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( ^ω^)冒険者たちのようです
307
:
名無しさん
:2024/10/10(木) 03:13:28 ID:Si4yTBmk0
進路を塞ぐゴブリンはそれに身構えたが、走りこみながら、横腹を思い切り蹴飛ばして脇に転がす。
後ろから慌ててブーンを追いかけるいくつもの足音が聞こえたが、構っている暇などない。
狙いはただ一匹、ローブの一匹だけだ。
だが、ブーンがその目の前にまで迫った時、その場に異変が起きた。
(;^ω^)「な………!?」
何が起こっているのか───分かるはずも無い。
動揺し、思わず剣を振り上げる事に躊躇してしまった。
光もほとんど差し込まないこの暗い洞窟の空間を、白く染め上げる光。
それがローブのゴブリンの手から放たれているものだという事を理解するのに、しばしの時間を要した。
その口からはまるで呪詛のように、人のものではない奇妙な声で、言葉が紡がれる。
/___\
〈 (℃_) 〉「【في جسدي، يشكل قوتك】」
刹那、ゴブリンの手の中で収束してゆく光は、瞬く間に凝縮し、形を為した。
それがやがて一本の矢のような姿を形作ると、その先端は、ブーンへと向けられていた。
(;`ω´)「まッ………」
一瞬、時の流れが遅く感じられた気がしていた。
その間を、様々な疑問が頭を駆け巡る。
――光、言葉――魔法?
群れのリーダーがこのゴブリンである事に合点がいった。
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