ

ギル「なるほどそうですか
では普通に運んで下さい」

ツバメオー「やったー!!!!!!!! 楽になったヨ!!!!!!!!!!!!!!!!
でも喉が渇いたヨ!!!!!!!! 死んじゃうヨー!!!!!!!!!!!!!!!!
ヤンデル オレンジジュース買ってきてヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「そんなものはない…」

ツバメオー「えー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
のーど!!!!!!!!!!!!!!!! のーど!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! のーど!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
かわいた!!!!!!!! かわいた!!!!!!!! かわいたー!!!!!!!!!!!!!!!!」
わー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「う…うーん…そうは言っても…」



さわさわさわさわ……



ギル「……沢の音!!!!!?」
ゴウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

609名無しさん@避難中:2014/09/07(日) 01:16:52 ID:NmloVnl.O
―――

ザアアァァァーーー…


ギル「おぉ…なんとも小さな川がありますね…」

ヤンデル「よかったなツバメ……水だぞ…」

ツバメオー「水だけど小さすぎるヨこんな川
もちょっと大きいとこで水汲みたい」

ヤンデル「わがままだな…」

ギル「う…うーん この川を辿って行ったら大きな水場に出るかもしれません
辿ってみますか」


――― 辿ってみた

ギル「…む! …おぉ! これは!!!!」


ババァーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《一行の前には大きな水溜まりが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

ギル「これは見事な水溜まり………いや 池といいましょうか」
ツバメオー「やったー! 水だー!!!!!!!!」
タターッ!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「奇妙な池でござるな」

ヤンデル「なにが…」

モリ「ん? いやなに なんだか形が随分と整理されているような…人の手が加えられたような池でござるな
しかも……端の方から水深がやたら深い まるで削り掘ったようでござるよ」

ギル「うーん…………しかしこんな山の中でなんでわざわざ人が…」

ツバメオー「なんでもいいヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それよりこの水うみゃー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なにこの水!!!!!! 甘め!!!!!!!! 激ウマー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この水だけでご飯3杯いけちゃう心持ち〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バシャバシャバシャバシャ!!!!!!!! ゴクゴクゴクゴク!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「大袈裟だな…」

ゴキュゴキュゴキュゴキュ
ツバメオー「いやマジだって!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 騙されたと思って飲んでみッ…!! ……!!!!!!?」

フッ!!
《ツバメオーが視界の端でなにかを捉らえた!!!!!!》

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……
ツバメオー「…………!!!!!!!!!!!」

オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…


チラ…


ペトロ「ひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっひっィィィ〜wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
バッチャバッチャバッチャバッチャバッチャバッチャ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ペトロが池で友情棒を突っ込み洗っていた!!!!!!!!》

ツバメオー「スワロオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブブブシ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

610名無しさん@避難中:2014/09/07(日) 01:30:40 ID:NmloVnl.O
―――

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…

カーン カーン カーン


ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッッ

カコーンカコーンカコーンカコーンカコーンッッッ


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
ツバメオー「うしゃアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガッガッガッガッガッガッガッガッガッガッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

スコ〜ンスコ〜ンスコ〜ンスコ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ペトロ「―――」
ピッキィーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《凍ったペトロを石蹴りサッカーのように蹴飛ばし進むツバメオー!》


┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨
ツバメオー「右サイド右サイドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
〜〜〜〜〜ッから中央突破ァァァァァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そこからッッ 見せてやる! ボク達のサッカー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ポイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ジジジジジジジジ…
《プラスチック爆弾》

チュッドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドゴオオオオオオオオオオオオーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ペトロ「―――」
ヒュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ………キラーン…

《爆発と共にペトロは空の彼方へ消えた!》


ツバメオー「ゴオオォォォーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーール!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
わーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ダダダダ
ギル「いやゴーーールじゃないですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞぞーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

611sage忘れ:2014/09/07(日) 01:58:59 ID:NmloVnl.O
ギル「何やってるんですか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
紳士ペトロ殿がどっかに吹っ飛んでったじゃないですか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずーん!!!!!!!

ツバメオー「うっせ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
制裁じゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴオオォォォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「ッッ ツバ嬢 静かに!!!!!」

ツバメオー「ほげぃ!?」

モリ「…見よ」

みんな『!?』


ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ………
《一行はいつの間にか山の高台の方に出ていた!! そこから見える景色は―――》

ヤンデル「………壁!!!!!!!!!」
ドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「…つまりここがメッコウ村でありますか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

モリ「…なんともまぁ…想像以上に高い…
なんならば この裏山の上から壁を飛び越える…などと考えてもいたが…
山よりも更に高いとは…」

ツバメオー「どうやったらこんなでけー壁こさえられるんだヨ」

ギル「…確かに圧倒されるでありますね…
しかし任務はここからが本番でありますよ!!!!!
この任務 第イチの難関『潜入』!!!!!!!! この高い壁をどう超え 中に入るか…」

モリ「もう策は出来ているのでござろう?」

ギル「えぇまぁ しかしこの作戦は日が落ちてからではなくてはなりません
…というわけで 日没までここで待機しつつ 下の様子を観察であります」


ゴオオオオオオオオオオオオオオオオ…………

〜〜〜


   裏山(ギルたち)
   ___
_/ \_

 / ̄ ̄ ̄\
 |        |
 |   村   |
 |       |
 \___/


ギル「…なるほどなるほど…」

ヤンデル「何を見てる…?」

ギル「見張りの動きであります
この村の回りはネオ魔反会の兵約5人が時間差でぐるぐると時計回りに巡回しているようであります
一人が視界から消えた後 どのくらい経ったら次の兵が来るのか
目視で確認しながら計算していたであります
その時間が我々に許された潜入の時間になりますが…」

ヤンデル「どのくらいだ…?」

ギル「約2分30秒……といったところでしょうか…」

モリ「なかなかギリギリの時間でござるな…!
カップラーメンだって意外に早い時間でござるぞそれは…!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴ…

612名無しさん@避難中:2014/09/07(日) 02:36:14 ID:NmloVnl.O
じー………《望遠鏡を覗くギル》
ギル「…………しかし……気になるであります」

ヤンデル「なにがだ…?」

ギル「今この村を巡回している兵はどこの班でしょう…」

ツバメオー「はは………わかんないの? 元魔反会なのに…」

ギル「…………は…はい 判らないですね
…魔反会内での服装は自由にしてもOKというのが建て前ですが
実際は所属する班によって統一される場合がほとんどであります
例えば全軍統括班の兵は自分のような服装の上に軽鎧を着けます
他には特務班は全身タイツ 本拠防衛軍は鎧軍服…
研究系の場合は白衣…などなど」

ツバメオー「さすがの魔反会雑学はいいけどさ
そこまで把握しててあのヘータイはどこのか分からないの?」

ギル「そ…そうでありますね…
ちょっと記憶にないであります…あぁいうのは…」

モリ「全員セーターのようなものを…いわゆる“プロデューサー巻き”してるでござるな」

ツバメオー「きっとひどいセンスの班だヨ」

ヤンデル「ギル……兵隊の所属が分からないと困るのか…?」

ギル「いえ…困るわけではありませんが 敵の班が分かれば向こうの戦略や出方がある程度想像がつけられるので 把握しておきたかったのですがね………
…あ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スッ!!!!!!

ヤンデル「どうした…!!!!!!!?」

ギル「ずっと向こう……我々のいる裏山の丁度反対…
つまりこの村の正門の方になりますか
そこに天幕が見えるであります!!!!!
服装は分からなくとも天幕にかかれた班別マーク もしくは知った人物でも見えれば班が特定出来るであります!!!
この望遠鏡は最新式…!!!! なんと倍率は100000000000000000倍…!!!!!!!!
これを使えば遥か彼方の火星に存在する宇宙人のニキビの数までかぞえられるであります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これを覗いて正体を見破るであります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ギル「…………!!!」
じ〜〜〜〜…

みんな『…!』
しーーーーーん…

ギル「…………ぬ…ぬぬぬぅぅぅ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ワナワナワナワナ

ヤンデル「見えたか…!!!!!!!?」

ギル「……! …見えすぎて…!!!!!!
倍率すごすぎて…!! 覗いたら人の顔どころか それを飛び越えてDNAが見えてしまったであります…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

みんな『ズコ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ツバメオー「性能良すぎて役に立たねーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

613名無しさん@避難中:2014/09/08(月) 00:21:46 ID:r7oBKl2sO
ギル「あ…! 倍率を変えるボタンがあるであります!!!
こちらを押して調整…………お! 毛細血管が見えてきました!!!!」
ばばーん!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「いや顔が見えるようにしてヨ………」

キリキリキリキリキリ…
ギル「おー…見えてきた見えてきた…
………ムムムー…ダメだ ちょうど天幕が障害物で見切れていてマークが見えないでありますね…」

ツバメオー「ダメじゃん」

ギル「残念………ハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビクッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

モリ「どうしたでござる…?」

ギル「アレは…………」

ツバメオー「どうしたの? ははん! 昔のお友達でもいた?」

ギル「いえ……………そういうわけじゃありませんが…
もしかしたらあの方は…いやしかし…………あ!
視界から消えたであります…」

モリ「班の特定は出来たでござるかな?」

ギル「うーーーん…………」
じいー…


じぃ〜〜〜〜〜〜〜〜……………

ジッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ゾォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」


バッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「ッッッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「どうした…!?」

ギル「い…一旦隠れてッッ …! 今誰かと目が合いましたッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガサッ!!!!!!!!

ツバメオー「はあ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

モリ「気のせいでござろう? こんな…十数キロも離れているのに」

ギル「……! ほんとに一瞬ではありますが…! 確かに今…! 誰かと目が合いました…!!!
顔すらまともに確認出来ないような刹那でありましたが…! まっすぐとこちらを見据えた目で…!!!!
い…今のは一体…!!!!!!!?
い…いや とにかく隠れましょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ササ…

モリ「分かった」
ガサ…


―――

オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙

??「……」

女「ベナ? どうしたっち?」

??「………くく… いやぁ…なんでもないきにィ…」
ニヤリィィ……………

614名無しさん@避難中:2014/09/08(月) 01:04:47 ID:r7oBKl2sO
―――

ゴソ…
ギル「…………」
キョロキョロ…

ヤンデル「…どうだ…?」

ギル「…大丈夫そうでありますね…
天幕の方でなにかザワついた感じもありませんし 村周囲の警備も別段変わった様子もない
うぅむ…」

ツバメオー「気のせいだったんじゃないのー」

ギル「う…うーん…………そうですね
きっとそうでありますね すみません」

モリ「しかし時間を置いたおかげか いい時間頃になったでござる」


どっぷり〜


モリ「そろそろ頃合いでござろう?」

ギル「そうでありますね……………皆さん
では 少しでも早く 一つのミス無く行きましょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「……ふー…行くか…」

ヤンデル「…」
こくこく…

モリ「今下を歩いてる兵が視界から消えたら………一気に…でござるな…!」

ギル「えぇ…!」
ゴク…



―――

ピューピュー
兵「マチュピチュマチュピチュマっチュピっチュ〜〜♪
マチュピチュマチュピチュふんふんふ〜〜〜〜〜〜〜〜ん♪」
てくてくてくてくてくてくてくてく

ぴた…
兵「……………」
キョロキョロ



―――

ツバメオー「なんだヨあいつ!!! 止まっちゃったヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何してんだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


―――

兵「………ふぃ〜〜 巡回の仕事は楽だが交代が来るまで外せないのが難点だな
おかげでちょうどいいウンコTIMEに合わねーじゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!
今のうちにやっちまえ!!!!!!!!!!!」
ぬぎぬぎ


―――

ツバメオー「やろー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こんな時に野糞し始めやがった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

615名無しさん@避難中:2014/09/08(月) 01:46:15 ID:r7oBKl2sO
―――

モリ「く……………男の野糞を眺めるハメになるとは…」
ズーン…

ツバメオー「出鼻くじかれたヨ」

ギル「次であります 気を引き締め直しましょう」

ヤンデル「次来た…」


―――

兵2「マチュピチュるー マチュピチュマチュピチュマチュピチュぴちゅりるるー♪
マチュマチュぴちゅちゅ♪ マチュピチュちゅ♪」
すたすた…


―――

ツバメオー「あの歌流行ってんの?」

ギル「今度は何語もなくいってくれそうですね…!」

―――

兵2「マチュピチュマチュピチュマチュピチュー♪♪」
すたすたすたすたすた………




ギル「今です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「走るぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「ツバメオー殿! アレの準備も!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「分かってるヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴソ…


タタタタタタタタタッッ…
《山を駆け降り 巨大な外壁のたもとまで来た一行》

ギル「ツバメオー殿!!!!!!!!」

ツバメオー「分かってるって…!!!! あんまり使い慣れてないからちょっと待って…!」
ガササッ バババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ツバメオーが取り出したのは 魔札!!!!!!!!!!!!!!!!》

ポアアアアアアッ…
ツバメオー「札に宿りし魔の力よ……発現せり!!!!!!!!!!!!!」
ピカ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ポパパパパパパパパパパパパパパパパパパパ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《壁に氷でつくられた飛び石の足場がいくつも現れた!!!!
それは頂上に向かって並んでいた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

ギル「よし…!」

モリ「魔法を込めた魔札を使って魔法の足場を作る…か
その考えはいいが 本当に今ので魔力は悟られないのでござるか」

ギル「大丈夫であります!! ねぇツバメオー殿!!!!!!?」

ツバメオー「…まぁ大丈夫じゃない?
魔札は事前に込めた魔法の“効果だけ”を放出するから無駄な魔力は出ないはずだヨ
出たとしても感知出来ないような微々たる魔力だし
まぁ慣れてないから魔法を札に込めるのが大変だったけどねー」

ギル「しかしおかげで足場が出来ました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
皆さん 次の兵が来る前に この足場を飛び伝って壁を越えましょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

616名無しさん@避難中:2014/09/08(月) 18:35:22 ID:r7oBKl2sO
【緊急提案企画】

今 このなんとかファイトは危機に直面していた…
止まることのない失業者… 少子高齢化と出生率の低下… 希望を無くした若者たち…
消えた年金… 安定した将来が訪れるかどうかも分からぬ現代社会…!

そしてそれに拍車をかけるように続く ストーリーの停滞モード…

予定を遥かに下回る展開の遅さに大きな危機感を感じずにはいられないのだ展開
ゲームや動画視聴・SNSなどにうつつを抜かしすぎた…と言ってしまえばそれで終わりだが
この現状…これはもはやそういった社会の大きな力が働いているとしか思えなかった…
これをなんとか打破しなければいつまで経っても終わるはずがない…!
だからこそ 変わるしかないと思い 創作プランナーと協議した結果
こんなキャンペーンを提案した…!

《ガチガチ! NO無駄・超シリアスキャンペーン!!》…である!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


このキャンペーンは
創作プランナーが指摘した無駄を徹底的に省いていくキャンペーンである
まず 多すぎる!マークを省いていき
それにあわせて無駄な叫びや悲鳴も省く
更には脈絡のない会話や 不条理窮まりなく意味不明な展開
脱線など以っての外である

これらを全て省いたシリアス一辺倒の超新生なんとかファイト…!!!!!!!!!!!!!!!
果たしてどこまで我慢出来るのか…!!!? それは誰にも分からない…!!!!!!!!

キャンペーンのルールはこちら↓


・!マークの数は4つまで
・すぐ叫ばない
・ボケない
・突っ込まない
・脱線しない
・擬音を使わない

これを一つ犯す度に 1点減点となり
もし10点に達した場合は 責任をもって
にんじんを食べようと思う………

もし『これはアウト』と感じた場合は お手元の家庭用へぇボタンを押してくれると幸いである

…それでは… 後の ―――線 より下から…

《ガチガチ! NO無駄・超シリアスキャンペーン!!》………いざ尋常に…




―――――――――――――


スタート…!



ドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

617名無しさん@避難中:2014/09/08(月) 18:45:02 ID:r7oBKl2sO
× 擬音を使わない
○ 擬音を多用しない

618名無しさん@避難中:2014/09/08(月) 19:06:03 ID:wYUbqmMw0
早速じゃねえかwwwwwwwwwwwww

619名無しさん@避難中:2014/09/08(月) 21:07:32 ID:r7oBKl2sO
ヒュオー…

ギル「出発の前にビラコ殿ですが……
そろそろいいでしょうかね?」

ツバメオー「いいもなにもここでちゃんとやってもらわなきゃ成立しないんだけど
自分から来るっていったんだからさ」

モリ「言われた通りここまで話し掛けず触らずにいたでござるが…?」

ギル「…」

ビラコ「…」
《天狗面をかぶっているビラコ》

ギル「ビラコ殿!!!! どうでありますか…? もう登っていかなければなりませんが…?」

ビラコ「……」
ス…………
《面を外すビラコ………その顔は!!!!》



のび〜〜〜〜〜〜ん…!!!!


ギル「鼻が伸び……え!!!!?」

ツバメオー「〜〜〜〜〜ッ…?!!!!」

モリ「まさか…………」

ギル「分かるのですか!!!!? モリ殿!!!!?」
バッ

http://download4.getuploader.com/g/sousaku_2/854/140908_205609.jpg


http://download4.getuploader.com/g/sousaku_2/855/140908_205536.jpg



オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォ…

620名無しさん@避難中:2014/09/08(月) 21:28:19 ID:wYUbqmMw0
かおwwwww

621現在減点1:2014/09/08(月) 22:20:02 ID:r7oBKl2sO
ギル「な…何故鼻が伸びたのでありますか?!!!!
説明を求めます」

パァァァァァァ…
ビラコ「…」

ビラコ「精神統一することで私自身が天狗になったでやんす
天ビラ狗になったでやんす!!!!」
ば〜ん

ギル「なるほど………」


オオオオオオオオオオォォォォ……………


ツバメオー「そういうことか」

ビラコ「そういうことでやんすよ〜
今の私はビラコであり天狗!!!! 天狗の身のこなし 天狗の技が使えるでやんす!!!!」

モリ「ということは この氷も登っていけると?」

ビラコ「こんなものは階段を登るようなものでやんす」
シュッ


ターーーン ターーーン ターーーン ターーーン


ギル「ものすごい身軽」

ヤンデル「これなら大丈夫そうでござるな
行こうぞ!!!!」
タンッ

タタンッ タタンッ タタンッ タタンッ タタンッ


モリ「…」



ターーーン ターーーン
ビラコ「先に行くでやんすー〜〜〜〜〜!」


オオオオオオオオオオォォ……


モリ「見ろヤン坊 パンツまる見えでござる」

ヤンデル「! …////」

モリ「風流でござるな」

ツバメオー「おいこらさっさと行けや」
タン!

ツルッ!!!!
ツバメオー「きゃっ!」

ギル「!!!!?
(ツバメオー殿が“きゃっ!”…?!!!! なんておしとやかな悲鳴…!)」


かわいい…!
やってて良かった《ガチガチ! NO無駄・超シリアスキャンペーン!!》…!!!!


オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォ……………

622名無しさん@避難中:2014/09/08(月) 22:59:00 ID:r7oBKl2sO
【短編小説『おれたちのサッカー』】


       .,:-ー' ̄ヽ/ ̄ ̄`ヽ
     /      /   三\
    /彡   彡  ミ/ 彡  ミヽ
   /     _,:-―`'〜ー-、__  |
   /   | ̄          | ミ|
   |   |            |  |
 .,-|  /            | ミ|
 | ヾ |   ;;;;iiii::   !!iiii::;;,, ヾ /ヽ
  |  ヾ| ミ ,-―-、   ,-―-、  |/ |
  | ヾ |    ̄ /  i :  ̄  | /
  !_|        ; :     | |
    |     /(   _)ヽ    |ノ
   .|  | 「   ~`-'~  ヾ,   |
    |   ;';ー-〜ー-、_   :/ これがおれたちの…!
    ヽ   `ヾミ三ソ~ ;  /
     \         ,/
       `ー-:、___,/





サッカーだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

    ∧_∧
   (`・ω・)つ
   (づ ノ
   (ノ(_)


     |
     |||

     ┌
`∧_∧(・∀・) ∧_∧
(;・ω・)    (・ω・;)
( つo    oと  )
しーJ\_ _/ しーJ
ゴシゴシ    ゴシゴシ


    ┌
   (゚д゚)
       ┌
      (゚д゚)


ゴォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

623名無しさん@避難中:2014/09/08(月) 23:14:17 ID:r7oBKl2sO
                __
       _,,ィ=、    ,ィ=ニ――`-、
     /'               `ヽ、
    ,/                    \
   /  __          ィニ===-、    \
    /:;;;;::::下        イ:::;ィニヽ:::::::ヽ
    /:::(●) ! i       !' ((●))  :i!
    :::::`ー' , _,-         ` ̄    !
    `ー '"          ヽ、__,,
        ハ  -、
          〉   `
       /
       /~⌒ヽ
     ( r' ̄^ヽ、
      く ̄ ̄ ̄`
      ` ー―-、

そう来ましたか ならば守るのみです




エターナルフォーメーション!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

_ミ`ー‐、
  `⌒丶、'ー-、_       +             十
     ̄\―ヽ._ 二_‐-
       \   \   ̄ ‐-       ̄二二_ ―_,r'⌒ヽー、
        ̄\ ̄ \‐-     ╋__..ニ -―― ´ ̄ __... -―一┘
  +  ニニ ー--\   ⌒Y´ ̄ `丶     __,. -‐二´  ̄ ―     +
           ̄\    !   =,. -‐ 二_          /ヽヽ
          _   ヽ.._     ノ           /ヽヽ  \
           ̄   〉   ー- ノ三二   +    \    _
    十       ̄―/  ,'   /二  ̄ _      _     ∠、
        ニー/⌒∨  /  二/ /⌒'l    ̄    ∠、    oノ
      _   / l /二    /  ,イ  |二_      oノ    /
        / /| / .ノ 〈. ′ / | _|__     ╋   /     /^ヽノ
      ̄_/ _/_ヽ_,   .__,/  |  |_      /^ヽノ
     彡ニ ,ノ __(     )_   〈__ 三ミ      +
   +  `⌒   ̄∨ ̄∨―

624名無しさん@避難中:2014/09/08(月) 23:14:39 ID:r7oBKl2sO
                               ヽ`
                              ´
                               ´.
                           __,,:::========:::,,__
                        ...‐''゙ .  ` ´ ´、 ゝ   ''‐...
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                    /                    \
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  ;;;;;;゙゙゙゙゙            /                           ゙:                ゙゙゙゙゙;;;;;;
  ゙゙゙゙゙;;;;;;;;............        ;゙                              ゙;       .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙
      ゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;.......;.............................              ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙
                ゙゙゙゙i;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;l゙゙゙゙゙
              ノi|lli; i . .;, 、    .,,            ` ; 、  .; ´ ;,il||iγ
                 /゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li   ' ;   .` .;    il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙
                `;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `,  ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
                 ゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙
                    ´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙|lii|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´゚゙´`゙
                         ´゙゙´`゙``´゙`゙´``´゙`゙゙´´



〜 fin 〜

625名無しさん@避難中:2014/09/08(月) 23:20:54 ID:wYUbqmMw0
なんなんだwwwwwwwwwwwww

626現在減点4:2014/09/08(月) 23:29:44 ID:r7oBKl2sO
そして

ヒュオー…

ツバメオー「んっしょと…ここが頂上だ」

ギル「皆さん無事に辿り着けたでありますね!!!!
ビラコ殿も…すごいでありますよ!!!!」

ビラコ「当然………ウッ」
どさり…!!!!

モリ「ビラビラ嬢!!!!」

ビラコ「う………私…」
すく… すぃ〜ん

ヤンデル「鼻が普通になってる…」

ビラコ「一体なにが…? …あ! 登れたんですか 私!!!!?」

ギル「お…覚えてないんですか…」

ビラコ「はい……………ただ………
ものすごく鼻がよくなる夢を見ました………
匂い鑑定士みたいに…」

ツバメオー「そっか…」

オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォ………


―――

ギル「残った氷は…モリ殿!!!!」

モリ「承知! お湯カートリッジ装着!!!! 『Oh! Uシールドモード』!!!!」
ジャキン!

ギル「そのお湯で氷を溶かしてください!!!!」

モリ「承知! …しかしその前に!!!!」

ポチッ
モリ「カルキを飛ばす」
じゅわじゅわじゅわじゅわじゅわ

ギル(さすがモリ殿……氷を溶かすだけなのになんて心遣いだ…!)

627名無しさん@避難中:2014/09/08(月) 23:54:45 ID:r7oBKl2sO
じゅわじゅわじゅわじゅわじゅわ

モリ「もうしばらく待つでござる」

ギル「はい……」

モリ「ところでギル殿?」

ギル「なんでしょう?」

モリ「前々から思っていたでござるが
拙者の名前とギル殿の名前は被ってるとは思わぬか?」

ギル「!!!! そんな…別に被っては…」

モリ「いや確かに被ってる…というのは違うも知れんが
なんというか紛らわしいでござる 今こうして並べてるだけでもどっちがどっちか分からなくなるでござる
そうは思わぬか?」

ツバメオー「確かにさぁ 紛らわしいヨ
2文字だし 語感も似てない気もしないでもないしさ
そもそも名前もだけど語尾になんかつけるのも被ってる」

モリ「そうでござろう?
語尾はともかく…名前は重要でござるからここで名前を変えようと思うでござる
この場で募集するのでいい名前を出してほしいでござるが」

ギル「はぁ…そうですか…」

ビラコ「どんな名前がいいですかね…」

モリ「2文字以上で他と区別が付く名前がいいでござる
かといってあまり長い名前も困るが」

ビラコ「うーん…」

モリ「とりあえずなんか考えて出してほしいでござる」

ギル「考えてみましょう」


――― 30分後

モリ「考えついたでござるかな?」

ヤンデル「一応…」

ビラコ「いい名前出来たですよ♪」

モリ「では全員フリップをあげて!!!! ござる!!!!」


パッ!!!!

ギル【シェパード】

ヤンデル【闇カルテ】

ツバメオー【ナマキズヘンタイジジー】

ビラコ【ベナガンチャラ】


モリ「…ギル殿 拙者は犬か?」

ギル「い…いやッッ!!!! 違うであります!!!! すいません!!!!
モリ殿のような凛々しい姿を想像してつけたのですが…!! さすがに失礼でしたね…」

モリ「ヤン坊はなんでござるか
闇ゆ○ぎ的なノリでござるが」

ヤンデル「………///」

モリ「ツバ嬢はスルーするとして………ビラビラ嬢!!!!
………ププププッ なんでござる!? その変な名前は!!!!!!!!!!!!!?」

ビラコ「え…変ですか?」

モリ「変でござろう!!!! そんな名前の人間はいないでござるwwwwwwwwwwwwwwwプププwwwwwwwwwwwwwww
論外でござるなwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
バンバンバン!!!!

ビラコ「あう…」

モリ「なんとも このメンバーではいい案は出なかったでござる
そうだ! ここは秘策でござる!!!!
>>628を拙者の名前にするでござる!!!!」

ギル「えー!!!!?」

モリ「上の4人が上げた以外の名前で……>>628!!!!
拙者の名前は…………>>628でござる!!!!」
ばばばん!!!!
!!!!
!!!!
!!!!
!!!!
!!!!
!!!!
!!!!
!!!!
!!!!
!!!!
!!!!
!!!!
!!!!
!!!!
!!!!
!!!!

628名無しさん@避難中:2014/09/08(月) 23:59:42 ID:wYUbqmMw0
塩化ビニール

629現在減点5:2014/09/09(火) 00:18:52 ID:mLlzir.QO
塩化ビニール「というわけで拙者は塩化ビニールでござる…
塩化ビニール・マッサオでござる………!!!!」
ぽろぽろ…

ビラコ「まぁ! 良かったですねぇ!!!! 泣くほど嬉しいなんて!!!!」

塩化ビニール「お…! おおぉ…!! おおぉぉぉぉん…!!!!」
ぽろぽろ…

ヤンデル「か…かっこいいよ…!
塩化………うん…エンカさんって…! なんか…歌うまそう…!!!!」

ギル「え…えぇ!!! 塩化ビニール…! い…いいじゃないすか!!!!
塩化じゃなくて酸化だったら最悪でしたよこれ!!!!」

ツバメオー「キャハハハハハハ!!!!
!!!!
!!!!」
ゲラゲラゲラ

エンカ「…承知…! 頂いた名…! ありがたく拝命し
末期の宝と致すでござる…!!!! お…おう…!!!! おうおう…!!!!」

ツバメオー「よっ!!!! エンビーさんよっwwwwwwwwwwwwwww
プラスチックの仲間っwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
死ぬ前にちゃんと分別しろヨっwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
ゲラゲラゲラ

ギル「煽っちゃダメですよ…」

630名無しさん@避難中:2014/09/09(火) 11:23:27 ID:mLlzir.QO
ギル「えーっと…カルキは抜けましたか?」

エンカ「うむ よかろう」
ポチッ

じゃわ〜

じゅうううううううううううううううううう
しゅわしゅわしゅわしゅわしゅわしゅわ


ビラコ「氷が無くなったですよ!!!!」

ギル「これで壁を登った証拠を隠滅したであります
…今! ジャスト2分30秒ッ!!!!
ちょうど次の見回りも来ました! 作戦成功であります!!!!」

ヤンデル「でも下に出来た水溜まりが怪しまれるんじゃ…」

ギル「大丈夫!!!!」


――― 下

オオオオオオオオオオ………

兵「マチュピチュマ〜チュピチュマチュチュピッチュ〜…………ん?!」

じわ〜…

兵「なんだこの直径10mにわたって滲む水溜まりは!!!!?
怪しい…! 賊かッ…!!!!? ………むむ!!!!?」


ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…
張り紙【ここでおしっこしちゃいました<3 ごめんなサイ(ぱお〜ん)】

兵「なーんだ 前通ったやつが直径10mにわたる水溜まりが出来るほどの野ションをしただけか
安心だな」
スタスタスタ…


――― 上

ギル「コングラッチレーション!!!!
うまく行ったでありますよ!!!!」

エンカ「なるほど考えたな」

ヤンデル「ギル…! 策士…!!!!」

ビラコ「頭いいですねぇ…! もしかして東大出ですか!!!!?」

ギル「ちょっ//// ほ…誉め過ぎでありますよぉぉ〜〜〜〜〜〜ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!」
カァ〜〜〜〜…

ツバメオー「で………… このあとどうすんの…?
どうやって下おりんの…?」

ギル「…」


                  _,. -‐ '' " ",. ̄'' ̄` ''‐、
                ,.-'      ,r''  _,,.. - 、  ` 、
               ,.r'/// /   ,.-'      `' 、. \
             /       ,r'  ,r'       ,rfn、 \ '、
               / /////  ,'   ,'  ,rffn.   '"     ヽ ',
            i     ,.ァ   .i  '"     ,riiニヽ.   ',. ',
                |  ,.r '"  |.   {  ,riiニヽ      _.    ', ',
            | .,.r'    |   !   ,..  _,,.. -‐' _,..r'  i .i
            |,'      ',   ',   '、., __ ,.. -‐''"゙  }  | .|
            |       ',    `、  ヽ        !   } .}
                ',         ',    '、  ヽ      ./   ! .|
            '、       `、   \  `ヽ==='゙    ,' !
             `、        '、     ' 、        / .,'
                '、'-..,,_____ ___`、    `''‐- ..,, ,,.. r'  / ←ギル
               \ ヾヾヾヾヾ \          /
                ` 、  、、、、、、、、 ` - ..,,, _ _,.r'゙
                  `' - .,,_       _,. - ''"
                      `"'' '' '' ""




                __
       _,,ィ=、    ,ィ=ニ――`-、
     /'               `ヽ、
    ,/                    \
   /  __          ィニ===-、    \
    /:;;;;::::下        イ:::;ィニヽ:::::::ヽ
    /:::(●) ! i       !' ((●))  :i!
    :::::`ー' , _,-         ` ̄    !
    `ー '"          ヽ、__,,
        ハ  -、
          〉   `
       /
       /~⌒ヽ
     ( r' ̄^ヽ、
      く ̄ ̄ ̄`
      ` ー―-、


↑ツバメオー

631名無しさん@避難中:2014/09/09(火) 21:20:10 ID:mLlzir.QO
ツバメオー「ちょ………マジかお前!!!!
登ることだけ考えといてこっから先は考えてねーのかよ!!!!?」

ギル「恥ずかしい…限り…」
ぽろぽろ…

ツバメオー「ほんとに恥ずかしいヨ!!!! なんだよさっきまでのドヤ顔!!!!
詰めあますぎるヨ!!!! なんでこうなったんだヨ!!!!」

ギル「………!!!」

ギル「……深夜に考えて…これならイケる!…と思ったのに…!!」
ぽろぽろ…

ツバメオー「深夜のテンションに身を任せすぎるからこんなことになるんだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いい加減にしろヨ!!!!!!!!!!!!!!!! 突っ込まずにはいられねーヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばばーん!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「どうするでござる? さすがに飛び降りれぬぞ」

ビラコ「私の天狗様の鼻を伸ばしても………地上までわずか499m足りないですよ…」

ツバメオー「あーあーあーあー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もーダメだ!!!!!!!!!!!!!!!! ボク達はここで死を待つのみの運命となりましたー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
はい終わりー!!!!!!!! はいさようならー!!!!!!!!!!!!!!!!
せめてボクは西の方角で死なせてヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 風水的に!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばぁーん!!!!

ギル「う…うわぁー!!!! こうなったら自分が責任をもってここから飛び降りるので皆さんは自分の上に落ちてくださいー!!!!
せめてクッションにー!!!! せめてクッションにー!!!!」

ツバメオー「お前一人クッションになったところで助かるかヨ馬鹿!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
諦めてお前は今この場で髪をむしり取ってこの壁の上から毟った毛を風にでも飛ばしとけ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ガチャ
男「うるせーぞ!!!! おめーら!!!!」


びく
ギル「あっ…はいっ すいません」


男「まったく最近の若いもんは…」
ギィィ…ガチャ…


ツバメオー「ほら!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 知らんおっさんに怒られちゃったじゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「う〜〜〜…申し訳ないであります…」

632名無しさん@避難中:2014/09/09(火) 21:49:50 ID:mLlzir.QO
ツバメオー「もーいい!!!! ボクは西へ旅立つヨ!!!!
さようなら!!!! ボクの骨は135日後に拾ってヨ!!!!」

ギル「待つであります!!!! も…もう諦めるのは早すぎるでありますよ…
ここは一度皆でこの外壁の上をまわってみましょう
一縷の望みをかけて…」

エンカ「まぁ全てを見ずに諦めるのもアレでござるからな……
最後までやってみるでござる」

ツバメオー「ふん…」


――― 一周目…

ギル「みなさんくまなく足元を探すであります」

ヤンデル「なんもない…」

――― 二周目…

ギル「先ほどは見落とした可能性があります! もう一度よく見て回りましょう!!!!」

ビラコ「うーん…天狗様でも分からないですよぉ…」

――― 三周目…

ギル「まだ…まだ諦めない……」

エンカ「そろそろ歩き疲れたな…」

――― 四周目…

ギル「………」

ツバメオー「もういいヨ!!!! いつまでぐるぐる回る気だヨ!!!!
こんな楽しくないメリーゴーランドは懲り懲りだヨ!!!!」

ギル「うっ…うっ…すみません…
どうやら我々はここで終わりのようであります…
どうか自分を怨みながら天国へ行ってください…」
ぽろぽろ…

ガチャ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
男「いやもういいよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何やってんだよおめーら!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
入口はここだよ!!!!!!!! いい加減にしろよ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばばーん!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「あー!!!!?」

エンカ「な…なんと!!!!? そんな仕掛けがあったとは!!!!?」

男「気づくのおせーよ!!!! つーか白々しいよ!!!!
さっきもあったじゃねーか!!!! 思いっくそ会話したじゃねーか!!!!
あの時に突っ込めよ!!!! その勢いで気づけよ!!!!」
どーん!!!!

ギル「だって突っ込み禁止されてるし…」
す〜〜ん

男「そのおかげで余計に時間取られてるじゃねーか!!!!
キャンペーン逆効果だよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

633名無しさん@避難中:2014/09/09(火) 22:51:37 ID:mLlzir.QO
―――

かつーん… かつーん…

ギル「なるほど…壁の内部にはこんな階段が…」

男「この壁は防御と遠くの監視を兼ねているからな
まぁここ数千年こんな使い方することはなかったんだがな…」

ギル「そうでありましょうね…」

男「ところであんた達がメヤニ・ルートでいいんだな?」

ギル「ネアメ…であります…」

男「どっちでもいいが …よく来てくれた
ここの町に来てたあんたらの仲間が救援を出してから…全然来ないもんだから見捨てられたもんかと焦った」

ギル「すみません…準備に手間取りました…
…あなたは この町の方でありますか?」

男「あぁ
俺はアシコリーダ この町の若いもん連中のまとめ役をまかされてる
そしてこの町に閉じ込められてる魔法使いの奴らの脱出作戦の責任者もな」

ギル「なるほど…
それで…現状は?」

アシコリーダ「良いわけないだろう? 軟禁状態にされてもう一週間強だ
心身ともにバイヤーだ
俺達は平和に暮らしてただけなのに連中ときたら…」

ギル「心中お察しするであります…」

アシコリーダ「かといって魔法使いを見捨てるわけにもいかねー
あいつらも立派な町の仲間だ…!!!!」
キリッ

ツバメオー「……」

ギル「おぉ…! なんと義にあつい方でありますか…!!! 素晴らしいでありますね…!」

アシコリーダ「まぁこれでも色々気に病んでたんだがな
だがメヤニが来てくれたなら安心だ みんな救われる!」

ギル「え…えぇ…………ネアメですけど…」

アシコリーダ「すごい作戦で壁を登ったくらいだ
もちろんみんなを逃がす作戦も考えてんだろ?」

ギル「―――」

アシコリーダ「どんな作戦なんだ? 教えてくれよ
…あぁいや!!!! みんなが居るところで話したほうがいいよな
今はいいよ」

ギル「は…は……」
ひくひく…

ヤンデル「……………ギル」

エンカ「……実際の所どうなのでござる?
何か良い作戦はあるのか?」

ツバメオー「あるんなら聞かせて欲しいヨね〜〜 ボクらにはさ〜〜〜〜〜」

ギル「…」



                  _,. -‐ '' " ",. ̄'' ̄` ''‐、
                ,.-'      ,r''  _,,.. - 、  ` 、
               ,.r'/// /   ,.-'      `' 、. \
             /       ,r'  ,r'       ,rfn、 \ '、
               / /////  ,'   ,'  ,rffn.   '"     ヽ ',
            i     ,.ァ   .i  '"     ,riiニヽ.   ',. ',
                |  ,.r '"  |.   {  ,riiニヽ      _.    ', ',
            | .,.r'    |   !   ,..  _,,.. -‐' _,..r'  i .i
            |,'      ',   ',   '、., __ ,.. -‐''"゙  }  | .|
            |       ',    `、  ヽ        !   } .} ←ギル





                __
       _,,ィ=、    ,ィ=ニ――`-、
     /'               `ヽ、
    ,/                    \
   /  __          ィニ===-、    \
    /:;;;;::::下        イ:::;ィニヽ:::::::ヽ
    /:::(●) ! i       !' ((●))  :i!
    :::::`ー' , _,-         ` ̄    !
    `ー '"          ヽ、__,,
        ハ  -、
          〉   `
       /
       /~⌒ヽ
     ( r' ̄^ヽ、
      く ̄ ̄ ̄`
      ` ー―-、

↑ツバメオー

634名無しさん@避難中:2014/09/09(火) 23:34:17 ID:gB.ydAlM0
やっぱりw

635名無しさん@避難中:2014/09/09(火) 23:53:24 ID:mLlzir.QO
ツバメオー「な…なにも考えてないとかー!!!!?」
ズーン!!!!

エンカ「…さすがにマズいのではないか…」

ギル「ま…まってください! 今考えます!!!!
自分の脳みそをフル回転させ今!!!! 妙案をひりだすであります!!!!
唸れ!!!!
!!!!!
脳!!!!
!!!!
!!!!
!!!!」
ゴォ!!!!


――― ギルの脳内

前頭葉

細胞「ッ信号確認!!!! 至急脱出作戦の案を考え出す!!!!
思考猶予は30秒!!!! 右脳左脳の幹部…そして全身から幹部クラスを呼べ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


――― 脳会議室………『鼻』

まとめ「幹部細胞のみなさん!!!!!!!! どうか脱出作戦を考え出してください!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

右脳「……フ なんでこの右脳の幹部である俺がそんな会議に出ねばならん…
そういうことは左脳でやるがよいわ…」

左脳「バカモノ!!!!!!!!!!!!!!!! 非常事態だぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こういう時こそ全細胞が力を合わせなきゃならんのだ!!!!!!!!!!!!!!!!」

肝臓「そうだぞ! 今日は普段脳なんかに来ない細胞達まで来てるんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

膵臓「一個の体を支える俺達でこの窮地を救おうぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

右脳「くだらん………俺は馴れ合わん…」

胃「ケッ……カッテェーなおめー
そんなんだから仲間からも信頼されねーんだ」

右脳「なんだとォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
脆弱な胃が!!!!! いつも穴を空けおって!!!!!!!!!!!!!!!!
貴様の修復にどれだけの細胞が費やされていると思う!!!!!!!!!!!!!!!?」

胃「うっせ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! それもこれもお前らが外的ストレスを快感に変換しねーからだろ!!!!!!!!!!!!!!!!
さっさとMにでもなってくれりゃこんな簡単に穴もあきゃしねー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

右脳「簡単に言うなバカモノが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

胃「くそがッ…う!!!!?」

まとめ「どうしました?」

胃「くっ…!!! 何かを飲み込んだな…………しかもこの感触…!」


―――

くちゃくちゃくちゃくちゃくちゃくちゃ…
ギル「リラックスリラックスリラックスリラックス………ゴク………あ のんじゃった…」


――――

胃「ガムだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ガムを飲んだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

636名無しさん@避難中:2014/09/10(水) 00:07:41 ID:YFs7KTloO
胃「のどちんこォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アレほどガムは飲むなと!!!!! のどを通るのを死守しろといっただろうが!!!!!!!!
なにやってんだおめー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガシッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

チンコ「はなして……ぼく…チンコだよォ…」
ぷるぷる

胃「あ…あぁ……すまん…
おまえか!!!!!!!! おいこらのどちんこ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

のどちんこ「ンなこと言われたかてワテ下の防御ガッバガバやし」

胃「くそっ!!!! 飲んだものはしかたねー
とりあえず胃の壁にくっつく前に……腸!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

腸「分かったわ!!!!!!!!!!!!!!!! 来て!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ス… チュ…
ブチュ〜〜〜〜〜〜〜〜…!!!!!

ガタッ!!!!!!!!
右脳「!!!!!? こんな時にディープキッスとは何事だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

チンコ「せ…背伸びィィィ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐいぃぃぃ〜〜〜

金玉「おいチンコ! 背伸びすんな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

左脳「落ち着け
これは消化だ
胃から腸へとガムを流しているんだ」

腸「………ぷはぁ〜〜…! んもう…! せっかちさん…<3
こんなに早くワタシの奥に流しちゃって…<3」


チンコ「は…発射ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シュゴゴゴゴゴ…ドドドォォォーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《空へと飛んで行ったチンコの細胞…》

金玉「チンコオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

胃「ふぃ〜〜 胃の炎症が未然に防がれたな…
すまなかった…腸… 乱暴しちまって…」

腸「うぅん………いいの…///
でも聞いて…………もう…出来ちゃったみたい…<3」

胃「え…!!? それってまさか…俺達の…!!!」

腸「そ……
う…<3 ん…<3 こ…<3
キャッ…」
ぽっ…

胃「やったああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガタァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

キュルルルル…
ギル「ご…ごっふ…!!!! は…腹が急に…!!!!」

ヤンデル「だ…大丈夫かー!!!!」

637名無しさん@避難中:2014/09/10(水) 00:52:18 ID:YFs7KTloO
――― 脳内

ピーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!! ピーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!

アナウンス「緊急警報発令!! 緊急警報発令!!!」

左脳「むぅ…!!!! ストレスが一気にふくれあがったぞ!!!!!!!!!!!!!!!!」

右脳「バカどもが!!!! 溶かしきってないガムをウンコにするからだッ!!!!!!!!!!!!!!!!」

血管「血圧上昇!!!!!!!! 血圧上昇!!!!!!!!!!!!!!!!
ストレスで血圧がマッハだ!!!!!!!! なんとかしてくれ!!!!!!!!!!!!!!!!」

胃「う…うぐ…………ちょ…腸…」

腸「胃………! この子は…」

胃「体のためだ…! おろしてくれ…!!!!」

腸「………! …分かったわ…
私達のウンコ……排出します…」
ゴオオオオオオオオオオオオ…

左脳「ちょっとまて こんなところで!!!!!?」
ばば〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


――― ケツ

ウンコ「ウンコーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
シュゴオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

肛門「待て!!!」

ウンコ「ウンコです!!!」

肛門「ここは通さん!!!!!!!! 場をわきまえろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウンコ「……分かりました」
す〜〜〜〜〜…


シュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウンコ「屁です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

肛門「よし通れ」


ゴゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

638名無しさん@避難中:2014/09/10(水) 00:57:56 ID:CggKdeXc0
ひっでえwww

639名無しさん@避難中:2014/09/10(水) 01:10:06 ID:YFs7KTloO
―――

ギル「ぽ…ぽぇいはァァァァァーーーーーーーーー!!!!」

アシコリーダ「どうした!!!!?」

ギル「…………!!!!」


――― ケツ

ギギギギギ…
ウンコ「な…なに!!!!? 止められた!!!!!!? ケツ筋が肛門を塞いだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

肛門「なにやってんだおま………ってウンコじゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
騙しやがったなコノヤロー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウンコ「惜しかったーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

筋肉「まったく…世話の焼ける…」


―――

まとめ「連絡です
ウン漏れは筋肉がなんとか阻止したそうです」

左脳「よし!! 間に合った!!!!」

右脳「貴様ら大概にしろよ!!!! もう少しで尊厳を失するとこだったぞ!!!!!!!!!!!!!!!!」

胃「す…すまねー 見切り発車だった」

右脳「ダメだダメだやはり貴様らのようなバカとは話してられん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺は帰らせてもらう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガタ

胃「おい待てよ!!!!!!!! ちょっとしたミスだろう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

右脳「うるさいうるさい!!!!!!!! 芸術指向の俺には貴様らのようなカスは合わん!!!!!!!!!!!!!!!!
貴様らのようなのといたら脳が腐るわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! なぁ!!!? 肺!!!!!!!!!!!!!!!!」

肺「はい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぴっしー!!!!

胃「黙れイエスマン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

まとめ「み…みなさんどうか作戦を…!
本体の思考猶予は30秒… 瞬考によって引き延ばされた脳内時間でも精々15分…!!!!
その時間ももうすぐ来ます…! それまでにどうか結論を出してください!!!!!!!!」

左脳「そうだ
とりあえず落ち着け…座れ」

右脳「うるさい 俺は帰る
左脳 お前が仕切るといい こういうカス集団の旗手は貴様のようなカスが相応しいわ!」

左脳「な…なに…! もういっぺん言ってみ…」



ダァン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ビリビリビリビリ
みんな『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……
心臓「…」
ドクン…ドクン…ドクン…

左脳「し…心臓…! ハツ子師匠…!!」

心臓「……………」
ドクン…ドクン…ドクン…ドクン…ドクン…ドクン…

心臓「黙れーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

640名無しさん@避難中:2014/09/10(水) 01:10:35 ID:YFs7KTloO
あぶねー…
色鉛筆スレに書き込むとこだった…………

641名無しさん@避難中:2014/09/10(水) 01:22:14 ID:YFs7KTloO
左脳「ハ…ハツ子師匠…!!!!!!」

心臓「てめーら一回黙れーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いつまでやってんだーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 漁業オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いつまでもいつまでもいつまでもいつまでもガキの喧嘩みたいなことしてんじゃ
ねーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
同じ一個体の中の細胞がいがみあってんじゃ
ね〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
私達は全員で一つ つまり他がクズならお前もクズなんだよ 右脳
よぉーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクンドクン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

右脳「ぐっ…」

ハツ子「だから喧嘩してんじゃねーバカモノ共オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お里が知れるぞやああああああああああああああああああああああじゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドクドク!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

左脳「と…とと…とりあえず落ち着いてくださいハツ子師匠!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
心臓がヤバい!!!!!!!!!!!!!!!! 心臓が!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ハツ子「ハァー…ハァー………もうめんどいから…
八心に決めてもらえ…」

みんな『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』
ざわ…

642名無しさん@避難中:2014/09/10(水) 01:41:32 ID:YFs7KTloO
左脳「八心…!!!!!!?」

??『よんだ?』
ぺかー

みんな『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』


八心…
細胞に属さぬ“感情”などを司る体内細胞達の上位種
7人いる



暴食「まったくちょーがない細胞たちでちねー」
もぐもぐ

喜悦「もひひひひひ!!!!! くっだらねぇ…」

悲哀「しくしくしくしく…喧嘩はやめよ…」

憤怒「全員死ね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

傲慢「俺達すごいから頼られるのは仕方ないね」

怠惰「どでもいい〜〜〜」

エロエロ征夷大将軍(性欲)「きひひひひ…ジュル」


まとめ「八心様…どうか決めてもらえませんか」

ゴーマ「しかたないなー だれが決める」

ワライー「じゃんけんしようぜーwwwwwwwwwwwwwww」

ハラヘリー「勝ったやつが決めるブーチョ」


右脳「適当じゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ジャーンケーン ぽいっ
アーイコーデ しょっ
ジャーンケーン……

――― そして

ギル「………………」

ヤンデル「ギル…?」

エンカ「すっかり黙ってしまったでござる」

ツバメオー「ハハッ 結局なんも思いつかないんでしょ ダッサイわぁ」

ギル「………分かった」
ギラン…

ヤンデル「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「思いついたですか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エンカ「やるではないか」

ツバメオー「な…なんだヨ 適当じゃないの
だったら言ってみろヨ」

ギル「えぇ
……………………」

オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォ…

ギル「ではまず ツバメオー殿とビラコ殿」

ツバメオー「な…なに?!!!」

エンカ(女子2人絡めた作戦か!!!?)

ギル「とりあえず…………………」

ギル「パン筋見せてもらえませんかねwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
テッテレー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「ズコーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンガラガッチャアァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《脳内じゃんけん大会》
性欲の勝ち


オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…

643名無しさん@避難中:2014/09/10(水) 01:51:23 ID:CggKdeXc0
ダメダメだwwwwwww

644名無しさん@避難中:2014/09/10(水) 20:33:12 ID:YFs7KTloO
ギル「パン筋みしてwwwwwwwwwwパン筋みっしてwwwwwwwwwwwwwww
ほいほほいほほいほ〜〜〜〜wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
ウィッ ウィッ ウィッ

ヤンデル「ギルーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しっかりしろーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「現実逃避してんじゃねーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボギャアアアアアアアアスッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「ぱんぶりッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「気持ち悪ッッ 勝手にしろヨもう」
ズカズカズカ

ギル「うぐぐ…………」

エンカ「今のはギル殿が悪い」

ギル「す…すみません… 頭の中がぐるぐるして訳が分からなくなって…」

アシコリーダ「なにやってんだ? 仲いいな」

ツバメオー「よくないヨっ」

ギル「あうぅ…どうしますか…」

エンカ「とりあえず村人に会うしかなかろう
事情はそれから説明するでござる
少しがっかりするだろうが………」

ギル「…………はい…
…土下座します……… 回転土下座します…」

※回転土下座とは
土下座の姿勢のままその場で回転する 縄文時代から続く伝統的な謝罪法


――― そしてぃ

アシコリーダ「下に着いたぞ この扉の向こうに村人達が待ってる」

ぶつぶつぶつぶつ…
ギル「扉が開いた瞬間に飛び出して回転土下座回転土下座回転土下座回転土下座…………」
ブツブツブツブツ…

アシコリーダ「開けるぞ」
ギィ…

ギル「ッッ」
ぐッッ


パァンパァ〜〜〜〜〜ン!!!!
《ギル達をたくさんのクラッカーが出迎えた!!!!》

ギル「!!!!?」


村人達『ようこそ!!!! 救世主様ー!!!!』
ワァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!

ギル「」

村人「やっときてくれた!!!! 待っていたぞ!!!!」

村人「もうダメかと思った!!!!」

魔法使い「ありがとう!!!! 来てくれてありがとう!!!!」

子供の魔法使い「みんなとここからでる〜〜〜!!!!」

ワイワイきゃーきゃー


ギル「………」


言いずれぇ〜〜〜〜〜〜〜………

ズズ〜〜〜〜〜〜〜〜ン………

645名無しさん@避難中:2014/09/10(水) 22:54:41 ID:YFs7KTloO
子供「パパ〜〜〜〜」
タタタ

アシコリーダ「おぉ! ズヌレ! ハゲシ!!!!」
ガシ!!!

ズヌレ「パパ!!!! おかえりぃ!!!!」

ハゲシ「パパ!!!! この人達がまほーつかいさんたちの味方!!!?」

アシコリーダ「あぁそうだよ」

ズヌレ「すっごいやパパ!!!! これであたしの友達のメーちゃんもこうしくんも殺されないんだねー!!!!?」

アシコリーダ「あぁもちろんだとも」

ハゲシ「すげい!!!! やっぱりパパはすげいや!!!!
やっぱりパパはみんなのきゅーせいしゅだったんだ!!!!」


ギル「………」


村人「す…すまんなアシコリーダ…『信じて待て』というお前の言葉に反発して酷いことを言ってしまって…」

アシコリーダ「過ぎたことだ」

村人「ありがとうアシコリーダ!!!! お前のおかげで最後まで諦めずにすんだ!!!!」

アシコリーダ「あぁ」


ギル「………」


タタタタ
子供「ねあめるーとさん! これあげる!」
ス…

ビラコ「まぁ…画用紙に並んだこども達の絵と……この言葉は…?」


ねあめ・るーとさんへ

みんなをたすけてくれてありがとうございました
きょうまで ちへどをはくくらいくるしかったけど
みんなでがまんして がんばりました
みんなここからだっしゅつするのをたのしみにしています

まほうつかいのこどもたちより


ス〜〜〜ン…

ギル「…………………………」

ビラコ「あらあら…」

ツバメオー「どうすんだヨこれ」

ギル「……………………」

ふらふら…
ギル「ちょっと壁の上いってきます…」

ヤンデル「まて!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 飛び下りる気じゃないか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ぞぞ〜〜〜ん!!!!

646名無しさん@避難中:2014/09/10(水) 23:47:17 ID:YFs7KTloO
ヒソヒソ

ツバメオー「逃げようとすんなー!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「も…もうダミだァーーーーー!!!!!!!!!!!! ものすごく…ざ…罪悪感に押し潰されそうでありますゥ〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
殺して〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!! 優しく殺して〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「ギル!!!! 落ち着け!!!!」

アシコリーダ「どうした? 顔真っ青じゃないか?」

エンカ「…なんでもないでござる」

アシコリーダ「それよりみんなにメヤニの脱出プランを教えてやってくれ!!!!
みんなそれを聞きたがってる」

ギル「お…おぱぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…!!!!」
ガクガクブルブル

エンカ「………それについてはギル殿が責任をもって白状するべきでござろう…」

ツバメオー「腹かっさばいて死ねば?」

ビラコ「同じチームの連帯責任ですよぉ 切腹するときはみんな一緒ですよ…!!!」

ツバメオー「や…やだし!!!! 勝手に決めんなし!!!!」

アシコリーダ「どうした? 勿体振ってないで頼むよ!!!!」

ギル「え……えっと……あの…! み…みなさ…………!
ご…ごめんなさ――――――」


ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッ
ガガガガガガガ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!


ギル「!!!!
!!!!?」

村人達『!!!!』


ジジ… ガガガ…

拡声器から『みなさま おこんにちは☆
みなさまにより良い生活を提供する 臨時放送のお時間です…☆
今日も平和のためのお話………始めましょうね…☆』


オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙


ギル「…?! この声は…!!!!」

647名無しさん@避難中:2014/09/11(木) 23:18:57 ID:lNRuGTkQO
ざわざわざわ

村人「あいつらだ………」

エンカ「あいつらとは…………外の魔反会でござるか」

アシコリーダ「あぁ
あいつら毎日毎日決まった時間になるとあーやって村に演説しやがるんだ
なぁに 耳を貸すやつなんていねぇよ……」


拡声器から『みなさま! みなさま今日は! 今日こそはちゃんとお話しませんか?
我々に文句を言うだけでも構いません!
これからのことを真摯にお話しませんか?
あなた方も長い間そちらに居て疲弊してらっしゃいますよね?
求めて下さればマッサージやフルコース料理 各種レジャーを急造で用意致しますからね!!!!』


村人1「フ…フルコース〜〜〜〜…エロマッサージ〜〜〜〜…」
ふら〜…

村人2「おい惑わされるな!!!! エロマッサージとは言ってねぇ!!!!」
ゴオオオオオオ…!!!!


拡声器から『………私は皆さんのためを思っているんですよ…
みなさんも辛いでしょうが 私はもっと辛いのです!!!!
何故私を信じて下さらないんですか!? それはそうですね
だって今我々はコミュニケーションをまったく取っていません!!!
こうして…こちらが一方的に話し掛けているだけ!!!!
そんなのでは伝わらないんです!!!! 当然です
だから!!!! だから私達はみなさんに会いたい!!!! 腹を割って話したい…!
皆さんがイメージしてる魔反会と現実の魔反会は違うのだと…皆さんにちゃんとお伝えしたいんです!!!!
…それでも会えないと言うのなら せめて聞いてください!
私から皆さんへの…メッセージソング…!!!!』



安心と信頼の魔反会
作詞作曲:まーず 歌:?

安心〜〜〜だよ〜〜〜〜〜
魔反会は〜〜〜〜 と〜〜〜〜ってもだ〜〜〜〜よ〜〜〜〜〜
なんつーかもうマジ〜〜〜 超無金利で借り放題的な感じ〜〜〜〜
トイチなんてメじゃないよ
それはもうトニーだよ トニー
トニー言ってるよ
『俺とお前は親友だ… なんつーか…ズッ友だョ…
だから保証人になってくれる?』
ほら… トニーが言ってるよ… あのトニーが言ってるよ…?
トニーを信じろよ………な?
とりあえず審査なしで1000万から貸してやるから…トニーでさ…
安心〜〜〜〜〜〜



ギギギギギ…
村人「ぐ…! なんて安心出来るウタだ…!
思わず…! 持ってかれちまいそうだ…!!!!」
ギギギギギギギギギギ…!!!!

648名無しさん@避難中:2014/09/12(金) 00:09:07 ID:FSWfd6YEO
【キャンペーン結果】

キャンペーンを実施してみた結果
!が少ないと非常に物足りない気分になり気分が乗らないことが分かったため
創作プランナーとの協議の末 キャンペーンを中止することになりました
よって次の―――線より下より 通常に戻ります
そして明日からニンジンをお尻に刺して生活することを誓います!!!!
これからもよりよいジャスコを応援下さい!!!!


―――

ズンチャズンチャズンチャ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
キュッキュ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ズンチャチャ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
(ジャスコっぽいBGM)

649名無しさん@避難中:2014/09/12(金) 00:27:00 ID:FSWfd6YEO
アシコリーダ「皆騙されるな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! あいつらの甘言に!!!!
足元を救われるぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

村人「そッ………そうだ…! お…お前らの思い通りにさせるかってんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前らが帰れ!!!! 帰りやがれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

わーわーわー
ブ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

村人「石投げに憩うぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「ま…待ってください!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「どうした…?」

ギル「…あまり近づかないほうがいいであります…
あの声がする…正門の方には…」

アシコリーダ「?! なんでだ…!?」

ギル「………この村を囲んでいる兵が魔反会のどこの班の者なのか分かりませんでした…しかし
今の声で分かりました…! この村を取り囲んでいるのは…………魔反会の宣伝戦略班!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それを指揮するのは 魔反会において最も人心掌握に長けた“マンイーター(人食い花)”の異名を持つ
…メロンピルト様ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あの方はまずい…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「…!?」

650名無しさん@避難中:2014/09/12(金) 01:16:25 ID:FSWfd6YEO
正門前(外側)

??「あらあら? あら? あらぁ?」

兵「どうかなさいましたか! メロンピルト班長!!!!」

ドン!!!
メロンピルト「いいえぇ
たいしたことじゃ ないんですけどぉ」
【ネオ魔反会 宣伝戦略班班長 メロンピルト(元女優)】

メロンピルト「なんだか今日は……食いつきが悪くありません?」

兵「食いつきも何も…… いつも罵詈雑言で返されるじゃないですか」

メロンピルト「今日はそれすらありませんよ? なんででしょうねぇ?」

兵「な…なんででしょう…」

メロンピルト「んー…」

兵「それよりメロンピルト班長…
いつまでここで粘るんですか?
もう一週間にはなりますよ…… 村の連中は意地を通してますし
それにメロンピルト班長もたまには本部に戻って“会議”にたまには出ないと
なんてったってメロンピルト班長はネオ魔反会の上位12人の内に選ばれた『ムーンリングス』の一人ですよ…
たまには会議に出なきゃ面子が…」

メロンピルト「あらー? 嫌味ですか? 私なんて序列11位のほぼほぼ末席ですよ〜」

兵「そッ…そういうつもりで言ったわけじゃありませんがッ…」

メロンピルト「うふふ 冗談ですよ
私みたいな 元々外部から来た女が会議なんて出たって何も言えないもの
こうして現場に出て 皆さんに声を聞いてもらってた方がいいですよ〜
そういう性分なの 今のこの状況もですけど」

兵「はあ…なるほど」

メロンピルト「もちろんこのまま粘るつもりじゃないですよ
そろそろ仕掛けていくつもりですから」


??「つまんないつまんなーい…」

メロンピルト「あら?」

??「メロンさん いつまでこんなみみっちい事やんわけ?
もう一気に突入した方が早いだろ コラ」

兵「き…貴様…! メロンピルト班長になんて口を!!!!!!!!!
立場を考えろ!!! “前”はどうだか知らないが今はこの魔反会で最も立場が…」


スピィィィィン…


兵「は? ……」
ブシュッッッ………

兵「ぎゃ…ぎゃああああああああああああぎゃーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! は…腹から血ィィーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

??「あん? 立場がなんだとゴラァ
私を服従させたきゃ実力で上回れやボゲがァ
次は首狩ッぞオラァ」

兵「ひ…ひぎぃぃぃーッ…!! ひぎぃぃぃーッ……!!!!!!!!」

メロンピルト「あらあら はやく手当してもらって下さい
キンリーちゃんも オイタはメッですよ〜?」

??「はいはーい」

651名無しさん@避難中:2014/09/12(金) 01:18:31 ID:FSWfd6YEO
http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org68377.jpg

652名無しさん@避難中:2014/09/12(金) 02:04:09 ID:FSWfd6YEO
??「でもわざわざ私が駆り出されたけど
こんな仕事ならいらないだろうがコラ
しかも私だけじゃなくて地方班の兵と公認傭兵団まで連れて来てるみたいじゃん
魔反会の純正の兵ならまだしも傭兵なんて余計な戦力用意したってただの金の無駄じゃんカスが」

メロンピルト「えー そうですか?
まぁ私も保険のつもりでついて来てもらったんですけどね
だって私の班は戦闘部隊じゃないですもの」

??「…よく言うわ」

メロンピルト「まぁ大丈夫ですよ きっとキンリーさん達にもお仕事来ますよ」

??「あ? なんでそう思うの?」

メロンピルト「くす……流れが変わった気がしますから」

??「?」

メロンピルト「さ……私は続けて呼びかけますよ」

オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙ォ……


―――

女「…だってさー」

男「くくく…そりゃあいい話を聞いたきぃ」

女「どゆことだろね?」

男「ンなもんオレっち達みてーな下請にはわからんぜよ
…んま 指示があるんならそれまで待つじゃきぃーにぃー
オレっちァ寝っから 仕事来たら起こせよロッコ」
どさぁ グースピー

女「もぉー!!! ベナー!!!! お兄ちゃんー!!!!!」


――― 中

アシコリーダ「とりあえず集会場に行こう
ついてきてくれ」

ギル「は…はい」

ヤンデル「…とりあえずさっきの演説のおかげで話さずに済んだな…」

ビラコ「良かったですねぇ」

ツバメオー「よくねーヨ 問題を先のばしにしただけじゃん」

ギル「はあ……………ん?」


ど〜〜〜〜〜〜〜ん
《巨大な荷物》

エンカ「これはペトロに持たせた荷物ではないか」

ギル「本当だ!!!!!!!!!!!!!!!!
もしかして紳士ペトロ殿もこの村のどこかに居るかもしれないでありますね!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「いなくていいヨあんなのは…」

ギル「とにかく助かった!!!!!!!
これには大切な物も入ってますからね…!!!!!!!!!!!」


―――

集会場 BAR『毛溜まり配水管』

ざわざわ わいわい


アシコリーダ「このBARは俺が経営してんだが
この篭城の間ここを集会場にしている
飯もここで食うようにしているんだが 最近は蓄えがな…」

エンカ「これだけの巨大な村 もっと備蓄があって然るべきであると思うが」

村人「…実は…魔反会の巧妙な罠に掛かってしまい…食料が一気に底を尽きちまったんだ…!」

ギル「!? 魔反会の…!!!!?
まさか魔反会は食料庫に何らかの攻撃を加えるなどの卑劣な手を…?!」

村人「いや…そんなことはされてないんだが
ある日連中が外でバーベキューをしててよ
『皆さんも一緒に混ざりませんか?』つって誘って来るもんだ
だから俺達もそんな手にかかってたまるか! と思い
奴らのバーベキューに負けじと盛大なバイキングパーティーを開いたんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そのおかげで…みるみるうちに食料が…!!! くそっッ…」

村人2「巧妙な罠だッッ…」

ツバメオー「罠じゃねーヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! お前らがバカなんだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そこ張り合うんじゃねーよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞぞ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

653名無しさん@避難中:2014/09/12(金) 02:48:33 ID:FSWfd6YEO
村人「あー…腹減ったなァ…」

子供「ごはんいっぱいたべたい…」

ギル「…」


ギル「皆さん 実は我々は少しですが食料になるようなものを持ってきたであります」

ざわざわ!!!!!!!!

村人「マジで!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ビラコ「そーなんですか?」

ギル「えぇ
何を隠そうこの荷物でありますよ!!!!!!!!!!!!!!!!
ペトロ殿に運んでもらった荷物には食料がぎっしりと入っているのであります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この食料不足は予測していたであります故!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ずっしり〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!

エンカ「そういうことか」

ヤンデル「さすがギル…!」

アシコリーダ「い…いいのか…?」

ギル「もちろんであります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! そのためのものでありますから!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ただ…たいしたものじゃありませんが…」

アシコリーダ「いやぁ ありがたいッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
さっそく開けていいか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ギル「どうぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ざわざわ ワイワイ

村人1「うひょー!!!! こりゃ久々のご馳走だ!!!!!」

村人2「たいしたことないとか謙遜してるが きっとすごいいいものにちがいない!!!!!」

村人3「ネアメ様ありがたや〜〜〜 ありがたや〜〜〜〜」
ナムナム

アシコリーダ「えー…と…」
ゴソゴソ…


アシコリーダ「ヤングコーンと…」
ゴト…

アシコリーダ「チンゲンサイ…」
バサ…

アシコリーダ「パセリ……」
ふぁっさぁ…

アシコリーダ「おが屑……」
パッサ〜〜…

アシコリーダ「道明寺粉……」
パラ…

アシコリーダ「ゴーヤ………」
ズシ…

アシコリーダ「サトウキビ………」


アシコリーダ「…以上……」
ドンッ…


村人『本当にたいしたものじゃなかったーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ブブブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

654名無しさん@避難中:2014/09/12(金) 23:49:55 ID:FSWfd6YEO
村人「副食にも程があるラインナップじゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!

ギル「これらがネアメの主食でもあるのであります…」
ズズーン…

アシコリーダ「うーむ…まぁこんなものでも食べ物は食べ物だ
俺にまかせろ なんか作る」


――― 数分後

アシコリーダ「出来たぞ メヤニの食料だけで作ったものだ」
ババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


キラキラキラキラキラ……


村人「すげー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ヤングコーンやチンゲンサイが
霜降り和牛ステーキ風のみそ汁サケ焼き付きの定食になったぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
さすがアシコリーダだ!!!!!!!!!!!!!!!!」

わ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

アシコリーダ「みんなの分あるから食え!!!
久しぶりの贅沢だ!! またしばらく節制できるように味わっておけ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

村人達『うぉ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ガツガツガツ

アシコリーダ「お前達のもある
食っておけ」

ギル「あ…ありがとうございます」

ツバメオー「どんな作り方したらそうなるんだヨ!!!!!!!?」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

村人「アシコリーダはダンス出来るからな」
【ダンス万能説】

ツバメオー「絶対それ関係ねーヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばば〜〜〜〜ん!!!!


ジジジジジ…
外から『みなさんおこんにちは〜♪
そろそろ夜が近いですね♪ そこで皆さんのお腹も減っていると思いますので
こちらではたくさんのお料理を用意させてもらってます♪
みんなで仲良く食べませんか?』



村人「ケ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
な〜〜〜〜〜にがお料理だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ワンコイン弁当かなんかの間違いだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こっちの飯のほうがつえー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あのバカどもに自慢してきてやんぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「ま…待ってください!!!!!!!!」

村人達『!!!?』

655名無しさん@避難中:2014/09/13(土) 02:44:42 ID:nsZlexboO
ギル「皆さん冷やかしやでもちょっとした文句でも
あの声の近くに行くのはやめるべきであります」

アシコリーダ「…何故だ?」

ギル「この町に向かい喋りかけているのは魔反会のマンイーター…メロンピルト様…!!
人の心を惑わすのを最も得意とする方であります
メロンピルト様の囁くような声質と言葉のトーン…テンポ 抑揚が合わさると不思議と心の奥底まで入り込んでしまうのであります
一度メロンピルト様の言葉に捕われたら終わりであります
そうなればメロンピルト様の意のままとなるでありましょう」

エンカ「…下腹部の痛み町でそんなことがあったな
町の人間まるごとマインドコントロールし 魔法使いを憎悪する人々を作り上げた…
あれほどの数の人数を操るとは…確かに恐ろしい話でござる」

村人「そ…そんなに?!」

村人B「そんなにヤバいやつなのか…?
あの女は魔反会だが 話だけを聞いてみるとどうにも悪いやつには思えない気もするんだがな…
なんていうか…誠意もある」


ガガガガガガガ…
メロンピルトの声『皆さん勇気を出して私の元へ来て下さい!!!!!!
特に魔法使いの皆さん!!!!! 皆さんは魔反会に対して大きな偏見を持っているかも知れません
しかし!!! 我々が目指すのはあくまで暴力を排した平和であり
今回の“保護”の目的はあくまであらゆる危険を孕む魔法の暴発を未然に防ぐための予防のためでありそれ以上の他意など全くありません!!!!!
それでも心配というのなら私が徹底的にサポート致します!!!!
私の保護にあるうちは 最大限の厚い扱いをさせてもらいます!!!!
私が側にいる間 何一つ不安も! 気兼ねもいらない時間を過ごしてもらえる事を約束します!!!!!!!!』


ざわ… ざわ…

魔法使い「え…? 保護…? そうなの…?」

魔法使い「だったら別に…」

ツバメオー「バカかお前ら!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どんだけ純粋なんだヨ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
魔反会である限り あんな女がいい奴なわけがない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
魔反会は悪だヨ……! ボクは魔反会に村を滅ぼされてんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

みんな『…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ざわわ…

村人「そ…そう…なのか…?」

魔法使い「や…やっぱり悪い奴…?」

ギル「………
…つまりメロンピルト様の恐ろしさはソレであります
メロンピルト様の声にかかればどんな綺麗事もどんな嘘臭い言葉も…なんの捻りのないベタな台詞でも…その全てが真実で大きな事のように感じられるのであります
まさに人を食ったような…! 人食い花…!!! 心の隙間に根を張ってくる…!!!!!
絶対に耳を貸してはなりません …!!!!!」


ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…

656名無しさん@避難中:2014/09/16(火) 01:16:55 ID:287et5r.O
ギル「そもそも今の言葉にも大きく引っ掛かりますね
『自分が側にいる間は安全を保証する』とはつまり『居ない時に何があろうと関係ない』と言い換える事が出来るであります」

村人「ホントやーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!
ちくしょうあいつら許せねー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴウゥ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「というわけでみなさん外の魔反会の言葉には騙されずに過ごしてくださいね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

みんな『は〜〜〜〜〜〜〜〜い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
わ〜〜

村人「で
脱出方法をそろそろ教えてくれよ!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「うぇっ えっ…えぇ〜〜〜〜〜〜〜〜…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
まぎまぎ…

ザ…
マジデス「まーまーまーまーとりあえず今回はマジそれはよくね?
今日はマジもうおっせーからみんな家に帰った方がいいよマジ」

村人「しかしマジデスさん!!!!!!!!!!!!!!!!
脱出方法は我々の最後の希望!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
聞かずしていられるカッテンダ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴオオオオオオッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

マジデス「マジで? でももうこの時間マジあれよ? TVで『世界ちんすこう大戦』始まっちゃってるよ? マジで
見なくていいのマジ」

村人「なにーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
し…しまった〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
本当だ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガーン!!!!!!!!!!!!!!!!

