レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
( ^ω^) ブーン系小説&イラスト練習総合案内所
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( ^ω^) ここはブーン系小説読み物イラスト練習&総合案内所だお
( ^ω^) 要はここではブーン系に関する相談や雑談、イラスト、30レス未満の作品投下が出来るお
分からないことがあったらなんでも聞いてほしいお。潜んでる住民が親切丁寧に教えてくれるお
( ^ω^) ただし最低限、下記のルールだけは守ってお。あとは良心と常識を信じるお
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総合案内所で短編投下をする際の基本ルール
・ながら投下・連載は禁止
・一つの話は30レス以内
・誰かが投下していない限りは投下してOK
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( ^ω^) よくわかんないって時はひとまずここを見てくれお。ほんとありがたいお
ttp://www43.atwiki.jp/boonkei/(ブーン系wiki)
( ^ω^) ブーン系投下・活動場所はこちらになるお
https://hebi.5ch.net/news4vip/(ニュース速報VIP)
ttp://jbbs.livedoor.jp/internet/13029/ (ブーン系創作板:したらば)
ttp://jbbs.shitaraba.net/internet/21864/(ブーン系創作板ファイナル:したらば)
ttp://jbbs.livedoor.jp/internet/16305/ (ブーン系小説板2:したらば)
ttp://shiba.2ch.net/test/read.cgi/siberia/1446334277/(シベリア図書館)
ttp://hanabi.2ch.net/test/read.cgi/entrance/1454735690/(ラウンジ板)
ttp://jbbs.shitaraba.net/internet/22495/(o川*゚ー゚)oキューちゃん板NEO:したらば)
※前スレ
( ´∀`) ブーン系小説&イラスト練習総合案内所
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1624026443/
( ^ω^) ↑ここまではざっくりと要約したテンプレなので、もう少し詳しいのは↓に続くお
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( ^ω^) ここから長めのテンプレになるお
〇ブーン系とは?
『2chおなじみのAAたちを登場人物とし、物語を展開するスレッド』
それがブーン系小説です。
もっと詳しく知りたい人はこちらをご覧ください。
ブーン系小説をはじめて読む人へ(リンク先:ブーン系wiki)
http://www43.atwiki.jp/boonkei/pages/37.html
( ^ω^) 初めての人、馴染みのない人は以下のブーン系wiki、テンプレ等をよく読んで、理解、協力して欲しいお
・総合スレにおける最低限のルール、マナー
・よくあるQ&A
・荒らしについて
・進行中の企画
・AAテンプレ一覧
〇ブーン系wiki(☆をhttpにしてね)
☆://boonkei.web.fc2.com/top.html
☆://boonkei.m.web.fc2.com/top.html(携帯用)
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〇兄弟スレ・兄弟板
( ^ω^)ブーン系小説シベリア図書館のようです
https://rosie.5ch.net/test/read.cgi/siberia/1446334277/
( ^ω^) ブーン系小説板2のようです
http://jbbs.shitaraba.net/internet/16305/
o川*゚ー゚)oキューちゃん板NEO
http://jbbs.shitaraba.net/internet/22495/
( ^ω^)ブーン系小説板のようです(旧避難所、スレ立て上限に達した)
http://jbbs.shitaraba.net/sports/37256/
( ^ω^) ブーン系創作板のようです(同上)
http://jbbs.shitaraba.net/internet/13029/
〇皆様にお願いごと
( ^ω^) みんなの迷惑にならないようよく読んで、協力しあっていきましょうお
ここは総合案内所ですが、質問する前にまず自分で調べよう。(検索すれば意外と分かることも多いです)
あくまで練習が本旨です。投下が始まったら他の話題中でもなるべく控えて、支援に回りましょう
〇総合に投下する時の注意事項
( ^ω^) 以下の三つはこのスレに作品を投下する時の最低限のマナーなので気を付けてお
・ながら投下と連載は禁止
・一つの話は30レス以内
・誰かが投下していない限りは投下してOK
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〇よくあるQ&A
Q.投下してもいいのか? (・∀・ )
A.( ^ω^) 他の作品の投下真っ最中じゃ無ければ大丈夫だお
被るのが不安なら一言「投下します」と言うのがベターかもだお
Q.なんか他の話題で盛り上がってるし、いきなり投下するのは気まずいんだが (゚Д゚,,)
A.( ^ω^) そういうときは「投下する」と一度会話を中断していいお。作品が優先だお
Q.叩かれるのが怖い…… ('A`)
A.( ^ω^) 卑下、自虐、謙遜は逆に叩かれる元だお。投下したこと、作品を書ききったこと、誇りに思ってくれお
Q.うーん、他の作品が投下されてる途中みたいだけど…… (゚、゚トソン
A.( ^ω^) そんな時は支援しようお。乙、支援、は大事なことだお
Q.総合短編を投下する時は何か気をつけることでもあるのかねぇ? J('ー` )し
A.( ^ω^) 先に言った30レス以内やながらを守ってくれれば大丈夫だお
あとは名前欄をタイトルやトリップで統一したり、作品に安価を当てるとわかりやすいお
Q.そもそもながら投下とは? (´<_` )
A.( ^ω^) 書き溜めしないで、その場で書きながらレスに投下する事だお。別名:即興
Q.ハァ?書き溜めめんどいんだが。ながら投下させてくれよ (´・_ゝ・`)
A.( ^ω^) ながらや連載は他の人が投下するタイミング掴めないから自スレでやれお
ただスレが立てられないなら代理に依頼するのも可能だお。あ、代理ってのは総合でスレ立て依頼をすることだお
Q.絵を投下したいんだけど下手くそなんだよね…… (・(エ)・)
A.( ^ω^) その為の「練習総合案内所」なので、怖がらず投下してほしいお
描くこと、投下したこと、それらは何よりも誇って良いことだお
Q.あのスレってさぁ… (’e’)
A.( ^ω^) 申し訳ないけれどここはヲチスレでもチラ裏でもないし、みんなの場所だお
時折雑談でそういう話題になることもあるから難しいけど、ご協力お願いしますお
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Q.投下したらAAがズレるんだけど、どうしたらいいんだい? \(^o^)/
A.( ^ω^) 書いてるソフトのフォント設定はMS Pゴシックになってるかお AAのテストなら、「テストスレ」が便利だお。専用のソフトはwikiの関連リンクを参考にすると良いお
Q.AAの顔が変だって言われたんだけど…… (・∀ ・)
A.( ^ω^) テンプレ内にあるAAをコピペしてみるお。
書き込みする時に、ツンやヒートの口が文字化けするなら
口の部分に「&#8895;」(&#は半角)と書けば、正しく変換されると思うお
Q.長編はどのくらい書き溜めたらいいのですか? ζ(゚ー゚*ζ
A.( ^ω^) 明確な決まりはないお。極端な話、自スレなら好きなようにしてOK。永久に書いてもOK
Q.AAのキャラがよく分からないです! *(‘‘)*
A.( ^ω^) 極論、自由だから気にせずでOKだお。でも不安ならAA名で検索したり他作品を参考にしてみるのも良いと思うお
Q.長中短編の区切りがよく分からないんだから! ミ゚Д゚,,彡
A.( ^ω^) まとめの分類を参考にすると、大体30レス以内が総合短編、1スレ内が短編、一か月以内完結が中編、それ以上が長編だお
Q.代理スレ立てって何だー? (゚∀゚*)
A.( ^ω^) スレ立て規制をされた方の代わりにスレを立てる事だお。スレを立てに行く前に、一言書き込むのがマナーなのでよろしくだお
( ^ω^) その他にも、ここではスレ立て依頼、批評、作品案内などもやってるお(潜んでる住民が出てきます)
( ^ω^) わからないことがあれば、遠慮なく住人に質問してくれお(潜んでる住民が出てきます)
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○荒らしについて
・荒らしは携帯とPCを使った自演、仲間を呼んで一般レスのような会話もします。
お手数ですがレスをするときはIDで抽出し過去のレスで怪しい部分がないかのチェックをお願いします。
・とにかく荒らしは何を書いても徹底スルーで、「荒らしを相手にするのも荒らし」と認識して注意ください。
・一度でも荒らしと会話したIDは相手にしない、これが荒らし対策のもっとも近道です。
・中にはIDをころころ変える荒らしもいます。
レス内容を見て荒らしかどうか、各自判断お願いします。
・もしも荒らしがスルー出来ない程に酷かったら、専用ブラウザを使うといいでしょう。
「5ch 専用ブラウザ」で調べてみてください。
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○現在進行中の企画
( ^ω^) ……!?
*次スレ立てについて
総合が1000に近付いた時は、誰かが次スレを立てるのがルールです。
原則、>>980を踏んだ人は次スレを立てて下さい。
また、それが出来ないなら、他の人に頼む事も可能です。
もし投下中に>>980を踏んでしまった場合は、投下の後にスレを立てて下さい。
また、Q&AでのAA同士の会話は、ある程度改変する事が可能ですが、ふざけ過ぎないようにお願いします。
また、スレタイトップのAAにあまりにもマイナーなAAを使用するのは控えましょう
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【AAテンプレその1】
( ^ω^)内藤ホライゾン ξ゚⊿゚)ξツンデレ ('A`)ドクオ 川 ゚ -゚)素直クール ζ(゚ー゚*ζデレデレ
_
( ゚∀゚)o彡゜ジョルジュ長岡 ノパ⊿゚)素直ヒート (´・ω・`)ショボーン (`・ω・´)シャキン
( ´∀`)モナー ( ・∀・)モララー (,,゚Д゚)ギコ猫 (*゚ー゚)しぃ (*゚∀゚)つー (#゚;;-゚)でぃ
/ ,' 3荒巻スカルチノフ ミ,,゚Д゚彡フサギコ ( ´_ゝ`)兄者 (´<_` )弟者
(*‘ω‘ *)ちんぽっぽ ( ><)わかんないんです=ビロード ( <●><●>)わかってます
<ヽ`∀´>ニダー ( ,,^Д^)タカラ ( ^Д^)プギャー *(‘‘)*ヘリカル沢近 川д川貞子
(・∀ ・)斉藤またんき (-_-)ヒッキー ( ´ー`)シラネーヨ (=゚ω゚)ノぃょぅ ( ゚д゚ )こっちみんな
从'ー'从渡辺さん ('、`*川ペニサス伊藤 从 ゚∀从ハインリッヒ高岡 ( ФωФ)杉浦ロマネスク
ミセ*゚ー゚)リミセリ (゚、゚トソン都村トソン ( ∵)ビコーズ ( ゚∋゚)クックル lw´‐ _‐ノv素直シュール J( 'ー`)しカーチャン
※ショボーンはショボン、ツンデレはツン、デレデレはデレ、ハインリッヒ高岡はハイン、
素直クール・ヒート・シュールはそれぞれクー・ヒート・シューと書かれることが多い
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【AAテンプレその2】
\(^o^)/人生オワタ | ^o^ |ブームくん | ^o^ |いとこのゆうたろう /^o^\フッジサーン
@@@
@#_、_@ _、_
( ノ`)母者 ( ,_ノ` )y━・~渋澤さん(おじ者) ∬´_ゝ`)姉者 l从・∀・ノ!リ人妹者 o川*゚ー゚)o素直キュート
彡⌒ミ
( ´_ゝ`)父者 / ゚、。 /鈴木ダイオード |;;;;| ,'っノVi ,ココつ榊原マリントン (-@∀@)アサピー ( ,'3 )中嶋バルケン
|゚ノ ^∀^)レモナ (´・_ゝ・`)盛岡デミタス ( ・3・)ぼるじょあ ( ^^)山崎渉 (゜3゜)田中ポセイドン
<_プー゚)フ エクストプラズマン ,(・)(・),シャーミン松中 ( ^ν^)ニュッ ( ^^ω)マルタスニムは瀬川 ( ∴)ゼアフォー
( `ハ´)シナー (‘_L’)フィレンクト ( ・□・)ブーン ハハ ロ -ロ)ハ ハローさん 【+ 】ゞ゚)棺桶死オサム
(’e’)セントジョーンズ |(●), 、(●)、|ダディクール ( ^ω^)西川ホライズン 川 ゚ 々゚)素直くるう ('(゚∀゚∩なおるよ
爪'ー`)y‐フォックス (//‰ ゚)サイボーグ横掘 ▼・ェ・▼ビーグル マト#>Д<)メ まとまと (・(エ)・)クマー ⌒*リ´・-・リ リリ
〃∩ ∧_∧
⊂⌒( ・ω・) 佐々木カラマロス大佐
`ヽ_っ⌒/⌒c
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【AAテンプレその3】
N| "゚'` {"゚`lリ 阿部さん ( ゚∀゚ ) アヒャ (゜д゜@ あらやだ 彡 l v lミ 鈴木 ( l v l) 宗男
〈::゚-゚〉 ぃし (;TДT) モカー ||‘‐‘||レ カウガール ( ‘∀‘) ガナー i!iiリ゚ ヮ゚ノル 花瓶
イ从゚ ー゚ノi、 狐娘 从´ヮ`从ト 狸娘 リi、゚ー ゚イ`! 狼娘 ( "ゞ) デルタ関ヶ原
リハ´∀`ノゝ モナ子 从リ ゚д゚ノリ ギコ子 li イ ゚ -゚ノl| 雪苺 (ノリ_゚_-゚ノリゝ ギコアイス ヽiリ,,゚ヮ゚ノi スパム
|::━◎┥ 歯車王 (十) 原子王 /▽▽ 電気王 /◎ ) =| ) 蒸気王 [ Д`] エンジン王
爪゚ー゚) じぃ 瓜゚∀゚) づー 爪゚A゚) ぬー ( ・-・ ) シーン ノリ, ^ー^)li ジャンヌ (,,゚-゚) ぎゃしゃ
( ´W`) シラヒーゲ ( ・∀ ∀・) 奇形モララー (;;・∀・;;) 黒マララー リ´-´ルリル子さん
<(' _'<人ノ 高崎美和さん <゚Д゚=> ギコタイガー (=゚д゚) トラギコ < ゚ _・゚> ギコイヌ
ハソ ゚-゚リ なちっ娘 ( ゚¥゚) 偽モナー ( `ー´) ネーノ ( ノAヽ) ノーネ
(゚A゚* ) のーちゃん | l| ゚ー゚ノl ?(女末) ミ*゚∀゚彡 ふー ¥・∀・¥ マニー
ィ'ト―-イ、
以`゚益゚以 イトーイ増井
( ´∀`) テンプレは以上になりますモナ
( ´∀`) みんなで楽しく使っていきましょうモナ
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いちょつ
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1ちゃん乙です
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立て乙。新しいスレは気持ちがいい
まるで一つの足跡も見られない一面の雪原なようだ
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前スレ埋めも乙
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いちおつおつ
前スレ埋めのニュッくん、弟していて可愛げあるなーと思っていたのに……
おつでした
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いちおつ前スレ埋めもおつ
このスレではどんな物語が生まれることやら
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いちおつ
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新鮮なお題くださいな
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赤い実はじけた
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「赤い実はじけた」って自分が知らないだけで何か意味のある言葉なのかな?って調べたらとても面白そうな情報拾えたので感謝
それはそれとしてお題としても把握でござい
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ユーザー辞書用にAAまとまったデータどこかにありますか?
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http://mzkzboon.blog.fc2.com/blog-entry-312.html
スクロールしてくとユーザー辞書をダウンロード出来るURLが載っている
テンプレ全員ではないから不足分は自分で追加する必要あり
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↓10レス投下します
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祖父が亡くなったと聞き、東京から車を飛ばして松ヶ谷へと向かった。
元々脳卒中をやっていて右半身が不自由だったが
二回目をやらかして倒れているところを、一日一回訪れるヘルパーのサイトウさんに見つけられた。
その時には、既に事切れていたらしい。
死んでから二〇時間以上経っていたらしいから、サイトウさんが最後の訪問を終えた直後に倒れたようだった。
サイトウさんは私と歳もそう変わらないだろう女性で
嗚咽交じりの声で私があの時もう少しマサオさんと一緒にいてあげていればと言いながら
私達に何度も頭を下げた。
その度に彼女の長いポニーテールがあまりに綺麗な弧を描いて激しく上下にうねるものだから
('A`)「ああ、まあ、しょうがないですね」
と、事の重さにまったく見合ってない生返事をしてしまった。
('A`)「まあ、真夏にしてはまだ綺麗な状態で見つかったんで
サイトウさんにお願いしてなかったら、ドロドロの状態で見つかってたかもしれないわけで――」
懸命にフォローしたつもりだったが
彼女はどうも私が放った「ドロドロの状態」という言葉に更にショックを受けたようで
より嗚咽を強めて柱に寄り掛かってしまった。
それを見た父が、どうするんだよという眼差しを私に向けてきたが、知ったことではなかった。
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享年八二歳、現代では最早珍しい歳ではないのかもしれないが
ここまで生きられれば御の字でしょう、これが親戚一同の見解で、葬儀にしめやかさは無かった。
そもそも、しめやかになるには人が足りていなかった。昨今のコロナ禍を受けて、二親等までの家族葬だった。
その上祖父の妻――私にとっての祖母と、三人いた祖父の兄弟はとうに故人だった。
亀浦の大叔父さん、東片町の大叔父さん、あとは何処に住んでいたか、大叔父さんも、この一〇年そこらで皆逝った。
(´・ω・`)「まあ、こうやって世代が繰り上がっていくってことなんだね」
父と叔父はそのようなことを呟き合っていたが
私にも従兄弟にも現状子供がいないからよしんば私達が繰り上がったとして、その下には何も存在しないのだ。
さながら、世代のがらんどうとでも形容すれば良いだろうか。
祖父の棺の前に座り、目を閉じ焼香を持ち上げながら考えたことは
流石にひ孫を見せるところまでは叶わなかったなという
それが特に悔しいとか残念とかそういった感情に繋がることはなく、ただその事実だけを漠然と反復していた。
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家主を失った屋敷の前に立ち
(´・ω・`)「どうしたもんかね」
と父は言った。
(´・ω・`)「お前、こっちで仕事見つけて住んじまえよ。どうせ独り身で身軽なんだから」
とも言われたが、固辞した。
祖父は先祖代々続いていた酒屋をついこの前まで経営していた一方で、松ヶ谷町の助役を定年まで務めていた。
その関係で土間には酒瓶を陳列するショーケースが並び
奥に広い仏間、その隅には郷土資料が所狭しと並ぶ客間があった。
何年も前に隣の市に吸収合併された小さな町だったが
それでも本棚を敷き詰められるくらいの歴史や言及し得る物事はあるものだな、と改めて思った。
幼い頃、夏か冬の休みを使って里帰りした時、しばしば内緒で客間に忍び込んだ。
部屋には硬い革のソファと、大木をそのまま切り出したようなテーブルが置かれており、常にひんやりとしていた。
大抵の資料は当時の私には難解だったが、一冊だけ、図解が多いからと気に入った本があった。
数頁おきに、細目の仮面を付けた女が怪しげな姿勢で地を擦り歩く絵が載せられており
その得体の知れなさもあって、不思議と強く惹き込まれたものだった。
これがこの町の郷土芸能「松ヶ谷能」にまつわる資料で
祖父が町の助役として、主に金銭面で一枚噛んでいたと知ったのは、大分後になってからの話だった。
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ふいにそのことを思い出して、客間の本棚から件の本を引っ張り出そうとしたが、どこにも見当たらなかった。
父に聞いたが、彼は元より興味が無かったのか
(´・ω・`)「そんなもんがあったことも知らん」
と言う。私は諦めて硬いソファに腰を下ろした。既に夕時で、傾き行く西日を浴びた埃が、四方に揺らめいていた。
その日は一切の用事を済ませて暇だったが、夕飯をとるには早かった。
気晴らしに散歩へ出かけた。
屋敷から道路を隔てた向こう側は田畑で
若草が無造作に生い茂る畦道を十数分程度歩くと、やがて町の旧市街地へと抜ける。
松ヶ谷町は元々城下町で、酒野藩の支藩である松ヶ谷藩が治めていた。
明治初期に天守閣をはじめとした一切の施設は解体され
今は昭和初期に再建された大手門が申し訳程度に残るだけで、跡地は「松ヶ谷城址公園」として整備されていた。
最近になって市がネーミングライツを売り出し、獲得した地元企業のおかげで
「松ヶ谷マルエイ城址のびのび公園」とかいう素晴らしい名前になったらしいが、何も言うまい。
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大手門から真っ直ぐ伸びる道に、生協と小さな個人商店、理髪店が数軒程並ぶ。
かつては松ヶ谷城へ続く主な往来として
城無き後も町の中心地としてそれ相応の繁盛を見せていたのだと祖父は言っていた。
やはり私が幼い頃、祖父は毎年この時期に行われる「松ヶ谷城下祭」に
助役の仕事がてらしばしば私を連れて行ったものだった。
祖父はその頃から既にシャッターのくすんだ灰色が目立つ通りを指差し
( ^ω^)「じいちゃんが子供の頃は、あそこにお人形屋さんがあって
その向かいに本屋さんもあって、そこで立ち読みをしたら怒られて追い出されて
仕方がないから駄菓子屋さんでせんべいを買って公園で食べて――」
在りし日の思い出を私に聞かせたものだった。
無論それらの店はその頃には既に跡形も無く、僅かに残った店が設ける出店も
精々焼きそばにかき氷、お面にヨーヨーくらいのもので
ドラえもんかうまい棒かの成り損ないのような出所が怪しいお面を被りながら、幼心に一抹の侘しさを知るのだった。
それもまた、四半世紀近くも前の話になってしまった。
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そのようなことをおぼろげに思い返しながら通りに出てみると
何の因果か今日がまさに松ヶ谷城下祭の開催日だったようで、ちらほらと露店が組まれている。
怪しいお面屋は無く、代わりに、ではないだろうが
酒野市松ヶ谷支所の「振り込め詐欺相談センター窓口」のテントが設けられ
その下で担当者と思しき男がパイプ椅子にもたれかかり、ペットボトルのお茶をちびちびと飲んでいる。
日も暮れてきたからか、それとも時間は関係無く終日そうだったかもしれないが、とにかく人影は疎らだった。
それも大方が地元の高齢者ばかりで、子供はおろか私くらいの歳の人間も見当たらない。
この客層を見るに、確かに胡散臭いお面屋よりは、まだ振り込め詐欺の相談窓口の方が集客は良いのかもしれなかった。
見ようによっては「松ヶ谷マルエイ城址のびのび公園」なんて名前の公園には相応しい出店かもしれない。
こうなってくると、やがて焼きそば屋は役所の各種手続きの出張所に
かき氷屋も役所絡みの観光物産展のようなものに取って代わって
そのうちこの祭り全体が青空役所みたいになってしまうかもしれない。
奴らは何故か「ふれあい」という言葉を民間の五割増しで好むから
恐らく祭りの名前もネーミングライツを売った挙句
「オオノダ松ヶ谷ふれあいフェスタ」とかいうしゃらくさいものになるだろう。
そうなってしまえば、いよいよおしまいだな――などと考えた。
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総合窓口のテントでパンフレットを貰うと、端の方に「松ヶ谷能体験」と書いてある。
尋ねてみると、数年前に建立されたばかりの能楽堂があり
そこで現役の能楽師が松ヶ谷能の指導をしてくれる、ふれあい型のアトラクションです――とのことだった。
思ったそばから「ふれあい」である。しばし考えたが、最終の受付が今から一〇分後だった。
私は何処かへ失せてしまった客間の松ヶ谷能の本を思い出し、話の種にはなるだろうと覗いてみることにした。
能楽堂は「まつがや水と緑の城址プラザ」に併設された、木造りの立派な建物だった。
普段は能舞台を畳んで、多目的ホールとして使っているらしい。
仄暗いホール内、能舞台に暖色のスポット照明が下ろされている。
そろそろ最終の受付が締め切られるというのに、どうも体験者は私独りのようだった。
(゚、゚トソン「今回体験される方はお一人のようですね」
と、壇上に立つ能楽師の女性が顔を上げると、私は思わずああ、と声を上げてしまった。
数日前、事切れた祖父を見つけたヘルパーのサイトウさんだった。彼女もまた目を見開いて、私の偶然の来訪に驚いたようだった。
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能体験はそっちのけで、色々と話を聞いた。
彼女は元々この町の出身で、学校の郷土学習をきっかけとして松ヶ谷能に興味を持ち、東京の大学で郷土舞踊を学んだ。
その後は能楽堂の研修生としてしばらく東京に残り続けたが
数年前に松ヶ谷に戻った末、地元の能楽師に弟子入りした。
しかし能一本での生活は厳しく、介護の仕事を続けながら舞台に上がっていると言う。
(゚、゚トソン「マサオさんには大変お世話になりました」
と彼女は言った。
お世話になったのはむしろ祖父の方だろうと私は返したが、どうも私が思うような話ではないようだった。
過疎化も著しい町の伝統芸能に若い息吹を吹き込むのは至難の業である。
その点で、彼女が町に戻って能楽師としての一歩を踏み出した時
新しい血が入ってくれたと誰よりも喜んだのは、他でもなく私の祖父だったそうだ。
資金面から始まり、祖父は様々な援助を彼女に行ったらしい。
この能楽堂や能体験といった企画も、城址館が再建されるにあたり「郷土文化振興」の名目で
とっくに定年を過ぎていた祖父が四方に働きかけたそうだ。
さすれば、このご立派な多目的ホールは祖父の忘れ形見か。
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この数年で祖父の足腰も弱くなり、いよいよ介護が必要かという時
祖父から彼女宛に直接の指名があったという。
ヘルパーが付いたことすらこの前ようやく知ったのだから、そのような経緯など私には知る由もなかった――
そうなってくると、祖父の死にあたって、彼女がその役割以上に取り乱していたことも納得できる。
その後私は壇上に立たせてもらい
松ヶ谷能の一通りの所作の基本を彼女から教わったが、到底頭に入ってくるものではなかった。
郷土文化が結ぶ世代を超えた交友と言ってしまえば、聞こえは良かった。
ただ、人離れ著しい町で、縁もゆかりも無い一人の若い女に
かつての地位を用いて資金から立場から最後の世話に至るまで入れ込む構造に
何とも言いようのない醜怪さを覚えてしまったのだった。
(゚、゚トソン「本当はちゃんとした形でお別れしたかったのですが」
彼女は言った。
('A`)「まあ、こういう御時世なんで、本当は皆さんに顔を見てもらいたかったんですけどね」
曖昧な言葉を返しながら、身内だけで済ませてしまって良かったのかもしれない、静かに思った。
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翌日、屋敷を片付けた。
生前に断捨離を済ませていたのか、必要最低限の生活用具しか置かれておらず、その日の夕方にはおおよその目処が付いた。
何も無くなった屋敷の居間に寝袋を敷いて眠り、次の日には東京へ戻った。
道中、助手席に座る父が思い出したように言った。
私が中々結婚しないものだから祖父が最後まで心配していたと。
もし私にその気があれば、いつでも紹介する用意があるとも祖父は言っていたと。
('A`)「何でその話を教えてくれなかったのよ」
(´・ω・`)「まあ、電話上での軽口だったし――
それに松ヶ谷に越すことが前提みたいな話し方だったから、お前には言うまでもないだろう」
父の口振りを受けるに「紹介する用意」の心当たりは、彼には無さそうだった。
私はどうにも煮え切らない気分で
とにかく早いところ東京へと戻りたく、松ヶ谷を離れたく、いつもより強めにアクセルを踏んだ。
(´・ω・`)「あの家、結局どうするかね」
('A`)「売ればいい」
と言った。売ったらいよいよ松ヶ谷との縁も切れるぞと父は言ったが、私は何も返さなかった。
それが答えと悟ったか、父は
(´・ω・`)「分かった」
とだけ呟き、後は東京に着くまで眠りこけてしまった。
私は高速道路の蜃気楼がたゆたうその先を眺めながら、サイトウさんの細かく砕くような嗚咽を思い出していた。
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乙。とても良かった
ドクオが醜怪と思いサイトウさんが本気で泣いた理由を探すにつれて
活力を失った町の人々がリアルに感じられるようだった
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おつです
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乙、良かった
裏にいろいろ潜んでいそうな煮え切らない感じがgood
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国民何も書けなくなっちゃった
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元ネタ踏まえてないとすごい思想が強そうに見えるな
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マスターお題2つ頼む…
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教養
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ガニ股
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ありがとう…
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難易度高すぎてワロタ
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対義語ですらある
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絵のお題お願いします
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ハーフ&ハーフ
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マヨネーズ
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20レスほど投下させていただきます。
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じめじめと、している。
温い気温と、しとしとと降り続く雨には、いつも不快にさせられる。
汗と湿気で衣服が肌に張り付き、長い黒髪はべっとりとしている。
外を出歩いたことを少しだけ後悔した。
川 ゚ -゚)「しかし、こんな時期だからこそふさわしい」
古く安っぽいアパートの、錆び付いて音の鳴る階段を上って、通路を一番奥まで進むと『彼』の部屋があった。
呼び鈴を鳴らし、返事は待たずに玄関を開け中に入る。
1DKの手狭な室内。
汗と湿気を袖で拭いながら、部屋の中央にどかっと胡坐をかいた。
川 ゚ -゚)「こんな時期だから、また聞きたくなったよ」
('A`)「なにが『こんな時期』だよ、しょっちゅう来るくせに」
冷蔵庫のペットボトルのお茶を取り出し、放って自分に渡してきた。
『彼』もまた一本手に取って床に腰かける。
私の期待の眼差しを受け、観念したかのように語り始めた。
『怪談』を。
('A`)「今日は…そうだな…」
一呼吸置く。
('A`)「『爪を噛む癖』だ。」
-
―――――――――――――――――――――――――――――
ひと昔…いやふた昔か。スマホどころかガラケーもあまり普及していない時代。
結婚して間もない、とある夫婦の話だ。
二人は、極端に貧しいわけではないが、余裕があるわけでもない。
貯金のために、安いアパートに住んでいた。
―――――――――――――――――――――――――――――
('A`)「ちょうど、俺の部屋みたいなところだな」
川 ゚ -゚)「夫婦が住めるような部屋か?」
('A`)「やかましい」
―――――――――――――――――――――――――――――
ξ゚⊿゚)ξ「いってらっしゃい!」
( ^ω^)「いってくるお!体調は大丈夫かお?何かあったらすぐ電話するお!」
夫は、愛妻家であったが、ここのところは過剰といえるほどに妻の体調を心配していた。
妻が妊娠していたからだ。
出勤する夫を見送ると、妻は手早く掃除や洗濯などをすませた。
既にはっきりと目立つほどに大きいが、一人で動くことに支障はない。
ξ゚⊿゚)ξ「あとは、お買い物にいかないと」
―――――――――――――――――――――――――――――
-
―――――――――――――――――――――――――――――
近所のスーパーで買い物をすませて、帰路につく。
目の前に我が家であるアパートが見えてきた。
そして…見えた。
ξ゚⊿゚)ξ(やだ、またいる…)
十数メートルほど離れた場所、電柱のたもとにあるゴミ捨て場のあたりに、『人』が立っていた。
俯いた姿勢で、長く伸びた髪で顔が隠れている。
薄汚れたワンピースのような服を着ているが、やせ細り角ばった体つきからは男女の区別ができない。
唯一分かることは、片手を口元に持っていっていることだけ。
ξ゚⊿゚)ξ(見ないふり見ないふり…)
妻は足早にアパートの自室へ入り、カギをかけ、チェーンもつないだ。
ξ゚⊿゚)ξ「ああ、気味悪い」
―――――――――――――――――――――――――――――
-
―――――――――――――――――――――――――――――
初めて『人』を見たのは、数か月前、妊娠が判明した頃だった。
同じように自宅のアパートの近くで、同じような姿勢で立っていた。
それから数度、『人』を見かけた。
特段危害を加えてくるわけでもないが、薄気味が悪い。
片手を口元に持っていっていることから、こちら側に体を向けていることだけがわかる。
夫に相談しようかとも考えたが、ただでさえ心配性、そのくせ自分より臆病な夫にこれ以上心配をかけたくなかった妻は、無視を決め込むことにした。
念のため、あることを日課としてこなすようにした。
―――――――――――――――――――――――――――――
川 ゚ -゚)「日課?」
('A`)「ああ。後で話す…続けるぞ。」
-
―――――――――――――――――――――――――――――
妻は、あることに気づいた。
ξ゚⊿゚)ξ(…だんだん、近づいてきている…?)
