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( ^ω^)冒険者たちのようです

162名無しさん:2024/09/14(土) 02:27:44 ID:A6V2HoW60

酒が悪い方に入った時のフォックスの事を、デルタはよく知っていた。

少し遠い所を眺めるように視線を外して、デルタの言葉に無言で頷いている。
それは自らを納得させるように、しかしどこかで飲み込めてはいないかのように。
かつて手からすり抜けていった育ての親たちの命を、偲ぶ気持ちが燻っているのだ。

( "ゞ)「俺だって、あん時お頭について行ってなきゃあ……。
    今こうしてられるのは、お頭のおかげなんですから」

爪'ー`)y-「まぁ、今さらの話、だったな」

( "ゞ)「……へい」

卓上に置いたグラスを握ったまま、じっとフォックスは押し黙った。
昔の話になると、時たまフォックスはこうしてナーバスになる事がある。
場の雰囲気を変えようと、デルタが話の種を頭の中で模索するのはいつもの事だった。

( "ゞ)「そうそう。そういやお頭、この噂知ってます?」

爪'ー`)y-「どんな噂だ?」

( "ゞ)「大陸のどこかは知りやせんが、昔々に魔法を使って国を治めてた、
    お偉い王様の墓があるって話でね」

爪'ー`)y-「知ってるさ。確か、オサム王とかって奴だろ」

( "ゞ)「そうそう。確かその時に治めてた領地の名前もそのジジイの名前で、
    そいつの墓があるオッサムっていう村は、今でもあるそうです」

爪'ー`)y-「ふーん」

( "ゞ)「で、そこにはどうやらまだお宝もたんまり眠ってるみたいですぜ?
    金銀財宝か、抜けば玉散る鋭い魔剣か……はたまた――」


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