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( ^ω^)は伝説になるようです
11
:
名無しさん
:2019/04/27(土) 06:31:17 ID:YXJvIZpIO
そう訊ねる他なく、不安げに発した彼女に対し、肩越しに振り返った男――ブーンはにこやかに自己紹介する。
( ^ω^)「僕はブーンだお」
そう名乗ってから視線を降ろし、
「で、こっちが相棒のドクオ」
と足下を這う金属の生き物を彼が紹介する。
( 'A`)ノ「ヨッ。別嬪だなねーちゃん。
あんたが倒れていたところを俺が発見していま運んでいる最中な訳よ。ここまではおk?」
川;゚ -゚)「あ…ああ……なるほど把握した」
軽口を叩く奇妙な機械と、同じく妙な男──とはいっても、相手の素性をまだ知らぬ所為ではあるか。説明されるがままこくんと彼女は頷いた。
( ^ω^)「別に怪しいものではないからそう緊張しなくてもいいお」
川 ゚ -゚)「……だろうな。君の顔を観るからにどうみたって私を襲う程の度胸があるとは思えない」
(;^ω^)「ちょwwヒドスwww」
突然冷静になるや辛辣な言葉を浴びせられずっこけそうになるブーン。
川 ゚ -゚)「ああ済まない。自他共に私は表裏のない性格と呼ばれているのだ」
(;^ω^)「……ああハイハイそういう事ね。オーケーオーケイ、その様子なら命に別状はなさそうだお。もう降ろしてもいいかお?」
川 ゚ -゚)「君はこんなうら若き乙女に歩けというのかい? なんと鬼畜な……」
(;^ω^)「もうやだなんなのこのひと……」
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