初めて見たときは、ゴミ捨て場より後方にある電柱の傍に立っていた。
はっきりとは覚えていないが、そのあとに見かけたときは電柱は傍にはなかった気がする。
そして今日は、ゴミ捨て場。
ξ゚⊿゚)ξ(…どうしよう、やっぱり誰かに相談しようか)
そうは思ったが、駆け落ち同然で結婚した二人だ。
親類は頼れず、やはり夫に心配はかけたくない。
腹部に、軽く叩かれるような感覚があった。
ξ゚⊿゚)ξ「…ふふ、元気づけてくれているの?」
ξ゚⊿゚)ξ「そうだよね、しっかりしなくちゃ」
もう一度戸締りを確認して、気を取り直し、夕食の準備を始めた。
―――――――――――――――――――――――――――――
-
―――――――――――――――――――――――――――――
『人』について、もうひとつ、気づいたことがあった。
爪だ。
『人』は更に近づいてきていた。ある日の帰路の途中は、道の脇、すぐ目の前に立っていた。
いつものように無視してすれ違おうとするが、つい、ちらりと『人』の方を見てしまった。
そして、長く垂れた髪の隙間から…
口が見えた。血色のない唇、そして、口元にある手も。
爪を、噛んでいた。
聞こえるはずのない、爪を噛むカリカリという音が聞こえてきそうだった。
寒気が走った妻は、足早にその場を立ち去った。
―――――――――――――――――――――――――――――
-
―――――――――――――――――――――――――――――
それから暫くたった頃。いよいよ出産日が間近に迫ってきた。
病院で出産するため、入院の準備を進めていた。
( ^ω^)「ごめんだお…本当はもっと手伝いたいけど、仕事でトラブルがあって…」
( ^ω^)「もう少ししたら、絶対有給をとるお!」
ξ゚⊿゚)ξ「気にしないで。お仕事頑張ってね!」
夫は、さらにお腹が大きくなり動くことが辛くなってきた妻に代わって、仕事の合間に家事や買い物などを代わりに行ってくれていた。
不思議なことに、夫が外出する際には『人』は現れないようで、それとなく「不審者を見かけないか」と聞いてみたが、返答はNOだった。
この日も夫は家に妻の様子を見に来ていたが、仕事でなにやらトラブルが起きたようで、会社にいかなければならなくなった。
おそらくは、泊まり込みになるだろうとのことだった。
夫が会社にいったあと、妻は一人で入院の準備を進めていた。
そして、
ξ゚⊿゚)ξ 「あ、郵便出すの忘れてた」
出産に必要な諸々の手続きのための書類を、役所へ郵送していなかった。
郵便ポストはすぐそこ。
『人』のことが頭によぎらなかったわけではないが、しばらく一人で外出していなかったこともあり、抵抗もなく玄関を出た。
―――――――――――――――――――――――――――――
-
―――――――――――――――――――――――――――――
目の前に、『人』がいた。
―――――――――――――――――――――――――――――
-
―――――――――――――――――――――――――――――
ξ゚⊿゚)ξ「ひっ…」
一瞬息を吞んだだけで、悲鳴を上げることすらできなかった。
冷静に努めようとした。足が動かない、すぐに家に入らなければ。
相変わらず、俯いている。爪を噛んでいる。
口元は…微かに、笑っているかのように見えた。
ゆらりと、『人』がゆれた。歩いたのだ。
初めて、歩いた。
いや、歩いているのかはわからない。とにかく、ゆっくりとこちらに近づいてくる。
そして…
―――――――――――――――――――――――――――――
-
('A`)「妻の話は、ここで終わり。」
唐突に、告げられた。
川 ゚ -゚)「は?」
('A`)「妻の話は、これでおしまい。」
川 ゚ -゚)「…妻はそのあと、どうなったんだ?」
('A`)「なにも。…というか、覚えていなかった。」
妻は、翌朝ベッドで目をさました。
書類はちゃんと郵便ポストに届けられていたし、自分で夕食を取ったり、寝間着に着替えたり、歯を磨いたり…
要は、いつも通りに過ごした。
そして、『人』に関する一切を忘れていた、というのだ。
そこで、「ありがちだな」と思いながら、疑問を投げる。
川 ゚ -゚)「君は、どうやってその話を知ったんだ?」
('A`)「ああ、それ。途中で話したろ、日課。」
-
―――――――――――――――――――――――――――――
念のため、あることを日課としてこなすようにした。
―――――――――――――――――――――――――――――
('A`)「日記だよ。不審者を警察に突き出すための証拠に…とでも考えたのか、『人』を見たらそのことを日記に着けていたんだ。」
('A`)「『人』のことを忘れていたから、日記のことも…どこにしまったのかも忘れちまったんだな」
『彼』はそれを読んだ、ということか。
しかし、釈然としない。
川 ゚ -゚)「…どうやって手に入れた?」
('∀`)「ひ・み・つ(はぁと」
イラっときたが、すぐに思い直す。
この男がこんなふうにお道化ているときは、隠し事があるということなのだ。
絶対に隠し通す、という意思表示なのだ。
日記の出所を聞き出すのは諦めて、もう一つの疑問を口に出す。
川 ゚ -゚)「その…『人』ってのはなんなんだろうな。」
('A`)「…」
-
('A`)「続き、聞くか?」
何を言っているんだ、この男は。さっき終わりって…
('A`)「妻の話は、と言ったんだ。」
('A`)「『爪を噛む癖』は、終わってない。」
―――――――――――――――――――――――――――――
妻の話から、3年ほど後のことだ。
子供は無事に生まれた。
念願の一戸建てを購入し、手狭なアパートから引っ越した。
一戸建てのローン返済のため共働きとなった夫婦は、子供を保育園に預けていたんだ。
( ^ω^)「こんにちは!お迎えに来ましたお!」
从'ー'从「あら、こんにちは。今日はお父さんがお迎えなんですね。」
基本的には、パートタイマーの妻が子供を迎えに行っていたが、時間に余裕があるときには夫がお迎えの役目だ。
父(夫)の姿を認めた子供は、すぐさま駆け寄ってくる。
―――――――――――――――――――――――――――――
-
('A`)「ところで」
川 ゚ -゚)「?」
突然話が区切られた。
('A`)「『人』は、どんどん妻に近づいていった。」
('A`)「近づいて、近づいて…ついには目と鼻の先まで近づいて」
('A`)「さらに近づくと…どうなる?」
質問の意図がわからない。しばし、考える。
…思いついた答えに、怖気が走った。
川 ゚ -゚)「…体の、中に?」
-
―――――――――――――――――――――――――――――
夫は、子供と手をつなごうとして、気づいた。
( ^ω^)「あ、また爪を噛んでたお?」
从'ー'从「そうなんですよ。嬉しいことがあると、俯いて爪を噛んじゃって…」
从'ー'从「お父さんのお迎えが嬉しかったのかな?」
―――――――――――――――――――――――――――――
-
高い湿度による不快さは、すっかり消し飛んだ。
川 ゚ -゚)「ありがとう。いい話を聞かせてもらった。」
時計をみると、このあとの用事まで時間が差し迫っていた。
「お暇するよ」と伝え、立ち上がる。
('A`)「もう帰るのか?コン〇ームはちゃんと買ってあるぞ」
川 ゚ -゚)「話を聞かせてもらった礼に、私からも話をしてやろう。睾丸をつぶされる男の話だ。」
('A`)「お気をつけてお帰りください。」
-
歩いている途中、話について、色々と考えを巡らせていた。
とりわけ、日記の存在について。
川 ゚ -゚)「どうやって手に入れたんだ…?」
―――――――――――――――――――――――――――――
('A`)「『人』のことを忘れていたから、日記のことも…どこにしまったのかも忘れちまったんだな」
―――――――――――――――――――――――――――――
―――――――――――――――――――――――――――――
念願の一戸建てを購入し、手狭なアパートから引っ越した。
―――――――――――――――――――――――――――――
―――――――――――――――――――――――――――――
('A`)「ちょうど、俺の部屋みたいなところだな」
―――――――――――――――――――――――――――――
川 ゚ -゚)「…まさか、な」
了
-
数えてみたら17レスでした。失礼しました。
-
おつおつ、ブーン系の短編ホラー好きだからありがたい
ドクオが『人』のことを日記で知ったとしてその後や娘の癖を知ってるのはどうしてだろうか
日記見て本人の所まで行ったのかな
-
乙
-
ドクオ=『人』な感じもするけど夫婦の会話が詳細だし違和感…
この謎が不気味な謎のままであるのがいい!乙
-
読んでいただきありがとうございます。
実に10数年ぶりくらいにブーン系小説を書いてみました。
1レス内の行数やテンポなど、よく思い出せないまま見切り発車しました。
ほんの暇つぶしにでもなれたなら幸いです。
以下、懺悔
前に書いていたのは、アク禁に巻き込まれたりHDの故障などでエタってしまいました。
当時読んでいただいた読者様、まとめていただいたサイト様には大変申し訳ないことをしました。
自分勝手ながら、ここで懺悔させていただきます。
-
梅雨の季節かー
こういう時に思い出すやつ
('A`) 濡れた拾い物のようです
デンデンムシがかわいいおはなし
-
>>70
月曜に備えて気力を回復させようとおもったら……嘘つきやがってこの野郎
あんまりふざけてるとすね毛毟るぞ
-
すね毛で許す優しさ
-
>>69
面白かったよ。乙
また書いてくれて嬉しい
>>70
確かに梅雨が来るたびに思い出しそうな強烈っぷり
-
>>69
面白かった
何書いてたんだ?
-
投下しまっちゅ
-
待ちに待ったこの日
5月23日
胸が高鳴って高鳴って仕方がない
(`・ω・´)「ふぅー」
懐から貰った『ラブレター』を取り出す
ーーー5月23日に、お待ちしております。
(*`・ω・´)
扉を開ける
1人の女性がニッコリ笑って出迎えてくれた
(*`・ω・´)「キ…」
ζ(゚ー゚*ζ「はい」
(*`・ω・´)「キスお願いします!」
ζ(^ヮ^*ζ「はぁい」
準備がある
だから少し待っていてくれと女性は行ってしまった
それはそうだ
待つという行為は最高のスパイスだ
ドキドキ、ドキドキ
胸の高鳴りが止まらない
-
ζ(゚ー゚*ζ「お待ちどうさま」
(*`・ω・´)「!」
先程の女性がまたニッコリ笑って目の前にいた
きた、きた!
両手を合わせて、箸を割る
ほのかに湯気が立っている黄金色の衣が美しい
(`・ω・´)(塩か?つゆか?)
(`・ω・´)「否、はじめはそのまま!」
ぱくり、口に入れるその瞬間、
ふわりと香るなんとも言えない天ぷらの優しい脂の匂いに笑みが溢れる
(*`-ω-´)「んん…」
さっくり
ほろほろ
衣の奥にいる柔らかい存在が歯に当たり、じわりと旨みが口いっぱいに広がる
(*`・ω・´)「…美味い!」
ζ(゚ー゚*ζ「嬉しいわあ」
-
揚げたてさくさくの鱚の天ぷらは最高だった
ーーー5月23日はキスの日なので、キス天特盛割引!5月23日にお待ちしております。
あの『ラブレター』もといDMを見た瞬間から胸が高鳴っていた
(`・ω・´)「次は塩を…」
(*`・ω・´)!
小皿にある塩を指で天ぷらにかける
何もかけずに食べた時は油と魚本来の甘さがあった
塩はキュッと引き締まったような味に変わる
(`・ω・´)「次はつゆに…」
(*`・ω・´)!!
天ぷらをつゆにつける
油がじんわり浮く様子すら、楽しく感じる
つゆを溢さずに口に運ぶ
柔らかくなった衣と、キスの苦味、油の甘いハーモニー。
手と口が止まらない
この美味さは熱々のうちに楽しみたい
-
(*`・ω・´)「…ふぅ。美味かった!ご馳走様」
大満足だ。キスの日とやらに感謝
高鳴った胸も、空きっ腹も満足満足で、ホクホクお会計
ζ(゚ー゚*ζ「はぁい」
女性がニッコリ笑うので、こちらも笑った
ζ(゚ー゚*ζ「…来週は山菜天ぷらがお得よ」
(*`・ω・´)「!!」
ーーーまた、胸が高鳴る
-
以上です
キスの日でラブレターの日らしいので各位キスを食べてください
よろしくお願いします
ありがとうございました
-
おつ!
キスってそういうことw
天ぷら食べたくなってきた
-
ラブレターの日は知らんかった 乙
-
>>74
もうタイトルも思い出せないですが、ブーンが主役で格闘技をやるやつでした
-
>>80
乙です
-
>>80
乙乙
天ぷら食べたくなったじゃないか!
>>83
ぱっと思いつくのは
( ^ω^)はファイティングロードを進むようです
( ^ω^)彼らはどこでも闘うようです
とかだけど、とりあえずお帰り!
-
>>85
( ^ω^)彼らはどこでも闘うようです
これだ!思い出した、ありがとう!
ググってみたけど、もうまとめサイトもなくなってしまったんだな…
-
遅くなりましたが>>45のお題絵投下します
>>46 ハーフ&ハーフ
https://i.imgur.com/bk3ov9A.jpg
>>47 マヨネーズ
https://i.imgur.com/pwFUNlb.jpg
お題ありがとうございました!
-
>>87
バラの色をハーフ&ハーフにするのオシャレだしマヨネーズのブーンめっちゃ可愛い!
-
バラツンちゃん麗しい
マヨブーン可愛い癒され
-
もうすぐ夏だけど・・・
百物語ってもう開催はないのかな
もしくはしたとして集まるだろうか
-
やりたいねえ
-
前回、といっても2015年だけど
その時は6月頭すぐに準備スレ立ってたからちょっと早いけどいい頃合いな気がするんだ
ブン芸復興してほしい
-
任意のn物語でもいいのでは!?
-
n・・・
夏物語みたいに縛りを拡げる感じかな?
それとも百までいかずともとりあえずやってみる感じのnかな
-
後者のイメージだけど縛りも面白そうだな
-
夏物語𝟮𝗻𝗱か百(n)物語2022か
夏の風物詩っていうなら百物語だけど入り口が広いのは夏物語・・・
どっちかでもやると決めるならスレ立てた方がいいかな
しかし出戻り野郎が音頭をとっていいものか・・・
-
主催してくれる人は誰であれありがたいんだぜ
-
分かりました
弱気は損気ということでとりあえずスレ立てます!
-
立てて参りました
何卒よろしくお頼み申す
-
ありがとうありがとう
祭は楽しいからね
主催は大変だからね
ありがたやありがたや
プロット練ります
-
まじ?百物語やるの!?
参加しようと思ったあたりから開催なくなったからずっと心残りだったんだよ!
-
>>71
ハインの歌に合わせてツノ出したりしてるところかわいいじゃん?
>>73
この作品で初めてオサムの存在を知ったのよ
未読の人はぜひ読んでね
-
祭来て楽しい気持ちだし好きな現行ランキングでもしよう
流石探偵人魚姫は強いよな
-
ROMAN QUESTイチオシ
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すくいきれないものは最近更新早くていいし、アモーレはさらに盛り上がって来たし、
スターダストオーシャンは安定して面白い
-
僕はナイスパとペニサスさんを推します
-
救出はなー!!救出はなー!! 面白いんだぞーー!!
-
アモーレ食わず嫌いしてる人いたらほんと読んでほしい
-
VIP総合たってるよ
( ^ω^)ブーン系小説練習&イラスト総合案内所のようです
https://mi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1653644615/
規制されてて保守出来ないから出来る人保守しに行ってほしい
-
候補に上がらない現行作者の気持ち考えた事あるんですか!??
-
「話題に上がる作品を書いてやるぜ!!」と思えた数だけ強くなれるよ
アスファルトに咲く花のように
-
流れ笑った
最近のは大体読んでいるし乙しているぞ!
-
>>112
君に救われてる
-
VIPいま規制多いらしいNE!
-
Vipによそでやってと言われちゃった
でも雑談やお題募集のレスもされているの見て嬉しくなった
-
>>109
のVIP総合に短編が投下されているぞ!
-
規制されて向こう書き込めなくなった…
あの短編書いた人こっち見るかな?
あの速さで作るの凄すぎ乙
-
過去ログ行っちゃったか…
やっぱり規制がきついのかな
-
規制でパソコンとWi-Fi逝ったのきつい
スマフォのWi-Fiを切って書き込みボタン押してWi-Fiをつける
-
投下します
-
lw´‐ _‐ノvφ(うーむ……まだまだチャイムが鳴るまで先が長い……どうしたものか)
lw´‐ _‐ノv(はっ! 保健室に行けばいいんだ! )
lw´‐ _‐ノv(ならば早速)
lw´‐ _‐ノv∩「先生」
川 ゚ )「なんだ? 」
lw´‐ _‐ノv「片腹痛いんで保健室に行ってきていいですか? 」
川 ゚ -゚)「そうか。そんなに授業が楽しいのならもっと楽しませてやるからそのまま授業を受けていろ」
lw´‐ _‐ノv「はい」
-
lw´‐ _‐ノvφ
lw´‐ _‐ノv∩「先生」
川 ゚ )「なんだ?」
lw´‐ _‐ノv「頭が悪いんで保健室に行ってきていいですか? 」
川 ゚ -゚)「そうか。それを治してやるために私も頑張るからそのまま授業を受けていろ」
lw´‐ _‐ノv「はい」
-
lw´‐ _‐ノvφ
lw´‐ _‐ノv∩「先生」
川 ゚ )「なんだ?」
lw´‐ _‐ノv「甘いひと時を過ごしたいんで保健室に行ってきていいですか? 」
川 ゚ -゚)「そうか。そのひと時をさらに甘くする言葉を覚えるためにそのまま授業を受けていろ」
lw´‐ _‐ノv「はい」
-
lw´‐ _‐ノvφ
lw´‐ _‐ノv∩「先生」
川 ゚ )「なんだ?」
lw´‐ _‐ノv「先生の授業がほろ苦すぎるので保健室に行ってきていいですか? 」
川 ゚ -゚)「そうか。そのほろ苦さを楽しめるようになるためにそのまま授業を受けていろ」
lw´‐ _‐ノv「はい」
-
lw´‐ _‐ノvφ
キーンコーンカーンコーン
川 ゚ -゚)「今日の授業はここまでだ。各自復習を忘れないように」
キリーツレイ
lw´‐ _‐ノv(ウーム……今日も保健室に行けなかった。次こそは必ず…)
lw´‐ _‐ノv「私たちの戦いはこれからってね」
-
以上です
シュールさを出してみたくてやってみましたが難しかったです……
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
-
乙!
手段が目的になってるw
テンポよく読みやすくて面白かった!
-
おつおつ面白かった
クラスにこんなのがいたら楽しかったろうな
真面目な生徒は怒りそうだけども
-
乙です
-
乙乙
会話した上で保健室へは行かせない先生いいなあ
-
VIPの総合落ちたか・・・
-
百物語練習投下します
-
『しぃさま』という名前の何かがこの地域にはいる、またはある、らしい。
老若男女すべからくは言い過ぎかもしれないけれど、それでも、『しぃさま』はどの世代にも通じるといっていい話題だった。
通じる話題ではあったものの、話せる話題ではない。
それはいわゆる禁忌的なものではなくて、もっと至極単純な話。
誰も『しぃさま』がなんなのか知らないのだ。
名前は誰もが知っているのに、誰もその正体を知らない。
どこかに祀ってある神さまの類いなのか。
それとも周辺の山に潜む妖怪の類いなのか。
木や石をそう呼んでいるのか、何も分からない。
怖いものかありがたいものかさえ、だ。
-
どういった経緯であるのか分からない稲荷の祠は見かけても、『しぃさま』の祠はない。
山の全てに入った事はないが知っている範囲でさえ、言い伝えの石碑みたいなものを見た事がない。
のどかと言うには雑然とした、時期になると山菜が採れる、猪や鹿や狸がいるばかりのどこにでもある山だ。
ジジババが隠しているというわけでもないのだ。
もし総ぐるみで演技しているのなら、全員が今すぐにでも役者になれる。
俺が中学生の時のことだ。
友達数人と『しぃさま』の正体を暴いてやろうと夏休みに各身内に聞き込みをした。
夏休みだったのは、肝試しの雰囲気が溢れていたのと親戚が集まる時期だったからだった。
-
結果はどの家も「よく分からない」だった。
隠し事をしている後ろめたさもなく、不機嫌になることもなく、「なんなんだろうなぁ」と。
泊まりにきた親戚と酒で盛り上がっていた父や祖父などに訊いてみたら
「自分達も知りたい」「分かったら報告会だぞ」
とまで言われた。
軍資金という名の、おやつ代の小銭を貰った。
翌日集合した友達もそんなもので、シラけた俺たちは『しぃさま』の正体を暴くことをやめた。
拍子抜けして、つまらなくなって、貰ったおやつ代で子供なりの豪遊をした。
-
高校最後の夏休みに、掘りに釣竿を垂らす。
夏休みでなくともやっている事をするくらい、友達と暇を持て余していた。
親戚がやってくるのだから、家でゲームばかりしているのはやめろと言う母親の能面の形相には勝てない。
早いうちにいうことをきかないとゲームは縁側から庭に飛ぶ。
宿題をする気にもなれなくて、同じ状況の奴と掘り釣りに来ていた。
渓流と呼べるような綺麗なものが近所にはない。
あるのは泥色をした沼か、掘りと呼んでいる泥色の川だけだ。
川とはいっても、地図にも載らないような細い、本流からの枝分かれの枝分かれみたいな細い川。
-
たまにブラックバスが釣れるが、基本的には何もかからない。
さきいかを吊るしてアメリカザリガニを引き当てる方が簡単だ。
この辺は田んぼや側溝も多いので。
一緒にきた友達は先ほど、じゃんけんに負けたからジュースを買いに行った。
自転車を飛ばして一番近い自販機まで片道一〇分くらいだろう。
(,,゚Д゚)「釣れねぇー」
日射しが強く、暑いながら久しぶりに風の涼しい日だ。湿度が低いのだろうか。
道路の白んだコンクリートが太陽を反射して眩しいけれど、夏らしくて悪くない。たまには。
帽子を被ってくれば良かった。
-
「釣れないですか」
(,,゚Д゚)「あぇ?」
魚影のない薄汚れた水面を見下ろしていたら女の子に声をかけられた。
隣を見ると鍔の広い白い帽子に水色と白のしましま模様のリボンが見えた。
いやに背が低いと思ったら、掘りのガードレールに女の子が身を乗り出していた。
(,,゚Д゚)「危ないっスよ」
「……まぁ、そうですか」
-
女の子に声をかけると、彼女はすっと体勢を戻した。
それでも見下ろせて、小柄な子だった。年下かもしれない。
白い帽子に濃い青色のワンピースなんて、マンガの中の服装みたいだった。帰省中の都会っ子かもしれない。
そもそも、このへんで生まれ育ったオンナが今更、掘り釣りに興味を持つわけもない。
(*゚ー゚)「ごめんなさい。こんなつもりではなくて」
(,,゚Д゚)「あ、いやいや、別に大丈夫っス」
声をかけられたから魚が逃げたわけでもない。
-
(*゚ー゚)「何が釣れるんですか?」
(,,゚Д゚)「ブラックバスですかねぇ」
(*゚ー゚)「よく聞く魚です」
(,,゚Д゚)「でもまぁ、実際釣れないっスね。友達と暇潰しメインなんで」
(*゚ー゚)「友達?」
(,,゚Д゚)「今ジュース買いに行ってて」
白いけど健康的な肌で、細くも太くもなくて、頬が丸くて、可愛かった。
垢抜けているが、派手ではない。清楚ってこういう子のことをいうんだろうなと思う。
ジュースをもう一本買ってくるよう友達に連絡しようと思ったのに、ポケットが深くてなかなかスマホを取り出せなかった。
-
もたついていると彼女が喋りだす。
(*゚ー゚)「『しぃさま』って知ってますか?」
懐かしい名前だった。
(,,゚Д゚)「知ってる……ってのも変な言い方っスよね」
(*゚ー゚)「変、とは」
ピンときていない様子を見るに、やはり親の帰省に連れられてきた都会っ子なんだろう。
都会っ子が田舎に伝わる謎の噂話に興味を持ったというところだ。
残念ながら話せるような面白い話はないのだが。
-
(,,゚Д゚)「聞いた誰かも言ってなかったすか?
『しぃさま』ってなんなのか分かんない、何かだって」
(*゚ー゚)「ああ、詳しくは知らないってことですね」
(,,゚Д゚)「そうそう。名前だけ」
(*゚ー゚)「わたしがどう見えますか?」
(,,゚Д゚)「はい?」
.
-
スマホは諦めた。ジュースは俺のをあげれば良い。
そうしたら、彼女が急におかしなことを言い出す。
おかしなことというか、話の流れがないというか。フシギちゃん的な。
(,,゚Д゚)「あー……えっと」
(,,゚Д゚)「……可愛いなって」
実のところ、俺はモテるとは言わないけれどそこそこ女子と交流がある。
クラス内は勿論、他校の女子とだってよく遊ぶ。
カノジョがいた事だってある。やることをやったことだってある。
だから、少し驚きはしたけど対処が出来る。
こんな可愛い子と仲良くなれるチャンスを逃すのは馬鹿だ。
(*゚ー゚)「かわいい」
鸚鵡返しがちょっと舌っ足らずで吹き出した。子供みたいだ。
-
(,,゚Д゚)「なんつーか、このへんの田舎モンとは違う感じ」
(*゚ー゚)「ちがうかんじ」
(*゚ー゚)「かわいくて、ちがうかんじ?」
(,,゚Д゚)「清楚」
(*゚ー゚)「せいそ」
(,,゚Д゚)「オシャレ」
(*゚ー゚)「おしゃれ」
.
-
鸚鵡返しが面白くて他の言葉を探してみる。
短い言葉が良いなと思っていると、彼女が首を傾げた。
上目遣いに見つめられる。
ドキッとした。耳が熱くなる。
(*゚ー゚)「どうして誰も何も知らないことをお前が知っているの」
ドキッとした。息が詰まった。
-
彼女の█は███で、█みたいに████としていた。吸い込まれそうで怖い。
███████████████な。
(*::ー::)「わたしの <目> は
<真っ暗> で <穴> みたいに <ぽっかり> で
<古い家の廊下の突き当たりみたいな> で <怖い> 」
ドキッとして、血の気が引く。
俺が思っていたことを彼女が言う。
いや、思っていたか、よく分からない。
俺は何か思っていたけど、何を、思っていただろうか。
彼女の何かが、ああでこうで、えっと。
あれ、なんだっけ。
.
-
(*::ー::)「お前またわたしのことを知ったの」
(*::ー::)「誰も何も知らなくて、わたしもわたしのことを知らないのに」
(*::ー::)「なのにお前がわたしのことを知っているのはどうして」
██の█は███ままだ。██けど██とはしていなくて、聞き取りやすい。
足が動かない。膝が震えている。あと一回でもドキッとしたら、崩れるのかもしれない。
いや、崩れるんだ。分かる
-
「 <声> は <高い> けど <キン> としていなくて <可愛い> 。またかわいい」
「わたしはそれなの」
「わたしがそれならどうして、誰もわたしを知らないの」
「お前は何を見ているの」
「お前が見ているのは本当にわたしで合っているの」
「わたしが <彼女> ってどうして分かるの」
「わたしには名前があるのに」
「わたしには名前しかないのに」
「お前はわたしが何か分かるの」
.
-
ドキッとした。これで三回目。
ああ、視界が霞む。
██こそがきっと。
(██)「わたしよりわたしをわかってはいけませんよ」
-
███████████████████████████████████████
███████████████████████████████████████
███████████████████████████████████████
███████████████████████████████████████
███████████████████████████████████████
███████████████████████████████████████
しぃぃぃーーーーーーーーーーーーぃぃぃ
███████████████████████████████████████
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-
―――――――――
――――――
―――
天井が保健室みたいだなと思った。
ぼーっとして暫く眺めていると目やにがついてるみたいに視界が霞んできた。
目を擦る。身体中がだるい。
ふと、腕にチューブがついているのに気付いた。先を辿ると透明な点滴パックが吊り下がっていた。
( ;∀;)「あ! ああ〜〜〜! 起きた! 起きたぁ!」
ギャンギャン声がうるさいのに少し遠くに感じる。まだ頭がぼーっとしている。
泣きそうな友達の声だった。
-
(,,゚Д゚)「うるせ……」
(つ∀;)「お前さぁ、熱中症だって。俺戻ったら倒れてんだもん。
マジ死んでると思ったじゃんか〜」
(,,゚Д゚)「ねっちゅうしょう……」
( ・∀・)「あ、そうだ、看護師さん呼んでくるな。起きたら呼べって言われてたんだ」
枕がごりごりして硬くて、横になっているベッドはやけに白くてたいして柔らかくない。病院のベッドの感覚だ。
点滴の刺さった腕を改めて見ると、絆創膏が何枚か貼られていた。
反対の腕にもある。痛くはない。
倒れたらしいから、擦りむいたのかもしれない。
-
(゚、゚トソン「聞こえましたよ! 他の患者さんもいるのに、声が大きいですよ」
( ・∀・)「あっ、いや、だって!」
(゚、゚トソン「はい、声を落とす」
友達の大声のせいで呼ばずとも看護師さんが来たようだった。
足の方から扉のスライドする音がした。
ペタペタとサンダルが近付いてくる。
視界に入った看護師さんが点滴を確認してから、ぬっと顔をのぞきこむ。おばちゃん看護師だ。
(゚、゚トソン「顔色は良くなりましたね。目眩や吐き気はしますか?
それ以外でも、体調不良があれば教えてください」
(,,゚Д゚)「あー……いや、だるい感じと、喉乾いてるかもしれないっス」
( ・∀・)「じゃあ俺、飲み物買ってきます」
(゚、゚トソン「あ、待ってくださいね、まだ点滴中なので……意識は随時はっきりしましたね」
.
-
(,,゚Д゚)「意識、なかったんですか?」
確かに記憶はない。釣竿を垂らしていたところでぷっつり切れている感じがする。
(゚、゚トソン「病院に……ああ、救急車で運ばれたんですが、着いた時の事は思い出せますか?」
(,,゚Д゚)「いや、憶えてないっス」
(゚、゚トソン「多少朦朧とはしていましたけど、受け答えは出来ていたんですよ。
それで診察をして、軽度の熱中症だろうとなって、
経口補水液飲んで休んでもらってたんです」
( ・∀・)「そしたら急に、かくんって寝始めるっていうか、意識失うみたいな感じで今だよ」
(゚、゚トソン「それで点滴をしていたんですが、とりあえず先生を呼んできますね。
点滴がまだ残ってるので、飲み物も大丈夫か訊いてきますから。
その間に熱測っておきましょう」
看護師さんは寝たままの首もとから体温計を脇に突っ込み、部屋を出ていった。
友達が椅子を頭の方に持ってきて座る。心配そうな顔が見やすくなった。
-
( ・∀・)「ごめんな。もっと早く戻ってりゃあ良かったよな」
(,,゚Д゚)「気にすんなって。全然余裕だし」
( ・∀・)「余裕な奴は倒れねーんだよぉー」
(,,゚Д゚)「てか釣竿とかどうしたの」
( ・∀・)「あ……放置だわ。まぁ、盗まれるって事はねぇだろ」
(,,゚Д゚)「申し訳ねぇー」
熱中症らしいけど俺は本当にたいしたことがない気がして、
(,,゚Д゚)「これで家でゲーム解禁ってなったらウケるのにな」
( ・∀・)「ウケねーよ」
そう言ったら、友達の方が真剣に怒ってきた。よほど心配させたみたいだから、今度ジュースを奢ろうと思った。
-
『しぃさま』を誰も知らないようです
以上です。タイトル忘れてた
ホラー難しい
-
おつ!
いいね、民間信仰というか土着神っぽいの
このわからない不気味さがいいね
-
乙乙
-
書いたものをVIPに投下しようと思うけどいつくらいが一番見てくれるんだろう
-
>>159
日曜日・夕方五時以降ぐらいかな
-
金曜日、土曜日
八時〜十時らへん人多い気がする
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>>156
乙
住人全員がしぃのことを知らない、というより忘れているだけなんだろうか
色々と想像が膨らむ
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>>160
>>161
ありがとう、やっぱり週末の夕方〜夜くらいなんだな
参考にします
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懐かしくなってやってきた
昔の長編で「これは読んどけ」みたいなのちょっと教えてくださいな
-
>>164
個人的なおすすめでいいなら
ミセ*゚ー゚)リ変な森のようです
どんなジャンルが好きかわからないけど迷ったら百選調べればはずれないよ
リンク切れはあるかもだけど
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とりあえず百選のページ
2014
https://boon2014.web.fc2.com/
2019
https://boon2019100.web.fc2.com/
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VIP総合たちました
良かったらどうぞ
https://mi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1654251076/l50
-
昔Androidで書いてたんだけど今iPhoneになっちゃって感覚がちょっと違って書きにくい
デフォのメモ使ってるけど他になんかいいアプリないかな?
-
iPhoneならiテキスト使ってる
環境設定で文字サイズ、行間サイズ、配色カラー等細かく設定変えられるし、フォルダごとに分けられるし、文字数カウント出来るし
ちな、無料
iライターズじゃないから間違えないでね
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毎回聞いてる気がするけどこのしたらば最大何行まで大丈夫だっけ?
教えてお兄ちゃん!
-
総合の前スレでお兄ちゃんが「50行4096文字」って教えてくれてたで
-
ありがとう、おじちゃん!
忘れないようにメモしておくね!
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ファイナル板で投下された撃鉄って読めるところある?
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>>173
グレーゾーンと不定形ブーンが30話くらいまでまとめてる
それ以降は過去ログ↓
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read_archive.cgi/internet/21864/1485615054/
-
>>174
ありがとうございます!!
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てす
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ブーン系がまだひっそりと活動していることを最近知ったよ
かつてのVIPではROM専だったけどせっかくだから書く方に挑戦してみようかな
-
おかえり
百物語やるからおいでよ
-
投下します
-
友達がいないから今日もひとりで帰る。
ひとりぼっちだから、きままに寄り道し放題。
とはいえそれは理屈の話で、特に行きたい場所もない。
('、`*川「・・・・・・」
だから真っ直ぐお家に帰る。
部屋についてもやる事ないから、自分のペースでやり放題。
テレビを付けたり、本を読んだり、パソコン見たり、お菓子を食べたり。
('、`*川「あー・・・」
むなしいな。
-
('、`;川「なんてこった」
夜中に火事があった。
私は逃げられたけど、おじいちゃんが取り残された。
当たり前にあった家が、部屋が、まるごと炎に包まれている。
('、`;川「ああ・・・」
喧騒の飛び交う中、夢でも見てるような気分。
これからどうなってしまうんだろう。
なんでこんな目に合わなきゃいけないんだろう。
-
(-_-)「保険が下りたから、当面の生活は大丈夫」
あの大火事から1週間ほど。
葬儀やら手続きやら取り調べやら、知らない所でドタバタがあって、
やっぱり私は一人じゃ生きていけないと思って、重い気分になった。
お父さんはやつれて、お母さんは怒りっぽくなって、
私はきっとますます口をつぐんでいる。
(゚、゚#トソン「なにが大丈夫よ!何もかも燃えたのに!」
(-_-)「・・・じいちゃんはダメだったけど、3人は生きてるじゃないか」
(;、;トソン「でももう何もない!なんでこんな事に・・・」
ああ。口を挟めるわけがない。
-
新しい家は、今までの一軒家と違ってアパートだった。
すぐに越す必要があったのと、お金の問題もあっただろう。
(-_-)「家具はおいおい追加する」
お世辞にも広いとはいえない住まいに、
親戚から譲ってもらった寝具や型落ちの家電などが詰め込まれる。
(-_-)「はじめは不便と思うが、我慢してくれ」
私は前の自分の部屋を思い出す。
人生を嘆きながら、ただダラダラしてたあの頃。
なんでそんな風に過ごせたのか、もう思い出す事もできない。
-
('、`*川「行ってきます」
不便な日々や母のヒステリーにも慣れてきたころ、
私は自分の不運を呪う余裕がようやくできた。
人付き合いの少ない私でも、家が全焼というのはショッキングだったようで、
見たこともないようなクラスメイトからお見舞いの言葉をかけられたりした。
だけどそんな事すぐ終わって、当たり前の高校生活が皆には戻る。
<ヽ`∀´>「テストだるいよな」
(,,^Д^)「人生だるいよな」
( ^Д^)「マジ病むわ」
本人は、割と本気なんだろうけど。
そんな言葉が私を蝕む。
-
携帯を新調してもらってから、ネットを見る時間が格段に増えた。
ネットの中でも、暗い部分を見るようになった。
無理を重ねた父が倒れ、母の言動はますます意味不明になっていく。
インターネットは手っ取り早い逃げ道だった。
('、`*川「・・・・・・」
散らかり放題の部屋で、人生に絶望してそうな人をツイッターとかで探す。
ここには死にたいが溢れてる。単位を落とした。自分のダメさに絶望。
やりたい事がない。空っぽだ。人間はおろか。そんな嘆き。
-
('、`*川「ああ・・・」
今の私には、それすらただただ羨ましい。
きっとぬくぬくした部屋で、お菓子片手に絶望してるんだ。
そんなところを想像するとやりきれないのに、つい見てしまう。
('、`*川「・・・もうこんな時間か」
狭いしゴミだらけのこの家だけど、実はいい所もいくつかある。
たとえば、夕方に差し込む西日がとってもきれいなのだ。
それにガスも通ってる。電気だって。父の生命保険が下りたのだ。
('、`*川「いま、ご飯作るからね」
たった一人の肉親は、酒浸りだけど、やっぱりどこか憎めない。
-
('、`*川「・・・・・・」
もちろん、最初からそんな風に思えた訳じゃない。
何度も死のうと思ったし、殺そうと思ったし、世界を本気で呪った。
だけどなんにもならなかった。
(-、-*トソン「ペニちゃんはいい子だね・・・」
浴びるほどお酒を飲んで寝込んだ時、ふと優しい声を出すときがある。
これも最近知ったことだ。部屋があること、近くに人がいること。
私はもう、それである程度満足できるようになった。
('、`*川「はぁ」
だからきっと、私はここでこのまま朽ちるんだ。
あれからなんにもできないまま。
そんな結末、知りたくなかった。
-
以上です。色々取っ散らかっててすみません。
書きたいものが分からなかったので、
成り行きに任せたらこんな事に…。
-
良い
-
人それぞれの絶望! (乙)
-
おつ
-
5年ぶりくらいに戻ってきて環境も感覚もわかんないので投下します
-
('A`)「はいどーも」
( ・∀・)「どーもー」
('A`)「ゲスの極み乙女でーす」
(;・∀・)「違うわ!! ゲスも極みも乙女も全部違う!!」
('A`)「今日は初めての会場ということでね」
( ・∀・)「そうなんですよね、緊張してます?」
('A`)「いやいや。むしろ昂ってる」
( ・∀・)「昂ってる! いいですねー気合い入ってるね」
('A`)「本番前にね、精力剤飲んだから」
(;・∀・)「何を飲んでるの! 何をする気なの!」
-
('A`)「俺とお前の仲じゃん。ほら……ステージの上で」
(;・∀・)「やらないやらないよ!?」
('A`)「よく言うじゃん、2度あることは――」
(;・∀・)「1度もないからね!? お客さんびっくりする」
('A`)「お互い奥さんいるしW不倫になるかな?」
(;・∀・)「ゲスの極みだね!! 多分不倫だけどやらないからね!?」
('A`)「お客さん。これ、そういう振りですからね」
(;・∀・)「全然違うんですけど!?」
-
('A`)「ま、ネタで何度もヤってますから」
(;・∀・)「語弊しかない! まあこのネタは何度も練習やってるけど本番はまだでしたからね!? 初会場でなんて事を」
(*'A`)「本番ね」
( ・∀・)「ここまでは前戯」
(;・∀・)「ってやかましいわ!」
('A`)「奥さんとはどうなん?」
( ・∀・)「うちですか。まあ妻とは仲良くやってますよー」
(;゚A゚)「ええ〜〜ッ!!?!?」
(;・∀・)「そんなに驚くんだ!! 人の家庭をなんだと」
(;'A`)「不倫できない」
(;・∀・)「しねぇっての!!」
( ・∀・)「そっちはどうなんですかね」
('A`)「うちも仲良くやってるよ、妻様と」
(;・∀・)「妻様!! もう関係見えちゃった」
-
('A`)「いつもね、四つん這いにさせられちゃって」
(;・∀・)「ん、エロい話?」
('A`)「背中にね、アツアツの鍋置いてくるんだよね」
(;・∀・)「エグい話だね!! 尻に敷かれるどころか鍋敷きにされてるね!!!」
('A`)「蝋燭がないからだって」
(;・∀・)「一応エロい話じゃねーか!!」
('A`)「……でもね、そんな激しい妻でも、ライブの前日はお酌してくれるんだよ」
( ・∀・)「あーいいですね僕もやりたい。熱燗とか?」
('A`)「精力剤ね」
(;・∀・)「やかましいわ!!」
('A`)( ・∀・)「どーも、ありがとうございましたー」
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iPhoneからちゃんと投下できた……?
