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( ^ω^)冒険者たちのようです
48
:
名無しさん
:2024/08/20(火) 02:10:54 ID:j2EehhMU0
たった今までそこにいた筈のショボンの姿は、もはや影も形もない。
あとに研究室に残されたのは、モララーただ一人だ。
( ・∀・)「冗談、こんなもの、私の枯れ枝のような腕で振るえないよ」
モララー自身も、彼が転移魔術を発動しようとしていたのは気づいていた。
が、わざわざこの場で事を荒立てるよりも最良の結果をもたらすであろう、
ある筋書きが、彼の頭の中で思い描かれていた。
( ・∀・)「しかし、これはこれで楽しめそうだ。
――そうだ、このシナリオでいこうか」
独り言ちて、口元に笑みを浮かべたまま、彼はその場を立ち去った。
* * *
(;´・ω・`)「ハァッ…ハァッ…」
たどり着いた場所は、心象に描いた場所と寸分の誤差もなかった。
賢者の塔の麓から少し離れた断崖で、近くには鬱蒼と緑が生い茂る場所だ。
人目に付かない場所であり、研究の気分転換によく訪れていた。
詠唱を行わずとも、転移方陣を発動し、あの場から逃れた。
それが出来たのは、胸元にぶら下げていたネックレスのおかげだ。
事前に魔術を封じておく事で、即席発動する事が出来る”転移石”を用いた。
最初の手順さえ踏んでおけば、魔術の心得の無い人間でも扱う事の出来る道具だ。
一般に卸されるものとしてはかなりの高額になるものだが、魔術師以外には
実用に耐えない品で、下手をすれば石壁などと同化して即死の可能性もある。
無用の長物だと思っていたそれだが、今回はこれに救われた。
ショボンは手の中の小さな石を眺めながら、安堵のため息を漏らす。
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