マジデス「そーそ だから今日はマジもうはやく帰るべきだと思うぜ
それにあまり脱出計画のことはきいてやるなよ マジな話
話聞いてあんまり騒ぎ立てると外にバレっから
マジやべっから とりあえずマジ超信じてやれよ
なぁあんた?」

ギル「そ…そうですそーです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まったくその通りであります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マジデスさんの言う通りであります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
(誰なんだ一体…)」
ず〜〜ん

657名無しさん@避難中:2014/09/16(火) 03:13:47 ID:287et5r.O
―――

『毛溜まり排水管』2F…


ギル「な…なんと!!!!!!!! あなたがこの町の渡り鳥の方でありましたか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

マジデス「マジです」
【ネアメ・ルート協力者 渡り鳥の マジデス】

エンカ「ということは貴殿がネアメにこの村の現状を伝えてくれたと…」

マジデス「うい
つっても俺がこの村に居たのはマジ偶然だけどな マジで
仕事のついでにここによってよ 壁があまりにも珍しいから見物してたんだよマジ
まじまじとだぜ マジで
マジまじまじと見てたかんなマジ マジマジ マジまじまじとマジでマジマジ」

ツバメオー「マジマジうるせーよマジ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

マジデス「まー そん時魔反会が来たのはマジ偶然 マジびびったわマジな話
んでこれはマジやべーって思ってあわてて『マジ書(マジでヤバい書状)』をチョウチョに乗せて運んだんだ
マジびびるわ チョウチョでも手紙運べるもんだな
マジ神様にはチョー感謝だわ 感謝しかねーわマジ…
ゼアイズサンクス マジオンリーだわ…」

ギル「確かにそれはすごい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずぞ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「嘘ですよぉ チョウチョのIQは0.5しかないからそんなことできないですよー
きっとそれ蛾ですよ 蛾のIQは105ですから」

マジデス「いや 藪蚊だったかもしれん」

ビラコ「そっちかー」

ツバメオー「いやもうどっちでもいいヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

マジデス「いやでもマジホント良かったわ…あんたら来てくれて…
毎日毎日嘆くここの人ら見てるのマジ辛かったんだよ
いやマジでホント頼むわマジ」

ギル「は…はぁ…えぇ…」

マジデス「でもあんたら脱出計画なんて何も考えてないっしょ マジ」

ドキ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「ふぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ギル「しょすょっ そんなわけないでありますよ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ななななっ んなぁ〜〜〜〜〜にを言ってらっしゃるのでアリマスカ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ザッブォンザッブォンザッブォンザッブォン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

マジデス「おいおい嘘つくんじゃねーよマジ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
目が泳ぎまくりだよマジ!!!!!!!!!!!!!!!! 目がバタフライしてるよコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
でで〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

658名無しさん@避難中:2014/09/16(火) 22:34:45 ID:287et5r.O
ギル「………実はそうなのであります…」
ズーン…

マジデス「そうか そりゃマジでやべーな」

ギル「申し訳ないであります…」

マジデス「…まぁそれほど急いで来てくれたんだろ? マジ正義感ぱねー
……だがこれはマジ村人には言わないほうがいいなマジで」

ギル「えぇ…」

マジデス「だがマジで あんたらはなんとしてもその方法を見つけなきゃならねー
それがネアメの在り方だろう?」

ギル「…もちろん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
キッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

マジデス「マジチョー協力すつぜ俺
よろしくなマジ」

ギル「はい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガシッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

マジデス「あんたらが持ってきた食料のおかげで多少は余裕が出来たようだが それも長続きはしねー
……もって3日…それまでになんとかしねーとなマジ」

ギル「…はい…!!!!!!!!!
というわけで皆さんも一緒に考えましょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんとしても魔法使いの皆さんをこの町から脱出させるであります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「…」
コクコク

ビラコ「天狗に聞いてみますよ♪」

ツバメオー「……」

エンカ「まぁ考えるだけ考えてみるが」


オオオオオオオオオオ………

――― 部屋の外…

アシコリーダ「……………」


――― 次の日…

メロンピルトの声『みなさんおはようございます♪
体調はいかがでしょうか? 一日の元気はおいしいご飯から!!!!
こちらにたくさんの朝食を用意しておりますので どうかどうかお気軽に門をお開け下さいね!!!!!!!!』


― BAR ―


村人「うっせうっせー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! お前らの朝食なんか食えっか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

村人2「へへん!!!!!!!! 食い物なら足りてらぁ!!!!!!!!
ヤングコーンでダシをとり 蒲鉾で作った麺を合わせたとんこつラーメンが俺達の朝食だい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ズヌレ「パパーおいしー♪」

ハゲシ「しやわせー!!!!」

アシコリーダ「…そうか 良かった」

村人3「そうだ ネアメルートの英雄さん方はどこだ?」

マジデス「脱出マジ計画の下準備だぜマジ
色々マジ大変らしいから自分らにはマジ構わないで欲しいってよーマジでー」

村人4「そっかー!!!!!!!! 楽しみだなぁー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

わいわい

アシコリーダ「…」

659名無しさん@避難中:2014/09/17(水) 00:05:54 ID:t8g9f.42O
――― 空地

ギル「では皆さん!!!!!!!! これより『みんなで仲良く脱出作戦会議』をはじめたいと思います!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「会議って… 広げたシートに座って朝飯囲いながらか」

ギル「は…腹が減ってはなんとやらといいますし
ではみなさん 寝るまえに考えておいて下さいと言った脱出作戦のプランは出来てますか?」

ツバメオー「はあっ…考えたヨ
おかげで寝不足だヨ」

ビラコ「はーい! 私も考えたですよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

みんな『…』
しん…

ビラコ「あー!!!!!!!! みなさんもしかしてまた私が天狗のなんらかを言うんだろ って思ってますか?!」

ギル「い…いや…………まぁ」

ツバメオー「それしか引き出しないじゃんお姉さん」

ビラコ「んぶー!!!!!!!!!!!! 私だって天狗以外のものだってあるですよう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
私の作戦は……ズバリこれです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スッ… スチャアァァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《ビラコは後頭部に長い筒のようなものを付けた》

ギル「……………それは?」

ビラコ「ぬらりひょんご用達の後頭部カバーですよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!
知ってます? ぬらりひょんは人が気づかないうちに家に上がり込んでお茶を飲むんですよ♪
これを応用してこのぬらりひょんカバーを付けぬらりひょんになりきって気配を消して気づかれないまま正門から出るですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「却下!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「結局妖怪じゃねーかヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ど〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「はうわう」

ギル「そういう超常頼りはなしー!!!!!!!!!!!!!!!!
現実的に行きましょう現実的に!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル(現実的………だったら俺の丑三つワラ人形殺法もアウツだな…)
くしゃ…

660名無しさん@避難中:2014/09/17(水) 01:11:11 ID:t8g9f.42O
ギル「ツバメオー殿はなにか?」

ツバメオー「単純にさぁ……もう門開けちゃえば?」

ヤンデル「はあ…? 何言ってんだツバメ…
そんなことしたら…」

ツバメオー「だから
この魔消石使って魔力を消せばいいじゃん
村人に混じって魔反会をやり過ごすか こっそり村から脱出するか出来るじゃん」

ギル「いい案であります
しかし魔反会がこの村の魔法使いの名簿をまとめ 人数や顔を把握していないとは考えにくいであります
それに魔消石は魔力を感じにくくするだけであり 決して魔力を消すものではありません
したがって精密に調べられれば簡単にバレてしまうでありますし
それによって魔法使い最後の希望である魔消石の存在がバレるのは避けたいであります」

ツバメオー「あー…そっか じゃあダメじゃん」

ギル「エンカ殿は…?」

エンカ「拙者か 特に何も思いついておらぬが
一度壁の上に登って色々と確かめてみたいでござるな」

ギル「確かに……それはいいでありますね
よし! 言ってみましょう」

ツバメオー「あの階段を今度は登るのかヨ…」


――― 壁の上

ヒュオーーーーーーーーー…


ビラコ「んまーー! いい風ですよぉー!!!!!」

ギル「最初来たときは暗かった上に潜入の緊張もあって落ち着いてみれませんでしたが 景色も素晴らしい」

ヤンデル「村の中が小さく見える………
あ…… あれなんだろ…」

ツバメオー「どれ?」

ヤンデル「村の裏手に大きな池がある…… なんか不自然だな……」

ツバメオー「なんだお前 わかんないの? 本当にバカだな〜ヤンデルは〜〜
あれはプールに決まってんだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エンカ「いやアレは貯水池でござろう」

ツバメオー「貯水池に決まってんダロ!!!!!!!!!!!!!!!! ヤンデルはマジ無能だわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ど〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「…」

ギル「ほー 今時あんな…
しかし随分と立派でありますね」

ビラコ「天狗のお面浮かべたいですよ♪」

ヤンデル(ツバメを逆さ沈めて浮かべたい…)

エンカ「まぁそれはいいのだが
問題は外だ」

ゴオオオオオオオオオオオ…

661名無しさん@避難中:2014/09/17(水) 01:43:41 ID:t8g9f.42O
――― 数分後

ゴ〜〜〜〜〜〜〜〜…


エンカ「ふむ 現実的に考えるとこの村の唯一の脱出口はこの壁の上からでござろう
兵士の見回り間隔も相変わらず一定で 死角となる時間が出来る
だが問題の方法でござる…」

ビラコ「あー!!!!!! じゃあじゃあ! ツバメちゃんが魔法で大きな大きな氷の滑り台を作ってみんなで滑って降りるですよー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「バカ言わないでヨお姉さん
こんな高い壁から滑れる氷の魔法なんて簡単に作れないヨ
急造じゃ角度とか計算して作れない
そういうの度外視して作ったとしたら滑り落ちた後地面にぶつかってミンチになるヨ
それに魔力もいるし その魔力でバレるヨ」

ギル「それに村の魔法使いの方がたは約50人… 空白の時間に全員を滑り降ろすのはなかなか厳しいでありますよ」

ビラコ「そっかー…………」

ヤンデル「いい方法だとは思うけど……」

ビラコ「だったらー!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「天狗はなしね 他の妖怪も」

ビラコ「はうわう…」

エンカ「うーむ…ダメか
一旦下に戻ろう」


――― 一行は地上に戻った…
そして再び脱出作戦を皆で話し合ったが… 結論は出ず…
結局途中で『自分がこれまで経験したクソゲー話』に花が咲いてしまい
その日は何も進展もないまま夜を迎えてしまった…


――― BAR

村人「今夜の夕飯はチンゲンサイで作ったとマグロの丼だぜ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
うめ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

わいわいがやがや
《盛り上がる村人達…》


ズヨ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン………
ギル達『………』

《それに反してブルーな一行》


ギル「うっ…うっ……まさか…まさかクソゲーの話で8時間も時間が過ぎるとは…うっ…うっ…」

マジデス「マジでかお前ら…」

ツバメオー「ボ…ボクは悪くないヨ!!!!!!
リーダーさんがゴーストバス○ーズについて5時間も語るからだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!
ボクはい○きについてちょっと話しただけだし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エンカ「まずい○きはクソゲーではござらん
そこを履き違えてもらっては困る」

ツバメオー「蒸し返してんじゃねーヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガタ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

マジデス「やめろってマジ
クソゲーごときで喧嘩するなんてマジみっともねーぞ」

ギル「申し訳ないであります…」

マジデス「頼むよマジ…」


コト…
アシコリーダ「お疲れさん これは俺からだ そら豆で作ったカレーだ」

マジデス「マジスゲー!!!!!!!! 米がそら豆で出来てる!!!!!!!!! 味も米だー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
わーい!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「お前の料理の才能すげーヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞぞ〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!

662名無しさん@避難中:2014/09/17(水) 02:02:47 ID:t8g9f.42O
かちゃかちゃ

エンカ「これは美味でござる」

ビラコ「適度なあまさ〜〜〜〜♪♪」

アシコリーダ「ルーはトイレットペーパーを水でとかしたものに味をつけたやつを米にかけている」

ツバメオー「絶対食いたくねーヨ!!!!!!!!!!!!!!!!
でも食べちゃう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ふしぎ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぱくぱくぱくー!!!!!!!!

アシコリーダ「…ところで 脱出作戦の方はどうだ?」

ギル「んブ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブシー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ぶしゃ〜〜〜!!!!!!!!
ツバメオー「へばし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
きたねー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

アシコリーダ「…大丈夫か?」

フキフキ
ギル「え…えぇ…!!!!!!!
え…えっと…! なんでありましたっけ…!
えー……い○きの件でしたっけ?」

アシコリーダ「ちがう
脱出作戦についてだ」

ギル「あ…あぁ……
も…もちろんですよ…! ………!!」

アシコリーダ「…そうか それはよかった
……」
チラ…


ズヌレ「もうすこしで村からでられるよ!!!!」

子供魔法使い「ほんと!!!? ほんと!!!!?」

ズヌレ「うちのお父さんがそういってたもん!!!! 大丈夫だよ!!!!!」

村人「がははは!!!! そうだそうだ!!! アシコリーダがネアメなら大丈夫だって言ってんだ!!!!! あいつの言うことは正しいさ!!!!!!!!
アシコリーダはダンスやってるからな!!!!!!!!」
【ダンス万能説】


アシコリーダ「…………そうでなきゃ…俺は…」

ギル「?」

アシコリーダ「なんでもない………頼んだぞ」
スタスタスタ

ギル「…?」

ごしごしごしごしごしごし
ツバメオー「う…うぎゃあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
目が超絶しみるヨーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前胃液ごと噴き出したんじゃねーか〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ず〜〜〜〜ん!!!!!!!!

663名無しさん@避難中:2014/09/17(水) 02:20:41 ID:hYLz6jvg0
嫌なルーの作り方だwww

664名無しさん@避難中:2014/09/17(水) 02:20:53 ID:t8g9f.42O
次の日


ギル「今日は徹底的に試行をして方法を探るでありますよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
とりあえずありとあらゆる事を試すであります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


――― 中略 ―――

――― 数時間後


ギル「ふ…風船をォ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
風船を集めるでありますぅぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
風船で空を飛んで脱出でありますぅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「しっかりしろギルーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「ありとあらゆる試行も失敗に終わり とうとう精神が持たなかったでござるか…」

ツバメオー「ちょっと……マズいじゃん!?
どうすんのさ!!!!!?」

ギル「…皆で色々なんとか考えて…まだ行ってない方法を…」

ツバメオー「無理だヨもう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
色んな方法今日やったもん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! これ以上出てこないヨ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「いや…まだ…なんとか…! 考えればきっとなんとかいい方法が…!!!
諦めないであります…!!!!! 最後まで…絶対に…!!!!!!
魔法使いの皆さんのために…!」

ツバメオー「……!!!!」
ギリッ…!


――― また夜

カチャ… カチャ…

村人「ちょっと飯も質素になってきたなー………」

村人2「もう無くなってきたのか…」


アシコリーダ「………」


ギル「…はぁー…」

ビラコ「ギル君 ため息なんてダメですよぉ」

ギル「あ…あぁ…すみません」

ツバメオー「…」

ザ…
村人3「なぁあんたら……いつになったら脱出作戦を始めるんだ…?
そろそろ内容くらい教えてくれたっていいだろ…」

ギル「い…いやまだ準備が…」

村人3「じゃあ準備がいつ終わるかぐらい言ってくれよォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガシャア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


しーん…

665名無しさん@避難中:2014/09/17(水) 02:33:58 ID:t8g9f.42O
アシコリーダ「おい! 落ち着け!!」

村人3「落ち着いてられっか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
正直なぁ…俺達ゃ限界なんだよ!!!!!!!! あんたらが持ってきた食料のおかげで多少は気も紛れたが
だがそれもすぐ尽きる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! また疲弊の日々が来ると思うとウンザリなんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんで俺達がこんな目に合わなきゃなんねーんだよ
魔法使いじゃない俺達まで!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

アシコリーダ「…おい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

子供魔法使い「う…うえーーーーーーーーーん…!!!!!!!!」

村人3「…!」

村人4「おい落ち着けって!」

村人5「それ以上はやめろ!!!!!!!!」

村人3「…………くそッッッ」
ズンズンズン…


ガチャ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!

アシコリーダ「………」

ギル達『………』


―――

村人3「くそ!!!!!!!! くそッくそッくそッ
…………!! はぁ〜〜……くそ!!!!!!
……少し…言い過ぎちまったかな…」
ザ… ピタ…

村人3「しまった……正門まで来ちまった…」


門の向こうから「あら…? どうしました…?」

村人3「?!!!! お前…!」

門の向こうから「こんばんは
お話していきませんか…?」

村人3「…だ…誰がお前なんかとッ…」

門の向こうから「…なんだか お悩みがありそうな声をしていますね…?
こんな閉鎖された村にいたら気分も落ち込むでしょう…?
どうでしょう 少しの世間話でも…
なに…言いたくないことは言わなくてもいいんですよ
ただ少しでもお話すれば
気分も晴れるかも……
だから…
協力しますよ…
あなたの
お悩み解決に…」


オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…

666名無しさん@避難中:2014/09/17(水) 02:58:51 ID:t8g9f.42O
次の日もやっぱり何もいい作戦が思いつかなかった
既にマジデスが示したリミットである4日目…


カー… カー…

エンカ「暗くなったでござるな 今日はこれくらいにしようぞ」

ヤンデル「…ギル?」

ギル「自分はもう少しこの空地にいるであります
先に行ってて下さい」

ツバメオー「…」
スタスタスタ

エンカ「…了解にござる」
スタスタ

ヤンデル「ギル…? 何かやるのか…? だったら俺も手伝う…」
ギル「大丈夫でありますよ
ヤンデル殿も疲れてるでしょう 先に行って休んでて下さい」

ヤンデル「…………分かった…」


―――…

ヒュ〜〜〜〜〜〜〜〜………
カー… カー…


ザック… ザック… ザック…
ギル「こうなったらば残された手段は地下トンネルを掘ってそこからの脱出であります…!!!!!!!!
とりあえずある程度掘ってみて…!」
ザクッ… ザクッ… ザクッ…

アシコリーダ「無駄だ」

ギクリ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「ア…アシコリーダ殿!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
な…何故ここに!!!? 今は夕ごはんの準備では…!」

アシコリーダ「もう食料が少ないから今日は簡素なものだ だから仕込みは終わった」

ギル「そ…そうでしたか」

アシコリーダ「…穴を掘っているのか」

ギル「…!!!!!!!! こ…これはですねハイ…!!!!
ちょうど野ウンコをしたのでそれを埋めるための穴でして…!!!!!!!」
あせあせ

アシコリーダ「脱出のためのトンネルを掘るんだったら無駄だ
この村の地面は少し掘ると鉄板が出てくる
この村は“壁に囲まれてる”のではなく“鉄の箱の中にある”村なんだ」

ギル「…!」

アシコリーダ「……話は初日に聞いていた
ノープランでここに来て 脱出作戦なんてないんだろう?」

ギル「ッッ…!!!
…はい…申し訳ないことに…」

アシコリーダ「そうか
…………そうか……」

ザザッ!!!!! ペコー!!!!!!!!
ギル「騙していて申し訳ありません!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これは自分が…真実を言わない方が皆さんの不安にならないと考えたからであります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しかし結果として皆さんの心を疑心暗鬼にしてしまったであります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

アシコリーダ「…」

ギル「今回の件をまとめるアシコリーダ殿には本当に悪いと思っているであります
しかし自分は!!!!! 何も諦めてはいません!!!!!!!!
必ず皆さんを…魔法使いの皆さんを脱出させ 村を魔反会の手から解放するであります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だからこのことは皆さんにはッ……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

アシコリーダ「…ふー… 分かってる 言わない」

ギル「ほ…本当でありますか!!!!!!!!!!!!!!!!」

アシコリーダ「あぁ だから頑張ってくれ」
ザ…

ギル「は…はい…!!!!!!!!」
ぺこ〜〜〜〜!!!!


――――

ザ… ザ… ザ… ザ…
アシコリーダ「……………
…言えるわけ… ないだろう………
言えるわけ…………」

ヒュオ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…………

《重い足取りで どこを行くでもなく アシコリーダは村をさ迷った
そして向かう先は…》

667名無しさん@避難中:2014/09/18(木) 01:17:28 ID:.wGGNAcUO
―――

オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…

ザ…ザ… ピタ…
アシコリーダ「…!!?」


ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…


アシコリーダ「俺はいつの間に正門に………
…………まるで何かに引き寄せられたよう…だ…
………歌…?」

門の向こうから「♪〜〜〜… ♪〜〜〜〜〜…」


ビッグになりたい
作詞作曲:ハマチ 歌:メロンピルト

あー…ビッグになりてー…
ビッグな人間になりてーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そしてビッグマックをたらふく食いてー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ピクルス抜きで食いてー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だが俺はチビだった… 平均身長を大きく下回るスモールボーイなのだぜ…
何cmかって? 聞くかそれを…
俺の身長は140cm!!!!! もちろん背伸びありで
こんなんでビッグになれるか! ハンバーガーだって満足に食えやしねー!!!!!!!!
だが俺には……一つだけ自慢があった…それは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
BIG DICK♪ BIG DICK♪ BIG DICK DICK♪
世界最大未確認〜〜! 不埒千万百科全書〜〜!!!!

BIG DICK LICK & CLICK !!!!
BIG DICK LICK CLICK !!!!!!!!
ホ〜〜wwwwwwwwwwwwwww

BIG DICK KICK & CLICK!!!!!!!!!!!!!!!!
BIG DICK KICK CLICK !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ホ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

BIG DICK SICK & CLICK !!!!!!!!!!!!!!!!
BIG DICK SICK CLICK !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ホ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww



ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ

アシコリーダ(なんて…なんて綺麗な歌声だ…
俺はこの声に“引き寄せられた”……?)


門の向こうから「………あら…? どなたかいらっしゃいますか…?」

アシコリーダ「!!!」

門の向こうから「お話…
しませんか………?」


オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙ッ…

668名無しさん@避難中:2014/09/18(木) 01:44:34 ID:.wGGNAcUO
アシコリーダ「…!! 別に話など…!!!
たまたま来ただけだッ…」

門の向こうから「その声は…………アシコリーダさんですか…?
まぁ嬉しい… 代表の方とお話できるなんて」

アシコリーダ「! …お前…俺の事を…?」

門の向こうから「えぇもちろん… 町の方のことは皆把握していますよ…
あなたとは初日の交渉の時もお話しましたし……
しかしあの時と比べると…随分とお疲れのようで…?」

アシコリーダ「だ…誰のせいだと思ってるんだ…」

門の向こうから「あらあら…まるで私達が悪者みたいな言い方じゃないですか…?」

アシコリーダ「ここまでしておいて違うといいたいのか?!!!!!!
太い野郎だなッ…!!!!!!!!!」

メロンピルト「そんな……私達は真摯ですよ…
目的さえ果たせばこの町からはすぐ離れます…
簡単なことです…」

アシコリーダ「……魔法使いを…… 仲間を売れというのか!!!!!! ふざけるな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

門の向こうから「言い方が悪いですよ…
私達は魔法使いの方々をどうこうするつもりはありませんし…
ただの保護です 私が側にいる間は安全で…」

アシコリーダ「側にいないなら何されても知らない…だろ?
バカらしい…! 話すだけ無駄だ
俺はこれで失礼する…」

門の向こうから「そうですか………
じゃあ一つだけ聞いてもいいですか…?」

アシコリーダ「…?!」

門の向こうから「そちら…誰か来ていますか…? 外部から…」
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙……

アシコリーダ「ッッッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
……バカな…何を根拠に…」

門の向こうから「根拠ですか…? そうですね…
こうして村の方とお話をする機会が急に減ったから…でしょうか…?」

アシコリーダ「!!!!?」

門の向こうから「少し前までは村に声をかけていると いつも熱いお言葉(批難)を皆様が投げかけてくれていたのですが
ここ数日…どうもそれがない…
誰かからそう言われていませんか…? 外から来た誰か…」

アシコリーダ「…!!!! そ…そんな…わけ…ないだろう…!!!!!!
そもそもそんなの どうやってこの村に入るってんだ!!!!!!!!
この村には見ての通りバカでかい壁があるし 入口や壁の回りはあんたらが押さえている!!!!!!!
鼠一匹入れやしない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

門の向こうから「…普通の人なら…まぁ入れませんよね…
でも…普通じゃない人なら…入れない壁じゃない…
そして私達は…そういう方々を少々ご存知でして…」

アシコリーダ「…!」
ゴク…!!!

門の向こうから「そして残念なことにその方々は…我々が唯一対立している“テロリスト”でして…
…そういう方々とこの村が繋がっているならば… 我々も少々やり方を変えざるを得ないのですが…」
オ゙ォ゙ン…

アシコリーダ「…!!!!!!!!!!!!」
たらたらたら…

オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…

669名無しさん@避難中:2014/09/18(木) 01:46:45 ID:.wGGNAcUO
訂正

門の向こうから「少し前までは村に声をかけていると いつも熱いお言葉(批難)を皆様が投げかけてくれていたのですが
ここ数日…どうもそれがない…
もしかしたら…私達と話すなとか… 近づくなとか…
誰かからそう言われていませんか…? 外から来た誰かから…」

670名無しさん@避難中:2014/09/18(木) 02:26:06 ID:.wGGNAcUO
門の向こうから「我々の知るテロリストがこの村に来てなんらかの手引きをしているのだったら…
私達はとても悲しい… 杞憂ならば…いいのですが…?」

アシコリーダ「杞憂だ!
そんなものはいない」

門の向こうから「そうですか
そうですよね………」

アシコリーダ「…」

門の向こうから「もし来ているとしたら…行動があまりにも遅すぎますから…
仮に あなた方との接触がなくなった4日前からテロリストが来ていたとすれば…
今日まで全く何もしていないということですよね…?
この村の魔法使いの方々をどこかに連れていくつもりだとしたら
あまりにも無計画でお粗末です… 逆に混乱を招き 皆さんを疲弊させる原因になりますね
そんな人達に躍らされているとしたら 私はもう気の毒でなりません」

アシコリーダ「うるさいぞ…!!!!!!
ありもしないことで好き勝手心配されたくない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

門の向こうから「あぁ…ごめんなさい…私ったら…
ただあなたが…本当に辛そうな声をしてるから…… 心も体も疲れてる…といいますか…
心配しているんですよ…? 本当に…」

アシコリーダ「……疲れ…てる…?」

門の向こうから「えぇ
当然連日のこの状況もあるでしょうから それは申し訳ありませんが…
それに加えて あなたは“責任”というしがらみに悩まされていますね…」

アシコリーダ「…!」
ゴゴゴゴゴ………

門の向こうから「…あなたが人より優れた決断力と素晴らしいリーダーシップを持つが故に
あなたは村の人達から言われるがまま今回のまとめ役になったのでしょう…
ですが待ち受けていたのは“責任”という重荷…違いますか?」

アシコリーダ「………!!!!!!!」

門の向こうから「責任を負ったあなたに失敗は許されない 失敗すれば全ての信頼を失う…
…あなたはこう思っているのでは…?
『何故魔法使いのために俺がこんな目に合わなきゃならないのか
ふざけるな』と…
あぁいえ 肯定も否定もしなくていいです 私の憶測ですから」

門の向こうから「ですがその気持ちは何一つ間違ってなどいませんよ
魔法使いでないあなたには本来全く関係ないこと… 助ける筋合いはない…
同じ村の仲間だから…? いいえ 所詮は他人…
大切なのは何より自分や家族じゃありませんか
なのに何故他人の…魔法使いのために自分も家族も身を削らなければならないのか
おかしいです そんなの間違ってます」

アシコリーダ「ち…ちがう…!!! 俺はそんな…そんな…」

門の向こうから「心の狭い人間ではないと…?
いいえ そういうことじゃないんですよ 狭いとかそういうんじゃなく…
あなたの思いは至極当然の事なんです 皆そうなんですよ
皆そう思っているんですよ 本当は」

アシコリーダ「…?! みんな…!?」


ザ…ザ……

村人3「…」

村人10「…」

村人11「…」

村人達『…』

ぞろ… ぞろ… ぞろ…


アシコリーダ「お…お前達…!!!!?」

門の向こうから「皆さん私のところに相談しに来た方々です
皆さんもあなたと同じ気持ちです
ほら だから皆思っているんですよ
皆あなたと同じことを思っているんですよ
だからあなたは間違ってない
間違ってるのは
間違ってるのは
魔法使いを守ろうという
依存からなる不毛な仲間意識なんですよ」

オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オォ…

671名無しさん@避難中:2014/09/18(木) 03:22:50 ID:.wGGNAcUO
アシコリーダ「い…依存…」

門の向こうから「そう 依存
魔法使いはあなた方を利用しているんです
仲間だからと 同じ村の仲間だから守ってもらおうと
彼らは昔からずる賢くそうやって生きてきたんですよ」

アシコリーダ「…」

ぽろぽろ…
門の向こうから「あぁっ…………うっ…うぅっ…
私はかなしい………ううっ…う…
本来関係ないはずのあなた方が魔法使いのために苦しんでいるのが悲しくてなりません
くやしくてなりません
あぁ…救いたい…あなた方を救いたい…!!!!!!!!!!!!
…本当は救えるんです… ただこの門が邪魔をしているだけ…
そしてこの門の鍵を持っているのはあなた……」

アシコリーダ「…………!!!!!!!」
ギギギギ…ギリッ…

門の向こうから「あぁ………それでもあなたの素晴らしい責任感が最後の決意を邪魔するのですね…
大丈夫…私達は待ちます… それまでよく考えていて下さい
何をどうしたら自分や家族のためになるか…」
オオオオオオオオオオ…


――― 村の外


ゴオオオオオオオオオオオ…

??「…やってるやってる
相変わらず詭弁だけで話を進めてるな」

??(それでもうまく相手の心に入り込むからさすがだね…
途中からおもいっきり魔法使いをディスってるけど 相手はもはやそれを気にしてすらいない)




――― ネオ魔反会 宣伝戦略班班長メロンピルトは人の心を掴み…
相手の心の少しの隙間に入り込み その思想を侵食する
そして彼女の幻惑の言葉は最終的には相手の心を操り 自覚なき傀儡と変える!!!!!!!!!!!!!!!!
それがメロンピルトの超心理教唆術!!!!!!!!!!!!!!!!
それは 女優であるメロンピルトだからこそ出来る芸当
相手を引き付け魅了する言葉と声色を彼女はしっている
喜怒哀楽 どんな心情すら一瞬にして表せるのだ…
彼女がしゃべる全ては演技…
なので先ほどの涙も演技…

メロンピルトは終始真顔でしゃべっているのである!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
http://download2.getuploader.com/g/sousaku_2/862/140917_030512.jpg




??(………はてさて… どーなるっかなぁ)
ニィ…


―――

アシコリーダ「俺の…家族の…ため…」

門の向こうから「えぇ
決断は待ちますが 決めるのははやくしたほうが良いでしょう
……そろそろ…“魔力にあてられる”ころ…」
ゴゴゴゴゴ…

アシコリーダ「…!?」

672名無しさん@避難中:2014/09/19(金) 01:12:36 ID:XBxb7Y4UO
ゴゴゴゴゴ………

アシコリーダ「…そ…それは…どういうことだ…?」

門の向こうから「我々が研究の末分かったのは魔法使いの魔力の危険性です
魔法使いの魔力は“魔法”という凶悪な破壊の事象を生み出しますね
しかし魔力は魔法にならずともその場に留まっているだけで大きな害になると分かったのです
しかし普通の場所に住んでいる方々はそんな事は滅多に起きません…
しかしこの村は違う
見てください こんな壁に囲まれている…いや 閉じ込められているようなこの状況は
そういった害のある魔力を分散出来ず場に留めてしまい 濃度を高めってしまっている
我々がそれが数値となって分かります
この村の数値は既に限界近くまで上がっている…だから我々が助けに来たんです
魔法使いをこの町から出さなきゃ 大変なメにあってしまいますよ?
村を守っているつもりが あなたは間違った方に導こうとしているのです」

アシコリーダ「うそだ…そんなのは…」

門の向こうから「嘘じゃありません… 時期に影響が出ます
例えば……魔力を持たない小さなお子さんとか……
…恐ろしいことになるまえに…なんとか…
……まぁもしそんな事になっても こちらには“応急処置”の用意がありますが…」

アシコリーダ「…!!!!」
ザ… ザ…

門の向こうから「もうお行きになりますか…? どうかよくお考えに…
…ですが今私が申したことはどうか他の方には内密に…
下手に混乱が起きると…“村の仲間同士”でもっと悲惨なことになってしまいますよ…」

アシコリーダ「…………………」
フラ… フラ… フラ…

門の向こうから「…あぁそうだ! このあと外から大きな綺麗な“花火”を上げますよ…
とても立派なものなので…是非とも壁の上でご覧下さい…
以上…メロンピルトでした…☆」

ズオオオオオオオオオオオ…………

アシコリーダ「………………………………」


―――

ドパ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン… ドパ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン…!
パラパラパラパラパラパラ…!!!!!!!
ドオォーーーーーーーーーン!!!!!! パラパラパラパラ……


ビクーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「て…ててっ てきしゅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
てきしゅうう〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッバッ

ヤンデル「花火だよ…………」


ズヌレ「わー!!! キレー!!!!!!!」

ハゲシ「あ〜〜!!!!!! パパァ!!!!!! 花火だよぉ!!!!!!! すごいよぉー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

とぼ…とぼ…
アシコリーダ「………ハゲシ……ズヌレ………
………あぁ…綺麗だなぁ… 綺麗だなぁ……」
ギュッ…


ギル「…?」

673名無しさん@避難中:2014/09/19(金) 01:30:34 ID:XBxb7Y4UO
――― ちゅぎのひ ―――

何も出来ず 昼…………


とぼとぼ
ギル「…はぁー…」

ヤンデル「…………」

ビラコ「いい方法…ないですね…」

エンカ「…こうなればネアメ本部にて救援を要請するか…
それはつまり 外に居る魔反会と戦うという選択になるが…」

ギル「…今のネアメが正面から魔反会と戦うのは…いくらなんでもまだ…時期尚早でありますが…」

ツバメオー「そんなこと言ってる場合かヨ えぇ?!
何も思いつかないんだから!!!!! そうしなきゃ助けられないだろーが!!!!!!!
それともこのまま全員が全滅するの待つ!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ギル「……………いえ
……そうですね…もうそれしか」

エンカ「む
何やら食堂が騒がしい……」

ビラコ「?」



わいわいがやがや
どよどよどよどよ



ツバメオー「…おだやかじゃない雰囲気だヨ…」

ギル「…行きましょう!!!!!!!!」
ダダ!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

ザザッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
うッ…?!! これは…!!!!!!!!?」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙


子供「うーっ…うーっ…」

子供「いだいよぉ…目と鼻と喉…頭も…お腹も…」

子供「げ…げぼぉろろぶちゃああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…………

ビラコ「!!!!!!!!!!!!!!?
こ…子供達が…!!?」
ダッ… ビチャ!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「ひっ…?!!!!!」

エンカ「床がぬかるんでいる………これは…血か!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


村人「た…助けてくれぇ!!!!! きゅ…急に…子供達が苦しみだしたんだ!!!!!!!!!!!!!!!!
子供達だけが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
あたふたあたふた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「なにッ…!!」

674名無しさん@避難中:2014/09/19(金) 01:47:28 ID:XBxb7Y4UO
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ

ギル「これはどういうことでありますかッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

村人「わ…わからねぇ!!!!!! さっきまで元気だったのに急に!!!!!! 突然!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「全ての子供が!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ヤンデル「ちがう………ギル………何人か無事な子供…いる…」


子供魔法使い「み…みんなぁ…!!!!! 大丈夫…!!!!!!?」


ツバメオー「…魔法使いのガキはみんな無事…?」


ズヌレ「い…いぎゃああああああああああああ……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジタバタジタバタ!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「!!!!!!!!!!!!!!!!?」

村人2「ズ…ズヌレちゃん!!!! 落ち着いて!!!!!!!! 落ち着いて……!!!!!」
ガシィィ!!!!!!!!


ダッ
ビラコ「乱暴はダメです!!!!!!!
みなさんすぐにBARのテーブルを片付けてスペースを作ってください!!!!!!!!!!!!!!!!
それから綺麗なシートを敷いて子供達を並べて寝かせて下さい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…早く!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「わっ…分かりましたッ…」

ビラコ「それから氷と水!!!!!!!!
氷がないならツバちゃん 前に使わず残っていた魔法札があるでしょう!!!!!?
それを使ってありったけの氷を作ってください!!!!!!!! いやもう今すぐでいいです!!!!!!!!!!!!!!!!
はやく!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カカッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「は…はいーっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スタター!!!!!!!!

エンカ「…すごい…ビラビラ嬢がまともだ…」
じ〜〜〜〜ん…

ビラコ「しゃべってないで早くテーブルをどかして下さい一番体力があるんだから!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「は…は〜〜〜〜〜〜〜〜い!!!!!!!! わっかりましたぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル(こわい…)

675名無しさん@避難中:2014/09/19(金) 02:04:42 ID:XBxb7Y4UO
ズヌレ「うーっ!!!!!!!! う〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「すごい汗…!!!! 濡れタオルで体を拭いてあげて…それから水も飲ませて!!!!!!!!!!!!!!!!
これじゃすぐに脱水症状になっちゃう…!!!
ギル君あれ持ってきて!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「アレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
え〜〜〜〜〜〜〜〜…?!! アレェ〜〜〜〜…!!!!?」
キョロキョロ

ギル「はっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「天狗面ですね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パッパラパー

ビラコ「はあ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
ふざけないでくださいよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
人の命がかかってるんですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
水の入ったコップゥ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「は…は〜〜〜〜〜〜〜〜い!!!!!!! 今しゅぐぅ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダダダ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

ううぅ…
いたいよー…
お父さん〜… お母さん〜…
たすけて〜…


エンカ「ふうぅ…! なんとか全員寝かせたでござるよ…!!!!!
これで全員か…」

ヤンデル「……全員魔法使いじゃない子供だ… 魔法使いの子供はみんななんともないのに…」

ツバメオー「なんでさ…」


ハゲシ「うぐぅぅぅ…うぐぅぅぅぅぅ……」

子供魔法使い「2人ともっ 元気出してよぉ!!! ふえ〜〜〜〜ん!!!!!」

ズヌレ「パパァ………パパァ…………」

ギル「…そういえば…アシコリーダ殿は……」



ドサッ…!!!!!!



みんな『!!!!!!?』


アシコリーダ「……な…これ…は…」
ガタガタガタガタ

《手に持った荷物を落とし 立ち尽くすアシコリーダ…》

676名無しさん@避難中:2014/09/19(金) 02:26:14 ID:XBxb7Y4UO
アシコリーダ「…!!!!」

ギル「アシコリーダ殿!!!!!!!!!!!!!!!!」

アシコリーダ「………!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぷるぷるぷるぷる…


――― 魔法使いをこの町から出さなきゃ 大変なメにあってしまいますよ?
村を守っているつもりが あなたは間違った方に導こうとしているのです ―――


アシコリーダ「…ホ…
本当だったんだ…! あいつの言うことは…本当だったんだ…!」
ぶつぶつぶつぶつ

ギル「!?」

アシコリーダ「…!!! …!」

子供魔法使い「ハゲシくん…! ズヌレちゃん…! しっかりしてよう…!!!」

ズヌレ&ハゲシ『……』


――― 例えば……魔力を持たない小さなお子さんとか……
…恐ろしいことになるまえに…なんとか… ―――


アシコリーダ「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゾゾゾゾォ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

アシコリーダ「こ…このッッ…離れろオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズワシィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

子供魔法使い「きゃー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドカァァァ!!!!!!!!

村人「何をするんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

アシコリーダ「…!!!!」

魔法使い「アシコリーダ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! お前のような男が何故子供にッ…」

アシコリーダ「だ…黙れェェ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 魔法使いは近寄るなァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

魔法使い達『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』

村人「お…おいアシコリーダ…一体何を言い出すんだ…」

村人2「…まさか……おい…この状況って…まさか………」

ザン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
村人3「そうだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 子供達がこうなったのは魔法使いの魔力のせいだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
魔力に汚染された!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 魔法使い共の魔力の仕業だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「!!?」

ヤンデル「?!」

エンカ「!」

ビラコ「…!! …!?」

ツバメオー「……………ッ!!?」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

677名無しさん@避難中:2014/09/19(金) 02:41:43 ID:XBxb7Y4UO
村人3「人に害成す魔力が子供達の体を汚染したんだ!!!!!!!!
この状況は魔法使いのせいなんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

魔法使い「子供達がこうなったのは…魔力のせいだと!!!!!? バカな!!!!!!!!」

村人10「自覚のない毒だ!!!!!!!! お前達は俺達にずっと毒を盛っていたんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

村人11「ふざけやがって!!!!!!!! 恩を仇で返しやがった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ここまで守ってたのがバカらしいくらいだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

魔法使い「な…なにを!!!!!!!!!!!!!!!!?」

村人4「本当に魔法使いの魔力が…!?」

魔法使い2「ちがう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

村人3「それ以外になにがある!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
事実 魔法使いの子供達は誰ひとり倒れちゃいない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

村人5「そ…そんな……ずっと仲間だと思って…守ってきたのに…」

村人6「裏切られた……裏切られた……」

魔法使い3「ち…違うっていってるのに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

わーわー ぎゃーぎゃー


エンカ「……………これは」

ギル「……この突拍子もない言動………まさか…
いやしかし…!」


アシコリーダ「……」

ギル「アシコリーダ殿!!!!!!!!!!!!!!!!
とりあえずこの場を鎮めてください!!!!!!!! あなた方は魔反会の術中にはまっているのかも…」

アシコリーダ「…………」

ハー…ハー…
ズヌレ「パ………パ……
パ…パは…うそ…つ…かない…
みんな……助け………」
ブツ…ブツ…

アシコリーダ「…………!!!!!!!!!!!!」
ざわざわざわ…

ギリッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


バチィィィーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《ギルの手を払いのけるアシコリーダ!!!!!》

ギル「くっ!!!!?」

アシコリーダ「………! あんた達が…! あんた達が…!!
はやく魔法使いを連れていかないからこんなことに…なるんだ…!!!!
責任者として…この村の運命を全てを任され…ワラをも掴む思いで呼んだのに…
まともな脱出プランも用意しないまま来やがって…
ふざけるな……お前らのせいで…お前らのせいでぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

村人達『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』

678名無しさん@避難中:2014/09/19(金) 02:53:16 ID:XBxb7Y4UO
ざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわ
どよどよどよどよどよどよどよどよ


エンカ「ま…まずい こんな状況でネタバレとは…」

ギル「…!!」


村人7「あ…あんたら……え…? 脱出の作戦なんて…なかったのか…?! え…!!?」

村人8「あ…あるって…あるって言ってたのに……
え…? 俺達を騙していたのか…?」

ギル「そ……それは…」

アシコリーダ「どうなんだ!!!!!!!!!!!!!!!! ハッキリ言えよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「…! …………確かに…
我々に明確な脱出の作戦は…ありません…
ただ一刻も早くこの場にたどり着こうと…その一心で…
も…申し訳……申し訳ありませんでした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ペコォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ざわっ…

村人達『…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

村人「ふ…」

村人5「ふざけるなあああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

村人9「俺達はあんたらを信じて信じて信じて待っていたんだぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それなのに!!!!!!!!!!!!!!!! それなのに何もないだと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

村人2「ふざけやがって!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 俺達がどんな思いでッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「申し訳ありません!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しかし自分は必ず皆さんを…必ず皆さんを救います!!!!!!!!!!!!!!!!
救ってみます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

村人8「この状況で今更何を言うんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もう手遅れなんだよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

村人達『ふざけるなーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 死ねーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ゴウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

子供魔法使い達『ふ…ふわあああああああああああああああああああああああん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ええええええええええええーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

わ〜〜〜〜〜〜〜〜 わ〜〜〜〜〜〜〜〜
ぎゃあ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


バァン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ビラコ「うるさァァァァァァい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダァーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ウィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《般若面をかぶったビラコ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


みんな『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』
ゾオオォッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

679名無しさん@避難中:2014/09/19(金) 20:18:36 ID:MP0FaPAk0
ビラ子ねえさんかっこいい…

680名無しさん@避難中:2014/09/20(土) 23:50:22 ID:qkwrq0t2O
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ビラコ「いつまでそんなこと言ってるんですか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まずは子供達を助けるのが先でしょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

村人3「だ…だが…」

ビラコ「違いますか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ウィィッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

村人3「ひ…ひ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!! 顔こえ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「…とりあえずギル君達は出て行ってて下さい!!!!
みなさんが興奮するんで」

ギル「わ…分かりました…」

村人2「ま…まて…」

ビラコ「さぁあなた方は私の手伝いをしてください!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

村人10「ま…まて…お前は出てかないのか…奴らの仲間のくせに…」

ビラコ「それがなんですか?」

村人11「なッ!!!!!!!!」

ビラコ「私は 医療従事者としてこの状況を放っておくわけにはいきません!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あなた方がどれだけ私を罵倒しようと構いませんが
私の治療の邪魔はしないでもらいたいです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
話は以上!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 協力してくれる方はまずありったけの水を用意して下さい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ウィウィィィィッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

村人3「ぐ…………」

村人1「わ…分かった!!!!!」

ビラコ「水が用意できたら子供達の体を拭いてあげてください
私はまず この子達がこうなった原因を探ります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
魔力が原因だと急に言われても納得出来ませんし 何か引っ掛かります
とにかくあらゆる可能性を考える必要がありますので 麺棒とか顕微鏡とか…あったら持ってきて下さい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

村人4「は…は〜〜〜〜〜〜〜〜い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スタタ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ざわざわざわざわざわざわざわざわ…

村人10「ど…どうする…?」

村人11「こ…こんな奴らの事なんか信用出来るかよ…!!!!」


アシコリーダ(……………………ハゲシ…ズヌレ……
…待ってろ……お前達を助けるのは…俺だッ…)
ザッ…!!!!!!!!

681名無しさん@避難中:2014/09/21(日) 00:36:24 ID:GeV6edBwO


ヤンデル「えらい目にあった…………」

ツバメオー「………」

ギル「しかし…
ビラコ殿が居て本当に良かった……」

エンカ「確かに…………出発する前にしてしまった非礼を詫びねば」

ギル「ですね…」


スッ…
アシコリーダ「…」

ギル「あっ… アシコリーダ殿…」

アシコリーダ「………………」
スタスタスタスタスタ…
《どっか行った》

ギル「………アシコリーダ殿…
…悪いことをしたであります… アシコリーダ殿は責任者の重圧があったのでしょう…
自分がそれを裏切ったせいで色々崩れてしまった…」

ツバメオー「…………ねぇ…
リーダーさんは…本当にここの魔法使い助けたいんだよね?」

ギル「もちろんであります!!!!!!」

ツバメオー「だったら…リーダーさん…せっかく魔反会だったんだからそれを活かせヨ
誰か知り合いが居るかもしれないだろ そいつと話通してきてヨ!!!!!!!!!!!!!!!!
この村を見逃してってさぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「魔反会はそんなことで見逃すほど甘くはないであります
それに自分はそんなことは出来ない
なぜなら自分は今はネアメの人間でありますから…」

ギリッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!
ツバメオー「だったらさぁ……だったらどうすんのさぁー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
綺麗事ばっかり言ってさぁー!!!!!!!!!!!!!!!! 少しはさぁ!!!!!!!! 現実みてよ!!!!!!!!!!!!!!!!
それで現実的にお前が魔反会を設定しろヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今更正義ぶって!!!!!!!! 元魔反会が!!!!!!!!!!!!!!!!
何人も何人も魔法使いを捕まえてきた魔反会がッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もうしらない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「ツバメ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
………!」

エンカ「…またか」

ギル「……ッ
…すみません 自分…もう一度村の中を見てくるであります…」
ザ…

エンカ「…拙者も…もう一度壁の上にでも上って来るでござる」

ヤンデル「…………」

オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…

682名無しさん@避難中:2014/09/21(日) 01:44:56 ID:GeV6edBwO
―――

つかつかつか…ピタ
ツバメオー「…………
…はぁ…」

ヤンデル「ツバメ…………」

ドキ!!!!!!!!!!!!!!!!
ツバメオー「な…なんだヨッ…!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ヤンデル「また繰り返す気か…?」

ツバメオー「な…なにが…!?」

ヤンデル「前にも…前にも……
お前はギルにきつく当たってきたな…
でも少し時間が何事もなかったように接する…それの繰り返しだ…
それはな…お前に罪悪感があるからだ… ギルに酷いことを言ってしまったっていう罪悪感からだ…
お前も本当は…ギルに対して憎しみ以外の気持ちがあるんだろう…
ギルがいいやつって認めてるからだ」

ツバメオー「…! ちがう………ちがうヨ…
あいつは元魔反会………ボクの嫌いな……嫌いな………」

ヒュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ…


―――

バタバタバタ

村人1「また子供達が苦しみだしたぞー!!!!!!!!!!!!!!!!
薬!!!!? 薬は!!!!!!!!?」

村人2「ロキソ○ンって言っただろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 強引にでも流し込め!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

村人4「水分補給を忘れるなー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

村人5「子供達の枕元でワッショイ頑張れ踊りしてもいいっスか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ビラコ「ダメです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
か〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

村人5「は…は〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ビラコ「…ふー…!」
キリキリキリキリ…
《顕微鏡を覗くビラコ》

ビラコ(…血や唾液…吐瀉物などを調べてるですけど…
この症状… あらゆるものが複合化している
まるで何かの毒をたくさん混ぜたよう…
………!)

ビラコ「……健康な子供達を呼んでもらえますか?
できれば昨日着ていた服も一緒に」

村人1「あ…あぁ…」

ビラコ(もしかしてこれは…)

ゴオオオオオオオオオオ…

683名無しさん@避難中:2014/09/21(日) 02:32:15 ID:GeV6edBwO
―――

ギル「………ふぅー…
……何故こうも空回りするのか……
やはり自分はフーリャン様達のようにはなれないのか……」
ザ…

ザザァーーーーーーーーーン…

ギル「…いつの間にか…ここは…
前にも壁の上から見た貯水池でありますね
いつの間にかこんなところまで来てしまっていた
…しかし広いでありますね………ん?」


ぶくぶくぶく…
ぶくぶくぶくぶくぶくぶくぶくぶくぶくぅぅぅぅっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ギル「な…なんだー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」


ぶくぶくぶく………
バシャアァァァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ペトロ「ほっひぃwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ギル「ぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
って紳士ペトロ殿ぉーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ぞ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ペトロ「ほもほもひぃーほもぉwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(おやおやこれはお久しぶり)」

ギル「さ…探してたんでありますよ!!?(探してないけど)
ずっとこんなとこに居たのでありますか!!?」

ペトロ「ひひひひひwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(えぇまぁ 気持ちいい水温だったので)」

ギル(我々はその水を飲んだりしていたんですが……)
ぞ〜ん…

ギル「いやしかし変ですね
我々は何度かここに来てたのにペトロ殿には今の今まで会えなかったなんて…」

ペトロ「あっひかぷwwwwwあっひかぷwwwwwwwwwwもろもろもろもろんもぉwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwぶぁwwwwwwwwww
(水の中を潜ってたら大きな穴というかトンネルみたいのがあったので ちょうどそこに入っていたのかもしれません
ペトロは穴があったら入らずにはいられない種族でして…)」

ギル「…穴…?
…………………………」
《壁の向こうにある…裏山の方向を見据えるギル…》

ギル「…………もしやッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こ…これだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

684名無しさん@避難中:2014/09/21(日) 02:59:57 ID:GeV6edBwO
壁の上

エンカ「…魔反会に動きはなし…と…
……ん? 貯水池の水が…? ギル殿が居る
…なにをしているんだ?」


―――

ゾゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッ…………!!!

ギル「これでいいのでありますか!!!!!!?」

村人15「あ…あぁ レバーで水中の水門を開いたからこれで水が抜けるはずだが…
こんなことまでしてダメでした…ってなったら他の連中からまた総スカンだぞ……」

ギル「大丈夫…! きっと大丈夫…!!!」
ググ…

ザッ
エンカ「何をしているのでござる ギル殿」

ギル「エンカ殿…!!!!」

エンカ「水を抜いているようだが…? そんなことをしてなにが出てくるのでござる?」

ギル「この水の底にあるもの……我々の…皆さんの希望の脱出口でありますよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「なに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ゴウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「このペトロ殿から話を聞いたであります」

ペトロ「ひっひwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

エンカ「居たのか…」
ずーん…

ギル「この池を潜っていたペトロ殿は この水の底にトンネルのようなものがあると教えて下さいました
そこに入りしばらくすると水門があり先には進めなかったのですが
水門の先にもトンネルが続いているようだったと…」

エンカ「それはそうでござろうが どこに出るか分からない以上 脱出口になるかどうかは断言出来ぬではないか」

ギル「エンカ殿 この壁の向こうを思い出してみてください
この壁の向こうの裏山の中にあったものを思い出してみてください」

エンカ「……!?
……………!!! まさか ……この村に出る前に辿り着いた…山の中の“池”か!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「そうです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
我々はあの池に違和感を感じた… およそ自然の池とはおもえない人工的な池…
その違和感は正解で あの池こそこの貯水池の源流だったのでありますよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「な…なんだってーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドォーーーーーz_____ンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

村人15「山の中にそんなもんがあったのか…! この貯水池自体昔のものだから知らなかった…!!!!」

エンカ「ッ…ならばこの貯水池の水を抜いてしまえば…」

ギル「底にあるトンネルを抜けて山の中の池へ…つまり村の外に出ることが出来るはずであります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「なんと…!!!! こんなところに道があったとは!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「ペトロ殿のおかげでありますよ」

ペトロ「ひっひぎwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

エンカ「…ならばこの水さえ抜けてしまえば………ミッションはコンプリートではないか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「えぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…ただ恐らく この貯水池と山の池の水が一緒に抜けていっているはずですから…歩いて通れるほどまで水がなくなるには…まだまだ時間がかかりそうでありますが…」

エンカ「しかしゴールは近いぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! やったぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

685名無しさん@避難中:2014/09/22(月) 16:03:56 ID:uWB/qu5IO
【なつかしの黒歴史のコーナー】

これはかつて… 創発に来る前…
“釣り師”として活躍していたわたしが“餌”として使っていたものである
かなり前ということで とても未熟で恥ずかしいものだが…
今日は9月22日(苦しいおにんにん)ということで この黒歴史を紹介したいと思う…




176 :私事ですが名無しです:2007/09/12(水) 23:10:49 ID:QxEru6yq0

アァーーーぼォーーッるかーーーーデージャアアアアアるぁぶるぁぁアアカアカ〜(タンタタンタンタタントーン)♪
ゾイ…ゾイ…ぞい…ゾイぞぞイ♪
アニょうーーンコァぁァらぁぁぁしゃーもわニャアアああからぁぁぁぁ……テリィぃさァァァアあむぅアアア(てれぴっぁつぁ〜ああ)♪
るぁァラァらぁァァァアぁぁふーふふ〜フんファァァアああァ(アッビビンアフ・ソ・ワ・ハ)♪
ふぁあはァハサぁぁぁリィヒぃぃい(ゾイ…ゾイ…ゾイ)♪
んがハァァぁぁァひぃぃィィィりぃぃぃ(ピーヒョロロロロ)♪
http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news7/1189597877/

カラオケ板から飛んできました。
訳分からな過ぎて吹いた。






結構釣れました



おわり

686名無しさん@避難中:2014/09/22(月) 19:12:32 ID:oDADIy6Y0
どういうことなの…

687名無しさん@避難中:2014/09/23(火) 00:19:43 ID:Kt0rbUN2O
ギル「自分はこのことをみなさんへ伝えてきます!!!!!!!! エンカ殿はここで様子を見ていてください!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エンカ「了解した」


―――

オオオオオオオオオオ…

村人1「持ってきましたよビラコさん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

村人2「魔法使いの子供も釣れてきました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「ありがとうございます
まず服を……これで」
スッ

村人1「セロテープ…?」

ビラコ「はい
ぺたぺたぺたぺた……と」

ビラコ「このテープに付着したものを顕微鏡で調べます」

村人2「な…何が分かるんだ…?」

じっ…
ビラコ「………
……なるほど…」

ビラコ「…みんなはどこも痛くないですね?
気持ち悪かったり頭が痛かったりしないですか?」

子供魔法使い1「しないよ」

子供魔法使い2「いたって快活の明鏡止水の心持ちだよぉ」

ビラコ「そうですか
昨日は…花火を見ましたね?」

子供魔法使い3「うん」

子供魔法使い2「実に驚喜の一時だったよぉ あの時ばかりは嫌いな魔反会に感謝の気持ちを表さずにはいられなかったよう」

ビラコ「みんな壁の上に?」

子供魔法使い4「うんー ズヌレちゃんもハゲシくんも他のみんなも一緒だったよ」

子供魔法使い2「共にあのような美しい思い出を共有できて感奮の思いに震えたよ〜
一生忘れることのない甘美な記憶の1コマになるだろうな と心のそこから思ったー」

ビラコ「そうですか
その気持ち いつまでも忘れないでですよ」
ニコッ

村人4「……いや ニコッて…般若面で笑われてもだな…
それで…わかったのかよ!?」

ビラコ「えぇ
分かりましたですよ
まずはっきり言いますが これは魔法使いの魔力に当てられたものなどではないですよ」

村人達『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』
おザワ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ

村人1「な…なんだと…?!! な…なら一体なんなんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ビラコ「これは……毒です」
ドドンビラコ

688名無しさん@避難中:2014/09/23(火) 01:04:41 ID:Kt0rbUN2O
ザワザワザワ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

村人達『ど…毒!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』
ざわざわァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「はい
毒です この子達が発症しているこの症状は ある毒がもたらす作用に非常に類似しています
頭痛や吐き気・腹痛・下痢・目の痛みなどを同時に起こす毒―――それは
モインモインちんこモインの花粉から作られる『すげーポイズン』という粉末状の毒です」
ドン!!!!!!!!

村人達『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ビラコ「これは非常に強力な毒です
しかしこの毒は体の大きさに応じて効果が現れる摂取量が明確に決められてまして
体の大きな大人が 多少の毒を摂取しても効果は現れません
ですが体の小さな子供なら…効果は少量の毒で現れます」

村人2「ま…魔法使いの子供に毒の効果が無かったのは!?」

ビラコ「この毒の最大の特徴…それは“魔法使いには効かない”ことです
この毒は皮膚から体の中に浸透していき徐々に毒の効果を与えていくのですが
魔法使いの場合 浸透するまえに体を巡る魔力に浄化されてしまうんです
だから魔法使いの子供には効かなかった」

村人1「な…なんて都合のいい毒なんだ!!!!!!!!」

村人2「あぁ…まるで針の穴に糸を通すようなピンポイント…さ…! そんな感じの毒だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

村人5「じゃあいつそんな毒を盛られた? 魔反会は村には入ってないのに」

ビラコ「盛られてはいませんです
…毒は“降り注いで”来たですよ
……空の上から」

ざわり!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
村人達『ま…まさか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ビラコ「はい
あの花火こそ 魔反会が仕掛けた毒のプレゼントだったですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
じゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

村人達『な…なんだってーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ゴ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

689名無しさん@避難中:2014/09/23(火) 01:24:45 ID:Kt0rbUN2O
ビラコ「あの花火は決してみんなを楽しませるものじゃなくて…
こうやって追い詰めるためのものだった…ですよ…」

ワナワナワナワナ
村人1「な…なんてこった…」

村人2「俺達は…俺達はまんまと躍らされてしまった…のか…」
ガク…

村人6「な…なぁ先生!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こ…子供達は…子供達は助けられねーのかい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ビラコ「…助けることは出来ます
いや!!!!! 助けます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
みなさん すぐにヤングコーンの芯を持ってきて下さい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
食べた残りがあるはずです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それを片っ端からすり潰して粉末にします!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! それに醤油をたらして解毒剤を作るですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

村人1「ヤングコーンと醤油で!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ブ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「これらは飲みやすくするためのものにすぎません
真に必要なのは…魔力!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
前述した通り 魔法使いにこの毒が効かないのは 魔力が毒を浄化するからです
つまり魔力を解毒剤に混ぜれば毒の効果は消え去るわけです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
作った粉末に魔力を混ぜれば 完成です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

村人1「魔力…!!!」

村人4「……!!!!!!!」

魔法使い達『……………』

村人達『…………』

ス…
村人2「………散々好き勝手罵倒しておいてこんなこと頼むのは…本当に身勝手だと思う…
…だが…!!!!!!!! この通りだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
子供達のために…魔力を分けてくれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザリッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

村人達『た…頼む!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
バッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

魔法使い達『…』

魔法使い「…………当然だ!!!!!!!
俺達は同じ村の仲間だ!!!!!!!!!!!!!!!!
ここまで守ってくれたみんなのために…協力させてくれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

村人達『あ…ありがとう…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

わっ…!!!!!!!!

690名無しさん@避難中:2014/09/23(火) 01:38:31 ID:Kt0rbUN2O
わー わー

村人「ヤングコーンもってきたぞー!!!!!!!!」

村人「洗浄したらすぐすり潰せー!!!!!!!!!」

ほじほじほじほじほじほじ
魔法使い「そ〜〜〜〜〜〜〜〜い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! そいそいそいそい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スポン!!!!!!!!!!!!!!!!

村人「でたァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!! 特大の鼻糞……いやッ魔力の塊!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

村人「すぐまぜろー!!!!!!!!!!!!!!!!」

わいわいガヤガヤ


ビラコ「…………」

村人1「ビラコさん ぼーっとしてどうしたんですか」

ビラコ「いえ
なんだかいい光景だなって
…すみませんこんなときに」

村人2「いいや
これが俺達の村の本来の姿なんだ
魔反会のやつらはありとあらゆる手でそれを壊そうとする…
マジ許せねぇ」

ビラコ「そうですね…………」

ダッ
村人「ビラコ先生!!!!! 最後のこまかい調合を!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「はい!!!!!!!! わかりました!!!!!!!!!!!
私にまかせて下さい これが出来れば子供達の症状は2秒で治るですから!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

村人1「かがくのちからってすげーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ば〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


わいわいわいわいわいわい

タ…
ツバメオー「お姉さん!!!!!!!!」

ビラコ「ツバメちゃん!!!!」

ツバメオー「…すごいヨお姉さん…外から見てたけど…
正直見直したヨ…」

ビラコ「えへへ」

ヤンデル「オレ…ギルにこのこと知らせてくる…」
タタッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


がやがやがや…


うろうろ
村人5「うーむ…!」

村人1「どうした?」

村人5「あ…あぁいや アシコリーダを探してんだ
あいつの子供達が助かるってのに どこにもいやしねー」

村人2「そーいや散々騒いでた村人3とかもいねぇな…どこいった?」

ツバメオー「………」


《ツバメオーの脳裏に 先ほどBARを出ていったアシコリーダの姿がよぎる…》


ツバメオー「…! ボク…探してくるヨ…!!」
ダ!!!!!!!!

ビラコ「あっ…ツバメちゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」


タタタタタタタタタタタタタタタタタタ
ツバメオー「…嫌な予感がするヨ…!!!!!!」
ダァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

691名無しさん@避難中:2014/09/23(火) 02:03:57 ID:Kt0rbUN2O
――― 正門 前

ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…

アシコリーダ「…」
《門の前で立ち尽くすアシコリーダ》

門の向こうから「どうしました…?」

アシコリーダ「…」

門の向こうから「えっと…昨日の花火はいかがでしたか…?」

アシコリーダ「…」

門の向こうから「…」

門の向こうから「…なにかありましたか…?
その…もしかして…私が昨日言っていた不吉な事が…?」

アシコリーダ「…あんたなら…子供達を助けられるのか…」

門の向こうから「…あぁっ …やはり悲しいことが起きてしまったのですね…
なんという悲劇でしょう……予想出来たこととはいえ…」

アシコリーダ「答えろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! どうなんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

門の向こうから「…もちろん… こちらには魔力への抵抗力を高め 魔力の影響を瞬時に無くす事ができるワクチンがあります
渡すことは簡単です………しかしこの門が…」

アシコリーダ「…開けろと…」

門の向こうから「ワクチンが欲しいなら」

アシコリーダ「……だがやはり…あんたらをこの村に入れるわけには……」

門の向こうから「じゃあ……少しだけ開けて下さいな…
その隙間からあなたにワクチンを渡しましょう…
あなたが…“あなたの手で門を開けてください”… どうか……」

アシコリーダ「…分かった」
ス…ジャキン!!!!!!

《門のロックを外すアシコリーダ》

門の向こうから「ロックを無くしたら………次は門を…開いて下さい…
あなたの手で… あなたの手で開いて下さい…」
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙ォ…

アシコリーダ「…ッ!! うっ…ぐぅぅぅ…!!!!!!!!!!!!」
ズ…ゴ…ゴ…ゴ…ゴ…ゴ……

《ゆっくりと門を引いていく…! 鉄壁の村に…一筋の“穴”が開いていく…!!!!!!!!!!!!!!!!》

門の向こうから「そう…! そうです…!!!!」

ギコゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…………


ダダダ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ツバメオー「やめろォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


アシコリーダ「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

門の向こうから「?」


ダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ツバメオー「何をしてるんだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 開けるなァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ザザッ…
村人3「い…いかせん…」

ぞろぞろ…

ツバメオー「?! 邪魔だヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙
村人3「い……いかせんイカせんイカがガガガががガがガががガガガガががガ」

村人11「イカすイカずイガズいかいかいかいかいかいかいか逝かスス スーーーッ!!!!!!!!…」

ゾオ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙

がしがしがしがしがしがし!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「う…うわぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

692名無しさん@避難中:2014/09/23(火) 02:28:43 ID:Kt0rbUN2O
村人3「イカセンイカセンイカセンイカセンイカセンイカセンイカセンイカ専イカセンイカセンイカセンイカセンイカセン…」

村人11「イケイケイケイケイケイケイケイケ逝け逝け逝け逝け逝け逝け逝け逝け逝けエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエ……」

村人達『オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…』
わらわらわらわらわらわらわらわら…

ツバメオー「は…離せぇ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


アシコリーダ「…!!!!」

門の向こうから「…はやく! はやく! あけてあけてっ!!!」

アシコリーダ「…!!!!」
ギギゴゴゴゴゴゴ…



パキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキキィィィィーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
村人達『ぎゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドササ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ザ…
ツバメオー「ハァハァ……開けるァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前は…間違ったことをしているヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


アシコリーダ「!!!!!!!!!!!!!!!!?」


ツバメオー「子供達の異変の原因は魔反会が花火に混ぜた毒だヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
でも子供達はもう助かる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前は魔反会に騙されてるんだヨォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


アシコリーダ「へ………あ……あ…!!?」

アシコリーダ(騙されてる? 俺は間違ってる? 俺は魔反会に操られ…?
いや あの魔法使いが俺を騙そうとしているのか? ちがう?
どっちだ? おれは……おれはただ…子供たちにとって…いつもただしくあるちちおやに…
ただそれだけが…)
ガタガタガタ

ツバメオー「しっかりしろヨォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前のその行動が村の運命を左右すんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
村を売ってお前の子供どう思うか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
考えろぉーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


アシコリーダ「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ピタッ!!!!!!!!!!!!!!!!

アシコリーダ「そうだ………俺は……なにを…………」


そー…………ピタ…
《手を止めたアシコリーダの体に…門の間から伸びて腕が触れた…》


アシコリーダ「!!!!!!!!!!」
バッ!!!!!!!!!!!!!!!!



オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙

壁 |
  |
  |
  | <●>
  |     ありがとオ・・・・
  |フ    やっとあいた ・・・・・
  |

ニイイイイイイイイイイィィ………



オ゙ンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

693名無しさん@避難中:2014/09/23(火) 02:29:26 ID:Kt0rbUN2O
〇 門の間から伸びた腕

694名無しさん@避難中:2014/09/23(火) 02:41:33 ID:Qkd5GTP60
いやあ!

695名無しさん@避難中:2014/09/23(火) 02:45:29 ID:Kt0rbUN2O
ゾゾゾゾォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アシコリーダ「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!
ガシャ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《アシコリーダは再び門を閉めた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

ツバメオー「ロックを!!!!!!!!!!!!!!!!」

アシコリーダ「ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガチャン…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「…! や…やった…」

アシコリーダ「ハ……… ハ…………ハァァ……」



スピィィィィィィーーーー………ン


アシコリーダ「はっ…………あ…!!?」
タラ……………
《アシコリーダの頬に…切り傷…?》

ツバメオー「?!」



スピンッ―――――――――
スピィーーーーーーーーーッッ…ン
スピンスピン!!!!! スピィーーーーーーーーーッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

アシコリーダ「な…なんの…音………」


ピシ………… ピシ…………


ツバメオー「門に…………切れ目ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
き…斬られてる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 門が…斬られてるヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

アシコリーダ「バ…バカな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 厚さ1mはある鋼鉄の門だぞ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

スピィ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ブシィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アシコリーダ「がぁぁッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「は…離れろって!!!!!!!!!!!!!!!! こっちだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズリズリズリ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

アシコリーダ「ぐ…あ…!!!! やめろ…! やめてくれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


スピィン… スピィン… スピーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


門の向こうから「いいえェ…止まりません…
一度門を開けたのはあなた様… 一度私達を“受け入れた”のはあなた様…
だから私達は“遠慮なく”お邪魔させてもらうのです…
…そう…私達はいつでも入ることが出来た…
…でも…そうはしなかった… 待ってたんですよ…
あなた方が…門を“自分で”開けるのを…待ってたんですよ…………」

オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙


スピン…
ズバァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

696名無しさん@避難中:2014/09/23(火) 02:58:55 ID:Kt0rbUN2O
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッッ…

ガタガタガタガタガタガタ
アシコリーダ「お…俺のせいか……お…俺のせいでこんなことに…!
う…うあああああああ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「しっかりしろヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
立て!!!!!! それで……それで………」



ズッバアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ツバメオー「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《ついに門が まるで羊羹のように切り取られ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

ドガガァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…!!!!!!!!!!!!!!!!
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴオ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙ッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツカ…ツカ…ツカ…
メロンピルト「…あぁっ… お邪魔します…!!
…んん…! あぁ〜〜〜…! ここが…!! ここがメッコウ村!! 夢にまで見ましたメッコウ村!
やっと入れました…! 交流の一歩ですね」


アシコリーダ「あ……あ…」

ツバメオー「…!」

ツバメオー(こいつが……メロンピルト…!!!!! この村を囲む魔反会を仕切るボス!!!!!!!!!!!!!!!!
…! 弱そうだ…! こんなやつ…ボクがっ…)



ゾォッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾゾォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「ひっ…!!!?
なにこの…悪寒ッ…!!!!?」


ザッザッザッザッ
??「あー 疲れたなー
やっと仕事来たと思ったら門切れとかふざけんなよボケ
そもそもやることが回りくどくてみみっちぃよメロンさん
なんていうか悪趣味でしょゴラァ」

メロンピルト「うふふ 私は“平和的”にコトを進めたいだけです
さっ ここからはお待ちかねのあなたのお仕事ですよ キンリーさん!」

??「…私を使う時点で平和的もあったもんじゃなくない?
ま…どうでもいいけどさ…」
ザッ… ザッ…


ツバメオー「……!!!!!」
ふるふるふるふる… カタカタカタカタ…

メロンピルト「うふふ 『聖魔隊』副長のお力 期待してますよ
でもやりすぎ注意ですからね」

ザンッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
キンリミテシミテ「はいはーい」

ドンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
【魔反会 聖魔隊 副長
殺意の キンリミテシミテ】

ズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズズッッ…!!!!!!!!