ありがとうございました
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一応エロい話とかいうワード好き
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>>ネタで何度もヤってますから
別の意味にしか聞こえないw
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5年も錆びつかせてたと思えない切れ味の良さ
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頑張ってるので作品たくさん褒められたい
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黒髪ロングd男性イメージのAAって何が居る?
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フォックスとおっとりロミス
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シナーも黒髪でロングのイメージある
三つ編みか結わいてるかだけど
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フォックスとレモナ
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そういや男の娘だった…………
-
百物語やると聞いて久しぶりに漫画描いた
https://imgur.com/a/0BgSTQd
-
実が出たオチかと思った
-
何でもない話のようです
あるところにとても良い子で優しい虫嫌いの妹者がいました。
l从・∀・ノ!リ「虫は嫌いじゃ。蛍なんか尻が光るだけの虫」
大小や、綺麗な色の羽の有無は関係ありません。
虫は虫。虫は嫌。どんな虫も分け隔てなく無理。
そんな妹者の腕に小さな小さな蜘蛛が降りてきました。
l从;・∀・ノ!リ※「むぎゃぎゃぎゃぎゃなのじゃ!!!!」
l从;・∀・ノ!リ※「嫌なのじゃ!嫌なのじゃ!どっかいって、むぎゃぎゃ!」
妹者が腕をブンブン振るっても、蜘蛛は離れていきません。
ついに妹者は泣き出してしまいました。
l从;∀;ノ!リ「うっう…小さい蜘蛛だし潰してしまおうか…」
l从・∀・ノ!リ「…いや腕の上で蜘蛛が潰れるなんて最の悪すぎるのじゃ…無駄な殺生はしたくないのじゃ」
そう言うと妹者は震える指と指で蜘蛛を摘んで窓の外へと帰しました。
-
l从;・∀・ノ!リ「ううう……腕を洗うのじゃ」
※「……」
小さな小さな蜘蛛はいたく感動しました。潰されると思って恐怖で動けなくなっていたのですが、全ての腕を天に上げるほど感動していました。
※「ああ!ああ!なんて素晴らしい人間様なのでしょう!直接お礼を申し上げたい!」
けれどこんなちっぽけな蜘蛛の声など人間に届くわけがありません。
※「神様どうかどうかお願いします、あの人にお礼が言いたいのです」
(その願い 叶えよう)
※「!!」
パァァと小さな蜘蛛は光り輝きました。
-
l从・∀・ノ!リ「はぁ〜嫌なことはさっさと忘れるに限るのじゃ」
「人間様!人間様!」
l从・∀・ノ!リ「ん?何じゃこの声……」
妹者が振り向くと、そこには妹者よりも大きな大きな蜘蛛がいました。
l从・∀・ノ!リ
*「人間様!先程はありがとうございました!人間様?人間様!」
哀れ優しい妹者は涙を流して腕を振り回します。
*「おやめください人間様!姿は大きくしてもらえましたが力などは元の体のままなのです!どうかどうか先程のようなご慈悲を!」
l从;∀;ノ!リ「あああ!ああああ!ばけもの!ばけもの!!!!」
妹者が振った手が大きな蜘蛛の体に当たります。
ビシャっ!!
ああ、残念なお話でございます。
過度な気持ちは誰も得しない、そんなお話でございました。
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みんな虫に優しく大きなお世話に厳しく生きましょう。ありがとうございました
>>207
漫画すごい!!
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セミ好きだけどソーダは全然わからない
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ノロマですみませんッッッ>>212も乙
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妹者ぁぁぁぁ
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>>207
ちょくちょくガチホラーが挟まるのすき
ツンが可愛かった
>>212
お礼を言いたかっただけなのに、どうしてこうなった……
二人とも乙!
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皆さん百物語の進捗どうですか(小声)
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残業多くて全然進んでないです……(小声)
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>>218の会社爆ぜろ!!!!!!!!!!!
-
今回どれくらいの作者が何作品くらい書くんやろか
100作行ったら盛り上がるよな
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じゃあ一人100個ずつ書けばスーパー盛り上がるってことだな!
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ドカンドカンやぞ
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怖い話ってなんだ???人間しか出てない怖い話でも良いのか?怪談じゃないからダメか?
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なんでもありだよ。
過去にはホラーギャグだってあったんだから大丈夫大丈夫。
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>>224
ありがとぅーん
書いてると不安になってくるからそう言ってもらえるとありがにやみたあなさ
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>>225
お前才能あるよ
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アーカイブお願いします
モララーが死体の横でキャンプして
だんだん死体が近づいてくるみたいなホラーです
よろしくお願いします!
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( ・∀・)滑落、ふたりぼっちのようです?
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これだ!ありがとう!
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アーカイブ優秀
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調べたらこれ10年前の作品か
毎回なんでサクッと出てくるん?
人力アーカイブの中の人は電脳接続でもしてるんか?
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俺も脳に直接ブーン系接続注入したいな
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は? まだ契約してない人間いるんか
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誰かブーン系アキネイターを作ってくれ
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∬´_ゝ`)
姉キーター
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ふむ
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∬´_ゝ`) 「主人公は語尾に『お』が付く?」
付く
付かない
付くかもしれない
わからない
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果てしなさすぎるwwww
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古い方の撃鉄(兄者のサイコガンの方)って昔はググったらパッと出た記憶あるんだけど、今調べても全然URLでにゃい
誰か持ってないか
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ニコニコから来ますた
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>>240
よ う こ そ
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ゆっくり色んな作品見て行ってね♡
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ニコニコでなんか新しい動画投稿されたんか?
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>>243
ほい
https://nico.ms/sm40841686
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これブーン系民向けの動画じゃない?
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逆に何だと思ったんや
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久しぶりになんか書くかと思い続けてはや5年
俺はいつ書き始めるんだろうか
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おっとと!夏だぜ!
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>>247
たぶん一ヶ月後くらいとみた
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>>239なんだけど、マジで出てこない……
アーカイバー助けてくれないか
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作者生きてるんだから本人に聞けばいいのでは
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アイツはもう消された!
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(いや作者は生きてるんだけど作品が)消された
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早朝にコーヒー飲みつつ回想してしんみりするみたいな短編誰か知らんかね
確かオムライスにあったと思うんだけどピンと来るのが見当たらない
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>>254
うーんわからん
( ^ω^)ブーンが諦めたようです
http://vipmain.sakura.ne.jp/end/30-top.html
これかなぁ?
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>>255
読んでみたけど違ってた
自分でももう少し探してみるトンクス
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( ^ω^)明け方のようです
http://vipmain.sakura.ne.jp/end/538-top.html
こっちか?
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ほんと歴戦のブーン系民の情報量と検索力すげえな 脳にブーン系大図鑑でもインストールしてる?
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ブーン系百科事典欲しい
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電脳とかAIって流れでふと思い立ち、「midjourney」というイラスト生成AIにブーン系の文章をグーグル翻訳してぶち込んでみた。
見れるかな?これが>>257の2レス目(ブーンがコーヒー飲むところ)
https://media.discordapp.net/attachments/981697635591290970/1004102581976567931/nekotank_he_is_an_ordinary_office_workerhe_finished_his_work_ye_cbeae2dd-9b9d-43c7-a741-f5fec245d4cd.png
んでこれが>>255の2レス目(ブーンが真っ昼間から外でブーンしててニートのドクオと会うところ)
https://media.discordapp.net/attachments/981697635591290970/1004103427560845392/nekotank__Nini___BoomAh_after_all_it_feels_good_to_cut_the_win_e4304a54-69d5-4d04-8140-a7aa967277b1.png
一応説明しとくと、まず打ち込んだ単語や文章から4枚の候補が生成されて、そっから1枚を選んでバリエーションの再生成か精度上げたイラストを再生成させてく。
ちょっと息抜きに書きかけの原稿を食わせても想像力が刺激されるし、好きな作品のシーンを視覚化させても面白いかもなと思った。
ちなみにこれは「the despair」(絶望感)ってだけお題出したら生成されたやつ。
https://media.discordapp.net/attachments/981697635591290970/1004101197386502214/nekotank_the_despair_7fb7c843-d2af-4f42-be08-3ce87e5fb2e7.png
モチーフは安直
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>>260途中送信
モチーフは安直に感じるけど、人間が恐怖や不安を覚えるような色合いや雰囲気を、機械であるAIがきちんと学習して視覚的に表現できるようになってきているというところに、
視覚的ではない恐怖というか不気味さを感じたというチラ裏でした。
まあ支援絵も貰ったことない俺みたいな木っ端作者には自分の文章ぶち込んで気持ちよくなるためのオナニーグッズみたいなもんだがな!
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>>261
これ凄いな、新手のイラスト屋となりそう。
それはそうと、過去作教えておくれ
-
お題くれ
-
曲がりなりにも
-
>>264
書きました
('A`)「バトルしようズェ…」
( ^ω^)「いいズェ…」
( ^ω^)「して内容は」
('A`)「チキチキキャノンボール!!!!」
('A`)「説明!これからここ美府を出発し蕊高原まで競争をしたいと思います!」
('A`)「俺は高速使ってブーンは下道な!ハイ決定行きましょう!!!」
( ^ω^)「ちょっと待てや」
( ^ω^)「蕊高原まで行くのはいいキャノンボールもまあいい」
( ^ω^)「なしてブーンだけ下道…?」
A`)Ξ「うるせ〜〜〜知らね〜〜〜!」ヒューン
( ^ω^)「ヤロウ構わず消えやがった」
-
('A`) ピュー
〔~∪ ̄〕Ξ
◎―◎ Ξ
〜〜壮絶な戦いが各々にあった〜〜
/ ⌒ ヽ
ピュー( ^ω^)
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎――◎
-
( ^ω^)「ウオオオオ!来たぞオラァ!」
('A`)「来たか…」
( ^ω^)「心霊スポットで有名なトンネルにて幽霊とバトルするハメになったり」
( ^ω^)「人喰いと呼ばれる殺人コーナーで空を飛んだが無事に着くことができたお」
('A`)「やるな…俺だって負けてないぞ」
('A`)「ターボババアとバトルしたり…」
( ^ω^)「薄っす…」
('A`)「でもブーンもグネグネ道を通って来たにしちゃけっこう早かったじゃん」
( ^ω^)「まあ、”曲がりなりにも”早く着いたおね」
( ^ω^)「ってバカ」
-
以上です
sage忘れとか恥ずかしいことしましたけど許してください
-
乙
殺人コーナーで空を飛んだ所気になるわ
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壮絶な戦いのAAがあまりにもほのぼのしている
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百物ぞくぞく来てて嬉しいなぁ
-
そんなに怖かったのか
-
そのゾクゾクじゃねぇwww
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>>253
-
途中送信スマソ
マジか……ショックだが形あるものはいつか消えゆくってわけね
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百物語の投下期間がなんで一部と二部に分かれてるのか知ってる有識者おる?
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まず2010年の百物語では
・8月中の金&土
・時間は22時〜7時
ってルールだった
うろ覚えで申し訳ないが、投下時間が短いから日数でカバーしようって感じだった気がする。週末なのは参加しやすいから?
終了後に主催者が「4週は長すぎた」と反省点を述べた。実際ちょっとダレてた印象
それを踏まえ、2012年では日曜も加えた上で2週に減らした
って流れ
-
あったあった
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/13029/1340424820/
ここの550辺りから今のルールに固まってった
開始時間がちょっと早くなったのはその次の2013年から
-
>>277
ありがとう!大変参考になりました
-
アーカイブたのむ
・SF
・( ^ω^)が異世界?未来?に飛ばされる
・旧人類から支配者交代が起きていてなんか食用人間だかペット人間が当たり前になっている
・( ^ω^)が元の世界に戻ってきて新しい支配者になる
断片的に思い出してまた読みたいけど見つからん
全体的に胸糞な話だったような気がして余計モヤってる
-
( ^ω^)ブーンたちは漂流したようです
http://vipmain.sakura.ne.jp/end/392-top.html
これかな
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>>281
これだ!
サンクス!
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>>281
これめっちゃ怖鬱面白い
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百物語、終わり間際にけっこう投下あんな
夏休みの宿題溜め込むタイプの作者が多いと見た
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俺たち祭りの風物詩
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今日から夏休みなんでしょ
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以前の23時59分締め切りの祭りでは期限ギリギリの投下があったから、
今回みたいな翌朝締め切りのやり方だとゆったりできて良いかもね
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あと数年もすれば「祝!ブーン系小説だいたい20周年記念祭」とか開催されてそうで怖い
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成人式だネと思ったけど今18歳で成人だよな
つまり今年か?
-
おだい
ほしい
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>>290
お題:流行りの過ぎたスイーツ
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>>291
はあく
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祭り終了によるロスが辛いので、ほのぼの系のおすすめ教えてください
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祭りロスが辛いのかい?なぁにそれなら数ヶ月後に新しい祭りを企画すれば良いのさ!
おすすめほのぼのは現行なら厄年女、美味いお辺りだな
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ロスすんの早くね?
俺まだ口ん中なんだが?
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氷みたいに舌に張り付いて取れなくなったんだろうか
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まだ二週目の途中
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>>294
ありがと
作品は何度でも読めるけど、祭りはもう終わりなんよ……
きっとある次を楽しみにしておくわ
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ほのぼの読んでほのぼの〜って気分になったら今回1番怖いと思った作品もう一回読むといいぞ
甘いのとしょっぱいの交互に食べる時みたいになるよ
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俺次は飯テロ祭りがいいな
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新しい祭りの話か?
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歩く久々読んだけど名作すぎる
大学でマキャベリズム出た時テンション上がったの思い出したわ
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絵の練習がしたいのでお題お願いします
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お題:パニックール
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>>304
ありがとうございます!
https://i.imgur.com/oEVxdZ4.jpg
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グル目! グル目だ!
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かわいい
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アホ毛かわいい
お題消化乙です!
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可愛い!
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>>305
かわいい!
クラッシュールも描いて!
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>>310
お待たせしました〜
https://i.imgur.com/l1nadJc.jpg
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こ、もり……?
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ファッキュートとヒートテックマダァ-?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
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>>313
これでもう勘弁してください…
https://i.imgur.com/nNm7yNF.jpg
https://i.imgur.com/uRsEVUx.jpg
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エチチチチチッ……勃ッ!!
ヒートかわいいよヒート
無茶振りに応える熱意に感服だぜ!!
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>>314
最高
スレ立ててやってくれたら秒で行くわ
-
>>314
川 ゚ 々゚)「くるうはないの?あっしゅくるうは……?」
-
無茶振りはそろそろよしとき
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今更ながら乙!可愛かったぜ
-
遊びでのべりすとに自作の駄文読ませたら未登場のモララーとか出てきた
これブーン系も学習させてるのか
-
すごいなそれ
榊原マリントン主役の作品とか書きまくって片っ端から学習させたら登場キャラも偏るのかな
-
あな本さんマジで?
-
何が?
穴本作家デビューでもしたの?
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絵描きたいので単語お題ください。
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>>324
お月見
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バーガー
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>>325,326
把握
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やっぱり穴本いいな
読む度に感動を誰かと分かち合いたくなる
-
お月見村には、百年に一度、月のように鮮やかな金の髪を持った子供が生まれる。両親が黒髪だろうが何色だろうが関係ない。
その子は選ばれた子、特別な子。
なんたって次の「お月様」として選ばれたの名誉ある子なのだから。
15歳になると、お月見村は盛大なお祭りをして、その金髪の子供を宇宙へとささげる。
その時、月は皆既月食となり、真っ赤に姿を変える。
ーーーこうして、あの日、15歳の誕生日に、幼馴染のツンは「お月様」になってしまった。
-
お月見村には、時々月に魅入られてしまう人間が出るそうだ。
そういう人間は必ず、お月見村で伝統的なお祭りが行われた後、現れるらしい。
月に魅入られてしまった人間は、月に向かって話しかけ、中秋の名月でもないのにお月見団子を用意して、毎晩お月見をして過ごすんだとか。
不思議なことに、一方的に話しかけているというよりかは、まるで月と会話をしているかのように振る舞うのだと言う。
そんな話を小耳に挟んで、滑り止めで民俗学専攻に入り、興味を持てないまま4年間を過ごして卒業論文のテーマに困っていた俺はお月見村へとやってきたのだが…
-
('A`)(…お祭りについてとか、月に魅入られた人間がどんな感じかについての伝承だけ聞ければ良かったのに…)
( *^ω^)「おっおー!ツン、今日のお月見は特別だお!なんたって、ツンと僕のことを研究したいとかで、東京からお客さんが来たんだから!」
…まさか今まさに、月に魅入られた人間がいたとは。
('A`)「あの、内藤さん。俺はお月様の声が聞こえないので、このお月見にいても邪魔かと思いますが…」
( ^ω^)「お?…確かにそうだおね。これじゃかわいそうだお、ツンの声聞こえないんじゃ仲間はずれにしてるみたいだお」
('A`)「いや、そんなことはないんですが…」
-
彼は月に対してツンという名前をつけているようだ。出会ってから一度も月を「お月様」と呼ばない。この村で出会った他の人間は全て、月のことをわざわざ「お月様」と呼ぶのに。
( ^ω^)「お?なんだお、ツン?」
( *^ω^)「……おー!!そうかお、今日は中秋の名月だったお!ドクオ君、君はついてるおー!!」
('A`)「まぁ、確かについてますね。こんな綺麗な満月、東京じゃ見れませんからね」
( *^ω^)「そう、今日は特別なんだお!だから、ツン、僕が許可するお!ドクオ君にもその顔を可愛いお顔を見せ、話しかけていいお!」
('A`)「はい?」
何言ってんだコイツ、と思ったのも束の間。
-
ξ-⊿-)ξ
(;'A`)「……は?」
月に女の顔が浮かび上がり、そして彼女は
ξ゚⊿゚)ξ『こんな美しい私を見るのにタダで見ようだなんて許せないわね。お月見団子くらい用意しなさいよ、この余所者』
暴言を吐いてきたのだった。
-
隣では内藤さんが「毎晩僕が用意してあげてるんだから我慢しろお」と月に向かって怒っている。
月に浮かんだ美少女は、ツーンと口を尖らせている。
こんな信じ難い光景を目にして、俺の頭にあるのはただ一つの思いだけ。
(;'A`)(こんなの卒論にどうまとめればいいんだよ!!!!!)
.
-
俺は結局、その夜、内藤さんとツンさんとのお月見を終えたあと、東京に帰り、全く違うテーマで卒論を書き上げた。
きっと今でも、内藤さんは毎晩お月見団子をツンさんに捧げていることだろう。
どうか末永く幸せにお月見をして欲しいものだ。
( ^ω^)は毎晩お月見するようです
https://downloadx.getuploader.com/g/3%7Cboonnews/249/124BF7FB-8493-4535-BA78-F634DFCA60E0.jpeg
-
( ^ω^)「ブーン系を再興するには、これしかないお!!!」
ブーン系コラボカフェのようです
https://downloadx.getuploader.com/g/3%7Cboonnews/250/5790408A-9993-4DE8-84A8-439B65BCA508.jpeg
-
>>325-326
「お月見」
「バーガー」
お題ありがとうございました。
-
>>337
天才
どっちも可愛い
-
>>337おつ
絵のお題じゃ?と思いつつ読んでたけどお話+絵だったとは
なんか得した気分
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乙乙
-
お前たちあな本さんの物理本買えた?
-
なにそれ?
-
よそう
荒れる
-
荒れる感じなんだ
草
-
いまだにTwitterの話題出すと荒れる傾向あるよね
-
Twitterの話題そのものがNGなんだ
あなぼん界隈が荒れてんのかと思った
了解
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荒れるほど人おらんやろ
-
それな
-
笑うわさすがに
動画配信とか有りになってんだからもう良いんじゃない
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それを機に荒れるレスをする側かそれを機に荒れるのを懸念する側かの違いはある(懸念あるにはあるマン)
-
ファイナル板で1年ぶりに続きが読めて嬉しい。作者飽きたのかと思ってた
これだからやめらんねえ
-
何の続き?
-
>>352
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1616938682/l30
これよ
-
雑談全部解禁でいいんじゃね
その方が人来るよ
-
デッチェリ来たのか!!!!
待ってた、ありがとう
-
台風来てるからブーン系読むわ
-
正味ツイッターやってない作者のが少ないし投下報告もツイッターでやってるし別にいいと思う
悪口言わなきゃね
-
へぇそうなんだ
匿名掲示板とSNSはセットでないイメージだったけど
絵師と同じで創作アカウント持ってる人が今は多数派なのか
乗っ取り対策でコテは昔から使ってたし不思議ではないか
-
まあこの界隈も昔に比べればだいぶ縮小したのでね
Twitterは内輪感があるけど、かと言ってそこから外れたら少数派になるのだ
いやまあ少数派になってもブーン系書くのに支障が出ることはないから別にいいんだけども
-
内輪感というけどもうその内輪しか書いてないし読んでないからな
多数も少数もないと思うが
-
個人を攻撃しなければ良いんでないのとは思うが今でさえ議論されるから遠巻きにされるのはわかる
-
もう少人数だし残っている人達で盛り上げる流れでいきたいな
俺らが楽しそうにやってればいつか人が戻るよ
とか書き込もうと思ったけど限界集落でなんとか人を呼び込もうとしているみてえだな
-
ホライゾンの呼び声
-
(∩^ω^)∩おおっおっおっお!おっおおっおーん!
-
かわいいじゃねえか
-
ヒートの助力も仰ごう
-
>>364
特定しました
-
絵のお題1〜2こください
-
>>368
おいしいごはん
-
>>368
ゲテモノ
-
俺
-
>>369 >>370
把握しますた(温度差っ……!!)
>>371
よう俺
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ねにゃんこにやまにんつか
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外部サイトでブーン系(?)が連載されててなんか不思議な気持ちになった
-
『したらば』にあるのが純粋なブーン系か否か
-
ハーメルンでドクオのやつみかけたからそれですかね
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お題ください
-
>>377
お題:ムラムラの実のスケベ人間
-
たいへんお待たせしました
お題ありがとうございました
>>369 おいしいごはん
https://imgur.com/yDLSmNx
>>370 ゲテモノ ※グロテスク・擬人化
https://imgur.com/UwMMQ7C
-
仲睦まじいイラストから一転してヤバイのが……
GJ!!
-
どちらも食べ物系でくるとはな…
-
現行すっかり止まっちまったな
-
ほほ、止まっておるのはお主の時間よ
-
仙人って案外体感時間止まってないんかな
-
また祭りやりたいね
ビブリオ2もいいかも
-
飯テロ祭りきてくれ
-
四十八手、流石探偵事務所、ブラコン、安価お絵描き、スターダスト、ソルファカ、なんか安価のヤツが1か月以内に更新あったやつだっけ?
なんか、これいいよ!ってやつある?
-
救出と夜を往くもギリギリ一ヶ月以内だな
罪悪感(安価のヤツ)好き
-
冒頭読んでみればよし
-
読んでたらもっとコメント残したってや
-
俺のオススメはラブリードメスティックのようですだな
-
俺をすこれ
-
右頬を撫でられたい者は左頬を撫でなさいとエス氏も言っておられる
-
お前ら大好きだから俺をすこれ
-
>>394
いっぱいちゅき❤️
-
俺の好きな作品三銃士を連れてきたぜゲームしようぜ
現行でもいい
「俺の好きな作品三銃士を連れてきたぜ」
「なんだ?」
「天使はライブハウスにいるようです 推しがいるやつには刺さる」
「人魚姫のようです 絵も文も最高」
「夜を往くようです 問答無用」
みたいな
-
百物語でもいいな
とりあえず夏の盛り上がりが恋しいからなんかしようよ
寂しいよ
-
三銃士いいな
どんどんやって欲しい
-
一緒にやろ♡
-
ラブコメを読むとラブコメが書きたくなる
ミステリーを読むとミステリーが書きたくなる
ファンタジーを読むとファンタジーが書きたくなる
こだまでしょうか
-
⊂⊃ ⊂⊃
⊂ \ /⊃
\\ /⌒ヽ//
⊂⊃ (( \( ^ω^) ))
/| ヘ 空も飛べるはず
//( ヽノ \\
⊂/ ノ>ノ \⊃
レレ スイスーイ ⊂⊃
彡
-
GOKAN IS RAPEっていうセリフだけ脳に浮かんでるんだけどさっぱり思い出せない
誰か代わりに思い出してくれないか
-
さっぱり心当たりがないまま頭に変なわだかまりが埋め込まれたのでこちらからも突き止めお願いしたい
-
>>402
7×にあった川 ゚ -゚) 中出しクーレ○プのようです
って作品だと思う 読み返せないから確証は持てんけど あるいはマーケティング・レンタルコミックス12話ifかな
-
マーケティングだったわ
http://boonzone.web.fc2.com/comics12if.htm
-
>>396に便乗させていただく
「帰ってきてほしい飯テロ作品三銃士を連れてきたぜ」
「なんだ?」
「【( ^ω^)焼肉を食べるようです】 この間これ見ながら焼肉ランチしたら最高だった。('A`)の帰りをずっと待ってる」
「ξ゚⊿゚)ξ内藤さんちのウチごはんのようです 家庭的なメニューに癒されるぞ」
「あと一つは?」
「すまん。勢いで書いたから思い付かん。」
-
>>396
んじゃ自分も便乗します
布教も込めて100選載ってない奴で
「俺の好きな作品三銃士を連れて来たぜ」
「なんだ?」
「半分の月のように生きていくようです 最初の萩原朔太郎の詩の一文が凄く沁みる」
http://mesimarja.blog74.fc2.com/blog-entry-2530.html
「「ドクオー、デリヘルのおねーさんきたわよー」のようです 読み進めるにつれてのカオスっぷりが凄まじい。読者のレスがより面白さを増している。閲覧注意」
http://blog.livedoor.jp/wordroom/archives/51594909.html
「いつまでもあめもようです 飯テロ作品。ニダーとビコーズが可愛い」
http://mesimarja.blog74.fc2.com/blog-entry-1218.html
-
お前ら最高かよ
-
中出しクーレイプあったよ
http://sensouken.blog.fc2.com/blog-entry-42.html
-
最近短編の投下ないなってスレの短編読み返してたら気づいた
俺このスレでまだ一つも投下してないじゃん
ということで投下します
-
('A`)「それでさぁ、一夜漬けにならないように三日前から勉強してたわけよ」
('A`)「で、テスト開いたら全く見たことないのが書かれてんのな」
('A`)「俺思ったね、終わった……もうダメだ……」
('A`)「これは完全に……『ザ・エンド』ってやつだなって」
( ^ω^)「 ジ だお」
('A`) 痔☆エンドのようです
.
-
('A`)「え?」
( ^ω^)「だから ジ なんだお」
('A`)「えっ?(ブーン)痔なの?」
( ^ω^)「うん、(ザじゃなくて) ジ なんだお」
('A`)「そうなのか……」
('A`)「でもそれ言う必要あるか?」
( ^ω^)「え?」
( ^ω^)「それはほら、知らないと恥かくかもしれないじゃないかお?」
('A`)「そんなとき無くね?」
('A`)「むしろ今が一番恥ずかしいだろ」
( ^ω^)「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥と言うお」
( ^ω^)「(ドクオ主体じゃないから)ちょっと意味違うけど」
('A`)「そうだな、(自分の秘密暴露は)全然意味違うな」
-
( ^ω^)「それにそんな時無いって言ったけどそんなの分からないお」
( ^ω^)「人前で(発表とか)やることがあるかもしれないお」
( ^ω^)「その時にやらかしたら大恥かくお?」
('A`)「人前でヤることなんて無いだろ……」
('A`)「そもそも人前でヤること自体が大恥だわ」
( ^ω^)「そうかお?」
('A`)「そうだろ」
( ^ω^)「ブーンはかっこいいと思うし憧れるお」
(;'A`)「かっこいいか!?」
('A`)「いやまあ、憧れるのはちょっとわかるけども……」
-
('A`)「まああれだな、もう知っちゃったし今更色々言ってもだよな」
( ^ω^)「そうだお」
('A`)「俺にできることは無いと思うけど、なんかあったら言ってくれていいからな」
( ^ω^)「いや、直せお」
(;'A`)「はあ!?」
( ^ω^)「はあじゃなくて直せお」
(;'A`)「アホか!治せるわけねーだろ!」
( ^ω^)「アホじゃねーお、なんで直せないんだお?」
(;'A`)「常識的に考えて無理だろ!」
( ^ω^)「意識するだけで直せるだろうお」
(;'A`)「なんの宗教!?」
-
('A`)「そういうのは病院で医者に診てもらわんとどうしようもないだろ」
(;^ω^)「そこまで!?」
('A`)「そうしないとだめだろ」
(;^ω^)「えぇ……頭の病院行くほどなの……」
(;'A`)「なんで頭だよ」
( ^ω^)「だってそうしないとドクオには直せないんだお?」
(;'A`)「何故そこまで俺に治させたい!?」
( ^ω^)「別にそこまで直させたい訳ではないけど……」
( ^ω^)「簡単なことなのになんで直さないのかなって」
(;'A`)「簡単じゃねーよ、だから俺には治せないんだよ!」
-
( ^ω^)「なんでそう頑ななんだお?何か呪われてるのかお?」
(;'A`)「呪われてねーわ」
(;'A`)「頑ななんじゃなくて出来ないんだっつーの」
( ^ω^)「意固地になってんじゃねーお」
(;'A`)「なってねーよ!てかイコ痔ってどんな痔だよ!」
(;^ω^)「どんな字!?そこ今気にするところかお?」
('A`)「いや、そりゃ気になるだろ」
(;^ω^)「えぇ……どんな字だったかな……」
(;^ω^)「えと意固地は確か……意が意外で、固まる」
(;^ω^)「地獄の地、だったはずだお」
(;'A`) (イガイガで固まる地獄の痔!?)
-
(;'A`)「マジで言ってる?」
( ^ω^)「マジで言ってるお」
(;'A`)「俺そんな地獄に落ちたみたいな表情してた!?」
( ^ω^)「表情はそんなでもないお」
( ^ω^)「ただ顔が地獄なだけだお」
('A`)「は?ぶっ飛ばすぞ」
( ^ω^)「お?やるかお?」
('A`)「痔のこと言いふらすぞ」
( ^ω^)「好きにすればいいお、ドクオが恥かくだけだお」
(;'A`)「なんで!?」
-
(;^ω^)「なんでってそりゃそうだろうお」
(;^ω^)(高校生にもなって ザ と ジ を間違えた挙句、自分で言いふらそうなんてアホすぎるお)
('A`)「そんなわけ……」
('A`) (そうか、こいつは俺もイコ痔だから言えないと思ってんだな)
('A`) (でも俺がイコ痔なのはブーンの思い込み、痔なのはブーンだけだ)
('A`)「好きにすればいいって言ったな、本当に言いふらすぞ?」
( ^ω^)「ご自由に、でもブーンはやめた方がいいと思うお」
('A`) (俺が特攻精神で言いふらして痛み分けになるのを恐れてるのか?)
('A`) (実際には俺に痛みは無いがな)
('A`)「本当は言いふらしてほしくないわけか、今泣いて謝れば言わないでやるぞ?ん?」
( ^ω^)「早く言ってこいやカス」
-
('A`) (強がりやがって、それならお望み通り正義の鉄槌をくらわせてやるよ)
('A`) (その切れ痔でいぼ痔のケツ穴によォ……!)
('∀`)「みんなー!聞いてくれー!!!」
('∀`)「ブーンったら痔なんだってよー!!!」
ざわ…… ざわざわ……
(;^ω^)「は!?なに言って……!?」
('∀`)「切れ痔なんだってよー!!!」
(;^ω^)「おい!!!」
('∀`)「いぼ痔なんだってよー!!!」
(;^ω^)「ちょ待てお!!!」
('∀`)「今更キムタクの真似しても遅い!」
('∀`)「ブーンは痔なんだよーーー!!!」
-
ざわ…… ざわざわ……
(;^ω^)(全然止まらないお……こうなったら、正義の鉄槌をくらわせるしかないお)
(;^ω^)凸(切れ痔だ いぼ痔だ騒いでる、奴のケツ穴によォ……!)
