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( ^ω^)冒険者たちのようです

84名無しさん:2024/09/01(日) 02:08:44 ID:9tBcNMXI0

〇月〇日 『教会に訪れる人々は、皆ツンに親しく接してくれる。
      また、彼女も皆とのおしゃべりを楽しみにしているようだ。
      聖教の外の話を聞いている最中の彼女の瞳は、輝いていた。

      ……私は、彼女に退屈な日常を押し付けてはいないだろうか。
      この場所に、縛りつけてしまっているのかも知れない。

      彼女の幸せは、いずれ彼女自身で見つけてもらいたいものだ」


ツンが迎え入れられて、この教会で祈りを捧げるようになった当時の出来事。
父としての自覚が芽生え、聖ラウンジ司祭としての立場の狭間で揺れ動く葛藤。
立場というものに縛られて、父アルトもまた、今のツンのように思い悩んでいたようだった。

流行病で呆気なくこの世を去ってしまった父は、まだ53という若さだった。
日記の最後の日付は、1年ほど前になっていた。



――15年前――


〇月○日 「どうやら、ツンを快く思っていない者もいるようだ。
      確かに彼女は粗相もするし、聖典の内容すらまともに覚えてはいない。
      それでも、祈りに向き合う事に関しては、きっとこの場所の誰よりも真っ直ぐだ。

      今日も親を亡くした子供たちと共に、彼らの両親へと祈りを捧げていた。
      その姿は実に堂に入ったもので、一心の想いを感じさせた。
      誰であろうと分け隔てなく慈しむ、彼女の純真なる祈り。
      きっと孤児たちにとっても、少しの救いにはなっただろう」


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