697名無しさん@避難中:2014/09/23(火) 03:00:41 ID:Kt0rbUN2O
http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org73700.jpg

698名無しさん@避難中:2014/09/23(火) 03:15:36 ID:Qkd5GTP60
見た目かわいい

699名無しさん@避難中:2014/09/24(水) 22:37:01 ID:MIjCscPQO
キンリミテシミテ「さーて」


ツバメオー「ハー…!! ハー…!!!」
ガタガタガタガタガタガタ

ツバメオー(な…なんだヨ…こいつ…明らかに…異質だッ…
“強さ”がまるで異質すぎるッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ほかの…今まで戦ってきた傭兵とは…まるで違うッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こ…こわい………)

アシコリーダ「お…俺のせいで…」

ツバメオー「…ッ そうだヨ あんたのせいだ!!!!!!!!!
だからあんたは村の皆のとこに戻って…みんなにこのことを伝えろ!!!!!!!!!!!!!!!!
返す言葉はいらない すぐ行け!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

アシコリーダ「き…君は…」

ツバメオー「行けヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

アシコリーダ「わ…わかっ…た…!!!!!!」
ダダ…


メロンピルト「あーっと
皆さんも お出番ですよ」

傭兵達『やっほぉ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ぞろぉ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

メロンピルト「私の兵隊と地方班の兵隊は外を固めてもらい
傭兵の皆さんは町の中にいる魔法使いの皆さんを“保護”して下さいな
赤いものを流すのは勘弁ですよ」

傭兵達『ぃいヒャッホホォォ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ダダダーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ツバメオー「コンコ カベギン メコラ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

バキィィィ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《氷の壁が傭兵達を遮る!!!!!!!!》


メロンピルト「あらすごい」

ツバメオー「とっ…とぉっ…とおさないっ…」
ガタッ ガタッ ブルッ ブルッ

傭兵「キヘヘヘ お嬢ちゃん この数相手に戦う気か?」

ツバメオー「…!!!!!!」


スピィィィ――――――――――……
ズパンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《氷の壁が脆くも崩れ去る!!!!!!!!》

ツバメオー「!!!!!?」


キンリミテシミテ「なにリンチる気満々で囲んでんのよコラァ
そんな無駄なことしてたら魔法使いのボケ共に逃げられるでしょーが
少しは考えろカス さっさと行けば」

傭兵達『ラ…ラジャひゃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドドドドドドドドドドドドドドドドドド

《傭兵達は村の中へと駆けて行った!!!!!!!!》

ツバメオー「ぐ…!!!!!!!!」

700名無しさん@避難中:2014/09/24(水) 22:57:47 ID:MIjCscPQO
ツバメオー(傭兵が中にッ…
でも…村にはヤンデル達が居る!!!! き…きっと大丈夫だ…
あのくらいの傭兵なら…きっと…
問題は………………)

オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙
キンリミテシミテ「…ふーん」

ツバメオー(こいつだッッ
こいつは…本当にヤバいヨッッッ…!!!!!!
こいつを村の中に入れたら…誰ひとり助からないヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボ…ボク…が…止めるんだっ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ザ…

キンリミテシミテ「あらら? やる気? おもしろいね」
チャキ

メロンピルト「キンリーさん 殺しはメッですよ」

キンリミテシミテ「はぁ」

ツバメオー(さ…最悪負けてもころされることは…)

キンリミテシミテ「でもメロンさん このコ ネアメっぽくない?」

ツバメオー「!!」

メロンピルト「あら どうして?」

キンリミテシミテ「事前の調査じゃこの村にメコラ級の魔法を使えるようなのなんていないはずでしょ?
でもこいつは使ってた 結構大きいやつ」

メロンピルト「あらほんと」

キンリミテシミテ「だったら…手加減する必要なくない?」

メロンピルト「あらまぁ……でも確かに………
ネアメ・ルートは私達の崇高な目的を邪魔成す存在ですからね…
抵抗するなら……“それ”もやむを得ないかも…」

キンリミテシミテ「でしょ」

ツバメオー「ッッッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カタカタカタカタ… ジャ…ジャキ…
《名伏し難いバールのような杖を構えるツバメオー……しかし震えている…》

ツバメオー(や…やるしか… し…しんででも… こいつを少しでも足止め…)



つかつかつか…
男「やーまったく! ロッコが起こさんから出遅れたじゃきぃ!!!!!
起こせっつったぜよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

女「起こしたっち!!!!!!!! ベナが…お兄ちゃんが起きないからだっち!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

男「話をすり替えじゃねーきぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しかしロッコ お前の持つパンダグッズはいつもかわいいな」

女「お兄ちゃんの方こそ入れ替えてるっち!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

男「まぁいいぜよ とりあえず行くきにぃ」
スタスタ

《出遅れた傭兵達が悠然とツバメオーの横を抜けていく…》

ツバメオー(こ…このッ…傭兵…!!!!!!!)

キンリミテシミテ「どこ見てんの?
死ぬ前から走馬灯かコラ?」
シャッ

ツバメオー「え」



ズバアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

701名無しさん@避難中:2014/09/24(水) 23:17:52 ID:MIjCscPQO
―――

ギル&ヤンデル『マジで!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ど〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「わ……わぉう…!!!!!!
あまりの情報に驚いてしまった…お互い……
ま…まさか魔反会の花火に毒が仕掛けられていたとは…!!!!」

ヤンデル「こっちの方がビックリ………
まさかそんな脱出口を見つけるなんて…」

ギル「まだ開通はしていませんが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
とりあえずBARに行きましょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「あぁ………もう目の前………う?」



ふらふらふらふらふらふら…
アシコリーダ「………」
ドサ…
《BARの先の道で倒れるアシコリーダ》


ギル「アシコリーダ殿!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ダ!!!!!!!!

アシコリーダ「う…うぅぅ…! すまない…すまない…」

ギル「どうしましたか!!!!!!!!!!!!!!!! 何がありましたか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

アシコリーダ「…魔反会が入ってきた…村に…
俺が開けてしまった…門を… 魔反会を受け入れてしまった…
もう魔反会の兵がすぐ来る…!」
ぽろぽろ…

ギル「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ゴォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「な…!」

アシコリーダ「……俺のせいだ… 俺があんたらを信じられなかったばっかりに…」

ギル「…アシコリーダ殿が謝ることでは…!!
自分の方が…信頼を失われても仕方ないことをしたのでありますから…!!!!!!」

アシコリーダ「…この村は…魔法使いのみんなはもう…」

ギル「…大丈夫です!!!!!!!! 自分達が守ります…!!!!!
そして絶対に逃がします!!!!!!! 本当に今更ですが やっと出口を見つけた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

アシコリーダ「!!!!!!!」

ギル「ヤンデル殿!!!!! BARの魔法使いの方々に話をして貯水池の方に向かってもらって下さい!!!!!!
ヤンデル殿はしんがりとして皆さんを守って下さい!!!!!!!!」

ヤンデル「分かった…!」
ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「アシコリーダ殿もBARへ!!!!!!
あなたは魔法使いではないので狙われることはない…
魔法使いの皆さんは自分達にまかせて!!!!!!!!!!!!!!!!
傭兵も自分がここで食い止めますので…」

アシコリーダ「だ…だが……まだあんたの仲間の…女の子が…」

ギル「?! ツバメオー殿でありますか…?」

アシコリーダ「正門の前で……魔反会のヤバい兵を食い止めてる…!!!!
頼む…あの子を助けてくれ…!!!!!!!!!」

ギル「!!!!」
ざわわッ

702名無しさん@避難中:2014/09/24(水) 23:40:09 ID:MIjCscPQO
ギル「ツ…ツバメオー殿が…!!!!?」

アシコリーダ「そうだ…! たった一人で…!
相当ヤバいやつらしい…! 震えていた…!
それでも村を…皆を守るために身を呈して敵の前に立った…!!!!
俺は逃げるしか………くそっ…!!!!!!!!」

ギル「…!」


ざわざわざわ
ズラズラズラ

魔法使い「ま…魔反会が来るって!!!!!!!!?」

ギル「!!! …どうやらそのようです!!!!!!
ヤンデル殿から話は聞いたでしょうが この村からの脱出口は貯水池にあります!!!!!!!!!!!!!!!!
貯水池にはエンカ殿がいらっしゃるので 皆さんはどうかそこまで走って下さい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

魔法使い「わ…わかった!! みんな行くぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

魔法使い達『わ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!』
ダダダダダダダダダダダダダダダダ


ギル(…魔法使いの方々はとりあえず貯水池へ…!
しかし…不測の事態すぎる… あまりにも早い!!!!!!!!!!!!!!!!
恐らく貯水池の水はまだまだ抜けきっていないはず…!!!!
それでも皆さんを脱出させるには―――…)


バッ
ヤンデル「ギル!!!!!! ツバメがいない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「ツバメ殿は正門だそうです」

ヤンデル「え…?」

ギル「…おそらく敵と交戦中… かなり分の悪い相手と想定されます…」

ヤンデル「そ…そんな…」

ギル「大丈夫!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 自分が助けに行きます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
とにかくヤンデル殿は魔法使いの方々の後を着いて彼らを守り…」

ヤンデル「ダメだ!!!!!! 俺はここを動けない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「何故!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ヤンデル「BARにはまだビラコさんがいる!!!!!! まだ動けない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

村人1「ビ…ビラコさん頼む!!!!!!!! 逃げてくれよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「まだです…! まだ薬は全員分出来てない…!!!!!!!!」

オオオオオオオオオオォォ…

―――

ヤンデル「ビラコさんの作業が終わるまで俺はこの場を守る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババン!!!!!!!!

ギル「…! …分かりました!
ならば貯水池のエンカ殿に連絡をして魔法使いの方々を守って貰いましょう」

ヤンデル「どうやって?」

ギル「…ついにこれを使うときが来ましたか…」
チャキ…

703名無しさん@避難中:2014/09/25(木) 01:08:13 ID:h4Qry0.2O
ヤンデル「これ?」

ギル「自分の剣であります」
チャキ…

ヤンデル「ただの剣…」

ギル「ところがどっこい!!!! この剣には秘密があるであります
この剣はあらゆる状況を想定し あらゆる仕掛けが施された剣…
その名も『仕込み七星剣』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何が飛び出すか分からぬ摩訶不思議のからくりソード!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「おぉ…!」

ギル「そしてこうした場面で真価を発揮するのが……このッ
仕掛けナンバーその1『柄笛』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばば〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ギルの剣の柄から笛が!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

ヤンデル「じ…地味!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「まぁいろいろな状況を想定してますので…
えー…では…」
スー…


ピィ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!! ピピィ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ピッピリピッピリピィ〜〜〜〜〜〜〜〜ポイポイポイポイ…
ピ〜〜〜〜〜〜〜〜ヒョ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ゴォ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

―――

エンカ「なんだか向こうが騒がしいな……む!!!!!?」


ピィ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!! ピピィ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ピッピリピッピリピィ〜〜〜〜〜〜〜〜ポイポイポイポイ…
ピ〜〜〜〜〜〜〜〜ヒョ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


エンカ「この音………」


《―――軍隊には
笛などを用いて作戦やメッセージを伝える伝達方法があるという…
それは無線などの電波を妨害された時や “なんかたまには初心にかえりてーな〜”って時に用いられるという
笛によるメッセージは世界で画一・定形化されており 笛の音が成す意味をある程度把握していれば
『今夜の晩御飯はウンコ味のウンコよ<3』などといった細かいメッセージも伝えられるという…》


エンカ「………」―――√ ̄


エンカ「なんだ今の笛………なんなのかまったくわからん…」

オオオオオオオオオオ…

704名無しさん@避難中:2014/09/25(木) 01:20:07 ID:h4Qry0.2O
――

ギル「よし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
伝わったァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「本当かそれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ず〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「連合騎士団のエンカ殿ならきっと意味を把握してくださるでありますよ!!!!!!!!!!!!!!!!」


ズドドドドドドドドドド……


ギル「…敵が来ましたか!!!
…恐らく多勢ですが… ヤンデル殿 ここをまかせてもいいでありますか」

ヤンデル「…ここの道はそんなに広くないし… 一斉にはかかってこれないはずだ…
だから…大丈夫…」

ギル「頼みます!!!!!
自分はツバメオー殿の元へ行きます!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「…ギル…!!!!!」

ギル「はい!?」

ヤンデル「ツバメを頼む………
あんなやつだけど……実際に死んだら…超うれし…
じゃなくて…いやだ…」

ギル「分かりました!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
絶対に助けます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ダダダダダダダダダダダダ
ギル(いや…助けなければ! この急転直下の脱出作戦……ツバメオー殿がいなければ最早成立しない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
傭兵達『うお〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

705名無しさん@避難中:2014/09/25(木) 01:20:57 ID:UvJ3Z/720
だめじゃねーかwww

706名無しさん@避難中:2014/09/25(木) 01:53:12 ID:h4Qry0.2O
ギル「来た…! 多い!!!!!!!!!!!!!!!!
…ヤンデル殿のために少しは減らすであります
すりぬけざまに覚悟ォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジャキィ!!!!!!!!

傭兵「一人で突っ込んで来るぞ!!!!!!!!? バカめ!!!!!!!!!!!!!!!!」

傭兵2「でも魔法使いじゃなさそうだぞ?」

傭兵3「武器を構えてるじゃねーか!!!!!!!! なんにせよ敵だ!!!!!!!! 殺れ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

傭兵達『うぉ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
バオ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「群牙!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズタタタタタタタ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

傭兵達『ずずぎゃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドゴゴゴゴゴゴゴゴォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル(…フーリャン様達がいなくなって…自分だって多少は鍛えた!!!!
あの方々のような一騎当万とはいきませんが… せいぜい一騎当百ぐらいならば出来る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それはヤンデル殿達も同じ…! 戦力を削れたのは多少でありますが
この傭兵達ははヤンデル殿にまかせるであります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ダダー!!!!!!!!

傭兵4「ま…まて!!!!!!!!」

傭兵5「ほっとけ!!!!!!!! とにかく村の中心部にいって魔法使いを探すぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ズオアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

ヤンデル「…きたか…」

スゥゥー…
ヤンデル(…落ち着け……闇を深く保て………全員…ブッ殺死!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ギギンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

ダダダダダダダダ…
ギル「…もう少し…!」


??「おいおい…先に行った傭兵連中をスルーしてどこへ行く気じゃきぃ」


ギル「!!?」
ザザっ

707名無しさん@避難中:2014/09/25(木) 02:11:00 ID:h4Qry0.2O
ギル「何者!!!?」

??「俺っち達かい? 俺っち達ゃとびっきりすげー傭兵じゃき!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ズンチャチャズンチャチャズンチャチャズンチャチャ♪
チッチッチッチッチッ♪ パチンッ♪

男「ヘイ!!
俺達俺達ロクシア俺達ロクシア!!
今を波乗り脂も乗った傭兵チーム・ロクシアロクシアやっほっほー!!!!
公認傭兵団やってるロクシアやっほ!! だけど行動原理は至って自由!!!!
やりたいようにやるぜロクシアロクシアやっほう!!!!!!!!
ロクシア5人の傭兵さ! とっても強い傭兵さー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
じゃーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「…」

ベナガンチャラ「おれ俺オレが 傭兵チームロクシアリーダーだ!!!!
筋骨隆々マッチョなイケムン!!!! 甘いマスクのワイルドバンチ!!!!!!!!
誰が言ったか天下無敵の傭兵王!!!!!!!!
よろよろよろしくオレ俺おれっちがァ!!!!!!!!
チームロクシア名誉リーダー・ベナガンチャラ様っよっ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
【魔反会 公認傭兵団『ロクシア』ボス ベナガンチャラ】


ペポコンロッコ「続けて私がペポコンロッコちゃんだっち〜〜〜〜!!!!!!
超ムサムサマッチョの兄を持つきゃわいー妹だっち!!!!!!!!
パンダは私の婿!!!!!! とっちゃやぁーよ!!!!!!!!!!
気軽にロッコちゃんって呼んじゃって〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
【ベナガンチャラの妹 ペポコンロッコ】

ベナガンチャラ「そして俺っち達の後ろに佇む影3つ!!!!!!!!!!!!!!!!
イチタ・ニタ・サンタの超重量級兄弟だー!!!!!!!!
キャラ設定やデザインの労力と手間を省いてくれるすごいやつー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ばばーん!!!!!!!!

イチタ「…」
ニタ「…」
サンタ「…」
【『ロクシア』メンバー イチタ ニタ サンタ】

ベナガンチャラ「以上をもって俺達が!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
超究極傭兵チーム『ロクシア』じゃっきぃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ばばば〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
http://download5.getuploader.com/g/sousaku_2/864/140920_225727.jpg

708名無しさん@避難中:2014/09/25(木) 02:14:14 ID:UvJ3Z/720
手間www

709名無しさん@避難中:2014/09/25(木) 02:26:18 ID:h4Qry0.2O
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

ギル「…」

ベナガンチャラ「なんじゃき!!!!!!!
反応がまったくナシとはリアクションの出来んつまらんやつぜよ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ペポコンロッコ「ヒいてるんじゃない?」

ギル「……じ…
自分は……」

ギル「自分の名前はウラ・ギル!!!!!!!!!!!!!!!!
正義の機関ネアメ・ルートが放った弾丸だー!!!!!!!!!!!!!!!!
世界に仇なす魔反会!!!!! それを討つため戦い続けるのが自分の役目!!!!!!!
チームを率いるリーダーだけどっ まだまだ未熟なサナギ野郎!!!!!!!!!!!!!!!!
だけどきっともっとすごいやつになるのさ絶対に!!!!!!!!!!!!!!!!
憧れ抱く大魔女様に負けぬよう 戦い続ける修羅の道!!!!!!!!!!!!!!!!
応援よろしくウラ・ギルです!!!!!!! すっごく頑張るウラ・ギルです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

し〜〜〜〜〜〜ん…


ペポコンロッコ「ぅぶふー!!!!!!!!!!!!!!!!
真面目かー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブシシー!!!!!!!!!!!!!!!!

ペポコンロッコ「お兄ちゃんこの人真面目だよー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
やだー!!!!! 面白いっちー!!!!!!!! か〜〜〜〜〜わ〜〜〜〜〜い〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぶー!!!!!!

ベナガンチャラ「ぐ…ぐ〜〜〜〜〜ぬ〜〜〜〜〜〜…」
ギリギリギリ…

ベナガンチャラ「殺せーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ペポコンロッコ「なにゆえー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずずーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ベナガンチャラ「ちッくしょーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あいつの自己紹介の方が…
俺より文字数多かったーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
くそおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ペポコンロッコ「どうでもいい理由だったっち〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ベナガンチャラ「やれーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 一思いにやれーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
潔くこの首を渡そうーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…ぅあッだがまて!!!!!! 最後に今月のコロコロコミックを見せてくれーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ペポコンロッコ「全然潔くないよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
むしろ情けないよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

710名無しさん@避難中:2014/09/25(木) 02:44:07 ID:h4Qry0.2O
ペポコンロッコ「つーかコロコロコミックて!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いくつだよお兄ちゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ベナガンチャラ「29だウラァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴオ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!

ペポコンロッコ「いい加減卒業しろっち〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ベナガンチャラ「バッキャロー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
昔から読んでるもんを今更捨てれっか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こちとら25歳から読んでるぜよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ペポコンロッコ「ハマる年齢からしておせぇよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ベナガンチャラ「とにかくコロコロを出せ!!!!!!!! 俺っちに“スーパーマ○オくん”を読ませやがれきぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そうじゃなきゃ俺っちはしなねーぞバーカバーカ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ペポコンロッコ「潔さが微塵も感じられねぇっち!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ベナガンチャラ「ふははは!!!!!!! コロコロがないならばまだまだ死ぬわけにはいかんきぃぜよ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「…」


ギル「ありますけど…」


ベナガンチャラ&ペポコンロッコ『あったーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ベナガンチャラ「き…貴様もコロコロホルダーじゃきぃ…!!!!!!」
ワナワナワナ

ギル「チーム内で回し読みしていましてね…」
キリッ

ペポコンロッコ「はやってんの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
若者の間にコロコロの波来ちゃってんの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ベナガンチャラ「お…おぱあああああ……」
ガタガタガタガタガタガタ… ジョバ〜〜〜〜

ペポコンロッコ「まさかの事態にお兄ちゃん顔面蒼白ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
てゆーか自分で言っといてビビるなら最初から死ぬとか言うなーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!

ベナガンチャラ「バカ言うなロッコ
俺っちァなァ… 嬉しいんだぜ… 願いが叶い…なんの後悔もなく死ねる幸福にな…」
ガタガタガタ… ジョバ〜〜〜〜

ペポコンロッコ「失禁してる男が言う台詞じゃねーっち!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!

ベナガンチャラ「ふ…ふははははは と…とにかく最後のコロコロを見せてもらおうじゃないか…」

ギル「えぇ」
スッ

ベナガンチャラ「ふむ……ふむふむ… …ふむ!! ふむふむ………ふむ!!?
ムムム!!!!!!!!?」
ぺらぺらぺらぺらぺらぺら…!!!

ベナガンチャラ「これ別冊コロコロコミックじゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッリィィィィィィィィィィィィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ペポコンロッコ「そう来たかーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

711名無しさん@避難中:2014/09/25(木) 03:18:09 ID:UvJ3Z/720
別冊wwwwww

712【変更】お兄ちゃん→あんちゃん:2014/09/25(木) 22:32:57 ID:h4Qry0.2O
ベナガンチャラ「ふざっけんじゃねーきぃぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
別冊じゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 別冊じゃねーか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これはもう契約違反じゃきぃ!!!!!!!! もう死ぬわけにはいかんわマジ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ムーン!!!!!!!!

ペポコンロッコ「なに言い出してんだこの人!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずーん

ベナガンチャラ「ふざけていやがるぜよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
よりにもよって別冊はよう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
このお兄ちゃんはしらねぇようだ 月コロ派と別コロ派は長い間争ってるってことを!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「そうなのでありますか!!?
い…いやしかし…………別冊には月刊の漫画もあるでありますよ」

ベナガンチャラ「そういう問題じゃねーきにぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
貴様はカーチャンに週間少年マガジンを頼んでたのに別冊マガジンやマガジンSPECIALを買ってきたらどう思う!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ギル「いや
厚さが違うので多分間違えませんね」

ベナガンチャラ「マジレスうるせー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まぁいいきにぃ!!!!! 月刊がない以上俺っちが死ぬ理由はないじゃき!!!!!!!!!!!!!!!!
ルールを守れ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カ!!!!!!!!!!!!!!!!

ペポコンロッコ「いつからそんなルールになったっちか!!!!!!!!」

ギル「それは申し訳ないであります
して…通してもらってもよいでありますか?
自分はこの先に行きたいであります」

ベナガンチャラ「こん先に行ってどうする気じゃきぃ?
この先にあるのは正門じゃきに
そこに居るのは怖い女と そいつに狩られる哀れな少女ぜよ」

ギル「…その少女は自分の仲間であります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だから助けに行くのであります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ベナガンチャラ「やめとけやめとけ
今頃首チョンパぜよ あの女はやべーきぃ」

ギル「……通してください!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ザッ
ベナガンチャラ「通すかよ
おもしれー獲物と出会ったのによぉ」
パキポキ…

オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙

713名無しさん@避難中:2014/09/25(木) 23:01:00 ID:h4Qry0.2O
ペポコンロッコ「あんちゃん
この人魔法使いじゃないっち」

ベナガンチャラ「だが村の人間でもねーきに
なぁ? ネアメの兵隊さんよ? あん時ゃ目があったな」

ギル「ッ!!!!!!!! も…もしかしてあなたがあの時…双眼鏡を覗く自分を見ていた…」

ベナガンチャラ「そうぜよ
まったく無用心じゃきに」

ギル「き…気付いていたのに魔反会の人間には伝えなかったのでありますか?」

ベナガンチャラ「俺っちはおもしれーことしかしねータチじゃき
チクるなんておもしれーことじゃねーきにぃ
実際チクらなかったからお前らは村に入る前から退散しなかったし 今こうして対峙しとるぜよ
結果よければこまけぇこたぁいいじゃき
さぁ やろうぜよ 俺っちの“今日”の武器は…」
ズンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ベナガンチャラ「バスターソードぜよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「……!!」
チャキ…!!!!!!

ペポコンロッコ「あんちゃん やるっち?」

ベナガンチャラ「おぅーい!! 水を差すなァロッコ!!!!!
見りゃわかんだろ!! タイマンじゃきぃ!!!!!!!
俺っちたちの“チームワーク”を使うまでもねーぜよ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ペポコンロッコ「はいはい」

ギル「くっ…こんなことしてる場合じゃ…」

ベナガンチャラ「やるかー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
傭兵王の力を見せてやるぜよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブンブン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル(…この方の言っている事は決してビッグマウスではない……実際かなり強い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
恐らくエンカ殿並かそれ以上………どちらにせよ自分以上…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どう切り抜ける…?!! はやく向かわないとツバメオー殿が…)



遠くからツバメオー「きゃああああああっっ!!!!!!!!!!!!!!!!」




ギル「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ベナガンチャラ「おやや? どうやら向こうもクライマックスぜよ…」

ギル「〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッ
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

714名無しさん@避難中:2014/09/26(金) 00:05:04 ID:Mto6sVzsO
ベナガンチャラ「へへ!!!!!!!! そうこなくっちゃなァ!!!!!!!!
濃密な時間を過ごすじゃきィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「そんな時間など…ありません!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ツバメオー殿を助ける…!!!!!!!
自分はツバメオー殿に…死んでほしくない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スチャア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ベナガンチャラ「アツいねぇ!!!!!!!! コレかい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
コユビー

ギル「仲間!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ベナガンチャラ「………………へぇ!」


ギュア〜〜〜〜〜〜〜〜…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ベナガンチャラ「究極最強大斬撃ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぶん!!!!!!!!!!!!!!!!

《巨大な剣を片手で振り上げるベナガンチャラ!!!!!!!!!!!!》

ギル「ああああああああああっっッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブォッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガギギィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ベナガンチャラ「むん!!!!!?」

《素早く剣を突き出すギル!!!!
狙いは振り上げた大剣…を持つベナガンチャラの手!!!!!!!
剣の腹を使いベナガンチャラの手に打撃を加える!!!!!!
手に思わぬ打撃を受けたベナガンチャラはバランスを崩し重心が後方にかかりのけ反った!!!!!
そのすきをギルは見逃さず―――》

ギル「墜牙!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガガン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《剣の腹でベナガンチャラの顔をフルスイング!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

ベナガンチャラ「はべらごびーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
くるくるくるーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドギャ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《建物に突っ込んだ!!!!!!!!》


ペポコンロッコ「あんちゃ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ぷすぷすぷすぷすぷすぷす… シュ〜〜〜〜〜〜〜〜…
ち〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん…
《建物に突っ込み 下半身だけ出てるベナガンチャラ》

ペポコンロッコ「かっこわる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぶひー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

715名無しさん@避難中:2014/09/26(金) 00:26:27 ID:Mto6sVzsO
ギル「…! すみません!!!!!!!!」
ダダッ!!!!!!!!!!!!!!!!


ペポコンロッコ「あんちゃんカッコ悪すぎるっちー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
イチニーサンちゃん引っ張り出して!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

イチニーサン『うす』

ベナガンチャラ「―――」
しゅ〜〜〜〜〜…


―――

ギル「…! …ツバメオー殿ッ
ツバメオー殿ッッ!!!!! ツバメオー殿ぉーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ…


――― BAR前

ガン!!!!!!!!!!!!!!!!
傭兵「がっぴら!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドサー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

傭兵2「こ…こいつ…つぇー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヤンデル「次……血を流したい奴は…誰だ…」

巨漢傭兵「オイドンじゃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!
ガキィィ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズヒュン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボッボッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「……」
タタンッ タンッ

巨漢傭兵「こなくそぉー!!!! 身軽に攻撃を避けやがって〜〜〜〜!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「足元がお留守だ…」
コッ゙!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

巨漢傭兵「げ…げぇ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! すねぇ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドシャー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

傭兵3「そんなでかい体してなにやってんだー!!!!!!!! 見かけ倒しのデブかー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

巨漢傭兵「バ…バカにするじゃねぇー…!!」
よろよろ…

ヤンデル「……足………痛そうだな… 血が出ている…」

巨漢傭兵「あ…あぁ…!!?」

ヤンデル「折れているかもしれない…… 無理してこれ以上戦えば…もっと酷くなるな…
最悪足を切り落とすハメになるかもしれない…
痛そうだ……かわいそうだな……かわいそうだ…………」
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…

巨漢傭兵「…………!!!!!!!!!!!」
ズキ…ズキ…

巨漢傭兵「黙れガキッッ…」
ザッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビリィィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
巨漢傭兵「ひ…ひぃぃぃ!!!!!!!! 足が痛いよおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!! 折れてりゅよおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「多分折れて……ない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
バキィィーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

巨漢傭兵「げっぷりィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドザー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《―――不安を煽り 相手が負った傷に意識を集中させ…心理を利用し痛みを増幅させる…
ヤンデルの ペイン・リーディング・F!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

716名無しさん@避難中:2014/09/26(金) 00:45:19 ID:Mto6sVzsO
傭兵4「ぐぅぅ…!!!!! いちいちねちっこい野郎だッ…
たいしたことない怪我も重大に思えちまうッッ」

傭兵5「惑わされるなあんなガキに!!!!!!!!!!!!!!!! 邪魔者はコロセ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ヤンデル「元気いいな………だったら…地獄を見せてやる…」
ザ…

巨漢傭兵「―――」

ヤンデル「―――こいつの金玉を…踏み潰す…」
ギンッ…

傭兵6「正気か貴様ァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

傭兵7「そ…それが何を意味するか分かってるのか人殺しぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
はらはら


ヤンデル「あぁ分かってるさ…
“コレ”を踏み潰せば…きっと想像もつかない痛みが体を支配するだろうな…
女の人は出産の痛みは男には分からないというが…
女の人に金玉を踏み潰される痛みは分からないだろう…
だがきっと……こっちの方がいたい…
だって踏み潰すんだ…俺の体重…約60kgの重量――加速し重力が付加し更に倍以上の重量になるだろうこの足に
粉々のぺしゃんこに踏み潰されるんだ…
しかも一つじゃないぞ… 2つ同時だ…さぁどんな痛みだ?
一度は金玉を蹴りあげられたことがあるだろう……きっとあれより痛い…
蹴りあげられたら下腹部が痛くて痛くて…何も食えない……だけど踏み潰せばそれより痛い…
きっと死ぬより痛い…そんな痛みだ…
どんな顔をするかなこいつは…見ていろよ…」
スー…


傭兵8「しょ…正気かこいつ…」

傭兵9「ク…クレイジーだ…!!!! や…やめろ…! やめろ…!!!!」


ヤンデル「やめないさ…
楽しいショータイムだッ…」
ぐぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


どぐしゃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

717名無しさん@避難中:2014/09/26(金) 00:52:24 ID:1uWgtvKo0
ひい

718名無しさん@避難中:2014/09/26(金) 00:53:16 ID:Mto6sVzsO
どぐちゃーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

傭兵達『ひ…ひぃぃぃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

《傭兵全員 目を背ける!!!!!!!!!!!!!!!!
…だが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


ヤンデル「…」
しゅうううううううう

《ヤンデルは金玉を潰してはいなかった!!!!!!!!
巨漢傭兵の股の間に足を振り落としていたにすぎない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
『ペイン・リーディング・P』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
恐怖を伝染させる呪いの話術!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


ヤンデル「隙…だらけだ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

傭兵達『ぐばァアアアアアアアアアアアッぷアアアアアアアアアアアあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドガゴォーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

719名無しさん@避難中:2014/09/27(土) 01:33:55 ID:TLcpHLYwO
ヤンデル「来いよ…! 全員打ちのめしてやる…!!!」


ヒソヒソ

傭兵10「く…くそこいつ…」

傭兵8「まともにやって勝てる気がしないな…どうする!!!?」

傭兵9「そこの建物の中に人が居る……人質を取るか?!」

傭兵7「バカ! パンピーに危害を加えるなってメロンピルトさんが言ってたろ…
魔法使いならともかく…」

傭兵6「!!? おい待て…あの建物の中…まだ魔法使いがいやがるビースト」

傭兵5「なにビースト!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

傭兵6「退魔道具『魔ーモグラフィー』に魔法使いの反応が出た!!!!!
魔力の因子の薄い 恐らく混血だが 一人いるぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

傭兵10「だったら…」

傭兵11「この建物に突入する理由はあるわけだァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ひゃっほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「!!!!!!!!」



村人「う…うわー!!!!!!!! こっち来た!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

村人2「ビ…ビラコさん!!!!! あんたが狙われてる!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「…!」


ガシャガシャガシャガシャ
傭兵4「ひゃはー!!!!!!!! 俺達のご用事はその眼鏡ちゃんさぁ〜〜〜〜!
大人しく渡してくれないと善良な村人の方々も痛い目を…」

ヤンデル「おおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッキ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

傭兵4「へんでりくそんッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドゴォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「離れろ…! お前ら…!!!!!」


傭兵12「今だ!!! 抜けろ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドヒュン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《ヤンデルがBARに取り付く傭兵に気を取られている隙に 数人の傭兵達がヤンデルの横を抜けていった》

ヤンデル「!!!! くそッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

720名無しさん@避難中:2014/09/27(土) 01:48:08 ID:TLcpHLYwO
ヤンデル「待て…!!」
くるっ


ビラコ「ヤンデル君うしろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ヤンデル「!?」

傭兵9「オラァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッキン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「ぐッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズザザザー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

傭兵9「やほおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!! 今のうちに全員抜けてくかァー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

傭兵8「その前にあの子猫ちゃんを回収しようぜぇぇ? げへへへ」


ビラコ「…!!」


傭兵10「扉を開けてもらうぜ」
グ…

村人「こなくそぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スカコーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

傭兵10「OUCH!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なにすんだてめぇ…!!!!!!!」

ガタガタガタガタ
村人「う…うるへー!!!!!!!! 俺が相手だ!!!!!!!!
ビラコさんには指一本触れさせねー…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ビラコ「ダメですよ! 危ないですよ!!!!!」


村人「あ…危ないのは俺じゃない!!!! ビラコさんだ!!!!!!!!
あんたは身の危険も省みず子供達のために残ってくれた…!!
それを守らずして 俺は一体なんだってんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これくらいやらせてくれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

傭兵10「しにてーのか貴様…」
ズゥン…


ビラコ「だ…駄目ですよー!!!!!!!! この人達は手加減しないですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


傭兵10「けけ…そうだ!!!! 邪魔するんなら容赦なく排除するぜ…!!!!!!!!」
ズゥ…

村人「…!!!!」

ザ!!!!!!!!!!!!!!!!
村人2「そんな脅しがなんだってんだ!!!!!!!!!!!!!!!!」

村人6「ちょっとした武器持ってるっからってイキってんじゃねーぞ!!!!!!!!!!!!!!!!
箒やフライパンの力も見せてやる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

村人7「かつてこの要塞で勇名を馳せたメッコウの魂を見せてやる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

村人8「来るなら来い魔反会がぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

村人達『おおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ワラワラワラワラワラワラワラ… どーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


たじ…
傭兵「うぐっ…こいつら…」

721名無しさん@避難中:2014/09/27(土) 01:56:55 ID:TLcpHLYwO
傭兵6「なーにたじろいでんだぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
所詮は箒やらおたまやらを持った程度のパンピーだろうが!!!!!!!!!!!!!!!!
圧倒的な殺傷力の前で捩じ伏せろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
全員で突入しろーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ゴォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

村人達『来いーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ビラコ「だ…だめーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ドガッシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラガラ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


傭兵達『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』

傭兵9「なんだ!!!!? BARの向かいの建物が崩れ…アッーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
道が塞がれちまった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
俺達がBARに夢中になってる隙に…! こんなことしやがるのは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ばばぁーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヤンデル「…」


ビラコ「ヤンデル君!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

村人「無事だったか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


傭兵10「てめーが家を崩して道を塞ぎやがったのか〜〜〜〜〜
ナメたことしやがってよぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜」
ビキビキ

ヤンデル「……悪い……家壊した…」


村人2「いいよ!!!!!!!! いいよ!!!!!!!!
俺の家だけどいいよっっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(涙)」
だば〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

722名無しさん@避難中:2014/09/27(土) 02:11:19 ID:TLcpHLYwO
傭兵10「てめ〜〜〜〜〜〜〜〜……ちょこざいな真似を〜〜〜〜…」

傭兵9「どうやってその家をバラバラにブッ壊した!! ダイナマイトでも隠し持ってるのか!!!!!?」

ヤンデル「…………“殴って”さ…」

傭兵8「はあ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? 家を殴り壊す!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
バカも休み休み…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

シュルッ……
ヤンデル「…」
《ヤンデルは腰にぶら下げているグローブを取り…装着した!!!!!!!!》

ヤンデル「決戦用グローブ…!!!!!」
キュギュッ…! ドドンッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《グローブをはめ 構えるヤンデル!!!!!!!!》

傭兵7「…バカか? 素手からグローブなんて…わざわざ攻撃力を下げてるようなものだぜ!!!!!!!!
ヒャハハ!!!!!!!! いかれちまったか!!!!!!!!!!!!!?」


ギュウゥッ…
ヤンデル「…………」
スゥッッ

カンカンカァァンッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《ヤンデルが グローブをはめた両手を打ち合わせると 鈍い音が響いた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?》

傭兵10「な…?!!!! なんだ今のは…!!!!!!!!
あ…あきらかにグローブとグローブを打った音じゃねーぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「……この決戦用グローブは―――
“ミスリ〜ル”という世界イチ硬い鉱石から作った繊維で編みこんだものだ…
このグローブは普通に触った時の質感や硬さはただのグローブ…だが
一度拳を固めればッ… その硬度は世界最硬のグローブとなる…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この最硬のグローブは…全てを破壊する………
お前達も一緒に破壊してやるよ…」

ドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

723名無しさん@避難中:2014/09/28(日) 02:10:21 ID:sVs2nxTQO
ヤンデル「さぁ来い…
これから俺はお前達の顔だけを狙う…!!
これで顔を殴れば確実にお前らの頭蓋骨は砕ける…
そうなればまともに呼吸も出来なければ 逃れる事の出来ない苦痛にのたうつだろう…
そうなりたいやつから…動け!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

傭兵達『ッ………!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル(抜けていった傭兵は…エンカさん…頼みます…!!!!!)


―――

ダダダダダダダ…

魔法使い「急げ急げぇー!!!!!」

子供魔法使い「も…もう走れないよぉ…!!」

魔法使い2「走れなくても走るんだ!!!! 貯水池に…貯水池行くんだ…!!!!!」

子供魔法使い2「もう…だめ… もう限界だよぅ…!!」
ふらふら…

??「大丈夫だよ
もう走らなくても いいんだよ」
子供魔法使い2「ほんと?!!!」

??「あぁ!」
ニコ!!!!!!!


傭兵12「おじちゃんがいいところに連れてってあげるからねぇ…!!!!!!!!!!!!!!!!!」
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙ンッッッ…

子供魔法使い2「きゃ…きゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

魔法使い3「ま…魔反会!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

魔法使い4「こ…子供を話せぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

傭兵13「ぎゃははははは!!!!!!! 助けたきゃ自分で掛かって来いよ!!?
おう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
魔法使いなら魔法使えるだろぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

魔法使い「ぐッッ………バク メコ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ポッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

カコォ!!!!!!!!!!!!!!!!
傭兵12「ふーいwwwwwwwwwwwwwwwなんだこの魔法wwwwwwwwwwwwwww
小指で消せるわwwwwwwwwwwwwwww
カス魔法使いがよぉwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

魔法使い2「ぐッッ…!!!!!!!!」

傭兵12「このガキ助けたきゃ大人のおめーら全員と交換だぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
応じなきゃ“抵抗”とみなし この子供が痛い思いをすることになるぜぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

魔法使い達『…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

724名無しさん@避難中:2014/09/29(月) 01:21:26 ID:0mfeKJocO
傭兵12「ぐわはははははアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どうだッ!!!!!!!! ガキが死んでもいいのかァァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
魔溜まりは薄情だねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
うひひゃはははははははひゃああああああああああああはっはァァァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

魔法使い2「うッ…ぐ…ぅ…!!!!!!」

傭兵12「とりあえずまず全員土下座しろ!!!!!!!! それから地面を舐めろお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ガキが死ぬぞ!!!!!!!!!!!!!!!! オラ死ぬぞぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

魔法使い「う……う…………」

魔法使い4「ぎぎ…ぎ…!!!!!!!!」
ス…


傭兵13「ヒヒヒヒヒ…」

エンカ「やってる?」
スィ

傭兵14「おうやって…………誰だこいつ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「カートリッジ変換
『サークルブーメランシールド』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バズォズォオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

傭兵達『あんべらば〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

エンカ「大丈夫でござるか!」

子供魔法使い2「あ…ありがとう…」

魔法使い「た…助かった…ありがとう…ありがとうッ…!!!!!!!」

エンカ「妙な胸騒ぎを感じて来てみればこのようなことに…
とにかく拙者が来たからには安心だ 後ろは守る
さぁ皆の者 貯水池へ!!!! …まだ道は開いていないでござるがな…!」

魔法使い「わ…わかりました!!!!!!」
タタ…

エンカ「…」


エンカ(…嫌な気配を感じるでござる…
皆 なにもなければいいが…)

725名無しさん@避難中:2014/09/29(月) 22:37:37 ID:0mfeKJocO
――― 正門

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………


ドンッ…!!

ツバメオー「くひぃ…」
ポタ… ポタ…

ドンッ…!!

キンリミテシミテ「…ふー」

ドンッ…!!

メロンピルト「やだ…血…こわい…」
ニコニコ


ツバメオー「は〜〜……は〜〜〜…………あァ…」
ポタポタポタポタ…

キンリミテシミテ「さー…次はどこ斬られたい? その空っぽの脳天貫くか?」

ツバメオー「……!」

キンリミテシミテ「にしても雑魚にしてはまぁまぁ粘るね ウッザ!!!!
右手も手首から 左足もふとももから切り落としてやって浅めの袈裟斬りまでしてやったのに……まさか」


ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ツバメオー「うううう…」
パキパキパキ…
《ツバメオーは右手の手首 左足のふとももが凍っていた…!》

キンリミテシミテ「斬られた瞬間にその場所を凍らせたわけね…
つまりあんたの手と足はその氷一枚でつなぎ止められてるわけか」

パキパキパキ…
ツバメオー(う…いたいヨ…
この氷を溶けたらボクの足と手は無くなっちゃう…
でもこんなことしたって…)

キンリミテシミテ「うっざァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
雑魚のくせに妙な芸身につけやがってよォォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
雑魚は雑魚らしくゥ!!!!!!!! 無芸でいろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まぁその氷壊すのなんてカンタンだけどねェーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
大人しく死んどけカス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブオオオオオアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「ッ………」



―――

726名無しさん@避難中:2014/09/29(月) 22:58:22 ID:0mfeKJocO
――――― あの日…


ヤンデル「…終わったか?」

ツバメオー「うん」

ヤンデル「しばらく会えないんだ… もうちょっとゆっくりしてても良かったんじゃないか…?」

ツバメオー「いいヨ… あの貧乳と一緒にいても喧嘩になるだけだヨ
それに早く帰らなきゃ パパもママも待ってるヨ!!」

ヤンデル「…そうか
じゃあ帰るぞ…」


〜〜


ヤンデル「…ツバメ…不安じゃないか…?」

ツバメオー「なにが?」

ヤンデル「これからのことさ… 知らない所にいって知らない人達と暮らすんだ…
お…俺は正直怖いな…………」

ツバメオー「かーッ!!!!!!!! もうマジ根っからのコミュ障だヨお前は!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぱ〜〜〜ん!!!!!!!!

ヤンデル「…お前は怖くないのか…」

ツバメオー「怖いも何もねーヨバカ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
結局はボクらと同じ 逃げてきた負け犬だろーがヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
負け犬が負け犬に吠えたって怖いことねーヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「…相変わらず強気だな…」

ツバメオー「お前が弱気すぎるんだヨ!!!!!!!
そもそも別にただ 住むところが変わるだけじゃん!!!!!
パパもママもいるし 近所のマーちんもいるしヤスオおばさんもいる!!!!!!!!
それにお前もいるヨ」

ヤンデル「………はは…そうだな…」

ツバメオー「そうだヨ!
それでボクねぇ ネアメに行ったら戦士になって戦うヨ!!!!!!
みんなのために戦うヨ!! 魔法使いを守るためにさ!!!!!」

ヤンデル「………多少魔法が使えるからって……攻められたら終わりだろ…」

ツバメオー「だからお前がボクを守るんだヨ!!!!!
お前が死ぬ気でボクを守ってボクがお前ごと敵を討つ!!!!! 完璧だヨ」

ヤンデル「どこがだ!!!!!!!!」
ズーン


〜〜〜〜

オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙

メラメラメラメラメラメラ……
《目の前には燃える村…》


ツバメオー「え……あ…あ…?!」

ヤンデル「う…嘘だ…」

727名無しさん@避難中:2014/09/29(月) 23:46:34 ID:0mfeKJocO
そして…

キラアアアアアアアアア………

プスプスプスプスプスプス…
《焼け跡となったツバメオー達の村…》


ツバメオー「うわあああああああ…!
うわあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
パパああぁ!!!!!!!!!!!!!!!! ママあああぁぁーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
みんなぁ……なんでぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! うえ…うえぇっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
げ…げほ!!!!!!!! ひ…ひぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「…!! おじさん…おばさん…」


ザ…

男「…! 遅かった…か…!!」

ヤンデル「!!!!!!?」
バッ!!!!!

男「…生き残りか!!? 俺達はネアメ・ルートのものだ!!!!!
この村に待機していた仲間から連絡を受け駆け付けたが…………
君達だけなのか… 生き残りは…」

ツバメオー「うっ…うっうっ…うっ…」


〜〜〜

ネアメ

ツバメオー「………………」
《部屋の隅でうずくまるツバメオー》

ヤンデル「ツバメ…いつまでそうしてるんだ…
たまには気分転換にこのアジトの中を歩いたらどうだ…」

ガタガタガタガタ
ツバメオー「やだ……やだ……ボク…やだ……
ここには誰もいない…パパもママもいない………こわい…こわい…ヨ…」

ヤンデル「しっかりしろツバメ…!!!! 俺もいる…!!!!!!! だから…!」

ツバメオー「…」


《ネアメに来た当初は ネアメの人間に心を開かず 一人ふさぎ込んでいたツバメオー…
しかしヤンデルのおかげで 少しずつ心を開いていった…
同じ境遇を持つ魔法使い達がいたのも大きいだろう…
優しい人々に支えられ 少しずつ 少しずつだが…立ち直った
しかし 心の内に秘める魔反会への怨みは消えることなく むしろ日に日に大きくなるのだった…
そして…》

728名無しさん@避難中:2014/09/30(火) 21:06:29 ID:A.1tsv1QO
ネアメのひと「実働部隊に入りたい?」

ツバメオー「うん」

ネアメのひと「……君の経緯は聞いてるが…
…しかし実働部隊に入るということは…戦いで殺される危険も…誰かを殺す可能性もあるということだぞ」

ツバメオー「分かってるヨ!!!!!!!!!!
それでもボクは…戦いたいんだヨ…!
村のみんなの“復讐”のために…!!!!」

ヤンデル「…」

ネアメのひと「…分かった 俺からトップに掛け合っておく
恐らく誰かとチームを組まされる事になるだろうが…」

ヤンデル「だったら俺もツバメと同じチームに入れてくれ
俺も戦う…」

ツバメオー「…ヤンデル」

ネアメのひと「わかった それも伝えておく あとは追って報告する」


――― そして

ギル「じ…自分が今度からこの部隊を率いる事になったギルであります!!!!!!!!
じじじじ自分達は今まで接点がなく 今回会ったのが初めてですが こうしてチームになったのもなにかの縁…
がががが…頑張りましょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
むーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「天狗〜〜」




ツバメオー「なんか熱い人だったヨ… ボク苦手…」

ヤンデル「でも…いい人そうだ…」

ツバメオー「まぁ確かに……」

Chara男「よぉ〜〜〜新人さんwww」

ツバメオー「なんだこのアナログチャラ男野郎…」

Chara男「実働部隊になったらしいなwwwwww物好きだなマジwwwwwwwww
俺と同じ“アジトの壁に苔を植える部隊”なら楽だったのによwwwwwwwwww」

ツバメオー「なんだそのやり甲斐のない仕事!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 必要あんのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

Chara男「しかもあの“ギル”と同じチームとか………ププププププwwwwwwwwwwwwwww」

ツバメオー「な…なにか問題あるのかヨ」

Chara男「お前らも魔反会に怨みがあるんだろ? それなのにあのギルをリーダーに持つなんて
編成した上の人もなかなかドSだはwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ツバメオー「どういうコトだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
このChara男 ちんこを冷やし蛇にしてやるヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
チャキ

Chara男「まぁ落ち着けよwwwwwwwwwwwwwww俺は親切心で言ってんだwwwwwwwwww
実はあいつ…元魔反会なんだぜwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ツバメオー「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? え…?!!」

ヤンデル「…!!!」

Chara男「昔からネアメに居るかなんかしらねーが…
あんなやつ 今のネアメの魔法使いは誰ひとり信用してねー
そりゃそーだ 元魔反会だろうが 魔反会は魔反会だからよ…」

ツバメオー「……………」

729名無しさん@避難中:2014/09/30(火) 21:41:46 ID:A.1tsv1QO
〜〜〜

ギル「今日は初めての任務!!!!!!
頑張りましょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「……………」
じと〜〜〜〜…

ドキッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「ど…どうしました!!!!!!? ツ…ツバメオー殿!!!!!!?」

ツバメオー「……………なんでもない…」
じぃぃ…

ドキドキ…
ギル(こ…恋!!? これはまさか…恋された!!!!!!!!?)
ドキドキ


《魔反会を恨むツバメオーは
ギルが元魔反会ということで一瞬で嫌いになってしまった…
その嫌悪感はすぐに態度に出始めた…
ギルも事情を察し ツバメオーに大きく言うことが出来ず…
ツバメオーの態度を半ば諦めて受け入れていた…
その結果 チームに不穏な雰囲気が漂い ギクシャクし始めた…
…今のギルチームを形作ったのは ほぼツバメオーが原因だったのだ…》


ツバメオー「…」


《しかしツバメオーは日に日に思う…》


ギル「大丈夫… みなさんは自分が守ります!!!!!!
どうか自分の後ろに隠れていて下さい!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「………」


《「この人は 本当にいい人なんだな…」…と
…だが魔反会だった男…
怨みの気持ちと実感する気持ちの間に板挟みとなり ツバメオーなりに苦悩した
だが結局 歩み寄る事は無かった…
もしギルにもっと歩み寄っていたら……》


―――

ゴオオオオオオオオオオオ

ツバメオー(…なんでボク 最後の最後にこんなこと考えてんだろう……
後悔してるのかな… ……ハハ…ヤンデルの言うとおりボクはいつも同じ事を繰り返してるや…
…あの人を受け入れていたら…きっといいチームになってて…
きっと…ボクが最初に目指していた『たくさんの魔法使いを助ける』ってのが…叶ってたかも…
………今更こんなこといったって……………)

キンリミテシミテ「死ねカス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドォッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー(……パパ…ママ…
ボクももうそっちに…)
ギュ……



ダダダダダダダンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「ツバメオー殿おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

キンリミテシミテ「あ!!?」

ギル「放浪牙!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガギャギャアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

キンリミテシミテ「ちぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ザズズ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「ッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ゴオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

730名無しさん@避難中:2014/09/30(火) 22:15:32 ID:kNGHNuUo0
うおお

731名無しさん@避難中:2014/09/30(火) 23:34:06 ID:A.1tsv1QO
ドドドドドドドドドドドドドドドド…!!!!!

キンリミテシミテ「………あぁーん!!!!!?」

メロンピルト「! あの方は…」

ギル「ッッッッ…!!!!!!!!!!!」
ギン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「…あ………あぁ…!!」
クラッ…

ガッシィ!!!!!!!!!!!!!!!!
《ふらついて倒れかかったツバメオーを ギルが抱き抱えた》

ギル「大丈夫でありますか!」

ツバメオー「………!」

ギル「助けに来ました もう大丈夫であります」

ツバメオー「……!!!! ボクを…!?」

ギル「えぇ!!」

ツバメオー「なんで……なんでさぁ…?
いっつも酷いことばかり言って……勝手なことしてるのに…なんで…?」

ギル「……そんなの…………当たり前だァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あなたは大切な仲間だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「…!!!!!」

ツバメオー(……平気で……こんな臭いことをいうなんてさ……
やっぱり苦手だヨ………でも………
やっぱり…いい人なんだヨ…この人……)
ぽろ…


オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…

キンリミテシミテ「なんだこいつ?」


ギル「ツバメオー殿!!!! あなたはこの場を離れて!!!!!
貯水池へ!!!!!!!!!」

ツバメオー「貯水…池…?」

ギル「あの場所に脱出出来る道があります
しかしそこが通れるようになるには ツバメオー殿の力が必要であります!!!!
取り急ぎ この紙に詳しい事が書いてあるのでコレを持って…」

ツバメオー「…!」

ギル「その足…もしかして…歩けませんか…!!!?」

ツバメオー「う…」
ズズ…

バカラッ!!!!!!!!
ペトロ「ヒヒーwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(そういうことなら 私に乗ってください)」

ギル「ペトロ殿!!!!! ありがたい!!!!!!!
ツバメオー殿乗ってください!!!!!!!!」
ザフ

ツバメオー「ッ 待って!!!! リーダーさんは…!!!!?」

ギル「あなたが貯水池に着くまで 自分がキンリミテシミテ様を足止めするであります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!

732名無しさん@避難中:2014/10/01(水) 01:12:41 ID:sfPz.XIsO
ツバメオー「待って…!!」

ペトロ「ヒヒヒヒwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
ダダダー!!!!!!!!!!!!!!!!


ゴオオオオオオオオオオオ…

ギル「…」

キンリミテシミテ「かーッ!!! 殺しそこねたー!!!!!!
なにお前 KY!!!!!? 死ねよ!!!!!!!!!! つーか誰?」

ギル「…お久しぶりです キンリミテシミテ様…」

キンリミテシミテ「はん?」

メロンピルト「あなたは ウラ・ギルさんですね…」

キンリミテシミテ「! ウラ・ギル…!!?」

メロンピルト「半年前に魔反会を抜け出した元魔反会の全軍統括班のアラプマ班長直属本隊の兵…
忘れましたか? キンリーさん」

キンリミテシミテ「…!! あいつか!!! 魔反会の裏切り者…
いつぞや本部でも会ったわね」

ギル「はい まさかこんなところでお会いするとは思いませんでした」

キンリミテシミテ「ははん!!!!! それはこっちの台詞……生きてたんだ
…はは! 元魔反会のくせに今はちゃっかりネアメに収まっちゃってねぇ」

ギル「えぇ 自分にとって…今はこのネアメが正義であります」

キンリミテシミテ「…はっ! 散々魔反会に荷担しといてよく言うね」

ギル「…
…しかしキンリミテシミテ様… 一つ気になることが…
あなたは全軍統括班の第2大連隊の隊長だったはず…
しかし今のあなたが身につけている鎧に打たれている印は…『聖魔隊』のものではありませんか…
これは一体どういうことなのでありますか? まさかあなたは魔法使いだったと…」

ピク…
キンリミテシミテ「…ハァ!!? うるっせーわねー!!!!!!!!!!!!!!!!
お前に関係あるか!!!!!!!!!!!!!!!! 魔反会を抜けたお前に魔反会の今の事情が!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
偉そうな口を叩くなカス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「ッ…そうでありますね」
チャキ…

キンリミテシミテ「はあ!!!!? なんだなんだ…やる気!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
勝てると思ってんの!!!? 元が本隊所属とはいえ…ただの雑兵が!!!!! 上司だった私に!!!!!!!!?
バカなのーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
わきまえろ雑魚ぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「…関係ないであります!!
自分はもう魔反会を抜けた人間なので!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!

キンリミテシミテ「言うじゃん! 死んどけや!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズォ!!!!!!!!

733名無しさん@避難中:2014/10/01(水) 01:32:16 ID:sfPz.XIsO
ガガキィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「くッ…」

キンリミテシミテ「おらおらおらおらおら!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カキカキカキカキカキィィィン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル(はやい…! キンリミテシミテ様の得意技…高速の唐草居合!!!!
キンリミテシミテ様の持つ刀は一本…それに対して鞘は2つ!!!!!!!!
腰の左右に鞘を着け… 片方の鞘から居抜いた刃で切り付けた後 流れるように反対の鞘におさめる…!
一切の無駄を省いた居合の早さはまさに神速!!!!! 自分にはギリギリ捌くので精一杯であります…!)

キンリミテシミテ「椿の居合ィィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「!!!!!!」

ドザズギィィン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「ぐっ!!!!!!! 高速居合の間に差し込まれる重撃居合…! 防御をしても…!!!!!」
ドゴォオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《ギルは吹っ飛んだ!!!!》

キンリミテシミテ「ザッケェ!!!!!! なに? こんなもんー!!!!!!?」


ガラガラガラガラ…
ブアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「ま…だまだッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ!

キンリミテシミテ「む!」


ギュオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

メロンピルト「あら?」


キンリミテシミテ「狙いはメロンさん!!!? 情けなッッ!!!!!!!」
ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《メロンピルトを守ろうと駆け出すキンリミテシミテ!!!》

ギル「…違う!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダギュン!!!!!!!
《…が! ギルは横飛びで直角に方向を変えた!!!》

キンリミテシミテ「!!?」

ギル「仕込み七星剣『虎犬』……仕込み針弾!!!!!!!!!!!!!!!!」
シピビッ!!!!!!!

キンリミテシミテ「唐草居合!!!!!!!」
カキキィン!!!!!!!

ギル「くっ!!!」

キンリミテシミテ「虚をついたつもり!!!!? 全然反応出来るんですけど!!! ノロマがァ!!!!!!!!」

734名無しさん@避難中:2014/10/01(水) 01:54:48 ID:sfPz.XIsO
ギル「く………」

キンリミテシミテ「雑魚い雑魚い雑魚い!!!!!!!」

メロンピルト「それでも結構追い縋るようですよ
私…邪魔になりそう… 迷惑かけちゃいけないから…我が身は守っておきます…
………皆さん! フォーメーションT!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!

兵達『ブラジャー!!!!!!!!!!』
ドダダダダダダダ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガッシ!! ガッシ!! ガッシ!!
ガシガシガシガシガシガシガシガシィ!!!!!
ガッチィィィィィィィィィィィィィン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「!!!?」

《ガチムチ兵士達がメロンピルトを取り囲み 組体操で人の壁を作り出した!!!!》

メロンピルト「みなさん ありがとうございます
もしギルさんが非情にも私を攻撃するのでしたら…私を守って下さる皆さんの体を貫くと思いますが…」

兵「メロンピルト様を守れるなら死んでも本望!!!!!!!!」

兵2「はああああん!!!!!!!!!!!!!!!! メロンピルト様をこんな間近で見れて嬉しいよおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もう死んでもいっすわ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


キンリミテシミテ「相変わらずやることがセコいねー…メロンさん」

ギル「…!」


メロンピルト「あぁ……皆さんの気持ちが嬉しいです…
どうかこのような素晴らしい方々を斬ってでも私に一矢報いろうとギルさんが思わなければいいのですが…
でも…ギルさんならそれも厭わないかもしれません…
何故ならあなたは魔反会を裏切っても何も思わないような方ですから…」

ギル「…!」

メロンピルト「あなたの無秩序で無責任な行為でどれだけの人が迷惑したと思いますか…?
あなたの情報でネアメの方々は魔反会のあらゆる施設の情報を得 奇襲を有利に運んだでしょう
その結果 どれほどの魔反会の方々が命を失ったと思いますか…
その中にはあなたのお仲間もいたと思うのですが……
まさかそんなこと考えてなかった…なんてことはないですよね?」

ギル(…!
耳を貸してはダメであります…!
メロンピルト様の狙いは自分の心を揺さぶること…! 絶対に反応しては…!)

メロンピルト「そして…アラプマ班長さんがどれほど辛苦なされたか…
裏切り者を輩出した責任はもちろん 忠臣であったあなたに裏切られた心の傷…
恐らく今もあの方の心に深く影を落としてるはずです…」


ギル「ッッッ…ぐ…!」
ギリッ…

ヒュッ
キンリミテシミテ「反応あり 分かりやすいね」

ギル「ッ!!!!!!!!」

キンリミテシミテ「椿の居合い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズバン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

735名無しさん@避難中:2014/10/02(木) 02:04:21 ID:VrrvVQTsO
―――

バカラッ バカラッ バカラッ

ツバメオー「変態畜生ー!!!!! おろして! おろしてヨ!!!!!!!!」

ペトロ「オヒッヒーwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(申し訳ありませんが おろせません
あの方が申してらしたように あなたには役目があるのです
大局を見据えてあの方があなたを逃がした事を忘れてはなりません)」

ツバメオー「…ッ」

ペトロ「ママママママwwwwwwwwww
(スピードをあげます!!!!!!!)」
ドウッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「ひゃッ……!」


ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「…あ!!!!!!」


ババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ベナガンチャラ「なんじゃき ありゃ」


ツバメオー「あ…あいつらあの時のヤバそうな傭兵だヨ!!!!!!!!」

ペトロ「グッヒーwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(突っ切ります!!!!!!!!!!!!!!!!)」
ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ギューン!!!!!!!!


ベナガンチャラ「おう はやいぜよ」


バカラッ バカラッ バカラッ バカラッ
ツバメオー「…スルーした…?」


オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォ…

ペポコンロッコ「あんちゃん 行かせていいっち?」

ベナガンチャラ「良いぜよ別に ガキじゃき」

ペポコンロッコ「もう…全然仕事してないっち
さっきも…“わざと”手を抜いたっちね
なんでそんなことするっち!」

ベナガンチャラ「理由なんてねーやい!!!
しかしどうやら さっきの野郎は無事にあのガキを助けたようじゃきに」

ペポコンロッコ「そうっち! なかなかやるっち!」

ベナガンチャラ「…おもしれ〜〜〜きにぃ…!
“本気”でやりてぇぜよ…」
ゾク…

オオオオオオオオオオオ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…

736名無しさん@避難中:2014/10/03(金) 00:51:19 ID:TVx2ljOYO
ヤンデル「…」
オオオオオオオオオオ…

《壁にもたれかかって座り込んでいるヤンデル…》


バカラッ バカラッ バカラッ

ツバメオー「!! ヤンデルぅ!!!!!!!」

バッ!!!!
ヤンデル「…ツバメか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ツバメオー「ヤンデル〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「出会い頭ジェットエルボー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
メギヤス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「はんッッくらァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドザー!!!!!!!!

ツバメオー「油断すんな」

ヤンデル「おごご…! お…お前…! 無事だったのか…!」

ツバメオー「無事っていうほど無事じゃないヨ
…それよりお前…」


ゴオオオオオオオオオオオ………
ばば〜〜〜〜〜〜〜〜ん…!!!!!!!!

ツバメオー「傭兵こんなに倒したの…?」

ヤンデル「まぁな………」

ツバメオー「やるじゃん」

ヤンデル「…それより…ギルは?」

ツバメオー「…門の前で 戦ってるヨ
ボクを逃がして……それで…………ボクの代わりに……ボクのために…」

ヤンデル「……そうか…」

ツバメオー「………」

ヤンデル「大丈夫だ…ギルは絶対に戻って来る…!!
信じろ…! 俺達のリーダーだぞ…!!
あいつは負けやしない!!!!! きっと!!!!!!!!」
どん…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「ヤンデル……」


ツバメオー「今日饒舌すぎてキメーヨ」

ヤンデル「こいつ…」
ズーン…

ツバメオー「でも なんでまだここに居るんだヨ?」

ヤンデル「…あぁ…それは ビラコさんが…」

ザッ
ビラコ「終わりました…ですよぉ!!!!!!!!!!」

ヤンデル「ビラコさん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「子供全員分の薬を作り 投与したです
もう大丈夫 苦しい思いをする子はいないですよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「良かった…」

ツバメオー「お姉さん大活躍だヨ 見直したよマジ」

ビラコ「はい〜〜
それもこれも〜〜〜〜…天狗しゃまのおかげでしゅうううううううううううううううううう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ありがとがっぽぉ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!! ジュッポジュッポジュッポジュッポォォ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
チュパパパパパパパパパパパパパパパパパパパ

ツバメオー「やっぱ前言撤回」

737名無しさん@避難中:2014/10/04(土) 00:35:22 ID:OqlvYM2UO
ビラコ「!
ツバメちゃん………足と腕が今にも取れそうですよ!!!!!!!?
な…治してあげるですよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「今はいいヨ
それより貯水池に行くヨ!!!!!! ボクの力が必要なんだ…
だから早く!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「…分かりましたですよ…
だったら行きながら治すですよ!!!!」

ツバメオー「じゃあそれでいいから…行くヨ!!」

ヤンデル「あぁ…!」
ザ…

村人「待ってくれ!!!!!!!!!!」
ザッ

ビラコ「どうしましたか? 薬はちゃんと全員分用意したですよ」

村人「あぁ…本当に助かった!!!!!!
だから…お礼が言いたくて…」

ビラコ「当然のことをしただけですよ」

村人「…本当にありがとう…そしてすまなかった
……何も恩返し出来ない俺達を許してくれ…」

ビラコ「いいですよ
ただ…お願いしてほしいです
この村を出た魔法使いさん達がまたここに戻って来たら… 前のように仲良く暮らして欲しいです
きっと… きっと帰ってくるですから」

村人2「当然だ…!!!!
待ってる!!!!! …みんなで待ってる!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ニコッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ビラコ「ありがとうございますですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
じゃあこれはその契りとして天狗のお面ですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
10個セットを50組置いておくですからね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン…!!
ずら〜〜〜〜〜〜ん…

村人「あ…あぁ…」

村人2「や…やったー…」

ビラコ「大事にしてくださいですよ!!!!!!!!!!!!!!!!
それじゃあこれで行くです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「変態畜生 行くんだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ペトロ「ヒヒwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
ギュン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



しぃーーん…

村人「…どうするこれ…」

村人2「魔よけとして壁に張っとくか…」
ズーン…

738名無しさん@避難中:2014/10/04(土) 00:52:22 ID:OqlvYM2UO
―――

ズバアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア

ギル「うぐぁアアアアアアアアアアアッッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どずぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

キンリミテシミテ「ちっ! 瞬時に剣を盾にしたな うざざ!!!!!!!!!!!!!!!!
でも完全には防御出来てないね〜 その証拠に…」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ………… ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「が……が…あぁ…!!!!!」
ぷら…ぷら…

《ギルの左腕が力無く垂れる》

キンリミテシミテ「腕の神経が切れたかな ザマァー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「あ………あ…!!!」
チャキ…

キンリミテシミテ「まだやる気なのーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
諦めろよ!!!!!!!! 諦めて首差し出せや!!!!!!!!!!!!!!!!
てめー分を弁えろ!!!!!!!!!!!!!!!! 元々は私になんて到底及ばない取るに足らない三下の雑魚が!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
根性論で倒せるほど私は優しい敵じゃあない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「く…」
ヂャキ…

ギギィン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

キンリミテシミテ「片手でどれだけ裁けるの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? んんーーーーーー!!!!!!!!!!?
居合突き『枳殻居合』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カカカカカンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヅドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「ヴどぅおッッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《両肩・へそ・両ふとももに鋭い突きを受けるギル》

キンリミテシミテ「おっと 鋭すぎて殺しきれなかった…
でも耐え難い苦痛でしょ そのまま死ねカス」

ギル「…………!!!!!」
ギリッ… ギリッ

ギル「うぅあああああああああああァァッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブアアアアアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガッシ!!!!!!!
《ギルはキンリミテシミテの体を掴んだ!!!!》

キンリミテシミテ「何掴んでんだゴラァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どう足掻いたって…お前は私には勝てないよーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

739名無しさん@避難中:2014/10/04(土) 01:04:24 ID:OqlvYM2UO
ググググ…

キンリミテシミテ「離せよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「は…離し…ません…!!!!!!!!!」

キンリミテシミテ「キモいキモいウザいキモい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
根性ってんじゃねぇぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! そんな傷で!! お前みたいな雑魚が!!
私に勝てると思ってんの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
あああああああああああん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ドスススススススススススス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《掴んだギルの手をめった刺しにするキンリミテシミテ!》

ギル「ッッ…! もちろん…勝てるなど…思ってません…!!!
だが…せめて………」
チャ…チャキ…

ギル「あなたを足止めする…!!!!!!!!!!」
ギギギ…

キンリミテシミテ「…!?」

ギル「この距離なら…外さない…! だから近づいた…!!!
仕込み七星剣………拘束ワイヤー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビシュン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

キンリミテシミテ「ん!!!?」
しゅるんしゅるんしゅるんしゅるん…

ギル「ロック!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガギュウッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
キンリミテシミテ「ふにゃああぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《剣の柄から伸びた剛糸はキンリミテシミテの体の回りを旋回し それから一気に体に絡まり縛り上げた!!!!!!
キンリミテシミテは ジョ○ョっぽいポーズになり身動きが取れなくなった!!!!!》
バァーーーーz____ンッッ!!!!!!!!

キンリミテシミテ「や…やりやがったなこのーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お…お前ッ…これが狙いで…ダメージ覚悟で私に近付いたのーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジタバタジタバタ…

ギル「自分の目的は…勝つことでは…なく…足止め…でありますから…
当然…勝ちたかったで…ありますが…!」
バン…!!!!!

