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( ^ω^)冒険者たちのようです

107名無しさん:2024/09/01(日) 02:29:32 ID:9tBcNMXI0

女性が襲われていて、この少年はそこから逃げてきたのだという事実を整理し、
助けを求められている現状での立ち回り方を模索していた。

(´・ω・`)(野盗だな……数は、3人)

胸の前で作った握りこぶしを眺めて、歯噛みする。
武器と言えるような一切を所持しておらず、数の頼みもない。

だが彼は本体、凶暴極まりない人鬼ですらをも叩き伏せる、魔術の遣い手である。
その分野では冴え渡っているはずのショボンが、この時ばかりは思案にあぐねていた。

(;ノoヽ)「おぉあ、あうええっ」

(´・ω・`)(……彼らを助け出そうというのか、この、非力な身で)

聾唖の少年は、哀願するかのような眼差しをショボンに向けている。

こんな状況では、助けを求められれば応じるしかないという腹づもりではある。
だが芽生えた正義感とは裏腹に、野盗と渡り合えるだけの力がないという事実。
最悪、身包みを剥がされて亡骸を野に晒されて終わりだ。

本来、魔術を操るはずの彼ならば、その限りではないはずなのだが。


「いやっ……離してッ!」

幸いにして、けたたましく喚く彼女の様子から、まだ時間の猶予はあると思えた。


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