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( ^ω^)冒険者たちのようです
169
:
名無しさん
:2024/09/14(土) 02:31:16 ID:A6V2HoW60
降りた先の場所の暖炉はもう使われておらず、拓けたただの空間だった。
足音を殺しながらそろそろと壁沿いに隣の部屋へと伝うと、広大な備蓄庫があった。
封のなされた食料品などには子分たちの仕業か、いくつか物色した痕跡が見て取れる。
爪'ー`)(そっちの部屋か)
耳をそばだてると、隣の部屋から物音があった。
音も無く速やかに物陰へ身を寄せると、僅かに身を乗り出し目を凝らす。
携帯用の松明の小さな明かりが、地面に落ちて燃え尽きようとしている。
その明かりに照らされるのは、数人の人影。
先に邸宅に盗みに入った三人ともが地べたへと倒れ伏せている光景だった。
その中心で、周囲の闇に溶け込むようにして、佇む男の姿があった。
程なくしてフォックスの気配に気づいたか、影が振り返る。
( (∴) 「………」
目深に黒いフードを被り、小さな穴が開いた仮面を着けている男。
その脱力したような佇まいからは、何の感情も読み取る事が出来ない。
驚く様子でもなく、機先を伺うフォックスの姿を、仮面の奥の瞳に捉え続ける。
ただ、無機質な殺気だけを身に纏っていた。
爪'ー`)「ウチの奴らが世話になったかい」
( (∴) 「……」
その問いに答える事はなく、仮面の男は悠然と歩を進める。
見れば、三人の部下達は一様に床に転がされてのびている。
全員死んではいないようだが、大量の出血が見て取れた。
鼻を折られて、そのまま昏倒させられたのだろう。
力自慢の冒険者ほどではないにしろ、喧嘩などに慣れているならず者三人だ。
それを争いの形跡も残さず一方的に叩きのめしたであろう力量を、推して測る事ができる。
呑まれる事のないよう決して顔に動揺は出さないが、フォックスは内心に焦燥があった。
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