740名無しさん@避難中:2014/10/04(土) 01:16:07 ID:OqlvYM2UO
キンリミテシミテ「むかつく〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こんな雑魚に足を掬われるなんて!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ちょっとメロンさん 助けてよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

メロンピルト「…まぁ…! なんてこと…!
…誰か キンリーさんのワイヤーを…」

ギル「さ…させま…せん…!」
ザッ!!

メロンピルト「!! …皆さん! ギルさんが私達の方に…!
あぁ…! こわい…! 皆さんお願いです 私を守ってください!!!!!!!!!」

兵達『守るっス!!!!!!!! 命に替えても守るっス!!!!!!!!!!!!!!!!』
どん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「仕込み七星剣…拘束ワイヤー応用!! 大縄跳びッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
しゅしゅん!!!!!!!!


兵1「ワイヤーが来たぞ!!!!!!」

兵2「メロンさんを守れ!!!!!!!」

兵3「とりあえず どう防ぐ!!!!!?」

兵4「うーん…うーん……そうだ!!!!!!!!!!!!!!!!
飛び越そう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

兵達『それだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
テ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

メロン「いやっ ちょっ 待っ 組体操中…」


グオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!


兵「来るぞ!!!! せーの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

兵達『ジャ〜〜〜〜〜〜〜〜ンプ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ぴょーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

グラッ…

兵達『うぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドガラドガラドガラドガラドガラァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《兵達が組体操で作り出した壁が崩れた!!!!!!!!》

ガラガラガラガラ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
メロンピルト「いや〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ンプ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《男達に押し潰されるメロンピルト》


キンリミテシミテ「お前らバカーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞ〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!

741名無しさん@避難中:2014/10/04(土) 01:45:45 ID:OqlvYM2UO
ギル「ハァ…ハァ……よし…今のうちに…」
ザ…

キンリミテシミテ「おい待てお前…!!!! こう縛り上げておいて殺さずに行くなんてとことんナメ腐ってるわね…!!!!!!
こんなワイヤー…すぐに抜け出るけど…!? 私は…!!!!!
そうしたら追いかけて…全員殺す…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「………そうなる前に…逃げます…!」
ダ…

キンリミテシミテ「待てコラァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
逃げる前も 私が殺す前も お前は死ぬよ!!!!!!!! その傷なら!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
死んだお前に剣を突き立ててあげるから楽しみにしてろボゲェ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「…」
ザ… ザ…


―――…

フラァ… ザ… ザ…
ギル「…!! くっ…視界…が…!!!!!!!!」

ギル(体が寒い…頭が…ぼやけて…
死ぬのならせめて…皆さんの脱出を…見届けて―――…)
フラッ……… ドサッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「…………―――」




オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォ…


ザリッ…
??「…」


オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン…


――――

貯水池


バカラッ バカラッ バカラッ バカラッ
ペトロ「マッヒッホwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(着きました)」

ビラコ「私もとりあえずツバメオーちゃんの応急処置が終わったですよ
でも 完全にくっついてないですから 無理に動かしたらダメですよ」

ツバメオー「分かったヨ」

ヤンデル「………あ…エンカさんだ…」

ざわざわざわ…

エンカ「…! 来たか! 無事で良かったでござる
魔法使いの方々はとりあえず全員ここに着いたでござる
…しかし…」


ゴオオオオオオオオオオオ…

ズォオオオオオオオオオオオオ………
《未だにたくさんの水を蓄えた貯水池…
脱出口はまだ見えない》


ヤンデル「まだ水がこんなに…!」

魔法使い「き…君達の言う脱出の道は分かった………しかし このままでは通れないぞ…?」

ツバメオー「大丈夫 ボクが居る」
ザッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

742名無しさん@避難中:2014/10/04(土) 02:26:04 ID:OqlvYM2UO
ツバメオー「リーダーさんがボクに託してくれたメモにボクのやることが書いてあるんだヨ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボクが……この水をッ
マイギコー ギルゴル メコラ!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パファアアアア…


パキキキキ… パキィィィィィィ……………!!!!!!!!!!!!!!
コキ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ビラコ「わぁぁー!!!!!!!! 貯水池の水が全部凍ったですよ!!!!!!!!!!!!!?」

魔法使い「いやでもこれじゃ通れないんじゃ…!!!!?」

ツバメオー「大丈夫だヨ!!!!! …おっさん!!!!!」

エンカ「…! …なるほど 理解した!!!!!!!!!!!!
…カートリッジ!!!!!!!! 『砕氷モード』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジャキン!!!!!!!!!!!!!!!! ギギギギ…
ガキィィィーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「つまり…こういうことで…ござろう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

バッギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《砕氷モードの盾の一撃で氷が砕け……脱出口までの道が出来た!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

魔法使い達『う…うおおおおおおお…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ヤンデル「…そうか…!!!! “水”を“氷”にすれば…物理的に排除出来る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「ギル君すごいですよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

魔法使い「やった……これで……」

エンカ「全員拙者について来るでござる!!!!!!!! 拙者が道を開いていく!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

魔法使い2「や…やった…やっと助かるんだ…!!!!」

魔法使い3「あぁ…俺達も村も…解放される!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

743名無しさん@避難中:2014/10/04(土) 22:53:34 ID:OqlvYM2UO
エンカ「むぅええええええええい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バリャリャアアァァーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「全員ついて来るでござる!!!!!!
道は狭い 落ち着いて一列に!!!!!! あわてて将棋倒しなどになったら元も子もない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そして…ツバ嬢!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「なに?」

エンカ「ツバ嬢は拙者と共に先導するでござる!!!!!!!!
この脱出口はかなり距離がある 先程の魔法でも全てを凍らせたとは限らぬからな!!!!!!
というわけだからツバ嬢は拙者と共に先頭を行きまだ凍ってない場合は魔法を使ってもらわなければならない!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「なるほどね…」

ヤンデル「行けるか…ツバメ?」

ツバメオー「………でも…」

ヤンデル「………ギルが心配か?」

ツバメオー「…ちッ……ちがうヨッ!!!!!!!」

ヤンデル「…ギルは俺がここで待つ!! 安心して行け…」

ビラコ「怪我してても大丈夫なように私も待つですから大丈夫ですよぉ!!!!!!!」

ツバメオー「………………じゃあ…行くヨ」

ヤンデル「何か伝えたい事はないか?」

ツバメオー「え? …………………べ…別にないヨ…!」

ヤンデル「…そうか …だったらお礼は…お前が直接言うんだな」

ツバメオー「……………ぷ…ぷぅ…!!!!!!!!!!!!!!!
さ…先に行ってるからなッ!!!!!!!! 死ぬなヨバカッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
タッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


わーわー

バタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタバタ………


ヤンデル「………だそうだ…ギル…!!!
生きて…ここまで来てくれ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「ギル君に天狗様の加護を…」


オオオオオオオオオオォォォォォォォォォ……

744名無しさん@避難中:2014/10/04(土) 23:48:34 ID:OqlvYM2UO
ゴオオオオオオオオオ………

ビラコ「…ハイ…と ヤンデル君も擦り傷いっぱいだから応急処置したですよ」

ヤンデル「…ありがとうございます…」

ビラコ「……ありがとうですよ ヤンデル君」

ヤンデル「?」

ビラコ「私が薬作ってる時に守ってくれた事ですよぉ
あんなにたくさんの魔反会の人をどんどん返り討ちにして…すごかったですよ
かっこよかったです」

ヤンデル「…え……あ…え…!!!」
あせあせ

ビラコ「ありがとうですよ ヤンデル君!!!!!」
ニコヤカ天狗〜〜

ヤンデル「いやっ そんなっ べつにぃっ…!!!!!」
キョド…キョド…キョド…
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《目が泳ぎすぎてスライド回転するヤンデル》

ビラコ「わぁ!!! スロットみたいですよ!!!!!!!!
鼻を押したら止まるですか!!!!!!!!?」
ばば〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「わ…分からない…」
ギュルルルルルルルルルルルルルルゥゥゥゥゥゥゥゥゥン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ビラコ「………それにしても ギル君遅いですよ
…………はやく来てくれるといいですよ ………ね?」

ギュギュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッッッ…
ヤンデル「そ…そうだね…
そ…それよりビラコさん ものは試しで鼻を押してもらえますか…?」

ビラコ「あ はい
そりゃあ!!!!!」
ポチッ ポチッ

ピタッ!! ピタッ!!
ヤンデル「ふ…ふがぁ!!!!!!」

ビラコ「止まった!!!!! でも白目ですよ〜〜〜〜!!!!!!!
次はちゃんと前で目を止めるです!!!!!!!!!!!!!!!!」
ポチッ

ギュルルルルルルルルルルルルルル
ヤンデル「ふがああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「ていてい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ポチ!!!!!!!! ポチ!!!!!!!!

ピタタァーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヤンデル「お…おしぃ!!!!!!!!!!!!!!!! 黒目が離れすぎている」

ビラコ「もう一回!!!!!!!! もう一回!!!!!!!!」
ポチ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

グルゥゥゥゥゥーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヤンデル「目押し!!!!!!!!!!!!!!!! 目押し!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ

ビラコ「め…目押し…!? こうですか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズビッシィィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「うぎゃあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 直接ちがう〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブッシャ〜〜〜〜!!!!!!!!!!

745名無しさん@避難中:2014/10/04(土) 23:54:38 ID:9GBW7Wpk0
何してんだwww

746名無しさん@避難中:2014/10/05(日) 00:56:17 ID:sglyitRwO
貯水池水路内

エンカ「ん〜〜〜〜〜〜〜〜…マッソォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バリリィィーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「ウィ〜〜〜〜〜〜〜〜ッッハァァー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ば〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「うるせーヨ!!!!!!!!!!!!!!!! さっきから砕く度に!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エンカ「少々疲れてきたからこうして叫ばなければやる気がなくなるでござる」

ツバメオー「叫ぶ方が体力使うだろ!!!!!!
うるせーんだヨ!!!!!!!! 響いて!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
サラウンドハンパねーヨコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! いい加減にしろヨ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドーン!!!!!!!!

魔法使い(あんたのツッコミもうるせーよ…)
ズーン…


―――

ヒュ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…

ヤンデル「………」

ビラコ「………」


しぃーん………


ヤンデル「…」

ビラコ「…来ないですね…」

ヤンデル「……」

ビラコ「………ギル君…大丈夫かな…
………もしかしたら…」

ヤンデル「大丈夫……あいつは来る…」

ビラコ「ヤンデル君…」

ヤンデル「ギルは責任感が強い男だ…
皆の脱出を確認するまで絶対死ねない…って思ってるはずだ…
だからきっとここに来る…
そして俺達はここで待ち… ギルを迎えてやるんだ…!!!!!
俺達は…仲間だからな…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババンッ…

ビラコ「ヤンデル君…
(ちょっと寄り目になっちゃったけど行ってることはカッコイイですよ)」


――― 正門前

オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙


ギ… ギ… ギ… ギチンッ…!!!!!!
ブチッ…ブチッ…ブチッ……!!!!!!!!
バラララ…

キンリミテシミテ「…くそっ…! やっとワイヤーを切れたわ…!!!!
雑魚の仕掛けに手間取っちゃったよボケェ…!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビキビキ…


ウー ウー


キンリミテシミテ「!? 崩れた兵達の下から……………もしかしてメロンさん?」

ズリズリズリズリ
メロンピルト「あいたたたた………気絶してました
…ギルさんは逃げちゃいましたか?」

キンリミテシミテ「っぽいよ
まぁでも…今すぐ追い掛けて殺すけどねぇ…!!!!!!
魔法使いも全員追い詰めて…絶望の淵においやってやるわ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギンッ…

メロンピルト「さすがキンリーさん…頼もしい
…でも…魔法使いの方以外は傷つけちゃ…ダメですよ」

キンリミテシミテ「…へーへー わかってますよ」

ゴオオオオオオオオオオオ

747名無しさん@避難中:2014/10/06(月) 23:31:38 ID:2uTCLGdkO
オオオオオオオオオオォォォ……

ヤンデル「………!!!!」
むずむず…むずむず…

ビラコ「…来ないです…」

ヤンデル「……あー…ダメだ…!! やっぱりちょっと行って迎えに……」


ドサリ…


ビラコ「あ…!!!!?」

ガタッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ヤンデル「!!!!!!!!!!!!!?」


どん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「……う…」
《倒れているギル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


ヤンデル「ギル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガシ!!!!!!!
ヤンデル「ギル!!!!!!!! ギル!!!!!!!! あぁ…良かった…!!!!!!!!!!
待っていたんだぞ…!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「ひ…ひどい怪我ですよ…! 左腕なんて皮が繋がってるだけみたい…!
治すですよッ!!!!!!!!」

ヤンデル「ほ…本当だ…………
ツバメなんて目じゃないくらいの怪我じゃないか…!!!!!
よく…ここまで来れたな…!」

ギル「あ…う…? ヤ…ヤンデル殿……ビラコ殿…?
な…何故お2人が…? ま…まさか自分を助けに………?」

ヤンデル「なにを言ってるんだ…俺達はこの貯水池でお前を待っていたんだ…
お前はここまで自力で来たんだろ…?」

ギル「え…? …………?!」

ヤンデル「大丈夫か…?」

ビラコ「頭が混乱してるかもですよ
疲労もあるし この怪我で血を流しすぎたのかも」

ヤンデル「そ…そうか…
ギル…とりあえず今は休め…」

ギル「…………………?」


オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ………

748名無しさん@避難中:2014/10/07(火) 00:05:55 ID:ltVWceqgO
―――

ビラコ「…ふぅ〜〜…!
怪我の度合いが酷くて治癒札一枚や二枚じゃ治らないですよ…!!!」

ギル「か…完治までしなくてもいいでありますよ …歩ければ…
それより皆さんは…」

ヤンデル「安心しろ みんなお前が見つけてくれた道を行ってる」
クイ

ゴゴォォォォン…
《凍った貯水池を示すヤンデル…》

ギル「良かった………………」
ホ…


ゾゥ…………!!!!!


ギル「…!!!!!!!!!!
…ビラコ殿…! 治療はもう良いであります…とりあえず!! 我々も脱出を…!!!!!!!!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

ヤンデル「!? ギル…どうした…!!!!!!? そんな…あわてて…!」

ギル「…早くしないと…! 来…!!!!!!!!」

ゾゾォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ヤンデル「な…んだ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ビラコ「…!!!!? あう…!!?」


ザリッ… ザリッ…
キンリミテシミテ「…見ぃつけ…た!!
約束通り追い掛けてきたわよゴラァ…」
ドンッッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「キ……ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギリリッ…!

キンリミテシミテ「にしてもビビったわね 自力でここまで逃げる気力あったんだ?
チョーしぶといな ゴキブリかってのクソ汚物」

メロンピルト「ギルさん…皆さんはどこに…?
…? 貯水池が凍っているようですね…?」

キンリミテシミテ「…はん…? …ほんとだ…なに? どういう状況?」

メロンピルト「…なるほど…
…その貯水池…外と繋がっているようですね…
皆さんそこから………あぁ… なんてことをなされるのでしょう」

キンリミテシミテ「はあ!!!? マジ!!!!!!!!!!!!!!!!?
…きゃははは!!!!!!!! 魔法使いってドブ鼠みたいだね」

メロンピルト「笑い事じゃありません…追い掛けないと…
…どこに繋がってるか分かり兼ねますから 我々もその貯水池を通らないと…」

キンリミテシミテ「はぇー…私らもドブ鼠になれっての?
…ま…虎穴に入らずんば虎児を得ず…… ノルマ達成のためなら仕方ないか
…じゃあ通せオラ」

ギル「…通すわけには………ぐ…!」
ピキ…!

ビラコ「ギル君!!!!!!! その傷で無理はまだダメですよ…!!!!!!!!」

ヤンデル「……俺が!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

749名無しさん@避難中:2014/10/07(火) 00:21:41 ID:ltVWceqgO
ヤンデル「…決戦用グローブ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュチッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ダダン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「ヤ…ヤンデル殿!!!!!!!!!!!!!!!! ダ…ダメであります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ヤンデル「ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒュヒュッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

サッ
キンリミテシミテ「ふん」

ヤンデル「りゃあああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボボボボボボボボボボボボボボボボボボッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

スィ〜
キンリミテシミテ「筋はいいけど」

キンリミテシミテ「私は前にお前みたいな近接戦闘のガキに煮え湯飲まされてるのよ…
そういうヤツへの対策は…出来てんのよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガガッ スィッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヤンデル「う!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ガク!!!!!!!!!!!!!!!!

《渾身のパンチをキンリミテシミテの肘の凪ぎでいなされバランスを崩すヤンデル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

キンリミテシミテ「弾頭居合『終椿の居合』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギャオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ヒュッ………


ピタッ!!!!!!!!!!!!!!!!
キンリミテシミテ「ん?」

バツゥーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
キンリミテシミテ「ぐぅ?!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《剣を振るキンリミテシミテの腕に治癒札が止まり 弾けた!!!!!!!!!
健康な者に治癒札を張ると 細胞が増殖しすぎて逆に体を傷つけるのだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


ガタガタ
ビラコ「ヤ…ヤンデル君逃げてー!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「ヤンデル殿…下がって!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴソ……ポイッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ヤンデル「!!」
ササァーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


カコン…… ボフン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぶわああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


メロンピルト「…煙幕爆弾…!」

750名無しさん@避難中:2014/10/07(火) 00:43:06 ID:ltVWceqgO
もわもわもわもわもわもわ

ギル「…!! 今のうちに…!!!! 貯水池へ駆けるでありますッ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「はいですよー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「……!(…手も足も出なかった…!!)」
ダダン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


もわもわもわ…
キンリミテシミテ「っぷぇー!!!!!!!! こしゃくぅー!!!!!!!!!!!!!!!!」

メロンピルト「ゲホホ……逃げられてしまいます!!!!!!!!」

キンリミテシミテ「逃がすかよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぶわぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


??「ま…待て!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

キンリミテシミテ「!?」


ダダダダダ…ピタ…
ギル「…あなたは…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


バババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
アシコリーダ「ここは通さん…!!!!」

キンリミテシミテ「はあ?」


ギル「ア…アシコリーダ殿ォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


キンリミテシミテ「どいてよ たった一人で私の前に立ち塞がったところで…」


??『一人じゃない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ばばん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

キンリミテシミテ「!!!?」


ズラズラズラズラズラ…… ドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
村人達『俺達もいるぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

《村人達が 一列に並びキンリミテシミテの前に立ち塞がる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

キンリミテシミテ「……あ〜〜〜〜〜〜〜〜…!!!!!!!!!?」
ビキィ…

751名無しさん@避難中:2014/10/07(火) 01:00:03 ID:ltVWceqgO
キンリミテシミテ「なによなになに……モブが私の前に並んで!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズオオオオオ!!!!!!!!


ギル「み…皆さん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! これはッ…」


アシコリーダ「…行け!!!!!!!!!!!!!!!! …これが俺なりのけじめだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
魔法使いの……村の仲間達を頼むッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドォン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ギル「…アシコリーダ殿…!」


メロンピルト「…アシコリーダさん…私…失望しました…
あなた様とは心が通じ合ったと思ったんですが…
…考えを改めて通してもらえませんか… あなたのやっていることは…」

アシコリーダ「間違ってる…と?」

メロンピルト「…」

アシコリーダ「……俺は…子供達にとって誰よりも正しい父親でありたかった
子供達が誇れる父親になりたかった
…一度は踏み外したがッ 今は……!!!!!!!!!!!!!!!
今の俺の行動に間違いはないと…胸を張って子供達に言える!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…お引き取り願おう 魔反会!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ここにもう“魔法使い”はいないだろう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババババンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

メロンピルト「ッ!!
…………」
オ゙オ゙オ゙オ゙オン…!!!!!

キンリミテシミテ「黙れカス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
通さねぇと切るぞオラア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジャキィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ギル「ッ!!!!」

752名無しさん@避難中:2014/10/07(火) 01:18:58 ID:ltVWceqgO
キンリミテシミテ「通さないなら一人ずつ斬ってくぞぉーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴオオオオオオオオオオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ギル「ッ…アシコリーダ殿!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


メロンピルト「…キンリーさん ダメですよ」

キンリミテシミテ「はぁ!?」

メロンピルト「……普通の人々を傷つけることは許されません」

キンリミテシミテ「ンなこといってもこの人ゴミ退かさないと逃げられちゃうよ!!!!!!!!!!」

メロンピルト「斬るなんてのはダメです
押し退けるまでに留めてください
関係のない人々にまで手荒なのは私の流儀に反します」

キンリミテシミテ「そんなこと言ってる場合!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

アシコリーダ「い…行け!!!!!!!! 今だァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ヤンデル「ッ…ギル!!!!!!!!」

ギル「…!! …はい…! …ありがとうございます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
またいつか……このお礼はまたいつか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガシャガシャガシャガシャ…


キンリミテシミテ「…あ〜〜〜〜〜〜!!!!!!! もう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こいつらァ!!!!!!!!!!!! 邪ン魔ぁッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グイグイ

村人1「通すかコノヤロー!!!!!!!!!!!!!!!!」

村人2「タイツ越しで太もも触るぞバカヤロー!!!!!!!!!!!!!!!!」

キンリミテシミテ「…チ!!!!!!!! …おい兵隊ども!!!!!!!!!!!!!!!!
ボサっとしてないでこいつら退かすの手伝ってよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カ〜!!!!!!!!!!!!!!!!

メロンピルト「…みなさん キンリーさんにご協力を」

兵『ブラジャー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ザッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

メロンピルト「…」
ギリリ…


―――

貯水道…

ダダダダダダダダダダダダダダダ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「…このまま真っすぐ!!!! この道を行きましょう!!!!!!!!!!」

ヤンデル「…あぁ…!」

ビラコ「はぁはぁ… でも…よかったですね!!!!!!!!! 皆さんが助けてくれて!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「…きっとビラコ殿のおかげもあるでありますよ
献身的に子供達を助けたビラコ殿の姿…村人の方々を突き動かした要因の一つであるのは間違いないであります」

ビラコ「私は当たり前のことをしただけですよ」

ギル「……いえ…ホントに…何度もいいますが…
ビラコ殿が居て本当に良かった… ありがとうございます…」

ビラコ「こちらこそですよぉ!!!!!!!
戦いも出来ない私を連れてってくれてありがとうですよぉ!!!!!!!
……うふふ …やっぱり私 ギルさんも…みんなも…! このチーム…大好きですよ…!!!!!!!!!」
ニコ…

ギル「…………
………………………自分もです」


ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ…

753名無しさん@避難中:2014/10/07(火) 01:23:54 ID:ltVWceqgO
○ ギル君

754名無しさん@避難中:2014/10/07(火) 23:06:11 ID:ltVWceqgO
ヤンデル「…しかし…大丈夫か…」

ギル「なにがでありますか?」

ヤンデル「…俺達のために魔反会を足止めしてる村の人達だ…
あの女は相当ヤバいやつだ… あいつに殺されなきゃいいが…」

ギル「…それは大丈夫であります
メロンピルト様がしっかりと手綱を引いているようであります
あの方のやり方は恐ろしいものですが その分 自分の決めた信条は守る方です
あの方の信条とは実力行使の最低限化…
手段として使うことはあっても それで物事を何でも終わらせようとする方ではありません
先ほどもキンリミテシミテ様を制してましたし」

ビラコ「…ギル君…ていうか…
もうネアメの人なのにまだ魔反会の人を様付けしてるですねぇー!!!
社蓄みたいですぅー!!!!!!!!!!!!!!!!」
ニパァー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「は…はう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 社蓄!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズギュ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「…確かにそれは気になってた…」

ギル「うぅ……なかなか直せないもので… キンリミテシミテ様なんかは元は上司でありますから…
し…しかしこれはいけませんね…頑張って直します」
ず〜〜ん

ギル(…しかし…元上司だからこそ気になるのはキンリミテシミテ様の今の立ち位置…
前のあの方ならなりふり構わず斬っていたかもしれないのに…
…それに何故 聖魔隊に? 魔法が使えないところを見るに キンリミテシミテ様は混血でしょうが……)
ぜぇぜぇ

ビラコ「ギル君 なんだか走るのつらそうですよ?
一旦歩きます?」

ギル「い…いや…大丈夫であります…!
それよりも先を急がねば…! いくら足止めに手荒な真似はしないとはいえ
数を使えばあの人の壁を越えるのは造作もないはずであります…!
すぐに後を追い掛けてきますよ…!」

ヤンデル「…それって マズいんじゃ?」

ギル「…大丈夫…! 打つ手は考えてあります…!!
だからこそ 全力で走るであります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッ…


―――

わらわらわらわら

村人達『ぐぐぐぐ…!!!!!!!』

ググググググググ…ッ!!!!!!!
兵達『オーエス!!!!!!!! オーエス!!!!!!!! オーエス!!!!!!!!』

キンリミテシミテ「突破ァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐあっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

どんがらがっしょーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
村人達「ぐわた〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

キンリミテシミテ「よーし!!!!!!!! 追い掛けるよ!!!!!!!!!!!!!!!!
絶対に逃がさない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

755名無しさん@避難中:2014/10/07(火) 23:35:04 ID:ltVWceqgO
――― 山

ヒュオーーーーーーーーー…

ガシャアァァーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガラガラガラガラ…
キラァ〜〜〜〜〜〜〜…

エンカ「……! …開通…! 出口でござる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

魔法使い達『う…うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
わ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「で…出た…ホントに出た…」

魔法使い1「う…裏山にこんなのがあったなんて…」

魔法使い2「助かった…この貯水池のおかげで…」

魔法使い3「む…昔からあったあの貯水池が俺達の命を助けてくれるなんて…!
昔の人すげーわ…!!! マジ感謝…
感謝しかない… 感謝しかない…!!!!!!」

魔法使い4「感謝祭だ!!!!!!!!!!!!!!!! 感謝祭をやるっきゃNIGHT!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
うぉーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「そんなことしてる場合ではござらぬ!!!!!!!!
この山を越えねば脱出したことにはならぬでござる」

ツバメオー「その前に…皆は…」

エンカ「…うむ…もうしばらく待ってみよう」



―――

ザザザザザザザザザザザザザザザ…

ギル「はぁ…はぁ…………ん!!!?」
バッ!!!!!!!!



ドタドタドタドタドタドタ
ワ〜〜〜〜〜〜〜〜 ワ〜〜〜〜〜〜〜〜
マテゴラァァァ〜〜〜〜


ヤンデル「…来た!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「…全速力でッ…駆けますよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


――

ドドドドドドドドドドドドドドド
キンリミテシミテ「待てゴルルァアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

キンリミテシミテ「絶対に逃がさねーよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
魔法使いもあいつらも全員捕まえて…芋づる式でネアメのアジトも暴く!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
功績を上げるの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それで………それで……… 認められて…
再び“あいつ”のところに…私は戻る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
絶対に…絶対に逃がさない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

756名無しさん@避難中:2014/10/07(火) 23:55:00 ID:ltVWceqgO
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ヤンデル「……遠くに…微かに光!!!!!! 出口は近いぞ ギ―――…!!!!!!!!!!」

よろっ… よろっ…
ギル「くッ……うぅぅッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブシッ…

ビラコ「ギル君!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 治療しきれてないところから出血が…!」

ギル「大丈夫…!! 大丈夫であります…!!!!!」
ググググ…!


ビカァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


兵隊「発見!!!!!!!! 前方! 距離500!!!!!!!!!!!!!!!!」

キンリミテシミテ「あははははァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 待てよーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドアァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ヤンデル「…はやい…!」

ギル「み…皆さん……自分のことは置いて…先へ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「何を…!!!!!!!!!!」

ギル「自分のペースに合わせる必要はありません…! お2人は先に…!!!!
そして……」

ガシッ ガシッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《ヤンデルとビラコがギルの手を掴む》

ヤンデル「リーダーが…何を弱音吐いている!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「今のは聞かなかった事にするですよ…!!!!!!!!」

ギル「お…お二人とも…!!!!!!」

ヤンデル「全員で帰らなきゃ
お前を連れて帰らなきゃ ツバメがお礼も言えないただの性悪になっちゃうだろ…
……絶対に皆で帰る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「とりあえずこの治癒札を傷口にあてがってて下さい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「…ヤンデル殿…! ビラコ殿…!!!」

ドドドドドドドドドドドドドドド………


キンリミテシミテ「もうそろそろ射程内だよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ



ヤンデル「…出口は…後少し…後少しなんだッッ」

ギル(…まだ早いッ まだ出口は遠い…!!! ギリギリか…!?
…しかし今やらねば…!!!)
ギリッッッッ

ギル「………お2人とも これから…先ほど申した“打つ手”………最終手段を発動します
…このまま自分に合わせていたら…“それ”に巻き込まれるかもしれませんが…」

ヤンデル「問題ない 最後まで付き合う」

ビラコ「天狗様の加護があるから大丈Vですよ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「……分かりましたっ …ありがとうございますッッ
…ではッッ」
オオオオオオオオオオ…

757名無しさん@避難中:2014/10/08(水) 00:17:56 ID:0j.ZsY/gO
ギル「…エンカ殿おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビリビリビリビリビリビリ

ヤンデル「!!!!!!!!!!!!!!!!
反響を利用してッ…声を外までッ…!!!!!!!!」


――― 外

魔法使い達『ワッショイ!!!!!!!! ワッショイ!!!!!!!! ワッショイ!!!!!!!! ワッショイ!!!!!!!!』

エンカ「ワーッショイ!!!!!!!! ワーッショイ!!!!!!!! ワーッショイ!!!!!!!! ワーッショイ!!!!!!!!」
ば〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「一緒にハシャいでる場合じゃねーヨおっさん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
穴の奥から…リーダーさんが呼んでるヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エンカ「なに!!?」
バッ!!!!!!!!


ギルの声『エンカ殿!!!!!!!! お願いがあるであります!!!!!!!!
エンカ殿の盾のカートリッジに『急速超高温弾』があったはずであります!!!!!!!!
それを使い 氷を溶かして欲しいのです!!!!!!!!!!!!!!!!
既に敵がそこまで来ている 事態は急を要します!!!!!!!!!!!!!!!!
すぐ 頼みます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…


ツバメオー「えっ…そんなことしたら…」

エンカ「理解した すぐに実行する」
ジャキ!!!!

ツバメオー「な…なに言ってんだヨ!!!!!!!
そんなことしたら 氷溶けて水るヨ…
ここの湖にはまだ氷がたくさんある… 溶かしたら水が一気に流れ込んじゃうヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エンカ「恐らく狙いはそれでござる
この道を通る敵を流し戻してしまおうと」

ツバメオー「まだヤンデルやお姉さんやリーダーさんもいるヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エンカ「しかしやるしかない」
ジャキ…

ツバメオー「でも…」

エンカ「“リーダー命令”だッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「…!」

エンカ「今までギル殿はどこか頼りなく 拙者にも気を使いすぎているようだった
だからこそ拙者も命令を聞く気になれなんだが…
今の命令は…まさに凛としたリーダーそのもの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それに誠意を持って答えてこそ…男でござる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
『超便利盾』カートリッジ変換…急速超高温弾発射盾!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガチャ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガッシャアァーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

758名無しさん@避難中:2014/10/08(水) 01:10:59 ID:0j.ZsY/gO
エンカ「発射ァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドギュン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ボッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
モンボェチュガリュ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(超高温弾が氷に当たる音)

ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオンッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ジュワッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ジュワワワワワワワワッ…
ジュワァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


魔法使い1「こ…氷が…一気にッ…」

魔法使い2「水になって……流れるぞぉーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ズアアアアアアアアアアアアアブォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


魔法使い3「なんて量だ!!!!!!!! あんなのッ…流れ込んだら!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「…………!!!!!!!!!!!
ッ……」

ツバメオー「みんな…はやく……出てこいヨーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
オオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドォー………


バンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「も…もちッッッ ろんッッッッッッ
ですッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「うおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


魔法使い4「来たァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! はやく岸に上がるんだァー!!!!!!!!!!!!!!!!」

魔法使い5「しかし 水がもう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エンカ「ビラビラ嬢!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ビラコ「はいッ 如意天狗!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュウウウン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガシッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エンカ「掴むッッ 引っ張り…あげろォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

魔法使い達『う…うお〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
グイイイィーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

759名無しさん@避難中:2014/10/08(水) 02:04:15 ID:0j.ZsY/gO
エンカ「うんとこォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ググ

魔法使い達『どっこいしょぉーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
グイィー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

バアァァァー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「ぬはァァ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドッザァァァーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ビラコ「あ…あいたー!!!!!!!! ですよ」

魔法使い1「つ……」

魔法使い達『釣り上げたァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
わー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ザブァブァブァブァブァブァブァブァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


魔法使い3「見ろ…水が勢いよく水路に流れ込んでいくぞッ… ギリギリだ…」


ザアアアアアァー…


―――

ドドドドドドドドドドドドドドド…

キンリミテシミテ「…なに?」

兵隊「ま…前!!!!!! 前だァ!!!!!!!!!!!!!!!!」

キンリミテシミテ「前…? …………ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ザザザァーーーーーーーーー………ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


兵隊「水が押し寄せて来るぞおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

キンリミテシミテ「ッ………
………ッッち………………………」

ザグォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

キンリミテシミテ「チクショオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッツ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ

ドッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ザッバアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

760名無しさん@避難中:2014/10/08(水) 02:26:56 ID:0j.ZsY/gO
――― メッコウ村

ザアーーー…ッ


兵隊2「な…なんだ!!? 水路から水が…」

メロンピルト「…やられましたか…………………」

アシコリーダ(行けたのか……良かった…! 良かった…!!)

メロンピルト「……仕方ありません…逃げられたのなら…
…ならばこれから…この村でもっと“分かり合う”だけです…」
オ゙ン…!!!!!

アシコリーダ「!!」


――――――…

ザァァァ……………

ギル「ハァッ…ハァッ…ハァッ…………」

ヤンデル「…ギル…!!!!!!」
ガッ!!!!!!!!

ザ…
エンカ「…やったでござるな…」

ギル「…エンカ殿…!!!! エンカ殿のおかげであります」

エンカ「…命令に従ったまで…」
スィ

ギル「…ありがとうございます」

ビラコ「ギル君! 怪我治さなきゃ…」

ギル「…いえ! 結構であります! あてがった治癒札のおかげで痛みがかなり抑えられてるであります
それよりとにかくこの裏山を抜けましょう
水でキンリミテシミテ様達を押し流したとはいえ 水はいずれ抜けます
そうなれば再びここにやってきます
それまでにこの裏山を出て 応援部隊と合流しネアメのアジトに向かいましょう」

エンカ「賛成でござる」

ギル「では皆さん行きましょう」

ツバメオー「…」

ヤンデル「ツバメ 何か言うことがあるんじゃないか?」

ギル「?」

ツバメオー「………ぁ……ぅあ………えと………あぅ…////」
かぁぁ…

ツバメオー「な…なんでもないっっ」
ぷいーっ ズンズンズン

ギル「…」

ヤンデル「……はぁ…あいつはホントに…素直じゃないな…」

ギル「…何がでありますか?」

ヤンデル「…お前も鈍感だな…」

ビラコ「ふふふふ!」

ギル「??」

761名無しさん@避難中:2014/10/08(水) 02:36:22 ID:OZ080gRw0
かわいいw

762名無しさん@避難中:2014/10/08(水) 02:43:14 ID:0j.ZsY/gO
――― そして…


魔法使い1「!!!! やったぁ!!!!!!!! 山を出たァ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ばばーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ペトロ達『マッヒッヒwwwwwwwwwwwwwwwモロヒンヒwwwwwwwwwwwwwwwwwwww』

魔法使い2「うぎゃあ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
出た先から変なのおるーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブ〜ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「我々が乗ってきたペトロ達であります! 待っていてくれたでありますね」

紳士ペトロ「ヒッヒwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(ご苦労でしたね諸君
ちゃんと待っている真も友情棒の鍛練は怠らなかったかい?)」

ペトロ「ヒヒーヒーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
ニョキー ぶんぶんぶんぶんぶんぶんぶんぶんぶん
《友情棒を伸ばして振るペトロ達》

魔法使い「チンコ振り乱してんぞオイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「子供や体力が無い方はどうぞあのペトロに乗って下さい」

魔法使い2「あんなのに乗れと!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

子供魔法使い「わー!!! かわいいおうまさん!!!!!」

子供魔法使い2「わぁ〜〜! なが〜〜〜い!」
サスサスサス!!! サスススススススススススススススス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ペトロ「お…オッシュウwwwwwwwwwwwwwww…ジュルッ…ハオオオオオオオオー…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビクンビクンッ

魔法使い3「やめろぉォー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 純真無垢な子供達ィィーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞぞ〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

子供魔法使い3「これからどこ行くのー?」

ビラコ「楽しいとこですよ!!!!!!
みんなのお友達もたくさん居る所ですよぉー!!!!!!!!」

魔法使い3「わ〜〜! 楽しみぃ!!!!」

ギル「迎えの応援部隊はここからもっと先に行ったところに居るはずです
さっそく出発しましょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

763名無しさん@避難中:2014/10/08(水) 02:55:31 ID:0j.ZsY/gO
ベナガンチャラ「まぁ待つぜよ」
ドンッ…

ギル「ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ゾッ…

みんな『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
バッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ドォォーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ベナガンチャラ「おいおい 驚きすぎじゃき」

ペポコンロッコ「えへへ! やっちー!!!!!!!」

ギル「あ…あなた方はッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エンカ「……何者でござるかッ」

ツバメオー「こ…こいつら…傭兵だヨ!!!!! あの村に入ってきた…公認傭兵!!!!!!!!」

エンカ「つまり魔反会側の敵か!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ギル「な…何故あなた達がここに!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ベナガンチャラ「別にぃ…
おめーら初めこの山から来ただろが
だから当然帰りもこの山だろうと踏んで先回りしただけじゃきに」

ギル「…ッ」

ベナガンチャラ「安心するぜよ
魔反会には言っとらんぜよ 後で言うつもりもないき」

ギル「な…ならば…目的は?!!!!!!!!!!!」

ベナガンチャラ「とぉーぜん…」
ザッ… シュタッ

ベナガンチャラ「“バトル”じゃき!!!!!!!!!!!!!!!!
さっきの続きをやるじゃきにぃ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ニィン…

ギル「……戦い…!!!!? それなら先ほど…自分が勝ったではありませんか…!!!!」

ベナガンチャラ「がはははは!!!!!!!!! バカを言うんじゃねーぜよ!!!!!
あんなもんは遊びじゃがぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ペポコンロッコ「めっちゃフッ飛ばされて気絶したけどねー」

ベナガンチャラ「けいッ!!!! 横槍うるせーぜよ!!!!!!!!!!
さぁどうじゃがぜよ!!!!? やるか やらんか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
やらんなら魔反会にチクるぜよ…」

ギル「…ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

764名無しさん@避難中:2014/10/08(水) 03:18:48 ID:0j.ZsY/gO
ギル「……」

ベナガンチャラ「まぁそんなツマらんことはしたくねーんだがね
俺っちは面白い事しかしないタチじゃきに
…面白いからお前に手も貸してやったぜよ?」

ギル「!!! ………そうか…!
……倒れた自分を貯水池の近くまで運んだのは…あなた方でしたか…」

ヤンデル「なに…!!!!!」
ゴォ…

ベナガンチャラ「その通りぜよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ベナガンチャラ「まったく 俺っちの優しさは五臓六腑に染み渡るきに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
倒れて死にかけのお前を仲間の近くまで運んでやったきに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
無償でじゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今日びボランティアなんて流行らんぜよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ペポコンロッコ「なにが無償っち〜 打算でしょ〜」

ベナガンチャラ「まなー…あのまま放っておいたら聖魔の副長に殺られてたからな
俺っちと戦う前に殺されちゃ困るからな」

ギル「…何故そこまで自分と…」

ベナガンチャラ「ガハハハハ!!!!!!!!!!! さっきも行ったぜよ
俺っちは面白いことしかせんぜよ そして面白い事に飢えている
そして面白いのを見つけたんじゃき …それがお前らじゃ
…勘違いするな? お前一人じゃない
…お前達の“チーム”じゃき!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺っちは俺っち自身のこのチームに大層な自信があるきに……だからこそ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
強ェチームと戦いてぇき!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
試させてくれよォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビリビリビリッ…
ギル「…!!!!!!!」

エンカ「…これは…避けられそうにないでござるぞ…戦いを…!!!!!」

ツバメオー「…!」

ギル「…でありますね…」
チャキ…

ベナガンチャラ「まーてまて!!!!!!! さっそくやる気か!! 早漏野郎め!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「早漏!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ずぼし〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「効果音おかしくない?」

ベナガンチャラ「やるなら全力で…ぜよ!!
まずは…その傷を治せ 治療係はおるだろう?」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…


ギル「…!」

エンカ(…なんという余裕か…
しかしその自信が嘘ではないという底知れぬ実力を感じる…)
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙……

765名無しさん@避難中:2014/10/08(水) 23:01:31 ID:0j.ZsY/gO
―――

ベナガンチャラ「治療は終わったか?」

ギル「…えぇ」

ベナガンチャラ「だったらさっさとやろうじゃきにィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
来い!!!!!!!! 今度は本気ぜよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


エンカ「…バスターソードか…随分と軽々と扱うな…」

ギル「自分から行きます! 一応…一度破ってますので!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
チャキ… ダダン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ

ベナガンチャラ「おぉッ!!!!!!!! 真っすぐ来るか!!!!!!!!!!!!!!!!
上等じゃがぜよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル(…あの時と同じ!!!! 片手での大振り!!!!!!!!?
癖なのでしょうか 自分はそれを…あの時破った!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ならば同じ方法で!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ヒュッ バチィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ベナガンチャラ「あうち!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぽろ…

《振り上げたバスターソードを持つ手に剣の腹で殴打!!!!!!!!
ベナガンチャラはバスターソードを手から零す………まさにあの時の再現!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


《…が!!!!!!!!》


ベナガンチャラ「…なんてな」
ニカッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ガシッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
足で……落ちたバスターソードを…キャッチ…」

ベナガンチャラ「おらぁーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
秘伝足持ち斬りじゃがぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「くっ!!!!!!!!」
シュタッ!!!!!!!!

ギル「しまッ…不用意に飛んでしまっ…」

ベナガンチャラ「遅がじゃア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
傭兵王パンチ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
メゴッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「ばッッぷ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュオオオオオーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ヤンデル「ギルーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ベナガンチャラ「お前ら何外野決め込んどるきに?
これはタイマンじゃないがぜよ……チーム戦じゃき!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ザザザザザザッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

766名無しさん@避難中:2014/10/08(水) 23:54:28 ID:0j.ZsY/gO
ゴオーーーーーーーーーーーーーーーーーー…

ベナガンチャラ「俺っちが吹っ飛ばした勢いをすぐ止めちゃツマらんぜよ
イチニーサンタァ!!!!!!!!!!!!!!!! 来い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

イチニーサンタ『ウス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
バババ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ベナガンチャラ「スリーデブズクッションアクセラレーション!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


イチタ「ウース!!!!!!!!」
ぼいーん!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「ぐは!!!!!!!!」

ニタ「ウース!!!!!!!!」
ぼいーん!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「うぬは!!!!!!!!!!!!!!!!」

サンタ「ウーース!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぼっいぃぃ〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギュオオオオオー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「ぐわーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ツバメオー「リーダーさんがデブの腹で弾かれてどんどん加速するヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「た…助けよう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


イチタ「ウス!!!!!!!!」
ダンッ

ニタ「ウッス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぼゆよぉおおおおおおおおおん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギュン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《イチタがニタの腹で加速しヤンデル達に突っ込んだ!!!!!!!》

ツバメオー「うぎゃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! デブ大砲だぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「エ…エンカさん!!!!! ふ…防いで防いでッ!!!!!!!!!!!!!!!!」

エンカ「なッ ちょっ…ぬ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
サッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

イチタ「ウゥゥゥゥゥゥゥンスーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズドゴッシャアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

べこぉー!!!!!!!!!!!!!!!!
エンカ「へぼらぁぁぁぁぁぁぁァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
おもすぎて防ぎきれんーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドゴオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「エンカさーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

767名無しさん@避難中:2014/10/09(木) 00:15:39 ID:S/064u9cO
ツバメオー「盾で防いでも衝撃で吹っ飛ばされたヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「エンカさん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ベナガンチャラ「おいおいお前ら人の心配してる場合かちィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺っちは既にホームラン予告をすましてるぜよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パキ…ポキ…

ギュルォオオオオオオオオオオ…
ギル「う…うぐぐ……あ…!」

ベナガンチャラ「迎え撃ち傭兵王ナッコォー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
スカコォ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「ぐがッ…………」
ギュオア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ツバメオー「わああああ!!!!!!!! リーダーさんこっちフッ飛んで来るんだけど!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「う…受け止め…」

ドギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヤンデル「あぶらッち!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズザァー!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「ヤンデルー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「俺は大丈夫だ…! それよりギルだ…!!!!」

ギル「……」
ぴくぴく…

ツバメオー「ダメっぽい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

よろよろ…
エンカ「恐ろしい連携にござる…! 攻撃も迎撃もまるで無駄がない…!!!!」

ヤンデル「ギ…ギルを…ギルをなんとかしないと…!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「…お姉さんに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ビラコ「た…助けないとですよ…!!!!!!!」

ペポコンロッコ「まぁまぁ待つっち!!!!!!」

ビラコ「!?」

ペポコンロッコ「まぁこの電マで…
マッサージでもしていくっち!!!!!!!!」
ブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブブ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「きゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ヤンデル「ビラコさん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」


ビラコ「…………気持つィエアァァ〜〜〜〜〜〜〜〜…」
とろ〜〜〜ん…


みんな『ズコーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドンガラガッチャー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

768名無しさん@避難中:2014/10/09(木) 00:49:54 ID:S/064u9cO
ブブブブブブブブブブブブブブブブ
ペポコンロッコ「お客さん 凝ってるっち〜〜」

ビラコ「分かるですか〜? 眼鏡してると肩が凝るですよ〜」

ペポコンロッコ「分かる〜〜〜〜〜…………なんで!!!!?」
ブー!!!!!!!!


ツバメオー「なにリラックスしてんだヨお姉さん!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!


ビラコ「はっ!!!!! そうだった!!!!!
すみません私みんなを治療しに行かなきゃ! ありがとうですよ!!!
気持ち良かったです!!!!!!!!!!!!!!!!」
タタ…

ペポコンロッコ「まいど〜〜〜〜…………」
ニヤッ


ペポコンロッコ「…マッサージ後の急な運動にはご用心…」
ニィィ


タタタタタタ
ビラコ「今行くですー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
タッタッタッタッタッタッ…

ザリ… ザリ… ザリッ…
ビリリッ

ビラコ「ふぁ?」

バチチチチチィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ビラコ「きゃあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ツバメオー「な…なにー?!!!!! お…お姉さんの体から電気がーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」


バチバチバチ…
ビラコ「な…な…に…」
ザリ…バチッ!!!!!!!!!!!!!!!!

バチチチチチチチチチチチチチチチチチチチチチ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ビラコ「いやぁーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ヤンデル「ビラコさあああああああああああん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ビラコ「わ…私から電気…? ま…まさか…このタイミングで…覚醒!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
天狗しゃまの神通力会得しちゃった系!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぱ〜〜〜〜〜ん

ペポコンロッコ「してない系っち!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「そうなんですか? じゃなんでビリビリするですか…」

ペポコンロッコ「ふふふ…それはロッコちゃんの…“ナノマシン”のおかげナノ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!


みんな『ナノマシン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』
ゴウ!!!!!!!!


ペポコンロッコ「そうナノ」

769名無しさん@避難中:2014/10/09(木) 01:03:34 ID:S/064u9cO
みんな『――――とは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』
どーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ペポコンロッコ「まぁしらないよねーっち
ナノマシンっていうのは小さい機械だっち
ロッコのナノマシンは特別性でね 色んな性質に変わるっち!
たとえば“+”や“−”の粒子…!!!!!!!
今 そこの眼鏡さんに電マの先からそれらの粒子を付着させたっち!!!!
過剰に体に増量しちゃった2つの粒子は衣擦れと共に擦れあい
なんかすごいアレになって電気がヨッシャアァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ってなるっち」


ツバメオー「ヨッシャ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズ〜〜〜〜〜〜ン


ペポコンロッコ「つまり動くとビリビリするよってことっち」


ヤンデル「…ならそのナノマシンとやらを叩いて落とせばいいだろ…!
今助ける…!!!!」
タッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ペポコンロッコ「―――そこは危ないっち ……罠があるよ――」


ヤンデル「!!?」
ザッ…

ヂヂ…
ズドオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヤンデル「がッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《ヤンデルの体に電撃が通り抜けた!!!!!!!!!!!!!!!!》

ツバメオー「ヤンデル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」


ペポコンロッコ「今君が足を踏み入れた場所にはあらかじめ仕掛けた−の粒子が敷き詰められてたっち
そしてその直上である空中にも…ね
その間を通った君の体の+の粒子に−のあれがあれんなってイエ〜〜〜〜〜〜〜〜イ!!!!!!!! ヒューwwwwwwwwwwwwwww
ってなった」
どん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「なんだよその説明は!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
説明になってねーヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
科学なんてわかんねーくせに難しい武器出してんじゃねーヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
手に余るの目に見えてるヨマジコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞ〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ペポコンロッコ「誰に言ってんの?」

770名無しさん@避難中:2014/10/09(木) 01:15:24 ID:S/064u9cO
ペポコンロッコ「まぁ難しく考えるなっち!!!!!!!!
とりあえず私は電気を操る電マ使いってことでおkっち!!!!!!!!
これからは無理してそれっぽい説明はしないっち!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「そうしてヨ」
チンポ

ペポコンロッコ「それよりこっちばかり見てていいっち?」

ツバメオー「えっ」
くる


ブオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ブオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ベナガンチャラ「ィイイイヤッホォォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

イチニーサンタ『ウ〜〜〜〜〜〜〜〜ス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

《イチタの足をニタが掴み ニタの足をサンタが掴み サンタの足をベナガンチャラが掴み 三人もろとも振り回している光景》


ツバメオー「何事ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「…なんとバカな筋力!!!!? デブ3人をまとめて振り回している……鞭のようにッ
……ん!!? …鞭…!? …………まさか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゾク!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ベナガンチャラ「その通りじゃき!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
喰らえ必殺!!!!!!!! 連結デブインパクトオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ドゴゴゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

みんな『ぐわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

《吹き飛ばされるギルチーム!!!!!!!!!!!!!!!!》

771名無しさん@避難中:2014/10/09(木) 01:41:55 ID:S/064u9cO
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

ベナガンチャラ「…決まったな」


ギル「ぐ…ぅ…!!!!」

ヤンデル「くッ…くそッッ…」

エンカ「………!!!」

ベナガンチャラ「お前らはつえーが…チーム力は俺達の方が上だったなァ!!!!!!!!!!!!!!!!
ガッハッハッハッハッハッハッハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ペポコンロッコ「戦えない人が居るってのも痛いっちー! みんなそこ突いて来るっちよ」

ビラコ「…!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

魔法使い「お…おい…俺達…どうなっちまうんだよ…」

ツバメオー「うぅぅ…ここまで逃がしたのに…!!!!!!!!」

ベナガンチャラ「さぁて…」
ニィィィィィ


ベナガンチャラ「帰るか」
スタスタスタ

みんな『ズコォ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドンガラガッチャアァー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

魔法使い2「えっ………連れてかないのか!!!!!!!!!!!」

ベナガンチャラ「あん? 連行されてーきに?」

魔法使い「い…いやそういうわけじゃ…」

ベナガンチャラ「じゃあ良からぁ
俺っち達が用があったのはそいつらだけじゃき
安心しろ チクったりもせんきに」

ギル「…!!」

ベナガンチャラ「これは…まぁ挨拶じゃき そしてさっきのお返し…
これで1対1じゃき」

ギル「…あなたは…一体…」

ベナガンチャラ「宣言じゃがぜ
俺っち達『ロクシア』は――…お前らをライバルと認定した!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

みんな『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』

ベナガンチャラ「俺っち達には足らなかったじゃき…圧倒的に…“敵”がな…!!!
だがお前らは……面白ェ連中だ
きっと俺っちを高ぶらせてくれるだろう
だからライバル認定じゃき!!!!!!!! 今後ともよろしくバトルするぜよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「え…え〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ベナガンチャラ「ただし俺っち達と対等に戦いたきゃチームワークを磨くことだな!!!!!!
今のままでは那覇市にならんじゃき!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
次は容赦はしないきに 次会う時までにチームワークを磨くんだな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「そ…そんな一方的な…」

ベナガンチャラ「さらばじゃき!!!!!!!!!!!!!!!! 我が永遠のライバル達よ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ガハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズンズンズンズンズン

ギル「ちょっ………
…………次会う時にこのチームがあるか分からないのに…」
ズーン…

772名無しさん@避難中:2014/10/09(木) 01:42:52 ID:S/064u9cO
× 那覇市
○ 話

773名無しさん@避難中:2014/10/09(木) 02:21:41 ID:heExibM60
那覇市www

774名無しさん@避難中:2014/10/09(木) 20:42:44 ID:S/064u9cO
―――

ビラコ「……はい 治療オッケですよ」

ギル「ありがとうございます」

エンカ「…嵐みたいな連中でござった」

ヤンデル「……でも強かった…
勝負は…完敗だった……」

ギル「助かったのは…完全にお情けでありましたね…… しかし強い…」

エンカ「個人レベルならこちらと変わらぬはずでござる
しかしあの連携……まさに脅威…!!!!!!!!
あんな連中が魔反会に居るとはは思わなんだ
普通の傭兵とは格が違う」
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…

ヤンデル「変なのに目付けられたな…ギル」

エンカ「まぁこのチームも今日限りでござるが」

ギル「………」


ビラコ「…………」
キュッ キュッ ギュッ!!!!!!!

ツバメオー「ぁ痛ヨーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お姉さん包帯締めるの強すぎだヨ!!!!!!!! 梱包する気かヨボクを!!!!!!!!」

ビラコ「あ…すみません…」

ツバメオー「なに…ぼーっとしてるのさ」

ビラコ「なにも…」


ギル「………さて! 大分足止めを喰らってしまいましたが
再び向かいますか 応援部隊の所へ」

ヤンデル「村の人達も疲れてるし… 俺達も疲れてる…」

ギル「…馬かペトロでも居ればいいんですが…」


―――

オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…


ニャー ニャー ニャー
ニャニャ〜〜ン
みゃ〜〜〜〜〜〜〜〜お
ふにゃあ〜〜〜ご あーおー
ふしゃー


わらわらわらわらわら


ギル「馬でもペトロでもなく猫いっぱいおる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぶー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「なにこれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ブー!!!!!!!!!!!!!!!!

魔法使い「え 猫に乗れってこと?」

ツバメオー「ンなわけねーだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ペトロ「ヒヒーwwwwwwwwwwヒヒーwwwwwwwwwwwwwww」
ハフハフハフハフハフハフハフハフハフハフハフハフハフハフハフハフハフハフハフハフハフ

ギル「ペトロが猫を見て興奮しだした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

紳士ペトロ「ヒッヒwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
(やめないか 諸君!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
猫に興奮するなとあれほど言ってるだろう
ロリコンだぞ それは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「何言ってんだてめーは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

775名無しさん@避難中:2014/10/09(木) 21:20:18 ID:heExibM60
ロリコンなのかwww

776名無しさん@避難中:2014/10/09(木) 22:00:15 ID:S/064u9cO
ツバメオー「猫がロリなのかということさて置いて そもそも異種族だろーが!!!!!!!!
興奮してんじゃねーヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

紳士ペトロ「ヒヒ
(異種族? いや違いますね
我々は見た目の通り ネコ科でしてね)」

ツバメオー「どこがだーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「どこが猫だバカ!!!!!!!! 反逆しまくってる姿でよく言うヨマジ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

紳士ペトロ「ヒ
(いや実際そうなんですよ…
ペトロは元々このような真猫でしたが はるか大昔…
ある一匹の猫(ここでは仮に“始祖ペトロ”とする)が
ある植物をチンコにハメたことから始まります)」

ツバメオー「始まりからおかしーぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

紳士ペトロ「…と 言うわけでペトロという種が生まれたのです」

ツバメオー「何がどうなってそうなったァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ハショったうえにナチュラルしゃべってんじゃねーし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ペトロ「ヒヒ
(昔のことだからよく分かりません
つまりまぁそういうことです
ペトロは紳士 猫はロリ 遥か昔から定められた避けられぬ運命なのです)」

ギル「猫にはオスも居ると思うんですがそれは」

ツバメオー「あーもういいヨ!!!!!!! キリがないからいいヨ!!!!!!!!!
ところでこの猫はなんなんだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エンカ「いやまてツバ嬢 ふむ猫…猫…猫の群れ…
そう聞くと誰か一人思いださぬか?」

ツバメオー「へぇ?」

ギル「……まさか!!!!!!!!」


ぬぅ
けむくじゃら「その通り」


魔法使い達『うぎゃあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ムッ○ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドォ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

バァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウソニ「ちがう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウソニだ






ですぞ」

ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

777名無しさん@避難中:2014/10/09(木) 22:36:42 ID:S/064u9cO
バババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「あ…あなたは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ざわ!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「シスコンお兄さん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「俺とキャラがかぶってる人!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エンカ「モブ顔!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「生体マタタビ野郎くん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ズォオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ウソニ「ウ・ソ・ニだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
わざとやっているな…」

ギル「お久しぶりでありますね!!!!!!!!
その節はどうも…」

ウソニ「あぁ こちらこそ
それよりさすがだな 一人とて欠ける事なく脱出させるなんてな」

ギル「そういう任務でありますから」

ウソニ「なかなかできることじゃない」

エンカ「…して ウソニ君がこの場に居るということは……君が迎えの応援か?」

ウソニ「あぁ そうなる」

ヤンデル「え…………一人?」

ウソニ「猫もいるぞ」

ツバメオー「いやそういう問題じゃねーだろ」

ウソニ「本当はもっと人手があるはずだったが
急に俺一人で行くことになった」

エンカ「それは妙だな」

ツバメオー「イジメだよイジメ
お兄さんあんた メンドくさい仕事全部押し付けられたな」

ウソニ「そ…そうなのか?」

ツバメオー「そうだヨ」

ヤンデル「適当なこと言うなよ」

ウソニ「…そうだったのか……
イジメか……それで俺は一人でずっと待ちぼうけか…
一人で…猫に囲まれて……モフモフ寝転がって…
…くそッ…なんて陰湿なイジメだ(にこやか)」
にぱぁ〜〜〜

ツバメオー「すっごいいい笑顔!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
猫と過ごした日々めっちゃまんざらでなさそう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

778名無しさん@避難中:2014/10/09(木) 22:57:37 ID:S/064u9cO
ウソニ「そんなわけないだろう 体中毛だらけだ
本当に最悪な気分だ 猫は嫌いなんだよ」
すぃすぃすぃすぃ

ツバメオー「とかいいながらめっちゃ手慣れた手つきでじゃらしてるヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウソニ「さあ 合流したんだ 行くとしよう」

ツバメオー「ちょっとまて!!!!!!!! 馬もペトロも連れてきてないのにお前応援って何しに来たんだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
必要だったのかお前!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ず〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ウソニ「俺に聞くな」

ワーワー ギャーギャー


ビラコ「…くすっ」

ギル「ビラコ殿?」

ビラコ「ウソニ君 なんだか元気になった」

ギル「…確かに
…あのあと …すぐにとは行かなかったでしょうが
きっと心に整理をつけたのでしょう 強いお方ですね」


ツバメオー「ちょっとお兄さん 猫も連れてくの?」

ウソニ「当たり前だろう 置いておいたらかわいそうだろう
いくぞ! もみーの1号・2号・3号・4号・5号・6号・7号・8号・9号」
ば〜〜ん

ツバメオー「ブ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
猫にもみーのの名前付けるなヨ!!!!!!!! このシスコン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!

ウソニ「違う!!!!!!!! …風水だ! 風水」

ワーワー ギャーギャー


ギル「………完全に整理…とはいかないようでありますね…」

ビラコ「あははは…」

779名無しさん@避難中:2014/10/09(木) 23:29:52 ID:S/064u9cO
〜〜〜 そして

ウソニ「着いた」
ごにゅちゅああああああああああああ…

ツバメオー(更に猫増えとる…)

ギル「はー…やっと着いた……」

ウソニ「俺も3日ぶりになるな」

ギル「皆さん!
ここがネアメ・ルートのアジトになります
この中では皆さんの安全が保証されます
もちろん色々な制限がありますが…」

魔法使い「ここに住まわせてくれるだけでありがたい!!!!!!!
俺達ゃ戦力にゃならねぇが…雑用ならなんでもするよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「えぇ! ありがとうございます!!!!!
この中に入ったらまず皆さんの居住区を割り振る事になりますので―――」

ツバメオー「話は後にしてヨ
開けるヨ」

ギル「あ…あぁ はい」

ツバメオー「よいっしょー!」
ぽゆ〜〜〜ん


ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ


魔法使い達『おぉ〜…』

ギル「では皆さん 一列になって―――この先はしばらく少々くらいので足元に気をつけ…」
ザッ…ぷにぃ

ギル「ん? やわらか…」


ド〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
人「うぐぐ…」

ギル「ぎゃ…ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
人ォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「ネアメの人間!!!!? どうした…!!!!!!!!!?」

エンカ「敵襲か!!!!!!!!!?」

ビラコ「でも怪我はしてないみたいですよ 疲労はしてるみたいですけど…」

ギル「ど…どうしたのでありますか!!!!! 新しい方がたをお迎えした矢先から!!!!!!!!!!!?」

人「うぅぅー…きゅ…休憩………休憩してるだけ…だから…
騒がない…で…あいつらが…来る…」

ギル「?!」


ドタドタドタドタドタドタドタドタ
軍服「3306番!!!!! こんなところにいたか!!!!!!
カリキュラムはまだ終わっていない!!!!! 逃げた罰で特別メニューを課す!!!!!!」

人「う うぁ〜〜〜〜…! や…やめてくれぇ〜〜〜…」

ギル「!!? ちょっ…ちょちょちょっ…!!!! なにをしているのでありますか!!!!!?
乱暴なことはやめてください!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

軍服「…ギル部隊…だな 任務ご苦労
これはこちらの問題故 口出し無用」
ズリズリズリズリ

人「い…いやだぁ〜〜〜〜〜〜………」

オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙


みんな『…!!?』

780名無しさん@避難中:2014/10/10(金) 00:06:39 ID:FXarzPM6O
http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org84426.jpg

781名無しさん@避難中:2014/10/10(金) 00:24:40 ID:FXarzPM6O
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ

ツバメオー「…なんなの アレ?!」

ギル「…今のは…軍人…魔法使いではないようでありますが…」

エンカ「…どこかの傭兵でござるな 協力組織のいずれかの者か…
今引っ張られていったのは…魔法使いか」

ツバメオー「…なんで魔法使いが軍人に引っ張られてくの!!!!!?
おかしいヨ…ちょっと…行こう!!!!!!!!」

ヤンデル「あ…あぁ…!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「我々も!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザザッ…

ダダンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


みんな『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』



オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙

人2「うぅぅ…」

人3「うぐぅぅぅ…」

人4「ハア…ハア…」


ゴウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ…


エンカ「!!!!!!!!? 人がたくさん倒れている!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ビラコ「…皆さんさっきの人と同じ…! すごい疲労困憊ですよ…!!!!!!」

ウソニ「ここはラウンジだろう…
おかしいな 俺が応援に出た3日前にはこんなことはなかったが」

ツバメオー「ど…どうしたんだヨ!!!!!! 一体どうして…」

人5「い…いやだ…戦いたくないのに…いやだ……いやだ……いやだ………」
ぶつぶつぶつ…

ツバメオー「…おい!!!!!!」

ギル「放心状態であります…」


ピッピッピッ ピッピッピッ


ヤンデル「なんだ? 笛?」


ピッピッピッピッピッピッピッピッピッ
人達「イチニ サンシ アナLOOK 奥まで見える アナLOOK」
タッタッタッタッタッ


ツバメオー「半裸の男達が変な掛け声とともに走ってきたよ!!!!!!!!!!!!!!!!」
どーん!!!!!!!!

エンカ「…すごい汗でござる
まさかこの円形になった巨大なラウンジを何周も走っているのか?」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

782名無しさん@避難中:2014/10/10(金) 01:48:22 ID:FXarzPM6O
人達『イチニ サンシ アナLOOK 奥まで見える アナLOOK…』
タッタッタッタッタッタッ


ツバメオー「なんだよあの掛け声は……罰ゲームか!! 罰ゲームなのか!!!!」

エンカ「…あの集団…魔法使いもそうでない者も混じっているようでござるが…」

ギル「…もはや顔に精気が…
一体どのくらい走ってるのでしょう…」

人6「……あいつらは…もうかれこれ3時間はぶっつづけで走ってる…」

ギル「なッ…」

エンカ「それはもう精鋭がやることではないか…!!?
見たところあの中には10代のものや 結構な歳の者もいるようでござるが!!!!?」

ギル「これは…一体……」

ツバメオー「誰か他に詳しい人はいないの?」


??「おーい!!!!!!!! ツビー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「!?」

タッタッタッ
マンツウ「帰ってたんだな! ツビー!!!
連絡くらいしろよ!!!!!!!!!!」

ツバメオー「いや今帰ったとこだから」

マンツウ「そっかそっか! 大丈夫だったか!!?
怪我はないか? あるなら言え!!!!!
いつツビーが怪我してもいいように応急処置の技術はあらかた習ったんだ!!!」

ツバメオー「いや間に合ってるヨ」


ギル「……誰ですか?」

ビラコ「つびー??」

エンカ「なんだか親しげな…というか馴れ馴れしい者でござるが」

ヤンデル「…マンツウ
ツバメオーと同じ魔法使い…
境遇も似てるからよく話してる
ツビーはツバメの愛称……らしい」

ギル「え…えぇ…!!!!!!!!!!?」
ドキィィ…!


ギル「ツバメオー殿に友達いたんスか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「え〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
驚天動地ーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「ヤンデル殿以外に適応出来る者がおったのか」

ヤンデル「心外だな
俺はツバメとは友達じゃないぞ(怒)」

ギル「そんなに拒否しなくとも!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずーん!!!!!!!!

783名無しさん@避難中:2014/10/10(金) 02:54:54 ID:FXarzPM6O
マンツウ「ツビー! 肩揉んでやろうか!? なんか食べたいものある?」

ツバメオー「ねーヨ」


ウソニ「ぐいぐい行くな」

ビラコ「あらまぁ…」

ギル「う…うーむ…あのツバメオー殿に臆面もなく話し掛ける事が出来るとはなんという猛者…」

ウソニ「いや同じ仲間なのにどんだけ恐れているんだ」

ギル「い…いや恐れているわけではありませんが」

エンカ「まぁ拙者達のような大人にとってみればかわいいモノでござるが
同年代から見ればなかなかとっつきづらい性格でござろうな ツバ嬢は」

ウソニ「…そうなのか もみーのとは仲良く話していたのにな」

ヤンデル「一度慣れると馴れ馴れしいから…あいつは…」

ギル「うぅ…自分には到底不可能な領域ですよ…」

ビラコ「でもあの子 なんか…」

ギル「? なんですか?」

ビラコ「…いや やっぱりなんでもないですよ うふふ」

ギル「?」


マンツウ「ねぇねぇこれ俺のだけどポカリ飲む?!!」

ツバメオー「お前の唾液に塗れたポカリなんてきたねーからいらねーヨ」

マンツウ「疲れてない? 俺の背中で寝ていいよ!」

ツバメオー「布団出せ」


ギル「どんどん行きますね」

エンカ「ところで先ほどヤン坊が申した“同じ境遇”とは一体?」

ヤンデル「マンツウも村と親を魔反会に消されたんだ…」

エンカ「…なるほど…」

ビラコ「ていうかヤンデル君は2人の会話に入らないです?」

ヤンデル「…俺 アウトオブガンチューされるから…」

エンカ「…………なるほど」


ツバメオー「おい
ボクはお前と遊んでる暇はねーヨ
同じ部隊の人が待ってるし」

マンツウ「…! そうなのか じゃあ挨拶してこよ」
タタ


マンツウ「こんにちは お姉さん 僕はマンツウ
いつもツビーがお世話になります」

ビラコ「いえー♪」

マンツウ「さて………ヤミー君 久しぶり」
ズイ!!!!!!!!

