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( ^ω^)冒険者たちのようです
314
:
名無しさん
:2024/10/10(木) 03:19:33 ID:Si4yTBmk0
( ^ω^)「なぜ、あなたがたはそれほどゴブリン退治にこだわるんだお?」
聞けば、今現在近隣でこのリュメに対してゴブリンたちが被害をもたらしている訳ではないという。
しかし、フランクリン夫妻の意思は巣穴の駆除が必要だと、確固たる意志で語る。
それには、何か理由があるはずだとブーンは感じていた。
ノ|| '_')「……あなた」
( '_/')「それは、私の口から……」
( ^ω^)「聞かせてもらえるかお?」
どうやら、フランクリンは良識のある方の依頼人らしい。
話半分には聞いておいて、それが自分にとって納得のいく理由であるかどうかが問題だ。
( '_/')「……私達には、息子がいます。
やっとの思いで授かった、太陽のような存在です。
いや──居た、と言うべきなのか……」
妻のマディはフランクリンが話し始めると少し伏目がちになり、どこか遠くを見ていた。
フランクリンの話に頷きながら、少しだけその様子が気にかかった。
( ^ω^)「その、息子さんは?」
( '_/')「二年前の……ある日の事です。妻と息子は、北の森を散歩していました」
( '_/')「まだ三つだったあの子は、久しぶりの散歩にはしゃいでしまっていたのでしょうね……」
ノ||;_;)「……ロベルト」
( ^ω^)「………」
妻、マディが目に涙を浮かべて顔を手で覆う。
その様子からある程度の察しはつくが、またフランクリンの目を見据えて、話に耳を傾ける。
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