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( ^ω^)冒険者たちのようです
295
:
名無しさん
:2024/10/10(木) 03:04:30 ID:Si4yTBmk0
───【ゴブリン洞窟 内部】───
壁面沿いに身を隠しながら、ゆっくりと深部へと進んでゆく。
まだ外は日が出ている為、わずかながら日の光が洞窟内にも届き、差し込んでいる。
だが松明などの明かりを持って来ていない為、日が沈むまでにはカタをつけなければならない。
( ^ω^)(思った以上に、暗いお)
壁を手で伝いながら、逆の手で握る長剣の柄には力が入る。
いかに最下級の妖魔とは言えど、その巣の中にいるのだ。
数が不確定な以上、決して安全な依頼ではない。
『ゴブリンといえど、油断はできんぞ』
ヴィップを発つ前に、そう忠告してくれた楽園亭のマスターの言葉が不意に頭をよぎた。
しかし、ここまでは順調。
誰にも気づかれずに住処の中へと侵入できたのなら、後は隙あらば一網打尽にする機会もある。
ゴブリンたちがこの暗さの中どうやって過ごしているのか気になっていたが、壁面を伝うように
群生している光苔の類が、どうやらうっすらと発光して、わずかに道先が見えるようになっている。
ゴブリンの知恵ではなく、たまたまこの環境を利用しているのだろう。
だが、洞窟深部への注意をし過ぎるあまり、足元への注意が散漫になっていた。
ぱきっと音を立てて、靴底でかすかに枯れ枝がへしゃげた感覚が伝わる。
気を取られる事なく進もうとするブーンのすぐそばで、反応があった。
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