('∀`)「ブーンは痔で汚いよーーー!!!」
( ゚ω゚)凸「うおおおおォ!くらええええええッ!!!」カンチョウォォオオオッ ! ! !
(゚A゚)「ぐああああああああああああッッ!?!!!」ズボォォオオオッ ! ! !
(;゚ω゚)凸「はあっ……はあっ……やっと、止まったかお?」
(゚A゚) (終わった…………)
(゚A゚) (もうダメだ…………)
(゚A゚) (これは完全に…………)
('A`) 痔☆エンドのようです
-
以上です
こういう話は投下した後ちょっとだけ死にたくなるよね
-
オツ
-
乙
-
乙乙
ドクオ、痔をバラすのは反則だ。
-
乙!めっちゃわろた
まぁカンチョーしたところで痔主の疑いは晴れないんですけどね
-
乙!面白かった
-
ひらがなを漢字変換したりせずに略称が漢字で表せる好きな作品ってどれくらいある?
水酸素、学園都市くらいしか思いつかなかった
-
漢字変換するのは穴本とかか
-
抗護とか歯車とか?
-
生徒指導と残像!
-
魔女九九
印象的な言葉や響きだとそのまま略称になるイメージ
-
人体実験、厄姫
-
やっぱり最近のやつでいうと人魚姫、青鳥鉄道、救出、流石探偵かな
-
駆逐、女友達、羅生門、思抱機械、涙、沈黙、干物、一日女王様、異世界紀行、都村教授
結構絞ったつもりだけど色々あるわ
-
羅生門って何?
-
当ててみて初級編
緩筋
美味尾
社畜
玉葱
兄弟愛混
天使現場箱
-
上から
( ^ω^)ゆるく筋トレするようです
( ^ω^)美味いお!のようです
( ^ν^)しゃちくのようです
(゚、゚トソンたまねぎのようです
(,,゚Д゚)気づいたら弟がすげぇブラコンに成長しちまったようです
( ^ω^)天使はライブハウスにいるようですζ(゚ー゚*ζ
だと思う
-
>>435
http://boonroop.blog5.fc2.com/blog-entry-166.html
-
>>437
大正解!クイズ楽しいな
-
>>438
あざっす!
-
まだ出てないのだと正義とか撃鉄かな。どっちもドクオ主人公
-
戦護、抗護とか
-
作者読みしたい
穴本の幽霊裁判とかみたいに
おすすめの作者と作品集教えておくれ
-
作者推しはアンチ湧きやすい話題だからなー。
まぁ今の過疎ぶりなら大丈夫かもだけど。
-
この人テーマが全体的に今っぽくておもろい
http://tikageboon.blog.fc2.com/
-
何か短い話を書こうかなって思うんだけど「こういうのが読みたい!」みたいなのある?
-
お前が最高だと思う話が読みたい
-
人の要望聞いて上手く書けなかった時の罪悪感は異常。
お題とか貰って書けなかった時も然り。
-
秋っぽい話とかどうかしら
-
ありがとう
できるだけ頑張ってみる
-
昔は当然のようにブーン系のショボンだけホモキャラになってたけど元ネタにあたる作品とかあるんだろうか
それにしてもショボンがホモの作品って少なくなった?よね
-
スターシステム?な感じが気に入ってるのでわざわざ固定概念そのままで使わなくても良い気がして変えてる…
-
ホモショボン好きだったから最近少なくてちと悲しい
-
自分で書くのも手だぜ
-
ツンデレがリストカットしたやつでしょ
-
最近また勢いなくなってきてしまったな
-
また盛り返すためになんか祭りでもしたいな
-
祭やるとしてもなに祭だ?
-
ビブリオバトルで良くね
-
ビブリオなぁ……うーん
-
ビブリオよさそうだけどダメか?
-
多少、人を選ぶ企画ではあるね
まあ祭りもバリエーションがあったほうが良いから全然ありとは思うけどね
-
ビブリオは準備期間が短くてもそこそこ集まりそうだよね
-
ビブリオで自分の知らない過去の名作を知れたり思い出せたりするのもめっちゃいいんだけれども、まだ生き残ってる作者や古参の読み専で初めて書く人や出戻り民とかの新作を読みたい気持ちもある。
個人的には去年の秋短みたいな雰囲気が盛り上がって楽しそうだと思ってるよ。
作者は絵も投票もたくさんもらえてモチベ上がるし、読者は珠玉の作品をいっぱい読めるし。
-
秋短含め3つ祭りがあったし、2020〜2022の締め括りにビブリオやりたいな
もっと過去の作品も改めて感想書きたいし
今大きめの祭り発動したら現行組がしんじゃう…
-
ビブリオ、やろうぜ!
新しい短編もきてるしな!勢いつけたい
-
ビブリオのルールよく知らないんだけど難しくなければ参加したさはある
-
よっしゃあじゃ開始はいつにする?
-
あげあげ
-
今からやるなら12月のクリスマスか年末かな
進行役は誰がやるんだ?
-
クリスマス?
前回って期間決めてこの日まで投下してこの日までに投票してみたいな感じだっけ
-
ビブリオって自分の好きな作品を、他の人が読みたくなるような紹介をするってやつで合ってる?
-
とりあえず前回のやつ貼っとくね
ブーン系ビブリオバトル
https://reiwaboonnovels.web.fc2.com/bibliobattle.html
-
ここ数年のやつでやれば盛り上がって作者も喜ぶかな
-
俺の作品を紹介してくれよな
-
>>475
どこ??ここ??
-
主催って日程を管理してグーグルフォームが使えればいいのかな
ルールは第一回のを踏襲するとして
他にやることや必要なスキルとかある?
-
まとめが必要かな
BBHさんに依頼するか、主催がまとめサイトを作るか
主催が作るならブログ使用するのが楽だと思う
-
百物語もまとめ終わってないみたいだしブログ作る方が早いかもな
-
>>478 >>479
遅くなったけどありがとう。
自分で主催できないか考えていたんだけれど、ちょっと相談が。
【日程】
投下期間:
12月3日(土)〜12月11日(日)
※開始は3日午前0時丁度から
※終了は“翌日”12日午前6時丁度まで
投票期間:
12月12日(月)〜12月18日(日)
結果発表:
12月20日(火)
※後ろ倒しの可能性あり
-
【企画概要】
1.発表参加者は、自分の好きなブーン系作品を持って「投下スレ」に集まります。
2.順番に5レス以内で作品を紹介しましょう。
3.投票参加者は、「どの作品が読みたくなったか?」を基準に“紹介文に”投票します。
4.最多票を集めた紹介文が優勝です。
【基本ルール】
・5レス以内(画像は5枚までとする)
・ネタバレ禁止
・1つの紹介につき1作品のみ取り扱う(シリーズものや姉妹作の場合は同時に紹介してよい)
・紹介作品のURLを含める
・身バレ禁止(結果発表終了まで)
・お1人5つまで(私の処理能力上。よろしくお願いします)
【投票とまとめ】
投票はGoogleフォームで、まとめは私が。
※どちらも試行錯誤中です。
-
【ビブリオバトルの名称変更】
「ビブリオバトル」は商標登録されていて、「公式ルールを順守する限り」無許可で使えるそうな。
掲示板内で企画が完結するならともかく、自分でサイトを立ち上げるならば順守したい。
けれど掲示板形式に公式ルールを曲げずに適用することは難しいと思う。
(発表後に質疑応答時間を設けることとかね)
まあそういうわけで、無難に名称を変更するのが良いかなと。
自分としては「書評大会」という意味で「レビューコンテスト」「レビューフェス(ティバル)」……くらいしか思いつかなかった。
考えていたのはこんな感じです。
ご意見ご質問お願いします。
-
いや、「ビブリオ」の名前は残しておいたほうが分かりやすいのかな
うーん
-
ビブーンバトルとかで良いんじゃね
-
( ^ω^)ビブーンリオバトルのようです
-
>>485
これだ
-
>>485
鬼才現る
-
ビブリおーん!バトルって書こうとしたけど後出しにしては弱すぎるのでやめた
-
ビブンセキブンイイキブン
-
俺は鬼才になれなかったようです
-
プテラノドーンバトル
-
>>490
お前をヒントにして485が生まれたんやで多分
-
ありがとう。とりあえず立てました。
ブーン系ビブリオ2(仮) 企画スレ
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1668789779/
-
>>488
かわいい
-
ヴィップワースの創作板過去ログ分が読めるところどっかにあったりしますかね…
-
https://web.archive.org/web/20150906014748/http://boonmtmt.sakura.ne.jp/matome/sakuhin/vipwirth/
これどうだ
-
>>496
頭が上がりませんありがとうございます
-
お久しぶりですBBHです。
ここ最近、リアルが多忙で年末まで身動きが取れないので、誠に心苦しいのですがビブブンのまとめは引き受けられなさそうです。すみません。
-
お疲れ様ー。無理せやんでええんやで!
-
おつおつ
BBHさんにはいつもお世話なってます
気に掛けてくれてありがとうな
-
投下します
不慣れですがよろしくお願いします
-
からっぽのいいねのようです
-
(*゚ー゚)「やった、出来た!」
趣味でお話を書いていた。お金にするとかじゃなくて、ほんとに、ただの趣味。
なんとなくぼんやりしてる時に、頭の中に色んな話が流れてきて、それを捕まえて、簡単にスマートフォンでまとめた。昔から、空想ばかりしていた。それの名残で、お話を作るのは好きだった。そう、好きだった。
得意ではなく。
-
(*゚ー゚)「公開しよ」
親指をぐるぐる動かして、それだけで紡げる簡単な世界。
それを人がいる世界に繋げて、誰かに見てもらう。
(*゚ー゚)「あ、いいねもらえた」
読んだよ、の印か、面白かった、好きだ、の印であるいいねを貰えると嬉しい。
好きな世界を書いて、それをいいと言ってもらえるのは自分自身を褒められてるような錯覚に陥れる。お手軽なヒーリング効果。
-
(*゚ー゚)「…でも、今日もいいね2つ、か…」
最初はあるだけで嬉しかったいいね。今は慣れてしまって、もっともっと欲しいと思ってしまう。
(*゚ー゚)「…あの子も公開したんだ」
(*゚ー゚)「……あの子、もうあんなにいいね貰ってる」
(*゚ー゚)「……」
-
他の子はたくさんたくさんいいねをもらってた。
馴れ合いとかじゃない。ほんとに面白い世界を書いているから、たくさんの人からいいねと言われてる。
私は、私は?みんな、私のも見てよ。面白いよ、私の世界も。
(*゚ー゚)「……また新しいの、書こう」
私自身がからっぽで、穴が空いたポンコツだから、いいねをもらっても穴から溢れて満足が出来ない。
欲しい、欲しい欲しい欲しい欲しい。
私も欲しい。
前まで、楽しいから世界を、お話を書いてた。
でも今はいいねを貰うために書いてるところもある。
(*゚ー゚)「…欲しいなぁ」
あの子みたいに、たくさんのいいねが欲しくて、それで書く安っぽい世界。
-
頑張って頑張って頑張って書いても、テーマ選びが下手だったら
話の進め方がわかりづらかったら
キャラが素敵じゃなかったら
台詞がかっこよくなかったら
有名作者じゃなかったら
SNSで上手に宣伝できなかったら
可愛くなかったら
センスがなかったら
太ってたら
全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部全部無駄なんだきっと
いいねなんてたくさん貰えないんだどうせ
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(*゚ー゚)「つまんない、な」
いいねが、一つついた。
それでも私は前のようには喜べなかった。
もっと沢山の、素敵ないいねが良い。
頑張って書いてるんだから、それくらい貰ったっていいじゃん。なんであの子について、私にはくれないの。
そうして私は、書くのを辞めた。
頭の中に世界はもうなくなった。
終
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文章書くの不慣れですがありがとうございました。
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乙
文章に限らずあるあるだよね
いいねが全く貰えないわけじゃなく2とかいう微妙な数字なのがリアル
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乙乙
いいねしたいけど常時いるのがバレたくないとか、フォロワーさんじゃないから変人だと思われるだろうな…っていいねしないことよくあるので、本当はもっといいねって思ってる人はいるのよ
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>>507は出来なくてはいけないことが増え続けるあの感覚かな。
よかった。乙
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いいねの数をを段々と作品じゃなくて我が身に対しての評価にしちゃったのかな
承認欲求って悪いことではないと思うけど見誤ると怖いね
乙でした
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乙乙
いやぁ〜気持ちがすごいわかるわ〜
いいね一つだけでも貰えるだけ嬉しいもんだけどねぇ
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よくわかんない、つまらん
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あっさりしてて良かった
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ビブリオは主催様に任せて、ブーン系流行語大賞選ぼうぜ
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流行語面白いな。例えば何になるんだ?
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超超超超よき巖?
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なんか流行った?ハマったやつノミネート
・ほまいにほまいに
・よしよし(なでなで)
・「お腹空いたんですかお?」
・国民
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すまん今年じゃなかった
顔文字も寝違えるなんて
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今年じゃなくてもええがな!
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からっぽのいいねのようです
感想ツイッターに上がってるから作者さん良ければ見てくれー。
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ちょっとリハビリしたいので2,3個台詞お題kr
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>>524
歌う
-
ラムネ
-
>>525-526
「台詞」つってんだろー!!!!
と思ったけど人少なそうだしそれで書くわ
ありがとな
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わろた
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ごめんごめんw
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短いの投下するぞ!!!!
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人生とは。
ミセ*゚ー゚)リ「はじめまして。わたし、ミセリっていうの」
('A`)「……はじめまして」
出会いと別れの連続だ。
ミセ*^ワ^)リ「ドックオー! あそびーましょ!」
('A`)「おまえ、げんきだよなぁ」
ミセ*゚ワ゚)リ「夏にげんきじゃなくて、いつげんきになるのよ!」
('A`)「オレはべつに、いつもげんきじゃないが」
ミセ*゚ぺ)リ「そんなんだからちっさいんだー」
(;'A`)「じょしの方がさきにでかくなるだけだ!」
例えば、夏にだけ帰省してくる女の子との出会い。
田舎に似つかわしくないオシャレな髪飾りが太陽の光を浴びてキラキラ輝いていた。
服だってきっとお高いもののはずなのに、彼女はいつだって汚れることを厭わず、
山や田んぼを駆け回るために小さな体の同い年を連れまわしては笑っていた。
数日くらいは一緒に宿題をしたような気もするが、
普段通っている学校が違うためお互いに教え合うことも協力し合うこともできず、
結局全てを放り出して外を駆け回っていたような気がする。
-
ミセ*゚ー゚)リ「ドクオにだけ教えちゃおっかな〜」
('A`)「何だよ。やけにもったいぶって」
男より一足先にやってきた成長期は、彼女の体に滑らかな凹凸を作り出した。
おとぎ話に出てくる夏の精霊のような、どこか漠然とした存在感と友情は、異性、という名を持つことで急速に現実と繋がっていく。
夏はまだ続くが、夏休みは終わりを迎えようとしている中、
昔と変わることなく無防備に投げだした足をぶらつかせながらラムネを開ける少女を見やる。
恋心なんてものを持てるほどの付き合いではない。
一年にほんの一ヶ月程度、それを六年ほど。
いくら可愛らしい顔をしていようとも、頻繁に顔を合わせる地元の女子に軍配は上がる。
けれど、目が離せないのも確かだった。
ひまわりが必死に太陽を仰ぐように、
蛾が灯りにまとわりつくように。
ミセ*゚ワ゚)リ「私、アイドルになりたいの!」
キラキラと輝く笑顔。
勢いよく立ち上がり、沈みゆく夕日に宣言するかのように彼女は叫ぶ。
ミセ*>ワ<)リ「歌って踊れて可愛い、最高のアイドル!」
くるくると回りだす彼女曰く、地元にいる時は歌やダンスのレッスンにも通っているのだとか。
本当は夏休みの強化合宿とやらにも興味があるが、親の都合もあって毎年こちらに来ているらしい。
('A`)「……いいんじゃね」
-
投げやりにではなく、真摯に呟く。
('A`)「お前ならなれるだろ」
嘘偽りない気持ちだ。
彼女なら、きっと誰もが目を惹かれる存在になれるだろう。
ミセ*゚ワ゚)リ「だよね!」
('A`)「ん。もし、ダメでもお前のCD買ってやるからな」
ミセ*゚ー゚)リ「むしろ即完売、プレミアム価格になっちゃうかも?」
('A`)「上等。小遣い貯めてコンプしてやるよ」
ミセ*゚ワ゚)リ「言ったなぁ〜?」
('A`)「言った、言った。
嘘だったら針千本飲んでやってもいい」
夕日が沈んでいく中、幼い約束を交わす。
証人も誰もいない。
正真正銘、二人きりの、二人の胸の内だけが頼りの細い鎖。
ミセ*゚ー゚)リ「ドクオは私のファン一号だね」
('A`)「お前の地元にはいねぇの?」
ミセ*゚ー゚)リ「アイドルになりたい、ってお母さんとお父さん以外に言ったの、ドクオが初めてだもん」
('A`)「……へぇ」
ちょっとした特別に喜びを感じた。
-
人生とは。
ミセ*>ワ<)リ「お待たせしました〜!
ミセリちゃんの新曲、いきま〜す!」
出会いと別れの連続だ。
ミセ*゚ワ゚)リ「キミを見つめて〜ワタシの胸は〜、
こんなにも〜ト、キ、メ、クの〜」
スポットライトに照らされた彼女はキラキラと輝いている。
軽やかなダンスによって衣装がふわふわと揺らめき、
女の子としての魅力を何倍にも膨れ上が差れていく。
おそらくはプロが計算し尽くしたのであろう色味も、デザインも、何もかもが彼女を引き立てるためのモノ。
今や国のトップアイドルといってもいい存在に成った彼女をテレビで見かけない日はなく、
田舎のこじんまりとした本屋にだって彼女を表紙にした本や雑誌が並んでいる。
('A`)「……まーた新しいの出しやがって」
セミが鳴く。
猛暑を更新し続ける夏の中、彼は一人、ショーウィンドウ越しに彼女が映るテレビを眺め、
生温くなり始めているラムネをあおる。
シュワ、とした炭酸成分もこの温度では台無しだ。
-
彼女は中学二年の夏休みを最後に田舎を訪れなくなった。
理由は知らない。
元々、夏休み期間に会うだけの関係で、互いの住所も電話番号も教え合っていなかった。
狭い田舎社会で変な噂が流れてこなかったあたり、ご近所トラブルなどではなく、
単純に親の都合と彼女の状態が噛み合っただけなのだろう。
田舎に来る必要がなくなり、強化合宿とやらにでも参加した成果か、あるいは何かしらのツテを得たのか。
兎にも角にも彼女は高校三年に上がると同時にアイドルデビュー。
そこから数年、地道に、着実に自身の才覚を磨き上げ、ここまでやってきた、らしい。
('A`)「初期CD貯金貯まんねー」
空になったラムネをカラコロと鳴らしながら炎天下を歩く。
あんな約束しなければ、とぼやきたい気持ちをこらえ、
己のバイト予定と通帳の残高、ついでについ先日も確認したプレミアム価格を脳内に思い浮かべた。
アイドルになれるだろう、とは言ったが、実際にアイドルデビューしたか否かを知るすべなど彼にはなく、
いつもぼんやりと眺めているテレビ番組に彼女が出演して初めてその存在を認識したのだ。
すぐさまネットで調べてみたら出るわ出るわ無名時代のエピソード集にプレミアム価格となったCDの数々。
一枚数千円が数万円、十数万円へとランクアップを果たしているのを目の当たりにし、
眩暈がしたあの瞬間を忘れることはないだろう。
('A`)「就活も力入れにゃなんねぇのにな〜」
別に、あの日の約束を違えたところで責める人はいない。
彼女はとっくに手の届かない存在になっており、
とこちらのことなど記憶の片隅にあるちっぽけな汚れレベルにしか覚えていなくとも不思議ではないのだ。
一人暮らしで生活費に使うくらいならば、と時間がかかっても実家から通学して必死に金を貯めずとも、
新曲のCDにだけ手を出して自分を納得させた方がずっと楽で建設的な選択だろう。
-
心の中に住まう幼い彼だけが、あの約束を放さない。
( 'A`) ~♪
彼女だけが知っているファン一号、のようです
-
お題
>>525
歌う
>>526
ラムネ
-
え、すご
早漏…じゃない早筆
-
乙乙
-
乙!!!
お題消化ありがとう。
書くの早いわ雰囲気あるわでとても良かった。ミセ*゚ー゚)リの歌聴いてみたい。
-
おつ
こういう雰囲気好きよ
-
今年は祭り3つあったし楽しかったぜ
また来年も楽しくなるよねブン太郎
-
へけっ
-
おまえら今年もありがとうな
-
あけおめ
今年こそ作品を書き上げるぞ
-
今年もよろ(*゚ー゚) くお願い申し上げます
-
おまいらあけおめ
-
お題を一つくださいな
-
深緑
-
あざます!
-
ツンが高校生、デレが幼稚園生でツンがデレを溺愛してるみたいなネタを昔見かけたんだが思い出せない
誰か心当たりある人いないか
-
デレの設定ぐらいしか一致してないが一応候補として
http://boonbunmaru.web.fc2.com/tanpen/give_you_smile.htm
-
>>552
ありがとう
探してたものとは違ったけどいい話だった
-
投下します
-
昔から、待つことだけが得意だった。首を長くして待つ、なんて言葉はあるけれど、そんな必要はないって僕は知っている。首の長さなんて、待たせる方には関係ないんだ。
そして今日も彼女は来ない。
待っててね、のようです
時間は守るものだと信じて生きてきたし、皆がそうだと思い込んだまま大人になった。どうやらそうではない人間もいるようだ、と気づいたのはわりと最近のことだ。
彼女が指定したその場所に、指定した張本人が現れたのは約束より1時間13分過ぎた頃だった。
('、`*川「待った?」
悪びれもせず、屈託ない笑顔で彼女は言う。
( ・∀・)「待ってたよ」
('、`*川「そうよね、待たせちゃってごめんなさい」
嫌味の一つでもぶつけてやろうかと準備していた言葉が──何しろ時間はたっぷりあった──妙に嬉しそうな彼女を前にすると、声にならずに消えていった。
しかしそれが間違いだったのかもしれない。
初めて会った日の遅刻をつい許してしまってからというもの、彼女が時間通りに来たことは一度もなかった。ただの一度もだ。
-
ある日とうとう僕は言った。
( ・∀・)「一時間遅い約束にしてもいいのでは」
('、`*川「そしたら、時間通りに来れるとでも思ってる?」
( ・∀・)「違うの?」
瞼を細めて、黙ってこちらを見つめる彼女に、それ以上問いかけることができずにいた。
絡み合った視線を断ち切ったのは彼女の方だ。
いつも頼むお気に入りのキッシュを黙って味わう彼女を、ぼんやりと眺めていた。
('、`*川「待ち合わせって好きよ」
少し経った頃、ぽつりと彼女は呟いた。
('、`*川「予定の時間を少し過ぎても相手が来なくて、期待と不安で胸がいっぱいになる、あの瞬間がとても好き」
故意に遅れていたのだと告げられても、不思議と怒りは沸かなかった。
('、`*川「悪い女だなって思ったでしょ」
( ・∀・)「少し」
素直に答えると、鼻の上に皺を寄せて彼女は笑う。
('、`*川「私だって、罪悪感がないわけじゃないのよ」
いつもごめんね、と呟いてから、彼女はグラスを空にした。
('、`*川「だからね、待ってる間も居心地いいような場所で待ちあわせたいのよ」
( ・∀・)「この店みたいな?」
('、`*川「そう、この店のこの席みたいな」
ここなら、どんなに待っても苦じゃないでしょう? と、彼女は微笑んだ。
その通りだと僕は思う。この店はとても居心地がいい。何分でも、何時間でも、何年待っても苦にならない。
-
あれから随分時は流れ、マスターも僕も年を取ったけれど、相変わらず同じ曲が流れていて、同じ味のキッシュを出してくれる。
「明日の20時に、待っててね」
と、記憶の中の彼女は言う。何年経っても色褪せぬまま。
そして今日も彼女は来ない。
【了】
-
切ない滋味が心地いいなあ
素敵な話
おつおつ
-
乙
-
よかった。乙
-
どんな関係なのか語られないから色々想像出来る読後感好き
-
7人ほど女性AAと好きな数字教えてくださいな
1レスにつき7人分ほしいです!
大体5,6人くらいの人からもらえるとありがたいです
-------------------
例
ξ゚⊿゚)ξ 32
川 ゚ -゚) 29
・
・
・
みたいなのを7人分×5,6人の人からもらってちょっと情報プール作りたい
-
す、数字は単に好きな数字そのものですのね?
-
好きな数字で大丈夫す!お願いします!
-
ミセ*゚ー゚)リ 88
川 ゚ -゚) 7
ノパ⊿゚) 20
ζ(゚ー゚*ζ1
o川*゚ー゚)o 69
(゚、゚トソン 40
从'ー'从 33
-
J( 'ー`)し 35
@@@ 1000
∬´_ゝ`) 666
(*゚ー゚) 2
lw´‐ _‐ノv 9
(#゚
-
なんかとぎれてた
(#゚
-
む、まただ
でぃ 499
ヘリカル 17
-
ξ゚⊿゚)ξ20
ζ(゚ー゚*ζ50
(*゚ー゚)41
(#゚;;-゚)51
川 ゚ -゚)9
川 ゚ 々゚)96
l从•∀•ノ!リ人4
-
「好きな女性AA」ではなくてもおk?
-
ξ゚⊿゚)ξ 22
ζ(゚ー゚*ζ 15
川 ゚ -゚) 48
('、`*川 32
ノパ⊿゚) 7
(*゚∀゚) 33
川*` ゥ´) 8
-
>>570
好きではなくても大丈夫ですが女性AAであってほしいです!
-
(*‘ω‘ *) 18576
ξ゚⊿゚)ξ 129
(女性設定の場合の) / ゚、。 / 20
(女性設定の場合の)从 ゚∀从 4
o川*゚ー゚)o 99
川д川 240
ノパ⊿゚) 0
-
みなさんありがとうございました!助かりました!
-
数字に何の意味があったのか気になる 寿命?
-
>>575
母者やばいじゃねーか
-
ぽぽちゃんが女神になっちゃう
-
>>566のこれ母者だったのかよwww
-
質問です
筋肉タカラとタカラギコって別AAですか?
それとも同じAAなんですか?
-
コウノトリの(´・ω・`)とうでの(´・ω・`)は同じAAですかっていう問題では
-
なんだそのAAは
-
ブーン系で筋肉タカラの登場作あったっけ?
ブラコンスレのお題では見覚えあるけど
タカラにしろ筋肉タカラにしろ、AAとしては( ,,^Д^)しか居ないんじゃないかな
-
登場作>( ,,^Д^)ビッグ・トレジャーの大冒険のようです!!!
AAは同じ?か?
-
最近投下多くて嬉しい
作者みんな乙乙
-
長編が増えてきたのが嬉しい、楽しみが増える
-
ありがたや
天の恵みじゃ
神殿を建てて感想を奉納せねば
-
ドクオがグリーンカレー食べる作品があったんだけど作品名を忘れてしまったので教えて欲しいです。
サイドニアみたいな雰囲気の作品だったはず
確か7×で読んだ気がする......
-
http://boonbunmaru.web.fc2.com/rensai/gear/30.htm
https://reiwaboonnovels.fc2.net/blog-entry-29.html
食べてるかどうかとかは置いといてドクオ+グリーンカレーの組み合わせを二つ
-
>>588
ありがとうございます!
歯車でもジャスミンでもなかったです....
確かシナーの店で店内は汚いけどグリーンカレーはうまいぜ!みたいなことをドクオが言っていた気がします。
セントジョーンズが後輩ポジで一緒に食べていたような気もするんですけど、もしかしたらサイドニアを読んだときの記憶と混ざってる箇所があるかもしれないです。
-
ホテルサイドニアか
再開してほしい
-
おすすめの現行おせーて
-
>>591
从 ゚∀从学校の"ウラ"七不思議のようです
万人にお勧めするならこれかな
-
>>587
サイドニアの3話?目
-
>>593
それだ!ありがとうございます!!
サイドニアじゃないな〜と思ったらまさかのサイドニアでした!
-
投下します
-
川 ゚ -゚)「よう、鬱田」
('A`)「ん?ああ素直か、帰り一緒になるなんて珍しいな」
川 ゚ -゚)「だな、今日は内藤と一緒じゃないのか?」
('A`)「ブーンの奴最近付き合い悪いんだよなぁ」
('A`)「彼女でもできたのかもしれん」
川 ゚ -゚)「それで惨めに一人で歩いてたってわけか」
川 ゚ -゚)「お前も彼女を作ればいいんじゃないか?よし私がなってやろう」
('A`)「彼女は作れないしそういう冗談は良くない」
('A`)「あと自分も一人で歩いてたくせにみじめとか言ってはいけない」
川 ゚ -゚)「私は結構モテるんだぞ、彼氏なんぞ作ろうと思えばいくらでも作れる」
('A`)「知ってるよクソが……」
川 ゚ -゚)「そんな私がお前の彼女になってやろう」
('A`)「だからそういう冗談はやめろって、あんまりそういうこと言ってると…」
川 ゚ -゚)「なに?催眠術かけて色々するって!?」
('A`)「いや、言ってな…」
川 ゚ -゚)「エロ同人みたいなえろえろなことを私にするつもりか!?」
(;'A`)「だからそんなこと言っt…」
川 ゚ -゚)「まったくエロ漫画の読みすぎだぞ!」
(;'A`)「…………」
エロ同人みたいに催眠術のようです
.
-
川 ゚ -゚)「…………」
(;'A`)「…………」
川 ゚ -゚)「さあ早くしろ」
(;'A`)「え?なにを!?」
川 ゚ -゚)「催眠術かけるんだろ」
(;'A`)「いや別に」
川 ゚ -゚)「男に二言があるのか?」
(;'A`)「いや、一言も…」
川 ゚ -゚)「ハリー」
(;'A`)「……わかったよ、やり方なんて知らないけど」
(;'A`)σ「えと……あなたはだんだんパシヘロンダス……」パシヘロンダス-
(;'A`)「どうだかかったか?」
川 ゚ -゚)「うん」
(;'A`)「まあ、かかるわけな……え!?かかったの!?」
川 ゚ -゚)「うん」
川 ゚ -゚) (なんていうのは勿論嘘、交際にもっていくための作戦だ)
川 ゚ -゚) (責任感の強いドクオだ、既成事実さえ作れば一発だ、多分)
(;'A`)「マジで?」
川 ゚ -゚)「うん」
-
川 ゚ -゚) (催眠術をかけた後にすることなんて決まっている)
川 ゚ -゚) (そう、エロ同人みたいにだ!まったくこれだから男子は!)
(;'A`)「まさかほんとにかかるとは……俺は天才だ……」
川 ゚ -゚) (天才なのは私の発想力と演技力だがな)
('A`)「覚悟はいいか」
川 ゚ -゚)「ばっちこい」
('A`)「それじゃあ好きな…」
川 ゚ -゚) (ふっふっふ、好きなことをするがよい)ドキドキ
(*'A`)「…好きな人は、誰ですか?」
川 ゚ -゚) (ピュアか!!!私らもう高校生だぞ!!!)
川 ゚ -゚) (いや、だがこれは好機……!)
川 ゚ -゚) (催眠中故に嘘はつけない……!)
川 ゚ -゚) (つまり……思いもがけず必殺……!)
川 ゚ -゚) (ラブロマンス確定……!!!)
-
(*'A`)「…好きな人は、誰ですか?」
川 ゚ -゚)「鬱田ドクオ」
('A`)「あれ?俺の名前呼んだな……」
('A`)「好きな人聞いたはずだったんだが、催眠のかかりが浅かったか?」
川;゚ -゚) (なんでだよ!もっと自分を信じろよ!)
川;゚ -゚) (さっきまで俺は天才だとか言ってたじゃん!ボーナス確定の流れだったじゃん!!!)
('A`)「あれ間違えたかな、やり方」
('A`)σ「もう一回かけてみるか、あなたはだんだんパシヘロンダス」パシヘロンダスー
('A`)「好きな人は誰ですか?」
川 ゚ -゚)「鬱田ドクオ」
('A`)「あれ?俺の名前呼んだな……」
('A`)「好きな人聞いたはずだったんだが、催眠のかかりが浅かったか?」
('A`)σ「もう一回かけてみるか、あなたはだんだんパシヘロンダス」パシヘロンダスー
('A`)「好きな人は誰ですか?」
川;゚ -゚)「鬱田ドクオ」
('A`)「あれ?俺の名前呼んだな……」
('A`)「好きな人聞いたはずだったんだが、催眠のかかりが浅かったか?」
('A`)σ「もう一回かけてみるか、あなたはだんだんパシヘロンダス」パシヘロンダスー
川;゚ -゚) (NPCか!!!)
川;゚ -゚) (3回連続だぞ!ちょっとは期待しろよ!2回連続だってまぐれじゃないとか言われるんだぞ!」
-
川;゚ -゚) (これもうなに言っても信じないんじゃないか?)
('A`)「好きな人は誰ですか?」
川;゚ -゚)「……内藤」
('A`)「ブーンかぁ……」
川;゚ -゚) (これは信じるの!?)
('A`)「まあ、ブーンかけっこ速いもんな……」
川;゚ -゚) (私の価値観は小学生か!!!)
川;゚ -゚) (そんなんで選ぶ女子高生いないわ!!!)
川;゚ -゚) (ってそんな場合じゃない!訂正しないと拗れる!)
川;゚ -゚)「……というのは冗談です!」
('A`)「……」
川;゚ -゚)「……」
('A`)「なんだ冗談か」
川;゚ -゚) (セーフ!!!危うくバッドエンド!!!)
-
川;゚ -゚) (目標達成のためにも信じる信じないのラインを知りたいところ……)
('A`)σ「催眠のかかりが浅かったか?」パシヘロンダス-
('A`)「好きな人は誰ですか?」
川 ゚ -゚)「エロ同人」
('A`)「エロ同人かぁ……エロいもんな……」
川;゚ -゚) (これも信じるの!?)
川;゚ -゚) (私清純女子高生だよ!?信じちゃうの!?)
川;゚ -゚) 「……というのは冗談です」
('A`)σ「なんだ冗談か、催眠のかかりが浅かったか?」パシヘロンダス-
('A`)「好きな人は誰ですか?」
川 ゚ -゚)「初音ミク」
('A`)「ミクさんかぁ……ミクさんかわいいもんな!」
川 - ) (クソがァ……)
川 - ) (私だって……私だってかわいいって言われたことないのに……)
川 - ) (初音ミク許すまじ……)
-
.
川 ゚ -゚) !
川 ゚ -゚)「わ、私は……?」
('A`)「え?」
川 ゚ -゚)「私は、か……かわいい、か?」
('A`)「本人に言うのはちょっとな」
川 ゚ -゚)「催眠中!催眠中だから!記憶残らないから!」
('A`)「それもそうか」
('A`)「かわいいと思うぞ」
川*゚ -゚) (よし!!!!!)
川*゚ -゚) (このドクオ! クーかわいいねと言ったから! 7月6日はサラダ記念日!!!)
川*゚ -゚) (初音ミクよ、今日の私は機嫌がいい……特別に許してやるぞ)
('A`)「そうかミクさんが好きだったのか」
川*゚ -゚) (浮かれてる場合じゃなかった!訂正しないと!)
