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( ^ω^)冒険者たちのようです
284
:
名無しさん
:2024/10/10(木) 02:56:46 ID:Si4yTBmk0
実際に見てみると、ヴィップのように煌びやかな建物はほとんど無く、
家々も小ぢんまりとした平屋ばかりが多く立ち並んでいる寂しげな景観。
やはりヴィップと比べては数段も寂れた印象を受ける町並みではあるが、
そこらへ腰を下ろして談笑している人々や、店に呼び込もうとする商店の主らからは、
ささやかながらも活気と、人との触れ合いを感じる事が出来た。
( ^ω^)「さってと……依頼人を探すとするかおねぇ」
冒険者として、手引きに沿った忠実な行動を取る事とした。
依頼を受ける為に依頼人にその仕事の内容を聞き、そこで受諾するかの判断だ。
さほど広くは無い街だが、名前しか聞かされていないその依頼人を、
まずは聞き込みによって探し出さなくてはならない。
そこらで走り回っていた少年達を呼びとめ、声を掛ける。
( ^ω^)「あー、フランクリンっていう人を知らないかお?」
ブーンの言葉に首を傾げる少年達だったが、一人が
ぱっと閃いたかのように、言葉を返した。
「酒場に行けば? ここいらの大人たちはみんなお酒が楽しみなんだ」
( ^ω^)「酒場かお。ちなみに、それはどこにあるかおね?」
「”烏合の酒徒亭”……あれさ」
昨日言葉を交わしたフォックスという男が言っていた通りだ。
烏合の酒徒亭という酒場は、彼の言う通り存在しているらしい。
少年が指差す先を見やると、酒場の看板は目と鼻の先にあった。
( ^ω^)「おっ……ボク達、ありがとうだお!」
「ちぇっ、駄賃もくれないのかよ」
そうこぼした子供達に大きく手を振り、ブーンは颯爽と酒場の中へと入って行った。
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