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( ^ω^)冒険者たちのようです
183
:
名無しさん
:2024/09/14(土) 02:37:35 ID:A6V2HoW60
(#'A`)「フッ――」
左手で顔を庇った一瞬、フォックスによる男への四肢の拘束が緩んだ隙を突き、
上体を起こしながらすぐさま左の拳で顎を上方へと打ち抜かれた。
衝撃に後方へと倒れこんだフォックスを、男は流れるような動作で地面へとそのまま組み伏せる。
脚を使い、足裏と膝で両腕の自由を封じられたフォックス。先ほどまでとはまるで逆の体勢だ。
気づいた時には、頬に冷たい金属が押し当てられていた。
爪;ー)「あー……ちょっと待った、説教臭かったなら謝るぜ」
('A`)「もう喋らなくていいぞ、お前」
無機質で冷たいナイフの刃先が、つん、と首元の皮膚に触れた。
このままあと少し刃を押し込み、少し横に動かされただけで自分は死ぬだろう。
諦念が心に影を落とし、覚悟を決めなければいけなかった。
爪; ー)「ったく……しくじった」
('A`)「──じゃあな」
呼吸が上ずり、手足の血の巡りがさぁっと引いていくのを感じた。
いよいよ覚悟を決める時がきたかと、フォックスは身を強張らせる。
血糊で塞がれた瞼を、ぎゅっと強く閉じこむ。
最後の瞬間が訪れるのは、次の瞬間か、はたまた数十秒後か。
どちらにしても長時間苦しみたくはない、一瞬で終わらせてくれよ、と願った。
やがて、どっ、と体を揺らす音が響く。
首元をナイフが貫く衝撃か――そう思った。
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