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( ^ω^)冒険者たちのようです
315
:
名無しさん
:2024/10/10(木) 03:20:32 ID:Si4yTBmk0
( '_/')「突然横手の茂みから現れたゴブリンに、妻は襲われました。
必死の抵抗をして、なんとか命の危機は彼女に訪れなかった……でも」
ノ||;_;)「ですが! その私の代わりに、あの子が……ロベルトが攫われた!」
( ^ω^)「───それから、2年も……?」
依頼に関して、大体の理由は分かった。
そこから黙り込んで、手を膝の腕硬く握り締めながら視線を落とす夫妻の様子から、
彼らの心情は、痛いほどに伝わってくる。
どうして、それを誰にも助けを求める事が出来なかったのか。
( '_/')「恥ずかしながら、私の仕事は人様の靴磨き……それしか出来ません。
──この通り、生まれつきに足が不自由で、どうにか歩く事がやっとです」
そう言って椅子から立ち上がって見せたフランクリンは、確かに傾いて姿勢を保ち、
先ほど案内してくれた時にも歩き方が普通でなかったのにはすぐに解った。
貧しい街にあって、仕事が無い事は死活問題だ。
靴磨きなどは、それこそこの街で見かけた子供でも出来る仕事だ。
体の不自由さや貧しさから、食うにもやっとの始末なのであろう。
( ^ω^)「その間、誰にも助けは求められなかったのかお?」
( '_/')「他所の街からわざわざこの街へ遊びに来る酔狂な冒険者など、そうはいない。
稼ぎも少ない中、この街の荒くれもの達に頼む事も考えはしました。
ですが──私も、マディも、信頼に足る集団とは思えなかったのです」
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