川*゚ -゚) 「それは冗談です!」
-
('A`)σ「なんだ冗談か、催眠のかかりが浅かったか?」パシヘロンダス-
('A`)「好きな人は誰ですか?」
川*゚ -゚)「えーと……」
川*゚ -゚) (だめだ、嬉しすぎて頭が働かない……とりあえず何か目についたものを……)
川*゚ -゚)「みみずです!」
('A`)「みみずかぁ……触手みたいでエロいもんな……」
川 ゚ -゚)「は?」
('A`)「ん?」
川 ゚ -゚) (私みみずに恋するような人間だと思われてんの……?)
川 ゚ -゚) (ちょっと泣きそうなんだけど……)
川 ゚ -゚) (いや、きっと自分の催眠術に自信を持っただけだ!きっとそうだ!そうであってくれ!)
川 ゚ -゚)「冗談です」
('A`)「冗談か」
川 ゚ -゚)「はい」
-
('A`)σ「催眠のかかりが浅かったか?」パシヘロンダス-
('A`)「好きな人は誰ですか?」
川 ゚ -゚) (自分の催眠術に自信を持ったならいけるはず)
川 ゚ -゚)「鬱田ドクオ」
('A`)「あれ?俺の名前呼んだな……」
('A`)「好きな人聞いたはずだったんだが、催眠のかかりが浅かったか?」
('A`)σ「もう一回かけてみるか、あなたはだんだんパシヘロンダス」パシヘロンダスー
川;゚ -゚) (信じるフェーズどこ行ったあああああ!!!)
川;゚ -゚) (なんでみみずは信じて自分だと信じないんだよ!!!)
川;゚ -゚) (お前は自己評価みみず以下か!!!)
川 - ) (そ、それとも私への評価がみみず女か!?)
川 - ) (ち、違う!そうだ、ドクオは謙虚なんだ!きっとそうだ!)
('A`)「好きな人は誰ですか?」
川 - ) 「いません」
川 - ) (ドクオだけは頑なに信じない以上これが無難)
川 - ) (そして私は断じてみみず女ではない)
(#'A`)「嘘をつくなッ!」
川 - ) 「えっ?」
川 - ) (やっぱり私みみず女なの?そうなの?)
-
(#'A`)「本当は好きな人がいるはずだ!」
川;゚ -゚) (あ、そっちかよかった!)
川;゚ -゚) (でもなんでこれも信じないんだ……)
(#'A`)「気づいてるんだぞ!それは恋する女の目だ!」
川;゚ -゚) (めざとい!無駄にめざとい!)
川;゚ -゚) (それなら気づいておくれよ、保育園時から13年に及ぶこの恋心!)
(#'A`)「具体的に言うと13年くらい前からだ!」
川;゚ -゚) (気づけえええええ!!! 13年一緒なのお前だけだろ!!!)
(#'A`)「さあ言え!」
川;゚ -゚)「いや、ほら、催眠中だから……嘘つけないから……」
('A`)「そういえばそうだな」
('A`)「じゃあ俺の勘違いか」
川;゚ -゚) (とりあえずドクオが自分の催眠術を盲信してることはわかった)
川;゚ -゚) (私の13年来の恋の相手がみみずやエロ同人で納得するくらい盲信してるってことは)
-
('A`)「それじゃどうするかな、催眠解くかまだ何かやるか」
('A`)「保育園の時からの疑問も解けたし終わらせるか」
川;゚ -゚) (考え直せ!こんな機会もういないぞ!勿体無いぞ!)
('A`)「待てよ、催眠中なら言ったことなんでも聞いてくれるんだよな」
川;゚ -゚) (きくきく!いくらでもきく!だから考え直せ!)
('A`)「そして記憶にも残らない……」
川;゚ -゚) (そう!催眠中のことは記憶に残らない!)
川;゚ -゚) (……本当は催眠かかってないから残るけど)
('A`)「よし、催眠は継続だ!」
川 ゚ -゚) (よし!私も女になる時が来たか……!)ドキドキ
('A`)「正気の人に聞かれたらまずいようなことを色々聞いてもらおう」
川;゚ -゚) (ア、アブノーマルなやつか!?お手柔らかに頼むぞ!?)ドキンコドキンコ
('A`)「それじゃスッキリさせてもらうぞ……」
-
('A`)「俺中2の頃、鞄にフィギュア入れて登校してたんだ」
('A`)「許してくれますか?」
川;゚ -゚) ?
川;゚ -゚)「許します……?」
('A`)「小4の頃までおねしょしてたんだ」
('A`)「許してくれますか?」
川;゚ -゚)「許します……」
川;゚ -゚) (黒歴史の懺悔室かよ!!!)
川;゚ -゚) (確かに言ったこと聞いてはいるけども!)
川;゚ -゚) (人に聞かれたら死ねるけども!)
('A`)「中2の頃木刀を帯刀して登校してたんだ、許してくれますか」
川;゚ -゚)「許します」
川;゚ -゚) (同じクラスだったし知ってるよ!)
('A`)「中2の頃、学校の掲示板に厨二小説を貼り付けてたんだ」
('A`)「許してくれますか」
川 ゚ -゚)「許します」
川 ゚ -゚) (それは私もやってるしな、今も)
川 ゚ -゚) (匿名だからバレてないけど)
………………
……………………
-
……………………
………………
('A`)「ふう、スッキリしたな」
川 - ) (そうかいな……私はSAN値がピンチだ……)
('A`)「もう催眠でできることはないかな……」
川 - ) (あるだろ、イチャラブなことするとか)
川 - ) (NTRはNGだが)
('A`)「いやまだあったな、催眠中じゃないとできないことが」
('A`)「そう、それは刷り込みだ」
川 ゚ -゚) (なぜに説明口調)
川 ゚ -゚) (とはいえ良い発想だ、目の付け所がシャープだな)
('A`)「簡単に言うと、催眠中に言い聞かせたことが解除後にも残ると言うものだ」
川 ゚ -゚) (だがなぜに説明口調)
-
川 ゚ -゚) (それで、どんなえろえろなことを仕込むつもりだ?)ドキドキ
川*゚ -゚) (も、もしかして『クーは俺の彼女だ』なんて、そんな可能性も……!)キャー
('A`)「素直……」
川*゚ -゚)「はい……」ドキドキ
('A`)「学校の掲示板に厨二小説貼るのやめた方がいいぞ、俺が言うのもアレだけど」
川 - ) (ぐあああああ……!!! バレてたあああああ…………!!!)
川 - ) (もうだめだ!死ぬ! いやむしろ殺してくれ!!)
川 - ) (私が私じゃなくなる前にッ!!!)
('A`)「な、やめとけな?」
川 - )「はい……」
('A`)「よしそれじゃ催眠解くか」
-
川 - ) (もうだめだ……)
川 - ) (世界一可愛いって言われたことだけを胸に、家に帰ろう……)
川 - ) (そして純愛ものでも読んで寝よう……)
('A`)「…………」
川 - ) ?
('A`)「……いざ解除するってなったら惜しくなってきたな」
川 ゚ -゚) !
('A`)「流石に正気じゃない女の子に手を出すのはどうかと思ったけど」
('A`)「今を逃すと女の子に触れられる機会もなさそうだしな……」
川 ゚ -゚) (え?復活演出!?ここから逆転勝利ある!?)
('A`)「いや……でも可哀想だしやめとこう……」
川 ゚ -゚)「催眠中だから!」
('A`)「え?でも可哀想だし……」
川 ゚ -゚)「催眠中だから誰も傷つかないから!」
('A`)「……確かに」
-
('A`)「それじゃあ……」
川 ゚ -゚) (ついに、ついに大人の階段を登る時が来たか……)ドキンコドキンコ
(*'A`)つ「手を……手を、つないでください」
川 ゚ -゚)「ピュアか!!!!!」
('A`)「えっ?」
川 ゚ -゚)「小学生の恋愛かよ!!!」
(;'A`)「えっ……えっ!?催眠解けた!?」
川 ゚ -゚)「手を繋ぐだけであんな渋ってたのかよ!!!」
川 ゚ -゚)「ガキの遊びじゃないんだぞ!!!普通はドスケベ・ザ・エッチセックスだろ!!!」
(;'A`)「えっ?いつから意識あった!?」
川 ゚ -゚)「私のノーベル女優賞並みの演技力じゃ気づかないのもしょうがないが、そもそも催眠かかってない」
(;'A`)「えええええええええええ!!!」
-
(;'A`)「えっ?じゃあ全部覚えてんの?」
川 ゚ -゚)「ああ」
(;'A`)「俺がいつ頃までおねしょしてたかも?」
川 ゚ -゚)「小4だろ」
(;゚A゚)「ぐああああああああ!!!死ぬうあああああああ!!!」
(;゚A゚)「黒歴史全部知られたああああ!!!」
(;゚A゚)「厨二小説のこともバレたあああ!!!死ぬしかないいい!!!」
川;゚ -゚)「やめろ!!!その攻撃は私に効く!!!」
(;゚A゚)「というか催眠にかかった女の子に色々したことがやばい!!!」
(;゚A゚)「頼む!!!なんでもするから無かったことにしてくれ!!!」
川 ゚ -゚)「ん?今なんでもするって言ったな?」
(;'A`)「いや、あの、なんでもとは言っても…」
川 ゚ -゚)「男に二言があるのか?」
(;'A`)「……無いです」
川 ゚ -゚)「よろしい」
川*゚ -゚)「ふっふっふ……そ、それじゃ……」
-
.
川*///)「手を……手を、つないでください」
('A`)「ピュアか」
おしまい
.
-
以上です
読んでくれた人ありがとう
18禁を期待した人はごめんなさい
-
otsu
-
乙
可愛いしすれ違い(?)も面白かった
-
面白かった!!
飽きさせないドクオのボケとクーのツッコミ。
そして、オチが綺麗にオチたのが良かったです!
-
乙!
読みながらニヤニヤしてしまった
-
おもろ
-
おつおつ
可愛かったし面白かった!
NPC笑った
-
ブーン系人増えねえかな
読む人も書く人も…
-
,l , -- 、 `l_____,、
l\ /州ll, l`´ ,//`~´ヽl_ l
,イ `、 _/l l州lllll} ノ ,, -'"(({ t゙'t_ )) `"'- 、 ヽ_
、、_ ` -´ ヽ、 /l゙=,=/´/; ; ; ; ;_l i‐‐‐i,L____; ; ; ;丶、
__゙l `ヽ,、_ l /;;;;;ヾ`='ヾi´; ; ;;l´ `‐T‐´ ヽ; ; ; ;l
l ,-、 ,-、} ヽ、 `‐l`゙ミ;;;;;;;;;;;ll;;;;〃; ; ; l l /; ; ; ; l
(、{ i__,、__ 〉 ヽ l l;;;;;;;;;;;ll;;;l l; ; ; ;ヽ_ ___, l、___ __/〃; ; ; }
l L-゙__-‐i ヽl .∧;;;;;;;;;));;ハ; ; ; ; ;〉〈______l_______}; ,l、; ; ; ;;l
; ; ヽ ⌒_/ i , , /l ゙゙〈/``゙゙゙゙´丶l; ; ; ;∧;{_____(_______}ノ \; ; ; }
、`゙゙゙゙゙, ,_ ' ゙゙ ハ l ∧; ; 〈,i´;ヾ、___l____,..-'''}ヾ; ; ;;}
--‐- --- ,l ハ .l≡=-_、 =‐〉; ; ;]; ; ; ; ; ; ;|´ |
、_________,ノ: ゝ, i l、`} ~ ∥ /; ; ;l; ; ; ; ; ; ; ;| な 3 オ |
lヾ、: : : : : : l ゙ゝl゙~゙ ll l;; ; ;ヽ; ; ; ; ,,;;-| る 人 .レ |
:::ll `i: : : : ハ } |゙l , リ .l 、 ,‐、l; ;<´ /. ・ .分 .が |
ii,' i: : : : :レl l :l;l // ,,ソ`Lヾ],' ; ; ;l \. ・ に /
`~~´ l l リ、 ;l ´/ └`ヽ; ; ;;l ヽ・ /
/´ / /´ ,,,l =,゙〉  ̄ ̄
l ,、j__ゝ/ ヽ__ノ、__`ヽ
ゝ ヾ==´' ハ  ̄
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>>622
3人分の作品投下と3人分の感想よろしく!
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アーカイブお願いします!
確か短編集で、ドクオが最後に
オチ? ねえよ たまにはそういうのもいいだろ
みたいに言う話です!モヤモヤして9時間しか眠れません!お願いします!
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>>624
よい('A`)わるい( ゚∀゚)ふつうの( ^ω^)のようです
http://boonbunmaru.web.fc2.com/rensai/good_bad_normal/2.htm
の第2話その9だね
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これで12時間眠れるな
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9分でそれはすげえよ誇れるよ
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すっげ…
ありがとうございます…!
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ソムリエすげー
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お題ください
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>>630
チョコの祭典
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おいおい新作めっちゃ来てるぞ
ブーン系始まったな
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休眠作者のみんな!どさくさに紛れて再開しようぜ!
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もうじき春だからね
ブーン系作者も芽吹いてくる頃よ
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なにそれこわい
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アーカイブお願いします。
ドクオの名前が「しの うつ」か「うつ しの」という名前でブーンが死のう?みたいな聞き間違えをしてた作品を探しています。
たしかオムライスか何かで見た気がします
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文章力ほしい、遅筆すぎて吐きそう
なんだよ3時間で800文字って、それもストーリー決まったとこから
超苦手分野だって知ってたのになんでブーン系を趣味にしたんだ俺は
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書けない人間からしたら数百文字書けてるのめちゃくちゃすげえぜ
ゆっくりでも形になったら大作だよ、待ってるぜ
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一週15時間用意できたら同じペース一年で200000文字いけるぞ!!!!!(ザル計算
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優しいなブーン系民
大作じゃないけど修正繰り返しながら頑張って書きます
文章力無いねって子供の頃から言われ続けてたんだよな
それで、文を書くことから逃げてたけど、ちゃんとツケは回ってくるんだな
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文章力って所詮武器にすぎんと思うのよな、別に素手でも人は殺せる
喋りがいけるならそれもまた武器になるしな、喋ったこと台本形式に落とし込んだりとか
自分にあったやり方を模索するのもありだと思う
自分のことを言えばアクセル常にベタ踏み・基本推敲しないことで速度確保してるし
逆に速度度外視で一文字一文字を大切に磨き上げるのもまたありだろう
何を大切にするかを見つめなおすのもいいと思う
-
10年ぶりぐらいに、ふと今ブーン系小説ってどうなってるんだろう、と思って検索して辿り着きました
今も書いてる人がいて尊敬
しばらくは懐かしい気持ちでこの掲示板の色んな作品を読んで回りたいと思います
-
いいねぇ
面白い作品たくさんあるからご自分のペースで楽しんでってね
-
1名様ご来店でーす!
-
反応遅いけど「別に素手でも人は殺せる」が最高にブーン系蛮族で好き。
-
>>636
('A`) ドクオのペンは進まないようです?
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すまん記憶違いだったので燃やしてくれ
-
10年前に投下されてた作品って何だっけ
-
パラドックス、Connect!!、既に女の魔物はほとんどいなくなったようです、幽霊裁判、自らのパラレルワールド、夕凪シリーズ、マーケティング・レンタルコミックス、あにさま、魔法使いとハゲ、忘失都市、夢を見るようです、フラジール、Q.E.D.、旅好き、ブンツンドーダイレクト、ブーン系小説ゴーストライター、ささやかな怪異を含む静かな群像劇、おのれ魔王!、機械仕掛け、ゾンビダンス、こたつのある部屋、My Baby Blueのようです
調べたぞ。まとめのついてるやつだけやが。
-
うっ懐かしすぎて…年食ったなぁ…
-
それだけ続いてる文化なんだな、すげえ
-
いまーあーいつーらどこにいるの〜
なーにをしーているの〜
答えはぼーやーけーたままで〜
-
10年以上前から今現在も更新中のアモーレとかいう化け物
-
投下します
-
\きゃあああああ!!/
\ワァァーーーー!!/
( ><) どうも〜〜ビロードです!
( <●><●> ) ワカッテマス
\パチパチパチ!/
\わかってますーーー!!/
\きゃーーーー!!/
( ><) いや〜〜ワカッテマスくん!
( ><) すっかり春ですねえ!
( <●><●>) そうですね、ええ
\ぱちぱち!/
.
-
( ><) 最強寒波だのあったのも、もう何ヶ月前ですか!
( <●><●>) ほんとですねえ
( ><) ワカッテマスくんは、春は好きですか?
( <●><●>) 春ですか…
\すきーーー!/
( <●><●>) いやあ、そんなに…
\好きィィィ!!/
( ><) あれですか、花粉症ですか
( <●><●>) よくご存じで
( <●><) 過ごしやすい季節ではありますが、ねえ…
.
-
(*><) そうですか、僕は好きかなー!
( <●><●>) アタシより!?
\フフッ/
( ><) お前は誰なんだよ
\www/
(*><) ほら、なんと言いますか…
(*><) イメージが好きなんですよ、イメージ
( <●><●>) というと
( ><) ほら、春といえば、ですよ!
( ><) 出会いと、別れ!
.
-
( <●><●>) ベタですねえ
( ><) 特に、高校の卒業式なんか、こう……
(*><) きゅん!
\きゃー!/
( ><) と、なっちゃいますもんね!
( <●><●>)σ でもきみ、始終真顔じゃありませんでした?
( ><)つ≡ 指をさすんじゃないよ
\フフッ/
.
-
( ><) 現実はどうだっていいンですよ
( <●><●>) 確かあの時は…
\えー!/
( ><) いいからいいから…
\ふふっ!/
( ><) イメージ! わかる?
(*><) こう、甘い青春の、すっぱい残り香……
( ><) 的な!?
.
-
σ( <●><●) じゃ、待ち合わせは校舎裏の木の下、ですね?
( ><) オッいつもより段取りいいな
\ドッ!/
( ><) 嫌いじゃないよ
\www/
\ぱちぱち…/
( ><) ついに、今日で高校生活も終わる…
\ざわ…/
( ;><) あ〜〜緊張する〜〜!
( ;><) ずっと好きだったワカ子ちゃん、ふ、フラれないかな…
\かわいいー!/
( ><) いや、大丈夫!
( ><) 卒業式に、あの木の下で告白したカップルは!
( ><) ゼッタイに結ばれるという、この学校の伝説があるんだ!
.
-
( <●><●>) ビロくん、おまたせっ!(裏声)
\キャアアアアア!!/
( ;><) ワカ子ちゃん!
\可愛いいいいい!!/
( <●><●>) 卒業式、楽しかったね!
( ><) う、うん!
\クスクス…/
(;<●><●>) 遅れてごめんね!
(;<●><●>) ちょっと、アルバム交換が長引いちゃって…
( ><) あ、そ…そうだったんだ! 全然!
( <●><●>) センセイと話してたら、いろいろ、盛り上がっちゃって…
( ><) そ、そうなんだね! ふ、ふーん!
.
-
( <●><●>) 聞いてよ、話してたら、ぽっぽちゃんたら、泣いたんだよ!
( ><) え? ぽっぽちゃんが?
\フフッ/
( <●><●>) もう会えないんだ〜!とか
\www/
( <●><●>) 大学もいっしょなのにね
( ><) でも、まあ、気持ちはわかるかなー
\クスクス…/
(;<●><●>) それで、なかなか抜け出せなくって…
( ><) い、いいよ全然!
( <●><●>) そうそう……
\クスクス…/
( <●><●>) でね!でね!
( <●><●>) さっき、センセイと集合写真撮ったンだけどぉ
( ><) その話いつ終わるーー!?
\ドッ!/
.
-
\www/
\アハハハ!/
( <●><●>) ちょっと、も〜ちょっと待ってください
\パチパチ!/
( <●><●>) こッからがいいんですよ
( ><) それは今度聞くよ!
\フフッ!/
( ><) …告白させろよ!
( ><) コクハク!
( <●><●>) まあ、卒業式って、こんなもんでしょ
( ><) そうかもだけど、空気ってもんがあるでしょーが
( ><) いい? コクハクだよ、告白!
\フフッ…/
( <●><●>) わかってます
\クスクス/
.
-
( ><) コクハクするぞ!
( ><) この校舎裏の木の下だと、ぜったい成功するんだ!
(;<●><●>) おまたせっ!
\可愛いー!/
( ;><) ワカ子ちゃん!
\ワカ子ー!/
( <●><●>) 話ってなに?
( ><) そ、その…ワカ子ちゃん!
( <●><●>) うん?
( ;><) きょ、今日で高校終わっちゃうし、言いたいことが…
( <●><●>) ?
\……/
( ;><) わ、ワカ子ちゃん!
\……/
( ;><) 僕は、きみのことが、
( ;><) す、す、…… \がんばれー!/
.
-
( ;><) 好きなんだ!
\キャーーー!/
( ;><) 付き合ってください!
\きゃああああ!!/
( <●><●>) え? なんて?
( ><) え?
\フフッ/
( ;><) きみのことが、好きなんだ!
\やーん!/
( ;><) 付き合ってください!
\www/
(;<●><●>) ごめん、聞こえなーい!
\アハハ!/
( ><) なんで聞こえないんだよ!
.
-
( ;><) 付き!合っ!てぇ!
(;<●><●>) 無理?やっ?てぇ!?
( ><) なにがやねん!
\ドッ!/
\むりwww/
( ;><) 好ーーーきーーー!!
( ;<●><●>) 無ーーー理ーーー!?
\wwww/
( ><) なんでだよ!!
( ;><) ワカ子ちゃーーん!?
σ(;<●><●) ちょっと、場所変えなーい!?
σ(;<●><●) ココにぎやかすぎて、ちょっと聞こえないカモ!
( ><) ここ何人いるんだよ!!!
\ドッ!/
\wwwww/
.
-
\ワハハハ!/
\クスクス…/
( ><) 校舎裏の木に、何人集まってんだよ!
( ><) ふつうここは二人き…
(;<●><●>)≡ きゃーー待って!?
\!?/
( ><) むぐ!
\きゃーー!!/
::( *<●><)σ:: た、た、
::( *<●><)σ:: たかしくんがコクってる〜〜〜〜〜!!
( ><) 全員コクりにきてんのかよ!!!
\ドッ!/
\wwww/
.
-
\パチパチ!/
\わははは!/
( ><) なんでみんな来てんだよ!!
( ><) ムードぶち壊しじゃねーか!!
\アハハハハ!/
( <●><●>) そりゃあ
( <●><●>) 必ず想いが成就するスポットなんて、
( <●><●>) 実際にあったら、殺到モンですよそんなの
\フフッ!/
( ><) そうかもだけどさ〜!
( ><) 声がかき消されるほど集まるか〜!?
( ><) てか、よく大衆の前でコクったな、たかし…
\クスクス/
.
-
\……/
\フフッ…/
( ><) コクハクするぞ!
( <●><●>) おまたせっ!
\クスクス…/
( ><) ワカ子ちゃん!
\ワカ子可愛い〜!/
( <●><●>) 話ってなにー?
( ;><) そ、その、ワカ子ちゃん!
( <●><●>) うん?
\がんばれー!/
.
-
( ;><) ぼ、僕は、その……
(><; ) そうだビロード落ち着けがんばれ〜?(小声)
(><; ) 大丈夫ぼくならできる、練習だってしたんだ!(小声)
( <●><●>) ?
\ビロがんばれ!/
\頑張って〜!/
( ><) ワカ子ちゃん!
(;<●><●>) はい!
( ><) きみのことが好きなんだ!
(;*><)つ 僕と付き合ってください!
( <●><●>) ご…
、
( ><)つ ごォ!?!?
\ドッ!!/
\wwwwww/
.
-
\wwwww/
\ワハハハ!/
( ><) まさか、いや、あの前振りから、
、
( ><) 一切の迷いなく、ごォ!?!?
\wwwww/
( <●><●>) なんですか、まだ言い切ってないですよ!
( <●><●>) ちょっと勿体ぶるのが、いいんじゃないですか!
\クスクス…/
( ><) 何一つ勿体ぶれてないんだよ!!
、 、 、 、、 、 、 \やーーん!/
( ><) ごめんなさい一択なんだよ、ごはよォ!
\フフッ/
\どんまーいw/
(>< ) ドンマイちゃうねん!
\どっ!/
.
-
\クスクス…/
\フフッ…/
( <●><●>) まあ、いいじゃないですか!
( <●><●>) 恋は、むくわれないからこそ、甘酸っぱいんですよ
( ><) 言い得て妙だけどさあ〜
\くすくす/
( <●><●>) 逆に、出会いのほうはどうなんですか
( <●><●>) 入学式、入社式…
( <●><●>) むしろこっちのほうが定番ですよ、春って
.
-
( ><) たしかに、ね〜…
( ><) たとえば、どんな出会いが、春っぽいですか?
( <●><●>) パンをくわえて曲がり角集合、どうですか?
( ><) 準備がいいね、嫌いじゃないよ
\クスクス…/
\きゃーー!/
≡( ;><) 遅刻遅刻〜〜!
≡( ;><) 入学式に遅れちゃうよ〜〜!
≡( <●><●>) !
≡( ><) あっ!
ズテッ!
.
-
( ;><) い、痛てて……
( ><) ハッ!
\クスクス…/
( ;><) だ、大丈夫ですか!?
(;<●><●>) ふぁ、ふぁい…ふぁんふぉふぁ
( ><)σ パンは落とせ〜〜〜!?
\ドッ!/
\わははは!/
( <●><●>) え?
( <●><●>) パンをくわえて曲がり角、ベタ中のベタでしょ?
( ><) ぶつかった衝撃で、フツー落とすんだよ!
\アハハハ!/
( ><) どんなアゴの力してんだよコイツ
\www/
.
-
≡( ;><) 遅刻するー!
( <●><●>) ぷっぷーーー!!
≡( ><) え?
\ブフッ/
( <●><●>) キキィィーーーーーー!!
( <○><○>) ドカーーーーーン!!
( ><) うそーーーん!?!?
\ドッ!/
\がはははは!/
\www/
(lli><) ぐッ……
\wwww/
(lli><) ウ ッ!?
\クスクス…/
(;<●><●>) 大丈夫か、少年ッッ!
( ><) 大丈夫じゃねえよ!!
\フフッ!/
.
-
\ガヤガヤ/
\わはははは!/
( ><) ヨウシャなく轢いてくれたなぁ!!
( <●><●>) 別れは突然やってくる……
( ><) 出会えよ!!
\フフッ/
( ><) 別れはさっきやったからいいんだよ!
( ><)σ 曲がり角で、美少女とぶつかる、いいね!
( <●><●>) いいだろう
\クスクス/
.
-
≡( ;><) 遅刻だ〜〜!
≡(;<●><●>) きゃっ!
≡( ><) あッ!
ズテッ!
( ;><) い、痛ててて……
( ><) はッ! だ、大丈夫!?
(;<●><●>) 痛ッたぁ〜〜い!
\キャーーー!/
( <●><●>) なんなのよ、も……
\きゃああ!/
(<●><●> ) ぷっぷーー!
( <●><●>) ……
\ドッ!/
( <○><○>) え?
\アハ…!?/
.
-
\クスクス…/
\フフッ/
( ><) え?
刹那、名も知らぬその少女は──
真紅の花を、散らしたのであった──
b
( ><) このナレーション何なんだよ!!!
\わははは!/
そう、まるで──
\アハハハハ!/
別れとともに散る、桜のように──
\ワハハ!/
( ><) やかましいわ!!
\ぎゃははは!/
.
-
\あははは!/
\ガハハハ!/
( <●><●>) 主題歌は、小田和正でどうでしょう
( ><) よかねえわ、始まってすらねえだろラブストーリー!
( <●><●>) いや、言葉にできないほうで
( ><) どっちでもいいわ!
\クスクス/
( <●><●>) しかしですね、ビロードくん
( <●><●>) 人っていつかは、必ず別れるものなんですよ
( <●><●>) ずっと一緒にいられる人なんて、いません
( ><) まあ、そりゃあ、そうですけどねー?
\フフッ/
( <●><●>)σ こいつらだって、ずっとついてくると思いますかァ!?
( ><)つ≡ 指をさすな指をォ!
\きゃああああ!!/
\キャーキャー!/
.
-
\キャアアア!/
( <●><●>) しかしですね…
\一生ついてくーーー!/
\ついてくーーー!/
( <○><○>)σ 嘘をつくなーーーーー!!
( ><) なにがあったんだよ!!
\キャアアア!!/
\ざわざわ……/
.
-
\ワカーーー!/
( <●><●>) ったく…
\きゃあきゃあ!/
( <●><●>) ……どんな人とも、ずっと一緒にいられない
( < >< >) そう考えると、確かに春って
( <●><●>) センチメンタルな、季節かもですね
( ><) 湿っぽい話ですねぇ
( <●><●>) 梅雨はまだ先ですよ
\フフッ/
( ><) ちがくて
\くすくす/
.
-
\ふふッ/
\クスクス…/
( ><) でも、ですよ!
(*><) 僕たちは、ずっとふたりで、頑張ってきたじゃないですか、漫才!
\ワァァーーー!/
\ぱちぱちぱち!/
\パチパチ!/
(*><) だから、
( <○><○>) 墓まで一緒ォ!?
\ドッ!/
( ><) には、なれないかもだけどぉ!?
\wwww/
.
-
\きゃーー!/
\きゃあきゃあ!/
( ><) これから、何度春が来たって、
( ><) ぼくたちは一緒だよ、ワカッテマスくん!
(*><)つ これからも、いっしょに漫才、がんばろう!
( <●><●>) ご…
、
( ><)つ ごォ!?
\ドッ!!/
\wwwww/
( ><)つ ’ もういいよ!
\www/
( >< ) どうも、ありがとうございました〜!
( <●><●> ) ペコッ…
\キャアアアア!/
\パチパチパチ!/
\きゃーー!!/
\ぱちぱちぱち!/
.
-
投下しました>>655-683
あと>>645で無限に笑ってる
-
おつおつ!こういうしゃべくり漫才みたいなネタいいよね……
あと抜粋しただけなのに>>645で笑ってくれてありがとう
-
乙
-
お久しぶりです。初恋を探しにきました。どす恋よさ恋…
-
ワカビロ漫才だ!!
>>675
ここ好き
-
久々に復帰して顔文字を辞書登録しようと思ったけど今まで使ってた一括登録できる丸い部屋のツール死んでる?
ひとつひとつコピペして登録するしかないのか?
-
>>689
IMEならテキストを放り込めばできるぞい
-
乙
笑った〜ノリノリな漫才好き。もっと読みたくなった
-
お久しぶりです、BBHです。
ようやく百物語2022の保管に着手しているのですが、イメピクで投下された絵が削除されており保管できなくなっております。
画像データをお持ちの方は、お手数おかけいたしますが弊DMか下記スレまでお願いいたします。
不具合・まとめ要望
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/sports/43969/1582987167/
-
登場人物迷ってるので数人テンプレ2ぐらいの知名度のAA3人〜ぐらいお願いします!!!
-
(´・_ゝ・`)
(゚、゚トソン
('、`*川
-
∬´_ゝ`)
( ^ν^)
('(゚∀゚∩
-
>>693
〆ます!!ありがとうございます!!!
-
投下します
-
('A`)「はあ……セックスしたい……」
('A`)「俺はこの15年間、小学生の頃から社会人にとして働いてる今日まで」
('A`)「お参りと善行を、毎日欠かさず行っている……」
('A`)「だのに、未だセックスには至っていない……」
('A`)「世の人々は毎日、一体どれほどの善行を積んでるんだ……」
('A`)「そして、神様はいつになったらセックスさせてくれるんだ……」
('A`)セックスを神頼みしたようです
.
