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( ^ω^)冒険者たちのようです
311
:
名無しさん
:2024/10/10(木) 03:17:35 ID:Si4yTBmk0
(;^ω^)「はは、は………生きてるお」
やがて光が晴れた後、その場にへなへなと尻からへたり込んだ。
まだ周囲に残っていた雑魚のゴブリンは、リーダーが崩れ落ちるのを目にして逃げ去ったようだ。
打ち漏らしたとはいえ、今回の依頼の達成には、全てを倒す必要はないだろう。
これほど群れを叩き潰されれば、人間への恐怖もしっかりと刻み込んだはずだ。
あとはせいぜい大人しく生きていけばいい。
傍らで、天を仰ぐローブのゴブリンの表情を、じっと覗き込む。
まだ息はあるが、自分に切り落とされた右腕の肩口から大量に出血しており、瞳は空ろ。
死ぬのも、時間の問題だろう。
(;^ω^)(たかが、ゴブリン……その認識を改める必要があるおね)
あの魔法が自分を貫くであろう一瞬、剣を振り下ろしながら半身になって、身をよじったのだ。
迸った閃光の矢が革鎧の腹を掠めて焦がしながらも、すんでの所で腕を両断した。
一撃で絶命させるには至らなかったが、それにより狙いも逸れた事が大きかった。
一人で洞窟に侵入し、待ち受けるゴブリンの殆どを撃破して、勝利を収める事が出来た。
最後に控えていた、この魔法を使う一匹には心底驚かされたものの。
/ ___\
〈( C_;) 〉「アァァ……ウヴグゥ」
( ^ω^)「………」
魔術を使うほどの妖魔の頭の出来ならば、自分の死が迫っているという事も理解できるはずだ。
苦痛の声を漏らしながら、時折もぞもぞと身体をよじって立ち上がろうとする姿に、複雑な感情を抱く。
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