ヤンデル「あ…あぁ…(顔超近い…)」

マンツウ「ツビーとヤミーの仲間の人達ですね こんにちは」
ズイイイイイイイ

エンカ「うむ(顔近ッ)」

ウソニ「俺は部外者だが(ものすごい勢いでメンチ切られている…)」

ギル「どうもはじめまして
自分はギルであります」

ズイッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マンツウ「あぁ………どうも…………こんちは………………」
ミシッ…ミシッ…

ギル(めっちゃ至近距離で睨まれてる…ついでに足踏まれてる)
ズーン…

784名無しさん@避難中:2014/10/10(金) 11:23:21 ID:FXarzPM6O
× エンカ「ヤンデル殿
○ エンカ「ヤン坊

785名無しさん@避難中:2014/10/11(土) 01:05:01 ID:SEuoVZyMO
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
マンツウ「………」

メギッ…メキキッ…メキャ…
ギル「…あ…あの〜…ふ…踏んでるんですけど…」

マンツウ「…」
ミシィッ

ギル「さ…更に踏むとか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「おい
なに見つめ合ってんだヨ そのままキスでもするのか
キメーヨ」

バッ!!!!!!
マンツウ「…ははっ! そんなことするわけないだろ!!!!!!!
俺の唇はツビーに予約済みだぜ…!」
キラ…

ツバメオー「ごめ
舌で奥歯なでてて聞いてなかったヨ なんか言った?」

ヤンデル「…ところでマンツウ…
ここの状況はなんだ? なにがあったんだ…?」

マンツウ「ツビー 今日一緒に食堂行こうぜ」
す〜〜ん…

ヤンデル「………
ツバメ…聞いてくれ…」

ツバメ「おい マンツウ
このアジトの変わり様はなんだヨ?」

マンツウ「あぁ……方針転換だって」

エンカ「方針転換?!!!!!!!!!」

マンツウ「ネアメは 将来の魔反会との決戦のために戦力増強の方針を掲げたんだ
…今この状況もその一貫…つまり
『ネアメ・ルート全兵士化計画』…ぢ」

ビラコ「ネアメ・ルート…全兵士化計画…!!!!!!!!!!!!!?」

マンツウ「そう 戦えるものは全員前線に…!!
そのために “外部”の傭兵団が主導となり ネアメの人間全員に戦闘のノウハウ…そして体作りを監督している
…それがこの状況ってわけだ」

エンカ「なに…!!? 老若男女関係なくか…!!!!?
…無謀すぎる!!!!!!! 正気か!!!!!!!!!!!!!!!!?
発案者は誰でござる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

マンツウ「……」
す〜〜〜ん

エンカ「面倒くせぇなこいつ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

786名無しさん@避難中:2014/10/11(土) 01:47:56 ID:SEuoVZyMO
ツバメオー「誰がこんなの考えたんだヨ」

マンツウ「知らないよ……ここのボスじゃないの?」

ギル「あ…ありえない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ディミリア様がそんな提案を出しますか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォォォ

マンツウ「しらねーよ
俺達は言われてる事に従ってるだけだ」

ツバメオー「お前もやってんのかヨ」

マンツウ「あぁ 当たり前だろ!! 健康な奴は全員強制参加だ
俺…よえーけど…これで鍛えたら部隊に配属させてもらうんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


軍服「おいそこォ!!!!!!!! いつまで休んでいる!!!!!!!!!!!
訓練は既に再開しているぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


マンツウ「…あ! イエッサァ!!!!!!!!
…ツビー! 俺は戻るよ
もし俺も鍛えて 一人前の戦士になったら俺と組もうよ!!!!!!
そんな変なチームなんかよりきっと合ってると思うぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
タッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


し〜ん…


ギル「…最後に我々のチームをめちゃくちゃディスって行ってしまわれた…」

エンカ「…ふむ…しかしこれは…」

ウソニ「俺が居た3日前までは至って普通だったが……
急に方針転換をしたのか?」

魔法使い「お…おい! な…なんだよこれ…!!?
は…話と違うぞ!!!!!!!!!!!!!!!!
前線ってなんだ!!? 俺達に…子供達もか!!!!!!?
お…俺達は戦いなんて出来ないぞ だ…だから安心してこの場所に…」

魔法使い達『そ…そうだそうだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

わーギャーわーギャー

ギル「み…皆さん落ち着いて…!」

ザッ
軍服「おい お前ら
そいつらは新入りか?」

ギル「し…新入り…? この魔法使いの方々でありますか?
彼らは我々が連れてきたメッコウ村の魔法使いの方々であります
これから部屋の割り当てで…」

軍服「そんなものはどうでもいい!!!!!!!!!!!!!!!!
そいつらの名簿を出せ! 新たな戦力として登録し さっそく登録し戦力増強のプログラムを組み全員強制参加で実行する!!!!」
ゴウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「なっ……今いらっしゃったばかりですよ!!!!!!!!」

軍服「そんなのは関係ない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
兵力を増強するためには1秒でも無駄には出来ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
このネアメに来たからには一切の妥協も許さん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
名簿を出し 全員俺の後をついてこい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まずはラウンドを100周走り込みだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

魔法使い達『ひ…ひひーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ぞ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「み…皆さん落ち着いて!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
あわたた あわたた あわあわ


ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…

787名無しさん@避難中:2014/10/11(土) 13:57:18 ID:SEuoVZyMO
× …ぢ
○ …だ

788名無しさん@避難中:2014/10/12(日) 02:06:15 ID:ZQ2nDD6EO
ギル「悪いですが そんな急なことを言われても彼らも心の準備が出来ていません
彼らも戦うことは拒否していますし 元々我々だってそのつもりでこの方々を連れてきたわけではありませんし」

軍服「お前らは…いつまでもいつまでもそんな甘ったるい事を…
戦えん者を戦えんまま置いておいて何になる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ここは託児所か!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
このまま無能が増えつづけたらいずれ維持出来なくなるぞ」

ギル「しかし見捨てるわけにも そして彼らの気持ちを尊重しないわけにもいかないであります」

軍服「えぇい うるさい!!!!!!!!!!!!!!!! うるさい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前達がどういおうが関係ない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この計画の責任者は俺達だ!!!!!!!! 余計な口出しをするな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「そういうわけにはいきませんね
計画だかの責任者とはいえ あなたがこのネアメに所属するイチ協力者である以上 ネアメの命令序列は待ってもらわなければ」

軍服「なに…?」

ギル「このネアメに来た魔法使いの方々に最初にしてもらうのは我等が統括ディミリア様へのお目通りであります
ディミリア様はこのネアメにいらっしゃった魔法使いの方々の魔力パターンをアーカイブに記録し独自で特殊な名簿を作成なさるのであります
この名簿の情報から 今後のネアメ内での配属を決めます
そして最も重要なのはこのアジトの防衛プログラムにその魔力のパターンを入力することであります
入力された魔力をアジトの防衛プログラムが記憶し その魔力が外に漏れないようにブロックするのであります
つまりこれを怠れば 最悪魔反会に漏れ出す魔力を感知されアジトの場所が割り出される恐れがあります
故に我々特外部隊はこのネアメに連れて来た魔法使いの方々をまずディミリア様の元へ連れていくのです」

軍服「…!!」

ギル「分かりますか? つまりこれは統括命令であります
それともあなた方は統括より立場は上とでも?」

軍服「……ッち…!!!
だ…だったら…さっさと行け…!!!!
め…名簿はそのあと…出せッ…!!!!!!!! くそッッ…」
ズンズンズン

しぃーん…

ギル「…ふぅ」

ヤンデル「…すごい…! ギルが軍服を追っ払った…!!!!!!!」

魔法使い「あ…ありがとう…!!!!!!! ありがとう…!!!!!!!!」

ビラコ「良かったですよ! …でも そんな命令があったなんて知らなかったですよ?」

ギル「あ…あぁ…いや…すみません 今の話は何と言うか…方便です」

ヤンデル「え…?! 嘘なの…!!!!!!!?」

ギル「え…えぇ…今の方を言いくるめるための嘘でありました…
…いやはや…緊張しました
今の方はあまり内部に詳しくなさそうだったのでなんとか通用しましたが…」

ツバメオー「…はぇ〜……あの状況でよくもまぁ舌が回ったな」

エンカ(愚直で真面目すぎるこの男が“嘘”か…
…ふむ 多少は甘さも抜けたか――…)

789名無しさん@避難中:2014/10/14(火) 01:24:59 ID:K7QIPGJkO
ギル「とりあえずあぁ言った手前もありますから 皆さんでディミリア様の部屋に行きますか」

ビラコ「先生と会うの久々ですよ♪」


〜〜〜

コンコン
ギル「ディミリア様! ただいま戻りました」


しーん…


ヤンデル「…反応なし…」

ギル「おかしいな
ディミリア様? ディミリア様ー?」
コンコン コンコン


しぅ〜〜〜ん…


エンカ「いないのではないか?」

ギル「うーん…………入ってみますか」
ガチャ…


ガッサァァァァァァーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ドササササササササササァァァァァァァァァッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「べぷぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶぶー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
《扉を開けた瞬間になだれ落ちてきた書類に埋もれたギル!》

ヤンデル「ギルーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「なに これ!!?」
ガサ…
ウソニ「使用許可申請書…? 何のだ…?」

ビラコ「それより先生はどこですかぁ!!?」
ドカドカ

ゲシゲシゲシゲシ
ギル「ふげー!!!!!!!!! 踏んでる!!!! 踏んでるー!!!!!!!!」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!


ごっちゃごちゃ〜〜〜〜〜〜〜〜

ツバメオー「うわー 中まで紙だらけだヨ」

エンカ「それで 統括はどこだ?」

ビラコ「先生〜〜…………ふぁっ!!!!!!!!」


ばぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!
ディミリア「くかー」

《ディミリアは部屋の奥の休憩スペースで大の字で寝ていた》


ヤンデル「寝てる……紙の上で…」

ツバメオー「なんつー無防備な寝姿だヨ ボスの威厳もないヨ」

ビラコ「先生かわいいですよー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
はぁ〜〜〜〜〜もうっ添い寝したい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ゴロリ!!!!!!!! ぴたっ…

エンカ「さっそくした!!!!!!」

ツバメオー「キマシタワアッーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙

790名無しさん@避難中:2014/10/14(火) 12:11:33 ID:K7QIPGJkO
ディミリア「むにゃむにゃ…」

ギル「ディミリア様〜〜〜……… うーむ…起きないでありますね………」

エンカ「相当疲れが溜まっているようでござるが…?
この書類の山が関係しているのか…?」

ツバメオー「にしてもだらしない格好だヨ」

ビラコ「………ぐ〜〜…す〜〜…」

ヤンデル「ほ…本当に寝た…」
ずーん…

ディミリア「…あ〜〜…う〜〜〜…
むにゃ…むにゃ… ホットケーキ〜〜…
ホットケーキの精霊に奥歯ガタガタ言わされたよぉ〜〜〜…………」


ツバメオー「なんの寝言だヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
の〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!

ビラコ「ぐーぴー………先生っ…ホットケーキの精霊は水につけるとフヤけるですよッッ…
バケツに大山の涌き水を汲んでブッかけるですよぉ…!!!!!!」

ディミリア「し…しまった!!!!! 大山の涌き水はどん兵衛に使ってしまいました!!!!!!!!!! むにゃー!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「かーっ!!!!!!!!!!!!!!!! 涌き水でどん兵衛とか超贅沢思考なんですけどーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぐぴーーーーーーーーーぽぉ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
むにゃー!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「寝言で会話すんな!!!!!!!!!!!!!!!!」
ば〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ディミリア「はっ…………」
ガバッ!!!!!!!!

ディミリア「………………? …むにゃあ…?
んむぅ〜〜〜〜…くあぁ…」
ふあああ…… ごしごし…

ディミリア「よくねた……………ハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガバ!!!!!!!!!!!!!!!!

うつらうつら
ディミリア「………うーん…」
キョロキョロ…

ディミリア「はっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

みんな『………』
じ〜…

ディミリア「い…いやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガッバァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ディミリア「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドゴオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!! ドゴオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「ディミリア様ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
錯乱して壁に何度も体当たりしないでくださいーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

791名無しさん@避難中:2014/10/14(火) 12:21:32 ID:K7QIPGJkO
訂正

ディミリア「むにゃむにゃ…」

ギル「ディミリア様〜〜〜……… うーむ…起きないでありますね………」

エンカ「相当疲れが溜まっているようでござるが…?
この書類の山が関係しているのか…?」

ツバメオー「にしてもだらしない格好だヨ」

ビラコ「………ぐ〜〜…す〜〜…」

ヤンデル「ほ…本当に寝た…」
ずーん…

ディミリア「…あ〜〜…う〜〜〜…
むにゃ…むにゃ… ホットケーキ〜〜…
ホットケーキの精霊に奥歯ガタガタ言わされたよぉ〜〜〜…………」


ツバメオー「なんの寝言だヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
の〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!

ビラコ「ぐーぴー………先生っ…ホットケーキの精霊は水につけるとフヤけるですよッッ…
バケツに大山の涌き水を汲んでブッかけるですよぉ…!!!!!!」

ディミリア「し…しまった!!!!! 大山の涌き水はどん兵衛に使ってしまいました!!!!!!!!!! むにゃー!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「かーっ!!!!!!!!!!!!!!!! 涌き水でどん兵衛とか超贅沢思考なんですけどーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぐぴーーーーーーーーーぽぉ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
むにゃー!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「寝言で会話すんな!!!!!!!!!!!!!!!!」
ば〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ディミリア「はっ…………」
ガバッ!!!!!!!!

ディミリア「………………? …むにゃあ…?
んむぅ〜〜〜〜…くあぁ…」
ふあああ…… ごしごし…

ディミリア「よくねた……………ハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガバ!!!!!!!!!!!!!!!!

みんな『………』
じ〜…

ディミリア「い…いやあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガッバァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ディミリア「おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドゴオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!! ドゴオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「ディミリア様ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
錯乱して壁に何度も体当たりしないでくださいーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゾ〜〜ン!!!!!!!!

792名無しさん@避難中:2014/10/14(火) 21:42:35 ID:K7QIPGJkO
ディミリア「…は…恥ずかしいところをお見せしてしまいましたね……すみません…」

ギル「いやいや…そんな…」

ツバメオー「いや超恥ずかしい姿だったヨ
いい大人が大の字でへそだしてヨダレ垂らして寝てるなんて」

ディミリア「い…いやぁーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!! もう言わないで下さいぃーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガババァ〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《布団をかぶり隠れるディミリア》

ディミリア「……………すぴぃ〜〜〜〜…」
ゼットゼットゼットゼット…

ヤンデル「また寝た!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「…そんなに疲れてらっしゃるのでありますか…?」


―――

ディミリア「…ごめんなさい 最近雑務に追われてて…
みなさん 任務お疲れ様でした
やはり皆さんを選んで良かった
メッコウ村の方々もよく耐えて下さいました
ようこそネアメへ…」

魔法使い達『お邪魔してます』

ギル「しかディミリア様…
疲れで眠ってしまうほどのし雑務とは……この書類の山でありますか?
一体これはなんの書類で…?」

ディミリア「……ご覧になります?」

ピラ…
エンカ「…ふむ
第3軍議広間使用許可申請書…
第7グラウンド1日使用許可申請書…
空き農園改修許可申請書…
その他も……これら全て要望・申請書の類か」

ツバメオー「どこがこんなに申請してくるんだヨ」

ディミリア「スパルティーさんです」

ギル「スパルティー……って…あの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ディミリア「はい
それらの…アジト内で比較的空いているスペースを 訓練などで使わせてもらえないかと…」

エンカ「理解した
このアジト内の惨状はあの男の仕業か!!!!!!!!」

ディミリア「惨状…?!! ど…どういう状況なんですか…? ちょっと詳しく教えて貰えませんか?」


―――

ディミリア「そんなことに……!」

ギル「ディミリア様 この状況を知らなかったのでありますか…?」

ディミリア「…すみません
これらの書類が次々と私の元に来て…その処理に追われて 最近この部屋から出れずに居たのです」

エンカ「ふむ…それは恐らくスパルティーの作戦か…
統括殿を半軟禁状態にしてその内に好き勝手ネアメを改造したのでござろう
姑息な…」

ディミリア「………」

793名無しさん@避難中:2014/10/14(火) 23:32:06 ID:K7QIPGJkO
ウソニ「しかし勝手に話を進めたわけではないのでしょう?」

ディミリア「えぇ………もちろんスパルティーさんとは色々お話を詰めました
あの人の考えも分かることですし しかし私はその方面に関しては疎いもので…
“あまり無茶をしない範疇で”ほぼほぼコトをスパルティーさんに任せていたのですが………
まさか私が見ない間にこんなことになっているとは思いませんでした」

ギル「ディミリア様が強く言えばこんな無茶なことはやめるはずです」

ディミリア「ええ……しかしスパルティーさんの思いも分かりますから…計画を無しにしろとは言えませんね
いつか魔反会と再び正面から戦う日が来ますし…
…とりあえず…その話のような酷いことはやめるように言っておきます
あくまで戦う意思のある人だけに 常識の範囲内の訓練をするように…と」

ギル「はい」

ディミリア「メッコウの方々も…あとのことは私が手を回しておきます
今日は安心してお休み下さい」

魔法使い『やったー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
わー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ディミリア「…ふぅ では…私はまたこの書類と向き合わなきゃ
私をここに留める策であろうが 統括としてやらなければならないので」

ギル「……無理はなさらず」


ビラコ「…むにゃむにゃ…ふあぁ〜〜…天狗の川流れですよぅぅぅ…ぅ…」

ギル「まだ寝てたんですか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

ガチャ

魔法使い「ひやぁ〜〜〜〜 やっと落ち着けるぜ!!!!」

魔法使い2「来ていきなり戦いに出ろとか言われた時はヒヤヒヤしたぜ
魔法使いだけど魔法なんて使えねんだ 無茶な話だぜ マジな」

魔法使い3「それな」

わいわいキャッキャッ




ス…
スパルティー「……………ふん……」

794名無しさん@避難中:2014/10/15(水) 02:20:57 ID:OPWqKqr.O
―――

ディミリア「……というわけです」

スパルティー「なるほどな
まぁ考えておこう」

ディミリア「お願いします」

スパルティー「しかし統括っ娘殿? いつまでこのような状況を続けるつもりかね
…“戦わない” “誰かが他に戦ってくれる”なんて考えは甘いと思わんかね?
以前のネアメがどうだったかは知らんが…今は圧倒的に戦力不足…
魔反会と戦うためにも力は養って行かねばなるまい そこのところ…分かってもらいたいがな」

ディミリア「分かっています…しかしやり過ぎはよくない…ということです
そのあたり よろしくお願いしますね」

スパルティー「そうか まぁいい
統括っ娘殿の命令ならば多少は善処しよう」
ザ……

ディミリア「…」

スパルティー「…最後に…リーダーたるもの あまり下の者の顔色を窺うような事はやめることだな…
…でなければいつか…人が離れるぞ…統括っ娘殿………」
ザッ ザッ ザッ ザッ…

ディミリア「……………」

オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…


――― 夜

ギル「…あッ!!」

ヤンデル「…どうした…?」

ギル「そ…そういえばこのギルチームの解散の事 するの忘れてました
…ど…どうなるのでありましょう」

ヤンデル「……このままならこのままでいいよ…」

ギル「ま…まぁそうですけど 一応アレが最後の任務ってことでしたし………
…また話に行ってみますか…」

ヤンデル「…チームを再編することがあったら…俺はまたギルと同じチームがいい…」

ギル「そ…それは本当ですか?! う…嬉しいでありますね…!
し…しかしヤンデル殿が入るとなると当然ツバメオー殿も一緒では…
そうなって前と同じ状況でありますよ」

ヤンデル「いいさ…ツバメのアホなんて…
あいつはマンツウと一緒に居させりゃいいさ…」

ギル「マンツウさんですか…

あの方はやる気満々でしたから明日以降も残るでしょう
…何故あそこまでたぎってるのかは分かりませんが…」

ヤンデル「まぁあいつはクズだからな…」

ギル「は…はぁ…そうですか…
ま…まぁそういうことにして……今日は寝ますか 色々あって疲れましたからね 本当」

ヤンデル「あぁ」

ギル(…新しいチームかぁ…)


―――

795名無しさん@避難中:2014/10/15(水) 02:38:21 ID:OPWqKqr.O
――― 3日後

超朝


マ゙ーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マ゙ーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ガッバァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「な…なんじゃあああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ど〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


マ゙〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ギル「な…なんでありますか…!? アジト内の放送…!!?
ま…まだ6時でありますよ…?」

ガラッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
軍服「起きろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「んななっ…なんでありますかァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!

軍服「6時30分より朝の体操を開始する!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
貴様の組分けは『即戦力グループ』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
時間通りに第6広間に来い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
1分でも遅れた場合はそのテーブルの3番目の引き出しの奥に隠してあるパン筋写真を没収する!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「なんで知ってるんすか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブゥ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


――― 第6広間

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…

ギル「う…うごごぉ…!!! 体操って…!!!!」
ブン…… ブン……


軍服「そこォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
振りが遅い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
剣の素振り 片手ずつで500回!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 休まずやれェ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「は…はひぎぃ…!!!!!! こ…これ…両手剣でありますよ…!」

ヤンデル「…ッ これの前に腕立て・腹筋・背筋・スクワットやってるから余計にキツいな…!」
ブン…ブン…

ギル「え…えぇ… し…しかしこの広間の集まりは…
全員特外部隊の方々でありますか…」
魔法使いのツバメオー殿やサポートのビラコ殿は居ませんが…

軍服「そこォォ!!!!!!!!!!!!!!!! ぴーちくぱーちく囀るな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


エンカ「まったく 偉そうでござる かく言う自分は出来ないだろうに」
スイン スイン

ギル「さ…さすがエンカ殿…
両手剣を軽々指3本で振ってる…」

796名無しさん@避難中:2014/10/15(水) 03:13:14 ID:OPWqKqr.O
――― そすて

だく〜〜〜〜〜〜〜…!
ギル「ん…んぜぇ〜〜〜〜〜…!!!!!!!! ぜぇぇ〜〜〜〜〜〜〜…!!!!!!!!!!!!!!!!
ち…ちかりたァ…!! 結局あれから…槍の突き500回…弓の弦引き600回…ケツバット100回…!
朝からキツすぎる…!!!!!!!」

ヤンデル「最後にケツを鍛える必要性が分からなかった…」
ずーん…

軍服「まだ終わってないぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
次はすぐに19番扉から外に出ろ!!!!!!!!!!!!!!!! すぐにだぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「ま…まだあるのでありますか…」

特外部隊兵「なんだよこれ…! 朝から…!!!! やってらんねーぜ…」

エンカ「まぁ確かにキツいが 我々前線の兵もたまにはこうして訓練するのも良いでござろう」

特外部隊兵「バ…バカ言うな…! ここまでしたら昼の仕事に影響するだろうが…!!!!!!!!」

ギル「ま…まぁ確かに…」

特外部隊兵「それにこれ…今日だけか? これから毎日続くとなったら勘弁だぜ…
統括の頭はどうなってんだ? こんなのまかり通るなんておかしいだろ…」

ギル「なッ…そんなことを言ってはダメでありますよ…」

特外部隊兵「…俺だって言いたくねぇよ でも…言いたくもなるだろ…」

ギル「………」


―――

ギル「…ディミリア様…あのあとスパルティー殿と話はしたのでありましょうか…」

ヤンデル「…うーん…」

エンカ「あの統括殿ならそのへんはちゃんとしていようぞ
まぁ拙者達くらいはこの程度あっても良いのではないか?
拙者達こそネアメの前線で戦う兵でござるからな」

ギル「いやしかしさっきの方が言ってた事も分かりますし…朝からこれはやり過ぎじゃ…」

エンカ「この程度で音をあげているようではむしろ問題でござろう」

ヤンデル「さすが…タフガイ……」


軍服「着いたぞ!!!!!! 全員出ろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ガチャ…

ズオオオォ〜〜〜〜〜〜〜〜ン………
《扉を抜けると 目の前には角度90度の絶壁がお目見えした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

軍服「次は全員この壁を登れェ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
100mの頂上まで着いた者はすぐに飛び降り 地上で受け身をして着地!!!!!!!!
それから帰って善し!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババァーーz__ンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!


エンカ「…………確かにやり過ぎだな…」

ギル「………………………」

ず〜〜ん…

797名無しさん@避難中:2014/10/15(水) 03:16:12 ID:.x5bJTZk0
死ぬわwww

798名無しさん@避難中:2014/10/16(木) 00:25:47 ID:l6H3Vr9oO
―――

ヒュ〜〜〜〜〜〜〜〜ン………

エンカ「ふん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズガゴオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

軍服「ぬおぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

パラパラパラ…
エンカ「ふむ 多少足がしびれるでござるな」

軍服「だ…誰が着地しろとッ…」


ヒュ〜〜〜〜〜〜〜〜………
ヤンデル「はっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ズドギャーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ふわっ…ストンッ
ヤンデル「…よし」

エンカ「ほうやるな
地面と激突の瞬間に打撃で地を穿ち衝撃を和らげたか」

ヤンデル「さすがに100mの高さから落ちるのは怖かった…」

軍服「お…お前も…!!
この訓練は受け身を鍛えるものだ…!!!!!!!」

エンカ「無傷で降りれたわけだから良いでござろう
そもそもこの高さからの受け身が分からぬ 手本を見せてくれるか?」

軍服「うッ…ぐッッ……くそがッ…」
そそくさ


特外部隊兵2「…さすがだな 顔色一つ変えずに簡単に突破しやがった」

特外部隊兵3「さすがにネアメの精鋭と名高い部隊の連中だけはあるな
あいつらにゃ軍服も何も言えねー こっちも溜飲が下がるぜ」

特外部隊兵2「だが…」


ヒュルルーーーー… ドカ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「うげ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「あ…あいたたたた…」

軍服「貴様…何度目の落下だ!!!!!!!! 真面目にやれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カーッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「す…すみませんッ よ…よし…」
ガッ!!!!

よじよじ…
ギル「ふぃぃ…この崖…直角で引っ掛かりも少ないから登りづらいでありますね」


ヤンデル「ギル…がんばれ!!」

エンカ「いや 普通に登る分には問題ないんだが」



よじよじ
ギル「よし…いい調子…………ふぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ヒュ〜〜〜〜〜〜〜〜
特外部隊兵4「ぎゃああ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 滑ったァ〜〜〜〜!!!!!!!!!」

ギル「危ない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガシッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「ぬほぉ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒュ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドゴオ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《落ちてきた特外部隊兵をキャッチし共に落ちるギル》


エンカ「…あぁいうことをするからいつまでたっても終わらないんだ」

ヤンデル「人が良すぎる…… 人が良すぎるよギル…」
じ〜〜ん…

799名無しさん@避難中:2014/10/16(木) 01:21:22 ID:l6H3Vr9oO
――― そして

ぐったぁ〜
ギル「や…やっと終わった…」

ヤンデル「すごいよギル…ざっと200回は人助けたよ…」

エンカ「最終的に一番受け身が上手くなっていたぞ」

ギル「そ…それまでの過程が過酷すぎます…」

エンカ「…もう昼も近いが…朝食をとりに食堂へ行くか」


―――

どっよぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ………

ズゥーーーーーーーーー…ン

ネアメ達『―――』
ちーん…


ヤンデル「うわっ…みんなテーブルでぐったりしている…」

エンカ「全員拙者達のように朝練をした後か…」

ギル「……結構人数が居ますが…
強制参加は無くなったのでは…?」

ヤンデル「…あ」


オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙

ツバメオー「―――」

ビラコ「―――」

ち〜〜〜ん…


エンカ「ツバ嬢とビラビラ嬢ではないか?
拙者達のところに居なかったから てっきり彼女らは免除されたのかと思ったが
あの様子ではそうでもなさそうでござるな…」


ツバメオー「―――」
ビッチャア〜〜…

ヤンデル「…ツバメの顔のまわり…なんか濡れてるなと思ったら…これヨダレ…」

ギル「よほど疲れてるようでありますね」

ツバメオー「ご…ごぼ……ごぼっ…!!!!! もごぼぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジタバタジタバタ!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「何事ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ツバメオー殿が自分のヨダレに溺れてるーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゾーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「ツバメ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そのまま死ね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ば〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「いやダメですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずーん!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

ツバメオー「…死ぬかと思ったヨ…」

エンカ「あれほどヨダレ垂らして眠ってしまうほどの事をしたのでござるか」

ツバメオー「…そうだヨ…
朝急に起こされたと思ったら…純血魔法使いが集められて…
軍服のやつらが魔法の練磨だとか行って色々させたんだヨ
自分が使う以上のランクの魔法を無理矢理試させたり
魔力を容量を上げるためとかほざいて魔力を空になるまで放出させたり
魔法耐性を付けるためにとかで生身に魔法を打ち合いさせたりさッ…
朝っぱらからバカみたいな事させられたヨっ…
何がムカつくって…ボクらに偉そうに指示してる軍服が魔法使いでもなんでもないってことだヨ!!!!!!!
魔法のまの字も知らないようなやつらが知ったふうな事を言うからマジむかついたヨ…!!!!!!!!」
ギリギリ…

800名無しさん@避難中:2014/10/17(金) 00:21:39 ID:SRjeVUVQO
エンカ「…して ビラビラ嬢の方はなにゆえぐったりしてるのでござるか」

ビラコ「うぶぶ………私もヒドい目に遭ったです…
…魔法を覚えろって…強要されて…」

ギル「え………魔法って………
ビラコ殿は混血でありませんでしたか それもかなり薄い」

ビラコ「そうですよう…だから無理だって言ったんですけど…
暗い個室で…」


―――

軍服「はやく魔法使えオラァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガシャアアン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「つ…つ…使えないれふぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

軍服「ふざけんじゃねー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
混血といえど血に魔法使いが混ざってる以上素質はあるはずだァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
やるまえから諦めるな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「む…む…無理れふよぉ…
だって私のお母さんも魔法使えない混血だし…お父さんもそうだし…
もう殆ど一般人…」

軍服「やってみなきゃわかんねぇだろぉオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ガシャー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ぴっか〜〜
《ビラコの顔にライトを当てる軍服》

ビラコ「ま…まぶしぃぃーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

カチャ…
軍服「…な? 多少でも因子がある限り…可能性ないことねんだ…
何事もやってみなきゃわからね…
勝負の前から勝敗を決めてどうするよ?
そんなんじゃ…おめぇさんのおふくろさんも天国で泣いてるぜ…」

ビラコ「いや生きてるです」

軍服「それより腹減ったろ…?
…ま…これでも食いねぇ……
………糸コンニャク丼だ…」
コト…

ビラコ「…!!」
ぐ〜〜〜…

軍服「それ食って…一緒に魔法使うために頑張ろうや…」

ビラコ「…いや…だから…無理です…」

軍服「ふざけんじゃねーオラァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドガシャアァー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「ひ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

801名無しさん@避難中:2014/10/17(金) 01:44:19 ID:SRjeVUVQO
エンカ「…つまり魔法を無理矢理習得させようとしていたと…」

ツバメオー「…無理だヨ!!!!!!!!
混血の…しかも今まで一回も使ったことないような人間が今更魔法を使えるようになるわけないヨ!!!!!
あいつら本当に何もわかってないヨ…!!!!!」

ビラコ「…私の他にも混血の人いたみたいです…」

ギル「…なんということでありますか…」

ツバメオー「満身創痍で食堂に来たら来たで水すら来ないし」

ギル「どうしたのでありましょうか…ミーコ殿…
ちょっと調理場を覗いてみます」
ザ…


―――

ギル「ミーコ殿?」
ヒョイ

ババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ミーコ「……はぁ…」
ぐたぁ…

ギル「ミーコ殿!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ザッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ミーコ「あぁ…ギル様…すみません みっともないとこ見せて…」

ギル「…!! すごい熱…! 何故こんな!!!!!!?」

ミーコ「あはは…朝ちょっと無理したから…ですかね…」

ギル「朝……そうかあなたもツバメオー殿のように魔法の訓練を?」

ミーコ「いえ…私は体が弱いのでまともな魔法が使えないんです…
だから戦力としては免除されたんですが…その代わりにサポート係だと言われて…
朝の皆さんの訓練の準備を深夜からしたり…さっきまで後片付けしたり…
す…すみません…食堂の仕事があるのに…!
急に無理をしすぎて…体力が…!!!!!!!」
ガクガク…

ギル「良いです!!!! ゆっくりやすんで下さい…!!!!!!!!!」


―――

ザ…
ギル「……訓練に借り出されなかった人はサポート係…?
なんなのでありますか……それは」

魔法使い「お…おい!!!!!!!」
ザッ

ギル「あなた方は…メッコウ村の?」

魔法使い「どういうことだ!!!!? 俺達は戦う必要はないんじゃ!!!!!!!?
なんで訓練に借り出されるんだ!!!!!!!!!?」

ギル「え…!!!? それはどういう…!?」

魔法使い2「どうもこうもない!!!!!!! 今日の朝にあの軍服連中が押しかけて俺達を無理矢理訓練に参加させたんだ!!!!!!!
『俺達は戦わない』『統括のお墨付きだ』とか言っても
軍服連中は『規則に則った正しい召集だ』の一点張りで話も聞きゃしねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

魔法使い3「お…おれは怪我があるから戦力にならねぇって言って訓練はやらないことになった…
しかしサポート係だか雑用係だかしらねぇが あいつらが言うものを運んだり用意したり
あげく魔力を底が尽きるまで搾り取られたり……
こんなの体がもたねーよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どういうことなんだよ ギルさんよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ


ギル「…な…!」

802名無しさん@避難中:2014/10/18(土) 01:25:08 ID:a9Ds7yZgO
――― 食堂の一角

オオオオオオオオオオ…


わいわいギャッギャッ

軍服達『ギャハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!!!!!』

ギル「あの すこしよろしいですか?」

軍服「あ? なんだよ?」

ギル「まわりを見たところ たくさんの方が今日の訓練に参加しているようでありますが
ディミリア統括より強制は禁止されたのではないのですか」

軍服2「強制なんかしてねー」

ギル「しかし!!!!!!!! 戦闘を希望していない方々まで徴集されたこの状況…!!!!!!
誰がどう見てもこれは強制です」

軍服「強制じゃねー!!!!!!!!!!!!!!!! これは義務だ!!!!!!!
義務としてお前達もこいつらも徴集したんだ!!!!!!!!!!!!!!!!
とやかく言われる筋合いなどない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「…義務…? よく意味が分かりませんね」

軍服「だったらこれを見てみるがいい」
ぺら…

ギル「…これは…
育成計画についての合議書…?」

軍服「統括とスパルティー様が決めた項目が書き連ねてある!!!!『そこによると
戦闘訓練に参加する基準は『60歳以下である』『持病持ちでなく 健康な体である』『戦闘に使用できる技能や能力を所持している』…
…“以上の項目に当てはまるものは この戦闘訓練の参加を義務かし それは何よりも優先される”
…そう書いてあるだろう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

ギル「なッ…」

軍服「つまり!!!!!!!! 強制ではなく“参加して然るべき義務”である!!!!!!!!!!!!!!!!
これは統括を含めたお上が決めた絶対のルール!!!!!!!!!!!!!!!!
これに対してごちゃごちゃ言ってるのは 自分の都合の悪いことを排斥し否定し拒否しようとする許容の狭い愚か者だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「なんですかそれはッ…戦えない人だっているのでありますよ!!?」

軍服「言っただろう? 『健康』基準に問題があるものはハナから排除している」

ギル「いや…そういう問題じゃ… 戦い慣れてない方もいるわけで…」

軍服「そのための訓練だろうが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今戦闘訓練に参加しているのはスパルティー様が基準から判断した者達だ
今は戦えなくても…戦う力が無くても 我々の訓練で間違いなく強くなるだろう 秘めた力も開花するだろう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「…ならばもう一つ
サポート係を決める基準は!!?」

軍服「簡単なことだろ
戦闘訓練参加の基準に満たなかったものがサポート係になるだけのこと」

ギル「…そういうことですか
…しかし!!! この様子は…サポート係への負担が大きすぎませんか?!」

軍服「戦闘に立てない時点で裏方なんだ
あのくらいのことはしなきゃならないのは当然だろう
それとも 何もせず何も出来ない奴らを無能だけを増やす気か?」

ギル「…無能…!!?」
ギッ…!

803名無しさん@避難中:2014/10/18(土) 08:17:02 ID:a9Ds7yZgO
×奴らを

804名無しさん@避難中:2014/10/19(日) 01:48:02 ID:Ww/yXNSEO
ざわざわ

エンカ「どうしたどうした?」

ヤンデル「ギル…?!」

ツバメオー「軍服と喧嘩してるじゃん!!!!!!!!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ギル「…………無能?」

軍服「あ? なんだおまえ……その目は!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「無能などこのアジトに居ませんよ
訂正してください」

軍服「ふん!!!! 誰が訂正するか!
無能だ無能!!!!!!!! 魔力があるのに戦いもしないチキン共は全員無能だ!!!!!!!!!!!!!!!!
そんなやつらがのさばるくらいなら そいつらは死んだ方がマシだ!!!!!!!」
ゴオオオオオオオオオオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「…なんてことを…! 同じネアメの仲間でありながら…!!!!!
このネアメ魔法使いの方々は 確かに魔力はありますが…以前まで 魔力の無い方々と同じように普通に暮らしていたのですよ
それが急に虐げられ このネアメへと逃げ込んでこられたのであります
つい最近まで戦いも魔法も無く暮らしていた方に 急に戦え 急に魔法を使えなど言って…出来るはずがない!!!!!!!!!!!!!!!!
それを守るのが我々ですし あなた方傭兵の方々も そのためにここへ来たのでは?
あなた方のやっていることは…あなた方を受け入れたディミリア様の思いを裏切ることなのでありますよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

軍服「へへ…へへへへへ……だからなんだよ?」

ギル「なに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

軍服「確かに俺達は統括と契約し 今ここにいる…だが
あんな戦いも知らない甘ったれた女なんかに従う理由はねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あんな女に心酔しているお前は…どうかしてるぜッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビキィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ザザザァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ジャキィーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


軍服「お…おぉ…う…!!!!!!!?」

ギル「……」
ギラ…
《ギルは一瞬にして軍服に剣を突き付けていたッ!!!!!!!!!!!!!!!!》

805名無しさん@避難中:2014/10/19(日) 02:06:52 ID:wzBL4uX.0
逆鱗に触れたか…

806名無しさん@避難中:2014/10/19(日) 02:18:23 ID:Ww/yXNSEO
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ギル「……訂正を」

軍服「…! ぐ…ぐおぉ…!!!!!!!!!」
ギリギリ

軍服2「てめッ…」
ガタッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ザザザン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ジャキィン!!!!! ビシィッ!!!!! ヒュッ!!!!!! イヨォ〜〜〜!!!!!

軍服達『ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』

《ギルにかかろうとするその他の軍服達を ヤンデル・ツバメオー・エンカ・ビラコもギル同様武器を突き付け制した!!!!!!!!》

ヤンデル「…………やめろ…」

ビラコ「先生の悪口………許せない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「お前らいい加減にうるせーヨ 鼻をバールのような杖でこじ開けるぞ」

エンカ「立場を弁えろ 傭兵ふぜいが
拙者は騎士…そっちは傭兵…立場は違えど “主に仕える”という意味では同じはず
お前達の不遜な態度は見るに見兼ねる……恥を知れ!!!!!!!!!!」

軍服達『…!!!!!!』


わ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
魔法使い達『うおぉ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! よくやったッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』


軍服「ッ…………ッッ! く…くそッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
そそくさ

ギル「あっ……お待ちをッ」

軍服「…お…お前ら…覚えてろよ!!!!!!!!!!!!!!!!
俺達をこんなメに合わせて…後悔するなよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ツバメオー「後悔なんてするかヨ馬鹿!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

軍服「…け…けけ…いつまでそんな態度を取れるかな…!!!?
お前らの大好きなあの女が…統括を降りたら…お前らもそんな態度は取れなくなるだろう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「はー!!!!? 先生は統括ですよう!!!!!!
ずっとずっとみんなのリーダーですよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

軍服「へ…へへへ…それはどうかな…」

ギル「…どういうことでありますか!!!!」

軍服「…そのままさ…!
俺達“傭兵連合”は決起した…!!!!!!
今の脆弱なこの組織は消える そして新たな
『新生ネアメ・ルート』が生まれるのだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あの方の主導でなぁ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ニィィィィィィィィ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

軍服達『ギャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
スタコラサッサ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「…新生ネアメ…!?」
ゴゴゴゴゴゴゴ…

807名無しさん@避難中:2014/10/21(火) 00:02:30 ID:j3fjd6VQO
―――

オオオオオオオオオオ…

ギル「……気になる…」

ヤンデル「…あぁ…気になるな…」

ギル「…なんでネアメに協力する傭兵なのにあんなにガラが悪者風なのか…」
ゴゴゴゴ…

ヤンデル「え!? そっち!!!!?」
たしかに気になるけど

エンカ「傭兵は騎士とは違うでござるからな
性格も粗野なものが多い 魔反会に居る公認傭兵団と本質は変わらん
ただ所属が我々の味方というだけでござる」

ツバメオー「そう考えると嫌だな…」

エンカ「しかし一度雇えば 主には忠実…それが傭兵の本分だと思うが…
奴らはそれすらない 傭兵の風上にも置けないクズ共でござるな あれでは」

ギル「困ったものでありますね」

エンカ「……あの増長具合は…何か裏があるように感じるでござるな
奴らの発言も…気になることが多い」

ギル「……“傭兵連合”とか… ディミリア様が統括から降りるとか…
物騒なことを言っておりましたね………」

ビラコ「そんなことならないですよっ!!!!!
先生以外に誰がリーダーになるですかっっ!!!!!!!!!!!!!!!!」
むーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「…一人だけそんなことを画策してそうな人間が思い浮かばんこともないが…」

ギル「…とりあえず それらも含め今朝のことやサポート係のこともありますから
一度ディミリア様のところに行ってみましょう
また忙しい時にお邪魔するのも気が引けますが…」

ツバメオー「さすがにあの時の仕事は片付いてるっしょ」


―――

コンコン
ギル「ディミリア様 自分です」

しぃ〜〜〜〜〜ん…


ヤンデル「…反応なし…」

ギル「ディミリア様? ディミリア様!!?」
コンコンコンコンコン!!!!!!!!!!!!!!!!

しーーーん

ギル「……入ります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガチャ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ザブァブァブァブァブァブァブァアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「はんぐぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《書類の雪崩がギルを生き埋めにした!!!!!!!!》

ヤンデル「ギルーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「デジャブ」

808名無しさん@避難中:2014/10/21(火) 01:12:35 ID:j3fjd6VQO
ごっちゃ〜〜〜〜〜


ツバメオー「なんも片付いてねーし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガサガサ…
ギル「そ…それどころか前より酷くなってませんか?」

ヤンデル「あ……また奥で寝てる」

ビラコ「先生〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! また一緒に寝るですよ!!!!!」
ダダァ〜〜〜!!!!!!

ゲシゲシ!!!!!!
ギル「ふげんがぁー!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「ギル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずーん

パサァ…

エンカ「…ん? …この紙は…」
ぺら…


ビラコ「せ…先生ーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「!!!!!!? どうしました!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ガタッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


バンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ディミリア「………………」

ツバメオー「寝てんじゃん …何驚いてんだヨ お姉さん」

ビラコ「ち…違うですよ…これは…寝てるんじゃなくて…気絶してるですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「き…気絶…!!!!!!!?」

ビラコ「……先生…すごい熱!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
顔色も悪いし 息も荒い かなりひどい状況です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドン!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「そ…そんな…何故!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ビラコ「…無理が祟ったんですきっと…!!
この前もあまり元気そうじゃなかったし…
と…とりあえず治療しなきゃ…! お…御布団を…!! そ…その前にこの場所空けなきゃ…」

ヤンデル「…適当に片す!」

ギル「布団出してきます!!!!」

ツバメオー「一応氷出しといたヨ」

ビラコ「ありがとうございますです
…あぁ先生…なんでこんな……」


ザッ
エンカ「恐らく…原因はコレでござろう」

みんな『!!?』

809名無しさん@避難中:2014/10/21(火) 01:51:00 ID:j3fjd6VQO
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

パサ…パサ…

ギル「…書類…? それは…?」

エンカ「そこに落ちていた
…ただの書類ではない よく見てみるといい」

ヤンデル「…………ふしん…にん…とどけ?」

ツバメオー「なんだヨこれが」

ギル「…! 不信任…届けって…!!」

エンカ「そう
つまりは『お前はその役職に相応しくないから降りろ』という声明でござる
…これはどうやら署名…約300名の名が書かれている」

ギル「こ…ここに書かれている名前の方々は……
……ほとんど…傭兵…?」

ツバメオー「まさかッッ」

エンカ「恐らくな
これで合点がいった つまり傭兵連合とはこのこと
傭兵共が結託して統括殿を降ろそうということでござろう」

ギル「……!!!!」

ビラコ「せ…先生は……その署名を突き付けられて…追い詰められて 倒れたのかも…」

ギル「な…何と言う…!!!!!!」
わなわなわな

エンカ「ここにこんな大それたこと実行した主犯の名前が書かれているぞ
…やはりというか なんというか」

ギル「!」


ドドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
【代表者:スパルティ】


ヤンデル「…こいつ…!!!!」

ツバメオー「ロン毛の無駄キューティクル親父っ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ば〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「この強兵敢行を考えた張本人…
たしかに野心…というか 腹に一物を抱えてるようだとは思っていたが
まさか水面下でこのような事をしていたとはな」

ギル「…なんと…!!!!!」

ツバメオー「まさかあの親父……自分がここのボスになろうとでもしてんの?」

エンカ「おそらくな
…これはもう クーデターでござるぞ
傭兵どもめ」

わなわなわなわなわなわな…!!!!!!!
ギル「ゆッッ…ゆるせません…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ダダ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「ギ…ギル!!!!」

810名無しさん@避難中:2014/10/21(火) 02:35:45 ID:j3fjd6VQO
―――

ぺちゃくちゃ
スパルティー「〜〜〜」


ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


スパルティー「む?」

ザザザァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「スパルティー殿ォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

スパルティー「おぉ? 君はギル…君だったかな?」

軍服「あッ お…お前…」

ギル「あなた方はさっきの…」

スパルティー「んふふふ
いやはやすまんな 先程はこやつらがみっともないことをしたようだな
こいつらめ みっともないその上に恥を上塗りするように情けなくも 私に君の事を告げ口に来てな
あまりにも情けないので叱っていたところだ
食堂の件は細かく聞いたが 悪いのは全面的にこいつらだ
まったく…雇われ傭兵でありながら不遜なことをしくさりおって…
それだけでなく 雇い主まで批判するとはなんという愚かな了見か
まさに…NOな脳!!!!!!!!!!!!!!!!
NO脳だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! お前らは…」

軍服「す…すみません…」

スパルティー「今後二度とこのようなことがないよう キツく言っておく
…それで? 要件は何かな」


ツバメオー「やいこらタヌキ親父!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズイッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

スパルティー「ん?」

エンカ「スパルティー殿 随分と白々しいものでござるな」

スパルティー「おん? これはこれは塩化ビニール君
白々しいとはどういうことかね」

エンカ「ふん 分かっているでござろう
こんなものをしこしこ書き溜めて統括殿にたたき付けた分際で」
ペラリ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

スパルティー「ほぉ 見たか」

ギル「見たかではありません!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これはどういうつもりですか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

スパルティー「いやなに? 私のまわりで最近 統括っ娘殿に物申す傭兵がやたら多くてな
それらを纏めてみたら そのようになっただけ」

エンカ「纏めるだけならわざわざ不信任届けにする必要はないでござろうが!
そろそろ本性を出すでござる」

スパルティー「本性?」

ギル「単刀直入に聞きます
スパルティー殿はネアメを乗っ取るつもりでありますか?!」

ゴゴウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

スパルティー「…」

ゴゴゴゴゴゴゴ…

811名無しさん@避難中:2014/10/21(火) 03:12:19 ID:j3fjd6VQO
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

スパルティー「………」


スパルティー「…ききき……ここ……へゃっへゃっへゃっへゃっへゃっへゃっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もいほほー!!!!!!!!!!!!!!!! も〜〜〜〜〜〜〜〜ほ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぷりぷりぴっちぃー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゲラゲラー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「どんな笑い方だヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!

スパルティー「んはははは………いやいや…
乗っ取る…とは…単直すぎないかね …くくく
答えは…NO!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビシッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「!?」

スパルティー「支配するつもりなどない
ただ 変えたいだけだ このネアメをな」

ヤンデル「変える…?」

スパルティー「今のネアメは停滞している
魔法使いは集まっているが 戦おうという意気がない!!!!!
分かっていないのだ 一時の安息に居るだけという今の現状をな
魔反会が本腰を入れて動き出せば我々はすぐに袋の鼠だ
そうならないためにも!! 今必要なのは保全ではない
戦への備えなのだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「…戦いなれていない人々を戦場に駆り出すなんて 無謀では!!!」

スパルティー「ならば我々傭兵だけで前線に出ろと? 我々だけで死ねとでも言うのかね」

ギル「…いや…!」

スパルティー「分かっているのかね
魔法を追放せんとする魔反会に対抗する力もまた 魔法なのだよ!
強大な力があるのに 何故それをもっと使わん!!!! 何故戦わん!!!!!
理解出来ん… 私には」

ツバメオー「魔反会は退魔があるヨ!!!!! 下手な魔法使いが出たって返り討ちだヨ!!!!!!!!」

スパルティー「退魔の影響を受けない後方からのサポートという策もある
魔法があるとないとでは戦術の幅が違うのだよ!
今有るもの このネアメの最大の利点を捨てるなど
ネアメが魔反会に勝つための道を自ら狭めているようなものだ
それでいいのかね」

ギル「……しかし…魔法があったとしても…魔反会に勝てるかは…
事実 前ネアメは負けました」

スパルティー「はなから可能性を捨ててるようでは 君は既に敗北したようなものだぞ
……いいか…変えるものさえ変えれば 現ネアメが前ネアメと同じ徹を踏むことはないのだ
……例えば…“上に立つ者”……とかな」

みんな『!!』

スパルティー「ハッキリ言おう
今の統括………ディミリア君はリーダーには相応しくない!!!!!!!
リーダーとしては無能だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「ッ」

スパルティー「彼女の愚かな指揮では…ネアメは前ネアメとはまた別の方向で破滅しかねない
彼女は前のリーダーの意志を汲んでる部分もあるのだろうが…
そもそもそこが間違いだ!!! 組織を一度壊滅させた無能の模倣をして…何がしたいのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「…!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギギギギギギ…ッ

グツグツグツグツグツグツ……ボァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

812名無しさん@避難中:2014/10/21(火) 03:24:55 ID:j3fjd6VQO
ジャキィィーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「!!!!!!!!!?」

ヤンデル「ギルッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「ちょっ……!」

ギル「……!!!!!!」
《剣を抜いたギル!!!!!!!!》

スパルティー「…なんのつもりかね」

ギル「…ディミリア様…そしてあろうことか…ヒャダオ様まで………愚弄しないでもらいたいッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あの方々は…誰よりもッ!!!!!!!!!!!!!!!!
同志達の事を思っていたッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
仲間を道具のように扱うあなたとは…違う!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

スパルティー「だが結局負けたな 拙い指揮のせいでな
つまり間違っていたのだよ…」

ギル「黙ってください!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「やめッ…」

ツバメオー「や…やっちゃえっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! そんなおっさん!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガッツ!!!!


スパルティー「やれやれ…」

ギル「どおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズォアッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



シュリンッ
スパルティー「剣気が若いぞ」
シュッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ピタァーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! …!!!!!!」

きらぁぁん…
《ギルの眼前に刃の切っ先が向けられていた…》

ギル「…は…はやいッ…」

スパルティー「私も昔は前線で戦っていたんだ
しかし数年前 膝に矢を受けてしまってな
それで現在は前線を退き後進の指導に回っているが……一応まだ上半身は元気だ
君のよう若造に遅れはとらんよ」

ギル「………ッ……ッッッ!」

オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…

813名無しさん@避難中:2014/10/22(水) 00:57:38 ID:CGt7Si/AO
スパルティー「…そこからどうするのかね」

ギル「…!」
チャキ…

軍服「ギャハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!!!!!
自分から仕掛けといてあっさり退きやがるッ!!!!!
ダッセェ野郎だなァッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

スパルティー「馬鹿者ども!!! そういう小物的な発言をやめろというのだ!!!!!!!!」
カァーッ!!!!!!!!!!!!!!!!

軍服「ひ…ひひぃー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞぞ〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!

スパルティー「…これ以上何も無いようなら私はこれで失礼する
意見があるならばまた来るがいい」
ザッザッザッ


―――

ガガッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「くッ………何一つこちらと向こうの意見が合わなかった…
しかも…カッとなって攻撃してしまった上に…あんな無様な…」

エンカ「少し短絡的すぎたな
ギル殿ではまだ敵う相手ではない」

ヤンデル「まぁでも…気持ちは分かる…
俺は前のネアメの事は知らないけど………一緒に戦ってきた人を侮辱されたら…きっと怒る…」

ツバメオー「…」

ギル「…これからどうなるのでありましょうか」

エンカ「不信任届けが出された以上
ディミリア統括殿が皆の前に立ち 弁解を述べたり質疑を受けたりすることになるでござろうな
しかしあの様子では…」

ギル「…」


たたたたっ
ビラコ「みんなぁ〜〜〜〜!!!!!!!!」

ギル「ビラコ殿!!!!!!!!? なにかありましたか?!」
ビラコ「そ〜〜〜〜〜〜〜〜いッ……TENGAーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
じゃあじゃあ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

みんな『!!?』

ビラコ「…という一発ギャグを思いついたですけどぉ」

ギル「え!? このタイミングで発表!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ぞぞ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「こいつはいいTENGAだ
名前は?」

ビラコ「ジェリカちゃんです」

ギル「いや TENGAの話はいいです 広げなくても!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ず〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

814名無しさん@避難中:2014/10/22(水) 01:06:13 ID:ueGpf2QI0
ジェリカwww

815名無しさん@避難中:2014/10/22(水) 01:11:12 ID:CGt7Si/AO
ツバメオー「いやこれ 伸縮性抜群だヨ」
ぐいぃ〜〜〜ん

ギル「なにがスか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もういいですよTENGAは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴ〜〜〜〜ン!!!!!!!!

ヤンデル「それで…それだけ?」

ビラコ「一番目ははそうですけど
二番目は 先生が気がついたです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「なんとッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いやそれを一番目に話して下さいよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「ここ向かってる途中に『すごいの思いついたぞ…』ってなって…言わずにはいられなかったですう…」

ギル「と…とにかく行きましょう ディミリア様のところへ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダダダダ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ヤンデル「…なぁツバメ……TENGAって……何に使うんだ…?」

ツバメオー「下ネタやめろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バキィー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「ほぶらァーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エンカ「ひどい理不尽」


――― そすて

ディミリア「ぐごぉ〜〜〜〜〜〜〜〜…」
《ブリッジしているディミリア…》

ビラコ「どうやら熱が引いて リラックスしてまた眠ってらっしゃるみたい」

ツバメオー「おいおい リラックスしすぎだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

816名無しさん@避難中:2014/10/22(水) 01:48:01 ID:CGt7Si/AO
――― そて―

ディミリア「…どうもご迷惑をかけました」

ギル「いえ……体調が良くなったならそれで…」

ディミリア「ふふ…まさに医者の不養生ですね これじゃあ…」

エンカ「…まぁこんなもの突き付けられては心身にストレスがかかるのも仕方ないでしょうな」
ペラ…

ディミリア「…見ちゃいましたか…」

ギル「えぇ………」

ディミリア「…うふふ…恥ずかしい
やっぱり ダメだったみたいです私」

ギル「そ…そんなことはありません!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今このネアメで ディミリア様以外に相応しいリーダーなんて居ませんよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それなのにスパルティー殿はッ…何も知らずッ…」
ゴウッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ディミリア「…まさか…スパルティーさんと一悶着ありましたか?」

ギル「……す…! すみません…
あの方が…ディミリア様に…ヒャダオ様……戦死なされた皆さんを愚弄するようなことを申したので…つい…」

ディミリア「そうですか…………」

ギル「ディミリア様…これからどうするのでありますか」

ディミリア「…多分 色々追求されてリーダーとしての適正を測られると思います
…傭兵の人達が結託したとはいえ これほどの署名が集まってる以上 ソレを受けないわけにはいきません
…しかし私は乗り切れないでしょうね こんなので参ってるようでは」

エンカ「それではこのネアメはスパルティーのものでござる…」

ギル「い…行けません…それはッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「あんなやつリーダーにしたら身がもたないヨ!」

ディミリア「…しかしどうするわけにも…」

ツバメオー「どんなに署名持ってこられようとさ 今は統括さんが統括なんだから
ビシッとこう『出ていけキューティクルおばけ!!!!!!!!!!!!!!!!』つって追い出しちゃえば?」

ディミリア「それはいけません」

エンカ「…まぁ確かに 奴を手放せば傭兵達も皆出ていくだろう そうなればただでさえ少ない戦力がまた減る」

ディミリア「それもありますが
スパルティーさんは追い出していいような方ではありません」

ギル「何故…?」

ディミリア「あの方の『魔法使いを救いたい』という気持ちは本物だからです
…スパルティーさんが初めてここにいらした時 あの方は言いました
『なんの罪もない魔法使いが虐殺されるのは間違ってる 魔法使い達の勝利のために我々にも協力させてくれ』…と
熱い涙を流し… そう語りました
あの涙は嘘ではありません」

ツバメオー「…」

ディミリア「あの人は本当は ホントにいい人なんです
熱い正義感を持っている 本当に…武人といえる方です
…だからこそ許せないのでしょう この…今のネアメに…

スパルティーさんは魔法使い全てと共に…力を合わせて戦おうとしている
…しかし今の我々の第一の目的は戦いではなく魔法使いの保護です 戦いについてはまだ考えていません
…そこから大きな…思いの食い違い… それから不満と落胆が生まれているのでしょう
彼の正義感が強く出た結果だと思います」

ツバメオー「悪そうな顔してるくせに…」

エンカ「…まぁ昔から評判はいいからな……スパルタなのを除けば…」

ディミリア「…それが一番問題なんですけどね…」

817名無しさん@避難中:2014/10/22(水) 02:48:01 ID:CGt7Si/AO
ディミリア「基本的に正しい事を言う方ではあります
あの人と話した時 あの人の言うことは正しいと思ったでしょう?」

ギル「うっ……確かに反論は出来ませんでしたが…
ディミリア様や前のネアメの皆さんを悪く言うのは…」

ディミリア「まぁそれは 亡くなった皆さんを知る私とギルさんにとっては許せないことですが…
スパルティーさんは客観的に意見を述べただけでしょうし…」

ツバメオー「ねぇねぇちょっとちょっと
何さっきから熱烈にあのオッサンを持ち上げてるのさ!!!!!!!!!!!!!!!
なんか…統括さん もうあのオッサンを認めちゃった系!!!!?」

ディミリア「…確かに この組織のリーダーには…あぁいう人が相応しいかもしれません…」

ビラコ「そ…そんな…先生!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ディミリア「しかし現状のようなスパルタが続くようでは とてもじゃないですが…あの人にリーダーは渡せません
…だからこそ…あの人を抑えることができて ネアメを正しい方向に導けるような強い意思を持ったリーダーが必要です」

ギル「…ディミリア様以外にはッ…」

ディミリア「……私では無理です
…私はヒャダオさんの代わりをしているにすぎません
本来人の上に立つような器ではない… 私はスパルティーさんのいうとおり リーダーなど向いてないんです」

ビラコ「そんな…」

ディミリア「それにもう傭兵の皆さんには舐め腐りまくられてますから威厳も何もありませんよ」

ギル「…いやッ しかしディミリア様以外に誰がリーダーが勤まるというのですか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
自分にはディミリア様以外には思いつきません!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それともディミリア様は このネアメに…リーダーを譲るに値する人間の見当がついてるとでも!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ディミリア「えぇ
私は ギルさんが相応しいと思っています
ギルさん あなたがリーダーになってください」

ギル「ギル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
それってあの元魔反会で目が傾けた分度器みたいでダサいバンダナした奴でありますか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
あんなモブあがりのクソ無個性をリーダーにするなんて正気ですか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
その面倒くさいキャラのせいで未だにキャラ立て出来てないような扱いにくいパン筋マニアの変態がリーダーなんてとんでもないですよ
って自分んんんんんんんんんんんんーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ブブブ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

818名無しさん@避難中:2014/10/22(水) 17:42:36 ID:ueGpf2QI0
テンパりすぎwwww

819名無しさん@避難中:2014/10/23(木) 01:25:46 ID:dkHxayHcO
ツバメオー「ええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ギル「じ…自分ですかァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
ちょっ…と…ディミリア様…?!! 本気で言っているのでありますか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ディミリア「こんな時に冗談は言いませんよ
ギルさん 私はギルさんにリーダーになってもらいたいのです」

オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…

ギル「…!!!!! 何を…無理でありますよ…」

ディミリア「いえ あなたしかいません」

ギル「じ…自分のような……ダメな人間が…」

ディミリア「そんなことないと思いますよ
あなたは真っ直ぐな人間です
ギルさん 私が思う最高の人は…あなたしかいないんです
このネアメを引っ張れるのは…あなただけ…
あなたは誰よりもヒャダオさんを近くで見ていた そして尊敬もしていた
そうですよね?」

ギル「…え…えぇ」

ディミリ「ヒャダオさんの意志を一番受け継いでるのがあなたなんです
誰よりも仲間を思い 行く末…未来を思う
リーダーの器アリです オールクリアです ナイス☆」
ウィ☆

ギル「なんか言い方めっちゃ軽いでありますが………」

ビラコ「ギル君! 私ギル君ならリーダーでもいいですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「あぁ……俺も…
今の統括さんがやめるなら… 次はギルがいいと思う…」

ギル「お…お2人まで…」

ディミリア「…お願いです
私でもスパルティーさんでもなく…ギルさんが!!!!!!!!!!!!!!!!
リーダーとなってください このネアメを引っ張る存在になって下さい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「………!!!!!」
ゾクッ…


ギュゴルルルルルル…
ギル「お…お腹が…!!!!!!!!!!!」
ガクゥ…

ヤンデル「ギル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「頼りねー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞ〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!

820名無しさん@避難中:2014/10/25(土) 02:04:15 ID:kP5S/Fq2O
ディミリア「ギルさん………頼み…ます」
フラ…

ギル「!? ディミリア様!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ディミリア「ネアメを…頼みます…
正しい方に…導い…て」
ドサ…

ビラコ「先生…?! 先生ッッ…
先生ェーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ディミリア「んがァ〜〜〜…ゴゴォ〜〜〜〜〜〜…」
ゼットゼットゼットゼット

ツバメオー「寝てるッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずて〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「相当無理をしていたようだ まだ体力が回復しきっていなかったのだろう」

ビラコ「…先生…
このまま心労が続いたら…本当に大変な病気に…うぅ…」

ぞわわわっ…
ギル「――――ッッ」

キッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「…!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「ギル!!? どこへ…!!!!?」

ギル「少し………行ってきます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガチャアァー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ヤンデル「ギル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ダダ!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「なんなのさ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

エンカ「……今の顔……まるで何か覚悟を決めたような…
まさか……あの男っ!!!!!!!!!!!!」

ゴオオオオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

スパルティー「〜〜〜〜」
ぶつぶつぶつ


ギル「スパルティー殿!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

スパルティー「ん? 君かね
どうしたのだ? そんなに息を荒げて
…私か? 私は今 部下の傭兵達に“小物に見えない笑い方作法”を教えていたところだ
…いいか!!!!! 笑うときは豪快に!!!!!!! 口を大きく開けて発声よく!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
叫ぶ声の選択も気を引き締めてかかれ!!!!!
『ゲヘヘ』とか『ヒャヒャヒャ』とかいうようなやつがいたらそれは小物だ
絶対に真似しないように!!!!!!!!!!!!!!!! では笑え!!!! さんはいッ!!!!!!!!」

傭兵達『がぁ〜〜〜〜〜〜〜〜ッハハハハハハハハハハハハハハハァッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

ディミリア「そこぉ!!!!!!!!!!!!!!!! ハが4オクターブ高い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しっかりやれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

821名無しさん@避難中:2014/10/26(日) 01:57:03 ID:dm36uJjAO
ギル「スパルティー殿」

スパルティー「なにかね? 改まって」

ギル「スパルティー殿はディミリア様に代わってリーダーをなさるおつもりなのですか?」

スパルティー「なにかね薮から棒に? 確かに不信任の署名は出したが―――」

ギル「ハッキリ言ってください
あなたはディミリア様に変わり このネアメのトップになろうとしていますね?」

スパルティー「…………
……ふ…
……ふふふ……ふははは…ふっはははははははははははははッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

軍服「うぉつ!!! スパルティー様の大物笑いの実演だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

軍服2「音程も発声も威厳も完璧だァー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

スパルティー「……はははは………ッ ふふ
…あぁそうだ 私は 私自身がこの組織を率いるべきだと思っている」

ギル「…! やはり…
そしてそれは この体制のままで? ですか?」

スパルティー「当然だ
私は彼女とは違う 前のリーダーとも違う
“勝つための組織”を目指す!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そこに一切の妥協は許さん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
一切の手抜きも 一切の気の緩みも!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
私はこのネアメを…必ず勝利者にするのだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「そのためには人が何人潰れようと構わない…と?」

スパルティー「潰れて良いとは思わないが
多少振るいに掛ける結果にはなるだろうな
…それは致し方ない」

ギル「………潰れても…仕方ない…?
スパルティー殿…そう思う時点で やはりあなたはこの組織のトップには相応しくないであります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あなたにリーダーは渡せません…!」

スパルティー「ならばリーダーは誰だ? あの娘っ子が続投か それとも…」

ギル「……ぶんが…」

スパルティー「ん?」

ギル「自分が……なります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
自分が新たなリーダーになります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それは絶対に…譲れない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

822名無しさん@避難中:2014/10/26(日) 02:27:52 ID:dm36uJjAO
スパルティー「…?? …何を言ったのかね?
…今 何て言った?」

軍服「わかんないっスけどなんか『モルスァ』みたいなこと言ってた気がします」

ギル「…自分がリーダーになる…と言ったのでありますッ」

スパルティー「! ……いやはや
…何を言い出すかと思えば…ふっ!!!!!!!!
………わははは!!!!! ギル君…だったかな?
いいかね? これは学級の係を決めるのではないのだよ?
笑えない冗談は…NO!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビシ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「冗談ではありません
自分がディミリア様の跡を引き継ぐ新たなリーダーとなります
そしてあなたの暴走を止めます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

スパルティー「はははははははははッ!!!!!!!! 暴走ときたか
そう言ってる時点でもうダメだ
…君のような…若造がッ リーダーになってどうする!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
上に立つということがどういうことか 分かっているのかね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そうは見えんね! 君は圧倒的に経験が足りん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そんな頼りがいも何もないリーダーに誰がついて来る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ギル「確かに自分には経験は足りない
しかし自分には“志”がある!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今は亡き前任者達が残してきた志がある!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
魂がある!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あなたの…必ず勝つという思いは素晴らしい
でも自分のこの思いは…きっとあなた以上であります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

スパルティー「詭弁だねぇ 今更根性論かね
そもそも…前任者の志が…なんだって?
それはつまりだ 君はかつてのリーダー達が辿ってきた悲劇を繰り返そうとしてるのだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
正しいというのかね それは!!!!!!!!
戦いも無能をのさばらせておいて いいのかね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「……戦う準備をする前にまず必要なのは“絆”だと思います
そして絆が生んだ“結成”は…強い意思を生む
今は戦えない人も 自ら戦おうとする意思を生むはずです
あなたのような 強引なやり方では…本当の強い意思は芽生えないのです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

スパルティー「…言うねぇ」

823名無しさん@避難中:2014/10/26(日) 02:39:03 ID:dm36uJjAO
スパルティー「面白い
やってみるがいい」

ギル「!」

軍服「えッ やめるんですか!? スパルティー様!!!!!!!!!!!!!!!!?」

スパルティー「やめはしない
私にもね “強い意思”とやらがあるのだよ
それこそ君に負けないくらいの強い意思…
こちらとて譲れんね」

ギル「……ならば…」

軍服「じゃんけんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今ここで泣いても笑っても一度の“真剣じゃんけん”で決着をつけるのはいかがイデェ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ごちぃ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

スパルティー「少し黙れ」
しゅう〜〜〜〜…

軍服「ひ…ひひ〜〜〜…!」

スパルティー「ならば決着をつける方法は一つッ」
ギンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

スパルティー「……『リーダー選挙』だッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


軍服「せんきょ? あの相撲でやる体勢を低くして爪先で立つやつ?」

軍服2「それは“そんきょ”だろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
分かりづらいネタやめろッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばば〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

スパルティー「少しだまれ」
バキキィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

軍服「モルスァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

軍服2「ブルスコファーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ドッゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

824名無しさん@避難中:2014/10/26(日) 02:42:09 ID:1NpIKBXg0
この部下共はwww

825名無しさん@避難中:2014/10/26(日) 02:55:56 ID:dm36uJjAO
スパルティー「娘っ子がリーダーをやめ
その後釜を狙うものが2人居るのならば…当然の流れ!!
民意………この場合は員意か この組織の人々にどちらがリーダーに相応しいか決めてもらうしかあるまい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どうかね?」

ギル「…異論はありません」

スパルティー「しかと聞いたぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
さて…ならばまだ現統括の娘っ子からの正式な通達を待つ!!!!!!!!!!
その通達を我々の戦いのゴングとしよう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
とりあえず今回はさらばだ」
ザッザッザッザッ

ギル「…」

ザ…くるっ…
スパルティー「…覚悟しておけ 私は君の……君達の志とやらを全て否定する!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギギン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

スパルティー「行くぞお前達…………むぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

軍服達『―――』
《壁に減り込んでる》

スパルティー「なんだその小物なやられ方は!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
戦士たるもの やられ様すら大物でなければならんぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どれ 私が手本を見せてやろう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ
ジィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…
《懐から時限爆弾》


ジジジジジジジジジジジジジジジジ…ジッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
チュッッドドゴガアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ジュアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スパルティー「これが大物の“やられ方”だァァーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
う わ ら ば ッ !!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ジュッ…


しーん…

ギル(いや…大物か…?)
ズーン…

826名無しさん@避難中:2014/10/27(月) 21:49:12 ID:5sa0VH0kO
すぃ〜〜〜〜〜ん…

ギル「ぽか〜〜〜〜〜〜ん」

ヒュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン………

オオオオオオオオオオォ…

ギル「…………………」


自分が……なります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
自分が新たなリーダーになります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ギル「…………」


自分が……なります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
自分が新たなリーダーになります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

自分が新たなリーダーになります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ギル「…………………………」


自分が新たなリーダーになります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

自分が新たなリーダーになります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
自分が新たなリーダーになります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
自分が新たなリーダーになります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ギル「………………――」

ガクガクブルブルガクガクブルブル
ギル「お…おぱァァァァァァァァァァァァァァァァァァ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「言ってしまった…言ってしまった…言ってしまった言ってしまった言ってしまった言ってしまったァァァぽォォォォォォォォォォォォォォォ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブルブルブルブルブルブルブルブル
じょばぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「じ…自分ゃあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
テンションにまきゃしぇてなんちぇこちょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぱぉぱあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
じょっばああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!
ヤンデル「どうしたギル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「なんかきちゃない」

827名無しさん@避難中:2014/10/28(火) 01:15:40 ID:/X0HyFrEO
―――

ヤンデル「つ…つまり…宣戦布告してきたわけか…」

ギル「え…えぇまぁ…」

エンカ「随分と肝の据わったことをするでござるな」

ギル「あ…頭がカッとなって…思わず…
あ…あぁ…!!! 自分はどうすればいいんでしょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
あせあせ

ビラコ「ギル君が新しいリーダーになるですよ! 私 応援するです!!!!!!!!」

ギル「あ…あわわ…」

ディミリア「私も…応援します」
フラ…

ギル「ディミリア様!!! だ…大丈夫なので…?」

ディミリア「えぇ もう大丈夫…
……ギルさん ありがとうございます 決断してくれて」

ギル「いえ…」

ディミリア「それと同時に…本当にすみません
結果的に…ギルさんに全てを背負わせる形になってしまいました」

ギル「…いや いいんですよディミリア様
未熟な自分が…どこまで背負いきれるか…分かりませんが…
言ったからには …やり遂げるであります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ディミリア様はお休みになられてこれまでの疲労を落として下さい!」

ディミリア「…ふふ ありがとうございます
…とは言っても まだ休めませんけどね
スパルティーさんが言った通り 私は新たなリーダーが決まるまで一応はまだリーダーです
それまでやることもありますし…休むのはそれからです」

ギル「……」

ディミリア「大丈夫です 体調管理はしっかりしますよ」

ビラコ「もう倒れないように私が毎日検診するですよー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ムン!

ディミリア「まず 明日 この件を正式に皆さんにお伝えしなければなりませんね
…私がリーダーを辞退すること …2人の新たなリーダーの立候補者 …そして投票について
そしてそれまでの選挙活動について」

ギル「せ…選挙活動…!!!! そこまでやりますか!!!!!!!!!?」

ディミリア「もちろんです 何て言ったって選挙ですからね
それにここに来てまだ日の浅い方々も居ますし
そういう方々 そしてここに来て長い方々にも存分に自分をアピールして下さい」

ギル「う…うぅー…き…緊張するぅー…!!!!」

ヤンデル「でも…あのスパルティーとかいうやつ…やってることが横暴から皆に嫌われてる…
きっとこっちが有利だ…」

エンカ「…それはどうかな」


ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…

828名無しさん@避難中:2014/10/28(火) 10:13:22 ID:/X0HyFrEO
エンカ「あの男は20半ばで傭兵団のリーダーとなり一大勢力を率いた男でござる
内に秘める素質はバカにならぬでござるぞ」

ヤンデル「…!」

ギル「も…もちろんバカになどしていません
…気を引き締めねば…」

ツバメオー「………つか
新しい統括さん候補って…どっちも真人間じゃん
魔法使いのレジスタンスとして それはどうなの」

ギル「う…ぅあ… そ…それは正直気にしていたであります…
な…なんならツバメオー殿も立候補しますか? 今なら間に合いますし」

ツバメオー「んなもん…ボクは勘弁だヨ」

ヤンデル「あぁやめた方がいい
ツバメみたいなチビがリーダーなんかになったら皆に舐められて内乱が起きる…」

ツバメオー「な…なんだとヤンデルゥーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カカーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ディミリア「魔法使いかどうかはあまり関係ないと思います
必要なのは 魔法使いの自由のために戦うという覚悟です
それを上手く伝えられれば…」

ビラコ「大丈夫ですよぉ! ギル君なら!
それに先生の太鼓判があれば皆ギル君を選んでくれるですよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ディミリア「…そのことなんですが…
今回の選挙で ギルさんは私の推薦だとかの後押しはしないつもりでいるのですけど…」

ビラコ「え!!!!? 先生が推薦するってだけで大分違うですよ!!!!?」

ディミリア「そうかもしれません
しかし私は ギルさん自らの力で皆さんから信頼を取ってリーダーになってもらいたいんです
…ギルさん どうでしょう?」

ギル「もちろん 自分も始めからそうするつもりでありました」

ビラコ「そうだったですかー」

ギル「しかしそれは…やはり自分だけの力では無理であります
だから皆さん…どうか自分に力を貸して下さい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「ギル…! 当然だ…!!!!」
ぐっ

ビラコ「みんなで力を合わせるですよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パン!!!!!!!!