-
('A`)「目標を一日十善から一日十一善に増やすか……?」
ドゴォォォン
(:'A`)そ 「うおッ!なんだ!?」
川 ゚ -゚)「ここか」シュタッ
(;'A`)(なんか天井に穴空いたと思ったら女の子降ってきたんだが……)
(;'A`)「あの……」
川 ゚ -゚)「なんだ?」
(;'A`)「強盗か何かですか……?」
川 ゚ -゚)「天使に向かって強盗呼ばわりとはな、なかなか失礼な奴だ」
(;'A`)「はあ!?天使!?」
-
(;'A`)「いや絶対うそ、アグレッシブな強盗でしょ?」
(;'A`)「羽も無いしどう見たって人間じゃん」
川 ゚ -゚)「はね?あるぞ、ほれ」
(;'A`)「いや……ええ……?」
(;'A`)「天使の羽って着脱式なの……?」
(;'A`)「そんなわけなくね……?」
川 ゚ -゚)「着脱式というかここに手を突っ込んで羽ばたくんだよ」
(;'A`)「鳥人間コンテストに出てくる悪ふざけの産物かよ」
(;'A`)「そんなんで飛べるわけないだろ」
-
川 ゚ -゚)「そんな疑うなら飛んで見せようか?」
('A`)「え?マジに飛べんの?なら飛んで見せてよ」
川 ゚ -゚)「しょうがないな?」ヴァサッ ヴァサッ
('A`)「うお、すげぇ……」
('A`)「ほんとに浮いてきた……でももうやめて」
('A`)「部屋めちゃくちゃになるから、ヘリが着陸しましたみたいになるからもうやめて」
川 ゚ -゚)「わがままな奴だな」
-
川 ゚ -゚)「だが、これで信じたか?」
('A`)「流石に信じざるを得ないな……」
('A`)「それでどうして天使が屋根ぶち抜いて入ってきたんだ?」
川 ゚ -゚)「まず、天井をぶち抜いて入ってきた理由だが……」
川 ゚ -゚)「親方!空から女の子が!ってのはボーイミーツガールの定番だろ?」
('A`)「そんだけの理由で人ん家の屋根ぶち抜いたの?」
川 ゚ -゚)「次にお前の小汚い家に来た理由だが……」
('A`)「あんたよく人に失礼とか言えたな」
川 ゚ -゚)「お前、神に願い事してたろ」
(;'A`)「!」
-
(;'A`)「えっ?してたけど……えっ!?」
川 ゚ -゚)「それを叶えるよう、神に言われて来たってわけだ」
(;'A`)「つ、つまり……俺とセックスしてくれるってこと!!?」
川 ゚ -゚)「まあ、そういうことだ」
(*'A`)「うおおおおおおお!マジ!?超嬉しい!!!」
(*'A`)「欲を言うと巨乳じゃなく貧乳のロリっ娘がよかったけどそれでも嬉しい!!!」
川 ゚ -゚)「は?」バキッ
(;'A`)「俺のお宝フィギュアぶん殴るのはやめて!」
-
('A`)「いやー、でも神様がデリヘルみたいなサービスしてくれるとは思わなかったな」
川 ゚ -゚)「いや、普通はしないぞ」
川 ゚ -゚)「今回は徳ポイントがなんかえぐいことになってたからな、特別措置らしい」
('A`)「トクポイント?」
川 ゚ -゚)「卑しい魔界の奴らは人の魂を力に換え、我々天界の者は人の徳を力に換える」
川 ゚ -゚)「天界では人の善行を徳ポイントとして数値化し、ある程度還元してやってるわけだ」
('A`)「へー」
川 ゚ -゚)「が、お前は貯める速度が異常でな……今回まとめて清算しようってわけだ」
('A`)「そうか……15年の努力がやっと身を結んだか……」
川 ゚ -゚)「完全に努力の方向性間違ってるけどな」
-
川 ゚ -゚)「よし、それじゃ服脱げ」
(*'A`)「お、おう」ドキドキ
(*'A`)「いやー緊張するな、女の子の前で脱ぐとか恥ずかち」ヌギヌギ
川 ゚ -゚)「まずは手でしてやろう」
(*'A`)「お、おう」ドキドキ
川 ゚ -゚)「いくぞ」グチッ
('A`)「えっ……」
川 ゚ -゚)「どうした?もうイったか」
('A`)「いや、えっ……」
('A`)「イったっていうか逝ったよね、息子が……」
-
('A`)「え?ナニコレ、どうしてくれんの?」
('A`)「ていうかなんで痛みないの?逆に怖いんだけど」
否、痛みがないわけではない
体がまだ気付いていないのだ
自身の自身が失われたことに
だが、それも束の間
少しずつ気付き始める、自身に起きた異常に
(゚A゚)「うぎゃあああああああああああ 痛ええええええええええええええええ!!!」
-
(゚A゚)「ナニコレ!痛イ!死ぬ!あと変なナレーションみたいなの聞こえたけどなんだよ!」
川 ゚ -゚)「あれだ」
(゚A゚)「天井の穴からどでかいおっさん除いてる!」
(゚A゚)「何あの化け物!」
( <●><●>)「私が神なのはわかってます」
(゚A゚)「神様かよ!何してんの!?」
( <●><●>)「初めての情事が刺激的になるよう、ささやかなプレゼントをと」
(゚A゚)「もう刺激オーバーフローしてんだけど!」
-
(゚A゚)「ああ……俺の小学生の時からの夢が……」
(゚A゚)「もういっそ殺してくれ……」
(゚A゚)「悔いはあるが、もうどうしようもない……」
(゚A゚)「死んだ方がましだろこんなの……」
川 ゚ -゚)「悔いはあるけど女に打ち込む杭が無いってか」ハハハ
(゚A゚)「ごめん、笑える気分じゃないんだけど……」
-
川 ゚ -゚)「それじゃ、気を取り直して再開するか」シュウン
(゚A゚)「再開って何を……」
('A`)「!」
('A`)「息子が生き返った!?」
川 ゚ -゚)「フッ、このくらいは造作もない」
川 ゚ -゚)「卑しい悪魔どもの力は破壊の側面が強いが、我々天使は守りや癒しが得意なんだ」
('A`)「じゃあお前は悪魔寄りじゃね?」
川 ゚ -゚)「は?」グチャッ
川 ゚ -゚)「お前は何を見ていたんだ?」
('A`)「惨劇」
-
川 ゚ -゚)「私の鮮やかな修復を見てなかったのか?」
('A`)「確かにすごいと思うよ?でも見てよ息子のこの酷い姿」
('A`)「破壊ばっかじゃん」
川 ゚ -゚)「つい力が入ってしまったようだな」
川 ゚ -゚)「直すぞ」シュウン
川 ゚ -゚)「破壊と修復のレートは2:3だ、これで修復が上回ったな」
('A`)「なに都合のいいこと言ってんの……」
('A`)「あと忘れてるぞ、屋根とフィギュア」
川 ゚ -゚)「……」
-
川 ゚ -゚)「あまり過ぎたことをとやかく言うな、男が廃るぞ」
('A`)「男の象徴握り潰しといてよく言うよ」
川 ゚ -゚)「……お前が知っているかはわからないが人間界にこんな諺がある」
川 ゚ -゚)「二度あることは三度ある」
川 ゚ -゚)「ミスは繰り返されるものなんだ、もっと広い心をもて」
('A`)「そのことわざは知ってるが、不吉な未来予想図はやめてくれよ」
川 ゚ -゚)「わかっている、ちゃんと気をつけるさ」
-
川 ゚ -゚)「それじゃ、続きをしようか」グチュッ
('A`)「あのさあ……」
川 ゚ -゚)「……天界のものは未来を見通す力にも長けているんだ」
('A`)「さっきの 二度あることは三度ある に対して言ってんの?」
川 ゚ -゚)「ああ」
('A`)「あのさあ……」
川 ゚ -゚)「気をつけていたって失敗することはある」
川 ゚ -゚)「そうだな、人間にもわかりやすいように喩えてやろう」
川 ゚ -゚)「料理をしようと手に取ったきゅうりが儚く砕け散る、よくあることだろう?」
('A`)「ねーよ」
-
川 ゚ -゚)「喩えが悪かったか?だが、コツは掴んだからもう安心しろ」
川 ゚ -゚)「まあ、コツは掴んだと言っても中に骨は入ってなかったけどな」ハハハ
('A`)「……うん……握り潰さなければもうなんだっていいよ」
川 ゚ -゚)「投げやりだな、もう少し嬉しそうにしたらどうだ?」ブチャッ
('A`)「……」
川 ゚ -゚)「……」シュウン
('A`)「…………無茶言うなよ」
-
川 ゚ -゚)「…………」グチッ シュウン グチャッ シュウン グチュッ シュウン
('A`)「…………」
川 ゚ -゚)「だいぶ慣れてきたな、どうだ上手くなったろう」グチッ シュウン グチョッ シュウン
('A`)「……そうだね、スムーズになったね」
川 ゚ -゚)「だろう?天使は人間より学習力が高いからな」グチャッ シュウン グチュッ シュウン
('A`)「通じない皮肉って虚しいね」
-
川 ゚ -゚)「どうだ、気持ちいいか?」グチッ シュウン グチュッ シュウン
('A`)「むしろ気持ち悪いよね、トラウマものの光景だよ」
('A`)「どうして悲劇は繰り返されるのだろうか……」
川 ゚ -゚)「それは人間が愚かだからだな、戦争なんてやめればいいのに」グチャッ シュウン グチュッ シュウン
('A`)「戦争に関しては俺も同意だよ、でも今悲しみを生んでるのは天使なんだよね」
('A`)「こんなのもう地獄の刑罰じゃん……そう思わない……?」
川 ゚ -゚)「デリバリーヘルスかと思ったらデリバリーヘルだったってか?」ハハハ グチッ シュウン
('A`)「笑い事じゃないよね」
-
('A`)「地獄見せてる自覚あるならもうやめようよ」
川 ゚ -゚)「そうだな、ちょうどもう終わりだ」グチッ シュウン
('A`)「そろそろ本番に移ろうよ」
川 ゚ -゚)「残念だがそれはできない」
('A`)「えっ?」
川 ゚ -゚)「徳ポイントが尽きてしまったようだ」
('A`)「そんなすぐなくなんの?まだ1時間も経ってないよ?」
川 ゚ -゚)「修復は奇跡の力だからな、徳ポイントの消費も激しいんだ」
('A`)「えぇ…………」
-
川 ゚ -゚)「まあいれるだけなら私の一存で大丈夫なんだがな」
('A`)「だったらいれさせてよ、勝手に徳ポイント消費しまくったんだから」
川 ゚ -゚)「いいぞ、ただ事故が起きても修復はできないからな」
川 ゚ -゚)「お前の判断に任せよう」
('A`)「うん、やめとこう、馬鹿力のお前相手じゃ危険すぎる」
('A`)「万力に挟まれたみたいになる未来がありありと見えるぞ」
川 ゚ -゚)「まんこの力でマン力ってか」ハハハ
('A`)「神経逆撫でするのうまいね……」
-
川 ゚ -゚)「それじゃあ私は天界へ帰るよ」
('A`)「ああ、うん、ばいばい」
川 ゚ -゚)「……」
川 ゚ -゚)「……また善行を積め」
川 ゚ -゚)「そうしたらもう一度来てやる、神に掛け合ってでもな」
('A`)「善行に対するディスインセンティブだね」
川 ゚ -゚)「それじゃあ、またな」ヴァサッ ヴァサッ
('A`)「ちょっ、やめっ……」
川 ゚ -゚)「最後にもう一つだけサービスだ、天井の穴は修復していってやろう」ヴァサッ ヴァサッ
('A`)「えっ?修復はもうできないんじゃなかったの?」
-
川 ゚ -゚)「じゃあな」ヴァサッ ヴァサッ シュウウン
その言葉を最後に、彼女は翼を翻し飛び立っていった
僕は彼女の美しい姿を目に焼き付けるように、いつまでも眺めていた
空の彼方へ見えなくなっても、いつまでも、いつまでも…………
('A`)「このナレーションって……神様まだいたのね」
('A`)「俺の一人称、俺なんですけど」
( <●><●>)「わかってます」
('A`)「嘘つけ」
('A`)「あと天井の穴塞がったから、飛んでくとこ見えないからね」
( <●><●>)「わかってます」
('A`)「嘘つけ」
-
('A`)「ねえ、あの天使帰るときさ、部屋ん中ヘリが着陸しましたみたいになったんだけど」
( <●><●>)「離陸の間違いでは?」
('A`)「どっちでもいいよ……」
('A`)「なんでもいいから直してくんない?」
( <●><●>)「徳ポイントが足りないのはわかってます」
('A`)「……ああそう……じゃあ早く帰ったらどうです?」
( <●><●>)「わかってます」
('A`)「うん、ばいばい」
-
('A`)「はあ……辛すぎる……」
('A`)「やっぱり神頼みじゃなく、自分の力でカミさん作るのが一番かね……」
そう呟き先程の天使の少女を思い浮かべる
善行を積み再開を果たしたときにはこの想いを伝えよう
そう、固く決心したのであった……
('A`)「神様、早よ帰れよ」
おしまい
.
-
乙
むちゃくちゃなクー、いいね
-
おつおつ。人間大の生き物がイカロス方式で飛ぶには馬鹿げた筋力が必要って話を思い出した。つまりクーはムッキムキの可能性。
-
乙津
-
よい
-
川д;川(ああもうどうしよう、この服で本当に良かったのかな……っていうか今日の私メイク濃すぎない?不安すぎる……誰か助けて……)
从 ゚∀从「あ、いらっしゃい。待ってたよ……13時から予約の貞子さんで合ってるよね?」
川д川「はっ、はい……今日はその、よろしくお願いします!」
从 ゚∀从「そんなに緊張しないで、まずは先に料金だけ貰っちゃうから」
川д川「はい、どうぞ……」
川д川(近くで見ると写真より格好いいな……)
从 ゚∀从「うん、ありがとう。それじゃあ今日はオレがエスコートするから楽しんでいってね」
疑似恋愛のようです
-
从 ゚∀从「今日はどこ行くか決めてる?もし決まってないならオススメの所連れていくよ」
川д川「あっ、この辺の土地勘ないので案内して貰えると嬉しいです」
从 ゚∀从「りょーかい、近くに美味しい喫茶店があるんだけど混んでないといいな」
从 ゚∀从「お、丁度空いてる…良かった。先どうぞ」
川д*川「ありがとう…」(ドアを開けて先に入れてくれるの、ちょっと恥ずかしいな)
从 ゚∀从「並んでる間に何頼むか決めときな」
川д川「えっと、どうしようかな…色々合って迷う……じゃあ、カフェオレと…苺のタルトで」
从 ゚∀从「オレはコーヒーとアップルパイで、先に席取っておくよ。会計頼んでいい?」
川д川「大丈夫だよ!すみません、カフェオレと苺のタルトとコーヒーとアップルパイでお願いします」
o川*゚ー゚)o「カフェオレと苺のタルト、コーヒーとアップルパイですね。ただいまお席までお持ちしますのでお待ちください」
-
从 ゚∀从「そこ段差あるから足元気を付けてな」
川д川「う、うん……」
川д*川(わー!!さりげなく手、繋いじゃった!一瞬だけど!!)
从 ゚∀从「それじゃ、座ろっか」
川д*川(椅子引いてくれるのも紳士的だな……)
川д*川(それにしても高岡さんって本当に顔立ち整ってるな)
川д*川(右目赤いのはカラコンかな?左目は髪で隠れて見えないけど…赤目が似合うのも凄いなぁ…)
从 ゚∀从「ボーッとしてるけど大丈夫?疲れちゃった?」
-
川д*川「いえ!何でもないです、ちょっとその、高岡さんに見惚れちゃって…って何言ってるんだろ、私…」
从 ゚∀从「ははっ、ありがとう。そんな事言われると照れるな」
从 ゚∀从「貞子さんも可愛いよ、その服も似合ってる。お洒落さんなんだな」
川д*川「いえ!私なんて全然そんな……」
川д川(今日のためにワンピース新調して良かった!)
o川*゚ー゚)o「お客様、こちらお品物になります。ご注文の品は以上でよろしいでしょうか?」
川д川「はい、そっちがコーヒーとアップルパイで…ありがとうございます」
-
o川*゚ー゚)o「ごゆっくりお楽しみ下さいませ」
从 ゚∀从「あ、写真撮ってもいい?ブログに載せときたいんだ。スイーツって女子ウケ高いし」
川д川「うん、大丈夫だよ。そっちも美味しそうだね」
从 ゚∀从「一口食べる?」
川д*川「えっ、いいんですか?」
从 ゚∀从「……うん、写真も撮れたし切り分けていいよ」
川д川「ありがとうございます…それじゃあ、一口だけ」
川〜川「もぐもぐ……甘過ぎなくてサッパリしてて美味しい」
-
从 ゚∀从「良かった、じゃあオレも食べよっと」
川д*川(こんな格好いい人が私の隣に座って一緒にデートしてるなんて、信じられない…)
从 ゚∀从「そう言えば今日は休日なの?」
川д川「あ、はい。普段は工場の事務で働いていて…休みは不規則なんです」
从 ゚∀从「そうなんだ、いつもお疲れ様。普段は休みの日は何してるの?」
川д川「えっと、その…好きなゲームがあるからそれをプレイしたり、それの小説を書いたり…」
-
从 ゚∀从「えっ、小説書いてるの?凄いじゃん、良い趣味だと思うよ」
川д川「いや、でも全然二次創作って奴だし凄くなんてないよ」
从 ゚∀从「いや、オレ小学生の時の読書感想文すらまともに書けなかったから文章書ける人尊敬するわー。あ、ゲームはどんなのやってるの?」
川д*川「さ、最近は『捻れた世界の不思議な国』とか『devil butler and black cat』とか……」
从 ゚∀从「最近そういうソシャゲ流行ってるよな、オススメとかあったら教えてよ」
川д川「うん、私の趣味で良ければ!」
-
〜1時間後〜
川д*川「それでキャラクターの背景も良くて、このキャラはクールで真面目に見えるけど実は凄く熱血でギャップ萌えなんだ」
从 ゚∀从「そうなんだ、ギャップ萌えは確かに大事だな……そういうのに惹かれる人も多いだろうし」
从 ゚∀从「……おっと、話してる内にそろそろ時間だな。今日はそろそろ帰ろうか」
川д川「うん、今日はありがとう。何か語っちゃってごめんね」
从 ゚∀从「いや、オレも色々聞けて楽しかったよ。また話せたら嬉しいな」
川д川「私も凄い楽しかったよ!」
从 ゚∀从「じゃあ駅まで送っていくよ」
〜帰宅後〜
川д*川「はぁ……高岡さん格好良かったな、それに私話下手なのに話題広げてくれるし、聞き上手だしエスコートもしてくれるし…」
川д川「これはまた指名しちゃうかも…」
川д*川「本当勇気出して行ってみて良かった、男装デート!新たな扉を開きそう……」
終わり
-
個人的にハインリッヒ高岡男装女子説が萌えるので書きました。
高岡さんの口調がブレブレでハインリッヒ高岡感が出せなかったのが反省点です。
あと全体的な話の流れは半フィクションです。
拙い作品を載せてしまい誠に申し訳ありませんでした。
-
乙
半フィクションってマジ?
ハインみたいな人とお出かけしてみたいわ
-
乙乙
ハインの声が低音女子声で再生容易だった
ニヤニヤしながら読んでしまった
-
おつです
-
よき
-
それはきっと恋ではないようです
o川*゚ー゚)o「ねぇ、帰り薬局寄っていい?ハンドクリームが切れちゃってさ」
ζ(゚ー゚ζ「いいよ、あたしもコスメ見たいし行こー」
そんな話をしながら、学校帰りに私達はドラッグストアに寄っていた。
私がハンドクリームのコーナーを見ていると、急に横にいた友人が高めの声を上げた。
ζ(゚ー゚ζ「あ、これしぃちゃんがCMやってるやつだよ!あの今超人気女優の!あたしも使ってるけどいい匂いするし買うならこれにしなよー」
桜色の華やかなパッケージをしたそのクリームは、確かに今放送されているCMで若手女優が宣伝しているのをよく見かけるものだった。
テスター品のものを少し手に取ってみると、甘くて可愛らしい良い香りがした。
けれど、私はそれを棚に戻して別の商品を手に取る。
-
o川*゚ー゚)o「……うーん、私はやっぱりこれでいいや」
そう言って、私は白いパッケージに緑色の文字が書かれたシンプルなデザインのハンドクリームをそっと握った。
それは棚の目立たないところに置いてあり地味な印象を受けるが、昔ながらの商品で保湿性が高く肌がしっとりとするものだった。
ζ(゚ー゚ζ「そっか、そう言えばキュートっていつ もそれ使ってるよね。何か思い入れとかあるの?」
o川*゚ー゚)o「思い入れ、かぁ…まあ、そうだね。ちょっとした思い出があって」
私はその時、思い出した。
「冬場は寒いからな、乾燥に気を付けないといけないぞ」
そう言って私の手にハンドクリームを塗ってくれた姉の事を。
クリームの柑橘系の爽やかな香りと、大きくて柔らかな手が私の手を包んでくれたこと。
やけに真面目な顔付きで私の手にクリームを塗っていた姉の表情も、全て鮮明に思い出すことが出来る。
-
それから私は友人であるデレと少しスタバで涼み、新作フラペチーノを飲んでから家に帰った。
o川*゚ー゚)o「ただいま、クー姉…もう帰ってたんだ。今日は早いね」
川 ゚ -゚)「今日は午後からの講義が休講になってしまったからな」
この人は、私の姉だ。
真直ぐとした長い黒髪に、私と同じ藍色の瞳。
髪型やメイクが違うせいかあまり似てないと評される私達だけど、瞳の色は同じだ。
私は姉と同じ色の自分の瞳が好きだった。
姉は綺麗な卵形の輪郭に、切れ長の瞳、スラッと通った鼻筋と上品に見える薄い唇と身内贔屓を抜きにしても端正に整った顔立ちをしていた。
私は横目で姉の顔を見ながら、内心でそっとため息を吐いた。
そして、意を決して口を開く。
-
o川*゚ー゚)o「……そう言えばさ、お姉ちゃん今日モララー先輩に告られたって聞いたけどどうしたの?」
私の問いに、姉は少しだけ困ったように眉根を寄せてこう答えた。
川 ゚ -゚)「何だ、1年の所にももう噂が回っているのか……勿論断ったさ。私は誰かを好きになるなんて感覚をまだ理解出来ないしな」
その返答に、私は安堵を覚えた。
私は姉の事が好きだ。でもこれは決して恋ではないはずだった。
姉への想いは親愛とか姉妹愛とかそういう類いのもので、恋愛ではないことだけは確かだった。
だって、同性であることはいいとして私達は姉妹なんだから。
姉妹同士で恋愛感情を抱くなんて、世間一般的な考えとして間違っている。
だから私は姉への想いをただの姉妹愛だと思っていた。
でも、もし姉が誰かの告白を受けてその人と付き合うかもしれないと考えると姿も分からないその誰かにどうしようもない嫉妬心を覚えてしまうのも事実なのだ。
-
o川*゚ー゚)o(こんな事一々考えたってどうにもならないのにな、だって私達は"姉妹"なんだから)
川 ゚ -゚)「キュート、どうかしたか?そう言えばさっき母さんが頂きもののラスクがあると言っていたな……今紅茶を淹れてやるから待ってろ」
o川*゚ー゚)o「うん、ありがとう。お姉ちゃん」
私は曖昧に頷いて微笑んだ。
そして、あの時姉にハンドクリームを塗って貰った時の事を思い返していた。
クリームの柑橘系の爽やかな香りと、大きくて柔らかな手が私の手を包んでくれたこと。
温かなその体温を、私はいつまでも忘れることが出来ずにいる。
もう高校生になってしまった私は姉にもう一度ハンドクリームを塗って欲しい、なんてことは恥ずかしくて言えないけれど。
それでもあの思い出が消えないように、同じ銘柄のクリームをわざわざ探して買っている。
きっとこれからも私はあのハンドクリームを買い続けるだろう。
姉への想いを胸の内に秘めたまま。
-
百合なようで百合じゃない、少し百合な短編物を書きたかったので書きたいところだけ書きました。
クールにクソデカ感情を抱いてるシスコン拗らせキュートは可愛いと思います。
お目汚し失礼しました。ブーン系姉妹愛が流行ることを祈って……
-
乙う
-
いいじゃあないか……いいじゃあないか……!
-
どえろ祭の姉妹百合思い出した
良き乙
-
( ^ν^)
それは実家からもそう遠くない場所にあるワンルームマンションだった。数分間隔でやってくる電車に乗り込んでざわめきに怯える頭にはイヤホンを押し込んで外界を遮断してやる。それからネットで見つけた情報を片目にナビを片手に駅を出れば容易く辿り着ける。
イミテーションのオートロックを素通りし、エレベーターの5のボタンを押す。降りた先、突き当たりの部屋番号が書かれたプレートを外せば中に鍵が入っている。単身者向けマンションの渡り廊下の静寂に自然とイヤホンを外した。
耳を抜ける小さな風の音。かちゃりと鍵の開く音がした。
-
('、`*川「…………」
玄関に揃えられた靴の傍、壁にもたれるように弁当箱を抱えた女が座っていた。先客だ。
俺は先客を尻目に部屋の一番奥の柱の埋め込まれたあたりに座り、鞄を下ろす。女も俺の方を見ていないし、俺も女の方を見るのはやめた。
ここは誰もが自由に苦しみを謳歌する場所。名前も知らない誰かが、何の目的かは知らないが俺たちのような人間のために解放した部屋。
ルールは一つ、「人の苦しみに干渉しないこと」だ。
-
鞄から紺色のポーチを取り出し、しばらく表面を撫でる。くたびれたデニム地だ。頭から背に伝わるコンクリ壁の冷たさを感じながら錆びついたジッパーを引き、100均で手に入れたカッターを手に取る。
こん。こん。こん。壁にもたれるような体勢になって側頭部を軽く叩きつけると壁紙越しの確かな硬さが感じられた。
カッターを床に置き、立ち上がって壁に額を付ける。さっきまで静かだった頭の中がざわめいて、手のひらが熱くなる。足の底から上ってくるような嫌悪、怒り、悲しみが頭の中でぐるぐると混ざり合って頭にまっすぐ血が昇ってくる。
(# ν )「…………っ!」
がん。
振りかぶった頭を壁に打ち付けるたび、壁の奥に頭の中で渦巻いていたなにかが吸い込まれるように消える。
がん。
ぐらぐらと視界が揺れる。
がん。
鼻の奥に鈍い衝撃が通る。頭の中はすっきりしていた。
('、`;川「…………」
後ろから息を呑む声がする。額に触れるが、思い切り叩きつけたように思えても実際は軽い脳震盪を起こしただけで血の一滴も出ていなかった。
-
息をつき、また壁にもたれて座る。ぐらぐらと頭の中が揺れるのを感じながら今度は床に落としたカッターを手に取り、左の袖をまくった。
薄くざらついた痕跡。衝動のまま突き立てた右や左に飛び散った切り傷の痕の下にやけに丁寧な白っぽい痕が残っているのがでたらめに滑稽だった。
( -ν-)
刃をふた目盛り分だけ出したら目を瞑り、適当なところに狙いを定めて適当な力で引く。
しゅ、しゅ、しゅ。皮膚の突っ張るような感覚と後から来る痺れるような痛みに頭の中のざわめきがすっかり流れ出すような感覚。息を吐きながらすぐさまカッターの刃をしまい、ティッシュで傷口を抑える。薄いポケットティッシュの向こうでは水泡のような小さな血液の粒がてんでばらばらの角度で整列しては荒い目の紙に吸い込まれていった。
-
( ^ν^)
ティッシュの白に浮かぶ血の赤。途端に両指の感覚が弱くなる。力の入らない指先で必死に左腕を握って血を抑えながら冷たいフローリングに横たわると、天井の蛍光灯が眩しかった。
ごろりと頭を壁に向ける。床の隅は見たところ埃もなく綺麗だった。きっと誰かが定期的に掃除をしているのだろう。ここの所有者か、あるいは使用者か。そんな事を考えながらもう一枚のティッシュを手首に被せ、ゆっくりと指を動かす。切り口が皮膚に引っ張られて鈍く痛むのを感じながら俺はしばらくそうしていた。
-
(-_-)
通販の段ボールから取り出した青いパッケージに胸が鳴る。僕はこれを飲む前に糖衣の優しい白が詰まった薄緑のキャップを撫で、中の緩衝ビニールを抜いて錠剤が瓶に触れるサラサラという音を聞くのが好きだった。
ウエストポーチの中身は世界を変えてくれる優しい84の結晶、それとスマホ。僕は母親が寝静まっているのを確認し、そっと玄関の鍵を開ける。
あの場所に行こう。自転車の鍵を回し、真夜中の道を走り出した。
-
たぶん十分か二十分ぐらい自転車を漕ぐ。少し足がだるくなってくる頃にそのマンションは現れた。
何も押さなくても開くオートロックドアを通り、エレベーターで五階に向かう。突き当たりに行くまでにどこかの部屋から少しだけテレビの音が聞こえてきた。505の部屋番号のパネルを外し、中に入った合鍵を取る。
中の空気と入れ替わりに入り込むひんやりした夜風が気持ちよかった。
-
この部屋はいつも電気が付けっぱなしになっている。たぶん、ここに来るような人たちは部屋に入って暗かったらそれだけで悲しくなるからだと思う。
案の定玄関に靴はなく、壁掛けのアナログ時計は一時を少し過ぎた頃を指し示していた。
この部屋は実は夜よりも昼間の方が人が多くて、だから僕はこの時間を選んで訪れるようにしている。もちろん母親に見つからないため、というのもあるけれど。
(-_-)「ふう……」
だるさを残した足を放り、備え付けの冷蔵庫に入っているミネラルウォーターを取り出す。この部屋に来るといつの間にか補充されているドリンク類は多分誰が飲んでもいいように部屋の主が用意してくれているものなのだと思う、多分。
英字のラベルが貼られたボトルから冷たい水を流し込むと、少し汗ばんだ身体から火照りが消える。
ウエストポーチから小瓶を取り出し、ミネラルウォーターのボトルと並べてみた。赤、透明、青のフィルムに高い背。薄緑のキャップに青と白のラベル、低い背。
(-_-)「それじゃ」
よろしくね。僕が元気になるために。
-
僕は小瓶を傾けて白い錠剤を一気に口に流し込む。舌先で溶ける糖衣の甘さが昔よく食べたマーブルチョコみたいで好きだった。口の中がいっぱいになったら今度はミネラルウォーターで流し込み、喉の奥に全部流れ込んだら残りの錠剤を口に入れ、また流し込む。
ごくり、ごくり、ごくり。息継ぎも忘れて飲み下した錠剤が冷えた液体と一緒に胃に落ちていくのを感じる。
全部を飲み終わったら空っぽになった瓶をペットボトルと並べ、部屋の真ん中に座ってスマホの画面を付けて適当な動画を再生する。壁の時計はまだ全然進んでいないから、何回も見た30分ぐらいの動画を意識半分ぐらいで見る。
-
(*-_-)「ふ……ん、ふふっ」
何回も見ては見飽きたはずの動画がだんだん面白くなっていく。編集のカットとか演出の手間とかを考えて、それを作業として行うことやそれに使うソフトの開発についてイメージを深めていくと、不思議とやっている人への感謝とか、世界の仕組みとかまだ全然知らないものへの新しい気づきのようなものがどんどんと溢れてくる。
見上げた時計はちょうど2時を示していた。そういえば時計を考えた人もすごいかも。時間を三の倍数で決めた人も、あとは時計をこの場所に置いてくれた人はすごく優しい。この部屋を作ってくれた人への感謝の想いが溢れてくる!
(*-_-)「よーし……やろう!」
-
冷蔵庫からもう一本水を取り出して一気飲みし、キャップとフィルムを外した空のボトルはきちんと分類の書かれたゴミ箱に入れて薬の瓶もシールを剥がして分別した。
シンクの下に収納されている掃除用品を取り出し、誰もいない部屋に掃除機をかける。あんまり汚れてる感じはしないけど、僕がこの部屋のためにできることってこれぐらいだから。
それからシンクに残った生ゴミを捨て、ついでに水垢とかも取ってみる。どんどん綺麗になるって気持ちいいかも。可燃ごみの袋がいっぱいになったから帰りに捨てに行こう。
ちょっとずつ感覚が鮮明になっていって、さっきまで気がつかなかった部屋に漂うて作りっぽいお弁当の匂いに懐かしくなる。換気扇を回すのがもったいないくらいのいい匂い。
ああ、親の作ったお弁当なんて結局高校に一度も行かなかったせいでここ何年も食べてない気がする。ここにきて薬を飲む以外で外に出ることなんかほとんどないから当たり前だけど。
玄関に並べたゴミ袋を見ながらぼーっとしてみると、この袋の中にもいろんなデザインがあることに気がつく。ギンガムチェックの惣菜カップ、ポケットティッシュに印刷された金融機関の広告。化粧品のパッケージ。僕は本当はデザイン系の学校に行きたかったけど、今から頑張ったらこんなふうに素敵なものを作れるのかな。
ミネラルウォーターのラベル越しに見る誰かの血の付いたティッシュが星みたいに見えてすごくよかったけど、なにか外から音がした。幻聴かもしれないけど僕はゴミ袋と並んで壁にくっついた。
-
がちゃり。
( ´_ゝ`)「……」
やってきたのは髪の長い男の人だった。大きなトランクを引いて、こちらを一瞬見てから部屋に上がっていく。たまにこうやって誰かと鉢合わせることもあるけど、この部屋のルール「人の苦しみに干渉しないこと」のおかげで話しかけられたり、逆に話しかけなきゃいけないってことがないから大丈夫だった。
男の人は姿見のあるあたりで服を脱ぎ始める。そういえばあの鏡も綺麗にしたかったな。男の人は僕のことなんかいないように黒いシャツから下着までをすっかり脱いでしまい、それからトランクの中身を開け始める。
トランクの中には白いワンピースと絵本の挿絵のようなデザインのタイツ、女性用の下着一色と最後にお弁当箱みたいなポーチが出て空っぽになった。
女の人みたいに真っ白でムダ毛ひとつない手足にはわずかにぼこぼこした傷痕があって、そこを覆い隠すようにトランプやティーセットの絵柄のソックスや手袋が纏われる。通販で売ってる安っぽいペラペラのコスプレ衣装なのじゃなくて、しっかりと縫い付けられたフリルやレース。
部位によって絶妙に違う生地の厚みが逆に高級感を生んでいて、最後に体を包んだ真っ白なワンピースは背の高いあの男の人をすっかりお人形さんのように着替えさせてしまった。
-
(-_-)(すごいや)
男の人はその場に座り込み、長い髪を前髪ごと後ろに結って鏡に顔を近づける。それから大きなポーチの中からいくつもの化粧品を広げて手際良く顔に塗っていく。原理はよくわからないけど、どんどん男の人の骨格だった顔がどんどん女性のものに変わっていく。すらりと伸びた鼻筋はそのままに、笑みのない目は大きく見開かれ真っ白な頬にわずかに紅が差す。最後に桃色の可愛らしい口紅を薄く引き、彼が息をつく頃には全てがすっかり変わってしまっていた。
( ´_ゝ`)「……よし」
-
見てくれは人形のように整った顔立ちの女性、でもその低い声は男性のものだった。最後にその人は後ろで結った髪を解き、ポーチの底に収まっていた細身のドライヤーのようなものを壁のコンセントに繋ぐ。
僕がそれがいわゆるヘアアイロンというものだということに気付く頃、解かれて白いワンピースの襟に広がった黒髪はゆっくりとアイロンの口に喰まれてくるくると形を変えていく。ゆったりとしたウェーブに細やかな緩急をつけた巻き髪が重なる。小さな束ごとに掴まれた黒髪は熱で艶を増しながらふわふわと広がり、スイッチが切られる頃にはあの男の人はもう居なかった。
∬-_ゝ-)
そこにいるのは誰のものかもわからない、ネットの噂の一つでしかないこの部屋に佇む美しいひとだった。
-
どうせなら一番先に鏡を掃除すればよかった。そうすればその姿がもっと美しく映るかもしれないのに。蛍光灯の灯が髪の毛一本一本の艶を照らして部屋中が輝いているようにも見える。僕は勝手に溢れ出す涙をシャツで拭いながら鼻をすすり、その美しさを構成するあらゆるものの素晴らしさを心から讃える気分になった。
∬;_ゝ;)
それから間も無く、鏡の前で啜り泣く声がした。僕の感涙とは違う、悲しみや後悔の感情が乗った痛嘆の声。その人は、せっかくセットした髪をぐちゃぐちゃにしながら姿見の前で泣き続けていた。
大きな目を彩る化粧がゆっくりと溶け、黒い涙になって白いワンピースを染めていく。それは見るものの悲しみを誘うような悲哀と同時に芸術のように感動的な光景だった。
(;_;)
僕たちは泣き続けた。美しい芸術の前で。鏡の前で。声を上げ、あるいはすすり泣くように。胸の中にある苦しみを吐き出すように。
-
( ´_ゝ`)
狂うほどに泣き、喉が枯れて何に悲しんでいたのかもわからない程に泣き、何もかもを吐き切って空っぽになる。ふと頭を上げると時計は朝の6時を示していて、いつからか一緒に泣いていたはずの男が玄関先のゴミ袋と一緒にいなくなっていた。
ああ、もう朝だ。俺は、俺に戻らなくちゃいけない。
-
涙でぐちゃぐちゃになった顔をシンクで洗い、腫れて一重になった瞼を軽く触る。どんなにアイラインを引こうが覆い隠すこの腫れぼったい顔が俺の真実だ。
アイシャドウやらファンデーションが垂れ落ちたワンピースをトランクにしまい、下着から何まで着替えてようやく俺は「兄者」に戻る。少し強く巻きすぎた髪のウェーブをアイロンの裏面で無理矢理ストレートに戻し、鏡を見る。
( ´_ゝ`)
うん。俺は兄者だ。間違いなく、兄者だ。
-
渇いた喉を潤そうと冷蔵庫に手をかける。ミネラルウォーターがいくつか減っている。俺は少し迷って水の代わりに麦茶を取って喉に流し込む。ああ、と試しに吐いた声は血を吐くような声だった。
こんな声、亡くなっちまえばいいのにな。クソみたいな気分になりながら床に寝そべると、まるでついさっき掃除されたばかりにも見える床が心地よかった。
-
がちゃり。
誰かが来た。咄嗟に顔を隠して身体を起こすが、その「匂い」で俺は顔を隠すのをやめた。
('、`*川「……おはようございます」
肩に鞄をかけてもう一方の手にはランチバッグを持った制服姿の少女、ペニサス。この子もこの部屋の常連だった。
( ´_ゝ`)「おはよう」
自分の声があんまりにも地を這うようで笑えてきた。彼女はいつも傷一つないローファーを脱ぐとその側に座り、鞄と玄関で自分を区切るように座っては大事そうにいい香りを漂わせるランチバッグを抱えて黙っている。
-
まっさらなシンクにもたれ、換気扇の紐を引いてポケットのタバコに火をつける。誰かが神経質に磨いたシンクに灰を落とせてもそこに火を押しつけるような気持ちにはなれなくて、かといって二口で吸い飽きたタバコを揉み消すものも手近になくて笑いながら手首で押し消す。鋭利な針と鈍器を叩きつけられるような痛みに声は掠れて出もしなかった。
俺は彼女が何を思ってここにいるのかを知らない。彼女も、俺が何を考えてここで泣いているのか知らない。
-
誰もが誰の苦しみも知らない場所。誰もが自分の苦しみにだけ浸ることを許される場所。
それがここ「みんなのくるしみるーむ」だ。
( ^ν^)みんなのくるしみるーむのようです
おしまい
-
夢の中でニュッくんが何かの切符を切ってくれたので思いつくままに書いた何かの供養でした
今更だけど苦手な人にはあれだから閲覧注意するべきだったかもサーセン
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オツ
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1日に2本も投下あったのか。凄いな。
>>744
妹してるキューちゃん可愛いよー。感覚豊かにハンドクリームの思い出語られた後で、
姉への思いの強さに触れられたらもう、切なくなっちゃう。
>>768
地の文が心地いい。好き。苦しみの正体をいろいろ想像してしまうな。
どうして他じゃなくこの特殊な場所を選んで来るのか、とかも。
とてもよかった。お二人とも乙。
-
投下します!
