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( ^ω^) ブーン系小説&イラスト練習総合案内所
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享年八二歳、現代では最早珍しい歳ではないのかもしれないが
ここまで生きられれば御の字でしょう、これが親戚一同の見解で、葬儀にしめやかさは無かった。
そもそも、しめやかになるには人が足りていなかった。昨今のコロナ禍を受けて、二親等までの家族葬だった。
その上祖父の妻――私にとっての祖母と、三人いた祖父の兄弟はとうに故人だった。
亀浦の大叔父さん、東片町の大叔父さん、あとは何処に住んでいたか、大叔父さんも、この一〇年そこらで皆逝った。
(´・ω・`)「まあ、こうやって世代が繰り上がっていくってことなんだね」
父と叔父はそのようなことを呟き合っていたが
私にも従兄弟にも現状子供がいないからよしんば私達が繰り上がったとして、その下には何も存在しないのだ。
さながら、世代のがらんどうとでも形容すれば良いだろうか。
祖父の棺の前に座り、目を閉じ焼香を持ち上げながら考えたことは
流石にひ孫を見せるところまでは叶わなかったなという
それが特に悔しいとか残念とかそういった感情に繋がることはなく、ただその事実だけを漠然と反復していた。
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