エンカ「断る」

ギル「それでは皆でッ
えい えい えェェーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ブブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ズコォー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

829名無しさん@避難中:2014/10/29(水) 00:32:40 ID:fGjMKOF2O
ギル「エ…エンカ殿…」

ビラコ「エンカさんKYーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
空気読めてないですー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
プンスカ

エンカ「そもそも…手を貸す義理がない」

ヤンデル「義理って………同じチー……あ…」

エンカ「そう
元々このチームは先のメッコウ救出作戦までだったはず
いつまでもつるむのは契約に反する
故にここまで 拙者はイチネアメとして見守るでござる
投票も…拙者の目と耳…どちらがリーダーに相応しいか 判断させてもらう」
ザッザッザッ

ビラコ「エ…エンカさん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ずっと一緒にいても…このチームは…楽しくなかったですか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

エンカ「…楽しいか楽しくないか……まあ 退屈はしなかったでござる
……しかし
いつまでもそのままではダメでござろう…?」

ザッ… ザッ…


ギル「…!」


ビラコ「…エンカさん…薄情です…」

ツバメオー「…別に間違った事言ってないんじゃない?」

ギル「…そう…ですね」

ビラコ「…だ だったらこの4人で頑張って―――」

ツバメオー「ボク マンツウにご飯奢ってもらう約束してるから帰るヨ」

ヤンデル「ツバメ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ツバメオー「じゃーね 一応ボクも応援“だけ”はしておくヨ」
すたすた

ビラコ「!!!!!!!! そんな…ツバメオーちゃんも手伝ってくれないです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ツバメオー「…」
スタスタスタスタ…

しーん


―――

バッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヤンデル「ツバメ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「なに? ヤンデルもマンツウに奢ってもらう?」

ヤンデル「…それがお前の答えかッ…」

ツバメオー「なんだよ急に 厨2臭い事言って…」

ヤンデル「ギルに助けられたのに その仕打ち
それがお前の答えかって聞いたんだよ…!!!!
…正直がっかりだ…お前がそんなやつなんて…」

ツバメオー「……いつからお前は ボクの内面まで分かるようになったんだヨ!
うるさいヨ!!! ボクにはボクの……考えがあるんだ…
…………じゃあね」
ザッザッザッザッザッ…

ヤンデル「…ツバメ…」

830名無しさん@避難中:2014/10/29(水) 01:32:22 ID:fGjMKOF2O
―――

ビラコ「…というわけで…
ギル君を手伝えるのは私とギル君だけです…あう…」

ギル「じゅ…十分です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
十分すぎるほどでありますよ もうお二人がいれば百人力ッ
百人乗ってもダイジャーブ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! でありますよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぬーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「が…頑張るよ…
俺頑張って…スパルティーに丑三つ刻の呪いをかける…」
オオオオオオオオオオォ………

ギル「いや正攻法でお願いします」

ディミリア「…ギルさん よろしくお願いしますね」

ギル「…はい!!!!!!!! ディミリア様のためにも…自分ッ 頑張ります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビッシー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ディミリア「……リーダーになったらまず…
その慇懃すぎる所を治しましょうね」

ギル「ッッ…!!!!! そ…それは難しい…!!!!!!
こ…この性分はもはや…呪いのように絡み付いてるでありますからそう簡単にはッ…
例えるなら……いぼいぼスリッパからいぼを外すような……そんなアイデンティティの喪失ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ば〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「それただのスリッパだな…………」

ビラコ「すごいです〜〜 ギル君根っからの社畜なんだぁ〜〜〜」
ぺか〜〜

ギル「さ…さて…
まだ選挙は正式に始まってませんから…
とりあえず一応仲間内にだけ話しておきますか」

ヤンデル「仲間内…?」

スタスタ


ビラコ「あー!! 待ってですよぉ!!!!!」
タ…

ビラコ「…あ 先生」

ディミリア「…なんですか? 私は大丈夫… ビラコさんはギルさんを手伝ってあげて下さい」

ビラコ「はい」

ディミリア「…私も嫌な女…
この役職をやめられると思ったら なんだか肩の力がフッと抜けたわ
今日はよく眠れそうな気がします」

ビラコ「いいですよ いっぱい寝てください!
…お疲れ様です …先生!!!」パタン…

ディミリア「…………ありがとう…」
スゥ… ゼットゼットゼットゼットゼット…

831名無しさん@避難中:2014/10/29(水) 02:24:09 ID:fGjMKOF2O
――― 特外部隊 宿舎 談話室


特外兵「なに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? お前が統括に立候補!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ばーーーーーーーーーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「え…えぇ」

特外兵2「あのスパルティーの野郎に真っ向から挑むってわけか
やるじゃねーか
勝ち目はあるのか?」

ギル「い…いやだからこそこうして皆さんにまず報告とお願いをしようと…」

特外兵3「いきなり根回しとか… さっそく先が思いやられるな」

ギル「い…いやお恥ずかしい
しかしこうして身近なところかお願いするのが正攻法かと思いまして…
スパルティー殿に勝つにはまずこれくらいのことはしておかねば…」

特外兵「……ま 確かにスパルティーを統括にするわけにゃいかねーもんな
あんな横暴を繰り返されちゃ特外兵としても困る」

特外兵2「…しかし
お前の障害は山ほどあるぞ それらもクリアしていかなきゃ とてもじゃないが統括なんて無理だぞ」

ギル「……障害…ですか」

特外兵4「お前さんがネアメでどういうイメージ持たれてるか 知ってるかい?」

ギル「………『元魔反会』…ですか」

特外兵4「あぁ そいつが落とす影は大きいぞ」

ズイ
ヤンデル「だれもかれも…なんでそんな前のことを引きずるんだ…?
ギルはもう1年近くはネアメにいる… ギルに助けられた人もいる!!!!!!!!!
ギルはいいやつで 俺達の仲間だぞ…!」

特外兵「それはそうだ だけど感情ってのはそう簡単に割り切れるものじゃないんだ
ネアメには魔反会に家族や故郷を消された魔法使いが多いしな…
俺達特外兵の中にだって ギルに対していい印象を持ってない奴がたくさん居る
お前についての罵詈を お前の事を詳しく知らない連中に言い回ってる輩が居るとも聞く」

ヤンデル「そんな奴が…!!!! 許せないな…!!!!!!!!」

ギル「…仕方ないであります
自分が魔反会に居たというその事実は変えようがありません
実際 魔法使いの方を捕らえてた時期もありました…
自分の罪は…大きいです…」

ビラコ「ギルくんッ… ギルくん…ギルくんはぁ…こんなに頑張ってるのにぃ…」

特外兵「あぁ…もちろん頑張ってる その罪を償おうとしてるってな
俺達はそれくらいは知ってる
だから俺達はお前に投票するよ」
ドドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 皆さん…!」

特外兵「もちろんさっき言った通り 特外兵の中にもお前を嫌ってる奴が居るから 全員とはいかないけどな」

ギル「…っ 十分であります…!
ありがとうございます…! ありがとうございます…!!!!」
じわ…

特外兵3「頑張れよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

特外兵2「今日は飲もうぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

わいのわいの

832名無しさん@避難中:2014/10/30(木) 00:28:34 ID:Zf.FichkO
――― 食堂

マンツウ「…ふふ どうだツビー?
世界三大珍味の一つ『やわらかいいんせき』のラム浸け煮はさ?
こんなの普通はないんだけど 特外の人が持ち帰ったのを無理言って買わせて貰ったんだ!!
今日の料理は食堂の人に作ってもらった特別メニューだぜ
しかも貸し切りときたもんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「こんな寂れた食堂を貸し切るなんて贅沢な無駄だヨ」
くちゃくちゃ

マンツウ「ははっ 言われちゃったなぁ〜〜
でも…まわりに誰もいないなんてなんだかロマンツックだろ?」

カサカサカサ

ツバメオー「ゴキブリがはいずる食堂のどこがロマンちックだヨ!!!!
つーかこんなに食べれないヨ この珍味とか…なんかグミっぽい」

マンツウ「ははは 胃が小さいんだね やっぱりツビーは女の子だなぁ!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「いや単純にまずいんだヨ もういいから食えヨ」

マンツウ「え!!!!!!!!? ちょっ…ツビー…?!!
お前…! お前…!!!!!!!!!!
俺に間接キッスの許可を!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ドキィィィィーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

わなわなわな
マンツウ「わ…分かったツビー…!!!! まかせろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺がお前の皿を…お前の手の汗・指紋・匂いごとたいらげちゃる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
んべぇぇろんべぇ〜ろんべろんべろんべぇろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
べりょりょりょりょりょりょりょりょりょりょりょ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー(あー…帰って寝たいなぁー…
……でも…)

―――

マンツウ「さって…お腹もいっぱいになったし どうするツビー?
このあとの予定とか… もしよかったら俺の部屋来る?
へへ…俺の部屋は個室なんだ! 2人きりになれるぜ
なんだったら…今日は俺の部屋に泊まっても…////」

ツバメオー「うーん………そうしょっかなぁ…」

マンツウ「え!!!!!!!!? マジデジマ!!!!!!!!マジデジマ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ツバメオー(部屋帰ってヤンデルに会っても気まずいし…)

マンツウ「だッ…だだだだ…だったらッ だったら今すぐへへ部屋をヘヘッ片付けてくるッヘヘッうへ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あ…あと風呂はいっ…ウッヒョwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
ダダダダダー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


《その後 ツバメオーをめんどくさかったので 用務室のロッカーで寝た》


――― 次の日の朝

急転した事態は至極短くにネアメの住人達に知らされたのである――

ピー ガガーz_


放送「私 統括 やめる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

放送「選挙開始!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ゴォッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ネアメの人々『え!!!!!!!!? なに急に!!!!!!!!!!!!!!!!?』


こうして ネアメの未来を決める統括選挙(たたかい)が始まった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙

833名無しさん@避難中:2014/10/30(木) 00:40:51 ID:NIs5S9Vg0
いきなりwww

834名無しさん@避難中:2014/10/30(木) 00:50:10 ID:Zf.FichkO
―――

ギル「…で…
はじまったわけではありますが
実際…投票日までの一週間 何をすれば良いのでありますか? 選挙って?


ヤンデル「わかんないな…
そもそも投票なんて 俺みたいな田舎人はトイレ当番決める時くらいしかやったことないしな…」

ビラコ「私ー!! 見たことあるですよ!!!!!
よく地元の町でなんかの議員さん達がよくやってるです」

ギル「おぉ!!!!!! なんとナマで見たことあるのですか!!!!!!!!?
それで 一体どのようなことをしていたのでしょう?!」

ビラコ「えーっと
たしかー車にのってー! 窓から体を半分以上出してー
体をすっごい逸らしてみんなに手振ってたですよ!」


  /  _________________
/  /_______   ________
  //    \  \  | | |_,,,,,、、
//    _   \/●>/⌒ }{ ┃ 、ミ
/   /  (( ̄/●/( () :     )三
  rー ´   ヾ/●/   \   }{ ┃ , 彡
 (       /●/ __   ̄ ̄'''''  l 'lーTY⌒ ニ) ☆
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \/ヽ」' /  ̄ヽ、__」。」―Et_三}


【※参考】



ギル「なにゆえ!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「…そうか 高速で走る車で危険な事をあえてして…リーダーに足る度胸を見せ付ける…それが選挙のキモなんだ!!!!!」
どん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「な…なるほど…!!!!!!!!」

ビラコ「じゃあギルくんも車でアクロバットするですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「しかしこの中を走れるような車なんてものは…ありませんが…」

ヤンデル「リヤカーがある…俺が引っ張る…」

ギル「しかしリヤカーだけではアクロバットは…」

ビラコ「あーッ!!!!!!!!!!!!!!!! 私 ポールダンス用の棒持ってるですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それをリヤカーに取り付けてポールダンスするです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「なるほど名案であります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


なんでポールダンス用の棒なんて持ってるんスか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
オ゙ォ゙ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

835名無しさん@避難中:2014/10/30(木) 01:10:16 ID:Zf.FichkO
そすて

ガコッ
ヤンデル「取り付け完了……」

ギル「一気にシュールなリヤカーに」

ビラコ「じゃあさっそくこれでアジトの中を爆走するですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
みんな見るですよぉ」

ギル「待ってください! 自分 ポールダンスの経験はなくて………
ちょっと…いきなりのいきなりに出来る自信がないのでありますが…」

ビラコ「そうですか? 分かった! じゃあ私がポールダンスを教えてあげるですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
私ポールダンス得意なんです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「本当でありますか!!!!!!!! ありがとうございます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


得意ってなんスか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずぞ〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


――― そして猛特訓がはじまった!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「まだまだ腰の動きが甘いです!!!!!!!!!!!!!!!! もっと情熱的に!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
盛りのついた犬のように!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もういっそこすりつける勢いで!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

クイクイクイ
ギル「ふぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ククククククククイイィィィーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ゴッチィ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!コ
ギル「うぎゃぽごォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


―――

ビラコ「そこで棒をなまめかしく愛撫!!!!!!!! もう舌でぺろぺろするように!!!!!!!!
顔を紅潮させることも忘れずに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「はえええええええええええ…!」
ぺンろぺンろペンろぺンろペンろ

―――

ビラコ「大股開きで棒をくるくる滑るように回転!!!!!!!! ポールダンスの花ですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

くるくるくるくるくるくる
ギル「ヒョーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

―――

ビラコ「もういっそ服脱いじゃいましょっ 服っっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
オオオオオオオオオオッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

836名無しさん@避難中:2014/10/30(木) 01:24:48 ID:Zf.FichkO
そして


――― 通路


わいわい



ネアメの人「ん?」


ほわぁ〜〜〜〜〜ん…
テレッテ テレレレッテレ アハ〜ン ウフ〜ン
《どこからともなく色っぽい音楽が!!》



ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド


ネアメの人「なんだ!!!!!?」

ざわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド〜〜〜〜〜〜〜〜
ドオォ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「フォッフォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
くるくるくるくるくるくる


ネアメの人々『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』


ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド

ギル「あっふぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
ほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおうwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
くいっくいっ ふりふり

《リヤカーの上 パンツ一丁で腰を振ったりお尻をなまめかしく振ったりするギル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そのまま去って行った!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


し〜〜〜〜〜〜〜〜ん……

ネアメの人々『』




ォォォォォォ……… ガタッ

絶倫乳首「やるねぇ…」

《ホモ 着 眼 》

837名無しさん@避難中:2014/10/30(木) 22:02:05 ID:Zf.FichkO
―――

パタパタパタ
ギル「いぃやぁー! いい汗掻いたでありますねぇ!!!」

ヤンデル「主要なところは大体走った…」

ビラコ「みんなビックリして見てたですよぉー!!!!!!!!!!
これ間違いなく注目度No.1ですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「いやなんかもうすっごいやりきった感があるでありますね
選挙の9割は終わったんじゃないでしょうか? あははは」
キラキラキラ

ヤンデル「ところでいつまでブリーフ一丁なんだ? ギル…」

ガタ…

ギル「ん?」


ザ…
??「…みなさまっ 現在私は
今日ネアメ内で様々な混乱とカオスを振り撒いた張本人達がここに居ると聞き 早速足を運んでみました
するとどうでしょう! 興奮に満ちた声が聞こえてきます!
早速突撃してみたいと思います!!!!!!」
グッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

バッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
??「ウラ・ギルさん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お話を」

ギル「誰ですか あなた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
つる〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

??「キャ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
怪人ブリーフーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ど〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「え?! 怪人!!!!!!!!?」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!

??「な…何と言う事でしょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あの奇行も終わった後というのに ウラ・ギル氏は未だブリーフ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まるでそれが普通だと言わんばかりのナチュラルスタイルです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
履いてるブリーフはオーソドックスの白ブリーフ!!!!!!!!!!!!!!!!
端に刺繍されたコミカルな飛行機が光る〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ブリーフの表面から伺える膨らみは さながらBカップといったところか〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「な…なんですか あなたは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ゴウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

838名無しさん@避難中:2014/10/30(木) 23:16:07 ID:Zf.FichkO
http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org94479.jpg

839名無しさん@避難中:2014/10/30(木) 23:27:29 ID:NIs5S9Vg0
落選どころか追放もんじゃwwwww

840名無しさん@避難中:2014/10/31(金) 00:12:57 ID:NZUFSbSQO
ビラコ「あ! この人混血の…
たしか…作文書く人!!!!!!!!!」

??「作文じゃないです!!! 記事です! 記事!!!!!!!!!」

バンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ルミ「どうもこんにちは! 私はルミと申します!!
ぷりぷりの海老出版社・ネアメ支局の特派員をしています!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「あぁ…このネアメの中で勝手に新聞作って配ってる人か…」

ルミ「か…勝手にって!!!!!!!!
私は記者として 情報をこの組織全体で共有しようと計らっているだけです!!!!!!!!」

ギル「いやまぁ
確かにその点では非常に助かってますが」

ルミ「本日は 今日突然言い渡された統括選挙の立候補者であるギル氏に話を聞きたくて参りました
今朝からかなり弾けたことをしていましたね」

ギル「あ…/// 見ていらっしゃいましたか
いやはやお恥ずかしい しかし自分としてはリーダーとしての資質を存分にアピールしたつもりで」

ルミ「まず なんなんですかアレは」

ギル「へ?」

ルミ「選挙とは本来神聖で由緒正しく礼節が重要とされたもの
だからこそこの選挙期間は立候補者として真摯に取り組み 真面目に未来を見据えながら活動するのが普通です
はっきりと自分の主張や方針などを伝え 有権者達にリーダーとして組織の未来を言葉や行動で見せて行かなければならないのです
この一日目はそんな選挙期間で最も大切なスタートダッシュの日…
あなたに期待する人もいたというのに 蓋を開ければブリーフ一丁で卑猥な腰つきを見せる暴走っぷり
これにはそんな人々も…世間も開いた口が塞がらないといった印象ですね
一体あの蛮行にどのような意味があったのか 聞かせてもらえませんか?」

ギル「へ……あの…はへ…」

ルミ「まぁ“注目度”は良い意味でも悪い意味でも高くなったと思いますが
こんな出オチの一発芸めいたもので終わったらただの変態というイメージだけ残るでしょう
これからの選挙活動…たとえば演説や意見交換
それに統括になった後ネアメにもたらすマニフェストなど…
お聞かせ願いますか?」

ギル「え……いや……あの…その………あ…えっと…」
ゴソ… ゴソ…

《服を着ていくギル…》

841名無しさん@避難中:2014/10/31(金) 01:03:36 ID:NZUFSbSQO
ギル「え…ぃやあの…選挙活動って…こういうものなのでは…ないのでありますか…?」

ルミ「はいぃ? …えーっと あの…あははは…
いやー…あの 今回の記事は比較的真面目に書くつもりなんで…ちょっと真面目に答えてもらいたいんですけど…」

ギル「…」

ルミ「…じゃあ…なにかしら マニフェストとかは決めてるのでしょうか」

ギル「マっ マーニーフェイス?
誰ですか? ものまねですか?」

ルミ「……えー なら 意気込みなどあれば」

ギル「はひッほはひぇ!!!!!!!!? ほんほろひゃほっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
パクパクパクパクパクパク

ルミ「…はい 分かりました
ご協力ありがとうございました
最後に写真撮らせてもらってもいいですか?」

ギル「は はい」

ルミ「では…チーズ」
カシャ

ギル「あへぇ」
どん

ヤンデル「ギルゥ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! アヘ顔になっている!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!アヘ顔Wピースになっているーーーーーーーーーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「き 緊張すると昔からアヘ顔になるであります…」

ルミ「……ありがとうございました
じゃ…じゃあこれで失礼しますー
次の新聞をお楽しみにしてて下さい!!!」
そそくさー


しーん…


ギル「…………」

ヤンデル「……ギル! や…やったな!!!!
あの人の話から 選挙活動は何をするのか 情報を得たぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「得たけどなにかとても大切なものを失った気がするーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

842名無しさん@避難中:2014/10/31(金) 01:11:54 ID:Rb2p.yrI0
ダメダメすぎるwww

843名無しさん@避難中:2014/11/01(土) 00:45:08 ID:p2DadSr.O
http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org94913.jpg

844名無しさん@避難中:2014/11/01(土) 01:15:23 ID:p2DadSr.O
http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org94928.jpg

845名無しさん@避難中:2014/11/01(土) 01:33:02 ID:HsHTOC8Y0
ちょwwwww










ちょwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

846名無しさん@避難中:2014/11/01(土) 02:38:56 ID:p2DadSr.O
次の日


ヤンデル「ギル!! 昨日の記者が書いた新聞が出たぞ!!!!!」

ギル「ほ…本当でありますか!!? い…一体どんなことが書かれているのでありましょうか…!」
ドキドキ

ペラ…


【昨日 突如始まった『統括選挙』
混乱覚めやらぬ中 ネアメの舵取となる最重要ポストに名乗りをあげたのは
現ネアメ・ルートで古参にあたるまだまだ若くパワー溢れる特外部隊長ウラ・ギル氏(20)
そして誉れ高い傭兵団を率いていた勇将スパルティー・スパイス氏だ
事実上の決闘となるこの選挙
果たしてこの2人の立候補者が思い描く未来とは―――
さっそく突撃取材してみた】


《スパルティー氏》

『今こそ、組織として真に強くならねばならない』
そう強く そして熱く語ったのがスパルティー氏である
スパルティー氏と言えば 先日から敢行された『強兵計画』の立案者とされる
彼が立ち上げたこの計画は その厳しさから
始まってまだ数日足らずでネアメ中から不満の声が挙がっている
その声にスパルティー氏は
『いつまでも傍観者ではいられない、誰もが。
魔反会という大きな敵に真っ向から立ち向かうには、全員が力を付けることが必須である。
ネアメの未来のために、今こそ皆が立ち上がるべきだ。
私はこの組織のリーダーとなり、皆に少しでもそのような力…“戦い、生き延びる力”が付くように手を貸して行きたい。』
と力強く語った。
同時に、スパルタ訓練に対する各所からの不満について
『その点に付いては色々と考えていることがある。詳しい事は近くに話す。』とした。
含みのある言い方である。今後の発言が注目される。

最後にスパルティー氏に意気込みを聞くと
『私は魔法使いではないただの人間だが、魔法使いを友と思っている。それは本当だ。
私は確かにキツいところがあるが、それは愛情の裏返しだと知ってほしい』と言葉をしめた。



ギル「ぬぬぬ…すっごく良いこと言ってらっしゃる…」

ビラコ「ギル君は?」


《ウラ・ギル氏》

続いて、昨日ネアメ内で驚天動地の奇行を強行したウラ・ギル氏の元に突撃した。
少数の仲間と、先の奇行をやり切り満足そうに談笑していた。
ギル氏は興奮も収まらず、記者が突撃した際もまだブリーフ一丁で、私の目測ではもっこりチンカップは約Bカップ程度であった。
先の奇行の真意を尋ねると
『これが我々の選挙活動である』と胸を張って語り、溢れんばかりのユーモアを見せ付けてくれた。
ギル氏は、掲げるマニフェストは『マーニーフェイスのものまね』とし
上の写真のようなアヘ顔で
『はひッほはひぇ!!!!!!!!? ほんほろひゃほっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』と意気込みを語った。
面白い人だったです。



オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…

ギル「…」

ヤンデル「…」

ビラコ「感動して泣ける…」
ぽろぽろぽろ…

ギル「どこが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ばべーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

847名無しさん@避難中:2014/11/02(日) 02:58:52 ID:JqrxxTCEO
ビラコ「ギル君が新聞に…! なんだか行方不明の妹が町内回報に載ったあの日を思い出したです…!!!!!!!!」

ギル「いや全然感動出来ませんよ!!!!!!!!!!!!!!!! むしろなんかもうすごい惨めな気分になりましたよコレ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
うわぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜なんだこれもぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
変な人の記事だよこれはァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「もうちょっとオブラートに包んで書いてくれたらいいのに…」

ギル「うぅぅ…こ…これだけでありますか…
なんかもっと挽回するようなことは…」

ビラコ「…あー!? こっちのページに聞き込みによる支持率が書かれてるです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「け…結果は!!?」



ドンッ!!!!!!!!!!!!!!!!

【投票前支持率表(数百人に聞き込んだ結果)】

スパルティー 支持40%

ギル 支持18%

無回答 42%


ギル「ぐッ…低いッッ…」

ヤンデル「でも相手も50%行ってないぞ…」

ビラコ「こっちに内訳が書いてあるですよ」


スパルティー 40%

その内

外部戦力(傭兵など) 60%
魔法使い 12%
ネアメ特外部隊 15%
その他 13%



ギル 18%

その内

特外部隊 20%
ホモ 80%



ヤンデル「す…すごい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! お前にはホモの味方が付いてるぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
アッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「嬉しくぬぇえええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガガ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

848名無しさん@避難中:2014/11/02(日) 03:13:39 ID:brb8IlEs0
ホモォ…

849名無しさん@避難中:2014/11/02(日) 23:04:31 ID:JqrxxTCEO
ヤンデル「元気出せギル…… こんなの新聞が適当に調べた数字だろ…」

ビラコ「いやでもこういうデータは案外当たるものですよぉ
統計学的ちんこスライダーがマウストゥマウスだとかなんとか」

ギル「うぐぐ…! あの記者さんなら年齢層など派閥など偏らず聞いてそうですし…!
仮想のデータとはいえ おそらくこのデータは正しいでしょう…!
な…なんとか真面目に…方法を考えないと…」

ヤンデル「…このデータだと…ギルも向こうも支持は50%も届いてない…
確か本番だと支持率が過半数は超えてなきゃダメなんだろう…?
つまり…いかにしてこの“無回答者”からの支持を引き込むかが重要だ…
仮にこの無回答の奴らが全員ギルに付いたら…勝ってる…」

ギル「それはそうですが そう簡単にはいかないでしょう…
この支持者の割合を見るに…無回答者の多くは魔法使いの方々…
自分は魔法使いの方々に良く思われてませんし…」

ヤンデル「それはスパルティーも同じだ…
そうなるとこういうのは…少しでも早く先手を打たなきゃな…
魔法使いの心を掴んで…支持してもらうようにするんだ…」

ギル「なるほど
しかしどうやって…」

ビラコ「向こうの陣営さんは何してるですかねー?
気になるですよぉ」

ギル「スパルティー殿の選挙活動でありますか……
確かに気になるであります」

ヤンデル「だったら…見に行くか…?」

ギル「えぇっ!!!!!!!!!!!!!!!! 相手方のところに偵察でありますか…!!!?
なんだか気が引けるでありますが…」

ヤンデル「ルールじゃ別に禁止されてない…
勝つために相手を探るんだ…」

ギル「……うーむ………そうでありますね…」

ビラコ「よぅーし!!!!!!!! だったらみんなで殴り込みですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ウィン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「い…言い方が物騒です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!

850名無しさん@避難中:2014/11/03(月) 00:25:11 ID:gZe3mVMIO
http://www.dotup.org/uploda/www.dotup.org5395390.jpg

851名無しさん@避難中:2014/11/03(月) 20:01:30 ID:/UBeO4mc0
ぐろいwwww

852名無しさん@避難中:2014/11/04(火) 20:14:40 ID:jGB/ddeEO
――― 第2戦闘訓練所 前

オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ………

こそこそこそ…
ギル「こ…ここにスパルティー殿がいるとの情報が…!
とりあえず中に入って2階の見物席から探って見るであります…」
でで〜〜〜〜ん…
《おっぱいの着ぐるみを着ているギル!!!》

ヤンデル「…そんなわざわざ変装しなくとも…」

ギル「そ…それでもやはり相手方にバレない方がいいでありますよ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
用心に越したことは…」

ルミ「あれ? ギルさんじゃないですか? 何をやってるのでしょう?」

ドッキ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「う…うご〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
ち…ちがうよ!!!! 僕はおっぱいの妖精だよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぼい〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ルミ「なるほど
それでギルさんはどうしてこんな場所に?」

ギル「き…聞いてない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゾーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ルミ「まぁ聞かなくても分かりますよ
敵情視察ですね! やっとちゃんとやるつもりになったみたいで安心しました」

ギル「も…もちろんです」
プルルン

ルミ「それより記事みましたか!? 取材対象になったギルさんに感想聞きたかったんですけど!」

ギル「え…えぇ… ほぼ間違いのない ありのままの素晴らしい記事でした…」
へこぉ…

ルミ「なんだか含みのある言い方ですね 乳首陥没したし」

ヤンデル「…そのまま書きすぎ……俺達は選挙の事何も知らなかっただけなのにあんなの書かれたら…
余計人が離れる…」

ルミ「事実を捩曲げて報道しろと? それはプロとして出来ません!
そんなのは三流記者のやることです!
事実を捩曲げて報道するのは三流記者
見たままを報道するのが二流記者
見たものに気の利いた脚色を加えるのが一流記者なんです!!!!!!」

ギル「そ…それって三流と一流変わらなくないですか!!?」

ルミ「違います! 全然違いますよ!!」

ビラコ「ルミさんはどの記者さんですか?」

ルミ「私はもちろん…二流記者です!!! だから見たままに報道したんです!!!!!!」

ギル「い…一流ではないんですね」

ルミ「えぇ もちろん
…一流記者は 一人だけです…」

853名無しさん@避難中:2014/11/04(火) 20:28:23 ID:BA3qD9Cw0
またなんでそんな着ぐるみをwww

854名無しさん@避難中:2014/11/04(火) 21:18:43 ID:jGB/ddeEO
ギル「…ルミ殿?」

ルミ「…あぁごめんなさい
ちょっと考え事をしてました
ところで 入らないんですか? スパルティーさんは間違いなくこの向こうに居ますよ」

ギル「え…あー…うーむ…」

ルミ「私のこと気にしてるなら このことは記事には書かないんで安心して下さい」

ギル「あ…はい…じゃあ 行きますか」

ルミ「…その着ぐるみはやめた方がいいと思いますけど…」

―――

わいわい

ビラコ「わっ…人がいっぱい…」

ルミ「我々と同じ2階席に居る人達は見物人ですね
スパルティーさんは…ほら 一階の道場です」

ヤンデル「下にも人が結構居る…」

ルミ「今は訓練の最中のようです
傭兵が主ですが チラホラと自分から戦闘訓練に立候補した物好きもいるようです
そういう人達はスパルティーさんが相手をするようです 今もホラ」

ギル「え……選挙活動は?」


バキィ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

男「うぎゃあ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

スパルティー「振りが甘い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! そんな弱々しい攻撃では蚊も殺せないぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
竹刀を振るならこのように……」
ググ…

男「ひっ…」

スパルティー「振るだァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バギャギャ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《男の目の前で竹刀を地面に振り下ろすスパルティー!》

スパルティー「すぐ立て! 今のように竹刀を地面にたたき付けて壊せたら休憩させてやる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

男「み…水………傷薬…」

スパルティー「つべこべ言うなァ!!!!!!!! 戦場に貴様のお母さんは居ないぞォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐいぃ!!!!!!!!!!!!!!!!

男「ひぎぃぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

スパルティー「…そっちもぉ!!!!!!!! いつまでも受け身をする“フリ”の練習をするなァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!

男2「フ…フリって…!」

スパルティー「ほう! フリじゃないならばその成果を見せてもらおうか!!!!!
おいお前達! そいつの受け身が完璧にキマるまで相手をしてやれ!」

傭兵1「モルスァ!!!」

傭兵2「げへへへwwwww投げ飛ばしてやるからなwwwwwwwwww」

男2「ひ…ひひーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


―――

ビラコ「あう〜た…! 怪我いっぱいですよぉ…!」

ヤンデル「…! とんでもないスパルタ訓練だな…!!
あいつ…何考えてるんだ…? こんなに人が見てる前で…!!!!!」

ルミ「…いえ よく見ていて下さい」

855名無しさん@避難中:2014/11/05(水) 01:04:51 ID:xTAl4Bz.O
スパルティー「いいかァ!!!!!!!!!!!!!!!!
私の訓練である以上一切の手抜きも許さん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
休んでるものが居たらすぐに冷水を打ちかける!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! いいなァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴウウウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

男達『…!!!!』

スパルティー「どうしたァ!!!!!!!!!!!!!!!!
私の言葉には『Yes! せっかん!!』と返せと言っただろう!!!!!!!!!!!!!!!!?」
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

男達『イ…Yes! せっかん!!』
ゴォウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

スパルティー「良!!!!!!!!
では各自私が教えた事を踏まえ個別訓練!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
成果のあったものから私のところに来い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

傭兵2「オラオラァ!!!!!!!! 俺達が見張っておいてやるからしっかりやれよォ!!!!!!!!!!!!!!!!」

傭兵1「モルスァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ズイ
スパルティー「いつお前達をそんな閑職に回すといった?
お前達は引き続き小物感からの脱出訓練だッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
主人公補正を身につけるために私がお前達を100叩きにする!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
自由に覚醒出来るまでだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

傭兵1「いやああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

傭兵2「無理っスよ!!!!!!!! 俺達名前もないモブっスよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

856名無しさん@避難中:2014/11/05(水) 01:29:48 ID:xTAl4Bz.O
―――

スパルティー「…ん? なんだ」

混血男「え……えと…あの…」

スパルティー「混血の魔法使いだな 貴様には魔力の練り方といくつかの基礎魔法を習わせたはすだが?」

混血男「あ……あ…あの………あの…」

スパルティー「なんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ハッキリものを言わないのはNOだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

混血男「ま…魔法…ちょ…ちょっと…出た…」

スパルティー「ほぉ?! 度重なるせっかんから来る幻覚ではあるまいな?
どれ 見せてみるがいい!!!!」

混血男「え…えぇっと…えぇっと……」

スパルティー「的が欲しいなら私に撃て」
ズン

混血男「えっ!!?」

スパルティー「いいから撃て はやくしろ」

混血男「はっ…!!!!! …えと……バ… バク メ…コ…!!!?」
キュア… PON!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ブボ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スパルティー「むぐぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

《ビー玉程度の魔法弾がスパルティーに当たり 弾ける綿菓子程度に爆発した!!!!!!》


しゅうウウウウウウウウウ…

混血男「う…うあぁ!!!!!!!!? ス…スパルティー隊長!!!!? だ…だだ…大丈…!!!!!!」

ぬぅ…
スパルティー「…」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…… ギロッ…

ビク!
混血男「ひぃ!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ガシ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スパルティー「やれば出来るじゃないか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!

混血男「へ!!!!!!?」

スパルティー「よくやった!!!!!!!! 素晴らしい!!!!!!!! 撃てないと思っていた魔法を撃てたぞ!!!!!!!! 君がだ!!!!!!!!!!!!!!!!
威力はまだまだ だが! 大きな一歩だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
よく頑張ったな!!!! 上出来だ!!!!!!!!!!!!!!!! ナイスガッツ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グッ!!!!!!!!!!!!!!!!

混血男「あ…ありがとうございます…!!」

スパルティー「素晴らしい! 君には家族が居たね?
君が今日発現させたその力は! 家族を守る力になり得る素晴らしいものだ!!!!
その力を継続して鍛えれば君は本当に家族を守れる立派な男になれるだろう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これからも共に頑張ろうな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビシ!!!!!!!!!!!!!!!!

混血男「は…はい!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぺかー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ギル「な…なんだあの綺麗なスパルティー殿は…?!」
ゴクリ

857名無しさん@避難中:2014/11/05(水) 01:50:18 ID:xTAl4Bz.O
バギャ〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

スパルティー「ん?」


ドン!!!!!!!!!!!!!!!!
男1「わ…割れ…た…!!!!!!!!!」

スパルティー「やったのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ザッ!!!!!!!!

男1「や…やれた…! やれたァ!!!!!!!!!!!!!!!!」

スパルティー「あぁよくやった! やり切ったな 偉いぞ!!!!
その不屈の闘志! いい戦士になれるぞ!!!!
ほら 水だ 飲め」

男1「は…はい!!!! ……!!!!!!」
ゴキュゴキュゴキュゴキュ…

スパルティー「ははは!!!! あわてすぎだ」


ギュウゥ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

男2「ぐっふ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズザザー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

スパルティー「!!!!! …今の…! 綺麗な受け身だったぞ!!!!!!!!
ついにモノにしたか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

男2「い…痛くなかった…! 吹っ飛んで首から落ちたのに…!!!!」

スパルティー「もちろんだ! それが受け身だ!!!!!!
まだ君は入口に立ったばかりだが 受け身を更に磨けば上空から降り注ぐ隕石をも捌ききれるぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

男2「…ぷぷッ…それいいすぎ…ッ…いつつ…!!」

スパルティー「しかし大分生傷を負ったな
だがそれも勲章だ! …最高に…最高にカッコイイぞ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガシ!!!!!!!!!!!!!!!! ギュッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

男2「いぎぎッ…!」

スパルティー「よくやった!!!!!!!! 3人ともよくやった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぽろぽろ…

スパルティー「……失礼!
…見事成果を出した君達には特別授業だ!
私が直々に“戦闘後の勝利ポーズ”をレクチャーしてあげよう!!!!!!!!
思いっきりカッコイイやつだ!!!!!!!!!!
私の勝利ポーズはこれだ! まず足を広げて腰を低く下ろし 両手を足の後ろに回し『妖精の翼』と叫び…」

傭兵1「また始まった! スパルティー様の戦闘勝利講座!!」

傭兵2「ここだけの話 スパルティー様はそんなことやってる間に膝に矢を撃たれたんだぜ」

スパルティー「ッ!!!!!!!! よ…余計なことを言うな貴様らァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

傭兵達『ナデナデシテ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ドゴオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


どっ
わははははは

わいわい…

858名無しさん@避難中:2014/11/05(水) 02:38:07 ID:xTAl4Bz.O
ギル「い…意外な光景でありますね… スパルティー殿が人を労ったり褒めたり…」

ビラコ「ギ…ギル君…!!!」


ざわざわざわざわ…


ギル「…! まわりの方々もなんだか困惑していらっしゃる…
今まであんなスパルティー殿見たことないでありますから…」

ルミ「ここにいる大多数の人が好印象を抱いたでしょうね」

ヤンデル「…! あんなの…マッチポンプだ…仕込みだ…!!!!!!
みんなの前でいい人を演じているんだ…」

ルミ「いや スパルティー氏の凄いところは アレが演技ではないというところ…
スパルティー氏はスパルタで有名ですが それ以上に熱い性格です
元来からの熱血スポ魂気質といいましょうか…
厳しい時は容赦ないですが 素晴らしい功績をとったり 最後まで訓練をやり切った人にはあぁして優しく熱く労るんです
そのギャップがこの場の好印象を呼んでいるかと」

ギル「あ…飴と鞭でありますか……」

ルミ「訓練の最中は辛いですが 最後はあぁして全力で労ってくれるから訓練参加者のやる気は下がらず『次も頑張ろう』という気持ちが出てくるんですね
その分 訓練も辛くなるんですけども…」

ギル「……スパルティー殿を慕っている方がたくさん居る理由が分かりました……あぁいうことですか…」

ルミ「えぇ
そしてあれこそスパルティー氏の選挙活動…
…スパルティー氏は特別な選挙活動はしないつもり…と私に教えてくれました
『いつもの自分を見てくれれば人々はきっと分かってくれる』…と
まさにその思惑通りですね スパルティー氏自体は積極的に動かなくとも
こうしてネアメの人々が自ら見に来ています
そうしてスパルティー氏の姿に関心し 支持するわけです」

ギル「…なんと…」

ルミ「…うーん…これは偵察に来ても参考にはならないんじゃないですか?」

ギル「……………えぇ 自分には同じことは…出来ません…
………もう帰りましょう…」
ザ……

ビラコ「ま…まって!!!! ギルッパイくん!!!!!!!!」
タタッ…


ヤンデル「………!! ………くそ…」

ルミ「行かないんですか? 私はもう少し取材するので ここでお別れですが」

ヤンデル「……………」
ザ…

ルミ「あ! そうだ! あのー…一つ聞きたいんですけど」

ヤンデル「……;」
あせあせ
《女とタイマンで話すことがあまりないので キョドるヤンデル》

ルミ「私 人を探してるんです
ここに来たのは………もちろん避難もありますけど その人探しでもあるんです
もし知ってたら情報を…」

ヤンデル「…?」

ルミ「私の同期の男の人なんですけど
緑の髪で 頭の後ろで髪を結ってて…
眉毛が太くて声が大きく 23にもなって未だに半ズボンの小さい記者です
彼は魔法使いなんですが…なにか知りませんか?」

ヤンデル「………?? …分からない……えぇっと…
…じゃ…じゃあこれで…」
タタタタ…

ルミ「…あ…そうですか………
…居ませんでしたか……………」
ハァァ……

859最後:2014/11/05(水) 02:39:55 ID:xTAl4Bz.O
× 居ませんでしたか
○ 分かりませんでしたか

860名無しさん@避難中:2014/11/05(水) 21:14:39 ID:xTAl4Bz.O
―――

ビラコ「分かったです!!! つまり選挙というのは人気者になればいいですね!!!!!!!!!」

ギル「まぁ端的に言えば」

ビラコ「つまりギル君はアイドルになればいいですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「なるほど!!!!!!!!!!!!!!!! ………えぇ!!!!!!!!?」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「というわけでさっそく握手会をするですよ!!!!!!!!!
それも最近流行りの握手券商法ですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「どこで握手券なんて発行するんだ…?」

ビラコ「食堂ですよ!!!!!!! 出てくる食券の数十枚に一枚の割合で一緒に握手券を紛れ込ませるです!!!!!!!!!!!!!!!!
簡単には出ないことでレアリティを上げてみんなに興味を引かせるですよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そうして握手券が話題になれば食堂の売上ものびるですから食堂にとっても悪い話じゃないはずです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そうと決まればさっそく食堂に頼みに行くです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババン!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「だ…大丈夫かな…」


《ビラコ達はさっそく手作りした握手券を食堂に売り込んだ!
食堂のミーコには(;<。>皿<゚>)みたいな顔をされたが めでたく握手券は食券に紛れ込めたのだった!!!!!!!!》


そして握手会の当日…
選挙期間3日目 ――――

多目的室


AM8:00 ――― 握手会 開始

ギル「…………」

し〜ん


AM10:00

ギル「…………」

し〜〜〜〜ん


PM13:00

ギル「……………」

し〜〜〜〜〜〜〜〜ん…


PM16:00

ギル「………………」

しぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん

ガタッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「ッ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ちんこ「ちんこ祭の会場ははここですか?!」

ギル「ちがいます」


PM18:00

ギル「殺し…て…… 誰か殺し…て…」
ぽろぽろ……

ヤンデル「ギルゥーーーーーーーーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドオオォ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

861名無しさん@避難中:2014/11/06(木) 00:03:48 ID:dyNr/T/2O
ギル「じ…自分が一体何をしたというのでありますか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
このような虚無の時間を過ごしたのは初めてでありますぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
机の木目の数? 1088でありま〜〜〜〜〜〜〜〜す!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドゴォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!! ドゴォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!! ドゴォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「ギル落ち着け! 机に頭を打ち付けるのはやめるんだッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「うぅ…大切な選挙期間の一日をこんなみじめな結果に終わらせてしまうとは…」
ず〜〜ん…

ビラコ「ごめんなさいですよ… 私のせいで…」

ギル「い…いえ ビラコ殿のせいでは…
やはり自分がアイドルというのは無理があったのであります…はぁ…」

ヤンデル「ホモの一人くらい来ると思ったんだがな…」

ギル「それは来なくて良かったと思います…」


ガラ…
ウソニ「やってるか?」


ガタッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「ウ…ウソニ殿!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
もしかして…握手に!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ぱあああっ!!!!!!!!

ビラコ「よ…よぉこそですよ!!!!! 握手場所はこちらです!!!!!
本日は特別で握手のみならずハグとフレンチキスのサービスもお付けするですよ〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウソニ「いや…握手に来たわけじゃない」

ギル「なんだ……」
ガク…

ウソニ「なんだか苦戦してるみたいだから協力しに来たんだ」

ヤンデル「協力…?」

ウソニ「選挙のだ 手こずってるみたいじゃないか
人手も少ないようだし」

ギル「え…! 本当でありますか!! それは助かるであります…
我々 選挙というのがよく分からないので何をすればいいのか途方に暮れていて…」

ウソニ「この迷走具合を見ればわかる
…俺は君に投票するつもりだ 全力で応援する」

ギル「あ…ありがとうございます…!」

ウソニ「なに…いつかのお礼だ
…………とりあえず まず君達に足りないものがある……それは基本的なものだな」

ヤンデル「基本的なもの…?」

ウソニ「“ポスター”だ」

ギル「ポスター…ですか」

ビラコ「あー!!!! そういえば選挙の時ってあちこちにポスター貼られてたですよ!!!!!!!」

ギル「お…思い出すのが遅いでありますよ…」
ズーン…

ウソニ「選挙にポスターは必需品だ 本人に会わなくても主張や顔を知らすことが出来る
スパルティーはポスターをあちこちに貼っているぞ 初日から」

ヤンデル「い…今からでも間に合う…! ポスターを作ってアジト中に貼るんだ…!」

ギル「しかしどのようなポスターを作れば…」

ウソニ「ポスターを作るときのポイントは…簡単にまとめれば
・人の目に付くインパクトのあるポスターを作る
・はっきりした主張やメッセージを載せる
・リーダーらしい堂々たる姿を写す …といったところか
ちなみにスパルティーのポスターはこれだ」
ペラ…


オオオオオオオオオオォ…

http://download2.getuploader.com/g/sousaku_2/871/141101_013352.jpg


ギル「す…すごいインパクトだっ…!!」
ゴクリ…!

ヤンデル「主張というか脅しだろこれ………」

862名無しさん@避難中:2014/11/06(木) 01:05:33 ID:dyNr/T/2O
ギル「か…書いてあることは物騒でも 目にはとまりますね…」

ウソニ「あぁ そして“強いリーダー”というのをしっかり示した力強い写真だ
君の写真は少なくともこれを超える必要がある」

ギル「う…うーむ…」

ウソニ「悩むまえに写真を撮ろう そうでなきゃ始まらない」

ギル「は…はい!!!!」


―――

ビラコ「いきますよ♪ はいっ チーズっっ!!!」
パシャ!!!!

ギル「あへぇ」
ぴーす

ウソニ「…もう一枚行こう」

ビラコ「チーズ♪♪」
パシャシャッ!

ギル「んほぉぉ」
ぴーす

ウソニ「………もっと凛々しい顔つきで!!!」

ビラコ「チーズゥ♪」
カシャ〜〜!

ギル「ひ…ひぎぃ」
ぴーす

ウソニ「…ちょっと待て
何故アヘ顔になるんだ」

ギル「…い…いやすみません… じ…自分昔から写真撮る時は緊張してアヘ顔になるのであります…」

ウソニ「…なんとかならないのか…
こんな写真じゃ発禁されるぞ」

ギル「い…いやこればっかりは…
このアヘ癖のせいで 履歴書を出してもどの企業も雇ってくれず…
結局魔反会のみが採用してくれたわけです
魔反会はアヘ顔に寛容でありました…」

ヤンデル「つまりギルのこの現状はその妙な癖のせいだったのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「こ…こんな癖一つのせいで自分の人生は…! ひ…ひぐ…!! ひく…!!!!」
ぽろぽろ…

ウソニ「…もうそうまで来たら治しようがないな…
………いきなりエベレスト級の壁じゃないか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズーン!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「み…見捨てないで下さい…」

ウソニ「……見捨てはしないが なにか対処法を考えなきゃまずいだろう」

ギル「対処法…………それはどういった…」

ビラコ「そうだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル&ヤンデル&ウソニ(天狗の予感!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ゾクッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

863名無しさん@避難中:2014/11/06(木) 01:10:18 ID:IOzHGx9k0
天狗の予感www

864名無しさん@避難中:2014/11/06(木) 01:30:39 ID:dyNr/T/2O
ビラコ「この天狗の面なんですが―――」

ギル&ヤンデル&ウソニ(やっぱり!!!!!!!!)
どーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「これを被れば表情が見えなくていいと思います」

ギル「お…お面を被る…ですか…
しかしそれは……どうなんでしょう?」

ウソニ「いやまぁ…インパクトはあるな 確かに」

ビラコ「でしょ?」

ウソニ「顔を宣伝するためのポスター ―――…といっても
正直君の顔自体はこの狭いネアメでは十分認知されてると思う
アヘ顔を晒すわけにも行かないし ここはある意味見栄を切れる天狗の面を被るのも良い判断だと思う」

ギル「な…なるほど」

ビラコ「決まりですー♪ 私がギル君に似合う天狗面を見繕ってあげるですよ!!!!」

ウソニ「…じゃあ 一つ大きな問題がクリア出来たところで…あとはまかせても良いだろうか
俺はこの施設内の印刷所に行ってくる
恐らく夜中にフル稼動して刷る事になるだろうから そこらへんの交渉をしておくよ」

ギル「す…すみません…何から何まで…」

ウソニ「じゃあ後はまかせた
とりあえずポスターの原画は完成させておいてくれ メッセージなどもまかせる
とにかく 主張は分かりやすく 簡潔に
広く伝える主張もいいが ある一部の人達に特化した主張もありだと思う
それにポスターを作る際の技術なんかも色々あるから 余裕があればそういうのも調べて取り入れてくれ
では 健闘を祈る」

ギル「ありがとうございます!!!!!!」

865名無しさん@避難中:2014/11/06(木) 01:56:37 ID:dyNr/T/2O
ぽつ〜〜ん…

ギル「…ふぅ… …あとは我々の仕事でありますね…!!!!!
どういう写真を撮りますか…!」

ビラコ「天狗の面はこれがいいです!!!!!」

ギル「なるほど ではさっそく…
…ふむ しっくり来ますね」

ヤンデル「じゃあ…これで撮るか?」

ビラコ「んー…でもこうして見ると……お面が目立ってるだけで他に特徴がないですよ
もっとみんなが全身に目が行くようにしたいですよ」

ギル「全身に…うーむ…」

ビラコ「いっそ裸になるですか? ブリーフ一丁」

ギル「え!!!!!!?」
ドキ!!!!

ヤンデル「…確かに この前のゲリラポールダンスで良くも悪くも印象に残ってるはず…
これを利用して……というのもいいかも…」

ビラコ「更に裸の体を縛る事で“逆境”を表現して
“苦難に立ち向かう強いリーダー”を演出するのはどうです?」

ギル「…おぉ!!!!!!!!!!!!!!!! 素晴らしい演出!!!!!!!!!!!!!!!!
一流の演出家でありますねビラコ殿は!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばーん!!!!!!!!

ビラコ「えへへ////」

ギル「さっそく撮りましょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


―――

ヤンデル「…おっけ…! 撮れた…!!」

ギル「いい写真でありましたね!」

ビラコ「…うーん…」

ギル「何か不満でありますか?」

ビラコ「………“小さい”…」
ギンッ…!!!!

ギル「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ドキ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「顔は天狗面で見栄を切れてるですけど下の見栄が切れてないです
諺で言うなら“頭切らしてチン切らさず”…ですよ
これはいけないです 強いリーダー的にかんがえて…」

ギル「そ…そんなッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガーン!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「そうだ! じゃあこの部分を…“チンコラ”で加工して…
“飛び出す3Dちんこ”にして勇ましさを出すですよ」
キリッ

ギル「す…素晴らしい案!!!!!!!! 自分の尊厳も守られて一石二鳥でありますね…!」

ヤンデル「次は…主張…
なんか……言いたいことある…?」

ギル「え…! そんな急に……!!!!!」

ヤンデル「なんでもいいから…」

ギル「…!!!! え…えぇ〜…!!!? えーっと…え〜っと…!!!!!!!!
…! ………ッ!!!! パ…………
“パン筋を守る”………!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「パン筋を守る……と…」

ビラコ「どうせならお得感も出したらどうです? みんな喜ぶですよ!」

ギル「なるほど 主婦をターゲットにするわけですね」

ヤンデル「ターゲットと言えば……ギルを多く支持してくれた人達(ホモ)へのちょっとしたメッセージを入れてもいいと思う…」

ギル「そ…そうですね」

ビラコ「…あ!!!! ウソニ君のアドバイス通りポスター作りのコツの本を調べたら
“サブリミナル”を利用する…という技術もあるみたいですよ!!!!!!!!」

ギル「サブリミナル…
なんらかの言葉などをさりげなく挟んで 人の脳に刷り込むやつですね」

ビラコ「このポスターにもそれを取り入れるですよ!!!!!!!
薄い字でポスターにさりげなく書き込むです!!!!!!!!!!!!!!!!」
キュッキュッ!!!!

ヤンデル「ちょっとしたユーモアも挟もう…って書いてある…!!!!」

ギル「お…おぉ…!!!! なんだかすごいポスターができる予感…!!!!!!!」



《こうして ポスター作りは夜通しで制作され 朝方に刷り上がった!!!!!
そしてネアメ中に貼られたのである!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



――― 次の日…

キキルコッコー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ざわ…ざわ…

http://download2.getuploader.com/g/sousaku_2/873/141101_013331.jpg



《発禁になりました》

866名無しさん@避難中:2014/11/06(木) 01:58:26 ID:IOzHGx9k0
アカンこれwww

867名無しさん@避難中:2014/11/06(木) 02:24:11 ID:dyNr/T/2O
―――

ズ〜〜〜〜〜〜〜〜ン………

ギル「」

ウソニ「まず言いたい
どうしてこうなった」

ギル「深夜のテンション……と言わざるを得ません…」
ず〜〜ん

ウソニ「…………毒電波だそれは…」
ズズ〜ン…

ビラコ「あうあうぅ〜〜〜…! 私の…! 私のせいですよぅ…!!!!!
ごめんなさいですよーッ!!!!!!!! 調子に乗りすぎたですよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「い…いや大丈夫… 調子に乗りすぎたのは皆です…」

ヤンデル「で…でも…! あのポスターもまったくの逆効果ってわけでもないだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
見ろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ざわざわ… ひそひそ…

人「見ろ… あの…ポスターの…」

人2「あぁ…統括に立候補してる変態…だったか
初日からポールダンスしたりあんなポスター出したり…
とんでもねぇ変態だ……」

子供「ままー」

人3「しっ!!! 見たらいけませんっ!!!!!」

ガキ「ぎゃはははは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ブリーフマンブリーフマンwwwwwwwwwwwwwww」

ガキ2「ヒューwwwwwwwwwwラーメンくれYOwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ガキ3「温泉たまご投げようぜwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」


ヤンデル「見ろ!!!!!!!! ただ居るだけで注目の的だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウソニ「悪い意味でな!」


人4「ストリングプレイスパイダーベイビー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
しゃー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ビラコ「みて!!!!! サブリミナルのおかげでストリングプレイスパイダーベイビーをしてる人がたくさん居るです!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウソニ「だからどうした!!!!!」


ホモ「うっひょーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
ガッ!!!!!!!! ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「うわぁポスターが!!!!!!!!!!!!!!!! 人に盗まれるくらい大人気だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウソニ「思惑通りホモにだけ受けてどうする!!!!!!!!!!!!!!!!
逆効果まっしぐらじゃないか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

868名無しさん@避難中:2014/11/06(木) 02:56:19 ID:dyNr/T/2O
ウソニ「…とりあえず代わりのポスター…
手書きで君の名前だけ書いた画用紙を貼っておこう」

ギル「そ…そこはかとなく漂う小学校感…」
ズーン………

ウソニ「ないよりはマシだろう
…主張があるなら書き足すが」

ギル「う…うーん………
そ…そう言われると思い浮かばないでありますよねぇ…
……主張と言われても…………」

ウソニ「………リーダーとして最も重要なことだと思う
…そのあたりはきちんと考えておくべきだろう」

ギル「…………はい」

ウソニ「今日で選挙も4日目…
投票は3日後だ このまましてたら何もしないまま投票日を迎えてしまう
スパルティー側が動かないならこちらは大きく動くべきだろう
今日はネアメを回って 人々に声をかけていこう」

ギル「…ポールダンスですか!!!!!!!!」
ぬぎっ…

ウソニ「いや頼むから普通に選挙に挑むという認識を持ってくれまず…」
ずずーん…


――― 夕方

ギル「はぁー……今日は歩き回りましたね…」

ヤンデル「…みんなあまり相手してくれなかったな…話し掛けても…
魔法使いは無視してくるし…」

ギル「そうでありますね…
話しても大体“ブリーフよりトランクスにしろ”的な事言われてばかりです…
ブリーフのほうが……ブリーフの方が守られてる感があるのにっ
最近の人はそれが分からんのでありますッ…!」

ヤンデル「俺はトランクス派だけどな…
トランクス以外はちょっと…」

ウソニ「何を言ってるんだ

ボクサーパンツはブリーフとトランクスの上位互換だろう
認めろ」

ビラコ「いやそこは前張りじゃ?」

ギル「いやそこでビラコ殿が会話に入るのはおかしい」


わいわい


ザ…
エンカ「……危機感のない連中でござるな…
あのままでは…………負けるな」

オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォ…


――― 夜

ガチャ…
ヤンデル「…!」

ツバメオー「よー」

ヤンデル「…」

ツバメオー「おひさ〜 久しぶりにツバちゃんが戻ってやったヨ!!
寂しかっただろ! んー?!」

ヤンデル「…ツバメ…お前…今までどこに居た…?
マンツウの部屋ででも寝泊まりしてたのか…?」

ツバメオー「んなわけねーじゃん ロッカーだヨ」

ヤンデル「??? ロッカー…?」

ツバメオー「まぁそんなことはいいヨ
……それよりどう? 選挙の方はさ」

ヤンデル「……………ぼちぼち」

ツバメオー「ダメそうだなぁ …ま あんなキモいポスター作ってるようじゃ当然だヨ」

ヤンデル「…」

ツバメオー「睨むなヨ」

ヤンデル「お前…まだ協力しない気か?」

ツバメオー「…言っただろーがヨ ボクにはボクの考えが…」

ヤンデル「それってつまり他の魔法使いと同じってことか?
つまりギルは断固拒絶する…支持しない…」

ツバメオー「…」

ヤンデル「…ツバメ… ギルはお前を…」

ツバメオー「…あ〜〜もう!!!!! 帰って早々説教とかやめてくれる!!!?
せっかく久々に帰ってきたのにさ…!!!! もういいヨ
ボク…今日もロッカーで寝るもん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガチャン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ヤンデル「……………」
…ハァ…

869名無しさん@避難中:2014/11/07(金) 02:29:09 ID:LEj.D6gAO
選挙期間 5日目……


ギル「さぁ〜〜て今日はどこへ行きますか…」

ルミ「ギルさん!」

ギル「ふぁ!!!!!? ル…ルミ殿? 今日は一体…?」

ルミ「私 本日勝手ながらこういうものを組ませてもらったんです」
ペラ…

ギル「ふぁ…………ふぁッ!!!!!?」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


【ここで会ったが100年目! 次世代統括の座を狙う男達のガチンコDEATH舌戦討論会!!!!!!!!!!!!!!!!
殴る蹴る必至!!!!! 絶望の乱闘の末生き残るのは果たしてだれなのか!!!!!!!!
(命)ポロリもあるよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!】
ドドォンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「ファ〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ブボバァブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ルミ「驚きましたか?
本当に勝手ですけど スケジュールを組ませてもらいました
こういうのは必要なんですよ」

ギル「いやしかしなんですかこのタイトルは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あからさまに対立を煽ってるし…命をポロリとか物騒なこと書いてありますけど!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ルミ「えぇ!! 選挙というのは………命の取り合いなんですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「それは例えであって実際に取り合うものじゃないと思うのですが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズズ〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ルミ「とにかく!! 10時から始まるので早く会場へ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「早ッッ!!!!!!!!!!
なんで自分に話通さずそこまで話進めてるのですかぁ〜〜〜〜〜〜〜〜ッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダァァ〜〜〜〜〜〜〜〜ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

870名無しさん@避難中:2014/11/08(土) 03:18:13 ID:/3pKFwtsO
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ


ざわざわざわ…


ギル「ひ…ひとがおっぱい……いやっ…おっぱいだぁぁぁぁぁ…おぱあああああああああああぁぁぁぁぁ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガタガタガタガタ


ヤンデル「ギル!!!!!!!!!」
ダッ!!!!!!!!

ギル「み…みなしゃんああああああああああああ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブルァブルァブルァブルァブルァ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ウソニ「朝起きてみたらこんなイベントのチラシがあるもんだから…
どうしてこうなったんだ」

ギル「いやまじこちらが聞きたいくらいでありますよ……」
ズズーン…

ルミ「私がセッティングしたんです! これはお互いの主義主張を発表する大切な場です!!!!!!」

ウソニ「だったら事前に話くらい通してもらえたらありがたかったのだが」

ルミ「事前にお話して台本用意されてからじゃ生の討論会にはならないんです!
抜き打ちでこそお互いの心の底からの主張というものが出てくるんです!
きっとみんなそれを知りたがってると思います
ただでさえ二人ともまともに主張を伝えるような選挙活動をしてないんですから!!」

ギル「あ…あぁ…いやまぁ」

ルミ「納得したところで入りましょう!!!!! スパルティー氏は既にお待ちかねです!!!!!!!!」

ギル「あ…あわわ…………」


ガチャ…

ルミ「みなさーん!!!!!!!! お待たせしましたぁ!!!!!!!!!!!!!!!!
討論会のもう一人の主役の到着で〜〜〜〜〜〜す!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ネアメに咲く忠誠の花!!!!! ディミリア統括が最も頼ったとされる特外部隊のわかき隊長〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
先のメッコウ村脱出の偉業も記憶に新しい ギル氏です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
みなさん大きな拍手ぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「どうもコンチャーッッス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビッシィ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《ポールダンスで登場したギル!!!!!!》

ギル(掴みはバッチリか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ニッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


し〜〜〜〜〜〜〜〜ん…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ギル「超アウェー感〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズッコォ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ルミ「あの…真面目にやってもらえます…? そういうのいいんで…」

ギル「はいすいませっ……はいすいませっ……」
しょぼーん…

871名無しさん@避難中:2014/11/10(月) 00:23:44 ID:i6ruPC2wO
し〜〜〜〜〜ん…

ギル「いや…すみません…ハイ…すみません…」
へこへこへこ


ヤンデル「ぐぅぅ〜〜…! …ギルッ! いきなり出鼻をくじかれたッッ…!」

ウソニ「なんであれでイケると思ったのか…」



ギル「え…えーっと…自分はどこに…」
キョロキョロ

ルミ「前のあちらの席にどうぞー!!!!!」

ギル「えっと…前の…………うッ!!!!!!!!?」
ドキ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙

スパルティー「…」
ズオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ……


ギル(す…すごい威圧感だ… こ…怖い…
ス…スパルティー殿の前でポールダンスはまずかったであります…!
こ…これは間違いなく怒られる…!!!!)
どきどき

スパルティー「―――…今のポールダンス…」

ドキ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「…!」

スパルティー「腰の動きが………NOッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
振りが甘いぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギギン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「えぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

スパルティー「ポールダンスで最も重要なのは腰の振りだ!!!!! いかになまめかしくッ エロチシズムを溢れさせるのかが重要…
君の動きは大仰が過ぎる… 動きを大きく見せることに重きを起きすぎているために 動きが大きくなり緩慢になる
いいかね? 地味だが それでいて腰を主張させるようなキレのある素早い腰フリがポールダンスには求められているのだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そんなものも守られてないようなポールダンスはポールダンスとはいえない
ただの『発情した犬ダンス』だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「発情した犬!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


どっ
わはははは


ルミ「おぉーっと! スパルティー氏! いきなり先制攻撃だぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴク!!!!!!!!!!!!!!!!

872名無しさん@避難中:2014/11/10(月) 01:37:33 ID:i6ruPC2wO
スパルティー「もう一回やってみろ」

ギル「え?」

スパルティー「もう一回やってくれと言ったのだよ
ポールダンスを
私が見てあげよう」

ギル「へ………は……」

ルミ「いやいや何を言い出すんですか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「…あ…はい…」
ぬぎ…

ルミ「やるんかいッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

―――

ズンチャチャズンチャチャ テレ〜〜レ〜〜〜〜
ギル「お…おぉ〜〜〜う…イエェ〜〜〜〜〜…!」
クイッ ククイッッ


しーん…

スパルティー「……」
オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…



ビラコ「すごいっ…! ギル君…この場で最高のパフォーマンスですよ…!!
私が教えた事以上の事をしてるですよ…!!!!!」
ゴクリ…

ウソニ「これ確か討論会だったよな」


そして

ギル「ハァー…! ハァー…! ゼェェ…!!! と…どうですか…」

スパルティー「20点」
どんッ…!

ギル「!!!!!!? なッ…!!!!!!!!?」

スパルティー「私が指摘したところを多少改善しようとした部分も見受けられたが……君は全く分かってないようだ まさに…NO!!!!!!!!!!!!!!!!
発情の犬が発情の猿になっただけだそれじゃあ!!!!!!!!!!!!!!!!
君は人だろう!!! 人ならば腰フリの素早さと美しさを両立させたまえ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「し…しかし自分は…」

スパルティー「習ったことを忠実にやってるだけ…と?
ならばそれを教えた者が無能だったのか」


ビラコ「ッ…そんな…!!!!!」



ギル「そ…それは関係ないでありますよ!!!!!!!!!!!!!!!!
て…というよりスパルティー殿はポールダンスの何を知って…」



クィンッ



ギル「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? え…?!!!!」

スパルティー「見えたかね?」

ギル「い…今…腰を…?」

スパルティー「あぁ 今のが見本だ」

ギル「バ…バカな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 今のが腰フリですと?!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
信じられない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! そんな腰フリが――――」

クィンクィンッ スィ〜〜
《腰を振るスパルティー
残像が生まれた》


ギル「――――ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

スパルティー「どうかね?」


ビラコ「い…今のは…『腰虹』…!!!!! 腰フリを極めたポールダンサーがだすとされる伝説の宴会芸…!!!!!
かの戦国武将“越前屁鞠助”が切腹の直前に披露し その美しさに免じて赦されたという逸話もある幻の技ですよッ…!」
ゴクッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ギル「あ…あなたはまさか…ポールダンサー…だったので…!!!?」

スパルティー「昔の話だ
かつては“練り腰明神”と呼ばれ ポールダンスも800段を超えていた
あの時は…ゆくゆくはポールダンスのプロになると信じていた…
だがその夢も…腰に矢を受けたことで費えたがね…」

ゴォォォォォ……

873名無しさん@避難中:2014/11/10(月) 01:57:42 ID:Rp97mfE.0
矢受け過ぎwww

874名無しさん@避難中:2014/11/11(火) 02:12:38 ID:2EAZU6G.O
スパルティー「おっとすまないな
私は中途半端なものを見るとつい指導したくなる悪い癖があってな…」

ギル「いえ……
しかし…その腰フリ… とても素晴らしい
是非とも教えてもらいたいくらいであります」

スパルティー「よかろう レクチャーしよう」
ぬぎ!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「ありがとうございます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぬぎ!!!!!!!!!


ルミ「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何おもむろに脱いドルのですかァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
いや〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

スパルティー「正装に着替えただけだが?」
そいやっさ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ルミ「いやだから着替えたんじゃなくてそれは脱いで…って
すっげーーーーーーーーーおっさん臭いブリーフ履いてたーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

スパルティー「おっさんとは…NO!!!!!!!!!!!!!!!! 私はまだ31だ
そしてこれはポールダンスの正装だ!!!!!!!!!!!!!
さぁついて来い…!!!! 私の腰フリに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
クィンクィンクィンクィンクィンクィンクィンクィンクィンクィィィィィィンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「ぐッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
かくかくかくかくかくかく

スパルティー「ちがう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! そんなものでは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
脳を経由した運動で振るのではない
無の意識が生み出す反動で振るのだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
クィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「無の意識…無の意識…無の意識ィィィーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
かくかくかくかくかくかく


絶倫乳首「今です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カシャッカシャッカシャッカシャッ

ホモ「イィヤッホオ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ルミ「か…会場のホモ達が騒ぎ出しましたッ!!!!!!!!!!!!!!!! 会場にひどい雄臭さが漂いはじめます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ってなんだこれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゾーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

875名無しさん@避難中:2014/11/11(火) 02:41:57 ID:2EAZU6G.O
そして

スパルティー「ワン・トゥユー!!!!!!!! ワン・トゥユー!!!!!!!!
そらそら動きを止めるな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

男達『ワン・トゥユー!!!!!!!! ワン・トゥユー!!!!!!!!!!!!!!!!』
グングングングングングン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ド〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ルミ「なんか腰フリ教室始まってたーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
討論会ですからこれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 討論して下さい〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「ふざけてるです…!」
ギリッ…!

ルミ「そ…そうです! あなたもなんとか言って下さい!!!!!!!!」

ビラコ「あんなのもうポールダンスじゃないです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
私が本当のポールダンスを見せるですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ルミ「あんたもかい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズッコー!!!!!!!!!!!!!!!!


ズイ
ビラコ「いつまで腰振ってるですかーッ!!!!!!!!
ただ腰振りたいだけならフラダンスでもするですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そんなのばかりしてるようじゃポールダンスとは言えないです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ば〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

スパルティー「なにかね」

ビラコ「確かに腰の振りはポールダンスには大事なものですけど
ポールダンスの真髄はポール大回転からポールストレッチなどまだまだ奥深いのが沢山あるです!!!!!!!!
腰の振りだけ練習してたって一芸特化の一発屋にしかならないです!!!!!!!!!!!!!!!!」

ピクン…
スパルティー「ほう…私の腰フリが一発芸…と?
ならば君は違うのかね」

ビラコ「違うですよ! 私のポールダンスは…ポールダンスの集大成です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

スパルティー「ならば手本を見せてくれるかね」

ビラコ「…良いですよ!」

スパルティー「そんな格好でか?」

ビラコ「……………脱ぐです」
ス…

男達『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
スチャッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! クィンッ…

ルミ「うおぉッとォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ビラコ女史が服を脱ごうと手をかけた途端 男達が動きを止めカメラを構えたァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
全員前屈み!!!!!!!!!!!!!!!! スパルティー氏の指導の甲斐あって素晴らしい腰の動きでしたァー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

876名無しさん@避難中:2014/11/11(火) 02:53:07 ID:2EAZU6G.O
ビラコ「う〜…!」

スパルティー「どうした? 恥ずかしいのか? それならばポールダンスなどやめるべきだ」

ビラコ「ぬ………脱ぐです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐっ

男達『う…うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ワ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「…!」

男達『P・O・L!!!!!!!! P・O・L!!!!!!!! P・O・L!!!!!!!! P・O・L!!!!!!!! P・O・L!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ワ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「い…いやダメですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「ギ…ギル君」

ギル「さ…さすがにこんな場で服を脱ぐのはダメですよ!!!!!!!!!!!!!!!! 脱ぐのはやめてくださいっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「は はいですよ…!」


男達『…』

男達『BOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
BOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOOO〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ゴオオオオオオオオオオオウ!!!!!!!!!!!!!!!!