-
春うららかな五月。俺はとある女子生徒に中庭に呼び出されていた。
ζ(゚ー゚*ζ
日本人離れした彫りが深い顔立ち。たおやかになびく金髪。制服を着ていてもわかる抜群のプロポーション。
ζ(゚ー゚*ζ「お越しいただいて感謝するわ、早乙女くん」
( ^ν^)←早乙女
彼女は俺を見据えたまま、白い指を俺に向け、そして――――
ζ(゚ー゚*ζ9m「あなたの苗字、わたくしに寄越しなさい!」
( ^ν^)
( ^ν^)「……は?」
-
おう!
-
( ^ν^)「は? いや、え……何?」
ζ(゚ー゚*ζ9m「あなたの苗字を……」
( ^ν^)「待て待て待て」
ζ(゚ー゚*ζ「何を待てというの?」
( ^ν^)「いや事態が飲み込めない。普通に」
ζ(゚、゚*ζ「……もしかして貴方、わたくしをご存知ない?」
( ^ν^)「いや、それは知ってる」
-
( ^ν^)「同じクラスの……ハーフで、その影響で英語ペラペラで、なんなら他の教科も完璧で、成績は毎回学年一位で」
+ζ(゚ー゚*ζ ドヤドヤ
( ^ν^)「走れば全員ごぼう抜き、竹刀を持てば全員が伸され、暇潰しに楽器を奏でればその姿が動画で全世界に公開され『かの大音楽家ヨハン・モララーの再来』と各国の音楽家達がコメントした」
+ζ(゚ー゚*ζ ハナタカダカ
( ^ν^)「……山田デレさん」
ζ(゚皿゚#ζ
ζ(゚皿゚#ζ「苗字で呼ぶなッ!!!!!!!!!!」
そ(; ^ν^) ビクッ
-
( ^ν^)田中デレは垢抜けたいようですζ(゚ー゚*ζ
.
-
ζ(゚皿゚#ζ「山田……山田……山田山田山田ッッ!!!」
ζ(゚皿゚#ζ「この苗字……この苗字でなければわたくしは完璧なのに!」
ζ(゚皿゚#ζ「神様が手違いで生み出してしまった完璧美少女のわたくしだというのに!!」
ζ(゚皿゚#ζ「苗字が!! 山田!!! あろうことか……山田!!!!」
( ^ν^)「全国の山田さんに謝れよ」
-
ζ(゚ー゚*ζ「……貴方には想像できます?」
ζ(゚ー゚*ζ「表彰台に登り、凡夫どもの視線を一心に浴びながら呼ばれる自分の名が……」
ζ(゚ー゚*ζ「『山田』」
ζ(゚ー゚*ζ「……今までは『完膚無きまでに圧倒的で素晴らしく美しいデレ様』と呼ばせていたけれど……」
( ^ν^)(それが通っちゃうところがこの女のヤベーところだ……)
ζ(゚ー゚*ζ「……もう限界ですわ。わたくしは今すぐにでも、わたくしに相応しい苗字を手に入れなくてはならない……」
-
ζ(゚ー゚*ζ9m「そんな時に出会ったのが貴方ですわ、早乙女くん」
( ^ν^)←早乙女
ζ(- -*ζ「入学してすぐに貴方(の苗字)を知って、これは運命だと思った」
ζ(- -*ζ「ずっと貴方(の名札)を目で追い続けた」
ζ(- -*ζ「何度も自分を制した。それでも貴方(の苗字)への想いがどうしても消えない……」
( ^ν^)「……」
( ^”ν^)(括弧の中身が透けて見えるのに、嬉しいのが悔しい……)
-
ζ(゚ー゚*ζ「『早乙女デレ』」
ζ(゚ー゚*ζ「どうかしら? まさしくわたくしにぴったりの美しい名前だと思いませんこと?」
ζ(゚ー゚*ζ「理解していただけたなら早く貴方の苗字を……」
ζ(゚、゚;ζ「……はっ!? 早乙女くんはどこ!?」
.
-
(´・ω・`)「……それで一目散に逃げてきたってわけ?」
( ^ν^)「おう」
( A )
( ^ω^)「ドクオー、おーいドクオ……ヤバいお、息してないお……」
( ^ν^)「こいつはなんで死んでるんだよ」
(´・ω・`)「そりゃ死ぬだろ、ドクオは『山田デレ親衛隊』の隊員ナンバー0にして隊長だぞ」
( ^ν^)「え……何それ、親衛隊とかリアルであるのかよ……漫画の世界だけかと思ってたわ……」
(´・ω・`)「ニュッは山田さんの人気をナメすぎ。言っておくけど親衛隊のメンバーは学校の垣根を超えて某国の大統領までいるからね」
( ^ν^)「学校どころか国の垣根超えてるじゃねーか」
-
( ^ω^)「僕もツンがいなかったらファンになってたかもだお、山田さん……」
(´・ω・`)「右に同じ」
('A`)「全員死ね」
(; ^ω^)「うわあドクオが目から血を流しながら生き返った!!」
+ζ(゚ー゚*ζ「お取込み中失礼いたしますわ、凡夫ども」
そ(; ^ν^) ビクッ
(; ^ω^)「うわあ!?」
( A ) ピューッ
-
ζ(゚ー゚*ζ「早乙女くん、わたくしに苗字を捧げる覚悟は決まりまして?」
( ^ν^)「捧げるっつったって……どうやって……」
ζ(゚ー゚*ζ
ζ(゚ー゚;ζ「そ……それはこれから考えますわ!!」
( ^ν^)(ノープランだったのかよ……)
(; ^ω^)「苗字をって、そんなの方法は一つしか……」
(; ^っ^)「むごっ!?」
(# ^ν^)っ「黙れバカデブ」
-
ζ(゚ー゚*ζ「一つしか……? ということは方法はあるのですね!? 教えなさい、バカデブくん!」
(; ^っ^)「むごおおお!」
(´・ω・`)「……言っちゃえばいいのに」ボソッ
(# ^ν^)キッ
(´・ω・`)「お〜怖い怖い」
-
その日から山田デレは。
ζ(゚ー゚*ζ「苗字をお寄越し!」
飽きもせず。
ζ(゚ー゚*ζ「お寄越しなさい!」
俺の前に現れ。
ζ(゚ー゚*ζ「わたくしが有効活用してさしあげますわ〜!!」
追いかけまわしてきた。
-
( ^ν^)「……つーか、なんでそんなに俺の苗字がいいわけ」
( ^ν^)「いいことなんか別にねーぞ。100均に印鑑置いてねーから緊急の時困るし」
ζ(゚ー゚*ζ「ひゃっ……きん……?」
( ^ν^)(うわ100均通じねーのかよ、住む世界が違う感えぐ)
ζ(゚ー゚*ζ「わたくしはどうしても『早乙女』になりたいのですわ!」
ζ(゚ー゚*ζ「わたくしに相応しい苗字に……美しい、素敵な苗字に……」
( ^ν^)「……」
-
( ^ν^)「……方法が、ないこともねーけど」
ζ(゚ー゚*ζ「!」
( ^ν^)「言ってもひくなよ。絶対ひくなよ」
ζ(゚ー゚*ζ「ひきませんわ!」
|ω・`) ω^)←覗き勢
-
( ^ν^)「……結婚すればいいんじゃねーの」
ζ(゚ー゚*ζ
( ^ν^)「つまり俺とお前が結婚して、お前が俺に嫁入りして、その……」
ζ(゚ー゚*ζ
( ^ν^)「……それしか、方法としては……」
ζ(゚ー゚*ζ
ζ(゚ー゚#ζ「……はぁ〜〜〜!?!? おマジで仰っていますの〜〜〜!?!?」
|ω^)(ダメかぁ〜〜〜)
|ω・`)(まぁそれはそう)
-
ζ(゚ー゚#ζ「貴方のような存在感もなく、一山いくらというくらいの超ド級凡夫で!」
ζ(゚ー゚#ζ「……まぁ意外と女子供に優しかったり女子生徒の力仕事をそれとなく代わったり子供の前では信号を無視しなかったり」
ζ(゚ー゚#ζ「犬や猫を見かけた時の視線が優しかったり仲の良いご友人とは気さくに喋っていたりたまに見せる笑顔はまぁ見られなくもないかなというレベルには……達していますけれど!?」
ζ(゚ー゚#ζ「貴方のような……」
ζ(゚ー゚#ζ「陰キャが!?!?」
( ^”ν^)
|ω^)(あっ……ヤバいお、ニュッのレスバ精神がむくむくと頭をもたげてるお)
|ω・`)(あいつ本当悪口に弱いよな。実際陰キャなんだからしょうがないだろ)
-
( ^”ν^)「意地でもくれてやるかバカ女」
ζ(゚ー゚*ζ「バッ……」
ζ(゚ー゚#ζ「バカ女と申しましたの今!?!?!?!?」
ζ(゚ー゚#ζ「信っっじられませんわ!! このデレ、生まれてこの方こんな罵声を浴びたのは初めてですわ! 撤回してくださいまし!!」
( ^”ν^)「うるせー山田」
ζ(゚皿゚#ζ「苗字で呼ぶなッッッ!!!!」
-
|ω^)「……あーあ、行っちゃったお」
|ω・`)「面白いもん見れたね」
|ω・`)(それにしても、ねえ……)
|ω・`)(山田さん、ニュッのことめっちゃ見てんじゃん)
|ω・`)(ニュッもあんなこと言って……ずっと山田さんのこと目で追ってたくせに)
|ω・`)(ま、しばらくは知らんぷりしてやりますか)
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投下は以上です。ありがとうございました!
ノリと勢いで書いたらタイトル間違えました。全国の田中さん山田さんごめんなさい。
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乙。
山…デレちゃんめちゃめちゃニュッくんのこと普段から見てるの笑う
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乙です
-
乙
かわいくて笑った
このタイプのデレいいね
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タイトルミスワロタwww
ニヤニヤできる話は精神衛生上とてもよい
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アーカイブ頼む
クーが目潰しする話
総合短編だったかもしれない
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>>798 これ?
('A`)は樹海行きの切符を買うようです
http://aozorahorizon.gob.jp/10005/
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僕もアーカイブお願い
ハサミっていうトランプゲームでギャンブルしてたことしか覚えてない
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>>800
逆転博徒?
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https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/13029/1326002745/
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おおありがとう
記憶通りハサミしかしてなかったわwww
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小説書きたいので、お題を一つか二つくださいな
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>>804
うさぎ
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>>804
こころ
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んー?どっかできいたな?
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「うさぎのこころのようです」じゃねえか
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投下します。
-
世界で一番幸せな執着のようです
.
-
一ヶ月前に元カノが結婚した。
綺麗なデコルテとすらりとした腕を出した、細いシルエットに光沢の少ない柔らかな陰影のウエディングドレスも、
式場のライトにビーズ刺繍を僅かに反射させたきめの細かい可憐なウエディングヴェールも似合っていた。
渋みのある淡い藤色のカラードレスの、花びらを重ねたようなベルラインは彼女に仄甘く馴染み、これしかないほど可愛かった。
凛とした彼女にソフトチュールのベルラインが似合うだなんて、想像もした事がなかった。
ヴェールは顔を隠す事なくただの髪飾りと化していたが、あれは確かに、式を挙げるなら二人でつけようと言っていた夢物語に似ていた。
.
-
*・*・*・*・*
付き合っていた女の子が「他の人と付き合っても良いかな」と言い出したのが二年前。
わたしは泣き喚いて、彼女が慰めて「嘘だよ、ごめん」と趣味の悪い冗談にした。
馬鹿なわたしは彼女の腕の中でほっとして、でも彼女は会社関係で知り合ったとかいう男と仲良くなっていた。
わたしと彼女は世間的には「いない人」だったから問題なかったんだろう。
問題なかったんだろうか。それは今でもよく分からない。
マイノリティでもわたし達は真剣に付き合っていて、しかし、「いない人」にしていたのも間違いなくわたし達の選択だった。
公言する気はなく、周囲の質問はごまかして、わたしと彼女は互いを「いない人」にして、外で気持ちが擦り切れたら
二人で傷を慰め合った。世間との齟齬にもわたし達だけが納得出来ていれば、それだけで幸せになれる。気がしていた。
-
問題があってもなくても、主観でも客観でも、考えたってどうしようもない昔話だからそこは置いといて、
とにかくその時のわたしにとってはまぎれもない浮気だったし、ひどい裏切りだった。
ずっと一緒にいようねの約束をただの無価値なものにして、世界で一番幸せだったはずなのに今更世間体を気にして
ぽっと出の男と普通ぶって男女関係を築こうとする彼女が憎くて悔しくて腹が立った。
ああ、そうだ。
女同士で普通じゃなくてまともじゃないから仕方ないよねと納得しそうになる自分を怒りで塗り潰したのだ。
傷付いた気持ちを一般論で殺したくなかったから。
わたしは怒って、それはもう怒って、彼女の髪を掴んで「どういうつもりだ」と怒鳴った。
痛そうに細めても、彼女の目付きはわたしを睨みはせず覚悟を決めたような静かで真っ直ぐな目をしていた。
-
彼女は、「彼はいい人で、人として好きになれる」と言った。
わたしは「じゃあわたしは人間じゃないのか」ときっとツバキを飛ばして訊いた。
彼女は、「アネちゃんといる時が一番自分でいられた」と言った。
∬;_ゝq)「それでも、一緒にはいられないんだ」
ハハ ロ -ロ)ハ 「ごめんなさい。誠実にも、不誠実にもなれなくて」
.
-
*・*・*・*・*
今日は彼女とお茶をする約束だ。
彼女の好きそうなタルトの美味しいカフェを見付けたから今度お茶でもしないかとメッセージを送ったら、
向こうからも新婚旅行のお土産を渡したいのだと誘われた。
旅行から帰ったばかりなら疲れているんじゃないかとは思ったけれど、わたしに断る理由はない。
ハハ ロ -ロ)ハ 「なんでアネちゃんは一緒にいてくれるのかな」
∬´_ゝ`)「なんでかなぁ。嫌いになれなかったからかな。そういうタイミング、なかったから」
.
-
ハハ ロ -ロ)ハ 「あんなに泣いて怒ったのに?」
∬´_ゝ`)「すごく泣いたし、恨み言も言ったね。でも嫌いにはなれなかったんだよ」
ハハ ロ -ロ)ハ 「あの時、大人になってそう言ったんじゃなくて?」
∬´_ゝ`)「どうかな? でも、今は本当にそうだって思うよ」
嘘みたいに信じられない、わたしの本音だ。
未練はたらたらで、新しい出会いなんて求めてもいない。それでも、略奪したいなんてこれっぽっちも思っていない。
彼女が世界で一番幸せそうな姿を心の底から見たくて結婚式に行った時の幸福感。
区切り、のようなものを感じられた決め手はあのカラードレスだったかもしれない。
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わたしには想像も出来なかったベルラインが彼女の趣味だろうと夫になった男の趣味だろうと、
それを彼女の幸せと感じさせてくれたから、好きを終わらせる事が出来なかった。
∬´_ゝ`)「そっちも、わたしと一緒にいてくれるでしょ」
ハハ ロ -ロ)ハ 「だって、今でも大好きだから」
∬´_ゝ`)「うん。わたしも大好きだよ」
ハハ ロ -ロ)ハ 「結婚は出来なかったけど」
∬´_ゝ`)「一緒のお墓に入るのが全てじゃないよ」
ハハ ロ -ロ)ハ 「でも、ずっと一緒にいてくれるんだね」
∬´_ゝ`)「嫌いになるタイミング、逃がしちゃったからね」
それが良い事か悪い事かなんて、どうでも良い。
燃え上がらない静かな、静かな、こんな執着があっても誰の迷惑にもならないのだから。
-
∬´_ゝ`)「あ……ははっ」
ハハ ロ -ロ)ハ 「どうしたの?」
∬´_ゝ`)「ううん。ちょっと、思い出し笑い」
二年越しに、「ずっと一緒にいようね」の約束が無価値になっていない事に気付いた。
.
-
世界で一番幸せな執着のようです
おしまい
以上です。百合でした。
嫌いになるタイミング逃がしちゃったのめちゃくちゃ可愛いと思って書きました。
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最近百合多いな
おつ
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乙
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とてもよい
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絵を描きたいのでお題お願いします
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>>823
ワイングラス
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良い百合だった乙
ドレスの描写すき
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投下乙。
最近過去の未読な名作を読んでおきたくなったんだけどいい感じのまとめってあるかな
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100選とか?それかここで聞いちゃえ
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過去がどれくらいかによる…
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お題 ワイングラス
https://i.postimg.cc/prqv8dzg/45.png
ありがとうございました
-
アイスクリームソーダ!?
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なんかお題下さい
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>>831
ペンギン
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>>829
なんか沈んでて草 かわいいな
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>>831
肉
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>>831
少年
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お題締め切ります
-
投下します
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((⊂( ゚∋゚)パシャシャー
ξ゚⊿゚)ξホー
( ^ω^)……
((( ゚∋゚)ペタペタ
ξ゚⊿゚)ξ「可愛い…」
( ^ω^)ジー……
-
( ^ω^)「ツン、君は水族館の魚を見てどう思うかお?」
ξ゚⊿゚)ξ「うーん、そうね、綺麗だなって思う時もあるし、イルカショーなんかは迫力あって楽しいと思う
( ^ω^)「あー、そうだおね、もうちっと具体的に聞くお。ツンは水族館に行ったあと、
寿司屋に行きたくなるかお?」
ξ゚⊿゚)ξ「うん」
( ^ω^)「即答かお」
ξ゚⊿゚)ξ「サービスエリア行ったらソフトクリーム絶対買っちゃうみたいなもんよ」
( ^ω^)「そこは牧場とかじゃないのかお」
ξ゚⊿゚)ξ「牧場は行った後に焼肉かジンギスカンね」
( ^ω^)「ジンギスカンも一応焼肉なんだけどね。つーか牧場ではソフトクリーム食べないのかお?」
ξ゚⊿゚)ξ「だって牧場臭いし」
( ^ω^)「ええ……」
-
ξ゚⊿゚)ξ「知ってる?牛って一日に50キロの糞をするのよ?」
( ^ω^)「急に何の話だお」
ξ゚⊿゚)ξ「牛が如何に臭いかの力説」
( ^ω^)「牛さんの悪口は止めるお」
ξ゚⊿゚)ξ「悪口じゃないわ、私牡牛座だし」
( ^ω^)「理由が無理やりすぎる」
ξ゚⊿゚)ξ「後、ちょっと話離れるけど、インドでは牛の糞は燃料に使うのはもちろん、
シャンプーやせっけ( ^ω^)「それ以上はやめて」
( ^ω^)「なんでペンギン見ながら牛糞の話する展開になってんだお。後ツンの誕生日は
9月14日だお、9月14日は乙女座だお。牡牛座じゃないお」
ξ゚⊿゚)ξ「…っブーン…私の誕生日…覚えててくれたの……」
( ^ω^)「ここ別にデレるとこじゃないお。話を戻すお」
-
ξ゚⊿゚)ξ「何の話だっけ」
( ^ω^)「まあ単刀直入に言ったら、水族館の魚見て美味しそうに思うかどうかの話だお」
ξ゚⊿゚)ξ”フンフン
( ^ω^)「そこでだお」
ξ゚⊿゚)ξ「うん」
( ^ω^)「ペンギンってさ、美味しそうじゃない?」
-
ξ゚⊿゚)ξ
( ^ω^)
( ゚∋゚)クルッポー←園内のハト
ξ゚⊿゚)ξ「は?」
( ^ω^)「やめてその視線死んじゃう」
ξ゚⊿゚)ξ「えー、だって、えー……」
( ^ω^)「どうしたお」
ξ゚⊿゚)ξ「別に……」
( ^ω^)「沢尻エリカかお。つまり僕は実際にペンギンを食べられるかどうかを話し
たいんだお」
ξ゚⊿゚)ξ「それ私に聞く?ググった方が早くね?」
( ^ω^)「まあいいじゃないかお。こういう会話も楽しいもんだお。
僕も高校の時は乳酸菌に性欲あるかどうかをディベートしてたお」
ξ゚⊿゚)ξ「それは楽しそうね」
( ^ω^)「どういう基準だお」
ξ゚⊿゚)ξ📱⊂「まあいいわ、付き合ったげる。ブーンはペンギン肉を食べてみたいってことね、
でも今は捕獲も難しいみたいよ?」
( ^ω^)ノゾキコミ-「早速スマホ取り出してるお…てかペンギンの肉ってもうそんなレア物
なんだおね。」
ξ゚⊿゚)ξ「レアってゆうか、もう食べられないのよ。国際保護鳥だかワシントン条約だかで」
( ^ω^)
-
( ;ω;)「おーん!悲しいお!子供の頃からの夢だったんだお!あんなに可愛いのに
食べられないのかお!水でしっとりした羽毛がめちゃ綺麗なんだお、白くて
ちょっと羽毛の模様が見える、ぽこっとしたお腹がめっちゃ可愛いんだおおおおお!
ちなみに僕はアデリーペンギン派だおおおおお……お?……」
-
( ^ω^)……
( ;ω;)「もっと難易度たけえじゃねえかおおおおおおおおおお!!!!!!!!」
ξ゚⊿゚)ξ「うわもうかかわりたくねえ」
ξ゚⊿゚)ξ(てかなにと比べた上での難易度なんだ)
ξ゚⊿゚)ξ「ブーン!聞いて!」
( ^ω^)「なんだお?」
ξ゚⊿゚)ξ「切り替え早いわね」
ξ゚⊿゚)ξ「ねえブーン、聞いて?シャチってペンギンを食べるらしいの」
-
( ^ω^)「つまり、シャチを食べればペンギンを食べたのと同義ってことかお?」
ξ゚⊿゚)ξ「理解も早いわね」
(*^ω^)「了解だお!じゃあ行ってくるお!」
ξ゚⊿゚)ξ「どこに!?」
-
〜数日後〜
水族館の水槽乗り越えた男、シャチに襲われ・・・>TV
ξ゚⊿゚)ξ……
ξ゚⊿゚)ξ「縁は切れたわね」ホッ
( ^ω^)アデリーペンギンのようです
-
お題ありがとうございました
-
ブーーーーーーン!!!!!!
-
シーチキンってペンギンのお肉なんだって
-
>>849
確かに…
-
確かにではないよ
-
シーチキンはあのままで海から採れるんだぞ
深海の圧力に対応するためにああいう缶詰型になったんだ、そうに決まってる
-
かまぼこも板に乗って泳いでるし笹かまも泳いでるしな
-
シャチに襲われたことで、ブーンはアデリーペンギンと同じ結末を辿れたんだな
-
150レス以内程度の短編でおすすめあったら教えてください
百選とビブリオのは読んじゃったのでそれ以外で、年代はいつでもいいです
-
>>855
アイラビュー、ナンバー090とロミオとジュリエットのようです
どっかの百選には載ってたかもしれん
-
秋短編が全部100レス以内って制約だったからサクッと読めるはず
-
絵題ください
>>855
http://vipmain.sakura.ne.jp/end/572-top.html
これなんかどう?
-
>>856-858
ありがとう。週末に読んでみます。
-
>>858
ランドリー
-
お題 ランドリー
https://i.postimg.cc/Jz80XBC6/53.png
ありがとうございました
-
洗われてる!可愛いな!
AAのさりげなさが素敵だ
-
こちらも絵のお題お願いします
-
>>863
魔女
-
>>864 ありがとうございます
魔女のハインです
https://i.imgur.com/A27xxli.jpg
よければもうひとつお題お願いします
-
え、めっちゃかわいい好き
-
>>865
可愛らしいです
投下します
-
ミセ*;-;)リ「ひっ…ひく、…うう…」
('、`*川「あらあらミセちゃん、どうしたの」
ミセ*;-;)リ「あの、ね、くるちゃんが、ミセちゃん雨女だから一緒に遊ぶといっつも雨だって…だから遊びたくないって…」
('、`*川「あら…」
ミセ*;-;)リ「うぅうえ〜…ん…」
('、`*川「ミセちゃん、たんぽぽ柄の可愛いレインコート持ってるじゃない?」
ミセ*;-;)リ「ぅう、?うん…」
('、`*川「雨さん、あのレインコートが見たいのよきっと。だからミセちゃんがお外行く時に降るのね」
('ー`*川「レインコート着て、お母さんとお散歩行かない?」
ミセ*;-;)リ「……」
ミセ*;-;)リ「行く」
………
……
…
-
ミセ*゚ー゚)リ「はー久々に実家帰る時も雨とか、ついてないなあ」
('、`*川「濡れなかった?」
ミセ*゚ー゚)リ「スカートちょっと濡れたかも。私相変わらず雨女だわ」
('、`*川「ミセリが差してきた花柄の傘、素敵だったから雨さんが見たいのかもねえ」
ミセ*゚ー゚)リ「……」
ミセ*゚ー゚)リ「お母さんも変わらないね」
('、`*川「?」
ミセ*゚ー゚)リ「ね、今から出かけない?お花買いに行こーよ、今日ほらあれの日だし。…こういうのって普通一緒に行くもんじゃないのかな?」
('、`*川「ふふ、この年になっても一緒に出掛けてくれる娘がいるのは嬉しいわ」
ミセ*゚ー゚)リ「良かった!カーネーション100本買お!」
('、`*川「そんな大きな花瓶あったかしらね…」
-
以上です
母の日だなぁで書きました
みんな親孝行してる?
ありがとうございました
-
(・∀・)イイネ!!
-
好きだわ
-
>>865
晴天
-
乙乙
ペニサス良いママだなぁ。
-
友達推し活が本当に流行ってるみたいですね
-
?
-
投下させて頂きます。
-
◆ドクオくんはおしまいのようです
-
川 ゚ -゚)「ドクオ」
('A`)「ん」
川 ゚ -゚)「切って良いか」
('A`)「え」
川 ゚ -゚) ギュムッ
ヽ
(*'A`) きゃっ
(ヽノ)
川 ゚ -゚)っ=lフ シャキン
('A`)
('A`)「あああああああ!!!」
-
('A`)「誰か助けて!!!」
|゚ノ ^∀^)「どうしたの」
('A`)「人選ミス!!!」
|゚ノ ^∀^)「何してるのクーちゃん、ドクオくんのショボンつかんで」
('A`)「なんでショボンで代入した?」
川 ゚ -゚)「切りたいと思って」
|゚ノ ^∀^)「駄目よ適切な方法で取らないと」
('A`)「それより本人の同意!!!」
川 ゚ -゚)「AAに性別は無いって言うだろう」
(;'A`)「後天的かつ同意無しを含んだ意味じゃないだろそれ!!」
-
ドクオのドクオが
-
|゚ノ ^∀^)「なんで切りたいの?」
川 ゚ -゚)…
川 ゚ -゚)「ドクオは… ドクオは勉強がんばってて…」
川 ゚ -゚)「将来は学者かなってくらいで」
('A`)「なにその展望 カーチャンなの?」
('A`)「俺成績下の上くらいだし」
川 ゚ -゚)「そこだよドクオ」
(;'A`)??
|゚ノ ^∀^)?
川 ゚ -゚)「ドクオはいつも…勉強を少しやっては」
川 ゚ -゚)「”これ”をいじる為に勉強が止まってしまう。」
川 ゚ -゚)「”これ”は集中力を阻害する力が強すぎる…。」
-
('A`)「待て 俺自室でしかやってねーよなそういうこと」
('A`)「なんで知ってんの」
川 ゚ -゚)「これがあってはドクオの将来のためにならない…」
('A`)「カーチャンの中でも毒通り越してサイコな部類じゃんか」
|゚ノ ^∀^)…
|゚ノ ^∀^)「わかる」
|゚ノ ^∀^)「すごくよくわかるよクーちゃん ソレ本当に邪魔なの」
('A`)「助っ人が寝返った!!!」
-
('A`)「誰か助けて!!!」
(*゚∀゚)「ドウシタ?」
('A`)「人選ミス!!!」
(*゚∀゚)「ン?クー ナンダソノ…」
! 川; ゚ -゚) 彡っ(∀゚*) パシュ
(*゚∀゚)っ=lフ 「ボッシュート」
('A`)「な! なに! 恐ろしく早い奪取!」
-
(*゚∀゚)「コンナ ナマクラ フルナンテ ユルサネー」
(*゚∀゚)「刃物職人トシテ 見過ゴセネェ」
|゚ノ ^∀^)「つーちゃん!まだ職人じゃなくて学生でしょ!」
(*゚∀゚)「ガクセーノ時分カラ 将来ハ職人ッテ決メテンダ 逸材ダロ」
川; ゚ -゚)「返して頂きたい…」
川; ゚ -゚)「1日でも遅れれば、その1日分、ドクオはおかしくなってしまう…!」
('A`)「返して欲しいのは俺の自己決定権だけど」
-
(*゚∀゚)「アァ」
(*゚∀゚)っ=lフ +
(*゚∀゚)「ナマクラヲ フルナ ッテ キニナッタダケ。 カワリニ コッチツカエ」
(*゚∀゚)「豆腐切ル ミタイニ 切レルカラ」
('A`)「くそっ!!やっぱりか!」
('A`)「分かってたよ!!止めてくれるキャラじゃないって!」
-
('A`)「誰か助けて!!!」
川д川「どうしたの」」
('A`)「あっ阿部定事件!!?」
川д川「わっ、ひどーい」
(*゚∀゚)「ウワ、無イワー」
|゚ノ ^∀^)「クーちゃん、やっぱりドクオ君は…。」
川; ゚ -゚)「うむ…かなり脳を汚染されている…。」
('A`)「ちっ、違う!!!」
('A`)「今のは気が動転して!!!」
-
川 ゚ -゚)「興奮するなドクオ…落ち着け」
('A`)「落ち着いていられるか!!」
(*゚∀゚)「血圧デ出血ガ増エルゾ」
('A`)「恐ろしい事言わないで!!」
|゚ノ ^∀^)「安心して…」
('A`)「今の会話で安心できる要素あったか!?」
川д川「こういうの…なんて言うんだったかな 確か、そう」
川д川「ドクオくんは、おしまい…♠」
('A`)「あああああああ!」
-
川 ゚ -゚) 〆('A`) プスッ
川 ゚ -゚) 〆 ミ バタン
(*゚∀゚)「麻酔カ」
川 ゚ -゚)「こんな手術室でもないところで切るわけ無いじゃないか」
|゚ノ ^∀^)「やっぱり、ちょっとお灸を据えるだけだったのね」
川 ゚ -゚)「ん?」
川 ゚ -゚)「あぁ。うん。そうだな」
川д川「クーちゃん…?」
-
川 ゚ -゚)「では皆、私たちはこれで失礼する。」
川д川「…クーちゃん?」
川д川「ドクオ君を担いでどこに運ぼうと…?」
川д川「もしかして、本当に今から手術s
(*゚∀゚)「サダコ」
(*゚∀゚)「シラナイデオコウゼ」
(*゚∀゚)「コノ先ハ…」
(*゚∀゚)「天運ッテヤツダ…」
|゚ノ ^∀^)「ドクオ君…」
|゚ノ ^∀^)「幸運を祈ってるわ…。」
-
__
 ̄ ̄ ̄二二ニ=-
'''''""" ̄ ̄
-=ニニニニ=-
_,,-''"
_ ,('A`) ,-''"; ;,
/ ,_O_,,-''"'; ', :' ;; ;,'
(.゙ー'''", ;,; ' ; ;; ': ,'
_,,-','", ;: ' ; :, ': ,: :' ┼ヽ -|r‐、. レ |
_,,-','", ;: ' ; :, ': ,: :' d⌒) ./| _ノ __ノ
-
以上です。ありがとうございました。
-
(トリップに記号紛れてて途中で変化したっぽい 申し訳ないっす)
-
>>883
だから取ったのかレモナ
-
乙
みんな生き生きしてて掛け合い楽しいな
-
絵題下さい
-
>>896
初夏
-
お題 初夏
https://i.postimg.cc/3xbZfj4S/70.png
ありがとうございました
-
>>898
可愛い!緑々しくて爽やかな初夏を感じるなぁ
-
>>873 ありがとうございます
遅くなりましたが晴天の下のミセリです
https://i.imgur.com/HmNh12k.jpg
-
日傘よい
-
夏を感じるぜ!2枚ともサイコーだ
-
梅雨かー
この時期になると「濡れた拾い物のようです」を思い出すな
ハインがデンデンムシ拾ってお世話するハートフルなストーリー好き
-
そんな話だっけ…
-
どこで読める?
