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フィクション作品のテンプレ台詞の初出作品について

110108:2025/06/06(金) 21:51:54 ID:N2QF1hVs
あとついでに他の資料も軽く見て来ました。

>>52で挙げられている清水俊二の文章について、初出のミステリマガジンにざっくり目を通しましたが「撃っていいのは〜」という台詞は見当たりませんでした。ただ、閉館時間が迫っていた関係で結構雑な目の通し方になってしまったのは否めないのでもしかしたら見落とし等あるかもしれません。

>>62で挙げられている『三つ数えろ』とは別の『大いなる眠り』について、『キネマ旬報』1982年3月上旬号(https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000004912-d7905900)に記載がありました。日本では劇場未公開で、1981年10月2日のTBSでの放送が初公開だった模様です。ちなみにレビューが載っていましたが叩かれ気味でした。

・双葉十三郎と村上春樹以外の訳として、二宮佳景による邦訳がありました。これは雑誌『知性』の1954年12月号(https://ndlsearch.ndl.go.jp/books/R100000002-I000000014695-d3557381)に収録されていたもので、掲載ページに「チャンドラア一九四〇年発表の未紹介推理小説!」という文が書かれていたので初邦訳なのかもしれません(Wikipediaにはもっと古いものの記述もありますが…)。こちらでは例の台詞は以下のように訳されていました。

「この大砲を返すよ。タマをこめておいた。もうひとさまを射つんじゃないぜ」


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