ルミ「服を脱ぎかけたビラコ女史を止めたギル氏に壮絶な大ブーイング〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
倫理的にはナイス判断だったものの 本能に忠実な雄達からは総スカンだ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これは一気に敵を増やした予感〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


BOO〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

BOO〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ギル「あわわ…何と言う状況…!」

スパルティー「……ニィ…」

ギル「!!!!!!!!!!!!!!!!?
(まさか…スパルティー殿はこの状況になることを予想して…!
くっ…まんまと……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)」
ギリリッ…

877名無しさん@避難中:2014/11/11(火) 03:20:34 ID:2EAZU6G.O
スパルティー「…さて そろそろ本題に戻ろうか 司会」

ルミ「そ…そうしてください」

スパルティー「ふむ では席へ行くか」

ギル「…」

スパルティー「なにかね?」

ギル「…いえ …ありがとうございました」

スパルティー「なに 構わんよ
…とにかく これからも精進を忘れぬことだ
腰フリを重点的にな
…もちろんあの女子が言った通り 技も大事だ
しかし技の前に基本を完璧に極めるべきなのだよ
基本の腰フリをマスターして…それから初めて技に入るのだ
…それでもすぐに技をやりたい…というのならば…バレエでもやるといい」

ギル「…バレエですか…」

スパルティー「うむ
バレエは体幹と体の動きのキレ鍛えられる
つまり一石二鳥だ
実際私はそれで体を鍛えた」

ギル「バレエまでやっていたのでありますか…」

スパルティー「もちろんだ あの格好をし たくさんの人々の前で踊った…
私にはバレエの才能もあり…ポールダンスがダメならバレエで行こうと考えていた時期もあった
しかし…足の爪先に矢を受けてしまってな…
もうトウシューズを履く事も出来なくなった…」

ギル「そ…そうだったのでありますか」

スパルティー「…ふ 昔の話はこれまでにしよう
さぁ…壇上へ行くぞ」

ギル「…あ ハイ」


―――

オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…

ヤンデル「…やっとはじまるのか…」

ウソニ「………あの…スパルティーという男…
かなりの策士だな 討論会が始まる前に場の空気を自分に有利に運ばせた」

ヤンデル「…?!」

ウソニ「彼の人の良さビラコ先生を使った好感度sage…
さらには会場の人々(男達)を操り一体感を演出…
そしてさりげなく彼を先導しイニシアチブを取っている
これだけの短時間でこれほどの策を次々と使っている
やはり強敵だぞ あの男…!!!!!」

ヤンデル「…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「ギル君……頑張って…!!!!!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

878名無しさん@避難中:2014/11/11(火) 20:14:40 ID:ZBVnYIfI0
つま先めちゃくちゃ痛そう

879名無しさん@避難中:2014/11/12(水) 12:33:17 ID:QGBIaTrMO
ルミ「それでは席に着かれたようなので討論会を始めたいと思います」

ギル「あ…あのぉ…討論会って何をすればいいのでありますか…?」

ルミ「討論です」

ギル「え……いや …ハイ」

ルミ「色々プログラムはありますが
とりあえずお互い質問等あれば相手にぶつけて下さい」

ギル「し…質問…?」

ルミ「スパルティー氏はギル氏に質問等ありませんか? 例えば当選した後のネアメの方針についてなど」

スパルティー「…ふふ NO! 特にないね…
私以外に当選するとは思っていないのでね」

ルミ「…なるほど なんという…不遜っ!!!!? いや…絶対的な自信ッ!!!!!!!!!!!!!!!!
スパルティー氏の見る未来には既に統括となった自身の姿が見えているのでしょう!!!!
ならば逆に…ギル氏! あなたからスパルティー氏への質問等ありませんか?」

ギル「へ…へあぁ?!!!!!!!!
え…ええーと…! えっとぉ……!!!!!!!!!
す…好きな…食べ物は…」

スパルティー「スパゲッティーだ」

ギル「しゅ……趣味は…」

スパルティー「スパめぐりかね」

ギル「好きな…映画は」

スパルティー「スパルタンX」

ギル「最近の悩みは」

スパルティー「スパムが頻繁に来ることだな なんとかならんか」

ギル「それなら設定でなんとかなりますよ」

スパルティー「スパシーバ(ありがとう)」

ギル「……はい」


し〜ん…



ルミ「終わってんじゃねーよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドォ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ルミ「なんですかその中身のない質問は!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お見合いか!!!!!!!! お見合いなのか!!!!!!!! これは!!!!!!!!!!!!!!!!
そしてスパ縛りしなくていいですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ど〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

スパルティー「スパ縛りか…
今思えば私は生まれた時から“スパ”に囚われていた
私の両親はスパイで スパでスパコンの部品の取り引きが初めての出会いだった
お互い目が合った瞬間にスパークが走り 愛のスパイラルが素晴らしい勢いで心をすっぱ抜いたという
デートはもっぱらジムでのスパー… お揃いのスパッツを履いてな
そんなこんなで出来た子供が私でね… 私がお腹に居る間
母は酸っぱいものが食いたくて食いたくて仕方なかったそうだ
私はそんな2人の間に生まれてスーパー幸せだった…」


ルミ「なんの話ですか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「…泣ける!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぽろぽろ…

ルミ「そうですか?!!!!!!!」
ズーン

880名無しさん@避難中:2014/11/13(木) 00:22:35 ID:8wK9f..wO
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ

見物人「感動した!!!!!!!!!!!!!!!!」

見物人「イイハナシダナー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

見物人「頑張れー!!!!!!!!!!!!!!!!」

見物人「応援する!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

見物人「僕は栄養士!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ワァァァァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ルミ「な…なにぃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
スパルティー氏の脈絡のない独白が大きな反響を呼んだぁ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
見物に来た人々がスパルティー氏に大きな拍手を送っているぞ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

スパルティー「…ありがとう」


ワ〜〜〜〜〜〜〜〜 ヒュ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


ウソニ「おいおい 更にポイント重ねて来たじゃないか…」

ヤンデル「まずい… まずい…ぞ…」
ゴォォォ…


―――

ルミ「え〜〜 最初の腰フリのおかげでかなり予定が押してますので
続いてのコーナーに行きたいと思います
今度は私が質問しますので お二人に答えてもらいます
ではまず お二人が立候補 リーダーに名乗りをあげた理由は?
スパルティー氏から」

スパルティー「一言で言えば…危機感…か
誰も考えたことがあるかね 魔反会との全面戦争がいつか必ず来るということ
それは避けられんし 必ず決着を着けねばならんこだ
だからこそ戦力は増やさねばならないし 明確で力強い指導者が必要なのだよ
…ディミリア前統括が悪いとは言ってるわけではないが 少々その部分が足りない気がした
だから私が立候補したのだ」

ルミ「なるほど
ではギル氏 お答えを」

ギル「へッッッ………! ピン…! ぱるし…!!!!!!!!!!」
どぎまぎどぎまぎどぎまぎ

ルミ「なんやて!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

881名無しさん@避難中:2014/11/13(木) 00:52:59 ID:8wK9f..wO
ルミ「なんですか!!!!!? ピン!!!!!!!!? ぱるし!!!!!!!!!!!!!!!!?
なにが言いたいんでしょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ギル「ぽ…ぽりっし…!!!! ぱるし…!!!!!!!!
んぽぽ…!!!! ん〜ぽぉ…!!!!!!!! ぱるし……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ルミ「なんなんですかぱるしって!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゾーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ヤンデル「ダメだ…緊張している…」

ウソニ「…メンタル弱すぎるだろ………」


ルミ「…では次の質問です
魔反会について どう思っていますか?」

スパルティー「許しがたい悪だな 危険な思想すぎる
今でこそその脅威を魔法使いにだけ向けているが 果してそれがいつ世界の全ての人々に行くか…
我々が止めねばならんのだよ」

ルミ「同感です ではギルさん」

ギル「はッッ……ま……マヒャ……マヒャドデス…!!!!!!!!!!!!!!!!」

ルミ「………なるほど
その心は?」

ギル「………ぱるし…!!!!!!!!!!!!!!!!」

ルミ「はい」


ギル(だ…ダメだ…!!!!! こんなんでは…!!!!!!!
なんとかもっと発言しないと…!!!!!!!!!!!!!!!!!)
ぐッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガタ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ルミ「!!!? ギルさん!!!!!!!!?」

ギル「じ…自分はぁ…!!! 自分はぁぁ…!!!!!!!!」
ゴオオオオオオ…

ギル(ま…まずい 勢いで立ち上がったけど 何を言えばいいのか…
え…えぇと…!! えーと…!!!!!!!!!!!!!!!!)

ギル「パン…筋…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…

ルミ「はい?」

ギル(あああああああああああうあー!!!!!!!!!!!!!!!!?
じ…自分はなにを…!!!!!!!! さ…さすがにこれはまずッッ…)
あせあせ

わたわた
ギル「いやちがッ」
ガッ!!!!!

ズコーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「わぶわァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガラガラガラガラガラガラ

ルミ「大丈夫ですか!!!!!!!!!!? ん? これは…」

ギル「いたたたた……………ハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

どん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ルミ「ギル氏の懐から たくさんのゲームが………これは…………うッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
オオオオオオオオオオオ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…


【パン筋クエスト 〜伝説の食い込み〜】
【Pan Two スージー物語】
【北方筋神話帖】
【ボーイミーツパン筋】
【はじめての留守パン(筋ver)】
【ときめきパン筋リアル】


ギル「いやああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
見ないでええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
自分のパン筋ゲームコレクション見ないでええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

882名無しさん@避難中:2014/11/13(木) 01:33:04 ID:8wK9f..wO
ルミ「…こんなものいつも持ち歩いてるんですか?」

ギル「こ…これはあのそのアレでして…あのはい…願掛け的なアレのあれでありましてアレはい
任務の際もいつもこのマントの内側に入れてたのでありますこれ」


ヤンデル「そ…そうだったのか…」

ビラコ「えろげー」


ギル「い…いや断じてエロゲーなどではありません!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
断じてそれは違います!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴウウウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ルミ「いやその線引きはどうでもいいんですが……
こんなものを毎日肌身離さず持っているというのは…」

ギル「い…いやそれは…」


ひょい…
スパルティー「…『おっちゃらけパン筋部』…か」

ギル「…あ…そのゲームご存知でしたか」

スパルティー「ああ AVGの名作だ」

ギル「AVGですが難しいでありますよね…
自分…まだ完クリはまだで…」

スパルティー「完クリか……もしやスジャータを脱がしてないな?」

ギル「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? スジャータとは……このゲームのヒロインの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
それは一体!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

スパルティー「隠しイベントだ
6月7日の放課後 購買部で指サックを買いそれを嵌めてトイレでケツに出し入れする
その後指サックを金魚にやり 全裸で校庭を100周するとフラグが発生しイベントが始まる
部室でスジャータと二人きりになったとき 5秒でボタンを100連打するとスジャータがおもむろに脱ぐのだ
これもイベント扱い故 これを見なければクリアにはならん」

ギル「そ…そんな隠しイベントが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ふ…ふおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ス…スジャータさんが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヤ…ヤバい…見たいであります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

スパルティー「さっそくやってみよう」

ギル「は…はい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
キラァ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ルミ「おい」

883名無しさん@避難中:2014/11/13(木) 01:43:28 ID:8wK9f..wO
そして

スパルティー「よし フラグは立ち上げた
あとは連打のみだ」

ギル「は…はい…!!!!!!!」
スッ…



スジャータ『ねぇ…ギル君… パン筋がほとばしるね…』



スパルティー「誘ってるぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 今だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「フオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
タタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタタァァァァーッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


スジャータ『ちょっと…蒸し暑いね…』
シュル…


スパルティー「よォし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 来た!!!!!!!!
連打を怠るなァァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「ぬふウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババババ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


スジャータ『靴下だけ残して…脱ごうかな…////』


見物人達『脱ーげ!!!!!!!! 脱ーげ!!!!!!!!!!!!!!!! 脱ーげ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「ぐぅぬオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ


スジャータ『脱いださきには…』

マッチョ『マッチョルホオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ぐおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ムッキィイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「うぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

スパルティー「あぁ ダメなやつだこれ」

884名無しさん@避難中:2014/11/14(金) 01:06:02 ID:nLOXXqgMO
ギル「うわあああああああああああッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

スパルティー「全然駄目だな… 連打が足りないせいでスジャータがガチムチマッチョになった…」

ギル「い…いやだぁーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

スパルティー「…貸してみろ」
ス…

ギル「!!!!?」

スパルティー「指に無駄な力を入れすぎだ…
脱力せよ…」
フッ……………


ギギンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スパルティー「チェイアッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
タァァァーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「!!!!? 全然連打になって…………え!!!!!!!!!?」


スジャータ『脱いじゃっ…た…<3』
パンパカパ〜〜


ギル「脱いどるーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブボボーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

見物人達『ヒャッホォ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
わ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「何故!!!!? 一回しか操作盤を叩いて…!」

スパルティー「そう見えたかね? だが実際は158連打していた」

ギル「ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

スパルティー「私はちょっとしたゲーマーとしても鳴らしていてね…
連打ゲーなど得意ジャンルなのだよ
全盛期は一秒で516連打を記録したこともあるが 人差し指と中指の第二関節に矢を受けてしまってな…
今では一秒で最高200連打が限界だ」

ギル「し…師父!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
弟子にしてください!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ペコー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ルミ「いや弟子入りしないでください!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ていうかスパルティー氏はどんだけ矢ぁ受けてるんですか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ず〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

885名無しさん@避難中:2014/11/14(金) 01:35:14 ID:3yG6PhJU0
よくそんなピンポイントでw

886名無しさん@避難中:2014/11/14(金) 01:45:49 ID:nLOXXqgMO
ルミ「真面目にしてください!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あることないこと新聞に書きますよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

スパルティー「堂々とした職権乱用だな」

ギル「あ…あわわ す…すみません…」

ルミ「はぁー…じゃあもう次です
とりあえず一人ずつ壇上に上がって適当に話してください」

ギル「適当って!!!!!!!!!!!!」

ルミ「統括になったあとの方針や ネアメの行き先など
またはマニフェストなど語ってもらいます」

スパルティー「なるほどな ならば私から行こう」
ザッ…



ウソニ「…堂々としているな 嫌な予感がする」

ヤンデル「…!」

オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ


ざわざわざわ…

ツバメオー「…」


エンカ「……」


ざわざわざわざわざわざわ…


ザッ…… カッ…
スパルティー「………ごほん
えー……皆のもの まずは一言………
…これまでの非礼を詫びたい 許してほしい」
ぺこ


ざわわッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
見物人達『!!!!!!!!!!!?』

ツバメオー「!!?」

エンカ「…!!!!!!」



ギル「…!?」

ざわざわざわ… ざわざわざわ…


スパルティー「私は君達に大変酷いことをしていたようだ
確かに私にはこの組織を強くしたいという望みがあるが
そのために強行した策はあまりにも独りよがりで無茶であった
これからは皆の意見も聞きつつ そして共に戦っていきたいと思う」

スパルティー「まず強兵策についてだが 全員を無理矢理前線に出すのを前提にするのはやめようと思う
自己申告で『戦える』と言ったものだけに前線に出てもらう
それ以外のものは 非常時を除けば前線には直接出ない後方支援部隊として協力してもらいたい
その分訓練も少なくするつもりだ
いかがだろうかね」


ざわざわざわ…



ヤンデル「…みんな…戸惑ってる…
急に譲歩してくるなんてな…」

ウソニ「………果たして本当に譲歩だろうか」

ヤンデル「え?」

ウソニ「“前線には出なくてもいい”が
“後方部隊としては出す”…
だが“非常時はその限りではない”…そういうニュアンスの言葉だ
後方部隊といえど 理由を付けて結局は望まぬ者達も前線に借り出される可能性がある
いや恐らく奴はそのつもりだろう」

ヤンデル「…!! だ…騙してるじゃないか…!!」

ウソニ「…とはいえハッキリと言ってるわけじゃないからな…
見物人の多くは真正直に受け止めてるみたいだが」

ビラコ「あう…なんか“このオッサンよくね?”的なヒソヒソ声が聞こえるですよ…」

ウソニ「…これまでの悪い印象からのギャップ…全員術中に嵌まっている
恐らく多くの者がスパルティーを見直し 指示しようと心を決めてるかもしれない」

ヤンデル「た…単純すぎる…」
ゴオオオ…




ギル(ス…スパルティー殿…! 優しいところもあるのでありますね…!)
じーん…
《↑こいつも》

887名無しさん@避難中:2014/11/14(金) 02:11:36 ID:nLOXXqgMO
スパルティー「…と これが私の統括になったあとの方針だ
あとの…語りたい事はまだまだあるが それは今はやめておく
以上だ」

ルミ「あ…ありがとうございました…!!!!!!」


ざわざわざわ…
ざわざわざわざわざわざわざわざわざわ


ルミ「…会場がどよめいております
スパルティー氏が示した未来図に 今日いらした有権者の方々は何を思うのか…!
このどよめきの中 プレッシャーもあるかもしれませんが…続いてギル氏お願いします」



ウソニ「…大丈夫か… 今の話の後でトチるわけにはいかないぞ」

ヤンデル「…あ…! でも…!!!!」



かきかきかきかきかきかきかきかき
ギル「…!!!!!」
ゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴクゴク



ヤンデル「ものすごい勢いで手の平に『人』って書いて飲んでる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウソニ「古典的ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「でもあれ 書き順的に『人』じゃなくて『入』じゃないです?」

ウソニ「幸先不安すぎるッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞーん…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


―――

ギル「…ふー…」
すたすたすた… ピタ…

ギル(…落ち着け… 最後くらい落ち着いて話そう
…自分の思いを伝えればいいんだ
伝える…こと… 伝える…こと…)

しぃん…


ルミ「…………ギ…ギル氏ぃ? どうしましたかぁ?」

ギル「………!!!!!」

ルミ「…」


??「…あの」

ルミ「は はい? そこの見物人の方?」

??「…話すことないならこっちから質問してもいいですか」

ルミ「…あ…あ〜〜〜〜… ギル氏が話す内容を考えあぐねているなら その形式も良いかもしれませんね
えーと…ギル氏 構いませんか?」

ギル「うぇ?!!! あ…はい…どうぞ」


??「…………じゃあ
………教えてくれよ
あんたは今まで 何人の魔法使いを殺したんだ?」


ざわわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙

888名無しさん@避難中:2014/11/14(金) 02:31:38 ID:nLOXXqgMO
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ルミ「…その…質問は…」

スパルティー「…」

ギル「!!!! あなたは…」


ババンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
マンツウ「…答えてくれよ …元魔反会さんよ…」
ゴォ…

ツバメオー「…!!」



ビラコ「あっ…あの人…! ツバメオーちゃんの…!!!!」

ヤンデル「マ…マンツウ…!!!!! あの野郎…」



ギル「マ…マンツウ殿…なにを…」

マンツウ「いいから答えろよ
お前はこれまで何人の魔法使いを殺した?」

ギル「こ…殺してなど…」

マンツウ「“荷担しただけ”…ってか? …ふざけんなッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
魔法使いを捕まえて魔反会に連れてくなんて…殺すのと同じだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そうやってお前は何人も魔法使いを殺してきたんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何人殺してきたんだんだ!!!!!!!! 答えろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それとも今まで食べたパンの数なんてわからねーとでもいうのか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ゴオオオオオオオオオオオ…

ギル「そ…そんなことは…」


マンツウ「…ふざけてやがる…!! なんで…なんでお前みたいなやつが統括なんかになろうとしてるんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
みんな騙されるなよ!!!!!!!! こいつは元魔反会なんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今は味方だとか 昔から居るからだとか そんなのしらねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こいつらは俺達の家族を!!!!!!!! 友を!!!!!!!! 故郷を!!!!!!!!!!!!!!!!
平穏を殺した魔反会の同胞なんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「…マンツウ…ッ!!」


ざわざわざわ


ルミ「え…えっと…!!!! ス…ストップ!!!!!!!!
か…勝手にヒートアップしないでください!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


マンツウ「うるせぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
とにかく俺は…魔反会なんて許せねぇーんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
魔法使いでお前に投票するなんてやつはいない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺を含めたたくさんの魔法使いが決起した!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
魔法使いはお前なんか信用しない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ギル「…!」

スパルティー「……」

889名無しさん@避難中:2014/11/15(土) 00:02:45 ID:ny9V/sC.O
マンツウ「そうだろ…みんなァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ザザザザ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《見物人の中の魔法使い達が立ち上がった!!!!!! その手には…》


ガササ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ギル「それは自分のポスター!!!!! 発禁になったのに持ってる人がいたなんて…」
テレッ


マンツウ「そぉい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビリリリリリィー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

魔法使い達『そぉい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ビリャリャリャリャ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「いぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
自分のポスターぐぁああああああああああああああああああああああああッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


魔法使い達『ギョーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!! ギョーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
バリ!!!!!!!! バリ!!!!!!!! バリビリバリビリリリ!!!!!!!!!!!!!!!!
スパァーーン!!!!!!!!!!!!!!!! スパァーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「ぐあああああああああああああああああああああああああッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そんな股間を重点的にぃィィーーーーーーーーーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!

魔法使い達『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ギョリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャリャ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《シュレッダー》

魔法使い達『フォオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《ミキサー》

魔法使い達『ひょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ボオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《燃やし》

魔法使い達『きええええー〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ザァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《トイレに流した!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》


ギル「せ…せめて肥料にしてええええええええええええええええええッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ

890名無しさん@避難中:2014/11/15(土) 01:59:28 ID:ny9V/sC.O
マンツウ「これが俺達の意思だ」
ドンッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「あ…あんまりだァ…!!!!!!!」
がくぅ…


ルミ「こ…これは…何と言う事態でしょう…」

スパルティー「…」



ビキィッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヤンデル「マンツウゥゥ…!!!!!! あの屑がッ…!
ブチ殺してやる…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぎょおおおおおおおおおおお…!!!!!!

ウソニ「お おいやめろ 目がイッてる」

ビラコ「ヤン君落ち着いてですよ! ヒッヒッフー!!!!!!」


ゴオオオオオオオオオオオ…

ギル「………やはり自分は許されないのでしょうか…」

マンツウ「…当たり前だ…! むしろ今までデカい顔してたのが…おこがましいんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
…みんな行こう」
ザ…

ツバメオー「………」


ザ…
ヤンデル「ツバメェェェェェェェェーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お前は……お前もッ…そっち側なのか…!!!!!!!!!!!!?」

ツバメオー「…ボクは…」

ぐいっ
マンツウ「こっち側さ
ツビーは俺の言うことに賛同してくれた」

ツバメオー「ッ…」

ヤンデル「…ツバメ!!!!!!!!!」

マンツウ「お前も本来ならこっち側だろ
ツバメと一緒に…村を…家族を殺されたんだろう!!!!!?
何故そいつをサポートするんだ? 理解に苦しむ」

ヤンデル「ギルはいいやつだ…
…ギルは確かに元魔反会だけど…今はネアメの人間…みんなを助けてる…
昔がなんだろうが俺は 今のギルがこんな奴だから支持している!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル本人に危害を加えられたわけでもないのに 情けない逆恨みを晴らしてるようなやつらと…
助けられたのに恩を仇で返すようなお前らと
同列でいたくはない!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギギン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

マンツウ「…ちっ!!! よくしゃべるなぁ…ヤンデル!!!!!!!!!
いいさ 負けるそいつを支えてな
さぁ行こうみんな! ツビー!!!!!!!!」
ぐい ぐいぐい

ツバメオー「いッッ…!」


パラパラパラパラパラパラ…
《魔法使い達が出ていった…》


しぃん…


ヤンデル「…!」
ギリリッ…

891名無しさん@避難中:2014/11/15(土) 02:28:44 ID:ny9V/sC.O
―――

し〜〜〜〜〜〜〜〜ん…

ギル「……」

ルミ「え…えーと… なんかもう討論会って感じじゃない…ですね」

スパルティー「当然だ」

ルミ「じゃ…じゃあこれで…お開きということで…
どうもありがとうございました…」

ギル「……」

スパルティー「…フー… あの魔法使い達…
君の仲間の言う通り ただの逆恨み…当てつけだな
君には同情するよ
…だが私は容赦なく…勝たせてもらうぞ」
ザッ… ザッザッザッザッ…

ギル「…………」



エンカ「…」
くるっ… ザッ… ザッ…



―――

しん………

ビラコ「ギルくぅん…みんな帰っちゃったですよ」

ギル「……………」

ウソニ「ずっとうずくまってるな」

ルミ「あ…あの なんかすみません…
私がこんな討論会を開いたばっかりに…」

ヤンデル「…いや
あのマンツウなら…多分討論会が無かったとしても何かしらやるつもりだったに違いない…
だからこの討論会のせいじゃ…ない」

ビラコ「ギル君 もう暗いですよ…?」

ギル「…………」
ス… ぐしゃ…

ウソニ「……泣き腫らしたような顔だな」

ギル「…ずびばぜん…とんだご迷惑…とんだ情けない姿を…!
もう…もう大丈夫…」
ス…

ヤンデル「…ギル…今日は俺が奢るから…おいしいもの食べような…」

ギル「…ありがとうございます…
…しかし自分は…ある場所に行きたいのであります」

ヤンデル「ある場所?」

ギル「…自分 行ってくるであります
すみません皆さん 先に食堂へ向かっていてもらえませんか?」

ヤンデル「…? でも…」

ウソニ「分かった
先に食堂へ行っておこう
君のは旗つきのチャーハンを頼んでおくよ」

ギル「あ…ありがとうございます」


ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…

892名無しさん@避難中:2014/11/16(日) 19:41:54 ID:PBtl3s3gO
―――

ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ……


ギル「…自分は 何故こんなところまで…」


ヒュゴゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオォォォォ…………


ギル「…ここに来て どうとなるわけでもないのに」


ズオオオオオオオオオォォォ…

《ここは
ディミリアのいる教会より更に奥深くへと入った場所…
ギルはある扉の前に居た》


ギル「…」
スッ…

ピタ…《扉を開けようとするギル
しかし手を止めた…》

ギル「…ダメだ ディミリア様にも許可をとってないし
それに…あの方に会っても お話出来るか…」


「…誰か居るのか…?」


ビクッ!!!!!
ギル「ハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
い…今のは…中から…!!!!!!!!」

「…………誰かいるのか …………誰だ…?
扉を介してると 声がくぐもっていて判断がつかないんだ…
俺の知っている人か…? そうじないなら…」

ギル「い…いや 自分です!!!!!! ギル………ウラ・ギルでありますっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

「…!! ……ギル…か…!!!?
………あぁ…! 久しぶりだな…!!!!!!!」

ギル「え…えぇ…! こちらこそ…!」

「……嬉しいよ わざわざ来てくれたなんてな
…さぁ…さぁ… 中に入ってくれ」

ギル「…い…いやしかし…」

「遠慮するな
外の…状況は聞いている
…相談なら多少は出来るだろう
それに久々にお前と話したい」

ギル「…わ…分かりました」

「さぁ入れ入れ!!」

ギル「…」

ギル(…今日は調子が良さそうでありますね …お会いするのは本当に久々だ…)


―――

ギギィィー…

ギル「し…失礼します」

「…よく来たな すまないこんな格好で
…立ち上がることがあまりまだ満足に出来なくてな」

ギル「い…いえ…! そのままで結構であります……………ヒャダオ様!!!!!!」


ドンッッ…!!!!!!
ヒャダオ「…変わらないな」

【ネアメ・ルート 元リーダー
ヒャダオ】

http://download4.getuploader.com/g/sousaku_2/878/141114_014824.jpg


ゴオォォォォォォウ…

893名無しさん@避難中:2014/11/16(日) 21:50:51 ID:FRO.Vyfs0
おお

894名無しさん@避難中:2014/11/17(月) 01:37:30 ID:SFKm4uJAO
ギル「…少し痩せましたね」

ヒャダオ「そうか? 痩せたというより シェイプアップされただろう?」

ギル「そ…そうとも言いますね」

ヒャダオ「…はは…」

ギル「…」

ヒャダオ「…苦労しているようだな…」

ギル「い…いやそんな…」

ヒャダオ「ふふ…隠すな… お前についてはディリ(ディミリア)からもよく聞いてる…
チームリーダーとして…仲間との連携で大きく悩んでるとか…」

ギル「ま…まぁ自分の力不足で…」

ヒャダオ「…確か…お前のチームは俺が編成したんだったな
悪いな 余計な事をしちまったみたいで…」

ブンブンブンブンブンブン
ギル「い…いぃやいやいやいやいやいやいや!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そんなことはないでありますよ!!!!!? ただただ自分の力不足でありましてッッ…
みなさん素晴らしい人材…! ただ本当に…自分の頼りないから…!」

ヒャダオ「自信のなさも相変わらずだな」

ギル「う…うぐ……ハイ…」

ヒャダオ「…それで? 今日はどうした…
わざわざ…俺みたいな者のところまで…」

ギル「え………えぇっと…実は…」

ヒャダオ「統括の選挙の事だろう? 何か壁にでも当たったか」

ギル「!! ……選挙のことはご存知なので…?」

ヒャダオ「言ったろう? ディリから話は聞いてる…
まぁディリも俺に心配をかけないように全ては言わないが…
だがどういう状況かはやはり知りたい
ギル 詳しく教えてくれないか…?」

ギル「え…えぇ…!」


――― がくがく あしこし ―――


ヒャダオ「…そういう状況だったか…
スパルティー……なかなかのくせ者だな…
だが間違ってはいないだろう…」

ギル「そ…そうですがやはり限度があると思うであります…」

ヒャダオ「…確かにな…
…そしてお前はスパルティーに対抗するが 魔法使い達から厳しい言葉を頂いた…と」

ギル「え…えぇ …まぁそう言われるのも仕方ないのでありますけど…」

ヒャダオ「………確かに 複雑な心境はあるだろうな…
だがギル そういう者達の顔色を窺う前に お前はリーダーになろうとする者としてハッキリとするべきだ」

ギル「そ…それはつまり…」

ヒャダオ「お前がリーダーになった後の このネアメの行く先だ」

ギル「……や………やはりそこでありますか」

ヒャダオ「それは当然のことだ
何も決めずに表面だけのリーダーになろうったって誰が支持するだろう?
お前を支持してくれてる者達のためにもそこはハッキリするべきだし
ハッキリとした心強い目標掲げれば魔法使い達も冷静に見てくれるかもしれないだろう?
まずは今ここで お前が何をしたいか決めるんだ」

ギル「…!!」

895名無しさん@避難中:2014/11/17(月) 02:01:50 ID:SFKm4uJAO
ギル「い…今ここで!!!!!!!?」

ヒャダオ「あぁ それはハッキリさせておいた方がいい
もうすぐで投票日だろう」

ギル「し…しかしどんな目標を掲げればいいのか…」

ヒャダオ「人々に希望を与え 士気を高めるようなものが一番だな
しかし 同時にそれを必ず実行するリーダーとしての力強さや頼りがいも相応に必要だが…」

ギル「じ…自分が…人々に与える希望…」


ギル「……靴みがき…とか?」

ヒャダオ「…リーダーがやることじゃないし 別に希望もない!!」
ズーン!!!!!!!!

ギル「…無料マッサージとか…?」

ヒャダオ「だからリーダーがやることじゃないだろうソレ!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「……………ポールダンス…!!!」

ヒャダオ「むしろ絶望だろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「もうない…であります…」
ガクゥ…

ヒャダオ「…」

ギル「…やはり自分は“リーダー”という大きな役職には向いてないであります…
自分は何も出来ないであります…」

ヒャダオ「ギル…だからその卑下はやめろ
お前はお前が思うほど弱い男じゃない
お前は 魔反会は間違ってると思った正しい正義感と
魔反会を抜け出し ネアメに来る実行力
規格外の者達と共にしても決して埋もれない度胸
そして 今日までこのネアメで戦ってきた場数があるじゃないか

それらを 自虐で覆い隠すな」

ギル「ヒャダオ様…」

ヒャダオ「いいかギル 良い目標が思いつかないなら
“自分に何が出来るか”考えてみろ
自分の最大限の力を使って どこまで人のために…何が出来るか
その最高を考えてみろ
そうすれば きっと答えは見えて来る



多分」

ギル「自分に…何が出来るか……」

ヒャダオ「そうだ







多分な」

896名無しさん@避難中:2014/11/17(月) 02:21:34 ID:SFKm4uJAO
ギル「…………………」

ヒャダオ「…自分に何が出来るか… どんなリーダーになりたいか…
じっくり考えてみろ………」

ギル「…自分が………自分が目指すリーダーは…………」
ジッ…

ヒャダオ「…俺のようにはなるな」

ギル「え……」

ヒャダオ「………俺のようなリーダーにはなるな」

ギル「ヒャダオ様………あなたは…」

ヒャダオ「俺は………独りよがりなリーダーだった
理想ばかり掲げ 仲間達を気遣うフリばかりし 負担だけかけ
一人で突っ走ろうとして 皆をそれに付き合わせ……」

ギル「ヒャダオ様…?!!!」

ヒャダオ「みんなを…! みんなをッ……おォ…!!!!!!!!
おおぉ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガクガクガクガクガクガク

ギル「落ち着いて下さいッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
みなさんはッ… あのみなさんはッ…
誰ひとり嫌々でヒャダオ様と共に戦っていたわけではッ…
ヒャダオ様は立派な…! とても立派な…!!!!!!!!!!!!!!!」

ヒャダオ「だが俺はァ皆を見殺しにしたぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
皆は死に俺だけが生き残ったァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 俺は…リーダーなのに…!!!!!!!!!
俺だけ生き残った……!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
皆と共に…死にたかった…死にたかった…おおおおおおおおお…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉッッ…ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドサッ………
ガンッ!!!!!!!! ガンッ!!!!!!!! ガンッ!!!!!!!! ガンッ!!!!!!!! ガンッ!!!!!!!!
《床に落ち 頭を何度もたたき付けるヒャダオ…》

ギル「ヒャ…ヒャダオ様…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヒャダオ「ごめんよ……ごめんよみんな…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ムクロォ…すまない…!!!!!! エロリーナ すまない!!!!!!!!
左右チンポ…すまない…!!!! コンパニョン…モロクマ…チトツ…A&B……すまない…ごめんよ…
ごめんよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺も…お前達の元へ…逝きたい…!!!!! いや…俺は地獄でいい…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
死なせてくれ…!!!!!!!! 死なせてくれェェェェ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズガッゴ!!!!!!!! ズガッゴ!!!!!!!! メギャキ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ぽろぽろ…

ギル「や…やめてください!!!!!!!!!!!!!!!! ヒャダオ様ッ…ぐす…!!!!!!!!
ディ…ディミリア様…!!!!!!!!! ディミリア様ぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…!

897名無しさん@避難中:2014/11/17(月) 02:42:04 ID:SFKm4uJAO
――――――


ディミリア「…鎮静剤を打ちました もう大丈夫です」

ガバッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「す…すみませんディミリア様!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
勝手に忍び込んだ上に自分はなんと惨い事を…!!!!!!!!!!!!!!!!
こんな話をしたら ヒャダオ様が過去の事をフラッシュバックするのは分かったことなのに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
自分は…自分は愚かなことをしてしまいましたァ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぽろぽろ…

ディミリア「顔を上げてくださいギルさん」

ギル「うぅ………しかし…!」

ディミリア「…たまにああなるんです
……何気ない会話をしていても…まるで発作のように…
ギルさんのせいじゃありません ヒャダオさんもそう言うはずです
むしろヒャダオさんは嬉しかったと思います あなたが尋ねてくれたこと…
頼ってくれたこと…
だからここに来たことを後悔してあげないで下さい…」

ギル「…ディミリア…様…」

ディミリア「…さぁ 今日ももう暗いです
みなさんもお待ちじゃないですか?」

ギル「あ…! あぁハイ…! …失礼します…」
ザッ…

ディミリア「…頑張ってくださいね」

ギル「…ハイ…!」


―――


ザッ… ザッ… ザッ…

ギル(……自分に何が出来るか… 皆さんに何が出来るか………
………自分が目指すリーダーは………)




オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…



〜〜〜 そうして ――――


時間はあっという間に流れ
ついに8日目―――― 投票日となったのである…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


オ゙ンッッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

898名無しさん@避難中:2014/11/18(火) 22:53:05 ID:k9tM1T6sO
――― ネアメ・ルート 第一会議大ホール

ざわざわざわざわざわざわざわ

《ネアメ・ルートすべての人間が……この大ホールに集まっていた…!!!!
今日決する……新たな統括ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


わいわい… ざわざわ…


ウソニ「…ふぅ ついにこの時が来たか」

ビラコ「あぐぅ〜 緊張するですよ…!!!!!!」

ヤンデル「…どうなると思う…?」

ウソニ「…さぁな
あの討論会から特になんかしたわけでもないからな…」

ヤンデル「………まずいんじゃないか…」

ウソニ「そう決め付けるには早いだろう
………少なくとも
彼の眼は燃えている」

ヤンデル「!! …………!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「………………」


アナウンス『立候補者の方はそろそろステージの方にお願いしま〜〜〜〜す』


ギル「――――!」


ガタガタガタガタガタプルプルプルプルプルプル
ギル「き…きき…きんてょうしてたてましぇん…!!!!!!!!!
て…手をかしてくらしゃい…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガタガタガタガタガタ

ヤンデル「ズコーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どんがらがっちゃ〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「普段通りですねぇ…」

ウソニ「…」


――――

ザッ……

ギル「…!!」

スパルティー「いよいよこの日だな…」

ギル「スパルティー殿…」

スパルティー「君と私 どちらが正しいか…決着をつける時だ
…まぁ勝負は目に見えているがね…」

ギル「…………」


ルミ「それでは席にどうぞ
司会進行はこの私 ルミが執り行わせて頂きます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ズオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

899名無しさん@避難中:2014/11/18(火) 23:04:05 ID:k9tM1T6sO
子供「ママー! あのお兄ちゃん勝つかなぁ?」

ミーコ「うーん…わからない …けど! しっかり応援しましょうね!」

子供「うん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 応援するぅー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ファイッッオ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙お兄ちゅああああああああああああああああああああああん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ミーコ「…静かにね」


―――

のりぽん「オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
頑張れよぉー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺の一票はあんたのもんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

妻「あなた…静かにね…」


―――

紳士ペトロ「ヒヒヒwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ペトロ「オッフゥwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwンォォッッwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ペトロ「ペロロwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwシャイwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ペトロ「あまおおおおおおおおおんwwwwwwwwwwwwwwwふぁっひぃぃーwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」

ワラワラワラワラワラ…

アナホ「ちょっ!!!!! 先輩達声デカイっスって…!! 処分されますよ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


―――

ウソニ「…彼の支持者はみんな声がデカいな」

ヤンデル「…」

900名無しさん@避難中:2014/11/19(水) 00:22:09 ID:a/y9Q4/.O
ドンッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ルミ「それでは 本日が統括を決める投票の時となります
この2人のどちらかが ネアメの未来を決める主となるわけです
…投票はお二人の最終演説の後行います
もちろん票数が多い方が統括です
…ただし 投票率が50%を下回った場合 今回の投票は無効となり 投票日が再び一週間先伸ばしにされます
出来れば今日ハッキリさせたいので 皆様ご協力よろしくお願いします!!!
…さてまず それに先立ちまして
ネアメの前統括となるディミリア氏より ご挨拶です」


ざわざわ…

ザッ……………
ディミリア「………」

ディミリア「皆さん まずは
未熟な私がとんだご迷惑をおかけしてしまいました
そしてこれまで未熟な私について来てくださって感謝します
…私は 統括…リーダーとしては何も出来ませんでしたが
これからはネアメの医療部門で皆さんの力になりたいと思います
…本当に…ありがとうございました…!」
ペコ


わぁー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

「先生ー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

「あんたがリーダーで良かった!!!!!!!!」

「お疲れ様です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

「引退後の初グラビア 10万でどうっスか!!!!!!!!!!!!!!!!?」

わ〜〜〜〜〜〜〜〜 わ〜〜〜〜〜〜〜〜


ルミ「すごい歓声です…! ディミリア氏がどれほど皆さんから慕われていたのか伺いしれますね…!!!」


ディミリア「…立候補者のお二人には
どうかこのネアメを正しい方向に導いてくれるよう お願いしたいです
このネアメを…魔法使いの未来を…よろしくお願いします」
ペコ…


ギル「……!」

スパルティー「…ふっ…」


ルミ「ディミリア氏 ありがとうございました
それでは続いて立候補者の最終演説です
まずはスパルティー氏からどうぞ」


ズゥ……
スパルティー「……」
ズズン…!

901名無しさん@避難中:2014/11/19(水) 01:30:07 ID:a/y9Q4/.O
ざわ… しぃーーーーん


スパルティー「……あーーー…最終演説か…
しかし私が語りたい事はもうこの期間中に語り尽くした
皆が戦わなければならないこと…後方部隊の検討…など
………もうそれで十分だと思っている
そこで この時間は少々昔話でもしようか」

ギル「…?」

スパルティー「私は傭兵という仕事柄 世界中を旅していた
…傭兵といっても ちょっとした警護や 狩りの手伝い…暇な時はボランティア活動など…基本なんでもやっていた
それというのも 傭兵がでしゃばるほどこの世は動乱に満ちているわけじゃなかったからね…
人々は 魔法使いも普通の人間も関係なく仲良く暮らし
過去の遺恨など微塵も感じない 素晴らしい世界だ
私はこれが平和の究極系だと信じて疑わなかった
しかし違った 裏では魔反会が魔法使いを蔑み そして無惨に殺していた
…誰にも気づかれることなく 粛々と…残酷に…!!
当の私も…知らなかった むしろ…魔反会の『魔法使いとの調和』という外面にまんまと騙され 彼等を評価していたほどだ
……それから魔反会の悪事がどんどんと明るみになっていくと…私は悔しくて仕方なかった
『何故もっと早く気づけなかったのか!』

…そうだ 私がもっと早く魔反会の本性に気付けば たくさんの人々を救えた…はずなのだ」
つ…


みんな『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
ざわ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


つーーーー……
スパルティー「後悔しても遅いのは分かっているが…それでも…!!!!
知っていれば…!! 知っていれば人の命を救えていた…!!!!!!
…あの日 ある町で『これから魔反会の交流館に行く』と言っていた子供は生きているだろうか…!!!!!
あの時 宴会で私と笑いあった魔法使い達は この世界で生き残っているだろうか…!!!!!!!
今まで出会った全ての魔法使いを思うと………夜も眠れないのだ…
これは私の罪だ…何も知らず たくさんの人を見殺しにしてしまった罪だ…
だからこそ私はここへ来た 魔反会を倒し あの平和を取り戻すために
それが私の使命であり贖罪だ」
キッ…!!!!!!!!!!!!!!!!

しん…

スパルティー「私はリーダーになり…必ず魔反会に打ち勝つ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そのために皆の力が必要なのだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
皆が力を合わせれば…きっと勝てる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あの平和…平穏を取り戻そう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
手を取り合い……共に戦い………勝利の後に笑い合おう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ざわッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

902名無しさん@避難中:2014/11/19(水) 01:47:28 ID:a/y9Q4/.O
スパルティー「………私からは以上だ」



ざわざわざわざわ
パチパチパチパチパチパチ………
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

わ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜…



ヤンデル「…あわわ… なんか知らないけど大反響だ…」

ウソニ「………やはり 皆が思うほど悪い人間じゃないかもな…
今の涙を見れば分かるが…」

ヤンデル「わ…悪いやつじゃなくても…!」

ウソニ「あぁ分かってる
奴の問題はスパルタ教育だな
…しかし今の言葉を聞いて多くの人間は奮い立ったに違いない
スパルタ教育も受け入れる気になるくらいな…
その末にどうなるかは…想像に難くないが」

ヤンデル「そ…そうさ…! 例えいいやつでも あんなのを続けられたら戦う前に皆くたばってしまうよ…!!!!!!」

ウソニ「……………まぁ
…ギル……彼がどう出るかだな…」


―――

ギル「………………………」

ルミ「ギル氏 あなたの番ですが」

ギル「はい…」


スパルティー「…さぁどう行くのか
やはり私のアンチテーゼかね?」

ギル「……………いえ」

スパルティー「?」



ザッザッザッザッ…

ザッ……


ツバメオー「…」


ザッ…


エンカ「………………」


ザッ…


ヤンデル「ギル…頑張れ…!!!!!!!!!!」

ビラコ「ファイトですよ…!!!!!!!!!」

ウソニ「…」




ザッ…
ギル「………………………
…………………ふぅー………」


ギル「………………」


ギル「……………色々考えました
ネアメのためにどうすべきか ネアメをどうすべきかと
それから出た答えは…………
スパルティー殿と全く同意見であります」


みんな『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』
ざわわわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ギル「この魔反会との戦いは このネアメの人間全員で戦うべきです」
ゴォ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ヤンデル「…ギル…!!!!?」

ウソニ「な…なんのつもりだ…?」

903名無しさん@避難中:2014/11/19(水) 02:35:32 ID:a/y9Q4/.O
ざわ…ざわ…ざわ…


ヤンデル「な…なんだギル…!!!?
今までそんなこと一言も…」

ウソニ「…ただでさえ好感度が低いのにスパルティーの案に追随するのは…
……一体狙いはなんだ…?」


ざわざわざわざわ


スパルティー「………………」



ギル「…あの討論会のあと色々考えた結果 自分もスパルティー殿と同じ考えになりました
最初はスパルティー殿を否定し…それこそアンチテーゼの立場をとっていました…
しかしやはりそれは違うのであります この戦いはこのネアメの人々皆の戦い…
皆で戦うべきであります 強大な魔反会の戦力には… 魔法・戦士・傭兵…全ての力で挑まねば対等にすらなりません!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
戦いましょう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
もちろん世界中の魔法使いの方々も助けてであります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
救い 戦い 勝つ…!!!!!!!!!!!!!!!! やることは多いです」


ざわざわざわざわざわざわざわざわ


ギル「だから自分が一番働きます」


ざわ…
みんな『!!!!?』


ギル「自分がもし統括になったら
自分は誰よりも働きます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
助けを求める魔法使いがいたならば 誰よりも先んじて この体をなげうって戦います!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
戦いが起こったならば 自分が先陣を切ります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
皆さんの相談にも乗ります 面倒な任務や仕事があれば引き受けます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
誰よりも何事もやります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
そんな統括になります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
自分は皆さんの前を進み 皆さんの行く先の灯となる統括になります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


みんな『…………!』

ギル「それが自分の…“理想”……………ですが」

ギル「それでも自分一人ではこの理想を達成出来ない事もあるかもしれません
そんなときは どうか力を貸してください!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ペコッ!!!!!!!!!!!!!!!! ゴンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!



ビラコ「わぁ…! これまたすごい反響…!!!!!!!」

ヤンデル「は…ははっ…!!!!!!!
“自分がなんでもやる”っていいながら“力を貸してくれ”…なんて…!!!!
これもうわかんねぇや…!!!!!!」

ウソニ「…だがッ…このざわめきは…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわ

904名無しさん@避難中:2014/11/19(水) 02:55:13 ID:a/y9Q4/.O
ざわざわざわざわざわざわざわざわ…

ツバメオー「………リーダーさん…」

マンツウ「…っ」


エンカ「…」
にぃっ…

ざわざわざわざわざわざわざわざわ



スパルティー「………………………………………」

傭兵1「ひ…ひひひ なにいってんだあいつ…
言ってることがめちゃくちゃ…」

スパルティー「黙れ」

傭兵1「モ…モルスァ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

スパルティー「…………………………………………」



ディミリア「……ギルさん… まるでヒャダオさんみたい…」

ディミリア(しかしヒャダオさんとはまた違う…
あなたらしい 素敵なリーダー像です…)


ルミ「…ありがとうございました…!
それでは正真正銘運命の時です
有権者の皆さんは
手元にあるボールを目の前の2本の筒のうちの一つに入れてください
入れたボールが筒を流れてここまで届き 積み上がって結果が一目で分かります」



ヤンデル「オンエアバトルみたいな方式だな…」



ルミ「それではお願いします!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ズンチャッチャ ズンチャッチャ♪

ヤンデル「あっ!!!! 音楽もオンエアバトルだった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ど〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ…

ズンチャッチャ ズンチャッチャ ズンチャッチャ♪


ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ………


ギル「………!」

スパルティー「…」




ゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ………

ルミ「……出ました!!!!!!!!!!!」


ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴォォォ……………
ババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ギル 66%

スパルティー 34%



ルミ「き…決まったァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ネアメの新リーダーは………ウラ・ギル氏ィィィーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばばばーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

905名無しさん@避難中:2014/11/19(水) 12:19:02 ID:a/y9Q4/.O
ルミ「ネアメの新たなリーダーはッ まさかまさかの下馬評大ひっくり返しィ…!!!!!!!!!!!!!!!!
ウラ・ギル氏に決まったァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドォン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


わ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ルミ「最後の演説がネアメの人々の心を動かしたのかッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
何はともあれ ここに新たに生まれたリーダーを祝し…大きな拍手をーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

わ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ



ビラコ「やったぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! やったですよぉう〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガシー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ガッ!!!!!!!! ガッ!!!!!!!! ガッ!!!!!!!!

ヤンデル「ほ…ほうぎゃー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ビラコさん興奮して天狗の鼻でこめかみを打たないで…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ウソニ「は…はは…! なんだかうまくいきすぎてるな…!!!!!!
まるで創作発表板のなんとかファイトみたいだ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
力が…抜けたよ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
フラリ…



ディミリア「…ギルさん…!!!!! 素晴らしいです…!
ふふ…ヒャダオさんに話す事が増えました…」



スパルティー「…」

傭兵1「ス…スパルティー様…」

スパルティー「…何をしている …拍手だ
新たなリーダーに 賛美を送ろう」
パチ…パチ…パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ

傭兵2「へ…へい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヒャ…ヒャッホォ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!! 超めでて〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ネアメ万歳〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!! ギル万歳〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

傭兵2「い…一生付いて行きモルスァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ワ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

906名無しさん@避難中:2014/11/19(水) 14:18:00 ID:a/y9Q4/.O
ルミ「それでは新しいリーダーになったギル氏よりご挨拶です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ギル「…………」
ふらふら…


ざわざわざわざわ… しん…


ギル「……………………」

ルミ「ギ…ギル氏? ほ…放心状態です…無理もありませんが
一言でもいいので ギルさんに投票して下さった皆さんに言葉を…」

ギル「……!!!!!! ………ッ…
………………っ」
ぽろぽろ…

ざわざわ…

ルミ「なんと……涙です…!! ギル氏…感極まり熱い涙を流しています…
この涙に これまでの苦労が窺い知れます…!!!!」

ギル「あ……あにょ…!!!!!!!!!」

ルミ「はい」

ギル「じ…自分これからどうしゅればいいんシュかねぇぇぇ?
じ…自分にリーダーなんて無理ですぇうぇぇええええええええええええ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガタガタガタガタガタガタガタガタガタ
じょばぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ルミ「ズ…ズコ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギ…ギル氏 念願の統括に選ばれたのにまさかのビビりまくり状態〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「じ…自分は…学校のクラス委員ですら選ばれたらお腹が痛くなって半年くらい登校拒否になるような男なのでありますよぉぉぉぉぉぉぉん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ふぇええええええええええええ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お…お腹がァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュルォルォルォルォルォルォルォ〜〜〜〜〜〜〜〜


ヤンデル「ギ…ギル〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ディミリア「………」


ルミ「い…いやそのようなことを言われましてもですね……
じゃ…じゃあどうなさるんです? 皆さんに選ばれたあなたの今後は…」

ギル「もっ…もちろん自分は…!!!!!
誰よりも働くであります…!!!!!!!!
でも統括としての仕事を全て一人で熟すのは…む…無理であります…
だ…だから…」

ルミ「だから…?」

ギル「ディ………ディミリア様と……スパルティー殿も……統括になってもらえませんか…?」


ディミリア「えっ」

スパルティー「は?」


ルミ「えええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ブブ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

みんな『ズコ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』
どんがらがっちゃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

907名無しさん@避難中:2014/11/19(水) 14:34:02 ID:a/y9Q4/.O
スパルティー「な…なにを言ってるのだあの男は」

ルミ「な…なんですかそれ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
統括をまさかのスリートップーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? そんな前代未聞です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「だ…だから… 自分の他にディミリア様とスパルティー殿が統括になって…
ディミリア様はこれまでの統括の仕事から このアジトや組織全体のまとめる役割として…
そしてスパルティー殿には…戦力の育成や組織部門を統括する役割として…」

ルミ「つ…つまり 統括を分業化!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ですか!!!!!!!!?
重ねての前代未聞です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しかも統括を退いたディミリア氏を引き止めるばかりか! あのスパルティー氏を戦力部門に置くという!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわ


ルミ「これには会場も困惑!!!!!!!!!!!
そして指名されたお二方の反応は!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」


スパルティー「…」

スッ
ディミリア「…私は…喜んでお引き受けしますよ」

ざわっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ディミリア「良い事じゃありませんか ギルさんの言う手を取り合い共に戦うネアメ…
ギルさんの理想… ひいてはネアメ・ルートの理想を叶えるために
私も出来る限り協力します…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「あ…ありがとうございます…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ルミ「ディミリア氏…受け入れた!!!!!!!!!!!!!!!! 果たしてスパルティー氏は!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

スパルティー「………………ふん」
くるっ

スパルティー「…こんな統括が居るか
危なげなくて見ていられん
……その分 支えがいがあるというものだがな」
バンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ディミリア「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
スパルティー氏も…快く!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
つ…つまりこの瞬間…ネアメに3人の統括が誕生したァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

わ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

908名無しさん@避難中:2014/11/19(水) 14:50:09 ID:a/y9Q4/.O
わ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「ありがとうございます…! ディミリア様…スパルティー殿…!!!!!!!!!!!!!!!!」

ディミリア「いえ… まさかそんなことになるとは…
最初から考えてたんですか?」

ギル「い…いえ…気づいた時には口に出てまして…」

スパルティー「なんだ 結局いきあたりばったりではないか
しかし良かったのか? 私が戦力部門を司って…」

ギル「ネアメへの思い 勝利への思いを考えれば あなたしかいません
スパルティー殿…どうかよろしくお願いします…!!!
…た…ただ… 戦力育成については…」

スパルティー「…分かっている
この結果はどうあれ…私は君に敗れた
君の意図は組むさ」

ギル「…………………この選挙で勝てたのは自分の力ではありません
自分の最後の演説は…前のスパルティー殿の演説があったからこそです
なんだか…卑怯な気がします」

スパルティー「それでも勝ちは勝ちだ
私の言葉より…君の言葉の方が皆の心に響いたのだ
君が統括と決まったときの歓声は…君への信頼の現れだ
私ならばそれはただの恐怖心でしかなかっただろう
…私も変わる時なのかもしれんな いつかこんな多くの人々から…“信頼”の視線で見られたいものだ」
スッ…

ギル「…スパルティー殿…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガシッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ルミ「熱く…固い握手ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ライバルだったギル氏とスパルティー氏が…今まさに同志に…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


わぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギーール!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ギーール!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

スッパルティー!!!!!!!!!!!!!!!! スッパルティー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ディーミリア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ディーミリア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

パーンチラ!!!!!!!!!!!!!!!! パーンチラ!!!!!!!!!!!!!!!!

パーン筋!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! パーン筋!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


わあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
パチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチパチ…


ヤンデル「ギルゥゥ!!!!!!!!!!!!!!!! よくやった!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 感動した!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「ふええ〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ギル君も先生も良かったですよう〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ムチュ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
チューッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「にゃ…にゃああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!//////」

ウソニ「…ふふん …もみーの…お前にも見せてやりたかったな…」



わぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜……

909名無しさん@避難中:2014/11/19(水) 15:04:09 ID:a/y9Q4/.O
わ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


エンカ「…」
スッ… スタスタスタスタ


―――

マンツウ「……………………」

ツバメオー「………ひっく… …ぐす…ぐす…」
くる…… スタ…スタ…
《顔を覆いどこかへ立ち去るツバメオー》

マンツウ「…ツビー………
…………………くッそ…!!!!!!!!! …くッそぉぉぉぉ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
メラメラメラメラ


―――

パン パァン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「祝杯だぁー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「わ…わぁー!!!!? ビールかけでありますか!!!!!?」

ビラコ「優勝したらビールかけは常識ですよぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
それそれー!!!!!!!!!!!!!!!!

バシャーーーーーーーーー!!!!!!!!

ギル「ぶぎゃはーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
い…いや別に優勝とかそんなのじゃなく…!!!!!
て…ていうか問題はこれからで…!!」

ウソニ「それはそれだ 今は心から喜べ
お祝いしたい人達もたくさんつめかけてる」

ドダダダダダダダダダダダ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ミーコ「おめでとうございます!!!!!!!!!!!!!!!!」

ガキ「かけつけ一杯だぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばっしゃーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「ブバポ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

のりぽん「やるじゃないか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バシャー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

マジデス「マジすっげーマジ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バシャシャ〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


もみーの「あの世ビール!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バシャーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ギル「へぶらりぃー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ちょ…ちょっと皆さんかけすぎ…」

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド
ペトロ達『ひひひひひひひひひwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww』

ギル「ペ…ペトロの大群!!!!!!!!?」

ペトロ「ひひっんっほぉぉぉぉぉぉぉぉぉwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww」
ぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろぺろ

ギル「お…おンもはァァァァ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
か…からだのビールめっちゃ舐められ……おひィィ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こ…このペトロ…バター犬ならぬバターペトロでありますおひょおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

わいわいわいわいわいわいわいわい


ビラコ「…うふふふ みんなお祝いしてくれる……でも…
ツバメちゃんとエンカさんは来てくれないんですね…………」

ヤンデル「…」

910名無しさん@避難中:2014/11/19(水) 15:05:14 ID:a/y9Q4/.O
× バターペトロ
○ ビールペトロ

911名無しさん@避難中:2014/11/19(水) 22:17:31 ID:a/y9Q4/.O
すぃ〜〜〜〜ん…

ヤンデル「……やっと落ち着いたな…」

ビラコ「ギル君も疲れてるですー」

ベッタァ〜〜〜〜〜〜…
ギル「ひゃ…ひゃべば……もうお婿にいけにゃい…」
ず〜〜〜〜ん………

ヤンデル「…………今日はもうゆっくり休もう…」

ウソニ「そうだな 俺もこれで失礼する
今回のこと…もみーのの墓前に報告してくる」

ギル「…ウソニ殿 …ありがとうございました」

ウソニ「いいや 俺は何もしてないさ
だからもみーのの礼はまた後日… 君をサポートする形でとらせてもらうよ
…統括殿」

ギル「ウソニ殿…」

ウソニ「じゃあな」
ザッ…!!!!!!!!!!!!!!!!

わらわらわらわら
猫達『にゃにゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん』

巨猫「なぁ〜〜〜〜〜〜〜ご」

《ウソニは猫を引き連れ帰っていった…》


ヤンデル「……なんか今でかいの居た…」

ビラコ「…さてと これから二次会するです?」

ギル「い…いやさすがに疲れたでありますよ…」

ヤンデル「じゃあ戻るか…」


ザゥッ…
マンツウ「…待てよ」

ゴォウッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「マンツウ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

マンツウ「……浮かれやがって…
ふん…良かったなぁ…統括さんよ…」

ビラコ「あーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お祝いに来てくれたです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
ビールかけるです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ヤンデル「い…いや…そういう感じじゃないからビラコさん…」

マンツウ「ふん……ビール瓶で殴るならいくらでもやってやるがな…」

ギル「…」

ヤンデル「…マンツウ!!!! 何しにきたんだ!!!!!! わざわざ嫌味でも言いにきたか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
残念だったな 魔法使いのみんながお前の思い通りにならなくて!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

マンツウ「…浮かれてんじゃねー!!!!!
………俺も…お前に入れた…」

ヤンデル「…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ギル「あ…あなたが…? な…何故…」

マンツウ「勘違いするな……! 決してお前のあの演説にほだされたわけじゃねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
いいか……お前のこの結果は…全てッッ
ツビーのおかげなんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

みんな『!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』

ゴウッ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

912名無しさん@避難中:2014/11/20(木) 00:37:33 ID:5WzMU4rsO
ヤンデル「…ツバメの…おかげ…?
ど…どういう…」

マンツウ「…………あの日… そう 討論会があった日だ
俺がお前を非難し 魔法使い全員で去ったあと
ツビーは何をしたと思う?」

ギル「?!!」

マンツウ「…………ツビーは…」


俺達の前で 土下座をし こう言ったんだ


――― あの人を許してほしい ――― …と


ギル「ッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! …!!」

ヤンデル「なッ…」

マンツウ「制止する俺の言葉も聞かず あいつは続けた」


ギルは本当にいい人だと
体を張って自分を助けてくれたこと
だから元魔反会という事は忘れて 純粋にあの人の話を聞いてほしい…と

ギル「………!!!!!!」

マンツウ「その時ツビーの話をまともに聞いたのはわずかだった
だがツビーは諦めなかった」


選挙までの3日… ツビーは毎日のように色んな魔法使いの元を回り 頭を下げ 懇願しつづけた
魔法使い仲間に罵られようと 嫌われようと それでもツビーは続けた
いつしか 一人…また一人と魔法使いが折れた
そして………


マンツウ「……で…結果はこの通りさ」

ギル「ツ…ツバメオー…殿…」

マンツウ「もちろんお前が目標も持たない半端な気持ちなら誰も投票はしなかった
だが魔法使いの皆がお前の話に耳を傾けたのはひとえにツビーのおかげだ…
それだけは覚えておけッッ…!」

ヤンデル「………ツバメ…」


―――

あの日のツバメオー「ボクにはボクの考えもやり方もあるんだヨ…!!!!!!!」

―――


ヤンデル「…あいつ…!!!!! そういうことかよ…!!!!!!!!
へへ…! あのツンデレ野郎…!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐす…

ビラコ「ツバメちゃん…!」

マンツウ「………くそがッッ!!!!!!!! …それだけだ…
………でもなぁ…俺は決しててめーを認めた…わけじゃねーぞ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
俺はこれからもスパルティーさんの訓練に参加して強くなってやる…!!!!!!!!
それで今度こそお前を越えてッッ………覚悟…しろよッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ダダッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


しぃん…

ギル「………………」


ギル「ッッッ」
ダダ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「ギル!?」

913名無しさん@避難中:2014/11/20(木) 01:05:09 ID:5WzMU4rsO
――― どっか


ツバメオー「……………」
ぽけー


ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド…


ツバメオー「ん?」


ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「ツバメオー殿おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「リーダーさん?」

キキーz_ッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「ぜ…ぜはーッ…!!!! ぜはーッ………!!!!!!!!」

ツバメオー「どうしたのさ? テンションあがりすぎだヨ
ていうかおめでとー」

ギル「ツバメオー殿ォ…!!!!!!!!!!
ありがとぅおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガシシィーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ダッキィ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「ふんぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「ありがとおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あンりがとおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
す〜〜〜り す〜〜〜り す〜〜〜りすり

ツバメオー「もぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
オープンセクハラあああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
やめええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ダダ!
ヤンデル「ツバメ! ギル!!」

ツバメオー「ヤ…ヤンデル〜〜〜〜!!!!!! 助けろ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「フフフ」
にこにこ

ツバメオー「微笑んでる場合じゃねーぞうぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
髭の剃り後がズォリズォォ〜〜〜〜〜〜〜〜リィィィィィ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

914名無しさん@避難中:2014/11/20(木) 01:24:23 ID:5WzMU4rsO
ツバメオー「は…離せってばー!!!!!!!!!!!!!!!!」
パキィー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ピキピキ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「うごごぉー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「も…もう…びっくりするヨ…」

ヤンデル「ギルがこんなことしたくなるのも無理もないさ
まさかお前がギルのためにそこまで…」

ツバメオー「…………あーー〜〜……もしかしてマンツウから話聞いた?」

バキャッ
ギル「もちろん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
じ…自分は…! 自分は本当に嬉しくて…嬉しくて……
ツバメオー殿ォ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ササーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ツバメオー「ひーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

こそ…
ツバメオー「ボ…ボクはただ…お礼したかっただけだヨ…
ぎ…! 義理の浅い女だなんて思われたくないから!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
た…ただそれだけだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「えぇ 分かります
あなたは優しくて義理堅い方です
本当にありがとうございます」

ツバメオー「……べっ…別にっ…!!!
そ…それよりこんなとこで遊んでていいの? もう休むとかしなきゃさ…!
あんなこと言ったんだから明日から早速色んな人が何かしら頼んで来るヨ…!!!!」

ギル「そうですね
きっと自分一人じゃこなしきれません」

ツバメオー「な…なにそれ…! あんなこと言っといてそれじゃカッコがつかないヨ…!」

ギル「はい
だから力を貸してくれませんか?」

ツバメオー「はぁ?!!!!」

ギル「みなさんに改めて頼まなきゃいけませんでした
どうかみなさんにも…自分に協力してもらいたいのであります
色々な方々からの依頼を “元ギルチーム”の皆で引き受けたいのであります
…勝手なことではありますが」

ツバメオー「…」

ヤンデル「…当然だ…! 俺は協力するぞ…! ギル…!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「私も!!! テングミラクルパワーで頑張るです!!!!!!!!!!!」

ギル「…ツバメオー殿は…どうでしょう」

ツバメオー「…」

915名無しさん@避難中:2014/11/20(木) 01:44:05 ID:5WzMU4rsO
ツバメオー「…………………きょ……
協力……………………するなら ………条件があるヨ…」

ギル「条件…とは?」

ツバメオー「……名前………ボク…」

ギル「…名前? ツバメオー殿…?」

ツバメオー「…その…“殿”っていうの…いい加減やめてくれる…?
なんかさ 他人行儀じゃん 仲間なら 普通に呼んでヨ」

ギル「ふ…普通って…」

ヤンデル「ツバメオーか…ツバメか…
適当に呼び捨てにしちゃえよ…」

ツバメオー「うん」

ギル「ツ…………!!! …………!!!!!!
…う…うーーーん…!!!!!!!!!!!!!!!!
ツ………!!!!!! ………ダ…ダメだ…
や…やはり急に呼び捨ては…!!!!!!!!!!!!!!!!!
あ…あの…“さん付け”じゃダメでありますか?」

ツバメオー「うーん……………まぁそれで許すヨ」

ギル「は…はい じゃあその―――
…………………………………………………」


ギル「………………ツバメさん」
キッ

ツバメオー「っ//////」
ボッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ビラコ「わぁ!!!? ツバメちゃん顔真っ赤ー!!!!!!!!!!」

ツバメオー「い…いやいやいや!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だってあんなシリアス顔の作ったような声で言われたらなんか知らないけど恥ずかしい感じにもなるヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
普通に言えヨ普通にぃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!

ギル「い…いややっぱり慣れてなくて
あ…あ〜〜〜〜〜………………ツバメさん…」
キリッ

ツバメオー「だからそのキメ顔とキメ声やめ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!////」
かかか〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「す…すみません 慣らします」

ツバメオー「も…もういいや!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
じゃあボクも………ギルって呼ぶヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギ…ギル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ギルギルギルギルギルギルギルギルギル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
わぉー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「…! …た…確かに気恥ずかしいですね…!///」

ツバメオー「でしょ!!!!!!!!!?」


ワイワイ
キャッキャッ

916名無しさん@避難中:2014/11/20(木) 01:58:20 ID:5WzMU4rsO
ヤンデル「…だったら俺も… ヤンデル殿なんてやめてくれ…」

ビラコ「私も! “ビラコ”もしくは“マスターオブ天狗THEフィクサー”と呼んでです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「…え…え〜〜〜……じゃあ……ヤンデルさん…ビラコさん…
よろしくお願いしますであります

ツバメオー「待った!! この際その“あります口調”も治そうヨ
その喋り方も堅苦しいヨ」

ヤンデル「あぁ もっと崩していこう」

ビラコ「そうですねぇ〜〜〜
ギル君も統括さんになるですから
もっとビシーッ!!!!!!!!!!!!!!!! …っとしなきゃですー!!!!!」

ギル「く……崩して……ふむ…
…………明日から精一杯頑張るゾイ!!!!!!!!!!!!!!!!」
むーん!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「いやおかしくなった」

ツバメオー「無理に敬語を治せとは言わないからさ とにかく『〜であります』から外して行こうヨ」

ギル「…な…なるほど 了解でありま…………いや
了解です」

ヤンデル「いい感じだ」

ビラコ「ねぇねぇ…! やっぱり二次会するですよ…!!! この4人で…!!!!!
今まで気を遣いすぎて話せなかった事を…話すです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「……ギル …どうする?」

ギル「そうですね ……ふふ
…やろう!!!!!!!! やりましょう是非とも!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヤンデル「決まりだな」

ビラコ「じゃあ早速ミーコさんに頼んで食堂を貸し切りだぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル君と私のポールダンスを披露するですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「やりますか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぬぎ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「やらなくていいヨそれは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

917名無しさん@避難中:2014/11/20(木) 09:17:27 ID:pdHr/9HE0
ビラコ姐さんだけ見たい

918名無しさん@避難中:2014/11/21(金) 00:35:16 ID:m.dqzywkO
―――

―――――

ギル「…やー…飲み過ぎたー…
まさかお酒まで出てくるとは…
未成年のヤンデルさんまで飲んで…
しかも最後はヤンデルさんにツバメさんもポールダンスしてたし…
…………楽しかった…」
ザ… ザ…

エンカ「それはよかったな」
ズン…!!!!!