-
>>905
('A`) 濡れた拾い物のようです
http://vipmain.sakura.ne.jp/end/664-top.html
で読めるよ
-
投下します。
20レスくらいかな…
-
◆('A`)騒がしい放課後のようです
-
◇1
)
+('A`) <俺に触ったら……火傷するぜ
( (>
く く
ξ゚⊿゚)ξ「……教室の前でなにしてるのよドクオ」
('A`)「決めポーズの練習をな」
川 ゚ -゚)「使う機会は来るのか?」
('A`)「来るさ。たとえば……」
-
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
_
( ゚∀゚)o彡゜「ふんす ふんす ふんす ふんす」
ノパ⊿゚)「うわあああああ変態だああああああああ!!」
_
(; ゚∀゚)o彡゜「腕振ってるだけなのに!?」
ノパ⊿゚)「そうかすまん」
_
( ゚∀゚)o彡゜「まぁいいってことよ」
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
-
ξ゚⊿゚)ξ「ドクオ出てきてないじゃない」
('A`)「しまった」
( ^ω^)「おいすー待たせたお。教室掃除が長引いちゃったお」
川 ゚ -゚)「そんなに待ってないから大丈夫だぞ」
('A`)「おい、ブーン」
( ^ω^)「お?」
-
)
+('A`) <俺に触ったら……火傷するぜ
( (>
く く
( ^ω^)「……」
ξ゚⊿゚)ξ「……」
lw´‐ _‐ノv「……」
川 ゚ -゚)「……」
('A`)「……」
( ^ω^)「……触んなくても大火傷してる気が」
('A`)「だよな」
-
lw´‐ _‐ノv「今の写真撮ったからチェーンメールで回して良い?」
川 ゚ -゚)「許可しよう」
('A`)「おっと新聞部部長で狙った獲物は逃がさず撮ることから鷹の目と呼ばれ、その筋では有名なシュー先輩じゃないかこんにちは」
lw´‐ _‐ノv「よせやい先輩なんて。今は同じ黒板を共に板書する仲間じゃないか」
ξ゚⊿゚)ξ「留年したのよね」
lw´‐ _‐ノv「高校で留年とか都市伝説だと思ってた」
( ^ω^)「大馬鹿野郎かお」
lw´‐ _‐ノv「火傷ならガソリンだな。ほら、これを被るといい」
('A`)「かたじけない」
( ^ω^)「懐から5リットル缶が出てくるなんて流石鷹の目だお」
-
ゆるいのに起こってることが過激だな
-
川 ゚ -゚)「ツン、メールが届いてるぞ」
ξ゚⊿゚)ξ「あら、『この人を見かけたら110番!10秒以内にこのメールを誰かに回さないと爆発する』ですって」
('A`)「怖いな」
ξ゚⊿゚)ξ「ドクオの写真も一緒に添付されてるわ」
('A`)「まじかよ通報されちゃう」
lw´‐ _‐ノv「大丈夫大丈夫。本気で警察に通報するやつなんていないさ」
川 ゚ -゚)「えっ」
('A`)「今すぐクーは携帯を床に置くんだ」
( ^ω^)「悪質なチェーンメールだから放っておけお」
ξ゚⊿゚)ξ「もし爆発したらどうしよ」
( ^ω^)「そんときはそんときだお」
('A`)「もうすぐ10秒経つな」
-
('A`)「ぐあああああああああああああ!!!!!!!」チュドーン
ξ゚⊿゚)ξ「いきなりドクオが爆発したわ!」
川 ゚ -゚)「爆発するのはそっちなのか」
-
lw´‐ _‐ノv「おお燃える燃える」
( ^ω^)「ガソリンかけたからよく燃えるお」
)
+('A`) <俺に触ったら……火傷するぜ
( (> メラメラメラメラ
く く
( ^ω^)「間違いなく火傷するお」
ξ゚⊿゚)ξ「ほら水持ってきたから被りなさい」
('A`)「かたじけない」
( ^ω^)「馬鹿お前ガソリン火災に水なんてかけたら大惨z」
('A`)「ぐああああああああ更に燃え上がっちゃうううううう」メラメラメラメラ
川 ゚ -゚)「ドクオ!ドクオ!くそっ死ぬんじゃない!」
( ^ω^)「メディーック!」
lw´‐ _‐ノv「くそっ酷い傷だ……‼鼻がつぶれて細目、ブサイクなうえオマケに短小包茎ときてやがる……!」
('A`)「自前です」
-
( ^ω^)「もう大丈夫だおドクオ!先生が来たお!」
(゚、゚トソン「メディックと呼ばれてきました」
ξ゚⊿゚)ξ「国語教師のトソン先生!?」
lw´‐ _‐ノv「『作者の気持ちを答えよ』で自分が用意した答え以外はすべてバツにするあのトソン先生だ!」
(゚、゚トソン「だっていちいち答え読んで採点するの面倒くさいじゃないですか」
( ^ω^)「国語教師にあるまじき発言」
川 ゚ -゚)「そんなことよりドクオを!はやくドクオを助けてあげてください!」
(゚、゚トソン「うわっ、これはひどい……なんつーかもう、全体がヤバい……すごい……」
( ^ω^)「国語教師にあるまじき語彙力」
(゚、゚トソン「ブサイク……」
( ^ω^)「教師にあるまじき暴言」
(゚、゚トソン「ブサイク……」
('A`)「2回も言わないで」
-
(゚、゚トソン「てか保健室の先生呼んでくださいよ。私なにもできませんよ」
( ^ω^)「メディックと呼ばれて来たんじゃねーのかお」
(゚、゚トソン「俳句詠みましょうか」
( ^ω^)「メディーック!」
从'ー'从「お困りのようだね〜」
ξ゚⊿゚)ξ「数学教師の渡辺先生!?」
lw´‐ _‐ノv「『辺Aから辺Bの間を秒速1㎝で動く点P』の存在を初めて実証したあの渡辺先生だ!」
( ^ω^)「お引き取り願いますお」
从'ー'从「ふええ〜」
(゚、゚トソン「一句できました」
( ^ω^)「トソン先生もお引き取り願いますお」
-
ミセ*゚ー゚)リ「じゃじゃじゃじゃーん!ミセリちゃんとうっじょーーーーーう!」
ξ゚⊿゚)ξ「保健室のミセリちゃんだ!」
lw´‐ _‐ノv「ここの生徒でもないのに何故か保健室に入り浸り、四六時中クロスワードを解いているミセリちゃんだ!」
( ^ω^)「うーん、まあ及第点!」
川 ゚ -゚)「ミセリちゃん……ドクオの遺言を聞いてやってくれないか」
('A`)「え、もうダメなの俺」
ミセ*゚ー゚)リ「うん、しっかりと聞いたよ!ドクオさんの最後のひとこと」
('A`)「え」
ミセ*゚ー゚)リ「『え、もうダメなの俺』うん……きっとみんなに伝えて見せるから!」
('A`)「考え直させて」
(゚、゚トソン「『え、もうダメなの俺と言ったドクオの気持ちを答えなさい(6点)』」
( ^ω^)「帰れって言ってんだろ」
ξ゚⊿゚)ξ「くっ……わからない!ああんもう!こんなことなら勉強しておくんだった!」
从'ー'从「それに気づいた瞬間からアナタは変われるんだよ〜?今からでも遅くないよ〜!」
ξ゚⊿゚)ξ「先生……っ!」
( ^ω^)「お前も帰れって言ったろ」
-
川 ゚ -゚)「正解は『周りの皆を不安にさせないために気丈にふる舞っているが、実は恐怖を感じている』だ!」
(゚、゚トソン「ぶっぶー。正解なんてわかるわけないじゃないですか。私本人じゃないですしー」
川 ゚ -゚)「手強い……」
('A`)「正解は『とっさにでた一言』でした」
ミセ*゚ー゚)リ「なんでドクオさんは火だるまになってるの?」
( ^ω^)「チェーンメールとかガソリンのせいだお」
lw´‐ _‐ノv「ほとんど私が原因じゃね?」
ξ゚⊿゚)ξ「キャー!人殺しよー!」
('A`)「まだ死んでません」
川 ゚ -゚)「よくもドクオを殺したな……!姉とは言え容赦せんぞ!」
('A`)「まだ死んでません」
-
(゚、゚トソン「なんかパトカーのサイレンが聞こえませんか?」
从'ー'从「しかも近づいてくるよ〜?」
川 ゚ -゚)「さっき私が電話で呼んだやつだな」
('A`)「止められてなかった」
ミセ*゚ー゚)リ「あ、パトカーがグラウンドに止まった」
lw´‐ _‐ノv「わたしヤバくね?」
(,,゚Д゚)「警察だゴルァ!手をあげるんだゴルァ!」
( ^ω^)「この法治国家で初っ端から拳銃持って登場するなお」
ξ゚⊿゚)ξ「おまわりさん!こっちです!この人が急に爆発して……!」
(,,゚Д゚)「こりゃヒデぇな。この上なくブサイクだ」
('A`)「心折れそう」
-
(,,゚Д゚)「ん?こりゃさっきメールで見た男じゃねえかゴルァ!見たら110番しなきゃいけねぇんだゴルァ!」
( ^ω^)「チェーンメールの拡散力すげぇ」
(゚、゚トソン「一句できました」
( ^ω^)「帰れ」
(゚、゚トソン「エビバディ…セイッ……ボンバヘッ」
川 ゚ -゚)「季語がないな。0点」
( ^ω^)「今の俳句かお?」
(゚、゚トソン「国語教師にたてつくとは良い度胸ですねクーさん。退学にしますよ」
ミセ*゚ー゚)リ「国語教師が持っていい権力じゃないよね」
-
(,,゚Д゚)「110番したんだゴルァ!」
( ^ω^)「お前110番本人だろ」
( ´∀`)「警察だモナ!このトンプソンが目に入らぬかモナ!」
( ^ω^)「この法治国家でサブマシンガン持って登場するなお」
( ´∀`)「誰でもいいから撃ち殺したいモナ……」
(,,゚Д゚)「わかる」
从'ー'从「授業中に騒がしくする生徒とかぶち殺したいよね〜」
lw´‐ _‐ノv「まずいぞこのままだと犯人(私)が射殺される」
川 ゚ -゚)「渡辺先生は絶対に怒らせないようにしよう」
-
ξ゚⊿゚)ξ「おまわりさん!こっちです!この人が急に爆発して……!」
( ´∀`)「こりゃ酷いモナ。もう虫の息だし撃ち殺して良いモナ?」
('A`)「助けて」
( ´∀`)「よく見たらさっきメールで見た男だモナ!警察呼ばなきゃいけないモナ!」
( ^ω^)「デジャヴ」
( ´∀`)「警察呼んだモナ!」
('A`)「けいさつB は なかまをよんだ!」
( ^ω^)「マドハンドかよこいつら」
ミセ*゚ー゚)リ「無限ループして増え続けるんじゃないかなコレ」
(´・ω・`)「救急隊です!けが人はどこですかー!」
川 ゚ -゚)「救急隊が来たのだが」
( ´∀`)「モナ……?」
( ^ω^)「お前110番じゃなくて119番したろ」
-
ξ゚⊿゚)ξ「こっちです!この人が急に爆発して……!」
(´・ω・`)「すっごいブサイクだ!」
('A`)「殺して」
( ´∀`)「お望みとあらば」
('A`)「助けて」
(´・ω・`)「はいはい、どいてね。このブサイクを病院に連れてくから。おら立って歩けよ」
( ^ω^)「もっとけが人を労われお」
ξ゚⊿゚)ξ「ドクオ大丈夫?ほら、立てる?」
ミセ*゚ー゚)リ「ほら頑張って!自分の足を信じて!」
(゚、゚トソン「病は気から、ですよ」
从'ー'从「三平方の定理〜」
川 ゚ -゚)「ほら、ドクオ。松葉杖持ってきたぞ」
('A`)「なんで皆して全力で俺を歩かせようとするの?」
-
(,,゚Д゚)「しょうがねえな。手を貸してやるよゴルァ」
( ´∀`)「モナも手を貸してあげるモナ」
( ^ω^)「宇宙人捕獲の写真みたいだお」
(´・ω・`)「こっちだブサイク。階段あるから気を付けて下がれよ」
('A`)「暴言吐かれて悔しいのと、ちょっと見えた優しさでどうにかなっちゃいそう俺」
( ´∀`)「そろそろ撃ち殺して良いモナ?」
('A`)「もうお前は紛争地帯で傭兵として雇ってもらえよ」
(´・ω・`)「グズグズしてんじゃねぇぞブサイク。早急に治療しないと本当に死んじまうぞ」
('A`)「優しさが滲みでてる」
-
lw´‐ _‐ノv「……もう警察どっかいった?」
( ^ω^)「途中から喋らなくなったと思ったら天井に張り付いてたのかお」
(゚、゚トソン「虫みたいですね」
ξ゚⊿゚)ξ「ドクオったら、人騒がせなんだから」
川 ゚ -゚)「まったくだな。近日中に拳でもお見舞いに行くか」
( ^ω^)「普通のお見舞いに行くお」
从'ー'从「とりあえず早く帰った方が良いよ〜?もう外が暗くなってきたから〜」
ミセ*゚ー゚)リ「私もそろそろ寝なくちゃいけないから保健室に帰るねー!」
lw´‐ _‐ノv「住んでんの?」
ξ゚⊿゚)ξ「さよーなら先生」
从'ー'从「はい、さよなら〜」
川 ゚ -゚)「ではまた明日」
(゚、゚トソン「あ、そうそう」
-
(゚、゚トソン「クーさんは退学なので明日から来なくていいですよ」
川 ゚ -゚)「えっ」
(゚、゚トソン「退学です」
川 ゚ -゚)「えっ」
lw´‐ _‐ノv「トソン先生は学園長の愛人だからな」
( ^ω^)「逆らえねえ」
ξ゚⊿゚)ξ「ウチの学園長って女性じゃなかった?」
lw´‐ _‐ノv「つまりはそういうことさ」
(゚、゚トソン「愛は性別をも超えるんです」
lw´‐ _‐ノv「あとトソン先生は学園長の妹でもある」
(゚、゚トソン「愛は血縁をも超えるんです」
-
( ^ω^)「なんかもう色々パンクしてきたから早く帰るお」
ξ゚⊿゚)ξ「余計な設定を付け加えられる前に帰りましょ」
川 ゚ -゚)「えっ」
lw´‐ _‐ノv「ほらクー。呆けていないで帰ろう」
川 ゚ -゚)「えっ」
-
川゚ -゚ )「えっ?」
ーEND
-
も は や こ れ ま で
見てくれてありがとうございました。
実はこの続きも書いてるけど、その場合は同じ名前でスレ立てますね。
-
>>906
ありがとうござます
面白かったですね
-
乙乙
-
乙〜〜〜〜
-
イラスト投下の流れに便乗したい
AA指定付きでお題ください
-
これからの暑い日々の景気づけにおすすめ
夏セックスを語るようです
http://naitohoureisen.blog.fc2.com/blog-entry-199.html
-
>>936
( ^ν^)または('、`*川
食べ物
-
>>936
( ・∀・)+救済
-
お題ありがとうございました。
>>938
https://imgur.com/Dw56bnK (※擬人化)
2人とも使わせていただきました。敢えてカウンターで。
>>939
https://imgur.com/OLsqyo3
「救済」はちょっと難しかったので何となく互助的なイメージで描いちゃいました。ごめんね。
-
ペニっさん!
-
>>940
2枚ともめちゃくちゃ素敵だな
ペニサスの料理ってお袋の味っぽいしかなりいいな……
-
>>804の書き込みをした人です。
作品を書き終わるのにまだ、時間がかかりそうなので、投下は次スレになると思います。
すみません。
-
ブーン系小説読者の皆さん、大変に、本当に大変にご無沙汰しています。
10年くらい前に「内藤さんチのウチごはんのようです」を創作板で連載していた者です。
私生活でいろいろと事が落ち着いたので、久々に投下を考えていますが新しくスレを立てても良いでしょうか。
-
むしろ立てろ……いや立ててください
-
ありがとうございます。当時とは違ってPCからの投下になるため不慣れなところもありますが、よろしくお願いします<(_ _)>
ツンたち登場キャラの作中の設定は変えずにいこうと思います。
よろしければ「ξ゚⊿゚)ξ内藤さんチのウチごはんのようです」過去ログをご覧ください。
うわーいま見ると恥ずかしいな…。
-
おかえり!
-
お帰りなさい!!
ずっと待ってました!!
-
え、ご本人様??!
お帰りなさい!
嬉しいです!!!
-
はい、作者本人です。懐かしいですねーこの雰囲気( ^ω^)
ちょっとテストさせてくださいね。
ξ゚⊿゚)ξ ζ(゚ー゚*ζ ('A`) 川 ゚ -゚) ノパ⊿゚) *( ‘ ‘ )* 从 ゚∀从
lw´‐ _‐ノv 川 ゚ 々゚) o川*゚ー゚)o ( ^Д^)
崩れてないですか、どうですか?
-
崩れてませんよtoスマホ
-
最近投下が落ち付いてきたから聞いてみよう。
最近の作品だと何が好きだ?
俺は('A`)ミ,,゚Д゚彡( ゚д゚ )男三匹屋根の下のようですと異界大戦記のようですとξ゚⊿゚)ξ内藤さんチのウチごはんのようです
が好きだ
-
ネトゾンと流石探偵事務所かなぁ
勢いは落ち着いてきたとはいえ投下ペース早い作品多くて嬉しいよね
-
異界大戦記がアツイ
-
現行だったら、インターネットゾンビと神様にでもなったつもりかなぁ
ロングランすぎて最近と言っていいか分からないけど、ブラコンも好き
-
アカウントまで作ったあの作品あげてやれよ
-
プラスチックの心臓が好きだな
-
流石探偵、プラスチックの心臓かな
短編ならラトヴイームが好きだった
プラスチックは最終話まで書き終わってるらしいから楽しみ
-
ラトヴイームは一気に投下されただけで短編ではないと思う
-
敢えて絞るなら、わんだーらんど、かんたん、クソバカ学園、ブラコン、神様にでも、夢を見た青年辺りが好みかな
3分の2くらいは追えてる気がする
でっちゃりとハッピーバースデイと大戦記はこれから読みたい
-
投下します!
恐らく>>980を踏むので、次スレは投下後に立てます。
-
( ^ν^)「お前、今なんつった」
自慢じゃないが、俺ほど不健康そうに見える男はそういない。
痩せぎすの体に落ち窪んだ目。あらゆるものを嘲笑い続け、上がったまま戻らなくなった口角。
溌剌だとか明朗快活とは真逆の陰キャ代表格。
対して、目の前のこいつは違う。
まず体格がいい。まぁふくよか過ぎるのも健康的とは言えないが、こいつの能天気な笑顔を見ているとそんなことはどうでもよくなる。
いつもにこにこ笑いやがって、お前はいいよな。悩みがなさそうで羨ましいよ。
俺がそう言った時、困ったように浮かべる苦笑いですら、降り注ぐ日差しのように暖かかった。
( ^ω^)「だから、僕、もうすぐ死ぬんだお」
一節一節、諭すように口遊む言葉が、心臓に容赦なく突き刺さった。
( ^ν^)シュレディンガーの遺書のようです
.
-
俺は見た目のわりに健康体で、病院に来ることなんて初めてだった。
受付で「内藤ホライゾンの見舞いです」と告げる。しどろもどろと面会手続きを終えたあと、教えられた病室へ向かった。
入院理由は聞かなかった。どうせ骨折か何かだろうと、大したことはないだろうと、そう思っていたから。
なのに、なんだそれ。
死ぬって、死ぬってなんだ。おい、ふざけるにも限度があるだろ。笑えねえよ、流石にそれは。
( ^ν^)「……なんで」
( ^ω^)「僕、病気なんだってお。もう治る見込みもないらしいお」
内藤が口にした病名は、聞いたことのないものだった。馴染みがない響きの上に長ったらしくて、覚えることは諦めた。
とても珍しく、命に関わる病気だという情報だけが、脳に染み込んでいった。
-
内藤が笑う。見慣れた笑顔がそこにあった。出過ぎた腹がパジャマを押し上げている。
お前、だからダイエットしろって言っただろ。デブは百害あって一理なしって何度も言っただろうが。
どうしようもないやるせなさが、八つ当たりとして飛び出るのをぐっと堪える。それが言うべきことじゃないくらい、俺にだってわかる。
( ν )「……馬鹿野郎」
机の上にはノートパソコンがあった。内藤の家で何度も見た、こいつの自慢の相棒。
そしてその先に繋がれたペンタブレットも目に入り、脱力した。
こいつ、この非常時に、まだ絵なんて描いてやがる。
( ν )「なんで、早く言わない。心の準備とか、あるだろうが……普通……」
( ^ω^)「ごめんお。ニュッ君なら大丈夫かなあ、って」
大丈夫なわけあるか! 怒鳴りつけたかったのに、俺の喉は震えっぱなしで、言葉一つ出なかった。
-
内藤と出会ったのは高校生の時だった。
最初に話したきっかけはなんだったか。流石に記憶にないが、席が近かったことは覚えている。グループワークの時にでも話したんだろう。
内藤も俺と違わず内向的な奴だった。俺達は自然とつるむようになり、共に教室の隅でひっそりと息をしていた。
恥を忍んで言う。俺の人生において友人と呼べるのは、内藤ホライゾンという男ただ一人だけだ。
仕方がないだろう。こんな皮肉屋で、人の気持ちもわからず、そのくせ孤独は耐えられない、中途半端な糞野郎なんて。誰が好き好んで友達になりたいと思う?
「ニュッ君って絵がうまいんだおね!」きらきらと輝く目でそう言われた時、俺がどんなに驚いたか。どんなに嬉しかったか。
-
ノックの後、返事を待たずドアを開ける。スライド式のドアの向こうでは、昨日と同じように内藤がベッドで寝ていた。
( ^ω^)「ちょっと、ノックくらいするお。着替え中だったらどうしてくれるんだお」
( ^ν^)「お前の着替えなんか見たくもねえ」
( ^ω^)「いや〜ん、ニュッ君のエッチィ!」
( ^ν^)「キッショ」
ふざけた会話の最中、さりげなさを装って机に籠を置いた。
内藤は目ざとくそれを見つけて、中の果物に目を輝かせる。お前、少しは節制しろ、この馬鹿。だからデブになるんだよ、馬鹿。
実感が湧かない。こいつが、果物を舐めるように見ているこいつが、病気?
-
( ^ν^)「なあ、お前、絵描いてんの」
( ^ω^)「お? そうだお、暇だし」
( ^ν^)「ツイッターでも、入院したってツイートしてたよな」
( ^ω^)「うん。まあ、詳細は言ってないけど」
( ^ν^)「言ったほうがいいんじゃねえの? なんつーかさ」
( ^ν^)「そういうの、フォロワーなら知りたいんじゃね。知らんけど」
この時の言葉を、俺は今でも後悔している。
.
-
俺の助言通り、内藤はSNSで現状を報告した。
別に内藤はインフルエンサーではない。フォロー数に対してフォロワー数は半分にも満たない、どこにでもある小さなアカウントだ。
たまに絵を載せているのは知っていたが、ほとんど身内同士で褒め合っているような状況で、はたから見れば正直何の面白みもない。
ただ、その知り合いだとかいう奴等が、内藤の現状を知らずのほほんと生きていることが腹立たしかった。俺が報告を勧めたのはそういう理由だった。
結果、反響はあった。ただそれは俺の予想を遥かに超えていた。
報せを聞いた内藤の知り合いがショックを受ける。これは予想通り。
そいつらが内藤の絵を拡散し、あちこちに広がり、外からも反響を得る――これは予想外だった。
『不治の病で余命いくばくもない青年が、命を削って絵を描いている』そんな触れ込みで。
連想ゲームとはこんなに捩じれるものかと呆気に取られた。余命いくばくもないのは事実としても、命を削るとはどういうことか。命を削って絵を描く人間が、果物の汁をペンタブにぶちまけるものか。
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この騒ぎに戸惑っていたのは内藤だった。
フォロワー数はフォロー数の何倍にも膨れ上がり、見知らぬ人間から励ましのコメントが続々と届いた。
最初はその一つ一つに丁寧に返信していたものの、数が多いため断念したらしい。
(; ^ω^)「僕、みんなが満足するような、すごい絵なんて描けないお」
( ^ν^)「いいんだよ。上手いとか下手とか関係ないから。あいつらはお前の描いた絵ならなんでもいいんだ」
事実、内藤の絵は飛びぬけて上手いとは言い難い。
絵心のない人間が見れば上手いと賞賛するかもしれない。ただ有名絵師だとか本職のイラストレーターの中に放り込めば、あっという間に埋もれてしまう。その程度だ。
( ^ω^)「最近は休み休みでしか描けなくなったけど、みんな励ましてくれるお。優しい人ばかりだお」
( ^ν^)「……ん」
-
内藤はいつの間にかブログを始めていた。
どれも病院食におやつが出ただの散歩中に花を見つけただの、他愛ない内容だ。
それでも色々な人間に読まれていたのは、内藤の人柄に惹かれた奴が多かったからだろう。
バズってから数か月経ち、大多数の人間は冷めてしまったものの、根強く内藤を見守る人間も多かった。
ブログに俺が登場したのはいつからだっただろう。
俺の名前やアカウントを記載してもいいかと聞かれた。拒否する理由もなかったので、二つ返事で了承した。
内藤に向けられていた視線が、僅かながら俺にも向けられるようになった。
そうすると俺のフォロワーも増えた。一方的に見ていた絵師からフォローバックされた時は流石に飛び上がった。
内藤のおまけ扱いは癪だったが、一山いくらのような俺の絵も褒められる機会が増えたことは、まあまあ気分がよかった。
-
( ^ν^)「内藤」
( ^ω^)「……」
( ^ω^)「……ん? ごめんお、ちょっとぼんやりしてたお」
月日が経つにつれて、内藤の体調は悪くなった。
体力もなくなり日課の散歩もできなくなった。内藤のブログは、ろくに食べられない毎日の献立と絵の進捗だけの、前よりも一層つまらないものになった。
言いたいことはあった。言うべきだと知っていた。それを伝えるための時間が、もうほとんど残されていないことも。
「ありがとう」たったの五文字なのに。
「友達になれてよかった」何度も言おうとしたのに。
( ^ν^)「……いや、なんでもねえ」
俺は最後まで俺のままだった。
.
-
それからほどなくして、内藤は死んだ。
ナースコールが押されなかった部屋で、たった一人。
無責任な観衆の賞賛を浴びながら、ひっそりと、そいつらが知らないところで生を終えた。
.
-
ξ ゚⊿゚)ξ「これ、お兄ちゃんが書いた遺書」
内藤の妹は、あいつと血が繋がっているとは思えないほど冷徹な女だった。
思い出すのは、内藤の家に遊びに行った時に浴びせられた、刺すような視線。
陳腐な表現だが、ゴミを見るような目をしていた。
俺はこいつが嫌いだった。
頬に涙の跡が残っているのを見て「こいつにも身内の死を惜しむ情があるのか」と思うくらいには。
ただ、嘲笑ってやるほどの余裕は、今の俺にはなかった。
ξ ゚⊿゚)ξ「宛名は書いてなかったけど……それはきっと、あなた宛てだから」
紙を渡したあとも、内藤妹は黙って俺を見ていた。
その視線に気持ち悪さを感じた。じっとりと絡みつくようで居心地が悪かった。
俺は挨拶もそこそこに、渡された封筒を抱えてその場を離れた。
-
そもそも俺宛てとはどういうことだろう。宛名がないのに、なぜ俺宛てだとわかる?
折り畳まれた紙はどこにでもあるようなコピー用紙だった。内藤が打ち込んだ文章を内藤妹が印刷したのだろう。
( ^ν^)(あいつの遺書……)
俺宛てだという、あいつの最後の言葉。
何が書いてあるのだろう。別れの言葉か。「今までありがとう」なんて感謝だろうか。
そんな呑気な考えは、紙を開いた瞬間一気に消え失せた。
『拝啓、僕の親友へ。
僕はお前のことが大嫌いだった。』
.
-
『いきなりこんなこと言われてびっくりしたかな? 申し訳ないけど、最後まで読んでほしい』
『お前はいつも僕を馬鹿にしていたね。高校の頃からずっと、何かにつけて僕を下に見てた。
「お前はいつも幸せそうだな、どうせ悩みなんてないんだろ」なんて言ってたのを覚えてるか?』
『ちっとも幸せじゃなかったよ。その頃僕の親父が浮気して、家の雰囲気が最悪だったなんて知らなかっただろ?
まあ、言わなかったんだけどさ。お前に言ったところで「俺はもっと不幸だぜ」なんて言い返してくるのが目に見えるからな』
-
『今でも覚えてるよ。お前が何かにつけてダメ出ししてきたこと』
『この色使いはおかしい、このデッサンは狂ってる、ああしろだのこうしろだの。
いつも僕の絵にありがたい感想をくれたよな。本当に迷惑だったよ。
言い返したら「お前がもっと上手くなるために言ってやってる」の一点張りだったことも覚えてる』
『お前は「世の中ルッキズムだから俺みたいな不細工は生きづらい」「どいつもこいつも徒党を組んで馴れ合ってばかり」だの責任転嫁してたよな』
『全部その性格のせいなのに。そんな性格だから好かれてなかったのに』
『お前が幽霊みたいにまとわりついてくるから、誰も僕の周りに寄ってこなくなった』
-
『僕が病気だって言った時、自分がどんな顔してたのか知ってるか?』
『笑ってたよ。自分より不幸な奴が現れたことが嬉しくて仕方ないって、そんな笑顔だった』
『どうせ気付いてなかったんだろ? お前は自分にしか興味がないくせに、自分を顧みることはしないから』
『ああ、お前が好きだった絵師、僕にDMを送ってきたよ。金の話ばかりだった。
日記漫画では女の代理キャラを使ってたけど、実際は男なんだってさ。残念だったな』
なんだこれは。
なんなんだ、これは。
指が震える。力が入らない。
-
『どうせ死ぬなら何でもしてやろうと思ったんだ。だからお前の案に乗った。
まさかこんなに有名になるとは思わなかったけど』
『僕のおこぼれでチヤホヤされてどうだった? 楽しかった? 気持ちよかった?』
違う。
俺は内藤の親友だった。
あいつがもう助からないなら、せめて最後に思い出を作ってやろうと思ったんだ。
だから絵を描けって言ったんだ。せっかくバズったんだから、見てもらえるうちに描けって。闘病漫画なんかウケるんじゃないかってアドバイスまでしてやった。
それをおこぼれってなんだよ。何様のつもりだよ。俺のおかげで有名になれたくせに。
……あれ?
-
『ブログにも本音を書いたよ。予約投稿だからそのうち投稿される。
今まで僕やお前をチヤホヤしてくれた人達はどう思うかな?
もしかしたら名前や住所も特定されるかもしれないね。今流行りのネットリンチってやつ?』
『お前の友達なんてどこにもいない。
うんうんって頷いて話を聞いてくれる、都合のいい存在もいない』
『お前はこれからもずっと孤独だよ。お前みたいに他人を愛せない人間が、誰かに愛されることなんてない』
『僕はお前を許さない』
『死ぬまで苦しめ。ざまあみろ』
-
手から遺書が滑り落ちる。
この期に及んで、俺の脳裏に浮かんだのは、
「自分の理解者など最初からいなかったのだ」と、どこまでも自分本位な感想だった。
.
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投下は以上です。ありがとうございました!
今からスレ立ててきます。
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おつおつ!なんて残酷な真実だろうか……。きちゃない人間の暗部が見えて良かったです。
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乙
うーむ重い
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乙!某事件が垣間見えて良かった
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乙
-
乙
おお…オチが全てを物語っている
次スレ立ても乙です
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乙乙
このツンちゃんお兄ちゃん子なんだろうな…
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乙
ブーンの性格の悪さが際立って正直ニュッの方が可哀想に感じるな
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え!?
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ブーンも内向的ってとこがなんか好きだ
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>>989
え?
-
>>988俺もそう感じた
ニュッもこのSNS時代に直接お見舞いに行って果物差し入れする程の誠意は見せてるのにね
「気持ちは言葉にしないと伝わらない」どころか「言葉にしない限りは絶対に誠意は受け取らない」とでもいうのか・・・
-
なるほどこういう思考の奴らがいるわけだ
-
え、だってこのブーンってニュッを傷つける為にここまでの仕込みをしたってことでしょ?
ニュッが自分を親友だと思っていることも計算した上で弁解する余地も残さず、人生最後の時間を復讐のために使って
ニュッに非がないとは言わないけど、純粋に怖くない?
-
感想議論中すまねえすまねえ……
せっかく作ったんで目次の投下させてください
-
前スレ
( ´∀`) ブーン系小説&イラスト練習総合案内所
https://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/internet/21864/1624026443/
982-985
総合短編&イラスト目次
998-1000
無題 《( ^ω^)悪夢を見る弟とその兄》
-
【総合短編】
>>23-33
ふれあいのようです
>>48-65
爪
>>75-80
無題 《(`・ω・´)5月23日に、お待ちしております。》
>>120-126
無題 《lw´‐ _‐ノv保健室に行きたい》
>>132-156
『しぃさま』を誰も知らないようです
>>179-188
無題 《('、`*川嘆きの結末》
>>192-197
無題 《( ・∀・)('A`)漫才「夫婦仲」》
>>209-212
何でもない話のようです
>>265-268
無題 《('A`)( ^ω^)チキチキキャノンボール》
お題:曲がりなりにも
>>329-335
( ^ω^)は毎晩お月見するようです
お題:お月見
>>336
ブーン系コラボカフェのようです
お題:バーガー
>>410-421
('A`) 痔☆エンドのようです
>>501-509
からっぽのいいねのようです
-
>>530-537
彼女だけが知っているファン一号、のようです
お題:歌う、ラムネ
>>554-557
待っててね、のようです
>>595-614
エロ同人みたいに催眠術のようです
>>654-684
無題 《( <●><●>)( ><)漫才「春と言えば」》
>>697-721
('A`)セックスを神頼みしたようです
>>726-734
疑似恋愛のようです
>>739-744
それはきっと恋ではないようです
>>748-769
( ^ν^)みんなのくるしみるーむのようです
>>772-793
( ^ν^)山田デレは垢抜けたいようですζ(゚ー゚*ζ
>>809-819
世界で一番幸せな執着のようです
>>837-847
( ^ω^)アデリーペンギンのようです
お題:ペンギン、肉、少年
>>867-870
無題 《ミセ*゚ー゚)リ雨女とお母さん》
>>877-893
ドクオくんはおしまいのようです
>>907-932
('A`)騒がしい放課後のようです
>>961-981
( ^ν^)シュレディンガーの遺書のようです
-
【イラスト】
>>87
お題:ハーフ&ハーフ
お題:マヨネーズ
>>207
百物語漫画
>>305
お題:パニックール
>>311
お題:クラッシュール
>>314
お題:ファッキュート
お題:ヒートテック
>>335
お題:お月見
>>336
お題:バーガー
>>379
お題:おいしいごはん
お題:ゲテモノ
>>829
お題:ワイングラス
>>861
お題:ランドリー
>>865
お題:魔女
>>898
お題:初夏
>>900
お題:晴天
>>940
お題:( ^ν^)('、`*川+食べ物
お題:( ・∀・)+救済
-
VIP総合(5月27日〜5月28日)
https://mi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1653644615/
61-80
ミセ*゚ー゚)リ噂をすれば影のようです
お題:晴れの日、噂話
VIP総合(5月28日〜6月1日)
https://mi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1653730021/
105-125
無題 《川 ゚ -゚)異常な家系》
お題:8歳の母親と息子
152-159
無題 《('A`)寝ることが好きだった男の話》
180-195
( ^ω^)サンサーラのようです
お題:8歳の母親と息子
230-240
('A`)ピーマン仮面のようです
お題:ピーマン、仮面
326-337
( ^ω^)マカロニのようです
お題:悪夢、マカロニ
387
無題 《(,,゚Д゚)マグイたれ》
397-400
無題 《( ´_ゝ`)が考えた怖い話》
VIP総合(6月3日〜6月4日)
https://mi.5ch.net/test/read.cgi/news4vip/1654251076/
※短編投下無し
以上です。
もし抜けがあったらごめんなさい。
すべての作者、絵師、ブーン系民に乙を。
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