ギル「!!!!!? ……エンカ殿!!!!!!!!!?」

エンカ「見事な結果でござったな とりあえずおめでとう」

ギル「え…えぇ…………ありがとうございます」

エンカ「…それはまぁともかく 少し付き合ってくれ」

ギル「?」


―――― 地下倉庫

オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…

ギル「…こんなところまで来て一体なんなんです?」

エンカ「まぁアレよ…… ギル殿もめでたく統括になったわけだが…
ここは君の前途を祝して……」


チャキ…!
エンカ「一対一で戦おうじゃないか」
ドン…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? なッ…?!!」

エンカ「統括の一人となった君の力を見せてくれ」

ギル「な…なんのためにそんな…!!!!!!!!」

エンカ「力を見るため……今言っただろう
あのような大口を叩くほどの実力があるか見せてもらうのでござる
………拒否するなら逃げと捉えるが?
…そうなれば君に統括の資格などない 即刻下りるべきだな」

ギル「…!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エンカ「やるのか やらないのか ハッキリとするでござる」

ギル「……! …分かりました」
チャキ

エンカ「良」
チャキン…

ギル「し…しかしなぜこのような場所で…? 手合わせなら道場でだって…」

エンカ「笑止
理由は簡単」


エンカ「統括になったばかりのギル殿の負け姿を大勢の人々に晒さないよう………拙者の優しさでござる」
ニィン…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「!!!!!!!!!!!!!!!! …!!!!!」
ゴオオオオオ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

919名無しさん@避難中:2014/11/21(金) 01:32:30 ID:m.dqzywkO
――― ヤンデルとツバメオーの部屋

ツバメオー「ねーねーねーねーねー」

ヤンデル「なんだよ…」

ツバメオー「ボクもポールダンスしてたの? ボクも一緒に混ざってポールダンスしてたの?」

ヤンデル「あぁ…らしいな…
俺もお前も酔っ払ってて覚えてないが…」

ツバメオー「じゃあボクも服脱いでた? ねーねーボクもしかして服まで脱いでた?」

ヤンデル「知らないよ… ギルとビラコさんが脱いでたのは見たが………どうだったかな …俺もお前も脱いでたかもな」

ツバメオー「マジかー」

ヤンデル「まぁ…別に…お前みたいなモンが服脱いだところでどうってことないだろ…」

ツバメオー「いやまぁそうなんだけどさ」

ヤンデル「それよりもう寝るぞ… 今日は疲れた…」

ツバメオー「うん… ……ここで寝るのも久々だヨ
今までロッカーで寝てたからさ」

ヤンデル「なんでロッカーなんだよ…」

ツバメオー「ギルも寝たかな?」

ヤンデル「そりゃそうだろ…一番疲れてるのはあいつだ…」

ツバメオー「そうだなー
じゃま おやすぅ」

ヤンデル「………あぁ……………
…………ありがとな」

ツバメオー「……んー
……………へへ…」



―――……


ガキィィッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ザザン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「むぐ…!!!!!」
よろよろ…

エンカ「どうした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヒュン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
カカカカカッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガキィ!!!!!!!! ガキィ!!!!!!!!
ギル「ぬっ!!!! くッ…!!!! まるで防戦一方…!!!!!!!!!
エンカ殿の武器は紙のように薄い『ディスペラード(This is PERAPERA swordの略)』…!!!!!!
それでフェンシングのような突き主体で攻めて来るため 間合いを詰めれない…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
……くっ…! この状況で攻めきれないとは…! なにせまだエンカ殿は…!」

エンカ「どうした!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! いつになったら拙者は本命の超便利盾(チョベリグ)を使えるのでござるかな!!!!!!!!!!?」
ゴォウ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

カカカカカカカカカカカカカカカン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

920名無しさん@避難中:2014/11/21(金) 01:52:15 ID:m.dqzywkO
カカカカカカカカカカカカカカカァン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「ぐっ…! ぐっ……!!!!!!」

ギル(そう!!!!! 自分はまだエンカ殿の本領を引き出せていない!!!!!!!
エンカ殿の真の武器はディスペラードではなく 超便利盾!!!!!!!!!!!
現在のエンカ殿がそれを使っていないということは 使わずとも自分をあしらえるという絶対の自信の表れ!!!!!!!!!!!!!!!!
まずは…あの盾を使わせることだ!!!!!!!!!)
ググン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「今度は攻めて来るか!!!!!!!」

ギル「うおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル(エンカ殿のディスペラードには弱点がある!!! それは“紙のような薄さ”という特性そのもの!!!!!!
あの剣はその薄さ故に 剣と剣の打ち合いに弱いということ!!!!!!!
鍔ぜり合いすらまともに出来ないはず!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
力いっぱり剣を振り抜いて当てれば 吹き飛ばせる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
グオア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「…と 思うでござろう?」
キッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガガァッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
グニィー…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ボンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「うぐぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズザァー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「ぐはっ…逆に弾かれた…!!!!!!!!!!!!!!!」

エンカ「ハハハ! 重い剣であればあるほど拙者のディスペラードは大きく“しなる”
それがバネのようになり 君を吹き飛ばしたのでござる
まぁもちろん このようなことは拙者のような腕力がなければ不可能だが」

ギル「う…ぐ…!」

ギル(やはり強い…! そうだ エンカ殿は自分のチームでも一番に強かった…!!!!!
経験も技も能力も…全て上だ…!!!!!!!!!!!!!!!
…正攻法ではダメだ…!!!!!!! …使うか……仕込み七星剣!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!)
オ゙オ゙ンッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

921名無しさん@避難中:2014/11/21(金) 02:05:52 ID:m.dqzywkO
チャキ…
ギル「……………スー…!」

エンカ「…雰囲気が変わったかな?」

ギル「ハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「ハァー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブオォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《剣を大きく振り エンカの右側に攻撃を定めるギル》

エンカ「また大振りの攻撃!!!? 何度無駄な事を繰り返せば…」

カッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「『ストライクバッカーソード!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』」

ボウン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギュイン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《エンカの右側を狙っていた剣が猛スピードで切り替えし 左側を狙う!!!!!!!》

エンカ「!!!!!!!!!!!!!!!!?」



ガゴォオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


エンカ「…!」
ギギギギギギギ…
《エンカはついに盾を取り出しギルの攻撃を止めた!!!!!!!!》

エンカ「…………今の剣の切り替えし……! 剣の仕掛けでござるな」

ギル「仕込み七星剣『エアソード』
柄から溜め込んだ空気を 剣の背から爆発的に放出し剣を加速させる……のが本来の使い方です」

エンカ「なるほどな その空気の爆発を利用して 超スピードの切り替えしを実現したわけか
やるな 拙者に盾を取らせるとは
…だが…これで終わりよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
カートリッジ“タルモード”!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガチィーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

《盾がまるでタルのようになりエンカを完全防御した!!!!》

922名無しさん@避難中:2014/11/21(金) 22:41:50 ID:m.dqzywkO
ギル「こ…これは…エンカ殿の完全防御形態…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エンカ「ハハハハ!!!!!!!! 多少動きにくくはなるが もはや拙者に付け入る隙はないぞ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
タルチャージ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《体当たり》

ドガァァー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「うぐぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ズガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガ
《壁に追い詰められるギル!!!!!!》

ギル「…なんという圧力…!!!!! …くっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガッ!!!!!!!! ガッ!!!!!!!!
《タルの所々に空いている穴に剣を差し込もうとするギル………しかし》

ギル「くっ…この穴じゃ自分の剣は入らない…!!!!!!」

エンカ「当然でござる この穴はディスペラード専用!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビュン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ザシューーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「…!!!!」

《盾の中から伸びたディスペラードがギルの顔の横を通り壁に刺さる!!!!!!》

エンカ「本来ならここで決まってる所… ここで終わらせないのは情けないよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
タルバッシュ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドギャアァァーーーーーーーーーンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「がは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズッザァァーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ドガァァァァーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《山積みにされた物資に吹っ飛ぶギル!!!!!!!!!!!!!!!!》

ギル「…がは…………ぐっ…ハ…!!!」
ガラガラガラガラ…

エンカ「その程度か? もう終わりでござるか」

ギル「…! ぐッ…!! ぐぐ……!!!!!!」
ガラガラガラガラ…


スン…
ギル(………!? …この匂いは…)

923名無しさん@避難中:2014/11/22(土) 01:10:35 ID:9W1A40EcO
エンカ「ん?」

ギル「く…!」

エンカ「ふむ まだやれるか …いいぞ 来い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「うおああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「む!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダダ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル「ッッたァァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エンカ「…やけくそか? …がっかりでござるぞ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガチィン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《タル盾の外装にトゲのような突起が現れた》

エンカ「タルネード!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ギュルルルルルル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《そのまま回転しギルを迎え撃つ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

ギル「せやぁーーッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ギャギギギギィィーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《交差するギルとタル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》



ヒュゴオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ………



ギル「………ぐふっ!!!!!」
ドッ…
《膝をつくギル!!!!!!!!》

エンカ「…………終わりか」

ギル「………………」


エンカ「…………あっけな……! …!!
……………………!」
スン…




エンカ「……………なるほど
……………まいった 拙者の負けだ」

ゴオ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

924名無しさん@避難中:2014/11/22(土) 01:49:24 ID:9W1A40EcO
エンカ「拙者の負けでござる
……まさか 交差の刹那…タルモードの…このわずかの『ディスペラード穴』から…」


ドンッ……!


エンカ「“糸”を通すとはな」
ババン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《タルの中に糸が張り巡らされていた!》

エンカ「しかもただの糸ではない
この匂い…油か」


ギル「…先程倒した荷物の中に油がありました
その油に…仕込み七星剣の仕込み糸を浸け
その糸をエンカ殿の盾の中に通したのです」

エンカ「このまま火でも付けられたら拙者はたちまち火だるまでござる
…降参だ これでは戦えない」

ギル「…!!! …こんなので勝ちとはとても言えませんけどもね
実際 ダメージを多く受けてるのは自分だ…」

エンカ「…ふん…何を言う
拙者はギル殿を倒しきれなかったが ギル殿のこれは…まさに必殺の決定打!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これ以上のものなどなかろう
それに…回転するタルモードの…この小さな小さな隙間に糸を通すとは…
到底出来るものではない その集中力…技…あっぱれだ!!!!!!!!!!」
バン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「………あ…ありがとうございます…!
し…しかし本当なんでこんな急に…」

エンカ「…なに ただ単純に
ギル殿とは一度腹を割って戦い合ってみたかっただけでござる」

ギル「は…腹を割るなら普通話し合うのでは…」

エンカ「男のコミュニケーションは殴り合いでござるよ
……」

エンカ「…そしていつか…もみーの嬢にもこういった気がするでござる
『男は一度殴り合えばそれで友達』…と
拙者とギル殿は今こうして拳(剣)を交えた
つまり拙者達はもう仲間でござる」

ギル「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! エ…エンカ殿…!!」

エンカ「ギル殿のリーダー像…見事でござった
君の頑ななる理想への協力を拙者にもさせてもらえぬかな?」

ギル「…!!!! …ありがとうございます…!!!!!!!!!
エンカ殿が居れば100人力であります!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エンカ「だったら拙者にもその堅苦しい呼び方はやめてくれぬでござるか?
一人だけ仲間外れは寂しいでござるからな」

ギル「……………はい!!!!!!!!
…よろしくお願いします…! エンカさん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガシッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

エンカ「こちらこそでござるよ ギル」



―――― というわけで

ついにギルは仲間達との心を繋いだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
しかしギルの統括としての戦いは始まったばかりである!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

―――

925名無しさん@避難中:2014/11/22(土) 02:11:55 ID:9W1A40EcO
そして

あのネアメ内の乱からあっという間に二ヶ月が経った ――――


ドォン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ビシッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「特外部隊『ルンローチーム』withギル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ただいま帰還しましたァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ばばーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
http://download5.getuploader.com/g/sousaku_2/880/141122_015435.jpg


ネアメ1「おー!!!! ギル!!!!!! おかえり!!!!!!!!!」

ネアメ2「今日も大活躍だったか!!!!!?」

ルンロー「もちろんさ!!!! ギルのおかげで魔法使いを助けられたぜ!!!!!!!」

ネアメ3「よっしゃ!!!!! さすが統括!!!!!!!!!!!!!!!!」

ネアメの人々『ギール!!!!!!!! ギール!!!!!!!! ギール!!!!!!!!』
わ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「い…いや恥ずかしいんでやめてくださいよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
て…ていうかわざわざみんなで出迎えにこなくたって…////」

ネアメ1「なに言ってんだ!!!!!!!!!!!!!!!! ずっと待ってたんだぞお前が帰るの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「そ…そんな!!!!! 待ってたなんて…////」

スッ
ネアメ1「トイレ掃除やってくんね?」

ギル「」

ネアメ5「あ!!!!!!!!! ズッリ!!!!!!!!!!!!!!!!
ギル統括は人体模写のヌードモデルになってもらおうと思ってたのに!!!!!!!!」

ネアメ6「いや!!!!!!! 割り箸をケツに挟む内職を手伝ってくれよ!!!!!!!」

ネアメ7「ぼくの宿題手伝ってぇー!!!!!!!!!!!!!!!!」

ネアメ「いやおれが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ネアメ「おれが!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

わーわーギャーギャー

ギル「み…みなさん落ち着いて!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
全部手伝うから とりあえず順番で!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
あせあせ

926名無しさん@避難中:2014/11/22(土) 02:42:28 ID:9W1A40EcO
〜〜〜

ネアメ8「もの運ぶの手伝ってー!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「は…は〜〜〜〜〜い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

〜〜〜

ネアメ9「ちょっとこれ買ってきて」

ギル「り…了解でーす!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

〜〜〜

ネアメ10「マッサージしてくれ〜〜〜〜」

ギル「わ…わっかりましたぁー!!!!!!!」

〜〜〜

ネアメ11「料理つくって!!!!」

ギル「へいおまち!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
こと…

《湯がきはんぺん》

〜〜〜

絶倫乳首「私のためにポールダンスを少々」

ギル「はい」
ぬぎ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

絶倫乳首「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ふぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお…!!!!!!!!!!!!!!」
ぬぎぬぎ

ギル「何故脱ぐ」


―――

ギル「は…はぁー…やっと休める…」


ネアメ12「おーい統括さん!!!!!!!! トイレを修理してくれないか!!!!!!?」


ギル「は……は〜〜〜〜〜〜〜〜い…! ぜ…ぜぇ…」

ヤンデル「ようギル…」

ギル「ヤンデルさん どうも!!!!!!」

ヤンデル「…協力を求められた特外の仕事がやっと終わったのに 帰って早々またたくさん頼み事されたのか」

ギル「あ…あぁ みなさん待ってたみたいっすね」

ヤンデル「まったく
なんだかここの皆 めんどくさいことは全部ギルに押し付けてないか?」

ギル「いやまぁそれは自分が掲げた事でもあるし」

ヤンデル「これじゃただのパシリだ」

ギル「いいんですよ 今はこれで
さぁて トイレを治しに行きますか…」
ふらふら


ビラコ「あー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! お疲れマンハッケン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビッシィー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「…あ! ビラコさん!!!!!!」

ビラコ「やっほー! ですよぉ!!!!!!!!」

ギル「なんだか久しぶりですね!!!!
自分が色々な仕事でネアメ中を駆け回ってる間はあまり会えませんでしたけど!!!」

ビラコ「私も色々勉強したり他の特外部隊に参加したりしてたですよ!!!!!!!
色んな人達と色んな任務熟して一皮も二皮も剥けたですよー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「なんと! そんなアクティブに!!!!!?
そういえばなんだか雰囲気変わりましたね!!!!」

ビラコ「そぉ?」

きゅぴぃぃぃぃぃぃぃぃ…!!!!!
http://download5.getuploader.com/g/sousaku_2/881/141122_015628.jpg

927名無しさん@避難中:2014/11/22(土) 03:46:54 ID:TAWUK1Ls0
おみ足むちむち

928名無しさん@避難中:2014/11/23(日) 01:47:16 ID:nh/k1xtkO
ビラコ「それはそーとギル君! 疲れてるなら休まなきゃメッッですよ!!!!!!!!
統括になってみんなと約束守らなきゃいけないからって無理はダメです!!!!!!!!!!!!」

ギル「え…えぇ しかし一度約束してますから せめてトイレの修理くらいはしないと」

ヤンデル「だったら俺が代わりにするよ… ギルは休め…」

ギル「ほ…ホントですか?」

ヤンデル「あぁ…俺は比較的暇だったから…大丈夫だ…」

ギル「じゃあ……そうさしてもらいますか
さすがに……疲れました」

ビラコ「大分体力ついたっぽいですけどねぇ」

ギル「えぇ なんせ色んな仕事を引き受けていますからねぇ」


――― ネアメの3統括…『実行リーダー』であるギルは 人から頼まれるあらゆる仕事を引き受けるのが主な役割である…
それは例えば部屋掃除などの雑用から 時には任務の戦力として他の特外部隊から呼ばれることもあるのだ
ギルはどんな頼みも断らず引き受け 見事に完遂していた
しかしギル一人では手が回らないときもあるため
その時は“ギルチーム”のメンバーだった……ヤンデルやビラコ ツバメオーや塩化ビニールが代わりを努める

ネアメ中から引く手数多の現在 “ギルチーム”はバラバラで この二ヶ月共に仕事をすることはほとんどなかった
だが たくさんの仕事 あらゆる種類の任務を熟したギルチームの面々は
着実に力を付けていた ……


ヤンデル「じゃあ行ってくる…」


スパルティー「待ちたまえ」
ザッ

ギル「…あ! スパルティーさん? どうしたんですか?」

スパルティー「ふっ 聞いたぞギル君
大きな仕事を済ませて帰ってきたというのにさっそく山のような頼み事をされたらしいじゃないか
随分と人気になったものじゃないか」

ヤンデル「…人気というか…いいように使われてる気もするけど……
なんかみんな…ギルを都合のいい小間使いとでも思ってるんじゃないか?」

スパルティー「そうかもしれんな だがその分ギル君の誠実さに感心している者達も多い
それに ギル君に仕事を頼む全員がただ楽したいから押し付けているわけではないし」

ギル「というと?」

スパルティー「人々の中には 君に仕事を押し付けて そこで浮いた時間を私の所の“戦闘訓練”に時間を割いてる者もいる
数えてみるとかなりの人数そのような者達がいるぞ
今私が教えてる者達は…以前の数倍以上…もちろん全員自発的にな
なにもかも君のおかげだよ」

ヤンデル「…そうだったのか…」

ギル「スパルティー殿こそ… そちらの訓練のおかげでネアメの戦力は着実に上がってますよ」

スパルティー「ふはは…以前の私のようなやり方じゃこうはいかないというのがハッキリして
なんだか悔しいがね …だがこういうのも悪くはない」
ニ…

ビラコ「スパルティーさん…私… ずっと怖くて意地悪で変態でサディストで頭の硬い5世代くらいまえの古くて偏屈な時代遅れ爺だと思ってたですけど
そんなことないんですね 誤解してたです ごめんなさいですよ」

スパルティー「ふはははははははははははははははははは……
“〜偏屈な時代遅れ”まではだいたい合ってる」

929名無しさん@避難中:2014/11/23(日) 02:01:21 ID:nh/k1xtkO
ヤンデル「…えーとそれで…俺はトイレ修理に行かなきゃなんだけど…」

スパルティー「あぁ待て待て
実は私が来たのは 君達を呼ぶためだ」

ギル「自分………達を?」

スパルティー「あぁ
ディミリア君が呼んでいるぞ
君達“ギルチーム”をだ」

ギル「ディ…ディミリアさんが!!!!!!? …なんのようでしょうか…」

スパルティー「それは分からぬな
とりあえずディミリア君の部屋へ行く事だ
ツバメオー君と塩化ビニール君には既に伝えてある」

ギル「えーと…しかし」

スパルティー「安心しろ トイレ修理は私の部下にやらせる」

傭兵1「モルスァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
びく〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「そういうことなら安心ですね
じゃあ行きますか」

ビラコ「やった〜〜〜! みんな集まるの久々ですよぉ!!!!!!!!!!!!!!!!」


――― ディミリアの部屋前

ツバメオー「あ 来た来た
遅いヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「あぁすんません! 今しがた聞いたもので」

ツバメオー「もー!!!! すんませんじゃねーしぃ!!!!!!!! 待たせすぎだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!
おかげでエンカのおっさんと二人きりで気まずいよ!!!!!!!!!!!!!!!!
こんなおっさんと話すことなんかないヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今の今まで膝のお皿の裏にウニが居たらどうしよう なんていう不毛な話をしていたところだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エンカ「なに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
盛り上がったではござらぬか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
膝の皿の下にウニがあったら養殖する……それで決まったでござろう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「いや!!!!!!!! それを利用して殺人膝蹴りの名手になるんだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズォーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「不毛な話を再開しないでください!!!!!!!!!!!!!!!!
全員揃ったのなら行きますよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ディミリアさんも待ってますし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


―――

ガチャ!
ギル「すみませんお待たせしました」

ディミリア「いいえ 待ってませんよ
それより」


ディミリア「ウニじゃなくてクリじゃダメなんです?」

ギル「乱入した!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

930名無しさん@避難中:2014/11/24(月) 00:52:35 ID:6UhlSBI2O
http://download5.getuploader.com/g/sousaku_2/882/141124_004319.jpg

931名無しさん@避難中:2014/11/24(月) 00:53:04 ID:6UhlSBI2O
http://download4.getuploader.com/g/sousaku_2/883/141124_004426.jpg

932名無しさん@避難中:2014/11/24(月) 00:55:25 ID:6UhlSBI2O
http://download4.getuploader.com/g/sousaku_2/884/141124_004417.jpg

933名無しさん@避難中:2014/11/24(月) 01:40:16 ID:6UhlSBI2O
ディミリア「だって栗の方が栗ご飯が出来ておいしいでしょう?」

エンカ「ウニだってウニご飯はご馳走でござろう」

ディミリア「ウニはプリンに醤油で間に合ってますし……」

ツバメオー「ビンボーかヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
栗ご飯もウニご飯も 殺人膝蹴りがあれば簡単に手に入るし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ディミリア「だから栗でも殺人膝蹴り出来るじゃありませんか」

ギル「いやもういいですって!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ホントに不毛だなこれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ディミリア「あぁ…ごめんなさい
私のクリラー(栗る者)の血が騒ぎました…」

ツバメオー「なんだヨそれ…」

ディミリア「最近の調子はどうです?」

ツバメオー「どうもこうもないヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
みんなマジどうでもいいこと頼みすぎ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この前なんて「階段にゴキブリが居るから通れない」とか言われて夜中に呼び出されてゴキブリ拾ってやったヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ボクらパシリだヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
他にも氷魔法でクーラー代わりになってとかかき氷が食いたいとか…ふざけすぎー!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「まぁまぁ…」

ツバメオー「それもこれもお前がメンドくさいこと皆の前で言うからだ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
責任とれバカギル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
カ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「わ…わぁー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! すんません!!!!!!!! すんません!!!!!!!!!!!!!!!!
て…ていうか 今は3人が自発的に手伝ってくれてますけど 別にアレなら断ってもらってもいいんですよ
ツバメさんも嫌なら断っても…」

ツバメオー「なッッ…!!!!!!
そ…そうしたいのは山々だけどなぁ…!!!!!
ボ…ボクがいなくなったら戦力も半減だろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
魔法使いとのパイプ役にだってなるし…!!!!!!!!!」

ヤンデル「そんな慌てて訂正するなら始めから突っ掛かるなよ……素直じゃないな…」

ツバメオー「ち…ちち…チガウし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「くすす ツバちゃんかわいいですー」

934名無しさん@避難中:2014/11/24(月) 01:59:39 ID:nbVEqqoc0
    ノト、
   , @ l@  クリラー
   ノ トェェイ 、
 Yム (川リ) >
  し'Цー‐Ц

935うむ:2014/11/24(月) 02:13:02 ID:6UhlSBI2O
エンカ「まー確かに面倒な仕事は増えたが やりごたえはあるでござるぞ
他の特外チームと組めば大体拙者達が先頭に立つ状況になるでござるからな
今までの倍働いて倍鍛えられて………なかなかのハードトレーニングに匹敵する運動量だ」

ツバメオー「確かに
まさか他の特外チームがあんな弱いとはね」

ビラコ「私達のチームは凄かったんですね」

エンカ「そう
ただ一つ不満があるとすれば そういう状況で鍛えられた皆の力を見れない事くらいか……」

ビラコ「私もそれ寂しいです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
またこのメンバーでお仕事したいですよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
お仕事の後のパーティーまたしたいです!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ギル「そうっすね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! またみんなでポールダンスしたいですね」

ツバメオー「したくねーヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「そうですか? 前はツバメさんもノリノリだったじゃないすか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「の…ノリノリじゃないし!!!!!!!! してないし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ビラコ「してましたよぉー あの選挙のあとの…
ヤンデル君とツバちゃんも…」

ツバメオー「!!!!」

ヤンデル「やっぱりしてたんだ…………」

ギル「えぇえぇしてましたとも
二人ともパンツ一丁で靴下は履いた王道スタイルで棒の上を待ってましたね
しかしツバメさん 今時あんなハート柄のパン…」

ツバメオー「凍り死ねオラァアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パッキャアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「ほぶうら!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ボゴー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ワーワーギャーギャー


ディミリア「ふふふ 仲が良いですね 嬉しいです
そんな皆さんに朗報です
今回お呼びしたのはみなさん…“ギルチーム”に任務を依頼するためです」

ギル「に…任務ですか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! このチームで!!!!!!!!?」

ビラコ「わー!!!!!!!! やったぁー!!!! パーティー!!!!! パンティー!!!!!! ポールダンス〜〜〜〜!!!!!!!」

ツバメオー「やらねーし!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エンカ「…ふむ
…我々が集まる任務が無いのが不満…とは言ったが
今の我々が集められたとすれば かなり重要で大きな任務でござろうか?」

ディミリア「はい
あなた方にしかできません」

ギル「な…なんとそこまで…
………その任務とは…?」

ディミリア「…実は…………」



ギンッ…
ディミリア「妖怪が出ました」

みんな『妖怪!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?』
ざわ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

936名無しさん@避難中:2014/11/24(月) 02:28:55 ID:6UhlSBI2O
ギル「よ…よよよ…妖怪!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

ビラコ「そ…それって気持ちのいいこと!!!!!!?」

ツバメオー「それは爽快!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ヤンデル「先に立たないものか…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ツバメオー「それは後悔だろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

エンカ「パイオツカイデーのチャンネーとザギンでシースー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ど〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ツバメオー「それは業界人だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ずずーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギル「よ…妖怪ってつまり…お化けって…ことでありますか…?」

ディミリア「えぇまぁ…
ある地方に向かおうとした渡り鳥からの報告がありまして…
『怖くてこれ以上先に進めない』と……
それで皆さんに対処してもらおうかと」

ギル「対処って…」

ツバメオー「な…なんだヨそれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! バカじゃないの!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
それこそ全然関係ない仕事でしょ!!!!!!!! 寺生まれか神社の人にでも頼めヨ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ディミリア「本来ならそうなんですけど…
その…“妖怪”というのが少々問題でして…」

ギル「……どういうことです?」

ディミリア「…ギルさんならピンとくるかもしれませんね」

ギル「は…?」

ディミリア「いいですか よく聞いてください
その妖怪とは
渡り鳥の人を震え上がらせたその妖怪とは
『ゲーム脳地方』に現れた――――――」
ゴオオオオオォォォ……!!!!!!!!!!!!!!!!!!




ディミリア「“踊る骸骨”…………です…」

ツバメオー「お…踊る骸骨? なに…それ…」

ビラコ「なんか楽しそうです」

ヤンデル「はは…そんなの居るわけ…………なぁギル…」

ギル「………………」
ワナワナワナ

オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙…

エンカ「…ギル?」


ガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタガタ
ギル「そ……それって…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」



ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……………






つづく…

937名無しさん@避難中:2014/11/24(月) 03:05:49 ID:6UhlSBI2O
http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org106100.jpg

938名無しさん@避難中:2014/11/24(月) 03:18:57 ID:nbVEqqoc0
おお

939名無しさん@避難中:2014/11/24(月) 03:28:59 ID:6UhlSBI2O
http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org106113.jpg

940名無しさん@避難中:2014/11/24(月) 14:47:42 ID:6UhlSBI2O
キリがいいのでここで

規制が解除されたようなので 次から本板のスレに戻ります
このスレはまたなんかあった時のための避難用に 埋めずに残しておきます

941名無しさん@避難中:2015/03/04(水) 00:53:00 ID:7F5Z5866O
なんとか短編『雨の日』

ザアアー…《今日は朝から雨》

大魔女「…」

フーリャン 窓の外を詰まらなそうに見詰めている
賢い大魔女は雨の日には行動しないのだ
何故なら濡れるからだ 濡れると寒いからだ

大魔女「……」

チク タク チク タク

大魔女「……」

大魔女「………」
ギシッ… ぺらぺら

椅子に座り本を読むフーリャン
読書は雨の日に向いている 雨音が心地好いBGMだ……普段なら
今日の雨は土砂降りだ 雨音も激しい
本を読んでても気になるほどだ だけどすることがないので我慢するしかない
ちなみにフーリャンが読んでいる本は『こっこクラブ』である

〜〜〜

チク タク チク タク…… ぼ〜ん…ぼ〜ん…

大魔女「………」ふぅー…
パタン… スッ

大きな雨音が気になりフと時計を見るとお昼だった ご飯を作るために席を立つ
最近は自炊を覚えた

大魔女「……」
トントントン じゅー…

手慣れた手つきで何かを作るフーリャン
一体何をつくるのだろう?

大魔女「………」
コト…

ぬ〜〜〜ん…《黒い何らかの物体》

大魔女「………」
ぱく…

大魔女「!!」
ブーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!

まずかった

―――

大魔女「…」
ふー… ギシッ

食事を終え また椅子にこしかける 何もすることがないので目をつむるが眠れなかった

大魔女「……………」
はぁー…

スッ… ガチャガチャ…

何かを用意し始めた 普段は点けないテレビを点ける
チャンネルは『ちんちんこチャンネル』というペイチャンネルだった
フーリャンはエロ番組に目もくれずチャンネルを変えた 映ったのは真っ黒な画面

大魔女「…」カチッ… ブン…

用意しテレビに繋げた機械のスイッチを押すとゲームが起動した
実はフーリャンはゲーマーである アクションと格ゲーを得意としており 待ち技の使い手なのだ

大魔女「…」カチッ カチチッ ポチポチッ ポチッ

オラッ モガファイアッ ヌルポッ セイヤッ ウーアウーアウーア

大魔女「…………」
カチカチカチッ

ザ〜〜〜〜……

―――

大魔女「……」ふぅー…
カチッ…

ゲームも終わった フーリャンに再び虚無の時間が訪れる

大魔女「………」

フーリャンは何かを考えている 孤独はいらぬ感情を増幅させる
今フーリャンが何を考えているか 窺い知る事は出来ないが
窓の外で降り続ける雨を視覚でなぞっているだけのフーリャンのその顔はどことなく寂しげだった
雨音は激しくなるばかり

大魔女「!」

と フーリャンは窓の外で何かをみた

大魔女「…」ガタ…

立ち上がるフーリャン おもむろに玄関の前に立った
そして…

ガチャッ
ねこ「こんにち…」

大魔女「誰だテメ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バキィー!!!!!!!!

ねこ「ほんブバリッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドッズァー!!!!!!!!

大魔女「なんだねこか」

ねこ「いきなり何するのー!!」

大魔女「いきなり来るからよ!!!!!!!! 何しに来たのよこの糞毛野郎!!!!!!!!!!!!!!!! 雨の日だから余計悲惨なことになってるわよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「あ…あにゃにゃ…! ひ…暇だったから…」

大魔女「ふん!! 暇人ねぇ! まぁいいわ 来たからにはやることやっていきなさいよ!!!!!!!!!!!!!? まず飯!!!!!!! 腹減ってんのよ私は!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「えー!!!? もう3時だよぅ!!!?」

大魔女「うっせ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! いいから作れバカヤロー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
しゃー!!!!!!!!

ねこ「わ…分かったよぅ…!」

大魔女「飯食ったらゲームよ!!!!!!!!!!!!!!!! この前あんたに勝ち逃げされた怨みを晴らしてやんだから!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ねこ「の…望むところだよぅ…!!!!!!!!!!!!!!!!」

わいわい

楽しそうな声が雨音を掻き消した
それともそろそろ止むのだろうか

おわり

942名無しさん@避難中:2015/03/04(水) 03:39:14 ID:7F5Z5866O
なんとか短編『いきさつ』

それはフーリャンとなサナバーの仲直り会が終わった後(なんとかファイト文参照)の話…

ホー ホー


チロリーン「なんだかんだあって大変だったね じゃあまぁみんなお疲れ」

ジュリー「お疲れー」

サナバー「お…お疲れ…」
とぼとぼ

亀「まぁ元気ん出せよサニー! また仲直り出来るって!」

サナバー「あ…あぁそうじゃな……では…じゃあの」
とぼとぼ

亀「…ったくよー …………ん?」


うさぎ「…」
しーん

亀「よっ! お疲れさん 今日はデュエットありがとよ」

うさぎ「ぴょ」

亀「………」

うさぎ「……」

亀(最近は多少話すようにはなったが…
やっぱこいつ僕に心開いてねぇな… 気まずいぜ…………)

亀(フーリャンのやつはいつか僕をこのチームから追い出してやろうって機を伺ってんだよな
その時のために それを止めてくれる後ろ盾が必要だ
サニーとチロリーンは僕に味方してくれるだろうが まだ少ねぇ
僕の居場所のために…こいつにもなんとかして取り入ってもらわねぇとな…)

亀「お前今夜暇?」

うさぎ「?」

亀「一緒にカラオケいかね?」

うさぎ「いく」

亀「へへ…じゃあ行こうぜ!!!!!」

亀「くくく!! 計画通り! こいつはチョロそうだし カラオケで機嫌取って取って取りまくってやるぜ!!!!」

―――

【カラオケ『スーパー下心』】


うさぎ「ぴょ!」


そればっかり三味線
作詞作曲:ヤスオ

お前そればっかりだな
お前マジで…そのズボンばっかり履いてんな
お前いつもお母さんに送り迎えしてもらってんの?
お前いつも人前で薬飲むな
お前いっつもアニメの話しかしねーよな
お前いつも立ち小便トイレを屈んでするよな
お前いつもゾウリの裏みたいな匂いするよな
お前っていつも俺の側にいるよな
愛してる?
お前そればっかりだな


パフパフパフ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
亀「ひゅーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!! 名曲きた〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ナイスナイスぅ!!!!!!!! んじゃらば次は僕だな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


腹減った
作詞作曲:夜中3時39分の腹の虫

腹減ったからなんか食わして…
肉食いたい…肉… ステーキ肉がいい…
柔らかくてジューシーで…マジで…おいしいやつ…
おいしくて…安いやつ… うん…安いやつじゃなきゃ無理…
肉がダメなら…寿司でいいんだよ… 寿司…寿司くいたい…
ウニ…かな… うん…ウニだよ… ウニが食いたいよ… いくらでも… サーモンでも… 炙りサーモンでも!!!!!!!!!!!!!!!!
んあああああああああああああああああああああああ炙りぃぃぃぃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ウゥゥニィィ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
プリンに醤油かけたらウニの味になるって本当ですか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
やったー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

――― 試食中 ―――

大してウニの味しないじゃないですか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
やだーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
寿司… 寿司食いたい…
安いやつでいいから… 安いやつじゃなきゃ無理…
まわるやつでいい… 頼む… 寿司くわせて…

943名無しさん@避難中:2015/03/04(水) 13:35:29 ID:7F5Z5866O
亀「ヒョオォーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
僕の美声によるかの名曲にして音楽大賞を総なめにしたこの曲はどうだーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バン!!!!!!!!

うさぎ「…」
すーん

ズコー!!!!!!!!
亀「反応薄いな!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
えぇいもういい!!!!!!!! とりあえず歌え歌え!!!!!!!!!!!!!!!!」


――― 1時間経過

ぼえ〜〜〜〜

――― 2時間経過

ま゙〜〜〜

――― 3時間経過

もえ゙ぇ〜〜〜〜ん

―――…

ガクゥ…
亀「ぜ…ぜぇ…ぜぇ…! う…歌いすぎた…! さ…さすがに…!!!!
く…くッそ…うさぎはまだ元気に歌っていやがる…!
くっそ…! 歌うにも体力つけなきゃな……
…」


うさぎ「ぱよえ〜〜〜〜ん♪」


亀(こいつも大概歌好きだな…
なんだか僕の勝手な思惑で連れて来たのが申し訳なく感じるぜ…
…今回はこのまま別れて帰っ……ん…!?)


うさぎ「ぴょ〜〜〜〜〜ん♪♪…」
つー… ぽろぽろ…

亀「!!!!!!? なんで泣いてるんだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

うさぎ「ぴょ〜〜〜〜………ぴょっ…?! …ぴょ……ひっく…ひっく…」

亀「どうしたよ…おい? よくわかんねぇけどまず座れ
そいで話してみ? なんで泣いてるんだ?
そだ なんか食おうぜ?! 奢るからなんでも頼んでみ」

うさぎ「……フライドポテト…」

亀「フライドポテト…な」

うさぎ「…フランクフルト…フライドチキン…フランスパン……フラペチーノ……富良野だんご……それから…」

亀「結構食うな……………ってなんだそのフラ縛り!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
ズーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

944名無しさん@避難中:2015/03/04(水) 14:11:17 ID:7F5Z5866O
もぐもぐ
うさぎ「…おいし」

亀「…で? なんで泣いてた?」

うさぎ「かなしくなったぴょん…」

亀「なんでだよ」

うさぎ「チィ…みんなと一緒にいていいのかピョンって思ったぴょいい」

亀「な なんでだ? お前は僕なんかよりかなりの古株だろうが
僕なんかより強いし…役に立つだろ」

うさぎ「でもね…チィ…いつもあそこに居ても みんなが何してるかよく分からないピョン…
チィアホだから…みんながしてる話がいつも分からないピョ…」

亀(そういやこいつシリアスシーンだとしゃべらねぇもんな)

うさぎ「みんな難しい事話してても チイには
『きつねさんが果物屋さんにりんごを買いに行ってみんなでダンスを踊る』的な話にしか聞こえないピョン…」

亀「そんなメルヘンな話したこと一度もないぜ………」

うさぎ「みんな真面目に戦ってる席での チイばかり不真面目の段 大変申し訳ないぴょ…
とてもいたたまれなく 自責の念にさいなまれてるピョン…
本当に弁解の余地もないほどにチイの愚かさに我ながら閉口ピョイィ…」

亀「なんで謝罪の言葉だけそんなに語彙あるんだぜ…」

亀「ねこには相談してねぇのか」

うさぎ「ピョ……ネコチャンには迷惑ばかりかけてるからいえないピョン」

亀「そうか…」

うさぎ「あそこにはチイみたいなアホは邪魔だピョン… みんなのメイワクになる前にいなくなった方が…」

亀「んなわけねぇだろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォ!!!!!!!!

うさぎ「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」

亀「なに勝手に一人で納得して一人で決めようとしてやがる!!!!!!!!
残念だがなうさぎ 誰もお前がいらないとは思ってないぜ!!!!!!!!
少なくとも僕よりは!!!! お前はあのチームに必要だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

うさぎ「でも…」

亀「お前これまでに何度みんなを助けてきた!!!!? 重要なのはまずそこだろ…!!!!!!!!
その剛脚が何度敵を倒してきたんだ!!!!!!!! お前の攻撃力はあのメンバーNo.1なんだぜ!!!!!!!!!!!!!!!!
戦いでお前以上に頼もしいやつはいやしねぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

うさぎ「でもチィアホぴょ…?」

亀「だからなんだよ! むしろプラスだろそれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ちょっとくらい天然のアホキャラが居た方がチームのいい清涼剤だ!!!!!!
お前は強い上に…そんな重要な役割まで持てるんだぜ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
すげぇぜ…!!!!!」

うさぎ「そうピョ…?」

亀「そうだそうだ!!!!!! アホがかわいいっていう風潮が最近の流行りなんだぜ!!!!!!!!!
僕もそんくらいのがかわいいと思うぜ!!!!!!?」

うさぎ「ぴょ…かわいい…ぴょ?」

亀「あ あぁそうだ!!! かわいいぜ!!!!!!!!!!!!
と…とにかく歌おうぜ!!!!!! デュエットデュエット!!!!!!!!!!!!!!!!」

うさぎ「……うんピョ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


うさぎ(この人いい人ぴょん)


うさぎ「エンぴょん!!!!!!! 大好きピョイィィィ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

亀「エ……エンぴょんんんんんんんんんんんんん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?」
カーッ…


こうして2人の仲は深まったのであった…
スイーツ(怒)

945名無しさん@避難中:2015/03/04(水) 15:35:10 ID:xpr8uphQ0
(怒)www

946名無しさん@避難中:2015/03/04(水) 21:32:03 ID:7F5Z5866O
なんとか短編『シェアワ(物理)』

にじ「ライジー!!!!!!!! なまこ拾ったよ! 生で食べて!!!!!!!!!」 むぎゅむ!!!!!!!!!!!!!!!!

ライジー「も゙も゙も゙も゙も゙も゙も゙も゙も゙も゙も゙も゙も゙ォォォォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 ぬぇちゃああああ…

〜〜〜

いかづち「う…ぎゃあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 口の中がぬちゃぬちゃすゆうううううああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

〜〜〜

シンキ「ライジーサン! ボクの手品の試作にご協力下さいヨー!!!!!!!!」

ライジー「え…ヤだけど…」

シンキ「ネタは簡単 この剣を口の中に入れるだけデスヨー!!!!!!!! 大丈夫!!! 食道から胃を真っ直ぐすればいいだけデスカラネー!!!!!!!!!!!!!!!!」 ギギギギ

ライジー「やめろやめろやめろ切れる切れる切れるうぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

〜〜〜

いかづち「は…はうぐぁァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 体の中に斬れるような痛みギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 ごろごろごろごろぉぉ〜〜〜〜!!!!!!!!

〜〜〜

カンシャ「私は感謝しない〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 感謝なんかしない〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 ドカドカドカ!!!!!!!!!!!!!!!!

一般人「ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ライジー「そろそろやめろよカンシャ!」 ガッ!!!!!!!!

カンシャ「邪魔すんなや!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 メゴッパァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ライジー「めごブーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

〜〜〜

メキメキメキ…
いかづち「ぐッはァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

てんきゅう「どうしました?」

〜〜〜

ツキ「モットハヤクアルクデス!」

ライジー「…ったく なんでオレが子守でこいつを肩車しなきゃいけないんだ…」

ライジー(まぁこいつは幸運を操作するからな こいつの相手をしてたらオレもいいメに会えるかも…
くっくっく 最近は散々なメにしかあってないからな…ありがたく利用させてもらうぜ…!) ブチャ

ライジー「ん?」

ツキ「キッタネ! ウンコフンダデス!」

ライジー「づわアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
なんでええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

づわづわづわづわづわ…
ライジー「……ってツキお前オレの運を吸ってんじゃね〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 ズーン…

〜〜〜

いかづち「う……うぅ……うんこ踏んだ上に転んで頭を石で打って持ってたお金が全部溝に落ちちゃったよ…」
ぽろぽろ…

にっしょく「ひとりでなにしてるのですか」

いかづち「こっちが聞きてぇよ…(泣)」

おわり

947名無しさん@避難中:2015/03/04(水) 21:35:12 ID:xpr8uphQ0
リンクしてんのかwww

948名無しさん@避難中:2015/03/04(水) 22:18:08 ID:7F5Z5866O
なんとか短編『シェア(物理)②』

たいふう「くすくすくすくすくすくす…今年の夏に向けての台風の練習に付き合って」
ビュオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

いかづち「う…うわああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブオォー!!!!!!!!!!!!!!!!

〜〜〜

ヒュ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ライジー「な…なんじゃああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

〜〜〜

ダイヤ「誰の胸がイッツ乳ねー(it's New Day)ですって!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
つららアタック!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ビギャアアアアアアアアアアアアアン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

いかづち「言ってなブ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

〜〜〜

ヒョーゲン「誰の胸がパイナイぷるぷる絶対無し(パイナップルFULLで種無し)ですって!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
エターナルブリザード!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パキパキパキパキパキパキパキパキ…

ライジー「言ってな………冷たッッ!!!!!!!! 冷た冷た冷た冷たッ!!!!!!!! 体凍るッ!!!!!!!!!!!!!!!!
そして体痛い!!!!!!!! なんか凄く殴られてる感じがする痛い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ベキベキベキ…

〜〜〜

いかづち「こんにゃろ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バキッ!!!!!!!!!!!!!!!!

かまいたち「ぐっ…!!!! やるな…!」

〜〜〜

おかま「いやん!!!!!!!!!!!!!!!!」

ライジー「!?」

てれび「どうしたのです」

おかま「わ…分かんないわ…急に殴られて…ぐすっ!」

にじ「え!!!!!!!? ライジーに!!!!!!!!!!?」

ライジー「なんもしてねーよ!!!!!!!!!!!!!!!!」

てれび「なんてひれつな!!!!! ゆるせないのです!!!!!! ぜんしんこちょこちょの刑なのです!!!!!!!!!!!!!!!!」

ライジー「ちょっ…いや…やめ……ひゃああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

〜〜〜

いかづち「あひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ごろごろごろごろ

にっしょく「どうしたのです」

かまいたち「いや…分からん… 急に悶絶しだした」

にっしょく「きみがわるいのです とりあえずやいておくのです」
ヂリヂリヂリ…

いかづち「うぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ヂリヂリヂリヂリヂリヂリ

〜〜〜

ライジー「ぎゃははははははははははははははははははははははははははははははははははははッッアツッ!!!!!!!! 熱ッッ…あッ…ギャハハハはははははははははハハハハハハハハハハハハハハハァッツゥーあひゃひゃひゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あッッつ…あひゃあ〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!! ギャハハハハハハハハあづいよあひゃギャハハハハハハハハひゃひゃひゃひゃひゃひゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

てれび「なにこれこわい」


おわり

949名無しさん@避難中:2015/03/04(水) 22:43:01 ID:xpr8uphQ0
安定のいかづちイジリ

950名無しさん@避難中:2015/03/04(水) 23:38:51 ID:7F5Z5866O
なんとか短編『うつつの夢』


ホー… ホー…

うさぎ「ローぴょん お休みピョイィ」

ローシン「うむ」

ローシン(今日もいい日だった 男畜生と非常骨を存分にかじったぞ
明日もかじろう グー…)
ゼットゼットゼットゼット…


〜〜〜

―――……ちゃん
――…ちゃ〜〜〜ん

ローシン「…?」
パチ…

ローシン「む………ここは?」

わいわいわいわい

ローシン「…人混み?! いつの間にこんな騒がしい所に…
いや待て… これは…夢か? 随分と現実感のある夢…
そして人間的な夢じゃ…
いつも見る夢は 山のような肉にかぶりつく野生的な夢ばかりだというのに」

ざわざわざわざわ

ローシン「えぇい! 人が多いな
こんな夢じゃ快眠出来ん! 一回起きるか…」

??「……ん ………〜〜〜〜ん
〜〜…ちゃんったら〜〜〜〜」


ローシン「?」

ガシッ!!!!!!
??「見つけた〜〜〜」

ローシン「だ…誰じゃ!!!!!!?」

??「何言ってるの? ××ちゃん?」

ローシン(…? よく聞き取れん…名前か?
この女は……この夢の中での儂の……母親…? いや…)

??「はやくはやく! せっかく動物園に来たんだから!
いっぱい見て回るんだよ!」

ローシン「ど…動物園…?」

ローシン(狼の神たる儂が動物園に行く夢とはな…
しかし不気味な夢じゃ
夢とは何かしら本人に関係あるものを見るはずじゃが…
…インギュギュ(夢の神)が死んでからその法則も乱れたのか?)

??「はやくはやく! ほら…手繋いで」

ローシン「し……知らない人と手を繋いじゃいけないって…」

スッ…ギュッ

??「はーい 行きましょ♪」

ローシン「!!?
(な…なんじゃ? 勝手な手を…
…明晰夢じゃなかったのか…これ?)」


―――

??「見てみて! カバさん!!!!!」

ローシン「あぁそうじゃな」

??「あそこにはジャガー……ヤックルもいるよ!!!!!!!!!!!!!!!!
あそこには幻獣ケツァコァトルまでいる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ローシン「なんでもいるな…;」

―――

ペトロ「いひひひwwwwwwwwwwwwwww」

ローシン「ペトロまでいるのか」

??「わー!! すごい! ナマで見たの初めて! かわいいね××ちゃん!」

ローシン「あぁ ペトロはいい動物じゃ」

ペトロ「おひひひっひwwwwwじゅるぉwwwwwwwwwwwwwww」
ニュニュニュ

ローシン「あ 友情棒じゃ」

??「これ知ってる! これにね 唾を垂らすと喜ぶんだよ!
ぺっぺっ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ペペーッ!!!!!!!!!!!!!!!!

ペトロ「おッ…おッおッ…オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
びく〜〜〜〜ん!!!!!!!!

ローシン「…」

951名無しさん@避難中:2015/03/04(水) 23:39:08 ID:7F5Z5866O
―――

??「見て! あそこ…犬!」

ローシン「犬…」


バン!!!!!!!!
狼「ぐるるる…」


ローシン「犬じゃない!!!!!!!! 狼じゃアレは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズーン!!!!!!!!

??「かわいいワンワン♪ お手!!!!!」

狼「わふ」
ぴっ

ローシン「するんかい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 犬じゃないだろ貴様!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

??「ちんちん!!!!!!!!!!!!!!!!」

狼「わふ〜〜〜<3」
ごろごろ〜〜〜 ち〜〜〜〜〜〜〜〜ん

ローシン「やめろ貴様あああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 狼の誇りはどうしたああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ばばーん!!!!!!!!

―――

??「いっぱい回った〜〜 楽しかったね」

ローシン「あ…あぁ」

ローシン(狼の神たる儂が動物園巡りなど滑稽だが…なんとも不思議にも…なんだか…とても気持ちが安らぐ
この繋いだ手から…優しい気持ちが溢れて来る この女の…この体の乙女への思いが流れ込んで…)

??「あー! キリンさんだぁ!」


のび〜〜〜〜ん


??「キリンの首長い〜〜〜!」

ローシン「最近の麒麟ってこうなってるのか…知らんかった」

??「長いと言えば……アレも見なきゃ! こっちこっち!」
ぐいぐい

ローシン「む!!!!!!!!?」

―――

象「パオ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

??「キャ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 象〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
キャ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
どーん!!!!!!!!

ローシン「興奮しすぎじゃ! そんなに象がいいか!!!!!!!!!!?」

??「当たり前ですよ
だってほら… 象さんって “アレ”みたいでしょ?
“鼻の長い”象さんは動物の中で一番ですよ 大正義象さんですよ」

ローシン「アレ? …下ネタか?」

??「……あ もう夕方だ〜 ……帰らなきゃ
ねぇ××ちゃん 楽しかったね! また…一緒に来ようね…一緒に象さん見ようね」

ローシン(いや…そんなことよりこの夢がなんなのか分からなすぎて楽しむどころじゃ…)

ローシン「うん!!! とっても楽しかった!!!!!!!! また連れてって!!!!!!!! お姉ちゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ローシン(!!!!!!!!? 勝手に言葉が……!!!!!!!!?
これはまさか……… …! 待て…姉!!!!!? まさかこの乙女は―――――…
ちょっと待ってくれ――お前は――――…)


〜〜〜

ガバッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ローシン「はっ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
……………」

ローシン「………夢… 今のは…儂の………………いや
今のは…この体の乙女の…記憶………?
この体の乙女の…昔の…楽しかった頃の…」

オオオオオオオオオオ…

ローシン「……………! …………乙女……体の…乙女よ…
…いつか…絶対に……この体を…戻してやるからな……絶対に…!
そうしたらまた…お前の姉と―――…」

おわり

952名無しさん@避難中:2015/03/04(水) 23:41:27 ID:7F5Z5866O
× 勝手な手を
○ 勝手に手が

953名無しさん@避難中:2015/03/06(金) 01:44:45 ID:XSGsGanUO
なんとか短編『チェンジリング』


―――

男「くっ……や…やめろ…やめてくれ」

紳士「ふははは! やめるわけにはいかんね!!
君は私のシマに現れた侵入者…
『飛んで火に入る夏の虫』…ならぬ! 『這って湯に入るボイルガニ』…といったところ!!!!!!!!!!!!!!!!
もう逃げられん! 大人しく茹で上がるがよい!!!!!!!!!!!!!!!!」
カアァーッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

男「なんで私が蟹扱い……う!!? ぐ!!!!! あ…足元でわさわさするなぁ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ドォン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
わっさわっさわっさわっさ…
《男は蟹の大群の中に居た!!》

わっさわっさわっさわっさわっさ

ぞぞぞ〜〜〜〜!!!!!!!!
男「ひ…ひぃぃ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
あッ痛ッ!! 痛ッこれ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ちくちく

紳士「ふははははははははははははははははははははは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どうだこの私が用意した実にファニーなこのトラップは!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
痛いだろー!!!!!!!! 気持ち悪いだろー!!!!!!!!!!!!!!!!
これぞ敵の心身を同時に痛め付けるサディスティックな禁忌…『蟹三昧入江』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ふははは…このトラップを味わって生き残った者は……………10人くらいしかいないぞー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

男「け…結構居るじゃないか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

紳士「黙らっしゃい!!!!!!!!!!!!!!!! 分母が大きいのだよ 分母が!!!!!!!!!!!!!!!!」

男「な…ならば俺が…11人目になってやる!!!!!!!! 踏み通る!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぐおん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

紳士「ほう? 恐怖を乗り越え突き進むのかね! 蛮勇だなそれは!!!!
気をつけろ! その地帯は既に!!!!!!!!!」

ぐしゃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! わっさぁ…
男「ひ…ひいいぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! き…気持ち悪ぅい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

紳士「ふはははははははははははは!!!!!!!! どうだー!! 気持ち悪いだろー!!!!!!!!
そこは既に“毛蟹地帯”!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
踏んだらわさわさするぞー!!!!!!!! 気持ち悪いぞー!!!!!!!!!!!!!!!!」

わっさわっさわっさわっさ…
男「ほ…ほひぃぃぃぃ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ぞぞぞぞー!!!!!!!!

紳士「いかなる勇気も圧倒的に上回る不快指数!!!!!!!!!!!!!!!!
これが蟹三昧入江の恐怖なのだああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

954名無しさん@避難中:2015/03/06(金) 02:10:58 ID:XSGsGanUO
男「う…うぅおおおおおおおおお……!!!!!!!!」
ググググ…!

紳士「なに! まだ動けるのか!!!!」

男「こんなところで心が折れては…! 私は冒険家などやっていない…!!!!!!!!
未知を…困難を…不可能を進むのが冒険家だ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
蟹が不快なのはその環境に適してない証拠…一流の冒険家は周りの環境に自分の体を合わせる!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ならば私はこの蟹地獄の中……蟹と一体となろう!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!

パチパチパチパチパチパチ
紳士「ブラボー!!!!!!!! ブラブラボー!!!!!!!!
…素晴らしい覇気!!!!!!! まさに君は男の中の男…!!!!!!!!!
いや 男の中の蟹!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
だが君が蟹ならば私も本気を出さねばならん
なぜなら私は…蟹が嫌いだからだ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パチンッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


ヒュルルルルルル…

男「!!!?」

ババッ!!!!!!!!!!!!!!!! ぶらーん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
《紐で吊られた何かが男の前に落ちてきた!》

オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙オ゙
ぶつぶつぶっつ〜〜〜〜…

男「―――」
サー…

紳士「ふはーーーーーーーーーははははははははははははははははははぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
どうだそのぶつぶつの付いた蟹は〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
気持ち悪いだろ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!! ゾクゾクするだろ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
これぞ最上級の精神攻撃『エイリジッドゥ サイコクラッシュ』!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ちなみにそのぶつぶつ 多くの人間は蟹の卵と思っているようだが
実はカニビルの卵なのだ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
知りたくなかった豆知識の味を喰らえ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
コアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

男「ぐ…ぐはあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゲロビッチャアァー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

紳士「ずっと私のターン!!!! 紳士的に畳み掛けよう!!!!!!
我がライトエグザよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
呪われし甲殻の身を焦がせ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


じわわわわわ…
グツグツグツグツグツグツ…

男「ぐぅおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!? あ…足元が…ああああ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ゴオオオオオオオオオオ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

955名無しさん@避難中:2015/03/06(金) 22:33:03 ID:zj5Dm7Q60
アレはグロいwww

956名無しさん@避難中:2015/03/07(土) 00:44:24 ID:jPRYY8pQO
じわじわじわじわ… ごわわわわわわわわわァァァァァ…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
男「ぐ…ぐあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
カ…蟹が…! 蟹が…あ…熱…熱いイイイイイイ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
こ…これは…!!? 蟹がッ…ボイルされている…!!!!!!!!!!!!!!!!?
お湯も何もないのにッッ…何故ッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

紳士「ふぅっはっはっはっはっはっー!!!!!!!!
これが私のライトエグザさっ!!!!!!!! 世界の全蟹が私の思うまま…
自在にボイルするという世の理を超越した神のごとき力よ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
この世界に私のこのエグザより蟹を良い加減でボイルするエグザはなしッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!

男「蟹を…ボイルする…力…!!!!?
…なんなんだこの世界は…!? この世界に在る能力とは…」

紳士「ふむん? エグザを知らないのかね!
これはまた奇っ怪で珍妙な もしかして今日まで冬眠でもしていたかね
この世界の人間は昼と夜で別のエグザを持つのだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
それとも君は違うのか? 違う世界からやってきたのかな?
はっは! 馬鹿な! それとも無知か!」

男(の…能力… この世界の…)
紳士「まぁ良い
このまま蒸しに蒸して蒸しまくってやるから裸になるなら今のうちだぞ!!!!
そおおお!!!!!!!! ボイルサークル!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

じわああああああああああああああああああ
《ボイル蟹がどんどん増えていく……部屋に熱気が充満するッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!》

男「ぐああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
じゅううううううううう

紳士「フ…私の勝ちだ」

男(し…死ぬ…!!!!!! 死ぬ!!!!!!!!
い…いや…だ…! 死にたくない…!!!!!!!!
能力…私にはないのか…!!!!!!!? この世界に迷い込んだ私にはないのか…?!!!!!!!!
もしあるのならば…この状況を乗り越えられる能力…を…)

男「能力をオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ギュオオオオオオオオオオオン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

紳士「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


ズズズ… わささささささ…!!!!!!!!


紳士「!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!?
なに……蟹達が……彼の回りから…逃げていく?!」


男「!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
ぱっかぁ〜〜〜〜〜〜〜〜…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


紳士「ぬぅ!!!!!!!!!!!!!!!! 否!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
逃げているのではない…! 開けている!! まるで彼に道を譲るように…!!!!!!!!!!!
切り開かれし蟹の道………これはまさに!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
モーゼの………いや!!!! 蟹モーゼの奇跡!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

男「こ…これが俺の…力…!!?」
ドン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

957名無しさん@避難中:2015/03/07(土) 03:16:22 ID:jPRYY8pQO
――― この世界に迷い込んだ私は
別の世界の人間ながら この世界の“常識”を身につけた…
この能力を身につけてから戦いが増えた
成り行きだったり…私の能力を狙う者だったり…
そんな中で私は戦友と呼べる存在に出会ったのである…
そして彼とともにまた 幾度となく戦った―――

男「来るぞ!!!!!!!!!!!!!!!! 月下ァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

陽太「分かっている! フォールス・レイディッシュ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

ゴガガァ!!!!!!!!!!!!!!!!
殺人鬼「なに…! 俺様の殺人警棒を止めただと……ただの大根ではないなッッッ」

陽太「大根じゃない レイディッシュだ! そしてその実態はフォールス!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
今年一番の大物さ」

殺人鬼「そうかよ 人間八百屋さんよぉ!」
ビュッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ガガッ!!!!!!!!
陽太「ぐッ……フォールス・レイディッシュ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブンブン!!!!!!!!!!!!!!!!

サッサッ!
殺人鬼「無駄無駄!!!!!!!!!!!!!!!! 俺の昼の能力は『超理回避』!!!!!!!!
俺の理解の範囲内の事象は全て捌ききれる絶対防御の能力だぁ!!!!!!!!!!!!!!!!
大根を振り回すなど 理解しようとも思わんが その動作を理解するのは簡単だ!
お前の動きは堅すぎる! 見切るのは容易い! それにそんな重い大根を振り回すなど 隙が多すぎるぞぉ!!!!!!!!!!!!!!!!」
ガガガァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ヒュアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!《大根が空中へ弾き飛ばされた!》

陽太「くっ…フォールス!!!!!!」

殺人鬼「恐るべき大根使いと噂されていたが…所詮ガキだ!!!!!!! 死ねい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドォ!!!!!!!!!!!!!!!!

男「月下ァァーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

陽太「ヤム!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! アレ行くぜぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ!!!!!!!!!!!!!!!!
《落ちて来る大根に向かってジャンプする陽太》

男「お…おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
開放!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
バッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ピシシッ……パカァ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

殺人鬼「!!!!!!!!!!!!!!!!? 大根が2つに…割れた!!!!!?
能力か!!!!!!!!!!!!?」

陽太「
俺の昼の能力は万物創造【リ・イマジネーション】…!
レイディッシュを生成するのは夜の能力は叛神罰当【ゴッド・リベリオン】!!!!!!!!
そして今は昼……つまり俺が持っていたレイディッシュは能力によるものではなく 事前に用意したものだ!!!!!!!! 故フォールス(仮)!!!!!!!!
あのフォールス・レイディッシュには先に細工をしておいた! 切れ目を入れて
ヤムの“開く能力”で割りやすくするためにな!!!!!!」
ガッガッ!!!!!!!!《分かれ大根2つをキャッチする陽太》

陽太「2つに分かれれば軽い!!!!! だが威力はそのまま!!!!!!!!
連携二刀流……ツイン・フォールス・レイディッシュ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
グォ!!!!!!!!!!!!!!!!

殺人鬼「こ…こんなもの…俺の…
理解を超えているーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ゴォ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!


バキャ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

958名無しさん@避難中:2015/03/07(土) 03:20:14 ID:jPRYY8pQO
訂正



陽太「ちがうぜ
俺の昼の能力は万物創造【リ・イマジネーション】…!
レイディッシュを生成するのは夜の能力…叛神罰当【ゴッド・リベリオン】!!!!!!!!
今は昼……つまり俺が持っていたレイディッシュは能力によるものではなく 事前に用意したものだ!!!!!!!! 故にフォールス(仮)さ!!!!!!!!
そしてあのフォールス・レイディッシュには先に細工をしておいた! 切れ目を入れて
ヤムの“開く能力”で割りやすくするためにな!!!!!!」

959名無しさん@避難中:2015/03/08(日) 02:23:19 ID:6BYFfrvAO
―――

陽太「……帰るのか」

男「あぁ…私にも故郷がある
遠く離れた…次元にな」

陽太「…ちっ せっかく俺のアシスターが板についてきたってのによ」

晶「あれ? 寂しいの? 陽太」

陽太「そんなんじゃねぇよ」

男「…ありがとうな
君らのおかげで 右も左も分からぬこの世界でなんとかやっていけた
感謝する」

陽太「よせよ」

男「この世界は不安定で危うい世界だ…
この世界を置いて帰るのは忍びないが…月下が居れば安泰だ
君の熱い正義… 真っすぐでひたむきなその精神……君はいつかきっとこの世界の救世主となるだろう」

陽太「神に叛く俺が救世主だって? ははは! まるでジャガ芋ではなくサツマイモのフライドポテトのような冗談じゃねぇ話だぜ!」

晶「どういうこと」

陽太「ヤム それを言うならそういうお前もだろ!
俺の予想だがお前の世界に戻ってもその能力は残ってるだろう
そうだったらどうするか…分かるか?」

男「正義のために使え…だろ?」

陽太「そうだ! もし金庫破りにでも使ったらレイディッシュで殴ってやるよ」

男「はは それは嫌だな
…もちろんだ月下 私はこの能力を悪用したりはしない
私は私の正義をまっとうする」

陽太「お前の正義…か 簡単な道じゃねーぞ」

男「やってみせる」

陽太「そうか じゃあ やってみせな!!!!!!」
ニッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

男「あぁ 次元の向こうから見ていてくれ」

晶「…陽太ったら素直じゃないなぁ…」

男「晶くん 君にも世話になった」

晶「い いえ」

男「君は若いながらいいパン筋だったよ… 君が大人になったらまた会いたいものだな…
フヒヒ…ヒヒ…」
ジュル…

晶「また来てくださいね(意訳:もう来るな)」

男「では…さらばだ」
ザッ

陽太「ヤム!!!!!!!!!!!!!!!!」

男「!」

陽太「餞別だ! …食いな」
ブンッ…

パシッ ズシンッ…
男「ッ…! だいこ…………いや…レイディッシュか
ありがとう かじりながら帰るとするよ」

パアアアアアアアアアアアアアアアア…
《光が男を包む》


男「…さらばだ……友よ
さらばだ 戦友よ…」


ピカァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ…………

960名無しさん@避難中:2015/03/08(日) 02:32:42 ID:6BYFfrvAO
〜〜〜〜

ハッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ヤンムジャルック「…!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」


チクタクチクタクチクタク…


ギシ…
ヤンムジャルック「…夢か
書類整理をしている間に寝てしまったようだ
…まさか今頃 あんな昔の夢を見るとはな…」

ヤンムジャルック「…………」


――― そうか じゃあやってみせな お前の正義 ―――


ヤンムジャルック(……友よ ……月下よ
お前と共に戦い 語り合い そして別れたあの日からもう幾年が過ぎてしまった
私は今 こちらの世界で魔反会の長をしている
今の私は この能力の力で世界の魔法使い達から恐れられる存在に………)

ヤンムジャルック(………フフ…何を
今の言い方だとまるで私が“悪役”のようじゃあないか
私は……私のしている事は…全て正義だ
これが私の正義 目指した理…
私は…自分に恥じるようなことなど…してはいない
私は間違いなく……………………………正義…だ…
…………月下よ… お前も…そう思ってくれるだろう…?)

オオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ…………


おわり

961名無しさん@避難中:2015/03/09(月) 00:31:44 ID:5fiCfahQO
なんとか短編『有名人とファン』

キャッキャッ
5バカ『わ〜〜〜〜〜〜〜〜<3』
ワラワラ

SSP「HAHAHAHAHA!!!!!!!!! 押すな押すな」

ウマミ「SSPだ〜〜〜!!!!!!!」

ガム「SSPだべ! 本物だべー!!!!!!!」

イチモシ「す…すごっ…!」

わいわい

SSP「HAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA」

彼方「おいコラてめー なんでまたこの世界に来てやがんだ」

SSP「だから興業に決まってるだろう 私は世界を問わず戦っているのだ
それで…今回はかわいいファン達の要望に応えて小さな交流会さ」

シヌカ「パパに頼んでもらって来てもらったですぅ!!!!!!!」

プリンムシ「しかしいいんですか? SSPは最強のヒーローだから忙しいはずですハイ」

SSP「大丈夫だ 私はファンとの交流を大事にしている! 君達のようなファンと交流出来るとあらばディナータイムを削る事も惜しくない」

ウマミ「かっけ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!! やっぱSSPかっけ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
パァー!!!!!!!!

SSP「さぁ ベイビー達 今だけは君達だけのSSPだ なんなりと申し付けてくれ」

ガム「じゃ…じゃあ……あの…サイン下さい!!!!!!!!!!!」
ぺろ〜〜〜ん!《スカートをあげてパンツをおっぴろげるガム》

彼方「ブーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ブブー!!!!!!!!

SSP「いいだろう どこがいいかな?」

ガム「じゃ…じゃあ後ろにッ…」

SSP「オーケィ じゃあ後ろを向いてお尻を突き出して」

ガム「はいっ!」
ぷり〜〜ん!

ウマミ「やっぱSSPのサイン貰うとしたらパンツだよな!」

プリンムシ「ワタシも欲しいですハイ」

SSP「HAHA まぁまぁ待て待て 順番だ」

わいわい きゃっきゃっ

彼方(……このオッサンは基本無害だからいいが… ハタから見たらどうしようもなくヤバい絵面だよ…)
ズーン…


――― そして

SSP「さぁて そろそろ帰るか」

彼方「さっさと帰れ」

ガム「あっ…あのっ…SSPさん……! これっ…貰ってください!!!!!!!!」
バッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

ど〜〜〜〜〜〜〜〜ん!!!!!!!!!!!!!!!!《パンティ》

彼方「なにやってんだお前!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ズズ〜〜〜〜〜〜〜〜ン!!!!!!!!

ウマミ「女の子のファンはSSPに使ってたパンツをあげるのがお決まりなんだ! そのパンツをSSPが被ってくれるのさ!」
もちろん洗ったやつな

シヌカ「私もあげるですぅ!」

プリンムシ「ワタシもワタシも!!」


彼方「お前らいいのかそれで…」


イチモシ「え…えっと…! じゃ…じゃあ…あたいも!!!!!!!!!!!!!」
バッ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

あっは〜〜〜〜〜〜〜〜ん<3


彼方「意外ッッ!!!!! それはTバック!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
ドドォーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!! ズコー!!!!!!!!


おわり

962名無しさん@避難中:2016/10/15(土) 01:15:16 ID:HN4X5a6.O
《なんとかファイトファイトまとめ1》


【超神会編】

糞スレ創作
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1219852732/224-

(一応の○○編と括りがあるが 打ち切りのため続きは存在しない)


{以降の話補足}

魔力を失い幼女化したフーリャンは魔力を取り戻すため、世界各地に存在する魔力が湧き出るの『魔力地場』を巡る旅に出る。
しかし魔力を失い幼女になったフーリャンにとってその旅は過酷であり、思うようにいかない自分に苛立っていた。
そんな旅の中でフーリャンは色々な人々に出会い、そしてあらゆる場面で助けられた。
今までそんなパンピー達を『弱者』として目にも掛けず虐殺しまくっていたフーリャンは、ここに来て人の善意に触れちょっぴり考えを改めたのだった。

旅が続くに連れ、旅に同行する仲間も次第に増えていった。
ねこの親友うさぎ、
チェリー魔法使いサナバー、
笑い男ワラース、
ロリコン騎士発泡スチロール(当時マリモス)……。
そんな心強い仲間と共に世界を巡り、少しずつ魔力を回復しつつ…カルト教団超神会と戦いを繰り広げ、そしてその背後にうごめく陰謀に触れて行くのだった。

旅も終盤に掛かり、魔力がほぼ回復したフーリャンの前に、かつてフーリャンの魔力を奪った宿敵ミャンチューが現れる。
絶大な魔法耐性能力を持つミャンチューを前に、魔力が回復したにもかかわらずフーリャンは手も足も出ず、仲間達もミャンチューには敵わなかった。
そして…ついにミャンチューがフーリャンにトドメを刺そうとした……その時
いぬがフーリャンを庇い、命を落とした。
いぬはフーリャンに故郷を滅ぼされ、怨みを持っていた。
しかし、それでもいぬはフーリャンを守ったのだった。

いぬを侮辱するミャンチューにフーリャンは怒り、暴走モードへと覚醒。
急上昇した魔力により魔法耐性を持つミャンチューですら防ぎ切れず、フーリャンはミャンチューに勝利した。
そのあと、他の超神会の幹部達を破ったフーリャン一行は、超神会が復活させた黒幕にして“終わりを司る神”……『終末の影・エス』と対峙する。

エスは世界を終わらせる力を持つ神である。
暗い未来しかないこの世界を哀んだエスは、せめて苦しみなく平等に死を世界の人々に与えるため、この時代に復活したという。
超神会を利用し世界に終末感を蔓延させ力を増大させていたエスは、ついに世界を滅ぼす力を発動する…。
だが世界各地を回り、あらゆる希望や夢に触れてきたフーリャン一行はそれに反抗し立ち向かう。

他人のために命を投げ出したいぬの姿を脳裏に刻みながら
フーリャンは初めて人々のために戦おうと決意し
最強の『英雄』へと覚醒……そしてついにエスを打ち破ったのだった。

963名無しさん@避難中:2016/10/15(土) 01:15:39 ID:HN4X5a6.O
age

964名無しさん@避難中:2020/04/25(土) 01:02:06 ID:gz1gfc6k0
創発系のwikiを見てるとたまぁにこのスレ関連の事が書かれてることがあって驚きます
ついさっき初めて見たものもありました
驚きましたがとても嬉しい気分になります
ありがとうございます

965名無しさん@避難中:2020/06/06(土) 12:45:04 ID:FYgB3o9U0
『フーリャンチーム』に替わるなんかかっこいい名称募集中です!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

966名無しさん@避難中:2020/07/13(月) 00:39:43 ID:ebxG67Fo0

https://i.imgur.com/37BNogO.jpg

967名無しさん@避難中:2020/09/06(日) 02:04:55 ID:35cy8C4o0
ハルトシュラーの話の続きが見たいよう〜

968名無しさん@避難中:2021/09/28(火) 13:43:00 ID:FXHu1bYw0
パンチラロボ かのたんSZ
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/69/20210928_133810.jpg
フーリャンの親戚 さかもと
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/70/20210928_133814.jpg
パイプ椅子バトロワJK ミサイル子
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/71/20210928_133818.jpg

969名無しさん@避難中:2021/09/29(水) 01:21:43 ID:r3BfaA860
実況姉弟の姉 なんてん
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/72/20210929_011533.jpg
蝶の超真虫 シグ・シック
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/73/20210929_011551.jpg
無限道場 シヌカ
https://downloadx.getuploader.com/g/nantokafight/74/20210929_011545.jpg


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